雲南市議会 2016-09-08
平成28年 9月定例会(第1日 9月 8日)
平成28年 9月定例会(第1日 9月 8日) 雲南市告示第301号
平成28年雲南市議会9月定例会を次のとおり招集する。
平成28年8月16日
雲南市長 速 水 雄 一
記
1 期 日 平成28年9月8日
2 場 所 雲南市役所議場
───────────────────────────────
〇開会日に応招した議員
松 林 孝 之 中 村 辰 眞
原 祐 二 矢 壁 正 弘
白 築 俊 幸 細 木 照 子
佐 藤 隆 司 周 藤 正 志
西 村 雄一郎 土 江 良 治
安 井 誉 細 田 實
山 﨑 正 幸 堀 江 眞
堀 江 治 之 小 林 眞 二
深 田 徳 夫 周 藤 強
藤 原 信 宏
───────────────────────────────
報告第18号 株式会社キラキラ雲南の経営状況の報告について
報告第19号
雲南都市開発株式会社の経営状況の報告について
報告第20号 公営財団法人鉄の歴史村地域振興事業団の経営状況の報告について
報告第21号 雲南市土地開発公社の経営状況の報告について
報告第22号 市有林の信託に係る事務処理状況の報告について
報告第23号 平成27年度決算に基づく健全化判断比率の報告について
報告第24号 平成27年度決算に基づく資金不足比率の報告について
報告第25号 議会の委任による専決処分の報告について
日程第 5 市長施政方針
日程第 6 提案理由の説明
日程第 7 議案の質疑
日程第 8 議案の先議
日程第 9 決算審査特別委員会の設置
日程第 10
決算審査特別委員会委員会委員の選任
───────────────────────────────
出席議員(19名)
1番 松 林 孝 之 2番 中 村 辰 眞
3番 原 祐 二 4番 矢 壁 正 弘
5番 白 築 俊 幸 7番 細 木 照 子
8番 佐 藤 隆 司 9番 周 藤 正 志
10番 西 村 雄一郎 11番 土 江 良 治
12番 安 井 誉 13番 細 田 實
14番 山 﨑 正 幸 15番 堀 江 眞
16番 堀 江 治 之 17番 小 林 眞 二
18番 深 田 徳 夫 21番 周 藤 強
22番 藤 原 信 宏
───────────────────────────────
欠席議員(なし)
───────────────────────────────
欠 員(3名)
───────────────────────────────
事務局出席職員職氏名
議会事務局長 ──── 内 田 孝 夫 書記 ──────── 堀 江 篤 史
議会事務局次長 ─── 杉 原 孝 治
───────────────────────────────
説明のため出席した者の職氏名
市長 ──────── 速 水 雄 一 副市長 ─────── 藤 井 勤
教育委員長 ───── 太 田 多美子 教育長 ─────── 土 江 博 昭
病院事業副管理者 ── 秦 和 夫 総務部長 ────── 長谷川 和 男
政策企画部長 ──── 佐 藤 満 統括危機管理監 ─── 中 村 清 男
市民環境部長 ──── 後 山 洋 右 健康福祉部長 ──── 梅 木 郁 夫
産業振興部長 ──── 小 川 忍 農林振興担当統括監 ─ 日 野 誠
建設部長 ────── 森 田 一 会計管理者 ───── 古 林 茂
水道局長兼上下水道部長 稲 田 剛 教育部長 ────── 小 山 伸
子ども政策局長 ─── 加津山 幸 登 市立病院事務部次長 ─ 石 原 忍
大東総合センター所長 白 神 大 三
加茂総合センター所長 大 森 久
木次総合センター所長 木 村 正 広
三刀屋総合センター所長 藤 原 重 信
吉田総合センター所長 小 川 修 治
掛合総合センター所長 神 田 みゆき
総務部次長 ───── 三 原 修 三 財政担当次長 ──── 藤 原 靖 浩
代表監査委員 ──── 谷 戸 邦 夫
───────────────────────────────
午前9時30分開会
○議長(藤原 信宏君) おはようございます。
ただいまの出席議員は19名であります。定足数に達しておりますので、これから平成28年雲南市議会9月定例会を開会します。
直ちに本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(藤原 信宏君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、3番、原祐二君、4番、矢壁正弘君を指名いたします。
─────────────・───・─────────────
◎日程第2 会期の決定
○議長(藤原 信宏君) 日程第2、会期決定の件を議題とします。
お諮りいたします。本定例会の会期は、本日9月8日から9月30日までの23日間にしたいと思います。これに御異議はありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日9月8日から9月30日までの23日間に決定をしました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第3 諸報告
○議長(藤原 信宏君) 日程第3、諸報告を行います。
監査委員から、平成27年度及び平成28年度の一般会計、特別会計、企業会計及び基金、歳入歳出外現金の出納状況の例月出納検査の報告がありました。詳細については、資料を議員控室に置いてありますので、ごらんください。
次に、議員派遣についてであります。
7月20日に島根県
市議会議長会議員研修会が出雲市で開催され、17名の議員を派遣いたしました。
次に、6月臨時会以降の諸会議についてであります。
8月25日に平成28年8月
雲南広域連合議会定例会が開催されました。詳細については、資料を議員控室に置いてありますので、ごらんください。
以上で諸報告を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第4 議案の上程(一括議題)
○議長(藤原 信宏君) 日程第4、議案の上程を行います。
議案第83号、雲南市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動用自動車の使用の公営に関する条例の一部を改正する条例についてから報告第25号、議会の委任による専決処分の報告についてまでの37件を一括議題といたします。
─────────────・───・─────────────
◎日程第5 市長施政方針
○議長(藤原 信宏君) 日程第5、市長の施政方針を求めます。
速水市長。
○市長(速水 雄一君) おはようございます。
平成28年雲南市議会9月定例会の開会に当たりまして、市政における私の基本的な考え方を申し上げ、議員の皆様を初め、市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。
平成24年11月より雲南市長として3期目の重責を担わせていただき、その職務を遂行してまいりました。任期中は、議員並びに市民の皆様、関係機関等から献身的な御尽力と建設的な御意見、御提言を賜りましたことに対し、心から敬意を表するとともに、深く感謝を申し上げます。
雲南市がスタートして最初の10年は、健全財政の確立を図り、均衡ある生活基盤の整備を進め、地域自主組織など市民の皆様との協働によるまちづくりを推進した、いわば基礎固めの期間でありました。特に優先課題でありました財政の健全化につきましては、市民の皆様の御理解、御協力のもと、市債残高、借金の額でございますが、これを218億円縮減する一方、基金残高、貯金の額でございますけれども、これを38億円増加させ、安定した財政基盤の確立に努めてまいりました。
加えて地方交付税の一本算定への移行につきましては、本市の呼びかけにより中国地方の4市で策定しました
交付税制度研究会報告書を参考に制度改正が進められ、本市では、削減予定額31億円の7割程度となる約20億円が復元される見込みとなったところであります。なお、国全体では、削減予定額9,500億円のうち6,700億円が復元される見込みであります。
地域自主組織の取り組みにつきましては、全国に先駆けて実践してきた取り組みが高く評価され、平成27年度
過疎地域自立活性化優良事例表彰において総務大臣表彰を受賞することができました。
また、本市と同様な取り組みに挑戦する全国222の自治体が参加し、私、雲南市長が隊長を務める小規模多
機能自治推進ネットワーク会議も立ち上がり、雲南市と同様なまちづくりが全国的に大きく広がっております。市民の皆様と積極的に地域づくりを進めてまいった結果であり、皆様のこれまでの努力に深く感謝いたすところであります。
また、法人制度の創設につきましては、同ネットワーク会議からの国への提言書を踏まえ設置された有識者会議で議論が重ねられており、8月の委員会で中間報告がまとめられ、新たに就任されました
山本地方創生担当大臣に提出したところであります。そして年内には最終報告が取りまとめられると伺っておりますので、強く期待をしているところであります。
これからの10年は、この基礎固めの上に、将来の雲南市の発展を確固たるものにする飛躍のときにしていかなければなりません。引き続き全力でさまざまな課題解決に取り組み、みずから先頭に立って、新しい日本のふるさとづくりに邁進する決意でありますので、議員並びに市民の皆様の御理解、御支援を心からお願いを申し上げます。
さて、国においては、働き方や産業構造の一体改革に取り組み、成長力の底上げを図るため、事業規模で28兆1,000億円の未来への投資を実現する経済対策を閣議決定され、2次補正予算の編成が進められております。子育て、介護の環境整備など一億総活躍社会の実現の加速化に向けた関連施策が盛り込まれており、本市においても積極的に取り入れることで、地方創生、人口の社会増に向けたより一層の取り組みが求められるところであります。
地方創生の取り組みにつきましては、今月19日に
山本幸三地方創生担当大臣が来訪され、昨年の石破前大臣に続き視察いただくこととなっております。また、これに先立ち、昨日は、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部の川合靖洋事務局次長が来市され、地域自主組織や若者による地域づくり活動の取り組みなどを視察いただいたところであります。
このような中、去る7月1日よりふるさと納税制度をリニューアルし、地方創生を応援する全国の皆様から、地域自主組織の活動を初め、地域の課題解決に貴重な浄財を提供いただける仕組みとしたところであります。
また、10月15日、16日の両日には、市内で子供、若者、大人がつながり合う場として「子ども×若者×大人チャレンジが連鎖する2days(2日間)」を加茂文化ホール・ラメールと
加茂健康福祉センターかもてらすを会場に開催いたします。
1日目には、
地域自主組織取り組み発表会を開催し、地域自主組織からの発表に加え、若者チャレンジや子どもチャレンジの発表も織りまぜ、チャレンジの連鎖が進むよう、学び合い、高め合う場といたします。また、これに先立ち、10月13日から雲南市に地域自治を学ぶ会による雲南ゼミも開催し、小規模多機能自治を学ぶ機会を全国に開放することとしております。
2日目の午前中には、ことしで通算25回目となる雲南市教育フェスタ2016を開催いたします。このフェスタでは、国、県、地域の教育関係者や保護者、生徒等が参加し、次代を担う人材の育成について議論を深めます。また、島根大学による
大学改革シンポジウムを共同開催し、雲南市が取り組む質の高い教育と島根大学が進める地域貢献人材の育成について、実践発表やワークショップなどを行うこととしております。
また、午後からは、幸雲南塾大人版の中間発表会を開催し、3組の塾生の事業計画の中間発表と、阿用、久野、入間の3地区で地域調査を行ってきたラボアカデミー生の成果報告を行います。来年2月に開催する最終報告会に向け、地域を初め金融機関や産業支援機関等の皆様に塾生の取り組みを熟知いただき、今後の活動の後押しをしていただけるよう進めてまいります。
次に、5つの政策に沿って申し述べます。
最初に、「みんなで築くまち」にかかわる政策についてであります。
まず、
雲南コミュニティキャンパス事業について述べます。
6月の開校式にあわせ実施したスタートアップ合宿には、島根大学を初め早稲田大学や学習院大学など、全国11大学から30名の意欲ある学生の皆さんの参加がありました。その後、今月までの間、雲南市でさらにチャレンジしたい学生が、教育、地域づくり、医療・保健・福祉の3つの分野でインターンシップやフィールドワークに取り組んでいるところであります。12月には学生を交え成果報告会を開催する予定であり、成果と課題をしっかりと検証し、来年度以降の成果拡大につなげてまいります。
また、昨日までの3日間、
東京大学大学院山内ゼミの皆さん16名がこの市においでになり、本市の地方創生の取り組みを視察されました。本市のまちづくりに関心を持つ大学や学生の皆さんとのつながりを深め、今後の取り組みに生かしてまいります。
続いて、自治会集会所の整備支援についてであります。
本年度より
自治会集会所建設事業の補助対象に修繕を加え、補助率と補助限度額の引き上げを図っております。本年度の実施希望を取りまとめたところ、24件、補助金額にして約900万円の要望が出されたため、本議会に補正予算を計上し、住民自治活動の推進を図る考えであります。
続いて、ふるさと会についてであります。
第5回雲南市
東京ふるさと会交流会が、去る6月25日に会員や市関係者など約120名が参加して盛大に開催されました。本年は設立10周年を迎えたことから、雲南市大東町の出身であり、元宮内庁式部官長で
株式会社森ビル特別顧問の苅田吉夫様による記念講演が行われました。本市からは、近況を報告するとともに、まちづくりへの協力、支援をお願いし、会員の皆様から温かい激励の言葉と貴重なふるさと納税を賜りました。会員の皆様に心からお礼を申し上げますとともに、雲南市のまちづくりに有効に活用してまいります。
続いて、30歳の成人式についてであります。
去る8月13日、30歳の成人式in雲南市が、30歳になる若者の実行委員会と市民活動団体が主催し、本市及び
ふるさと島根定住財団の共催で、
木次経済文化会館チェリヴァホールにおいて開催されました。昨年度に続き2回目となるこの式典は、30歳の節目をきっかけに、ふるさとへの愛着を深めるとともに、未来について考え、互いを刺激し合う機会となりました。当日は約100名の参加があり、旧交が温められ、Uターンの話も盛り上がっておりました。
続いて、結婚対策の取り組みについてであります。
雲南市では、市民団体、事業者及び行政による地域ぐるみの結婚支援活動を推進するため、結婚円卓会議等を通じて情報交換やネットワークづくりを進めております。今年度は新たに雲南市商工会青年部による出会いの場づくりイベントが開催されるほか、今月22日には、雲南市
ふるさと定住推進協議会が主催し、市内外の独身男女の交流イベント、秋の婚活運動会を初めて開催する予定であり、今後も多様な団体と連携を図り、結婚対策を推進してまいります。
