宮代町議会 2023-02-27
02月27日-05号
令和 5年 3月 定例会(第1回) 令和5年第1回
宮代町議会定例会 第12日議事日程(第5号) 令和5年2月27日(月)午前10時00分開議 開議 議事日程の報告日程第1
会議録署名議員の指名について日程第2 一般質問 7番 泉 伸一郎君 3番 金子正志君 6番 丸山妙子君 ●議案の質疑、討論、採決日程第3 議案第9号 令和4年度宮代町
一般会計補正予算(第8号)について 閉議出席議員(14名) 1番 小河原 正君 2番 西村茂久君 3番 金子正志君 4番 山下秋夫君 5番 丸藤栄一君 6番 丸山妙子君 7番 泉 伸一郎君 8番 角野由紀子君 9番 塚村香織君 10番 田島正徳君 11番 土渕保美君 12番 深井義秋君 13番 川野武志君 14番 合川泰治君欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人 町長 新井康之君 副町長 渋谷龍弘君 教育長 中村敏明君 総務課長 福田拓也君 企画財政課長 菅原隆行君 住民課長 草野公浩君 税務課長 門井義則君 町民生活課長 吉永吉正君
環境資源課長 伊東高幹君 福祉課長 宮野輝彦君
子育て支援課長 横内宏巳君 健康介護課長 井上正己君 産業観光課長 小川英一郎君
まちづくり建設課長 成田雅彦君 会計管理者兼会計室長 教育推進課長 大場崇明君 佐藤賢治君本会議に出席した事務局職員 議会事務局長 野口幹雄 書記 青木 豊 書記 岡村恵美子
△開議 午前10時00分
△開議の宣告
○議長(合川泰治君) ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。
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△議事日程の報告
○議長(合川泰治君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。
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△
会議録署名議員の指名
○議長(合川泰治君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、議長において、13番、川野武志議員、1番、小河原正議員を指名いたします。
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△発言の訂正
○議長(合川泰治君) 田島議員より、2月24日の一般質問における発言について、訂正したい旨の申出がありましたので、これを認めます。 田島議員。
◆10番(田島正徳君) 議席番号10番、田島正徳でございます。 2月24日の一般質問において、町たばこ税、10年間で22億円という発言をいたしましたが、こちらは12年の誤りで、10年間では18億円です。 続きまして、都市計画税に関しても、10年間で14億円ということで訂正をよろしくお願いいたします。
○議長(合川泰治君) 田島議員の発言の訂正は、申出のとおりとします。
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△一般質問
○議長(合川泰治君) 日程第2、一般質問を行います。 質問の通告がありますので、順次発言を許します。
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△泉伸一郎君
○議長(合川泰治君) 通告第11号、泉伸一郎議員。 〔7番 泉 伸一郎君登壇〕
◆7番(泉伸一郎君) 議席番号7番、泉伸一郎でございます。 通告に従いまして、質問させていただきます。 1、
グリーンライフ・ポイント制度の導入。
グリーンライフ・ポイントとは、環境に配慮した行動に対してポイントが付与される制度です。環境省の事業として、2021年の補正予算で101億円の予算が計上され、2022年4月から、食とくらしの
グリーンライフ・ポイントとして導入されました。 日本は、2030年までに
温室効果ガス排出量を2013年比で46%削減することを、2021年に行われた米国主催の気候サミットで表明しています。期限まで残り8年弱と迫っている中、国や企業の努力だけでは難しく、
国民一人ひとりに意識してもらう施策が必要であると思います。それにより環境問題を自分事とし、環境に配慮した
ライフスタイルの転換への機運を高めることも有意義だと考えます。 そこで質問いたします。 ①地域の
グリーントランスフォーメーションについてどのように考えているかを伺います。 ②日本の
温室効果ガス排出源の6割以上が衣食住の分野でありますが、住民の
ライフスタイルの転換に対する取組状況について伺います。 ③環境問題に積極的に取り組んでいる企業と連携して、
グリーンライフ・ポイント制度の導入を推進すべきと思いますが、見解を伺います。
○議長(合川泰治君) 泉伸一郎議員の質問に対する答弁を求めます。
環境資源課長。
◎
環境資源課長(伊東高幹君) それでは、お答えをいたします。 まず、①地域の
グリーントランスフォーメーションについての考えというご質問です。 ご質問にもありますとおり、国は令和2年10月に、2050年温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、いわゆる2050年
カーボンニュートラルを目指すことを宣言するとともに、令和3年4月には、それとの整合的な目標として、2030年度に温室効果ガスを2013年度比46%削減することを目指すこと。さらに、50%の高みに向けて挑戦することを宣言しました。
カーボンニュートラルの実現には、国や地方公共団体はもちろん、住民や事業者の皆様の理解と積極的な取組が欠かせません。こうした取組の中に、経済成長にもつながる取組を組み合わせていこうとするものが
グリーントランスフォーメーションの考えですので、地域を構成する町としましても、国全体の取組を推進する一員であるとの考え方、取組と認識をしてございます。 次に、②住民の
ライフスタイルの転換に対する取組状況についてでございます。 これまでの町の取組をご説明させていただきます。 少し年度は遡りますが、平成22年度から平成26年度までの5年間、個人住宅における
太陽光発電導入を促進するため、1件当たり5万円を上限に補助する制度を実施し、227件交付した経緯がございます。
当該補助金制度は、太陽光発電、つまり
再生可能エネルギーの普及の足がかりとして一定の役割を果たしたことから、その後の運用は行っておりませんが、ほかの多くの自治体よりも先行して実施した実績となってございます。 また、
ライフスタイルの転換につながる情報提供として、昨年3月から広報「みやしろ」の1ページを活用し、ゼロカーボンをテーマに、様々な切り口で記事を掲載してきました。食品ロス削減、ごみの分別と削減、エコドライブ、住宅の省エネ化など、住民の皆様の目線に立った情報提供に努め、行動につながるような工夫をさせていただきました。 最後は、
③グリーンライフ・ポイント制度の導入についてでございます。
グリーンライフ・ポイント制度は、消費者が環境に配慮した商品やサービスを選ぶ、あるいは環境に優しい行動をしたときに、環境省に採択された事業を行う企業や自治体からポイントが付与される仕組みです。 消費行動を通して、
環境配慮化行動を継続できる効果的な手段の一つとは考えられますが、実施に当たりましては、システムの構築、ポイントの発行や利用店舗の確保、調整など、様々な課題があるのも事実でございます。 町としましては、令和5年度に予定しております
地球温暖化対策実行計画(区域施策編)の策定におきまして、
グリーンライフ・ポイント制度の導入も含め、町民の皆様の行動変容を促す対策について検討を整理し、脱炭素に効果的な対策を進めていきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 泉議員。
◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございました。 それでは、再質問させていただきます。 令和5年度宮代町施政方針におきまして、町長のほうから、
地域温暖化対策に関する取組を町民、事業者、行政が一体となって推進し、豊かな自然を残していくため、ゼロカーボンシティを宣言されました。町全体で温室効果ガスの発生抑制に向けた取組をこれまで以上に推進し、宮代町として、2050年までに温室効果ガスの排出ゼロを目指すとされております。 こちら、本当に2050年までに温室効果ガスを排出ゼロにするということは大変なことであると思います。資源エネルギー庁のほうの資料にあるんですけれども、2021年度におきましては、今、電力の火力のほうで行っているのが73%、それから原子力が7%、再エネのほうが20.3%になっております。これを2030年に、火力のほうが41%に抑えまして、原子力が20から22%程度、それから再エネが36から38%程度に伸ばすというふうになっております。この再エネなんですけれども、バイオマスが5%、風力5%、水力が11%程度、太陽光が14から16%程度ということで、このような目標を掲げております。 当町におかれましては、先ほど答弁でありまして、個人住宅における
太陽光発電導入を促進したということで、227件交付されたとありました。ただ、その後、何も行っていないということのようになっております。 今までで、そういう
温室効果ガス削減というものをされてきたと思うんですけれども、これから目指す具体的な取組についてお聞きしたいと思います。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
環境資源課長。
◎
環境資源課長(伊東高幹君) それでは、お答え申し上げます。 施政方針の中で、令和5年度の取組について少し触れておりますけれども、前段の議員の質問にも少しありまして、その中で、施政方針の質問の中でもご答弁させていただきましたけれども、令和5年度につきましては、
地球温暖化対策実行計画の区域施策編というものを策定をして、実際に町の区域の全体の中で、CO2の発生がどの程度、どういった部門で状況がなっているのかということを、実測的に計測をすると。推計になりますけれども、その数値情報を把握をするということがまずもって大事なことだろうと思っております。 家庭部門ですとか、運輸部門といったそれぞれの事業体がどういった程度のCO2を排出しているのか。そういったことを把握をして、それらに応じてその施策、事業といったものをどういうふうに効果的に行っていく必要があるのか、そういったことについて区域施策編の中でまとめていきたいというふうに思っております。 そういった事業、施策の具体化というのがまずもって先決なんだろうというふうに思っています。 一方で、宮代町を事業体として見た場合には、その現状としてCO2の発生状況というのは把握をしておりまして、毎年度計測をしているわけでございますけれども、そういった取組の中で、来年度につきましては、公用自動車の電動自動車化、2台お願いしておりますけれども、そういったものですとか、各公共施設のLED化などを進めて、CO2の削減に努めていきたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 泉議員。
◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございました。 一生懸命いろいろと考えていらっしゃるとは思います。 前段の議員でも何かそういう話があったわけなんですけれども、例えば衛生組合施設の跡地に、太陽光パネルの設置をするということも選択肢の一つになるとは思うんですが、その点についてはいかがでしょうか。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
環境資源課長。
◎
環境資源課長(伊東高幹君) それでは、ご答弁申し上げます。 前段議員の質問の中にも跡地利用についての話題というが出てきておりまして、現時点では解体というのが、久喜市が主体になって令和9年度から11年度の間に行わせていただくといった方針のほうを決定させていただいて進めていきたいと。そういった中で、その跡地利用の在り方についてもそれと並行して、その時期も踏まえて検討を進めるという状況になっておりますので、現時点で太陽光発電を、そこにパネルを設置するということは、ここではお答えできませんけれども、その在り方については検討を進めたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 泉議員。
◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございます。 あくまでも選択肢の一つとしてということでお考えいただければと思うんですが、このことによって、
再生エネルギーを創出するということにもなりますし、またその売電によって町の利益も得られるという利点もありますので、そういうことも検討していくといいのではないかということを考えております。
グリーンライフ・ポイントについて質問させていただきたいと思います。 これは、県のほうで大きく進めている県がありまして、静岡県になります。県内全市町のほうに進められているんですね。
温暖化対策アプリ「クルポ」というものを作りまして、これを
スマートフォンに「クルポ」をダウンロードをしていただいて、その中で、温暖化防止につながる活動を行った場所にあるQRコードを読み取ったり、クイズなどにチャレンジすることでポイントを獲得します。このポイント、30ポイントにたまるごとに、県内企業の食事券、それから商品券、
あとクオカードなどの商品が当たる抽選に参加できるようになるということなんですね。 また、こちらのほうでは、脱
炭素ライフ応援キャンペーンというものを実施する、これ、期間を設けるわけなんですけれども、その場合にポイントが3倍になったり、地産地消の商品の獲得チャンスをつくったりとかされております。 県でこういう動きをしているんですけれども、当町のほうに埼玉県のほうから、何かそういう取組推進についての働きかけというものがあったかどうかをお聞きいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
環境資源課長。
◎
環境資源課長(伊東高幹君) それでは、お答え申し上げます。 特段そういった事業についてのご案内はいただいていない状況でございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 泉議員。
◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございます。 県でないところもあるんですが、例えば、東京都の板橋区、こちらのほうは2021年度から区民や事業者の再エネ行動を促すため、いたばし
環境アクションポイント事業というものを始めております。前年と比べて、電気、ガス使用量を削減した登録者に対して、削減率に応じたポイントを付与します。所定のポイント数に達すると、登録者に配付された報告書を区に郵送することによって、共通商品券と交換できる、そういう取組をされております。 それと、大阪の堺市のほうなんですけれども、こちらでは
堺エコライフポイント事業が実施されています。市内参加店舗で対象の環境行動を実践した際に、店舗に設置の二次元コードを読み取ることで、
堺エコライフポイントをもらうことができます。こちらも、たまったポイントを使ってプレゼントが当たる抽選に参加できるというものですね。こういう形で、様々な工夫をされているわけなんですね。 この
グリーンライフ・ポイントにつきましては、
グリーンライフ・ポイント制度を導入している自治体は、企業と連携しているケースが多くなっています。
グリーンライフ・ポイントの発行や上乗せ率については、自治体と各事業者の判断となっています。また、
地方創生臨時交付金も活用できますというふうになっております。 カテゴリー別に5点ありまして、まず、食としましては、
販売期限切れ間際の食品を購入する、地産地消、旬産旬消の食材を購入する、飲食店で食べ切れなかった料理を持ち帰る、こういったものになっております。 2番目として、衣類に関してになります。店舗で要らなくなった服を回収する、購入の際にサスティナブルファッションブランドを選ぶ、新品の服を購入するのではなく、服のサブスクサービスの利用をするということですね。 3番目として、循環になります。プラ製の
使い捨てスプーン、ストローを受け取らない、ばら売りで購入した商品を使い切る。簡易包装商品を選択してごみを削減する、リユース品を購入する、生活用品を修理や補修して使う、こういったものになります。 4番目として住まいですね。
高性能省エネ機器へ買い換える、節電を実施する、再エネ電気へ切り替える、こういったものになります。 東京都では、住宅を今度新築するときに、太陽光パネルの設置をしてもらうようなことも決めております。 5番目が移動ということになります。
カーシェアリングを利用する、
シェアサイクルを利用する、スマートムーブ、これは徒歩、自転車、公共交通機関での移動になりますね。それからエコドライブ、こういったものがあるんですけれども、こういう幅広い分野でポイント制度が推奨されているということになっております。 これを踏まえまして、当町で取り組む部門というのがあるとすれば、どのようなものになるかお聞きいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
環境資源課長。
◎
環境資源課長(伊東高幹君) それでは、お答え申し上げます。 今の質問にもありましたとおり、脱炭素化の実現には、
町民一人ひとりの行動変容というのがとても大事でして、ご質問にありました食とか住まい、衣類、循環、移動といったような部門において、どこに力を入れていくのかということについて、現時点では明確にしているものはありませんけれども、さきに申し上げました
地球温暖化対策実行計画の中で、特にどこの分野に重点を置けば、住民の皆様の行動が変わっていくのかということについて、十分に検討を行った上で、必要な施策を構築したいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 泉議員。
◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございました。 こういう形で業者と連携してやっていくということがあると思うんですが、例えば地産地消ですね。新しい村でそういった商品を買っていただいたらポイントがついて、そういう中で商品券が当たるような抽選ができるとか、そういった取組もできると思います。 今までサスティナブルに関心はあったけれども、意識だけで行動につなげられなかった人も多いのではないでしょうか。ポイント還元など、目に見える形で特典が受けられれば、エコな行動を楽しみながら自発的にできるようになるはずです。 環境問題に積極的に取り組んでいる企業と連携して、
グリーンライフ・ポイント制度を導入して、一人ひとりが環境問題を自分事として環境に配慮した
ライフスタイルの転換への機運を高めていくことが大事だと思います。また、町のほうでもしっかりと進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは、2問目に入らせていただきます。 すてっぷ宮代について。
社会福祉協議会と福祉団体が連携し、新たな福祉の拠点づくりとして、福祉交流館すてっぷ宮代がスタートして、1年9か月が過ぎました。令和3年の9月議会でも一般質問をさせていただきましたが、様々な事業推進を掲げておられました。社会課題に対応したセミナーやイベントを開催し、ボランティアの裾野を広げ、ワークショップや交流会などにより福祉団体同士の連携も推進しています。これまでの実績と成果について伺います。 また、町民の憩いの場としてのホールや会議室などがどのように生かされているか、さらに、近隣の移築民家や郷土資料館を活用した連携の取組についても伺います。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 福祉課長。
◎福祉課長(宮野輝彦君) お答え申し上げます。 初めに、新たな福祉の拠点づくりの実績と成果についてお答え申し上げます。 新たな福祉の
拠点づくり事業は、
社会福祉協議会と連携して進めている事業でございます。この事業は、第5次宮代町
総合計画前期実行計画に掲げられているものでございまして、2つのテーマを掲げて各事業に取り組んでおります。 1つ目は、社会課題に対応したセミナーやイベントを開催、2つ目は、
社会福祉団体同士が連携するきっかけとなる
プラットフォームづくりでございます。 1つ目の社会課題に対応したセミナーやイベントを開催では、地域の見守りを行い、町や
社会福祉協議会などにつなぐ活動を担う見守りサポーターの育成事業として、みまもりの「わ」事業の講座を実施しました。 令和5年1月末時点で、みまもり
サポーター登録として、個人登録を86名、団体登録を17団体、お店などの事業所登録を27店舗に登録していただきました。また、町内7か所のフードドライブステーションなどで集まった食品の仕分、分類、配布などを行うフードドライブボランティアを養成する講座を実施し、令和5年1月末現在で、19名の方に登録をしていただきました。 そのほか子供の
居場所づくり事業として、「みんなでつくろう!こどもの居場所」と題したセミナー、展示パネル、相談会を開催し、約200人の参加がございました。また、毎週囲碁教室を開催したり、夏休みの期間で子供たちにすてっぷ宮代を解放するイベントなどを開催し、気軽に子供たちが来られる場の提供も行いました。 2つ目の
社会福祉団体同士が連携するきっかけとなる
プラットフォームづくりでは、西原自然の森フェスタを開催し、様々な団体などが集う団体の活躍の場づくりを行いました。また、
社会福祉協議会と協働で、地域福祉活動に取り組む団体登録制度として、すてっ
ぷ宮代活動チーム登録制度を開催し、令和5年1月末現在で48団体に登録していただきました。 今後につきましては、参加できる団体を増やしていき、団体同士が連携しながら活動できる環境づくりを行ってまいりたいと考えております。 次に、すてっぷ宮代のホールや会議室がどのように生かされているかについてお答え申し上げます。 誰でも自由に利用できるホールや貸出ししている会議室につきましては、様々な団体などが
ボランティア活動や団体の自主活動、講座やセミナーなどの勉強会を実施し、それぞれの目的を達成するために活用されております。 最後に、移築民家や郷土資料館との連携についてお答え申し上げます。 移築民家や郷土資料館を活用した連携の取組につきましては、年2回実施しました西原自然の森フェスタでそれぞれの特徴を生かしたイベントや、西原の自然の森のPRを行いました。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 泉議員。
◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございました。 本当に
社会福祉協議会としっかりと連携を取っていただいているということであります。 以前に、私、公明党の議員なんですが、公明党の議員というのは
ネットワーク政党と言われていまして、町会、県会、国会という形の流れもあるんですけれども、横のつながりもあるんですね。 あるとき、草加のほうの市議から私のほうに電話がありまして、宮代町で何かこういうふうに困っている人がいるので、そのことについて話をしにいっていただけないかという連絡を受けました。私もすぐ飛んでいったわけなんですけれども、そちらのほうで、宮代町としてこういうような補助というか、そういう事業がありますよということを伝えようと思ったんですね。行ったところ、そちらの方のほうから、実は、すてっぷ宮代のほうに行きまして、そういう支援をいただけましたという話をいただいたんですね。 それのときに、私、2つ感謝したことがありまして、1つは、困った人に対して、すてっぷ宮代のほうの
社会福祉協議会のほうからそういう支援をしていただいたということが1つ。もう一つは、その方が、そういう支援があるということが分かったということですよね。それに対して感謝をしたという思い出があります。 本当にこういう形で、一生懸命働いていただいているんだなということを感じたわけなんですけれども、この
社会福祉協議会のほうで、何か問題点とか課題とかが挙がっているかどうかをお聞きいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 福祉課長。
◎福祉課長(宮野輝彦君) それでは、お答え申し上げます。 特にこれというような課題というとはなんですけれども、やはり先ほど議員おっしゃったとおり、横のネットワークづくりというのが大事だと思っております。 福祉団体同士が、今回の前期実行計画でも、団体同士が連携できる
