倉吉市議会 > 2022-06-20 >
令和 4年第 5回定例会(第5号 6月20日)

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  1. 倉吉市議会 2022-06-20
    令和 4年第 5回定例会(第5号 6月20日)


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    令和 4年第 5回定例会(第5号 6月20日)                  倉吉市議会会議録(第5号) 令和4年6月20日(月曜日)   第1 追加議案の上程並びに提案理由の説明 第2 付議議案に対する質疑 第3 付議議案の委員会付託 〇会議に付した事件  ◎日程第1から日程第3まで                   午前10時15分 開議 ○議長(福谷直美君) これより本日の会議を開きます。  おはようございます。本日届出のあった事故者は、議員及び当局ともありません。  以上、報告いたします。 ○議長(福谷直美君) 本日の議事日程は、お手元にお配りしております日程書のとおり行います。  日程第1 追加議案の上程並びに提案理由の説明
    ○議長(福谷直美君) 日程第1、追加議案の上程並びに提案理由の説明を行います。  議案第48号を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  広田市長。 ○市長(広田一恭君)(登壇) 皆さん、おはようございます。  それでは、本定例会に追加をいたしました内容について、提案理由を説明させていただきます。  議案第48号 令和4年度倉吉市一般会計補正予算(第4号)についてであります。  初めに、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を用いた事業についてであります。  主なものとして、コロナ禍の下で物価高騰等に直面する生活困窮者等への光熱費の支援として800万円余、原油価格高騰の影響を受けている一般公衆浴場への燃料費の支援として30万円余、同様に訪問介護サービス事業者等が使用する車両の燃料費への支援として100万円余、資材・燃料代等のほか、飼料価格の高騰により経営が圧迫されている畜産農家への緊急的な支援として1,000万円余、市の学校給食で食材費の高騰が保護者負担につながらないよう、質・量を維持するための経費として600万円余、4月臨時議会で計上したがんばる事業者福高応援事業の支援の範囲を広げるための経費として4,000万円余、事業者が店舗の感染症予防対策や新分野への事業展開等を図る場合、事業者同士で連携して集客・消費喚起イベントなどを実施する場合の支援として6,000万円余、観光客の誘客促進を図るための観光商品造成セールスプロモーション支援に係る委託料として2,000万円余などがあり、これら以外の事業を含め、臨時交付金を活用した事業は合計で1億6,000万円余となります。  次に、新型コロナウイルス関連事業以外の事業についてであります。  初めに、企業誘致についてであります。  西倉吉工業団地南側の土地を工場用地として確保するための基本設計に係る経費として600万円余を計上するものです。  次に、地域住宅計画事業についてであります。  老朽化している市営長坂新町住宅をPFIによって建て替えるための設計費など3,000万円余を計上するものです。  以上、補正の総額では2億200万円余の増額となり、補正後の予算総額を307億5,736万4,000円とするものです。  以上、今回提案いたしました議案につきまして、その概要を御説明しました。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。  日程第2 付議議案に対する質疑 ○議長(福谷直美君) 日程第2、付議議案に対する質疑を行います。  まず、報告第2号 令和3年度倉吉市繰越明許費繰越計算書について及び報告第3号 令和3年度倉吉市水道事業会計予算繰越計算書及び倉吉市下水道事業会計予算繰越計算書について、計2件を一括して質疑を求めます。  質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福谷直美君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  次に、議案第46号 令和4年度倉吉市一般会計補正予算(第3号)について質疑を求めます。  15人から質疑の通告がありますので、順次発言を許します。  まず、14番藤井隆弘議員に質疑を許します。 ○14番(藤井隆弘君) 議案第46号、令和4年度の倉吉市一般会計補正予算の第3号について、私は3つの事業について質問をさせていただきます。  まず1つ目は、6款1項3目のスマート農業社会実装促進事業についてです。  説明資料の13ページになりますけれども、補正額が872万4,000円、これについては、とてもよい事業ということで注目もし、当初予算のときにも質問をさせていただきました。予算的には、事業者のほうは半分で、残りを県が3分の1、市が6分の1補助するという事業で、AIなどを活用して新しい形の農業に取り組むということで、補助額の上限が個人では450万円、法人等であれば1,050万円というようなことを前回も確認させていただいております。その中で、今回、大きなといいますか、いろんな事業が何点か上がってるわけですけれども、いわゆる法人の上限である1,050万円を使います水稲用コンバインほかというものが事業の概要に上がっておりますが、こちらの内容、あるいは、どういうものを購入されるのかということを一つお聞きしたい。  それともう一つは、この事業を採択するに当たっては、手を挙げていただいた事業者さんがあれば、それを市のほうで取りまとめ、県のほうに提出されると。提出されるに当たっては、いわゆる企画書といいますか、計画書を出されて、それを県のほうがポイント制というような、前回のときにもあったようですけども、それで順番を決めて決定するんだということがあったと思います。このポイント制というのはいかなるもんか、教えていただきたい。  そして、さっきも言いましたが、本当にこの事業はとてもよい事業で、事業者さんにも人気があるということで、当初予算の1,000万円余りに対しても、900万円近いということで、まだまだこれ希望される方があるんじゃないかなということを期待しながら、さて、予算はそういったことは対応できるんかなという思いがありますので、その辺のところをお聞かせ願えればと思います。 ○生活産業部長(谷田富穂君) 藤井議員の質問にお答えいたします。  スマート農業社会実装促進事業について、そこの中の水稲用コンバインほかというところで、ほかの内容としてどういうものがあるのか、今回の申請がどういうものなのかということでございました。  まず初めに、こちらにつきましては、市内の農業組合法人の申請となっております。そこの中で、生産管理システム導入によります効率のよい圃場管理ですとか、適切な時期に収穫ができるもの、また記録の管理、施設の稼働率の向上、持続可能な農業の経営に向けての機器ということで申請をいただいたところでございます。具体的には、水稲コンバインが1台、そして乾燥機が3機、そして玄米を袋詰めする際に異物等混入を未然に防止する装置として色彩選別機というものがございます。こちらのほうが1台ということで、これらの合計額が事業の対象経費としては2,100万円、上限額になりますが、補助金額は1,050万円となるものでございます。  そして、この事業はポイント制によるということでしております。その事業採択の基準も含め、どういうものかというお尋ねでございます。  こちらにつきましては、県の事業実施要綱におきまして、要望額が県の予算額、配分予定額を上回る場合には、市町村は事業実施予定者ごとに取組内容、そして、審査の基準に基づくポイントの合計値というものを算出して提出することになります。そして、これを県の担当課、農林水産部局のほうに提出という形になります。その評価基準となりますポイントにつきましては、大きく項目が6つございまして、1つ目が、機械の共同利用、共同利用でこれを使っているかどうか。2つ目に、付加価値額の拡大、これをすることによって、どう価値が、売上げ等が上がっていくかということ。そして3つ目に、経営面積の拡大、これを入れることによって面積がどれだけ増えてくるかというようなこと。そのほかには、4つ目に、経営管理の高度化でありますとか農業者の育成につながっておるかということ。そして、6つ目になりますが、女性の取組があるかということ。こういった6つの項目で、そのポイントを計算することとなっております。この基準ポイントの高いものから優先順位を定めていくという考え方でございまして、この優先順位によって最終的な審査が行われるというものでございます。  そして、3つ目の質問でございますが、この事業は、今後、取り組みたい人が増えてくるかもしれない。その際、予算枠があるのか、予算が足らないときには、どのような対応をするかということのお問合せでございました。  こちらにつきましては、県としては、令和4年度の当初予算におきましては、この事業の事業費として8,300万円余の措置をしていらっしゃいます。今回、3月中旬から4月の中旬にかけまして第1回の要望調査、公募が行われて、今回の補正をいたしました7つの経営体が申込みをし、全てが事業採択となったところでございます。そして、6月から7月にかけて第2回目のそういった公募が行われてるということがございます。これの取組につきましては、県に確認しますと、この事業は新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を財源としてるということがありまして、年度末の完了が必須であるということがございまして、要望調査がこの2回までで最後になるということでございました。採択の時期が遅れると、今後の半導体、原材料の不足等によって納品の遅れというものにやはりつながってくるということがあり、2回までで終わるということでございました。  今、直近では、第2回の要望調査については、まだこれからで、採択がもしかしたらあるかもしれません。その場合は、また直近の議会でも補正について御相談をさせていただきたいと考えておるところでございます。  スマート農業関連の予算につきましては、非常に効率もよく、農家の皆様からも使いたいという要望がございます。枠は当然にあるわけではございますが、その審査の内容等に応じて相談をさせていただきたいと思っております。以上でございます。 ○14番(藤井隆弘君) ありがとうございます。新型コロナウイルス交付金ということもあるんで、使い勝手もいいのかなとは思いますが、1つね、そのポイント制の1から6まで言われたんですが、6つ目の女性の取組と合ってるかというのは、1から5までも含めて、この趣旨に合ってるのかなという意味なのか。その辺のところがちょっとよく分からなかったんで、その女性、女性って聞こえたような気がしたんで、そこのところをちょっともう一回、回数もあるんで、後でまたお願いします。  それと、2つ目は、教育委員会のほうで、説明資料の26ページです。小学校運営及び中学校運営、こちらは、いずれも学校のグラウンド整備に関わることです。いわゆる水はけの悪いグラウンドの整備、雨水排水の改善を行うということで、こちら小学校運営のほうは需用費、修繕費として534万8,000円、これは西郷小学校の屋根とか上北条小学校の空調というのがありますので、グラウンドについては残りの金額でしょうから、ちょっと中身は分かりませんけれども、その中の部分だと思います。それと、西中学校については121万円ということなので、この事業、グラウンド整備というのはどのような工事をされて改善されるのか。また工事期間、学校というのは使わなければならないときもあるでしょうから、どのような形で行われるのかということをまずお願いしたいなと思ってます。 ○生活産業部長(谷田富穂君) それでは、藤井議員の再度の質問にお答えいたします。  ポイント制の中の指標、そういう評価の基準としての女性の取組というもの、もう少し詳しくということでございました。  こちらにつきましては、女性の取組が、次の3点の中で取組があるかどうかということで点数が加算されるということになっております。主な概要ですけども、自らが農業経営を行っている、または部門間で区分経理を行っている場合には、当該部門の責任者である者が女性農業者である場合、もしくは代表者が女性であるか、役員もしくは構成員のうち女性が過半を占める法人または任意組織であるかということ。そして、3つ目には、法人または任意組織であって、部門間で区分経理を行っている場合に、女性が当該部門の責任者であるかということで、女性の進出というものをやはり全体的には進めていきたいという意向がございます。そこの中で加点をしていきながら、ポイントを高めてるというものでございました。以上です。 ○教育委員会事務局長(種子真一君) 小・中学校のグラウンド整備についての御質問です。  このたびのグラウンド整備につきましては、改修が急がれる4校ですね、小・中学校のグラウンドについて、雨水排水の改善を行うものでございます。グラウンドですけれども、雨が降ると、グラウンド全体に水たまりができ、降雨後、青天にもかかわらず、水が抜け切らないということで、使用するのに日数を要するということで、授業や部活動など学校運営にも支障を来しているという状況も生じているというところでございます。  工事費の内訳、工事の内容ですけれども、小学校3校ですけれども、90万円前後ということで、275万円ですね。それから、中学校は1校ということで、こちらは小学校よりもグラウンドの面積が広いですので、121万円ということでございます。  工事の内容ですけれども、グラウンド雨水排水能力を高め、土を耕すことで、運動に適した土の硬さに改善をするという工事を行います。まず手順ですが、グラウンド内の除草を行い、そして、専用機械で土を約10センチ程度耕します。その後にグラウンド内に真砂土を入れて、勾配を調整しながら転圧をかけると。その後にトラックライン等を復旧し、最後ににがりですね、これは草を生えにくくするというような効果があるということですので、それらを散布するということでございます。  工事の期間ですけれども、全体では約1か月程度ですが、現場の作業としては約2週間程度ということで、この工事の時期につきましては、学校のほうとしっかりと打合せをしていきたいと考えております。以上です。 ○14番(藤井隆弘君) 耳で聞くというのは、言葉が分からないもんですね。「じょせい」って助けるほうかなと思ったら、農業女子の女性ですね。はい、分かりました。理解いたしました。  それと、グラウンドのほうですけれども、今上がってる4校については、これは私、教育委員会のときも常に名前が上がってたグラウンドばっかりですから、ありがたいことだなとは思って聞いておりました。ただ、小学校で90万円程度、中学校で121万円、こんな金で、これまででも名前の上がってる学校にもおりましたんでね、保護者さんやいろんな業者さんにも手伝ってもらいながら整備をしたこともあるんですけれども、こんな金で本当できちんとした整備ができるんかなという不思議な感じはしております。何かちょっとにがりを使ってとか、何かちょっとこれまでとは変わった工法なのかな、何か改善されたのかなとは思いますし、これまでだったら、グラウンドの整備といったら、地下のほうのいわゆる暗渠排水からきちんとするんだということでの理解をしておったんですけれども、もうちょっとその辺のところの、この工法で大丈夫だ、どのくらいもつんだということをお聞きしたいのと、今、4校が上がってますけど、学校のグラウンドというのは体育の授業だけじゃなくて、場合によっては避難所で使ったりとか、いろんな使い方、車が入ったりとかするんでしょうけども、そして、いろんな学校がまだまだ悪い状態のところがあるんですけれども、そういったことも含めて、計画というかね、修繕計画がありましたら、教えてください。 ○教育委員会事務局長(種子真一君) 続いての御質問です。  まず、グラウンド整備についてですけれども、先ほどおっしゃったように、今回工事を予定しております学校は、かねてから要望をいただいておりました。排水能力が高くなるという改善方法として、先ほど申されたように、暗渠排水による整備ということがございますが、こちらについては、工事費としては数千万円単位の事業費が必要となるということがございます。近年まで、学校につきましては、耐震化であるとかトイレの洋式化、それからエアコンの整備等、優先的に取り組む必要がある工事等を行ってまいりましたので、グラウンドの整備については、これまでも全体ということではなくて、部分的に真砂土等の搬入、整地等により水たまりの解消を行ってきたところでございます。  グラウンドにつきましては、学校は避難所ということで、避難所の駐車場等という活用もありますので、やはり雨水の排水については必要ということでございますが、この雨水を地中へ浸透させるという、集水をするような排水ですね、暗渠排水の整備については、やはり高額であるということがございます。このたびの工法なんですけれども、これまでいろんなやり方を検討する中で、こういった方法があるというような提案を受けまして、実際に他の地区、他の自治体でも取り組まれた事例があるということでしたので、今回、この方法を試してみるといいますか、実際やってみようということになりました。この工事によって、当分の間、大丈夫かといえば、やはり定期的に状況を見ながら、やっぱり再度やっていくようなことも必要になろうかとは思いますが、比較的安価なといいますか、大きな工事をするまでもないぐらいのレベルでの改善ができるのかなというところでございます。  今後の計画ということですけれども、倉吉市教育施設等長寿命化計画の実施計画の中で、優先順位をつけながらということになろうと思います。いろんな整備の方法、それから、そのときの状況等の判断もあろうと思いますけれども、今後、引き続き継続的に、計画的に取り組んでいきたいと考えております。以上です。 ○14番(藤井隆弘君) 分かりました。いろんな方法というか、ほかの自治体の様子も聞かれたということなので、一定、当分の間といっても、限りはあるでしょうけども、本当このくらいの値段で整備ができれば、本当喜ばれるんじゃないかなと思いますので、様子を見て、またこういったグラウンド整備のほうも計画的にお願いできたらなと思いますので、よろしくお願いいたします。  続いて、同じく教育委員会の関係で、資料の28ページの下段ですが、体育施設の維持管理、補正額が9,285万1,000円ということになっておりますが、この中で私がお聞きしたいのは、温水プールに関係したことです。温水プールのほうは、安心・安全な体育施設、温水プールの維持管理、これができてから20年ぐらいになるんですかね。この劣化した、温水プールの修繕、取替えということで、事業の概要を見ましたら、委託料として市営温水プールヒートポンプの取替え工事、設計費が395万2,000円、それと、それに伴う工事請負費として取替え工事が7,301万8,000円、合わせて7,697万円、およそ7,700万円ぐらいと結構な高額になるわけです。まずは、この工事内容と工事期間、そして、ちょっと聞いたところでは、今回、取替えするところ以外にもまだあるということもお聞きしておりますけども、その辺のところをちょっとお聞かせ願えればと思います。 ○教育委員会事務局長(種子真一君) 市営温水プールヒートポンプ取替え工事に係る御質問でございます。  まず、倉吉市営温水プールですけれども、平成13年7月に開設しまして、設備につきましては、定期的に点検等、保守等を行ってきたところでございますけれども、今年で21年目を迎えるということで、このたびのこのヒートポンプにつきましては、法定耐用年数15年を超えて使用しているという状況もございまして、交換部品等もなく、故障すれば、長期の休館となることが予想されるということで、計画をしたものでございます。  まず、このヒートポンプですけれども、夜間電力を利用することで、プールの水の加温、それから、館内の空調を行う設備でございます。市営温水プールには計10台ございますが、このたびの工事では8台ですね、温水を作る機能がある8台のほうを改修するということで、残り2台については、館内の空調機能を有しているというところでございます。  工期ですけれども、設計業務につきましては、約2か月程度ということで、設計完了後に工事の発注ということで、この年度内完成を目指してまいります。  この工事ですけれども、ヒートポンプを取り替えるということが主な内容になるわけですけれども、必要な部材等が準備できれば、現場での工事は1か月程度で完了できるということですので、プールですね、閑散期ということで、毎年2月には特別休館をしております。その期間に工事を実施するように計画をしております。  残り2台ですね、空調等に活用しております2台につきましては、来年度の取替えを計画をしてるところでございます。以上です。 ○議長(福谷直美君) 14番藤井議員、5回目の質問になります。 ○14番(藤井隆弘君) はい、最後ですね。  概要は分かりました。それで、また来年度、2台について改修というか、取替えをされるということをお聞きしました。結構な、今回の1機分よりも相当、大分高いものになるようだということはちょっとお聞きしましたけれども、一般質問じゃありませんので、細かくはお聞きしませんが、さっき言ったように、21年目で、いろんな部品を取り替えたり改修せんといかんことが起きてくるんじゃないかなと想定されるわけですが、ましてや、来年度以降も高額な改修費がかかるということを考えたときに、今回、いわゆる収入というか、利用料であるとか、あるいはどういった金で出てくる支出ということを考えて、やっぱり修繕でこのまま維持していくのが一番いいという検討はされたわけですか。そこだけ確認しときます。 ○教育委員会事務局長(種子真一君) これまでにも、プールにつきまして随時修繕、それから、機械の入替え等も行ってきたところでございます。市営温水プールにつきましても、長寿命化の計画がございまして、改修についてこのたび検討する中で、このプールについては引き続き運営していくということから、予算計上ということにしたところでございます。特にこの温水プールですけれども、他の体育施設と違いまして、水を扱うということで、塩素であるとか、それから湿度の影響が大きい特殊な施設ということで、比較的老朽化も進行が早いという状況もございます。そして、特殊な機械等を使っておりますので、維持修繕にも相当の費用がかかるということもございます。ただ、このプールにつきましては、鳥取県の中でも中部地区唯一温水プールということで、施設を維持保全しながら、市民の皆様の健康増進、そして、スポーツ活動に寄与する施設として多くの方が安心・安全に利用いただけるように、このたびは改修の計画をしたところでございます。以上です。 ○議長(福谷直美君) 次に、9番米田勝彦議員に質疑を許します。 ○9番(米田勝彦君) 私も、議案第46号、款6の農林水産事業費、項1農業費、目3の農業振興費です。  ページ数は10ページです。事業名としては、農業次世代人材投資事業と書いてあります。事業の補正理由には、就農状況を確認する有識者に対して謝金を支払うためと書いてあります。予算額は3万円であります。これは、新規に就農される方の就農状況や生活状況など、本人の現状を確認する有識者の方に対して支払うお礼のお金ということが書いてありました。  そこで質問ですけれども、就農状況を確認する、確認の内容を教えていただきたいと思います。 ○生活産業部長(谷田富穂君) 就農状況確認会の確認の内容についてのお尋ねでございます。  まず、こちらの事業は農業次世代人材投資事業と申しまして、農業従事者の高齢化が急速に進展する中、持続可能な力強い農業を実現するために、次世代を担う農業者の育成、確保に向けた取組を進めていく。その中で、次世代を担う農業者となることを志す就農希望者、新規就農者への資金の交付等により支援していくという目的でございまして、そこの中での確認会につきましては、これは県のほうの実施要綱が定めております。交付対象者は交付期間中の5年間、毎年7月末及び1月末にその直前の6か月間の就農状況の報告を行うこととなっております。この報告を受けた市は、対象者ごとに年2回、鳥取県、またJAさん、そして関係機関でありますとか、独立・就農前の研修先の農家の方、親方と呼びますけれども、と協力しまして、その就農の意欲、その時点での世帯の所得、地域の担い手としての関わり方、また、将来性など新規就農者としての考え方を満たしてるかどうか状況を確認するものでございます。  確認の方法に当たりましては、就農状況確認チェックリストというものが定められておりまして、営農に対します取組の状況、栽培・経営管理状況、また、計画達成に向けた取組の状況、就労環境に対します取組の状況のほか、実際に圃場に出向きまして、耕作すべき農地が適切に管理されているかどうか、農作物を適切に生産しているかどうかを確認し、必要な助言、指導を行っておるというものでございます。