宮代町議会 2023-10-02
10月02日-07号
◎
企画財政課長(
菅原隆行君) お答え申し上げます。
補正予算書の34ページ、35ページ、
小中学校費の
劣化診断等に関わるその前提となります各
公共施設の危険箇所の応急な確認でございますが、こちらにつきましては、国等の指示によるものではございませんで、町独自で行ったものでございます。 やはり近隣の自治体におきまして大きなコンクリの塊が落下するというような大きな事故がございましたことから、町におきましても、通常管理は行っているところではございますが、万が一があってはいけないということで、町全体の
公共施設及びインフラにつきまして、大きな事故につながるような危険な箇所がないかどうかのみに絞ってではございますが、点検をさせていただいたところでございます。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君)
教育推進課長。
◎
教育推進課長(田中啓之君) 私のほうからは、
劣化診断をやった結果、どうするのかということで、ご質疑についてお答えさせていただきます。 今回、
劣化診断をさせていただきましたら、当然、修繕の必要性、緊急性が高いものとかそういった結果が、いずれの施設も老朽化が著しいことは間違いありませんので、そういった結果が幾つか出てくるのかなというように考えておりまして、緊急性の高いものについては、安全面を最優先に必要な
予算措置、またご相談させていただきながら速やかに対応してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君)
丸藤議員。
◆5番(
丸藤栄一君) 議席5番議員の丸藤でございます。 それでは、再々質問を行わせていただきます。 まず、
コロナウイルスワクチン接種事業、衛生費の関係の歳入のほうなんですけれども、だとすれば、こちらもきちっと分けられていると思いますので、分かりましたらどのようになっているのかご説明をお願いしたいと思います。説明というよりも、金額が分かりましたら、分けてお願いしたいと。 それと、教育費の関係の
劣化診断業務の関係なんですが、これまでも中学校の壁等についてのそういった関係であったんですけれども、これは町独自だとすると、教育関係だけですか。それとも町全体の
公共施設については、特に
劣化診断業務は必要ないのかどうか。その辺の考えについてどうなのかということで、最後ですので、お願いしたいと思います。 以上。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
健康介護課長。
◎
健康介護課長(井上正己君) それでは、
新型コロナウイルスワクチン接種に対する
国庫負担金の今回の補正額の内訳についてお答えを申し上げます。 この補正額の中には、令和3年度からの繰越し分と、それから令和4年度へ繰り越した分が混在しておりまして、令和3年度から繰越しを行った分につきましては4,654万1,093万5,000円、それから令和4年度への繰り越した分の精算分としては3,528万3,721円とそれぞれなっております。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君)
企画財政課長。
◎
企画財政課長(
菅原隆行君) お答え申し上げます。
公共施設の
劣化診断につきましては、今回、学校施設を対象といたしておりますが、今回の調査全体に関しましては、町全体の
公共施設及びインフラということで、職員の目視による点検を行っております。 その中で、ほかの施設につきましては定期的に点検等も行っていることもありますので、今回、
劣化診断にまでは至らなかったということでございます。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 塚村議員。
◆9番(塚村香織君) 9番の塚村香織でございます。 1点質問をさせていただきます。
補正予算書の22、23ページ、
児童福祉対策事業の
こども計画策定に係る状況等の調査の委託料について、こちらの詳しい内容を教えてください。 以上です。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
子育て支援課長。
◎
子育て支援課長(
横内宏巳君) それでは、
補正予算書、22、23ページの
児童福祉総務費、こちらの
計画策定関連に要する費用の補正についてご説明申し上げます。 まず、基本的に、現在、
こども家庭庁のほうから、努力義務ではございますが、
こども計画を策定するようにということで通知が来ております。こちらが具体的には今後の国の
こども大綱、今後出される
こども大綱に基づきまして計画を進めていくという努力義務が課されているわけでございますが、こちらを策定することを前提としまして、宮代町も現在考えておりまして、このため、今年度中に調査、
ニーズ調査に併せて、
こども計画を策定するに必要な
貧困調査と
若者調査を併せて実施しておいて準備を進めるということでの趣旨で、今回
補正予算を計上させていただいております。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君) 塚村議員。
◆9番(塚村香織君) 塚村です。ありがとうございました。 国からの流れで努力義務ということだったんですが、町ではそれについて取り組んでくださるということで承知をいたしました。 今回の調査についてなんですが、
貧困調査と
若者調査ということなんですが、これはどのような形で調査をされるのか、お伺いいたします。 以上です。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
子育て支援課長。
◎
子育て支援課長(
横内宏巳君) それでは、現在想定している調査の内容についてお答え申し上げます。 現在、追加して、まず
貧困調査を実施させていただきたいということで予算を出させていただいておりますが、調査対象が就学前児童の保護者と
就学児童保護者を対象として、現在の生活の状況を聞くという、お伺いするというような内容を中心に調査をさせていただく予定でございます。例えば、朝食を食べているのかとか、着替えが毎日できているのかとかというような、こういった内容を想定しているところでございます。 また、
若者調査でございます。こちらは、町内在住の15歳から29歳の若者を対象に、現在、若者の皆様が考えている子供としてどういったことを希望しているのかとか、こちらも併せて生活の状況とかも併せてお伺いして、こういった内容を今後の計画に反映できればいいなというふうに考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君) 塚村議員。
◆9番(塚村香織君) ありがとうございました。詳しい内容、分かりました。 こういった状況調査ということで、ケアラーに関する
アンケートもこれからされると思います。そちらのほうは、タブレットを使ってされるということを伺ったんですが、こちらの調査というのはどのような方法でされるのか、お伺いいたします。 以上です。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