続いて、市政懇談会についてであります。
去る7月21日から8月8日にかけて、市内6カ所で市政懇談会を開催いたしました。主要課題として、地方創生、人口の社会増へ向けた主な取り組みについて説明を行い、昨年を上回る461人の市民の皆様の参加があり、活発な御意見、御提言をいただきましたので、今後の市政に生かしてまいります。
次に、「安全・安心で快適なまち」にかかわる政策についてであります。
まず、中心市街地活性化事業について述べます。
中心市街地活性化基本計画につきましては、主要事業でありますビジネスホテルの誘致や民間商業施設の整備など都市再生整備計画の事業確実性をより高めながら、計画申請書の提出に向けて関係機関との調整を進めているところであります。
続いて、田井小水力発電所の島根県への無償譲渡についてであります。
田井小水力発電所は、昭和32年6月から発電を開始し、当時の田井農業協同組合からJA雲南、旧吉田村を経て、雲南市へ経営が譲渡され、約60年の間、自然に優しい環境調和型エネルギーとして安定した電力を供給してまいりました。
こうした中、昨年度、島根県企業局より県内小水力発電の出力増加を図るため譲り受けたいとの意向が示され、協議を進めてまいりました。このほど手続が整い、先般8月1日をもちまして島根県に譲渡したところであります。今後一層の活用が図られることを期待するところであります。
続いて、道路ののり面点検についてであります。
本年5月4日に邑南町の県道のり面で発生した落石死亡事故を受け、落石危険箇所と判断した市道119カ所と農林道30カ所について、雲南市法面協会の協力を得て、6月から8月にかけ詳細なのり面点検を実施いたしました。この中で、特に緊急度が高いと判断した市道多久和六重線と川井箱淵線は早急な対応を行うこととしており、その他の箇所については、点検結果を今後精査し、必要に応じた対策を行ってまいります。加えて、危険箇所には路線名や連絡先を記入した落石注意看板も設置し、注意喚起を図ってまいります。
次に、「支えあい健やかに暮らせるまち」にかかわる政策についてであります。
まず、雲南市立病院の改築事業と経営状況について述べます。
病院改築事業につきましては、去る7月16日に雲南市立病院建設工事起工式を、島根県、島根県議会、雲南市議会を初め関係者87名の皆様の御臨席を賜り、盛大かつ厳粛にとり行いました。今後、本格的な工事の推進に向け、安全確保と適切な工程管理に細心の注意を払ってまいります。
また、平成27年度の病院会計決算につきましては、経常収益において3,400万円の利益が図られ、4年連続の黒字計上となりました。これにより、内部留保資金も累積約12億円となり、経営の健全化がより一層図られております。
続いて、ドクターヘリ専用離着陸場の整備についてであります。
ドクターヘリ専用離着陸場につきましては、市立病院からの距離や整備費用等の面から、候補地として大東町大東赤川大橋付近の市の土地を選定し、現地調査を行ってまいりました。しかしながら、調査の結果、周囲の安全確保などにおいて多くの課題が判明したことから、本候補地での整備については取りやめることとしたところであります。今後、選定範囲を広げることも視野に、市立病院、消防署等との検討を深め、専用離着陸施設として利便性の高い有効な施設整備に努めてまいります。
続いて、雲南市立大東保育園の保育業務委託事業者の決定についてであります。
雲南市立大東保育園の保育業務委託事業者の選考につきましては、去る7月26日に選考委員会からの事業者選考結果の答申を受け、平成29年4月からの委託事業者を雲南市大東町の社会福祉法人愛耕福祉会に決定したところであります。今後は、市、愛耕福祉会及び大東保育園保護者の3者による協議を重ね、スムーズな業務引き継ぎや保育サービスの向上が図られるよう取り組みを進めてまいります。
続いて、きすき児童クラブの整備についてであります。
木次小学校区の放課後児童クラブとして設置しておりますきすき児童クラブは、これまで雲南市勤労青少年ホーム2階を暫定利用してまいりました。本格的な活動に向け、同施設1階の旧議員控室を改修し、利用することとしておりますので、本議会に床や空調施設などの改修費用を予算計上し、来年3月の完成を目指し整備を進める考えであります。
次に、「ふるさとを学び育つまち」にかかわる政策についてであります。
まず、「夢」発見ウィークと幸雲南塾inさんべについて述べます。
10月12日から3日間、「夢」発見ウィークとして、市内中学生の職場体験学習を行います。本年度は175事業所に御協力いただき、市内7つの中学校の3年生401名全員が、校区を超え市内全域で体験学習を行います。
さらに、中学3年生の希望者を対象に、2日間のキャリアアップ合宿、幸雲南塾inさんべを11月5日から国立三瓶青少年交流の家において開催いたします。各界で御活躍の講師を市内外よりお迎えし、夢を持ち、夢に向かい努力することの大切さなどについて考える機会とするものであります。
続いて、プラチナ未来人財育成塾についてであります。
福島県会津若松市を主会場に去る7月31日から7日間開催されましたプラチナ未来人財育成塾に、市内7つの中学校から各1名の生徒を派遣いたしました。参加した7名の生徒は、昨年ノーベル物理学賞を受賞された東京大学の梶田隆章特別栄誉教授など、日本及び世界をリードし活躍されている講師陣より、将来の夢や創造したい未来、さらには新たな時代を切り開くリーダー像について学びました。加えて、毎日行われたグループワークでは、初めて出会った仲間の考えを聞き、多様な価値観に触れるなど、みずからを高める絶好の機会となりました。本育成塾で得た知見と経験を生かし、今後、リーダーの一人として力を発揮してくれることを期待するとともに、次年度以降も派遣を継続したいと考えております。
続いて、リッチモンド・サマースクールについてであります。
去る8月7日から18日の12日間、アメリカ・インディアナ州リッチモンド市へ8名の中高校生を派遣いたしました。言葉も文化も異なる中で得られた経験を糧にし、次代を担う国際感覚豊かな人材として成長してくれることを願っております。
続いて、永井隆平和賞についてであります。
第26回永井隆平和賞を今月11日に開催し、本年は、長崎市立山里小学校の児童代表4名の皆さんと校長先生を初め3名の先生に御来場いただく予定であります。当日は、これまでの飯石小学校との平和交流を三刀屋小学校に引き継ぐための姉妹校調印式と山里小学校の皆さんによる平和学習の取り組み発表を行うこととしております。
また、本年も全国から約1,400点の愛と平和の作文と小論文の応募があり、当日表彰を行うこととしております。
続いて、平成28年度全国高等学校総合体育大会ボート競技大会についてであります。
7月27日の公式練習から6日間、全国より138校、約1,200名が参加され、会場の島根県さくらおろち湖ボート競技施設において連日熱戦が繰り広げられました。期間中、好天に恵まれ、心配しておりました水位低下による競技への支障もなく、成功裏に終えることができました。大会運営に御協力賜りました関係者の皆様方に深く感謝を申し上げます。
続いて、第1回さくらおろち湖トライアスロン大会についてであります。
今月4日に県内初となるトライアスロン大会がさくらおろち湖周辺において開催され、県内外から300名を超える選手の参加があり、沿道からも盛んに声援が送られるなど、すばらしい大会となりました。
さくらおろち湖周辺を生かしたさまざまな地域づくりの取り組みにより、来訪者は年々増加しており、平成27年度には年間13万4,000人となっております。地元を初め関係の皆様とともに、今後とも着実に取り組みを進めてまいります。
続いて、スポーツにおける市内の子供たちの活躍についてであります。
7月22日から3日間、東京都内で開催されました第33回全国少年少女レスリング選手権大会に、加茂B&Gレスリングクラブに所属する小学生11名の選手が参加され、全選手がベスト8以上のすばらしい成績をおさめられました。金メダルは、斐伊小学校の吾郷煌介さんが1年生の部20キログラム級、加茂小学校の松原壮亮さんが同21キログラム級、松江市の小野こなみさんが4年生の部36キログラム級でそれぞれ獲得されました。銅メダルは、出雲市の福間翔さんと本多祐貴さんが1年生の部26キログラム級、2年生の部21キログラム級でそれぞれ獲得されたところであります。
また、7月下旬に開催されました島根県中学校総合体育大会において、野球、ソフトボール、バドミントン、相撲、陸上、柔道、水泳で中国大会への出場を果たされました。このうち、バドミントン男子個人戦ダブルスにおきまして、海潮中学校の3年生、石飛廉さんと奥田陽介さんのペアが8月17日からの石川県金沢市において開催されました全国中学校バドミントン選手権大会へ出場され、見事ベスト8に進出されております。
選手の皆様の健闘をたたえるとともに、さらに鍛錬を積まれ、心身ともに成長されることを期待するものであります。
続いて、大東公園体育館の耐震改修工事についてであります。
大東公園体育館の耐震改修費用を本議会に補正予算計上し、10月から来年6月にかけて工事を行う考えであります。工事期間中は全館利用できないことから、市民の皆様に大変御迷惑をおかけいたしますが、御理解、御協力を賜りますようお願いを申し上げます。
続いて、加茂岩倉遺跡銅鐸出土20周年記念シンポジウムについてであります。
平成8年10月14日、加茂岩倉で大量の銅鐸が発見されてから、本年10月で20周年を迎えます。これを記念し、来る10月1日に、加茂文化ホール・ラメールにおいて、加茂岩倉遺跡銅鐸出土20周年記念シンポジウムを開催いたします。当日は、基調講演とパネルディスカッションを通じて、国宝の加茂岩倉遺跡出土銅鐸にかかわる最近の研究成果を明らかにしながら、銅鐸をめぐるさまざまな謎に迫ります。また、弥生時代以降、今日に至るまでの祈りや祭りについても考える機会としておりますので、多くの皆さんの御参加をお待ちしております。
次に、「挑戦し活力を産みだすまち」に関する政策についてであります。
まず、食の幸発信推進事業について述べます。
本事業につきましては、6月に検討委員会を立ち上げ、鋭意検討を進めているところであります。現在、6次産業化の推進による農家の所得向上と市内の経済循環の強化に加え、道の駅や公園と連携した魅力的なエリア形成や食の幸の発信強化に向け、実効性の高い事業となるよう検討を進めており、年内には事業計画の概要をお示ししたいと考えております。
続いて、農業振興についてであります。
昨年から取り組んでおりますブランド米につきまして、名称を「島根県雲南市プレミアムつや姫たたら焔米」に決定し、今月中旬からJAしまね雲南地区本部を通じて一般販売を開始いたします。島根県産のつや姫は、全国の米の食味ランキングにおいて、平成26年から2連続で最高ランクを獲得し、高い評価を得ており、このたたら焔米は独自要件を設けてさらに厳選したワンランク上のプレミアムつや姫であります。ふるさと納税の返礼品としての活用を初め、販売促進に全力で取り組んでまいります。
続いて、映画「たたら侍」のモントリオール世界映画祭最優秀芸術貢献賞受賞についてであります。
雲南市内のロケセットを中心に撮影されました映画「たたら侍」が、カナダで開催された第40回モントリオール世界映画祭におきまして最優秀芸術貢献賞を受賞されました。錦織良成監督を初め関係者の皆様に心よりお祝い申し上げますとともに、今回の受賞が世界に誇るたたら文化の一層の盛り上がりにつながることを期待するものであります。
続いて、出雲たたら村についてであります。
出雲たたら村は、映画「たたら侍」のオープンセットを活用したたたら映画村を初め、飲食の提供やオリジナルグッズを販売する居酒屋えぐざいる、物産店などが並ぶご縁坂の3つのエリアが楽しめるほか、EXILEファミリーによるミニライブ、トークショー、パフォーマンスなども行われ、7月15日のオープン以来、連日多くの皆様に御来場いただいております。
本市といたしましても、多くの観光客にお越しいただけるようPR活動を実施し、会場内に観光ブースも設け、雲南の魅力の発信を行っているところであり、10月2日の開催最終日まで、たたら製鉄のふるさとの魅力を精力的に発信してまいります。
続いて、JR西日本の豪華列車、トワイライトエクスプレス瑞風の立ち寄り観光地の整備についてであります。
来年春の運行が予定されております瑞風の受け入れにつきましては、雲南の魅力を最大限に引き出し、観光客の皆様に楽しんでいただけるよう、JRや地域の皆様と協議を重ねているところであり、加えて、立ち寄り先のトイレ改修が喫緊の課題の一つとなっているため、今議会に補正予算を計上し、本年度中に整備を行う考えであります。
続いて、国民宿舎清嵐荘改築整備事業についてであります。
現在、建築コストの検討や経営面からの施設整備のあり方など、実施設計に向けさまざまな視点から検討を進めているところであります。観光振興の起爆剤としての機能を発揮できるよう、引き続き取り組みを進めてまいります。
最後に、行政経営についてであります。
まず、財政状況について述べます。
初めに、今議会に提出しております平成27年度決算につきましては、普通会計の歳出決算額は310億2,200万円となり、前年度比0.8%減となりました。また、財政調整基金、減債基金の繰り入れは行わず、引き続き収支均衡が保たれ、財政健全化比率については、実質公債費比率が対前年度比1.0ポイント減の12.4%となり、改善が図られたところであります。
また、先ほども申し上げましたけれども、平成28年度普通交付税の算定があり、かねてより総務省に要望しておりました地方交付税の合併算定がえ終了後の算定見直しについて、平成28年度分の見直し額が示され、これまでの支所に要する経費や消防費、清掃費の経費に加えて、保健衛生費、徴税費等の経費も算定され、合計で12億8,000万円の復元額となったところであります。平成29年度も引き続き、農業行政費等の費目において制度改正が行われることとなっており、平成32年度には約20億円の復元額となる見込みでございます。地方交付税の一本算定への移行を踏まえ、引き続き健全財政の維持に努めてまいります。
続いて、補正予算についてであります。
一般会計は、大東公園体育館耐震化事業8,900万円、観光施設整備事業7,100万円、電算総務管理事業5,000万円、健康づくり拠点整備事業3,000万円、道路維持補修事業3,000万円、児童福祉施設整備事業2,300万円、有害鳥獣捕獲奨励事業1,600万円、災害復旧事業3,700万円、前年度各種事業補助金返還金1,500万円、地方債の繰り上げ償還1億7,700万円の追加などを計上しております。
また、特別会計におきましては、国民健康保険事業特別会計、後期高齢者医療事業特別会計、簡易水道事業特別会計、生活排水処理事業特別会計、水道事業会計、病院事業会計で、それぞれ事業内容の変更等に伴う補正予算を計上しております。
そのほか、議案として、条例6件、一般事件6件、認定事項9件、諮問事項1件、報告事項8件を提出しておりますので、慎重に御審議いただき、可決賜りますようよろしくお願いを申し上げまして、開会に当たっての施政方針といたします。
