日程第1
会議録署名議員の
決定
○
議長(
福谷直美君)
日程第1、
会議録署名議員の
決定を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第88条の
規定により、7番
大月悦子議員、10番
佐藤博英議員を
議長において指名いたします。
日程第2
会期の
決定
○
議長(
福谷直美君)
日程第2、
会期の
決定を行います。
本
定例会の
会期は、先般開催をした
議会運営委員会において協議をし、連絡しているとおりでありますが、お
手元に配付しておりますとおり、本日から9月22日までの18日間といたしたいと思います。これに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
福谷直美君) 御
異議なしと認めます。よって、本
定例会の
会期は、9月5日から9月22日までの18日間と
決定いたしました。
日程第3
説明のため
出席を求めた者の
報告
○
議長(
福谷直美君)
日程第3、
説明のため
出席を求めた者の
報告であります。
これは、
広田市長ほか、お
手元に配付いたしているとおりであります。
なお、本日届出のあった
事故者は、
議員では
伊藤正三議員、
病気療養のため今
会期中欠席であります。当局ではございません。以上、
報告いたします。
この際、
令和4年6月4日から
令和4年8月26日までの
事務処理概要をお
手元に配付しているとおり
報告いたします。
日程第4
議案の
上程並びに
提案理由の
説明
○
議長(
福谷直美君)
日程第4、
議案の
上程並びに
提案理由の
説明に移ります。
報告第4号、
認定第1号から第11号まで、
議案第49号から第57号までを一括して議題といたします。
提案理由の
説明を求めます。
広田市長。
○市長(
広田一恭君)(
登壇) 皆さん、おはようございます。それでは、本
定例会に提案いたしました諸
議案につきまして、その
概要を御
説明申し上げます。
今
議会に提案いたしました
議案は、
報告案件1件、
決算案件13件、
予算案件1件、
条例案件4件、
一般案件2件の
合計21件であります。
初めに、
報告第4号
令和3
年度倉吉市
健全化判断比率及び
令和3
年度倉吉市
資金不足比率についてであります。
地方公共団体の
財政の
健全化に関する
法律第3条第1項及び第22条第1項の
規定に基づき、
令和3
年度決算における
実質赤字比率、
連結実質赤字比率、
実質公債費比率及び将来
負担比率の4指標から成る
健全化判断比率並びに
公営企業ごとの
資金不足比率を
報告します。
令和3
年度決算における
実質赤字比率及び
連結実質赤字比率は、
一般会計等の
実質収支の額の
合計及びこれにその他の
特別会計の各
実質収支の額を加えたものがそれぞれ
黒字のため、いずれも値なしとなっています。
実質公債費比率は
標準財政規模に占める
公債費等の割合を直近3か年の平均により示すもので、
令和3
年度決算におけるその値は10.0%でした。
令和2
年度決算では11.6%でしたので、1.6ポイント
減少しています。これは、分子に当たるもののうち
公営企業などに係る
公債費の
負担が
減少したことに加え、
分母に当たる
普通交付税が
増加したことによるものです。
将来
負担比率は
地方債残高や
債務負担行為残高等、将来市が
負担すべき実質的な負債の
標準財政規模に対する
比率で、
令和3
年度決算におけるその値は66.4%でした。
令和2
年度決算では89.2%でしたので、22.8ポイント
減少しています。これは、
地方債残高と
公営企業債などへの
繰り出し見込額が
減少したことに加え、
起債償還に充当可能な
基金の
残高が
増加したことなどによるものです。
資金不足比率は、
水道事業、
下水道事業及び
温泉配湯事業のいずれの
公営企業に係る
特別会計も
資金不足を生じていないため、全て値なしとなりました。
以上述べましたとおり、
令和3
年度決算における
健全化判断比率及び
資金不足比率は、全て
早期健全化基準等を下回っています。
次に、
認定第1号から
認定第11号までの
令和3
年度の
一般会計及び10の
特別会計の
歳入歳出決算並びに
議案第49号
令和3
年度水道事業会計利益の
処分及び
決算の
認定及び
議案第50号
令和3
