春日部市議会 2018-11-30
平成30年11月30日建設委員会−11月30日-01号
◇
議案第107号の審査
○
木村 委員長
次に、
議案第107号「
平成30年度
春日部市
一般会計補正予算(第4号)、
建設委員会所管分について」を議題といたします。
本案については、
執行部の説明を省略したいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○
木村 委員長
それでは、
議案第107号に対する質疑を求めます。
◆古沢
委員
歳出のほうで、
補正予算書のこの
概要別の中でお伺いしたいんですが、15ページの
土木費、一番下のところの8
款土木費、8項
道路整備事業のところでちょっと1点、市道2−40号線、
道路用地を取得するため
補正するということがあるんですが、これはただ県道の牛島
球場の前を通過して、
牛島交差点があって、そこから左に曲がる、そこから16号に至る数百メートルの道のことだと思うんですが、この
用地取得ということですか。もう少し詳しく内容についてまずお伺いしたいと思います。
◎神田
道路建設課長
補正予算書46ページ、
補正予算事業別概要書15ページ、
道路整備事業についてのご質疑に答弁申し上げます。
まず、
事業の内容についてでございますが、
備後地内の市道2−40号線の一部で、今ご説明がございましたが、
県道春日部松伏線の
牛島交差点から国道16号に向かいまして、約100メートルの部分に拡幅されていない場所がございまして、その
道路用地の協力が得られましたことから、
補正予算を計上したものでございます。
内容につきましては、土地約86平方メートル、
公有財産購入費500万円、家屋や
立竹木の
補償費といたしまして、補償、補填及び
賠償金700万円、合計1200万円となるものでございます。
以上でございます。
◆古沢
委員
ありがとうございます。
そうすると、内容はわかりました。これは効果というのも大げさですけれども、それによって取得したことによる前進した部分というか、効果というか、その辺について教えていただきたいと思います。
◎神田
道路建設課長
市道2−40号線につきましては、国道16号と
県道春日部松伏線を結ぶ
都市計画道路でございまして、車道2車線で両側に2.5メートルの歩道が
整備される幅員12メートルの
道路でございます。今回ご協力をいただく場所につきましては
道路用地が確保されていないものですから、車道の幅員を確保するために、歩道の幅員も現在狭くなっておりまして、円滑な通行に支障が生じているところでございます。用地を取得することによりまして
計画幅員が確保できますので、歩道が
整備され、
歩行者の安全の確保、車両の通行の
円滑化が図れるといった効果が期待されるものでございます。
以上です。
◆古沢
委員
ありがとうございます。
一部そういうことだったんで、歩道がすごくスムーズ的なというのができるようになるということで、よくわかりました。
じゃ最後に、今後のそれを受けての工事の予定というか、今後どういうスケジュールで
事業が進められるのかをお尋ねいたします。
◎神田
道路建設課長
今後の
整備予定でございますが、今年度におきまして用地を取得させていただきまして、来年、
平成31年度に
道路の
整備を行ってまいりたいと考えております。
以上です。
◆古沢
委員
わかりました。ありがとうございました。
◆坂巻
委員
私も、
事業別概要書の
ページ数を示しながら質問させていただきます。
まず、今の
道路整備事業なんですが、今のご答弁で大体の内容はわかったんですけれども、私もこの
道路を結構しょっちゅう使っているんですが、今、歩道とかが狭くなっちゃった状況、大分長く続いていたと思うんですけれども、この買収にかかった期間はどれくらいかかっていたんでしょうか。
それから、16ページ、
公園維持管理事業についてですけれども、こちら、
公園施設の修繕を実施するため
補正をするというふうにありますが、具体的に何が壊れて、何件あったのかをお示しください。
それから、同じく16ページですけれども、ふれあい
家族住宅購入奨励事業、こちらは
奨励金申請件数が当初、
見込みよりもふえたということで
補正するということですけれども、この
事業の内容と過去3年間の実績をお聞きしたいんですけれども、それから今年度ふえた
件数、
見込み数とふえた
件数をお示しいただきたいです。
お願いします。
◎神田
道路建設課長
補正予算事業別概要書15ページ、
道路整備事業についてのご質疑に答弁申し上げます。
買収にかかりました期間でございますけれども、交渉の記録が残っておりませんけれども、市道2−40号線につきましては、
