雲南市議会 > 2014-10-02 >
平成26年 9月定例会(第5日10月 2日)

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  1. 雲南市議会 2014-10-02
    平成26年 9月定例会(第5日10月 2日)


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    平成26年 9月定例会(第5日10月 2日)   ────────────────────────────────────────    平成26年 9月(定例)雲 南 市 議 会 会 議 録(第5日)                            平成26年10月2日(木曜日) ────────────────────────────────────────               議事日程(第5号)                        平成26年10月2日 午後1時30分開議 日程第1   各委員長報告 日程第2   委員長報告に対する質疑 日程第3   討論 日程第4   表決 日程第5   発議第1号 地方財政の充実・強化を求める意見書 日程第6   議員の派遣について 日程第7   委員会継続審査調査の件      ───────────────────────────────               本日の会議に付した事件 日程第1   各委員長報告 日程第2   委員長報告に対する質疑 日程第3   討論 日程第4   表決
    日程第5   発議第1号 地方財政の充実・強化を求める意見書 追加日程第1 発議第2号 手話言語法制定を求める意見書 日程第6   議員の派遣について 日程第7   委員会継続審査調査の件      ───────────────────────────────                出席議員(21名)       1番 松 林 孝 之       2番 中 村 辰 眞       3番 原   祐 二       4番 矢 壁 正 弘       5番 白 築 俊 幸       6番 多 賀 三 雄       7番 細 木 照 子       8番 佐 藤 隆 司       9番 周 藤 正 志       10番 高 橋 雅 彦       11番 西 村 雄一郎       12番 土 江 良 治       13番 安 井   誉       15番 細 田   實       16番 山 﨑 正 幸       17番 堀 江   眞       18番 周 藤   強       19番 堀 江 治 之       20番 小 林 眞 二       21番 藤 原 信 宏       22番 深 田 徳 夫      ───────────────────────────────               欠席議員(なし)      ───────────────────────────────               欠  員(1名)      ───────────────────────────────              事務局出席職員職氏名 議会事務局長 ──── 後 山 洋 右  書記 ──────── 市 場 浩 美      ───────────────────────────────             説明のため出席した者の職氏名 市長 ──────── 速 水 雄 一  副市長 ─────── 藤 井   勤 教育委員長 ───── 太 田 多美子  教育長 ─────── 土 江 博 昭 病院事業管理者 ─── 松 井   譲  病院事業副管理者 ── 秦   和 夫 総務部長 ────── 長谷川 和 男  政策企画部長 ──── 佐 藤   満 統括危機管理監 ─── 稲 田 和 久  市民環境部長 ──── 福 間 克 巳 健康福祉部長 ──── 小 林   功  産業振興部長 ──── 福 島 宏 芳 建設部長 ────── 松 前   仰  債権管理対策局長 ── 安 食 恵 治 会計管理者 ───── 古 林   茂 水道局次長上下水道部次長 ────────────────── 岸 野 俊 一 教育部長 ────── 小 山   伸  市立病院事務部長 ── 田 中   稔 大東総合センター所長  佐々木   協  加茂総合センター所長  大 森   久 木次総合センター所長  宇都宮   正  三刀屋総合センター所長 谷 山 正 樹 吉田総合センター所長  梶 蔦 瑞 恵  掛合総合センター所長  小 村 重 美 総務部次長 ───── 中 村 清 男  財政担当次長 ──── 藤 原 靖 浩 代表監査委員 ──── 谷 戸 邦 夫     ───────────────────────────────               午後1時30分開議 ○議長(深田 徳夫君) ただいまの出席議員は21名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 各委員長報告 ○議長(深田 徳夫君) 日程第1、委員長報告を行います。  各委員会に付託された議案、請願、陳情の審査結果について、各委員長からの報告を求めます。  総務常任委員長、10番、高橋雅彦君。 ○総務常任委員会委員長(高橋 雅彦君)     ───────────────────────────────                              平成26年10月2日  雲南市議会議長 深 田 徳 夫 様                      総務常任委員会委員長 高 橋 雅 彦               総務常任委員会審査報告  議案第85号 雲南市市民センターまちづくり役場設置及び管理条例を廃止する条例について  議案第86号 第2次雲南市総合計画基本構想について  議案第92号 平成26年度雲南市ダム対策事業特別会計補正予算(第2号)  本委員会は、平成26年9月10日付託された上記の議案を審査した結果、原案を可決すべきものと決定したから、会議規則第111条の規定により報告します。     ───────────────────────────────  総務常任委員会報告。平成26年9月10日に付託された議案第85号、雲南市市民センターまちづくり役場設置及び管理条例を廃止する条例について、議案第86号、第2次雲南市総合計画基本構想について、議案第92号、平成26年度雲南市ダム対策事業特別会計補正予算(第2号)について、平成26年9月17日に開催した総務常任委員会おいて審査した結果、可決すべきものと結審しました。  主な審査経過について口頭にて報告します。  議案第86号、第2次雲南市総合計画基本構想について。土地利用ビジョンのマップで、吉田、掛合が拠点ゾーンとしてくくられているが、統合されるような誤ったメッセージを与えるのではないかとの質疑があり、ゾーン設定は吉田、掛合のそれぞれの機能をゾーンとして一体的に取り組むものとするための設定であること、大東、加茂、木次、三刀屋の中核ゾーンも同じ考えでゾーン設定をしている。また、整備についてはゾーンの中でそれぞれ地域の特性を生かしつつ行っていく必要があるとの答弁がありました。設定されている拠点ゾーンよりも生産振興交流促進ゾーン拠点ゾーンとして設定したほうがよいではないかとの意見もありました。  住宅環境開発ゾーンについて、ゾーンの形状が変形になっているが、その理由について質疑があり、一定の住宅集積が見られるところについてゾーンを張って表示している。それ以外についてもあると思うが、市街地を中心に描いている。細かく見ると正確に欠ける点はあるが、開発をしていく必要があると理解していただきたいとの答弁でした。市民の皆様が土地利用ビジョンのマップを見られると、自分の地区が入っている、あるいは入っていないなどの意見が出るので、説明段階において十分に配慮していただきたいとの意見がありました。  採決の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。以上、報告します。     ───────────────────────────────                              平成26年10月2日  雲南市議会議長 深 田 徳 夫 様                      総務常任委員会委員長 高 橋 雅 彦               請願・陳情審査報告書  付託された請願・陳情は審査の結果、下記のとおり決定したから、会議規則第142条第1項及び第144条の規定により報告します。     ───────────────────────────────  第4号請願、集団的自衛権行使を容認する憲法解釈の変更を行わないことを求める意見書提出に関する請願書、不採択とすべきもの。  第6号請願、集団的自衛権行使を容認する閣議決定の撤回を求める意見書の提出に関する請願書、不採択とすべきもの。  それぞれの請願・陳情について、総務委員会での審議経過について報告をさせていただきます。  請願・陳情審査。第4号請願、集団的自衛権行使を容認する憲法解釈の変更を行わないことを求める意見書提出に関する請願書。平成26年6月12日に付託されました請願について、26年6月18日及び9月17日の総務常任委員会で審議をさせていただきました。  6月18日の審議では継続審査とさせていただきました。その中で、次のような意見がありました。  憲法解釈について、自民党も含め、各党内においても意見が分かれている。集団的自衛権の必要性を認める方でも憲法を改正すべきと主張する考えの方、憲法解釈でもよいと主張される方もいる。集団的自衛権反対の方でも個別自衛権で守るべきと主張する人もいれば、現憲法を守り平和主義に徹するべきだと主張される方もいる。国会でもっと議論すべきである。平和憲法で日本は戦後一度も戦争をしていない事実がある。しかし、近年の日本を取り巻く状況を考えると、このままでよいのか、非常に判断に迷っている。集団的自衛権を認めると、日本が戦争に巻き込まれる、あるいは徴兵制の復活があると反対されているが、国会での議論が十分にされてない中で判断ができない。戦後、平和憲法のもとで日本は一度も戦争に巻き込まれたことがなかった。憲法解釈による集団的自衛権を認めることは絶対に認められない。平和主義に徹し、諸外国との信頼関係を築き、専守防衛に徹するべきだ。