平成23年 9月 定例会(第3回) 平成23年第3回宮代町議会定例会 第2日議事日程(第2号) 平成23年9月2日(金)午前10時00分開議 開議 議事日程の報告日程第1 会議録署名議員の指名について ●議案の上程、提案理由の説明、監査結果の報告、委員会付託日程第2 議案第33号 平成22年度宮代町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について日程第3 議案第34号 平成22年度宮代町
老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について日程第4 議案第35号 平成22年度宮代町
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について日程第5 議案第36号 平成22年度宮代町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について日程第6 議案第37号 平成22年度宮代町
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第7 議案第38号 平成22年度宮代町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第8 議案第39号 平成22年度宮代町水道事業会計決算の認定について ●議案の上程、提案理由の説明日程第9 議案第42号 宮代町スキップ広場条例について日程第10 議案第43号 宮代町市民活動スペース設置及び管理条例の一部を改正する条例について日程第11 議案第44号 工事請負契約の締結について日程第12 議案第45号 財産の取得について ●議案の上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決日程第13 議案第46号 埼玉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少、同組合の規約の変更及び財産処分について ●議案の上程、提案理由の説明日程第14 議案第47号 平成23年度宮代町一般会計補正予算(第2号)について日程第15 議案第48号 平成23年度宮代町
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について日程第16 議案第49号 平成23年度宮代町
介護保険特別会計補正予算(第2号)について日程第17 議案第50号 平成23年度宮代町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について日程第18 議案第51号 平成23年度宮代町
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について日程第19 議案第52号 平成23年度宮代町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について日程第20 議案第53号 平成23年度宮代町水道事業会計補正予算(第1号)について 閉議出席議員(14名) 1番 唐沢捷一君 2番 石井眞一君 3番 金子正志君 4番 宮原一夫君 5番 榎本和男君 6番 丸藤栄一君 7番 加藤幸雄君 8番 関 弘秀君 9番 角野由紀子君 10番 飯山直一君 11番 赤塚綾夫君 12番 合川泰治君 13番 中野松夫君 14番 小河原 正君欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人 町長 庄司博光君 副町長 真砂和敏君 教育長 桐川弘子君 代表監査委員 松村守朗君 総務政策課長 折原正英君 町民生活課長 吉岡勇一郎君 福祉課長 織原 弘君 保険健康課長 岡村和男君 産業観光課長 新井康之君 まちづくり建設課長 田沼繁雄君 教育推進課長 篠原敏雄君 会計管理者兼会計室長 渋谷龍弘君本会議に出席した事務局職員 議会事務局長 鈴木 博 書記 青木 豊 書記 根岸敏美
△開議 午前10時00分
△開議の宣告
○議長(小河原正君) おはようございます。 ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。
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△議事日程の報告
○議長(小河原正君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。
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△会議録署名議員の指名
○議長(小河原正君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により、議長において13番、中野松夫議員、1番、唐沢捷一議員を指名いたします。
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△議案第33号の上程、説明、監査結果の報告、委員会付託
○議長(小河原正君) 日程第2、議案第33号 平成22年度宮代町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についての件を議題といたします。 提案者から提案理由の説明を求めます。 町長。 〔町長 庄司博光君登壇〕
◎町長(庄司博光君) 議案第33号 平成22年度宮代町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、ご説明申し上げます。 本議案は、平成22年度宮代町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定をお願いするものでございます。 平成22年度の宮代町
国民健康保険特別会計の歳入歳出決算につきましては、歳入合計37億3,059万9,670円、歳出合計36億5,353万1,478円でございます。 また、歳入合計から歳出合計を差し引いた歳入歳出差引残額は7,706万8,192円となっております。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小河原正君) 補足説明を願います。 保険健康課長。 〔保険健康課長 岡村和男君登壇〕
◎保険健康課長(岡村和男君) それでは、議案第33号 平成22年度宮代町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算につきまして、補足説明を申し上げます。 恐れ入りますが、決算書の205ページをごらんいただきたいと思います。 平成22年度
国民健康保険特別会計の決算額につきましては、歳入合計37億3,059万9,670円、歳出合計36億5,353万1,478円でございまして、歳入歳出差引額は7,706万8,192円でございます。平成21年度と比較しますと、歳入で1億385万6,380円、2.9%の増、歳出では1億5,225万984円、4.3%の増となっております。 それでは、事項別明細書によりご説明を申し上げます。 決算書の207ページをお願いいたします。 なお、主要な施策に関する説明書については161ページからでございます。 初めに、歳入でございます。1款国民健康保険税でございますが、予算現額9億748万7,000円、収入済額は8億8,383万9,824円で、収納率は77.3%でございます。 収入済額は前年比3,184万9,203円、率にして3.5%の減となりましたが、収納率は0.6ポイント向上をしております。 次に、不納欠損でございますが、金額で1,315万5,578円、130件について不納欠損処分を行っております。 件数の内訳を申し上げますと、倒産及び財産なしが64件、生活の困窮が22件、所在不明が44件となっております。 また、収入未済額につきましては2億4,629万9,397円で、前年度に比べて1,800万ほど減少しております。 1項1目一般被保険者国民健康保険税については、収入済額8億685万4,100円、収納率76.1%でございます。前年度と比較しますと、現年度分では2,508万円ほどの減、滞納繰越分でも17万円ほど減額となっておりますので、合わせますと約2,525万円の収入減となっております。 2目退職被
保険者等国民健康保険税につきましては、収入済額7,698万5,724円で、収納率93.3%でございます。前年比で659万5,981円、7.9%の減となっております。 収納率では、現年度分が98.2%で、前年比0.8ポイント上昇したものの、滞納繰越分では37.0%で、前年比で14.6ポイント低下をしております。 次に、2款国庫支出金でございますが、予算現額8億1,873万8,000円、収入済額は7億9,932万4,012円でございます。前年比9,818万5,974円、10.9%の減となっております。 1項国庫負担金、1目療養給付費等負担金については、現年度分の備考欄にございますように、療養給付費から介護納付金までの4つの国庫負担金としまして、収入済額は6億6,064万2,308円でございます。前期高齢者交付金の増に伴い、一般被保険者における補助対象費用額の減少により前年比で3,900万ほど減額となっております。 2目
高額医療費共同事業負担金については、収入済額1,503万7,349円で、前年度より55万ほど増額となっております。 3目特定健康診査等負担金につきましては、収入済額471万1,000円でございます。前年比で17万ほどの減額となっております。 次に、2項国庫補助金でございますが、1目財政調整交付金のうち1節普通調整交付金につきましては、収入済額1億1,335万4,000円で、療養給付費等負担金と同様に前期高齢者交付金の増額に伴い、一般被保険者における補助対象費用額の減少により前年比で1,700万ほど減額となっております。 209ページをお願いいたします。 2節特別調整交付金については、診療報酬明細書の電子化に伴うシステム改修などの経費に対して交付されたものでございます。 次に、2目出産育児一時金補助金でございますが、平成21年10月から出産育児一時金が4万円引き上げられ、引き上げ分の4万円に対して2分の1が補助金として交付されるもので、出産見込み件数39件分に対するものでございます。 次に、3目
高齢者医療制度円滑運営事業費補助金でございますが、これは70歳から74歳の方の医療費の自己負担の引き上げ凍結により1割負担が継続されたことに伴いまして、高齢受給者証の交付業務等に対する補助金として交付されたものでございます。 続きまして、3款療養給付費等交付金でございますが、予算現額1億8,372万8,000円、調定額並びに収入済額は1億5,167万9,221円でございます。前年比250万9,012円、1.7%の増となっております。 次に、4款前期高齢者交付金でございますが、調定額及び収入済額とも9億5,673万4,609円となっております。平成20年度から65歳から74歳の加入割合に応じてすべての医療保険者で行う
前期高齢者財政調整制度により、前年比で2億5,369万1,209円、36.1%の増となっております。 次に、5款県支出金でございますが、予算現額1億4,829万2,000円、調定額及び収入済額は1億9,874万8,349円でございます。前年比335万2,861円、1.7%の増となっております。 1項1目
高額医療費共同事業負担金については、収入済額1,503万7,349円、前年比で55万ほど増額となっております。 2目の特定健康診査等負担金につきましては、国庫補助金と同様の県の負担金でございます。 211ページをお願いいたします。 2項県補助金、1目財政調整交付金につきましては、収入済額は1億7,900万円でございます。 財政調整交付金のうち、1節普通調整交付金については、前年度における国の療養給付費等負担金の交付実績額に一定の率を乗じて交付されるものでございまして、収入済額1億2,943万3,000円となっております。 また、2節特別調整交付金においては、国保税の徴収対策についての取り組みは評価されたものの、前年比で300万円ほど減額となっております。 2目
国民健康保険事業補助金については、実績はございません。 次に、6款共同事業交付金でございますが、予算現額3億5,191万1,000円、調定額及び収入済額は3億5,531万6,658円でございます。前年比2,439万9,909円、率で7.4%の増となっております。 1項1目
高額医療費共同事業交付金につきましては、収入済額9,979万5,804円、前年比で2,470万円ほど増額となっております。 2目
保険財政共同安定化事業交付金については、収入済額2億5,552万854円で、前年比で34万ほどの減でございます。 次に、7款財産収入については、出産費基金の利子となっております。 次に、8款繰入金でございますが、予算現額、収入済額とも2億4,527万円でございます。前年比6,792万6,000円、21.7%の減となっております。 1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金の1節保険基盤安定繰入金から、213ページの5節
財政安定化支援事業繰入金までが、いわゆる法定分の繰入金でございまして、合計で1億5,275万円、前年比で1,738万7,000円、10.2%の減となっております。 また、6節その他一般会計繰入金、いわゆる法定外繰入金は9,252万円で、前年比5,053万9,000円、35.3%の減となっております。 なお、一般会計からの繰入金については決算の確定後に精算することとしており、法定分の繰入金については、区分ごとの確定額を超える額として2,437万5,463円を一般会計に返還する予定でございます。 また、法定外繰入金につきましては、保険給付費等の財源不足等を補てんした残額として、1,319万4,327円を一般会計に返還する予定でございます。 次に、9款繰越金でございますが、1項1目
療養給付費等交付金繰越金につきましては、収入済額1,026万6,779円で、21年度の交付金精算に伴う超過交付分を繰り越したものでございます。 2目その他繰越金につきましては、21年度からの繰越金でございます。 次に、10款諸収入でございますが、調定額、収入済額とも1,422万3,069円で、前年比1,107万143円、43.8%の減でございます。 1項延滞金・加算金及び過料につきましては、国民健康保険税の延滞金でございまして、前年度より285万円ほど減額となっております。 2項町預金利子については、歳計現金の預金利子でございます。 215ページをお願いいたします。 3項雑入、1目一般被保険者第三者納付金につきましては、交通事故等の加害者が被害者である一般被保険者の保険給付費分を損害賠償したものでございます。 2目退職被保険者等第三者交付金はございませんでした。 3目一般被保険者返納金については、一般被保険者の国保資格喪失後の受診等にかかわる医療費の返還金でございます。 4目退職被保険者等返納金はございませんでした。 次に、5目雑入でございますが、介護報酬の改定に伴う介護納付金の上昇を抑制するために交付された
介護従事者処遇改善臨時特例交付金が153万3,549円、また、70歳から74歳までの被保険者の一部負担金が本来の2割から1割に軽減される特例措置に伴い、その差額1割の指定公費分といたしまして44万8,598円が収入となったものでございます。 歳入は以上でございます。 続きまして、歳出ですが、217ページをお願いいたします。 まず、1款総務費でございますが、予算現額8,338万8,000円、支出済額7,709万9,600円、不用額628万8,400円でございます。 1項1目一般管理費につきましては、国民健康保険担当職員の人件費のほか、国保の事業運営に必要な電算委託料などの事務的経費でございます。 2目連合会負担金につきましては、埼玉県
国民健康保険団体連合会への負担金となっております。 219ページをお願いします。 2項徴税費、1目賦課徴収費については、国民健康保険税に関する通知や電算委託料など国保税の賦課徴収に関する経費でございます。支出済額は917万4,506円となっております。 3項1目運営協議会費につきましては、
国民健康保険運営協議会の運営にかかわる経費でございまして、平成22年度は会議を4回開催いたしております。 4項1目趣旨普及費については、国民健康保険制度の趣旨普及を行う事業経費でございまして、国保税の納付書の発送時及び被保険者証の更新時に同封するパンフレットの印刷経費でございます。 次に、2款保険給付費でございますが、予算現額25億2,303万8,000円、支出済額24億8,760万9,067円、不用額は3,542万8,933円でございます。 1項1目一般被保険者療養給付費の支出済額は20億2,581万5,795円でございまして、前年比で1億3,300万円ほど増額となっております。増額の理由でございますが、一般被保険者の数は前年度とほぼ同じでございますが、医療の高度化などにより1人当たりの医療費が増加したことによるものと考えております。 221ページをお願いいたします。 2目退職被保険者等療養給付費は、支出済額1億6,407万2,834円でございまして、前年比で2,500万ほど増額となっております。増額の理由でございますが、退職被保険者の数はわずかながら減少したものの、医療の高度化などにより1人当たりの医療費が増加したことによるものと考えております。 3目一般被保険者療養費につきましては、支出済額2,778万2,812円でございまして、前年比で60万円ほど減額となっております。 4目退職被保険者等療養費につきましては、支出済額229万78円でございまして、こちらは前年比で46万ほどの増額でございます。 5目審査支払手数料については、支出済額613万6,534円でございまして、診療報酬明細書の審査件数の増加により前年度より9万円ほど増額となっております。 次に、2項高額療養費でございます。1目一般被保険者高額療養費については、支出済額2億2,476万9,098円でございまして、前年比で3,500万ほど増額となっております。 なお、支出額が予算額を上回ることから、1項1目の一般被保険者療養給付費から3,937万4,000円、同じく3目一般被保険者療養費から229万5,000円の予算を流用させていただきました。 2目退職被保険者等高額療養費につきましては、支出済額1,819万5,514円でございまして、こちらは前年比で215万ほどの増額でございます。 3目一般被
保険者高額介護合算療養費につきましては、支出済額1万1,782円で、これは高額療養費等の支給を受けましても医療保険と介護保険の1年間の自己負担額の合計額が一定の額を超えた場合、その超過した額を支給するものでございまして、国保の保険者負担分を支出したものでございます。 4目退職被
保険者等高額介護合算療養費は、支給実績はございません。 223ページをお願いいたします。 3項移送費につきましても、実績はございませんでした。 4項出産育児諸費につきましては、出産育児一時金の支給などにかかわる経費で、支出済額は1,508万4,620円でございます。支給額につきましては、平成21年9月までの出産は38万円で1件、平成21年10月以降の出産は1件当たり42万円で、35万円を支給したものでございます。 なお、医療機関における直接支払い制度の利用に伴い、埼玉県
国民健康保険団体連合会に支払い事務委託料を支出したものでございます。 5項葬祭諸費につきましては、葬祭にかかわる補助金で、支出済額345万円でございます。1件当たりの支給額は5万円でございます。 次に、3款後期高齢者支援金等でございますが、支出済額は4億3,487万9,419円となっております。 1項1目後期高齢者支援金につきましては、高齢者の医療の確保に関する法律に基づきまして後期高齢者の医療費を支えるために納付するものでございますが、平成20年度分の精算が超過支出となっておりましたことから、前年比で1,800万ほどの減額となっております。 2目
後期高齢者関係事務費拠出金につきましては、後期高齢者支援金に関する事務経費として納付をしたものでございます。 225ページをお願いいたします。 4款前期高齢者納付金等でございますが、支出済額は74万6,686円となっております。 1項1目前期高齢者納付金につきましては、65歳から74歳の前期高齢者については保険者間で医療費の負担に不均衡が生じていることから、加入者等に応じて負担する費用負担の調整をすることとなっておりまして、前期高齢者交付金が交付をされる保険者であっても、所定の算定方法に基づき納付金が生ずるものでございます。 2目
前期高齢者関係事務費拠出金につきましては、前期高齢者納付金に関する事務経費として納付をしたものでございます。 次に、5款老人保健拠出金でございますが、支出済額は854万5,781円となっております。 1項1目老人保健医療費拠出金につきましては、平成19年度までの老人保健制度における医療費等に要する費用を拠出金として納付するものでございますが、制度の廃止により精算による拠出金だけとなりましたことから、前年比で約3,060万円の大幅な減となっております。 なお、当初予算では拠出金の算出が困難なため科目設定としておりましたが、精算額として852万ほどの納付が生じましたことから、9月納期までの5カ月分につきましては予備費を充用させていただきまして、残りの7カ月分につきましては補正予算で対応させていただいたところでございます。 2目老人保健事務費拠出金については、老人医療費に関する事務経費として納付したものでございます。 次に、6款介護納付金でございますが、支出済額は1億7,354万2,854円となっております。平成20年度分の精算額の確定等に伴いまして、前年比で714万円ほどの増額となっております。 次に、7款共同事業拠出金でございますが、予算現額3億5,901万6,000円、支出済額3億2,982万9,081円、不用額2,918万6,919円でございます。 227ページをお願いいたします。 1項1目
高額医療費共同事業医療費拠出金については、支出済額6,014万8,257円でございます。この拠出金は、高額療養費の発生による保険者の財政運営への影響を緩和するため、1件当たり80万円を超える医療費に対して算出される拠出金を納付するもので、対象となる医療費の増加に伴いまして前年比で約221万円の増額となっております。 2目の
保険財政共同安定化事業拠出金につきましては、支出済額2億6,967万9,433円でございます。この拠出金につきましては、県内市町村国保の保険税の平準化と保険財政の安定化を図るため、1件当たり30万円を超える医療費に対して算出される拠出金を納付するものでございまして、対象となる医療費の減少に伴い前年比で1,400万ほど減額となったところでございます。 3目
高額医療費共同事業事務費拠出金及び4目の
