奥出雲町議会 2016-12-05
平成28年第4回定例会(第1日12月 5日)
平成28年第4回定例会(第1日12月 5日) 奥出雲町告示第138号
平成28年第4回
奥出雲町議会定例会を次のとおり招集する。
平成28年11月24日
奥出雲町長 勝 田 康 則
記
1.期 日 平成28年12月5日
2.場 所
奥出雲町議会議場
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〇開会日に応招した議員
内 田 雅 人君 石 原 武 志君
藤 原 和 範君 川 西 明 徳君
塔 村 俊 介君 内 田 勇君
内 田 精 彦君 藤 原 充 博君
村 尾 明 利君 松 﨑 正 芳君
大 垣 照 子君 景 山 孝 志君
岩 田 明 人君
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〇応招しなかった議員
な し
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今回の視察は3カ所になりましたので、少し長くなりますが、お聞きいただきたいと思います。
記。1、視察地と
視察目的。1、鳥取県
若桜町立施設一
体型小中一貫校若桜学園。2、兵庫県
姫路市役所、
市立白鷺小中一貫校について。本町における
教育環境は、
児童生徒の減少に伴う
教育環境の整備や
教育施設の
耐震化問題等、早急な対策を要する状況下にあり、全国的には
小中一貫校の
取り組みが進められる中、小さな自治体と大きな自治体での
小中一貫校の
取り組みについて、その違いや一貫校に至った経緯と成果について学び、本町のよりよい
教育行政に生かすため。3、兵庫県西宮市
情報支援センター。体験に伴う
災害発生時の
危機管理と
情報システムの構築を学び、本町における
災害発生時の即時対応に生かすため。
2、期日。平成28年11月14日、15日。
3、参加者。議長及び
教育福祉常任委員会委員6人、
事務局員1人。
報告。以下、
視察研修の内容について報告します。
若桜町立施設一
体型小中一貫校若桜学園についてでございます。若桜町は鳥取県の東南端に位置し、兵庫県と岡山県の県境にあり、面積約200平方キロメートル、その95%が山林。人口は約3,300人。平成の大合併を行わず、単独町制で現在に至っています。
視察は、
若桜学園に伺い、同学園の中尾善登副
校長先生、
町教育委員会事務局参事、岡崎浩一さんに対応していただきました。
小中一貫校設立までの経緯については、地域の賛同は必ずしも得られているとは言えなかったが、子供の将来の力をどうしていくのか、大人の責任としてどういう環境で育てたいのか、誰が責任を持って生きる力をつけてやるのか、それは大人がするしかない。このスタンスで押し通し理解をしてもらった。今は地域の人たちも異論を唱える方はいないとのことで、話を伺っていて行政や
教育委員会が真剣に
子供たちの将来を考え、大人の責任として生きる力をつけてやることにしっかり取り組まれていることを痛感しました。
小学校施設は昭和40年に建築され老朽化や
耐震強度不足があり、また、
児童生徒の課題としては、自分の考えがはっきり言えず解決を大人に頼ることから、心を育てることは常に
教育課題であり、また学力の二極化、不
登校傾向や不登校生、
児童生徒の激減等、町が抱える教育に関する課題が山積する中、
教育委員会が指導し、行政のトップとも一致して、平成18年度から
取り組みが進められていました。
平成18年時の
児童生徒数は、小学校2校で児童数190人、中学校1校で生徒数123人の合計313人だったが、平成28年度の全
児童生徒数は146人と、10年間で半減していました。これらの
問題解決に向け、平成18年度に学校の
あり方懇話会を設置し、
先進地視察や、統合を含め、保護者や地域への
アンケート調査、6回にわたる
地域別住民説明会を開催。この懇話会から小学校2校を統合し、
小・中学校併設による
小中一貫教育、9年間通しての教育が展開されることが望ましいとの答申を受け、20年度に若桜町
小中一貫教育調査委員会を設立。21年度には
小中一貫教育検討委員会を設置し、学校運営や
教育課程等について若桜町における
小中一貫教育導入の提言をまとめ、平成22年、23年度には
小中一貫校設立委員会を設置。23年度には県から
小中一貫校推進教員1人が加配され、全教員数は41人での
教育行政が行われていました。そして、この2年間に小中学生の交流集会や合同遠足、
合同運動会、
合同研修会を行い、触れ合う機会を多くつくり、平成24年度に施設一
体型小中一貫校若桜学園として開校しました。「若桜を愛し、世界に羽ばたく、心豊かでたくましい子どもの育成」、豊かな心、確かな学力、
体づくりを掲げ、10年先に向けた自分をつくるために「自ら立て 正義に立て 社会に立て」を校訓に、確かな成長をなし遂げることを
教育目標とし、小学生、中学生、先生が一緒なって同じことをやることが大切として、9年間を通した確かな学びの創造、
課題解決に主体的に取り組む
児童生徒の育成を
教育研究テーマとし、新たな
取り組みが進められていました。
具体的には、小学1年生から中学3年生までの9年間を
一貫教育とし、各学年の呼び方は、1年生から9年生で
児童生徒の成長に適した3
ブロック制にし、小学1年生から4年生までを
前期ブロック、5年生から中学1年生までを
中期ブロック、中学2年生と3年生を
後期ブロックとし、
教育課程、内容は
文部科学省のカリキュラムに沿って行っている。入学式は1年生時のみで、卒業式は9年生の
一貫教育が終わるときに行い、4年生と7年生は
ブロックの区切りとして修了式前日に立志式を行い、中学生の入学式は行われていませんでした。これは1カ月間に卒業式と入学式を行わなくてはならないという煩わしさを取り除くためと、1年生から9年生としているためとのお話でした。4年生、7年生、9年生は
ブロック制の中で最高学年であり、この学年で
リーダー性を養い、運動会は1年生から9年生の縦割りでチームをつくり、9年生をチームリーダーとし、それを下級生が一年一年学んでいき、力をつけていくようにしてるということでした。
学力については、平均点でよい悪いではなく、一人一人分析し、力がついていないところに力を入れることによって点数は上がってきている。
英語教育も、
文部科学省の
研究指定校として4年間行うことになっているが、ことしは3年目で、ALTにより実施し、4年生から
英語教育を行い、6年生は
修学旅行で多くの外国人と話をさせ、皆熱中して会話を楽しんでいた。また、8年生から9年生に若桜のことについて学習させ、もろもろ考察し町長にプレゼン。町長はそれをすぐに取り入れた。9年生の
修学旅行は、平和学習として沖縄へ行き、自分を出し、若桜のことをアウトプットして話す力がついてきていると語られ、若桜の
子供たちは充実した学校生活を送っている様子がわかりました。そして、いかに八頭高校にうまくつないでいくかとの言葉が印象に残りました。
校舎は17年ほど前に改築されていた中学校に、小学校を新築併設し、かつて近くに鬼ヶ城があったことから、外観はお城をモチーフにしたデザインで、地元産材使用の施設一体型校舎となっていました。体育館は1棟で共有され、ほかに
冷暖房完備、
ステージつきのホールがあり、入学式や卒業式はもとより、音楽会や
コミュニティー活動等にも使用可能で、ほかの学校にはない充実した施設が併設されていました。
制服は7年生から9年生、いわゆる中学生です、のみで、1年生、6年生は私服、
校長先生は1人、職員室は1カ所に集中し
教員同士の情報の共有と連絡強化が図られていました。
2、
姫路市立白鷺小学校、中学校。姫路市は瀬戸内海に面し、
世界文化遺産・
国宝宝姫路城で有名な自治体で、平成18年に1市4町が合併し、面積534.34平方キロメートル、人口約53万5,000人のまちです。視察は、
姫路市役所で
市教育委員会小中一貫教育推進係長の太田太さん、調査課の樋口祐葵さんに対応していただきました。
姫路市は、幼稚園37園、小学校69校、中学校35校、
特別学級、高校3校で35
ブロック制になっており、研修は
白鷺小中一貫校について伺いました。
小中一貫校の
取り組みは、平成8年度から始め、中学校でのいじめや
登校拒否が大きく増加し、同じ
学校教育の中で、ここでも
中1ギャップによる
