松江市議会 > 2022-12-20 >
12月20日-05号

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  1. 松江市議会 2022-12-20
    12月20日-05号


    取得元: 松江市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-22
    令和 4年第5回11月定例会    令和4年第5回松江市議会定例会議 事 日 程(第5号) 令和4年12月20日(火曜日)午前10時開議 第1 議第238号議案    (追加提出 提案説明、質疑、常任委員会付託) 第2 議第103号議案~議第238号議案    (委員長報告・質疑、討論、採決) 第3 陳情第39号~陳情第41号・陳情第43号・陳情第44号    (委員長報告・質疑、討論、採決) 第4 陳情第42号    (委員長報告・質疑) 第5 閉会中の継続審査について 第6 議員提出議案第7号 松江市議会個人情報の保護に関する条例の制定について    (提案説明、質疑、討論、採決) 第7 議員提出議案第8号 北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を求める意見書について    (提案説明、質疑、討論、採決) 第8 議員提出議案第9号 太陽光発電施設の設置に関する法整備を求める意見書について    (提案説明、質疑、討論、採決) 第9 議員提出議案第10号 地方路線バスを維持するための財政措置の拡充を求める意見書について    (提案説明、質疑、討論、採決) 第10 まちづくり対策特別委員会中間報告について    (委員長報告・質疑) 第11 松江市総合計画特別委員会中間報告について    (委員長報告・質疑)────────────────────────────────────────本日の会議に付した事件 議第238号議案 (追加提出 提案説明、質疑、常任委員会付託) 議第103号議案~議第238号議案 (委員長報告・質疑、討論、採決) 陳情第39号~陳情第41号・陳情第43号・陳情第44号 (委員長報告・質疑、討論、採決) 陳情第42号 (委員長報告・質疑) 閉会中の継続審査について 議員提出議案第7号 松江市議会個人情報の保護に関する条例の制定について (提案説明、質疑、討論、採決) 議員提出議案第8号 北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を求める意見書について (提案説明、質疑、討論、採決) 議員提出議案第9号 太陽光発電施設の設置に関する法整備を求める意見書について (提案説明、質疑、討論、採決) 議員提出議案第10号 地方路線バスを維持するための財政措置の拡充を求める意見書について (提案説明、質疑、討論、採決) まちづくり対策特別委員会中間報告について (委員長報告・質疑) 松江市総合計画特別委員会中間報告について (委員長報告・質疑)────────────────────────────────────────出 席 議 員(33名)    1 番   小  澤  一  竜    2 番   中  村  ひ か り    3 番   たちばな  ふ  み    4 番   三  島     明    5 番   山  根     宏    6 番   海  徳  邦  彦    7 番   村  松  り  え    8 番   原  田     守    9 番   舟  木  健  治    10 番   野 々 内     誠    11 番   錦  織  伸  行    12 番   河  内  大  輔    13 番   細  木  明  美    14 番   太  田     哲    16 番   米  田  と き こ    17 番   岩  本  雅  之    18 番   長 谷 川  修  二    19 番   柳  原     治    20 番   野  津  直  嗣    21 番   森  本  秀  歳    22 番   川  島  光  雅    23 番   石  倉  徳  章    24 番   石  倉  茂  美    25 番   田  中  明  子    26 番   吉  金     隆    27 番   森  脇  幸  好    28 番   南  波     巖    29 番   津  森  良  治    30 番   森  脇  勇  人    31 番   川  井  弘  光    32 番   三  島  良  信    33 番   三  島     進    34 番   立  脇  通  也───────────────────────欠 席 議 員(なし)───────────────────────欠     員(1名)───────────────────────事務局職員出席者  事務局長    福  島  恵 美 子  次長      永  井  秀  之  議事調査課長  竹  田  優  子  書記      松  浦  真  人  書記      月  森  致  子  書記      梶  田  崇  光  書記      山  根  広  大  書記      牧  田     慧  書記      橋  本  伸  也───────────────────────説明のため出席した者  市長      上  定  昭  仁  副市長     能  海  広  明  副市長     講  武  直  樹  副市長     平  林     剛  理事      山  根  幸  二  総務部長    小  村     隆  総務課長    永  田  幸  子  財政部長    水     研  二  防災部長    佐  目  元  昭  文化スポーツ部長松  尾  純  一  市民部長    吉  田  紀  子  健康福祉部長  松  原     正  子育て部長   青  木  佳  子  環境エネルギー部長          花  形  泰  道  都市整備部政策監森  原     透  会計管理者   杉  谷     薫  消防長     田  村  達  朗  教育長     藤  原  亮  彦  副教育長    寺  本  恵  子  副教育長    成  相  和  広  上下水道局長  小  塚     豊  ガス局長    山  内  政  司  交通局長    須  山  敏  之  市立病院院長  入  江     隆─────────────────────── 〔午前10時00分開議〕 ○議長(立脇通也) おはようございます。これより本日の会議を開きます。 この際、申し上げます。 錦織伸行議員から12月7日の本会議における発言について、会議規則の規定により、取り消したい旨の申出がありましたので、発言を許します。 11番錦織伸行議員。 ◆11番(錦織伸行) 去る12月7日の本会議における一般質問におきまして、私の松江市役所庁舎工事完了についての質問の中での発言につきまして、発言の取消しを申し出る次第であります。 取消しの内容につきましては、県立プール跡地について、当時の整備室長との話の内容についての発言が誤解を招くものでございましたので、その部分の取消しをさせていただきたいと思っております。大変御迷惑をおかけいたしました。 この取扱いにつきましては、議長においてお取り計らいいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。以上でございます。 ○議長(立脇通也) お諮りいたします。 ただいまの発言の取消しの申出を許可することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也) 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。─────────────────────── △日程第1 議第238号議案      (追加提出 提案説明、質疑、常任委員会付託) ○議長(立脇通也) 日程第1、議第238号「令和4年度松江市一般会計補正予算(第9号) 」を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 上定市長。 〔上定昭仁市長登壇〕 ◎市長(上定昭仁) おはようございます。 本日、追加提案いたします議案につきまして御説明申し上げます。 議第238号「令和4年度松江市一般会計補正予算(第9号)」につきましては、国の物価高克服経済再生実現のための総合経済対策に呼応し、妊娠時から出産・子育てまで一貫した伴走型相談支援経済的支援に取り組む経費として2億8,787万円を追加し、予算の総額を1,138億5,529万7,000円とするものです。 財源として、県支出金及び地方交付税を計上しております。 こちらのパネルを御覧ください。(パネルを示す) 今回、出産・子育て応援事業費として2億8,787万円を追加提案させていただきます。 全ての妊婦、子育て家庭が安心して出産・子育てができるよう、伴走型相談支援の拡充と経済的支援を新設して、一体的に支援を行うものとなっております。 伴走型相談支援につきましては、従来から妊娠届出時の面談、出産・産後の訪問による面談、産後の育児期において情報発信を実施してまいりました。 今回、妊娠8か月前後の妊婦の方にアンケートを送付しまして、希望者に対する面談を新たに導入することといたします。 この伴走型相談支援に加えまして、経済的支援として、妊娠ごとに出産応援資金として5万円の給付、また出産ごとに子育て応援資金として5万円の給付についても制度を新設するものとなります。 これら給付金につきましては、今年の4月1日以降に妊娠・出産された全ての方が対象となります。 私からの説明は以上となります。御審議のほど、何とぞよろしくお願いいたします。 ○議長(立脇通也) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議第238号議案につきましては、会議規則の規定により予算委員会に付託いたします。 この際、しばらく休憩いたします。 〔午前10時05分休憩〕 ────────── 〔午前11時04分再開〕 ○議長(立脇通也) 休憩前に引き続き会議を開きます。