年度下水道事業会計資本金の額の
減少及び
決算の
認定についてであります。
これらの
決算について、
地方自治法第233条第2項の
規定及び
地方公営企業法第30条第2項の
規定に基づき、
監査委員の
審査を受けましたので、その
意見書を添えて本
議会の
認定に付するものです。
まず、
認定第1号
令和3
年度倉吉市
一般会計歳入歳出決算の
認定についてであります。
令和3
年度の
一般会計は、
歳入決算額324億7,776万円、
歳出決算額310億8,937万9,000円、
歳入歳出差引き13億8,838万1,000円で、翌
年度へ繰り越すべき
財源4億2,820万2,000円を差し引いた
実質収支は9億6,017万9,000円となっています。
歳入の主なものとしては、
市税55億2,627万8,000円、
地方交付税85億2,908万8,000円、
国庫支出金63億9,683万3,000円、
市債19億1,669万5,000円となっています。
歳出の主なものとしては、
総務費52億7,354万円、
民生費109億2,415万6,000円、
商工費34億5,468万2,000円、
教育費18億1,308万7,000円となっています。
令和3
年度の
経常収支比率は86.4%となり、前
年度の90.6%から4.2ポイント
減少しています。これは、
分母となる
経常一般財源等が
地方交付税や
地方消費税交付金等の
増加により大きくなったことによるものです。
令和3
年度末における
財政調整基金残高は前
年度末
残高から3億4,941万7,000円
増加して18億8,433万7,000円に、
減債基金残高は前
年度末
残高から1億9,601万4,000円
増加して13億8,055万3,000円となりました。
次に、
認定第2号から
認定第11号までの
令和3
年度の各
特別会計の
歳入歳出決算の
認定についてであります。
特別会計全体の
合計で、
令和3
年度では、
歳入決算額113億3,078万4,000円、
歳出決算額110億8,543万6,000円、
歳入歳出差引き2億4,534万8,000円で、翌
年度へ繰り越すべき
財源362万円を差し引いた
実質収支は2億4,172万8,000円となっています。
次に、
議案第49号
令和3
年度倉吉市
水道事業会計利益の
処分及び
決算の
認定についてであります。
利益の
処分については、未
処分利益剰余金5億7,465万円のうち
資本金へ1,983万円を組み入れ、
減債積立金へ300万円、
建設改良積立金へ3,798万円を積み立てようとするものであります。
次に、
決算については、
収益的収入決算額9億577万8,000円、
収益的支出決算額8億3,085万6,000円、差引き7,492万2,000円で、純
利益5,459万2,000円となっております。
また、
資本的収入決算額2億4,537万3,000円、
資本的支出決算額5億4,084万8,000円で、差引き2億9,547万5,000円の
不足を生じることとなりましたので、その
措置として
当年度分損益勘定留保資金等、
所定の
財源をもってこれを補填するものであります。
次に、
議案第50号
令和3
年度倉吉市
下水道事業会計資本金の額の
減少及び
決算の
認定についてであります。
資本金の額の
減少については、
資本金11億7,929万円のうち9,095万円をもって未
処理欠損金を埋めようとするものであります。
次に、
決算については、
収益的収入決算額25億2,010万4,000円、
収益的支出決算額25億811万9,000円、差引き1,198万5,000円で、純
利益176万9,000円となっております。
また、
資本的収入決算額11億8,149万6,000円、
資本的支出決算額20億428万6,000円で、差引き8億2,279万円の
不足を生ずることとなりましたので、その
措置として
当年度分損益勘定留保資金等、
所定の
財源をもってこれを補填するものであります。
次に、
議案第51号
令和4
年度倉吉市
一般会計補正予算(第5号)についてであります。
これは、
普通交付税及び前
年度繰越金の額が確定し、また当初
予算編成時から半年を経過し、その間の情勢の変化などに対応するための必要な
経費について
補正を行うものです。
初めに、
議場の
バリアフリー化などの改修についてであります。
