雲南市議会 > 2018-03-02 >
平成30年 3月定例会(第2日 3月 2日)

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  1. 雲南市議会 2018-03-02
    平成30年 3月定例会(第2日 3月 2日)


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    平成30年 3月定例会(第2日 3月 2日)   ────────────────────────────────────────    平成30年 3月(定例)雲 南 市 議 会 会 議 録(第2日)                            平成30年3月2日(金曜日) ────────────────────────────────────────               議事日程(第2号)                        平成30年3月2日 午前9時30分開議 日程第1 議案の質疑      ───────────────────────────────               本日の会議に付した事件 日程第1 議案の質疑      ───────────────────────────────                出席議員(21名)       1番 上 代 和 美       2番 中 林   孝       3番 松 林 孝 之       4番 中 村 辰 眞       5番 原   祐 二       6番 矢 壁 正 弘       7番 白 築 俊 幸       8番 細 木 照 子       9番 佐 藤 隆 司       10番 周 藤 正 志       11番 藤 原 政 文       12番 西 村 雄一郎       14番 安 井   誉       15番 細 田   實
          16番 堀 江   眞       17番 周 藤   強       18番 堀 江 治 之       19番 小 林 眞 二       20番 深 田 徳 夫       21番 山 﨑 正 幸       22番 藤 原 信 宏      ───────────────────────────────               欠席議員(1名)       13番 土 江 良 治      ───────────────────────────────               欠  員(なし)      ───────────────────────────────              事務局出席職員職氏名 議会事務局長 ──── 高 野 耕 治  書記 ──────── 堀 江 篤 史      ───────────────────────────────             説明のため出席した者の職氏名 市長 ──────── 速 水 雄 一  副市長 ─────── 藤 井   勤 教育長 ─────── 景 山   明  病院事業管理者 ── 秦   和 夫 総務部長 ────── 藤 原 靖 浩  政策企画部長 ──── 佐 藤   満 統括危機管理監 ─── 中 村 清 男  市民環境部長 ──── 小 川   忍 健康福祉部長 ──── 梅 木 郁 夫  産業観光部長 ──── 内 田 孝 夫 農林振興部長 ──── 日 野   誠  建設部長 ────── 森 田   一 会計管理者 ───── 後 山 洋 右  水道局長上下水道部長 稲 田   剛 教育部長 ────── 小 山   伸  子ども政策局長 ─── 加津山 幸 登 市立病院事務部長 ── 石 原   忍  大東総合センター所長  中 島   豊 加茂総合センター所長  大 森   久 木次総合センター所長心得 ─────────────────── 菅 田 和 美 三刀屋総合センター所長 上 田   浩  吉田総合センター所長  小 川 修 治 掛合総合センター所長  神 田 みゆき  総務部次長 ───── 三 原 修 三 財政担当課長 ──── 奥 井 英 孝  代表監査委員 ──── 谷 戸 邦 夫     ───────────────────────────────               午前9時30分開議 ○議長(藤原 信宏君) おはようございます。  ただいまの出席議員は21名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 議案の質疑 ○議長(藤原 信宏君) 日程第1、これから議案に対する質疑を行います。  質疑は条例その他と予算、2区分に分けて行います。  最初に、議案第1号、雲南市スペシャルチャレンジ共創会議条例の制定についてから議案第16号、雲南市都市公園条例の一部を改正する条例についてまでの条例16件、議案第17号、公の施設の指定管理者の指定についてから議案第25号、市道の路線認定についてまでの一般事件9件、報告第1号から報告第4号までの議会の委任による専決処分の報告についての報告4件、計29件の条例その他について行います。  質疑はありませんか。  原祐二君。 ○議員(5番 原 祐二君) おはようございます。  条例2件について質問をさせてもらいたいと思います。  まず、議案第1号、雲南市スペシャルチャレンジ共創会議条例制定でございますが、この条例は政策があって、それをやっていく上でこういった条例をつくって政策を実現していくということでつくられたものだというふうに理解しますけども、この会議条例を読んでも非常にわかりにくいと思います。特に設置第1条、ここの部分が非常にその事業を説明する言葉がいろいろと書かれているわけで、市民がこれを読んで一体これは何をするためにこの会議を設置せんといけんかということが非常にわからないので、あえて趣旨を間違いないかという点で確認をしたいと思いますけども、この条例まちづくりを担う人材の育成と確保を目的とする事業、その事業を推進するためにこの会議を設置するということが趣旨ではないかというふうに読んだんですけども、そういったことで間違いないのか。そしてその事業が今回予算説明に上げてあるチャレンジ推進事業、それからユースの事業、ホープの事業、ジュニアの事業、それではないかというふうに理解しますけども、それで間違いないのかということをちょっと確認をさせていただきたいのが1点と、それと第2条の事務のところで推進に関することと評価、検証に関することということが定められていますけども、先ほどの4つの事業はそれぞれ補助金の交付をするような事業だと思いますが、その補助金の審査をするような会議の位置づけを持っているのか持っていないのか、その点について確認をさせていただきたいと思います。  次、2点目です。議案の第16号の雲南市都市公園条例の一部を改正する条例についてでありますが、これは加茂のB&Gのプールオープンにあわせて見直しをされるということですが、今までプールレーンを専用で利用するという利用方法が3,080円ということで定められています。それが新しい条例においてはレーン使用は定められていない。この3,080円に相当するものは削除されていますけども、加茂のB&Gなんかも見ても、そのレーンを占用して1時間とか2時間それをずっと使うんだと。多分それは競技をする方が練習で使うという意味があって、そういうレーンの使用があったのではないかと思いますが、今回そういった使用は認めていないということをどういった考えでそういうふうにされたのかということをお聞きしたいと思います。  それと最後に、年間使用料が定められておりますけども、これが小学校中学校、階層としては高校・65歳以上、それから一般・65歳未満というふうに3つに分けてありますけども、例えば年間使用料、65歳未満の方は1万9,440円ということで、1回の使用540円ですから、それで割ると36回分を年間の使用料とされているわけですけども、普通に考えればその36回を65歳以上、高校生も単価を掛けた320円の金額、例えば1万1,660円は1万1,520円になりますし、小学校中学校は210円の使用料ですから、36回なら7,770円と書いてありますけど7,560円になるわけですけど、何かその考え方がまちまちというか、どういった考えでそういう多少高目の金額が今出てるわけですけども、そういう金額設定をされたのか。料金改定をされたときには、考え方を一つ決めておけば次の料金、年間使用も簡単だと思うんですけど、その辺の考え方がちょっとわかりませんので説明を求めたいと思います。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長。 ○政策企画部長(佐藤 満君) おはようございます。  第1号の原議員から御質問がございました。これにつきましては、確かに第1条でたくさん書いておりますけども、議員から御指摘がありましたような内容でございます。人材の育成、確保を進めていくという趣旨でこれを設置したいということでございます。新たな制度も進めてまいりますけども、これをしっかり進めていく上でも条例をしていきたいということでございます。  なお、第2条のところの件に関しましては、補助金の審査のことについてはまさに御指摘のとおりでございまして、この会議のほうでいろいろ審議なり、あるいは提言とかあわせてやっていただこうということで考えているところでございます。 ○議長(藤原 信宏君) 小山教育部長。 ○教育部長(小山 伸君) B&Gの関係の料金設定のことですけれども、占用レーンにつきましては年間通じてさまざまなプログラム、あるいは学校の利用等を考えておりまして、特に現時点では占用して使われるということを想定はしていないというのが実態であります。実際にやり始めましてそういう例が出てくるとして、時間的に使えるような余裕があるということになれば、今後検討していきたいと考えております。  それから、年間使用料ですが、先ほど言っていただいたように一般料金で月3回の36回の金額を基準として設定はしております。近隣のプール、松江市とかそういったところの考え方も踏まえてこういうふうな考え方をしたところでありますが、特に65歳以下が云々ということを意識して料金を差をつけたということではなくて、考え方としては36回分ということを基本としております。 ○議長(藤原 信宏君) 5番、原祐二君。 ○議員(5番 原 祐二君) スペシャル会議につきましては、条例としてはもう少しわかりやすい表現ができなかったのかなというふうに思いますし、このチャレンジ事業というふうにこの人材育成のためにやる事業が名前がきちっと書いてあるわけですけど、そのあたりはこのスペシャル事業というのが今から何年続くのか。将来的にもこの事業の名前でいくのかということもあるので、そういった名前を表記するのが果たして条例としてはよかったのかなというふうにちょっと感じておりますので、その点については今後御検討いただきたいと思います。  もう1点お聞きしたいのは、先ほどこのそれぞれの事業の補助金の審査も担っていくということでありますけども、これの財源がまた後で予算でも質問を求めたいと思いますけども、ふるさと納税の基金を使っていくというようなことも想定されていますので、その点についてはふるさと納税運営審議会みたいなものが別にあるわけですね。それとこれの機関が同じようなことをどう分け合って、この事業はこの共創会議で審査する、それでほかのふるさと事業の審査といいますか予算の使い方についてはほかの会議で、ちょっとそこの辺の使い分けというか、どうなっていくのかというのをちょっともう一度説明を求めたいと思います。  