ツイート シェア
  1. 山口市議会 2018-09-03
    平成30年第4回定例会(1日目) 本文 開催日:2018年09月03日


    取得元: 山口市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-14
    2018年09月03日:平成30年第4回定例会(1日目) 本文 ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット)    午前10時00分開会開議       ────────────・────・──────────── ◯ 議長坂井芳浩議長) ただいまから、平成30年第4回山口市議会定例会を開会いたします。  本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでございます。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は、3番、野島義正議員及び32番、野村幹男議員を指名いたします。  日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から9月28日までの26日間といたしたいと思います。これに御異議はございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯ 議長坂井芳浩議長) 御異議なしと認めます。よって、会期は26日間と決定いたしました。  会期日程につきましては、お手元に配付の会期日程表のとおりであります。  日程第3、市政概況報告から日程第31、諮問第4号人権擁護委員候補者の推薦についてまでの29件を一括議題といたします。  市長から、市政概況報告及び各議案に対する提案理由の説明を求めます。渡辺市長。                〔市長 渡辺純忠君登壇〕 ◯ 市長渡辺純忠君) おはようございます。本日、平成30年度山口一般会計補正予算、その他諸議案の御審議をいただきますため、平成30年第4回山口市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方には何かと御多用の中、御参集を賜りましてまことにありがとうございます。  それでは、議案の説明に入ります前に、その後の市政の概況につきまして御報告を申し上げます。まず、平成30年7月豪雨への対応について申し上げます。6月28日から7月8日にかけて西日本を中心に広い範囲で発生した記録的な大雨「平成30年7月豪雨」は各地で甚大な被害をもたらしました。このたびの豪雨災害によってお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆様方に心からお見舞いを申し上げます。  それでは、本市の対応及び被害の状況について申し上げます。まず、6月30日の大雨に対する対応につきましては、土砂災害警戒情報の発表を受けて、災害対策本部を設置いたし災害対応に当たったところでございます。この際には、仁保川が氾濫危険水位を超過したため、大内地域及び仁保地域の一部に避難準備高齢者等避難開始を発令いたしまして、9世帯18人の方々が避難をされました。また、被害につきましては、宮野地域において古甲川があふれたことにより住宅6棟に床下浸水が発生をいたしております。次に、7月3日からの台風第7号に対する対応につきましては、進路予想をもとに気象警報発表前の7月2日から避難者受け入れ体制をとりまして、自主避難をされる方々への対応に努めたところでございます。この際には、台風の最接近が7月3日深夜との予報がありましたことから午後5時に水防本部体制をとりまして、同時に市内全域避難準備高齢者等避難開始を発令いたし、47世帯56人の方々が避難をされました。被害につきましては、強風により、2人の方が軽傷を負われております。次に、7月5日から7日までの大雨に対する対応につきましては、7月6日の土砂災害警戒情報の発表を受けまして、災害対策本部を設置いたし、災害対応に当たったところでございます。この際には、非常に激しい雨が長時間続きましたことから、随時土砂災害や洪水の危険度が高まりました市内各地域避難勧告を発令いたし、182世帯437人の方々が避難をされました。被害につきましては、徳地柚木滑土砂崩れにより市道が塞がり、孤立状態となられた1人の方を消防隊員が救出をいたしましたほか、徳地地域で土砂による家屋の一部損壊が2件、吉敷地域及び阿東地域床下浸水が各1件ございました。その他、このたびの豪雨の被害といたしましては、土砂崩れ等による市道の通行どめが6カ所、林道の崩落等が12カ所、農業用施設等の被害が63件となっておりまして、現在、復旧等に努めているところでございます。