プラットフォームづくりを掲げております。そういった中で、まだ始めて2年目の段階でございますので、今、様々な事業でその輪を広げているところでございまして、そこを、あとはそういった団体をこれからどう広げていくかというところ、それから、地域の見守りという意味で、今年みまもりの「わ」事業といった制度を開始したわけでございますけれども、最近やはり地域の希薄化というものができておりますので、その辺を地域の方で見守っていく、その共助というものを進めていくというところが今後の課題といえば、それに向かってやっていくわけなんですけれども、課題となっているというところでございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 泉議員。
◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございます。 そういう中で、やはり大変いろいろな福祉に対する支援策というものの事業があると思うんですね。このことについては、広報の後ろのほうにそういう支援策というんですか、そういったものの紹介とかもされております。ただ、それでもやっぱり分からない方もいらっしゃるというのが事実だと思うんですね。 そういった意味で、こういう各種事業に対しての周知というものをどのように進めているかをお聞きいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 福祉課長。
◎福祉課長(宮野輝彦君) 周知につきましては、やはり一般的にホームページ、町でいえば町のホームページ、それから町の広報「みやしろ」、それから
社会福祉協議会では、「社協だより」という広報だよりとかを発行しておりますので、そういったものに事業とか支援とかを掲載したり、それからまた、社協独自のホームページ等で広報を行っているというようなところでございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 泉議員。
◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございます。 答弁の中に、フードドライブに関してもお話をされておられました。 子ども食堂というものが今各地で利用されているんですけれども、当町としまして、その子ども食堂との関連は、そういったものの関連と、それとあと補助というか、そういう支援みたいなものを行っているかどうかをお聞きいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 福祉課長。
◎福祉課長(宮野輝彦君) 子ども食堂につきましては、事業主体として、社協がメインでやってございます。町のほうといたしましては、子ども食堂を行っている、進修館等で行っておりますけれども、そちらの食堂とか借りるお金を、進修館の使用料につきまして補助をさせていただいているところでございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 泉議員。
◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございました。 この前、水谷先生、夜回り先生という方の講演をちょっとお聞きする機会がありました。そのときに、やっぱり子ども食堂の運営が今、本当に厳しくなっているということをお聞きしましたので、ぜひ連携を取っていただければと考えております。 先ほどの答弁の中に、前回の答弁のときに、災害ボランティアの立ち上げ訓練というものをしていて、その中で、有事の際にスムーズな活動ができるようにという、そういう目的を話された項目があったんですが、そちらについて今回何もないんですけれども、そちらのほうがどのように推進されているかどうかをお聞きいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 福祉課長。
◎福祉課長(宮野輝彦君) それでは、お答え申し上げます。 災害のボランティアセンター立ち上げにつきましては、
社会福祉協議会のほうがそちらのメインとなってまいります。こちらにつきましては、ここのところ、やはりコロナで実際の訓練等はちょっとできていない状況でございます。 今年度につきましては、大々的ではないんですが、こういったコロナ禍を考慮いたしまして、必要最小限で社協の内部で、事務レベルの確認とか、そういったボランティア訓練を行うという形で伺っております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 泉議員。
◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございました。 本当にしっかりと進めていただければと思います。 ホール等会議室、利用されていることがしっかりと答弁されておりました。これに対して、何か利用者のほうから要望等があったかどうかをお聞きいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 福祉課長。
◎福祉課長(宮野輝彦君) ホールや会議室の要望等について、具体的にこういったものをというのをちょっと伺っていないんですが、やはり会議室とか広場とか、そういったものが無料でボランティアの方たちが使えるようになって、以前、
社会福祉協議会の2階が会議室になっていたわけでございますけれども、会議室が増えたこと、それから広くなって使いやすくなった、そういったようなお声はいただいているところでございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 泉議員。
◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございます。 ちょっと細かいことになって申し訳ないんですが、すてっぷ宮代におかれまして、選挙が行われたときに投票所として使われたんですね。そのときに、投票に行かれた方から大変苦情をいただきまして、とにかく下足のまま入れない、履き替えるのに大変な思いをしたという苦情をいただきました。 私たちが思うより以上に、高齢者の方というのは、そういう靴の履き替えというものが苦労するということがあるんだなということを感じたわけなんですけれども、これは選挙のときだったわけですが、ふだんだと、やはり上履きに履き替えるという作業あります。私も、例えば伺いまして、靴を抜いでスリッパに履き替えるときに、あれ、何かちょっとやりにくいなという気がしたことがあったんですね。たまたまほかの方からもそういう意見をいただきました。 これについて何か苦情があったりとか、そういったのがなかったかなという気はするんですけれども、そちらの下足から上履きに替えるところの何か改善点みたいなものがあればお聞かせ願いたいと思います。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 福祉課長。
◎福祉課長(宮野輝彦君) お答え申し上げます。 やはり議員ご指摘のとおり、靴を脱ぐ作業というのが、そういったお声は伺ったことがあると、社協のほうでも聞いてございます。 ただ、今回、旧ふれ愛センターをリニューアルして、すてっぷ宮代にしたところでございますけれども、こちらを設計する段階で、その辺の、土足禁止の検討ということで、大きく4つちょっと視点がございまして、1つはメンテナンスの面ですね。それから、2つ目が衛生面、それから3つ目が、障がいの方の作業所も兼ねてございますので、そういった脱いだり履いたりする、そういった訓練にもつながるというところがございます。 それと、あと先ほどちょっとお話が出たんですが、将来的に避難所とかボランティアセンターなどで活用する際に、そういった土足禁止というか、上履きの活用のほうが多目的に利用できるのではないかというようなことを検討し、今のような上履きで使うというような形にしたというようなところが経緯がございます。 ただ、活用していく中で、利用者の方の声もありますので、その辺につきましては、実際すてっぷ宮代を運営しているのが
社会福祉協議会でございますので、そういった意見があったということを伝えてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 泉議員。
◆7番(泉伸一郎君) 大変にありがとうございました。 時間がないので、質問をこれで終わらせてもらいたいと思うんですけれども、移築民家のほうで、やっぱり催物、自然の森フェスタを行ったときに、オカリナの演奏で何人もが上に上がって演奏されていたということがあったんですけれども、あれだけ多くの方が上に上がって畳とか傷まなかったのかなという気がいたしました。それとあと、ジャズ演奏もあったんですけれども、すばらしいなということは感じました。 ただ、民家が傷まないような工夫はしていただければと思います。 次の質問に入らせていただきます。 3、帯状疱疹ワクチンに補助を。 帯状疱疹とは、初めはひりひり、ちくちくといった皮膚の痛みがあり、その後、水膨れを伴う赤い発疹が帯状に広がるもので、激しい痛みになることもあります。加齢とともに発症リスクが高まり、中高年に多いとされています。帯状疱疹の原因は、子供の頃に感染した水ぼうそうの水痘帯状疱疹ウイルスであり、水ぼうそうが治った後も、ウイルスが神経節に潜伏を続け、加齢や免疫の低下に乗じて再び活性化することで発症します。 予防には帯状疱疹ワクチン接種が効果的でありますが、定期接種の対象でないため、費用は全額自己負担になっています。そのため、帯状疱疹ワクチンの接種費用の負担軽減へ独自の助成制度を設ける自治体が広がっています。当町においても助成を進めるべきと思いますが、見解を伺います。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。
◎健康介護課長(井上正己君) それでは、お答えをいたします。 帯状疱疹の発症は、加齢や疲労、ストレスなどによる免疫力の低下が主な発症の原因であるといわれており、食事のバランスに気をつける、睡眠をきちんと取るなど、日頃から体調管理を心がけることが大切であるとされ、また、50歳以上の方では、ご質問のワクチン接種により防ぐことができるとも言われております。 この予防接種は、予防接種法に基づかない任意の予防接種ですが、国は1回接種の生ワクチンと2回接種する不活化ワクチンの2種類の帯状疱疹ワクチンを認可しておりまして、町内では公設宮代福祉医療センター六花と坪井内科医院で生ワクチン、すずき整形外科クリニックでは不活化ワクチン、また、もとむらクリニックでは両方の接種を実施しております。 国立感染症研究所では、ワクチン効果の持続期間について、現在も長期的な予防効果に関する正確な評価にはさらなる追加調査が必要としており、国からも数年後の効果が公表されていないのが現状です。 こうしたことから、現時点においては、帯状疱疹ワクチンに対して町単独で助成を行う予定はございませんが、郡市医師会やその市町村と連携しつつ、また、国の動向を注視してまいりたいと考えております。あわせて、予防のために、健康づくり、食育等の啓発にも努めてまいります。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 泉議員。
◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございます。 それでは、質問させていただきます。 まず、帯状疱疹に関しての相談や要望など、町は把握しているかお答えください。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。
◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 まず、帯状疱疹そのものにつきましては、皆様、直接お医者様にかかられますので、なってしまったからというような相談というのは、私の知る限りではないかなとは思っております。 一方で、今回ご質問があったような、ワクチンを打つ場合、助成はありますかという相談は、そう多くはないと認識はしておりますが、受けることはございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 泉議員。
◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございます。 思っている以上に苦労されている方、苦しんでおられる方がいらっしゃいますので、その点についてはご了解いただきたいと思います。 このワクチンなんですけれども、その前に、この帯状疱疹に関しまして、国立がん研究センター、中央病院のほうで言われているんですけれども、帯状疱疹はPHN、このPHNというのは、帯状疱疹になった後遺症として神経痛が残るということなんですね。PHNのほか、目にできれば角膜炎、耳にできれば難聴の原因にもなり、油断できない、高齢者にはワクチン接種が何より重要、まずは自治体の助成で受けやすくした上で、定期接種化を急ぐ必要があるというふうに指摘されております。 このワクチン、先ほども答弁ありましたけれども、2種類ありまして、生ワクチンと不活化ワクチン、生ワクチンは1回で済むんですけれども、不活化ワクチンは2回受けなければいけません。大体その生ワクチンで1回に対して約1万円かかります。不活化ワクチンの場合は1回当たり2万円かかります。そうすると、2回やると4万円ということですね。 これはやはり費用がすごく高額なので、皆さんためらわれる方が多いということで、なかなか補助になっていないなということを感じております。 この帯状疱疹は、大体50歳以上から発症リスクが上昇し、70歳以上でピークに達して、80歳までに3人に1人が経験するというふうに言われております。それぐらいやはり対象者が多いということになってまいります。 東京都の文京区では、令和元年10月、都内初の助成事業を実施している。区の補助により65歳以上の区民が指定の医療機関で生ワクチンの接種を受けた場合、自己負担額が4,000円で済む。ただし、これは1回限りということになっております。 埼玉県の美里町でも行っておりまして、これは交付金を利用されているんですね。7月から助成事業をスタートします。50歳以上が生ワクチン、不活化ワクチンを接種する場合は、1回1万円を上限に費用の2分の1まで助成するということで、これは2回までやっていただけるというふうになっております。 ほかにも、例えば豊島区では令和5年6月から、それから板橋区では令和5年7月から、千葉県の鎌ケ谷市では令和4年11月、もう始まっていますね。鴻巣市は令和4年4月、50歳以上に対して、1回につき4,000円の補助ですね。それから桶川市、これも1回につき4,000円で、50歳以上という形で、各地で自治体においてこういう助成を進めているわけなんですね。 なぜかというと、町民の方からそういう問合せが多く、関心が高いということがあって、やはりやらざるを得ないというふうに考えていらっしゃる自治体の方が多いということだと思います。 そういうことを踏まえまして、やはりいちばん人が輝く町ということを町長がおっしゃっております。やっぱり人の苦しんでいるところを助けていくのが大事ではないかと思うんですね。そういった意味で、例えば県に対して支援を働きかけるとか、そういった方法もあると思うんですが、その点についてお伺いしたいと思います。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。
◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 まず、この帯状疱疹につきましては、現在、結構テレビのコマーシャルなんかでも盛んに取り沙汰されているところもあって、住民の方の関心もにわかに増えているのかなというふうに理解をしております。また、そういったワクチンの広報媒体というのが、現状のところ医薬品会社なんですね。公的なCMではないという点がまず1点です。 同様に、国のそういった研究機関でも、明確なところをまだ出していただけていないというところがあって、そこはやはり一つ見極めが必要かなとは思っています。 そうは言いましても、ワクチンが有効であるという点というのは、恐らくこれまでの研究実績からすると確実なんだろうというふうには思っております。 そうしたことから、機会を捉えまして、これは町だけの問題ではないと思っていますから、いろんな自治体が活用できるよう、県あるいは国にも働きかけることができればと考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 泉議員。
◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございました。 ぜひ考えていただきたいと思います。 それでは、最後の質問に入らせていただきます。 デマンド交通の役割。 2023年2月号の広報「みやしろ」の中で、「春からバスがパワーアップ」と題して循環バスを取り上げていました。循環バスは高齢者にとって大切な交通手段となっています。そのためにも、利用しやすい事業の推進が求められます。 新しい循環バス事業として、今後の方針を伺います。 また、タクシー助成事業が本格的に進められるものと思われますが、改善を求める声が多かったことを踏まえ、今後の事業推進について伺います。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 企画財政課長。
◎企画財政課長(菅原隆行君) お答えを申し上げます。 まず、町内循環バスにつきまして、利用しやすい事業の推進と今後の方針という点でお答えを申し上げます。 町内循環バスにつきましては、この4月より、現行ルートを基本とした上で、宮代台、山崎、姫宮地区において、一部ルートを追加して運行を行います。また、利便性の向上を図るため、運行時間を朝15分、夕方45分延長するとともに、これまで昼休みだった時間帯も運行を行い、乗車料金の支払いにはICカード払いも可能としております。さらに、一部ノンステップ型の車両を導入し、バリアフリーの向上に努めるとともに、交差点付近のバス停を見直す、運転手の休憩時間を増やすなど、安全性にも配慮をしたところでございます。 なお、今後の方針についてでございますが、4月からのバス運行事業者は、県内でも幾つもの市町で循環バスの運行を行っている事業者でございますので、ある程度町内で運行をしていただいた後に、さらなる改善点について話し合っていきたいと考えております。また、一定程度経過した後には、循環バスに対する利用者へのアンケート調査を改めて行ってまいります。 循環バスは、バリアフリー化や安全性確保の観点から車両が大型化してきており、走行できる道路が限られてきております。また、人件費や車両費、燃料費の高騰等により、運行経費が大幅に増加しているところでもございます。そうした点も踏まえながら、循環バス及び補完する仕組みについて、引き続き検討をしてまいります。 続きまして、高齢者等タクシー助成事業の今後の事業推進についてお答えいたします。 高齢者等タクシー助成事業につきましては、循環バスが運行しない、あるいは運行できない場所を保管する形で、令和3年度から実証実験としてスタートしたところでございます。令和5年1月末現在の登録者は1,907人でございまして、大変多くの高齢者の皆様に通院や買物等でご利用をいただいているところでございます。 町では、この2年間の事業効果を検証するため、昨年12月から1月にかけまして、利用者500名、利用されていない対象者500名、合計1,000名に対してアンケート調査を行うとともに、タクシー事業者へのヒアリングを行っております。これまでの利用実績やアンケート結果等から把握できたことが大きく2点ございます。 1点目は、循環バスの補完として始めた事業ではございますが、高齢者の皆様にとっては、病院への通院や重い荷物を持っての移動など、数百メートル先のバス停に行くことが困難な方々も多くいらっしゃいまして、タクシーを利用したドア・ツー・ドアのサービスは、循環バスの補完だけにとどまらない大切な移動手段になっているということでございます。 2点目は、町内に絶え間なくタクシーが走っているわけではありませんので、迎車を利用される方が大変多く、その都度、乗車料金のほかに迎車料金の300円を支出することが負担になっているということでございます。 町ではこれらの点を踏まえまして、令和5年度以降につきましても、事業を継続することとし、4月からの再スタートに当たりましては、これまで1乗車につき400円の助成券を1枚使える制度だったものを、1乗車につき300円の助成券を2枚、合計600円分使えるように見直しいたしました。 これにより、迎車を使って初乗りをする場合に、迎車と初乗り料金の合計800円の支払いに対して600円分を補助することで、自己負担は200円となります。また、迎車を使わない場合は、初乗り500円に対して300円の助成券を1枚使うことで、自己負担を同様の200円、つまり迎車を利用しても、利用しなくても、初乗りを200円でご利用いただける制度といたしました。 ぜひ、高齢者の皆様には町内における移動手段として、これまで以上にご活用いただきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 泉議員。
◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございます。 大変丁寧な答弁で感謝申し上げます。 もう時間がないので、かいつまんで質問させていただきます。 この循環バスに関してなんですけれども、やはりどうしてもバス停がないところは、バス停をつくってくれという要望がすごく多くあります。何でバスを持ってきてくれないのかというお叱りもいただいております。 時間ないので、直接、バス停の設置を要望する声を受け止めて、今後、金原、西原東方面といった通行していない地域への運行拡大の可能性はありますか、お聞きいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 企画財政課長。
◎企画財政課長(菅原隆行君) それでは、お答えを申し上げます。 まず、やはりバス事業につきましても、よりよくしたいという思いは当然ございます。金原地区等についても検討はさせていただきますし、かといってできるというお約束もちょっとできないところではございます。 と申しますのも、先ほども答弁をさせていただきましたとおり、やはりバスもバリアフリーに伴って大型化しておりまして、どうしても通れる道路というのも限られてきておりますし、また、これ以上ルートを増やすということになりますと、現在8便走っているバスが間違いなく6便に減ってしまうというところもございます。そうした部分もありまして、前回行ったアンケートの中でも、これまでのルートに戻すということに対して賛成される方というのが全体の6%程度しかいなかったという部分もございます。 また、そうした背景があって、タクシー事業を今回も見直しをさせていただいて、引き続き進めさせていただくというところもございますし、また、全国では補完する仕組みとして様々な取組もされておりますので、そういったところを複合的に検討させていただきたいというふうに考えておりますが、よりよくはしていきたいというふうには考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 泉議員。
◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございます。 一番の私の核心がここだったものですから、しっかりと進めていただきたいということをお願いしたいと思います。 タクシー助成事業に関しましては、前から訴えさせていただきまして、1枚を2枚にしてもらいたいということを訴えていたんですけれども、今回こういう形で2枚にしていただけたということで、大変感謝しております。 ただ、この高齢者タクシー助成ですね、これ7割以上が年間10枚以下しか使っていないということがあるんですね。なおかつ、使うのが大体、病院、通院が全体の過半数で53.5%、買物は17.3%なんですが、要するにお金がやはりかかってしまうんですね。補助はされるんですけれども、1回行くのに2,000円ぐらいかかってしまう。ですから、控えてしまうということがあると思います。循環バスでしたら1回100円で済みますから、そちらのほうが皆さんありがたいのではないかということは感じているところです。 こういったものに対して、新しいデマンド交通をまた考えるということも大事であると思います。先ほど答弁でちらっと言っていただきましたので、例えば大きなバスではなくて、もうちょっと小型のバスで、乗り合いで目的地へ移動できるような、そういったこともありますし、大型のタクシーということも何かあるみたいですので、ぜひご検討していただければと思います。 以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(合川泰治君) 以上で、泉伸一郎議員の一般質問を終わります。 ここで休憩いたします。
