3 欠席議員(0名)
4
事務局職員出席者
事務局長 奥 坊 恒 雄
書記 辻 本 香 織
5 説明のため出席した者の職氏名
町長 平 野 嘉 也
副町長 西 上 邦 雄
教育委員長 角 濱 正 和
会計管理者 上 江 良 幸
総務課長 下 勝 己
企画財政課長 辻 本 幸 弘
健康推進課長 阪 田 圭 二
建設課長 山 本 剛 久
富貴支所長 南 明 人
消防長 中 西 清
教育次長 中 上 浩 貴
診療所事務長 中 尾 司
生活環境課長 井 上 哲 也
まち未来課長 松 本 嘉 文
午前 9時31分 開議
○議長(負門俊篤) これから本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。
お諮りします。ただいま平野町長から議案第71号が提案されました。これを日程に追加し、追加日程第1として議題にしたいと思います。御異議ありませんか。
〇議員(「異議なし」)
○議長(負門俊篤) 異議なしと認めます。議案第71号を日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに決定しました。
追加日程第1、議案第71号、平成26年度高野町
一般会計補正予算(第4号)についてを議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
辻本企画財政課長。
○
企画財政課長(辻本幸弘) おはようございます。
それでは、議案第71号につきまして御説明を申し上げます。
まず、1ページ目をお願いいたします。
平成26年度高野町
一般会計補正予算(第4号)
平成26年度高野町の
一般会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。
(
歳入歳出予算の補正)
第1条 既定の
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億8,800万円を追加し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ40億6,350万円と定める。
2
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算の金額は、「第1表
歳入歳出予算補正」による。
(地方債の補正)
第2条 地方債の変更は「第2表 地方債の補正」による。
平成26年12月17日提出。
高野町長 平 野 嘉 也
次に、7ページをお願いいたします。
第2表 地方債の補正。
起債の目的、
過疎対策事業。
補正前、限度額2億4,610万円。
起債の方法、証書又は証券借入。
利率、4.5%以内(ただし、
利率見直し方式で借り入れる政府資金及び
地方公共団体金融機構資金について、利率の見直しを行った後においては、当該見直し後の利率)
償還の方法、償還の方法・期限については、借入先の条件に従う。但し、町財政の事情により償還期間を短縮し、若しくは繰上げ償還又は低利に借換えすることが出来る。
補正後、限度額2億8,750万円。
起債の目的、
農林業施設災害復旧事業。
補正前、限度額140万円。起債の方法、利率、償還の方法は先ほどと同じです。
補正後、限度額770万円。起債の方法、利率、償還の方法は先ほどと同じです。
起債の目的、
公共土木施設災害復旧事業。
補正前、限度額3,930万円。起債の方法、利率、償還の方法は先ほどと同じです。
補正後、限度額4,260万円。起債の方法、利率、償還の方法は先ほどと同じです。
起債の目的、補正されなかった地方債。
補正前、限度額1億3,420万6,000円。起債の方法、利率、償還の方法は先ほどと同じです。
補正後、限度額1億3,420万6,000円。起債の方法、利率、償還の方法は先ほどと同じとなっております。
計といたしまして、補正前、限度額4億2,100万6,000円。補正後、限度額4億7,200万6,000円となりました。
次に、11ページをお願いいたします。
2 歳入。
12款分担金及び負担金1項分担金1目
農林業費分担金、補正額123万4,000円の減、補正後の額173万2,000円、2節123万4,000円の減。2項負担金2目
商工費負担金、補正額30万円、補正後の額1,785万円、1節30万円。
14
款国庫支出金1項国庫負担金1目
民生費国庫負担金、補正額592万9,000円、補正後の額7,505万6,000円、1節587万3,000円、4節5万6,000円。2目
災害復旧費国庫負担金、補正額643万7,000円、補正後の額1億8,213万9,000円、1節643万7,000円。次のページをお願いいたします。2項
国庫補助金4目
土木費国庫補助金、補正額926万2,000円の減、補正後の額1億4,986万3,000円、2節926万2,000円の減。3項国庫委託金1目
総務費国庫委託金、補正額8万円、補正後の額16万7,000円、1節8万円。2目
民生費国庫委託金、補正額21万1,000円、補正後の額87万7,000円、1節21万1,000円。
15款県支出金1項県負担金2目
民生費県負担金、補正額301万1,000円、補正後の額4,826万1,000円、1節301万1,000円。次のページをお願いいたします。2項県補助金1目
総務費県補助金、補正額135万円の減、補正後の額205万2,000円、2節135万円の減。2目
民生費県補助金、補正額58万4,000円の減、補正後の額738万5,000円、2節58万4,000円の減。4目
農林業費県補助金、補正額25万6,000円の減、補正後の額2,484万3,000円、1節18万6,000円の減、2節7万円の減。7目
災害復旧費県補助金、補正額175万円、補正後の額2,714万3,000円、1節175万円。
17款寄附金1項寄附金4目
ふるさと寄附金、補正額1億円、補正後の額1億3,300万円、1節1億円。
18款繰入金1項他会計繰入金2目
後期高齢者医療特別会計繰入金、補正額314万5,000円、補正後の額314万5,000円、1節314万5,000円。次のページをお願いいたします。3目
介護保険特別会計繰入金、補正額57万3,000円、補正後の額57万3,000円、1節57万3,000円。2項基金繰入金3目
