湯梨浜町議会 2015-09-10
平成27年第 7回定例会(第 1日 9月10日)
出席議員(12名)
1番 増 井 久 美 2番 寺 地 章 行
3番 河 田 洋 一 4番 浜 中 武 仁
5番 入 江 誠 6番 松 岡 昭 博
7番 酒 井 幸 雄 8番 上 野 昭 二
9番 浦 木 靖 10番 會 見 祐 子
11番 米 田 強 美 12番 光 井 哲 治
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欠席議員(なし)
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欠 員(なし)
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事務局出席職員職氏名
事務局長 ───── 石 田 秋 雄 副主幹 ────── 足 立 祐 子
臨時職員 ───── 岩 本 佐登美
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説明のため出席した者の職氏名
町長 ─────── 宮 脇 正 道 副町長(福祉事務所長)仙 賀 芳 友
教育委員長 ──── 前 田 三 郎 教育長 ────── 土 海 孝 治
総務課長 ───── 蔵 本 知 純 企画課長 ───── 中 本 賢 二
町民課長 ───── 重 松 雅 文 子育て支援課長 ── 丸 真 美
産業振興課長 ─── 前 田 啓 嗣 建設水道課長 ─── 小 林 長 志
健康推進課長 ─── 瀬 戸 隆 行 総合福祉課長 ─── 米 増 誠
長寿福祉課長(
地域包括支援センター所長)
─── 竹 本 恵 子 教育総務課長 ─── 西 原 信 男
生涯学習・人権推進課長 会計管理者(兼)出納室長
─── 山 田 昭 彦 ─ 川 田 信 行
水明荘支配人 ─── 中 山 明
農業委員会事務局長─ 杉 原 寛
代表監査委員 ─── 礒 江 俊 二 総務課参事 ──── 森 輝 信
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午前10時27分開会
○議長(光井 哲治君) おはようございます。
ただいまの出席議員数は12人です。定足数に達しておりますので、ただいまから平成27年第7回
湯梨浜町議会定例会を開会します。
一言御挨拶申し上げます。
さて、本定例会は湯梨浜町の平成26年度会計予算について適正に執行されてきたかどうか、納税者の立場に立って審査、確認することとしております。
また、地方創生の趣旨に沿い、持続的、発展可能な湯梨浜町をつくるため活発な議論が展開されることを願っております。
これから本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
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◎日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(光井 哲治君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
本定例会の
会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、4番、浜中武仁議員、5番、入江誠議員を指名します。
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◎日程第2 会期の決定
○議長(光井 哲治君) 日程第2、会期の決定を議題とします。
本定例会の会期については、去る9月2日に
議会運営委員会を開催し協議しましたので、
議会運営委員長から報告を求めます。
寺地委員長。
○
議会運営委員会委員長(寺地 章行君) 皆さん、おはようございます。
ただいま議長の報告のとおり、9月の2日、
議会運営委員会を開催、協議した結果を報告をいたします。
本定例会の町長提出議案は、現在決算認定が18件、補正予算8件、条例改正等4件、そのほか2件、報告2件、諮問1件の合計35件でございます。一般質問は7名です。陳情は新たなもの4件でございます。
会期は、本日10日から28日までの19日間といたしたいと思います。
本日の日程はお手元に配付しておりますが、この後、陳情の委員会付託をして決算認定、補正予算、条例関係等の
町長提出議案説明と報告を受け、和解1件と諮問1件を審議、採決し、本日は散会といたします。
14日に一般質問を行い、15日はその予備日といたします。16日から24日は委員会審査及び議事の都合により休会とし、25日に提出議案及び
陳情審査報告等の審議、採決を行い、最終日の28日は予備日とする会期日程でございますので、御協力いただきますようによろしくお願いを申し上げます。
以上で報告を終わります。
○議長(光井 哲治君) お諮りいたします。ただいまの寺地委員長の報告のとおり、本定例会の会期は本日10日から28日までの19日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(光井 哲治君) 異議なしと認めます。よって、会期は、本日10日から28日までの19日間と決定しました。
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○議長(光井 哲治君) ここで、9月議会定例会の開会に当たり、町長より挨拶をお願いします。
宮脇町長。
○町長(宮脇 正道君) 皆さん、おはようございます。
急激に秋の訪れが感じられる昨今ですけれども、本日は9月定例町議会にお集まりいただきありがとうございます。
議案の審議に先立ち、慣例に従い6月定例町議会以降の町政の動きあるいは出来事等について御報告を申し上げたいと思います。
まず、イベントのうちスポーツ関係では、6月の
ハワイトライアスロン、子どもたちのサッカー大会であります
湯梨浜カップU10、アンダーテンといいますか大会、7月の
ハワイアンフェスティバル、東伯郡民体育大会、8月の
ジュニアグラウンド・
ゴルフ発祥地大会、東郷湖
ドラゴンカヌー大会、9月に入ってからの
全国ベテラン卓球大会などがございました。このうち、郡民体育大会では女子が1位と同点数の第2位、男子も2位ということでございまして、近年にあっては町民の皆さんによく頑張っていただいたというふうに思っております。
また、
全国ベテラン卓球では残念な事故がございましたが、大会関係者及び職員、それから関係する旅館などそれぞれが参加しておられる方に御不快な思いでお帰りいただくことなどのないよう、誠心誠意尽くしたという対応ができたというふうにも思っているところでございます。
福祉面では、
高齢者体力づくり大会、
高齢者クラブ福祉大会等があったほか、環境面では8月に環境パトロール、愛ラブ東郷池の催しなどを行いました。
このうち、ごみの分別収集状況につきましては、限られた地区ですけれども穴のあけていないスプレー缶、可燃ごみでないときに出されている
使い捨てライターなどがあり、町報で周知を図ったりもいたしているところでございます。このことは従来からずっと指摘されていることでございまして、町民の皆さんの一層の御理解、御配慮をお願いいたしたいと思います。
子育て関係では、7月にこども園の夏祭り、8月の
木育キャラバン鳥取が開催されました。
教育関係では、6月、青少年健全育成のための防犯パトロール、7月には小学校水泳大会、9月には両中学校の運動会、町民の集いなどがございました。
そのほか郡及び県の
消防ポンプ操法大会があり、第10分団は郡の大会で2位となり県大会へ出場いたしましたけれども、一発勝負の怖さといいますか、残念な結果に終わったところでございます。
また、7月には地域の夏祭りが多くありましたほか、泊夏祭り、それから水郷祭もございました。8月には
宇野地蔵ダキ名水祭り、ふるさとのど自慢大会などがございました。
これらのうち、催し物関係につきましては県が開催された木育キャラバン、町が開催したふるさとのど自慢あるいは人権関係の催しなど、より多くの町民の皆さんに御参加いただく取り組みを進めねばならないということを感じています。
次に、各分野の主な事柄、行政事務の執行状況について申し上げます。
まず、産業面では石脇、ハワイ、宇野の町内3つの海水浴場は昨年と違って土日の天候に恵まれたこともありまして、石脇海水浴場が1万3,000人を超えるなどいずれも昨年より大幅にアップしたというふうに伺っておりまして、胸をなでおろしているところでございます。
また、7月にラッピングバスの出発式、ハワイピオーネの出荷が始まり、さらに梨の日記念行事も行われました。8月には二十世紀梨の初販もございましたが、ピオーネブドウ、二十世紀梨いずれもすばらしいできで、昨年よりもよい値段で取引されているということでございまして、大いに喜んでいるところでございます。
なお、梨につきましては、9月に高級フルーツの販売で有名な小売業者さんが東郷選果場を視察されますとともに、役場で私どもと意見交換をしていただきました。二十世紀梨を初めとする我が町の梨の一層のブランド化と販路拡大に大きく貢献するものと期待しているところでございます。
また、3日前には天皇、皇后両陛下及び皇太子、同妃殿下へ献上する二十世紀梨の献上梨選果・引き渡し式がございました。
7月には、5月から委託しておりました水明荘の経営診断について、経営改善報告書の提出がありました。既に職員研修など一部は着手していますが、組織あるいは職員の資質向上、営業強化、建物設備等の修繕計画など総合的な
アクションプログラムを定め実施し、水明荘をより愛される施設にしていく所存でございます。
道路の建設関係等では、東郷湖周への
ウオーキング対応のためのトイレの設置工事、町道門田長江線のかさ上げ工事、国道179号線沿いの
羽合送水管布設工事に着手いたしました。
子育て面では、9月1日から第3子の保育料無料化が始まりました。現在、寡婦控除のみなし適用につきましても最終の調整をしているところでございまして、また議会のほうにもお諮りをして、できますれば9月1日からさかのぼり実施ということで対応いたしたいというふうに考えているところでございます。
教育関係では、6月、
中学校建設予定地のボーリング調査の際、人に有害な量ではありませんけれどもメタンガスが噴出いたしました。経過を見るとともに、昔の地形ですとかあるいは建物の配置、建設場所を考慮し、ボーリング本数をふやすなど必要な措置を講じています。
これらのことがありますが、ものとして大きいのはやはり地方創生関係です。これまで町民からのアイデア募集、地区別の町長と語る会の実施、各団体からの意見聴取、あるいは東郷湖
活性化プロジェクトチームや東郷湖・未来創造会議の意見聴取等を行いながら9月1日に総合戦略会議を開催、素案を策定し、議会に報告、現在
パブリックコメントの実施中でございます。今月下旬から10月上旬までに策定したいというふうに考えております。
おおむね順調に進んでおりますけれども、ごく一部だけ紹介いたしますと、
グラウンドゴルフの国際化の推進及び11月に実施します国際交流大会の参加要請を行うための活動を展開し、4月に
日本グラウンドゴルフ協会のスペイン訪問、5月、県が河北省と交流30周年
記念式典協議打ち合わせのため中国に参られた際、県の
グラウンドゴルフ協会の役員も同行させていただいたりしてきましたが、私も7月に台湾を訪問し、その結果、11月の交流大会には台湾から現在56名の方の参加の申し込みを受けております。
一方で、7月から募集しておりました
地域おこし協力隊の一次審査を行いましたが、残念ながら合格者はなく再募集をすることになりました。どういう仕事をやっていただきたいかということをもっと具体的にすぱっと、ある意味1行でわかるような、そういう募集の仕方をしてみるのがいいんかなということをちょっと考えておりまして、再度募集をすることといたしております。
そのほか、総合計画、過疎計画の策定も本格化しています。いずれもこれまでに住民アンケートや意見交換会等を終え、審議会や策定委員会を開催しているところでございます。
今後は
地方創生総合戦略の内容をこれらに盛り込みますとともに内容を詰め、
パブリックコメントの後、総合計画は3月議会に、過疎計画は12月定例会に提案させていただければというふうに考えております。
いずれにしても大切なことは、その町民の需要、要請あるいは今湯梨浜に求められていることをしっかりと盛り込んで、その現実的な対応を図っていくことだというふうにも考えておりまして、その辺はいろんな委員会におきましても積極的な御意見をということでお聞かせいただくよう努めているところでございます。このような状況でございます。
本議会には、平成26年度
湯梨浜町一般会計歳入歳出決算など18会計の決算認定と平成27年度一般会計などの8会計の補正予算、
湯梨浜町個人情報保護条例の一部改正をする条例など4件の条例改正、その他2件などを提案させていただいております。よろしく御審議を賜り、御議決を賜りますことをお願いして、9月
定例町議会開催に当たっての挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
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◎日程第3 諸般の報告
○議長(光井 哲治君) 次に、日程第3、諸般の報告をします。
議員派遣の報告について、お手元の議員派遣報告書のとおり報告します。
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◎日程第4 陳情の付託
○議長(光井 哲治君) 日程第4、陳情の付託を行います。
今期定例会において受理した陳情は、お手元の陳情文書表のとおり
所管常任委員会に付託します。
本日は、日程第5から日程第34までの30議案については提案理由の説明のみといたします。
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◎日程第5 議案第67号 から 日程第22 議案第84号
○議長(光井 哲治君) 日程第5、議案第67号、平成26年度
湯梨浜町一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第22、議案第84号、平成26年度
湯梨浜町水道事業会計剰余金の処分及び決算認定についてまでを一括議題とし、町長の平成26年度決算に対する評価及び提案理由の説明を受け、引き続き監査委員の決算審査意見の報告を求めます。
順次、平成26年度決算評価及び提案理由の説明を求めます。
宮脇町長。
○町長(宮脇 正道君) それでは、平成26年度決算に対する私の評価を申し上げます。
まず、まちづくりについてでございますけれども、天女のふる里づくりのウオーキングリゾート構想の一環として観光案内板を5基設置いたしましたほか、県事業で東郷池を周回する道路のうち藤津の歩道整備工事が本格化したほか、宮内地区へのトイレの設置工事にも着手いたしました。
また、国内連携として開催いたしました天女サミットにおきましては、6つの市長さん、町長さん方にお集まりいただきまして、宜野湾市とは今年度に入り相互の議員さんが訪問されるなど、交流が深まっているところでございます。
さらに、県を通じてお願いいたしておりましたアメリカ合衆国のハナミズキ・イニシアティブによるハナミズキの木67本が東郷湖羽合臨海公園内に植えられ、フラワーロードづくりと今後の東郷湖周の付加価値の創出に役立つものと思っています。
また、2021年ワールドマスターズゲームズに向け、外国への
グラウンドゴルフの情報発信を図るため、国内在住の国際交流員などを対象にした国際交流大会を開催いたしまして、60名の外国人に参加していただきました。このことが地方創生の中で
グラウンドゴルフの国際化、潮風の丘の聖地化などにつながってきております。
次に、住民の安全安心の面からは、東郷地域で370人の方に御参加いただき土砂災害を想定した総合防災訓練を実施いたしましたほか、希望集落で防災研修を実施しました。また、消防車2台の購入、鳥取県LPガス協会中部支部との防災協定の締結等もございました。
道路事業では、下政長南線の拡幅工事、宇野橋、学園橋の修繕工事が完了いたしましたほか、羽合地区送水管布設工事なども順調に進められたところでございます。ただ、少し残念でございましたのは、防災対策の中で地域の実態に応じたより細やかな防災対策をと年間の主要目標に掲げておりましたけれども、このことが余り進展せず、今年度自衛隊OB職員を採用した地方創生を活用した事業として、1年おくれて取り組んでいるところでございます。
次に、産業の振興についてですが、まず農業では集落営農の組織化について新たに3組織が設立され10組織になったこと、農業者等による組織が取り組む水路の泥上げや農道の路面維持など地域資源の基礎的な保全活動を行います多面的支払い機能交付金を受ける団体が9組織ふえ17組織になったことなど、大きく前進したことだというふうに思っています。
商工関係では、町商工会と連携して行ったプレミアム商品券5,000万円分が即日完売されたほか、合併10周年を記念して行いましたアロハカーニバルも好評で平成27年度には店舗数、提供する食べ物の種類あるいは期間を拡大して実施いたしたところでございます。
また、井戸海水を利用した陸上養殖施設は水温、水量等の関係で計画よりややおくれましたが、今年度に入って操業開始となりました。
次に、環境関係では、新エネルギーの分野で太陽光発電施設の整備がさらに進み、平成26年度末で8,700キロワット、町の世帯数の36%に当たります2,175世帯分の電力が供給されることになりました。また、温泉熱発電の事業化に着手しました。温泉熱発電はこの10月にも竣工、稼働する見込みで、これにより31世帯分の電力が供給されます。今年度はさらにこのお湯を龍鳳閣や水明荘で二次利用し、CO2や経費の削減を図ることとしております。
生ごみ液肥事業では、回収集落は1地区ふえましたが使用実績が伸び悩んでおり、課題となっています。また、東郷池の水質も高温、少雨の傾向もありまして改善には至っておりません。アダプトプログラムへの参加団体は1社ふえ31団体となり、清掃活動94回、参加延べ人数1,083人となっております。
次に、住民の健康の維持、増進についてですが、保健推進員さんの御協力をいただきがん検診の受診率が上昇いたしましたほか、肺炎予防球菌予防接種が定期の予防接種になったことにより42.6%と大きく上昇いたしました。単町で実施し、定期の予防接種化を訴えてきました我が町としては、とてもよかったというふうに思っています。
