豊能町議会 > 2002-09-11 >
平成14年第5回定例会(第2号 9月11日)

ツイート シェア
  1. 豊能町議会 2002-09-11
    平成14年第5回定例会(第2号 9月11日)


    取得元: 豊能町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-23
    平成14年第5回定例会(第2号 9月11日)       平成14年第5回豊能町議会定例会会議録(第2号)   年 月 日 平成14年9月11日(水) 場   所 豊 能 町 役 場 議 場 出席議員  17名        1番 永並  啓      2番 中村 宏幸        3番 竹谷  勝      4番 福岡 邦彬        5番 湯浅 光雄      6番 長瀬 重雄        7番 池田 勇夫      8番 岡   茂        9番 西川 隆夫     10番 藤野裕次郎       11番 塩谷 宣子     12番 木寺 喜義       13番 秋元美智子     14番 平井 政義       15番 高尾 靖子     16番 欠   席       17番 川上  勲     18番 久保 豊茂 欠席議員  1名       16番 西岡 義克 地方自治法第121条の規定により議会に出席を求めた者は、次のとおりである。
    町    長   日下 纓子    助    役  木許 健治 収入役      上田 正和    教育長     中殿 幸芳 吉川支所長    大西 俊秀    町長公室長   中本 正明 総務部長     稲葉 恵瀧    住民生活部長  乾  晃夫 保健福祉部長   上林  勲    建設農林部長  大西 健一 水道事業所長   岩崎  弘    教育次長    新谷 芳宏 消防本部総務課長 西本 好美 本会議に職務のため出席した者は、次のとおりである。 議会事務局長   西殿 孝順    書    記  横山 聖喜 書    記   山内  拓 議事日程 平成14年9月11日(水)午前10時01分開議 日程第1 一般質問     開議 午前10時01分 ○議長(藤野裕次郎君)  おはようございます。ただいまの出席議員は17名であります。  定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでございます。  日程第1「一般質問」を行います。  順次、発言を許します。  新生クラブ代表木寺喜義議員を指名いたします。 ○12番(木寺喜義君)  皆さん、おはようございます。新生クラブの木寺喜義でございます。会派を代表して一般質問を行いたいと思いますが、本定例会のトップバッターということで、トップバッターは何回やりましても少々緊張もいたしますが、元気にまいりたいと思いますのでよろしくお願いいたします。  質問に先立ちまして一言、職員、住民の皆さんにお礼を申し上げたいと思います。先だって8月25日に行われました、大阪で一番しんどいマラソン、第7回妙見山岳マラソン大会は、東は東京都、西は大分県からの全国各地から1,320名のエントリーをいただき、85%を超える全国平均より高い参加率のもと、成功裏に大会を終えることができました。この大会のために長きにわたり準備等をいただいた教育委員会事務局の皆様、本当にご苦労さまでした。今回は議員の皆様も多数激励に山上まで駆けつけていただきました。本当にありがとうございました。さらに、前日準備から後片づけにと多くの職員の皆さんのお力をいただき、ありがとうございます。特に、各部長さんが部門担当責任者としてそのポジションについていただけましたことは、多くの住民ボランティアの皆さんにとっても非常に好感に映っていることでしょう。まさに町挙げての大会となったことに感謝とお礼をこの場をお借り申し上げまして、申し上げさせていただきたいと思います。多くのランナーから、「やっぱり行ってよかった」「来てよかった」と、早速の好評をいただいていますこともあわせて紹介させていただきます。  それでは、質問に入らせていただきます。理事者の皆さんの誠意ある答弁を期待をしております。  まず、豊能町の情報化計画とIT行政につきまして。  2003年までの電子政府実現、いわゆるEジャパン戦略に基づいて、本町でも、「オープンコミュニティとよの」の理念のもと、情報化計画が進められております。計画的な行政と住民満足度の向上が目標です。13年度では、1億300万円を超える金額をかけてイントラ基盤整備工事が行われ、今年度はそれへの端末関連機器整備等進められていますが、これらの事業は計画どおりに進んでいるのですか。住民の目に見えないところもありますので、進捗を伺います。また、あわせまして今後の計画についても当初の予定どおりなのかも伺いたいと思います。  2点目は町のホームページについてであります。  1年前の6月議会でホームページでの古いコンテンツの更新やホームページ全体の改善について質問をいたしました。その後、すぐ改善されましたことは評価をしております。  まず、情報化計画では、各課のホームページを立ち上げることになっていますが、現状での取り組みと、ホームページとして公表されるのはいつごろなのか、伺います。  私も各地の自治体のホームページを多く見ます。最近はさまざまなホームページがつくられております。見ていても楽しくなるようなものすらあります。「えっ、自治体がこんなホームページをつくってい  るの」とびっくりするものもあります。ここにありますのは、私ども総務文教常任委員会で昨年研修に行きました千葉県銚子市のホームページの表紙でありますが、行政機関とは直接関係のない写真やコンテンツがあり、まさに全ページ挙げて銚子市のPRをしております。町長に差し上げますので、ぜひごらんください。  さて、本町のホームページでございますが、まだまだかたいのではないでしょうか。インターネットは情報発信のいい道具であります。私は、豊能町からの情報発信で活性化を図るべきであると思いますし、その道具の一つにしない手はありません。そうした意味から提案しますが、豊能町に存在する地域情報などをリンク掲載してはどうでしょうか。町ホームページでのリンクは公共町の施設以外では観光協会などがありますが、これをもっと充実して増やすことであります。例えば、「石のとよの」を広めるならば、関係者の紹介やおもしろいものをつくっているとかのサイトを載せてPRする。農業団体や関係者のサイトでは朝市など載せてPRする。また、マス釣りやアユ釣りなどの行事を載せてPRするなどなど、官民の隔たりなく豊能町からの情報発信で活性化へ導いていく手だてはたくさんあると思います。しかし、これには今日までの発想の転換が必要です。役所は  、「それはできないわ」と言われるかもしれませんが、こうした方向に発想の転換をすることが、今、求められている、また、重要なのではないでしょうか。「オープンコミュニティーとよの」の理念は、地域と行政が一体となってこれからのまちづくりを進めていくことにねらいがあると明記されています。そうした観点からの答弁をお願いいたします。  3点目は、住民基本台帳ネットワークについてです。  個人情報が漏れるのではとの住民不安の中、住民基本台帳ネットワーク、いわゆる住基ネットの第一次稼働が始まって1カ月が過ぎました。早速、コード番号通知でのトラブルが多くの自治体で発生しました。現在174件という集計もあります。一方では、これに参加しない自治体は4つの自治体です。施行延期を要望した自治体は39に及びます。市民の人権侵害などの恐れがあれば接続を停止するとする自治体が増えたり、再選された長野県知事は、市町村長に中止・廃止を含め提案する考えを示すなど、新たな動きが出ています。もともと同システムはプライバシー侵害の危険性が指摘され、国会にでも問題にされていました。一旦個人情報が漏れれば大規模なプライバシー侵害につながり、国民に取り返しのつかない損害を与えることになります。本町では、同システムについて7月の町報から掲載されています。その内容は政府が言っているものと同じであり、一層推進しているかのようです。しかし、これでは住民不安は解消できません。  町長にお尋ねいたします。  このシステムについての率直な感想、お考えをお伺いいたします。  当初から計画され予算計上されていたとはいえ、番号通知発送の稼働時期に当たってどういう考えだったのか、どういう判断を下されたのか、改めて伺いたいと思います。  さて、この住基ネットは来年8月から本格稼働し、6情報を記録した10年間有効期限の住民基本台帳カード、いわゆるICカードを希望者に配ることになります。住基カードに記憶される情報は、住所、氏名、生年月日、性別などの6つの情報ですが、8千から3万字も書き込めることができる集積回路が内蔵されているICカードです。こうしたことから考えると、今後どういう方向が展開されるのか、予想するだけでも恐ろしくなります。改正住基法では、市町村は条例に基づき住基カードを他の目的に利用することができることとなっています。総務省のパンフレットでは、福祉カード、印鑑登録カード施設利用カードなどの例を挙げています。  根本的なことから質問いたします。  本町では、国が進めるようにこれからもカード発行など同システムを問題視することなく継続されていかれるのか。それとも問題があった時点などで見直しなどの要望や対応をされていくこともお考えなのか、明確にしていただきたいと思います。  2点目は、ごみ環境問題です。  まず、ダイオキシンの問題。9月4日の環境特別委員会でダイオキシン問題、施設内汚染物の基本的な考えで今後の方針が8目示されましたので、当初の予定を変更してそれに基づいて質問をしていきたいと思います。  1の初谷川上流の候補地は、処理用地の確保が難しいこと及び議会において反対請願2回可決されていることなどから、総合的に見て困難と判断していると書かれております。この委員会で私も尋ねましたが、このことは同予定地は断念と受けとめてよろしいのですか、本会議の場ですので改めて確認したいと思います。  2点目は、ごみの堆肥化施設と焼却についてであります。  去る6月議会で私どもの会派の秋元議員が、生ごみ処理機堆肥化施設の質問をされました。そのときの部長の答弁について再確認いたします。生ごみは1市3町の施設完成後に焼却すると答弁されましたが、それは本当なのでしょうか。環境保全型農業の推進やごみの分別・減量・資源化などは総合計画に明記されています。町ではこうしたことから堆肥化施設というものを検討されてきたのではないですか。こうしたことから見て、ごみの政策変更とも受けとめることができます。そうした変更ならば、どういう理由で、いつの時点で変更となったのか、明らかにしてください。  3点目は、行財政改革についてです。  まず、今年の当初予算審議のとき、行財政外部診断はじめ行財政改革についていろいろ意見を言わせていただきました。本年10月ごろに見直し計画を出し、公表すると本会議で約束されました。この見直し計画の現時点での進捗状況について答弁を求めます。  豊能町の財政も税収の落ち込みなどで緊縮財政となっており、健全財政にしていきたいとは昨日の定例会開会に当たっての町長の冒頭挨拶であります。監査委員の意見書では、財政状況は硬直化しており、行財政改革を一層推進し、財政基盤の確立と効率的な行政運営と指摘されています。  そこで、こうした具体的改革、見直しの計画について尋ねます。  4点目は、町村合併問題についてであります。  政府は、残された期間はあと3年だとして片山総務大臣名で全国の市町村長や議会議長あてに、できるだけ早期に合併協議会を設置するようにと、この3月に手紙を出すなどしました。