財政調整基金繰入金、補正額1,400万円、補正後の額1億2,167万円、1節1,400万円。
20款諸収入4項雑入9目雑入、補正額1,425万円、補正後の額3,095万円、1節1,425万円。
21款町債1項町債3目衛生債、補正額520万円、補正後の額1,740万円、1節520万円。次のページをお願いいたします。4目土木債、補正額3,620万円、補正後の額2億1,500万円、1節3,620万円。6目災害復旧債、補正額960万円、補正後の額5,030万円、1節630万円、2節330万円。
次のページをお願いいたします。
3 歳出。
1款議会費1項議会費1目議会費、補正額10万6,000円の減、補正後の額6,470万3,000円、14節18万9,000円の減、3節10万8,000円、4節6,000円、19節3万1,000円の減。
2款総務費1項
総務管理費1目
一般管理費、補正額567万3,000円、補正後の額2億7,100万3,000円、2節51万9,000円、3節67万円、4節55万2,000円、次のページをお願いします。11節60万円、12節150万円、13節83万円、14節43万円、19節57万2,000円。5目
財産管理費、補正額4,732万6,000円、補正後の額2億236万5,000円、25節4,732万6,000円。6目企画費、補正額373万1,000円、補正後の額9,624万5,000円、2節244万7,000円、3節25万円、4節83万4,000円、9節20万円。7目地域振興費、補正額65万8,000円、補正後の額4,267万6,000円、2節32万9,000円、3節13万8,000円、次のページをお願いします。4節19万1,000円。8目
鳥獣被害対策費、補正額279万3,000円の減、補正後の額229万8,000円、19節279万3,000円の減。9目支所費、補正額245万8,000円の減、補正後の額2,596万円、3節12万円、7節216万1,000円の減、12節46万7,000円の減、14節5万円。14目集会所費、補正額100万3,000円、補正後の額448万3,000円、11節100万3,000円。15目
電算管理費、補正額41万1,000円、補正後の額4,089万1,000円、13節41万1,000円。21目諸費、補正額5,226万4,000円、補正後の額9,058万4,000円、8節5,000万円、11節37万4,000円、14節80万円、15節82万1,000円、23節26万9,000円。次のページをお願いします。2項徴税費1目
税務総務費、補正額16万6,000円、補正後の額3,405万円、2節4,000円、3節45万9,000円の減、4節8万1,000円、13節54万円。2目賦課徴収費、補正額60万円、補正後の額306万4,000円、23節60万円。3項
戸籍住民基本台帳費1目
戸籍住民基本台帳費、補正額7万9,000円、補正後の額1,938万1,000円、2節2万6,000円、4節5万3,000円。次のページをお願いします。2目地籍調査費、補正額11万4,000円、補正後の額3,070万7,000円。2節9,000円、3節7万7,000円、4節2万8,000円。
3款民生費1項
社会福祉費1目
社会福祉総務費、補正額1,250万4,000円、補正後の額1億9,354万5,000円、2節116万8,000円の減、3節61万8,000円、4節20万5,000円の減、12節1万7,000円、20節1,324万2,000円。2目
老人福祉総務費、補正額690万円の減、補正後の額2億2,618万5,000円、28節690万円の減。次のページをお願いいたします。3目
国民年金事務取扱費、補正額4万9,000円、補正後の額826万6,000円、2節9万9,000円の減、3節5万円の減、4節4,000円、13節19万4,000円。5目
保健福祉センター費、補正額17万6,000円、補正後の額185万4,000円、11節17万6,000円。6目
富貴高齢者生活福祉センター費、補正額142万5,000円、補正後の額1,165万2,000円、13節142万5,000円。7目
地域包括支援センター費、補正額4万4,000円、補正後の額79万2,000円、9節2万9,000円、11節1万7,000円。2項
児童福祉費1目
児童福祉総務費、補正額5万6,000円、補正後の額1,769万9,000円、13節5万6,000円。2目
母子福祉費、補正額15万円、補正後の額260万2,000円、8節15万円。次のページをお願いいたします。5目
認定こども園費、補正額390万5,000円、補正後の額5,523万5,000円、11節33万6,000円、12節5万5,000円、13節348万9,000円、27節2万5,000円。8目
子育て支援事業費、補正額104万5,000円の減、補正後の額109万7,000円、7節24万円、11節4万円、12節4万円、13節175万3,000円の減、15節38万8,000円。
4款衛生費1項
保健衛生費1目
保健衛生総務費、補正額2,000円、補正後の額1,862万3,000円、4節2,000円。次のページをお願いいたします。2目予防費、補正額336万1,000円、補正後の額2,317万4,000円、11節10万9,000円、20節325万2,000円。3目母子保健費、補正額3万1,000円、補正後の額361万4,000円、9節3万1,000円。4目診療諸費、補正額620万円、補正後の額1億2,000万円、28節620万円。3項清掃費1目
清掃総務費、補正額442万2,000円の減、補正後の額9,216万6,000円、2節224万7,000円の減、3節148万6,000円の減、4節68万9,000円の減。2目塵芥処理費、補正額163万4,000円の減、補正後の額8,544万6,000円、2節151万5,000円の減、3節22万5,000円。次のページをお願いいたします。4節34万4,000円の減。4項
上下水道費1目
上水道施設費、補正額100万円、補正後の額2,250万円、28節100万円。2目
下水道施設費、補正額250万円、補正後の額5,900万円、28節250万円。
6款農林業費1項農業費1目
農業委員会費、補正額10万6,000円、補正後の額1,935万8,000円、2節1万3,000円、3節7万円、4節2万3,000円。2目
