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1. 上市町議会 2020-06-01
   令和２年６月定例会（第１号）　本文

   
   取得元: 上市町議会公式サイト
   最終取得日: 2023-05-12
   ▼最初のヒットへ（全 0 ヒット） 1 議事の経過 　　　　　　　◆◆◆　開　　　会　　　の　　　宣　　　告　◆◆◆ ◯議長（松谷英真君）　ただいまの出席議員は１２名であります。定足数に達しておりますので、これより令和２年６月上市町議会定例会を開会いたします。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（午前１０時００分） 　　　　　　　◆◆◆　開　　　議　　　の　　　宣　　　告　◆◆◆ 2 ◯議長（松谷英真君）　これより本日の会議を開きます。 　　　　　　　◆◆◆　諸　　　　　　　報　　　　　　　告　◆◆◆ 3 ◯議長（松谷英真君）　日程に先立ち、諸般の報告をいたします。 　初めに、去る６月１日、富山県町村議会議長会の臨時総会において、富山県町村議会議長会表彰式が行われ、私、松谷が町村議会議長として４年以上在職となり、自治功労者表彰を受賞いたしましたので、ご報告いたします。 　次に、地方自治法第１２１条第１項の規定により、議場に出席を求め、報告のあった者の職・氏名並びに事務局職員の氏名は、お手元に配付してあります一覧表のとおりであります。 　これで、諸般の報告を終わります。 　　　　　　　◆◆◆　議　　事　　日　　程　　の　　報　　告　◆◆◆ 4 ◯議長（松谷英真君）　次に、本日の議事日程はお手元に配付のとおりであります。 　これより本日の日程に入ります。 　　　　　　　◆◆◆　会　議　録　署　名　議　員　の　指　名　◆◆◆
   5 ◯議長（松谷英真君）　日程第１　本定例会の会議録署名議員の指名を行います。 　会議録署名議員は、会議規則第１１８条の規定により、８番　伊東俊治君、９番　宝嶋洋子君、１０番　碓井憲夫君を指名いたします。 　　　　　　　◆◆◆　会　　　期　　　の　　　決　　　定　◆◆◆ 6 ◯議長（松谷英真君）　次に、日程第２　会期の決定の件を議題といたします。 　お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から６月１８日までの９日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 　　　　　　　　　　　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 7 ◯議長（松谷英真君）　ご異議なしと認めます。よって、会期は９日間と決定いたしました。 　　　　　　　◆◆◆　議案第５３号から議案第６６号まで及び報告第２号　◆◆◆ 8 ◯議長（松谷英真君）　次に、日程第３　議案第５３号　令和２年度上市町一般会計補正予算（第２号）から議案第６６号　上市町消防団弓庄分団の消防ポンプ自動車取得に関する件まで及び報告第２号　令和元年度上市町繰越明許費繰越計算書、以上１５件を一括して議題といたします。 　　　　　　　　　　　　　提　案　理　由　の　説　明 9 ◯議長（松谷英真君）　町長から提案理由の説明を求めます。 　中川町長。 　　　　　　　　　　　　　〔町長　中川行孝君　登壇〕 10 ◯町長（中川行孝君）　今日から６月定例会でございますが、ひとつよろしくお願いを申し上げます。 　まず、新型コロナウイルス感染症については、５月２５日には全ての都道府県で緊急事態宣言が解除されたことを踏まえ、本県の緊急事態措置が同月２９日にステージ１に緩和され、夜間の外出自粛要請も行わないことになりました。 　改めて、外出自粛や休業要請等にご協力を頂きました町民の皆様、事業所の方々に心から感謝を申し上げるとともに、引き続き手洗いの励行やマスクの着用をはじめとした感染症対策の継続・徹底をお願い申し上げます。 　また、ただいま議長から報告がありましたが、富山県町村議会議長会から松谷英真議長が自治功労者表彰を受けられた由、ここに、これまでのご功績に敬意を表し、心からお祝いを申し上げますとともに、今後ますますのご健勝とご活躍をお祈り申し上げます。 　それでは、本日、令和２年６月定例会が開催されるに当たり、町政運営につきまして所信の一端を申し上げるとともに、提出いたしました各議案につきまして、その概要を申し上げます。 　初めに、がんばるかみいち総合病院応援プロジェクトについて申し上げます。 　昨年９月に厚生労働省がかみいち総合病院を再編・統合の検討対象といたしました。中新川郡唯一の公的病院であるかみいち総合病院は、僻地医療や救急医療、在宅療養の支援のほか様々なニーズに応えており、地域住民にとってなくてはならない存在であります。 　