△日程第4 議案第96号 平成30
年度海南市
地域排水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定について
○議長(
川崎一樹君) 次に、日程第4 議案第96号 平成30
年度海南市
地域排水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 本案についても既に説明書が添付されておりますので、
内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、
議事進行上一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。
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△日程第5 議案第97号 平成30
年度海南市
同和対策住宅資金貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について
○議長(
川崎一樹君) 次に、日程第5 議案第97号 平成30
年度海南市
同和対策住宅資金貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 本案についても既に説明書が添付されておりますので、
内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、
議事進行上一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。
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△日程第6 議案第98号 平成30
年度海南市
港湾施設事業特別会計歳入歳出決算の認定について
○議長(
川崎一樹君) 次に、日程第6 議案第98号 平成30
年度海南市
港湾施設事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 本案についても既に説明書が添付されておりますので、
内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、
議事進行上一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。
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△日程第7 議案第99号 平成30
年度海南市
水道事業会計決算の認定について
○議長(
川崎一樹君) 次に、日程第7 議案第99号 平成30
年度海南市
水道事業会計決算の認定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 本案についても既に説明書が添付されておりますので、
内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、
議事進行上一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。 10番
川口政夫君
◆10番(
川口政夫君) すみません、1点だけ気になりましたので。 20ページの業務量というところの有収率、
海南水道も前年度よりちょっと悪くなっていると思いますし、
下津水道でも悪くなっているような気がするんですけれども、その理由は何でしょうか。
○議長(
川崎一樹君) 答弁願います。
前山工務課長
◎
工務課長(
前山勝俊君) 10番
川口議員の有収率にかかわっての御質疑にお答えさせていただきます。 有収率が低下している原因というか理由でございますが、
簡易水道エリアの有収率につきましては、もともと低いものでございまして、そこに上水道の管路を接続したことによりまして有収率が低下しているというのが、
海南水道の大きな理由であると考えてございます。
下津水道の有収率の低下については、古い年代に布設された管路がございまして、順次整備はしておるのですが、整備されていない地区の漏水がまだまだありまして、これらが有収率を低下させておる原因であると考えておるところでございます。 以上でございます。
○議長(
川崎一樹君) 10番
川口政夫君
◆10番(
川口政夫君) 海南域では、
簡易水道へつないだので悪くなったということですか。 全部、引き直したんじゃなかったんですか。ちょっと、その辺もうちょっと教えていただけたら。 それと、毎年非常に金額をかけて改修していただいているように、管路の改修も、下津域もそうなんですが、結構目立って、ちょっと気になるもので、私も見ていたんですけれども。もうちょっと改善していってもええんじゃないかなと思うんけれど、どこで漏れているんですか、これ。70%台って、非常に悪いように思うんですけれど、普通90%ぐらいあっても、100%有収というのは難しいと思うんですけれども、その辺どうでしょうか。
○議長(
川崎一樹君)
前山工務課長
◎
工務課長(
前山勝俊君) 10番
川口議員の再度の御質疑にお答えさせていただきます。 まず、
簡易水道の引き込みにつきましては、もともとあった管路のほうに接続をして給水をしてございます。したがいまして、
簡易水道のもとの管路が残っている状況でございまして、これらの管路について現在は整備をするように取り組んでおるところでございます。 そして、なぜ改善されないのかということでございますが、これにつきましては昭和30年から40年代に布設した老朽管路が多数ございまして、これを順次整備をしているところでございますが、なかなか整備のほうが追いついていないような状況でございまして、今後も現在実施させていただいている
上水漏水調査のほうを実施させていただきながら、
漏水箇所の特定に努めるとともに、先ほど言わせていただきました
簡易水道エリアであったり、それから
下津地区で漏水をしていると思われる古い年代に布設された管路を順次進めて行く予定で、対策のほう講じていきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。
○議長(
川崎一樹君) 10番
川口政夫君
◆10番(
川口政夫君) なかなか改善しにくいということですけれども。 これから、水道も人口が減ってまた、
室山水道の改修のお話も聞いておりまして、お金の要ることがたくさんあるんで大変だと思いますけれども、ちょっと70%もこんな前半だったら、非常に心配、危惧しておりますので、ぜひ対策をよろしくお願いしておきます。 答弁は結構です。
○議長(
川崎一樹君) 他に御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。
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△日程第8 議案第100号 平成30
年度海南市
病院事業会計決算の認定について
○議長(
川崎一樹君) 次に、日程第8 議案第100号 平成30
年度海南市
病院事業会計決算の認定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 本案についても既に説明書が添付されておりますので、
内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、
議事進行上一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。 6番 岡 義明君
◆6番(岡義明君) 意見書のほうで、15ページ、業務実績というところなんですけれども。 患者数も平成29年度と比べればかなり、2,219人ですか、上がっております。ずっと下のほうを見てみますと、職員の数を随分減らしていますね。その点について、ちょっと説明をお願いできたらと思います。 そして、次、もう1ページめくっていただいて16ページ、外科のほうでは患者数がふえておりまして、婦人科のほう48.5%、これもちょっとその理由を教えていただきたいなと思います。 それで、ずっと下へ行って外来のほうで耳鼻咽喉科、これが減らしています、5.1%ということで、その点理由があるんだと思うんですが、そういう大きな理由があればちょっと教えていただきたいと思います。 それと、海南市のこの市民病院の場合に、お医者さんなんかの報酬というか給料が他市の
自治体病院と比べたら低いんだということをよく言われておりますけれども、その点について、今、県下でどの程度にあるのか、そしてその報酬なり給与なりを引き上げていかなければならないと思うんですが、その点はどのように病院として考えておられるのか、その点だけ教えてください。
○議長(
川崎一樹君) 藤田
医療センター事務長
◎
医療センター事務長(
