1.議長挨拶
1.閉 会
〇出席議員(26人)
1番 矢 澤 青 河 議員 2番 浅 生 和 英 議員 3番 佐 藤 太 信 議員
4番 十 川 拓 也 議員 5番 林 冬 彦 議員 6番 むとう 葉 子 議員
7番 本 田 哲 議員 8番 金 野 桃 子 議員 9番 竹 内 正 明 議員
10番 石 川 清 明 議員 11番 細 田 昌 孝 議員 12番 遠 藤 英 樹 議員
13番 馬 場 栄一郎 議員 14番 峯 岸 義 雄 議員 15番 斎 藤 直 子 議員
16番 土 屋 英美子 議員 17番 花 井 伸 子 議員 18番 酒 井 郁 郎 議員
19番 三 輪 なお子 議員 20番 手 塚 静 枝 議員 21番 三 浦 芳 一 議員
22番 榎 本 守 明 議員 23番 熊 木 照 明 議員 24番 伊 東 秀 浩 議員
25番 山 崎 雅 俊 議員 26番 高 橋 秀 樹 議員
〇欠席議員(なし)
〇説明者
菅 原 文 仁 市長 秋 山 純 副市長 戸ヶ崎 勤 教 育 長
森 谷 精太朗 消 防 長 石 橋 功 吏
危機管理監 山 本 義 幸 総務部長
山 上 睦 只 財務部長 駒 崎 稔
市民生活部長
今 井 教 雄
環境経済部長 吉 野 博 司 福祉部長
松 山 由 紀
こども青少年部長 大熊 傑
都市整備部長
飯 島 昌 一
市民医療センター所長 中川幸子
市民医療センター事務長
鈴 木 研 二 教育部長 安部孝良
上下水道部長
櫻 井 聡
政策秘書室長
開 議 10時00分
△開議の宣告
○三浦芳一 議長 これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程につきましては、お手元にお配りしたとおりでありますので、御了承願います。
△
市長提出議案等に関する各
委員長報告並びに質疑
○三浦芳一 議長 これより、
市長提出議案等を一括議題といたします。
各委員長から審査結果についてそれぞれ報告書が提出されておりますので、お手元に配付しておきましたから、御了承願います。
各委員長から審査の経過並びに結果について、順次、報告を求めます。
総務常任委員長、9番、
竹内正明議員。
◎竹内正明
総務常任委員長 おはようございます。
それでは、
総務常任委員会が付託を受けました案件につきまして、その審査経過並びに結果を御報告申し上げます。
初めに、議案第85号戸田市条例の見直しに伴う条例の廃止に関する条例でありますが、委員から、17件の条例をまとめて廃止するに至った経緯について質疑があり、執行部より、時限的な17件の条例はいずれも失効規定がなく、これまで存続してきたものであり、定期的な見直しも行ってこなかったことから、ここで整理をすべく、全庁的な見直しの中で廃止を行ったものである、今後は改正すべき条例も含め、定期的に見直しを行っていく旨の答弁がありました。
そのほかにも種々質疑を交わし、審査した結果、本案は異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第86
号喜沢南保育園改築工事請負契約についてでありますが、本案は、当該施設を所管する
健康福祉常任委員会の意見を踏まえ、審査を行ったところであります。その内容としましては、周辺住民、特に通学・通園途中の児童等に対し支障のないよう万全の安全対策を講ずること、周辺にある病院等の施設に配慮し、
公害防止等に関する基準をしっかりと守って騒音、振動、
防じん対策を講ずることなど計5点でありまして、審査の結果、本案は異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第90号平成30年度戸田市
一般会計補正予算(第6号)中、当
委員会所管部分について申し上げます。
まず、総務費の
電子計算費では、委員から、
共通納税システムにより、具体的にどのような点で利便性が図られるのかとの質疑があり、執行部より、
特別徴収義務者である事業者は従業員が居住する
自治体ごとに
特別徴収分の納付処理を行っているが、
当該システムを利用することで納付先の自治体や
納付金額等の情報を入力して一括納付できるようになることが一例として挙げられるとの答弁がありました。
次に、
県議会議員選挙費では、委員から、
イオンモール北戸田に開設する期日前投票所のPRについて質疑があり、執行部より、広報や
市ホームページを活用するほか、有権者に送付する入場券へのチラシの同封などにより周知を図っていく、また、店内放送によるPRや
イオンモールが発行するチラシへの記事掲載についても協議をしているとの答弁がありました。
次に、諸支出金の
財政調整基金費では、委員から、
財政調整基金の積み立てに関し、歳入が歳出を上回る歳入超過となった要因について質疑があり、執行部より、保育園の整備件数が当初の想定より少なかったことなどが要因に挙げられるとの答弁がありました。また、積立金を市民生活に還元すべきではないかとの質疑では、執行部より、平成30年度当初に10億7,700万円の取り崩しを行っていること、また時期的に新規事業に充てることも難しいことから、新年度予算の財源として活用できるよう積み立てていきたいとの答弁がありました。
次に、歳入の寄附金でありますが、議員から、
ふるさと納税の現状について質疑があり、執行部より、平成30年度上半期の実績が前年度と比較して1.6倍にふえていることを踏まえ、下半期も前年度より多い5,420件と見込んでいる旨の答弁がありました。なお、この見込みについては、返礼品の見直しに伴う件数の落ち込みも考慮しているということであります。
その他の費目についても種々質疑を交わし、審査した結果、討論に際し、一委員から、
財政調整基金への積み立てに関し、保育園の整備件数が減少した結果、歳入が歳出を上回ったとのことだが、保育園をふやしてほしいという市民要望に応えるための予算であったことを考慮すれば、全額を積み立てるのではなく、年度途中であっても他の市民要求に応えるために使うべきであるとの理由から、本案に反対する旨の討論がありました。
一方、他の委員から、
財政調整基金は平成30年度当初に10億7,700万円を取り崩している。歳入が減少した場合や災害時の影響を抑えるためにも基金残高の維持は必要不可欠であり、当該基金への積み立ては必要なものであるとの理由から、本案に賛成する旨の討論があり、採決の結果、賛成多数により、本案の当
委員会所管部分は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、継続審査となっておりました請願2件について申し上げます。
まず、平成29年に提出された請願第2号「
核兵器禁止国際条約」の日本の早期調印を求める請願につきましては、委員から、世界で唯一の被爆国である日本が調印していないのは大きな問題であり、政府に対し早期調印を求めていく必要がある、また、この条約で核保有国を包囲することで
核兵器廃絶の道をつくることが重要であり、本請願に賛同するとの意見が出されました。一方、複数の委員から、北朝鮮の非核化はいまだ不透明な状況であること、またこの条約が核保有国の理解を得られていないことから、核保有国も含めた、より多くの国の賛同が得られる形を模索すべきであり、本請願には賛同できないとの意見が出され、採決の結果、賛成少数により、本請願は不採択とすべきものと決定した次第であります。