また、商工会等さまざまな団体がウオーキング大会を開催し多くの参加者があったことはうれしいことですが、逆にノルディックウオーク教室の開催回数、参加者数等が減っていること、特定健診の受診率が思うように上がらないこと、国保会計でジェネリック医薬品の使用が相当進んでいるにもかかわらず、1人当たりの医療費の増に歯どめがかからないことなどが課題としてあるというふうに思っております。
次に、福祉関係につきましては、地域が行う支え愛運動が町内22の地域で立ち上がったこと、障がい者の方を支援するあいサポーターも473人を数えましたことは、住みやすく明るいまちをつくる上でとても喜ばしいことだと思っています。
また、在宅の重度心身障がい児(者)対策として中部の市町で人的負担等を補ったことにより日中支援の場が確保できるようになりました。また、国の緊急雇用制度を活用し相談支援事業者の立ち上げを行ったことにより、平成27年4月から全利用者の利用計画、それを定めることができました。
また、介護等の関係では認知症サポーター養成講座を13回行い530人の方を養成し、筋力向上トレーニング事業で卒業者筋トレの枠を2倍にしたことで延べ利用者数が対前年で212人の増となりました。さらに、ゆりりん体操を考案し、ゆりりんメイトの養成なども行っているところでございます。
子育て関係では、とうごうこども園の建設が順調に進みましたほか、子ども・子育て新制度への準備、松崎幼稚園の3歳未満児の受け入れ体制整備など、27年4月に向けた準備が順調に進みました。
また、不妊治療助成回数の年度内制限回数を撤廃し無制限にしたことによりまして、1年間に3回治療を受けられた方もできました。不妊治療により妊娠に結びついたケースはこれまで40件中17件、平成26年中の申請者12人のうち本年9月1日現在で母子手帳を交付した方が3名あり、効果が上がっているというふうに感じております。
教育関係では、新中学校及び学校給食センターの統合、新設に伴う用地取得のための農地転用、用地買収を行いましたほか、基本設計、用土はぎ取り工事に着手しました。
また、東郷小学校5、6年生の教室へのエアコン設置工事を施工いたしましたほか、北溟中スクールバスの購入、新規事業として特別支援学校児童生徒の通学支援や土曜日授業の試行を始めました。さらに、いじめ防止対策基本方針の策定といじめ問題調査委員会設置条例の制定なども行ったところでございます。
社会教育、社会体育等の関係では、新公民館体制がスタートいたしましたほか湯梨浜伝統芸能保存事業により伝統芸能や民謡の保存に努めました。また、図書館では合併10周年記念のパネル展示を行いました。
次に、財政面に入ります前に2つのことを紹介させていただきたいと思います。
一つは、平成26年度は町税の徴収率が向上しており、滞納分を含んだところでも徴収率は95.02%となっているところでございます。
もう一つは、ふるさと納税につきまして平成25年度寄附額146名、320万4,000円でございましたものが、平成26年度はクレジット決済を導入したこともあり3,172人、3,660万円と10倍以上になりました。さらに、平成27年度はお礼の品の充実等もあり8月末時点で6,000万円程度になっており、平成26年度よりもさらに4倍のペースで進んでいます。この議場で御意見をいただいた議員さんもございましたが、改善が進みましたので御報告させていただきます。
最後に、財政面では平成26年度一般会計実質収支は1億9,100万円の黒字であり、平成27年度に9,600万円を財政調整基金に組み入れることができました。また、平成26年度末の財政調整基金積立額は約30億9,600万円であり、減債基金や特定目的基金を加えた基金の総額は62億9,300万円余となっており、県下で鳥取市に次いで2番目に多い金額を積み立てているところです。さらに、実質公債費比率は前年度の16.3%から15.5%と0.8ポイント下がり、将来負担比率も前年度の44.6%から29.3%といずれも一層の改善が進んでおります。
しかしながら、これから中学校の建設に係る経費や地方創生に伴うソフト、ハード両面からの事業も本格化します。また、合併算定がえが今年度から切れて交付税が少しずつ減っていくことになっていますが、この5年間でどの程度減るのか、その行き着く先を見きわめる必要もございます。加えて、我が国は自主財源の率が極めて低いというようなこともございます。安心することなく、引き続き有利な財源確保に努め無駄を抑えながら、しかし必要な事柄に対しては大胆な施策展開を図ることをいとわず取り組んでいく必要があると思っております。
このようなことから平成26年度を振り返ってみますと、効果を上げていること、停滞していること、いろいろなことがございましたが、おおむね順調に推移した年であろうというふうに思っております。
湯梨浜町誕生10周年行事もいろんなことをやりましたが、次なる10年の発展に向け職員とともに一層の努力を払ってまいる所存でございます。
以上が決算に対する私の思いでございます。
続きまして、提案理由の説明に入らせていただきます。
議案第67号、平成26年度
湯梨浜町一般会計歳入歳出決算認定から議案第84号、平成26年度
湯梨浜町水道事業会計剰余金の処分及び決算認定まで、全18会計の決算認定につきまして提案理由を申し上げます。
平成26年度の各会計の決算につきましては、既に監査委員の審査をいただいておりますので、地方自治法第233条第3項の規定及び地方公営企業法第30条第4項並びに同法第32条第2項の規定により、監査委員の意見を付して本議会に決算の認定等をお願いするものでございます。
監査におきまして御指摘いただきました事項や御意見につきましては、今後の町政の執行に当たり十分に配慮してまいる所存でございます。
それでは、各会計の概要を申し上げます。
最初に、議案第67号、平成26年度
湯梨浜町一般会計歳入歳出決算認定について説明をいたします。金額は千円単位で申し上げさせていただきます。
歳入の主なものといたしましては、町税が14億1,037万7,000円とほぼ対前年並み、地方譲与税が6,360万4,000円と対前年比4.6%の減、地方消費税交付金などの各種交付金は1億6,286万7,000円で対前年比26.3%の増、地方交付税47億2,620万円、対前年比1.4%の減となっています。国庫支出金8億3,917万9,000円、対前年比16.3%の増、県支出金7億5,366万5,000円、対前年比16.6%の増、繰入金1億4,070万8,000円、対前年比674.1%の大幅な増、地方債は12億1,728万6,000円、対前年比228.4%の増となっております。
歳入のそれぞれの主な増減理由といたしましては、地方譲与税は地方揮発油譲与税及び自動車重量譲与税は減となりましたが、各種交付金は配当割交付金及び地方消費税交付金の増により増となりました。また、地方交付税は普通地方交付税及び特別交付税とも減額となりました。国庫支出金は、臨時福祉給付金及び子育て世帯に対する臨時特例給付金やがんばる地域交付金の増等により増額となったものでございます。県支出金は、とうごうこども園建設に関連した緑の産業再生プロジェクト補助金や陸上養殖支援事業補助金等もあり増となりました。繰入金は、地域の元気臨時市町村交付金基金の繰り入れがあったことから大幅な増となったものでございます。地方債は、東郷地域新保育施設建設事業及び新中学校・学校給食センター建設事業による合併特例債の増額等により大幅な増となりました。
次に、歳出の主なものにつきましては、議会費が8,045万3,000円、対前年比9.1%の減、総務費が15億8,677万1,000円、対前年比5.4%の減、民生費が30億9,378万8,000円、対前年比26.5%の増、衛生費が6億7,975万2,000円、対前年比4.4%の増、農林水産費が4億6,594万8,000円、対前年比24.8%の増、商工費が1億5,209万2,000円、対前年比8.4%の増、土木費が9億1,999万1,000円、対前年比10.2%の増、消防費が3億385万7,000円、対前年比11.8%の増、教育費が9億8,603万6,000円、対前年比52.3%の増、災害復旧費が591万6,000円、対前年比32%の増、公債費が16億753万7,000円、対前年比6.0%の減でございます。
これら歳出の主な増減理由でございますが、議会費につきましては議員定数の削減等に伴う共済費負担金の減によるものでございます。総務費につきましては、地域の元気臨時交付金基金等の積み立て減により減額となったものでございます。民生費につきましては、東郷地域新保育施設建設事業と臨時福祉給付金事業及び子育て世帯に対する臨時特例給付金事業の増もあり大幅な増額になりました。衛生費につきましては、後期高齢者医療対策事業と広域連合負担金、ごみ処理建設等の増により増額となったものでございます。農林水産業につきましては、陸上養殖事業に伴う補助金や土地改良事業、地籍調査事業等の増による増額でございました。商工費につきましては、温泉ふれあい会館施設整備費の増による増額でございました。土木費につきましては、単独の道路新設改良事業並びに都市計画図作成事業と東郷運動公園整備事業の増等により増額となったものでございます。消防費につきましては、消防ポンプ自動車購入事業による増でございます。教育費につきましては、新中学校・学校給食センター建設事業の増等により大幅な増となりました。災害復旧費につきましては、災害がなかったことにより小規模で前年並みですが若干増となりました。また、諸支出金につきましては、前年と同様に国民宿舎特別会計への貸し付けによるものでございます。
以上のように、平成26年度一般会計におきましては歳入では町税や地方交付税に若干の減額があったものの、国庫支出金と県支出金の増、さらに繰入金や地方債の大幅な増もあり昨年度より増額となりました。
また、歳出におきましても、総務費や公債費の減があったもののとうごうこども園や新中学校等の普通建設事業の増により昨年度より増となりました。
以上により、以前から取り組んでおります経費の削減、合理化の徹底並びに効率的な予算の執行に努めた結果、財政調整基金を取り崩すこともなく財政運営し、これに新たに2億8,231万円を積み立てることができました。
決算収支につきましては、歳入歳出差し引き額が2億4,751万5,000円で、このうち翌年度へ繰り越すべき財源の繰越明許費総額は5,667万5,000円でございましたので、実質収支額は1億9,084万円の黒字でございました。これにより、地方自治法に基づきます基金繰入額は9,600万円となりましたので、先ほどの積立金の内数ではございますが、これを財政調整基金に繰り入れたところでございます。
次に、議案第68号、平成26年度
湯梨浜町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について御説明いたします。
償還と収納事務のみの会計でございまして、主な歳入は繰り上げ償還金を含む貸付金元利収入224万円で、歳入合計は353万5,000円でございます。
歳出の内容は、地方債の償還に係る経費などで、歳出合計は353万5,000円でございます。
この結果、実質収支額はゼロ円の決算でございました。
次に、議案第69号、平成26年度
湯梨浜町高齢者及び障がい
者住宅整備資金貸付事業特別会計歳入歳出決算について御説明いたします。
高齢者及び障がい者住宅整備資金の新たな貸し付けはなく、歳出の内容は既貸付金の償還に係る経費などでございます。実質収支額はゼロ円でございました。
続いて、議案第70号、平成26年度
湯梨浜町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。
歳入は、国保税が3億6,631万6,000円、療養給付費負担金などの国庫支出金が4億5,679万5,000円、療養給付費交付金1億6,332万6,000円、前期高齢者交付金4億7,412万4,000円、共同事業交付金2億3,909万8,000円、繰入金1億5,454万9,000円、県広域化支援基金貸付金3,000万円などで、歳入合計は20億1,400万6,000円でございます。
歳出の大半を占めます保険給付費は13億4,848万9,000円、後期高齢者支援金等2億3,105万5,000円、介護納付金1億124万2,000円、共同事業拠出金2億2,577万2,000円、保健事業1,393万8,000円などで、歳出合計は19億6,100万4,000円でございます。
この結果、実質収支額は5,300万2,000円の黒字決算でございます。
次に、議案第71号、平成26年度湯梨浜町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について御説明いたします。
歳入は、後期高齢者医療保険料が1億947万5,000円、繰入金5,011万7,000円などで、歳入合計は1億6,208万5,000円でございます。
歳出は、後期高齢者医療広域連合納付金が1億5,755万円などで、歳出合計は1億6,208万5,000円でございます。
したがって、実質収支額はゼロ円でございます。
続きまして、議案第72号、平成26年度
湯梨浜町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について説明をいたします。
歳入は、第1号被保険者介護保険料が3億736万円、国庫支出金が4億2,624万2,000円、支払い基金交付金4億6,701万9,000円、県支出金2億4,198万7,000円、繰入金2億7,907万3,000円、繰越金2,840万8,000円で、歳入合計は17億5,750万7,000円でございます。
歳出の大半を占めます保険給付費は15億8,649万8,000円、地域支援事業費は2,867万2,000円で、歳出合計は17億494万7,000円でございます。
実質収支額は5,256万円の黒字決算でございました。
次に、議案第73号、平成26年度
湯梨浜町温泉事業特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。
歳入は、温泉使用料665万5,000円、温泉スタンド使用料322万3,000円、繰越金186万4,000円で、歳入合計は1,178万3,000円でございます。
主な歳出は、温泉事業と温泉スタンドの管理経費404万8,000円、温泉事業推進基金積立金240万9,000円、また送湯ポンプの故障があり取りかえ工事等の管理臨時経費として241万9,000円で、歳出合計は1,100万2,000円でございます。
実質収支額は78万1,000円の黒字決算でございました。
続きまして、議案第74号、平成26年度湯梨浜町下水道事業特別会計歳入歳出決算について説明をいたします。
歳入の主なものは、使用料及び手数料2億8,606万円、国庫支出金2,051万2,000円、繰入金5億6,838万7,000円、町債は2億1,310万円、歳入合計で10億9,936万3,000円でございます。
歳出の主なものは、事業費の公共下水道整備事業費2億6,035万2,000円、公債費は8億150万2,000円で、歳出合計は10億9,913万7,000円でございます。
以上の結果、歳入歳出差し引き額は22万6,000円で、このうち翌年度に繰り出すべき財源の繰越明許費繰越額は22万6,000円でございましたので、実質収支額はゼロ円でございます。
次に、議案第75号、平成26年度
湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計歳入歳出決算認定について説明をいたします。
主な歳入は、使用料及び手数料3,164万7,000円、一般会計繰入金は1億1,730万6,000円、町債については3,300万円、歳入合計は1億8,280万3,000円でございます。
主な歳出は、処理場のマンホールポンプ等の修繕工事を含む維持管理費が4,955万2,000円、公債費1億2,696万5,000円で、歳出合計は1億8,280万3,000円でございます。
実質収支額はゼロでございます。
次に、議案第76号、平成26年度
湯梨浜町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。
主な歳入は、使用料及び手数料など2,845万円、一般会計繰入金517万7,000円などで、歳入合計は3,521万9,000円でございます。
主な歳出は、施設維持に係る経常経費など1,617万7,000円、公債費の元利償還金1,904万3,000円で、歳出合計は3,521万9,000円となっております。
実質収支額はゼロ円でございました。
続きまして、議案第77号、平成26年度
湯梨浜町長瀬財産区特別会計歳入歳出決算について申し上げます。
歳入は財産運用収入、基金繰入金などで、歳出の主なものは財産区の管理経費でございます。実質収支額は13万3,000円の黒字決算でございました。
次に、議案第78号、平成26年度
湯梨浜町橋津財産区特別会計歳入歳出決算について申し上げます。
歳入は財産運用収入、基金繰入金などで、歳出の主なものは財産区の管理経費と財産管理費でございます。実質収支額は1万4,000円の黒字決算でございました。
続いて、議案第79号、平成26年度
湯梨浜町宇野財産区
特別会計歳入歳出決算認定について説明をいたします。
歳入は財産運用収入、基金繰入金などで、歳出の主なものは財産区等の管理経費と財産管理費でございます。実質収支は7万2,000円の黒字決算でございました。
続きまして、議案第80号、平成26年度
湯梨浜町舎人財産区
特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。
歳入は基金繰入金などで、歳出の主なものは財産区等の管理経費でございます。実質収支額は3,000円の黒字決算でございました。
続いて、議案第81号、平成26年度
湯梨浜町東郷財産区
特別会計歳入歳出決算認定について説明をいたします。
歳入は財産運用収入、基金繰入金及び諸収入などで、歳出の主なものは財産区の管理経費とそれから財産管理費でございます。実質収支額は26万2,000円の黒字決算でございました。
次に、議案第82号、平成26年度
湯梨浜町花見財産区
特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。
歳入は繰入金などで、歳出の主なものは財産区の管理経費等でございます。実質収支額は6,000円の黒字決算でございました。
次に、議案第83号、平成26年度
湯梨浜町国民宿舎事業特別会計剰余金の処分及び決算認定について説明をいたします。