─────────────────────── △日程第2 議第103号議案~議第238号議案      (委員長報告・質疑、討論、採決) △日程第3 陳情第39号~陳情第41号・陳情第43号・陳情第44号      (委員長報告・質疑、討論、採決) △日程第4 陳情第42号      (委員長報告・質疑) ○議長(立脇通也) 日程第2、議第103号「松江市個人情報の保護に関する法律施行条例の制定について」から議第238号「令和4年度松江市一般会計補正予算(第9号) 」まで議案136件及び日程第3、陳情第39号「乳幼児から18歳までの子供へのmRNA新型コロナワクチン申し込み制導入に関する陳情」から陳情第41号「松江市の市街地周辺地域の具体的なまちづくりの方針策定のための関係制度の整備について」、陳情第43号「子どもへのコロナワクチン接種反対の件」、陳情第44号「子供へのコロナワクチン接種反対の件」、以上、陳情5件並びに日程第4、陳情第42号「松江市議会における議員別の表決結果公表のお願い」を一括して議題といたします。 各委員会における審査について、それぞれ委員長の報告を求めます。 河内大輔総務委員長。 〔12番河内大輔議員登壇〕 ◆12番(河内大輔) おはようございます。今期定例会において総務委員会に付託となりました議案28件について、12月8日に委員会を開催し、審査を行いましたので御報告申し上げます。 議第103号「松江市個人情報の保護に関する法律施行条例の制定について」は、今の個人情報保護条例と新しい個人情報保護制度の違いについての質疑に対し、執行部より、官民全て個人情報保護委員会が一括して個人情報の保護を管理する制度となり、また統一ルールで全国的に相互の個人情報の利活用を促進する制度となる。内容は大きく変わらないが、現在の条例で規定していたもののほとんどが法律で規定され、この施行条例と併せて松江市の個人情報を管理していくこととなるとの答弁がありました。 討論で意見はなく、採決の結果、議第103号は全会一致で原案可決すべきものと決しました。 次に、議第104号「小泉八雲記念館の設置及び管理に関する条例及び小泉八雲旧居の設置及び管理に関する条例の一部改正について」は、小泉八雲記念館及び小泉八雲旧居について、入館等に係る料金を利用料金制とするものです。 利用料金制へ移行し、観覧者へのサービス低下にならないかとの質疑に対し、執行部より、観覧者へのおもてなしの水準を下げず、さらに向上するよう、指定管理者と一緒になって市も検討してまいりたいと答弁がありました。 次に、利用料金制へ移行し、ほかの施設との共通入場券への影響はあるかとの質疑に対し、執行部より、共通入場券の割引率を現在より高くすると、指定管理者の収入に影響が出ることから、共通入場券の取扱いについては、指定管理者や観光部局と連携しながら検討してまいりたいとの答弁がありました。 次に、小泉八雲記念館館長の職務内容と待遇に関する質疑に対し、執行部より、館長には記念館全体の管理のほか、小泉八雲の顕彰や観光振興に対してアドバイス等をいただいている。小泉八雲記念館と旧居を一体的に指定管理する中で検討したいとの答弁がありました。 討論で意見はなく、採決の結果、議第104号は全会一致で原案可決すべきものと決しました。 次に、議第112号「指定管理者の指定について」は、城山公園、興雲閣及び武家屋敷指定管理者として株式会社山陰中央新報社を指定するものです。 質疑の主なものとして、利用料金収入指定管理経費を上回った差額を、松江市に納付金として納付させることについて、指定管理者に対しインセンティブが働かないのではないかとの質疑に対し、執行部より、利用料金収入が平成29年から令和元年までの3年間の平均値で設定した収入基準額を超えた場合は、その余剰金の1割は指定管理者の収入となる。また、自主事業で行うイベント等の収入は、指定管理者の収入になることから、経営努力のインセンティブが働くものと考えているとの答弁がありました。 討論で意見はなく、採決の結果、議第112号は全会一致で原案可決すべきものと決しました。 次に、議第113号「指定管理者の指定について」は、松江市宍道B&G海洋センター指定管理者として、株式会社きまち湯治村を指定するものです。 質疑、意見ともになく、採決の結果、議第113号は全会一致で原案可決すべきものと決しました。 次に、議第114号「指定管理者の指定について」は、松江市総合体育館等5つ体育施設指定管理者として、公益財団法人松江スポーツ文化振興財団を指定するものです。 スポーツ施設管理士が何名いて、増員予定があるかとの質疑に対し、執行部より、現在5名を配置しており、資格取得は採用後の経験年数なども踏まえて、計画的に努めていただいているとの答弁がありました。 討論で意見はなく、採決の結果、議第114号は全会一致で原案可決すべきものと決しました。 次に、議第115号「指定管理者の指定について」は、松江市市民活動センター指定管理者として、株式会社江友を指定するものです。 質疑、意見ともになく、採決の結果、議第115号は全会一致で原案可決すべきものと決しました。 次に、「指定管理者の指定について」、議第116号から議第136号まで議案21件については、鹿島町の公設集会所指定管理者を定めるもので、関連があるため一括議題とし、討論、採決まで一括で行いました。 質疑の主なものとして、この公設集会所を地元に譲渡できない理由の質疑に対し、執行部より、地元で使用する集会所は、地元で所有し、維持管理していただくことが基本であると考えているが、この公設集会所は、合併前に電源立地地域対策交付金を原資に建設されている上、修繕のための基金が積まれ、その基金が残っており、直ちに譲渡ができない。ただ、原発所在地であった旧鹿島町のときに基金が積まれ、市町村合併後、年数がたっても、他の地区と同じルールが取れないことがあることを整理していく必要があるなどの答弁がありました。 また、譲渡する際に必要となる地縁団体の設立状況の質疑に対し、執行部より、21地区の中で地縁団体を設立しているのは8団体であるとの答弁がありました。 討論で、一委員より、賛成だが、ルールの整理についてしっかり前向きに取り組まれたいとの意見がありました。 採決の結果、議第116号から議第136号はそれぞれ全会一致で原案可決すべきものと決しました。 議第137号「指定管理者の指定について」は、松江市西菅田集会所指定管理者として西菅田町内会を指定するものです。 建て替えの予定はあるかとの質疑に対し、執行部より、現在建て替えの予定はないが、3年に1度、島根県建築住宅センターによる建物診断を受けており、次回は令和5年度を予定しているとの答弁がありました。 討論で意見はなく、採決の結果、議第137号は全会一致で原案可決すべきものと決しました。 以上で総務委員会の報告を終わります。 ○議長(立脇通也) これより総務委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也) 質疑なしと認めます。 これをもって総務委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 細木明美教育民生委員長。 〔13番細木明美議員登壇〕 ◆13番(細木明美) 今期定例会において教育民生委員会に付託されました議案74件、陳情4件につきまして、12月9日に委員会を開催し、審査を行いましたので御報告申し上げます。 初めに、議第142号「指定管理者の指定について」は、松江市国民健康保険来待診療所指定管理者を指定するものであります。 質疑において主なものとして、来待診療所の医師についての質疑に対し、執行部より、現在、来待診療所では内科医1名で診ていただいているが、御自身の体調や、研修や勉強会等へ参加される場合は、島根県へ代診医師の派遣を依頼したり、整形外科などの診療についても、他の医療機関から非常勤で来ていただいているとの答弁がありました。 討論で意見はなく、採決の結果、議第142号は全会一致で原案可決すべきものと決しました。 議第145号から議第173号までの「指定管理者の指定について」、議案29件については、市内の各公民館の指定管理者を指定するものであり、一括議題とし、審査を行いました。 質疑において主なものとして、公民館職員の人件費についての質疑に対し、執行部より、公民館長を除く公民館職員の人件費については、全額指定管理料で負担している。 公民館長については、非常勤特別職として雇用しており、人件費は指定管理料とは別に市が負担している。公民館長の業務量に対する対価として、適正かということについては、いろいろと課題があると認識しており、活動の仕方や担う業務、役割が地区によって様々であるという状況を加味しながら、引き続き検討していくことが必要と考えているとの答弁がありました。 また、社会教育施設の枠を超えた部分まで業務を担っている現状があると感じるが、公民館の管理方法について指定管理者制度がなじむのかとの質疑に対し、執行部より、指定管理者制度と業務委託という2つの方法があるが、公民館の創意工夫を生かしていくためにも、指定管理者制度が望ましいという判断がされたものと考えている。 今後、時代の変遷とともに、公民館がどういう役割を果たしていくべきかという議論が、市全体で行われるべきであると考えているとの答弁がありました。 討論では、一委員より、賛成する意見があり、採決の結果、それぞれ全会一致で原案可決すべきものと決しました。 議第174号から議第204号までの「指定管理者の指定について」、議案31件については、市内の各児童クラブ指定管理者を指定するものであり、一括議題とし、審査を行いました。 質疑において主なものとして、児童クラブ内で事故が起こった場合、その責任の所在はどこになるのかとの質疑に対し、執行部より、児童クラブ内の事故の責任については、一義的には指定管理者である各地区の運営委員会にあるものと考えるが、重大事故が発生した場合の責任の所在については、相互で協議して決定するという協定になっている。 しかし、任意の団体である運営委員会が最終的に責任を持つことは現実的には難しいと考えており、そういった課題を検討し、整理するための期間として、今回の指定管理期間は2年とさせていただいているとの答弁がありました。 討論で意見はなく、採決の結果、それぞれ全会一致で原案可決すべきものと決しました。 議第105号「松江市指定管理者の管理する松江市立保育所の設置及び管理に関する条例及び松江市立保育所及び松江市立幼保園における特別保育に関する条例の一部改正について」、議第106号「松江市児童クラブ条例の一部改正について」、議第140号「指定管理者の指定について」、議第141号「指定管理者の指定について」は、質疑の後、意見はなく、採決の結果、それぞれ全会一致で原案可決すべきものと決しました。 