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  1. 袋井市議会 2018-11-01
    平成30年11月定例会(第1号) 本文


    取得元: 袋井市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-22
    トップページ 検索結果一覧 ヘルプ(新しいウィンドウで開きます) 平成30年11月定例会(第1号) 本文 2018-11-26 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 12 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長高木清隆選択 2 : ◯議長高木清隆選択 3 : ◯議長高木清隆選択 4 : ◯議長高木清隆選択 5 : ◯市長原田英之選択 6 : ◯議長高木清隆選択 7 : ◯議長高木清隆選択 8 : ◯議長高木清隆選択 9 : ◯議長高木清隆選択 10 : ◯市長原田英之選択 11 : ◯議長高木清隆選択 12 : ◯議長高木清隆) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:               会           議                (午前9時01分 開会) ◯議長高木清隆) これから、平成30年11月袋井市議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員に、16番高橋美博議員及び18番大場正昭議員を指名いたします。  次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会会期は、本日から12月20日までの25日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 2: ◯議長高木清隆) 御異議なしと認めます。したがって、本定例会会期は、本日から12月20日までの25日間と決定いたしました。  次に、日程第3、諸般の報告議会事務局長からいたします。  一柳議会事務局長。                〔一柳事務局長 報告〕    ………………………………………………………………………………………………    ・市長提出議案受理報告(議第69号~議第82号及び報第11号)    ・表彰関係報告    ・議員辞職許可報告    ・議長会関係報告静岡西部地区市議会議長協議会、第155回静岡市議会議長会定             期総会、中東遠地区市議会議長協議会
       ……………………………………………………………………………………………… 3: ◯議長高木清隆) ただいまから、総務大臣表彰の栄誉に輝きました大庭通嘉議員に対し、表彰伝達を行います。  大庭通嘉議員は、議場の中央にお進みいただきたいと思います。             〔勤続35年以上表彰 大庭通嘉議員〕 4: ◯議長高木清隆) 以上で、表彰伝達を終了いたします。  次に、日程第4、議第69号を議題といたします。  市長から、提案理由説明を求めます。  原田市長。                〔市長 原田英之 登壇〕 5: ◯市長原田英之) おはようございます。  本日、ここに11月市議会定例会を開会するに当たり、議員の皆様には、市政の発展のため、特段の御理解、御協力を賜りまして、まことにありがとうございます。心から厚くお礼を申し上げます。  ただいまは、大庭通嘉議員地方自治の功労によりまして、総務大臣表彰を受賞されたこと、あわせてお祝いを申し上げたいと存じます。まことにおめでとうございます。  ただいま提案いたしました、議第69号 平成30年度袋井一般会計補正予算(第3号)について御説明を申し上げます。  今回の補正は、一つ目といたしまして、小中学校及び幼稚園の教室への空調機器設置に伴う事業費追加二つ目といたしまして、台風24号に伴う公共施設等災害復旧費追加のため、所要額補正を行うものでございます。  補正予算総額は12億1,100万円、補正後の予算総額が345億8,800万円となるものでございます。また、今回、歳出予算に計上をいたしました小学校空調設備設置事業など3件の事業繰越明許費として定めるものでございます。  よろしく御審議の上、御可決を賜りますようお願いを申し上げまして、私からの提案理由とさせていただきます。  