収益的収支は、事業収益は3億1,877万7,000円、事業費用は3億1,738万7,000円で、資本的収支の資本的支出におきましては企業債償還金8,319万1,000円が主なもので、営業収益と営業費用によります営業利益は602万5,000円、それに営業外収益と営業外費用を含めた経常利益は138万9,000円で、損益勘定における当年度純利益は138万9,000円の黒字決算でございました。
資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額につきまして、過年度分及び当年度分の損益勘定留保資金で補填いたしたところでございます。
また、剰余金の処分につきましては、当年度未処分利益剰余金は138万9,000円でございます。利益剰余金処分額につきましては、減債積立金として30万円、建設改良積立金として108万9,000円を承認後にそれぞれ積み立てることといたしております。
次に、議案第84号、平成26年度
湯梨浜町水道事業会計剰余金の処分及び決算認定について説明をいたします。
収益的収支は、給水収益などの営業収益と営業費用によります営業利益は1,696万円で、それに営業外収益と営業外費用を含めた経常利益は2,250万4,000円で、損益勘定における当年度純利益は2,100万7,000円の黒字決算でございました。
資本勘定におきましては、資本的収入は一般会計からの出資金2,840万円などでございます。資本的支出は、建設改良費では水道ネットワーク事業に伴う工事費などで6,275万8,000円、企業債償還金は1,241万1,000円で、支出合計7,516万9,000円でございます。
資本的収入が資本的支出に不足する額4,676万9,000円につきましては、過年度分及び当年度分損益勘定留保資金と当年度消費税資本的収支調整額で補填をいたしました。
また、剰余金の処分につきましては、当年度の未処分利益剰余金は1億2,276万円でございます。利益剰余金処分額につきましては、減債積立金として150万円、建設改良積立金として1,240万円を承認後にそれぞれ積み立てることといたしております。一般会計への納付金は710万6,000円を予定いたしております。
以上、提案いたしました湯梨浜町一般会計及び特別会計並びに公営企業会計決算につきまして、その概要を御説明申し上げました。御審議の上、御認定を賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(光井 哲治君) ここでお諮りいたします。次に決算認定及び剰余金の処分に係る担当課長の補足説明ですが、内容はお手元の決算書のとおりでありますので、補足説明は省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(光井 哲治君) 異議なしと認めます。よって、決算認定及び剰余金の処分に係る担当課長の補足説明は省略することに決定いたしました。
以上で決算認定及び剰余金の処分に係る提案理由の説明を終わります。
続いて、監査委員の決算審査意見の報告を求めます。
代表監査委員、磯江監査委員。
○代表監査委員(礒江 俊二君) おはようございます。
26年度の決算審査の結果について報告いたします。対象は、先ほど町長さんから報告ありました18会計でございます。
はぐっていただいて2ページですけれども、審査の結果ですが、各会計の歳入歳出決算書、その他の調書は関係法令に準拠して作成されており、その計数は妥当なものと認められたところでございます。
また、事務処理はおおむね適正に行われているものと認められました。
なお、先日法人の固定資産税について評価算定に誤りがあったと。21年間にわたって過小評価してた。課税もしてたという報道がありましたけれども、監査委員としても役場の全ての業務を逐一調査、チェックするということは到底無理なことでございますし、当然計数に誤りがあるということですので、決算書にもあらわれてくるものではありません。聞き取りのときにも特に報告もございませんでしたけれども、このような人間ですからミスもあるかもしれません。ほかの事務についてもあるかもしれませんけれども、こういうようなケースが発生したことがわかりましたら、速やかに監査委員に対してもその内容の報告をお願いしたいと思っているところでございます。
それでは、26年度決算の審査結果について概要を説明いたします。
3ページをお願いします。26年度の決算規模でございますけれども、一番下のところにちょっとコメントを入れています。26年度の決算規模は、歳入歳出とも23年度以来の150億円超となったところでございます。一見積極的な行政運営だというふうに見ることもできましょうが、内容をよく見るととうごうこども園の建設、それから新中学校・学校給食センター建設に伴う増であり、その構図は23年度のときのはわいこども園建設に伴う財政規模の増とほぼ類似したというふうに理解することはできると思います。歳入面につきましても、これらの施設建設に伴う合併特例債の発行という要因でございます。
決算収支でございますけれども、形式収支は3億5,400万円余、実質収支は2億9,700万円余ということで、いずれも前年度に比べて増加したということでございます。
それから、基金については1億5,900万円の取り崩しがありましたけれども、新たに4億9,200万円が積み立てられた結果3億3,000万円余りの増となり、26年度末残高が67億6,600万円ということになりました。先ほど町長さんからも報告がありましたけれども、これは鳥取市が110億ぐらいで、それでその2番目が我が湯梨浜町ということになる。だから米子市や倉吉市や境港市、4市あたりよりも多額な基金だという格好になっております。
起債についても大幅に償還した結果、当年度末残高が202億4,700万円余ということで減少したところでございます。
予算の執行状況でございますけれども、おおむね適切に執行されているというふうに認められるところでございます。
それから、5ページの財政の構造でございますけれども、まず歳入歳出の構成でございます。6ページにちょっとまとめておりますけれども、26年度の歳入歳出構成の特徴というのは、歳入面では地方交付税が大幅減となった一方で地方債の大幅増並びに繰入金の増があったということでございます。
歳出面でも、同じように先ほど申しましたとうごうこども園並びに新中学校・学校給食センター建設に伴う教育費の大幅増。それから、ちょっと注意しとかんといけんのが、ずっと扶助費の増加傾向が続いているということ。それから、金額はまだ少ないですけれども、維持補修費がずっとゆっくりですけれども伸びの傾向を示してるということも注意しとく必要があるんかなというふうに思っております。
財政分析ですけれども、財政力指数は0.27ということで変わりありません。経常収支比率は85.7ということで、1.1ポイント下がった。これは先ほどの施設建設に伴って投資的経費が伸びてますので、その総体的に比率が下がったということで理解すればいいと思います。起債は、先ほど申しました大幅な償還に対して新規の起債の発行が少なくて減となったところでございます。債務負担行為はほとんど変わりありません。
それで8ページでございますけれども、ざっとまとめとしておりますけれども、26年度決算を通して当町の財政運営の状況を見てみると、歳入歳出とも23年度以来の150億円超となり、一見積極的な行財政運営が展開されたとも見受けられますけれども、これは先ほどの2施設の経費の収入支出が主な要因で、23年度と同じような構図になっているということでございます。
これらを除けば、特に顕著な新規施策や新しい取り組みが実施されたとも認められず、引き続き堅実な財政運営が確保されたものと認められる。
ただ、申しわけありませんけれども、聞き取りを通して監査委員としては何か停滞感が漂ってるような印象も持つところでございます。前年度の報告書でも同じような見解を申して、25年度は当面の我が町の重要課題について、中長期的な課題についてじっくり検討しながら力を蓄えていく年度であってほしいという報告をいたしましたけれども、聞き取りを通しても結論は出ないでも、現在こういう課題に検討に入ってますとかいうふうな積極的なコメントがもう少し聞けたらなというふうに感じたところでございます。ちょっと辛口な講評になりますけれども、そういうふうに思ってしまったものですから、申しわけありません。
9ページから24ページまでは各会計の決算状況をまとめたものでございます。先ほど町長さんから詳細な報告がありました。基本的には省略したいと思いますが、大きなものについて、14ページの国保特会でございます。会計規模は歳出ベースで19億6,100万円余と、前年度と比べてやや減少になりました。年度中途には療養給付費の不足が危惧されて一般会計からの繰入金の支援を受けましたが、最終的には5,300万円余の黒字決算となったところでございます。
ただ、25年度はたしか1億円からの大幅な増ということ。それから、26年度も被保険者は減少しているにもかかわらず療養給付費は横ばいという格好になっておりますんで、相変わらず医療費の増加傾向は続いているんだなと見るのが妥当かと思います。
それから、15ページの介護特会でございますけれども、介護特会の26年度決算は会計規模は歳出ベースで17億400万円余となりまして、前年度と比べて231万5,000円の減ということになりました。これも前年度は約9,000万円を超える大幅な増であったこと、それから被保険者の高齢化が進んでるということを見ると、引き続き町政の重要課題の一つだろうと思っております。
ただ、26年度の介護サービスの内容を見ますと、居宅介護サービス並びに地域密着型サービスが増となって施設介護サービスは減少しております。これまでの取り組みが多少なりとも成果が出てきたんかなと。比較的元気なお年寄りがふえてきたんかなということで、喜ばしいという傾向だというふうに思っております。
15ページの下の(2)ですが、総合事業への移行については26年度はその移行のための準備作業が中心ということでございます。
それから、はぐっていただいて(3)の26年度には保険料の改定作業が行われましたけれども、結果的には月額5,989円の保険料となったということで、月額にして約800円、年額にすると約1万円近い大幅値上げとなった。下の表を見ていただいたらわかりますように、介護保険導入のときに話題になりました第1期と比べると倍増という格好になっております。この介護保険制度というのは、皆さん御承知のように40歳以上の方が被保険者となって運営する制度でございますけれども、特に高齢化が加速度的に進むとされる地方のほうではますます厳しい運営になってくるというふうに思います。現在でも町内のほとんどの世帯が関係するということで、町民への影響も大きい制度でございます。こういう総合事業への移行だとか大幅な保険料の引き上げ等、今、過渡期を迎えておりますけども、その都度適宜適切な町民への説明等に力を入れていただけたらなというふうに思っているところでございます。
それから、19ページの国民宿舎事業特別会計でございます。はぐっていただいて20ページで、一番上のところでまとめております。予算上では888万9,000円の収益を見込んで、この資金と一般会計からの長期借入金2,900万を企業債の償還金の一部に充てようという計画でございましたが、営業収入が思うように伸びずに収益的収支は結果的には139万円にとどまったというところでございます。
水明荘の経営状況は、昨年度指摘させてもらいましたけれども、抜本的な見直しの段階に入っているだろうと思っております。まず営業収支ですが、健全化計画で見込んでいた3億2,700万円というのを大きく下回って、3億円を切って2億9,400万円にとどまっております。確かに139万円の黒字におさまったものの、厳しい経営は一段と進んでいるんじゃないかなと思います。
それから公営企業、この水明荘企業とそれから水道事業の公営企業につきましては、平成26年度から新しい会計基準、会計制度が導入されました。その水明荘の営業につきましては、資本金が大幅に減少して負債が大幅増。というのは、企業債の償還残高が今までは資本金で経理されとったのが、これは借入金だろうということで民間と同じように負債に移行しましたんで、その分が資本金が減少して負債が大きくなった。ただ、これは民間企業の会計経理に近づけたということでございまして、実態はそんなに去年とは差がない。先ほど申しました収支状況だというふうに理解していただければ結構です。
上水道事業につきましても会計経理制度が違ってきましたんで、今年度は22ページに貸借対照表を25年度末と26年度末を対比できるようにつけときました。
経営状況のところでまとめておりますけれども、26年度末の経営状況は資産及び資本が合計5億円の大幅減、それから負債が約3億円の大幅増ということになりました。ただ、先ほど申しました新しい会計制度の適用ということで、22ページの表で数字を入れています、丸数字を。これが吹き出しで書いてある原因によってここに影響が出ていますよということを示したもので、後で見ていただけたらと思います。
ただ、先ほどの水明荘と同じように、実態の経営形態というか経営事業的にはほとんど変わりありませんので、帳簿上の変更だというふうに見ていただければ結構でございます。
それから、25ページの財産の状況で公有財産、不動産、物権、出資金、それから物品、債権、これはほとんど変更はございません。
26ページの基金については、先ほど来町長さんからも報告がありましたように財政調整積立基金が2億8,200万円余新たに増加して30億9,600万、それから減債基金が10億7,700万円余ということで、トータルで64億6,000万ということでございます。
それから、27ページからが審査意見でございます。
例年上げております収入未済金対策についてでございますが、平成26年度における収入未済金の状況というのは29ページからの表で上げております。現年度滞納分並びに滞納繰り越し分とも減少しておりますけれども、依然として全体で2億円に近い状況だということでございます。主な減少要因は、固定資産税の大口滞納事案について不納欠損処分ということがあったことによるものでございます。この不納欠損処分というのは、今までは税金の世界でしかやられておりませんでしたけれども、26年度初めてその他の公法上債権、具体的には下水道の受益者負担金について不納欠損処分という処理がされたということでございます。ただ、この事務処理を見ているとどうかなと思う面がありましたんで、まとめさせてもらいました。事務処理、担当課が伺い文書を作成して、逐次総務課、副町長、町長ということで決済を受けていくということで、せっかく町では滞納整理本部というのをつくって、担当課長が全て集まって町全体として取り組んでいこうということでずっと進めてきておるにもかかわらず、事務局にも合議はされておらんし、それからこの滞納整理本部で議論されたこれは不納欠損やむなしというふうな議論された形跡も全くございませんでした。このような処理をしてると、その具体的には8件の25万円ぐらいで、それは処理できるかもしれませんけれども、町全体の今後の取り組み意識には余り効果がないんじゃないかなというふうに感じるところでございます。
そういうのをやっぱり持ち寄って、それからこういうことであればやむを得んな。その事例を見て、ほかの滞納事案を抱えとるところでも最低でもこういう調査が必要なんだろうな、こういう行動をしてやむを得んかどうか最終結論を出すべきだろうなという理解、全体として進んでいくということを求めないと、町全体の取り組みの広がりにつながっていかないなと思うところでございます。これは不納欠損処分ということで議会に報告もする必要はありませんし、執行部だけで処理できるあれですけれども、これが私法上の債権であれば議会に権利放棄の議案として出して、逐一その状況や事情やその解消の取り組みや、そういうことを報告して議決を得なければならない。そういう類いの同じ作業が必要になってきますんで、ここらあたりはもう少しみんなでせっかく滞納整理本部というのをつくっている以上は共有しながら、我が町は最低でもこういう作業が必要なんだろうなということの理解を深めていっていただけたらなというふうに思っているところでございます。
それから、もう1点は、32ページお願いします。地方創生の取り組みについてということで「(提言)」としております。これは本来は26年度決算にはなじまないかもしれません、今現在やってることですから。ただ、現在の湯梨浜町行政の最大の課題でございますし、かつ戦略策定まであと1カ月足らずとなってるということでございます。27年度、1年後に決算報告といっても手おくれじゃないかということで、監査委員の提言という格好でまとめさせてもらったものでございます。
それから、32ページからこれずっと長くなっておりますけれども、この報告書は町のホームページにも全文を掲載いたしておりますんで、現在の地方創生の総合戦略策定の作業が町民の方にもわかりやすいように、国の考え方あたりも多少入れ込んでまとめさせてもらったものでございます。
そしたら内容に入ります。
まず、(1)の国の方針ということで、今、我が国は人口減少時代に突入しておる。2008年(平成20年)をピークにこのまま放置していれば2060年(平成72年)、45年後には8,700万人程度まで落ち込む。この人口減少は地方から始まって加速しながら大都市へ広がっていき、2050年には現在の居住地域のうちの6割以上が人口が半分以下になり、さらに2割の地域が消滅すると推計されているところでございます。
地方ではいろんな現在のシステムが機能しなくなって、急激な人口減の地方と過密の東京圏に二極分化した形で、やがては国全体が活力を失ってしまうという危機に直面している。これは内閣府の報告書から引っ張ってきたような表現でございます。
我が町でも、現在の14歳から64歳までの人口と65歳以上の人口は2.18になりますけれども、45年後は1.39まで下がってくる。ということは、介護保険制度あたりは到底持ちこたえようがないんじゃないかと。
それから、これは26年度よく頑張ったと評価してもいいと思いますけども、農業委員会さんが全ての農地について耕作放棄地を調査されました。ここの耕作放棄率が26.4。現在4分の1以上の農地が耕作放棄化してるという現状が今でもある。これがどんどんこれから進んでいくというふうな影響等も、いろんなところに影響が出てくる。このため、政府は東京一極集中の是正、若い世代の就労・結婚・子育ての希望を実現する、それから地域特性に即した地域課題の解決という3つの課題をテーマに総合的な取り組みを今後進めていくということで、具体的には国の長期ビジョンとして次の基本目標4つを上げて、それで見ていただいたらわかりますように、5年後の数値目標等を掲げながら毎年PDCAを通して取り組んでいくということでございます。
