田辺市議会 2022-03-25
令和 4年第2回定例会(第5号 3月25日)
令和 4年第2回定例会(第5号 3月25日) 第2回
田辺市議会定例会会議録
令和4年3月25日(金曜日)
――
―――――――――――――――――
令和4年3月25日(金)午後1時開会
第 1 2定議案第11号 田辺市
個人情報保護条例の一部改正について
第 2 2定議案第12号 田辺市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について
第 3 2定議案第13号 田辺市地方自治法第207条等の規定に基づく実費弁償条
例の一部改正について
第 4 2定議案第14号 田辺市
地域保健福祉推進補助金交付審査委員会条例の一部
改正について
第 5 2定議案第15号 田辺市
企業立地促進条例の一部改正について
第 6 2定議案第16号 田辺市
都市下水路条例の一部改正について
第 7 2定議案第17号 田辺市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に
関する条例の一部改正について
第 8 2定議案第18号 田辺市消防団条例の一部改正について
第 9 2定議案第19号 田辺市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正について
第10 2定議案第20号 田辺市手数料条例の一部改正について
第11 2定議案第21号 田辺市
特別会計条例の一部改正について
第12 2定議案第22号 市道路線の認定について
○議長(北田健治君) 日程第1 2定議案第11号 田辺市
個人情報保護条例の一部改正についてから、日程第35 2定議案第45号 令和4年度田辺市
一般会計補正予算(第1号)まで、以上35件を一括上程いたします。
ただいま上程いたしました35件は、過日の本会議において、それぞれ所管の常任委員会に付託していたものであります。
この場合、ただいま議題となっております35件について、各
常任委員会委員長の報告を求めます。
まず初めに、
総務企画委員会委員長の報告を求めます。
10番、福榮浩義君。
(10番 福榮浩義君 登壇)
○10番(福榮浩義君) 本委員会は、去る3月11日の本会議において付託を受けた議案15件について、16日、17日及び25日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。
その結果、
委員会審査報告書に記載のとおり、2定議案第11号 田辺市
個人情報保護条例の一部改正について、同議案第12号 田辺市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について、同議案第13号 田辺市地方自治法第207条等の規定に基づく実費弁償条例の一部改正について、同議案第17号 田辺市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、同議案第18号 田辺市消防団条例の一部改正について、同議案第19号 田辺市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、同議案第20号 田辺市手数料条例の一部改正について、同議案第21号 田辺市
特別会計条例の一部改正について、同議案第25号 田辺市
辺地総合整備計画の変更について、同議案第26号 田辺市
過疎地域持続的発展計画の変更について、同議案第27号 令和4年度田辺市
一般会計予算の所管部分、同議案第40号 田辺市四村川財産区
湯峰温泉公衆浴場及び温泉使用条例の一部改正について、同議案第41号 令和4年度田辺市四村川財産区
特別会計予算、同議案第44号 訴えの提起について及び同議案第45号 令和4年度田辺市
一般会計補正予算(第1号)の所管部分について、いずれも全会一致により、原案のとおり可決いたしました。
審査の過程における委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。
議案第27号 令和4年度田辺市
一般会計予算の所管部分のうち、まず、一般管理費に関わって、
自治体DX推進に係る外部人材活用のための
自治体情報化支援業務委託料について、求める人材や確保の方法をただしたのに対し、「自治体DXの取組は、
行政情報システムの統一化やオンライン化、DXに対応したICT環境の構築、地域社会のデジタルデバイドへの対応など多岐にわたることから、DX推進に当たり全般的にアドバイスをいただくCIO補佐官1名と、実務担当者として従事していただく専門人材1名を民間企業から受け入れることとしており、内閣府の
地方創生人材支援制度を活用するものである」との答弁がありました。これに対し委員から、市民目線で業務改革に取り組み、庁内業務や組織等を変革していくことが必要となるため、DXに対する職員の理解を全庁的に進め、意識と行動変容につながるよう取り組まれたいとの要望がありました。
次に、企画費のうち、
市民総合センター活用検討事業に関わって、検討メンバーや
事業スケジュールについて説明を求めたのに対し、「市民意見を聴取するための懇話会を設置し、大学教員等の有識者に座長を務めていただくほか、センターの利用者や市民の方々、関係する市職員で構成したいと考えている。また、
事業スケジュールについては、令和4年度は懇話会の運営と整備方針の策定、令和5年度は調査・設計、令和6年度はセンターの行政機能が新庁舎に移転するタイミングに合わせ設計及び工事費用の予算化、令和7年度及び8年度は工事の施工を行いたい」との答弁がありました。さらに委員から、雨天時の子供の遊び場として木材を使った遊具の設置などについても検討されたいとの要望がありました。
次に、
田辺湾未来構想策定事業に関わって、今後の事業の進め方について説明を求めたのに対し、「田辺湾岸地域の魅力ある資源を活用した一体的なまちづくりを推進するため、
田辺湾未来構想推進本部を庁内に組織するとともに、事業分野ごとに現本庁舎・
扇ヶ浜利活用部会、自然資源調査及び
利活用推進部会、紀南文化会館大規模改修部会、水産資源を活用した
ブルーツーリズム等推進部会、
文里湾横断道路や目良線の整備に係る
道路整備推進部会を設け、横断的に取り組んでいくこととしている。そして、
田辺湾未来構想の策定においては、これらの取組に市民や有識者の方々を交えた検討委員会を設置し、令和4年度中の取りまとめを予定している」との答弁がありました。
以上、委員長報告といたします。
令和4年3月25日、
総務企画委員会委員長、福榮浩義。
(10番 福榮浩義君 降壇)
○議長(北田健治君) 続いて、
産業建設委員会委員長の報告を求めます。
7番、柳瀬理孝君。
(7番 柳瀬理孝君 登壇)
○7番(柳瀬理孝君) 本委員会は、去る3月11日の本会議において付託を受けた議案11件について、14日、15日及び25日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。
