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  1. 仙台市議会 2014-07-18
    市民教育委員会 本文 2014-07-18


    取得元: 仙台市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-24
    1:                  ※会議の概要 ◯委員長  ただいまから、市民教育委員会を開会いたします。  本日の日程は、お手元に配付のプリントのとおりであります。  なお、委員会終了後、引き続き協議会を開催し、委員会審査事項以外の所管事項について、当局からの報告及び質問等を願いますので、よろしくお願いいたします。  また、本日委員皆様の机上に、資料1についての関連資料をお配りしておりますので、よろしくお願いいたします。              《閉会中継続審査について》 2: ◯委員長  それでは、これより審査に入ります。  審査事項は、「自転車施策について」及び「自分づくり教育について」でありますが、本日は、「自転車施策について」を審査し、次回の委員会で「自分づくり教育について」を審査したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、「自転車施策について」市民局より説明願います。 3: ◯市民局長  震災後、手軽な移動手段である自転車利用が多くなっておりますが、本市では、昨年7月に自転車プランを策定し、安全利用への意識啓発走行空間整備などにより、安全に安心して利用できるよう取り組みを進めております。  一方で、自転車利用者の安全に対する認識や、ルールマナー遵守意識不足歩道上での危険な走行といったことも日々見受けられるところでございます。本日は、自転車を取り巻く状況や、自転車安全利用に向けた取り組みについて、御説明いたします。  詳細につきましては、自転車交通安全課長より御説明申し上げます。 4: ◯自転車交通安全課長  本市自転車施策につきまして、スライドで御説明いたします。  大きく三つの点、自転車利用現状課題について、本市自転車プランである杜の都の自転車プランについて、平成26年度の主な取り組みについて、御説明いたします。  初めに、自転車利用現状課題についてでございます。  まず、自転車防犯登録台数を見てみます。県内の登録台数は、平成25年度は約84万台となっています。特に、震災後に伸びております。  自転車利用頻度を見ると、ほとんど毎日利用するが約2割となるなど、身近な足として御利用いただいております。  本市自転車が関連する交通事故状況を見ると、棒グラフの死傷者数減少傾向となっておりますが、折れ線グラフ自転車加害者となる事故による死者数増加傾向にあります。なお、自転車が関連する事故では、約半数で自転車側に何らかの交通違反が見られます。  自転車ルール遵守度に関する市政モニターへのアンケートでは、多くの項目ルールが守られていないということがうかがえます。前のスライドでも触れたとおり、事故の原因として、自転車側交通違反が約半数あることから、交通ルールを正しく理解し、安全に運転してもらえるような啓発活動が必要です。
     自転車事故に関しては、近年、高額な賠償を求める判決が出ています。例示の平成25年度の神戸地裁のケースでは、小学生が散歩中の女性に衝突し、衝突された女性意識不明の状態となったもので、約9500万円の損害賠償判決が出ています。  この間、本市では、自転車利用ルールマナー意識を向上させるため、各種交通安全関係団体連携した街頭活動やキャンペーンの実施、中高生に対するパンフレットの配布などを行ってきました。お手元に配付しておりますが、このパンフレットは、本年4月に新しく自転車通学を始めた高校1年生に配布したものです。安全運転に加え、保険についてもお知らせしております。後ほど御高覧願います。  啓発活動に合わせて、自転車走行空間整備も進めてまいりました。  平成23年度までに8.8キロメートルが整備済みとなっており、これは旧プラン計画延長の48%に当たります。