藤田裕之君) 数点の御質疑にお答えさせていただきます。 まず、15ページの職員数の減につきましては看護師のほうが減っております。退職等の補充ということで再試験等やったんですけれども、年度末時点ではこの比較表で6人減というような形になっておりまして、そういう意味では意図的に減らしたというのではなくて、自然減という言い方になるかと思うんですけれども、そういったような形になります。 次に、16ページの婦人科の件ですけれども、婦人科の医師、体調をちょっと崩していた時期もあったんですけれども、平成30年度あたりから回復もしまして手術なりがふえてきたことによりまして、入院患者数がふえたという形になっております。 続きまして、耳鼻咽喉科につきましては、ここは常勤の医師がおりませんで、大学から週に3回外来診療に来ていただいているというようなこともありまして、この診療科については若干波があるところでございまして、他科からの紹介ということで診察をする場合もあるんですけれども、ちょっとこの辺は常勤でないということで波が出ているというのは実情でございます。 最後に、医師の給与につきましては、全国の
自治体病院の地方公営企業調査等々で比較をしましても、当院と同規模の病院、100床から199床の病院との給与の比較等々におきましても、医師の給与は低くなっているのは事実でございます。 今後につきましても、ある一定の見直しというのは検討しているわけなんですけれども、人事評価であったりとかそういうようなことも含めた中で、今後、検討したいと考えておるところでございます。
○議長(
川崎一樹君) 6番 岡 義明君
◆6番(岡義明君) ありがとうございます。 耳鼻咽喉科については、常勤じゃないということでわかりました。 今度、また海南市内にも耳鼻咽喉科もまた新たに開設されるような感じなんで、そういう影響もまた市民病院として受ける可能性もあるんで、その点心配というか懸念されるところやと思うんです。それはそれで、いいんですが。 やはり、県下では低いということで、それで医師のこの給与のやはり引き上げを考えていかないかんと思うんです。というのは、やはり人材確保とかそういう意味でもありまして、やはりその点を考えていかないと人材が思うように確保できないと思うんですが、その点、給与についての今後の考えをお聞きしたいと思います。
○議長(
川崎一樹君) 藤田
医療センター事務長
◎
医療センター事務長(
藤田裕之君) 医師の給与につきましての今後の考え方ということですけれども、先ほど申し上げましたとおり低いという実態の中で、何らかの見直しというのは必要かなとは考えておるわけなんですけれども、当然、経営的なこともありますし、人材確保、それから人事評価とかそういったこともトータルで考え合わせて、今後検討してまいりたいと考えております。 何らかの改善は必要ではないんかなというのは、従来から認識をしておるところでございます。 以上でございます。
○議長(
川崎一樹君) 他に御質疑ございませんか。 15番
栗本量生君
◆15番(
栗本量生君) 2点ばかり。 一つは、今期決算、実質赤字ですわね。ただ、3回しか機会がありませんので、無駄なことはお互いに議論したくない。 一般会計からの繰り入れもわかっています。しかし、病院経営上の黒字化というのは、そういうことを当てにしないで病院単独できちっと黒字化できるのが黒字化なんだ。 当初、医療センターになった時点では、平成30年度には黒字化するという目標のもとにやってきた。途中で、いろいろ事情が変わったのもわかります。しかし、目標は目標として、やっぱり今期黒字化を目指さなきゃならなかったんではなかろうかと私は思います。 そういう点で、なぜこんな現状を、いつ黒字化を目指すんかということが全くわかりません。その点について、お答えいただきたいと思います。 もう一つ、現在の病院経営は管理者も入れるという、よくわかっております。しかし、今期ですか、院長は変わられたと聞いておりますが、私は知りません。ほかの議員の皆さんも、報告を受けた方はございますか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 今、岡議員が質疑された2点目の問題については、本来、院長が答えるべき質疑なんです。そういう状態で、今期、この議会に出てきているんです。それについても、どういうことなのか。 まず、経営責任は、経営そのものは院長が持っていないのか、もう管理者一人でやっているのか、そこらも私わかりません。そこの点を、まず明らかにしていただきたい。
○議長(
川崎一樹君) この際、暫時休憩いたします。 午前10時31分
休憩----------------------------------- 午前10時56分開議
○議長(
川崎一樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第8 議案第100号の議事を継続いたします。 15番
栗本量生君の質疑に対し当局の答弁を求めます。 市長
神出政巳君
◎市長(
神出政巳君) 貴重なお時間をおとりいただきまして、ありがとうございます。 まず、私が答弁をしなければいけなかったわけでありますが、準備ができていませんで、申しわけありませんでした。 海南医療センターという名称になったのは、平成25年からでありますが、それ以前に海南市民病院時代に公営企業の全部適用を皆様方にお認めいただきまして、事業管理者を設置させていただきました。 その後は、経営の責任は事業管理者、そして院長は経営責任もあるわけでありますが、医療のほうを全面的に見ていただくということで現在まで推移をしてきておりまして、今般、山田院長から池田院長に海南医療センターの院長も変わったわけでありますが、そんなような中で、皆様方にきちっと御案内、御紹介をしていなかったということは、大変設置者として私の至らぬところであったということで、大変おわびを申し上げます。 また、改めて池田院長を初め、2人の副院長も就任していただいておりますので、また御紹介をさせていただきたいというふうに思います。 そのような中で、今回、平成30
年度海南医療センターの決算におきましては、以前、小山事業管理者のときに、平成25年に新しい海南医療センターができたときに、キックサーティーということで平成30年度黒字化という目標を掲げておりました。 その30は、お医者さんを30人、常勤医を30人確保、そして売上も収支も30億円を超えてという目標で平成30年度に黒字化という話であったわけでありますが、もちろんそういったもの、お医者さんの常勤医の数、また売上げの総額もはるかに超えているところであります。 そんな中で、黒字といっても一般会計からの繰り入れ、これはガイドライン等々に基づいて基準内で皆様にお認めをいただき繰り入れをしてきているところでございますが、それらについての詳しい御答弁については、事業管理者のほうからこの後御説明を申し上げますので、何とぞ御理解をいただきたいと思います。 私からは、以上でございます。
○議長(
川崎一樹君) 若宮
病院事業管理者
◎
病院事業管理者(
若宮茂樹君) 繰入金についての御質疑にお答えいたします。 全国の
自治体病院で、私が承知している範囲で…… (「
議事進行」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎一樹君) ただいま、15番
栗本量生君から
議事進行と発言がありましたので、それを許可いたします。
◆15番(
栗本量生君) 私がこれから申し上げるのは、調整上のことです。 皆さん、裏の話ということになるかもわかりません。しかし、議会の途中で休憩をとって、私に調整の意向を示したので、別室で調整に入りました。 そこで、私は病院の経営に一般会計から繰り入れをしている、それは承知の上です、認められている。しかし経営上はやっぱりできるだけ減らす方向の黒字化を狙わなあかんの違うかという話をした。 彼は、どうしたか。そんなこと知るか、こういう答えですよ。 人に調整を申し入れて、答えがこれです。これを何も言わんと、答弁している。調整何もしていない。どういうことですか。調整の時間どうするか、あんたどうするか。私も、これやりますよ。そこから始めよう。 以上。
○議長(
川崎一樹君) この際、暫時休憩いたします。 午前11時1分
休憩----------------------------------- 午前11時37分開議
○議長(
川崎一樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第8 議案第100号の議事を継続いたします。 先ほどの15番
栗本量生君の
議事進行について、病院管理者から答弁願います。 若宮
病院事業管理者
◎
病院事業管理者(
若宮茂樹君) 先ほどの
