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平成30年第 4回定例会−09月28日-付録
平成30年第 4回定例会−09月28日-06号

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  1. 蕨市議会 2018-09-28
    平成30年第 4回定例会−09月28日-06号


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    平成30年第 4回定例会−09月28日-06号平成30年第 4回定例会             平成30年第4回蕨市議会定例会                議事日程(第30日)                             平成30年9月28日                             午前10時  開 議 1 開  議 2 付託に対する委員長報告  (1) 教育まちづくり常任委員会委員長 大 石 圭 子 議員  (2) 環境福祉経済常任委員会委員長 梶 原 秀 明 議員  (3) 総務常任委員会委員長 比 企 孝 司 議員  (4) 決算常任委員会委員長 前 川 やすえ 議員 3 委員長報告に対する質疑  (1) 陳情第 4号 核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書を国に提出することを求める陳情(総務)  (2) 議案第46号 蕨市災害派遣手当等の支給に関する条例の一部を改正する条例(総務)  (3) 議案第47号 蕨市重度心身障害者医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例(環境福祉経済)  (4) 議案第48号 蕨市家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例(環境福祉経済)  (5) 議案第49号 平成30年度蕨市一般会計補正予算(第1号)(総務・環境福祉経済教育まちづくり
     (6) 議案第50号 平成30年度蕨市介護保険特別会計補正予算(第1号)(環境福祉経済)  (7) 議案第51号 平成29年度蕨市水道事業会計剰余金の処分について(教育まちづくり)  (8) 認定第 1号 平成29年度蕨市一般会計歳入歳出決算認定について(決算)  (9) 認定第 2号 平成29年度蕨市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について(決算)  (10)認定第 3号 平成29年度蕨市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について(決算)  (11)認定第 4号 平成29年度蕨都市計画事業錦土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について(決算)  (12)認定第 5号 平成29年度蕨市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について(決算)  (13)認定第 6号 平成29年度蕨市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について(決算)  (14)認定第 7号 平成29年度蕨市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算認定について(決算)  (15)認定第 8号 平成29年度蕨市立病院事業会計決算認定について(決算)  (16)認定第 9号 平成29年度蕨市水道事業会計決算認定について(決算) 4 討  論 5 採  決 6 閉  会 ◇ 本日の会議に付した事件  委員長報告  (1)議会運営委員会委員長  閉会中の継続審査事項委員会付託  議員派遣の決定について ◇出席議員  18名  1番 みやした奈美 議員   2番 榎本和孝 議員     3番 古川 歩 議員  4番 大石圭子 議員     5番 保谷 武 議員     6番 前川やすえ 議員  7番 鈴木 智 議員     8番 梶原秀明 議員     9番 小林利規 議員 10番 三輪かずよし 議員  11番 高橋悦朗 議員    12番 大石幸一 議員 13番 山脇紀子 議員    14番 一関和一 議員    15番 池上智康 議員 16番 比企孝司 議員    17番 今井良助 議員    18番 松本 徹 議員 ◇欠席議員 なし ◇職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名  奥田 好是 事務局長     倉石 尚登 事務局次長  助石 高士 調査係長     藤田 友美 主査 ◇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者  頼高 英雄 市長       松本 隆男 教育長  川崎 文也 理事       佐藤 慎也 総務部長  伊藤 浩一 市民生活部長   関  久徳 健康福祉部長  高橋 稔明 都市整備部長   堤  昭広 消防長  渡部 幸代 教育部長     渡辺 靖夫 水道部長  榎本 弘文 病院事務局長   有里 友希 政策企画室長 午前10時3分開議 ◇出席議員 18名    1番     2番     3番    4番     5番     6番    7番     8番     9番   10番    11番    12番   13番    14番    15番   16番    17番    18番 ◇欠席議員 なし ◇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者            (前に同じ) △開議の宣告 ○小林利規 議長  ただいまの出席議員は18名であります。  所定の人員に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。   ━━━━━━━━━━━━━━━━ △議事日程の報告 ○小林利規 議長  お手元に配付いたしました議事日程のとおり、本日の議事を進めます。  なお、本日配付いたしました書類は、  議事日程  以上であります。よろしくご審議、ご参照のほどお願いいたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━ △付託に対する委員長報告教育まちづくり常任委員会委員長報告小林利規 議長  最初に、付託に対する委員長報告を求めます。  陳情第4号及び議案第46号から議案第51号まで及び認定第1号から認定第9号まで、以上16件を一括議題といたします。  最初に、教育まちづくり常任委員会委員長 4番 大石圭子議員。     〔4番 大石圭子議員 登壇〕 ◎4番(大石圭子議員) おはようございます。  ただいまより教育まちづくり常任委員会のご報告を申し上げます。  本定例会におきまして教育まちづくり常任委員会に付託されました案件は、補正予算案1件、その他1件であります。  これより審査の経過概要とその結果についてご報告申し上げます。  