田辺市議会 > 2012-09-26 >
平成24年 9月定例会(第5号 9月26日)

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  1. 田辺市議会 2012-09-26
    平成24年 9月定例会(第5号 9月26日)


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    平成24年 9月定例会(第5号 9月26日)              田辺市議会9月定例会会議録             平成24年9月26日(水曜日)           ―――――――――――――――――――    平成24年9月26日(水)午後1時開議  第 1 常任委員会委員の所属変更の件  第 2 高速道路及び国道バイパス促進特別委員会委員の補欠選任  第 3 4定選第  1号 公立紀南病院組合の議会議員の補欠選挙  第 4 4定選第  2号 田辺周辺広域市町村圏組合の議会議員の補欠選挙  第 5 4定報告第 1号 専決処分事項について  第 6 4定議案第 1号 災害対策基本法の一部改正に伴う関係条例の整備に関する               条例の制定について  第 7 4定議案第 2号 工事請負契約の締結について  第 8 4定議案第 3号 工事請負契約の締結について  第 9 4定議案第 4号 損害賠償の額の決定及び和解について  第10 4定議案第 5号 平成24年度田辺市一般会計補正予算(第4号)  第11 4定議案第 6号 平成24年度田辺市介護保険特別会計補正予算(第1号)  第12 4定議案第 7号 平成24年度田辺市診療所事業特別会計補正予算(第1号               )  第13 4定議案第 8号 平成24年度田辺市水道事業会計補正予算(第1号)
     第14 4定議案第21号 平成24年度田辺市一般会計補正予算(第5号)  第15 4定報告第 2号 専決処分事項の報告について  第16 4定報告第 3号 平成23年度財団法人田辺市社会教育振興会の決算報告に               ついて  第17 4定報告第 4号 平成24年度財団法人田辺市社会教育振興会の決算報告に               ついて  第18 4定報告第 5号 平成23年度財団法人龍神村開発公社の決算報告について  第19 4定報告第 6号 平成23年度有限会社龍神温泉元湯の決算報告について  第20 4定議案第 9号 四村川財産区管理会委員の選任につき同意を求めることに               ついて  第21 4定議案第10号 四村川財産区管理会委員の選任につき同意を求めることに               ついて  第22 4定議案第11号 四村川財産区管理会委員の選任につき同意を求めることに               ついて  第23 4定議案第12号 四村川財産区管理会委員の選任につき同意を求めることに               ついて  第24 4定議案第13号 四村川財産区管理会委員の選任につき同意を求めることに               ついて  第25 4定議案第14号 四村川財産区管理会委員の選任につき同意を求めることに               ついて  第26 4定議案第15号 四村川財産区管理会委員の選任につき同意を求めることに               ついて  第27 4定議案第16号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについ               て  第28 4定議案第17号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについ               て  第29 4定議案第18号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについ               て  第30 4定議案第19号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについ               て  第31 4定議案第20号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについ               て  第32 4定発議第 1号 田辺市議会会議規則の一部改正について  第33 4定発議第 2号 地球温暖化対策に関する「地方税財源を確保・充実する仕               組み」の構築を求める意見書の提出について  第34 4定発議第 3号 ふれあいの森・みんなでまちづくり補助金の調査に関する               決議  第35 委員会の継続審査について           ――――――――――――――――――― 〇会議に付した事件  日程第1から日程第35まで  日程追加   4定発議第4号 田辺市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正           について   4定発議第5号 田辺市議会議員の定数条例の一部改正について   4定発議第6号 議長の不信任決議について           ――――――――――――――――――― 〇議員定数 26名 〇欠  員  3名           ――――――――――――――――――― 〇出席議員              議席番号   氏   名               1番  川 﨑 五 一 君               2番  真 砂 みよ子 君               3番  久 保 浩 二 君               4番  市 橋 宗 行 君               5番  安 達 幸 治 君               6番  安 達 克 典 君               9番  小 川 浩 樹 君              10番  塚   寿 雄 君              11番  山 本 紳 次 君              12番  松 下 泰 子 君              13番  佐 井 昭 子 君              14番  中 本 賢 治 君              15番  棒 引 昭 治 君              16番  出 水 豊 数 君              17番  宮 本 正 信 君              18番  高 垣 幸 司 君              19番  陸 平 輝 昭 君              20番  山 口   進 君              22番  吉 田 克 己 君              23番  久 保 隆 一 君              24番  天 野 正 一 君              25番  森   哲 男 君              26番  吉 本 忠 義 君           ――――――――――――――――――― 〇欠席議員     なし           ――――――――――――――――――― 〇説明のため出席したもの              職  名      氏     名             市長        真 砂 充 敏 君             副市長       福 田 安 雄 君             副市長       庄 堂 琢 磨 君             教育長       中 村 久仁生 君             企画部長      池 田 正 弘 君             情報政策課長    小 松   実 君             総務部長      岡 本 美 彦 君             総務部理事     田 上 豊 和 君             総務課参事     藤 井 利 計 君             会計管理者     橋 爪 秀 明 君             市民環境部長    中 瀬 政 男 君             保健福祉部長    田 中   敦 君             産業部長      福 井 量 規 君             建設部長      杉 浦 克 佳 君             本宮行政局長    中 村 全 文 君             消防長       小 山 裕 史 君             消防本部理事    太 田 吉 信 君             消防総務課長    安 田 浩 二 君             教育次長      濵 田 和 男 君             教育総務課長    弓 場 和 夫 君
                水道部長      松 原   淳 君           ――――――――――――――――――― 〇出席事務局職員             議会事務局長    山 本 幾 生             議会事務局次長   杉 若 美津子             議会事務局主任   前 溝 浩 志             議会事務局主査   榊 原 数 仁  開 議 ○議長(高垣幸司君)    定足数がありますので、ただいまからお手元に配付の日程により、平成24年第4回田辺市議会定例会5日目の会議を開きます。              (午後 1時03分)          ――――――――――――――――――― ◎諸般の報告 ○議長(高垣幸司君)    この場合、事務局長をして諸般の報告をいたさせます。  議会事務局長、山本幾生君。           (議会事務局長 山本幾生君 登壇) ○議会事務局長(山本幾生君)    報告申し上げます。  去る9月19日に開催されました高速道路及び国道バイパス促進特別委員会におきまして、棒引昭治君の委員長辞任の申し出が許可され、直ちに行われました互選の結果、後任の委員長に山本紳次君が互選されました。  以上であります。           (議会事務局長 山本幾生君 降壇) ○議長(高垣幸司君)    それでは、日程に入ります。 ◎日程第1 常任委員会委員の所属変更の件 ○議長(高垣幸司君)    日程第1 常任委員会委員の所属変更の件を議案といたします。  本件は、産業建設委員会委員、棒引昭治君から総務企画委員会へ所属を変更されたい旨の申し出があり、所属変更を行うものであります。  委員会条例第7条第2項の規定により、議長は棒引昭治君の常任委員会の所属を総務企画委員会へ変更いたします。 ◎日程第2 高速道路及び国道バイパス促進特別委員会委員の補欠選任 ○議長(高垣幸司君)    続いて、日程第2 高速道路及び国道バイパス促進特別委員会委員の補欠選任を行います。  本件は、陸平輝昭君が辞任したことに伴い、同特別委員会委員に欠員が生じたため、補欠選任を行うものであります。  委員会条例第7条第1項の規定により、議長はお手元に配付いたしております氏名表のとおり、高速道路及び国道バイパス促進特別委員会委員に棒引昭治君を指名いたします。 ◎日程第3 4定選第1号 公立紀南病院組合の議会議員の補欠選挙 ○議長(高垣幸司君)    続いて、日程第3 4定選第1号 公立紀南病院組合の議会議員の補欠選挙を行います。  本件は、田辺市選出の組合議員1名が欠員となっておりますので、公立紀南病院組合規約第7条第2項の規定により、本市議会議員の中から1名の議員を選挙するものであります。  この場合、お諮りいたします。  選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行います。  これに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。  さらにお諮りいたします。  指名の方法については、議長において指名することにいたします。  これに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、議長において指名することに決しました。  それでは指名いたします。  氏名表をお手元に配付いたします。  ただいまお手元に配付いたしました氏名表に記載のとおり、安達克典君を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま議長において指名いたしました安達克典君を公立紀南病院組合の議会議員の当選人と定めることに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、ただいま指名しました安達克典君につきましては、公立紀南病院組合の議会議員に当選されました。  ただいま当選されました安達克典君に通告いたします。  あなたは選挙の結果、公立紀南病院組合の議会議員に当選されましたので、会議規則第32条第2項の規定により、本席から告知いたします。 ◎日程第4 4定選第2号 田辺周辺広域市町村圏組合の議会議員の補欠選挙 ○議長(高垣幸司君)    続いて、日程第4 4定選第2号 田辺周辺広域市町村圏組合の議会議員の補欠選挙を行います。  本件は、田辺市選出の組合議員1名が欠員となっておりますので、田辺周辺広域市町村圏組合規約第5条第2項の規定により、本市議会議員の中から1名の議員を選挙するものであります。  この場合、お諮りいたします。  選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行います。  これに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。  さらにお諮りいたします。  指名の方法については、議長において指名することにいたします。  これに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、議長において指名することに決しました。  それでは指名いたします。  氏名表をお手元に配付いたします。  ただいまお手元に配付いたしました氏名表に記載のとおり、山口 進君を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま議長において指名いたしました山口 進君を田辺周辺広域市町村圏組合の議会議員の当選人と定めることに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、ただいま指名しました山口 進君につきましては、田辺周辺広域市町村圏組合の議会議員に当選されました。  ただいま当選されました山口 進君に通告いたします。  あなたは選挙の結果、田辺周辺広域市町村圏組合の議会議員に当選されましたので、会議規則第32条第2項の規定により、本席から告知いたします。 ◎日程第5 4定報告第1号 専決処分事項について上程 ○議長(高垣幸司君)    続いて、日程第5 4定報告第1号 専決処分事項についてを上程いたします。  本件については、過日既に当局の説明が終了しておりますので、これより質疑を行います。  議案書1ページから6ページまでです。質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    討論なしと認めます。
