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平成26年第4回定例会(第3号12月17日)

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  1. 高野町議会 2014-12-17
    平成26年第4回定例会(第3号12月17日)


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    平成26年第4回定例会(第3号12月17日)                平成26年         第4回高野町議会定例会会議録(第3号)        第11日(平成26年12月17日 水曜日)          午前 9時31分 開議   追加日程第1 議案第71号 平成26年度高野町一般会計補正予算(第4号)につ                 いて     第 1 一般質問     第 2 議員派遣の件について     第 3 委員会の閉会中の継続調査(審査)について 2 出席議員(10名)    1番 負 門 俊 篤         2番 所   順 子    3番 中 迫 義 弘         4番 中 前 好 史    5番 掛   正 和         6番 大 谷 保 幸    7番 西 辻 政 親         8番 大 西 正 人    9番 松 谷 順 功        10番   11番 﨑 山 文 雄
    3 欠席議員(0名) 4 事務局職員出席者   事務局長  奥 坊 恒 雄   書記    辻 本 香 織 5 説明のため出席した者の職氏名   町長        平 野 嘉 也   副町長       西 上 邦 雄   教育委員長     角 濱 正 和   会計管理者     上 江 良 幸   総務課長      下   勝 己   企画財政課長    辻 本 幸 弘   健康推進課長    阪 田 圭 二   建設課長      山 本 剛 久   富貴支所長     南   明 人   消防長       中 西   清   教育次長      中 上 浩 貴   診療所事務長    中 尾   司   生活環境課長    井 上 哲 也   まち未来課長    松 本 嘉 文                午前 9時31分 開議 ○議長(負門俊篤) これから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。  お諮りします。ただいま平野町長から議案第71号が提案されました。これを日程に追加し、追加日程第1として議題にしたいと思います。御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(負門俊篤) 異議なしと認めます。議案第71号を日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに決定しました。  追加日程第1、議案第71号、平成26年度高野町一般会計補正予算(第4号)についてを議題とします。  本案について、提案理由の説明を求めます。  辻本企画財政課長。 ○企画財政課長(辻本幸弘) おはようございます。  それでは、議案第71号につきまして御説明を申し上げます。  まず、1ページ目をお願いいたします。  平成26年度高野町一般会計補正予算(第4号)  平成26年度高野町の一般会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億8,800万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ40億6,350万円と定める。  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  (地方債の補正)  第2条 地方債の変更は「第2表 地方債の補正」による。  平成26年12月17日提出。  高野町長 平 野 嘉 也  次に、7ページをお願いいたします。  第2表 地方債の補正。  起債の目的、過疎対策事業。  補正前、限度額2億4,610万円。  起債の方法、証書又は証券借入。  利率、4.5%以内(ただし、利率見直し方式で借り入れる政府資金及び地方公共団体金融機構資金について、利率の見直しを行った後においては、当該見直し後の利率)  償還の方法、償還の方法・期限については、借入先の条件に従う。但し、町財政の事情により償還期間を短縮し、若しくは繰上げ償還又は低利に借換えすることが出来る。  補正後、限度額2億8,750万円。  起債の目的、農林業施設災害復旧事業。  補正前、限度額140万円。起債の方法、利率、償還の方法は先ほどと同じです。  補正後、限度額770万円。起債の方法、利率、償還の方法は先ほどと同じです。  起債の目的、公共土木施設災害復旧事業。  補正前、限度額3,930万円。起債の方法、利率、償還の方法は先ほどと同じです。  補正後、限度額4,260万円。起債の方法、利率、償還の方法は先ほどと同じです。  起債の目的、補正されなかった地方債。  補正前、限度額1億3,420万6,000円。起債の方法、利率、償還の方法は先ほどと同じです。  補正後、限度額1億3,420万6,000円。起債の方法、利率、償還の方法は先ほどと同じとなっております。  計といたしまして、補正前、限度額4億2,100万6,000円。補正後、限度額4億7,200万6,000円となりました。  次に、11ページをお願いいたします。  2 歳入。  12款分担金及び負担金1項分担金1目農林業費分担金、補正額123万4,000円の減、補正後の額173万2,000円、2節123万4,000円の減。2項負担金2目商工費負担金、補正額30万円、補正後の額1,785万円、1節30万円。  14款国庫支出金1項国庫負担金1目民生費国庫負担金、補正額592万9,000円、補正後の額7,505万6,000円、1節587万3,000円、4節5万6,000円。2目災害復旧費国庫負担金、補正額643万7,000円、補正後の額1億8,213万9,000円、1節643万7,000円。次のページをお願いいたします。2項国庫補助金4目土木費国庫補助金、補正額926万2,000円の減、補正後の額1億4,986万3,000円、2節926万2,000円の減。3項国庫委託金1目総務費国庫委託金、補正額8万円、補正後の額16万7,000円、1節8万円。2目民生費国庫委託金、補正額21万1,000円、補正後の額87万7,000円、1節21万1,000円。  15款県支出金1項県負担金2目民生費県負担金、補正額301万1,000円、補正後の額4,826万1,000円、1節301万1,000円。次のページをお願いいたします。2項県補助金1目総務費県補助金、補正額135万円の減、補正後の額205万2,000円、2節135万円の減。2目民生費県補助金、補正額58万4,000円の減、補正後の額738万5,000円、2節58万4,000円の減。4目農林業費県補助金、補正額25万6,000円の減、補正後の額2,484万3,000円、1節18万6,000円の減、2節7万円の減。7目災害復旧費県補助金、補正額175万円、補正後の額2,714万3,000円、1節175万円。  17款寄附金1項寄附金4目ふるさと寄附金、補正額1億円、補正後の額1億3,300万円、1節1億円。  18款繰入金1項他会計繰入金2目後期高齢者医療特別会計繰入金、補正額314万5,000円、補正後の額314万5,000円、1節314万5,000円。次のページをお願いいたします。3目介護保険特別会計繰入金、補正額57万3,000円、補正後の額57万3,000円、1節57万3,000円。2項基金繰入金3目財政調整基金繰入金、補正額1,400万円、補正後の額1億2,167万円、1節1,400万円。  20款諸収入4項雑入9目雑入、補正額1,425万円、補正後の額3,095万円、1節1,425万円。  21款町債1項町債3目衛生債、補正額520万円、補正後の額1,740万円、1節520万円。次のページをお願いいたします。4目土木債、補正額3,620万円、補正後の額2億1,500万円、1節3,620万円。6目災害復旧債、補正額960万円、補正後の額5,030万円、1節630万円、2節330万円。  次のページをお願いいたします。  3 歳出。  1款議会費1項議会費1目議会費、補正額10万6,000円の減、補正後の額6,470万3,000円、14節18万9,000円の減、3節10万8,000円、4節6,000円、19節3万1,000円の減。  2款総務費1項総務管理費1目一般管理費、補正額567万3,000円、補正後の額2億7,100万3,000円、2節51万9,000円、3節67万円、4節55万2,000円、次のページをお願いします。11節60万円、12節150万円、13節83万円、14節43万円、19節57万2,000円。5目財産管理費、補正額4,732万6,000円、補正後の額2億236万5,000円、25節4,732万6,000円。6目企画費、補正額373万1,000円、補正後の額9,624万5,000円、2節244万7,000円、3節25万円、4節83万4,000円、9節20万円。7目地域振興費、補正額65万8,000円、補正後の額4,267万6,000円、2節32万9,000円、3節13万8,000円、次のページをお願いします。4節19万1,000円。8目鳥獣被害対策費、補正額279万3,000円の減、補正後の額229万8,000円、19節279万3,000円の減。9目支所費、補正額245万8,000円の減、補正後の額2,596万円、3節12万円、7節216万1,000円の減、12節46万7,000円の減、14節5万円。14目集会所費、補正額100万3,000円、補正後の額448万3,000円、11節100万3,000円。15目電算管理費、補正額41万1,000円、補正後の額4,089万1,000円、13節41万1,000円。21目諸費、補正額5,226万4,000円、補正後の額9,058万4,000円、8節5,000万円、11節37万4,000円、14節80万円、15節82万1,000円、23節26万9,000円。次のページをお願いします。2項徴税費1目税務総務費、補正額16万6,000円、補正後の額3,405万円、2節4,000円、3節45万9,000円の減、4節8万1,000円、13節54万円。2目賦課徴収費、補正額60万円、補正後の額306万4,000円、23節60万円。3項戸籍住民基本台帳費1目戸籍住民基本台帳費、補正額7万9,000円、補正後の額1,938万1,000円、2節2万6,000円、4節5万3,000円。次のページをお願いします。2目地籍調査費、補正額11万4,000円、補正後の額3,070万7,000円。2節9,000円、3節7万7,000円、4節2万8,000円。  3款民生費1項社会福祉費1目社会福祉総務費、補正額1,250万4,000円、補正後の額1億9,354万5,000円、2節116万8,000円の減、3節61万8,000円、4節20万5,000円の減、12節1万7,000円、20節1,324万2,000円。2目老人福祉総務費、補正額690万円の減、補正後の額2億2,618万5,000円、28節690万円の減。次のページをお願いいたします。3目国民年金事務取扱費、補正額4万9,000円、補正後の額826万6,000円、2節9万9,000円の減、3節5万円の減、4節4,000円、13節19万4,000円。5目保健福祉センター費、補正額17万6,000円、補正後の額185万4,000円、11節17万6,000円。6目富貴高齢者生活福祉センター費、補正額142万5,000円、補正後の額1,165万2,000円、13節142万5,000円。7目地域包括支援センター費、補正額4万4,000円、補正後の額79万2,000円、9節2万9,000円、11節1万7,000円。2項児童福祉費1目児童福祉総務費、補正額5万6,000円、補正後の額1,769万9,000円、13節5万6,000円。2目母子福祉費、補正額15万円、補正後の額260万2,000円、8節15万円。次のページをお願いいたします。5目認定こども園費、補正額390万5,000円、補正後の額5,523万5,000円、11節33万6,000円、12節5万5,000円、13節348万9,000円、27節2万5,000円。8目子育て支援事業費、補正額104万5,000円の減、補正後の額109万7,000円、7節24万円、11節4万円、12節4万円、13節175万3,000円の減、15節38万8,000円。  4款衛生費1項保健衛生費1目保健衛生総務費、補正額2,000円、補正後の額1,862万3,000円、4節2,000円。次のページをお願いいたします。2目予防費、補正額336万1,000円、補正後の額2,317万4,000円、11節10万9,000円、20節325万2,000円。3目母子保健費、補正額3万1,000円、補正後の額361万4,000円、9節3万1,000円。4目診療諸費、補正額620万円、補正後の額1億2,000万円、28節620万円。3項清掃費1目清掃総務費、補正額442万2,000円の減、補正後の額9,216万6,000円、2節224万7,000円の減、3節148万6,000円の減、4節68万9,000円の減。2目塵芥処理費、補正額163万4,000円の減、補正後の額8,544万6,000円、2節151万5,000円の減、3節22万5,000円。次のページをお願いいたします。4節34万4,000円の減。4項上下水道費1目上水道施設費、補正額100万円、補正後の額2,250万円、28節100万円。2目下水道施設費、補正額250万円、補正後の額5,900万円、28節250万円。  6款農林業費1項農業費1目農業委員会費、補正額10万6,000円、補正後の額1,935万8,000円、2節1万3,000円、3節7万円、4節2万3,000円。2目農業総務費、補正額30万8,000円、補正後の額711万2,000円、2節22万円、4節8万8,000円。3目農業振興費、補正額8万円、補正後の額790万8,000円、19節8万円。次のページをお願いいたします。4目農業者年金事業費、補正額ゼロ、補正後の額11万5,000円、3節2万円の減、11節2万円。5目直接支払推進事業費、補正額20万1,000円の減、補正後の額1万9,000円、11節1万5,000円の減、19節18万6,000円の減。2項林業費1目林業総務費、補正額7万9,000円、補正後の額452万6,000円、2節1万9,000円、4節2万円、19節4万円。2目林業振興費、補正額4万4,000円の減、補正後の額1,058万8,000円、11節9万4,000円、18節13万8,000円の減。  次のページをお願いします。7款商工費1項商工費4目観光費、補正額206万8,000円の減、補正後の額1億2,769万2,000円、2節192万2,000円の減、3節65万5,000円の減、4節48万7,000円の減、19節99万6,000円。5目高野山森林公園管理費、補正額50万円、補正後の額1,147万4,000円、11節50万円。  8款土木費1項土木管理費1目土木総務費、補正額245万4,000円の減、補正後の額4,695万6,000円、2節216万3,000円の減、3節55万6,000円の減、4節49万5,000円の減、11節6万円。次のページをお願いいたします。19節70万円。2項道路橋梁費1目道路維持費、補正額736万2,000円、補正後の額7,013万4,000円、2節3万7,000円、3節8万8,000円、4節4万7,000円、11節19万円、13節100万円、15節600万円。2目道路新設改良費、補正額2,700万円、補正後の額1億3,294万7,000円、15節2,700万円。3目地方道路改良費、補正額ゼロ、補正後の額2億400万円、13節300万円の減、15節400万円、19節300万円。次のページをお願いします。22節400万円の減。3項河川費1目河川維持費、補正額115万円、補正後の額466万円、15節115万円。4項都市計画費2目公園費、補正額12万円、補正後の額70万円、11節12万円。4目都市環境整備事業費、補正額1,200万円、補正後の額2,080万円、19節1,200万円。5項住宅費1目住宅管理費、補正額262万9,000円、補正後の額2,569万4,000円、2節80万5,000円、3節12万1,000円の減、次のページをお願いします。11節194万5,000円。  9款消防費1項消防費1目常備消防費、補正額640万6,000円、補正後の額1億5,301万1,000円、2節468万2,000円、3節19万3,000円、4節153万1,000円。2目非常備消防費、補正額6万1,000円、補正後の額2,914万9,000円、12節6万1,000円。3目消防施設費、補正額30万円、補正後の額2,929万3,000円、11節30万円。  次のページをお願いします。10款教育費1項教育総務費2目事務局費、補正額348万3,000円の減、補正後の額6,765万9,000円、2節147万9,000円の減、3節112万7,000円の減、4節34万2,000円の減、19節53万5,000円の減。3目教育諸費、補正額76万8,000円、補正後の額991万5,000円、12節76万8,000円。4項社会教育費1目社会教育総務費、補正額4万7,000円、補正後の額772万7,000円、1節1万円、2節1万8,000円、4節1万9,000円。2目公民館費、補正額322万5,000円の減、補正後の額1,447万4,000円、2節134万4,000円の減、3節144万9,000円の減、次のページをお願いいたします。4節43万2,000円の減。6項文化財費1目文化財管理費、補正額3万9,000円の減、補正後の額3,978万8,000円、2節35万5,000円の減、4節4万4,000円の減、7節36万円。  11款災害復旧費1項農林業施設災害復旧費1目災害復旧費、補正額1,070万円、補正後の額5,939万1,000円、15節1,070万円。次のページをお願いします。2項公共土木施設災害復旧費1目災害復旧費、補正額525万円、補正後の額2億6,817万8,000円、13節700万円の減、15節1,225万円。  14款予備費1項予備費1目予備費、補正額57万8,000円、補正後の額2,687万2,000円。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(負門俊篤) これで提案説明を終わります。  これから質疑に入ります。質疑はありませんか。  8番、大西君。 ○8番(大西正人) 失礼いたします。それでは、補正予算案の質問をさせていただきます。  まず、18ページです。鳥獣被害対策費として19節で279万3,000円の減額となっております。非常にいろんな被害が出ておって、そういう訴えもある中で、なぜこのような減額になっておるのかをお聞きいたします。  また、防犯カメラ設置工事で15節に上がっているわけですが、諸費ということで82万1,000円。これは場所は大門のところと聞いておりますが、前の中央の屯所のときよりも少し増額になっていると思うんですが、この辺の内容をお聞きしたいと思います。  それから、22ページでございます。22ページ、子育て支援事業費として13節に、これは前に上がっておりました費用175万3,000円がなくなったということで減額されておりますが、これよりも工事請負費で38万8,000円、これの説明もお願いしたいんですが。38万8,000円、学童保育の施設整備事業ということで上がっております。小学校と聞いておるんですが、正確な場所と、それから38万8,000円でどこまでやるのかというような内容をお聞きしたいと思います。  あとは、ようけあるんですけど、私が全部聞いてしまうと残り少なくなるといけませんので、26ページ、修繕料というところで、高野山森林公園管理費11節需用費の修繕料ということで50万円上がっております。森林公園管理の中で、どこをどのように修繕されるのかということをお聞きしたいと思います。  私からは以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(負門俊篤) 松本まち未来課長。 ○まち未来課長(松本嘉文) おはようございます。  今、御指摘ございました18ページの鳥獣被害対策費の19節負担金、補助及び交付金の中の防護柵設置等支援事業補助金231万3,000円につきましては、当初、防護柵の計画を4,500メートル取りつける予定で予算を組んでございましたが、実績が640メートルであったということでございまして、その分の減額となってございます。  これにつきましては、広報等で防護柵の補助金がありますということでしてあったわけですが、農家の方から御希望があったのが640メートルということでございました。  鹿の管理捕獲支援事業補助金につきましては、当初、40頭を見込んでおりましたが、8頭の実績でございまして、その分が48万円の減額となってございます。当初60万円見込んでございました。  続きまして、26ページの高野山森林公園管理費の修繕料につきましては、森林学習展示館青少年センターにあるトイレなんですけれども、あそこの通気口が17カ所ほど格子状になってございまして、そこのところが冬になりますと雪が舞い込んでとても寒いということなので、そこの面をアクリルの板で塞ぐというふうな工事でございます。これにつきましては、冬場はカバーをつけるんですが、春先になるととってしまって、またあのにおいをとるというふうな形で使用することとなってございます。  もう1点、森林公園のフェンスなんですけれども、土砂がちょっと谷のほうから流れてきてございまして、そのフェンスが約10メートルほど破損しているものを直すもの、そのトータルが50万円となってございます。