以上でございます。 ○9番(米田勝彦君) ありがとうございます。この新規に農業をされる方というのは、様々なことに不安を持っておられます。特に経営面では、大きな不安があると思います。これは国の事業ですけれども、市としても的確な支援体制を取っていただきまして、十分な支援を、安心して農業できる支援体制を取っていただきたいと思います。  それでは、次の質問に移ります。  これは、先ほど藤井議員が質問しましたけども、13ページですね、事業名はスマート農業社会実装促進事業で、予算額は872万4,000円。これは、スマート農業技術を活用した農業に取り組んでいる農業事業者、つまり農業事業主体が追加の機械を希望されたので、その補正予算を組んだということでありました。  ちょっと視点を変えて質問しますけども、先ほど、追加の機械を希望されてる事業主体は7つあると言われました。これは私の質問ですけど、2つ目ですけども、事業主体別の導入機械の種類を教えていただきたいと思います。  それからもう一つですけれども、これは私、お聞きしたときに、共同利用はできないって、私、説明を受けたんですけども、前議員の質問のときには、ポイント制を対象にする場合は、共同利用をしてるかどうかということも項目に入っておったようですけども、これは質問で出しておりませんけども、後でもし答えることができれば、答えていただければと思います。以上、お願いします。 ○生活産業部長(谷田富穂君) それでは、スマート農業社会実装促進事業についてのお尋ねでございます。事業経営体の数ごとにどういう機械を入れたかということでよろしいかと思います。  事業主体別の導入機械の内容についてでございますが、まずは、農業法人Aとしときます、Aは農業用のドローンを、そして農業法人Bは自動操舵つきの田植機、そして農業法人Cは農業用のドローンを、そして農業法人Dは水稲用のコンバイン、乾燥機、色彩選別機、そして個人の農家もいらっしゃいます。個人農家のEは自動運転の草刈り機、そして個人農家のFは自動運転の草刈り機。そして任意組織もいらっしゃいます。自動運転草刈り機を導入ということを予定しております。合計の7つの事業主体において、それぞれの導入の機械があるということでございます。  そして、先ほどのスマート農業、藤井議員に答えました、そこの中のポイント制による考え方でございます。  評価の基準となるポイントについてということで、その計画書の中には機械の共同利用というのが定められておりまして、ほかの1経営体と共同で利用しているか、またはほかの2つの経営体以上と共同で利用してるかということで、これはポイントを加算するということになっておりますんで、共同利用については、それは認められてるものでございます。以上でございます。 ○9番(米田勝彦君) 分かりました。なら、共同利用できるということですね。分かりました。  じゃあ、次の最後の質問に入ります。  これはページ18ですね、款7の商工費、項1の商工費、目2の商工業振興費です。事業名は中心市街地活性化推進事業であります。補正額は1,300万円。今回の質問は、この補正額のうち、1,200万円が計上されております。この名目は、地域課題解決型人材育成についてと書いてあります。事業の補正理由を見ますと、企業版ふるさと納税による寄附金を活用して地域課題を解決する人材を育成するとなっております。  そこで、どういった事業なのか、まとめて5項目質問いたします。  1つは、この事業の概要、2つ目は、企業版ふるさと納税寄附金800万円について、どういうものなのか。3つ目が、寄附する企業のメリットはどこにあるのか。4つ目、育成する地元の人材の役目は何なのか。5つ目、育成した地元の人材は、その後、どう市として活用されるのか。この以上5項目、お聞きしたいと思います。 ○生活産業部長(谷田富穂君) それぞれについての質問にお答えいたします。  まず初めに、事業の概要についてでございます。  本事業は、倉吉の人材と都市部の人材の交流によりまして、人材育成研修を実施するものでございます。その中で、地域課題の種を洗い出す。洗い出して、地域課題の種を基に、まち・ひと・しごと創生総合戦略の修正を行っていく。倉吉市が活力あるまちへ変わるためのチャレンジに向かって、必要な人材の育成とそのビジョンを実現するためのネットワークづくりを目的として実施するものでございます。  事業の実施期間としましては、今年度の7月からを予定していきたいと思っておりますが、7月から12月の6か月間を予定しております。そこの中で7月に3日間、そして、9月に3日間の計6日間にわたって、倉吉市での実地研修もございます。  そして、この研修の中で総合戦略の見直しを行い、その後、12月末までをめどに研修成果の取りまとめ、参加者に対するアフターフォロー、総合戦略の修正に向けた支援の受入れを予定しているということでございます。  そして、総事業費につきましては1,200万円ということで、主な内訳といたしましては、講師代でありますとか、倉吉市の専用の研修プログラムの作成等で700万円、研修参加者の旅費、会場借り上げ等で400万円、研修参加者、倉吉市へのアフターフォローで100万円ということで、合計の1,200万円を予定しておるものでございます。  参加者は、全体で20名を予定しておられます。そして、倉吉市からメンバーは10名、都市部の人材、倉吉市外からのメンバーとして10名を予定しとるという状況でございます。  この取組に至った経過でございますけれども、小田急電鉄様から本市への提案があった研修を採択し、実施するものでございます。これまで地方の企業、または都市企業ともに業績が上がれば、前年比さえ超えておれば、いい企業という基準で捉えがちでありましたが、短期の成長から持続的発展へと時代が変わる中で、社員を元気にしているのか、また、社会を良好にしていることに貢献しているか、企業の財務状況から見えてこない企業の価値をしっかり評価するということが、これからのそういった成果指標とする取組が求められている状況だと聞いております。いい会社の物差しが変わってきているということでございます。企業でいえば社員、また、市でいえば市民、体だけではなくて、身の回りの環境も元気で良好な状態であること、これを今、ウェルビーイングという言葉で例えますが、ウェルビーイングな状態であると表現しまして、現在、都市部のほうでは、世の中をもっとウェルビーイングな状態にしていくためにはどうあるべきなのかという議論や検討が広がっておるところでございます。  小田急電鉄様のほうも全国に先駆けてこういった取組を始められておる中で、都市の企業と地方の企業とが交流する中で、社員の能力を成長させるきっかけをつくり、地方創生の種まきにもなる、そういった研修プログラムを設計されたいということで、今回提案をいただいたものでございます。小田急電鉄様のほうでリーダーを務められる方と、倉吉市の経営者の方が知り合いであり、縁がありまして、そういった少子高齢化、生産年齢人口の減少、空き家問題等、様々なそういった問題を抱えます、そういった地方都市の抱える問題がありますが、本市をモデルとして、このプロジェクトに取り組んでみたいということで提案をいただいたというものでございます。  そして、企業版ふるさと納税によります寄附金の概要についての御質問でございました。  こちらは、企業版ふるさと納税につきましては、平成28年度にできました制度でございますが、国が認定した地域再生計画に位置づけられる地方公共団体の地方創生プロジェクトに対して企業が寄附を行った場合に、法人関係税から税額の控除をするという仕組みでございます。令和2年度の税制改正によりまして、最大で寄附額の約9割が軽減されるということで、実質的な企業の負担が約1割まで圧縮されるということになりました。
     今回はこの制度を活用されまして、小田急電鉄様のプロジェクトに賛同する都市部の企業様から400万円、そして鳥取銀行をはじめとする県内企業から400万円の計800万円の寄附を予定し、相談を受けておるということで進めたものでございます。目的を持って企業から寄附をされます企業版ふるさと納税によります寄附金のほうを活用して事業を実施する場合、自治体としては、最低でも寄附額以上の予算を執行する必要がございます。例えば寄附額が800万円と申し上げましたが、この場合、800万円以上の事業を実施する必要があるということがございます。そして、倉吉市におきましても、人材育成は重要な課題であるということがございまして、本取組に対する寄附金額に市も400万円を上乗せし、支援をしたいとするものでございます。  続いて、寄附をする企業にとっての本事業におけるメリットはどんなものがあるかというお尋ねでございます。  寄附をする側、企業のメリットといたしましては、大きくは、社員を参加させることで人材育成が具体的に図られるということ、なお、その際に、人材育成に要する経費というのが、企業版ふるさと納税を活用することによりまして、税控除が受けられるということがございます。そして、倉吉市、また市内の企業におきますメリットといたしましては、大きく3つ、1つは、財源の確保ができるということ。2つ目には、都市企業人材との交流によりまして、市内の企業人材でありますとか、市職員のそういった成長を期待できるということ。3つ目に、都市人材によりまして、本市の社会課題の洗い出しを行い、課題解決案の検討がしていただけるということ、こういった期待を持っております。これらによりまして、本市の新たなチャレンジに向けて地方創生臨時交付金の活用をしていきたい。そして、持続可能な地方社会をつくっていきたいという考え方でございます。  育成する地元の人材の役割はどういうものがあるかというお尋ねでございます。  こちらにつきましては、研修に参加するメンバーとしましては、民間企業の中で検討がされております。倉吉市、また周辺の企業経営者、地元金融機関、市職員等を予定をしております。また、倉吉市外のメンバーとしましては、この企業版ふるさと納税によります寄附を行った企業の社員のほうを中心に選考がされると聞いております。それぞれが持つ知識だとか経験等によりますノウハウを提供していただき、倉吉市が抱える課題の洗い出しをし、その課題の解決に向けた戦略の検討を市と一緒に取り組んでいただく、一緒になって取り組んでいくことを進めていきます。  そして、最後の質問ですが、育成した地元の人材を、その後どう活用するかというお問合せでございます。  こちらのほうにつきましては、研修後も継続的に市と関わりが持てるようになることが望ましいと考えております。今回の研修で出てきました地域課題の種を基に、まち・ひと・しごと創生総合戦略の修正を行う予定としておりますけれども、その後に、国によります交付金を活用し、新たなチャレンジに向かいたいと考えておるところでございます。その際、地元の人材においても総合戦略をブラッシュアップしていく際の検討のメンバーになっていただきたいですし、市が新たなチャレンジに向かう場合には、主体的に行動していただくなど、そういった期待をしておるところでございます。  本事業におきまして、都市企業の人材については、倉吉市にもう一度訪れていただく、何度でも訪れていただく。オンラインでのそういった意見交換でありますとか、様々な形で倉吉市と関わりを持つ形になります。いずれもそういうふうに関係人口となっていただくことを期待しておるというところでございます。本事業によりまして、都市部の企業、地元の企業とが協力する中で、倉吉を地域住民も関係人口も自分の願いがかなえられる、やってみたいことができる、愛着や誇りが持てる、そんな一人一人が輝く、活気あるまちに変えるためのきっかけとして全力で取り組んでいきたいと思っております。以上です。 ○9番(米田勝彦君) 十分説明いただきまして、ありがとうございます。この事業の目的というのは、もちろん中心市街地の活性化でありまして、魅力ある人材を育てて、まちを活性化しようというのが、この趣旨であります。この事業は、倉吉を活気あるまちにするためのビジョンづくりと、そのビジョンに向かって調整し、行動する人材の育成と、そのビジョンを実現するためのネットワークづくりだと説明を受けました。行動する人材のネットワークは、これは大変貴重な人的資源であります。壊さないように、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。先ほど予算説明で、アフターフォローに100万円計上されているようであります。100万円では足りないかもしれませんけども、しっかりと行政側がこのネットワークを維持管理していただいて、まちづくりを進めていただきたいと思います。終わります。 ○議長(福谷直美君) 答弁はいいですか。 ○生活産業部長(谷田富穂君) お答えいたします。  今回の事業は、初めての取組ではありますが、いい形でのそういうふうに期待をしておるところでございます。倉吉市の人材、そして都市部の人材、これが関係人口に関わる、そして問題を解決できる、そういった取組になるよう十分頑張っていきたいと思いますんで、よろしくお願いします。 ○議長(福谷直美君) ここで5分間の休憩いたします。                   午前11時06分 休憩                   午前11時11分 再開 ○議長(福谷直美君) 再開いたします。  次に、11番鳥飼幹男議員に質疑を許します。 ○11番(鳥飼幹男君) それでは、議案第46号 令和4年度倉吉市一般会計補正予算(第3号)について何点かお伺いいたしたいと思います。  まず、2款1項7目、ページでいいますと6ページ上段になりますが、企画政策推進ということで、若者の意見を市政に反映させるために市長との意見交換会予算として報償費5万円、以下約11万円計上されております。これは私は非常に、一般質問でも言いましたけども、非常に重要なことだと私は考えております。まず、鳥取看護大学の皆さん、鳥取短期大学の皆さんとも既に意見交換会をされておりますが、今回の予算11万円ということですが、今後予定されてる回数、それから、一番聞きたいのは、どういう形でこれ募集などをかけて進めていかれるのか、そういう案があれば、計画があれば、まずお伺いいたしたいと思います。 ○総務部長兼防災調整監(美舩 誠君) 鳥飼議員に元気な倉吉づくり会議「市長と“はなし”しょいや」の今後の予定等について御答弁申し上げます。  時期であったり回数でございますけども、先回、5月22日に第1回といたしまして、鳥取看護大学、鳥取短期大学の学生さんと開催をさせていただきました。本年度は、これら含めて年度内に10回を開催してまいりたいと考えております。10回の内訳でございますけども、8回程度については、開催に当たりまして、市がテーマに沿った対象者に参加を呼びかけて開催する呼びかけ型の開催を考えているところでございます。そして、あと2回につきましては、募集型ということで、市民の皆さんに広く募集をかけていきたいということで、これについては7月号の市報やホームページで開催の呼びかけをしてまいりたいと考えております。まずは、市のほうの若者の定住に向けてテーマを設定し、そこに若者に集まっていただくということを8回やっていきたいと考えております。以上でございます。 ○11番(鳥飼幹男君) 御答弁いただきました。部長、それでいいと思います。やっていただきたかったのは、テーマに沿って、まず、しっかり呼びかけていただく。このことは大事です。やはり市民の募集を待つとかというんじゃなくて、やはりこちらから本当に気になるところについては、市長が出かけていって声をかけていく。今回、防災無線、本当にすごい評判いいんですよ。やはり市長の声が聞こえる、市長の動きが見える、それね、市民が一番望んでることだと思いますので、ぜひ8回、10回、これは貴重なあれになると思いますから、ぜひ有効に進めていただきたい、このことをお願いしておきます。  それから次に、その下段に新規で鳥取県立美術館開館機運醸成創出支援事業補助金ということで50万円が計上されておりますが、まず、この事業内容をお伺いいたしたいと思いますし、それから、これ機運の醸成を図る取組に要する経費として上限5万円で10件計上がされておりますが、これは、そうした取組を図るというのは、具体的にどういう団体を想定されてるのか。また、どういう経費を対象とされてるのか。10件といったら結構な数でございますし、概要を含めて、その辺りのことを少しお伺いしたいと思います。 ○総務部長兼防災調整監(美舩 誠君) 鳥取県立美術館開館機運醸成創出支援事業補助金についてのお尋ねでございます。  令和7年春の鳥取県立美術館の開館を目指しまして、地元でございます倉吉市というのは、その機運を高めていくということが重要であろうと考えております。この機運を高めるということを具体的に考えたときに、それぞれの地域の皆さん、あるいは事業者の皆さんが主体的になって、この美術館を契機に、自分たちの地域であったり、あるいは自分たちの事業であったり、コミュニティーであったり、そういったものをどう元気づけていくかという機運づくりというのが一番大事だろうと考えております。そういった意味で、今回、対象者といたしましては、市内に住所を有する者を含む5人以上の団体であったり、市内に事業所や店舗等がある事業者を対象にして実施をしてまいりたいと思っております。  補助率については、先ほど議員御指摘のとおり、10分の10の5万円を上限に交付をしようとするものでございまして、対象経費といたしましては、機運醸成に資する取組に係る費用ということで、我々が取組の事例として想定してるものをちょっと一例申し上げたいと思います。例えば飲食店の開館記念メニューであったり、そういったものを作り上げていって、機運の醸成と併せて、オープン後、そういったものを売り物にして事業者のレベルアップにつなげていただく。あるいは、文化のまちづくりというような意味合いにおいては、アートスタートということで、小さなお子さんに対して、美術についていろんな知識を育んでいただくような、そういった取組もすることで、そういったアートに根づいたまちづくりということに資する、そういった取組も想定したり、あるいは美化活動ですね、お客様が県内外から多くお見えいただくということで、何と倉吉というまちはきれいなまちなんだということを植え付けていくという意味で、地域コミュニティーにおきまして美化活動に取り組んでいただく。花いっぱい運動などもいい例だと思っております。そのほか、グッズの作成であったり、あるいは美術館をテーマにした川柳大会みたいなのを催されて、美術館ができた暁には、どんな活用をするのか、どんな期待があるのか、そういったことを川柳に応募する人がどんどん増えていくことで、機運の高まりにつなげていくと、そういったことを視野に入れながら、今後、予算の成立を待ちまして、市民の皆さんに募集をかけていきたいと考えております。以上でございます。 ○11番(鳥飼幹男君) 御答弁いただきました。分かりました。理解いたしました。本当にぜひとも市民の皆さんが主体的に、令和7年の春に向けて様々な取組をしていただく重要な事業だと思ってますので、1団体でも多くの皆さんに参加をいただきたい、このように思います。  それでは、次に、21ページになりますが、8款4項2目公園管理事業について伺いたいと思います。  この事業ですね、委託料が河北第2地区第2号公園、この公園の土地の土質調査を行う、このように事業の概要では説明がしてあるんですが、実はこの公園どこなのかなと思って、ちょっと担当課に聞いて、この休みにのぞいてみました。ここは、公園じゃありません。これは、空き地ですわ。こういうものが今まで残ってる。そして、公園ということになってますが、今回、その辺りのことも聞きたいと思いますが、軟弱土で排水不良を起こしてるために、土質調査を130万円強かけて行うわけですが、こういう調査がなぜ必要になってきたのか。まず、ここをきちっとお聞きしておきたいと思いますし、そして、今申し上げたが、公園としての機能を全く擁してない、この土地は。今後、どういう形で整備活用というものを考えていらっしゃるのか。見ましたけど、周りをもう一度、ブロックで積み上げて、土を入れ替えするのかどうかよく分かりませんが、何らかのことをしていかないと活用はできないと思いますし、今後どのような活用を考えていらっしゃるのか、ちょっとこの事業についてもう少しきちっと説明をいただきたい。お願いいたします。 ○建設部長(小谷卓徳君) 鳥飼議員の御質問にお答えします。  河北第2地区第2号公園のまず位置づけと経緯、それと、土質調査なぜ必要なのかということ、それと、今後どうこの公園を活用しようと考えてるかということでございますけども、まず、この河北第2地区第2号公園につきましては、河北地区土地区画整理事業の街区公園として平成8年に計画されて、配置されております。面積は2,200平米であります。この公園の周辺には、ほかにも七峰公園だとか河北中央公園だとかというものもございます。土地区画整理事業においては、公園・緑地に該当する土地の面積は、全体面積の3%以上を取りなさいというように定められております。土地の造成や整備を行うに当たっては、都市計画法や土地区画整理法などの法律で、一定基準の下、事業計画を行い、整備が展開されてくるということになっておりますが、この対象の公園は、議員さん言われたとおり、裸地状態の公園で、本来の整備がなされていない状態でございます。具体的に言いますと、公園施設に遊具だとかベンチなども整備されてないというような状態でございます。  現在の管理状況でございますけども、公園の維持管理として毎年、年度当初に地元公民館さんと管理委託契約を締結して、維持管理を行っていただいております。管理の内容としましては、年に2回程度の草刈りと、あと安全点検、2か月に一度行っていただいております。地元の公民館に除草作業などを行っていただいとるところでありますけども、作業車のトラックなどがはまり込むようなこともあり、軟弱地盤で維持管理に苦慮しているところであります。管理をお願いしている自治公民館からも公園の整備の要望がされており、令和2年から3年にかけて公園の整備の一つとして公園周辺を囲うフェンスの整備、それと隣地の防草シートなどの整備を行ってるところであります。上井地区からは、防災公園として、また近隣住民の憩いの場として活用したいという考え方が出ており、軟弱地盤の解消、遊具、あずまやなど、公園の設備を要望されているところであります。  具体的に土質調査業務の内容でございますけども、これは、今後の公園整備をしていくための軟弱地盤対策の工法検討をするため、土の性状試験、また地盤の支持力を推定するための土質試験を行うものでございます。具体的には密度試験だとか、地耐力ではスウェーデン式の貫入試験などを行うように計画をしております。  今後、この公園については、近年の防災機能としての場所や、住民の方が安全に利用し、憩いとなる場としての環境を地元関係者と協議しながら検討していきたいと考えております。以上です。 ○11番(鳥飼幹男君) 御答弁いただきました。いわゆる河北町の区画整理のときに、やはり公園としてきちっと3%以上取らなければいけないというもので残された敷地だろうと思いますが、今部長からありましたけど、平成8年にそういう事業があって、今日までああいう形で残ってること自体がいかがなもんかなと思いましたけど、今部長からあったように、どうかこの地域の自治公の皆さんが本当に防災公園として、そしてまた、憩いの場としてきちっと活用できるように整備を早くしてあげて、本当に地域の皆さんに活用いただけるような公園にきちっと整備をお願いしておきたいと思います。これは、それで結構でございます。  それから、次に、22ページの上段、8款2項1目除雪対策でありますが、ここに除雪機を様々購入する事業が載っております。補正額1,265万円、そのうち、まずお聞きしたいのはホイルローダー、この除雪機でありますが、1つは借り上げ料として77万5,000円計上されております。ところが、もう一つは、これは過疎対策事業債を使って関金町に配備する予定だということで説明の折は受けましたが、ここは685万3,000円という2つの事業が載っておりますが、これは1つは購入、1つは借り上げ、これは目的とするところはどういうことなのか、まずお聞きいたしたい、そのように思います。  それから、引き続き聞いておきます。新規事業として小型除雪機購入事業費補助金、これも500万円購入支援を予定しているようでありますが、この小型の除雪機については、以前から、例えば市が購入して自治公に貸し出す、そうした体制をつくってます。そのときにも、一定の数の除雪機は購入されてると思います。それから、自治公によっては、いわゆるコミュニティー助成事業、宝くじの事業によってもう既にきちっと整備をされている自治公もあると思いますが、今回なぜまた改めて500万円もの予算を計上して、こうした除雪機を購入するのか、まずそのことをお聞きしたいと思います。 ○建設部長(小谷卓徳君) 除雪対策について、ホイルローダーの購入目的、リース等についてでございますけども、今回、このローダーの購入目的でございますけども、降雪時の交差点の排雪対策などとして、ホイルローダー1台の購入と借り上げ代1台分として計上をさせていただいております。