次に、平成30年に提出された請願第1号東海第二原発の運転期間を延長しないよう求める請願につきましては、委員から、東海第二原発の
地元自治体の住民からも再稼働に反対する声が上がっている、重大事故が起きた場合、戸田市にも大きな影響があると考えられるところであり、本請願に賛同するとの意見が出されました。
一方、複数の委員から、東海第二原発は
原子力規制委員会の安全審査に合格し、20年間の運転延長について認可を受けていること、また、再稼働には防潮堤の設置など安全対策の実施や、地元を初めとした
周辺自治体の事前同意が必要であり、その過程において安全性に対する懸念も払拭されると考えられることから本請願には賛同できないとの意見が出され、採決の結果、賛成少数により、本請願は不採択とすべきものと決定した次第であります。
そのほか、執行部より、
イオンモール北戸田への期日前
投票所設置(案)について、戸田市契約業務に係る働きかけへの対応要領の制定について、それぞれ報告を受けたところであります。
このうち、
イオンモール北戸田への期日前
投票所設置(案)について申し上げます。
執行部によりますと、期日前投票所は
イオンモール北戸田も含めると合計5カ所となるが、美笹地区に2カ所の期日前投票所ができることや人員的な問題があることなどから、
イオンモール北戸田への開設は
選挙期日直前の木曜日から土曜日までとし、これより前の期間は
笹目コミュニティセンターに開設するということであります。したがって、両施設の期日前投票所は同時には開設しないということでありまして、笹目地区及び
美女木地区の町会とは調整を行っているということであります。
委員からは、
イオンモール北戸田の開設期間中も
笹目コミュニティセンターに期日前投票所を開設できないかとの質疑があり、執行部より、
笹目コミュニティセンターの期日前投票の状況として、選挙期間の後半のほうが投票はふえるものの、
年齢階層別で見ると、高齢者は比較的前半に投票していることなどを確認した上で判断したものである、本市のような狭い市域に期日前投票所を5カ所開設している自治体がほかに余りないことからも、5カ所を同時に開設することは難しいと考えるが、今後の状況に応じて見直しを行うことで有権者の利便性の向上を図っていきたい旨の答弁がありました。
他の委員からは、
イオンモール北戸田の周辺道路における渋滞対策について質疑があり、執行部より、買い物とあわせて投票できるようにするという目的から、期日前投票のために来店者が増加するということは見込んでいないが、初めての試みであることから、まずはその状況を注視して対応を考えていきたい旨の答弁がありました。
以上申し上げ、
総務常任委員長報告といたします。
○三浦芳一 議長 文教・
建設常任委員長、13番、
馬場栄一郎議員。
◎
馬場栄一郎 文教・
建設常任委員長 おはようございます。
それでは、本定例会におきまして文教・
建設常任委員会が付託を受けました各案件の審査経過並びに結果を、順次、御報告いたします。
初めに、議案第84号戸田市
建築基準法等関係事務手数料条例の一部を改正する条例について申し上げます。
委員から、手数料2万7,000円の根拠について質疑があり、執行部から、事務に係る人件費等を積算し算出している。埼玉県も同額であるとの答弁がありました。
次に、議案第90号平成30年度戸田市
一般会計補正予算(第6号)のうち、当
委員会所管部分について申し上げます。
初めに、土木費の
建築総務費では、委員から、安全基準を満たしていない市営住宅のブロック塀3カ所の修繕状況について質疑があり、執行部から、もくせい住宅と
笹目中居田住宅の駐車場は既に完了している。柳原住宅は12月末までに完了する予定であるとの答弁がありました。
次に、小学校費の
学校建設費及び
債務負担行為補正のうち、戸田第一
小学校関連業務につきましては、一括して説明を受けた後、質疑を行い、委員から、学校は避難所となっているが、
建て替え準備委員会に市の防災担当がなぜ入っていないのかとの質疑があり、執行部から、今後、
準備委員会のワーキンググループに
危機管理防災課職員を加え、しっかり意見交換を行いたいとの答弁がありました。
本件については、一時審査を中断し、議案と関連のある戸田第一
小学校改築等工事基本計画の概要について報告を受けました。内容としましては、
建て替え準備委員会の検討結果として、新校舎の配置案、工事中の
屋外運動場代替地、
敷地内既存樹木の処分、既存校舎の
石綿含有調査結果についての説明と、引き続き検討を継続していく事項として、仮設校舎の設置場所、新設プールの配置場所、工事中の
給食確保策、伐採樹木の活用方法、
屋外運動場代替地の整備及び利用などについて説明を受け、種々質疑を交わしました。
さらにその後、戸田第一小学校の
校庭代替地の実地視察を行い、整備方法や出入り口の場所、周辺の交通状況などについて説明を受けたところであります。
次に、
債務負担行為補正の
教育相談等業務では、執行部から、これまで非常勤職員を配置して行っていた
教育相談業務と
適応指導教室業務を、平成31年度から業務委託により実施する旨の説明がありました。委員から、
教育相談業務を委託する理由について質疑があり、執行部から、人材確保が年々困難になっており、質の高い相談員を確保している業者に委託することにより業務の充実が図られるためとの答弁がありました。
また、他の委員から、業務委託後の相談員の人員体制について質疑があり、執行部から、
教育センターは基本的に今までどおりとし、小学校に配置している
スクールカウンセラーは、人数は未定であるが、派遣回数をふやしたいと考えているとの答弁がありました。
さらに他の委員から、
教育センターの相談員に欠員が生じないように努めてもらいたいとの意見がありました。
その他の費目についても種々質疑を交わし、審査した結果、討論に際し、一委員から、
債務負担行為補正の戸田第一
小学校改築等工事設計業務について、
学校教育現場では子供たちの安全・安心が最優先されなければならないが、工事期間は
児童生徒数が最も多くなるときであり、不足が懸念される
学校給食数の確保の代替案も見送られていること、また、戸田第一
小学校改築等工事基本計画案の中では仮設校舎の設置場所についても検討中であることなど、今後も次から次へ新たな問題が発生することが考えられる、いま一度しっかりと全体の計画を見直すべきと考え、本案に反対するとの討論がありました。
一方、他の委員から、戸田第一小学校は
公共施設建物健全度調査の結果、おおむね10年以内の建てかえが望ましい学校の一つであり、この調査結果を受けて
公共施設再編プランを策定し、計画的に各学校の建てかえ等の検討を進めているところである。安全対策については児童の安全、
教育環境等に配慮された工事計画、
スケジュール等が組まれている。給食については建てかえ工事を計画する際のポイントの一つとして配慮されており、その対応策についても決定までに時間的猶予があると確認されていることから、本案に賛成する旨の討論があり、採決の結果、賛成多数により、本案の当
委員会所管部分は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
