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平成29年12月定例会議(第1号12月11日)

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  1. 能勢町議会 2017-12-11
    平成29年12月定例会議(第1号12月11日)


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    平成29年12月定例会議(第1号12月11日)             平成29年能勢町議会12月定例会議                              平成29年12月11日                                  午前10時開会  第1号 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 一般質問 ┌────────────────────────────────────────┐ │        平成29年能勢町議会12月定例会議会議録(第1号)       │ ├────────┬───────────────────────┬──┬────┤ │        │開会 平成29年12月11日 午前10時01分│議長│中植昭彦│ │ 会議日時   ├───────────────────────┼──┼────┤ │        │延会 平成29年12月11日 午後 4時57分│議長│中植昭彦│ ├────────┼───────────────────────┴──┴────┤ │ 場所     │  能 勢 町 役 場 議 場                │ ├────────┼───┬─────────┬─┬───┬─────────┬─┤ │        │議 席│         │出│議 席│         │出│ │        │   │ 氏     名 │ │   │ 氏     名 │ │ │ 応(不応)招 │番 号│         │欠│番 号│         │欠│ │ 議員及び出席 ├───┼─────────┼─┼───┼─────────┼─┤
    │ 並びに欠席  │ 1番│ 西 河   巧 │〇│ 7番│ 大 西 則 宏 │〇│ │ 議員     ├───┼─────────┼─┼───┼─────────┼─┤ │        │ 2番│ 森 田 則 子 │〇│ 8番│ 長 尾 義 信 │〇│ │ 出席 11名 ├───┼─────────┼─┼───┼─────────┼─┤ │ 欠席  1名 │ 3番│ 岡 本 ひとし │〇│ 9番│ 中 西 顕 治 │〇│ │        ├───┼─────────┼─┼───┼─────────┼─┤ │ 凡    例 │ 4番│ 伊 木 真由子 │〇│10番│ 奥   久 明 │〇│ │        ├───┼─────────┼─┼───┼─────────┼─┤ │〇出席を示す  │ 5番│ 大 平 喜代江 │〇│11番│ 長 尾 義 和 │△│ │△欠席を示す  ├───┼─────────┼─┼───┼─────────┼─┤ │×不応招を示す │ 6番│ 平 田   要 │〇│12番│ 中 植 昭 彦 │〇│ │□公務欠席を示す├───┼─────────┼─┼───┼─────────┼─┤ │        │   │         │ │   │         │ │ ├────────┼───┼─────────┴─┴───┴─────────┴─┤ │ 会議録    │ 7番│ 大 西 則 宏                   │ │        ├───┼───────────────────────────┤ │ 署名議員   │ 8番│ 長 尾 義 信                   │ └────────┴───┴───────────────────────────┘ ┌────────┬────────────┬──────────────────┐ │ 職務のため  │議会事務局長      │    清 水 鉄 也       │ │        ├────────────┼──────────────────┤ │ 会議に出席  │議会書記        │    永 井   勇       │ │        ├────────────┼──────────────────┤ │ し た 者  │議会書記        │    辻   かさね       │ ├────────┼────────┬───┴──┬────────┬──────┤ │        │        │      │        │      │ │        │町長      │上森 一成 │環境創造部長  │福原 仁樹 │ │        │        │      │        │      │ │        ├────────┼──────┼────────┼──────┤ │        │        │      │        │      │ │        │副町長     │東良  勝 │観光文化課長  │松田 正弘 │ │        │        │      │        │      │ │        ├────────┼──────┼────────┼──────┤ │        │        │      │        │      │ │        │教育長     │加堂 恵二 │地域振興課長  │前田 博之 │ │        │        │      │        │      │ │        ├────────┼──────┼────────┼──────┤ │        │        │      │        │      │ │        │総務部長    │中島 吉章 │地域整備課長  │馬瀬 師彦 │ │        │        │      │        │      │ │ 地方自治法  ├────────┼──────┼────────┼──────┤ │        │        │      │        │      │ │        │総務課長    │藤原 伸祐 │環境創造部付課長│宇都宮 福敬│ │        │        │      │        │      │ │ 第121条  ├────────┼──────┼────────┼──────┤ │        │        │      │        │      │ │        │住民課長    │新谷 哲生 │環境創造部付課長│森田 和城 │ │        │        │      │        │      │ │ により説明  ├────────┼──────┼────────┼──────┤ │        │        │      │        │      │ │        │自治防災課長  │田畑 良信 │教育次長    │寺内 啓二 │ │        │        │      │        │      │ │ のため出席  ├────────┼──────┼────────┼──────┤ │        │        │      │        │      │ │        │健康福祉部長  │瀬川  寛 │生涯教育課長  │古畑 まき │ │        │        │      │        │      │ │ し た 者  ├────────┼──────┼────────┼──────┤ │        │        │      │        │      │ │        │福祉課長    │花崎 一真 │学校教育課長  │重金  誠 │ │        │        │      │        │      │ │        ├────────┼──────┼────────┼──────┤ │        │        │      │        │      │ │        │健康増進課長  │狭間 正樹 │会計管理者   │上安 敏弘 │ │        │        │      │        │      │ │        ├────────┼──────┼────────┼──────┤ │        │        │      │        │      │ │        │        │      │        │      │ │        │        │      │        │      │ ├────────┼────────┴──────┴────────┴──────┤ │議事日程    │  別 紙 の と お り                  │ ├────────┼───────────────────────────────┤ │会議に付した事件│  別 紙 の と お り                  │ ├────────┼───────────────────────────────┤ │会議の経過   │  別 紙 の と お り                  │ └────────┴───────────────────────────────┘               開 会  午前 10時01分 ○議長(中植 昭彦君) ただいまの出席議員は11人です。定足数に達しています。      ────────────────────────────────── ○議長(中植 昭彦君) ただいまから平成29年能勢町議会12月定例会議を開会いたします。  町長から、12月定例会議の開会に当たり発言を求められています。この際、許可します。 ○町長(上森 一成君) おはようございます。  12月もはや半ばということでございます。寒い日がふえてまいりまして、きょうからまた夜から冷えるということでございますので、お体御自愛をいただきたいと思っているところでございます。  今、議長からもお話がありましたように、きのう新名神の開通がございまして、開通式に呼んでほしいと言っておったんですけれども、町は一切走っていないということで呼んでもらえませんでした。非常に残念だったなと思っておるんですけれども、本当に大きな効果が期待されるところでございますので、今後そのことに関しましても議員各位と活発な議論をしていきたいなと思っておるところでございますので、よろしくお願いをいたします。  12月会議でございます。条例11件、その他案件1件、予算3件ということでお願いをするところでございます。どうか慎重審議賜りますようにお願いをしておきたいと思います。  それから冒頭の挨拶をおかりいたしまして御報告をさせていただきたいと思います。  台風21号の関係で通行どめのなっております国道173号線と妙見山の府道の関係でございます。  妙見山につきましては、復旧工事に入りまして、年内に開通する見込みということで聞いておりますので、まずは安堵しておるところでございます。  あと173号線でございますけれども、今、池田土木のほうで鋭意進めていただいておるわけでございますけれども、これまでといたしましては復旧に向けた工法の検討を行っているということで、地すべりの影響のない範囲からボーリング調査等着手をして今、調査をしておるというところでございます。  今後の予定といたしましては、まず工事現場の安全を確保するために土が滑り始めると警報を鳴らすようなそんな装置を設置されるそうでございます。そして次に、崩れとりますいわゆる上部ですね、そっちに工事用の進入路を整備する、道をつけるということで聞いておりまして、そして崩れた吹きつけモルタル等の撤去を行っていくということだそうでございます。そして、のり尻ですね、こののりの道の下のほうですけれども、さらなるのり面崩壊を防ぐための押さえの盛り土を行うということでされるそうでございます。そしていよいよ本復旧を行うということになるわけでございますけれども、それまでに早期に片側の通行をできるように現在の道の横手に迂回路を設置する。これは迂回路といいまして、道の横に橋をかけるようなそういう形で迂回路をつけるということでございます。そういうことにして片側通行にして本復旧に入るということで聞いております。  一定いつ開通できるのかということでございますけれども、工事の進捗等もあっていつというのは今明言できないということでございますけれども、私といたしましては、この春をめどに片側通行できるようになお府のほうと調整をしていきたいと考えておるところでございますので、今後その状況によりましてはまた逐一御報告もさせていただきたいと思っておるようなところでございます。  それと今ずれておりますのが能勢を出て兵庫県福住のとこですけれども、それからまたカーブ大きくして能勢に入ってくるんですけれども、そこでも一部同じような崩れかけの状況が見られるということで、そこもあわせて調査をしていくというふうに聞いておりますので、なおまた詳細等について池田土木と調整をして、また議会にも逐一御報告したいと思っております。春をめどに片側通行ができるようになお調整を進めたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いをいたします。  ちょっと長い挨拶になりましたけれども、そういうことでございます。  それでは、今会議よろしくお願いをいたします。以上でございます。      ────────────────────────────────── ○議長(中植 昭彦君) これから本日の会議を開きます。  本日の議事日程をお手元に配付しております議事日程第1号のとおりと定めます。  なお、本12月定例会議の会議期間は、既にお知らせしましたとおり本日から12月14日までの4日間です。      ──────────────────────────────────
         ┌───────┐      │「諸般の報告」│      └───────┘ ○議長(中植 昭彦君) これから諸般の報告を行います。  委員会の開催状況について議会運営委員会より報告願います。 ○議会運営委員長(大西 則宏君) 皆さん、改めまして、おはようございます。  それでは、議会運営委員会から御報告を申し上げます。  去る11月27日、議場におきまして議会運営委員会を開催しております。  案件といたしましては、まず12月定例会議提出予定案件について説明を受け、質疑を行いました。提出予定案件は、今、町長からも申されましたように、条例11件、その他1件、予算3件でございます。全て委員会付託はせずに本会議で審議するということに決定しております。  その次に、日程について協議をいたしました。これも今、議長からありましたように、12月定例会議の日程は、12月11日から14日までの4日間、きょう11日、あす12日に一般質問、議案審議は13日、14日となっております。  また、5日に全員協議会を開催いたしました。また、その終了後、議員懇談会で諸般について協議しております。  議会運営委員会からは以上でございます。      ──────────────────────────────────      ┌──────────┐      │会議録署名議員の指名│      └──────────┘ ○議長(中植 昭彦君) 日程第1、「会議録署名議員の指名」を行います。  本12月定例会議の会議録署名議員は、能勢町議会会議規則第122条の規定によって、7番、大西則宏君及び8番、長尾義信君を指名します。      ──────────────────────────────────      ┌────┐      │一般質問│      └────┘ ○議長(中植 昭彦君) 日程第2、一般質問を行います。  順番に発言を許します。 ○3番(岡本ひとし君) 3番、岡本ひとしでございます。中植議長の御指名により、ただいまより一般質問を開始いたします。  本年も残りわずかとなりました。この1年は、理事者の皆さん、議会の皆さんにとってよき1年となりましたか。私ごとではありますが、本年は再び議会議員として新たなステージの場へと挑戦させていただくことができ、責任の重さ、また生活環境の変化に今さらながら戸惑うことがございます。4年間のブランク、年齢をひしひしと感じることが正直ございます。住民の皆様からの御支援に応えるべく、住民福祉の向上に向けて逃げることなく真正面から課題の解決に向け改めて取り組んでいくことをお誓いいたします。  今、本町の課題は待ったなしであり、次世代へどのようにバトンタッチをすべきか真摯に全員で考えなければなりません。理事者と議会を車に例えるならば、右の車輪は理事者であれば左の車輪は議会です。同じ速度で回転しないと車は真っすぐに進みません。片方だけが強ければあらぬ方向に進んでいきます。すなわち理事者と議会が協力して諸課題の解決に取り組まなければ住民福祉の向上はあり得ないのです。  そこで今、国では、地域共生社会の実現に向けた取り組みを進めようとしています。地域共生社会とは、制度や分野ごとの縦割りや支え手、受け手という関係を超え、地域の住民や地域の多様な主体が我が事として参画し、人と人、人と資源が世代や分野を超えて全てが丸ごとつながっていくことで住民一人一人の暮らしと生きがい、地域をともにつくっていく社会を目指すものであると定義されております。  これまで地域での取り組みや支え合いでは、少子高齢化の急激な加速や人口減少によりこれまでの施策や支え合いでは対応できないのが現状です。これまでと違った地域の支え合いが必要になってくることが予想されております。人づくりや地域の課題に目を配り、住民相互の支え合う機能を強化し、公的支援と地域力が協働した取り組みが必要不可欠です。今や行政が行う公的な制度だけでは住みなれた地域で生活していくことが困難な時代であり、消滅する集落が本当に出てくることがあるのです。誰もが住みなれた地域でこれからも住み続けたいと願うはずです。  地域包括ケアシステムとは、医療、介護で言う高齢期のケアを念頭に置いた概念とされておりますが、地域共生社会の実現に向けては、これから社協の役割がますます重要と考えます。ついては、民生児童委員を初めCSW、ケースワーカー、保健師など地域福祉に携わる人たちの連携が最も重要と考えますが、本町の見解をまずお伺いをしたいと思います。  地域福祉活動の重要な柱として、総合生活相談などの相談者に寄り添った事業の推進が必要だと思われますが、相談員の現状認識をお伺いいたします。  次に、行政施策だけではまちづくりの取り組みは困難であり、地域の知恵や協働した事業が必要です。本会議の一般質問を見ても活力あふれる元気な能勢の地域、まちづくりについての質問が多く、このままでは次世代にバトンタッチすることができない危機感があるからこそ重複するのではないでしょうか。  上森町長の目玉政策でもある地域の課題を発見し、課題の解決に寄与するために配置された、地域担当職員の現状について認識をお伺いいたします。  活力あふれる地域づくりは住民が主体となり、行政がサポートすることにより地域の活力が生かされると思われます。地域へ行政としてどのようにかかわるのか、認識をお伺いいたします。  6月議会での3匹のカエルの話を覚えていますか。1匹目のカエルは、何もせず助けをひたすら待っていました。2匹目のカエルは、ミルクつぼにはまってしまったことに素早く諦めてしまい、ただひたすら助けを待っておりました。しかし、3匹目のカエルは、必死でもがくことでミルクつぼのミルクがやがてバターにかわり、大きなミルクつぼから抜け出せることができた話です。思い出しましたか。3匹目のカエルのようにともに行政と議会が連携し、今後発生し得る課題について議論していくことが解決への近道であり、議会で約束したことは実行していただきたい。また、議員も言いっ放しではなく、責任を持たないとだめだというふうに思います。  本年最後の質問となります。わかりやすく丁寧に御回答いただきますようお願いし、1回目の質問とさせていただきます。よろしくお願いをいたします。 ○町長(上森 一成君) それでは、岡本議員の御質問にお答えをしてまいりたいと思います。岡本ひとし議員の1、「地域共生社会」の実現に向けた取り組みについて御答弁を申し上げます。  まず、地域福祉の推進は、公的な福祉サービスの充実はもちろんのこと、地域住民が手をたずさえ、支え合い・助け合いながら、誰もがその人らしい安心で充実した生活が送れるような地域づくり・地域力強化を目指していくことであると存じます。  それには、我々行政と社会福祉協議会を初めとする地域福祉活動の関係機関・団体等が連携していくことに加え、住民一人一人が我が事、丸ごとの人間関係のつながりをつくるという意識の醸成が重要であると存じます。  次に、総合相談は重要な地域福祉活動の一つとなるものであり、相談件数・内容ともに増加・複雑化していることから、専門職のみならず職員総がかりで対応していますが、その多くが一朝一夕に解決するものではないことから、時間を要する案件もあるとの認識をしておるところでございます。  次に、地域担当職員の現状について御答弁を申し上げます。  昨年12月より、地域の課題等について、気軽に相談いただけるように、地域担当職員制度をスタートさせました。地域と行政のパイプ役として、窓口役として、道路関係、ごみ関係、小学校跡地関係、自治会・自主防災組識関係などの御相談をいただき、課題解決の役割を果たしておるところでございます。  地域への行政としてのかかわり方について御答弁申し上げます。  活力あふれる地域づくりのためには、これまでの行政情報を地域に流す、地域の要望を行政に伝えるといった関係から、地域の側から発信する双方向型の体系づくりも重要になるものと考えており、地域と協働する必要のある施策については、より一層、事前の協議やコミュニケーションを図りながら進めていきたいと考えておるところでございます。以上でございます。 ○議長(中植 昭彦君) しばらく休憩します。      ──────────────────────────────────               休 憩  午前 10時22分               再 開  午前 10時22分               (このときの出席議員11名)      ────────────────────────────────── ○議長(中植 昭彦君) 会議を再開します。 ○3番(岡本ひとし君) ありがとうございました。  それでは、2回目の質問に入っていきたいというふうに思います。  いよいよ2017年も残すところあとわずかとなりました。以前もお伺いをしておったんですが、いよいよことしの世相をあらわす漢字一文字があす2時に京都の清水寺で発表されます。揮毫されます。毎年それを見ますと、ことしはこんなことがあったんだなとしみじみ考えることがたくさんございます。しかし、ことしの漢字は一体どのような一文字になるのかなというところでございますが、いいことも悪いこともある1年ですが、いいことが多い1年であってほしいと思うわけでございますが、どちらかといえば悪いことのほうがここ数年多いように思うのは私だけではないでしょうか。  ちなみに昨年はどんな漢字が選ばれたと記憶されておりますか。昨年は「金」という漢字が選ばれましたね。理由としては、ブラジルで行われたリオ五輪の金メダル、そして東京五輪に希望を託したことや政治にまつわる金の問題、マイナス金利の初導入、そしてあのピコ太郎の金色に輝く衣装などから選ばれたというふうに言われております。  私の個人的な感想を述べれば、ことしは浅田真央さんの引退や、そして安室奈美恵さんの引退発表、そしてゴルフの宮里藍さんの引退など退という字が有力ではないかなというふうに思います。そしてまた、天皇陛下の天皇退位の問題など、さまざまな引退という漢字が選ばれるような気がしてなりません。  そこで上森町長さんにとって、ことし1年をあらわす漢字としてどのような漢字を選ばれますでしょうか。 ○町長(上森 一成君) なかなか難しい御質問で、そうですね、私自身を振り返って、ことし1年、昨年の10月に町長に就任をさせていただきまして、1年少したちました。私としては、自負になるかもわかりませんけれども、進むという「進」という字を自分なりに当てたいなと思っております。以上です。 ○3番(岡本ひとし君) 決して私が予想しました「退」という字ではなく、これから希望を持って進んでいくという、すばらしい漢字一文字であろうというふうにまず評価をしておきたいと思います。ともにしっかり課題の解決に向けて進んでいかなければならないというふうに思います。  それでは、本題に入らせていただきます。まず、「地域共生社会」の実現に向けた取り組みについてお伺いをさせていただきます。  本町の目指す地域共生社会とは、どのようなイメージを描いておるのか、わかりやすく御説明願えますでしょうか。 ○健康福祉部長(瀬川  寛君) 我が町がイメージをいたします地域共生社会のイメージ像でございますけれども、先ほど議員さんが御質問の中で申されました国のほうが描いているイメージ、それと重複する部分もございますけれども、やはりいわゆる公的制度の間には、はざまというものがございます。そのはざまを埋めんがためにまた新たな制度を設けるという、こういう形でいきますとどうしても制度が複雑化、多岐にわたってまいります。そういったところからそういった部分については制度を新たにつくるんではなしに、そのはざまをどういうふうな形で埋めてつなげていくかということが重要になろうというふうに思います。そういったところからやはり地域におかれては、地域の課題を住民さんお一人お一人が我が事として捉えていただけるような形、また対応いたします行政においては、そういった地域の課題を丸ごと、縦割りではなしに、横の連携も含めて受けとめていけるような体制であったり、考えであったり、そういったことを進めるに当たっては、まずはこれまでの考え方、何か困ったことがあれば行政に頼るということではなしに、まずは地域の中で住民お一人お一人が何ができるかというところの意識の改革といいますか、パラダイム転換といいますか、そういったことも重要であろうというふうに考えております。 ○3番(岡本ひとし君) 地域と行政がともに支え合うことが必要だと思われると。当然行政だけの施策では進んでいかない。そしてまた、地域の支え合いだけではやっぱり限界があると。ともにやはり支え合い、そして壁を両方から乗り越えていくことが大変重要だというふうに思うんですが、今後その手法として、行動計画とか、そういうことを策定をして実施をしていくおつもりなのかお伺いをいたします。 ○福祉課長(花崎 一真君) 今後そういったことに対してのガイドラインといいましょうか、指針になり得るようなものを改めて策定をするという考えは今のところございませんけれども、先ほど部長が申し上げたようなことを一定包含する、あるいは制度のはざまに対応していくというのが地域福祉計画であり、社協さんの地域福祉活動計画でございますので、このあたりでしっかり担保していきたいと考えているところでございます。 ○3番(岡本ひとし君) すなわち新たなそういった計画は立てないけれども、今の既存のそういったシステムがあるわけですから、それを今まで以上に連携を密にして行っていくという考えであるという答弁があったわけでございますが、地域の課題とかニーズというのはどのように行政として発見されていくのかお伺いをいたします。 ○福祉課長(花崎 一真君) これまでにも区の制度でございますとか、さまざまな地域のコミュニティーの中には図らずもそういう地域の課題の発見、把握、共有、そしてその解決に向けた自治の取り組みがなされてきたものと存じておりますけれども、この少子高齢化の中にあってそういったコミュニティーをどのように維持していくかというところもございますことから、我々といたしましては、いわゆるそういう協議をするような場、居場所になるような場をしっかり地域でつくっていきたいと、維持していきたいと考えているところでございます。 ○3番(岡本ひとし君) そういったニーズとか、そういう課題を発見して、そのニーズ、課題を解決に向けて取り組んでいかなければならないんですが、そういう手法はどのようにお考えでしょうか。 ○福祉課長(花崎 一真君) 今現在、既存の自治制度以外の進め方といいましょうか、取り組みとして進めつつ、進めたいと思っていることはございまして、この間、地域の福祉委員長さん、あるいは地区の校区の区長会等々お邪魔をして御説明なりお願いに参っているというところでございますけれども、個々の自治制度に加えて校区単位で一定そういった地域の課題の把握、発見、共有、そして解決に至るようなそういう協議の場となり得るようなものをつくっていきたいというところで今現在進めているというところでございまして、まだ具体にそういった形になったというところはございませんけれども、これにつきましても地域に既に校区単位で活動されているというようなこともございますので、今ある団体さん等の活動の資源をしっかり連携をさせていただいて、そういった場をつくってまいりたいと考えているというところでございます。 ○3番(岡本ひとし君) そういった地域の課題とかニーズを発見するためにも、次の質問にもあるんですけれども、地域担当職員がどのようにかかわっていくのかということが本当に私、重要だというふうに思うんですね。そういった課題の発見などについては、当然今の制度の中では各自治区の中では区長さんがいらっしゃったり、そして民児協の役員さんがいらっしゃったりして、今現在各地域単位というか、区単位で高齢者を中心にしたさまざまな活動を実施されておるのも知っております。例を挙げれば、私の地域であれば従来であれば65歳ということなんですけれども、60歳以上の方が地域のあるところへ集まってグラウンドゴルフをしたり、話し合いをしたりとか、もう本当にお互いが話し合うことによって、さまざまなやっぱり課題というのが見えてくるんですよね。特に町内を見渡しても独居老人のこの多さ、我々が想像する以上に高齢者の単身の方が多いという、さまざまな買い物難民であったり、いろんな悩みをお持ちの方がいらっしゃるわけでございます。  そういった課題をしっかりとやはり解決するためには、次の質問にも入っておるんですが、連動してまいりますので、やはり地域担当職員がしっかりと地域に入っていって、そういったニーズとか課題を吸い上げる、またその課題を解決するために地域担当職員がしっかりと仕事をしてもらわないことにはなかなか、せっかく町長がアドバルーンを上げたんですけれども、実行に結びつかないということがあろうと思うんです。いよいよこの地域担当職員が設置をされて、もう早く、約1年間が過ぎようとしているんですけれども、今までで地域担当職員から課題であったり、地域のニーズであったりとかいうそういった問題が行政のほうに提起された例はございますか。 ○総務部長(中島 吉章君) 地域担当職員の活動の内容というようなことでございますけれども、今までに個別に区のほうからよく要望として上げていただいていた事項ですね、こういったことをまず地域担当職員の方のほうに連絡があって、そこでお話をするというようなそういったケースが比較的多かったように感じています。今、議員御指摘のような地域の課題いうのは、ちょっと全体としてはなかなかそこまで踏み込んだ活動というふうにはなっておりません。  地区ごとに設置をしておりますので、これ地域間の格差というのもございます。例えば岐尼地区なんかでしたら、そういうような通学路の関係でそこの地域の課題まで含めたいうことでいろんな形をしておるようなそういうところもございますけれども、ちょっと地区ごとにばらつきがございますので、全体にそれが浸透しているというようなことでは今至っておりませんけれども、徐々にその辺は進めていきたいなというふうに考えてございます。 ○3番(岡本ひとし君) 徐々にでは、もう1年たっているわけですから、もう極端な話をすればある地域では、うちの地域担当職員の名前は広報紙で聞いたことあるけれども、顔は見たことないという住民もいらっしゃるんですよ。これから年を明ければ各集落では初集会もされると思うんで、ぜひとも地域担当職員がそういった場に、住民さんが集まる場に私はまずは取っかかりとして足を運んで、私が皆さんの地域の担当職員ですよと言うこともやはり必要ではないかなというふうに思うんです。その辺町長、お考えあればお聞かせ願えますか。 ○総務部長(中島 吉章君) 私のほうから答弁させていただきたいんですけれども、地域担当職員制度をスタートさせていただいた時点で当初、町長のほうからは今、議員御指摘のように1地区に1人の職員を充ててというようなことも考えておったわけですけれども、なかなか職員数も少のうございます。40数名の職員をそれぞれに充てるということがその地区ごとによって対応もかなりばらつきも出るというようなことで、まずは校区単位でというようなことで校区に配置をさせていただいたというようなことでございます。  初集会ということもございましたけれども、当然初集会、御存じのようにほとんどが同じ地区のとこでやりますので、初集会には参加をしないというようなことで進めさせていただきました。  それでそれにかわって地区の区長会とか、そういった地区単位の区長会のほうには担当職員が出向いて、まずは昨年でしたら御挨拶も兼ね出向きまして、そして紹介もさせていただいたというような状況でございます。個別の各区の集会というふうになってまいりますとなかなか対応がし切れないということで、現在のところは、見合わせておるというとこでございます。 ○3番(岡本ひとし君) 各集落に個別にいうのも私、大事だと思うんですけれども、やり方として町長のほうからこちら側、議員のほう見れば各校区に議員はいているんです。田尻校区は今、議員いないんですけれども、もっと議員を私、使ったらいいと思うんです。情報は、議員というのはもう事細かな情報をお持ちですわ。  私なんかでもよく聞かれるのは、裏の溝がちょっと詰まったと。どないかしてほしい。本当細かなことも聞かれますわ。よく言うのは、その自治区で、その区でできる、やらなければならない仕事は区長さんのほうに話をしてほしい言うんですわ。要するに議員の仕事と区長の仕事というのは、また別ですから、当然区長さんとの連携も地域担当職員いうのはとっているとは思うんですけれども、もう一つ、一歩足を前へ出して、我々議員をもっとうまく、使うと言えば語弊があるのですけれども、課題の発見や、そしてニーズの把握について我々議員ともっと連携をとりませんか。とったほうがいいと思うんですよ。ちょっと町長の私の今の提言についてお考えがあれば御回答願えますか。 ○町長(上森 一成君) 今、総務部長がお答えをしましたように、この地域担当職員というのは、いろいろ私が就任をいたしまして、各地区で1人とかいろいろ議論をしました。その根底は、行政というものは住民の皆さんに身近なところにあるべきであるという私の思いでございますけれども、そういうところから一つの地域を決めるということで、それはその職員にすると、自分の役所でのセクションの仕事もあるけれども、それにプラスして地域ということを持つわけなので、大変なこともあるんですけれども、より行政を身近に感じてもらうという意味でそういう制度を今しています。  今お話ありましたように、各校区ごとに差があります。もっと担当職員のほうにも言うていただいたらいいんですけれども、なかなかお話のない校区も実際ありますし、たくさんお話をいただいているとこもあります。これはこの差を平均にというのは、これは無理だと思います。それはそれぞれの地域性もあると思うのでね。ただ、私は、町としても担当職員ということもつくらせていただきましたので、やっぱり地域としても能動的に意見を言っていただくということも必要であるんだろうと思います。  その一環として、議会の先生方ももちろん校区におるということでございますけれども、やっぱり今、岡本議員おっしゃったように、区長さんとしてのお仕事とやっぱり議員としての仕事というのは、これ似て非なるものがあると思います。ですので私たちは、行政の立場から物を言います。議員は、議員の立場からおっしゃる。区長は区長の立場、住民は住民の立場からおっしゃるという、そういうそれぞれの立場の中の意見がそこで収れんされていくことによって一つの政策なり考え方ができると思うので、その辺は議員を使うというようなことではなしに、十分連携はとっていきたいとは思っておるところでございます。 ○3番(岡本ひとし君) 今後そういった我々議員との連携もしっかり、町長のほうから今、連携をとっていきたいという答弁があったわけですから、そういった地域の課題とかニーズについてはしっかり、私も私の住んでおる地域の担当職員とも今後、こういった問題があるけれども、どうやということもしっかり議論をさせていただきたいというふうに思います。  次に、ちょっとまた話題といいますか、質問を変えさせていただきますが、最初の答弁の中で部長のほうから制度のはざまという言葉が出てまいりました。すなわちその制度のはざまというのは、どういうことをあらわすんでしょうか。ちょっと詳しく御説明願えますでしょうか。 ○健康福祉部長(瀬川  寛君) 抽象的な表現になるかもわかりませんけれども、例えば一つの制度がありまして、その制度からはみ出る部分ですね、その制度を埋めんがためにどうするかというところでまた新たなサービスであったり、制度であったり、そういうものを構築をしていくと。その構築される制度と制度の、どうしても制度ですので、要件とか資格とかいうものが出てまいります。そういったもの、あるいは所得ですね、そういったもので補足し切れない部分も当然出てこようと思いますので、そういったところが制度と制度のはざまとなって出てくるのではないかというふうな理解で申し上げておるものでございます。  その一つの例で言いますと、福祉的な、介護的なサービスと障がい的なサービス、当然こういったものも片方は介護保険の制度で動いておりますし、もう一つのほうは障がい福祉の部分で動いていますので、例えばそういったところでデイというふうなものがありますけれども、それも制度としては共通して、障がい者も介護も共通のデイというところで補足をしようというふうな制度は設けられるわけですけれども、全てがそこで網羅できるわけでもないというふうに思っておりますし、そういったところをどうしていくかというところだと思います。 ○3番(岡本ひとし君) 制度のはざまで要するにそういった行政施策が受けられない方、言葉荒っぽいですけれども、能勢町内には生活困窮者であったり、そして教育行政の中において、教育長、よう聞いといてくださいよ、教育行政の中においては、学校やさまざまな施策、一つ例を挙げれば放課後児童クラブなんかもそうだと思うんです。いろんな事業を呼びかけても、その事業になかなか参加をしたくてもできない子供たちもいてるんですよ。そこにどのように、そういう子供たちをどうその事業に結びつけていくかということが本当に私、重要だというふうに思うんです。夏休みの間に十分に食事がとれない子供たちもいると。この時代にですよ。十分休みの間に食事がとれない子供たちがおるというのを聞いて、本当に自分自身どないかせないかんなというふうなやっぱり思いもあるんですよ。  そこをやっぱり子供たち、要するに今度の地域共生社会というのは、この言葉だけを見れば何か高齢者だけとか、障がいのある方だけというふうな私、住民さん感覚お持ちだと思うんですけれども、そうじゃなく、要するに今まで光の当たらなかった子供たちもどうにかしてその光が当たるようなそういう施策を、しっかりと町の中で私は光を当てていただきたいという思いで今回一般質問をしたところなんです。まだまだ住民さんにも今回のこの制度について、周知も十分ではないというふうにお伺いもしております。過日、各校区の区長の皆さんへ今後の地域づくりについて御説明があったところでございますので、我々議員も協働してこの地域づくりについてしっかり議論の輪の中に入っていきたいなというふうに思っております。  次に、今回もやはり能勢町が元気がない。地域の活力がだんだんなくなってきた。地域力がないという、やはりどないするんやという質問がこの12月議会でも一般質問で何人かの方が出されています。やはり常日ごろ能勢町が元気がないな。もっと活力があふれる、そして次世代に向けていかに元気な能勢町を取り戻してバトンタッチをしていかなければならないかということで、いろんな同類の質問があるというふうに私は思います。  そこで能勢町は元気がないと、閉塞感が漂っているという住民さんからの御意見等々がたくさん私の耳には届いておるんですが、そのような意見があるというのは行政としてどのようにお考えになられていますか。町長のほうから御答弁をお願いしたいと思います。 ○町長(上森 一成君) そういうお話が前からございますね。例えば岡本議員、いやいや、能勢町は元気ありまっせ、活性化していまっせと、こう言うたらどう反論しはりますか。これ反問でも何でもないです。どうしはるかと僕は思うんですね。ほんならそれは閉塞感全然ありまへんでと、こう言うたらどう反論しはるかと、そこだと僕は思っているんですね。  世の中というのは、ある一定の出来事を是として進まなければいけない。要するに今の能勢町の人口1万人強、高齢化率36%ですね、この現実、そして子供の数が出生が40人ぐらいですかね。これを夢物語のように変えられませんですね、今の現実を。じゃあ、今の現実を是としてどうするのかということだと思うんですね。住民さんの中で閉塞感があるという人、いろんな人があると思うんですね。例えばAという人は、昔中学生が何百人おったと。そのころに比べて閉塞感があるとか、人それぞれだと思うんですね。だから一概に言葉をひとり歩きさすというのは、私、余りよくないなと実は思っています。ですので今の現状、私が昨年10月に就任をさせていただいたときの現状を是として、それを少しでも、例えば活力なり元気がないとか、そういうことの源は、私はやっぱり若い人たちが少ない、これが一番大きな原因だろうと思います。ですのでここは行政を挙げて、地域を挙げてそこをどうするかという、これが本当に大きな課題なんだろうなという認識をしているところです。 ○3番(岡本ひとし君) 今、町長からそういうお言葉を頂戴して、十分納得できることも私あると思います。  ここで一つ提案なんですけれども、一度能勢町が元気になるような何か事業を、お金のかからない事業のちょっと提案をしたいというふうに思います。  1つ目が能勢町丸ごとイルミネーション。この事業というのは、毎年今の12月に入りますとクリスマスシーズンになります。各家庭でイルミネーションを点灯させて、きれいですわね。遠くから見ておってもね。各家庭での色とりどりの電飾が飾られておるんですけれども、私もつい見とれてしまうほどきれいな家庭もございます。  そこで電飾アートのコンテストを開催してみてはどうですか。これは詳しく申し上げますと、エントリー制度にするんです。住民の皆さんから電飾アート、うちの家はこんな電飾をしたいという届け出をしていただいて、それを能勢町のホームページで公開する。住所と名前と事前に公開をして、そして各家庭で電飾アートを一生懸命やっていただくんです。そして住民さんが要するに順位を決めるんです。順位でも何でもよろしいですわ。いいところには、どこでもええ、役場の庁舎の入り口でもいいですから投票箱みたいなんをつくって、そこへ投票するんですよ。それを集計をして、優秀賞とかそういう賞を授与してあげると。要するに各家庭で親と子供がしっかりとそういったイルミネーションやることによって、親子のきずなであったり、一つの地域の私は活性化に結びつけるのではないかなということで提案をさせていただきたいというふうに思います。  当然エントリーをされた方というのは、ホームページなんか見ますと、住民がいろんな方がそのアートをされているところへ行かれます。当然夜ですので、たばこを吸ったり、その辺ぽいっとごみを捨てたりされる方もあるでしょ。だから登録をされた方には登録料として2,000円ぐらい頂戴して、その半分の1,000円はその家庭へお返しをするんです。地域の見られた方の清掃とかいうのがありますから、1,000円をお返ししてあげると。それで残りのお金については、景品を買ったりすることもいいと思うんです。  これ町が主体でやると、なかなか、長続きしないと思うんです。どこかの団体とかいろんなところに呼びかけてやることも私は可能だというふうに思います。これある地域では、こういうこと実際にやっている地域あるんですわ。それで関西電力さんが後援してはりますねん。電気使うてもらうからね。関電さんが後援して、結構地域盛り上がっているとこあるんですわ。そういうことも一つ考えてみてはどうでしょうか。  そして2つ目に、これからのシーズン、年明けのシーズンなんですけれども、能勢町版ギネスに挑戦といって、節分のシーズンがやってまいります。巻きずしの丸かじりというのが多いんですけれども、親子で巻きずしをつくる、そんな能勢町版ギネスに挑戦というタイトルで親子で参加をして巻きずしをつくると。それも個別ではなく、巻きずしを全部1本の巻きずしになるようにやっていくんですよ。結構親御さんで参加する方がいらっしゃると思います。  次、3つ目に、夏のシーズンになってきますと親子で流しそうめんを体験するということで、能勢町には竹もたくさんあります。竹を切って、流しそうめんをやる。  今3つ私、提案したんですけれども、そんなばかばかしいことを議員よう質問するなと思うけれども、ばかばかしいことが要するに地域の活性化に私、結びつくと思うんですよ。今3つの提案をさせていただきましたけれども、町長、どうでしょう。何か御意見があればお伺いをいたします。