歩道内の視覚的分離自転車道整備など、歩道の広さや歩行者通行量など現地の状況に応じた整備となっています。  これらの取り組みを進めてきた上で、さまざまな課題等が見えてきました。例えば、走行環境では、道路改築工事実施に合わせての実施では連続的な整備ができないことから、ネットワーク化が進まないこと。ルールマナーでは、自転車利用者の安全に対する意識が低いため、基本的なルールが遵守されていないことといった点です。  一方、国においては、自動車事故増加を理由に、昭和45年から条件つきで認めていた自転車歩道走行を、昨今の自転車利用者の増や、歩行者自転車との事故の増を背景に、本来の車道走行に向けた動きを強めています。  こうした中で、本市では、平成25年7月に、杜の都の自転車プランを策定し、目標として掲げた、みんなにやさしい自転車利用環境づくりに向け、四つ基本方針を定めました。それぞれについて、御説明いたします。  基本方針1つ目が、協働による安全に自転車利用する意識づくりです。自転車車両であるとの認識もと地域住民学校、NPO、行政などが協働で、安全に自転車利用するためのルールマナーを守る意識啓発教育活動などに取り組み、より高い意識づくりを進めます。  次に2つ目、安全・安心な道路空間の形成です。道路は、自転車とともに、歩行者や車などが通行する空間です。自転車道自転車レーン歩道内における自転車走行空間整備など、自転車にもその他の道路利用者にとっても安全で安心して通行できる道路空間づくりを目指します。  3つ目路上放置の削減と利便性の高い駐輪空間創出です。歩行者が安全に通行できるよう、自転車路上放置を削減するため、利用者が集中する地区への公共駐輪場整備や、民間の附置義務駐輪場の活用、駐輪場への案内表示の設置など、利用しやすい駐輪空間創出を目指します。  4つ目が、自転車の楽しさを感じられる環境づくりです。  自転車利用者ルール無視マナーの欠如が問題視されていますが、本来自転車は自由で楽しい乗り物です。単なる移動手段としてではなく、自転車に乗ることそのものを楽しむための環境づくりを目指しております。  次に、プラン実現のための仕組みについてでございます。四つ基本方針もとに、評価指標を用いて進捗の管理を行います。地下鉄東西線が開業する平成27年度までの短期的目標の達成を目指します。  プラン推進に当たっては、外部の関係者も交えた杜の都の自転車安全利用推進委員会中心に、本市や各地域モデル事業実施体制とも連携してまいります。  次に、プランに基づいた平成26年度の主な取り組みについて御説明いたします。  初めに、モデル事業実施についてでございます。  自転車利用環境地域によって大きく異なることから、各区役所が中心となって、地域関係者連携し、その地域に合った取り組み実施いたします。5つの区でそれぞれ2地域宮城総合支所で1地域市内11地域を選定し、交通安全教室街頭での啓発活動など、交通ルールマナー啓発活動を行います。定期的にルールマナー遵守状況調査し、事業の効果を図りながら、地域との協議もとに進めてまいります。  各実施箇所はごらんのとおりで、自転車通行量の多さなどをもとに選定いたしました。  続きまして、スケアード・ストレイト方式による交通安全教室です。これは、プロのスタントマンによるリアルな交通事故再現を取り入れた自転車交通安全教室で、正しい運転交通安全に対する意識の向上を目的としています。各区宮城総合支所で1カ所ずつの計6カ所の学校で開催いたします。主に中学生、高校生対象として開催していますが、会場となります学校地域住民にもお知らせいたしまして、一緒に学んでいただいております。  次は、自転車走行環境整備です。旧プランから引き続き、都心部とその周辺に自転車走行空間ネットワーク化自転車道整備を進めています。既存道路の形状や交通量などによって、道路ごと整備手法が異なるため、地域特性地元要望等を踏まえながら、自転車にも歩行者にも車にも安心して利用できるよう検討を進めております。  地下鉄南北線富沢駅近くの市道富沢山田線では、平成25年度に引き続き、歩道の一部を塗装し、自転車通行部分を指定することで、歩行者自転車分離を進めています。  