○議長(藤原 信宏君) 以上で市長の施政方針を終わります。
ここで暫時休憩をします。25分再開とします。
午前10時09分休憩
───────────────────────────────
午前10時25分再開
○議長(藤原 信宏君) 会議を再開します。
─────────────・───・─────────────
◎日程第6 提案理由の説明
○議長(藤原 信宏君) 日程第6、提出者から提案理由の説明を求めます。
藤井副市長。
○副市長(藤井 勤君) おはようございます。
私のほうから議案第83号から92号まで10件について、提案理由の提案をさせていただきます。
───────────────────────────────
議案第83号 雲南市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動用自動車の使用の公営に関する条例の一部を改正する条例について
───────────────────────────────
おはぐりいただきまして、次のところに条例案文を載せております。これにつきましては、本年市議会3月定例会におきまして、本条例制定について議決をいただいたところですが、その後、公職選挙法施行令の一部を改正する政令が4月8日に公布、施行されたことに伴いまして、この規定に準じて選挙運動用自動車の使用に係る公費負担の限度額の改定を行うため条例を改正するもので、議会の議決をお願いするものであります。
改正内容は、単価の引き上げでございまして、自動車の借り入れが1万5,300円が1万5,800円、燃料費7,350円が7,560円と改められているものであります。
───────────────────────────────
議案第84号 雲南市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例について
───────────────────────────────
これにつきましても第83号と同様に、市長の選挙における選挙運動用ビラの作成に係る公費負担の限度額の改定を行うため条例を改正するもので、議会の議決をお願いするものであります。
改正内容、単価の引き上げでございます。ビラの作成単価7円30銭が7円51銭に引き上げられるというものでございます。
───────────────────────────────
議案第85号 雲南市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例について
───────────────────────────────
これにつきましても議案第83号、議案第84号と同様に、市議会議員及び市長の選挙における選挙運動用ポスターの作成に係る公費負担の限度額の改定を行うため条例を改正するもので、議会の議決をお願いするものであります。
改正内容につきましては、単価の引き上げでございます。ポスターの掲示場の数が500以下である場合の1枚当たりの作成単価、ちなみに前回の雲南市の市長、市議選の掲示場数は236カ所ということになっております。これが510円48銭から525円6銭に引き上げるというものでございます。この2のポスター掲示場の数が500を超える場合の1枚当たりの作成単価も一応載せておりまして、これは26円73銭が27円50銭ということになります。よろしくお願いいたします。
───────────────────────────────
議案第86号 雲南市
住民基本台帳カード利用条例を廃止する条例について
───────────────────────────────
これにつきましては、
住民基本台帳カード利用条例につきましては、住民基本台帳カードの独自利用領域を利用した住民サービスを提供するために制定した条例でございます。現在、地域通貨に関するサービスと避難者情報サービスを提供することが可能になるよう規定されています。しかし、この住民基本台帳カードの独自利用につきましては、平成18年度以降、申請がなく、申請された住民基本台帳のカードの有効期限であります10年が経過したこと及び平成28年、ことし1月から個人番号カードへの移行が始まったことに伴い、雲南市
住民基本台帳カード利用条例を廃止することから、議会の議決を求めるものでございます。よろしくお願いいたします。
───────────────────────────────
議案第87号 雲南市税条例の一部を改正する条例について
───────────────────────────────
これにつきましては、所得税法の一部を改正する法律がことしの3月31日に、また、外国人等の国際運輸業に係る所得に対する相互主義による所得税等の非課税に関する法律施行令等の一部を改正する政令がことしの5月25日にそれぞれ公布され、いずれも原則として公布の日から起算して1年を超えない範囲内において政令で定める日から施行されることに伴い雲南市税条例の一部を改正するもので、議会の議決をお願いするものであります。
内容につきましては、まず、日本と台湾の交流窓口機関におきまして、所得に対する租税に関する二重課税の回避、あるいは脱税の防止のための公益財団法人交流協会と、あと関係協会との間の取り決めが結ばれまして、その内容を日本国内で実施するために国内法を整備したものであります。国際間における二重課税を回避するために、双方の国において課税される所得のうち利子、配当等について所得が生じる地域における課税を軽減するものであります。現在、個人の市民税の所得割の税率が現行100分の6になっております。これを100分の3に改正をするというものでございます。
───────────────────────────────
議案第88号 雲南市大
規模集客施設制限地区内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について
───────────────────────────────
これにつきましては、本条例は、都市計画区域の用途区域内のうち、全ての準工業地域に対して大規模な集客施設、床面積が1万平方メートルを超える、の建設を制限するものでございます。このたび風俗営業等の規制及び業務の適正化に関する法律の一部改正により、風俗営業施設からナイトクラブが除外されることに伴い、建築物の制限が一部改正され、建築基準法上の取り扱いがキャバレーの類いから劇場、観覧場の類いへ変更されることとなりました。本条例の大規模な建築を制限する建築物の用途につきましては、建築基準法の規定と同様としていることから、条例第2条の建築物の用途にナイトクラブを追加する改正をしようとするものでございます。よろしくお願いをいたします。
───────────────────────────────
議案第89号 権利の放棄について
───────────────────────────────
これにつきましては、横山建設では、平成26年11月に公共土木の施設災害復旧事業、上山川河川災害復旧工事を契約をされました。また、市道田中線のり面修繕工事につきましては、平成27年1月13日の契約となっておりますが、これにつきましては、昨年の2月に横山建設自己破産の手続の申請がなされまして、正式に私どもも3日に調査をしたところでございますが、契約中の案件が2件あったということが判明したものであります。
その後、6月の30日に破産管財人より破産手続終結の連絡がございました。6月28日付で本破産手続を終結するという通知でございますが、これによりまして、いわゆる交付税とか地方税、あるいは雇用関係の請求権など、優先的破産債権への配当はあったけども、一般債権者への配当につきましては破産財団が不足、破産管財人によって管理、処分されるべき財産でございます。これが不足をしているということで、回収の見込みがなくなったという通知があったところでございます。これを受けて、この2カ所の工事につきまして、1カ所が違約金額が10%でございます。請負金額の上山川河川災害復旧工事が329万4,000円、したがって、違約金額が32万9,400円、もう一つの市道田中線のり面修繕工事が請負金額115万200円、違約金額11万5,020円ということで、合わせて44万4,420円の違約金を請求を、権利を放棄するというものでございます。
───────────────────────────────
議案第90号 市道の路線廃止について
───────────────────────────────
廃止する路線については、吉田町吉田の上大呂線というものでございます。掛合川上地区の農道整備事業に伴う市道の廃止というものでございまして、最後のところの図面を見ていただきたいと思います。ちょっとわかりにくいかと思いますが、たたらば壱番地のちょっと上側の茶色の線で示しておりますが、これが廃止する市道上大呂線、約602メーターということになっております。これにつきましては、その起点のところが市道の川上木ノ下線ということでございます。これにつきましては次のところで出てまいります。約600メーターのものを廃止をすると。あと、これはあとは農道として位置づけていくというものでございます。
───────────────────────────────
議案第91号 市道の路線変更について
───────────────────────────────
これは、また最後の図面を見ていただきますと、川上木ノ下線というものでございまして、これが現在では4,020メートルございます。これの終点が変更になるというものでございます。
この市道川上木ノ下線というのは、この一番最後の図面のところで右側に県道掛合上阿井線というのがございます。これは掛合から吉田へ通ずる県道でございます。この分かれ目のところが起点になりまして、ずっと黒の線で入っております。これが国道の54号へつながるという大変な難所の道路でございますけれども、これを、緑の線の農道を今度整備をしていくということから、この終点のところ、約1,500メートル終点を短縮をして、4,020メートルが2,473メートルになるというものでございます。あとはこの緑の太い線が、余りきれいに描いてなくて申しわけございませんが、これが農道ということになります。
───────────────────────────────
議案第92号 市道の路線認定について
───────────────────────────────
これ2つございまして、まず、川上2号線、これが先ほどの、これも最後のところを見ていただきますと、市道川上木ノ下線というのがずっと県道掛合上阿井線から来まして、山をずっと上がりまして、国道54号のところへ出てまいります。農道がここへつきますけれども、現在の川上木ノ下線というのが残ってまいりますので、これを新たに路線認定をしていくというものでございまして、起点側が国道側、54号側、終点側が農道側ということになります。これが約160メーターということになります。市道川上2号線ということになります。これは大体国道の掛合の塩ケ平温泉、あるいはまめなかセンターから広島方面へ約3キロ走った、広島側へ入った地点ということになっております。
それからもう一つは、上給下5号線でございます。これにつきましては、上給下住宅団地、このほど開発公社で分譲をしたところでございます。7区画。そこの敷地の中を走るものでございます。これが62メートルということになっております。これを新たに認定をするというものでございます。
以上で説明を終わります。どうかよろしくお願いいたします。
○議長(藤原 信宏君) 稲田水道局長。
○水道局長(稲田 剛君) おはようございます。私のほうからは、議案第93号、94号について、提案理由の説明をさせていただきます。
───────────────────────────────
議案第93号 平成27年度雲南市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について
───────────────────────────────
決算の認定にあわせて利益の処分の議決をお願いするものでございます。
平成27年度雲南市水道事業決算書が後ろのほうについておりますので、その1ページをお願いいたします。1、収益的収入及び支出。区分の款と主要な部分についてのみ御説明をさせていただきます。金額は税込みでございます。
収入でございますが、第1款水道事業収益、予算額合計8億9,585万5,000円、決算額9億1,559万3,589円、予算額に比べて1,973万8,589円の増でございます。増額の内訳は、営業収益が1,263万4,604円の増で、主には水道料の増によるものです。営業外収益は710万3,985円の増で、主には長期前受け金戻入が増加したことによるものでございます。
次に、支出ですが、第1款水道事業費用、予算額合計8億7,341万8,000円、決算額8億4,956万6,733円、不用額2,385万1,267円となっております。不用額の主なものは、営業費用で2,325万742円、内訳といたしまして、原水及び浄水費を初めといたしまして、事務費、維持管理費等の精算によるものでございます。予備費については、使用しておりませんので、全て不用額となっております。
続きまして、2ページをお願いいたします。(2)資本的収入及び支出です。収入でございますが、第1款資本的収入、予算額合計2億6,001万8,000円、決算額2億5,300万6,680円、予算額に比べ701万1,320円の減であり、企業債40万円、工事等負担金661万1,320円の減によるものでございます。
次に、支出ですが、第1款資本的支出、予算額合計6億3,837万5,000円、決算額6億1,614万5,253円、翌年度繰越額1,150万円となり、不用額が1,072万9,747円となりました。建設改良費精算によるものでございます。
枠外の説明ですが、資本的収入額が資本的支出額に不足する額3億6,313万8,573円は、過年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,304万6,306円、過年度分損益勘定留保資金3億5,009万2,267円で補填をしたところでございます。
続いて、4ページ、損益計算書の最後のほうをごらんいただきたいと思います。当年度純利益は4,636万4,528円の黒字となり、前年度繰越利益剰余金3,330万3,258円を加えました7,966万7,786円が当年度未処分利益剰余金となります。
続いて、6ページ、剰余金処分計算書です。こちらが今回の利益の処分内容でございます。先ほど御説明いたしましたように、平成27年度未処分利益剰余金残高は7,966万7,786円となりましたが、このうち減債積立金の積み立てとして800万円、資本金への繰り入れに944万3,923円、合計で1,744万3,923円を処分するもので、処分後の残高が6,222万3,863円となるものでございます。この処分につきましては、平成27年度純利益4,636万4,528円のうち944万3,923円は、資金の裏づけのないいわゆる現金を伴わないものでありますので、これを資本金へ組み入れし、また、今後の企業債の償還金のために800万円を減債積立金へ積み立てすることの処分について、議会の議決をお願いするものであります。