    ○町長(上森 一成君) DASH村いう番組でやっていましたね、流しそうめん。例を挙げての御質問だと思いますけれども、昔から言いますよね。何かの塔をつくれば、塔をつくっている間だけは非常に皆頑張ると。そういうことで一つの活性化になろうと思いますので、それは一つの提案として頂戴をしといて、今後、能勢町民がこの町の誇りにできるような何かそういう催し物を本当に考えていかなければならないのかなとは思うところです。以上です。 ○3番(岡本ひとし君) 私、言いましたように、そこで絶対に行政は何らかの形で協力とか参画をしていかなければならないと思うんですが、行政主導でこういった事業を進めていくと必ず失敗するんです。やっぱり地域のそういった方々が要するに主力となって動いていただけるそんな仕掛けを行政がやっていかないと単発で終わってしまうことがやっぱり多々あるというふうに思うんですね。それだけ行政のほうでちょっと念頭に入れていただければ、新たな担当の部局で一度テーブルに上げて議論していただければ大変ありがたいなというふうに思います。とりあえず何やかんや言うてもこの能勢町を元気にしようやと、みんなで一つのことにしっかり協力して地域づくり、地域の活力を、もう一度以前のように活気あふれる地域をつくっていきたいという思いで今回発言をさせていただきますので、御理解を賜りますようよろしくお願いをしたいと思います。  そして最後になりますが、最初の質問の中でも少し触れさせていただいたんですが、この議会での発言であったり、議員の発言、そして理事者側の発言なんかでお約束したことは、やっぱりお互いしっかり守っていこうと。議事録もあるわけですから、今後、守っていただけますか。お約束したことはお守りいただけますでしょうか。 ○町長(上森 一成君) もとよりお約束したことは守らなければならないと思っております。 ○3番(岡本ひとし君) ちょっと過大、通告からちょっと脱線をしてしまうことがあろうと思うんですが、そのときはまた議長のほうで判断をしていただければ結構かというふうに思いますので、お願いをしておきます。  まず9月議会で私が行政のほうにお願いいたしました件でございますが、部落差別解消推進法について問い、お伺いしたときに、知らない法律は守れない。住民にいかに周知徹底するのかという質問したとき、理事者のほうから、覚えていらっしゃいますよね、当然おっしゃるように周知するべきである。町で言いますと広報またはホームページで周知していきますいう答弁を頂戴しているんですが、9月から、もう12月です。広報にも掲載された形跡もありませんし、町のホームページで掲載されたこともありません。なぜお互いそういった答弁があった中でできないのか。そんなにお金のかかるもんではないし、広報の紙面上枠どりができないいうこともないと思うんです。町長がどうのこうのでなく、やっぱり担当職員がそういうことがあれば、町長のそういった答弁があったんですから、いち早くやはり、ちょうどタイミングとしては、この法律ができて1年がやっとたちました。ということは今が一番いいチャンスです。1月号とは言いません。2月号にでもぜひ掲載をしていただきたいないうふうに思いますが、担当部署の責任者から答弁をお願いしたいというふうに思います。 ○議長(中植 昭彦君) しばらく休憩します。      ──────────────────────────────────               休 憩  午前 11時08分               再 開  午前 11時09分               (このときの出席議員11名)      ────────────────────────────────── ○議長(中植 昭彦君) 会議を再開します。 ○3番(岡本ひとし君) それでは、次の質問に移ります。やっぱり地域おこしとか、能勢町元気にするためには、いろんな媒体を使ってやることも私、重要だというふうに思います。  総務のほうに一つ、お褒めじゃないんですけれども、今回12月に人権と平和のつどいが開催されました。もう本当に町内いろんなところにのぼり旗を立てて、人権週間、そして障がい者週間の啓発ののぼり旗を公共の建物だけではなく、民間の建物のところまでしっかり立てられた。やっぱり私、よく頑張ったな。ぜひとも実行された担当職員にやっぱり褒めてあげてほしいというふうに思うんですね。ちょっとやっぱり担当の職員も今まで以上に何か自分の担当している職務については頑張っていこうという一つの私、あらわれではないかなというふうに思いますので、そこをひとつ私のほうからよろしくお願いをしておきたいというふうに思います。それについて何か御意見等があればお伺いをします。 ○議長(中植 昭彦君) 先ほどの岡本議員の質問に関しましては、通告外でありますので、この一般質問ではお受けしないということになります。理事者側のほうから後ほど答弁のほうがありますので、よろしくお願いいたします。  答弁求めます。 ○総務課長(藤原 伸祐君) そのような御指摘なり御意見をいただいたということは、担当職員にお伝えをさせていただきたいと思います。 ○3番(岡本ひとし君) もう時間のほうもありませんので、最後になりますが、ともにしっかりと、一番最初に私、質問のとき申し上げましたように、車で例えるのであれば右側の車輪が理事者側であれば左側は議会。同じ速度で、同じスピードで回転しないことには車は真っすぐ進まない。片一方だけ速く回ればあらぬ方向に進んでしまう、そういうことがありますんで、お互いしっかりこれから連携をして課題の解決、そして地域ニーズにしっかりと対応できるようなそういう組織体に私は変えていけるのもやはり上森町長の力量だというふうに信じておりますので、これからもしっかりお互い協力して難題に向けて取り組んでいきましょう。よろしくお願いをいたします。答弁等あればお承りいたします。 ○町長(上森 一成君) もとより車の両輪と例えられる議会と行政側でございます。本当にいろんな自治体がございまして、いろんな議会がございますけれども、私いろいろと聞く範囲におきましても私たちの町、能勢町は、私たち理事者と議会が本当に真摯に物事を議論してきちっとできておるというふうに思っておりますし、そのようにも思っていただいておるのではないかと思っておりますんで、今後なお一層努めてまいりたいと思います。以上です。 ○3番(岡本ひとし君) こんな言葉があります。不平不満を言う前に進んで明かりをつけましょう。ありがとうございました。 ○議長(中植 昭彦君) これで3番、岡本ひとし君の一般質問を終わります。  しばらく休憩いたします。      ──────────────────────────────────               休 憩  午前 11時14分               再 開  午前 11時30分               (このときの出席議員11名)      ────────────────────────────────── ○議長(中植 昭彦君) 会議を再開します。  引き続き一般質問を行います。  順番に発言を許します。 ○6番(平田  要君) そうしましたら議長の許可を得ましたので、一般質問通告書により御質問をさせていただきます。御丁寧な御答弁をよろしくお願いいたします。  まず、質問事項としまして3項目上げております。  まず質問事項の1項目ですが、旧小・中学校施設の利活用に向けてとしまして、これに関しての1問目は、現在各旧学校施設の利活用の進捗状況についてお伺いをいたします。  2点目の質問になりますが、未耐震施設の除却等を含め地域ニーズに対応するための今後の財政見通しについてですが、さきの9月議会で地方公共団体の財政健全化に関する法律に係る健全化判断比率等の報告の資料の中で、財政収支見通し、平成38年度までが示されておりましたが、その中で歳入歳出差し引き累計赤字ですけれども、平成35年度までにつきましては黒字で推移しておりますが、平成36年度以降からは赤字になるとされております。本町におきましては、下水事業ですね、水道事業、また国崎の処理施設に係ります事業プラス平成28年、新学校の開校がありまして、これらの起債だけでも平成28年度決算ではおおよそ起債額は100億円あるようになっております。今後、役場本館機能の移転に係る改修工事費、旧学校の公共施設の集約化、また旧学校の除却費等ますます借金になります起債がふえるのではないか。今後の財政状況についてお伺いをするものです。  質問事項の2項目めになりますが、御承知の「能勢の郷」活用計画についてということで、これに関しての1問目になりますが、大阪府から譲渡を受け2年目になります。リニューアルオープンを見据えた工程と構想の内容及び想定の事業費並びに冒険の森とのすみ分けと運営の方法についてお伺いをするものです。  これに能勢の郷に対して2点目になりますが、2点目の質問につきましては、テニスコートの再開についてお伺いをするものです。  続いて、質問事項の第3項目めになります。公共施設の道路案内表示等の整備と道路整備・復旧について、まず質問の1点目になりますが、新設というか、平成28年度に供用されています町営斎場、既に施設として町にありますけやき資料館、社協あるいはシルバー人材センターの施設の道路案内標識の整備及び廃止施設の看板撤去についてお伺いをいたします。  質問の2点目になりますが、同じく町営斎場から町道を経て府道に入る3差路、宿野四区になりますが、四区3差路において、町道・府道双方の運転者への注意喚起を促す安全対策についてお伺いをいたします。  3点目なりますが、同じく町道と町営斎場入り口への道路勾配による中型車両、主にマイクロバスが、中型車両の横揺れ解消についてお伺いをいたします。  4点目になります。先ほども町長のほうから経過の御説明ありましたが、台風21号による府道国崎野間口線、能勢妙見山の参拝道路になるのですけれども、斜面の崩落に伴う通行どめの早期復旧に向けた府土木への働きかけと年内復旧のめど及び本格復旧についてお伺いをいたします。  5点目になります。東地域の国道477号線の野間稲地交差点南方向に設置されております故障中の電光掲示板の修理復旧に向けた府土木への働きかけについてお伺いをいたします。  以上、3項目につきまして御質問をさせていただきます。御答弁のほうよろしくお願いをいたします。 ○町長(上森 一成君) それでは、平田議員の御質問に順次お答えをしてまいりたいと思います。  まず、旧小・中学校の今後の利活用に向けた事業進捗の状況について御答弁を申し上げます。  役場庁舎の移転候補地であります旧久佐々小学校と、東地域の公共施設の集約候補地であります旧歌垣小学校につきましては、既に基本設計等の策定に係る業務の発注を完了し、現在、現況調査等を実施しています。  その他の旧学校施設等につきましても、各校区において、今後の利活用等についての御議論をいただいております。その中で、旧東郷小学校のように、ほぼ方向性が決まってきているところにつきましては、順次、予算措置を図ってまいりたいと考えております。  次に、本町の財政収支見通しにつきまして、非常に厳しいものがございますけれども、本事業の施工に当たりましては、元利償還金に交付税措置が見込まれる起債の活用などにより対応してまいりたいと考えておるところでございます。  能勢の郷についての御質問でございますが、大阪府が管理運営していた時代と、同じ内容での再開は考えておりません。近隣施設や他の自治体の先進事例なども参考にしながら、本町及び能勢の郷に適した内容を検討してまいります。  また、冒険の森は普通財産である野外活動センター跡地を貸し付けておりますが、能勢の郷は行政財産であるため同様の運営方法はできないものと考えております。  また、テニスコートの再開についての御質問でございますが、現在のところ再開するか否かについては未定となっております。さまざまな視点から利活用についての検討を行ってまいります。  公共施設用の案内標識の整備等に関する御質問でございます。  案内標識の整備につきましては、公共施設の性格や規模、さらには利用者のニーズ等を勘案し、順次整備に努めてまいりたいと考えております。  町道下宿野剣尾山線と府道園部能勢線との交差点における安全策についての御質問でございます。  町道から府道への進入に対しましては、とまれの標示があり、左右確認のためのカーブミラーを設置しておりますので、一旦停止の上、車両等が来ないことを御確認をしていただき、安全に通行されたいと考えております。  また、府道を走行する自動車等への注意喚起につきましては、看板等の設置も含め、効果的な方法を大阪府及び豊能警察と協議をしてまいりたいと考えております。  町道から町営斎場入り口への道路勾配差による中型車両の横揺れ解消についての御質問でございます。  御指摘のあった進入路の箇所については、技術的に勾配等問題はございません。  今までにおいて、苦情等もございませんが、中型バス業者等への注意喚起等行ってまいりたいと考えておるところでございます。  府道国崎野間口線については、現在、台風21号による土砂崩落のため、10月23日より府道茨木能勢線との交差点から妙見山までの区間において通行どめとなっております。  現在の状況は、道路管理者である大阪府池田土木事務所に確認しましたところ、復旧工事に必要な土質調査等は完了し、年内の仮復旧を目標に12月4日より応急工事に着手されております。  町としましては、通行どめ直後より府に早期復旧に向けた働きかけを行うとともに、情報を共有し、ホームページ等で通行どめの周知を行うなど、住民の皆様への情報提供など行ってきています。引き続き早期に本復旧されるよう府へ働きかけてまいりたいと考えております。  国道477号野間稲地交差点の南側に設置されている電光掲示板が故障していることにつきましては、道路管理者である大阪府池田土木事務所は、既に把握をされ、修繕及び取りかえなどの対応を検討されています。引き続き早期に修繕されるよう働きかけてまいります。以上でございます。 ○6番(平田  要君) ありがとうございます。  そうしましたら順番にお伺いをしていきたいと思うんですけれども、まず1点目の進捗状況、学校の跡地のということで、今、御答弁の中でありました旧久佐々小学校、見えている別館の校舎になろうと思うんですけれども、と旧歌垣小学校につきましては、既に補正予算も9月に旧歌垣小学校につきましては補正にあったように、もうそれに基づいて発注が行われているということになります。  もう発注をしているということにつきましては、旧校舎の平面の測量、あるいはレイアウト等々進められていると思うんですけれども、この本庁舎につきましても結構古い庁舎になりますので、住民の方も非常に新しい、仮というか、別館のほうにこういった本庁舎が移転をするということで非常に関心をお持ちかなと思うんですけれども、例えば今、旧久佐々小学校のほうにどういう感じの移転のイメージをされているのかというところをお伺いできたらなというふうに思います。いかがでしょうか。 ○総務部長(中島 吉章君) 旧久佐々小学校の跡地利用の関係でございますけれども、議員先ほどから御指摘、御質問のように現在業務の発注を行ってございます。ただ、今行っておりますのは進捗から申し上げますと現況調査を実施をしておるというような段階でございます。  御質問の旧久佐々小学校の移転後のイメージといいますか、要は庁舎の配置等については、これから検討していくということでございます。  あわせて庁内の各部のほうからそれぞれ職員にちょっとお願いをしまして、それぞれの部署でどのような配置がいいのかいうことも含めて必要な面積の確保ですね、こういったことはあわせて庁内のほうでも今検討しております。  それと業者のほうに現況にあわせまして、後にもありますけれども、有効に交付金等を活用できるようなそういったものとあわせて並行して検討していきたいという段階でございます。現在のところまだ現況調査をしつつ、除却対象の建物の面積ですとか、そういったものを把握をしておる段階というようなところでございます。 ○6番(平田  要君) 現況調査を今進められているというところで、全体のイメージを答えていただけるかなというふうに思っていたんですけれども、全くつかめない状況で、こちらから見えている建物を含めてグラウンドもありまして、非常に面積的には体育館もあり、非常に場所としてはいいところになると思うんですけれども、全体の配置のイメージ的な部分で現状でしたら非常に窮屈な配置になっていますけれども、それを今回の別館が本庁舎になるんであれば、例えば一部を駐車場になって、あるいは一部は緑地帯になって、あるいは町民の方が憩えるような場所になったりいう、そういう全体のイメージ的な部分が少しでもわかったらと思ったんですけれども、その辺が現状であれば、今12月ですけれども、実際は3月にはそしたらもうお示しをしていただけるんかなと。新しい、年を越して、3月末には示していただけるんでしょうか。 ○総務部長(中島 吉章君) まずは集約化いうような形で進めたいなというふうに、ここの本庁舎ですね、それから教育委員会が入っています南館ですとか、土地改良区が入っているような施設ですね、こういったところを除却をいたしまして、旧の久佐々小学校の跡地のほうへ集約をしていくという、これが基本でございます。  ただ、旧久佐々小学校の本校舎につきましては、もう耐震がございませんので、まずはこれは撤去の方向でというふうに考えております。  ただ、具体的に校舎を撤去した後にそこに新しい庁舎を建てるのか、今のグラウンドの部分に建てていくのかいうふうなことも含めて必要な面積ですとか、そういったものを踏まえて検討していきたいなというふうに考えてございます。  御質問にもありましたけれども、大まかなそういった中身については年度内、3月中にはまとめていきたいというふうに考えて現在作業を進めておるところでございます。 ○6番(平田  要君) ちょっと聞き逃したんですけれども、この本庁舎については、移転後除却ということでよかったんでしょうか。 ○総務部長(中島 吉章君) 本庁舎につきましては、移転後は除却をするというような形で進めていきたいというふうに考えてございます。 ○6番(平田  要君) 年度末、3月にはお示しをいただけるということで御答弁いただいています。  感じとしては本当にいい場所ですので、うまくきれいに配置をされることによって能勢町のイメージ、町としての庁舎のイメージ、周辺のイメージが非常によくなるというふうに期待もしておりますので、ぜひそういったところも踏まえて、いい配置も見据えてしていただけたらと思うのと、あわせて今の執務スペースを見ていましたら余り労働安全衛生法的に照明がいいとか、職員の1人当たりのスペースが十分確保されているかといったら、ちょっとこの本庁舎ではもう結構いっぱいいっぱいで、職員の方が仕事をされているかなと思うんですけれども、当然新しい別館に行かれましたらその辺の労働安全衛生等も配慮されてのことと思いますので、そのところも踏まえていただいているかなと思いますが、いかが、もう当然か思いますが、お考えを。 ○総務部長(中島 吉章君) 先ほど私、集約化というふうに申し上げましたけれども、今あるものを集約して新しいとこへ持っていく、これが一つの交付金の活用の方法でございます。  もう一つは、職員1人当たり35平米、これプロパーの職員の人数掛ける35平米、これを上回らない範囲で計画をすれば、それはそれでまた一つの交付金の活用になってございますので、使い勝手だけでいきますと交付金活用できないというようなことにもなりかねませんので、そういった両面から一番よりよい方法を検討していきたいということで、コンサルのほうに今計画のほう発注をしておりますけれども、あわせて庁内の組織でも議論をする場を設けていろいろと検討進めておるという状況でございます。 ○6番(平田  要君) 庁内で検討チームということで、プロジェクトチーム、検討されるチームをつくって進められているということで、いろいろな労働安全衛生法的なところも配慮するということで、交付金の縛りというか、交付金に適応するためには当然そういったところもクリアしないといけないということでお話しいただいているところかな思います。  何回も言いますが、非常にこの議会のホールも含めて移転をされる、この議場も含めてということありますので、そこも議会のほうの担当課も入っていただいて、議場そのものも今以上にいい形で配置をしていただけるかなというふうに期待をしておりますので、3月に楽しみにしておりますので、よろしくお願いいたします。  続いて、同じくもう発注をしているところの分で旧歌垣小学校の施設の集約化になるんですけれども、この分につきましてももう既に周辺の住民サービスセンターが旧歌垣小学校に入るとか、せんだっての質問の中でも郵便局の機能とか、あるいは農協のATMとか、そういった地域に集約をすることによって非常に地域の利便性が高まるような方向でいろいろ検討していただけると思うんですけれども、ここで地域の方の要望とか声とかは、この設計、今進めている中にどういう形でニーズを入れていかれるのか、そこのところをお聞かせいただいたらと思います。 ○総務部長(中島 吉章君) 旧歌垣小学校の関係につきましては、これは今年度から来年度にかけて検討していくということでございます。まず基本的な考え方ということ取りまとめさせていただいて、具体的な詳細設計はまたその後というふうになりますので、そういった中でいろいろと地域の声も反映させていきたいというふうに考えてございますので、よろしくお願いします。 ○6番(平田  要君) まだ来年度があるからいうことで、来年度、平成30年にかけて地域の声を反映とか取り入れてということで、今地域の要望ですね、十分反映していただきたいと思うのと、あわせて以前もお話があった診療所の移転の分についても同じようにその時点でお話をされるのか、診療所については、また東診療所、以前の診療所での能勢町診療所という位置づけがされたと思うんですけれども、そこの移転も一緒に、どういう形で検討をされるのか、もう一度確認をさせていただきたい思いますが。 ○総務部長(中島 吉章君) 診療所につきましては、公共施設等整備計画の中でそういった移転等で検討する対象となってございますので、東地域のそういった公共施設を集約していく中の一つというふうに考えているとこでございます。 ○6番(平田  要君) その都度進捗状況についてまたお聞かせをいただけたらと思うんですけれども、地域の声ということで、先ほどもさきの御質問の中にありましたように、やはり地域のニーズとかその辺を十分踏まえて、いい新たな多機能化施設ということで、これも町長のアクションプランの中にも位置づけをされているものかと認識をしておりますので、ぜひいい施設ができ上がるようによろしくお願いしたいと思います。  あとですが、財政的な部分でもう一度確認したいんですけれども、100億を超えるという起債があるということで、一般的にこの財政収入から見て歳入、財政収入、町民税等の年間20億ぐらいとしましても、町そのものの予算的には50億、60億のうちほとんどは地方交付税等々に頼っている中で、どういうふうにこの起債の返還をされるのかというのもう一度お聞かせいただけたら思います。 ○議長(中植 昭彦君) しばらく休憩します。      ──────────────────────────────────               休 憩  午前 11時57分               再 開  午前 11時58分               (このときの出席議員11名)      ────────────────────────────────── ○議長(中植 昭彦君) 会議を再開します。 ○住民課長(新谷 哲生君) ただいまの御確認いただいております内容は、本町が去る9月議会前の懇談会でお示しさせていただいた収支見通しに基づいて御質問いただいていると思います。そちらのほうで見ていただきましたとおり、本町の財政収支見通し、近年も含めてですが、今後も大変厳しい状況になっております。  ただ、これは現行の運営をした場合にどういうふうなことが見込まれるかということを一定シミュレーションとしてお示ししておるところでございますので、間違えても財政破綻をするような運営をするつもりはございません。  そちらのほうに旧学校の整備についてもまだ基本設計等が上がっていない状態ですので、反映はされておりませんが、それが反映されれば結果的にはまだ厳しい状態がきつくなるということにはなります。  そちらのほうにつきましても、先ほど部長のほうが答弁させていただいておりますように、可能な限り有利な財源の確保、それに当たっては、ちょっと厳しい話でありますが、条件づけはクリアする形で設計等図っていかさせていただきまして、それが原因として財政が破綻することないよう計画を進めていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