△休憩 午前11時01分
△再開 午前11時15分
○議長(合川泰治君) 再開いたします。 引き続き一般質問を行います。
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△金子正志君
○議長(合川泰治君) 通告第12号、金子正志議員。 〔3番 金子正志君登壇〕
◆3番(金子正志君) 議席番号3番、金子正志です。 通告書に従いまして、一般質問を行います。 本日2月27日は、初代町長、斎藤甲馬氏の命日であります。昭和57年2月27日にこの宮代町の空に返りました。 斎藤甲馬町長は、百間村、そして須賀村、この2村を合併し、そして新しい宮代町の発展のために尽くしてこられました。時代に合わせてまちづくりをしっかりする、それが斎藤甲馬町長の哲学であったと思います。 先輩の唐沢議員がいつも言っていました。この進修館、そして笠原小学校は、50年後に宮代町町民に評価される。進修館ができて43年、笠原小ができて42年、東武動物公園ができて42年です。まさしくそのとおり、50年後に評価されております。 私たちの仕事は、今をどう乗り切るか、それも大事でありますけれども、やはり少子高齢化の30年後にどうなるのか、それを見据えて政治を行うことだと思います。 第1次ベビーブームがあり、現在、後期高齢者層になります。そして、第2次ベビーブーム。この方たちは50歳から45歳ぐらい。そうしますと、30年後には第2次ベビーブームの方も後期高齢者になります。そして、第3次ベビーブームはありません。逆に、急激に生まれてくる赤ちゃんの数は減っております。宮代町でも笠原小ができた頃は、年間400人以上が生まれていたと思います。現在はその半分です。そういう時代にあって、私たちは何をしていくか、本当に大事な課題だと思います。 それでは、一般質問に入ります。 2019年にGIGAスクール構想が始まりました。 GIGAスクール構想では、児童・生徒一人ひとりがICTスキルを身につけられるように、ハード面、ソフト面、指導体制の取組を同時に進める改革を目指しています。3点の取組について伺います。 まず、ハード面の質問です。 ①タブレットは家庭に持ち帰ることができるのか。 ②故障、破損した場合の状況。また、修理代金の補助金はあるのか。 ③通信ネットワークについて。通信速度が遅くなる、あるいは途中で固まる、あるいは接続できないなど、何かトラブルはあったのでしょうか。 次に、ソフト面について伺います。 ①情報端末を使って、ゲーム、いじめにつながるような不適切な利用や長時間利用など、問題はありましたでしょうか。 ②学習用のソフト選択は、町教育委員会、あるいは各学校、あるいは先生方にお任せなのでしょうか。 ③デジタル教材についてですけれども、紙の教科書と同じように無償なのでしょうか。有償の場合には補助金はあるのでしょうか。 次に、指導体制について伺います。 ①民間企業の外部人材の活用。ICT支援員の配置はどうなっているのでしょうか。 ②教育現場、保護者からは、どのような声が上がっているのでしょうか。 以上、お願いいたします。
○議長(合川泰治君) 金子正志議員の質問に対する答弁を求めます。 教育推進課長。
◎教育推進課長(大場崇明君) ご質問に順次お答えをさせていただきます。 まず、(1)のハード面についてお答えをさせていただきます。 ①の学校で利用している情報端末の家庭への持ち帰りの状況でございますが、コロナウイルス感染症拡大等による学校閉鎖や学級閉鎖等、不測の事態の際には、各学校長の判断で実施をさせていただいております。また、学校によっては、試験的に1日単位で持ち帰りを実施をしております。 教育委員会としても、通常時の持ち帰りについては、今後、その必要性は高まるというふうに考えておりますので、鋭意検討を進めているところでございます。 持ち帰りの際の課題は、家庭で使用する場合は、学校での利用とは異なり、教職員の目が届かないということです。また、他市町の状況から考えますと、情報端末の破損の増加というものが懸念をされております。そのため、使用法やルールの徹底、家庭との約束、端末の監視や使用制限等、解決すべきことがあり、準備を順次進めているところでございます。 ②の故障、破損の状況でございますが、接触不要などによる内部の故障や落下による破損などによりまして、令和3年度は18台、令和4年度は1月末現在で18台の故障、破損がございます。これまで破損した情報端末の修理代金は、町が負担をしております。 なお、修理代金への国・県等の補助金はございません。 ③の通信ネットワークの状況でございますが、これまで授業に支障が生じるような大きな問題は生じておりません。 次に、(2)ソフト面についてです。 ①の端末を使ってのゲーム、いじめにつながるような不適切な利用や長時間利用についてお答えをいたします。 小・中学校における1人1台の情報端末環境下での学びが本格的にスタートし、活用頻度は高まっております。議員ご指摘のとおり、全国的に情報端末等を活用する中でのゲーム等の不適切な利用やいじめ、トラブルなどは増加をしているというふうに承知をしております。 宮代町におきましては、ゲーム等の不適切な利用やネットによるいじめや中傷などのトラブルを未然に防ぐために、セキュリティソフトを活用するとともに、各学校で端末使用のルールの徹底や情報モラル教育を積極的に進めてまいりました。 このような効果もあり、宮代町の小・中学校における端末を使ったゲームの利用ですとか、ICTを使ったいじめというのは確認はされておりません。 情報端末が身近なものになることにより、SNS等のトラブルが増加することも懸念されます。引き続き、児童・生徒への情報モラル教育を徹底するとともに、保護者に対しても情報提供等を行い、学校と家庭が一体となって使用におけるルールの定着や情報モラル教育を推進してまいります。 ②及び③については関連がございますので、一括してお答えをいたします。 現在、当町ではGIGAスクール構想による端末の購入の基本ソフトとして、Google Workspace for Educationを導入いたしました。導入に当たっては県内の各市町村の状況、デモによる比較を行い、町として導入を決めたところでございます。 そのほかの学習用ソフトについては、国・県の補助金はございません。 当町ではGIGAスクール構想前から導入をしていた学習用ソフトを継続して利用しているところでございます。 なお、1人1台の情報端末が導入されまして、学校の授業で活用していく中で、また、持ち帰り学習を進める上で必要なソフトについては、学校現場の声を聞きながら絞り込み、来年度の予算に計上させていただいているところでございますので、よろしくお願い申し上げます。 次に、指導体制等についてお答えをいたします。 ①の民間企業の外部人材の活用、ICT支援員の配置についてでございますが、外部人材の活用につきましては、小学校におけるプログラミング学習において日工大の教授や学生、アクティブシニアの方々を指導者とした授業を実施をしております。 ICT支援員の配置につきましては、人材確保や予算の確保の問題もあり、現時点では配置をしておりませんが、町内7校のICT担当教員が参加する月1回程度のICT研修での情報交換やGoogle等の講師による教職員研修を開催することによりまして、リーダー教員を育成することで各学校の活用能力を高めております。 ②の教育現場、保護者からはどのような声が上がっているかというご質問にお答えをいたします。 現在、指導体制については、学校や保護者から教育委員会への要望は特にございません。教職員からは、授業においてデジタルドリルを活用することで、子供たちが自分に合ったペースで学習を進めることができている。動画や写真などビジュアル教材を使って学習することで、子供の理解が深まる。プレゼンソフトを活用することで、子供たちが自分の考えを分かりやすく周りに伝えることができるようになったなどという報告を受けていると管理職からは聞いております。 また、健康観察アプリ「LEBER」を活用して欠席連絡や健康状況をデジタル化することで業務負担が軽減したという声が上がっていることでございます。 健康観察アプリ「LEBER」による体調報告については、保護者からも便利になったという声があるという報告を受けています。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 金子議員。
◆3番(金子正志君) GIGAスクール導入後の学校現場の様子がよく分かりました。ありがとうございます。 まず、ハード面について1つ質問ですけれども、各家庭のインターネット環境は100%に達しているんでしょうか、お願いいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。
◎教育推進課長(大場崇明君) お答え申し上げます。 インターネット環境につきましては、令和3年11月に教育委員会から各小・中学校の校長に調査を行っております。それによりますと、現在インターネット環境については、例えば持ち帰り学習をした場合に対応できないというふうにお答えいただいているのが11家庭でございまして、99%はインターネット環境については整っているというふうに承知をしております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 金子議員。
◆3番(金子正志君) 11家庭というのは、7つの小・中学校合わせてでしょうか。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。
◎教育推進課長(大場崇明君) 7つの小・中学校合わせてということでございます。ただ、学校の中にはゼロというところもございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 金子議員。
◆3番(金子正志君) 環境がない方は自宅で学習ができないわけですけれども、その場合、町から何らかの支援というのは考えているんでしょうか。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。
◎教育推進課長(大場崇明君) お答え申し上げます。 町では貸出し用のルーターというものを確保しておりますので、通信環境がないご家庭については、そのルーターの貸出しを行っていきたいというふうに考えてございます。
○議長(合川泰治君) 金子議員。
◆3番(金子正志君) じゃ、対応は完璧ですね。 次、ソフト面ですけれども、全国的にはいじめやトラブルなど増加している中で、宮代町では今のところそういったことはないということで、本当に喜ばしいことだと思います。 GIGAスクール構想による端末導入後の基本ソフトとしてですけれども、Google Workspace for Educationと答えたようなんですけれども、Google Workでよろしいんですか。聞き間違いかもしれないので、ちょっと確認です。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。
◎教育推進課長(大場崇明君) お答え申し上げます。 GIGAスクール構想で使える基本ソフトというのがWindowsとそれとAppleのiPadとGoogle Chromeというものの3種類の中から選択することになっておりまして、宮代町についてはGoogle Chromeを選択したんですけれども、その中のGIGAスクール用に学習用にGoogleが作っているソフトがGoogle Workspace for Educationというものでございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 金子議員。
◆3番(金子正志君) 分かりました。 その基本ソフトは無料なんでしょうか、有料なんですか。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。
◎教育推進課長(大場崇明君) お答え申し上げます。 Google Chromebookの情報端末を購入した際に備わっているソフトでございますので、端末を購入することでついてくるということになりますので、それを無料というか有料というかというのは難しいところでございますが、基本的にはセットでついているものですので、ソフトを使うためだけのお金というのは発生はしておりません。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 金子議員。
◆3番(金子正志君) よく分かりました。 最後に、指導体制についてですけれども、日工大の先生や学生、アクティブシニアの方々、宮代町内の方々に協力していただいて指導対策はできている、大変喜ばしいことだと思います。 アクティブシニアの方は元専門家だった方なんでしょうか、お願いいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。
◎教育推進課長(大場崇明君) お答え申し上げます。 プログラミング教育の中でご協力いただいている方は、住民の方は13名いらっしゃるんですけれども、この方、先ほどアクティブシニアというようなお話をさせていただきましたが、専門家というよりもプログラミングに関して指導できるような、そういう育成のプログラムを受けた方が子供たちに協力したいということで、今回、町のほうのプログラミング教室の中でボランティアとして参加をしていただいているということです。 アクティブシニア自体は、恐らく健康介護課さんのほうで行っていた縁じょいの関係から育成がされているというふうに伺っております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 金子議員。
◆3番(金子正志君) そのアクティブシニアの方々の指導ですけれども、各学校の教室の中に何人か入って画面を見ながら指導するんですか、どういうふうに教えるんですか。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。
◎教育推進課長(大場崇明君) 議員ご指摘のとおり、教室の中に入ってきていただいて、子供たちの画面を見ながら指導していただいているということです。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 金子議員。
◆3番(金子正志君) ありがとうございます。理系に強い子供たちが育つといいですね、本当に。 それでは、次の質問に移ります。 ごみ処理行政についてなんですけれども、まず、2月10日の新聞には、久喜市予算案発表後修正、ごみ処理場をめぐり宮代町の同意なく計上ということで2段見出し、4段記事で大きく載っております。また、2月25日、一昨日ですけれども、今度は3段見出し、6段記事、さらに大きなスペースで、新ごみ施設協議難航、久喜市・宮代町費用分担額合意まだ、新しいごみ処理場を造るのに費用分担でもめていて協議がまとまらないという内容です。 そこで質問です。 新たなごみ処理行政は、令和9年4月稼働予定の久喜市が建設する新たなごみ処理施設について、久喜市の広報でポイントを紹介しています。 昨年12月号では安全について、今年の1月号では環境について、2月号では開かれた施設、3月号から多分予定ですけれども、調和、次に経済性、次ににぎわい、全部で6回シリーズです。このにぎわいというのが直接ごみを燃すことには関係ないものなんだと思います。これは私の想像ですけれども。 質問①、まず組合についてです。 久喜宮代衛生組合は昭和36年3月に設立され、一般廃棄物(ごみ、し尿)の収集、運搬及び処分を宮代町と久喜市は共同で処理してきました。衛生組合は解散するのか、そして新しいごみ処理施設ができたときに新たな組合を設立するのでしょうか。 ②新たなごみ処理施設について、着工の時期、施設の全体像、焼却炉の規模、建築と周辺整備の予算など詳しい内容の説明を求めます。 ③新たなごみ処理施設に、宮代町はどの程度負担する予定なのでしょうか。その場合、宮代町議会に上程されるのでしょうか。 ④ごみ処理を久喜市に委託する場合の委託費は幾らを想定しているのか、また、委託費はどうやって決めるのか、久喜市と交渉して決めるのか、それとも久喜市の言い値で決まるのでしょうか。 ⑤白岡市、春日部市、杉戸町など近隣自治体のごみ処理施設に焼却の余裕はあるのでしょうか。ごみ処理委託の検討はしたのでしょうか。 ⑥ごみ処理を委託すればするほど委託費の支払いが多くなり、町民負担が増すことになります。ごみの減量をどう行っていくのかお伺いいたします。 以上6点、よろしくお願いいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 環境資源課長。
◎環境資源課長(伊東高幹君) それでは、ご質問に順次お答えをさせていただきます。 まず、①につきましては、令和9年4月1日からの久喜市新ごみ処理施設稼働を前提といたしまして久喜宮代衛生組合はその前日をもって解散する方針を久喜市、久喜宮代衛生組合とともに確認をしてございます。 その上で、町は令和6年4月1日から粗大ごみを除く全てのごみの収集、運搬を実施するとともに令和9年度からは全てのごみの中間処理、最終処分までの全ての工程を実施することとしております。 また、し尿について、町は令和6年4月1日から収集、運搬を実施するとともに、処理については北本地区衛生組合に加入して実施することといたします。 次に、②の新ごみ処理施設の詳細につきましてでございます。 着工の時期は令和5年度中とされてございます。また、施設の全体像並びに焼却炉の規模といたしましては、1日当たり155トンのエネルギー回収型廃棄物処理施設、5時間当たり11トンのマテリアルリサイクル推進施設、環境教育学習拠点といった環境啓発施設、屋上通路、散策路、屋上庭園、周回ウォーキング・ジョギングコース、大階段ステージテラスを整備する計画となってございます。 現時点で確定している費用といたしましては、施設整備費用としての276億7,432万8,000円となります。 なお、新たなごみ処理施設に関連します周辺整備の予算等については、現時点で把握してございません。 次に、③の新たなごみ処理施設に係る宮代町の費用負担についてでございます。 新たなごみ処理施設に関する基本協定書に基づき、新たなごみ処理施設の建設に要する費用の負担について、現在、久喜市と協議を進めているところでございます。 協議状況については適宜議会に報告等をさせていただいておりますが、費用負担については予算に関わりますので、しかるべき時期に予算案として議会に上程し、ご審議いただくことになるものと考えております。 次に、④のごみ処理を久喜市に委託する場合の費用についてです。 委託費用につきましても、新たなごみ処理施設に関する基本協定書に基づき、現在、久喜市と協議を進めているところでございます。 次に、⑤の近隣自治体のごみ処理施設の規模についてでございます。 埼玉県の一般廃棄物処理事業の概況(令和2年度実績)に示されました1日当たりの焼却炉の規模並びに稼働率を年間340日と仮定して算出した1日当たりの焼却炉を申し上げます。 蓮田白岡衛生組合は1日当たり270トンに対しまして約78トン、春日部市は1日当たり399トンに対しまして約193トン、杉戸町は1日当たり84トンに対して約60トンとなっております。 なお、近隣市町へのごみ処理の業務に係る委託を検討した経緯はございません。 最後に⑥のごみの減量についてでございます。 現在のごみの減量化の取組主体は、久喜宮代衛生組合になります。衛生組合における減量化の取組といたしましては、ホームページや広報紙を活用した住民の皆様に対する啓発活動のほか、生ごみ処理容器等購入費補助制度、生ごみ処理機や剪定枝粉砕機の貸出制度などがございます。 また、町におきましても、一般廃棄物ごみ処理基本計画に基づき、町ホームページや広報紙における啓発活動を展開するとともに、来年度からは食品ロス削減に関する取組を予定するなど、町民の皆様にごみの減量に取り組んでいただけるような事業を推進してまいります。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 金子議員。
◆3番(金子正志君) 再質問いたします。 まず①、解散して令和9年度以降、新たに組合をつくるのでしょうかという質問もあったんですけれども、新たな組合はつくらないということでよろしいんですか。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 環境資源課長。
◎環境資源課長(伊東高幹君) おっしゃるとおりでございまして、宮代町は宮代町として主体的にごみ処理を行うということになる予定でございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 金子議員。
◆3番(金子正志君) 組合設立しないということは、宮代町は独立して考えていいということですね、フリーハンド。 後ろの質問につながるんですけれども、近隣自治体のごみ処理の余裕を計算しますと、蓮田白岡270トンに対して78トン、余裕が192トン。春日部同じく206トン、杉戸は24トン、合計422トンの余裕がある。計算上はこうなります。422トンですよ。宮代町のごみ全部処理できるでしょう。 例えばですよ、元の百間地区は春日部にごみを燃してもらう、近いですからね。元の須賀村は白岡に燃してもらう、東口は杉戸にお願いする、そうすると、ごみの収集も楽だし、費用も安い。年間に今、支払っている5億円でしたっけ、あれば、十分ごみ処理はできるような気がします。 質問ですけれども、仮にですけれども、久喜にお願いするとして、費用負担についてしかるべき時期に予算計上すると、これ忙しい問題ですよね。しかるべき時期って大体何月議会ぐらいになりそうですか。 それと、議会で否決した場合は、もう久喜と縁を切るという考えでよろしいんですか。 以上、お願いいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 環境資源課長。
◎環境資源課長(伊東高幹君) それでは、お答え申し上げます。 現時点で協議を行っている状況でございまして、議会に上程する時期については未定ということでお答えをさせていただきます。 また、その議案自体が否決されたとしても、それについてはまた改めてその議会の中でもご相談をさせていただくという状況になりますが、それ自体が決裂というふうに直接的につながるものではないというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 金子議員。
◆3番(金子正志君) 来年から町のごみは町で単独で収集するようになると。忙しい問題ですよね。 それと、今後新たに久喜で決めたことがあったとしましたら、町に報告、議会にこのようになりましたとその場で報告して終わらせるのではなくて、まずその決まった書類を1週間前ぐらいに配っていただいて、それでこれに対して質疑がありますかと、議会と同じように、仮に全員協議会であってもきちんとした段取り取ってほしい。それはできますか。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
環境資源課長。
◎
環境資源課長(伊東高幹君) それでは、お答え申し上げます。 前段議員の一般質問の中でも町長がご答弁申し上げましたとおり、協議がまとまる前に議員の皆様と相談する機会を設けるということについては言及させていただいております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 金子議員。
◆3番(金子正志君) 全員協議会で話し合ったことは議事録には残っているでしょうか。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
環境資源課長。
◎
環境資源課長(伊東高幹君) ご答弁申し上げます。 全ての議事録を確認したわけではございませんけれども、一定程度確認をさせていただいております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 金子議員。
◆3番(金子正志君) そうしましたら、議事録を確認していただきたいんですけれども、平成26年、覚書を締結する前なんですけれども、久喜市の説明を聞いて覚書を締結したいという説明が平成26年9月3日か10月17日どちらかにあったと思うんです。議員室で。 そのとき、私はすごい危険を感じたんですよ。これ、後で相当問題になるなと思って。それで、覚書にはどういう法律的拘束力があるのか。それと、覚書の中に違約金、何か書いてあるのかと。約束を破った場合には違約金を支払う、そういった質問をしたんです。これ、本当に危険な状態になりましたよね。何かさらっと流されたんですけれども、そのとき。榎本町長がなって2年目のときですね。前町長のときなんですけれども。 町が答えたのは、違約金のことは何も書いていないということだったので、じゃ、こういう段階、今の段階になったときに、町は選択ができるんだなと思って私は黙って引き下がったんです。私も軽く考えちゃったんですね。多分、行政同士が結んだ覚書、違約金がないからといって簡単に破棄することはできないんだと思います。 この覚書というのは、どのぐらい重みがあるものなんですか。お尋ねいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