続いて、7ページ、貸借対照表、13ページ以降は附属書類でございますが、後ほどごらんいただきたいと思います。
水道事業の決算については以上でございます。
続いて、議案第94号にお戻りください。
───────────────────────────────
議案第94号 平成27年度雲南市
工業用水道事業会計利益の処分及び決算の認定について
───────────────────────────────
これにつきましても、決算の認定にあわせて利益の処分の議決をお願いするものでございます。決算書は先ほどの水道事業会計決算書の後ろにつけておりますので、その決算書の1ページをお願いいたします。重立った点についてのみ説明をさせていただきます。
1、収益的収入及び支出。款及び主な項目のみ説明をさせていただきます。金額は税込みです。収入ですが、第1款水道事業収益、予算額合計4,480万8,000円、決算額4,635万8,936円、予算額に比べて155万936円の増です。増額の主なものは、営業外収益が129万9,756円の増で、長期前受け金戻入が増加したことによるものです。
次に、支出ですが、第1款水道事業費用、予算額合計7,576万7,000円、決算額6,817万4,659円、不用額759万2,541円となりました。不用額の主なものといたしましては、営業費用では主に配水及び給水費精算によって452万2,079円、特別損失といたしまして、国道54号工業用水道送水管移設工事に係る除却費精算による286万9,167円となっております。予備費は使っておりませんので、全て不用額となっております。
続きまして、2ページをお願いいたします。2、資本的収入及び支出。収入ですが、第1款資本的収入、予算額合計110万円、決算額94万8,760円、予算額に比べ15万1,240円の減となりました。国道54号工業用水道送水管移設工事に係る県からの工事負担金精算によるものです。
支出ですが、第1款資本的支出、予算額合計4,087万円、決算額4,065万2,743円、不用額は21万7,257円となりました。不用額の主なものは、建設改良費の21万6,480円で、先ほど述べましたように移転工事費精算によるものでございます。
枠外の説明ですが、資本的収入額が資本的支出額に不足する額3,970万3,983円は、過年度分損益勘定留保資金631万3,320円、建設改良積立金500万円及び減債積立金2,839万663円で補填をしたところでございます。
続きまして、3ページ、損益計算書の最後のほうをごらんいただきたいと思います。収支ですが、当年度純損失は2,240万332円の赤字となり、この欠損金の処分については、地方公営企業法に基づき、前年度繰越利益剰余金1,218万1,625円で補填するもので、この残余にその他未処分利益剰余金変動額3,339万663円を加えた2,317万1,956円が当年度未処分利益剰余金残額となっております。
続きまして、5ページ、剰余金処分計算書です。こちらが今回の利益の処分内容でございます。先ほど損益計算書で御説明したように、平成27年度未処分利益剰余金残高は2,317万1,956円となりましたが、その他未処分利益剰余金変動額については、平成27年度において特定目的のために積み立てた減債積立金2,839万1,000円並びに建設改良積立金500万円を使用して企業債償還や建設改良事業に充てております。この場合、地方公営企業法に基づき使用した積立金相当額を未処分利益剰余金に振りかえることとされておりまして、今回、その他未処分利益剰余金変動額として計上しているものでございます。したがいまして、この額は現金の裏づけのないものですので、資本金へ組み入れる処分について、議会の議決をお願いするものでございます。処分後の残高は1,021万8,707円の欠損金となります。
続いて、6ページ、貸借対照表、11ページ以降は附属書類でございますが、後ほどごらんいただきたいと思います。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(藤原 信宏君) 長谷川総務部長。
〔総務部長説明〕
───────────────────────────────
議案第95号 平成28年度雲南市一般会計補正予算(第2号)
───────────────────────────────
○議長(藤原 信宏君) 中村統括危機管理監。
〔議案第95号 統括危機管理監説明〕
○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長。
〔議案第95号 政策企画部長説明〕
○議長(藤原 信宏君) 後山市民環境部長。
〔議案第95号 市民環境部長説明〕
○議長(藤原 信宏君) 梅木健康福祉部長。
〔議案第95号 健康福祉部長説明〕
○議長(藤原 信宏君) 加津山子ども政策局長。
〔議案第95号 子ども政策局長説明〕
○議長(藤原 信宏君) 小川産業振興部長。
〔議案第95号 産業振興部長説明〕
○議長(藤原 信宏君) 日野農林振興統括監。
〔議案第95号 農林振興担当統括監説明〕
○議長(藤原 信宏君) 森田建設部長。
〔議案第95号 建設部長説明〕
○議長(藤原 信宏君) 稲田上下水道部長。
〔議案第95号 上下水道部長説明〕
○議長(藤原 信宏君) 小山教育部長。
〔議案第95号 教育部長説明〕
○議長(藤原 信宏君) 提案理由の説明の途中ですが、ここで暫時休憩とし、午後1時から再開します。
午前11時59分休憩
───────────────────────────────
午後 1時00分再開
○議長(藤原 信宏君) 会議を再開いたします。
引き続き提出者から提案理由の説明を求めます。
後山市民環境部長。
〔市民環境部長説明〕
───────────────────────────────
議案第96号 平成28年度
雲南国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
───────────────────────────────
○議長(藤原 信宏君) 梅木健康福祉部長。
〔議案第96号 健康福祉部長説明〕
○議長(藤原 信宏君) 後山市民環境部長。
〔市民環境部長説明〕
───────────────────────────────
議案第97号 平成28年度雲南市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)
───────────────────────────────
○議長(藤原 信宏君) 稲田水道局長。
〔上下水道部長・水道局長説明〕
───────────────────────────────
議案第 98号 平成28年度雲南市
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)
議案第 99号 平成28年度雲南市
生活排水処理事業特別会計補正予算(第2号)
議案第100号 平成28年度雲南市
水道事業会計補正予算(第2号)
───────────────────────────────
○議長(藤原 信宏君) 石原病院事務部次長。
〔市立病院事務部次長説明〕
───────────────────────────────
議案第101号 平成28年度雲南市
病院事業会計補正予算(第1号)
───────────────────────────────
○議長(藤原 信宏君) 古林会計管理者。
○会計管理者(古林 茂君) 最初におわびを申し上げます。決算書の後半のページのほうで印刷が一部薄いところがございました。大変申しわけございませんでした。見えづらい部分があろうかと思いますが、この決算書によりまして、認定第1号から認定第8号までを説明をさせていただきたいと思います。
最初に、認定第1号でございます。
───────────────────────────────
認定第1号 平成27年度雲南市
一般会計歳入歳出決算認定について
───────────────────────────────
予算執行に当たりましては、地方自治法及び雲南市予算執行方針に基づき、効率的な執行に努めてまいりました。一般会計、特別会計ともに黒字決算となったところでございます。
それでは、平成27年度一般会計・特別会計歳入歳出決算書をお開きください。決算書の歳入歳出の合計を読み上げて説明とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
まず最初に、決算書の1ページです。平成27年度一般会計歳入歳出決算書。歳入。合計は3ページのほうをごらんをいただきたいと思います。歳入合計、予算現額313億1,433万2,000円、調定額311億3,087万3,478円、収入済み額310億1,368万7,518円、不納欠損額507万5,372円、収入未済額1億1,211万588円。
次に、5ページです。歳出。歳出合計、予算現額313億1,433万2,000円、支出済み額306億3,169万3,258円、翌年度繰越額3億3,271万2,000円、不用額3億4,992万6,742円。歳入歳出差し引き残額3億8,199万4,260円です。
次のページからは事項別明細書でございますので、後ほどごらんをいただきたいと思います。
続いて、63ページをお開きをください。平成27年度一般会計実質収支に関する調書。歳入歳出総額、差し引き額は先ほど申し上げましたとおりでございます。4、翌年度へ繰り越すべき財源、計3,412万円。5、実質収支額3億4,787万5,000円となりました。
次に、認定第2号です。
───────────────────────────────
認定第2号 平成27年度雲南市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
───────────────────────────────
決算書の64ページです。平成27年度国民健康保険事業特別会計(事業勘定)歳入歳出決算書。歳入。合計は65ページをごらんください。歳入合計、予算現額52億3,795万7,000円、調定額53億256万9,575円、収入済み額52億4,464万7,396円、不納欠損額828万1,129円、収入未済額4,964万1,050円。
続いて、67ページです。歳出。歳出合計、予算現額52億3,795万7,000円、支出済み額51億9,959万8,144円、翌年度繰越額はありません。不用額3,835万8,856円。歳入歳出差し引き残額4,504万9,252円。
続いて、81ページをお開きください。実質収支に関する調書。翌年度へ繰り越すべき財源はありません。実質収支額4,504万9,000円です。
続いて、82ページです。平成27年度国民健康保険事業特別会計(直営診療施設勘定)歳入歳出決算書。歳入。歳入合計、予算現額1億2,237万2,000円、調定額1億2,117万6,852円、収入済み額1億2,117万6,852円、不納欠損額、収入未済額ともにありません。
次ページです。歳出。歳出合計、予算現額1億2,237万2,000円、支出済み額1億1,979万4,882円、翌年度繰越額はありません。不用額257万7,118円。歳入歳出差し引き残額138万1,970円です。
続いて、88ページです。実質収支に関する調書。翌年度へ繰り越すべき財源はありません。実質収支額138万2,000円となりました。
次に、認定第3号です。
───────────────────────────────
認定第3号 平成27年度雲南市
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について
───────────────────────────────
決算書89ページです。歳入。歳入合計、予算現額10億5,795万4,000円、調定額10億5,667万7,369円、収入済み額10億5,570万674円、不納欠損額9万3,750円、収入未済額88万2,945円。
次ページです。歳出。歳出合計、予算現額10億5,795万4,000円、支出済み額10億4,862万2,883円、翌年度繰越額はありません。不用額933万1,117円。歳入歳出差し引き残額707万7,791円。
続いて、95ページです。実質収支に関する調書。翌年度へ繰り越すべき財源はありません。実質収支額707万8,000円となりました。
次に、認定第4号です。
───────────────────────────────
認定第4号 平成27年度雲南市
農業労働災害共済事業特別会計歳入歳出決算認定について
───────────────────────────────
決算書の96ページです。歳入。歳入合計、予算現額455万円、調定額455万988円、収入済み額455万988円、不納欠損額、収入未済額ともにありません。
次ページです。歳出。歳出合計、予算現額455万円、支出済み額453万6,264円、翌年度繰越額はありません。不用額1万3,736円。歳入歳出差し引き残額1万4,724円。
続いて、100ページです。実質収支に関する調書。翌年度へ繰り越すべき財源はありません。実質収支額1万5,000円です。
次に、認定第5号です。
───────────────────────────────
認定第5号 平成27年度雲南市
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
───────────────────────────────
決算書は101ページです。歳入。歳入合計、予算現額5億825万1,000円、調定額4億9,958万9,940円、収入済み額4億9,726万2,871円、不納欠損額41万8,010円、収入未済額190万9,059円。
次ページです。歳出。歳出合計、予算現額5億825万1,000円、支出済み額4億9,497万4,046円、翌年度繰越額490万円、不用額837万6,954円。歳入歳出差し引き残額228万8,825円です。
続いて、107ページです。実質収支に関する調書。翌年度へ繰り越すべき財源、計98万6,000円です。実質収支額は130万3,000円となりました。
次に、認定第6号です。
───────────────────────────────
認定第6号 平成27年度雲南市
生活排水処理事業特別会計歳入歳出決算認定について
───────────────────────────────
決算書は108ページです。歳入。歳入合計、予算現額25億1,612万円、調定額25億1,975万24円、収入済み額24億9,666万8,189円、不納欠損額46万958円、収入未済額2,262万877円。
次ページです。歳出。歳出合計、予算現額25億1,612万円、支出済み額24億9,128万4,568円、翌年度繰越額600万円、不用額1,883万5,432円。歳入歳出差し引き残額538万3,621円です。
続いて、121ページです。実質収支に関する調書。翌年度へ繰り越すべき財源、計120万円です。実質収支額418万3,000円となりました。