議事進行に係る答弁を申し上げます。 先ほどの栗本議員に対する私の言動、本当に申しわけございません。心から、おわび申し上げます。 私、就任に際しまして、平成28年4月1日に就任いたしましたが、ちょうどその年が大きな赤字、一番開院してから大きな赤字、4億2,800万円を出してしまいました。そういったことから、しっかりと経営改善をしないといけないということで、病院職員が一体となって頑張ってまいりました。 その結果、議員おっしゃるように繰入金なしで黒字というのはなかなか難しいものがございましたが、これまで頑張ってきました。 そういう思いがありまして、そういう思いが感情に出てしまって、そういう言葉になってしまいました。心より、おわび申し上げます。
○議長(
川崎一樹君) まず、先ほどの質疑に対する答弁をいただきます。 続いて、管理者から質疑に対する答弁をお願いいたします。 若宮
病院事業管理者
◎
病院事業管理者(
若宮茂樹君) 議員御質疑のとおり、当院は繰入金なしでは赤字となってございます。この繰入金につきましては、議員も御承知のとおり2つのいわゆる地方財政法、それから地方公営企業法、それによるものと、また総務省から通知される地方公営企業繰出金に基づいて毎年度病院が予算編成時に要求しまして、当局と協議してございます。 そういったことから、繰入金をいただいてございますが、今後とも民間病院のようにはいきませんが、できる限り繰入金を減らす努力をしながら病院職員が一体となって病院運営、また経営に努力、頑張ってまいりたいと考えてございます。 以上でございます。
○議長(
川崎一樹君) 15番
栗本量生君
◆15番(
栗本量生君) 病院のことは質疑しますけれども、その前に、今謝っていただきました。感情的に。しかし、皆さん、彼が言うたように、私は繰入金は承知のことです。その上で質疑させてもらいました。それで、調整を頼まれて、それを受けて調整に入ったんです。そこで、また同じことを言った。やっぱり、病院の経営陣としては、繰入金がわかっていても、繰入金を少なくする努力をするべきではないかと。いきなり机をたたいて、そんなこと知るかとこう来たんです。怒るの当たり前でしょう。これで、これが普通の一般質問の調整と違うて、議会中に彼らから休憩して調整を要請されたんですよ。それは別だと私は思っていません。しかし、謝って済むことでは私はないと思いますけれど、時間もとって皆さんに迷惑をかけますんで、これはもうこれで終わります。この件について、白か黒かは一般質問でゆっくりとさせていただきます。 答弁いただきました。そのとおりです。私が求めていたのはそこなんです。やっぱり、経営上は繰入金が認められておっても、できるだけ少なくする、そして経営を安定化させるというのがやっぱり市民の願いなんですよ。 それをすることによって、海南市の行政のほうの資金も幾分違うてくるということがありますので、私もそれを願うていますし、市民の願いです。これは、もうきっちりと皆さん関係者の頭に入れてやっていただきたい。 それと、次の質疑、病院長の件です。市長に、答弁いただきました。大体わかりましたけれど、私はやっぱり26年前に議員として入っています。今回の院長以外、ずっと議会で就任の挨拶をしていただいて、またいろんな質疑のときは出てきていただいてやっておりました。 いまだに、やっぱり議会もどなたがどこから来てどういう先生が院長であるかというのは知らないという、これもちょっとおかしいんです。そういう院長が、病院経営じゃなしに診療に中心を置いてやるというのは、それで結構。しかし、それは一言やっぱり報告していただくべきやと思います。 私の質疑に、その院長は体裁上、経営者としてどの地位にあるのかということがあるわけなんです。それは、まだお答えいただいていない。 市長は、先ほど経営者でもあると言っていただきました。そのどの地位に、一応最高責任者なのか、管理者が最高責任者なのか、誰がこの病院の経営の責任者になるのか、そこのところをやっぱり明らかにするべきではないでしょうか。 普通は、さきに1回目で答弁いただけなあかんやつ、その点は抜けていますんで、2回目に答弁してください。
○議長(
川崎一樹君) 答弁願います。 若宮
病院事業管理者
◎
病院事業管理者(
若宮茂樹君) 再度の栗本議員の御質疑にお答えいたします。また、答弁漏れしていまして申しわけございません。 病院の地方公営企業法、管理者がやはりどうしても経営上のトップとなります。ただ、僕が考えていますのは、我々、私は事務屋なものですから、当然事務屋というものは企画政策しながら、いろんな経営上どういう戦略をもってやっていくかというのは当然考えてまいります。 ただ、院長は、その最前線に立っていただいて医療をやっていただくという、この両輪で頑張っていますので、ただ私だけが経営者だけじゃなくて、院長と2人、両輪になりながら私どもが考えた経営戦略をしっかりやっていただくということになりますので、少し答えになっていないかもわかりませんが、法上は私が最終決定者でございます。ただ、病院運営、特に経営上、その2つについては私と院長が両輪になりながら運営をやっていくということになってございます。 以上でございます。 (「答弁漏れ」と呼ぶ者あり)
○議長(
川崎一樹君) 若宮
病院事業管理者
◎
病院事業管理者(
若宮茂樹君) 先ほども申し上げましたように、地方公営企業法上は
病院事業管理者が最終決定者ということになってございます。
○議長(
川崎一樹君) 15番
栗本量生君
◆15番(
栗本量生君) それでは、院長は経営陣に入っているけれども経営上の一番の責任者は管理者ということやな。 管理者以外に、病院長は経営陣に入っているけれど、経営上の責任はないということで理解してよろしいかな。もうこれで終わりや。一個損やけれども、もうしゃあないわ。
○議長(
川崎一樹君) 若宮
病院事業管理者
◎
病院事業管理者(
若宮茂樹君) 議員のおっしゃるとおりでございます。 ただ、私一人で経営はできませんので、当然、院長を含めた病院の医療従事者全てが経営のことを考えながら、病院運営をやっていくというのが最善な形だと思ってございます。 以上でございます。
○議長(
川崎一樹君) 他に御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。
○議長(
川崎一樹君) この際、昼食のため、午後1時まで休憩いたします。 午前11時46分
休憩----------------------------------- 午後1時開議
○議長(
川崎一樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△日程第9 議案第101号
海南市民交流センター空調設備整備(
機械設備)工事の
請負契約締結について
○議長(
川崎一樹君) 日程第9 議案第101号
海南市民交流センター空調設備整備(
機械設備)工事の
請負契約締結についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 中
管財情報課長 〔
管財情報課長 中 圭史君登壇〕
◎
管財情報課長(中圭史君) 議案第101号
海南市民交流センター空調設備整備(
機械設備)工事の
請負契約締結について御説明いたします。 本議案は、
令和元年7月10日に条件付一般競争入札に付した
海南市民交流センター空調設備整備(
機械設備)工事につきまして、入札結果に基づき、柳生設備株式会社、代表取締役福地文雄と1億9,332万円をもって請負契約を締結しようとするものでございます。 本工事は、海南市民交流センター内に設置する空調機器の老朽化により、空調設備を全面改修するものでございます。工事の完了期日につきましては、令和2年3月31日としてございます。工事内容につきましては、議案書に参考として添付しています工事概要をごらんいただきたいと存じます。 本工事の入札につきましては、郵便入札方式による条件付一般競争入札により、6月19日から7月9日まで、本市ホームページにて入札記事を掲載し、海南郵便局どめの簡易書留郵便で入札書を受け付け、7月10日に一括してこれを回収し、同日開札の結果、柳生設備株式会社が予定価格の範囲内で最低価格の応札であったため、落札予定者とし、また、その入札金額が低入札価格調査の対象となる調査基準価格を下回る価格でありましたので、資格審査及び低入札価格調査を実施した結果、入札参加の諸条件を満たし、その価格で契約の内容に適合した履行がなされると確認をいたしましたので、7月30日に落札者と決定したものでございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
川崎一樹君) 説明は終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。
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△日程第10 議案第102号 (仮称)
市民交流施設建設工事の
請負変更契約締結について
○議長(
川崎一樹君) 日程第10 議案第102号 (仮称)
市民交流施設建設工事の
請負変更契約締結についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 中