問題行動があり、子供の実態を見ることや一貫校にすることで学力や
人間関係力がアップするのではないか、また、17年度から18年度に国の考え方の変化もあり、18年度に導入されていました。
学校教育目標を、確かな学力を基盤とした総合的な人間力の育成とし、1、
小中共通の
教育目標、2、9年間を見通した一貫した指導、3、
小中教職員による協働実現の3つを定義、
キャリア教育や社会的、
職業的自立に向けた能力と体力を身につけさせ、自分らしい生き方を実現するため、確かな学力の向上、
人間関係力及び総合的な人間力の育成、たくましい
体づくり、これは
身体づくりですが、
小中教員が協働した
教育活動を行うとし、
教育制度改革を視野に入れながら現行の
教育制度の中で最大限の教育を目指すとしていました。
白鷺の
教育実践については、9年間の適時制と連続性を重視、指標を活用した
PDCAサイクルによる検証を行い、姫路市全体の
教育目標の達成については、
小中一貫教育レインボープランの指標に基づき、平成30年度に中間検証を行うとされていました。目指す
児童生徒像としては、発達段階に応じた目標が設定され、小学1年生から4年生を前期、5年生から中学1年生までが中期、中学2年生から3年生を後期と区分けし、教師は
小中両方の免許を持ち、この中で確かな学力や
人間関係を築く教育が行われていました。区分けについては、
若桜学園の
ブロック制と同じでしたが、各学年はこれまでどおり、小学校は1年生から6年生、中学校は1年生から3年生となっていました。
校舎は姫路市の中心部にあり、姫路城内の1カ所に建設されており、
小中別棟で、職員室は当初は1カ所でしたが、現在は別々。校舎の中間には共通棟が建設され、体育館も別々にあり、グラウンドはとても広く共有使用となっていました。こちらの
校長先生は、
小・中学校各1人在職されていました。制服は、小学校から中学校、中学生は近くに
私立中学校もあり、どちらの生徒かわかるようにしているということで制服になっていました。
若桜学園、
白鷺小・中学校とも共通して語られたことは、小学校1年生から中学校3年生までの9年間を3つの
ブロックに分け、目指す子供像の育成に向け、成長に合わせた教育を一貫して行うことで生きる力をつけさすことと、
中1ギャップ、尻込みや
登校拒否、不登校、
いじめ等の
問題行動をなくすこととし、導入後はそれらが減ったことを上げられました。姫路市では、平成21年と比較して、27年のこれら
問題行動は小学校で38%減、中学校では23%減り、徐々に成果が上がっていると話されました。
小中一貫教育を行うメリットは、教師の意識が変わり、それによって
子供たちにもよい影響が出ている。目的を明確にし、地道で丁寧な
教育活動を計画的、組織的に継続して進めることによって、その努力の先には未来を切り開く子供の姿が見えてくると語られ、教育は人育ての礎であり、教育の原点であることを確信しました。小さな学校でも大きな学校でも、規模に関係なく、未来のある
子供たちの教育と育成に何が大切で必要かを真剣に考え取り組まれており、大きな刺激を受けました。
本町においても、未来のある
子供たちの教育、育成について、
耐震強度不足で老朽化した
教育施設での少人数による現状の環境の中での教育でいいのか。統廃合のみならず、
小中一貫教育も視野に入れ、行政、
教育委員会、地域が一体となり、
子供たちのよりよい
教育環境をつくり出すために、先進事例に学び、知恵を絞り、動くときに来ているのではないか。特に行政や
教育委員会は、子供の教育について責任があり、
先進地視察等を行い、学び、考え、未来に向かって羽ばたく本町の
子供たちの教育と育成に真剣に取り組まれることを付し、
小中一貫教育の
視察研修報告といたします。
続いて、3、兵庫県西宮市
情報支援センター。
まず、防災、
災害対策については、当委員会の所管ではありませんが、一旦災害が発生すると、その被害が真っ先に及ぶのは女性や高齢者、子供など、弱者と言われている人々であり、このことは当委員会にも大きくかかわる問題であることから、体験に基づき構築された
危機管理システムを学び、本町の同
システム構築に生かすために
視察研修先に選定しました。
西宮市は兵庫県の東南部にあり、面積99.96平方キロメートル、人口約48万8,000人で、人口密度の高い自治体です。ここでは、
市職員時代に
阪神大震災を経験し、みずからも被災され、21年を経た今でもあの光景は脳裏に焼きついていますが、大変な混乱の中で災害時の
システム構築の必要性を実体験され、その経験を生かした
危機管理と
情報システムの構築をされた、
被災者支援センター全国サポートセンター長でもあり、西宮市
情報センター長の吉田稔さんより説明を受けました。
近年、地球規模での大災害が頻発しており、我が国でもことしに入って熊本、鳥取、福島などで大地震が発生。また、強力台風、豪雨、豪雪など、
自然災害に備える救援政策をあらゆる災害を想定して準備をしなくてはなりません。本町でも、
防災計画の策定は行っていますが、何よりも自治体が最優先して取り組まねばならないのは、住民の命と暮らし、財産を守ることです。
吉田センター長は、自治体の防災、
災害対策に重大な死角があると語られました。それは、いざというときに動けない自治体ではいけないということと、大規模な災害や事故の発生時、自治体は被災者となった住民の保護、支援を速やかに実施しなければならない。そのためには被災者に関する各種の情報を迅速に収集、整理し、関係者間で共有していくことが不可欠であり、そのような
情報システムの仕組みづくりが必要であると訴えられました。この
情報システムづくりに最も有効なのがマイナンバー制で、こういうことに住民基本台帳をもとに構築すれば、すぐに立ち上げられ、全ての住民情報が関係者間で共有でき、被災者支援の迅速な対応ができる。この
危機管理と
情報システムは、総務省から全自治体に無償提供されており、人口が少なければすぐに作成できる。これをやらないと、罹災証明の発行に手間取り、被災住民の保護、支援ができない。
危機管理システムの構築は安心・安全なときに行っておくことで、いざというときに迅速に対応できる。また、防災、
災害対策の仕事は民間や業者に頼らず、行政職員が行うことで大きなコスト削減にもなる。個人情報保護を逆手にとってやらない職員もいるが、このシステムを活用して職員を訓練しチェックできる職員を育てること、そうすることで費用計算もできる。民間は孫請に出したり、改修費用をかけてくる。職員の中にリーダーシップのある者がいれば民間に出さなくてよいと話されました。大震災が発生した当時、西宮市には数人だったが熱心な職員がおり、不眠不休の中で必死に対応し、それがこのシステムづくりの土台となったと話されました。
本町を振り返れば、外部委託事業が多く、費用対効果の面、また職員の手でこの
システム構築を行い情報の共有を行えば、どこにどのような人がどのような状況下で暮らしているのかが実態把握もでき、いざ災害が発生したときに慌てることなく、真に住民の命と暮らし、財産を迅速に守ることができる。今回、まさに備えあれば憂いなし、
災害発生時の
危機管理と
システム構築の必要性を実感し、大変学ぶことの多い有意義な
視察研修となりました。先ごろは、この
システム構築のために島根県の要請で来県されたとも伺いました。
本町においても災害時の
危機管理に役立てるため、執行部はもとより、職員にも、この災害時の
危機管理システム、被災者支援システムの構築についての研修を進め、やればできるんだということをつけ加え、教育福祉常任委員会の
視察研修報告といたします。
○議長(岩田 明人君) 以上で諸般の報告を終わります。
これより議事に入ります。
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◎日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(岩田 明人君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第126条の規定によりまして、1番、内田雅人議員、2番、石原武志議員を指名いたします。
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◎日程第2 会期の決定