環境資源課長。
◎
環境資源課長(伊東高幹君) それでは、お答え申し上げます。 重みという言葉がどういうふうに捉えていいかどうかというのは、ちょっと私も分かりかねますけれども、当時の記録のほうについては確認をしておりまして、金子議員からご質問いただいたことについて、当時執行部は訂正を申し上げて、法律上の契約行為に当たるということでご答弁させていただいているという状況は確認してございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 金子議員。
◆3番(金子正志君) 法律上の契約行為、ただし破棄した場合のペナルティーについては何も触れていない。ということは、破棄しても何のペナルティーもないということでよろしいんですね。これは確認しておかないと、大事な問題ですから。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
環境資源課長。
◎
環境資源課長(伊東高幹君) 破棄した際のペナルティーについては、法律的に確認した状況ではございませんので、ここで明確にお答えすることができないことについては申し訳ないと思っております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 金子議員。
◆3番(金子正志君) それでは、ちょっと戻りまして、費用負担について予算が関わりますのでしかるべき時期に予算案として上程すると。その上程するときに、この覚書のペナルティーについての弁護士の見解を一緒に説明してほしい、上程するときに。 例えばですよ、不動産の場合ですと、契約金額が1億円だとします。そうすると手付金100万円払って、もしやっぱりやめたというときには、その手付金を放棄すればいいんです、100万円。ところが、相手が履行に着手した場合、例えばその家を買うために自分の家を売りに出して売れちゃったと、そういう履行に着手した場合は、やっぱり売るのをやめましたとかといったら、契約金額の20%を支払うとかという違約金をちゃんと書き込んであるんです。つまり1億円に対して2,000万円ですね。 ところが、この覚書、金額が確定していない。じゃ、全部で300億円かかりましたから20%の違約金ですよといったら違約金だって60億円になっちゃう、とんでもないことですね。その辺、分かっていないと議会で手を挙げられないですよね、議員の皆さんも。 だから、上程するときには、この覚書を破棄した場合にはこういうことになりますよという町の顧問弁護士の見解もきちんと説明してほしい。それは約束してほしいんで、約束できるかどうかご答弁、町長お願いいたします。
○議長(合川泰治君) 暫時休憩します。
△休憩 午前11時57分
△再開 午前11時57分
○議長(合川泰治君) 再開します。 答弁を求めます。 町長。
◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 きちっと弁護士と相談して、皆さんに報告をできるようにしたいと思います。
○議長(合川泰治君) 金子議員。
◆3番(金子正志君) そうしましたら、先ほどの課長のご答弁の中で、近隣市町へのごみ処理の業務に関わる委託を検討したいきさつはありません、これはなぜなんでしょうか。 私、平成26年のときにも同じようにこれ質問したはずなんです。近隣市町にごみの委託可能かどうか調べたらどうですかということを。もう10年近く前ですね。こういうことになることを想定して質問したんです、10年前に。ずっとやっていない。 宮代町町民のことを考えてくださいよ。どちらが得なのか、どうすれば一番税金を使わなくて済むのか、そういう視点で行政各運営してほしいんです。 逆に、蓮田白岡衛生組合だって春日部だって余りが200トンもあるんですよ、200トンも。ごみをお願いされて、うちの町は1億円払います、2億円払いますといったら、もしかしたら喜んでやってくれるかもしれないでしょう。かもしれないという話で申し訳ないですけれども。それが検討もしていないと。これは行政の怠慢でしょう、完全に。がっかりしますよ、一町民として。 なぜ、近隣自治体なり、ごみ処理の委託を検討もしなかったのか。その当時の担当者に答えていただきたい。誰ですか。その当時の担当者がもし辞めちゃっているんでしたら、何か申し訳ないですけれども、今の課長さん、よろしくお願いします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
環境資源課長。
◎
環境資源課長(伊東高幹君) それでは、ご答弁申し上げます。 現時点で、宮代町は久喜市とごみ処理に係る協定を結んでおりまして、それが平成28年12月のものになりますけれども、その協定書に基づいて協議をする必要があるというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 金子議員。
◆3番(金子正志君) 協定書の写しがあるんですけれども、第3条の2に、建設に要する費用を案分し負担する、ここにアンダーラインが引いてあるんですけれども、これは最初から引いてあったんですか、それとも後から引いたんですか。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
環境資源課長。
◎
環境資源課長(伊東高幹君) お答え申し上げます。 資料の作成上、前回、議員の皆様に説明する際に活用させていただいたものでございまして、現状、そのアンダーラインはそのときだけのために引いたものでございまして、協定書には書かれておりません。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 金子議員。
◆3番(金子正志君) わざわざアンダーラインを引いて強調するということは、こうならないと町としては困りますよということの意思表示だと思うんですよ。議員の皆さん、これ守ってくださいねと。 でも、こんな大事なことですよ。これから数十億使うか、あるいは毎年5億円以下で近隣の自治体に燃してもらえるか。これは町民にアンケートを取るべきだと思いますね。こういう大事なことは。 確かに循環バスのバス停も大事、高齢者タクシーの400円券も大事、でも桁が違い過ぎますでしょう、このごみ行政についての金額。こういう大事なことは、やっぱり町民の意見を聞くべきだと思いますね。どちらがいいですかと。議会に諮る前に町民アンケートを取ってほしい。こういうときにこそ町民の声を聞くんですよ。それと合併もね。 残り13分になりましたので、3点目の質問に移ります。 タクシー券利用者の声は。 利用者に対してのアンケートではどのような声が上がってきましたか。集計結果を踏まえて新年度以降に改善点はありますか。お願いいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 企画財政課長。
◎企画財政課長(菅原隆行君) お答え申し上げます。 高齢者等タクシー助成事業の検証といたしまして、助成事業の登録者のうち無作為で抽出した500名の方とまだこの事業をご利用いただいていない75歳以上の町民の方500名の合計1,000名に対しまして、郵送によるアンケート調査を実施いたしました。調査は令和4年12月8日木曜日から12月23日金曜日までで、回答率は登録者が322件で64.4%、ご利用いただいていない方が254件で50.8%、全体で576件で57.6%となっております。 回答をいただいた登録者の方のうち約8割の方から、今後も制度は必要であると回答をいただいており、助成券を使ったタクシーの利用目的としては過半数の方が通院でございました。 また、タクシーをご利用いただく際に迎車を利用されている方は、毎回利用している、たまに利用している、利用目的によって利用しているを合わせますと6割を占め、迎車費用について助成を求める声を多くいただいております。 さらに、まだこの事業をご利用いただいていない方につきましても、今は車の運転ができるため利用していないが、必要に応じて登録をしたい等、今後の登録意向が約7割を占めており、さらなる需要が見込まれております。 事業に対するご意見といたしましては、助成額の増額及び利用枚数の増に対するご意見が多く、また、町外のタクシー事業者に対しても同様に助成券が使いたいとの要望もございました。 一方で、財政負担を抑える形で継続をしてもらいたい等の意見も複数あり、事業の実施と財政負担に考慮する必要があると改めて感じたところでございます。 町ではこれらの点を踏まえまして、令和5年度以降につきましても事業を継続することとし、前段での答弁と重なってしまいますが、4月からの再スタートに当たりましては、これまで1乗車につき400円の助成券を1枚使える制度だったものを1乗車につき300円の助成券を2枚、合計600円分使えるように見直しいたしました。 これにより、迎車を使って初乗りをする場合に、迎車と初乗り料金の合計800円の支払いに対して600円分を補助することで、自己負担は200円となります。 また、迎車を使わない場合は、初乗り500円に対して300円の助成券を1枚使うことで自己負担を同様の200円、つまり迎車を利用しても利用しなくても初乗りを200円でご利用いただける制度といたしました。 高齢者の移動手段といたしましては、全国で様々な取組が施行されております。当町におきましても、引き続きよりよい制度となるよう検討してまいります。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 金子議員。
◆3番(金子正志君) ご答弁ありがとうございます。 利用目的によって利用しているということですけれども、どういう利用目的かというアンケート結果もあるんでしょうか。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 企画財政課長。
◎企画財政課長(菅原隆行君) 自由意見欄で何件か寄せられました意見といたしましては、例えば買物に行くときに、行きは自分の健康のために歩いて行ったりですとか電車を使って買物に行くんだけれども、帰りはお米ですとか野菜ですとか荷物が重くなるので、その場合は迎車を呼んで家まで乗せていっていただく、そういったケースが複数聞かれております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 金子議員。
◆3番(金子正志君) 皆様いろいろ工夫して利用しているのが分かりました。 多分、ご年配の方は病院に行くことも多いんだと思いますけれども、私も今は、埼玉の病院へ行っているんですけれども、帰りはタクシー券を利用できないわけですね。大きな病院は幸手と久喜と春日部にありますけれども、宮代町にはないわけですから。 そうしますと、取りあえず400円で1枚が300円で2枚ということで、いい折衷案で前向きに進んたということで、さらに利用者が増えると思います。非常によかったと思います。 残り8分ですので、次の質問に移ります。 最後の質問なんですけれども、町長として合併に対する考えはについて伺います。 今のタクシー券ですけれども、タクシー会社は杉戸の3社です。宮代町にはタクシー会社はありません。杉戸とは非常に綿密にふだんの日常生活の上で密接な結びつきがあるわけです。 そうしまして、今までに、この6年間で杉戸宮代合併に関する質問を何度も繰り返しさせていただきました。 最近は、町長は次のように答弁しています。合併して効率化が進むことはいけないこととは考えていない。合併を拒否しているわけではない。しかし、合併の必要性を感じない。個人が合併アンケートを実施した場合、きちんとした統計データであれば参考にしたいということで、やや合併に対して理解が進んでいるような答弁だと思います。 そこで、3点質問です。 ①県は宮代町と杉戸町との合併で毎年5億3,200万円の行政経費の節減ができると試算しています。効率化が進むことはいけないことではないという表現は弱いような気がします。効率化を進める必要性があると考えるのが地域住民のためではないでしょうか。いかがでしょうか。 ②合併の必要性を感じないのはなぜでしょうか。詳しい説明をお願いいたします。私にではなくて、町民に対して詳しい説明をお願いいたします。 ③個人が合併アンケートを行ったら、きちんとした統計データがあれば参考にしたいとの答弁がありました。町として結果を尊重するということでよろしいのでしょうか。お願いいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町長。
◎町長(新井康之君) それでは、お答え申し上げます。 まず1点目の効率化を進める必要性についてでございますが、これまでも町村会での基幹系システムの共同利用など効率化を図ってきているところでございますが、引き続き効率化は必要であると考えております。 2点目につきまして、近隣市町いずれも厳しい状況の中でまちづくりを進めているわけでございますが、現状では合併について機運が高まっていると伺ったことはございませんし、話が及んだこともございません。そうした点を踏まえ、過去の答弁におきまして、現状で合併の必要性を感じていないからではないかとお答えをさせていただいたものでございます。 3点目の合併アンケートの結果につきましては、まちづくりを進める上での今後の参考とさせていただきます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 金子議員。
◆3番(金子正志君) 2月8日に杉戸町で県政報告会がありました。宮代町は議長が来賓として出席されていました。私は一番後ろの席で聞いていたんですけれども、杉戸町と宮代町、広域連携を密接に進めることと、その中で合併も含めてということをおっしゃっていました。すぎとピアの広いホールでほぼ満席、全町民に対して、宮代町と杉戸町の合併も含めてという県会議員の話があったんです。拍手は起きませんでしたけれども。 現状では必要性を感じていない。町長が考えるのは、現状も大事ですけれども、やはり今日の最初に話したように、次の世代のことも考えていただきたい。 循環バスのアンケート、高齢者のアンケート、それを取るんでしたら、合併のアンケートも取らなくてはいけない。なぜなら、榊原町長、榎本町長、合併アンケートを取って、町民の意識は過半数以上が合併が必要だと答えているんですよ。このままでいいという人は3割ぐらいでしたでしょう。 それを町長に当選したからと町長個人の意思で覆すことはやっぱり許されることではない。どうしても単独でやりたいんだったら、やはり町民の意思を確認しなくてはいけない。当然のことです。 現状で必要性を感じないというのは、行動範囲が狭いからですよ。町中歩いて、隣町も歩いて、そして10年後、20年後も調べて、町がどうなるのか。それで合併アンケートを取るべきなんです。 個人の合併アンケートを町がやったら数十万円で済むんですよ。町は信用があるから。個人でやろうとすると何百万円単位になるんです。個人に負わせる問題じゃないでしょう。どうなんですか、町長。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町長。
◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 私から個人にやっていただくということは一言も申し上げておりませんので、個人でやってもいいかということを言われたので、どうぞというふうにお答えしただけです。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 金子議員。
◆3番(金子正志君) 今の町長の答弁を聞いて、町民がどう思うのか。町がやらないから個人でやってもいいですかと聞いたんですよ。反省が全くなく、聞かれたからどうぞと答えた。町民の皆さんはどう思うんでしょう、この町長の答弁を。 以上で質問を終わりにいたします。ありがとうございました。
○議長(合川泰治君) 以上で金子正志議員の一般質問を終わります。 ここで休憩いたします。
△休憩 午後0時16分
△再開 午後1時15分
○議長(合川泰治君) 再開します。 引き続き一般質問を行います。
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△丸山妙子君
○議長(合川泰治君) 通告第13号、丸山妙子議員。 〔6番 丸山妙子君登壇〕
◆6番(丸山妙子君) 議席番号6番、丸山妙子でございます。 通告に従いまして質問をいたします。よろしくお願いします。 1、令和5年度予算と町の将来の見通しは。 質問いたします。 納税者の減少、子育て支援の財源確保、高齢者の増と、支援は多大となっております。第5次総合計画に係る予算や久喜宮代衛生組合の跡地の整備費用、久喜市の新炉建設の負担金及び今後の維持費、令和6年度からの北本地区衛生組合の負担金など含めるとかなり多額になると推察いたします。 そこで、久喜市の新炉でのごみ処理の委託を決定してからどのように準備、計画してきたのか、今後に係る費用総額の推移をお聞きします。財源確保、町民負担など、住民が安心して暮らせるのでしょうか。 また、和戸駅周辺整備にはかなりの経費を要します。今後、全体として町の人件費が増加していきます。財源はどうするのか、お聞きいたします。
○議長(合川泰治君) 丸山妙子議員の質問に対する答弁を求めます。 企画財政課長。
◎企画財政課長(菅原隆行君) お答え申し上げます。 久喜市の新炉建設に向けた負担額の準備、計画等についてお答えを申し上げます。 町では久喜市にごみ処理を委託するに当たり、久喜市が行う新炉建設における費用の一部を負担する取決めとなっていることから、補助金や借入金を除く一般財源として想定される額を試算し、平成26年度から平成30年度にかけて3.2億円を基金に積み立てております。 この金額は久喜市と調整をしたものではなく、他自治体の同規模処理施設の事例や久喜市ごみ処理施設整備基本構想における財政計画に基づき算定をしております。 このたび令和4年9月久喜市議会において、施設整備に関わる工事請負契約の締結に係る議案が可決され、施設整備費用として276億7,432万8,000円とすることが決まりました。こちらの総額には、ごみ処理施設以外にもにぎわい創出施設等について合算されているため、高額になっているものと認識しており、宮代町の負担額につきましては、維持管理費も含めて現在担当部署において久喜市と協議中のため未定となっているところでございます。 なお、町全体における財政運営につきましては、財政健全化を保つため歳入確保に努めつつも、毎年度見込まれる歳入に合わせて歳出予算を組むことが前提となります。 また、各課で行われている事業の将来負担を予測しながら、年度間で急激な不均衡が生じないよう考慮することも重要です。 今後につきましても、義務的な経費や政策的な経費など事業に優先順位をつけながら年度間の平準化を図り、健全な財政運営を行ってまいります。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 丸山議員。
◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 再質問をいたします。 今議会は私、5人目ですから、久喜宮代衛生組合と新炉に関して質問が出ております。本日の埼玉新聞にも久喜との話合いのことなど記事になっております。 そこで、ご質問いたします。 この答弁にございました協議中で未定ということなんですが、細かい数字はまだ出ないのかなと思いますが、今まで平成26年からどう協議をしてきたのか。久喜市が建てる建物ですので、どう関わってきたのかお聞きします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 環境資源課長。
◎環境資源課長(伊東高幹君) それでは、お答え申し上げます。 関わりと申しますが、金額、お金のことについてということに限定させていただきますと、具体的に協議、久喜市のほうがこれまで平成29年に基本構想をつくって以降、基本計画に至ったのは今年度でございまして、それに基づいて様々な金額、その事業費用を算定している経緯が今ございまして、まさに今後、詳細な計画に基づき、より具体的な数字が出てくるというふうには思いますけれども、お金等の関わり具合について協議をした経緯というのは、令和3年度の一番最後のあたりぐらいからスタートしているというふうな状況でございまして、ここ1年の中で具体的に数字を基に協議を進めてきたという経緯がございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 丸山議員。
◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 今、ご答弁いただきました。令和3年度末から金額に関してとかに対しては進めてきたというお話です。残念ながら私は平成26年、議員になっておりませんでした。28年2月から議員になりましたので、その前の経緯が分からないでおります。 そして、今までのを調べてみたりしますと、積立てを3億2,000万円、2億7,000万円積み立てた時点でまだ足らないだろうということで、5,000万円追加したこともしっかりと覚えております。 それで、この3億2,000万円、現金で用意することだと思うんですけれども、今後の負担を考えて、この3億2,000万円というのはどの程度の負担を出していくものになるのかお聞きします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
環境資源課長。
◎
環境資源課長(伊東高幹君) それでは、お答え申し上げます。 まず、久喜市が新炉を建設するに当たって、当時はその基金を積み立て始めた当時の話になりますけれども、平成26年の年度末から議会の皆様にお願いをして基金を積んできた経緯がございますけれども、当時は久喜宮代衛生組合が主体的に他の事例を研究をして、宮代町と久喜市で行うごみ処理施設の場合は、約150トン規模のごみ処理施設が必要だという前提の下に、他の事例を当たって、例えば成田市ですとか、成田市と富里市で行った事例などを基に、150トン規模の施設を造った場合にはどれだけの費用がかかるのかといったところ、そのときには大体の総事業費として110億円前後が必要だろうと。 そうした中で、活用できるような国の補助金並びに地方債の活用なども含めて必要な額を算定し、一般財源として宮代町としてはその当時、14億円程度の金額が必要になるということで、そのうちの地方債と一般財源を基にして平成26年の段階では2.7億円を算出したと。 その後、平成29年度に久喜市がごみ処理施設の基本構想をつくった結果として、その額が足りないことが分かりまして、平成30年の9月議会において5,000万円の増額の3.2億円としたという経緯がございまして、それが一般財源として必要とした金額を算出した経緯でございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 丸山議員。
◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 今、経緯をご説明いただきました。成田の施設とかを見て110億円必要だろうということで2億7,000万円積み立て、そして3億2,000万円にして、久喜の基本構想もということなんです。 現在、久喜の施設整備費用276億7,432万8,000円ですか、これは久喜市はいろんな補助金など、交付金など使って賄っていかれると思うんですが、この町の負担はかなり増えると思いますが、その辺は町長、どう交渉してどうしていくのかお聞きします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町長。
◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 まず、炉に対する基本的な割合の話合いというのは進んでいませんので、その辺をしっかりと協議をしていきたいと思っていますが、宮代町として支払うべきお金に対しては、きちんと交付金を使うなどしまして、しっかりと手当てをしていきたいというふうに考えております。
○議長(合川泰治君) 丸山議員。
◆6番(丸山妙子君) 今、町長からご答弁いただいたときに、町も交付金などを使いとおっしゃったんですけれども、町がそれはちょっと使えるものがあるんでしょうか。町長も副町長も皆さん、町職員で行政職のプロなので、上手に使っていただくことはすごく期待できるんですが、その辺どういう交付金が出るんでしょうか。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