議第138号「指定管理者の指定について」、議第139号「指定管理者の指定について」、議第143号「指定管理者の指定について」、議第144号「指定管理者の指定について」、議第215号「令和4年度松江市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」、議第216号「令和4年度松江市宍道国民健康保険診療施設事業特別会計補正予算(第1号)」、議第217号「令和4年度松江市後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第1号)」、議第218号「令和4年度松江市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)」、議第224号「令和4年度松江市病院事業会計補正予算(第1号)」は、質疑、意見ともになく、採決の結果、それぞれ全会一致で原案可決すべきものと決しました。 陳情第39号「乳幼児から18歳までの子供へのmRNA新型コロナワクチン申し込み制導入に関する陳情」の質疑において、主なものとして、生後6か月から4歳までのお子さんで接種された方はどの程度おられるのかとの質疑に対し、執行部より、接種された方は12月7日時点で190人、接種率は約2.5%となっているとの答弁があり、また質疑に対して、執行部より、松江市で乳幼児へのワクチン接種を開始するに当たり、どのような方法がよいか検討した際に、対象者全ての方に公平に情報提供しなければならないということと、申込み制にすると保護者の方に申請の手間をおかけするということも考慮し、市としては、申請の手間をおかけするのではなく、全ての対象者の方にきちんと接種券を送付するという現在の方法にさせていただいたとの答弁がありました。 また、予防接種健康被害救済制度の請求状況についての質疑に対し、執行部より、これまでに市に提出された健康被害救済給付の請求は10件であり、そのうち国に進達しているものは8件である。また、乳幼児については、ワクチン接種が始まったばかりということもあり、請求されている案件はないとの答弁がありました。 討論では、反対する意見として、一委員より、当初は乳幼児や若年層の感染率は非常に低かったが、感染拡大に比例して、乳幼児や若年層にも感染が広がっている。そういう中で、乳幼児向け若年層向けワクチンが開発され、有効性も確立されつつある。行政としては市民に対して公平に一律に行政サービスを提供し、また市民はそれを受ける権利があるという観点や、効率的に事業を進め、市民の安心・安全をしっかりと守るという観点からも、今の方法で進めていただきたい。 また、一委員より、情報の公平性や保護者の手間を考慮し、対象者全員に接種券を送付するという方法は、現時点では合理性があると考えるなどの意見がありました。 採決の結果、陳情第39号は賛成する者はなく、不採択とすべきものと決しました。 陳情第40号「子どもと妊娠可能年齢層への新型コロナワクチン接種中止と全年齢層の接種券送付方法の変更について」は、質疑、意見ともになく、採決の結果、陳情第40号は賛成する者はなく、不採択とすべきものと決しました。 陳情第43号「子どもへのコロナワクチン接種反対の件」及び陳情第44号「子供へのコロナワクチン接種反対の件」は、一括議題とし、審査を行いました。 質疑はなく、陳情第43号の討論では、反対する意見として、一委員より、日本小児科学会や感染症学会では、新型コロナワクチンの接種は、感染症リスクの高い子どもに対してメリットが大きいと言われているため不採択、陳情第44号の討論では、一委員より反対する意見があり、採決の結果、陳情第43号及び陳情第44号は、それぞれ賛成する者はなく、不採択とすべきものと決しました。 以上で教育民生委員会の報告を終わります。 ○議長(立脇通也) これより教育民生委員長の報告に対する質疑に入りますが、初めに議第141号議案について委員長の報告に対する質疑、討論、表決を行います。 地方自治法の規定により、16番米田ときこ議員を除斥いたします。 〔16番米田ときこ議員除斥〕
    ○議長(立脇通也) これより議第141号「指定管理者の指定について」、委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也) 質疑なしと認めます。 これをもって議第141号議案の報告に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより表決に入ります。 議第141号「指定管理者の指定について」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也) 挙手全員であります。 よって議第141号議案は委員長の報告のとおり決しました。 16番米田ときこ議員の除斥を解除いたします。 〔16番米田ときこ議員除斥解除〕 ○議長(立脇通也) 次に、議第141号議案を除く教育民生委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也) 質疑なしと認めます。 これをもって教育民生委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 川井弘光経済委員長。 〔31番川井弘光議員登壇〕 ◆31番(川井弘光) 今期定例会において、経済委員会に付託となりました議案10件につきまして、12月12日に委員会を開催し、審査を行いましたので御報告申し上げます。 議第205号「指定管理者の指定について」は、旧日銀松江匠工房のリニューアルオープンに関する質疑に対し、執行部より、令和5年度にテナントを募集し、令和6年10月には営業を開始する計画であるとの答弁がありました。 このほか、指定管理者となる法人についての質疑がありました。 討論で意見はなく、採決の結果、議第205号は全会一致で原案可決すべきものと決しました。 議第207号「指定管理者の指定について」は、湖北ファミリー農園管理者の業務内容についての質疑に対し、執行部より、施設の清掃や農園の備品の整備、空き区画や共有部分などの農園施設管理、農園使用者の申込受付と許可などであるとの答弁がありました。 このほか、管理者の勤務体制についての質疑がありました。 討論で意見はなく、採決の結果、議第207号は全会一致で原案可決すべきものと決しました。 議第209号「指定管理者の指定について」は、宍道農村環境改善センターの修繕、改善の状況についての質疑に対し、執行部より、1件10万円以下の軽微なものは指定管理者で行っていただいている。現在指定管理者から実情を聞きながら改修を進めている。施設改修の要望については、指定管理者と密接に連携を取り、年次的な計画を立てて修繕するものと、突発的に修繕が必要になるもの、どちらとも適切に対応できているとの答弁がありました。 このほか、松江市宍道農産物処理加工施設に関し、衛生基準への対応状況についての質疑がありました。 討論で意見はなく、採決の結果、議第209号は全会一致で原案可決すべきものと決しました。 議第211号「指定管理者の指定について」は、農園に関し、サウンディング型市場調査について質疑がありました。 討論で意見はなく、採決の結果、議第211号は全会一致で原案可決すべきものと決しました。 議第222号「令和4年度松江市ガス事業会計補正予算(第2号)」は、職員給与に関する予算の減額理由についての質疑に対し、執行部より、本庁との人事異動により高年齢職員から若年層の職員に代わったことに伴い、退職給与引当金が2,000万円ほど減ったことなどによる減額であるとの答弁がありました。 討論で意見はなく、採決の結果、議第222号は全会一致で原案可決すべきものと決しました。 議第223号「令和4年度松江市交通事業会計補正予算(第2号)」は、バスカード廃止に伴う清算金についての質疑に対し、執行部より、平成29年当時、バスカード製造業者が導入した磁気カードに情報を書き込むエンコーダーという機械が老朽化したため、機械を使用していた関係7社合同で改修費用を負担することとした。引き続きバスカードを製造することを前提とした改修であったが、その後、ICカードの導入や、コロナ禍に伴いバスカードの売上げが伸び悩んだこともあり、バスカードを廃止することになったため、改修を依頼したメーカーに対し、見込んでいたバスカード製造分相当の改修費を清算する形で処理することとしたと答弁がありました。 また、交通事業会計支援金についての質疑に対し、執行部より、この支援金は新型コロナウイルス感染症の影響を受ける前と比較し、減少した収益の差額を算出根拠としている。令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、路線バス利用者は2割余り、収益は3割余り減少した。令和3年度は、収益の回復は一定程度にとどまっている。令和4年度上半期の数字は、令和3年度よりもよくなってはいるが、その回復はやはり一定程度にとどまっており、2億円という額の支援金を市にお願いさせていただいた。令和4年度下半期は、観光需要が伸びるなどして回復すればよいが、V字に回復するのは難しいような現状であるとの答弁がありました。 討論で意見はなく、採決の結果、議第223号は全会一致で原案可決すべきものと決しました。 「指定管理者の指定について」の議第206号、議第208号及び議第210号の議案3件と議第219号「令和4年度松江市企業団地事業特別会計補正予算(第1号)」は、質疑、意見ともになく、採決の結果、それぞれ全会一致で原案可決すべきものと決しました。 以上で経済委員会の報告を終わります。 ○議長(立脇通也) これより経済委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也) 質疑なしと認めます。 これをもって経済委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 岩本雅之建設環境委員長。 〔17番岩本雅之議員登壇〕 ◆17番(岩本雅之) 今期定例会において建設環境委員会に付託となりました議案9件、陳情1件について、12月12日に現地視察、13日、16日に委員会を開催し、審査を行いましたので御報告申し上げます。 議第107号「松江市一般市営住宅条例の一部改正について」は、質疑において主なものとして、譲渡される住宅の現状と修繕計画についての質疑に対し、執行部より、現状は大規模な修繕等の必要はなく、特に問題ないと考えている。修繕については、島根県住宅供給公社の修繕計画と松江市公営住宅等長寿命化計画の整合性を図り、進めていくとの答弁がありました。 今後、島根県住宅供給公社から譲り受ける住宅の戸数についての質疑に対し、執行部より、鹿島町地内に16戸、八雲町地内に30戸、宍道町地内に今回譲り受けるふらっとKIMACHIを除いて、28戸の合計74戸あるとの答弁がありました。 