農業総務費、補正額30万8,000円、補正後の額711万2,000円、2節22万円、4節8万8,000円。3目
農業振興費、補正額8万円、補正後の額790万8,000円、19節8万円。次のページをお願いいたします。4目
農業者年金事業費、補正額ゼロ、補正後の額11万5,000円、3節2万円の減、11節2万円。5目直接
支払推進事業費、補正額20万1,000円の減、補正後の額1万9,000円、11節1万5,000円の減、19節18万6,000円の減。2項林業費1目
林業総務費、補正額7万9,000円、補正後の額452万6,000円、2節1万9,000円、4節2万円、19節4万円。2目林業振興費、補正額4万4,000円の減、補正後の額1,058万8,000円、11節9万4,000円、18節13万8,000円の減。
次のページをお願いします。7款商工費1項商工費4目観光費、補正額206万8,000円の減、補正後の額1億2,769万2,000円、2節192万2,000円の減、3節65万5,000円の減、4節48万7,000円の減、19節99万6,000円。5目
高野山森林公園管理費、補正額50万円、補正後の額1,147万4,000円、11節50万円。
8款土木費1項
土木管理費1目
土木総務費、補正額245万4,000円の減、補正後の額4,695万6,000円、2節216万3,000円の減、3節55万6,000円の減、4節49万5,000円の減、11節6万円。次のページをお願いいたします。19節70万円。2項道路橋梁費1目
道路維持費、補正額736万2,000円、補正後の額7,013万4,000円、2節3万7,000円、3節8万8,000円、4節4万7,000円、11節19万円、13節100万円、15節600万円。2目
道路新設改良費、補正額2,700万円、補正後の額1億3,294万7,000円、15節2,700万円。3目
地方道路改良費、補正額ゼロ、補正後の額2億400万円、13節300万円の減、15節400万円、19節300万円。次のページをお願いします。22節400万円の減。3項河川費1目河川維持費、補正額115万円、補正後の額466万円、15節115万円。4項都市計画費2目公園費、補正額12万円、補正後の額70万円、11節12万円。4目
都市環境整備事業費、補正額1,200万円、補正後の額2,080万円、19節1,200万円。5項住宅費1目
住宅管理費、補正額262万9,000円、補正後の額2,569万4,000円、2節80万5,000円、3節12万1,000円の減、次のページをお願いします。11節194万5,000円。
9款消防費1項消防費1目
常備消防費、補正額640万6,000円、補正後の額1億5,301万1,000円、2節468万2,000円、3節19万3,000円、4節153万1,000円。2目非
常備消防費、補正額6万1,000円、補正後の額2,914万9,000円、12節6万1,000円。3目
消防施設費、補正額30万円、補正後の額2,929万3,000円、11節30万円。
次のページをお願いします。10款教育費1項
教育総務費2目事務局費、補正額348万3,000円の減、補正後の額6,765万9,000円、2節147万9,000円の減、3節112万7,000円の減、4節34万2,000円の減、19節53万5,000円の減。3目教育諸費、補正額76万8,000円、補正後の額991万5,000円、12節76万8,000円。4項
社会教育費1目
社会教育総務費、補正額4万7,000円、補正後の額772万7,000円、1節1万円、2節1万8,000円、4節1万9,000円。2目公民館費、補正額322万5,000円の減、補正後の額1,447万4,000円、2節134万4,000円の減、3節144万9,000円の減、次のページをお願いいたします。4節43万2,000円の減。6項文化財費1目
文化財管理費、補正額3万9,000円の減、補正後の額3,978万8,000円、2節35万5,000円の減、4節4万4,000円の減、7節36万円。
11
款災害復旧費1項
農林業施設災害復旧費1目
災害復旧費、補正額1,070万円、補正後の額5,939万1,000円、15節1,070万円。次のページをお願いします。2項
公共土木施設災害復旧費1目
災害復旧費、補正額525万円、補正後の額2億6,817万8,000円、13節700万円の減、15節1,225万円。
14款予備費1項予備費1目予備費、補正額57万8,000円、補正後の額2,687万2,000円。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(負門俊篤) これで提案説明を終わります。
これから質疑に入ります。質疑はありませんか。
8番、大西君。
○8番(大西正人) 失礼いたします。それでは、補正予算案の質問をさせていただきます。
まず、18ページです。
鳥獣被害対策費として19節で279万3,000円の減額となっております。非常にいろんな被害が出ておって、そういう訴えもある中で、なぜこのような減額になっておるのかをお聞きいたします。
また、
防犯カメラ設置工事で15節に上がっているわけですが、諸費ということで82万1,000円。これは場所は大門のところと聞いておりますが、前の中央の屯所のときよりも少し増額になっていると思うんですが、この辺の内容をお聞きしたいと思います。
それから、22ページでございます。22ページ、
子育て支援事業費として13節に、これは前に上がっておりました費用175万3,000円がなくなったということで減額されておりますが、これよりも
工事請負費で38万8,000円、これの説明もお願いしたいんですが。38万8,000円、学童保育の
施設整備事業ということで上がっております。小学校と聞いておるんですが、正確な場所と、それから38万8,000円でどこまでやるのかというような内容をお聞きしたいと思います。
あとは、ようけあるんですけど、私が全部聞いてしまうと残り少なくなるといけませんので、26ページ、修繕料というところで、
高野山森林公園管理費11節需用費の修繕料ということで50万円上がっております。
森林公園管理の中で、どこをどのように修繕されるのかということをお聞きしたいと思います。