環境資源課長。
◎
環境資源課長(伊東高幹君) それでは、お答え申し上げます。 まず、この施設自体は久喜市が実施主体となって整備をすると、先日、11月30日に議会全員協議会のほうでご説明申し上げましたとおり、その久喜宮代清掃センターの解体につきましては、その主体を久喜市とするというご報告をさせていただきましたけれども、その関係というのは、1つを造って1つを廃止するといった行為によって、国の交付金であります循環型社会形成推進交付金というのがございまして、その交付金が頂けるということになります。 まず、新しく新設する場合、例えば高エネルギー型の改修の廃棄物処理施設に対しては2分の1の補助ですとか、その機能によって2分の1ですとか3分の1の補助が出ますので、それを久喜市が当然にその施設の整備に当たって充当すると。その残りについて、久喜市と宮代町で必要な財政措置をしていく必要がありますので、2分の1ないしは3分の1を考慮した結果に対して必要なその負担額、負担割合に対して宮代町が負担していくということになりますので、どちらが使うというのは、もちろん久喜が活用するんですけれども、全体額に対して3分の1ないしは2分の1を活用した残りの金額について、久喜と宮代がそれぞれ負担をしていくという流れになります。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 丸山議員。
◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 今ご答弁聞いたのによりますと、じゃ循環型の交付金ということで国から2分の1、3分の1と出るというのは、これはもう新しい炉を造るということに対してで、ちょっと確認なんですけれども、うちの町もそれが委託になるんですけれども、うちの町が使えるのか、今説明でいくと、交付金とか久喜が造るものに対して、残ったものを案分で負担していくと思うんですが、町自体の交付金というのはないということでしょうか、そこを確認いたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
環境資源課長。
◎
環境資源課長(伊東高幹君) 議員ご指摘のとおりでございまして、久喜市がその交付金を受け取るという形になります。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 丸山議員。
◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 久喜市に交付金があるということで分かりました。 となりますと、ちょっと以前の2月11日の埼玉新聞の記事によりますと、協議の負担金が協議できていない状態で上がったこの1億1,907万5,000円というのは、どういう数字から出てきた数字か、お答えください。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
環境資源課長。
◎
環境資源課長(伊東高幹君) それでは、お答え申し上げます。 久喜市が今、事務上のミスがあったということで報道がありましたけれども、宮代町はその内容については承知していないという状況でございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 丸山議員。
◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 承知していないという答弁であったんですけれども、今ごみ処理が処理量割になっております。多分その処理量割とかそこのところから出てきているのかなと推測はしております。以前は人口割でしたけれども。 そうなったときに、前段議員からも出ていた質問なんですが、ごみを減らすということで委託料とか減らしていく努力というのはこの町がしていくことだと思うんですね。前段議員のときに説明がありましたが、粗大ごみ以外はそれぞれ宮代町、久喜市それぞれがしっかりとやっていくということで、町が委託金を払って久喜の新炉でごみを燃やしていただきます。 リサイクル用品とかは燃やさないわけですよね、これからも。すると、今のところプラスチックとかも燃やすことになっていますが、もし、うちの町とかがプラスチックは自分たちで、今までのようにリサイクルをしっかりすると、分別をして、それを業者に売っていったら、本当に燃えるごみだけの負担になっていくわけですけれども、そういうところしっかりと考えていくとか、負担割合、今の処理量割で考えないで、今後のごみを委託料の処理量割で考えていただきたいと思うんですが、その辺は考えているかお聞きいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
環境資源課長。
◎
環境資源課長(伊東高幹君) それでは、お答え申し上げます。 議員もご承知のとおりでございますけれども、今年度一般廃棄物処理基本計画改定を行って、来年度から宮代町も新たな計画に基づいてごみ処理を行っていく必要があって、先般の11月30日の議会全員協議会においても報告をさせていただいておりますけれども、来年、令和6年度から収集運搬業務が、宮代町が主体的に行う必要が出てきたという中で、当然にそのごみ量については住民の皆様、事業者の皆様にご理解をいただいた上で減量していく必要がある。 それが当然に負担金等につながっていく、委託料の削減にもつながっているというところもありますので、そういったところを丁寧に広報しながら、皆様のご理解を得ていきたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 丸山議員。
◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 今後しっかりとごみ減量の推進をしていくということで理解してもよろしいでしょうか。 そして、先ほど前段者の答弁の中にありました、令和5年度は食品ロスのほうにも広報とか力を入れていくということなので、それも併せまして減量を推進していく、町の考えはしていくのか、もう一度お聞きします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
環境資源課長。
◎
環境資源課長(伊東高幹君) それでは、お答え申し上げます。 令和5年度いっぱいまでは、久喜宮代衛生組合で宮代町のごみの収集運搬業務を行いますので、それ以降、令和6年度以降になりますけれども、それ以降については、宮代町のほうで責任を持ってその減量化に取り組みたいというふうに考えています。 またあわせて、食品ロスの取組につきましては、令和5年度の当初予算にもお願いしておりますけれども、関係する事業者の皆様に協力を得ながら、例えばお店の事業展開の中で、食品ロスを図っていただけるような取組を協力要請をさせていただきたいというふうに考えておりますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 丸山議員。
◆6番(丸山妙子君) しっかりと責任を持って、食品ロスは令和5年度から、令和6年度からはそれぞれ市、町で別々になりますので、しっかりと責任を持ってやっていくということでよろしくお願いします。 そして、今、質問もさせていただいているわけですけれども、かなりの負担金になります。しっかり数字が出るときというか、まめにやっぱり議会のほうに報告をしてくれないと、今、町民が非常に不安に思っております。 そこで、町長にお聞きいたします。 一般会計予算の総括でも私、意見を述べさせていただきましたけれども、ごみのこととか環境のこと、それがごみのことが触れていない環境のことで、町長の施政方針が出ておりました。そこで、この町が今一番取り組まなきゃいけないことは、新しい炉に委託していく負担金と、炉の衛生組合の解体だと思うんですが、いかがお考えでしょうか。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町長。
◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 衛生組合の解体のことをはじめとしまして、久喜に委託をしていくということ、宮代町の負担金が幾らになるかということは1つの大きなテーマだと思っていますので、大事な課題としてしっかりと努めてまいりたいと思います。
○議長(合川泰治君) 丸山議員。
◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 今回質問の中に出してご答弁いただいたんですが、1の最後のほうですね、和戸駅周辺整備にはかなり経費が要するということで、今後町のいろいろ含めてです、増加していくわけですけれども、その財源、この和戸駅周辺整備に結構ここ一、二年で随分動きがありましたが、これだけ、はっきり言って借金のようなものなんですが、いっぱい持っている中で、この開発にする経費はどこから、財源はどうするかという答弁がはっきりと出てきていないんですけれども、もう一回こちらの答弁お願いいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 企画財政課長。
◎企画財政課長(菅原隆行君) お答えを申し上げます。 先ほども答弁を一部させていただいたところではありますが、歳入に合わせてやはり歳出を組むというのが必要になりますので、各課のほうから必要な事業費を算出していただいて、その中で優先的な順位をつけて歳入に見合う形で、例えば先にやる事業、後にやる事業というのはどうしても出てきてしまうんですけれども、その歳入の枠の中でやっていけるように財政運営を行いますので、そういったことで理解いただければというふうに思います。 以上です。
○議長(合川泰治君) 丸山議員。
◆6番(丸山妙子君) 丸山です。 答弁でいただいていて、義務的経費と政策的経費ということで、ごみのほうの、10年前から分かっていたことで、金額は想像以上に増えちゃったわけですけれども、これは義務的経費、政策的経費だったら多分義務的経費になっていくのかなと思うんですけれども、政策的経費の町の開発とか、その辺はすみ分けはどうしているのか。ごみの関係のお金というのはどっちに入るんでしょうか。義務的ですか、政策的ですか、お聞きします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 企画財政課長。
◎企画財政課長(菅原隆行君) ごみ処理に係る負担金につきましては、義務的な経費として計上させていただいております。財政の推計の中ではそうした負担額についても中に入れております。 以上です。
○議長(合川泰治君) 丸山議員。
◆6番(丸山妙子君) 答弁いただいたように義務的経費だと私も理解はしております。ただ、その義務的経費が非常に大きいこの時代に、政策的経費をどうやっていくか、各課から出ているとは思うんですけれども、今回、和戸横町に民間が開発してくれたことによって、町財政が豊かにちょっとなったと思います。 そのあたりは、その時点というのは、町は経済的というか、出していないとお聞きしていますけれども、経費はかかっていないのか確認いたします。和戸横町の開発に関してです。民間事業者がやったことで、町としては大きなお金は出ていないかお聞きします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
まちづくり建設課長。
◎
まちづくり建設課長(成田雅彦君) お答えいたします。 和戸横町の工業団地土地区画整理、完成しまして、今、大和ハウス工業のDPL久喜宮代が今テナントを募集しているところでございますが、その土地区画整理事業そのものは民間事業ということで、町の支出はございません。 また、その周辺の道路整備、あと下水道整備、あと水道整備という絡んだインフラ整備があるんですが、これも全て施行者側の負担でやっていただいておりますので、町の支出はなくて、ただ、人的支援という形で、区画整理の認可申請とかそういう国・県への申請行為とか、そういうものはお手伝いしていたところでございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 丸山議員。
◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 今、答弁いただいたように、民間が開発したということで、道路とか下水道も全部民間のほうでということでお聞きしました。 ということは、何か私は、新炉の負担とか大変大きなものがある中で、これから推進していくのはやっぱりこの方法かなと。町は民間が入ってきやすいように、そういう来た、開発したいというときに、申請を出したりそういうことは町がやるけれども、このような開発ができていくといいと思いますが、そのあたり町長はどうお考えでしょうか。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町長。
◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 前段の議員さんにもご回答申し上げましたとおり、和戸周辺、また姫宮周辺のこれから開発が幾つか出てくるかと思います。それらに関しましては、民間活力を活用して、民間活力を受け入れて一緒にやっていきたいというふうに思っています。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 丸山議員。
◆6番(丸山妙子君) 今、町長から答弁いただいたように、民間の活力を、お力をいただいて一緒にということなんですが、そうなると町の持ち出しはあまりない方法でやっていただけるということでしょうか。 今、町民の皆様はこのごみの問題で、新炉の建設で非常に不安を持っております。金額が桁違いですので、やはり定住促進、そして笠原小人気でたくさんの若い方が来ていますけれども、新聞記事等にこう出ますと、この町安全かなと、安心できるかなと心配になると思うんですが、そのあたりこの時期にすごく開発を進めていくというふうに不安を持っている、私もそうなんですけれども、持っている町民もたくさんいます。 まず、本当にちゃんと炉をしっかりと委託するだけの炉の金額を払えて、それでちゃんとやっていけるかと、そのあたり心配していますけれども、第一優先はやっぱりその炉の問題、そのあたり中心にやっていくのか、もう一度町長にお聞きします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 副町長。
◎副町長(渋谷龍弘君) お答え申し上げます。 前段の議員等からもいろいろとご心配のご意見を頂戴しておりますけれども、久喜市とはもう60年以上、正確には62年間共にごみの共同処理を行ってきたという古い歴史があって、その間お互いの信頼関係で取り組んでまいりました。 久喜の市長におきましても、宮代町とは今後も連携を図りながらごみ処理に取り組んでいきたいという考え方を確認をしてございます。 したがいまして、町といたしましても、平成28年に締結しております基本協定に基づきまして、久喜市にごみ処理を委託するという前提で、引き続き久喜市と協議を進めてまいりたいと思っております。そして、その新炉建設の負担金の割合の方向等が明確になった段階で議員の皆様方のほうに丁寧にご説明申し上げまして、ご理解をいただけるよう努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 丸山議員。
◆6番(丸山妙子君) 丸山です。 おっしゃっていることはよく分かります。信頼の上に成り立っているので、この時期においていろいろ出てきてしまった、この10年間、私も議員になって丸7年たちました。でも、新炉のことに関しましては久喜が建てるということで、報告は当然なかったんだと思いますが、こういう状況になってその前のこととかも調べてみますと、その10年前になぜ、ほかの議員も質問したりしていますけれども、そのときになぜ議員とともにやってこられなかったのかなと。町の体制がどうしてかなと、そこをちょっと思います。 し尿に関しましても、北本地区衛生組合にし尿をやっぱり今度は事務組合で入っていくわけですが、それが決まったときも、もう決まった状態で報告でしたよね。何かそういう感じだととても議員としては不安になります。 そこで、今後、本当に逐一、私たち議員が心配になるということは、町民がもっと分からないからパニックになってしまいます。そのあたり詳細に説明がこれからあるのか、しっかりと説明をしていくのか、もう一回、町長にお聞きいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町長。
◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 久喜市とのこれから調整に当たりまして、出てきた課題、もしくはこの程度でどうだろうかとかいうような数字が見えてきた時点でしっかりと報告をして、皆さんと一緒に協議をしていきたいと思います。
○議長(合川泰治君) 丸山議員。
◆6番(丸山妙子君) よろしくお願いいたします。 そして、やはりこれは大きな問題ですので、この近隣でもやっぱり財政破綻になりそうで合併したところもあります。そのときは職員さんたちも給与カットとかボーナスカットとかそういうところまで追い込まれています。でも、それ現実問題です。私たちすごく不安なのは、そういうふうな道に行かない政策をしっかりこの町が取ってほしいと思っています。 そのあたり、今、町民の不安を町は、私から見るとしっかりはやってくれているんでしょうけれども、のんびりしているように見られます。本当にこれで大丈夫なのかという町民の不安が、気持ちは届いているのでしょうか。 しっかりと本当に、金子議員がよく町長の給与カット2割とかとおっしゃっていますけれども、今本当に真剣に考えなきゃいけない、背筋を伸ばしてしっかり考えなきゃいけないときに、数字が出せないということはあり得ないと思います。 そのあたり、今、町長にご答弁いただきまして、しっかりと数字が出た時点で協議をしていくとお聞きしましたけれども、このあたり、そういうもし払えないような金額が出てきた場合、町長、教育長、副町長、給与カット少ししたところでごく僅かだと思いますけれども、そういうことも考えていかなきゃいけない現実になることもあるということは考えていますでしょうか。 ならないようにしっかりしてやっているという答弁ではなくて、そのあたりしっかり考えているかお聞きします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町長。
◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 まず、きちんと交渉していく中では、しっかりと将来のことを考えていかなければいけないというふうに思っていますが、正直申し上げまして、まだ久喜市で詳細設計も何もしていないわけですね。設計が終わっていないのに、どの部分を宮代町が幾ら負担するという協議は始まらないんです。 ですから、今、大変大きな問題というふうに先ほどからお話をされているんですが、全体の総額は久喜市でお示しいただきましたけれども、その中身というのはまだきちんと詰めておりませんし、また宮代町がその中のどの部分を負担するのかということは話し合われておりません。 また、私も前ご説明しましたけれども、宮代町が委託をお願いする部分、そこに関しての調整だというふうにお話をしていますので、久喜市の大きな構想、それをまともに受けてはいませんので、またあと、25日新聞に出ていましたように、難儀しているというふうに出ていますけれども、まだその段階まで全然至っていませんので、何で難儀しているというタイトルで新聞が出ちゃうのかこちらが聞きたいぐらいですので、その辺はご心配のないようにしていただきたいと思います。 今まさにやっとテーブルに着き出したところですので、これからしっかりと話合いをしていきたいと思っています。
○議長(合川泰治君) 丸山議員。
◆6番(丸山妙子君) 今ご答弁いただきましたけれども、本当に新聞記事しか読んでいない町民にとっては不安で不安でたまらないんですね。そのことで、それも関しまして、私がこれ一般質問出したときには新聞が出る前だったんですけれども、でも、今、町長にそういうご答弁をいただいて、安心もするし、していくと思います。しっかりと対応していただきたい。 それで、先ほども言っていますけれども、詳細、協議がしっかり出てきたらしっかりと議会のほうにも町民にも報告をお願いしたい。何かやはりちょっと金額の相違があったときも、しっかりと議会に相談をしていただきたいと思います。お願いいたします。 では、2問目にいきます。 統廃合で中学校1校にの計画は、いじめ問題の現状から見て最適か。 小学校での第三者委員会の立ち上げが2件続いています。ほかの小学校でもいじめ問題が出ていると聞いております。自由選択制導入で4校の小学校、3校の中学校から通いたい学校を選べることは、宮代町の特色の一つであり、町民にも定着しています。 中学校が1校となり規模が大きくなるということですが、たとえクラスが違っても同じ学校にいることで大きなストレスになり、不登校にもつながりかねない。主役は当事者の子供たちです。いじめ問題の解決と町の方針に乖離が生じないかお聞きいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。
◎教育推進課長(大場崇明君) お答え申し上げます。 ご質問では、いじめ問題の解決の方策と中学校が再編されて1校になるこことの問題点をご指摘いただいたものと承知をしております。 小・中学校の適正配置については、平成25年度から検討を進め、検討過程では町民、議会の皆様から様々なご意見をいただいたところです。そうした様々な意見があったこと等を踏まえ、令和元年度に審議会を再設置して検討を進めてまいりました。その結果、町では今後20年をかけて小学校を3校に、中学校を1校に再編することを目指すこととし、ご案内のとおり昨年度、町内4地区で住民説明会を開催するなどして、町民の皆様に町の考えを説明させていただいたところでございます。 小・中学校の適正配置の取組は、20年という長期間の取組でもございます。学校教育制度もその間に現時点では想定していないような見直しがなされ、学校の適正配置の取組に影響する可能性もあります。 また、本町において、第5次総合計画に基づくまちづくりを進める中で、現在見込んでいるほど児童・生徒数が減少しないなどの状況が生じる可能性もあり得ます。 こうした現状では見通せない点もあるため、町では令和9年度から検証し、現在の取組をそのまま進めるのか、あるいは様々な状況を勘案して、進めている取組について調整を行うのかなどを改めて検討することとしているところでございます。 学校の適正配置は、子供たちのために町としてできる最高の教育環境を提供するためにどうするかを常に考えていくものだと承知をしております。 令和9年度以降の検証では、将来の児童・生徒数の状況はもとより、学校教育制度の状況、ICT教育の状況、ご指摘にございますいじめ問題など、学校を取り巻く状況等、様々な観点から検討を進めていくことが肝要であると考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 丸山議員。
◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 再質問をさせていただきます。 今現在、質問にも書きましたように、第三者委員会の立ち上げ2件続いております。そんな中で、報告も受けておりますけれども、やはり学校の対応、教育委員会の対応にちょっと問題があったところがあります。 そのような点で、これから条例もしっかりつくっていくということで議案には出ていますけれども、そのあたりどのように、初め報告受けたときに、えっ、こんなに期間があって、このいじめの問題が出てこんなに遅く議会に報告があるのかとびっくりしたのと、子供の成長が早いはずなのに何かのんびりしているという感じがしました。 そのあたり、教育委員会、学校、問題があると先ほど言いましたけれども、そのあたり責任というか、条例をつくることも責任を感じてつくるんだと思いますけれども、そのあたり担当課とか担当者、担当、教育長がトップですから、そのあたりどう考えているのか、お気持ちをお聞きします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。