また、ふらっとKIMACHIの入居状況についての質疑に対し、執行部より、8戸のうち、今年11月に2戸が埋まって、現在7世帯が入居されている。空き戸数は1戸であるとの答弁がありました。 討論では意見はなく、採決の結果、議第107号は全会一致で原案可決すべきものと決しました。 議第108号「松江市普通公園条例の一部改正について」は、質疑、意見ともになく、採決の結果、全会一致で原案可決すべきものと決しました。 議第109号「和解について」は、質疑では、松江市としての過失がないと考えられる事案に、解決金を支払う事例ができたことについての質疑に対し、執行部より、交渉の経過を話すと、松江市に道路管理瑕疵がないとはいえ、市道に穴の開いた事故であり、道路の状況を調べたところ、過去数年にわたって約100回の補修をしていた路線であった。そういったことを含め、保険会社や松江市の顧問弁護士にも相談したところ、松江市の負担が発生するのはやむを得ないという相談結果をいただいた。保険会社の弁護士に委任して交渉した結果、相手方に内諾をもらえたので、今回は損害賠償ではなく、和解の解決金という形で処理したとの答弁がありました。 討論では意見はなく、採決の結果、議第109号は全会一致で原案可決すべきものと決しました。 議第110号「市道路線の廃止について」及び議第111号「市道路線の認定について」は、関連するものであり、一括議題としました。 質疑、意見ともになく、採決の結果、議第110号及び議第111号は全会一致で原案可決すべきものと決しました。 議第212号「指定管理者の指定について」は、質疑、意見ともになく、採決の結果、全会一致で原案可決すべきものと決しました。 議第213号「指定管理者の指定について」は、質疑において主なものとして、松江市鹿島マリーナの使用料収入についての質疑に対し、執行部より、令和元年度の収支差額が185万4,000円、令和2年度が179万円、令和3年度が142万4,000円で、指定管理料と報奨金を除いた差額が松江市に対する収入となり、維持修繕基金に充当しているとの答弁がありました。 公募申請2団体から候補者として選定された理由についての質疑に対し、執行部より、審議会で審査の重点項目として、使用促進のための計画が練られているか、同類施設の運営実績があり、ノウハウを有しているか、施設管理に必要な有資格者が確保されているか、使用者及び地域住民からの苦情、要望への対策は適切か、周辺環境に配慮した管理計画を策定しているかという5点について審査した結果、候補者として選定されたとの答弁がありました。 討論では意見はなく、採決の結果、議第213号は全会一致で原案可決すべきものと決しました。 議第220号「令和4年度松江市水道事業会計補正予算(第2号)」は、質疑、意見ともになく、採決の結果、全会一致で原案可決すべきものと決しました。 議第221号「令和4年度松江市下水道事業会計補正予算(第2号)」は、質疑、意見ともになく、採決の結果、全会一致で原案可決すべきものと決しました。 陳情第41号「松江市の市街地周辺地域の具体的なまちづくりの方針策定のための関係制度の整備について」は、議会事務局から、同趣旨の陳情の提出状況等について説明を受けた後、質疑では主なものとして、執行部より、昨年、市街化区域に隣接した市街化調整区域において、大規模な住宅等開発の考えがある方を募集したところ、陳情者の松江市東出雲五反田土地区画整理組合設立準備委員会の委員長である三島武美さんから相談書の提出を受けた。市街化調整区域の開発に当たっては、一定のルールがあり、松江市で島根県と協議に入るための優先順位を決定する審査を行うため、陳情者と話合いをしてきた経緯があるとの答弁がありました。 また、これまで相談を受けてきた五反田地区の区画整理事業をされる場所は農地であり、現行の制度、法律については、農業振興地域及び農用地区域ということ、また都市計画で定める市街化調整区域ということで、主に都市計画法、農地法、農振法が土地利用に関する関係制度と考えている。それから、市街化調整区域における緩和制度については、法的な要件があり、この地域は優良な農地である農業振興地域、農用地区域なので、緩和制度の対象にならないとの答弁がありました。 また、松江市の将来のまちのかたちとしては、市域内のバランスの取れた発展、コンパクト・プラス・ネットワークの形成を目指していくことと、中心市街地の再生という2つの大きな両輪によりまちづくりを行っていく考えであり、その実現のための手法が土地利用制度だと考えている。土地利用制度については、今年6月より都市計画審議会で議論しており、市民アンケートによる意識調査や各種団体へのヒアリングなども行っている。そういった意見などを踏まえ、松江市のまちづくりにふさわしい土地利用制度となるよう、今年度末までに考え方を整理したいと考えているとの答弁がありました。 その後、一委員より、閉会中の継続審査の申出がありましたが、賛成少数により否決されました。 また、一委員より、現地踏査の申出があり、賛成多数により現地踏査を行うことに決定しました。 現地踏査を行い、質疑等を行った後、討論では、一委員より、五反田地区のケースは、あくまでケーススタディーであり、再開発を認めろという趣旨ではないと理解している。それぞれの地域住民が、ここに住んでよかったという持続可能なまちづくりのため、現在の新しい人口フレームの中で関係制度の整備を担うのは私たちの役目だろうと思っているので、採択との意見がありました。 また、一委員より、少子高齢化の中で今後のまちづくりを推進するに当たって、関係制度をいま一度整理することは、松江市が向かっていこうとする将来のまちづくりと合致しているので、採択との意見がありました。 また、一委員より、本件は現行制度に基づき総合的な視点で秩序等のルールに従って決定されたものであり、拙速な判断はすべきではないと考えるので、不採択との意見がありました。 また、一委員より、陳情書面は、松江市市街地、周辺地域全体において、線引き制度を緩和の方向で議論してほしいと読み取れる。地域の実情や住民の要望を尊重し、必要な範囲で適切な住宅地の開発を考えられることには賛成であるが、それを松江市全体に広げて考えることは難しいと考えている。農地をむやみに開発することは、持続可能な地域の発展を阻害する可能性があり、土地利用制度だけでなく、総合的な施策で解決すべきなので、不採択との意見がありました。 採決の結果、陳情第41号は賛成多数により採択すべきものと決しました。 以上で建設環境委員会の報告を終わります。 ○議長(立脇通也) これより建設環境委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也) 質疑なしと認めます。 これをもって建設環境委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 三島良信予算委員長。 〔32番三島良信議員登壇〕 ◆32番(三島良信) 今期定例会において予算委員会に付託されました議案15件につきまして、12月7日と16日及び本日、委員会を開催し、審査を行いましたので御報告申し上げます。 議第214号「令和4年度松江市一般会計補正予算(第7号)」は、質疑はなく、討論で、一委員より、市役所建設に当たっては、市民合意が不十分と考えており、スライド条項についても、市民に対する情報提供、説明責任が十分に果たされておらず、合意が得られていないと指摘し、反対するとの意見があり、また、一委員より、市庁舎の予算については、当初からスライド条項等の適切な対応を行うということもあり、このスライド条項の適切な運用によって、今回補正予算が増額になったものだと思っている。 また、市民の皆さんへの説明においては、上定市長が様々な媒体を使って、過去に例がないほど丁寧に説明したと感じており、賛成するとの意見がありました。 採決の結果、議第214号は賛成多数で原案可決すべきものと決しました。 次に、議第226号「松江市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について」は、質疑はなく、討論で、一委員より、今、市民の暮らしは物価の高騰、社会保障制度の後退、実質賃金の減少など、一層厳しさを増しており、政治がまともな対策を講じない下、市長の報酬を引き上げることに市民の理解が得られないものと考えて、反対するとの意見があり、また一委員より、人事院勧告に基づき、増えたときは増やす、減らしたときは減らす、過去にそういった対応をしてきたので賛成するとの意見がありました。 採決の結果、議第226号は賛成多数で原案可決すべきものと決しました。 次に、議第227号「松江市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について」は、質疑はなく、討論で、一委員より、市民の生活が厳しさを増す中で、議員の報酬を引き上げることに市民の理解は得られないものと考え、反対するとの意見があり、また一委員より、人事院勧告に基づいて増えるということであり、こうやって報酬で上がったものは疲弊している地域経済にしっかり使うべきだと考えて、賛成するとの意見がありました。 採決の結果、議第227号は賛成多数で原案可決すべきものと決しました。 次に、議第228号「令和4年度松江市一般会計補正予算(第8号)」は、質疑はなく、討論で、一委員より、市民の生活が厳しさを増す中で、職員給与の引上げについては大事なことで賛成するが、市長、議員の引上げが入っている予算のため、反対するとの意見がありました。 また、一委員より、人事院勧告に基づいて報酬等が決まっており、議員報酬も、こうやって上がったときは、疲弊している地域経済のために一生懸命使っていくという考えで、賛成するとの意見がありました。 採決の結果、議第228号は賛成多数で原案可決すべきものと決しました。 議第225号「松江市職員の給与に関する条例等の一部改正について」及び議第229号「令和4年度松江市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」から議第237号「令和4年度松江市病院事業会計補正予算(第2号)」まで、以上議案10件については、質疑、意見ともになく、採決の結果、それぞれ全会一致で原案可決すべきものと決しました。 なお、各分科会における審査の内容につきましては、お手元にお配りしております分科会長報告のとおりであります。 次に、議第238号「令和4年度松江市一般会計補正予算(第9号)」は、質疑では、一委員より、次年度以降の財源及び事業の恒久化についてどう考えているかとの質疑に対し、執行部より、国より一般財源については、普通交付税を想定し、予算編成を行うことが示されているので、本市としてもそれに沿った形で対応していきたいとの答弁がありました。 