その結果、
委員会審査報告書に記載のとおり、2定議案第15号 田辺市
企業立地促進条例の一部改正について、同議案第16号 田辺市
都市下水路条例の一部改正について、同議案第22号 市道路線の認定について、同議案第23号 市道路線の変更について、同議案第24号 市道路線の廃止について、同議案第27号 令和4年度田辺市
一般会計予算の所管部分、同議案第32号 令和4年度田辺市
分譲宅地造成事業特別会計予算、同議案第38号 令和4年度田辺市
駐車場事業特別会計予算、同議案第39号 令和4年度田辺市
木材加工事業特別会計予算、同議案第42号 令和4年度田辺市
水道事業会計予算及び同議案第45号 令和4年度田辺市
一般会計補正予算(第1号)の所管部分について、いずれも全会一致により、原案のとおり可決いたしました。
審査の過程における委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。
まず、議案第27号 令和4年度田辺市
一般会計予算の所管部分のうち、農業振興費の
柑橘PR海外販路拡大事業費補助金に関わって、中長期的な輸出量の目標設定について説明を求めたのに対し、「具体的な数値目標は設定していないが、令和3年度、3か国であった輸出国を4か国にすることを当面の目標とし、今後新たな国への輸出を目指して取り組んでいきたい」との答弁がありました。さらに委員から、農業所得の向上を目指すのであれば、輸出量等についても具体的な数値目標を設定し、販路拡大に努められたいとの意見がありました。
次に、林業振興費の
木材ステーション運営モデル事業費補助金に関わって、事業内容について詳細説明を求めたのに対し、「森林の景観を保全し、災害時の流木被害を防止するため、未利用木材を搬出して販売を行う事業者に対し補助を行う」との答弁がありました。さらに委員から、林業従事者の所得への影響についてただしたのに対し、「未利用木材の
収集運搬経費等を補助することで、林業従事者の負担を軽減し、未利用木材を売買することで所得向上につなげていきたい」との答弁がありました。
次に、水産振興費の
漁業担い手育成支援事業に関わって、新規就業者の目標数値と周知方法について説明を求めたのに対し、「新規就業者については5年間で3人を目標としており、市のホームページや新聞に掲載して広報を行っていきたい」との答弁がありました。さらに委員から、ホームページや新聞だけでなく、例えば、ハローワークと協力して離職者に対して周知を行っていく等、職業の選択肢として漁業を選んでもらえるよう努められたいとの意見がありました。
次に、観光費の
観光需要分析検討事業に関わって、事業内容について詳細説明を求めたのに対し、「過去に本市を訪れた旅行客の行動や特徴を分析し、本市の観光における課題や指針を導出するものである。なお、分析結果については観光事業者にも公表し、
新型コロナウイルス感染症終息後、増加が見込まれる観光需要を適切に捉えていきたい」との答弁がありました。さらに委員から、市として明確な方向性を持った上で分析を委託し、その分析結果を広く観光事業者に活用してもらえるよう努められたいとの意見がありました。
以上、委員長報告といたします。
令和4年3月25日、
産業建設委員会委員長、柳瀬理孝。
(7番 柳瀬理孝君 降壇)
○議長(北田健治君) 続いて、
文教厚生委員会委員長の報告を求めます。
9番、宮井 章君。
(9番 宮井 章君 登壇)
○9番(宮井 章君) 本委員会は、去る3月11日の本会議において付託を受けた議案12件について、14日、15日及び25日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。
その結果、
委員会審査報告書に記載のとおり、2定議案第14号 田辺市
地域保健福祉推進補助金交付審査委員会条例の一部改正について、同議案第28号 田辺市
国民健康保険税条例の一部改正について、同議案第33号 令和4年度田辺市
農業集落排水事業特別会計予算、同議案第34号 令和4年度
田辺市林業集落排水事業特別会計予算、同議案第35号 令和4年度田辺市
漁業集落排水事業特別会計予算、同議案第36号 令和4年度田辺市
戸別排水処理事業特別会計予算、同議案第37号 令和4年度田辺市
診療所事業特別会計予算及び同議案第43号 令和4年度田辺市
特定環境保全公共下水道事業会計予算の以上8件については、全会一致により、同議案第27号 令和4年度田辺市
一般会計予算の所管部分、同議案第29号 令和4年度田辺市
国民健康保険事業特別会計予算、同議案第30号 令和4年度田辺市
後期高齢者医療特別会計予算及び同議案第31号 令和4年度田辺市
介護保険特別会計予算の以上4件については、賛成多数により、いずれも原案のとおり可決いたしました。
審査の過程における委員からの質疑等の主なものは、次のとおりであります。
議案第27号 令和4年度田辺市
一般会計予算の所管部分のうち、障害者福祉費に関わって、
手話啓発パンフレットの作成部数及び配付予定について説明を求めたのに対し、「令和4年度については、5,000部を発行予定で、
障害福祉サービス事業所、
身体障害者連盟、中学校、
手話奉仕員養成講座受講者等への配付のほか、庁舎窓口などへの配架に加え、
身体障害者連盟聴覚障害者協会に啓発活動用として活用いただくことを検討している」との答弁がありました。これに対し委員から、それに加えて、今後、
聴覚障害者協会の活動そのものへの支援充実についても検討されたいとの意見がありました。
次に、環境衛生費に関わって、地域の脱炭素化に向けた取組の中で、本市の
ゼロカーボンシティ宣言の検討状況についてただしたのに対し、「地域の脱炭素化への取組については、国から昨年6月に地域脱
炭素ロードマップ、12月末に脱
炭素先行地域づくりガイドブックが示され、
温室効果ガス排出を抑制するための様々な事業内容が示されていることから、今後の状況も注視しながら迅速に研究・検討していく」との答弁がありました。これに対し委員から、
ゼロカーボンシティ宣言をすることで、財源措置が期待できることに加え、市民の考え方や行動の変容を促すことができるため、ぜひ早期に検討されたいとの意見がありました。
次に、教育総務費の教育指導費に関わって、
ICT支援員の現在の配置状況について説明を求めたのに対し、「3名の
ICT支援員を配置しており、各学校を訪問し業務に当たっている。
ICT支援員は教職経験者にお願いしており、1人1台端末を使った授業の構成などについて指導いただいている」との答弁がありました。これに対し委員から、
ICT支援員による指導のほか、教員への研修の実施についてただしたのに対し、「各学校のICTの担当者に対し、学期に一度、講師を招いて研修を実施しており、その内容を各学校内で共有するといった形で取り組んでいる。今後も、校内でICT担当者を中心に研修内容を共有するという構図を大切にしていきたいと考えている」との答弁がありました。さらに委員から、現場の教員から