33ページ、じゃ我が町の検討状況はということで、既にゆりはま創生総合戦略会議も組織されて議論されておりますけれども、その中でもあれこれやってもなかなか続かないと思う。大きな目標を二、三点に絞って関連する施策をするのがいいんでないかとか、それから企業誘致は中部全体で取り組むことが必要ではないか。大学に行かせたら1,000万円ぐらいかかる。若い人がもう少し余裕を持って先のことを考えたりできるような施策をしてもらいたいとか、いろんな貴重な意見が寄せられているところでございます。
これをまとめたのが8月の上旬でしたんで第2回の戦略会議までをベースにしておりますけれども、町の創生ビジョン、これは議論のためのたたき台のようでございますけども、人口ビジョンとして2013年現在の人口1万6,795人を出生率と移住定住の促進により1万2,000人を確保するという目標を整理されています。
それから、まち・ひと・しごと創生総合戦略ということで、にぎわいと活力あふれるまちづくり、2点目はともに支え合い笑顔いっぱいのまちづくり、3番目として参画と協働による町民が主役のまちづくりという3つのあれを上げておられますけれども、これを見る限り総花的なまちづくりのスローガンのような感じがしております。作業はこれから大詰めに入られると思いますけれども、こういうまちづくり総合計画みたいな計画で果たして今の1万6,700人が放置していけば1万人を切って9,900人まで下がるというのを2,000人以上、何とか増加させて1万2,000を確保したいという具体的な目標が達成できるだろうかという危惧しているところでございます。
それで監査委員、これは私、代表監査委員もだし議会選出の監査委員も意見が一致したところでございますけれども、35ページに提案としてまとめさせてもらったのが町の育英奨学資金制度の拡充というのを中心柱に据えることを提言したいということで、子育て支援といいますと、当町でも子育て支援課がありますように主に乳幼児期の行政サービスや小・中学校、義務教育の教育サービスを連想しがちでありますけれども、保護者の視点から見ますと、子どもたちが高校や大学等を卒業して自立していくまでというロングランの期間だと捉まえる必要がまずあるんじゃないか。
現に県が平成25年に実施しました鳥取県における少子化対策等におけるアンケート調査では、8割の人が子育てにかかる経済的負担の軽減というのを一番の重要ポイントに上げておられます。しかもその経済的負担が少なければ、さらに子どもを持つことを考えたいと答えた人が60%はおられる。なぜここを避けて通るんですかということが率直な気持ちでございます。
ところで、現在の奨学金制度っちゅうのは独立行政法人の日本学生支援機構、これは国ですけれども、による奨学金。そしてこれを補完する形で県の育英奨学金、それでさらにこれを補完する形で市町村の育英奨学金制度というピラミッドというか、ずっと上下関係みたいな感じで広がっております。このシステムは、約60年間変わっていないということでございます。
ちなみに、現在一番下の町の育英奨学金の貸与中の方というのは一人もおられません。制度はあっても、形骸化しているということでございます。
現在のこの地方創生というのは、社会構造的な根本的な課題に直面してるんじゃないか。この課題に真っ正直に真摯に向き合って積極的な解消を目指そうとするならば、まずは若者たちが地元に帰ってきやすくて子育てしやすい環境づくりというのはどういう施策が効果があるんだろうな。それを考えることがまず第一じゃないかということでございます。
36ページに参考までに現在の奨学金制度を国、県、町の制度を上げておきました。金額はほとんど一緒です。それで対象者のところに鳥取県育英奨学資金でアンダーラインを引いております。他の同種の奨学金との併用は不可ですよと。それから、町の育英奨学金も他の同種の奨学金との併用は不可ですよということでございます。それで右から2つ目の町民の利用ということで、現在県の育英奨学金貸与中の方が町内の子どもさんが32人おられる。高校は40人おられる。町の育英奨学金は一人もおられないという状況でございます。制度だけがあるということでございます。
それで、その下に例えばということで例として挙げさせてもらいました。対象者は、他の同種の奨学金との併用を認めてもいいんじゃないか。貸与金額は、町の奨学資金制度だったら現在の1.5倍ぐらい。それで他の県とか国とか併用されれば、今の額みたいなことをたまたま考えてもいいんじゃないか。
ちなみに、なぜこういう考え方をしたかというと、現在の大学の授業料というのは鳥大で月額4万4,600円、年額でいったら53万5,800円ぐらいになります、授業料が。私立の大学では月額で6万7,750円ということで、年額は81万3,000円ぐらいになりますけれども、プラスその他いろんな名目の金があって、約130万円ぐらい。ただ、高校は今現在は国の施策で高校の授業料無償でやってますけども、せめて大学等に行くときには、大学へ直接払わんといけんような授業料相当額みたいなもんはある程度貸与金額の対象にしてもええんじゃないか。それと36ページのポイントで、例えばの話ですけれども、卒業後5年以上町内に居住した場合には、これも例ですけども半分、50%は返還を免除してあげますよというような制度を考えてみたらどうなんだろうというふうに思います。
幸い、我が町では、先ほど来ありました26年度決算を見ても基金積立金は26年度末で64億円を超えました。26年度でも3億3,000万ぐらい積み立てております。財政調整基金なり減債基金なり、使途に限定がない資金はとうとう40億を超えました。奨学金制度というのは当初は貸し付けするばっかりですから、毎年度数千万円規模の資金が必要になりますけれども、後で今度は償還がされてきますから、長い目で見ると自立していく制度。それが償還免除という形でそれは当然持ち出しになりますけれども、10年、湯梨浜町の大学進学者が現在60%相当ということで、60人仮に全員がこれの奨学資金の対象となったとしても年間数千万円。10年で五、六億ぐらい。それの全員が帰ってきたとしても2億数千万、3億円ぐらいということになるんじゃないかということです。
最後になりますけれども、トヨタが新聞報道では従来の家族手当を見直して配偶者手当を廃止すると。それで子ども手当というのを4倍にするというふうな話がありました。それから、鳥取県も県内就職を目指す若者の奨学金返還を支援するために新たに鳥取県未来人材育成基金、総額2億円の基金で民間にも寄附を募ってということで開設したという報道もされております。今回のような社会的、構造的な課題に積極的に立ち向かっていく、考えていくということにはこういう現在の事業を交付金なり何か起債なりを有利な資金をというような小手先みたいな感じじゃなくまず土台から、本当で効果があるものは何ぞやということを考えていく必要があるんじゃないかなということで、来年回しにしとれば手おくれになるがなということで、提言という形でまとめさせてもらったところです。
最後になりますけれども、先ほど来言ってます、私が監査委員になってから5年目になりますけれども、重要な課題というのは当然のことながらなかなかうまく進んでいかないなという印象を持っています。収入未済金対策もそうですし、集中改革プランでも件数的には6割以上、3分の2以上が順調に進んでいるというふうに整理されていますけども、中身を見るとやっぱり重要な案件は積み残しになってる。
どうも我が湯梨浜町民というか役場の方、真面目に堅実に仕事をされてるなという印象は持ちますけれども、やっぱり町民の人の理解を得ながら一緒に取り組んでいくとか大きな方向変換をしていくとかということについては、そういう作業がなかなか進まないなという漠然としたものですけれども印象を持っています。もう一度、できましたらそういうふうな案件についての進め方、仕事の進め方というのを再点検していただくような余地がありそうだなというふうに思っております。
唯一パワーというか頑張ってるなと感じられたのは、新しい地区公民館のあり方が26年度からスタートしていますけども、これなんか旧羽合、旧東郷、旧泊ってそれぞれ全部形態が違ってるところを、合併以来10年間懸案としてずっと残されたもんを全ての集落について地区座談会、町長さんなり教育長さんなりみずから出かけていかれて、それで議論をされてという解決をされた。あれの議事録を私も全て目を通させていただきましたけども、そういうふうな取り組みが必要なところというのはやっぱり時間もかかるし、それからパワーというか気力、活力も必要だろうと思います。農業なり教育なり子育てなど、行政のいろんな分野でそういう目指すべき方向なり、それから今、我が町の我が分野ではこういうことを重点に取り組んでいってますよということが幹部職員やそれから若手職員に至るまで、すらすらっと素直に言えるような役場の体制であってほしいなというふうに改めて思うところでございます。
長時間になりましたけども、以上でございます。
○議長(光井 哲治君) ここで、監査委員の決算審査意見書に対し町長より処理方針についての発言を求められておりますので、許可いたします。
宮脇町長。
○町長(宮脇 正道君) ただいま代表監査委員から、平成26年度の決算審査意見書の御報告がございました。
審査意見としていただきました事柄はいずれも大切な事柄であり、早期に改善や実施を心がけてまいります。
まず、第1点目の収入未済対策ですが、本件についてはお話にもございましたように毎年御指摘をいただき滞納整理対策本部を通じ改善を図り、少しずつですが前進しているものの御指摘のようにまだ課によって対応に差があるなど、そういうことが否めない現状でございます。必ずしも町民課が各課の稟議に合議の判を押す必要はないとは思いますが、そうしようとするにはやはり各課が共通した認識を持って、その対応等に応じて統一された基準で運用が図られるための体系的な取り扱いに方針の整備が必要だというふうに考えております。
そのために、今年度は滞納整理対策本部の年間開催スケジュール及びそれぞれのその本部会議の際に何をするかということをあらかじめ決めておいて、それをPDCAサイクルにのっとって会議のたびに検証しながら進めていくという方法をとって、進捗を早めたいというふうに考えております。そのようなことを町民課長にこの意見書をいただいた際に伝えたところでございます。
2点目の地方創生についてでございます。
まず、お断りしておきますが、意見書34ページにございますまち・ひと・しごと創生総合戦略の基本目標は、実は9月1日に戦略会議に提出した素案とは異なっております。戦略会議に提出いたしました素案の中では、例えば「にぎわいと活力あふれるまちづくり」は「活力ある元気なまち」に改めておりますし、2つ目の「共に支え合い笑顔いっぱいのまちづくり」は「安心して暮らせるまち」に、3つ目の「参画と協働による町民が主役のまちづくり」は「町民みんながつくるまち」と、このようにそれぞれ直して戦略会議に提出しております。したがいまして、現在町のホームページにも
パブリックコメントを求めているわけなんですが、そのような記載にいたしております。
意見書の日付が8月31日付でございますので、私どもがそれを直して外に出したのは戦略会議、9月1日ですからタイムラグがあって、このようなことになったということでございます。
その表現を変えました理由は、当初はちょっと代表のほうもお話しになっていましたけども、総合計画の柱立てと合わせようかと。整合性がとれてるほうがいい、求められるだろうということも逆にございまして、総合計画の柱立てに使おうとしている言葉を入れ込んで検討してきたわけなんですが、私としてはちょっと何か言葉が美し過ぎてといいますか、ぴんとこない。もう少し町民の皆さんにも誰にもわかりやすい言葉で、それに向かって何をすべきかということを考え、御意見をいただきたいなと。この地方創生はこの5年間だけで終わるもんでもありませんし、またこの5年間のうちに中途であっても内容を変えたりすることもできるものですから、常に改善を求めていくことも必要ですし、そのような観点からわかりやすい表現にしたいということで、先ほど申し上げたような言葉に直したところでございます。
この
地方創生総合戦略について、いろいろ御指摘をいただきました。1つだけちょっと弁解といいますか、その思いをしゃべらせていただきたいと思いますけども、私はこの総合戦略の中では目的を達成するためには全てやる、そういう決意で臨もうということで、これまでの町民の皆さんとの意見交換会ですとかそういう際にも、あるいは団体に声かけて意見を伺う際にもそういうつもりで物を言って、要するにそれだけ分たくさん意見を下さいということを言っております。そのような思いがありまして、そういうことからすれば総花的になるのもやむを得ないんじゃないかなということは思っておりますので、そのあたりを多少御理解いただければありがたいと思っております。
また、それらの中で総合戦略に掲げる項目の中でも事案によりまして必要な金額、あるいはそれに割く労力等に大きな差が出てまいります。私は今回の総合戦略の中に、例えば
グラウンドゴルフやウオーキングの国際化によるインバウンド、観光入り込み客の増ということ、あるいは湯梨浜町版CCRC、これを実現したいということ、さらには小さな拠点づくり事業、それから温泉熱の三次利用、これら湯梨浜の特徴を生かした産業の振興なりを図っていきたいということを考えております。
これらを達成するには、先ほど申しました金銭的に多額のお金を要することはもちろんですが、そのほかにも労力面では大変な労力を払っていかなければならないと思っております。先ほどお話しございました基金の積立額、いい状況になっておりますが、もう冒頭の決算のそのときの評価の際に申し上げましたように、やっぱりある程度まだ慎重にもう少しは見ないけんというふうに思っておりますが、その一方でやっぱり今しなければならないことを惜しむようでもいけないというような観点から、大切な時期でありますし、来年の4月の職員採用あたりにつきましてはこの創生関係を強力に進めるための職員ですとか、あるいはかねてから議論のあります保育士等の正職員の増についても、多少配慮していかなければならないかなというようなことを思っているところでございます。そのようなことも考えながらやっていきたいと思います。
もう1点、提言でございました育英奨学金制度の拡充でございます。これも貴重な意見でございますし、有力な施策の一つだと思っております。これからその条件設定ですとかあるいは先ほど御説明の、今もありましたように県等の奨学金との兼ね合いとか、そういった問題もございます。奨学金で出すのがだめなら、帰ってきて職につかれたときに幾らかお金を出すということもあるかもしれません。その辺の手法とか、あるいは条件設定などについてこれから教育委員会と検討してまいりたいと思います。
ただ、先ほどの総花的ということとも関連しますが、ただ奨学金を返さなくなるだけで生まれ育ったところに帰ってくる子どもというのは、奨学金はもともと対象人数も限られたことですし、それともう一つはなぜ町の奨学金の希望者がないかというと、それはある意味奨学金としては県で充足、需要を満たしているという現状になっているものだと思います。町がそういう奨学金をすればそちらのほうが有利だからということで変わってくるにしても、それだけではなくてやっぱりそれを受けられない多数の人もいるわけですから、それらとともにふるさと教育なんかもこの地方創生の中に上げておりますけれども、そういったことを通じて自分の育った環境やふるさと、あるいは人間、友達を、そういうのを愛する人を育てていくこととか、あるいはいろいろな形で就労できる場をより就労しやすくしていく、1次産業も含めて。そのようなことですとか、町としての魅力、これを増す。いろんな要素が絡み合って出てくることだと思っておりまして、そのようなことともあわせながら検討して、しっかり対応してまいりたい。全力で取り組んでいく所存でございます。
なお、最後にございました組織横断的な業務を推進する際の縦割り的考え方によります弊害、あるいは地方創生に取り組む職員の決意といいますか、モチベーションに差があることは私も感じているところでございます。今、課長級あたりでは、例えば毎月1回は主要事業の進捗確認会議を開催して、課をまたいだ主要事業項目の進捗状況を報告し合いながら必要な意見交換も行ったりしているところなんですけれども、いろんな取り組みをやっていく中で、例えばこのたびの先ほど申しました寡婦のみなし規定の適用のことあたりにしてもほかの課の事務にも影響するわけなんですが、そのスピードがやっぱり子育て支援は保育料の改正の時期に合わせて9月1日でやりたいといいますが、ほかのところはそのペースでなかなかついていけないという現状も実態としてございます。それでそのことを今急いできちんと整理しようということにいたして、あらかじめの方向も出したところなんですけども、そういうことも例の一つとしてございますが、やっぱりそういうときにちゃんと自分の課のことも一緒にさっとできるような体制ですとか、あるいは各課長もみんなほかの課も経験してるんですから、他のことでも遠慮なく意見を言い合ってより高めていく、そういうような風土をつくっていくことも大切なことだというふうに考えております。組織が一体となって強力に取り組む体制づくり、そのことを推進してまいりたいと思います。
代表監査委員及び監査委員には引き続き御指導賜りますようよろしくお願いして、対応方針とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(光井 哲治君) ここでしばらく休憩をいたします。再開を1時10分といたします。
午後0時22分休憩
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午後1時10分再開
○議長(光井 哲治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
議案第67号から議案第84号までの各議案に対する総括質疑を会計ごとに行います。個別質疑はしないようにお願いをいたします。
議案第67号、平成26年度
湯梨浜町一般会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。
総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。
7番、酒井議員。
○議員(7番 酒井 幸雄君) 平成26年度の一般会計決算について、報告を受けました。具体的な部分っちゅうのは特別委員会で議論されるわけですので活発な議論がなされるもんと思っておりますが、総括的に伺いたいのは、26年というのは合併して10年。それから、町長は再選された年であります。町長は再選されて、意気込みを26年の9月議会で述べておられます。かなり期待が持てるなと、今までと変わった形が出てくるなと、そういう思いで期待をしておりました。