保険財政共同安定化事業事務費拠出金については、支出はございませんでした。 5目その他共同事業拠出金につきましては、資格適用の適正化を図るための年金受給者一覧の作成経費でございます。 次に、8款保健事業費でございますが、予算現額3,381万5,000円、支出済額2,319万741円、不用額1,062万4,259円でございます。 1項1目特定健康診査等事業費につきましては、支出済額1,688万6,708円でございます。生活習慣病の予防を目的とした特定健康診査及び特定保健指導では、受診者数の増に伴い前年比で38万円ほど増額となっております。 229ページをお願いいたします。 18節備品購入費につきましては、11節需用費から予算の流用をさせていただき、特定健診の電話予約の申し込みの際にオペレーターが使用するヘッドホンとマイクが一体化した機器を5台購入し、迅速な受付対応に努めたところでございます。 2項1目疾病予防費につきましては、支出済額491万207円でございます。保健センターのがん検診と同じ時期に、国民健康保険では35歳以上40歳未満の被保険者を対象とする胃がん検診、30歳以上40歳未満の被保険者を対象とする乳がん検診を実施いたしました。 19節負担金、補助及び交付金につきましては、194件の総合健診受診補助金の交付を行ったものでございます。 2目保健衛生普及費につきましては、医療費通知の発送経費でございまして、年6回、合計で2万9,343通の通知を発送いたしました。 9款公債費については、実績はございません。 次に、10款諸支出金でございますが、予算現額1億1,862万5,000円、支出済額1億1,808万8,249円、前年比で1,982万7,466円の増額となっております。 1項1目一般被保険者保険税還付金につきましては、一般被保険者にかかわる保険税の過誤納還付金でございます。社会保険への加入などによりまして国民健康保険の資格が喪失したことにより、国保税の還付が生じたものでございます。 2目退職被保険者等保険税還付金は、実績はございません。 231ページをお願いいたします。 3目償還金につきましては、支出済額6,504万2,181円でございます。平成21年度分の国・県負担金の精算に伴う超過交付分を返還したものでございます。 なお、予備費からの充用3万円につきましては、特定健康診査等にかかわる負担金の精算に伴う返還金に不足が生じたため、予備費対応とさせていただいたところでございます。 4目一般被保険者還付加算金につきましては、国保税の還付に伴う加算金でございます。 5目退職被保険者等還付加算金は、実績がございません。 次に、2項繰出金、1目一般会計繰出金につきましては、支出済額5,087万8,536円でございます。平成21年度の決算剰余金のうち、一般会計から繰り入れました法定分と法定外の繰入金にかかわる精算額を一般会計に返還したものでございます。 次に、11款予備費でございますが、5款老人保健拠出金、1項1目老人保健医療費拠出金へ355万5,000円、10款諸支出金、1項3目の償還金へ3万円を充用させていただきました。 歳出は以上でございます。 なお、実質収支に関する調書につきましては233ページでございまして、財産に関する調書につきましては234ページとなっております。 以上で補足説明を終わらせていただきます。
○議長(小河原正君) これをもって提案理由の説明を終わります。 ここで、監査委員から監査結果の報告を求めます。 松村代表監査委員。 〔代表監査委員 松村守朗君登壇〕
◎代表監査委員(松村守朗君) 平成22年度宮代町国民健康保険特別会計決算審査意見についてご報告を申し上げます。 宮代町監査委員松村守朗、同じく角野由紀子。 地方自治法第233条第2項の規定により審査に付された平成22年度宮代町国民健康保険特別会計決算についての審査意見は、次のとおりです。 審査対象、平成22年度宮代町
国民健康保険特別会計。 審査期日、平成23年7月20日。 審査方法、審査に付された決算書及び附属書類等が適法に調製されているか、決算計数が正確であるかなどについて、関係帳簿との照合を行いながら担当職員に説明を求め、計数の正確性、予算執行の合法性について審査いたしました。 審査の結果、審査に付された決算書及び附属書類は、ともに法令に準拠して作成されており、正確であることを認めました。 予算執行状況及び執行内容についても担当職員に説明を求め、証拠書類等を審査したところ適正に執行されているものと認められました。 総括意見、1、加入率、宮代町における平成22年度末の加入世帯数は5,820世帯であり、総世帯数に占める割合(加入率)は44.0%となっています。被保険者数は、1万411人であり、総人口に占める割合(加入率)は31.3%となっており、いずれも前年度とほぼ同様の加入率となっております。 2、決算状況、歳入額、歳出額などの決算状況は、「
国民健康保険特別会計歳入歳出決算書」、「主要な施策に関する説明書」のとおりであります。 1、歳入、国民健康保険税の歳入額は、被保険者の所得の減少などにより3.5%、3,184万9,000円の減額となりました。また、収納率は、平成20年度の75.8%、平成21年度の76.7%から平成22年度は77.3%と伸びており、埼玉県でもトップクラスの収納率となっております。今後とも負担の公平、歳入額増加のため収納率を高めるよう要望いたします。 前期高齢者交付金は、前期高齢者の増加及び精算額の確定などの増により、前年比2億5,369万1,000円、36.1%の大幅な増加となりました。 歳入不足を補うための一般会計からの法定外繰り入れは、前年比5,053万9,000円減少し、9,252万円となりました。 歳出、被保険者数は毎年わずかであるが減少しているにもかかわらず、保険給付費は被保険者の高齢化、医療技術の高度化などによる高額療養費の増などにより、前年度に比べ1億9,633万2,000円と大きく増加し24億8,760万9,000円となりました。 3、まとめ、国民の健康を守る国民健康保険制度の維持発展のため、今後とも収納率の向上、総医療費の適正化、事務の合理化など、町一丸となって取り組まれるよう要望いたします。 特に、医療費の適正化にはジェネリック医薬品の普及活動、重複・頻回受診を防ぐ対策、レセプト点検の充実などにも一層の努力を望みます。 以上です。
○議長(小河原正君) お諮りいたします。ただいま議題になっております議案第33号 平成22年度宮代町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定については、決算特別委員会に付託して審査することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第33号 平成22年度宮代町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定については、決算特別委員会に付託して審査することに決定いたしました。 決算特別委員会委員長。
◆決算特別委員長(関弘秀君) 8番の関でございます。 ただいま議長より委員会付託されました平成22年度宮代町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてにつきまして、委員会において審議の上、後日ご報告申し上げます。
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△議案第34号の上程、説明、監査結果の報告、委員会付託
○議長(小河原正君) 日程第3、議案第34号 平成22年度宮代町
老人保健特別会計歳入歳出決算の認定についての件を議題といたします。 提案者から提案理由の説明を求めます。 町長。 〔町長 庄司博光君登壇〕
◎町長(庄司博光君) 議案第34号 平成22年度宮代町
老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について、ご説明申し上げます。 本議案は、平成22年度宮代町
老人保健特別会計歳入歳出決算の認定をお願いするものでございます。 平成22年度の宮代町老人保健特別会計の歳入歳出決算につきましては、歳入合計、歳出合計いずれも56万2,591円となっております。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小河原正君) 補足説明願います。 保険健康課長。 〔保険健康課長 岡村和男君登壇〕
◎保険健康課長(岡村和男君) それでは、議案第34号 平成22年度宮代町
老人保健特別会計歳入歳出決算につきまして補足説明を申し上げます。 恐れ入りますが、決算書の237ページをごらんいただきたいと思います。 平成22年度老人保健特別会計の決算額につきましては、歳入合計及び歳出合計ともに56万2,591円でございます。 前年度と比較いたしますと、歳入で1,981万2,136円の減、歳出で1,928万9,099円の減でございまして、歳入歳出ともに率にして97.2%の大幅な減となっております。 老人保健制度につきましては、平成20年4月から後期高齢者医療制度に移行しておりますことから、この老人保健特別会計につきましては平成20年3月診療分までの精算等に対応するために設けられている会計でございまして、後期高齢者医療制度移行後、3年間の法定設置期間が満了しますことから、平成22年度をもちまして老人保健特別会計は閉鎖することとなりました。 それでは、事項別明細書によりご説明いたします。 決算書の239ページをお願いいたします。 なお、主要な施策に関する説明書につきましては183ページからとなっております。 まず初めに、歳入でございますが、1款支払基金交付金につきましては、予算現額4,000円に対し、収入済額3,781円でございます。 1項1目医療費交付金として3,000円、2目の審査支払手数料交付金として781円の収入となっております。 次の2款国庫支出金につきましては、収入済額447円でございます。 1項1目医療費国庫負担金といたしまして、老人保健医療費負担金の前年度の精算額を過年度収入として受け入れたものでございます。 3款県支出金につきましては収入済額111円でございまして、1項1目医療費県負担金として、こちらも前年度の精算額を過年度収入として受け入れをしたものでございます。 4款繰入金につきましては、収入済額3万1,705円でございまして、一般会計からの繰入金でございます。 次の5款繰越金につきましては、平成21年度からの繰越金でございまして、収入済額52万3,037円でございます。 次に、239ページから242ページにかけての6款諸収入でございますが、収入済額は3,510円でございます。 1項1目町預金利子につきましては、歳計現金の預金利子でございまして、また、2項3目雑入につきましては診療報酬の返戻金となっております。 歳入は以上でございます。 続きまして、歳出でございますが、243ページをお願いいたします。 1款の総務費につきましては、老人保健事務を行っていくための事務的経費でございまして、支出済額3万451円となっております。 次に、2款医療諸費でございますが、予算現額1万2,000円、支出済額7,764円でございます。 1項医療諸費、1目医療給付費につきましては、医療給付事業といたしまして国保並びに社保にかかわる現物給付分でございます。 なお、予算に不足が見込まれたことから、予備費から6,000円を充用し対応させていただいております。 2目医療費支給費につきましては、実績はございません。 3目の審査支払手数料につきましては、国保並びに社保にかかわる老人保健の審査支払手数料となっております。 次に、3款諸支出金でございますが、予算現額52万6,000円、支出済額52万4,376円でございます。 1項1目償還金につきましては、平成21年度に超過交付となった支払基金交付金等の償還金でございます。 また、2項繰出金、1目一般会計繰出金の支出済額は51万8,090円でございます。 245ページをお願いいたします。 4款の予備費でございますが、2款医療諸費の医療給付事業に不足が生じましたことから、予備費を6,000円充てさせていただいております。 歳出は以上でございます。 なお、実質収支に関する調書につきましては247ページでございます。 以上で補足説明を終わらせていただきます。
○議長(小河原正君) これをもって提案理由の説明を終わります。 ここで、監査委員から監査結果の報告を求めます。 松村代表監査委員。 〔代表監査委員 松村守朗君登壇〕
◎代表監査委員(松村守朗君) それでは、平成22年度宮代町老人保健特別会計決算審査意見についてご報告を申し上げます。 監査委員松村守朗、同じく角野由紀子。 地方自治法第233条第2項の規定により審査に付された平成22年度宮代町老人保健特別会計決算についての審査意見は、次のとおりです。 1、審査対象、平成22年度宮代町老人保健特別会計。 審査期日、平成23年7月21日。 審査方法、審査に付された決算書及び附属書類等が適法に調製されているか、決算計数が正確であるかなどについて、関係帳簿との照合を行いながら担当職員に説明を求め、計数の正確性、予算執行の合法性について審査しました。 審査結果、審査に付された決算書及び附属書類は、ともに法令に準拠して作成されており、正確であることを認めました。 予算執行状況及び執行内容についても担当職員に説明を求め、証拠書類等を審査したところ適正に執行されているものと認めました。 総括意見、老人保健制度は、国民の老後における健康の保持と適切な医療の確保のため、疾病の予防、治療、機能訓練等の保健事業を総合的に実施することを目的として、昭和58年2月から実施されてきましたが、平成20年4月から高齢者に対する医療制度が後期高齢者医療制度へ移行しました。 平成22年度における老人保健特別会計の医療費については、平成20年3月までの診療のうち過誤返戻分や月おくれ請求分などに対する給付となったことにより、歳出総額は97.2%減の56万3,000円となりました。 後期高齢者医療制度へ移行後、3年間の法定設置期間を満了することから、平成22年度をもって老人保健特別会計は閉鎖することになりました。今後は、老人保健制度における老人医療費の給付事業につきましては、一般会計から支出することとなりますが、高齢者の医療制度が新たな制度へ移行していく中で、適宜適正な事務を進めていただくよう望みます。 以上でございます。
○議長(小河原正君) お諮りいたします。ただいま議題になっております議案第34号 平成22年度宮代町
老人保健特別会計歳入歳出決算の認定については、決算特別委員会に付託して審査することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第34号 平成22年度宮代町
老人保健特別会計歳入歳出決算の認定については、決算特別委員会に付託して審査することに決定いたしました。 決算特別委員会委員長。
◆決算特別委員長(関弘秀君) 8番の関でございます。 ただいま議長より委員会付託されました平成22年度宮代町
老人保健特別会計歳入歳出決算の認定についてにつきまして、委員会において審議の上、後日ご報告申し上げます。
○議長(小河原正君) ここで休憩いたします。
△休憩 午前10時52分
△再開 午前11時05分
○議長(小河原正君) 再開いたします。
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△議案第35号の上程、説明、監査結果の報告、委員会付託
○議長(小河原正君) 日程第4、議案第35号 平成22年度宮代町
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。 〔町長 庄司博光君登壇〕
◎町長(庄司博光君) 議案第35号 平成22年度宮代町
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、ご説明申し上げます。 本議案は、平成22年度宮代町
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定をお願いするものでございます。 平成22年度の宮代町介護保険特別会計の歳入歳出決算につきましては、歳入合計17億8,935万905円、歳出合計18億4,251万8,485円でございます。 また、歳入合計から歳出合計を差し引いた歳入歳出差引不足額は5,316万7,580円でございまして、平成23年度の歳入を繰り上げ充当し、歳入不足の補てんを行っております。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小河原正君) 補足説明を願います。 保険健康課長。 〔保険健康課長 岡村和男君登壇〕
◎保険健康課長(岡村和男君) それでは、議案第35号 平成22年度宮代町
介護保険特別会計歳入歳出決算につきまして、補足説明を申し上げます。 恐れ入りますが、決算書の254ページをごらんいただきたいと思います。 平成22年度介護保険特別会計の決算額につきましては、歳入合計17億8,935万905円、歳出合計18億4,251万8,485円でございまして、歳入歳出の差し引き不足額は5,316万7,580円でございます。この歳入不足に対しましては、平成23年度歳入からの繰り上げ充用により補てん措置をさせていただいたところでございます。 前年度と比較しますと、歳入では約620万円の増額となっておりますが、歳出におきましては高齢化の進展等に伴いまして約9,780万円、5.6%増の大幅な伸びを示しているところでございます。 それでは、事項別明細書によりご説明させていただきます。 決算書の256ページをお願いいたします。 主要な施策に関する説明書につきましては、191ページからでございます。 初めに、歳入でございますが、1款介護保険料でございますが、予算現額3億8,774万5,000円に対し、調定額3億7,857万4,010円、収入済額は3億6,613万1,327円でございます。収入済額では、高齢化に伴う被保険者の増加により、前年比で1,107万円ほど増額となっております。 不納欠損額につきましては、介護保険法に基づく2年の時効に該当するものを不納欠損処理したものでございます。 なお、介護保険料全体としての収納率は96.7%で、前年度より0.2ポイント減少しております。 介護保険料の内訳でございますが、年金から天引きされる現年度分の特別徴収保険料につきましては、収入未済額はございません。 なお、還付未済が37件、額にして16万1,200円となっております。 次に、現年度分の普通徴収保険料につきましては収納率87.1%で、前年度より1.1ポイント減少しております。 また、滞納繰越分の収入済額につきましては184万1,525円、収納率は19.8%で、前年度よりも1.8ポイント増加しておりますが、引き続き収納率の向上に努めてまいります。 次に、2款支払基金交付金でございますが、収入済額は4億4,116万721円でございます。前年比で231万円ほどの減額となっております。 この交付金につきましては、40歳から64歳までの方の介護保険料分として徴収されたものを、社会保険診療報酬支払基金から保険者である市町村に介護給付費分及び地域支援事業分として交付をされるものでございます。22年度に実際に交付された額と法定の交付見込み額に大きな乖離があったことが歳入不足に至った大きな要因でございますが、その差額分につきましては翌年度の精算により追加交付されるものでございます。 次の3款使用料及び手数料につきましては、町社会福祉協議会へ委託しております自立生活支援ヘルパーの派遣に伴う手数料でございます。 次に、4款国庫支出金でございますが、予算現額3億6,187万3,000円に対し、収入済額は2億9,063万3,051円、前年度と比較し1,971万6,532円、7.3%の増額となっております。これは主に介護保険給付費の増加によるものでございます。 1項国庫負担金、1目介護給付費負担金につきましては、現年度分として2億4,576万6,000円、また、前年度分の不足額として交付された過年度分といたしまして3,006万1,601円の収入となっております。 258ページをお願いいたします。 国庫補助金の1目調整交付金につきましては、市町村間の格差を是正する目的で、高齢化率や高齢者の所得状況を勘案して交付されるものでございますが、当町におきましては75歳以上の後期高齢者の割合が全国標準よりも少ないこと、また、1号被保険者の所得水準が全国標準よりも高いことなどから未交付となっております。 2目地域支援事業交付金の介護予防事業分につきましては、特定高齢者把握事業や通所型介護予防事業などに対する交付金でございます。 3目の地域支援事業交付金の包括的支援事業・任意事業につきましては地域支援事業のうち、介護相談員活動などの地域自立生活支援事業や地域包括支援センターの管理運営事業等に対する交付金でございます。 次に、5款県支出金でございますが、予算現額2億5,928万7,000円に対し、収入済額2億4,377万8,325円でございます。介護給付費の増加に伴い、前年度より1,872万7,500円、8.3%の増となっております。 1項県負担金については、介護給付費に対する県の負担金でございます。 2項の県補助金でございますが、1目地域支援事業交付金の介護予防事業分につきましては、国庫補助金と同様に地域支援事業のうち、特定高齢者把握事業や通所型介護予防事業などに対する交付金となっております。 2目地域支援事業交付金の包括的支援事業分につきましては、これも国庫補助金と同様、地域自立生活支援事業や地域包括支援センターの管理運営事業等に対する交付金となっております。 次に、3項の県委託金につきましては、生活保護費の介護扶助を給付する40歳から64歳までの生活保護受給者の要介護認定を、埼玉県から受けて行う事務費負担金でございます。 次に、6款財産収入につきましては、261ページの備考欄にございますように介護保険給付費準備基金などの利子でございます。 次に、7款繰入金でございますが、収入済額は4億463万8,163円でございます。前年度より3,627万7,387円、9.8%の増となっております。これは、主に介護給付費の増加に伴う法定の町負担分の増加によるものでございます。 1項一般会計繰入金、1目の介護給付費繰入金につきましては、介護給付費に対する町負担分でございまして、介護給付費の12.5%を繰り入れております。 なお、過年度分につきましては前年度分の不足額でございます。 2目の地域支援事業繰入金につきましては、介護予防事業にかかわる町の負担分として事業費の12.5%を繰り入れしております。 3目の地域支援事業繰入金につきましては、包括的支援事業及び任意事業にかかわる町の負担分といたしまして、事業費の20%を繰り入れたものでございます。 4目その他一般会計繰入金でございますが、繰入額は1億60万8,000円となっております。備考欄にございますように担当職員の給与費、事務費などを繰り入れたものでございます。 2項基金繰入金でございますが、介護保険給付費準備基金から6,925万8,768円、また、介護従事者処遇改善臨時特例基金から579万7,395円の繰り入れを行ったものでございます。 262ページをお願いいたします。 8款の繰越金でございますが、前年度からの繰越金といたしまして、収入済額3,848万3,651円となっております。 次に、9款諸収入でございますが、収入済額は425万9,166円となっております。