ICT支援員の訪問回数を増やしていただきたいとの声があることから、ニーズをしっかり把握して今後の配置について検討されたいとの意見がありました。
次に、
保健体育総務費に関わって、
一般社団法人全日本女子野球連盟から「
女子野球タウン」に認定されたことを受け、今後の予定について説明を求めたのに対し、「本事業は令和8年度までの5年間を予定しており、令和4年度については、コロナ禍で開催できていなかった調印式に合わせ、女子野球選手と県内の子供たちを交えた野球教室の開催、
女子プロ野球選手等を招いて
世界遺産熊野古道をはじめとする本市の観光資源の
プロモーション事業を予定している。こうした
タイアップ事業を通じて、地域活性化や交流人口の増加につなげていきたい」との答弁がありました。
次に、
体育施設管理費に関わって、
トレーニング施設の整備及び既存施設の今後について説明を求めたのに対し、「新たに整備する
トレーニング施設は、五、六十人を収容できる300平米規模を計画している。また、整備に当たっては、
ナショナルチームなどのトップアスリートにも対応できる
トレーニング機器等を整備することにより、日本全国から注目され、より一層、スポーツ合宿の誘致を通じた交流人口の増加につながる施設を目指している。既存の施設については、市民への開放も含めて総合的に考えていきたい」との答弁がありました。
以上、委員長報告といたします。
令和4年3月25日、
文教厚生委員会委員長、宮井 章。
(9番 宮井 章君 降壇)
○議長(北田健治君) 以上で、各
常任委員会委員長の報告が終了しました。
これより質疑に入ります。
ただいまの委員長報告に対し、一括して質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(北田健治君) 質疑なしと認めます。
これより、討論に入ります。
討論はありませんか。
(「討論あり」の声あり)
○議長(北田健治君) 討論があるようですので、この場合、原案に対する反対討論の発言を許可いたします。
2番、前田かよ君。
(2番 前田かよ君 登壇)
○2番(前田かよ君) 2定議案第27号 令和4年度田辺市
一般会計予算、同議案第29号 令和4年度田辺市
国民健康保険事業特別会計予算、同議案第30号 令和4年度田辺市
後期高齢者医療特別会計予算、同議案第31号 令和4年度田辺市
介護保険特別会計予算、以上4件について、反対の立場で討論いたします。
一般会計予算には、
戸籍住民基本台帳費として
マイナンバーカード発行業務に要する費用が含まれています。平成2年から平成4年の間に発行率100%という
カード交付円滑化計画の下、本市庁内では職員に保有状況を再三調査するなど、取得選択の自由がある中、取得を半ば誘導するかのように推進されました。発行から6年たっても発行率は現在36.5%ということです。伸び悩みの要因は、事務の効率化など便利な反面、頻発する情報流出や不正アクセスなどリスク面での対策対応に信頼性が低く、市民にはさほど必要と感じられていないところにあります。
国が支出したマイナンバー制度の関連経費は、これまで少なくとも1,116億円を超えているそうです。マイナポイントに充てられた2020年度の予算2,478億円分が含まれておらず、実際はこの数倍に上ると見られています。
地方公共団体情報システム機構が開示した情報によると、マイナンバーカード関連で国からの補助金を元に市町村が支出したのは1,453億円に上ります。これを田辺市の人口で計算しますと、およそ8,000万円強になります。これだけ使っても普及が伸びないことに、費用対効果から見ても実態とかけ離れた税金の使い方を見直す必要があると言わなければなりません。
次に、国民健康保険事業特別会計について、子供の均等割の減免は、知事会の主張や国会請願など国民的要求の一定の成果といえます。ですが、そもそも国保には年金生活者や非正規労働者など所得の少ない方が多く加入しており、高過ぎる保険税は、度重なる消費税増税、年金支給額の引き下げ、物価高と相まって暮らしを圧迫しています。令和4年度では繰越金を充てて激変緩和される中ではありますが、標準保険税率は、資産割では5.9%減ですが、所得割では0.5%、均等割が2,500円、平等割では600円の増加になります。
全国知事会、全国市長会などの地方団体は、加入者の所得が低い国保が協会けんぽ、組合保険、共済などほかの医療保険より保険料が高く、負担が限界になっていることを国保の構造問題だと主張しています。この訴えを後押しする意味でも、市民の暮らしを守る最後のとりでとして地方議会で反対の意を表明すべきです。
後期高齢者医療特別会計は、国において医療保険料軽減が152億円削減され、低所得者に実施されてきた特例軽減も廃止されるなど、後退の一途をたどり保険料は値上げされてきました。所得が低い高齢者に重い負担を強いて受診控えが問題となっています。
さらに、今年10月からは、一定所得以上の方の窓口負担を原則1割から2割に引き上げられますが、高齢者に不安が広がっています。3年間の間は負担増を抑える配慮措置がありますが、それでも1人当たり年平均2万6,000円の負担増です。入院を含めて年間5万円から10万円増になる人も生じると見られています。若い世代への負担軽減というなら、少なくとも国庫負担を45%に戻し、国としての公的役割を求めていくべきです。
介護保険特別会計は、保険基準額は、2000年の制度開始時2,900円から倍増して現在は6,958円にまで上がり、年金収入など所得が一定以上あれば利用料負担が2割、3割と引き上げられ、年金収入がそれなりにあっても生活を直撃する事態となっています。日本共産党は、必要な介護が保障され、安心して利用できるよう、国の責任で利用料、保険料の減免制度の確立を求めています。
また、その財源も、消費税増税ではなく、富裕層や大企業への優遇を改める税制改革、国民の所得を増やす経済改革という消費税とは別の道で確保されるべきと考えています。
国保、介護、後期高齢者医療制度は、生活を圧迫するような負担を利用者に押しつけるのではなく、税金は、大企業や富裕層に応分の負担を求め、命と暮らしを守るために分配するべきだと併せて申し上げ、討論といたします。
(2番 前田かよ君 降壇)
○議長(北田健治君) 続いて、原案に対する賛成討論の発言を許可いたします。
賛成討論の発言はありませんか。
3番、久保浩二君。
(3番 久保浩二君 登壇)
○3番(久保浩二君) 2定議案第28号 田辺市
国民健康保険税条例の一部改正について、賛成の立場で討論を行います。
今回の条例改定は、2年振りに保険税率の均等割と平等割を引き上げ、資産割を引き下げる見直しと、未就学児に係る被保険者均等割を半額に減額するものです。長年、国保加入者の均等割が保険税を高くしていました。