なお、冒頭、初日提案いたしまして、取り急ぎの御議決をいただきたいとする理由でございますけれども、この工事学校関係工事で、長期の休みのあります冬休みとか春休みとか、ある一定のときにしか工事ができないということが1点、それから、来年の夏、暑い時期までに完成しませんと意味がございませんので、それも必ずやりたいということから、初日提案をさせていただきまして、可能な限り早く実施に努めてまいりたいというのが空調関係。  それから、2点目の台風に伴います災害復旧費につきましても、これも早急に災害復旧を行わないと原状に戻れませんのでという意味での初日での提案をさせていただきまして、そして初日での御議決をお願いいたしたく存じますので、どうぞよろしくお取り計らいをお願い申し上げます。ありがとうございました。 6: ◯議長高木清隆) 以上で、提案理由説明を終わります。  会議の途中ですが、ここでしばらく休憩といたします。                (午前9時10分 休憩)   ──────────────────────────────────────                (午前9時28分 再開) 7: ◯議長高木清隆) 休憩前に引き続き本会議を再開いたします。  これから、議第69号に対する質疑に入りますが、質疑通告がありませんので、質疑なしと認めます。  以上で、議第69号に対する質疑を終了いたします。  ただいま議題となっております議第69号につきましては、会議規則第35条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 8: ◯議長高木清隆) 御異議なしと認めます。したがって、議第69号につきましては、委員会付託を省略することに決定いたしました。  これから、議第69号に対する討論に入りますが、討論通告がありませんので、討論なしと認めます。  以上で、議第69号に対する討論を終了いたします。  これから採決に入ります。  議第69号について採決いたします。  本案は、原案のとおり決定することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 9: ◯議長高木清隆) 御異議なしと認めます。したがって、議第69号は原案のとおり可決されました。  次に、日程第5、議第70号から議第82号まで及び報第11号の14議案を一括して議題といたします。  市長から、提案理由説明を求めます。  原田市長。                〔市長 原田英之 登壇〕 10: ◯市長原田英之) ただいまは、議第69号につきまして御可決を賜り、まことにありがとうございました。迅速な事業実施に努めてまいりたいと存じます。よろしくお願いを申し上げます。  少し近況につきまして、お話をさせていただきたいと存じます。  まず、あすでございますけれども、天皇皇后両陛下が私的な御旅行としまして、掛川市、袋井市、浜松市を御訪問される御予定でございます。  本市におきましては、ベトナム独立運動の先駆者でございますファン・ボイ・チャウ氏と袋井市梅山出身の浅羽佐喜太郎氏との友情のあかしとして建立されました紀念碑がございます常林寺と、それから浅羽佐喜太郎公碑建立100年の特別展が行われております郷土資料館、近藤記念館へお見えになる予定となっております。  両陛下が本市においでになりますのは、2003年10月のNEW!!わかふじ国体の開会式がエコパスタジアムで開催されて以来、15年ぶりのこととなります。  今回の御訪問は、当初、7月9日に予定をされておりましたが、西日本を中心に発生をいたしました豪雨災害によりまして、被害に遭われた被災地を案ずる両陛下の御意向で、お取りやめとなっておりました。しかしながら、御退位を前に、御多忙の中、再び御訪問が実現するということになりましたことは、この上ない喜びでございます。全市民を挙げてお迎えをしてまいりたいと存じております。  次に、台風24号に伴う停電等の対応についてでございます。  去る9月30日から10月1日にかけまして、非常に強い勢力のまま上陸をした台風24号につきましては、倒木、あるいは電線への飛来物などの影響によりまして、静岡県内で約71万戸、袋井市内では約3万6,800戸が停電をいたしまして、市内全域の復旧には約4日を要するなど、市民の皆様の生活に大きな影響をもたらしました。  市では、今回の大規模な停電を受けまして、中部電力に対して、停電の早期復旧に向けた整備体制の強化、あるいは停電状況や復旧見込みのわかりやすい広報のほか、停電が長期化した際には、災害復旧対策の中心となります庁舎を初め、袋井浄化センター、あるいは中遠クリーンセンターなど、市民生活を維持する上で重要なライフライン施設における復電の優先順位の検討等につきまして、改善を要望したところでございます。  