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  1. 山陽小野田市議会 2020-03-25
    03月25日-06号


    取得元: 山陽小野田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-28
    令和 2年 3月定例会(第1回)令和2年山陽小野田市議会(第1回定例会)会議録令和2年3月25日     午前10時25分 開議議員定数 (22名) 現員数     (22名) 出席議員 (22名)     議 長  小 野   泰 君     副議長  矢 田 松 夫 君     議 員  伊 場   勇 君     議 員  大 井 淳一朗 君     議 員  岡 山   明 君     議 員  奥   良 秀 君     議 員  河 﨑 平 男 君     議 員  河 野 朋 子 君     議 員  笹 木 慶 之 君     議 員  水 津   治 君     議 員  杉 本 保 喜 君     議 員  髙 松 秀 樹 君     議 員  恒 松 恵 子 君     議 員  中 岡 英 二 君     議 員  中 村 博 行 君     議 員  長谷川 知 司 君     議 員  藤 岡 修 美 君     議 員  松 尾 数 則 君     議 員  宮 本 政 志 君     議 員  森 山 喜 久 君     議 員  山 田 伸 幸 君     議 員  吉 永 美 子 君 欠席議員 ( 0名)          事務局職員出席者 局     長   沼 口   宏 君 主査兼庶務調査係長 島 津 克 則 君 議 事 係 長   中 村 潤之介 君 書     記   原 田 尚 枝 君説明のため出席した者 市     長   藤 田 剛 二 君 副  市  長   古 川 博 三 君 総 務 部 長   芳 司 修 重 君 企 画 部 長   清 水   保 君 地域振興部 長   川 地   諭 君 市 民 部 長   城 戸 信 之 君 福 祉 部 長   兼 本 裕 子 君 経 済 部 長   河 口 修 司 君 公営競技事務所長  桶 谷 一 博 君 建 設 部 長   森   一 哉 君 大学推進室 長   大 谷 剛 士 君 総合事務所 長   堤   泰 秀 君 教  育  長   長谷川   裕 君 教 育 部 長   尾 山 邦 彦 君 病院事業管理者   矢 賀   健 君 病院局事務部長   國 森   宏 君 水道事業管理者   今 本 史 郎 君本日の会議に付した事件日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 同意第3号から同意第5号までの3件を一括上程、提案理由の説明、質疑、討論及び採決同意第3号 山陽小野田固定資産評価審査委員会の委員の選任について同意第4号 山陽小野田固定資産評価審査委員会の委員の選任について同意第5号 山陽小野田固定資産評価審査委員会の委員の選任について日程第3 議案第25号の1件について委員長報告、質疑、討論及び採決(総務文教常任委員長報告)議案第25号 山陽小野田市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第4 議案第49号の1件について委員長報告、質疑、討論及び採決(総務文教常任委員長報告)議案第49号 山陽小野田市報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例の制定について日程第5 議案第22号から議案第24号まで、議案第39号から議案第42号まで、議案第48号及び議案第50号の9件について委員長報告、質疑、討論及び採決(総務文教常任委員長報告)議案第22号 山陽小野田公平委員会設置条例を廃止する条例の制定について議案第23号 山陽小野田職員定数条例の一部を改正する条例の制定について議案第24号 山陽小野田職員給与条例の一部を改正する条例の制定について議案第39号 山陽小野田市立小・中学校条例の一部を改正する条例の制定について議案第40号 山陽小野田市立幼稚園保育料徴収条例を廃止する条例の制定について議案第41号 山陽小野田市公民館条例の一部を改正する条例の制定について議案第42号 山口県市町総合事務組合の共同処理する事務及び規約の変更について議案第48号 山陽小野田市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当支給条例の一部を改正する条例の制定について議案第50号 山陽小野田市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第6 議案第13号から議案第15号まで、議案第18号、議案第26号から議案第35号まで、議案第45号及び議案第46号の16件について委員長報告、質疑、討論及び採決(民生福祉常任委員長報告)議案第13号 令和2年度山陽小野田国民健康保険特別会計予算について議案第14号 令和2年度山陽小野田介護保険特別会計予算について議案第15号 令和2年度山陽小野田後期高齢者医療特別会計予算について議案第18号 令和2年度山陽小野田病院事業会計予算について議案第26号 山陽小野田市支所及び出張所設置条例の一部を改正する条例の制定について議案第27号 山陽小野田介護保険条例の一部を改正する条例の制定について議案第28号 山陽小野田地域福祉基金条例を廃止する条例の制定について議案第29号 山陽小野田家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について議案第30号 山陽小野田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について議案第31号 山陽小野田放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について議案第32号 山陽小野田児童クラブ条例の一部を改正する条例の制定について議案第33号 山陽小野田児童発達支援事業所条例の一部を改正する条例の制定について議案第34号 山陽小野田次世代育成支援対策推進協議会条例を廃止する条例の制定について議案第35号 山陽小野田国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について議案第45号 令和2年度山陽小野田国民健康保険特別会計補正予算(第1回)について議案第46号 令和2年度山陽小野田介護保険特別会計補正予算(第1回)について日程第7 議案第12号、議案第16号、議案第17号、議案第19号から議案第21号まで、議案第36号から議案第38号まで及び議案第47号の10件について委員長報告、質疑、討論及び採決(産業建設常任委員長報告)議案第12号 令和2年度山陽小野田駐車場事業特別会計予算について議案第16号 令和2年度山陽小野田地方卸売市場事業特別会計予算について議案第17号 令和2年度山陽小野田小型自動車競走事業特別会計予算について議案第19号 令和2年度山陽小野田水道事業会計予算について議案第20号 令和2年度山陽小野田工業用水道事業会計予算について議案第21号 令和2年度山陽小野田下水道事業会計予算について議案第36号 山陽小野田漁港管理条例の一部を改正する条例の制定について議案第37号 山陽小野田地方卸売市場条例の制定について議案第38号 山陽小野田都市公園条例の一部を改正する条例の制定について議案第47号 令和2年度山陽小野田地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1回)について日程第8 議案第11号、議案第44号、議案第51号及び議案第52号の4件について委員長報告、質疑、討論及び採決(一般会計予算決算常任委員長報告)議案第11号 令和2年度山陽小野田一般会計予算について議案第44号 令和2年度山陽小野田一般会計補正予算(第1回)に       ついて議案第51号 令和元年度山陽小野田一般会計補正予算(第8回)について議案第52号 令和2年度山陽小野田一般会計補正予算(第2回)について日程第9 議員提出議案第1号及び議員提出議案第2号の2件について委員長報告、質疑、討論及び採決議員提出議案第1号 山陽小野田市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について議員提出議案第2号 地方自治法第180条第1項の規定による市長専決処分事項の指定について日程第10 閉会中の調査事項について────────────午前10時25分開会──────────── ○議長(小野泰君) おはようございます。ただいまの出席議員数は22名で会議定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 議事日程は、お手元に配付してありますとおり進めてまいります。──────────── △日程第1会議録署名議員の指名 ──────────── ○議長(小野泰君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、長谷川議員、藤岡議員を指名いたします。 ただいま、山田議員から緊急質問の申し出がありました。山田議員の緊急質問の件を議題とし採決いたしますが、採決の前に質問が緊急を要するとき、その他真にやむを得ないと認められる理由について、提出者から説明を求めます。山田議員。 ◎議員(山田伸幸君) おはようございます。一昨日、議会の全員協議会の場で市長も出席をされて、小野田中央青果破産申し立ての報告がされました。 全員協議会で一定の質疑をされましたが、本市にとって大変重要な問題であり、本来的には、この本会議の場で質疑を行うべきであるということ。 2点目として、一昨日では明らかでなかった問題が新たに判明をした重大な疑惑があります。今後、破産申し立てがされれば、議会として事実関係の解明が難しくなるような問題であります。 新たな事実とは、昨日、私自身が大手の債権業者のところで聞いた話が、先日の全員協議会の場の話とは違っていたという点であります。 以上で、緊急質問をぜひとも実現させたいと考えて提案しました。 ○議長(小野泰君) それでは、採決いたします。山田議員の緊急質問に同意の上、日程に追加し、直ちに発言を許可することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 起立少数であります。よって、山田議員の緊急質問を日程に追加し、直ちに発言を許可することは否決されました。──────────── △日程第2同意第3号~第5号 ──────────── ○議長(小野泰君) 日程第2、同意第3号山陽小野田固定資産評価審査委員会の委員の選任についてから同意第5号山陽小野田固定資産評価審査委員会の委員の選任についてまでの同意3件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。藤田市長。(市長登壇) ◎市長(藤田剛二君) 皆様、おはようございます。 それでは、ただいま上程されました、同意第3号から同意第5号までの固定資産評価審査委員会の委員の選任について、御説明いたします。 現固定資産評価審査委員である山下義晴氏、渡部学也氏及び市村雄二郎氏の任期が令和2年5月30日をもって満了するため、後任委員を選任するに当たり、議会の同意をお願いするものであります。 慎重に人選した結果、渡部氏及び市村氏につきましては、再び選任したいと思います。 渡部氏は、平成29年5月に就任され、不動産鑑定士として地方自治体の固定資産評価替えに携わっておられる経歴から、委員としてその知識及び経験を十分に生かして、適正かつ公平な固定資産の価格の決定を保障する固定資産評価審査委員会の委員として公平公正な審査を行っていただきました。 また、市村氏は、平成29年5月に就任され、元自治体職員としての豊富な行政経験を生かして、納税者の声を真摯に受けとめ、適正かつ公平な固定試算の価格の決定を保障する固定資産評価審査委員会の委員として公平公正な審査を行っていただきました。 このたび、任期満了を迎えるに当たり、渡部氏及び市村氏につきましては、その知識と経験を生かして、引き続き本市の税務行政にお力をお貸しいただきたいとお願いしたところ、快くお引き受けいただきました。 山下氏の後任委員の選任には、中国税理士会山口支部連合会厚狭支部から推薦を受けました平岡敏行氏を選任したいと思います。 平岡氏は、本市で税理士として税務行政に関する分野に携わっておられる経歴から、本市固定資産評価審査委員会の委員として適任であると考えます。 以上、御審議のほどよろしくお願いいたします。 なお、任期満了となります山下氏におかれましては、委員就任以来、本市の固定資産税に係る課税事務の推進に多大なる御貢献を賜りました。その御労苦に対し、ここに深甚なる敬意と謝意を表すとともに、今後の御健勝と御活躍をお祈りいたします。(市長降壇) ○議長(小野泰君) 市長の提案理由の説明が終わりました。 お諮りいたします。ただいま議題となっております同意3件は、人事案件でありますので会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、ただいま議題となっております本3件は、委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより議題となっております同意3件について質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決のついては1件ずつ行います。 同意第3号山陽小野田固定資産評価審査委員会の委員の選任について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、同意第3号について採決いたします。本件はこれに同意することに決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は同意することに決定いたしました。 同意第4号山陽小野田固定資産評価審査委員会の委員の選任について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、同意第4号について採決いたします。本件はこれに同意することに決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は同意することに決定いたしました。 同意第5号山陽小野田固定資産評価審査委員会の委員の選任について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、同意第5号について採決いたします。本件はこれに同意することに決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は同意することに決定いたしました。(伊場 勇君、水津 治君、松尾数則君退場)──────────── △日程第3議案第25号 ──────────── ○議長(小野泰君) 日程第3、議案第25号山陽小野田市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。 本件に対し、総務文教常任委員長の報告を求めます。河野委員長。(河野朋子君登壇) ◎総務文教常任委員長(河野朋子君) おはようございます。