購入、リースを予定しているホイルローダーは、規格では普通自動車免許で運転ができる規格のものでございます。  目的ですけども、令和3年12月末、昨年の12月なんですけども、大雪により除雪後の雪が交差点等に山積みになり、通行者の視界を妨げたことを受け、住民の方から多くの意見をいただいております。このことから、除雪後の排雪を目的としてホイルローダーの購入を検討しております。現在、市が所有する大型のドーザーではバケット構造になってないために、雪をすくって積み込むような作業ができないことから、交差点での作業には向かない。積込みができるホイルローダーの購入を検討いたしました。購入予定のホイルローダーは関金庁舎に配置して、関金地区を中心とし、そして、リースするホイルローダーは降雪期の4か月間、市役所本庁舎に配置して市内の除雪に対応することとしております。ホイルローダーの運用については、職員での作業を基本としておりますが、使用状況を見ながら、地域への貸出しも検討してるところでございます。地域へ貸し出すときの運搬については、公道を走れますので、取りに来て自走していただきたいと考えております。  もう1点、小型除雪機の購入事業費補助についてでございます。  まず、事業内容について、経緯でございますけども、今回、地域における生活道の除雪対策として、小型除雪機購入事業費補助金500万円を計上しておりますが、現在、小型除雪機の貸出状況は、議員さん申されたように、平成30年度に13台、地区公民館のほうに貸し出しまして、地元に譲与した小型除雪機も含めると、現在、39台を地域で活用しておられます。コミュニティ事業については、建設部のほうでは把握しておりませんので、建設部の把握している状況を今述べさせていただきました。  建設課では、ほかに貸出用として小型除雪機を5台保有しております。しかし、令和2年、3年の大雪を受けて、地域からは、数に限りがあるのですぐに使えないなどといったような声が多数寄せられたために、自治公民館で購入する小型除雪機に補助を行いたいということで、購入に伴う補助を検討いたしました。令和3年度に全自治公民館にアンケートを実施し、回答があったものの中で、補助がなくても購入を検討している、補助があれば検討するなどの意見がありましたので、その件数分、25件を今回想定して、上げさせていただいております。以上でございます。 ○議長(福谷直美君) 11番鳥飼議員、5回目です。 ○11番(鳥飼幹男君) 最後です。  理解をいたしました。ホイルローダー、特にこの市内の伝建群とか、その辺りの除雪はとても、バケットがきちっとある除雪機じゃないと、本当に大変だろうと思います。そうした意味で、こうした思いでの整備をするということで、これにつきましては理解をいたしました。近年の雪は本当に大変な大雪になっておりますから、よろしくお願いします。  それから、小型除雪機ですが、分かりました。これも自治公にきちっとアンケートも取って、自治公としては、やっぱり市はある一定の貸出しの除雪機は持ってるけども、なかなか順番が来ないとか、そういうことがあるし、自治公によっては、なかなか取りに行くことさえも大変だというような声も以前聞いたこともありますし、そういうことで、自治公自体が買ってでもきちっと整備をしたい、その2分の1を補助するということで、アンケートを取った中の25件に対してやるということでありましたが、どうかそのほかの自治公についても、やはりなかなか予算的に自治公独自に整備ができないというところもあろうかと思いますので、丁寧にこの25件以外についてもしっかりと寄り添ってあげていただきたい、このことをまずお願いをしておきます。  それで、最後に、今ありましたけども、ホイルローダーについても、基本的には職員がやろうと思うが、これらについても地域に貸し出すことも考えてるということでありました。これから小型除雪機もどんどん増えてきます。最近は全国でやはり一番気になるのは、この除雪機による事故です。こうしたことを考えていくと、これほどの数を増やしていくということは、市としても操作方法であるとか、そして、安全講習であるとか、こうしたものをきちっと市として取り組む必要があろうかと思いますが、この辺りについては部長としてどういう考えをお持ちなのか、聞いておきます。 ○建設部長(小谷卓徳君) 小型除雪機購入事業費の補助について、安全対策についてでございますけども、購入後の安全対策につきましては、安全に作業を行っていくため、議員申されたように、メーカーの講習会の受講の徹底、また資料、マニュアルの配布等、啓発にしっかり努めていきたいと考えております。  作業中の事故に備えた保険に関しましては、自治公民館活動中の災害を対象とした公民館行事災害補償保険制度などが適用できますので、こちらの活用を考えております。以上です。 ○議長(福谷直美君) 次に、1番大津昌克議員に質疑を許します。 ○1番(大津昌克君) 私からも、令和4年度倉吉市一般会計補正予算(第3号)のうち、2款1項7目の「市長と“はなし”しょいや」でございます。  説明資料は6ページ上段、これで、先ほども質問にありましたけれども、先月、5月22日に鳥取看護大と鳥取短大の学生との意見交換会ということで開催されました。午前10時から約2時間ほどにわたって、看護大学のフロアですね、ロビーを使って。私、傍聴をさせていただきました。議員の中では私だけしか参加はしておりませんでしたが、そのときの状況を見ながら質問のほうに行かせていただきたいと思います。  まず、この報償費5万円、これ1人当たり幾らお支払いするのか、誰にお支払いするのか、何回分に相当するのかというようなことを含めまして、それと、需用費もお茶代として2万円ということでありますが、総人数が何人相当、これ何回当たりに何人かということも含めての御質問になります。  それから、使用料及び賃借料が4万円の計上でありますが、通常、公共施設を使えば、こういうのは発生しないと思われますが、4万円のうち、どういうところを想定されているのか、まずはお伺いしたいと思います。 ○総務部長兼防災調整監(美舩 誠君) 大津議員の御質問にお答え申し上げます。  今回、元気な倉吉づくり会議「市長と“はなし”しょいや」に提案をしております予算の内訳でございます。  まず、報償費についてからでございます。報償費については、まず考えておりますのが、ファシリテーターを外部の方にお願いする場合や、専門家を招いて御講演をいただくなど、会議の活性化、活発化に資するような場合の報償費として考えるものでございまして、1回当たり報償費5,000円の10回分を算定基準としたところでございます。  続いて、需用費でございます。食料費、お茶代でございます。今回、2万円の予算をお願いをしておりますが、1回当たり20人、これを10回といたしまして、100円の飲料水ということで算定をしたものでございます。  それから、使用料及び賃借料でございます。議員御指摘のとおり、基本的には公共施設等を念頭に会場は考えておりますけども、そういったところが使えない場合の対応として、例えば倉吉未来中心のセミナールームであったり、打吹回廊のコミュニティーホールであったり、エキパルの多目的ホール、あるいはコミュニティーセンター、地区公民館の会場ということもあろうかとは思います。そういったところを念頭に、1回当たり4,000円の10回分を計上いたしたものでございます。以上でございます。 ○1番(大津昌克君) 分かりました。  それでは、続いて、ただいまの御説明を基に、今、6月でありますから、この議会が終わりましてから、承認されましたら、もう早速かかわられると思うんですけども、何月頃から何月頃までに、このスケジュール感ですよね、月に何回ぐらいとかいうものが想定されるようでありましたら、その予定をお伝えいただきたいことと、これ対象は市民と、市民というのはちょっと漠然としてますけども、住所要件みたいなのがありますかという点です。  要するに住所要件、住所はなくとも、倉吉市に通ってこられる学生さんも対象にするよということなのか。それとも、実は先ほどおっしゃった報償費とか使用料とか賃借料がある関係上、もしかしたら、市内の学生で県外の学校に行ったりしている人たちと、もしかしたら遠隔でネット環境を通じてそういうこともされるのかなということもちょっと思ったもんですから、これは確認のために聞いております。要するに、対象者が県外の人も対象になるのか、住所要件のことです、ということ。例えば、逆に、県外であっても、1月に成人式という形で帰ってこられる若い方も相当数おられるわけでありますね。そういう時期にそういう方たちを対象にして懇談会を開かれるのか、そういう想定をしとられるのか。  それからもう1点、若者という漠然とした表現でありますが、若者とは大体幾つまで、どういう方なのかというところについてお尋ねしたいと思います。 ○総務部長兼防災調整監(美舩 誠君) この事業のスケジュール感のお尋ねでございます。  今回、予算の成立をいただきますと、7月から早速、具体的な呼びかけ型の事業を進めてまいりたいと思います。1か月に1件当たりをめどにやっていきたいと思いまして、7月から2月までで8回程度の呼びかけ型の「“はなし”しょいや」をやっていきたいと考えているところでございます。  それから、お尋ねがございました対象者ということで、住所要件についてでございますけども、議員から御質問があったとおり、市出身の若者等についても対象にしたいと考えております。御指摘のあったとおり、成人式、あるいはお盆休み、そういった際に若者が集まってきていただくような機会がもしあれば、機会が捉まえれれば、そういったことについても考えていきたいということで、市出身の若者も対象にしてるところでございます。  それから、若者とはということでございますけども、考えておりますのが、中学生、高校生、専門学校生、大学生、大学院生、おおむね30歳代までの社会人、こういった方を対象に年代については考えているところでございます。以上でございます。 ○1番(大津昌克君) 御説明いただきました。ありがとうございます。  若者要件って、大体学生、それから若い社会人の方ということのようですけれども、さっき言いました遠隔のもし会合が可能であるのならば、そういうことも検討もいただきたいことと、それから、現に今、若者、いわゆる学生を子どもに持つ親の世代というような形で、若者という要件ではないかもしれないけれども、市民の声を聞くという部分については、その辺りまで広げられるといいのかなということを感じておりますので、このことを申し上げて、質問は終わります。 ○総務部長兼防災調整監(美舩 誠君) 若者の皆さんの将来設計に親御さんの関わりというのも非常に大きいんだろうと思いますので、議員からの御意見についても参考にしてまいりたいと思います。ありがとうございます。 ○議長(福谷直美君) 次に、17番福井康夫議員に質疑を許します。 ○17番(福井康夫君) 議案第46号 令和4年倉吉市一般会計補正予算(第3号)で質問を2ついたしたいと思います。  まず初めに、第8款土木費、第1項土木管理費、第2目の建築指導費でございます。  ページは25ページでございます。補正予算は2,100万円、略式代執行ということでございます。当初予算の300万円ということになっておりますが、当初予算での執行の予定というのはどうなってるのか、まず一つ。  2点目に、今回の追加となるいわゆる略式代執行の概要といいましょうか、効果をまずお聞きしたいと思います。  それからもう一つ、特定空家について120万円ということで、15件が予定されております。この対象となる空き家の内訳でございます。倉吉市では住宅のみの対象であったものを、非住宅にも適用を拡大、広げていただきたいと、こういうことで取り組んでまいりましたが、非住宅、そして住宅双方に適用すると拡大していただきました。特定空家のこの実績というのがどうなってるのか、お聞きしたいと思います。感想としては、県レベルでは、かつて和歌山県であるとか、市レベルでは、中国5県の中で広島県の呉市、そうしたところが本当に進んでおりました。何とか倉吉市も鳥取県、あるいはそうした全国に先駆けて取り組んでいただきたいということで取り組んでまいりましたが、本当に進んで広がってきたと、努力していただいておるということをつくづく感ずるわけでございますが、今のところ、3点でしょうか。内容をお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 ○建設部長(小谷卓徳君) 福井議員の御質問にお答えいたします。  質問内容は、行政代執行、それと略式代執行の今の現状、進み具合、それと、令和3年度から制度を拡充しております空き家の住家と非住家の状況、割合と、それと特定空家の現在の状況はどうかということでございましょう。この4点についてお答えします。  まず、行政代執行の状況でございますけども、これから倉吉市空家等対策審議会を今年の7月に開催することを目指して準備を今しております。それと、審議会後には、勧告、命令といった行政処分の事務処理や行政代執行による解体を行えるよう工事発注し、年内には工事完了をするよう計画を進めてるところであります。  もう1点、略式代執行の概要ということでございます。空き家状況、また執行する経緯、理由等でございますけども、今回、略式代執行で除却する特定空家でございますけども、これは今まで、これまで所有者の調査によって、法定相続人は相続放棄されているために相続人不存在となっております。所在地は、明倫地区の鍛冶町2丁目であります。これは、鳥取県中部地震や老朽化等の影響によって、道路や隣地への倒壊等の危険が高まっている状態であります。追い打ちをかけるように、今年の3月に強風が吹きまして、地元のほうで応急対応されているブルーシート等が外れるなどの被害を受けて状況が悪化したことで、今回の略式代執行に踏み切りました。法定相続人不存在となってることを踏まえまして、今年度、略式代執行による除去を補正予算でお願いするものでございます。ただし、除去後の土地につきましては、相続人不存在のために、誰が今後管理していくのかといったことが課題として残ります。  補正予算に計上した空き家対策除却支援事業補助金についてでございます。この令和3年度に拡充しました住家と非住家の割合でございますけども、当初予算と補正予算で除却する特定空家の分類について、今年度、除却支援する特定空家は勧告予定の特定空家1件を含めまして、41件を見込んでおります。除却支援する特定空家等の用途分類といたしましては、住家、住宅でございますけども、38件、それと、拡充しました倉庫や作業場、空き店舗といった非住家3件の内訳となり、計41件となります。割合は、住家が10に対して非住家1程度となっております。  それと、特定空家の現在の状況でありますけども、直近件数で、5月末現在ですけども、空き家等の登録件数が528件、特定空家等が295件、計823件がございます。  これまで特定空家等の対策として、所有者調査、行政指導、除却支援制度を設けて取り組んでるところでございます。空き家等対策計画を策定した平成31年3月末以降の空き家登録現存数は800件程度でございます。そのうち特定空家は290件程度で推移している状態のため、空き家対策の効果として、特定空家の増加を抑制しているという状況だと把握しております。ただし、解体された空き家、また利用が判明した空き家件数を含めた累計の登録件数を比較した場合、計画策定時の1,514件に対しまして、5月末ですけども、1,747件となってるため、数字でいきますと、233件の空き家が加わったことになります。市内の空き家は増加している傾向にあります。市内には、まだ平成28年の鳥取県中部地震で被害を受けた空き家にブルーシートの養生がされており、劣化した状態のまま放置されているものもかなり見られます。しばらくは特定空家の増加が見込まれる状態を今、懸念してるところでございます。以上です。 ○17番(福井康夫君) ありがとうございます。お聞きしますと、やはり1つは、倉吉市の空き家等対策計画、これは平成31年3月末で計画を立てられました。当時、空き家等の件数、それから、特定空家の件数289件、現在が295件、全体としての空き家の数が808件で、ほとんど変わってないんですよね、数字が。それから、昨年の5月末時点、空き家等の件数は536件という答弁いただいておりました。今回、令和4年で528件ということです。それから、特定空家の件数が、先ほどは295件という答弁いただきました。昨年の5月末時点では、293件でございます。ほとんど横並びで、空き家の件数が減少することは本当になかなかないという実態ではございますが、そういう中で、今回、略式代執行をせざるを得ない物件、鍛冶町2丁目だとおっしゃいました。現場へ行ってみました。本当に通行が安全に確保できる状態ではないというので、本当に大変な状況だなというのが分かります。建物の撤去後の管理という面では、周辺の自治公の皆さんの協力が得られるのか、あるいは、法定相続人が不存在でございますから、ほとんど地権者の関係は頼りにはできないだろうと思います。非常に難しい関係があるだろうと思いますけれども、地元の皆さんとの協議の下で、やはり解体撤去後の管理というものも十二分に対応してあげていただきたいと思います。  それ以外に、空き家周辺等の雑草や庭木の繁茂で苦情等の実態というものがあれば、聞いておきたいと思います。いかがでしょうか。 ○建設部長(小谷卓徳君) 空き家周辺の雑草や庭木の繁茂による苦情等の実態ということでございますけども、敷地の雑草や庭木が繁茂している空き家の相談や通報を受けて、道路の通行に影響がある場合は、県や市の道路管理者と情報共有しながら、建築住宅課で空き家の調査や所有者の調査を行い、所有者等に対して繁茂した雑草や庭木を手入れするように連絡したり、通知文書を発送して、所有者で対策を講じていただくよう行政指導等に取り組んでるところでございます。これから夏にかけて、雑草等が繁茂しやすい季節となります。このような時期になりますと、相談をかなり受けることから、引き続き所有者の意識の啓発、理解の増進を図りながら、空き家対策に取り組んでいきたいと考えております。  参考なんですけども、雑草というわけではないんですけども、建設課のほうで倉吉市支障木伐採事業費補助金という制度を設けておりますので、現在のところ、空き家の敷地の雑草や庭木の繁茂を解消するための草刈りや庭木の伐採に要する費用を支援する直接の制度ではございませんけども、5月30日に自治連の行政懇談会で情報提供をしておりますので、制度を活用したり、取組を自治公民館等でお願いしたいと考えております。  相談は、建設課のほうにしていただければと思います。以上です。 ○17番(福井康夫君) ありがとうございました。これは全国的な課題でございますし、一定程度、倉吉市におきましても、進んで、何ていいますか、取組ができている、できつつあると受け止めております。引き続いて空き家対策、頑張っていただきたいと思います。  そのことを申し上げて、次の質問に入りますが、もう1点は、第10款でございます。ページは27ページ、第1項教育総務費、第2目事務局費で、県内の修学旅行のバス借り上げ27台分として552万円を計上されております。これは昨年もでしたけども、事業の目的なり、それからバスの借り上げ補助事業費の実績、これは昨年どうだったのか。それから、昨年の予算は448万円でしたね。実績はどうなのか。それから、今年度における552万円のこの事業内容というのをもう少し詳しくお聞かせいただきたいと思います。 ○教育委員会事務局長(種子真一君) 鳥取県内修学旅行等支援事業についての御質問でございます。  まず、この事業ですけれども、鳥取県が、新型コロナウイルス感染症拡大防止のために行き先を県内に変更する修学旅行等に対してバス料金の支援を行うものであり、行き先が県内であれば、全ての学校が対象となっているところでございます。  この事業の目的ですけれども、子どもたちがふるさと鳥取を学び、鳥取県の豊かな自然、文化、地域で活躍している人や先人の生き方等を通して、鳥取県に誇りと愛着を持ち、ふるさと鳥取をさらに継承、発展させようとする意欲や態度を養うふるさとキャリア教育の充実を図ることを目的としているところです。  昨年の実績ですけれども、予算額448万円に対して、実績額が430万円です。実績で減額となったのは、中学校1校が新型コロナウイルス感染症拡大のために、この修学旅行中止をしたということでございます。  事業の内容でございますが、今年度も昨年と同様に、バスの借り上げ経費を対象として、バス1台当たり15万円を上限として、その3分の1ですね、ですので、5万円になりますが、県が補助をするということになります。計算をしてみますと、児童生徒1人当たり1,500円程度の負担軽減となっているというところです。  昨年度の行き先の実績ということでございますが、見学先ですね、これは昨年度も、そして今年度もですが、各学校ごとの修学旅行の目的や学習内容等を考慮して決定されております。例えば平和学習として戦没者慰霊碑の訪問、それから、歴史学習として妻木晩田遺跡の訪問、芸術文化学習として砂の美術館を訪れるなどがございます。以上です。 ○17番(福井康夫君) ありがとうございました。県内における修学旅行の取組内容、バスの借り上げの補助を行う、1台15万円の3分の1、5万円を上限とした支援で、児童1人当たり負担軽減は1,500円程度になりますよという内容だということで、分かりました。なかなか新型コロナウイルスという中で、県外へのこうした修学旅行ができてないようでございます。体験型教育旅行、これは大阪からよそに出る場合と、鳥取県から他に行く場合とは全く取組が違うのかなとやはり感じるわけですけれども、ようやく大阪国際中学校ということで、89名、7月15、16日に受け入れることがほぼ決まりました。それから、9月、まだ先ですけれども、大阪の市立四條畷西中学校の生徒がまたお見えになるだろうと思います。これは体験型教育旅行の今年の取組なんですけどね。さほど、県外への修学旅行の計画が実施されつつ、今あるようでございまして、鳥取県の場合も、県内で悪くないんですけども、やはり児童たちの、学生の希望というのがどうなのかなと思いますので、もう一つお聞きしますのが、現在の県内におけるこうした修学旅行の場所の決め方というのは、そうした学生あたりの希望というのに沿って取り組まれてる実態があるでしょうか。そこの辺りお聞かせください。 ○教育委員会事務局長(種子真一君) 行き先についての御質問でございますが、先ほど申しましたように、それぞれ学校ごとに目的を設定をした上で行き先を決定していくということになりますので、昨年、そして今年度の実績を見ますと、県内でも東部、西部、それから中部についてもそうなんですけれども、それぞれ目的を設定した中で行き先を決めていっているという状況でございます。 ○議長(福谷直美君) 17番福井議員、5回目です。 ○17番(福井康夫君) その行き先の決定の仕方というのが、保護者の意向でなしに、学生の意向、どういう決め方しておいでなんか、もう一度お聞かせください。