    ○議長(中植 昭彦君) しばらく休憩します。      ──────────────────────────────────               休 憩  午前 11時59分               再 開  午後  1時45分               (このときの出席議員11名)      ────────────────────────────────── ○議長(中植 昭彦君) 会議を再開します。 ○6番(平田  要君) 午前中の答弁の中で有利な財源を確保するということで、有利な財源を確保し、今後、旧学校の利活用については計画的に進めていくということです。有利な財源ということで、もしわかるようであれば、例えば庁舎の建てかえの起債があるとか、あるいは公共施設を集約するためにこういった財源があるとか、そういう分を見通しながら旧学校の分については場所によっては解体をする校舎もあろうと思いますねんけれども、有利な財源についてもしわかる範囲でお聞かせいただいたらと思います。 ○住民課長(新谷 哲生君) ただいまの御質問の有利な財源というふうに私、御答弁しましたが、それにつきましては今、議員の御質問にもございました長期債、起債での対応を考えております。と申しますのは直接的な補助金というのは今の私どもの計画に当たるようなものはございません。そのような中で国のほうで時限措置としまして、施設の集約なり、老朽化した庁舎等の建てかえにつきましては、平成32年もしくは33年まで交付税算入の見込みのございます起債の制度設けられております。本町につきましては、そちらのほう活用して事業を進捗してまいりたいと考えております。 ○6番(平田  要君) 済みません。今、御答弁ありましたように、起債を使ってというふうにお話あったんですけれども、有利な財源をということで、今であれば平成33年までそういった制度があるということですので、そういった分をうまく使いながら町としては旧学校の利活用に進めていきたい、いけるというお話かなというふうに理解をさせていただいているところです。  最初のところに今の状況ということで、旧久佐々小学校については庁舎、旧歌垣小学校については、多機能化、今地元のニーズで固まっているとこについては東地域の旧東郷小学校等々が今現段階で上がっているということで、その計画については有利な財源を確保しながらスムーズにとめることなく進めていただくというふうに理解をさせていただいておりますが、私だけ勝手に理解してもなんですけれども、そういう考えでいいんでしょうか。 ○住民課長(新谷 哲生君) ただいまの議員の御質問のとおりでございます。 ○6番(平田  要君) ありがとうございます。  財源ということで、非常に心配するところなんですけれども、少子高齢化が進む中ですけれども、財源収入、さらなる確保は求められるところで、先日のここの議会の全員協議会でも示されました能勢町の産業用候補地の確保に関する土地利用の方針案によりましたら人口の安定促進や地域経済の活性化のための多様性のあるサービス産業を呼び込んできて、経済産業を進める活力ある能勢町の実現をという土地利用方針案にも期待をしながら、能勢町がますます産業あるいはサービスに伴う人口増につながっていくことを期待しまして、いつまでも住みたい、住み続けたい町、また安心な、安全な暮らしができる、また財政運営を求めてまいって、今回のこの質問については終わりたいと思います。よろしくお願いします。  続いて、2項目めになります。能勢の郷の活用の計画についてですけれども、具体の内容について近隣の事例を参考にしてリニューアルオープンする能勢の郷についてはという漠然とした内容なんですけれども、近隣の参考といいましてもいろんな参考事例があろうと思うんですけれども、どういうふうな能勢の郷をお考えなのか、もう少し見える分でわかる範囲でお教えいただけたらと思います。 ○環境創造部長(福原 仁樹君) 能勢の郷につきましては、条例を定めまして、行政財産として今位置づけをしております。  ほかの事例、先進事例というとこら辺で、この能勢の郷を例えば運営していく上において受委託をするということは、今の時代におきましては指定管理というようなことになってまいります。指定管理をする場合におきましても例えば町費をそこに入れ込んで負担をしてもらう場合、あるいはこの先進地事例の中で申しましたらお金は入れずに、逆にその収益をこっちへ入れてもらうというようなそういうシステムを含めてほかでどういう形態のそういう運営形態がとられているかということでいろいろ実は調べております。そういうことでございます。 ○6番(平田  要君) 質問させていただいた中の、まず構想の内容と想定する事業費ということで質問を行いましたけれども、今の答弁で先進事例的な部分であれば業者の指定についての今は指定管理的なところが、公募で指定管理をされるということと、また選定後ですけれども、今お話の分であれば事業費というのはライフライン的な基本的な整備は当然されて、それ以後にいろんな事業を展開をされる場合については事業者のほうにもう全てお任せをするような構想というふうに理解したんですけれども、そんな感じになるんでしょうか。一応冒険の森は、先ほど言われました普通財産ですので、冒険の森が主体的に運営をされている中で、行政財産ということで条例で設置をされています能勢の郷ということで、その辺のところ、済みません、わかる範囲でまたお願いします。 ○環境創造部長(福原 仁樹君) 今申されておりますその辺の使用形態等につきまして今いろいろ検討しておる最中でございまして、本町、先ほど財政的なお話もございましたけれども、脆弱な財政の中でどんどん継ぎ足していくというお金は当然ございませんので、そういうことも含めていかにお願いする相手さんがどこまでどういうことができるかということも含めて今その枠をどうしていくべきかということでいろいろ検討しているというところでございますので、もうしばらくこの件につきましてはお待ちをいただきたいというふうに考えております。 ○6番(平田  要君) 2年目ということですので、来年9月で丸2年を迎えるということで、その前後には一定の方向性が示されるまでそうしたしばらく静観をさせていただくんですけれども、能勢の郷ということで、今でしたらインターネットを通じて検索をできます。今の能勢の郷というふうに上げましたら、まず町のほうの紹介で、今、能勢の郷はこういう、閉鎖中でしたかな、いうふうに。あわせてほかのラインのところに飛ぶようになっていますけれども、それ以外で能勢の郷ということで今まで多くの方に親しまれてきた能勢の郷と思います。中には前の能勢の郷の、何か26年に閉鎖されていると思うんですけれども、それまでに利用されている方の口コミ的な評価というふうにあるんですけれども、4段階で、よい、非常によい……。違いますね。これを見ていましたらどういう評価のされていたんかなというふうに、ちょっとその当時の分を見ていました。とてもよいですね、よい、普通、悪い、とても悪いという能勢の郷の当時の口コミのランク、ハイライトですか、上がっておりまして、これで見ていましたら、とてもよいというのはないんですけれども、よいというのが100%いう非常に高い評価をされているということで、府民の方から、当時の能勢の郷ですけれども、非常に近くで、車では1時間以内で行ける。本当に府民の方にとってはいい場所やというふうにコメントも書かれていたと思うんですけれども、当時としましてはテニス場が14面あって、あとクラフトとか森林の学習館とか、グラウンドゴルフも、アスレチックもありまして、本当に1日来られたらゆっくり過ごせるといういい施設でありましたけれども、26年に閉鎖をしましたので、今回またせっかく今までの浸透してきた能勢の郷という名前を消してしまうんではなく、また新たにリニューアルされたときには府民の近くで自然にちょうどマッチした府民の方の憩いの場、あるいは地域の住民の方の憩いの場になるようにしていただくような方法をやっぱり考えていただけたらというふうに思っております。  これとあわせて2問目になるんですけれども、テニスコートの再開についてというふうに、こう書かせていただいているんですけれども、やはり能勢の郷といいましたら売り的ないうか、関連する発想としましては思い浮かべるものとしては、やはり14面あるテニスコートというのが当時としては施設としても非常にすぐれていた施設かなというふうに思っているんですけれども、残念ながら今は閉鎖後、閉まってからは全く利用がないということで、草も生えておりまして、非常に残念な状況なんですけれども、ここで今、廃止条例に上がっています国体の記念スポーツセンターですけれども、ここにつきましては2面ということで、ゲートボールとあわせてテニス場が2面あるんですけれども、これにつきましても今、条例廃止案で上がっていますけれども、承認されましたら一般の利用ができなくなるということで、やはり能勢町の中でテニスをスポーツとして楽しんでおられる方のためにも町内で公的な施設ですね、学校とか府立高校とか、一般的な学校の開放はあるかは、わかりませんけれども、やはり広く、多くの方がテニスをされている方の場の保障という分も一定考えることも必要ではないかなと考えますので、その辺のところを全く今回は未定というふうに答弁いただいていますけれども、お考えをお聞かせいただけたらと思います。 ○環境創造部長(福原 仁樹君) 最初に町長が答弁をいたしましたとおり、あくまで未定でございます。それ以上今、申し上げることはございません。 ○6番(平田  要君) 未定ということは、置きかえましたら可能性があるというふうに理解をさせていただくこともできますし、裏返したら全く決まっていないから指定管理の決まった中で、提案の中でそういう方法も考えられるかなというふうに思うんですけれども、このように解してよろしいでしょうか、お伺いします。 ○環境創造部長(福原 仁樹君) 未定ということは、そういうことでございます。 ○6番(平田  要君) ほかです。テニス場14面、あと施設のほう、もう記憶でしかないんですけれども、アスレチックも当時は本当に盛んやったと思います。  今回冒険の森ということで、アウトドアとして野外活動センター跡にもできておりますので、いろいろすみ分けは、あちらのほうはアウトドアで、いろいろなチャレンジはできる。アドベンチャー体験ということで、向こうのほうは、またこちら能勢の郷は能勢の郷で新たな計画を。  もう一つ確認をしたいのは、この近隣の例はありました。近隣の例とはまた別に、あの能勢の郷のところには能勢の温泉、当時のかんぽセンターの宿がありまして、今、能勢温泉に変わっておりますけれども、そこにあわせてキャンプ場があったり、あるいはロッジがあって、夏場の利用とか多くあると思うんですけれども、能勢温泉とはまた別にちょっと高級的な趣向を凝らしておられます山辺離宮というふうに能勢温泉さんのほうもいろいろ工夫をしながら府民の方あるいは地域の方に過ごしていただくような施設を展開をされています。  その辺のところは今後、計画の中に、これはまた同じすみ分けになるかわかりませんけれども、そういったところもどういうふうに、もし考えておられるんでしたら、同じようにキャンプ場ではないであろうし、ロッジでもないかなというふうに思うんですけれども、その辺のまた提案になったら提案のほうを審査をされたらいいんですけれども、実際そういった近くにこういった施設があるということで、そこのところはいかがでしょうか。 ○環境創造部長(福原 仁樹君) 内容的には何事もそうだと思いますけれども、需要と供給の当然バランスがございます。隣で当然グランピングとか、キャンプ場とかされておることも十分承知をしておりますが、その需要は当然高いならば、そういう同系統のものがあるというのも当然あるのかもわかりません。それはこれからその指定管理の枠を考えていく中において、当然それが現実として収益も上がって観光も十分かなえられるようなものというとこら辺の審査ということになってくると思いますんで、特にここのエリアについてはこうこうというようなすみ分けは今考えてはおりません。 ○6番(平田  要君) ありがとうございます。  時間のほうがちょっと忘れていましたので、済みません。今後とも、先ほど何回も言いますが、能勢の郷ですけれども、少し、もうある程度プランが決まった段階でなるべく外に出していただいて、例えば半年先に能勢の郷がリニューアルするというような感じで機運を高めながらしていただけたらと思います。もういっぱいいっぱいまででなくって、何か雰囲気をつくって、府民の方あるいは能勢町の方に家族で楽しく過ごせる能勢の観光施設が新たにリニューアルしてオープンするという期待感が持てるような進め方をしていただけたらと思います。  済みません。そしたらすぐ次、行きたい思いますが、3点目の分の公共施設の道路案内標識についてということで御質問させていただいた分なんですけれども、一応斎場とか宿野四区のところにあるんですけれども、この辺の看板ということであえて質問させていただいたんですけれども、やはり地元の方でしたらわかるんですけれども、なかなか親戚の御不幸があったいうことで来られて、能勢町で新しくできた斎場ということで行くんですけれども、やはりわかるような方法は府道から入るところにはできなかったんかなというふうに思います。もう一度確認で、できませんでしょうか、お伺いします。済みません。 ○環境創造部長(福原 仁樹君) 案内標識の関係かと思います。それぞれ公の施設の案内看板は、総じては総務のほうの担当になりますけれども、斎場につきましての案内看板、こちらのほう単独かもわかりませんけれども、その当時上がるところに看板をつけるかつけまいかというようなことがございました。その辺周辺住民さんの当然意向もお聞きしなくてはいけないところなんですけれども、あえて葬祭のそういう業者さん、当然御存じですし、バス等についても当然わかっておられる。また、本町、この場所に斎場を新たに設けたということも当然コマーシャルしておりますので、十分認識をされているという逆に思いがございましたんで、あえて今はつけていないという、そういう状況でございます。 ○6番(平田  要君) 今後のニーズを考えて順次という分なんですけれども、能勢町の施設、観光施設も含めて同じなんですけれども、国道173号の道の駅とおりましたら、どちらでもいいんですけれども、池田から来ましたら左手の高台に立派な建物があるんですけれども、あれは府民センターではないですもんね。でも何が建っているんでしょうね。表示はないですね。それから反対から、京都側から来ましても高台に立派な建物が見えるんですけれども、何でしょうね。知っている方は知られていますけれども、知らない方は全くわからないんですけれども、こういった大阪府下でも小中一体となったすばらしい学校が能勢ささゆり学園ということであるんですけれども、そういったところを通過される他府県の方、他府県いうことないですね、通行される能勢町外の方にやっぱり知っていただくということが、だから同じように車走っていてもいろんな観光施設を回ってもわからないままで通過をされるということがありますので、やはり能勢町の中ではこういう観光施設、あるいは学校とかあるんですよいうPRを看板を立てることによって効果が上がるというふうに考えますので、その辺のところいかがでしょうか。 ○総務部長(中島 吉章君) 道路の御質問いただいたように案内標識ということでお答えをさせていただきたいんですけれども、今現在能勢町役場、それから淨るりシアター、それからB&Gの海洋センターの3カ所をちょっと主要な交差点のほうで看板の設置をさせていただいてございます。道路に出てきますから、そういった基準もございます。たくさんつけるというわけにはまいりませんので、現在のところ3カ所の施設、3つの施設を設けさせていただいていると。また、交差点等に設置をしますので、その辺同じところにそれを5つ、6つというわけにはまいりませんので、ほかの路線で可能であれば先ほど御答弁させていただいていますように、その施設の性格ですとか、規模、ニーズ、こういったものを勘案しながら検討していきたいというふうに考えてございますので、よろしくお願いします。 ○6番(平田  要君) 地域ニーズは十分あろうと思いますので、能勢町のPRという観点からお考えをいただけたらと思います。  あと看板の件ですけれども、以前いうか、決算委員会のときにけやきの資料館の分で環境教育のときにもお話しさせてもらった分なんですけれども、やはり国道から見えることによって通過される方が能勢の観光施設をよく見ていただける、わかっていただくということでも、特にけやき資料館なりましたら国道から少し奥まっておりますし、駐車場も奥にありますので、なかなか見にくくなっておりますので、そこのところも御配慮いただけたらと思います。  あとちょっとけやきの里ということで、非常によくやっていただいているということで、行政のほうのお力いただいているとお話を伺っております。せんだっても台風21号のときの枝ですね、大きな10数メーターある幹が折れたときもすぐに対応していただいたということで、非常に管理しているところから行政のいい対応についてはお礼を言っておられました。  別に、プラスでもしお願いするとしたら出口のところ、細かい話になりますけれども、けやきの資料館には年間3万人を超える方が来られるという数字も決算委員会で見せていただきましたけれども、府道出るのに左側は見えるんですけれども、反対側は見にくいということで、ここのところについて正面に何とかカーブミラーがあればというお話もありますので、そこのところをもし御検討いただけたらと思います。つけていただいているのは、左の手前のところについているんですけれども、普通車を運転する方はもう前を見て確認をされますけれども、なかなか横を見て確認はする方は非常に少ないと思いますので、いかがでしょうか、そのところ。 ○議長(中植 昭彦君) いいです。大丈夫。道路案内標識のことで通告をされておられますので、ちょっと通告外になりますけれども、答弁いけますか。 ○環境創造部長(福原 仁樹君) 今申されているあの箇所につきましては、これ府道になります。大阪府のほうにそういう御意見いただいたということでまた伝えていきたいというふうに思います。 ○6番(平田  要君) ありがとうございます。  次の、3、標識については理解しまして、2問目の町道と府道に入るところについての安全対策につきましても御配慮、大阪府の土木ばかりになるかわかりませんけれども、町道については一定の表示がされているいうことであれば大阪府の府道のほうの事前に交差点に出る注意喚起の対策について、町のほうからまた働きかけをお願いできたらと思います。  あと3問目につきましては、行動的には問題ないということですけれども、業者の方等々また運転される方には注意をしていただいて、対応していただけたら非常にありがたいと考えますので、よろしくお願いします。  4問目になりますが、これにつきましてもこの会議、定例会議始まる町長の御挨拶にありましたように、今後の対応については年内には仮復旧、本格復旧については来年に本格的に初詣等々終わったら工事にかかっていただけるというふうにお話をいただいていますので、ありがとうございます。  今の状況ですけれども、ケーブルのほうはもう12月の4日から3月までとまりますので、実際上がってくるとしたら参拝者の方は上がってこれない状況が今続いているということで、もう歩いて参道を上がることになっています。たまたまこの妙見山のほうにお勤めの方につきましては、参道を上がり、あるいは頂上に軽トラックがあるということで、軽トラックを土砂の崩落したところまでをピストンしながら、物資ですか、物品の搬入をされているということで、非常に不便をされていますので、ぜひ早く復旧というか、本格復旧も含めてお願いをしておきたいと思います。  あと5問目の分につきましても、これにつきましても非常に長く、3年以上そのままになっておりまして、地元の当然区長さんも、再三ですか、府の土木に言っておりましたけれども、なかなか対応していただけなかったいうことで、今回府のほうで対応するということで回答いただいております。ありがとうございます。  府のほうの見解は、なぜこれだけかかったのかなということが聞きたかったんですけれども、もし時間がありましたらお願いします。 ○環境創造部長(福原 仁樹君) この電光掲示板につきましては、私のほうで聞かせていただいとんのは、これも一から修繕するのんか、あるいはよそから持ってくる、あるいは新設する、その辺のところの順位も含めて検討されとったというふうに聞いています。そんなことで時間かかっとったんかなというふうには思うんですけれども、引き続き早期に修繕されるように働きかけをしていきたいと思います。 ○6番(平田  要君) ありがとうございます。  