私からは以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(負門俊篤)
松本まち未来課長。
○
まち未来課長(松本嘉文) おはようございます。
今、御指摘ございました18ページの
鳥獣被害対策費の19節負担金、補助及び交付金の中の
防護柵設置等支援事業補助金231万3,000円につきましては、当初、防護柵の計画を4,500メートル取りつける予定で予算を組んでございましたが、実績が640メートルであったということでございまして、その分の減額となってございます。
これにつきましては、広報等で防護柵の補助金がありますということでしてあったわけですが、農家の方から御希望があったのが640メートルということでございました。
鹿の
管理捕獲支援事業補助金につきましては、当初、40頭を見込んでおりましたが、8頭の実績でございまして、その分が48万円の減額となってございます。当初60万円見込んでございました。
続きまして、26ページの
高野山森林公園管理費の修繕料につきましては、
森林学習展示館、
青少年センターにあるトイレなんですけれども、あそこの通気口が17カ所ほど格子状になってございまして、そこのところが冬になりますと雪が舞い込んでとても寒いということなので、そこの面をアクリルの板で塞ぐというふうな工事でございます。これにつきましては、冬場はカバーをつけるんですが、春先になるととってしまって、またあのにおいをとるというふうな形で使用することとなってございます。
もう1点、森林公園のフェンスなんですけれども、土砂がちょっと谷のほうから流れてきてございまして、そのフェンスが約10メートルほど破損しているものを直すもの、そのトータルが50万円となってございます。
○議長(負門俊篤) 平野町長。
○町長(平野嘉也) 先生、ありがとうございます。
来年の開創法会のときの医師確保ということで、先生が言われておりますお医者さんかどうかというのは、少しちょっと確認を私のほうではできません。和歌山県立医科大学の23の医局の教授先生を初め、勤務されている先生方の御協力で実現したものでございます。
○議長(負門俊篤) 2番、所君。
○2番(所 順子) もうそれでははっきり申し上げますね。私が数年来からお願いしています鹿児島の住職様、その方からお電話をいただきました。10月です。所さんにお願いされていたお医者さんは、和歌山医大の元院長様にお願いをして、そのお弟子さんたちが来るように配慮しましたという報告を私は受けております。そして、昨日もお話をしております。ですから、その辺のところが町長と私の見解の相違があるんであれば、違うと言っていらっしゃるように聞こえておりますので、その辺のところはどうしてこのように違うのでしょうかということを不思議に思いますね。
その方は、和医大の元院長に、知事宛てに各文書を提出をしなければならないようですと言いに来たんですよ。それでもあなたはその方の紹介ではないというので、ではどの筋からでしょうか。その辺のところを詳しく、私ははっきり言っているわけですよ。私は鹿児島の住職のつてで、和歌山医大の元副院長様より手配をしていただいて、そういうふうな運びに持っていけたということをお電話いただいてます。じゃあ、この方がうそをおっしゃったということになるんですかね。その辺のところはいかがなんでしょう。
○議長(負門俊篤) 平野町長。
○町長(平野嘉也) その鹿児島の僧侶の方のお知り合いということで、前和歌山医科大学の学長先生のお弟子さんも来ていただくというようなことであろうかと思います。当然、和歌山医大元学長先生の医局の先生もこの法会期間中には来ていただくことと思っております。
また、町としまして、今の理事長先生にお願いしていきまして、そしてある全ての医局に、高野山の開創法会を何とかカバーしなければいけないという、今の学長先生の指示で埋めていただくことができました。というような内容ですので、町としましては、医大の学長先生に正面から頭を下げにお願いしに行ったということでございます。
○議長(負門俊篤) 2番、所君。
○2番(所 順子) その裏には、鹿児島の住職先生ありきのことではないのでしょうか。もしないのであれば、この席で住職先生は関係ないと町長の口からおっしゃっていただければいいと思います。関係ないのであれば、町長が探したことになりましょうし。
私は診療所に格下げされたときから、憂いを持って個人的に医者探しをしてまいりました。私の知人からであるなら、もしあるなら、町長や副町長が探したなどとは言えないのではないでしょうか。その辺のところをはっきりしていただきたいと思います。和歌山医大の元学長にはその鹿児島の住職さんが声がけをしていると私は認識をしておりますが、そうであるかないかをお答えいただきたいと思います。
○議長(負門俊篤) 平野町長。
○町長(平野嘉也) 先生御指摘の鹿児島の方なんですが、5月以降、この方と面会させていただいて、この法会のときのこともそうですが、今の高野町の医療の現状というものは相談させていただきました。その中で、いろんな方々にお声をかけとくよというような話はしていただきました。
しかし、その後、6月、7月からこっち以降、その鹿児島の僧侶様とはちょっとお会いしておりませんので、その方、それ以降、その方、また前学長の先生との接触も当局としてはしておりません。
○議長(負門俊篤) 2番、所君。
○2番(所 順子) それじゃあお話が合いませんよね。この方は昨日いらしたんですよ。昨日来て、お医者様を高野山にお回しするためには知事宛てに各種文書を提出しなければならないとまで言いに来たんですよ。その辺のところは、じゃあ全く違うことになるということですね、町長の答弁では。どうしてこの方がじゃあ知事宛てに各種文書を提出しなければならないと言いに来たかということですよね。その辺のところ、食い違うじゃないですか。
じゃあ、私はまた今日はその方にお電話いたしますけれども、失礼のないような答弁をいただきたいと思います。
○議長(負門俊篤) 平野町長。
○町長(平野嘉也) 先生御指摘の鹿児島の僧侶をされている方につきましては、いろんな面で高野山の医療に対して考えてくださっておると思います。その方をさし置いて何かをしているということも特になく、またその各種文書というものがどういったものなのか、ちょっとこちらでは把握し切れないということでございます。