    教育委員会事務局長(種子真一君) 行き先の決定についてですけれども、ここはやはり学校、それから児童生徒ですね、と話合いの中で最終的に決めていくということになります。 ○議長(福谷直美君) 暫時休憩いたします。                   午後0時03分 休憩                   午後1時00分 再開 ○議長(福谷直美君) 再開いたします。  次に、7番大月悦子議員に質疑を許します。 ○7番(大月悦子君) それでは、倉吉市一般会計補正予算、6款農林水産業費と、それから1項3目の農業振興費、事業名はがんばる農家プラン事業で、788万6,000円の補正予算について質問いたします。  これは、がんばる農家プラン事業として、がんばる農家を応援している事業ですが、これはかなり長い経過のある事業のようですけど、倉吉市では毎年この事業を使っているのかということと、主にどんな生産物が対象になってるかということと、今回対象となってる生産物は何かということ、それから、今回の補正予算では認定農業者としてありますが、県は農業者とか農業を営む法人とか任意組織10名以下のものとありますが、倉吉市の場合は認定農業者となっていますが、どのくらい認定農業者はおられるかということと、今回の事業内容ではかなり農家負担も多くなっていると思いますが、今後も続けられる予定があるかということも質問したいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○生活産業部長(谷田富穂君) 大月議員のがんばる農家プラン事業についてのお問合せにお答えいたします。  まず初めに、毎年使っているのか、事業としてどれぐらいの頻度であるのかということだと思います。  この事業につきましては、平成24年度から始まったものでございます。この前段としては、平成16年度からチャレンジプラン支援事業としてやっておりましたが、その後継事業といたしまして、平成24年度から実施されている事業でございます。元気で意欲のある農業者や農業法人等が行います創意工夫を生かした取組に対し、農業者等の作成したプラン、営農計画に基づきまして効果的な支援を行うものでございます。  それで、平成24年度から令和3年度までの約10年間では、17のプランが認定されております。昨年度につきましては、令和3年度については2つのプラン、そして、令和2年度では3つのプランが採択となったものでございます。  今回は何を作るのかというお問合せでございます。  1つは、倉吉の農業の新しいモデルを目指してと題して、記載があるかと思いますが、市内の若手スイカ農家が作成したものでございます。その内容といたしましては、幾つかの課題がありまして、それを解決するために機械導入によります作業の効率化と計画的な作業のスケジュールを実施すること。土壌改良によります高品質な作物生産をしていくということ。作業場、また導入する機械の格納庫を整備することで作業の効率化を図っていく等という目標の中でプランが作成されておりまして、令和4年度におきましては、調整作業場、格納庫を兼ねますが、これを整備するということになっております。そして、2つ目のプランといたしましては、白ネギを生産するに当たっての規模拡大と労力軽減のプランということでございます。  そして、認定農家のほうはどれぐらいいるかということでございますが、認定農家のほうは、市内で148人いらっしゃいます。主にはそんなところでございます。  事業を続ける意思があるかということでございます。  これは、まず基本的には、3年間は継続して実施ができる事業でございます。とあわせて、その5年後等、実績等を確認していくというような作業がございますので、当然に継続して実施をしていく、そういうふうな計画をつくった方を対象とし、それを選んで認定した事業でございます。以上です。 ○7番(大月悦子君) 答弁いただきました。かなり費用もかかる、機具とかで費用がかかる事業もあると思いますので、ぜひこのがんばる農家を今後も応援していっていただきたいなと思っていますので、よろしくお願いいたします。  次の質問に移ります。これは、説明資料のページ14です。6款1項3目の農業振興費です。事業名は新規で、新規就農者育成総合対策事業です。補正額は654万1,000円の予算になっています。これは、目的は農業への人材の呼び込みと定着を図ることが目的としてありますが、ちょっと具体的にどういうことなのかを説明していただきたいと思うことが1点と、それから、5名は新しく農業を始めようとしている人の人材なのか、追加の要望という意味のことの説明をお願いしたいと思います。これは、令和5年までは何か年代の制限というか、50歳代とか40歳代とかという、これから農業を始めようとする人を対象にしていると思いますので、倉吉市の場合は、その辺の年齢のことについてどうなってるのか、お聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○生活産業部長(谷田富穂君) 続いての質問にお答えいたします。  まず初めに、新規就農者育成総合対策事業の事業の目的、そして概要についてでございます。  農業従事者が減少する中、持続可能な力強い農業を実現するためには、次世代を担います農業者の育成、確保というものが大事になってきます。そのため、国と地方が連携しまして、経営発展のための機械、施設等の導入でありますとか、就農に向けた研修資金、経営開始資金等を支援することによりまして、農業への人材の一層の呼び込みと定着を図るものでございます。  その主な内容といたしましては、メニューとしまして、2つございます。1つは、経営開始資金というものでございます。新規に就農する方に対しまして、農業経営を始めてから経営が安定するまでの最大3年間になりますが、月12万5,000円を定額交付するということで、年額150万円を交付するというものでございます。そして、2つ目には経営発展支援事業費補助金というメニューがございまして、機械ですとか施設等の導入に係る経費の上限、これは経営開始資金の対象者については上限500万円となりますが、そうでない方については1,000万円となります。そういう形の支援というものがございます。  そして、年齢の制限をどうしてるかということでございますが、基本的にはこれは国のほうの事業になりまして、国は40代の農業従業者をたくさん拡大していきたいという大きな思いがございまして、それに準じた形になっております。この要綱の中では、原則49歳以下の認定新規の就農者であるということとなります。そういう意味で、次世代を担う農業者となることについての強い意思を持っていらっしゃるかどうかを確認等いたしまして、こちらの認定等を行うという形になります。  この事業の実施に当たりましても、市、県、JA等、一緒になりまして、関係機関等の協力によりまして、新規就農者のより一層の呼び込みと定着を図っていきたいということで続けておるものでございます。以上です。 ○7番(大月悦子君) 国は、令和5年までに40歳代の農家の従事者をかなり拡大したいという狙いがあるようですけど、倉吉市はそういう狙いがあるかどうかということをお聞きしたいということと、それから、倉吉市も地域の新規就農者の農業のサポートをずっと行われているというのがホームページでも出ていると思いますので、倉吉市ではそういうふうな目標値みたいなのがあれば、教えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○生活産業部長(谷田富穂君) 倉吉市におきましても、実質、この本年度におきましても約5人の新規就農という方がいらっしゃいます。継続して大体毎年こういう数ではございますけれども、継続しての新規の就農という形で関わっていただいておるというところでございます。  そして、計画等については、申し訳ありません、ちょっと不勉強でございますんで、改めて確認をいたしまして、また後ほど説明をさせていただきたいと思いますが、新規の就農者、やはりこれを加えていかないことには、農業というのは継続ができなくなってくるというおそれがございます。そのための制度だということがございますので、この制度を有効にPRさせていただき、有効に活用いただき、そして、新規の就農者を拡大していきたいという思いでやっておるところでございます。以上です。 ○7番(大月悦子君) 国もかなりこの点に力を入れているようですので、ぜひ倉吉市も応援してあげたいなと思っていますので、よろしくお願いします。  次は、事業シートの18ページのことについて質問します。  7款1項商工費、2目商工業振興費で、事業名が中心市街地活性化推進事業です。補正額は、1,300万円の補正額となっています。これは、民間主体による美しい街並みづくりを推進するという事業の目的でございます。これに県と協調し、美しい街並みづくりをすると上がっていますが、県と協調しというのは、美術館の建設に関連してのことでそういうことを言われてるのかということで、その県と協調しということの意味をもう少し教えていただきたいと思います。  それから、2点目は、主体は倉吉市中心市街地活性化協議会となっていますが、この団体はどんな団体が入ってるかということで、いろんな地域で生活、地区で生活している人たちも入って意見が言えれるとか、何かその関係ができるのかちょっと知りたいと思いますので、どんな団体の構成なのかを教えてほしいと思っています。以上です。よろしくお願いします。 ○生活産業部長(谷田富穂君) 続いての美しい街なみづくり事業費補助金についての御説明をいたします。  まず初めに、事業の補正理由に県と協調してと書いておる、そちらがどういう意味合いなのかということでございます。  この事業につきましては、決して美術館だけではございません。県としましては、今回のこの事業を基に、新しい制度として、新しい街の滞在風景づくり支援事業補助金というもの、間接事業になりますが、こちらを新しく制度化されたということがございます。これは美術館も含めてですけれども、通りの装飾の統一感の向上や路上空間を活用した滞在環境づくり等、先駆的な試みに取り組むための経費、それを支援するということの趣旨が一番でございます。  倉吉市においては、当然にこの美術館の建設、令和7年が目前に迫っておりますので、それは当然に意識はしてきておりますけれども、白壁土蔵群周辺の中で新しい魅力をつくっていきたい。そこの中で、それを目的として回遊していただける多くの方々をお招きしたいという考え方の中で取組をするものでございまして、白壁土蔵群、赤瓦周辺の店舗に協力をいただきながら、倉吉絣ののれんを掲げて、訪れる人々の目を楽しませ、来訪者の方の滞在時間の延長を狙うという意図を持ったものでございます。  そして、この事業の事業実施主体が倉吉市中心市街地活性化協議会ということでございます。こちらは、一番の中心は倉吉商工会議所となっておりますけども、この中心市街地活性化の関係については、多くの団体が関わりを持っております。当然にこの周辺でまちづくりをしております倉吉銀座商店街でありますとか、倉吉市ももちろん、鳥取短期大学でありますとか、様々な約20を超える団体が集まって協議会というものをつくり、実質、商工会議所のほうが中心となって運営をしていただいてる組織でございます。今回もこの中心市街地活性化協議会のほうと、そして、倉吉商工会議所の商工観光部会という部会がございます。そちらのほうが連携を取って進めていきたいということで要望があり、また県のほうにもそういうふうに要望をされた、それが県も新しく制度化ができるというようなことも含め、できたことを活用しながら、この事業を進めていくというものでございます。以上です。 ○議長(福谷直美君) 7番大月議員、5回目の質問になります。 ○7番(大月悦子君) 答弁いただきました。町並みづくりは持続可能なまちづくりですので、一過性のものにならないということがよく分かりましたので、継続をしていただきたいと思っています。以上で終わります。 ○生活産業部長(谷田富穂君) 1点、先ほど答弁ができなかった新規の就農者の計画でございますけれども、市におきましては、目標は令和7年で30人を目標としておるということで向かっております。よろしくお願いします。 ○議長(福谷直美君) 次に、4番田村閑美議員に質疑を許します。 ○4番(田村閑美君) よろしくお願いします。  議案第46号、令和4年度倉吉市一般会計補正予算(第3号)について、21ページ下段になります。8款2項1目道路橋梁総務についてお伺いいたします。  防犯街灯設置費補助金として128万7,000円が計上されております。防犯街灯設置費補助金の制度内容についてお聞かせください。そして、今までLEDからLEDへの交換費用が補助対象ではなかった理由について、そしてまた、防犯街灯設置費補助金の内訳として何基分の予算か、また算出根拠、以上3点をお聞かせ願えますでしょうか。よろしくお願いします。 ○建設部長(小谷卓徳君) 田村議員の質問にお答えいたします。3点あったかなと思います。1点が、今回の制度の内容、2点目が、交換費用が補助対象じゃなかった理由、そして3点目が、この基数の根拠でございます。  まず、この防犯街灯設置費補助金の制度でございますけども、今回上げさせていただいている制度の内容ですが、まず、現状の制度では蛍光灯からLED灯の設置となるため、球切れをしたLEDからLEDへの設置補助の対象とはならなかったことでございます。補助対象とするために、6月補正予算に45基分、128万7,000円を上げさせていただいております。この倉吉市防犯街灯設置費補助金は、夜間における地域住民の安全を確保することを目的として、自治公民館に防犯灯を設置する費用の一部を補助するものでございます。この補助金は平成12年に施行されており、平成22年の改正により、現在の蛍光灯からLED灯への切替え、LED灯の新設を、2つあるんですけども、これが補助対象となっております。本市の補助金交付の現状は、蛍光灯からLED灯への切替えとLED灯の新設によるもの、これに係る経費の3分の2、上限額を3万2,000円とさせていただいております。地区のコミュニティーセンター運営組織で自治公民館の数分だけを上限といたしまして、調整をしていただき、補助の対象としております。LED灯が補助対象となった平成22年から令和3年、昨年まで12年間に倉吉市全体で1,610基の補助を行っております。  それで、2点目の質問ですけども、LED灯からLED灯への交換費用が補助対象でなかった理由でございますけども、現行の補助制度が蛍光灯などからLED灯への切替え、LED灯の新設として、先ほど言いました平成22年より現行の制度が始まっております。LED灯の寿命が10年程度と言われておりまして、設置から現在、12年が経過しております。これまではLED灯の交換となるケースがなかったのですが、昨年、地区協議会等の要望で、自治公に設置してあるLED灯の球切れが生じたので、交換も補助対象にならないかというような要望が寄せられたことと、それと、鳥取県において昨年度の3月、今年の3月ですけども、LED灯からLED灯への交換も補助対象となるように要綱改正が行われ、財源の確保ができたため、本市においても要綱を改正し、補助対象とするよう補正を上げさせていただいております。  3点目のなぜこの基数なのか、また根拠ということでございますけども、現在の補助制度で交換に係る経費の3分の2を、上限額3万2,000円を今考えております。対象個数については、蛍光灯からLED灯への補助が始まった平成22年度に計134基のLED灯が設置され、補助しております。その基数の約3分の1、45基を現在、補助とするよう計画をしております。従来の補助制度、蛍光灯からLED灯への補助制度とは別に、新たに補助することを現在計画しております。以上です。 ○4番(田村閑美君) 答弁いただきました。ありがとうございます。このLEDからLEDに取り替えていく、補助をしていくという分がどんどん増えていって、予算も大変なことになるんじゃないかなと少し懸念しておりますが、また、それも徐々に上手に補助も取っていただきながら、支援をしていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  続いての質問に参ります。  続いて、8款2項1目、22ページ上段になります。除雪対策についてですが、先ほど鳥飼議員さんが除雪対策のホイルローダーの購入・借上げと小型除雪機購入支援事業について詳しく質疑をいただき、しっかりと答弁をいただきましたので質問はしませんが、現在、小型除雪機の納期について伺います。  自動車などの部品が入らないと聞いています。少し前の日本海新聞でしたが、まだ梅雨前なのに、除雪機早くも入手困難との掲載記事がございました。これから地域に向けて除雪機の応募を開始されるということですが、雪が降る前に、雪が積もるまでにこの除雪機、予定してます除雪機の申込申請は間に合いますか。いかがでしょうか。 ○建設部長(小谷卓徳君) 小型除雪機の納期についての御質問でございます。  議員のおっしゃるとおり、取扱業者に現在確認してるところ、納期は不明だという、はっきり分からないという回答を得ております。原因といたしましては、世界的な新型コロナウイルスの影響で、中国になるんですけども、ここがロックダウンとなった結果、工場の稼働がストップしたことによって、部品の納入が困難となり、納期の遅れの大きな原因となってるというのが主な理由だそうです。ですけども、本市としても、この制度の活用を早く周知していき、できる限り間に合うような策を講じたいと考えております。以上です。 ○4番(田村閑美君) 答弁いただきました。なかなか5月末までの予約入ってる分でも、今年はもう無理だというように大手の業者さんがもう言われていると、宣言されているということをお聞きしております。なので、本当で大丈夫かしらととても心配しておりますが、もう一刻も早くこれは地域の皆さんに告知していただいて、そして、本当に1分でも早く申込申請を行っていただかないと、本当に間に合わないと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  続きまして、最後の質問になりますが、25ページ下段になります。8款1項2目の空き家対策について伺います。  この空き家対策につきましても、先ほど福井議員さんから質疑をいただきまして、本当にしっかり答弁をいただきました。本当に大変な問題だなと私自身も思っております。そして、そこの中でちょっと聞いてない部分でございますが、空き家対策除却支援事業費補助金についての分ですが、抑制はしつつも、今後、増え続けるであろうという答弁を先ほどお聞きしましたが、本当に全国的にも先行き不安で、絶対徐々に増えていくということが分かってる内容だということなんですよね。それに対して、市報の5月号にも掲載してありましたが、空き家問題解決のためのプラットフォーム、akisolについての活用を踏まえた今後の支援事業補助金の見通しをお聞かせください。今ある支援補助金も、このakisolも入ってのことの補助金かと思いますが、その今ついている補助金の内容にakisolの部分がどの程度入ってて、今後もどう仕掛けていかれるおつもりかということをお聞かせいただけますでしょうか。お願いします。 ○建設部長(小谷卓徳君) akisol、空き家総合相談窓口についての御質問でございます。  現在のところ、空き家問題の解決に向けた取組としまして、令和4年度3月ですけども、市と民間業者、ジチタイアドという会社なんですけども、そこと官民連携事業の実施について締結を結んだところでございます。空き家の所有者や相続人の悩みを解決までサポートするように、この総合相談窓口、akisolのサポート体制を整えて、先ほどありましたように、5月の市報、またホームページで情報を提供しておるところでございます。  このakisolの具体的なサポート、支援内容でございますけども、例えば所有者や相続人の悩みとして遺品の整理のやり方が分からないだとか、不動産屋で売れないと言われたがどうにか手放したいといったような相談があった場合に、この相談窓口では内容に応じて解決法を提示したり、空き家所有者と解決者となる企業や利用、活用を希望する方をすり合わせて、空き家問題として解決する役割を果たしているものでございまして、具体的には、流通の難しい低廉空き家の流通を行えるように、ホームページやツイッター等で利活用の希望者とのすり合わせを行ったり、また、実際には業者の紹介になるんですけども、解体、清掃、庭木の伐採等の見積提案などの専任空き家アドバイザーが解決に向けて所有者に寄り添ったサポートを行うために、こういった内容の支援を行っております。以上です。 ○4番(田村閑美君) 答弁いただきました。すごい本当に濃い支援、官民挙げての新しい体制だなと思ってて、私は大変期待をしております。  今回上げていただいたこの補助金ですね、15件の補助金がありますが、それは100パーセントじゃなくて、このakisolがあって、少しは、20件だったのが15件になった、18件が15件になったというような具合だといいなと思っておりますし、これからまだまだ本当に増えるであろう空き家問題に対して、このakisolは十分に活用すべき事業じゃないかなと思ってます。そして、今回もたくさん、この空き家問題について、行政の方に伺いましたところ、幅広い内容で、一般の行政職員がそこまでしないといけないのというぐらい本当に深い内容で、すごく大変だなとしみじみ思いました。それを本当に行政職員が抱えるのではなく、少しずつ、そういった専門職に出していって、行政職員はそれを例えば見守るとか、指導するとか、そうしていかれたほうが大変効率がいいのではないかなとひしひしと感じました。増えるであろう空き家問題、空き家対策について、補助金をずっとつけていかないといけないとなるのではなくて、それを少しずつでも改善していくという前向きなことでやっていただきたいなと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。一つ、最後にお願いします。 ○建設部長(小谷卓徳君) こういったakisol、総合窓口等を活用しながら、職員の負担軽減も図り、空き家の対策に努めたいと考えます。以上です。 ○議長(福谷直美君) 次に、10番佐藤博英議員に質疑を許します。 ○10番(佐藤博英君) 私も、今までたくさんの方が質問をされまして、あんまり言うことないんですが、まず初めに、企画政策推進の「市長と“はなし”しょいや」というやつですね。部長の説明で、中高、専門学校、短大、大学を中心に30代未満の人を考えているという、それ、すごく私もいいと思います。ただ、例えば30代以下というと、やっぱり例えば保育園のお母さん、お父さん、そういうところもちょっと目当ててほしいなと。もう一つは障がい者です。これは、聴覚障がいであれ、視覚障がいであれ、あるいは養護学校関係、あるいは皆成学園もそうですよね、そういうところの若い職員も含めて、やっぱりどう障がい者の問題、これからやっていくのかということを聞いていただければなと思いますので、これは提案ですけれども、一応しときます。  あともう一つ、障がい者でいうと、やっぱり作業所関係ですよ。作業所、小規模作業所とか、それから、放課後デイに勤めておられる若い方、結構いらっしゃいます。そういうところを見落とさないように、ぜひお話を聞いていただきたいと。何かあれば。  それから、次です。水耕栽培施設、これは6款1項3目、天窓の修理ですよね。これね、毎回台風、大雨、雪降ると必ず、そんな大きなお金ではないかもしれないけど、これは今後どうしていくのかなと。ずっとこれ、このまんまやっていくのかなと。今後の予定というか、考えていることをひとつ答えていただければと。  それから、次、同じ6款1項3目、次世代人材投資ということで、米田さんも質問されました。これもちょっと言ってましたけど、私、事業成果というの、これ、ちゃんと3万円で謝金払っとるんだけど、どういうことを聞くかというのは、さっき米田さんの質問で分かりましたけど、そこに相談され、いろんな話を聞かれて、本当にきちんと定着していっているのかどうかというのがやっぱり心配なので、その辺伺います。 ○総務部長兼防災調整監(美舩 誠君) 佐藤議員に御答弁申し上げます。  「市長と“はなし”しょいや」の対象者の件でございますけども、今、議員から御質問いただきました小さなお子さんをお持ちの保護者の皆さん、30代、40代の方、当然ターゲットになってくるだろうと考えておりますので、ぜひお話を伺いたいと思います。  そのほか、議員から御提案をいただいた対象者についてですけども、今回の事業に限らず、市長におきましては、市民との対話ということを積み重ねたいと発言されておりますので、広聴活動は積極的にやってまいるということとしておりますので、また機会を捉まえて、お話を伺いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○生活産業部長(谷田富穂君) それでは、佐藤議員から、小規模零細地域営農確立促進対策事業、倉吉市の水耕栽培施設、今後どうするのかということのお尋ねでございました。  こちらにつきましては、まず、施設については、譲渡をするという方向の中で、民間事業者の方と話はしておるところでございます。一昨年12月に初めてそういう意見交換をさせていただいたということでございますが、直近では、2月に再度、施設を譲渡した場合の経営試算がどうなるかということを具体的にお願いしておるところでございますが、少し間が空いているということもございます。また具体的に話を進めていけるようにということで進めていきたいと思っております。  そして、2つ目でございますが、就農状況確認会の中で話を聞いている、それで、きちんとそれが定着しているのかということでございました。  こちらにつきましては、米田議員にもお答えしましたとおり、交付期間中の5年間、毎年7月末と1月末に、この直近の6か月間の就農状況を報告していただくということで、そこでもって関係します県の普及所ですとか、担い手育成機構でありますとか、JA営農センターでありますとか、融資を受けていらっしゃれば金融関係の部署、また、支所、そのほか、市の農林課、農業委員会、また、就農前の研修先の農家の皆さん等が一緒になって、定期的にこれもアドバイスを続けておるという状況でございます。直近では2月にこの事業もやったところでございます。  そこの中でも、こういう確認会の中で、ざっくばらんなところで、それぞれのそういった動きを確認させていただく、そして、現場も確認させていただくということで、双方でのいい形でのそういう意見交換ができたということで報告受けておるところでございます。大部分の方々が非常にいい調子だということがあるので、頑張ってほしいというようなメッセージも記録として残っておりました。  また、今後のスケジュール等について計画的にしていく必要があるということで、そういう具体的なアドバイスをされるでありますとか、現場におきましても、やはり新規の就農者の方から、裏作のトマトに葉かびが出てしまうという、どうしたらいいだろうかというような相談、そういったものに技術的にも具体的なアドバイスをしていったという形で、いい形でのそういう、関係者が集まり、相談の会、そしてサポートする会という形になっているかと思います。