の
連携も大切だと思う。
○ 金沢市では、やぐらや五十間長屋などとセットで大河
ドラマを
誘致しているが、
既に
フィルムコミッションを実施している他
都市で成功しているところの取り組
みを
参考にすべきと思う。
○ どういう
魅力があると、メディアで取り上げたり
ドラマの
舞台になるのかなど
を、
マスコミ関係者を呼んできて話を聞いてみたい。
仙台の足りない
部分、もっ
と頑張るべきところが出てくるのではないかと思う。
○
仙台の
知名度を上げるためには、
仙台でコマーシャルや
テレビドラマ、ドキュ
メンタリーをつくってもらうのが一番いい。
フィルムコミッションを立ち上げる
ということだが、積極的に
営業活動をし、撮影してもらわなければ
意味がない。
フィルムコミッションをつくってから撮影に至るまで、商工会や
行政がどのよう
に動いていけばいいのかということが大事である。
○
仙台は、既に結構
ロケで使われているのではないかと思う。美しい自然など文
学的な
要素のある
映画ならいいけれども、もう少し中身も含めて考えなければな
らないのではないかと思う。今あるものを大事にするということを中心に考えた
らどうか。
○
フィルムコミッションは、
シティーセールスの
一つの
手法ではあるかもしれな
いが、これから
仙台が他
都市を追いかけてもどうかと思う。
仙台市独自の何か新
しいものではなく、古いもので既に定着しているもので
まちを売るべきだと思っ
ている。
○
映画の
ロケをしてもらっても、その後の
アピールができないと、
シティーセー
ルスにつながらない。
仙台を売りものにした
ドラマをつくるとすれば、ワンクー
ルの
ドラマをきちんとしたスタッフをそろえて、
仙台を
舞台にしてつくらないと
視聴者の
印象には残っていかない。
○
北九州市の
広報室長のように、
自信にあふれて行動できる人がいるかいないか
が一番のポイ
ントだという気がする。業界にもそれなりに顔がきき、顔がないと
ころにも飛び込みで
営業をかけられる。度胸があって、
知識があって、しゃれっ
気もある人で、相手の懐に飛び込んで交渉できる
人材をスカウトし、
裁量権を与
えていくことが非常に重要だと思う。
○ 今回立ち上げる
フィルムコミッションの中で、県はどういう
立場で進めていく
のか。市は県に引っ張られて、ただの
中継都市みたいな
感じでいくのか。きちん
とやってもらわなければならないし、お金をかけなくともできる
部分も
相当ある
と思う。
(2)
せんだいの
夕べについて
○
せんだいの
夕べでは、市の
幹部職員は
職員だけで、
商工業者は
商工業者で集まっ
て、来た
お客さんは
お客さんだけで仲よくやっている。
仙台から行った人間は、
全員が
セールスマンになったつもりでやってはどうか。
○
仙台市に対する愛着を持って
一つ一つの
仕事をするという精神が欠けている気
がする。
仙台は、黙っていても人が集まる、
収入状況もいい、ほかの市町村とは
違うという意識があるとすれば、反省してもらいたい。
○ 例えば、東京にあるテレビ局や
新聞社、これらの
宮城県
出身の人などにきても
らい、今後
仙台の
PRのために手伝ってくださいという呼びかけをするにはいい
場所であると思う。
○
議員全員に
案内して、行きたい方は参加してもらうということも検討していた
だきたい。また、
企業に
案内を出すのであれば、
代表者だけでなく、社内の
宮城
県、
仙台出身の方に広く声をかけてもらえるように働きかけることも必要ではな
いかと思う。
○ 出席される
方々は、
仙台に興味のある
方々だと思うので、
アンケート方式など
何かで一言書いていただくようなことをぜひやってほしい。
(3)その他の
シティーセールスの
手法
○ 大事なのは、全
職員、全
議員、全
市民が、この
まちを売り込むという姿勢で頑
張ることであって、
仙台市は売る物はほとんどないと思う。
○
ポートセールスについては、
仙台市独自ではほとんどやっていない。県が主導
的にやっていて、
民間の
港湾関係者を回っていても、荷主のところには回ってい
ない。しっかりした体制をつくっていただきたい。
○
姉妹都市交流も
市民の中にどの程度知られているのか、かなり疑問である。小
中
学校の
一つずつでも
交流をしていけば、また違った形で定着すると思う。
姉妹
都市提携していながら、これでいいのかということなども、もう一度チェックす
ることも必要と
感じた。
○
シティーセールスの切り口がたくさんあるのはいいが、大
戦略があって、
戦略
があって、
戦術があるべきで、
戦術ばかりが進んでいる
イメージが強い。コンセ
プトをしっかり立てて、全体を見直して考えていくべき時期と思う。
○
青葉城恋歌の
イメージで
仙台を訪ねてきた方が、
広瀬川をどこから見るのが一
番いいのかとか、
広瀬川をもう少し
アピールする何かを考えていければと思う。
また、