次は、コミュニティサイクル事業です。都心内の回遊性を高め、健康にもよく、楽しく自転車利用していただけるよう、平成25年3月に開始したDATEBIKEは、会員数は現在1万人を超えております。事業開始当初12カ所であったポート数は、順次増設し、現在24カ所となっております。利用回数月当たり6,000回を超え、前年同月比3倍となっており、着実に利用の和が広がっております。ポートの増設など利用者増に向けた検討を進めております。  最後に、今後の方針としては、地域との連携による啓発活動走行空間整備などを着実に推進し、これらの取り組みに加え、来年開通予定地下鉄東西線もとより、既存都市交通コミュニティサイクルとの効果的な連携によって、都市内移動をより快適に、より楽しくしていくための検討も進めており、自転車プラン目標である、みんなにやさしい自転車利用環境づくりを進めてまいりたいと考えております。 5: ◯委員長  ただいまの説明を含めて、本件について質問等はございませんか。 6: ◯赤間次彦委員  私も自転車に乗るものですから、ルールの本をちょっと見たんですけれども、勘違いしているなという部分がありました。  一つは、実例で、定禅寺通スクランブル交差点のところで見たんですが、私も自転車は車だと思っているものですから、どっちが悪いのかなと。出たら、車がクラクションを鳴らしたんですね。見ると、横断歩道を通るときには歩行者と同じ扱いなんですよね。だから、車と一緒ではだめなのかなと今思ったんですけど、その中でちょっと教えてほしいのが、今説明にあったんですけど、私も何カ所か、ほかの都市を見てきたんですけど、自転車専用レーンは色がさっぱり決まっていない。茶色があったり、水色があったり、緑があったり、今見ても色が違うんですけど、その辺は何かいろいろ話し合いをしているのか、市独自でやっているのか。いろんな自転車の問題というのが全国的に起きているものですから、ルールをまず決めようとしているのか、その辺ちょっと教えて。 7: ◯自転車交通安全課長  例えば、本市内の歩道内の自転車走行できる区間の場合ですと、オレンジ色というのでしょうか。クリムゾンレッドというのでしょうか。赤色の色を塗っているところが多いです。北目のところにつきましては、ブルーの色をつけているところがあります。車道内の一部を走っていただくようなところ、そこも水色の色を塗っているところがあります。これは国のガイドラインで示されているものに基づいて、県警と市で協議をしながら進めているものでございます。 8: ◯赤間次彦委員  実際、自転車利用する人が、それをわかっていないと思うんですね。なかなか周知が難しいのかなと。そして、いろんなモデル事業があり、各地域レーンをつくっているんですけど、そのときに気になるのが、新しく市民局自転車交通安全課ができたんですけれども、いろいろやるのは建設局道路のほうでしょう。一応、言葉では交通量とかいろいろ見ているというけど、きちんと調査はやっているのですか。 9: ◯自転車交通安全課長  杜の都の自転車プランを策定するときに、都市計画マスタープラン調査等も継続的にやっておりまして、その調査等もとにした通行量調査等もとにしてモデル地域の選定をしております。現在もモデル地域におきましては、各区におきまして通行量調査をしておりまして、例えば単体の時間帯当たり自転車通行量、その中でのルールマナー、例えばヘッドホンをしているとか、2人乗りをしていないかとか、そういった定点調査をしております。 10: ◯赤間次彦委員  きちんと調査に基づいて、市民局から建設局要望して、このレーンはいろいろやっているということでいいんですか。確認します。 11: ◯自転車交通安全課長  安心走行レーンですとか、要は、その歩道内の自転車が走るところの整備ですとか、そこは私どもと建設局、あるいは、都市整備局との協議もとに進めているということでございます。 12: ◯赤間次彦委員  一歩行者として見たときによく感じるのが、定禅寺通歩道部分自転車が我が物顔という言い方はおかしいんですけど、急いでいるのかなという部分で、並列的に来られると危険に感じるんですね。