     以上でございます。 ○議長(負門俊篤) 阪田健康推進課長。 ○健康推進課長(阪田圭二) おはようございます。  8番議員の御質問について御説明申し上げたいと思います。  子育て支援事業費ということで、委託料175万3,000円。説明欄に書いてますように、学童保育の委託料ということで、当初、外部委託ということで運営したいと考えておったわけなんですけれども、言うまでもなく、まだ学童保育所がオープンしていない状況にありますので、全額減額ということでございます。  それと、次に工事請負費の38万8,000円。平成27年度当初にはほぼ学童保育所を開設できる準備が整ってまいりました。どこに学童保育所を開設するかということなんですけれども、高野山小学校の1階、一番廊下奥のオープン教室フリースペースのようなところなんですけれども、そこをお借りして学童保育所を開設したいとこのように考えております。  オープン教室なので、全然仕切りも何もないような状態です。廊下の部分を仕切って、仕切りを入れるということですね。やっぱり子供さんたちが遊ぶ場所なので、できたら頑丈な仕切りを入れたいと。それと、スライド式のドアをつけるということで、それともう一つ、ちょっと小学校の校長先生からも要望があったんですけれども、カーテンが汚くなってしまって、全面的に取りかえてほしいというような要望もあったので、カーテンのレールも含めて全面的に取りかえると、そのような費用を含めて見積額が38万8,000円ということで、これは27年4月までには必ず間に合わせたいということで、できるだけ早いこと工事を進めていきたいなと考えております。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 下総務課長。 ○総務課長(下 勝己) おはようございます。  8番議員様の御質問に説明させていただきます。  防犯カメラです。防犯カメラ82万1,000円の予算を補正させていただいております。このカメラは、大門の法会があるということで金剛峯寺のほうからも要望がありまして、大門の案内書のところに設置しようと思っております。金額が少し高いということですけれども、最近のカメラは性能がよくなっておりまして、あまり暗いところでも、低照度、逆光機能つきというふうなカメラにしております。カメラだけではなく、パソコンとかもくっついておりますし、取りつけ費用とかも皆込みでございます。それでこの値段になっております。  以上でございます。 ○議長(負門俊篤) 8番、大西君。 ○8番(大西正人) ありがとうございました。  まず、それでは鳥獣被害対策のところでお聞きいたしましたところ、4,500メートルの防護柵設置の予定をしておったんですけれども、640メートルの工事しかできなかったと。補助金が使われなかったということで、その分が減額になったというようなことでございました。また、鹿の捕獲支援事業に対しましては40頭の予定が8頭だったというようなことで、その分の減額ということでございます。  広報などでもしっかりとお伝えをしておったとは思うんですけれども、いろんなところからイノシシや鹿の被害の訴えをよく聞きます。何とかならないかということで、私どもも聞かれた場合は、町のほうで鳥獣被害の対策費用も組んでおりますので、そちらのほうで何とか対策をしていただいて、それ以外のことはまた知恵を絞って考えていかねばならないと思っているんですが、あまりに費用が使われていないんではないかというような思いがするわけです。これからもこれにつきましては広報などでしっかりと対策費を、まだありますよとか、これである程度は防げることができますので、しっかり使っていただきたいというようなお知らせをもう少しどんどん入れていくべきではないかと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  それから、同じページで行きますと、18ページ、防犯カメラ設置工事、先ほど総務課長のほうから説明がありました。以前に中央の屯所のときにもいろいろとお話を伺ったわけですが、今は性能がよくなっており、そういう最新式のものを取りつけるというようなことで、取りつけ費込みで少し上がっているというような内容であったと思います。  これにつきましてはプライバシーの問題もありますので、そういう設置に対していろいろ気をつけるような点、いろいろ組まれておったと思うんですけれども、その内容をしっかり守られていただいて、設置に当たって、運用には大変気をつけていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。  それから、22ページのことなんですが、学童保育の委託料ということで御質問いたしました。この175万3,000円組んでおったのは、全額返還というようなことでございました。これは仕方のないこととは思いますが、私、4年間学童保育に関しては担当課長にもなるべく早くお願いしたいと言うておったのが、27年度当初から開設してやるというような答えでございましたので、どうぞよろしくお願いをしたいんでございますけれども、この38万8,000円で本当に仕切りをつけて、スライドドアもして、カーテンも新調してということなんですが、オープン教室、あそこを完全に仕切って、ほかの教室と分けてというようなことがこの額でできるんかなと、少し疑問に感じるところもあるんですが、上げていただいた中身でしっかりと分けてやっていただけるようにお願いしたいと思います。  それから、26ページなんですが、森林公園の公園管理費、修繕料で50万円上がっております中身、トイレとフェンスということでございました。学習展示館は寒いからアクリル板をトイレに取りつける。要らんときは外すというようなお答えでございまして、フェンスのほうは土砂が流れてくるのを防ぐと、そういうようなお答えだったと思うんですが、学習展示館もなかなか使われておる内容が少し少ないように思いますので、しっかり寒いのを直して使いやすいようにするんであれば、もう少し利用者を増やすような努力をまたしていただきたいとそのように思います。  学童保育のところで、もう一度担当課長にお伺いしたいんですが、このところ、オープン教室ですね、この費用以外に、これは設備工事なんですけれども、この費用以外にかかってくると思われるようなことはありますか。それをお願いします。 ○議長(負門俊篤) 阪田健康推進課長。 ○健康推進課長(阪田圭二) 現状で施設整備に関しましては、今御説明申し上げました仕切りを入れるという部分で、ほぼ賄えるんではないかなと考えております。もう一つは備品類ですね。これについて、できたら3月の補正予算に御提案申し上げたいと考えてます。机とか本棚とかというようなものが必ず必要になってくるんですけれども、今のオープン教室について、教室機能を持ってるということで、本立てとかそういうものは実際にあります。机類も、ちょっと小学校の校長先生ともいろいろお話しさせていただいたんですけれども、あいてるものは貸してあげるよということで、それとか子供の個人のロッカーですね。そういうものもある程度のものは使えるものがあるので、できるだけそういったものを、使えるものは使わせていただいて、備品等の購入についてもできるだけ圧縮していきたいなと考えております。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 8番、大西君。 ○8番(大西正人) 備品のことについては3月補正で上げていきたいということで、また使えるものは小学校の校長先生からも使っていただいて結構ですよというようなお話があるということでございました。  この学童保育のことにつきましては、27年4月からそごのないように、しっかりとそういうところにお答えしていけるような万全な体制で進めていっていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたしまして、私の質問は終わります。ありがとうございました。 ○議長(負門俊篤) ほかに質疑はありませんか。  6番、大谷君。 ○6番(大谷保幸) おはようございます。  三つほどお伺いします。ページ数で31ページと32ページの件なんですけれども、災害復旧費の中で15節工事請負費1,070万円、平成26年度災害復旧工事と平成25年度の発生災害復旧工事350万円、720万円、その件と、32ページの公共土木施設災害復旧費の中の工事請負費1,225万円、平成26年度発生災害復旧工事、この件について、どういうところを工事されるのか、まだこれは去年の台風の関係と思うんですけれども、この進捗状況と、これからまだどれぐらいのパーセントを工事されているのか。工事人にどれぐらいの工事を出されているのか、そこら辺のところをすみませんけれども説明をお願いします。 ○議長(負門俊篤) 山本建設課長。 ○建設課長(山本剛久) まず31ページの農林施設の1,070万円の件でございます。これのうち26年度発生というほうにつきましては、今年の8月に発生しました台風11号により、湯川地区の林道天狗谷線というところが被害を受けました。その金額でございます。  その下の分につきましては、去年の台風18号により被害を受けました筒香地区の林道白石線の災害復旧工事になっております。  まず、上の350万円についてでございますが、これにつきましては発生したのが8月でございまして、その後、9月補正でも少し増額補正をしていただき、また今回350万円の増額補正になっております。  災害復旧工事につきましては、被害を受けた後、国費もつくものですから、県のほうに迅速に1週間以内ぐらいに報告等々をしなければなりません。しかし、その1週間の間では詳しいところまでの被害状況がつかめなくて、9月補正におきましては、少し荒い数字で補正予算をさせていただいておりました。その後、10月になりましてやっと国の査定を受けるわけなんです。そこで査定を受けることによりまして、詳細な被害額というものが出るようになっておりまして、2回にわたりまして、9月と今の12月にわたりまして、増額補正になるというようなことになってございます。  その下の720万円につきましては、この林道白石線というところは平成23年の災害で被災をしたところでございます。それで、その後災害復旧工事に取りかかろうと思っているところ、その林道の上に治山の被害がございまして、それは県のほうが実施してくれるわけですが、それの関係で1年間おくれました。それでやっと直そうかなと思っているところ、またまた去年の台風18号で被災したものですから、現場のほうの形が国のほうで査定を受けたときの形というものがまた新たな台風によって変わったりするわけなんです。そしたら、また再度査定を受け直して、少し720万円のプラス増額をさせていただいて、附帯工事というようなことでしなければならなくなっているんです。  そういったこともあって、なかなか完成には至っていないんですが、もちろんこれはもう入札にも出しているところでございますので、あとしばらくお待ちいただけたら直るものという見込みをしてございます。  次のページの公共土木施設の災害復旧事業費委託料のマイナス700万円でございますが、これにつきましては、去年の台風18号の工事、いろいろ被害があったわけなんですが、そのうち25年度に出すことができなくて、26年度の当初予算で組んでもらった26年度起工分という工事の内容でございます。それで、その工事が終わりましたので精算いたしまして、マイナス700万円の減額が出ております。  その下の工事請負費の1,225万円でございますが、これにつきましても今年の8月の台風11号による被害です。これは今年の11号の台風では、河川ばかりの被害がございまして、河川で5件の災害がありました。これにつきましても9月補正におきまして840万円の補正をいただいていたわけなんですが、その後、10月の査定を受けて、その後またちゃんとした数字がつかめまして、1,225万円の増額補正となっているものでございます。  それと、全体的な昨年からの災害復旧事業におきまして、どれぐらいの進捗率かというような御質問ですが、去年の災害につきましては、また少し残っている部分もあるんですが、9割方工事の発注に出しておりまして、順次完成もしておりますので、もう間もなく完了いたします。  今年8月の災害に関しましては、もしかしたら繰り越しも一部出るかもわかりませんが、大体は年度内の完成を目指して進めているところでございます。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 6番、大谷君。 ○6番(大谷保幸) ありがとうございました。明細なお答えをいただきまして。  大体のことはわかったんですけれども、自分のところの土地ということで、31ページの25年度の件なんですけど、720万円。筒香白石線、昨年度台風18号の件なんですけれども、もうこれで全部白石線に関しては終わりですか。それともまだ、当初聞いたときは3年間ほどかかるというような説明だったんですけれども、これでもう大体の費用というのか、これで100%、720万円で全部終えてしまうというような工事なんですか。ほかの件に関しましては、9割方、昨年の18号の件に関しましては大体の内容はわかったというか、自分もちょっと目にしてないし、行ってもないんで、ちょっと質問しにくいんですけれども、そこら辺のところはよろしくお願いします。  さっきの筒香白石線に関してもう少し、すみませんけれどもわかっていれば答弁お願いします。 ○議長(負門俊篤) 山本建設課長。 ○建設課長(山本剛久) 林道白石線の災害復旧に関しましては3カ年度ということで、24、25、26年度ということで、全体の事業費が約1,700万円の災害がありました。それで今回の720万円をもちまして、金額的にはもう確定しておりますので、これで完成に向けて工事をやっていくところでございます。 ○議長(負門俊篤) 6番、大谷君。 ○6番(大谷保幸) これで筒香の白石線に関しては、これで予算は全部ついたということで、なるべくまた工事に早くかかってもらって、全通開通するように、よろしくお願いしておきます。これで終わります。 ○議長(負門俊篤) ほかに質疑はありませんか。  9番、松谷君。 ○9番(松谷順功) まず、18ページをお願いします。これは多分ありがたいことだろうと思いますが、諸費のところで、ふるさと寄附記念品5,000万円上がっております。最終、幾らぐらいまで集められる予定でしょうか。町長の話ですと、七千数百万集まっているということで、実際足らなくなっているというのはよくわかるんですが、最終目標は幾らなのかというのをお伺いいたします。  それから、22ページをお願いします。認定こども園費、委託料、これ指定管理料ですが、これは決まっていたと思うんですが、348万9,000円増額になってます。これについての御説明をお願いします。  それから、27ページです。道路維持費委託料、除雪委託料で100万円上がっております。これはもう契約されていると思うんですが、これの理由を説明お願いしておきたいと思います。  それから、舗装工事2700万円の御説明。  それから、28ページに移りまして、電柱移転補償費の減額400万円載ってますが、これをお願いしたいと思います。  それから、その下の土木費の中の都市公園整備事業費の中の県代行工事負担金1,200万円について。  以上につきまして、御説明いただけたらありがたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(負門俊篤) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 松谷先生、ありがとうございます。  ふるさと応援寄附金につきましては、正確な数字はちょっと把握してないんでありますが、昨日時点、今日ぐらいで多分九千二、三百万まで来ていると思います。最終目標が幾らというのは、申し訳ないですけど、全くまだ読めておりません。職員のほうでは年間1億円を目指すとは言うておるんですが、一番のピークが12月であるというような傾向が続いております。よって、来年1、2、3月がどういった形になるか、またその次の年度の4月から始まってどういった傾向に進んでいくのかというところで、いろいろ判断してまいりたいと思います。今のところ月平均10、11、12月で3,000万円ずつふるさと応援寄附金が集まっておるというのが現状でございます。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 阪田健康推進課長。 ○健康推進課長(阪田圭二) 9番議員から御質問ありました高野山こども園の指定管理料の増ということでございますが、御説明申し上げたいと思います。  まず、何でこれだけ不足しているかということなんですけれども、予算見積もりの段階で決定的な誤りがありまして、指定管理料というのは、算定方法というのが保育所運営費国庫負担金というものの単価の積み上げで予算計上しております。一つ誤っているということは、運営費の基準部分の保育単価の部分で、保育単価もいろいろ細かい単価積み上げで、全て消費税が含まれてないのに、含んでいるという考えで予算計上しておりました。ですから、消費税分が不足したと。消費税分だけでざっと470万円の不足になるんですけれども、単価の積み上げということで、園の園長設置、未設置で、これまた単価が変わってきてます。あくまでも園長を設置しているということで単価を積み上げたんですけれども、最終的に園長は非常勤という状況で今運営されてますので、その分が減ってきたと。470万円不足なんですけれども、110万円ほどが減額ということで、差し引き348万9,000円ということで、今回増額補正ということで計上させていただきました。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 山本建設課長。 ○建設課長(山本剛久) 27ページの土木費の中の委託料、除雪委託料100万円の増額補正についてでございます。  毎年、除雪、融雪作業におきましては、高野町の建設業協会の5社さんにお願いしておりまして、大体年にもよるわけなんですが、年間に1,000万円を超えるような金額が費用がかかっております。それで、除雪というのは何年もやってきているわけなんですが、もちろんどの路線を除雪していただくというようなことで図面もつけて委託契約を結んできておりますが、まずルールとしまして、町道におきましては、明遍通りでいきましたら、上に上がっていく1本の道の除雪は契約をしておってします。しかし、そのわき道に入ったところは各町内会さん、住民各位の御協力、御理解を得て、そこまで出していただいたらそれは除雪しますというようなルールで例年行ってございます。  それで、もう何年もやっているものですから、抜けているような路線はないなというようなことで進めておったんですが、今年の1月、雪が物すごく多くて、至るところから雪を除雪してほしいというようなこともあって、そのときには今までの契約路線をいい機会だったので見直しました。そしたら、その結果、大門西部のほう、つくもさんの横から入るところとか、三松さんのところですね。ああいったところが契約に入ってなかったり、あと五の室におきましては通夜堂線といって、どん詰まりの道があるわけなんですが、そこも契約に入っていなかったり、また鶯谷におきましても2カ所ぐらい契約が入っていなかった、富貴地区におきましても4路線入っていなかったというようなことありました。  しかし、入っていなかったということでも、業者さんの御厚意により、その都度除雪はしてもらっていた場所もあるんですが、そういった御厚意に甘えるだけではなくて、ちゃんとした路線として入れて、委託費を計上するほうがいいと思って、今回見直して、路線当たりの単価掛ける延長ということではじき出して、100万円の増額補正をした次第でございます。  その下の道路新設改良費の2,700万円の舗装工事です。これにつきましては、町道の五大連絡線ですね、今やっております金剛峯寺さん宗務所前の町道五大連絡線でプラス1,300万円の増額補正。それと、来週、20日過ぎから工事にかかりますが、谷ケ峰の深山1号線でございますが、そちらの路線で1,400万円の増額を計上させていただいております。  五大連絡線につきましては、現在、あの道は工事中でございまして、電柱の大きいのが4本ぐらい立っているわけなんです。その電柱を移転するのに金剛峯寺さん宗務所側の土手のところ、あそこに移転をさせていただくようになっております。それで、その計画をしておったのですが、国道のほうから電柱に入ってきているのは地下から入ってきているんですが、結構大がかりな管路が入ってきてございまして、その管路もこのタイミングで移設をしかえたほうがいいというようなことからの増額補正になってございます。  それと、深山1号線でございますが、この路線は出光のガソリンスタンドさんの前から六時の鐘までの間でございます。延長も700から800メートル程度ございまして、延長も長いんですが、ほとんどに側溝が入ってございます。結構伽藍の裏側の重要な道、景観にも配慮した道にというようなことで設計をしてございまして、側溝のふたの部分だけをやりかえるというような設計をしてございました。しかし、その側溝をいざ入札に出すというようなころから、よく見てみますとふたのやりかえだけではとてもとてもだめであって、かなり傷んでおります。ひどいところは景観に配慮した街灯、LEDのが立ってるんですが、その街灯が側溝の中から立って、もう全部そないなってるんです。ですから、せっかくの側溝が水の流れが悪くなっているというようなことも解消したいなと思いまして、1,400万円の増額補正をさせていただきました。  その次のページの22節補償、補填及び賠償金のところの電柱移転補償費のマイナス400万円でございます。これにつきましては、現在、急ピッチで千手院から五の室までの地下埋設工事の復旧ですね、道路の復旧、歩道の復旧工事をしているところでございますが、移転補償費で400万円の減額です。これは関電さんとかNTTさん、ケイオプティコムさんに電柱を移転してもらうための予算を計上させていただいてたんですが、それの移転補償費を舗装の復旧のほうにかかるということで、上のページにございます15節のほうの工事のほうにこの予算の中で少し振りかえさせてもらって、補償費から工事費のほうに回してもらった分でございます。  28ページの都市計画費の中の1,200万円、県代行工事負担金でございます。これにつきましては、内訳としまして、環状道路、大門、お助け地蔵の先にできます大門南駐車場に関することでございます。  あの駐車場は3月末で完成をいたしまして、その後、4月2日から始まる1200年の開創法会で金剛峯寺さんにお貸ししまして、観光バス等々の駐車場として使ってもらいます。そのとき、一般の乗用車はほかの駐車場になる予定らしいんですが、観光バスを一晩中とか、宿泊で来てくださった方の観光バスを一晩中とめるようなことも多々あるようです。それで、相当広い駐車場でございますから、夜間、ちょっと物騒であるとか、防犯上のこともあって、何とか照明施設をつけてくれないかというような依頼を金剛峯寺さんから受けておりました。それで、かなり広いものですから、地面から電気設備の電源をとりまして設置するというふうにしたら、相当費用もかかるということで、そういったタイミングでちょうど太陽光発電によりましてLEDの照明器具というようなものがあります。1基大体100万円ぐらいするんですが、それをつけて5カ所ぐらい、金剛峯寺さんが使いやすいような場所に設置したらいいんではないかというようなことから、その照明施設で500万円を計上させてもらっております。  それと、あとは700万円になるんですが、あの駐車場の向かって左側なんです、お助け地蔵の下になるんですが、そこはバスのロータリーにして、法会期間中は利用したいなというふうな計画が金剛峯寺さんのほうであるようです。そのときに、あそこで人の乗りおりがあるものですから、トイレ等々の仮設トイレの設置もするようです。そのときにどうしても水を使ったりするものですから、そのため排水というようなことも将来的にもどうしても要るものですから、このタイミングで側溝の設置というようなものをしたいと思って700万円の計上をしているところでございます。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 9番、松谷君。 ○9番(松谷順功) 18ページのふるさと寄附記念品につきましては、非常に集まっており、月3,000万円ペースでいっているということで非常にありがたいことだと思います。最終的にはきっちり合わないかもわかりませんが、ありがたいことで結構でございます。  それから、22ページですが、認定こども園の指定管理料につきましては、見積もりに誤りがあったということでございます。次回からは見積もりの間違いのないようにしていただきたいというふうに思います。  それから、27ページですが、除雪委託料の増額ですが、路線の見直しであったということで、これもこれで結構だと思います。  それから、道路改良費、これにつきましても五大連絡線と谷ケ峰の舗装工事であるということ。  それから、28ページの電柱移転補償費ですか、これの減額は関電の舗装工事の振りかえというお話でございますので、結構でございます。  ただ、土木費の中でちょっと今理解できなかったのは、県代行工事の負担金、この駐車場は金剛峯寺の駐車場になるのか、県の駐車場になるんでしょうか。これは町長が前回、お金の金額の交渉をして、私自体は町の駐車場になるんじゃないかなと思っておったんですが、今ずっと話を聞いてみますと、どうも県の駐車場、もしくは金剛峯寺の駐車場、でもない。その辺をちょっと説明お願いします。ちょっと理解できなかったものですから、申し訳ないですが、町の駐車場であるというふうに理解しておりますが、すみませんが、よろしくお願いしたいと思います。この1点だけです。 ○議長(負門俊篤) 山本建設課長。 ○建設課長(山本剛久) 大門南駐車場につきましては、もちろん町の所有でございまして、町が本来なら工事をしていく分になっております。しかし、今県のほうで道路、トンネル等々の工事をやっていただいておりまして、その近くのことというときにはもう一体工事として県のほうで入札等々も進めていただいて、それを町のほうは負担金ということで費用を払って、代行工事でしていただくというような意味でございます。  それと、金剛峯寺さんには法会期間中の50日間に関しましては、町のほうからお貸しして、駐車場として使っていただくという意味でございます。 ○議長(負門俊篤) 9番、松谷君。 ○9番(松谷順功) この駐車場につきましては、町の所有で、金剛峯寺に法会期間中はお貸しすると、そういう形でよろしいですね。ありがとうございました。結構でございます。 ○議長(負門俊篤) ほかに質疑はありませんか。  2番、所君。 ○2番(所 順子) たくさん出ましたので、残りを、﨑山議員もあるかと思いますけれども、少し残りを質問させていただきます。  まず最初に、ちょっとわからないところをお願いいたします。12ページの土木費国庫補助金の中の社会資本整備総合交付金の926万2,000円の減額をされております。これについての説明をお願いいたします。  そして、14ページの雑入のところで、橋本周辺広域市町村圏組合賦課金等返還金938万円、それについて。  次に、18ページ、ふるさと寄附記念品5,000万円。