それとプールにつきましてはこれからということですので、使用実態を見てまた今後変更等もあると思いますが、1点だけちょっと確認をしたいですが、年間契約をされる方は他の施設を見ると例えば運動、スポーツジムのところは無料にしますとかいうような制度もありますけども、本市のこの条例を見ると年間会員になってもそういった特典はないのかなというふうに思って条例を見ましたが、その点についてはどうお考えなのか再度質問をします。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長。 ○政策企画部長(佐藤 満君) 御質問がございました。  まず、条例をわかりやすくということでした。それから、スペシャルチャレンジという言葉が本当に延々続くのかという話でございましたけれども、制度そのものは10年のスパンを考えております。ただ、進捗状況によっては名前とかを当然変えていかなきゃいけないこともあろうかと思いますので、今後それについては検討させていただきたいと思います。  それから、ふるさと納税の関係でございます。このふるさと納税審査会につきましては、返礼品の取り扱いとかふるさと納税全体の運用について議論をしていただいているところでございます。  こっちのチャレンジのほうですけれども、財源的には今の企業さんから寄附の申し入れなんかも来ております。企業さんの寄附、それからクラウドファンディングのふるさと納税分、それに一般財源ということで3つのところで財源でやっていこうということで考えておりますので、若干そのあたりふるさと納税審査会とこっちの共創会議のほうとはダブらないものと考えております。 ○議長(藤原 信宏君) 小山教育部長。 ○教育部長(小山 伸君) 年会費考え方でありますが、これは月会費あるいは3カ月会費とあわせて年間費、それぞれ割引ということで設定はしているところであります。  先ほど御指摘いただきましたその他の割引制度、これについてはまだ現時点ではどういうものがあるのかという想定もしてない部分もあるところであります。今後1年間かけてそこらあたり、新しいものが必要であればそういった検討もさせていただきたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにありませんか。  7番、白築俊幸君。 ○議員(7番 白築 俊幸君) 私もちょっと1号議案に質問いたします。  今、5番議員からあったんですけど、第1条の中に雲南市スペシャルチャレンジ事業(以下「事業」という)まで書いてあります。ただ、雲南市スペシャル事業というのは何なのか、定義がはっきりしないわけですよね。だけん、新規施策の中でいえば、さっきあったようにチャレンジ推進事業というのがありますね。それからユースホープ、この3つを合わせてチャレンジ事業と言っておられるんじゃないかと。だけどそれはどこを読んでもわからないですよね、定義として。だからここで事業とかいうんじゃなくてこれはもうちょっと大きいところで捉えて、チャレンジ施策とかチャレンジ対策としたらもうちょっとおんぼらですけど、これは事業クラスまでとして、事業名まで余り細かく限定、条例でそこまでやるんかなと。ちょっとこれは曖昧じゃないかと思います。  それからもう一つ、条例までつくってということで熱意は思いますが、その共創というところの意味が1条にも出てきませんよね。一般的な表現になってしまっているので、これ単なる推進会議でもいいぐらいの話です。共創という意味をどっかに1条の中に設けるか、所掌事務の中に事業の単なる推進とかじゃなくて共創という意味ももう少し出したらいいのではないかと思います。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長。 ○政策企画部長(佐藤 満君) 2つ御質問ございました。  まず、事業というのが3つの制度ではないかということでございますが、これは恐らく事業、この会議の大層になろうかと思っておりますけども、雲南市全体のやっぱり人材育成とか確保についていろいろ議論もしていただきたいと思っております。そういった意味も事業のほうには込めたところでございます。  それから、共創という言葉の説明がないということでございましたけども、趣旨としては第1条の市民、事業者及びNPO等の多様な主体とともに効果的かつ積極的に推進するということで、社会課題の解決に向けていろんな方たち、若い人たちが進んでいく。それを審査をしたり評価をするだけではなくて、一緒につくり上げていくんだという思いをここのところに込めたところでございます。そういったことから、共創という言葉も使わさせていただいております。 ○議長(藤原 信宏君) 12番、西村雄一郎君。 ○議員(12番 西村雄一郎君) また議案第1号でございますけども、今までの発言とよく似た部分もあります。非常に恣意的に運用される条例になりかねないというふうに思います。なるほど新規拡充事業には起業、創業を促進するためのスペシャルチャレンジ事業と書いてありますけども、この条例にはそのようなことがはっきり書かれていない。とすれば、持続可能性を高める人材の育成及び確保を図ることを目的としてといったところで、海外融資を図る芸術に秀でた人、あるいはスポーツに秀でた人、こんな人はどのようになるのか。市民にとってみれば条例が一番ですから、条例によって縛られる、条例に従って行動するいうことになりますので、条例にそういうふうに読み取れればそういうふうな人もやっぱり対象にしなくちゃならないというふうに思います。  それから、海外に送るとかいうような説明が新規企画事業の中にありまして、そうするとどうしても選抜、選ぶ。その人に補助を出すということが必ず起きると思いますけども、どなたが選ばれてどなたが選ばれないのか。その基準がはっきりしない。恣意的に運用されるんじゃないか。  それから、評価、検討等をされることになっておりましてとてもいいことなんですけども、その選ばれる基準も評価も検討のことも公開ということがうたわれてない。開示請求に基づいたら当然公開されるものでありますけども、積極的に基準とかプラン・ドゥー・シーの過程とかいうものは公開されるべきで、この恣意的に、あるいは人脈的に選ばれて運用されるものではあってはならないというふうに思います。その辺の御見解をお尋ねしたいというふうに思います。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長。 ○政策企画部長(佐藤 満君) 恣意的な制度運用をされる可能性はないかということでございました。  これは条例でございますので、この下に要綱とか審査基準とかを当然定めながら、それを公開しながらまた御意見をいただきたいと思っております。  それから、公開の話ですけれども、確かに条例にはうたっておりませんけども、会議自体の委員は15名でございますけれども、オープンにしていろんな方たちにも傍聴していただきながら会議のほうは進めていきたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(藤原 信宏君) 9番、佐藤隆司君。 ○議員(9番 佐藤 隆司君) 済みません、議案第1号の関連ですけれども、先ほどいろいろと出ておりまして、原議員のほうからちょっとわかりづらいというやな表現ということも出ております。そもそもこの会議条例の制定というのは、附属機関に準ずる機関というふうな位置づけをされての条例化だと思いますが、そこのとこの確認です。  それと、先ほどのわかりづらいというところですけれども、白築議員からも余り決め過ぎているのではないかということで、そもそもこの会議の条例をつくる前に、これまでにも雲南市はチャレンジしやすいまちづくりを目指していくんだということでチャレンジの連鎖を進めてきておられますので、これはこの会議条例の前に大きく捉まえたチャレンジ推進条例というものをまず設置をされて、制定をされて、その中で必要があれば、必要があるからこういった会議を設けられるということで、私はもう少し緩やかな会議にされて、懇談会というかそういった、有識者から意見の聴取とか意見交換はできるというふうな懇談会システムにして自由な話ができるようにして、そこで物事をお聞きするということであれば会議の条例制定まではしなくても、いわゆるその附属機関に準ずる機関ということの位置づけは少しなくなると思いますので、そういうふうにして、それよりもチャレンジのしやすいまちをつくる。そのための推進条例をつくるんだというふうな形のほうがよりわかりやすいと思いますし、市民の皆さんにも伝わるというふうに思っておりますが、そこの辺の見解をお願いします。 ○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長。 ○政策企画部長(佐藤 満君) 御指摘ありがとうございました。  総合計画あるいは地方創生計画の推進につきましては、総合計画推進委員会とか別途設置もしております。全体としてはそちらのほうでの議論をしておりますけども、特にチャレンジについてはしっかり位置づけて、この際進めていこうということを考えております。そういった意味から、この共創会議条例を提出したところでございます。  なお、会議の中身については、これチャレンジ全般についてのいろいろな議論をしていただこうと思っておりますので、先ほど緩やかないろんな意見を聞くべきだということでございましたが、そのような位置づけもしていきたいと思っております。 ○議長(藤原 信宏君) 佐藤君。 ○議員(9番 佐藤 隆司君) 先ほどちょっと答弁なかったですが、附属機関に準ずるという位置づけでこれを制定されようとしているのかということが1点と、それから私が今チャレンジ推進条例みたいなことがまず先ではないかというふうに申し上げましたけど、それはほかの推進条例があって、その中に包含されるという今説明でしたけど、このチャレンジについては今回もスペシャルの中のいろんなメニューの中に起業していく、創業させていく、あるいは今までは伴走もされてきたということでやってこられる中で、やはりその起業、創業の例えば助成事業にも結びつくためには、この会議条例の今いろんなその中で出していくということでしたが、それでは弱いのではないかと思いますよ。推進条例の中できちっと大きくうたって、その中で伴走やあるいは起業や創業が必要であればそういった事業については助成をしていく、支援をしていくというものをつくっておいて、その上でこの会議を生かしていくというのが私は正しいのではないかと思います。このチャレンジに対して特化したやり方をされるということですので、ちょっとその答弁をお願いします。 ○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長。 ○政策企画部長(佐藤 満君) まず、附属機関として位置づけでございますが、そのとおりでございます。これで進めていきたいと考えております。  それから、全体の推進条例が必要ではないかという御指摘でございました。今回はこのチャレンジ共創会議条例で進めさせていただきたいと思いますけど、必要に応じてそういったことが必要ならばまた考えたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにありませんか。  15番、細田實君。 ○議員(15番 細田 實君) 同じく第1号、スペシャル共創会議条例ですけど、結局スペシャルチャレンジ事業が何かということがはっきりわからない中で、そのチャレンジ精神にあふれる中学生、高校生、大学生のずっと書いて育成、確保を図ることを目的として実施する雲南市スペシャル事業ということで、非常にスペシャルチャレンジ事業とは何かということがちょっと具体的になってないので僕はわからない。予算書にはいろいろ出てますよね、今度の予算。海外とか派遣するんですか。そのスペシャル事業というのが何かということがはっきりしないから、今、佐藤議員も言われる、僕は佐藤議員に賛成なんですけど、わからないことになっているんじゃないかなと思うんです。スペシャル事業とは何かということがはっきりしないんですよ。それは予算書見てくださいみたいなことになってるんで、そういうものかなと、条例というのは。そうするとやっぱり青少年の人材確保に関する例えば条例とかして、いろんな人の人材、そういった人を派遣するみたいなことがいいんじゃないかなと私は思っています。これは意見ですので、質疑ではないです。  それから、多様な主体とともに効率的かつ積極的に推進するということは、多様な主体といったのは具体的にはどこなのか。事業者及びNPO等となってるので、それがその主体が例えば組織の中では識見を有する者に入って、この人たちが識見を有する者としてこの委員の中に選ばれるのかどうなのか。例えばNPOの代表とかではなくて、識見を有する者。その他市長が必要と認める者、そういうとこにぱっと非常に大ざっぱになってるところに非常に疑問があるので、質問としては多様な主体というのの委員はここの識見を有する者に入ったり、その他市長が必要と認めるの中にこういったNPOとか事業者をこの中に入れていこうというこれは条例なのかということをお聞きしたいと思います。  それから、年間の開催回数ですね、そういったものは大体、予算ではちょっとわかりませんので、何回ぐらいを予定して具体的にはどういったことを諮問したりしたいのかということをもう少し具体的にこの条例の意味、主体というところを説明をお願いをしたいというふうに思っています。よろしくお願いします。