これから台風の多い季節を迎えることとなりますが、市民の皆様が安心して安全に暮らすことができる「安全安心のまち」の実現に向け、引き続き防災・減災の取り組みを進めてまいります。  続きまして、被災地への支援の状況につきまして御報告をいたします。このたびの豪雨により甚大な被害を受けられました被災地に対しましては、協定や要請に基づき、迅速かつ積極的な支援に取り組んできたところでございます。まず、救援物資につきましては、被害発生直後の7月8日に、災害時相互応援協定を締結いたしております岡山県総社市や甚大な被害を受けられました岡山県倉敷市に対して、緊急で必要とされておられましたエアベッド、紙おむつ、粉ミルク等を職員が直接お届けをいたしたところでございます。  次に、職員の派遣についてでございます。まず、緊急消防援助隊といたしまして、消防職員延べ40人を広島県広島市及び安芸郡海田町へ派遣をいたしました。また、給水支援活動のため、上下水道局職員延べ82人を広島県三原市及び呉市へ、そして瓦れき撤去被災家屋の調査のため、職員延べ38人を岡山県総社市へ、それぞれ派遣をいたしました。さらに、山口県からの要請を受けまして、被災者健康相談避難所衛生対策等のため、保健師延べ3人を広島県安芸郡熊野町へ、そして被災家屋の調査のため、職員2人を広島県呉市へそれぞれ派遣をいたしました。これらの短期間の派遣に加えまして、県内の被災地への支援といたしまして、災害復旧業務のため、技術職員2人を光市へ、技術職員延べ5人を岩国市へ、それぞれ8月から10月末までの間、長期間の派遣をいたしているところでございます。なお、東日本大震災復旧支援を契機として、現在、本市と人事交流を行っております福島市から本市に対して被災地支援の申し出がありましたことから、8月の1カ月間、本市職員と合同で光市へ職員の派遣をされたところでございます。  次に、被災者受け入れについてでございます。7月11日に被災者総合支援窓口を立ち上げまして、本市への転入や市営住宅への入居等について、相談や情報提供を行える体制を整えているところでございます。これまで、支援窓口への具体的な相談はございませんが、広島県内から避難してこられた児童を一時的に市内の小学校受け入れております。
     次に、義援金受け付けにつきましては、「平成30年7月豪雨災害義援金」といたしまして、山口総合支所を初め各総合支所地域交流センター等、市内19カ所に募金箱を設置いたしております。これまで多くの市民の皆様から心温かい御支援をお寄せいただき、8月29日現在の受け付け金額は、91万671円となっているところでございまして、日本赤十字社を通じ、被災地へお届けすることといたしております。被災された地域におかれましては、インフラや家屋等に甚大な被害が生じ、復旧にはなお相当の期間を要しますことから、本市といたしましては、被災地支援取り組みを今後とも継続してまいりたいと考えておりますので、市民の皆様、そして市議会の皆様の御理解と御支援をお願いを申し上げます。  次に、山口ゆめ花博の開幕について申し上げます。本市、山口県及び公益財団法人都市緑化機構が主催をいたします第35回全国都市緑化やまぐちフェア山口ゆめ花博」が9月14日からいよいよ開幕いたします。「山口から開花する、未来への種まき。~150年を振り返り、次の150年につなぐ~」をテーマといたします山口ゆめ花博は、明治150年の節目の年に、山口県が明治維新に重要な役割を果たしたことを振り返り、その精神に学び、新しい日本と山口県のあり方を考え、次の150年に向けてのスタートとなりますよう、さまざまな取り組みが生み出す未来公園と位置づけ、その可能性を提案、発信しようとするものでございます。会場となります山口きらら博記念公園では、1,000万の山口県の花が咲き誇る大花壇のほか、日本一に挑戦する遊具の数々、全国都市緑化フェア初めてとなりますナイトプログラムなど、さまざまなイベント体験プログラムを企画いたしておりまして、目標来場者数50万人以上を掲げ、そのにぎわいや集客に大いに期待をいたしているところでございます。本市におきましても、会場内に湯田温泉温泉水を直送する足湯施設湯田温泉別湯」を整備いたしますとともに、温泉水を利用した蒸しふく料理を提供するなど、湯田温泉の湯と食を一体的に発信、PRし、山口ゆめ花博を盛り上げていくことといたしているところでございます。また、市内の全小・中学校に、会場を彩る花の苗を育てていただく花育プロジェクトなど、山口ゆめ花博と連携した活動やイベントを実施いたしておりまして、こうした活動を通じた緑化意識の向上、公園の新たな利活用の促進、市民参加の推進などを本市の未来に向けた人づくりへと発展させ、今後とも継続した取り組みとなるよう進めてまいりたいと考えております。