この状態をしっかり続けていきながら、やはり就農につなげていきたいと思っておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。 ○10番(佐藤博英君) 「市長と“はなし”しょいや」のほうですけど、こういう企画、いいと思うんだけど、もっと続けてくださいね、これ。わしは、やっぱり中山間地に住んどるので、そういうところに住んでいる人の話も聞いてほしいんですよ。今回は若い世代ということで限ってありますけど、やっぱりなかなか普通、不便なところに住んどると、それこそガソリン代は人より多くかかるわね、山から里に下りてくる鳥獣害はすごいわ、何かこれから本当に田んぼ荒れてくる、畑も荒れる、人はいなくなる、何かそういうことも含めて、話を聞いてやってほしいなと思います。  それから、水耕栽培のほうは、これはもう耐用年数、10年過ぎとると、そろそろ耐用年数に来とるということもあるし、ただ、水耕栽培そのものは成功しているわけですから、頑張ってほしいなとは思いますけれども、在り方というのをやっぱりもう検討する時期に来ているのかなと思いますので、よろしくお願いします。  そしたら、あと中心市街地の活性化、18ページですね。これも皆さん、たくさん質問されて、もう分かりました。分かりましたけど、あまりに抽象的で、全然私には分かりません。具体的にどういう、例えば美しい街並みづくり、一つだけ、さっきの答弁で分かりました。倉吉絣ののれんを下げるというのだけは分かりました。あとは、花とか、何かそういうのもあるのかなと思いますけど、美しい街並みづくりをするための組織であるということは分かりました。そういう組織をつくっていって、観光地としてまたやっぱりつくっていくというの、分かりましたけど、具体的に考えているのは、その倉吉絣ということでしょうか。ちょっとそこを伺います。 ○生活産業部長(谷田富穂君) それでは、佐藤議員の続いての御質問でございます。  まずは、水耕栽培につきましては、耐用年数がそろそろ来ておるということがございました。耐用年数そのものにつきましては35年となっております。補助事業におきましてのそういった処分制限期間につきましては、令和15年3月までと、もう少し期間があるんですけども、それまで事業を中止したり、目的外の使用をすれば補助金の返済が必要となりますが、そのまま今の目的のまま、延長の中でされるということになれば、そのまま使えるということがございます。譲渡を意識した具体的なそういった経営試算をお願いをさせていただきながら、続けて協議を進めていきたいと思います。  そして、もう一つが美しい街なみづくり事業費補助金に関連してでございますが、こちらは、事業実施主体につきましては、今回は倉吉市中心市街地活性化協議会が中心となって事業実施主体として向かわれるものでございます。そこの中で、今回の事業については、もう既にこの倉吉の伝統産業であります、ふるさと産業であります倉吉絣ののれんをまちの中に、掲げていきたいという趣旨のものでございまして、今期につきましては、のれん30枚をまちに掲げていく。または、これに合わせて、そういった紹介をしていくようなリーフレット等を作っていく、そういうことをしながら新しい倉吉のこの周辺の魅力をつくっていくということで向かっていただいておる事業でございます。以上です。 ○10番(佐藤博英君) 分かりました。頑張ってください。  そしたら、最後、22ページになりますけど、除雪、これも皆さん本当にたくさん質問されて、分かりました。今ある貸出用の小型の除雪機ね、貸し出すということだけども、例えば集落によっては、高齢化が進んじゃって、除雪機を軽トラに載せて持ってくるのかな。降ろしたり、上げたり、あるいは運転したりというのは、やっぱり困難な集落もあるわけですよ。その辺での支援体制というのは取れないのかなと思うんですけど、その辺どうでしょうか。 ○建設部長(小谷卓徳君) 先ほど言われました除雪機というのは、小型除雪機の話でよろしいでしょうか。  現在の貸出しでは、小型除雪機は地元に取りに来ていただいてるというような状況でございますけども、以前は、私たち職員が軽トラに載せて地元に持っていってあげたようなこともございますんで、そういったところを、地元の事情等を勘案しながらちょっと検討したいと思います。よろしくお願いします。 ○10番(佐藤博英君) 高齢化が進むということは、本当に除雪機そのものを押して歩くこと自体がなかなか難しくなっているんですよね。部落の中だけね。若い人がやればいいのかもしれんけど、若い人らも仕事だしね。市の例えば市営住宅でも大分奥まで行かんと車のところまで行けれんところがたくさんある。住んでる人はやっぱり高齢者が多い。ほとんどが高齢者です。その辺での運転も含めて、何か支援体制というのは、わしは考えるべきだと思いますので、検討してみてください。  これで終わります。 ○議長(福谷直美君) 答弁いいですか。 ○10番(佐藤博英君) はい、いいです。 ○議長(福谷直美君) 次に、13番丸田克孝議員に質疑を許します。 ○13番(丸田克孝君) 議案第46号の一般会計補正予算、2の1の7の企画費ですね。2つの事業について通告しております。  まず最初の事業ですが、5ページの市役所本庁舎等感染症対策事業ですか、交付金事業で、本庁舎の西玄関に風除室を設置して、扉に触れることなく除菌を行うということなんですが、500万円近い予算がついております。この風除室、どんな様式なのかというものを教えていただきたいのと、西玄関のみだということですが、東側にはつけないのか。第2庁舎にもという話を通告したんですが、実は仕組みの聞き取りの中で、第2庁舎は該当しないのかなということが理解できましたけど、要するにどういった仕組みでこの菌を防いだりするのかなと、まず、最初の事業はこれをお尋ねいたします。 ○総務部長兼防災調整監(美舩 誠君) 市役所西玄関風除室の設置工事についてのお尋ねでございます。  この風除室でございますけども、外気の流入や風の吹きつけを緩和する目的で建物の入り口前に設ける小部屋ということになるわけでございますけども、今回は、2階のうち、西玄関の議場前の廊下の出入口の外側にそういった透明な小部屋を設けまして、そこからお入りいただいて、まずは小部屋内で、風除室内で検温であったり、消毒をしていただいた後、そこの西玄関、議場の出入口の昔からある大事な大事な手押しのドアを入っていただいて、こちらに入っていただくということで考えているところでございます。  それから、2階の東側についてでございますけども、既に風除室が設置してある状態であるということでございます。以上でございます。 ○13番(丸田克孝君) 実は、感染症対策事業ということで、風除室、風を除くというので、小部屋をつけるという説明ですが、私は感染症対策だから、風除、風で例えば体についてるごみを払ったりとか、入り口で例えば紫外線シャワー浴びたり等の感染症対策なのかなという勝手な解釈したんですけど、500万円という金、結構高額ですからね。まず、自動ドアで入って、現在のそこの入り口の開閉ですよね、あれも自動にされるか。小部屋の中はいわゆる入るほう、2つとも自動なのか、一つだけのドアで、現在の押して開くようなドアそのままの仕組みですか。 ○総務部長兼防災調整監(美舩 誠君) 外側から風除室に入る箇所については自動ドアを設置しますが、自動ドアに入られて風除室内からさらに議場の方面に入ってこられる場合には、今のドアをそのままの形で使うという計画をしております。以上でございます。 ○13番(丸田克孝君) 両方とも自動ドアなら分かるんですが、498万円でしょ、かなりの予算だから、それなりの設備があるんじゃないかなとちょっと理解してたんですが、何か高いような気がしますけど、理解しました。
     続いて、もう一つの事業ですが、6ページ、これは午前中、質問されましたけども、企画政策推進で、鳥取県立美術館開館機運醸成創出支援事業ですか、この50万円の予算は、午前中の質問で大体私も疑問点は理解できましたけど、何点か、その中で、実はこの5万円の上限で、例えば6万円のいわゆる経費を落とせば5万円が補助できるのか、それとあと、例えばいろんな企画、イベント等とか、いろいろ事業やられるわけですけど、その費用は、そこが例えば有料で入場券取ったりしてやるようなイベントでも、経費の部分での5万円の補助の対象になりさえすれば、5万円までは出せるのか、その辺についていかがでしょうか。 ○総務部長兼防災調整監(美舩 誠君) まず、風除室の件でございますけども、議場に入っていただく、そこの扉についてですけども、そちらについては有形登録文化財の一部をなす扉でございますので、取り外しをすることはよくないだろうということで、今のまま使わせていただくというものでございますので、御理解をいただきたいと思います。  それから、美術館の機運醸成についてでございますけども、補助率が10分の10で上限5万円ということでございますが、6万円の場合にはどうなるかについては、5万円を上限としますので、5万円ということになります。  さらに、今御質問の趣旨がよく私も理解できないんですけども、入場料等を徴して、大きなイベントをされて、例えば入場料金を50万円取られて、経費が5万円で、そのときにこの補助金が対象になるかどうかというようなお話でしょうか。  補助対象経費について補助をするということにしておりますので、一義的にはなるんじゃないかなと思いますけども、またちょっと事業開始までにはよく精査をして考えていきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○13番(丸田克孝君) 分かりました。  いわゆる開館に向けての機運醸成のためのイベントということであれば、それはただ単なるボランティアでいろんな事業をやられたり、説明会やられたりすることはいいでしょうが、場合によっては、例えばタレント呼んだりとか、いろんな大会をすることによって機運醸成、盛り上げるための企画だってなくはないと思うんですよね。今回のこの事業、一応、令和4年度内ということですけど、開館までにはまだしばらくあるということは、来年のことだって企画されるかも分かんないと勝手に私は想像するんですけど、その中で、やっぱりいろんな市民の方を対象にして機運を醸成、盛り上げるためにやろうと思えば、いろんな形のパターン出てくると思うんですよね。そうすれば、さっきも言った有料で入場料を取ったりしてやっても、経費が5万円以上かかることだって、大きなイベント組めば組むほど経費かかりますから、そういったことも対象に、部長の話では、なるだろうということですけど、ぜひそういった形で、イベント、開館を盛り上げるための努力というのは、するのは行政側にもぜひとも応援していただいて、手助け、補助金をつくっていただければありがたいと思うんで、よろしくお願いしたいと思います。もう一度どうぞ。 ○総務部長兼防災調整監(美舩 誠君) 今、議員から来年度以降のお話もございました。基本的には開館に向けての機運醸成でございますので、今年度の事業成果も見ながらということになりますけども、来年度についても引き続きやっていきたいなとは考えております。それから、使い勝手がよい補助金であるということも大事であろうと思いますので、その辺りも留意してまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(福谷直美君) いいですか。  ここで、換気のため、休憩いたします。5分間休憩といたします。                   午後1時55分 休憩                   午後2時00分 再開 ○議長(福谷直美君) 再開いたします。  次に、12番竺原晶子議員に質疑を許します。 ○12番(竺原晶子君) 13ページの6款1項3目、スマート農業社会実装促進事業についてですが、既に藤井議員、米田議員が質問していただきまして、よく理解できましたので、利用実績の報告を楽しみにしたいと思っておりますので、この件はよいです。  次、14ページです。6款1項3目、新規就農者育成総合対策事業なんですが、これ、新規となっているんですが、事業主体から追加要望があったため補正を行うものとなってまして、この件、大月議員も聞かれたと思いますが、申し訳ありません、もう一度この部分、説明していただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○生活産業部長(谷田富穂君) 竺原議員の問合せにお答えいたします。  農業次世代人材投資事業とどう違うかというところかと思います。新規就農者育成総合対策事業との違いでございますが、新規就農者育成総合対策事業は、実はこれはこれまでの農業次世代人材投資事業の後継事業だということがございます。農業次世代人材投資事業につきましては、平成28年度から令和3年度まで国が定める基準によってやっておったものでございますが、令和4年度から、今回の新規就農者育成総合対策事業に変わったということがございます。内容については、大体継承しながらではございますが、新しい事業に変わったというものでございます。その大きな違いのみ御説明いたしますけれども、これまでの平成28年度から令和3年度にやっておりました農業次世代人材投資事業につきましては、支援が最長5年間続けておったものでございますが、今回の令和4年度から始まります新規就農者育成総合対策事業につきましては、最長3年間になるということで、ここが大きな違いとなってこようかと思います。以上です。 ○12番(竺原晶子君) 12番竺原です。期間が短くなってしまったということですね。国の事業からということなんで、致し方ないのかなとは思います。ほかの詳しいことは伺ってますので、次に行きます。  16ページです。2款1項7目です。この事業、ずっとやっている事業なんですけども、改めて今回の分の概要と、これまでやってきた分の改善点とかが何かありましたら、ちょっと伺いたいと思います。 ○生活産業部長(谷田富穂君) 続いての御質問でございます。観光推進業務委託料、具体には、倉吉観光応援クーポンの発行に関しての事業の内容等、そしてまた、改善点について御説明を申し上げます。  この事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の長引く影響によりまして、飲食店をはじめ、宿泊施設、観光体験施設、土産品等の観光産業が元気を取り戻せずにいるという状況でございます。事業といたしましても、本年の2月に緊急アンケートを行いましたが、そこの中でも約8割の事業者の方がこういったプレミアム付飲食券の発行等、消費喚起が必要だという声があったものでございます。市の単独の切れ目のない力強い消費喚起策を通じまして、地域経済のV字回復を力強く後押しして、活気のある元気な倉吉を取り戻していく、それを目的として進めるものでございまして、事業費の総額として約6,300万円を予定しております。市が実施しました消費喚起策の中では最大規模のものでございます。  具体的には、市内の飲食店等を対象とした観光応援キャンペーンとして、プレミアム率40%の観光応援クーポンを2万8,000セット発行していくことにします。クーポンの内容としましては、飲食店や宿泊施設で使えます飲食クーポンを6,000円分、そして、観光体験施設や土産品店、タクシー、代行サービスで使えます観光クーポン1,000円分の合計7,000円分のクーポンを5,000円で販売することとしております。販売、そして利用の期間等につきましては、お盆の前から予定をしておりまして、令和5年1月末まで販売、利用できるようにすることで準備を進めております。購入場所等につきましても、これまでやってきました第四弾の展開を基本に考えておりまして、市内の9か所程度でそういうふうに販売ができるようにということで、販売時間や販売場所も考慮しながら、購入しやすい環境を考えていきたいということを考えております。  主な変更点ですけど、先ほど申しましたが、発行総数につきましては、これまでの最大規模ということで、前回が1万8,000セットでありましたのが、今回2万8,000セットということで数を増やしております。プレミアム率も、前回が25%、5,000円分を4,000円で販売しておりました。25%であったものを、今回は7,000円分を5,000円で販売する、40%ということで、プレミアム率を高めております。改善点等でございますが、前回、購入の条件としまして、当初は1人2セットまでとしておりましたが、やはりもっともっと購入したいという声がございました。途中からですけれども、1人1日5セットという形、1人1日5セットまでに変更したという経過がございます。そういう意味で、今回は最初から1人1日5セットまでということで、期間中、何回でも購入していただくことができる、ただ、1日の目安として5セットということでさせていただくということで、そういった改善を加えさせていただいておりますし、そのほかのものについては充実をしたり、そして、これまでトラブルのなかった購入場所等、期間等については、これまでの考え方を継続して続けていきたいということで準備を進めているところでございます。以上です。 ○12番(竺原晶子君) 前回のときに代行さんを利用することがあって、そういうのが出るみたいだけど、使えないのと、以前に聞いたんですね。やってないと代行さん言ってて、短時間で回転が速いところだったりするから、だから煩雑でできないのかなとか、そこまで詳しく聞かなかったんですけど、やはり全部の事業所がこの利用可能施設というか、申請して使われるわけではなく、なぜこの事業が使えない施設があるのかなというところも把握はしてらっしゃるのかなというところをちょっとまた後で伺えたらと思います。  次に行きます。7款1項2目、商店街等活性化なんですけど、増額されてるんですが、その増額の理由、どのようなことを今回また新たに取り組みされようとされているのかというところをちょっと伺いたいです。 ○生活産業部長(谷田富穂君) 続いての御質問についてお答えいたします。  まずは、観光クーポン券の関係、使えない施設等があるのかということでございました。こちらにつきましても、前回のクーポンでも、観光クーポン券として飲食店に配付をし、代行さんもしっかり使っていただいておりました。たくさんの代行さんも使っていただいたという経過がございますんで、もしお知り合いであれば、今回のものもその対象となります。ただし、事前のといいましょうか、登録というものが必要になりますので、そこについては、観光協会に最終的にまた情報発信等をしていきますので、そういうホームページでありますとか、市報等を御覧いただきながら、その時期が来ましたら、ぜひ御参加いただけたらと思います。飲食クーポンで、前回、市内の飲食店、宿泊施設として約150の店舗が参加いただいておりました。そして、観光クーポンとしまして、観光体験施設だとか、土産品店ですとか、タクシーとか、代行サービスで約70店舗が参画いただいておりました。できれば前回と同じような数、それ以上の参画をいただきながら、そして、市民の皆さんの協力をいただきながら、広くそういう消費の喚起を進めていきたいということで、市民の応援をいただきながら、ぜひ積極的に進めていきたいと思っておりますんで、よろしくお願いいたします。  そして、続いて、中心市街地にぎわい創出事業費補助金の関係、あきない中心倉に関します事業、その補助金を増額した理由は何かということでございます。御承知のとおり、あきない中心倉は、この白壁土蔵群周辺におきまして、市内に3人の仏師さんがいらっしゃいましたが、そういった仏師の方の協力によりまして、商店街の各店舗に福の神という木の像でできた、そういった福の神というものを設置しておりました。観光資源として我々は捉え、そして「福の神にあえる街」というテーマの中で、まちを散策していただく、そういう仕掛けを続けてきたところでございます。イベントとして、福の神マップでありますとか、スタンプラリーというようなこともやっておられました。  また、一番よく御存じだと思います。長谷の観音市がありますが、これの協賛事業といたしまして、幾つか、福の富くじだとか、神無月祭であるとか、そういったような事業を実施していただいておりました。この事業につきましては、レトロ&クールとしておりますが、レトロの分野を担う存在だということがございます。この白壁土蔵群周辺の歴史的な町並みと連携した倉吉独自のそういった魅力づくりに大きく貢献していただいている取組でございます。この事業の展開に当たりまして、ここ2年、コロナ禍で思うように取組が進まなかった、進めなかったという状況ではあるんですが、新たな取組を検討される、そして、できれば充実していきたい、拡大していきたいという意向がございました。  そこで、県の事業を有効に活用させていただいてということで、これを進めるものでございます。鳥取県がまちなか振興ビジネス活性化支援事業補助金という新たなメニューとして加えたということがございまして、これを活用し、県が25万円、そして市が当初予算で確保しておりますが、25万円、合計50万円で新たな取組の実現を目指されるということでございます。主な内容としましては、これまでありますが、福の神のスタンプラリーだとか、福の富くじ、神無月祭ということもありますが、新たな取組として「福の神にあえる街」のマップをリニューアルしていきたいということ、そして新たにホームページを作っていきたいということ、また「福の神にあえる街」のチラシをデザインを含めて充実していきたいということがございます。そういった事業の拡大の意向があるということがあり、今回こういう形で増額させていただいたものでございます。以上です。 ○12番(竺原晶子君) 商店街の活性化に尽力してくださる方々がいらっしゃって、本当にとてもありがたいなと思ってます。期待をしています。よろしくお願いします。  次です。18ページの7款1項2目なんですが、米田議員、大月議員、佐藤議員がしっかり伺ってくださって、私が聞きたかったことは全部答えていただきましたので、この件についてはよしとします。以上です。 ○議長(福谷直美君) 次に、8番福井典子議員に質疑を許します。 ○8番(福井典子君) 1点のみ質問させていただきます。  議案第46号、一般会計補正予算(第3号)の7款1項2目です。今質問されました18ページのところです。米田議員の質疑のときに大まかには理解させていただきましたが、もしかしたら聞き逃したかもしれないんですけれども、何点か質問させていただきます。  答弁の中で、メンバーが20名、倉吉市外で10名で、倉吉市10名、うち市の職員が3名ということだったと思いますけれども、倉吉市外というのはどこの市町村で、また、どういったメンバー、メンバー構成ですね、20名の内訳を教えていただけたらと思います。  そして、もう1点、7月から始まるということだったと思います。プログラムは大まかに決まっていると思いますが、7月、9月に実地研修ということもお聞きしました。ほかの月はどのような形で何回なされるのか、これはリモートだと思うんですけれども、その点を教えていただきたいですし、12月末にまとめをされ、今後の総合戦略に向けての見直しをしていくとのことだったと思います。その評価をするためには目標が必要だと思うんですが、この人材育成のための達成目標はどのように設定されているか、もし設定されているのであれば教えてください。お願いします。 ○生活産業部長(谷田富穂君) 福井議員のお尋ねにお答えいたします。  まず初めに、メンバーの構成がどういう構成になるかということでございました。先ほど議員がおっしゃいました、最大20名ということ、倉吉市内のメンバーとしては10名、倉吉市外のメンバーとしては10名だということでございます。倉吉市内のメンバーについては、倉吉市を主体的にリードする人材ということで、具体的には、現在検討がされておるという段階でございます。市内の企業経営者、地元金融機関、市職員等で構成をしていくということで、今、これから構成をしていきたいということで聞いております。繰り返しになりますが、倉吉市外のメンバーについては、こちらについても、首都圏、都市部の企業の所属員だということ、そして、倉吉市に貢献ができる方ということがあり、今回の小田急電鉄様だけではなくて、都市部の企業様が数社の形で、そういうふうに一緒にふるさと納税の寄附を行っていただきます。その構成企業の方がこの県外のメンバーとしてなるということで聞いておるところでございます。また、進捗に合わせて、ごめんなさい、今の現段階はここまででありますことを御了承いただけたらと思います。  そして、研修の中で、そういう倉吉市への滞在というのがございます。それ以外のところではどういうことをするのかということでございますが、これも繰り返しになりますが、第1クールといたしましては、7月の中旬から3日間、倉吉市を舞台にしながら行います。打吹回廊でありますとか、円形劇場くらよしフィギュアミュージアムであるとかということで、参加者がビジョンをつくっていくということが中心だということでお聞きしております。