当委員会は、9月13日午前10時、第1委員会室におきまして、市長、教育長、理事以下、関係部課長出席のもと審査に入りました。  最初に、議案第49号「平成30年度蕨市一般会計補正予算(第1号)」第1条第1項歳入歳出予算の補正のうち、教育まちづくり常任委員会所管分、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出の部、第10款教育費についてご報告いたします。  本案については款別審査といたしました。  第10款教育費については、第一中学校の万年塀の改修が国庫補助の対象になるか否かについて。中央小学校塚越小学校ブロック塀の改修費用及び工期について。コンクリートブロック塀等の調査結果で基準を満たしていなかった教育委員会所管の施設の改修時期について。中央プール塚越プールの壁の改修の見通しについて。第一中学校のフェンス改修の延長及び新たなフェンスの仕様並びに樹木の伐採にかかる費用について。小学校のフェンスの仕様について、質疑応答後、討論はなく、採決の結果、本案の当委員会所管分については、全員異議なく、本会議において原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第51号「平成29年度蕨市水道事業会計余剰金の処分について」は、決算書の貸借対照表における影響について、質疑応答後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、本会議において原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、教育まちづくり常任委員会の報告を終わります。   ━━━━━━━━━━━━━━━━環境福祉経済常任委員会委員長報告小林利規 議長  次に、環境福祉経済常任委員会委員長 8番 梶原秀明議員。     〔8番 梶原秀明議員 登壇〕 ◎8番(梶原秀明議員) ただいまより環境福祉経済常任委員会のご報告を申し上げます。  本定例会におきまして環境福祉経済常任委員会に付託されました案件は、条例案2件、補正予算案2件であります。  これより審査の経過概要とその結果についてご報告申し上げます。  当委員会は、9月12日午前10時より、第1委員会におきまして、市長、理事以下、関係各部課長出席のもと審査に入りました。  最初に、議案第47号「蕨市重度心身障害者医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例」については、平成25年度と29年度を比較して障害者福祉費が約3億円増額した主な理由及び移動支援事業委託料訓練等給付費サービス利用計画作成費障害児通所給付費地域活動支援センター事業補助金在宅重度障害者手当が増額した理由について。条例改正後の市民への周知方法について、質疑応答後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、本会議において原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第48号「蕨市家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例」については、質疑、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、本会議において原案のとおり可決すべきものと決しました。
     次に、議案第49号「平成30年度蕨市一般会計補正予算(第1号)」第1条第1項歳入歳出予算の補正のうち、環境福祉経済常任委員会所管分、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出の部、第3款民生費についてご報告いたします。  本案については項別審査といたしました。  第3款民生費、第1項社会福祉費に関しては、返還金の内訳について。各給付金の支給実績及び未申請者への対策について、質疑応答後、討論はなく、採決の結果、本案の当委員会所管分については全員異議なく、本会議において原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第50号「平成30年度蕨市介護保険特別会計補正予算(第1号)」については、質疑、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、本会議において原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、環境福祉経済常任委員会の報告を終わります。   ━━━━━━━━━━━━━━━━総務常任委員会委員長報告小林利規 議長  次に、総務常任委員会委員長 16番 比企孝司議員。     〔16番 比企孝司議員 登壇〕 ◎16番(比企孝司議員) ただいまより総務常任委員会のご報告を申し上げます。  本定例会におきまして総務常任委員会に付託されました案件は、陳情1件、条例案1件、補正予算案1件の計3件であります。  これより審査の経過概要とその結果についてご報告申し上げます。  当委員会は、9月11日の午前10時、第1委員会室におきまして、市長、理事以下、関係部課長出席のもと審査に入りました。  最初に、陳情第4号「核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書を国に提出することを求める陳情」については、発言なく、討論に入り、委員より、陳情第4号「核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書を国に提出することを求める陳情」に対して、新生会として反対の立場から討論をさせていただく。  今回の条約の核兵器のない世界を目指すという大きな目標については、国も我々新生会も共有しているところである。  しかしながら、この条約交渉において核兵器保有国は1カ国も参加しておらず、中道国と言われるカナダ、オーストラリア、ドイツなどといった国も参加していない。  我が国が率先して立場の違う国々の間の橋渡しの役割を果たし、核兵器保有国と非核兵器保有国が、ともに参加する枠組みを辛抱強く、しっかりと追求していくことがあるべき姿だとする立場に理解を示すところである。理念に終わらせないためにも、より現実的な形で進めていくことが必要と考える。  よって、陳情第4号には反対する。  続いて、委員より、日本共産党蕨市議団を代表して、陳情第4号「核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書を国に提出することを求める陳情」に対し、賛成する立場から討論を行う。  昨年の7月7日、国連会議において核兵器禁止条約が122カ国の賛成で採択された。被爆の実相を伝え、再び地球上に原子爆弾の惨禍を繰り返してはならないと文字どおり命がけで訴え続けてきた被爆者の皆さんや核兵器廃絶を願ってきた世界じゅうの多くの人々の思いが国際的な世論や運動となって広がり、多くの国々を動かし、そしてこの条約へとつながったものである。  核兵器は一瞬にして多くの命を奪い、すべてを破壊するとともに、広島・長崎に投下された原爆に見られるように、放射能が核爆発から生き残った人たちの体をむしばみ、苦しめ続けていて、長年にわたり被爆者の皆さんが訴え続けてきたとおりである。悪魔の兵器と呼ばれるゆえんである。  