前年度より110万ほど減額となっておりますが、これは主に2項収益事業収入の介護予防支援作成料の減でございます。 4項雑入、2節雑入の返納金につきましては、事業者から請求に誤りがあったとの自主的な申し出により介護給付費の返納を受けたものでございます。 また、3節過年度収入につきましては、生活保護受給者の要介護認定業務委託料でございます。 歳入は以上でございます。 続きまして、歳出でございますが、264ページをお願いいたします。 1款総務費でございますが、予算現額1億1,141万8,000円、支出済額1億451万749円、不用額690万7,251円となっております。 1項1目一般管理費につきましては、介護保険担当職員の人件費のほか、臨時職員の賃金などでございます。 次に、2項徴収費、1目賦課徴収費につきましては、介護保険料の通知などにかかわる郵送料や電算委託料などの賦課徴収経費となっております。 266ページになりますが、13節委託料の不用額につきましては、保険料納入通知書等の作成経費が当初見込みよりも少なかったためでございます。 2目滞納処分費につきましては、支出はございません。 次の3項介護認定審査会費につきましては、介護認定審査会の運営事業でございまして、審査会委員にかかわる報酬や費用弁償、また、介護認定に伴う主治医の意見書作成料などでございます。 1節報酬の不用額については、介護認定審査会の回数が見込みよりも少なかったことによるものでございます。 次の4項認定調査費については、介護認定のための調査事業でございまして、主に認定調査を行う臨時職員の賃金となっております。 268ページになりますが、5項介護予防事業支援費につきましては、介護予防プラン作成事業としまして、地域包括支援センターで管理している要支援の方や特定高齢者のケアプランを作成するためのシステムリース料などでございます。 6項趣旨普及費につきましては、介護保険制度を周知するためのパンフレットや町外の事業所をお知らせするガイドブック等の作成でございます。パンフレットにつきましては、在庫により対応できたため不用額が生じたものでございます。 続きまして、2款保険給付費でございます。予算現額17億4,837万8,000円、支出済額16億2,995万4,551円、前年度比で1億6,005万5,063円、10.9%の大幅な増となっております。介護保険制度がスタートしてから12年目を迎えておりますが、高齢化の進展に伴い保険給付費は年々増加している状況でございます。特に、ここ数年は大きな伸びを示しており、毎年億単位での増加となっております。 1項介護サービス等諸費のうち、まず1目の居宅介護サービス給付費につきましては、要介護認定者の居宅介護サービスにかかわる給付費で、前年度より6,000万円ほど増加をしております。これは、主に訪問サービス、通所サービス、短期入所サービスの利用増によるものでございます。不用額につきましては、22年度の3月議会で増額補正をさせていただきましたが、その執行残でございます。 次の2目特例居宅介護サービス給付費につきましては、支出はございません。 なお、この2目のように目名の頭に特例がつく事業につきましては、緊急やむを得ない理由により要介護認定等の効力発生前に受けたサービスに対しての給付科目となっておりますが、宮代町ではこれまでに支出実績がございませんので、以後の該当科目につきましては説明を省略させていただきます。 次の3目地域密着型介護サービス給付費につきましては、グループホーム小規模多機能型居宅介護及び地域密着型の介護老人福祉施設入所者に対する給付費で、前年度より約2,560万円の増額となっております。これは、グループホームや小規模多機能型居宅介護サービスの利用増によるものでございます。 なお、地域密着型介護サービス給付費が見込みを下回ったため、不用額が生じております。 5目の施設介護サービス給付費につきましては、要介護認定となった施設入所者にかかわる給付費で、前年度より5,420万円ほど増加をしております。施設入所者の増加に加え、要介護度が重度化傾向にあることが主な理由でございます。 なお、不用額につきましては、居宅介護サービス給付費と同様、3月に増額補正した執行残でございます。 270ページをお願いいたします。 7目の居宅介護福祉用具購入費につきましては、在宅での日常生活の自立を支援するための介護福祉用具の購入にかかわる給付でございます。 次に、8目の居宅介護住宅改修費については、手すりの取りつけや段差の解消、トイレの改修等にかかわる給付費でございます。前年度より250万円ほど増加をしております。支給件数が見込みを上回ったため、2項3目地域密着型介護予防サービス給付事業からの流用で対応させていただきました。 なお、不用額につきましては、流用後の3月に補正した執行残でございます。 次に、9目の居宅介護サービス計画給付費につきましては、在宅サービスを利用する場合のケアプラン作成にかかわる給付費でございまして、前年度より960万ほど増加をしておりますが、これは要介護認定となった方のケアプラン作成件数の増加によるものでございます。 なお、見込んだ件数を上回ったため、5目施設介護サービス給付事業より流用させていただいております。 続きまして、2項介護予防サービス等諸費でございます。1目の介護予防サービス給付費につきましては、要支援の認定を受けた方にかかわる給付費で、前年度より750万ほど減額となっております。これは、主に介護予防としての訪問介護、通所介護、通所リハビリの利用件数が減少したことによるものでございます。 272ページをお願いいたします。 3目の地域密着型介護予防サービス給付費につきましては、要支援認定者にかかわる地域密着型介護予防サービスの給付費でございまして、前年度より180万ほど減となっております。これは、小規模多機能型居宅介護の施設利用が減ったためでございます。 なお、当初見込みを下回ったため、460万円ほどの不用額が生じております。 次に、5目の介護予防福祉用具購入費につきましては、要支援認定者の在宅での日常生活を支援するための福祉用具購入にかかわる給付でございます。 次に、6目の介護予防住宅改修費につきましては、要支援認定者に対する在宅での日常生活を支援するための住宅改修にかかわる給付費でございます。 なお、不用額については、3月に補正した執行残となっております。 次に、7目の介護予防サービス計画給付費につきましては、要支援認定者に対する介護予防のケアプラン作成にかかわる保険給付費でございます。当初見込みを下回ったため、不用額が生じております。 次に、3項その他諸費の1目審査支払手数料につきましては、介護保険給付管理票の審査等を行っている国保連合会への委託料でございます。 274ページをお願いいたします。 4項1目の高額介護サービス等費につきましては、介護サービスの利用料が高額となった場合に利用者負担が困難とならないよう、所得に応じて一定額を超えた部分を利用者に給付するものでございます。支給件数の増加により、前年度より430万円ほど増額となっております。 なお、当初見込んだ支給件数を上回ったため、予算流用により対応させていただきました。 次に、5項特定入所者介護サービス給付等費でございますが、1目の特定入所者介護サービス費につきましては、要介護認定を受けている方のうち、低所得者の方の負担軽減を目的として、介護保険施設を利用した際の食費、居住費等の一部を保険給付するものでございます。前年度より830万円ほど増額となっておりますが、これは負担軽減の対象となる利用件数が大幅に増加したためでございます。 なお、見込みを上回ったため、予算の流用により対応させていただきました。 3目の特定入所者介護予防サービス費につきましては、要支援の認定を受けている低所得者の方の負担軽減を目的として、ショートステイを利用した際の食費、居住費等の一部を保険給付するものでございまして、1名の方の利用がございました。 次に、6項1目の高額医療合算介護サービス費につきましては、介護保険と医療保険の両方の利用負担が高額となった場合に、その合計額が所得区分に応じて一定額を超えた部分について給付をするものでございます。 276ページをお願いいたします。 続きまして、3款地域支援事業費でございますが、予算現額3,891万7,000円、支出済額は2,859万1,594円、前年度より67万291円、2.4%の増となっております。主に、高齢者を対象とした介護予防教室の事業費や介護用品の支給費が増加したためでございます。 1項1目介護予防特定高齢者施策事業費のうち、特定高齢者把握事業につきましては、介護予防上の支援が必要となる高齢者を把握するもので、基本チェックリストに基づき特定高齢者となった方への生活機能評価などを実施したものでございます。 通所型介護予防事業につきましては、介護予防が必要と思われる特定高齢者に対して、運動器機能の向上を目的とした介護予防プログラムを実施したものでございます。 なお、賃金の不用額につきましては、介護予防ケアプラン作成の臨時職員賃金を計上しておりましたが、職員及び事業所への委託で対応できたことにより不用額が生じたものでございます。 13節委託料の不用額につきましては、特定高齢者の把握事業におきまして、基本チェックリストを実施いたしました結果、生活機能評価を受けるべき対象者が減少したことによるものでございます。 次に、2目介護予防一般高齢者施策事業費の介護予防普及啓発事業につきましては、一般高齢者を対象として介護予防につながる各種健康教室等にかかわる経費でございます。 なお、講師謝金に不足が生じましたので、流用により対応させていただいております。 地域介護予防活動支援事業につきましては、高齢者が住みなれた地域で生活していくことを目的とした介護予防のためのボランティア養成講座を実施いたしました。 278ページをお願いいたします。 2項包括的支援事業・任意事業費でございますが、1目の総合相談事業費につきましては、在宅の高齢者を対象に訪問栄養指導等の相談支援を行うものでございますが、支出はございませんでした。 2目の包括的継続的ケアマネジメント支援事業費につきましては、要援護者見守り支援ネットワーク会議の開催や町内の事業所のケアマネジャー等を対象とした地域包括ケア会議で研修会などを実施したものでございます。 次に、3目の任意事業費でございますが、不用額の欄をごらんいただきたいと思います。 1節報酬の不用額につきましては、介護相談員が年度途中で1名欠員が生じたことによるものでございます。 12節役務費の不用額につきましては、主に徘回高齢者探索サービスや緊急時通報システム利用が見込みを下回ったこと、また、高齢成年後見人制度における申し立て鑑定料等の支出がなかったことによるものでございます。 13節委託料の不用額につきましては、主に高齢者の給食配食サービスの業務委託料が当初見込みより少なかったことによるものでございます。 備考欄になりますが、認知症高齢者見守り事業につきましては、認知症サポーター養成講座用の教材の購入と、宮代町徘回高齢者等探索サービスに基づく端末機器の基本料などでございます。 介護給付費等費用適正化事業につきましては、国保連合会と連携して不正、不適正な介護給付費の請求を是正するとともに、宮代町介護給付適正化プランに基づき介護保険費用の適正化に努めたところでございます。 地域自立生活支援事業につきましては、介護相談員8人による訪問相談や、ひとり暮らしの高齢者に対して緊急時通報システムや給食の配食サービスを実施するなど、自立生活の支援を行ったところでございます。 280ページをお願いいたします。 家族介護継続支援事業につきましては、要介護1から要介護5に該当する在宅介護の方を対象といたしまして、紙おむつなどの介護用品を支給したものでございます。 次に、4目の地域包括支援センター運営管理費につきましては、介護保険事業運営協議会委員にかかわる報酬や地域包括支援センターを運営していくための事業的経費でございます。 1節報酬の不用額につきましては、地域密着型サービス等の事業所指定に関し公募を行いましたが、応募がなかったことから、その審査を行う介護保険事業運営協議会の開催が予定より少なかったためでございます。 続きまして、4款基金積立金でございますが、介護保険財政の剰余金について次年度以降の財源とするため、介護給付費準備基金に5,329万4,554円の積み立てを行ったものでございます。 5款公債費については、支出はございません。 282ページをお願いいたします。 6款諸支出金でございますが、支出済額は2,616万7,037円でございます。 1項1目の第1号被保険者保険料還付金につきましては、死亡等による過払い分の介護保険料の還付金でございます。 2目の還付加算金については、支出はございません。 3目の償還金でございますが、国庫支出金等返還事業といたしまして、過年度における介護給付費負担金等の国庫及び県支出金の返還金並びに介護給付費交付金等の支払基金への返還金でございます。 次に、2項繰出金の1目一般会計繰出金につきましては、介護給付費及び事務費の決算剰余金を一般会計に繰り出ししたものでございます。 次に、7款予備費につきましては、支出はございませんでした。 歳出は以上でございます。 なお、実質収支に関する調書につきましては284ページでございまして、財産に関する調書につきましては285ページとなっております。 以上で補足説明を終わらせていただきます。
○議長(小河原正君) これをもって提案理由の説明を終わります。 ここで、監査委員から監査結果の報告を求めます。 松村代表監査委員。 〔代表監査委員 松村守朗君登壇〕
◎代表監査委員(松村守朗君) 平成22年度宮代町介護保険特別会計決算審査意見についてご報告を申し上げます。 宮代町監査委員松村守朗、同じく角野由紀子。 地方自治法第233条第2項の規定により審査に付された平成22年度宮代町介護保険特別会計決算についての審査意見は、次のとおりです。 審査の対象、平成22年度宮代町介護保険特別会計。 審査期日、平成23年7月21日。 審査方法、審査に付された決算書及び附属書類等が適法に調製されているか、決算計数が正確であるかなどについて、関係帳簿との照合を行いながら担当職員に説明を求め、計数の正確性、予算執行の合法性について審査しました。 審査の結果、審査に付された決算書及び附属書類は、ともに法令に準拠して作成されており、正確であることを認めました。 予算執行状況及び執行内容についても担当職員に説明を求め、証拠書類等を審査したところ適正に執行されているものと認めました。 総括意見、平成12年4月のスタート以来、居宅介護サービスを中心にサービスの利用が急速に拡大するなど、介護保険制度は老後の安心を支える仕組みとして定着し、急速に進む高齢化により、その重要性、役割はますます大きくなってきております。 宮代町の高齢化の進み方は特に顕著であり、介護保険制度開始直前の平成12年1月1日現在の高齢化率は12.3%と、全国的に見て人口構成の比較若い町と言われておりましたが、年々高齢化率は急速にアップし、平成23年1月1日現在においては24.5%、そして10年後には33%程度と3人に1人は高齢者という人口構成になるものと見込まれ、介護サービスの利用者、保険給付費とも大幅な増加が想定されます。 平成22年度末現在における各種介護サービス利用状況は、居宅介護サービスの利用者が前年度より84人増加し638人、地域密着型サービスの利用者が前年度より10人増加し86人、介護施設サービスの利用者が6人増加し181人、合計で905人が介護サービスを利用しており、前年度の同時期と比較し100人、率にして12.4%と大幅な増加となりました。 決算状況は、歳入総額17億8,935万1,000円、歳出総額が18億4,251万8,000円で、歳入歳出差引額は5,316万7,000円の不足となりました。介護保険特別会計は、保険給付費、国及び県の支出金など見込みの難しい面もあろうかと思われますが、適時適正な補正予算を組むなど必要な措置により歳入歳出不足額の発生を未然に防ぐよう願います。 また、介護保険料の収納率は、普通徴収保険料で87.1%と低下傾向にあり、全体においても平成20年度97.1%、平成21年度96.9%、そして平成22年度では96.7%となっており、この改善策を十分調査分析し収納が向上するよう要望するものであります。 高齢者が、介護が必要になっても、尊厳を保ちながら、住みなれた地域や住まいでの自立した生活を送ることができるよう、質の高い保険医療・福祉サービスの確保、将来にわたって安定した介護保険制度の確立などに取り組んでいただくよう要望いたします。 以上でございます。
○議長(小河原正君) お諮りいたします。ただいま議題になっております議案第35号 平成22年度宮代町
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定については、決算特別委員会に付託して審査することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第35号 平成22年度宮代町
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定については、決算特別委員会に付託して審査することに決定いたしました。 決算特別委員会委員長。
◆決算特別委員長(関弘秀君) 8番の関でございます。 ただいま議長より委員会付託されました平成22年度宮代町
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてにつきまして、委員会において審議の上、後日ご報告申し上げます。
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△議案第36号の上程、説明、監査結果の報告、委員会付託
○議長(小河原正君) 日程第5、議案第36号 平成22年度宮代町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。 〔町長 庄司博光君登壇〕
◎町長(庄司博光君) 議案第36号 平成22年度宮代町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、ご説明申し上げます。 本議案は、平成22年度宮代町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定をお願いするものでございます。 平成22年度の宮代町後期高齢者医療特別会計の歳入歳出決算につきましては、歳入合計2億8,039万3,606円、歳出合計2億7,578万4,716円でございます。 また、歳入合計から歳出合計を差し引いた歳入歳出差引残額は460万8,890円となっております。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小河原正君) 補足説明を願います。 保険健康課長。 〔保険健康課長 岡村和男君登壇〕
◎保険健康課長(岡村和男君) それでは、議案第36号 平成22年度宮代町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算につきまして補足説明を申し上げます。 恐れ入りますが、決算書の288ページをごらんいただきたいと思います。 平成22年度後期高齢者医療特別会計の決算額につきましては、歳入合計2億8,039万3,606円、歳出合計2億7,578万4,716円でございまして、歳入歳出差引額は460万8,890円でございます。 前年度と比較いたしますと、歳入では1,803万126円、6.9%の増額、また歳出では1,611万8,947円、6.2%の増額となっておりますが、これは被保険者数が増加をしていることによるものでございます。 それでは、事項別明細書に従いましてご説明を申し上げます。 決算書の290ページをお願いいたします。 主要な施策に関する説明書につきましては、219ページからとなっております。 初めに、歳入でございますが、1款後期高齢者医療保険料でございますが、予算現額2億1,585万5,000円、調定額2億1,621万3,780円に対しまして、収入済額2億1,361万9,760円となっております。前年度より290万5,760円、1.4%の増でございまして、収納率につきましては98.8%でございます。 1項1目特別徴収保険料につきましては、収入済額1億4,081万780円でございまして、保険料全体の約66%となっております。 なお、この収入済額には還付未済分9件、9万2,840円が含まれております。 2目の普通徴収保険料につきましては、調定額7,549万5,840円に対しまして、収入済額7,280万8,980円、収納率は96.4%でございます。 不納欠損でございますが、金額で31万6,820円、6件分について不納欠損処分をさせていただいております。件数の内訳といたしましては、財産なしが2件、生活の困窮が3件、本人死亡、相続人なしが1件となっております。 次に、2款繰入金、1項一般会計繰入金でございますが、予算現額、調定額並びに収入済額とも6,366万7,000円でございます。前年度と比較いたしますと1,892万3,431円、42.3%の増でございます。 1目の保険基盤安定繰入金につきましては、後期高齢者医療保険料の所得に応じた軽減分及び被用者保険の被扶養者であった方の軽減分を補てんするために必要となる県及び町の負担分を一般会計から繰り入れたものでございます。 2目の事務費繰入金につきましては、後期高齢者医療制度の運営に必要な事務経費及び広域連合の負担金となっております。 3目の職員給与費繰入金につきましては、後期高齢者医療担当職員の人件費を一般会計から繰り入れを行ったものでございます。 続きまして、3款諸収入につきましては、予算現額46万1,000円、収入済額は40万9,135円となっております。 1項延滞金及び過料、1目延滞金につきましては、後期高齢者医療の保険料にかかわる延滞金で、収入済額は20万100円となっております。 2項償還金及び還付加算金につきましては、保険料の還付金及び還付加算金の財源として広域連合からの収入となっております。 1目保険料還付金として19万7,590円、2目の還付加算金についてはございませんでした。 292ページをお願いいたします。 3項1目町預金利子につきましては、歳計現金の預金利子となっております。 次の4款繰越金につきましては、平成21年度の繰越金でございまして、収入済額269万7,711円でございます。 歳入は以上でございます。 続きまして、歳出でございますが、294ページをお願いいたします。 1款の総務費でございますが、予算現額2,115万1,000円、支出済額1,844万2,867円、不用額270万8,133円となっております。 1項総務管理費、1目の一般管理費につきましては、後期高齢者医療制度の事務を行っていくための事務的な経費でございまして、支出済額1,711万3,536円でございます。後期高齢者医療担当職員の人件費について、新たに会計間の移動を行ったことなどにより、前年比で約1,614万円の増額となっております。 2項1目徴収費につきましては、保険料に関する通知や電算委託料など保険料の徴収管理にかかわる事務経費でございまして、支出済額は132万9,341円でございます。 平成21年度の電算システムの改修が終了したことなどにより、前年比約280万円の減額となっております。 次に、2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金でございますが、予算現額2億5,812万円、支出済額は2億5,504万4,168円でございます。広域連合への負担金が約127万円の増、また、保険料の収納額も増となっておりましたことから、前年比で330万3,039円、1.3%の増額となっております。 296ページをお願いいたします。 3款諸支出金でございますが、予算現額241万1,000円、支出済額229万7,681円となっております。 1項1目の後期高齢者医療保険料還付金につきましては、前年度に収納した保険料の還付金として、支出済額19万7,590円でございます。 2項繰出金、1目一般会計繰出金につきましては、一般会計への返還金といたしまして支出済額210万91円でございます。 歳出は以上でございます。 実質収支に関する調書につきましては、298ページでございます。 以上で補足説明を終わらせていただきたいと思います。