○議長(岩田 明人君) 次に、日程第2、会期の決定についてお諮りをいたします。
今期定例会の会期は、本日12月5日から12月16日までの12日間とすることにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日から12月16日までの12日間とすることに決しました。
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◎日程第3
町長提出議案提案理由の説明
○議長(岩田 明人君) 日程第3、
町長提出議案提案理由の説明について、町長より提出議案提案理由の説明などについて申し述べたい旨、申し出がありましたので、これを許します。
勝田町長。
○町長(勝田 康則君) 平成28年第4回定例議会の開会に当たり、提出議案の説明に先立ちまして、町行政の最近の動向について御説明し、あわせて所信の一端を申し上げ、皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。
それでは、最初に、最近の国内外の情勢についてであります。先月発表された7月から9月期の国内総生産GDPの速報値は、個人消費や企業の設備投資が依然低調であるものの輸出が堅調なことから、実質で対前期比0.5%増と好調であります。このような状況の中、11月に行われたアメリカ大統領選挙の結果、実業家、ドナルド・トランプ氏が次期大統領に就任することが決まりました。アメリカの安全保障や貿易などの政策の急激な方向転換は、世界の外交、経済政策に影響を及ぼすと見込まれており、日本も例外ではありません。このため、日本経済の先行きは不透明な状況でありますが、本町としましては、国の補正予算を活用した来年度事業の前倒しなど、適宜適切な対応に努めていく方針であります。
次に、仁多庁舎新築移転について申し上げます。町民の皆様を対象とした新仁多庁舎の内覧会を10月末に開催しましたが、本日12月5日から新仁多庁舎での業務を開始いたしました。今後、来年3月末までの間、古い庁舎の解体と駐車場の整備が続きますので、皆様にはもうしばらくの間、駐車場など御不便をおかけしますが、御理解、御協力をお願いいたします。
次に、第17回全日本中学生都道府県対抗11人制ホッケー選手権大会の結果についてであります。先月12日、13日に福井県で開催された全中ホッケー大会において、仁多、横田両中学校選手から選抜された島根県男子ホッケーチームが見事準優勝に輝きました。選手の皆様、御家族、関係者の皆様に心よりお喜びを申し上げるとともに、引き続きホッケー競技を中心としたスポーツの振興に努めてまいりたいと考えております。
次に、スポーツ、文化イベントについてであります。10月9日には記念すべき第100回の仁多郡陸上競技大会が開催され、これまで大会発展に御尽力をいただいた8名の方に特別功労者表彰が贈られたところであり、受賞者の皆様に衷心よりお祝い申し上げます。また、記念事業として、奥出雲町出身でトヨタ自動車陸上部所属の松原健太選手やリオデジャネイロオリンピック銀メダリストの桐生祥秀選手などを特別招待し、大勢の観覧者の前でトップレベルの走りを披露していただきました。そのほか、例年実施している奥出雲町芸術文化祭では、町民の皆様の文化活動の成果発表である作品展示や、芸能、音楽祭のほか、町民有志によるまちなかライブラリーなどのイベントにより、町全体で盛り上がりを見せておりました。関係者の皆様の御尽力に心から感謝を申し上げるとともに、引き続きスポーツ、文化イベントの支援を進めてまいります。
次に、町道の整備促進についてであります。国の交付金で整備を進めております道路改良事業のうち、三沢山根線など5路線の改良整備のほか、トンネル長寿命化や、のり面落石対策などについて、国の補正予算を活用して事業の進捗を図ることとし、所要の経費を予算計上したところであります。
次に、農業振興についてであります。環太平洋連携協定、TPPの発効は、アメリカの動向が鍵を握る状況でありますが、我が国では先日、国会で承認案が採決されました。本町としましては、TPPの発効にも対応できるよう、良質米としてブランド価値の高い仁多米を引き続き全国に情報発信するとともに、生産量の確保に努めてまいりたいと考えております。現在のところ、本町への平成29年産主食用米水稲の当初配分面積は1,348ヘクタールの見込みとなっております。正式には、今月中旬に県から各市町村に通知されますが、地域間調整により本年の作付実績1,412ヘクタールと同程度の作付面積が確保できるよう努めてまいります。
次に、畜産振興についてであります。第11回全国和牛能力共進会まで残すところ9カ月余りとなりましたが、10月25日には前哨戦となる第5区繁殖雌牛群の島根県代表地区選抜会が開催され、本町から出場した候補牛が見事県代表として全共への出場枠を獲得したところであります。今後、奥出雲町和牛改良組合、JAなどの関係機関と連携した出品農家への支援などの対策を強化することとし、所要の経費を予算計上したところであります。
次に、
農業委員会についてであります。
農業委員会等に関する法律が本年4月1日付で改正され、農業委員選出方法の変更、農地利用最適化推進委員の設置など、農地利用の最適化推進に関する事務が強化されました。現在、奥出雲町農業委員の任期は来年7月19日ですが、新たな委員は町長が議会の同意を得て任命する必要があるため、奥出雲町
農業委員会の委員等の定数に関する条例を今議会に提出いたしておりますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。
次に、観光振興等についてであります。本町では、4月の出雲國たたら風土記の日本遺産認定に伴い、これまで以上に奥出雲のたたら製鉄を県内外にPRし、観光誘客に努めているところであります。現在、奥出雲たたらと刀剣館では、昨年度の年間来客者数約8,500人に対し、今年度は10月末現在で既に9,600人を超える来客者でにぎわっております。こうした中、鳥上の追谷地区では地元有志の皆様が中心となり、「たたらの灯」と題し、棚田をライトアップするイベントを期間限定で開催され、多くの方々が幻想的な風景を楽しまれたところであります。関係者の皆様の御努力に敬意を表するとともに、引き続き魅力ある奥出雲の観光情報の発信に努め、さらなる観光振興を図ってまいりたいと考えております。
次に、地域振興等についてであります。商工会との連携により、20%のプレミアムつき商品券を発行したところ、好評により先月1日の引きかえ開始からわずか10日ばかりで引きかえが終了いたしました。引きかえができなかった皆様には御容赦いただきますようお願いするとともに、本事業が個人消費を喚起し、町内経済の活性化を推進することを期待するところであります。また、10月8日にはJRや関係自治体が中心となり、地域の重要な公共交通機関であるJR木次線の開業100周年記念式典などを木次駅周辺で開催したところであります。来年度はJR木次線の全線開通から80周年の記念すべき年でもあり、引き続きJR木次線の存続に向けた
取り組みを町民の皆様とともに進めてまいりたいと考えております。そのほか、10月6日には国立大学法人島根大学との包括的連携に関する協定を締結いたしました。今後は協定を踏まえ、島根大学の知的財産を活用し、地域活性化、人材育成が円滑に図られるものと期待しているところであります。
次に、ふるさと応援寄附についてであります。昨年度の寄附実績は約5,000件、金額では6,500万円でありましたが、積極的な
取り組みの成果もあって今年度は先月中旬に1億円を超える状況となりましたので、積立金や返礼品等の所要の経費を予算計上したところであります。引き続き、町外にお住まいの皆様から寄附金を活用した地域づくりを進めるとともに、寄附に対する返礼品を通じた町の特産品や観光資源等のPRに努めてまいります。
次に、サイクリングターミナルについてであります。6月の議会で御説明いたしましたとおり、サイクリングターミナル、レストランのリニューアルにつきましては、指定管理者等を含め検討してまいりました。その結果、炊きたての仁多米が食べられるレストランをコンセプトに、奥出雲和牛、キノコなどの地元特産品を活用した料理を積極的に提供していくことといたしました。具体例としては、ガス式かまど炊き炊飯器を客席近くに設置し、観光客が視覚的にも仁多米を楽しめるとともに、地域の皆様がランチで気軽に御利用いただけるメニューも計画しております。そのほか、地域の特産品、観光情報を紹介するための機器を整備することとし、所要の経費を予算計上したところであります。