この条約の前文では核兵器の非人道性を厳しく告発するとともに、違法性を明確にする太い論理が貫かれ、第1条では核兵器を抜け穴なしに全面的に禁止をする内容となっている。抑止力としての利用もいわゆる核の傘としての効果も認めず、歴史上初めて核兵器が違法な兵器とみなされることになる歴史的意義のある条約である。  一方で、条約に否定的な動きもあることも事実である。とりわけ核保有国は、核抑止力が世界の安全に不可欠だとして禁止条約を非難するとともに、その一方では、核戦力の近代化、核使用政策の強化を図っている。この問題は極めて重大である。  原水爆禁止2018年世界大会国際会議宣言では、米トランプ政権には核態勢見直しや新たな小型核兵器の開発の動きがあり、ロシアのプーチン政権小型核兵器の開発と戦術核兵器先制使用体制を強めていること、さらには核不拡散条約の枠内で核保有国も合意してきた核兵器の完全廃絶の明確な約束やそのための枠組みをつくる特別の努力を否定しようとする動きもあることを指摘し、核兵器の使用を前提とした核抑止力が人類に取り返しのつかない被害をもたらすことは明らかであると厳しく批判している。  核兵器禁止条約に対するこうした逆流もある中で、原水爆禁止日本協議会のホームページによれば、核兵器禁止条約が採択されて以降、これまでに60カ国が署名・調印し、15カ国が批准に至っている。署名・批准に至らない国々でも、その可能性を追求するさまざまな努力や検討が行われているということも伝えられている。  国内では既に300を超える地方議会が核兵器禁止条約への署名・批准を求める意見書を送付しているということである。さらに「被爆者は、速やかな核兵器の廃絶を願い、核兵器を禁止し、廃絶する条約を結ぶことをすべての国に求めます」とする核兵器廃絶国際署名、いわゆる被爆者署名については、多くの市民団体や労働組合、宗教家などの手で広げられているところである。  今、日本政府がとるべきことは、速やかに核の傘から離脱をして、核兵器禁止条約に署名・批准を行うとともに、核兵器廃絶に向けた積極的な役割を果たすことであると確信する。  蕨市では、市民の平和を願う心を結集し、宣言された蕨市平和都市宣言では、「平和憲法の精神を守る立場から、非核三原則が厳守されることを強く希望し、世界のあらゆる国の核兵器の速やかな廃絶を願う」ことが明確に示されている。  この立場に立ち、蕨市議会は国に対して核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書を提出するべきと考える。  以上の見解を述べ、陳情第4号「核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書を国に提出することを求める陳情」に対し、賛成討論とする。  以上、討論を終結し、採決の結果、賛成少数をもって、本件については本会議において不採択とすべきものと決しました。  次に、議案第46号「蕨市災害派遣手当等の支給に関する条例の一部を改正する条例」については、質疑討論はなく、採決の結果、全員異議なく、本会議において原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第49号「平成30年度蕨市一般会計補正予算(第1号)」第1条第1項歳入歳出予算補正のうち、総務常任委員会所管分、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入の部、第13款国庫支出金、第14款県支出金、第18款繰越金についてご報告をいたします。  本案については款別審査といたしました。  第13款国庫支出金については、病児・病後児保育施設がある県内自治体の数及び県内における本市の設置順位について、質疑応答後、討論はなく、採決の結果、総務常任委員会所管分については、全員異議なく、本会議において原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、総務常任委員会の報告を終わります。   ━━━━━━━━━━━━━━━━決算常任委員会委員長報告小林利規 議長  次に、決算常任委員会委員長 6番 前川やすえ議員。     〔6番 前川やすえ議員 登壇〕 ◎6番(前川やすえ議員) おはようございます。  ただいまより決算常任委員会のご報告を申し上げます。  本定例会におきまして当委員会に付託されました案件は、決算認定9件であります。  これより審査の経過概要とその結果についてご報告申し上げます。  当委員会は、9月6日、7日、10日の3日間にわたり、午前10時より第1委員会室におきまして、市長、教育長、理事以下、関係各部課長出席のもと審査を行いました。  最初に、認定第1号「平成29年度蕨市一般会計歳入歳出決算認定について」は、歳入は項別審査、歳出は目別審査といたしました。  歳入の部、第1款市税、第1項市民税に関しては、予算現額と調定額の差額の内容について。県内における収納率の順位及び現状の打開策について。収納率が向上した理由について。収納対策において近隣市より劣っていると判断する点及び今後の取り組みについて。納税義務者数の2000年度との比較及び直近3年間の推移について。預貯金と給与、それぞれの差し押さえ件数及び差し押さえの手順について。徴収事務を県に移管する基準及び移管された中で最も高額だった滞納額と最も少なかった滞納額について。非課税者数の直近3年間の推移及び納税義務者に占める割合について。債権管理対策委員会の目標設定及び取り組み内容について。不納欠損に至る判断基準及び時効について。不納欠損に至った方のその後の状況把握について。納税義務者に占める外国人の割合について。外国人の納税状況の把握に対する見解及び近隣市における同様の状況把握について。  第2項固定資産税に関しては、本市の土地の平米単価が高い理由について。税額の最も高い額と平均の額について。  第4項市たばこ税に関しては、加熱式たばこ喫煙エリアなどの取り扱いについて。  第6款地方消費税交付金、第1項地方消費税交付金に関しては、消費税増税の影響について。  第9款地方交付税、第1項地方交付税に関しては、予算額と決算額に乖離が生じた要因について。特別交付税の内容について。  第11款分担金及び負担金、第1項負担金に関しては、認可保育園保育料の滞納整理の状況及び滞納者の家族構成の傾向について。管外受託保育の具体的な内容について。  第12款使用料及び手数料、第1項使用料に関しては、予算額と決算額に乖離が生じた主な要因について。勤労青少年ホームの使用実績について。信濃わらび山荘の使用実績及び今後の施設のあり方に関する検討状況について。市営住宅の入居・退去者の状況及び申込者数並びに居住年数等で制限を設けることへの見解、また滞納状況、さらに家族構成の変更に伴う部屋の変更について。  第2項手数料に関しては、個人番号カードの普及率とその目標について。粗大ごみ収集券のコンビニにおける販売割合と店舗数及び店舗数増加への見解について。  第15款財産収入、第1項財産運用収入に関しては、テレビ埼玉と蕨ケーブルビジョンそれぞれの株式保有状況及び今後の保有の方針並びに売り払いをしていた当時の目的について。土地建物貸付収入における収入未済額の内容及び回収見込み並びに賃料の見直し状況、また契約更新料の有無について。基金の預金先金融機関と利率及び資金運用の総額について。  