     その次が、ちょっと残しとかなあかんのですけれども、先ほどから保育園長の認定こども園のところでありましたんですけれども、この辺のことをもう一度お尋ねいたしたいのと。  それと、23ページの高野山総合診療所会計繰出金520万円。そんなところです。  そして、駐車場の、今、建設課長の説明の中にあったんですけれども、金剛峯寺に2カ月お貸しするということなんですけれども、そしたら、一般車両はそこにはとめられなくなるのでしょうか。その辺のところは、お貸ししたら2カ月間は金剛峯寺さんにお貸しするということですので、一般の方の車はどちらにとめるんですかね。その辺のところを、せっかく先ほど質問されてる議員さんもおられまして、町のものではないのかというふうな思いも持っていらっしゃった議員さんもおりますし、お貸しするということになれば、ほかの観光人の方たちが自由に使えるかどうかということも懸念されますので、その辺のところの説明をもう一度よろしくお願いいたします。 ○議長(負門俊篤) 山本建設課長。 ○建設課長(山本剛久) まず、歳入、12ページの土木費国庫補助金、マイナス926万2,000円の内容でございます。この社会資本整備総合交付金というのは国からの補助金でございまして、補助率がよくて65%ぐらいというようなこともあって、いろんな建設課関係の工事には活用させていただいているところでございます。  この中身でございますが、今、この交付金を活用しましてやっている事業には、橋梁、高野町内にある橋の長寿命化ですね、そういった事業に使っているのと、電線の地下埋設工事、それと道路ストック総点検という事業がありまして、これは2012年の笹子トンネル、あれの関係でいろんなトンネル、橋梁、道路等々を点検して、悪いところは修繕しなさいというようなことに基づいてやっている、その三つの事業を活用してやってございます。そういった中で補助金の交付申請をしているわけなんですが、補助金の補助基本額というものがございまして、少しその分が三つの事業でマイナス200万円、300万円ずつ補助基本が下がったというようなことで減額になったものです。事業費としては下がってはいないんですが、いただける補助金の基本額が下がったというようなことでの減額補正を計上させていただいております。  それと、大門南駐車場の件でございますが、50日間の法会期間中に関しましては、今、町と金剛峯寺さんとか、いろんな団体が入りまして、50日間の車ですね、相当な数になるようでございますので、いろんな駐車場とか、車の移動ですね、そういった計画は協議をしながら進めております。  そういった中で、大門南駐車場というところは1万4,000平米ぐらいあって相当広いものですから、あそこはバスの専用にしたほうがいいんではないかというような計画で、今のところ進んでおるようです。そしたら、一般車両はどうなるかということですが、一般車両につきましては、大乗院さん跡の駐車場であるとか、役場の裏の駐車場であるとか、中の橋駐車場というようなことで、いろんな予想等々をされながら、高野山の中全体としての駐車場計画を進めてくださっているようです。  ですから、一般の自家用車の方が来られても、もちろんそのときには交通整理の、どの駐車場に行ったほうがいいですよというような案内も徹底してされるわけですから、特段、困るようなことはなく、スムーズに回るように考えております。高野山に入ってきて、今のように自由にどこの駐車場にでも行けるというような状況ではなく、大門の入り口でいろいろと振り分け等々があって、全体として回るような計画で進んでおりますので、それにのっとってとめていけばスムーズに回るんではないかという予想のもと進んでございます。 ○議長(負門俊篤) 辻本企画財政課長。 ○企画財政課長(辻本幸弘) それでは、2番議員さんからの御質問がございました14ページの雑入でございます。橋本周辺広域市町村圏組合の賦課金等の返還金938万円に対しましてでございますが、この件につきましては、例年、精算を行っております。今回のこの金額は、平成25年度の精算に伴う返還金ということになりまして、広域で行っております業務、これが6件ございます。また、それ以外に資源物資等の販売収入等がございまして、その分の精算によりまして、高野町分といたしまして938万円返還があるということでございます。  それから、次に23ページでございます。診療所費の高野山総合診療所会計繰出金520万円に関しましてでございますが、こちらの繰出金につきましては、診療所のほうの応援医師、この医師の方の賃金、あるいは委託料というものの費用になっております。この財源というものが過疎債を充当していきますので、この過疎債につきましては一般会計で受け入れるという手続にしております。そして、一般会計で過疎債を受け入れた後に繰出金という形で高野山診療所の特別会計のほうに繰り出していくという手続になっておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○議長(負門俊篤) 阪田健康推進課長。 ○健康推進課長(阪田圭二) それでは、2番議員の御質問について御説明申し上げたいと思います。  増額補正に関しましては、9番議員に御説明申し上げたとおりでございます。予算見積もり誤りということで、消費税分が抜けておったということです。  もう一つ、園長云々ということがあったかと思うんですけれども、現状で高野山こども園に常勤の園長は設置されておりません。今、従来からの倉岡園長が園長として配置されているんですけれども、あくまでも非常勤で、必要なときは現場へ来られるんですけれども、ふだんは信徒課におられるということです。  そのために結局その分の人件費が不要やということで、先ほど9番議員に対して御説明ありましたように、国庫負担金の単価がその分下がっていくということで、その分の指定管理料の減額はされております。それを差し引いて348万9,000円の増額補正という結果になっております。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 下総務課長。 ○総務課長(下 勝己) 失礼します。  2番議員様の質問に説明させていただきます。  18ページの報償費です。5,000万円、ふるさと寄附金の記念品ということで、ふるさと寄附をしていただいた方に返す記念品となっております。これはJTBが今やってくれてますので、JTBのほうへお支払いする5,000万円となっております。  ちょっと13ページなんですけれども、ふるさと基金の寄附金をこの12月で1億円補正させていただいております。これは1億円補正して、全部で1億3,300万円の見込みを立てております。その1億円に対して半分返さなあきませんので、18ページに5,000万円を計上させていただいております。  以上でございます。 ○議長(負門俊篤) 2番、所君。 ○2番(所 順子) 先ほどの駐車場の件でございますけれども、バス専用になるって建設課長がおっしゃいましたですけれども、どれだけの一般の方がいらっしゃるかも見当もつかないままにバス専用にするというのも、ちょっと計算ができないんではないかなと思って、バスばかりではなくて、一般の方もこの2カ月にいらっしゃると思うんです。ですから、バスをあそこに満タンにしてしまうという状況が毎日は続かないと私は思いますんですけれども、地方のお寺さんなんていうのは、分けて、お寺も満員になっては泊まれませんので、一度にたくさんお寺に泊まるということもないと思うんですよ。毎日分けて、今回は東京、明日は姫路というふうに、檀家さんを分けて寺院に泊まれる分というのは決まっておると思うんです、法会のときには。それ以上、バスがたくさん来ましたらパンクするので、お寺が受入体制ができないように思うんですよ。それにもかかわらず、バス専用だけとなったら、一般の人があまりにも全国からたくさん来た場合にはどないするんかなと。それでいけますという計算はどこにあるんでしょうかね。そういう計算はどのように統計をとって計算ができたというふうに認識しているのか、その辺のところをもう一度お伺いをいたしたいと思っております。  そして、保育園の園長さんは非常勤ですか。こんなのを契約するときにこの方は非常勤ということはわかってなかったんですかね。今さら非常勤というふうになって、これを減額されたということもおかしいかなと思いますよ。補助金が何千万かって決まっておりますし、その時点で非常勤か常勤かということぐらいは決まってるのと違いますか。そして、また次から次へとこうして保育園の委託先から高野町が全部、お金を次から次へと補助して出していくというふうな形はちょっと変なん違うかなと、私は個人的にはそう思っております。  そして、ふるさと納税の寄附金、5,000万円バックのお金が要るということですけど、寄附金のバックの寄附商品とか、そういうふうなアイデア的なものは、どのようなものを考えていらっしゃるのでしょうか。その辺のところももう一度お尋ねをいたしたいと思いますので、内容ですね。どういう金額の方にはこのようなものをお返しして、ふるさと納税のお返しをするとか、そういうふうな計画というのはあるんでしょうか。その辺のところもお伺いをいたしたいです。 ○議長(負門俊篤) 山本建設課長。 ○建設課長(山本剛久) 大門南駐車場の件でございますが、金剛峯寺さんのほうの計画でいろいろ見せてもらったこともあるんですが、50日間につきまして、大きく言えば、大体1日6,000人の参拝観光客というのを見込んで予想してるようです。それで、多いときには1万5,000人を超える日もあるというようなことです。  それで、その予想の根拠になっているものは何かといいますと、その50日間で毎日法会が行われるようでございますが、その法会については何百人が来るというような予想をされてます。かなり綿密に予想されているようで、こんな法会がある日には、観光バス何台で来ますというようなところまで、各相当な積算基礎は持っているようです。  そういった中で、先ほどの大門南駐車場でございますが、50日間ずっとバス専用でするというようなことではなくて、法会によってバスが30台しか来ないようなときには、そういったときにはもっとフレキシブルな運用として、大門南駐車場には30台の観光バスをとめて、あいたところには一般車両を誘導するというような方法をとっていくように聞いてます。高野山の中の駐車場全体としての活用でございますので、バス専用駐車場で50日間ずっといくというわけではございません。 ○議長(負門俊篤) 阪田健康推進課長。 ○健康推進課長(阪田圭二) こども園の園長の配置の件で御質問ですけれども、今指定管理ということで、協定書を交わして、業務を運営していただいております。その協定書の中には、園長を絶対置かなくてはならないという文言は入ってございません。もちろん運営上、園長が配置されるにこしたことはないともちろん考えております。これからの協議の中で常勤園長の配置ということを強く訴えていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 下総務課長。 ○総務課長(下 勝己) 失礼します。  ふるさと納税の商品はどんなものかということで、10月からリニューアルしまして、前は高野山の商品、ごま豆腐とか、四つぐらいしかなかったんですけれども、JTBと連携しまして、今こういうカタログができてます。ごま豆腐とかもありますけども、和歌山県の有名な品物とか、ミカンとか、南高梅とか、熊野牛とか、このカタログに全て載っているんですけれども、この中から選んでいただくということになってます。  例えばですけれども、1万円の寄附をいただいたら5,000円のものを返す、半分返すということになってます。例えば半分返す、1万円しました。5,000ポイントを与えて、ポイントをためていただいて、そのポイントをためたもので商品にかえられるというような形にもなってます。  それと、今後商品を、この中の品物をまた変えていったり、新たに募集をしてみたりとかいうようなことも考えていきます。  それと、あと今日現在なんですけれども、申込件数が3,353人から9,826万9,000円の寄附金が申し込みされております。入金額というのが8,100万円もう入っております。  それで、1億円の歳入を見込んで、全体で1億3,300万円ぐらい入るかなという計算をしております。あと1月、2月、3月、今年度中で月1,100万円ずつぐらい入れば目標達成できるかなと思っております。この商品で、今一番よく出ているのが有田ミカンが一番よく出ております。それと、寄附金の一番大きなもので、100万円というのが2件、いただいております。  以上でございます。 ○議長(負門俊篤) 2番、所君。 ○2番(所 順子) 建設課長様から、バス以外にもあいたときにはとめられるということなので、一応、一般の自動車が来たときにも不便のないような方向性で持っていってもらって金剛峯寺にお貸しするということでないとやはり困りますので、その状況バイ状況で見ながらやっていただかんことには、お貸しするということになればこちらの意見が通らないということにはならないように注意をしながら、状況を2カ月見て、車が来ても困らない状況にするというふうな配慮が必要かと思いますので、その辺のところをよく考えていただきたいと思います。貸すのは結構でございますけれども、専用になってしまってほかのお客様がとめられない、どうしたらいいんだろうというふうになってうろたえるというようなことじゃあ、高野山がパニックになる可能性もありますので、その辺のところを計算されているということを課長がおっしゃってくださいましたので、それは私たちはそういうふうに計算してくださっているものかなと思って認識するしかないように思ってますので、2カ月、来年ちょっと拝察させていただこうかなという思いを持っておりますので、混雑はするのは当然の日もあると思いますけれども、高野町もサポートをしながら、バスだけではなく、ほかの乗用車も困らないようにだけお願いをいたしておきます。  そして、保育園の常勤園長さんの廃止を考えていると先ほど課長がおっしゃってくださいましたけれども、それは委託してしまっているにもかかわらず、高野町でそういう考えは持てるのかどうかということをもう一度答弁いただきたいです。  そして、委託先でそういうのは決まっていくのではないかと思っておりますので、高野町からそのような廃止をしていきたいという話し合いはどこでなされているのかなという思いを持ちました。  そして、ふるさと納税でございますけれども、半返しということで、一応見越して5,000万円要るということを計上くださってます。ですけれども、この寄附金に対する商品ですね、ポイント制。これは先ほどJTBとおっしゃってくださいましたけれども、なぜJTBなのですかね。ほかの会社もたくさんあるわけなんですけれども、JTBを選んだわけというんですか、偏ったJTBの旅行会社のパンフレットでありますし、その辺のところはどのように選択をされていますか。その辺のところをお伺いいたします。 ○議長(負門俊篤) 阪田健康推進課長。 ○健康推進課長(阪田圭二) 常勤園長の配置ということで、先ほどの説明の最後に、学園当局に強く訴えていきたいというようなことです。あくまでも高野山学園の人事の中で動いていくことなので、もちろん町としてこうしなさい、ああしなさいというのは言えない部分かと認識しております。 ○2番(所 順子) 言えない部分なのに、なぜそんなことを言うか、おかしい。  配置か、廃止やろ、配置。配置か。ごめん、はっきり物を言うて。わからへん。廃止に聞こえた。 ○議長(負門俊篤) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 所先生、ありがとうございます。  健康推進課長が今言われた、こども園のこと。やっぱり町側と金剛峯寺側で今後のいろんな運営について話をしていって、保育園の園長とか、職員のことの協議を続けていきたいと思っております。  また、駐車場のことでありますが、役場単体で計画しておるものではなく、役場、そして金剛峯寺、警察、宿坊組合、そういったところで大きくこういった台数が来るんではないかなというような予想のもとで、いろいろシミュレーションでやっております。50日間の間、どのような交通形態になるかもわかりませんが、そのあたりはこれからまだまだ事務レベルで協議をして、当日、50日間はそのシミュレーションをもとに臨機応変に、町内、山内の交通がうまくいくようになればと思っているところでございます。  それと、またJTBということで、偏ったというような見方も当然あるかとは思いますが、こちらからJTBさんをお願いしたというのではなくて、非常に偶然的にJTBさん、その企業と出会いまして、そこから、それは7月ごろなんですが、6月ですか、そこからもう話を進めようと。とにかく今年中に大きな花火を打ち上げよう、打ち上げなさいというような指示のもと、10月1日から始めるということで、即、JTBさんといろんなアイデアを出し合いながら進めたというような経緯でございます。 ○議長(負門俊篤) ほかに質疑はありませんか。  11番、﨑山君。 ○11番(﨑山文雄) 質疑がたくさん出ておりまして、なかなか実りある議会が進められております。私が最後になろうと思いますので、もう少し時間をいただきたいとこのように思います。  先ほどからふるさと寄附金の問題が出ておりますが、ちょっと勉強が足らんので申し訳ないんですけれども、ふるさと納税がふるさと基金寄附金というものに変わったんでしょうか。ふるさと納税はふるさと納税であって、ふるさと基金が別にあるという考えでよろしいでしょうか。その点をお聞きしたいと思います。  とにかく今のところ1億円の金が寄附される。そしてその記念品として5,000万円を返還していく。お金で返すわけでありませんので、物品で返していくんだろうと思いますが、それを調達して発送する、その人件費、手間が20%要るとしたら、1億の金であってでも3,000万円ほどの事業に使える金がないんではないかとこんなふうに思うわけですけれども、その点はいかがなものでありましょうか。  その5,000万円ほどの品物をお返しするわけですけれども、他町村からそれを仕入れれば他町村へその仕入れ代を渡さなければならない。高野町で生産されたものを発送すれば、それだけの売り上げが上がる。経済効果が上がる。それに対する納税というものも高野町に入ってくると。そういうような物の考え方というのはされておらないんでしょうか。そういったところを説明をいただきたいと思います。  支出のほうに入りますが、いわゆる18ページにふるさと寄附記念品として5,000万円を計上されておるということであります。関連して説明をいただければと思います。  それから、工事関係で請負費で82万1,000円ですか、防犯カメラ。この件ですけれども、大門の近くということのようでありますが、先般、神谷地区のほうから白藤小学校のところに防犯カメラの設置をお願いしたいというようなことを、区長がここへ来て話をしておられたような気がするんですけれども、そういった点についてはいかがなものでありましょうか。  それと、19ページに、町税、誤ってたくさん納めてそれを還付するというのがここにありますけれども、60万円。これは行政のほうから課税して請求した、それが多かったので返すというのか、納税者が納めてきた金が当局のほうで調べたら多かったので、それを返還するというような内容になっておるのでしょうか。その点を説明をいただきたいと思います。  それと、26ページになりますが、WiFi事業というのは、WiFiの設置補助金50万円出ておりますけれども、この事業というのは法会が済むまでやられるんでしょうか。計画としては、高野山内においてこういう範囲で落ちついて一応終わりにするというような形をとられるんでしょうか。そういう計画なしで、希望者がおって設置したい、それに対して補助金を出していくというような考えでやっておられるんでしょうか。一応フリースポットというんですから、パスワードなしで誰もがそこへ行ったら使えるという内容ではないかとこのように思うんですけれども、どの範囲をカバーしてこの事業は終わるという考えを持っておられるんでしょうか。  その点につきまして、御説明をお願いいたします。 ○議長(負門俊篤) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 﨑山先生、ありがとうございます。  ふるさと応援寄附金のことでありますが、ふるさと納税はふるさと応援寄附金とも呼ばれるということで、同一のものということでございます。また、当町としては、50%を還元するというようなことでしております。1億円いただければ5,000万円を返すというようなことでございます。手数料云々ということで、当町の持ち出しが出るんではないかというような指摘はありますが、全て50%還付するほうのJTBさんのほうで発送の準備とか、書類の整理とか、そういったものを全てやっていただくということで、当町としてはその半分全て入ってくるというようなことでございます。  それと、他町村のいろんな物品等、いろいろ使用させていただいております。今まで高野山のものを使って、なかなか発進力もなかったせいか、効果があまりなかったということで、今回、このような大きく幅を広げさせていただきました。今後は、やはりこの伊都橋本地域の物産、そういったものを積極的に取り入れて、地域の活性化につながって、税収増にも寄与していただくためにも、それらのツールにしたいと思っております。 ○議長(負門俊篤) 下総務課長。 ○総務課長(下 勝己) 11番議員様の質問ですが、説明させていただきます。  防犯カメラの件で、神谷の町内会長のほうから、元の白藤小学校の付近へ、物騒なということでつけてもらえないかということは言うてきております。費用もかかりますし、申し出は聞いたんですけれども、そうなるとあちこちにそういう集会所とか、廃校になっている学校とかありますので、ちょっと検討させていただくということで、すぐに設置というところまではちょっとまだ、そこをつけたらここもあそこもとなって、値段が高いものですから、ちょっと検討させてもらうということで保留しております。  それと、19ページの町税の過誤納還付金60万円ですが、これは法人税とか、そういうものの旧年分を、一応予定納付という形で、正確なぴしっとした金額でなく予定納付されているということです。それで、確定申告をしてきちっとなったときに、多く入れてくれたりした人とか、少なかった人とかいろいろあるので、その分の還付金ということで計上させていただいております。  以上でございます。 ○議長(負門俊篤) 松本まち未来課長。 ○まち未来課長(松本嘉文) 26ページのWiFiスポット設置補助金50万円につきましては、当初175万円の予算を見てございまして、今までに6件の申し込みがございまして、135万円を支出する予定となってございます。まだお問い合わせもあることから、今回ちょっと50万円の補正をさせていただいたこととなってございます。  このWiFiスポットにつきましては、インバウンド対策事業といたしまして、外国人もまだたくさん来られているということから、来年も続けて補助していきたいというふうな考えでございます。  以上でございます。 ○議長(負門俊篤) 11番、﨑山君。 ○11番(﨑山文雄) ふるさと納税とふるさと基金、名称が変わったようで、中身は一緒であるというようなことでございます。  先ほども申し上げたんですけれども、返品される、記念品でお返しするというのは、やっぱり高野町でできたものでお返しできるような物の考え事をせんと、経済的な効果を上げていくという意味においては、山内の業者に利益をもたらせば、それに対する課税、納税が得られると。そういうようなやっぱり考え方でいかなければ、せっかくもらった基金を外へ出してしまったら、税収さえおさまらんというような状態が起こり得るんではないかと、こんなふうに思いますので、その辺は工夫しなければならないとこんなふうに思います。手数料等につきましては、JTBのサービスによってクリアできるようなお話でありましたですけれども、物品の点につきましては、そういうお考えも持っていただきたいと思います。  そして、これは納税、ふるさと納税ということですので、例えばAさんが10万円を寄附された。そして5万円が返ってくる。そして、その10万円に対する税務対策はどないなるのかと。そしたら、寄附した人は10万円で5万円帰ってきて、そこへまた税務対策で10万円のうちの何ぼか引いていただけるというような仕組みになっていくんじゃないかと思うんですけれども、その点はいかがなものでしょうか。  それと、防犯カメラの件ですけれども、これがあちらこちらから要求されるようになれば、多額の費用はかかると、確かにそのとおりだとこのように思います。しかしながら、白藤小学校においては、今年便所を改修するのに700万円の予算を見ております。これはなぜかといえば、神谷の駅でおりて、そして白藤小学校へ立ち寄って、そして作水のほうへ抜けるハイキングコースができておるようですね。これは下から上へ、上から下へということで、ハイキングコースになっております。そういった人の便宜を尽くすために、白藤小学校へ便所改修700万円を投資するという内容です。  そして、毎朝、あそこの道を通る車が相当量あります。ひょっとしたら200台ぐらいあるんじゃないかと、そういう点と、ちょっと神谷のほうも白藤小学校を中心に高齢化してきていると。そういった中で、やはり町民の安心、安全のために防犯カメラを設置していただければ、というようなのが区長の願いだったと思うんです。  そういう意味において、ほかと違うところがあると思います。非常に公共性があるというか、人が出入りする、人が通り抜ける計画ができておりますので、その点も十分一遍検討していただきたいとこんなふうに思います。  還付金の件につきましては、予定納税による最終的に調整して過不足をもらったり返したりするという内容のお話でありましたので、それは理解するところであります。結構でございます。  それと、WiFiの件ですけれども、まち未来課はどのように考えておられるのか。いわゆる大門に入って奥の院に至るまで、あの通りをポツポツポツポツとWiFiが使えるような内容にしていこうというような全体計画を持っておられるのか。個人が、あるいはWiFiを設置したいんで補助金を出してくれますか、出しましょうというような内容に今聞こえたんですけれども、そんなようなことでいいんでしょうか。基本的な考えというのはあるのでしょうか。この点を最後にちょっとお聞きしたいと思います。  質問に対する補足をしていただけるところがありましたら、お願いいたします。 ○議長(負門俊篤) 下総務課長。 ○総務課長(下 勝己) 失礼します。  ふるさと納税をしていただいた方は、確定申告をするということになっております。領収書を持って確定申告をしていただいたら控除をされるということですが、収入とか、家族の人数とかいろいろあるんで、幾らとかはっきりとはわからないんですけれども、うちに寄附いただいて、そのうち2,000円を超える部分については、一定の上限まで所得税や個人住民税から全額控除されるということになっております。  今は目安として、寄附額の目安というのは、今は上限というんですか、一定の額というのは目安で3万円ぐらいということになっております。控除額は2万8,000円、2,000円を超える部分ということになります。これも来年度からは、今日ちょっと新聞に載ってたんですけれども、来年度からは控除額は倍の5万6,000円となり、その場合全額控除される寄附額の目安は、5万8,000円となるという形で、今は確定申告という形で、うちから発行される領収書、例えば5万円してくれたら5万円の領収書を持って確定申告をしていただくと、その控除が受けられるという形になっております。  また、来年度からは、何か確定申告をしなくても、寄附先の自治体が代行するというふうな形に変わっていくんではないかというふうに、今日は新聞にちょっと載ってましたので、御報告させていただきます。  それと、白藤小学校のハイカーの道になっていると。トイレもまた整備されるということで、その状況を見て、また今後、検討していきたいと思っております。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 松本まち未来課長