家族、とりわけ子供が増えると、本来は喜ぶべきことなのに、国保加入世帯では均等割が増え、高い国保税が子育て世代を経済的に苦しめてきました。国保加入者から子供の均等割をなくしてほしい、または減額してほしいという切実な願いがありました。今回、未就学児の均等割を半額にすることが決まり、改善、一歩前進しました。
全国の少なくない自治体では、以前から未就学児の均等割を自治体が半額助成するなどの取組が進んでいます。田辺市で残りの半額を助成するのに必要な予算は年間600万円ほどです。田辺市の予算総額422億円からすれば、たった600万円でもう一段進んだ子育て支援ができます。今後、検討されることを期待して、賛成討論とします。
(3番 久保浩二君 降壇)
○議長(北田健治君) 続いて、反対討論の発言はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(北田健治君) 他に討論はありませんか。
17番、安達克典君。
(17番 安達克典君 登壇)
○17番(安達克典君) 賛成の立場で討論を行います。
このコロナ禍が長期化する中で、徹底した感染拡大防止対策に取り組みながら、市民の暮らしを守り、苦境に立っている地域経済を支え、雇用を維持していかなければならない状況が続いています。
一方、ワクチン接種が進み、今後の景気回復とポストコロナ時代における社会の変革に備えるとともに、コロナ禍を契機としたテレワーク勤務の普及などにより生じている地方分散の動きを捉えていかなければなりません。
また、加速するデジタルトランスフォーメーションや脱炭素社会の実現など、世界の変化をチャンスと捉え、人や企業から選ばれる地域となるため、田辺市の強みにさらに磨きをかける必要があります。その上において、令和4年度の新政策を推進するとともに、引き続き効率的で効果的な財政運営に取り組んでいかなければなりません。
以上、今年度予算に計上されている一般会計424億5,430万円、特別会計、企業会計を合わせた682億6,082万円、全ての予算案に対する賛成討論といたします。
(17番 安達克典君 降壇)
○議長(北田健治君) 他に討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(北田健治君) それでは、これをもって討論を終結いたします。
これより、ただいま議題となっております35件について、順次採決に入ります。
◎日程第1 2定議案第11号 田辺市
個人情報保護条例の一部改正について
○議長(北田健治君) それでは、2定議案第11号 田辺市
個人情報保護条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第11号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(北田健治君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第11号は可決いたしました。
◎日程第2 2定議案第12号 田辺市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について
○議長(北田健治君) 続いて、2定議案第12号 田辺市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第12号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(北田健治君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第12号は可決いたしました。
◎日程第3 2定議案第13号 田辺市地方自治法第207条等の規定に基づく実費弁償条例の一部改正について
○議長(北田健治君) 続いて、2定議案第13号 田辺市地方自治法第207条等の規定に基づく実費弁償条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第13号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(北田健治君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第13号は可決いたしました。
◎日程第4 2定議案第14号 田辺市
地域保健福祉推進補助金交付審査委員会条例の一部改正について
○議長(北田健治君) 続いて、2定議案第14号 田辺市
地域保健福祉推進補助金交付審査委員会条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第14号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(北田健治君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第14号は可決いたしました。
◎日程第5 2定議案第15号 田辺市
企業立地促進条例の一部改正について
○議長(北田健治君) 続いて、2定議案第15号 田辺市
企業立地促進条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第15号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(北田健治君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第15号は可決いたしました。
◎日程第6 2定議案第16号 田辺市
都市下水路条例の一部改正について
○議長(北田健治君) 続いて、2定議案第16号 田辺市
都市下水路条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第16号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(北田健治君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第16号は可決いたしました。
◎日程第7 2定議案第17号 田辺市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について
○議長(北田健治君) 続いて、2定議案第17号 田辺市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第17号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(北田健治君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第17号は可決いたしました。
◎日程第8 2定議案第18号 田辺市消防団条例の一部改正について