第3項財産売払収入に関しては、土地売払代金収入未済額の内容について。売却した土地の内容と経緯について。  第16款寄附金、第1項寄附金に関しては、ふるさと納税における寄附額の推移及び近隣市の状況並びに充当事業の内容とその周知方法について。退職した職員による寄附の有無について。  第19款諸収入、第1項延滞金・加算金及び過料に関しては、市税の延滞金の内訳について。  第5項雑入に関しては、障害者福祉サービス事業者からの障害者福祉費返還金の総額と国・県に返還済みの金額及び29年度の返還額並びに残額と今後の返還見込み、また差し押さえ可能な資産の状況について。保育園給食費における未納額の内訳について。  第20款市債、第1項市債に関しては、対象事業の起債充当率及び充当率の設定根拠について。  次に、歳出の部、第1款議会費、第1項議会費、第1目議会費に関しては、近隣市における歳出総額に占める議会費の割合について。  第2款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費に関しては、退職者数の推移について。職員手当等の不用額の内容について。職員の健康診断受診状況について。職員研修の詳しい内容について。自転車盗難等防犯対策委託の内容と盗難件数の推移について。防犯灯の管理においてコールセンターに情報が寄せられた件数及び防犯灯の今後の整備スケジュールについて。セクハラ、パワハラ事案の件数について。男性職員の育児休暇取得状況について。介護休暇取得状況について。職員の男女比について。女性管理職の割合と近隣市の状況について。管理職員特別勤務手当の内容について。再任用職員のうち、途中退職した人数について。  第2目文書広報費に関しては、番組製作の内容と効果及びその見直し状況について。  第5目財産管理費に関しては、駐車場管理委託の内容及び月極め駐車場の賃料と市の収入額並びに今後の市有地活用の検討状況について。土地開発公社から買い戻した土地の時価の把握及びその活用方法について。  第6目企画費に関しては、グッズ製作の内容及び今後の方針並びに著作権との関連性について。職員提案事業の提案内容について。  第7目情報管理費に関しては、住民情報システム保守委託の詳細な内容について。各保守委託料の契約金額の精査について。財務会計システムに関連する各委託料の積算根拠について。専門知識が必要な分野における専門職員採用への見解について。各種システムの主な契約会社について。  第9目市民活動推進費に関しては、各種相談事業における謝礼額の設定根拠について。  第10目コミュニティ活動促進費に関しては、町会加入率向上への支援及び今後の方針について。町会補助金の算出方法の見直しについて。町会会館管理費補助金の金額の推移について。町会に対する支援強化について。町会長連絡協議会補助金の使途について。  第12目市民会館費に関しては、食事の提供事業者変更による効果について。  第2項徴税費、第2目賦課徴収費に関しては、収納率向上に向けた職員体制について。収納員の収納実績と人数の推移及び今後の人員配置の見通しについて。市たばこ税納入協力報償金の内容及び蕨たばこ協議会加入店舗数について。出張徴収の内容について。苦情の内容について。市外在住滞納者への徴収方法について。  第3項戸籍住民基本台帳費、第1目戸籍住民基本台帳費に関しては、個人番号カード普及率の近隣市の状況及び普及率が低い要因並びに向上への取り組み、またさらなる利活用について。住居表示街案内板整備の内容及び整備方針について。  第4項選挙費、第3目衆議院議員選挙費に関しては、期日前投票の状況について。投票事務従事者派遣委託の内容について。ポスター掲示板の再利用の状況について。  第3款民生費、第1項社会福祉費、第1目社会福祉総務費に関しては、生活困窮者自立支援事業各種相談件数及び学習支援事業の相談件数が減少した理由について。市民葬負担金の増額理由及び件数増加への対応状況について。  第2目障害者福祉費に関しては、障害福祉サービスの各種事業における利用件数の推移について。サービス利用計画作成件数の減少理由について。  第2項児童福祉費、第1目児童福祉総務費に関しては、こども医療給付費に関連した出生率の推移とその効果について。  第3目ひとり親家庭等福祉費に関しては、不用額の内容とその要因について。  第4目児童福祉施設費に関しては、児童虐待相談の年齢別内訳及び相談終結の件数について。家庭児童相談室における相談員の体制及び教育センター移設に伴う影響について。児童虐待への対応に関する会議の開催状況について。不用額の内容とその要因について。福祉・児童センター、児童館それぞれの警備委託料と清掃委託料の内容及び市内業者への委託について。留守家庭児童指導室における指導員の充足状況の推移及び学校ごとの指導室利用児童の割合並びに児童館の役割の違い、また、保育料の収納対策、さらに保護者の就労状況の確認について。児童館における小学生の利用者数とその推移及び中高生の利用状況について。家庭保育室の年齢別在籍児童数及び小規模保育園への移行について。小規模保育園の有資格者の配置状況及び29年度の資格取得者数について。  第5目保育園費に関しては、臨時職員の人数と最長勤続年数及び正規職員との年収の差について。小規模保育園の年齢別在籍児童数及び3歳児が在籍していることへの見解について。  第3項生活保護費、第1目生活保護総務費に関しては、生活保護受給者学習支援事業の対象者の内訳及び進学先について。生活保護率の直近3年間の県内順位について。ネットカフェ住民の生活保護受給の有無について。保護開始の件数と廃止の件数について。保護開始前の市内居住年数の把握及び審査の強化について。  第2目扶助費に関しては、不用額の内容について。外国人の受給状況について。  第4款衛生費、第1項保健衛生費、第2目予防費に関しては、歯周疾患検診における受診者向上への取り組み及び節目検診の対象者数と受診者数並びに節目検診以外の申込者数と受診者数について。予防接種健康被害救済給付費の内容について。がん検診における40代、50代の受診率向上への取り組みについて。20歳の歯科疾患予防推進事業の受診率向上への取り組みについて。  第3目母子衛生費に関しては、乳児家庭全戸訪問指導の実施状況及び訪問体制について。妊婦等音楽鑑賞会事業の参加者数とその内訳及び費用対効果について。  第5目環境対策費に関しては、路上喫煙禁止路面シートの設置数と設置箇所について。環境調査の内容と結果及び見沼代用水水質調査と国道17号線環境調査それぞれの調査箇所について。騒音に対する苦情の有無について。花苗交換事業における生ごみポットの生活環境係での受付に関する見解及び蕨・戸田市それぞれの花苗交換の件数について。  第6目保健センター費に関しては、成年後見制度利用支援事業の利用状況について。精神障害者の手帳交付状況及び電話相談の件数について。精神障害に関する業務の比重及び担当保健師の人数について。保健師の充足率について。  第2項清掃費、第2目美化推進費に関しては、資源回収容器の軽量化に対する検討状況について。  第5款労働費、第1項労働諸費、第2目労働諸費に関しては、勤労者住宅資金金融預託金の5年間の実績及び制度の必要性について。  第6款農林水産業費、第1項農業費、第3目農業振興費に関しては、ファミリー菜園事業における近隣への配慮及び申込者数と当選者数並びに地区ごとの倍率、また空き状況について。