また、一委員より、この給付金は双子や三つ子の場合はどうかとの質疑に対し、執行部より、出産については子ども1人につき5万円を支給するとの答弁がありました。 討論はなく、採決の結果、議第238号は全会一致で原案可決すべきものと決しました。 以上で予算委員会の報告を終わります。 ○議長(立脇通也) これより予算委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也) 質疑なしと認めます。 これをもって予算委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 森脇幸好議会運営委員長。 〔27番森脇幸好議員登壇〕 ◆27番(森脇幸好) 今期定例会において、議会運営委員会に付託となりました陳情1件につきまして、12月14日に委員会を開催し、審査を行いましたので御報告申し上げます。 陳情第42号「松江市議会における議員別の表決結果公表のお願い」について、初めに陳情者から趣旨説明を聞き、陳情者への質疑を行いました。 質疑において主なものとして、議員個別の表決結果公表の開始時期についての質疑には、早急にやらなければならない、表決システムがなくても公表している議会があり、できない理由はない。できれば2月議会からお願いしたい。議員個別の表決結果の公表は、議会として当然するべきことで、住民が求めて出すものではなく、出さないといけないものである。また、私たちは主権者であり、投票するときに大変重要な資料になると考えるとの答弁がありました。 また、委員から、議会広報紙の限られた紙面に、膨大な表決結果を公表するには、QRコードの活用など、簡潔に分かりやすい紙面となるような工夫を検討する必要があると考えるが、公表の仕方についてどのような考えかとの質疑に対し、全ての議案ではなくても、主立った議案に対する表決を出す。また、賛否をマル・バツで表すなどはとても見やすく、議会に対する市民の関心を高めるものになると考えるとの答弁がありました。 質疑の後、一委員より、これまでも各議員別の表決を公表することについては議会において検討してきたが、新庁舎建設に合わせ電子表決システムの導入を進めており、現在、運用及び規則改正等の調整を行っている。 表決の確認方法には様々あると認識しているが、より正確な結果を公表できる方法として、電子表決システムの運用を検討しているところであるため、継続審査を求めるとの発言がありました。 採決の結果、委員全員の賛成により、継続審査とすることに決定をいたしました。 以上のことから、陳情第42号について、閉会中の継続審査としたい旨の申出を行った次第であります。 議長において、よろしくお取り計らいいただきますようにお願い申し上げます。 以上で議会運営委員会の報告を終わります。 ○議長(立脇通也) これより議会運営委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也) 質疑なしと認めます。 これをもって議会運営委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 これより議第141号議案及び陳情第42号を除く議案135件及び陳情5件に対する討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 3番たちばなふみ議員。 〔3番たちばなふみ議員登壇〕 ◆3番(たちばなふみ) 共産党市議団、たちばなふみです。会派を代表して、条例案3件、補正予算案2件、陳情1件について、委員長報告に反対の立場で意見を述べます。 議第103号「松江市個人情報の保護に関する法律施行条例の制定について」は、現行の松江市個人情報保護条例の規定の大半が改正後の個人情報の保護に関する法律に規定されていることから、現行条例を廃止し、新たに改正法の施行に必要な事項を定めるとしています。 しかし、この改正法に伴う議案は、2021年5月に成立したデジタル改革関連法に基づき、各自治体が独自に制定した個人情報保護条例をリセットし、国が定めた全国共通のルールを押しつけるものです。この狙いは、教育、介護サービス、子育て支援、健康診断といった住民サービスに直結する個人情報の宝庫である自治体が保有する情報を吐き出させようとするもので、自治体が持つ膨大な個人情報のデータの利活用を成長戦略に位置づけ、外部提供した企業にAI(人工知能)で分析させ、もうけの種にさせることをデジタル改革の名で進めるものです。 自治体の個人情報保護制度は、国に先行して条例が整備され、内容も発展させてきた点で、地方自治の象徴的存在の一つと言えます。 この自治体が築き上げてきた個人情報保護の仕組みを壊すことは、自治権の侵害、自治権の否定につながるものであり、この条例案に反対します。 議第214号「令和4年度松江市一般会計補正予算(第7号)」について意見を述べます。 今回の補正予算は、市民の暮らしを守る物価高騰対策やコロナ第8波から命を守る対策が盛り込まれており、必要な内容だと考えております。しかしながら、新庁舎建設に係る資材価格上昇等への対応について意見を述べます。 新庁舎建て替えそのものは、耐震性の問題もあり理解します。また、既に建設が進んでおり、やむなしとの声も聞きます。しかしながら、契約時から新築移転のほうが現地建て替えより短期間工事で終わり、将来的な資材高騰の影響を受けにくいのではないか、長期間の工事で何度も変更契約が必要になり、どんどん値上がりしていくのではないかとの指摘がありました。今後も業者から請求があれば、このたびのように、繰り返し値上がりする可能性があり、市民の批判は再燃し、現に私どもにも届いています。市民の声を届ける立場として、この予算案に賛成するわけにはいきません。市役所は市民の共有財産です。市民の税金を使って行う公共事業であり、その建設には、市民への十分な説明と理解と納得を得ることが必要不可欠と考えます。共産党市議団は、市役所建設に当たっては、住民合意が不十分であるとして、市民への報告会の開催等を繰り返し要望してまいりました。スライド条項についても、市民に対する説明責任が十分果たされておらず、合意が得られていないことを指摘し、この予算案に反対します。 議第226号「松江市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について」及び議第227号「松江市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について」は、特別職及び議員の期末手当の支給割合を引き上げるものです。今市民の暮らしは、物価、燃油、資材等の高騰、年金の減額や医療費の負担増など、社会保障制度の後退、労働者においては実質賃金が減少するなど、一層厳しさを増しています。政治がまともな対策を講じない下で、市長や議員の報酬を引き上げることに市民の理解は得られないものと考えます。よってこれらの議案に反対です。 なお、特別職及び議員について、国の法律、人事院勧告に準じて報酬や期末手当を引き上げる直接の根拠はありません。 議第228号「令和4年度松江市一般会計補正予算(第8号)」についても、先ほど申し上げました特別職、議員の報酬等を引き上げる予算を含むものであり、賛成できません。 陳情第41号「松江市の市街地周辺地域の具体的なまちづくりの方針策定のための関係制度の整備について」、委員長報告は採択です。 この陳情は、線引き制度により五反田土地区画整理事業という土地開発に苦慮している。人口減少や地域の衰退に歯止めをかけるべく、関係制度の整備を促進するとしており、大きく松江市全体の市街地周辺地域において線引き制度を緩和する方向で議論するよう求めるものと読み取ることができます。 線引き問題は、松江のまちづくり全体に関わる重要なもので、その策定においては、市民の十分な議論と市民合意が不可欠であると考えます。 私どもの会派は、この陳情のきっかけとなった五反田土地区画整理事業に関わる五反田地域の皆さんが、何とか揖屋小学校区に多くの方に住んでほしい、人口が増えてほしいという思いには大いに共感し、五反田地域においては、必要な範囲で災害対策など講じた上で、地域の発展のために許可を求めることについては、住民の方の意見を尊重いたします。その他の地域についても、実情や農業振興を考えた上で、住民の方の必要に応じて、適切な住宅地を開発してもよいと考えています。 しかしながら、松江市全体にそれを広げて考えることは難しいと考えます。現在でも、住居の戸数は、実際に住む方の1.3倍の家が建っており、大幅な人口増が見込めない限り、空き家が増えていくことが明らかです。また、農業振興地域は、農地を保全し、適切に振興が図られるべきで、むやみに開発をすることは、持続可能な地域の発展を阻害すると考えます。 人口減少対策は、子育て支援や問題となっている若年女性の流出をどう防ぐか、またどうやって選ばれるまちになるのか、あらゆる施策が関係すると考えます。 そもそも、先祖代々の農地を手放したい、そんな苦しい選択をしなくてはならないのは、農業で食べていけない、食べていけないから後継ぎが、担い手がいない、そのことがそもそも問題だと考えます。土地、農地、農業を価値あるものとして、農業従事者を自己責任ではなく、国全体で支える。農業をしてもらえるだけでありがたい、給料払ってでも継続してもらう、そういった農業応援の政治が欠けているということを指摘しなくてはなりません。 土地利用制度だけで解決するのではなく、どんな松江市を目指すのか、環境や子育て、学校、交通ネットワーク、あらゆる施策の総合で住んでもらう、選ばれるまちを目指すべきだと指摘して、反対討論といたします。 以上です。御清聴ありがとうございました。(拍手) ○議長(立脇通也) 1番小澤一竜議員。 〔1番小澤一竜議員登壇〕 ◆1番(小澤一竜) 松政クラブ、小澤一竜です。今議会に上程付託されました全ての議案に対し、各委員長の報告は、原案可決です。各委員長の報告に対し、賛成の立場で討論を行います。 議第103号「松江市個人情報の保護に関する法律施行条例の制定について」は、地方公共団体に法律が一律に適用されることになり、本人の権利保護をより強化するもので、賛成です。 議第226号「松江市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について」並びに議第227号「松江市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について」及び議第228号「令和4年度松江市一般会計補正予算(第8号)」については、国の改正により人事院勧告に基づいて報酬等が決まっており、それに準じてこれまで議会として上がれば上げる、下がれば下げるというような判断をしてきました。