議場について、床面の
段差解消、手すりの
設置などの
バリアフリー化と
天井照明の
LED化などの脱
炭素化を行うもので1,300万円余を計上するものです。
次に、
DX推進についてであります。
市役所の
DX、デジタルトランスフォーメーションを推進するため、
専門人材による
現状分析と
推進計画の
策定のための
経費として200万円、
地域DXを進めるための
調査分析委託料として400万円余をそれぞれ計上するものです。
次に、
防災行政無線の
更新についてであります。
現在運用している
防災行政無線の
機器の
保守期限が
令和6
年度末に到来することから、
デジタル化などの
機能強化を伴う
機器の
更新を行うための
設計業務委託料として800万円余を計上するものです。
次に、
企業誘致についてであります。
市内企業の
事業拡大を支援するため、
西倉吉工業団地の拡張を図るよう、その
測量設計委託料として4,200万円余、
灘手工業団地の
落石対策工事費として6,700万円余、当初
予算以降に
交付要件の整った
事業者への
企業立地促進補助金として1,200万円余をそれぞれ計上するものです。
次に、
関金地区の
観光施設維持管理についてであります。
コロナ禍における厳しい
経営環境の下、せきがね
湯命館の
運営維持を図るため、臨時の
指定管理料として800万円を計上するものです。
次に、
観光関連団体助成事業についてであります。
鳥取県が行う
ポストコロナを見据えた
インバウンド誘致の取組に呼応して
県中部圏域への誘客を図るため、
県中部の市町と
鳥取中部観光推進機構が連携して創設する
支援制度の
負担金として200万円余を計上するものです。
次に、
小学校運営についてであります。
令和5年4月に開校する予定の成徳・
灘手統合小学校の校歌や校章、校旗などの制作に必要な
経費として300万円余、
上北条小学校で児童の安全かつ円滑な移動を支援するために新設するエレベーターの
設計業務委託料として400万円余をそれぞれ計上するものです。
以上、
補正の総額は5億6,106万8,000円の増額で、
補正後の
予算総額は313億1,843万2,000円となります。
次に、
条例案件について御
説明します。
まず、
議案第52号
倉吉市
職員の
育児休業等に関する
条例の一部
改正についてであります。
これは、
職員の
育児休業の
取得回数制限の緩和、
育児参加のための休暇の
対象期間の
拡大等を行うためのものです。
次に、
議案第53号
倉吉市
職員の
福祉制度に関する
条例の一部
改正についてであります。
これは、
地方公務員共済組合法の
改正に伴い、
職員の
福祉制度の対象となる者の
範囲について
所要の
改正を行うものです。
次に、
議案第54号
倉吉市
手数料条例の一部
改正についてであります。
これは、
長期優良住宅の普及の
促進に関する
法律等の
改正が
令和4年10月1日から施行されること等に伴い、
所要の
手数料等を定めるものです。
次に、
議案第55号
倉吉市立小学校及び
中学校設置条例の一部
改正についてであります。
これは、
令和5年3月をもって
成徳小学校及び
灘手小学校を閉校し、並びに4月から両校を統合して新たに
至誠小学校を開校するためのものです。
次に、
一般案件について御
説明します。
まず、
議案第56号
辺地についての
総合整備計画の
策定についてであります。
高城西部、
高城南部及び長谷・忰谷の3か所の
辺地での
光ファイバー整備に関し、それぞれ
辺地に係る
公共的施設の
総合整備のための
財政上の
特例措置等に関する
法律第3条第1項の
規定による
総合整備計画を
策定するに当たり、同項の
規定により本
議会の議決を求めるものです。
次に、
議案第57号
功労表彰についてであります。
それぞれ長年にわたり、
市議会議員として
地方自治の
振興発展に貢献された方、
倉吉市
美術展覧会審査員として
芸術文化の
振興発展に貢献された方、
学校医として
保健衛生の
振興発展に貢献された方、
スポーツ推進委員として体育の
振興発展に貢献された方並びに
交通安全指導員として
生命財産の保護及び交通安全の
普及啓発に貢献された方の7名について、
倉吉市
表彰条例第3条の
規定に基づく
功労表彰を行うため、同
条例第6条の
規定により、本
議会の同意を求めるものです。