     それでは、お諮りいたします。  4定報告第1号は、原案のとおり承認することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、4定報告第1号は、原案のとおり承認することに決しました。 ◎日程第6 4定議案第  1号 災害対策基本法の一部改正に伴う関係条例の整備に関する                 条例の制定についてから  日程第14 4定議案第21号 平成24年度田辺市一般会計補正予算(第5号)まで                 一括上程 ○議長(高垣幸司君)    続いて、日程第6 4定議案第1号 災害対策基本法の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてから、日程第14 4定議案第21号 平成24年度田辺市一般会計補正予算(第5号)まで、以上9件を一括上程いたします。  ただいま上程いたしました9件については、過日の本会議において、それぞれ所管の常任委員会に付託していたものであります。  この場合、ただいま議題となっております9件について、各常任委員会委員長の報告を求めます。  まず初めに、総務企画委員会委員長の報告を求めます。  22番、吉田克己君。            (22番 吉田克己君 登壇) ○22番(吉田克己君)    総務企画委員会の委員長報告を朗読をもって報告します。  本委員会は、去る9月19日の本会議において付託を受けた議案6件のうち、平成23年度各種会計歳入歳出決算3件を除く議案3件について、9月21日及び26日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。  その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、4定議案第1号 災害対策基本法の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、同議案第5号 平成24年度田辺市一般会計補正予算(第4号)の所管部分及び同議案第21号 平成24年度田辺市一般会計補正予算(第5号)の所管部分の以上3件について、いずれも全会一致により、原案のとおり可決いたしました。  審査の過程における委員からの質疑等は、次のとおりであります。  まず、議案第5号 平成24年度田辺市一般会計補正予算(第4号)の所管部分のうち、常備消防費にかかわって、和歌山県消防救急デジタル無線整備事業の科目を変更した理由について説明を求めたのに対し、「当初、和歌山県消防救急デジタル無線整備推進協議会で実施する予定であったが、事業が高額で協議会による実施にそぐわないため、県下全域の実施設計業務を県が事業主体となり実施することから、予算科目を変更するものである」との答弁がありました。  次に、防災対策費にかかわって、災害時要援護者避難支援用資機材の整備についてただしたのに対し、「補助対象資機材であるリヤカー、車いす、ライフジャケット、ヘルメットのうち、当時としては最も汎用性の高いリヤカーを選択した」との答弁があり、これに対し、委員から今後は画一的に避難支援用資機材を整備するのではなく、地域の地理的状況や要望等に応じ、柔軟に対応されたいとの要望がありました。  以上、委員長報告といたします。  平成24年9月26日、総務企画委員会委員長、吉田克己。            (22番 吉田克己君 降壇) ○議長(高垣幸司君)    続いて、産業建設委員会委員長の報告を求めます。  19番、陸平輝昭君。            (19番 陸平輝昭君 登壇) ○19番(陸平輝昭君)    産業建設委員会委員長報告を行います。  本委員会は、去る9月19日の本会議において付託を受けた議案11件のうち、平成23年度各種会計歳入歳出決算8件を除く議案3件について、9月20日及び26日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。  その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、4定議案第3号 工事請負契約の締結について、同議案第5号 平成24年度田辺市一般会計補正予算(第4号)の所管部分、同議案第8号 平成24年度田辺市水道事業会計補正予算(第1号)の以上3件について、いずれも全会一致により、原案のとおり可決いたしました。  審査の過程における委員からの質疑の主なものは、次のとおりであります。  議案第5号 平成24年度田辺市一般会計補正予算(第4号)の所管部分のうち、市有林撫育費にかかわって、市有林整備事業について詳細説明を求めたのに対し、「東京電力福島第一原子力発電所の事故により、福島県近辺で調達していた県内で使用するシイタケ原木栽培用のほだ木が不足していることから、県の要請により伐期に達したクヌギを龍神村管内の市有林から伐採するものである。なお、ほだ木の売払収入については108万円を見込んでいる」との答弁がありました。  次に、農業振興費にかかわって、青年就農給付金の申請状況についてただしたのに対し、「申請受理件数33名のうち、本年度の給付対象者は今年度末までに経営を開始する29名であり、残りの4名は来年度以降の給付対象者である」との答弁がありました。  さらに、本市の農業振興を促進するため、給付要件を緩和できないかただしたのに対し、「国においては新規就農者の拡大に向け、親元就農者を対象に加えるなどの制度緩和が図られているが、これ以上の緩和は検討されていないのが現状である」との答弁がありました。  次に、山村振興施設管理費にかかわって、菌床シイタケ生産施設解体撤去事業についてただしたのに対し、「和歌山県シイタケ企業組合の事業撤退に伴い、市所有施設等の解体撤去を行うものである。企業組合の所有施設についても撤去する旨を確認している」との答弁がありました。  これに対し委員から、今後の施設撤去について、市の負担がかかることのないよう求めました。  以上、委員長報告といたします。  平成24年9月26日、産業建設委員会委員長、陸平輝昭。            (19番 陸平輝昭君 降壇) ○議長(高垣幸司君)    続いて、文教厚生委員会委員長の報告を求めます。  13番、佐井昭子君。            (13番 佐井昭子君 登壇) ○13番(佐井昭子君)    文教厚生委員会の委員長報告をいたします。  本委員会は、去る9月19日の本会議において付託を受けた議案16件のうち、平成23年度各種会計歳入歳出決算10件を除く議案6件について、9月20日及び26日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。  その結果、委員会審査報告書に記載のとおり、4定議案第2号 工事請負契約の締結について、同議案第4号 損害賠償の額の決定及び和解について、同議案第5号 平成24年度田辺市一般会計補正予算(第4号)の所管部分について、同議案第6号 平成24年度田辺市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、同議案第7号 平成24年度田辺市診療所事業特別会計補正予算(第1号)について、及び同議案第21号 平成24年度田辺市一般会計補正予算(第5号)の所管部分についての以上6件について、いずれも全会一致により原案のとおり可決いたしました。  審査の過程における委員からの質疑の主なものは次のとおりであります。  議案第5号 平成24年度田辺市一般会計補正予算(第4号)の所管部分のうち、老人福祉費の介護基盤緊急整備等臨時特例補助金について、詳細説明を求めたのに対し、「田辺市長寿プラン2012において計画している介護関係施設の整備事業への助成で、小規模多機能型居宅介護事業所は、公募により廃校となった旧宮代小学校跡に施設整備を行うもので、3,540万円の補助を予定している。また、同じく公募により中辺路町温川に整備する地域密着型介護老人福祉施設には、1億3,340万円、生活支援ハウスには3,000万円となっている」との答弁がありました。  次に、美術館運営費にかかわって、熊野古道なかへち美術館の修繕について概要説明を求めたのに対し、「経年劣化による雨漏れ防止の屋根改修、展示ガラスの交換及び外壁ガラスフィルムの一部張りかえにかかる改修のため、当初予算で680万円を計上していたが、妹島和世建築事務所から外壁ガラスフィルム全面の改修要望があり、修繕費用の一部として再度寄附を受けたことから、外壁ガラスフィルムの全面張りかえ、及び鋼板等の塗装のため、新たに420万円を計上し、1,100万円で全体を修繕するものである」との答弁がありました。  以上、委員長報告といたします。  平成24年9月26日、文教厚生委員会委員長、佐井昭子。            (13番 佐井昭子君 降壇) ○議長(高垣幸司君)    以上で、各常任委員会委員長の報告が終了いたしました。  これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、一括して質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    討論なしと認めます。  これより、ただいま議題となっております9件について、順次採決に入ります。 ◎日程第6 4定議案第1号 災害対策基本法の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について ○議長(高垣幸司君)    それでは、4定議案第1号 災害対策基本法の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてお諮りいたします。  議案第1号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第1号は可決いたしました。 ◎日程第7 4定議案第2号 工事請負契約の締結について ○議長(高垣幸司君)    続いて、4定議案第2号 工事請負契約の締結についてお諮りいたします。  議案第2号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第2号は可決いたしました。 ◎日程第8 4定議案第3号 工事請負契約の締結について ○議長(高垣幸司君)    続いて、4定議案第3号 工事請負契約の締結についてお諮りいたします。  議案第3号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第3号は可決いたしました。 ◎日程第9 4定議案第4号 損害賠償の額の決定及び和解について ○議長(高垣幸司君)    続いて、4定議案第4号 損害賠償の額の決定及び和解についてお諮りいたします。  議案第4号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第4号は可決いたしました。 ◎日程第10 4定議案第5号 平成24年度田辺市一般会計補正予算(第4号) ○議長(高垣幸司君)    続いて、4定議案第5号 平成24年度田辺市一般会計補正予算(第4号)についてお諮りいたします。  議案第5号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
                (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第5号は可決いたしました。 ◎日程第11 4定議案第6号 平成24年度田辺市介護保険特別会計補正予算(第1号) ○議長(高垣幸司君)    続いて、4定議案第6号 平成24年度田辺市介護保険特別会計補正予算(第1号)についてお諮りいたします。  議案第6号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第6号は可決いたしました。 ◎日程第12 4定議案第7号 平成24年度田辺市診療所事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(高垣幸司君)    続いて、4定議案第7号 平成24年度田辺市診療所事業特別会計補正予算(第1号)についてお諮りいたします。  議案第7号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第7号は可決いたしました。 ◎日程第13 4定議案第8号 平成24年度田辺市水道事業会計補正予算(第1号) ○議長(高垣幸司君)    続いて、4定議案第8号 平成24年度田辺市水道事業会計補正予算(第1号)についてお諮りいたします。  議案第8号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第8号は可決いたしました。 ◎日程第14 4定議案第21号 平成24年度田辺市一般会計補正予算(第5号) ○議長(高垣幸司君)    続いて、4定議案第21号 平成24年度田辺市一般会計補正予算(第5号)についてお諮りいたします。  議案第21号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第21号は可決いたしました。 ◎日程第15 4定報告第2号 専決処分事項の報告についてから  日程第19 4定報告第6号 平成23年度有限会社龍神温泉元湯の決算報告について                まで一括上程 ○議長(高垣幸司君)    続いて、日程第15 4定報告第2号 専決処分事項の報告についてから、日程第19 4定報告第6号 平成23年度有限会社龍神温泉元湯の決算報告についてまで、以上5件を一括上程いたします。  ただいま上程いたしました報告案件5件については、過日、既に当局の説明が終了しておりますので、これより質疑を行います。 ◎日程第15 4定報告第2号 専決処分事項の報告について ○議長(高垣幸司君)    それでは、まず4定報告第2号 専決処分事項の報告について、質疑に入ります。  議案書7ページ及び8ページです。  質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    質疑なしと認めます。  それでは、4定報告第2号は、以上で終わります。 ◎日程第16 4定報告第3号 平成23年度財団法人田辺市社会教育振興会の決算報告について ○議長(高垣幸司君)    続いて、4定報告第3号 平成23年度財団法人田辺市社会教育振興会の決算報告について、質疑に入ります。  議案書51ページから54ページまでです。  質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    質疑なしと認めます。  それでは、4定報告第3号は、以上で終わります。 ◎日程第17 4定報告第4号 平成24年度財団法人田辺市社会教育振興会の決算報告について ○議長(高垣幸司君)    続いて、4定報告第4号 平成24年度財団法人田辺市社会教育振興会の決算報告について、質疑に入ります。  議案書55ページから58ページまでです。  質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    質疑なしと認めます。  それでは、4定報告第4号は、以上で終わります。 ◎日程第18 4定報告第5号 平成23年度財団法人龍神村開発公社の決算報告について ○議長(高垣幸司君)    続いて、4定報告第5号 平成23年度財団法人龍神村開発公社の決算報告について質疑に入ります。  議案書59ページから63ページまでです。  質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    質疑なしと認めます。  それでは、4定報告第5号は、以上で終わります。 ◎日程第19 4定報告第6号 平成23年度有限会社龍神温泉元湯の決算報告について ○議長(高垣幸司君)    続いて、4定報告第6号 平成23年度有限会社龍神温泉元湯の決算報告について、質疑に入ります。  議案書64ページから68ページまでです。  質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    質疑なしと認めます。  それでは、4定報告第6号は、以上で終わります。 ◎日程第20 4定議案第 9号 四村川財産区管理会委員の選任につき同意を求めることについてから  日程第26 4定議案第15号 四村川財産区管理会委員の選任につき同意を求めることについてまで                 一括上程 ○議長(高垣幸司君)    続いて、日程第20 4定議案第9号から日程第26 4定議案第15号までの7件の四村川財産区管理会委員の選任につき同意を求めることについてを一括上程いたします。  提出者の説明を求めます。  市長、真砂充敏君。             (市長 真砂充敏君 登壇) ○市長(真砂充敏君)    ただいま上程されました議案第9号から第15号までの四村川財産区管理会委員の選任につき同意を求めることについての7議案につきまして、一括して御説明申し上げます。  まず、議案第9号につきましては、四村川財産区管理会委員、伊奈隆二氏の任期が平成24年10月19日をもって満了いたしますので、引き続き、同委員として選任いたしたく存じ、同意をお願いするものであります。  住所、氏名、生年月日、職業でありますが、田辺市本宮町湯峯175番地の1の乙、伊奈隆二、昭和11年1月1日生まれ、76歳、自営業でございます。  次に、議案第10号につきましては、四村川財産区管理会委員、西浦 悟氏の任期が平成24年10月19日をもって満了いたしますので、引き続き、同委員として選任いたしたく存じ、同意をお願いするものであります。