そして、疲弊した地域経済に我々自らが寄与するためにも、議第226号、議第227号及び議第228号には委員長の報告のとおり賛成いたします。 陳情第41号「松江市の市街地周辺地域の具体的なまちづくりの方針策定のための関係制度の整備について」の委員長報告は採択です。委員長報告のとおり、地域の特性を理解した住民が持続可能なまちづくりを求めていることは当然のことで、それに対して我々が関係制度をよりよく整備することは重要と考え、賛成いたします。 また、議第214号「令和4年度松江市一般会計補正予算(第7号)」については、新型コロナウイルス感染症対策事業、電力・ガス・食料品等価格高騰対策事業に要する予算として、乳幼児を対象とするコロナワクチン接種の実施体制の整備、地域の各事業者の支援など、昨今の社会情勢においてそれぞれしっかりと追従された重要な事業として予算配分をされており、適切だと考えます。 また、「どだいづくり」として上げられた、災害復旧事業、予防接種事業、新庁舎建設事業においては、長期的目線で安心・安全な市民サービスの面で捉えても重要な事業だと考えます。 よっていずれも、市民に対し丁寧な情報周知の下、迅速に執行されることを願い、賛成いたします。 議第233号から議第237号の公営企業会計補正予算についても、安定的に市民にとって必要なサービスを行うことが大切な予算配分がされており、委員長の報告のとおり賛成いたします。 議第238号「令和4年度松江市一般会計補正予算(第9号)」については、地方六団体を通じて、普通交付税の硬直化と実質的な地方交付税減につながらないよう国に要望されることをお伝えして、賛成いたします。 以上、各委員長の報告に対し松政クラブとして賛成討論といたします。終わります。(拍手) ○議長(立脇通也) 19番柳原治議員。 〔19番柳原治議員登壇〕 ◆19番(柳原治) 議第214号「令和4年度松江市一般会計補正予算(第7号) 」につきまして、明政会を代表して賛成の立場で意見を述べます。 生後6か月から4歳の乳幼児を対象とするコロナワクチン接種実施体制の整備、販売農家に対する物価高騰・感染症対策のための支援、新型コロナウイルス感染症の影響で利用者が減少した市内路線バス事業者に対する安定経営支援、日本脳炎及び子宮頸がん予防ワクチン接種に係る委託費用の増額、併せて子宮頸がんワクチン任意接種を実費負担で受けた人に対して接種費用を払い戻す支援など、引き続き新型コロナウイルス感染症の克服に向けた対策と地域経済の回復に努める予算であります。 また、昨年発生した大雨災害によって被災した箇所の復旧費用など、地域住民が一日でも早く復旧を望む予算、そして燃料価格の高騰に伴う建設資材の上昇や、円安による原材料価格の値上げなどを踏まえて行う新庁舎建設の増額補正など、円滑な工事を行う予算であります。 いずれも、新型コロナウイルス感染症対策や物価高騰に対する予算など、市民の暮らしと安全・安心を図る補正予算であり、賛成といたします。以上です。(拍手) ○議長(立脇通也) これにて討論を終結いたします。 これより表決に入ります。 初めに、議第141号議案を除く議案135件の表決を行います。 議第103号「松江市個人情報の保護に関する法律施行条例の制定について」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也) 挙手多数であります。 よって議第103号議案は委員長の報告のとおり決しました。 議第214号「令和4年度松江市一般会計補正予算(第7号)」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也) 挙手多数であります。 よって議第214号議案は委員長の報告のとおり決しました。 議第226号「松江市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也) 挙手多数であります。 よって議第226号議案は委員長の報告のとおり決しました。 議第227号「松江市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也) 挙手多数であります。 よって議第227号議案は委員長の報告のとおり決しました。 議第228号「令和4年度松江市一般会計補正予算(第8号)」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也) 挙手多数であります。 よって議第228号議案は委員長の報告のとおり決しました。 議第238号「令和4年度松江市一般会計補正予算(第9号)」を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也) 挙手全員であります。 よって議第238号議案は委員長の報告のとおり決しました。 次に、ただいま議決いたしました議第103号議案外議案5件を除き、議第104号「小泉八雲記念館の設置及び管理に関する条例及び小泉八雲旧居の設置及び管理に関する条例の一部改正について」外議案128件を一括して採決いたします。 以上の議案に対する委員長の報告は原案可決であります。 委員長の報告のとおりそれぞれ決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也) 挙手全員であります。 よって議第104号議案外議案128件は委員長の報告のとおりそれぞれ決しました。 次に、陳情第39号外陳情4件の表決を行います。 陳情第39号「乳幼児から18歳までの子供へのmRNA新型コロナワクチン申し込み制導入に関する陳情」を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は不採択であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也) 挙手全員であります。 よって陳情第39号は委員長の報告のとおり決しました。 陳情第40号「子どもと妊娠可能年齢層への新型コロナワクチン接種中止と全年齢層の接種券送付方法の変更について」を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は不採択であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也) 挙手全員であります。 よって陳情第40号は委員長の報告のとおり決しました。 陳情第41号「松江市の市街地周辺地域の具体的なまちづくりの方針策定のための関係制度の整備について」を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は採択であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也) 挙手多数であります。 よって陳情第41号は委員長の報告のとおり決しました。 陳情第43号「子どもへのコロナワクチン接種反対の件」を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は不採択であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也) 挙手全員であります。 よって陳情第43号は委員長の報告のとおり決しました。 陳情第44号「子供へのコロナワクチン接種反対の件」を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は不採択であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也) 挙手全員であります。 よって陳情第44号は委員長の報告のとおり決しました。─────────────────────── △日程第5 閉会中の継続審査について ○議長(立脇通也) 日程第5「閉会中の継続審査について」を議題といたします。 議会運営委員長から、委員会で審査中の陳情第42号について、会議規則の規定により、お手元にお配りしておりますとおり、閉会中の継続審査の申出がありました。 お諮りいたします。 議会運営委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也) 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。 議事の都合により、しばらく休憩いたします。 〔午後0時20分休憩〕 ────────── 〔午後1時30分再開〕 ○議長(立脇通也) 休憩前に引き続き会議を開きます。─────────────────────── △日程第6 議員提出議案第7号 松江市議会個人情報の保護に関する条例の制定について      (提案説明、質疑、討論、採決) ○議長(立脇通也) 日程第6、議員提出議案第7号「松江市議会個人情報の保護に関する条例の制定について」を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 27番森脇幸好議員。 〔27番森脇幸好議員登壇〕 ◆27番(森脇幸好) 議員提出議案第7号 松江市議会個人情報の保護に関する条例の制定につきまして、提案理由の説明をいたします。 国において、個人情報の保護に関する法律が改正され、地方公共団体にも法律が一律に適用されることになりましたが、三権分立の観点から、地方議会は同法の適用対象外となったところであります。 そこで、松江市議会が保有する個人情報の保護に関し、自律的措置を講じるため、条例を制定するものであります。 本条例につきましては、個人情報等の取扱いに関する規定のほか、個人情報の開示や訂正などの手続等、本市議会における個人情報の適正な取扱いに関し必要な事項を定めるものであります。 以上、議員諸氏の御賛同を賜りますようお願い申し上げる次第であります。 ○議長(立脇通也) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議員提出議案第7号につきましては、会議規則の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也) 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより表決に入ります。 議員提出議案第7号「松江市議会個人情報の保護に関する条例の制定について」を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也) 挙手全員であります。 