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07月05日-07号

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  1. 海南市議会 2005-07-05
    07月05日-07号


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    平成17年  6月 定例会                 平成17年             海南市議会6月定例会会議録                  第7号             平成17年7月5日(火曜日)---------------------------------------議事日程第7号平成17年7月5日(火)午前9時30分開議日程第1 議案第35号 平成17年度海南市一般会計予算日程第2 議案第36号 平成17年度海南市国民健康保険特別会計予算日程第3 議案第37号 平成17年度海南市老人保健特別会計予算日程第4 議案第38号 平成17年度海南市介護保険特別会計予算日程第5 議案第39号 平成17年度海南市産業廃棄物処理事業特別会計予算日程第6 議案第40号 平成17年度海南市同和対策住宅資金貸付事業特別会計予算日程第7 議案第41号 平成17年度海南市港湾施設事業特別会計予算日程第8 議案第42号 平成17年度海南市簡易水道事業特別会計予算日程第9 議案第43号 平成17年度海南市水道事業会計予算日程第10 議案第44号 平成17年度海南市民病院事業会計予算日程第11 発議第4号 小泉首相の靖国神社参拝の自粛を求める意見書(案)日程第12 発議第5号 道路整備の促進と財源確保に関する意見書(案)日程第13 海南市選挙管理委員の選挙日程第14 海南市選挙管理委員補充員の選挙日程第15 推薦第2号 農業委員会委員の推薦について---------------------------------------本日の会議に付した事件日程第1 議案第35号 平成17年度海南市一般会計予算---------------------------------------出席議員(37名)      1番  上田弘志君      2番  岡 義明君      3番  若林睦弘君      4番  丸山長和君      5番  中井富美夫君      6番  橋爪光一君      7番  河野敬二君      8番  幡川文彦君      9番  森下晴彦君     10番  藤田眞嗣君     11番  山本恵津子君     12番  尾崎弘一君     13番  宮本勝利君     14番  中家悦生君     15番  浴 寿美君     16番  前山進一君     17番  桝田隆造君     18番  大田 優君     19番  北浦 茂君     20番  前田雄治君     21番  浜崎政治君     22番  久保田正直君     23番  黒原章至君     24番  榊原徳昭君     25番  宮本憲治君     26番  矢本 伊君     27番  磯崎誠治君     28番  森本浩生君     29番  川端 進君     30番  寺杣茂男君     31番  馬場利之君     32番  瀧 多津子君     33番  寺脇寛治君     34番  出口茂治君     35番  山部 弘君     36番  谷上昌賢君     37番  米田光治君 -------------------説明のため出席した者   市長          神出政巳君   助役          宮脇昭博君   収入役         濱井兵甲君   政策調整部長      森 孝博君   総務部長        宗 泰雄君   保健福祉部長      緒方信弘君   市民部長        前川順治君   下津行政局長      表 行男君   総務部参事財政課長  坂本寛章君   政策調整課長      野崎一郎君   総務課長        土井 博君   税務課長        樫尾博文君   情報システム課長    上田数馬君   保険年金課長      平田喜義君   社会福祉課長      児嶋俊治君   子育て推進課長     猪尻義和君   高齢介護課長      谷口俊治君   市民環境課長      岡本芳伸君 -------------------事務局職員出席者   事務局長        千葉博己君   次長          西谷利広君   専門員         山本 明君   主事          栗山維希君 -------------------          午前9時30分開議 ○議長(宮本勝利君) おはようございます。 ただいまから本日の会議を開きます。 ------------------- △日程第1 議案第35号 平成17年度海南市一般会計予算 ○議長(宮本勝利君) これより日程に入ります。 日程第1 議案第35号 平成17年度海南市一般会計予算を議題といたします。 お諮りいたします。 本案については既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、議事進行上、第1条歳入歳出予算のうち歳出から各款ごとに御質疑いただくことにいたします。 歳出1款議会費について御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって1款議会費に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、2款総務費について御質疑ございませんか。 6番 橋爪光一君 ◆6番(橋爪光一君) 58ページ委託料、賃金、需用費についてを質問いたします。 いわゆる委託料、賃金、需用費というのは物件費ということになります。物件費のこの今年度の予算の概要の9ページに、物件費と維持補修費で約30億というふうに、本年度の予算が物件費、維持補修費で30億になっております。合併協議会のときの物件費、維持補修費予算見込額が大体27億ほど。実際の15年度の決算上での海南市と下津町の物件費と維持補修費が27億6,000万ほどで、単独のときでも物件費が約11%ほど伸びております。 合併協議会のときにも問題になったんですけども、この物件費、維持補修費が大幅に減るという予測を立てまして、合併協議会のときは単独でいくよりも大幅に減るという予測のもとに、財政の予測を立てたんですけども、実際としては単独のときよりも11%も多くなっておりますけども、これの理由を御説明願いたいと思います。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 坂本総務部参事  〔総務部参事財政課長 坂本寛章君登壇〕 ◎総務部参事財政課長坂本寛章君) 6番 橋爪議員からいただきました御質問に答弁させていただきます。 新市の財政計画の中での物件費の額と今回の予算額とに乖離があることについて、その理由はということでございます。 新市まちづくり計画での物件費は約25億1,200万円、今回の予算額は28億9,000万円でございますので、約3億7,800万円、今回の予算の方が多くなってございます。この多くなっている理由についてのお尋ねでございます。 まず、新市まちづくり計画での財政計画に使用した数値は、平成15年度の決算額を基礎として、特に物件費につきましては極力抑えたいという意識も持ちながら、合併により見込み得る増減を加味し、推計したものでございますが、実際の17年度予算額との比較において、かなりの差が出ているところでございます。 例えば具体的に説明させていただきますと、電算システムを統一することによりまして、それに関連する経費、例えば保守管理費などが抑えられると推測しておりましたけれども、どうしても並行稼働をしなくてはならない、そういった実情もございますので、経費が下がることに至らなかった、そういう実情もございますので、経費が下がることに至らなかったことなどもございます。 また、下津の幼稚園での3歳児保育を実施するためや小学校、中学校の校務員が退職をされたり、事務職に職場がえをしたことなどに伴いまして、その補充として臨時職員を雇用したことなど、そうした臨時職員の増加によっての経費がふえていることも一つの要員となってございます。 総じて、新市の財政計画におきましては合併による経費の削減が可能であるという考え方で、特に物件費につきましては、そうした合併効果を盛り込んだ推計をしたところでございます。 そうした中で、当然、この計画に沿った予算編成及び執行をしていかなければなりませんけれども、今回の予算につきましては、財政計画を作成する時点で想定できなかったこともございまして、例えば、地域イントラネット事業1億5,000万につきましては、新市まちづくり財政計画を作成する時点では想定していなかったということもございますし、そうした中で結果として乖離が出てきたところでございますので、御理解のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(宮本勝利君) 他に御質疑ございませんか。 6番 橋爪光一君 ◆6番(橋爪光一君) 合併協議会のときに、他の合併した市町村を例にとりながら、特に初年度、合併当初は物件費は下がらないんではないかというよりは、余計に上がるんではないかというのを、今まで合併した市町村を例にとって何度も質問したんですけども、いや下がるんだと言われてきた経過がありますんで、私は今の答弁には納得できません。納得できませんけども、今さら言うても仕方ありませんので。合併協議会の資料は、合併を進めようというためにつくった資料ではないかというふうに受け取ってしまうわけですよ。 それはそれとして、同じように人件費、これが非常にすばらしい。先に言うとけばよかったんですけども、合併協議会のときの財政予測が58億3,900万、今回の予算が58億3,900万何がしと、100万単位で予想がぴったり合ってまして、これは積み立ててあったんだと思うんですけども、もし積み立ててあったんだったらすばらしいなと思うんですけども、合わしたわけではないですよね。これがまず1点。 それから、いわゆるそういうふうな同じように9ページのところで、予算の概要のところの9ページなんですけども、そういう中で、普通建設事業費が、合併協議会のときは40億ということを見込んでいたんですけども、今回、約32億弱。これは当初予算ですから、この40億に近づいていくんかどうか、この点を財政としてどういうふうに考えているのか、お聞かせください。 財政全般のことも質問をいたしますけども、いわゆる合併市町村振興のための基金造成というのがありまして、それが合併特例債が充てられると思うんです。それが、新しい海南市の場合、15億8,000万で合併特例債が95%ということで、協議会の中での初年度の見込みを出してたんですけども、今回それが載ってないんですけども、それはどういう理由でしょうか。お聞かせください。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 坂本総務部参事  〔総務部参事財政課長 坂本寛章君登壇〕 ◎総務部参事財政課長坂本寛章君) 6番 橋爪議員からいただきました御質問に答弁をさせていただきます。 まず、第1点の普通建設事業費が、新市まちづくり計画に比べて約10億円ほど少ないことについて、今後どうするかも含めてという御質問の趣旨でございます。 合併特例債を活用していく、そうした普通建設事業も含めて、起債でございますので、後年度に償還していかなければならない、そうした負担のことも考えていかなければなりませんということや、あるいは合併早々にそうした新市まちづくり計画について実践していくためのそうした協議、計画に、少し時間が足りなかったということもございますので、今後、補正とかそういう機会をとらまえて、そういったことを予算化していくのかも含めて考えていきたい、上司に相談、協議していきたいと思ってます。 あと1つの御質問は、合併特例債基金造成分を、今回予算化していない、そういった理由あるいは今後どうするのかということでございます。 この基金造成分につきましては、本市としての上限額約15億7,500万円の基金を創設することができます。そのために、合併特例債として14億9,700万円が充当されるということでございますので、当然その差、約7,800万円は一般財源の負担となるわけでございます。そうした中で、こうした基金の造成を今年度で全額措置するのか、複数年での分割とするのかや、あるいは基金の創設は何らかの事業を実施するために合併特例債を活用するという、そういうことではございませんので、今回の当初予算化に計上については、そういったことをもろもろ考える中で、見送らせていただきました。 ただ、今後、年度内での補正の対応について、その時期などを内部で協議した上で、上司の指示を仰いでいきたいと考えてございますので、よろしく御理解していただきますようにお願い申し上げます。 ○議長(宮本勝利君) 他に御質疑ございませんか。 6番 橋爪光一君 ◆6番(橋爪光一君) 人件費がぴったり合ったことについて、答弁がなかったんで、3回目で結構ですので、答弁ください。 それから、いわゆる普通建設事業費の約32億なんですけど、これが実に下津と海南と単独でいった場合の建設事業費の合計、これが31億と見込んでるんですよ。合併したら建設事業費がふえるという合併の理由だったんですけども、単独で見込んだときと全く変わらない、全くというわけじゃない、ほとんど変わらないという見込みになってるんですけども、今後、新しい施策をやっていく上でふえていく可能性があるという答弁だったと思うんですけども、見込んだように、毎年平均40億円ずつ、合併したら建設事業費が出てくるという財政推計だったんですね。 今の時点で、本当に40億円ずつ使えるのかどうか。僕は非常に疑わしいように思うんですけども、その点の見込みについてお聞かせください。 それから、9ページの繰出金が、これも見込みより17%ほどふえてるんですけども、額で20億あるんですけども、2億9,600万ほどふえてるんですが、これの理由も教えていただけますか。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 坂本総務部参事  〔総務部参事財政課長 坂本寛章君登壇〕 ◎総務部参事財政課長坂本寛章君) 6番 橋爪議員からいただきました御質疑に答弁をさせていただきます。 まず、1点目の人件費、これは財政計画と今回の予算額がほぼ一致していることについてでございますが、これはたまたまといいますか、そうした、ほかにもいろいろと増減はございますけれども、この人件費に限ってたまたまそういうふうになったということでございます。 それと、普通建設事業費の予算額が少ない、新市まちづくり計画においては約40億円をという計画であったのにということでございますが、これは先ほど言わせていただきましたが、今回は当初予算でございまして、今後補正予算も含めた中で、そういったことを始終、協議、相談をしていきたいということでございますので、よろしく御理解していただきますようにお願いします。 あと、扶助費の伸びの理由ということでございますが、これは社会保障制度に係る扶助費、例えば、介護保険でのサービス給付が、ここ年次的に伸びてきてございまして、旧海南市におきます数値をちょっと紹介させていただきますと、14年度で3億5,600万円、15年度で3億8,200万、16年度で4億1,100万と、大体年間3,000万ずつぐらい、市としての負担の分がふえてございます。そのほかに、例えば障害者の支援費制度が15年度より始まってること、あるいは児童手当が平成16年度から、就学前から小学校3年生まで拡大されたこと、そうしたもろもろの社会保障制度の充実、そうしたことに伴いまして、例えば介護保険特別会計等々への繰出金が増加しているということが、増の大きな要因でございます。 以上です。  (発言する者あり) ○議長(宮本勝利君) 7番 河野敬二君 ◆7番(河野敬二君) 坂本課長が真剣に答えようとすればするほど、6番 橋爪議員の質問に答えてないんよ。あなた、事務分掌見たら財政課ですやろ、あなたとこ。財政課の仕事というのは、財政の計画及び調査とか財政状況の公表とかとあるのよ。補正でふえるだろうとかどうだとか、あなたとこの事務分掌とちゃうぞ。ふえてきて、政策的なことは政策的なことでちゃんと市長以下トップが座っておられるんですからね、補正でふえるだろうかどうのこうのとか、そんなもん、あなたとこ答える問題、違うで。それはきっちり補正で。 橋爪議員普通建設事業費が10億少ないと。これは補正全体でふえてくるということをきちっと答弁してくださいよ。調整してくださいよ、議長。  (発言する者あり) ○議長(宮本勝利君) 29番 川端 進君 ◆29番(川端進君) 議長さんにひとつお諮りを願いたいんやけど、ただいまの河野さんの議事進行のこともありますが、きょう、開会して、議長さんの議事の進め方として、従来の海南の議会の進め方と同様の手順で、款ごとに進めますということで、第2款総務費の中の総務管理費の質問を橋爪さんがされた中で総括的な質問の展開になってるんです。そうなりますと、橋爪さんは橋爪さんの質問でええんですよ、立派な質問で共感するとこ多いんですが、進め方は款で言うてるんで、款でやったらやりにくいところもあるというのわかりますんで、一遍、休憩とって、款でなしに、先に総括的な質問があればそれを先にやらんかとか、そういう議事運営を図った方がかみ合うと思うんで、河野さんの議事にもちょっと似てるんですが、一遍諮り直しをしていただきたいんで、休憩とってそうしていただいて、議運開いたらいいと思うんですけど。 ○議長(宮本勝利君) この際、暫時休憩いたします。          午前9時54分休憩 -------------------          午前11時開議