     住所、氏名、生年月日、職業でありますが、田辺市本宮町皆地478番地、西浦 悟、昭和19年5月10日生まれ、68歳、無職でございます。  次に、議案第11号につきましては、四村川財産区管理会委員、栗須詳三氏の任期が平成24年10月19日をもって満了いたしますので、引き続き、同委員として選任いたしたく存じ、同意をお願いするものであります。  住所、氏名、生年月日、職業でありますが、田辺市本宮町下湯川117番地の3、栗須詳三、昭和25年7月27日生まれ、62歳、自営業でございます。  次に、議案第12号につきましては、四村川財産区管理会委員、辻本益男氏の任期が平成24年10月19日をもって満了いたしますので、引き続き同委員として選任いたしたく存じ、同意をお願いするものであります。  住所、氏名、生年月日、職業でありますが、田辺市本宮町湯峯359番地、辻本益男、昭和35年7月24日生まれ、52歳自営業でございます。  次に、議案第13号につきましては、四村川財産区管理会委員、安井理夫氏の任期が平成24年10月19日をもって満了いたしますので、引き続き同委員として選任いたしたく存じ、同意をお願いするものであります。  住所、氏名、生年月日、職業でありますが、田辺市本宮町湯峯161番地、安井理夫、昭和10年8月11日生まれ、77歳、自営業でございます。  次に、議案第14号につきましては、四村川財産区管理会委員、中峯順治氏の任期が平成24年10月19日をもって満了いたしますので、その後任といたしまして、新たに坂本官萬氏を同委員として選任いたしたく存じ、同意をお願いするものであります。  住所、氏名、生年月日、職業でありますが、田辺市本宮町武住61番地、坂本官萬、昭和18年3月13日生まれ、69歳、無職でございます。  次に、議案第15号につきましては、四村川財産区管理会委員、山根 修氏の任期が平成24年10月19日をもって満了いたしますので、その後任といたしまして、新たに菊池博子氏を同委員として選任いたしたく存じ、同意をお願いするものであります。  住所、氏名、生年月日、職業でありますが、田辺市本宮町渡瀬589番地、菊池博子、昭和30年5月30日生まれ、57歳、会社役員でございます。  以上、どうかよろしくお願い申し上げます。             (市長 真砂充敏君 降壇) ○議長(高垣幸司君)    提出者の説明が終了いたしました。  これより一括して質疑に入ります。  質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    質疑なしと認めます。  この場合、お諮りいたします。  ただいま議題となっております7件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ります。  これに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、ただいま議題となっている7件については、委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。  これより、ただいま議題となっている7件について、順次採決に入ります。 ◎日程第20 4定議案第9号 四村川財産区管理会委員の選任につき同意を求めることについて ○議長(高垣幸司君)    それでは、お諮りいたします。  4定議案第9号は、これに同意することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第9号は、これに同意することに決しました。 ◎日程第21 4定議案第10号 四村川財産区管理会委員の選任につき同意を求めることについて ○議長(高垣幸司君)    続いて、お諮りいたします。  4定議案第10号は、これに同意することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第10号は、これに同意することに決しました。 ◎日程第22 4定議案第11号 四村川財産区管理会委員の選任につき同意を求めることについて ○議長(高垣幸司君)    続いて、お諮りいたします。  4定議案第11号は、これに同意することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第11号は、これに同意することに決しました。 ◎日程第23 4定議案第12号 四村川財産区管理会委員の選任につき同意を求めることについて ○議長(高垣幸司君)    続いて、お諮りいたします。  4定議案第12号は、これに同意することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第12号は、これに同意することに決しました。 ◎日程第24 4定議案第13号 四村川財産区管理会委員の選任につき同意を求めることについて ○議長(高垣幸司君)    続いて、お諮りいたします。  4定議案第13号は、これに同意することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第13号は、これに同意することに決しました。 ◎日程第25 4定議案第14号 四村川財産区管理会委員の選任につき同意を求めることについて ○議長(高垣幸司君)    続いて、お諮りいたします。  4定議案第14号は、これに同意することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第14号は、これに同意することに決しました。 ◎日程第26 4定議案第15号 四村川財産区管理会委員の選任につき同意を求めることについて ○議長(高垣幸司君)    続いて、お諮りいたします。  4定議案第15号は、これに同意することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第15号は、これに同意することに決しました。 ◎日程第27 4定議案第16号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてから  日程第31 4定議案第20号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることに                 ついてまで一括上程 ○議長(高垣幸司君)    続いて、日程第27 4定議案第16号から日程第31 4定議案第20号までの5件の人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを一括上程いたします。  提出者の説明を求めます。  市長、真砂充敏君。             (市長 真砂充敏君 登壇) ○市長(真砂充敏君)    ただいま上程されました議案第16号から第20号までの人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについての5議案につきまして、一括して御説明申し上げます。  まず、議案第16号につきましては、人権擁護委員、岡本ミチ氏の任期が平成24年12月31日をもって満了いたしますので、引き続き、同委員の候補者として法務大臣に推薦いたしたく存じ、御賛同をお願いするものであります。  住所、氏名、生年月日、職業でありますが、田辺市本宮町渡瀬798番地の1、岡本ミチ、昭和19年4月29日生まれ、68歳、会社役員でございます。  次に、議案第17号につきましては、人権擁護委員、井澗松一氏の任期が平成24年12月31日をもって満了いたしますので、引き続き、同委員の候補者として法務大臣に推薦いたしたく存じ、御賛同をお願いするものであります。  住所、氏名、生年月日、職業でありますが、田辺市明洋一丁目6番21号、井澗松一、昭和17年12月18日生まれ、69歳、社会保険労務士でございます。  次に、議案第18号につきましては、人権擁護委員、山下充洋氏の任期が平成24年12月31日をもって満了いたしますので、引き続き、同委員の候補者として法務大臣に推薦いたしたく存じ、御賛同をお願いするものであります。  住所、氏名、生年月日、職業でありますが、田辺市神子浜一丁目11番43号、山下充洋、昭和28年9月18日生まれ、59歳、会社役員でございます。  次に、議案第19号につきましては、人権擁護委員、久保正博氏の任期が平成24年12月31日をもって満了いたしますので、引き続き、同委員の候補者として法務大臣に推薦いたしたく存じ、御賛同をお願いするものであります。  住所、氏名、生年月日、職業でありますが、田辺市龍神村廣井原46番地の2、久保正博、昭和37年8月7日生まれ、50歳、団体職員でございます。  次に、議案第20号につきましては、人権擁護委員、城戸 和氏の任期が平成24年12月31日をもって満了いたしますので、その後任といたしまして、新たに中村美惠氏を同委員の候補者として法務大臣に推薦いたしたく存じ、御賛同をお願いするものであります。
     住所、氏名、生年月日、職業でありますが、田辺市下川上211番地の1、中村美惠、昭和25年1月6日生まれ、62歳、無職でございます。  以上、どうかよろしくお願い申し上げます。             (市長 真砂充敏君 降壇) ○議長(高垣幸司君)    提出者の説明が終了いたしました。  これより、一括して質疑に入ります。  質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    質疑なしと認めます。  この場合、お諮りいたします。  ただいま議題となっております5件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ります。  これに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、ただいま議題となっている5件については、委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。  これより、ただいま議題となっている5件について、順次採決に入ります。 ◎日程第27 4定議案第16号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて ○議長(高垣幸司君)    それでは、お諮りいたします。  4定議案第16号は、これに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第16号は、これを異議なしとすることに決しました。 ◎日程第28 4定議案第17号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて ○議長(高垣幸司君)    続いて、お諮りいたします。  4定議案第17号は、これに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第17号は、これを異議なしとすることに決しました。 ◎日程第29 4定議案第18号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて ○議長(高垣幸司君)    続いて、お諮りいたします。  4定議案第18号は、これに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第18号は、これを異議なしとすることに決しました。 ◎日程第30 4定議案第19号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて ○議長(高垣幸司君)    続いて、お諮りいたします。  4定議案第19号は、これに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第19号は、これを異議なしとすることに決しました。 ◎日程第31 4定議案第20号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて ○議長(高垣幸司君)    続いて、お諮りいたします。  4定議案第20号は、これに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、4定議案第20号は、これを異議なしとすることに決しました。 ◎日程第32 4定発議第1号 田辺市議会会議規則の一部改正について上程 ○議長(高垣幸司君)    続いて、日程第32 4定発議第1号 田辺市議会会議規則の一部改正についてを上程いたします。  提出者の説明を求めます。  議会運営委員会委員長、6番、安達克典君。             (6番 安達克典君 登壇) ○6番(安達克典君)    それでは、ただいま上程されました4定発議第1号につきまして、議会運営委員会を代表して、私から提案の御説明をさせていただきます。  4定発議第1号 田辺市議会会議規則の一部改正について。田辺市議会会議規則の一部改正について、田辺市議会会議規則第14条第2項の規定により提出する。  平成24年9月26日。  提出者は、田辺市議会会議規則第14条第2項の規定により、議会運営委員会の提案とさせていただいております。  提案理由につきましては、9月5日に公布されました地方自治法の一部改正に伴い、所要の改正を行うものであります。内容につきましては、地方自治法の一部改正により、本会議においても公聴会の開催及び参考人の招致ができることとなったことに伴い、これらに関する規定の追加を行うほか、引用している同法の条項が移動したことに伴い、規定の整備を図るものであります。  なお、この規則は公布の日から施行するものでありますが、第99条第2項の改正規定は、地方自治法の一部を改正する法律附則第1条ただし書きに規定する規定の施行の日から施行するものであります。  以上であります。御審議の上、御賛同賜りますようよろしくお願いいたします。             (6番 安達克典君 降壇) ○議長(高垣幸司君)    提出者の説明が終了いたしました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております発議第1号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略することにいたします。  これに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、4定発議第1号については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    討論なしと認めます。  それでは、お諮りいたします。  4定発議第1号は、原案のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、4定発議第1号は、原案のとおり可決いたしました。 ◎日程第33 4定発議第2号 地球温暖化対策に関する「地方税財源を確保・充実する                仕組み」の構築を求める意見書の提出について上程 ○議長(高垣幸司君)    続いて、日程第33 4定発議第2号 地球温暖化対策に関する「地方税財源を確保・充実する仕組み」の構築を求める意見書の提出についてを上程いたします。  提出者の説明を求めます。  16番、出水豊数君。            (16番 出水豊数君 登壇) ○16番(出水豊数君)    4定発議第2号 地球温暖化対策に関する「地方税財源を確保・充実する仕組み」の構築を求める意見書。  標記について、田辺市議会会議規則第14条の規定により、次のとおり提出する。