○議長(小河原正君) これをもって提案理由の説明を終わります。 ここで、監査委員から監査結果の報告を求めます。 松村代表監査委員。 〔代表監査委員 松村守朗君登壇〕
◎代表監査委員(松村守朗君) それでは、平成22年度宮代町後期高齢者医療特別会計決算審査意見についてご報告を申し上げます。 宮代町監査委員松村守朗、同じく角野由紀子。 地方自治法第233条第2項の規定により審査に付された平成22年度宮代町後期高齢者医療特別会計決算についての審査意見は、次のとおりです。 1、審査対象、平成22年度宮代町後期高齢者医療特別会計。 2、審査期日、平成23年7月21日。 審査方法、審査に付された決算書及び附属書類等が適法に調製されているか、決算計数が正確であるかなどについて、関係帳簿との照合を行いながら担当職員に説明を求め、計数の正確性、予算執行の合法性について審査しました。 審査結果、審査に付された決算書及び附属書類は、ともに法令に準拠して作成されており、正確であることを認めました。 予算執行状況及び執行内容についても担当職員に説明を求め、証拠書類等を審査したところ適正に執行されているものと認められました。 総括意見、後期高齢者医療制度は、平成20年4月から老人保健制度にかわる新しい制度としてスタートし、宮代町の平成22年度末における後期高齢者医療制度の被保険者数は3,149人であり、総人口に占める加入率は9.5%となっております。また、保険料の収納率は、普通徴収分(現年度分)が97.8%、普通徴収分と特別徴収分を合わせた全体では98.8%となっております。 本制度につきましては、これまでに幾つかの問題点が指摘されておりますことから、現在、厚生労働省では高齢者医療制度改革会議の最終答申を踏まえ、新たな制度のあり方について検討が進められております。 そのような中ではありますが、増加する被保険者への丁寧な制度説明を心がけ、引き続き高い収納率の維持に努めるとともに、被保険者一人一人の日ごろからの健康づくりやジェネリック医薬品の使用促進など適正な医療受診の周知に努め、適宜適正な事務を進めていただくよう望みます。 以上でございます。
○議長(小河原正君) お諮りいたします。ただいま議題になっております議案第36号 平成22年度宮代町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定については、決算特別委員会に付託して審査することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第36号 平成22年度宮代町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定については、決算特別委員会に付託して審査することに決定いたしました。 決算特別委員会委員長。
◆決算特別委員長(関弘秀君) 8番の関でございます。 ただいま議長より委員会付託されました平成22年度宮代町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてにつきまして、委員会において審議の上、後日ご報告申し上げます。
○議長(小河原正君) ここで休憩いたします。
△休憩 午前11時58分
△再開 午後1時00分
○議長(小河原正君) 再開いたします。
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△議案第37号の上程、説明、監査結果の報告、委員会付託
○議長(小河原正君) 日程第6、議案第37号 平成22年度宮代町
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。 〔町長 庄司博光君登壇〕
◎町長(庄司博光君) 議案第37号 平成22年度宮代町
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、ご説明申し上げます。 本議案は、平成22年度宮代町
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定をお願いするものでございます。 平成22年度の宮代町公共下水道事業特別会計の歳入歳出決算につきましては、歳入合計9億5,170万4,085円、歳出合計9億2,995万1,030円でございます。 また、歳入合計から歳出合計を差し引いた歳入歳出差引残額は2,175万3,055円となっております。 平成22年度の主な事業内容でございますが、字道仏地内の面整備を約1.3ヘクタールの整備をさせていただきました。 また、平成22年度末における総整備面積は約334.0ヘクタールとなり、事業認可区域面積353ヘクタールに対する整備率につきましては94.6%となっております。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小河原正君) 補足説明を願います。 まちづくり建設課長。 〔まちづくり建設課長 田沼繁雄君登壇〕
◎まちづくり建設課長(田沼繁雄君) 議案第37号 平成22年度宮代町
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につきまして、補足してご説明申し上げます。 決算書299ページをお開きいただきたいと思います。 主要な施策に関する説明書は、227ページからでございます。 平成22年度公共下水道事業特別会計におけます歳入合計、収入済額は9億5,170万4,085円でございます。歳出合計、支出済額9億2,995万1,030円で、歳入歳出差引残額は2,175万3,055円でございます。 前年度と比較いたしますと、歳入額は4億9,962万9,907円、率にしまして34.4%の減、歳出額は5億871万8,817円の減、率にしまして約35.4%の減でございます。 主な要因といたしましては、補償金免除繰上償還が終了した減によるものでございます。 決算書303ページ、歳入歳出事項別明細書をごらんいただきたいと思います。 主要な施策に関する説明書は234ページからでございます。 まず、歳入につきましてご説明申し上げます。 1款分担金及び負担金につきましては、受益者負担金の対象区域の減と猶予取消額の減により、前年度と比較して2,255万2,300円、81.2%の減でございます。 予算現額260万3,000円に対しまして、収入済額522万2,600円は、下水道事業受益者負担金条例に基づき、平成22年度までに賦課いたしました対象区域内の受益者負担金等でございます。 1節受益者負担金は、平成20年度、22年度賦課分及び猶予取消分でございます。 収入済額484万9,200円、収入未済額は1万5,000円、収納率は99.7%でございます。前年度と比較して2,251万6,000円、82.3%の減でございます。 2節滞納繰越分は、収入済額10万6,700円、収入未済額は153万1,700円、収納率は0.9%でございます。 次に、不納欠損でございますが、金額で980万3,800円、80件について不納欠損処分をさせていただいております。 件数の内訳につきましては、すべてが消滅事項を原因とするものでございます。 また、収入未済額につきましては153万1,700円で、不納欠損処分により、前年度に比べまして991万500円ほど減少してございます。 3節公共下水道施設使用負担金、平成14年度より春日部市飛び地の住民等が当町の下水道を使用しており、その負担金として春日部市から納付されたものでございます。 主要な施策に関する説明書は、235ページからでございます。 2款使用料及び手数料につきましては、予算現額2億1,945万円に対しまして、収入済額2億2,532万5,723円、前年度と比較して2.6%の増でございます。 1項使用料、1目下水道使用料、1節下水道使用料、収入済額2億2,172万800円、収入未済額363万3,620円でございます。収納率は98.4%でございます。 2節滞納繰越分、収入済額319万9,963円、不納欠損額28万3,740円、収入未済額は71万250円でございます。 3節下水道施設使用料4,960万円は、中継ポンプ場内の電柱、電話柱敷地使用料でございます。 2節手数料40万円は、下水道排水設備指定工事店の新規登録2社、更新49社、下水道排水設備工事責任技術者の更新登録23人の登録手数料でございます。 主要な施策に関する説明書は235ページからでございます。 3款国庫支出金につきましては、予算現額7,630万円に対しまして、収入済額3,100万円でございます。これにつきましては、過日の6月定例会におきまして行政報告をいたしました繰越明許費でございまして、道仏土地区画整理地内におきまして遺跡調査により工事がおくれたためでございます。収入未済額の4,530万円が平成23年度に収入される予定となってございます。 決算書305ページをお願いいたします。 4款繰入金につきましては、公共下水道事業特別会計分の財源不足を一般会計から補う繰入金でございまして、予算現額、収入済額ともに5億8,282万4,000円でございます。 5款繰越金につきましては、21年度決算の確定による繰越金で、前年度と比較して102.1%の増となっております。予算現額1,266万5,000円、収入済額1,226万4,245円でございます。 主要な施策に関する説明書は237ページでございます。 6款諸収入につきましては、公共下水道受益者負担金の増加により前年度と比較して大幅な増となっております。予算現額828万8,000円に対しまして、収入済額946万7,517円でございます。 2項町預金利子1万8,517円は、預金の利子でございます。 3項雑入944万8,000円は、公共下水道区域外流入協力金及び公共下水道受益者負担協力金でございます。 決算書307ページをお願いします。 主要な施策に関する説明書は238ページでございます。 7款町債につきましては、借換債の終了により前年度と比較して85.2%の減となっております。予算現額1億5,650万円に対しまして、収入済額8,520万円のうち、公共下水道事業債といたしまして6,200万円、流域下水道事業債といたしまして2,320万円を借り入れたものでございます。 続きまして、歳出につきましてご説明申し上げます。 決算書309ページをお開きください。 1款公共下水道費につきましては、新設改良費の減少により前年度に比較して13.2%の減となっております。予算現額3億2,202万4,000円に対しまして、支出済額1億9,990万1,515円でございます。 1項下水道管理費、1目下水道総務費につきましては、予算現額5,086万1,000円に対しまして、支出済額4,990万6,344円、不用額95万4,656円でございます。下水道総務費は、下水道総務事業として下水道担当職員3名分の人件費及び公共下水道審議会運営経費、水道使用料徴収業務委託料、関連協議会等への負担金並びに消費税の納付等でございます。 決算書311ページをお開きください。 2目下水道施設管理費につきましては、予算現額5,034万1,000円に対しまして、支出済額4,518万365円でございます。公共下水道事業施設管理事業として、宮代第1、第2中継ポンプ場の維持管理が主な事業でございます。 11節需用費は、ポンプ場の電気、水道料金及び計装設備の修繕等でございます。 12節役務費は、電話料、任意保険等でございます。 13節委託料は、中継ポンプ場管理業務、下水道台帳作成業務、宮代台における下水道管きょ修繕業務設計及び地震による管きょ等の調査でございます。 充用につきましては、東北地方太平洋沖地震により管きょの被災状況を調査するため予備費から73万8,000円を充用したものでございます。地震により下水道マンホール周辺や下水道管きょ上の道路での陥没が発生し、地下に埋設されている管きょの被災の状況を把握すべくカメラ調査を実施したものでございます。 15節工事請負費は、舗装復旧修繕工事、管修繕工事及び中継ポンプ場の機械修繕工事でございます。 流用につきましては、15節工事請負費の施設修繕工事では、地震により下水管渠の破損並びにマンホール周辺での陥没が生じたことから修繕を要し、執行残の確定している需用費から61万9,000円を、役務費から1万1,000円を流用し、また、あわせて予備費から11万8,000円を充用したものでございます。 2項下水道新設改良費、1目管きょ等新設改良費につきましては、予算現額2億2,082万2,000円に対しまして、支出済額1億481万4,806円、不用額310万7,194円でございます。 13節委託料につきましては、管きょ実施設計業務委託、公共下水道事業計画変更認可業務委託でございます。 14節使用料及び賃借料につきましては、字東地内隼人堀沿いの宮代第1号汚水幹線の管きょ布設用地の借上料でございます。 15節工事請負費につきましては、下水道工事といたしまして、道仏地内の宮代第6号汚水幹線枝線布設工事及び第14号排水路整備工事、下水道工事に伴う舗装復旧工事と公共ます取りつけ工事を実施したものでございます。 平成22年度末における公共下水道整備面積は334ヘクタールとなりまして、事業認可区域353ヘクタールに対する整備率は94.6%でございます。 19節負担金、補助及び交付金につきましては、管きょ枝線布設工事による支障水道管切り回し工事負担金並びに道路本復旧費負担金でございます。 不用額106万2,000円につきましては、支障水道管の切り回し箇所がなかったことによるものでございます。 決算書313ページをお開きください。 2款流域下水道費につきましては、中川流域下水道建設及び維持管理にかかわる負担金でございます。予算現額1億1,153万4,000円に対しまして、支出済額1億949万7,972円、前年度と比較いたしまして18.1%の増となっております。 3款公債費につきましては、財務省、独立行政法人郵便貯金・簡易生命保険管理機構、地方公共団体金融機構、川口信用金庫及び武蔵野銀行への元金及び利子の償還金でございます。予算現額6億826万3,000円に対しまして、支出済額6億788万7,298円、補償金免除繰上償還の終了により、前年度と比較して45.2%の減となっております。 1項公債費、1目元金、23節償還金、利子及び割引料の予算現額4億1,227万7,000円に対しまして、支出済額4億1,227万4,518円につきましては、財務省34件、独立行政法人郵便貯金・簡易生命保険管理機構10件、地方公共団体金融機構57件、川口信用金庫8件、武蔵野銀行21件、計130件分の元金償還でございます。 2目利子、23節償還金、利子及び割引料の予算現額1億9,598万6,000円に対しまして、支出済額1億9,561万2,780円につきましては、財務省42件、独立行政法人郵便貯金・簡易生命保険管理機構分10件、地方公共団体金融機構74件、川口信用金庫8件、武蔵野銀行21件、計155件分の利子償還でございます。 4款諸支出金につきましては、前年度からの繰越金を一般会計へ繰出金として支出したものでございまして、支出済額1,226万4,245円で、前年度と比較しまして102.1%の増でございます。 5款予備費につきましては、地震により1款公共下水道費、1目下水道管理費、12目下水道施設管理費へ85万6,000円を充用したものでございます。 実質収支に関する調書につきましては決算書317ページ、財産に関する調書につきましては318ページ、319ページでございます。 平成22年度末地方債現在高の状況につきましては、説明書232、233ページでございます。 以上で、補足説明とさせていただきます。
○議長(小河原正君) これをもって提案理由の説明を終わります。 ここで、監査委員から監査結果の報告を求めます。 松村代表監査委員。 〔代表監査委員 松村守朗君登壇〕
◎代表監査委員(松村守朗君) それでは、平成22年度宮代町公共下水道事業特別会計決算審査意見についてご報告を申し上げます。 宮代町監査委員松村守朗、同じく角野由紀子。 地方自治法第233条第2項の規定により審査に付された平成22年度宮代町公共下水道事業特別会計決算についての審査意見は、次のとおりです。 1、審査対象、平成22年度宮代町公共下水道事業特別会計。 審査期日、平成23年8月2日。 審査方法、審査に付された決算書及び附属書類等が適法に調製されているか、決算計数が正確であるかなどについて、関係帳簿との照合を行いながら担当職員に説明を求め、計数の正確性、予算執行の合法性について審査しました。 審査結果、審査に付された決算書及び附属書類は、ともに法令に準拠して作成されており、正確であることを認めました。 予算執行状況及び執行内容についても担当職員に説明を求め、証拠書類等の審査をしたところ適正に執行されているものと認めました。 5、総括意見、平成22年度末における総整備面積は、事業認可区域353ヘクタールのうち約334.0ヘクタールとなり、整備率は94.6%となりました。残る道仏土地区画整理地内の整備が終了すれば整備率100%となる予定です。普及率(行政区域内人口に対する処理区域内人口の割合)は70.4%となっております。 歳入では、負担金の滞納繰越分のうち消滅時効による980万3,000円の不納欠損となりました。負担の公平性を確保するためにも、一層の徴収率向上を図り、滞納整理強化と不納欠損額の縮減に取り組むよう要望いたします。 歳出では、中川流域下水道建設負担金は2,330万5,000円で、前年度比1,677万2,000円の増となっております。一方では、平成21年度までの繰上償還による効果もあり、平成22年度の支払い利子は3,082万5,000円の減となるなど、経費の節減が図られております。 公共下水道事業は、清潔で快適な生活を営む上で必須なものであり、環境を重視したまちづくりに大切な事業であります。東日本大震災により、公共下水道施設は多大な影響を受けましたが、早期修繕を実施し、復旧することができました。今後とも、災害発生時には速やかな修繕、補修など適切な対応を望みます。 以上でございます。
○議長(小河原正君) お諮りいたします。ただいま議題になっております議案第37号 平成22年度宮代町
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定については、決算特別委員会に付託して審査することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第37号 平成22年度宮代町
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定については、決算特別委員会に付託して審査することに決定いたしました。 決算特別委員会委員長。
◆決算特別委員長(関弘秀君) 議席8番の関でございます。 ただいま議長より委員会付託されました平成22年度宮代町
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてにつきまして、委員会において審議の上、後日ご報告申し上げます。
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△議案第38号の上程、説明、監査結果の報告、委員会付託
○議長(小河原正君) 日程第7、議案第38号 平成22年度宮代町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。 〔町長 庄司博光君登壇〕
◎町長(庄司博光君) 議案第38号 平成22年度宮代町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について、ご説明申し上げます。 本議案は、平成22年度宮代町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定をお願いするものでございます。 平成22年度の宮代町農業集落排水事業特別会計の歳入歳出決算につきましては、歳入合計5,108万4,663円、歳出合計4,745万5,214円でございます。 また、歳入合計から歳出合計を差し引いた歳入歳出差引残額は362万9,449円となっております。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小河原正君) 補足説明を願います。 まちづくり建設課長。 〔まちづくり建設課長 田沼繁雄君登壇〕