今般、町では、かみいち総合病院と院内で働く医療関係者を町全体で応援する「がんばるかみいち総合病院応援プロジェクト」を始めることとし、この取組を通じて、町に病院があることの大切さを考えていただき、病院を守り育てる意識を醸成していきたいと考えております。 　具体的には、地域で安心して暮らすことができるまちづくりを目指すコミュニティ・メディカルデザイナー養成講座の開催や病院ボランティアの育成などを行う住民参加プロジェクト、医師・看護師等の確保や研修の充実を目指す医療従事者応援プロジェクト及び医療機械の導入を進め、外来や入院病棟の環境整備などを図る医療環境充実プロジェクトに取り組んでまいります。 　また、本プロジェクトを資金面から支えるため、「がんばるかみいち総合病院応援基金」の設置を本議会に上程しております。既に１０名以上の町民の皆様からご厚志を頂いておりますが、ふるさと納税も活用し、町民に限らず幅広く、末永く育てるプロジェクトに位置づけてまいりたいと考えております。 　なお、動画投稿サイト「ユーチューブ」の町公式チャンネルでは、町出身のアニメーション映画監督の細田守氏から寄せられた応援メッセージを公開しておりますので、ぜひご覧いただきたいと思います。 　次に、特別定額給付金及び県外学生支援金の進捗状況について申し上げます。 　全国的に実施している１人１律１０万円を給付する特別定額給付金については、５月１日からオンライン申請が始まり、同月１５日には申請書の様式を各世帯宛てに発送し、同月２２日には最初の給付金を振り込んでおります。申請書の点検が終わり次第、振込手続を行っておりますので、まだ入金されていないという方は、いましばらくお待ちいただきたいと思います。 　また、当町の独自事業として、県外で頑張っている当町出身の学生を対象に、１人当たり５万円を支給する県外学生支援金につきましても、５月１８日から受付を開始し、順次給付を行っております。 　なお、締切りは特別定額給付金が８月１８日、県外学生支援金は６月３０日となっておりますので、早めの申請をお願いします。 　次に、リスタート支援給付金について申し上げます。 　県の休業要請等に全面的に協力された中小企業や個人事業主に対して、富山県・市町村新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金が支給されておりますが、町では、さらに事業再開を応援したく、「リスタート支援給付金」を支給します。 　これは、県の協力金対象となった事業者に対し、町内に対象施設を有する休業要請施設に対して２０万円、営業時間短縮に応じた施設に対して１０万円を支給するもので、事業再開用経費などにご活用いただきたいと考えております。 　次に、かみいちビューイング事業について申し上げます。 　新型コロナウイルス感染症の影響で容易に県外からの客足が戻らないと思われる中、ふだんなかなか宿泊することのない県内の方々を対象に、町内宿泊施設の宿泊料金を割り引く「かみいちビューイング事業」を実施します。 　あわせて、宿泊者へのアンケートを行い、宿泊施設の満足度向上につなげるとともに、宿泊施設や観光地のＳＮＳの投稿により全国にその魅力を発信するもので、各施設の宿泊料金の一定額、１人最大１万円を上限に助成します。 　特に、町民の皆様には積極的に本事業に参加していただき、改めて当町のよさを実感してもらい、ＰＲにご協力願いたいと思います。 　次に、学校再開に関する取組について申し上げます。 　町内をはじめ県内でも新型コロナウイルス感染症患者の発生がほとんど見られない状況を踏まえ、町内小中学校では、子どもたちの健やかな学びを保障していくために、先月２５日から各校で段階的に分散登校を開始し、今月１日からは授業を再開したところであります。 　授業実施に当たっては、座席の間隔をおおむね１メートルから２メートル空けることとし、人数の多いクラスは簡易的な修繕や冷風機のレンタルなどを行い、特別教室や体育館等を教室として使用しております。 　登下校においては、時間帯の分散や集団登校の際の密集を避けるための配慮に努めており、一部バス通学では、車内での身体的距離を確保するために臨時スクールバスの増便なども実施しております。 　この他、手洗いやうがい、給食時の配膳の見直し、教室使用後の消毒など、安心して学校で学べるよう感染防止に取り組むとともに、授業再開から間もないことから、子どもたちの体調管理や心のケアにも細心の注意を払っているところであります。 　なお、これまでの休業によって不足する授業時間数を確保するため、学習内容の柔軟な見直しや学校行事のスリム化とともに、夏季休業期間中に授業日を設けるなど、現時点で可能な限りの対応をしていきたいと考えております。 　次に、お試しサテライトオフィス誘致事業について申し上げます。 　近年の地方創生や働き方改革の推進により、首都圏の企業が地方へ本社機能の一部を分散させる動きが進んでいます。