これを受けて、議案第90号平成30年度戸田市
一般会計補正予算(第6号)に対する
附帯決議案が一委員から提出されました。
その内容を申し上げますと、
債務負担行為補正のうち、戸田第一
小学校改築等工事設計業務について、
コミュニティ・スクールを含めた地域と一体となった教育の推進や地域住民の健康増進、体力づくり、コミュニケーションなどを図るため、地域住民などの意見を取り入れ、地域開放に対応可能な拠点として整備すること、地域住民並びに防災担当などの意見を取り入れ、地域の防災拠点として十分機能するよう整備すること、以上2点に十分留意の上、執行を強く求めるものであります。
協議の結果、一委員から、
附帯決議案の趣旨には賛同できるが、議案第90号自体に反対しているため、
委員会提出議案として附帯決議を提出することには賛成できない旨の発言があり、全員一致とならないことから、
委員会提出議案として提出することを見送った次第であります。
次に、議案第95号平成30年度戸田市新曽第一
土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)、議案第97号平成30年度戸田市新曽第二
土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)、以上2件につきましては、審査の結果、いずれも異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
最後に、執行部から、先ほど申し上げました戸田第一
小学校改築等工事基本計画の概要についての報告に加え、
学校給食費の改定について、
美女木向田地域整備計画(案)の策定について、戸田市
都市交通マスタープラン素案に係る
パブリック・コメントの実施について、以上4件の報告を受けましたことを申し添え、文教・
建設常任委員長報告といたします。
○三浦芳一 議長
健康福祉常任委員長、12番、
遠藤英樹議員。
◎遠藤英樹
健康福祉常任委員長 おはようございます。
それでは、本定例会におきまして
健康福祉常任委員会が付託を受けました案件の審査経過並びに結果を御報告申し上げます。
初めに、議案第89
号指定管理者の指定についてでは、委員から、健康福祉の杜の
指定管理者候補者は応募のあった1者が
指定管理者選定委員会での審査において選定基準を満たす者と評価され、選定されたということであり、選定された候補者は現在の
指定管理者ということだが、今回の審査において、前回の審査における評価との比較は行われたのかとの質疑があり、執行部から、今回は公募での選考であり、前回との比較は行っていないとの答弁がありました。これに対して委員から、サービスが向上し、施設がしっかりと管理運営されるよう
指定管理者制度を機能させていただきたいとの意見があり、執行部から、目標を持った管理運営が行われるよう、
指定管理者と協議していきたいとの答弁がありました。
また、他の委員から、
指定管理者の選定に当たっては比較をすることが大事であり、前回との評価など、必ず比較を行っていただきたいという意見と、応募者がふえるよう競争原理を働かせる工夫をしてもらいたいとの意見がありました。
そのほかにも種々質疑を交わし、審査した結果、異議なく、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第90号平成30年度戸田市
一般会計補正予算(第6号)のうち、当
委員会所管部分について申し上げます。
民生費のうち、
待機児童緊急対策事業では、委員から、平成31年4月からの
保育所入所受け付けの状況について質疑があり、執行部から、一次申込者の全体数は若干減っている状況にあるとの答弁がありました。これに対して委員から、1、2歳児といった、待機人数が依然として多い枠への対応策について質疑があり、執行部から、4、5歳児のあきを利用し、1、2歳児の受け入れをふやしたり、弾力的な運用により
受け入れ定員をふやしている、全国的な
保育士不足に対する国の対応状況を見ながら、質の高い保育を行うため、保育士の確保に努めていきたいとの答弁がありました。
次に、
給食調理業務(
喜沢南保育園)の
債務負担行為補正では、委員から、改築工事後、新園舎の使用を開始する平成32年4月までの
業務委託契約期間の設定状況について質疑があり、執行部から、今年度は現在の業者に年度末まで委託、平成31年4月から12月までの9カ月と平成32年1月から平成35年3月までの3年3カ月の期間で、委託業者の選定をそれぞれ行う予定との答弁がありました。
そのほかの費目につきましても種々質疑を交わし、審査した結果、異議なく、本案の当
委員会所管部分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第91号平成30年度戸田市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、議案第92号平成30年度戸田市
市民医療センター特別会計補正予算(第2号)、議案第96号平成30年度戸田市
介護保険特別会計補正予算(第1号)、議案第98号平成30年度戸田市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、議案第99号平成30年度戸田市
在宅介護支援事業特別会計補正予算(第2号)、以上5件につきましては、種々質疑を交わし、審査いたしました結果、いずれも異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
最後に、執行部から、「とだの
保育創造プロジェクト会議の進捗状況」について報告を受けましたことを申し添え、
健康福祉常任委員長報告とさせていただきます。
○三浦芳一 議長
市民生活常任委員長、19番、
三輪なお子議員。
◎
三輪なお子 市民生活常任委員長 おはようございます。
それでは、本定例会におきまして
市民生活常任委員会が付託を受けました各案件の審査経過並びに結果を、順次、御報告いたします。
初めに、議案第87
号指定管理者の指定について申し上げます。
本案は、
笹目コミュニティセンターに関する
指定管理者の指定であります。委員から、選定における候補者に対する評価について質疑があり、執行部から、候補者は
選定委員会が定めていた基準点を超えており、一定のレベルを満たした提案がされたと評価しているとの答弁がありました。
そのほかにつきましても種々質疑を交わしたところでありますが、審査の結果、本案は異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第88
号指定管理者の指定について、議案第90号平成30年度戸田市
一般会計補正予算(第6号)のうち当
委員会所管部分、議案第93号平成30年度戸田市
交通災害共済事業特別会計補正予算(第1号)、議案第94号平成30年度戸田市
火災共済事業特別会計補正予算(第1号)、議案第100号平成30年度戸田市
水道事業会計補正予算(第2号)、議案第101号平成30年度戸田市
下水道事業会計補正予算(第2号)、以上6件につきましては、審査の結果、いずれも異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