請願・陳情は国民が下から積み上げて出されたものであり、尊重すべきだ等の意見がありました。議論の結果、委員個々にもっと調査研究をすべきとの意見が多く、継続審査としました。  9月17日の審査経過について。5月27日に請願書の提出があったが、この請願書は閣議決定をしないように雲南市議会として国に意見を提出してほしいとの趣旨であった。委員会としては、6月議会でもっと調査研究が必要として継続審議としたが、7月1日に既に閣議決定がされ、審議の根拠を失ってしまった。この中で、賛成という結論を出すことは理論的におかしくなる。閣議決定がされたが、調査研究の中で、集団的自衛権は国連でも認められている中で、唯一集団的自衛権を否定した国はスイスのみである。ホルムズ海峡の機雷除去に自衛隊が出動したが、憲法違反との議論がある中で、日本の国益を守る立場から、こうしたことは必要であり、また、日米安保についても集団的自衛権は必要である等の意見がある中で、既に閣議決定がされたものに対してどのように扱うかについて議論をし、審議未了審議打ち切り等の案が出ましたが、採決をすることに決定しました。採決の結果、賛成多数により不採択すべきものと決しました。  続きまして、陳情審査第6号でございます。平成26年9月10日に付託された第6号請願、集団的自衛権行使を容認する閣議決定の撤回を求める意見書の提出に関する請願書について、平成26年9月17日の総務常任委員会で審議しましたので、主な審査経過について口頭にて報告します。  今回の請願書は、7月1日の閣議決定の撤回を求めるものであるが、閣議決定については疑問に思っている。しかし、請願書の中に集団的自衛権にも触れている。国連憲章の第2条に、国際紛争解決のため、むやみに戦争をしてはならないとしつつも、一方で、集団的自衛権を認めている。集団的自衛権は、日本の将来を守る選択と考えている。集団的自衛権が戦争を目指す閣議決定とは考えていない。イラク戦争で自衛隊が後方支援を行ったが、銃の使用規制で厳しく制限され、撃たれても撃ち返せない点もあった。国防については国の専決事項と考えている。賛否についても趣旨の違う立場で論じられており、雲南市議会として意見を提出することは好ましくない。集団的自衛権について、国会で行動に当たっての法改正が議論されているが、その内容がポイントと考える。尖閣問題で、アメリカが日本の後ろにいるために大きな抑止力となっている。今まで日本は平和であったが、将来について、現状の維持では国民の安全を守れないと考えている。安倍内閣の選択は、日本が戦争に巻き込まれる可能性がある。日本にとって集団的自衛権の選択がよいか悪いかの判断である。戦争は決して行ってはいけない。人を殺してはいけない。日本は平和でなければならない。したがって、安倍内閣戦争内閣であってはならないとの意味で、趣旨賛成である等々の意見がありました。採決の結果、賛成多数により不採択すべきものと決しました。  以上、報告をさせていただきます。 ○議長(深田 徳夫君) 次に、教育民生常任委員長、16番、山﨑正幸君。 ○教育民生常任委員会委員長(山﨑 正幸君)     ───────────────────────────────                              平成26年10月2日  雲南市議会議長 深 田 徳 夫 様                    教育民生常任委員会委員長 山 﨑 正 幸              教育民生常任委員会審査報告  議案第81号 雲南市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定について  議案第82号 雲南市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について  議案第83号 雲南市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について  議案第87号 うんなん健康都市宣言について  議案第89号 平成26年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)  議案第90号 平成26年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)  議案第94号 平成26年度雲南市病院事業会計補正予算(第1号)  本委員会は、平成26年9月10日付託された上記の議案を審査した結果、原案を可決すべきものと決定したから、会議規則第111条の規定により報告します。
        ───────────────────────────────  委員会での審査の経過について口頭で報告いたします。  平成26年9月10日の本会議において付託を受けた7議案と陳情1件を9月16日に委員会を開会し、委員6名で審査を行いました。多くの質疑がありましたが、詳細の報告は省略し、主な点について口頭で報告をいたします。  議案第81号、雲南市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定については、現行の市の保育の質の基準を維持、拡充する考えであるが、特定地域型保育事業を認めることにより、現行の水準を維持、拡充できるかどうか疑問である。特定地域型保育事業を定めることについての考え方という質問に対しまして、執行部から、特定地域型保育事業については、国の新しい子ども・子育て支援制度の中でこういう制度を設けて公費対象で行う考えである。市ではこの小規模保育に該当するものはないが、これから手を挙げるところがあった場合に基準がないとよくないので、全自治体で定めることになっている。市が直ちに主体的に家庭的保育小規模保育を行う考えはないと答弁がありました。  次に、議案第87号、うんなん健康都市宣言については、宣言する目的と宣言を活用して具体的な健康施策にどう反映する考えかという質問に対して、執行部から、現状を認識し、市民挙げて健康づくりに向けた道しるべを目標にしている。第3次健康増進実施計画を市民と一緒に立案しており、実践に向けて具体的な取り組みを一緒に考えていきたい。また、「まめなかね」のそれぞれの各項目について、実践のための具体的なポイントを掲げ、市民の皆様にさらにわかりやすく提供し、一緒に健康づくりを進めていきたい。地域で住むことの喜びや誇りのもととなるのが健康であるということをこの都市宣言を契機にさらに発信していきたいと答弁がありました。  次に、議案第89号、平成26年度雲南市健康保険事業特別会計補正予算(第2号)事業勘定分については、特定健康診査事業97万6,000円の増額補正の考え方と基金残高についての質問に対して、特定健診は、平成20年に後期高齢者医療制度がスタートした時点に各保険者が医療費削減を図るため健康診断を義務づけられ、国と県と保険者で3分の1ずつ費用負担を行い実施している。今回の補正計上は、25年度の特定健診等の事業の実績に対し国と県へ返還金が生じたためである。また、国保の財政調整基金は、平成25年度決算段階で2億123万2,000円であると答弁がありました。  議案第81号、議案第82号、議案第83号について討論があり、採決の結果、3議案は賛成多数で、ほかの4議案は全会一致で可決すべきものと決しました。  次に、請願・陳情の審査報告を行います。     ───────────────────────────────                              平成26年10月2日  雲南市議会議長 深 田 徳 夫 様                    教育民生常任委員会委員長 山 﨑 正 幸               請願・陳情審査報告書  付託された請願・陳情は審査の結果、下記のとおり決定したから、会議規則第142条第1項及び第144条の規定により報告します。     ───────────────────────────────  記。受理番号、第5号陳情。件名、手話言語法制定を求める意見書の提出を求める陳情書。審査結果、採択すべきもの。  陳情につきまして、口頭で審査報告を行います。  陳情第5号、手話言語法制定を求める意見書の提出を求める陳情につきましては、執行部から法律に関することや市の取り組み状況について説明を求め、審査を行いました。  平成25年4月に障害者総合支援法が施行され、平成25年6月には障害者差別解消法が制定されました。また、本年1月には障害者権利条約について国連で日本国の基準が承認され、障がいの有無によって分け隔てられることなく、互いに人格と個性を尊重しながら共生する社会の実現を目的とした法整備が国において進められている。また、地方自治体においてはさまざまな福祉サービス事業が展開されており、今回の陳情にも関係するコミュニケーション支援事業については、雲南圏域1市2町で雲南広域福祉会へ委託し、手話奉仕員要約筆記奉仕員の養成研修を行い、各種講演会等への派遣をされるなど、取り組みについて説明がありました。  質疑として、聾学校で手話が禁止されているという背景についての質問に対し、以前はそうした状況があったということだが、現在は手話を禁止している学校はないと答弁がありました。  国としてもそうした環境整備を行う必要があるとするこの陳情については、採決の結果、全会一致で採択すべきものと決定いたしました。  以上で報告を終わります。 ○議長(深田 徳夫君) ここで、総務常任委員長報告について、口頭発言の中で適正をしたいとの申し出がありましたので、これを許します。  高橋雅彦君。 ○総務常任委員会委員長(高橋 雅彦君) 先ほど第4号の請願、それから第6号の請願について、採決の結果のところで読み違えをいたしまして、大変申しわけございません。それぞれ賛成少数により不採択とすべきものと決しましたということでございますので、訂正をさせていただきます。 ○議長(深田 徳夫君) 次に、産業建設常任委員長、8番、佐藤隆司君。 ○産業建設常任委員会委員長(佐藤 隆司君)     ───────────────────────────────                              平成26年10月2日  雲南市議会議長 深 田 徳 夫 様                    産業建設常任委員会委員長 佐 藤 隆 司              産業建設常任委員会審査報告  議案第84号 雲南市営住宅条例の一部を改正する条例について  議案第91号 平成26年度雲南市生活排水処理事業特別会計補正予算(第2号)  議案第93号 平成26年度雲南市清嵐荘事業特別会計補正予算(第1号)  議案第95号 バイオマス関連整備事業用地の取得について  本委員会は、平成26年9月10日付託された上記の議案を審査した結果、原案を可決すべきものと決定したから、会議規則第111条の規定により報告します。     ───────────────────────────────  審査の内容と経過につきまして、重立ったものについて口頭で報告させていただきます。  本委員会は、平成26年9月10日に付託されました所管分の4議案について、9月12日に審査いたしました。  議案第84号、雲南市営住宅条例の一部を改正する条例について。引用法律の題名改正に伴い条例の一部を改正するものであります。永住帰国した中国残留邦人等及び特定配偶者自立支援等の法律に関し、雲南市の対象者はあるのかと質疑がございました。それに対して、市内対象者はない、県内で4世帯7人が該当するとの答弁でありました。  次に、議案第91号、平成26年度雲南市生活排水処理事業特別会計補正予算(第2号)について。今回8基増による補正予算の内訳と今後の普及率に向けての質疑がありました。それに対して、当初予算は50基を計画していた。8基増の内訳は、大東6基、木次1基、三刀屋1基である。基数に対し予算が多いのは50人槽が1基あるために予算が膨らんでいる。浄化槽の普及率は平成26年3月末現在で67%である。計画では3,493基の計画で、750基が残っている状況であるとの答弁がありました。  経済状況などからひとり暮らし世帯もあり、計画的に進まないとは思うが、必要性をPRするとともに周知し、普及率向上に努めるように求めました。  議案第95号、バイオマス関連整備事業用地の取得について。のり面を取得する理由、維持管理をする理由について質疑がありました。それに対して、全体の敷地に対し舗装部分を含め平地の部分が多く、取得する敷地が多くを占めている。のり面、原野部分の取得や維持管理は一体的な維持管理が必要であると判断した。境界整備と貯木場の粉じん防止のために高さ1.8メートルのブロックフェンスを設置し管理する。  また、敷地内に未取得部分が残ることに対しては、県森連の建物2つの施設は取得をする必要がないことを県森連と協議をしてきた。アルプロン製薬は、フレッシュフーズ山陰から施設を取得され、県森連と平成31年まで土地の賃貸契約をされている。現時点では取得する必要がないが、アルプロンから申し出があれば今後協議するとの答弁がありました。  重立った審査の内容は以上でございます。  よって、付託された4議案について、審査の結果、反対討論はなく、全て全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。以上です。 ○議長(深田 徳夫君) 次に、予算審査特別委員長、15番、細田實君。 ○予算審査特別委員会委員長(細田 實君)     ───────────────────────────────                              平成26年10月2日  雲南市議会議長 深 田 徳 夫 様                    予算審査特別委員会委員長 細 田   實              予算審査特別委員会審査報告  議案第88号 平成26年度雲南市一般会計補正予算(第2号)  本委員会は、平成26年9月10日付託された上記の議案を審査した結果、原案を可決すべきものと決定したから、会議規則第111条の規定により報告します。     ───────────────────────────────  審議経過について報告します。  9月10日、本会議において質疑を行った後、予算審査特別委員会に付託された議案については、各分科会に委託し、それぞれ審査を行いました。その状況について、9月30日、各分科会長から報告を受け、結審いたしました。  まず、総務分科会長からは、小規模多機能自治に係る地域運営組織調査研究モデル事業の事業内容及び財源について、大東町国際文化交流協会が行う早稲田大学留学生ホームステイ30周年記念事業に係る事業内容等について、防犯街路灯設置事業の来年度の考え方等について質疑を行い、また、職員駐車場用地借り上げに係る11月から3月までの5カ月間の借り上げは、新庁舎が完成するまでは使用しない中で、相手があるものの、余り好ましい対応ではないと指摘したことが報告されました。  教育民生分科会長からは、教育委員会関係の施設小規模修繕に係る現在の執行率と発注に対する考え方について、キャリア教育推進のためのカタリバ体験事業については、追加資料の提出を求め審査したこと、地域活性化モデル事業資金貸付事業に係る地域自主組織への周知方法及び貸付金の償還について、前年度よりも低く予算計上されていた高齢者等タクシー利用料金助成事業に係る当初予算編成の考え方について、保育所等施設整備に係る調査業務委託の考え方について質疑を行ったことが報告されました。  産業建設分科会長からは、観光宣伝事業、東京都営バスへの側面シート広告(ラッピングバス)の効果等について、農地中間管理機構事業及び農地集積・集約化対策事業補助金の集落への周知不足等について、ともに中心市街地活性化基本計画を策定するための補正予算である産業振興部所管、商工業振興補助金と建設部所管、中心市街地活性化基本計画策定事業のそれぞれの計画内容等について質疑を行ったことが報告されました。  各分科会長報告を受けた後、質疑、討論を行い、採決の結果、付託された全議案について、可決すべきものと決定いたしました。  以上、報告を終わります。 ○議長(深田 徳夫君) 次に、決算審査特別委員長、19番、堀江治之君。 ○決算審査特別委員会委員長(堀江 治之君)     ───────────────────────────────                              平成26年10月2日  雲南市議会議長 深 田 徳 夫 様                    決算審査特別委員会委員長 堀 江 治 之              決算審査特別委員会審査報告  認定第 1号 平成25年度雲南市一般会計歳入歳出決算認定について  認定第 2号 平成25年度雲南市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 3号 平成25年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 4号 平成25年度雲南市農業労働災害共済事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 5号 平成25年度雲南市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 6号 平成25年度雲南市生活排水処理事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 7号 平成25年度雲南市財産区特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 8号 平成25年度雲南市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 9号 平成25年度雲南市ダム対策事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第10号 平成25年度雲南市清嵐荘事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第11号 平成25年度雲南市水道事業会計決算認定について  認定第12号 平成25年度雲南市工業用水道事業会計決算認定について  認定第13号 平成25年度雲南市病院事業会計決算認定について  本委員会は、平成26年9月10日付託された上記の議案を審査した結果、原案を可決すべきものと決定したから、会議規則第111条の規定により報告します。     ───────────────────────────────  審査の経過について、口頭にて報告いたします。  去る9月5日に開会された9月定例会初日に議長及び監査委員を除く19名が決算審査特別委員会の構成員となる委員会が設置され、9月10日の本会議において議案付託を受け、総括説明の後、総括説明に対する質疑を行い、その後、各分科会に委託、分科会では9月の18日から22日まで、認定第1号、平成25年度雲南市一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第13号、平成25年度雲南市病院事業会計決算認定についてまでの各会計の決算認定案件を審査。9月30日に全委員出席の決算審査特別委員会を開催、各分科会長からの報告を受け、さらに慎重に議論を重ねた後、案件別に討論、採決を行いました。  今回の審査に当たっては、各議員が所属する常任委員会を分科会として、歳入歳出決算書及び決算附属資料の事務事業マネジメントシート等を参考に、議会が議決した予算が適正に執行されたかどうか、行政効果や経済効果を測定し、行政効果を評価し、審査結果を後年度の予算編成及び行政執行に生かすよう、各分科会で討議した後、全体で協議を行い、議会としての意見、提言をまとめるよう審査を行いました。  平成25年度の国の経済情勢は、経済再生に向けて大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略の3本の矢による一体的な取り組みの政策効果から、消費者の内需を中心として景気回復の動きが広がりつつあるものの、その実感は中小企業、小規模事業者や地域経済にはまだ十分浸透しておらず、道半ばの現状であります。  そうした状況の中、雲南市においても財政健全化に向けた取り組みを進めつつ、まちづくりの基本理念である「生命と神話が息づく新しい日本のふるさとづくり」を目指し、活力ある地域をつくるための施策の展開と、地域経済の動向に即応した機動的、弾力的な財政運営に努められました。  雲南市の平成25年度決算額は、一般会計で歳入総額303億6,468万円、歳出総額300億5,747万円、翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支は2億7,930万円の黒字となりました。特別会計10会計の実質収支は8,958万円の黒字、水道事業会計では、当年度純損失2,193万円を計上されるものの、前年度繰越利益剰余金5,523万円から差し引いて、当年度未処分利益剰余金は3,330万円となり、翌年度へ繰越利益剰余金として処理されております。