能勢町におけます補修、また災害箇所とか担当課のほうでお願いしましたら早期に対応していただけるんですけれども、どうしても池田土木になりましたらその辺がなかなか難しいところがあったりします。せんだっても河川の改修で突然大阪府の河川の改修の点検調査いうことで重機が入って、何も聞いていないですわ、結果的に水路が壊れたり、ますが壊れたいうことで非常に地元の方が苦慮しております。今後とも大阪府に事前に必ず地元に御連絡いただきますようよろしくお願いしますいうことを働きかけてください。以上で質問終わります。 ○議長(中植 昭彦君) これで6番、平田 要君の一般質問を終わります。  引き続き一般質問を行います。 ○8番(長尾 義信君) それでは、議長のお許しを得ましたので、通告に基づきまして一般質問を始めさせていただきます。  先月ですね、11月30日に能勢町議会議員と能勢高校生19名による懇談会がありました。生徒会、SGHを初めビジネスプラン活動報告と書道クラブの発表を聞かせていただき、後半は議員と高校生との意見交換をさせていただきました。その中で自転車での通学時の安全対策や防犯灯の設置、高齢者の支援や能勢町を活性化するための質問や討論があり、とても有意義な懇談会でありました。若い世代の考え方、思いが地域を動かす原動力になってほしいと考えております。  さて、能勢町の人口は、平成10年の1万5,046人をピークに年々減少し、平成29年11月末現在1万386人で、4,660人減少しております。今後、人口が減り続けないためにどのような対策を打って出るか、非常に急がれます。やはり行政と地域住民が一丸となって考えていかなければなりません。どうか上森一成町長、まず地域を活力を生み出すためにも人材の連携強化を図り、行政、地域が一体となる施策の取り組みを願うものであります。  それでは、3点の質問をいたします。  1点目は、台風、地震等の自然災害に関する行政の対応について質問をいたします。  10月に発生した台風21号の影響で国道173号、天王から篠山市への間での大規模なのり面崩落が発生いたしました。本町でも町道等に加え、住居など甚大な被害により、経済的な打撃を受けました。  今後、いつ発生するかわからない大規模な地震や台風など自然災害の深刻化が懸念されます。  災害時に行政の使命として住民の安全・安心を守る迅速な対応が求められます。しかしながら、本町は職員数が減少傾向にあり、住民の少子高齢化が急速に進んでおります。  今後起こり得る災害時に関する的確な情報収集・伝達、災害窓口、また、罹災者、避難指示などへの行政の対応について、お聞きします。  2点目、高齢者の活躍の場づくりについて質問いたします。  能勢町の人口の約37%が65歳以上の高齢者であります。今後、退職を迎える世代が急増し、さらに高齢者がふえると思われます。本町をより活気あふれる町にするためにも高齢者がこれまでの経験やみずからの能力を生かし地域で活躍をしてもらうことが重要であり、また、高齢者自身の生きがいや健康づくりにもつながり、社会保障費の抑制や高齢者の孤立を防ぐ有効な手段であると思いますが、高齢者が活躍できる場づくりの取り組みの現状、また、今後の施策について、お聞きをいたします。  最後、3点目、スポーツを通してのまちづくりについて質問をいたします。  11月19日に能勢町で2回目の近畿高校駅伝競走大会が開催されました。大会は昨年以上の盛り上がりを見せ、沿道の応援を多く、町の活性化につながる大会であったと思われます。  ぜひ、この駅伝大会を契機にスポーツを通してのまちづくりや交流人口をふやすため、雄大な自然を生かした我が能勢町に駅伝大会、ハーフマラソン大会を開催できないものかと思いますが、お考えをお聞きします。  以上、3点を1回目の質問とさせていただきます。どうぞすばらしい御回答をよろしくお願いします。 ○町長(上森 一成君) それでは、長尾義信議員の御質問にお答えをしてまいりたいと思います。  まず、1点目でございます。災害時に関する的確な情報収集・伝達、災害窓口、また、被災者、避難指示などの対応について御答弁申し上げます。  情報収集については、気象情報をインターネットから、また、職員により町内巡回による災害状況の確認をしております。  伝達手段としては、避難勧告・避難指示等については、エリアメールにより伝達を行っており、また、大阪府へ連絡することで、テレビでも確認をすることができます。  災害窓口については、災害対策本部所管の自治防災課で行っており、罹災証明の発行も行っております。  次に、高齢者の活躍の場づくりでございます。  議員御指摘のとおり、地域における通いの場や社会参加の仕組みづくりは、地域住民の方々にとってさまざまな機能・効果が期待できます。  特に高齢者が活躍できる場については、これまでにみずからが培われてこられた知識や能力、技術を生かし、御自身はもとより地域住民の皆さんのために還元いただけるよう、また、みずからの自己実現をかなえることができる社会参加の場やシルバー人材センター等の人材バンク組織の充実を、能勢町社会福祉協議会との連携や関係法人・企業団体等の協力を得ながら、行政と住民の皆さんとが協働して取り組んでいくこととしております。 ○教育長(加堂 恵二君) 長尾義信議員のスポーツを通してのまちづくりに関しまして、私のほうから御答弁申し上げます。  議員おっしゃいましたとおり、去る11月19日に開催されました近畿高校駅伝競走大会、この大会はまずまずの天気であったこともあり、昨年にも増して多くの方に本町までお越しいただき、沿道等で選手たちに大きな声援を送っていただいたのではないかと思います。  この駅伝大会は、来年、平成30年度をもちまして、本町での開催が終了することになります。この開催により醸成されたスポーツへの関心・機運を保ち、さらに高めていくため、スポーツを通じた町の活性化につながる施策が実現できないものか私自身も考えているところでございます。  内容といたしましては、さきの9月の定例会議でも御答弁申し上げましたが、駅伝大会のコースを活用したフルマラソン大会、また女子のコースを活用したハーフマラソン大会などが考えられるというふうに思います。  今後、能勢町体育連盟を初めとするスポーツ関係団体と協議を重ねながら、過重に負担がかかることなく、継続性のある有意義なスポーツイベントが開催できるよう前向きに検討してまいりたいと思います。 ○8番(長尾 義信君) 御答弁ありがとうございます。  それでは、台風、地震の自然災害に関する行政の対応についてお聞きをいたします。  まず、今回台風21号と豪雨等の影響で避難準備情報、また避難勧告が発令されました。本町は、災害対策本部を設置された。その中で消防団、また住民を初め本町職員の皆さん、災害時の復旧活動作業につきまして、まず御苦労さまでございました。  しかしながら、今も通行どめになっております国道173号線の天王から篠山市の間ののり面の崩落災害でございます。なかなか復旧のめどが立っておりません。現在道路を管理されております大阪府池田土木を初め関係機関には復旧、道路開通に向けて大変な御努力をいただいております。本町住民の皆さんを初め生活圏の皆様にとっても、とても不安な日々かと思います。能勢町、また能勢町議会も災害復旧に向けての働きかけ、お願いをしておりますが、今以上にまたしていかなければいけないと思っております。どうか最新の情報や復旧の状況がわかり次第住民の皆さんにお知らせ、また共有できればと思っておりますので、今後も情報が入り次第皆様にお伝えいただきますようよろしくお願いをいたします。  それでは、質問に入っていきたいと思うんですが、まず簡潔に言います。災害への住民からの報告、問い合わせ、情報が、これは入るのかということでございますが、今の答弁で確認をさせていただきました。  その中で、住民から問い合わせ等が多々あったと思うんですけれども、何件ぐらいの問い合わせがまずございましたでしょうか。 ○議長(中植 昭彦君) しばらく休憩します。      ──────────────────────────────────               休 憩  午後  2時32分               再 開  午後  2時47分               (このときの出席議員11名)      ────────────────────────────────── ○議長(中植 昭彦君) 会議を再開します。 ○町長(上森 一成君) 済みません。不手際でお時間を頂戴して申しわけございませんでした。担当課長から御答弁させます。 ○自治防災課長(田畑 良信君) 済みません。大変お時間をとらせまして、どうも申しわけありませんでした。電話のほうで受けた件数でございますけれども、大体約40件ほど10月の22日、23日にかけまして電話で受けております。 ○8番(長尾 義信君) 電話40件ということでございますが、電話以外での問い合わせはありましたでしょうか。 ○自治防災課長(田畑 良信君) 電話以外にはこちらのほうには問い合わせはございません。  ただし、職員のほうが調査のほうに回っておりますので、それの状況等をつかんで、あと被害調査報告ということでまとめておる現状でございます。 ○8番(長尾 義信君) それでは、問い合わせ、どのような、詳細ですね、そのあたりちょっとわかる範囲で教えていただきたいと思いますが。
    ○自治防災課長(田畑 良信君) 電話の問い合わせでございますけれども、22日の日に台風が通過しまして、大体夜11時過ぎぐらいから電話が入ってきております。屋根が飛んだとか、電線が垂れ下がっているとか、また倒木等が発生しているとか、そういうような電話が主なものでございました。 ○8番(長尾 義信君) 屋根が飛んだとか、倒木。倒木はかなり多かったんではないかなと思うんですけれども、時間がかなり遅い時間帯なんですけれども、そういう問い合わせがあった場合、そのあたりの対応ですね、そのあたりはどうされていますか。例えばすぐにその場所を確認に行かれるのか、電話によっては余りひどくない場合はそれなりに対応されておるかどうかわかりませんけれども、その対応についてちょっとお聞きしたいと思います。 ○自治防災課長(田畑 良信君) 電話の対応につきましては、できるだけ現場のほうは見に行くようにはしておりますけれども、職員の数の分とかもございます。内容にもよりますので、倒木等がありましたら能勢町分署とか地域整備課のほうで行ってもらうような手配をしておりますし、屋根につきましては雨漏りもあるということでブルーシートの手配をさせていただいたという状況でございます。 ○8番(長尾 義信君) その場合、やはり人数的に対応するのにも1人というのはなかなか大変だと思うんですけれども、そのあたりの対応ですね、何人体制で行かれているんでしょうかね。 ○自治防災課長(田畑 良信君) 現場に向かう体制につきましては、最低2人の体制で向かうということにしております。 ○8番(長尾 義信君) あわせてなんですけれども、そういう対応される。ほんであと電話等で問い合わせがない場合にもパトロールは多分されているとは思うんですけれども、そのあたりの聞き取りについても体制を組まれると思うんですが、それは何体制というか、それらのパトロールの状況をちょっと教えていただけたらありがたいと思うんですが。 ○自治防災課長(田畑 良信君) パトロールにつきましては、当日の夕方、まず能勢町分署と地域整備課のほうで東西分担しまして、それとあわせて動員職員も来ておりましたので、2人1組で4班体制で町内を循環をしていただきました。  翌日、また動員のメンバーがかわりましたので、町内7班体制ということで町内を回り、またさらに区長さんへの聞き取り、そういうところも行っていただいて、被害の状況の把握に努めていたところでございます。 ○8番(長尾 義信君) 非常にそのあたりは大変かと思います。  ほんで冒頭町長の挨拶の中でも、やはり職員の数も減っておるということでございますが、非常に厳しい中の状態で対策本部立てられて、パトロールもされ、また被害があったときもすぐに行かれるということなんですけれども、町長、この職員が非常に減っている状態の中でその対応等なかなか大変やと思うんですけれども、そのあたりちょっと聞かせていただいたらと思うんです。考え方を聞かせていただいたらと思いますが。 ○町長(上森 一成君) 災害につきましては、それぞれ災害の状況に応じてA号、B号、C号ということで配備体制をしきます。C号というのは、もちろん全員なんですけれども、全員で職員、今100強ですので、そんな場合は当然全員なんですけれども、今回の場合はA号ということで、各職員の中から班体制でやっております。通常これまでの台風でしたら、大体それぐらいの体制で回っております。  今、課長申しましたように、当日と明くる日と、本町の場合、明くる日には一応区長さんのほうにも御連絡させていただいて確認をします。各区のほうにおいてもそれぞれの区長さん単独で既に情報収集に当たっていただいております区もありますし、その辺を総合して最後、整理するわけなんですけれども、今後にしては職員についても今、長尾議員御存じのとおり今の体制ですので、当面は今の体制で回らないといけないとは思っています。  ただし、災害というのは毎日あるわけでもございませんので、体制を整備しながら調整はしていかなければならないなと思っています。 ○8番(長尾 義信君) わかりました。  次に、非常に能勢の高齢化が進展している中で、災害が発生した場合、なかなかみずから避難ができないと、困難な方がたくさんおられると思うんですけれども、そのときに迅速な避難の確保を図るために特に避難支援を要する方の名簿ですね、このあたりは作成されておられますか。 ○自治防災課長(田畑 良信君) 災害における支援の名簿ということで、これは災害対策基本法のほうで作成しなさいと義務づけられましたので、平成27年度に民生委員さんの御協力のもと作成をしてまいりました。今後また来年度に更新というふうなことで今、民生委員さんとは調整をしておるところでございます。 ○8番(長尾 義信君) 名簿を作成されるということで、これは更新、3年に1度ですか。 ○自治防災課長(田畑 良信君) この名簿につきましては、一応3年に1度見直しをかけようということで民生委員さんと調整をしておるところでございます。 ○8番(長尾 義信君) わかりました。  名簿のほうは作成されておると、3年でまた見直しをするということなんですけれども、実際災害が起こった場合、その方々の安全の確保というか、そのあたりの対応はどのようにされていますか。 ○自治防災課長(田畑 良信君) このマップにつきましては、各地域の民生委員さんはもとより区長さん、そしてその状況に応じまして消防団のほうにも名簿を渡していただくということで、それとあと社会福祉協議会、また福祉部局、自治防災課ということで情報共有を行っております。  その避難誘導につきましては、各地域でやっぱり把握をしていただいておりますので、その方をどうするかということは御検討いただいておると思っております。あとは条件によりましては町のほうでも応援体制がとれれば、今、職員もあれですけれども、とれれば行っていくというような状況でございます。 ○8番(長尾 義信君) お任せするような状況で今ちょっとお聞きしたんですけれども、その体制はしっかりとれておりますか。指導といいますか、確認というか、そのあたりの調査はされておられますか。 ○自治防災課長(田畑 良信君) 民生委員さんも交代もされておりますし、区長さんも交代をされております。その中でそういうところの引き継ぎについてやっていただきたいということはお願いはしておりますけれども、実際にどこまでしていただいているとこまではちょっと今のとこ把握はできておりません。 ○8番(長尾 義信君) 今、把握していないということなんですけれども、それはやっぱり把握するべきではないかなと思うんですが、いかがでしょうか。 ○自治防災課長(田畑 良信君) その点議員御指摘のように、やはり把握はしていかなければと思うところでございますが、亡くなられた方も多数おられますし、また支援を受ける方もふえておりますので、今現在自治防災課のほうでは、その辺の名簿の確認のほうだけをさせていただいて、有事のときには活用できるような体制をとっておるところでございます。 ○8番(長尾 義信君) それはペーパーでのお話かと、紙ベースのお話かと思うんですけれども、実際それをやっぱり各区長さんも初め、民生委員さんも初めそういう体制をとっていただけると、そのあたりのしっかりした確認ですね、そういうのはとっておられないんでしょうか。 ○自治防災課長(田畑 良信君) 今実際に活動いただいておるのは、民生委員さんが主ということでございまして、そういう民生委員さんの会議のほうに自治防災課のほうからはちょっと余り行けていない状況ではございます。  あと区長さんのほうには、それと含めて自主防災組織ということで、その辺の活動ができるような体制はとっていただくということで区長会なりでは毎回お願いしておるところでございます。 ○8番(長尾 義信君) そういう場所に行かれるのがいいんではないかなと思うんですけれども、何で行かれないんでしょうか。行ってやっぱりある程度把握してするべきだと思うんですけれども、これは毎回毎回いうことではないと思うんで、最初にしっかりとそういうお話を当然するべきではないかなと思うんですが、いかがでしょうか。 ○自治防災課長(田畑 良信君) 今そういうのができていない状況でございますので、議員さん御指摘のとおり民生委員さんの集まられるところに自治防災課のほうからお伺いしまして、次年度の更新の件もございますので、あわせてその辺のところはお願いをしていきたいと思っております。 ○8番(長尾 義信君) ぜひとも体制づくりを、これをしっかりとしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  次に、今回台風時に、前も全協でしたかね、懇談会でしたか、ちょっとお話をさせていただいたことあるんですけれども、今回停電ということで非常に長時間、今までにない長時間の停電という形になっておりましたけれども、前、部長のほうから、なかなか把握できないので、そのあたりは関電のほうがということでございましたけれども、やっぱり住民さんはそのあたりちょっとかなり時間帯も長かったので、不安な方がたくさんおられたと思います。私もちょっといつになったら復旧するんかなと思っておったんですけれども、そのあたりでパトロール時に情報を流す。ただいつになるかわからないという状況でも結構ですので、そういう流す必要はあるんではないかなと思いますが、そのあたりいかがでしょうか。 ○自治防災課長(田畑 良信君) 今回の台風のときは、停電が長く広範囲でありました。また、復旧したという連絡もいただいたり、そうするとまた停電したと。何かそういう関西電力からの情報もふくそうしておりましたし、状況がはっきり何かわからないというようなこともお聞きしましたんで、ちょっと対応については今回はできていなかったので、また関西電力のほうとその辺確認しまして対応を考えていけたらと思っております。 ○8番(長尾 義信君) 確かに一遍停電して、また数時間たったら停電したと、非常に不安な日々だったわけなんですけれども、ぜひともこういう不備をなくすためにも関西電力とまた今後調整していただいて、どういうふうな体制をとるかまたお願いをしたいと思います。  次に、被災等の問い合わせのことでちょっとお聞きをさせていただきたいと思います。窓口の所管は、まずどちらでしょうか。 ○自治防災課長(田畑 良信君) 災害におきます罹災の証明など、そういう対応については、私ども自治防災課のほうで行っております。 ○8番(長尾 義信君) 自治防災課ということでございます。  そしたら今回の被災届、また確認なんですけれども、何件ぐらいございましたでしょうか。 ○自治防災課長(田畑 良信君) 罹災証明発行した件数でございますけれども、今現在のところ10件発行をしております。 ○8番(長尾 義信君) 件数はあれなんですけれども、交付されたんが10件という、そういう認識でよろしいでしょうか、確認。     〔不規則発言する者あり〕 ○8番(長尾 義信君) 枚数というか件数。だから被災の。 ○議長(中植 昭彦君) しばらく休憩します。      ──────────────────────────────────               休 憩  午後  3時05分               再 開  午後  3時05分               (このときの出席議員11名)      ────────────────────────────────── ○議長(中植 昭彦君) 会議を再開します。 ○自治防災課長(田畑 良信君) この発行枚数といいますか、提出先によりまして複数枚要る方もおられましたので、10人の方に16枚、16件の証明書を発行しました。 ○8番(長尾 義信君) 済みません。16件交付されたということですね。  なら届け自体はその16件全部受けて、16件を交付されたと、そういう認識でよろしいでしょうか。 ○自治防災課長(田畑 良信君) この罹災証明につきましては、届けをいただいた内容を台風で被災されたというところの証明でございますので、その16件というか、1枚の申請書で提出先で複数書けるようにはなっておりますので、実際に申請された件数は10件でございまして、発行枚数は16だったというところでございます。 ○8番(長尾 義信君) この罹災証明ですかね、こういうのは多分保険の関係で必要かとは思うんですけれども、これやはり証明を出す以上は現場確認とか、そのあたりは当然必要ではないかなとは思うんですが、この10件、16件ですね、これは一応現場を確認して、そのときに証明を出されたいうことでよろしいですか。 ○自治防災課長(田畑 良信君) 申請のときに写真も添付はしていただいております。ですけれども、こちらの職員のほうも確認をしまして、その後、証明書の発行を行っている状況でございます。 ○8番(長尾 義信君) 確認なんですけれども、この交付決定、これは例えば災害被害ひどい場合ですね、減免の対象とか、そのあたりはあるんですか。     〔「不規則発言する者あり〕 ○8番(長尾 義信君) 税。ごめんなさい。税。 ○議長(中植 昭彦君) 住民税の税。 ○8番(長尾 義信君) 失礼しました。済みません。税の減免の対象はあるんでしょうか。 ○住民課長(新谷 哲生君) 固定資産税、直接被害遭われている対象物ですね、そちらにつきましては税条例の減免規定に基づきまして、破損の程度によって減免率は変わってまいりますが、対象とさせていただいております。 ○8番(長尾 義信君) そしたら固定資産税の評価いうか、それに対しての減免は出てくると、そういうことでしょうか。 ○住民課長(新谷 哲生君) 固定資産税につきましては、各年の1月1日現在の評価額並びにその所有者に対して課税をさせていただきます。  