市町村合併を強力に推し進めています。しかし、住民合意のないまま立ち上げた合併協議会は、一々紹介するまでもなく各地で破綻をしています。合併問題は自主的合併でなければなりません。合併するかしないかは、そこに暮らす住民が話し合って決めればいいものだと思います。それが地方自治法の原点ではないでしょうか。本町議会でも合併問題がよく出されていますが、合併について町長の根本的な考えを伺います。  また、大阪府主導のもと、行政間や首長クラス、職員間での取り組みが、今、進められていると思いますが、その内容と進捗についてもあわせて伺います。  最後5点目ですが、これは体験学習についてであります。  学校の5日制の実施に伴い、子供の体験学習に、今、力が入れられております。インターネットで体験学習と検索エンジンをかけてもいろんなサイトに行き当たります。その中で、文部科学省のホームページの中に全国の事例が多数掲載されていますが、その中の1つに豊能町の「豊能町こども物つくり科学大学」も紹介されています。また、豊能町のホームページでも紹介されいますひまわり畑、そこの草引きは体験学習の一環として取り組まれたことと思います。今後、こうした取り組みはますます増えてくることと思います。しかし、これを広めるには、一学校では、また一教育委員会の一部局だけでは決してできるものではありません。農業体験なら農と緑課の協力がなければできませんし福祉体験なら福祉課の協力が当然必要です。こうした部局間を越えての取り組みで一層進めていかれたい。その辺について私自身の協力は惜しまないつもりであります。  そこで、学校の体験学習の取り組みについてどんなことが行われているのか、まず、紹介してください。  さて、豊能町では青少年施設が不足しています。例えば大堂キャンプ場でありますが、13年度約300人の利用がありましたが、ライフラインであります水、トイレ、電気が整備されておりません。こうした整備を過去にも私も求めてきましたが、しかし、現状は改善されずにあります。「せめて水だけでも」とよく聞きます。安心して飲むことのできる水の確保は最低限必要ではないでしょうか。そのような計画があるのか、伺います。この質問の趣旨でありますが、私はこうした自然環境を活用して、充実したキャンプ場の整備など全国に情報発信して来町者を増やして活性化の一つにしたい。また、それができるのではないかと思っております。そうした観点からの質問ですので、趣旨をくみ取っていただいた答弁をお願いしたいと思います。  以上で1回目の質問とさせていただきます。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  それでは、木寺議員のご質問にお答えしていきたいと思います。  まず、情報化の件でございますが、細部にわたっては担当の方から申しますが、13年度の計画というのは、今、いろいろと財務会計システム、またホームページの作成、そして土砂災害通報システムの導入とか、また、パソコンの配置の増を行っております。14年度につきましては蔵書検索システム、また、文書管理システムの導入に向けて検討を行っているところでございます。細部にわたりまして、現在の進捗状況については担当の方から答弁させていただきます。  ホームページの件でございますが、議員ご指摘のように、町の広報の一番大きなホームページを利用してどんどん広報を、町の思いを伝えていきたいということでですね、今、ホームページの充実を図っていきたいと思っております。  ただ、私はどうしても古い人間でしょうか、広報の方には、今、一生懸命力を入れておりますが、今後もホームページの方にも力を入れて充実させていきたいと思っております。  住基ネットについてでございますが、これは平成11年の8月に住基ネット法という法律が制定されまして、その法律の導入に向けては私も議員でいろいろとその問題について取り上げて質問してきた経緯がございます。その時点で、3年後に試行されるということで法律が通りまして、今年の8月5日から町も実施したわけでございますが、それにつきましてはいろいろとマスコミ等でですね、問題があるというご指摘もありましたけれども、一応専用回線でございまして、マスコミに取り上げられているような問題は起こらないという判断のもとに接続いたしました。ただ、完全なものと思っておってもですね、問題が起きるという可能性もないとは言えませんので、内部で危機管理に対する組織を要綱でつくりましてセキュリティー会議というのも立ち上げました。今後、もし具体的な問題が発生いたしました場合、そのセキュリティー会議を開き、ネットからの切断も考えていきたいと、このように考えております。  その住基について住民からの問い合わせとかそういうものにつきましては、また、担当の方から答弁いたします。  ダイオキシンの件でございますが、先ほど議員がご質問されましたとおり、現在、川尻の候補地をいつまでも固執しておれば全然前に進まないということで、処理も可能な場所を新たに選定していきたいと、このように考えて環境特別委員会で発表させていただきました。ただ、川尻の場所を断念したかとおっしゃいますけれども、これは断念はいたしておりません。  次に、1市3町の件でございますが、これは1市3町を立ち上げて一部事務組合をつくっておりますので、そちらの議論になろうかと思いますが、現在、1市3町で住民も交えた専門部会で、どういうものを燃やしていくか、どういう処理をしていくかということを、今、審議中でございますので、その審議を見守ってまいりたいと思っております。そして、その審議の決定に、町といたしましてはその決定に従って1市3町のごみ処理、焼却に進めていきたいと思っております。  行政改革の件でございますが、それら進捗状況とかは担当から答弁いたしますが、まず現在、具体的などういう見直しをしているんかということでございますが、今年に入りまして職員の勧奨退職制度を導入いたしまして、それに対しては導入いたしました。そしてまた、直営でやっているけれども委託の方が安くつくものはどういうものがあるかというようなことも、現在、検討しております。そして、さらに現在、非常勤が70歳定年でございますので、それを引き下げていきたい、このように考えております。それと、いわゆる個人給付的なばらまき行政と申しますが、個人給付的なものを見直していきたい、そのように考えております。一番は、やはり人件費をどのように抑えていくかということでございますが、これはいわゆる配置の職員の適正な数というのがあろうかと思います。今迄豊能町では、例えばある課は5名いてましたら5名でずっと仕事をしてたと。そこで1人減らしますと、もう少なくなった、減らされたということでですね、プラスになりますと、ああ、増やしていただいたとなります。3月末の人事で、必ず部署を減らしますと非常に苦情があるということで、本来、例えばこの課、人事課としましたら人事課の仕事に対して、本当に適正な職員の数はどれぐらいなのかということを正確に判断していただくために行政診断をしたかったというのがその思いでございます。そういう中で、内部でですね、あなたところ1人多いんじゃないか、少ないんじゃないかと言いましても、細かい仕事のことがわかりませんので、内部の中から適正な数字を求めるというのは非常に難しいということでですね、そういう思いできちっと外部で診断していただいて、そういう方向を示していただきたいと思っておりましたが、今、そういうことも含めてですね、そういうことをやられている市町村もあるように聞いておりますので勉強してですね、適当な職員数の配置の数というのも決めていきたいと、このように思っております。  合併についてでございますが、合併についてはこれは私といたしましては避けて通れないと、このように考えております。しかしながら、いろいろと住民の方も合併については積極的な方もたくさんいらっしゃいますが、合併する相手の自治体によって非常にまた意見が変わってまいります。例えば、西地区では川西と合併したいと言われる方もたくさんいらっしゃいますし、また、東地区では箕面と合併したいというふうにいろいろございますので、合併する相手の自治体によって、また考えが変わろうかと思いますが、私は基本的には合併は避けて通れないだろうと、このように考えております。ただ、合併について現在いろいろと取り組んでおります進捗状況につきましては担当の方から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  稲葉総務部長。 ○総務部長(稲葉恵瀧君)  まず、1点目の情報化計画の中で、計画どおりに進んでいるのかということでございますが、本町の情報化計画につきましては平成12年に情報化基本計画を策定いたしました。その基本計画につきまして、より具体的に進めていくというために、平成13年に情報化推進計画を策定いたしまして、町の情報化推進のため、行政、福祉、教育など、各分野にわたりますシステムの概念あるいは推進体制をまとめたものでございまして、この計画に基づきまして情報化を進めていっているということでございます。各分野のシステム担当課と、それからシステム内容あるいは規模などにつきまして十分協議を行った上で、予算的な予算上の制約もございますのでそういうことも考慮しながら、段階的に進めていくということになっております。  計画どおりに進んでいるのか、進捗状況はどうなのかということでございますが、先ほど町長が触れさせていただきましたとおり、平成13年度につきましては、この情報化の基盤となりますそのシステムにつきまして、地域イントラネット整備と、地域イントラというふうに言っているわけでございますが、その基盤整備を行わさせていただきました。さらに端末機器といたしまして、パソコン47台を庁内に、庁内というのは役場の庁舎内でございますが、庁内に配置をしたという状況でございます。本年度におきましては、そのイントラネットとか、あるいは庁内LANを活用したグループウエアシステムの導入を行いまして、それによりまして、例えば電子メール、あるいは会議の予約とかメールによります各種通知とかいったものが可能になったということでございます。それと、インターネットを利用した情報収集などにも活用していただいているといったような状況でございます。さらに、来年度から財務会計システムを導入いたしまして、財務会計について電算を、コンピューターを使ったものに変えていくということで、今年度につきましてはその導入に向けて準備を進めているところでございます。  さらに各課でホームページが入力できるように、今現在は町長公室でまとめてやっておりますけれども、それを各課の中で入力できるようにということでホームページシステムの充実を図っているところでございます。  さらにパソコン端末機器でございますけれども、職員に配付する端末機器、パソコン81台を予定しております。  今後の状況はどうなのかということで、計画はどうなのかということでございますが、平成15年につきましては、これも予算上の制約等もございますけれども、計画といたしましては図書の蔵書検索システムの検討、それから文書管理システムの導入の検討を行っているところでございまして、来年度につきましてはこういうものを導入していったらどうかという検討を行っております。  さらに職員に配付用のパソコン40台も計画をしているところでございます。  16年度以降につきましては、庁内の文書、決裁とかあるいは支出負担行為等、あるいは出張命令とかいろんなものがございますが、そういうものにつきまして電子決裁ができるようなシステム。