というのは、何回か機会あるごとに申し上げてきましたけど、住民と行政が一体になってやっていかにゃ町の活力、安心感、生まれてこんっちゅう考え方を述べられました。結果的にこの決算でそれが実現したのかどうなのかも私は尋ねたいわけです。これまでの事例を見ても、また先日、全協でありました新しい中学校準備委員会の設置のあり方等を見ても、きちっと行政の中で確立できてないんじゃないか。町長の気負いだけで進んできちゃったんでないか。そういう心配をしとるわけでして、というのはとりあえず新しい中学校の準備委員会の問題でも26年の3月に湯梨浜男女共同参画プランというのをつくられたですね、26年に。そこの中には、審議会や委員会にはきちんと女性を配慮するっちゅうのがうたってあるわけだいな。それが実際に全協のときも言いましたけど全然配慮されてない。こういうプランつくっても、今までどおり何ら反映されん。空回りに終わっちゃっとる、スローガンだけに終わってしまっとる。そういう部分が、町長の再選後の所信表明では改善されるべき考え方があったわけですね。だけど町行政全体にはそれが反映されてなかった。そういう私は見方をしとるわけですけど、その辺について町長の見解をまず伺っておきたいなと思います。
それと、26年度は12月から急遽地方創生という大きなテーマが入ってきました。27年の正月休みを返上し町の幹部で確認し合った部分が、ほんに26年度決算では生かされてなかったんじゃないかっちゅうぐあいに思います。今回の27年度になってからなんですけど、創生戦略として湯梨浜町まち・ひと・しごと創生総合戦略っちゅうのをつくられる過程をずっと経てこの9月1日に出されたわけなんですけど、それについて一番大事な部分は目標管理及び見直し、PDCAサイクルですね、この部分がきちんとできなんだらだめですよっちゅう、これが基本中の基本なんですね。今回の決算でそういうもんが見れるかなっちゅう思いをして各事業を見てみると、そんなもん従来と変わらん形で掲げられておるもんです。ほんに町行政の中に根づいておるんかなっちゅう、その心配があります。その辺についても町長の考え方、聞いておきたいなっちゅうぐあいに。
それから、ことしも監査委員の報告の中にありましたけど未収問題、例えば町長が今期、この任期になってから力を入れてやられようとしとる部分っちゅうのは、役場が住民が動こうとする部分積極的にかかわっていく考え方を言われていました。そこなんですね。この滞納の状態を見ると、例えば保育所保育料、徐々にだけどふえてきよる。滞納される方もふえてきておる。こんなんなんか一緒になって子育てしましょうよ、役場が呼びかけることによって減らせれる部分じゃないかな。税の滞納についても、何とかその住民の皆さんの生活を支えていく形が役場に見れたらもっと減ってくるんじゃないか。町長は、その住民の皆さんにも公助、自助、共助の考え方っちゅうのを定着してもらって、何とか住民と行政が一体になってやれる形を見つけようとされとるだけど、この形をつくろうかと思ったら、やっぱしきちんとそれぞれ住民個々に寄り添う形がないと住民は自覚しませんよ。この町長が言ってきたことで成果があったら、それを教えてください。その点についてお尋ねします。
○議長(光井 哲治君) 宮脇町長、答弁。
○町長(宮脇 正道君) 男女共同参画につきましては、時代の要請でもあり大変重要な事柄だとこれまでも思っておりますし、その観点から男女共同参画マップに上げてありますいろんな項目について湯梨浜町の位置づけを確認しながら、その県の認定企業をふやしたりというようなことでいろいろやってきてるわけなんですが、先ほどおっしゃいましたように今回の中学校の委員会の関係のどういうふうな中から選ぶというようなことは聞いておりまして、中学校のPTAの代表の方からこれこれ、この団体からこれこれ、それぞれの分野から選ぶということは聞いておりまして、最終的にあのような形になって、実はまた私もあれを見たときにあっと思ったんですけれども、その辺をきちんと私がその際にも4割程度は女性になるようにきちんと配慮してやろうでということを言わなかったのが私の失敗であったなというふうにも思っております。そういった意味から、どの項目でもやろうとするときにその意識がどっか根底にあってやるように、そういった点ではまだ私を含めて職員にもその周知が不十分だなというふうにも思っております。
男女共同参画も、何も企画課が事務をとってるとはいえ企画課だけのことじゃなくって、どの分野でも男女共同参画っちゅうことはあるんだからそういう目で見てやってほしいということは言っております。
先ほど税の話もございましたけれども、要するにその対策本部がコントロールタワー的な役割を必ずしも十分に果たしていないというようなことがやっぱりほかのところでもあるということは感じておると先ほど申しましたけれども、男女共同参画にしましても、企画課が音頭をとってなかなかこういうことといってもすぐにぽんぽんぽんと響いて出てくるような形になってない部分であるということは、これから町の中で本当に意識改革も含めてやっていかなくちゃいけないことだというふうに思っております。
昨年度の中で、先ほども町政の中の主要な項目については主要事業として年度当初に項目を決めて、それを1年間計画を立てて毎月進捗確認会議を開催して、それ今どうなっとるという確認する作業は幹部会の後でその確認会議を開催してやるようにしております。そういった意味では、PDCAサイクルがそこに持ち込まれとることだというふうに思っております。
その中でも、そういうことですとか、あるいは福祉の分野につきましては住民との協働という点ではこれから高齢化社会あるいは障がい者対策、介護の問題、そういったことをやっぱりそういう時代にあって住みやすい町をつくるという観点からは、いろんな手助けする人たちをたくさん町民の間で養成していくことも大切なことだと思っておりまして、例えばあいサポートですとか支え愛運動ですとか認知症の人への支援員ですとか、そういった方たちの養成には特に力を入れて、事あるごとに頑張ろうでといっていろいろやっているところでございます。ゆりりんメイトあたりも健康づくりの観点から高齢者の運動のためにということでやっているところで、数もそこそこ出たりしております。そういった意味では具体的な数となって成果は出ておりますが、その次の段階で、じゃその人たちにさらにどういう活動をしていただくかということは、一回講習会を受けてそれではいおしまいですみたいなことじゃなくて、やっぱり何かを町が提言するような形で理解して、おい、やらいやという形で進んでいくようなことが求められるのが今じゃないかというふうにも思っておりますので、その辺のところは担当課長とも時々話したりしているんですけど、今後よく考えて実際に実現してまいりたいなというふうに思っております。
それから、地方創生とPDCAサイクルの関係ですけども、そもそも地方創生の事業にはどうやってその成果を達成したかどうかを確認できる指標というものを求めておりまして、例えば観光入り込み客の増を図るだとかインバウンド促進を図るという事柄ですと、それは例えば観光客20万人だとかそれが目標として必ず取り組む事業の目標を定めて、その達成状況をPDCAサイクルでやる。その機関はどの機関でやるというようなことまできちんと決めておりますので、そういった意味では地方創生の事業は抽象的なものじゃなくて、実際にやって成果をとりながら進めていくものであろうというふうに思っております。
実際の我が町がやろうとしている項目も、それをやるかどうか選定する際にはその基準に合った目標たり得るかどうかのことも課内において決めたりもいたしておりますので、地方創生におけるPDCAサイクルというものは大丈夫だなというふうに思っております。
あとは住民と寄り添っていくということなんですけれども、午前中も申し上げましたように今回の地方創生についてはなるべく町民の皆さんの意見をたくさん聞きたいということで、御意見箱の設置に始まっていろいろなるべく意見を聞く会、団体のほうも相当の数の団体に御意見を伺うようなことを各課がその所掌事務の中で進めてきているところでございます。それで十分だと言えません。またそれぞれの時点ごとにまたその情報を出したり、新たに加え込むものを考えたりということをやっていかなければならないと思っておりますが、そういった点では私はこの地方創生については職員のほうもよく頑張ってくれたんじゃないかなと。町民の皆さんの意見を聞くという限りにおいては。というふうな認識を持っているところでございます。
ただ、一方で、今回一般質問で御質問もあるようですけども、過疎計画のことあたりにつきましては意見交換会をやってもなかなか人の数も少ないというようなことで、本当の生の声がどこまでっちゅうことはあるかもしれんなということは思っておりまして、それは総合戦略との事項をまたきちんと織り込んだりする中である程度は解消されると思っておりますけども、なるべくまた
パブリックコメントあるいはその他の方法も通じてなお一層住民の意見を聞くようなことに努めてまいりたいなと思っております。
○議長(光井 哲治君) しばらく休憩します。
午後1時26分休憩
───────────────────────────────
午後1時26分再開
○議長(光井 哲治君) 再開します。
町長、答弁。
○町長(宮脇 正道君) 未収金対策につきましても、先ほど代表監査委員のお話にもございました。長いことやってて、なかなかその実が目に見えて進んでこない。また、進度も課によってばらつきがあるというようなことでございまして、そのための対策会議が先ほども言いましたコントロールタワーとしての役割をきちんと果たせるように、そこがこういうことをやろうと言ったらそれはもう私がやろうと言ってるのと同じことだと。町長がやろうと言ってるのと同じことだというような感じでみんなが協力してやっていくような、そういう意識を持ってやっていくような組織づくりをしていかんと、なかなか縦割りの弊害みたいなことも乗り越えることができないと思っております。
そのことをやるために、きょう午前中申し上げましたその会議のタイムテーブルとその会議ごとに何をやるかを決めてという方法をとれば、それをまた主要事業の確認会議で俎上にのせて私自身も確認することができますんで、そのような方法をとってみたいと考えております。
○議長(光井 哲治君) 7番、酒井議員。
○議員(7番 酒井 幸雄君) 今の未収問題、前にも言いましたけど私たちには個々の事例っちゅうのはわからんわけでしてね、いろんな事情があって滞納されとるんだろうなっちゅう部分しかわからんだけど、そこに行政がちょっとお手伝いすりゃその滞納が減る部分は本当になかったんだろうか。例えば子育てやなんかはほんに一人で頑張らないでください、私たちがしっかり応援しますよっちゅうアピールをしっかりとされとれば、本当にみんなに助けてもらって子育てしとるんだっちゅうそういう思いが個々に伝われば無理してでも払おうか、そういう部分は単純だけえ私はそういうふうに思っちゃうだけど、生まれてくるんじゃないかっちゅうぐあいに思うわけですね。
税にしても、何とかその生活を立て直すためにアドバイスなりいろいろ対応ができりゃ、皆さんに助けてもらっとったけえ何とか分割でも払っていこうか。そういう意識が生まれるんじゃないか。そういう部分をしっかりとつくらな、住民と一緒になってそのほかの事業に住民の皆さんが参加していくっちゅう兆しも見えないような気がしておりますんで、その辺についてもう一度行政内部でしっかりと点検していただいて新たな考え方で、町長が思っておられるように住民と一体になった運営ができるのかどうなのか、その辺をつくり上げてほしいなっちゅうぐあいに思うわけです。
確実にまだできてません。行政の体制自体がそこまでいってない。さっきも言いました地方創生に関するPDCAサイクル、この地方創生に関する課題だけでなしに、基本的には行政全てに当てはまる部分なんですね。予算つぎ込んだ。どがにい変わったんかきちんと総括していかな、毎年いけなんだけど同じ調子で事業が展開されてしまう。そういう意味でも、決算っちゅうのは非常に大切だなっちゅうぐあいに思っております。
それで今回出されたこの事業報告書、成果及び評価、課題、今までと変わった部分あったら、決算委員会のときにこの部分はこういうぐあいに変えましたっちゅう部分を教えていただくことをまずお願いしておきたいと思います。これから湯梨浜町が本当に住民の皆さんにとって安心して住める町、元気の出る町にしようかと思ったら、基本的な行政の職員の考え方とそれからシステムを変えていかな、この地方創生も空振りに終わるんじゃないかなと心配をしております。
町長が目玉にされとる天女のふる里づくり、この間、湯梨浜町のサミットにも来ていただいた沖縄の宜野湾、あすこに行ってみました。ほんに天女の伝説が住民の中にしっかり根づいとるわけですね。だけえはごろもまつりっちゅうのは私らが行ったときに14万人参加してくれたと言いよりまして、まさに市民が主役の祭りになっとる。そんなん町長も感じられたと思いますし、感動しましたね。ああいう格好で、これは自分たちがつくるんだ、つくる祭りだっちゅうそういう格好に持っていこうかと思ったら住民の中に天女をどう心の中に持ってもらうのか。そういう部分がないといけないなっちゅうぐあいに思いますし、沖縄県のこれは特色かなと思うですけど、何だらあし住民こぞって観光客を迎えよう、そういうまちづくりをしようっちゅう町が本当に多いな、そういうぐあいに思いました。
観光でこの町で働く場所をつくっていこう、26年度予算でもそういう形がありました。どれだけ住民の人に観光客を温かく迎える心がふえてきたのか。その辺も私は本当はこの成果表の中で教えてほしいわけですけど、出てこん。どれだけ住民の中に根づいていったかっちゅう部分をしっかりと各課長に評価してもらって委員会では発表してほしいな、そがにいに思っております。
天女の場合、この26年で3年たったわですね。もう4年目になるわけで、モニュメントをつくられるわけですね。予算のときにも言いましたけど、住民が、何だあがなもんつくって。そういうことになっちゃう可能性がある、このままじゃ。26年度の決算でその辺をしっかりと総括してほしかったなっちゅう思いがあるけど、そこを読んだだけでも全然その辺の総括は出てきてない。委員会では変わってくることを期待しておりますけど、ぜひその辺を含んで、この議会が終わったら内部でしっかりと議員の質疑に答えれるようにしといてほしいなっちゅうぐあいに思います。
○議長(光井 哲治君) 宮脇町長。
○町長(宮脇 正道君) わかりました。今の酒井議員の御発言の町民と一緒にという考え方を、創生の戦略の中の3つの柱の一つにみんなでつくるまちというのを上げておりますけども、それはまさにそういう思いであります。役場、行政が何も主導でやってもなかなかうまくいかないし、やっぱり町民の皆さんと一緒にタッグが組めて初めて長続きもするし本当に強いものができ上がるというふうに思っておりまして、その柱でも上げておりますことですから、しっかりとやってまいりたいと思います。
○議長(光井 哲治君) よろしいですか。
そのほか、ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(光井 哲治君) 以上で総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
議案第68号、平成26年度
湯梨浜町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。
総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
議案第69号、平成26年度
湯梨浜町高齢者及び障がい者住宅整備資金貸付事業
特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。
総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
議案第70号、平成26年度
湯梨浜町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。
総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
議案第71号、平成26年度
湯梨浜町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。
総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
議案第72号、平成26年度
湯梨浜町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。
総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
議案第73号、平成26年度
湯梨浜町温泉事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。
総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
議案第74号、平成26年度
湯梨浜町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。
総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
議案第75号、平成26年度
湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。
総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
議案第76号、平成26年度
湯梨浜町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。
総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
議案第77号、平成26年度
湯梨浜町長瀬財産区
特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。
総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
議案第78号、平成26年度
湯梨浜町橋津財産区
特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。
総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
議案第79号、平成26年度
湯梨浜町宇野財産区