◎まちづくり建設課長(田沼繁雄君) 議案第38号 平成22年度宮代町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定につきまして、補足して説明申し上げます。 決算書320ページをお開きください。 主要な施策に関する説明書は241ページからでございます。 平成22年度農業集落排水事業特別会計におけます歳入合計、収入済額は5,108万4,663円でございます。 決算書322ページをお願いします。 歳出合計、支出済額4,745万5,214円で、歳入歳出差引残額は362万9,449円でございます。 前年度と比較いたしますと、歳入額は266万1,893円の増、率にしまして5.5%の増額でございます。歳出額は353万431円の増、率にしまして8.0%の増額でございます。 決算書324、325ページ、歳入歳出決算事項別明細書をごらんいただきたいと思います。 まず、歳入につきましてご説明申し上げます。 1款分担金及び負担金、1項分担金、1目農業集落排水事業分担金の収入済額は90万円、新規の家屋築造に伴う3件分の受益者分担金でございます。 2款使用料及び手数料、1項使用料、1目農業集落排水使用料の収入済額は799万9,170円でございます。使用料につきましては、現年度分及び滞納繰越分として収入があったものでございます。 説明書は249ページからになります。 3款繰入金、1項繰入金、1目一般会計繰入金につきましては、収入済額3,768万7,000円でございます。前年度と比較して、公債費の償還額が増加したことに伴いましての増額でございます。 4款繰越金、1項繰越金、1目繰越金につきましては、収入済額449万7,987円で、前年度の決算剰余金でございます。 5款諸収入、1項町預金利子、1目町預金利子につきましては、収入済額2,506円で町預金利子でございます。 続きまして、歳出につきましてご説明申し上げます。 決算書326ページをお願いします。 1款農業集落排水費、1項農業集落排水管理費、1目農業集落排水総務費につきましては、予算現額813万円に対しまして、支出済額797万2,582円、不用額15万7,418円でございます。農業集落排水総務事業につきましては、主に職員1名分の人件費及び使用料徴収業務委託料、関連協議会等への負担金でございます。前年度と比較して2.9%の減でございます。 2目施設管理費につきましては、予算現額787万6,000円に対しまして、支出済額751万7,511円、不用額は35万8,489円でございます。農業集落排水施設管理事業につきましては、汚水処理施設の維持管理に要した費用でございます。 不用額、11節需用費23万190円につきましては、処理施設の光熱水費が少なく済んだことによるものでございます。 また、13節委託料12万6,132円につきましては、施設管理委託料の執行残により不用額が生じたものでございます。 決算書328ページをお願いします。 2款農業集落排水事業、1目農業集落排水新設改良費につきましては、予算現額116万4,000円に対しまして、支出済額114万8,556円でございます。農業集落排水新設改良事業につきましては、排水施設の新設等に要した費用でございまして、15節工事請負費につきましては、公共ます取りつけ工事と舗装復旧工事を実施したものでございます。 2款公債費、1項公債費につきましては、予算現額2,639万4,000円に対しまして、支出済額2,631万8,578円でございます。前年度と比較いたしまして12.8%の増でございます。 1目元金、23節償還金、利子及び割引料の元金償還事業につきましては、予算現額1,681万5,000円に対しまして、支出済額1,681万3,997円でございます。財務省8件と地方公共団体金融機構14件に対する元金の償還でございます。 2目利子、23節償還金、利子及び割引料の利子償還事業につきましては、予算現額957万9,000円に対しまして、支出済額950万4,581円でございます。財務省10件と地方公共団体金融機構18件に対する利子の償還でございます。 3款諸支出金、1項繰出金、1目一般会計繰出金につきましては、予算現額449万8,000円に対しまして、支出済額449万7,987円でございます。 実質収支に関する調書につきましては決算書332ページ、財産に関する調書につきましては決算書333、334ページでございます。 平成22年度末地方債現在高の状況につきましては、説明書の244、245ページでございます。 以上で補足説明とさせていただきます。
○議長(小河原正君) これをもって提案理由の説明を終わります。 ここで、監査委員から監査結果の報告を求めます。 松村代表監査委員。 〔代表監査委員 松村守朗君登壇〕
◎代表監査委員(松村守朗君) それでは、平成22年度宮代町農業集落排水事業特別会計決算審査についてご報告を申し上げます。 宮代町監査委員松村守朗、同じく角野由紀子。 地方自治法第233条第2項の規定により審査に付された平成22年度宮代町農業集落排水事業特別会計決算についての審査意見は、次のとおりです。 審査対象、平成22年度宮代町農業集落排水事業特別会計。 審査期日、平成23年8月2日。 審査方法、審査に付された決算書及び附属書類等が適法に調製されているか、決算計数が正確であるかなどについて、関係帳簿との照合を行いながら担当職員に説明を求め、計数の正確性、予算執行の合法性について審査いたしました。 審査結果、審査に付された決算書及び附属書類は、ともに法令に準拠して作成されており、正確であることを認めました。 予算執行状況及び執行内容についても担当職員に説明を求め、証拠書類等を審査したところ適正に執行されているものと認めました。 総括意見、農業集落排水事業は、農業用用排水の水質保全と生活環境の改善のために大切な事業となっております。 平成22年度は、新規加入3軒を含め12軒の接続増となり、接続率も73.9%と向上いたしました。 農業集落排水事業は、農業用用排水の水質保全と生活環境の改善という目的を達成するためにも県指導の接続率90%の達成に向け、未接続世帯への接続の働きかけを行っていただき、さらなる接続率の向上を図っていただくよう望みます。 以上でございます。
○議長(小河原正君) お諮りいたします。ただいま議題になっております議案第38号 平成22年度宮代町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定については、決算特別委員会に付託して審査することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第38号 平成22年度宮代町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定については、決算特別委員会に付託して審査することに決定いたしました。 決算特別委員会委員長。
◆決算特別委員長(関弘秀君) 8番の関でございます。 ただいま議長より委員会付託されました平成22年度宮代町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてにつきまして、委員会において審議の上、後日ご報告申し上げます。
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△議案第39号の上程、説明、監査結果の報告、委員会付託
○議長(小河原正君) 日程第8、議案第39号 平成22年度宮代町水道事業会計決算の認定についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。 〔町長 庄司博光君登壇〕
◎町長(庄司博光君) 議案第39号 平成22年度宮代町水道事業会計決算の認定について、ご説明申し上げます。 本議案は、平成22年度宮代町水道事業会計決算の認定をお願いするものでございます。 平成22年度の水道事業会計の決算におきまして、収益的収入及び支出では、収益的収入が税抜きで7億177万6,910円、収益的支出が税抜きで6億6,833万7,279円となりまして、3,343万9,631円の当年度純利益を生じたところでございます。これにより、平成22年度末の繰り越し欠損金は9,080万4,565円となる予定でございます。 次に、資本的収入及び支出では、資本的収入が税込みで2,495万6,500円、資本的支出が税込みで3億2,690万6,981円となりまして、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額3億195万481円は、過年度分損益勘定留保資金及び当年度分消費税資本的収支調整額で補てんさせていただいたところでございます。 平成22年度における業務量でございますが、給水人口は3万3,242人で、平成21年度と比較して0.6%減となっております。また、年間総給水量は453万2,385立方メートルで、平成21年度と比較して9.6%増となっております。 主な建設改良工事といたしましては、第二浄水場内の井戸の改修工事や道仏地区土地区画整理事業に伴う配水管新設工事などを行ったところでございます。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小河原正君) 補足説明を願います。 まちづくり建設課長。 〔まちづくり建設課長 田沼繁雄君登壇〕
◎まちづくり建設課長(田沼繁雄君) 議案第39号 平成22年度宮代町水道事業会計決算の認定について、補足してご説明申し上げます。 初めに、平成22年度における水道事業の概況についてご報告申し上げます。 本町の水道事業は、安全で良質な飲料水を安定供給するために、諸施設の整備、改修を推進しているところでございます。平成22年度におきましては、第二浄水場と宮東配水場を中心とした効率的な水運用に対応するため、町道第1429号線配水管布設工事等の設計業務委託を進めました。 また、健全な経営を図るため、宮代町給水条例及び宮代町水道分担金徴収条例の一部を改正いたしまして、6月1日から施行いたしました。 なお、本年3月11日に発生いたしました東日本大震災により、当町におきましては震度6弱の地震を観測いたしましたが、石綿セメント管の布設がえを積極的に進めてきたことから最小限の被害で済みました。 また、この地震に起因する福島第一原子力発電所の事故に伴う水道水の放射性物質による汚染が心配されるなど、ライフラインとしての役割と水の大切さを改めて認識したところでございます。 それでは、決算報告書31ページをお開きください。 平成22年度業務量からご説明申し上げます。 平成22年度の業務量につきましては、給水人口3万3,242人で、前年度と比較し188人の減でございます。 給水件数につきましては、1万3,237件で、前年度と比較し23件の増でございます。 年間給水量につきましては、453万2,385立方メートルで、前年度と比較し39万7,248立方メートルの増でございます。 次に、年間受水量でございますが、これは埼玉県企業局から購入しております県水の受水量でございまして、年間250万3,554立方メートルを受水してございます。 なお、県水につきましては、1日当たり6,700立方メートルの契約で受水しておるところでございます。 受水率につきましては、年間給水量における県水と自己水の比率でございまして、55.2%は県水、44.8%が自己水となってございます。 有収水量につきましては、361万8,544立方メートルで、前年度と比較し1万1,397立方メートルの減となっております。 有収率につきましては、前年度に比較し8.0ポイント減の79.8%でございます。これは、低残留塩素対策といたしまして洗管作業を積極的に行った結果と考えております。 続きまして、決算報告書2ページをお開きください。 1事業年度における収入支出を予算決算対象とした、平成22年度宮代町水道事業決算報告書についてご説明申し上げます。 この報告書は、消費税込みでございます。 なお、消費税抜きの決算につきましては、17ページから23ページまでの平成22年度宮代町水道事業会計収益費用明細書及び資本収支明細書をごらんいただきたいと存じます。 それでは、2ページに戻ってご説明申し上げます。 収益的収入及び支出の(1)の収入では、水道料金及び分担金の一部改正に基づき予算の補正をさせていただき増収となったものでございます。予算額7億1,582万1,000円に対し7億3,658万7,165円の決算額で、2,076万6,165円の増となっております。 収益的収入及び支出の(2)の支出では、低残留塩素対策及び消費税増加に伴う予算の補正並びに予備費の充当を行っております。予算額7億829万5,000円に対し6億9,460万3,755円の決算額で、1,369万1,245円の不用額を生じております。 4ページをごらんください。 次に、消費税込みの建設収支決算である資本的収入及び支出についてご説明申し上げます。 (1)収入は、道仏地区区画整理事業に伴う配水管布設工事負担金となっております。 資本的収入の予算額8,464万1,500円に対し、決算額は2,495万6,500円で、5,968万5,000円の減となっております。 5ページをごらんください。 (2)支出は、道仏地区区画整理事業に伴う配水管布設工事及び第二浄水場等の水道施設改修工事等でございます。 資本的支出では、平成21年度から繰越額483万1,500円を含めた予算額3億9,009万9,500円に対し、決算額は3億2,690万6,981円、そして、翌年度への繰越額3,148万2,500円を除いた額3,171万19円が不用額となっております。 また、翌年度への繰越額は、道仏地区土地区画整理地内の配水管布設工事第14工区及び第15工区で発掘調査に時間を要するとともに、他の占用工事との調整に時間を要し、年度内完成が見込めないことから繰り越しをさせていただいたものでございます。 なお、建設改良工事の内容につきましては、決算報告書29ページの建設改良工事の概況の中で詳しく記載してございますので、ごらんいただきたいと存じます。 5ページの下段をごらんください。 資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額3億195万481円は、過年度分損益勘定留保資金2億9,340万8,892円及び当年度分消費税資本的収支調整額854万1,589円で補てんさせていただいたものでございます。 6ページをお願いいたします。 平成22年度宮代町水道事業損益計算書についてご説明申し上げます。 これは、1事業年度における経営成績を明らかにする報告書でございまして、消費税抜きでございます。 まず、営業収益では、水道水及び量水器の使用料である給水収益が、水道料金改定に伴い前年度に比較し14.4%増の6億3,420万9,650円となっております。 分担金では、目的別分担金制度を廃止し、口径別分担金の一部改正に伴い、前年度に比較し63.1%増の5,044万円となっております。 その他営業収益1,532万5,836円は、下水道使用料徴収事務委託料及び貯水槽維持管理費などで、前年度に比較し1.4%減となっております。 この結果、営業収益は、前年度に比較し16.5%増の6億9,997万5,486円でございます。 次に、営業費用のうち、原水及び浄水費は職員給与費や浄水場維持管理業務委託料、水質検査委託料、浄水場及び各取水井戸の電気料及び県水受水費などでございまして、前年度に比較し5.4%の増、2億4,640万7,114円となっております。 配水及び給水費は、職員給与費や水道施設情報管理システムの補正業務などの委託料、給配水管の修繕費や路面復旧費などでございまして、連続測定装置による水質調査及び動的解析業務委託費の増などにより、前年度に比較し37.1%増の3,030万7,226円となっております。 総係費は、職員給与費や法定福利費、上下水道料金徴収事務委託料、職員退職手当負担金及び機械設備水道賠償損害保険料などでございまして、電算機器リース等の減により前年度に比較し1.7%減の7,016万9,871円となっております。 減価償却費は、定額法による有形固定資産の減価償却費でございまして、前年度に比較し0.6%増の2億5,364万8,310円となっております。 資産減耗費は、有形固定資産のうち、使用によって滅失したものや使用に耐えられなくなったものを除却したもので、主なものとしまして、配水管、第7号取水などとなっており、前年度に比較し89.0%減の124万2,489円となっております。これは、前年度に鉛の含まれたすべての水道メーターの除却を行ったことから、減少幅が大きくなっております。 その他営業費用につきましては、発生はございませんでした。 したがいまして、営業費用は前年度に比較し2.0%増の6億177万5,010円となっております。 営業外収益では、受取利息及び配当金において定額預金等の運用を図りましたが、預金利子の低下により、前年度比34.7%減の152万2,664円となっております。 7ページの雑収益は土地賃貸料でございまして、車両保険受け取り保険金の発生により、前年度比22.3%増の27万8,760円となっております。 したがいまして、営業外収益は前年度に比較し29.6%減の180万1,424円となっております。 次に、営業外費用でございますが、企業債の支払利息につきましては、前年度に比較し8.0%減の6,575万1,114円となっております。 雑支出につきましては、発生してございません。 次の特別利益につきましても発生してございません。 特別損失につきましては、過年度損益修正損として、前年度に比較し16.0%減の81万1,155円が発生しております。これは、水道料金の不納欠損でございます。 以上のことから、平成22年度は3,343万9,631円の純利益が生じたところでございます。 よって、繰越欠損金は1億2,424万4,196円から9,080万4,565円に減少しております。 8ページをお願いいたします。 平成22年度宮代町水道事業剰余金計算書についてご説明申し上げます。 これは、消費税抜きでございます。 利益剰余金の部につきましては、利益処分によって積み立てられた減債積立金、利益積立金、建設改良積立金及び欠損金に区分されており、ここではそれぞれの年度中の増減変動を記録したものでございます。 また、10ページの資本剰余金の部につきましては、資本取引から生ずる剰余金であって、寄附金、補助金、工事負担金、目的別分担金、口径別分担金及び受贈財産評価額に区分されており、ここではそれぞれの年度中の増減、変動を記録したものでございます。 12ページをお開きいただきたいと思います。 平成22年度宮代町水道事業欠損金処理計算書(案)についてご説明申し上げます。 これは、平成22年度内に発生した未処理欠損金について、平成22年度決算後の処理状況を表示するものでございます。 先ほど、損益計算書の中でご説明いたしましたように、当年度未処理欠損金として9,080万4,565円となりました。この未処理欠損金につきましては、翌年度繰越欠損金とさせていただくものでございます。 13ページをごらんいただきたいと思います。 平成22年度宮代町水道事業貸借対照表についてご説明申し上げます。 これは、平成22年度末において水道事業が保有するすべての資産、負債、資本を総括的に表示したものでございます。なお、消費税抜きでございます。 まず、資産の部につきましては、固定資産のうち有形固定資産の合計が52億9,642万2,473円で、14ページの電話加入権の無形固定資産合計が23万6,800円となっておりますので、固定資産合計といたしましては52億9,665万9,273円でございます。 なお、詳細につきましては、24ページにございます固定資産明細書をごらんいただきたいと存じます。 14ページをお願いします。 次に、資産のうち流動資産は、現金、預金、未収金、貯蔵品などで、流動資産合計では7億6,105万6,174円となっておりますので、固定資産と流動資産を合わせた資産合計としては60億5,771万5,447円でございます。 続きまして、負債の部につきましては、固定負債の修繕引当金は、配水管の維持のため東姫宮1、2丁目地内の配水管洗管作業及び字姫宮地内から字西原地内にかけての洗管業務に457万円支出することとなり、修繕引当金の取り崩しによって処理いたしました。 よって、残高は4,448万4,527円となってございます。 15ページの流動負債は、建設改良工事などの未払金、臨時用の水道代としての前受金、下水道使用料などの預かり金などで、流動負債合計として1億5,597万7,147円、固定負債と流動負債を合わせた負債合計としては2億46万1,674円でございます。 続きまして、資本の部につきまして、資本金のうち自己資本金が2億3,906万1,067円、借入資本金のうち企業債が19億6,242万8,128円となっておりますので、資本金合計としては22億148万9,195円でございます。 企業債の内容につきましては、25ページから26ページにかけましての企業債明細書を後ほどごらんいただきたいと存じます。 次に、15ページから16ページにかけましての剰余金のうち、資本剰余金につきましては、寄附金、補助金、工事負担金、目的別分担金、口径別分担金及び受贈財産評価額を合わせた資本剰余金合計は34億5,856万9,143円でございます。 16ページの中ほどの利益剰余金では、減債積立金が8,800万円、建設改良積立金が2億円となっておりますので、当年度未処理欠損金9,080万4,565円を差し引いた利益剰余金合計は1億9,719万5,435円でございます。 さらに、資本剰余金合計に利益剰余金合計を加えた剰余金合計は、36億5,576万4,578円でございます。 したがいまして、15ページ下段の資本金合計と16ページの剰余金の合計である資本合計は58億5,725万3,773円となりまして、先ほど申し上げました15ページの中ほどの負債合計2億46万1,674円と合わせますと、16ページの負債資本合計は60億5,771万5,447円となり、14ページの中ほどにある資産合計と一致するものでございます。 なお、17ページから22ページまでは、平成22年度宮代町水道事業会計収益費用明細書でございます。 23ページは、平成22年度宮代町水道事業会計資本収支明細書でございます。 24ページは固定資産明細書、25ページから26ページが企業債明細書、27ページから最後の35ページまでが平成22年度宮代町水道事業報告書でございます。 雑駁な説明でしたが、以上が平成22年度宮代町水道事業決算内容でございます。 今後とも安全で良質な飲料水の供給をするための施設整備に努めるとともに、水道事業の効率的運用とサービスの向上に努めてまいります。 以上で補足説明とさせていただきます。
○議長(小河原正君) これをもって提案理由の説明を終わります。 ここで、監査委員から監査結果の報告を求めます。 松村代表監査委員。 〔代表監査委員 松村守朗君登壇〕