それから住民向けといたしましては、福祉関係の手続、申請手続でございますけれども、そういうものが電子申請システムという形で導入できないかというような検討にも入りたいというふうに考えておりまして、今現在といたしましてはほぼ予定どおり、計画どおりに推移しているのではないかというふうに考えているところでございます。  それから、各課のホームページを立ち上げるのはいつごろになるのかということでございますが、今現在、ホームページのシステムの充実を考えておりまして、それと職員に対してもホームページの記入の仕方とかいうところも研修を行っているところでございます。  それから、将来的に観光協会とか朝市などのサイトをリンクさせたらどうかということでございますけれども、将来的にはそれは可能であるということもございますので、この辺も含めて当然検討すべきであるというふうには考えているところでございます。  それから、行革関係でございますが、見直し計画の進捗状況ということでございます。取り組みにつきましては、これも平成11年3月に策定いたしました「豊能町行政改革実施計画」というものがございまして、それに基づきまして行政改革に取り組んできました。その後、社会経済情勢の変動とか、あるいは町税の減少が止まらないといったようなこと、あるいは少子高齢化の進展、それから当初には取り入れられていなかった地方分権の推進等々もございまして、本町を取り巻く環境が大きく変わってきたということもございます。そういうことによりまして、平成14年の2月に現行の実施計画を見直しをいたしまして、改革が必要と思われる具体的な項目、104項目ございますが、その104項目について検討を加えていこうということで決定をさせていただきました。今現在ですけれども、その104項目につきまして各課に対するヒアリングを行いまして、その問題点、あるいはその改革の実施時期等につきまして、今現在はその取りまとめを行っているところでございます。  今後どうなのかということでございますけれども、今後、今現在ヒアリングを行って取りまとめを行っておりますけれども、取りまとめが完了し次第、さらにより強力なヒアリングを行いまして、その中身を詰めていくという計画でおります。今年の10月末か11月初旬ごろには、その見直しの実施計画をまとめたいというふうにも考えているところでございます。  それから次に、合併問題でございますけれども、合併についての進捗状況ということでございますが、合併につきましても相手がいてるということでございまして、大変難しい問題もございます。これは6月の答弁と同じような答弁になりますけれども、本町の取り組みということでございますけれども、本町の取り組みといたしましては合併を前提とした、組織ではございませんけれども、広域連携のあり方について協議するための組織が、豊能地区市長町長連絡会議という会議がございます。その中で豊能町も参画をいたしまして、広域連携のあり方についていろいろ検討をさせていただいているということ。さらに、去年の11月に立ち上げました、これは合併問題をも視野に入れた広域的連携に関する研究会という組織でございますけれども、北摂広域連携行政研究会の中にも参画をさせていただきまして、広域連携のあり方等につきまして協議をさせていただいているところでございます。町独自の取り組みといたしましては、合併に係る情報を住民に提供するために広く住民に知っていただくということから、「広報とよの」に7月から連続で掲載をさせていただいております。  それからあと、これは予定でございますけれどもシンポジウム、さらには、これはまだ検討段階でございますけれども、アンケート調査についても検討していきたいと、今後そのような取り組みをしていきたいというふうに考えているところでございます。  それから、これは余談でございますけれども、町の職員につきましても合併について関心を持っていただきたいということから、先日合併についての勉強会をも開催させていただいたという状況でございます。  以上です。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。
     新谷教育次長。 ○教育次長(新谷芳宏君)  お答えさせていただきます。  まず最初に、木寺議員の方から、学校の体験学習等の中身についてどうかということでございました。平成12年教育国民会議の提言を受けまして、これからの教育の目指す方向は、基礎基本の学力の定着と、児童生徒がみずから学びみずから考える力を育てることを目標として、教育のありようを考えております。  そこで、教育関連法案が昨年度6法案中3法案が学校教育法、社会教育法、独立行政法人国立オリンピック記念青少年総合センター法においても、学校及び地域において児童生徒並びに青少年に社会奉仕活動、ボランティア活動、自然体験活動、職場体験活動の促進とその場所の提供を行うよう、また、そのための助成金を提供するようになりました。学習指導要領においてもこのような方向で編成され、これらの考えを踏まえつつ本町では、学校関係でございますけれども、本年度から新しい教育課程が実施され、総合的な学習の時間が新設されました。  その時間では、自然体験や社会体験、観察・実験・見学調査などの体験的な学習、問題解決的な学習を行っております。特に中学校では、3年間を見通してさまざまな職業体験学習を展開しております。特に2年生では、3日間実際にさまざまな事業所に出かけていき、さまざまな職業体験をしております。また、中学校区教育協議会では、畑づくり、川遊び、リサイクルフェスティバルなどさまざまな体験を企画実施しております。小学校では、校区の商店や役所関係の機関を訪問して、生の生きた学習を展開しております。また、それ以外にも、子供の体験学習は行政だけではなくて町民レベルとしても今年度新たに取り組んでいただいております。特に独立行政法人国立オリンピック記念青少年センターの子供夢基金の助成に地域の方々が積極的に出られ、そして、とよの物づくり自然大学を設置し、現在、サバイバルキャンプ、これから稲刈り、それからコスモスの種収穫、クラフトづくりなど、年間を通じて体験学習を実施していただいています。現在のところ、予定よりも非常に多く来ていただいています。60名の参加を聞いております。そういうことで、我々としてはそういう方々とともに協力して、子供の体験学習を進めてまいりたいと思っております。  特に、町の部局とのリンクした体験学習をどうかというご質問でございましたけれども、先ほど申しました、中学2年生の職場体験では町のさまざまな施設に行っております。例えば、豊悠プラザ、保育所、支所、消防署というふうに福祉あるいは消防関係と協力して子供たちの受け入れをしていただいてやっていただいております。また、教育委員会内部におきましても、シートス、図書館、幼稚園というふうなあらゆるところに子供たちの希望を募って、その子供たちが3日間職場の雰囲気を勉強してくるということで非常に有意義な活動となっております。  続きまして、大堂キャンプ場の整備と充実した施設を、ということのご質問でございますけれども、先ほど議員ご指摘のとおり、平成13年度は292人の利用がありました。一昨年度は490名というふうな利用でございます。大堂キャンプ場につきましては、水の設備が少し不十分であるということがご指摘のとおりでございます。ただ、この設備につきましては特に、水もない、あるいは電気設備もないけれども、本来、今、特にどこのキャンプ場もございますけれども、便利さを追求したキャンプ場よりも、むしろそういうふうな何もないキャンプ場が欲しいんだという方々も結構たくさんおられまして、多くの方々は、そういう施設がありませんよというふうに私どもも申し上げますけれども、それで結構ですというふうな方々もおられます。これがよいというつもりはございませんけれども、そういうふうな里山に囲まれた素朴なキャンプ場として、町民手づくりのログハウスもあり、今後も機会があるごとにキャンプ場を使っていただいて、施設設備については少し不備なところはございますけれども、そういう点で体験学習を行えるよう努力していきたいと思っております。ただ、水の確保については自然水を利用しておりますけれども、なかなか飲み水までは確保できないと。そしてまた、木の伐採によりましてなかなか水の確保も難しいということは非常に感じておりますけども、その改善策につきましては非常に予算的にも厳しいものがございまして、方法論的にもなかなか厳しいものがあるんではないかと思っております。ご理解願いまして、お願いしたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(藤野裕次郎君)  乾住民生活部長。 ○住民生活部長(乾 晃夫君)  私の方から2点お答えさせていただきたいと思います。  まず、住民基本台帳のネットにかかわりますカードの発行でございますけれども、これにつきましては平成15年の8月にカードの発行を予定しております。これにつきましては、様式等については条例で定めるということになっておりまして、希望者の方にですね、有料で配付するという形になろうかというふうに思っているところでございます。議員もご指摘のとおり、カードにはチップがあるわけでございますが、それには相当いろんな記憶できるものが備わっておるわけでございますけれども、総務省の方では、今現在、そういう施設の利用カードとか、それからあるいは印鑑証明等に利用してはどうかということが言われております。これにつきましては、例えば図書館のカードをですね、その住基カードに変えますときには、今のシステムをですね、すべて入れかえしなければならないという問題、あるいは印鑑証明につきましてもですね、今現在、行っておりますものについて全部入れかえなければならないというような問題が出てきますので、今現在考えておりますのは、広域交付ができるですね、住基のカードだけということで、ほかのデータについてはですね、施設の利用カードとかそういったようなものは今のところは入れない計画をしているところでございます。しかしながら、今後、国の方からいろいろなものが出てくるかもわかりませんけれども、条例の制定までにはですね、一定の方向といいますか考え方は出さなければならないというふうに考えているところでございます。  それから次に、生ごみの焼却はするのかと、これについては政策転換ではないかというご指摘でございますけれども、これにつきましては、今現在、町長の方からもお話がございましたけれども、1市3町の方で、何を燃やすか部会というのが部会として検討されておりまして、その中でですね、生ごみについてどう取り扱うのかというのが決定を、審議をされてですね、組合としてどういうふうに受け入れをされるのかというのが決定されるのではないかというふうに思っております。その推移を見てですね、町も対応していきたいというふうに考えておるところでございますけれども、議員ご指摘のとおり、今迄ですね、町としては大規模なですね、堆肥化のですね、施設をつくるというやつについては今迄は検討はしてきておりません。  ただ、生ごみ処理機のご利用をいただいている方々がですね、生ごみを処理した堆肥を処理するのに困っておられるということであれば、今後アンケートを実施いたしましてですね、そういったようなやつを対応してほしいということであれば、これについては今後検討していきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(藤野裕次郎君)  2回目の質問で、木寺喜義議員。 ○12番(木寺喜義君)  自席から2回目の質問をさせていただきます。  まず最初に、情報化計画についてでありますが、豊能町の情報化計画、またその推進計画、これを見ますとですね、人材育成という言葉があります。