次に、地方創生加速化交付金事業についてであります。本町では、島根リハビリテーション学院と島根大学の協力により、雲州そろばんを活用した新商品の開発、試作を進めてまいりました。先般、国内最大級のデザインの祭典、東京デザインウィーク2016世界学校作品展に、そろばんとリハビリの要素を取り入れた作品を出展したところ、そのうち、「FURERU」という作品が学生賞部門の最高賞であるグランプリを受賞いたしました。この2校の
取り組みも高く評価され、学校賞部門でも株式会社ウッドワン様から企業賞を受賞したところであります。このダブル受賞は2校の学生の皆さんの努力はもとより、雲州そろばんの産地を守る会の皆様を初めとした地域一丸の
取り組みによるものであり、関係各位に衷心より感謝を申し上げる次第であります。そのほか、玉鋼、和鉄を活用した新商品の開発も進めており、先般は募集に応じた若手デザイナーの方々などによる商品開発合宿や製作された作品の審査会を実施いたしました。現在、審査会で選定した数点について商品化するための
取り組みを進めており、来年2月に東京で予定している展示発表会を通じ、たたら、玉鋼、和鉄を広くPRしてまいりたいと考えております。
それでは、今回提出いたしました
一般会計補正予算案などの概要について御説明申し上げます。
今回の補正予算案の内容は、歳入では、国の補正予算による道路整備事業の前倒し実施に伴う国庫補助金の増額5,600万円、ふるさと応援寄附金の増額5,000万円などのほか、観光振興事業に係る起債の増額補正などがあります。歳出では、先ほど説明した歳入の補正と連動した町道の改良整備や、トンネル長寿命化、のり面落石対策などの経費の補正予算のほか、土地開発公社の用地取得費7,000万円の計上などにより、歳出総額3億4,400万円を追加しております。この結果、補正後の一般会計の予算は162億6,000万円となります。このほか奥出雲町
職員定数条例の一部改正などの条例案10件、予算案8件、一般事件案3件を提出しております。これから提出議案の詳細につきましては、この後、担当課長から説明をさせますので、何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議員(12番 大垣 照子君) よろしいですか。
○議長(岩田 明人君) 何かいね。
○議員(12番 大垣 照子君) ちょっと失礼します。さっき町長の提案説明の中、予算案8件と言われましたけど、9件じゃございませんでしょうか。(「一般会計のほか9件で」と呼ぶ者あり)いや、予算案って書いてあるから。(「いや、ですから一般会計の予算案のほかに8件、全部で9件」と呼ぶ者あり)こういう書き方するとわからないですよ。
○議長(岩田 明人君) いいですね。
以上で
町長提出議案提案理由の説明を終わります。
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◎日程第4 議案第75号 から 日程第13 議案第84号
○議長(岩田 明人君) 続いて、日程第4、議案第75号、奥出雲町
職員定数条例の一部を改正する
条例制定について、日程第5、議案第76号、奥出雲町非常勤の職員の報酬及び
費用弁償支給条例の一部を改正する
条例制定について、日程第6、議案第77号、奥出雲町職員の給与に関する条例の一部を改正する
条例制定について、日程第7、議案第78号、奥出雲町特別職の職員の給与等に関する条例及び奥出雲町
教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の
勤務条件に関する条例の一部を改正する
条例制定について、日程第8、議案第79号、奥出雲町
移動通信用鉄塔施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する
条例制定について、日程第9、議案第80号、奥出雲町
農業委員会の委員等の定数に関する
条例制定について、日程第10、議案第81号、奥出雲町農業用小
水力発電施設の設置及び管理に関する
条例制定について、日程第11、議案第82号、奥出雲町
簡易水道条例の一部を改正する
条例制定について、日程第12、議案第83号、奥出雲町
水道事業の設置等に関する
条例制定について、日程第13、議案第84号、奥出雲町
水道事業職員の給与の種類及び基準に関する
条例制定について、以上10議案につきましては、会議規則第37条の規定により一括して議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
初めに、川本
総務課長。
〔
総務課長説明〕
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議案第75号 奥出雲町
職員定数条例の一部を改正する
条例制定について
議案第76号 奥出雲町非常勤の職員の報酬及び
費用弁償支給条例の一部を改正する
条例制定について
議案第77号 奥出雲町職員の給与に関する条例の一部を改正する
条例制定について
議案第78号 奥出雲町特別職の職員の給与等に関する条例及び奥出雲町
教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の
勤務条件に関する条例の一部を改正する
条例制定について
議案第79号 奥出雲町
移動通信用鉄塔施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する
条例制定について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 続きまして、千原
農業委員会事務局長。
〔
農業委員会事務局長説明〕
───────────────────────────────
議案第80号 奥出雲町
農業委員会の委員等の定数に関する
条例制定について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 続きまして、千田
農林土木課長。
〔
農林土木課長説明〕
───────────────────────────────
議案第81号 奥出雲町農業用小
水力発電施設の設置及び管理に関する
条例制定について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 続きまして、安部
水道課長。
〔
水道課長説明〕
───────────────────────────────
議案第82号 奥出雲町
簡易水道条例の一部を改正する
条例制定について
議案第83号 奥出雲町
水道事業の設置等に関する
条例制定について
議案第84号 奥出雲町
水道事業職員の給与の種類及び基準に関する
条例制定について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 以上で提案理由の説明を終わります。
ここでしばらく休憩といたします。11時15分から再開をいたしたいと思います。10分間の休憩。
午前11時04分休憩
───────────────────────────────
午前11時15分再開
○議長(岩田 明人君) それでは、再開をいたします。
ただいまの
出席議員数は13名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。
これより質疑を行います。
初めに、議案第75号に対する質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第76号について質疑を行います。質疑はございますか。
12番、
大垣照子議員。
○議員(12番 大垣 照子君) 76号ですね、失礼しました。70何号か、77、済みません、失礼しました。
○議長(岩田 明人君) いいですか。
○議員(12番 大垣 照子君) はい、はい。
○議長(岩田 明人君) 76号についての質疑はありませんね。ありますか。
〔質疑なし〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第77号について質疑を行います。質疑はございますか。