よって議員提出議案第7号は原案のとおり可決されました。─────────────────────── △日程第7 議員提出議案第8号 北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を求める意見書について      (提案説明、質疑、討論、採決) ○議長(立脇通也) 日程第7、議員提出議案第8号「北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を求める意見書について」を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 24番石倉茂美議員。 〔24番石倉茂美議員登壇〕 ◆24番(石倉茂美) 議員提出議案第8号「北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を求める意見書について」説明を申し上げます。 北朝鮮が日本人の拉致を認め、謝罪した平成14年(2002年)の日朝首脳会談以降、5人の拉致被害者と家族の帰国は実現したものの、いまだ拉致問題は全面的な解決には至らないまま20年の歳月が流れている。平成25年(2013年)政府は、拉致問題に関する対応を協議し、全ての拉致被害者の安全確保及び即時帰国、拉致に関する真相究明など、同問題の解決のための戦略的取組及び総合的対策を推進するため、内閣総理大臣を本部長とする新たな拉致問題の対策本部を設置した。北朝鮮は、平成26年(2014年)の日朝政府間協議で、拉致被害者を含む全ての日本人に関する包括的かつ全面的な調査の実施の約束をしたが、平成28年(2016年)に調査の全面中止及び調査のための特別調査委員会の解体を一方的に宣言した。以降、北朝鮮は不誠実な態度を取り続けている。 北朝鮮による日本人拉致事件の発生から既に40年以上が経過し、拉致被害者自身も、家族も高齢となる中、問題解決には一刻の猶予も許されない。 拉致問題は、我が国の主権及び国民の生命と安全に関わる重大な問題であり、国の責任において解決すべき喫緊の重要課題である。 よって国におかれては、拉致被害者全員の早期帰国を実現させるため、北朝鮮側に対して粘り強く交渉を行うとともに、あらゆる外交上の機会を捉えて問題提起するなど、拉致問題の一刻も早い全面解決に向けて全力で取り組むよう強く要望するものでございます。議員の皆さん方の御協力よろしくお願いします。以上で終わります。 ○議長(立脇通也) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議員提出議案第8号につきましては、会議規則の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也) 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより表決に入ります。 議員提出議案第8号「北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を求める意見書について」を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也) 挙手全員であります。 よって議員提出議案第8号は原案のとおり可決されました。─────────────────────── △日程第8 議員提出議案第9号 太陽光発電施設の設置に関する法整備を求める意見書について      (提案説明、質疑、討論、採決) △日程第9 議員提出議案第10号 地方路線バスを維持するための財政措置の拡充を求める意見書について      (提案説明、質疑、討論、採決) ○議長(立脇通也) 日程第8、議員提出議案第9号「太陽光発電施設の設置に関する法整備を求める意見書について」及び日程第9、議員提出議案第10号「地方路線バスを維持するための財政措置の拡充を求める意見書について」を一括して議題といたします。 提出者の説明を求めます。 19番柳原治議員。 〔19番柳原治議員登壇〕 ◆19番(柳原治) 太陽光発電施設の設置に関する法整備を求める意見書の提案説明を行います。 太陽光発電施設が急増する中で、太陽光発電施設が住宅地に近接する遊休農地や水源涵養機能を持つ山林に設置され、周辺環境との不調和や景観の阻害、生態系への影響が懸念されています。 傾斜地や土地改変された場所への設置は、土砂災害に対する危険性が高まり、地域住民との間でトラブルとなっている現状がございます。 しかしながら、太陽光発電施設の設置については、直接的に立地を規制する法律がないため、事業者に対する地元自治体の対応には限界があると認識しております。 つきましては、太陽光発電事業が地域社会で住民と共生し、将来にわたり安定した事業運営がなされるよう、お手元にお配りしております意見書に記載しております5つの項目について要望いたします。 特に太陽光発電事業が終了した場合においては、太陽光パネル等が放置されるおそれがあることから、その撤去及び処分が適切かつ確実に行われるよう、発電事業者による廃棄費用確保の仕組みの整備やリサイクルの仕組みの確立に向けた取組を進めることを強く要望いたします。 続きまして、地方路線バスを維持するための財政措置の拡充を求める意見書について、提案説明を行います。 地域公共交通は、地域住民の安心・安全を支え、日常生活や地域の経済産業活動を支える重要な社会インフラです。中でも、路線バスは、人口減少、少子高齢化が進展する中で持続、さらには地球温暖化等の環境問題への対応、災害時の輸送等の果たす役割はますます重要になっています。 しかしながら、地方バス事業者の多くは、コロナ禍以前から恒常的に赤字で運営されているところに、長期に及ぶ新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、大変厳しい経営運営状況にあり、もはや企業努力による路線バス維持は限界に近い状況です。 地方公共団体が地域の実情に応じてきめ細かに必要な事業を実施できるよう、恒常的な十分な財政支援措置を維持していただくことを要請いたします。 また、地方では景気等に左右されず、公共の福祉の増進を基本原則に、住民のニーズを反映した持続可能なバスサービスを提供できる公営バスの存続に改めて大きな価値を見いだしています。 公営交通事業に対する交付税等の新たな支援制度の創設や、各市の一般会計からの繰入れ等については、地方交付税措置の充実強化を強く要請します。 以上、2つの意見書について、議員の皆様方に御同意をいただきますようお願いいたします。以上です。 ○議長(立脇通也) 質疑、討論、採決につきましては、それぞれ行います。 初めに、議員提出議案第9号に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議員提出議案第9号につきましては、会議規則の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也) 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより表決に入ります。 議員提出議案第9号「太陽光発電施設の設置に関する法整備を求める意見書について」を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也) 挙手全員であります。 よって議員提出議案第9号は原案のとおり可決されました。 次に、議員提出議案第10号に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議員提出議案第10号につきましては、会議規則の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也) 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより表決に入ります。 議員提出議案第10号「地方路線バスを維持するための財政措置の拡充を求める意見書について」を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕 ○議長(立脇通也) 挙手全員であります。 よって議員提出議案第10号は原案のとおり可決されました。─────────────────────── △日程第10 まちづくり対策特別委員会中間報告について      (委員長報告・質疑) △日程第11 松江市総合計画特別委員会中間報告について      (委員長報告・質疑) ○議長(立脇通也) 日程第10「まちづくり対策特別委員会中間報告について」及び日程第11「松江市総合計画特別委員会中間報告について」を一括して議題といたします。 まちづくり対策特別委員会及び松江市総合計画特別委員会において調査中の事項につきまして、会議規則の規定により報告を行いたいとの申出がありますので、この際、これを許します。 川島光雅まちづくり対策特別委員長。 〔22番川島光雅議員登壇〕 ◆22番(川島光雅) まちづくり対策特別委員会において、松江市の土地利用制度の考え方について、12月14日に調査を行いましたので、その概要について御報告申し上げます。 初めに、執行部より、松江市の状況整理、団体ヒアリング結果、市民アンケート結果、土地利用規制ごとの傾向分析について説明がありました。 続いて、土地利用コントロールの手法について、他都市での事例を踏まえ、4つのパターンに整理した上で、2つのパターンを選定したケーススタディーの提示がありました。 1つ目のパターンは、松江市の現行制度である都市計画法に基づく区域区分を設けた、いわゆる線引き制度をベースに、緩和制度を導入することで、開発制限の厳しい市街化調整区域の開発需要に対応していくコントロール手法で、検討課題として、一つ、松江圏都市計画区域と宍道都市計画区域の統合、一つ、本庄、大野、秋鹿といった中山間地域の規制強度の取扱い、一つ、八雲、忌部などの一定程度の開発圧力がある都市計画区域外の取扱いなどが上げられました。 2つ目のパターンは、区域区分を設けず、用途地域の指定のない地域に対して、特定用途制限地域などによる土地利用制限を導入し、土地利用をコントロールしていく手法で、検討課題として、前述の手法と同様、一つ、松江圏都市計画区域と宍道都市計画区域の統合が上げられるほか、一つ、現行の緩和区域の取扱いを含めた用途地域の指定の範囲、一つ、用途白地と呼ばれる用途地域が定められていない地域への特定用途制限の内容や指定の範囲などが上げられました。 