OAリーダー的な人材育成が書かれているわけですが、そうした人材育成については十分になされているのかですね、その辺と、それから庁内の推進組織の問題ですが、各課の情報化推進担当を明確にしてですね、全庁的には行政管理課が主管となって調整、推進を図ると、こういうふうにうたわれているわけですが、これ、ここの部署での日常業務との兼ね合いでですね、本当にこれが充実して推進していけるのかですね、その辺を併せてお伺いしたいと思います。  それから、ホームページの問題ですが、私が冒頭の質問で申し上げました、観光協会や朝市や魚釣りなどのそうしたシステムをリンクしたらと。それは可能であるという部長の答弁があったわけですけれども、これは可能ではなくてですね、この情報化計画の各分野別システムに都市型農業交流システムというのがあります。47ページですね。これには概要として、体験農園や滞在型農園の情報発信、また、地元農産物のネット販売とかあります。それから農業従事者の情報発信などもあって非常に楽しくなるようなことがここには掲載されていますから、これは計画ですから、これは可能ではなくて、そういう計画であると、予定であるとの答弁がなければおかしいのではないか。ですから、私が最初にそういうホームページを掲載してはと、リンクしてはという質問をいたしましたんで、そうした観点からの答弁をお願いしたいと思います。  それからですね、住基ネットの問題でありますが、町長が最初に答弁されましたので、まだもうちょっとその内面について詳しいことは、ここは一般質問ですので細部についてはなかなか入る時間がないわけですけども、機会ありましたら教えていただきたいと思いますが、東京都の狛江市では情報公開個人情報保護条例の一部改正する案が出されております。これには漏洩や目的外利用等の事実が明らかであるとき、または事故、災害、その他の原因で個人情報の保護措置が適正に実施されず、市民の基本的人権を侵害する恐れがあるときは、その提供先に対して報告を求め、調査を行うと。そして、一時停止などの必要な判断措置を講じると、こういうふうなことがなされるというふうな新聞報道がありました。町長も最初に冒頭で申されました、セキュリティー会議を構成して事故があれば切断するというふうなことを申されましたが、こうしたことであるからそれでいいと思うわけですけれども、それら条例の改正も必要ではないかと思うわけですが、そうした面での取り組み、お考えをお伺いしたいと思います。  それからICカードでありますが、これは希望者には有料で配付するわけですが、どのようにして希望者を募られるのかですね、あわせてお伺いしたいと思います。  それから2点目、ごみ・環境の問題でありますが、私がなぜこういう質問をしたかと申しますと、実は環境特別委員会がありました翌日の読売新聞にですね、見出しに、「豊能町ダイオキシン類汚染物問題一時保管地白紙に」と、こうした見出しの新聞記事が発表されました。環境特別委員会が終わったのがもう夕方薄暗くなった時間でありますから、当然朝刊の原稿には間に合わなかった時間では通常から考えればないわけですが、なぜこれは載せられたか、それは知りませんが、そこに最後に町長のコメントとして、「今のままでは先に進まない。同じ汗を流すのなら無害化処理を前提にした保管場所を探したい」というふうな記事が、コメントがあるわけですけれども、川尻の地域は断念していないと、今、町長が申されましたが、このところは新聞報道とはどのようになっているのかですね、ちょっとお尋ねをしたいと思います。  それから、堆肥化施設の件ですが、6月議会での部長の答弁についてですね、各学校に生ごみ処理機を導入して、環境教育としても町がつくった教科書でも力を入れられているわけです。住民の皆さんも機械を買って努力していると。こうしたことから、あのときあっさりと「燃やしてしまう」という発言がされました。それはですね、この取り組みをしてきた住民の信頼を大きく損なうことになるのではないかと思いますが、慎重にあのときの答弁をしてほしかったと思いますが、いかがお考えでしょうか。  それから、行財政改革についてですが、細部については触れないわけですが、豊能町人権教育推進協議会が人権まちづくり協会へと発展的な解消をされました。14年度は8万円の町の補助金が計上、ちょっとこれ間違いですね、14年度の補助金が計上されておりまして、年度途中、80万円ですね、年度途中の解散ということもあり、そのうち52万8,000円が町に返還されました。私はこのとき総会に行っておりましたので、そうした会計報告の資料が配付されました。事情は違いますが、同じような事例がヤングフェスティバルの実行委員会でもあります。こうした補助金、これらは当然のことでありますし、全町的にもこうした補助金の取り扱いについての指導がされていることだと思いますが、どのように現在なっているのでしょうか。  例えばある団体では、町からいただいた補助金もみずからの運営の会計も合算して、剰余金が出たからと翌年度へ積み立てているという話も聞いたことがありますが、こうした補助金の取り扱いについては団体に任されているのかですね、あわせてお聞きしたいと思います。  最後に、体験学習の件で大堂のキャンプ場については水の整備は難しいというふうな、大変財政面も難しいというふうに答弁あったわけですけれども、キャンプ場から一番近い寺田の民家のあるところまでは1キロも、500メートルあるなしだと思います。500メートルも恐らくないかと思いますが、そこから簡易水道を引っ張ることも可能ではないかと考えるわけですが、そうした場合、いくらの予算が計上されているか、そうした試算もされてこれは難しいというふうな答弁をされておられるのかですね、聞きたいと思います。  それから、これは1つの提案ですが、今、兵庫県では廃校となりました学校などを利用いたしまして体験学習の場としているところがあります。町の施設などでもそうしたものに利用していく計画は今後も持ってほしいと思います。放置されました農地、空き地、また里山などを利用いたしまして体験学習の場を提供していくこともぜひ検討してほしいと思いますが、豊能町全体を見ますと、本当に青少年の施設というものは少のうございます。こうしたキャンプ場など青少年施設をつくれば、子供だけではなく大人や老人などの方も利用できるわけです。そして、町外から多くの方がこの施設を利用していただくと。町外から多くのたくさんの方が来ていただくと。そうしたことによって豊能町の活性化もできる、その1つの手だてになるのではないかと思いますし、総合計画には一々、一点一点触れておられないわけですけども、「住みたいまちナンバー1」、この実現に大きく寄与すると思いますので、そうした施策を立ててほしいと思いますが、町長、関係部局のお考えをお伺いして、2回目の質問といたします。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  それでは、木寺議員の2回目のご質問にお答えしたいと思います。  読売新聞の記事でございますが、環境特別委員会がございまして、家に帰りまして食事をした8時ごろ、読売新聞社から電話がありました。今日、環境特別委員会でこういう話が出たというてすべて内容は新聞社に情報が伝わっておりました。そういう中で、新聞社の方がですね、「白紙か」という質問がありましたので、「それではない」と、「そういうことを書いてもらったら困る」ということを懇々と訴えました。しかし、明くる日出ました。非常に残念やと思っております。  行政といたしましては、やはりダイオキシンは早く解決していきたいと、そういう中でダイオキシンを政争の具に使われていると、こういうのは非常に残念やと思っております。  それとですね、もう1点は、その前にやはり読売新聞のそういう記事、裁判の記事も非常に間違った記事でございましたので、その点についても抗議をした次第でございます。  他の問題につきましては、担当の方から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤野裕次郎君)  稲葉総務部長。 ○総務部長(稲葉恵瀧君)  まず、情報化の件でございまして、人材育成について十分になされているのかどうかということでございますが、この件につきましては当然、システムが導入されてもそれを活用できないということでは困りますので、職員に対しましては継続的に研修を行っていくというふうに考えているところでございます。  それから、各課の中に推進委員を置きまして、そこで情報管理について推進をしていただくというシステムを採用しております。今現在では、行政管理課がその窓口というふうになっておりまして、十分なのかということでございますが、今後、情報化が進むに従いまして、今現在、担当の職員1名、その専属でやっております。いろいろ大変しんどいということもございますけれども、今、大変頑張っていただいております。今後、その情報化が進むに当たりまして、よりそのウエートが重くなってくるということもございますので、いずれにつきましても、いずれ、これは先の話でございますけれども、その情報化を担当する部門につきましてはいずれ考えていかなければならないのではないかというふうに考えております。  それから、農業情報管理システムについてでございますけれども、この計画につきましては各分野のシステム担当と、その計画を策定するに当たりましては各課の担当の方々に集まっていただきまして、こういう方向でいけばいいということをまとめたものが推進計画でございます。この農業情報管理システムにつきましても、こういう形で導入したらいいということで計画化されたものでございまして、この導入につきましては今後、当然そのシステムの内容とかあるいは規模ですね、それから、どういう形で運用していくのかと。それと同時に財政問題も、経費の問題もございます。こういうところをさらに詰めた上で導入に向けて検討していく必要があるというふうに考えております。このシステムの導入につきましてはいろいろと詰めていかなければならないもの等もございますので、15年以降になるのではないかというふうにも考えているところでございます。  それから、行革関連で補助金についてどうなのかということでございますが、そもそも補助金につきましては交付するに当たって基本的な考え方、あるいは手続方法等につきましては豊能町補助金交付規則というものがございまして、それに基づきまして所定の手続を行っていただいていると。申請から交付決定、あるいは実績報告、確定まで、その補助金交付規則に従って手続を行っていただいているということでございます。  その中で、団体に任しているのかということでございますが、そうではございませんでして、補助金の経費の配分、あるいは使用方法などの詳細につきましては、それぞれの所管におきまして補助金交付要綱というものを策定しております。その交付要綱の定めによりまして処理をしているといったような状況でございまして、その各担当課で適正に処理をされているというふうに思っているところでございます。  以上でございます。 ○議長(藤野裕次郎君)  新谷教育次長。 ○教育次長(新谷芳宏君)  お答えします。  大堂キャンプ場の水の施設について試算したかどうかというご質問でございますけれども、試算につきましては現在しておりません。ただ、簡易水道がよいのか、あるいはボーリングをすべきなのかという点もあろうかと思いますけども、非常に試算はしておりませんけども相当高額になるのではないかなという予想はしております。ただ、そのほかの方法がないものかということもひとつ考えていかなければいけないというふうには思っております。