結果、24時間の救急の確立ということで、当然、町として今の医科大学の学長先生を初め、医局の先生方にお会いしまして、頭を下げたのも事実でございますし、私の知らないところで鹿児島のその方が御厚意でいろいろ動いていただいておったんではないかなと思っております。
○議長(負門俊篤) 2番、所君。
○2番(所 順子) では、もうまたはっきり言いましょう。町長はこの鹿児島の住職にお会いに行ってるんですよ。私は何年も前からこの先生にお願いしております。診療所になった時点から医者探しをお願いしてきてるんですね。ですから、先生も私をさし置いて直接にするということはあり得ないんですよ。私はあなたが町長になる以前から、診療所になった時点からお願いをしてございます。法会中だけでも何とかしてくれへんかと。もう先に、診療所になった時点からお願いしておりました。
町長は、その後町長におなりになってから、某お寺で町長がこの先生にお会いに行ってるらしいと私は先生からお伺いをしております。そして、事務所で話をしましたと、そういうふうにお聞きをしております。ですから、町長もこの先生にお願いに行ったではありませんか。何とかしてくださいと、どなたのつてかは知りませんよ。ですけれども、この鹿児島の住職に町長もお会いになって、お医者さんを何とかしてくれないかとお願いをしたはずです。その方は、もう私は所さんにはお願いをされているということを町長には申してるはずと私は認識しているんですよ。というのは、私は診療所になった時点からお願いしてますから。ということでありますので、この先生なしにして、この法会のあれが、もし関係ないんであれば私にお電話など来ませんし、確保できましたと。
今年の10月7日でしたか、和歌山医大の前学長と、あとお二人のお弟子さんの方が高野山に出向いて、二、三人はいけると思いますよと、お電話を10月にいただいてます。ですから、この方は全く関係ないと町長がおっしゃるんであれば、この方は全く私にうそをついたということになりますよ。その辺のところをはっきりしていただきたいですね。言っちゃいけない何か理由でもおありでしょうか。
○議長(負門俊篤) 平野町長。
○町長(平野嘉也) 先生御指摘の方に当然面会させていただきました。5月だったと思うんですが、先生言われるように、某お寺の某住職から直接電話が入りまして、今その方が高野山に来ていらっしゃるので、ぜひ話をしなさい、一遍来いというふうに言われまして、はせ参じてそのお寺に行かせていただいたというところでございます。
私より以前に、先生のほうで診療所になったときから医者確保ということで動いていただいておるというのは、非常に頭が下がる思いでございます。いろんな多方面に高野山に医師はどうかというような活動をしておられたというのも、先生の口から、また周囲からたくさん聞いております。
その中で、今回、鹿児島の方が来年の開創法会のために前々学長先生にいろんなことで高野山を応援したってくれよというような内容でお願いをしていただいたのかもしれません。そのあたりは私の承知している範囲ではございません。
先ほども申しましたが、県立医科大学にはやはり23の医局、膨大な数の医局がありまして、何百人というお医者さんがいます。開創法会50日間中に、簡単に言いますと約50人の医師を派遣していただくというような中で、県立医科大学のほうから協力を得たわけですが、その鹿児島の先生との話で、何か言えないことがあるのかというのは、全くございません。何もそういう言えないことというのはありません。
○議長(負門俊篤) 2番、所君。
○2番(所 順子) あなたもその某住職に、お願いに行ったにもかかわらず、その後、何もお話を聞いてないというのも、私は不思議でしようがありません。お願いに行って、法会にお医者様ができる、じゃあ誰のコネか、誰が陰で動いてるかとか、そういうことも存じ上げず、単なる和歌山医大さんがお世話なさってくれてるんやというふうにしか聞こえないんですよ。ですから、その方のお力は私は知りませんというふうな今答弁でありますので、そんなことではお願いに行ってはいけないんじゃないかなと思います。
その基本的なところを知らなくて、和歌山医大から紹介してもらったというふうに町長はおっしゃるんであれば、じゃあどのつてからどのようにというふうなことを説明しなくちゃいけないわけですよ。ですから、その人のお力は全く関係ないと今おっしゃっているんですよ。私はそれ以上聞いてないし、会ってもないということをおっしゃってますので、その辺のところが誤解を招くんではないですか。
それは全く関係ないんですね、この鹿児島の住職は。この4月、5月のお医者様の確保のためには関係ないということですよね。そういうふうに認識をされてもいいんですか。
○議長(負門俊篤) 平野町長。
○町長(平野嘉也) 先生御指摘の鹿児島の方の件なんですが、5月以来、確か連絡は取れてないと思います。しかし、いろんなところで前々学長先生にその方が、来年こういうことがあるから何とか協力したってくれよというような打診は、もしかしたらしていただいておったのかもわかりません。そのあたりは私のほうでは承知できないことなので、答えようがないというんですかね。
でも、当然、言われております僧侶の方はいろんな医科大学のほうに知り合いが多くございますので、もしかしたらその方が個人的に、私も頼み、それ以前に所先生からもいろいろその方を通じて御相談されとったと思うんですが、そういったことが重きにあって、来年のことで動いていただけたんかなと思います。その点については、もしかそうであれば、非常に感謝しなければならないと思います。
しかし、今回和歌山医大の全面協力ということで、今の学長先生のところに、私と副町長と病院の事務長とで話をしに行って、状況を説明して、その後、副町長も何回か県立医科大学のほうに足を運んでいただいて、いろいろ詰めていただいて今に至るということになっております。
○議長(負門俊篤) 2番、所君。