子育て支援課長。
◎
子育て支援課長(
横内宏巳君) それでは、調査方法についてお答えさせていただきます。 現在、現段階で想定している調査は、
貧困調査、
若者調査ともに、まず紙を使ってということで費用のほうは計上させていただいております。 ただし、実際に今後詰めていく段階で、よりやりやすい方法等があれば、そちらも検討した上で、とりあえず費用のほうは紙ベースのほうが高くなりますので、こういった予算をまず計上させていただいて、慎重に検討してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君) ほかに質疑ありませんか。
西村議員。
◆2番(
西村茂久君) 2番、西村でございます。 歳入について1点だけお伺いします。 12ページと13ページにわたっております。 町債についてですが、今回の補正で土木費、教育費のそれぞれ5つの事業で全て
交付税措置のない地方債の減という理由で補正がなされております。 この件についてお尋ねしたいわけですが、
交付税措置のない地方債ということは、地方税があると思ってそれを歳入に計上したわけですけれども、これは事情が変わったんでしょうか。それとも当初
予算編成時での
見込み違いであったんでしょうか。その辺、経緯を含めてご説明を願います。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
企画財政課長。
◎
企画財政課長(
菅原隆行君) お答え申し上げます。
補正予算書12ページ、13ページ、町債につきまして、
交付税措置のない地方債の減の部分でございますが、こちらにつきましては、例年、当初予算を組むときには歳入をやはりどうしても厳しめに見込むものですので、なかなかやっぱり歳入と歳出にギャップが出まして、どうしても歳出を抑えるために、もともと
交付税措置のない借入れというものも公共事業について何本か借りるような予算組みを行っています。6月補正、9月補正の状況を見まして、ある程度、
地方交付税のほうが少し増えるのではないか、そして町税のほうが多少増えるのではないか、つまり歳入に少し余裕が出てくるのではないかと、そういったところを見計らいまして、もともと
交付税措置のない借入れにつきましては、できるだけ控えておこうと、よる趣旨でございまして、この9月補正に合わせてこういった事業、もともと
交付税措置のない借入れについては、今回歳入が増えたところを見計らって取り下げることとしたと、そういったところでございます。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君)
西村議員。
◆2番(
西村茂久君) 西村です。 ということは、これからもこういう形で補正で減、ないしは増というのが増えてくるということになるというふうな理解をしたんですけれども、こういった考え方というのは、
予算編成のときにいろんなところでこういうことが行われているんでしょうかね。 私としては、ちょっとこのやり方はちょっと解せないかなと思います。歳入歳出の絡みの中でそういうことをしたと、あるいは過去においてもしてきたということなんでしょうか。改めてお尋ねをいたします。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
企画財政課長。
◎
企画財政課長(
菅原隆行君) ただいまのご質疑につきましてお答えを申し上げます。 例年、やはり当初予算を組むときには、
交付税措置のない借入れにつきましても何本か行っている状況でございまして、町といたしましては、やはり
財政運営を行うに当たっては、歳出に占める公債費の割合がやはりあまり増えると適切な
財政運営もなかなかできないということもございますので、歳出、支出の
バランス等、それから公債費の負担率、それのバランスを見ながら借入れというものを行っています。やはり道路とかを造るのに当たって、その年だけの予算で全てやってしまいますと、その年のほかのサービスが減ることになってしまいますので、道路など長く使えるものにつきましては、なるべく借入れを行いたい。しかし、一方で借入れ、負担比率が上がると、財政を今後圧迫してしまうと、そのバランスを取らせていただいております。 そうした中で、今回9月の補正で歳入が増えたところを見込みまして、公債費の負担率を少し下げるためにこういった調整をさせていただいている。例年同様の調整というのをすることもございます。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君)
西村議員。
◆2番(
西村茂久君) 分かりました。 確かに、土木に関しては道路関係の、あるいは橋梁の事業、教育費に関しては社会体育と
給食センターということなんですけれども、今後、来年度の当初予算を審議するときには、これは十分そういうことを頭に入れて審議しなければならないなというふうに受け止めて、質問を終わります。
○議長(
合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。
小河原議員。
◆1番(小河原正君) 1番の小河原です。 議案第43号 令和5年度宮代町
一般会計補正予算(第2号)について、反対の立場から意見を若干述べさせてもらいます。 今度の
補正予算を見ますと、一般財源が中心、それはそれでいいんですけれども、また、補正の理由、積算の根拠等についていろいろ説明がありましたけれども、それに対しては別に異論を申し上げるわけではありません。 なぜ私は反対するかといいますと、今申し上げましたように、ほとんどが一般財源の収入、この
補正予算を組むときに、
アンケート調査の実施を求めることを要求した議員がいたはずです。その人の要求は一向に受け入れないで、補正を組みました。そのために、私たちの同じ会派の1人は辞表を、議員を辞めました。辞表を出しました。やはりこれは男らしい議員だと私は思っております。辞表を出してまでも本気で何とかこの
補正予算に
アンケートを取ってもらいたい。そのことを強く申し上げたのを否定したわけです。 そういうことで、私は、この補正は、先ほど申しましたように、いろいろ補正の理由についての問題はどうのこうのということは言いませんが、今申し上げた議員を辞めた重さを十分考えてもらいたい。議員を辞めてまで要求をした議員です。それが辞表を出した重さを十分考えてもらいたい。 そのために、私は、この
補正予算案については反対いたします。 以上です。
○議長(
合川泰治君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第43号 令和5年度宮代町
一般会計補正予算(第2号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(
合川泰治君) 起立多数であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。