3月定例会におきまして、本委員会に付託されました議案について、3月11日に委員全員出席のもと委員会を開催し、慎重審査いたしましたので、その内容を報告いたします。 議案第25号山陽小野田市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。 その概要は、消防団員の処遇改善を図るため団長、副団長、分団長、副分団長、部長の年報酬を各1,500円、班長、団員の年額報酬を各2,000円増額するものです。 審査によって明らかになったことは、変更金額については近隣市とあわせたということ。また、部長と班長の金額については、地方交付税の算定基準に基づいて同額としたということ。定数は485名ですが、実員は436名で、欠員が出ているということでした。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 以上で、報告を終わります。(河野朋子君降壇) ○議長(小野泰君) 総務文教常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、議案第25号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。(伊場 勇君、松尾数則君入場)──────────── △日程第4議案第49号 ──────────── ○議長(小野泰君) 日程第4、議案第49号山陽小野田市報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。 本件に対し、総務文教常任委員長の報告を求めます。河野委員長。(河野朋子君登壇) ◎総務文教常任委員長(河野朋子君) それでは、議案第49号山陽小野田市報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例の制定について報告いたします。 概要は、行政委員会委員である監査委員、教育委員、農業委員等の報酬に対する5%の減額措置を廃止するもの及び附属機関等委員の報酬の額を4,000円とするものです。 審査によって明らかになったことは、現在、2,000円となっている報酬を近隣市の状況から4,000円とする。施行日は4月1日である。また対象となる委員は、教育委員、農業委員、監査委員、固定資産評価委員、各附属機関として登録されている委員会であるとのことでした。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 以上で、報告を終わります。(河野朋子君降壇) ○議長(小野泰君) 総務文教常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、議案第49号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。(水津 治君入場)──────────── △日程第5議案第22号~第24号・第39号~第42号・第48号・第50号 ──────────── ○議長(小野泰君) 日程第5、議案第22号山陽小野田公平委員会設置条例を廃止する条例の制定についてから議案第24号山陽小野田職員給与条例の一部を改正する条例の制定についてまで、議案第39号山陽小野田市立小・中学校条例の一部を改正する条例の制定についてから議案第42号山口県市町総合事務組合の共同処理する事務及び規約の変更についてまで、議案第48号山陽小野田市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当支給条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第50号山陽小野田市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についての議案9件を一括議題といたします。 本件に対し、総務文教常任委員長の報告を求めます。河野委員長。(河野朋子君登壇) ◎総務文教常任委員長(河野朋子君) それでは、引き続き報告いたします。 まず、議案第22号山陽小野田公平委員会設置条例を廃止する条例の制定についてです。 その概要は、山陽小野田市公平委員会の事務を山口県市町公平委員会へ移行することに伴う山陽小野田市公平委員会の廃止及び所要の改正を行うものです。 審査によって明らかになったことは、公平委員会は職員の給与、勤務時間その他勤務条件に関する職員からの措置要求を審査、判定し、必要な措置をとることや職員に対する不利益な処分についての職員からの不服申し立てに対する裁決、または決定をしたり職員からの苦情の処理をしたりするものです。 また、市町総合事務局へ移行する理由としては、1、これまで14年間に審査等がないこと。2、より高度な中立性と独立性が期待できること。3、令和2年度からの会計年度任用職員が導入され、対象職員が増大すること。4、職員からの申し立て等が行われた場合、通常の監査業務と並行して審査等を行うことは難しいとの理由によるためです。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第23号山陽小野田職員定数条例の一部を改正する条例の制定についてです。 概要は、山陽小野田市公平委員会の事務を山口県市町公平委員会へ移行することに伴うもののほか、あわせて臨時職員制度会計年度任用職員制度に移行することに伴う所要の改正を行うものです。 審査によって明らかになったことは、公平委員会事務局の職員1名を監査委員事務局に加え、3名とするということ。また、監査委員事務局の職員の人数は変わらないということです。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 続きまして、議案第24号山陽小野田職員給与条例の一部を改正する条例の制定についてです。 概要は、住居手当のうち職員等が新築し、または購入した住宅であって、新築または購入した日から5年間を経過していないものに係る住居手当、月額2,500円の支給を廃止するものです。 審査によって明らかになったことは、手当が支給されているものは、12月現在で25名であるとのことです。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第39号山陽小野田市立小・中学校条例の一部を改正する条例の制定についてです。 概要は、令和2年4月に埴生小学校と埴生中学校が施設一体型の学校になることに伴い、埴生小学校と埴生中学校の所在地を変更するものです。 審査によって明らかになったことは、埴生小学校と埴生中学校が供用する事務室、職員室や校長室がある新校舎が存在する「大字埴生280番地」に変更するということです。 移転そのものに問題があるが、本議案については単に番地の変更なので賛成をするとの討論があり、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 続きまして、議案第40号山陽小野田市立幼稚園保育料徴収条例を廃止する条例の制定についてです。 概要は、子ども・子育て支援法の改正に伴い、令和元年10月1日以降、3歳から5歳の保育料が無償化されたことに伴い、条例を廃止するものです。 審査によって明らかになったことは、施行日は公布の日からとし、条例の廃止に伴い施行規則も廃止をする。また、園児数は令和元年度が27名、令和2年度は22名の予定であるということです。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第41号山陽小野田市公民館条例の一部を改正する条例の制定についてです。 概要は、新たな公民館の建設による埴生公民館の移転に伴い、公民館の位置、使用区分及び使用料の改正を行うものです。 審査によって明らかになったことは、住所を現公民館の住所「山陽小野田市大字埴生525番地1」から新公民館の住所で主たる事務室があり、建物の大半を占める「山陽小野田市大字埴生275番地」に変更するということ。また他の公民館の使用料の額をもとに、新しい公民館の各部屋の面積に応じて使用料の額を設定している。施行日は令和2年10月に予定しているが、全ての工事が完了していないため、規則で定めるとのことです。さらに、ことしの9月に引っ越し準備を行い、10月中に供用開始をする予定であるということ。 複合施設とした場合のメリットは、社会教育法上の公民館の利用制限が解除され、専ら営利を目的とする事業、特定の政党の利害に関する事業等に利用できるが、誰でも利用できるので、学校と隣接という位置にあることにより、デメリットにもなり得る。赤崎公民館との整合性を考慮して、複合施設ではなく公民館としたが、利用の拡大については地元との協議が必要となるとのことです。 討論はなく採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第42号山口県市町総合事務組合の共同処理する事務及び規約の変更についてです。 概要は、山口県市町総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少、共同処理する事務の構成団体の変更、これに伴う規約の変更をするものです。 審査によって明らかになったことは、令和2年4月1日から公平委員会の設置及び公平委員会の権限に関する対する事務を共同処理する団体に山陽小野田市を加えるということ。また、令和2年4月1日から会計年度任用職員制度の執行に伴い、規約中の文言を一部改正するとのことです。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第48号山陽小野田市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当支給条例の一部を改正する条例の制定についてです。 概要は、特別職報酬等審議会の答申を受けて5%の減額措置を廃止したものです。 審査によって明らかになったことは、報酬審からはこれまでの減額措置については、あくまで一時的なものであるべきだということで、今回の廃止という答申がなされました。 そして、報酬審の答申を受けて減額措置については全て廃止し、改めて市長以下、特別職5名については10%の減額をしたいという意向が示されたとのことです。その意向は、景気の先行きも不透明な中、来年度予算編成において公債費の大幅な増加、社会保障関連経費が引き続き増加傾向にあるという実情があり、市長として第二次総合計画の前期の基本計画の集大成に向けて、力強く取り組むためとのことです。市議会議員の5%カットの影響額は、共済を含めて855万6,000円である。 また、この議案を発送したのが2月12日で、報酬審の答申を尊重するということで発送をしたが、2月以降の新型コロナウイルスの影響により、この1カ月で状況は変わったということでした。 市民の今の状況を考え、この時期に議員の報酬を戻すというのは大きな問題がある。また、執行部は同じような答申を受けながら、財政状況の厳しさを理由に引き上げを行っておらず、議員だけ報酬の引き上げをするべきではないとの反対討論があり、採決の結果、可否同数で委員長裁決により否決すべきものと決しました。 次に、議案第50号山陽小野田市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。 概要は、職員の処分に伴い、市長及び副市長給料を4月から6月までの3カ月間20%減額するものです。 審査によって明らかになったことは、特別職のカットの基準はなく、あくまでも自戒であるということでした。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 以上で、報告を終わります。議員各位の慎重審議のほどよろしくお願いいたします。(河野朋子君降壇) ○議長(小野泰君) 総務文教常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決につきましては、1件ずつ行います。 議案第22号山陽小野田公平委員会設置条例を廃止する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、議案第22号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告とおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第23号山陽小野田職員定数条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、議案第23号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第24号山陽小野田職員給与条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、議案第24号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第39号山陽小野田市立小・中学校条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、議案第39号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第40号山陽小野田市立幼稚園保育料徴収条例を廃止する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、議案第40号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第41号山陽小野田市公民館条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、議案第41号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第42号山口県市町総合事務組合の共同処理する事務及び規約の変更についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、議案第42号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第48号山陽小野田市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当支給条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。水津議員。(水津 治君登壇) ◎議員(水津治君) 会派令和の水津治でございます。 議案第48号山陽小野田市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当支給条例の一部を改正する条例の制定について、会派を代表して賛成の立場で討論いたします。 本議案は、市長から諮問を受けた山陽小野田市特別職報酬等審議会が、市議会議員の議員報酬の額、市長等の給料の額及び行政委員会の報酬の額等について、総合的かつ客観的に検討され、公平かつ公正な立場で慎重に審議された結果に基づき、令和2年2月5日付の答申そのものが上程されたものと理解しております。 市長から諮問を受けた当該審議会の委員からの答申は、市民の代表として選ばれた方々のものであり、民意を反映したものと判断せざるを得ません。もちろん、お手盛りになってはいけないとする特別職等の報酬、給料等の決定原則に基づいたものであります。 