工業用水道事業会計では954万円の当期純利益の計上。雲南市病院事業会計では6,949万円の純利益計上で、前年度未処分欠損金303万円を差し引き、6,646万円が翌年度への繰越利益剰余金として処理されており、内部留保資金も1億7,926万円蓄積され、繰越内部留保資金は、市立病院となって過去最高の8億9,643万円が計上されています。  市債については、一般会計、特別会計合わせた平成25年度末現在高は596億479万円で、前年度に比べ31億9,504万円減少しているものの、依然として多額の市債残高となっております。  基金については、一般会計、特別会計を合わせた平成25年度末の現在高は115億4,992万円で、前年度に比べ7億3,567万円増加しました。  市税の収入率は98%で、引き続き山陰12市中最も高く、今後も財源の確保と負担の公平を期すため、未収金の解消に努められたい。  普通会計の財政指標については、経常収支比率が84.1%、対前年度比3.5ポイント減、地方債現在高比率184.3%、前年度比12.8ポイント減、実質公債費比率14.6%、対前年度比1.4ポイント減、将来負担比率83.4%、対前年度比23.7ポイントといずれの指標においても改善が認められるが、依然として高水準であり、今後もさらに比率の低減に努められ、財政の弾力化を図っていく必要があります。  これらの点を踏まえ、審査に当たっては、財政運営が健全か、予算の執行が適正であったか、施策が市民生活、福祉の向上に結びついているのか等、こうした事務事業が今後の施策の中に生かされるよう、意見、提言を取りまとめるよう審査いたしました。  その結果、反対討論のあった認定第1号、認定第2号、認定第11号は賛成多数、その他については全会一致により、付託された13議案全てにおいて認定すべきものと決定しました。  次に、総括説明に対する質疑および分科会における主な審議事項と意見、提言等について、要約して報告いたします。  総括説明に対する質疑では、歳入については雑収入の内訳、歳出については旅費、交際費、不用額、予算の流用等、その他財産に関する調書及び基金運用状況に関する調書に対する質疑が行われました。
     次に、各分科会における主な審議事項と意見、提言について、次のとおりです。  まず、総務分科会では、認定第1号、平成25年度雲南市一般会計歳入歳出決算認定について、地域センター費の職員手当、公共交通対策事業の委託料等で多額の不用額が出ており、年度末に確定可能なものであれば適切に処理されるように指摘しました。  予備費2,000万円のうち770万円が5月に商工費に流用されており、所管の総務委員会への説明もされず、決算書でその流用を知ることは、予算の流用は認められているものの、好ましくないことと指摘しました。  次に、事務事業マネジメントシートによる審査では、自治会活動支援事業について、自治会未加入者の増加で自治会加入率が非常に悪い地域があるが、地域だけでの加入促進には限界があり、市の積極的な取り組みが必要であり、具体的な対策をとるべきであると指摘しました。  その他、5事業について指摘および提言を行いました。  次に、教育民生分科会では、認定第1号、平成25年度雲南市一般会計歳入歳出決算について、太陽光発電機器導入補助金事業の事業所用の実績と住宅用の件数増へ向けての考えについて説明を求めました。  社会福祉総務費で、155万円の予算の流用について、その内容と対応について説明を求めました。  認定第2号、平成25年度雲南市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定については、事業勘定の財政調整基金2億円の積み立て維持と広域化が検討されている平成29年度まで維持できるのか、また、広域化時点での基金の持ち出しの考えについて説明を求めました。  認定第13号、平成25年度雲南市病院事業会計決算認定について、大幅な黒字が見られたが、今後の見通しについて説明を求めました。  給食事業のあり方について、今後、外部への委託をするのか、直営を堅持するのか、その考え方について説明を求めました。  次に、事務事業マネジメントシートによる審査は、子ども医療事業については、医療費の無料化のため、軽症患者の受診が増加はしていないか、中学校卒業までの助成拡充には、所得制限等も含め慎重な判断が必要である。一方、医療費を理由に受診抑制へとつなげてはならない。軽症患者の受診に関する実態把握に努め、啓発が必要であります。  身体医学研究所事業については、うんなん健康都市宣言の目的達成に向け、連携を強化し、事業を推進すべきであり、地域運動支援員の活動や取り組みの周知に努め、有効に活用すべきであります。  放課後子ども教室推進事業については、放課後児童クラブとは趣旨が異なるので、全国的な事例を調査、研究され、慎重に対応するよう求めました。  次に、産業建設分科会については、事務事業マネジメントシートによる審査は、商工業活性化支援対策補助事業については、商業事業者のニーズ把握を十分にした上で、支援となるようなメニューの拡充と補助率のアップが図られるよう求めました。  また、店舗改装補助金等は、県・市産材利用促進につながる事業にすることも必要であります。無店舗地域が発生しないよう、地元での購買促進が必要であり、そうした支援対策を求めました。  企業立地促進対策助成事業については、神原企業団地の分譲開始までの間、高速道全線開通による利便性を生かし、休遊地、空き工場、廃校等の利用とスピード感を持った企業誘致に向け取り組まれるように求めました。また、事業対象を製造業以外に拡大、認定要件の緩和等により、雇用の維持、拡大を目指すよう、検討されるよう求めました。  清嵐荘施設運営事業については、出雲湯村温泉の中心的な施設であり、今後、建てかえ計画においては、総合センターの業務見直しや施設整備計画が進められることから、吉田総合センターと産業振興部商工観光課の所掌事務を整理し、一本化が求められます。また、建てかえの施設整備計画を早期に示し、建替えまでのリピーターの維持とさらなる顧客獲得につなげる必要があると求めました。  道路維持修繕実施事業では、高所作業車の有効利用とオペレーター確保、補修・修繕箇所の初期段階での対応を求めました。また、地域均衡も配慮し、重点的な予算配分を求めました。  以上、各分科会における審査概要でありますが、審査の過程において各委員からさまざまな意見、提言が述べられました。各分科会でまとめたものは、追って事務事業評価書にまとめ、提出いたします。意見、提言を十分に反映されることを求めるものであります。  本市の財政状況は、島根県から9月30日に発表された平成25年度普通会計決算概要では、実質公債費比率14.6%、県下8市中、良好な順から第2位、経常収支比率84.1%、同第1位、地方債現在高比率184.3%、同1位、積立金現在高比率54.6%、同第4位と、財政非常事態宣言発令中とは格段に改善が進んでおり、評価するものであります。  しかし、財政状況が改善されたとはいえ、今後、新庁舎の建設、市立病院の建てかえ等の大規模事業、また、合併特例での普通交付税の一本化算定を控えており、財政指標の数値はまだ高い値となっております。  人口減少、少子高齢化等、問題は山積しております。市民の生活と福祉向上に向け、なお一層の努力を期待し、報告といたします。以上です。 ○議長(深田 徳夫君) 以上で委員長報告を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 委員長報告に対する質疑 ○議長(深田 徳夫君) 日程第2、これから委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。よろしいですか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深田 徳夫君) ないようですので、質疑を終わります。  ここで暫時休憩をいたします。35分再開といたします。               午後2時22分休憩     ───────────────────────────────               午後2時35分再開 ○議長(深田 徳夫君) 会議を再開いたします。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 討論 ○議長(深田 徳夫君) 日程第3、これから討論を行います。  討論は、議案と請願・陳情とに分けて行います。  最初に、議案について行います。  議案に対する討論は、条例その他と予算と認定の3区分に分けて行います。  最初に、議案第81号、雲南市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定についてから議案第85号、雲南市市民センターまちづくり役場設置及び管理条例を廃止する条例についてまでの条例5件、議案第86号、第2次雲南市総合計画基本構想について及び議案第87号、うんなん健康都市宣言について及び議案第95号、バイオマス関連整備事業用地の取得についての一般事件3件、計8件の条例その他について行います。  条例その他について、原案に対する反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。  6番、多賀三雄君。 ○議員(6番 多賀 三雄君) 先ほど教育民生常任委員長から報告のありましたうちの3件、議案第81号、同82号、同83号の3件について、反対討論を行います。  まず、議案第81号、雲南市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定についてです。  この条例については、国の基準で示されていた特定教育保育施設との連携のただし書き、すなわち、ただし、離島その他の地域であって、連携する施設の確保が著しく困難であると市町村が認めるものにおいてはこの限りではない、この部分を市の子ども・子育て会議の意見により削除しました。本市は、離島を有しておらず、連携が困難な地域は該当がないことと、特定地域型保育事業を運営するに当たって、孤立した施設にならないように、特定教育保育施設と連携すべきということです。このことは是とします。  しかし、この条例案は、新しく小規模保育事業など特定地域型保育事業を設置することができることを定めています。この事業は、職員の資格者の配置、設備などにおいて、現行の保育所などの基準の水準より低い基準を前提にしています。