管財情報課長 〔
管財情報課長 中 圭史君登壇〕
◎
管財情報課長(中圭史君) 議案第102号 (仮称)
市民交流施設建設工事の
請負変更契約締結について御説明いたします。 本議案は、平成30年8月2日に実施しました条件付一般競争入札の結果に基づき、同年8月臨時議会におきまして、和歌山市小松原通三丁目69番地、株式会社淺川組取締役社長栗生泰廣を契約相手方として、契約金額28億6,740万円で、鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄骨造4階建て、延べ床面積7,850.23平方メートルの本体並びに外構工事一式、電気設備一式及び
機械設備一式を令和2年1月31日までの工事期間として御可決をいただいた(仮称)
市民交流施設建設工事の請負契約につきまして、建設資材の納入に遅延が生じ、工程の見直し等の対応で遅延を吸収し切れない見込みとなり、当初の工事期間内で完了が困難となったため、やむを得ず工事期間を令和2年3月31日まで延長する請負変更契約を締結しようとするものでございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
川崎一樹君) 説明は終わりました。 これより質疑を行いますが、本案については質疑の通告がありますので、まず初めに通告による質疑を許可いたします。 5番
和歌真喜子君
◆5番(
和歌真喜子君) (仮称)市民交流施設の工期延長ということですが、私、過去に何度か市民交流施設のことに関しては、一般質問でも進みぐあい、進捗状況を聞かせていただいてまいりました。 ことしに入ってからも、オリンピックで資材が足りないというニュースが流れているけれど大丈夫なのですかという質問をさせていただきました。そのときに、材料に関しては早目、早目の発注、押さえをしてあるので、不足が生じることはないと。そして、実際に1月31日に完成するのですか。完成はできますというふうな御答弁をいただいたことをしっかりと覚えております。 今回、3月31日まで2カ月、この工事期間を延ばすというお話ですが、3点お尋ねいたします。 まず、なぜこの2カ月を延ばさなければならないのでしょうか。工期延長の理由をお答えください。 2点目、この中では、令和2年3月31日完成となっておりますが、本当に3月末までに完成できるのですか。もうこれ以上の遅延をするというふうな可能性は全くないのでしょうか。お答えください。 3点目、施設開館の時期ですが、ずっと来年の4月中、開館というふうにおっしゃってこられました。これに関しては、変更はありませんか。また、万が一にでも開館時期がおくれるということはありませんか。お答えください。
○議長(
川崎一樹君) 当局から答弁願います。中
管財情報課長
◎
管財情報課長(中圭史君) 御質疑のうち、工期延長の理由について、管財情報課からお答え申し上げます。 工期延長の大きな理由は、2つの主要な建築資材の納入の遅延であります。先ほど、和歌議員からも御発言ありました報道等であります来年の東京オリンピックに関連する建築工事等に伴って、鉄骨をつなぐ高力ボルトの供給不足が取り上げられているところでございますが、この工事におきましては、このようなことも想定しておりまして、工事開始の早期から資材や部材の確保に努め、高力ボルトを初めとする資材の確保はできていたところでございます。しかしながら、昨年9月の台風21号で、主要鋼材メーカーの製鉄所のヤードが被災したことに伴いまして、コラムと呼ばれる角形の鋼管を中心に鉄骨の納期が約2カ月おくれるということが生じました。さらに、この工事で外壁材に使用する押出成形コンクリートパネルの製造工場で、本年5月に火災が発生し、生産能力が低下したことで、半月程度の納期の遅延も生じたところであります。 これらの資材の納期おくれを取り戻すために、鉄骨の加工期間の圧縮や外壁施工の順序を変更するなど、できる限りの努力をしてきたところでございますが、おくれを完全に解消するには至っておらず、残りの工事について、今後の工程を精査し、当初の工期内で完了するための方策を検討してまいったところでありますが、これ以上に工期を圧縮することは困難であり、60日間の工期延長が必要と判断して、工期工事期間の変更をお願いするものでございます。
○議長(
川崎一樹君) 楠間生涯
学習課長
◎生涯
学習課長(
楠間嘉紀君) 和歌議員の御質疑のうち、当課から2点目、3点目の御質疑にお答えします。 まず、建設工事の現在の進捗状況につきましては、建設内部の区画の間仕切りやサッシ工事等のほか、屋上の防水工事、屋外広場の擁壁工事、エレベーター、浄化槽の設置に係る工事等を進めているところでございます。そのほか、建設工事に関連して、別途、植栽工事、周辺の歩道整備工事等を予定してございますが、外構工事の進捗に合わせて重複させながら進めてまいりたいと考えてございます。全ての整備工事について3月末までに完了させたいと考えてございます。 次に、当施設の開館時期につきましては、当初より令和2年4月中の開館を目指し、整備を進めてきたところでございます。今回の工期延長をお願いしているところでございますが、先ほども申し上げましたとおり、工程等を工夫しながら、並行して実施できる作業は並行して行い、部分的な検査及び一部引き渡しを受けながら、開館への影響を最小限にとどめ、引き続き4月中開館を目指し、準備を進めてまいりたいと考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(
川崎一樹君) 5番
和歌真喜子君
◆5番(
和歌真喜子君) ありがとうございます。 今、お聞きした感じでは、4月の開館に何かぎりぎり間に合うのかなとは思います。3月31日にはちゃんと建物も何もかも完成した上で、4月中のこけら落としを迎えられるように、これ以上の遅延、災害とかそんなことで、今回も遅延したわけですけれども、今後そういうことがあったとしても、またこれから台風とかありますので、そういうことがあったとしても、何としても3月31日に、これ以上おくれることのないように、進めていっていただけますようお願い申し上げます。 以上です。
○議長(
川崎一樹君) 以上で通告による質疑は終了いたしました。次に、本案について御質疑のある方ございませんか。 1番
橋爪美惠子君
◆1番(
橋爪美惠子君) 今、和歌議員が聞いてくださいましたけれども、4月に開館するということですね。本来、1月31日までに工事が完成して4月に開館というスケジュールだったわけですけれども、考えるとその建物が完成して、その中に図書館もあったりいろんなものがあるんで、什器というんですか、家具を入れたり、本を入れたりという時間が要るから1月中で、4月開館やなと思っていたんですけれども、3月31日までとなると、どうしてそれが間に合うのかがちょっとわからないので、納得いくように教えていただきたいなと。 それから開館をいつにするかというのが、4月中と言っているけれど、4月何日というのがまだ決まってないわけですよね。それいつ決めるんかなあというのはとても心配しているわけです。開館をいつにしてオープニングのイベントいろいろ行うというお話でしたよね。その準備にも入らなあかんと思うんですけれども、それについては大丈夫なんですか。これは、いつされるのか心配しているんですけれども、お願いします。
○議長(
川崎一樹君) この際暫時休憩いたします。 午後1時14分
休憩----------------------------------- 午後1時16分開議
○議長(
川崎一樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第10 議案第102号の議事を継続いたします。 1番
橋爪美惠子君の質疑に対し、当局から答弁願います。 楠間生涯
学習課長
◎生涯
学習課長(
楠間嘉紀君) 橋爪議員からいただきました3点の御質疑にお答えさせていただきます。 まず、開館のスケジュールなんですけれども、開館準備のスケジュールが2カ月あったのが短縮されて大丈夫かという御質疑なんですけれども、開館の準備作業につきましては、工期は3月末をもってになっておるんですけれども、2月末までには建物、館内の工事は終了します。3月当初より約1カ月半ぐらいで実施したいかなと、当初2カ月予定しておるものを。で、外構工事との重複はありますが、工期延長がなかった場合でも2カ月を想定していたところでございます。約半月間の圧縮する必要がございますが、半月間に関しては、工夫しながらスムーズな開館につなげられていくように努めていきたいと考えております。 2点目、開館日なんですけれども、本施設の最大の目的は、旧庁舎移転後のにぎわいの創出を考えております。当初、令和2年の4月中開館を目指して取り組んできたところでありますが、具体的な開館日に関しては、多くの方が訪れるであろうゴールデンウィーク前までの4月中の開館を目指しているところでございます。 次に、開館イベントなんですけれども、まだちょっと具体的な内容は、ちょっと決まっておらないんですけれども、今わかっている範囲としましては、午前中には記念式典的なものや付随するイベントを開催したいと考えております。 イベントの内容については、ホールの200人という収容人数もありますんで、市民ユースをコンセプトとしておりますので、例えば中学校の吹奏楽等中心に、まずは地元に密着した手づくりのイベントを開催したいと考えているところです。開催日以降、3週間程度に分けてどのような施設であるか、どのような使い方ができるのかという点も踏まえて、イベントの開催を検討していきたいと考えてございます。 以上でございます。