そのとき思うのが、横断歩道もそうなんですが、自転車横断帯というか、自転車部分がありますよね。あそこは対面してお互いに渡るから、あの横断歩道ルールをどっちかに決めればいいんじゃないですか。その辺はどうなんでしょう。 13: ◯自転車交通安全課長  御案内のとおり、歩道内は双方向通行ができます。ですので、歩道内で自転車が走る場合には、両方面に向かってもかまわないということにはなっています。しかしながら、ルールといたしましては、相手を右側に見ながら走行すること、要は、左側にそれるような形でお互い走行することが決められております。しかしながら、そこがまだ皆さん周知されていないといった問題はあるかと思います。 14: ◯赤間次彦委員  まだ皆さん気づかれていないとか云々ではなくて、その辺の周知をきちんとやらないとだめだと思うんです。昔は歩行者優先ではなくて、車の交通量をどうやって流すかということで、一つ例を出しますと、利府街道岩切大橋という大きな橋があるんです。1メートル半ぐらいの歩道があるんですね。ここを歩行者自転車の人が歩くと。特に、子供たちは怖がっているわけです。天気の悪い日なんかは、自転車のおじさんとかがばっと行くと恐いと。何かというと、狭いものですから。建設局のほうでは、自転車歩行者も歩けるように広げるというのはなかなか難しいと。その辺は仙台市のほうで、例えば車の左側自転車の一方通行とか、そういうところは決める。そうすると歩行者の安全にもなると思うんですね。  あと、これを見ますと、本当に皆さんがよく言うけど、罰則携帯電話を使用している、傘差しとか、いろいろあると思うのですね。しかし、実際に罰則にはなってないわけでしょう、こういうものは。だから、いろんな部分県警と相談と言いますけれども、やっぱり時間がかかるかもわからないけど、納得してもらうような、いろいろ周知活動をしていかないと、なかなか難しいと思うんですよ。他都市では、ちょっと地区は忘れましたけど、ここからここは自転車をおりて歩いてくださいと言っても、そのときは、いるとおりるんです。でも、なかなか難しいという話もされていましたので、やっぱり自転車は今見直されているものですから、移動手段として、エコ関係でも。ですから、そういう意味では、いかにルールを守っていただけるかという、その部分がもっと大事なのではないかと思いますけれども、その辺の考え方、どのように周知するのか、お聞かせください。 15: ◯自転車交通安全課長  御案内のように、歩道上での自転車事故というのが大変ふえている状況でございます。歩道の中でもさまざまな状況がございまして、やはり狭いようなところ、あるいは、広いんだけれども歩行者が多いところ、そこに高校生が多いところ、一般の方が多いところ、こちらのほうで啓発するのに、さまざまその対象者がいらっしゃいます。例えば学校を通して、こちらのほうから安全運動を呼びかけるような場合でしたら、交通安全教室の開催、一般的に、例えば宮城野通のように、一般の方が多く通るようなところは、その定点での周知活動啓発活動が大事かなと思っておりますので、その箇所箇所に応じた有効な対策を考えていきたいと思っております。 16: ◯赤間次彦委員  わかりました。きちんと市民皆さんに安全が伝わることを期待しますが、せっかくですから、自転車利用される人はどのぐらいいらっしゃいますか。ちゃんとルール守ってくださいね。 17: ◯渡辺公一委員  まず最初に、これ何部ぐらい制作しているんですか。 18: ◯自転車交通安全課長  これは、先ほど御案内のように、仙台市内高校1年生向けに作成いたしまして、新しく自転車通学を始める子供たちにお配りします。これは学校のほうから要望を聞きまして、配布いたしました。  それ以外に、私ども交通安全教室を各学校でやるんですけれども、そのときに配ったりするものもありますので、当初、昨年つくったときからはちょっと増刷していますので、済みません、正確な部数はちょっとわからないです。 19: ◯渡辺公一委員  最後ちょっと聞き損なった。これ何部つくったか。 20: ◯自転車交通安全課長  手元資料がございません。申しわけございません。 