また、農作物と農業施設等におきましても、強風による被害が数多く発生をいたしまして、ガラス温室やあるいはビニールハウス、倉庫等の破損に加えまして、水稲の倒伏、あるいはお茶や果樹の塩害等が報告をされております。  さらに、今回の大規模停電により、企業の生産・加工施設に加え、出荷先も操業停止となるなど、さまざまな影響がございまして、改めて、非常時における電力確保の必要性を認識いたしたところでございます。  国では、今回の台風により被災した農業者に対しまして、緊急的な支援を実施することを決定いたしましたことから、静岡県や、あるいは関係する生産者団体とも連携をしまして、迅速かつ効果的な支援となりますよう対応してまいりたいと存じます。  次に、第8回健康都市連合国際大会についてでございます。  去る10月17日から19日まで、マレーシアのクチン市で開催をされました第8回健康都市連合国際大会は、健康都市連合に加盟しております10カ国234団体が一堂に会しまして、国際的なネットワークを生かした健康寿命の延伸に関する情報共有などを目的に開催をされました。  私も、本大会に参加をいたしまして、本市における健康づくりの取り組みと展望につきまして、「日本一健康文化都市の歩みとこれから」と題しまして発表をいたしました。  また、分科会におきましても、「人生100年時代の健康都市」と題して発表を行って、国内外のさまざまな都市や団体等へ本市の取り組みを広くPRいたしました。  当日、行われた大会におきまして、WHOの表彰では、「市民と連携した様々な健康づくり」、それから「地場産野菜を活用した食育」に関する二つの論文が、WHOの表彰の受賞をいたしました。  それから、AFHC、これは健康都市連合賞ということなんですけど、この賞では「日本一健康文化都市宣言に基づき取り組むまちづくり」や、あるいは「市民と連携し進める災害対策」などに関する三つの論文がいずれもアワードを受賞いたしまして、国際的にも他の都市の模範となるすぐれた取り組みとして高く評価される結果となりました。  今回の受賞は、市民の皆様と長年取り組んでまいりました健康をキーワードとしたまちづくりへの大きな自信となりましたし、また、この受賞の喜びを市民の皆様とともに、分かち合いたいと感じております。  これらの受賞を、今後の本市の健康文化都市のさらなる発展に生かしてまいりますとともに、参加団体との交流を通じて、海外都市とのつながりもできましたことから、国際的なネットワークを生かして、今後のまちづくりを一層推進してまいりたいと存じます。  次に、2020年東京オリンピックの開催に向けてでございます。  東京オリンピックにつきましては、去る9月18日、アイルランドオリンピック委員会のピーター・シュエラードCEOを袋井市役所にお迎えし、議員の皆様にも御出席をいただく中、1階市民ホールにおきましてウエルカムセレモニーを開催いたしました。  また、同日午後、東京のアイルランド大使公邸におきまして、静岡県知事、ポール・カヴァナ大使の立ち会いのもと、袋井市とアイルランド側との覚書の締結を行い、事前キャンプの実施が正式に決定をいたしました。  今後は、内閣府が進めるホストタウン制度にエントリーし、本番までの間、市民がアイルランドの文化に触れるイベントの実施とか、あるいはアイルランド選手団との交流促進を図るなど、オリンピックの機運醸成はもとより、まちの国際化を推進してまいりたいと存じます。  次に、いよいよ開催まで1年を切りましたラグビーワールドカップ2019についてでございます。  これまで、小学生へのタグラグビーの普及のほか、ラグビートップリーグの観戦啓発、市役所南側芝生広場へのミニラグビーゴールポスト、あるいは愛野駅南口へのラグビーボール型巨大モニュメントの設置など、市民の皆様への機運の醸成に努めてまいりました。あわせて、静岡県を初め、磐田市や掛川市などの関連4市と連携をし、愛野駅前でのパスリレーイベントを開催するなど、ラグビーの魅力に触れる機会を提供してまいりました。  今後も大会の本番に向け、引き続き、ラグビー体験などの機会を通じて、市民への機運醸成に努めるとともに、チケット購入の促進を図ってまいりたいと考えております。  また、ラグビーワールドカップ2019とあわせて実施をいたします、ふくろい版ホームステイ2019についてでございます。  10月に、ホームステイの専門会社であります株式会社ネクステージ及びオーストラリアやアイルランドのラグビーチケットを取り扱う公式代理店と、ホームステイの実施に関する協定を締結し、2019年の実施に向けた態勢を整えたところでございます。  