さて、当審議会の答申には合併後14年間継続して減額措置がなされているが、本来、減額措置は一時的な措置であるべきであることや、現在の状況からは全て廃止することが妥当であると判断されております。ゆえに、この考えに議会からの意見を挟む余地はありません。 また、附帯意見としても市長等には記されていますが、議員においては、附帯意見は記されておりません。減額措置を含めた当該審議会の答申に基づく改正を民意と受けとめ尊重し、適切な対応がなされてきたと判断しております。このような一連の背景を重く受けとめ、賛成といたします。 しかし、本改正とは別に現下の社会現象、状況を鑑み、取り組まなければならない課題について申し上げます。 昨年の暮れ、中国において端を発した新型コロナウイルス感染症。日増しに拡大し、未知の現象との遭遇は今や世界各国に及んでいます。我が国においても、これまで経験したことのない緊急事態宣言、特別措置法やこれらを踏まえた予防対策と医療行為などが行われています。この感染症の蔓延により、多くの社会的、経済的機能に甚大な影響を与え、円滑な行財政運営はもとより、社会的、経済的に支障をもたらすことが想定されます。 国においては、感染拡大に伴う緊急経済対策を調整中であります。大幅な補正予算の編成も報じられております。本市において、まだ感染者が出ていないことに安堵することなく、しっかりとした対応策に取り組まなければなりません。 我々はこのような状況を踏まえ、関係者と真剣な協議を続けている現状ですが、まだ把握しがたいものも多くあり、今後の状況をしっかり見定め、効果的な対応を考えています。 最後に、市民の皆様の安全安心に少しでも貢献でき、見過ごされがちになる救済の必要な方々へ笑顔が届けられる円滑な行財政運営の確保に向けて、しっかり取り組んでいかれることを申し上げ、賛成討論を終わります。(水津 治君降壇) ○議長(小野泰君) ほかに討論はありませんか。中村議員。(中村博行君登壇) ◎議員(中村博行君) おはようございます。会派無所属でありますので、私の個人としての意思を表明したいということで討論を申し上げます。 議案第48号山陽小野田市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当支給条例の一部を改正する条例の制定について、賛成の立場から討論をいたします。若干、ただいまの討論と重複する部分もありますけども、御容赦願いたいと思います。 この議案は市財政の厳しい状況において、市議会議員報酬について長年報酬カットが続いていたものを今回、報酬審議会の答申を受け条例改正をし、カットを全てなくし、本来の報酬に戻そうとするものであります。 報酬審議会の委員の皆様方におかれましては、この答申を導かれましたことに対しまして、深甚なる敬意を表しますとともに、心より感謝申し上げます。そして、この答申を高く尊重する気持ちに変わりはありません。 しかしながら、報酬についての審議をされていた時点、また執行部におかれましても議案提出の時点において、現在、日本国内はもとより世界中が危機的状況にある新型コロナウイルスの感染拡大の想定はなかったものと推察いたします。まさに戦争と表現する専門家、スポーツイベントの世界最大の祭典であるオリンピック開催の行方さえ見えない状況、経済事情の混乱は言うまでもなく教育の分野までむしばまれております。市民も多くの制約を強いられております。政府もついに、30兆円超の財政出動を検討しているとの報道もございます。 こうした中、私たち議員に何ができるか、報酬をもとに戻すことに甘んじているだけでよいのでしょうか。既に、賢明なる議員の皆様方もお考えの範疇かとは思いますが、せめて、例えば政府のウイルス終息宣言が出、しかも経済が落ち着きを取り戻すまでなど、議会として執行部に対して予算執行を先延ばしにすることぐらいは一致して求めることができるのではないでしょうか。 議案第48号について賛成ではありますが、議員各位に対し、このことについて熟考、また再考していただけるよう訴えるものであります。また、議長の強いリーダーシップにも期待をするところであります。よろしくお願いいたします。 以上で、討論を終わります。(中村博行君降壇) ○議長(小野泰君) ほかに討論はありませんか。山田議員。(山田伸幸君登壇) ◎議員(山田伸幸君) 議案第48号山陽小野田市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当支給条例の一部を改正する条例の制定について、反対討論を行います。 さきに委員会において、反対討論をいたしました。これにて反対討論は行わない予定でありましたが、先ほどからの賛成討論を聞いていて、今の市民の状況、これが本当にわかっておられるのか、あるいは市の財政について真剣に検討がされた上での結論なのか、甚だ疑問を感じましたので討論を行うものであります。 市民の今の状況は、本当に深刻であります。仕事がない、仕事をしたくても材料が入ってこない、子供を持つ母親が仕事を休んで子供の面倒を見る、収入が激減、そういうことが大変多く広がっております。この時期に議員の報酬を戻すというのは、市民の納得を得られないと私はこのように考えております。 市長ほか執行部においては、同じような報酬審の答申を受けながら、現下の厳しい財政状況という理由を掲げて引き上げを行っておりません。私ども議員だけが報酬の引き上げをして、本当に市民の負託に応えたそういう議会といえるでしょうか。新型コロナウイルスの影響は、今後ますます財政状況に暗い影を落とす中で、議員としてできること、市民感情を重視してこの報酬を改正する条例は制定すべきではない、このように考えております。 以上で、反対討論といたします。(山田伸幸君降壇) ○議長(小野泰君) ほかに討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって討論を終わります。 これより、議案第48号について採決いたします。本件に対する委員長報告は否決であります。したがって、原案について採決いたします。本件は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は原案可決されました。 次に、議案第50号山陽小野田市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、議案第50号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。──────────── △日程第6議案第13号~第15号・第18号・第26号~第35号・第45号・第46号 ──────────── ○議長(小野泰君) 日程第6、議案第13号令和2年度山陽小野田国民健康保険特別会計予算についてから議案第15号令和2年度山陽小野田後期高齢者医療特別会計予算についてまで、議案第18号令和2年度山陽小野田病院事業会計予算について、議案第26号山陽小野田市支所及び出張所設置条例の一部を改正する条例の制定についてから議案第35号山陽小野田国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてまで、議案第45号令和2年度山陽小野田国民健康保険特別会計補正予算(第1回)について及び議案第46号令和2年度山陽小野田介護保険特別会計補正予算(第1回)についての議案16件を一括議題といたします。 本件に対し、民生福祉常任委員長の報告を求めます。大井委員長。(大井淳一朗君登壇) ◎民生福祉常任委員長(大井淳一朗君) 去る、3月11日委員全員出席のもと実施しました議案審査について、お手元の報告概要に従って御報告いたします。 初めに、議案第13号令和2年度山陽小野田国民健康保険特別会計予算についてです。 国保制度の県広域化後3年目の予算総額は歳入歳出とも74億6,461万円となり、前年当初予算に比べ0.8%、6,235万4,000円の減額となりました。 審査の中で明らかになった事項は、令和元年度の1人当たりの医療費見込みは41万7,875円である。事業費納付金は令和元年度に比べて5,000万円程度減少した点。来年度は市民病院が糖尿病性腎症重症化予防事業を受託する点。保険料の収納率は92.7%を見込んでおり、滞納者に対しては文書や電話による催告、保健師の同行訪問を実施する点。2月末現在で短期被保険者証366件、資格証明書32件である点でございます。 あわせて、新規事業について審査いたしました。 まず、国民健康保険歯周病健診事業ですが、この事業は満30歳以上の被保険者を対象に歯周病健診を行うもので、通常3,000円程度かかる自己負担金を無料にすることで、被保険者の受診を促進させるものでございます。財源については、国費、国保特別会計の基金繰入金を活用するとの説明がありました。 次に、特定健診受診勧奨事業ですが、この事業は特定健診の受診率を向上させ、疾病の予防を促進させることを目的とした事業で、国民健康保険団体連合会が実施主体でございます。 事業内容は、過去の健診の受診状況や年齢、健診結果値、問診票等のデータをもとに、AI(人工知能)を活用して分析することにより、対象者を選定するものでAIにより対象者を行動タイプ別に分類して、効果的な受診勧奨のメッセージを送付するものでございます。 質疑を終え、討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第14号令和2年度山陽小野田介護保険特別会計予算についてです。 第七期事業計画期間の最終年度に当たる令和2年度の予算総額は、歳入歳出とも66億8,265万8,000円となり、前年度当初予算に比べ2.8%、1億8,296万3,000円の増額となりました。 審査の中で明らかになった事項は、高齢化が進むことで利用者がふえ、実際にサービスを利用する方もふえていることが増額の要因と見込んでいる点。介護認定審査会は年間120回、3,600件程度の審査を予定している。平成30年度から創設された介護医療院の利用者が想定より多かったことを踏まえ、介護サービス諸費を増額する点。いきいき百歳体操の設置数は小野田47、山陽37、合わせて80カ所である点。安心ナースホンの設置数は、1月末現在で343台である点。第2層協議体の設置は、現在5地区である点。現年度と滞納繰り越し分を合わせた収納率は、1月末現在で81.98%である点。電話や督促状で全く連絡が取れない場合でもすぐに滞納処分を行わず、訪問などして必ず一度は会って話をしている点でございます。 あわせて、新規事業である高齢者福祉計画の策定及び進捗管理事業について審査しました。この事業は要介護状態になる前の高齢者のリスクや社会参加時状況を把握することで、地域の抱える課題を特定するもので3,000件を無作為抽出して調査票を郵送するものでございます。 質疑を終え、討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第15号令和2年度山陽小野田市後期高齢者医療特別会計についてでございます。 予算総額は歳入歳出とも11億4,575万5,000円となり、前年度当初予算に比べ8.3%、8,790万1,000円の増額となりました。 審査の中で明らかになった事項は、所得割率は対前年度比0.2%増の10.48%、均等割額は対前年比1,403円増の5万3,847円である点。3月末時点の被保険者数は1万771人で、年々増加傾向である点。現年度滞納繰り越し分を合わせた収納率は99.4%前後で推移している点でございます。 質疑、討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第18号令和2年度山陽小野田病院事業会計予算についてです。 入院患者数を1日平均180人、外来患者数を1日平均419人とし、病院事業収益は43億5,981万円、病院事業費用は46億1,778万3,000円となり、この結果、税処理後の損益計算では1億5,144万円の単年度純損失となります。 審査の中で明らかになった事項は、令和2年度から地域包括ケア病棟55床分を導入する点。一般急性期160床が1日平均136人、稼働率にして85%、地域包括ケア病棟55床が1日平均44人、稼働率にして80%で計算している点。急性期215床だけと比較して約7,000万円の収入増を想定している点。有料個室の利用率は約85%、これは近隣病院に比較して高いそうですが、その利用率がある点。ジェネリックの比率は平成30年度末9.5%から18.2%に上がっている点。委託料がふえた理由は、医療情報システム更新にかかる費用、医療機器の保守がふえたことなど及び消費税の増税分である点でございます。 質疑を終え、討論なく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第26号山陽小野田市支所及び出張所設置条例の一部を改正する条例の制定についてです。 これは埴生支所の移転に伴い、支所の位置の変更のほか所要の改正を行うものでございます。 審査の中で明らかになった事項は、下福田、上福田を福田に改め、日化山開作社宅を削除する点。現時点ではそれぞれの施設の設置条例を変更する形をとる点。埴生複合施設設置条例の制定については、公共施設の全体的な見直しの中で検討する点でございます。 質疑を終え、特論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第27号山陽小野田介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。 これは消費税が10%に引き上げられたことに伴い、低所得者の保険料負担について、さらなる軽減を行うため改正するものでございます。 審査の中で明らかになった事項は、消費税率8%時は第1段階だけを対象に軽減していたが、昨年10月の消費税増税に伴い、第1段階、第2段階、第3段階の約半年分の軽減を行った。今回の改正では1年分を軽減した額で規定した点、対象者数は全体で6,909人を見込んでいる点でございます。 質疑を終え、討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第28号山陽小野田地域福祉基金条例を廃止する条例の制定についてでございます。 これは、基金の全額を対象事業に充当し終える見込みとなり、初期の目的を達成することとなったことから廃止するものでございます。 審査の中で明らかになった事項は、これまで老人保護措置や福祉タクシー券の事業に充当してきた点。両事業は今後も継続し、今のところ一般財源を充てる点でございます。 質疑を終え、討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第29号山陽小野田家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。 これは国の基準の一部が改正されたことに伴い、本市条例の引用部分についても同様な改正を行うものでございます。 審査の中で明らかになった事項は、連携施設の確保義務の経過措置期間を5年間延長した点。この改正によって市の予算措置に直接影響はない点でございます。 質疑を終え、討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第30号山陽小野田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。 これは国の基準の一部が改正されたことに伴い、本市条例の引用部分についても同様の改正を行うものでございます。 