    ○議長(宮本勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第1 議案第35号の議事を継続いたします。 6番 橋爪光一君の質疑に対し、当局から答弁願います。 宗総務部長  〔総務部長 宗 泰雄君登壇〕 ◎総務部長(宗泰雄君) 6番 橋爪議員の御質疑にお答えをさせていただきます。 まず、初めに普通建設費に係る御質疑でございます。 この普通建設事業費につきまして、財政計画の中で費用の算出等を行うことにつきましては、先ほど議員もおっしゃられましたように、旧海南市、旧下津町の過去の実績等を参考にしながら積算をいたしてございます。その後積算いたした額が31億円でございまして、議員おっしゃるとおりでございます。 そうした通常の31億円に加え、新しい町の一体化、一体性の確保あるいは新しいまちづくり、そうしたものを含め9億円ということで計上させていただいて、計画の中では約40億円となってございます。 ただ、この40億円につきましては、この計画年度でございます平成17年から27年度の11年間について、ずっと40億円という計画をいたしてございまして、事業によりましては、それぞれの年度で増減があるものと思ってございます。 今後、総合計画等もございますが、そうした中で一体性の確保等をかんがみながら、普通建設事業費につきましては、それぞれの年度に必要とする予算を計上してまいりたいと思ってるところでございますので、御理解をいただきたいと思います。 また、もう一つ、繰出金についてでございます。 これも計画に比べて大幅に増加しておるという御質疑でございますが、これにつきまして、主な増加したものといたしましては、介護保険特別会計への繰出金、これはサービスの増加に伴うものでございますが、1億6,000万余りふえてございます。また、老人保健の特別会計への繰り出しとして7,800万程度、また国民健康保険会計への繰り出しということで3,000万程度、そうした増加がございますので、計画を上回る結果となったものでございますので、御理解をいただきたいと思います。 ○議長(宮本勝利君) 他に御質疑ございませんか。 30番 寺杣茂男君 ◆30番(寺杣茂男君) 非常に大きな、総括的な質問の後で、全く大砲の後の水鉄砲みたいでございますけども、合併も市民のための合併であったわけです。少しでも節約してはどうかというつもりで質問させていただきます。 各目ごとの13節委託料のうち複写機保守管理委託料について、お尋ねさせていただきます。ページ繰るの忙しいから繰らなくてもいいですよ。まず58ページの7万円、61ページの14万、64ページの90万円、74ページの25万1,000円、75ページの10万円、81ページの37万1,000円、87ページの19万8,000円。合計しますと213万幾らになりますけれども、このようにコピー機の委託料について、ばらつきがあります。これはなぜですか。 委託先はどこですか。 委託方法はどうなっておりますか。入札か随契かでございます。これについてお尋ねいたします。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 この際、暫時休憩いたします。          午前11時6分休憩 -------------------          午前11時30分開議 ○議長(宮本勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第1 議案第35号の議事を継続いたします。 30番 寺杣茂男君の質疑に対し、当局から答弁願います。 宗総務部長  〔総務部長 宗 泰雄君登壇〕 ◎総務部長(宗泰雄君) 30番 寺杣議員の御質疑にお答えをさせていただきます。 それぞれに複写機保守管理委託料を計上いたしてございますが、今御質疑のございました部分につきまして、全体的に申し上げますと、複写機のこの保守管理委託料につきましては、それぞれ使用枚数によりまして、単価掛ける枚数という積算をいたしてございますので、それぞれの所属により差がございます。 それと、特に総務費、58ページの7万円でございますが、これにつきましては合併協議会での複写機の未払い分ということで、ここに計上しているものでございます。 また、それから61ページにございます14万円につきましては、これは出納室の方で使用してますコピー機でございまして、1枚当たり5円という契約をいたしておる、そういうものでございます。また、64ページには企画費ということで、政策調整部に置いてございます。これも90万円置いてるわけでございますけども、これにつきましては5,000枚まで4.9円というような形の契約でございます。 また、選挙管理委員会関係では74ページあるいは75ページに25万円あるいは10万円と置いてございますが、これにつきましても1,000枚まで8円50銭とか、そうした枚数多くなればなるほど安くなるという契約になってございますので、それぞれに金額にばらつきが生じるというものでございますので、御理解をいただきたいと思います。 契約につきましては、管理委託契約を結んでございまして、それぞれ1年間の業務委託を契約いたしてございます。 相手先は、いずれも富士ゼロックスでございます。 以上です。 ○議長(宮本勝利君) 他に御質疑ございませんか。 30番 寺杣茂男君 ◆30番(寺杣茂男君) この委託料は、高いと思いますか、それとも安いと思いますか。枚数によってそれぞれ違うということですけれども、これらが総務で各課のコピー機を一括して委託すれば、もっと安くなるのではないかと思います。1枚幾ら、1枚5円とか枚数によっても違うと言うけれども、その点についてお伺いいたします。 随契か、入札ですかということも契約について、第1回目の質問でさせていただきました。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 宗総務部長  〔総務部長 宗 泰雄君登壇〕 ◎総務部長(宗泰雄君) 30番 寺杣議員の御質疑にお答えをさせていただきます。 この委託料、高い安いでございますが、安くもなく高くもなくという通常の価格であろうと思ってございます。 ただ、一括してという御質疑がございます。ただ、これを一括すればどうなるかということを、我々検討いたしてございませんが、それぞれのコピー機がそれぞれにございますので、その機械についてどうした使い方をするということで契約がなされますので、その1つの機械に何枚使うかということで契約するということになってございますので、一括してどう安くなるかということにつきましては、今後、研究をさせていただきたいと思います。 また、契約につきましては、随意契約でございますので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(宮本勝利君) 他に御質疑ございませんか。 30番 寺杣茂男君 ◆30番(寺杣茂男君) 2款総務費の中での委託料について、複写機についてお伺いしたわけでございますけれども、このような同様のばらつきがほかにもあります。他の款に言及してはどうかと思いますけれども、ちなみにすべてのコピーについて合計しますと、約1,000万円に上ってまいります。少しでも、市民のために合併したのですから、私の試案でございますけれども、このコピーについて、今後、総務で一括して委託すれば3分の2あるいは2分の1、半値になるのではないかと思いますけれども、当局はこれについてどうお考えでしょうか、お伺いします。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 宗総務部長  〔総務部長 宗 泰雄君登壇〕 ◎総務部長(宗泰雄君) 30番 寺杣議員の御質疑にお答えをさせていただきます。 議員御質疑の一括して契約すればということでございます。それぞれに必要な経費を必要な部署へ置くということもございますが、一度御質疑の趣旨、十分踏まえまして検討させていただきたいと思います。 ○議長(宮本勝利君) 他に御質疑ございませんか。 8番 幡川文彦君 ◆8番(幡川文彦君) 議長に申し上げます。 あなたね、議事の進行やけれども、1人の議員が質問して、そして3回までやれることになっちゃるねん。続いてございませんかと言うて、ない、他にございませんかと諮ってくれたらね、他の議員が言えるわけよ。わしら気弱いさかいに、いつ挙げてええかわからんねや。そんなことせんといてもらわなあかんねん。やっぱりうまく進めようと思たらよ、そういうふうに願いたい。これは、わし、要望しておきます。 本題へ入ります。 総務ですけれど、57ページ。時間外勤務手当3,003万円、上がっております。一般質問でもありましたけれど、今合併に特に伴うということもあるんでしょう。コンピューターの関係とか高齢介護課の関係、保険年金課の関係で、職員の皆さんには大変、時間外をしてもらわないかんという事態になってるんだと思います。金額も大変でしょうけれど、そこで、まず心配するのは、職員の皆さんの健康の問題でもあるんですが、時間外手当をきちっと把握して、支払いをできる体制になってるんかと。体制ですよ。それをまず聞きたいんです。 そしてやはり、人員配置は一定是正されるということがあったようですけれど、再度、この配置も再点検というのか、考えていただくことが必要ではないかと思うんですが、時間外勤務手当の計上にかかわって、当局の見解もただしておきたいと思います。 何ですよ、職員さんの健康も問題なんです。心配なんですよね。余り願わんことなんですが、幹部職員の皆さんでも、ばたばたっと亡くなられるというようなことが続く場合もありますわな。やっぱりこれは勤務状態やら労働条件の問題とも関連してるということも言える。そういう点でいうと健康管理ね。かつて、この議会で職員の皆さんの健診の問題についてたださせてもらって、それから幾らか健診率がずっとようなってますね。大いに結構なことなんですが、この3,000万からの時間外手当を予算計上する、そのことと同時に健康問題についての、管理者として人事管理をするという側から見て、健康問題についてどういう配慮してるのか、この点について、ただしておきたいと思います。 もう1点は、60ページです。市職員への互助会の交付金、340万上がっておりますね。とかく世上、地方公務員への互助会等への支出が、新聞紙上でもあるいは有権者の皆さんから見ると厳しい目で見られるということもあるわけですよね。平成15年度の決算でも決算委員会でかなり詳しい資料が出されまして、他市と比較等して互助会の交付金がどうなのかということが決算委員会でも追及されました。これを見ると、前年度からかなり是正をしてるわけですけれど、職員もふえたことだし、しかも大幅に減ってるということで、まあ是正したということになるんでしょうけれど、どういう基準で340万を計上しましたか。 そして、他市の状況なども比べて是正したと、こういうことになるんでしょうか。 それを聞いておきたいと思います。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 宗総務部長  〔総務部長 宗 泰雄君登壇〕 ◎総務部長(宗泰雄君) 8番 幡川議員の御質疑にお答えをさせていただきます。 まず、時間外勤務手当でございます。この総務費の中に3,000万円余りの予算を計上させていただいてございます。これにつきましては、合併あるいはシステムの移行等に伴う時間外につきまして、総務で一括計上したというものでございます。 なお、この時間外を支払うことについての御質疑でございますが、それぞれの所属長が時間外勤務を命じ、それに対しましては支払うのが当然であると思っておるところでございます。 また、健康管理につきまして十分にという御質疑でございます。 一般質問の中でも河野議員の方から、ストレスが蓄積されている職員もおるんではないかと、そうした御質疑もいただきました。その中で、河野議員にもお答えさせていただきましたが、各課の職員の状況というものを、一遍調査したらということでございます。そうしたことをさせていただきながら、健康管理につきましても、より充実してまいりたいと思ってございますが、やはり基本的な解消といたしましては事務量と人事配置ということになってまいりますので、それにつきまして、今後、十分配慮してまいりたいと思っているところでございます。 また、次の市職員互助会交付金でございます。これにつきまして、他市の状況等も検討させていただきました。また、こうした職員への元気回復等の福利厚生事業というのも重要なものと思ってございますが、やはり昨今の社会情勢の中で、1人当たり5,000円として計上させていただいてございますので、御理解をいただきたいと思います。 なお、昨年は、旧海南市におきましては1万円でございました。 以上でございます。 ○議長(宮本勝利君) 8番 幡川文彦君、御質疑ございますか。 8番 幡川文彦君 ◆8番(幡川文彦君) そのように言うていただいたら結構です。 時間外手当、これはおっしゃるようにきちっと管理をして、管理とともにばんばん支払い漏れのないように、そういうふうなことで、健康のことも配慮してもらいたいと思います、当然のことながら。 それで、総務部長さん、互助会への交付金ですけどね、旧海南市では職員さん1人当たり1万円であったものを、今度は下津の職員さんも入れて1人5,000円にしたと。これは、言われるように社会的な情勢もあるし、妥当ではないかと思うんですが、決算のときに、資料をたしか出してくれてあったと思うんやけどね。県下の7市でいうと、互助会の交付金の、1人当たりでしたか、何ぼぐらい出てましたか。それと比較してどないなりますか。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 土井総務課長  〔総務課長 土井 博君登壇〕 ◎総務課長(土井博君) 8番 幡川議員の互助会にかかわっての、県下各市の状況ということでございます。 まず、海南市を除く市分でございますが、和歌山市では運営費用の2分の1を公費で負担というふうに聞いております。それから橋本市では年間250万円、この基準は、それまでは1人当たり月額500円だったものを、年間を250万に変えたいうふうに聞いております。 有田市では1人当たり年2,000円、御坊は年100万円、田辺は年162万、新宮は本給の1,000分の2という率であって、金額については承知してございません。 以上でございます。 ○議長(宮本勝利君) 8番 幡川文彦君、御質疑ございますか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 他に御質疑ございませんか。 2番 岡 義明君 ◆2番(岡義明君) 64ページです。先聞いておけばよかったんですが、これ新たな予算かと思いますんで。 区分でいいますと、24の投資及びと書いてます。テレビ和歌山に出資するということですが、918万6,000円。これは今までになかったように思うんですが、まず、説明してもらえますか。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 野崎政策調整課長  〔政策調整課長 野崎一郎君登壇〕 ◎政策調整課長(野崎一郎君) 2番 岡議員のテレビ和歌山出捐金についての御質問でございます。 これにつきましては、国のIT施策により2006年末までに地上局の地上デジタル放送を開始いたしまして、2011年には地上アナログテレビ放送を終了し、デジタル放送に完全移行しなければならないというところでございます。 これにつきましては、平成16年6月、テレビ和歌山の株主総会で倍額増資が承認され、8億円の増資が決定したところでございます。これを受けまして、和歌山県では平成17年度予算として1億5,000万円を出資するということで決定いたしまして、各市町村、50市町村ですね、今は減っておりますけども、県と同額の1億5,000万円を各市町村に分担いたしまして出資するということで、各市町村の増資については、市において市長会で、町村においては町村会で決定いたしました。それを受けまして918万6,000円を出資するわけでございますけども、これにつきましては、その財源として市町村振興協会の基金を充当するということで、全額補助金として歳入予定になってございます。 以上でございます。 ○議長(宮本勝利君) 2番 岡 義明君、御質疑ございますか。 