また、ホスト家庭の確保につきましては、これまで8回のトライアルを重ね、ホスト家庭に87世帯が参加していただくなど、ホームステイを身近なものとして感じてもらうよう努めてまいりました。  いよいよ今月から、2019年のホームステイに取り組むホスト家庭の募集を始め、サポートデスクや、あるいはホームページの開設、出張説明会の開催、市内各所へのチラシやポスターの掲出などを行い、現在、20を超える世帯から申し込みをいただいておるところでございます。  今後とも、ホームステイ申し込み用の専用ホームページの活用、あるいはオーストラリア大使館やアイルランド大使館の訪問など、国内外のラグビー観戦客の誘致に努めてまいりたいと存じます。  さらに、来月の3日から9日までの日程で職員2名をオーストラリアに派遣し、ブリスベンとシドニーでの商談会で現地の旅行会社にホームステイをPRするとともに、ラグビーチケットを取り扱う公式代理店や、あるいはラグビーワールドカップに合わせて訪日を計画しているシドニー市内の高等学校を訪問し、袋井でのホームステイを売り込んでまいりたいと存じます。  加えて、平成30年度市職員採用試験では、まちの国際化の一層の推進を目指して、外国籍職員の募集を行うことといたしました。外国籍に限定した職員募集は、県内初の試みでございまして、ラグビーワールドカップ2019を契機として、外国人の多様性を生かした地域づくりにつなげてまいりたいと存じます。  次に、平成31年度予算編成方針について申し上げます。  本市では、これまでの市政発展に向けたさまざまな取り組みにより、本年3月には、市制施行後、初めて人口が8万8,000人を超えるなど、着実な成長を遂げてまいりました。  しかしながら、全国的な人口減少や少子高齢化の波は、本市にも影響を与え、産業構造の変化、あるいは社会保障費の増大など、さまざまな課題が顕在化し、日本一健康文化都市の実現に向けては、こうした課題への対応が急務であると認識をいたしております。  また、来年度は、第2次総合計画前期基本計画の4年目となりますことから、これまで取り組んだ各種の施策に磨きをかけ、着実に成果を積み上げていかなければならないものと考えております。  このようなことを踏まえて、このたびの予算編成において、一つといたしまして、一生に一度の飛躍のチャンスを生かした未来への成長戦略の創造、二つとしまして、新世代を見据えた柔軟な発想による市民生活の質の向上、三つとして、徹底した生産性の向上の追求による効率的・効果的な事業の推進の三つの柱を掲げ、施策の立案を進めております。  とりわけラグビーワールドカップ2019の開催は、市民の皆様にとりまして、地元開催のビッグイベントでございまして、本市を訪れる世界各国の人々と市民が交流できる絶好の機会でもあります。  この大会を契機として、市民のスポーツ活動の活性化や、国際感覚を持った人材の育成など、本市がさらなる飛躍を遂げますように、さまざまな方面から総力を挙げて取り組んでまいりたいと存じております。  また、将来の本市の発展に向けましては、教育の充実が不可欠であると考えておりますことから、子供たちみずからが考える力の育成や、あるいは確かな学力の定着、さらには、10年後、20年後の社会を見据えたグローバルな人材の育成などにも重点を置いてまいりたいと存じます。  加えて、行政経営の観点からは、引き続き厳しい財政状況が見込まれますことから、事業評価に基づくめり張りある予算を初め、長期的視点へのシフトによる効率性の向上、さらには、職員一人一人のコスト意識の定着をテーマといたしまして、各部局に一般財源の予算要求枠を設定する枠配分方式を通じて、各部局長のマネジメントのもと、一般財源ベースで2億円を目標に収支改善を図るとともに、創意工夫により事業の刷新を進めますよう指示をいたしたところでございます。  次に、遠州鉄道株式会社が運行しておりますバス路線の廃止に伴う対応についてでございます。  遠州鉄道株式会社が運行をする法多線、松袋井線、山梨線の3路線につきましては、平成31年3月末をもって廃止をする予定であるとの申し出を受けたことに伴いまして、廃止後の市の児童輸送用バスの導入等の代替運行につきまして、既に議員の皆様に御報告をさせていただいたところでございます。  9月下旬に正式に退出の申請書が出され、10月末までに、各路線の状況と市の対応につきまして、コミュニティセンター等を会場として、関係する地区の皆様を対象に5回の説明会を開催するとともに、各学校の学校運営協議会やPTA役員会等で御説明をしてまいりました。  