◎代表監査委員(松村守朗君) 平成22年度宮代町水道事業会計決算審査意見について、ご報告申し上げます。 宮代町監査委員松村守朗、同じく角野由紀子。 地方公営企業法第30条第2項の規定により審査に付された平成22年度宮代町水道事業会計決算についての審査意見は、次のとおりです。 1、審査対象、平成22年度宮代町水道事業会計。 審査期日、平成23年6月24日。 審査方法、審査に付された決算報告書及び事業報告書の計数等について、関係帳簿及び証拠書類等との照合を行いながら担当職員に説明を求め、計数の正確性、予算執行の合法性、企業の経済性等を主眼として審査いたしました。 審査の結果及び意見、審査に付された決算報告書及び決算附属書類は、ともに法令に準拠して作成されており、正確であると認めました。 また、企業会計原則及び手続の準拠性、継続性に従って、処理は妥当と認めました。 総括意見、決算状況は、別紙「平成22年度宮代町水道事業会計決算報告書」、「宮代町水道事業報告書」、「比較損益計算書等」及び「水道会計経営指標の推移表」のとおりとなっております。 経営成績(税抜き)。 事業収益。 事業収益は、大口需要者である企業の水道使用量の減少に加え、給水人口の減少、節水意識の向上、節水型機器の普及などにより水の需要が減少し、有収水量は前年度比1万1,397立方メートル、0.3%減の361万8,544立方メートルとなりました。 しかし、平成22年6月から実施された水道料金改正により、給水収益は7,963万2,000円の増加、分担金は1,950万5,000円の増加となり、事業収益合計は7億177万6,000円(税込み7億3,658万7,000円)となり前年度比9,816万3,000円の増収となりました。 2、事業費用。 事業費用では浄・配水場及び取水費の増加、低残留塩素地区の解消のための県水費の増加及び連続測定装置による水質調査及び動的解析業務など委託料の増加により、前年度比576万8,000円の増加の6億6,833万7,000円となりました。 3、純利益。 事業収益の大幅増加により、差し引き当年度の純利益は3,343万9,000円となり、平成21年度からの欠損金1億2,424万4,000円を差し引き、繰り越し欠損金額は9,080万4,000円となりました。 2、資本的収支(税込み)。 資本的収入は、道仏地区区画整理事業などに伴う工事負担金1,495万6,000円、資本的支出は、配水管整備事業・浄水場施設整備事業など1億7,501万2,000円、第二浄水場改修工事など建設改良費及び企業債償還金で前年度比7.2%増の税込み3億2,690万6,000円となりました。 差し引き不足額3億195万円は、減価償却費などの過年度分損益勘定留保資金などにより補てんされ、新規の企業債の発行は不要でありました。 十分な現金預金もあり、水道料金の改定も平成23年度は年間を通じての増収効果もあり、企業債の償還に不安はないものと考えます。 まとめ。 水道事業は、配水・浄水管理、検針、窓口業務など多くの業務を外部委託するなど効率的、合理的に運営され、総合的に判断し、平成22年度も経営は適正に行われたものと認めます。 また、宮代町の水道は、深井戸からの取水による自己水約40%と埼玉県から配水される県水約60%に賄われており、万一の災害などにも安定と安心の供給体制が整えられております。 別紙、経営指標の「給水原価・供給単価・逆ざや」のとおり、平成21年度までは給水原価と供給単価とが毎年1立方メートル当たり20円以上の大きな逆ざや(赤字)となっておりましたが、平成22年6月からの水道料金の改定により逆ざやは平成21年の1立方メートル当たり29.5円から9.2円へ縮小いたしました。しかし、水道料金の改定後においても給水原価が供給単価を上回っており、再度損失決算になる可能性もあります。 平成20年4月に作成された宮代町水道ビジョンにおいても示されているところでありますが、次の諸項目に特に留意され、経営の効率化と健全化を図る具体的な施策の実現に努められるよう望みます。 1、近年、水の需要が減少しており、第5次拡張認可との差が顕著となっている。適正な施設規模への見定めと維持管理の合理化。 2、災害に見舞われたとき、被害を最小にし、速やかに安全な水を提供できるよう、基幹施設の耐震化や老朽施設の更新を進めるとともに、近隣事業体との連絡管整備や災害時の非常用水源となる自己水源の定期的な維持管理、そして災害時の十分な対応を常日ごろからの心がけと訓練の実施。 3、給水原価が、埼玉県平均・類似団体と比較し、大幅高となっている現状を改善する具体的な計画と実行。 このたびの東日本大震災により、水道水の安全性確保がより一層関心も高く、重要性も増しております。 安全でおいしい水の安定供給、サービスの向上とともに、人口増加、土地の有効活用、豊かで住みよいまちづくりのために、水道事業として貢献できることを研究・努力していただくよう要望いたします。 以上で決算査審査意見のすべてを終わりますが、審査に当たっては、職員の皆様にご協力いただきましてありがとうございました。 以上をもちまして報告を終わります。
○議長(小河原正君) お諮りいたします。ただいま議題になっております議案第39号 平成22年度宮代町水道事業会計決算の認定については、決算特別委員会に付託して審査することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第39号 平成22年度宮代町水道事業会計決算の認定については、決算特別委員会に付託して審査することに決定いたしました。 決算特別委員会委員長。
◆決算特別委員長(関弘秀君) 8番の関でございます。 ただいま議長より委員会付託されました平成22年度宮代町水道事業会計決算の認定についてにつきましては、委員会において審議の上、後日ご報告申し上げます。
○議長(小河原正君) ここで休憩いたします。
△休憩 午後2時13分
△再開 午後2時30分
○議長(小河原正君) 再開いたします。
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△議案第42号の上程、説明
○議長(小河原正君) 日程第9、議案第42号 宮代町スキップ広場条例についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。 〔町長 庄司博光君登壇〕
◎町長(庄司博光君) 議案第42号 宮代町スキップ広場条例について、ご説明申し上げます。 本議案は、スキップ広場を公の施設とすることに伴い、宮代町スキップ広場条例を制定させていただくものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小河原正君) 補足説明を願います。 総務政策課長。 〔総務政策課長 折原正英君登壇〕
◎総務政策課長(折原正英君) それでは、議案第42号 宮代町スキップ広場条例案について補足説明を申し上げます。 議案書の20ページをお開きいただきたいと存じます。 初めに、条例策定の経緯でございますが、スキップ広場につきましては、みやしろの顔づくりプロジェクトといたしまして市民参加事業の一環ということで企画整備され、新たな町の顔として平成20年12月にオープンし、現在に至っております。 また、スキップ広場につきましては、通常の一般開放のみならず、市民の活動を促進し、市民の活動が活発に展開されることにより、にぎわいのある空間をつくり出すことを目的といたしまして、貸し出しができる施設として明確に位置づけ、フラットな地形、コンクリートの洗い出し成形、周囲のベンチ設置やコンセントが8カ所設置されているなど、イベント等の活動が展開しやすいように整備されているものであります。そのため、これまで町民まつり、宮代イルミネーション点灯式、餃子de Beer Festaなどといった官民協働によるイベントに利用されてきたところであります。 しかし、現状のスキップ広場が行政財産としての位置づけであるため、公共的な活動を行う団体やその活動の使用にしか貸し出すことができないことから、現状としてスキップ広場の利用も極めて限定的なものとなっているものであります。 つまり、町の顔として再整備されたスキップ広場ではありますが、その立地面で恵まれた町の中心エリアにある資源として十分に生かされているとは言いがたいものでありまして、今後、市民力を活用しながら、にぎわいのある魅力的な風景を生み出す場としていくことが求められているところであります。 また、今後自立した市民活動が継続的に展開され、新たな公共の担い手として協働によるまちづくりを進めていくためには、市民活動団体等の持続可能な組織体制の確立とともに、市民、企業、大学、学校、行政等の分野を超えた連携を積極的に行う必要があるものでありまして、さまざまなイベント、活動が頻繁に展開されるなど、多様な主体のステージとして活用されることにより、人の集まる場として機能し、新たな活動の発掘とともに、人や活動のマッチングによる市民活動、地域の活性化を図っていきたいと考えております。 こうしたことから、スキップ広場を貴重な町の地域資源ととらえ、新たな視点のもと、今回、地方自治法上、公の施設として施設の明確化を図り、市民活動のさらなる推進を図るための条例設置を提案をさせていただくものであります。 それでは、条例案の概要についてご説明申し上げます。 お手元の議案書21ページをごらんいただきたいと存じます。 本条例案は、本文15条及び附則で構成をされております。 第1条は、スキップ広場の趣旨について定めているものでありまして、先ほどもご説明しましたが、スキップ広場につきまして地域住民の潤いと活動の場として提供することにより、町の顔にふさわしいにぎわいと魅力ある空間とし、もって地域の活性化を図っていくものであります。 第2条、スキップ広場の名称と位置を定めております。なお、位置における地番につきましては複数ございますので、代表地番のみ明記をさせていただいております。 第3条、スキップ広場を独占して利用する場合の利用の許可について定めているものであります。公共の福祉を阻害するおそれのあるもの、広場の管理上支障があるもの、町長がその使用について適当でないと認めるとき以外については許可をするものであります。 いわゆる、これまで町の財産規則に基づきまして公共的な団体の公共的な活動のみが対象で、利用範囲が限定をされていましたが、利用の対象範囲についてはあらかじめ制限する規定を設けず、さまざまな活動が展開されることにより、にぎわいと魅力づくりとともに地域の活性化を図っていくものであります。 第4条では、許可による利用期間等について定めており、これまで同様、隣接する市民活動スペースと同じ、年末年始以外の午前9時から午後7時までとするものであります。 ただし、町長が必要と認める場合には変更することができるものでありまして、例えば宮代イルミネーション点灯式のような夜の開催も必要に応じて許可されるものであります。 第5条でございます、使用料と使用料還付について定めております。 使用料については23ページをお開きいただきたいと存じます。下の別表にありますとおり全面、半面、5分の1面の区分に分けて、それぞれ1時間の使用料を4,000円、2,000円、800円という設定をしております。 また、この使用料には電気料を含むものでありますとともに、公益的な市民活動における基本使用料は、この別表で規定されている使用料の4分の1の額とするものであります。 これは、これまでの全面を使用する際の使用料の設定だけでなく、多様な活動が展開できるよう、半面、5分の1面といった小規模な利用、いわゆる1団体、1事業者での利用が可能となるようにしたものであります。 さらに、1時間単位の使用料とすることで時間制での利用が可能となり、より一層気軽に利用できるよう設定したものであります。 また、金額についてでありますが、これはこの後の13条、14条の指定管理者による管理とも関係があるものであります。 23ページの上段にございますが、第13条第4項でございますが、指定管理者が業務を行う場合、本条例中「使用料」とあるのを「利用料金」に置きかえ適用させ、第14条第1項では、その利用料金を指定管理者の収入として収受させるとともに、同条2項では、あらかじめ町長の承認を得ることで別表に掲げる使用料の範囲内において利用料金の額を定めることができるものであります。 これは、地方自治法244条の2第8項及び第9項の公の施設の指定管理の係る規定において定められているものでありまして、公の施設の運営については、指定管理者の自主的な経営努力を発揮しやすくするため、施設運営の基本的な要素である料金決定について、指定管理者の主体性を認めつつ、公の施設として住民利用に支障を来すことのないよう法的なチェック機能を定めたものであり、公益事業等における認可料金制度に類するものとして、公の施設に関する承認料金制度を規定したものであります。 すなわち、この別表における使用料は、指定管理者が設定する利用料金のあくまで上限額となるものでありまして、指定管理者が管理運営する場合には、あらかじめ町長の承認を得て、使用料の範囲内で利用料金を設定し、徴収できるものであります。 先ほど申し上げましたが、これは指定管理者のイニシアチブによる機動的、弾力的運用を可能にするものでありまして、特にスキップ広場におきましては、今後新たな活用を認めていく中で、柔軟かつ弾力的な運用を展開していければと考えております。 また、公益的な市民活動における基本使用料を別表の使用料の4分の1の額とするに当たりましては、さまざまな主体による協働によるまちづくりを推進しております町といたしましては、公益上必要があると判断をしたものであります。 以上のことから、この使用料につきましては、いわゆる民間、市民主導のもと、スキップ広場の多様な活用の促進を図り、また、その利用料金として指定管理者の収入とすることで、指定管理料の削減とともに、指定管理者が実施する自主的な活動の財源として町の市民活動に還元していくものであります。 21ページにお戻りいただければと存じます。 第5条第2項におきましては、使用料の還付について規定しているものであります。使用料の還付につきましては、広場の管理上、町長がやむを得ず利用の許可を取り消す場合や広場が利用できなくなってしまった場合以外は、既に納めた既納の使用料の還付は行わないこととしております。 これは、利用者側の都合でむやみに利用を取り消されないようにするものであります。ただし、施設が屋外でありますので、雨天時における対応などについては別途利用に当たってのマニュアル等で定めていきたいと考えております。 続きまして、第6条でございます。使用料の免除規定について定めておりまして、その具体的要件につきましては、規則に定めることとしております。 第7条は、許可利用者の利用権の譲渡等について禁止する旨を定めております。 22ページでございます。 第8条でございますが、スキップ広場を利用する上での遵守事項について別に定めることとしております。 第9条では、広場を利用する場合の広場を損傷したり、許可なく車を乗り入れたり、許可された用途以外での利用などの行為について禁止をするものであります。 第10条では、利用許可の取り消しなどについて定めております。5条第2項第1号の規定にありますように、広場の管理上特に必要があると認める、例えば災害、事故などの場合や不正な手段によって許可を得た場合、禁止行為等を行った場合に利用許可の取り消し、利用を中止させるなど、一定の制限を課すものでございます。 第11条でございます。利用者が利用を終了したときに広場を原状回復しなければならない旨を規定しております。 第12条では、利用者が自己の責めに帰すべき理由において広場の損傷等をした場合について、利用者が損害賠償を負う旨を定めております。 さらに、許可利用者に起因する損害についても、同様とするものであります。 第13条は、先ほど触れましたが、スキップ広場が指定管理となった場合、広場の利用の許可等、使用料の徴収等、広場の維持管理などの業務内容について、指定管理者による管理を行わせることができる旨の規定でございます。 また、第13条第2項では、指定管理者は必要があるときは町長の承認を得て利用期間、利用時間が変更できるものであります。 23ページに移りますが、第14条は、指定管理の場合の料金収入の帰属について定めております。 町では、スキップ広場につきましては、本議会で条例上程しております市民活動サポートセンターとともに、平成24年度から両施設を一体的に指定管理制度へ移行させていきたいと考えております。市民活動サポートセンターと一体的に指定管理制度を導入することにより、スキップ広場を市民活動の場として活用し、市民活動の基盤強化のための取り組みが充実し、市民活動の促進につなげるとともに、町の経済的負担の軽減を図ろうとするものでございます。 なお、今回9月補正予算の中にございますが、このたびのスキップ広場設備運営等に係る補助金は、県より全額いただき整備する予定でございます。 第14条第3項では、指定管理者が定める広場の利用料金以外に、指定管理者の自主的な事業に係る費用について徴収できるものであります。これは、先ほど申し上げましたが、スキップ広場の多様な活用の促進を図り、また、その利用料金、自主事業の費用を指定管理者の収入とすることで、指定管理料の削減とともに、市民活動支援の事業に還元していくものとするためであります。 第15条では、この条例の施行に関し、詳細な部分は規則に委任することを定めております。 説明は以上でございますが、本条例はスキップ広場の施設目的の明確化を図り、サービス向上を目指すとともに、より効果的な運用を実現するための指定管理者制度を導入するための条例化でございまして、年度の切りかえに合わせた運用を開始したいと考えておりますので、4月1日施行としております。 なお、ご議決いただければ、附則第2条にありますように、広場利用に係る手続、指定管理指定に係る手続について進めさせていただければと考えております。 以上よろしくご審議賜りますようお願い申し上げまして、議案第42号 宮代町スキップ広場条例の提案理由の補足説明とさせていただきます。
○議長(小河原正君) これをもって提案理由の説明を終わります。
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△議案第43号の上程、説明
○議長(小河原正君) 日程第10、議案第43号 宮代町市民活動スペース設置及び管理条例の一部を改正する条例についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。 〔町長 庄司博光君登壇〕
◎町長(庄司博光君) 議案第43号 宮代町市民活動スペース設置及び管理条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。 本議案は、市民活動スペースの施設の名称を市民活動スペースから市民活動サポートセンターへ変更するほか、利用施設等の明確化を図るため、宮代町市民活動スペース設置及び管理条例の一部を改正させていただくものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小河原正君) 補足説明を願います。 総務政策課長。 〔総務政策課長 折原正英君登壇〕
◎総務政策課長(折原正英君) それでは、議案第43号 宮代町市民活動スペース設置及び管理条例の一部を改正する条例について、補足してご説明申し上げます。 議案書の24ページ、新旧対照表がありますが、その8ページをごらんいただければと存じます。 市民活動スペースにおいては、市民活動を活性化させ、多用な主体による協働の推進を図るため、平成22年5月から設置及び管理条例を制定し、業務委託による事業運営を実施しているところであります。 そこで、平成24年度から指定管理者制度の導入を予定しておりますが、より一層施設の設置目的を達成するため、施設機能の明確化を図るとともに、市民活動に対する積極的な支援、コーディネート機能等の強化を推進していく必要があります。そのため、市民活動スペースという場所の貸し出しイメージから、市民活動を積極的に支援する拠点施設という意味づけで市民活動サポートセンターへと名称を改めるものであります。 それでは、改正内容についてご説明申し上げます。 今回の改正においては、題名及び条文中「スペース」とある条文がすべて「サポートセンター」となります。 続いて、新旧対照表9ページにございますが、第8条において、利用登録をしないと使用することができない施設、いわゆる登録団体が利用できる施設について規定しているものでございますが、これまでロッカー以外の施設については規則で定めておりましたが、条例において明確化させる必要があることから、ロッカーに加え、ラック、レターケースにおいても登録団体が利用できる施設として一括して条例で規定することとしたものであります。 10ページに移ります、新旧対照表でございます。 改正後の第10条では、許可を受けた利用権につきまして、利用権の譲渡等の禁止の規定を新たに加えるものであります。 第10条を加えたことによりまして、以降の条文は1条ずつ繰り下がるものであります。 さらに、改正後、第12条ではロッカーなどの団体利用施設の利用期間を定めているものでございますが、ロッカー、ラック、レターケースはすべて同一の利用期間であることから、利用期間規定の文言整理をさせていただくものであります。 なお、ラック、レターケースは従来どおり無料でございます。 改正後、第16条第2項においては文言整理でございます。 以上、議案第43号 宮代町市民活動スペース設置及び管理条例の一部を改正する条例について、補足説明を終了いたします。
○議長(小河原正君) これをもって提案理由の説明を終わります。
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△議案第44号の上程、説明
○議長(小河原正君) 日程第11、議案第44号 工事請負契約の締結についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。 〔町長 庄司博光君登壇〕
◎町長(庄司博光君) 議案第44号 工事請負契約の締結について、ご説明申し上げます。 本議案は、町道第1547号線道路改良工事(上部工)の請負契約の締結の承認をお願いするものでございます。 この工事は、都市計画道路宮代通り線の整備に伴いまして、姫宮落川にかける橋りょうの上部工事を施工するものでございます。 過日、一般競争入札を執行させていただきましたところ、オリエンタル白石株式会社、埼玉営業所が3,940万円で落札いたしましたので、これに消費税を加えました4,137万円を請負額として工事請負契約を締結させていただくものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小河原正君) 補足説明を願います。 まちづくり建設課長。 〔まちづくり建設課長 田沼繁雄君登壇〕
◎まちづくり建設課長(田沼繁雄君) 議案第44号 工事請負契約の締結につきまして、補足して説明申し上げます。 本議案は、先月8月10日に入札を行いまして、議会の議決に付すべき契約及び取得又は処分に関する条例に定めるところにより、工事請負契約の締結の承認をお願いするものでございます。 お手元に配付いたしました資料の1ページをごらんいただきたいと思います。 工事名は、町道第1547号線道路改良工事(上部工)でございます。 工事箇所につきましては、宮代町字道仏地内でございまして、位置図に表示している箇所でございます。 この町道第1547号線は、都市計画道路宮代通り線として都市計画決定されておりまして、現在事業中である道仏土地区画整理地区を南北に縦断する幹線道路として、住宅地の機能を高める重要な役割を持つ路線でございます。 工事の概要についてご説明申し上げます。 この工事は、都市計画道路宮代通り線の整備に伴い、1級河川姫宮落川に新設する橋梁の上部工を実施するものでございまして、橋長が24.5メートル、幅員が14.8メートルとなります。 橋りょうの形式につきましては、プレテンション方式単純床版橋でございまして、施工内容についてでございますが、資料の2ページをごらんいただきたいと思います。 まず、長さ24.4メートルのプレテンションけた19本を工場製作いたしまして、専用のトレーラーで現場に搬入いたします。このけたを既に完成している橋台にクレーンで架設いたします。架設後、横方向にけたを連結し、けた間のすき間をコンクリートで充てんするとともに、舗装工として調整コンクリートを橋全体に打設いたします。その後、地覆縁石等を構築し、高欄などの橋りょう附属物を設置いたすことになってございます。 工事内容については以上でございますが、次に、資料の3ページの入札結果表をごらんいただきたいと思います。 入札結果は、オリエンタル白石株式会社埼玉営業所が3,940万円で落札し、これに消費税を加えました4,137万円を請負額として契約を締結させていただくものでございます。 今回の上部工が完成いたしますと、アスファルト舗装を残し、橋りょう部分の工事は完成となります。来年度は、橋りょうを含めた道路全体の舗装工事を予定しているところでございます。 以上、補足説明とさせていただきます。
○議長(小河原正君) これをもって提案理由の説明を終わります。