今後少し試算をさせていただくことも考えてはおりますけれども、相当高額になって、そのことが利用者数とのかかわりもございまして、果たしてよりその辺がいいのかどうかいうのも検討しなければならないんではないかと考えております。  それから、廃校を活用されて青少年施設をされている自治体があるというふうなご質問でございましたけれども、多分それは篠山市のことではないかなというふうに思っております。教育委員さんの管外研修を毎年行っておりますけれども、その施設も一度見たいというふうなことで10月上旬に予定をしておりまして、勉強させていただきたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(藤野裕次郎君)  乾住民生活部長。 ○住民生活部長(乾 晃夫君)  まず、住基ネットの関係で希望者の方にどう募るのかというご質問でございます。  これにつきましては、住基カードにつきましては、豊能町の町民の方が他の豊能町以外のですね、団体で住民票等を取られるときに必要なものでございます。その辺の趣旨を広報等で十分周知徹底をいたしまして、8月になろうと思いますけれども、8月から窓口でですね、本人から申請書を書いていただきまして、その後、住基カードをお渡しするという手続になろうかというふうに思っているところでございます。  次に、生ごみの件でございますが、私の6月の回答で誤解を招いた点につきましてはおわびを申し上げたいというふうに思います。  今現在、各小学校あるいは保育所に生ごみの処理機を置いていただいておりますのは、これは近隣に可燃ごみをですね、焼却をしていただいている関係上、少しでもですね、ごみの量を減らしたいということからそういう施設、施設といいますか、そういう機械を設置してですね、可燃ごみを少なくしていきたいということで設置をさせていただいたものでございますので、その点ご理解をいただきたいというふうに思います。  以上です。 ○議長(藤野裕次郎君)  中本町長公室長。 ○町長公室長(中本正明君)  住基関係の条例改正の必要があるのではないかということでございますけども、住民基本台帳法に罰則規定やセキュリティー対策が整備されておりますことから、豊能町の個人情報保護条例の改正については改正する必要がないと考えております。  以上でございます。 ○議長(藤野裕次郎君)  3回目の質問、木寺喜義議員。 ○12番(木寺喜義君)  3回目の質問をさせていただきます。  まず、最後の体験学習のキャンプ場の整備についてでありますが、私もこの夏に大阪湾を埋め立てた舞州というところへ行ってまいりました。あそこはきっちりしたキャンプ場でですね、これがほんまにキャンプ場かとむしろ思うわけですが、男女のトイレはもちろんのこと、温水・冷水の両方のシャワーもあります。本当に整備されて、これやったらキャンプとはいわず寝そべっておっても十分家と変わらへんなと思うところもあります。確かに大堂みたいに何もないサバイバルキャンプ的なことも当然これがいいという、望んでおられる方もありますが、やはり飲み水はどうしても必要ではないかと。トイレも問題もありますが、やはり最善、最良の方法でですね、整備されることを検討してほしいとお願いをしておきたいと思います。  それから、情報化計画についてでありますが、住民基本カード、住基カードシステムについてはですね、やはり国や府の進めるとおり豊能町は来年8月にICカードを発行されていくと。何も問題を資することなく計画どおり国の方針に乗ってなされていくのかですね、その辺の確認をお願いしたいと思います。検討ということは考えておられないのかをお願いいたします。  それから、行財政改革についてでありますが、細部については省かせていただきます。今回、14年度の一般会計補正予算が計上提出されております。私は総務文教常任委員会ですので、これにかかわりますので総括で行おうと思いましたが、あえてここでさせていただきますが、まず、現在の豊能町の起債額ですが、一般会計で53億7,500万円の起債です。特別会計では50億577万円あります。総額103億8,000万円です。一般会計での現在高は、補正予算書の巻末にもありますように、前年度、前々年度から見ますと減ってきているのは事実です。しかし、起債全体を見るならば、予算規模をはるかに超えたものであります。私は、たとえ少額でも起債を減らしたい、少しでも減らしたいと思っております。  そうした観点からの質問でありますが、しかし、行政の方はそんなに思っておられないのではないかと疑いたくなりますが、どのようにこの起債について考えておられるのか、お考えを聞かせていただきたいと思います。  予算規模を超えた起債総額、長年かかって返済していかなくてはなりませんし、ものによっては元金より利子の方が上回っているのもたくさんあります。そこで、14年度補正予算書にはですね、前年度剰余金のうち6,000万円を基金として積み立てておられます。一方、交付税が減額される、財源不足が生じるからと臨時財政対策債を790万円追加借り入れされております。その一方では、基金からの取り崩しを当初予算から607万円減額されているわけです。まさにこの数字のトリックのような問題でありますが、一方では基金として積み立て、また、基金からの取り崩し額を減らすのならばですね、790万円ぐらいのですね、追加起債はしなくても済むのではないかと。本当に起債を減らそうとする努力がなされているのかと、この予算書を見る限り私はそう思えないわけですが、この辺はどのようになっているのかですね、この際ですね、納得のいく説明を求めたいと思います。  それから、行政改革の問題では、監査委員の意見書等々にも歳入面からの改革もうたわれております。利用料や使用料、こうした公平性ということも過去言われましたが、この検討はどのようになっているのかもあわせてお聞きしたいと思います。  以上で、私の予定の3回の質問は終わりますが、ありましたらあとは余分の時間を関連質問に回したいと思います。  以上です。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  それでは、木寺議員の3回目の質問にお答えしたいと思います。  ICカードについてでございますが、これは本人が希望される方のみ配付ということでございますので、豊能町に希望される方があれば、やはり発行していかなければいけないんではないかと考えております。  次にですね、起債の件でございますが、この地方債の発行というのは基本的には許可制度でございまして、財源つきの地方債は地方で自由に発行することができないシステムになっております。そういう中から、地方と国はリンクしながらですね、1つの枠組みの中で、やはり地方の借金は国によってある程度コントロールされている。それは先ほど申しましたように許可制度であるということでございますので、あまり無鉄砲な地方債というのはなかなか発行できないというのが現状です。豊能町にとりましては、ほとんどがそういう国に絡んだ地方債を借りているということで、その中で裏交付といいますか、交付税算入のある分がたくさんございます。細かい中身につきましては担当から申し上げますが、昨日、平成13年度の決算報告を大阪府からプレス発表しておりますが、その中身につきましては起債制限比率は豊能町は6.3%でございまして、府下の中では非常に少ない数字になっております。そういう意味から、起債の総額はかなりありますけれども、その起債の中身については担当の方から申しますので、ご説明いたしますが、交付税算入される分がかなり60%ぐらいはあるんではないかと、このように考えております。  議員おっしゃいますように、できるだけですね、これから健全財政に努めていきたいと思いますと同時にですね、やはり住民サービスのあまりにも低下という2つのところをどのようにやっていくかというのが今後の行政課題でございますが、そういう点も踏まえながら健全財政に維持していきたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤野裕次郎君)  新谷教育次長。 ○教育次長(新谷芳宏君)  ご質問にお答えいたします。  キャンプ場につきましては、基本的には先ほど議員もおっしゃったように、やはり大堂キャンプ場の、基本的なキャンプ場の性格としては、里山に囲まれた自然いっぱいのキャンプ場である。また、サバイバルキャンプができるというふうな形でPRすることの方がいいのではないかなというふうに思います。そこにはなかなか水道等についてはこれから考えなければならない部分もありますけれども、基本的にはそういうふうなスタンスで維持管理していく方が、より自然の中でのキャンプ場ということからいうと非常にアピール度が強いんではないかなというふうには教育委員会は考えております。  以上でございます。 ○議長(藤野裕次郎君)  稲葉総務部長。 ○総務部長(稲葉恵瀧君)  まず、1点目の起債関係でございますが、一方で借金をして一方では積み立てていると、矛盾しているのではないかということでの趣旨であろうというふうに思います。最近の財政運営状況につきましては、これは何遍も申し上げているところでございますけれども、景気の低迷とかあるいは税収の落ち込みによりまして、歳入の財源確保が非常に難しくなってきているということから、財源不足を補うために財政調整基金を取り崩して予算を編成しているといったのが現状でございます。町といたしましてはこのような財政運営が厳しい状況の中で、少しでも財政調整基金を蓄えておきまして、その厳しい状況を、今後ほかにもいろいろと事業を抱えておりますので、そういう厳しい状況を乗り越えていきたいというふうに考えております。起債につきましては、先ほど町長も申し上げましたように、最近では特に交付税算入されているものを活用していっております。  議員、具体的におっしゃいましたですけれども、臨時財政対策債ですね、それを借りているということでございますが、この臨時財政対策債につきましても、この交付税の需要額100%算入されているということでございまして、この厳しい状況のもと、より柔軟な財政運営をしていくためには、やはりその起債を借りた方が有利であるというふうに町は判断しているところでございます。ただ、借金ばかりがどんどん増えていくといったような数字だけが表に出ていくということにつきましては、住民の方々にも不安を与え誤解を与えるということもございますので、この取り扱いにつきましては年一度、財政状況等を公表する時期がございますので、そういう時期に合わせて住民に正しい理解が得られるふうにPRもしていきたいという必要はあろうかというふうに考えているところでございます。