12番、
大垣照子議員。
○議員(12番 大垣 照子君) それでは質問を行います。
この第77号につきましては、県の人勧にあわせて毎回給料改定っていうのは行われておりますが、地場の給料に合わせてこの人勧でこういうふうに決めてるのは県のほうがそう決めてるということで、本町ではこの地場給料についての調査は不可能ということをお聞きしておりますが、実情は理解いたしますけれども、地場で働く人と、それから嘱託職員、臨時職員は別枠という考えもあるかもしれませんが、格差という面においては広がっているように考えますけれども、そのあたりどのように思われるかちょっとお聞かせください。
○議長(岩田 明人君) 川本
総務課長。
○
総務課長(川本 健二君) 先ほど提案させていただきました77号の給与改定の関係でございますけども、提案説明のとき申し上げましたように、奥出雲町は県の人事委員会の勧告に基づく地域給を導入しているという説明をさせていただきました。
先ほど議員のほうから地場の賃金実態と合わないといいますか、格差があるというふうな御表現をいただきましたけども、あくまでも公務職場につきましては給与決定のときに職務給、均衡、条例主義というふうなこともございまして、なおかつ民間の給与実態を調べるときには公務員職場と同じ民間同規模、企業規模においては50人以上、県内139事業所で県の人事委員会を調査した結果をもとに、奥出雲町の給与もそれに準じた形でお願いをさせていただくと。制度、構造については国に準じて、水準については県の民間給与の水準に均衡を図るということで、なかなかその事業規模、あるいはその職種の一体っつうのはなかなか地場のとこで比較検討することができませんので、したがいまして、町としては、昨年も同じ答弁をさせていただきましたが、県の人事委員会のそういった客観的な資料、民間比較等給与実態との比較にあわせまして導入させていただいていると。なおかつ奥出雲町の給与につきましては県下最低水準でございまして、ラスパイレス指数も低い中での水準で、民間企業との比較等につきましては、あくまでも県の公務職場との給与比較していきたいというふうに考えております。
○議長(岩田 明人君) ほかございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第78号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第79号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第80号について質疑を行います。質疑はございますか。
12番、
大垣照子議員。
○議員(12番 大垣 照子君) 農業委員の選出方法が大幅に変わるということでございまして、今回定数18人ということでございます。本町においては、7月19日が任期満了ということでございますので、制度の実施は4月1日からですけれども、7月以降定数18人ということになりますが、これのいわゆる手挙げ方式ということなのか、選出方法どういうふうに考えられてるのかということと、それから農地利用最適化推進委員も募集ということで、これもそういう、これは25名ですけれども、手挙げ方式なのかということと、それからもう1点は、報酬の基本額が、会長、それから職務代理者、それから農業委員、農地利用最適化推進委員ということで、ちょっと報酬が変わっておりますけれども、この報酬の基本額プラス能率給ということは書かれておりますが、基本給プラス能率給なのか、基本給の中で能率給とするのか、ちょっとそこのあたり教えてください。
○議長(岩田 明人君) 千原
農業委員会事務局長。
○
農業委員会事務局長(千原 明浩君) ただいまの質問にお答えいたします。
農業委員の18名、また推進委員の25名の選出につきましては、お手元のほうにスケジュールのほうをお配りしておりますが、12月下旬に応募の開始のほうをホームページ、また自治会の回覧等で周知のほうをいたしまして、年を明けて1月、おおむね1カ月の間に農業委員及び推進委員の募集のほうを募りたいと思います。これにつきましては手挙げ方式、また推薦でございます。
それから、報酬のほうの質問のほうがございました。新たに農地利用最適化推進委員につきまして追加になったわけでございますけども、この中で能率給というのがございます。これにおきまして月額、会長のほうが2万3,000円、職務代理が2万円、あと農業委員、最適化推進委員におきましては1万8,000円というふうにしております。また推進委員におきましては、若干現地での作業活動とか現場活動等行う者が推進委員でございますが、農業委員といたしましては委員会の総会のほうに出席いたしまして議決権を有する者でございます。お互いに、農地の管理また把握におきましてはお互い連携をして行うものでございまして、報酬におきましては差のほうは設けておりません。以上でございます。(発言する者あり)失礼しました。
能率額についての御質問でございます。これにつきましては、報酬がそれぞれ表の中に書いておりますけども、これにプラスして成果による支払いということになりますので、これにプラスして支払われるということになります。
○議長(岩田 明人君) 12番、
大垣照子議員。
○議員(12番 大垣 照子君) 今、報酬についてはこの固定額がありますけれども、これプラス成果についてまた町長が定める額というふうになっておりますけれども、そういう答えだったと思いますが、この成果っていうのは例えばどういう形で加算をしていくものなのか。例えば面積でやっていくのか、そこら辺の考え方はどういう考え方になってるかということと、それから農業委員の定数、それから今の推進委員の定数についての根拠っつうこと、もう一度聞かせていただきたいと思います。
○議長(岩田 明人君) 千原
農業委員会事務局長。
○
農業委員会事務局長(千原 明浩君) 推進委員の報酬の件でございますが、農地の集積の成果及び遊休農地が現在奥出雲町にございますけども、こちらのほうを少なくしていく、そういう割合に応じて点数制のほうが設けてありまして、そちらのほうで計算して費用のほうというか、交付金のほうを算出する仕組みになっております。
それから、また推進委員の人数の件でございますが、委員につきましては18名ということで出ておりますけども、現在奥出雲町の中に9つの地区がございます。こちらのほうで地区に何人ということが法律上できないわけでございますけれども、おおむね2名の計算で設定をいたしまして18名ということで計算をしております。また、推進委員の25名でございますが、こちらのほうは地区のほうで人数のほうを決めてもよいということになっておりまして、9つの地区がございまして、そちらのほうでまず2名のほうを張りつけて、地区ごとにそれぞれ農地面積のほうが大小がございまして、300ヘクタールを超える農地のある地区におきましては1名増ということにしております。それを合計いたしますと、25名という人数のほうが出てきております。
○議長(岩田 明人君) ほかよろしゅうございますか。
〔質疑なし〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第81号について質疑を行います。質疑はございますか。
8番、藤原充博議員。
○議員(8番 藤原 充博君) 第6条のほうで、施設の管理を土地改良区に行わせる場合は、この施設から生じる収益は土地改良区に帰属するとありますが、これは別にあれですけど、今の土地改良区自体は収支的にはどういうふうな状況ですか。関連されてる方はよく御承知だと思いますけども、町民の中にはその辺が全くわからないという方もいらっしゃると思います。まず、土地改良区の実態はどうかと。そしてこの収益というものが生じた場合、その収益を土地改良区が管理をするのはそれはやぶさかではないんですが、その決算とか収支報告はどのような形でやられるか、あるいは議会はそれにどのように関与するか、その辺をお聞かせ願いたい。
○議長(岩田 明人君) 千田
農林土木課長。
○
農林土木課長(千田 嘉久君) ただいまの御質問にお答えをいたします。