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△議案第45号の上程、説明
○議長(小河原正君) 日程第12、議案第45号 財産の取得についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。 〔町長 庄司博光君登壇〕
◎町長(庄司博光君) 議案第45号 財産の取得について、ご説明申し上げます。 本議案は、公設宮代福祉医療センターにおいて使用いたします医療・介護総合情報システムを取得するための物品売買契約締結の承認をお願いするものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小河原正君) 補足説明を願います。 保険健康課長。 〔保険健康課長 岡村和男君登壇〕
◎保険健康課長(岡村和男君) それでは、議案第45号 財産の取得につきまして補足説明を申し上げます。 恐れ入りますが、議案書の27ページをごらんいただきたいと存じます。 また、議案第45号の関係資料もあわせてご用意いただければと思います。 本議案は、公設宮代福祉医療センターの業務で使用しております医療・介護の情報ネットワークシステムの取得につきまして、議会の議決をお願いするものでございます。 議案書にありますとおり、1の財産の種類でございますが、公設宮代福祉医療センター医療・介護総合情報システムを取得させていただくものでございます。 2、納入期限につきましては、平成24年3月31日。 3の契約の金額につきましては、6,490万円でございます。 4の契約の相手方でございますが、埼玉県川口市並木4丁目6番18号、株式会社鯨屋、取締役社長横田則昭でございます。 六花におきましては、平成15年10月の開設時に議会の議決をいただきまして現在のシステムを導入しているところでございますが、導入から既に8年が経過をし、システムのダウンなどトラブルが頻繁に発生をしており業務に支障を来しておりますことから、今回システムの更新をさせていただくものでございます。 システムの概要につきましては、議案関係資料の2ページをごらんいただきたいと思います。 資料にございますように、基幹システムであります電子カルテシステムのほか、患者登録や会計処理等を行う医事会計システム、介護老人保健施設の業務等を管理する介護システム、それから、エックス線や内視鏡などの検査画像データを管理する画像システムの4つのシステムから構成されております。 なお、パソコン等の設置台数につきましては、資料の3ページに掲載されているとおりでございます。 今回のシステム更新に伴う業者選定に当たりましては、六花の診療所の規模に応じたシステムを開発しており、また、併設をされている介護老人保健施設の業務との連携なども勘案し、町の入札参加資格者名簿に登録されている者の中から、資料にございます2社を指名したところでございます。 採用するシステムの選定に当たりましては、コスト面のほかに操作性なども大変重要でありますことから、価格とシステムの機能等を総合的に評価する企画競争を実施いたしました。その際には、実際に現場でシステムを使用する六花側から5名及び町職員5名で選定委員会を設置し、価格を含めた14項目の評価を行い、評価点の高い業者のシステムを採用することとしたところでございます。 企画競争の結果につきましては、関係資料の1ページにございますように、株式会社鯨屋が価格6,490万円で評価点1,654点、また、株式会社日立キャピタルが価格6,510万円で評価点1,304点という結果となりましたことから、株式会社鯨屋を契約の対象者として決定させていただいたところでございます。 なお、現在の既存のシステムにつきましては日立のシステムを採用しておりましたが、今回新たに導入をさせていただくシステムにつきましては富士通のシステムでございます。 以上で補足説明を終わらせていただきます。
○議長(小河原正君) これをもって提案理由の説明を終わります。
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△議案第46号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(小河原正君) 日程第13、議案第46号 埼玉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少、同組合の規約の変更及び財産処分についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。 〔町長 庄司博光君登壇〕
◎町長(庄司博光君) 議案第46号 埼玉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少、同組合の規約の変更及び財産処分について、ご説明申し上げます。 本議案は、埼玉県市町村総合事務組合から鳩ヶ谷市を脱退させること及び平成23年10月11日から同組合規約を変更すること、並びに鳩ヶ谷市の脱退に伴う同組合の財産処分について協議いたしたく、地方自治法第290条の規定に基づきまして、この案を提出するものでございます。 以上でございますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小河原正君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 本案に対する質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(小河原正君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第46号 埼玉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少、同組合の規約の変更及び財産処分についての件を、起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(小河原正君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第47号の上程、説明
○議長(小河原正君) 日程第14、議案第47号 平成23年度宮代町一般会計補正予算(第2号)についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。 〔町長 庄司博光君登壇〕
◎町長(庄司博光君) 議案第47号 平成23年度宮代町一般会計補正予算(第2号)について、ご説明申し上げます。 本議案は、既定の予算額に歳入歳出それぞれ3億5,844万2,000円を追加いたしまして、予算の総額を94億1,829万4,000円とさせていただくものでございます。 補正予算の主な内容でございますが、歳入につきましては、普通地方交付税の額が確定し増額となるほか、平成22年度決算の確定による繰越金及び各特別会計からの繰入金を増額するものなどでございます。 歳出につきましては、人事異動及び共済組合負担金率の改定による人件費補正、各基金への積立金の増額のほか、新たに県補助金の採択を得ました地域子育て創生事業などを計上させていただくものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小河原正君) 補足説明を願います。 総務政策課長。 〔総務政策課長 折原正英君登壇〕
◎総務政策課長(折原正英君) それでは、議案第47号 平成23年度宮代町一般会計補正予算(第2号)につきまして、補足説明を申し上げます。 一般会計補正予算書の1ページをお開きいただきたいと思います。 第1条歳入歳出予算の補正につきましては、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ3億5,844万2,000円を追加いたしまして、総額を94億1,829万4,000円と定めるものでございます。 第2条地方債の補正については、後ほどご説明を申し上げます。 続きまして、4ページでございます。 第2表地方債の補正でございます。地方債の補正については、臨時財政対策債の確定による変更でございます。なお、平成23年度末の地方債現在高見込みにつきましては、補正予算書の40ページ、41ページに地方債の現在高の見込みに関する調書がございますので、後ほどごらんいただければと思います。 次に、歳入歳出補正予算の内容について、事項別明細書によりご説明を申し上げます。 それでは、歳入から申し上げます。 予算書の8ページをごらんください。 8款地方特例交付金、1項地方特例交付金、1目の地方特例交付金は、子ども手当の財源として交付される特例交付金並びに自動車関係諸税及び住宅ローン減税による減収補てん措置としての減収補てん特例交付金について交付額が確定をしたものでございます。 9款地方交付税、1項地方交付税、1目の地方交付税につきましては、普通交付税算定に係る関係数値によりまして交付額が決定した結果、増額となるものでございます。当初予算編成時におきましては、国・県からの情報、地方財政計画などを参考に試算したところでございますが、地方交付税総枠拡大により増額となったものでございます。 なお、参考ではございますが、前年度との比較について申し上げますと、全国市町村の合計では4%増、県内市町村の合計では11.4%増、市では13%、町村では5.3%の増でございます。宮代町では、4.4%の増ということでございます。 13款国庫支出金、2項国庫補助金、2目衛生費国庫補助金、疾病予防対策事業費補助金につきましては、働く世代への大腸がん検診推進事業に対する補助金の増額でございます。 14款県支出金、2項県補助金、1目の民生費県補助金は、3節児童福祉費補助金において特別支援学校放課後児童対策事業費補助金が、特別支援学校放課後児童クラブ通所者の増により、埼玉県児童虐待防止対策緊急強化事業費補助金は虐待防止パンフレットの作成に対する補助金が増額、埼玉県地域子育て創生事業補助金として放課後児童クラブ熱中症対策を初めとした子育て環境整備のための各種事業に対する補助金がそれぞれ増額となっております。 4節老人福祉費補助金ですが、埼玉県高齢者と地域のつながり再生事業費補助金として、災害時、要援護者台帳整備に対する補助金を計上をしております。 6目総務費県補助金の新しい公共支援事業費補助金は、埼玉県の市町村・NPO等協働モデル推進事業補助金の採択を得た市民活動を支援する各種事業、備品取得に対する補助金でございます。 3項県委託金、4目の教育費県委託金は、土曜日の活用事業委託金として、埼玉県から委託を受けて行う学習支援ボランティアの活用に対する委託金でございます。 10ページに移ります。 道徳教育総合支援事業委託金は、平成23年度、埼玉県から研究モデル校の指定を受けている同事業の拡充分に対する増額でございます。 15款財産収入、1項財産運用収入、2目利子及び配当金につきましては、公設宮代福祉医療センター施設整備基金の預金利子収入でございます。 16款寄附金、1項寄附金、2目総務費寄附金につきましては、宮代のまちづくりをみんなで応援する寄附条例による寄附金の増額でございます。 17款繰入金、1項他会計繰入金、各特別会計における平成22年度決算の確定による剰余金を繰り入れるものでございます。 2項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金につきましては、このたびの補正に伴う財源調整といたしまして基金からの繰り入れを減額をするものでございます。 18款繰越金、平成22年度決算の確定による決算剰余金として平成23年度に繰り越されるものでございます。 12ページをごらんいただきたいと存じます。 19款諸収入、4項雑入、公設宮代福祉医療センター六花におきまして、平成22年度決算の結果、純利益が生じたため、管理に関する協定に従いまして、この20%が基金の積み立てのため納入されるものでございます。 また、コミュニティ助成事業助成金は、財団法人自治総合センターが主催の助成金の採択を得ましたことから、計上をするものでございます。 20款町債、1項町債、5目臨時財政対策債は、普通地方交付税の算定にあわせて起債可能額が定まりましたことから補正をするものでございます。 なお、先ほどご説明いたしました普通地方交付税とこの臨時財政対策債とを合わせました実質交付税といたしましては、対前年度3.3%の減でございます。 次に、歳出でございます。 14ページをごらんいただきたいと存じます。 初めに、人件費の関係でございますが、このたびの補正予算におきましては、4月の人事異動及び共済組合負担金率の変更及び市町村総合組合負担金の増額に伴い、各費目におきまして給料、職員手当等、共済費等の整理をさせていただくものでございます。 なお、詳細は38ページの給与費明細書にございますが、後ほどごらんをいただければと思います。 このため、恐れ入りますが、人件費の関係につきましては説明を省略をさせていただきたいと存じます。 それでは、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費は、(6)地域コミュニティ活性化事業は、宮東地区の自治会活動がコミュニティ助成事業の採択を受けたため、町一般会計を介して助成金として交付をするものでございます。 16ページをごらんいただきたいと存じます。 3目財政管理費では、(3)財政調整基金積立事業といたしまして、地方財政法第7条の規定に基づきまして平成22年度決算剰余金の2分の1に相当する額を財政調整基金へ、そして、(5)宮代まちづくり基金積立事業は、宮代のまちづくりをみんなで応援する寄附条例に従いまして寄附金を基金へそれぞれ積み立てるための増額でございます。 6目企画費の(2)政策調整事業につきましては、宮代のまちづくりをみんなで応援する寄附制度による寄附件数が当初の見込みを上回るため、謝礼品代等を増額するものでございます。 (9)協働推進事業につきましては、埼玉県の新しい公共支援事業費補助金の採択を得まして実施する市民団体イベント及び、今回公の施設とする予定の条例を上程しておりますスキップ広場に係る市民活動支援のための備品類の取得経費等の計上でございます。 18ページでございます。 3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費の(9)
国民健康保険特別会計繰出事業では、人事異動等による人件費補正、各種給付金、拠出金の確定により歳出額を増額するものでございます。 続きまして、20ページでございます。 2目老人福祉費の(10)介護保険特別会計繰出事業は、介護保険給付費町負担分の追加等によりまして増額をするものでございます。 (11)災害時要援護者見守り支援事業は、災害時の備えとして要援護者の住居を台帳化するもの、(14)生活介護・支援サポーター養成事業は、地域の高齢者を支えるサービスの担い手を養成するものでありまして、いずれも県補助金、高齢者と地域のつながり再生事業費補助金を活用した実施事業によりまして実施するものでございます。 22ページでございます。 5目後期高齢者医療費、(1)後期高齢者療養給付費負担事業は、平成22年度分の確定によりまして増額となるものでございます。 (2)後期高齢者医療特別会計繰出事業は、人事異動等によりまして減額をするものでございます。 2項児童福祉費、1目児童福祉総務費の(2)学童保育所運営事業は、放課後児童クラブ熱中症対策として、埼玉県地域子育て創生事業補助金の採択を得ました冷蔵庫の購入及び春日部特別支援学校通所者の増加に伴う補助金の増額でございます。 (4)児童福祉対策事業は、児童虐待防止パンフレットの作成を行うものでございます。 24ページでございます。 3目保育園費の保育所管理事業につきましては、地域子育て創生事業の中の地域子育て支援推進事業を活用して、子育て支援センター3カ所にそれぞれAED設置を行うものでございます。 続きまして、26ページでございます。 4款衛生費、1項保健衛生総務費、2目予防費、(2)母子保健事業では、児童虐待防止対策緊急強化事業ということで、乳児家庭の全戸訪問のための備品等の整備に要する経費の計上でございます。 (4)健康診査事業は、働く世代に対する大腸がん検診推進事業として、40歳、45歳、50歳、55歳、60歳を対象に、検診無料化により受診を促し、早期発見につながるものでございます。 4目医療対策費、(1)福祉交流センター運営事業では、施設修繕の実施及び積立金として基金利子分と、管理に関する協定に従いまして公設宮代福祉医療センターの平成22年度決算の結果生じた利益の20%相当を基金へ積み立てるものでございます。 28ページでございます。 6款農林水産業費、1項農業費、4目農地費の(3)農業集落排水事業特別会計繰出事業については、共済負担金率の変更等による減額でございます。 7款商工費、1項商工費、2目商工振興費、(4)ウエルカム宮代事業は、婚活事業に活用する備品類の取得が埼玉県地域子育て創生事業の採択を得ましたことから、増額をするものでございます。 30ページをごらんください。 8款土木費、1項道路橋りょう費、2目道路維持費、(1)道路維持管理事業は、未舗装のため通行及び沿道の農地利用に支障を来している町道683号線の補修及びさきの東日本太平洋沖地震により影響のあった字東地内、町道第259号線の修繕を行うものでございます。 3目道路新設改良費、(1)都市計画道路整備事業は、都市計画道路宮代通り線の路盤圧調査を行い、平成24年度の完成に向けて進捗を図るものでございます。 (2)地区生活道路整備事業は、かねてより進めております百間4丁目地内、町道第100号線の測量設計経費及び町内各所におけます建築後退用地及び未登記用地の整理に係る経費の計上でございます。 (6)主要町道整備事業は、東姫宮2丁目地内に計画されております町道1487号線につきまして、このほど宅地開発にあわせて用地取得が可能となりましたことから、整備に着手するものでございます。 32ページでございます。 8款土木費、2項都市計画費、2目下水道費、(2)公共下水道事業特別会計繰出事業は、人件費補正のほか、地方消費税納付額の確定、第1中継ポンプ場の第1号ポンプ修繕に伴う増額でございます。 34ページでございます。 10款教育費でございます。 1項教育総務費、2目事務局費、(7)道徳教育総合支援事業は、平成23年度埼玉県から道徳教育研究推進モデル校として指定を受けている同事業について、さらに研修事業を追加して実施するものでございます。 2項小学校費、1目学校管理費、(1)小学校管理運営事業では、埼玉県地域子育て創生事業のメニューの一つとして、子ども安全、安心まちづくり事業として登下校時の児童の見守り活動を行うスクールガードに対する防犯チョッキ等を購入、配布するものでございます。 (3)小学校施設管理事業では、小学校放送設備の更新、施設修繕経費を計上しております。 2目教育振興費、(3)小学校学力向上(基礎学力定着)推進事業では、埼玉県土曜日の活用事業委託金として学習支援ボランティアによる補助的学習の実施に係る経費でございます。 以上で、一般会計補正予算の補足説明を終わらせていただきます。
○議長(小河原正君) これをもって提案理由の説明を終わります。 ここで休憩いたします。
△休憩 午後3時17分
△再開 午後3時40分
○議長(小河原正君) 再開いたします。
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△議案第48号の上程、説明
○議長(小河原正君) 日程第15、議案第48号 平成23年度宮代町
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。 〔町長 庄司博光君登壇〕
◎町長(庄司博光君) 議案第48号 平成23年度宮代町
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、ご説明申し上げます。 本議案は、既定の予算額に歳入歳出それぞれ1億6,823万6,000円を追加いたしまして、予算の総額を36億7,644万2,000円とさせていただくものでございます。 補正予算の主な内容でございますが、歳入につきましては前期高齢者交付金の額の確定による増額のほか、平成22年度決算の確定による繰越金の増額などでございます。 また、歳出につきましては、後期高齢者支援金などの納付金及び拠出金額の確定による増額などでございます。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小河原正君) 補足説明を願います。 保険健康課長。 〔保険健康課長 岡村和男君登壇〕
◎保険健康課長(岡村和男君) それでは、議案第48号 平成23年度宮代町
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきまして、補足説明を申し上げます。 補正予算書の43ページをごらんいただきたいと思います。 第1条におきまして、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億6,823万6,000円を追加し、予算の総額をそれぞれ36億7,644万2,000円とさせていただくものでございます。 補正予算の内容につきましては、事項別明細書により説明をさせていただきます。 恐れ入りますが、50ページをお願いいたします。 初めに、歳入でございます。 2款国庫支出金、1項国庫負担金でございますが、1目療養給付費等負担金としまして2,564万6,000円の減額でございます。これは、前期高齢者交付金の増額に伴いまして療養給付費負担金については減額となり、また、後期高齢者支援金、老人保健医療費拠出金及び介護納付金にかかわる定率国庫負担につきましては、それぞれ額の決定に伴い増額となるものでございます。 2目
高額医療費共同事業負担金につきましては、393万円の増額でございますが、歳出における当該事業の拠出金の増額に伴うものでございます。 次に、2項国庫補助金、1目財政調整交付金につきましては、601万8,000円の減額でございます。 このうち、1節普通調整交付金につきましては、1項国庫負担金、1目療養給付費等負担金と同様に、前期高齢者交付金の増額等に伴いまして減額補正とさせていただくものでございます。 また、2節特別調整交付金につきましては、特定健診未受診者対策事業に要する経費に対しまして特別調整交付金が交付されるものでございます。 次に、3款療養給付費等交付金につきましては、541万8,000円の増額でございます。平成22年度の療養給付費等交付金の確定に伴いまして、不足額が交付されるものでございます。 次に、4款前期高齢者交付金でございますが、1億1,645万6,000円の増額でございます。現年分といたしまして、今年度の概算交付額が決定したことにより2,305万7,000円の増額となっております。また、過年度分といたしまして、平成21年度の精算額の確定に伴い、9,399万9,000円の増額をさせていただくものでございます。 次に、5款県支出金、1項県負担金でございます。1目