以上、今回提案いたしました諸
議案について、その
概要を御
説明いたしました。よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。
日程第5
決算等審査報告
○
議長(
福谷直美君)
日程第5、
決算等審査報告に移ります。
認定案件について、
監査委員より
審査の
報告を求めます。
池田弘之代表監査委員。
○
代表監査委員(
池田弘之君)(
登壇)
監査委員を代表いたしまして、
令和3
年度倉吉市
一般会計及び
特別会計の
決算審査につきまして、御
報告申し上げます。
地方自治法第233条第2項及び同法第241条第5項の
規定により
審査に付されました
令和3
年度各
会計の
歳入歳出決算書及び
事項別明細書、
実質収支に関する
調書、財産に関する
調書並びに
基金の
運用状況に関する
調書について、各
関係諸
帳簿、
証憑書類等の
照合を行いますとともに、
関係資料の提出を求めて
担当職員から
説明を聞いて慎重に
審査いたしました。
審査に付されました各
会計の
歳入歳出決算額は、いずれも
関係法令に準拠して調製されており、計数もそれぞれ符合し、
当年度の
決算を適正に表示しているものと認められました。
当年度の
一般会計及び
特別会計を合わせた
決算総額は、お
手元の
決算審査意見書の4ページに記載しておりますが、
歳入438億854万4,000円、
歳出421億7,481万5,000円であります。
歳入歳出差引き額は16億3,372万9,000円の
黒字決算となっておりますが、5ページに記載しておりますとおり、翌
年度に繰り越すべき
財源4億3,182万2,000円を差し引いた
実質収支は12億190万7,000円の
黒字となります。
また、
実質収支額を前
年度と比較しますと、5億3,731万5,000円増額いたしております。
以上、
決算状況を総括して申し上げましたが、
歳入面におきましては、
市税をはじめ
税外収入につきまして、
収入未済額の解消が図られること、また、
歳出面におきましては、
新型コロナウイルス感染症の影響による
経済状況が極めて厳しい中で、
市民要望を的確に捉え、応えるために、効果的な
事業実施に徹し、従来にも増して
財政運営の
合理化・
効率化に努め、
財政健全化に取り組まれますよう望むものであります。
以上、主要な点だけを申し上げましたが、
決算数値等につきましては、お
手元の
意見書に記載しておりますので、省略させていただきます。
次に、
令和3
年度倉吉市
水道事業会計及び
下水道事業会計の
決算審査につきまして御
報告申し上げます。
地方公営企業法第30条第2項の
規定により
審査に付されました、
令和3
年度倉吉市
水道事業会計及び
下水道事業会計決算について、
関係諸
帳簿、
証憑書類等の
照合を行いますとともに、
担当職員から
説明を聞いて慎重に
審査いたしました。
審査に付されました
決算書及び
附属書類は、
関係法令に準拠して調製されており、計数もそれぞれ符合し、
当年度の
営業成績及び
財政状況を適正に表示しているものと認められました。
その
概要を申し上げますと、
水道事業会計の
経営状況につきましては、お
手元の
意見書の5ページに記載しておりますが、
収益的収支において、
収入額9億577万8,000円、
支出額8億3,085万6,000円、
収入支出差引額7,492万2,000円となりますが、いずれも
消費税込みでありまして、
消費税を除きますと5,452万2,000円の純
利益となるものであります。
次に、同じく6ページに記載しておりますが、
資本的収支におきましては、
収入額2億4,537万3,000円、
支出額5億4,084万8,000円となり、
収入支出差引額2億9,547万5,000円の
不足額を生じておりますが、これにつきましては
当年度分損益勘定留保資金等をもって補填されております。
続いて、
下水道事業会計の
経営状況につきましては、お
手元の
意見書の32ページに記載しておりますが、
収益的収支において、
収入額25億2,010万4,000円、
支出額25億811万9,000円、
収入支出差引額1,198万5,000円となりますが、いずれも
消費税込みでありまして、
消費税を除きますと176万9,000円の純
利益となるものであります。