最後に、目指す土地利用の方向性、ゾーニングの整理として、平成30年3月に策定した松江市都市マスタープランにある土地利用区分を基本に、これまでの人口、開発動向、地価などの検証結果を踏まえた上で、細かく整理を行うとの説明がありました。 ここでは、今後検討していくゾーンイメージのたたき台として、市内の各地域の実情に応じた分類が示され、それぞれの分類について課題と土地利用コントロールの考え方が示されました。 これに対し、委員からは、市民アンケートを見ると、日常生活を支える商業施設が少ないというニーズが10代から30代に多く見られ、今後、松江市の人口を考えていく上では、市街化調整区域のため大型の1万平米以上の建物が建たないという制度設計は、市民にとってマイナス要因だと考えている。そういった点に関してどう考えるかとの質疑があり、執行部から、大型店へのニーズがあることは確かだと思っている。現行の制度では、1万平米以上の店舗については、中心市街地の活性化を目指すという考え方の下、郊外への立地を制限している。土地利用制度の考え方について、アンケート結果、ヒアリング結果などを踏まえて検討し、方向性を定め、最終的に制度設計にどう生かすかを考えていくことになるとの答弁がありました。 このほか、全体的にどのようにまちづくりをしていくかという大きな視点で考えている状況はよく分かったが、具体的にこの地域はどうなるのかを考えてしまうところがある。開発圧力をどういうふうに分析したのか、基になるデータなどはどういうものを下地にして検討したかといった質疑があったほか、意見として土地利用コントロールの考え方について、集落地の中山間地域をどう捉えているのか見えてこない。この集落地の中の中山間地域だけ取り残されていくような印象を受ける。中山間地域の課題、土地利用コントロールの考え方はまとまっているのか。これらの地域は、その存続が危ぶまれる状況であり、地元の意向等を十分に聞き、早期に検討し示していただきたいといった意見や、各地域の意見を集約するのは大変だと思う。市議会議員は各地域を代表して出ているので、議員の意見を聞いてほしいといった意見のほか、地域で組合を組織し、区画整理を行うこともあると思うが、そういった動きを行政が制限することには問題があるのではないか。区画整理した結果については、受益者負担となるわけなので、それに対し行政は、入り口までのインフラ整備をする、設計に対する支援をするなどして応援するとともに、地域の意見を聞くなどして、そういった点についての考えを改めていただきたいといった意見や、コンパクト・プラス・ネットワークの構想との整合性を取りながら進めていただきたいなどの意見がありました。 以上でまちづくり対策特別委員会の報告を終わります。 ○議長(立脇通也) これよりまちづくり対策特別委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也) 質疑なしと認めます。 これをもってまちづくり対策特別委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 森脇幸好松江市総合計画特別委員長。 〔27番森脇幸好議員登壇〕 ◆27番(森脇幸好) 松江市総合計画特別委員会において、松江市総合計画の実施状況について、11月22日に調査を行いましたので、その概要について御報告申し上げます。 初めに、執行部より、令和3年度の松江市総合計画の実施状況の概要について報告があり、本年4月からスタートした「松江市総合計画-MATSUE DREAMS 2030-」は、市長をはじめとして出前講座を積極的に行い、学校の授業等でも取り上げていただくなど、よいスタートを切ったと捉えている。 6月議会では、松江市総合計画条例を改正し、審議会で検証を行う方針を定めたところである。また、議会へも毎年報告し、進捗管理をするものである。 実施状況については、総合計画に108項目のKPIを設定し、検証を行うこととしているが、このうち評価を行ったKPIが57項目、新型コロナウイルス感染症の影響により、正確に評価できないため評価対象外としたものが34項目、アンケート調査が未実施であることから、評価できない項目が17項目あった。 総括として、評価したKPI57項目のうち、達成したKPIは31項目、達成率は54.4%であった。 評価をしたKPIについても、多かれ少なかれ新型コロナウイルス感染症の影響を受けざるを得なかったが、アフターコロナを見据え、さらに取り組んでいかなければならない。 その際、コロナ禍を契機とした地方回帰、あるいはデジタル化の進展といった動きをきちんと捉えていく必要がある。 SDGs未来都市の認定についても、来年2月の申請、5月の認定に向けて取り組んでいきたいなどの報告ありました。 次に、松江市の人口動態については、2021年10月1日現在の本市の推計人口は20万2,280人で、この1年間で1,336人、率にして0.66%の減少であった。 本市の人口ビジョンは、5年ごとに行われる国勢調査により目標値を設定しており、2060年は総人口約18万人を確保、2025年には総人口20万290人を目標値と掲げている。 社会動態、自然動態ともに減少が続いているが、2020年4月から本市で配置し、実績が上がっている移住コンシェルジュや、2021年度からは、まつえIT女子インターンシップ・プログラム事業にも取り組んでいる。 今後も、社会情勢やこのような取組を注視しながら、人口動態の分析を進めていきたいなどの説明がありました。 次に、10月17日に開催された審議会において、委員からいただいた主な意見について、KPIの達成、未達成についての原因の見える化が図られているか。MATSUE起業エコシステムの仕組みづくりの加速をしていただきたい。1次産業の連携による定住対策を実施してはどうか。こども家庭庁の設置に対応した施策の展開。子どもたちのケアや応援、学力向上への対策。医療や介護の分野に興味を持った生徒、学生とのつながり。地域コミュニティーや住み心地など、仕事以外の部分を追加してはどうか。生徒、学生を含めた若い世代とのつながりづくり。カーボンニュートラルの取組について、民間企業等への広がりはどうなっているのかなどの御意見をいただいた。 これらの意見をしっかりと総合計画に基づく施策に反映していくなどの報告がありました。 これに対し、委員からは、出前講座についての現状の手応えについて質疑があり、執行部より、中学校、高校では、地域学習と併せて取り組んでいただいている。生徒や学生からは、8年後にありたい姿として、地域に貢献したいという意見をたくさんいただいているとの答弁がありました。 また、委員からは、キーワードは人であり、それぞれの当事者の方が、自分事としてどれだけできるか。そういう機運づくりや、材料づくりを念頭に事業、施策を進めていただきたい。 計画はすばらしいが、メインとなる拠点がないと感じる。思い切った取組が必要ではないか。 総合計画の成果について、事業をやったかやらなかったかで求めるのか、人口動態の数字がよくなることだと見ていくのか。人によっては、一生懸命に取り組んだけれど人口が増えていないというような評価にされがちなので、そこをうまく分けたほうがいいのではないか。 総合計画でどんなまちが出来上がっていくのかということについて、今後はもう少し具体的な成果を市民の皆さんなどにお知らせができるような環境をつくっていただきたいなどの意見がありました。 以上で松江市総合計画特別委員会の報告を終わります。 ○議長(立脇通也) これより松江市総合計画特別委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立脇通也) 質疑なしと認めます。 これをもって松江市総合計画特別委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 これにて今期定例会に付議されました案件の審議は、全て終了いたしました。 この際、上定市長より発言の申出がありますので、これを許します。 上定市長。 〔上定昭仁市長登壇〕 ◎市長(上定昭仁) 松江市議会11月定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 まず、今議会に提出しました全ての議案につきまして、原案のとおり議決いただきましたことにお礼申し上げます。 今議会では、11月に実施をいたしました原子力防災訓練について多くの御質問をいただきました。令和元年度以来となる広域避難訓練や、初めての自家用車を利用した避難訓練を踏まえて、見つけることになった課題あるいは教訓を踏まえまして、今後、避難計画の実効性をさらに向上させてまいります。 また、JR松江駅周辺の広場の整備や大手前駐車場の活用につきましても、多くの御意見をいただきました。松江市のまちづくりにとって非常に重要なプロジェクトとなりますので、関係する皆様のほか、市民の皆様に広く共感を得て官民連携の下で検討を進めてまいります。 そして、国の出産・子育て応援交付金の制度創設に呼応して、本市の出産・子育て応援事業につきまして、本日予算案をお諮りしたところ、速やかに議決をいただきましたことに、改めて感謝を申し上げます。全ての妊婦の方、子育て家庭の皆様にとって安心して出産・子育てができる環境を、経済的支援のみならず、相談支援を含めて整えてまいります。 さて、今年も残すところあと10日余りとなりました。 振り返りますと、今年の3月に「松江市総合計画-MATSUE DREAMS 2030-」を策定させていただき、今後目指すべき将来像として「夢を実現できるまち 誇れるまち 松江」に向けてスタートを切ったところであります。 そして、ここ数年、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から中止をしておりました松江水郷祭、松江祭鼕行列、国宝松江城マラソンにつきましては、久しぶりに開催することができ、市内が明るい兆しを帯びてきたところでございます。 こうした流れを逃すことなく、2023年はコロナ禍からの全面的な脱却を念頭に置いて、総合計画のチャレンジを実現に導いてまいります。 結びとなりますが、2023年が皆様にとりましてすばらしい年となりますことを祈念いたしまして、11月定例会閉会に当たっての私の御挨拶とさせていただきます。 本年も大変お世話になりました。 皆様、よいお年をお迎えください。ありがとうございました。(拍手) ○議長(立脇通也) これにて令和4年第5回松江市議会定例会を閉会いたします。 〔午後2時04分閉会〕       地方自治法第123条第2項の規定により署名する。       議     長       副  議  長       議     員       議     員...