最後に、本定例会の当委員会におきまして、執行部から、戸田市
友好代表団の開封市訪問について、戸田市
笹目コミュニティセンター及び戸田市新曽南多
世代交流館の
施設使用料の見直し(案)の
パブリック・コメントの実施について、戸田市多
文化共生推進計画(案)の
パブリック・コメントの実施について、
文化会館改修工事について、戸田市
水道事業中期経営計画(案)
パブリック・コメントの実施についての報告がありました。
このうち、戸田市多
文化共生推進計画(案)の
パブリック・コメントの実施についてでは、委員から、計画案の作成過程について質疑があり、執行部から、今回の計画作成に当たり新たに市民会議を設置しており、委員には
町会連合会の代表のほか、外国籍の委員も参加するなど、さまざまな立場の委員が検討を行っており、具体的な内容については戸田市国際交流協会などの意見も聞きながら、戸田市らしい計画として幅広い内容を網羅したものにしたいと考えているとの答弁がありました。
次に、戸田市
水道事業中期経営計画(案)
パブリック・コメントの実施についてでは、委員から、この計画において特に注力していきたい点について質疑があり、執行部から、事業面では平成34年から4年間にかけて予定している大規模な設備更新等について確実に実施していきたいこと、経営面では県から購入している水道水、いわゆる県水の価格が平成33年度以降に上昇する可能性があり、そこを見据えた経営を進めていきたいこと、また、今後増大する事業費を見据え、平成29年度は11年ぶりに企業債による借り入れを行いましたが、借入残高が過大とならないよう経営を進めていきたいとの答弁がありました。
以上申し上げまして、
市民生活常任委員長報告といたします。
○三浦芳一 議長 まちづくり・交通対策特別委員長、23番、熊木照明議員。
◎熊木照明
まちづくり・交通対策特別委員長 おはようございます。
まちづくり・
交通対策特別委員長報告を申し上げます。
本定例会の当委員会におきまして、執行部から、環境空間有効活用について、高架下利用について、それぞれ報告を受けましたので、その概要を御報告申し上げます。
初めに、環境空間有効活用につきましては、平成25年7月から一括して活用しております環境空間戸田75から85の一部である戸田82において、新たに開発を行うに当たり、変更の申請が出されたというものであります。
変更内容につきましては、現在、駐車場として活用している区域に、障害者を雇用してJR東日本グループ各社の社員の名刺印刷業務を行う印刷所を建設するというものであります。申請者は東日本旅客鉄道株式会社大宮支社長、使用者は株式会社ジェイアール東日本都市開発、有効活用区域は戸田市大字美女木字向田966番9外、有効活用面積は1,161平米、市の使用貸借面積、いわゆる合意書緑地につきましては、変動はないとのことであります。本件についての有効活用期間は10年間とし、工事着手は平成31年5月、使用開始は平成31年11月をそれぞれ予定しているとのことであります。
当委員会で審査を行った結果、本件は異議なく、承認することに決定いたしました。
なお、環境空間の活用に当たっては、地域住民の理解が必要不可欠であります。執行部においては、これまでも十分に対応していただいておりますが、今後も引き続き地域の方々に対し丁寧な説明に努めるようJRに要請していただくよう、お願いをいたします。
次に、高架下利用につきましては、戸田市大字美女木字向田953番9外の高架下において営業しておりますテナントが、平成30年10月よりスポーツ用品店から飲食店に変更になったというものであります。
以上申し上げまして、
まちづくり・
交通対策特別委員長報告といたします。
○三浦芳一 議長 以上をもって各委員長の報告は終わりました。
これより各
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「質疑なし」という人あり)
○三浦芳一 議長 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
討論通告受け付けのため、休憩いたします。
休 憩 10時37分
開 議 10時37分
○三浦芳一 議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより討論、採決に入ります。
△
市長提出議案第84号〜同第89号 討論、採決
○三浦芳一 議長 議案第84号戸田市
建築基準法等関係事務手数料条例の一部を改正する条例から、同第89
号指定管理者の指定についてまで、以上6件について、討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
本案6件に関する各委員長の報告は、原案可決であります。
本案6件は、各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」という人あり)
○三浦芳一 議長 御異議なしと認めます。
よって、本案6件は、各委員長の報告のとおり、原案を可決することに決定いたしました。
△
市長提出議案第90号 平成30年度戸田市
一般会計補正予算(第6号) 討論、採決
○三浦芳一 議長 議案第90号平成30年度戸田市
一般会計補正予算(第6号)について、討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
本案に関する各委員長の報告は、原案可決であります。
本案は、起立により採決いたします。
本案を各委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
(起立多数)
○三浦芳一 議長 起立多数と認めます。
よって、本案は、各委員長の報告のとおり、原案を可決することに決定いたしました。
暫時休憩いたします。
休 憩 10時39分
開 議 10時40分
○三浦芳一 議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
△日程の追加
議員提出議案第11号
市長提出議案第90号 平成30年度戸田市
一般会計補正予算(第6号)に対する附帯決議 上程、説明、質疑、討論、採決
○三浦芳一 議長 お諮りいたします。ただいま
議員提出議案第11号
市長提出議案第90号平成30年度戸田市
一般会計補正予算(第6号)に対する附帯決議が提出されましたので、これを日程に追加し、直ちに議題とすることに異議ありませんか。
(「異議なし」という人あり)
○三浦芳一 議長 御異議なしと認め、
議員提出議案第11号を日程に追加し、直ちに議題といたします。
提出者の説明を求めます。
13番、
馬場栄一郎議員。
◎13番(
馬場栄一郎議員)
議員提出議案第11号
市長提出議案第90号平成30年度戸田市
一般会計補正予算(第6号)に対する附帯決議は、文教・
建設常任委員会において
委員会提出議案として提出することを目指しておりましたが、委員全員の賛成を得ることができなかったため、本案に賛成の5人の文教・
建設常任委員会の委員である議員とともに、
議員提出議案として提案させていただくものであります。
内容につきましては、案文の朗読をもって説明にかえさせていただきます。
市長提出議案第90号平成30年度戸田市
一般会計補正予算(第6号)に対する附帯決議。