そして、ここの中である程度、地域のそういった地域課題の種といいましょうか、地域課題をこの3日間の中で、いろんな関係から聞き取りながら、または、参画している同じメンバーから聞き取りながら、または、市もサポートとして入りますんで、そういったところから聞き取りをしながら、その地域課題の整理をまず行うということ。  そして、第2クールとしましては、これも先ほど申しました9月にそういうふうに3日間、同じ倉吉のビジョンづくりという考え方の中でやられます。あと、以外につきましては、やはり随時という形になろうかと思います。その途中の間でのそういったフォローもございますと聞いております。また、そして実際、最終的には12月中でもって、最終的な総合戦略の修正に向けた支援という形に向かわれますんで、その間の2回だけしか、現地で実際できないということがあるもんですから、途中はウェブ等の中で、そのビジョン等つくったもの、また、その次に、その修正にかける部分に関して、そういったものをウェブ等を使いながら取りまとめをしていくものだということで聞いておるところでございます。  最終的な目標についてでございますが、やはり我々としまして期待しますのが、当然にこういった人材育成ということでございます。参加する人がやはり、この都市部の方、そして市内の方、それも市役所だけではなくて、市内の企業人等も出るということがあります。一つの目標に向かいまして、そういうネットワークづくりができるということ、チャレンジに向かって必要な人材の育成ができるというようなこと、そして、さらには、ビジョンの課題整理ができ、その次のビジョンの充実に向けた、そういった提言的なこともできる。そういったものを期待をしておるというところでございます。具体なそこのところの目標というのがもう少し私としてもうまく伝えることができてはないんですけども、大きいところの中で、そういった意味での、これまでにはない新しい取組、新しい取組による人材交流、そして成果が期待できるだろうとしっかり思っておりますんで、そういう点をしっかり見ながら、この取組について積極的に関わっていきたいと思っております。以上です。 ○8番(福井典子君) ありがとうございました。  小田急電鉄さんはそれなりのノウハウを持っておられるところだということもちょっと伺いましたので、その点には大きく期待しております。ただ、1,200万円というこの予算が大きいのか、小さいのか、足りるのか、足りないのか、その辺がちょっと私的にも全然判断はできないんですけれども、やはり倉吉市としては大きな額ですので、しっかりとした結果を出していただいて、次につないでいけるような事業にしていただきたいなと思っております。以上です。 ○議長(福谷直美君) 答弁ありますか。 ○生活産業部長(谷田富穂君) ありがとうございました。1,200万円といえば、決して安い金額ではないということは十分承知しておりますが、今回、小田急電鉄さんもこれにかけながら、社の次代を担うそういった人材育成というものをやっていきたいという意向をお持ちでございます。そういった観点から、そして、ただ単なる人材育成だけではなく、それを地域に対して貢献ができる、そういうカリキュラムとしていきたいということで頑張っていただいているところでございますので、そこに我々も期待しているところでございます。またしっかりこの経過を見ていただけたらと思います。よろしくお願いします。 ○議長(福谷直美君) 次に、15番朝日等治議員に質疑を許します。 ○15番(朝日等治君) 議案第46号、補正予算の(第3号)につきましては、私は、歳出で、10款教育費のうち、体育施設費の機械器具費862万6,000円、この1点の事業についてのみ質疑を行わせていただきたいと思います。  この862万6,000円の補正予算の額でありますが、今分かっているのは、スポーツトラクタを購入されるということ、1台ということでありますが、もう少し詳しく、誰が聞かれても分かるような862万6,000円の補正予算の額の説明をお願いしたいと思います。 ○教育委員会事務局長(種子真一君) 体育施設維持管理に係るスポーツトラクタの購入についての御質問でございます。  この購入金額の内訳でございますが、これは業者の見積りということになりますが、まず、トラクター本体ですね。490万円余と。それから、そのほかにアタッチメントとして、芝刈りをするモアというものがございます。これが80万円余。それから、その刈った芝を集める集草装置ですね、こちらが140万円余。それから、肥料を散布するための散布機ですね、これが20万円余と。その他オプション、そういったアタッチメントを接続するための装置等々を含めまして、それに消費税を加えたところが862万6,000円ということになります。 ○15番(朝日等治君) 議長、15番。詳しく分かりました。ありがとうございます。  トラクターがざっと500万円で、アタッチメントと言われましたけど、トラクターの後ろにつけて作業をするものを3台購入されるので、862万6,000円の予算の根拠だということで理解をいたします。聞いておられる方も理解をされたと思います。それで、気になるのが、実際に現場に行ってトラクターを見てきたですよ。倉吉スポーツセンターにあるトラクターが2台、関金総合運動公園にあるトラクターが2台、今回はどのトラクターを更新されるというか、今回予算として計上されておりますこのトラクターの代わりになるトラクターは、この4台の中でどれかということを説明していただきたいと思いますし、正直、私もどれが更新になるかというのを気になったものですから、社会教育課にお願いをして備品台帳を見せていただきました。そしたら、備品台帳にはトラクターは3台しかないですよ。現場には4台あって、台帳には3台しかない。果たしてこのたび、どのトラクターをこの862万6,000円のトラクターと集草機にされようとしているのか、これを教えてください。 ○教育委員会事務局長(種子真一君) 続いての御質問です。  購入するトラクターは、どれと買い換えるかということでございますが、先ほど御紹介ありましたように、スポーツトラクタですけど、グラウンド整備や芝管理等の用途に合わせて倉吉スポーツセンターに現在2台、関金総合運動公園に2台の計4台を配置しております。そのうち、今回購入を予定しているのが関金総合運動公園にある1台でございまして、これが平成8年購入ということで、かなり年数がたってきているという状況がございます。それから、関金総合運動公園には、もう1台、平成29年に購入した芝刈り用の1台がございます。倉吉スポーツセンターですけれども、平成13年に購入した芝刈り用の1台と、それから29年に購入をしたグラウンド整備用の1台の2台を配置しています。この4台のうちの平成8年購入のトラクターに関しては、関金野球場と、それから現在の関金ラグビー場ですね、こちらで使用しておりますが、年数がたったということで交換部品もなくなっております。故障しても直せない状況があるということ。それから、倉吉スポーツセンターで稼働している平成13年購入のトラクターに関しても、芝刈り用の刃が壊れていたり、それから、集草機も故障しているというような状況も生まれています。  そういった状況の中で、既存のトラクターをやりくりしながら使っているというところなんですけれども、やはり年数がたちますと交換部品がなくなってしまいますので、本当に何とかできる方法で修繕をしながら使用しているというのが現状です。こういった状況の中で、芝刈りがきちんとできる状態のものというのは、平成29年に購入した関金総合運動公園に現在配置している小型のスポーツトラクタだけという状況になるんですけれども、そういった状況ですので、指定管理者は、この当該トラクター、配送業者に委託をしながら、関金総合運動公園で使った後に、今度はこの倉吉市営野球場へ持ってきたりというようなことをしながら回しているというのが実態でございます。現在、指定管理者では、そういった芝管理等も直営でやっているということですし、それから、周辺の草刈り等も含めて、全体を管理していただいておりますので、そういった天候に左右されながら、日程調整をしながら、機械を回しているという現状がございます。それらの対策として、指定管理者と協議をする中で、また、関金ラグビー場も新しいスポーツ芝を植えたということもありますので、そういった適正管理ということのためにも、このたびの更新ということを検討したところでございます。  購入後、今回更新を考えているものについては関金総合運動公園に配置をしていくということで、現在関金に配置している平成29年購入のトラクターについては、これを倉吉スポーツセンターへ移して使用していくという計画を持っています。そうしたやりくりの中で、天候にあまり左右されずに、安心・安全な状況で作業していただけるような環境づくりということを考えているというところでございます。  台帳の件なんですけれども、平成8年の購入のトラクターというのは関金町時代に購入されたものということで、合併当時の台帳の引継ぎの部分がうまくいってなかったのか、現在台帳にはございませんでした。申し訳ございません。 ○15番(朝日等治君) 議長、15番。詳しく御説明をいただきましたが、備品台帳にこだわるのは、やっぱり現場には2台、2台で、4台あるですよ。今回も単純にどの機械が新しくなるのかなというのんをこうやって現場行って見ると、4台あるのに、台帳は3台しかない。これ、ほったらかしですよね、合併のときから。こんなことがあってええのかというのんを単純に思うのは、ちょうど6月10日を期限に、物品の現在高を各課は会計管理者に報告しなるようになっとるですよね。この時点でもきちんと気づきなれば、直しならないけんと思うだけど、実際気づかれたのは先週だと思います。その先週から今日までに台帳に載ってないというのが分かっただけど、備品台帳への出納処理はきちんとされましたか、これを教えてください。  それと、この備品台帳ずっと見ていくと、その平成28年に購入されたトラクターというのんが2台ありましたけど、これが399万6,000円、今回更新されようと、購入されようとしとるトラクターが499万9,000円ということで、約100万円高いトラクター。ということは、機械が大きくなるのか、性能が少しよくなるのか、その辺ちょっと分からんですけど、大型だとか、高性能のトラクターを今回購入される、平成29年より約100万円高いトラクターを購入されようとする意図を教えてください。 ○教育委員会事務局長(種子真一君) 続いての御質問です。  台帳の整備についてですけれども、気づいてから期間があったということですけれども、まだちょっとそこは整備ができておりません。申し訳ございません。  それから、今回購入のトラクターが高くなった理由ということなんですけれども、これは、現在使用しているものに比べて大型のトラクターにすることにしております。その大きな理由の一つとして、関金ラグビー場については、これまでの和芝からスポーツ芝に変更しておりまして、芝刈りの回数等も増えてくるということ、それから、肥料の散布等も必要になってきますが、そういった作業の負担を少しでも軽くしていくと、作業効率を上げていくという意味で、大型の機械をこのたびは導入をしようとするものでございます。以上です。 ○15番(朝日等治君) 議長、15番。ありがとうございました。  台帳の出納処理ができとらんというのは、どうかと思いますよ。先週に気づかれたわけですから、早速きちんとされるべきだと思います。一般質問させてもらいましたけど、広田市長、内部統制が全然利いておりません。  それで、平成29年に購入されたトラクターより約100万円高いトラクターを今回購入される理由もよく理解できましたが、理解はできましたけど、この機種を選定するに当たって、機種を選定するというか、より効率がよいトラクターにされるために、指定管理者である現場の皆さんの声というのんはどうにいでしょうか。社会教育課が指定管理者さんと協議をされて、この程度の機械が欲しい、この程度のトラクターが欲しいというような話がきちんと調った上で、今回この予算が計上されてきたのでしょうか。  というのが、去年の秋ぐらいだったと思います。指定管理者の職員さんから、スタッフの方から、市の職員がやってこられて、トラクター、古いのんがあるけえ、キャビンつきのクーラーつきのええトラクター買ってあげるけえ、これで仕事しやすうなるでと言って帰られたそうです。ところが、もう新型コロナウイルス真っ最中で、現場の方はそんな高いもんは望んどらんと、今あるのんと同じの、同じのんでええけえ、新しくなったらええなと思っておられたそうです。ただ、そのことを指定管理者から社会教育課に伝えるすべがなく、そこ、伝えとんならんだけど、一方的にそうやって言って帰られたけど、現場ではそういう不満というか、そういうフラストレーションを感じておられたというのが事実です。  それで、その約100万円高くなるのは分かったですけど、現場の声を聞きながらきちんと機種を選定されておられるかどうか、そのことについて教えてください。 ○教育委員会事務局長(種子真一君) 続いての御質問です。  トラクターの機種の選定についての御質問でございましたが、これにつきましては、教育委員会事務局と、それから指定管理者と、それからこういった芝の納入業者さんであるとか、トラクターを扱っておられる業者さんとか、いろんなところから情報いただきながら、これが適した機種ではないかなということで協議をする中で、この選定をしたところでございます。現場の声については、事務局側が直接聞くということではなくて、やはり指定管理者の組織の内部の話かなと思いますので、そこの中でどういう調整がなされたかということは、ちょっとこちらでは確認ができておりません。ただ、このたびの選択に関しては、いろんなことを考慮する中で、こういった選択をしていったということでございます。 ○議長(福谷直美君) 15番朝日議員、5回目です。 ○15番(朝日等治君) 議長、15番。きちんと協議をしながら選定されたというような説明をいただきましたけど、これ体育施設、ふだんからいろいろと出入りすることが多いですけど、関金総合運動公園の管理棟におられる方から聞きましたけど、このトラクター、今回のね、862万6,000円のこの予算に係るトラクターについては、去年の8月28日、去年の8月28日付でもう見積りができておりました。コピーまでもらわんかったけどね、見せてもらいました。去年の8月ですよ。8月にもう決めとんなって、今予算として出てきた。ありがたい話ではあるけれど、去年の8月から、さっきもどなたかお尋ねになりましたけど、金額が変わったりみたいなこともあらへんかなとも思ったりしますし、何か指定管理者は指定管理者、倉吉市は倉吉市みたいなんじゃなしに、やっぱり指定管理者がおっしゃることもしっかりと理解された上で、しっかりと協議した上で、体育施設の運営きちんとしてほしいというのんがそもそもの思いです。きちんと運営せんと困んなるのは利用者です、利用者。そのために、指定管理者は一生懸命、会社の企業努力として一生懸命働いとんなるですけど、やっぱり倉吉市からいろんな中傷されるそうです。倉吉市から中傷、いろんなことで中傷されるそうです。事務局長も御存じのとおりで、この2年、3年のうちに支配人たるべき責任ある方が、指定管理者の責任ある方がもう3人も4人も辞めていかれる。今現在残っとられる職員さんも、スタッフの方も、今4人退職を希望されとるそうです。こんなんは、やっぱり職員がふだん指定管理者との付き合いの中からきちんと指定管理者の思いも聞かれて、ちゃんと何かいい具合にやってもらわんと、この862万6,000円の去年8月見積りのトラクターについても、それと、備品台帳の整備もほったらかしになっとるというようなことも考えると、この予算、本当に市民に理解が得られるかなって心配もしてしまいます。どんなもんでしょうか。 ○教育委員会事務局長(種子真一君) 続いての御質問でございます。  去年の段階で見積りがあったという御指摘でございますが、このトラクターの購入につきましては、前の年度から既にずっと購入について検討、協議を行ってきておりました。そういった手順の中で、以前の見積り、それから、実際にこれで購入できるかどうかの確認も必要ですので、再度確認を取りながらということになります。  それから、もう1点、職員との関係ということがございましたけれども、これにつきましては、やはり一つには、指定管理者と、それから、いわゆる発注側、市側との関係の中では指導なり、助言なりという、市民の声も直接こちらにも入ってきますので、そういったことを受けながら、指定管理者との協議を行いながら、運営を行っていただいているところでございます。この購入の件に関しての一部の職員さんの意見ということはありますけれども、やはり先ほど申しましたように、組織の中できちんとそこは調整していただくということが一番かなと思いますので、我々としましても、先ほどありましたように指定管理者の支配人を通してのやり取りになりますので、そこはきちんと双方協議をしながら、こういったことの調整は行っていきたいと考えております。以上です。 ○議長(福谷直美君) 次に、2番鳥羽喜一議員に質疑を許します。 ○2番(鳥羽喜一君) 倉吉市一般会計補正予算(第3号)、8款2項、説明書23ページの排水ポンプ車の格納庫における工事設計費用と、それに係る建設費用1,800万円余についてでございます。結論から言いますと、この予算、本当に必要かという観点で御質問させていただきます。  排水ポンプ車購入における予算につきましては、既に議会で議決済みでございまして、こちら、昨年の7月豪雨で、福守町をはじめ、多くの地域で浸水の被害に遭われていたというのを私も拝見しております。こちらの排水ポンプ車については、本当に非常に必要な予算であったと感じておりますし、その購入も間違いでなかったと思います。しかし、今回の予算というのは、そのポンプ車の格納庫、つまり車庫についての費用1,800万円余でございます。一般の方にも分かりやすく、車庫とあえて表現しますけども、車庫に1,800万円強というのは、一般の市民感覚からして非常に高額であると感じます。1,800万円強、最近では家1軒、1棟建つくらいの価格であるとも思います。別にこの1,800万円強かけて格納庫、車庫を建設しなくても、屋根つきの車庫であれば、そこの市役所の屋根つきの駐車場、総務課が管轄しているバスが置かれているところ、そのスペースを使えばいいと思うのですが、いかがでしょうか。  バスを車庫なしの市役所の駐車場に置くことを懸念される方もいらっしゃると思いますけども、民間企業のバス会社でありましたり、私立高校保有のバスというのは、当然のように野外で管理されているというのも皆さんもよく見られているかと思います。実際、公用車においても野外で管理されていますし、スクールバス、関金小と山守小統合によって買われたスクールバス、こちらも野外に置かれている。そして、新たに今回、成徳小と灘手小統合によって買われたバスも野外で管理する方向というところを事前に確認しております。つまり、別にバスを外で管理することについては、何の問題もないということでございます。ただ、バスということもあって、いろんなお客さんを乗せるということで、一定の手入れが必要になるかと思いますので、雨よけのカーポートを設置してもよいかもしれません。事前に調べたところ、バス用のカーポートを近くに建設すれば、購入費と工事費考えても、お手元の、あくまでも参考資料ですけども、50万円もあれば十分だと思います。ちょっと強度の観点でいろいろ議論はあるかもしれませんけども、ひとまず参考というところで。雨風も多少当たるので、洗車代もしっかりと予算づけをすれば問題ないと。1,800万円余の建築費用と比べると安いものなのかなと思います。  また、お手元の資料、市役所駐車場の中の様子という写真を御覧ください。御覧のように、市役所の駐車場には2台置くことができるスペースもあるように見受けられます。工夫次第では、カーポートを設置する必要さえもないかもしれません。この駐車場内にバスと、あとは、多少窮屈かもしれませんが、排水ポンプ車を置くということです。つまり、1,800万円余の建築費が50万円、カーポートの50万円、もしくはあわよくばゼロ円になるということになります。  改めまして、ここから質問ですけども、本当にこの格納庫必要であるかというところ、また、なぜこの格納庫、鴨川町、福守エリアに建設をするのか、そして、市役所駐車場利用の可否を併せてお聞きいたします。 ○建設部長(小谷卓徳君) 鳥羽喜一議員の質問にお答えいたします。  排水ポンプ車の格納庫の費用のことについてでございますけども、まず、今回の額は、この格納庫の造成に係るところなんです。福守町地内に排水ポンプ車の整備することに伴って1,622万2,000円を計上させていただいておりまして、財源は緊急防災・減災という起債を使わせていただいております。当初は、造成費、盛土外周をのり面仕上げで行う計画でおりました。ですが、隣地への影響や造成後の敷地利用を勘案しまして、擁壁を設置する必要があったと判断したために、今回、1,600万円余を計上させていただいております。  造成の概要といたしましては、まず、外周に1.8メートルのプレキャストの擁壁、よくL形擁壁というんですけども、こういったもので造成をするようにしております。120メートルほど造成をするようにしております、L形擁壁で施工するようにしております。敷地内の盛土による造成を行いますけども、敷地の面積は現在のところ、ざっと800平米ありまして、造成後の敷地高は道路よりも50センチぐらい高くするようにしておりますし、盛土に必要な土砂等は無償で国交省から800立米ほど譲り受けて、今回この造成に向かうようにしております。  格納庫については、排水ポンプ車を格納するだけでなくて、防災用の機材の備蓄を想定しておりまして、間口が8メートル、奥行きが12メートル程度のものを計画しております。格納庫に備蓄を想定しておる資機材としましては、土のう袋や土のう製作に必要な道具、ブルーシートなどを置くようにしております。昨年の7月の豪雨の際には、住民に対して2,000袋からの土のうを提供したことから、製作済みの土のう1,000袋程度を備蓄したいと考えております。  それで、必要かどうかということでございます。我々も、内部でもいろいろ設置場所を検討いたしました。それで内容は、まず3か所を検討しております。1か所目が福守町地内の河川防災ステーションの敷地内、それと、2か所目が旧社会福祉協議会の跡地でございます。防災倉庫があるところでございます。それと、今回の福守町地内の3か所を検討しております。天神川河川防災ステーションの敷地、国交省と中部ふるさと広域連合が管理している区域がありますけども、ここは国土交通省が管理しているポンプ車の車両庫がありますけども、ここにも協議を行ったんですけども、山陰の基地的な位置づけの施設であり、市の材料を置かすことはできないということで、まずここは断られたこと、それと中部広域連合の消防局さんの敷地に関しては、ヘリコプターの離着に支障となることから許可できないということで断念し、社協の跡地でございますけども、ここに関しましては、基礎の設置を伴う建築物は駄目だということの回答があったことから、現在の福守町の敷地に格納庫といいますか、倉庫を計画させていただいております。  鳥羽議員からありました本庁舎裏の立体の駐車場、マイクロバスのところに格納スペースがあるので、そこにポンプ車を格納すれば、造成費等が安くなるんではないかというような内容だとは思いますけども、マイクロバスの格納庫のスペースに排水ポンプ車が格納できる寸法は余裕はないけど、ぎりぎりありました。高さ、奥行きはほぼ余裕がないんですけども、荷台に積載しております機材の積み降ろしやメンテナンスが必要になったことを考えますと、十分なスペース、また、緊急時にできるようなスペースだとは言えないと判断しております。また、今回、整備を計画しておる格納庫は、防災資機材の備蓄も想定しており、マイクロバスの格納スペースでは、備蓄スペースを確保できないと判断したために、断念をしておるというような状況でございます。以上です。 ○2番(鳥羽喜一君) 御答弁いただきました。ちょっと五月雨式に御回答いただいて、多少質問と御回答が残念ながら合っていないところもあったので、私も五月雨式にもしかすると御質問してしまうこともあろうかと思いますが、御了承ください。  まず、その格納庫必要、車庫以外の機能も持たせると、いわゆる備蓄を置くというところについての1つ目の質問なんですけども、お手元にお配りしているハザードマップについてでございます。こちら、私、聞き取りのときに、安全なところなんですかと。いわゆる福守町周辺というのは、浸水エリアだという認識でおりました。なので、そこに建ててしまって大丈夫なのかという懸念があったので、質問させてもらったところ、大丈夫ですと、そこは大丈夫という回答をいただいて、ああ、そうなんだと思いまして、その場所だけ教えていただきました。念のためハザードマップ調べておいたんですけども、大丈夫なのか、その氾濫の想定区域、一番氾濫が起きる可能性が高いエリアに、わざわざ建築をされるというところでございます。