○議長(
川崎一樹君) 他に御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。
-----------------------------------
△日程第11 議案第103号 財産の取得について
○議長(
川崎一樹君) 次に、日程第11 議案第103号 財産の取得についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 中
管財情報課長 〔
管財情報課長 中 圭史君登壇〕
◎
管財情報課長(中圭史君) 議案第103号 財産の取得について御説明いたします。 本議案につきましては、現在建設中の海南市民交流施設に設置する家具、什器及び環境用品等一式について、条件付一般競争入札の結果に基づき、ハニワ文具中野達生と3,994万9,200円をもって、購入契約を締結しようとするものでございます。 購入する家具の物品の主な種類及び設置予定場所については、議案の概要をごらんいただきたいと存じます。 納入期限につきましては、令和2年3月31日といたしてございます。なお、この入札につきましては、本年7月17日から8月18日まで、本市ホームページにて入札記事を掲載し、8月19日に入札を実施した結果に基づき、ハニワ文具中野達生を落札予定者とし、資格審査の結果、諸条件を満たしておりましたので、8月21日に落札者として決定したものでございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
川崎一樹君) 説明は終わりました。 これより質疑を行いますが、本案については質疑の通告がありますので、まず初めに、通告による質疑を許可いたします。 5番
和歌真喜子君
◆5番(
和歌真喜子君) (仮称)海南市民交流施設の家具、什器及び環境用品等の概要というのを見せていただいておりますが、5点ほどお尋ねいたします。 まず1つ目、この購入する家具、什器、環境用品ですが、もう少し具体的な説明、どういうところに使うとか、そういうふうなあたりで説明いただけたらと思います。 2点目、この購入する備品についてなんですけれども、ここに上がってきていない書架あるいは託児室の保育関連のものとか、そういうふうなものはどうなっているんでしょうか。 3つ目です。備品を選定するについては、利用者の意見とか、そういうものも十分に取り入れられているのでしょうか。また、どんなふうにして取り入れているのでしょうか。お答えください。 4点目です。特に子供がよく利用する備品などに関しては、やはり大人用以上にその安全性というのは、十分考えていただきたいと思うんですが、この安全性について、どの程度の考えで選択されているのでしょうか。 5つ目です。交流施設の工期が3月31日で、納品の納入期限も同じ3月31日となっていることで、作業に影響ないのかということをお尋ねするつもりでしたけれども、先ほど橋爪議員が質問された内容とちょっとかぶりますので、そこは結構です。ただ同じように進行させるというお返事でしたので、実際に納入する場所がない、まだでき上がってないというふうなことにならないですか。それと、あとこの工事の進みぐあいによっては、この納入が3月31日よりも、それよりも先に延長されるというふうなこともあり得るのでしょうか。以上5点お答えください。
○議長(
川崎一樹君) 楠間生涯
学習課長
◎生涯
学習課長(
楠間嘉紀君) 和歌議員からいただきました5点の御質疑にお答えさせていただきます。 まず1点目、今回購入する備品については、広く一般競争入札に付することで、購入価格の低減が見込まれる各会議室のテーブル、椅子、事務用のデスク、作業用の机などの家具などの物品棚、キャビネット、更衣室ロッカー等の什器、ごみ、大型のダストボックスなどの環境製品を対象としております。場所については館内のさまざまな場所へ細かい備品が設置されるので、そこら辺の説明はちょっと省略させていただきます。 2点目なんですけれども、書架等の備えつけ備品については、国庫補助の対象となることから、建築工事の中で整備することとしてございまして、今回購入する備品につきましては、運営に必要となる備品全体の金額ベースで全体の約6割程度を今回の入札の対象としてございます。また、託児の保育関連の備品のほか、図書館用品や音楽系什器などにつきましては、今後、各種目別に指名競争入札により、調達を想定してございます。 3点目、備品の選定に際しての利用者からの意見聴取については、これまで平成28年度の基本計画の策定時から教育関係の団体や学校、文化活動をされている方々を初め、さまざまな分野からの意見を聞き、取り組みを進めてきたところでもございます。その後も中央公民館サークルの移動とかも含めまして、さまざまな機会を捉え、主にどういった使い方をされるのか、そのためには、どういった備品があればより有効的に施設が活用されるか等について、十分検討を進めてきたところでございまして、もちろん特定の方だけにメリットのある物品については利用の際には、個々に御自分で御準備いただくことと考えておりますが、利用者の方を初め、指定管理者候補である図書館流通センター、またこれまで視察に行った類似施設等からの情報提供もいただきながら選定してございます。 4点目、子供の利用が想定される備品については、先ほど申し上げましたとおり、2階、3階の一部の閲覧席用の椅子を除き、今後、指名競争入札により調達することを想定してございます。中でも、託児室の保育関連備品につきましては、保育の専門業者の意見を聞きながら、安全性や手入れのしやすさなどを考慮して選定し、小さな子供も口に触れる可能性もある小さな玩具の殺菌消毒器の購入も想定するなど、安全性には十分配慮して調達してまいりたいと考えてございます。 5点目、建設工事に関連しましては、先ほど申し上げたんですが、館内工事自体は2月末までに完成しますんで、3月中にとり行われる工事は主にサイン工事とか、外構工事とか、美装作業用を実施する予定となっておりますので、備品の搬入については、館内の内装の工事が終了したエリアから順次検査を行い、一部引き渡しを受けた後、備品の納入及び設置を進めたいと考えるところでございまして、納品の具体的な順番については、現時点では確定してございませんが、館内工事の進捗にあわせ、業者とも相談しながら、納入期限におくれることのないよう進めてまいりたいと考えてございます。 以上でございます。
○議長(
川崎一樹君) 5番
和歌真喜子君
◆5番(
和歌真喜子君) 今のところは同時進行で納入ができるという意味で理解はしておきます。 あと1点だけ、お聞きいたします。 今回、調達するものに関しましては、大体全体の約6割程度ということですが、そしたらあとの残りの4割程度というのは、これからまだまだ何回か補正のような形で購入していくということになるのでしょうか。すみません、それだけあと1点。
○議長(
川崎一樹君) 楠間生涯
学習課長
◎生涯
学習課長(
楠間嘉紀君) 和歌議員からの再度の御質疑にお答えさせていただきます。 先ほども申し上げたんですけれど、保育の関連用品、図書関連用品、音楽什器、輸入品家具、電化製品、消火器等は年内に随時、その専門の業者と指名競争入札をする予定でございます。 あと備品に関しては、購入する以外にもリースによる備品も予定しておりまして、楽器等のリース契約についてはもう済んでおります。あとAVワゴンについても、今月中には契約する予定となっております。あとデジタルサイネージ、表示用の看板ですとか、情報機器、パソコンとかプリンターとかは年内にリース契約の予定となってございます。 以上でございます。
○議長(
川崎一樹君) 以上で通告による質疑は終了いたしました。 次に、本案について御質疑のある方ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。
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△日程第12 議案第104号 財産の取得について
○議長(
川崎一樹君) 次に、日程第12 議案第104号 財産の取得についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 中
管財情報課長 〔
管財情報課長 中 圭史君登壇〕
◎