21: ◯渡辺公一委員  対象者高校1年生、それだけでも結構な数ですよね。  さて、これを見ると、やっぱり教育は大事です。確かに教育は大事なんです。あらゆるところで、自転車乗り方についての教習というか、指導というか、そういう教えること、指導することは大事なんですが、車だって3年免許の人もいれば、5年免許の人もいれば、とにかく何年かに1回は七北田に行かなきゃないわけ、免許の更新するたびに。何時間か講習を受けるわけです。私思うんですけど、大方の方は車の免許を持っていると思いますよ。これからの教習の中に、自転車編というものを加えていただくようなことを、公安委員方たち話し合いをしていただいて、七北田で教える教習の中に自転車編というものを加えていただいたら、どんなものかなと今ちょっとアイデアが湧いたんですけども、どうお感じになりますか。 22: ◯自転車交通安全課長  県のほうで策定いたします交通プランがございまして、その実施計画平成26年7月に策定しております。その中では、委員案内のように、自転車ルールについて、自動車運転免許証の更新時に研修することといったような項目を加えていただいておりますので、そういったことが今後進むのではないかと考えております。 23: ◯渡辺公一委員  いずれにしても、車両という位置づけがはっきりしているわけですから、私は余り乗らないんですけども、やっぱり車に乗っているときと自転車に乗ったときというのは、おかしなもので、まるっきり変わっちゃうんだよね、頭が。やっぱり車だと、どうしてもキープレフトになるわけ。ところが、自転車になるとそれが全く抜けちゃうの。何でかというと、歩道があるんですよ、狭い、広い、関係なしにね。そうすると、無意識歩道を走っちゃうんですよ、右でも左でも。自転車って、意外とどこでもすいすいだから、割かし自由なのよね。去年もおととしも、シリーズ的にテレビの報道で自転車同士がぶつかる、ないしは人にぶつかる、そういう場面を特集番組みたいな形で見たことが何回かあります。何回かあるけれども、減らないんです。どうすればいいか。皆様方、一生懸命こうやって啓発啓蒙活動をやりますが、これだけじゃもちろん足りないでしょう。ですから、さっき言ったような県警での、少なくともさいの河原の石積みと同じように、繰り返し、繰り返しやっていくしかないわけ。  なぜ事故が起きるかといったら、一番の問題は、やっぱりルール無視、自由であるがゆえに。ですから、高校1年じゃなくてもルールを徹底的に。三居沢と若林に交通公園あります、確かに。この間、孫を連れて行ったんだけど、結構おもしろい。ただ、やっぱり教える以上は、そんな子供に教えたってしようがない。やっぱり小学生、ああいうところからちゃんと教えていかないと。子供は守るんだよな。大人なんだよ。大人が守らないんだ、これ、一番始末が悪い。  私のうちも歩道に面しているんだけど、飛ばして来るんだよね。ブロック塀があるから、死角になるんだけど、目の前ヒューンと飛んでいくんですよ。それで、私ではないんだけど、何人かぶつけられたことがあって、私のところに相談しに来た商工会の人がいましたけどね。どうにもこうにも市役所では、指導というか、こうしなさいよという啓発はできるけど、取り締まりはできないな。私は思うんですけど、さっき言った県警との機会ね。それから、仙台市がいろいろな形で交通指導やっています。交通指導隊員を通じてね。もっとやってもらったらいいような気がする。何でかというと、交通指導隊が目の前にいるのに無視なんだから。今やっているでしょう、毎朝、学校ボランティア一緒にやっているんですけど、無視なんだから。歩道1メートルもないようなところ、すいすい来るんだから。イエローカードが出せるような交通指導隊員、余り言うとこれになるというので、やんわり言えるような形でぱっと出せるような、ルールこうですよと教えられるような、そういう交通指導隊員の使い方といいますか、貢献の仕方というのか、それはないですかね、これ、担当の方。 24: ◯自転車交通安全課長  御案内路上での啓発活動は、なかなか、例えばとめるということがやはり難しいということもございます。