今後は、新たに導入する児童輸送用バスと現在のバス路線の停留所を乗降場所とした乗り合いタクシーの4月からの運行に向け、市民の皆様へ周知をいたすとともに、業者選定や運輸局等への各種手続を行ってまいりたいと存じます。  また、本市の地域公共交通につきましては、民間路線バスの廃止に代表されますように、交通事業者の深刻な運転手不足や、あるいは利用者の減少傾向が進んでいる状況でございます。  このような中、9月には、市議会の総務委員会から人口減少社会を見据えた地域公共交通のあり方に関する政策提言書をいただき、市民の意見を十分取り入れた地域公共交通となりますよう、地域公共交通網形成計画を策定すべきであるとの提言をいただいたところでございます。  市では、この提言を踏まえて、市民の生活の足を支えるために、行政と交通事業者と地域がスクラムを組んで、より一層連携して公共交通の維持と活性化を図ることを目指してまいりたいと考えております。  このため、コミュニティセンターを中心とした地域ごとの公共交通のあり方を地域課題として検討していただくよう、話し合いの場を設定してまいりたいと考えておりますし、地域で取りまとめていただいた御意見や取り組みをもとに、専門家等のアドバイスをいただきながら、地域公共交通を維持できる実効性のある計画として取りまとめ、公共交通の利用促進、公共交通ネットワークの再構築に取り組んでまいりたいと存じております。  次に、クラウンメロン秋作品評会in大阪についてでございます。  静岡県温室農業協同組合クラウンメロン支所におきまして、より多くの一般消費者にクラウンメロンを身近に感じていただき、消費層の拡大と販売増につなげることを目的に、品評会を販売促進の場として活用しており、これまでに、静岡市、浜松市、東京、名古屋で開催をしてまいりました。  6回目となる今回は、今月13日に、西日本最大の消費地でございます大阪市内におきまして、秋作品評会とあわせて、一般客を招いての品評会出品メロンの試食、あるいはメロンが当たる抽せん会のほか、大阪市内五つのフルーツショップにおいて、試食宣伝会を実施いたしました。  当日は、会場と試食宣伝会、合わせて2,000人が訪れ、クラウンメロンの特色ある栽培方法や生産者の取り組みについて知っていただくとともに、試食ではメロンの豊潤な香りと豊かで上品な甘みを堪能していただきました。  今後もクラウンメロン支所と連携し、国内外に販路を広げられるよう取り組んでまいります。  また、クラウンメロン支所では、平成28年度のタイ、マレーシア、平成29年度の香港、台湾と、継続的に海外販路の拡大の取り組みを行っており、本年度は、市内に事業所が存在いたしますネオファーマジャパン株式会社と連携をして、アラブ首長国連邦への輸出実現に向け、ドバイでのプロモーション活動を行ったほか、今月の28日には、アブダビの日本大使館が主催する天皇誕生日のレセプションに出展し、来場者への試食宣伝を行う予定となっております。  さらに、東南アジアにおきましても、数年来の取り組みが実り、シンガポールの高島屋において宣伝会を実施することができ、今後の継続的な取引が期待されているところでございます。  市といたしましても、クラウンメロン支所による国内外への販路拡大に向けた主体的な取り組みを、今後も支援してまいりたいと存じます。  次に、袋井市夢の丘墓園の樹木葬墓所の整備についてでございます。
     平成27年11月に開園をいたしました袋井市夢の丘墓園は、開園から3年が経過し、現在までに860区画の売り出しを行って、このうち548区画を販売いたしております。  今後におきましては、近年の墓地需要の多様化に対応し、安定的な墓園の運営を継続する必要がありますので、平成31年2月の供用開始に向けて、500区画の樹木葬墓所の整備を行っているところでございます。  県内の公営墓地としては初めての事例となりますので、市内外に広くPRを行って、販売に努めてまいりたいと考えております。  なお、今月からは、ふるさとで静かに眠りたいという「故郷への想い」に応えるため、ふるさと納税の返礼品として、墓所への永代使用権を追加しておりまして、市外への販売促進を図っております。  次に、袋井駅南田端商業土地区画整理事業についてでございます。  本事業は、平成29年3月に、関係権利者が組織をいたしました土地区画整理事業準備委員会が、業務代行予定者でございます株式会社静岡総合不動産と連携して、それぞれの地権者へ丁寧な説明を重ねるなど事業の推進を図った結果、9月中旬には、借地を予定している地権者全員から、土地区画整理事業などの同意をいただくことができました。  