     平成24年9月26日。  提出者、田辺市議会議員、私、出水豊数。賛成者、真砂みよ子議員、安達克典議員、小川浩樹議員、山本紳次議員、棒引昭治議員、宮本正信議員、陸平輝昭議員、吉田克己議員。  地球温暖化対策に関する「地方税財源を確保・充実する仕組み」の構築を求める意見書。  地球温暖化防止のため、温室効果ガスの削減は、我が国のみならず地球規模の重要かつ喫緊の課題となっており、森林の持つ地球環境保護、国土の保全、水資源の涵養、自然環境の保持など、森林の公益的機能に対する国民の関心と期待は大きくなっている。また、我が国は、京都議定書において、第1約束期間である平成20年から平成24年までの間に温室効果ガスを6%削減することが国際的に義務づけられているが、そのうち3.8%を森林吸収量により確保するとしている。  このような中、地球温暖化対策のための税が本年10月に導入される一方、森林吸収源対策などの地球温暖化対策に関する地方の財源確保については、平成24年度税制改正大綱において、平成25年度実施に向け成案を得るべく、さらに検討を進めるとされている。もとより、地球温暖化防止をより確実なものとするためには、森林の整備・保全等の森林吸収源対策や豊富な自然環境が生み出す再生可能エネルギーの活用などの取り組みを山村地域の市町村が主体的、総合的に実施することが不可欠である。  しかしながら、これら市町村では、木材価格の暴落、低迷や林業従事者の高齢化、後継者不足など厳しい情勢にあり、森林吸収源対策などの地球温暖化対策に取り組むための恒久的、安定的な財源が大幅に不足している。よって、下記事項の実現を強く求めるものである。  記。二酸化炭素吸収源として、最も重要な機能を有する森林の整備・保全等を促進する市町村の役割を踏まえ、地球温暖化対策のための税の一定割合を、森林面積に応じて譲与する地方税財源を確保、充実する仕組みを早急に構築すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成24年9月26日。田辺市議会。  提出先、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、国家戦略担当大臣、農林水産大臣、環境大臣、経済産業大臣、衆議院議長、参議院議長。以上であります。            (16番 出水豊数君 登壇) ○議長(高垣幸司君)    提出者の説明が終了いたしました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略することにいたします。  これに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、4定発議第2号については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    討論なしと認めます。  それでは、お諮りいたします。  4定発議第2号は、原案のとおり可決することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、4定発議第2号は原案のとおり可決いたしました。 ◎日程第34 4定発議第3号 ふれあいの森・みんなでまちづくり補助金の調査に関する決議について上程 ○議長(高垣幸司君)    続いて、4定発議第3号 ふれあいの森・みんなでまちづくり補助金の調査に関する決議を上程いたします。  提出者の説明を求めます。  2番、真砂みよ子君。            (2番 真砂みよ子君 登壇) ○2番(真砂みよ子君)    4定発議第3号 ふれあいの森・みんなでまちづくり補助金の調査に関する決議。  田辺市議会会議規則第14条の規定により、次のとおり提出する。  平成24年9月26日。  提出者は、私、真砂みよ子。賛成者は、川﨑五一議員、久保浩二議員です。  ふれあいの森・みんなでまちづくり補助金の調査に関する決議。  地方自治法第100条第1項の規定により、次のとおりふれあいの森・みんなでまちづくり補助金の事務に関する調査を行うものとする。  1、調査事項。①ふれあいの森補助金に関する事項。②みんなでまちづくり補助金に関する事項。  2、特別委員会の設置。本調査は、地方自治法第110条及び委員会条例第6条の規定により、委員8人からなるふれあいの森・みんなでまちづくり補助金調査特別委員会を設置し、これに付託するものとする。  3、調査権限。本議会は、1に掲げる事項の調査を行うため、地方自治法第100条第1項及び同法第98条第1項の権限をふれあいの森・みんなでまちづくり補助金調査特別委員会に委任する。  4、調査期限。ふれあいの森・みんなでまちづくり補助金調査特別委員会は、1に掲げる調査が終了するまで閉会中もなお調査を行うことができる。  5、調査経費。本調査に要する経費は、本年度においては50万円以内とする。  以上、決議する。  少しこの決議を提案した趣旨を説明させていただきます。  補助金の不正受給の審査については、三つの常任委員会で審査することに決めて、14日に当局から中間報告を受けました。ところが、この補助金の不正という問題は、一つであるにもかかわらず、わざわざ三つに分割したため、時間がかかるばかりで、かえってややこしく、問題の本質をわかりにくくしています。本来の姿、一つの委員会、調査特別委員会で行わなければ、この全容解明は難しいということが明らかになりました。  今回の補助金不正問題は、二つの点で重大だと考えています。一つは、本来議員の仕事は行政をチェックする。そういうことだということですが、市民が汗水流して働いて納めた税金が正しく市民のために使われているか。これをただすのが議員の仕事です。そのチェック役の議員が起こした不正であるという点では、大変重大だと考えています。  二つ目は、この植樹事業は多くの市民をボランティアとして巻き込んだもので、そのため市民の関心が高いものです。特に純真な学生をボランティアとして巻き込み、その結果、このような不正が発覚したことは大変重大だと考えています。  議会や議員に今求められているのは、全容解明です。なぜ、このようなことを宮田前議員が行ったのか。なぜ、このような不十分な資料を市は許可してしまったのか。その原因を明らかにしなければ、今後このようなことを二度と起こさないための対策がとれません。それを明らかにできるのが百条委員会であり、百条委員会を設置する目的はそのためです。  以上が、百条委員会の設置を求める理由です。ぜひ皆さんの御賛同をよろしくお願いします。            (2番 真砂みよ子君 降壇) ○議長(高垣幸司君)    提出者の説明が終了いたしました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略することにいたします。  これに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、4定発議第3号については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。              (「あり」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    討論があるようですので、この場合、原案に対する反対討論の発言を許可いたします。  19番、陸平輝昭君。            (19番 陸平輝昭君 登壇) ○19番(陸平輝昭君)    ただいま提案のありました、ふれあいの森・みんなでまちづくり補助金の調査に関する決議について、反対の立場で討論をいたします。  今、真砂議員の提案の中にだんだんありました先日の代表者会議において、この審議については三つの委員会に付託をして進めてもらうということを決定して、現在、3委員会で審査を行っております。ただ、この補助事業に関しましての実際の事業というのは、先ほどからありますようにふれあいの森の補助事業、みんなでまちづくりの補助事業2件ですので、産業建設委員会と総務企画委員会が市の事業について、現在、審査をしているところですけれども、私たちも数回委員会を開いて、先日、中間報告もいただきました。  そのときにもありましたが、だんだん進めていっても、いわゆる最終的に市の調査委員会が調査していること、これが県と一緒になって調査をしているということで、その結論がまだ出ていないので、なかなか当局としても我々に対する的確な答弁ができないという話もありました。  特に、私は産業建設委員会の関係で、ふれあいの森補助金に対して、委員会で審議しているところですけれども、この事業につきましては、1件20万円という補助事業は一応市の補助要綱にのっとって、現在、だんだんに補助金を交付されてきております。やはり委員会でも当局もそのとおりの答弁で、私は的確に補助をして、その植栽をして植えられたという検査もしているという当局の答弁に、ある程度満足というか、了解しているのですけれども、ただ、その後出てきた、報告書に対する添付した領収書の中身について疑義があるということで、今まさに我々委員会でもそのことについて、今後もっと深めていきたいということで、昨日も皆さんで検討したところでございます。  ただ、このことに関しても、領収書に関して市のふれあいの森事業で20万円の補助を出して報告を受けたものに添付されている領収書と県の紀の国森づくり事業の大きな4,000万円近い事業をした、これの添付した領収書の中身の詳細がなかなかわかりづらいということです。これについては、やはり市当局での調査の結果、それはすなわち県の調査も済んだ段階で報告ができるんだろうと思います。まさに、真砂議員からの提案でありますけれども、私はまだ百条委員会設置云々よりも、この調査結果を待った上で、やはりそれが本当に不正ということに関してくるのかどうか。その上で、調査委員会の報告に納得がいかなければ、百条委員会を再度検討するなり、それを待つのが、今の時期ではないかと考えます。  当局のほうもまだ最終報告がいつ出るという的確な返事はありませんけれども、私たち委員会もまだまだ今後だんだんに委員会を開催して、このことについて調査を進めていくつもりです。  よって、まずは百条委員会、補助金の調査に関する決議については、まだ少し先でいいのではないかということをもって反対の討論といたします。            (19番 陸平輝昭君 降壇) ○議長(高垣幸司君)    続いて、原案に対する賛成討論の発言を許可いたします。  3番、久保浩二君。             (3番 久保浩二君 登壇) ○3番(久保浩二君)    今、反対討論の中で県や市の調査報告を待ってということを言われていますが、事件が新聞報道で発覚してから二月余りたっています。先日、田辺市が中間報告として、ふれあいの森緑化推進事業補助金等にかかる現状報告についてというものがあります。この中で、大体市の態度は、ほとんど市が交付した補助金については、そんなに問題がないという形で書かれています。  この中で一つ指摘をしておきたいのですが、平成19年社会福祉法人第二のぞみ園が中部配水池周辺法面樹林化事業ということで、補助金20万円を申請して受け取っています。しかし、私たちが聞きました中では、第二のぞみ園は申請書を出していない、書いていない。自分たちでこの事業に植樹にはかかわったけれども、申請書は出していないということが私たちの聞き取りの中で言われています。そういうことを一つとっても、今回の田辺市が問題ないというふうに結論づけようとしているところに問題があると思います。  そして、補助金の交付申請等事業報告というところの報告の中で、補助金の交付申請書や事業実績報告書の作成と事務手続に関するものはほとんど宮田氏に任せており、また一部団体は預金通帳、印鑑を宮田氏に預けていたところもあるなどというふうに書かれています。しかし、十分認識、把握していなかったことが判明したとなっていますが、事業実績報告書と現場との整合性について問題ないと判断するというふうになっているんです。  宮田氏本人が一人でほとんどのお金の出し入れについてやっているにもかかわらず、事業報告と現場との整合性については問題がないというふうに書かれています。この市が出されている実績報告、会計報告の中で出されている書類は実際に第二のぞみ園が書いた領収書などがあるんですが、ほとんどがこれもつくられたものです。いろいろと調べていっても、整合性は全然ありません。  そして、ユネスコの臨時総会で行われた調査報告の中に、およそ市会議員という公職にあるまじき行為であり、社会的にも責任の所在を問われている行為というふうにあったり、各団体の資金を宮田前会長が自由に思うままに操っていた。それから、補助金の統一管理について問題点をただした幹部があったときに、何とか帳じりが合えばと各団体会計の合算による会計処理を進めてきたのが現実である。  そのように、補助金の使い道、使い方、それをあたかも自分のお金であるように公金を扱ってきたというところが、こういう報告書の中にも書かれています。そして、事業補助金の合算経理をしたこと自体、宮田前会長に責任があると言わなければならないと報告されています。  これは、宮田氏自身がユネスコに出したおわび状の中でも、本人が補助金による植樹事業は協会の事業活動などとして役員会総会の議決を得たものではありません。そして、公印の問題については私が事務員から借り受けて押したものですというふうに、きちんと本人も認めています。  こういう問題を今、3委員会、常任委員会でするというふうになっていますが、権限もなく、ただ市当局、県の報告を待ってするということではなくて、議会も補助金に関しては、毎年それを精査する報告があったはずです。それを怠っていた義務は、やはり議会としてきちんとただしていかなければならないというふうに考えています。  そのため、きちんと特別委員会、百条委員会を設置して、議員みずからがこの問題を明らかにしていく。そういうふうに取り組んでいかなければならないというふうに考えます。  以上です。             (3番 久保浩二君 降壇) ○議長(高垣幸司君)    他に、反対討論はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    それでは、これをもって討論を終結いたします。  それでは、お諮りいたします。