本補正予算における
債務負担行為補正のうち、戸田第一
小学校改築等工事設計業務は、戸田第一小学校の建てかえに伴う基本設計に係るものである。
学校施設は、子供たちの教育施設であると同時に、地域住民にとって最も身近な公共施設であり、地域
コミュニティーの拠点である。また、地震等の非常災害時に地域の避難場所として利用される重要な役割も担っている。
戸田市議会は、戸田第一小学校の建てかえに伴う基本設計に当たって、下記の事項に十分留意の上、執行することを強く求める。
記。1、
コミュニティ・スクールを含めた地域と一体となった教育の推進や地域住民の健康増進、体力づくり、コミュニケーションなどを図るため、地域住民などの意見を取り入れ、地域開放に対応可能な拠点として整備すること。
2、地域住民並びに防災担当などの意見を取り入れ、地域の防災拠点として十分機能するよう整備すること。
以上、決議する。
平成30年12月14日。埼玉県戸田市議会。
以上、よろしく御決定くださいますようお願い申し上げまして、説明とさせていただきます。
○三浦芳一 議長 お諮りいたします。本案は、質疑を終結し、
委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」という人あり)
○三浦芳一 議長 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。
討論を終結し、採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」という人あり)
○三浦芳一 議長 御異議なしと認め、討論を終結し、採決いたします。
(むとう葉子議員、本田哲議員、土屋英美子議員、花井伸子議員 退席)
○三浦芳一 議長 本案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」という人あり)
○三浦芳一 議長 御異議なしと認めます。
よって、本案は、原案のとおり可決することに決定いたしました。
(むとう葉子議員、本田哲議員、土屋英美子議員、花井伸子議員 出席)
○三浦芳一 議長
市長提出議案等の討論、採決を続行いたします。
△
市長提出議案第91号〜同第101号 討論、採決
○三浦芳一 議長 議案第91号平成30年度戸田市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)から、同第101号平成30年度戸田市
下水道事業会計補正予算(第2号)まで、以上11件について、討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
本案11件に関する各委員長の報告は、原案可決であります。
本案11件は、各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」という人あり)
○三浦芳一 議長 御異議なしと認めます。
よって、本案11件は、各委員長の報告のとおり、原案を可決することに決定いたしました。
△請願第2号 「
核兵器禁止国際条約」の日本の早期調印を求める請願 討論、採決
○三浦芳一 議長 請願第2号「
核兵器禁止国際条約」の日本の早期調印を求める請願について、討論の通告がありますので、発言を許します。
賛成討論者、7番、本田哲議員。(拍手)
◆7番(本田哲議員) それでは、日本共産党戸田市議団を代表し、請願第2号「
核兵器禁止国際条約」の日本の早期調印を求める請願の趣旨に賛同し、戸田市議会から意見書を提出することを求める立場から討論をいたします。
この請願は、広島・長崎の被爆者や世界の市民運動の後押しにより、2017年7月、国連において122カ国の賛同を得て核兵器禁止条約が採択されたことを受け、世界で唯一の核の被爆国である日本においても条約の早期調印を日本政府に求めるものであります。
核兵器禁止条約が採択された同年10月には、
核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)がノーベル平和賞を受賞いたしました。12月に行われたノーベル平和賞授賞式において、広島で被爆をされたサーロー節子さんは、広島と長崎で亡くなった全ての人々の存在を感じてほしい、彼らの死を無駄にしてはなりません、人類と核兵器は共存できません、核兵器は必要悪ではなく絶対悪ですと、力を込め訴えられました。
また、フィン事務局長は同授賞式で、核兵器禁止条約について、世界的な危機の時代において前に進む道筋だ、軍縮に民主主義をもたらし、国際法の新たな形をつくりましたと強調いたしました。また、9つの核保有国、疑惑国を批判し、核の傘の下にある国にも自国と他国を破壊する共犯者になるのですかと問いかけ、全ての国に条約参加を強く求めました。
核兵器禁止条約は、ことしの10月29日現在、条約に調印をした国は69カ国、批准した国は19カ国となり、世界が核兵器禁止、また、廃絶に向けて大きく動き出しております。
委員会で不採択をされた委員の方々は、北朝鮮の非核化の不透明さを理由に賛同できないと述べられました。しかし、ことしは3回に及ぶ南北首脳会談、初の米朝首脳会談によって朝鮮半島の非核化と平和に向けた歴史的合意が交わされました。解決すべき課題は多く残されていますが、今回の非核化の合意は歴史的意義があるものと考えます。開始をされた非核の取り組みを前に進め、成功させていく上でも、世界中が協力することが必要と考えます。そのことからも、日本政府に核兵器禁止条約の調印を求めることは、歴史的にも重要な意義があると考えます。
請願者は、請願趣旨において、我が国は世界唯一の被爆国として核兵器の恐ろしさと被爆の苦しみを深くかみしめ、全世界の人々にその廃絶を訴え続けていかなければならないと決意をした市制施行20周年の平和都市宣言を引用されております。この平和都市宣言を持つ戸田市の議会だからこそ、政府に対し核兵器禁止条約の早期調印を求める意見書を提出することは、思想、信条の違いを超えて一致していただけるものと考えております。
全国では、10月5日現在、336自治体の議会が意見書を提出しております。議場におられる議員の皆さんに請願第2号に賛同していただくことを最後に呼びかけ、請願第2号に対する討論といたします。よろしくお願いをいたします。(拍手)
○三浦芳一 議長 以上をもって討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
本件に関する委員長の報告は不採択でありますので、原案について、起立により採決いたします。
本件を採択することに賛成の議員の起立を求めます。
(起立少数)
○三浦芳一 議長 起立少数と認めます。
よって、本件は、不採択とすることに決定いたしました。
△請願第1号 東海第二原発の運転期間を延長しないよう求める請願 討論、採決
○三浦芳一 議長 請願第1号東海第二原発の運転期間を延長しないよう求める請願について、討論の通告がありますので、発言を許します。
賛成討論者、7番、本田哲議員。(拍手)
◆7番(本田哲議員) 日本共産党戸田市議団を代表し、請願第1号東海第二原発の運転期間を延長しないよう求める意見書の請願趣旨に賛同し、戸田市議会から意見書を提出することを求め、討論をいたします。