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△議案第44号の質疑、討論、採決
○議長(
合川泰治君) 日程第3、議案第44号 令和5年度宮代町
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第44号 令和5年度宮代町
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△議案第45号の質疑、討論、採決
○議長(
合川泰治君) 日程第4、議案第45号 令和5年度宮代町
介護保険特別会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第45号 令和5年度宮代町
介護保険特別会計補正予算(第1号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△議案第46号の質疑、討論、採決
○議長(
合川泰治君) 日程第5、議案第46号 令和5年度宮代町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第46号 令和5年度宮代町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。
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△議案第47号の質疑、討論、採決
○議長(
合川泰治君) 日程第6、議案第47号 令和5年度宮代町
水道事業会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第47号 令和5年度宮代町
水道事業会計補正予算(第1号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。
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△議案第48号の質疑、討論、採決
○議長(
合川泰治君) 日程第7、議案第48号 令和5年度宮代町
下水道事業会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第48号 令和5年度宮代町
下水道事業会計補正予算(第1号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。
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△議案第50号の質疑、討論、採決
○議長(
合川泰治君) 日程第8、議案第50号 財産の取得についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。
丸藤議員。
◆5番(
丸藤栄一君) 議席5番議員の丸藤でございます。 今回のこの入札結果が出ております。この経過なんですけれども、当初、指名競争入札を実施したところ、指名した18社のうち入札が1社、辞退が17社となったという説明もございました。 それで、入札者が1社のみだったため不成立ということなんですけれども、これは、まず最初のほうなんですけれども、これはどうしてこういうことになったのか。町としてはどういうふうに評価されているんでしょうか。この点、お尋ねしたいと思います。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
教育推進課長。
◎
教育推進課長(田中啓之君) お答えをいたします。 初めに行いました指名競争入札の結果として、18社を指名したところ入札が1社、辞退が17社だということに対する町の評価というか、それにつきましては、当然、実績のある業者を指名させていただいたんですけれども、こういう結果となってしまったということで、実際に指名をさせていただいた業者にちょっと聞き取りというか、どうして入札参加できなかったのかという質問もちょっとさせていただいたんですけれども、やっぱり手持ちの工事もあるとか、スケジュールがいっぱいであるとか、そういった事情でということで入札を見送ったということでお話をいただいておりまして、今、民間企業を含めてDX化といいますか、デジタル化がどんどん加速している中で、デジタル人材の需要が高まっているということで、IT関連企業の人材不足とか仕事をいっぱい抱えているといった状況の中で、なかなか人手の確保のところでなかなか難しい部分があるのかなというところで判断いたしまして、その結果を踏まえて、より幅広く事業者を募ることができる一般競争入札に方針を変えさせていただいて、入札のほうをさせていただいたという経緯でございます。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君)
丸藤議員。
◆5番(
丸藤栄一君) 議席5番議員の丸藤でございます。 それにしても、指名した18社のうち入札が1社だけで、あと17社が同時に辞退ということは、今回はあるんですけれども、あり得るんでしょうか。 町としては、指名競争入札を実施するに当たって、それぞれいろいろこういった面では実績がある会社だと思うんですよね。それが1社だけ除いて17社がそろって辞退なんていうことはあり得るんでしょうか。今まで少なくとも二、三社は残ってもいいのかなというふうに思うんですけれども。これは入札してみないと分からないことですから、本当に仕事を取る、取りたいという思いで参加しているとすれば、これは当然あってしかるべきだなと思うんですけれども、そういうこともなしに、辞退というのは、ちょっと普通では考えづらいんですけれども、そういった点でどうだったのかというふうに再度お聞きしたいんですけれども。 以上です。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
教育推進課長。
◎
教育推進課長(田中啓之君) お答えいたします。 今回、初めの指名競争入札18社につきましては、現在、または過去に町と契約等がありまして、サーバーとか今回の業務内容に当たる機器を扱っている業者ということで指名をさせていただいたものなんですけれども、今回、議員おっしゃるとおり、18社中1社しか入札に応じなかったということで、これが一般的なのかと言われますと、全国の状況等もちょっと調べたりしたんですけれども、実際にIT関係だと1社入札で、業務内容は全く同じではないんですけれども、1社入札という形でなっているところも幾つかございました。 先ほど申し上げましたとおり、IT関係の人材不足といったところが影響しているのではないかというようにしか、我々もちょっとそこら辺の詳しい背景というか状況は把握しかねておるんですけれども、1つには人材不足や受注業務が手いっぱいになっているといったところが影響しているんではないかと考えて受け止めております。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君)
丸藤議員。
◆5番(