○2番(所 順子) でも、私のところには10月にお電話をいただいてるんですよね、この方から。確保できましたということをお電話いただいてます。そして、昨日も、知事に書類を提出しなければいけないということも連絡をいただいておりますので、何らかの動きをこの方が裏でしてくださっていると私は認識をいたしております。でなければ、こんな知事宛てに書類を提出せなあかんとか、私に確保できて、和歌山医大の前学長という名前すらはっきりおっしゃってくださっているんで、その先生の関係で二、三人お弟子さんが行ってくださるようになりましたと、はっきりその方から聞いております。ですから、お願いはしたわ、後は何も連絡はないというんじゃあ、あまりにも無責任きわまりないと思いますので、その辺のところは私は不思議でしようがないということを申し上げておきます。
続きまして、9月定例議会で特別顧問設置条例が否決されました。しかし、同人物が副町長となり、3カ月以上経過いたしました。町長がその席上言われたのは、まず医療を何とかしたい。そのためには特別顧問になっていただきたい方にぜひ来ていただいて、医療関係を加速させたいとか、その特別顧問が来たら半分でも救急が埋まる可能性は非常に高い。あるいはこの方は高野山をきっといい方向に導いていただけるなどと答弁しております。和医大や近大、そのほか多くの医療関係をめぐり、この方がスペシャリストとしてたどりついたその副町長。どのような進展があったのか、具体的に副町長に御説明をお伺いいたしたいと思います。
○議長(負門俊篤) 西上副町長。
○副町長(西上邦雄) 所先生にお答え申し上げます。
私が来る前の話でございまして、私自身のことをどういうふうに御紹介いただいたかというのは全然把握できておりませんので、お答えの申しようがないんですが、私、議会で御同意いただいたときにも申し上げましたように、私ができる範囲のことは一生懸命やらせていただきたいというふうに思っておりますので、まだ2カ月、3カ月ぐらいでございますが、全力で頑張ってまいりたいと考えております。
以上でございます。
○議長(負門俊篤) 2番、所君。
○2番(所 順子) 私も副町長に直接お伺いをしたことがございますが、副町長は高野山に来るまでこの議場で説明されたことを存じ上げなかったと、私は何も知らなかったとお答えをいただきました。今もそのようなにおいの答弁でございましたね。ですから、高野山に顧問にいらっしゃる内容とか、副町長におなりになった経緯とか、そういうことは全然存じ上げなくして高野山にいらしてくださったということであるということ自体が、信じられないというか。町長にしましたら、このようにプロフェッショナルでスペシャリストとして私たち議会にも報告をされて、採決をとって、一度は否決、そして副町長に採決をとって、副町長のお席に座られたという経緯がございますので、でもそういう何の説明もなく顧問にいらっしゃるというのはおかしいじゃないですか。この顧問の仕事は、病院関係にお詳しいといって町長が説明して、副町長もこちらに来たんではないんですか。そうでなかったらどのように説明されて高野山に顧問として来ようと思ったのですかね。その辺のところはいかがでしょうか。
○議長(負門俊篤) 西上副町長。
○副町長(西上邦雄) お答え申し上げます。先ほども申し上げましたが、町長からのお話は、医療の面だけじゃなくて、全般にわたりましていろいろアドバイスをいただけたらというお話でございまして、そういうお話だけでございましたので、そういうことでございます。
○議長(負門俊篤) 2番、所君。
○2番(所 順子) 顧問がもし承認していれば、町長は未来創生塾こうやについての、いわばそういう会をおつくりになって、病院医師の確保のために邁進していくという内容でありましたんですけれども、これは副町長におなりになって、未来創生塾こうやについてですけど、これはどないになってるんですかね。その辺のところを御説明いただけますか。
○議長(負門俊篤) 平野町長。
○町長(平野嘉也) 所先生、ありがとうございます。高野町政策研究所未来創生塾こうやという自治体のシンクタンクというものをつくりたく思っておるところでございます。当初、もしかしたら特別顧問の方がこの政策アドバイザーになっていただくかもわかりませんというような発言はしたかもわかりませんが、この政策研究所の所長ということで、今後、副町長にお願いしたいと思っておるところでございます。
この政策研究所というものは、医療云々というものだけではなくて、研究テーマごとにいろいろメンバーを組んで考えていくというチームでございます。当面の研究テーマは、人口減少、少子化対策の検討ということで、この創生塾こうやを動かしていきたいと思っております。
今のところ副所長と研究員2名とプロジェクトメンバーということで役場内で2名が、私たちがやりたいというふうに志願がありまして、あとはこちらから一度参加してみないかというようなことになっております。また、そのプロジェクトメンバーはそうなんですが、まだ動いてないので今後どうなるかわかりませんが、考え的にはまちづくり戦略会議ということで、町のこのプロジェクトメンバーと、あと山内にあるいろんな団体の方々、民間の方々が入って、いろいろ議論をして、いろんな可能性を考えていきたい。また、政策アドバイザー、学識経験者ということで、いろんな施策にアドバイスをいただける方もこの研究所におっていただけたら、非常に潤滑に進むんではないのかなと思っておるところでございます。
○議長(負門俊篤) 2番、所君。
○2番(所 順子) このプロジェクト、議会にもまだまだ何も聞いていませんのに、町の人や副町長を初め、そういう方と一緒に進めていけたらいいんではなかろうかという答弁をいただいたんですけれども、議会にもこのプロジェクトをつくるとも何とも提案もしておりません。私がこの質問をしてから町長の口から今お伺いをしたということになりますので、勝手にじゃあ自分でプロジェクトをつくって、町の人やら何やら入れて、副町長と一緒に進めていきたいというようなことを言ってもらったんじゃあ、我々また知らない間に事が進むというようなことでは困るんですよ。それはまずは町長から、こういうプロジェクトをいたしますよと、議会なり、当局の課長なりに上げて答弁すべき問題であると思いますよ。まず、今のような答弁をいただいたら、また先日のトイレみたいに、誤解を招くというたらおかしいですけれども、そのような結果になるのではないかと思います。やはり答弁は忠実に、的確に答えていただかないと、その場しのぎの答弁でされても、これは議場ですので、形としてテープには残ってしまいます。ということでございますので、その辺のところを注意しながら答弁をいただければいいのではないかと思っております。