被災といいますのは、4月以降に発生した場合、その建物、もう既に賦課決定されて納税通知は行っておりますが、まだその段階での未納分等がございました場合に減免の対象とさせていただいております。 ○8番(長尾 義信君) ちょっとこの次なんですけれども、結局減免とか、罹災現場を見られ、例えば調査をされると思うんですけれども、その調査をする資格というか、職員さんでね、そんなんはあるんですか。誰が見て、こうこうこういう状態でできるのか、一般の人で、職員さんでも、そうじゃなくて、ある程度のそういう住宅の被害の調査をできる何か資格というか、そういうものがあるんですか。意味わかりますか。 ○議長(中植 昭彦君) しばらく休憩します。      ──────────────────────────────────               休 憩  午後  3時10分               再 開  午後  3時11分               (このときの出席議員11名)      ────────────────────────────────── ○議長(中植 昭彦君) 会議を再開します。 ○住民課長(新谷 哲生君) 固定資産税の減免手続についてでございますが、先ほどからお話が出ております罹災証明書、それをまず書類として取得された方が減免の申請書という形で私どものほうへ御提出いただくことになります。事前に罹災証明を出す中で自治防災のほう窓口で現地調査しておりますが、税のほうは税のほうで損傷の程度によって減免率とかも変わってまいりますので、改めて私どもの税担当の職員が現地調査をさせていただいて減免率等を決定させていただいているということでございます。 ○8番(長尾 義信君) 結局固定資産税の減免しかできないということで、ほんなら何とか所得も含めてそういう被害に遭われた方の何とか所得税とか、そんなんはできないものかなと思っているんですが、そのあたりは無理なんですね。 ○議長(中植 昭彦君) ほんならお願いします。 ○住民課長(新谷 哲生君) 所得に対する課税としましては、私どもの町府民税が該当いたします。その中で例えば災害ですね、台風ですとか、地震とかで被害を受けられた場合には、所得控除の中で雑損控除という規定がございまして、そちらのほうで対応させていただいて税額の調整をさせていただくという手続になります。 ○8番(長尾 義信君) 次に、先ほどもありました地域担当職員の方、17名ですかね、5地区に配置をされておるということなんですけれども、例えば震災があった場合、その担当職員の役割というかそのあたりは、例えば現場のほう行って、実際台風が落ちついてからそういう調査とか、現場のほうに行かれて区長さんとかの聞き取りとか、そのあたりはされるんでしょうか。 ○総務部長(中島 吉章君) 地域担当職員の職務として、災害時の対応というふうに特に取り決めをしているわけではございません。あくまで先ほどの現場の調査ですとか、そういったものは災害対策本部を設置をしまして、そこへ動員をかけた職員で対応していただくというふうなことでございます。  なお、その後いろんな災害に関する相談いうことで、いろんな窓口ありますので、その辺わかりにくいというようなことで地域担当職員を活用していただくのは結構かと思いますけれども、そういった現場へ災害があったかどうかの確認等に直接向かうというようなことは想定をしてございません。 ○8番(長尾 義信君) 私としましては、行政と地域担当職員と地域とのかけ橋となるというか、身近な関係、こういう災害があったときこそ現場に行っていただきたいなと、かように思っておるんですけれども、それもあわせましてできるだけ地域担当職員の方が地域とかかわりをもっと、そういう形をとれたらいいかなと思うんですが、そのあたり町長、いかがでしょうか。 ○町長(上森 一成君) 災害の場合は、非常時のことですので、一定災害の対策本部からそれぞれ現場へ行くもんも班編成しています。ですのでそれは一定そのところで回らないと迅速に動けません。  地域担当職員も一職員でございますので、別の業務も当然持っておりますので、即そこへ行くということはできません。  ただ、今、部長申しましたように、その後でいろんな調整とか、そういうことは十分可能かなと思っています。 ○8番(長尾 義信君) それでは、次、職員の防災訓練というか、そのあたりについて、防災教育ですかね、職員の配備体制はいうことなんですけれども、例えば新人職員さんとか、ほんでやっぱりこういうのはいざなったときどうすればいい、そういう意味での定期的な研修とか、勉強会、そのあたりはされておられますか。 ○総務部長(中島 吉章君) 新人の職員に対するそういう訓練というのは、特に行ってございません。  ただ、防災の関係で申しますと、多分議員も御存じだと思いますけれども、一例で申し上げますと3市2町の合同の防災訓練ありますね。あそこで災害対策の机上の訓練をずっとやっておりました。こういった机上の訓練について、これは新人職員ではなくて、町の災害対策本部に入っていただくような職員が中心になりますけれども、そういった職員に対して、ちょっとそういう専門家にお越しをいただいて、能勢町独自でそういう訓練を実施をするとか、そういったことで対応させていただいてございます。 ○8番(長尾 義信君) 定期的なそういう訓練は、部長、定期的な訓練は特にされていないいうことでしょうか。 ○総務部長(中島 吉章君) 職員の参集訓練とか、要は災害が発生したので、すぐに集まってくださいというようなことで早朝に電話をかけて集めるとか、休みの日に集めるとかいうのは抜き打ちでやってございますけれども、定期的にということではございません。いつ起こるかわかりませんので、突然そういう連絡を入れて職員を集めるといった訓練は実施をしてございます。 ○8番(長尾 義信君) なぜ例えば研修とかそういう訓練をされないのか。実際今回の台風で職員の方パトロールに行っておられると。そのときの対応について、やはりある程度の知識とかそういうなんは必要ではないかなと、そういうように、かように思うんですが、そのあたりどう思われますか。 ○総務部長(中島 吉章君) 先ほども御答弁させていただきましたように、以前はそういう先ほどの参集訓練を中心にずっとやっていたんですけれども、そういったことではなくて、そういった災害時により機能ができるようにということで専門家を招いて図上訓練のシミュレーション行ったり初動体制をどうとるのかというような訓練を今回は違う形でさせていただいたというようなことでございますし、今後もいろんな形で何らかの方法での訓練は継続してやっていきたいと考えてございます。 ○8番(長尾 義信君) さっき部長も言われた3市2町の防災訓練、合同防災訓練ですかね、私も豊能町のほうへちょっと見学に行かせていただきました。実動訓練ということで非常にわかりやすく、また住民の方も参加をされて、これは非常に学ぶところが多いと思っております。  来年、多分当番は能勢町かと思うんですけれども、例年図上訓練が多い中、今回実動訓練があったと。これは非常にいいことだと思うんですけれども、ぜひとも来年能勢町で開催されるこの訓練については、いつも実動的な形がいいんではないかな。その中でやっぱり職員さんも、ぜひとも住民の方も入っていただいて、全体でやっぱり防災すると、災害を防ぐと、そういう形がとれたらどうかなと思うんですが、町長、もう一度そのあたりどうでしょうか。 ○町長(上森 一成君) ことし寒い中で御苦労さまでした。  年度かわれば3市2町の担当者が集まりまして決めていくんですけれども、来年は能勢町が当番町ですので、私としては、今、議員おっしゃいましたように図上訓練もさることながら実地訓練もいいかなと思っておりますので、その辺も含めて調整はしていきたいなと思います。 ○8番(長尾 義信君) ぜひともよろしくお願いいたします。  時間がちょっと限りがありますので、あと確認のために災害時の物資の備蓄というか、確保は十分されているかということを確認をしたいと思います。 ○自治防災課長(田畑 良信君) 災害時の物資につきましては、毛布なり水、そして非常食と一定の数量のほうは確保しておりまして、あと先に避難所であけます住民サービスセンター、そういうところには配置をしているところでございます。 ○8番(長尾 義信君) 淨るりシアターのほうでは確保しているけれども、それ以外はほんならどうなんでしょうか。 ○自治防災課長(田畑 良信君) 淨るりシアターのほうは、役場の隣ですので、その都度持って行かせていただいて、東地区の住民サービスセンターのほうでふだんから確保しております。
    ○8番(長尾 義信君) 各場所に確保されているということで確認をさせていただきました。  あとやっぱり今後、地域と連携してこういう災害時に皆で対応していかなければいけないと思うんですけれども、自主防災組織の関連なんですけれども、一つ、この推進について役場がどういう形で今動いておられますか、確認をさせてください。 ○自治防災課長(田畑 良信君) 自主防災組織につきましては、毎年ある区長会、そのときには啓発をさせていただいておりますし、また各地域の区長会のほうにも行かせていただいてそういう啓発をしまして、昨年度1地区立ち上がりまして、本年度につきましても4地区のほうで御検討いただいているところでございます。 ○8番(長尾 義信君) ぜひとも今後、自主防災組織を推進していただけたらいいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  これでまず防災に関しての質問を終わりたいと思うんですけれども、災害復旧に向けまして対策については、できるだけ早い段階に現場のほうに到着をしていただきまして、また現場を確認して、地域の方や、また地権者の方にも協力をいただき、迅速な対応をお願いしたいと思います。  また、安全・安心な町、災害に強いまちづくりの強化に努めていただきたいと思いますんで、今後ともよろしくお願いをいたします。  次に、高齢者活躍の場ということで御質問をさせていただきます。  高齢者の社会参加の形態は、就労、趣味、地域ボランティア活動などさまざまでありますが、現役世代の減少による担い手の不足の解消になるとともに、高齢者自身のこれ生きがいですね、それからまた健康づくりにもつながります。また、冒頭にも言いましたように社会保障費の抑制や高齢者の孤立を防ぐ有効な手段であると思います。  その中で今、行政が考えておられる高齢者の生きがいとは何だと思いますか。 ○町長(上森 一成君) 高齢者の生きがいですね。諸説あろうかと思いますけれども、私はやっぱり自分が世の中に役に立っているという認識を持つということが生きがいなんじゃないかなと思いますけれども、どうでしょう。 ○8番(長尾 義信君) 自分が役に立つ、それも大事なことですね。  ほんで確かにこの生きがいということで、自分が役に立つ中で、やはりこの高齢者の職の場を提供する、そういうきっかけづくりをするというのは、ぜひともこれ必要ではないかなと思います。  その中で、当然生きがいの中で地域で就労ですね、そういうやっぱりある程度の働く場所があれば地域での参加とか、人とのつながりが当然できると思います。その中で最初、冒頭回答がございましたシルバー人材センターですね、そちらのほうで登録をして活躍をしていただくということなんでございますが、このまず登録されている方が何名かということと、その活躍の場というのは実際どのぐらいの範囲プラス確率で動いていただいているかというのを確認をしていただきます。 ○健康福祉部長(瀬川  寛君) 済みません。詳細の数字までは持ち合わせておりません。概数で申し上げますと、登録されておられる方の人数は約80名弱であったというふうに思います。70名から80名ですね。  就労、そのうち実際お仕事についておられる方の割合については、約8割ぐらいであったというふうに思っております。 ○8番(長尾 義信君) 確認も含めてなんですけれども、70名から80名ぐらい登録されて、8割の方が就労ということで活躍をされていると。  その中で8割の方は、基本的にはどういう形で活躍されておられるか確認をしたいと思います。 ○健康福祉部長(瀬川  寛君) シルバー人材センターの請け負われておられるお仕事で一番多くを占めておりますのが役場を初めとする公共施設等の夜間利用に対する警備でありますとか、あと施設の清掃ですね、そういったものが非常にウエートとしては高いものとなっております。  それ以外では、駐車場の除草作業ですとか、植木の剪定等、そういったものが主な業務となっております。 ○8番(長尾 義信君) わかりました。できるだけ皆さんがそういう場所で活躍できるほうにまたサポートいただきたいと思います。  時間が余りありませんので、次に、一つ飛ばしまして、町長が掲げています、この2月4日ですかね、60歳の成人式ですかね、これを実際今度されると。これはいい試みだと思います。  これに関してですけれども、ちょっと確認なんですけれども、60歳の成人式いうのは、60歳になられた方を対象にされるのか、それ以上の方を対象とされるのか、そのあたりお聞きします。 ○教育次長(寺内 啓二君) 60歳の成人式についての御質問です。今年度からの新たな取り組みということで、その名称にあるとおり、基本は60歳、その年度年度で60歳に到達される方を対象とするわけでございますけれども、来年2月4日に開催する初回の成人式については65歳まで対象を広げようというふうに考えております。以上です。 ○8番(長尾 義信君) この試みなんですけれども、今60歳から65歳は何名の方が対象なんですか。 ○教育次長(寺内 啓二君) 現在その対象となる年齢で能勢町に住所のある方は1,080名ほどだったと思います。以上です。 ○8番(長尾 義信君) 60歳から65歳の対象者が1,080名ですかね、ぐらいということなんですけれども、実際この成人式ですね、20歳の成人の方でしたら8割強出席をされるわけなんですけれども、実際何名ぐらいを予測されておられる、また目標とされておられるか、そのあたりお聞きします。 ○教育次長(寺内 啓二君) 初めの試みですので、全く正直なところ予想がつかないわけです。  ただ、希望というか、思いといたしましては、4割来ていただければ万歳かなというふうに思っております。以上です。 ○8番(長尾 義信君) 4割でも約500名弱ですかね、たくさんの、400名ぐらいになるんですかね、来られるということは、やはり60歳以上になったらちょっと恥ずかしいとか、なかなか仕事があるからとか、いろいろそんな面もあると思うんで、できるだけたくさんの方に初回やっぱり来てもらうということ、そこからやっぱり機運盛り上げていったら今後そういう方にその職場を提供できたり、いろんな意見交換ができる。これ大切な、最初がかなり少ないようでしたら、ああ、こんなもんかと、次はもう行かないぞと、そういう形になるんで、ぜひともこれPRしていただいて、たくさんの方が参加いただけるようにしていただきたいと思うんですが、そのあたりどうでしょうか。 ○教育次長(寺内 啓二君) 議員御指摘のとおり、周知のほうはいろんな媒体を使って徹底的にしていきたいと。さきの区長会、12月1日の区長会でも改めてお願いをしました。今回定例会議終了時点でまた今後の主な行事予定というところでも御案内のほうも差し上げようとは思っていますけれども、また議員の皆様も周知のほうに御協力いただければというふうに思います。以上です。 ○8番(長尾 義信君) 議員の方も対象の方も当然おられるんで、当然来ていただけると思います。我々もまたぜひともよければ行かせていただきたいなと思っています。  その中で、その成人式なんですけれども、当然中身がやっぱり必要になってくると思うんですけれども、今わかっている範囲にどういう形でメニューを組んでいかれるか、わかる範囲で教えていただきたいと思います。 ○教育次長(寺内 啓二君) まだ最終決定というところまでには至っておりませんが、3部構成のほうを考えております。  まず1部、ホールのほうで1部と2部ということで、まず1部は式典、町長の御挨拶なり、あと来賓の方の祝辞なり、そういう式典がありまして、ほんで本番としては第2部からになるかなとは思うんですけれども、そこで60歳前後でちょっと転機があったような方を、転機ですね、仕事が変わったとか、そういう方をお招きをして、お話をしていただく。ここはちょっと外部の方を今は思っております。あと町内の方で、これもまた60歳代ぐらいで今、元気に活躍していただいている方の、事例発表ではないですけれども、ちょっとお話をしていただきたいと。  3部におきましては、小ホールやロビーとかを活用いたしまして参加いただいた皆さん方でお話をしていただいたり、生涯学習人材バンクも今年度設置をしましたんで、そちらのほうへの登録をお勧めする登録会みたいな形もさせていただきたいなというふうに思っているところです。以上です。 ○8番(長尾 義信君) ぜひともたくさんの方が参加できるようによろしくお願いをいたします。議員の皆さんもよろしくお願いいたします。  次に、今ちょっとお話がありました人材バンク登録ということでございますが、教育委員会で生涯学習のとこで人材バンクの登録という制度があると思うんですけれども、そのあたり今、稼働しているか、その稼働わかりますか。 ○生涯教育課長(古畑 まき君) 生涯学習人材バンクへの登録件数ですけれども、本年5月よりスタートいたしまして、現在7件の登録をいただいております。個人6件と団体1件という登録状況です。  今年度は、その中から1件の方、個人の方に生涯学習講座でお手伝いを既にいただいております。以上です。 ○8番(長尾 義信君) 5月にスタートしまして、7件、私としてはちょっと少ないなとは思うんですけれども、この人材バンク登録した後、いろんなとこに紹介とか、逆にいろんな企業からお問い合わせとかある場合のそのつながりというか、またそういう人材バンクという制度があるということはまだ知られない方がたくさんおられるんじゃないかなと思うんですが、私としてはまだまだこれふやしていけたらなと思うんですが、そのあたりどうでしょうか。 ○生涯教育課長(古畑 まき君) この人材バンクの制度ですけれども、基本的にあっせんするものではございませんので、こういう制度があるということを広く知っていただいて登録していただく、そしてそれを活用していただくというものとしております。ですので今後もたくさん登録していただかないと活用もいただけないというところなので、いろんな場でPR等していきたいと思っています。いろんな各種団体やいろいろお世話になっている方々へ登録のお願いとかは積極的にさせていただいているところですので、今後また登録数もふえてくるだろうと予想しております。 ○8番(長尾 義信君) 僕の思っている目標は、登録数ではなくて、その登録された方がどれだけやっぱり地域で活躍するということが非常に大事ではないかなと思うんですね。やっぱり登録された後に実際仲介はということでございますけれども、実際やっぱりそういうかけ橋というか、そういうつながりをサポートしてあげるということは最初については大事ではないかなと思うんですね。そういう意味では今の状態でただ登録されて、あとは両者でやっていただきたいと、そういうふうにちょっと私はとれるんですけれども、もうちょっと深く入っていただいたほうがいいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○生涯教育課長(古畑 まき君) 今まだこういう人材バンクをやり始めて、制度があるということ、活用できるということもまだまだ御存じではないかと思われますので、そこら辺は積極的にPRをさせていただきたいと思っております。 ○8番(長尾 義信君) ぜひともたくさん登録されて、この地域に活躍していただけるような人材バンクであるというふうに期待をしておりますので、よろしくお願いをいたします。  今後とも高齢者が活躍できる場、これは大いに推進していただきたいと思いますんで、よろしくお願いをいたします。  最後に、スポーツを通してのまちづくりについてお聞きをしたいと思います。  2020年ですかね、7月から9月まで東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。本当に全国、非常に機運が高まってくると思います。  その中で能勢町では、昨日、近畿高校駅伝ありました。今回は前回と違いまして天気もよく、多少小雨はあったんですけれども、非常にたくさんの方がやっぱり沿道から応援並びに関係者のボランティアの方も含めてたくさんの方がそれに参加されたと。私、聞いたら高校体連のほうが豊能警察のほうに参加者で3,000人ぐらいとちょっと聞いておりましたので、この3,000人という数字というのはかなりのやっぱり地域の活性にはなるんではないかなと思いますんで、ぜひとも来年、30年度、今以上にたくさんの方がお見えできるように、これはまたよろしくお願いしたいと思います。  来年度は3年目、最後の大会でございますけれども、女子の駅伝大会に関しましては全国の記念大会に多分なると思うんで、そこの優勝者は全国大会に参加できる、出場できるという、そういう意味でも非常に活気ある大会になるんではないかなと思っております。  そんなところでぜひとも成功していただきますようにお願いするとともに、この3年間を近畿高校駅伝がせっかくコースのほうも通行規制もできましたので、前の9月の一般質問でも少し触れましたけれども、そのコースの中でぜひともこの環境のええ能勢で駅伝、もしくはフルマラソンは無理としてもハーフマラソンは可能かと私自身思っておりますんで、ぜひともそのあたりを開催していただく計画をお願いしたいと思うんですが、そのあたりいかがでしょうか。 ○教育長(加堂 恵二君) 先ほども御答弁申し上げましたとおり、本当に多くの方々がこの先月の高校駅伝に応援にも駆けつけていただいて、本当に盛り上がって、いい大会だったというように思っております。  先ほどありましたように、来年度女子の記念大会になるということで、さらにより一層PR等周知に力を入れまして、もっともっと盛り上がって、また多くの方々に能勢の魅力も知ってもらえる大会にできたらなというふうに考えているところでございます。  続いてのこのマラソン、駅伝を利用してのスポーツ振興はということでございますけれども、本当に先ほど申し上げたとおりです。せっかく盛り上がるんであれば、できるだけこういう大会、イベントができたらなと思っておりますけれども、いろんな大会をするわけですから、事故、トラブルとかあってもなりませんので、かえってイメージダウンなりますので、そういうことないようにいろんな課題を洗い出して、どういう大会できるのかというようなことをまず関係団体とも協議しながら進めてまいりたいというふうに考えております。 ○8番(長尾 義信君) 最後に、教育長のいい言葉を確認をさせていただきますけれども、それはちょっと置いときまして、実は近畿高校駅伝でちょっと言い忘れたんですけれども、関係者の方が聞くところによると能勢は非常に協力的でもあり、ほんでボランティアの方も非常に熱心にされておったと。