効果的に聞いていただくための方策というのはいろいろ考えておりまして、やはりまず継続的にお声がけをするのがいいだろうとは思っております。あそこに行くと誰かがいて、ちょっと人の目があるんだとか、強制的に訴えかけるのはなかなか難しいものですから、それが恥ずかしいことなんだということを意識していただけるような、具体にどういったものというのは、なかなかあれなんですが、その方がやっていることが恥ずかしいんだということを、周りの方がみんなで気づかせてあげられるような雰囲気づくりができればいいなとは思っております。 25: ◯渡辺公一委員  かつてスクールゾーンに入って来る車がいっぱいあって、地元交通指導、8時の時間帯というのは交番が勤務の交代時期で誰も来ない。交通指導隊方々地元方々が一方通行方たちに、ここはスクールゾーンですよと言って、それで大喧嘩になったというわけ。だから、なかなか確かに言いにくい部分があるかもしれないけど、やっぱり、役所としても交通指導隊方たちとの話し合い機会があるのであれば、ぜひ持っていただいて、交通指導隊方たちも、これだったら我々は自信持ってやれるなと。何かいい方向に啓発できるようにやれるんじゃないかと思います。  それから、もう一つ、これから考えていくのは目に訴えるということ。カラー舗装ね。残念ながら日本道路というのは、自転車を頭に置いてつくられている道路でないことは確かなの。車なんです。車を中心道路というのができているから、どうしても自転車というのは後づけになっています。何年か前、テレビで、浅草で1車線自転車道にするとかって大騒ぎになって、結局ペケになったときがあります。やっぱりあれも車なんですよ、発想は。自転車はどうしてもマイナーなの。自転車のために1車線、とんでもないという話になりまして、結局、日本の場合には歩道を使わざるを得ないという。変則的なんです。歩道自転車道にしてしまうわけですから。ですから、トラブルがあるのはしようがない。起こるべくしてやっているんだから。  それでも、やっぱりカラー舗装というのは、これからますます必要になってくるのではないかと思いますので、自転車ということをこれから考えていくのであれば、やはりカラー舗装ができるところは、全部、部分的ではなくて、やれるところはやったほうがいいような気がする。ですから、これは一気にできないはずだから、どこか年次的に、10年かかるかわからないけども、僕はできれば早くしていただいて、少なくとも10年以内にはカラー舗装自転車だと、車道だと、はっきりわかるような、そういう形で目に訴えるということも必要だと思うんですけども、いかがでしょうか。 26: ◯自転車交通安全課長  国におきましても、車道を走らせるということにかじを大きく取っているのかなと感じております。我々、今の現行プランの中では、先ほど申しましたように、歩道の中に自転車を通すというような整備を進めてきたところもあります。歩道にある程度拡幅、要は、広さがあるところについては、そういった整備も進めてまいりました。しかしながら、必ずしも道の幅が広いところばかりではありませんので、道の特に狭いところにつきましては、車道の一部に色を塗りまして、一方通行を徹底していただけるように、車道を安全に通っていただけるような整備をしてまいりたいと思っております。 27: ◯渡辺公一委員  僕は、ぜひやる必要があると思います。だってあの路側帯を見てごらんなさい。肩幅もないんだよ。  ただ、考えてみると、自転車で走れる余裕があるぐらいの路側帯の広さかと言われれば、そうではないよな。であるならば、路側帯を10センチ、少し広げるとか、もう一つ視覚に訴えたほうがいい、僕は目に来ると思うんだよ。ですから、これは、ぜひひとつ、関係する部局で、自転車の安全ということを考えた場合に、必要ではないのかなと思いますので、ぜひカラー舗装というものが全市に行き渡るような形で計画されることを望んでおきたいと思います。 28: ◯委員長  ほかにございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 29: ◯委員長  なければ、これをもって委員会を閉会いたします。...