    まち未来課長(松本嘉文) 先ほどWiFiフリースポット設置補助金のことでお尋ねいただいた件でございますが、この補助金というのは商店とお寺の中に設置するものでございまして、町中、大門から中の橋のストリートというお話でございましたが、それにつきましても、町のほうでは何らかの形で実施したいと思っております。また、そういうふうな補助金が使えないかということで、国のほうとか、ある団体のほうへはちょっと申請等を行っているところでございます。  町だけでするんではなくて、統一感も必要であると思いますので、金剛峯寺、商工会、宿坊協会を交えた形で、町全体のWiFiフリースポットを考えていきたいと思っております。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 11番、﨑山君。 ○11番(﨑山文雄) 防犯カメラの件につきましては、一遍検討してやっていただきたいと思います。いわゆる先ほども申し上げましたとおり、多くの人が出入りする状況が今でき上がっております。白藤小学校においてでも便所を700万円を投じてやるということについては、当局のほうもその実態がわかっていただいて、人がどれだけ集まるかということもおわかりいただいたことと思いますので、よろしくお願いします。  WiFiの件につきましても、私もWiFiを使っておりますけれども、私は自分の家の周辺に行かんとこのWiFiは使えません。山内で使えるところがあるようですけれども、そういったマップのようなものがありませんので、どうなっているのか。  また、個人商店が申し込むことによって補助金を出して設置するように奨励しておられるようですけれども、基本的にはまち未来課として、せめて大門から一の橋、中の橋ぐらいまで何カ所ぐらいの場所へ行けばそれが使えるというようなこともお考えして、将来的な計画も持っていただきたいと、こんなふうに思います。  それから、ふるさと基金の件で、今納税関係のことでお話をいただいたんですけれども、確定申告をしたらいいんやと、確定申告もどこへほんならするんやという問題が出てきます。確定申告をすることによって、税額が出てきます。その税額から引けるんかと、そういうものではないと私は思いますので、この点につきましては、また詳しいことを担当課長にお聞きしたいと思います。ここで申し上げて、すぐ回答いただけるということはできないと思います。その点、よろしくお願いしておきます。  以上をもちまして、本件につきましては質問を終わります。 ○議長(負門俊篤) ほかに質疑はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(負門俊篤) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(負門俊篤) 討論なしと認めます。  これから議案第71号、平成26年度高野町一般会計補正予算(第4号)についてを採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(負門俊篤) 異議なしと認めます。したがって、議案第71号、平成26年度高野町一般会計補正予算(第4号)については、原案のとおり可決されました。  しばらく休憩いたします。            午前11時29分 休憩            午後 1時00分 再開 ○議長(負門俊篤) 休憩前に引き続き、議事を進行します。  日程第1、一般質問を行います。質問の通告がありましたので、発言を許します。  9番、松谷君。 ○9番(松谷順功) 質問の機会を与えていただきましたので、質問させていただきます。  私の質問は、基本的な行政財産についてということでございます。行政財産の管理と活用についてをお聞きします。基本的な内容でございますので、町長のお考えをお聞きしたいのです。答弁を求める者ということで、町長というふうに書かせていただいておりますので、全て町長にお願いいたします。課長の答弁の必要はありません。  まず、行政財産の台帳は作成されていますかというところから入りたいと思います。どの程度完了されているのか確認いただけましたか。ここからお願いいたします。  以下は自席でやらせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(負門俊篤) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 松谷先生、ありがとうございます。  行政財産の管理と活用についてということで、財産の台帳等は平成24年度から整備に入りまして、今のところほとんど入力できております。しかし、ここでいう財産台帳というのは、役場の固定資産台帳でありまして、以前から出納室等でつくられている紙ベースのものでございます。現段階で一般会計分の建物を、役場を含めて230件登録しておるところで、今後、平成27年度においては特別会計分を引き続き作成の予定でございます。 ○議長(負門俊篤) 9番、松谷君。 ○9番(松谷順功) ありがとうございました。それで結構でございます。  土地に関しましてはいかがでしょうか。ほとんどできていないというふうにお聞きしているんですが。 ○議長(負門俊篤) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) お答えいたします。先ほどの230件というのは建物ということで、土地に関しては今順次しているところでございます。 ○議長(負門俊篤) 9番、松谷君。 ○9番(松谷順功) ありがとうございます。土地に関してはこれから進めていっていただくということで、よろしくお願いいたします。  それから、次に移ります。利用していない、または利用度の低い建物等は今後どうされるのでしょうか。例えば、スケートリンク等と書きましたが、もう屋根もかなり傷んでいるようですし、塗装が悪くなっているようですし、壊していくという考えも一つありますでしょうし、有効利用も考えられると思いますが、今後どういうふうにお考えになっておられるのか、お聞きしたい。 ○議長(負門俊篤) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 利用度の低い建物、またその管理ということなんですが、先生御指摘の例えばスケートリンクというようなことでございます。スケートリンクのほかにも使っていない建物等もたくさんございます。利用度の低い建物につきましては、今後、あらゆる角度から検証していかなければならないと思っております。全く使用していないものでまだ使用可能であるか、また不可能かを調査もしていかなければならないのかなと思っております。利用法についても、今後当局、また今後議会議員の先生方、またほかたくさんの皆様方からの御意見を聞いて、積極的にいろいろ進めてまいりたいと思います。 ○議長(負門俊篤) 9番、松谷君。 ○9番(松谷順功) 当然、スケートリンクを見にいっていただいていると思いますが、今までいろいろなスポーツに利用したらどうかというふうにいろいろ考えられたとお聞きしておりますが、このような考え方はいかがでしょうかということで、ちょっと少し提案みたいなことをさせていただきたいと思います。  中学校、こども園に隣接しておりまして、立地条件から、一つ多目的な雨天のグラウンドとして利用できないかというふうに考えたわけです。広さは800平米弱、714平米ですか、20メートル掛ける40メートルあるそうでございます。  高野山は非常に雨量も多く、雪もあり、屋外のグラウンドを使ってのスポーツができません。現状のスケートリンクの照明では非常に薄暗い状態ですが、建物の桁方向は南東を向いておりまして、屋根は瓦ぶきですが、2段になっており、棟の先端部分、棟の2段目の部分ぐらいでトップライトをとれば自然採光も可能だと思います。床に人工芝を敷き、リンクの周辺をネットで囲み、天井から下がっているライト等にカバーをかければ、十分使用できるのではないかと。体育の授業に、クラブの練習に、こども園の園児等にも利用していただける。また、休日は少年野球であるとか、年々盛んになっている、全国大会にもなっている学童野球の練習場としても使えるんではないかというふうに考えます。  その辺の意見、賛成というよりも、これが一つの案でございますので、ただいま現実としまして、こども園の園児、これは公設ですので、こども園の園児も対象になろうかと思うんですが、園庭、グラウンドを使えないときどこに行っているか御存じでしょうか。 ○議長(負門俊篤) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) いろんな施設の再利用方法として御提案をいただき、ありがとうございます。  まず、この施設が安全で使えるのかどうかというところからいろいろ考えてまいりたいと思います。  また、園児が雨天の場合、私も3人通わせておったんですが、大変申し訳ございません。どこで活動しているのか存じ上げません。 ○議長(負門俊篤) 9番、松谷君。 ○9番(松谷順功) 今、園児の方で高年齢、高学年の方、学年じゃないですけども、ちょっと何歳児かはっきりわかりませんが、ゲートボール場を利用しているようでございます。グラウンドが使用できないとき、子供の体力アップの施設を持っている町があるなんていうのは、夢ではないかなというふうに思うんですが、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(負門俊篤) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 雨天のとき、確かにそういえば南山苑様の上のゲートボール場を使用していたというふうに思い出しました。それと、体力アップに春夏秋冬問わずいろんなところで活動できるようなものは、今の現状も含めて必要であると思っております。 ○議長(負門俊篤) 9番、松谷君。 ○9番(松谷順功) 先ほどからいろいろふるさと納税の話も出てまいりましたが、例えばそれにかかるお金というのは、通常予算化しにくいようなお金に使っている市町村もあるようでございます。例えば、吹奏楽の楽器を買うであるとかということに使っているところもあるそうでございます。  ふるさと納税を利用すれば、非常に全国にも発信できるんではないかなというふうに思うんです。要するに、集めるばかりじゃなしに、こういう形で子供たちに使いましたよという形がとれれば、全国に発信できるというふうに考えますが、いかがでしょうか。 ○議長(負門俊篤) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 先生、ありがとうございます。  行政財産の活用ということで、ここではちょっとふるさと納税の項目は入っておらないんですが、当然、住民の皆様にいろんなことで還元できたらというふうに検討してまいりたいと。それも年度間でどれぐらい集まるのかというのが見通しがついた時点で、いろんな計画を立ててまいりたいと思っております。 ○議長(負門俊篤) 9番、松谷君。 ○9番(松谷順功) ありがとうございます。  また、隣接しております総合グラウンドがありますね。これは冬季にどのように使われておりますでしょうか。高野町には宝がたくさん落ちているという町長のお話もありましたが、雪は宝になりませんでしょうか。 ○議長(負門俊篤) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 総合グラウンドの冬季の使用ということで、私、子供のころたこ揚げ大会とか、いろんなもので小学生があのグラウンドを走り回っておったというふうに思っております。冬の間、雪が積もって放置状態というのは今の現状でございます。今後、行政が考えるというよりも、それぞれの団体、また小学校とか中学校とかがこういったことで活動に使いたいというような声がどんどん上がってくれば、いろんな形で支援をしていきたいと思っております。 ○議長(負門俊篤) 9番、松谷君。 ○9番(松谷順功) そこで提案なんですが、雪なんですね。これは除雪を業者の方々に大変御苦労いただいている仕事でございます。また、処理にも非常に困っております、処理場所がないということで。  例えば、建設業者さんの協力を得て、当然運賃等が発生し、グラウンド等が悪くなる可能性もあるんですが、新雪の場合、雪置き場にしてはいかがでしょうか。グラウンドは荒れますが、またそういうことで使いますと子供たちに危険を及ぼすことも考えられますが、私たちが子供のころ、道路で遊んだ、例えばきんまであるとか、竹スキーであるとか、かまくらであるとか、大量にあればクロスカントリーの会場や雪合戦の会場ができる可能性もありまして、非常に体力的に役に立つように思うわけです。  近隣でもそういう高野町でしかできない企画になり、冬の観光にも役立つのではないかと思います。こども園の先生たちも雪を集めるのが大変だということで、きれいな雪があればグラウンドを使わせてほしいよというふうな意見もあるようでございます。いかがでしょうか。 ○議長(負門俊篤) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 松谷先生、ありがとうございます。  いろんな活用をしたいんでありますが、雪置き場にしての活用というのは、いささか塩化カリウムを含んだ雪があると思います。それを子供たちがさわったりすることはあまり適当ではないかなと思っております。アイデアとしてはいいんではないかなと僕も思います。 ○議長(負門俊篤) 9番、松谷君。 ○9番(松谷順功) 薬剤師の先生ですので、そういう点から考えられたと思いますが、そうなりますと塩カリが使えなくなるということになりますので、新雪のきれいな雪が集めれればというふうな形でお願いしたわけです。  次に進みます。高野山会館の利用度はどうでしょうか。利用される方は年々決まってるそうでございまして、今後、その空き日を全国に発信するとかということをすれば、少しでも利用いただけるのではないかなと。高野町民だけで利用するというふうに考えないほうがよいのではないかなというふうに思うんですが、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(負門俊篤) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 御指摘の高野山会館の利用度に関しては、詳細のほうは私把握しておりません。少年の太鼓の方々とか、あと年1回高野山に来ていただける部落解放の学会等で使用しているのが主な使用度だと思っております。いろんな形で使用していただきたいというところもあるんですが、やはり施設の維持管理、そういったものを含めて、今後、総合的に考えていく必要はあるんではないかなと思っております。 ○議長(負門俊篤) 9番、松谷君。 ○9番(松谷順功) 続きまして、紫雲団地の空き地の販売をされるのでしょうか。前町長は定住促進で販売を考えておられましたが、空き地は見られましたでしょうか。どう今後活用される予定でしょうか。 ○議長(負門俊篤) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) ありがとうございます。御指摘の紫雲団地に関してですが、前町長様の方針として、そこを宅地にして移住していただくというようなこともあったと思います。しかし、登記が当然なされておらないので、売れる状況にはございません。今後、いろんな使い方を考えて進めてまいりたいと思っております。 ○議長(負門俊篤) 9番、松谷君。 ○9番(松谷順功) できれば、町の少ない所有地でありまして、住宅の建てかえ等の用地として残してはいかがでしょうか。それにつきましてはどうでしょうか。 ○議長(負門俊篤) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 紫雲団地の今後の活用ということで、今の紫雲団地が昭和51年に完成、11棟61戸が入っておりました。それで24年に老朽化のために3棟15戸を取り壊して、この部分が今空き地となっております。  今後なんですが、完成から38年が経過し、相当な老朽化が進んでおるため、今後建て直し等を計画していかなければならないと思います。準耐火構造の住宅として、耐用年限が45年ということで、もうまさにそのときが来ようとしております。  紫雲団地は入居者が少なくなっておりまして、常時空き部屋が五つほどできております。今後も入居者は減少傾向だと考えられるために、空き地となっている部分に小ぶりな住宅を建てて、順次引っ越しなどをしていただいて、今後も地域住民の住まいの確保ということで考えていきたいと思っております。 ○議長(負門俊篤) 9番、松谷君。 ○9番(松谷順功) ありがとうございました。  次は、地籍調査について、今後どう進められるかということをお聞きします。ちょっと民有の部分も入りまして、行政財産とちょっと外れるかもわかりませんが、申し訳ありません。  地籍調査は今のところ、今のペースでやりますと100年かかると言われてます。これは現町長の責任でも何でもありませんが、将来何年を考えられているのか。町の財産も含めまして、何年を考えられているのかお聞きをいたしたいと思います。まずそこからお願いいたします。 ○議長(負門俊篤) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 松谷先生ありがとうございます。  地籍に関しては、平成9年から始めております。そして、その当時は職員4人体制で進めており、平成17年度に当時の町の方針により一旦中止になっております。また、18年度から事業を再開するも、職員1人体制ということで、非常におくれが近隣の市町村に比べて目立ってきております。  かつらぎ町に当たっては進捗率が72.2%、また九度山町に関しては84.2%、当町においては平成26年度登記完了時点で12.6%、137.08平方キロありますので、かなり進んでおらない、先生御指摘の今後100年かかるというのも当然なことと思っております。  今後、増員していろいろ進めていきたいんではありますが、27年度については現行のとおりにしか進めないという状況になっております。そして28年度から加速をしたいというふうに思うんですが、そこで心配されるところがありまして、和歌山県が地籍事業費が1位となって、国の予算の10%を占めるようになってきております。国全体で国土調査費の予算が増えないより、県の予算も頭打ちとなっており、平成27年度の要望から、公共事業や災害対策にかかわる箇所の事業でないと町への増額はないというふうに言われておるところで、非常にこれはちょっと28年から取り返そうという本町にとっては、非常に厳しい内容になっておるような気がします。  そこで、どれだけの財政の支援があるか、また本町のほうでどれだけ支出できるのかというのを考えた上で、今後進めていきたいというところがありますので、何年ぐらいで完了というのは、国の、また県の補助金の関係上、支出が変わってきている以上、今現在ではちょっと予想してということはできないと思います。 ○議長(負門俊篤) 9番、松谷君。 ○9番(松谷順功) 今のお話ですと、時期を逸したという感じでございます。近隣の町は約10年ぐらいで終われるというふうにお聞きしております。なぜか理由がおわかりでしょうか。職員を増やすことも非常に大事だということはよくわかります。ただ、ここで支援、協力していただける人たちがいなくなる可能性があるということです。昔と違いまして、森林に財産価値がないように思われ、興味を持たれる方も少ないということで、特にそういう形で山に入られる方が少ないんではないかというふうに思います。