このことは、6月議会での保育の質、基準は維持するとの答弁に反します。子育てするなら雲南市と言うなら、国の基準そのままではなく、国を上回る基準を定めるべきです。  また、第7条、特定教育保育施設は、市町村が行うあっせん及び要請に対しできる限り協力しなければならないとありますが、どれだけ拘束力があるか不明で、市の保育義務を曖昧にするおそれがあります。  第37条の家庭的保育事業、小規模保育事業A、B、C、居宅訪問型保育事業の規定はつくる必要はありません。必要な保育所をふやすべきです。  主に以上の理由により、この条例案について賛成することはできません。  議案82号、雲南市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定についてです。  ここで定める基準は、現行の保育所の基準を下回るものです。例えば小規模C型は保育士が半分おればよい、家庭的保育、居宅訪問型では資格は不要となっています。これが最大の問題です。  第16条、食事の提供において、搬入施設において調理し、家庭的保育事業所等に搬入する方法により行うことができるとしています。事業者は、みずからが保育する乳幼児の食事をつくらず、責任が持てません。これで家庭的と言うのは看板に偽りありです。  第28条の(7)で、保育室等を3階以上に設ける施設は云々とありますが、原則1階とし、2階までとすべきです。  第29条、小規模A型の保育士の数、(4)満4歳以上の児童おおむね30人につき1人は25人以下にすべきです。  以上のように、この条例の基準は保育の質を下げ、市内で保育に格差をつけることになります。児童福祉法第1条第2項の全て児童はひとしくその生活を保障され、愛護されなければならないという規定に反します。  次に、議案83号、雲南市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例についてです。いわゆる放課後児童クラブの基準を定めるものです。  子育てするなら雲南市にふさわしく、国の基準を上回る高い水準の基準にすべきです。現行の施設がそれを満たしていない場合は経過措置を定めて基準を満たすことを保障すべきです。  第9条第2項で、専用区画の面積は、児童1人につきおおむね1.65平方メートル以上としていますが、これは保育所乳児と同じ面積、畳1畳分でしかありません。少なくとも1.98平方メートル以上にすべきです。また、専用区画は玄関、トイレ、台所等を除くべきです。  第10条第2項、放課後児童支援員の数で、1人を除き、補助員をもってこれにかえることができるとしていますが、補助員の資格要件が定められていません。  同条第4項で、一つの支援の単位を構成する児童の数はおおむね40人以下とし、第2項で、支援員の数は2人以上としていますが、40人に2人です。これはそれぞれ30人以下、3人以上とすべきです。  以上、反対討論とします。 ○議長(深田 徳夫君) ただいま反対討論がありました議案第81号、雲南市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定についてに対する賛成者の発言を許します。賛成討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深田 徳夫君) ないようですので、議案第81号についての討論を終わります。  次に、議案第82号、雲南市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定についてに対する賛成者の発言を許します。賛成討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深田 徳夫君) ないようですので、議案第82号についての討論を終わります。  次に、議案第83号、雲南市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定についてに対する賛成者の発言を許します。賛成討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深田 徳夫君) ないようですので、議案第83号についての討論を終わります。  他の条例その他についての討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深田 徳夫君) ないようですので、これで条例その他に対する討論を終わります。  次に、議案第88号、平成26年度雲南市一般会計補正予算(第2号)から議案第94号、平成26年度雲南市病院事業会計補正予算(第1号)までの予算7件について行います。  予算について、原案に対する反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深田 徳夫君) ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深田 徳夫君) ないようですので、これで予算に対する討論を終わります。  次に、認定第1号、平成25年度雲南市一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第13号、平成25年度雲南市病院事業会計決算認定についてまでの認定13件について行います。  認定について、反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。  6番、多賀三雄君。 ○議員(6番 多賀 三雄君) 先ほど決算委員長から報告のありました13件のうち、次の3件、認定第1号、平成25年度雲南市一般会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号、平成25年度雲南市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第11号、平成25年度雲南市水道事業会計決算認定について、以上3件について反対討論を行います。  決算認定は、次年度の予算編成に資するために、住民の福祉につながる施策が図られたかどうかを検証するものであるという立場から行います。  まず、一般会計決算についてです。  この中には、市民の必要に応える評価すべきものも多数あります。子供の医療費無料化の小学校卒業までの拡大、不妊治療への助成の拡大、加茂児童クラブの改築、学校の耐震化、住宅リフォーム助成制度の継続、拡充などについては認めるものです。  しかし、住民福祉の面から認められないものがあります。  1点目、多くの市民の願い、高過ぎる国保料を下げてほしいという声に応えず、国民健康保険特別会計へそのための法定外繰り出しをしなかったことです。  2点目、市内商工業が大変困難な状況の中で、商工業の歳出は相変わらず歳出総額の2.1%と低いものでした。例えば住宅リフォーム助成の大幅拡大、省エネルギーと自然エネルギー活用に雲南市独自の経済対策を大胆に打ち出すなどすべきでした。  3点目、職員人件費の削減を継続しながら、さらに0.23%の減額です。職員数が削減され、また、より質の高い仕事が要求され、長時間労働になっている中、市職員は頑張っています。正当な労働の対価とはなっていませんし、地域経済をしぼませる大きな要因にもなっています。  4点目、掛合保育所を民間委託したこと、木次こども園の一体化のための建てかえ及び学童保育施設のさらなる改築をしなかったこと、安心・安全の子育て環境整備にもっと力を入れるべきであることなどです。  次に、国民健康保険事業特別会計決算についてです。  保険料の引き上げこそ避けましたが、その前に3年連続で引き上げられた国保料は非常に高く、市民に重い負担になっています。所得に対する保険料率は会社員や公務員の2倍にもなっています。会社員、公務員の保険料の半分は雇い主が負担しますが、国保にはこれがありません。この部分を市や国が賄うべきですが、国は負担をかつての2分の1から4分の1以下へと半分に減らしました。国保世帯は、50年前は自営業者が7割だったのが、今は非正規雇用者や年金生活者が8割になっており、低所得者が多くなりました。滞納が多いのも、払いたくても払えないという方が多いためです。そもそも国民健康保険法は、第1条で、社会保障及び国民保険の向上を目的とし、国民にひとしく医療を保障するための制度としています。その制度が逆に国民の生活苦に追い打ちをかけ、人権や命を脅かすことがあってはなりません。根本的には歴代政権の政策に問題があります。政権は、さらに国保を市町村から都道府県に一本化、広域化しようとしています。これは平成の大合併と同じで、自助、共助などと持ち上げて、憲法が保障する国民の生存権、国の社会保障の責任を放棄して、地方住民に押しつけることが狙いです。このような政権に対してその責任を果たすように強く求めるべきです。財源は、大企業、富裕層への行き過ぎた減税を減らせば生まれます。政権が改善しないうちは、目の前の住民の生活と健康を守るために、全国の多くの自治体がしているように、市の一般会計から繰り入れをして保険料を下げるべきです。  最後に、水道事業会計決算についてです。  水道料未納による給水停止件数が大幅にふえました。水道料金が高くて払えない実態もあると思います。水道は、住民が生きていく上で必要不可欠な水を供給する福祉的な事業です。昨年度の会計は、本年度の水道料金引き上げにつながるものになりました。  以上3件について、問題点を指摘して、反対討論とします。