     以上です。  それと、行革関連で利用料、使用料の公平性についてどうなのかということでございます。当然、行政改革を進めていく中ではその利用料とかあるいは使用料等につきましても検討を加えなければいけないということで、104項目の中の1つの項目の中に加えられているといったような状況でございまして、今後、適正な利用料あるいは使用料が確保できる、また、運営できるように行政改革の中で検討していくということになっております。  以上です。 ○議長(藤野裕次郎君)  関連質問ございますか。  秋元議員。 ○13番(秋元美智子君)  2点ほどお尋ねいたします。  初谷川の保管のことにつきまして環境特別委員会で出ました。その時間がない中で、では、白紙撤回ですかとお尋ねしたとき、それははっきりとしたお返事がなかったものでして、そこで切れている形でした、明言とれないまま。翌日、読売新聞にあのようにして白紙撤回って出ていましたので、正直言って私たち議員もびっくりしたところです。  今、木寺議員の質問で確認させていただいたのは、断念をしていないという答弁でした。となりますと、初谷川を保管の候補地として残していながら、別途保管と処理ができる場所を探していくというふうにして理解させていただいてよろしいかどうか、その点を1点お尋ねいたします。  それともう1点、生ごみ処理機ですが、これは生ごみのリサイクルに向けてこれからどういうふうに取り組んでいきますかという質問の中で、前回、生ごみは燃やすというふうな答弁だったわけです。部長、今、いろいろ燃やす部会で何を燃やすか検討しているとおっしゃいましたが、これは何を燃やすことができるかです、あくまでも。生ごみは燃やすことができますよと。だけど生ごみは燃やさなければいけないという委員会ではないはずです。ですから、この町は町として別途生ごみのリサイクルをどう進めていくかというのはやはり重要かと思います。その辺がかなり何か考え違いされているように思いますので、私自身は生ごみのリサイクルをどう進めていきますかというふうな前回の質問です。ですから、生ごみを燃やしますというのはちょっとあれですし、検討委員会の答えが出てから考えますということでもないと思いますので、そのあたりのことをご理解していただいて答弁をお願いいたします。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  ダイオキシンにつきましては、秋元議員のおっしゃるとおりでございます。  生ごみにつきましては、これは今、個々に個人的に処理をしていただいてるいうことでですね、生ごみの堆肥化施設の補助金を出しているわけでございまして、これを全部生ごみを集めて生ごみだけを処理するとなりましたら、これは非常にまた大きな財政もいりますしですね、いろいろと状況も変わってこようと思います。そういう中で、できるだけ生ごみは各家庭で減らしていただく工夫をしていただき、どうしても出てくる生ごみは、やはり1市3町の方で処理をしていきたいというのが基本的な考えでございますので、そのようにご判断いただきたいと思います。  以上です。 ○議長(藤野裕次郎君)  乾住民生活部長。 ○住民生活部長(乾 晃夫君)  生ごみの処理の考え方につきましては町長が答弁されたとおりでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(藤野裕次郎君)  秋元美智子議員。 ○13番(秋元美智子君)  初谷の件に関してはわかりました。方針としてわかりました。  生ごみのことなんですけど、私は町長と部長の言ってるその上で、その方針の上でもうそろそろ耐用年数も切れてきてますよと。今後どうされるんですか、少しでも減らすためにどうされるんですかっていう質問を前回したはずです。町が全体的に取り組んでいくならそういう方向も示されるでしょうし、そのあたりをどうされるんですかという質問ですので、少しでも減らすためには今後どうされますかという質問ですので、そのあたりお酌みおきください。これは要望で終わります。 ○議長(藤野裕次郎君)  以上で、新生クラブ代表木寺喜義議員の一般質問を終わります。  次に、清新なまちづくりを進める会代表・西川隆夫議員を指名いたします。  暫時休憩をいたします。    (午前11時22分 休憩)    (午前11時43分 再開) ○議長(藤野裕次郎君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  清新なまちづくりを進める会代表・西川隆夫議員を指名いたします。 ○9番(西川隆夫君)  9番・西川隆夫です。  豊能町にとりまして、このダイオキシンの問題をどう解決するかということが、まさに私は町の死活の問題だと。今、財政の問題も、あるいはいろんな行政改革の問題も町村合併の問題も、広範な議論が必要です。私もそのことについて触れていきたい。特に合併問題などは単なる町村合併の問題だけではなくて、道州制を含む広範な議論が必要だということを私は持論として展開をし、やってきた経過があります。しかし、そのことに先んじて、今、ダイオキシンの問題を正しく解決せずして豊能・能勢の将来はない。豊能・能勢の将来はないということは、豊能町に住んでいる住民の権利、義務が将来にわたって明るく展望できることにつながらないと思いますので、私は繰り返しそのダイオキシン問題の正しい解決に向けてね、提言をしてきました。提案をしてきました。町長さん、先ほどの討論の中で、初谷川源流の問題は白紙に戻したわけではない、あるいは新たな処理も可能な土地を探すんだというて言っておられるんですけど、私、質問の要旨として伝えてあることを皆さんにも知っていただきながら質問をしたいと思いますが、何ゆえ横道へそんなに行くんですか。ダイオキシン特別措置法という法律ができたということは国家としてね、平成12年1月15日以降は国家としてダイオキシン特別措置法に乗っかってこの問題に取り組みましょうということを決めたんじゃないですか。それ以前から地方自治法において、ものの性質及びその規模において、一般の市町村が処理することが困難な仕事というのは都道府県の仕事とするということは、地方自治法制定以来、決められた大原則ではありませんか。それを環境施設組合なり豊能町の事務としてどうしてやっていけるとお思いです。一般会計において年間70億程度の予算、比較的他の市町村と比較すれば健全な財政状況であることは私も認めますよ。しかし、ここでこのダイオキシン政策を誤ってしまってね、人間の病気でいうなら難病を抱え込んでしまったら取り返しがつかなくなりますよ。それは町長さん、あなた一人だけの問題じゃない。2万6,500人の住民みんながそんな運命にさらされちゃうんですよ。ここで方向転換しませんか。大阪府に対しね、環境省に対してきちっとその話をしていきませんか。私は一人の議員活動として、その種の話は繰り返ししてきました。しかし、肝心の町長なり行政体、施設組合も含めましてね、が、その方向に向かなかったら単なる地方一議員の発言としか大阪府に対しても国に対しても通じないんです。ここで今、豊能町の最大の難題がダイオキシンの問題であります。大阪府知事の権限をもってやるということが前提になっているダイオキシン対策特別措置法です。今迄の私の質問に対して、町長さん、あなたは答えられた中に事業者責任があるので、事業者責任とおっしゃる。事業者責任の分について一定の費用を負担しなきゃならないということは事実でしょう。しかし、この全く先の見えないダイオキシン対策をね、保管をするの、運搬をするのと、京大の川田先生は、放射能レベルによって安全基準を達成できるような取り組みでなかったらだめですよとおっしゃってます。いまだに3回の検討委員会の集約結果というのは学者として、恐らく僕は出していただけないことで止まっているんだと思うんです。内情は知りませんけれども。放射能レベルの安全基準を達成しながら、しかも9,000トンの土と4,300本のドラム缶をどうしても処理をしていかなければならない宿命を負わされてしまった。このことの災いを転じてね、初めて豊能町の住民の将来を開くことになるのではないですか。そのことを町長をはじめ行政は、あるいは私どもも含めまして議員として政治活動の一端を担わせていただいておる者として、そのことに立ち向かわなければ私は責任を果たしたことにならないと思うんです。時間の制約が厳しゅうございますので、前提はそういうことです。  水面下の交渉をされていると言われますけれども、それはより問題を複雑にするだけ。問題の解決を困難にするだけではありませんか。考え直していただくことを強く訴えまして、この項目から離れたいと思います。  5項目の通達をしておりますが、同じくごみ問題について、これはこの機会にぜひ提唱しておきたいと思います。  ごみの基本戦略を確立しようじゃありませんかと私提案しています。生ごみをどうするかということは1市3町のごみを考えるということで機関紙も発行されておりますし、その委員の方々がそれぞれの立場で意見を書いておられます。焼却は最後の手段にしようじゃないの、基本は、ごみの分別減量やないのという趣旨の話です。これは私の思いと一緒であると同時に、今、行政が1市3町の検討を見守ってますねんというだけではなくてね、今、政治家がリーダーシップを発揮して一般から選ばれた委員の中にも水川利器さんという方です。それ以外に大学の先生方も生ごみを燃やさない処理の方法を前提とすべきだという意見は随所にあります。そういうことを行政がリーダーシップを発揮して1市3町の体制をつくっていくことが必要ではないか。現実の問題として、豊能町のごみ減量化問題を推進することにつながるのではないかと思います。  1回目の質問とします。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  それでは、西川議員の質問にお答えしたいと思いますが、ずっと西川議員のおっしゃることは、常にダイオキシン対策法は国・府が責任持ってやるんだと。だから、こういう小さな町ではできないということを常におっしゃってますよね。だけれども、あなたは16条以降のですね、31条をずっとそこ以降はね、踏み込んでこられないじゃないですか。いつもこの頭のところだけで。ずっと踏み込んでいただいたら、排出者責任いうのがはっきりうたわれているじゃないですか。もしですね、この排出者責任が問われないんであれば、それはもうありがたいことです。国・府にしていただけるんですから。しかし、これ排出者責任いうのきちっと明記されている以上はですね、いくら頼んでもできないんですよ、これ法律的に。何回も申し上げているわけでございますのでね、その辺をもう少しご理解いただきたいと思います。  それと、この地方自治法の2条ということをおっしゃっておりますが、これ第2条ですか、これは一般の市町村が処理することが適当でないと認められるものというのは、これダイオキシンのこと。これ西川さんがそう思ってられるんであってですね、ごみ問題というのは廃棄物処理法で一般家庭廃棄物のごみ処理、それにかかわる諸問題は、これ地方自治がするいうことになってるわけでございますので、その辺の解釈が少々私どもと違いがあるんではないかと思っております。  生ごみについては先ほどから申しておりますように、これは基本的にですね、生ごみは減量化はしていかなければいけないと思います。しかしながらね、やはりこのごみを収集するというのは、これは自治体の責務でございますので、どうしても生ごみを出される方につきましては、やはりこれは処理していかなければいけない。それをですね、全部堆肥化施設をつくってですね、新たに処理をするとなると、非常にこれ大変な問題になってまいります。用地の確保からですね、たとえビニール袋が一遍入ろうと生ごみの堆肥化いうのは非常に難しい。職員もですね、東北の長井の方にも研修に行っております、実際に。ですから、なかなかですね、それは非常に難しい問題がございます。ですから、できるだけそういう各家庭で意識のある方に生ごみを減らしていただいて、出てくる生ごみについては焼却していきたいというのが町の考えでございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤野裕次郎君)  2回目の質問、西川隆夫議員。 ○9番(西川隆夫君)  ダイオキシン特別措置法の31条、都道府県知事は対策地域を指定したときは遅滞なくダイオキシン類の対策計画というのを定めなければならないとなってますよ。それからその3項、都道府県知事は対策計画を定めようとするときは、関係市町村長の意見を聞くとともに公聴会を開き、対策地域の住民の意見も聞かなければならないとなってますよ。