○
議長(
坂井 徹君)
日程第1、
会議録署名議員の
決定を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第88条の
規定により、1番
鳥羽昌明議員、9番
竺原晶子議員を
議長において指名いたします。
日程第2
会期の
決定
○
議長(
坂井 徹君)
日程第2、
会期の
決定を行います。
本
定例会の
会期は、先般開催した
議会運営委員会において
協議し、連絡しているとおりでありますが、お
手元に配付しておりますとおり、本日から3月9日までの19日間といたしたいと思います。これに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
坂井 徹君) 御
異議なしと認めます。よって、本
定例会の
会期は、2月19日から3月9日までの19日間とすることに
決定いたしました。
日程第3
説明のため
出席を求めた者の
報告
○
議長(
坂井 徹君)
日程第3、
説明のため
出席を求めた者の
報告でありますが、これは、
石田市長ほか、お
手元に配付しているとおりであります。
なお、本日届け出のあった
事故者は、
議員及び当局ともありません。
以上、
報告いたします。
この際、
平成29年12月4日から
平成30年2月18日までの
事務処理概要をお
手元に配付しているとおり
報告いたします。
日程第4
議案の
上程並びに
提案理由の
説明
○
議長(
坂井 徹君)
日程第4、
議案の
上程並びに
提案理由の
説明に移ります。
報告第2号及び
議案第2号から第37号までを一括して議題といたします。
提案理由の
説明を求めます。
石田市長。
○
市長(
石田耕太郎君)(登壇) おはようございます。きょうから3月
定例会ということですので、どうぞよろしくお願いをいたします。
それでは、ただいま
上程されました諸
議案につきまして、その
概要を御
説明申し上げます。
今
議会に
上程されました
議案は、
報告案件1件、
補正予算案件5件、当初
予算案件16件、
条例案件13件、
一般案件2件の、合計37件であります。
初めに、
議案第7号
平成30
年度倉吉市
一般会計予算についてであります。
御提案しました今回の
予算は、4月に
市長任期を迎えることから、
義務的経費、
継続的経費といった、
市民生活、
地域活動を行うに当たり
年度当初から必要となる
経費を中心に、
骨格予算として編成をいたしました。
このうち主な
事業につきまして、
震災からの
復旧・
復興に係るもの及び第11次
倉吉市
総合計画に掲げる各
基本目標に沿って、順次御
説明申し上げます。
1番目に、
震災からの
復旧・
復興についてであります。
前年に引き続いて
震災からの
復旧・
復興を最優先に位置づけ、
被災された
市民の
支援や
施設等の
復旧に取り組むこととしております。
まず、
被災者住宅再建支援事業であります。
鳥取県
中部地震で
住宅に
被害を受けた
被災世帯に対し、その
再建に係る費用を
支援するもので、3億500万円余を計上しております。
また、
倉吉打吹地区街なみ環境整備事業について、
被災した
打吹地区の
街なみ修景工事の
経費を
支援するため1,400万円余を計上するとともに、
打吹玉川伝統的建造物群保存地区保存事業として、
歴史的景観等を保存するための
支援として1億2,700万円余を計上しております。
次に、
鳥取県
中部地震被災者向け民間賃貸住宅家賃補助事業についてであります。
住宅の
被災により
自宅等に居住できない世帯に対し、
民間賃貸住宅の
家賃を
支援するもので、90万円余を計上しております。
次に、
被災宅地擁壁等復旧事業補助金についてであります。
被災した
宅地の
擁壁の
復旧に要する
経費を
支援するもので、1,600万円余を計上しております。
次に、
庁舎整備事業についてであります。
被災した市庁舎の
復旧に関連して第2庁舎の
整備を行うもので、
設計委託料2,600万円余を計上しております。
2つ目に、いきいき働くことができる
まち、
産業分野についてであります。