わらびりんごサイダーの原価及び利益の状況並びに販路の拡大、また学校給食への提供の可能性について。  第7款商工費、第1項商工費、第2目商工業振興費に関しては、中心市街地活性化事業の進捗状況及び効果の検証並びに駅東口の歩行者通行量調査の結果について。空き店舗有効活用事業の現状について。駅西口広場イルミネーションのさらなる工夫について。宿場まつりへの委託料の増額について。商工会議所への補助金額の見直しについて。中小企業経営合理化資金融資預託金と小口事業資金融資預託金それぞれの利用状況及び事業の展望について。  第8款土木費、第2項道路橋りょう費、第1目道路橋りょう維持費に関しては、蕨駅のエスカレーター、エレベーター保守委託料におけるJRとの交渉状況及び保守点検の時間帯と利用者への配慮について。道路舗装におけるDランク評価の改修状況について。雨水ます清掃の頻度と道路冠水との関係性について。道路上にある鉢植え等への注意喚起について。  第3項都市計画費、第4目公園費に関しては、野良猫へのえさやりの状況把握とその対策について。環境整備委託料の内訳及び樹木剪定を環境整備委託で実施する理由並びに予算額の不足について。公園の見回り調査の頻度について。公園・歩道緑地帯、自主管理団体助成金に対する意見及び過去に減額をした理由について。公園内で発生した事件・事故の件数及び公園の防犯カメラの設置数と効果について。末広公園の改修後の利用状況について。今後の公園改修の方針について。  第5目緑化推進費に関しては、要害通りと施設管理委託の内容と清掃の頻度について。  第4項住宅費、第1目住宅管理費に関しては、市営住宅の家賃収入と経費の割合及びその妥当性並びに収入超過者数とその割合、また収入超過者への指導方法、さらに最長居住年数について。  第9款消防費、第1項消防費、第1目常備消防費に関しては、火災出動にかかわる件数及び主な火災の原因と被害状況並びに第2出動の件数について。救急搬送の件数と内訳及び到着時間と現場滞在時間について。救急車3台が同時に出動した件数について。消防職員の充足度及び休日勤務体制並びに有給休暇の取得状況とその一般職との比較、また再任用職員の配置先について。  第2目非常備消防費に関しては、消防団員の出動状況の詳細及び入団者数と学生の有無並びに健康診断の受診状況について。  第3目消防施設費に関しては、消火栓設置箇所への各町会への周知方法及び各地域の消火栓の設置状況について。  第4目水防費に関しては、荒川左岸水害予防組合において荒川決壊を想定した協議の実施状況について。水防演習の参加者の内訳について。  第5目災害費対策に関しては、防災行政無線の設置数と難聴箇所の状況及びデジタル化移行の検討状況と実施の見通し並びにその移行に伴う費用、また防災行政無線の補完事業、さらに高性能スピーカー導入の検討及び聞き取りやすい放送に向けた工夫について。洪水ハザードマップ改訂の検討状況について。土のうの自宅への配布状況及び土のうステーションの活用状況について。災害対策用備蓄品における自主防災会等への備蓄状況の周知及び備蓄品の偏りの状況並びに対応日数とその近隣市との比較、さらに備蓄品の種類について。家庭における備蓄品の周知方法について。家具転倒防止器具の設置状況及び前年度との比較について。防災大学校の受講者数及び今後の開催見通しについて。  第10款教育費、第1項教育総務費、第3目教育指導費に関しては、スクール支援員の人数と勤務状況について。職員の病休の状況と代替職員の配置について。いじめの認知件数とここ数年の推移及びネットパトロールでの発見件数並びにいじめの解決状況について。中学生ワーキングウィークの受け入れ状況及び事業の効果について。統括相談員の詳細な業務内容について。各相談員の役割と人数及び保護者への周知について。  第2項小学校費、第1目学校管理費に関しては、小学校のトイレの総数と洋式化の改修率及びすべての改修が終了する時期並びに予算増額への見解について。全国学力テストの結果について。教員の男女比と平均年齢について。外国籍の児童数について。各学校の光熱費について。エアコンの使用基準について。学校のLED化の現状と今後の方針について。  第3項中学校費、第1目学校管理費については、パソコンの指導状況について。
     第2目教育振興費に関しては、各種大会選手宿泊費補助金の内訳について。  第4項入学資金、第1目入学資金に関しては、返還未済額とその回収見込みについて。連帯保証人への対応状況について。  第6項社会教育費、第1目社会教育総務費に関しては、わらび学びあいカレッジによる講座の受講率及び各講座の評価並びに公民館使用の減免の状況、また講座内容の見直しについて。  第4目文化ホール費に関しては、文化ホールくるると旭町公民館それぞれの施設の詳細及び職員数について。  第5目公民館費に関しては、利用者数及び利用団体数の傾向について。部屋の予約におけるトラブルについて。外国人の利用状況について。各公民館の職員数について。指定管理料の算出根拠について。需要費の不用額の内容について。くるる全体共用部修繕積立負担金の内容及び総額について。  第6目図書館費に関しては、図書の購入先について。  第7目歴史民俗資料館費に関しては、年間の入館者数及び団体利用の状況について。  第7項保健体育費、第1目保健体育総務費に関しては、独立行政法人日本スポーツ振興センター負担金における災害共済給付の内容及び給付実績の推移並びに高額事例について。小児生活習慣病予防検診の結果及び再検査等の保護者への説明状況について。  第3目市民体育館費に関しては、広場への車の立ち入り状況について。  第4目プール費に関しては、市と指定管理者との連携について。猛暑への対応について。  第5目学校給食費に関しては、残菜の減少理由について。給食費の徴収方法について。給食運営の収支状況について。  第11款公債費、第1項公債費、第2目利子に関しては、借入先と借入時期ごとの利率について。不用額の理由について、質疑応答後、討論はなく、採決の結果、1名の退席を除き、全員異議なく、本会議において認定すべきものと決しました。  次に、認定第2号「平成29年度蕨市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について」は、国民健康保険税の収納率の県内順位及び市・県民税とあわせて滞納している件数について。被保険者数における前期高齢者の割合について。外国人の被保険者数及び収納状況並びに偽装滞在の実態把握について。所得階層別の被保険者数及び滞納者数について、質疑応答後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、本会議において認定すべきものと決しました。  次に、認定第3号「平成29年度蕨市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について」は、滞納処分の状況及び滞納者の傾向並びに滞納対策の強化と水道部との連携について。不納欠損の内容について。市内業者の工事請負状況について。荒川左岸南部流域下水道事業における協議会の協議内容と開催頻度及び維持管理費負担金の内容並びに不用額の要因について。環境整備委託料の詳細な内容について。北町1丁目雨水調整池の稼働状況について。