4項、都道府県知事は対策計画を定めようとするときは環境大臣に協議し、その同意を得なければならない。5項、環境大臣は前項の同意をしようとするときは、関係行政機関の長と協議しなきゃならん。6項、都道府県知事は対策計画を定めたときは遅滞なくその概要を公告するとともに関係市町村長に通知しなきゃならん。7項、対策計画に基づく事業計画については、公害防止事業費事業者負担法の規定は、事業者によるダイオキシン類の排出とダイオキシン類による土壌の汚染との因果関係が科学的見地に基づいて明確な場合に適用するものとすると、こうです。このことを、7項をあなたはどこで教えてもらわはったんか知らんけどね、これが町の責任だというふうになってると思うてはる。法律全体の体系は、ダイオキシン類特別措置法というものを11年の7月に成立させた。平成12年1月15日から特別措置法を施行してますよ。地方自治法の件でも、その規模及び性質において一般の市町村が処理することは困難だと。前提条件を抜いて、その規模及び性質において処理することが困難な事業とは、まさにダイオキシンじゃないですか。その辺の法律的な見解をしっかりと町長さん、持ってくださいよ。お願いしてます。そうしないと、今迄何回か引用してきました、公害調停成立のときにすっと席を外された人によって豊能町は難題を、難病を押しつけられてるんです。地方自治の原点にかかわる問題、2万6,500人の生命・財産にかかわる問題なんですよ、これ。それを目隠しをされたような状態でね、直進することについては極めて私は危険な姿やと思うんですよ。そこのところの政治責任、あわせてトータルプランを示すことができないという、あるいは財政的な支援を受ける道ができないということは、そういうことを意味してるんですよ。トータルプランを示し、財政的見通しについて確たる信念をお持ちであれば、ぜひお答えくださいませ。それが民主主義の住民が理解することの始まりだというふうに私は思いますので、お願いします。 ○議長(藤野裕次郎君)  西川議員に申し上げます。ダイオキシン問題につきましては、西川議員は組合議員でもございますし、今のほとんどがダイオキシンというところで推移しておりますので、ほかの議員ならまだいざ知らず、組合議員ということで、今後質問をご配慮いただきたいというふうに思います。  この件につきまして答弁を求めます。  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  それでは、答弁させていただきます。  先ほどおっしゃいましたようにですね、これはダイオキシン類の排出とダイオキシン類による土壌の汚染との因果関係が科学的知見に基づいて明確な場合に適用する、もうはっきりですね、あのダイオキシンは環境施設組合が排出したということがはっきりしてるわけです。例えばですね、所沢のようにたくさん工場がありまして、どこの工場から排出したかわからないような場合とか、また、そういう排出者が倒産したりしてなくなっていないとかいう場合は、それは都道府県の責任で行うということで橋本市はそのように行っておるわけでございますが、今回の能勢・豊能の場合は、環境施設組合がはっきり出したということでございますので、これは公害防止事業者負担法に基づいて対処するということでございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤野裕次郎君)  3回目の質問、西川隆夫議員。 ○9番(西川隆夫君)  町長がそこまでかたぎられるということについては、私は日本国の法律として定められたダイオキシン特別措置法、地方自治法として広く国民一般に制度として定着しておるその運用を豊能町が誤る、この政治責任は極めて重大やと。しかも、トータルプランを示せない。こんなことでいつまで迷走させるんですか。あなたが町長のポストにつかれてもう2年が経過しようとしていますよ。その間、トータルプラン、全体的な展望というものは何一つ示されないじゃないですか。財政的負担についても国の担当者からすれば、ダイオキシン特別措置法なり自治法に乗っかっていないものにどないして金出せますねんって言うてはるんと違いますか。私は直接話する機会は少ないけれどもね、やっぱり法律にちゃんと乗っかった制度によって話をしていって、初めて国は応分の負担、和歌山の場合は55%ですよ、いうことが実現するのであって、あなたはその政治責任を全うできていない。トータルプランを示してください。そのことを最後にお願い申し上げて、トータルプランに対する展望を、財政的負担に対する財政の援助についての展望、その交渉の経過をぜひここでお話しください。お願いします。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  ダイオキシン対策法というのは、もともと汚染された土壌というのを対象に汚染物ということになっておりますので、国はですね、実証調査をし、それに向かってですね、今、いろいろと取り組んでいるところでございまして、まず、能勢でふさわしいダイオキシンの処理ということでジオメルトとBCD法の2つを実証調査していただいて、そして、その残った土壌に対しては今後どう検討していくかというのは、実証調査を踏まえながら検討していくということで、大阪府も環境庁ともお話を、今、して、ほぼその方向でいっているというのが現状でございます。これは施設組合でも何回も西川議員にお話をさせていただいておりますので、その点よろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤野裕次郎君)  以上で、清新なまちづくりを進める会代表・西川隆夫議員の一般質問を終わります。  この際、暫時休憩いたします。再開は午後1時といたします。    (午後 0時05分 休憩)    (午後 1時01分 再開) ○議長(藤野裕次郎君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を行います。  第一クラブ代表・池田勇夫議員を指名いたします。 ○7番(池田勇夫君)  皆さん、こんにちは。第一クラブを代表いたしまして一般質問を行います。  午前中に引き続きでございますので質問の中で重複する部分も多々あろうかと思いますけれども、理事者の皆さんにおかれましてはよろしくお願いを申し上げます。  通告順に従いまして質問をさせていただきます。  大きな通告でございますので、中に少し書いてございますので、その点よろしくお願いいたします。  町政全般でございますけれども、その中で、私が重要施策ではなかろうかと思う部分を4点ほど出しました。順次追って質問をさせていただきますので、よろしくお願いします。  まず、第1点、先ほどからも午前中もいろいろとございましたけども、ごみの減量について。いろんな質問がございましたが、しかし、ごみの減量については第3次総合計画の中にも出ております。これの進捗状況について、どのような形でごみの減量化を行政として進めておられるのか。これについて全く見えてこないし聞こえてこない。これは非常に大きな問題でございますので、はっきりとわかりやすく答弁をいただきたいと思います。  2点目は、パッカー車の置き場についてでございますけれども、去年の6月、ダイオキシンのドラム缶の保管の場所をつくるということで、その場所がなくなったから豊能町のパッカー車は持って帰ってくるということで、パッカー車の置き場を検討されてましたが、その後、今年の3月でしたか、違う場所にまた移転させたと。パッカー車の置き場を、今、検討しているということでございますが、しかし、6月の定例議会でも、まだ決まりましたと何も答えは出ておりません。これの問題についてもひとつよろしくお願いしたいと思います。  それから次に、美化センターのダイオキシンドラム缶の問題ですけれども、先ほどからも出てました。私は常々申し上げておりますけれども、ダイオキシン問題については美化センターの方できっちりと精査してもうたらいいんじゃないかと。しかし、町長が申されてるとおりに、ダイオキシンドラム缶の保管場所については管理者としてでなく豊能町長として豊能町へ持って帰って保管処理をしますというふうに理解をしてます。その点について私は、ダイオキシンが云々じゃなしに保管場所の進捗状況、これ、先ほどからも質問がありました。初谷の中では請願が出て非常に困っているというようなこともございましたので、これについてお願いしたい。今日までの流れといいますか、進捗状況をお願いしたいというように思います。  それから4番目に、火葬場についてでございます。火葬場については懸案でございます。美化センターと火葬場は切ってもきれないというようなところで、能勢・豊能両町の広域行政の中でいろいろと問題が出ておりましたけれども、これが大体内定したということで、ある場所を設定したと。それから以後、予算も500万、500万、1,000万と組まれております。その中で、どのような形の中で今、交渉が進められておるのかということについて、この4点につきまして今日までの進捗状況について各担当部長、町長、よろしく。詳しく、進捗状況ですからご答弁をいただきたいと思います。  それからもう1点は、前回6月の定例議会で私どもの会派から一般質問をさせていただきました。総務部長が次の9月の定例議会までには検討をしておきますというようなお話もいただいたと思います。平井議員の質問の中で、妙見口駅の問題、巡回バスの問題、それから老人福祉のための温泉を掘ってはどうかという問題等について、どのような形で検討をされたか。これは通告しておりませんけれども、町政全般の中での検討課題でしたのでお答えをいただけるものというふうに思っております。  続きまして、農林問題でございますけれども、私は農林問題を常々からずっと今日まで一般質問の中で言い続けてきております。建設農林部長は、また池田のおっさん、こんなん言いよんのかと思っておられるかもわかりませんけれども、まず、農林問題の中で水源税について。この水源税というのは24道県の中で、今、検討しておられるというようなことでございます。これは一体何かということを、私少し勉強させていただきましたけれども、まず、水問題でございます。今、本町でも水の不足が十分出てるというようなことで、非常に水道事業所の方では苦慮しておられるというふうに思います。山林を保全していくためにどうすべきかということの課題であると。それはどういうことかと申しますと、まず、住民の皆さんは山林に対してあまりにも認識が薄過ぎる。私はそういうふうに常々考えております。ということは、山の持ってない方は山のことは知らなくていいというふうに思っておられるというふうに思います。ということは、私も山はないんですけれども、この「美しい自然を」という言葉が出ます豊能町、住みよい豊能町、緑豊かな豊能町、というような形の中で、皆さんそれぞれが行政の中でも言葉だけで今日まできてます。しかし、山林そのものは5年、10年、50年でどうにもなるものじゃないということを皆さん認識していただきたい。これは行政は特に認識して取り組んでいただきたいというふうに思うんです。そのためには、今、申しました水源税について住民の皆さんに、「ああ、山っていうのはそんなに大切なものかな」ということを認識をしていただくための税金取ったらどうだというようなことで検討しておられるように思います。私は、地方分権の中で豊能町もこの水源税は、これは総務部長、きのうも「これは無理でっせ」という話でしたけれども、そうじゃなしに、独自の山林を守るものをどういう形でやればいいんかというふうに私は考えてます。だから、そういうところの中で、ちょうど先ほども木寺議員の方から山岳マラソンの話が出ました。私もちょうど妙見山をぐるっと一周してきました。