そして、こうした山口ゆめ花博取り組みが、交流人口の増加、公園利用者の増加への契機となりまして、本市の次の150年につながる未来への種まきとなりますよう、その成功に向けてしっかりと取り組んでまいる所存でございます。  次に、亀山公園山頂広場の整備について申し上げます。亀山公園山頂広場は、明治33年に整備され大内文化の薫るまちなみが一望できる公園として、多くの市民の皆様に親しまれてきたところでございます。しかしながら、近年、木々が繁茂し眺望が失われてきましたことから、利便性快適性の向上に向けて、このたび明治維新150年を機に大規模な再整備を実施いたしたところでございます。整備に当たりましてはワークショップを開催いたし、地域関係団体の皆様など多くの御参加をいただき、さまざまな御意見や御要望をいただく中で整備計画を作成いたしたところでございます。整備の概要といたしましては、市街地全体が一望できる眺望の確保、一体的な利用が可能となる芝生広場、山頂へ行き来しやすい園路やバリアフリーに対応したトイレ等を整備するものでございまして、9月22日のオープンに際しましては記念式典を行うことといたしております。式典当日は、山口都市緑化祭山口みどりのフェスタ」を亀山公園山頂広場で開催することといたしておりまして、山口ゆめ花博連携会場イベントとしても位置づけておりますことから、一層の緑化意識の啓発や推進が図られるものと期待をいたしているところでございます。今後とも、引き続き、緑豊かな都市環境の構築と景観形成に努めますとともに、亀山公園山頂広場からパークロード中心商店街に至るエリア全体の回遊性を高めることにより、中心市街地全体のにぎわいの創出を図ってまいる所存でございます。  次に、十朋亭維新館オープンについて申し上げます。山口下堅小路で、江戸時代から代々醤油醸造業を営んでおられた萬代家から寄贈いただきました史跡十朋亭や杉私塾萬代家主屋などの土地、建物、また貴重な歴史資料等に新たに展示室を有する本館を加え、整備を進めてまいりました十朋亭維新館が9月29日にオープンをいたします。十朋亭維新館につきましては、山口市の幕末・明治維新を学ぶことができる場として、また、大内文化特定地域の新たな回遊スポットとして位置づけているところでございまして、来館者の皆様にはリニューアルいたしました史跡十朋亭を初め、既存の建物の観覧に加えて新築をいたしました本館では、伊藤博文井上馨の自作の漢詩が直筆された大杓子、久坂玄瑞が常用していた湯飲みや明治維新に関わる各種書簡、掛け軸などの貴重な品々や、県指定文化財手鑑萬代帖をデータ化したデジタルブックなどを閲覧いただけます。また、市中心部を模したジオラマに映像を投射するプロジェクションマッピングによりまして、毛利敬親公が萩から山口へ藩庁を移した山口移鎮などをごらんいただけます。こうした内容によりまして、本市が幕末・明治維新期に果たした役割や明治維新策源地であるゆえんを知っていただきますとともに、当該施設の開設を契機といたしまして、市内外の多くの方々に大内文化特定地域における歴史文化の魅力に触れていただきたいと考えております。なお、オープン当日には大殿地域交流センターにおいてオープニングセレモニーを開催いたしますほか、オープニングイベントといたしまして、山口維新キャラバン隊による歴史パフォーマンスや、徳地在住和紙人形作家長沼隆代さんによる「幕末・明治維新創作和紙人形展」、山口菜香亭及び山口歴史民俗資料館との3館連携によるクイズラリーなどを開催することといたしております。今後も、こうした本市固有歴史文化資源の活用によりまして、市民の皆様のシビックプライドの醸成や、交流人口の増加に向けた取り組みを積極的に進めてまいりたいと考えております。  次に、韓国公州市との姉妹都市締結25周年記念事業について申し上げます。本市と公州市は平成5年2月23日に姉妹都市締結を行い、今年で25周年を迎えました。これを記念いたしまして、10月25日から27日まで、金廷燮公州市長を団長といたします公式訪問団及び公州市忠南燕亭国学院公演団の26人を本市へお迎えすることといたしております。訪問団の皆様におかれましては、市内の視察や民間団体との交流をされますとともに、10月27日には山口ゆめ花博会場のステージにおきまして、公演団の皆様により、韓国伝統楽器による演奏会を行っていただくことといたしております。ぜひ、市民の皆様を初め多くの方々に韓国の伝統的な音楽を鑑賞いただきたいと考えております。このたびの記念事業を契機に友好親善をさらに深めますとともに、両市の連携をより一層強化し、これまで以上に実りの多い交流を創造してまいりたいと考えているところでございます。  次に、企業立地について申し上げます。