◎教育推進課長(大場崇明君) いじめの問題についての、今回、調査委員会の報告の中で学校の対応ですとか、教育委員会の対応も含めて様々な課題等をご指摘をいただいたところでございます。 決してのんびりしていたわけではないんですけれども、いじめの問題についてより機動的に動く必要性というのは感じたところでございます。そのため、今般議案のほうでもいじめの組織に関する条例のほうをご提案をさせていただいておりますが、一方で宮代町のいじめ防止基本方針というのがございますけれども、そちらをより実効性のあるものにするために改定もすることとしております。 その旨につきましては、先般も各校長のほうにその趣旨を伝え、各学校の基本方針についても、より実態に即したものに見直すように指導したところでございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 丸山議員。
◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 今、ご答弁いただきました。それで、答弁の中にもこの取組、20年かけてやってくださるということなんですが、学校の人数ですね、1クラスの人数が変わったり、いろんなものが変わってきております。そして、町の人口、子供の人口も思ったより増えている状況で、学校の増築、学童保育のまた2つ目をつくるとかそんな状況で、この適正配置の計画をしているときとまたどんどん変わっていることがあります。 そして、今、これはまた改めて質問もしたいことなんですけれども、何か中学校1校というのは新井町長の公約でもあるんですけれども、適正配置をしっかり考えるということは私もすごく賛成はしているんです。 ところが、戸田市なんかは防災士を中学生70人、地域に令和5年度の予算で70人分の防災士の予算もつけています。そして、ここ数日、ニュースにもありますけれども、渋谷区は財源も豊かですが、ほとんどの学校をなくさないで全部改築するとなっていますよね。 この町は1校にすると前から言っていることで、常に私が言うんですけれども、治安がだんだん悪くなっているときに、温暖化のときにどうするかという問題があります。そのあたりをやっぱり地域に子供、中学生がいることの重大性というのはすごく私も感じているし、担当課の方も分かっていると思うんですね。 そこで、1つお聞きします。不審者情報が、安全パトロールとかもうちの家族の者とかやっていると、LINEとかで不審者出ましたとかありますけれども、結構あるんだなと私は感じて、うちの者が、こういうのあるよ、須賀中地区であるよと教えてくれるので、それあって考える部分があるんですけれども、全体的でも学校別でももし分かったら、年間にどれぐらいあるのかとか、どういうところに出たとか、お分かりになればお願いいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。
◎教育推進課長(大場崇明君) お答え申し上げます。 いわゆる不審者的な情報が年間どれぐらいあるかというようなご趣旨のご質問だというふうに思います。 令和4年度の2月の現在までということになりますけれども、不審者情報については18件、その他、犯罪脅迫情報について8件ございまして、26件ほど教育委員会のほうから各小・中学校に情報提供させていただいた事例がございます。 どういった内容を情報提供するかということについては、当然町内でそうした不審者情報が出た場合は、これは必ずメールをしますし、それと近隣の市町においてそうした情報があった場合についても、注意喚起を促しているということでございます。それが2月末までで26件ということでございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 丸山議員。
◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 やはり不審者情報あって、私自身も相談を受けたことがあります。そんなにうちの町は、いつもよく皆さんおっしゃいますけれども、南北に長いので、やはり通学路も心配だったりということはあります。 そして、いじめ問題も本当に私の知っているところで、小・中でちょっとあって、高校でやっとその人がいないからとすごく元気に行ったのに、また大学で、大学なんて広いのに、やっぱりそこからもう通えなくなってしまったとかと実際聞いたことがあります。 そのようなことで、今この町が自由選択制で4つから選べて1つになるということの、子供の気持ちになって考えているか、そのあたり。これからいろいろな問題も出てくると思いますし、いろんないい方向にも進むと思いますけれども、そのあたり、もう一度、じゃ教育長にお聞きします。 今、自由選択制なのに1校にしてしまうということをちょっと短く、質問時間もなくなってしまいましたので、短めでそのあたりどう考えるのかお聞きします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育長。
◎教育長(中村敏明君) お答え申し上げます。 1校にすることと、それから選択制をするという、それは両方に長所があり、両方に短所があるということは、もう議員さんもお分かりのとおりだと思います。 私どもとしては、これを議論するに当たって審議会の中でお願いをしてきたわけですけれども、人間関係を保つことであるとか、多くの人間の中でやれることとか、それから、部活のこともそうですし、担当する教員数のこともそうですし、そんなことから勘案してできるだけの規模を確保したいということで、そうすると結果として1校になってしまうということで、結論いただいたということだと思います。 また、今後の状況に応じて、それも考えていきたいというふうには考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 丸山議員。
◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 教育長、ご答弁いただきました。 メリットもデメリットもありますし、今後、今度は人数が多過ぎて大規模校になり過ぎるという心配もありますので、しっかりと状況を考えて、町のことをしっかり検討していただきたいと思います。 じゃ、次にいきます。 3番目です。和戸交差点の右折信号の設置はいつになるか。 和戸交差点の工事が進み、右折車線ができたことは喜ばしいことと皆さん捉えています。ところが、そのことにより、かえって危険な場面が多くなりました。県内では、前知事の取組強化策で県道の右折レーンでは信号機の矢印表示で右折ができるのが当たり前となっています。直進車の運転手の方は、対向車には右折信号あるかのように思って、信号が黄色でも速度を上げて直進し、ひやっとすることがあると住民の方から聞いています。私も一回ございました。 和戸横町の流通センターが稼働すると、トラックなど関係車両は和戸の交差点を通過いたします。事故防止の観点から設置の明確な時期をお示しください。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町民生活課長。
◎町民生活課長(吉永吉正君) お答え申し上げます。 ご質問の和戸交差点は、県道春日部久喜線と県道さいたま幸手線とが交わる交通量の多い十字交差点で、近くに東武鉄道の踏切もありますことから、特に朝夕については渋滞が発生し、また、県道同士が交差するため右折需要も多い交差点でございます。そのため、交差点の改良工事が行われ、新たに右折車線が設けられましたことから、少数ながら右折車両が滞留できるようになりました。 しかしながら、交通量は多く、さらなる渋滞の緩和、また通学路としてこの交差点を利用する児童・生徒の交通事故防止を図るためにも、ご指摘のとおり、右折矢印信号機の設置が必要と考えており、令和3年に宮代町から杉戸警察署長宛てに右折矢印信号機の設置要望書を提出させていただきました。本年度も継続して杉戸警察署に右折矢印信号機の設置要望を続けているところでございます。 なお、信号機の設置につきましては、埼玉県公安委員会の判断に基づいて行われるものでございますが、右折矢印信号機設置の実現に向けて、今後も粘り強く杉戸警察署に要望を続けてまいります。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 丸山議員。
◆6番(丸山妙子君) 丸山でございます。 再質問させていただきます。 この質問は、12月議会でも地元の山下議員からも出ております。多分そのときと答弁があまり変わっていないとは思うんですけれども、和戸横町のトラックが、今、半分ぐらいの契約があるということで、4月からですか、稼働を始めると確実にトラックが和戸交差点を通りますけれども、そのあたり増えるということで警察にお願いを、今までの状況と変わってきますので、事故の確率も高くなる、その点でこの和戸の横町の流通センターが開業するということで、改めて杉戸警察に要望は出していますか、お聞きします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町民生活課長。
◎町民生活課長(吉永吉正君) 和戸横町の物流施設が造られていて、間もなく、議員ご指摘のとおり、交通量が増えることが予想されるということは、杉戸警察署にも情報提供してございますが、改めまして、やはりそういう状況を実際にまた警察の方にも見てもらい、そうした情報とともに重ねて要望してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 丸山議員。
◆6番(丸山妙子君) 6番、丸山でございます。 情報提供を杉戸警察署にされているということなんですけれども、情報提供も必要ですけれども、それによって事故の確率は確実に高くなります。渋滞も増えますし、そのあたりしっかりと状況で、情報提供だけではなく、うちの町にとってやはり安心・安全に暮らせるというのが町民の願いですので、事故の確率を減らすというところは再度しっかりと杉戸警察に、担当課が多分行くのかもしれないけれども、町長も行っていただいて、危険が一人でも犠牲にならないよう、やっぱり渋滞の緩和も必要ですので、そのあたりしっかりと要望をしていただきたいと思います。お願いいたします。 じゃ最後、4点目です。 公民館のネット予約の取組を。 公民館の予約は、高齢者の利用が多いとの理由等もあり、今でも電話での予約です。予約した後、教育委員会の窓口に利用代金を支払いに出向くことになっております。新型コロナワクチンやマイナンバーカードなどを見てもネット予約の時期に来ています。貸し館だからこそ必要だと思います。なぜ取り組まないのかお答え願います。 (1)利用者が土日のキャンセルができない状況は、利用者サービスにつながりません。対策を講じる時期ではないでしょうか。 (2)公民館には職員が常駐していないので、土日などは予約せずに利用ができてしまいます。不当利用を把握しているのかお聞きします。 金曜日に予約したものは、公民館掲示の利用表には反映されません。予約者か予約なしで使っているのか分からないのが現状です。改善をお願いいたします。 (3)公民館としての役割として、利用団体対象の避難訓練実施はされています。教育委員会主催の講座など開催する計画はありますか。 4番目、赤ちゃん休憩所は大きさも小さく、役に立っておりません。導入されてから非常に長くなりますが、今後の見直しについてどう考えるのかお聞きいたします。 以上、4点です。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。
◎教育推進課長(大場崇明君) 公民館のネット予約の取組について、私のほうからは(1)から(3)までお答え申し上げます。 まず、1点目のご質問にお答え申し上げます。 公民館の予約については、議員ご指摘のとおり、各公民館に職員が配置されていないこともありまして、利用予約については電話または窓口での予約となっております。また、利用料金についても窓口にお越しいただいてお支払いをいただいております。また、キャンセルについても、土日や祝日のキャンセルには対応できない状況でございます。 公共施設のネット予約は、本町にとっても、町民の皆様をはじめとした利用者の皆様のサービス向上のための課題であると承知をしております。そこで、町では電子予約システムの導入に向けて検討に着手したところでございます。 2点目のご質問にお答え申し上げます。 公民館の利用に当たっては、利用者が公民館の開錠及び施錠を行っていただいています。職員が配置されていないため、ご指摘にある土日も予約なしで利用しようと思えばできる状況にあることは承知をしております。 現在、本町の公民館は、利用者の皆様と管理者である町の信頼関係により施設運営をしており、いわば利用者の皆様と共に積み上げてきた宮代町ならではの管理運営方法ではないかと考えております。 そうした中、もし土日などに不当に利用されている方がいるとすれば、残念なことであると思います。もしそうした利用が日常的に行われているようであれば、利用者の皆様にはご不便をおかけする可能性もありますが、対応を検討していく必要があると考えております。 また、利用日の直前の予約の周知については、できる範囲で追記するなど対応を図り、利用者の皆様に分かりやすいような周知を図ってまいりたいと考えております。 3点目のご質問にお答え申し上げます。 教育委員会主催の講座などの開催計画についてでございますが、公民館は社会教育法第22条において、定期講座の開設や展示会等を実施する事業が位置づけられております。ご指摘にございますとおり、法律が目指す公民館の役割としては、社会教育に係る様々な事業を実施していくことを前提としているものでございます。 しかし、現状、公民館には職員が配置されておらず、現実的に主催事業を実施していく体制が整っておりません。したがいまして、現時点では教育委員会の主催事業を実施していく計画はございません。 その点から考えると、公民館として果たす役割として十分ではない点もございますが、本町の公民館は利用者の皆様が主体となって様々な活動を展開していただいており、町民及び利用者の皆様の生活文化の振興に寄与しているものと認識をしているところでございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君)
子育て支援課長。
◎
子育て支援課長(横内宏巳君) 続きまして、(4)の赤ちゃん休憩所につきましてお答え申し上げます。 赤ちゃん休憩所でございますが、こちらは埼玉県が子育て支援策の一環として推進している「赤ちゃんの駅」登録事業に基づき設置しているものでございます。 当事業は、子育て中の家族が安心して外出できる環境づくりを進めることを目的として、県内のスーパーマーケットや病院、公共施設等の協力により、誰でも自由におむつ替えや授乳ができるスペースを赤ちゃんの駅として設置、登録し、県のホームページ等により県民に周知しているものでございます。 宮代町内では、平成22年度に公民館を含めた13か所の公共施設等に設置され、各施設の状況に応じて授乳やおむつ替えができるスペースが設けられたものでございまして、公民館につきましては新たに専用のスペースを確保することは難しかったため、ロビーや給湯室の一角を授乳用スペースと位置づけ、目隠しとなるつい立てとテーブル、椅子などを県の助成を受けて設置したものでございます。 しかしながら、現在においても各施設ともスペースに限りがあり、町内公民館では授乳用の最低限のスペースと設備を設置するにとどまらざるを得ないのが現状でございます。 今後につきましては、現状の見直し等も含め、施設の建て替えや大規模修繕などの際に関係課とも調整しながら、安心して快適にご利用いただけるスペースの確保に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 以上で、丸山妙子議員の一般質問を終わります。 ここで休憩いたします。
△休憩 午後2時17分
△再開 午後2時35分
○議長(合川泰治君) 再開します。
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△議案第9号の質疑、討論、採決
○議長(合川泰治君) 日程第3、議案第9号 令和4年度宮代町
一般会計補正予算(第8号)についての件を議題といたします。 本件は既に上程、説明済みであります。 これより質疑に入ります。 本件に対する質疑はありませんか。 山下議員。
◆4番(山下秋夫君) 何点かお伺いします。 最初に、歳出のことでちょっとお伺いします。 16ページ、総務費の(6)です。一般管理費の(6)地域コミュニティ活性化事業でございます。347万円減ということが書いてあります。内訳を見ると、区分13の使用料、それと備品購入費が減となっております、主に。この建物借上料、100万円を減となっているんですけれども、これは借りるときは普通は年間で幾ら、月々幾らということで借りるんじゃないんですか。その辺のところがどういうふうに100万円も余分につけたのか、余っているのか、ちょっと訳分からないなと思って、普通の家賃だったら払いますよね、毎月幾ら、年間幾らということで。その辺の説明をお願いします。 それと、事務所備品費が170万円もこれ減っているんですけれども、予算との関係でこれは急ぎではないから上げて、また来年度予算につけるのかどうか、その辺のところの説明をお願いします。 それと、次のページ、18ページの会計管理事業でございます。768万円マイナス、これも消耗品なんですけれども、ただ、事業執行費の云々と見込額の減ということでちょっと分からないんですけれども、これは急ぎでないものを計画的にこういう減にしてしまったのかどうか、本年度の予算では1,050万円またついているんですけれども、その辺の関係でまたつけているのかどうか、その辺のところをお願いします。 それと、20ページになります。民生費の社会福祉総務費の(3)重度心身障害者医療費支給事業です。今年度のところが1,500万円ほど減っているんですけれども、これは対象者が減ったからこういうふうになっているのか、それとも基準が下がってしまったからもらう人が少なくなってきたのか、その辺のところ支給が低くなってきたのか、その辺のところをちょっと詳しくお願いしたいと思っているんですけれども、所得制限か何かあるのかどうか。その辺のところも詳しくお願いします。 それと、次のページ、22ページの老人福祉費なんですけれども、これも152万円減っています。その辺のところで、これは障害者更生援護事業です、その上の。在宅重症心身障害児等レスパイトケアと書いてありますけれども、これは子供だけを扱っている看護の補助というか、お手伝いを楽に、介護している人たちの援助が必要ということで、子供だけの対象ではないでしょうか。その辺のところ、対象者としてはどういう基準でやっているのか、ちょっと教えていただきたいなと思っています。 それと、その同ページの(8)長寿いきがい支援事業でございます。消耗品、これも135万円が減っています。これは急ぎじゃない何かで減っているのか、それともほかの訳があったのか、また来年度に回しているのか、ちょっと分かりませんけれども、その辺のところの説明をお願いします。 それと、次のページ、24ページの環境衛生事業です。雑草等の除去委託料が1,281万円も減っているんですよね。これも今年度はできなかったのか、それとも来年度にまたこれも回すのか。雑草というのは毎年毎年出るんですよ。 3回ほど刈らないと農家の人も大変な状況、家の周りがあれですけれども、用水路の周りがとか、いろんなところで雑草が生い茂っている。火災の原因にもなるんです、冬場なんかは。そういう点で、私のところにも雑草をなぜやらないんだろうというふうに来ているので、その辺のところで、なぜこれだけでの減額をしているのかちょっと分からないんだけれども、予算が余っているんだったら、そういうところをやるべきだと思っているんですけれども、その辺のところはどういうふうに考えているのかお願いします。 それと、26ページの農業経営基盤強化対策事業です。今回ひょうの被害があって、それかつその辺のところ等の関係で大分補助金を出したんだと思いますけれども、それ以外に予算をつけていたんだと思うんですけれども、その辺のところの説明も、余った原因の説明というんですか、多分予算はつけてあるんだと思いますけれども、余分に、その辺のところをよろしく、ただ、予算組んで執行したのが大体69.3%しかないんで、その辺のところの説明をお願いできればと思います。 それと、28ページの岸辺遊歩道整備事業です。今回この補正予算では12万円しか、529万円あったのが12万円しかになってしまったということで、これは来年度にまた予算復帰するんだと思いますけれども、その辺のところの経過というのか、なぜこれ今回できなかったのか、その辺のところをよろしくお願いします。 以上です、一般会計のほうは。全部やるわけじゃないよな。
○議長(合川泰治君) 一般会計です。 答弁を求めます。 町民生活課長。
◎町民生活課長(吉永吉正君) それでは、総務費一般管理費の地域コミュニティ活性化事業の減額についてご説明させていただきます。 減額の内容でございますが、地区コミュニティセンターにつきましては、令和5年度当初の開設を想定しまして、4年度予算に必要な準備の予算を持っておりました。しかし、5年度当初の開設を見送りましたため、持っておりました予算を減額するものでございます。 当初3か月分の建物の借上料、これは貸店舗等を想定しておりました関係で建物の借上料を3か月分持っておりました。それが100万円でございます。 それから、事務所の備品でございますが、こちらは、机、椅子、あるいは書類棚などの事務所備品でございます。そちらが170万円という予算を令和4年度に持っておりましたが、開設を見送りましたため全額予算減させていただくものでございます。 なお、今後についてでございますが、令和5年度はまず役場庁舎から町内の全地区、区長、自治会長様への訪問活動を始めさせていただきます。直接地区のお話を伺う中で、地域の中にコミュニティ担当の職員がいる地区センターが必要だという声をいただきましたり、また、もっと職員が地域の中に入っていかなければコミュニティを元気にしていくことが難しいということになれば、設置をさせていただこうと考えております。その場合には改めて必要な予算を提案させていただきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 会計管理者。
◎会計管理者兼会計室長(佐藤賢治君) ご答弁いたします。 会計管理事業の消耗品費768万円の減額でございますが、こちらにつきましては消耗品購入費として、県証紙の購入費及び収入印紙の購入費の減額でございます。こちらにつきましては、主に令和4年度がまだコロナ禍の影響でパスポートの申請件数が少なかったということで、上半期等の執行見込み及び今後の3月までの執行見込みを勘案いたしまして、県証紙のほうが134万円、収入印紙のほうが634万円の減額としたところでございます。 また、令和5年度分につきましては、コロナ禍が解消したことを想定しまして計上しておりますが、ただし県証紙につきましては、県のほうで12月末をもちまして県証紙の販売を終了するといった情報がございますので、それ以降の県証紙については減額という形で計上したところでございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 福祉課長。
◎福祉課長(宮野輝彦君) お答え申し上げます。 補正予算書の20ページの重度心身障害者医療費支給事業で、こちらの質問でございますけれども、こちら対象者が減少したのか、それとも基準が変わったのかというご質問でございますけれども、特に基準は変わってございません。対象者が若干減少しているところでございます。 それから、更生援護事業のレスパイト事業でございますけれども、予算書22ページ、障害者更生援護事業でございますけれども、このレスパイト事業に関しましては、先ほど子供だけの対象かというご質問かと思いますけれども、こちらは大人も子供も対象という形でなってございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 健康介護課長。
◎健康介護課長(井上正己君) 続きまして、予算書22ページの老人福祉費、長寿いきがい支援事業の減額補正ですが、こちらは高齢者の方へ節目の年に差し上げている敬老祝金を初めとした消耗品の計画と実績値の差額の減額となります。 以上です。
○議長(合川泰治君)
環境資源課長。
◎
環境資源課長(伊東高幹君) それでは、お答え申し上げます。 予算書で言いますと24ページになります。 環境衛生費の環境衛生事業でございます。1,281万2,000円の減額でございますけれども、こちらの雑草等除却委託料につきましては、あき地環境保全条例に基づきまして、環境資源課のほうが、年2回空き地の雑草等の繁茂状況を確認させていただきまして、特に膝丈を越えた雑草等の伸びが確認できた場合には、その所有者等にご通知を申し上げて、改善のほうをお願いしているところでございます。 その改善をお願いした際に、所有者ないしは管理者の方が、宮代町に雑草の除却をお願いするよといったようなお願いをいただいた方について、宮代町が単価契約を行った上で、委託をお願いしていると。要はその依頼者が、空き地の管理者が、雑草の除却を宮代町にお願いするよといった方について、この委託を受けているものでございまして、実績が確定していることから、その分の全額を減額しています。 ちなみに、予算書の13ページでございますけれども、その雑入の中に、実費弁償金としてあき地環境保全委託金というのがありますけれども、その歳入と歳出が対になっておりまして、実際の管理者が今必要なくなった関係で、全ての金額を減額しているという状況でございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 産業観光課長。