道路等の陥没した件数について、質疑応答後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、本会議において認定すべきものと決しました。  次に、認定第4号「平成29年度蕨都市計画事業錦土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について」は、今後の事業スケジュールについて。土地区画整理審議会の協議内容について。道路標識、信号機の設置状況について。環境整備委託料の詳細な内容について。社会資本整備総合交付金の交付状況及び補正予算によって実施した事業について、質疑応答後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、本会議において認定すべきものと決しました。  次に、認定第5号「平成29年度蕨市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について」は、要支援・要介護の階層ごとの人数とその傾向について。高齢者数と高齢化率の傾向について。各種サービス事業の実績について。介護度の高い方の人数が第6期介護保険事業計画の見込みより少なくなったことに対する見解について。介護保険制度開始時の決算額との比較について。前期高齢者、後期高齢者それぞれの人数について。高齢者の貧困問題について。サービス事業者の増減について。滞納整理の状況及び滞納理由について。サービス利用をためらう方への配慮について。高額介護予防サービス費の給付状況について、質疑応答後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、本会議において認定すべきものと決しました。  次に、認定第6号「平成29年度蕨市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について」は、医療を全く受けていない人数の把握について。滞納整理の状況について。医療費抑制への方策について。3割負担の人数とその傾向について、質疑応答後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、本会議において認定すべきものと決しました。  次に、認定第7号「平成29年度蕨市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算認定について」及び認定第8号「平成29年度蕨市立病院事業会計決算認定について」、以上2件については質疑、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、本会議において認定すべきものと決しました。  次に、認定第9号「平成29年度蕨市水道事業会計決算認定について」は、有収率の変動理由とその分析について、質疑応答後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、本会議において認定すべきものと決しました。  以上で、決算常任委員会の報告を終わります。 ○小林利規 議長  以上で、付託に対する委員長報告を終わります。   ━━━━━━━━━━━━━━━━ △休憩の宣告 ○小林利規 議長  ここで暫時休憩いたします。 午前10時49分休憩 午前10時49分開議 ◇出席議員 18名    1番     2番     3番    4番     5番     6番    7番     8番     9番   10番    11番    12番   13番    14番    15番   16番    17番    18番 ◇欠席議員 なし ◇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者            (前に同じ) △開議の宣告 ○小林利規 議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。   ━━━━━━━━━━━━━━━━委員長報告に対する質疑 △陳情第4号及び議案第46号〜議案第51号及び認定第1号〜認定第9号に対する質疑 ○小林利規 議長  これより委員長報告に対する質疑を行います。  陳情第4号及び議案第46号から議案第51号まで及び認定第1号から認定第9号まで、以上16件を一括議題といたします。  以上16件については質疑の通告がありません。  よって、通告による質疑を終わります。  質疑を打ち切ります。   ━━━━━━━━━━━━━━━━ △休憩の宣告 ○小林利規 議長  ここで暫時休憩いたします。 午前10時50分休憩 午前10時50分開議 ◇出席議員 18名    1番     2番     3番    4番     5番     6番    7番     8番     9番   10番    11番    12番   13番    14番    15番   16番    17番    18番 ◇欠席議員 なし ◇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者            (前に同じ) △開議の宣告 ○小林利規 議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。   ━━━━━━━━━━━━━━━━ △討論及び採決 △陳情第4号に対する討論 ○小林利規 議長  これより討論、採決を行います。  最初に、陳情第4号「核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書を国に提出することを求める陳情」を議題といたします。  本件については、討論の通告がありますので、発言を許します。  7番 鈴木 智議員。     〔7番 鈴木 智議員 登壇〕 ◆7番(鈴木智議員) 日本共産党蕨市議団を代表いたしまして、陳情第4号「核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書を国に提出することを求める陳情」に対し、賛成の立場から討論を行います。  昨年7月、国連会議で122カ国の賛成で採択された核兵器禁止条約は、核兵器の非人道性を厳しく告発し、その違法性を明確にするとともに、核兵器を抜け穴なしに全面的に禁止するものであり、歴史上初めて核兵器が違法な兵器とみなされることになる歴史的意義のある条約であります。  そしてこの条約は被爆の実相を伝え、再び地球上に原子爆弾の惨禍を繰り返してはならないと命をかけて訴え続けてきた被爆者の皆さんや核兵器廃絶を願ってきた世界じゅうの多くの人々の思いが国際的な世論、運動として広がり、多くの国々を動かし、実現したものでもあります。  今月26日に国連本部で行われた核兵器禁止条約の署名・批准書提出式の様子が伝えられておりますが、それによれば、これまでに総務常任委員会で紹介したときからさらにふえて、67カ国が署名し、19カ国が批准に至ったとのことであります。  一方で、核保有国を中心に、「核抑止力」が世界の安全に不可欠として本条約を否定する流れがあることも事実です。  しかし、これらの国々の現実はどうであるのか。世界に現存する核兵器の大半を有するアメリカ、ロシアの間の関係は、冷戦後最悪とも言われ、両国ともに新型核兵器の開発と核兵器使用基準の緩和を発表しています。イギリス、フランスにおいても核兵器の最新鋭化を図る方針を堅持しております。