2番 岡 義明君 ◆2番(岡義明君) これは、わかりましたが、公共放送ではないですね。NHKとかそういうのならまだしも、理解していただきたいと言えば何とかあれなんですが。これ民間でしょう。そして、国の方で決めたんだと思うんですが、県で1億5,000万、そして県内の市町村で後の半分1億5,000万を分けてするということですけども。 そこで、先ほど言われた市町村振興協会、これもちょっと新たな用語なんで、この協会はどういう組織でつくってるんですか。県内のそうした市町村の組織ですか。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 野崎政策調整課長  〔政策調整課長 野崎一郎君登壇〕 ◎政策調整課長(野崎一郎君) 2番 岡議員の和歌山県市町村振興協会の御質疑について、お答えいたします。 これは、財団法人和歌山市町村振興協会ということで、和歌山県庁、それから各市町の代表が集まっているところでございますけども、主に市町村の交付金を扱っているところでございまして、宝くじのオータムジャンボとか、そういう宝くじ補助金を各市町村に分配を決めているところでございます。 以上でございます。 ○議長(宮本勝利君) 2番 岡 義明君、御質疑ございますか。 2番 岡 義明君 ◆2番(岡義明君) あんまり広がったらあれなんですが、そしたらこの市町村振興協会というのは、また各市町村から会費というんか、そういうのも出ているんでしょうか。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 野崎政策調整課長  〔政策調整課長 野崎一郎君登壇〕 ◎政策調整課長(野崎一郎君) 2番 岡議員の再度のご質疑について、お答え申し上げます。 和歌山県市町村振興協会につきましては、県が運営しているものでございまして、各市町村からの会費は出ておりません。 以上でございます。  (「財団法人は県と違うでしょうが」と呼ぶ者あり) ○議長(宮本勝利君) 当局から再度答弁願います。 野崎政策調整課長  〔政策調整課長 野崎一郎君登壇〕 ◎政策調整課長(野崎一郎君) 失礼いたしました。 2番 岡議員の和歌山県市町村振興協会の御質疑について、再度御答弁申し上げます。 和歌山県市町村振興協会は財団法人でございます。失礼しました。 ○議長(宮本勝利君) 他に御質疑ございませんか。 5番 中井富美夫君 ◆5番(中井富美夫君) 69ページの中の14目です。訴訟費という形であるわけなんです。これは、係争中の何の報償費なのか。それか、そういう係争が起こったときの準備のためのものなのか、そこら辺、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 土井総務課長  〔総務課長 土井 博君登壇〕 ◎総務課長(土井博君) 5番 中井議員の訴訟費にかかわっての御質疑に御答弁申し上げます。 この訴訟費の30万ですが、これは先ほど係争中とおっしゃられた、それの費用に充てるものではございません。今後、そういう訴訟があった場合の弁護士への着手金というんですか、そういった形のものでございまして、現在は予測されたものではございません。 ○議長(宮本勝利君) 他に御質疑ございませんか。 29番 川端 進君 ◆29番(川端進君) まだ大勢の方の質疑があるように思われます。昼になります。休憩しませんか。休憩動議とします。 ○議長(宮本勝利君) この際、昼食のため、午後1時まで休憩いたします。          午前11時59分休憩 -------------------          午後1時開議 ○議長(宮本勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第1 議案第35号の議事を継続いたします。 2款総務費について、他に御質疑ございませんか。 25番 宮本憲治君 ◆25番(宮本憲治君) 予算に関する説明書84ページ、2款7項1目19節コミュニティバス運行補助金についてです。コミュニティバス運行事業ですね。正式にはりんかんコミュニティバスですか。第1に、これ自体が市の委託事業でなくて補助事業であるかどうかの確認を、第1にお願いします。当然、ここのところに補助事業としてありますので、そうではあると思うんですけれども、念のために第1にそれを確認します。 次に、このりんかんコミュニティバスの運行なんですけども、旧海南市の部分で、既に平成9年度から始まってると思うんですけども、補助事業自体が全国的にいろいろ見直しあるいは再検討等されてますけども、このコミュニティバス自体は非常に好評で、旧下津地区の方でもやってほしいというような要望はたくさんあるんですけれども、補助事業である以上、費用対効果の方が大切だと思われますので、平成9年度よりの、最初からの市の補助金の毎年の補助金の額とその全体の累積額。 さらに、運賃の方を取っておりますので、運賃収入、平成9年度からの毎年の分とその総額。さらに、補助事業者自体の方で数字として、毎年これだけの収入があってというのが出てると思うんですけども、そちらの方の補助事業者の方の毎年の事業費の方と、累積の総額の方の資料の方をお願いしたい。 さらに、できましたら乗車の状況ですね。平成9年からの乗車人数等の年度ごとのやつをお願いします。 そちらの方の答弁の方、お願いしますので、それが最初の質問としてお願いします。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。岡本市民環境課長  〔市民環境課長 岡本芳伸君登壇〕 ◎市民環境課長(岡本芳伸君) 25番 宮本議員の御質疑にお答えいたします。 まず、1点目のコミュニティバスは補助事業であるかどうかという御質疑でございますが、補助事業でございます。 続きまして、旧海南市では平成9年度より実施されております。その市の補助額といたしまして申し上げます。 平成9年度で1,760万円の補助額でございます。続きまして、平成10年度で2,920万円の補助額でございます。続きまして、平成11年度でございますが、市の補助額といたしまして、2,980万円でございます。同じく市の補助額といたしまして、平成12年度で2,980万円でございます。同じく平成13年度の市の補助額といたしまして、2,942万円でございます。続きまして、平成14年度の市の補助額といたしまして、2,998万円でございます。続きまして、平成15年度の市の補助額といたしまして2,536万7,000円でございます。続きまして、平成16年度の市の補助額といたしまして、2,861万2,000円でございます。 市の補助額の合計といたしまして、2億1,979万7,000円でございます。 続きまして、運賃収入の方でございますが、平成9年度で185万3,047円でございます。同じく運賃収入の平成10年度でございますが、237万5,685円でございます。同じく平成11年度の運賃収入といたしまして、263万4,950円でございます。続きまして、平成12年度の運賃収入といたしまして、266万5,850円でございます。同じく平成13年度の運賃収入といたしまして、199万2,430円でございます。同じく平成14年度の運賃収入といたしまして、167万4,810円でございます。平成15年度の運賃収入といたしまして、123万6,790円でございます。同じく平成16年度の運賃収入といたしまして、106万7,790円でございます。 合計いたしまして、運賃収入の総合計が、1,550万1,352円でございます。 そして、補助対象業者の実績ということでございますが、平成9年度の業者実績を申し上げます。2,004万559円でございます。平成10年度の業者実績といたしまして、3,236万8,336円でございます。平成11年度の業者実績といたしまして、3,639万1,320円でございます。同じく平成12年度の事業者実績といたしまして、3,419万3,366円でございます。同じく平成13年度といたしまして、3,394万2,224円でございます。同じく平成14年度といたしまして、3,285万7,099円でございます。同じく平成15年度といたしまして、2,748万5,185円でございます。同じく平成16年度といたしまして、2,986万4,179円でございます。 以上、累計いたしまして、2億4,714万2,268円でございます。 それから、乗車実績でございますが、申しわけございません、14年度からしか押さえてございませんで、今私どもの資料は14年度から説明させていただきます。 14年度で、乗車人員が1万5,390人でございます。同じく平成15年度の乗車人員が1万2,813人でございます。続きまして、平成16年度で1万395人という状況でございます。 以上でございます。御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。 25番 宮本憲治君 ◆25番(宮本憲治君) 前年度で1万395人に2,800万余の予算、今年度で2,820万円の予算という形になっておりますけども、この数字は、費用対効果として妥当な数字であると考えられているかどうか。さらにもっと同じ効果を生むのに別の方法があるかどうか、考えられてるかどうかが1点。 もう一つ、今ちょっと計算機でたたいたら、補助率が約89%になると思うんですけども、海南市の他の補助事業において、このような高い補助率というのは非常に珍しいと思うんですけれども、ほかにこのような高い補助率の補助事業があるかどうか。 さらに、県下の他の自治体で、こういうコミュニティバス関連で委託事業ではなくて、補助事業としてこれだけの高い補助事業を行っている自治体があるかどうか、つかんでおればそちらの方を質問いたします。 ○議長(宮本勝利君) この際、暫時休憩いたします。          午後1時14分休憩 -------------------          午後1時43分開議 ○議長(宮本勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第1 議案第35号の議事を継続いたします。 25番 宮本憲治君の質疑に対し、当局から答弁願います。 前川市民部長  〔市民部長 前川順治君登壇〕 ◎市民部長(前川順治君) 25番 宮本議員の御質疑に御答弁いたします。 1点目の費用対効果をどう考えるかでございますが、このコミュニティバスの補助金の目的からいいますと、議員も御承知のとおり、地域の高齢者、交通弱者の方々や地域のコミュニティの場となるなどの性格のものであることから、一般的にいう補助金の費用対効果については難しいものと考えてございます。 それから、2点目の他の事業を考えたことがあるかでございますが、具体的には、申しわけございませんが、考えたことはございません。 それから、3点目の他市町の状況を把握してるかということでございますが、現時点で把握はしてございません。御理解をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(宮本勝利君) 坂本総務部参事  〔総務部参事財政課長 坂本寛章君登壇〕 ◎総務部参事財政課長坂本寛章君) 25番 宮本議員の、本市の他の補助金で補助率の高い補助金の種類についてという御質問にお答えをさせていただきます。 自主防災組織、これは防災対策の一環として実施しているものでございますが、これについては、今年度の予算に150万円、予算化しておりまして、積算は1地区5万円に世帯数掛ける300円ということで、ほぼ100%の補助金でございます。 次に、防犯灯の電気料金の補助金、これも予算額として836万3,000円、これも100%。 そして、市単独の土地改良補助金といいまして、これは農道の整備に要する費用を70%補助する。予算化しておりますのは1,300万円で、その大体70%の補助率で計上しております。 県下についての、こうした補助率の高いものの種類についてということでございますが、それについては申しわけございません、把握はしておりませんので、よろしくお願いいたします。 ○議長(宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。 25番 宮本憲治君 ◆25番(宮本憲治君) 2回目の質問の趣旨なんですけども、民間の1企業に対する補助率で、補助率が高いという問題と考えまして、このコミュニティバス運行補助金の2,820万円に関して質問したわけでありまして、自主防災組織とか防犯灯とかそういうのは趣旨がずれてて、質問の趣旨と外れた意味で、そういう意味ではなくて、あくまでも企業運営、一企業、民間企業に対しての補助率としてこのようなものがあるかないか、そういうふうに質問させていただきましたので、再度の答弁お願いします。 それと、費用対効果としては難しいと。確かに、交通弱者に対して費用対効果が完全に認められるということはあり得ないと思いますし、効果として交通弱者の人たちがりんかんコミュニティバスの方を重宝していて、あるいは旧下津町の住民の方々が、自分たちもそういうのがあればいいなという声はたくさんありますので、そういう実際の効果を上げる事業としての役割は大きいと思うんですけど、問題にしてるのは費用がかかり過ぎているあるいは補助率が高過ぎる、別途の委託事業なりを考えていく、あるいは福祉タクシーみたいな形で、他の自治体でシルバータクシー券みたいなのをやっているところもありますので、そういうのも検討していけば、このコミュニティバス運行補助金の2,820万というのが値段が下がったり、あるいは同じ予算でさらに下津地域のところもカバーできるというふうに考えられるんですけども、その辺の検討をしたかどうか、質問いたします。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 前川市民部長  〔市民部長 前川順治君登壇〕 ◎市民部長(前川順治君) 先ほど25番 宮本議員に御答弁いたしました中で、2点目に他の事業を具体的に考えたことはございませんという答弁をさせていただきました。具体的に、議員御提言のいろんな方策等ございましたけども、それらも今初めてお聞きしまして、今後、これをどうするこうするではなしに、全般的な問題もいろいろ、議員御提言の趣旨に沿いまして、一応勉強という形でさせていただきたいとは考えてございますけども、なかなか難しい面もございますので、また時間をいただきたいと思います。 以上でございます。  (発言する者あり) ○議長(宮本勝利君) 29番 川端 進君 ◆29番(川端進君) ただいまの御答弁は、今のりんかんコミュニティバスに対する代替の事業を考えたことがあるか、初めて聞きましたという答弁あったやろ。そら下津町、合併して前川さん、本人がこっちへ来られて間がないんで、個人としては初めてかわからんけどよ、個人の答弁でしてもうたら困るんよ。 私は、以前にこのりんかんコミュニティバスに対して、代替を考えよという一般質問してるんですわ。検討しますという答弁、もうてるんですわ。だから、初めて聞かれたら、ちょっとこっちは承知できませんので、答弁をもう1回、再度し直していただきたいと思います。 ○議長(宮本勝利君) この際、暫時休憩いたします。          午後1時50分休憩 -------------------          午後2時12分開議 ○議長(宮本勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第1 議案第35号の議事を継続いたします。 当局から再度答弁を求めます。 前川市民部長  〔市民部長 前川順治君登壇〕 ◎市民部長(前川順治君) 貴重なお時間をいただきまして、まことに申しわけございません。改めておわび申し上げ、25番 宮本議員の再御質疑に御答弁申し上げます。 この代替事業を考えたことがあるかとのことでございますが、この事業についての改善策を講じてまいりましたが、代替策については具体的な検討には至ってございませんが、今後、いろいろな改善策を模索しながら、コミュニティバスのあり方を検討させていただきたく存じますので、御理解のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(宮本勝利君) 坂本総務部参事  〔総務部参事財政課長 坂本寛章君登壇〕 ◎総務部参事財政課長坂本寛章君) 25番 宮本議員の補助金に対する再質疑に答弁をさせていただきます。 民間系の企業に対しての補助金につきましては、本件以外については、私の存ずる限り把握はできてございませんので、ないということでございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(宮本勝利君) 他に御質疑ございませんか。 23番 黒原章至君 ◆23番(黒原章至君) 67ページの防災マップの件と69ページ、国際交流事業、国際化推進事業参加助成金310万、この2点についてお伺いいたします。 まず、防災マップなんですが、前年、海南市全域で配布していただいた予算が約300万で執行されております。単純に考えまして、人口割というか世帯数であれば下津町さんの方が海南市よりも少ないわけでありますが、460万というこの根拠がよくわからないので、どういう内容になっておるのかということを1点お聞きいたします。 