丸藤栄一君) 議席5番議員の丸藤でございます。 こうした指名競争入札は8月17日に行って、不調ということで、さらに9月19日に開札したところ、しかも一般競争入札に切り替えてですよね。そうしたにもかかわらず、また1社だけということなんですけれども、これはもう、人材不足だとかいろいろ先ほど理由は言いましたけれども、明らかなことはちょっと聞いただけでは分かりませんけれども、もうこれはリコージャパン株式会社にかなわないということなんでしょうか。普通はだめもとじゃないですけれども、普通は本当に仕事をやりたいということであれば、提示しますよね。で、参加しますよね。それで負けたら負けたで、それはもう一般競争入札ですから仕方がないことなんですけれども、そういった点でもちょっと不自然、不自然というか、今までにない、18社ですよ。18社のうち17社が指名競争入札も、それから一般競争入札でも1社しか入札しない。そうしますと、このリコージャパン株式会社は当初、指名競争入札に町からもしていますが、実績はどうなんでしょうか。最後ですので、その点、お尋ねいたします。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
教育推進課長。
◎
教育推進課長(田中啓之君) お答えいたします。 リコージャパン株式会社につきましては、現在のシステムを、リース契約なんですけれども、こちらもリコーリースでシステムとネットワークの納入業者はリコージャパン株式会社ということで、現在のシステムもリコージャパンという形になっております。 議員おっしゃったように、入札に当たって、かなわないと思っても入札するのか、かなわないと思ったら手間をかけてまで入札をしないというか、どちらかに振れるのかなと私は認識しているんですけれども、ちょっと後者のほうに振れてしまっているのかなというように入札の部分としては感じているところでございます。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。
西村議員。
◆2番(
西村茂久君) 2番の西村でございます。 前段の議員の質問で分かったんですけれども、ただ、ちょっと2点お尋ねしたいんですが、最初の1回目の指名競争入札のときの仕様書、これは2回目の一般競争入札のときの仕様書、これは全く同じなんでしょうか。それが1点。 それから、もう一つは、1回目の17社の辞退があったと、これはゆゆしきことであるということは当然なんですが、その市町別のちょっと地域について教えていただきたいと思います。 今回、リコージャパンさんはさいたま市の会社ですけれども、それ以外の17社、指名競争入札に指名をした17社について、市町別に教えてください。 以上です。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
教育推進課長。
◎
教育推進課長(田中啓之君) まず1点目の最初の指名競争入札と、その後の一般競争入札における仕様書の内容の違いについて、ご質疑について答弁させていただきます。 1回目の指名競争入札が不調に終わったのを受けまして、先ほど前段議員のご質疑に答弁させていただきましたけれども、辞退した業者にもちょっと何で辞退をしたのかという確認をさせていただいたりしながら、ことを踏まえ、また、役場の中の情報担当のほうとも相談しながら、どういった形で仕様を見直せば、2社以上に入札しやすくなるだろうかということで再検討をちょっと行わせていただいて、一部の仕様、具体的に申しますと、プリンターとかそういった製品の部分で、製品の指定をかけていた部分を同等品以上というような形で見直したりとか、そういったところでの見直しを行わせていただいたところでございます。 続きまして、2点目のご質問、当初の指名競争入札における指名業者の所在地なんですけれども、東京都が7社、千葉県千葉市が1社、埼玉県さいたま市がリコージャパンを含めまして5社です。すみません、6社です。続きまして、新潟県新潟市が所在地になる会社が1社で、岡山県岡山市が1社、群馬県桐生市が1社、すみません。1点、東京都がもう一つ漏れておりました。ということで1つ足してという形になります。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君)
西村議員。
◆2番(
西村茂久君) 今の仕様書についてなんですが、ちょっとご答弁を伺っていて、よく分からなかったというか、鮮明に聞こえなかったので、再度、どこをどう変えたか、変わったところだけ教えていただければと思います。 それから、2点目につきましては、東京、千葉、埼玉、新潟とこういう形で指名されているわけですけれども、この指名の基準をちょっと教えていただけますか。 以上です。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
教育推進課長。
◎
教育推進課長(田中啓之君) お答えいたします。 1点目の仕様書で変わった部分につきましては、プリンター等の製品の中で一部製品の指定をしているものがありましたので、それをその同等品以上という形で見直したものでございます。 続きまして、指名競争入札における選定理由につきましては、現在、宮代町
教育委員会で契約を締結している業者を中心に、サーバー機器を取り扱っている事業者を選定したものでございます。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君) 暫時休憩します。
△休憩 午前10時58分
△再開 午前10時58分
○議長(
合川泰治君) 再開します。 ほかに質疑ありませんか。 丸山議員。
◆6番(丸山妙子君) 6番、丸山妙子です。 先ほどの答弁の中で、指名業者の手元の工事があるためとか、IT企業は人材不足ということなんですが、その取得金額9,416万なんですが、ほかの業者がもうこのリコー株式会社にはかなわないということなのか、金額面で辞退されているという理由は入ってこなかったんですけれども、さっきの答弁に、そのあたりを1点です。 あともう一点は、今までもリースでリコージャパンさん、やってくださっているんですけれども、やっぱり初め契約したところのものを買うみたいな自治体が多いのか、そのあたり、業者さんもそのあたりそう思っていて辞退されているのか、そこをお願いいたします。2点です。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
教育推進課長。
◎
教育推進課長(田中啓之君) お答えいたします。 初めのご質問、入札を辞退した業者が金額面で勝負にならないから辞退しているのかどうかというご質疑なんですけれども、金額面で勝負できると思ったならば入札しているはずだというように認識しますので、金額面以外の部分で、先ほど申し上げましたとおり、手持ちの工事、事業があるとか、人材不足であるとか、そういった中で、2つ目のご質問とも関連しますけれども、現在入っている業者が有利かどうかというところにつきましては、その業者の現在の仕事の内容というか、そういったところに大きく左右されるのかなと思うんですけれども、宮代町におきましては、今回リコージャパンと、あと仕様書に入れさせていただいたシステムについては、現在のシステムと基本的には同じシステムなんですけれども、それがバージョンアップしたシステムという形になっているんですけれども、使い慣れたものであるというところで、現場の教職員のほうからも、このシステムでまた継続していきたいという声を受けまして、そのようにさせていただいているところでございます。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君) 丸山議員。
◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 金額で勝負できれば入札参加しているということで、基本的に、もう参加はしないというものは業者さんの判断かなと思いますが、現場でも使い慣れたということで、この業者になるということで理解はしましたが、金額面のことが大きいかなと思うので、もう一回お聞きします。やっぱり金額の影響はあるのかないのか、お願いします。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
教育推進課長。
◎
教育推進課長(田中啓之君) お答えいたします。 金額面以外の要素は、先ほど申し上げましたとおりです。金額があるかないかと言われちゃいますと、私のほうからは。 原則論で考えますと、金額面だけで勝負ということであれば、当然入札していただけるのが基本だと考えておりますので、入札面以外の要素で辞退をされてしまったというところと、あとは、先ほど申し上げなかったんですけれども、今回、校務支援システムと教育系ネットワーク全体ということで、仕事のボリューム的には結構大きなボリュームになってくるということで、大手でないとなかなか仕事を進めていくのが難しい部分もあるというような要素もあるかと認識しております。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 深井議員。
◆12番(深井義秋君) 議席番号12番の深井義秋です。 今、
教育委員会のほうで業者を選定するに当たって、
教育委員会の名簿等見ましたが、業者の中で、金額的にやはり選定するためには5,000万以上、1億以上というふうに、Aランク、Bランクとか、選定する場合決まっているんですが、今回、どこのランクの業者なんでしょうか。お答えください。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
教育推進課長。
◎
教育推進課長(田中啓之君) お答えさせていただきます。 今回の入札は物品購入の入札になりますので、建設工事等だとAランクとかBランクとかございますけれども、そういう格付はございませんので、先ほど申し上げました対象になる事業者を指名参加の登録名簿から選定しまして、指名をさせていただいているところでございます。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君) 深井議員。
◆12番(深井義秋君) 業者を選定するに当たって、そこの会社の規模とか人数、あとは小中学校全校一遍にするとか、そういうことを、例えば小学校だけとか、中学校だけとか、そういうふうに分散することは考えていなかったんでしょうか。お答えください。
○議長(
合川泰治君) 答弁を求めます。
教育推進課長。
◎
教育推進課長(田中啓之君) お答えいたします。 今回の校務支援システムは、小学校4校、中学校3校の校務のサポートをさせていただくシステムでございまして、全部の学校をつなぐサーバー機器を役場に置いてということで、各小学校ごととか、小学校まとめてとか、中学校まとめてというよりも、全体大きなシステムの中で情報管理していくネットワークを構築していくというものでございますので、分けてやっていくというところの発想はございませんでした。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君) 深井議員。
◆12番(深井義秋君) 今回も1社しか入札に参加しないということは、これは実際、異常事態なんですよね。やはりこういうこと、指名がだめだから一般競争。本来だったら、指名の中でやっぱり3社とか半分くらいとか入札があってしかるべきなんです。やはりこの入札制度自体に問題があると思います。 やはり1社でやった場合に、例えば、悪く考えれば、ほかの地域が、さいたま市以外、東京とか新潟とか千葉県とかありましたね。やはり遠いところもあります。やはりそういうところに限定しないで、やはり一般競争だったら本当は全国から来るわけなんですよ。やはり限定されているということは、悪く考えれば、これを結局、その1社がほかの会社に降りてくれと、そういう話も実際あるんですからね。やはりそういうことを考えると、1社に限定するのは間違っていたと思います。 以上です。
○議長(
合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。
丸藤議員。
◆5番(
丸藤栄一君) 5番議員の丸藤でございます。 議案第50号 財産の取得、これは校務支援システム及び教育系ネットワーク機器の物品売買契約の承認であります。 これまでの経過では、令和5年度当初予算においてリース契約を想定した予算を計上しました。しかし、その後、令和4年度末に国のデジタル田園都市国家構想交付金の採択を受けて、これを受けて財源更生並びにリース料から備品購入への予算の組替えの
補正予算の承認ももらったところです。これについては異論はありません。 また、これにのっとって当初指名競争入札を実施して、これは8月17日なんですけれども、指名した18社のうち入札が1社、辞退が17社と。不成立に終わったので、この結果を受けて、指名競争入札実施の仕様書も一部見直して行ったところ、一般競争入札を実施したところ、やはり同じ1社から予定価格の範囲内で入札があっただけということで、この入札に至っては、先ほども質疑でも言いましたように、非常に不自然な形となっております。私どもは、これ以上は言えませんけれども、やはりこれまでの入札結果とはまた違った不成立な状況、これはとても質疑でもあったように不自然でありますので、この議案については賛成できません。 以上です。
○議長(
合川泰治君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第50号 財産の取得についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(
合川泰治君) 起立多数であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。
○議長(
合川泰治君) ここで、休憩いたします。 再開は11時30分といたします。
△休憩 午前11時13分
△再開 午前11時29分
○議長(
合川泰治君) 再開します。
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△意見書第5号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