次に、認定第7号です。
───────────────────────────────
認定第7号 平成27年度雲南市財産区
特別会計歳入歳出決算認定について
───────────────────────────────
決算書は122ページです。歳入。歳入合計、予算現額100万円、調定額77万450円、収入済み額77万450円、不納欠損額、収入未済額ともにありません。
次ページです。歳出。歳出合計、予算現額100万円、支出済み額76万8,509円、翌年度繰越額はありません。不用額23万1,491円。歳入歳出差し引き残額1,941円です。
続いて、126ページです。実質収支に関する調書。翌年度へ繰り越すべき財源はありません。実質収支額1,000円です。
次に、認定第8号です。
───────────────────────────────
認定第8号 平成27年度雲南市
土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について
───────────────────────────────
決算書は127ページです。歳入。歳入合計、予算現額4億4,517万円、調定額4億4,517万830円、収入済み額4億4,517万830円、不納欠損額、収入未済額ともにありません。
次ページです。歳出。歳出合計、予算現額4億4,517万円、支出済み額4億4,481万3,411円、翌年度繰越額はありません。不用額35万6,589円。歳入歳出差し引き残額35万7,419円です。
続いて131ページです。実質収支に関する調書。翌年度へ繰り越すべき財源はありません。実質収支額35万8,000円です。
説明については以上です。よろしくお願いいたします。
○議長(藤原 信宏君) 石原病院事業事務部次長。
○市立病院事務部次長(石原 忍君) 失礼します。
───────────────────────────────
認定第9号 平成27年度雲南市
病院事業会計決算認定について
───────────────────────────────
平成27年度雲南市病院事業決算書をお開きください。1ページ。平成27年度雲南市病院事業決算報告書。(1)収益的収入及び支出。収入。第1款病院事業収益、決算額42億5,714万383円、予算額に比べ決算額の増減9,468万8,383円、うち仮払い消費税及び地方消費税1,384万7,512円。
続いて支出です。第1款病院事業費用、決算額42億1,691万7,201円、不用額2,658万4,799円、うち仮払い消費税及び地方消費税5,526万9,984円。
続きまして、2ページ目です。(2)資本的収入及び支出。収入。第1款資本的収入、決算額8億6,855万9,642円、予算額に比べ決算額の増減507万9,358円の減。
続いて支出です。第1款資本的支出、決算額9億4,184万8,338円、不用額626万6,662円、うち仮払い消費税及び地方消費税4,241万300円、うち長期前払い消費税3,160万円。
下段の説明書きです。資本的収入額が資本的支出額に不足する額7,328万8,696円は、過年度分損益勘定留保資金6,247万8,396円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,081万300円で補填した。
続きまして、財務諸表の損益計算書について御説明をさせていただきます。3ページです。
平成27年度雲南市病院事業損益計算書。1、医業収益35億2,292万881円。2、医業費用37億8,918万8,256円、医業損失2億6,627万7,375円。3、医業外収益4億1,387万1,923円。4、医業外費用1億7,912万7,495円。差し引き2億3,474万4,428円。5、訪問看護収益6,143万5,845円、訪問看護費用6,405万5,913円、差し引き262万68円の減。7、療養病床収益2億3,900万1,532円、療養病床費用1億7,068万8,025円、差し引き6,831万3,507円。経常利益3,416万492円。9、特別利益606万2,690円、当年度純利益4,022万3,182円、当年度繰越利益剰余金4,038万8,182円、当年度未処分利益剰余金8,061万1,364円。
以下につきましては附属資料等を載せておりますが、ごらんいただきたいと思います。以上です。よろしくお願いします。
○議長(藤原 信宏君) 谷戸代表監査委員。
〔谷戸代表監査委員監査報告〕
○議長(藤原 信宏君) 提案理由の説明の途中ですが、ここで暫時休憩をいたします。14時20分から再開します。
午後2時06分休憩
───────────────────────────────
午後2時19分再開
○議長(藤原 信宏君) 会議を再開します。
引き続き提出者から提案理由の説明を求めます。
長谷川総務部長。
〔総務部長説明〕
───────────────────────────────
諮問第5号 人権擁護委員候補社会福祉協議会の推薦につき意見を求めることについて
───────────────────────────────
○議長(藤原 信宏君) 小山教育部長。
〔教育部長説明〕
───────────────────────────────
報告第18号 株式会社キラキラ雲南の経営状況の報告について
───────────────────────────────
○議長(藤原 信宏君) 小川産業振興部長。
〔産業振興部長説明〕
───────────────────────────────
報告第19号
雲南都市開発株式会社の経営状況の報告について
───────────────────────────────
○議長(藤原 信宏君) 小山教育部長。
〔教育部長説明〕
───────────────────────────────
報告第20号 公営財団法人鉄の歴史村地域振興事業団の経営状況の報告について
───────────────────────────────
○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長。
〔政策企画部長説明〕
───────────────────────────────
報告第21号 雲南市土地開発公社の経営状況の報告について
───────────────────────────────
○議長(藤原 信宏君) 日野農林振興担当統括監。
〔農林振興担当統括監説明〕
───────────────────────────────
報告第23号 市有林の信託に係る事務処理状況の報告について
───────────────────────────────
○議長(藤原 信宏君) 長谷川総務部長。
〔総務部長説明〕
───────────────────────────────
報告第23号 平成27年度決算に基づく健全化判断比率の報告について
報告第24号 平成27年度決算に基づく資金不足比率の報告について
───────────────────────────────
○議長(藤原 信宏君) 大森
加茂総合センター所長。
〔
加茂総合センター所長説明〕
───────────────────────────────
報告第25号 議会の委任による専決処分の報告について
───────────────────────────────
○議長(藤原 信宏君) 以上で提案理由の説明を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第7 議案の質疑
○議長(藤原 信宏君) 日程第7、これから議案に対する質疑を行います。
質疑は、条例その他と予算、そして認定の3区分に分けて行います。
最初に、議案第83号、雲南市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動用自動車の使用の公営に関する条例の一部を改正する条例についてから議案第88号、雲南市大
規模集客施設制限地区内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例についてまでの条例6件、議案第89号、権利の放棄についてから議案第92号、市道の路線認定についてまでの一般事件4件、諮問第5号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについての諮問1件、報告第18号、株式会社キラキラ雲南の経営状況の報告についてから報告第25号、議会の委任による専決処分の報告についてまでの報告議案8件の計19件の条例その他について行います。質疑はありませんか。
原君。
○議員(3番 原 祐二君) 報告19号についてお尋ねをしたいと思います。
第19号は
雲南都市開発株式会社の経営状況の報告ということで、先ほど部長のほうから出資割合は86.3%ということで、これは非常に市の関与する会社になっているということがわかるわけですが、その中で2ページのところで従業員の状況ということで本年度のところでは正社員の方が1人減っているという状況で、臨時職員との比率がほかの外郭団体と比べると非常に高い。半数程度はほかの外郭団体は正社員がいらっしゃって、あと臨時職員を宛てがうというような形ですが、この雲南都市開発につきましては昨年度も感じていましたが、たった2人の従業員で20人の臨時職員ということで、非常にいびつな形だと。去年は3人でしたので、ことしは2人だと。さらにまた減っているという状況で、雲南市が8割以上も出す会社がこういったことでいいのかというふうに感じていますが、市としてわずかな利益が出ないということがあろうかと思いますが、やはりその辺は市として考え方を改めていくべきではないかというふうに思って決算書を見ました。どうお考えなのか、1点お尋ねします。
それから、12ページのところで28年度の事業についてもちょっと説明がありましたのであわせて質疑しますが、新しい代表取締役社長が就任されまして、常務につきましてもお1人の方は留任ですが、お2人がおかわりになった。なおかつ雲南市の中心市街地活性化事業の担当の常務ができたということですが、この28年度の事業計画を見ますと、この担当常務さんがされるべき仕事というものが一切この計画書には出てきておりませんし、事業の収入の説明でも3施設の説明はありましたが、この担当常務さんがされる部分の収益的な活動というのは全く見えていませんので、その辺どうなっているのかということがわかれば説明をいただきたいと思います。以上です。
○議長(藤原 信宏君) 小川産業振興部長。
○産業振興部長(小川 忍君) 2点御質問いただきましたこの報告第19号の関係でございますけれども、
雲南都市開発株式会社、2ページのところで確かに従業員の実態でございます。当期末では正社員2名と臨時職員19名ということで、御指摘のとおりだというふうに思っておりますけれども、それぞれの役員さんがきっちりその部門でマネジメントをしながら切り盛りをされているという実態だというふうに私どもは捉えておりますけれども、それぞれの施設の勤務時間の実態等々も勘案して、このような実態になっているのかなということは思いますけれども、御指摘いただいた点、本日いただいた点につきましては、しっかりとこの会社のほうにぶつけてまいりたいというふうに思っております。
それともう1点、ここの12ページの前段は10ページに28年度の事業計画ということで基本的な方針をずっと述べておられまして、その計画上、確かに新任といたしまして中心市街地活性化の担当の常務ということの記載のみである。事業計画に具体の記載がこれ以外ないということの御指摘でございますけれども、御存じのとおり28年度中の認定申請を今中心市街地活性化計画目指しているところでございまして、これを受けないと実際に動くことができないという実態が一つあるというふうに思っております。第三セクターとしては書きようがその事業計画の中に具体にありませんけれども、こういう形の人的な配置によって業務分担計画を今盛り込まれているという実態でございます。初年度ということで、具体のその持たれていろんな事業費等々が出てくるのは実態としては決算上最初に28年度中の決算で上ってくるのかなということで、人的な配置が今最初に行われているという実態でございますので、この点に関しては御理解をいただきたい。私としても、そういう位置づけであるというふうに認識をするところでございます。以上でございます。
○議長(藤原 信宏君) 原祐二君。
○議員(3番 原 祐二君) 市が86%も出資してオーナー的な部分があるので、やはりしっかり目を開いてその会社の状況を指導することは絶対していかないといけないと思いますし、今の吉田常務の関係、今までの流れ的に適任の方が常務になられたというふうに私は思っています。ただ、今たった100万しかない収益の中でそういった方が常務として就任されて、その利益も全く出らんような状態の今スタートを切るということを市が報告を受けて何にも感じてなくて、ここでじゃこれぐらいの収入がありますよというようなことをやはり言ってもらわんと、来年の決算のときには赤字になるじゃないかというふうにも思いますけど、その点の見込みというのはつかんでおられれば一言説明をいただきたいと思います。
○議長(藤原 信宏君) 小川産業振興部長。
○産業振興部長(小川 忍君) 公的な関与で86%の出資比率、これは大きい実態であるというふうに思っておりますので、定例で取締役会に我々出かけるような形をとっておりまして、しっかりとその中で情報共有に努めてまいりたいというふうに思っております。
それともう1点、経営上のこの中活の生み出すお金どうかと。具体には先ほども申し上げましたとおり認定を受けて、いわゆるまちづくり会社としてマネジメントが進んでいくようになると、その家賃収入があったりそれから支出が出ていったりと。そういった部分でお金は生じてくる。今年度のこういう人件費に関しましては、当初予算に盛り込んでおりますとおり市の補助金として出しておりますので、それを活用されて先ほど申し上げた人的配置においては運用されているという実態でございますので、決算上その数字が出てまいるということで御理解いただきたいというふうに思います。
○議長(藤原 信宏君) ほかにありませんか。
堀江治之君。
○議員(16番 堀江 治之君) 先ほどの
雲南都市開発株式会社の経営状況の報告でございますが、今回4件の経営状況の報告があったわけですが、中でものこの
雲南都市開発株式会社の経営状況の報告については監査委員さんがお1人で監査をしておられます。あとは全て2人ずつでございます。これ何か1人でいいのかどうなのか、そこら辺ですね。これはちょっと違うんですが、普通公共団体の監査委員については監査委員を置く。そして地方自治法の195条で監査委員を置くということを前提にして、都道府県あるいは指定都市においては4名、それからその他の市町村では2名。ただし条例等で人数を増加することができる。減らすことはない。いわゆる単独ではいけないよと、こういうふうな普通公共団体では言われておるわけです。私どもも数十万円の会計でも監査委員を2人つけておるというふうな実態があるわけですが、その点1人でいいのかどうなのか、その点についてお尋ねいたします。