審査の中で明らかになった事項は、保育所に通う3歳以上の児童の副食費について、施設による徴収を可能にした点。連携施設の確保義務の経過措置を5年間延長した点。支給認定を教育・保育給付認定にするなど、用語を改める点でございます。 質疑、討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第31号山陽小野田放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。 これは国の基準の一部が改正されたことに伴い、本市条例の引用部分についても同様の改正を行うものでございます。 審査の中で明らかになった事項は、研修の受講期間を「事業に従事することとなった日から3年を経過する日まで」とする規定を設ける点。支援員や補助員として働いている人は81名、そのうち保育士などの資格があり研修等を受けている人が47名である点でございます。 質疑を終え、討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第32号山陽小野田児童クラブ条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。 これは埴生小学校で実施している埴生児童クラブについて、新施設に移転して授業を行うための位置を変更するものでございます。 審査の中で明らかになった事項は、4月から新施設が完成する10月ごろまでは小学校内の特別支援教室等を借りて児童クラブを実施する点。現在、30名の定員だが移転後は40名に変更する点。グラウンド横の入り口に埴生児童クラブの表示をする点でございます。 質疑を終え、討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第33号山陽小野田児童発達支援事業所条例の一部を改正する条例の制定についてです。 これは定員20人で事業を実施しているなるみ園について、利用人数の見込みを勘案し、定員を10人に変更するものでございます。 審査の中で明らかになった事項は、3カ月平均で定員の125%まで受け入れが可能である点。令和2年度は14人となる見込みだが並行通園の児童が6人程度いるため、実際は125%を超えることはない点。令和元年に児童発達支援センターが開所したこともあり、今後は大幅な増加を見込めない点でございます。 質疑を終え、討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第34号山陽小野田次世代育成支援対策推進協議会条例を廃止する条例の制定についてです。 これは担任する事務については山陽小野田市子ども・子育て協議会において処理することになることから廃止するものでございます。 審査の中で明らかになった事項ですが、子ども・子育て支援事業計画と次世代育成支援対策行動計画を一体的に策定することで、市の子育て支援の基本方針や事業計画を総合的にかつ明確に定めることができた点。今後も両計画を一体的に策定することが適当と判断した点でございます。 質疑、討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第35号山陽小野田国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。 これは国の施行令の一部が改正されることに伴い、保険料賦課限度額及び保険料軽減の対象世帯に係る所得判定基準を変更するものでございます。 審査の中で明らかになった事項ですが、中間所得層の負担を緩和するため、賦課限度額を基礎賦課分2万円、介護納付金賦課分1万円、合計3万円を引き上げる点。消費者物価が上昇することが見込まれることを踏まえ、軽減判定所得の基準額を引き上げる点でございます。 質疑を終え、討論もなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第45号令和2年度山陽小野田国民健康保険特別会計補正予算(第1回)についてです。 今回の補正は委員報酬の改定に伴うもので、歳入歳出とも4万8,000円を増額し、予算総額を74億6,465万8,000円とするものでございます。 審査の中で明らかになった事項ですが、国民健康保険運営協議会委員12名分の報酬を日額2,000円から4,000円に引き上げる。令和2年度は2回の開催予定でございますが、そういった点。委員の中に医療関係者が数名いることを考慮して、木曜日の午後に開催することを念頭に入れている点。ほかの委員にもできるだけ早く予定日を案内している点でございます。 質疑を終え、討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 最後に、議案第46号令和2年度山陽小野田介護保険特別会計補正予算(第1回)についてでございます。 今回の補正は委員報酬の改定に伴うもので、歳入歳出とも63万3,000円を増額し、予算総額を66億8,329万1,000円とするものでございます。 審査の中で明らかになった事項ですが、介護認定審査会の委員報酬を日額1万7,461円から、本来の額である日額1万8,380円とする点。介護給付適正化委員会の委員報酬を日額2,000円から4,000円とする点。地域包括支援センター運営協議会の委員報酬を日額2,000円から4,000円とする点です。 質疑、討論もなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 以上で、民生福祉常任委員会からの報告を終わります。(大井淳一朗君降壇) ○議長(小野泰君) 民生福祉常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決については、1件ずつ行います。 議案第13号令和2年度山陽小野田国民健康保険特別会計予算についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 委員長にお尋ねをいたします。本会議の議案質疑の際に、保険料の見込みについてお聞きしたんですが、当時の答弁では据え置きもしくは引き下げというふうな形だったと思うんですが、実際にその点ではどのような審議をされたでしょうか。 ○議長(小野泰君) 大井委員長。 ◎民生福祉常任委員長(大井淳一朗君) 国民健康保険料の見込みについては審議しておりません。 ○議長(小野泰君) 山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 本会議の場で質疑をしておりますので、ぜひとも委員会でも質疑をされるように、今後、そういうことないようにしていただきたいと思います。 次に、短期被保険者証が366件、資格証明書が32件ということです。処分の前には訪問をしているということなんですが、資格証明書32件について、これ以前から保健師も帯同しているということをお聞きしていたんですが、短期被保険者証366件については、これはどのような対応をされた上でこの366件となったのか。短期であろうと資格証明書であろうと、行政処分に変わりはありませんので、必ず本人の面会、そして、こういう状況であるということを通知する義務が生じるわけですが、その点は行われたのかどうなのか、いかがでしょうか。 ○議長(小野泰君) 大井委員長。 ◎民生福祉常任委員長(大井淳一朗君) 議員が言われるような運用はされているとは思いますが、この短期被保険証の発行までの手続については審議しておりません。 ○議長(小野泰君) 山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 今、それと新型コロナウイルスの関係で、市として市民の健康を守る保健事業が注目をされたわけですが、マスクや消毒液などの備蓄、そういったものについてきちんと議論がされているでしょうか。 ○議長(小野泰君) 大井委員長。 ◎民生福祉常任委員長(大井淳一朗君) これは国民健康保険全体に係ることでございますので、マスク等の備蓄についての審議はしておりません。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第13号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議がありますので、起立により採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第14号令和2年度山陽小野田介護保険特別会計予算についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 先ほど委員長の報告の中で、滞納についての問題が報告されました。滞納処分を行う場合は必ず訪問をするということなんですが、ここでの問題は高齢者に対するサービスを受けさせないという、そういう処分もあるわけですが、そういったことが行われているのかどうなのか、その点いかがでしょうか。 ○議長(小野泰君) 大井委員長。 ◎民生福祉常任委員長(大井淳一朗君) そのような対応がされているかどうかについては審議しておりません。 ○議長(小野泰君) 山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 次に、第2層協議体の問題であります。以前からほかのいろいろな地域での協議会等もある中で、この第2層協議体の設置が市のほうから求められてきたわけですが、現在、5地区ということですが、これがなかなか広がっていっておらないと思うんですが、その辺の状況、今後どういう取り組みをしていくのか、その点はいかがでしょうか。 ○議長(小野泰君) 大井委員長。 ◎民生福祉常任委員長(大井淳一朗君) 第2層協議体は11地区になりますが、そのうち5地区が設置されている状況でございます。 現在のところは、地区社協の組織をもとにしているということでありますが、市が強制的に設置させるわけにはいきませんので、あくまで地区社協を中心とした地域の側から設置を求める声がないといけないと、そのあたりがなかなか設置が伸びていない原因ではないかといった答弁がございました。 この点には今後、フォーラム等で協議体の周知を図るなどして、また地区社協と定例的に会議を持つなどして進捗状況等の把握等をしながら11までふやしていきたいとの答弁がございました。 以上です。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 続いて、保険料、利用料の件についてですが、第七期事業計画、こういう計画が発表されるたびに保険料が上がってきました。最初のころは2,000円台だったものが、今は5,000円を超えると。6,000円を目の前にきているわけですが、これは収入が全く変わらない年金だけの高齢者にとっては大変大きな負担となっております。 そのためにも、本当に非常に苦しい皆さんのために保険料やサービスを利用するに当たっての減免制度がどうしても欠かすことができません。全国ではさまざまな形で保険料、利用料の減免制度を実施しているところもあるわけですが、本市の対応についてはいかがでしょうか。 ○議長(小野泰君) 大井委員長。 ◎民生福祉常任委員長(大井淳一朗君) 介護保険の保険料の減免についての審議はしておりません。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第14号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議がありますので、起立により採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおりに決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第15号令和2年度山陽小野田後期高齢者医療特別会計予算についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) この後期高齢者医療特別会計、この後期高齢者医療制度そのものが重大な問題があると。年齢によって入る保険制度が変わるというのは、世界的にもまれに見る制度だということで、これまでも指摘をしてまいりました。 そして、この間、滞納者に対して県内では短期証や資格証明書を出すという動きが行われているんですが、本市ではどのようにされているのかお聞きいたします。 ○議長(小野泰君) 大井委員長。 ◎民生福祉常任委員長(大井淳一朗君) この委員会では審議しておりませんが、質疑もありませんでしたが、以前の本会議等で資格証明書は出していないという答弁があったと思います。 以上です。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第15号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議がありますので、起立により採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおりに決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第18号令和2年度山陽小野田病院事業会計予算についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) ここでも問題になるのが、一つは病院経営の問題です。このたびその改善を目指して地域包括ケア病棟、これによって増資をするんだというふうな説明がされたんですが、これによって市民サービスは向上するのか。この点で、この地域包括ケア病棟が採用されることによって、安心して医療にかかれる、そういった保障がされるんでしょうか。いかがですか。 ○議長(小野泰君) 大井委員長。 ◎民生福祉常任委員長(大井淳一朗君) この地域包括ケア病棟という退院支援の病棟を設けることによって、スタッフと協力して入院から施設とか、ほかの病院に移るというスムーズに移行できるという点では、サービスが上がると思われますが、事業管理者がおっしゃっていたように、確かにこの包括ケア病棟をとることによって、入院単価が上がるんですけども、それはイコール患者の負担がふえるということですので、そのあたりの説明をしっかりとしていかなくてはいけないといった答弁がございました。 以上です。 ○議長(小野泰君) 山田議員。