また、新型コロナウイルスの感染防止策として、テレワークやリモート会議といった遠隔勤務の働き方が国民に広く認知され、今後、生活の新様式として全国での導入が加速するものと思われます。 　こうした状況を踏まえ、製造業を中心とした企業誘致に加えて、地方に住みながら都市部の仕事を行うことが可能な地方型サテライトオフィスを積極的に誘致することとし、事前の現地視察経費やオフィスの改修費、家賃等を支援したいと考えております。 　今後、当町が上市町首都圏同窓会などで構築した都市部の在住者とのネットワークを最大限に活用し、本事業の情報を積極的に発信するとともに、空き家をオフィスとして活用するなど、地域課題の解決にもつなげてまいります。 　続きまして、今回提出しました予算案件について申し上げます。 　令和２年度６月補正予算案につきましては、一般会計で１億６，６４１万円、特別会計で７８０万円、企業会計で２，４３５万７，０００円をそれぞれ増額するものであります。 　一般会計では、国の第１次補正予算として、全国の自治体に対して１兆円を配分する新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の当町の交付限度額が１億９００万円余となったことを踏まえ、さきの５月補正予算に引き続き、新型コロナウイルス感染症で大きな影響を受けている事業者への支援のほか、感染拡大の防止及び第２波への備えとして、備蓄用消毒液などの増強や庁舎等公共施設の手洗い自動水栓化を進めるとともに、民間保育所や認定こども園が実施する手洗い自動水栓化についても支援するものであります。 　このほか、国のＧＩＧＡスクール構想による児童生徒１人１台端末の実現を加速化させるための小中学校の全児童生徒に対するタブレット端末の導入、今年２月から企画を募集しておりました公募提案型まちづくり事業の実施に向けた取組、農業経営体への支援などに要する経費について、追加をお願いするものであります。それに伴い、歳入において財政調整基金からの繰入金や国・県支出金等を増額するほか、有志の皆様からご厚志を賜りましたので、ご趣旨に沿って追加するものであります。 　特別会計では、国民健康保険事業特別会計において、新型コロナウイルス感染症に感染した被用者等に対して傷病手当金を支給することとしております。 　企業会計では、病院事業会計において、体温測定カメラの購入など新型コロナウイルス感染症対策設備の充実を図るとともに、院内感染予防のため、ＰＣＲ検査機器を導入するものであります。 　次に、その他の案件について申し上げます。 　条例につきましては、制定するものとして「がんばるかみいち総合病院応援基金の設置、管理及び処分に関する条例制定の件」の１件、改正するものとして「上市町職員の特殊勤務手当に関する条例一部改正の件」など７件を提案しております。 　また、「町道路線の認定及び廃止に関する件」など３件を提案しております。 　以上をもちまして、今回提出いたしました諸案件の説明といたします。 　何とぞ慎重審議の上、適切な議決を頂きますようお願い申し上げます。 　ひとつよろしくお願いします。 11 ◯議長（松谷英真君）　以上をもって、提案理由の説明を終わります。 　　　　　　　◆◆◆　休　　　会　　　の　　　決　　　議　◆◆◆ 12 ◯議長（松谷英真君）　お諮りいたします。議案調査のため、６月１１日及び１２日は休会といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 　　　　　　　　　　　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 13 ◯議長（松谷英真君）　ご異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。 　　　　　　　◆◆◆　閉　　　議　　　の　　　宣　　　告　◆◆◆ 14 ◯議長（松谷英真君）　これをもって、本日の日程は終了いたしました。 　　　　　　　◆◆◆　議　　会　　日　　程　　の　　報　　告　◆◆◆ 15 ◯議長（松谷英真君）　次に、議会の日程を申し上げます。 　次回の本会議は、６月１５日午前１０時に再開し、町政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を行います。 　なお、一般質問の通告の締切りは１１日午前１０時までとし、午後１時より質問順の抽選を行います。 　　　　　　　◆◆◆　散　　　会　　　の　　　宣　　　告　◆◆◆ 16 ◯議長（松谷英真君）　本日はこれをもって散会いたします。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（午前１０時１８分） Copyright (C) Kamiichi Town, All Rights Reserved....