まず、
工業団地整備についてであります。
企業の
事業拡大、進出に係る用地を
大谷地区及び
西倉吉地区に確保するもので、9,400万円余を計上しております。
次に、
大山開山1300年
祭実行委員会負担金についてであります。
東大山山麓に位置する
関金地区の
地域ブランディングを図るため、
東大山古道トレッキング等を実施する
実行委員会への
負担金として300万円余を計上しております。
次に、
ポップカルチャーによる
観光客等誘致促進事業についてであります。
本市の知名度の向上や
交流人口の拡大を図るため、フィギュアや「
ひなビタ♪」コンテンツといった
ポップカルチャーを活用した
観光客誘致を行うもので、400万円を計上しております。
次に、
農業用施設整備についてであります。農地の保全及び
農業経営の
安定化に資するため、
農業用施設の適正な
維持管理を行うもので、
工事費7,000万円余、及び
県営事業負担金5,700万円余を計上しております。
次に、
森林基幹道整備についてであります。
森林整備の
基礎となる骨格的な
林業専用道として
富海福山線を
整備するもので、
県営事業負担金1,200万円余を計上しております。
次に、
鳥取和牛振興についてであります。
畜産農家等が行う
和牛繁殖雌牛の増頭の
取り組みに対し
支援を行うもので、2,400万円を計上しております。
次に、
鳥獣被害総合対策事業についてであります。
農林産物等への
鳥獣被害を防止するため、
イノシシ等の
有害鳥獣の
捕獲等への
支援として2,300万円余を計上しております。
3番目の柱として、いつまでも健やかに過ごせる
まち、
福祉・健康・
人権分野についてであります。
まず、
公立保育所指定管理についてであります。
平成29年7月に締結した協定に基づき、
平成30年4月からの
上井保育園の
運営を
指定管理者が行うもので、
指定管理料8,800万円余を計上しております。
次に、
放課後児童クラブ整備事業についてであります。
河北小学校区における
放課後児童クラブ登録児童数の
増加等に対応するよう、
河北小学校の敷地内に
学童保育施設を
整備するため、
設計委託料400万円余を計上しております。
次に、
保育所等整備交付金についてであります。
保育施設の
耐震化等の
整備を行う
民間保育所を
支援するもので、
補助金9,300万円余を計上しております。
4
項目めとして、活力に満ち、豊かな心と
文化が息づく
まち、教育・
文化・
コミュニティ分野です。
まず、
市民提案型協働プロジェクト等についてであります。
倉吉市未来いきいき
総合戦略の
推進基本事業として位置づける
市民提案型協働プロジェクトの展開のため、
住民向け講演会を開催するほか、中
山間地域の抱える
空き家の
利活用促進や
買い物支援等の
地域の
課題解決に向けた
取り組みを進める
地域おこし協力隊を新たに配置するもので、
事業費220万円余を計上しております。
次に、
集落支援員活用事業についてであります。
地域の実情に応じた集落の維持、
活性化に取り組むため、
集落支援員を配置するもので、継続して配置する4
地区のほか新規に配置する2
地区分を加えて、
事業費1,100万円余を計上しております。
次に、
小学校複式学級補助教員についてであります。
複式学級となった
小学校に担任を補助する
非常勤職員を配置し、教科に応じて
学年ごとで授業を行うようにすることで
児童の
基礎学力定着を図るもので、
報酬等480万円余を計上しております。
次に、
博物館特別展についてであります。「第10回
前田寛治大賞展」、新日本海新聞社との
共催事業「
特別展 山本二三展」、
大山開山1300年祭の
連携事業「
鳥取県の
郷土刀」の
特別展を開催するもので、
事業費1,600万円余を計上しております。
次に、
指定文化財保存整備事業についてであります。
県指定文化財である、
名勝小川氏庭園の
保存修理を
支援するもので、1,000万円余を計上しております。
次に、
市営野球場バックスクリーン等整備についてであります。
市営野球場の