○議長(北田健治君) 続いて、2定議案第18号 田辺市消防団条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第18号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(北田健治君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第18号は可決いたしました。
◎日程第9 2定議案第19号 田辺市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正について
○議長(北田健治君) 続いて、2定議案第19号 田辺市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第19号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(北田健治君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第19号は可決いたしました。
◎日程第10 2定議案第20号 田辺市手数料条例の一部改正について
○議長(北田健治君) 続いて、2定議案第20号 田辺市手数料条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第20号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(北田健治君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第20号は可決いたしました。
◎日程第11 2定議案第21号 田辺市
特別会計条例の一部改正について
○議長(北田健治君) 続いて、2定議案第21号 田辺市
特別会計条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第21号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(北田健治君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第21号は可決いたしました。
◎日程第12 2定議案第22号 市道路線の認定について
○議長(北田健治君) 続いて、2定議案第22号 市道路線の認定について、お諮りいたします。
議案第22号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(北田健治君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第22号は可決いたしました。
◎日程第13 2定議案第23号 市道路線の変更について
○議長(北田健治君) 続いて、2定議案第23号 市道路線の変更について、お諮りいたします。
議案第23号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(北田健治君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第23号は可決いたしました。
◎日程第14 2定議案第24号 市道路線の廃止について
○議長(北田健治君) 続いて、2定議案第24号 市道路線の廃止について、お諮りいたします。
議案第24号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(北田健治君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第24号は可決いたしました。
◎日程第15 2定議案第25号 田辺市
辺地総合整備計画の変更について
○議長(北田健治君) 続いて、2定議案第25号 田辺市
辺地総合整備計画の変更について、お諮りいたします。
議案第25号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(北田健治君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第25号は可決いたしました。
◎日程第16 2定議案第26号 田辺市
過疎地域持続的発展計画の変更について
○議長(北田健治君) 続いて、2定議案第26号 田辺市
過疎地域持続的発展計画の変更について、お諮りいたします。
議案第26号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(北田健治君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第26号は可決いたしました。
◎日程第17 2定議案第27号 令和4年度田辺市
一般会計予算
○議長(北田健治君) 続いて、2定議案第27号 令和4年度田辺市
一般会計予算について、お諮りいたします。
本件については異議がありますので、起立により採決いたします。
議案第27号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立多数)
○議長(北田健治君) 起立多数であります。
よって、2定議案第27号は、可決いたしました。
◎日程第18 2定議案第28号 田辺市
国民健康保険税条例の一部改正について
○議長(北田健治君) 続いて、2定議案第28号 田辺市
国民健康保険税条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第28号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(北田健治君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第28号は可決いたしました。
◎日程第19 2定議案第29号 令和4年度田辺市
国民健康保険事業特別会計予算
○議長(北田健治君) 続いて、2定議案第29号 令和4年度田辺市
国民健康保険事業特別会計予算について、お諮りいたします。
本件については異議がありますので、起立により採決いたします。
議案第29号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立多数)
○議長(北田健治君) 起立多数であります。
よって、2定議案第29号は、可決いたしました。
◎日程第20 2定議案第30号 令和4年度田辺市
後期高齢者医療特別会計予算
○議長(北田健治君) 続いて、2定議案第30号 令和4年度田辺市
後期高齢者医療特別会計予算について、お諮りいたします。
本件については異議がありますので、起立により採決いたします。
議案第30号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立多数)
○議長(北田健治君) 起立多数であります。