企業立地取り組みにつきましては、本年6月以降、2件の協定を締結いたしました。まず、1件目といたしまして、6月26日に山口市中園町の株式会社コア事業拡大の協定を締結いたしました。同社は、昭和59年の創業以来、総合広告代理店として印刷業務を中心に看板や媒体広告システム開発アプリケーション開発等事業展開を図ってこられておりますが、このたび、システム開発アプリケーション開発業務受注量増加に伴う事業拡大をされまして、総投資額として800万円、新たな雇用の創出として10人を予定されているところでございます。次に、2件目といたしまして、7月9日に山口市佐山のテルモ山口DD株式会社事業所設備増設協定を締結いたしました。同社は、平成27年1月にテルモ山口株式会社の子会社として山口市に設立され、薬剤充填済み注射器等を製造されておられますが、このたび、関連製品増産のための製造ラインの増設をされまして、総投資額として68億4,000万円、新たな雇用の創出として60人を予定されているところでございます。これら2件の協定の締結によりまして、設備投資や新たな雇用創出が予定されておりますことから、立地奨励金雇用奨励金、また、情報関連産業等支援補助金といった山口企業立地促進条例に基づく支援を行ってまいることといたしております。今後とも、雇用の創出や地域経済活性化につながる企業誘致に積極的に取り組んでまいる所存でございます。  以上で、市政の概況報告を終わりまして、議案説明に入らせていただきます。  議案第1号の平成30年度山口一般会計補正予算につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ3億4,382万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ876億4,287万5,000円といたしております。それでは、歳出予算からその概要を御説明申し上げます。総務費につきましては、総務管理費6,445万円、徴税費394万円をそれぞれ追加計上いたしております。民生費につきましては、社会福祉費241万5,000円、児童福祉費160万円、生活保護費226万8,000円をそれぞれ追加計上いたしております。衛生費につきましては、保健衛生費50万円、清掃費3,900万円をそれぞれ追加計上いたしております。商工費につきましては、商工費3,710万1,000円を追加計上いたしております。土木費につきましては、道路橋りょう費431万円、都市計画費54万円、住宅費99万円をそれぞれ追加計上いたしております。消防費につきましては、消防費32万円を追加計上いたしております。教育費につきましては、小学校費1,825万円、中学校費1,520万円、社会教育費1,044万円をそれぞれ追加計上いたしております。災害復旧費につきましては、農林水産施設災害復旧費1,950万円、土木施設災害復旧費1億2,300万円を追加計上いたしております。次に、歳入予算につきましては、特定財源といたしまして、国庫支出金8,600万5,000円、諸収入3,011万1,000円、市債5,680万円を追加計上いたしております。また、一般財源といたしまして繰越金1億7,090万8,000円を追加計上いたしております。第2条の債務負担行為補正につきましては、不燃物中間処理センター廃棄物処理等業務ほか1事業に係る債務負担行為の追加をいたすものでございます。第3条の地方債補正につきましては、今回補正をいたします事業に見込まれる起債につきまして、その限度額の変更をいたすものでございます。  議案第2号の平成30年度山口介護保険特別会計補正予算につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ3億4,422万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ180億6,906万9,000円といたしております。これは、国庫支出金等の返還及び繰越金基金積み立てにつきまして、所要の補正をいたすものでございます。  議案第3号の平成30年度山口介護サービス事業特別会計補正予算につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ345万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4,432万5,000円といたしております。これは、繰越金基金積み立てにつきまして、所要の補正をいたすものでございます。  議案第4号の平成30年度山口駐車場事業特別会計補正予算につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ2,115万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ5,842万9,000円といたしております。