     ただ、ここで一つお聞きしたいんですが、高野町有林の地籍は終わっているのでしょうか。 ○議長(負門俊篤) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 御指摘の町有林に関しては、全て完了してるということはないと思います。今までの事業にのった上で範囲になっている部分は完了しているというふうに認識しております。 ○議長(負門俊篤) 9番、松谷君。 ○9番(松谷順功) 全部は多分完了してないというように思います。境界、いわゆる経界とよく言われてるところを知っている職員はおられますか。今おられる職員の中で経界を御存じの職員はおられますか。 ○議長(負門俊篤) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) その町有林に関して、今私もいろんなところで聞いておるんですが、総務課長がほとんど認識しておると思っております。 ○議長(負門俊篤) 9番、松谷君。 ○9番(松谷順功) 経界を知っている職員が少ないというふうに聞いております。多分おらないんではないかなと。ただ、元職員の中に元気な方がおられて、協力していただけたらどうでしょうか。早急に体制づくりから始めなければならないと思います。  ただ、本年度は予算がつけられないということですが、来年度からというお話でしたが、いろいろ災害のところを中心にというような話もありまして、非常に予算の獲得が難しくなってきているということですが。ただ、その体制は今年から準備していって、来年度にかかれるような形にしていただけたらありがたいと思います。かつらぎ町の地籍調査等の現場に行きましたら、女性職員も参加しているようでございます。  今回、質問させていただきましたのは、一つは未来を担う子育て、少ない人数であっても非常に大事に強く育てませんかという意味で1問目をさせていただきました。行政はできるだけ税金を使わずに、知恵を絞って現在ある施設を有効利用を考えた質問といたしました。  2問目は、今やっておかなければ将来できなくなりますよという啓発の意味で発言をさせていただきました。この回答は必要ございません。  以上、終わります。ありがとうございました。 ○議長(負門俊篤) 3番、中迫君。 ○3番(中迫義弘) 失礼いたします。せっかくの質問の機会をいただきましたので、私のほうから2点お伺いしたいと思います。  まず初めに、平野町長さん、5月に就任以来、東奔西走され、総合診療所の医師確保やふるさと納税の改善等に手腕を発揮し、着実な成果を上げていることに敬意を表したいとまず持ち上げておきたいと思います。  それでは質問のほうに移らせていただきたいと思います。  一つ目は、各地区集会所並びに多目的集会所等のトイレ洋式化についてお尋ねいたします。  昨今、トイレ洋式化は80%近くに及んでいると聞いております。各地区に集会所等の施設はありますが、トイレの洋式化がなされていないため、高齢者にとっては非常に使い勝手が悪いとの苦情が多く、改善を求めたいと考えております。  先日も老人憩いの家で山の神の餅つきがあった際、少し足の不自由な1人のおばあさんがトイレに行きたくなりましたが、憩いの家は和式トイレで、仕方なく車で近所のレストランまで送迎し、用を足したことがありました。各地区の集会所等は避難場所にも指定されている施設もあり、防災対策の面から考えても、今後、トイレの洋式化は必要不可欠な事案ではないかと思います。各施設の計画的な改善を要望します。  次に、2点目としましては、町道拡幅工事に伴う無償山林の保全についてお伺いします。  町道拡幅工事に伴い、山林無償提供者が多くいると思われますが、擁壁等の工事をせずに拡幅している箇所も多く、落石、落土により木の根があらわになり、倒木の可能性ありの箇所が数多く見受けられますが、生活道路と密着していることを踏まえ、町当局としてはどのような対策を考えているか、お聞かせ願いたいと思います。  あとは自席のほうで質問をしたいと思います。 ○議長(負門俊篤) 下総務課長。 ○総務課長(下 勝己) 3番議員様の御質問に説明させていただきます。  今、中の橋老人憩いの家を例に出していただきました。町内に集会所と呼ばれる建物が、老人憩いの家を入れて24カ所あります。これは団地にひっついている集会所も入っているんですけれども、各地の集会所で新しくというか、最近建ったところは、湯川集会所とか大滝山の学校等は洋式になっております。それまでに昔からずっとある集会所につきましては、洋式トイレがあるところもあるんですけれども、ないとこもあるというような状況になっています。  高齢者にも非常に使い勝手が悪いということや、最近ですと小さい子供も、家のトイレが洋式であったりということで、和式のトイレを小さい子供がよう使わんというような子もおります。  それで、今全ての集会所を全部計画的にということも、箇所もありますし、一度よく調べて、それからあまり活用されてないところもあります。その辺を検討させていただいて、要望のあるところから計画的に、二つあれば一つだけ先にするとか、そういうふうにまた考えていきたいと思います。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 山本建設課長。 ○建設課長(山本剛久) 私のほうからは、二つ目の町道拡幅工事に伴う無償山林の保全についてということで、御説明申し上げます。  今年の7月、町長が各地区を懇談会ということで回ったときに、私たち管理職も一緒に同行させていただきまして、各地域住民の皆様からいろんな御意見や御要望を聞きました。その中でも町道の落石、崩土であったり、林道におきましても、生活道路になっているような林道については大変落石が多いというようなことの御意見があって、何とか防げないかというようなこともたくさん聞きました。  崩土、落石の原因になっているものに、最近、鹿とかイノシシというふうな数が物すごく増えているということもあって、それが原因になっているというふうなことも多々あるというようなこともお伺いしております。  以前、まだまだ町道とかの整備が進んでいなかった時代には、その地域の方から山林の一部を提供しますから町道を広げてほしいというような要望が多々あったようで、そんなときには地域住民の皆さんからの御厚意とか、御協力を得ながら道路拡幅工事を行っていたようです。  当時としましては、町道なり、林道の交通量等々を考えまして、そのときの最善の方法としては、安定勾配というんですが、それだけの角度をつけて切り取っておけば大丈夫であろうというようなことで、切り取りを行ってそのままにしておったようですが、その後、何年かたったうちに、山が劣化したりとか、風化が進んで、木の根っこがむき出しになっているというようなことがあるというふうなことも見受けられます。  今でも割と道路を拡幅するに当たりましては、擁壁をせずにただ切り取っただけで、勾配をつけて切り取ったということだけで済ませるようなこともありまして、工法としてはそれでいいのかなと、場所によってはそれでいいのかなと思うようなところもあります。  まず、落石とか崩土を防ぐためには、一番手っ取り早いのはネットを張るというようなことでかなり防げるわけなんですが、高野山の中にはそういった町道、林道というのが物すごく数も多くて、それに全部ネットを張るというふうなことは大変難しいことでありまして、特に落石があって危険かなというようなところには、その都度、改良工事を行っているんですが、そうでもないようなところにつきましては、その都度、地域住民の方から崩れてるよというような御報告を受けて、すぐさま駆けつけて対処をするというようなことに現状はなっております。  建設課のほうでは道路の管理とか見回りというのは徹底しているんですが、それでもどうしても漏れることがありますので、できる限り地域住民の皆様からの御連絡等々をいただいたら、すぐその都度対処するというふうなことで対応していきたいと考えております。 ○議長(負門俊篤) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 中迫先生、いろいろ持ち上げていただきましてありがとうございます。  先生、御指摘の多目的集会所等のトイレというもの、町全体が高齢化している中で、そこでトイレをする方の便を考えますと、今後必要ではないかなというふうには思っております。  ただ、先ほどから課長が言いますように、全部が使用しておるというようなことではないかとは思いますので、今後要望があった場合に、そこの使用頻度、また必要性を聞いて、対処してまいりたいと思っておるところでございます。  また、町道の拡幅に伴うことなんですが、鳥獣が原因で落石等もたくさんございます。高野町全体で鳥獣対策という形でいろいろ手を打っておるんですが、なかなか数が物すごく今おる段階でございます。東小田原の金剛峯寺の本山学園の駐車場にでも鹿が10匹、20匹出てきて、ファミリーマートの前ではニホンカモシカが走っておるというようなぐらい鳥獣がたくさんおります。  今後ですけど、基本的な鳥獣対策というものをしていかなければならないと思いますが、やはり山の持ち主さんの山の手入れというものも当然必要なことになってくるかなと思っております。  建設課長が言われましたとおり、建設課の職員も見回り含めて危険箇所をまず何とかかしなければならない、また何かあった場合に、崩れておるところは町内の皆さんからの通報に基づいて建設課が走っていくというようなことにこれからも努めてまいりたいと思っております。 ○議長(負門俊篤) 3番、中迫君。 ○3番(中迫義弘) 的確なお答え、どうもありがとうございました。  洋式トイレ化につきましては、その地区の要望等におこたえして、計画的にしていただけると、そのように判断いたしました。  それと、2点目の山の保全の件ですけれども、実際現場を見ていただいたら、大きな台風が来たら松が倒木、倒れて、恐らく関西電力の線を断線してしまうというような、そんな箇所もやっぱりございます。そこら辺もまた、私もまたちょこちょこ見て、役場のほうへも連絡はさせてもらおうとは思うんですけれども、断線した場合、火災の可能性もあるので、大変なことになるんじゃないかなというふうな気はしておりますので、今後ともどうかよろしくお願い申し上げまして、質問を終わりたい思います。ありがとうございました。 ○議長(負門俊篤) 11番、﨑山君。 ○11番(﨑山文雄) 質問の機会をいただきましてありがとうございます。いましばらくお聞きいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  私は次の2件についてお伺いしております。固定資産税、都市計画税について、更地になった土地の固定資産税はどうなるのですかというところと、高野山総合診療所の医療体制の進捗状況についてお伺いしたいと思います。このように変わってきましたよというところを説明いただければと、このように思っております。  最近、高野山の大門から中の橋まで車で走ってみますと、家を取り壊されて、いわゆる朽廃建物というんですか、古い建物を取り壊されて更地になっているところをよく見かけます。そういったところからこういったお伺いがあるわけでございます。  古い建物を解体し更地にすると、土地の固定資産税は変わりますか。当然、固定資産税は変わりますよ。固定資産は上がることになります。上がるということよりも特別措置法が外されますので、それによって元の固定資産税に戻るというように考えてください、こんなふうに言っております。  基本的には1月1日の時点で住民地であるか、宅地であるか、住民地、いわゆる住宅地ですね、いわゆる宅地であるか、更地であるか、その他の用途に使っている土地かということを判定して賦課する期間になっております。3年ごとにその評価が見直されまして、それによって固定資産税は決まっていくんですよ。基本的にはこういったことで固定資産税というのは変わっていきますと、このように申し上げるわけですけれども、これに間違いはないでありましょうか。  ただし、高野町においてはどのような賦課制度、課税をやっておられるのか、今のところ私もはっきりわかりませんので、この点をお伺いいたしたいとこう思いますので、よろしくお願いいたします。  また、総合診療所の医療体制の進捗状況についてでありますけれども、まず町長は宗教と環境と道徳のまちづくりを進めたいと強調されております。また、来年の開創1200年記念大法会を町全体を巻き込んだ方にしたいとも言われ、そのためにも診療所の医師の確保、ひいては林間学校や企業研修の誘致等もやりたい。皆さんとともに動きたいと述べておられます。  現在において、その成果が見られないように思うんですけれども、そんなことはないんですよという点がありましたら、私の気づかないところであれば御報告をお願いいたしたいと、このように思っております。  最近の努力のあらわれといたしましては、長年の問題、課題でありました消防署員数名が町外から帰町されて、勤務される体制ができ上がったということで、非常にありがたいことだと考えております。また、開創法会期間中は24時間救急医療体制が、県、和歌山医大、伊都医師会、それに地域医療振興協会の絶大なる協力を得られるということで、解決の方向に向かっていると聞かされております。非常に結構なことであります。到来する50日間の医療体制ができたことは、この成果のあらわれではないかとこのように思っており、評価いたしたいと思います。  しかし、常勤医師の確保が町長が自分自身に対する至上命令であると私は考えております。医師不足を理由に医師確保に努力しないのは、言葉は悪いですけれども、怠慢であり、住民から信頼を得るためには約束を守り、住民を安心させるために早く方策を講じることだと考えますが、いかがでありましょうか。  また、町長は9月定例会の一般質問に答えています。これについてどのように改善されてきたかということをお聞きしたいと思います。24時間救急が一こまでも増えるように、今努力をしているところでありますとこのように言われております。どのように今なってきておるんでしょうか。  それと、朝までの経過観察が必要であればその体制づくりが必要であると、その体制をつくっていかんとそれはできないということを言われているわけですけれども、私はこの経過観察というのは絶対に必要なことになると考えております。現況を説明願いたいと思います。これについて働きかけをしておるのか、動きをしておるのかということをお聞きしたいと思います。  それと、24時間救急と入院を同時に復活することは非常に不可能に近いと考えていますと、このように答弁されています。24時間救急と入院を同時にということであります。今もその考えでおられるのか、お聞きしたいと思います。入院を希望し、待っておられる住民に対しては、どういうふうに答えてやればいいのかなと、このように思うわけであります。  次に、高野山には果たして以前のような入院施設は本当に必要なのかという発言をされております。高野町においては以前のような入院施設は本当に必要なんですかと。いろんな事情があるし、財政的なこともあるし、そういったことを踏まえて検討していかなければならないと、このように発言されております。そこで、私は当然検討していただかなければならないと考えております。どのように進んでおられるかということをお聞きしたいと思います。  次に、今すぐ必要と考えていますのは、24時間の救急と朝まで診れる経過観察のベッドを復活したい、復活をしなければならないと思っています、このように発言をされております。現在、どこまでこの計画が進んでおられるのか、お答えいただきたいと、このように思いますのでよろしくお願いいたします。 ○議長(負門俊篤) 下総務課長。 ○総務課長(下 勝己) 失礼します。  11番議員様の質問について御説明させていただきます。  まず、固定資産税の件でございます。固定資産税は地方税法にのっとりまして決めております。それは全国同じことになっていると思っております。  それで、固定資産税や都市計画税は登記簿により課税となりますが、その地目については登記簿上の地目にかかわりなく、現況によって課税をしております。  それと、先ほどの固定資産の税額なんですけれども、固定資産税は住宅の場合はその特例措置というのがありまして、人が住んでいる住居につきましては、普通の固定資産税の算出をした額の6分の1という、減額というか、特例の措置があります。そのように高野町も、別荘や倉庫は別なんですけれども、普通の専ら人の居住の用に供するということなんですけれども、そういう建物については6分の1、というのは面積でいいますと200平米までの宅地については、6分の1になっております。それ以上のものにつきましては、宅地については3分の1という特例措置がありますので、それを適用して課税しております。  そして、都市計画税なんですけれども、都市計画税はその算出した金額の、上限が3%までというのが決まっているんですけれども、高野町の場合は条例のほうで2%ということで、都市計画税をいただいております。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 11番、﨑山君。 ○11番(﨑山文雄) 固定資産税、都市計画税の計算をするということは、高野山の場合は大変な作業だとこのように思っております。税の徴収の公平性ということが非常に大事でありまして、今後、固定資産税、都市計画税の算出等については、十分勉強していただいて徴収するようにしていただきたいと、このように思っております。  先ほど申し上げましたですけど、現在、大門からずっと下ってきますと更地になったところが見られます。今、私が拾ってあるところで11件ほどあります。既に更地になってそのままのところ、そしてまたそれを更地にして駐車場に使っておられるところ等があるんですけれども、こういったところが最近見かけるところについては、課税を変えて、当然変えらないかんと思うんですけれども、変えて課税していくというような形で作業を進められておるんでしょうか。まだそこまで行ってないんでしょうか。 ○議長(負門俊篤) 下総務課長。 ○総務課長(下 勝己) 失礼します。  更地になった場合ですが、山の上は金剛峯寺さんの土地が多いので、家屋の取り壊しとかの情報というのは、役場と金剛峯寺と連携しております。それで古い家で壊しますとか、こちらからも金剛峯寺のほうへ聞きまして、近々壊す家はないかとか、そういう連絡をとっております。それで、あそこを壊すでというふうな情報をいただいたら、またすぐ見にいきまして、更地になったところは6分の1の特例を外して、もとの固定資産税を掛けて、既にそれは続けてやっております。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 11番、﨑山君。 ○11番(﨑山文雄) この問題等につきましては非常に難しいと思われますので、よくお調べ、勉強された中で、今後、税の公平さというものを考えていただいて、対処していただきたいと思います。  これについては答弁要りませんけれども、例えば皆さんに聞いておいていただきたいと思うんですけれども、ある一つの土地が宅地であります。その中に4軒ないし5軒の家が建っています。その分析をしてみますと、家を建てている部分については42%、それからそのうちの1軒が更地になったために13%、そして全体のあいているすき間、空地が44%というような割合になってきたときに、この中で今まで宅地で減免措置をいただいて契約してきたのに、その中の1軒だけが更地になったために、この部分をもとの固定資産税に戻すという作業をせないかんと思うんです。この辺のやり振りが非常に難しいと思うし、これからは基準を決めて対処していっていただくというような形で行かなければ、先ほどから言うております税の公平、不公平が出てまいると思いますので、一つここに資料がありますので、見ていただいて、今後、そのようなこともお考えの上で対処していただきたいと、このように思います。  これはもう答弁いただかなくても、非常に固定資産税に手をつけるということはタブーなところもありますので、この質問はこれで終わります。担当者におかれましては、意図するところを十分理解していただきまして、対応していただきますことをお願いしておきます。  次に、医療関係でございますが、答弁をよろしくお願いします。 ○議長(負門俊篤) 中尾診療所事務長。 ○診療所事務長(中尾 司) 失礼します。  11番議員御質問の診療所の医療体制の進捗状況というところで、まず現状につきまして、私のほうから御説明をさせていただきます。  議員御質問いただいたとおり、診療所になって医療体制はどう変わったというところですが、まず常勤の先生につきまして、引き続き手を尽くして探しておるという状況ですが、残念ながら、今のところはまだ新しい先生は見つかっておりません。  ただ、夜間の診療、休日の診療ということで、以前からお願いしております、先ほど議員もおっしゃられました和歌山県立医大ですとか、橋本市民病院、伊都医師会、地域医療振興協会さん等の御協力をいただきまして、今まで夜は土曜日と休日前の日曜日、昼間については365日対応というところは以前と変わっておりませんが、今年もまた年末年始、12月27日の土曜日から1月4日の日曜日までの9日間が休みになるわけですが、その間につきましては、一応24時間、先生が対応できるということになりました。  また、高野山開創1200年の記念大法会の期間であります来年の4月2日からの50日間につきましても、いろいろな方々の応援によりまして、24時間体制をとることができるということになりました。  具体的には地域医療振興協会さん、橋本市民病院さん、伊都医師会さんに埋めていただいて、平日につきましては和歌山県立医大のほうから先生を派遣していただくという形で24時間対応できるということになりましたので、御報告をさせていただきます。  ただ、法会期間中に限らずですけれども、疾病によりましてはどうしても橋本市民病院さんですとか、紀北分院さんにお世話にならざるを得ないという病気の方もいらっしゃいます。その場合につきましては、消防署等と連携をとりまして、救急搬送という形で受け入れていただくということで、市民病院さんには協力を依頼しているところです。  現在まで、昼間につきましては高野山からの紹介で市民病院さんに断られたというところはなくて、今要請した部分については全部受け入れしていただいているという状況です。ただ、夜間につきましては、うちからの紹介等に限らず、市民病院の当直の先生が、専門家の先生が当直していないですとか、あと救急1件、2件既に受け入れてして処置中であるとかいう状況によっては、救急の受け入れを市民病院では受けられないということはありますが、その場合につきましても那賀病院さんですとか、紀北分院さん、近隣の連携の病院のほうで受け入れていただいているという状況です。  オーバーナイトの2床の運用はどうなっているんだという御質問ですが、それにつきましては、現在のところ必要な人員を確保できないというところで、いまだ運用には至っておりません。今、引き続き人員の確保に努力をしているところでございます。  あと前回御承認いただいて購入いたしました患者輸送車ですが、今緊急車両の登録と、あと車検の手続を進めております。開創法会までには患者輸送車として使用できるというめどがたちましたので、消防の負担を減らすという意味で、一旦診療所で受け入れた患者さんについては、この患者輸送車を使って市民病院等へ搬送するということで対応していきたいと思っておるところです。  一旦、私のほうから御説明させていただきました。どうもありがとうございます。 ○議長(負門俊篤) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 﨑山先生、診療所の件で御指摘ありがとうございます。  9月の議会で答弁させていただきました中で、常勤医師、また24時間の救急を一こまでも埋めたいという点については、いまだかなっておるところではございません。結果が全てでありますので、いろんなところにずっとお願いは今のところして、いろんなところにアンテナを張りめぐらせております。その中で24時間一こまでも救急体制ができればと、今も動いておるところでございます。