平成10年、11年の2カ年にわたりまして
整備を行ったものでございますので、
整備に着手する数年前から
用地取得、買収における交渉は行っていたものと考えております。そのため、
用地取得までには約20年以上を要したものでございます。
以上でございます。
◎柿沼
公園緑地課長
補正予算事業別概要書16ページ、
公園維持管理事業についてのご質疑に答弁申し上げます。
具体的に何が何件壊れたのかということでございますが、主に台風24号において、南四丁目
運動広場、
中野運動広場に設置してあります
防球ネットの支柱が傾き、危険であるため、
利用者の安全を図るため
補正をお願いしたところでございます。
具体的には、南四丁目
運動広場が高さ10メートルの
防球ネットの支柱が5本、それから、
中野運動広場が高さ6メートルの
防球ネットの支柱が6本傾いているところでございます。そのほかには、
倉松公園の
ネットフェンスの交換でございます。
以上です。
◎石塚
住宅政策課長
事業別概要書16ページ、ふれあい
家族住宅購入奨励事業についてのご質疑に答弁申し上げます。
この
事業は、
平成23年7月から創設した
事業でございまして、3世代が触れ合う環境を提供し、経済的、精神的に支え合う
家族形態の推進を図り、
定住促進及び地域の
活性化を目的としておりまして、市内に5年以上居住している
親世帯の近居と、または同居するため新たに住宅を取得した世帯に対しまして、土地及び建物の
登記費用額の2分の1の額、上限は20万円となりますが、
市内共通商品券の交付により奨励するものでございます。
次に、過去3年間の
件数と金額につきましては、
平成27年度が
件数といたしまして173件、
交付額が2657万円、28年度が
件数が194件、
交付額は3209万9000円、
平成29年度が
件数が203件、
交付額は3429万5000円となっております。
次に、本年度の
見込み件数とふえた
件数についてでございますが、当初予算では
月平均で約8.3件を想定いたしまして、年間で100件の申請を見込んでおりましたが、今年度8月末現在の
交付件数は68件となっておりまして、
月平均では約14件の申請となっておりますことから、
申請件数の年間の
申請件数では168件を見込んでいるところでございます。このため、ふえた
件数といたしましては、68件となります。
以上でございます。
◆坂巻
委員
2回目の質疑をいたします。
道路整備事業については先ほど
古沢委員からの質疑で、今後の予定はわかりましたので、こちらは結構です。
それから、10ページの
公園維持管理事業についてですけれども、こちらはどのような修繕を行うのか、
防球ネットの支柱が倒れているということで、これを多分直すんだろうと思いますが、撤去とか、そんなことになってしまうのか、この修繕、どのような修繕を行うのかお願いします。
それから、ふれあい
家族住宅購入ですけれども、今年度168件もう既にあるということで、もう一つちょっとお伺いしたいんですけれども、
件数の市内と
市外別の
件数はどうなっているのかお伺いします。
それから、これは今後拡充していく必要が、大変いい
事業なんであるんじゃないかと思いますが、その辺はいかがでしょうか、お願いします。
◎柿沼
公園緑地課長
どのような修繕を行うのかというご質疑でございますが、
防球ネットの支柱につきましては、クレーンで支柱をつった状態で支柱を一度掘り起こしまして、立て直す予定でございます。その際、
基礎コンクリートについては周知をする予定でございます。
また、
倉松公園の
ネットフェンスにつきましては、既存のものを撤去、新設するものでございます。
以上です。
◎石塚
住宅政策課長
過去3カ年の
市内転居と市外からの
転入件数でございますけれども、
平成27年度が
市内転居が114件、市外からの転入が59件、
平成28年度は、
市内転居が150件、市外からの転入が44件、
平成29年度につきましては、
市内転居が150件、市外からの転入が53件となっております。
次に、ふれあい
家族住宅購入奨励事業の拡充につきましては、先ほども申し上げましたように、
定住促進策として
事業を推進しております。このような方策につきましては、この
事業以外にもさまざまございますので、今後総合的にまた費用対効果などを含めまして、精査してまいりたいと考えております。
以上でございます。
◆坂巻
委員
最後に1点だけお伺いしますけれども、
公園維持管理事業なんですが、今回はここでこれを直して、
ネットをもっと新しくするということでよかったと思うんですけれども、これまでの修繕で破損した遊具なんかを撤去したまま、その後何も設置しないというようなことも見受けられるんじゃないかなと思うんですけれども、例えば中央町の第4