これは、繰越金基金積み立てにつきまして、所要の補正をいたすものでございます。  議案第5号の平成30年度山口地域下水道事業特別会計補正予算につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ45万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ654万4,000円といたしております。これは、繰越金基金積み立てにつきまして、所要の補正をいたすものでございます。  議案第6号の平成30年度山口公共下水道事業会計補正予算につきましては、山口浄化センター小郡浄化センター等維持管理業務に係る債務負担行為の追加をいたすものでございます。  議案第7号は、山口行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例でございます。これは、障害者日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく地域生活支援事業の実施に当たり、新たにマイナンバー制度における情報連携を行うことに伴いまして、所要の改正をいたすものでございます。  議案第8号は、山口市企業の地方拠点強化の促進のための固定資産税の不均一課税に関する条例の一部を改正する条例でございます。これは、地域再生法の一部改正に伴いまして、所要の改正をいたすものでございます。  議案第9号は、山口使用料手数料徴収条例の一部を改正する条例でございます。これは、使用料手数料の設定に関する指針に基づきまして、住民票等証明発行手数料等を現行の100円から200円へ見直す等の改正や、建築基準法の一部改正に伴いまして、接道規制適用除外に係る認定及び仮設興行場等仮設建築物の建築に関する特例の許可に係る手数料の額を定めるほか、所要の改正をいたすものでございます。  議案第10号は、山口廃棄物の処理及び清掃に関する条例等の一部を改正する条例でございます。これは、不燃ごみ及び不燃性粗大ごみを持ち込んだ場合の廃棄物処理手数料の額及び一般廃棄物処理業に関する変更許可及び許可証の再交付に係る手数料の額を改定するほか、一般家庭可燃ごみ指定収集袋で持ち込んだ場合の廃棄物処理手数料を重量にかかわらず無料とすることに伴いまして、所要の改正をいたすものでございます。  議案第11号は、山口介護保険条例の一部を改正する条例でございます。これは、介護保険法施行令の一部改正に伴いまして、所要の改正をいたすものでございます。  議案第12号は、山口防災会議条例の一部を改正する条例でございます。これは、防災会議の委員の定数を変更することに伴いまして、所要の改正をいたすものでございます。  議案第13号は、住居表示を実施する区域及び住居表示の方法についてでございます。これは、小郡上郷の一部において実施する住居表示に関し、その区域及び方法を定めることにつきまして、市議会の議決を求めるものでございます。  議案第14号の阿東健康福祉拠点施設整備工事請負契約の締結及び議案第15号の鍋倉東線徳佛橋橋梁上部工事請負契約の締結につきましては、それぞれ議案に示しますとおり請負契約を締結することにつきまして、市議会の議決を求めるものでございます。  議案第16号の高規格救急自動車の取得及び議案第17号の山口市立小中学校教育用コンピュータ等の取得につきましては、それぞれ議案に示しますとおり財産を取得することにつきまして、市議会の議決を求めるものでございます。  議案第18号及び議案第19号は、平成29年度山口水道事業会計及び平成29年度山口公共下水道事業会計に関する利益の処分及び決算の認定についてでございます。これは、利益の処分につきまして、それぞれ市議会の議決を求めますとともに、監査委員の審査を経ました決算につきまして、それぞれ市議会の認定に付するものでございます。  議案第20号は、損害賠償の額を定めることについてでございます。これは、市が売却いたしました土地の地中埋設物である岩石の撤去に伴う損害賠償の額を定めることにつきまして、市議会の議決を求めるものでございます。  議案第21号の平成30年度山口一般会計補正予算に関する専決処分につきましては、先ほど御報告申し上げましたとおり、このたびの平成30年7月豪雨により被災された他市町への支援及び本市における被災者受け入れ体制の整備に係る経費として、歳入歳出予算の総額にそれぞれ2,500万円を追加計上する補正予算専決処分いたしましたので、その御報告を申し上げ、市議会の承認を求めるものでございます。それでは、歳出予算からその概要を御説明申し上げます。