特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。
総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
議案第80号、平成26年度
湯梨浜町舎人財産区
特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。
総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
議案第81号、平成26年度
湯梨浜町東郷財産区
特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。
総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
議案第82号、平成26年度
湯梨浜町花見財産区
特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。
総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
議案第83号、平成26年度
湯梨浜町国民宿舎事業特別会計剰余金の処分及び決算認定についてを議題とします。
総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
議案第84号、平成26年度
湯梨浜町水道事業会計剰余金の処分及び決算認定についてを議題とします。
総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(光井 哲治君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
お諮りします。議案第67号から議案第84号までの18議案については、議会選出監査委員を除く議員全員で構成する平成26年度決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(光井 哲治君) 異議なしと認めます。よって、議案第67号から議案第84号までの18議案については、平成26年度決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定しました。
この特別委員会の委員長及び副委員長については、委員会条例第8条第2項の規定により、特別委員会において互選をお願いします。
暫時休憩いたします。議員の皆さんは議員控室へお願いします。
午後1時43分休憩
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午後1時50分再開
○議長(光井 哲治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
特別委員会の委員長及び副委員長の互選結果を報告します。
委員長に松岡昭博議員、副委員長に寺地章行議員が選任されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第23 議案第85号 から 日程第30 議案第92号
○議長(光井 哲治君) 日程第23、議案第85号、平成27年度
湯梨浜町一般会計補正予算(第3号)から日程第30、議案第92号、平成27年度
湯梨浜町水道事業会計補正予算(第2号)までの8議案を一括議題とします。
順次提案理由の説明を求めます。
宮脇町長。
○町長(宮脇 正道君) 議案第85号、平成27年度
湯梨浜町一般会計補正予算(第3号)から議案第92号、平成27年度
湯梨浜町水道事業会計補正予算(第2号)までの8会計の補正予算について、一括して提案理由を申し上げます。
まず、議案第85号、平成27年度
湯梨浜町一般会計補正予算(第3号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億8,944万8,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ95億6,877万5,000円にするもので、歳出の主な補正内容といたしましては、まず総務費で購入から18年以上経過し故障箇所も多くなってまいりました町長車の購入経費394万3,000円、光ファイバーネットワークの新規加入者への宅内引き込み工事等に要する経費451万1,000円、平成26年度実績による生活保護費等の精算に伴う国庫負担金返還に要する経費3,584万9,000円、地方創生先行型分として実施しております若者夫婦、子育て世代で住宅新築、購入を行う者に対する助成経費の増額150万円、梨栽培において地元企業が中心となり農商福連携により耕作放棄地防止、6次産業化を図る栽培プロジェクトへの助成経費200万円、二十世紀梨100年樹看板設置等のPR経費や梨の改植、新植に対する助成経費225万円、漁業の活性化対策として省エネ型エンジン購入への助成経費で1隻分の増額116万7,000円などのほか、事業の組みかえを行っているところでございます。
民生費では、鳥取県福祉のまちづくり条例に基づく民間店舗のバリアフリー化、オストメートつき多目的トイレの整備に対する助成経費234万9,000円、障がい者住宅改良助成経費の増額184万円余、羽合小学校の教室等増築事業と一体的に整備します放課後児童クラブの建設経費4,550万円。
衛生費では、ワクチン単価の増額に伴う高齢者インフルエンザ予防接種委託料の増額94万6,000円、鳥取大学の地域貢献事業として取り組むウオーキングリゾート運動プログラムの開発に要する経費11万1,000円。
農林水産業費では、農村環境や地域資源の保全管理活動に対し新たに7組織が取り組むこととなった助成経費の増額326万6,000円。今年度の事業量確定に伴う地籍調査事業費の減額1,601万5,000円。
商工費では、一部区の集会所機能を持つ商工会羽合支所解体に伴う助成経費903万9,000円、温泉ふれあい会館(ハワイゆ~たうん)の老朽化に伴う浴室内壁等の改修に要する経費486万3,000円、同じくハワイゆ~たうんの臨時休館に対する2カ月間の休業補償経費174万9,000円、龍鳳閣の受電設備等の改修に要する経費102万9,000円、
グラウンドゴルフふるさと公園(潮風の丘とまり)のスーパースライダー走路改修整備経費など682万円余。
土木費では、生活基盤である町道の道路維持事業に要する経費549万7,000円、東郷運動公園の利用者増に伴う駐車場拡幅の整備経費98万9,000円。
教育費では、羽合小学校の教室等増築に要する整備経費5,870万5,000円、北溟中学校の校務用コンピューターサーバーの更新経費131万円余、
グラウンドゴルフ国際交流大会の参加規模拡大及び歓迎式典開催等による実行委員会への助成経費の増額40万円などを計上いたしております。
次に、議案第86号、平成27年度
湯梨浜町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,689万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ22億6,967万3,000円とするものでございます。
補正の主な内容は、歳入では国民健康保険税の減額と繰越金の増額、歳出では療養費の増額と国庫支出金の返還金などでございます。
続いて、議案第87号、平成27年度
湯梨浜町介護保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,258万8,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ18億2,455万9,000円とするものでございます。
主な補正の内容といたしましては、歳入では平成26年度の決算確定に伴う繰越金と地域支援事業に係る追加交付金を計上し、歳出では平成26年度の介護給付費、地域支援事業等実績による国庫支出金等の精算返戻金を計上いたしておるところでございます。
続きまして、議案第88号、平成27年度
湯梨浜町温泉事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額は変更せず、そのまま1,303万9,000円とするものでございます。
内容は、配管施設等の修繕が重なるため基金積立金を減額して修繕料を増額するものでございます。
続きまして、議案第89号、平成27年度
湯梨浜町下水道事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ216万1,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ11億2,088万9,000円とするものでございます。
補正の主な内容は、歳入では一般会計繰入金の増額でございます。歳出では、施設整備に伴う単独管渠築造工事請負費の増額でございます。
続きまして、議案第90号、平成27年度
湯梨浜町簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ160万4,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4,645万3,000円とするものでございます。
補正の主な内容は、歳入では一般会計繰入金の増額でございます。歳出では、筒地水源地ポンプを更新する工事請負費を計上するものでございます。
次に、議案第91号、平成27年度
湯梨浜町宇野財産区
特別会計補正予算(第1号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ40万円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ239万1,000円とするものでございます。
補正の主な内容は、宇野区ふれあいホール外壁の補修による宇野区運営補助金の増額を計上するものでございます。
最後に、議案第92号、平成27年度
湯梨浜町水道事業会計補正予算(第2号)につきましては、収益的支出の予定額の支出につきまして、水道事業を396万円増額し合計1億8,224万3,000円とするものであります。
補正の内容は、修繕費の増額であります。
また、資本的支出の予定額の資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額、過年度損益勘定留保資金、当年度損益勘定留保資金、当年度分消費税資本的収支調整額を調製し、資本的支出を910万円増額して合計を8,464万3,000円とするものでございます。
補正の内容は、配水管施設等に伴う建設改良事業費の増額を予定するものです。
以上、いずれも地方自治法第96条第1項の規定により本議会の議決を求めるものでございます。
詳細につきましては、それぞれ担当課長が御説明申し上げますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。
○議長(光井 哲治君) 続いて、順次担当課長より補足説明を求めます。
総務課長。
○総務課長(蔵本 知純君) それでは、議案第85号、平成27年度
湯梨浜町一般会計補正予算(第3号)の説明をさせていただきます。
ただいま町長のほうから詳細な提案理由がありましたので、私のほうからは歳入とそれから歳出の主なものを説明させていただきたいと思います。
それでは、予算書の最初に5ページお願いいたします。第2表、地方債補正、いずれも変更でございます。
最初に合併特例事業債でございますが、2億8,050万円から8,260万円増額をして3億6,310万円とするものでございます。次の過疎対策事業債ですが、4,440万円から720万円増額をして5,160万円にするものでございます。臨時財政対策債につきましては、3億円から2,098万6,000円増額をして3億2,098万6,000円にそれぞれ変更するものでございます。起債の方法、利率、償還の方法は変更はございません。
2枚めくっていただきまして、8ページをお願いいたします。2の歳入でございます。
上のほう、9款地方交付税です。普通交付税が確定しましたので、2億308万8,000円増額をして46億1,308万8,000円とするものでございます。
8ページの下のほうでございます。13款国庫支出金、2項国庫補助金の1目総務費国庫補助金、説明欄の2番目でございます。地域住民生活等緊急支援交付金(地方創生上乗せ分)1,200万円を計上しました。これは先駆性を有する事業分に対して200万円、それから総合戦略の早期策定に伴うものが1,000万円ということで、合わせて1,200万円を計上しました。
それから、9ページの一番上のほうでございます。2目の民生費国庫補助金の2節の児童福祉費補助金、説明欄の2番目、子ども・子育て支援整備交付金1,198万4,000円。これは放課後児童クラブの整備に伴います国の3分の1の交付金でございます。
次の14款県支出金、2項県補助金の2目の民生費県補助金、6節の児童福祉費県補助金、説明欄の一番下、鳥取県子ども・子育て支援整備交付金1,198万4,000円。これは先ほど申し上げました放課後児童クラブの整備に伴います県の3分の1の交付金でございます。
その次の4目の農林水産業費県補助金の説明欄の中ほど、国土調査事業補助金、△の1,213万8,000円です。これは国の配分事業費の減による減額でございます。
はぐっていただきまして、10ページをお願いいたします。真ん中あたりです。17款の繰入金、2項基金繰入金、1目の財政調整基金繰入金でございます。財源調整した結果、1億1,800万円全額減額をしてゼロ円とするものでございます。
最後、11ページをお願いいたします。20款の町債です。放課後児童クラブとそれから羽合小学校の増築に伴います合併特例事業債、合わせまして8,260万円。それから
グラウンドゴルフのふる里公園整備等に伴います過疎対策事業債、減額分と合わせまして720万円。それから、臨時財政対策債2,098万6,000円の増額でございます。
はぐっていただきまして、12ページからが歳出でございます。先ほども申し上げましたが、主なものを説明させていただきます。
中ほど、2款総務費、1項総務管理費の1目一般管理費、説明欄の3つ目の丸、総務一般管理臨時経費394万3,000円。先ほどもございましたが、購入から18年以上が経過をして故障も多くなりました町長車の更新に要する経費でございます。
それから、その次の3目の財政管理費でございます。減債基金積立金8,600万円を計上いたしました。普通交付税やそれから繰越金の増額補正などによりまして歳入が増加したことによりまして、増額補正をするものでございます。
その次、1枚めくっていただきまして14ページをお願いいたします。下のほう、18目の地域住民生活等緊急支援費(地方創生上乗せ分)でございます。説明欄のところに事業名が書いてありますが、6月補正で計上させていただいた事業の財源振替をしているものもございますので、新しいものだけを説明させていただきます。一番上の丸、東郷梨地域連携栽培プロジェクト事業200万円。これは地元企業を中心といたしまして後継者のいない高齢の梨農家の果樹園を借りて梨栽培を行い、6次産業化を目指す取り組みを支援するものでございます。丸の1つ飛びまして鳥取梨等生産振興事業420万2,000円。6月の補正予算で梨の防除設備導入に対します県の3分の1の補助金を計上しましたが、このたびのこの地方創生の上乗せ分を活用いたしまして町の独自の支援、6分の1を上乗せして交付するものでございます。その次の東郷梨栽培促進事業225万円。100年樹を幅広く周知するための看板設置ですとか、梨の新植、改植に対する町独自の支援など、産地のブランドを盛り上げるための経費でございます。14ページの一番下の丸です。沿岸漁業活性化推進事業116万7,000円。この事業に対しましては県の3分の1の助成がありますが、事業主体のほうに直接交付されます。町独自のこの省エネ型エンジン購入費に対します6分の1の上乗せの助成経費を計上したところでございます。
1枚めくっていただきまして、16ページをお願いいたします。3款民生費、1項の社会福祉費、1目の社会福祉総務費でございます。説明欄の2番目、バリアフリー環境整備促進事業234万9,000円です。町内の事業所が多目的トイレを設置する費用に対します国、県、町合わせまして4分の3の助成をするものでございます。
17ページをお願いいたします。2項の児童福祉費、1目の児童福祉総務費でございます。説明欄の4つ目、放課後児童クラブ整備事業4,550万円。羽合小学校の敷地内に新たに放課後児童クラブの施設整備を行う経費でございます。
1枚めくっていただきまして、18ページの一番下のほうでございます。4款衛生費、1項保健衛生費、2目の予防費、説明欄の高齢者インフルエンザ予防接種費94万6,000円です。これはワクチンの株種が従来の3価から4価に変更になることが決定をいたしました。町の助成額を引き上げるための経費を計上しております。
1枚めくっていただきまして、20ページをお願いいたします。6款の商工費、1項商工費、2目の商工振興費です。町商工会羽合支所解体補助金に903万9,000円を計上いたしました。
それから、5目の温泉ふれあい会館費、これハワイゆ~たうんでございます。温泉ふれあい会館施設整備費、それから温泉ふれあい会館指定管理等経費、合わせまして661万2,000円を計上いたしました。ハワイゆ~たうんの内壁に亀裂が生じておりまして、これを修繕する経費でございまして、工事の期間中の補償金とあわせて計上しております。
それから、一番下の7目の
グラウンドゴルフのふる里公園費、
グラウンドゴルフのふる里公園施設整備事業682万2,000円の増額計上です。26年度の繰り越し事業でスーパースライダーの走路の一部を修繕いたしましたけれども、ほかの部分につきましても劣化が顕著でございまして、修繕計画を一部前倒しをして実施するものでございます。
その次の21ページの上のほうでございますが、7款土木費、2項道路橋りょう費、2目の道路維持費でございます。道路維持事業に549万7,000円。町道の維持修繕に要する経費の増額でございます。
最後、22ページをお願いいたします。9款教育費、2項小学校費、1目学校管理費、説明欄の上です。羽合小学校管理運営臨時経費5,870万5,000円を計上いたしました。羽合小学校の特別支援教室の増設に係る経費を計上しております。
一般会計は以上でございます。
○議長(光井 哲治君) 続いて、健康推進課長。
○健康推進課長(瀬戸 隆行君) では、議案第86号、平成26年度
湯梨浜町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)の補足説明をさせていただきます。