公園とか、遊具があったところがなくなってしまったですとか、
谷原グラウンドのところもそのようなことを聞いているんですけれども、こういう撤去したままというところに関しては、遊具をそのものでもいいんですけれども、全く同じものじゃなくてもいいと思うんですけれども、新たに配置をしていくということはお考えになっていないんでしょうか。
◎柿沼
公園緑地課長
遊具の補充の考えはないのかというご質疑でございますが、
公園の遊具が故障や破損した場合ですね、
部品交換等で修繕できるときと、修繕に耐えられず撤去する場合がございます。
ご質疑の撤去した遊具の補充につきましては、
公園施設の
インフラマネジメント計画に基づき、遊具の再編や
長寿化対策に合わせて検討してまいりたいと考えております。
また、
谷原グラウンド、谷原第1
公園かと思いますが、谷原第1
公園につきましては今年度、
都市公園等維持改修事業におきまして、
地域住民の方と協議しながら3月末までに遊具を設置する予定となっております。
以上でございます。
◆坂巻
委員
ありがとうございます。結構です。
○
木村 委員長
ほかにございますでしょうか。
〔「なし」と言う人あり〕
○
木村 委員長
それでは、
議案第107号に対する質疑を終結いたします。
◇
議案第112号の審査
続きまして、支出につきまして説明いたします。
工事費につきましては7億2994万2000円の増額となり、主な理由といたしましては、調整池2カ所の工事費等の精査によるものです。
補償費につきましては5億1510万4000円の増額となり、主な理由といたしましては、建物工作物等の移転費の精査によるものです。換地諸費につきましては3億7805万2000円の増額となり、主な理由といたしましては、測量、設計等の委託業務の設計単価等の見直しによるものです。
最後に、今後のスケジュールでございますが、関係機関である埼玉県と協議を進め、来月2月までに変更告示を行うものです。
報告は以上でございます。
◎石塚
住宅政策課長
住宅政策課より、
報告事項ナンバー10、
春日部市
空き家バンクの設置についてご
報告させていただきます。
空き家等対策を推進していくため、空家等の有効活用及び流通促進を通しまして、良好な住環境の確保、市内への
定住促進及び地域経済の
活性化に資することを目的といたしまして、宅地建物取引業者に仲介を依頼していない空き家の売却、賃貸希望者と移住や住みかえ希望者等とのマッチングを支援する全国版
空き家バンクを活用いたしました
春日部市
空き家バンクを
平成30年11月12日に設置いたしました。
さらに、同日、
空き家バンクの設置とあわせまして、
空き家バンクに申し込みのあった空き家の調査、立ち会い、相談業務等に関しまして、公益社団法人埼玉県宅地建物取引業協会埼葛支部及び公益社団法人全日本不動産協会埼玉県本部越谷支部と
春日部市空家等対策に関する協定の締結を行いました。
報告は以上でございます。
◎会田
水道事業管理者職務代理者
水道部から、
報告事項につきまして2件申し上げます。
報告事項の11番、
東日本大震災避難者に係る
水道料金・
下水道使用料減免措置の終了及び12番の
事故報告について、斉藤
業務課担当課長より
報告いたします。
◎斉藤
業務課担当課長[兼]
春日部営業所長
業務課より、
報告事項ナンバー11、
東日本大震災避難者に係る
水道料金・
下水道使用料減免措置の終了について
報告いたします。
平成23年3月より、震災のため一時的に避難してきた方に対し、経済的及び精神的負担の軽減のため、
水道料金及び下水道使用料の全額減免を実施してまいりました。今年度末で8年間の支援となり、この間の避難者の生活基盤は、震災転入時と比較し、本市での継続居住によりまして一定程度確保されてきたものと推測されます。あわせまして、避難者の本市への定住意向は高く、8年の経過とともに、既に一時的避難という状況ではなくなってきております。
これらのことを鑑み、これまで8年間の減免措置により、本市に一時的に避難してきた方への緊急支援措置としての減免は、所期の目的は達成したものと考え、
平成30年度をもって終了するものです。
続きまして、
報告事項ナンバー12、
事故報告について
報告いたします。
事故の概要でございますが、
平成30年9月11日午前11時20分ごろ、
水道部業務課職員が公用で
春日部市粕壁二丁目8番1号、埼玉県信用金庫
春日部支店内
駐車場に駐車するため後進した際、駐車中の
相手方車両バンパーに接触した
車両物損事故です。
当該
事故については、
平成30年10月16日に示談が成立いたしました。
相手方及び
損害賠償額、市の