合川泰治君) 日程第9、意見書第5号 「
健康保険証」の廃止撤回を求める意見書についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。
丸藤栄一議員。 〔5番
丸藤栄一君登壇〕
◆5番(
丸藤栄一君) 議席5番議員の丸藤でございます。 意見書第5号について、提出者である私からご説明いたします。 本意見書は、
西村茂久議員、小河原正議員、
丸山妙子議員、山下秋夫議員の賛同をもって提出するものでございます。 それでは、意見書の朗読をもちまして説明に代えさせていただきます。 「
健康保険証」の廃止撤回を求める意見書。 政府は、現行の
健康保険証を2024年秋に廃止し、マイナンバーカードを一体化させるマイナンバー法等改定案が成立しました。 ところが、マイナ保険証のトラブルは後を絶ちません。資格を確認できない、医療費の負担割合が間違っている、別人の保険情報がひもづけられ、薬剤情報、別人が表示される等々、政府のマイナンバー総点検の中間報告でも計8,441件の誤りが判明し、河野太郎デジタル相も、健康に被害が及べば深刻なトラブルと国会でその重大性を認めています。 そのため、
健康保険証を廃止してマイナ保険証に一本化する政府方針の延期や撤回を求める世論は7割以上に上っています。 そもそもマイナンバーカードの取得は本来任意だったにもかかわらず、事実上マイナ保険証の強制になっています。 さらに、
健康保険証は保険者に発行、交付義務がありますが、今後は自己責任に基づく申請主義になり、無保険の方が出る可能性もあります。 よって、政府におかれましては、
健康保険証の廃止を撤回するよう強く要望します。 以上、
地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。 令和5年10月2日、埼玉県南埼玉郡宮代町議会議長、
合川泰治。 これは、衆議院議長、細田博之様、参議院議長、尾辻秀久様、内閣総理大臣、岸田文雄様、厚生労働大臣、武見敬三様、デジタル大臣、河野太郎様となっております。 以上でございます。ぜひともご議決を賜りますようお願いいたします。 以上です。
○議長(
合川泰治君) これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 丸山議員。
◆6番(丸山妙子君) 6番、丸山妙子でございます。 意見書第5号 「
健康保険証」の廃止撤回を求める意見書について、賛成の立場で討論いたします。 意見書のとおり、政府は現行の
健康保険証を2024年秋に廃止し、マイナンバーカードと一体化させるマイナンバー法等改正案が成立しました。 このマイナンバーカードは任意であります。現在、マイナンバーカードと保険証の両方を提示して医療機関は求められています。利用者の声として、マイナンバーカードを使ったが、自分で手続をしなくてはならず面倒、時間がかかる、よって、保険証だけで医療機関にかかっているという声が何人かから寄せられています。 保険証なら1枚で済むものなのに、患者も医療機関もマイナンバーカードで診察を受けようとすると、大変な手間がかかっております。 現場の声を聞いていると、やはり任意であるマイナンバーカードではなく、
健康保険証で医療機関にかかることは大変便利だと思います。廃止になってしまうと困る人がたくさん出ます。そして、この法律は、保険証は2024年秋、あと1年でございます。患者にとって楽に医療機関にかかるよう、負担なくかかれるようにということで、賛成の討論といたします。
○議長(
合川泰治君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより意見書第5号 「
健康保険証」の廃止撤廃を求める意見書の件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立少数〕
○議長(
合川泰治君) 起立少数であります。 よって、本件は否決されました。
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△請願第1号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
合川泰治君) 日程第10、請願第1号 杉戸町・宮代町の合併の是非を問う
アンケートの実施を求める請願書の件を議題といたします。 本件について、委員長の報告を求めます。
西村茂久総務文教委員会委員長。 〔総務文教委員長
西村茂久君登壇〕
◆総務文教委員長(
西村茂久君) 総務文教委員会委員長、
西村茂久でございます。 本委員会に付託されました請願第1号 杉戸町・宮代町の合併の是非を問う
アンケートの実施を求める請願書について、本委員会の審査の経過、質疑内容及び審査結果についてご報告をいたします。 請願書については、お手元に配付させていただいておりますが、それをご参照ください。 まず、経過につきましては、9月26日、議長を除く総務文教委員会委員6人全員、紹介議員1人、請願人2人出席の下で審議が行われました。 それでは、主な質疑内容をご報告いたします。 まず、紹介議員から、請願書の趣旨及び理由に沿って説明があり、これを受け、4人の委員から延べ16項目の質疑、それに対する請願人の答弁、説明がありました。 質疑応答についての主な内容は、次のとおりでした。 第1に選択肢、第2に現財政状況と将来動向、第3に人口減少、第4に平成大合併の功罪、第5に相手方への配慮でした。 なお、質疑、答弁については、本報告では同趣旨の関連している部分はまとめて報告いたします。 なお、請願者の答弁書、説明はできるだけ忠実に再現させていただきました。 第1の選択肢の質疑についてですが、具体的には、選択肢は杉戸町だけか。白岡市その他は。あるいは過去の
アンケートは近隣市町が対象だったのでは、については、請願者からは、過去2回、平成14年、平成26年に
アンケートを実施しており、7割が杉戸町との合併が望ましいとの結果が出ている。合併の枠組みは平成大合併の際、国の指導で春日部、庄和、杉戸、宮代の枠組みだったが、結果として杉戸、宮代が合併できなかったという経緯がありました。 まず、杉戸と合併して自治体の体力をつけることが必要と考えている。宮代町は、春日部市、杉戸町、宮代町の当時の対応について、また、結果として2町が残ったこと及び白岡市は春日部市との関係についての説明がありました。 さらに、杉戸町での住民
アンケートの実施については、平成14年以降、杉戸町では合併に関する住民