    ◆議員(山田伸幸君) それと、医療スタッフの件です。新しいお医者さんが来られる状況もなかなか聞いておりませんし、また医療スタッフにしても足らないと言われています。 そして、このたびの先ほどの説明の中で、会計年度任用職員に移行するというふうになったんですが、この会計年度任用職員に移行することによって、身分的な問題あるいは賃金的な保障の引き上げとか、そういった前進面が期待されているのかどうなのか。例えば会計年度任用職員として必要とされている医療スタッフであっても、他市に比べて大きく劣るようでは、なかなか来ていただくこともできないわけですが、その点での審査はどうだったでしょうか。 ○議長(小野泰君) 大井委員長。 ◎民生福祉常任委員長(大井淳一朗君) 会計年度任用職員制度の職員の人数等の質疑はございましたが、そのことによってスタッフの身分がどう保証されるかという細かい質疑については、審査しておりません。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第18号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したと思います。これに御異議ありませんか。(「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議がありますので、起立により採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおりに決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第26号山陽小野田市支所及び出張所設置条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第26号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第27号山陽小野田介護保険条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第27号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第28号山陽小野田地域福祉基金条例を廃止する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第28号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第29号山陽小野田家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) この家庭的保育事業は、今、全国でさまざまな問題が発生しております。中には死亡事故も報告されているところですが、本市において、この家庭的保育事業が実際にどの程度行われているのか、そこでの実施状況についてどのような質疑がされたでしょうか。 ○議長(小野泰君) 大井委員長。 ◎民生福祉常任委員長(大井淳一朗君) 今、29号、山田議員の質問は……。もう一度お願いします。 ○議長(小野泰君) 山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 家庭的保育事業をめぐっては、全国でさまざまな事故報告がされております。本市においての実施状況、どの程度の家庭的保育事業が行われているのか、その辺での審査をしておればお答えいただきたいと思います。 ○議長(小野泰君) 大井委員長。 ◎民生福祉常任委員長(大井淳一朗君) 対象となる小規模保育事業所というのが市内に2カ所あって、連携施設を設定済みが1カ所、1園が連携済み、1園が連携しているが未設定という報告がありました。状況についての審議はしておりません。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第29号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第30号山陽小野田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第30号について採決をいたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第31号山陽小野田放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 先ほどの説明で、研修の受講期間を従事することとなった日から3年を経過する日までという規定が設けられました。さらに、支援員や補助員として働いている人が81名で、そのうち資格がなく研修を受けている人が47名ということなんですが、実際にこの放課後児童健全育成事業はこのとおりに行われているのか。健全育成にどのように生かされているのか、この事業の実施状況について、どのような内容となっているのかについて説明してください。 ○議長(小野泰君) 大井委員長。 ◎民生福祉常任委員長(大井淳一朗君) 私が今、報告した以上の質疑はしておりません。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第31号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第32号山陽小野田児童クラブ条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第32号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第33号山陽小野田児童発達支援事業所条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第33号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第34号山陽小野田次世代育成支援対策推進協議会条例を廃止する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第34号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第35号山陽小野田国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 先ほどの説明で、中間所得層の負担を軽減するためとありましたが、中間所得層というのは、大体どの程度の所得階層なんでしょうか。これが明らかにならないと、この議案は成立しないんではないかなと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(小野泰君) 大井委員長。 ◎民生福祉常任委員長(大井淳一朗君) 中間所得層の中身については審議しておりませんが、当然、この1段階から3段階は非課税世帯ですので、対象外だと思います。もうちょっと上の段階だと思います。 以上です。 ○議長(小野泰君) 山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 国民健康保険は段階というのはなくて、所得に応じて保険料が決まっておりますので、ですからそこが大事だということなんですよ。やはりこれまで中小業者を中心に、年間所得が100万円とか200万円ところの負担が非常に大きいという負担感の重さを訴える声が相次いでおり、そういったところが滞納の主たる部分になっていたわけです。 これをどの程度、賦課限度額を引き上げることによって、どの程度の引き下げになっていくのか、どの程度の負担の軽減につながるのかということは、きちんと委員会としてつかんでおくべきだと思っているからこそ、こういうことを言っているんですが、そういったことをまるで議論をされなかったんでしょうか。 ○議長(小野泰君) 大井委員長。 ◎民生福祉常任委員長(大井淳一朗君) 済みません、先ほど1段階、3段階ともうちょっと上と言いましたが、ちょっと介護保険と混同しておりました。その辺訂正をさせていただきます。 それから、ろくに審議をしていないわけではないんですが、影響額については、この試算によって、超過世帯が78世帯あるんですが、それが2世帯減るということで、要は賦課限度額にかかってくるんですが、ただ2世帯ですのでさほど影響はないと。それから軽減については医療後期分の支援が100世帯。介護分は30世帯で金額でいえば影響額は220万円程度という試算が出ているとの答弁がありました。 以上です。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第35号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第45号令和2年度山陽小野田国民健康保険特別会計補正予算(第1回)についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 国民健康保険運営協議会、通常、運協というふうに言っておるんですが、ここでは保険料の決定等をして市民にその負担をしてもらうということの大事な委員会となっているんですが、12名おられるということですが、これがきちんとそういった各いろいろな分野からの意見が出されているのかどうなのか、全員の方がそれぞれの立場から意見を述べられているのか、その点いかがでしょうか。 ○議長(小野泰君) 大井委員長。 ◎民生福祉常任委員長(大井淳一朗君) 私は議事録を見ていないんであれなんですが、その議論がしっかりされているかという質疑はございませんでした。この運営協議会の委員が全員出席できるように、医療関係者とかいらっしゃいますので、その方にはここに報告したように曜日を配慮したり、ほかの委員にも事前にお知らせして、全員が出席できるような状況にはしているといった報告を先ほどさせていただきました。 以上です。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第45号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第46号令和2年度山陽小野田介護保険特別会計補正予算(第1回)についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第46号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 ここで午前中の会議を終わり、午後1時10分から会議を再開いたしますので、定刻までに御参集をお願いいたします。それでは休憩いたします。────────────午前11時52分休憩午後 1時10分再開──────────── ○議長(小野泰君) ただいまから午後の会議を開きます。──────────── △日程第7議案第12号・議案第16号・議案第17号・議案第19号~議案第21号・議案第36号~議案第38号・議案第47号 ──────────── ○議長(小野泰君) 日程第7、議案第12号令和2年度山陽小野田駐車場事業特別会計予算について、議案第16号令和2年度山陽小野田地方卸売市場事業特別会計予算について、議案第17号令和2年度山陽小野田小型自動車競走事業特別会計予算について、議案第19号令和2年度山陽小野田水道事業会計予算についてから議案第21号令和2年度山陽小野田下水道事業会計予算についてまで、議案第36号山陽小野田漁港管理条例の一部を改正する条例の制定についてから議案第38号山陽小野田都市公園条例の一部を改正する条例の制定についてまで及び議案第47号令和2年度山陽小野田地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1回)についての議案10件を一括議題といたします。 本件について産業建設常任委員長の報告を求めます。中村委員長。(中村博行君登壇) ◎産業建設常任委員長(中村博行君) 皆さん、こんにちは。産業建設の中村です。 今定例会において当委員会に付託されました議案10件について、3月12日及び19日に委員全員出席のもと委員会を開催し、慎重審査いたしましたので、議案の内容と審査内容、その結果について報告いたします。 まず最初は、議案第12号令和2年度山陽小野田駐車場事業特別会計予算についてであります。 概要から。予算総額は、歳入歳出とも4,104万5,000円である。 歳入については、令和元年度の収入見込額による増額と令和2年度に実施予定の駐車場整備工事の影響による減額を勘案し、1款1項1目駐車場使用料を1,870万4,000円とするもの。令和元年度繰越見込額による2款1項1目繰越金2,229万6,000円などである。 歳出については、1款1項1目一般管理費3,196万5,000円で、主なものは出入り口2カ所のゲート及び精算機などの設備のリース契約に係る14節使用料及び賃借料559万2,000円、未舗装部分の整備事業に係る15節工事請負費2,220万円など2款1項1目予備費は908万円を計上しているとのことです。 主な質疑では、「清掃委託料、草刈り等委託料の委託先は」との問いに、「JRの関係会社である広島メンテックで、随意契約である」との答弁。 「ゲート管理システムリースの契約終了後の考えは」との問いに、「再リースの契約を行う方向で協議しているが、金額は決定していない」との答弁。 「駐車場の稼働率は」との問いに、「整備済みの190台の枠に対しては約80%で、未舗装部分を加味すると56%程度になる」との答弁。 「事故の届け出はあるか」との問いに、「過去にはバーの破損などの事例はあったが、最近はない」との答弁。 討論はなく、結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第16号令和2年度山陽小野田地方卸売市場事業特別会計予算についてであります。 予算総額は、歳入歳出とも前年度比80万4,000円減の1,034万5,000円である。 歳出の主なものは、1款1項1目市場管理費1,029万5,000円で、光熱費などの11節需用費396万4,000円、警備委託料などの13節委託料586万2,000円などである。 歳入の主なものは、1款1項1目市場使用料156万1,000円、2款1項1目一般会計繰入金698万6,000円、光熱水費負担金の4款1項1目1節雑入178万8,000円である。 主な質疑では、「13節委託料の説明を」との問いに、「管理委託料は市場に関する届け出の管理等、警備委託料は市場の夜間の人的警備、設備保守委託料は電気の保安業務、草刈り等委託料は場内の整備や出入り口の道路のり面等の草刈り業務の委託料である」との答弁。 「附属営業店舗の状況は」との問いに、「予算上は5社分を上げており、現在はあきが1社分ある」との答弁。 討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第17号令和2年度山陽小野田小型自動車競走事業特別会計予算についてであります。 まず、概要から。歳入歳出予算総額は、それぞれ前年度比較で47.6%増の152億9,802万7,000円である。理由としては、前年度比で通常開催日数が3日、ミッドナイトレース開催日数が25日ふえたことである。 歳入の主なものは、1款1項2目勝車投票券発売収入148億7,281万7,000円、2項1目諸収入3億9,550万2,000円などである。 歳出の主なものは、基金積立金や人件費などを含む1款1項1目一般管理費1億9,280万4,000円、直接、競走事業に係る1款2項1目事業費38億8,717万2,000円、選手賞金の2目賞典費6億9,118万8,000円、3目勝車投票券払戻金102億8,467万8,000円などである。 なお、日本写真判定株式会社への包括的民間委託料は6億2,000万円、実質収支改善額は2億3,762万2,000円となる。 ここでの主な質疑では、「コロナウイルスの対応策は何かあるか」との問いに、「払い戻しの時効期間を延ばす措置をとっている。観客を入れてのレースの再開については答えようがない」との答弁。 「債務解消額は」との問いに、「9,671万3,000円である」との答弁。 「ミッドナイトレースの収支がゼロとなっているのはどういうことか」との問いに、「照明設備の償還費用が含まれているため、償還が終われば約1億1,000万円程度の収益が出る見込みである」との答弁。 「重勝式のギガの成立状況は」との問いに、「成立には4,096口が必要だが、300口前後の状況が多い」との答弁。 「スタンド改修についての進捗状況は」との問いに、「令和2年度中に詳細設計が完成予定で、解体は令和3年度になる」との答弁。 「第5駐車場の地権者は何人で、賃料は幾らか」との問いに、「地権者は5名で、賃料は約330万円である」との答弁。 