     本件は、異議がありますので、起立により採決いたします。  発議第3号は原案のとおり可決することに、賛成の諸君の起立を求めます。                (起立少数) ○議長(高垣幸司君)    起立少数であります。  よって、4定発議第3号は否決されました。              (「動議」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    1番、川﨑五一君。             (1番 川﨑五一君 登壇) ○1番(川﨑五一君)    議長のお許しをいただきましたので、動議を提出したいと思います。  私は、歳出削減の取り組みとして、議員報酬を引き下げるよう提案いたします。厳しい財政状況にかんがみ、議員定数を削減しようという動きもあるようですが、定数よりもまず報酬の引き下げによって歳出抑制を行うべきだと考え、直ちに日程に追加し、議題とすることを提案します。お取り計らいをよろしくお願いします。             (1番 川﨑五一君 降壇) ○議長(高垣幸司君)    ただいま1番、川﨑五一君から、田辺市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について動議が提出されました。  この場合、動議成立には会議規則第16条の規定により、ほかに2人以上の賛成者を必要といたします。  よって、本動議に賛成の諸君の起立を求めます。                (賛成者起立) ○議長(高垣幸司君)    起立は、他に2人であります。  よって、本動議は成立いたしました。  休 憩 ○議長(高垣幸司君)    この場合、暫時休憩いたします。              (午後 2時16分)          ―――――――――――――――――――  再 開 ○議長(高垣幸司君)    休憩前に引き続き会議を開きます。              (午後 3時25分) ○議長(高垣幸司君)    お手元に配付のとおり、ただいま4定発議第4号 田辺市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、及び4定発議第5号 田辺市議会議員の定数条例の一部改正についてが提出されました。  この場合、お諮りいたします。  4定発議第4号及び4定発議第5号を日程に追加し、直ちに議題とすることに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、4定発議第4号及び第5号を日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。 ◎日程追加 4定発議第4号 田辺市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について上程 ○議長(高垣幸司君)    それでは、まず4定発議第4号 田辺市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてを上程いたします。  提出者の説明を求めます。  1番、川﨑五一君。             (1番 川﨑五一君 登壇) ○1番(川﨑五一君)    4定発議第4号 田辺市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について。田辺市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、地方自治法第112条第1項の規定により提出する。  平成24年9月26日。  提出者は、私、川﨑五一。賛成者は、真砂みよ子議員、久保浩二議員です。  提案理由は、議員報酬を減額するために改正するものです。  内容について御説明申し上げます。この提案は、議長53万5,000円を48万5,000円に、副議長47万5,000円を42万5,000円に、議員43万円を38万円にと、それぞれ報酬月額を5万円減額するものです。このことによって生み出される財源というのは、一人当たり79万5,000円になります。これが26人になりますと、年間で2,067万7,000円となります。これは議員一人当たりにかかる報酬683万7,000円の3人分余りに相当するもので、この減額を行えば、定数削減3名に相当する歳出を抑制することが可能となります。このことによって、議員の定数を維持したいという考えから提案させていただくものです。  以上、提案説明を終わります。御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。             (1番 川﨑五一君 降壇) ○議長(高垣幸司君)    提出者の説明が終了いたしました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略することにいたします。  これに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、4定発議第4号については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。              (「あり」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    討論があるようですので、この場合、原案に対する反対討論の発言を許可いたします。  15番、棒引昭治君。            (15番 棒引昭治君 登壇) ○15番(棒引昭治君)    15番、新生クラブの棒引です。今回、議員報酬を削減という話でありますけれども、私、議員になりまして15年余りになります。なった当時、5人の子供を養っておりました。その中で15年やってきたわけなんですけれども、この金額について、私は5人を育てた経験上、子育てに当たっては、この金額は必要だと感じております。後々、これから先、若い方々に議員というチャンスを与えるためにも、この43万円という報酬については、このまま置いておくべきだと考えております。それで、この議案については反対という立場でお話しさせていただきました。  以上です。            (15番 棒引昭治君 降壇) ○議長(高垣幸司君)    続いて、原案に対する賛成討論の発言を許可いたします。  賛成討論の発言はありませんか。  2番、真砂みよ子君。            (2番 真砂みよ子君 登壇) ○2番(真砂みよ子君)    賛成の立場で討論させていただきます。  今回のこの議員報酬並びに費用弁償の引き下げと、この条例改正は後ほど出されます議員定数削減と対峙したものです。私たちは市民の皆さんの声をしっかりお聞きして、議会に届けるために定数は削減すべきではないと考えています。  定数削減の理由が、財政削減ならば、この議員報酬並びに費用弁償の引き下げで削減をすればいいという考えで、この条例を出させていただきました。今、いろんな問題をたくさん抱えています。議員は何をしているのだという批判もあります。そのことにもしっかり応えながら、この広い田辺市の地域、市役所に遠い皆さんの声もしっかりお聞きするためにも、議員定数は必要だということで、財政削減は議員定数削減ではなくて、議員報酬を削減していくという立場から賛成の討論とさせていただきます。  以上です。            (2番 真砂みよ子君 降壇) ○議長(高垣幸司君)    他に討論はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    それでは、これをもって討論を終結いたします。  お諮りいたします。  4定発議第4号は、起立により採決いたします。  発議第4号は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起立少数) ○議長(高垣幸司君)    起立少数であります。  よって、4定発議第4号は否決されました。 ◎日程追加 4定発議第5号 田辺市議会議員の定数条例の一部改正について上程 ○議長(高垣幸司君)    続いて、4定発議第5号 田辺市議会議員の定数条例の一部改正について。  提出者の説明を求めます。  17番、宮本正信君。            (17番 宮本正信君 登壇) ○17番(宮本正信君)    4定発議第5号 田辺市議会議員の定数条例の一部改正について。田辺市議会議員の定数条例の一部改正について、地方自治法第112条第1項の規定により提出する。  平成24年9月26日。  提出者は、私、宮本正信。賛成者は、安達幸治議員、佐井昭子議員、陸平輝昭議員、山口 進議員の以上4名であります。  提案理由。田辺市議会議員の定数を次の一般選挙から22人に減員しようとするものである。  田辺市議会議員の定数条例(平成20年田辺市条例第27号)の一部を次のように改正する。本則中26人を22名に改める。  附則。この条例は次の一般選挙から施行する。  少し詳しく提案説明をさせていただきます。議員定数につきましては、平成25年5月21日の任期満了を控え、1年余り前から会派代表者会議において種々の事情を加味しながら、慎重に審議を重ねてきました。その中には、1,026平方キロメートルという近畿一の広い市域の中で、しかも高齢化が急速に進み、議員の顔が見えない、私たちの声が届かないという声があることも承知をしておりますが、約450億円という一般会計総額の中で、厳しい国内景気に影響を受けて、税収も少しずつ落ち込んでいます。また、合併当初から比較して、8万5,000人余りという人口から5,000人も既に減少している、こういう現状もある中で、我々議員も報酬削減については真摯に、かつ厳粛に対応していかなければなりません。  そして、意欲のある方には、特に子育ても控えた若い世代の方にも積極的に政治家を目指す方向性をも考慮しておかなければなりません。よって、種々の状況をかんがみ、苦渋の決断として次期改選期以降の議員定数については、現行の条例定数26人を4人削減し、22人にすることを発議いたします。  そして、この議員定数削減については、限りなく最低限に近づいている、このことを申し添えておきたいと思います。  以上、発議といたします。            (17番 宮本正信君 登壇)
    ○議長(高垣幸司君)    提出者の説明が終了いたしました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  3番、久保浩二君。             (3番 久保浩二君 登壇) ○3番(久保浩二君)    定数削減の提案が出されておりますが、まずこの9月議会に市民から定数26名から減らさないでくださいという請願が出されています。そして、総務委員会で審議が始まったばかりであります。それなのに今回の定数削減というのは請願権の侵害ではないのか、これが1点。  そして、4名減の根拠、これについてお伺いします。また、提案の中にもありましたが、4名減って、本当に住民の声、それを市政に届けることができるのか。そしてまた、若い人にも政治家を目指してほしいということを言われました。定数を減らして、若い人にも政治の中に市議会の中に入ってもらうことができるのか。その点についてお伺いします。             (3番 久保浩二君 降壇) ○議長(高垣幸司君)    17番、宮本正信君。            (17番 宮本正信君 登壇) ○17番(宮本正信君)    今、3番議員から、4点ばかり質問があったと思うんですけれども、まずこの件に関しましては、先ほども言いましたように、1年半ほど前から代表者会議で審議を重ねてきた。そして、次に、例えば新しく出馬するという方については、9月議会がタイムリミットであろうということ。そのことも考慮してずっと代表者会議で議論してきたと思います。  それから、4名減ということにつきましては、先ほども私が言いましたように、この広い市域の中でめったに顔を見せない、私たちの声が届かないという、意見も届かないという意見もあるのは確かです。しかし、それでもなおかつこの厳しい国内景気の中で、市民の皆さんも苦しい生活をしている。そういった中で、議員としてもこれは我々も定数削減に身を削らなければならない。私たち議員だけがこういう厳しい不景気の中で議員はそのままというのでは、なかなか市民の皆さんも納得していただけないと思っています。  そして、若い人についてですが、これは先ほど棒引議員も反対討論の中で言われておりましたけれども、私自身も今まで農業をしていて、議員にならせていただいて、ある程度経費も要る。それから、この広い市域の中で専門性も必要であり、本来ならば議員専業ということが望ましいような形にならざるを得ないというのが、今の状況の中で、これは専業になろうと思ったら、ある程度の子育てもしながら、そして議員、人間としてやっていける。そのことについては、やはり最低限の経費、報酬というのが必要になってくると思いますので、このことについては、議員定数の削減、これのほうが重要だと思っています。  これでよろしいでしょうか。 ○3番(久保浩二君)    一番初めの請願権の侵害にならないかということに答えていただいていないのですが。 ○17番(宮本正信君)    それについては、先ほど言いましたように、会派代表者会議で1年前から、これは次の選挙に出馬される方のことを考えたら、やはりこの時期、9月議会がリミットだということで、我々もある程度の方向性を持って、9月議会がリミットだという話。それから市民の皆さんの声、いろんな声があると思うんです。だから新聞記事の中には18名、20名というような話もあったと思うんですけれども。 ○3番(久保浩二君)    質問に対して答弁をしていただきたいんです。請願権の問題について、きちんと答弁をしてほしいのです。 ○議長(高垣幸司君)    3番、久保浩二君の請願権についての質問について、お答え願います。 ○17番(宮本正信君)    当初、それは委員会で付託して継続審査ということになったと思うんですけれども、私自身としてはこの時期がタイムリミットだということで、発言をさせていただいたということです。 ○議長(高垣幸司君)    請願と今の議員発議が並行していっていることに対して、市民の請願権がどのように扱われているのか、どのように思うのか。 ○17番(宮本正信君)    継続審査ということは聞いているんですけども、それが今ここで発議を出して、それで皆さんの賛同が得られれば、これは別に請願権の侵害ということにならないと思います。私自身は請願権の侵害をしたと思っていません。            (17番 宮本正信君 降壇) ○議長(高垣幸司君)    3番、久保浩二君。             (3番 久保浩二君 登壇) ○3番(久保浩二君)    ここで発議して賛同が得られたら、請願権の侵害をしていないということなんですが、請願の制度、これは憲法には何人も損害の救済、公務員の罷免、法律、命令または規則の制定というふうにいろいろあって、何人もかかる請願をしたために、いかなる差別、待遇も受けないと規定して、請願権を国民の基本的権利の一つとして保障していると書かれています。請願が出されて、今、総務企画委員会で審査しているということは、その審査をきちんと見届けることが必要だと思うんですが、その辺についてもう一度お伺いします。  そして、今の答弁の中に、国内の景気、厳しい生活というふうに言われています。