アンケートは実施していないとの答弁でございました。 第2、現財政状況と将来動向につきまして、具体的には、杉戸町の財政状況の質疑に対しては、請願者から、宮代町と同様に、財政的に厳しくなると認識している。確実に言えるのは、法人数が宮代町より圧倒的に多く、法人税も多いということが魅力の一つであると考える。合併により、杉戸町と宮代町が財政を1つにして財政を強くするという大きな目標がある。特に、宮代町は財政力が非常に弱い中で、町民の不安、懸念を減らすため、財政力を強くするという考えであるとの説明でした。 これに関連して、経費面の効率が悪いだけでまちづくりを進めていくのかについては、宮代町の財政状況は非常に厳しいと言わざるを得ない。これは請願者の発言です。小中学校の建て替え時期が迫っている状況で、他のインフラ整備に対応できるのか不安である。財政を1つにすれば効率性は増すというメリットの1つとして言わせていただいた。 第3です。人口減については、合併いかんにかかわらず、どこでも同じではないかの質疑に対して、請願者からは、宮代町だけ人口が減らないということはあり得ない。だから合併して少子高齢化が進む事前準備として行政の効率化を進めておくという考えとの説明でございました。 第4、平成大合併の功罪、評価。住民投票の評価については、請願者からは、春日部市、杉戸町、宮代町、1市3町の合併が破綻した後、再度、杉戸、宮代で合併の議決をしたが、宮代町で否決され合併できなかった。もし合併していれば、220億円を特例債として国から交付されたと思われる。住民投票については、町として初めての経験だった。議員の中にも、春日部、久喜に分かれていたよう感じたとの説明がありました。 第5の相手方への配慮と影響の問題につきましては、請願者からは、お互いに与える影響はプラスになるほうが大きい。お互いの強みである杉戸町との道路網をしっかりする。宮代町は鉄道が走っている。都市計画がしやすくなると考えられる。時期については、両町は今より町財政が苦しくなるのは明らかだ。今から準備したとしても3年経過してしまうと説明した。 以上が、本請願の質疑、答弁の内容となります。 質疑を終えた後の討論では、反対討論3人、賛成討論はありませんでした。 反対討論の軸としては、選択性が少ない。目的が杉戸町との合併に限定されている。過去の
アンケート結果等について、反対討論が述べられております。 最後に、本委員会に付託されました請願第1号 杉戸町・宮代町の合併の是非に関する
アンケートの実施を求める請願書について、採決の結果、5人の委員全員反対で本請願は不採択となりましたので、ご報告を申し上げます。 以上でございます。
○議長(
合川泰治君) これをもって
委員長報告を終わります。 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 塚村議員。
◆9番(塚村香織君) 9番、塚村香織でございます。 請願第1号 杉戸町・宮代町の合併の是非を問う
アンケートの実施を求める請願書について、反対の立場で討論いたします。 9月26日、総務文教委員会の審査では多数の質疑があり、請願人からのご答弁をいただきましたが、それを踏まえて申し上げます。 今回の請願については、杉戸町と宮代町の合併の是非を問う
アンケートということで、目的は杉戸町と宮代町の合併に限定されております。この点については、様々な観点から宮代町の未来を考えて、隣接する自治体との可能性を検討する必要があると感じております。 また、住民意識
アンケートを行う際は、宮代町単独で行うのではなく、相手先の自治体との意思確認などをする必要があるのではないでしょうか。杉戸町では、宮代町との合併に関する住民
アンケートは平成16年以降行われていないとのことで、宮代町との合併に関する検討などはなされていないのではないかと思われ、一方的な報道は両町、両町民の皆様においても混乱を招くおそれがあると思います。 時代の変化や財政状況、また平成の大合併のように合併を推進するタイミングが今後ある場合には、以前の経験を生かして対応していかなくてはならないと思いますが、現状では、合併に関する住民意識調査をするタイミングではないと判断し、今回の請願には反対いたします。 以上です。
○議長(
合川泰治君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。
小河原議員。
◆1番(小河原正君) 1番の小河原です。 請願第1号 杉戸町・宮代町の合併の是非を問う
アンケートの実施を求める請願について、賛成の立場で討論します。 いろいろ説明長くすると長くなりますので、かいつまんで簡単にしたいと思います。 私は、春日部と合併の始まりからずっと携わってきました。一番長い、多分、時代を携わってきたと思います。そういう中で、いろいろ自民党の議員さん、自民党と言うと怒られるのかな、また。無所属の議員さん、公明党の議員さん、これ、皆さん一緒になって、私はこの合併について一生懸命やって、どうしたらいいかということで多々運営をしてきました。皆さん全部、今言った人は賛成だったんです、全員が、今言った党の人はみんな賛成。一生懸命やろうと。中には署名までやりましたよ。そういう苦労をしてきた私は一人として、今回のこの合併についての
アンケートについて、なぜ反対するのかなと。私は不思議でしようがない。一度、どこで気持ちが変わったのか分かりません。あれだけの苦労をしたことを皆さん知らないと思うんですよ。ほとんどの議員さんが賛成だったんです。その証拠を後で見せろと言われれば、後からでも出します。写真をみんな載せて、やったんですよ。大変な苦労しました。 それは、反対者も高いのぼり立てて、あっちこっち立てて反対した党もあったし、個人的な議員さんもいました。それは数少ないんです、ほとんど、3人ぐらい。あのすごい戦いと言うと怒られるんですね、すごい運動をしてきました。 そういうことで、私は今回のこの合併の是非を問う
アンケートの実施を求める請願、やっぱり今、時代が変わったからと言うかもしれませんけれども、私がやっぱり変わったなら変わったなりに町民の意見を聞くということは大事なことだと思います。議員として、本当の立場の議員として、町民の意見を聞くというのが基本です。その基本も忘れた皆さん、反対者は、基本は絶対守るべきなんですよ。町民の意見を聞くのは我々議員の立場なんです。それをないがしろにしたこの反対というのは、どうも私は腑に落ちません。 ですので、この合併の
アンケートというのはぜひやってもらいたいです。それは賛成か反対かは分かりません。またどういう意見が出てくるか分かりません。それはそれでいいと思うんです。それが町民の意見を聞く我々議員の立場なんですよ。それをないがしろにする議員というのは、議員じゃないと私は思いますが、悪く、はっきり言います。我々議員の立場、議員必携読んだってちゃんと書いてあるんですよ。地方議員は何のためにいるんだと。そのことを忘れては困ります。 ぜひ、そういうことで、この
アンケートの請願、請願というのは大事なことなんです。請願者になるということは大変な勇気も必要なんです。この請願に賛成する立場の人は。それをないがしろにしたというようなことはどうも腑に落ちませんので、私は、ぜひ1人でも、私はこの賛成をして、これからも請願を出してくれた2人の方を中心に頑張ってもらいたい。そのことはこれからも続くと思いますので、ぜひ、絶対に負けないように頑張ってもらいたい。そのために、この
アンケート請願については賛成いたします。 趣旨とか内容について、私は紹介議員として委員会で説明しておりますので、内容的には省略したいと思います。 以上です。
○議長(
合川泰治君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。反対討論。