    ○議長(深田 徳夫君) ただいま反対討論がありました認定第1号、平成25年度雲南市一般会計歳入歳出決算認定についてに対する賛成者の発言を許します。賛成討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深田 徳夫君) ないようですので、認定第1号についての討論を終わります。  次に、認定第2号、平成25年度雲南市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてに対する賛成者の発言を許します。賛成討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深田 徳夫君) ないようですので、認定第2号についての討論を終わります。  次に、認定第11号、平成25年度雲南市水道事業会計決算認定についてに対する賛成者の発言を許します。賛成討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深田 徳夫君) ないようですので、認定第11号についての討論を終わります。  ほかに認定についての討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深田 徳夫君) ないようですので、これで認定に対する討論を終わります。  以上で議案に対する討論を終わります。  次に、請願・陳情についての討論を行います。  初めに、第4号請願、集団的自衛権行使を容認する憲法解釈の変更を行わないことを求める意見書提出に関する請願書について行います。  第4号請願に対する委員長報告は、不採択とすべきものです。  まず、請願に賛成者の発言を許します。賛成討論はありませんか。  15番、細田實君。 ○議員(15番 細田 實君) 請願第4号について賛成討論を行います。  私もこの請願に対して紹介議員となっておりますので、皆様の採択をお願いをして、討論としたいと思います。  戦後の日本は、平和憲法のもとで、二度と戦争をしないと誓ってまいりました。そして国民は、二度と戦争をすることがない、まして海外に軍隊が行って戦争をすることがないと今も思っていると、信じているというふうに思います。ところが、安倍内閣は、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定を行いました。そして来年の統一自治体選挙が終われば、自衛隊法等を改正して、武器を持った自衛隊が海外に派兵されることを合法化しようとしております。これは海外での戦争に参加できる道を開く安全保障政策の大転換であります。  集団的自衛権とは、自国が、日本が攻撃されていなくても、同盟国を守るために戦争に参加することであります。自衛権というよりも、他を守る戦争、他衛権と言ってもいいと思います。具体的には、アメリカの戦争に日本がつき合わされるということであります。6月の一般質問でも述べてまいりましたが、実態は、大国が小国を攻撃する根拠にこの集団的自衛権が使われているのが実態であります。  先ほどの委員長報告にも国益を守るために集団的自衛権が必要だ、こういう議論があったというお話がございました。しかし、今日の日本が平和国家であるという見方は、日本国民の間ではふだんは認識していないかもしれません。しかし、今なお旧日本軍による暴力の記憶が残っている東南アジア諸国を含めて、世界各国では通用していると思っております。  そして、軍事力を一切使用しないで世界第2位、今は第3位と言っておりますが、の経済大国に成長したという世界史上でもまれな成功体験を持っております。戦前の日本は、膨大な軍隊を持って目指したのが東アジアの盟主でありました。しかし、それは成功しませんでした。そういった経験から、今さらアメリカにつき合って海外での軍事行動に乗り出すことは、今日の戦後の栄光ある看板に傷をつけることになるというふうに思っております。そうした経験から、日本の進むべき道は、非軍事の道を進むことは明らかだろうというふうに思います。  9月23日に海潮地区で、振興会で、戦没者追悼式が行われました。その後、平和学習会を行いました。戦争体験者のお話を聞く機会がございました。その方は、自分はあることがあって一切戦争体験を話してこなかったけれども、今は話さなければならない時期だ、こう言って今日の集団的自衛権等が議論されている状況を憂いておられました。どんな理由があろうとも戦争はいけないと話されました。  今、私たちは、戦没者の声や戦争犠牲者の声に静かに耳を傾け、非戦の誓いをすることこそ、日本の平和国家への道だと、このように思っております。  ことし12月10日、特定秘密法が施行されます。来年は戦後70年、その年に自衛隊を海外に派兵する法律をつくろうとしております。日本を戦争のできる国にしないため、この地方から、市議会から、集団的自衛権行使容認をすべきじゃない、そうした決議を上げていくこと、意見書を上げていくことは非常に重要だと思っております。「平和を」の都市制限をしている雲南市議会として、不採択することは、私は理解をできません。  今、私たちの身近にないようにこのことを思いますが、ドイツ、マルティン・ニーメラーという牧師が有名な言葉を発しております。ナチス時代を生きた牧師でありますが、このように述べております。ナチスが共産主義者を攻撃したとき、自分は少し不安であったが、とにかく自分は共産主義者ではなかった。だから何も行動に出なかった。次に、ナチスは社会主義者を攻撃した。自分はさらに不安を感じたが、社会主義者ではなかったから何も行動に出なかった。それから、ナチスは学校、新聞、ユダヤ人等をどんどん攻撃し、自分はそのたびにいつも不安が増したが、それでもなお行動に出ることはなかった。それから、ナチスは教会を攻撃した。自分は牧師であった。だから立って行動に出たが、そのときは既に遅かった。このように述べております。  私たちは、今日の集団的自衛権の行使容認、そして自衛隊海外派兵につながる法律改正、そうした芽をきちんと摘んで、平和国家を守っていくことが重要ではないか、このことを訴えまして、請願の採択をいただきますように訴えて、討論とします。どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(深田 徳夫君) 次に、請願に反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深田 徳夫君) ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深田 徳夫君) ないようですので、第4号請願に対する討論を終わります。  次に、第5号陳情、手話言語法制定を求める意見書の提出を求める陳情書について行います。  第5号陳情に対する委員長報告は、採択すべきものです。  まず、陳情に反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深田 徳夫君) ないようですので、これで第5号陳情に対する討論を終わります。  次に、第6号請願、集団的自衛権行使を容認する閣議決定の撤回を求める意見書の提出に関する請願書について行います。  第6号請願に対する委員長報告は、不採択とすべきものです。  まず、請願に賛成者の発言を許します。賛成討論はありませんか。  6番、多賀三雄君。 ○議員(6番 多賀 三雄君) 請願第6号についての賛成討論を行います。先ほどの細田議員の討論内容と重なるところもありますけども、3点にわたって述べたいと思います。  まず、第1に、安倍政権は、内閣支持率は今のところある程度はあります。しかし、その一つ一つの主要政策、すなわち消費税、TPP、原発、沖縄基地、そして集団的自衛権の解釈変更などに対しては、それぞれ反対が多数です。集団的自衛権については、例えば8月上旬の東京新聞では反対が60.2%、特に20代、30代の女性は76.8%、4人に3人以上が反対している。また、説明が不十分との回答は全体の84.1%、集団的自衛権容認の人でも63.6%が説明不足と答えており、反対は、閣議決定した前の月、7月より5.8ポイントふえています。ほかの世論調査でも保守系と言われる読売、産経でさえほぼ同様の結果です。  ところで、外交防衛問題は国の専権事項という見方もありますが、この請願は、内容は広く社会一般の福利と利益に関連があり、かつ住民の関心が高いものです。地方議会の意見書は、住民の立場から国政に対して声を上げる重要な手段として認められているものです。解釈変更に反対する意見書は、7月1日の閣議決定以後も全国で採択が続いており、一昨日、9月末現在、209議会で採択しています。議員の皆さんにおかれましては、選挙の公認や人事で縛られて物が言えない国会議員にかわって、主体的な判断をお願いいたします。  次に、2番目、「平和を」の都市宣言をしている雲南市であるからこそ、全国に先駆けてでも上げるべきではないか、今、声を上げなければ都市宣言の意味がないのではないかということです。  ことしの永井隆平和賞記念式典では、最終選考の方々が講評で、ことしの平和賞は今までと違って現実感を持って読んだ。集団的自衛権が問題になっているからだと言われました。その後上演された演劇「Takashi」でも、永井隆博士が我が子に書き残した言葉、将来、平和憲法を変えようという勢力がもっともらしいことを言って変えようとするかもしれないが、絶対反対をしなさい。たとえ最後の2人になっても戦争絶対反対を貫いてほしいという言葉が語られ、そして憲法第9条の条文が読み上げられました。  改めて確認したいと思います。第9条、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と武力による威嚇または武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。前項の目的を達するため、陸・海・空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。  市長も一内閣による憲法解釈変更は断じてあってはならないと答弁しています。多くの人々が警鐘を鳴らしています。朝の連続ドラマ「花子とアン」でも戦前、戦中の様子が現実感を持って描かれました。  3つ目に、解釈変更に対しては、政治的立場にかかわらず反対の声が上がっています。いわゆる保守本流の方々や改憲派の学者からも異論が出ています。集団的自衛権への賛否にかかわらずです。その理由は、近代民主主義国家の原則、立憲主義に反するということです。近代国家において憲法は、国民の自由、権利、民主主義を守るため、権力を制限するために制定されたものです。その権力自身が憲法を変えることは許されません。三重の憲法違反、すなわち第9条に反する。第96条の改憲手続なしです。第99条の公務員の憲法尊重擁護義務に反する。尊重するだけでなく、擁護する義務を負っています。請願の趣旨はここにあります。集団的自衛権反対の意見書を上げよとは言っていません。憲法の根幹を変える解釈変更だからです。なぜなら、どんなに言いくるめようとも、集団的自衛権とは武力による威嚇または武力の行使、戦争をすることです。憲法を変えなければできないことです。安倍首相は、武力行使を目的にアフガン、イラク戦争のような戦争に参加することはないとしきりに言いますが、集団的自衛権とは、自国が攻撃されていなくても、関係のある他国のために、あるいは他国とともに武力行使をすることです。だから集団的自衛権なのです。そうでなければ解釈変更する必要はありません。安倍首相は統一地方選挙まではそれを隠そうとしていますが、石破氏は正直に言っています。だから安全保障担当から外されました。  