管財情報課長(中圭史君) 議案第104号 財産の取得について御説明いたします。 本議案につきましては、海南消防署に平成15年3月に配備した高規格救急自動車が16年を経過し、老朽化しており、救急救命活動に支障を来すおそれがあることから廃車し、新たな車両に更新するため、条件付一般競争入札の結果に基づき、日本船舶薬品株式会社神戸支店、支店長清水衛と3,326万4,000円をもって、購入契約を締結しようとするものでございます。 購入する車両の概要は、エンジン排気量が2,693cc、乗車定員7人で、救急救命活動に必要な高度救急救命資機材を装備しております。詳細につきましては、議案書に添付しています参考資料をごらんいただきたいと存じます。 車両の納入期限は、令和2年2月21日といたしてございます。なお、この入札につきましては、本年7月3日から7月30日まで、本市ホームページにて入札記事を掲載し、7月31日に入札を実施した結果に基づきまして、日本船舶薬品株式会社神戸支店を落札予定者とし、資格審査の結果、諸条件を満たしておりましたので、8月5日に落札者として決定したものでございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
川崎一樹君) 説明が終わりました。これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。 1番
橋爪美惠子君
◆1番(
橋爪美惠子君) 御説明いただきました。この高規格救急自動車ということですけれども、入札した企業が2社ということですよね。ちょっと少ないんではないかと思ったんですが、入札資格のある企業というのはどれだけあるのかについて教えてください。 救急車の買いかえ基準についてです。今度買いかえする物は平成16年から使っているものだということですけれども、どういう計画のもとで買いかえを行っているのかについて御説明ください。
○議長(
川崎一樹君) 中
管財情報課長
◎
管財情報課長(中圭史君) 1番 橋爪議員の御質疑にお答えいたします。 この入札に参加できる条件を満たした業者の数ということでございますが、今回のこの入札につきましては、過去10年間に同種の救急車を納入した実績があるということも条件の一つであります。この条件につきましてはどの業者がどこの自治体に救急車を納入したかという実績は、あらかじめちょっと把握することができませんので、その条件を除外して、この参加できた業者数といたしましては、まず、参加していただくには、海南市に登録業者として登録していただいている必要があります。その中で、今回の場合は、その所在地が近畿圏内にあるもののうち、医療用の機械器具の取引を希望するもので42社、それと特殊用途車両の取引を希望する者が32社ございます。あわせて72社なんですけれども、重複している業者が2つありますので、結局、実質として70社が登録上の参加資格は持っているんですけれども、特に医療用機械器具の取引というのは、高規格の救急車に積載するような高度な機械器具を取り扱う業者が42社あるというわけでなくて、この42社の中にはいわゆる血圧計ですとか、体温計ですとか、そういった薬局、薬屋で販売されているような物を扱う業者もこの42社の中には含まれてございます。ですので、実際にこの高規格の救急車の参加条件としまして、今回、医療用器具の取り扱いと特殊用途車両の取り扱いとの両方どっちかで登録していただければ参加資格はありますよということにしたんですけれども、この2つの取引を合わせましても、高規格の救急車を一括して納入いただける業者というのは、そう多くなかったのではないかなということで、今回の結果、入札が2社であったということにつながってしまっているのかなというふうに考えているところでございます。 以上です。
○議長(
川崎一樹君) 山田
消防本部総務課長
◎
消防本部総務課長(山田量也君) 続きまして、救急車の買いかえについてですが、高規格救急車の更新でございますが、10年をめどに更新計画してございます。他の事業もありますので、少しおくれています。 以上でございます。
○議長(
川崎一樹君) 1番
橋爪美惠子君
◆1番(
橋爪美惠子君) お答えいただきました。ちょっと数を確認し直したいんですけれども、最初聞いたときは参加資格のある社で、何だったかな、42社と32社どっちがどっちとちょっとよう言わんのですけれど、42社と30社あって、2社ダブっているので72社だと思うんです。70社と言われたのが、ちょっと、もし何なら訂正していただけたらと、細かいことを言ってなんですけれども、と思いますんで、正確によろしくお願いします。 それと、参加資格のある企業がそんなにはないということですよね。この高規格消防自動車の場合は、その説明にもありますように、自動車があって、そこに救命資機材を載せるという形なんで、別々でもできるんじゃないかと思うんですけれども、そういうわけにはいかなかったんですか。そうすると車は車でもうちょっと名乗りを上げてくれるところもあるように思うんですが、いかがでしょうか。 それから、救急車の買いかえ基準です、10年をめどにということで、16年たったけれどもちょっとおくれているけれどもということですよね。今後、救急車、やっぱり大切ですから、やっぱり市民の命を守るという上で、これからの買いかえっていうのが、先を見越してやられるんでしょうか。そういう意味での計画っていうのが、どういうふうになっているのか。ちょっとわかるように言っていただけたらと思うんですが。
○議長(
川崎一樹君) 中
管財情報課長
◎
管財情報課長(中圭史君) 先ほどの答弁について、業者の数が合わないのではないかということでございますが、申しわけございません。私のちょっと記憶違いといいますか、記録の違いでございました。医療用機械器具の取引を希望する者が42社、特殊用途車両の取引を希望する者が32社です。合わせて74社あるんですが、そのうち4社が重複してございますので、70社ということになります。申しわけございません。訂正させてください。 それと、もう一点御質疑をいただきました救急車を発注するに当たって、車両と中の機械器具といいますか、装備を分けて発注するということは考えられるのかという御趣旨であったかと思いますが、県下の自治体なども今回入札に当たりまして、調査させていただきました。そうしたところ、本市と同じように一括で救急車として、一体となったものを入札にかけているという自治体もございますし、車と機械類、機器類を分けて発注しているというような自治体もございました。それぞれのメリット、デメリットということも比較したんですけれども、まず、分けて発注した場合に、ひとつ私ども入札執行する立場として心配するのが、自動車では落札者が出たけれども、装備のほうで、機械器具のほうで落札に至らなかった、不調になったという場合に、結局、事務としては手戻りになってしまう。そうした場合に、余計に納入期間がかかるというふうな心配もございます。また、分けて発注している自治体のお話を聞かしていただきますと、今回、この救急車は9月議会、この議会に提案させていただいているんですけれども、分けていっているところは6月議会でかけるようなことが多いと、ということはやはり分割して発注しますとそれなりに納品までの期間が必要になってくるのかなというふうに考えます。 今回、この救急車を購入するに当たりまして財源といたしますのが、石油備蓄の交付金でございます。この交付金の交付決定があるのが6月の末ぐらいに交付決定があるのかなというふうに覚えているんですけれども、その交付決定を受けないと、なかなか入札というか、財源の裏打ちがないので、入札もかけにくいと、そうなりますと、どうしても議案として御審議いただくのが9月議会になる。そうなると製作期間を考えますと、分割では間に合わない、年度内に間に合わない可能性が高いのではないかなということで、今回、一括して発注させていただいたところでございます。 ただ、一部の県内のほかの団体では分けて発注しているところもございますんで、またそういった事例もいろいろ教えてもらいながら、できるだけ業者にたくさん参加していただいて、競争性がより発揮できるような入札を実施していくような検討をしていきたいというふうに考えます。 以上です。
○議長(
川崎一樹君) 竹田
消防次長
◎
消防次長兼
海南消防署長(
竹田正樹君) 1番 橋爪議員の救急車の更新計画に係ります再度の御質疑にお答えします。 救急車の更新、先を見越してできないのかという御質疑でございます。先ほど、消防総務課長のほうから10年をめどに更新するという御答弁をさせていただきました。実際のところ、この救急車もそうですが、15年程度使っておりまして、少々の故障というのは出てくるんですが、14年、15年たって全く使えなくなるというようなぐあいにはなってございません。そのために我々としましては、先を見越した感じで10年を更新計画としているところでございます。 以上です。
○議長(
川崎一樹君) 1番
橋爪美惠子君
◆1番(