○議長(藤原 信宏君) 小川産業振興部長。
○産業振興部長(小川 忍君) 監査委員につきましては1名ということで配置されてる実態がございますけれども、取締役会の設置会社、先ほど地方普通公共団体の監査委員のその適数という御指摘ございましたけれども、この
雲南都市開発株式会社につきましてはこれは第三セクター、いわゆる会社法に基づいて設立されてる法人組織であるということを大前提に申し上げたいというふうに思いますけれども、旧商法の時代では数字、この人数いなきゃいけないよという実態はございましたけれども、会社法におきましては取締役会の設置会社の場合は取締役の、ここの雲南都市開発はその取締役会の設置会社、定款で定めておられまして、その設置会社でございます。その上で、取締役の必要人数は3名以上、そして監査役の必要人数は1名以上ということでその1名以上を満たしているという実態でございますから、法的なコンプライアンス上の問題はないかというふうに思っておりますけれども、さすがにほかの実態が2名というような実態が上がってくると1名でいいかということでございますので、これにつきましても先ほども申し上げましたとおり取締役会等々にも出かける機会を持っておりますので、いただいた意見があるということは申し伝えてまいりたいというふうに思います。以上でございます。
○議長(藤原 信宏君) 堀江治之君。
○議員(16番 堀江 治之君) 昨年もこれが話題になったと思います。議事録を見ていただければわかると思うんですが、2人の議員から質問があっております。一人の議員からは、1名は規約等でそのようになっているのかどうなのか。回答としては、役員の監査委員1名となっており規定に基づいた形となっている。もう一人の議員からの質問では、一般的には監査委員は2人ではないかと。当然その監査は複数の人が同じものを見ていろいろ感じて、そして合議のもと結論を出す。これが監査であるというふうに思いますが、その答弁としては定款上監査委員1名となっている。これ以上申し上げることはないけれども、そのような議会のほうで御意見があったということについては会社のほうに伝えると。こういうことでしたが、ことしも1名ということは会社としてその言われたものについては聞かないということであったかというふうに思いますが、その点いかがですか。
○議長(藤原 信宏君) 小川産業振興部長。
○産業振興部長(小川 忍君) その取締役、監査役の人数につきましては、先ほど来申し上げておりますとおり定款の中で定めてあるということで、定款の第16条でありますけれども、当会社の取締役は3名以上、監査役は1名以上ということでございまして、その情報共有の度合いがちょっと薄いかなというところは反省すべき点かなというふうに思っております。昨年もいただいた御意見、御質問、私が受けておりまして、しっかりと強くお話は伝えていきたいというふうに思っておりますけれども、この先報酬等々の問題も出てきましょうし、一緒になって会社のほう、我々も出資の比率も高いわけでありますから、しっかりと指導等々していきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。
○議長(藤原 信宏君) 堀江治之君。
○議員(16番 堀江 治之君) しっかり伝えるとこういうことですが、昨年もこれを言われて、言われたのかどうなのか、会社のほうへですね。言われて、会社のほうがいやこれでいいんだということになったのか、言われなかったかのか。どちらですか。
○議長(藤原 信宏君) 小川産業振興部長。
○産業振興部長(小川 忍君) 取締役会等々の中では、なかなか申し伝えた実態はないというふうに思っております。ただ、担当の部長さんとの会話の中でこういったお話が出ておりますという伝え方がいわゆる弱いということは、反省材料だというふうに思っております。以上でございます。
○議長(藤原 信宏君) いいですか。
ほかにありませんか。
白築俊幸君。
○議員(5番 白築 俊幸君) 一番最後の報告第25号の件ですが、こういうことは今後公共施設等でも起こり得ることだろうと思ってお聞きしますが、今回の場合においてこれはつまりは自己責任、その歩いていた人が悪いのか、それを管理する、そこに水があったという施設の管理責任というところでどういう過失割合というか、事故から今やっと1年たって何か妥結しておられますから、そういういろいろ交渉の過程があったかと思うんですけど、ちょっとその辺の状況をもう少し言える範囲で詳しくお願いしたいと思います。
○議長(藤原 信宏君) 大森総合センター長。
○
加茂総合センター所長(大森 久君) けがの場合の自己責任と、それから管理責任の割合ということになろうと思いますけども、今回の場合は通常廊下があって、そこはぬれてる状態ではないということなんです。たまたまこのときはぬれていた。通常の状態でないところで滑って転んで骨折をしたということになると管理の瑕疵責任があるということで、今回は市の賠償責任ということで整理をさせていただいたということでございます。
それから、1年ということで期間があったということですけども、ちょっと経過を言いますと昨年の7月30日に事故があって、それから11月14日まで入院されております。それから退院をされて通院をされて、それからその後、ことしの7月11日から7月23日まで入院されています。これは骨折した場合に金を入れます。それを抜く手術があるということで、そのための入院で手術ということですけども、その手術が7月23日まで入院されたということです。それから通院をされて、最終的に8月5日が最終の受診日ということになります。その後8月9日に示談が成立したということで、今回の報告になったということでございます。
○議長(藤原 信宏君) ほかに質疑ありませんか。
西村議員。
○議員(10番 西村雄一郎君)
雲南都市開発株式会社の経営状況の報告、13ページなんですけども、ここにはこの会社の営業方針、目標、計画が書かれております。下の箱、利用拡大・収益確保に向けた戦略というところでございますけども、この施策及び事業計画の一番下、宴会・食事客の誘致活動という項目がございます。その横に忘新年会獲得活動として営業方針が上がっておりまして、その内容が隣接する木次勤労者総合福祉センター施設を利用しての宴会や会議研修会の誘致というふうに書かれておりまして、このことにつきましては料飲組合等からこの営業活動のあり方について批判、要望が出ておるところでございます。すなわち所有の送迎バスを利用して、廉価な勤労者施設で宴会等を開催するということで非常に有利な営業活動ができるんではないかといった次第で、それをやめてくれと要望、批判が出ております。この点につきまして、雲南市としてどのようにお考えなのかというのが一つと、一つは適正な営業活動のための枠組み、歯どめについてはどのようにお考えなのかお尋ねしたいというふうに思います。
○議長(藤原 信宏君) 小川産業振興部長。
○産業振興部長(小川 忍君) 13ページの宴会・食事客の誘致活動ということで、確かに忘新年会の獲得活動。隣接するサンワークを使って、温泉に入ってサンワークで畳の部屋あるいは椅子の部屋でというところだというふうに思いますけれども、確かに民業圧迫というような声もあって、これまで26期おやりになっておりますけれども、ここが経営上の苦しいところである実態は把握はしております。遠慮しながら営業なさっている実態がございますけれども、片一方で経営上の問題、しっかり黒字も稼いでいかなくちゃいけないという実態もございまして、ここのところにつきましては具体の市としての監督責任というか、そういった民間の声があってこれはどうかというような指摘はしていないのが実態でございまして、これにつきましてはそういう民業圧迫という声があるのは認識をなさっておられますので、再度こういった御指摘をいただいたということにつきましても、しっかりと情報共有をしてまいりたいというふうに考えるところでございます。
○議長(藤原 信宏君) 西村雄一郎君。
○議員(10番 西村雄一郎君) 先ほどの説明で遠慮しながら営業というふうにおっしゃいましたけども、その会社としての規範、コンプライアンスというものがあるのかないのか。特に定めはあるのかないのかお尋ねしたいというふうに思います。
○議長(藤原 信宏君) 小川産業振興部長。
○産業振興部長(小川 忍君) 会社としてのコンプライアンスということで、私ども監督責任ということでございますけれども、その登記簿の中に一つの目的が記載はしてございまして、そのレストラン経営ということもちゃんと明記がしてございまして、あるいは観光用土産品の受託販売等々、こういった記載もあって観光集客という目的もあるということにおいては、これはコンプライアンス上問題はないというふうに思いますけれども、ただ運用上の問題につきましては官がたくさん出資している第三セクターであるという実態に鑑みまして、こういった大きい声があるということで、また情報共有は繰り返しになりますけれども努めてまいりたいというふうに考えるところでございます。
○議長(藤原 信宏君) ほかにありませんか。
中村辰眞君。
○議員(2番 中村 辰眞君) 先ほどもありましたけども一番最後の損害賠償の件ですが、この地方自治法第180条第1項というのがよくわかっておりませんので何とも言えませんけども、これは指定管理だと思います。市が全て責任を負われたのか、それともその指定管理者に対しても責任を問われたのか、そのあたりを聞かせていただきたいと思います。
○議長(藤原 信宏君) 大森総合センター長。
○
加茂総合センター所長(大森 久君) 御指摘のとおり、ここは指定管理で管理を行っております。今回の場合、指定管理者に責任のあれはどうかという話ですけども、指定管理に出す場合は基本協定というのを結びます。その中にリスク分担というのがありまして、指定管理と市それぞれどういった形でどういった責任を負うかという分担が決めてあります。今回もそれに基づいて市が賠償責任を負うということに整理させてもらいました。
その中で、第三者の賠償ということで決めてあるのが、管理者として注意義務を怠ったことにより損害を与えた場合、これについては指定管理者が行うということになっています。
今回の場合は、注意義務というのは浄水器の下に水滴が飛散する。それを防止するためにマットを敷いておられました。それから、その浄水器に注意喚起の札もつけておられました。ということで注意義務を怠ったということにはならないということで、それ以外は市が賠償責任を負うということで、市の賠償責任ということで整理をさせていただいたということです。
○議長(藤原 信宏君) ほかに質疑ありませんか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 信宏君) ないようですので、条例についての質疑を終わります。
次に、議案第95号、平成28年度雲南市一般会計補正予算(第2号)から議案第101号、平成28年度雲南市
病院事業会計補正予算(第1号)までの予算7件について行います。質疑はありませんか。
堀江治之君。
○議員(16番 堀江 治之君) 説明書の16ページ、有害鳥獣捕獲奨励金が1,566万1,000円増額でございますが、当初2,900万円ばかりがついておったわけで4,400万円になる、こういうことでございます。概要説明資料の中で見ておるんですが、中には熊に対する対策が50数万円入っていますが、前年のその決算から見ても2,100万くらいふえるわけですね。この内容について説明をいただきたいと思います。
それから、次に17ページ、観光振興費7,122万5,000円の増でございます。いわゆる瑞風の立ち寄りどころのいろんな施設の整備ということで説明があったわけですが、トイレも3カ所つくる。多いときで一気に30名の方がいらっしゃるという想定であろうかと思いますが、例えば具体的にそれぞれトイレがどの程度の規模なのか。それから舗装等も考えておるということですが、これらについて一気に7,100万計上されておりますので何か説明資料を求めたいと思いますが、これは議長のほうでひとつ取り扱いをお願いしたいと思います。
それから、24ページ、災害復旧でございますが、25ページの公共土木災害においては需用費とか使用料及びその他もろもろ経費が工事請負の上についていますが、24ページの農林災害については旅費が5万円ほどついておるだけで、あとは全て工事請負費とこういうことですが、それで事務処理ができるのかどうなのかちょっと心配するわけで、その点についてお聞かせいただきたいと思います。
それから、次に簡易水道事業特別会計40ページでございます。国庫補助金が50%と、こういうことでございます。あわせて、企業会計である水道事業会計についても国庫補助金がほぼ半分。この2つとも半分ということですが、大変計画された分がかなり時期的にはずれてくるではないかというふうに思っております。これが今後追加というのが見込めるかどうなのか、予算が。その点と、それからいわゆる半分ということになりますので、当然その目標の完了年度がずれてくる可能性があるわけで、その点についてひとつお考えをお尋ねいたします。以上です。
○議長(藤原 信宏君) 先ほど資料請求があったわけですが、資料はできますか。時間もだけど、当然あるわね。計画はできとるよね。(「計画というか、予算要求資料です」と呼ぶ者あり)
ただいまの資料請求について、求めることに御異議ございませんか、皆さんも。よろしいですか。(「口頭で答えりゃえがね」と呼ぶ者あり)いや、一応皆さんの合議で求めることになってますので。よろしいですね。(発言する者あり)
それではちょっと時間を待っていただいて、その他の質問について。
日野担当統括監。
○農林振興担当統括監(日野 誠君) 14ページの有害鳥獣の捕獲奨励金についての御質問がございました。捕獲奨励金につきましては、当初予算に対しまして……。16ページでございます、済みません。2,360万円の当初につきまして補正をするものでございます。内訳については、御指摘のように捕獲の奨励金のほかに熊鈴が500個、それから注意看板が10枚ということで、これは熊の注意看板ですけども、これを含んでおります。これが熊関係が54万4,000円、残りの1,511万7,000円が捕獲奨励金の補正ということでございます。
現在のところ捕獲状況が非常に多くて、ことしはイノシシが615頭ということで、昨年が大体1,000頭ぐらいだった、年間を通じてですね。結構この数字が6月末ぐらいの数字でございまして、ちょっと非常にふえておるということ。それから、その他の捕獲鳥獣につきましてもかなりふえておりまして、それによる見込みということで補正を行うものでございます。猟友会等からの要望も聞いたりいたしまして、その推計に基づいて補正をさせていただくということでございます。
それから、災害復旧費の御質問をいただきまして、24ページでございますけども、農林の災害の場合、測量等を行うわけですけども、査定請求書の作成とか、そういうものは現計予算で対応ができるというふうに考えておりまして、今上げておりますのは工事費だけを若干上げておるということでございまして、ほかの事務費等については現計予算の中で行えるということで判断をしているところでございます。以上です。