それと、国際化推進事業参加助成金なんですが、国際キャンプに補助を行うということで310万、これは以前、海南市ふるさとづくり国際推進会議という会議がありまして、その場での事業の一つとしてやっておったものなんですが、どの資料を見ても、今回海南市ふるさとづくり国際推進会議という名の会議がございませんが、この会議は一体どのようになっておるのか、お聞きします。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 森政策調整部長  〔政策調整部長 森 孝博君登壇〕 ◎政策調整部長(森孝博君) 23番 黒原議員の御質問で、海南市ふるさとづくり国際化推進会議に係る御質問にお答えいたします。 海南市ふるさとづくり国際化推進会議は、平成2年にふるさと創生事業の一つとして、国際化に対応するふるさとづくり事業を推進するに当たりまして、広く市民の方々のご意見をお聞きし、企画立案と計画策定に資するため、設置したものでございました。当時も今も日本全体が国際化の大きな波に直面していることには変わりはございませんが、特に当時は旧海南市にとって、関西国際空港の開港、また和歌山マリーナシティの完成、それから世界リゾート博覧会の開催等を控えてございまして、国際化のインパクトが非常に強く迫ってきておるという状況でございました。 合併により新市におきましても、これまで行ってきた国際化に対応するふるさとづくり事業を引き続き実施することになりますが、今後は新たな対応また事業展開が必要になり、市民の方々の御意見をお聞きしなければならない状況になった時点で、審議会等の設置を検討したいと考え、設置条例を提案しなかったところでございますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。 それから、防災マップの関係につきましては、政策調整課長の方から御答弁申し上げます。 ○議長(宮本勝利君) 野崎政策調整課長  〔政策調整課長 野崎一郎君登壇〕 ◎政策調整課長(野崎一郎君) 23番 黒原議員の御質疑に御答弁させていただきます。 防災マップの作成業務にかかわって、昨年旧海南市で作成した防災マップは300万円程度でありました。それで、ことし下津で作成する防災マップがなぜ460万円かという御質疑でございますが、昨年海南市で作成いたしました防災マップにつきましては、津波浸水予想地域が4地域でございまして、ことし下津で作成する防災マップにつきましては、津波浸水予想地域が8カ所になってございます。箇所的に倍になっておるわけでございますけども、それぞれ住民参加の検討会を予定しておりまして、その検討会の開催も倍程度になるわけでございます。 したがいまして、基本額が160万程度オーバーするのではないかという想定をしておりますが、いずれにいたしましても、入札である程度減るものと予測できますので、よろしく御理解お願いいたします。 ○議長(宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 他に御質疑ございませんか。 31番 馬場利之君 ◆31番(馬場利之君) 今のマップについてお尋ねします。 今下津地域で8カ所ということでしたけども、その場所について、教えていただけますか。 それと、このマップは浸水予測のみのようにお聞きしたんですけど、そのほかに内容的にどういうことが示されているのか、その辺についてもお教え願います。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 野崎政策調整課長  〔政策調整課長 野崎一郎君登壇〕 ◎政策調整課長(野崎一郎君) 31番 馬場議員の防災マップの作成にかかわっての御質疑に御答弁申し上げます。 下津の浸水予想地域は8カ所であるが、どの地域かということでございます。塩津、それから戸坂、大崎、方北、方南、それから東、新田、西の8地域でございます。 それから、防災マップは津波浸水予想図だけかという御質問でございますが、津波避難場所の表示、それから風水害時の避難場所等の表示を予定しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。 31番 馬場利之君 ◆31番(馬場利之君) えらい申しわけないんですけど、一緒に聞いたらよかったんですけども、避難場所も掲示されてるということなんですけども、それと津波の到達時間等も記載されてるんか、そして避難経路もどのようになってるんか、もう一度、その辺もお教えいただきたいと思います。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 野崎政策調整課長  〔政策調整課長 野崎一郎君登壇〕 ◎政策調整課長(野崎一郎君) 31番 馬場議員の再度の御質疑に御答弁申し上げます。 防災マップの中に、津波到達時間は記載されているのかという御質問でございますが、当然、津波到達予想時間は記載してございます。 それから、避難経路でございますが、これは住民参加の検討会を開催いたしまして、避難経路を図上訓練で決めていただくわけでございますけども、その決まった結果の表示は、当然させていただきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。 31番 馬場利之君 ◆31番(馬場利之君) 今御答弁いただきましたけども、今後、自主防災組織と行政とがいろいろと打ち合わせしていただきまして、避難訓練、特に災害弱者についていろいろ訓練をしていただければありがたいなと、そういうふうに思いますんで、よろしくお願いします。これは要望です。 ○議長(宮本勝利君) 他に御質疑ございませんか。 7番 河野敬二君 ◆7番(河野敬二君) ページでいきますと84から86にかけて。86からいきます。19節の負担金、補助金ですね、3,000万円。これは海南と下津の合併時に、旧下津町のいわゆる住所変更に伴ういろんな費用等々の援助があるということで、それで、前年度からやってきたと思うんですが、全体の事業の前年度と今年度の流れと、この3,000万円で、もうほぼ住民の要望が満たされるのかどうか、お願いします。 それから、84ページに戻ります。下津行政局費ですね、54人、一般職の給料が上がってますね。6月20日に7人の方が下津行政局から本庁に来ましたね。この7人の方の人数は54人の中に含まれてるんですか、どうですか。まずそこからお教え願います。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 表下津行政局長  〔下津行政局長 表 行男君登壇〕 ◎下津行政局長(表行男君) 7番 河野議員の下津行政局に係る御質疑にお答えいたします。 合併に係る旧下津町民に対する住所表示の変更に伴う印刷物再整備事業補助金の交付についての御質問であります。 本事業につきましては、第1回目を平成16年度に実施し、105件、117万7,409円、第2回目を本年4月1日から5月16日に実施いたしてございまして、610件、849万6,114円を交付いたしてございまして、合わせて715件、967万3,523円となってございます。 結果につきましては、比較的順調に申請がなされたものと考えてございますが、申請受付期間中に手続が遅滞するため、再度の受付期間設定を考慮願いたい旨の要望もございましたので、交付要綱等の改正する必要もございますが、今回、8月下旬から9月上旬の短期間でございますが、再度、申請を受け付けすべく、現在、準備をいたしているところでございます。 また、2点目の行政局の給料の御質問でございますが、54名とございますが、現在、行政局では51名が従事してございます。 以上です。 ○議長(宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。 7番 河野敬二君 ◆7番(河野敬二君) いや、51人やったらかまへんけどね、7人が6月20日に来ちゃるやろ、まず、含んでるか含んでないか、それ先、答えてよ。51人て、どういうことよ。ここ54になっちゃらいしょ。6月20日に7人が、こっちの本庁に異動してるし、ほんなら数字合わへんのよ。わかるように言うてよ。同じ質問、2回も3回もさせやんといてよ。それが1点目ですわ。 それから、その3,000万円ということで、8月から9月で少ない期間にやんねんけど、それはそれで住民の方の要望、要求、満たされるんですか。 ○議長(宮本勝利君) この際、暫時休憩いたします。          午後2時29分休憩 -------------------          午後2時47分開議 ○議長(宮本勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第1 議案第35号の議事を継続いたします。 7番 河野敬二君の質疑に対し、当局から答弁願います。 表下津行政局長  〔下津行政局長 表 行男君登壇〕 ◎下津行政局長(表行男君) 貴重な時間、大変申しわけございませんでした。 7番 河野議員の再質疑に御答弁申し上げます。 異動になった7人分を含んでいるのかとのことでございますが、含んでございます。 2点目の8月からの再応募期間で充足できるかとのことでございますが、この期間の応募状況を見た上で再検討したいと考えてございますが、PR等に努めてまいりたいと思ってございます。 以上です。 ○議長(宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。 7番 河野敬二君 ◆7番(河野敬二君) それやったらええけど、51人という数字、消やしとかなあかんで、あんた。僕聞いてないのに、あなた答えたんやからね。議事録、残っちゃるで。議長、消やしとかなあかんで。わし、そんな余計なこと聞いてない。54から7かって聞いたら51人出てきたから、どないなってんのかなと思ったんでね、それちゃんとせなあかんわ。数字が間違うたら間違うたでいいですからね。 そしたら、その7人が6月20日で異動されたということですわな。事務分掌見たら、下津行政局の福祉課ですよ。保育所も含んでますわ。しかし、多分、下津の福祉課の中で異動はしたと思いますけど、社会福祉係が課員なくなってもうちゃるねん、単純に見ると。下津行政局の社会福祉係、下津行政局設置条例施行規則にもあるけど、8つの仕事せなあかんようになっちゃるねん。それ補佐が兼務で1人課員、係員がおったやん。社会福祉係が、これ庁内異動したと思うけどよ。 これ、一般質問でも初めから言うとったやろ、福祉の後退や後退やって、後退してるよ、これ。住民の社会福祉に対する要望を、7人の異動のうち、全体でも54人しかないのに、7人の主なメンバー見たら、4人が福祉課から異動させちゃる。市長。 今言うたように、社会福祉係にも担当者がないねん、専門員だけや。単純に言うと庁内でやったるかわからんけどやで。その社会福祉係の仕事は、下津の住民からいろいろと要望や意見とかもうないということで切り捨てたんですか。そういうことになるで、これ。 多分、庁内異動やっちゃるけども、庁内異動もされて、体制はどのくらい築かれてんですか。一般質問ちゃうからあんまり細かいこと言えませんので。これ、福祉の後退やで。 実際、福祉をやりますやります言いながら、行政局の福祉課から7人中4人もこっちへ来ちゃるねん。向こう側の社会福祉係の体制はどうなってます。 しかも、この福祉は後退になってませんか。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 表下津行政局長  〔下津行政局長 表 行男君登壇〕 ◎下津行政局長(表行男君) 河野議員の再々質疑に御答弁申し上げます。 6月20日の異動により社会福祉係が減員されたということに対して、どうなっているのかという御質問でございます。 課内異動の方で調整いたしまして、住民サービスを落とさないように、鋭意、努力、頑張るようにやってございます。 それと、先ほど全体51人という発言がございました。訂正ということでおわび申し上げます。御理解願います。 ○議長(宮本勝利君) 他に御質疑ございませんか。 36番 谷上昌賢君 ◆36番(谷上昌賢君) 今の住所変更の印刷物の事業について、もう少しお聞きしたいと思います。 2回の事業展開ということで、これかつて2回の期日が非常に早過ぎるんやないかという指摘があったように思うんです。そのときも同じように、効果を見ながら、今後検討したいということで、2回実施して、予算的には3分の1の使用であと3分の2が残ったということなんでしょうけども、これ私は需要がなくて3分の2が残ったということじゃないと思うんですよ。 私も個人的には幾つか申請させていただきましたけども、封筒だとかその他のものの、本来は全部切りかえなければならないのを、やっぱり今の事情の中で、ほとんど切りかえずに、やむを得ず切りかえなければならないものだけを印刷して、新しい住所表示のものに変えたということでございます。 非常に厳しい経済状況の中で、皆さん、民間は爪に火をともすような感じで、よそから返ってきたはがきに、あんたとこ住所変わってるん違うかいと言われながら、古い住所表示の名刺だとか封筒だとか判こを使いながらやってるわけですね。 そうした中で、8月上旬から9月の下旬ですか、3回目をされるということですけど、この3回目は前の2回の部分と継続性の中で実施されるのか、それとも全く新しい事業としてされるのか。といいますのは、前2回は、1回申請すると2回目申請できないようなシステムになってるんですよ。上限が決まってまして、その上限の枠の中で、ぎりぎり、先ほど言いましたように、封筒もはがきも、封筒の中でも大きな封筒も小さな封筒も全部直したいけれども、今の経済事情が許さないから、長4と長3だけにしとこうかなという形の方が多いと思うんです。 それで、少し事情が許すようになったので、改めて封筒、名刺、あるいはそれ以外のものですね、タック紙とかのものを事業展開しようと思ったら、この補助金の助成の枠から外れてしまうわけですね。それは、以前から、旧下津町で既に指摘されてることなんです。 今回の答弁も、前2回の実績を踏まえて、あと1回やりますと。その1回の実績を踏まえてまたやりますということですよね。やるかどうかわからないけど、検討しますということですよね。 それならば、もう少し日にちというか受付期間を伸ばすあるいは広げるような形で、出しやすいような形、そして、今の経済情勢で民間の方がいろんな印刷物の変更したその都度、その都度出しても、上に乗せていくような形ね。1回目出したら2回目、もう受け付けませんよということになれば、今まで700件の申請があるということですけども、1人で何件か複数件数申請してる人もおられるでしょうから、500人としましても、あと残った方が、果たしてそれだけの必要性を感じられてるのかどうか。本当に必要な方は既に最初の部分で、2回目の部分で申請してる。でも、申請するけれども一気にできないから、その一部を実施して、その領収書を添付して申請したと。その方が、もう少し余裕があいたからやりたいというときには、前の申請をやってる方はだめですよという規定でできなくなるわけですね。 その辺を弾力的に、次の事業展開、募集要項等で考慮されるのか。その辺、ちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 表下津行政局長  〔下津行政局長 表 行男君登壇〕 ◎下津行政局長(表行男君) 36番 谷上議員に対する印刷物再整備事業補助金についての、追加募集の件について、御説明申し上げます。 今回、8月から9月にかけて、3回目の募集をするが、内容については変更を考えてないのかどうかとの御質問でございます。 交付要綱の第5条の2に、補助金の交付申請は1世帯及び1事業所等当たり1回限りとするという条項を設けてございます。現時点では、この条項を変更する考えは持ってございません。申請漏れのないよう、先ほども申し上げたとおり、PRに努めていきたいと、こう思ってございます。 どうぞ、御理解いただきたいと思います。 ○議長(宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。 36番 谷上昌賢君