よって、2定議案第30号は、可決いたしました。
◎日程第21 2定議案第31号 令和4年度田辺市
介護保険特別会計予算
○議長(北田健治君) 続いて、2定議案第31号 令和4年度田辺市
介護保険特別会計予算について、お諮りいたします。
本件については異議がありますので、起立により採決いたします。
議案第31号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立多数)
○議長(北田健治君) 起立多数であります。
よって、2定議案第31号は、可決いたしました。
◎日程第22 2定議案第32号 令和4年度田辺市
分譲宅地造成事業特別会計予算
○議長(北田健治君) 続いて、2定議案第32号 令和4年度田辺市
分譲宅地造成事業特別会計予算について、お諮りいたします。
議案第32号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(北田健治君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第32号は可決いたしました。
◎日程第23 2定議案第33号 令和4年度田辺市
農業集落排水事業特別会計予算
○議長(北田健治君) 続いて、2定議案第33号 令和4年度田辺市
農業集落排水事業特別会計予算について、お諮りいたします。
議案第33号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(北田健治君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第33号は可決いたしました。
◎日程第24 2定議案第34号 令和4年度
田辺市林業集落排水事業特別会計予算
○議長(北田健治君) 続いて、2定議案第34号 令和4年度
田辺市林業集落排水事業特別会計予算について、お諮りいたします。
議案第34号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(北田健治君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第34号は可決いたしました。
◎日程第25 2定議案第35号 令和4年度田辺市
漁業集落排水事業特別会計予算
○議長(北田健治君) 続いて、2定議案第35号 令和4年度田辺市
漁業集落排水事業特別会計予算について、お諮りいたします。
議案第35号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(北田健治君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第35号は可決いたしました。
◎日程第26 2定議案第36号 令和4年度田辺市
戸別排水処理事業特別会計予算
○議長(北田健治君) 続いて、2定議案第36号 令和4年度田辺市
戸別排水処理事業特別会計予算について、お諮りいたします。
議案第36号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(北田健治君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第36号は可決いたしました。
◎日程第27 2定議案第37号 令和4年度田辺市
診療所事業特別会計予算
○議長(北田健治君) 続いて、2定議案第37号 令和4年度田辺市
診療所事業特別会計予算について、お諮りいたします。
議案第37号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(北田健治君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第37号は可決いたしました。
◎日程第28 2定議案第38号 令和4年度田辺市
駐車場事業特別会計予算
○議長(北田健治君) 続いて、2定議案第38号 令和4年度田辺市
駐車場事業特別会計予算について、お諮りいたします。
議案第38号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(北田健治君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第38号は可決いたしました。
◎日程第29 2定議案第39号 令和4年度田辺市
木材加工事業特別会計予算
○議長(北田健治君) 続いて、2定議案第39号 令和4年度田辺市
木材加工事業特別会計予算について、お諮りいたします。
議案第39号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(北田健治君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第39号は可決いたしました。
◎日程第30 2定議案第40号 田辺市四村川財産区
湯峰温泉公衆浴場及び温泉使用条例の一部改正について
○議長(北田健治君) 続いて、2定議案第40号 田辺市四村川財産区
湯峰温泉公衆浴場及び温泉使用条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第40号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(北田健治君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第40号は可決いたしました。
◎日程第31 2定議案第41号 令和4年度田辺市四村川財産区
特別会計予算
○議長(北田健治君) 続いて、2定議案第41号 令和4年度田辺市四村川財産区
特別会計予算について、お諮りいたします。
議案第41号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(北田健治君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第41号は可決いたしました。
◎日程第32 2定議案第42号 令和4年度田辺市
水道事業会計予算
○議長(北田健治君) 続いて、2定議案第42号 令和4年度田辺市
水道事業会計予算について、お諮りいたします。
議案第42号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(北田健治君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第42号は可決いたしました。
◎日程第33 2定議案第43号 令和4年度田辺市
特定環境保全公共下水道事業会計予算
○議長(北田健治君) 続いて、2定議案第43号 令和4年度田辺市
特定環境保全公共下水道事業会計予算について、お諮りいたします。