○議長(藤原 信宏君) 稲田水道局長。
○水道局長(稲田 剛君) 先ほど簡易水道事業並びに水道事業会計の国庫補助事業の約50%カットの影響についての御質問がございましたので、お答えをさせていただきたいと思います。
1点目といたしまして、今後、国の補助事業等についての追加はどうかという見込みでございますけども、現在のところつかんでおります情報につきましては、まだ未確定ではございますけども国の経済対策ということで示された内容では今年度内の竣工が必須ということで、水道事業につきましては給付事業ではございませんので、どうしてもついたといたしましても、12月に補正を組んだとしましても3月末までの完成は見込めないということで、なかなかこの経済対策については手を挙げても別事業としての着手は難しいというふうに考えております。
それから、2点目といたしましては、この減額された内容では次年度以降の進捗についてどのような影響があるかという御質問でございましたけども、今回補正予算のところでも話をさせていただいておりますことにつきましては、まず水道事業会計の海潮の簡易水道施設整備については確かに補助事業は国庫補助金が4,480万程度の減額ということになっておりますが、これにつきましては平成28年度竣工、29年の4月から水の給水を始めるということで、地元のほうについても御協力いただきながらこれまで進めた経過がございますし、これについては不足分について今回起債を対応して、予定どおり28年度末の竣工を目指したいというふうに考えております。
それ以外の3事業でございますけども、まず簡易水道の深野簡易水道整備事業、それから掛合の掛合簡易水道整備事業につきましては、国庫補助金は深野については2,200万程度、掛合については2,400万程度の減額となっておりますので、この不足分については現在のところなかなか回復が見込めないということで、当初計画した起債の枠内で実施をさせていただきたいということで、今回それぞれ調整もございましたので起債は各10万ずつの減にはなっておりますけども、事業費的にはそれぞれ2,200万、2,293万の減額で、実際的には事業費からいけば当初から比べれば14%から17%の減ということになっておりますので、今後の見込みについては次年度以降の国の動向も注視しながら、場合によっては1年先延ばしでも工期期間を延ばしながらやっていきたいというふうに考えておりますが、ただ平成28年度末をもって簡易水道事業特別会計は水道事業会計に経営統合されます。そういたしますと、現在簡易水道事業特別会計で借り入れしております過疎債とか辺地債等の交付税バックの分についてが企業債に切りかわるということで、こうした有利な起債が借りられなくなるおそれもございますので、こういったことも含めながら慎重に動向を見ながら見きわめていきたいというふうに考えております。
それと水道事業会計で現在やっております上久野地区水道整備事業でございますけども、これは今年度から工事に本格着手をさせていただいております。同じように国庫補助金が50%ぐらいのカットになっておりますが、これも先ほどの簡水と同じように起債の当初枠を満額使わせていただいて事業実施をするということで、事業費的には当初予算に比べますと18%の減ということになっております。これも現在のところは起債をそのまま簡水債とか辺地債を充当してやっておりますので有利になりますけども、今後の動向につきましては地元区としては一日も早い完成をという御希望はございますけども、この辺も含めてトータル的に見きわめながら進めていきたいというふうに考えているところでございます。以上です。
○議長(藤原 信宏君) 先ほどの資料請求については今準備していますので、別途しますので、今までの答弁について。よろしいですか。じゃ後ほどまた。
ほかにありませんか。
佐藤隆司君。
○議員(8番 佐藤 隆司君) 予算に関する説明書の17ページの上の段の島根型6次産業推進事業補助金ですけれども、概要書の説明にも書いてあってほぼわかりますが、この島6という補助事業ですけれども、同時期に市内でもう2団体申請がされているのかなというふうに思っておりますが、これはこの吉田ふるさと村だけの1件の申請の補正予算なのか。
○議長(藤原 信宏君) ちょっと今、答弁者がおりませんので休憩しましょうかね。
ちょっと暫時休憩します。
午後3時30分休憩
───────────────────────────────
午後3時32分再開
○議長(藤原 信宏君) それでは再開いたします。
佐藤隆司君、改めてお願いします。
○議員(8番 佐藤 隆司君) それでは、予算に関する説明書の17ページの上の段、島根型6次産業推進事業補助金という分で概要書の説明書でほぼわかりますが、これ島6という事業だと思いますけれども、同時期に市内で他に2団体ぐらいこの事業に申し込みをしておられるのではないかというふうに思っておりますが、これによりますと吉田ふるさと村だけ書いてございますので、これだけ1件の補正で758万1,000円なのか確認をしておきます。
それから、その下の段の先ほどの質問もありましたが、観光施設整備事業の中の新規事業がこのたびどうもあるようでございまして、先ほど説明がございまして民間の行われることを支援する補助金制度だというふうなことでございましたが、新規事業でございますので、これは民間が既にもう要望活動等があってこの新規事業ができたのかということと、少しこの事業の内容等をもう少し詳しく説明していただきたいと思います。
それから、22ページ、社会教育施設小規模修繕事業ですけれども、これ概要書の説明で見ますとチェリヴァホール駐車場に防犯カメラの設置というふうに読み取れますけども、そういった補正が組まれているようでございますけど、防犯カメラ、今回も他には寄附されて設置されるようなことも補正で考えられておりますけれども、この物件については寄附なのか市単独なのかを確認させていただきます。
それから、23ページの体育協会補助金という分ですが、これも概要書の説明では第60回あるいは第40回の柔道にかかわる記念大会の補助金ということでございました。この補助金を出される考え方、こういった補助金は余り最近見かけたことがございませんので、こういった補正をされる考え方。そして今後のこういった大会の対応、その考え方についてお願いいたします。
それから、23ページの下から四、五行目の健康づくり拠点整備事業についてでございますが、これは概要書の説明でもありますように実施設計の1,500万が補正されるということでございまして、この実施設計の補正をされるということは、加茂のB&Gの体育館の再設計なのかどうなのか確認させていただきたいと思います。以上です。
○議長(藤原 信宏君) 小川産業振興部長。
○産業振興部長(小川 忍君) まず、予算説明書の17ページでございます。島根型6次産業推進事業補助金759万1,000円。この件でございますけれども、これにつきましては吉田ふるさと村さんが島根型6次産業推進事業補助金、6月20日付でこの採択を受けておられまして、1件でございます。地域資源を活用して売り上げ向上、商品開発、雇用創出を目指す6次産業、農商工連携ということで、ビジネス展開が対象でございますよということで、ハードについて2分の1、1,000万が上限ということで、これに採択を受けられたということで、ほかの件数は上がっておりません。この1件のみであるということをお伝えしておきたいと思います。
もう1件、観光施設整備事業に関しまして今資料づくりやっておりますので、後ほどその7,122万5,000円、この中身の中で出てまいりますので、その時点でまた御説明申し上げます。よろしくお願いいたします。
○議長(藤原 信宏君) 小山教育部長。
○教育部長(小山 伸君) 3点いただきました。
1点目のチェリヴァホールの防犯カメラについては寄附かどうかということですが、これは市単独の部分であります。あわせて、照明の修繕も行うという部分であります。
それから、体協の補助金の考え方、今後についてということでありますが、これについてこれまでも要望があって対応した部分もありますけれども、記念大会ということで要望がありまして、それについて全額の要望額ではありませんけれども、補助をしたという状況であります。
それから、健康づくりの補正につきましては、前回議会全員協議会でも御説明をさせていただきましたが、設計の追加の部分と、それから解体工事を前倒しをするという部分でのものでありますので、よろしくお願いいたします。
○議長(藤原 信宏君) 佐藤隆司君。
○議員(8番 佐藤 隆司君) 島6の場合はこれ1件ということでございまして、あと2件この事業所型と戦略型とあって、事業所型は把握しておられませんか。わかりました。
それから、防犯カメラは市単独でということで、これは市単独で何基目の防犯カメラになるのかお願いいたします。
それから、体育協会の補助金は今まで要望があったということでございました。できるならば、年度当初、当初予算に計上していただきたいし、あわせて言えば体協の10周年ももう迎えて、もう過ぎたぐらいですけどそういったこともございましたので、積極的に今後対応していただきたいというふうに思います。体協自体がそういった周期を迎えていらっしゃったということでございますので、今後積極的にお願いします。
それから、健康づくりのところは説明を若干受けましたが、B&Gの屋根を直すというようなことでございますけれども、このB&Gの体育館の建築年度と、恐らく鉄骨造だと思いますけど、耐用年数をちょっとお示しいただきたいと思います。
○議長(藤原 信宏君) 小山教育部長。
○教育部長(小山 伸君) 防犯カメラについて、市単独は何基目かというのはちょっと教育委員会で把握している分では余りないと思いますが、何基目かというのはちょっと今手元に資料がありませんでお答えできないところであります。
それから、体協事業について10周年ということでありますが、柔道について60周年あるいは40周年の記念大会ということで、今回そういう要望をいただいたという中での部分であります。今後も出された部分について、それぞれ検討していきたいと思っております。
それから、B&Gについては体育館については今天井が張ってあるんですけれども、それを撤去して地震に対応するという部分で、落下防止のためにとってしまうという部分であります。ちょっと年度につきましては、後ほどお答えをさせていただきたいと思います。
○議長(藤原 信宏君) 中村危機管理統括監。
○統括危機管理監(中村 清男君) 先ほど防犯カメラの件が出ておりますので、ちょっと私のほうからお答えをさせていただきます。
今、単独という話もございますが、これまで市内に17カ所防犯カメラを設置しております。これは全て寄贈等を受けたものでございます。今回予算のほうにも上げさせていただいておりますが、LPガスの協会さんのほうから5基程度のものをということ、あるいは他にもう2基分の寄贈を受けるということで、今年度のところで一応寄贈を受けるものについては7基を設置できるのではないかということで考えておりますので、全て設置ができれば24カ所になろうかなと思っております。これまでは単独では、私どもが把握しておる中では直接つけたものはないというふうに思っております。以上でございます。
○議長(藤原 信宏君) 佐藤隆司君。
○議員(8番 佐藤 隆司君) 防犯カメラは、このたびは初めてだと思います。そのような説明を今まで受けてきておりますので。
私が言いたいのは、寄贈をされたとき17基まだあって、今回もまた5基か2基ありますね。今回新しく市単独で1基つけられるということで、これまで議会も無秩序な設置の仕方はよくないというような言い方をしてきておりまして、やっぱり計画性を持った、重要なものでどことも必要箇所はあると思いますので、計画性を持ったそういった防犯カメラの設置が必要だよというようなことを指摘してきたと思います。そうしたところで今回初めてぽっと出てきたものですから、そこら辺は今後検討して設置されるように思っております。以上です。
○議長(藤原 信宏君) 小山部長。
○教育部長(小山 伸君) 加茂B&Gの建設年ですけれども、昭和62年ということで29年経過しているという状況です。
耐用年数は、45年から50年ぐらいの耐用年数であったかと思います。鉄骨造それからコンクリート造、それぞれ45年から50年というふうに認識しています。
○議長(藤原 信宏君) 2回済んだけど。
○議員(8番 佐藤 隆司君) 済みません、鉄骨造かどうかわかりませんが、そうでないかなというふうに思っておりますけど、鉄骨造だと34年ではないかな、通常言われるですよ、耐用年数と思っていますが、私の認識が間違っておるかもしれません。また今後確認しておいていただきたいと思いますし、もし34年だとすると先ほど29年と言われたので、本当に屋根だけの修繕というか取り外しだけで大丈夫なのかということを思ったので質疑をさせていただきました。
○議長(藤原 信宏君) 小山教育部長。
○教育部長(小山 伸君) 済みません、構造につきましては鉄筋コンクリート造ということでR造です。
○議長(藤原 信宏君) 質問の途中ですが、ここで10分間休憩します。その間に準備しておきます。
午後3時46分休憩
───────────────────────────────
午後3時55分再開
○議長(藤原 信宏君) 会議を再開します。
初めに、観光施設整備事業についての説明を求めます。
小川産業振興部長。
○産業振興部長(小川 忍君) それでは、17ページに記載のございました観光施設整備事業7,122万5,000円でございますけれども、この先ほど1枚紙でお配りをいたしました。ちょうど合計額書いてございませんけれども、①②③合計いたしますと予算書にございます7,122万5,000円ということで、JR西日本が運行するトワイライトエクスプレス瑞風立ち寄り地周辺の整備費。これを契機にたたら文化、訪れる人々への条件整備ということでございますので、1点目のトイレ整備費6,299万7,000円、3カ所ございますけれども、菅谷たたらの山内周辺、具体には今たたら山内の保存修理事業をやっておいでになりますけれども、現場の事務所がございます。川の向こう側、田んぼのところ、ここの事務所を少し動いていただいて、そこにこういった男子、小が3、大が1、女子用トイレが3、多目的トイレが1ということで合併浄化槽を設置して、そもそもございませんのでこれは新設をして、既存のトイレの解体というふうに記載がございますけれども、今、三角の形をした既存のトイレがございますが、それについては解体をしていく。
それから、トイレ周辺駐車場の舗装整備と駐車場の舗装ということでございますけれども、これは市道の竜宮線でございますか、そこから今の現場事務所のほうに入ってくるのに今は未舗装でございますので、一定の舗装をかけていくということでございます。ここが新設でございますので、一番お金がかかるということでございます。