ほんで大会を盛り上げるため前日、開会式ですか、三番叟の披露とか、当日は太鼓ですね、これも長い期間、時間やっぱり盛り上げていただいた。ほんでシアターの前の広場では、出店も非常に盛況であったと。非常によかったということを聞いております。  今、教育長のほうからいろんなことを考えてする方向でと思っておりますということなんでございますが、やはりこの近畿高校駅伝の3年の中で道路の許可を今とれているわけなんですね。通行許可をね。そやからこれをあけてしまうとなかなか道路の規制をとるということは難しいと思うんですね。だからこの3年終わるときまでにある程度のやっぱり本腰を入れてやろうという気持ちでぜひとも進めていただきたいなと思います。  能勢町は、大阪の中でもこういう自然が残されておりまして、やっぱり大阪市内、それから神戸、それから京都、日本海も含めまして、もう1時間以内で、大阪なんか1時間以内でやっぱり来れるという非常に利便性のええところなんですね。その大阪でこういう大会があるということなれば、これは大いににぎわうわけなんです。  ただ、運営するのは、なかなか非常に難しいので、すぐさまできるもんではありませんので、やはり準備期間をしっかりとっていただいて、この3年間の近畿高校駅伝が終わるまでに方向性をしっかり出していただいて進めていただきたいと思います。ぜひとも開催に向けて進めていただきたいと思いますが、そのあたり教育長、いかがでしょうか。 ○教育長(加堂 恵二君) いろいろ規制も含めまして開催にはいろんな課題があろうかと思います。ここでこの場でそしたら何年度からと言ったら格好いいんですけれども、まだこの時点で、今の時点で何年度から開催しますとはなかなか言い切れない状況ではございます。先ほど言いましたように、いろんな課題もありますし、マラソンしたからマラソン、駅伝やったから駅伝じゃなくて、町全体のスポーツ振興ということに関しましては、本当にB&Gとかスポーツ推進会の方にお願いしています各種スポーツ教室とか講座の参加状況も含めましてどんどんスポーツ振興もちろん図ってまいりますけれども、この新たな大会につきましては、いろんな課題があろうかと思いますので、また教育委員会だけがしゃかりきになってもできないことでございますので、先ほど言いましたように能勢町の体育連盟さんを中心にいろんな方面と協議をしながら進めてまいりたいというふうに考えております。よろしく御協力いただきたいと思います。 ○8番(長尾 義信君) 今回女子のほうのコースみたいな形で長い距離を、長い期間をなかなか通行規制いうのは非常に今後、難しいと思います。だから折り返しをたくさんして、できるだけ迂回できるのが今、女子の駅伝コースではないかなと。それをある意味では長ければ短縮することも可能かと思います。  ハーフマラソンもそうですけれども、駅伝なんかは数人で、5名、6名の方がやっぱり来られて、一つのチームをつくる。それが能勢に来ていただけるとか、ハーフマラソンに関しても近隣で、きのうもありましたけれども、亀岡のハーフマラソンなんですけれども、それも今回3回目の大会を迎えております。前回の大会に関しては、参加者は3,000人だったんですね。今回は4,500人という大会で、非常に盛り上がっておりました。  やっぱり亀岡に関しましては、コースの設定もいい場所でもあったんが一つと、ほんで当然あそこに亀岡公園のとこに大きなグラウンドもあるんで、非常に立地的にはやりやすいというのもあるんですけれども、やはり亀岡より能勢町のほうが非常にコース設定とか、大阪の中で自然があってという能勢というのは、やっぱり魅力だと僕は思っておりますので、また今、淨るりシアターのほうも町長、トイレの改修も進められておりますので、それからあんだけのトイレの数があれば、これは非常に可能でもあるやろうし、また庁舎の移転に関してもそういう記念的なもんもあると、記念大会というそんなんも可能かもわかりませんので、ぜひともこれ一つの能勢の目玉として進めていただきますように切にお願いをしたいなと思っております。  教育長からもありましたように、いろんなものをクリアしていかなければいけないところがあるんですけれども、やるかやらないか、やりたいか、そのあたりもまず一つお聞きをして、教育長、最後に町長にお聞きして私の質問を終わりたいと思います。 ○教育長(加堂 恵二君) やるかやらない、やりたいかいうことですけれども、それできるにこしたことないと私も本当に思っております。先ほど議員御提案ありました女子のコース、本当にする側だけじゃなくて、やっぱりスポーツは見て応援して、ともに感動へということで、本当に遠いとこ回るんじゃなくて、何回か走る姿が目の前に見れるというその辺は本当によいコースだったなというふうに思っております。  ただ、そこでそれをするかどうかということ別にしまして、本当に先ほど言いましたようにいろんな課題がございます。本当にもし大きくなればなるほどいろんな事故、トラブルないようにしないといけません。この能勢町教育委員会の力量として、去年から始まりました高校駅伝大会でいろんなその辺の運営上のこと、課題、ノウハウも勉強させてもらいながらできるだけ進めていきたいないうふうに思っていますし、ただそんな急いでいない状況は、幸い能勢町には町体育連盟が長年されておりますもう54回数えます高原マラソンいうのもありますから、そんなに急いでいるわけじゃございません。ですけれども、そういう団体と協議をしながら進めてまいりたいなというふうに考えております。よろしく御理解ください。 ○8番(長尾 義信君) やりたいとは聞いていないですけれども、やる方向で動いていただけると、そういうふうに私は信じておりますので、よろしくお願いしたい。  あと、最後、町長ですね。少し前に、妙見から野間ですかね、パワートレイルランがあったと。これは第1回目ということで、町長も名誉会長ですか、スタートされたという、号砲を鳴らされたということでございます。それは多分200人少々の参加だと聞いておりますけれども、そういうトレイルランとか、団体競技からできるだけ少ない、個人で参加できる、そんなんも非常に今、多いです。だから、その中で町長、今回、パワートレイルランを見ていただいて、今後、能勢町にもそういうトレイルランも含めて、ぜひとも今、何回もちょっとしつこいようでございますけれども、そういうハーフマラソンとか駅伝は大いに成功すると思います。ぜひとも教育長のほうも前向きに考えると言っていただいておるわけなんですけれども、最後に町長、そのあたり、いかがでしょうか。やりましょう。 ○町長(上森 一成君) トレイルランの実行委員長さんとお話をしまして、おっしゃっておりましたことは、マラソンの人口なんか非常にふえておると。ところが、平たんな道を走るだけでは満足できなくなるんですわと、次はどこに行くかというと山岳なんですと。このトレイルランというのはそういう人たちも集めたい。その実行委員長は大阪府の山岳協会の会長さんでございました。ですので、そういう人も、また行く行くはその山岳連盟にもお願いして、そういうふうにいろんなとこと連携をしながら普及していきたいんだというふうにおっしゃっておりました。私もなるほどなというふうに聞いておりました。  ですので、このトレイルランにつきましては、来年には本町でもまた計画をされております。ですので、それについては是としていきたいなと思っておりますので、今、教育長が申されましたように、いろんな制約もございますし、人的な制約もございます。そんな中を、決して後ろ向きではなく、やっぱり前向きという言い方が、行政用語になるんですけれども、その辺は総合的にいろんな団体とも調整をしながら進めていけばいいのではないかなというふうには思っておりますので、また今後いろいろと御意見賜りますようによろしくお願いしておきます。 ○8番(長尾 義信君) ぜひともよろしくお願いします。私は、逆にいつからやるんですかって、こうこうこうというのを待っておりましたけれども、前向きにやるということでございますので、安心しました。  これで一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(中植 昭彦君) これで8番、長尾義信君の一般質問を終わります。  しばらく休憩します。      ──────────────────────────────────               休 憩  午後  3時54分               再 開  午後  4時05分               (このときの出席議員11名)      ────────────────────────────────── ○議長(中植 昭彦君) 会議を再開します。  引き続き、一般質問を行います。 ○9番(中西 顕治君) 9番、中西顕治です。通告に従いまして質問をさせていただきます。  まず、大きく1点目ですが、主要農産物種子法が4月に廃止をされました。この廃止をされた影響、そしてこの11月には主要農産物種子制度運用基本要綱の廃止、これが農水省の事務次官より発効されました。この影響、能勢町ではどう受けるか、水稲栽培を主軸とする本町の農業において、主要農産物種子法の廃止の影響をどう考えるかということを町長にお伺いしたいと思います。  さらに、この主要農産物種子法廃止の影響、大阪府のほうはどう考えておられるのか、能勢町から伺っていただいたと思います。大阪府の方針はどうなっているかということで、お伺いをいたします。  2点目、国民健康保険都道府県化についてです。来春4月に開始される予定の統一化によって、保険税率はどうなるのか、端的にお答えいただきたいと思います。  大阪府から本年2月に提示された試算、あるいは10月に提示された試算は、ともに28年度の収納必要額を超えるというふうに示されています。この収納額が超えますので、保険料が上がるということを回避する方法はないのか、もう上がるのを指をくわえて見ていなければならないのかというところで、原課のほうの対応をお伺いしたいと思います。  大きく3番目、第7期の介護保険の事業計画、先日介護保険事業の協議会がありまして、出席もさせていただきましたけれども、重ねてになりますがお伺いをいたします。  介護保険料の基準額、第6期と比べてどうなりますでしょうか。  あと、利用料金自己負担が一部3割になるというふうにお伺いをしております。これ対象人数、効果額等、わかればお知らせをいただきたいと思います。  まだこれは確定をしていないようにも聞いておりますが、財政的インセンティブというものが導入されるというふうに聞いております。本町ではどのような運用をされるのか、お聞かせください。  4点目、認知症対応の施策の検討、この状況についてお伺いをしたいと思います。  最後に、地域包括支援センターの運営委託に言及されていましたけれども、どのような状況であるかお知らせいただきたいと思います。  以上、よろしくお願いをいたします。 ○町長(上森 一成君) それでは、中西議員の御質問に御答弁をしたいと思います。順次お答えさせていただきます。  水稲栽培を主軸とする本町の農業において、主要農産物種子法の廃止の影響をどう考えるかの御質問でございます。主要農作物種子法は、昭和27年に戦後の食糧増産という国家的要請を背景に、国・都道府県が主導して優良な種子の生産・普及を進める必要があるとの観点から制定されたものであります。  しかし、近年の種子生産者の技術水準の向上等により、種子の品質は安定しており、生産者、JAと連携し、豊能地区種子協議会を通じて、種子の安定供給が行われていると認識をしているところでございます。  次に、大阪府の方針はどうなっているのかについての御質問でございますが、現在、大阪府種子協会と大阪府で今後の対応について検討中と聞いておるところでございます。  続きまして、国民健康保険制度改革による大阪府の統一保険税率についての御質問ですが、新制度では、大阪府で一つの国保になることや、大阪府に財政責任を一元化し、必要な医療費を府内全体で賄うことになります。よって、府内統一の標準保険料率を基準として各市町村が負担すべき事業費納付金が決定されます。  しかし、現状では、各保険者がおのおの独自の保険料率で賦課しているため、上がるところもあれば下がるところも出てくるなど激変か生じるため、標準保険料率で賦課するのは6年後となります。  続いて、国民健康保険税が上がることを回避できないかという御質問でございますが、激変緩和措置期間の6年間は、保険料の急激な上昇を抑制するために基金の取り崩しや繰越金を財源とすることが認められていることから、状況を見きわめながらにはなりますが、町独自の激変緩和措置も検討する必要があると認識をしております。  次に、3点目の第7期介護保険事業計画について御答弁申し上げます。  まず、第7期計画における保険料の基準額については、あくまで現時点での認識でございますが、現行の基準額と同程度を見込んでいるところでございます。
     また、来年、30年8月からの実施を予定している現役並み所得の方の自己負担割合を3割まで引き上げることによる影響でございますけれども、対象人数を9人中増額が見込まれるのは3人で、年間25万7,000円程度を見込んでおるところでございます。  財政的インセンティブにつきましては、過日11月13日付で評価指標(案)の取り扱いに関する基本的な考え方についての通知があったところであり、今後、本通知等を参酌しながら、交付金の趣旨にのっとり自立支援・重度化防止等に向け取り組むこととしております。  今期計画までに整備を見込んでおりました認知症対応型共同生活介護につきましては、現下の取り巻く状況から整備の実現性が乏しいことから、次期、第7期計画においては、認知症の対応も考慮しながら新たな施設整備を見込むこととしています。  最後に、地域包括支援センターの運営委託化については、事業や施策展開の面で町と社協で連携して、増大する高齢者福祉・介護ニーズを受けとめようと進めているところでございまして、人材の確保に努めているところでございます。以上でございます。 ○9番(中西 顕治君) それでは、1番の種子法の廃止の影響のところからお伺いをいたします。  先ほどの答弁の中では、今、種子法があるからこそ安定に供給されているという状況についてお述べいただいただけで、これがなくなることによってということについては答弁がいただけてはおりません。  種子法というのは先ほど説明いただきましたように、昭和27年に制定されまして、各都道府県でその気候に合った種子、この種子法の範囲でいいますと米、麦、大豆なんですけれども、研究開発も含めた費用が国のほうから措置をされております。その措置する根拠になっているのがこの種子法であったわけなんですけれども、この種子法廃止、3月、4月の議論の中で附帯決議が行われております。この附帯決議、たくさんの項目があるんですけれども、大きく同様の形で、種子法でなくて種苗法を根拠に運用することというのが一つあります。もう一つは、地方交付税措置を確保して都道府県の財政局も含めた周知を徹底するように、同じようにやってくださいというものがあります。そして、主要農産物の種子が海外に流出することなく、適正な価格で国内で生産されるように努めてほしい。そして、特定の事業者による種子の独占によって弊害が生じることがないように努めることという項目で、これが附帯決議が決議をされて行われております。今、ここでこの附帯決議に入っていることというのが今まで種子法で守られてきた都道府県、そして農業者の権益だというふうに私は理解をしておるんですけれども、今の話を聞かれて、この影響というのがどのように出るか、簡単で結構ですので町長、お答えいただけませんでしょうかね。 ○町長(上森 一成君) ちょっとこの問題も一夜漬けでございまして、そんなに詳しいところまでわからないんですけれど、昭和27年というのはサンフランシスコ条約の締結の年ですので、食糧難から何とかして食糧を確保するという、そういう大きなバックヤードがあったんだと思います。現在、それがずっと続いてきて、一定種子等について安定的に供給できるということになってきたんだろうと、それはそのとおりだと思います。  今おっしゃった米、麦、大豆ですか、それ以外の、例えば簡単に申しますとどこでも売っているキュウリの種、そんなものについても今現在、昔はそれぞれの家庭で種までとっておりましたけれども、今とっていませんね。だから、そんなことが今、一代限りの種だったりしていっていますよね。そういうことがどう影響するかというのは、ちょっと私もそこまで知見がございませんけれども、ただその附帯決議に今、聞いたその内容が、まさしく議員おっしゃるように守っていくべきところなんだろうなと思いますので、今回の法律を廃止するについての附帯決議ということで、その辺は一定網羅を今後もされていくのではないかなというふうには観測しておりますけれど、ちょっとそれは私のあくまでも主観でございます。以上です。 ○9番(中西 顕治君) 先ほどの話の附帯決議、ちゃんとトレースされて行われるべきだとは思っていると、私もそう思いますし、恐らく多くの農業者がそう思っていたんだと思うんですが、この11月に主要農産物種子制度運用基本要綱の廃止という通知が出されたんです。これが先ほども言いましたように農林水産省の事務次官の名で出てきたんですが、その中身は、この附帯決議に沿わない形で来ております。そもそも沿わないというのは、この基本要綱というのがこの種子法を根拠にして、大阪府、都道府県に費用を配分して、その費用を使って各農業試験場が各農業試験場で持つ種子の開発、保全をするということになっている要綱なんですが、それを廃止するという通達をもう既に出されているというのが現状です。  そして、その中で、この通達の中に書かれておりますのが、この種子に関する業務の全てを直ちに取りやめることを求めているわけではなくという文言があるんですが、これはもう前提で要綱を廃止をしているので求めているわけですよ。それをこの中で言いわけのように、そうではなくとは書いてあるんですが、いつまでどうするというのでいきますと、民間事業者による稲、麦類及び大豆の種子生産への参入が進むまでの間、やってくれというふうなことが書かれているんです。ですので、これは先ほどの附帯決議の中でいいます国外に流出、そして特定の事業者による種子の独占等々のところにも踏み込んだ形の通知が今出されているというのが現状なんです。今、国のほうでは、これに対してどうするというのが今の通知が最後なんですけれども、各JAあるいは生協団体などは都道府県や国に対して、これ何とか続けてくれないかという申し入れをしているのが今現状になっております。  町長のほう、なかなかこれ奥深くて難しいとは思うんですけれども、これが起きて何が起きるのかといいますと、今、一番簡単に言えるのは、種が高くなるんだよと。種の栽培普及というのは、今言いましたように国がお金を出して農業試験場に委託をして、それを能勢なら能勢町のJAの委託事業として能勢でも数軒、種をつくっておられますよね。それが、我々のところに今、1キロ四百数十円という種で買えているわけですけれども、その費用を見込まない一般の民間業者が出している種というのが既にあります、2種類ほど。一つ、大阪で既に栽培されているのが三井が出している「みつひかり」というやつなんですが、それが1キロが4,000円弱と、ほぼ10倍の価格になっています。単純にそこと、お金の比較だけでいいのかどうかっていうのは問題はあるんですけれども、選択肢としてどんどん狭まってくる可能性があります。補助金のない状態で種もみをつくるというのは非常に難しいというのが、その価格から見てもわかるかと思うんですけれども、そういうことが進められるということについて、能勢町の農業をどうしていこうかという話をしたときに、指をくわえて見ていていいんでしょうかという質問にはなるんですけれども、いかがお考えでしょうか。 ○町長(上森 一成君) 今、お米だけで申しますと何百種類ってありますよね、品種がね。それがそれぞれ、例えば能勢町でしたら農協のそこのライスセンターはキヌヒカリとかきぬむすめか、2種類ですよね。だから、それ以外のものは受け入れてくれませんよね。だから、それ以外の、例えばこしひかりとかをおつくりになっている方、自分で全てやってらっしゃいますね。ところが、今、自分で乾燥から臼すりまで全てやっておられる方も、この先どうなるだろうということになれば、なかなか一人で全てされるという農家のほうが減ってくるんだろうなと直観的に思うんですけれども、そうなったときにそういう意味でいろんな品種が能勢の中に出回ると、それはそれでそういう弊害があるのかなというふうに思います。  それと、あと種もみも、これ、私の記憶だけかわかりませんけれど、私が小さいころは各自分の家で種もみを置いてらした方もあると思うんですね。だから、そういうことも一定、それぞれが種もみを確保するということも、今もう便利に全て農協等で買えるようになりましたので、そんなこともなくなりましたけれど、またそういうことも出るかもわからない、その辺はちょっと私も何とも言えないんですけれども、ただただ食糧というのは非常に大切なものなのでね。それを400円だ、4,000円と、果たして10倍にもなるのかなとは思いますけれども、その辺は能勢だけの問題でもございませんので、やっぱり全国的に米づくりというのは影響する問題だと思いますので、国会のほうで廃止になった経緯というのをもう少し私も詳しく知りたいですし、また、各、国における政党の政調のほうにでも、またいろいろ検討もされておるので、その辺はもう少しお時間をいただかないと、ちょっと今、明快なお答えもできません。申しわけありません。 ○9番(中西 顕治君) ここから参考までにというような話になりますけれども、先ほど家庭でお米の種をとってというのがありました。それができていた品種っていうのと、できない品種っていうのがあります。もう具体的にはこちらで今つくっているキヌヒカリにしろきぬむすめにしろ、交配種です。ですので、交配種で品種認定されるっていうものは、3代同じ形状が出るということが確認されて品種認定されているんで、4代目以降については、理科の時間に習ったメンデルの法則というのがありますけれども、別の形で出現しまして、収量が著しく落ちるというのも出ていますので、大体農協さんの指導では2年目か3年目には、少なくとも2年目にはかえてくださいよという形になるかと思います。  今、お米の検査の中でも、DNA判定というのが出ていまして、私はずっとキヌヒカリをつくっているんだと思っていたんだけれども、4代目、5代目になると、違うDNAだと判定されるものも出てくるというのが現実にあるわけです。ですので、農業試験場のほうでこの種を使ってつくれば安定した収量、安定した食味のものがつくれますよというのを今、保障されている状態なんですが、それをする機関がなくなりますと、それの以前の話に戻ってしまうわけですね。