条例第6条のほうに、この施設から生じる収益は土地改良区に帰属をするということの関連の質問でございます。まず、土地改良区の収支につきましては、町のほうから基本的に人件費、運営費につきましては補助金という形で支出をしてございます。その金額につきましては28年度で2,400万ほど支出をしてございます。このたびこの発電事業の運営、これによって生じる収益については、現在細かな数字を精査をしてる段階ではございますけども、土地改良区の職員さんの経費をそこで使うことができるというような内容でございまして、例えば1,000万収益上がれば、この2,400万の町からの支出が少なくて済むというような形で考えてございます。
また、土地改良区の決算につきましては、改良区のほうでしっかりと決算をされております。町のほうにも報告がございます。以上でございます。
○議長(岩田 明人君) 8番、藤原充博議員。
○議員(8番 藤原 充博君) わかったようなわからんような話ですが、大事なことは、こうやって小水力発電をつくって、町がですね、そこから収支を出していくということなんですけども、それをやっぱり一団体に出していくということになれば、当然その収支状況、あるいは今の時点でもその発電能力から見れば年間どれぐらいの売り上げが立つというふうな計算は当然してあるべきだと思いますし、してあると思います。そうすれば収支的にどうかということもおおよその見込みは立ってるはずですよね、町長。ですから、それちゃんと教えてくださいよ。それで、どういうふうな収支が、オブラートにくるんだような言い方ではちょっと合点いきませんよ。そして、もう一つ大事なことは、そうやってお金が非常に動くということになれば、その後の報告は議会はどういうふうに。議会にはないのかあるのか。
○議長(岩田 明人君) 千田
農林土木課長。
○
農林土木課長(千田 嘉久君) ただいまの御質問にお答えをいたします。
まず発電事業の中身、収益について御説明をさせていただきます。この阿井発電所の収益につきましては、農業用の水路をお借りをして余剰水で発電をするものでございます。4月からかんがい期ということで、基本的には現在流れている水の40%ぐらいが使えるのかなというふうに考えてございまして、それがかんがい期ではフルに使えないということでございます。それから、非かんがい期ということで、秋から3月までのところ、ここはフルに使えるというような計算をして大体年間の発電収入が3,000万を超えるところで計算をしてございます。ちょっと、はっきりした言い方ができないのは農業用の水路ということでございまして、まずは農家の皆さんに御迷惑はかけられない。当然机上で計算はしてございますけども、そのあたりは1年目やってみてしっかりとしたデータをとって進めていきたいというふうに考えてございます。たくさん使えるようなら、例えばこれが4,000万になったりですね、そういったことで計算ができていくことと思っております。
それから、支出につきましては、現在つかんでおりますのが、しっかりと修繕の積立金をしていくということで積み上げますと、約2,300万から500万ぐらいの支出を思っておりまして、差額の700万から1,000万ぐらいのところが実際に土地改良区さんが使う職員の人件費とか、農業用施設の維持管理に使うことができる金額だというふうに考えております。そこは毎月実績報告という形で、町のほうに土地改良区から数字をいただくようにこれから事務的には詰めていくんですけども、お願いをしたいというふうに考えておりまして、その数字を見ながら町からの支出についても詰めていくということが必要だと思っております。
それから、議会の皆様の関与ということでございます。必要であれば水力発電所の中身については、定期的に御報告もできようかと思っておりますので、こういった議会ではないかもしれませんけども、委員会あるいはそういった委員会とかそういった形でまた御報告もさせていただきたいというふうに思っております。以上でございます。
○議長(岩田 明人君) 8番、藤原充博議員。
○議員(8番 藤原 充博君) 議会に対しての云々ですけども、町長はどういうお考えですか。
○議長(岩田 明人君) 勝田町長。
○町長(勝田 康則君) 質問にお答えをいたします。
先ほど千田課長から説明をいたしたとおりでございますが、必要あればということではなくて、できるだけ議員の皆様方に数字等の報告はきちっとしていきたいというふうに思っております。以上でございます。
○議長(岩田 明人君) 藤原充博議員。
○議員(8番 藤原 充博君) その都度というふうな言い方じゃなくて、年に1回、定期的に決まったときに報告をするというふうなことを約束していただきたいと思いますが、どうでしょう。
○議長(岩田 明人君) 勝田町長。
○町長(勝田 康則君) 質問にお答えをいたします。
きちっと報告するように、年1度でもやります。以上でございます。
○議長(岩田 明人君) まだおられますか。
5番、塔村俊介議員。
○議員(5番 塔村 俊介君) 今の件ですが、小水力の特別会計との関係はどういうふうになるんでしょうか。金額的な出し方とかっていう。
○議長(岩田 明人君) 千田農林課長。
○
農林土木課長(千田 嘉久君) ただいまの御質問にお答えをいたします。
特別会計につきましては、そのまま会計自体は残していきます。特別会計のほうで起債の償還金の処理をする必要がございますので、土地改良区とは委託契約を結ばさせていただいて、その償還金部分については入れていただくような措置を考えておりまして、特別会計のほうから毎年返済をしていくという考えでございます。以上でございます。
○議長(岩田 明人君) 12番、
大垣照子議員。
○議員(12番 大垣 照子君) 今、会計のことが問題になっておりますけれども、こちらのほうに仁多発電事業の特別会計がございます。さっき課長、答弁をされましたけれども、今のこの阿井の農業用小水力発電と、それから今度三沢も今整備しておりますが、これも加わってきますが、これの扱いはやっぱりこの今のあれと一緒なようなやり方をされるんでしょうか。
○議長(岩田 明人君) 千田
農林土木課長。
○
農林土木課長(千田 嘉久君) 御質問にお答えをいたします。
町のほうで仁多発電所、それから三沢の発電所、これ直接特別会計を持って整備をしてございます。それから、阿井の先ほどの発電所、どう違うかという御質問でございます。まず、阿井の発電所につきましては、農水省の地域用水環境整備事業を導入をして整備をしてございます。この補助金につきましては、農業用の水路を使った発電事業を行うと。その収益につきましては、農業用施設の維持管理に充当してもいいですよという限定をした使い方ということで認められた補助金でございます。片や仁多発、それから三沢発電所につきましては一般の発電事業でございまして、その収益は何に使ってもいいですよと。特に補助事業というものも使っておりませんで、その違いがございます。どうして阿井発電所が町が運営をしないのかというのは、その収益については農業用施設の維持管理にしか使えないと、町が発電事業を行った場合、収益は全て国に返納しないといけないということが起きてきます。土地改良区が行う場合には事業収入を人件費であったり土地、農業用施設の維持管理に使うことができるということがございまして、今回は事業開始当初から土地改良区のほうでやったらということで動いてございます。以上でございます。
○議長(岩田 明人君) それでは81号を終わります。
次に、議案第82号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第83号について質疑を行います。質疑はございますか。
8番、藤原充博議員。
○議員(8番 藤原 充博君) 分厚い資料いただきましたけども、一言で言うと、簡易水道から上水道に事業変更していく、どこが一番変わるんですか。
○議長(岩田 明人君) 安部
水道課長。
○
水道課長(安部 誠君) ただいまの御質問にお答えをいたします。
今般、簡易
水道事業から
水道事業に変わる一番大きな点でございますが、一番大きな点は会計の方式は現在の官庁方式から企業会計方式、いわゆる複式簿記に変わっていくということが一番大きな変更の点でございます。以上でございます。
○議長(岩田 明人君) 8番、藤原充博議員。
○議員(8番 藤原 充博君) 会計が違うということで、よくわかりました。あと非常に、資格のいわゆる経験数いうのが倍ぐらいになりますよね、今回規格が変わってですね。その辺に対して、今までの経験豊かな人が多いと思いますけども、そういう方の対応がちゃんと処理ができそうですか。問題は別にそれでないということですね、資格に関して。