◎産業観光課長(小川英一郎君) それでは、お答え申し上げます。 補正予算書の26、27ページ、(2)農業経営基盤強化対策事業の農業災害対策特別措置事業補助金、それから特別災害農作物生産者支援金でございます。 こちらにつきましては、当初予算では計上してございませんでしたが、議員おっしゃるとおり、6月3日の降ひょう被害によりまして、第5号の補正予算として計上させていただいたものでございます。 まず、農業災害対策特別措置事業補助金につきましては、補正予算で716万4,000円という額を計上させていただきました。そして、実績といたしまして236万9,032円、こちらについては26人といいますか、会社もございますので26件交付実績がございます。その差額ですね、今回479万4,000円を補正減とさせていただいているところでございます。 それから、特別災害農作物生産者支援金、こちらにつきましては、5号補正の中で500万円を計上させていただきました。こちらにつきましては、実績といたしまして、1件の農家に対して5万円でございますが、申請が80件ございまして、実績としては400万円ということでございますので、残りの100万円のほうを補正減とさせていただいております。 それから、お尋ねでこれ以外の補助金で残っているのがあるのかいうお尋ねもあったと思いますが、こちらの事業につきましては、負担金、補助及び交付金で、負担金といたしまして環境保全型農業推進委員会負担金、それから補助金といたしまして農業近代化資金利子補助金、農地流動化奨励補助金、耕作放棄地再生利用対策補助金がございますが、こちらについては事業執行中でございますので、まだ予算のほうに計上させていただいております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君)
まちづくり建設課長。
◎
まちづくり建設課長(成田雅彦君) お答えいたします。 補正予算書の28ページと29ページの岸辺遊歩道整備事業の517万円の減額についてでございますが、こちらは県道のさいたま幸手線から備前堀川に架かります人道橋、県が施行します人道橋へのアクセス道路として、町道の688号線、こちらの用地調査を予定していたんですが、県のほうでこの人道橋の整備に合わせまして、この道路を含めた範囲を調査を既に実施していたことが分かりまして、町としては、その成果をお借りして、今後の岸辺遊歩道整備事業の設計を行う予定といたしましたことから、ここに係る費用517万円を減額させていただくものでございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 山下議員。
◆4番(山下秋夫君) ありがとうございました。 それでは、幾つか質問させていただきます。 最初に、民生費の社会福祉総務費の重度心身障害者ですか、基準は変わらないということを言っておりました。これは、すると対象者が少なくなったということなんですけれども、これは例えばどのくらい減ったのか、その辺のところも分かれば教えていただきたいなと思っております。 それと、この雑草除去委託料、民間の敷地なんかに言ってやっているということなんですけれども、ここの管理者が言っても駄目な場合、その辺のところはどういうふうにやっているのか。何度言ってもやらない、隣近所の方は火事が怖い、もう何度も言っている、なかなかやってもらえない。その辺のところはどういうふうに感じているのか、これはこの予算の中ではできないんでしょうか。この辺のところももう一度お願いしたいと思っているんですけれども、よろしくお願いします。 その2点だけで結構です。あとは大体分かりました。その2点をもう一度お願いしたいと思っております。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 福祉課長。
◎福祉課長(宮野輝彦君) お答え申し上げます。 20ページの(3)重度心身障害者医療費支給事業でございますけれども、こちら利用者のほうが昨年の1月時点と今年の1月末時点での比較でございますけれども、昨年の1月末637人から今年の1月末時点の数字が608人と、29人減少している。 ただ、延べ件数といたしましては、お医者さんにかかっている件数については、若干伸びておりというところです。 以上でございます。 〔発言する人あり〕
○議長(合川泰治君) 暫時休憩します。
△休憩 午後2時59分
△再開 午後2時59分
○議長(合川泰治君) 再開します。
環境資源課長。
◎
環境資源課長(伊東高幹君) お答え申し上げます。 先ほどの説明を少し補足させていただきましたけれども、この環境衛生事業の委託料につきましては、土地の管理者等にご負担をいただいた上で、雑草の除却を行っているという状況で、この歳入と歳出がイコールになっていると。実際に土地の管理者が、宮代町役場でやってくれというようなご依頼を受けて行うものでございますので、別段ご自身でやっていただく分については、この中には計上しておりませんので、その対応されていない方の分をここから捻出するということの考え方で、この額が計上されているものではございませんので、ご理解いただければと思います。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 山下議員。
◆4番(山下秋夫君) 雑草のことでもう一度お伺いします。 これ町民から何度も言われていることなんですけれども、今頃なんですけれども、枯れて危ないということで、たばこの火一つで燃える。これはここの環境衛生事業の中ではそれは対象外だということを言っていますけれども、町民の方はそういうの関係ないんですよね。雑草どうするのかということで問われているんですよ。 要するに、ここへ入ってないから、町民から何度言われても、それは町としてはやりませんよという意味なんでしょうか。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。
環境資源課長。
◎
環境資源課長(伊東高幹君) お答え申し上げます。 この予算については、宮代町にご委託をされた方が、宮代町に雑草の除却をしてくれというお願いをされた方の場合に、町が請け負って、業者委託してやらせていただいていると。 お手紙については、それ以外の方にも申し上げておりまして、ご自身で業者に委託をして、雑草を刈るなどのしていただいているケースが多々ございますので、この予算については、あくまでも土地の管理者が宮代町に除却をしてくれと、その依頼を受けたものをここに計上させていただいているものでございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 塚村議員。
◆9番(塚村香織君) 9番、塚村香織でございます。 光熱費高騰に伴う指定管理料について2点伺います。 補正予算書の19ページの進修館の指定管理料349万円、それから27ページの新しい村の指定管理料223万円、31ページ、はらっパークの指定管理料29万円、それから33ページのぐるるの581万円と図書館の207万円についての積算内訳を教えてください。 2点目なんですけれども、補正予算書の25ページの福祉医療センター六花について、この指定管理者光熱費高騰対策支援金の636万円について、こちらの支援金の同じく積算内訳をお願いいたします。 以上です。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 企画財政課長。
◎企画財政課長(菅原隆行君) それでは、お答えいたします。 ルールとしては共通でやっておりますので、企画財政課のほうから一括でお答えはさせていただきます。 まず、光熱費の高騰に関しましては、令和4年4月から12月分の光熱費、9か月分の光熱費から昨年同時期、令和3年4月から12月分までの9か月分の光熱費をまず引いて、9か月でどれぐらい増えたかというのを出させていただいております。それを9で割って、掛ける12をして、1年間だとどれぐらい差が出るかというのを推計を取っております。その金額に基づきまして、増えた分を基本的には今回補填をするという形を取らせていただいております。 ただ一点、新しい村と六花につきましては、コロナ禍においても売上等が上がっている施設というところもございまして、もともとそういった性格のある施設というところもございますので、全額を見るのではなく、その2施設に関してだけは、2分の1とさせていただいたところでございます。こちらが町の今回のルールとさせていただいたところです。 以上です。
○議長(合川泰治君) 塚村議員。
◆9番(塚村香織君) 2点目なんですけれども、六花についての支援金となっていることについて、もう一度お願いいたします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。
◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 今回の指定管理者に対する光熱水費の高騰対策ということで、指定管理料の更正をさせていただいているんですが、六花につきましては、指定管理料というものがございませんので、もともとゼロのところには足せませんから、支援金という形で、助成という形でやらせていただいております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 西村議員。
◆2番(西村茂久君) 議席番号2番、西村でございます。 2点、お尋ねをいたします。 まず第1点は、24ページ、福祉医療センター運営事業、そのうちの工事請負費について942万8,000円、これについてお尋ねいたします。 これは機器故障に伴う施設機器更新という理由が出ておりますけれども、この機器故障が発生したのはいつ頃からなんでしょうかというのをお尋ねします。 それから、もう一点は、これは個別のことではなくて全体的なことなんですが、年度末に入って、私はいつも気になってるんですが、年度末でいわゆる見込減による補正というのがかなりのウエートを占めております。 例えば財源更正とか、それから今言った歳出の質問のこういう工事更新をしなければならないとか、あるいは光熱費が高騰したことによる指定管理の増とか、そういうのは理解はできるんですが、実に6割弱といいますか、今回出ております補正の59%、6割弱ね、これがいわゆる見込額の減ということで出ているんです。 これは決算審査に影響を与えるんですよね。要するに、決算の時点で必ずこれは不用額として出てくる可能性のある事業になるわけで、年度末でこれをやられてしまうと、決算のときにはこの額はもう落ちていますから、不用額が微々たる形でしか反映されていないということで、影響を与えるんじゃないかという危惧があります。 これはうがった見方かもしれませんけれども、このことについて、これを全体的に調整されている所管課からお話を伺いたいと。 この2点でございます。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。
◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 今回、工事請負でお願いをしております公設宮代福祉医療センター六花の、24ページですけれども、洗濯機の工事につきましては、衣類なんかを洗濯します洗濯機と乾燥機一式でございます。こちらの不具合が報告されたのが昨年の暮れ頃だったんですけれども、だましだまし使っているような状態でございまして、いつ壊れてもおかしくないということから、今回、補正のほうに急遽上げさせていただいたものでございます。
○議長(合川泰治君) 企画財政課長。
◎企画財政課長(菅原隆行君) それでは、お答えします。 全体的に不用となる額のマイナスの補正が多いというところで、一方では、議論として不用額として決算で出すのではなくて、ある程度額が固まっているのであれば補正減すべきではないかという議論もありまして、その中で、今回は3月補正にて補正減を全てさせていただいたところではございますが、議員おっしゃいますように、補正の中でちょっとじっくり見ていただきたい部分と混ざってしまったりとかというところも出てきてしまっているかなというところも否めませんので、ある程度財政のほうでコントロールする形を次回以降ちょっと取りたいというふうには考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 西村議員。
◆2番(西村茂久君) 西村でございます。 2点目については分かりました。 1点目ですけれども、昨年の暮れから始まって、衛生組合の炉じゃないですけれども、だましだまし運転をしてきたと、こういうことですよね。実は、これが詮議をしなければならない理由になっているわけですが、昨年の暮れから調子が悪いよということであるならば、やはりその時点で更新をする作業に入ってよかったんじゃないのかなと思います。これは直さざるを得ないわけですから、やむを得ないんですが、今、全く動いていないのかどうかちょっとお尋ねします。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。
◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 この洗濯機械なんですが、全く動いていないわけではなくて、動かすこともできます。ただ、ある程度時間を動かしますと、焼けつきの心配がありまして、稼働を長時間できない、必要な時間だけできないという不具合が生じております。 分かった時点で即更新という考え方も確かにおっしゃるとおりなんですが、何分金額が大きく、予備費をもって充てるにしても十分不足が見込まれたものですから、予算については、補正を待たざるを得なかったという状況がございます。そこはだましだましと先ほど申し上げましたが、何とか持ちこたえさせながら、今日まで運営をさせていただいておりますので、ご理解をいただければと思います。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 小河原議員。
◆1番(小河原正君) 1番、小河原です。 簡単な質問で申し訳ないんですけれども、2点ほどまず聞きたいと思います。 24ページのことなんですけれども、2点ほどの一つは、インフルエンザの関係で、業務委託料としてマイナス1,403万8,000円の内容、説明の中で事業執行見込額の減と書いてありますけれども、もうちょっと詳しく。 もう一点は、環境衛生の関係なんですけれども、これは前も何かで質問したことがあるんですけれども、雑草の問題で私は質問した経験があるんだけれども、このマイナス1,281万2,000円の内容について、詳しくもうちょっと教えてもらいたいと思います。 以上です。答弁によると再質問します。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。
◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 24ページの保健予防事業の減額補正の内訳でございますが、こちらは昨年6月にも補正予算をご承認いただいております子宮頸がんワクチンの計画値と執行の実績に合わせた減額補正でございます。 当初予算の中では、今年度の対象者の方と、それからキャッチアップといいまして、一時期のこの子宮頸がんワクチンを積極勧奨していなかった時代の過去の積み残し分の方に対する接種分でございまして、1,252人分を予算として持ち合わせておったんですが、接種が進みませんで、1月時点で実施した方が116人、率にして9%なんですが、非常に低かったことから、金額が非常に大きいものですから、今後の決算見込み等に影響いたしますので、今回修正をさせていただいたところでございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君)
環境資源課長。
◎
環境資源課長(伊東高幹君) それでは、お答え申し上げます。 補正予算書の24ページの環境衛生事業の雑草等除去委託料についてでございますが、以前の令和3年度の決算の委員会でも、議員の皆様からもご指摘をいただいていますとおり、この雑草の除却の委託については、宮代町が年2回ほど雑草の繁茂状況を確認して、確認し次第、土地の管理者等に通知を申し上げて、除却等の要請をさせていただいているわけですが、その中で、宮代町に雑草の除却についてお願いするよといった内容について請け負った件について、予算を執行させていただいていると。 予算の更正の仕方として、多くの人に受託していただける、要は宮代町がお願いされるという前提で予算を計上しておったんですけれども、そういった予算の編成自体が無理があるんじゃないかといったようなところで、決算委員会でもご指摘をいただきまして、令和5年度については見直しをさせていただいておりますけれども、今回の場合は2回の見回りをやった結果として、宮代町にお願いされた方が約5名程度いたわけでして、その委託を受けた人数が確定したものですから、それ以外の額については減をさせていただいたという状況でございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 小河原議員。
◆1番(小河原正君) 小河原です。 1点目の問題については、大分ワクチンをやる人が少なかったんですね。本当は100%ワクチンをやってくれれば一番いいんですけれども、これからも多分努力はすると思いますので、そのことについては、それでやむを得ないというか、やむを得ないんだな。できるだけワクチンを多くの人がしてもらいたいということなんですけれども。 話がちょっとずれますけれども、今そこにプレハブがありますね、ワクチンを接種する。それはいつまで置いておくのかどうか。というのは、ワクチンに関係して、プレハブがそこに設置されたんでしょうけれども、あそこ広場だったのが、プレハブのために広場が全然使えなくなってしまった。関係ないというかもしれないけれども、ワクチンのためにプレハブにしたんですから。 〔発言する人あり〕
◆1番(小河原正君) 何か脇でしゃべっているから。だって、予算でしょう。何で関係ないんですか、課長、議長としゃべっているのさ。余計なこと言わないで、質問している間に議長と何かしゃべっているから、私そばにいるから聞こえるんだけれども……。
○議長(合川泰治君) 小河原議員、質問続けてください。
◆1番(小河原正君) 悪い質問じゃないでしょう、ワクチンに関係しているんだから。 それで、プレハブがいつ、ワクチンが早く終われば、多分プレハブも外すんだと思うけれども、ただ、国がまた5月から高齢者ワクチンをすると、そういう話が出ているから、多分町もまたそのままワクチン接種のためにプレハブはちゃんとあそこに設置しているんだと思いますけれども、それを具体的に今後いつまでプレハブを設置するのか。 なぜこういう質問をするかというと、あそこの下の広場が使えない。それで、使えない人はどうしているんだといったら、あるところへ行ってスポーツなんかをやっているわけ。俗に言うグラウンドゴルフなんかね。そうすると、金がかかるようになってしまったと。その金が、今こういう世間の状況だから、高齢者が金を出すというのは大変な時期ですよね。生活も大変。ですから、その面倒を見ることはしないのかどうか。 だから、プレハブがすぐ解体できれば、このワクチンが解決もして、プレハブも解体できれば、今まで利用していた人たちも問題はないんだけれども、当分、多分あと1年ぐらいあのままプレハブを設置しておけば、あそこを利用していた高齢者が大変な支出があるわけ。そういうところもマイナスが出てきているわけだよね。ひとつそういうのを面倒見るかどうか。 やむを得ないと町長は言うかもしれないけれども、どうなのか。高齢者は本当に困っているようですから、新たな問題が出ているわけ、どうするのかどうか。 次、2点目の雑草の問題。説明は分かるんですけれども、本当に頼んだことがちゃんと整理されているのかどうか。1,200万円以上の金が不用額で出ているような内容ですから、私はちょっと心配なんです。 なぜかというと、あそこの頼んだ人が、前いろんな影響があるよと説明したと思うけれども、その人引っ越しちゃった、町がやってくれないというので。本当に町はすぐやってくれないねというので引っ越しちゃったよ。そういうことなんだけれども、本当なのかどうか。 そういうことがないようにお願いしたいということなんですけれども、どうなんですか。雑草をちゃんとやってくれないから。そのために、それで1,200万円以上のお金が不用額で出ているんだから、これをもうちょっと不用額を減らして、ちゃんと要求どおりやっているのかどうか、そういうことを言いたいわけです、最後は。 その2点だけです。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。
◎健康介護課長(井上正己君) では、ワクチン接種についてお答えをしたいと思います。 新型コロナウイルスのワクチンにつきましては、来年度の方向性というのがようやく見えてまいりまして、国が言っているのは、秋冬前に全ての対象者、ですから、5歳以上になるんですかね、向けに2価ワクチン、いわゆるオミクロン株対応のワクチンを1回公費で接種する機会を用意するというのがまず1つです。 プラス、今回のワクチンというのは、感染予防というよりも、重症化予防に重きを置いております。その効果を鑑みまして、特に重症化しやすい高齢者の方ですとか、基礎疾患のある方、それから、
医療関係者の方々については、秋の接種から効果が半年と言われていますから、6か月前に、もう一度打ったほうがよろしいだろうと。そこから逆算しますと、大体5月とか6月というのがその時期になるのかなというふうに考えております。 こうしたことから、我々の想定としては、次回のワクチン接種、大規模な集団接種は5月ぐらいから早ければ始めなければいけないというふうに考えて、今準備はさせていただいております。 5月からもし接種を集団で行おうと思いますと、進修館のほうは4月まで工事ということで、5月から既に開放する運びとなっておりますので、実は半年前から大ホール予約ができますから、既にご予約されたい方は大分予約をされております。 結果的には、現在のプレハブの場所を5月、6月の集団接種では使用せざるを得ないというふうに考えております。秋については、これからいろいろと調整はしなければいけないなとは考えてはおります。 ワクチンにつきましては、打ち始めの頃というのは、なかなか最初から全ての皆様に打つことができませんでしたから、本当に皆様待ち望んでおられて、ワクチンにすごく大きな期待を持って受け入れていただいたんですが、世の中が多分進んだというか、コロナに対して、やはりいい意味で慣れてきたんだと思っているんですけれども、ワクチンよりも場所、いろんな公共施設を使いたいという声が多くなっているのも事実でございます。 この辺はバランスを取りながらやらなければいけないと思いますし、コミュニティ広場にはコミュニティ広場の利用者があるように、進修館には進修館を利用されたいという方があります。 その点でいけば、進修館については、2年にわたり長らく場所をワクチンで使わせていただいて、その間、ご不便をおかけしていたということもございますし、コミュニティ広場については、確かにグラウンドゴルフのことをおっしゃっているんだと思いますけれども、特定の団体がある程度占用に近い形でご利用されている利用実態もございます。 ただ、あくまで広場でございまして、ほかのぐるる宮代とかテニスコートのように、許可を取って占用しているものではないんですね。その辺をバランスを取りながら、町民の皆様の利用にできるだけ沿う形で、秋以降の接種は検討させていただきたいと思います。 戻りますが、5月、6月につきましては、コミュニティ広場を使わざるを得ない状況にありますので、ご理解を願いたいと思います。 以上でございます。
○議長(合川泰治君)
環境資源課長。
◎
環境資源課長(伊東高幹君) それでは、お答え申し上げます。 環境衛生事業の委託料についてでございますが、これは宮代町が業者と契約をして、1平米当たり300円で業務委託料をお支払いするんですが、その分を土地の管理者からお金をそのまま実額を頂戴して、事業者にお支払いしているものでございますので、宮代町が主体的に除却作業をやっているわけではございませんで、その土地の管理者に雑草等の除却をお願いした際に、その業務について宮代町にお願いするよと言っていただいた方の分を業者に発注をしていると。そのお金については、その土地の管理者ないしは所有者にお支払いいただいているものでございまして、その分が歳入として計上されていて、今回、その分が同じ金額で減額をさせていただいているということでございます。 一方で、あき地環境保全条例に基づくその通知ですね、その所有者の方に改善をお願いすることについては、年2回やらせていただいておりますけれども、改善いただけない方については粘り強くお手紙などで雑草等の除却をお願いしていくということが基本になろうかと思います。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 小河原議員。