予算書6ページをごらんいただきたいと思います。主なものを説明させていただきます。
2の歳入でございます。1款国民健康保険税、1項国民健康保険税、1目の一般被保険者分と2目の退職被保険者とを合わせまして2,285万7,000円の減額でございます。要因といたしましては、当初予算と比較いたしまして世帯数、被保険者数、これの減、それから所得の減額が上げられます。内訳といたしましては、所得割が2,166万、資産割が247万、均等割で456万、平等割で126万、軽減分で137万以上が減額となりました。反対に、増額の要因といたしましては限度超過分が847万となりました。これは幾ら所得がふえてもこれ以上いただかないという限度額設定により、税額が頭打ちされるものでございます。今年度は税制改正によりまして、例えば医療分であれば限度額が51万だったものが52万に増となっております。この限度額の増と所得の減少により頭打ちが少なくなり、税額がふえたものでございます。これらをトータルいたしまして、全体で減額となったものでございます。
続きまして、4款前期高齢者交付金、1項前期高齢者交付金、1目前期高齢者交付金でございます。これは前々年度の事業の額の確定によるもので、12万6,000円減額とさせていただいたものでございます。
続きまして、8款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金でございます。これは主な原因は、特別医療制度の改正に伴う事前準備のための一般会計臨時職員の人件費を一部振りかえさせていただいたものでございます。12万8,000円の減額でございます。
続きまして、7ページでございます。9款繰越金、1項繰越金、1目繰越金でございます。前年度の決算に伴いまして繰越金が確定いたしましたので、4,000万2,000円増額するものでございます。
はぐっていただきまして、8ページをごらんいただきたいと思います。3の歳出でございます。
1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費15万5,000円の減額でございます。これは歳入のところで説明させていただきましたが、特別医療制度の改正に伴う人件費の振りかえが要因でございます。
次に、2款保険給付費、1項療養諸費、3目一般被保険者療養費、これが178万6,000円の増でございます。これは7月までの療養費が前年度に比較いたしまして約5割増加しておりまして、今後も支出が見込まれるためでございます。内容は、柔道整復及びコルセット代の金額が高額になったためでございます。
次に、3款後期高齢者支援金等、1項後期高齢者支援金等、1目後期高齢者支援金で37万5,000円増額するものでございます。これも前々年度の額の確定によるものでございます。
次に、9ページでございます。6款介護納付金、1項介護納付金、1目介護納付金、これが21万円の減額になっております。これも前々年度の事業の額の確定によるものでございます。
次に、10款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、3目療養給付費交付金等償還金でございますが、1,408万3,000円追加させていただくものでございます。内容は、26年度の決算に伴いまして超過交付いただいたものを返還するものでございます。特定健診負担金等につきましては24万円を国と県へ、残りの1,384万円につきましては療養給付費等負担金ということで、国と支払い基金のほうへそれぞれ返還するものでございます。
最後に12款予備費、1項予備費、1目予備費92万3,000円の追加で収支の調整を図らせていただきました。
なお、給与明細につきましては省略させていただきます。以上でございます。
○議長(光井 哲治君) 続いて、長寿福祉課長。
○長寿福祉課長(
地域包括支援センター所長)(竹本 恵子君) 議案第87号、平成27年度
湯梨浜町介護保険特別会計補正予算(第2号)の補足説明をさせていただきます。
このたびの補正は、先ほどの提案理由でもありましたが、平成26年度決算の確定による繰越金と給付費等の実績に基づく国庫支出金等の返還金を計上させていただいております。
6ページをお願いいたします。歳入でございます。
4款1項支払基金交付金、2目地域支援事業交付金につきましては、平成26年度の介護予防事業等の地域支援事業実績により支払い基金からの交付金が2万9,000円の追加交付となりましたので、その金額を計上させていただいております。
7款繰越金、1項繰越金、1目の繰越金につきましては、平成26年度の決算により繰越金が5,255万9,000円となりましたので、当初予算との差額4,255万9,000円を計上させていただいております。
7ページ、歳出のほうになりますが、4款1項の1目予備費につきましては、歳入歳出の差し引きにより1,923万2,000円の増額を計上いたしております。
5款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、2目償還金につきましては、平成26年度の事業実績に基づく精算金としまして国庫支出金の返還金2,335万6,000円を計上いたしております。介護給付実績に係る返還金が2,303万6,000円、介護予防事業等の地域支援事業の実績に係る返還金が27万7,000円、介護保険システム補助金に係る返還金が4万3,000円でございます。以上でございます。
○議長(光井 哲治君) 続いて、産業振興課長。
○産業振興課長(前田 啓嗣君) それでは、議案第88号、平成27年度
湯梨浜町温泉事業特別会計補正予算(第2号)につきまして補足して説明を申し上げます。
歳入につきましては、変更ございません。
予算書4ページをお願いいたします。歳出でございます。
1款総務費、1項総務管理費、1目の一般管理費のうち温泉事業総務管理経費の修繕料として50万円を計上させていただきました。6月補正におきましても修繕料を増額をさせていただきましたが、その後もドレーンバルブの交換など温泉配管の老朽化のため修繕費がかさんでいるところでございます。今後も修繕等が予想されることから、速やかに修繕ができるよう増額をお願いするものでございます。
また、温泉事業推進基金積立金につきましては、その財源を修繕料に充当するため減額することとしています。以上でございます。
○議長(光井 哲治君) 続いて、建設水道課長。
○建設水道課長(小林 長志君) 議案第89号、議案第90号までの2会計の補足説明をいたします。
初めに、議案第89号、平成27年度
湯梨浜町下水道事業特別会計補正予算(第2号)の補足説明をいたします。
歳入でございます。6ページをお願いいたします。
4款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金ですが、増額の216万1,000円を計上しております。
歳出でございます。7ページをお願いします。
2款事業費、2項公共下水道整備事業費、1目維持管理費ですが、1,000円を計上しております。内訳としましては、公共下水道維持における不明水の対策のための工事費と原材料費の組み替えでございます。
2目施設整備事業費ですが、216万円を計上させていただいております。内訳につきましては、新規加入5カ所の管渠築造、汚水ます設置に係る工事費を増額計上させていただいております。
3款公債費につきましては、財源の組み替えでございます。
続きまして、議案第90号、平成27年度
湯梨浜町簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)の補足説明をさせていただきます。
歳入でございます。6ページをお願いします。
3款繰入金、1項一般会計繰入金、1目一般会計繰入金ですが、増額の140万4,000円を計上させていただいております。
4款諸収入、1項雑入、1目雑入ですが、落雷によります石脇水源地修繕分の建物共済金を20万円計上させていただいております。
歳出でございます。7ページをお願いします。
1款衛生費、1項上水道費、1目簡易水道費ですが、筒地水源地のポンプ整備の取りかえ工事分の補正でございます。増額の160万4,000円を計上させていただいております。
2款公債費につきましては、財源の振りかえによるものでございます。以上でございます。
○議長(光井 哲治君) 続いて、企画課長。
○企画課長(中本 賢二君) それでは、議案第91号、平成27年度
湯梨浜町宇野財産区
特別会計補正予算(第1号)の補足説明をさせていただきます。
めくっていただきまして、6ページを見ていただきたいと思います。歳入でございます。
2款繰入金、1項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金でございます。これにつきましては、歳出の財源として財政調整基金の繰り入れを行う33万2,000円の増額でございます。
3款の繰越金、1項の繰越金、1目繰越金でございますが、これは前年度繰越金が確定したもの6万8,000円を計上させていただきました。
続きまして7ページ、歳出でございます。
歳出で1款の総務費、2項の総務管理費、1目一般管理費でございます。これにつきましては、宇野のふれあいホールの外壁の修繕に伴う宇野区運営補助金負担金として40万円を計上させていただきました。以上でございます。
○議長(光井 哲治君) 続いて、建設水道課長。
○建設水道課長(小林 長志君) 議案第92号、平成27年度
湯梨浜町水道事業会計補正予算(第2号)の補足説明をさせていただきます。
6ページをお願いいたします。収益的支出でございます。
1款水道事業費、1項営業費用、1目原水及び浄水費で羽合水源の井戸ケーシングの補修としまして機械施設維持修繕費としまして増額216万円を予定させていただいております。
2目配水及び給水費です。漏水対応の修繕費としまして増額180万円を予定させていただいておるところでございます。
続きまして、資本的支出でございます。
1款資本的支出、1項建設改良費、1目原水施設工事費で、これにつきましては羽合の水源の井戸ケーシングの改修に伴うポンプ取りかえを、増額としまして310万円の増額を予定させていただいております。
2目配水施設工事費です。国道179号への
羽合送水管布設工事の増額としまして、600万円を予定させていただいておるところでございます。以上でございます。
○議長(光井 哲治君) 以上で補正予算の提案理由の説明を終わります。
議案第85号から議案第92号までの審議は9月25日に行います。
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◎日程第31 議案第93号 から 日程第34 議案第96号
○議長(光井 哲治君) 日程第31、議案第93号、
湯梨浜町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてから日程第34、議案第96号、
湯梨浜町特別医療費助成条例の一部を改正する条例についてまでの4議案を一括議題とします。
提案理由の説明を求めます。
宮脇町長。
○町長(宮脇 正道君) 議案第93号、
湯梨浜町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてから議案第96号、
湯梨浜町特別医療費助成条例の一部を改正する条例についてまで、一括して提案理由を申し上げます。
議案第93号、
湯梨浜町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について提案理由を申し上げます。
都市地域から湯梨浜町に移住し、地域協力活動に従事する湯梨浜町
地域おこし協力隊の設置に当たり、職員の報酬を定めるために条例の改正を行うものでございます。
続いて、議案第94号、
湯梨浜町個人情報保護条例の一部を改正する条例について提案理由を申し上げます。
このたびの一部改正は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律が平成27年10月5日施行されるのに伴い、同法で新たに規定された個人番号をその内容に含む個人情報である特定個人情報の追加、その他所要の改正を行うものでございます。
議案第95号、
湯梨浜町手数料条例の一部を改正する条例について提案理由を申し上げます。
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆるマイナンバー法が平成27年10月5日に施行されるのに伴い、平成27年10月から随時住民登録されている者に通知カードが交付され、そのうち申請した者には平成28年1月から個人番号カードが交付されることになります。その際、通知カード及び個人番号カードの初回の交付や発行側のミスによる破損など、やむを得ない場合の再交付については無料となりますが、個人の紛失等により再交付をする際の手数料は有料とするため、所要の改正を行おうとするものでございます。
続きまして、議案第96号、
湯梨浜町特別医療費助成条例の一部を改正する条例について提案理由を申し上げます。
本年6月30日に鳥取県特別医療費助成条例の一部が改正され、小児医療費の助成対象者の範囲が来年4月1日から拡大されるのに伴い、所要の改正を行うものです。
具体的には、現在の15歳までのものを18歳までと対象年齢を引き上げるものでございます。
また、国民健康保険法で規定する就学中の被保険者の特例及び高齢者の医療の確保に関する法律により規定する病院等に入院中の各被保険者等の特例の取り扱いにつきましては、各法の規定に準じて現在運用していますが、今回の改正にあわせて規定を盛り込み、条例を整備するものでございます。
以上、いずれも地方自治法第96条第1項の規定により本議会の議決を求めるものでございます。
詳細につきましては、それぞれ担当課長が御説明いたしますので、御審議をいただき御議決を賜りますようお願いいたします。
○議長(光井 哲治君) 続いて、担当課長より補足説明を求めます。
総務課長。
○総務課長(蔵本 知純君) それでは、議案第93号、
湯梨浜町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について補足説明をさせていただきます。
議案書をはぐっていただきまして、一部改正条例の案を添付しております。
地域おこし協力隊の経費につきましては当初予算に計上しておりますけれども、このたびの9月補正の予算で隊員への報償金を報酬に組み替えるように提案をさせていただいております。協力隊は10月以降に設置予定でございますが、隊員は月額報酬の非常勤職員としたいと考えておりまして、この条例の別表を改正するものでございます。
具体的には、中ほどの別表の文化会館長の次の欄に
地域おこし協力隊隊員、月額16万6,000円を加えるものでございます。
附則といたしまして、この条例は平成27年10月1日から施行するものでございます。以上です。
○議長(光井 哲治君) 続いて、企画課長。
○企画課長(中本 賢二君) それでは、議案第94号、
湯梨浜町個人情報保護条例の一部を改正する条例について補足説明をさせていただきます。
議案書をめくっていただきたいと思います。改正後、改正前で比較しております。改正後のほうで説明させていただきます。
第1条でございます。これにつきましては目的でございますが、漢字表記が可能になったための変更でございます。
第2条の定義でございます。めくっていただきまして下線を引いた部分でございますが、これにつきましては番号法施行に伴う個人番号及び特定個人情報の定義を追加するものでございます。
続きまして、第6条、個人情報事務取扱の届け出等でございます。これにつきましては、個人情報を届け出、登録する事務の処理についてでございます。(1)につきましては、改正前と同じでございます。(2)につきましては、1年以内に消去する個人情報のみを記録するものということで、ただし特定個人情報を利用する事務についてはこの限りではないということを追加しております。それと(3)番におきましては、本人の数が規則で定める数に満たないもの。ただし、特定個人情報を利用する事務においてはこの限りでないというものを追加させていただいておるところでございます。
続きまして、第8条、個人情報の利用、提出の制限でございます。これにつきましては、特定個人情報の取り扱いの追加をするものと変更でございます。
続きまして、3ページ、8条の2でございます。これにつきましては、第1項につきましては、特定個人情報の利用目的以外の目的のために利用はしてはならないというものを追加するものでございます。
2項につきましては、全部読ませていただきます。前項の規定にかかわらず、実施機関は個人の生命、身体及び財産の保護のために必要がある場合であって、本人の同意があり、または本人の同意を得ることが困難であるときは、特定個人情報を取り扱う事務における特定個人情報の利用目的以外の目的に特定個人情報を利用することができる。ただし、特定個人情報に係る本人、第三者の権利利益を不当に害するおそれがあるときはこの限りではないということで、原則は生命、身体などの場合のみだということをうたっているところでございます。
第8条の3につきましては、実施機関は番号法19条各号のいずれかに該当する場合を除き特定個人情報を提供してはならないということで、番号法19条に掲げているものでないと提供はできないというものをここで出しているところでございます。
第11条でございます。これにつきましては開示請求でございますけども、番号法の施行に伴い特定個人情報の開示請求の取り扱いを追加するものでございます。
めくっていただきまして、4ページでございます。12条、開示請求の手続でございます。番号法の施行に伴う特定個人番号の取り扱いの読みかえ及び追加で行うものでございます。
続きまして、13条でございますが、実施機関の開示義務でございます。この現行の条例と行政機関個人情報保護法というのが施行されておるわけですけれども、その相違がある部分につきまして不開示情報の内容を追加するものでございます。
続きまして、15条でございます。15条は裁量的開示でございます。これにつきましては、13条と同じく行政機関の個人情報保護法との相違部分がある部分を変更するものでございます。
22条でございます。利用停止の請求でございます。めくっていただきまして、個人番号のこれも施行に伴う規定、特定個人情報の取り扱いを追加するものでございます。
同じく23条、提供停止の請求、24条、訂正等の請求の手続及び27条、訂正等の実施につきましても、今回の個人番号法の規定の内容を個人情報の取り扱いとして追加するものでございます。