    ○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長。 ○政策企画部長(佐藤 満君) まず、多様な主体というところでございますが、市民、事業者、NPO、それに加えまして市民の中にも例えば高校とかそれから市外の大学の関係とか、そういったところも今委員としては考えているところでございます。そういった人たちが審査員として入ることもなんですけれども、幅広い人たちがこれによって推進を一緒にしていくんだと。社会課題の解決に向けて、チャレンジを応援していくんだという趣旨で、こちらのほうの具体な主体とともにということで第1条のほうを記載をさせていただいたところでございます。  それから、年に何回かということでございますけども、これは高校、中学生、大学生によって学期とかがございます。そういったところのタイミングを捉えて申請等もしていただくことになっておりますので、大体これが年に2回は予定をしております。  それから、若者のほうですけど、随時これについては提案とか企画が上がってこようかと思っておりますので、これはその都度様子を見ながら開催をしていかなきゃいけないと思っておりますので、年に恐らく当初はそんなにたくさん出ないかもしれませんけれども、三、四回は出てくるんじゃないかと思っているところでございます。(発言する者あり)  雲南市全体としてこのスペシャルチャレンジを応援していくんだという趣旨で書いておりますので、具体的な事業名はこちらのほうへ記載しておりません。ただ、予算上は今回は3つの制度について提案をさせていただいているところでございます。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにありませんか。  10番、周藤正志君。 ○議員(10番 周藤 正志君) 私も1号について伺います。  このスペシャルチャレンジ事業の推進と評価、検証を行うためにこの会議を設けるわけですけども、スペシャルチャレンジ事業なるものがずっと続いていくということ、これは誰もわからないわけであって、もっと柔軟に会議のメンバーも含めて対応していったほうがいいのではないか。法律で定められている業務とか事業だとそれは条例なども必要でしょうけれども、果たしてこれは条例までつくって附属機関という位置づけまでしてやっていくほどの会議なのか。肝心かなめのその条例化の必要性というのが全然わからない。要綱でいいんじゃないかというふうに思います。その辺の条例の必要性、そこをお願いします。 ○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長。 ○政策企画部長(佐藤 満君) 条例化の必要性でございますけれども、これまでチャレンジ事業ということでいろんな社会課題の解決に向け取り決めをしていただきました。7年間続けておりまして、一定の成果も出てきております。  さらにこれから一層これを進めていくという意味において、今回条例化をして共創会議をつくってそこで温かく背中を押してやるような仕組みをつくっていきたいということで、今回条例ということにさせていただいたところでございます。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにありませんか。  18番、堀江治之君。 ○議員(18番 堀江 治之君) 議案第1号は私は所管でございますので、質問いたしません。  それでは、議案第11号です。雲南市児童クラブ条例の一部を改正する条例について、これは施設を場所を変えられた。こういうことで所在地の変更でございます。これはいいんですが、附則の2項に他の条例、雲南市高齢者交流施設条例の一部変更も附則で上げてあるわけで、この例えば11号の雲南市児童クラブ条例の一部を改正する条例について賛成した場合は、自動的に雲南市高齢者交流施設条例に賛成するとこういう形に流れてくるわけですが、その1つの条例に対して2つの条例を一挙に求めるというのは、私はこれは別にすべきであるというふうに思いますが、そのところの見解をお尋ねいたします。  それから、市道の関係です。  まず、市道の路線廃止について、春石1号支線を廃止するとこういうことですが、その廃止した後どういう形になるのか。その形がそのまま残って、他の目的に転用されるのか。あるいはこれが何か事業でなくなってしまうのか。そこの辺のところがわかりませんので、説明願います。  それから、続いて市道路線の変更について、春石1号線と清嵐線ですけれども、まず春石1号線、図面が添付してありますので青いラインと黒いラインで仕分けがしてありますが、この中身を見ますともともと黒いラインで起点から終点まであったのが、青い起点から終点までとこういうふうなことに変わるというふうに理解しております。しかし、そのもとの起点から青い線との交わりの部分までの間のところが今後どのような形になるのか。何かの事業で潰してしまわれるのか。あるいはそのまま原状で残って、目的を変えて使用されるのか。その点のところをお尋ねいたします。  それから、清嵐線ですけれども、これは途中で区切られる、切られてくる。こういうことですが、ここはもともと国民宿舎清嵐荘の事業が進められておるところですが、その敷地になってしまうのか、あるいは形として残ってしまうのか、その点についてお尋ねいたします。  それから、最後に新たに認定する路線、中之瀬線、これは県道が新しくつくられて、もとの県道が不要といいますか払い下げというふうになっておるかというふうに思いますが、これ起点がどこなのか。基本的には上位路線に接するところを起点にして出発するというふうに思いますが、この図の表示の仕方は県道から国道へとつながるというふうになりますが、国道から県道へつなぐのが本当ではないかというふうに思いますが、その点いかがでしょうか。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 加津山子ども政策局長。 ○子ども政策局長加津山幸登君) 議案第11号、雲南市児童クラブ条例の一部を改正する条例についてにあわせて、附則で改正されている部分についてのお尋ねでございます。  これにつきましては、斐伊の児童クラブがこのたび新たに木次町里方の928番地1に場所を変更し、新たに建設したものでございます。当該場所は高齢者の交流施設条例にあります多目的広場ということで、ゲートボール場が2面あった場所でございます。その場所につきまして、現行条例では1面1時間当たり410円という設定になっているものを、2面あったところの1面コートを児童クラブの施設として建設したものでございまして、必然的に1面しか残らないというところで1時間当たり410円の改正を行うということでございますが、この条例につきましては条例の制定または改廃に伴って他の条例を改廃する必要が生じた場合には、一つの独立した一部改正条例や廃止条例を制定するのではなく、その改廃の原因となった条例を附則で改廃するということで、これまでもこうした形の中で条例を制定をさせていただいているという状況でございます。 ○議長(藤原 信宏君) 森田建設部長。 ○建設部長(森田 一君) まず路線の廃止関係でございますけども、春石1号線ですけれども、オレンジのところについてこのたび廃止をさせてもらう。路線の市道認定からは落とさせていただきますけども、公衆用道路としてそのまま残したい。  それから、交差点が3つあるという形になりますので、オレンジのところについてはとめるというバリカーを買う予定にして、車両の通行はできないようにするという予定にいたしております。  それから、路線の変更関係でございますけども、図面のほうをごらんいただきたいと思いますけども、堀江議員のおっしゃるとおり黒の起点を青の起点のほうに動かすというものでございます。動かした後はどのような形になるかということですけども、オレンジと同じように公衆用道路として市のほうでまた管理を続けていくという形になります。  それから、黒の起点のところ、ここのところにバス停を設ける予定にいたしております。そういった安全対策についても行って、とめていくという考えをいたしております。  それから、次に清嵐荘関係でございます。図面をごらんいただきますと、これまでは314号線から、それから海谷湯村線のほうまで通り抜けができるという構造になっておりました。このたび清嵐荘の改築事業で、この314号線から入ったところは駐車場になる予定になっております。そのために終点を今度は逆にして、接道しているのは海谷湯村線ということになりますのでそちらを起点側に持っていって、駐車場までのところを終点とするという形を考えているところでございます。  それから、認定する路線の関係でございますけども、図面のほうをごらんいただきましたら起点がどこなのかということですけども、起点は掛合大東線が起点でございます。  議員御指摘のとおり、上位路線が起点となるというのが基準でございます。これまでの市道認定関係は、そのように取り扱いをさせていただいております。この場合は、国道のところに段差があって出入りができなくなる状況になります。だから通り抜けができない構造でございます。その関係で、起点を掛合大東線のほうに持っていく。これまで、今度は旧道になりますけども、掛合大東線の古い道路のところには民家が建ち並んでいたということは守ってあげないけないということで、認定を行うものであります。 ○議長(藤原 信宏君) 堀江治之君。 ○議員(18番 堀江 治之君) 議案第11号ですけれども、場所がたまたま一緒だというふうなことでこういうふうなことを特に求められたというふうに思いますが、今、議会へ求められておるのは雲南市児童クラブ条例の一部を改正する条例という形で提案をされているわけで、この雲南市高齢者交流施設条例というのは付随的なものであると。結果的には出てきたものである。こういうふうに理解しておるわけで、これまでもこういう処理をしたということですけれども、やっぱりきちっと分けていかないとその流れ的なものが後年はっきりわからない部分も出てくるというふうに思いますので、私はこれはあくまでも別々にすべきというふうに思いますが、その点いかがでしょうか。 ○議長(藤原 信宏君) 加津山子ども政策局長。 ○子ども政策局長加津山幸登君) 先ほどの御指摘のことも法令審査する前の段階で検討も行ったところでございますけども、条例の制定または改廃に伴って他の条例が、今の一部が改廃する必要が生じた場合におきましては、一つの独立した一部改正条例や廃止条例を制定するのではなく、その改廃の原因となった条例の附則でこれを改廃するという手法もあるということの中で、これまでそういった条例制定をさせていただいている中で御理解をいただいているというところでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにありませんか。  1番、上代和美さん。 ○議員(1番 上代 和美君) ちょっと1点だけ、議案第2号の雲南市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について質問をさせていただきます。  今回、非常勤消防団員等の方々への補償について変更するということなんですけれども、配偶者に対しての基本的な金額を下げるということになっており、第2号の子供さんたちについて引き上げるという格好になっていると思いますけれども、この配偶者に対する基準額の引き下げについての考え方を一つ質問させていただきますのでお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 中村統括危機管理監。 ○統括危機管理監(中村 清男君) 雲南市消防団員等公務災害補償条例の一部改正ということで御質問でございます。  今ございましたように、配偶者のほうを減額して子供のほうを増額していく。そのとおりでございまして、これにつきましては29年度、30年度2カ年にわたりまして段階的に改正がなされているところでございます。このもとになりますのは、平成28年11月に改正されております一般職の職員の給与に関する法律というものがございます。こちらのほうで、扶養手当額を配偶者のほうが段階的に下がってまいっております。また子供のほうが段階的に上がってきたことを受けまして、この法律に基づいております非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令、これは国のほうでございますが、その改正が29年度、それから今回30年度で改正されるという内容で、必然的に配偶者の加算額は下がってまいりますし、子供の加算額については上がってまいったという2カ年の段階的な改正であるというふうに御理解いただきたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) 上代和美さん。 ○議員(1番 上代 和美君) 上位の一般職の改定ということで、それに準じてということなんですけれども、その趣旨について、配偶者が引き下げられるということが果たしていいのかどうかというところについてはどうお考えなのか伺います。 ○議長(藤原 信宏君) 中村統括危機管理監。 ○統括危機管理監(中村 清男君) まず、配偶者のほうが下げられているという実態の部分についてどうかということでございますが、これについてはもともとのその法律の改正の中で子供の扶養手当の支給額を上げていこうというところがございまして、配偶者側は一方では下がってまいったという経緯があろうと思っております。  金額的に手当額が配偶者の場合については平成28年度が1万3,000円であったものが1万円になり、この平成30年度には6,500円に下がってきたという経緯でございます。  一方、子供に係る手当につきましては、22歳に達する日以後の最初の3月31日までにある子ということで定めがございますが、この子供さんに関しては6,500円が8,000円になり、30年度以降は1万円というふうに増額されておりまして、制度的にやはりこの扶養手当額を上げてきたという経緯があるということで御理解いただきたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにありませんか。  細田實君。 ○議員(15番 細田 實君) もう一回、第1号、いいですかいね、戻って。今ちょっと議席に帰って考えて、スペシャルチャレンジというその英語、それでスペシャルというのは何か特殊なとか特別な、チャレンジというのは挑戦。共創会議ということで、何かやっぱりそれは日本語にした条例にしたほうが、特殊な挑戦というやなことで、確かにいろんな英語というかコミュニティーとかバスストップ条例とか確かに英語の条例はあるわけですが、スペシャル、特殊な挑戦を共創する会議というふうに説明しなくちゃならないわけですね、住民の皆さんに。これは何のことか、スペシャルチャレンジとはという。その説明ができるような日本語、スペシャル事業とは何かいってさっき質問したんですけども、我々としてというか皆さんとしては皆さんに説明できるようなやっぱり条例の表題、スペシャルチャレンジ、特殊な挑戦、特殊番組、チャレンジ、挑戦。そこのところをやっぱり余り英語が条例のぱっと頭に、要綱なんかには確かにあります。コミュニティーセンターとかいろいろあるんですけど、やっぱりこれは何か日本語のわかりやすい条例をやっぱり日本国としてはとるべきじゃないかなという、今の時代だからいいじゃないかという話になる。スペシャルチャレンジというのは非常に何か造語的なところがあるんですよね。当たり前の日本語じゃないような気がする。その辺もぜひ提案された、英語を使われた理由は何かということをお聞きしたいです。私としては、それは日本語がいいじゃないかというのが意見です。 ○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長。 ○政策企画部長(佐藤 満君) 以前から片仮名を使うなとか、できるだけ控えるようにというふうな話は聞いておりました。これについては、チャレンジをやっていこうということで随分これ我々としては非常定着したと思っております。今回は、これによってさらにその上を行くような特別なチャレンジをしていこう。それから、仕事をやめてそっちのほうへ新しく切りかえていくというような意味合いを込めたところでございます。  ほかにふさわしいネーミングがなかったかと言われると、これはいろんな方たちと議論してこのような名前に決定したということでございまして、結果としてこういうスペシャルチャレンジということで提案をさせていただいたところでございますので、御理解いただきますようによろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにありませんか。                 〔質疑なし〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、これで議案第1号から議案第16号までの条例16件、議案第17号から議案第25号までの一般事件9件、報告第1号から報告第4号までの報告4件、計29件の条例その他についての質疑を終わります。  次に、予算について行います。予算は、平成29年度補正予算と平成30年度当初予算の2回に分けて行います。  初めに、議案第26号、平成29年度雲南市一般会計補正予算(第6号)から議案第33号、平成29年度雲南市病院事業会計補正予算(第5号)までの平成29年度補正予算8件について行います。  質疑はありませんか。  5番、原祐二君。 ○議員(5番 原 祐二君) 補正予算1点だけ質問したいと思います。  補正予算の予算に関する説明書の中の13ページです。地域づくり活動等交付金497万5,000円の今回減額が提案をされております。これにつきましては、説明の中で地域づくり応援隊を阿用、加茂、八日市、そこに向けて配置ができなかったということです。これは地方創生の雲南市の目玉事業ということで、総務省の応援隊と違う市独自の応援隊ということで3年目になろうと思いますが、これが非常に行き詰まっているというふうに感じているわけですけども、もう少し具体的に、加茂については今年度採用の予定だったと思って、見通しが立ってるというふうに聞いていますけど、八日市についてはこれ初年度が八日市からスタートしたというふうに思っていまして、というともう最終年度に来てるんではないかという、ここへ来てそういった状況が生まれるというのがちょっと理解できないといいますか、特に八日市は定住対策のための推進員を採用したいというようなことで取り組みをされたこの事業のトップバッターだと思いますので、その点どうなっているのかというのをちょっと聞いておきたいと思います。説明もありましたけど、もう少し詳しく状況をお知らせください。お願いします。 ○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長。 ○政策企画部長(佐藤 満君) 御質問いただきました地域づくり活動等交付金でございますけれども、地域づくり応援隊ということで制度で始めたところでございます。一定非常にそれぞれ成果を上げておりまして、定着された方もいらっしゃいます。  なお、先ほどの八日市につきましては、隊員につきましていろいろ活動されたとこでございます。ですがわけあって途中でリタイアされたというところで、その後の募集ができてなかったというとこでございます。  それから、阿用につきましても、同じく一定隊員が赴任したとこでございますけれども、これも都合があってやめられたということでございますが、これもその後、来年度につきまして大体めどがついたというふうに聞いております。また、加茂についてもおくれたとこでございますけれども、すぐには入ったとこではないんですが、めどがついております。  ということでございますが、特に反省点としてはそれぞれの地域の自主組織の雇用という形にしております。広い視野でやっぱり自分でいろいろやりたい、取り組みたいという思いでいらっしゃっておりますけれども、それとうまく地域のニーズとがマッチしなかったということがありまして、その点についてはもっと広い視野で、雲南市全体でやっぱりカバーをしていかなきゃいけなかったなというふうにちょっと反省もしているとこでございます。以上でございます。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにありませんか。  堀江治之君。 ○議員(18番 堀江 治之君) 何点かお尋ねいたします。  まず、最初に繰越明許費の関係です。6ページにございます。明許費の上から4番目、林地崩壊防止事業3,175万円。これは繰り越しということですが、この事業は裏山が災害を受けて家屋が危ない。こういうことで事業をされるわけですが、繰り越しをしても大丈夫なのか、現場のほうがですね。できるだけ早く仕上げてあげたほうがいいじゃないかというふうに思います。その現場の状況はどうなのか、その点をお尋ねいたします。  それから、一般会計の説明書22ページ、林業振興費、有害鳥獣の捕獲奨励事業が1,218万3,000円減額ということですが、これまで毎年増額補正をしながら対応してきておったわけですが、今回は1,200万の減額とこういうことのようです。いわゆる捕獲数が少なくなったというふうになったと思いますが、その状況はどういう状況なのか、その点についてお尋ねいたします。  続きまして国民健康保険事業特別会計の36ページ、委託料が1,000万減額でございます。もともと当初予算では2,600万余りが計上されておりましたが、その中の1,000万が減額とこういうことですが、システムの改修の確定した減とこういうふうな説明でございましたが、2,600万に対して1,000万減というのはかなり大きな割合になるわけですが、この内容について若干説明を追加をいただきたいというふうに思います。  