高額医療費共同事業負担金につきましては、国庫負担金と同様に歳出における当該事業の拠出金の増額に伴いまして393万円の増額となっております。 52ページをお願いいたします。 2項県補助金、1目財政調整交付金につきましては、1,047万6,000円の増額でございます。県の普通調整交付金につきましては、前年度の療養給付費等負担金に一定の割合を乗じて交付されることになっておりまして、平成22年度の療養給付費等負担金の確定に伴いまして増額をするものでございます。 次に、8款繰入金、1項1目の一般会計繰入金でございますが、3,262万2,000円の増額でございます。職員給与費等繰入金につきましては、今年度の人事異動等に伴い国保担当職員の給与費等の繰入額を減額するものでございます。 また、その他一般会計繰入金につきましては、今回の補正予算に際しての歳入不足相当額を増額させていただくものでございます。 次に、9款繰越金でございますが、平成22年度の決算剰余金につきましては7,706万8,192円でございますので、当初予算で繰越金として見込んでいた額との差額2,706万8,000円を増額するものでございます。 歳入は以上でございます。 続きまして、歳出でございますが、54ページをお願いいたします。 1款総務費、1項1目一般管理費につきましては、人事異動等に伴い人件費の関係を減額させていただくものでございます。 次に、2款保険給付費でございますが、1項療養諸費から57ページにかけての2項高額療養費及び3項移送費につきましては、歳入における国・県支出金等の決定に伴う財源更正でございます。 58ページをお願いいたします。 3款1項後期高齢者支援金等でございますが、1目の後期高齢者支援金につきましては、今年度の納付額が確定したことに伴いまして増額となるものでございます。 また、2目の事務費拠出金につきましては、額の確定に伴い減額させていただくものでございます。 次に、4款1項前期高齢者納付金等でございますが、1目の前期高齢者納付金及び2目の事務費拠出金につきましても、先ほどと同様、今年度の納付額の確定に伴い、それぞれ増額及び減額させていただくものでございます。 60ページをお願いいたします。 5款1項老人保健拠出金でございますが、2目老人保健事務費拠出金につきましても、今年度の納付額の確定に伴いまして減額するものでございます。 次に、6款介護納付金でございますが、こちらも今年度分の納付額が確定したことに伴いまして増額をさせていただくものでございます。 次に、7款1項共同事業拠出金でございますが、1目の
高額医療費共同事業医療費拠出金及び2目の
保険財政共同安定化事業拠出金につきましては、各拠出金の納付決定額が当初の見込みを上回りましたことから、それぞれ増額させていただくものでございます。 次に、8款保健事業費、1項特定健診審査等事業費でございますが、特定健康診査の未受診者対策にかかわる経費を新たに追加をさせていただくものでございます。 なお、財源につきましては、歳入のところで申し上げましたように国の特別調整交付金を充てることになっております。 62ページをお願いします。 10款諸支出金でございます。1項3目償還金につきましては、平成22年度の療養給付費等負担金等につきまして、対象となる給付費等の確定により超過交付分を返還するものでございます。 次の2項1目一般会計繰出金につきましては、平成22年度に一般会計から繰り入れました事務費等にかかわる法定繰り入れ分と財源不足を補てんするための法定外繰入金の充当残額につきまして、一般会計への返還金として3,756万9,000円を増額するものでございます。 以上で補足説明とさせていただきます。
○議長(小河原正君) これをもって提案理由の説明を終わります。
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△議案第49号の上程、説明
○議長(小河原正君) 日程第16、議案第49号 平成23年度宮代町
介護保険特別会計補正予算(第2号)についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。 〔町長 庄司博光君登壇〕
◎町長(庄司博光君) 議案第49号 平成23年度宮代町
介護保険特別会計補正予算(第2号)について、ご説明申し上げます。 本議案は、既定の予算額に歳入歳出それぞれ2億7,563万8,000円を追加いたしまして、予算の総額を21億3,488万5,000円とさせていただくものでございます。 補正予算の主な内容でございますが、歳入につきましては国庫負担金等を増額するほか、保険給付費の補正に伴う準備基金からの繰入金等の増額でございます。 次に、歳出でございますが、保険給付費を増額させていただくほか、一般会計への繰出金などを増額するものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小河原正君) 補足説明を願います。 保険健康課長。 〔保険健康課長 岡村和男君登壇〕
◎保険健康課長(岡村和男君) それでは、議案第49号 平成23年度宮代町
介護保険特別会計補正予算(第2号)につきまして、補足説明を申し上げます。 補正予算書の67ページをごらんいただきたいと思います。 第1条におきまして、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ2億7,563万8,000円を追加し、予算の総額をそれぞれ21億3,488万5,000円とさせていただくものでございます。 補正予算の内容につきましては、事項別明細書によりご説明させていただきます。 恐れ入りますが、72ページをお願いいたします。 初めに、歳入でございます。 2款支払基金交付金、1項1目の介護給付費交付金でございますが、現年度分につきましては、歳出における介護給付費の補正増に伴いまして、社会保険診療報酬支払基金からの第2号被保険者負担分として5,818万2,000円を増額させていただくものでございます。 また、過年度分につきましては、平成22年度分の交付金の確定に伴いまして支払基金からの追加交付額は5,517万9,000円となりましたが、先般6月議会におきまして繰上充用の財源として既に2,680万円を増額補正しておりますことから、その分を差し引きました2,837万9,000円を今回増額させていただくものでございます。 次に、4款国庫支出金、1項1目の介護給付負担金でございますが、現年度分につきましては支払基金交付金と同様、歳出における介護給付費の増額に伴いまして、国の負担分として3,394万円を増額させていただくものでございます。 また、過年度分につきましては、こちらも平成22年度分の国庫負担金の確定に伴い追加交付額は1,798万3,000円となりましたが、6月議会で繰り越し充用財源として既に2,680万円を増額補正しておりましたことから、こちらは881万7,000円を減額させていただくものでございます。 次に、2項国庫補助金、4目平成23年度介護保険災害臨時特例補助金でございますが、こちらは国の通達により、さきの東日本大震災で被災された方が介護保険のサービスを利用した場合、1割の自己負担額が免除されることになりましたことから、その免除分に対する国庫補助金として5万円を新たに計上させていただくものでございます。 次に、5款県支出金、1項1目の介護給付費負担金でございますが、現年度分につきましては、こちらも歳出における介護給付費の増額に伴いまして、県の負担分として2,909万1,000円を増額させていただくものでございます。 また、過年度分につきましては、国庫負担金と同様、平成22年度分の県負担金の確定に伴い、追加交付分として2,961万3,000円を増額するものでございます。 次に、7款繰入金、1項一般会計繰入金、1目介護給付費繰入金につきましては、歳出における介護保険給付費の補正増に伴う町の負担分といたしまして2,424万3,000円を増額させていただきます。 また、4目のその他一般会計繰入金につきましては、人件費の補正に伴う職員給与費繰入金のほか、事務費繰入金といたしまして介護従事者処遇改善臨時特例基金の事務費精算分を繰り入れさせていただくものでございます。 次に、2項基金繰入金、1目の介護給付費準備基金繰入金につきましては、第1号被保険者分の負担分の繰り入れでございます。 今回の歳出における介護保険給付費の補正増に伴う負担額といたしまして4,848万5,000円、また、平成22年度決算に伴う不足分といたしまして3,079万7,000円、合わせまして7,928万2,000円を繰り入れるものでございます。 歳入は以上でございます。 続きまして、歳出でございますが、74ページをお願いいたします。 1款総務費、1項1目一般管理費につきましては、人事異動に伴う人件費関係の補正でございます。 次に、2款保険給付費でございますが、1項1目居宅介護サービス給付費として9,699万5,000円、また、5目の施設介護サービス給付費として9,697万円をそれぞれ増額をさせていただくものでございます。 介護保険給付費の当初予算につきましては、平成21年度から23年度までの3年間の保険給付費を定めました第4期介護保険事業計画に基づきまして当初予算を計上しているところでございますが、ご承知のとおり、宮代町におきましてはこの事業計画を上回るペースで高齢化が進んでおりまして、要介護認定者数も介護サービスの利用状況も見込みを大きく上回っている状況にあります。 このような状況を踏まえ、前年度の決算状況や今年度の保険給付費のこれまでの支払い実績等を勘案しますと、平成23年度の保険給付費総額は当初予算額を大きく上回ることが確実な状況にございます。このようなことから、今回保険給付費の増額補正をお願いするものでございます。 なお、9月補正をお願いする理由といたしましては、歳入との関連がございます。保険給付費に充てる財源といたしましては、ご案内のように支払基金交付金や国・県等の負担金がございますが、その変更申請手続が11月ころに予定をされております。したがいまして、12月以降での補正ではその変更申請に対応することが難しくなりますことから、適正な歳入確保の観点からも今回9月補正をお願いさせていただくものでございます。 76ページをお願いいたします。 4款基金積立金、1項1目介護保険給付費準備基金積立金につきましては、4,960万7,000円を増額させていただくものでございます。 こちらは、過年度分として受け入れました介護保険給付費にかかわる支払基金交付金や国・県負担金につきまして、22年度決算に伴う剰余金を準備基金に積み立てさせていただくものでございます。 また、2目介護従事者処遇改善臨時特例基金積立金については、124万6,000円を新たに計上させていただくものでございます。こちらは、平成21年度に介護従事者の処遇改善を目的として国から臨時交付金が交付されましたが、このうち事務費分の執行残について基金に積み立て直すものでございます。 次に、6款諸支出金、1項3目償還金につきましては、30万2,000円を増額させていただくものでございます。こちらは、22年度分として交付を受けました地域支援事業費の負担金や交付金につきまして、決算に伴い超過となった分を社会保険診療報酬支払基金や国・県へ返還するため増額をさせていただくものでございます。 また、2項1目一般会計繰出金につきましては、3,049万6,000円を増額させていただくものでございます。こちらは、平成22年度において一般会計から繰り入れました介護給付費及び地域支援事業費の負担金や人件費、事務費等のうち、決算に伴い超過となった分を一般会計に返還するものでございます。 次に、3項1目介護保険災害臨時特例給付金につきましては、さきの東日本大震災で被災された方が介護保険の施設等を利用し、食費、居住費等の免除を受けた場合の給付分といたしまして2万5,000円を計上するものでございます。 78ページをお願いします。 8款繰上充用金につきましては、6月補正で5,360万円を計上させていただいたところでございますが、平成22年度決算に伴い、最終的に歳入歳出不足額が確定しましたことから、その執行残額として43万2,000円を減額させていただくものでございます。 以上で補足説明を終わらせていただきます。
○議長(小河原正君) これをもって提案理由の説明を終わります。
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△議案第50号の上程、説明
○議長(小河原正君) 日程第17、議案第50号 平成23年度宮代町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。 〔町長 庄司博光君登壇〕
◎町長(庄司博光君) 議案第50号 平成23年度宮代町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、ご説明申し上げます。 本議案は、既定の予算額に歳入歳出それぞれ335万9,000円を追加いたしまして、予算の総額を2億9,642万5,000円とさせていただくものでございます。 補正予算の主な内容でございますが、歳入につきましては、平成22年度決算の確定に伴う前年度繰越金の増額などでございます。 また、歳出につきましては、人事異動などに伴う人件費の減額のほか、後期高齢者医療広域連合納付金及び一般会計繰出金につきまして増額させていただくものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小河原正君) 補足説明を願います。 保険健康課長。 〔保険健康課長 岡村和男君登壇〕
◎保険健康課長(岡村和男君) それでは、議案第50号 平成23年度宮代町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきまして、補足説明を申し上げます。 補正予算書の83ページをごらんいただきたいと思います。 第1条におきまして、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ335万9,000円を追加し、予算の総額をそれぞれ2億9,642万5,000円とさせていただくものでございます。 補正予算の内容につきましては、事項別明細書でご説明させていただきます。 88ページをお願いいたします。 初めに、歳入でございますが、2款繰入金、1項一般会計繰入金につきましては124万9,000円の減額でございます。後期高齢者医療担当職員の人事異動等に伴いまして、3目職員給与費繰入金を減額するものでございます。 次に、4款繰越金でございますが、460万8,000円の増額でございます。平成22年度の決算剰余金の確定に伴い、増額をさせていただくものでございます。 歳入は以上でございます。 続いて、歳出でございますが、90ページをお願いいたします。 1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費につきましては、人事異動等に伴い人件費の関係を減額させていただくものでございます。 次に、2款1項1目の後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、89万円を増額するものでございます。これは、4月及び5月の出納整理期間中に収納いたしました平成22年度分の保険料につきましては、平成23年度の予算から広域連合に納付することになっておりますことから、4月、5月に収納した額を増額させていただくものでございます。 次に、3款諸支出金、2項繰出金、1目一般会計繰出金につきましては、371万8,000円の増額でございます。平成22年度の一般会計繰入金につきましては、決算の確定に伴い精算を行うこととしておりますことから、その剰余金を一般会計に返還するため繰出金を増額させていただくものでございます。 以上で補足説明を終わらせていただきます。
○議長(小河原正君) これをもって提案理由の説明を終わります。
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△議案第51号の上程、説明
○議長(小河原正君) 日程第18、議案第51号 平成23年度宮代町
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。 〔町長 庄司博光君登壇〕
◎町長(庄司博光君) 議案第51号 平成23年度宮代町
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、ご説明申し上げます。 本議案は、既定の予算額に歳入歳出それぞれ2,642万9,000円を増額いたしまして、予算の総額を10億4,314万5,000円とさせていただくものでございます。 補正予算の内容でございますが、職員の人事異動などに伴う人件費の減額、第1中継ポンプ場の修繕工事及び平成22年度決算における剰余金を繰越金としての増額計上等をさせていただくものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小河原正君) 補足説明を願います。 まちづくり建設課長。 〔まちづくり建設課長 田沼繁雄君登壇〕
◎まちづくり建設課長(田沼繁雄君) 議案第51号 平成23年度宮代町
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)につきまして、補足して説明させていただきます。 まず、歳入からご説明させていただきます。 補正予算書100ページをお開きいただきたいと存じます。 4款繰入金、1項繰入金、1目一般会計繰入金につきましては、987万8,000円を増額し5億7,609万8,000円とさせていただくものでございます。こちらは、職員の人事異動に伴う人件費等の減額及び山崎地内にあります宮代第1号中継ポンプ場内の汚水ポンプが故障いたしまして、その修繕を増額するものでございます。 5款繰越金、1項繰越金、1目繰越金につきましては、1,655万1,000円を増額し1,655万2,000円とさせていただくものでございます。こちらは、平成22年度決算における剰余金でございます。 続きまして、歳出につきましてご説明申し上げます。 補正予算書102ページをお開きいただきたいと存じます。 1款公共下水道費、1項下水道管理費、1目下水道総務費でございますが、567万8,000円を増額し5,549万9,000円とさせていただくものでございます。こちらは、職員の人事異動、共済負担金率引き下げ及び消費税の追加に伴い、主に公課費等を増額するものでございます。 2目下水道施設管理費でございますが、420万円を増額し5,744万5,000円とさせていただくものでございます。こちらは、山崎地内にございます第1中継ポンプ場内の汚水ポンプが故障したことにより、工事請負費を増額するものでございます。 4款諸支出金、1項繰出金、1目一般会計繰出金につきましては、平成22年度決算における剰余金1,655万1,000円を追加し、一般会計への繰出金として1,655万2,000円とさせていただくものでございます。 以上、補足説明とさせていただきます。
○議長(小河原正君) これをもって提案理由の説明を終わります。
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△議案第52号の上程、説明
○議長(小河原正君) 日程第19、議案第52号 平成23年度宮代町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。 〔町長 庄司博光君登壇〕
◎町長(庄司博光君) 議案第52号 平成23年度宮代町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について、ご説明申し上げます。 本議案は、既定の予算額に歳入歳出それぞれ355万7,000円を追加いたしまして、予算の総額を5,356万2,000円とさせていただくものでございます。 補正予算の内容でございますが、職員の共済負担金率の引き下げに伴う人件費の減額及び平成22年度決算における剰余金を繰越金として増額計上等をさせていただくものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をいたさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小河原正君) 補足説明を願います。 まちづくり建設課長。 〔まちづくり建設課長 田沼繁雄君登壇〕
◎まちづくり建設課長(田沼繁雄君) 議案第52号 平成23年度宮代町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、補足して説明させていただきます。 歳入からご説明させていただきます。 補正予算書112ページをお開きいただきたいと存じます。 3款繰入金、1項繰入金、1目一般会計繰入金でございますが、7万2,000円を減額し4,190万7,000円とさせていただくものでございます。こちらは、職員の共済負担金率の引き下げに伴い、人件費に係る一般会計繰入金を減額させていただくものでございます。 4款繰越金、1項繰越金、1目繰越金につきましては、362万9,000円を減額し363万円とさせていただくものでございます。こちらは、平成22年度決算における剰余金でございます。 続きまして、歳出につきましてご説明させていただきます。 補正予算書114ページをお開きいただきたいと存じます。 1款農業集落排水費、1項農業集落排水管理費、1目農業集落排水総務費でございますが、7万2,000円を減額し826万9,000円とさせていただくものでございます。こちらは、職員の共済負担金率の引き下げに伴い人件費を減額するものでございます。 3款諸支出金、1項繰出金、1目一般会計繰出金につきましては、平成22年度決算における剰余金362万9,000円を追加し、一般会計への繰出金として363万円とさせていただくものでございます。 以上、補足説明とさせていただきます。
○議長(小河原正君) これをもって提案理由の説明を終わります。
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△議案第53号の上程、説明
○議長(小河原正君) 日程第20、議案第53号 平成23年度宮代町水道事業会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。 〔町長 庄司博光君登壇〕
◎町長(庄司博光君) 議案第53号 平成23年度宮代町水道事業会計補正予算(第1号)について、ご説明申し上げます。 本議案は、宮代町水道事業会計予算の収益的支出のうち営業費用につきまして、平成23年4月1日付の人事異動などに伴い、112万4,000円増額いたしまして6億3,128万5,000円とさせていただくものでございます。 以上でございますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(小河原正君) これをもって提案理由の説明を終わります。
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△散会の宣告
○議長(小河原正君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでした。
△散会 午後4時18分...