それから、須我神社の周辺につきましては、既存の須賀公園というのが須我神社の下のところにございます。市の設置した公園であり、またトイレでございますけれども、これは既存の合併浄化槽、土中の中にあるものは活用しながら上物は解体をして、ゲートボール等々の公園の物置も併設してございますので、そういった含まったサイズ感で一緒に整備をしていくということで、便器の数等につきましては同じ数を今想定しているということでございます。ちょうど神楽の宿がございますけれども、その隣、隣接の場所にこの須賀農村公園がございます。
それから、稲わら工房につきましては、これ吉田町でございますが、既に水洗のトイレがございますけれども、和式が中心であったりいたしておりますので、これは洋式化を図っていくということの考えでございます。
それから、②番といたしまして道路、駐車場の舗装ということで422万8,000円。これは2つございまして、昼食はおよそ30人皆さん方が入ってこられて、吉田町からこの食の杜に入ってこられるということで昼食をここでカヤぶきの館でとっていただくということで、カヤぶきの館をちょっと想像していただくと下のほうから舗装の部分もございますけども途中が未舗装の部分があったり、上がっていくと未舗装ですね、途中が非常にカーブがあったり路肩が少し軟弱になっている実態がございますので、路肩の舗装とか交差点の隅切りとか舗装の打ちかえとか、こういった部分の道路修繕をしていきたいことと、あと須我神社周辺駐車場の舗装ということで、あれは普賢寺というお寺がたしか須我神社の隣にあると思いますけれども、その普賢寺の名前のついた市道普賢寺線、県道の松江木次線からその普賢寺線に入る、1本八雲山へ登る農道がございますけれども、現在赤松産業さんが事務所で構えておられる分ですが、あすこに今砂利敷きの駐車場がございまして市が借りている実態がございますけれども、そこを舗装してそういった誘客につなげていくということでございます。
3つ目が、これが新規ということで400万円。これは交流人口の拡大目的の観光施設整備によって観光振興、地域経済振興に資するということで、同じことがここで3行書いてありますけれども、民間の皆さん方、いわゆる先ほど食の杜につきましてもこれは市の施設ではございませんので、カヤぶきの館のこれはくみ取り式のトイレになっておりますから、しっかり事業者のほうで何とか整備していただく方向で今お話がついているところでございますので、そこに対して補助率2分の1で上限200万円といったような補助を打っていきたいということでございます。
2件というふうに記載してございますけれども、今JR西日本さんのほうで車両もできて新聞等でカラー写真も出ておりますけれども、まだまだ来年の運行までのところで立ち寄り先というのは完全にコンクリートされてないというふうに聞いておりまして、もうちょっといろんなところに立ち寄っていきたいということを聞いておりますので、そのためにこちらも余裕を持って2件ということで予算化に向かっていきたいというところでございます。
以上、この予算に関する説明書の17ページの観光施設整備事業7,122万5,000円の内訳について御説明申し上げました。
大変失礼いたしました。財源につきましては合併特例債を、一般財源もございますけれども、合併特例債を活用してまいりたいというふうに考えております。
○議長(藤原 信宏君) ただいまの答弁につきまして、16番、堀江議員。
○議員(16番 堀江 治之君) 詳細に資料を出していただきましたが、トイレについては3カ所ということで、一つは菅谷たたら山内、これは田部家から雲南市が寄贈を受けたということで雲南市のもの、こういうことの理解ですが、2つ目の須我神社周辺、いわゆる須我神社ではなくて須賀農村公園に建てるんだと、こういう理解をいたしております。それでいいかどうか。
それから、稲わら工房については洋式化にするだけだと。こういうことです。
それであと道路、駐車場については食の杜へ行くための道路、いわゆる公の道を通る。したがって通行しやすいように改修するんだと、こういうことに理解をしたところでございます。
それから、3つ目の観光基盤の整備の支援事業、いわゆるカヤぶきの家というのは民間施設。こういうことから、いわゆる補助金にした、上限200万。こういうふうなことで説明されたというふうに思っておりますが、あと追加等がまたどっかあればそれに対応するために予算を確保しておく、こういうふうに理解したところでございますが、それでよければいかがでしょうか。
○議長(藤原 信宏君) 小川産業振興部長。
○産業振興部長(小川 忍君) 先ほどの説明の中で普賢寺というような言い方をしましたけど、普賢院という名前だというふうに訂正をさせていただきたいと思います。
堀江議員のほうから菅谷の山内、これは市のものでございまして、それは御理解のとおりでございます。
それから、須我神社の今の周辺のトイレ整備につきましては、これは先ほども私のほうからも言及いたしましたしお見込みのとおりで、現在ある須賀の農村公園、これ市で整備したものでございますけれども、市で維持管理もしている。これを取り払って、新しいものに置きかえていく。これも今、和式等の実態でございますので、いいものに取りかえていくということでございます。
それから、食の杜に上がります公の道につきましても、御理解のとおりでよろしいかというふうに思っております。
それから、民間施設への補助金につきましても、これは所有が一つには食の杜、これは室山農園さんが所有でございますので、ここに対しての民間施設でございますから補助率を設定をして、交付要綱もつくって補助を打っていきたいという思いでございますので、官民連携で一体となってこの観光振興、今たたらの風が吹いているということでございまして、しっかりとトワイライトエクスプレス瑞風にかかわりませず今後の観光誘客の拡大に努めてまいりたい。そのための条件整備であるということを御理解いただきたいというふうに思います。
○議長(藤原 信宏君) 8番、よろしいですか。
○議員(8番 佐藤 隆司君) はい。
○議長(藤原 信宏君) ほかに質疑ありますか。
小山部長。
○教育部長(小山 伸君) 先ほどの佐藤議員さんの回答に少しつけ加えさせていただきます。
構造につきましては、先ほど申し上げましたように鉄筋コンクリートで一部鉄骨づくりということでありますが、耐用年数としては約50年であると思っております。
ただ、体育館の天井につきましては耐用年数に限らず地震に対して危険であるので、それについては何らかの対応が必要であるということで、市としては撤去をするという方向を出したところでありますので、御理解をいただきたいと思います。
○議長(藤原 信宏君) ほかに質疑ありますか。
松林孝之君。
○議員(1番 松林 孝之君) 予算に関する説明書の18ページの一番下ですが、斐伊川河川敷公園整備事業530万円とありますが、この概要説明でもありますようにいきなり出てきた事業なのかなというふうに思っております。先ほど説明がありましたけど、もう一度場所を詳しく教えていただきたいいうことと、この4,000平米というところで何台分を想定していらっしゃるのか伺います。
○議長(藤原 信宏君) 森田建設部長。
○建設部長(森田 一君) ここの斐伊川河川敷の駐車場を整備するという目的でございますけども、ことしの春の桜の関係で大変たくさんの方がお見えになったということで、駐車場が不足して市道、県道が渋滞を起こした、駐車場を探す車で。そういったこともありましたので、今の河川敷公園の有効活用も含めてそういったところを、近隣で駐車場がないかということで考えて、ちょうどその部分については包括占用を出雲河川にしている部分ですので、そこを出雲河川と協議させていただいて、このたび整備しようと考えております。
場所につきましては、今の河川敷公園の消防の操法の訓練施設がありますが、あそこのかしらのところの木次大橋のさらに上流側でございます。今、平らな状態になっておりますけども草がぼうぼうの状態でございます。そこのところに車が入れるようにするという計画で、約4反の整備を行うという考えでございます。(発言する者あり)
申しわけありません。斐伊川左岸でございます。左岸の木次大橋の下から上流へ向かってを整備するところです。川の河川敷というのがどんどんどんどん上流に行くほど小さくなるような土地でございますので、今、整備台数についてはどのぐらいというのはこれからちょっと川岸の位置を決定してから、それから台数を出したいというふうに思っております。なるべくたくさんの方が御利用できるように整備したいというふうに考えております。
○議長(藤原 信宏君) ほかに、よろしいですか。
原君。
○議員(3番 原 祐二君) 1点だけ質問します。
予算に関する説明書の16ページで、地域商業支援事業補助金ということで今回1,097万6,000円補正増ということでございますが、移動販売の支援ですけど、車両の購入というのは以前からあったように記憶していますが、車両の維持に対する助成ということで、これは今まではだめだったような気がしておりましたが、この県の助成制度か何かが変わってそれが認められて、それを相乗りするようなルールを市がつくってやるということなのかどうなのかちょっとわかりかねますので、この車両維持費に対する助成というものについてどういったものであって、どういったルールに基づいてやられるのかということについて質問をしたいと思います。
○議長(藤原 信宏君) 小川産業振興部長。
○産業振興部長(小川 忍君) 予算に関する説明書16ページの地域商業等支援事業補助金1,097万6,000円でございます。これは島根県の地域商業等支援事業補助金を活用して、市と県と4分の1ずつ財源を出し合って、県としても市としてもこの新規創業に対する支援とともに移動販売の車両に対しても支援をしていくということでございまして、先ほどいただいたとおり移動販売の新規導入、車両購入、これに対しては200万円の補助が当たっていく。100万円ずつ持ち出すということでございますけれども、ただ当然事業者の声もあって、一度イニシャル部分で支援していただいても今後当然毎年運用していかなきゃいけないということで、これ上限は10万円でございますけれども、そういったいわゆるガソリン代等々にかかわる部分が若干の支援が出てくるということでございますので、そのような仕組みを事業者の声を聞いて設立されたということで御理解をいただきたい。10万円です。よろしくお願いいたします。
○議長(藤原 信宏君) いいですか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 信宏君) 以上で予算についての質疑を終わります。
次に、議案第93号、平成27年度雲南市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について及び議案第94号、平成27年度雲南市
工業用水道事業会計利益の処分及び決算の認定についての一般事件2件、認定第1号、平成27年度雲南市
一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第9号、平成27年度雲南市
病院事業会計決算認定についてまでの認定9件の計11件について行います。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤原 信宏君) ないようですので、認定についての質疑を終わります。
以上で議案の質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第8 議案の先議
○議長(藤原 信宏君) 日程第8、議案の先議を議題とします。
お諮りいたします。諮問第5号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについての諮問1件は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会を付託を省略し先議したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、諮問第5号の諮問1件は、委員会付託を省略し先議することに決定しました。
なお、諮問第5号については、人事案件につき討論を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、諮問第5号については、討論を省略することに決定をいたしました。
これから採決を行います。
諮問第5号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて採決を行います。
この採決は起立によって行います。
諮問第5号について、原案のとおり推薦することに異議のない旨、市長に通知することに賛成の方は起立を願います。
〔賛成者起立〕
○議長(藤原 信宏君) 着席ください。起立全員であります。よって、諮問第5号は、原案のとおり推薦することに異議のない旨、市長に通知することに決定をいたしました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第9 決算審査特別委員会の設置
○議長(藤原 信宏君) 日程第9、決算審査特別委員会の設置を議題といたします。
お諮りいたします。平成27年度雲南市一般会計ほか各会計歳入歳出決算を審査するため、審査が終了するまでの間、17名の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、決算審査特別委員会を設置し、ここに付託の上、審査することに決定をいたしました。
ここで暫時休憩いたします。そのままお待ちください。
午後4時15分休憩
───────────────────────────────
午後4時16分再開
○議長(藤原 信宏君) 会議を再開します。
─────────────・───・─────────────
◎日程第10 決算審査特別委員会委員の選任
○議長(藤原 信宏君) 日程第10、決算審査特別委員会委員の選任を議題とします。
ただいま設置されました決算審査特別委員会の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配付した名簿の方を指名します。
特別委員会の委員長及び副委員長については、委員会条例第9条第2項の規定により、委員会において互選することになっております。
直ちに決算審査特別委員会を開き正副委員長の互選を行い、その結果を議長まで報告願います。
ここで暫時休憩といたします。この場で委員会を行います。
午後4時18分休憩
───────────────────────────────
午後4時24分再開
○議長(藤原 信宏君) 会議を再開いたします。
ただいま決算審査特別委員会において委員長及び副委員長の互選が行われ、その結果、委員長に細田實君、副委員長は矢壁正弘君に決定しましたので報告をいたします。
─────────────・───・─────────────
○議長(藤原 信宏君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
本日はこれで散会といたします。御苦労さまでした。
午後4時24分散会
───────────────────────────────...