討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第19号令和2年度山陽小野田水道事業会計予算についてであります。 概要から。有収水量は平成30年度決算実績の96.8%を見込んでいる。収益的収支について、収入合計は前年度当初予算比較で283万5,000円増額の15億5,240万6,000円、支出合計は前年度比6,483万8,000円増額の14億6,844万3,000円を計上し、結果、単年度において、税処理後2,248万3,000円の純利益が生じる編成となっている。 資本的収支について、支出は簡易水道2事業を上水道に統合するための施設整備費が大きく増額されたことから、支出合計は前年度比較1億5,526万6,000円増の10億7,941万3,000円、収入は建設改良の財源として企業債3億7,430万円など前年度比較で1億2,803万4,000円増の4億794万9,000円となり、資金不足額6億7,146万4,000円は損益勘定留保資金だけでは足らないので、積立金等を取り崩して対応する。期末の企業債残高は48億8,603万1,000円となり、年間給水収益の約3.8倍、同規模事業体では平均3.1倍程度であるとのことで、非常に厳しい状況である。 また、内部留保資金は4億8,156万2,000円となる。 ここでの主な質疑では、「職員の定数の基準は」との問いに、「水道局で定員管理計画を作成しており、目標は55人であるが現状は57人である」との答弁。 「水道料金値上げの考えは」との問いに、「宇部市との広域化では料金をあわせることから約8%増となるが、広域化にかかわらず将来的には上げざるを得ない。全国的な水道事業会計の置かれている立場と認識している」との答弁。 「委託料の水道施設耐震診断について説明を」との問いに、「耐震診断をする施設については主要な配水池と導水管の2種類があり、広域化に伴い施設の状態を確認したいため、予算計上した」との答弁。 「口座振替とコンビニ収納の割合と手数料は」との問いに、「口座振替が8割、コンビニ収納が2割程度である。1件当たりの手数料は、口座振替が10円でコンビニ収納が56円であるため、口座振替を推奨している。コンビニ収納を始めて収納率アップにはなっている」との答弁。 討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第20号令和2年度山陽小野田工業用水道事業会計予算についてであります。 概要から。収益的収支について、収入では、契約水量が日量500立方メートル減となるため、収入合計は前年度比較で550万8,000円減の2億8,973万5,000円となり、支出では、委託料や修繕料を大幅に増額したため、支出合計は前年度比較で1,496万1,000円増の2億5,573万4,000円となる。 結果、税処理後の単年度損益で3,215万1,000円の純利益が生じる編成となる。 資本的収支について、収入は病院会計からの貸付金償還金6,600万円のみであり、支出合計は建設改良費の増額に企業債償還金が加わり、前年度比較で2,635万3,000円増の5,230万4,000円となる。 資本的収支の差し引き不足額の処理は損益勘定留保資金と積立金を取り崩して補填する。期末の企業債残高は1億1,658万2,000円、内部留保資金は6億6,521万8,000円である。 主な質疑では、「3社から何らかの要望はあるか」との問いに、「田辺三菱製薬工場株式会社から日量500立方メートルの減量の要望があった」との答弁。 「受水費の増額理由は」との問いに、「消費税の関係である」との答弁。 「水道施設耐震診断委託料は上水と工水で分けるのか」との問いに、「上水道と工業用水道の共通の持ち物であることから基本的に案分して事業費に上げている」との答弁。 討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第21号令和2年度山陽小野田下水道事業会計予算について。 まず、概要から。業務予定量で、水洗化戸数は1万3,882戸、年間総処理水量は433万8,916立方メートルを見込み、建設改良事業については投資効果の高い大型団地への下水道整備を進めるとともに施設の長寿命化工事を行う。 収益的収支について、収入総額は前年度比5,176万3,000円増の18億8,326万6,000円、支出総額は前年度比4,204万円増の18億3,934万1,000円である。 結果、税処理後の損益計算では当年度純利益は発生しない。 資本的収支について、収入は企業債や国庫補助金の減などがあり、前年度比784万5,000円減の16億8,457万8,000円であり、支出は建設改良費の減はあるものの、企業債償還金などの償還金の増などから前年度比3,632万3,000円増の24億4,791万2,000円を計上しており、結果、差し引き不足額7億6,333万4,000円は損益勘定留保資金等で補填するものとする。 債務負担行為については、令和2年度から3年度にかけて汚水処理施設整備構想及び全体計画見直し業務を行う予定であるとのことです。 ここでの主な質疑では、「水洗化戸数はどれくらいふえるのか」との問いに、「783戸増加の予定で、主に共和台である」との答弁。 「一般会計からの繰り入れ状況は」との問いに、「令和元年度に比べ約1,000万円減の11億7,638万円である」との答弁。 「デザインマンホールの設置状況は」との問いに、「カラーのデザインぶたは、中央図書館周辺、サンパーク周辺、厚狭駅の在来線口、新幹線口の4カ所に設置している」との答弁。 「耐震化の状況は」との問いに、「管路については数年前から耐震化構造を含めて整備している。施設については国交省から基準が示されており、下水道施設の建物のほとんどが適合しないことから、平成29年度以降、耐震診断と耐震工事を行っており、今後も計画を立て順次耐震化を図っていく予定である」との答弁。 「ストックマネジメント作成の進捗状況は」との問いに、「今年度完成予定で、現在、最終チェックをしている」との答弁。 討論はなく、結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第36号山陽小野田漁港管理条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 概要は、今回の改正は、条例第8条第3項中にある「1月(工作物の設置を目的とする占用にあっては5年)」とあるのを「10年」に改めるものである。 これは、漁港漁場整備法の規定により農林水産省が漁港の維持管理に関し、模範となる運用指針を漁港管理者に示すために模範漁港管理規程例を定めている。この模範漁港管理規程例において占用期間が10年に改正されたことに伴い、本条例を改正するものである。 ここでの主な質疑では、「対象物件はどのくらいあるか」との問いに、「1年で大体20件くらいある」との答弁。 「期間の数字が変わった背景は」との問いに、「漁港施設用地の有効活用のために設置が想定される簡易な建物の耐用年数がおよそ10年程度であることや港湾、道路、河川など他の公物管理制度の運用においても占用期間を最長で10年としていることなどである」との答弁。 討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第37号山陽小野田地方卸売市場条例の制定についてであります。 今回の条例改正は、平成30年6月20日に改正卸売市場法が公布され、ことし6月21日施行されることに伴い、市場開設者が定めている業務規程を法に沿った形に改正するもの。 主な改正点は、卸売業者の許可、競り人の規程、卸売業者、仲卸業者に対する業務報告書の提出に関する事項の新設など、ほかにも所要の改正を行っているとのことです。 主な質疑では、「第8条の定義に附属営業人がないのはなぜか」との問いに、「第33条で説明していると考える」との答弁。 「知事の認可であったものが市長の認可になったという認識でよいか」との問いに、「法改正により権限が市町村に移譲されたということである」との答弁。 「第52条や第58条の支払いに関することで『速やかに』とあるが、人によって受け取り方が異なると思うが、何日を想定しているか」との問いに、「市場関係者には7営業日以内と周知している」との答弁。 おおむね質疑が終わったところで、第8条、第52条、第58条について、質疑の結果を受け、修正案の提出がありました。内容は、第8条に附属営業人の定義を加えること、第52条、第58条中の「速やかに」を「7営業日以内」に改めることである。 討論はなく、修正案について全員賛成で可決すべきものと決しました。また、その後、修正案を除く原案について全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第38号山陽小野田都市公園条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 概要から。今回の改正は、現在、有料公園施設として貸出対象となっている有帆緑地管理棟会議室について、貸し出しを廃止し、有料公園施設から削除するものである。 有帆緑地管理棟は平成13年4月に開設した施設で、会議室を有料公園施設として貸し出していたが、平成28年の大雨により床上浸水が発生し、使用できない状態となった。 被災前5年間の会議室の使用実績は1団体が年5回程度使用しただけで、被災後3年以上が経過したが、復旧の要望も出ておらず、有帆緑地管理棟会議室の貸し出しを廃止するため、都市公園条例の一部を改正するものである。 主な質疑では、「床上浸水とはどういう状況だったのか」との問いに、「管理事務所の裏にすり鉢状の残土処分場があり、大雨により、そののり面を伝って大量の雨が建物に入ってきた」との答弁。 「管理事務所の状況は」との問いに、「現在、管理事務所は閉鎖している」との答弁。 討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 最後に、議案第47号令和2年度山陽小野田地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1回)についてであります。 概要から。今回の補正は、令和2年2月17日付で通知があった特別職報酬等審議会の答申に基づき、市場運営協議会委員の報酬額を改定するための改正である。 歳出では1款1項1目市場管理費を31万2,000円増額し、歳入では歳出の増に伴い2款1項1目一般会計繰入金31万2,000円を増額するものであるとのことです。 主な質疑では、「日額4,000円になるということか」との問いに、「現在の日額2,000円を日額4,000円にするものである」との答弁。 ここでの討論はなく、結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。議員各位の慎重審査のほどよろしくお願いいたします。(中村博行君降壇) ○議長(小野泰君) 産業建設常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決につきましては、1件ずつ行います。 議案第12号令和2年度山陽小野田駐車場事業特別会計予算についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 先ほどの委員長の説明の中で「清掃委託料、草刈り等委託料の委託先は」ということで広島メンテックの随意契約というふうに答えられましたが、この随意契約は随意契約としての要件を満たした上で委託となっているんでしょうか。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) この件について、地元業者もいることだから、そういったことを勘案した中で今後はやってほしいという要望がありました。 随意契約の要件については審査しておりませんが、一応、JRの関係ということで、ある意味、優先的にされたものではないかというふうにありましたので、そういう指摘、要するに地元企業を使うということについて要望を伝えたところ、今後はそういうふうにしますという答弁がありました。 ○議長(小野泰君) 山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 市民からこの状況が明らかになった時点で後ろ指を指されることのないようにすべきだというふうに思います。特に契約問題については、清掃とか草刈りだったらできるという業者はたくさんおられますので、その点は厳密に行っていただきたいと思います。 それと、駐車場事業はもともと無料ということで周辺の自治体から補助金の投入があったわけですが、いまだに無料化が実現しておりません。しかしながら、収支は既に改善しておるんですが、その点はこの報告の中では議論はされておりませんが、そういったこともきちんと所管委員会として議論すべきではないかなと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) 値下げといいますか、料金改定については質問もありましたし、これは以前から、当面、駐車場整備等に費用がかなりかかると。フェンスのやりかえとかで。そういったことから、この駐車場未整備部分の整備が終わった時点でそういうことも検討していきたいということを答弁で聞いております。 ○議長(小野泰君) 山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) そもそもこういった駐車場事業を公共でやらなくてはいけない、そういった理由が非常に軽薄であります。周辺にも民間の業者があり、運営されております。なぜ公共として駐車場事業を継続していかなくちゃいけないのか。これが私には理解できませんし、質疑もしたことがあるんですが、これについてどのように考えておられるでしょうか。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) 今回、料金改定の件は出ましたが、これをずっと公共でやるかということについては今回は出ておりませんが、今、山田議員がおっしゃるように従来からこの質問は出ております。その都度、償還が終わったり、あるいは今回の未整備部分の整備が終わって検討するということでありまして、当面は市のほうで持ってやるということではあります。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって、質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第12号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議がありますので、起立により採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第16号令和2年度山陽小野田地方卸売市場事業特別会計予算についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) この問題は既に委員会では可決しておりますが、その後になって地方卸売市場を運営する卸売の会社が破産の申し立てをするということが明らかになったところであります。地方卸売市場の特別会計予算について審議されたときに、そういった運営会社との関連について審議はされているでしょうか。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) 今回は、この予算についてだけの審査しかしておりません。 ○議長(小野泰君) 山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 地方卸売市場は多くの業者がかかわり、そして市外からの業者によって大量の物品の持ち込みが行われております。きちんと、そういった点でいうと、運営会社がこの市場を使って正しく運営しているのかどうなのか、この点が問われてしかるべきだと思うのですが、そういった観点での議論はなぜできなかったんでしょうか。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) 御承知のように、いきなりの破産という説明があったとおり、ここの時点ではそういう議論には至っておりませんので、今回、先日の全員協議会の件を含めた中で、今後、そういった問題に委員会としては対処していこうというふうに考えております。 ○議長(小野泰君) 山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) この問題は非常に山陽小野田市としてのやり方が問われております。というのも、本来であるなら、どうしても運営できなくて破産ということであれば、市が50%の出資をしているわけですから、それにふさわしいやり方というものがあろうかと思います。民間の会社ではありません。そういった関連がこの場できちんと議論されてしかるべきだというふうに私は考えます。 ただ、あそこの場所、屋根つきの大きな場所だけの問題ではない。その運営も含めてきちんと議論されるべきだというふうに考えますが、いかがでしょうか。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) おっしゃることはもっともだというふうに考えておりますので、委員会で従来からこの問題は真摯に取り組んでおりますので、今後引き続き真摯にこの問題については取り組んでいくと。そういう姿勢でおります。
    ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって、質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。山田議員。(山田伸幸君登壇) ◆議員(山田伸幸君) 議案第16号令和2年度山陽小野田市地方卸売事業特別会計予算について反対の討論を行います。 この市場は、ただ単に市場がそこにあって多くの業者の方々がここで事業をするだけのものではありません。そこに運営会社が加わり、正常に市民に対して新鮮で安全な青果物を届ける、そういう重大な使命を持っているわけであります。 ところが、今般、明らかになったのがその運営会社を市が主導して破産の申し立てをするという問題であります。先ほども申しましたが、本来であるならば時間をかけてなるべく業者の皆さんに迷惑をかけないようにソフトランディングが図られるべきでありますが、いきなりの破産の申し立てでは、そういった市民に迷惑をかけない、業者に対して迷惑をかけないということは不可能であります。 とりわけ大手の債権業者に対して数千万円の債権を放棄させなくてはならなくなるわけです。しかし、その大手の債権業者には多くの従業員がおり、会社の存廃にかかわる、このような証言がなされております。 また、突然のやり方に対して、山陽小野田市がかかわっているのに、そのようなやり方がまかり通るのかと関係会社の責任者の方が厳しく山陽小野田市のやり方を批判しております。こういった状況にあって、本予算について到底認めるわけにはまいりません。 以上で反対討論といたします。(山田伸幸君降壇) ○議長(小野泰君) ほかに討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって、討論を終わります。 これより議案第16号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でありますが、反対討論がありましたので、起立により採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第17号令和2年度山陽小野田小型自動車競走事業特別会計予算についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) この小型自動車競走事業は公営のギャンブルであります。公営ギャンブルとして成立するための法的な要件があるわけですが、一つは、公共の用に供すること、公共のために財政的な支援をするということですが、山陽小野田市に対してはそういったことがなされておりません。これについて議論はどのようにされたでしょうか。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) 本来、この事業は地方公共団体の財政に寄与するという部分があったというふうに私も認識しておりますが、御承知のように約20億円近い負債を抱える状況で、そういうことはむしろ考えられないということで、この3月、当初予算の時点であったと思うんですけども、財政計画、返済計画等々を示していただいたところでは令和14年ぐらいから、そういうふうにこの事業の収益が一般会計に幾らか入ってくるような計画は立っております。 以上です。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) それと駐車場の問題については今取り組みが進んでおりますという報告です。しかも委員会の中でもきちんと議論されたようですので、その点についてはここでは述べません。 ただ、スタンド改修が十数億円、これからかかるということなんですが、これをやってしまうとオート事業は半永久的に続けていくということにもなりますが、以前、山陽小野田市として赤字にある程度めどが立った時点で存廃について検討するというふうに言っておったんですが、この点ではどのような審議となっているでしょうか。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) 今回は、そういうオートの廃止等々についての議論はしておりません。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって、質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第17号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議がありますので、起立により採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第19号令和2年度山陽小野田水道事業会計予算についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) この場で問題にしなくちゃいけないのは広域化についてであります。予算化もされておりますが、広域化について市民のメリットは何だろうか。広域化することによって山陽小野田市の財政負担が大きくなりはしないかという不安があるわけですが、その点での審査状況はどうだったでしょうか。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) 広域化については、当初、聞いていたのは、さきの12月議会に検討委員会の最終報告を受けて、この4月から法定協議会の設立というような流れで聞いておりましたが、いずれにしても宇部市と山陽小野田市の双方の話がまとまらないようで、まだ最終報告も上がっていない状況ですので、また議会としても、市民の声を聞く等々、そういう努力もしていかないといけないのかなというふうには考えております。 ○議長(小野泰君) 山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) もともと山陽小野田市だけで経営していても40年間で相当な市民負担はあるというふうな話でしたが、広域化によってその負担はどうなっていくのか、山陽小野田市で単独でやっていたときと広域としてやられた場合でどうなのか。その辺の比較はされているんでしょうか。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) 今回は予算の審査で、そこまでの議論には至っておりませんが、随時、この問題については委員会のほうに報告があるということですので、それを待って審査していきたいというふうに考えております。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって、質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第19号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議がありますので、起立により採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第20号令和2年度山陽小野田工業用水道事業会計予算についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第20号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第21号令和2年度山陽小野田下水道事業会計予算についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 市民から最初に公共下水道を敷くときに負担金というのが必要となってまいりますが、これは都市計画税などとダブル課税になるのではないかなという指摘をかつてからしておりましたが、その点について審査されましたでしょうか。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) その点についての審査はしておりませんが、以前、そういう質疑があったことは記憶しております。そのときには、負担金について、下水道だけではないという答弁があったというふうな記憶をしております。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって、質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第21号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第36号山陽小野田漁港管理条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第36号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第37号山陽小野田地方卸売市場条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) この条例の第77条卸売業務の代行ということで、卸売業者が業務ができなくなった場合はどうするかということで、販売の委託あるいは卸売の申し込みがあった物品については市長がみずからその卸売の業務を行うというふうにされておりますが、このたびの運営会社の業務停止、その後にたくさんの農家の方が卸売物品を持ってこられましたし、まだそういう状況であるということがわからなかった業者の方も市場に来ておられました。 そういったときには市長みずからその業務を行うと。これは旧条例でも同様となっております。これが行われておりませんが、ここの規程は本当に守られるんかどうなのか、重要な問題だと思うんですが、ここでの議論はされたでしょうか。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) これは、前回といいますか、今回の議案説明でもありましたように、市長の権限が強くなるということも含めた中で、お話があったように、そういうふうになるという認識で、これについて詳しい議論はしておりません。 ○議長(小野泰君) 山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 幾らこのように条例で制定しても、それを行政が守らないのでは余り意味も持たないのではないのかというふうに思うんですが、この条例を守っていく、執行させていく、その市の責任というのはどのようになるんでしょうか。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) あくまでも条例にのっとってやられるというふうな認識でおります。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) もう一点、運営協議会についてです。運営協議会もさまざまな点で重大な役割を持っておりますが、先日、運営協議会から市長に対して提言がされておりますが、その提言の内容がまさに卸売会社の経営健全化ということがいわれております。 こういった運営協議会のそういった提言というのは尊重されるのか。もしされないのなら運営協議会の存在意義が問われてくると思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) 運営協議会から市のほうにそういう要望等々があったという報告は受けておりませんので、委員会としては審査しておりません。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって、質疑を終わります。 これより議案第37号について討論、採決を行いますが、委員長報告は修正でありますので、まず委員会の修正案について討論、採決を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより委員会の修正案について起立により採決いたします。委員会の修正案に賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、委員会の修正案は可決されました。 次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について討論、採決を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより修正議決した部分を除く原案について起立により採決いたします。修正議決した部分を除く部分については原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、修正議決した部分を除く部分は原案のとおり可決されました。 次に、議案第38号山陽小野田都市公園条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。これより議案第38号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第47号令和2年度山陽小野田地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1回)についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第47号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。