○議長(岩田 明人君) 安部
水道課長。
○
水道課長(安部 誠君) 御質問にお答えをいたします。
監督を行う業務の資格でございまして、これは先ほど提案理由のほうでも御説明をいたしましたように、
水道事業の施行令、規則等で
水道事業について基本的に経験年数を定めておりまして、ただし、簡易
水道事業については2分の1、大体その経験年数の半分でいいということで規定をされておるものでございます。職員については、それぞれ現在の水道課におります職員を初めとしまして、それぞれ経験年数等を有した者がおりますので、それに沿いまして今後実施を行っていくという考えでございます。以上でございます。
○議長(岩田 明人君) よろしゅうございますね。
〔質疑なし〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第84号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、質疑を終わります。
お諮りをいたします。ただいまの議案第75号から議案84号までの10議案につきましては、会議規則第39条第1項の規定により、所管の常任委員会へ付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 御異議なしと認めます。よって、議案第75号から議案84号までの10議案につきましては、総務経済常任委員会へ付託することに決しました。
それでは、休憩をいたします。13時から再開をいたします。よろしくお願いします。
午前11時47分休憩
───────────────────────────────
午後 0時58分再開
○議長(岩田 明人君) それでは、再開をいたします。
ただいまの
出席議員数は13名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。
─────────────・───・─────────────
◎日程第14 議案第85号 から 日程第22 議案第93号
○議長(岩田 明人君) まず、日程第14、議案第85号、平成28年度奥出雲町
一般会計補正予算(第4号)提出について、日程第15、議案第86号、平成28年度奥出雲町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)提出について、日程第16、議案第87号、平成28年度奥出雲町
訪問看護ステーション事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第17、議案第88号、平成28年度奥出雲町
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)提出について、日程第18、議案第89号、平成28年度奥出雲町
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)提出について、日程第19、議案第90号、平成28年度奥出雲町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)提出について、日程第20、議案第91号、平成28年度奥出雲町
合併処理浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)提出について、日程第21、議案第92号、平成28年度奥出雲町
仁多発電事業特別会計補正予算(第2号)提出について、日程第22、議案第93号、平成28年度奥出雲町
奥出雲病院事業特別会計補正予算(第1号)提出について、以上の9議案につきましては、会議規則第37条の規定により一括して議題といたします。
最初にお断りをいたします。議案85号から議案第93号までにつきましては、予算特別委員会へ付託案件とする予定ですので、提案理由の説明並びに議員各位の質疑は総括的なものにとどめ、細部については予算特別委員会において説明、質疑をお願いいたします。
それでは、提案理由の説明を求めます。
初めに、藤原
企画財政課長。
〔
企画財政課長説明〕
───────────────────────────────
議案第85号 平成28年度奥出雲町
一般会計補正予算(第4号)提出について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 次に、江角
健康福祉課長。
〔
健康福祉課長説明〕
───────────────────────────────
議案第86号 平成28年度奥出雲町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)提出について
議案第87号 平成28年度奥出雲町
訪問看護ステーション事業特別会計補正予算(第1号)提出について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 次に、安部
水道課長。
〔
水道課長説明〕
───────────────────────────────
議案第88号 平成28年度奥出雲町
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)提出について
議案第89号 平成28年度奥出雲町
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)提出について
議案第90号 平成28年度奥出雲町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)提出について
議案第91号 平成28年度奥出雲町
合併処理浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)提出について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 続いて、千田
農林土木課長。
〔
農林土木課長説明〕
───────────────────────────────
議案第92号 平成28年度奥出雲町
仁多発電事業特別会計補正予算(第2号)提出について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 次に、森長
病院事務長。
〔
病院事務長説明〕
───────────────────────────────
議案第93号 平成28年度奥出雲町
奥出雲病院事業特別会計補正予算(第1号)提出について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 以上で提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。
初めに、議案第85号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第86号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第87号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第88号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第89号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第90号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第91号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第92号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第93号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、質疑を終わります。
お諮りをいたします。ただいまの議案第85号から議案第93号までの9議案につきましては、会議規則第39条第1項の規定により、予算特別委員会へ付託をいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 御異議なしと認めます。よって、議案第85号から議案第93号までの9議案につきましては、予算特別委員会へ付託することに決しました。