議案第43号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(北田健治君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第43号は可決いたしました。
◎日程第34 2定議案第44号 訴えの提起について
○議長(北田健治君) 続いて、2定議案第44号 訴えの提起について、お諮りいたします。
議案第44号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(北田健治君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第44号は可決いたしました。
◎日程第35 2定議案第45号 令和4年度田辺市
一般会計補正予算(第1号)
○議長(北田健治君) 続いて、2定議案第45号 令和4年度田辺市
一般会計補正予算(第1号)について、お諮りいたします。
議案第45号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(北田健治君) 異議なしと認めます。
よって、2定議案第45号は可決いたしました。
◎日程第36 2定報告第2号 令和4年度田辺市土地開発公社の事業の計画についてから
日程第38 2定報告第4号 令和4年度
有限会社龍神温泉元湯の事業の計画についてまで一括上程
○議長(北田健治君) 続いて、日程第36 2定報告第2号 令和4年度田辺市土地開発公社の事業の計画についてから、日程第38 2定報告第4号 令和4年度
有限会社龍神温泉元湯の事業の計画についてまで、以上3件を一括上程いたします。
ただいま上程いたしました報告案件3件については、過日、既に当局の説明が終了しておりますので、これより質疑を行います。
それでは、まず、2定報告第2号 令和4年度田辺市土地開発公社の事業の計画について、質疑に入ります。
議案書の162ページから174ページです。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(北田健治君) 質疑なしと認めます。
2定報告第2号は、以上で終わります。
続いて、2定報告第3号 令和4年度
一般財団法人龍神村開発公社の事業の計画について、質疑に入ります。
議案書の175ページから178ページです。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(北田健治君) 質疑なしと認めます。
2定報告第3号は、以上で終わります。
続いて、2定報告第4号 令和4年度
有限会社龍神温泉元湯の事業の計画について、質疑に入ります。
議案書の179ページから182ページです。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(北田健治君) 質疑なしと認めます。
2定報告第4号は、以上で終わります。
◎日程第39 議員派遣の件について
○議長(北田健治君) 続いて、日程第39 議員派遣の件についてを議題といたします。
お諮りいたします。
本件については、地方自治法第100条第13項及び会議規則第168条の規定により、お手元に配付の議員派遣の件のとおり議員を派遣いたしたいと思います。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(北田健治君) 異議なしと認めます。
よって、さよう決しました。
なお、この際、お諮りいたします。
ただいま議決されました派遣期間等議決事項について、諸般の事情により、変更がある場合は、議長に一任願いたいと思います。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(北田健治君) 異議なしと認めます。
よって、さよう決しました。
◎日程第40 委員会の継続審査について
○議長(北田健治君) 続いて、日程第40 委員会の継続審査についてを議題といたします。
この場合、閉会中の委員会の継続審査について報告いたします。
各常任委員会、議会運営委員会及び特別委員会の委員長から、目下委員会において審査または調査中であります、お手元に配付の申出事件一覧表に記載のとおりの事件について、会議規則第112条の規定により、閉会中も審査または調査を継続いたしたい旨の申出があります。
それでは、ただいま報告いたしました委員会の継続審査についてお諮りいたします。
各委員長から申出のとおり、それぞれの委員会において閉会中も審査または調査を継続することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(北田健治君) 異議なしと認めます。
よって、各委員長から申出のとおり、それぞれの委員会において閉会中も審査または調査を継続することに決しました。
以上をもって、本定例会に付議されました議案は全て議了いたしました。
他に発言、その他ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(北田健治君) この場合、総務部長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。
総務部長、西 貴弘君。
(総務部長 西 貴弘君 登壇)
◎専決処分予定の報告
○総務部長(西 貴弘君) 議長のお許しをいただきましたので、条例の専決処分について御説明申し上げます。
令和4年度税制改正による地方税法等の一部改正に伴い、田辺市税条例及び田辺市
国民健康保険税条例の一部改正が必要となることから、この一部改正条例に係る専決処分のお願いでございます。お手元にお配りしております資料を御参照いただきたいと存じます。
田辺市税条例等の主な改正内容といたしましては、地方税法等の一部改正により、固定資産税等につきまして、土地に係る
負担調整措置について、景気回復に万全を期するため、激変緩和の観点から、令和4年度に限り商業地等に係る課税標準額の上昇幅を評価額に対し5%のものを2.5%とするものでございます。
個人市民税につきましては、令和4年分以降の所得税において、住宅ローン控除適用者のうち、当該年分の所得税分から控除し切れなかった残額を翌年度分の個人住民税において、所得税の課税総所得金額等の5%(最高9万7,500円)の控除限度額の範囲内で減額するものでございます。
次に、田辺市
国民健康保険税条例の主な改正内容でございますが、地方税施行令等の一部改正により、国民健康保険税の基礎課税額と後期高齢者支援金等課税額について課税限度額の引上げを行うものでございます。
これらの条例改正につきましては、地方税法等の改正法令が公布され次第、遅滞なく専決処分させていただきたいと存じますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。
(総務部長 西 貴弘君 降壇)
◎市長閉会の挨拶
○議長(北田健治君) それでは、市長から閉会に当たっての挨拶のため、発言を求められておりますのでこれを許可いたします。