     また、24時間の救急と入院等の同時復活は難しいというのは答弁させていただきましたが、今でもそう考えております。また、入院施設が本当に必要なのかという点でございますが、もともと議会先生方に承認していただいた19床、2床が救急対応稼働で、17床休床、またそのかわりに在宅をしっかりしなさい、また24時間救急をしなさいということで診療所になったことだと思っております。この決めていただきました方針にまず力を注いでまいっていきたいと思っております。  また、先ほど事務長からも答弁ありましたように、当診療所だけでは診れない疾病もございます。そういったところを消防、また市民病院、紀北分院その他の中小の病院と連携を密にして、地域の医療に漏れがないように頑張っていきたいと思っております。 ○議長(負門俊篤) 11番、﨑山君。 ○11番(﨑山文雄) るる説明をいただきました。その中で、医師の確保はなかなかできないということであります。これはもう医師が今足らない状況の中で、医師を探していくということは大変でしょうけれども、当初、町長は自信を持った発言をされておりましたので、私たちはその点について非常に安心した期待を持っておったというところであります。  その中で、今休職されて、国家公務員の言葉から言えば休養というんですか、休職というんですか、そういうような形で欠席されておられる先生がおられるわけですけれども、この先生の復活を頭の中に入れておられれば、医者探しも力が抜けてくるんじゃないかというように思います。その辺を本当に復活して、今までどおり、あの先生の患者さんもおられるような状況の中で、あの先生が高野山に向かっておるということについては、非常に期待を持っておられる患者さんもおられるわけですけれども、本当にいけるのか、いけないのかということも判断して、やっぱり新しい医者探しをするということも大事ではないかと。本当に高野町民のことを考えてやるならば、そのぐらいのことはやっぱり真剣に取り組んでいかなければならないと思うんですけれども、その辺の決意をお聞きしたいと思います。  こういった話し合いが以前にあったわけですけれども、ひょっとしたらこれも申し上げたかもわかりませんですけれども、仏徒高野山、いわゆる観光地で医療施設がなぜ必要なのかという一端を、ある住職から話の中で聞かされたことがありますので、御披露したいと思いますけれども、山内住職の上綱さんです。  米国のハーバード大学の医学部が高野山を訪問するに当たって次のような問い合わせがあったわけであります。高野山へ行けば、高野山という初めて世界から見る高野山というのは海抜1,000メートルに近い山の上へお寺があって、民家があって、どこまで知識が得られているかわかりませんですけれども、そういった非常に辺地のようなところを想像されるんでしょう。食事は大丈夫かと、食べることは大丈夫かと。そしてまたホテル、いわゆる寝るところは大丈夫かと。その次に病院があるかと。病院があるような町、病院がないような町、この判断が僕はあったんと違うかなと。  自分が高野山に行って、病気になったときに病院があるかじゃなくて、病院が完備された町なのか、そういうことを思っての発言だろうと私は思うんですけれども。食事はできるか、ホテル、寝るところはあるか、病院があるか、そういう話であったそうです。これは全部オーケーだと、問題はないと言ってやったと、このように住職は言っておられたのを今思い出しております。  高野町住民の医療を守る、観光客を守るということは、やっぱりこの観光、高野山においては二つの考え方というので、町の医療を守る、そして120万人ほど毎年上ってくる人たちの緊急体制、医療を守ると、そういうことが非常に高野山では大事であるということを聞かされたことがありますので、これも一つ御報告しておきたいとこのように思います。  先に申し上げました医者づくりについての町長の決意のほどをもう一度お聞きしたいと思います。 ○議長(負門俊篤) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 﨑山先生、ありがとうございます。  医者づくりというようなことで御質問いただきました。その前に、来年の4月2日から5月20日までの50日間の24時間救急、これを実現するのにもかなり苦労しました。その後、いろんな方向で進めていけたらというふうに考えておるところでございます。  また、副院長先生に関しましては、本人、高野山が大好きでございます。何とか高野山で復職したいという希望を本人は持っておられます。今年の年当初からずっと電話で話ができるときは話をしながら、本人の病状等のかげんもあって連絡がないときもありましたが、何とか頑張って高野山総合診療所に復職したいということがあります。  また、今までいろんな角度で十数年間副院長先生は高野山の方々に接していただいて、高野町の方々からもいろんな期待が寄せられておると思いますので、副院長先生の復帰に対しては、町として全面的に協力していきたいと思っておるところでございます。 ○議長(負門俊篤) 11番、﨑山君。 ○11番(﨑山文雄) 端的に、副院長の復活って、本当にその希望があるんかなというように思うんですけれども、いかがなものでしょうか。この間ちょっと質問したときに、関連質問はだめだということで回答はいただけなかったですけれども、そのときに少し事務局長のほうから話された、高野山へ来て南山苑でリハビリをするということで、はっきりリハビリされるんやなということがわかったんですけれども、失礼な言い方ですけれども、高野山でリハビリするよりも、近くでリハビリしたほうがいい場所があるんではなかろうか、そんなふうに素人考えでは思うんですけれども、高野山の南山苑に来られるということを聞かされたときに、何か医療行為で来られるんかなというような誤解を招くようなことにもなります。そういうことをいろいろ山内ではそういう話を聞かされるわけでございますので、本当に期待をかけ続けて先生に迷惑をかけているんではないかと。そういうものを一応復活できる時点が来れば、当然お招きするということも考えられるでしょうけれども、そういう考えを除いた中で医者探しをするということが非常に大事であるんではなかろうかと。  町民は医者が来られることを望んでおります。入院できること、そしてまたそういう治療を受けられることを、非常に希望を持って寝ておられる人がおるということも事実なんですから、そういった方々に、そういった住民にこたえていっていただきたいと、こんなふうにも思いますが、いかがなものでありましょうか。 ○議長(負門俊篤) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 副院長先生の復帰の面でございますが、本人、副院長先生は必ず高野山総合診療所に戻って、今までのような診療をやりたいというふうに言ってくださっております。まだ、少しリハビリ等が要るかと思いますが、その経緯を見守りつつ、また過度のプレッシャーもかけないようにして、当診療所に復職されることを願っております。  また、それと同時になんですが、ほかの先生方へのアタックというのも当然行っております。しかし、それはまだ確実なものにはなっておりません。  また、入院というような先生のお話がありますが、翌朝まで診れるような救急対応のベッド、それが必要でございます。入院にかわるものは、かねてから業務として行っておる在宅というもので、今後、充実させていかなければいけないと思っております。 ○議長(負門俊篤) 11番、﨑山君。 ○11番(﨑山文雄) 先ほどからの質問で、先ほど事務長のほうから答弁していただいた内容につきましては了解できておりますので、それを申し上げておきます。  今の町長のお話の中で、何回かのコンタクトの中で復職したいという希望が非常に強いということであって、町長自身もそれにこたえていきたいというか、希望を持っておられるということでありますので、それを信じて私たちも復職されて一刻も早くその診療につかれることを希望いたしたいと思います。果たしていつごろになるかということになるでしょうけれども、極力御協力していただき、お迎えいただけるような対策を講じていただきたいと、このように思います。  一番最初に申し上げました町長の、宗教と環境と道徳の町、これにちょっと触れさせていただきたいと思うんですけれども、宗教、高野山は仏徒であって、宗教の町であります。坊さんが歩いておられて、在家の者が、あるいは参詣者の人がそれに頭を下げている姿というのは、これは写真になります。写真というのは、犬が人間をかむのは話題になりませんが、人間が犬をかんだということなれば、これは話題になるわけですけれども、そういったやっぱりまちづくりというものが必要ではないかとこのように思います。  20日には逮夜参りというのをやっておりますが、ほとんど高野山の人はこの逮夜参りに参加される人がおられないような状況にまでなっております。特にPRもしてないようでありますけれども。  大阪難波でこういう行事をやっておるということで来られた人が、それが終わってすぐ大阪に帰りますという人に出会ったことがありますけれども、難波でそれを聞きつけて来ましたというようなことでありました。やっぱりこういう宗教活動というのは、山内の人もできるだけ参加してもらうような雰囲気をつくっていただきたいと、このように思います。  それと、道徳の町、これはちょっと問題が外れるかもわかりませんが、先日、ボルトヨーロッパへ孫を連れて行ったんです。そして、乗り物を待つのに3人がおりました。一番後ろに孫がおって、がさがさするので家内がその手をつかんで待っておりました。前の2人の男の子、年格好からいえば2年生、3年生、4年生ぐらいの男子の子。私は切符を買うて孫のところへ持っていきますと、ちょうど乗り物が来ました。そしたら、前の男の子が後ろを向いて、がさがさしている孫に、「先に乗る、先に乗る」と声をかけてるんです。ええっ。かき分けて先に乗りたい子供がこんな発言をするかな。周辺を私は見渡しました。先生がおられるんかな、家族の人がおられるんかなと見たんですけれども、誰もそういった保護者の方はおりませんでした。やっぱり道徳教育というのはそういうのが道徳教育ではないかとこんなふうに思うんです。  学校教育の中で、やっぱり道徳教育というものは教えていかなければならない。とにかく教えなければ習得しないというのがならわしというんですか、それが常識のように思われますので、そういったことについても一つよろしくお願いいたしたいと思います。  看板に上げてます、宗教と環境と道徳の町。これはもう大いに賛成するところでありますが、一例を申し上げまして、この件については終わりたいと思います。  その他のところについていろいろ答弁をいただきました。一つ私の質問の意図するところを十分理解していただいて、これからの活動に生かしていただきたいと、行政に生かしていただきたいと、このように思いますので、切望いたしまして、私の一般質問をこれで終わります。教育長、この話にちょっと答弁があったらやっていただいても。 ○議長(負門俊篤) 角濱教育長。 ○教育長(角濱正和) マスクをしたまま失礼をいたします。風邪をうつしたらいかんみたいで。  今、﨑山議員さんのほうから環境と宗教、それから道徳の町ということで御指摘があったんでございますけれども、実は私も道徳ということに関しては非常に、興味といったらおかしいですが、何かやっぱり教えていかないと子供たちはなかなかそれに乗っていかないんではないかなと。  ついせんだっても小学校のほうで少し話をする機会がございましたので、そのことについてお話をさせていただきたいと思うんですが、水たまりがありますと。その水たまりの横というんですか、自分が車に乗っておって、そして水たまりがそこにあると。その横を人が歩いていると。そのときにあなたはどうされますかということを質問させていただいたんですが、やっぱりそこで気をはせるというか、変な言い方ですけれども、水たまりがあるなということで気がついた、そのときが道徳の始まりだということでお話しさせていただきました。ですから、子供たちも同じことだと思います。我々も大人になって、そしてさらに生涯教育ということの中にありまして、いつもやっぱり忘れてはならないということが道徳ではなかろうかというふうに思っております。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 﨑山先生、ありがとうございます。宗教と環境と道徳の町ということで、いろいろ物事を考えて進んでおるところでございます。  行政が宗教というのがちょっとアレルギーを示す方もおるかと思いますが、私はここは宗教が文化というふうに感じておりますので、あえて宗教文化と言わず、宗教というふうにさせていただいております。  また、環境についてなんですが、2050年の環境省が提唱します低炭素社会の実現というところで、いろいろ取り組みができるんではないのかなということで、これを持ってきております。数年でできるものではございません。長いスパンを考えて、この環境都市づくりというのを進めてまいりたいと思っております。  それと、質問の初めのほうに、林間学校、企業の研修等がまだ成果が出てないではないかというようなお話がありました。5月から仕事をしまして、まず医療というようなつもりで、なかなか結果も出ておらない部分もありますが、ある程度、来年の課題であります救急体制というものが確立しました。それに伴って12月ぐらいから企画の係の者に、担当の課とともに林間学校であればどういったプログラムが楽しいかなというのを一度研究してくれというようなことで、今後、役場と、あと山内の各関係機関と林間学校、また企業研修が来ていただけそうな、そういうプログラムを組んで、来年いける時期が来ましたら、トップセールスで、大阪府内全域にまず行きたいと思っておるところでございます。 ○議長(負門俊篤) しばらく休憩いたします。            午後 2時29分 休憩            午後 2時52分 再開 ○議長(負門俊篤) 休憩前に引き続き、議事を進行します。  2番、所君。 ○2番(所 順子) 失礼をいたします。  今年も残すところあとわずかとなってまいりました。今年最後の一般質問となりますが、やはり診療所の問題です。一向に改善の兆しが見えてこないので同じような質問になるかと思いますが、御容赦願い、質問をさせていただきます。  まず、診療所のお医者さんの人数をお教えください。  さきの議会中、土生副院長は休職中と伺っています。私の記憶では、土生先生の給料は今年4月で町からは支給されないと答弁いただいたと思いますが、今現在、給料はどこから支給をされていますか。  あとは自席で質問をさせていただきます。 ○議長(負門俊篤) 中尾診療所事務長。 ○診療所事務長(中尾 司) 失礼します。  2番議員御質問の先生の数ですが、現在、常勤医師が3名です。院長、副院長、県から派遣の蒸野医師の3名となっております。  副院長につきましては、今なお休職中ということで、給料は無給で支給されておりません。それにかわりまして、和歌山県の市町村職員共済組合のほうから交付金という形で助成が出ております。ただ、ほかの諸手当については、本俸を含めて支給されておりません。給料については以上です。 ○議長(負門俊篤) 2番、所君。 ○2番(所 順子) ただいま答弁された中で、常勤医師3名ということの中に土生先生は入られていらっしゃる。現在も職員扱いでなかったらだめなのでしょうか。現役休職という扱いになっております。お給料は、私は4月に伺いましたところは、共済から70%出るということに聞いておりますので、その時点で私は一旦退職かなという思いは持っておりました。お給料は共済から出ております。しかし、今現在休職中であります。これは職員扱いでなかったらだめなんですかね。その辺のところはいかがでしょうか。その辺についてお答えください。 ○議長(負門俊篤) 中尾診療所事務長。 ○診療所事務長(中尾 司) 副院長については、当初、病休という形で休暇が提出されておりました。病休の期間が過ぎたということで、休職の辞令が出ております。現在は、職員としての籍はありますが休職中ということになっております。無給ということで、給料手当等は一切支給されておりませんが、休職中ということで、職員の籍はあるという状態です。 ○議長(負門俊篤) 2番、所君。 ○2番(所 順子) 休職は一体何年いけるんですか。ずっといけるんですか。今の状況をお伺いしてましたら、もうずっと何年もお休みになっていらっしゃるわけでしょう。これで2年ほどですかね。ちょっと多いでしょう。そしたら、まだ休職中で、仮に職員が病気になって、そういう場合でもそういうふうな形としてはいけるんですか。その辺のところをお教えください。 ○議長(負門俊篤) 中尾診療所事務長。 ○診療所事務長(中尾 司) 期間ですが、共済の給付金は期限が限られておりまして、これからずっと支給されるというものではないです。ただ、休職の期間については特に定めがありません。ただ、無給ということで、給料が一切出なくなるのでという状況です。 ○議長(負門俊篤) 2番、所君。 ○2番(所 順子) 何とも矛盾をした答えをいただいたように思いますけれども、休職中で給料は出ていない。普通職員だったら食べていけませんよね。ですけど、先生の場合は共済がありますので、共済で70%。でもその年数が今1年少しかちょっとわからないような状況でしたですけど、そんな状況の中で休職を何年になるかわかりませんが、多岐にわたってお休みになっていったら、職員さんとしては普通なら考えられない状況じゃないのかなという、そんな優しい企業はどこにあるのかなというふうにはお見受けしますけれども、普通の一般の会社でしたら、そんなことはなかなか受け入れてもらえないかなとは思います。  そして、先日の説明の中で、町長は、土生先生が南山苑でリハビリをなさるんですかね。そういうふうな、リハビリと言いましたか、その辺のところはどういうことをするのかちょっと私もわかりませんが、南山苑でちょっと治療をなさるとか、そういうふうなことをお口にされましたですけれども、医者は人の命を預かる仕事ですので、自分が治療されるために南山苑に行かれるような状況で、本当に復帰できるのか。  先ほどの議員さんもおっしゃいましたですけれども、言いにくいことですけれども、仮に南山苑で治療されてましたら、お年寄りの方たちと一緒で治療されるわけで、そのお年寄りの方たちが、この先生が復帰されたときに不安で、自分たちと同じように治療されてましたのにとか、そういうふうな懸念はないのかと、その辺のところはいかがなものでしょうかね。その辺についてお答えください。 ○議長(負門俊篤) 中尾診療所事務長。 ○診療所事務長(中尾 司) 議員おっしゃるとおり、医師というのは人の命を預かる職業ですので、私ども事務職のように簡単に復職できるとは思っておりません。  ただ、先ほど町長も言いましたとおり、町として副院長の復帰にちょっと全力で協力したいというところで、今、南山苑さんで行っていただいているリハビリというのは、体ですとか、足や手のリハビリという意味ではなくて、長い間休職されてて、病気ですので、普通の職業人として復職する前の準備段階というふうな形で、軽い作業等をしていただくと。あくまでも治療の一環として作業等に当たっていただくということで理解をしております。 ○2番(所 順子) どんな作業。 ○診療所事務長(中尾 司) 内容につきましては、ちょっと私のほうで把握はしてないんですが、お年寄りの方とお話をされたりということで理解しております。  当初、実はほかの病院ですとか、関係の施設で始められてはということで、診療所のほうでいろいろ計画をしておったんですが、先生本人の希望として、勝手の知った高野町内で始めたいということで、南山苑さんとお話し合いをされて、快諾いただいて、今の状況になっていると聞いております。それについては主治医の先生も御了解で、軽度の作業からは始めてよろしいということで、許可が出ていると聞いております。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 2番、所君。 ○2番(所 順子) なかなか先生も難しい病気といいますか、私たちも把握しづらい病気であることは認識はいたしております。がゆえに身近な南山苑さんをお選びになったと。  そういう中で、本当に普通に南山苑さんでうまく今度はお医者様として復帰できるというふうな状況で、南山苑さんで治療か簡単なお仕事というんですか、そういうのをなさっているとは今答弁いただいたんですけれども、なかなか私たちも把握しづらい状況にありますし、土生先生のことに関しましてはね。  ですから、今後もし復帰したときには、本当に南山苑のおじいちゃん、おばあちゃんたちが、この先生に診てもらって安全かなと思わないかなという、そういう懸念を私は、申しにくいんですけれども、あえてここで言わせていただいているというか。町長はその辺のところはどうお考えでしょうか。 ○議長(負門俊篤) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 所先生、ありがとうございます。  当然、先生御指摘のように思われる方も中にはいらっしゃるかなと思います。本人、いろんな復帰に向けて選択肢があった中で、まず医者として一番必要な物事というのが人とのコミュニケーションというところだと思います。本人も自分の病気、自分自身が一番よくわかっておるという中で、まずやはり人との接触、話をするというところで、自分の心を鍛えていく。そして、また今後、医師として自分の持っておる全てを出し切るために、今充電中というようなことで、今、その施設にお世話になっているところでございます。  治療中というのではなくて、軽度な作業というか、入所されておられます方々といろいろコミュニケーションをまず図って、そういう対話の能力というものからまず鍛え直していこうという本人の思いがあるから、そういうふうになっておると思います。 ○議長(負門俊篤) 2番、所君。 ○2番(所 順子) では、どのような待遇で南山苑さんにお世話になっていらっしゃるんですか。皆様と同じようにお金を払って南山苑にお入りになっているのか。それとも、どういう形で南山苑さんにお世話になっているのか。その辺のところをちょっとお伺いしたいです。 ○議長(負門俊篤) 中尾診療所事務長。 ○診療所事務長(中尾 司) 南山苑に入所されている御高齢の方と同じように入所されているという意味ではなくて、治療の一環として、先ほど言いましたように、お年寄りの方と会話されたりとかというボランティア的な活動ということで、無給でお世話になっております。町の職員としては、先ほど言いましたとおり無給の休職中ということで、立場はそのままでお世話になっているという状況です。  あくまで治療の一環ということですので、南山苑さんのほうでもいろいろ時間の配慮ですとかしていただいて、本人に負担のない範囲で、ゆっくり、じっくり始めるという形でお願いをしているところです。お願いしているというか、私どものほうからお願いしてというんじゃないんですが、御本人さんと南山苑さんの話し合いの中で、ゆっくり始めようということで、今作業をしているところでございます。 ○議長(負門俊篤) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 先生指摘の土生副院長の件なんですが、副院長先生と当該施設だけの話で進んだわけではございません。副院長先生がかかっておる主治医の先生の診断と指導に基づいて、今そういうふうな形になっているということでございます。あくまでも主治医の診断ということでございます。 ○議長(負門俊篤) 2番、所君。 ○2番(所 順子) というところで、それでは町長は、完全復帰できるまでは休職中と私たちは考えて捉えてよいのですか。その辺のところを答弁お願いいたします。 ○議長(負門俊篤) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 先生御指摘の完全復帰まで今の状態で行くかということなんですが、そのあたり、何年間の期間が相当できるのかというのをもう一度確認いたしまして、また申し訳ないですけど、資料不足なので御報告させていただきたいと思います。  本人も完全復帰ということになりますと、月曜日から金曜日、また土日も含めて従来どおりの勤務を完全復帰というふうに捉えるわけなんですが、本人ができる範囲で出てこれるようになれば、徐々に診療所での勤務というのも考えていくことはできるんではないかなと思っております。 ○議長(負門俊篤) 2番、所君。 ○2番(所 順子) できる範囲では、とても診てもらう側にしますととても心配があるのではないかなと思って、その懸念がやっぱり大きいんですよね。だから、完全復帰された後に町長、また戻ってきて診療するという形でなければ、中途半端で、もし仮に一こま一こまでも、じゃあ土生先生にお願いして診ていただくという中のことでは、とてもちょっと住民の方たちも心配だし、その辺のところは懸念されるんではないかなという思いを、言いにくいですけれども、持つんではないかという私自身も懸念をいたすところです。  その辺のところは、町長はお考えがあって、休職中で、復帰を願って休職中ってお考えであるとは思うんですけれども、ちょっと年数が長いですし、その辺のところはちょっと、優しいお気持ちで待ってあげているという、そういうお気持ちもわからないことはないですけれども、お給料もまた範囲の分を高野町から出すということにかかわってくることも出てくるのではないかと、そういうことも懸念をいたしますので、ほかの質問、次に進みますけれども、その辺のところをまた後で答弁をいただきたいと思います。  ここからもまたちょっと言いにくいことを申し上げなくてはいけないと思いますんですけれども、去る10月、私の知り合いの方から、昨年来から所さんにお願いされた来年の大法会期間中の医師が和医大で確保できたとお電話で私は連絡をいただきました。そして、また昨日、たまたまお山にいらっしゃって、再度確保のお話を伺いました。そのためには知事宛てに各種文書を提出しなければならないようですが、和医大の元院長に感謝を申し上げます。  そこで、先日、法会期間中に医師が確保できた、そのため宿直室やお風呂などの改修経費が予算化されております。町長が確保できたと言われた医師とは、私の知人からの医師なのですか。それとも違う経路からの医師なのですか。その辺のところをお伺いをいたします。