    ◆36番(谷上昌賢君) 基本的には、この事業は、したくないことを民間はやってるんですよ。自分とこの封筒が既に使える、名刺が使える、ステッカーが使える、そのつもりでずっと以前から使ってきたものが使えなくなったから何とかしてくださいというのが、そもそもの事業のスタートやと思うんですね。 それに対して、丸々負担するわけにいかないから、5万円だったですかね。上限の枠を決めて、その枠の中で、半分までは補助しましょうという、こういう事業展開でやったものですね。したがって、民間の活力が少しゆとりになった時点で、少し次の事業が、次の封筒の作成ができるということになれば、やはりそれに対しても、十分行政として補完できるような手だてを、逆にそちらの方で準備するのが、合併の当初のいきさつじゃないでしょうかね。 そして、2回やります、次にわかりませんというて、また1回目やります、また次にやりませんと小出しなんですよね。小出しやから、次出せないんですよ。私も、8月、9月にあるってわかってたら、4月のぎりぎりの日に出さないですよ。ないと思うから、それまでの分をぎりぎりで請求書、領収書合わせて出したんですけどね。 次にもう1事業展開があるとわかれば、そんなもん、あわてて出さないですよ。小出し小出しで来て、それでお金が余る、それ当たり前でしょう。大きな流れの中で、旧下津町民に迷惑かけないようにというのが、この事業展開で、一気に3,000万の計上したわけでしょう。だったら、それに見合うような事業展開を、逆に行政の方で考えるべきだと思うんですけどね。いかがですか。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 表下津行政局長  〔下津行政局長 表 行男君登壇〕 ◎下津行政局長(表行男君) 谷上議員の印刷物再整備事業補助金の追加募集に関する御質問についてお答え申し上げます。 補助金交付要綱の作成時におきまして、先進市町村の同じような形でとり行った、合併した町がございまして、それを参考に作成させていただいてございます。 何回も同じような答弁で申しわけございませんが、現時点ではこれがベターだと思って、再申請を受け付けるという形をとらせていただいたと思ってございます。御理解願います。 ○議長(宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。 36番 谷上昌賢君 ◆36番(谷上昌賢君) 既に決まった事業が1回終息して、効果が余り上がらなかった、あるいはまだ既に、その対象の方々のところにまだ需要が十分見込まれるということの想定のもとで、再度募集というか事業展開するということになったんだろうと思うんですよ。 そうすると、一番最初の他の市町村の凡例とか先例というのは、その時点で、私はリセットになると思うんですよね。 ここでそういうことを言い合いをしても仕方ないですから、私は新しい新規の事業とまでは言わないですけれども、この事業が従来の効果を検証しながら、再度あるいは再々度、四たびという形で事業が展開されることを望むとともに、それについては十二分に、一度申請して、それもぎりぎり駆け込みで申請した方が多いと思うんです。そういう方々に、改めて救いの手を差し伸べるような施策の検討を提言して質疑を終わります。 ○議長(宮本勝利君) 他に御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって2款総務費に対する質疑はこれで終了いたします。 この際、暫時休憩いたします。          午後3時4分休憩 -------------------          午後3時13分開議 ○議長(宮本勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第1 議案第35号の議事を継続いたします。 次に、3款民生費について質疑に入るわけでございますが、本款については質疑の通告がありますので、まず初めに通告による質疑を許可いたします。 12番 尾崎弘一君 ◆12番(尾崎弘一君) 106ページの3項6目保育所費の委託料47万7,000円と関連するのですが、111ページの3項10目学童保育事業の65万3,000円の委託料であります。 質問の趣旨は、警備委託にわたって全般的に質問いたしたいのですが、項目でいきまして、この項でひとつお聞きしたいと思います。 簡単ですが、その警備の内容を教えていただきたいと思います。内容といいますと、警備の業者、複数あるのか。警備の内容、どの場所をどういう時間帯にやってるのか。それから、これは3月議会でも中家議員に答弁して、頭に残ってるんですが、人的巡回警備はあるのか、そういったことをお聞きしたいわけでございます。 といいますのは、最近ですけれども、これはまた教育費のところでお願いしようと思うんですが、日方小学校の方ですが、不審者がありまして、2度ナイフを持った人があらわれたと、そういったことが5月中にありました。本市は警備はほとんど機械警備だと思うんですが、機械警備は校舎内に入ってからのことであります。周辺を不審者があるということは、機械ではちょっと無理ではないかと思うんです。 しかし、先ほど言いましたように、3月議会でも答弁いただいておりますが、経費として相当金額要るので問題であるということを聞いております。しかし、経費についても最近、社会情勢から、そういった警備会社でも新しい商品を開発して、巡回するというようなことを考えてくるかもわかりません。人的なプロによる警備も必要でないかと思いまして、一応、この民生費について、どういう警備契約というんですか、やっているのか、お聞きしたいと思います。 よろしくお願いいたします。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 猪尻子育て推進課長  〔子育て推進課長 猪尻義和君登壇〕 ◎子育て推進課長(猪尻義和君) 12番 尾崎議員の御質疑に御答弁させていただきます。 106ページの保育所費の警備委託料、それから111ページの学童保育事業の警備委託料につきまして、一括して御答弁をさせていただきます。 これらの警備委託料につきましては、市内の保育所並びに学童保育所における施設の警備委託料でございまして、委託先はセコム株式会社でございます。 それから、警備の内容につきましては、火災監視サービス、それから非常通報サービス、それから防犯サービスでございまして、24時間体制で警備をお願いしてございます。 それで、非常事態となった場合に警備員が急行し、あわせて警察機関に通報を行うこととなってございます。 それから、現在のところ、人的警備は実施してございません。 以上でございます。 ○議長(宮本勝利君) 再度御質疑ございますか。 12番 尾崎弘一君 ◆12番(尾崎弘一君) ありがとうございます。一応内容聞きまして、これは全体にわたりますと25件ほど警備の項目がありまして、一般質問的かと思いますが、業者が、ただいま聞きましたところセコムと言いましたが、複数であれば、また成長産業でもあるし、競争の原理も入ってくるのではないかと思うわけです。 これ、警備は、質問の考え方といたしまして小学校ということを考えまして、それに関しての子供さんのとこで、民生の方で質問をさせていただきました。 これを聞きまして、また他の項目で質問いたしたいと思いますので、これで終わります。 ○議長(宮本勝利君) 以上で、通告による質疑は終了いたしました。 次、本款について、他に御質疑のある方、ございませんか。 8番 幡川文彦君 ◆8番(幡川文彦君) 4点について、質問させてもらいます。 まず、ページでいいますと90ページです。委託料に福祉タクシー事業委託、上がってますね。193万5,000円。これは、重度障害者への行動範囲を助ける、社会生活の中で支援するという、こういう意味のタクシーの事業だそうであります。従来、下津でやっておられたんですが、これを全市に広げるということで、結構なことなんです。 ただ、これの対象、障害を持っておられる人たちへ、どういう基準で支援をされようとしておられるのか。障害者等への基準ですね、そのことと、それから、例えば月何回ぐらい、タクシーの利用がこれの対象になるのかとか、初乗り運賃に限るとかいろいろあろうかと思うんですね。その明細を御説明していただきたいと思います。 また、所得制限を入れると、こういうことだそうですね。実際は、この所得制限を導入して、この制度に受けられない、つまり制限を入れた所得よりも高額な所得の方はそうないんではないかと思うんですが、そこらあたりの所得制限を入れるということと、実際の所得に引っかかって受けられないというような方、あるんでしょうか、どうでしょうかね。そこのところを御答弁いただきたいと思います。 これが1つのことです。 次に、97ページ、8節の報償費です。予算は825万6,000円ですが、これは敬老祝い金を中心とする報償金を計上しているんだと思います。 そこで、この敬老祝い金を、今回随分カットしてるんですよね。まず、敬老祝い金について、従来、旧海南市と旧下津町でとっておった基準と大幅に狭めてきておりますな。したがいまして、新しくこの海南市で導入しようとしている敬老祝い金の支給基準ですね。77歳とか88歳とか、こういう並びの年だけしか支給しない、こういうふうに聞いておるわけですが、したがいまして、この予算で計上している支給基準ですね。今言ったように77歳、88歳、99歳、100歳以上、こうなってるんだと聞いております。実際はどうなんでしょうか。それぞれの基準の年と基準の支給額ですね、金額、それを答弁いただきたい。また、全体としての、この敬老祝い金の予算額ですね、これも答弁いただきたいと思います。 さらにこの点でより問題点が明瞭なように、かつての旧海南市、旧下津町でとっておった敬老祝い金との比較をすると、今回、この海南市がやられようとしている敬老祝い金の問題点がはっきりとなると思うんですね。 そういう点で、平成16年度で旧海南市と旧下津町で、それぞれ基準がありましたね。海南市も下津町も、75歳の方には何ぼの祝い金を出すと、こうなっておりましたね。したがいまして、その内容、旧海南市と旧下津町で、平成16年度予算でそれぞれ計上しておった基準と金額、予算、これを御回答いただきたいと思います。 もう一つ、記念品というのがありますな。記念品についてもありますから、記念品についても、この予算で計上している新しい17年度の記念品を支給する基準と記念品の金額、そしてまた16年度予算で海南と下津町が計上しておった記念品の基準と金額、これも明らかにしていただきたいと思います。 次は、98ページの13節の委託料の中の配食サービスの事業委託です。 配食サービスについては、今までもやっておりました。したがいまして、これに真新しく新しい市になってもやろうとされてるわけですが、この予算の概要を見ますと、週2回配食だそうですね。週2回配食で613万6,000円、計上してるわけです。 この配食サービスというのは、高齢でしかもひとり住まいの、とりわけ男の方が奥さんに先立たれてひとりで住まうという人にとっては大変ありがたい、しかも有効な事業だと思うんですね。男の人というのは割合に食事をするのが不得手な方で、年いってバランスのとれた栄養をとれない。そこに定期的にバランスのとれた配食をしてもらうというのは、これは大いに結構なことなんです。 したがって、週2回と言わずに、例えば週3回補助するという考え方、ないんかどうか。週3回、仮にするとすれば、2回で613万6,000円ですから、それの50%アップの予算を組めばできると、こういうふうなことでよろしいのかどうか。考え方と同時に金額の点も答弁していただきたいと思います。 この民生費で最後は、105ページです。保育所関係の報償金です。これは困ったことですね。これね、あんた、あんたって、当局の方ですよ、皆さん。予算の概要を見させてもらうと、こんなんありますよね。保育所3カ所構想、この構想を進めるために、審議してもらうためにということで保育所検討委員会というのを設置するというんですよ。その報償費として15万計上してるということですね。 現在、7カ所ある保育所を3カ所にすると。公立ですよ、もちろん。旧海南においては日方と沖野々だけにする。それから旧下津町についてはこじか保育所にする。3カ所に絞るというんですね。こんなこと、聞き始めですわな。保育所3カ所構想と書いてあるけど、こんな構想どっから出てきたんですか。議会から出たようなことも聞かんしね。保護者会の方からも出たようなことは聞いたことがないんですがね。保育所3カ所構想というのは、そもそも何ですか、これは。 しかも、市民生活に重大な影響を与えるような、現在7カ所の保育所を3カ所にしてしまう。その検討委員会をつくって、なおかつ報償費は、10人の検討委員会をつくって15万ということは、2回しか検討の期間ないということですよ。予算の概要のこれ何ページや、ページ打ってないんか……18ページ、これを見たら、保育所検討委員会設置して、2回の協議会で協議をして、17年度に方針を決定して、18年度から施設を整備して19年度から実施するというんでしょう。しかも、17年度方針決定に至るまでに、2回しか検討する機会がない。 まず、この保育所3カ所構想というのはどこから出たんですか、市長言い出したんか。市長、あんた子育て支援、大きな課題を抱えて当選されてきたんやで。まるで違うことをやって、これは何ですか。保育所。 市民の代表を入れた委員会を設置すると言うけれど、市民の代表の意見を聞くというよりも、旧海南で言うたら日方、沖野々にしてしまう、室山もななさととか全部けってしまう。室山の保育所は、今はちょっと人少なくなってますけど、今岡田、どんどんどんどん新しい世代、ふえてますわ。そういうことを見通して、やっぱり保育所というのは考えないかんのと違いますか。 ここのところの説明を、まず保育所3カ所構想はどこから出てきたんですかということが質問。 それと、市長が方針としている子育て支援の方針と、これは相反するんではないかと、私は思うんですがね、どうなんですか。 3つ目は、報償費15万、つまり7,700円の検討委員会の日当を10人に払うて7万7,000円、それを2回払うて15万、2回の検討で全部決めてしまおうとしてる。こういうやり方はとんでもないと思うんですね。しかと一遍答弁していただきたいと思います。 以上です。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 市長 神出政巳君  〔市長 神出政巳君登壇〕 ◎市長(神出政巳君) 8番 幡川議員の保育所3カ所構想についての2点目のご質疑に、私の方からお答えを申し上げます。 子育て支援の方針と異なるのではないかということでございますが、今まで子育てにつきましては保育所、また幼稚園、そしてまた小学校の低年齢時の学童保育と、いろいろ充実に検討を努めてきたところでございます。決してそごするものではないというふうに考えておりまして、部内で今精力的に取り組んでいただいておるところでございます。 特に、保育所では預かり保育やまた延長保育等、そしてゼロ歳児、1歳児という低年齢児の保育についても精力的に取り組む中で、旧海南市では2カ所、旧下津町ではこじか保育所という方針が検討されているものというふうに承知をしているところでございますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮本勝利君) 猪尻子育て推進課長  〔子育て推進課長 猪尻義和君登壇〕 ◎子育て推進課長(猪尻義和君) 8番 幡川議員の1点目の御質問に御答弁させていただきます。 保育所3所構想につきまして、現在の担当課としての考えを御説明させていただきます。 海南市が保育所事業を実施いたしまして、60年近くがたとうとしてございます。その間、いろんな保育サービスを実施してまいりました。しかしながら、現在の少子化が急速に進む中、また核家族化の進行、女性の社会進出の進展など、働く親への支援としての保育所のあり方などが問われているところでございます。また、低年齢児保育、それから長時間保育、一時保育、障害児保育、休日保育、それから子育て相談など保育サービスへのニーズも多様化してきてございます。 そのような中、現在、こじか保育所でのゼロ歳児保育、それから日方、室山、沖野々保育所での2歳児保育、それからまた日方、沖野々保育所での延長保育などを実施しているところでございます。 また、幼稚園においては、昨年度より3歳児保育を実施され、本年度からは黒江幼稚園において預かり保育が実施されてございます。 一方、保育所の定員につきましては、こじか、それから日方、沖野々の3つの保育所ではほぼ定員に近い状態でございますが、他の保育所につきましては、大きく定員を下回ってございます。したがいまして、効率的な運用が大変困難な状態となってきてございます。 また、子供の保育環境、それから集団保育の重要性、またそれに老朽化した施設の防災上の安全性、また防犯体制の充実などを考え合わせた場合、現在の施設を集約いたしまして、効果的な運用を図りながら、多様なニーズに合った保育サービスの向上に努める必要があると思っているところでございます。 それから、報償金15万でございますが、1人5,000円の10人の3回という予定で計上させていただいてございます。 以上でございます。 ○議長(宮本勝利君) 谷口高齢介護課長  〔高齢介護課長 谷口俊治君登壇〕 ◎高齢介護課長(谷口俊治君) 8番 幡川議員の御質疑に御答弁いたします。 まず、90ページの福祉タクシーの件ですけども、対象者ですけども、身体障害者手帳1級、2級の方、それから療育手帳A1、A2の方でございます。 それと、助成の内容だと思うんですけども、それはタクシーの初乗り基本料金相当額ということで、小型の場合であれば550円程度です。そこに実際は100円の介護料を加味したものを事業者に支払うことになるんですけども、1人につき年12回まで利用できるということになります。 それと、所得制限を導入しているが、実際には受けられない方がいないかどうかという趣旨の御質問だったと思います。今現在、約100人程度の方の申し込みがありましたが、この所得制限を超えるということで却下というんですか、したのはほとんどございません。 