過失割合につきましては、別添資料12のとおりです。
なお、支払った
損害賠償額については、全国市有物件災害共済会に請求中です。
報告は以上でございます。
○
木村 委員長
ほかに何かございますか。
○今尾 副
委員長
すみません、今の
報告でちょっと何点かお聞きしたいんですけれども、最初の
専決処分のその
道路の陥没だとか、いろいろこうあるんですけれども、ことし結構
道路の補修というか、一部的な補修はすごく多いのかなと、何か地域を見ていて思うんですけれども、
道路の傷みがやっぱり今大きくなっているのかどうか、きのうだかも安心安全メールで補修箇所、あったら市民の方からも通報をお願いしますというメールが入っていたと思うんですけれども、傾向としてどうなのか、それについてお聞きをしたいということ。
あと、北
春日部駅の
周辺地区土地区画整理事業、これは地権者の方の合意で円滑に進むようにやっていただきたいと思うんですけれども、この暮らしの質向上ゾーンというところに、地区の安全性を向上させる施設を検討しますとあるんですけれども、これって具体的にはどんなものを今このところを想定しているのか、わかる範囲でお願いします。
あと、先ほどの東日本大震災の避難者に係る
水道料金の減免措置の終了ということですけれども、今、一定その確保されてきたということなんですけれども、今現在何名ぐらいの方がその対象になっていて、こういった方にこのことに関する説明とかはどうなっているのかお願いします。
◎榊原
道路管理課道路維持担当課長
道路の舗装のそういった修繕に関しましては、ちょっと本日資料を持ち合わせていませんので、ちょっと数字はお答えできないんですけれども、現時点では前年度とほぼ同じような
件数があると考えております。
そのほかに安心安全メールというお話がありましたけれども、それ以外にも例えば市の広報紙だとか、あとはツイッターだとか、そういったものによってなるべくそういった情報を市民の方から多く得ようという考えでしておりますので、特にその多いからやっているとかではなくて、なるべく早期にこういった損傷を見つけて、
事故がなるべく少なくなるようにという考えで、そういった情報発信をしているものでございます。
以上でございます。
◎金子
まちづくり推進課長
報告番号8番の北
春日部駅
周辺地区土地区画整理事業におきまして、暮らしの質の向上ゾーン、こちらの資料の中で、地区の安全性を向上させる施設と記入しております。こちら、まちのイメージの中で、準備会の中ではこの区画整理地区内を含めた周辺も含めまして防犯を意識していきたいということで、提案に上がっておりますのは、地区の見守り隊が詰められるような場所ですとか、交番ですとか、そういったところの提案が上がっているところでございます。
以上でございます。
◎斉藤
業務課担当課長[兼]
春日部営業所長
東日本大震災減免に係るご質疑に答弁いたします。
平成30年10月末現在での避難者は48世帯でございます。
説明につきましては、2月ごろ終了の通知及びホームページに掲載したいと考えております。
以上です。
○今尾 副
委員長
今、ありがとうございました。
道路とかはわかりました。今回何か補修のやつがすごく黒っぽいやつで目立つんで、何かすごく補修をしているんだなと思ったんですけれども。
件数は変わらないけれども、市民から通報をふやそうということがいいと思います。
すみません、
水道料金の説明、2月ごろと今おっしゃったんですけれども、これから12月に入っちゃうんであれですけれども、なるべくやっぱり早目に説明したほうがいいんじゃないかなと思うんですけれども、その辺はできる範囲で早目にしていただければなと思いますけれども、何かすみません、これで結構です。お願いします。
○
木村 委員長
ほかに何かございますか。
◆坂巻
委員
今のに関連してですけれども、東日本大震災の下水道、
水道料金の減免終了、人数というか、世帯数は48世帯ということなんですが、この方たちの収入とか仕事はされているのかとかは把握されているんでしょうか。
◎斉藤
業務課担当課長[兼]
春日部営業所長
私ども水道
業務課及び下水道課につきましては、所得の調査というふうな権限はございませんので、その辺の情報は持ち合わせてございません。
◆坂巻
委員
緊急支援措置は終わるということですけれども、ちょっとその辺が心配なんで、今後その辺を調査したほうがいいのかなと思いますんで、この辺は要望で。
以上です。
○
木村 委員長
よろしいですか。
ほかに何かございますでしょうか。
〔「なし」と言う人あり〕
○
木村 委員長
なければ、以上をもちまして
建設委員会を閉会いたします。
なお、
委員の皆様はこのままお残りください。
閉会 10:48...