続きまして、工業用水道事業4ページにキャッシュフローがありますけれども、当年度の純利益、△の1,045万4,000円ですが、当初予算では1,587万1,000円とこういうことで540万、いわゆるまだ△がついてますけれども改善がされた。こういうことでございます。この主な要因についてお尋ねいたします。  次に病院事業会計7ページ、このキャッシュフローですけれども、当年度の純利益、△ですので純損失ですが、もともと当初予算では2億6,700万ばかりの△でありましたけれども、今回1億7,846万7,000円の見込みとこういうことで、8,880万の改善がされたところです。  そこで、大きく影響するのがその下にあります減価償却あるいは固定資産除却費でございます。減価償却については計算していけばそう大きな間違いはなく、2億1,485万5,000円ということになろうかと思いますが、固定資産の除却が5,600万計上されております。これは最終決算の段階できっちりとした額が出るわけですが、今後これがふえる見込みはあるのかないのか、その点についてお尋ねいたします。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 日野農林振興部長。 ○農林振興部長(日野 誠君) それでは、私のほうから林地崩壊防止事業につきましてお答えさせていただきたいと思います。  林地崩壊防止事業の繰り越しでございますけども、工事発注につきましては全て当然行っておりまして、一部この災害が発生した時期が非常に遅かったということもございますし、工事を始めてからの途中で資材置き場、それから進入路等に非常に冬期間にも入りまして道直しとかそういうことが出てきたということで、やむなく繰り越しをするような手続に入ったとこでございます。一応5月の25日ぐらいをめどに繰り越しをさせていただいて、条件がよくなった段階で機械を入れて工事を完了するという形にしようと思っております。地元の地権者の方には御了解を当然とっておりますし、そのような形で仕事を進めているとこでございます。  それから、有害鳥獣の捕獲の関係でございますけども、今回の減額につきましては特にイノシシの捕獲頭数が現在の捕獲状況が870頭ということで、これが前年の同期は1,600頭ございまして、半分ぐらいに減っている状況でございます。これにつきましては9月の補正で965万3,000円の増額をさせていただいておりまして、その時点では昨年の同期を上回る捕獲があったわけですけども、その後捕獲がぐっと落ちまして、この要因につきましては県のほうへ確認いたしましたけども、餌となるものが山の中に豊富にあったんじゃないか。こういう形で、里のほうへおりる分が減ったんじゃないかというようなことでございました。これが主な要因だというのはなかなかつかめないとこでございますけども、そういう形でイノシシが大幅に減ったということで今回減額の補正をさせていただいたところでございます。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 小川市民環境部長。 ○市民環境部長(小川 忍君) 国保の関係で御質問いただきました。  システム改修1,000万、36ページの総務管理事業の関係でございます。減額のその詳しい中身ということでございまして、いよいよこの4月から広域化になるということで、市町村と県それぞれ保険者になる、一緒に連携をしてやっていくということが前提でございますけれども、市といたしましては資格管理をしっかり、窓口は住民の皆様方は市町村役場でございますから、給付やなんかは県のほうが一体的に国保連と連携をとってやっていくというそのシステムのいわゆる資格移動の連携の部分、これに関しましては雲南市にも行政情報総合ネットワーク端末管理の要綱ということがあって、やっぱりモデム等で通信機器を接続をして他のネットワークの接続という部分でもう少し協議が必要だということでございまして、今年度の対応が困難になったということでございます。  他の自治体も同じようにいわゆるセキュリティー管理の問題があって、それをクリアにする必要があるということで、USB媒体で指導管理連携をしながらうまくスムーズにやっていくということは前提でございますので、再度また協議をし直しをして、システム改修のタイミングが他にも多々ございますので、そこの場面場面を捉えながらまた補正なりでお願いする機会を持ちたいということで考えております。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 稲田水道局長。 ○水道局長(稲田 剛君) それでは、4点目の工業用水道事業会計のキャッシュフロー改善の理由ということのお尋ねでございますけども、水道局は年に2回程度工業用水道の供給先でありますホシザキ並びにパナソニックさんに訪問いたして伺いながら、水道事業運営を図っているところでございます。  理由でございますけども、太陽光パネルに使用するセルの生産が一時的に増加したため、今回給水収益が増加したというふうになっております。これが今後継続的に高まればいいわけでございますけども、この辺につきましては一時的ということで、平成30年の当初予算については一日1,600トンということで、29年度の計画と同水量にしていただきたいというお話もあっておりますので、そういった形で計画をしているところでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 秦病院事業管理者。 ○病院事業管理者(秦 和夫君) 5点目の病院事業のお尋ねでございます。キャッシュフローのところでの改善点でありますけれども、入院収益の伸びが12月までの実績で改善になっておるところが大きいとこでございます。  ただ、まだ1億3,000万からの経常損益では赤字でありますし、当期でも1億7,800万の赤字ということでございます。1-3月にできるだけ改善を図りますけれども、今年度は黒字化はなかなか難しいところかなという状況で、内部留保資金についてはプラスに持っていきたいというふうに思っております。  その中で、御質問の固定資産の除却費5,600万という数字が今後どうなるかということでございますけれども、特別損失でことし除去費を上げさせていただいておるのは8億数千万の医療器械の新規購入に伴う除去費を5,600万計上させていただいております。この数字については変わらないものというふうに思っておりますけども、今後この除去費につきましては西棟の解体が今後発生いたします。31年度に除去費が約2億を超える金額が出てくるという予定をしておるところでございます。以上でございます。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにありませんか。  6番、矢壁正弘君。 ○議員(6番 矢壁 正弘君) 2点ほど伺います。  予算に関する説明書の26ページの5項10目の教育魅力化推進事業のところですけれども、この前の説明のほうで非常勤職員の報酬の減ということでコーディネーターの配置がなくなったというふうにお聞きしたんですけども、なぜ配置ができなかったのか、それなりの理由があったのかということを一つお聞きしたいと思います。  それと、13ページの10款5項65の自治振興費の中の自治会集会所の建築費の補助金ですけれども、これ3カ所分が未実施のため減額という説明だったんですけれども、これほかにいっぱいしたい自治会はあると思うんですけども、未実施ということはそのしたいところができなくなって、そのままお金をこれで減額してしまったということになりますけれども、それで次年度にこれが繰り越してまた実施されるということだったんですけども、3件が繰り越しになるということになると予算的にもあることだから、大体次年度にしたかったところが3件また先送りになるというふうな考え方になると思いますけれども、そこのところのちょっと考え方をお知らせ願いたい。 ○議長(藤原 信宏君) 小山教育部長。 ○教育部長(小山 伸君) 26ページの事務局費の中の教育推進事業でありますが、これにつきましては教育魅力化のコーディネーターということで、当初高校へのコーディネーター2人と、それから教育支援コーディネーターも含めた全体をコーディネートする統括プロデューサーという配置、3人を予定をしておったんですけれども、高校については2人配置をするということで進んだんですが、統括プロデューサーにつきましてはいろいろ人選をしてまいりましたけれども、29年度のところでは設置ができなかったということで、30年度に向けて設置をしていきたいというふうに考えておりますので御理解をいただきたいと思います。
    ○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長。 ○政策企画部長(佐藤 満君) 自治会集会所の建設助成の関係でございますけれども、この仕組みとしては前年度に募集をします。ヒアリングをします。それに基づいて予算化をしておりますので、30年度は今年度応募があったところについて予算化をしたということでございます。  仮に今回の場合は、29年度については3自治会については諸般の事情で見送りということになったとこでございますので、それはそのまままたスライドなりまた要望があれば対応していくということになりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにありませんか。  矢壁君。 ○議員(6番 矢壁 正弘君) もう1点、教育魅力化推進事業のほうですけども、29年度は人材がなくて配置できなかったということですけども、それに対して何か必要で配置をするということだったと思うんですけども、それが配置がなされなかったということで何か影響とかいうふうなものはなかったですか。 ○議長(藤原 信宏君) 小山教育部長。 ○教育部長(小山 伸君) 当初、魅力化推進のためにやはり必要であるというふうに考えて、人選をしてきたところであります。全く影響がなかったかと言われますと、当初計画と比べるとやはり少し進捗がおくれたということではありますが、一方では先ほど言いましたように高校のほうへは配置ができて、高校のほうの魅力化については推進したんではないかなということで、全体的には前年度よりも魅力化推進については進んだというふうには考えております。 ○議長(藤原 信宏君) あと発言の方、何人。手を挙げてみてください。3人で終わります。  西村雄一郎君。 ○議員(12番 西村雄一郎君) 1点だけ、説明書の26ページですかね、45款5項25目原子力災害対策事業でございます。業務継続計画、BCPの策定なんですけども、恐らく市役所の業務の継続計画だと思いますけども、非常に各般に仕事はわたります。どこまでの範囲か。学校とか幼稚園、保育所とかも入ると思いますけども、その辺のことを職員でやるんだということでございますと放射能の関係でございます。その適切な計画が職員でこの複雑なことを、複雑というか科学的なことをやっていけるのかどうかということが一つ伺いたいのと、これやっぱりスピードを要する仕事だろうと思います。スピードの観点、仕上がりの時期が年度内のものがずれるとかいうようなことがありはしないか。  もう一つはこれは心配なんですけども、職員体制です。膨大な業務量だと推察いたしますけども、極端な負荷がかかるような業務ではないのか伺いたいというふうに、業務の延伸時間、延長の時間、超過勤務というような意味でありますけども、お尋ねしておきたいというふうに思います。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 中村統括危機管理監。 ○統括危機管理監(中村 清男君) 説明書の26ページの原子力災害対策事業ということで、御説明としてはBCP、業務継続計画について今般、当初は業務委託で事業者のほうで策定等を行っていただく予定にしておりましたけど、説明といたしましてはこれまでいろいろと研修を受けていく中で市として独自に策定をしていこうという考え方で、今回その委託料を150万を減額したという経緯でございます。  先ほど3点いただいております。  まず、1点目の原子力災害対策事業で150万としておりますけど、これは原子力災害のみに限ったものでございませんで、業務継続計画、市役所の業務をどれだけ優先的に進めていくかという全体的な計画を今回つくるということですので、ただその中には原子力防災も含んでまいりますので、今回こちらの事業の中で取り組んできたという状況でございます。ですので、原子力に限ったものではないというとこで御理解いただきたいと思います。  次に策定時期、スピード感というとこでございますが、今年度中の策定を目指しておりまして、といいましてももう3月になりますけど、今年度末、3月末にはこの概要と策定を終えたいというふうに思っております。ただ今後は、今回事業者のほうの事業委託もできませんでしたけど、今後はその関係機関との連携とかあるいは事業者の方々のノウハウ等もいただきながら、さらなるローリング等も図りながら計画を再度見直していく必要があろうかというふうに思っております。  それから、この策定を行う職員体制、業務量はどうだったかということでございますが、これについては庁舎内に策定委員会と、またその下に作業部会というのを設けておりまして、各部局のほうから出かけていただいて検討を行っているという状況でございます。  内容的には多岐にわたる内容でございます。特に優先的に行う業務といいましても、どこまでをその優先度を持たせるかというとこは非常に難しいとこがございまして、各部局のほうからも御意見をいただいて、一緒になって策定をしているという状況であるというふうなところでございます。 ○議長(藤原 信宏君) 16番、堀江眞君。 ○議員(16番 堀江 眞君) 1点ほどお願いしたいと思います。  13ページの電源立地地域対策事業ですけど、これ37万、1,200万ほどありますけど、これは今年度から枠が外されて一般財源化されたということと、とはいえ優先的にそれぞれの地域、関係地域を優先的にやるべきじゃないかというようなことでスタートしたもんだと思いますけど、今これ現状どういうふうな使われ方されてるのか、それと何カ所に使われているのか、ちょっと伺いたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長。 ○政策企画部長(佐藤 満君) 電源立地のお尋ねでございます。今年度の実績のほうをちょっとお話をさせていただきますと、まず木次の湯村連合自治会とか石自治会、防犯灯とかの取りかえをやっております。それから、三刀屋の成木導流ですか、水路の管理の改装工事、それから掛合の交流センターの備品整備、吉田、田井、民谷の交流センターの防災備品、それからバスの停留所の標識の設置でございまして、大体今までどおりの範囲での活用としております。上半期、下半期大体そういったところで使っておりますので、今までどおりの大体想定の活用の仕方をしております。 ○議長(藤原 信宏君) 次、最後、20番、深田徳夫君。 ○議員(20番 深田 徳夫君) 私も1点だけ。13ページの65目のUIターン人材確保事業交付金888万円の予算を組んで、797万円落として91万円の残ということですので、これはほとんど事業をしなかったということですが、その理由。計画が全然できなかったという意味につながるんですが、理由としては交付金の申請見込みに伴う減だということなんですが、ここら辺の経過等についてお尋ねをしておきたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長。 ○政策企画部長(佐藤 満君) この事業につきましては介護人材を確保していこうということで、事業所と一緒になって取り組みを進めてきたところでございます。結果としては何人か応募がありまして、実際事業所のほうを回っていただいたりもしたところでございますけども、結果としては去年の11月、1事業所のほうへお一人入られたという結果となったとこでございます。非常にこれを推進していこうということで頑張ってきたところでございますけれども、実質的にやったのがお一人だけだったということでの減額となったとこでございます。引き続きこれについては事業所さんと一緒になって取り組みを進めたいと思っております。 ○議長(藤原 信宏君) 深田徳夫君。 ○議員(20番 深田 徳夫君) 確認ですけれども、30年度も当然やられるという意味に受け取りました。これは各事業所、いろんなとこがあるんですが、それは全ての対象だということで努力されてるという意味でよろしいですか。 ○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長。 ○政策企画部長(佐藤 満君) 福祉事業所のほうにはお話をさせていただきながら、制度の説明もしてまいったところでございます。 ○議員(20番 深田 徳夫君) 了解。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにないようですので、これで議案第26号から議案第33号までの平成29年度補正予算8件についての質疑を終わります。  議案の質疑の途中ですが、ここで暫時休憩をいたします。11時10分から再開いたします。              午前10時53分休憩     ───────────────────────────────              午前11時09分再開 ○議長(藤原 信宏君) 会議を再開します。  引き続き議案の質疑を行います。  次に、議案第34号、平成30年度雲南市一般会計予算から議案第43号、平成30年度雲南市病院事業会計予算までの平成30年度当初予算10件について行います。  質疑はありませんか。  原祐二君。 ○議員(5番 原 祐二君) 1点だけ質問します。予算に関する説明書36ページです。その中の企画費のふるさと納税推進事業3,591万2,000円についてですが、この事業につきましては先般の予算説明の際に新規拡張事業ということで、資料に基づいて説明を受けました。この事業の中身としましては、業務委託の委託費2,500万円とそれからNPOの寄附金が490万円、あとPR費が90万円ということで3つのものが計上された合計額というふうになっておりますけども、その中でこのふるさと納税推進事業のNPOの寄附金490万円ですけども、これの財源が政策選択基金を繰り入れて行うというふうに説明がありました。政策選択基金はふるさと納税ですので、ふるさと納税は雲南市では現在市長が選定する事業以外には地域自主組織の事業、それから住民の自治、定住環境、保険、医療、福祉そして教育、文化、産業ということで、これはもう全て使い道をその中から選んでいくということになっておりますので、一旦は基金に入れて、そこから事業別にもう財源を出して使っていくということが本来のやり方だというふうに考えておりますけども、この納税事業の推進事業では基金に入れらずに、ここで寄附金として490万円NPOにどういうふうに選定をするのか知りませんけども出していくというやり方は、果たしてこのルール上それでいいのかなと。やり方が違うのではないかなというふうに考えますけども、その点についての説明を求めます。  あわせて、このふるさと納税の選択基金、予算に関する説明書の新規拡充事業のときのこれは総務部の説明にありましたけども、これは11ページで基金の充当の一覧ということで皆議員に配られました。今回は政策選択基金については、先ほど言いました3,500万円のほかに寄附による選択事業として2,084万3,000円の事業をこの基金から充当していくということで説明がありました。先ほど来のスペシャルチャレンジホープですとかジュニアですとか、これは地域振興基金とこのふるさと納税の選択基金を両方使っていくということでありますので、それにつきましては先ほど来6つの事業に割り振っていくというような趣旨からすると、どこの事業でそれをやっていくのか。この2,084万3,000円のこの選択事業は、どういうふうな考え方でそれぞれ6事業に割り振られているのかということもあわせてお尋ねをしたいと思います。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長。 ○政策企画部長(佐藤 満君) ふるさと納税についてのお尋ねでございます。  まず、全て基金のほうへ一旦入れます。入れた上でそれぞれに支出していくということにしておりますので、今までのルールと変わっておりません。  それから、あと使途がどの項目に合ってるかということだったんですが、基本的にはそれぞれ福祉とか教育とかという使途に合わせてやっておりますけども、それ以外のものについては地方創生に関係して市長が認めるものということでのところでの取り扱いもさせていただいているとこでございます。 ○議長(藤原 信宏君) 原祐二君。 ○議員(5番 原 祐二君) 先ほどの政策企画部長の答弁でいきますと、このふるさと納税推進事業のNPOの寄附金も一旦基金に入れて、それをこの推進事業の中でNPOの寄附金に出していくということですので、このやり方はふるさと納税推進事業というのはあくまでも返礼品を含む業務委託、その部分はこのふるさと納税推進事業だと思いますけども、このNPOの寄附金というのはチャレンジ事業に近いようなものがあって、本来別事業でその事業を立ててそこへ基金を入れていく。そういうやり方をしていかんと、このふるさと納税推進事業だといっていろんなもんをずっと並べて、そこの推進事業で支出をしていくというやり方はこれは非常に私は好ましくないのではないかと思いますけども、総務部長が財政担当だと思いますので、その辺の見解を政策企画部長と同じなのか。それでどう思っておられるのか聞きたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) 藤原総務部長。 ○総務部長(藤原 靖浩君) 失礼します。  まず、政策選択基金の繰り入れの内容でございます。先ほど少しあれして申しわけありません。ふるさと納税推進事業のほかには少し多岐にわたっておりますけど、先ほど政策企画部長がありましたようにそれぞれの項目の中で行っております。例えば雲南ブランド化事業とか定住推進事業等々、全部で19事業にそれぞれ充当しているというふうに思っております。  先ほどのお尋ねの件につきましては、ふるさと納税推進事業の中で事業として取り組んでいくということで私のほう考えておりますので、御理解をいただければと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 原祐二君。 ○議員(5番 原 祐二君) 総務部長の答弁からすると、今後この推進事業の中には、こういったNPOの寄附金事業とか、そういったその推進事業と委託関係ではないそういった個別の事業をここへどんどんどんどん入れてやっていくということは今後もあり得るし、やり方としてはそういうやり方をこの事業がもっとふえてくることもあるというふうに理解していいでしょうか。 ○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長。 ○政策企画部長(佐藤 満君) 今回はNPO等としております。限定しておりまして、NPOとそれから社団法人、あと地域自主組織の中でクラウドファンディングで自分たちで資金調達をするところに対しては、この制度をのせていこうということにしております。