ですから、全てテープに残ります、議場のことは。ですから、お医者さんのことも、全部テープに入りますので、私が言っている方も、全く関係ないようなにおいのことはテープに入っておりますので、その辺のところも注意しながら答弁をいただきたいと思っております。
先日、救急車で、これは住民から聞いたことですけれども、もう亡くなりましたですけれども、救急車で橋本に日曜日に運ばれたらしいですけれども、橋本市民病院では、手術をする先生がいないと、日曜日でございましたので、和歌山医大のほうに回されたらしいです。和歌山医大に着いたころにはもう手おくれ状況で、死んだというふうな状況を伺っております。ですので、夜間救急ですね、いまだに土曜日、日曜日ですけれども、橋本も土日にはお医者さんが手術する方がいらっしゃらないというのはとんでもないという、搬送するのには。搬送されても手術する先生がいないから和歌山に行ってくれと言われたらしいです、その死んだ方は。ですから、近隣であったとて、そういうふうなことがあったら、高野町の住民はもう手おくれで死んでしまうしかないのかなという思いにかられてしまうので、その辺のところはどう思っていらっしゃるのでしょうか。
○議長(負門俊篤) 平野町長。
○町長(平野嘉也) 先ほど御指摘の高野町政策研究所未来創生塾こうやというものは、町長の諮問機関というようなことで、有志が集まって勉強会というような位置づけで進めていきたい。高野町の公の機構図の中に入ってくるものでは当然ございません。
それと、お医者さんのことで、先生御指摘で、まずその転送で亡くなった方、非常にお気の毒なことだと思っております。橋本市民病院のほうも潤沢な医師がおらない。この伊都橋本地域の拠点病院の橋本市民病院ですらそういった状況にあるというような現状がございます。ゆえに高野山総合診療所、市民病院、また紀北分院、那賀病院、そして和歌山県立医科大学、また民間の病院と連携を密にして、また消防のほうにも機動よく動いていただくことで、一つでも命が助かりますように、今後とも努めてまいりたいと思っております。
○議長(負門俊篤) 質疑、答弁は残り10分です。
2番、所君。
○2番(所 順子) 私も診療所ばかりについて質問をさせてはいただいて、もう口がだるいほど診療所ばかり質問してきております。今日もそうでございますけれども、町長の施策といいますか、それはやはり私は入院施設をして、24時間する病院をつくりたいと。そのような施策をもって町長になられたという、そういう思いを持って質問をしておりますけれども、町長もずんずんと考え方が変わってきているようにお見受けをしますので、私はこのようなきつい質問をしておる次第でございます。
そして、やはり法会期間中のみでなく、常勤医師を確保すべく、来年こそは血眼になって走り回ってほしいという願望があります。なぜなら、住民に選挙中、あなたの施策はお医者さん、まずはそれをおもて立てに出して選挙をなさったということを頭から忘れていただいては困るんですよ。ですから、住民もその辺のところをやっぱりちゃんとしてくれなかったら公約違反というか、その辺のところで住民は黙っていないであろうということを懸念いたしまして、このようなことばかり私は質問しなくてはいけないということになっております。
ですから、陰で動いている方が私は知りません、お医者さん確保で、というようなことであれば、町長としてはだめですよ。どの方が陰で回って、お願いに行くだけ行って、陰でどなたが動いてくれて、和歌山医大が簡単に動いてくれたんやなというふうに思ってしまうようじゃあ、やっぱりだめですよ。それは副町長が動いてこうなったものか。町長が動いて、副町長、そしてその事務長が行ってオーケーが出たものか。それすら把握できておらないというんでは困るんですよ。やはり裏の裏で自分がお願いしたんだったら、その方も動いてくれているんやろうとか、そのことを把握してなかったら、町長としてはいけませんということがあります。それも把握せず、その方とは5月以来お話は伺ってませんとか、そういうふうじゃ人にお願いをせんほうがましですよ。お願いしたんだったら、答えを得るし、結果もいただく、そういうことでしょう。お願いしっ放しでは、お願いとは言わないんですよ。その辺のところを答弁お願いします。
○議長(負門俊篤) 平野町長。
○町長(平野嘉也) 先生、ありがとうございます。
この医療のテーマということで、私も選挙中、この診療所を何とかしなければならないというような思いを訴えてまいりました。いろいろ県立医科大学の中、またお願いしてる方々、当然名前を全て公表できることでもございません。いろんな方々に御苦労いただいております。
ただ、鹿児島の僧侶の方には、一度お話しする機会をいただきまして、いろんな、今回の法会のことでかかわっていただいておるんであるならば、きっちりとお礼を申し上げたいと思っておるところでございます。
また、県立医科大学のほうには当然、かねてから事務長、もしくは院長、当時の町長さんも行かれておったと思います。間違いないのは、副町長に来ていただいて、医大との風通しがかなりよくなったというのは事実でございます。この50日間、いろんな方々の御協力を得て、医療の24時間救急の体制が確立できたものだと思っております。
○議長(負門俊篤) 2番、所君。
○2番(所 順子) 何はともあれ、高野町の住民の命を守る方向づけをお願いしたいと思います。命を落とすようなことが多々あるようでは困るので、あなたの施策どおり、一人でも命が助かる、病気になれば速やかによその病院に運んで、命が助かる方向性を常に考えていただかなくては困るということを申しまして、私の質問を終わらせていただきます。
○議長(負門俊篤) 4番、中前君。
○4番(中前好史) 失礼いたします。
私からの質問ですけれども、今回は3点あります。一つ目といたしましては、職員による住民サービスについてでございます。二つ目は、地域振興で活力あるまちづくりについてでございます。三つ目は、公民館活動についてでございます。