橋爪美惠子君) 御答弁いただきました。 入札については、分離についてどうなっているか研究もしてくださるということで、よろしくお願いしたいと思います。 それから、救急車の買いかえっていうことですが、10年を超した救急車っていうのは今どれくらいありますか。もうしばらく買いかえがないのかどうか、そこら辺を知りたいもんですから、わかりますか。わかったらでいいです。わからなかったらまた後ほどでもいいんですけれども、お願いします。
○議長(
川崎一樹君) 竹田
消防次長
◎
消防次長兼
海南消防署長(
竹田正樹君) 1番 橋爪議員の再度の御質疑にお答えします。 現在、救急車5台運用しているわけですが、今回、買いかえる救急車は16年、そのほかに1台、14年半使っている車がありまして、これは次の買いかえ、約2年後と考えているんですが、そこで更新したいと考えてございます。 以上です。
○議長(
川崎一樹君) 他に御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。
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△日程第13 議案第105号
市道路線の廃止及び認定について
○議長(
川崎一樹君) 次に、日程第13 議案第105号
市道路線の廃止及び認定についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 上田
管理課長 〔
管理課長兼
港湾防災管理事務所長 上田 穣君登壇〕
◎
管理課長兼
港湾防災管理事務所長(上田穣君) 議案第105号
市道路線の廃止及び認定について御説明申し上げます。 このたび、国道370号阪井バイパスの供用開始に伴い、重根81号線の未完成部分の工事が完了し、延伸されたことにより、起終点が変更されることから、一度市道を廃止し、廃止区間と新設区間を合わせた新たな路線として認定しようとするものでございます。 廃止する路線は、重根81号線でございまして、道路の一端が県道海南金屋線に、もう一端が重根東2丁目にあります重根5号公園手前までとなっております。路線の延長は280.8メートルで、幅員は23.1メートルから16メートルのアスファルト舗装の道路でございます。この路線を廃止するため、道路法第10条第1項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 また、認定する路線は同じく重根81号線とし、道路の一端が国道370号に、もう一端が県道海南金屋線に接続しております。道路の延長は342.0メートルで、幅員が23.1メートルから16.0メートルのアスファルト舗装の道路でございます。この道路を新たに市道にするため、道路法第8条第2項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
川崎一樹君) 説明は終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。
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△日程第14 議案第106号 令和元
年度海南市
一般会計補正予算(第4号)
○議長(
川崎一樹君) 次に、日程第14 議案第106号 令和元
年度海南市
一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。 お諮りいたします。 本案については既に説明書が添付されておりますので、
内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより本案に対する質疑を行いますが、
議事進行上一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。
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△日程第15 請願第1号 (仮称)海南・
紀美野風力発電事業に対する
地域住民の
不安解消と理解が得られない中では
林地開発の許可を与えないことを求める
意見書提出についての請願
○議長(
川崎一樹君) 次に、日程第15号 請願第1号 (仮称)海南・
紀美野風力発電事業に対する
地域住民の
不安解消と理解が得られない中では
林地開発の許可を与えないことを求める
意見書提出についての請願を議題といたします。 紹介議員の説明を求めます。 4番
中家悦生君 〔4番
中家悦生君登壇〕
◆4番(
中家悦生君) それでは、請願第1号 (仮称)海南・
紀美野風力発電事業に対する
地域住民の
不安解消と理解が得られない中では
林地開発の許可を与えないことを求める
意見書提出についての請願について請願の趣旨を朗読し、提案説明にかえさせていただきます。 私たちは、再生可能エネルギーは、温室効果ガスを排出せず、国内で生産できることから、エネルギー安全保障にも寄与できる有望かつ多様で、重要な低炭素の国産エネルギー源であり、エネルギーミックスにおける電源構成比率の確実な向上を目指していかねばならないことは十分に理解しています。 しかしながら、主力電源として持続的に発電事業を行うためには、
地域住民の立地に対する理解と環境の整備がなされることが、最も重要であり不可欠です。 (仮称)海南・
紀美野風力発電事業については、周辺地域における土石流に係る災害をはじめ、動植物の生態系への影響やのどかな風景を壊すのではないかといった景観への影響、あるいは風切音や低周波音の影響と言われる健康被害などが懸念され、また、主要設備であるブレードの回転直径は約130メートルにも及ぶこれまでにない規模が想定されており、環境への影響も未知数なため、
地域住民の不安はさらに大きいものとなっています。 以上のことから、知事には、
地域住民の
不安解消と理解が得られない中では、森林法第10条の2に基づく
林地開発の許可を与えないことを求める意見書を採択いただきますよう請願いたします。 以上であります。 議員各位におかれましては、何とぞ請願趣旨に御賛同賜りますよう、よろしくお願いを申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(
川崎一樹君) 説明は終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。 20番
宮本勝利君
◆20番(
宮本勝利君) 紹介議員にお伺いいたします。 余り、私、詳しくはないんで、ちょっとそごがある場合も出てくるかと思います。風聞によりますと、いろいろな問題、課題が聞こえてくるということですが、しかし、余り知識がないということで、市の担当課にちょっと立ち話で聞いたんですが、いや、そんなこと余り詳細なことはわからんのやということでしたんで、きょうは紹介議員のほうから早朝に県に提出した資料からいろいろ説明会あるいは地元住民とのいろんな会合が持たれているということを初めて知って、県にいろいろな資料が事業者から出ているということで、私、ゆうべ質問を考えていたんですが、そんなことを聞きますと、余り資料を見させていただいたら、質問ができないというようなことになりましたんで、3点ばかり質問をいたします。 海南市の領域外、有田川町の地籍に発電所を建設すると聞くんですが、施設の建設場所は、はっきりと海南側か有田川町側か、そういうことをお尋ねしたいと思うんです。その上での質問ですが、山を藤白山脈っていうんですか、ちょっとそこもわからないんですが、山々の峰、稜線、それから下った、結局、尾根から下った有田川町へ建設されるというふうに聞きます。つまり、俗にいう扇風機の裏側に当たるというような位置になってくるんではないかというふうに思うわけです。 心配するところのいろいろな公害に対する、環境に対する負荷はかなり軽減するのではないでしょうかと。稜線から下ったところで、どのぐらい下るかわからないんですが、尾根から下ったところで建設されたとした場合、関係とかそういうものは海南側から見えないのじゃないかと、いろいろな問題、懸念するところも解消できるんではないかというふうに思ってございます。そこらの点、お聞きしたいと思います。 それと、有田川町への施設の建設の場合、森林法第10条2項に基づいての開発の許可を与えないことを求める意見書ということになりますと、ちょっとこの意見書では、踏み込み過ぎではないかと。そういう懸念もするわけでございます。 以上3点お聞きいたします。
○議長(
川崎一樹君) 答弁願います。 4番
中家悦生君
◆4番(
中家悦生君) ただいま
宮本勝利議員から御質疑をいただきました。 まず1点目、海南市の領域外の有田川町地籍に当たる場所へ設置するというふうに聞いているんだと。実際の設置場所はどこなのかという趣旨だったと思います。 和歌山県の公式ホームページに当(仮称)海南・