そこまでで今回は限定しております。  一旦これ基金には入れますけども、それぞれの調達した資金というのがわかるようにしておりますので、そのあたりはしっかり調達したものは調達したものということでやらせていただきたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにありませんか。  白築俊幸君。 ○議員(7番 白築 俊幸君) 2点質疑をいたします。  38ページです。スペシャルチャレンジホープ事業というのは先ほど条例の関連ですが、先ほどの起業、創業ですから、その審査体制は先ほどの共創会議でやられるということでいいわけでしょうか。  それから、これは一応ビジネスですので、成功したかどうかによってその補助金返すとかどうかということはどうなるんでしょうか。  もう1点、79ページの労働費の人材確保支援事業ですが、これはU・Iターンを正社員として雇用するという場合ですけど、一般に採用に当たってお試しの試用期間、公務員でいうなら条件つきの採用期間がありますが、そういった形は認めずにもういきなり最初から正社員じゃないといけないということでしょうか。 ○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長。 ○政策企画部長(佐藤 満君) お尋ねの事業については、ホープのほうの事業だと思っております。若者たちが起業していくというものについての支援ということでございます。  少し中身を御紹介いたしますと、これ100万円を上限に支援をしてまいりますけども、同時にこれ条件として起業プランをつくっていただいて、金融機関と一緒にもんでもらいます。金融機関が例えば100万円これについて貸し付けをするというものについて支援をしていくということにしておりますので、その段階で結構綿密にじりじりとプランのほうは練ってまいります。  それから、途中で例えばやめたとかいうこともあり得るかと思っておりますけども、その場合についてはお尋ねのとおりでございます。返還とかいうことも考えるような仕組みとなっております。 ○議長(藤原 信宏君) 内田産業観光部長。 ○産業観光部長(内田 孝夫君) 人材確保支援事業でございますけれども、交付要件といたしましてはU・Iターン者を正社員として雇い入れるということが前提になりますので、試行期間というのはないというふうに考えております。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにありませんか。  3番、松林孝之君。 ○議員(3番 松林 孝之君) 2件伺います。  まず1点目は91ページですね、地域総合整備資金貸付事業、商工観光課なんですが、これも概要説明のところではSAKURAマルシェ云々というところの事業の貸付金のようですが、これが大きく前年度からすると3,400万円減額になっております。この3,400万円の減額の内容、これをまず1点伺います。  続いて次のページ、92ページですね。商工業振興補助金、これも商工会の運営云々に対しての補助金なんですが、これも大きく減額となっております。2,540万円。この内訳を伺いたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) 内田産業観光部長。 ○産業観光部長(内田 孝夫君) まず、地域総合整備資金の貸付事業でございますけれども、29年度につきましては愛耕福祉会が整備をされる保育所事業に充当されたということでございまして、本年度につきましては先ほど御質問の中にありましたように中活事業の中で雲南都市開発が行われる仮称SAKURAマルシェ整備事業に充てられるというものでございまして事業の内容も異なりますので、30年度につきましては基本的に雲南都市開発が9分の1負担されるものの45%部分ということでございますので、1,000万ということでございます。  それと商工振興費の補助金につきましては、29年度はプレミアム商品券につきまして合併10周年ということで倍額ということでございましたので、その部分が減額になっているということでございますのでよろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにありませんか。  21番、山﨑君。 ○議員(21番 山﨑 正幸君) 予算の説明書の92ページですか、企業誘致推進事業ですか、昨年が約1,300万が300万にというふうなことでかなり減額の幅が厳しいかな、多いかなと思っておりますけど、これはなぜこういうふうな減額の予算になったのかというふうなことをちょっとお伺いしたいと思います。31年度からいよいよ神原企業団地も分譲開始というふうな話もありますけども、それに対しては約1,000万の減額、これのどういうふうになったのか。  それともう1点ですけど、産業振興センター運営事業いうのはこれも2,450万の昨年に比べて減額になっておりますけど、これらの減額した根拠を聞きたいと思います。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 内田産業観光部長。 ○産業観光部長(内田 孝夫君) 企業誘致推進事業につきましては、29年度までは立地センターのほうに1,200万ということで委託をしておりました。30年度から300万ということにいたしまして、29年度まではいわゆる年2回の全国の企業に向けたアンケートを行っていただいたり、そのアンケート調査に基づきまして企業への訪問であったり電話での照会を立地センターのほうでしていただいておりましたけれども、30年度からはそのアンケートはやっていただきますが、そのアンケートに基づいた企業訪問とか電話等につきましてはあくまでも職員、産業観光部の商工振興課といいますか産業振興センターの職員のほうで行っていくということにいたしまして、減額になったということでございます。  それともう一つのほうにつきましては、少し時間をいただきたいと思います。済みません。 ○議長(藤原 信宏君) 内田部長。 ○産業観光部長(内田 孝夫君) 産業振興センター運営事業、二千何万の減額ということでございましたけど240万の減額ということでございまして、この部分につきましては企業立地協力員の報酬につきまして、月額報酬から日額報酬に変更したということでございますのでよろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにないですか。  矢壁君。 ○議員(6番 矢壁 正弘君) 1点ほどお聞きいたします。  42ページのUIターン人材確保事業交付金ですけども、これが前年度に比べて312万円ほど減額になっておりますけども、その中で介護サービス事業にこれ特定してありますけれども、これ今保育士とかそのほうの人材も大変不足しておりまして、事業所はできても保育士がいないためになかなか入所ができないというふうなことも起きておりますが、減額するくらいだったら枠を広めてそっちのほうの手だてもするようにしてはと思いますが、見解を伺わせてください。 ○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長。 ○政策企画部長(佐藤 満君) まず、前年度対比で減額ということについては、前年度の実績を踏まえてということでございます。  それから、職種についてもっと広げるべきじゃないかという御指摘でございまして、これは創生の会議の中でも議論しておりますし、実際その新しい制度も随分考えているところでございますけども、これについては引き続き検討させていただきたいと思います。当初予算のほうでは、今、介護人材ということで計画をしているとこでございます。 ○議長(藤原 信宏君) 18番、堀江治之君。 ○議員(18番 堀江 治之君) それでは、ちょっとまとめます。一般会計の90ページ、林業関係ですけれども、ここで説明欄で雲南市木材利用促進事業補助金300万とこうなっていますが、これは民間に対する補助金であろうかというふうに思っております。ただ、雲南市はああして公共施設を木造化する方針というものを打ち出して、直近のものはできないということでしたけれども、30年度から事前に木材準備をするという内容がこの中に織り込まれているかどうか、その点お尋ねいたします。  続きまして121ページ、下のほうですけれども、健康づくり拠点整備でございます。整備事業として3億3,000万上がってますが、7月からオープンということで準備が進められると思うんですが、残事業内容、どのようなものが残っておるのか。その内容について御説明いただきたいと思います。例えば建築のほうがまだ仕上げとか、あるいはバスも購入されるだろうし、そこら辺のところ、概要で結構ですので御説明願いたいと思います。  続きまして国民健康保険事業特別会計、いよいよ島根県のほうが事業主体という形になるわけですが、この164ページ、説明がございましたけれども、予備費は要らないとこういうことで県との協議もしておる。こういうことですが、実際に予備費は要らないのかどうなのか。私は若干でも入れておく必要があっただないかなというふうに思うんですが、その点お尋ねいたします。
     続きまして生活排水処理事業特別会計、201ページ、浄化槽設置整備費でございますけれども、平成28年度には当初予算で70基が計上されました。結果として最終補正で46基まで落とされたわけですが、29年度は60基当初計上して今回20基落として40基まで。こういうことですが、平成30年度では50基、いわゆる毎年10基わて落としてこられております。その落とした数字にもその年には満たない最終結果となっておるわけですが、恐らくかなりの普及が進んだというふうに思うわけですけれども、その普及の状況はどういう状況なのか、その点についてお尋ねいたします。  次に水道事業会計、8ページ、キャッシュフローが掲げてございます。当年度純利益6,588万5,000円とこういうことですが、その中で大きくまた影響するのは減価償却あるいは固定資産除却費でございますが、減価償却は現在の施設の原価を計算すれば出てくるわけでして、そのほかに固定資産の除却費が2,701万円計上されております。この内容について、どういう内容なのかお尋ねいたします。  次に病院会計、7ページ、これもキャッシュフローです。平成30年度は当初純損失5億5,189万4,000円。対前年2億8,000万くらい上乗せになるわけですが、当然新しく病院がなりましたので減価償却が5億8,900万、対前年度3億7,000万ふえてくるということでございます。これは計算上出てくるわけですのでやむを得ない話ですが、その次、固定資産除却費が450万。平成29年度では5,600万。これはいろいろと説明もあったですが、除却をするということであるんですが、来年が450万除却を見ております。この内容についてどういう内容なのか、その点についてお尋ねいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 日野農林振興部長。 ○農林振興部長(日野 誠君) 90ページの雲南市木材利用促進事業補助金についてお答えいたします。  議員御指摘のとおり、この補助金につきましては民間住宅への市産材及び県産材についての利用についての補助ということの予算計上をいたしております。公共建築物についての木材利用についての事業費等は、これには入っておりません。  今現在、公共建築物で市産材を利用するという形を今話し合いを庁内で検討会議を設けまして、これには庁外の設計士さん、建築業者さん、それから素材生産の森林組合さんとか、あるいは加工所の民間関係の代表者の方にも入っていただきながら検討会を行っております。その中で課題、それから解決策を検討して、できる限り市産材を使い公共建築等の木質化、木造化を図っていくというような形で話を進めているとこでございます。  