議員だけ国内の景気や厳しさを逃れられるというふうに考えているのでしょうか。先ほど、5万円の報酬引き下げのときに、子育てするのにお金がかかるんだということを言われていたんですが、そのことと皆さんの生活は大変厳しい状況にある、そのために議員を減らさないといけないということと、そのことが整合性が合わないと思うんですが、その辺についてもう一度、2点について、答弁をお願いします。             (3番 久保浩二君 降壇) ○議長(高垣幸司君)    17番、宮本正信君。            (17番 宮本正信君 登壇) ○17番(宮本正信君)    議員報酬の件ですけれども、これは定数を減らすか、それとも議員の給料を下げるかということ、どちらの選択かということになると思うんです。この場合、例えば4名減にすれば、先ほど2,067万円という数字も出されていたと思うんですけれども、4名減にすれば、まだ余計に経費削減になると思っています。  それと、請願権の侵害ということについて、私自身も余り詳しく勉強はしていないのですが、片や請願については委員会付託し、審査している最中ですけれども、これは議員として今のどうしてもこの時期にやらなければならない。その発議権ということで、発議をさせてもらった。以上です。 ○議長(高垣幸司君)    今、国内厳しい状況だけれども、それは議員だけが、それを感じ取っていいのかということの整合性についてどう思われるかということ。 ○17番(宮本正信君)    だから、先ほど1番議員が出されたときも、まず議員関係の経費の削減ということだと思うんです。だから、私は彼は報酬を下げて議員関係の経費を下げる。私は今の議員定数を削減して、議会関係の経費を下げる。こういう考え方です。            (17番 宮本正信君 降壇) ○議長(高垣幸司君)    他に質疑はありませんか。  22番、吉田克己君。            (22番 吉田克己君 登壇) ○22番(吉田克己君)    ちょっとわかりやすく御質問を申し上げます。  まず一つは、御提案になられた定数22、私は定数減をどうのこうのというものでは、どっちかというと減らさないといけないという社会情勢だなと思っていますけれども、その御提案されたときの判断するところの田辺市議会の議員定数の基準をどこに置いたんでしょうか。まず1点。  先ほど久保議員が言っています、過日、正直申し上げます。田辺市議会定数削減に反対する請願書、議長あてに来られたわけです。それを議運等を通しながら、この請願の取り扱いをどうするかということで、私が委員長として所管している総務企画委員会に、その審査が委ねられました。それが審査に審査を重ねて、私は委員長として、こんな大切な請願、なぜ大切か、その大切な請願の中に一つだけきらっと光るのが26人より減らさないでくれという請願です。この26人というのはいわゆる条例にある26人です。この請願はきちんとそこに照準を当てて請願に来て、だから私は尊重したいと思います。  だから、採決はやめておこうと、委員会でも皆で議論して皆で一致して、異議なしでということにしましょうといって、異議なしで継続審査で来ている。そういう状況の中で、その26人より減らさないでくれと市民の皆さんの素直な思いを粗末にできない。その審査をしながら、している途中に、何で22人と、しかもさっき僕らは本当はもっと議論したいんです。はっきり申し上げて半数は、我々今、23人のうち半数がきょうの提案には反対です。そんな中で、きょうやるのかと。かたくなに、半数も反対があるのに、何で議員定数の問題を出してくるのかと。わかりやすく言うたら。  その大切な請願を継続審査しようと決めた中に、議長さんも入っている。委員長として、私が言いたいのは、委員会軽視もいいかげんにしてくれ。私はもうめちゃくちゃ腹が立っている。それだったら委員会に付託してくるなと言いたい。この委員会を軽視されたことは私は看過できない。このことを質問する。  それと、その請願書、請願権ももうちょっと勉強してほしい。人権を頂点として、請願権、請求権、憲法に保障された国民の権利だ。その請願を軽視するような田辺市議会て、ルールというのはないのか。常識というものはないのか。私はこの点について答えていただきたい。  しかも、11対11の現状の中で、最後の議決権は議長さんに1票ある。全くかわいい田辺市議会の自分の同僚が、あなたを除いて22名が11対11と、あなたはどうするんだと。皆がよかったなといわれるような結果を生み出すことをするのが議長の役割だし、リーダーシップと違うのかとわかりやすく質問する。            (22番 吉田克己君 降壇) ○議長(高垣幸司君)    22番、吉田克己君の質問に対する答弁を求めます。  17番、宮本正信君。            (17番 宮本正信君 登壇) ○17番(宮本正信君)    今三つほど質問があったと思うんですけれども、一つ議長の裁決に関する意見については、私からはお答えできません。それから、1点目、定数が何で22名かという話、現状はこの議会で辞職をされて23名ということ。それから類似団体もそれを参考にしてみますと、大体22.7名ということ。それから、先ほど申しましたように、本当に広い市域の中で、我々の声が届きにくいというのもあります。片一方で、新聞では18名、20名ということもあります。そういった中で、私は今の22名というのが一番いろんな状況を考えた中で、22名ということで提案させていただきました。これについては、先ほど最後に申し添えましたように、幾らでも議員の数を減らせばいいという、こういうことではありません。これは限りなく最低限の人数に近づいている。こんなに思っています。  それと二つ目、請願については粛々と委員会で、それは委員会のほうで審査をしていただいたらと思っています。  それとなぜ今日の時期かという話、これについては、先ほどから何度も何度もくどく言っていますように、1年余り前から会派代表者会議で、しかもこれは非公開と、そのかわりに議員として本当に忌憚のない、本音を言える会議です。そういった中でどうだろうといういろんな話をした中で、その中には、途中で宮田議員の辞職だとか、いろんな状況の変化がありました。その中で、我々が話をしたのは、次に出られる方、次の準備のことを思ったら、この9月議会というのがタイムリミットであろうという大方の意見でした。  それと定数についても、これは大方の意見で、22名、先ほど言いましたいろんな現状を話をした中で22名で、一番市民の皆さんにも、我々もここまでだったら何とか辛抱できると。そういう数がこの22名であったと、私自身は思っています。  以上のような理由で、私は今回、この22名ということを今議会でやらねばタイムリミットだということで提案させていただきました。以上です。            (17番 宮本正信君 降壇) ○議長(高垣幸司君)    22番、吉田克己君。            (22番 吉田克己君 登壇) ○22番(吉田克己君)    請願と委員会付託とが、私はこの問題の焦点だと思うんです。委員会軽視というのは私のほうから答えられないと。私はその本元をこの提案された動議について、中身について、何を持って根拠に検討したらよろしいんでしょうか。これは継続審査をしようと皆で決めた。そこに議長さんも入っている。それを無視してきょうは出されている。その結果も出ないのに、私は皆さん方に逆にお聞きしたい。吉田克己はどこへ訴えたらいいんでしょう。議会の体をなしていない。付託したのは議長だ。受けた委員長だ。その審査は慎重にやりましょうと、継続しますということになって、継続審査が本日の本会議でも、その中に私たちは入れています。大切な案件だからそのことを入れています。異議なし、全会一致でそのことを継続、認めてくれているんです。ここで、きょうは決まったらしなくてもいい。それでもどこへ訴えたらいいんだ。ここで議長さんに言うたらだめなのか。  それともう一つ、わかりやすく。百歩譲って、会派代表者で100回やったとしましょう。でもきょう今日に至って、何回やっても11人の反対者がいるということは、歴然とした事実だ。なのに、さっきから今が決着の限界だ、リミットだと。きょうの9月議会で決着をつけないといけない法的な根拠があるんですか。市民の皆さんは、9月に決着をつけなかったらだめだ、田辺市議会と。どこからか文句を言われてきているのですか。きょう、決着をつけなければならない根拠なんてどこにもない。何回聞いても、代表者会議、6回か7回やって、もうきょうが決着のめどやと思ったので出したと、それでは僕らはどうしても納得いかない。            (22番 吉田克己君 降壇) ○議長(高垣幸司君)    17番、宮本正信君。            (17番 宮本正信君 登壇) ○17番(宮本正信君)    何度も言います。会派代表者会議というのは、非公式な会議ですけれども、それぞれ会派の中で代表者に意見を託して、この一定の方向でいこうと、それを議論する場所だと思うんです。その中で、先ほどもありましたように、次に出馬する、それでまた出馬される方のことを考えれば、9月議会、この時期がタイムリミットだということは、皆さん会派代表者会議での大方の意見だったと思っています。それで私も、それを判断して、きょう発議をさせていただいたということです。            (17番 宮本正信君 降壇) ○議長(高垣幸司君)    答弁漏れはありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    他に質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略することにいたします。  これに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、4定発議第5号については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。              (「あり」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    討論があるようですので、この場合、原案に対する反対討論の発言を許可いたします。  22番、吉田克己君。            (22番 吉田克己君 登壇) ○22番(吉田克己君)    田辺市議会議員の定数条例の一部改正、その中身については田辺市議会議員の定数を次の一般選挙から22人にするというものであります。そのことに対して、私なりの見解をここではっきりと申し上げたいと思います。  今回、条例定数にある26人から22人に削減するということについて、あくまでも今回の定数削減の議論をするに当たって、このことを審議するに当たって、まず基準となる議員定数は26だということ。このことをきちんと押さえるべきだと。先に2人の議員が県会議員に転出した。さらに宮田前議員が辞職した。だから26引く2は24、24引く1は23、だから1人減らさないといけない。22と。私は単なる数合わせの論議にすぎず全くもって科学的根拠がないと言わざるを得ない。あくまでも現状の定数26人を基準として、議論なり審議なりを深めることにしなければならないものであると、私は強く認識しています。  そういった状況の中で過日、国民要求実現田辺西牟婁大運動実行委員会から、田辺市議会定数削減に反対する請願書が議長あてに提出されました。これは先ほど質問をさせていただいたところです。その請願書の内容については、私なりにその文言には大いに反論したい点もあるが、それはそれとして請願の要旨については、田辺市議会の議員定数26名をどうか削減しないでくださいという請願の中身です。請願の芯です。そしてその請願書の取り扱いについて、議論をした結果、議員さんからのさまざまな意見もあったものの、最終的には田辺市議会総務企画委員会に、私が委員長をしている委員会に付託して審査すべきものだと、議会が決定したところです。その審査結果として、今後慎重に審査しましょうと判断されて、先ほども申し上げましたように、単純にたった8人ですから、8人で採決をとるのをやめようと、議論を尽くして皆一致して異議なしというもとで、継続審査になったわけです。その中に議長さんも、副議長さんも議運の委員長さんもいる委員会です。議会のリーダーをしないといけない。議会のルールをちゃんと守らないといけない。ルールの及ばないところはあなた方のリーダーシップです。そんな人が入っていながら、その委員会の継続審査の結果をほごにされたんです。私たちは。それをほごにして、きょうのような乱暴なことをするには、委員会軽視も甚だしい。  これは議長さん、私は看過できない。申し上げておきます。必ずこのことをきちんと整理してください。何のために総務企画委員会に付託したのか、全くもって理解に苦しむと指摘せざるを得ない。いわんや、今申し上げた、議長さんも副議長さんも議運の委員長さんも入った上で、継続審査と決まっている。なおのことであると断言したい。  さらに、今市民の皆さんからお聞きしているところの声に少しでも応えていこうとするならば、議員定数の削減だけをもって我々田辺市がその検討を進めていいのかどうか。議員報酬とか政務調査費とか、金額は別にしても、あらゆる角度から検討することが絶対必要な、それこそ今その時期だと私は思います。  したがって、定数削減については、もう少し議論や審議を深め、我々田辺市議会の結論が間違いなく、しかも合理的であって、100%はいかないものの、市民の皆さんの一定の理解を得られる中身にしないといけないと思います。  それと、この提案をして、さっきからの質疑応答の中で理屈に合わない。議員を減らせと、若い人に機会を与えよと、若い人の機会を失う、そのくせ、自分たちの報酬はほうっておいて、若い人が議員になるためにも高く置いておけと、正直申し上げて我々で700万円から800万円、ボーナスも入れたら。今市民の皆さんが全国の皆さんが我々議会や行政に対して言われているのは、私らは200万円しかない。年金もない。生活保護をもらうほうがまだましだと。200万円、我々はその3倍、4倍、そんな状況の中で生活していかないといけないから、議員定数を減らして、報酬は次だと。ここで私は暴露します。このことを出すのは私はとめました。半数も反対しているのに、議長さんもう今回はやめておくべきだと言ったんです。会派代表者会議で、代表者の中で議員定数だけ決着つけたい。報酬は選挙が終わった次の議会だと。  皆さん、いかにも無責任でしょう。この厳しい時代、市民の皆さんの声の大きい厳しいときにこそ、定数やら政務調査費やら報酬やら、丸ごと検討して、科学的で合理的なものにしないと、そんな時期に何が会派代表者会議で7回やったから、もう決着つけないといけない時期だ、どこに根拠があるんですかということを言って終わります。            (22番 吉田克己君 降壇) ○議長(高垣幸司君)    続いて、原案に対する賛成討論の発言を許可いたします。  賛成討論の発言はありませんか。  14番、中本賢治君。            (14番 中本賢治君 登壇) ○14番(中本賢治君)    私は議員定数に対しまして、22名ということで賛成であります。何度となく代表者会議を開いた中で、いつまでもこの問題を放置しておくわけにはいかないと思います。私は、代表者会議の重さというものを訴えたいのであります。たとえ、非公式であっても、何度となく開いた会議が意味のないものになってはと思うわけでございます。私は、新しいすばらしい人材が議員になるためにも、今議会中に議員定数を確定してあげることは必要かと思います。  議員に出馬するには、準備が必要です。ある程度の期間が必要だと思います。来春、議員に出馬したいと考えている人たちにとっても、現職議員にとっても早い機会にするほうがいいと思います。            (14番 中本賢治君 降壇) ○議長(高垣幸司君)    他に反対討論はありませんか。             (1番 川﨑五一君 登壇) ○1番(川﨑五一君)    田辺市議会議員定数を22人に削減する条例に対して、反対の立場から討論を行います。  ただいまの議論、質疑に対する答弁等を聞いていまして、大変市民の皆さんに申しわけない状況だというふうに感じました。議員になって12年になりますが、今ほど議会の一員であることに誇りを持てないのは初めてです。今回の議員定数削減は、全てにおいて余りにも乱暴で認めるわけにはいきません。その理由についてそれぞれ述べていきます。