    ○議長(負門俊篤) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 先生、ありがとうございます。  来年の開創法会のときの医師確保ということで、先生が言われておりますお医者さんかどうかというのは、少しちょっと確認を私のほうではできません。和歌山県立医科大学の23の医局の教授先生を初め、勤務されている先生方の御協力で実現したものでございます。 ○議長(負門俊篤) 2番、所君。 ○2番(所 順子) もうそれでははっきり申し上げますね。私が数年来からお願いしています鹿児島の住職様、その方からお電話をいただきました。10月です。所さんにお願いされていたお医者さんは、和歌山医大の元院長様にお願いをして、そのお弟子さんたちが来るように配慮しましたという報告を私は受けております。そして、昨日もお話をしております。ですから、その辺のところが町長と私の見解の相違があるんであれば、違うと言っていらっしゃるように聞こえておりますので、その辺のところはどうしてこのように違うのでしょうかということを不思議に思いますね。  その方は、和医大の元院長に、知事宛てに各文書を提出をしなければならないようですと言いに来たんですよ。それでもあなたはその方の紹介ではないというので、ではどの筋からでしょうか。その辺のところを詳しく、私ははっきり言っているわけですよ。私は鹿児島の住職のつてで、和歌山医大の元副院長様より手配をしていただいて、そういうふうな運びに持っていけたということをお電話いただいてます。じゃあ、この方がうそをおっしゃったということになるんですかね。その辺のところはいかがなんでしょう。 ○議長(負門俊篤) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) その鹿児島の僧侶の方のお知り合いということで、前和歌山医科大学の学長先生のお弟子さんも来ていただくというようなことであろうかと思います。当然、和歌山医大元学長先生の医局の先生もこの法会期間中には来ていただくことと思っております。  また、町としまして、今の理事長先生にお願いしていきまして、そしてある全ての医局に、高野山の開創法会を何とかカバーしなければいけないという、今の学長先生の指示で埋めていただくことができました。というような内容ですので、町としましては、医大の学長先生に正面から頭を下げにお願いしに行ったということでございます。 ○議長(負門俊篤) 2番、所君。 ○2番(所 順子) その裏には、鹿児島の住職先生ありきのことではないのでしょうか。もしないのであれば、この席で住職先生は関係ないと町長の口からおっしゃっていただければいいと思います。関係ないのであれば、町長が探したことになりましょうし。  私は診療所に格下げされたときから、憂いを持って個人的に医者探しをしてまいりました。私の知人からであるなら、もしあるなら、町長や副町長が探したなどとは言えないのではないでしょうか。その辺のところをはっきりしていただきたいと思います。和歌山医大の元学長にはその鹿児島の住職さんが声がけをしていると私は認識をしておりますが、そうであるかないかをお答えいただきたいと思います。 ○議長(負門俊篤) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 先生御指摘の鹿児島の方なんですが、5月以降、この方と面会させていただいて、この法会のときのこともそうですが、今の高野町の医療の現状というものは相談させていただきました。その中で、いろんな方々にお声をかけとくよというような話はしていただきました。  しかし、その後、6月、7月からこっち以降、その鹿児島の僧侶様とはちょっとお会いしておりませんので、その方、それ以降、その方、また前学長の先生との接触も当局としてはしておりません。 ○議長(負門俊篤) 2番、所君。 ○2番(所 順子) それじゃあお話が合いませんよね。この方は昨日いらしたんですよ。昨日来て、お医者様を高野山にお回しするためには知事宛てに各種文書を提出しなければならないとまで言いに来たんですよ。その辺のところは、じゃあ全く違うことになるということですね、町長の答弁では。どうしてこの方がじゃあ知事宛てに各種文書を提出しなければならないと言いに来たかということですよね。その辺のところ、食い違うじゃないですか。  じゃあ、私はまた今日はその方にお電話いたしますけれども、失礼のないような答弁をいただきたいと思います。 ○議長(負門俊篤) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 先生御指摘の鹿児島の僧侶をされている方につきましては、いろんな面で高野山の医療に対して考えてくださっておると思います。その方をさし置いて何かをしているということも特になく、またその各種文書というものがどういったものなのか、ちょっとこちらでは把握し切れないということでございます。  結果、24時間の救急の確立ということで、当然、町として今の医科大学の学長先生を初め、医局の先生方にお会いしまして、頭を下げたのも事実でございますし、私の知らないところで鹿児島のその方が御厚意でいろいろ動いていただいておったんではないかなと思っております。 ○議長(負門俊篤) 2番、所君。 ○2番(所 順子) では、もうまたはっきり言いましょう。町長はこの鹿児島の住職にお会いに行ってるんですよ。私は何年も前からこの先生にお願いしております。診療所になった時点から医者探しをお願いしてきてるんですね。ですから、先生も私をさし置いて直接にするということはあり得ないんですよ。私はあなたが町長になる以前から、診療所になった時点からお願いをしてございます。法会中だけでも何とかしてくれへんかと。もう先に、診療所になった時点からお願いしておりました。  町長は、その後町長におなりになってから、某お寺で町長がこの先生にお会いに行ってるらしいと私は先生からお伺いをしております。そして、事務所で話をしましたと、そういうふうにお聞きをしております。ですから、町長もこの先生にお願いに行ったではありませんか。何とかしてくださいと、どなたのつてかは知りませんよ。ですけれども、この鹿児島の住職に町長もお会いになって、お医者さんを何とかしてくれないかとお願いをしたはずです。その方は、もう私は所さんにはお願いをされているということを町長には申してるはずと私は認識しているんですよ。というのは、私は診療所になった時点からお願いしてますから。ということでありますので、この先生なしにして、この法会のあれが、もし関係ないんであれば私にお電話など来ませんし、確保できましたと。  今年の10月7日でしたか、和歌山医大の前学長と、あとお二人のお弟子さんの方が高野山に出向いて、二、三人はいけると思いますよと、お電話を10月にいただいてます。ですから、この方は全く関係ないと町長がおっしゃるんであれば、この方は全く私にうそをついたということになりますよ。その辺のところをはっきりしていただきたいですね。言っちゃいけない何か理由でもおありでしょうか。 ○議長(負門俊篤) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 先生御指摘の方に当然面会させていただきました。5月だったと思うんですが、先生言われるように、某お寺の某住職から直接電話が入りまして、今その方が高野山に来ていらっしゃるので、ぜひ話をしなさい、一遍来いというふうに言われまして、はせ参じてそのお寺に行かせていただいたというところでございます。  私より以前に、先生のほうで診療所になったときから医者確保ということで動いていただいておるというのは、非常に頭が下がる思いでございます。いろんな多方面に高野山に医師はどうかというような活動をしておられたというのも、先生の口から、また周囲からたくさん聞いております。  その中で、今回、鹿児島の方が来年の開創法会のために前々学長先生にいろんなことで高野山を応援したってくれよというような内容でお願いをしていただいたのかもしれません。そのあたりは私の承知している範囲ではございません。  先ほども申しましたが、県立医科大学にはやはり23の医局、膨大な数の医局がありまして、何百人というお医者さんがいます。開創法会50日間中に、簡単に言いますと約50人の医師を派遣していただくというような中で、県立医科大学のほうから協力を得たわけですが、その鹿児島の先生との話で、何か言えないことがあるのかというのは、全くございません。何もそういう言えないことというのはありません。 ○議長(負門俊篤) 2番、所君。 ○2番(所 順子) あなたもその某住職に、お願いに行ったにもかかわらず、その後、何もお話を聞いてないというのも、私は不思議でしようがありません。お願いに行って、法会にお医者様ができる、じゃあ誰のコネか、誰が陰で動いてるかとか、そういうことも存じ上げず、単なる和歌山医大さんがお世話なさってくれてるんやというふうにしか聞こえないんですよ。ですから、その方のお力は私は知りませんというふうな今答弁でありますので、そんなことではお願いに行ってはいけないんじゃないかなと思います。  その基本的なところを知らなくて、和歌山医大から紹介してもらったというふうに町長はおっしゃるんであれば、じゃあどのつてからどのようにというふうなことを説明しなくちゃいけないわけですよ。ですから、その人のお力は全く関係ないと今おっしゃっているんですよ。私はそれ以上聞いてないし、会ってもないということをおっしゃってますので、その辺のところが誤解を招くんではないですか。  それは全く関係ないんですね、この鹿児島の住職は。この4月、5月のお医者様の確保のためには関係ないということですよね。そういうふうに認識をされてもいいんですか。 ○議長(負門俊篤) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 先生御指摘の鹿児島の方の件なんですが、5月以来、確か連絡は取れてないと思います。しかし、いろんなところで前々学長先生にその方が、来年こういうことがあるから何とか協力したってくれよというような打診は、もしかしたらしていただいておったのかもわかりません。そのあたりは私のほうでは承知できないことなので、答えようがないというんですかね。  でも、当然、言われております僧侶の方はいろんな医科大学のほうに知り合いが多くございますので、もしかしたらその方が個人的に、私も頼み、それ以前に所先生からもいろいろその方を通じて御相談されとったと思うんですが、そういったことが重きにあって、来年のことで動いていただけたんかなと思います。その点については、もしかそうであれば、非常に感謝しなければならないと思います。  しかし、今回和歌山医大の全面協力ということで、今の学長先生のところに、私と副町長と病院の事務長とで話をしに行って、状況を説明して、その後、副町長も何回か県立医科大学のほうに足を運んでいただいて、いろいろ詰めていただいて今に至るということになっております。 ○議長(負門俊篤) 2番、所君。 ○2番(所 順子) でも、私のところには10月にお電話をいただいてるんですよね、この方から。確保できましたということをお電話いただいてます。そして、昨日も、知事に書類を提出しなければいけないということも連絡をいただいておりますので、何らかの動きをこの方が裏でしてくださっていると私は認識をいたしております。でなければ、こんな知事宛てに書類を提出せなあかんとか、私に確保できて、和歌山医大の前学長という名前すらはっきりおっしゃってくださっているんで、その先生の関係で二、三人お弟子さんが行ってくださるようになりましたと、はっきりその方から聞いております。ですから、お願いはしたわ、後は何も連絡はないというんじゃあ、あまりにも無責任きわまりないと思いますので、その辺のところは私は不思議でしようがないということを申し上げておきます。  続きまして、9月定例議会で特別顧問設置条例が否決されました。しかし、同人物が副町長となり、3カ月以上経過いたしました。町長がその席上言われたのは、まず医療を何とかしたい。そのためには特別顧問になっていただきたい方にぜひ来ていただいて、医療関係を加速させたいとか、その特別顧問が来たら半分でも救急が埋まる可能性は非常に高い。あるいはこの方は高野山をきっといい方向に導いていただけるなどと答弁しております。和医大や近大、そのほか多くの医療関係をめぐり、この方がスペシャリストとしてたどりついたその副町長。どのような進展があったのか、具体的に副町長に御説明をお伺いいたしたいと思います。 ○議長(負門俊篤) 西上副町長。 ○副町長(西上邦雄) 所先生にお答え申し上げます。  私が来る前の話でございまして、私自身のことをどういうふうに御紹介いただいたかというのは全然把握できておりませんので、お答えの申しようがないんですが、私、議会で御同意いただいたときにも申し上げましたように、私ができる範囲のことは一生懸命やらせていただきたいというふうに思っておりますので、まだ2カ月、3カ月ぐらいでございますが、全力で頑張ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(負門俊篤) 2番、所君。 ○2番(所 順子) 私も副町長に直接お伺いをしたことがございますが、副町長は高野山に来るまでこの議場で説明されたことを存じ上げなかったと、私は何も知らなかったとお答えをいただきました。今もそのようなにおいの答弁でございましたね。ですから、高野山に顧問にいらっしゃる内容とか、副町長におなりになった経緯とか、そういうことは全然存じ上げなくして高野山にいらしてくださったということであるということ自体が、信じられないというか。町長にしましたら、このようにプロフェッショナルでスペシャリストとして私たち議会にも報告をされて、採決をとって、一度は否決、そして副町長に採決をとって、副町長のお席に座られたという経緯がございますので、でもそういう何の説明もなく顧問にいらっしゃるというのはおかしいじゃないですか。この顧問の仕事は、病院関係にお詳しいといって町長が説明して、副町長もこちらに来たんではないんですか。そうでなかったらどのように説明されて高野山に顧問として来ようと思ったのですかね。その辺のところはいかがでしょうか。 ○議長(負門俊篤) 西上副町長。 ○副町長(西上邦雄) お答え申し上げます。先ほども申し上げましたが、町長からのお話は、医療の面だけじゃなくて、全般にわたりましていろいろアドバイスをいただけたらというお話でございまして、そういうお話だけでございましたので、そういうことでございます。 ○議長(負門俊篤) 2番、所君。 ○2番(所 順子) 顧問がもし承認していれば、町長は未来創生塾こうやについての、いわばそういう会をおつくりになって、病院医師の確保のために邁進していくという内容でありましたんですけれども、これは副町長におなりになって、未来創生塾こうやについてですけど、これはどないになってるんですかね。その辺のところを御説明いただけますか。 ○議長(負門俊篤) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 所先生、ありがとうございます。高野町政策研究所未来創生塾こうやという自治体のシンクタンクというものをつくりたく思っておるところでございます。当初、もしかしたら特別顧問の方がこの政策アドバイザーになっていただくかもわかりませんというような発言はしたかもわかりませんが、この政策研究所の所長ということで、今後、副町長にお願いしたいと思っておるところでございます。  この政策研究所というものは、医療云々というものだけではなくて、研究テーマごとにいろいろメンバーを組んで考えていくというチームでございます。当面の研究テーマは、人口減少、少子化対策の検討ということで、この創生塾こうやを動かしていきたいと思っております。  今のところ副所長と研究員2名とプロジェクトメンバーということで役場内で2名が、私たちがやりたいというふうに志願がありまして、あとはこちらから一度参加してみないかというようなことになっております。また、そのプロジェクトメンバーはそうなんですが、まだ動いてないので今後どうなるかわかりませんが、考え的にはまちづくり戦略会議ということで、町のこのプロジェクトメンバーと、あと山内にあるいろんな団体の方々、民間の方々が入って、いろいろ議論をして、いろんな可能性を考えていきたい。また、政策アドバイザー、学識経験者ということで、いろんな施策にアドバイスをいただける方もこの研究所におっていただけたら、非常に潤滑に進むんではないのかなと思っておるところでございます。 ○議長(負門俊篤) 2番、所君。 ○2番(所 順子) このプロジェクト、議会にもまだまだ何も聞いていませんのに、町の人や副町長を初め、そういう方と一緒に進めていけたらいいんではなかろうかという答弁をいただいたんですけれども、議会にもこのプロジェクトをつくるとも何とも提案もしておりません。私がこの質問をしてから町長の口から今お伺いをしたということになりますので、勝手にじゃあ自分でプロジェクトをつくって、町の人やら何やら入れて、副町長と一緒に進めていきたいというようなことを言ってもらったんじゃあ、我々また知らない間に事が進むというようなことでは困るんですよ。それはまずは町長から、こういうプロジェクトをいたしますよと、議会なり、当局の課長なりに上げて答弁すべき問題であると思いますよ。まず、今のような答弁をいただいたら、また先日のトイレみたいに、誤解を招くというたらおかしいですけれども、そのような結果になるのではないかと思います。やはり答弁は忠実に、的確に答えていただかないと、その場しのぎの答弁でされても、これは議場ですので、形としてテープには残ってしまいます。ということでございますので、その辺のところを注意しながら答弁をいただければいいのではないかと思っております。  ですから、全てテープに残ります、議場のことは。ですから、お医者さんのことも、全部テープに入りますので、私が言っている方も、全く関係ないようなにおいのことはテープに入っておりますので、その辺のところも注意しながら答弁をいただきたいと思っております。  先日、救急車で、これは住民から聞いたことですけれども、もう亡くなりましたですけれども、救急車で橋本に日曜日に運ばれたらしいですけれども、橋本市民病院では、手術をする先生がいないと、日曜日でございましたので、和歌山医大のほうに回されたらしいです。和歌山医大に着いたころにはもう手おくれ状況で、死んだというふうな状況を伺っております。ですので、夜間救急ですね、いまだに土曜日、日曜日ですけれども、橋本も土日にはお医者さんが手術する方がいらっしゃらないというのはとんでもないという、搬送するのには。搬送されても手術する先生がいないから和歌山に行ってくれと言われたらしいです、その死んだ方は。ですから、近隣であったとて、そういうふうなことがあったら、高野町の住民はもう手おくれで死んでしまうしかないのかなという思いにかられてしまうので、その辺のところはどう思っていらっしゃるのでしょうか。 ○議長(負門俊篤) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 先ほど御指摘の高野町政策研究所未来創生塾こうやというものは、町長の諮問機関というようなことで、有志が集まって勉強会というような位置づけで進めていきたい。高野町の公の機構図の中に入ってくるものでは当然ございません。  それと、お医者さんのことで、先生御指摘で、まずその転送で亡くなった方、非常にお気の毒なことだと思っております。橋本市民病院のほうも潤沢な医師がおらない。この伊都橋本地域の拠点病院の橋本市民病院ですらそういった状況にあるというような現状がございます。ゆえに高野山総合診療所、市民病院、また紀北分院、那賀病院、そして和歌山県立医科大学、また民間の病院と連携を密にして、また消防のほうにも機動よく動いていただくことで、一つでも命が助かりますように、今後とも努めてまいりたいと思っております。 ○議長(負門俊篤) 質疑、答弁は残り10分です。  2番、所君。 ○2番(所 順子) 私も診療所ばかりについて質問をさせてはいただいて、もう口がだるいほど診療所ばかり質問してきております。今日もそうでございますけれども、町長の施策といいますか、それはやはり私は入院施設をして、24時間する病院をつくりたいと。そのような施策をもって町長になられたという、そういう思いを持って質問をしておりますけれども、町長もずんずんと考え方が変わってきているようにお見受けをしますので、私はこのようなきつい質問をしておる次第でございます。  そして、やはり法会期間中のみでなく、常勤医師を確保すべく、来年こそは血眼になって走り回ってほしいという願望があります。なぜなら、住民に選挙中、あなたの施策はお医者さん、まずはそれをおもて立てに出して選挙をなさったということを頭から忘れていただいては困るんですよ。ですから、住民もその辺のところをやっぱりちゃんとしてくれなかったら公約違反というか、その辺のところで住民は黙っていないであろうということを懸念いたしまして、このようなことばかり私は質問しなくてはいけないということになっております。  ですから、陰で動いている方が私は知りません、お医者さん確保で、というようなことであれば、町長としてはだめですよ。どの方が陰で回って、お願いに行くだけ行って、陰でどなたが動いてくれて、和歌山医大が簡単に動いてくれたんやなというふうに思ってしまうようじゃあ、やっぱりだめですよ。それは副町長が動いてこうなったものか。町長が動いて、副町長、そしてその事務長が行ってオーケーが出たものか。それすら把握できておらないというんでは困るんですよ。やはり裏の裏で自分がお願いしたんだったら、その方も動いてくれているんやろうとか、そのことを把握してなかったら、町長としてはいけませんということがあります。それも把握せず、その方とは5月以来お話は伺ってませんとか、そういうふうじゃ人にお願いをせんほうがましですよ。お願いしたんだったら、答えを得るし、結果もいただく、そういうことでしょう。お願いしっ放しでは、お願いとは言わないんですよ。その辺のところを答弁お願いします。 ○議長(負門俊篤) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 先生、ありがとうございます。  この医療のテーマということで、私も選挙中、この診療所を何とかしなければならないというような思いを訴えてまいりました。いろいろ県立医科大学の中、またお願いしてる方々、当然名前を全て公表できることでもございません。いろんな方々に御苦労いただいております。  ただ、鹿児島の僧侶の方には、一度お話しする機会をいただきまして、いろんな、今回の法会のことでかかわっていただいておるんであるならば、きっちりとお礼を申し上げたいと思っておるところでございます。  また、県立医科大学のほうには当然、かねてから事務長、もしくは院長、当時の町長さんも行かれておったと思います。間違いないのは、副町長に来ていただいて、医大との風通しがかなりよくなったというのは事実でございます。この50日間、いろんな方々の御協力を得て、医療の24時間救急の体制が確立できたものだと思っております。 ○議長(負門俊篤) 2番、所君。 ○2番(所 順子) 何はともあれ、高野町の住民の命を守る方向づけをお願いしたいと思います。命を落とすようなことが多々あるようでは困るので、あなたの施策どおり、一人でも命が助かる、病気になれば速やかによその病院に運んで、命が助かる方向性を常に考えていただかなくては困るということを申しまして、私の質問を終わらせていただきます。 ○議長(負門俊篤) 4番、中前君。 ○4番(中前好史) 失礼いたします。  私からの質問ですけれども、今回は3点あります。一つ目といたしましては、職員による住民サービスについてでございます。二つ目は、地域振興で活力あるまちづくりについてでございます。三つ目は、公民館活動についてでございます。  まず、一つ目の職員による住民サービスについてでございますが、住民へのサービスは広くあるのですが、本日の質問といたしましては、来庁の方々を案内する役目として7月1日より案内係を設けて職員が行っていましたが、総員何名で行っていましたか。また、その間、それぞれの課の用務に支障はなかったのではございませんか。案内係の計画を立てた段階で、私が思うことでありますけれども、目的が幾つかあったのではないかと私は思います。その貴重な時間を使ったと思いますが、その目的はどのように果たせたのでしょうか。また、その職員の皆様の反応はどうでしたか、そのことも少し聞いてみたいと思います。  それと、二つ目の地域振興で活力あるまちづくりについてでございますけれども、町民の皆様より多くの税をいただけることにより、幅広い事業を進めていくことができるのだと思います。その中で、商工業、また産業で、住民が潤うためにとのことで、現在、どのような政策で進めているのかお聞かせください。  