なお、内容審査につきましては、必要に応じ予算特別委員会小委員会において分割審査をお願いいたします。
─────────────・───・─────────────
◎日程第23 報告第15号 から 日程第25 報告第17号
○議長(岩田 明人君) 次に、日程第23、報告第15号、平成27年度
奥出雲交通株式会社事業報告並びに
収支決算及び平成28年度
事業計画並びに
収支予算について、日程第24、報告第16号、平成27年度
奥出雲酒造株式会社事業報告並びに
収支決算及び平成28年度
事業計画並びに
収支予算について、日程第25、報告第17号、平成27年度
奥出雲電力株式会社事業報告並びに
収支決算及び平成28年度
事業計画並びに
収支予算について、以上の3議案につきまして、会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。
本議案につきましては、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、同法第221条の3項の奥出雲町の出資法人より、政令で定めるその経営状況を説明する書類が本定例会に提出されております。報告第15号から報告17号まで順を追って担当課より提出書類の説明を願います。なお、説明は簡潔に願います。
初めに、藤原
企画財政課長。
〔
企画財政課長説明〕
───────────────────────────────
報告第15号 平成27年度
奥出雲交通株式会社事業報告並びに
収支決算及び平成28年度
事業計画並びに
収支予算について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 次に、杠
地域振興課長。
〔
地域振興課長説明〕
───────────────────────────────
報告第16号 平成27年度
奥出雲酒造株式会社事業報告並びに
収支決算及び平成28年度
事業計画並びに
収支予算について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 次に、千田
農林土木課長。
〔
農林土木課長説明〕
───────────────────────────────
報告第17号 平成27年度
奥出雲電力株式会社事業報告並びに
収支決算及び平成28年度
事業計画並びに
収支予算について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 以上で提出書類の説明を終わります。
これより質疑を行います。
初めに、報告第15号について質疑を行います。質疑はございますか。
8番、藤原充博議員。
○議員(8番 藤原 充博君) 決算状況がどうのこうのじゃないんですけども、定期乗車券の改定、改正ということもお聞きしてますが、その文章の中に非常に今後とも路線を維持することが必要であると考える、見直しを検討したということですが、町当局としても、町職員の方の通勤費をバスの定期券なり、あるいは回数券で賄っていくというお考えはないかお聞きしたいと思います。また、町職員の利用はどのぐらいかお聞きしたいと思います。
○議長(岩田 明人君) 川本
総務課長。
○
総務課長(川本 健二君) バス等の利用につきましては、現在町職員としてはほとんどないように思っております。ただ、過去マイカー通勤、これは二酸化炭素の関係でやったことがありますけども、そのときは参加者もありましたが、現在そういった運動もしておりませんで、通勤等に利用する者はほとんどいないという状況でございます。
○議長(岩田 明人君) 8番、藤原充博議員。
○議員(8番 藤原 充博君) 雲南市のほうでは職員の駐車料金ですか、そういうものを個人負担というふうになっておるというふうな話も聞いております。ひとつ奥出雲町も、できればこういう公共交通を町職員が率先して使うということを打ち出してほしいと思いますが、町長その辺のお考えはどうですか。
○議長(岩田 明人君) 勝田町長。
○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。
バスのみならず、JR関係の公共交通につきましてもいろいろ議論はしておりますけれど、先ほど
総務課長が申し上げましたように、どうもバスでは利用が一切なされてないというふうなことでございます。ここらについても十分また検討してまいりたいというふうに思っておりますので、私も自分のマイカーで通勤もしておりますが、なかなか家を出発する、JRに乗るということになれば、家を7時に出発しないとなかなかちょっと汽車の便に間に合わないというふうなことでございます。バス等についてもダイヤ改正等も必要だろうと思います。検討してまいりたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。以上でございます。
○議長(岩田 明人君) ほかございますか。
〔質疑なし〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、続いて、報告第16号についての質疑を行います。質疑はございますか。
8番、藤原充博議員。
○議員(8番 藤原 充博君) 先ほど課長さんからも説明がございましたが、3期連続の分の比較表があります。後ろから2番目のページ2のとこで、原材料の仕入れ高が例年に比べると倍になってるということで御説明があったように聞きましたけど、もうちょっと詳しい説明していただけますか。というのは、余りに、倍ふえるというのはちょっと極端じゃないかと思いますし、逆に言えばそのものはどこにあるのかということですよね、この資産の中では、逆にですよ、これは今2番はあれですけども、1番のとこに今度は資産としてどういうふうな形で上がってるかということです。
○議長(岩田 明人君) 杠課長。
○
地域振興課長(杠 康彦君) 御質問にお答えいたします。
資料2ページの原材料仕入れ高の増の理由でございます。舌足らずな説明で申しわけございませんでした。決算期は9月30日を締めということでございまして、ちょうどその9月30日を境に原料を仕入れたか仕入れてないかというところでちょっと大きく変わってしまったというところでございます。また、単価につきましても、昨年は品薄、またことしも単価のほうがちょっと上がっているというような状況であったと聞いております。資産的なところでございますけども、ちょっと申しわけございません、ちょっとその買った原材料がどちらのほうで整理をされているかというところは、後日議会の委員会の中でまた御説明をさせていただきたいと思います。どうか御容赦いただきたいと思います。
○議長(岩田 明人君) 藤原充博議員。
○議員(8番 藤原 充博君) 後で結構ですけども、じゃあついでに今の原材料の分が大きく上がってますけど、この明細も教えてください。後でいいですから。
○議長(岩田 明人君) ほかよろしゅうございますか。
〔質疑なし〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、報告17号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、以上で報告第15号から報告17号までの3議案を終わります。
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○議長(岩田 明人君) 次に、今期定例会までに受理いたしました請願・陳情は、お手元に配付いたしました請願・陳情等文書表のとおりであります。
会議規則第92条第1項の規定によりまして、所管の常任委員会へ付託いたしますので、慎重なる御審議をお願いいたします。
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○議長(岩田 明人君) 以上をもちまして本日の会議日程は全て終了いたしました。
本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでした。
午後2時19分散会
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