──────────── △日程第8議案第11号・議案第44号・議案第51号・議案第52号 ──────────── ○議長(小野泰君) 日程第8、議案第11号令和2年度山陽小野田一般会計予算について、議案第44号令和2年度山陽小野田一般会計補正予算(第1回)について、議案第51号令和元年度山陽小野田一般会計補正予算(第8回)について及び議案第52号令和2年度山陽小野田一般会計補正予算(第2回)についての議案4件を一括議題といたします。 本件に対し、一般会計予算決算常任委員長の報告を求めます。矢田委員長。(矢田松夫君登壇) ◎一般会計予算決算常任委員長(矢田松夫君) それでは、予算決算常任委員会の委員長報告をさせていただきます。 それでは、3月10日の本会議におきまして本委員会に付託されました議案4件について御報告いたします。 これら4件の議案は、それぞれ分科会を開催いたしまして、また3月19日には委員会を開催し、その審査の中で各分科会長から詳細な報告を受けまして、質疑をいたしましたので、ここでは3月19日の委員会審査の過程でなされました主な質疑のみ報告させていただき、それ以外の事業概要と質疑によって明らかになった事項については各分科会長報告概要を参照いただくようにお願いするものであります。 それでは、まず議案第11号令和2年度山陽小野田一般会計予算についてであります。 令和2年度山陽小野田一般会計予算は、歳入歳出とも296億5,100万円で、前年度当初予算に比べまして2.0%、6億円の減額となるものであり、財政力指数は3カ年平均で0.614、実質公債費比率は8.5%を見込むものであります。 それでは、委員会に出された主な質疑について申し上げます。 初めにハロウィンイベント事業についての評価についてであります。 これについての質問がありました。これに対して委員側と執行部側と評価について隔たりがあると。いわゆる差異があるということで「おのおのの認識の違いが明らかにされたので、正式な評価については決算委員会でしていきたい」との答弁がありました。 次に成年後見制度についてであります。 これについては「周知方法を徹底的にするべきだ」との質問があり、これについて「法律の制定を受け、来年度から計画策定や中核機関の協議会設置がされることから、その中で学識経験者等を集め、綿密な協議がされると思う」との答弁がありました。 次にスマイルエイジングパーク事業についてであります。 「須恵健康公園については危険な状態が放置されている」との質問に対して、「須恵、江汐公園とも全面改修との意見があったが、予算上、危険な箇所、老朽化した部分の改修となった」との答弁がありました。 質疑を終え、反対討論があり、採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。 次に、議案第44号令和2年度山陽小野田一般会計補正予算(第1回)についてであります。 今回の補正は、市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当支給条例の一部改正及び報酬及び費用弁償の支給条例の一部改正に基づく報酬等の改定、特別職級の減額、出合児童クラブ移転に伴うエアコン設置事業等の取り急ぎ処置すべき案件の補正であり、歳入歳出とも1,587万円を増額し、予算総額を296億6,687万円とするものであります。 それでは、委員会で出された主な質疑について申し上げます。 初めに、議案第48号が否決されたことに伴い、「なぜ議案第44号について修正案が出されなかったのか」との質問がありました。「議案第48号は条例改正議案であり、議案第44号は補正予算の審議である。関連性はあるものの、議案第48号については全会一致で可決できなかったので、修正案を出さなかった」との答弁がありました。 質疑を終え、反対討論があり、採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。 次に、議案第51号令和元年度山陽小野田一般会計補正予算(第8回)についてであります。 今回の補正は、埴生地区複合施設整備事業について入札の手続中に設計図書において積算内容に不備があることがわかり、令和元年度中の入札執行ができなくなったため、令和元年度の事業費を減額し、債務負担行為を変更し、令和2年度の事業費を増額するものである。 歳入歳出とも3,210万円を減額し、予算総額は317億6,314万2,000円とするものであります。 それでは、委員会に出された主な質疑について申し上げます。 「事業の入札について、どこの段階でどのような不備があったのか」との質問に対して、「外構工事について積算の内容に不備があったこと以外は説明を受けていない」との答弁でありました。 質疑を終え、賛成討論があり、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第52号令和2年度山陽小野田一般会計補正予算(第2回)についてであります。今回の補正は、議案第51号で報告しました埴生地区複合施設整備事業に係るもので、歳入歳出とも3,210万円を増額し、予算総額は296億9,897万円とするものであります。 質疑及び討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。議員各位の慎重審議のほど、よろしくお願いいたします。(矢田松夫君降壇) ○議長(小野泰君) 一般会計予算決算常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決につきましては、1件ずつ行います。 議案第11号令和2年度山陽小野田一般会計予算についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。山田議員。(山田伸幸君登壇) ◎議員(山田伸幸君) 議案第11号令和2年度山陽小野田一般会計予算について反対討論を行います。 初めに、山陽小野田市は、市民から信用され、安心して住み続けられる市政を実現させなくてはいけない義務があります。そういった観点から、本市の進め方はスローガンが主で、具体的な市政の実現が見えてきておりません。 また、市の事業には市民からの信頼が何より大事となっていますが、地方卸売市場で起きている卸売会社の業務停止はまさに無責任な市政であると言わなければなりません。行政として市民や業者に責任を持った対応が求められております。 さて、新年度の予算には幾つか疑問があります。歳入において消費税増税の影響から歳入の法人市民税に大きな影響が出ています。その分、法人が元気になり、活発な経済活動が行われれば税収増に転じてくれることも期待できますが、実際には消費税増税以降の不況が経済活動にも大きく影響しております。国の政策とはいえ、住民の暮らしを守る立場から、これは問題であると指摘しなければなりません。 続いて、歳出について。 マイナンバーカードへの個人情報に市民の健康情報が盛り込まれようとしています。市は、国の施策とはいえ、市民の情報を守る確固とした姿勢を示すべきであります。 藤田市長は市の課題として人口減少が課題であると述べられておりますが、ではどのような対策を実施されようとしているのでしょうか。新年度から定住促進の係を置くとしておりますが、アリバイ的にしか感じ取れないような規模であります。 また、多くの自治体が取り組んでいる子供の医療費軽減においても、これまでの1割助成から2割助成へと半歩前進しましたが、先進地では高校卒業まで医療費無料を実現させており、これに比べると腰が引けていると言わなくてはなりません。 妊婦助成について、市民だけが対象とされました。せっかくの市民病院の産婦人科が生かされていないのではないでしょうか。本市で安心して出産し、その後の定着に結びつけていく事業が必要であります。 山陽地区の保育所建設事業において建設工事が始まろうとしていますが、この場所は水害の危険性があるとして指摘されている場所であることに変わりありません。安全・安心なまちづくりとは相入れない事業であります。 次に観光事業についてです。 ハザードマップ事業でも共通の問題として立派な印刷物パンフレットをつくられておりますが、これで生かされるのでしょうか。スマートフォンやタブレットで手軽に見られるように改善すべきであります。 さらに、観光事業では外国からの観光者に対して4カ国語のパンフレットが役に立つのか。それより観光地や公共施設でWi─Fiが使えるようにすべきではないでしょうか。 あわせて、ハロウィンイベントは若者にスポットライトが当てられておりますが、全市民にも親しまれるような事業と変えるべきであります。 次に公共交通の拡充についてであります。 今回、高泊地区での調査費が計上されておりますが、市民からの要望の強さに比べて市の動きが遅過ぎます。市民は運転免許証の返納を前にしてどうしようか悩んでいます。日常的な買い物や通院などに使いやすい地域公共交通を急いで実現すべきであります。 このほかに、帳票のアウトソーシングは予算削減とはなっていない問題。学校給食の公会計の導入は多くの低所得家庭にとって負担となるのではないでしょうか。 以上、るる述べてまいりましたが、山陽小野田市が市民に信頼され、安心して住み続けられるまちづくりに、子育てするなら山陽小野田市でと言われるまちづくりにさらに強く取り組まれることを求め、私の反対討論といたします。(山田伸幸君降壇) ○議長(小野泰君) ほかに討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって、討論を終わります。 これより議案第11号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でありますが、賛成多数でありますので、起立により採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第44号令和2年度山陽小野田一般会計補正予算(第1回)についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第44号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でありますが、賛成多数でありますので、起立により採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第51号令和元年度山陽小野田一般会計補正予算(第8回)についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第51号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第52号令和2年度山陽小野田一般会計補正予算(第2回)についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第52号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。──────────── △日程第9議員提出議案第1号・議員提出議案第2号 ──────────── ○議長(小野泰君) 日程第9、議員提出議案第1号山陽小野田市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について及び議員提出議案第2号地方自治法第180条第1項の規定による市長専決処分事項の指定についての議案2件を一括議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。矢田議員。(矢田松夫君登壇) ◎議員(矢田松夫君) それでは、まず最初に議員提出第1号議案について提案理由の説明を申し上げます。 議員提出議案第1号については山陽小野田市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 改正の内容は、山陽小野田市組織条例の改正に伴い、参考資料のように常任委員会の所属に属する事項を改めるものであります。 よろしく御審議の上、御議決くださいますようお願いいたします。 続きまして、議員提出議案第2号について説明いたします。 議員提出議案第2号については地方自治法第180条第1項の規定による市長専決処分事項の指定についてであります。 本件は、本来、議会の権限に属する事項について迅速な対応を行うことにより円滑かつ能率的な行政運営を図ることが適当であることから、地方自治法第180条第1項の規定により、市長が専決処分することができる事項として、特に第3項や附則1、3について変更し、新たに指定するものであります。 よろしく御審議の上、御議決くださいますようにお願いいたします。 以上、提案理由についての説明といたします。(矢田松夫君降壇) ○議長(小野泰君) 提案理由の説明が終わりました。 お諮りいたします。ただいま議題となっております本2件については、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、ただいま議題となっております本2件は委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより議題となっております議案2件について質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決については、1件ずつ行います。 議員提出議案第1号山陽小野田市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議員提出議案第1号について採決いたします。本件は原案どおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 起立全員であります。よって、本件は原案可決されました。 次に、議員第出議案第2号地方自治法第180条第1項の規定による市長専決処分事項の指定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議員提出議案第2号について採決いたします。本件は原案どおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 起立全員であります。よって、本件は原案可決されました。──────────── △日程第10閉会中の調査事項について ──────────── ○議長(小野泰君) 日程第10、閉会中の調査事項についてを議題といたします。 本件については、各常任委員長及び議会運営委員長から会議規則第110条の規定により、お手元に配付してあります閉会中の調査事項についての表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。 お諮りいたします。各常任委員長及び議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、各常任委員長及び議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。 以上をもって、本会議に付された案件は全部終了いたしました。よって、令和2年第1回(3月)山陽小野田市議会定例会を閉会いたします。どうもお疲れでございました。────────────午後2時21分閉会──────────── 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。  令和2年3月25日   議  長   小 野   泰   署名議員   長谷川 知 司   署名議員   藤 岡 修 美...