仙台そのものには、余り売りがないということがあるので、多賀城、白石、
松島などと
連携して、広域的に売り込んでいければと思う。
○
キャンペーンの
派遣先については、
知名度の低い関西に行くとか、もう一度見
直しをしたらどうか。また、
宮城県
人会にも
キャンペーンして、もっと効果のあ
る
場所を選んでほしい。
○ 以前も
議論されたことがあるが、改めて「
宮城」ナンバーではなく「
仙台」ナ
ンバーを考えるべきではないかと思う。
○
世界地図に
仙台が載っていることは非常に少ない。どうしたら
仙台を載せられ
るのか、
地図を発行しているところへの
PRも必要と
感じる。
○
仙台はこういうところが足りない、だめだと言い合うよりも、今までに
仙台に
培われてきたものをどう売るかが大事ではないか。
○ 何よりも
自分たちが住んでいるところに誇りを持ち、
議員、
職員、
市民が一体
となって
シティーセールスを進めていけるような雰囲気をつくっていくことが大
事ではないか。
4
観光展示館・
物産館の
具体化と
情報発信機能の
充実
○ かねてから、
観光物産館の
要望が出ているが、いよいよ必要になってきたと感
じている。例えば、駅前の一角に
観光物産館をつくって、そこに
民間も
行政もあ
らゆる
情報を集めて、その
発信基地にすることを考えていくべきではないかと思
う。東西線も絡めて取り組んでいただきたい。
○
仙台に足りないものとして、お土産を買うところ、また、
仙台に来たらここだ
けは見て行きなさいという、
七夕や山鉾、光のページェ
ントの常時
展示、すずめ
踊りもできるような会館が欲しいと思っている。
○
ホームページは
世界から
相当アクセスがあると聞いているが、いきなり
行政課
題を入れるのではなくて、もう少し
仙台市を
PRし、ロマンを
感じさせる、行っ
てみたくなるような、そういうつくり方もあると思う。
○
仙台の
観光関係のインターネット・サイトは、決まり切った
情報だけで、ぜひ
行ってみようという
気持ちにならない。実際に足を運んでみようと意欲を沸き立
たせるものをぜひつくってほしい。
○ 例えば、ビジネスのため
仙台に来て少し
観光したいときに、どこに行けば
情報
が得られるのかがない。パンフレットも中途半端で、駅の
観光案内所でもじっく
り相談はできない。よそから来た方が的確にアクセスできるアンテナのようなも
のを、ホテルやデパートなどと
連携し整備していただきたい。
○
シティーセールス関連の
刊行物は、どこか一カ所にきちんと集め、そこに行け
ば何でも見れるというシステムをつくってはどうか。
○ この
刊行物リストをもう少しアレンジして、上手につくり上げ、手にしやすい
場所などに置いて活用できればと
感じた。
○ 外に向かっての
情報発信も必要であるが、
仙台市民みんなが
自信を持ってもて
なしができるように、また、そのためには何が必要かということについてもっと
努力してほしい。
5 その他(
仙台市
シティーセールス戦略プラン調査・
策定業務委託等)
○ 今やっているいろいろな
まちづくりの中で、この成果をどう生かすのかという
ことがなければ
意味がない。また、こういったものをつくる能力は、
市職員にも
あると思うので、委託するのであれば出向させて、一緒にやり方を勉強してもい
いのではないかと思う。
○
コンサルに知恵をかりること自体を否定するつもりはないが、これは
一つのサ
ジェスチョンであって、これをどう応用してやっていくかということがないと、
都市間競争は勝てないと思う。
○ ベガルタを含めたサッカーのことはもちろん、野球などのほかのスポーツを含
めた面も検討してほしい。
○ 清新な
気持ちで、全体の
奉仕者としてやろうという気力のある若い
職員を集め
て、全庁を挙げてこれをどう受けとめるのか、それぞれの
部署でどう生かすのか
を論議し、討議する、そういう
勉強会を立ち上げてはどうか。
○ 総合的な
シティーセールスをする
部署が定まっていない
感じがする。
調査には
相当の費用も必要で、
大学との接触など
人材の人脈を探すことも含めると膨大な
ものになると思う。
相当緻密な考え方で、腰の座った対策が必要なのではないか。
○ 海外から来た方が日本の
歴史などをよく知っていたり、国内でも
仙台以外の人
の方が、
仙台のことについて詳しかったりして、恥ずかしい思いをしたことがあ
る。また、
仙台市の
名誉市民がだれなのか、
小中学生などはほとんど知らないし、
それを
学校においても全然触れられていない。
全国に、あるいは
世界に誇るべき
ことがたくさんあるはずなので、
仙台のことを宣伝できるような
取り組みを新し
いセクションの中でやってほしい。
以上のとおり、本
委員会の
調査の
概要について、御報告いたします。
平成15年3月14日
仙台市議会
議 長 村 上 隆 志 様
シティーセールス等調査特別委員会
委員長 相 沢 芳
則...