結構リスクがあると思ってて、昨年7月の豪雨のとき、いわゆる備蓄用の土のう、確かにそこで作りましたけども、そこというのは市役所の横のバスの置いてあるところの横ですね。これは、大雨のときに本当に水が浸水しているのに、そこの車庫の中で土のうを作ることができるのかというところが1つ懸念。そして、2つ目の懸念は、事前に大雨が降る、台風が来る、そういったときには事前に車を出すとお伺いしてます。車を出すというのは、車庫から出して、待機をする。ただ、昨年の7月においては、準備はしていたんだけども、午後になって来なそうだと思ったところにすごい大雨が降って、対応に追われたと事前にお伺いしておるんですけども、そうなったときにどうやって浸水している福守町、鴨川町エリアに行くんだと。まさか泳いで行くわけにもいかないですし、だとしたら、BCPの観点でも、高台の、この倉吉市のハザードマップ、市役所エリア、青い四角で囲ってありますけども、安全なこの高い場所にあるバスのところに置くのが望ましいんじゃないか。その2つの懸念があります。  そして、あと、防災センターの格納庫の様子というものを載せています。部長が実際、倉吉市の防災センターの中をのぞかれたことがあるかどうかというところは分かりませんけども、私、一応行ってみて、写真を撮ってきました。割と窮屈なんですよ。見て分かるとおり、窮屈です。なので、そこのバスのところに止めたとしても、同じぐらいの間隔、もしくはもっと広い間隔を保つことができる。もし、これが狭いというのであれば、防災センターのこの車庫をもう一度検討していかないといけなくなってしまいます。その3つ、御回答いただけますでしょうか。 ○建設部長(小谷卓徳君) まず、ハザードマップで見て、なぜここにというようなことの御質問だったと思いますけども、まず、このハザードマップが1,000年確率を想定しております。堤防が決壊したときのハザードマップでございます。我々がふだん計画しておりますのは50ミリ程度の雨、昨年が50ミリから60ミリの雨が降っております。1時間にですね。それを想定しておりまして、このハザードマップでいきますと、ほとんど倉吉市の場所ではもう建てれないようなことですし、まず、その機械、排水ポンプ車を出水期といいますか、6月から10月の間には点検をして、それから訓練、訓練してから点検、毎月するというような計画でおりますんで、なかなか訓練をするための河川といいますか、実際は国土交通省さんの防災ステーションの上流にあります、カプラーというんですけども、堤を横断しておる管があります。それを使わせていただいて、西福守町周辺の排水を考えておりますので、そこに近い場所がいいということでも判断をしております。  カーポートでもいいではないかという質問でございます。  防災センターの車庫を議員が見られて、これでいいじゃないかということでございますけども、私も国土交通省さんには排水ポンプでお世話になっているので、ここ、何度か行かせていただいております。敷地の広さなんですけども、敷地といいますか、車庫の広さなんですけども、うちの車庫よりも写真では狭いような感じはしますけども、ふだんは4台の排水ポンプ車を置いてかなり狭い状態で、きちきちの状態だとは聞いております。以上です。 ○2番(鳥羽喜一君) もう一度、すみません、質問繰り返します。  防災センターの様子というのは御覧になったというところで承知いたしました。  私が言いたかったのは、おっしゃるとおり、きつきつなんですよ、狭いんです。なので、この市役所の横のバスが今止まっているところであったとしても、排水ポンプ車の機能を十分保ったまま保管することができるので、その広い建物、1,800万円余をかけて建設をしなくても、十分そこの駐車場内でいいんじゃないかというところがお伺いしたかったところでございます。すみません、お願いします。 ○議長(福谷直美君) 答弁。 ○建設部長(小谷卓徳君) 保管場所ですけども、先ほどもお話をさせていただいたような気がしますけども、実は保管だけではなくて、備蓄基地と、備蓄倉庫を兼ねておりまして、また、点検を月1にしなくちゃいけない、それと、この排水ポンプ車にいろいろ機材を載せておりますので、これらのメンテナンスもしないといけないというようなことがあります。それで、この施設スペースでは、市役所の駐車場の車庫ではちょっと狭いと判断しております。以上です。 ○2番(鳥羽喜一君) 御回答いただきました。
     このハザードマップは想定していないということでしたけども、市がこれを想定していなくて、どこが想定するんだというところを申し上げたいのと、あと、昨年の7月豪雨については、たしか100年に一度、50年に一度の大雨だと記憶をしています。なので、たまたま氾濫が起きなかったからよかったものの、わざわざ浸水するエリアに建てなくてもいいんじゃないかと、そこにありますからというところが1つ目、質問ですね。  最後、2つ目の点検、メンテナンスについてなんですけども、車を前に出して、別にここじゃなくても、前に出して、点検、メンテナンスすることも可能なので、何が言いたいかというと、1,800万円余かけて建築をしないといけない。これ、税金です。地方債といっても、3割はたしか一般財源で出さないといけない。あと7割は、すみません、細かく勉強してないですけども、とにかく国の借金、国の税金で賄われていると。そういった観点から、少し工夫をすることができて、ゼロ円にすることができるのであれば、その選択肢を取るべきだと思うんです。その2つ、御回答ください。 ○建設部長(小谷卓徳君) なぜハザードマップで浸水をする場所かということでございます。  言われるように、ハザードマップを参考にすべきだと思います。ですけど、実際、昨年度想定してる雨以上のものが降っておりますけども、この辺りは、これは1,000年に一度のものですから、昨年度の50年に一度と言われましたけども、その程度の雨ではまだそこは浸水してないという状況でございました。以上です。 ○議長(福谷直美君) 2番鳥羽議員、5回目の質問です。 ○2番(鳥羽喜一君) はい、最後になります。  昨年は確かに氾濫はしませんでした。ただ、御承知のとおり、この辺り一面、水浸しで、場合によっては50センチに近づくぐらいの大変被害を受けた地域でございます。氾濫しなくとも、備蓄品があるところが水浸しになるリスクがあるところに建築をするというところが、それについてはどう考えられるのかというのが1点目。  2点目、財源について、地方債ということなので、ここはちょっと加えての質問にはなりますが、使えるものは使っておこうと、有利な財源を使っていくというのは確かに必要な考え方ではあろうかと思いますけども、真に必要であれば、積極的に有利な財源は使うということであって、この1,800万円余あれば、例えば避難場所の公民館の簡易ベッドを購入するであったり、トイレを整備するであったり、もっともっと真に必要な整備というのをするべきだと思いますが、優先順位の観点で、ここに1,800万円余を使うのは違うと思います。その2点、最後の質問です。 ○議長(福谷直美君) 答弁できますか。  それでは、暫時休憩をいたします。                   午後3時06分 休憩                   午後3時43分 再開 ○議長(福谷直美君) 再開します。  2番鳥羽議員、もう一度、質問を整理して、質問をしてください。 ○2番(鳥羽喜一君) 質問のお許しをいただきましてありがとうございます。  この予算に非常にこだわっておりますのは、やっぱり目の前の予算というもののこだわりをしっかりと一市議会議員として持たないといけないという思いからこだわっております。やはり国、県、市として、いろいろ補助金や、国債を刷りながらいろんな補助金が下りてくる中で、しっかりと基礎自治体の議員が一番最後のこの小さなまちの予算をしっかりとチェックすることが私がいる意味だと思って、先ほどのような質問をさせていただきました。  そして、最後、一つだけ質問をさせていただきます。目の前の車庫の車の入替えだけで1,800万円余がゼロになる、ただ、そのシンプルな提案、質問をさせていただきたかったと。先ほどの御回答の中で、排水ポンプ車だけではなくて、いろんな物資や荷物を置くと、私はこの場で初めてお伺いしたので、そういった用途で予算はつくられていたんだっけというところも一つ疑念はあるんですけども、そういった物資、土のう等は、ほかにもいろんな、八屋等々に倉庫がございますので、その辺りでいいんじゃないかなと思いつつ、その辺り、本当に1,800万円余がゼロ円になるチャンスがあるのに、1,800万円余を使うのか、そこについて質問をさせてください。 ○建設部長(小谷卓徳君) 先ほどの質問に、ちょっと整理させて答えさせていただきます。  まず、車庫ということでございます。この排水ポンプ車に係る上物というものは、令和4年度の当初予算で既に計上済みでございます。今回は、メンテや土のう作りなど、土のうの保管のための新しい建屋を必要とするために造成を行うための費用となります。なぜこの箇所かということでありましたけども、説明はさせていただいてるんですけども、数か所選定させていただいて、ここということに、この福守町の地と決めさせていただいております。  それは、まず放水場所に近いということ、それと、国の施設、実際は土手の中に管が走っておるんですけども、こういった施設が使えるということ、それと、用地を買わなくても市の用地で用地代が要らないということでございます。それと、懸念されてるのは、氾濫の可能性のことを言っておられましたけども、今回は、昨年の7月豪雨の雨量で対応できるように、住民が安心して生活できるように、昨年度の豪雨を念頭に整備、配備をするようにしております。この水準が目的でございまして、1,000年確率が目的の今回の整備ではございません。ですから、住民が安心して暮らすためには、今の場所で何ら問題ないと思っております。昨年度の豪雨でもこの場所はついておりませんし、さらに50センチ上げるようにしておりますので、土のう作り等にも問題ないということで、必要な場所だと考えております。以上です。 ○議長(福谷直美君) 次に、3番山根健資議員に質疑を許します。 ○3番(山根健資君) 議長から発言の許可をいただきましたので、議案質疑をさせていただきたいと思います。すばらしい質問が2球続けて、チェンジアップのような質問になってしまいますけども、よろしくお願いいたします。  議案46号 令和4年度倉吉市一般会計補正予算(第3号)で、通し番号15ページの2款総務費、1項総務管理費、6目財産管理費について質問させていただきます。  事業名がふるさと納税、事業の内容が企業版ふるさと納税の活用による安定的な財源確保を図るため、企業版ふるさと納税制度におけるプロジェクト策定や企業とのマッチングに関する支援サービスを導入するものということです。これに対して非常に夢があると思うんですけども、このプロジェクトの内容は誰がどのように考えられるのか、プロジェクトの策定は誰がどのようにして決められるのか、マッチングに関する支援サービスとはどんなものなのか、そして、どれくらいの件数のマッチングを想定されておられるのか、伺います。 ○生活産業部長(谷田富穂君) 山根議員の質問に対し、お答えいたします。  ふるさと納税事業の中身、そして、今回のプロジェクトの内容は誰が考えるのかというお尋ねでございます。まず、企業版ふるさと納税の制度によります寄附を活用し、実施するためには、倉吉市まち・ひと・しごと創生総合戦略に取組事項が記載されていることが条件となります。そして、このプロジェクトの内容を考えるものにつきましてですが、主に3つのパターンがあると思います。  1つは、自治体が寄附を募集し、実施したい具体的なプロジェクトがある場合、これはもう自治体が考える。例でいきますと、例えば今回の日本女性会議あたりを想定しております。自治体が考えるもの。そして、2つ目には、企業が自治体に寄附をするので、それを活用して自治体に実施してほしい具体的なプロジェクトがある場合というようなこと。これは企業が考える場合ということになります。これまででは、空き店舗の活用等でのそういった企業版ふるさと納税の寄附がございました。そして、3つ目に、自治体と協働で何かをしたい企業と、寄附を受けたい自治体との協議の中で具体的な内容を決めていく場合があるかと思います。これは、企業と自治体が考える。これからを考えるときにはこのパターンが多いだろうと思っております。  2つ目のお尋ねとしまして、プロジェクトの策定は誰がどのように決めるのかということについてでございました。プロジェクトの内容、そして、予算規模等につきましては、各担当課が、商工観光課と調整を取りながらにはなりますが、寄附企業と相談をする中で、実施案を策定し、通常の市実施事業と同様に予算要求を行い、議会の承認に基づき実施するという大きな流れになります。  そして、マッチングに関します支援サービスについてでございます。こちらは、支援サービスの内容としましては、市への企画提案、寄附企業の紹介のほかに、寄附金額の収納であるとか、プロジェクト実施時のフォローなどがございます。  企業版のふるさと納税によります寄附金を活用しての取組としましては、これまで4つプロジェクトがございました。そして、本年度は今回の議会に提案させていただいております人材育成研修事業、そして、日本女性会議の2つのプロジェクトに取り組んでいるところでございます。これまでは、どちらかといいますと、市が直接つながりを持てる範囲というのが企業しかやり取りができなかったところでございますが、今回のサービスを導入することによりまして、市のネットワークだけではつながりを持てなかった企業ともマッチングの期待が持てるようになるという大きな利点がございます。新たな財源の確保ですとか、民間企業ならではの企画立案になるよう、そういった地域活性化に向けた課題解決型プロジェクトの実施などにつなげていくことも可能になってくるということです。  そして、どれぐらいの件数のマッチングを想定しているかという観点でございますが、こちらにつきましては、今導入を検討しております支援サービスについては、今年の5月末現在で72の自治体が参加しております。と併せて、475社の企業がある程度そういった意思を持って登録をしてらっしゃるということがございます。そして、これまでに272件の寄附の成約を達成していらっしゃるということで聞き及んでおります。現段階において、数までの想定がないんですけれども、マッチングの件数が1件でもとにかく多くそういう形でマッチングを果たして、企業からの寄附を活用しながら、地域課題の解決に向けた新しい取組をそういうふうに実施していきたいと思っておるところでございます。以上です。 ○3番(山根健資君) 3番山根です。御答弁ありがとうございます。非常に可能性を感じる案件でございまして、一般質問でも言わせていただいたんですけども、ぜひこれを広田市長の下、県内一と、日本で注目されるような内容を行っていただいて、倉吉市の皆さんの幸福に寄与していただけたらと思います。  続きまして、2つ目の質問させていただきます。通し番号16ページ、2款総務費、1項の総務管理費、7目企画費で、事業名が観光誘客促進支援事業のことであります。ほかの議員の皆さんと聞きたいことがちょっとかぶっているので、私がほかの議員の皆さんが聞けなかったことを聞きたいと思います。  委託料は6,400万円弱あるんですけども、この内訳を教えていただくのと、あと、予算額を超えてしまったときというのは、これは追加補正が可能かどうかというのをちょっとお伺いしたいと思います。 ○生活産業部長(谷田富穂君) 続いてのお問合せにお答えいたします。  まず初めに、委託料6,392万円の内訳についてでございます。こちらの内訳としましては、プレミアム分の経費として5,600万円、具体的には2,000円分のプレミアムがつきますんで、それの2万8,000セット分となります。5,600万円の経費。そして、事務費として792万円を計上しているところでございます。事務費に関しましては、クーポンやチラシの印刷物、または換金等に必要な手数料であるとか、そういったものを含んだものでございます。  そして、予算を超えてしまった場合どうするのかということのお尋ねでございます。まず初めに、今回の発行につきましては、事業総額、全体で約6,300万円、これまででは最も多い、そういうふうな消費喚起策の中では最大規模となるということでございます。これまでの経費としましては、過去に3回やっておりますが、いずれも1,800万円という予算規模でございました。それの約3倍を超える規模での今回実施というところがあるんで、ある程度これで賄えるかなと思っておりますが、それでもやはり早期に完売したというような場合につきましては、その状況等をはじめ、参加団体、ニーズを把握する、または、そういった財源確保の可能性等も含めて、また確認をさせていただく中で、議会の皆様にも御相談させていただきたいと思っております。以上です。 ○3番(山根健資君) 御答弁ありがとうございました。  飲食店の皆さんは、まだまだ大変苦しい状況にあります。借入れの返済がそろそろ始まって、非常に苦しい。このたびの復興の分の補助金もあるとは思うんですけども、我々は本当にその痛みを何とか分かち合って、皆さんが何とかできるような形をつくっていかないといけないと思いますので、引き続き飲食店の皆さんを中心とした補助、支援、よろしくお願いいたします。  次の質問、移らせていただきます。通し番号18ページの中心市街地活性化推進事業についてなんですけども、多数の議員の皆さんが質問されたので、質問を割愛させていただきます。  次の質問です。通し番号24ページ、事業名、小規模急傾斜地崩壊対策の件についてでございます。  ここの地区、広栄町地区と福庭地区の具体的な場所を教えていただくのと、どれくらいの工期がかかるのか、そして、この補助率の両地区の違い、なぜ違うのかと、受益者分担金の割合も違うのはなぜかをお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○建設部長(小谷卓徳君) 山根議員の質問にお答えいたします。3点あったかなと思いますけども、具体的な事業場所、そして、どれくらい工期がかかるのかということと、受益者負担金と補助率、この違いの説明ということでございます。  その前に、まず単県小規模急傾斜地崩壊対策事業について簡単に説明をさせていただきます。市が行う斜面対策事業、これ単県小規模急傾斜地崩壊対策事業と、もう一つが単県斜面崩壊復旧事業、2つございます。今回の単県小規模急傾斜地崩壊対策事業は、土砂災害特別警戒区域の斜面の予防的な工事が目的となっております。受益の対象戸数ですけども、1戸以上5戸未満ということでございます。これは、5戸以上の場合は、国とか県がなす事業となります。一方、単県斜面崩壊復旧事業でございますけども、これは災害時に斜面が崩壊した箇所の復旧を目的とする工事でございます。受益が1戸以上と、事業費が100万円以上となっております。市が行う斜面事業ですけども、この実施は、どうしても受益者負担金が伴うことから、関係者からの要望により事業が始まる事業となっております。このため、実施申込みには受益者の負担金同意書と地権者の施工承諾書を添えて実施公民館長からの要望書として提出をいただいているところでございます。周知については、県や市のホームページに事業内容を掲載しております。それ以外には、豪雨だとか、災害時に職員が直接行って説明をしているというような事業でございます。  広栄町と福庭地区の具体的な場所ということでございます。なかなか山の斜面なので、場所が伝えにくいところがあるかもしれませんけども、広栄町地区ですけども、倉吉市から三朝町に向かう天神川沿いの道路、これ、三朝街道と言ったり、正式には県道鳥取鹿野倉吉線という道路になりますけども、この道をずっと三朝町に向かって上がりますと、下余戸も過ぎて、左手に広栄町の最初の入り口があるかと思います。山本印刷さんが見えるんですけども、この道を東側に進むと、西田製作所さんがございます。この西田製作所さんの北側の斜面、実際には虹ケ丘町の南側の斜面にはなるんですけども、ここ、40メートル余りが今回の事業の対象となります。もう一つの福庭地区ですけども、福庭の集落の北にはなるんですけども、倉吉駅の北側、国道179号線、清谷方面に走りますと石田紙器さんがあります。この東側の裏というか、東側に県管理の北田川という川が流れております。この川沿いの山側といいますか、そこの斜面が今回、福庭地区の対象事業地となっております。いいますと、福庭集落の一番北側といいますか、清谷の南側になります。ここが事業箇所となります。広栄町、福庭地区、どちらも事業所、民家があり、土砂災害特別警戒区域がかかっておりますので、この解消に向けた事業に取りかかるための今回、測量設計業務を上げさせていただいているということでございます。  それで、どのくらいの工期がかかるのかということでございますけども、測量と実際の施工、これを分けてお伝えしますと、測量設計ですけども、現在のところ、2か所とも5か月程度を見込んでおります。そして、施工、工事なんですけども、測量設計が終わってからですけども、両地区とも半年程度を今見込んでおります。  そして、この事業の補助率と受益者負担金の割合が違うのはなぜかという質問でございますけども、単県小規模急傾斜地崩壊対策事業の基本的な受益者負担率、地元が払う額ですけども、これは20%となっております。県、市の補助率というのは、事業費から受益者負担金を差し引いた額を2分の1ずつ補助をしてるという内容となっております。ですけども、負担の軽減の事項がございまして、1番目に高さが30メートル以上の大規模斜面関連事業である場合か、もしくは、被害想定区域内に市道、避難路、また、福祉・医療施設などがある場合、これらのどちらか一つに該当すれば、受益者負担が半分の10%になります。2つとも該当すると5%に軽減されるということでございます。これによりまして、県、市の補助率も変わってきます。広栄町については、斜面の高さが30メーター以上の大斜面関連事業になるため、受益者負担率は10%になります。福庭地区については、軽減項目が見当たらないため、受益者負担率は基本の20%となっております。このために、補助率、負担率等に差が出ております。以上でございます。 ○3番(山根健資君) 御答弁ありがとうございました。急斜面になっておりますので、早く対策をしていただけたらと思います。昨今、異常気象が続きますので、もしかしたら今年も100年に1回の雨が降ったりするかもしれませんので、対策をよろしくお願いいたします。以上です。 ○議長(福谷直美君) 次に、5番鳥羽昌明議員に質疑を許します。 ○5番(鳥羽昌明君) 私からも議案第46号 倉吉市一般会計補正予算について、3つの事業について質問をさせていただきたいと思います。  まず1つは、資料の5ページの下段の市役所本庁舎等感染症対策事業についてです。  この事業の補正理由に、扉に触れる前に除菌、このようにあるんですけども、これが目的であれば、もっと安い別な方法があるんじゃないかなと最初に感じました。例えば扉の前に足踏み式の除菌スタンドを設置すると。あの場所は大きな屋根、ひさしもありますし、雨や日差しというものも防げますんで、それで十分対応可能じゃないかというのと、既に質問等も出ましたけども、議会棟入り口の扉、開き戸、あれを自動ドアにすればいいんじゃないかということも感じました。この点については、文化財ということもあって、いろいろ制限等があると。また、外気の流入対策という意味合いもあると、先ほども答弁があったんですけども、もう一度改めてこの事業の目的、理由、その辺りについて御答弁いただければと思います。 ○総務部長兼防災調整監(美舩 誠君) 鳥羽議員の御質問にお答えいたします。  今回、風除室を設けようとする意図でございますけども、議員御指摘のとおり、入り口前に足踏み式の消毒液を置くという方法についても一つの方法かと思いますけども、外気にさらされた状態でそういったものを置いておくことの可否ということもございまして、加えまして、従来から私たち、この議場にずっといる者として、冬場の寒さというのは非常に厳しいものがございます。そういったことから、今回新型コロナウイルスの風除室を設けるとともに、外気を一旦止めるという部屋を設けることの有効性を鑑みまして、風除室を設けようとしたところでございますので、御理解をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○5番(鳥羽昌明君) 分かりました。新型コロナウイルス対策だけではなくて、従来からずっと懸案だった冬場の冷気対策、来庁される方へのそういった対応も必要かなと思います。また、これは交付金事業ということで、そういったところもこういった非常にいい機会になったのかなというのも感じます。この点については理解をいたしました。  続いて、次の質問ですけども、ページは8ページの下段です。事業名、新たな生活様式に対応した行政システム導入事業についてです。  