これを受けて、準備委員会では、土地区画整理組合の設立に向けた手続を進めて、今月16日、県からの認可を得まして、24日には、袋井駅南田端商業土地区画整理組合の設立総会と業務代行予定者であった株式会社静岡総合不動産との間で、業務代行契約が締結されたところでございます。  今後、土地区画整理組合では、年内に仮換地の指定と農地転用の許可申請を行って、平成31年3月ごろから、業務代行者が造成工事に着手する予定となっております。  また、2年後の平成33年4月の商業施設の開業に向けて、業務代行者が出店事業者の誘致もあわせて進めているところでございますので、市といたしましても、駅南地区にふさわしいまちづくりの実現に向けて、引き続き土地区画整理組合や業務代行者と連携を図り、支援をしてまいりたいと存じます。  次に、JR袋井駅北口市有地活用事業についてでございます。  この事業の実現に向けまして、関係者間で、さまざまな課題を一つずつ整理、調整しているのが現状でございます。  まず、複合施設の建設中における市営駐車場・駐輪場の代替につきましては、どまんなか袋井まちづくり株式会社が天理教山名大教会の土地を借り受けて、仮設駐車場として運営をしていただくこととなりました。  一方、工事完了後の駐車場につきましては、その確保をしていくために、現在、11月末を目途に、関係者が協議、調整を行っているところでありますので、調整ができ次第、御報告をさせていただきたいと存じます。  事業スキームにつきましては、袋井市及び袋井商工会議所並びにどまんなか袋井まちづくり株式会社の3者で、仮設時及び本設時の駐車場の運営方法等を初め、市有地の賃貸借の期間と賃貸料、それから総合センター内の袋井商工会議所所有の財産取得等につきまして調整をいたしましたので、その御報告をさせていただきます。  次に、第3次袋井市ICT推進計画の策定状況についてでございます。  行政課題の解決を初め、産業振興や地域の活性化など、まちづくり全般にICTを活用するには、日々進化しております先端技術の動向などに注視し、導入効果を最大限に引き出すことが求められておりますことから、計画段階において、利用の目的に見合った技術を選択するとともに、使いやすさなどの検証を踏まえ、計画に取り込むことが重要でございます。  また現在、国では、外国人労働者の受け入れ拡大が検討されておりますが、本市の在住外国人が、10月1日時点で39カ国約4,100人と増加傾向にございまして、市役所窓口を初め、福祉及び地域活動や教育現場などさまざまな場面において、多言語対応が課題となっております。  こうした課題解決にICTを活用して対応するために、11月からは、総務省所管の国立研究開発法人情報通信研究機構によります自治体向け音声翻訳システムに関する研究開発の実証実験に本市が参加をしておりまして、音声認識、あるいは翻訳、音声合成技術など世界に誇る先端技術を集めた音声翻訳アプリ「Voice Tra(ボイストラ)」を活用し、言葉の障壁を取り去るための実証実験に取り組んでおります。  このほか、市民サービスの向上や行政事務の効率化を目的としたAIとかRPAの導入につきましても検討を始めたほか、経済産業省によるオープンデータを活用した事業機会創出に関する調査研究につきましても、近隣市町、あるいは民間企業とともに参画をし、道路台帳などのオープンデータから、自動車の自動運転走行などに必要となる電子地図のデータの作成に向けた検討が進められております。  こうして、さまざまな調査・研究や、実証実験などに積極的に参画することで得た知識や経験を次期ICT推進計画に反映することによって、ICTを活用したまちづくりが実現できますよう努めております。  なお、本計画の基本方針、基本施策につきましては、本議会の総務委員会へ中間報告をさせていただき、議員の皆様からの御意見を踏まえて、平成31年3月を目途に策定をしてまいりたいと存じております。  以上が市政の近況についての報告でございます。  それでは、ただいま提案をさせていただきました各議案につきまして御説明をさせていただきます。  最初に、議第70号 平成30年度袋井一般会計補正予算(第4号)についてでございます。  今回の補正は、一つとしまして人事院勧告の実施等に伴う人件費の増、二つとしましてサービス利用者の増加等に伴う障害者自立支援給付費の増、三つといたしまして市内道路沿いのブロック塀の撤去等に対する補助申請件数の増加に伴うブロック塀等耐震改修促進事業の増などによる所要額補正を行うものでございます。  補正予算総額が1億7,100万円、補正後の予算総額が347億5,900万円となるものでございます。  また、繰越明許費では、本年度当初予算に計上いたしました袋井市消防団袋井方面隊第1分団車庫移転新築事業追加いたしました。  