各個人が家庭で種もみをとっていれば、あそこの米はおいしいっていうのがもう能勢でもありますやんか。昔々はそういう形で家族、一族郎党で種を確保して、あそこの米はおいしいというのがあったわけなんですけれども、それを大阪府の財産にしたのが今現状ですね。  そういった形で今、動いているところではありますので、一概に、いや、昔のように戻ったらいいよだけでは実はいかないところもありまして、何せ相手は生物ですので簡単にはいかないよというようなことが起きます。  先ほどちょっと参考までにですけれども、この種子法廃止に対して今、国会のほうではこれにかわる法律の立法がされようというたらおかしいですね、依頼をしているというか、請願をしているという団体があります、日本の種子を守る会ですか。そこは山田正彦さんっていう元農水大臣の方が顧問をされておりまして、会長はJA水戸の方です。東京の生協団体の会長さんが副会長をされているというような大きなところでやっておられるんですけれども、そういったところの情報もまた見ていただいて、この件、ちょっと能勢町でもというふうに町長の心の中で思っていただけたらなと思います。一言で結構です。 ○町長(上森 一成君) いや、そしたら江戸時代とかの米はどないしていましたんやろ。 ○9番(中西 顕治君) だから、もう家です、家とか地域で。 ○町長(上森 一成君) そうですね。だから、それに戻れというわけではないんですけれども、それも一つにある、そういう趣旨で国が言うたかどうかわかりませんけれどね、あるかもわかりません。ただ、ごめんなさい、知見が中西議員のところまで追いついておりませんので、今おっしゃったことはまたちょっと私なりに勉強させてください。申しわけありません。 ○9番(中西 顕治君) それじゃ、実際にお米を家で、家でというか稲作農家であっても、この種子法がっていう話を知っていたかっていうたら僕も実は知らなかったんです。これの廃止の話が出てきて、農業試験場の話が出てきて初めてそんなことになっていたのかといって知ったぐらいですので、そういうことなんだろうと思います。近々、こういう議論がまた国会でもされるんではないかなと僕は期待はしておるんですが、また注視していただきたいと思います。  では次、国民健康保険のところに移りたいと思います。  先ほどからというか、これはもう3回ほど続けて国民健康保険の単位化については質問をさせていただいてはおりますけれども、今、町長が言われたようにもうとりあえず6年先の税率についてという話と、その暫定措置という話は大枠決まっているんだと思うんですが、それについて試算が、本当はもう8月に出てなければいけなかった試算が、実は大阪府だけ非常におくれたんですよね。そのおくれた理由っていうのが、大阪府の中で出した試算では受け入れられない数字であったりというような話も聞くんですけれども、そのあたりのところ、把握している範囲でお答えいただけたらと思いますが、できますでしょうか。 ○健康増進課長(狭間 正樹君) 大阪府の試算がおくれた理由ということなんですけれども、一つは大阪府のシステムで出した数値が、異常な数値が出ているという説明を受けただけで、どういうふうに間違っているかっていうのはこちらはちょっとつかんでおらないんですけれども、それを国と調整しながら一定10月には開示できるレベルになったということを聞いております。以上です。 ○9番(中西 顕治君) この国民健康保険の都道府県単位化というのは、別に大阪に限った話じゃなくて、よそもやっているわけなんですよね。大阪府だけ、なぜこれが8月にうまく出ずに引きずってきたのかというところで、これちょっといろいろとヒアリングをしていたんですけれども、この完全統一化っていうのが大阪府だけですと、先ほども言いましたけれど。そのためにほかは国が出しているやり方で行けるので、国のシステムですんなり行ったんだけれども、大阪府はたくさん修正が要ったと、そのシステムに対して。そのおかげでこの算定がうまく出なかったっていうのと、各市町村から出てきたベースの数字が、粒のそろったものではなかったというような話も聞いてはおります。  いかんせんこれ決まってしまって、もうこれ動かしようがないという部分もあるんですけれども、そういう状況で原課のほうですね、というか、原課というか能勢町のほうですか、法定意見聴取っていうのがあったかと思います、これに関して。どういう意見を出されたか、お伺いをしたいんですが。 ○健康福祉部長(瀬川  寛君) 法定意見聴取に対しまして、能勢町のほうから出させていただきました意見ですが、1点は、特別交付金についての大阪府の運営方針の中に記載の文言があったわけですけれども、そこの記載文言については非常に誤解を生じやすい文言であったために、その文言については訂正をされたいということで意見を申し上げました。  それと、もう1点につきましては、全体的な話としまして、制度の運用そのものについてできるだけ早目早目に情報を出してほしいということで、意見を申し上げたところでございます。 ○9番(中西 顕治君) では、この仕組みに対して、新しいこの統一化に対して、これでは何ともならないというような意見は出されてはいないわけですね。既に決まったこととして細々なことに対しての意見を出されたということでよろしいですか。 ○健康福祉部長(瀬川  寛君) この大阪府の広域化全体の進めといたしましては、広域化調整会議というものが組織されており、その広域化調整会議のもとに財政運営と事業運営、2つのワーキンググループが組織をされております。それぞれのワーキンググループから調整会議のほうに方針が上げられ、調整会議のほうで固めたものを大阪府の国民健康保険運営協議会のほうに上げられると。そこで、協議決定をされていくというふうな状態でありまして、その個々細かな部分、あるいはその取り扱いについて、当然能勢町は能勢町としての立場で考えたときの有利不利というふうな話は当然出てこようかとは思うんですけれども、おのおのの団体がおのおのそれぞれの立場でそういう意見を出しますと、まとまらないというのがございます。したがって、本町といたしましても、これはオール大阪で、みんなが同じ方向を向いて進まないとなし得ないことであるというところで、それぞれ細かな部分では、それぞれの部分で全く全てが是とできる話ばかりではないというのは当然でございますけれども、そこを乗り越えてやっていかないとこれはなし得ない話であるという前提から、実際それが大阪府の国民健康保険運営協議会で決定されるぎりぎりのところで、こういう表現をされると絶対に問題があるというふうなところについて意見を申し上げたというところでございます。 ○9番(中西 顕治君) この法定意見聴取の中で、市町村のほうからの意見で、否定的な意見も含み、出されておるというふうには聞いてはおるんですが、能勢町ではこの今現状でいくと、試算上でいくと16%程度の値上げといいますか、徴収料金の増加について、原課のほうとしてはもうこれはもういたし方ないとされたということでしょうか。これもう単純に上がるっていう話ですから、とり方にもよりますけれどもね。ちょっと余りにも住民、町民に対して問題のある対応ではなかったかと私は思うんですけれども、いかが対応されますでしょうか。 ○健康福祉部長(瀬川  寛君) 確かに一番直近の試算においても、かなりの率の値上がりになるという試算は出ております。ただし、これもこれで確定というわけではなく、まだ微調整がなされるものであるというふうに思っておりますので、もう少し下がる数字になるのではないかというふうな、いい意味での期待もしておるところではございますけれども、上がるということは間違いのないことで、それをもろ手を挙げて是としたわけではないというのは御理解を賜りたいとは思うんですけれども、どこの団体においても、先ほども申し上げましたけれども、自分のところにとってどうか、あるいは上昇率が全体として抑えれる特効薬的な手法があれば別なんですけれども、恐らくはそれをしようと思うと、国からの追加公費の投入というふうな大きなものがない限りは全体として抑えるということはなかなか難しいのではないかというふうに考えております。 ○9番(中西 顕治君) 本来であればこういう制度改革に当たっては、国あるいは府が今までの比率とは違った形で出してくるべきであろうと思うんですけれども、そういうこともされずに今現状になっているというところが非常に憤慨するところであります。  先ほど言われた、まだもう少しという部分でいいますと、私どもがいただいている資料からいいますと、追加公費が1,700億円、全体でね。そのうち今回はまだ400億円しか反映していないよというところだろうとは思うんですけれども、それでいきましても、大阪府の割り分でいきますと普通に割ったって80億円ぐらいというぐらいのところでありますので、それが能勢町でどれぐらいの比率で効いてくるかといったら、そう期待できる数字ではないのではないかなと思います。  先ほどもおっしゃいました、早く情報をもらって早くしたいと、当然原課もそういう思いだろうとは思うんですが、それになっていない。現行でも大阪府の国保審議会のほうはもう出ましたけれども、出たのかな、この間、12月1日にこれ発表されたのがそうですね。出ましたけれども、また能勢町内のほうでもそれなりの審議を経て、能勢町の保険料の決定等々という形になろうかと思いますが、それの準備のほう、大変になっているんじゃないかなと思いますが、万端整ってはおるんでしょうか。 ○健康福祉部長(瀬川  寛君) そちらに向けての準備のほうなんですが、大阪府のほうからは、制度が変わりまして、新年度予算を編成するについての予算の科目、費目ですね、そういったことについては連絡があるところではありますけれども、肝心な確定係数というのが、以前も申し上げましたように1月にならないとこちらへは届かないということですので、実質的な作業というのはその係数が届いてからの作業になるというところで、そう考えますと、非常に後ろが決まっておりますので作業的にはタイトになるというところでございます。 ○9番(中西 顕治君) であれば、この値上げに対してどれだけの周知を今までされていたかどうかわかりませんけれども、町民に対しての周知という期間はもうほぼない状態になるということでしょうかね。  今、能勢町では国保の支払いの、明けて5月ですかね、にされるとは思うんですけれども、それ以前の月っていうのは仮算定でやられているかと思うんですが、もうその時点から大きく変えないといけない状況になるんじゃないかと思うんですけれども、そういった作業等々、周知も含めて手はず的にはどうなっていますでしょうか。 ○健康福祉部長(瀬川  寛君) 非常に御心配いただいている点はよく理解をするわけでございますけれども、上がりますという周知も、具体的な額が確定していない中で、いたずらに上がります上がりますというふうな周知も難しかろうと思っておりますことと、あと、今現在能勢町では仮算定、本算定やっております。それが新制度になりますと、本算定一本というふうな形に変わっていこうというふうなところもございます。そういったことも含めて、どういうタイミングでどういう内容でお知らせをするのがいいのか、当然きちんと確定したっていうことになりますと能勢町の国民健康保険運営協議会、そちらのほうで審議をいただき、議会のほうで税率改正の条例改正をお認めいただくというのが当然前提になってまいりますので、そこまで待ちますと非常にぎりぎりになると、議員御心配されている、ほんまにもう、知ったときにはもう結果として上がっているというふうな状況になろうかと思いますので、その辺どういうタイミングでというのは今、現に固めたスケジュールというのはございませんけれども、非常にタイトなスケジュールの中で、また不確定な要素が多い中ではありますけれども、しっかり検討していきたいというふうに考えております。 ○9番(中西 顕治君) 今の話の中でちょっと認識になかったんですが、仮算定なくて本算定だけになるということは10カ月になるということですか、12カ月なんですか、ちょっと仕組みをお願いできますか。 ○健康増進課長(狭間 正樹君) 現在は4月、5月、6月分を仮算定の期間とさせていただきまして、全部で12期に分かれていて課税をさせていただいておりますけれども、今度の30年度から、6月から本算定ということになりますので、10期で分けて課税をしていきたいということになります。 ○9番(中西 顕治君) では、それですと、税率変わらなくても1カ月当たりの支払いはぐんとふえるわけですよね。それ、さらにふえるわけですよね。それを、いや、額がわからないからって周知ができないっていうのもちょっと問題じゃないでしょうかね。用意すべきものっていうものが必要になってくる、自営業の方なんかは特にそうだと思うんですけれども、どういう形になるのかっていうのは早いうちに知らせてあげないと大きく困ると。いや、来月のキャッシュフローがっていうところで、いや、払えませんねんていうことが起きて、それこそ未納、滞納の扱いにまたあたふたするというふうに、原課のほうの仕事がただ単純にふえるだけになるんじゃないかと心配するんですけれども、その辺の対応、いかがですか。 ○健康福祉部長(瀬川  寛君) 今、議員御心配いただいた点、当然だと思いますので、そういったことも含めて適切、といっても遅いんですけれども、タイミングを見計らって周知をさせていただきたいというふうに考えております。 ○9番(中西 顕治君) そもそもこの形にすることについても、当然値上げされることについても賛成できる立場ではありませんので、何だかと文句は言いますけれども、動いてしまった以上は仕方がないということでぼんやりは見ておりませんので、そういう、例えば自営業者さんに対するもの、あるいは困窮家庭に対するもの、いろいろと皆見聞きするものもありますので、そこのところ、適切な対応ができるように準備をお願いしたいと思います。  それじゃ次、介護保険のほうに移ります。  介護保険のほうですね。町長の答弁のほうで、保険料率のほうでいきますと現行と同じぐらいでいけるでしょうという話でした。せんだっての協議会のほうでお話を聞いた中でも、利用数等々、そんなに大きな変動がなくというような話ではありましたので、そういう形でできるのかなと、昨年からの基金の積み立てもありますのでね。本来この基金は当該年度の方に返還すべきだと私は思っておるんですが、これが翌期に移ったということで、いたし方なしとは思いますが、現行と同程度ということで運営されるということで、その部分については歓迎をしたいと思うんですけれども、その中で、ちょっと2つほど質問は飛ばしますが、認知症対応施策のほう、以前からお話聞かせてもらっておりました小規模地域密着型の分ですね。そちらのほうはもう7期の事業の中には入れないということで確認されるということなんでしょうかね。ちょっと今、別の形でという説明があったんです。そのあたりについて一つ説明いただけますか。 ○健康福祉部長(瀬川  寛君) 第6期計画のほうで設置を考えておりました認知症対応型の共同生活介護、こちらの施設については何度も公募をして事業者からの手が挙がることを期待をし、進めてきたわけでございますけれども、第6期計画が終わろうとしておるこの時期においても、実現ができなかったというのが事実でございます。そういったことから、次期、7期計画におきましては、それのみにとらわれるのではなく、認知症の対応も考慮をさせていただく中で、小規模多機能型の居宅介護事業、そちらのほうも視野に入れて検討をしていくということにいたしております。 ○9番(中西 顕治君) では、今できなかったグループホームではなくて、小規模多機能型の、これも地域密着型なんですかね、される予定であるということでありますけれども、これも民間のほうにまた公募でっていう話になるんでしょうか。それとも、また、もう既にあるどこかの事業所さんにお願いできるというレベルのものなんでしょうか、見通しのほう、ちょっとお知らせいただけませんか。 ○健康福祉部長(瀬川  寛君) 今現在何かめどが立っておるかという部分につきましては、未定でございますので、これも基本は公募を募りたいというふうには思っておりますけれども、その進みぐあいによりましては、公募によらない形も模索はしていかなければならないのかなというふうにも考えるところでございます。 ○9番(中西 顕治君) これについては、ちょっとほかのところでも事例はあるんですけれども、学校の跡、教室ですね、使って5床程度置くようなことで、もう短期のステイのつもりです。長期に置くものではなくてということで、シェルター的に利用されているっていうところがあります。そういうものは能勢町内、今ありませんのでね、病院に行くことになるだろうというときにも、ちょっと家族が手に負えないねんと、一晩、二晩何とかっていうようなところで使われているというところもあります。逆もあります、病院から帰ってきたときに、いきなり家庭ではベッド等用意できないので、二、三日何とかならないかというためのものというのも行われていますし、今、僕が想像しているものがそういったものなんですけれども、そういったものをもし考えておられるのであれば、賛成してといったらあれですけれども、応援していきたいなと思うんですが、イメージ的には僕の思うているものと同じようなものですか、違うものですか。 ○健康福祉部長(瀬川  寛君) イメージとしては議員さんがイメージしていただいているものと同様の種類のものでございます。 ○9番(中西 顕治君) そうであれば、内容そのものについては既にある事業者さんにお願いするようなことになるかもわかりませんけれども、施設運営そのものは直営でやってもそんなに費用のかかる話ではないのではないかと。それ、ごめんなさい、前提は学校の跡地のどこかを使えるという前提ですよ。ということも考えられると思うので、ちょっと立体的な形で検討をしていただけたらなと思いますが、いかがですか。 ○健康福祉部長(瀬川  寛君) 具体に学校の跡地ということになりますと、今、町のほうでは、旧久佐々小学校あるいは旧の歌垣小学校のほうで公的利用ということでの青写真のほうを描いておるわけでございますけれども、そういったところではまだ具体にこういうニーズのものをそこにというふうな話を原課のほうから出しておるわけでもございませんので、今はちょっとそういう想定にはなってはおりません。 ○9番(中西 顕治君) 変な言い方ですけれども、すき間があるならそういうのも一つ手ではないですかということで聞いていただければと思います。  それじゃ最後、地域包括支援センターの運営のほうです。前回の運営協議会のほうでしたかね、この話が出ておりまして、先日の議会のほうで、9月ですか、決算のときだったと思いますが、お伺いをさせていただきました。  先ほどの答弁の中では、人材の確保ということについて今やっているという話でしたけれども、この進捗そのものについては答弁なかったと思います。どういった状況になっているのか、お知らせいただけますか。 ○健康福祉部長(瀬川  寛君) この地域包括支援センターを委託するに当たってのスキームということで、まず、社協さんのほうで、この事業の運営に必要な3職種の専門職の方を採用いただくというのが大前提だというところで、一度採用についてはトライもしていただいたところではございますけれども、必要な職種の方の応募がそろわなかったというのが今の現状でございます。ただ、これが、一度やってだめだったからというのではなく、また、再度の募集等についても現在調整をさせていただいておるというところで、まだ具体にいつのこの時期に次の採用募集を入れるというところまでは詰まり切ってはおりませんけれども、今その調整をしておるという段階でございます。 ○9番(中西 顕治君) では、今、社協さんのほうに委託をしようという話でいきますけれども、人材面で条件が成立していないのでできませんということですわね。これがどのタイミングまでどうなるのかわかりませんが、業務としてはやっていかなければなりません。今、福祉センターのほうで運営している包括支援センターのほうですね。そちらのほうも人材のほうで不安があるようなことをちらっと聞いたことはあるんですが、4月以降に向けて十分な体制がとれておるのでしょうか。 ○健康福祉部長(瀬川  寛君) 今現在、保健福祉センターのほうで直営でやっております包括の部分につきましては、一部補強も含めて現在調整をさせていただいておるというところでございます。 ○議長(中植 昭彦君) 本日の会議は、議事の都合によってあらかじめ延長いたします。 ○9番(中西 顕治君) 直営の方、今までもそうでしたけれども、介護保険事業と兼任をされている方もおり、包括支援センターの条例にある専ら云々というところは逸脱しているよねという話は前からもさせていただいていたかと思いますが、専門で十分な時間、業務に当たれるような形には現状なっていないというふうには聞いてはおります。これを改善するのにどうというレベルの話で今、委託のほうが出ているかと思うんですけれども、そうではなくて直営でここのところを拡充していくべきだと私は思っておるんですけれども、町長のほうの見解をお伺いをいたします。 ○町長(上森 一成君) 今、部長お答えしましたように、人材の確保に今努めております。募集すれどなかなかないという、本当につらい状態なんです。しかし、今直営でやっております分につきましては、当然しなければなりませんので、これは何とかしないといけない。  その中で、社協のほうにやっぱりこの委託していくという方向につきましては、私もそのほうがいいと思っています。それはやっぱり町でない社協という民間団体、ある種民間団体のほうが、いろんな人材をよりフレキシブルに使えるのではないか、そんなふうに思います。そんなこともあって、社協というところで一旦この包括支援を委託してという気持ちは変わっていないんですけれども、今るる申し上げましたように、いろんな状況がありますので、何とか今頑張って人材確保に努めておるというその最初の答弁の、もとへ返るわけですけれども、そんな状態でございます。 ○9番(中西 顕治君) ここで押し問答しても折り合いませんので、私はこれ直営を進めていくべきだというふうに思っておるというところをまた改めてお伝えをいたしまして、一般質問、これで終わります。 ○議長(中植 昭彦君) これで9番、中西顕治君の一般質問を終わります。  お諮りします。  本日の会議はこれで延会したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(中植 昭彦君) 異議なしと認めます。  したがって、本日はこれで延会することに決定いたしました。  本日はこれで延会します。  念のため申し上げます。  12月12日は午前10時より本会議を再開いたします。      ──────────────────────────────────               延 会  午後  4時57分  以上会議の経過を記載し、これを証するためにここに署名する。  能勢町議会議長     7番議員     8番議員...