◆1番(小河原正君) ありがとうございました。 確認になると思います。1点目。じゃ、プレハブはいつ頃まで置いておくかという、その点でいいですから、もう一回教えてもらいたい。 あと、雑草についてはひとつ町民から不評がないように、これからもちゃんとやってもらいたいと思います。どうも話を聞いていると、やってくれないよなという言葉なんだよね。その言葉が出ないようにお願いしたいと思います。 1点目は、ひとつよろしく。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。
◎健康介護課長(井上正己君) いつ頃かというお尋ねでございまして、打ち始めがまず決まっていないので、いつまでということはなかなか申し上げにくいんですけれども、大体集団接種の期間を高齢者の方1万1,000人を対象に設定する場合、2か月は集団接種会場はフルで回さないといけないなと考えております。 ですから、打ち始めが5月であれば、5、6の2か月でしょうし、万が一遅れれば、そこからの2か月というのが1つの目安になろうかと思っております。 それと、お断りしたいのですが、いずれにしても接種の細かなスケジュールについては国からまだ言われておりませんので、今ある情報を基に制度設計をしておりますので、その点は変更があることは承知おきいただければと思います。改めて、決定次第、議員の皆様には報告をさせていただきたいと思います。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) ほかに質疑はありませんか。 丸藤議員。
◆5番(丸藤栄一君) 5番議員の丸藤でございます。 それでは、何点かご質問させていただきます。 まず最初に、今回の補正予算を先議しなければいけない理由について、まずお尋ねをしたいと思います。確認をさせていただきます。 それから、4ページの繰越明許費なんですが、OA管理事業、これは委託業者も作業工程の都合により年度内に完了しないということなんですが、これはもちろん補正にも載っておりますけれども、これはどういう理由なんでしょうか。もう少し詳しくご説明をお願いしたいと思います。 それから、続きまして、同じく繰越明許の一番下の土木費の橋梁整備事業ですよね。これは、寺の前橋ということなんですけれども、これにつきましては、埼玉県が実施する事業なんですけれども、なぜこれが埼玉県に対する負担金について繰越しを行うのか、その点についてお尋ねをしたいと思います。 続きまして、事項別明細書の件でお願いします。 まず、10ページ、11ページの国庫支出金で、総務費国庫補助金の個人番号書通知書・個人番号カード関連事務の委任等に関する交付金ということで載っておりますが、これはたしか説明のときには、個人番号通知書・個人番号カードの発行事務に関わる補助金の取扱いが変更になったということなんですけれども、これはいつ頃変更になったのかお尋ねいたします。 それから、12ページ、13ページの財産収入の不動産売払収入の特別養護老人ホームみどりの森の敷地売却等による増ということでありますけれども、もちろんこれは経過についてまずお尋ねをしたいと思います。 それから、22ページ、23ページの民生費の福祉タクシー等利用料金助成事業で、やはり福祉タクシー等委託料が120万円減額となっております。これについての説明をお願いしたいと思います。 それから、24、25ページの先ほど前段の議員の中で、保健予防事業で定期予防接種業務委託料、中身については分かったんですけれども、これは子宮頸がんワクチン接種だけなんでしょうか。そのほかはないのかどうか確認をさせていただきたいと思います。 それから、同じく福祉医療センター運営事業、施設機器更新工事、これも先ほども前段の議員の中で言われたように、先議にしなければいけない理由ということなんですけれども、現在どのようになっているのかお尋ねしたいと思います。 確かにもうぎりぎりのところまで待っていたかと思うんですけれども、これについては先議も結構なんですけれども、確かに3月23日も審議するとすると、そこまではもたない。現在どうにか動いているということなんですけれども、何かあった場合どうされるのか、その辺のフォローですよね、どういうふうに考えているのか、その点も併せてお尋ねをしたいと思います。 それから、28、29ページの土木費の一般住宅耐震対策事業で、耐震診断補助金、耐震改修工事等補助金、既存ブロック塀撤去補助金、合わせて300万円、執行見込額の減ということなんですけれども、この辺についてのご説明をお願いしたいと思います。 その前に、失礼しました。 28、29ページの橋梁新設改良費の橋梁整備事業なんですけれども、橋梁架替工事道路管理者負担金ということで1,150万9,000円、これについての増額の理由ですね。 以上、お願いしたいと思います。
○議長(合川泰治君) ここで休憩いたします。
△休憩 午後3時39分
△再開 午後3時55分
○議長(合川泰治君) 再開します。 答弁を求めます。 副町長。
◎副町長(渋谷龍弘君) それでは、先議をお願いした理由につきましてお答えを申し上げます。 大きくは3点ほどございます。 まず1点目は、補正予算の中に物価高騰に伴う民間保育所に対する給食費の補助金が含まれておりますことから、なるべく早めにお支払いをしたいと考えております。 補正予算書の22、23ページでございます。 2点目は、光熱費の高騰に伴う各指定管理者への補填も含まれておりまして、これにつきましても速やかに補填をしたいと考えております。進修館、図書館、ぐるる、六花、はらっパーク、新しい村などの指定管理者に対する補填でございます。 それと、3点目は、先ほど議員のほうから時期のご指摘がありましたが、六花の大型洗濯機と乾燥機に不具合が生じてしまい、その入替え費用が含まれており、また、この洗濯作業につきましては、ひまわりの家のメンバーの作業工程にも入っておりますことから、これにつきましても早期に作業に着手して、不便を解消したいと考えております。 補正予算書では24、25ページでございます。 以上3点の理由から先議をお願いしたところでございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 企画財政課長。
◎企画財政課長(菅原隆行君) 続きまして、予算書4ページの第2表繰越明許費の総務費のOA管理事業85万円になります。こちらにつきまして内容でございますが、町のほうでは予算と決算を管理する財務会計システムというのを導入しているんですけれども、今年度の決算から国のほうで決算統計に新しい帳票をつくりなさいということで求められておりまして、本来は今年度中にシステムの改修をしたかったんですけれども、国のほうから仕様が出てくるのが、どういう改修をしなさいと言ってくるのが年度を明けてしまうということで、まず事業は来年度になってしまいます。 国のほうからは、ただ、予算的には特別交付税50%の対象になるので、予算だけは今年度につけて繰越しをしてほしいと、そういった依頼がありまして、今回、補正のほうを計上させていただいて、繰越しをさせていただいたところでございます。 続きまして、予算書10ページでございます。 総務費国庫補助金、個人番号通知書・個人番号カード関連事務の委任等に係る交付金ということですが、こちらにつきましては、マイナンバーカードをつくるその作業等に係る費用を地方公共団体情報システム機構、俗に言いますJ-LISのほうへ、昨年度までは国から町にお金が来て、町のほうから約1,000万円程度支出をしていたんですけれども、昨年度末に国のほうから、令和4年度以降は国のほうが直接支払うことにするので、町のほうでは今後支払わなくていいですよというような通知が来まして、今年度中に当初予算に上げたその1,000万円については、落とす必要があるということで、年度末をもって今回落とさせていただいたところでございます。 それから続きまして、12ページの財産収入の不動産売払収入、みどりの森の敷地の売却等に係るものでございますが、こちらの経緯ということでございますが、みどりの森につきましては、平成5年1月12日から令和5年1月11日まで30年間の無償の貸与契約を締結しておりまして、今年の1月に契約が切れるということになってございました。 そうしたこともありまして、相手方のほうからは、何年か前から契約の更新に当たっては売っていただきたいというようなお話もいただいておりましたので、昨年度の夏頃に私と担当のほうで改めて意向を確認を取ったところ、やはり買取りをしたいというお申出がございましたので、鑑定をかけて、その後12月の会派別説明会で各議員の皆様にこういった条件で売却をしたいんだというようなお話をさせていただいた後、この1月に売買の契約をさせていただいたところでございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君)
まちづくり建設課長。
◎
まちづくり建設課長(成田雅彦君) お答えいたします。 まず、補正予算書4ページの繰越明許費の8款土木費、道路橋梁費、橋梁整備事業の4,570万3,000円の繰越しでございますが、こちらは県の姫宮落川の河川改修に伴いまして、県が実施します寺の前橋といいまして、道沸の区画整理のところに入る水管橋がございますが、あそこに架かる橋が寺の前橋といいまして、そちらの改修に係る県への負担金でございます。 内容は下部工、下部工というのは右岸、左岸の橋台ですね、要は。橋桁が乗る台となる構造物を橋台といいますが、橋台の工事と、あとは測量試験費、設計費等をこの予算の中に計上しております。 繰越しの理由でございますが、今行われております上流部ですね、この寺の前橋の上流部で護岸工事を今実施しておるんですが、それが渇水期といいまして、秋からでないと工事ができないという河川上のルールがございまして、そちらのほうが繰越事業となっておりまして、何か1年ずつずれているような感じに今なっております。それで、この寺の前橋の改修工事を実際1年ずれ込むということで繰越しとさせていただきます。 続きまして、飛びますが、補正予算書の28、29ページになります。 一般住宅耐震事業、こちらが300万円の減というか、ほとんど全額の減となっておりまして、要はこの補助申請がなかったということでございます。 前年度の実績といたしましては、耐震診断が3件ございました。あとは改修工事が1件、あとブロックの撤去工事が1件。かなり前年度は実績があったんですが、普通耐震診断をやっていただくと、その結果に応じて次年度以降に改修工事のほうを実施される方が多いわけなんですが、令和4年度につきましては、まだ工事のほうの申請がされていないということで、全額減額をさせていただくものでございます。 続きまして、同じく28、29ページの橋梁整備事業1,150万9,000円を増額させていただくものでございますが、こちらも先ほど繰越しでご説明いたしました県施行する寺の前橋の改修工事に伴うものでございまして、基本協定というものを結んでおりまして、それで年度ごとのかかる費用というのを出しているわけなんですが、この予算の計上時点では詳細設計しか行われていなかったんですね。 実施設計した結果、橋台を造るところの架設関係の形状で何かタイトルが変ったというか、比較した結果、増額になったわけなんですけれども、その下部工の設計において増額になってしまったということで、これが実施設計といいますか、実際の工事費が明らかになったことで、増額させていただくものでございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 福祉課長。
◎福祉課長(宮野輝彦君) 補正予算書の22ページ、(12)の福祉タクシー等利用料金助成事業の減額理由でございますけれども、こちら、今コロナ禍にありまして、令和4年度におきましては、コロナが収束しても対応できる予算措置を行っていたところでございますけれども、引き続き令和3年度から令和4年度とあまり変わらないような状況でございまして、伸びのほうが前年1月から比較しても若干延べ利用件数が減っているような状況でございます。 こういった状況でありますが、一応令和5年度の予算の計上といたしましては、案といたしまして、タクシーの利用券を今、初乗り1枚しか使えない状況でございますけれども、こちら2枚まで利用可能と。それから、ガソリン券につきましては、今1回につき1枚しか使えない状況でございますが、こちらは制限なしというような形で、利用者が利用しやすいような形で改正してございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 健康介護課長。
◎健康介護課長(井上正己君) それでは、予算書24、25ページのまず1点目、保健予防事業の減額からですが、今回減額補正をした1,403万8,000円と、それから償還金分の84万円については、いずれも子宮頸がんワクチンの見込みの減によるものでございます。 いま一つ、福祉医療センター運営事業の洗濯機でございますが、現在辛うじて使えるような状態ではございますが、先ほど申し上げたとおり、作業に不具合が生じておりまして、副町長が答弁いたしましたが、これはひまわり作業所の作業生に作業を依頼しているところでございまして、通常の作業よりも時間的にも人数的にも非常に手間を要しております。 引き続き、作業生の就労訓練の場として活用いただくため、今回、適正に処理をいたしたく、予算のお願いをしているものでございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 丸藤議員。
◆5番(丸藤栄一君) 議席5番議員の丸藤でございます。 それでは、確認と再質問をさせていただきます。 まず、4ページのOA管理事業なんですけれども、これはそうしますと、何か説明聞きますと、委託業者の作業工程の都合ということなんで、どういう理由かなと思ったんですけれども、これはやはり国のほうの都合だということで、国の指示どおり繰越ししているというふうな感じしました。ですから、委託業者の都合ではないのだなということが分かりましたので、この件については了解しました。 それから、土木費の橋梁整備事業、寺の前橋の関係ですが、これについても分かりました。下部工の関係でこういうふうになったということであります。これも分かりました。 それから、先決にしなければいけない理由ということで3点上げられました。私は、この1点目と2点目というのは、給食費だとか光熱費、これはどこもそうなんです。物価高騰による影響なんですから、ですから、どこもそういうふうに補正を組んでいると思うんですけれども、副町長が言ったように、よくよく聞いてみると、やはりなるべく早くとか、速やかにというふうな答弁しましたけれども、理由はそれだけなんですよ。 だから、私はこれはどうしても先決にしなければいけない理由なのかなというふうに思いますので、今後のこともありますので、やはり十分その点についてはお願いしたいと思います。 それから、もう一つは、六花の洗濯機、乾燥機の関係です。 24ページ、25ページで、これはひまわり作業生への関係もありますけれども、とにかく洗濯機、乾燥機が辛うじてもっていたらいいようなもので、どうしても故障する、そういう時期に来ているんだと思うんですけれども、これはふだんの点検とか、それから耐用年数、そういった点ではどうだったのかなというふうに思うんですけれども、その点についてお尋ねしたいと思います。 それから、福祉タクシー、22、23ページ、これもいつも決算で、課長にもどうしてこんなふうに不用額が出るのかということでこれまでもお聞きしました。 やはりそれを繰り返すのではなくて、どうしてなのかということで、これも循環バス、便利バスと同じだと思うんですよね。やっぱり利用している方の声を聞いて、改善すべきは改善しないと不用額を出すだけだと、そういうことで今回答弁がありましたけれども、これまでと状況が変わっていないので、令和5年度、新年度からは1回につき2枚と制限なしということで、こういうふうにしてまたどうしても不用額が出れば、また考えなければいけないと思うんですけれども、今回はそういうふうに新年度に向けて変えていくということなので、注視していきたいと思いますので、了解しました。再質問はあえてしません。 それから、24ページ、25ページの保健予防事業の関係で、この定期予防接種業務委託料については子宮頸がんのみということで、これはなかなかやる方からすれば、いろいろこれまでも過去に議論がありましたが、これはあくまでも任意ですよね。義務ではないので、そういった点で予防接種を受ける方が9%にとどまっているということなんですけれども、今後はどういうふうに考えていけばいいのか、その点だけお願いしたいと思います。 それから、特別養護老人ホームみどりの森の敷地売却による増額なんですけれども、これも金額が7,178万3,000円、経緯は分かったんですけれども、これの積算根拠ですね、お願いしたいと思います。 それから、これによる施設整備基金ですよね、これはどういうふうになりますか。基金積立てになるんですけれども、これによる積立額はトータルでどういうふうになっていますでしょうか、お尋ねしたいと思います。 それから、あっちへ行ったりこっちへ行ったり、申し訳ありません。 28、29ページの一般住宅耐震対策事業であります。これはこの事業は必要な事業ですよね。たまたま前年度は補助申請が3軒あったけれども、今回はなかったということなんですけれども、これもやはりせっかくある事業ですので、周知のほうはどのようになっていますか。もちろん広報等でやられているとは思うんですけれども、そういった点もやはり重要かと思いますが、そういった点ではどのようになっているのか、やはりぜひ使っての事業ですので、お願いしたいと思います。その点についてもう一度答弁をお願いしたいと思います。 以上です。
○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 副町長。
◎副町長(渋谷龍弘君) それでは、お答えを申し上げます。 先議の在り方につきましては、2月9日に開催いたしました議会運営委員会の際にも同じようなご指摘をいただいておりますので、今後につきましては、緊急性に応じました臨時会の招集も含めまして、必要に応じた改善を図っていきたいと思っております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 健康介護課長。
◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 六花の洗濯機と乾燥機の件でございますが、定期的な点検というのは、機械でありますのでさせてはいただいておりますが、六花につきましては、何分設置から19年、今年で20年になるかと思います。入替えをまだ行っておりませんでした機器でございますので、何年の耐用年数かということは私も存じ上げていないので申し訳ないんですが、20年ということであれば、当然耐用年数は過ぎているものと思われます。 来年度エアコンの工事につきまして、当初予算に予定で計上させていただいておりますが、引き続き各機器類については点検と併せて定期的な更新を計画的に行ってまいりたいと思いますのでご理解を賜りたいと思います。 いま一つ、子宮頸がんワクチンでございます。こちらについては、平成25年6月から積極的な勧奨の差し控えが続いておりまして、結果的には8年ないし9年打っていない時期がございました。こうしたことを最近テレビなんかでも啓発されていますけれども、どうしてもネガティブなイメージが一部あるために、接種の伸びにつながっていないのかと思っております。 そうはいいましても、これに限らずワクチンというのはそれぞれのメリット、それからデメリットを各個人が判断をして接種するものというふうに理解しておりますので、町といたしましては、本件に限らず正しい情報を皆様にお伝えするということが一番肝要ではないかと考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) 企画財政課長。
◎企画財政課長(菅原隆行君) それでは、続きまして、予算書12ページのみどりの森の敷地の売却に当たっての積算根拠というところでお答えをさせていただきます。 こちらにつきましては、1平米当たり1万4,300円掛ける地籍の合計4,855.96平方メートルということで、鑑定の評価額が6,944万228円となっております。その額に土地の鑑定にかかった費用34万4,300円を足しました6,978万4,528円が正確な売買の金額となっております。 なお、公共施設整備基金の今年度末の残高の見込みでございますが、9億1,637万8,000円でございます。 以上でございます。
○議長(合川泰治君)
まちづくり建設課長。
◎
まちづくり建設課長(成田雅彦君) お答えいたします。 一般住宅耐震事業の啓発というか周知方法でございますが、ここ数年は新型コロナの関係で会議等は開催されなかったりで、なかなか思うような啓発活動はできていない状況でございますが、平時では自主防災組織等への説明を行っております。 あと、耐震リフォーム相談会というのも毎月実施しております。あと、固定資産税の納付書への啓発チラシを一緒に入れさせていただいております。あと、広報紙等によるPR。あと、地区防災訓練においては、ブースを設けまして、職員とあと耐震診断士の方にお手伝いいただいて、平時ですとそういう体制でやって説明しているところなんですが、防災訓練も縮小されておりますので、チラシを、そのブースを造って、そこに今は置いてある程度でございます。 今年も耐震リフォーム相談会を実施したんですが、お見えになった方はいませんでした。 この対象となる建築物が昭和56年6月以前に建築されたものということで、そこにお住まいの方は大体30歳半ば、前半ぐらいで家を建てた方も今はもう75歳以上になっているということで、なかなかそこまで積極的に改修のほう、耐震のほうをしていただくというような状況ではないのかなと思いますが、これからも引き続き積極的に啓発活動のほうを行って、耐震率のアップにつなげていきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(合川泰治君) ほかに質疑ありませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(合川泰治君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 塚村議員。
◆9番(塚村香織君) 議席番号9番、塚村香織でございます。 議案第9号 令和4年度宮代町
一般会計補正予算(第8号)について賛成の立場で討論いたします。 今回の補正予算は、各事業の執行確定による見込額の減額や、公共施設の光熱費高騰に伴う指定管理料の増加が主になっております。 中でも地域コミュニティ活性化事業においては、347万5,000円の減額をしています。こちらは和戸地区の店舗にコミュニティセンターの出張所を設置するとのことで、建物借上料や備品などの金額ですが、使いづらい場所であることや、新たに場所を作らなくても職員が自治会へ出向くことができるなど、見直しが必要とのことで、議員から多数の意見があり、見直しをしていただきました。 このように、町民や議員の意見から見直しをしていただけることはニーズに合った事業になり、とても重要だと考えております。 今後も、なくてもよい事業をすることなく、ほかの事業においても見直しをしていただけることをお願いいたしまして、賛成といたします。
○議長(合川泰治君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(合川泰治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。 〔発言する人なし〕
○議長(合川泰治君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了いたします。 これより議案第9号 令和4年度宮代町
一般会計補正予算(第8号)についての件を起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(合川泰治君) 起立全員であります。 よって、本件は原案のとおり可決されました。
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△散会の宣告
○議長(合川泰治君) 以上で本日の日程は全部終了しました。 本日はこれにて散会いたします。
△散会 午後4時26分...