それから、債務負担行為につきましては、袋井市自主運行バス運行業務委託など、10件を追加するものでございます。  次に、議第71号 袋井市個人情報保護条例の一部改正についてでございます。  本案は、行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律等の改正に伴って、個人情報の適正な取り扱いを確保するため、個人情報の定義を明確化するとともに、特に配慮を要する個人情報として要配慮個人情報の取り扱いに関する規定を定めるなど、所要の改正を行うものでございます。  次に、議第72号 袋井市議会の議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について及び議第73号 袋井市特別職の職員で常勤のものの給料等に関する条例の一部改正についてでございます。  本案は、人事院勧告に伴う国家公務員の給与改定に準じて、期末手当の支給割合を引き上げるため、いずれもその所要の改正を行うものでございます。  次に、議第74号 袋井市職員の給与に関する条例の一部改正についてでございます。  本案につきましても、官民較差是正のため、人事院勧告に伴う国家公務員の給与改定に準じて、給料表の水準を平均0.2%引き上げるとともに、勤勉手当の支給割合を引き上げるため、所要の改正を行うものでございます。  次に、議第75号 袋井市墓地条例の一部改正についてでございます。  本案は、袋井市夢の丘墓園に整備した樹木葬墓所について適正に管理・運営を行うため、使用許可に係る規定や樹木葬墓所の永代使用料を定めるなど、一部改正を行うものでございます。  次に、議第76号から議第82号までの7議案について申し上げます。  この7議案は、各施設の指定管理者の更新に伴い、地方自治法の規定に基づき、平成31年度から平成35年度──2019年度から2023年度──までの指定管理者として指定するため、議会の議決を求めるものでございます。  各施設の指定管理者の候補といたしましては、施設の管理・運営能力とか、あるいはこれまでの管理・運営実績、それから、市民や利用者のニーズへの対応などの視点から、指定管理者選定委員会におきまして総合的に審査をした結果、議第76号の袋井市立可睡寮につきましては社会福祉法人明和会、それから、議第77号の老人福祉センター白雲荘につきましてはシニアクラブ袋井市、議第78号の袋井B&G海洋センターほか3施設につきましてはサンアメニティ・静岡ビル保善共同事業体、議第79号の愛野公園ほか12施設につきましては袋井市スポーツ協会グループ、議第80号の袋井市シルバーワークプラザにつきましては公益社団法人袋井・森地域シルバー人材センター、議第81号の田原農村総合管理センターにつきましては下新池自治会、議第82号の笠原児童館ほか1施設につきましては社会福祉法人袋井市社会福祉協議会が、それぞれ適任でございますので、そのお諮りをするものでございます。  次に、報第11号 専決処分の報告についてでございます。  本件は、9月20日に小学校の敷地内におきまして自家用車を破損した事故につきまして、損害賠償の額の決定及び和解をするに当たり、10月15日付で専決処分をいたしましたので、地方自治法の規定により御報告をさせていただくものでございます。  以上、各議案提案理由につきまして御説明を申し上げました。よろしく御審議の上、御可決を賜りますようお願いを申し上げまして、私からの提案理由とさせていただきます。ありがとうございました。 11: ◯議長高木清隆) 以上で、提案理由説明を終わります。  次に、日程第6、請願第1号を議題といたします。  請願の件目を議会事務局長から報告いたします。  一柳議会事務局長。                〔一柳事務局長 朗読〕    ………………………………………………………………………………………………    ・請願の件目の朗読    ……………………………………………………………………………………………… 12: ◯議長高木清隆) 請願第1号につきましては、総務委員会に付託いたします。  これをもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。  次回は、12月4日午前9時から会議を開き、代表質問を行います。  本日はこれにて散会いたします。                (午前10時05分 散会) 発言が指定されていません。 Copyright © Fukuroi City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...