まず、この事業について、ちょっとイメージがなかなか湧かないもので、利用者のシステムの利用のフローですね、この辺りについてお聞きしたいのと、あと、補正予算が約650万円ということで、導入してからしっかりと利用していただく、利用率を上げていくことが重要かと思うんですけども、その2点についてお聞かせいただければと思います。 ○生活産業部長(谷田富穂君) それでは、鳥羽議員の問合せにお答えいたします。  まず初めに、このシステムの利用フローについてでございます。今回導入を予定しておりますこのシステムは、市のホームページ上への事前申請システムというものと、市民課窓口に設置しますタブレットへの申請書作成支援システムの2つを予定をしております。まず初めに、市のホームページに掲載を予定する事前申請システムについてでございます。自宅のパソコン、スマートフォンから市民課窓口でこれまでやっておりました転入であるとか、転出、出生、死亡などのそういった申請手続を選択していただき、申請者の情報、住所や氏名や生年月日等、入力していただくことになります。  その手続に関しまして、幾つかの質問に回答していただく形になりますが、その方に必要な申請書や手続を自動的に選択して、最終的には二次元コードが発行されます。この二次元コードを自宅で印刷してお持ちいただくか、または、スクリーンショットでスマートフォン等に保存して、市民窓口に設置された読み取り機でこのコードをもう一度読み取っていただいて、申請者情報が入力された申請書等を印刷していただく形になります。それで、市民課窓口でそういった転入、転出等のそういった手続をしていただくという形になります。  そして、その際に関係する手続が一覧として出てくるわけになりますが、そのほかの必要な手続の申請の担当窓口等が記載がしてありますんで、持参していただくなり、次の手続を行っていただくという大きな流れになってきます。これまでそれぞれの申請窓口で手書きによって、そういった住所、氏名等、申請情報を申請ごとに記入していただいておったものでございますが、これが一つの手続でもって、関係します手続を全てそういうふうにまとめて申請書を自動的に作成していただくことが可能となります。  ちなみに、令和3年度で転入で1,200件ぐらい、転出で1,400件ぐらい、出生で約300件ぐらい、死亡で750件ぐらい、約3,600件になりますけども、こういった手続をこのシステムで事前に申請書の準備をしていただく、もしくは、これから説明いたします窓口にありますタブレットで簡易にそういった申請書は作成することができるようになるというものでございます。  2つ目の申請書作成支援システムというのは、大きな特徴としましては、事前にそういった申請システムを利用されなくても、その場に来ていただいて、マイナンバーカードですとか運転免許証等を利用して、申請書でありますとか、手続の一覧がその場で作成することができるというシステムでございます。これまで時間がかかるということでありますとか、やはり書かれた文字がなかなか見づらいということがあって、間違えのもとになってくるということもございました。そういったものもこのシステムの中で解消ができるということを期待しているものでございます。今年の10月の運用開始を目標として、これから準備を進めていけたらということを考えております。  そして、利用率の向上の方策についてでございます。このシステムは、やはり使っていただくことがまず必要になります。窓口業務においてもいろんな意味でも効率化が図られることになりますんで、できうるいろんなところでの積極的な周知をしていきたいと思います。まずは、ホームページ、市報はもちろんですけども、市が持っておりますフェイスブック、ツイッター、LINE、様々なそういった場所でそういった情報を掲載していくというようなこと、特には3月から4月が転入、転出が混み合うということがあるもんですから、その時期には有効だと思っております。そういう形で、一番の繁忙期には有効に使っていただけるように、周知を頑張っていきたいと思っておりますし、市の窓口がございます。窓口で総合案内担当を置いておりますんで、そこでも分かりやすく利用者の皆様に声かけをする、またサポートをするという形で使っていただき、利用率を高めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。 ○5番(鳥羽昌明君) 分かりました。事前申請システムということで、例えば来庁されてからこのシステムを知って、結局使わなかったとか、そういったことがないように、しっかり周知をお願いしたい、それが質問の趣旨だったんですけども、お聞きをしてみると、事前に下調べや検索をなさった方、市の該当するホームページの場所にリンクが貼ってあって、そこを入るとしっかりとそのシステムに誘導されるというような仕組みがあるんですかね。でしたら大丈夫かなと思うと。あと知らずに来庁された方も、窓口にタブレットの端末が設置してあって、そこでも利用ができると。それは職員の方のしっかりサポートを受けて利用できるということですね。分かりました。  非常に便利な、これから本当に大事になってくるシステムかなと思います。ワンストップまでいかなくとも、それに近いぐらいな利便性が図られるかなと思いますので、しっかりと周知をお願いしたいなと思いますし、今後も拡大していっていただければと思います。  3つ目、最後の質問についてですけども、ページは16ページの下段、事業名、観光誘客促進支援事業についてです。  質問としましては、事業の概要欄に記載のなかった点について、まず、1つ、1人当たりの購入上限数、これをちょっとお聞きしたかったんですけども、先ほどの質問で答弁がありましたので、結構です。  私もちょっといろいろ御意見をいただいておりまして、制限を設けずに、よく利用される方、そういった方に利用していただいて、少しでも早く地域経済の回復をしてほしいというような声もいただいております。その一方で、より広く市民の方に行き渡るようにされるのか、すべきなのかということもいただいております。もし先ほどの答弁と違った点で、この辺りの考え方について、もし何かあれば、ちょっと御答弁いただければと思います。 ○生活産業部長(谷田富穂君) 続いての倉吉観光応援クーポンの制限についてでございます。基本的な内容については、先ほどと一緒でございますが、前回、過去に3回やってきております。その中での意見を今回勘案しまして、一番いい形でやっていきたいと思っております。そういう意味で、前回も最初の時点では1人2セットまでとしておりましたが、やはり住民の方々がもっと購入したいというところがあり、1日5セットという形にさせていただきました。そこの点で、非常に市民の皆さんからも、これ、よくなったという声を逆にいただいたということがございますんで、まずはこちらで進めていきたいと思っておりますんで、よろしくお願いいたします。 ○5番(鳥羽昌明君) 分かりました。  もう一つ質問ですけども、非常に本当に重要な事業だなと思います。この事業の効果の最大化を図るためには、多くの人にチケットを購入していただくことと、もう一つは、取扱事業者を増やすこと、多くの事業者に参加していただくことかなとは思っております。そこで、こうした取扱店舗を増やす取組、使える店舗の拡大についてどのように考えてらっしゃるのか、この点、ちょっとお聞かせいただければと思います。 ○生活産業部長(谷田富穂君) 続いてのお問合せでございます。  対象店舗の拡大についてどういう考え方を持っているかということでございます。今回の事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の長引く影響を何とか市民の皆様の協力の中で観光産業が元気を取り戻せることにつなげていきたいという思いでしておるものでございます。そこの中で、飲食クーポンにつきまして、これは飲食店となりますけれども、飲食店の対象店舗につきましては、営業許可を有します市内の飲食店で、鳥取県の新型コロナウイルス感染予防対策協賛店、または新型コロナウイルス安心対策認証店に登録していることを条件とし、公募することとしております。  そして、もう一つが、今回、7,000円のうち、1,000円としてつきます観光クーポン券、こちらにつきましては、対象施設等の考え方は、観光施設、または店舗という非常に実は線引きが難しいところではございますが、今回やりますのが、観光応援という形のキャンペーンだということがございます。そこの中で、観光協会と一緒に観光振興を御協力いただいているという観点から、これまでと同様に、倉吉観光マイス協会の会員ということを一つの条件として、その対象に公募するという考え方をさせていただいております。具体的には、そういった中で、観光クーポンの店舗としまして、例えば花屋さんでありますとか、お菓子屋さんでありますとか、写真館でありますとか、考え方によって当然に観光に資する、しっかり観光に資する、そういった取組をしていただいている店舗もございます。そういったものを対象としてくるというところの中で、観光マイス協会へ会員となっていただくということを一つの条件としてさせていただきたいと思っております。  まず、この事業につきましては、本当、ぜひとも多くの飲食店の皆様に御参加いただきたいというものでございます。そういった店舗が増えれば増えるほど、このクーポンの魅力が増えてくることになります。そして、市民の皆様も積極的にクーポンを御購入いただいて、御利用いただくことによって、飲食店、そして観光事業者等の応援につながります。そういう意味で、こういった形での応援をぜひお願いしていきたいというものでございます。以上です。 ○議長(福谷直美君) 5番鳥羽議員、最後です、5回目です。 ○5番(鳥羽昌明君) はい、分かりました。  このプレミアム飲食券、本当にどの事業者の方に聞いても本当に好評で、好評なんですけども、以前お聞きしたお店の方は、今まで一度も使ったことがないと、取り組んだことがないということをおっしゃってました。そのお店は高齢者の方がなさっているお店でよく分からないんだということをおっしゃってました。ただ、従業員の方もいらっしゃいますし、売上げもこの新型コロナウイルスでもう3割、5割減だということもおっしゃってました。ぜひしっかりと取扱店舗の営業活動というか、周知に取り組んでいただいて、取扱店舗を募集というような内容で、参加要件であったり、換金までの流れであったり、いろんな疑問点に対するQ&Aなどを掲載していただきながら、より多くの方に参加していただけるような取組をお願いしておきたいなと思います。何かあればお願いします。 ○生活産業部長(谷田富穂君) 今、議員からありました事項、しっかり受け止めさせていただきたいと思います。また準備ができましたら、ホームページ等を中心としながら、そういった店舗等の募集をさせていただきます。そこで、とにかく分かりやすく、そして分からないものは問合せをしていただければ、それはしっかり分かりやすく説明させていただきますので、まずはそのところを周知に努めていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。 ○議長(福谷直美君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福谷直美君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  次に、議案第47号 倉吉市過疎地域持続的発展計画について質疑を求めます。  質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福谷直美君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  続いて、本日、追加上程をされました議案第48号 令和4年度倉吉市一般会計補正予算(第4号)について質疑を求めます。 ○10番(佐藤博英君) 10番。議案第48号ということで、補正予算の説明資料の9ページの下段になります。地域住宅計画事業ということで、市営住宅のことが3,000万円余ということで追加補正されました。これ読んで、長坂新町の市営住宅をもう古いんで取り壊して、それから、余戸谷町住宅、あそこも取り壊すという、2か所取り壊して、新しく建てるための設計業務ということにはなるんでしょうけども、長坂新町の住宅は使わずに、余戸谷町住宅を壊した跡に、そこに一緒に市営住宅を造るという、これ中身ですよね。多分そうだと思うんですが、こういう市営住宅や公営住宅を潰すときにいつも問題になることがあります。やっぱり新しく建てると家賃がちょっと上がるんですよね。それで、そこに住んでいる人は、このまんまでいいとか、それから、引っ越しするのに、今回引っ越しの費用もあるようですけども、そういうことを何遍も何遍もわしも、米田町住宅もそうだったです。関金のあそこもそうだった。やっぱりそういうことがわしはないようにしてほしいんですよ。そこに住んでいる人の立場に立った建設の仕方というのをしてほしいんですけど、その辺どうでしょうか。 ○建設部長(小谷卓徳君) まず、長坂新町住宅の建て替え、それと家賃等のことでございますけども、現在、建て替えのために計画をしておりますけども、もともとの長坂新町住宅の間取りというのが3DKが中心、それと、2DK、余戸谷町住宅は2DKでございます。建て替え後の家賃等を抑えるために、単身者向けとして今回は1DKというものをかなり準備させていただいております。平米数でいくと35平米前後になるんですけども。また、建て替え後に家賃が上がるということ、どうしても低所得者の方だとかは危惧されるところでございますけども、下げるというわけではないんですけど、5年間かけて、本来の家賃に上げるというような制度がございますので、5年間かけて徐々に段階的に上げていくというようなことで、家賃は対応させていただこうと考えております。以上です。 ○10番(佐藤博英君) 前もそういう手使ったんですよ。そういう手は使ったけども、出ていった人はまだいい、そこにい続けた人がおりました。壊せんかったですよ。それでわしは、そういう人からの相談がやっぱりあるんだな、ちょっと来てくれんかと。今回の長坂新町住宅にしても余戸谷町住宅にしても、やっぱり低所得者ですよ。本当にいろんな事情がありながら住んでいる人たちです。5年かけたら元の高い家賃に戻るというの、わし、どうしてもその辺、そういう人たちにとっては大変だと思いますよ。そこを出て、もっと、もう人が住めるかどうか分からんようなところに行った人だっている。見てきとる。長いこと議員やると、そういうのが本当につらいんですよ。それはどうにもならんのかもしれんけども、やっぱり少し考えてほしい。  それで、移転ということで、4戸分組んでありますけど、これ、どこに移転する予定でしょうか、取りあえず。分かりますか。 ○建設部長(小谷卓徳君) どこにというのはまだ明確には決まっておりませんけども、ほかの市営住宅に住み替えを希望される方に関しましては、近隣のみどり町、それと八幡町住宅の部屋を確保してるところでございます。 ○10番(佐藤博英君) 分かりました。やっぱりできるだけ住居に入っている人に寄り添った対応をお願いしときます。終わります。 ○17番(福井康夫君) 17番。追加の補正予算でございますが、ページが8ページ、商工観光課、第7款商工費、第1項商工費の第2目商工業振興費です。  今回734万6,000円予算が補正されております。貸工場の修繕費、これはモリタですかね。西高尾ダムのための原石山ということだったんで、もともとが地盤はかなり固いところだろうと思っておりましたけども、落石防止ネットが必要だということのようでして、状況が分かれば、ここも教えていただきたい。  それから、委託料の中で、西倉工業団地の基本設計業務636万3,000円でございます。道路や水路、上下水道のインフラ整備に関しての調査のようでございますけども、市長は、新たに企業誘致ですか、頑張りたいと、こうおっしゃっておられて、そういう思いの一つなのかなとか、あるいは、倉吉西インターから小鴨ハーフインター……。 ○議長(福谷直美君) 福井議員、ただいまの福井議員の質問は、所属の常任委員会の所管事項でありますんで、常任委員会において慎重審議をお願いしたいと思いますが。 ○17番(福井康夫君) これは私のほうかな。大変失礼しました。 ○議長(福谷直美君) ほかの質問に替えていただけますか。
    ○17番(福井康夫君) では、委員会でしっかりお聞きしたいと思います。 ○議長(福谷直美君) よろしくお願いします。 ○17番(福井康夫君) はい、大変どうも失礼しました。 ○議長(福谷直美君) ほかに。 ○1番(大津昌克君) 私から7款1項2目、商工業振興費についての質問をさせていただきます。  このうち委託料の636万3,000円についてお尋ねいたします。  ここの説明では、新たな工業用地を求める企業の要望に応じてとありますが、まず、既存の企業の拡大なのか、新規の企業の進出なのか、この辺りと、基本設計業務が600万円余でありますが、想定される土地の平米数、面積、どの程度の広さのものを想定されているのか。  そしてまた、この増設によって雇用の拡大、そのようなことについては、どの程度分かっておられるか、現段階、分かる範囲での御説明をお願いいたします。 ○生活産業部長(谷田富穂君) 大津議員のお尋ねにお答えいたします。  まず初めに、この西倉工業団地基本設計業務に係ります、そういう規模拡大というものが既存の企業なのか、新規なのかということで、既存の企業様の要望によって今回の検討するものでございます。  そして、面積につきましては、この隣接するところ、約8,000平米を予定をしておるところでございます。そして、この増設等に伴ってのそういった人員等の増加等につきましては、まだこれからという形になるもんですから、またこれが具体的にそういう計画となった時点で御相談をさせていただきたいと思います。現時点ではまだそこについては確定まで至ってないという状況でございます。以上です。 ○1番(大津昌克君) 分かりました。新しくではなく、既存の企業がということで、事業拡大ということでありますので、企業誘致の一環であることは間違いございませんから、ぜひ地元の方々の雇用の拡大につながるような計画をよろしくお願いしたいと思います。以上です。 ○議長(福谷直美君) この際、お諮りいたします。会議時間を延長することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福谷直美君) 御異議なしと認めます。よって、会議時間を延長することに決定いたしました。 ○3番(山根健資君) 9ページの事業名、地域住宅計画事業について御質問させていただきます。  市営長坂新町住宅建替事業アドバイザリー業務の1,490万5,000円というのは、これは何の料金でしょうか、お伺いします。 ○建設部長(小谷卓徳君) このアドバイザリー業務の内容でございますけども、今回させていただきますPFI、BT方式でやるんですけども、このPFIをどのようにすれば効率よく実施できるか。また、実施方法の策定だとか、特定の事業者の選定の公表、公募要領の作成など、いろいろどうしても不慣れなやったことない職員ではできないところ、それのPFIをするための助言といいますか、補助をしてくださる業務となります。以上です。 ○3番(山根健資君) これは委託費というような内容のイメージでしょうか。それで1,400万円ちょっとかかるといったイメージでしょうか。 ○建設部長(小谷卓徳君) 議員おっしゃられるとおり、これは業務委託費に当たります。名前がちょっとアドバイザリーというような名前になっているので、分かりにくいかなとは思ったりはするんですけども、業務委託費に当たります。 ○3番(山根健資君) 4戸の移転の計画の中で、アドバイザリー業務が1,400万円余、1,500万円弱もかかるというのは、あまり理解ができないんですけど、もし、突然な質問なんで、あれなんですけど、明細が分かれば、またよろしくお願いいたします。 ○建設部長(小谷卓徳君) 内容といいますのは、4戸の移転ではございませんでして、これは長坂新町住宅を1,490万5,000円の内容は、4戸の移転のための事業費ではなくて、PFIでの建て替えをするための事業の業務委託費ということになります。以上です。 ○3番(山根健資君) よく分かりませんでした。明細が分かれば、またよろしくお願いいたします。以上です。 ○11番(鳥飼幹男君) 先ほどの山根議員の質問と一緒ですが、これ、よく分かりませんじゃ、済みませんぞ、これは。一つ、きちっと教えてください。これ合わせて3,000万円余かけてやるわけですよ。一つは、市営長坂新町住宅のPFIのまず設計業務に1,500万円余、それから、今あったアドバイザリー、いわゆる委託料だとおっしゃった。これは、この2つはどういう関係になるのか、もう少しきちっと説明をいただきたいと思います。  それから、余戸谷町の今の入居者の方は、4戸については移転補償がされております。それで、長坂新町は非常に多くの大変な数の人たちが入ってらっしゃるんです、ここには。今建て替えがあるということで、相当な数の方が、空き家にはなってますが、現実には何人かいらっしゃるんじゃないかと思いますが、関金の金谷住宅のときにも、最終的に3件残ったんですよ。余戸谷町の方については、この4件が今残ってらっしゃるんですかね。これには補償を出して出ていただく。長坂新町にいらっしゃる入居者についてはどのような対応になっているのか、それを含めて御答弁をいただきたい。 ○建設部長(小谷卓徳君) まず、PFIのアドバイザリー業務とPFI設計業務の違いということで、PFIアドバイザリー業務といいますのは、先ほどもちょっと説明をさせていただきましたけど、どのようにPFIを実施すればいいのかというための、これは選定するための業務になります。公募作成だとか、仕様書の作成だとか、地元業者の選定だとか、こういった業務が内容になります。それで、その後にありますPFI設計業務ということでございますけども、まず、解体業務のほうですけども、解体業務のほうは、これは足場の解体費だとか、分別解体をするための設計業務、それと、その後のPFI設計業務と書いてありますのは、その名前がそういう名前になっておりますけども、実際には基本的なことを設計する、PFIのための基本設計をする内容となっております。  あと、移転のことですけども、ちょっと私、資料をそろえてませんので、すみません、後でまた答えさせてください。以上です。 ○11番(鳥飼幹男君) 多くの議員からありましたから、ぜひ常任委員会でしっかり議論していただいて、また、各議員に提出できる資料があるならば、最終日でも結構でございますので、きちっと常任委員会で議論された資料を全議員に配付をいただきたい。このことをお願いして終わります。 ○議長(福谷直美君) ほかにございますか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福谷直美君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福谷直美君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  続いて、請願第1号 地方財政の充実・強化を求める意見書提出について、紹介議員に対する質疑を求めます。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福谷直美君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福谷直美君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  以上で付議議案に対する質疑は全て終了いたしました。  日程第3 付議議案の委員会付託 ○議長(福谷直美君) 日程第3、付議議案の委員会付託を行います。  先ほど質疑を終結した諸議案は、審査のため、お手元に配付しております議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。  また、議長において受理した請願・陳情については、既に配付しております。これも、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。これに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福谷直美君) 御異議なしと認めます。よって、議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託することに決定いたしました。  ここで、常任委員会の開催について御連絡いたします。  各常任委員会とも、6月22日午前10時開会であります。開催場所は、総務建設常任委員会は議会会議室、生活産業常任委員会は第2会議室、教育福祉常任委員会は大会議室であります。  以上で本日の日程は全て終了いたしました。  明日6月21日から6月26日までは委員会審査のため休会とし、次の本会議は6月27日午前10時から会議を開くこととして、本日はこれをもって散会いたします。                   午後4時46分 散会...