28条でございます。費用負担でございます。これにつきましては、同じく番号法の施行に伴って発生した内容でございますけども、その中に現在は費用負担は全て実費負担という形で施行しておりますけども、特定個人情報におきましては本人について経済的困難その他の理由が認められるときは当該特定個人情報の写しの作成または送付に要する費用を減免し、または免除することができるということが規定されていますので、これを追加するものでございます。
31条、個人情報保護審査会におきましては、番号法の規定により特定個人情報ファイルを保有する場合には項目の評価を行うということでございます。それにつきましては、個人情報保護審査会の意見をしなければならないということが規定されておりますので、これを追加するものでございます。
36条におきましては、番号法の施行に伴う追加を行うものでございます。
続きまして、めくっていただきまして8ページ、第2条でございます。第2条におきましては、最後、附則のほうで説明しますけども、この情報提供等の記録というもの、情報の共有をするというのが国がするのが平成29年の1月から開始するということで、先ほど1条のほうで申しました適用時期が違うものですから、別枠で今回提案させていただいているところでございます。
第2条の定義でございます。4項に情報提供等の記録を番号法の23条第1項及び第2項に規定する記録に記録された特定個人情報ということで定義を示しております。
そのほかにつきまして、第8条の2とか22条、27条におきましても今回の番号法の施行に伴う関係で追加等、変更を行ったものでございます。
附則としましては、この条例は平成27年10月5日に施行する。ただし、第2条の改正は行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用に関する法律(平成25年法律第27号)附則第1条第5号に定める施行の日から施行するという形で、2つで分けて附則を上げさせていただいたところでございます。以上でございます。
○議長(光井 哲治君) 続いて、町民課長。
○町民課長(重松 雅文君) 議案第95号、
湯梨浜町手数料条例の一部を改正する条例について補足の説明をさせていただきます。
平成27年の10月5日から行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律が施行されます。10月5日からは随時通知カードが交付され、来年1月からは申請によりまして個人番号が交付されることとなっております。
今回の条例の改正内容は、このカードそして個人番号カードの初回の交付、そしてカードの追記欄の余白がなくなったとか、あるいは発行者のミスによる破損などでやむを得ないと認められる場合に限って再交付の手数料は無料ということになるわけですけども、これ以外の例えば個人が紛失してしまったとか焼失してしまったとかいったような場合の再交付の手数料は有料とするというものでございます。
また、個人番号カードによりまして27年の12月31日現在の住民基本台帳カードの発行が中止となるための一部改正でもあります。
具体的には、通知カードの交付手数料を500円、それから個人番号カードの再交付手数料は800円ということであります。そして住民基本台帳の交付手数料及び再交付手数料の徴収は、先ほど申しましたように27年の12月31日で廃止をするということでございます。
今回の条例は、2本立ての一部改正の条例になっております。1条については太線で囲んだ部分、改正後の太線で囲んだ部分、通知カードの再交付について1枚につき500円というものを新規に追加いたします。
第2条におきましては、改正前の太線で囲んだ部分に現在の住民基本台帳カードの交付、再交付、これにかわりまして個人番号カードの再交付について1枚につき800円というふうに変更するものでございます。
なお、個人番号カードの再交付に係る個人からの徴収金額につきましては、今申し上げました手数料800円に電子証明書の再交付に必要であります200円を上乗せした1,000円を窓口でいただくことになります。この200円と申しますのが、この電子証明書の再発行の交付手数料の200円は、個人番号カードのこの製作元であります地方公共団体情報システム機構というのがございますけども、ここに機構からの委託に基づきまして便宜的にこの200円を町が徴収し、機構に後でお支払いをするという手順になっているものでございます。
附則としまして、この条例第1条は27年10月の5日から施行いたします。第2条については、28年の1月1日から施行するというものでございます。以上でございます。
○議長(光井 哲治君) 続いて、健康推進課長。
○健康推進課長(瀬戸 隆行君) 議案第96号、
湯梨浜町特別医療費助成条例の一部を改正する条例について補足説明をさせていただきます。
今回の改正は、県の特別医療費助成条例の改正に伴うものと、もう一つは今まで法に準じて取り扱っていたものを大もとの法律であります国民健康保険法とか、それから高齢者の医療の確保に関する法律とか、これの整合性を図らせていただくためにあわせて改正するものでございます。
1ページをごらんいただきたいと思います。これは住所地特例の関係でございまして、大もとの法律との整合性を図るものでございます。
第2条第1項では特別医療の対象者を定義しております。第1号では町内に住所のある者を原則としていますが、括弧内で住所がありますが他の保険者が対象とする特例の者を除外しています。そして第2号、第3号では反対に本町に住所はありませんが特例として本町の対象となる者を再度上げておるというようなことでございます。
具体的には、第1号の3行目でございますが、アンダーラインで「第116条又は」と書いております。これは就学中の被保険者の特例、いわゆるマル学のことでございまして、本町に転入された学生は住所があっても転入元の国保のマル学となりますので、特例で対象外ということで整理させていただいております。
次に、1号の4行目でございます。「若しくは第2項」とアンダラーインをここへつけておりますが、これは国保の被保険者で2つ以上の病院等に継続して入院等をされている方のことでございます。ほかの町から本町に入院等転入してこられた場合は、特例としてもとの市町村の国保ということで扱われますので、この方は特別医療の対象外ということで除外させていただいております。これを整理したものでございます。
続いて、下から5行目の「又は第2項」とアンダーラインをつけておりますが、これは後期高齢者の方でございまして、先ほど説明しました2つ以上の施設、病院等に継続して入院されておられる方のことでございます。本町に施設入所等で転入してこられましても、もとの広域連合の後期高齢者として特別に扱われますので、この方も対象から除外ということで整理させていただきました。
続きまして、2ページをごらんいただきたいと思います。1行目の「第116条又は」は、先ほど説明しましたマル学のことでございます。本町に住所がなくても、本町の国保のマル学の方につきましては特例で本町の特別医療の対象となりますので、これも整理させていただきました。
次に、別表の第6号でございます。これは15歳を18歳に改正しております。これは県の特別医療費助成条例の改正に伴い改正するものでございます。現在の小児医療の対象者は0歳から15歳までとなっておりますが、これを18歳の年度末までということで拡大するものでございます。
施行日は公布の日としておりますが、小児医療拡大の部分だけは来年の4月1日からということにさせていただいております。
また、経過措置といたしまして、改正後の医療費の助成は施行日以降に受けた医療に適用するものとして、それ以前のものは従前の例によるものとしております。以上でございます。
○議長(光井 哲治君) 以上で議案の提案理由の説明を終わります。
議案第93号から議案第96号までの審議は、9月25日に行います。
ここでしばらく休憩します。再開は10分後。
午後2時46分休憩
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午後2時56分再開
○議長(光井 哲治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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◎日程第35 議案第97号
○議長(光井 哲治君) 日程第35、議案第97号、訴え提起前の和解についてを議題とします。
提案理由の説明を求めます。
宮脇町長。
○町長(宮脇 正道君) 議案第97号、訴え提起前の和解について提案理由を申し上げます。
町有地に存在する一部倒壊した家屋について、家屋所有者及び家屋居住者に対しそれぞれ建物収去土地明け渡し請求及び建物退去土地明け渡し請求で訴えを提起することについて、本年7月の臨時議会において御議決を賜りました。
ところが、この議会後、家屋居住者が7月下旬に入院された際、家財処理について同意され、8月中旬にお亡くなりになりました。また、家屋所有者も家屋の無償譲渡、撤去について訴えの提起前にそのような意向を伝えられ合意に至りましたので、地方自治法第96条第1項第12号の規定により本議会の議決を求めるものでございます。
詳細につきましては、担当課長が御説明申し上げますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。
○議長(光井 哲治君) 続いて、担当課長より補足説明を求めます。
総務課長。
○総務課長(蔵本 知純君) それでは、議案第97号、訴え提起前の和解について補足説明をさせていただきます。
議案書の下のほうをお願いいたします。1の相手方でございます。相手方1、相手方2、それぞれ記載のとおりでございます。
2の和解の要旨でございます。(1)建物収去土地明け渡し請求及び建物退去土地明け渡し請求の訴え提起前に相手方2の方がお亡くなりになられました。相手方2の方からは生前に動産処分同意書を徴しておりまして、建物退去土地明け渡し請求につきましては訴えの必要性がなくなったというものでございます。
(2)でございます。建物収去土地明け渡し請求の案件につきましては、相手方1の方から町へ建物を無償譲渡していただくこととしております。町はその後、県道拡幅工事に伴い建物を除却し、その後、鳥取県へ県道用地として土地を提供するものでございます。以上です。
○議長(光井 哲治君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(光井 哲治君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(光井 哲治君) 討論がないようですから、討論を終結します。
これより採決します。
本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(光井 哲治君) 異議なしと認めます。よって、議案第97号は、原案のとおり可決されました。
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◎日程第36 報告第7号 及び 日程第37 報告第8号
○議長(光井 哲治君) 日程第36、報告第7号及び日程第37、報告第8号の2件の報告を一括議題といたします。
順次報告を求めます。
宮脇町長。
○町長(宮脇 正道君) 報告第7号、平成26年度
湯梨浜町健全化判断比率の報告及び報告第8号、平成26年度
湯梨浜町資金不足比率の報告について、一括して御報告を申し上げます。
これは地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、監査委員の意見を付して本議会に報告するものでございます。
平成26年度
湯梨浜町健全化判断比率につきまして、実質赤字比率は実質収支額が黒字でしたので比率算定対象外でございました。
連結実質赤字比率も、連結実質収支額が黒字でしたので比率算定対象外でございました。
実質公債費比率は15.5%、将来負担比率は29.3%で、4つの指標とも早期健全化基準以下でございました。
次に、平成26年度
湯梨浜町資金不足比率につきましては、水道事業会計から温泉事業特別会計までの算定対象6会計全て資金不足が生じていないため、比率算定対象外でございました。6会計全て経営健全化基準以下となっております。以上でございます。
○議長(光井 哲治君) 続いて、報告第7号及び報告第8号に対する監査委員の意見を求めます。
代表監査委員。
○代表監査委員(礒江 俊二君) まず、平成26年度財政健全化についての審査結果を報告いたします。
2ページをお願いします。審査の結果で、個別意見ということで下のほうに書いております。実質赤字比率につきましては、これは当町の普通会計の実質赤字額が標準財政規模に占める割合、それから連結実質赤字比率につきましては当町の全ての会計の実質赤字額が当町の標準財政規模に占める割合でございますが、これらはいずれも黒字となっておりまして、比率算定外で良好だということでございます。
それから、③の実質公債費比率につきましては、当町が負担すべき起債償還額、これにつきましては広域連合等の起債償還額の当町の負担分も含まれますが、標準財政規模に対してどの程度になるかを示す比率で、3年間の平均値です。これは前年度より0.8ポイント下がって15.5%となっており、健全化基準の25.0%を下回っております。主な減少要因は、実質的な公債費の額が大幅に減少したということ、それから単年度公債比率の高かった平成23年度にかわって26年度は低かったもんですから、これが新たに算定対象になったということでございます。
それから、④番目の将来負担比率につきましては、当町が今後負担すべき公債費の償還額あるいは退職手当負担金等の額、これも広域連合分の当町負担分を含みますけれども、これが標準財政規模に対してどの程度になるかを示す比率でございますが、前年度より15.3ポイント下がった29.3%で、健全化基準比率の350%を大きく下回っております。
なお、参考までに我が町の一番高かったときは平成19年度の186.8%ということで、相当改善していることが認められるところでございます。
主な減少要因は、高額な起債償還事案の終了、それから新規起債の抑制等により将来負担額自体が減少したということと、先ほど来決算報告でも言っております充当可能な基金の額が増加したことでございます。
それから、はぐっていただいて4ページです。これは公営企業会計の経営健全化審査の結果でございます。対象の会計は、ここに上がっております水道事業会計以下6会計でございます。
意見として、各会計の資金不足比率については各会計とも所定計算による資金不足額がゼロないし余剰ということになるため、比率計算対象外で良好だと認められるところでございます。以上です。
○議長(光井 哲治君) これより報告第7号、平成26年度
湯梨浜町健全化判断比率の報告についての質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(光井 哲治君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。
続いて、報告第8号、平成26年度
湯梨浜町資金不足比率の報告についての質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(光井 哲治君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。
以上で報告第7号及び報告第8号を終わります。
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◎日程第38 諮問第1号
○議長(光井 哲治君) 日程第38、諮問第1号、
湯梨浜町人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題とします。
提案理由の説明を求めます。
宮脇町長。
○町長(宮脇 正道君) 諮問第1号、
湯梨浜町人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて提案理由を申し上げます。
現在、本町では7名の人権擁護委員が法務大臣より委嘱されて、基本的人権の擁護活動に携わっておられます。そのうち2名の方の任期が平成27年12月末日をもって満了となることから、その後任として次の方を推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により本議会の議決を求めるものでございます。
推薦候補者は、敬称は略させていただきます。住所、湯梨浜町大字別所、千熊一郎、再々任でございます。もう一方が、住所、湯梨浜町大字藤津、氏名、川崎もと子、再任。以上でございます。
○議長(光井 哲治君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(光井 哲治君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(光井 哲治君) 討論がないようですから、討論を……(発言する者あり)
しばらく休憩いたします。
午後3時08分休憩
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午後3時08分再開
○議長(光井 哲治君) 再開します。
それでは、討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(光井 哲治君) 討論がないようですから、討論を終結します。
お諮りします。本案は、原案のとおり適任者と認めることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(光井 哲治君) 異議なしと認めます。よって、諮問第1号は、原案のとおり適任者と決定いたしました。
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○議長(光井 哲治君) お諮りいたします。11日から13日までは会議規則第10条第1項及び第2項の規定により休会としたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(光井 哲治君) 御異議なしと認めます。よって、11日から13日までは休会とすることに決定しました。
以上で本日の日程は全部終了しました。
本日はこれで散会します。
なお、14日の本会議は午前9時から会議を開きますので、定刻までに出席してください。
大変お疲れさまでございました。
午後3時10分散会
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