初めに改めて、東海第二原発は2011年の東日本大震災で外部電源が喪失し、非常用ディーゼル発電機が水没するなどの重大事故寸前に陥って以来、停止となっている原発です。また、これまでも老朽化によるトラブルも頻発している原発であることを訴えたいと思います。
委員会において不採択を主張した委員の方々は、原子力委員会の審査に合格をし、最長20年の運転延長が認められていることを理由の一つに挙げられておりました。しかし、東海第二原発の30キロ圏内に住む96万人に必要とされる避難計画の作成は進んでおらず、実効性のある避難計画は不可能と指摘をされております。また、東海第二原発に近接する使用済み燃料の再処理施設の危険性を考慮した審査が行われていないことも問題となっております。
そもそも、2011年の東京電力福島第一原発事故後の法改定で、運転期間を原則40年というルールを決めました。40年もたつ老朽原発は原子炉の劣化は避けられず、危険性は一層高まります。最長20年の運転延長を認めることは1回限りとし、
原子力規制委員会も、運転延長を認めることは「例外中の例外」だと説明をしておりました。
しかし、関西電力高浜1・2号機など次々と40年超えの原発の再稼働を認めており、東海第二原発を許可したことで、延長の申請が出された老朽原発の運転を100%認めたことになります。決めたルールを形骸化させ、例外を原則にした
原子力規制委員会の責任が、今、厳しく問われているところです。
また、もともと原発自体が未完成の技術で、一たび事故を起こせば未曽有の事態を招くことは、福島第一原発事故が7年半を過ぎても収束の見通しが立たないことからも明らかであり、福島原発事故への深刻な反省を忘れ去ったというほかにありません。
このようなことを考慮すれば、
原子力規制委員会の審査に合格したからとの理由で請願を不採択とすることは、少し乱暴な判断であったのではないでしょうか。
2つ目の理由として、地元や
周辺自治体の事前合意が必要となっており、協議を重ねることで安全性に対する懸念も払拭されると述べられております。
東海第二原発30キロ圏内のうち、事前了解権を有する6市村の中で那珂市長が再稼働反対の意思を表明し、事前了解権を持たない30キロ圏内の8市町中、4人の首長が再稼働反対の意思を表明しております。また、茨城県内の44市町村のうち、約8割の34市町村議会で再稼働などに反対する意見書が採択をされ、NHKの世論調査でも、県民の76%が再稼働、運転延長に反対をしております。
茨木県民は、東海第二原発の運転再開は望んでおりません。協議を重ねれば懸念も払拭されるという考えは、茨城県民に心を寄せない、また、現状を理解しない発言だと言わざるを得ません。
東海第二原発で一たび重大事故が起きたら、戸田市においても福島第一原発事故以上の甚大な被害をこうむることは明らかです。決して他県の問題として片づけられる問題ではありません。
私たち戸田市議会においても、再び戸田市民に放射能被害を受けさせない、市民の命と財産を守る立場からも、東海第二原発の運転期間を延長しないよう求める請願を、戸田市議会から国に意見書として提出していこうではありませんか。
議場におられる議員の皆さんに請願第1号に賛同していただけることを最後に呼びかけ、請願第1号に対する討論といたします。よろしくお願いをいたします。(拍手)
○三浦芳一 議長 以上をもって討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
本件に関する委員長の報告は不採択でありますので、原案について、起立により採決いたします。
本件を採択することに賛成の議員の起立を求めます。
(起立少数)
○三浦芳一 議長 起立少数と認めます。よって、本件は、不採択とすることに決定いたしました。
△
まちづくり・
交通対策特別委員長報告の承認について
○三浦芳一 議長 これより
まちづくり・
交通対策特別委員長報告の承認の件についてお諮りいたします。
まちづくり・交通対策特別委員長の報告は、これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」という人あり)
○三浦芳一 議長 御異議なしと認め、承認することに決定いたしました。
△
市長提出議案第102号〜同第107号 上程、説明、質疑、討論、採決
○三浦芳一 議長 これより議案第102号戸田市教育委員会委員の任命について、並びに議案第103号から同第107号までの人権擁護委員候補者の推薦について、を一括上程し、直ちに議題といたします。
提出者の説明を求めます。
菅原市長。
◎菅原文仁 市長 それでは、追加議案として提案いたします案件につきまして御説明申し上げます。
議案第102号は戸田市教育委員会委員の任命、議案第103号から議案第107号は人権擁護委員候補者の推薦に係る案件でございます。
初めに、議案第102号について申し上げます。
本案は、戸田市教育委員会委員、吉田辰行氏の任期が平成31年1月7日をもって満了いたしますことから、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定に基づき、議会の同意を得て木村雅文氏を新たに任命いたしたく、提案するものでございます。
次に、議案第103号から議案第107号は人権擁護委員候補者の推薦に係る案件でありますので、一括して申し上げます。
本5案は、現在委員であります加藤静子氏、奥住博明氏、武内利行氏、梅田雪代氏、向井由記子氏の5名の任期が平成31年3月31日をもって満了となりますことから、議案第103号で奥住博明氏、議案第104号で武内利行氏、議案第105号で梅田雪代氏、議案第106号で向井由記子氏の再任について、また、議案第107号で加藤静子氏の後任として新たに秋元淑子氏を推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき議会の意見を求めたく、提案するものでございます。
以上でございますが、御審議賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○三浦芳一 議長 お諮りいたします。本案6件は、質疑を終結し、
委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」という人あり)
○三浦芳一 議長 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。
討論を終結し、採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」という人あり)
○三浦芳一 議長 御異議なしと認め、討論を終結し、採決いたします。
議案第102号は同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」という人あり)
○三浦芳一 議長 御異議なしと認め、同意することに決定いたしました。
議案第103号は、同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」という人あり)
○三浦芳一 議長 御異議なしと認め、同意することに決定いたしました。
議案第104号は、同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」という人あり)