それから97ページの報償費の敬老祝い金の件でございます。その支給の基準はということで、年齢が77歳、いわゆる喜寿、それから88歳の米寿、99歳の白寿、それから100歳以上の方に支給をしてます。 その額は、77歳の方については5,000円、88歳については1万円、99歳については2万円、100歳以上についても同じく2万円です。 それと、記念品ですが、記念品については100歳以上の高齢者に1万円相当の記念品です。 それで、17年度の当初予算ですけれども、そういったことで敬老い祝金については794万円、記念品関係で28万円、合わせまして822万円が敬老い祝金関係の予算でございます。 それと、16年度と比較してどうかということで16年度ですけども、16年度の当初予算で敬老金関係で、海南市の場合、75歳以上で1人2,000円で1,260万円です。記念品関係については、75歳の方については1人100円程度、75歳以上の夫婦の方の記念品については一組500円程度、それから100歳以上の方の記念品については1万円です。 それから、今のは海南市で、下津町の方では75歳から79歳の方については1人3,000円、80歳以上の方については5,000円となってます。 それと記念品関係ですけども、70歳以上の方の記念品については1,000円、100歳以上の記念品については2万5,000円、このほかにも記念品関係で来賓記念品等もあります。そういったものも含め、結果的には敬老祝い金として、海南市、下津町合計いたしまして、敬老祝い金といたしまして2,080万円、それから記念品関係といたしまして478万5,000円となります。 それから、98ページの配食サービスの事業でございます。 現在、週2回実施していますが、週3回にしてはどうかという趣旨のお尋ねでございます。週3回ということになれば金額的には、2回で613万6,000円ですから、3回にすれば902万4,000円程度になると思います。 それと、できないかということでございますけども、もちろん市の負担も増加するわけですけども、週3回にふやしますと、介護保険のヘルパーさんとの絡みというんですか、ヘルパーさんの生活支援の中に調理というサービスもございます。だから、介護サービスを受けながら、なおかつこの配食サービスを利用されている方もいらっしゃると思います。こういうことで、そのほかにも週1回の利用されてる方もいらっしゃいます。こういったことも含めまして、今現在、この週2回で実施させていただきたいなと考えているところでございます。 以上、御答弁いたします。よろしく御理解賜りますようお願いいたします。 ○議長(宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。 8番 幡川文彦君 ◆8番(幡川文彦君) 90ページの福祉タクシーですよ。実際上は、福祉タクシーで所得制限を課しても、申請される人にそれが係る人がないというんですね。あるいは、所得制限を入れてますということで、既に申請を見合わすという方があるかもわかりませんがね。その点、わかりませんわな。わかりませんけれど、実際はしかし、そういう方がないというならば、所得制限をもう撤廃したらどうです。所得制限入れない。仮に所得制限に係る人があっても数人ぐらいでしょう、今の何でしょう。そうふえるとは思いませんし、予算上で言うても大きな負担にはならないし、所得にかかわらず、重度の障害を持たれる方に支援しますよということの方がいいんじゃないですか。 部長さん、所得制限、これもう撤廃したらどうですか。政策というのは決定やさかい、部長さんだけではなかなか即答してもらえやんかもわからんけどね。今聞いてみたら、申請する方の中にないちゅわいしょ。その考えを持ってはどうですか。これが再質問の1点です。 敬老祝い金です。敬老祝い金は、もう法定協議会でも方針が出ましたし、合併のですよ。またその後の議会でも私の意見を開陳する機会があったかと思いますけれど、これは大幅な、長らく若いころは、今の日本の社会を担うために頑張ってこられた。日本でいうたらそうですな、海南でいうたら海南市を担ってこられた。こういう方への敬老ですからね。どうして、77歳、88歳、99歳、100歳以上、こういうふうにしなけりゃならんのかなと思って不思議でならん。 今、課長さんから支給の基準と支給の金額、聞きましたよ。予算もお答えいただきましたけれどね、こんなとこ、削らんでもいいんじゃないですか。4款で出てくるけれど、もっと削ってもらいたいとこありますよ。それはそっちへ踏み込んだらええからな、議長にらんでるさかい踏み込まへんけども。 これはやっぱり大事にすべきではないかと思うんですが、部長さん、どういう観点でこれを減額してくる、基準を厳しくしてくる、こういうことになったんですか。 あなたも合併協議会に該当する協議の中には参加していただいたので御存じやと思うんですが、これ合併協議会にかかったときに、下津町の老人クラブやったかな、自治会代表やったか余り覚えてませんが、その方も、これはやっぱり年いったら楽しみにしてんのや、削らん方がええさかいになという声があったでしょう、次のときには変わってましたけどね。素直にそういう人が多いじゃないですか。どういうことでこれを対象を厳しくしたり、金額を削るということになったんですか。 それが、2点目の質問です。 3点目の配食サービスについては、課長言われるように、いろいろ広げるとすると影響出てくるとこもあると思うんですよ。影響出てくるとこもあると思うんですが、しかも、週1回でいいという方もおられるんやという話ですな。それは本人の申告に基づいてやっていただいたらいいと思うんですけども、枠を広げるという意味で3回ということもできんのかなと、こういうふうに思うんです、私はね。3回にするので、全部3回とってもらわないかんということないので、週3回まで配食サービスやってますよと、選択してもらってね。自己負担も要ることですから、それが妥当ではないかと思うんですが、これも政策の変更というか決定ということですから、課長さんだけにお尋ねするというわけにいきません。そういうふうな観点を、ぜひ持っていただきたいと思うんですけども、三役さんの方で、今のいきさつも聞いていただいて、私は予算の執行についてはそういう観点を持って、補正予算でやれとは言わんけれど、近い将来にそういう方向に踏み出したいとか、そういうことにならんのかいなと思うんですが、見解を聞かせていただけませんか。 それから、最後の保育所ですよ。 結局、市長、海南市公立保育所3カ所構想というのは市長からお出しになったんですか。答弁していただいたらわかります。議長、わし、明確に言わなんだかな、この3カ所構想というのはどこから出たんか、聞かせていただきたいと言うたんやけれど。わしが聞き漏らしたんやったら謝らないかんけれど、もう1回、すまんけど、言うてください。3カ所構想というのはどこから出たことなんですか。市長でなかったら、これどっから出たんですか。市長のお考え方が3カ所構想進めよう、こういうことを海南市の中で、部長会なら部長会、そこで提起されて、それに基づいてずっとやってくるというこのことであれば、それは事がええか悪いか、賛成するか反対するか別にして、わからんことはないんやけどね、それはやっぱりどこから出てきたんですか。もう1回、御答弁いただけますか。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 緒方保健福祉部長  〔保健福祉部長 緒方信弘君登壇〕 ◎保健福祉部長(緒方信弘君) 8番 幡川議員の再質疑に御答弁を申し上げます。 まず、1点目の福祉タクシー事業への所得制限の導入についての件でございます。 現時点では、100人ほどの申込者に対しては、今回の所得制限の導入については下回ってると、こういう現状でございますが、であれば設けなくてよいのではないかということでございます。 今回はそういう実態でございますが、所得制限の導入をすべきかどうかということで、今回の福祉タクシー事業についてのあり方について、ちょっと以前にさかのぼるわけでございますが、旧下津町、旧海南市の福祉の専門部会で協議を行ったわけでございます。所得制限の導入につきましては、やはりその時点でも、本当に困ってる方、これをやっぱり考えていかないかんと、こういう中では、今県の方でも特別児童扶養手当の基準、あるいは重度心身障害者の医療費の基準と、こういう形で今回の所得制限の額を決めております。それらに見習いまして、今申し上げました趣旨での必要性という中では、制限を設けていくべきでないかと、考え方としまして、そういう意味合いで協議して設けたところでございます。 また、97ページの敬老祝い金についてでございます。 今回の節目での賀寿祝いということについての見直しに基づき、予算計上をさせていただいておるわけでございますが、この節目による賀寿祝いについての考え方、どういう観点での考え方に基づいているのかということでございます。 合併協議会での御質疑にも御答弁させていただいたわけでございますが、これらにつきましても、いわゆる専門部会での、一番の最初の見直し案というふうな形で、我々専門部会で今回の見直し案について、協議が整ったところでございますが、その時点につきましても、お互い話し合いましたのは、今回の敬老祝い金の見直しにつきましては、当時の担当部長レベルでございますが、以前から合併にかかわらず、今回の見直しについては、お互いに懸案事項の一つであったと、こういうようなこともございました。また、今日的な社会経済状況の中では、75歳以上の方々に一律支給という考え方については、やはり見直すべきではないかということでございます。 また、今後における新たな高齢者施策へのニーズにも対応していかなければならないという話し合いもございました。そして、今のまま継続していくということになれば、高齢者人口の増加により、今後、10年先には以前の16年度実施分でいえば、祝い金総額も倍近くになっていくと、こういうこともございます。 また、県初め6市での見直し状況、国での全国的な流れ、そういう観点から協議が調い、いわゆる幹事会、首長会、合併協議会と、こういう形で提案をさせていただいたという考え方でございます。 次、3点目の配食サービスについての、現行週2回を3回にできないかということでの再質疑でございますが、これも先ほど課長から申し上げましたが、基本的には私は本当に困ってるというようなことであれば3回でも、もちろん4回でもいいんじゃないかと、こういうふうに考えております。国も基準はございません。 ただ、先ほども課長が申し上げましたように、現状としては、介護保険の中での、いわゆるデイサービスというような中で使ってるという方もあるわけなんで。というのは、今2回ということであれば週7回あるわけなんで、7分の2で、後の5日、どんなにやってんのなということもありますんで、以前、河野議員からもいろいろご指摘いただいたこともありますんで、私もこの実態ということについては、この4月の初めに聞き取り調査ということで、各世帯へ、日方の部分ですけれども行かせてもうたんですけれども、そういった中での2回からの3回への希望とかいうようなことについてもお聞きしました。私の聞かせてもうた段階では4件ほどあったんですけれども、現状について感謝していただいてるというような感想でございました。 留守の方、2名につきましては、先ほど言いましたデイサービスへ行ってるということになれば、介護保険で昼食等行われてるということで、両方併用ということでございます。 だから、今介護保険見直しの中で、この併用についての考え方については、ちょっと詳細については、我々もわからないんですけれども、この見直し等の中でどんなふうになっていくんかということも見きわめまして、これは本当に口へ入れるものですから、困っている方については3回でも4回でも、必要な部分はやらないかんなというような考え方を持っておりますので、一遍検討してまいりたいと、こういうふうに思います。 それから、保育所費についての御質疑でございます。この構想はどこから出てきておるのかということでございます。また、初めには、いわゆるこの構想が全く子育て支援には相反しているんでないかというようなご指摘もいただいたわけでございますが、まず、今回の構想についてでございます。 旧海南市の長期総合計画でも、議員さんも御承知のとおり、保育所でのいろんなニーズに対応すべき課題ということで、低年齢児保育とか延長保育とか休日保育、こういうようなニーズの必要性があり、これをやはり早期実現を図っていかなければならない、こういうような課題として記載しておるわけでございます。 それを、どういうふうな形でやっていくかということで、担当部署でいろんな角度からも検討を進めてきたわけでございますが、先ほど課長からも申し上げましたように、やはり今の状態の中で、旧海南市であれば5カ所でございますが、かなり施設も老朽化しておるわけでございます。当然、地震対策もやっていかないかん、また中身の内容についてもころっと変えていかないかん。そういったことを、今の長期計画に挙げられてる部分を、やはりやっていくということになれば、すべての箇所でやっていくということは経済的にも、また一方では少子化の傾向であり、相当無理があると、現実的ではないという考え方を持っております。 そうした中で、旧海南市の分でいえば2カ所なんですけれども、そういった考え方に至りましたのは、保育所の場合は御存じのとおり、親に送っていただくということで、2カ所ということになれば、東部、西部と、日方、沖野々ということであれば、従来の分から距離が遠くなるわけですけれども、送っていただくという点については御理解いただけるんじゃないかと、これはこちらの考え方でございますが、そういうような考え方をしております。 また、先ほど言いましたように、いろんな課題を克服していくためには、東部沖野々、西部日方保育所ということの2カ所構想の中で、建物の老朽化対策、また保育内容につきましても、やはりニーズに対応していくためには、そういった2カ所構想をもっていかなんだら実現しないと。 だから、細部にわたりましては、今後、検討を要するところでございますが、我々担当部としましては、この構想によりまして、海南市の子育て支援が大きく後退するというような考え方は、毛頭ございません。むしろ、今以上に内容も整備されていくと、これが子育て支援に、より充実した支援対策として寄与できるものであると、こういう確信のもとで、今検討を進めておるわけでございます。 当然、今の担当部署での検討という程度のことでございますが、今後、政策会議、あるいはまたそういった調った段階で、協議の段階で、議員さん方にも全体構想というようなことの詳細についての御説明を今後させていただきたいと、こういうふうに思っておりますので、御理解賜りますようよろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。 8番 幡川文彦君 ◆8番(幡川文彦君) 理解できやんこと、多いですな。 福祉タクシーの所得制限のことについては、実際上、現在、市民の皆さんに影響が、制限の制度を入れてもかかる人がないということですから、私などはそれならば制限を取っ払う方がいいんじゃないかと思うんですが、これはきょうはもうやめます。 敬老祝い金ですよ、緒方部長さんね。これは、あなたちょっと考え方に混乱があるんじゃありませんか。 例えば、75歳から一律に支給するのはどうかと、こういうふうに言われましたな。そのときに、一律に支給するのはどうかというその考え方の中にですよ、例えばかなり高収入の人もあるしそうでない人もあるので、この祝い金についてはそれこそ入れよという意味と違うで、わしは入れよというんじゃないけれど、考え方として、そういう収入に応じて段階をつけるとかという考えやったら、それはそんな時代に合うた考えかなということになるんやけどね、75歳から支給していたのを77歳、88歳、99歳、100歳、これをぽつぽつぽつと入れるのが、一律に支給するのをこうしたというのが、さっぱりあなたの説明じゃわからんわけでしょう。結局、予算を削りたいというだけやいしょ。そうと違うんですか。予算でいうたら、大幅な減額になりますわな。昨年からいうと、昨年度2,550万からの予算が、ことしは820万円になるわけですからね。 タクシーへの所得制限を入れるというのと、大幅に違うでしょう。福祉タクシーへ所得制限を入れるという考え方と、この敬老祝い金で並びの年だけに支給するというのとね。説明つかんよ、こんなもん。 その福祉やいろんな事業を進めるのに、老人福祉にしても、かなり裕福な人とそうでない人と段差をつけよう、格差をつけようという考え方から出たもんだというなら、それはなるほど、そういうこともあるかな。賛成するか反対するか別ですよ、考え方として、そういうこともあるかなと思うんやけど、こんなあんた、77歳、88歳、99歳にせないかんという、さっぱりわからんのや。 もう1回、そこのところ、そういう考え方でないのは、もう事実やしな。比較的裕福な老人家庭とそうでない人との格差をつけるという考え方と違わいしょな、あなたが今入れようとしてるのは。それの違う考え方というのは、どこから出てきたんですか。 配食サービスについては、なるほど緒方さんも言われるように、実態に応じてやっぱりやってもらいたいと思うんですよ。