丸藤議員。
◆5番(
丸藤栄一君) 議席5番議員の丸藤でございます。 私は、日本共産党議員団を代表して、請願第1号 杉戸町・宮代町の合併の是非を問う
アンケートの実施を求める請願に反対の立場から討論を行います。 当時、平成の大合併が、全国の市町村3,300から1,700に半減しました。これを受けて、NHKは、2014年の4月にクローズアップ現代で「平成の大合併 夢はいずこへ」を放映しました。冒頭、キャスターが、自治体の数を半減させた平成の大合併が、今、地方を苦しめていますと話し、番組が始まりました。合併した市町が、合併してサービスは高く、負担は軽くというバラ色の夢を見たというコメントを紹介。今、当時の青写真とは逆に、合併した300以上の自治体が財政難を訴えていますと指摘しています。財政難に苦しむ合併した自治体の実情が紹介されました。 当時、全国的に合併した自治体が財政難で苦しんでいます。政府は、市町村合併を推進するあめとして、合併しても数年間は合併しないものと仮定し、交付税を加算、これは合併算定外です。こういう加算をしました。さらに、特別な借金まで認めました。ところが、交付税を加算する優遇措置がその後、段階的に減額される時期になり、これが合併自治体の財政を苦しめているわけであります。 しかし、今回の請願については、当時とは--当時とは平成大合併--とは違った状況でありますが、今回の紹介者は、杉戸町と宮代町との合併を目指している上での請願ということでありました。 そうならば、紹介者の資料には杉戸町と宮代町だけの方ばかりではありませんでした。そうなると、それらを含めた方々の意向を酌むとするならば、決して杉戸町と宮代町というわけにはいかないのではないでしょうか。 そうしますと、これまでも合併というと春日部市、久喜市、幸手市、白岡市、これらの自治体の名前も挙がりましたが、これらを含めた
アンケートになってしまうと、また町民へ与える影響も大きくなるのではないでしょうか。 そういった意味も含めて、本請願に反対をいたします。 以上です。
○議長(
合川泰治君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。 丸山議員。
◆6番(丸山妙子君) 議席番号6番、丸山妙子でございます。 請願第1号 杉戸町・宮代町の合併の是非を問う
アンケートの実施を求める請願について、反対の立場で討論いたします。 委員会でも申し上げましたが、若い世代が転入してきており、住民が減らない、人口減とならない維持が続いております。この杉戸町、宮代町の合併の是非を問う
アンケートを取ることで、この町に転入した方々は、なぜ今なのかと不安を感じる可能性が大きいです。 この町に夢や子供の教育を考えて転入してきた方たちの不安をあおるようなことになってはいけません。 合併の機会は必ず来ると思っております。杉戸と宮代の合併を求める時期ではないと判断しています。前段の議員さんからも出ていましたが、近隣、杉戸町だけではなく、幸手市、春日部市、久喜市、白岡市、それぞれ接点がございます。そのときには大きな範囲で相手方自治体を尊重したものができると私は思い、この時期での請願は反対いたします。
○議長(
合川泰治君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(
合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより請願第1号 杉戸町・宮代町の合併の是非を問う
アンケートの実施を求める請願書の件を起立により採決いたします。 本請願に対する委員長の報告は不採択であります。 本請願を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立少数〕
○議長(
合川泰治君) 起立少数であります。 よって、本請願は不採択とすることに決しました。
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△
議会広報委員会の閉会中の継続調査の件について
○議長(
合川泰治君) 日程第11、
議会広報委員会の閉会中の継続調査の件についてを議題といたします。
議会広報委員会委員長から、会議規則第75条の規定により、お手元にお配りしました申出書のとおり閉会中の継続調査の申出があります。 お諮りいたします。
議会広報委員会委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
合川泰治君) ご異議なしと認めます。 よって、
議会広報委員会委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。
---------------------------------------
△議員派遣について
○議長(
合川泰治君) 日程第12、議員派遣についての件を議題といたします。 お諮りいたします。議員派遣についてはお手元に配りました別紙のとおり派遣したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
合川泰治君) ご異議なしと認めます。 よって、お手元に配りました別紙のとおり派遣することに決定いたしました。 以上をもって本定例会に付議された案件の審議は全部終了いたしました。
---------------------------------------
△
町長あいさつ
○議長(
合川泰治君) ここで、
町長あいさつをお願いします。 町長。 〔町長 新井康之君登壇〕
◎町長(新井康之君) 令和5年第3回
宮代町議会定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 今期定例会は去る8月31日に開会以来、本日まで33日間にわたりまして、決算の認定をはじめ数多くの重要案件につきまして慎重なるご審議を賜り、いずれも原案のとおりご議決あるいはご承認をいただきました。心から厚く御礼を申し上げます。 厳しかった暑さも一段落し、特に朝晩などは風も涼しく秋が近づいていると肌で感じるようになりました。どうか議員の皆様方におかれましては、健康に十分ご留意いただきまして、引き続き町政のために一層のお力添えを賜りますよう心からお願い申し上げまして、閉会のあいさつとさせていただきます。 ありがとうございました。
---------------------------------------
△閉議の宣告
○議長(
合川泰治君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 会議を閉じます。
---------------------------------------
△閉会の宣告
○議長(
合川泰治君) これにて、令和5年第3回
宮代町議会定例会を閉会いたします。
△閉会 午後0時03分
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 令和 年 月 日 議長
合川泰治 署名議員
丸藤栄一 署名議員 丸山妙子...