○三浦芳一 議長 御異議なしと認め、同意することに決定いたしました。
議案第105号は、同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」という人あり)
○三浦芳一 議長 御異議なしと認め、同意することに決定いたしました。
議案第106号は、同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」という人あり)
○三浦芳一 議長 御異議なしと認め、同意することに決定いたしました。
議案第107号は、同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」という人あり)
○三浦芳一 議長 御異議なしと認め、同意することに決定いたしました。
△
議員提出議案第7号
認知症施策の推進を求める意見書
△
議員提出議案第8号 無戸籍問題の解消を求める意見書
△
議員提出議案第9号
義援金差押禁止法の恒久化を求める意見書
△
議員提出議案第10号
被災者生活再建支援制度の拡充を求める意見書 上程、説明、質疑、討論、採決
○三浦芳一 議長 これより
議員提出議案の上程に入ります。
件名を事務局長が朗読いたします。
栗原議会事務局長。
◎栗原誠 議会事務局長 朗読いたします。
議員提出議案第7号
認知症施策の推進を求める意見書、
議員提出議案第8号無戸籍問題の解消を求める意見書、
議員提出議案第9号
義援金差押禁止法の恒久化を求める意見書、
議員提出議案第10号
被災者生活再建支援制度の拡充を求める意見書。
以上でございます。
○三浦芳一 議長 ただいま朗読いたしましたとおり、
議員提出議案4件を一括議題といたします。
提出者の説明を求めます。
議員提出議案第7号、20番、手塚静枝議員。
◎20番(手塚静枝議員) それでは、
議員提出議案第7号につきましては、案文の朗読をもって説明にかえさせていただきます。
認知症施策の推進を求める意見書。
世界に類例を見ないスピードで高齢化が進む我が国において、認知症の人は年々ふえ続けている。2015年に推計で約525万人であったものが、2025年には推計で700万人を突破すると見込まれている。
認知症は、今や誰でも発症する可能性があり、誰もが介護者となり得るため、
認知症施策の推進は極めて重要である。
また、
認知症施策の推進に当たっては、認知症と診断されても尊厳を持って生きることができる社会の実現を目指し、当事者の意思を大切にし、家族等も寄り添っていく姿勢で臨むことが重要であるとともに、若年性認知症など、これまで十分に取り組まれてこなかった課題にも踏み込んでいく必要がある。さらに、
認知症施策に関する課題は、今や医療、介護だけではなく、地域づくりから生活支援、教育に至るまで多岐にわたっている。
よって、国においては
認知症施策のさらなる充実、加速化を目指し、基本法の制定も視野に入れ、下記の事項に取り組むことを強く求める。
記。1、国や自治体を初め企業や地域が力を合わせ、認知症の人やその家族を支える社会を構築するため、
認知症施策を総合的かつ計画的に推進する基本法を制定すること。
2、認知症診断直後は相談できる人がいないといった人が多く存在しており、診断直後の空白期間が生じている。この空白期間については、本人が必要とする支援や情報につながることができるよう、認知症サポーターの活用やガイドブックを作成することによる支援体制の構築を図ること。
3、若年性認知症の支援については、若年性認知症支援コーディネーターの効果的、効率的な活動を推進するため、コーディネーターに対する研修など支援体制を整備するとともに、本人の状態に応じた就労継続や社会参加ができる環境の整備を進めること。
4、認知症の全国規模の疫学調査と疾患登録に基づくビッグデータの活用を通し、有効な予防法や行動・心理症状に対する適切な対応など
認知症施策の推進に取り組むこと。また、次世代認知症治療薬の開発・早期実用化や最先端の技術を活用した早期診断法の研究開発を進めるとともに、認知症の人の心身の特性に応じたリハビリや介護方法に関する研究を進めること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成30年12月14日。埼玉県戸田市議会。
提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、厚生労働大臣、経済産業大臣であります。
以上、よろしく御決定くださいますようお願い申し上げまして、説明といたします。
○三浦芳一 議長
議員提出議案第8号、13番、
馬場栄一郎議員。
◎13番(
馬場栄一郎議員)
議員提出議案第8号につきましては、案文の朗読をもって説明にかえさせていただきます。
無戸籍問題の解消を求める意見書。
無戸籍問題とは、子の出生の届け出をしなければならない者が何らかの事情で出生届を出さないために、戸籍がないまま暮らさざるを得ない子供や成人がいるという問題である。
無戸籍者は、みずからに何ら落ち度がないにもかかわらず、特例措置などでの救済ケースを除き、住民登録や選挙権の行使、運転免許やパスポートの取得、銀行口座の開設等ができないだけでなく、進学、就職、結婚といった場面でも不利益をこうむっており、無戸籍問題は基本的人権にかかわる深刻な問題である。
また、無戸籍者は、同じ我が国の国民であるにもかかわらず、種々の生活上の不利益をこうむるだけでなく、みずからが無戸籍であること自体で心の平穏を害されており、一刻も早い救済が必要である。
そこで、政府としては、人権保護の観点からも、一刻も早い無戸籍問題の解消に努めるとともに、無戸籍者が生活上の不利益をこうむることのないよう、下記の事項に早急に取り組むことを強く求める。
記。1、強制認知調停の申し立てについては、その受け付け等の際に家庭裁判所の窓口で不適切な指導がなされることのないよう是正するとともに、これに関する法務省や裁判所のホームページの記載を改め、その申立書の書式の改定等を進めること。
2、関係府省庁によるこれまでの類似の通知等により、無戸籍状態にあったとしても一定の要件のもとで各種行政サービス等を受けることができるとされているが、そのことが自治体職員まで徹底されず、誤った案内がなされている事例が見受けられる。窓口担当者を含め関係機関に対し、無戸籍問題の理解を促し、適切な対応を周知徹底すること。
3、嫡出否認の手続に関する提訴権者の拡大や出訴期間を延ばすよう見直すほか、民法第772条第1項の嫡出推定の例外規定を設けるなど、新たな無戸籍者を生み出さないための民法改正を検討すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成30年12月14日。埼玉県戸田市議会。
提出先は、内閣総理大臣、総務大臣、法務大臣、厚生労働大臣であります。
以上、よろしく御決定くださいますようお願い申し上げまして、説明といたします。
○三浦芳一 議長
議員提出議案第9号、10番、石川清明議員。
◎10番(石川清明議員)
議員提出議案第9号につきましては、案文の朗読をもって説明にかえさせていただきます。
義援金差押禁止法の恒久化を求める意見書。