基本的に、先ほど言いましたように民間のあらゆる木材にかかわる業者さんのためになるような事業をしたいと考えておりまして、したがいまして素材を切って、素材の業者さんだけに恩恵があるとかそういうことではなくて、加工所とか製材所とかあるいは設計士さん、全ての方のところの仕事の中でそういうかかわり合いができないかというような検討を今しておるとこでございます。できる限りいろんな方がかかわっていただくような形での事業をつくっていきたいと考えて進めておりますので、何とぞ御理解をいただきたいというふうに考えております。 ○議長(藤原 信宏君) 小山教育部長。 ○教育部長(小山 伸君) 健康づくり拠点整備事業の平成30年度分ということでありますが、全体では3億3,000万という数字でありますけれども、これが34%程度の部分が残る、3億円程度が整備費であります。これは内装の仕上げとか、全体的にはその34%程度の工事費を計上しております。  あと備品整備ということで、これはトレーニングルームの関係もありますが2,600万程度の備品整備を考えております。あと残りは工事管理ということで、380万程度というふうに考えているところであります。よろしくお願いします。 ○議長(藤原 信宏君) 小川市民環境部長。 ○市民環境部長(小川 忍君) 国保の予備費の関係でございます。毎年度2,000万程度、突発的な保険給付に見合う費用の計上ということでいたしております。今までは一保険者としてこれを受けとめる必要があったということでございますけれども、この4月から県の広域化になるということで、昨日も申し上げましたとおりこれは厚生労働省の通知で出ておりまして、市町村における国保事業勘定の予算編成の留意事項ということで保険給付の増加に伴う予算上の措置は不要であると。保険料収納不足が生じた場合には財政安定化基金の活用ということで、県自体に国費に基づいてそういう安定化基金も設定がされているというようなことがあって、雲南市として必要な保険給付額については全額県が負担する。当初もあって、例えば年度の中途でまた医療費が増嵩して必要な場合には追加申請もできるという形になっておりますので、当初時点ではこの予備費は計上する必要がないというふうな判断をしたところでございます。  支出に見合う収入も当然引き当てる必要になってまいります。保険料等々に影響がないような形で、予備費については計上しておりませんので、その点も含めて御理解をいただきたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) 水道局長上下水道部長。 ○上下水道部長(稲田 剛君) それでは、水道局、上下水道部については2点御質問いただきました。  まず1点目、生活排水処理事業特別会計の合併処理浄化槽の普及の状況についてお答えをさせていただきます。  まだ29年度は決算終わっておりませんけども、28年度末現在では雲南市の計画基数は一応3,500ということで、実施整備が2,751ということになっております。今回29年度実施分の40基を加えますと2,791ということになりますので、普及率にいたしましては79.7%、約80%が設置をしたということでございます。特に雲南市の中ではこの3,500の目標のうち2,400が大東町分ということで、ほとんどが大東町に多いわけでございますけども、今後の方針といたしましては雲南市汚水処理施設整備構想に基づきまして将来的には集合処理のほうへ接続をしていくといった形で、その方針のもとに取り組んでいきたいというふうに考えております。 ○水道局長(稲田 剛君) 2点目の水道事業の除却費の内訳でございます。  先ほど議員御指摘のようにキャッシュフロー計算書、それから予算書の31ページのほうでは費用のほうの資産減耗費ということで、今年度の場合2,701万円ほど計上しております。除却費は配水管等の支障移転とかということで例年1,000万程度は計上しておりますが、今回特に多かった理由でございますけれども、主な建設改良事業といたしまして平成30年度は木次・三刀屋系の遠方監視施設整備工事を計画をいたしております。これの更新にあわせまして現在ある施設の除却が必要となるということで、ここで約1,100万程度。それから、本年配水管の移設工事が特に新市里方線、市道でございますけども、それにかかわるものとしまして約650万円程度を見込んでおりますので、こういった形で例年よりもふえたという形になっておりますので、よろしくお願いをいたします。以上でございます。 ○議長(藤原 信宏君) 秦病院事業管理者。 ○病院事業管理者(秦 和夫君) 最後に、病院事業のキャッシュフローから7ページからのお尋ねでございます。  最初に、当期純損益が5億5,100万という大きな数字が出ております。除却費の質問ではありますが、若干びっくりされる金額でございますので御説明をさせていただきますけれども、今年度おかげさまで病院新本館棟が完成をいたしまして、22日に開院をさせていただくことになりました。それの減価償却部分でありますけれども、今年度医療器械8億数千万の更新をしておりますけれども、5年から7年にかけての減価償却、大体約1億3,000万程度。それから器械の附帯設備、これ15年の減価償却でございまして、1億5,000万例年よりも上がる。それから、建物関係が30年ということで9,000万ばかり上がるということで、通年よりも3億7,000万減価償却がふえるということで、大幅な経常損益では赤字が出ておるとこでございます。  ただ、重点にしております内部留保資金につきましては、この当初予算上ではまだマイナス8,000万という状況でございますけれども、決算上においてできるだけこれをプラスにしていきたいというところでございます。  お尋ねの固定資産除去費でございますが、450万でございますけれども、これにつきましては通年医療器械8,000万から9,000万の更新をかけております。30年も9,000万の予算を計上しておるとこでございまして、医療機器の更新に伴う除去費ということでございます。  建設に伴う除去につきましては、午前中のお尋ねもございましたように31年度に西棟の解体等を含めた金額のものを発生するということで御理解いただきたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) 堀江治之君。 ○議員(18番 堀江 治之君) 先ほどの市産材使用ですね、今、精力的に取り組んでおられるとこういう答弁でございましたけれども、以前から言っていますように交流センターを木造化しますよということで方針を出されて、あれから5年もたつわけでして、ひとつ計画的に、例えば再来年くらい予定する分があるとすれば、ことし伐採しておく必要があると思います。先般、松江市のほうも平成29年度そういうふうな計画を立てて伐採を実施されておるという事例もございますので、雲南市としてもそういう木造化というものを進めるということであれば、やはりせめて2年前くらいからそういうふうな計画を立てて伐採をして加工していく、こういう形を進めていただきたいというふうに思っております。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 答弁ありますか。  農林振興部長。 ○農林振興部長(日野 誠君) ただいまいただきました意見を参考にさせていただきながら、検討会議の中でもいろんな手法について考えていきたいと思っております。またそういう部分で報告できることがございましたら整理をして御報告申し上げたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにありますか。 ○議員(2番 中林 孝君) 2番。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにありますか、中林さん以外。これで終わってよろしいですか。(「はい」と呼ぶ者あり)よろしいですね。あれば今手を挙げといてください。ちょっと進行のぐあいがございます。ほかにありませんか。いいですか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) それじゃ中林君。 ○議員(2番 中林 孝君) では、議長の雰囲気を読み取りまして1点質問させていただきます。  93ページ、商工費、商工振興費でございます。食の幸発信事業、これについて38万円の予算がついております。この中身について教えていただきたいということでございます。  2点目、同じくその食の幸発信事業ですが、昨日の市長の所信表明の中に2021年度のオープンに向け事業進捗を図ってまいりますという御発言がございました。2021年度のオープンということになりますと、残された時間というのは余り多くないと思います。30年度38万円の予算、どういうふうに進められるのか。本当は進めようと思うともう少し予算的に張っていかなきゃいけないと思うんですが、そのあたりの見解について伺いたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) 内田産業観光部長。 ○産業観光部長(内田 孝夫君) 食の幸発信推進事業38万円につきましては事務費ということでございまして、普通旅費でありますとか専門家への謝金ということで考えておるところでございます。  33年春のオープンを目指すということで、これまでも産建委員会等でお話をさせていただいておるところでございまして、今後また3月会期中の委員会でもお話をさせていただきながら、御理解をいただければまた30年度の補正予算に取り組んでいきたいというふうな感じでおるところでございます。いずれにしましても議会の御理解をいただきながら、33年春のオープンを目指して予算組み等も含めて考えてございますのでよろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 中林君。 ○議員(2番 中林 孝君) 済みません、しつこくて申しわけないです。38万円の中に旅費と専門家の謝金ということでございますけども、どういう専門家でどういうふうな内容を委託されるのか、そのあたりについてもう少しお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) 内田産業観光部長。 ○産業観光部長(内田 孝夫君) 専門家につきましては、具体の人がもう定まっておるというわけではございませんけれども、6次産業化に係る今までもお越しいただいたいわゆるアドバイザーといいますか、講師的な方も考えておりますし、普通旅費につきましては先進地の視察等も考えておるところでございます。  それともう一つ、手数料というのが11万ございまして、現在尺の内を考えておるわけでございますけれども、その予定地の管理、草刈り等も行っていきたいというふうに考えておるところでございます。 ○議長(藤原 信宏君) ほかに、打ち切ってよろしいですか。心残りないですね。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) それじゃこれで議案第34号から議案第43号までの平成30年度当初予算10件についての質疑を終わります。  以上で議案の質疑を終わります。     ─────────────・───・───────────── ○議長(藤原 信宏君) 本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれで散会といたします。御苦労さまでした。              午前11時50分散会     ───────────────────────────────...