総務費につきましては、総務管理費1,225万3,000円を追加計上いたしております。土木費につきましては、住宅費694万9,000円を追加計上いたしております。消防費につきましては、消防費579万8,000円を追加計上いたしております。次に、歳入予算につきましては、一般財源といたしまして繰越金2,500万円を追加計上いたしております。  議案第22号の平成30年度山口一般会計補正予算に関する専決処分につきましては、このたびの平成30年7月豪雨により被災した市内の道路などの公共土木施設のうち、緊急に対処すべき災害復旧に係る経費として、歳入歳出予算の総額にそれぞれ4,927万5,000円を追加計上する補正予算専決処分いたしましたので、その御報告を申し上げ、市議会の承認を求めるものでございます。それでは、歳出予算からその概要を御説明申し上げます。災害復旧費につきましては、土木施設災害復旧費4,927万5,000円を追加計上いたしております。次に、歳入予算につきましては、特定財源といたしまして市債4,090万円を追加計上いたしております。また、一般財源といたしまして繰越金837万5,000円を追加計上いたしております。このほか、地方債補正につきましては、今回補正いたします事業に見込まれる起債につきまして、その限度額の変更をいたすものでございます。  議案第23号の平成30年度山口水道事業会計補正予算に関する専決処分につきましては、このたびの平成30年7月豪雨に係る応援給水活動に要する経費として、収益的支出に500万円を、収益的収入に同額の一般会計からの補助金をそれぞれ追加計上する補正予算専決処分いたしましたので、その御報告を申し上げ、市議会の承認を求めるものでございます。  議案第24号の農業委員会の委員の任命につきましては、山見智盟氏を任命することにつきまして市議会の同意を得ようとするものでございます。  諮問第1号から諮問第4号までの人権擁護委員の候補者の推薦につきましては、4人の委員の任期が本年12月31日をもって満了することに伴い、引き続き小山稔氏、三宅洋子氏及び鶴岡茂幸氏を、新たに徳万孝治氏を、それぞれ推薦することにつきまして、市議会の意見を求めるものでございます。  以上で、本日提案いたしました議案につきまして、その概要を申し上げましたが、詳細につきましては御質問に応じまして私及び参与員から御説明を申し上げますので、何とぞ慎重御審議の上、適切なる御議決を賜りますようにお願いを申し上げます。  なお、損害賠償の額を定めることに関する専決処分、訴えの提起に関する専決処分小郡上郷保育園園舎増改築工事の請負契約の一部を変更することに関する専決処分及び南北駅広線改良工事委託に関する協定の一部を変更することに関する専決処分をいたしましたので、御報告を申し上げます。また、地方自治法第243条の3第2項の規定により、一般財団法人山口県ニューメディア推進財団、株式会社願成就、一般財団法人阿知須まちづくり財団及び一般社団法人ふるさと振興公社の経営状況説明書を提出いたしておりますので、ごらんいただきたいと存じます。  以上で説明を終わります。 ◯ 議長坂井芳浩議長) 以上で、市政概況報告及び各議案に対する説明が終わりました。  日程第32、議員の派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。議員の派遣については、地方自治法第100条第13項及び会議規則第167条の規定により、お手元に配付のとおり決定することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯ 議長坂井芳浩議長) 御異議なしと認めます。よって、議員の派遣については、お手元に配付のとおりに決定いたしました。  以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  本日はこれをもって散会いたします。再開は10日午前10時であります。                  午前10時37分散会       ────────────・────・────────────        地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。                    議     長  坂 井 芳 浩                    会議録署名議員  野 島 義 正                    会議録署名議員  野 村 幹 男 Copyright (c) YAMAGUCHI CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....