自分のこと思うたら、やっぱり年いって、75歳以上やな、これは。まだわし、そこまでいかんけれど、75歳以上になってひとりになったら、やっぱり必要やなと。私の知り合いでも何人もおられます。特に男の人はね。 だから、それぞれの絡みがあるかと思うんやけれど、今言われたような予算を執行していく観点では、それを持っていただきたいなと。そして、できるならば週2回という頭打ちをせんと、必要に応じて執行してもらいたいなと、これは意見だけにします。 最後の保育所ですよ。保育所、よくよく聞いてみると、保育所3カ所構想というのは、市長から出た構想ではないというわけでしょう。まだ担当部のところで出てきた案で、政策調整会議とかかけていくんだという話やけどね。そしたら、あんた3カ所構想というのは、大げさにかぶって書きよすなよ、これ。予算の概要のところによ。びっくりするで、ほんまにこれ。 そして、口で幾ら子育て支援の、一方では充実するという考え方もってることはようわかるんやで。ゼロ歳児保育とか延長とか、それはそれに要望こたえるということはようわかる。 そのことが子育て支援にもなるし、やっぱりこの近所に、近くにある保育所をなくしていくというと利用しにくいんです、これは。どう考えても子育て支援の推進にならんです。口では子育て支援の推進をやるんやというても、これは逆行してますよ。これは批判だけにしますわ。答弁、結構ですわ。その実態わかりました。 一つだけ聞かせてください。報償費15万、それは日当5,000円で3回やと、こういうことですわな。条例案で出してるのは、たいがい7,700円、あるでしょう、総合計画審議会とか都市計画審議会とか。なぜ、これ段差つけるの、5,000円と7,700円。この子育て支援の会議に来てくれる人たちは5,000円でいいんやということが、どういう基準で出てくるんですか。こんなとこで差つけたらあかんよ。 僕はまた2回やと思うて、報償費15万上げてるのは、7,700円で1日7万7,000円、それを2回で15万上げてるんだなと思ってたんやけど、5,000円の3回やというからね。どうして、これ差をつけるのか。 そして、ほかに5,000円の審議会やとか委員会とか協議会とかで、海南市に5,000円の、あるんですか。それを聞かせてください。 ------------------- △会議時間の延長 ○議長(宮本勝利君) この際、本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。 ------------------- ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 緒方保健福祉部長  〔保健福祉部長 緒方信弘君登壇〕 ◎保健福祉部長(緒方信弘君) 8番 幡川議員の再々質疑に御答弁申し上げます。 敬老祝い金についての見直しについての再度の考え方でございます。 議員からは、収入に応じての額の見直しということであればわかるが、節目節目での今回の見直しについての考え方はどうかということでございます。 基本的には、収入に応じてということであれば、祝い金を基本的に収入に応じて見直すということで出していくという考え方に通ずるというふうに思うわけですが、今回の見直しにつきましては、先ほどの専門部会の協議の中では、やはり今日的な財政状況の中で、祝い金というような形で行政として支給すべきかという基本的な部分から、お互いに協議を進めたわけでございます。 出すべきか、出さんべきかというような中での、適正な行政のあり方という中で、先ほど言いましたように4つ5つ、全国的な流れの中での祝い金の見直しと、こういうことで、また新たなニーズへの対応ということであれば、祝い金を支給することそのものについては、やっぱり行政として見直していかないかんというような議論が多かったわけでございますが、今までそれぞれ双方において行ってきた経緯ということもございますので、他市の状況の中では節目節目での賀寿祝いというような支出の方法もございましたので、そういうような方向で見直しをさせていただいたと、こういうような提案をさせていただいたと、こういうことでございます。 それで、この保育所費での15万円での積算根拠についての再質疑でございます。 条例での報償ということであれば、7,700円ということであるわけでございますが、今回の報償金は、御検討をいただくに当たっての謝金的な意味合いでの金額設定ということで、一応こういった場合には5,000円というような形で、部内での分については5,000円という形で統一をさせていただいていると、こういうことでございます。 例えば、シルバー人材センターでの準備委員会というような中で、16年度予算で認めていただいた分もあるわけでございますが、その中でも謝金的な扱いの中で、そういった金額にさせていただいております。 以上でございます。 ○議長(宮本勝利君) 他に御質疑ございませんか。 7番 河野敬二君 ◆7番(河野敬二君) ぎょうさんあります。まずページからいきます。94ページです。隣保館及び住民センター費の報酬です。館長報酬、これは住民センターの館長だと思うんですが、1人月額1万5,500円ですね。非常勤嘱託報酬、これはたしか野上中隣保館だと思うんですが、これ1万円、差がある。15万5,000円と14万5,000円やろ、1万円差がありますやろ。これ、何で1万円差あって、仕事の内容に差があるんですか。それが1点目。 それから、住民センターの運営委員が10人、隣保館の運営委員が28人。これは、住民センターの中にも隣保館の運営委員が入ってるんかね。住民センターは住民センターだけで、隣保館の運営委員は野上中隣保館の運営委員だけのことか、その点もちょっと教えてほしいんですよ。住民センターの中で住民センターの運営委員と隣保館の運営委員と両方あるんか。沖野々の隣保館も住民センターの中に入っちゃるやろ、入ってますやろ。その辺、どうなってるんですか。 それから、次、幡川議員が質問いたしました配食サービスよ、98ページ。事業委託、これどこへ委託してはるの。 瀧さんも私も質問をしましたね、一般質問で。下津女子高校の部分、なくしてもたと言うたな。前に私質問したんが、やっぱり食事の内容が非常に問題だということで、前に質問したことがあるんです。一般質問の中で、瀧さんが質問した部分の資料をいただいたんですがね。下津女子高の生徒たちが、非常に喜ばれるような食事をつくってやってるわけですよ。それを廃止したというのが、いろいろ検討すべきだと思うんですね。業者委託するなと言うてるのと違いますよ。 例えば、ぎょうさん数があるから、旧海南市まで持って来いとは言うてませんよ。何で、それ、喜ばれてる部分を廃止するんか、ようわからん。彼女らもそのことで行政に一定貢献してる。何でそんなん簡単に廃止するんかな。廃止して、今実態としてどうなってるんか、それもお答え願います。 それから、保育所の問題ですわ。これも幡川さん質問しました。これも105ページですわ。 細かいこと言いません。室山とかななさと、どこでもこの保育所が、黒江もそうですね、減ってきてるというのはわかります。そやけど、ななさとはななさとで、東部の、特に住民の皆さんは、合併してほっていかんといてよというのが、東部の住民の皆さんの願いなんです。 ななさと、北野上の端やったらななさとやったら近いわな。ななさとが、うわさでは保育園を幼稚園に変えるといううわさもあるんよ。そういううわさも含めて、ななさとはどうされるんですか。 それから、次の107ページ、へき地保育所っていうのが載ってるわな。このへき地保育所というのは、旧下津の方はわかりにくいと思うんで説明しますけどね、当局になりかわりまして。 へき地保育所は、今1カ所しかやってないんよ。南野上で2カ所やってた。なぜこれをへき地保育所行くかというたら、保育料安いんや、そのかわり弁当つくらなあかんけども。保育料安いということは、非常に父母のニーズが多い。北野上や中野上あたりからへき地保育所に行っとったんや。それは保育費が安いからそっちへ行くわけや。特にこのへき地保育所なくしてしまうということやな、合併するということは。東部は沖野々で間に合うというふうに保健福祉部長、言いました。へき地保育所は要求が違う。なくすということは、これは大幅に政策的転換なんや。その点での答弁も求めます。へき地保育所なくすということでっしゃろ。 それから、次、生活保護費です。113ページ。 これね、扶助費の算定根拠、教えてほしいんや。下津と合併をしました。例えば例を挙げます。生活扶助費は5,500万の予算、下津も合わせて組んであるねん。生業扶助費は6万5,000円から157万かな、ところが、葬祭扶助費は同じや。つまり施設事務費とか介護扶助とかいろいろあるんやけども、金額が合わせて一定の組んでる部分もあるんやと思うんやけども、例えば葬祭扶助費だったら、やっぱり単純に役立っている方もあるはずやからね、それは上乗せすべきだと思うんですが。 それから、その下の法外援護費が、旧海南市の方がかなり多いわ。ところがこれ見たら772万円になってるね。その算定基礎がようわからんねん。それが1点目。 それと、先ほど私、下津行政局の部分で質問しましたけど、あそこは給与の部分だけやから質問やめたんですが、下津行政局でも生活保護の窓口対応はしてくれるんですか。いわゆる本庁と同じ対応になるんですか。 生活保護の相談、私ら行きますね、旧下津の方も、窓口でそこで相談をして、決定されたら、決定かも含めて、すぐには決定できませんね。申請出して、若干の日にちを待たなあきませんけども、要は本庁と同じ内容のことを下津行政局でもやってくれるかどうかですわ。先ほども質問のとこで言いましたけども、同じ内容のことを、ほぼ同じ内容のことをしてるはずですね。 以上です。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 緒方保健福祉部長  〔保健福祉部長 緒方信弘君登壇〕 ◎保健福祉部長(緒方信弘君) 7番 河野議員の御質疑に御答弁申し上げます。 98ページの配食サービスにかかわっての御質問でございます。 旧下津町では、下津女子校に委託をしてつくってもうておったと。17年度から新市から廃止した理由はいかにということでございます。 私としましては、下津女子校に今までどおりやっていただけたらよかったというふうに、今の時点では思っておるわけでございますが、経過等をお聞きしますと、下津町ではいわゆる社会福祉協議会が今までつくって、町からの委託を受けてやってきた、それを下津女子校へ委託してたということを聞いてたわけでございますが、ただ、つくった弁当を配送するについてはボランティアの方々にお願いしてると。そのボランティアの方々がもうできなくなってきたと。そういう中でやむなく社会福祉協議会としては受けられないというような形の中で、私は聞いております。 したがって、新市での全体的な業者委託というような方向で進めさせていただいておるところでございます。 また、105ページの保育所費についての中でのななさと保育所での幼稚園への変更という御質疑でございます。  (発言する者あり) ○議長(宮本勝利君) この際、暫時休憩いたします。          午後4時32分休憩 -------------------          午後4時55分開議 ○議長(宮本勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第1 議案第35号の議事を継続いたします。 当局から7番 河野敬二君の質疑に対する答弁を続行してください。 緒方保健福祉部長  〔保健福祉部長 緒方信弘君登壇〕 ◎保健福祉部長(緒方信弘君) 続きまして、7番 河野議員の御質疑にお答えいたします。 2点目の保育所費についての御質疑でございます。 ななさと保育所についてでありますが、幼稚園への変更という話もあるが、どうなっているのかといった御趣旨の御質疑でございます。 このことにつきましては、以前より事務レベルの協議でありますが、教育委員会の所管課とは、ななさと保育所につきましては、現状、小学校へ隣接しているという観点で、幼稚園への変更という方向で協議を行っておる段階でございます。 次に、3点目の次ヶ谷のへき地保育所についての御質疑でございます。 3園構想ということになれば、大きな政策的な転換になるのではないかといった御質疑でございます。 次ヶ谷保育所につきましては、16年度より対象児童の減少ということで、議員も御承知のとおり、みどりヶ丘保育所と次ヶ谷保育所、統合を図ったわけでございますが、今後もまださらに減少していくというようなこともございます。そういった中では、担当の我々としましては3園構想という形の中へ組み入れていきたいという考え方は持っておるわけでございますが、今後、保護者の皆さん方と話を行いまして、やはりへき地保育所というようなニーズが強ければ、そういった考え方につきましても、今後、検討してまいりたいと、こういうように思います。 ただ、議員からも御指摘ございましたが、以前は保育料が安いといった中で、周辺地域も含めて、そのへき地保育所への入所ということがあったわけでございますが、やはり本来のへき地保育所の設置の位置づけということでは、現行では、対象はへき地という地域に限定して入所を認めておると、こういう現状でございますので、御理解賜りたいと思います。 また、最初の配食サービスについての御質問中、委託先についてでございますが、株式会社フードセンターマルキへ委託しております。 以上でございます。 扶助費等につきましては、担当課長から答弁させていただきます。 以上です。よろしくお願いします。 ○議長(宮本勝利君) 児嶋社会福祉課長  〔社会福祉課長 児嶋俊治君登壇〕 ◎社会福祉課長(児嶋俊治君) 7番 河野議員からの数点にわたる御質問にお答え申し上げたいと思います。 まず、94ページの隣保館及び住民センター費の中で、1節報酬についての御質問をいただきました。 館長報酬1人月額15万5,000円と非常勤嘱託員報酬1人月額14万5,000円があるが、これはどういうことかという御質問だったと思います。 館長報酬1人月額15万5,000円につきましては、野上中隣保館の館長報酬でございまして、施設の長ということで15万5,000円を計上させていただいております。 それから下の非常勤嘱託員報酬1人月額14万5,000円につきましては、隣保館の指導員ということで1人雇用しておりましたので、14万5,000円、予算を要求させていただいております。 続きまして、住民センター運営委員会報酬についてでございます。 これは、運営委員10名、7,700円の3回の委員報酬と、それから小委員会の開催のための報酬9万2,400円で、7,700円の4人の3回の9万2,400円、計32万4,000円。 それから、議員から御質問いただきました隣保館運営委員会委員報酬につきましては、28人の内訳は、沖野々隣保館の委員さんとして13人、それから野上中隣保館の運営委員さんとして15名、計28人の委員さんの報酬として計上させていただいております。 続きまして、113ページの扶助費について御質問をいただきました。 この扶助費につきましては、生活保護法に基づきまして、国が生活に困窮するすべての国民に対し、その困窮の程度に応じ必要な保護を行うということで、扶助をさせていただいております。ここにありますように、保護に8種類ございまして、この金額の積算の根拠は何かということで、御質問をいただきました。 年々の実績をとっているわけですけれども、やっぱり社会環境の悪化等によりまして、年々多くなってございます。率としましては、約1割、年々上昇しておりますので、実績から基づきまして、ほぼ1割に近い額を大きな数字としては計上させていただいております。 それから、葬祭扶助費につきましては、確かにこれは亡くなったりする方が何人というのはなかなか想定は難しいわけですけれども、今までの実績では年に7名から10名の方がお亡くなりになるということはございます。こういったことを予想しまして、言い方はおかしいんですが、もう少し多く予算を、今までの実績を考えて計上させていただいているところでございますが、必要に応じて流用補正等でも対応をお願いしなければならないかと思ってございます。 それから、生活保護の相談にかかわる下津行政局とのかかわりでございますけれども、今までは海草福祉事務所の方で、旧下津町では対応していただいておりました。現在では、行政局の福祉課の方で対応していただくわけですが、旧下津町の要求分につきましては、ここでは、こういった生活保護を求める方の相談等を受け付けていただいております。そして、必要に応じまして、こちらの方にケースワーカーがおりますので、ケースワーカーが必要に応じて下津の方にも行かせていただきます。 少なくとも、今まで以下にサービスというんですか、対応が悪くなるということはないように考えてございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。 7番 河野敬二君 ◆7番(河野敬二君) さっき言い忘れた部分だけ、先いきます。 119ページです。委託料、高齢者筋力トレーニング事業委託料、これ委託先は。これ、非常に難しいと思うんよ。 これ、違うのか。衛生費や。失礼しました。間違えました。