国連憲章は例外的、暫定的に加盟国に集団的自衛権を認めてはいますが、日本はそれをあえて放棄することを国是としてきました。国際情勢の変化があると言われますが、尖閣や竹島は個別的自衛権の問題であり、対立や紛争は武力や抑止力ではなく、外交交渉で解決すべきです。  解釈変更は、日本の国のありようを変えることであり、後世の評価にたえる判断が求められています。  戦争体験者は、戦争だけは絶対しちゃいけんと言われます。過去の歴史からしっかり学ばないといけないと思います。かつて日本は、満蒙は帝国の防衛戦と言って抑止力を掲げ、その結果、泥沼の戦争に突き進んでいき、国民は何も言えなくなりました。戦争につながる芽は小さいうちに摘み取らないと取り返しのつかないことになるおそれがあります。  最後に、住民の皆さんは注目しておられると思います。議員の皆さんの賢明な判断をお願いして、賛成討論とします。 ○議長(深田 徳夫君) 次に、請願に反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。  4番、矢壁正弘君。 ○議員(4番 矢壁 正弘君) 第6号請願について、反対討論をさせていただきます。  本年の7月1日に、国の存立を全うし、国民を守るための切れ目のない安全保障法制の整備についての閣議決定がなされ、今後の安全保障法制のための基本方針が示されました。この閣議決定は、我が国を取り巻く安全保障環境の変化に適切に対応でき、また、国民の安全、国益にも対応できる安全保障体制を目的としています。  集団的自衛権は、国際法上、どの国にも認められています。この権利が行使できないと、周辺国以上の軍備を単独で持たなければならず、自国の安全を確保できず、かえって軍拡競争を招きかねない結果となります。  近年、東アジアの安全保障は急速に悪化しております。中国の経済成長を背景にした軍事力の増強による尖閣列島等への海洋侵出、また、核実験と弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮といった現在進行形の脅威が存在する今、日本の平和を確保するには集団的自衛権の行使を可能にし、日米同盟や国際連携を強化する必要があると思われます。  また、この閣議決定にあわせ、武力行使の新3要件を示し、日本が武力行使をする際に満たすべき要件を明確にし、歯どめもかけております。  以上、申し上げたとおり、この閣議決定により、日本が戦争をする国、戦争につながる国になることは考えておりません。まさに、きょう午前中にありました参議院の本会議における一般質問で、イスラム国への出兵を他国から要請があった場合どうするかとの質問に、安倍総理は、そのようなことは絶対にないと明言しております。  よって、今回の請願書については不採択とすべきとし、原案に対しての反対討論といたします。 ○議長(深田 徳夫君) 次に、請願に賛成者の発言を許します。賛成討論はありませんか。                〔賛成討論なし〕 ○議長(深田 徳夫君) ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深田 徳夫君) ないようですので、これで第6号請願に対する討論を終わります。  これで請願・陳情に対する討論を終わります。  以上で討論を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第4 表決 ○議長(深田 徳夫君) 日程第4、これから採決を行います。  採決は、議案と請願・陳情に分けて、委員長報告ごとに行います。  初めに、議案について採決を行います。  まず、総務常任委員会付託議案について行います。  お諮りいたします。ただいま総務常任委員長から審査結果の報告のあった付託議案3件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深田 徳夫君) 異議なしと認めます。よって、総務常任委員会付託の議案3件は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、教育民生常任委員会付託議案について行います。  初めに、反対討論がありました議案3件について、起立によって採決を行います。  議案第81号、雲南市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定について、原案に賛成の諸君は起立を願います。                 〔賛成者起立〕 ○議長(深田 徳夫君) 起立多数であります。よって、議案第81号、雲南市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第82号、雲南市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について、原案に賛成の諸君は起立願います。                 〔賛成者起立〕 ○議長(深田 徳夫君) 起立多数であります。よって、議案第82号、雲南市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第83号、雲南市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について、原案に賛成の諸君は起立願います。                 〔賛成者起立〕 ○議長(深田 徳夫君) 起立多数であります。よって、議案第83号、雲南市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定については、原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。ただいま教育民生常任委員長から審査結果の報告のあった付託議案のうち議案第81号、議案第82号及び議案第83号を除く議案4件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深田 徳夫君) 異議なしと認めます。よって、教育民生常任委員会付託議案のうち議案第81号、議案第82号及び議案第83号を除く議案4件は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、産業建設常任委員会付託議案について行います。  お諮りいたします。ただいま産業建設常任委員長から審査結果の報告のあった付託議案4件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深田 徳夫君) 異議なしと認めます。よって、産業建設常任委員会付託の議案4件は、委員長報告のとおり可決されました。
     次に、予算審査特別委員会付託議案について行います。  お諮りいたします。ただいま予算審査特別委員長から審査結果の報告のあった付託議案1件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深田 徳夫君) 異議なしと認めます。よって、予算審査特別委員会付託の議案1件は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、決算審査特別委員会付託議案について行います。  初めに、反対討論がありました議案3件について、起立によって採決を行います。  認定第1号、平成25年度雲南市一般会計歳入歳出決算認定について、認定することに賛成の諸君は起立願います。                 〔賛成者起立〕 ○議長(深田 徳夫君) 起立多数であります。よって、認定第1号、平成25年度雲南市一般会計歳入歳出決算認定については、認定することに決定をいたしました。  次に、認定第2号、平成25年度雲南市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定することに賛成の諸君は起立願います。                 〔賛成者起立〕 ○議長(深田 徳夫君) 起立多数であります。よって、認定第2号、平成25年度雲南市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定については、認定することに決定いたしました。  次に、認定第11号、平成25年度雲南市水道事業会計決算認定について、認定することに賛成の諸君は起立願います。                 〔賛成者起立〕 ○議長(深田 徳夫君) 起立多数であります。よって、認定第11号、平成25年度雲南市水道事業会計決算認定については、認定することに決定いたしました。  お諮りいたします。ただいま決算審査特別委員長から審査結果の報告のあった付託議案のうち認定第1号、認定第2号及び認定第11号を除く認定10件は、委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深田 徳夫君) 異議なしと認めます。よって、決算審査特別委員会付託議案のうち認定第1号、認定第2号及び認定第11号を除く認定10件は、委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。  以上で議案に対する採決を終わります。  次に、請願・陳情について行います。  まず、総務常任委員会に付託された請願・陳情について行います。  これから第4号請願、集団的自衛権行使を容認する憲法解釈の変更を行わないことを求める意見書提出に関する請願書について採決を行います。  この請願に対する委員長報告は、不採択とすべきものです。  よって、採決は、起立によって行います。  第4号請願を採択することに賛成の諸君は起立を願います。                 〔賛成者起立〕 ○議長(深田 徳夫君) 起立少数であります。よって、第4号請願、集団的自衛権行使を容認する憲法解釈の変更を行わないことを求める意見書提出に関する請願書は、不採択とすることに決定をいたしました。  次に、第6号請願、集団的自衛権行使を容認する閣議決定の撤回を求める意見書の提出に関する請願書について採決を行います。  この請願に対する委員長報告は、不採択とすべきものです。  よって、採決は、起立によって行います。  第6号請願を採択することに賛成の諸君は起立願います。                 〔賛成者起立〕 ○議長(深田 徳夫君) 起立少数であります。よって、第6号請願、集団的自衛権行使を容認する閣議決定の撤回を求める意見書の提出に関する請願書は、不採択とすることに決定をいたしました。  