     まずそもそも議員定数は誰が決めるべきかということです。議員の中には、選挙によって選ばれた議員が決めるのだから、それが民意だと主張する議員がいます。確かに日本は間接民主主義、いわゆる代議制を用いる国ですから、この主張はある部分では正しいとも言えます。全てを有権者に確認して決めるということは、事実上不可能です。しかし、選挙で選ばれた議員だからその判断が全て民意だというのは、議員の傲慢なおごりでしかありません。特に、市町村合併や議員定数など行政の根本的かつ重要な案件についての可否を決めるときには、十分に有権者の意思を確認し、その上で採決に臨まなければなりません。  しかし、今回の定数削減について、市議会はどれだけ有権者の声を聞いたでしょうか。全く聞いていないではありませんか。それどころか、定数26を削減しないようにと求める請願が提出され、総務企画委員会に付託されて審査が始まったばかりです。付託を認めておいて、その一方でこうした条例案を提出するというのは、市民の信託を受けた議会の審査を軽視し、冒涜するもので、みずからの権威をおとしめる暴挙だと言わざるを得ません。議員定数のそもそもの議論はおろか、広大な市域に対応する適切な定数についての議論もなく、それぞれの会派の思惑や減らさなければ市民が納得しないと終始数合わせに腐心し、議論がまとまらないまま、日本共産党を除く会派で正副議長に一任という状況に持ち込んだものの、現在の23名では、24名とは提案できないので22名という全く根拠も合理性もない提案に至ったのではありませんか。  そのため、一任と言っていた会派からも異論が出、今回のような異常な形での発議となったのではありませんか。このこと一つをとってみても、議会制民主主義のルールを逸脱した暴挙と言わざるを得ません。そもそも議員定数というのは、会派代表者の密室協議によって決めていいものではありません。議員を維持するためには、当然コストがかかります。市民としてどれだけのコストなら負担できるのか。どれだけの人数が必要なのかをしっかりと市民と協議して、初めて田辺市にふさわしい議員定数が明らかになるのです。  非公式、非公開の会派代表者会議を幾ら重ねたとしてもそれは理由になりません。今回のような何の公開の議論もなく、突如提案された議員定数削減案に何の道理もないことは明らかであり、到底認めるわけにはいきません。  市民の代表である議員の数は、市民が決めるという原則に反していることがまず反対理由の1点目です。二つ目は、そもそも何を目的に議員を減らすのかが不明確だということです。先日の会派代表者会議に代理出席した私は、議長に対して、なぜ定数削減なのかと問いかけをいたしました。それに対して、とにかく減らそうということで話を進めてきた。合理性がないと言われたらそうかもしれないと答えられました。まさに合理性のかけらもないことは明らかです。  議員の中には、減らさなければ市民が納得しないということを削減の理由に挙げる議員もあります。では、議員の数さえ減らせば、市民は納得するのでしょうか。より多くの定数を削減すれば、それだけ市民は評価するというのでしょうか。議長は、議論の中で、定数削減は国の流れであると言われましたが、国民は純粋に議員が減ることを望んでいるとお考えでしょうか。我が国の長引く不景気の中で、国民の経済は深刻なまでに冷え込み、生活のあらゆる局面で支出の削減が極端なまでに迫られています。そして、歳出の削減は行政にとっても重要な課題となっています。そんな深刻な不況の中で、旧態依然として、放漫な歳出を続ける政府や官僚、また議員に対して、痛烈な批判が高まってきたのではないでしょうか。  それをそのまま定数削減を求める声と理解するのは早計です。市民の真意は市民の声も聞かず、補助金問題での積極的な調査のための委員会も設置しようとせず、機能しない議会や議員なら要らないと言っているのであって、民意を代弁する機能を否定しているわけではありません。  今、市議会に求められているのは、重要な議題を非公開で協議したりせず、補助金問題の全容解明に積極的に取り組む姿勢です。市民は、自分の声を代弁させるにふさわしい議員を求めているのです。そのことを定数削減という手法ですりかえることは許されません。  市民の定数削減を求める声の根底にある思いを受けとめることなく、定数削減の理由に使うことは市民に対する二重の意味での裏切り行為です。真に市民の声に応えるというのなら、市民の信頼を勝ちとる議員活動でこそ応えるべきです。また、歳出削減が理由だというのであれば、議員一人当たりの報酬月額を5万円削減すれば約3人分の報酬に相当することは先ほども説明申し上げました。議員定数を削減せずとも3人分の歳出削減は可能なのです。数は減らすが報酬は引き下げないというのでは、それこそ市民の理解を得られないのではありませんか。  ここで一言、議員の報酬について述べておきます。ぜひ、市民の皆さんにも考えていただきたいと思うからです。現在の田辺市議会議員の報酬は、月額43万円です。これはいわゆるサラリーマンの手取り額とは異なり、自営業者の売り上げのようなものです。この金額から所得税が引かれ、国民年金や国保税、介護保険料を支払わなければなりません。家族構成にもよりますが、月々の実際に使えるお金、可処分所得は30万円弱であり、決してとりたてて裕福という身分保障ではありません。  そうした状況から、月額5万円の減額というのは、副収入を持たない私のような議員にとっては、現実的には厳しい側面があります。しかし、国保税などは前年度所得による課税なので、翌年は課税額も引き下げられます。すなわち5万円の減額がそのまま可処分所得の減額とはなりません。議会も身を切るというのであれば、定数を減らすよりもまず報酬を引き下げるべきです。  中辺路町議会議員の報酬は、たしか24万円ぐらいだったと思います。それでも私は何とか生活をしてきました。報酬を下げても、仕事を持った議員が活動できるように、夜に会議を開催するなどの手だても検討が可能です。22名の合理性について、類似団体の話がありましたが、それを言うならば、報酬も類似団体並みに37万円台に引き下げるべきではありませんか。報酬削減には反対するが、定数を削減するという道理のない今回の提案には賛成することはできません。  三つ目の反対理由は、この広大な市域を抱える田辺市にとって、議員は最後の命綱のような存在だからです。7年前の市町村合併以前には、龍神村10名、大塔村12名、中辺路町12名、本宮町14名、田辺市20名で5市町村合わせて68名の議員がいました。それが7年前の合併時に選挙区を導入し、旧田辺市18名、各町村部は各3名の12名で合わせて30名と68名の半分以下に減少しました。そして、3年前の選挙では、さらに4名の定数削減を行い、26名となり、合併前の38%にまで減少しました。今回さらに4名の削減を行うとなれば、合併前の32%にまで削減されることになります。  また、現在の議員の在住地で分類すれば、旧田辺市域に住む議員は16名で、合併前と比べても80%が維持されますが、旧町村部の議員は合併前と比べて14%となっており、合併時に比べても、6割を切るまでに少なくなっているのです。人口が減少しているという話がありましたが、5,000人の減少であれば、30人から28人への削減で既に足りていたはずです。人口が減ったからといって、龍神村が小さくなったわけでも、本宮町が近くなったわけでもありません。  現在においても、旧町村部の議員は合併前には10名以上の議員で対応していた地域を日常的には1名、もしくは2名で回っているのです。確かに議員の活動地域には境界がありません。ですから、旧市内に住んでいる議員が行政局管内に行き、住民要望に対応するというのは、当然の議員活動であり、実際にそうした議員活動を展開されている議員も少数ではありますが、存在します。  しかし、現実的に年に一度も行政局にも町村部にも足を運ばない議員も少なくないのではないでしょうか。行政局の職員は異動でかわるので、顔も覚えることもない。他の地域の議員は顔も見たことないので名前すら知らない。これが旧町村部に住む住民の圧倒的多数の声です。  建前で幾ら市全体の代表と口で言っても、実態がそうなっていないのが厳然たる事実です。そんな中で、地域の代表者たる議員を失えば、ますます地域から声を発信する力が後退することは明らかです。  合併協議によって行政局となった旧町村役場は、もっと多くの権限を持つものと期待されていました。しかし、その幻想は合併直後にまさに幻想であったことが多くの職員や住民に思い知らされることとなりました。そのことを了とするかどうかは別の議論ですが、行政局の業務ルートで本庁に挙げても実現しなかったことが、議員が言えば実現したという話は決して特異な例ではありません。このように、旧町村部の住民にとって議員は過疎化が進み、発信力が弱まる中での最後の命綱なのです。  私は3年前の選挙のとき、こうした過疎集落を回り、そこに住む高齢の方々から強く手を握られ、向こうからお願いします、この地域を何とか守ってください、お願いしますと逆にお願いされました。それも決して一度や二度ではありません。日常的には、どの議員も足を踏み入れることがほとんどないような集落で、その地域の住民は必死でその地域を守ってくれる議員にすがりついているのです。  議員は、4年に一度、選挙のときしか顔を見ないという批判もあります。しかし、4年に一度でも、こうした現実を見てくれれば、安易に議員の数を減らそうという議論は出てこないはずです。まさに、地域の命綱である議員を失うことになる可能性が拡大する、議員定数の削減には賛成できないというのが三つ目の反対理由です。  そして、四つ目の反対理由は、地方分権が進む中で、改革の方向性が全く逆だということです。今般、全国的な潮流となっている地方分権の進展は、とりわけ市町村議会の充実が大きな課題となっています。議会基本条例を制定し、議会の権能を確立しようとする動きも多くの議会で見られます。当局の従来の延長線上の施策のみではなく、議員個々の発想による政策提言が求められています。議会の政策立案力が試され、期待される時代になってきているのです。  しかし、田辺市議会の現状はどうでしょうか。議員発議となる議案は、この定数削減や特別委員会の設置程度で市民生活にかかわった条例の提案は皆無です。それどころか、この間市議会が行ったのは、議会改革の名のもとに、一般質問の発言時間を合併当初の2時間から1時間に削減するものでした。議会広報や一問一答制、録画配信など、前進面での改革もあるものの時代の要請に逆行し、議会の権限や機能を縮小することとなる議員定数の削減は、今、議会に期待されている課題に対してマイナスの影響こそ与えるにしても、決してプラスには機能しません。市民ニーズの多様化と言われて久しいですが、その多様なニーズに対応するために、市民が意見を表明するパイプをふやすことが検討されるべきであり、その重要なパイプである議員の数を減らすことは、このニーズのくみ上げにも障害となることは明らかです。  過疎化、高齢化が進展する地域において、しっかりと地域の声なき声をくみ上げ、真の住民自治を実現していくためにも、定数削減はマイナスにしか作用しません。これが四つ目の理由です。  最後、五つ目は、市政への市民参加の障害となるということです。具体的に言えば、現在の有権者総数6万6,054人を候補者数で割った場合、1人はみ出しの選挙なら、最高で2,446票が必要となる計算です。それが仮に定数22名となれば、1人はみ出しで2,872票が必要となり、当選のために必要な票が426票もふえることになります。  定数議論の中で、早く来春の選挙の定数を決めておかなければ、立候補しようとする若い人に考える時間を与えられないという主張がありました。もし本当に新たに市議会で、市民の信託を担って頑張ろうと考える人のことを考えるというのであれば、当選ラインを少しでも低く設定しておくことこそが必要ではないでしょうか。当選ラインを400票以上も引き上げておきながら、新たに立候補する人のためになどというのは、詭弁以外の何物でもありません。市民への市政への参加を保障するという考えからも定数削減は認められません。こんな理不尽で、乱暴な定数削減に満身の怒りを込めて反対の意を表明して討論を終わります。             (1番 川﨑五一君 降壇) ○議長(高垣幸司君)    他に討論はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    それでは、これをもって討論を終結いたします。  お諮りいたします。  4定発議第5号は、起立により採決いたします。  発議第5号は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起立同数) ○議長(高垣幸司君)    起立採決の結果、賛成、反対が同数です。  したがって、地方自治法第116条第1項の規定により、議長が本案に対して裁決します。  4定発議第5号 田辺市議会議員の定数条例の一部改正については、議長は可決と裁決します。  なお、この場合、申し上げます。  4定発議第5号 田辺市議会議員の定数条例の一部改正が可決されましたので、4定請願第1号 田辺市議会定数削減に反対する請願は審議不要となりましたので申し添えます。              (「動議」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    3番、久保浩二君。             (3番 久保浩二君 登壇) ○3番(久保浩二君)    議長不信任の提案をしたいと思います。  今採決されました定数削減で賛否同数でありました。議長の裁決で可決というふうになりました。本来、議長というのは、可否同数の場合、消極的な態度をとらなければならないというのが議会ルールになっているはずです。そのルールを無視した議長に対して、不信任をしたいと思います。             (3番 久保浩二君 降壇) ○議長(高垣幸司君)    ただいま、3番、久保浩二君から議長不信任の動議が提出されました。  この場合、動議成立には会議規則第16条の規定により、他に2人以上の賛成者を必要といたします。  よって、本動議に賛成の諸君の起立を求めます。                (賛成者起立) ○議長(高垣幸司君)    起立は他に2人であります。  よって、本動議は成立いたしました。  休 憩 ○議長(高垣幸司君)    この場合、暫時休憩いたします。              (午後 4時32分)          ―――――――――――――――――――  再 開 ○議長(高垣幸司君)    休憩前に引き続き会議を開きます。              (午後 4時53分) ○議長(高垣幸司君)    この場合、本日の会議時間は議事の都合により、あらかじめ延長いたします。  休 憩 ○議長(高垣幸司君)    それでは、暫時休憩いたします。              (午後 4時54分)          ―――――――――――――――――――  再 開 ○議長(高垣幸司君)    休憩前に引き続き会議を開きます。              (午後 5時25分) ○議長(高垣幸司君)    お手元に配付のとおり、ただいま4定発議第6号 議長の不信任決議が提出されました。  この場合、お諮りいたします。  4定発議第6号を日程に追加し、直ちに議題とすることに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、4定発議第6号 議長の不信任決議を日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。 ◎日程追加 4定発議第6号 議長の不信任決議について上程 ○議長(高垣幸司君)    それでは、4定発議第6号 議長の不信任決議を議題といたします。  本件は、私の一身上の案件でありますので、議長席を副議長と交代いたします。  休 憩 ○議長(高垣幸司君)    議長席交代のため、暫時休憩いたします。              (午後 5時26分)          ―――――――――――――――――――  再 開 ○議長(副議長 出水豊数君)    休憩前に引き続き会議を開きます。              (午後 5時26分) ○議長(副議長 出水豊数君)    本件については、18番、高垣幸司君の一身上に関する事件ですので、地方自治法第117条の規定により、18番、高垣幸司君の退席を求めます。            (18番 高垣幸司君 退席) ○議長(副議長 出水豊数君)    提出者の説明を求めます。  3番、久保浩二君。             (3番 久保浩二君 登壇) ○3番(久保浩二君)    4定発議第6号 議長の不信任決議。田辺市議会会議規則第14条の規定により、次のとおり提出する。  平成24年9月26日。  提出者は、私、久保浩二。賛成者は、川﨑五一議員、真砂みよ子議員です。  議長の不信任決議。本議会は議長、高垣幸司君を信任しない。以上、決議する。  理由。議長は、議会の円滑な運営のため議場の秩序を保持し、議事を整理し、議会の事務を統理し、議会を代表するという重責を担う職である。しかし、高垣議長は、今回の定数削減問題での一連の議会対応で密室協議を主導し、市民からの議員定数26名から削減しないでくださいという請願を受理し、総務企画委員会へ付託しながらこれを無視し、動議による議員発議が可否同数にもかかわらず、現状維持の原則という議会のルールを無視し、議長が採決に手をかしたことは到底議長の態度として認めるわけにはいきません。  また、宮田前議員のかかわった補助金不正受給問題でも、議会を混乱させた責任は重大です。全員協議会の新聞報道で、真相究明すると発言したことで傍聴に訪れた市民の期待に応えることをせず、議会の醜態をさらけ出す事態をつくり出しました。議長が市民に対して、真相究明を約束するのは、百条委員会を設置して真相を明らかにすることしかありません。議員定数削減問題、補助金不正受給問題でのリーダーシップの欠如で、議会を混乱させたことは高垣議員が議長としての資質に欠けることの証明です。  議会に対する市民の信頼を失墜させるとともに、議会改革の進展にも支障を来すおそれがあり、もはや高垣議長は議会の代表を務めるにたえないと判断せざるを得ない。よって、田辺市議会は、議長、高垣幸司君の不信任を決議する必要がある。  現状維持の原則について少し説明をさせていただきたいと思います。  議会で同数になった場合、その変化に対して積極的に賛成するものがまだ半数を超えていないのだから、現状を維持してしばらく議決を差し控え、議案提出前の白紙の状態に戻してゆっくり考えることが望ましいということで、議長が先ほど私は消極的というふうなことで表現したんですが、可否同数の場合は、もっと慎重にするというのが現状維持の原則ということで、議会のルールとなっています。  以上、提案といたします。             (3番 久保浩二君 降壇) ○議長(副議長 出水豊数君)    以上で、提出者の説明を終わります。
     これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(副議長 出水豊数君)    それでは、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  4定発議第6号については、委員会の付託を省略することに異議ございませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(副議長 出水豊数君)    異議なしと認めます。  よって、4定発議第6号は、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(副議長 出水豊数君)    それでは、これをもって討論を終結いたします。  これより、4定発議第6号 議長の不信任決議についてお諮りいたします。  本件は起立によって採決いたします。  4定発議第6号、賛成の諸君の起立を求めます。                (起立少数) ○議長(副議長 出水豊数君)    起立少数であります。  よって、4定発議第6号 議長の不信任決議は否決されました。  議長の復席をお願いいたします。            (18番 高垣幸司君 着席) ◎日程第35 委員会の継続審査について ○議長(高垣幸司君)    続いて、日程第35 委員会の継続審査についてを議題といたします。  この場合、閉会中の委員会の継続審査について報告いたします。  各常任委員会、議会運営委員会、各特別委員会の委員長から、目下委員会において審査または調査中でありますお手元に配付の申し出事件一覧表に記載のとおりの事件について、会議規則第105条の規定により、閉会中も審査または調査を継続いたしたい旨の申し出があります。  それでは、ただいま報告いたしました委員会の継続審査についてお諮りいたします。  各委員長の申し出のとおり、それぞれの委員会において閉会中も審査または調査を継続することに異議ありませんか。             (「異議なし」の声あり) ○議長(高垣幸司君)    異議なしと認めます。  よって、各委員長の申し出のとおり、それぞれの委員会において、閉会中も審査または調査を継続することに決しました。  以上をもって、本定例会に付議されました議案は、閉会中の継続審査とされたものを除き、全て議了いたしました。  他に、発言、その他ありませんか。              (「なし」の声あり) ◎市長閉会の挨拶 ○議長(高垣幸司君)    それでは、市長から閉会に当たっての挨拶のため発言を求められておりますので、これを許可いたします。  市長、真砂充敏君。             (市長 真砂充敏君 登壇) ○市長(真砂充敏君)    平成24年第4回田辺市議会定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  去る9月5日に開会いたしました本定例会も、議員各位の御理解と御協力のもと、本日、無事最終日を迎えることができました。本定例会におきましては、一般会計、並びに各種特別会計の補正予算案を初め、条例の制定などさまざまな議案を提出させていただきましたが、議員各位には、終始にわたり熱心な御審議をいただき、提出いたしました諸議案のうち、各委員会に付託された平成23年度各種会計の決算審査を除き、原案のとおり御賛同賜りましたことに、この場をおかりいたしまして厚くお礼申し上げます。  さて、季節は彼岸を過ぎ、9月も終わりに近づき、このところ朝晩を中心に随分と涼しくなってまいりました。少しずつ季節は移り変わっており、本市特産の温州ミカンが収穫時期に入り、先週18日には極早生ミカンも初出荷されました。ことしの極早生ミカンは生理落下が少なかったことや梅雨明けから8月前半の少雨のため、平年と比べますと1割弱の小玉傾向であるものの糖度、酸度の状態もよく、おいしいとお聞きしております。来月出荷を控える早生ミカンを初め、温州ミカン全般にわたって今後の出荷状況や市場価格などの動向が生産者の皆さんにとり、日ごろの御労苦が報われることを期待したいと思います。  また、市内の五つの観光協会からなる田辺市熊野ツーリズムビューローが取り扱った海外からの旅行商品の件数が、4月から8月の5カ月間で昨年同時期の5倍近くの432件に上ったといううれしいニュースがありました。このことはビューローが日ごろより外国人旅行者の誘致や受け入れのレベルアップ、熊野古道の保全、保護、各種観光施策等に積極的に取り組んでいる成果であり、ビューローのこうした取り組みが評価され、世界のツーリズム関連企業の主要100社でつくる世界旅行ツーリズム協議会主催の「明日へのツーリズム賞」で日本の団体で初めて、ことし最終選考の3団体に選出されたことは、議員各位、御記憶に新しいことと存じます。  この最終ノミネートにより、ビューローと熊野古道を初めとする本市の観光資源に対する世界の観光関係者の認知度が高まったことも、このたびの好調な外国人旅行者の受け入れにつながっているものと思われます。  先日、関西に在住されるロータリー米山奨学生の東アジア、東南アジアよりの留学生12名が市長室を訪問されました。これは国際ロータリークラブ第2640地区が主催する紀南奉仕活動に参加され、熊野古道の道普請作業等をされた後の訪問で、この紀南奉仕活動はビューローが一部行程を主催者と調整企画し、現地受け入れを行ったツアーでもありました。留学生たちとの懇談からも世界遺産を維持するための作業に参加できたことは光栄ですとの感想が聞かれ、また私よりの「世界遺産は保全だけでなく、文化を認め合うことで世界平和につなげる目的もある」との話にも大変興味深く耳を傾けられ、熊野古道だけでなく、道普請の後に語り部が同行して参拝した本宮大社もあわせ、今回のツアーでは日本の文化や習慣に実際に触れ、理解していただけたようでした。  これはビューローが、取り扱ったツアーの一例ですが、こうした日々の取り組みが多くの旅行者の来訪につながり、ひいてはお帰りになった後に、日本各地や母国で本市の魅力である自然、歴史、文化等をPRしていただけることになるのではないかと思っております。  本市といたしましても、今後とも積極的な観光振興という視点で、本市の魅力ある観光資源をPRできるようビューローを初め、市内関係団体と連携し、取り組んでまいりたいと存じます。  一方、中央におきましては、内閣府が今月13日に、日本経済の需要と供給力の差をあらわす需給ギャップの4月から6月期試算を公表いたしました。その試算値は2.0%で、金額に年間換算すると10兆円の需要が不足し、前期、これは1月から3月期と比べても需給ギャップは縮小しておらず、引き続き供給が需要を上回って物価が下がりやすい傾向にあるとの判断が示されました。あわせて、翌日の14日に経済財政担当大臣より発表された9月の月例経済報告においても、景気の基準判断が2カ月連続で下方修正され、個人消費に注目してみても、穏やかな増加傾向から横ばいとなっております。これはリーマンショック後の平成20年10月から翌年2月に5カ月間連続下方修正して以来のことであり、海外経済の減速を背景とした、外需だけでなく、国内の個人消費などの内需にもやや弱さが見られると分析されております。  そうした中、日本銀行は今月18、19日の金融政策決定会合で、資産買い入れ基金70兆円を10兆円増額する追加金融緩和を決め、より潤沢にお金を市場に流し、経済活動を支え、景気の下振れリスクに備える姿勢を明確にしました。政府もこうした対応に先手、先手で思い切った追加緩和策をとったのは、時宜にかなう歓迎の意向を示しています。世界経済をめぐる不確実性がまだ大きい状況ではありますが、こうした中央銀行の金融政策による長期にわたる金利への働きかけを通じ、企業や会計の金融環境がより柔軟な状況となり、日本経済が物価安定のもとで確実に持続的な成長路線に戻っていくことを希望もいたしますが、あわせて政府におかれましては、これまでも表明されているとおり、デフレ脱却と経済活性化に向けた取り組みを強力に推進していただきたいと存じます。  いずれにいたしましても、地方を取り巻く社会経済情勢は依然として厳しく、不安定要素をぬぐい切れない状況にありますが、市といたしましては、引き続きさまざまな機会をとらえて、地方の実情を訴えるとともに、国の動向も注視しながら、地域の活性化に向けて、これからも積極的に取り組んでまいりたいと考えておりますので、議員各位におかれましても、さらなる御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会に当たっての御挨拶とさせていただきます。             (市長 真砂充敏君 降壇) ◎議長閉会の挨拶 ○議長(高垣幸司君)    それでは、私からも一言ごあいさつを申し上げます。  9月5日に開会いたしました9月定例会も本日、閉会の運びとなりました。この間、議員各位並びに市長を初め、当局各位の御活躍に敬意を表し、種々賜りました御協力に熱くお礼を申し上げます。  提出されました議案は、議員一人一人の終始極めて真剣な御審議により各委員会において継続審査とされた案件を残し、適切な決定を見ることができました。  さて、昨年の9月定例会は台風12号の影響により記録的な豪雨に見舞われ、死者8名、行方不明者1名の痛ましい犠牲者が出るなどの人的被害を初め、家屋の被害が多数発生するなど、新市発足以来、甚大な被害を受け、定例会日程も当初の予定の変更を余儀なくされました。この1年間、災害復旧事業が精力的に取り組まれているものの、いまだその傷跡が各所に残されており、一日も早い復旧・復興を望むばかりであります。  また、8月には、内閣府の南海トラフの巨大地震モデル検討会が、南海トラフで最大級の地震が起きた場合の震度分布と津波高の推計が公表されました。これによりますと、田辺市は震度7の地震とともに、最大で12メートルの津波が押し寄せると想定されています。この公表をもとに、田辺市では、来年度に詳細な津波ハザードマップを作成するとしています。被害想定には大変厳しいものがありますが、この内容に恐怖を感じるだけではなく、冷静に分析し、今後、豪雨災害はもとより、地震、津波災害にかかる防災対策に全市を挙げて取り組む必要があると考えているところです。  また、地方議会改革が進む中、より開かれた議会を目指し、一般質問の方式を初め、種々の改革を行ってまいりましたが、今定例会にその一環として、インターネット録画中継を導入いたしました。  議員定数のあり方についても数回にわたり活発な議論を重ねる中、田辺市の人口規模や広大な面積を勘案し、議論を重ねた上、本日議員定数を決定いたしました。  気がつけば10月が間近となりました。朝夕めっきり涼しくなり、これから日増しに秋も深まってまいります。議員並びに当局各位の御健勝をお祈りし、最後になりましたが、報道関係各位の御協力に心からお礼を申し上げ、閉会の御挨拶とさせていただきます。  ありがとうございました。  閉 会 ○議長(高垣幸司君)    それでは、これをもって平成24年9月5日招集の平成24年第4回田辺市議会定例会を閉会いたします。              (午後 5時46分)  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   平成24年9月26日                    議  長  高 垣 幸 司                    副議長   出 水 豊 数                    議  員  吉 本 忠 義                    議  員  川 﨑 五 一                    議  員  真 砂 みよ子...