バックスクリーン及びスコアボードの劣化が著しいため、これらを一体的に建てかえようとするもので、
実施設計費820万円余を計上しております。
最後に、5点目として、安全・安心で快適に暮らせる
まち、
生活基盤・
環境・
防災分野です。
まず、
空き家緊急安全措置委託料についてであります。一定の
空き家等からの
落下物等が人や
財産に
被害を及ぼす危険を回避するため、
条例に基づいて
本市が行う
緊急安全措置のための
経費として、
委託料50万円を計上しております。
次に、
福祉避難所事前配置資機材整備についてであります。
災害時における
福祉避難所の迅速かつ適切な開設を行うため、
間仕切り用備品、
発電機等の必要な
資機材を
整備するもので、70万円余を計上しております。
次に、
地区防災推進モデル事業費補助金についてであります。
地域防災力の底上げを図るため、
モデル地区を設定し、その
地区で行う
地区防災計画の
策定に必要な
経費を
支援するもので、30万円を計上しております。
次に、
ため池防災ハザードマップ作成についてであります。下流に
人家等のある
ため池が
災害等で決壊した場合を想定した
ハザードマップを作成するもので、
委託料450万円を計上しております。
次に、
自然災害防止対策についてであります。
県が施工する
砂防工事の流末での浸水を防ぐため、
流末先の水路を
整備するもので、
測量設計に係る
委託料350万円を計上しております。
これらの結果、
一般会計当初
予算総額は264億4,907万2,000円となり、
平成29
年度当初
予算に比べ12億992万7,000円、4.4%の減となっております。
また、
議案第8号から
議案第21号までの14の
平成30
年度の各
特別会計予算については、
予算の
総額は148億7,055万円で、昨
年度当初
予算に比べ9億2,486万5,000円、5.9%の減となっております。
次に、
議案第22号
平成30
年度倉吉市
水道事業会計予算についてであります。
収益的収支におきまして、
給水収益7億200万円余を見込み、支出では
マッピングシステムを新しくするための
水道情報管理システムデータ修正及び
経営戦略策定のための
倉吉市
上水道事業基本計画・
上水道施設耐震化更新計画策定業務等を予定しております。
また、
資本的収支におきましては、老朽化した
水道管を約1.0キロメートルにわたり布設がえをするなど、
工事費に1億2,400万円余を計上し、その財源としましては、
企業債6,900万円余の借り入れ、
建設改良積立金3,800万円余の取り崩し等を予定しております。
企業会計である
水道事業の
予算額は11億8,324万7,000円となり、
平成29
年度当初
予算に比べ2,920万4,000円、2.4%の減となっております。
一般会計、
特別会計、
企業会計の
予算総額は425億286万9,000円であり、
平成29
年度当初
予算に比べ21億6,399万6,000円、4.8%の減となっております。
次に、
補正予算の
概要について御
説明いたします。
まず、
議案第2号
平成29
年度倉吉市
一般会計補正予算(第11号)についてであります。
国の
平成29
年度補正予算を活用した
県営地域ため池総合整備事業等に対する
負担金1,400万円余の増額をしたほか、
年度末までの
決算を見込んだことなどにより、全体で7,200万円余を減額し、
補正後の
予算総額を292億9,400万円余としたものであります。
次に、
議案第3号から
議案第6号までの各
特別会計の
平成29
年度補正予算についてであります。
それぞれ
年度末までの
決算を見込んだことなどによるもので、
特別会計の全体で1億3,400万円余を増額し、
補正後の
特別会計の
総額を162億2,300万円余としたものであります。
次に、
報告第2号
議会の委任による
専決処分についてであります。
倉吉市
特別医療費助成条例について、引用する
法律の
改正に伴い
引用条項が
変更になったことから、
所要の
改正を行ったものです。
次に、
条例案件について御
説明いたします。