義援金差押禁止法とは、被災者の生活再建を支援するため義援金の交付を受ける権利を譲渡したり、担保に供したり、差し押さえしたりすることや義援金として交付された金銭を差し押さえすることを禁止した法律であり、2011年の東日本大震災の際、被災者が住宅ローンなどの債務や借金返済を抱えていても、義援金が震災の被災者の手元に残るようにするため、議員立法で成立させたものである。
また、2016年の熊本地震や2018年の大阪北部地震、西日本豪雨災害の際にも、同様に法的枠組みをつくり、国会会期中に速やかに成立させている。
しかし、これまでの法律は台風や地震など個々の災害に対応した時限立法として災害発生のたびに立法化されてきた経緯があり、近年の我が国の自然災害の頻度を考えると、災害発生時、常に対応可能な恒久法としての制定が求められているところである。
そこで、国としては、近年、災害が頻発化する中、災害が起こるたびに立法措置するのではなく、国会が閉会している間にも対応が可能となるよう、
義援金差押禁止法の恒久化を早期に進めるべきである。
記。1、
義援金差押禁止法については、近年、自然災害が頻発化する中、災害が起こるたびに立法措置するのではなく、国会が閉会している間にも対応が可能となるよう、恒久法としての立法化を早期に進めること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成30年12月14日。埼玉県戸田市議会。
提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官であります。
以上、よろしく御決定くださいますようお願いを申し上げまして、説明といたします。
○三浦芳一 議長
議員提出議案第10号、7番、本田哲議員。
◎7番(本田哲議員)
議員提出議案第10号につきましては、案文の朗読をもって説明にかえさせていただきます。
被災者生活再建支援制度の拡充を求める意見書。
ことしに入って、大阪北部地震、北海道胆振東部地震、西日本豪雨災害、台風21号など大きな地震や記録的豪雨、強力台風の上陸などが相次ぎ、各地に甚大な被害をもたらしている。まさに災害多発国日本の厳しい現実を改めて突きつけられているところである。
西日本豪雨災害では、死者・行方不明者200人以上を数え、住宅の全・半壊、一部損壊だけでも2万棟を超えている。また、ことし10月の北海道胆振東部地震でも、死者41人、住宅の全・半壊、一部損壊が合わせて約9,000棟に上っている。このため、被災者の多くは仮設住宅などでの仮住まいを余儀なくされ、住宅再建の見通しの立たない被災者も少なくない。
災害が発生した場合には、再度災害を防止するとともに、全ての被災者を対象にした生活と生業の再建、被災者の自立に向けた支援を行うことが求められている。
阪神・淡路大震災被災を機に、被災者の粘り強い運動と世論の力で被災者生活再建支援法が創設されて20年になるが、現行の制度では支給額は最高支給額が300万円と少なく、適用対象も全壊や大規模半壊に限られ、被災者の要望に十分に応えきれていないのが現状である。
よって、国においては、自然災害の頻発を踏まえ、被災者生活の再建を加速するため、
被災者生活再建支援制度について、以下の拡充策を講じるよう強く要望する。
記。1、支援の対象を住宅の全壊、大規模半壊だけでなく、半壊や一部損壊まで広げること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成30年12月14日。埼玉県戸田市議会。
提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、国土交通大臣であります。
以上、よろしく御決定いただきますようお願い申し上げまして、説明といたします。
○三浦芳一 議長 お諮りいたします。本案4件は、質疑を終結し、
委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」という人あり)
○三浦芳一 議長 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。
討論を終結し、採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」という人あり)
○三浦芳一 議長 御異議なしと認め、討論を終結し、採決いたします。
本案4件は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」という人あり)
○三浦芳一 議長 御異議なしと認めます。
よって、本案4件は、原案のとおり可決することに決定いたしました。
△閉会中
継続審査事項の
委員会付託
○三浦芳一 議長 次に、各委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付の
継続審査事項表のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。
お諮りいたします。本件は、申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。
(「異議なし」という人あり)
○三浦芳一 議長 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。
【参照】巻末資料378ページ
△市長挨拶
○三浦芳一 議長 この際、閉会に先立ち、市長より発言の申し出がありますので、これを許します。
菅原市長。
◎菅原文仁 市長 平成30年第4回戸田市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
本定例会は、11月22日に開会し、本日まで23日間の会期の中、議員各位におかれましては御提案申し上げました諸議案につきまして慎重審議を賜り、御決定をいただきましたことに深く感謝を申し上げます。
本日、本定例会が閉会の運びとなりましたが、議員各位より賜りました御意見、御要望等につきましては真摯に受けとめ、今後の市政運営に生かしてまいる所存でございます。
さて、平成30年も残すところあと半月余りとなりました。厳しい寒さが続いておりますが、議員各位におかれましては体調管理に十分御留意され、新年を健やかに迎えられますことを御祈念申し上げます。
今後とも、市政に対しましてより一層の御支援、御協力を賜りますようお願いを申し上げ、閉会に当たっての御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
△議長挨拶
○三浦芳一 議長 閉会に当たりまして、私からも一言御挨拶を申し上げます。
11月22日に開会いたしました今定例会も、本日ここに閉会の運びとなりました。議員並びに理事者各位の御協力によりまして円滑な議会運営ができましたことを、深く感謝を申し上げます。
本年も余すところ2週間余りとなりました。ますます寒さも厳しくなりますけれども、健康には十分留意されまして、御多幸な新年を迎えられますようお祈り申し上げまして、私からの御挨拶とさせていただきます。
△閉会の宣告
○三浦芳一 議長 以上をもって本定例会の日程は全部終了いたしました。
これをもって平成30年第4回戸田市議会定例会を閉会いたします。
閉 会 11時21分...