紀美野風力発電事業に関するページが設けられておりまして、当該事業者が提出されている資料などもこの公式ホームページから読むことができるようになっております。当該事業者の方法書を確認いたしますと、対象事業実施区域につきましては、地図が、簡単な略図が載せられております。それで、この当該事業につきましては、海南市、紀美野町、有田川町に設置するんだということで、赤線が引かれているわけですが、これを見る限りは、非常にピンスポットでというんか、細かく各基の位置が示されていないわけです。海南市の境界に当たる部分にも設置される可能性があるというふうに認め読み取れるのではないかというふうに思っております。計画書から見る限りは特定できる形にはなっていないというふうに思います。それとあわせて、県の公式ホームページによりますと、事業の概要の説明の中には、事業の実施区域は海南市、紀美野町、有田川町、1市2町の名称が明確に明記されております。また、関係地域ということで、同じく海南市、紀美野町、有田川町というふうに書かれておりますので、海南市に設置され、また影響があるというふうに考えられるのではないかと思っております。 2点目の藤白山脈、いわゆる尾根を下った有田川町のほうに設置されるとしたら、余り影響が、機器の裏側になるので、環境の影響はかなり軽減されるのではないかといった御趣旨の質疑だったと思うんですけれども、このことにつきましても、今回、計画されている風車が、計画書にもありますように、国内でも最大級の大きさが示されております。 風車の中心であるハブまでの高さが約85メーター、そしてまた風車の直径ローターといいます、ローターの直径が約130メートルということで、この近隣の例えば広川町の風車に比べても、もう全然大きさが違う。例えば広川町でいえば、ハブまで約65メーター、そしてまた風車の大きさは半径35.25メーターで直径70メーター、直径でも倍に近いという、そういう非常に大きな風車の設置の計画がされております。そのようなことから、裏側であるということがありますけれども、その影響がはかり知れないといいますか、そのように考えておりますし、また風車の特性といたしまして、風の向かってくる方向へ向いて、正面を向くというようなことでございますので、360度回転するかどうかまではわかりませんが、場合によっては、横から来た場合は横を向いてたりということで、海南市域への影響も非常に大きいと考えられるのではないかというふうに想像いたしております。 それから3点目の、この有田川町への施設の建設になった場合は、この意見書は少し踏み込み過ぎているんではないかというふうな趣旨の御質疑だったと思うんです。今、1問目、2問目の御質疑にお答えしたように、やはり非常に過去に設置されているものとは比較にならないような非常に大きな規模の、そしてまた大きさのものが設置されるということで、大変、海南市域におけるやっぱり影響が懸念されるというふうに思います。そういうことから、またあわせて先ほども答弁しましたように、当該事業というのは仮称ではありますが、海南・
紀美野風力発電事業ということで、むしろ有田川町のお名前が事業には載っていない状態の中で、海南としても、この実施区域、また関係地域と言われている中に、県の公式ホームページにも書かれておりますので、やはりこれは海南市として意見を上げていくべきではないか。このように判断をさせていただきまして、請願の提出をさせていただいたところであります。 御理解いただきますようよろしくお願いしたいと思います。
○議長(
川崎一樹君) 再度の御質疑ございませんか。 20番
宮本勝利君
◆20番(
宮本勝利君) 今、紹介議員から聞かしていただきました。 そうですね、紀美野町、有田川町、それぞれの議会の動きっていうんですか、こういう意見書の取り扱いがどうなっているかというようなことと、それと、今、3点目でお答えいただいたんですが、私としては、海南市から県に対して有田川町に帰属する森林に開発許可を与えないというようなことを海南市から、海南市から県へ行く場合ですよ。ちょっと越権行為ではないかと、現実に、仮に、有田川町の森林を開発して、海南市の森林は関係ないとしたら、そういうふうに思うんですが、再度、この点ちょっとお答えいただけますか。
○議長(
川崎一樹君) 答弁願います。 4番
中家悦生君
◆4番(
中家悦生君) 再度の御質疑にお答えいたします。 まず1点目の紀美野町並びに有田川町の議会の対応ということでございます。 紀美野町におかれましては、昨年、平成30年3月、これも県知事宛てに意見書が提出されております。意見書の中身もあわせて紹介をさせていただきたいと思います。 紀美野町から出されている知事宛ての意見書は、風力発電は再生可能エネルギーとして重要な位置づけであるが、現存する施設において
地域住民に対し、健康被害や環境破壊をもたらしている。特に近隣の市町においては新居を建て、引っ越した家庭や家族が別居生活を余儀なくされた家庭もあり、また地域でも住民の約20%が何らかの健康被害を訴えていると聞く。 昨年の台風21号においては、町内の梅本地区において、大きな土砂災害が発生し、住民が一時避難するという事態になったことが示すとおり、多くの地すべり地帯を有する町内において、山の頂上に風力発電機や道路を設置する計画であることから、山の下方への土砂災害が危惧されることに加え、希少動植物への影響も考えられる。さらに紀美野町では地上デジタル放送受信対策として、ギャップフィラー方式を採用しており、低周波による影響が懸念される。よって町民の多くは巨大風力発電計画に反対しており、森林法第10条の2に基づく森林開発の許可をされないよう強く要望するというふうな趣旨で意見書を出されております。 また、お隣の有田川町の議会におかれましても、これも平成30年6月です。6月19日付で知事宛てに、(仮称)海南・
紀美野風力発電事業に対する
林地開発の不許可を求める意見書ということで、同様の趣旨の意見書が提出されているところでございます。 それから、再度の質疑がありました有田川町の地域だけにしか設置されない場合に、本市議会からそういうことを知事宛てに、要するに開発許可をするな、与えるなということの意見書はいかがものかっていうことだったと思うんですけれども、大変繰り返しになって答弁としては、新しく答弁させていただくことにはならないんですが、先ほども申し上げましたように、非常に巨大な風車であるということ。そして、きちんとした地図はございませんけれども、仮に海南市から外れたとしても非常に境界のところに立つような状況のラインが設置予定ということで計画に出されているところから考えれば、海南市民にとって、特に南部の地域の住民の方にとってみたら、もう目と鼻の先にこの巨大な風車がそびえ立つということで、このことについて、意見を言いたいということは、やはり市民の意向を聞いて、議会としても取り上げていくべきではないかというふうに、私は判断をさせていただきました。ということで、そういう思いで出させていただいているということを御理解いただきたいと思います。
○議長(
川崎一樹君) 他に御質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 この際、今期定例会に提出された議案等のうち、報告を除く当局提出議案26件及び請願1件を、既に配付の議案付託表のとおりそれぞれの所管の委員会に付託いたします。 この際、委員会開催日程調整のため、暫時休憩いたします。 午後2時10分
休憩----------------------------------- 午後2時14分開議
○議長(
川崎一樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
-----------------------------------
△諸般の報告
○議長(
川崎一樹君) この際、各委員会委員長招集の委員会開催日程を
事務局長から報告させます。 宮井
事務局長
◎
事務局長(
宮井啓行君) 報告いたします。 予算決算委員会、本日午後2時30分より第1委員会室で開催いたします。 総務委員会、本日午後3時、第2委員会室。 建設経済委員会、本日午後2時40分、第4委員会室。 教育厚生委員会、9月17日午前9時30分、第3委員会室。 以上です。
○議長(
川崎一樹君) 報告が終わりました。 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 お諮りいたします。 明日9月14日から10月2日までの19日間を休会とし、10月3日午前9時30分から会議を開きたいと思います。これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 本日はこれをもって散会いたします。 午後2時16分散会
----------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定によってここに署名する。 議長
川崎一樹 議員
橋爪美惠子 議員
黒原章至 議員 川端 進...