次に、教育民生常任委員会に付託された請願・陳情について行います。  お諮りいたします。第5号陳情、手話言語法制定を求める意見書の提出を求める陳情書については、委員長報告のとおり採択することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深田 徳夫君) 異議なしと認めます。第5号陳情、手話言語法制定を求める意見書の提出を求める陳情書については、委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。  以上で請願・陳情に対する採決を終わります。  以上で採決を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第5 発議第1号 ○議長(深田 徳夫君) 日程第5、発議第1号、地方財政の充実・強化を求める意見書を議題といたします。  発議第1号について、提出者の説明を求めます。  9番、周藤正志君。              〔9番 周藤正志君説明〕     ───────────────────────────────  発議第1号 地方財政の充実・強化を求める意見書     ─────────────────────────────── ○議長(深田 徳夫君) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深田 徳夫君) ないようですので、質疑を終わります。  お諮りいたします。発議第1号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深田 徳夫君) 異議なしと認めます。よって、発議第1号は、委員会付託を省略することに決定をいたしました。  次に、発議第1号に対する討論を行います。  原案に対する反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深田 徳夫君) ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深田 徳夫君) ないようですので、これで発議第1号に対する討論を終わります。  これから採決を行います。  お諮りいたします。発議第1号、地方財政の充実・強化を求める意見書について、原案のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深田 徳夫君) 異議なしと認めます。よって、発議第1号は、可決されました。  ここで暫時休憩といたします。40分再開といたします。               午後3時30分休憩     ───────────────────────────────               午後3時39分再開 ○議長(深田 徳夫君) 会議を再開いたします。     ─────────────・───・───────────── ◎追加日程第1 発議第2号 ○議長(深田 徳夫君) お諮りいたします。ただいま教育民生常任委員会から、発議第2号、手話言語法制定を求める意見書が提出されました。これを日程に追加し、追加日程第1とし、議題とすることにしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深田 徳夫君) 異議なしと認めます。よって、発議第2号を追加日程第1として議題とすることに決定いたしました。  追加日程第1、発議第2号、手話言語法制定を求める意見書についてを議題といたします。  発議第2号について、提出者の説明を求めます。  教育民生常任委員長、16番、山﨑正幸君。              〔16番 山﨑正幸君説明〕     ───────────────────────────────  発議第2号 手話言語法制定を求める意見書     ─────────────────────────────── ○議長(深田 徳夫君) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深田 徳夫君) ないようですので、質疑を終わります。  なお、発議第2号は、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を行いません。  次に、発議第2号に対する討論を行います。  原案に反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深田 徳夫君) ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深田 徳夫君) ないようですので、これで発議第2号に対する討論を終わります。  これから採決を行います。  お諮りいたします。発議第2号、手話言語法制定を求める意見書について、原案のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(深田 徳夫君) 異議なしと認めます。よって、発議第2号は、可決されました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第6 議員の派遣について ○議長(深田 徳夫君) 日程第6、議員の派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。議員の派遣の件については、会議規則第166条の規定により、お手元に配付したとおり議員を派遣したいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深田 徳夫君) 異議なしと認めます。よって、お手元に配付したとおり議員を派遣することに決定をいたしました。  お諮りいたします。ただいま決定されました議員の派遣の内容に今後変更を要するときは、その扱いを議長に御一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深田 徳夫君) 異議なしと認め、そのように決定いたしました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第7 委員会継続審査調査の件 ○議長(深田 徳夫君) 日程第7、委員会の閉会中の継続審査及び調査の件を議題といたします。  各委員長から、委員会において継続審査及び調査に付すべき案件について、会議規則第112条の規定により申し出がありました。  お諮りいたします。各委員会の要求により、継続審査及び調査に付すべき案件については、お手元に配付したとおり閉会中の継続審査及び調査とすることに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深田 徳夫君) 異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることに決定いたしました。     ─────────────・───・───────────── ○議長(深田 徳夫君) 以上をもって本定例会に提出の案件はここに全部終了いたしました。  ここで市長から発言を求められておりますので、これを許します。  速水市長。 ○市長(速水 雄一君) 雲南市議会月定例会閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  先ほどは、本議会に提案をいたしました全ての議案につきまして議了いただき、まことにありがとうございました。  本議会におきましていただきましたさまざまな御意見、御提言、しかと受けとめ、これからの市政運営に生かしてまいりたいと存じますので、今後とも御指導、御協力のほどをよろしくお願いいたします。  さて、8月19日から20日にかけまして広島市北部を襲いました豪雨災害は、74名ものとうとい人命が失われる大災害となりました。雲南市では、9月19日に広島市役所を訪れまして、松井市長に対し見舞金を贈り、また、雲南広域連合と地域連携協定を提携しております広島文教女子大学へも広域連合として見舞金を贈ったところでございます。改めまして、被災された方々にお見舞い申し上げますとともに、一刻も早い復興を祈念する次第であります。  次に、本日付の地元紙におきまして、JR木次前のショッピングセンター「サン・チェリヴァ」の閉店について報道されたところであります。このたびの閉店につきましては、サン・チェリヴァの運営会社、あるいはその親会社において、これまでの経営状況や今後の業績見込み等を勘案して決定されたところでありまして、市といたしましてもやむを得ないことであると判断しております。  しかしながら、JR木次駅前に市の中心市街地エリアにおける商業施設として重要な役割を担っているサン・チェリヴァの閉店は、市民生活はもとより、地域経済、ひいては地域社会に深刻な影響を及ぼすことが懸念されるところでございますが、こうした本日、雲南市商工会におかれましては、雲南市中心市街地まちづくり事業推進室を設置されたところでございます。市といたしましては、商工会、金融機関など関係団体や支援機関と連携いたしまして、後継事業者を確保し、今後とも跡地において商業機能の維持、継続が図られるよう取り組んでいく所存でございます。議会におかれましても格別の御理解、御協力をいただきますようお願いをいたします。  次に、来る10月5日、高円宮典子様と千家国麿禰宜の御婚儀が出雲大社においてとり行われます。昨年の平成の大遷宮に続く大きな慶祝行事でありまして、幸甚の至りに存ずるところでございます。ここに謹んでお祝いを申し上げますとともに、お二人の御健勝と御多幸を御祈念申し上げる次第であります。  これから秋本番に向かい、各地でお祭りや体育大会などでにぎわう季節となります。雲南市では、10月12日から11月30日までの期間を「うんなん幸あり月」と称し、各地域の資源、幸を生かした催しを展開し、市内外からの集客に努めてまいりたいと存じます。中でも11月1日から2日にかけて、合併記念式典にあわせ、うんなん幸あり祭をアスパルにて開催し、市民挙げての一大イベントとしたいと考えておりますので、議員の皆様にもぜひお出かけいただきますようお願いを申し上げ、閉会に当たりましての御挨拶といたします。ありがとうございました。 ○議長(深田 徳夫君) これをもって平成26年雲南市議会月定例会を閉会いたします。御苦労さまでした。               午後3時50分閉会     ───────────────────────────────...