まず、一つ目の職員による住民サービスについてでございますが、住民へのサービスは広くあるのですが、本日の質問といたしましては、来庁の方々を案内する役目として7月1日より案内係を設けて職員が行っていましたが、総員何名で行っていましたか。また、その間、それぞれの課の用務に支障はなかったのではございませんか。案内係の計画を立てた段階で、私が思うことでありますけれども、目的が幾つかあったのではないかと私は思います。その貴重な時間を使ったと思いますが、その目的はどのように果たせたのでしょうか。また、その職員の皆様の反応はどうでしたか、そのことも少し聞いてみたいと思います。
それと、二つ目の地域振興で活力あるまちづくりについてでございますけれども、町民の皆様より多くの税をいただけることにより、幅広い事業を進めていくことができるのだと思います。その中で、商工業、また産業で、住民が潤うためにとのことで、現在、どのような政策で進めているのかお聞かせください。
そして、三つ目の公民館活動についてでございますけれども、公民館活動を進めていく上で、公民館の館長は大事な役目だと思っております。公と民、町民が有意義に日々を過ごすため、また考え、話し合い、行っていくために、現在、どのような進め方で行っているのか、今回聞きたいと思いますので、御回答をお願いいたします。
あとは自席のほうで聞かせていただきます。
○議長(負門俊篤) 下総務課長。
○総務課長(下 勝己) 4番議員様の質問に説明をさせていただきます。
まず、7月1日から案内係ということで、町長のほうからの命令もありまして、9月30日までの3カ月間、一度玄関のほうで来庁者に挨拶をしたり、質問に答えたり、どこへ行ってくださいというような案内をしようということで取り組みました。本庁の職員だけで対応しました。それで、53名が63日間、土日を抜いてますのでやっております。1日平均六、七人で交代してますので、1日7名が出たとして、63日間で約441人、延べになりますが、出ております。
業務への支障はなかったかということですが、今日はこの課の番やでということで、課単位で担当日を決めておりましたので、1時間交代で職員がかわったりすることもできますし、出張のときなんかは交代して課の中で対応したりということで、全く支障はなかったかということではないですが、交代でできたので、大きな支障というのはなかったと思います。
この案内係を経験した上で、その後、講師先生を招いて接遇研修をするという計画になっておりましたので、来庁者に対してどのような対応ができるか、職員自身の研修になったと思います。
また、若い職員につきましては、町の人を少しでも知ったというか、顔見知りになったとかいうことでもメリットがあったと思っております。
以上です。
○議長(負門俊篤) 4番、中前君。
○4番(中前好史) 御回答ありがとうございます。
今、御回答いただきました中で、その接遇の研修を皆さんで受けられたということであります。これを今後、生かしていくということで、今回聞かせてもらったんですけれども、今まで出会ってなかった住民の方とも出会えたことにより、今後、その住民の方とも接することができる。また、それを今後生かしていくことができる。そのようなお考えかと思いますけれども、今回は庁舎内での接遇だったと思いますけれども、その接遇の経験、勉強の経験を生かして、今後外に出ていった折にどのようにしていくとかは、今は考えておりますか、お聞かせください。
○議長(負門俊篤) 下総務課長。
○総務課長(下 勝己) 失礼します。
研修、外でどういうふうにというところまでは、今はまだ考えておりませんけれども、この研修が終わった後で職員にアンケートをとりました。そして、アンケート結果なんですけれども、簡単なアンケートだったんですけれども、必要であるか、不要であるか、どちらでもよいかというようなまずアンケートで、職員からは、必要であると思ったというのが2人でした。不要だというのが36人、それからどちらでもよいというのが15人、こういう結果が出ました。
多かった意見の中では、必要であるというのは2人というので少ないんですけれども、来庁者が少ない、大きな市役所とかではないので少ないので、案内係を置くほどでないと感じたと。それとか、大体の人が行き先がわかっている人で、案内することも特になかったというふうなこともありました。挨拶をしたりするのは一応接遇の研修にはなったんですけれども、ずっとおらんなんのかということで、不要かなという意見が多かったです。それから、来庁者から、君は立たされてるのかとか言われたり、こんなことをしてる間には仕事をせいとか、いろいろ言われます。そういうこともありました。あと、職員の中からは、窓口の業務をもう少し強化したほうがいいんじゃないかというようなこともありました。それと、玄関に立って、職員から、玄関の入ったところ付近が暗いという感想が出てました。
その後、10月30日に株式会社ぎょうせいのほうから接遇研修ということで実施しました。午前、午後に分かれて、全員一遍にはできへんなんで、午前と午後で合計約60人ぐらいが研修を受けました。今回研修を受けなかった職員については、また来年度受けたいと思っております。
この研修は、ちょっと内容を説明しますけど、接遇というような挨拶の仕方がどうなというような研修ではなく、本来、役場がするべき研修というような形で、今回来ていただいたのは女性の先生で、全国を回っていろんなところで研修されているベテランの方でした。いろんなことを気づかされたというか、挨拶、接遇ばかりの仕方じゃなくて、今までにないすばらしい研修だったと思います。
ちょっと印象的だったのは、接遇とか挨拶はちゃんとできるというのは、航空会社の受付とか、携帯電話会社とか、ホテルのフロントなど、そういうところできっちりした接遇ができる人たち、これが会社でもライバル争いをしてるようなところは、そういう接遇が非常に大切であるということを説明いただきました。ただ、役場職員には100%のそういう接遇は要らないと。60%の力でいいですと。でも、60%の接遇は全員がならないとだめですと、そういうふうな教えをいただきました。それで、そういう挨拶ばっかりするような研修じゃなくて、みんな非常に有意義な時間というか、よい研修になっております。
また、公務員に大事なのは、人は第一印象で決まるというところです。ですから、瞬間的なもので、ぱっと見た感じで、この人は何か難しそうな人だとか、そういうのはすぐに第一印象で決まるということで、役場の職員としてはやはり清潔感なり、服装、言葉遣い、そっちのほうが大切であると、そういうふうな研修でございました。
以上です。
議員 所 順 子...