それは衛生でやります。 ごめんなさい、ずっと順番どおりいきます。 95ページの隣保館の部分、ようわからん。1万円の差の意味。野上中隣保館は館長さんということで1万円、上積みしてると。これは、住民センターの隣保館の指導員で1万円下げてあると、こういうことか。仕事の内容はどのように違うのか。ようわかりません。 それから、住民センターにも運営委員会があって、住民センターに13人の沖野々隣保館の運営委員会があるわな。何でこれ一緒にできやんの。住民センターと沖野々の隣保館は建物別か、一緒やろ。私もちょいちょい行くけど、一緒や。隣保館の事業をあそこでやってるわけやけど、私は住民センターの位置づけを、もっと東部では教育部分も含めて、例えば児童図書館の分館なども含めて、やっぱり総合的にすべきやということを主張してきちゃるけど、いっこも変わらへん。同じとこ、何で2つも運営委員会要るの。行政改革行政改革というて、行政改革になっとらん、市長。2つ要る根拠、言うてくださいよ。野上中の隣保館はわかりましたよ。きちっとわかるように答弁してください。 それから、98ページの配食サービスや。これもっと知恵絞ろうか、知恵。下津女子校のやってたけども、配送する人なくなった。そんなもんだれでもそんなんやったらやめましょかってなら。これ、下津女子校、どんな対応したん、あんた。もう結構ですって先生に言うたんか。そうしてください、その方がええです、あんなもん邪魔くそうて下津女子校嫌なんですって言うたんか。何で喜ばれてるやつやめるのよ。配送どうするかって、知恵働きなさいよ。 あんたら下津女子校、守る気なんかないんと違うか、全体として。こんなもん、だれでもできるわ。配送なければだめです、何考えてるの、あんたら。事情言うてボランティアまた探したらええんでしょう。何も手打たんで、やめましたって。 何で業者委託でも、私、マルキさんのあかんて言うてるん違うで。何でそういう部分、置いとかんのよ。そしたら、マルキさんも頑張んのやで、ええ内容にしよう思うて頑張るでしょう。これこそ、年寄りに対する温かい行政ですよ。 しかも、下津女子校の生徒らが、そのことで変わってきてるって、この間、瀧さんの質問で聞いたやろ。まるっきりそういう観点ないわ。そんなん幼稚園の子でもわかるぞ、はっきり言うけども。どんな努力したんな、どんな努力。厳しいこと言うて悪いですがね、どんな努力されたんですか、どんな努力。配送がなくなったからやめましたって、そんなもん、何にも努力してないんや。それで、下津女子校はそれでいいですっていうことになったんか。どんな努力されたんですか。 マルキさんあかん言うてるん違うで、決して。決してそういうわけではありません。個人的にもよう知ってますし。 それから、保育所よ、保育所はもうええわ、ちょっと委員会でやってください。お願いします。 それから、生活保護、予算の考え方、ちょっと聞いたんやけど、それもいいですわ、もう。細かいですから。 せやけど、合併をしたんですね。町の段階やったら、生活保護の業務は県でしたわ、町村は、下津行政局置いた。置いたら同じようにやってあげなさいよ。野上支所にケースワーカー置けって言ってん違うで。そりゃ、置いてくれたらええで、ありがたいで。ありがたいですよ。ありがたいですが、私は別に置けと、今言うてるん違うよ。また別の機会でやりますけど、それは。 そやけど、何で下津行政局にケースワーカーを置くなり、ケースワーカーを通わすという対応せんの。 具体的な例で話しますわ。きのう、海南に住んではった人や、電話かかってきてね、今和歌山に住んでんねん。えらいことやって、家の中ぐちゃぐちゃになっちゃるねんて。その人、和歌山駅のあたり住んでるねん。和歌山市に電話して、すぐ生活保護の申請したけどね、きのう、来ていただいて。あんた、どないして来るんよって聞いたら自転車で行きますって。和歌山駅のあたりから。息子も自転車で海南へ来て、美里分校へバスあるんかな、海南まで来て通ってますって。 大体、生活保護を申請しに来る人は、裕福な人、けえへんのよ、釈迦に説法で悪いけどよ。わかる。そういう人たちのために、何で行政考えんのよ。きのうのその人来て、結局は親戚の妹さんが運転して僕とこへ来てくれて、和歌山市へすぐ行って対応してくれたけどね、たまたま妹さんおったんでよかったわけや。だから、生活保護の申請に来る方々というのは、やっぱり生活に困って、いろいろ社会的な弱者の方が多いわけやろ。合併した、福祉の手当がよくなる、誇れますやん、市長。同じや、それやったら。何でケースワーカー、向こう配置せえへんのよ。担当分野の問題もあるという話あるけども、例えば3日間、向こうにおって、3日間こっちにおるとか、いろんな方法できるはずやで。こっちへ来てもらって一緒や、そんなもんは。電車賃払って来なあかんのやで、たとえ200円でも300円でも、お金あったら生活保護なんか言いにけえへんでしょ、相談しに。200円、300円も大変やで。何で行政局にケースワーカー置いて、対応する方向にならんのですか。 ○議長(宮本勝利君) 当局から答弁願います。 緒方保健福祉部長  〔保健福祉部長 緒方信弘君登壇〕 ◎保健福祉部長(緒方信弘君) 7番 河野議員の再質疑に御答弁申し上げます。 まず、1点目の94ページの隣保館及び住民センター費での中の節、報酬費についてでございます。 館長報酬の1人月額15万5,000円と、非常勤嘱託員報酬の14万5,000円の1万円の違いでございます。 先ほども課長からも答弁させていただいたわけでございますが、いわゆる館長という中で、市全般的にも館長という位置づけにつきましては15万5,000円で支給をしております。また、すべてではないんですけれども、そういうような位置づけでやっております。 また非常勤嘱託員というのは、これは隣保館での指導員でございます。そういう中で、従前より指導員の非常勤嘱託員は14万5,000円ということで、従前より行っていっているところでございます。 また、住民センター運営委員会と隣保館運営委員会で、同じ建物で重複しておるのではないかということでございます。 これも住民センターというような複合施設という意味合いの中で運営委員会を、住民センター全体での複合施設という中での委員会と、また隣保館ということで、1つの事業に対する運営委員会ということで、それぞれの役割に応じて運営委員会をそれぞれ行ってきたところでございますが、この統合というふうな考え方で、それぞれの運営委員会にも、今現在、見直しというような中で協議を進めておるところでございます。 本年度は、こういう形でお願いしたいというふうに考えておるわけでございますが、18年度以降、見直しの方向で協議を進めてまいりたいという形で行っているところでございますので、御理解賜りたいというふうに思います。 また、98ページの配食サービスについてでございます。 下津女子校の皆さんがいろいろやっていただいておるということで、先ほど私も答弁させていただいたわけでございますが、大変ありがたいというんか、結構なことやというふうな理解をしております。 ただ、委託先のマルキさんには、旧下津町が今までやってきた分について、すべてマルキさんにと、申し込みよってここの契約をやっていきますので、今の委託先については。旧下津町については、今までやってきた分について、今回が廃止になった中では余り申し込みがないというような中で、だから、下津女子校の方でつくってもらって、それで配送ということも、もう一遍知恵も絞らせてもらう中で、続行できる可能性があれば、これは本年度からもそういう方向で考えさせていただいたらいいんじゃないかというふうに思いますので、十分、ここに至った経緯等、私も精査させていただきまして、できるだけ今までどおりやっていただけたらありがたいなというふうに私自身も思っておりますので、御理解賜りますよう、よろしくお願いします。 私の方からは以上でございます。 ○議長(宮本勝利君) 児嶋社会福祉課長  〔社会福祉課長 児嶋俊治君登壇〕 ◎社会福祉課長(児嶋俊治君) 7番 河野議員の再質問に答弁させていただきたいと思います。 生活保護にかかわっての御質問でございます。基本といたしましては、私どもといたしましては、議員御指摘の弱者である生活保護者、それを求める方々の相談につきましては、今までは海草福祉事務所、いわゆる県が担当してございましたが、新市になって社会福祉課が担当しているわけですけれども、それぞれケースワーカーが地区を担当して日々の業務に当たっているところでございます。 議員おっしゃっていただきましたように、今後、こういった生活保護にかかわる相談のご依頼がありましたら、ケースワーカーが相談者の御不便をかけることなく対応させていただくように努めてまいりたいと思っておりますので、御理解賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 他に御質疑ございませんか。 29番 川端 進君 ◆29番(川端進君) 議事進行で行こうかと思ったんやけど、4回目になるのは自粛せいというような声も多いようなんで、質疑をさせていただきます。 なぜ、議事進行かといいますと、先ほどの幡川議員さんに対する質疑に対する答弁で、緒方部長の答弁が不正確というのか間違っているように私は思いますので、訂正していただきたい。神出市長の答弁ははっきりせん、不鮮明な答弁であるので、これでは困るということで質問をさせていただくんです。 幡川さんは、保育所を3つにするという話、初めて聞いたと、これはどこで言い出したんか、神出市長から言い出したかと、こう質問をされたわけですね。 神出市長は、新市まちづくりの基本方針の中の基本目標の中の3つの目標の中の子育て支援というのがあるが、この3つに保育所を縮小することとは矛盾するんでないかということも含めて質問した。神出市長は、矛盾することはないという答弁であったけれども、どうも保育所3カ所にするという答弁については言及を避けてるんです。 3カ所の話について、保健福祉部長さんは、担当課ではそのような話になってるけども、これから政策調整課と調整をして決めていくんやと。最初、こんなふうな答弁であったと思うんですね。 この3カ所というのは、ちなみに海南市で2カ所、下津で1カ所で3カ所ですね。ところが、そうじゃないんですよ。旧海南市の市議会の3月議会で、私はこんなふうに質問してるんです。それに対して、当時の福祉事務所長中野真次さんの答弁言いますんでね、ちょっと聞いてください。 これは、私は次世代育成について質問したんです。次世代法という法律が平成17年4月1日から発足になって、10年計画で行動計画を立てるということになって、全国一律に行動計画が発表されたわけなんです。その行動計画について質問したところなんですけども、言います。「具体的な計画をお尋ねします。前期最終年度の平成21年度の目標数値で、その施設箇所数を教えていただきたいと思います。ゆっくり言います。ア、延長保育、イ、休日保育、ウ、一時保育、エ、放課後児童クラブ、オ、ゼロ歳児保育、カ、1・2歳児保育」と、こう質問したんです。 それに対して、中野真次当時の福祉事務所長は、こんなふうに答弁されてます。「4点目の本市の21年度目標数値についてでございますが、現在7カ所ある公立保育所を2園とし、先ほども述べましたが、保育所機能の充実はもとより、子育て支援に係る機能を持った施設を併設したいと考えているところでございます」とはっきり明言した答弁をされてるんです。これは、福祉事務所長、普通なら課長級か参事補ですわな。これははっきりした見解を答弁されてるんです。それに基づいて、次世代法が既にもう発足してますから、市は県へ次世代育成支援行動計画というのは、もう絶対出してるはずですわ。報告してるはずです。それを神出市長が知らんはずないわ。知らんかったら問題ある。 したがって、海南市の保育所を2園にし、旧下津を1園にして3園にするんだというのは行動計画にあるはずですから、まずは行動計画を、コピーを皆さんに配ってください。これははっきり知っとく必要があるんですよ、10年計画の行動計画、皆さんも知っとく必要がある。 今の3園にするということにも関係ありますからね、コピーして、資料としていただきたい。 それから、神出市長がそれを踏まえて3園にするんだという行動計画を県へ報告してるんやで。それやのにここで答弁せんと、だまし討ちやないですか、あるいは誤解じゃないですか。はっきりと先ほどの答弁を訂正するとともに、3園にする計画になってるんだということを明言してもらわんなんだら、ぐいちになりますよ。そごが起こってますよ。 答弁し直してください。 ○議長(宮本勝利君) この際、暫時休憩いたします。          午後5時25分休憩 -------------------          午後5時50分開議 ○議長(宮本勝利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第1 議案第35号の議事を継続いたします。 29番 川端 進君の質疑に対し、当局から答弁願います。 市長 神出政巳君  〔市長 神出政巳君登壇〕 ◎市長(神出政巳君) 29番 川端議員の105ページの報償費にかかわっての御質疑にお答えいたします。 先ほども御質疑ございました保育所の3所構想についての御質疑でございます。 この件につきましては、先ほど来、担当の方から御説明申し上げましたように、保護者会の代表等も入っていただきまして、本年度保育所検討委員会を設置して、慎重に協議をしてまいりたいというふうに考えております。 その中で、次世代育成支援行動計画についての御指摘があったわけでございますが、この件につきましても、103ページの委託料で290万の予算を上げさせていただいております。平成17年度におきまして、新市の計画書を作成したいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願い申し上げたいと思います。 ○議長(宮本勝利君) 再度御質疑ございませんか。 29番 川端 進君 ◆29番(川端進君) 御答弁をいただきましたけど、次世代法が、この17年4月1日から施行されてるわけですね、御存じのとおり。その法律の発足とともに、全国的に各市町村では、次世代の育成の行動計画を作成せなならんと、こんなふうになってるんですよ。ところが、気の毒なというんかうれしいというんか、下津町と旧海南市と合併しましたんで、どさくさで事務は大変やったと思うんで、その点、事務やっておられる方には気の毒には思います。しかし、法律は法律ですよ。法律で4月1日から行動計画、向こう10年間の行動計画を立てなさいということで、去年7月から言われてるんですよ。庁内会議を組織して、市民協議会も組織して、それでアンケートもとり、17年3月までに計画つくっとかなあかんのですよ。それができてない。 庁内会議どころか、例えば、次世代育成の関係で、今全国的に小児救急というような問題が起こってます。小児科の体制が不十分だから次世代育成に支障があるということで、全国的な緊急の課題になってるんですけども、それについて、例えば旧海南市の福祉事務所から電話1本かけて、病院の事務局の方へ電話かけて、病院は小児科どうですかと、こんなこと聞いちゃるだけでしょう。庁内会議を開いて組織を、会議を開いて、小児の体制はどうなんか、外来だけでなしに入院だけでなしに、救急も含めてせなあかんのに、庁内会議も開かんと電話1本で、福祉事務所から電話で病院の事務所へ聞いただけ、それで資料をつくって、県へ報告してるんやしてよ、3月中の段階でやで。その資料、私が聞いたら、2園でする計画になってるんです海南。全く法律を無視した、法治国家とは思えない行政の進め方をやってるんですよ。こんなことでは困るんで、次世代の育成の行動計画を県へ出してるはずやから、出してる分だけでも、資料として、とりあえずいただきたい。 それから、ことしの3月議会、旧海南市議会で、私が質問したことに対して福祉事務所長が答弁した、2園でやるということの答弁の信用性というんですか、これを没にするんですか、ほごにするんですか。これは生きてるんと違うんですか。生きてないんやったら、どっかであなたには、こう答弁したけど、生きてないんですよと言うといてもらわなんだら、私は生きてると思ってたんですよ。 それに対して幡川さんが質問したら、「あれおかしいな、雲行きおかしいぞ」と思ったら、幡川さんは3園て初めて聞いたと言うたやろ。政策調整、これからしていきます、まだ決まってないみたいに言う。私への答弁は、3月議会では、旧海南市は2園にするという計画があります。要するに下津と海南で3園になるんでしょうね。 私への答弁は、公式な議会における市行政の答弁やで。これをほごにすんねやったら、そんだけの権限がどこにあるのか、それも含めて答弁いただきたい。 ○議長(宮本勝利君) お諮りいたします。 本日の会議はこの程度にとどめ延会し、明日午前9時30分から会議を開きたいと思います。 これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 本日はこれをもって延会いたします。          午後5時55分延会 ------------------- 地方自治法第123条第2項の規定によってここに署名する。  議長  宮本勝利  議員  若林睦弘  議員  浴 寿美  議員  宮本憲治...