いずれも周辺国や不安定な安全保障を理由とするものでありますが、これらは核兵器の使用につながる危険な流れと言うほかありません。  大国、とりわけ核保有国を中心とするこうした潮流を転換させる力がこの核兵器禁止条約であり、「核兵器のない世界」を求める被爆者を含む市民社会と非核保有国の地道な努力であることを確信するものです。  こうした中、核兵器国と非核兵器国の橋渡しを自任する安倍政権でありますけれども、昨年の国連総会第1委員会での議論では、日本提案の決議案が核兵器禁止条約への言及がなく、核不使用の表現を後退させたことなどに少なくない国から公然と批判が表明されました。  また、ことしの広島、長崎それぞれの平和式典に出席した安倍首相は、昨年に続き、核兵器禁止条約には一言も触れず、被爆者との懇談では、「条約不参加の立場は変わらない」と言い放ち、多くの被爆者は失望の声を表明しております。  これほどまでに核兵器禁止条約を拒否する背景には、アメリカの核兵器を安全保障の根幹に置く「核の傘」政策と核大国が展開する「核抑止力」論に足並みをそろえる姿勢があると言わなくてはなりません。  長崎市の田上市長は、ことしの平和宣言の中で、「核兵器を持つ国々と核の傘に依存している国々のリーダーに訴えます」として、「人類がもう一度被爆者を生む過ちを犯してしまう前に核兵器に頼らない安全保障政策に転換することを強く求めます」と述べるとともに、「核兵器禁止条約が一日も早く発効するよう、自分の国の政府と国会に条約の署名と批准を求めてください」と世界に呼びかけました。「日本政府には唯一の戦争被爆国として核兵器禁止条約に賛同し、世界を非核化に導く道義的責任を果たすことを求めます」とも訴えています。  今、日本の被爆国としての立場が厳しく問われています。核の傘から脱却して、核兵器のない世界を求める世界的な流れをさらに前へと推し進めていくこと、国際的な世論を広げ、どの国の核兵器も許さない明確な意思を築いていくことこそ必要です。  蕨市議会は、世界のあらゆる国の核兵器の速やかな廃絶を願う蕨市平和都市宣言の立場から、国に対して核兵器禁止条約への署名・批准を求めるべきです。  以上の見解を述べ、日本共産党蕨市議団は陳情第4号「核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書を国に提出することを求める陳情」に対し、賛成の立場を改めて表明するものです。 ○小林利規 議長  以上で、通告による討論を終わります。  討論を終結いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━ △陳情第4号の採決−不採択 ○小林利規 議長  次に採決でありますが、本件に対する委員長報告は不採択であります。
     ここで問題を可とすることについてお諮りいたします。  本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立者少数〕 ○小林利規 議長  起立少数であります。  よって、陳情第4号は不採択とすることに決しました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━ △議案第46号の採決−可決 ○小林利規 議長  次に、議案第46号「蕨市災害派遣手当等の支給に関する条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  本案については討論の通告がありません。  よって、通告による討論を終わります。  討論を終結いたします。  次に、採決でありますが、本案に対する委員長報告は原案可決であります。  本案を委員長報告どおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○小林利規 議長  ご異議なしと認めます。  よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━ △議案第47号に対する討論 ○小林利規 議長  次に、議案第47号「蕨市重度心身障害者医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  本案については、討論の通告がありますので、発言を許します。  2番 榎本和孝議員。     〔2番 榎本和孝議員 登壇〕 ◆2番(榎本和孝議員) 無所属の榎本和孝です。  議案第47号「蕨市重度心身障害者医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例」について、反対の立場から討論いたします。  この制度は、障害がある方とその家族の経済的負担を軽減するため、医療機関を受診した場合の医療費の一部負担金を県と市町村で助成する制度です。  今回の改正は、県が対象者に所得制限を導入するのに合わせて、市でも所得制限を導入しようとするものです。  対象となる所得360万円が高額所得者であるとは思えず、また、恐らく以後ずっと負担していくことになるというのは、懸命に苦労しながら働かれている方などに余りにも酷だというふうに思います。  また、「公平性の確保を目的」としていますが、全く意味がわかりません。どこの党が他の議会でどういう採決スタイルだったかということはあえて申しません。  国や県などにより福祉の削減が行われても、障害者にもみんなにも優しいまちとして頑張っていくのが務めだというふうに思います。  以上の理由から議案第47号については反対をいたします。 ○小林利規 議長  以上で、通告による討論を終わります。  討論を終結いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━ △議案第47号の採決−可決 ○小林利規 議長  次に、採決でありますが、本案に対する委員長報告は原案可決であります。  本案を委員長報告どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立者多数〕 ○小林利規 議長  起立多数であります。  よって、議案第47号は原案のとおり可決されました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━ △議案第48号の採決−可決 ○小林利規 議長  次に、議案第48号「蕨市家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  本案については討論の通告がありません。  よって、通告による討論を終わります。  討論を終結いたします。  次に、採決でありますが、本案に対する委員長報告は原案可決であります。  本案を委員長報告どおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○小林利規 議長  ご異議なしと認めます。  よって、議案第48号は原案のとおり可決されました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━ △議案第49号〜議案第50号の一括採決−可決 ○小林利規 議長  次に、議案第49号「平成30年度蕨市一般会計補正予算(第1号)」から議案第50号「平成30年度蕨市介護保険特別会計補正予算(第1号)」まで、以上2件を一括議題といたします。  