市長、真砂充敏君。
(市長 真砂充敏君 登壇)
○市長(真砂充敏君) 令和4年第2回
田辺市議会定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。
去る2月28日に開会した本定例会も、議員各位の御理解と御協力をいただく中、本日、最終日を迎えることができました。本定例会におきましては、間もなくスタートする令和4年度の各種会計予算案をはじめ、条例の制定、一部改正案など様々な議案を提出させていただきましたが、議員各位におかれましては、終始にわたり慎重なる御審議をいただき、それぞれ原案のとおり御賛同を賜りましたことに厚くお礼を申し上げます。
春の彼岸を過ぎ、柔らかな日差しとともに、日増しに春を感じる季節となってまいりました。今年度も残すところあとわずかとなりましたが、津波避難タワー整備事業や新庁舎整備事業、さらには新型コロナウイルス感染症関連事業など、これまで取り組んでまいりました各種施策を着実に遂行できておりますことは、市民の皆様をはじめ議員各位の御支援と御協力のたまものであり、衷心より感謝申し上げます。
先月5日から和歌山県に適用されていたまん延防止等重点措置も、今月6日に期限を迎え、引き続き適用されていた残り18の都道府県についても21日の期限をもって全て解除されるなど、新型コロナウイルスの感染者数は減少傾向にあります。
こうした中、岸田首相は先月の記者会見において、3月からの水際対策の緩和を表明し、段階的に制限緩和が進んでおり、先週16日の記者会見では、第6波の出口は、はっきり見えてきたと述べ、今後しばらくの期間を最大限の警戒をしつつ、安全・安心を確保しながら、可能な限り日常の生活を取り戻す期間として位置づけるとともに、ワクチン接種歴や抗原検査キットの活用を推奨することや濃厚接触者に関わる行動制限の一部緩和といった感染対策と経済活動との両立を図る方策が示されるなど、第6波の出口に向かって徐々に歩みが進められ、国内においてもコロナとの共存が新たな日常となりつつあります。
出口戦略の議論に当たっては、国民の命と健康を守ることを最優先すべきであることは言をまたないところでございますが、さきの報道では国内製薬会社が新型コロナウイルス感染症の飲み薬の国内承認申請を行ったと発表され、承認されれば国産初の軽症・中等症患者向けの飲み薬となり、国内での安定供給につながるなど、明るい話題もあり、令和4年度こそは、コロナ禍の長いトンネルを抜けて、一足飛びにはまいりませんが、少しずつ平穏が戻っていく年になることと大いに期待しているところです。
翻って、大正11年、京都の岡崎公会堂で、被差別部落の人々の解放を目指し、全国水平社が設立されて3月3日で100年がたちました。各地から人々が集い、差別のない世の中を願って発した、人の世に熱あれ、人間に光あれで結ばれる宣言は、日本初の人権宣言と言われております。本市におきましては、昨年4月1日に、田辺市人権尊重のまちづくり条例を施行し、間もなく1年が経過しようとしておりますが、全国水平社創立100年の節目を迎える今、改めて水平社宣言に込められた思いを胸に、また、いにしえから誰をも分け隔てなく受け入れてきた熊野の精神を大切にしながら、不当な差別やあらゆる暴力のない、一人一人が大切にされ、幸せを実感できるまちの実現を目指し、決意を新たに取り組んでまいります。
この定例会が終了いたしますと、間もなく令和4年度が始まります。本定例会の冒頭、施策と予算の大綱の中で、今後の市政運営に対する所信を申し述べましたが、後期基本計画がスタートする令和4年度を、次代にまちづくりをつないでいくための新たなスタートの年にしてまいりたいと考えていますので、議員各位におかれましては、新年度におきましても変わらぬ御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会に当たっての御挨拶とさせていただきます。
(市長 真砂充敏君 降壇)
◎議長閉会の挨拶
○議長(北田健治君) 私からも一言、御挨拶を申し上げます。
去る2月28日に開会しました本定例会は、26日間の会期で開催され、本日全ての議案を議了し、無事閉会の運びとなりました。
議員各位には、新年度の各種会計予算など田辺市行政の根幹となる重要議案に対して、終始熱心に御審議賜りましたこと、加えて、円滑な議会運営に御協力いただきましたことに心より感謝を申し上げます。
また、市長以下、当局の皆様におかれましても、研さんを積まれ、誠実に対応していただきましたことに深く感謝を申し上げます。
さて、オミクロン株の流行による新型コロナウイルス感染症の第6波は、2月にはピークを越えたとは見られるものの、感染者数は下げ止まりの傾向にあり、第7波の到来も懸念されております。
そういった中、さきの3月18日、梅酢ポリフェノールに新型コロナウイルスの感染を阻害する効果のあることが明らかとなりました。このことは、梅の可能性をさらに広げ、梅産業への新たな期待を抱かせるものであります。
当局におかれましては、コロナ禍から立ち直る一助となるよう、この研究成果を十分に生かしていただきたいと思います。
御承知のように、これまで長きにわたり新型コロナウイルスの感染拡大が世界中で繰り返されてきました。人々の価値観や働き方、コミュニケーションの在り方までも大きく変容し、さらに少子高齢化や人口減少が加速化している時代であるがゆえに、その変化に対応しながらも前進していくことが求められます。
もう間もなく第2次総合計画後期基本計画の期間に入る新年度がスタートしますが、感染症への対応に万全を期しながら、田辺湾岸地域の一体的なまちづくりや自治体DX及び脱炭素社会の推進、SDGsの取組等、当局には、先見の明を持った構想や計画に着手され、明るい未来のために歩を進められるようお願いしておきます。
市議会といたしましても、時代の流れを捉え、市当局と議論を交えながら、地域の発展、課題解決に向けて取り組んでまいる所存です。
さて、今月末をもって退職される職員の皆様には、長い間、本市の行政推進に多大なる御貢献を賜りました。議長として深く敬意を表すとともに厚くお礼を申し上げます。今後とも市政発展のため御協力をお願い申し上げますとともに、御多幸を心からお祈りいたします。
議員並びに当局各位には、なお一層御自愛を賜り、市政発展と市民福祉の向上のために御活躍いただきますようお祈り申し上げます。
最後になりましたが、報道関係の皆様にお礼を申し上げ、閉会に当たっての挨拶といたします。ありがとうございました。
閉 会
○議長(北田健治君) それでは、これをもって、令和4年2月28日招集の令和4年第2回
田辺市議会定例会を閉会いたします。
(午後 1時58分)
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
令和4年3月25日
議 長 北 田 健 治
議 員 塚 寿 雄
議 員 佐 井 昭 子
議 員 松 上 京 子...