まず、
議案第23号
行政機構改革に伴う
関係条例の整理に関する
条例の
制定についてであります。
機能的で効率的な
組織体制を整えることで、より一層の
行政施策を
推進するため、
地域づくりと
産業振興を一体的に
推進する体制の強化を目的として
企画産業部を
設置することなど、
平成30
年度の
機構改革に伴い、
内部組織の
設置及びその
分掌事務について関係する
条例に
所要の
改正を行うものです。
次に、
議案第24号
倉吉市
職員定数条例の一部
改正についてであります。
条例で
規定している
職員定数について、現状の
職員数を大きく上回っている状況であることから、適正な
職員定数とするよう
条例の一部を
改正するものです。
次に、
議案第25号
倉吉市
職員退職手当支給条例等の一部
改正についてであります。
国家公務員退職手当法が
改正されたことに伴い、
国家公務員に準じて
退職手当の額を引き下げるよう、
所要の
改正を行うものです。
次に、
議案第26号
倉吉市
手数料条例の一部
改正についてであります。
建築基準法の一部が
改正され、
用途地域に
田園住居地域が追加されたことに伴い、
手数料を徴する
事務にこれを加えるよう、
所要の
改正を行うものです。
次に、
議案第27号
倉吉市
空き家等の
適正管理に関する
条例の一部
改正についてであります。
空家等対策の
推進に関する
特別措置法の
制定に伴い、同法との整合を図るとともに、
特定空き家等、または
特定空き住戸等の
建築材料などが落下して人や
財産に衝突する危険が切迫し、緊急にその危険を回避しなければならない場合に、市が
緊急安全措置を行えるようにすることなど、
条例に
所要の
改正を行うものです。
次に、
議案第28号
倉吉市
国民健康保険条例の一部
改正についてであります。
国民健康保険法施行令の
改正で、
基礎賦課限度額の引き上げ並びに
軽減判定所得の
基準が
変更になったことから、
所要の
改正を行うものです。
次に、
議案第29号
倉吉市
後期高齢者医療に関する
条例の一部
改正についてであります。
高齢者の
医療の確保に関する
法律において、
住所地特例に関する
規定が新設されることに伴い、
後期高齢者医療の被
保険者の範囲が
変更になることから、
所要の
改正を行うものです。
次に、
議案第30号
倉吉市
指定居宅介護支援の
事業の人員及び
運営に関する
基準等を定める
条例の
制定についてであります。
介護保険法の
改正に伴い、
平成30年4月1日から
指定居宅介護支援事業者の
指定権限が都道府県から市町村に移譲されることとなるため、
事業の
運営に関する
基準等、必要な事項について定めるものです。
次に、
議案第31号
倉吉市
介護保険条例の一部
改正についてであります。
第7期
倉吉市
高齢者福祉・
介護保険事業計画の
策定に伴い、第1号被
保険者の
平成30
年度から
平成32
年度までの
保険料率を改めることなど、
条例に
所要の
改正を行うものです。
次に、
議案第32号
倉吉市
農村環境改善センターの
設置及び
管理に関する
条例の一部を
改正する
条例の一部
改正についてであります。
倉吉市
農村環境改善センターに
平成30年4月1日から
指定管理者制度を導入することに伴い、必要な事項を定めるよう
条例の一部を
改正するものです。
次に、
議案第33号
倉吉市
都市公園条例の一部
改正についてであります。
都市公園法施行令の一部が
改正にされたことに伴い、
都市公園に設ける
運動施設の
敷地面積の割合を100分の50とするよう、
条例の一部を
改正するものです。
次に、
議案第34号
倉吉市
被災者住宅再建支援金の交付に関する
条例の一部
改正についてであります。
鳥取県
被災者住宅再建支援金条例が
平成29年12月26日に
改正され、今後発生する
自然災害に備えて拡充した制度を恒久化するよう改められたことに伴い、
本市においてもこれに対応するため、
条例の一部を
改正するものです。
次に、
議案第35号
倉吉市
消防団員等公務災害補償条例の一部
改正についてであります。