以上2件については討論の通告がありません。  よって、通告による討論を終わります。  討論を終結いたします。  次に、採決でありますが、以上2件に対する委員長報告は原案可決であります。  以上2件を委員長報告どおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○小林利規 議長  ご異議なしと認めます。  よって、議案第49号から議案第50号まで、以上2件については原案のとおり可決されました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━ △議案第51号の採決−可決 ○小林利規 議長  次に、議案第51号「平成29年度蕨市水道事業会計剰余金の処分について」を議題といたします。  本案については討論の通告がありません。  よって、通告による討論を終わります。  討論を終結いたします。  次に、採決でありますが、本案に対する委員長報告は原案可決であります。  本案を委員長報告どおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○小林利規 議長  ご異議なしと認めます。  よって、議案第51号は原案のとおり可決されました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━      ◎認定第1号の採決−認定 ○小林利規 議長  次に、認定第1号「平成29年度蕨市一般会計歳入歳出決算認定について」を議題といたします。     〔14番 一関和一議員 退場する〕 ○小林利規 議長  本件については討論の通告がありません。  よって、通告による討論を終わります。  討論を終結いたします。  次に、採決でありますが、本件に対する委員長報告は認定であります。  本件を委員長報告どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立者全員〕 ○小林利規 議長  起立全員であります。  よって、認定第1号は認定することに決しました。     〔14番 一関和一議員 入場する〕   ━━━━━━━━━━━━━━━━ △認定第2号〜認定第9号の一括採決−認定 ○小林利規 議長  次に、認定第2号「平成29年度蕨市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について」から認定第9号「平成29年度蕨市水道事業会計決算認定について」まで、以上8件を一括議題といたします。  以上8件については討論の通告がありません。  よって、通告による討論を終わります。  討論を終結いたします。  次に、採決でありますが、以上8件に対する委員長報告は認定であります。  以上8件を委員長報告どおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○小林利規 議長  ご異議なしと認めます。  よって、認定第2号から認定第9号まで、以上8件については認定することに決しました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━ △休憩の宣告 ○小林利規 議長  ここで暫時休憩いたします。 午前11時5分休憩
    午前11時9分開議 ◇出席議員 18名    1番     2番     3番    4番     5番     6番    7番     8番     9番   10番    11番    12番   13番    14番    15番   16番    17番    18番 ◇欠席議員 なし ◇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者            (前に同じ) △開議の宣告 ○小林利規 議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。   ━━━━━━━━━━━━━━━━委員長報告議会運営委員会委員長報告 ○小林利規 議長  これより議会運営委員会委員長の報告を求めます。  議会運営委員会委員長 10番 三輪かずよし議員。     〔10番 三輪かずよし議員 登壇〕 ◎10番(三輪かずよし議員) ただいま議会運営委員会を開催いたしましたところ、次の事項が決定いたしましたので、ご報告いたします。  1、閉会中の継続審査事項委員会付託。  2、議員派遣の決定について。  以上2件については、本日の日程に追加する。  以上で、報告を終わります。 ○小林利規 議長  以上で、議会運営委員会委員長の報告を終わります。   ━━━━━━━━━━━━━━━━ △閉会中の継続審査事項委員会付託小林利規 議長  次に、総務常任委員会環境福祉経済常任委員会教育まちづくり常任委員会の各委員長からお手元に配付いたしました閉会中継続審査事項表に付された事件について会議規則第111条の規定により、閉会中の継続審査にいたしたいとの申し出があります。  お諮りいたします。  この際、閉会中の継続審査事項委員会付託を日程に追加し、議題にいたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○小林利規 議長  ご異議なしと認めます。  よって、この際、閉会中の継続審査事項委員会付託を日程に追加し、議題といたします。  お諮りいたします。  各常任委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中継続審査事項表に付された事件について閉会中の継続審査に付することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○小林利規 議長  ご異議なしと認めます。  よって、各常任委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中継続審査事項表に付された事件については、閉会中の継続審査に付することに決しました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━ △議員派遣の決定について ○小林利規 議長  次に、議員派遣の決定についてを日程に追加し、議題といたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○小林利規 議長  ご異議なしと認めます。  よって、この際、議員派遣の決定についてを日程に追加し、議題といたします。  お諮りいたします。  お手元に配付いたしました資料のとおり、議員を派遣したいと思います。  これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○小林利規 議長  ご異議なしと認めます。  よって、お手元に配付いたしました資料のとおり、議員を派遣することに決しました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━ △閉会の宣告 ○小林利規 議長  以上で、今定例会に付議されました案件は全部議了いたしました。  これをもちまして30日間の会期を閉じ、平成30年第4回蕨市議会定例会を閉会いたします。 午前11時13分閉会   ━━━━━━━━━━━━━━━━...