そして、三つ目の公民館活動についてでございますけれども、公民館活動を進めていく上で、公民館の館長は大事な役目だと思っております。公と民、町民が有意義に日々を過ごすため、また考え、話し合い、行っていくために、現在、どのような進め方で行っているのか、今回聞きたいと思いますので、御回答をお願いいたします。  あとは自席のほうで聞かせていただきます。 ○議長(負門俊篤) 下総務課長。 ○総務課長(下 勝己) 4番議員様の質問に説明をさせていただきます。  まず、7月1日から案内係ということで、町長のほうからの命令もありまして、9月30日までの3カ月間、一度玄関のほうで来庁者に挨拶をしたり、質問に答えたり、どこへ行ってくださいというような案内をしようということで取り組みました。本庁の職員だけで対応しました。それで、53名が63日間、土日を抜いてますのでやっております。1日平均六、七人で交代してますので、1日7名が出たとして、63日間で約441人、延べになりますが、出ております。  業務への支障はなかったかということですが、今日はこの課の番やでということで、課単位で担当日を決めておりましたので、1時間交代で職員がかわったりすることもできますし、出張のときなんかは交代して課の中で対応したりということで、全く支障はなかったかということではないですが、交代でできたので、大きな支障というのはなかったと思います。  この案内係を経験した上で、その後、講師先生を招いて接遇研修をするという計画になっておりましたので、来庁者に対してどのような対応ができるか、職員自身の研修になったと思います。  また、若い職員につきましては、町の人を少しでも知ったというか、顔見知りになったとかいうことでもメリットがあったと思っております。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 4番、中前君。 ○4番(中前好史) 御回答ありがとうございます。  今、御回答いただきました中で、その接遇の研修を皆さんで受けられたということであります。これを今後、生かしていくということで、今回聞かせてもらったんですけれども、今まで出会ってなかった住民の方とも出会えたことにより、今後、その住民の方とも接することができる。また、それを今後生かしていくことができる。そのようなお考えかと思いますけれども、今回は庁舎内での接遇だったと思いますけれども、その接遇の経験、勉強の経験を生かして、今後外に出ていった折にどのようにしていくとかは、今は考えておりますか、お聞かせください。 ○議長(負門俊篤) 下総務課長。 ○総務課長(下 勝己) 失礼します。  研修、外でどういうふうにというところまでは、今はまだ考えておりませんけれども、この研修が終わった後で職員にアンケートをとりました。そして、アンケート結果なんですけれども、簡単なアンケートだったんですけれども、必要であるか、不要であるか、どちらでもよいかというようなまずアンケートで、職員からは、必要であると思ったというのが2人でした。不要だというのが36人、それからどちらでもよいというのが15人、こういう結果が出ました。  多かった意見の中では、必要であるというのは2人というので少ないんですけれども、来庁者が少ない、大きな市役所とかではないので少ないので、案内係を置くほどでないと感じたと。それとか、大体の人が行き先がわかっている人で、案内することも特になかったというふうなこともありました。挨拶をしたりするのは一応接遇の研修にはなったんですけれども、ずっとおらんなんのかということで、不要かなという意見が多かったです。それから、来庁者から、君は立たされてるのかとか言われたり、こんなことをしてる間には仕事をせいとか、いろいろ言われます。そういうこともありました。あと、職員の中からは、窓口の業務をもう少し強化したほうがいいんじゃないかというようなこともありました。それと、玄関に立って、職員から、玄関の入ったところ付近が暗いという感想が出てました。  その後、10月30日に株式会社ぎょうせいのほうから接遇研修ということで実施しました。午前、午後に分かれて、全員一遍にはできへんなんで、午前と午後で合計約60人ぐらいが研修を受けました。今回研修を受けなかった職員については、また来年度受けたいと思っております。  この研修は、ちょっと内容を説明しますけど、接遇というような挨拶の仕方がどうなというような研修ではなく、本来、役場がするべき研修というような形で、今回来ていただいたのは女性の先生で、全国を回っていろんなところで研修されているベテランの方でした。いろんなことを気づかされたというか、挨拶、接遇ばかりの仕方じゃなくて、今までにないすばらしい研修だったと思います。  ちょっと印象的だったのは、接遇とか挨拶はちゃんとできるというのは、航空会社の受付とか、携帯電話会社とか、ホテルのフロントなど、そういうところできっちりした接遇ができる人たち、これが会社でもライバル争いをしてるようなところは、そういう接遇が非常に大切であるということを説明いただきました。ただ、役場職員には100%のそういう接遇は要らないと。60%の力でいいですと。でも、60%の接遇は全員がならないとだめですと、そういうふうな教えをいただきました。それで、そういう挨拶ばっかりするような研修じゃなくて、みんな非常に有意義な時間というか、よい研修になっております。  また、公務員に大事なのは、人は第一印象で決まるというところです。ですから、瞬間的なもので、ぱっと見た感じで、この人は何か難しそうな人だとか、そういうのはすぐに第一印象で決まるということで、役場の職員としてはやはり清潔感なり、服装、言葉遣い、そっちのほうが大切であると、そういうふうな研修でございました。  以上です。
    ○議長(負門俊篤) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 中前先生、ありがとうございます。  職員が約3カ月間、正面玄関で案内係ということで試行させていただきました。結果、アンケートだけを見ると、職員には不評かなというふうには思うんですが、私のねらいとしまして、それぞれの職員が苦手なところ、得意なところというものを必ず持っておると思います。1時間なり、2時間なり、半日なり案内をしているうちに、自分自身で気づかないうちに自分を分析できるんではないかなというふうに思っております。  今までいろんな研修がなされておったと思います。研修をしていろいろ日々の業務に入るんではなくて、不評でありましたが、試行したこの研修でいろんなことを自分自身が気づいていただいて、そして研修に挑んでいただく、こっちのほうが効果があるんじゃないかなというふうに今回このようにさせていただきました。  成果が出たかというような内容にもなりますが、こういう接遇の成果というのは出るということはあまりないと思います。持続することが、日々接遇の心を持つ、それを持続させることが一番大事だと思います。  しかし、職員を見ておりますと、何か笑顔が見られる、活気がある、課長さんたちもいろんな連携もとって、日々笑顔で仕事ができるようになっておるような気がいたします。でもまだまだ気がするだけなんで、これが全ての町民さんが役場に来て、ああ、役場の職員はにこにこ元気よく仕事してるなと言えるような職員さんになっていただくべく、今後も町の職員のトップとしていろいろ指導してまいりたいと思っております。 ○議長(負門俊篤) 4番、中前君。 ○4番(中前好史) 答弁を聞かせていただきましたら、やはり意味があったように感じておりました。今後、住民が、やはり職員の皆さんが少し笑顔が多くなって、また活気も出てきて、気持ちよく役場の職員さんと出会える、そういうことにつながっていけるように、どうぞまたよろしくお願いいたします。  引き続きまして、次のことですけれども、地域振興の中で、活力あるまちづくりについて、御回答をお願いいたします。 ○議長(負門俊篤) 松本まち未来課長。 ○まち未来課長(松本嘉文) 地域振興で活力あるまちづくりについてという御質問の、住民が潤うためにとございまして、潤うために取り組んでいる仕事ということでございまして、まず高野の手仕事プロジェクトというのを行っております。これは高野町の伝統的な手仕事のよさや価値を多くの人に知ってもらって、高野町の職人による技を守りながら、次世代の職人、後継者の育成を目指すことを目的に取り組んでおります。  何をしてるかと申しますと、今年は5月から月に1回のペースで、土、日、祭日を利用いたしまして、金剛峯寺前の霊木の家の2階をお借りいたしまして、住民の皆様を初め、観光客の方を対象に、手仕事の作業工程などを解説したパネルや道具などの展示、それに職人の方に来ていただいて、手仕事の体験教室や講演などを開催してございます。このような取り組みによりまして、先ほど申しましたように職人による技を守りながら、次世代の後継者育成を目指していきたいと思ってございます。  それと、その職人の皆様によりまして、新たな何か手仕事のブランド的なものを創出していただけないかというふうなこともございまして、そのような取り組みがこうしたまちづくりの一つになればと思い、取り組んでいる次第でございます。  もう一つ、産業フェスタというものがございまして、これは昔、秋の収穫祭として始まったイベントでございますが、現在は産業フェスタと名前をかえまして、高野町の魅力を知ってもらう、体験してもらうということを目的に開催してございます。これは年1回のことでございまして、今年は高野山ツーデーマーチと一緒に同時共催させていただきました。  これは野菜の直売を初めとして、商工業の物産や販売、町民の方の手づくりの加工品なども販売してございました。林業の関係では、丸太切りや箸づくりなどの体験も大変好評で、さまざまな産業をするPRの機会となってございます。  このような2点の取り組みでございまして、このようなことが将来的に住民が潤うような事業になればと思って取り組んでございます。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 4番、中前君。 ○4番(中前好史) 答弁ありがとうございます。今の内容はよくわかっておりますし、また今課長に聞かせていただいた中で、改めてこれからのこともよくわかりました。  ただ、商売ということになりましたら、それぞれのものが自分のことの利益を得るためにもちろん努力をせなならんわけですけれども、今高齢化もしてきておりまして、サポート的にもっとこんな案を出してもらったら、さらにもうけることができるとか。またもうけることによって税収を納めることができる、そのように持っていけることが何よりかなと思います。  そのことから、商売は自分でするものだというのはもちろん自分はわかっておるんですけれども、さらにもう一歩踏み込んでいただいて、相談をかけてもらうとか、そういうことをこれからは考えていっていただくことはできるんですかね、どうでしょうか。 ○議長(負門俊篤) 松本まち未来課長。 ○まち未来課長(松本嘉文) 今の御質問についてでございますが、高野の手仕事プロジェクトを開催する前に、職人の皆様に寄っていただいて、会議を設けてございます。その中でいろんな御意見がございまして、非常に積極的な方、やっぱり後継者を心配している方といろいろございまして、何か皆様でコラボしていただいて、ええものが仕上がっていくような形。町から提案するのも一つでございましょうが、職人の皆様の御提案も必要かと思いますので、その辺のところは話し合いながら、主体としてはやっぱり職人の皆様で何かを考えていっていただきたいというふうに思ってございます。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 中前先生、ありがとうございます。  高野の産業フェスタとか、高野の手仕事というものを、今、庁内、役場のほうで一生懸命手がけておるところでございます。  従来、自分の考えとしましては、町が何かをしてくれるんではなくて、自分が町に何ができるかということで、その町はどんどんどんどん力をつけていくんであると思います。言葉が誤解を生んではいけないのであれなんですが、これはいろんな要望を切るというんではなくて、やはり住む方々がこの町をもっとよくしようというような思いで、商業についてでもいろいろ考えていただく。それをサポートするのが公の役割だと思っております。  先日、すごいうれしい話がありまして、宣伝、名前は言えませんけど、こういったものですね。富貴のお茶なんですが、おじいちゃん、おばあちゃんで一生懸命つくっておられます。これがだんだん形になってきそうなので、ぜひ役場の力で販路が何かないかなというような御相談もいただきました。自分にとっては非常にうれしい内容でございました。商品云々のよさは評価はさておいて、地域の方々が地場でとれるもので商品までつくって、そして今はもう売り出しているということです。九度山の柿の郷の道の駅でも販売予定と聞いております。  高野町全体が浮上するためには、高野山だけではなくて、それ以上に周辺の町が活性化しなければ、高野町全体が浮上するとは僕も思っておりません。その中で富貴地方の方々が、このような一つの例ですけど、提案していただけたというのは、非常にうれしかったというところでございます。  高野山というところは、先生方も御存じかと思いますが、やはり高野山の中心部は全て寺院からの借地で、土地にルールがありまして、個人の自由にはあまりならないということがあります。また、ルール、江戸時代にできた山規ですね。それによってこのお山が動いておる。また、職人が多く親の仕事を引き継いでいる。また、農林業の中にも地域ブランドがつくられた、高野まきですね。大型店から資本が入ってこないということは、高野町内での経済の再生が可能であるというふうに思っております。また、現在でも店から商品の配達が行われている。これはほかの地区にはあまり見られない、一つの福祉だと思っております。また、朝の5時から夜の11時までもバスがあり、町内どこでも宗教文化が色濃く残っておるというような形で、町も小さくコンパクトシティで、いろんなことを考えていけるんだと思っております。全近代の仕組みが現在全てを個人の自由に任せている社会の課題を超越できる素地が、この山にはあるんではないかなと思っております。  地域再生のかぎは、やはりその地の持つ連続性、それが非常に大切であると思います。高野山は宗教文化、そういう空間ではなくて、文化文明の空間として、今後いろんな形で考えておけば、いろんな形で普遍性が出てくるものではないかなと思っております。  今後、どういった形で地域の産業を活性化させていくかというふうなところで、先日、花坂の件でお話ししましたような形で、地域の方々がつくっておられます野菜とか、そういったものをたくさんの方が集まるところで販売して、知っていただく。地産地消というような言葉では当然ありますが、造語で地産未消というような造語を私は言わせていただきました。この間花坂のことがあったんですが、花坂には日本中、また世界中の方々が通過いたします。そういったところで、場所は特定はできませんけど、現地のものを、また正反対にあります富貴筒香のもの、高野まきとか、いろんなものをそこで置いて、地産未消につながるような施策を今後できたらいいなと思っております。 ○議長(負門俊篤) 4番、中前君。 ○4番(中前好史) 今の町長の御答弁、またまち未来課長の御答弁ありがとうございました。今のお話を聞いておりますと、何か持ちかけていくとどんどんサポートしてくれるように心強く感じましたので、住民の方が話を持っていったときにはお話を聞いてあげていただき、またサポート的な答弁もまた直接してあげたら元気になるかなと思いますので、よろしくお願いします。  三つ目につきましてですけれども、公民館活動についてということで御答弁をお願いいたします。 ○議長(負門俊篤) 角濱教育長。 ○教育長(角濱正和) やっと3回目ということで、公民館活動についてということで、中前先生の御質問にお答えしたいと思います。  一つは、公民館というのは地域住民のために、実際に地域住民に即する教育とか、という多種多様の事業を行っているところでございます。現在も中前先生、それから大西先生にも委員になっていただいたり、そして社会教育に貢献していただいたりということで、住民の活動というのかな、それに一助をなしていただいておると。そこでは各種団体、婦人会であるとか、それから青年団、それから青少年団体連絡協議会、体育協会、PTAというふうな協力体制の中にあって、さまざまな活動を行っていると。  現在、どのような考えを持って進めているかということでございますけれども、非常にこの進め方に関しては、私どもの事務所では教育、それから社会教育、文化財ということで、総勢11名でやっておるんですが、本当に毎日毎日が、雪かきからもちろんそうなんですが、一生懸命やっていただいておるというのが私どもの報告であります。  そして、どのような考え方ということであるんですが、公民館のねらいとしては、やっぱり生涯教育、住民の学習能力を高めるということが目的だと思っております。ですから、それに加えて、いろんな方策を立てていきたいというふうに思っております。  以上です。 ○議長(負門俊篤) 4番、中前君。 ○4番(中前好史) 御答弁ありがとうございます。  現在、公民館長はどのようになっておりましたか。 ○議長(負門俊篤) 角濱教育長。 ○教育長(角濱正和) 現在、公民館長は私が兼務させていただいております。教育長が兼務ということで、現在は置いておりません。 ○議長(負門俊篤) 4番、中前君。 ○4番(中前好史) 今後、公民館の館長は今のところは必要ではないということでございますか。今後、どうしていかれるのでしょうか。 ○議長(負門俊篤) 平野町長。 ○町長(平野嘉也) 中前先生、ありがとうございます。  私、昔から公民館が大好きで、この議員先生の中でも出会いとして4番議員の中前さん、また8番議員の大西さんを通じて、社会教育とかいろんなところで一緒に活動させていただきました。  当然、今教育長がおっしゃられましたように、生涯教育の拠点であるかと思います。今の日本中で思いますのが、やはり地域開発じゃなくて、地域力開発というのが必要ではないかなと思います。地域力開発イコール町内会の力もつけていくということがいろんな町にとっては必要ではないかなと。それがそれぞれの地のいろんな力の回復になるんではないかなと思っております。  簡単にその地域力が回復するとか、そういうのは当然できませんが、今後、公民館活動、またいろんな団体を通じて、地域力を活性化して、生涯教育を充実していきたく思っております。  また、公民館町を据える云々というような話なんですが、従来から私、街角公民館をつくりたいというような形でずっと言わせていただいておりました。内容的なものは、町中でお年寄りから子供までがおしゃべりできたり、話ができたり、そこには町外から来られました新たな夫婦の奥様たちに来ていただいたり、いろんな方々が交流できる場をぜひつくりたいなというふうにずっと叫び続けておるわけですが、いかんせん、財政の都合で、施設云々の設置というのも厳しいのも現実でございますが、これは私ずっと言い続けたいと思っております。  館長に関しましては、今、角濱教育長が一生懸命学校教育、社会教育、そして文化財のほうを束ねて頑張ってくれておりますので、今のところ公民館長も兼務していただくというのは継続していくというふうな考えでございます。 ○議長(負門俊篤) 4番、中前君。 ○4番(中前好史) よくわかりました。  ただ、私、公民館長が必要じゃないですかというのは、教育長という役目は大変お忙しい役目ということを存じておりますので、その面から公と民と一緒にしていく上で、和らげるような公民館長が必要じゃないかなということから聞かせてもらったわけです。本当に教育長という役目は御苦労さまなことと思います。今後進めやすいように、進めていただけたらと思います。よろしくお願いします。  以上、私の質問は終わります。 ○議長(負門俊篤) これで一般質問を終わります。  日程第2、議員派遣の件についてを議題とします。  議員派遣の件については、会議規則第120条の規定により、お手元に配付しましたとおり議員派遣を行います。  これに御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(負門俊篤) 異議なしと認めます。したがって、議員派遣の件については、配付のとおり決定いたしました。  日程第3、委員会の閉会中の継続調査の件を議題とします。  各委員長から、目下、委員会において調査等の事件について、会議規則第75条の規定により、お手元に配付しました申出書のとおり閉会中の継続調査の申し出があります。  お諮りします。各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査等とすることに異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(負門俊篤) 異議なしと認めます。したがって、各委員会とも委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査等に付することに決定しました。  以上をもって、本定例会に付議された案件の審議は全て終了いたしました。  会議規則第7条の規定により、本日をもって閉会したいと思います。  これに御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(負門俊篤) 異議なしと認めます。したがって、本定例会は本日をもって閉会することに決定しました。  閉会に当たり、町長の挨拶をお願いします。  平野町長。 ○町長(平野嘉也) まずは、今定例会、無事終えましたこと、議員先生のおかげだと思っております。ありがとうございます。また、1年間、高野町の行政のため、また高野に住んでおられる方々のためにいろんな形で御指導いただきましたことを、厚く御礼申し上げます。ありがとうございます。  昨年の3月より私、議会の傍聴をさせていただきました。去年の12月まで傍聴させていただいて、そのとき一番感じたのは、議会議員先生の後ろには住民の皆様3,400人がおるというような気持ちで答弁をしていきたいというような心がけをしておりました。そのためにやはり職員一同、議員先生の答弁には丁寧に、そしてまず初めに私自身の答弁が丁寧であらなければならないと思い、6月からの議会に答弁等をさせていただきました。  見ていただきますと、この中で私が一番最年少でございます。こんな若造ではございますが、議員先生、また課長、職員も一生懸命守り立てていただけましたことを、重ねて御礼申し上げたいと思います。  本年を振り返りますと、ふるさと納税をリニューアルして、ふるさと納税自身の制度的にはいろいろ問題等があるかもしれませんが、現法令のもとで進んでおる中では順調にいっており、今後住民の方々に還元できたらと思っております。  また、学童保育も大西先生が数年前から言っていただいたように、来年の4月から開校できるというような運びになっているところでございます。  また、県政を考えますと、仁坂知事も3期目に入りまして、いろんな形で高野町と頑張りましょうと知事も言ってくれております。また選挙のときには議員先生の皆様方にもいろんな形で御協力いただきましたこと、重ねて御礼申し上げます。  そして、国政にわたりましては、二階先生、石田先生、門先生、そして民主党の岸本先生が当選されました。今後、高野町の課題等、いろんな先生方に相談して、解決できることは解決し、またその国会議員の先生たちからまたいろんな御意見を聞き、町政に反映していきたいと思っておるところでございます。  来年は大きな節目、1200年開創法会を迎えます。また、秋には国体、その国体のときにもわずか2週間足らずではありますが、高野山には約1万人の方々が宿泊されるというふうにも聞いております。その機会を絶好の機会として、いろんなPR活動にも進んでいきたいと思っておるところでございます。  結びになりますが、年末年始、非常にお寒い時期が続くと思います。インフルエンザも、またまた腸炎も大流行しておりますので、議員先生のお体、十分に注意されまして、新しい新年を迎え、そして新年度に向けて、いろいろ御指導、御鞭撻いただきたく思っております。12月定例会ありがとうございました。お疲れさまでございました。 ○議長(負門俊篤) これで平成26年第4回高野町議会定例会を閉会します。  お疲れさまでした。            午後 4時28分 閉会   この会議録は、議会事務局で作成したものであるが、その内容の正当なるを証するために署名する   平成26年12月17日   高野町議会   議長   負 門 俊 篤   議員   松 谷 順 功
      議員   所   順 子...