そのときに、間伐はしてない、枝打ちはしてない、あれをきちっとした形の中で保全をすれば、妙見山系なんてものはすばらしいものになるんじゃないかなというふうな形で認識をして見て回りました。そういうところから考えますと、また、町長におしかりを受けるかもわかりませんけれども、花いっぱい運動もそうです。北山がどうしてあれだけきれいなんか。周山街道がどうしてあんだけきれいなんかということは、山を整備しているからきれいなんです。花いっぱい運動に十分つながってきます。そういう観点から、私はこの水源税について、町としてそれにかわる何かいい案が出せるのか出せないのかということについてお尋ねしたいと思います。  それから、続きまして農政でございますけれども、先だって8月の16日に川尻の法要の中で農民の皆さんに私一人ぼろくそに言われてるんですけれども、このごろシシも賢くなったらしいです、シシも。網を森林組合に補助金を豊能町が努力して出していただいている網、カチカチカチとかんで自分の入るところをスッとつくるらしいです。それでそこから出入りをして自分のおなかをいっぱいにして出てくると。ちょうど今、木寺議員とも話してたんですけれども、ハウスをつくりました。木寺議員がハウスをつくって下でトマトをつくってたら、カラスが上からジャーッと急降下してきてハウス破って中でいっぱい食って、またピューと上がっていきよる。みんな賢くなってます。人間も賢くなってますけれども、野鳥・野獣も賢くなってるんですよ。だから、そういう形の中で、私がお願いしたいのは、結局鳥獣保護区を、今、初谷山系ではつくっておられます。しかし、それはそのままです。大阪府に豊能町から今迄止々呂美開発ができたからシシがごっついことこっちへ上がってきたんですよとか、いろんな形の中で行政の皆さんも聞いておられると思うんですよ。ところが全く意に介してない。私、これたんびに言ってるんですよ、皆さんも御存知のとおり。農林行政はたんびに言うてるんですよ。ところがこれ豊能町弁でたんびに言ってると。その都度言ってます。だけども、一向に森林組合にだけ網補助金出して、ちょっとお願いしますわで終わりです。そうじゃなしに、抜本的な改革をしなくてはならんということになりますと、やっぱり保護区も外すのか、それともこのまま置いておいて、どういうふうにして両方が生きていく道を考えるのか、あるいは取ってしまうのか、いろんな形があると思うんですよ。そういうことについて、やはり一生懸命に努力してもらいたい。我々も努力しなくてはなりません。私はこの農林行政については皆さんに非常に失礼だと思いますけれども、ダイオキシン問題みたいなちゃちな問題じゃないんですよ。何百年、何千年という長い歴史の中で、こうして我々が生き長らえてきたということの基本はそこにあるんですよ。皆さん、御存知でしょう。一番最初に生まれたときにも、前も言いました、どないしますねん。何しますねん、皆さん。私何もしてしまへん。でも、生きるための空気を一番最初に吸うんですよね。その次に何しまんねん。産湯使うんですよ、水ですよ。この資源を蓄えてくれるのはそれなんですよ。傍聴者笑っておられますけどね、全く認識がない。言いたいことだけ言うたらそれで済むのやと思ってまんねん、みんな。違いますよ。山なんて放っておいたらどうにもならんようになりますよ。自然林やなんて言っておられますけれども、今、そんな問題じゃないと私は思うんですよ。今、ここへきて、ここでやはりその問題等を踏まえて、真剣に取り組まなくてはならない問題ではないかと、私はそういうふうに思ってます。だから、そういう点を踏まえて、やはり鳥獣保護区を我々が困ってんのやったら外すのか外さんのかいうことについて、行政として大阪府と話をされるのかされないのか、こういう問題等について質問をしたいということで質問をさせていただきました。  話が長くなりますので、簡単に1回目の質問を終わりたいと思います。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  それでは、池田議員の質問にお答えしていきたいと思います。  ごみの減量の進捗状況ということでございますので後ほど担当から詳しく申しますけれども、毎月町報に前年度比を載せております。8月号の町報には、非常に生ごみが減量できてるということで7月、8月、多分8月号だと思いますが、今日、今、持っておりませんが、かなり生ごみ減ってる状況はお示ししてると思っております。  ただ、やはりこのごみというのは、これは行政も一生懸命取り組んでおりますけれども、一人一人住民の方のご理解がなければ、なかなかこのごみの減量というのは進みません。今年度は雑紙といいますか、今迄は新聞・段ボール等は再生資源に出しておりました。しかし、お菓子の箱とか洗剤の箱とかいろいろ雑紙は生ごみとして燃やしておりましたけれども、これも再資源化していこうということで取り組みを始めております。
     また、7月には植木の剪定に取り組みました。これは本当に大変でございました。日曜たびにですね、職員が朝の10時から3時まで植木持って来られたんをですね、パッカー車の後ろに機械のついたパッカー車をレンタルしまして、そして木をガーッと入れていくわけですけど、足、手が入らないかと思って、私も3時間ほど行きましたけど、本当に暑い中でですね、大変な作業、頭からほこりをかぶって大変な作業をしてました。そういう中で、その剪定くずをまた肥料ですかね、植木の肥料として持って帰っていただくようにそこで皆お勧めして、「へえ、こういうのができるんですか」いうことで、大変住民の方も関心のある方がかなりおられましたし、自治会の役員さんも見に来られていただきました。また今度11月にしますので、一度またぜひ議員の皆様にも見学に来ていただければと思っております。  本当にそういう中ででもですね、なかなかごみの減量が少ないという現状もございますが、町といたしましては、今後は廃油の回収等、いろいろそういう資源化に向けて努力してごみの減量化に向かっていきたいと思っております。  ただ、詳しい進捗状況につきましては、また担当の方から申しますので、よろしくお願いいたします。  次に、パッカー車の件でございますが、これも担当から答弁いたしますが、いろいろとごみ収集の体制というのが変わってきております。来年度に向けてかなり体制が変わってくるんでですね、それならば、それに合わせたパッカー車の置き場の再検討も必要ではないかということで、今、そういうことで内部で話し合いを持っているという状況でございます。  ダイオキシンの保管場所についてでございますが、これはいろいろと私もこの豊能町の新住民でございますので、豊能町の本当の隅から隅までなかなか知りませんでしたので、いろいろと信頼をおける方にいろいろ情報を聞きまして、どういうところが適地があるのかということでいろいろとそういう水面下でお話を聞いたりしてきました。そういう中で1カ所に絞り込んできたというところでございまして、まだ実際に具体的な話し合いはできておりませんが、そこで何とか頑張っていきたいと思っております。  次にですね、火葬場につきましては、今日までの進捗状況はまた担当の方からお話させていただきたいと思います。  農林問題の水源税のことでございますが、これ、池田議員がおっしゃいましたように、本当に森林、山林というのは非常に水の源でもあり空気の源でもありですね、やはりこの山があるから人間が生きていけると。また、今年は地球温暖化で非常に夏が暑いですけれど、都会ではヒートアイランド現象ということでコンクリートの反射ということもありますが、豊能町はおかげさまでそういう山林が有害紫外線を吸い込んでですね、かなりそういう面も朝夕は涼しい思いをさせていただいていると。これもやはり山林の持つ機能を私たちは享受していると思っております。そういう中で10年ほど前に、そういう都会の方からですね、どういうんですか、森林税というのを徴収して山を持ってる面積に応じて税金を還付していったらどうかという、そういう組織が全国の自治体で千ぐらいの加盟でできたいうふうに聞いておりまして、それについて最近詳しく聞きましたら、今、そういう組織は本宮町いうところが中心にされてたそうですが、今は全国の町村会へ移って、水源税という形で取り組んでいってるらしいですけど、中はあまり進んでないというのを現状で聞いております。そういう中で新たなですね、水源税といいますか、そういう創設につきましては、やはり空気、森林というのを享受してるのは、やはり都会の方だと思います。豊能町だけでですね、例えば森林持ってない人から豊能町だけで水源税を取っていくということになりますといろいろ法的な問題もありましょうし、またですね、豊能町だけがそういう別の税金を徴収するとなりましたら、町に果たしてまた人が来ていただけるだろうかという、そういう問題もございますので、やはりこういうのは、できれば国とかそういう大きな組織で全国的に網をかけていただいて、そういう税金を、森林を守るために使えるような税制措置ができればなと。これは希望的な思いで持っておるわけでございます。ただ、地方交付税の中で、その森林の面積に対しまして地方交付税はわずかではございますがおりてきているというのも現状でございまして、そういう町独自のですね、新たな税収というのには大変難しい面もございますが、全国的にそういうことをされてる自治体があるんかどうか、一度調査してみたいと思っております。東京都につきましては銀行税いうことで非常にいいということで導入されましたけれども、裁判で、今、負けているという状況でございます。これからどうなっていくかわかりませんが、なかなか一つの自治体で新たな税収を、税金を課せるというのは大変いろいろと難しい問題があろうかと思っておりますので、今後、そういう全国でそういうところがあるかどうか調査してみたいと思っております。  以上でございます。他の問題につきましては、また担当の方から答弁いたします。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  稲葉総務部長。 ○総務部長(稲葉恵瀧君)  まず、火葬場の件でございますが、火葬場の進捗状況いうことでございます。火葬場建設につきましては地元自治会のご理解をいただきまして、去年の12月に建設同意をいただきました。その後、今後の進め方とか、あるいはその運営の仕方とかそういうことについて、豊能郡町長議長会の中で協議をしていただいているところでございます。その中で、両町で進めていく上について、その判断するための資料として何もないやないかということも、そういう意見もございまして、豊能郡町長議長会の中で、それじゃあ一度その基本調査をやっていこうじゃないかということで、当初予算におきましてその調査費をつけていただいた経緯がございます。そういうこともございまして、その業務委託を、この8月26日に業務委託をいたしまして、9月27日にその完成品が出てくるという手はずになっております。今後の取り組みにつきましては、広域での進め方とか、あるいは推進体制をどうしていくのかとか、あるいは負担割合をどうするのかとか、その負担対象事業をどうしていくのかということにつきまして、さらに協議を重ねていきたいというふうに考えております。また、事業を進める上で、建設に当たりましてはどうしてもその環境調査が必要でございます。その環境調査につきましては冬場を入れなさいということもございますので、日程的にいいますと、この冬場を環境調査の時期に入れるということになりますと、それまでに施設組合なりですね、一部事務組合を立ち上げなければなりません。そういうこともございまして、それに向けまして今現在、どういう形で進めていったらいいのか、両町で協議を重ねているところでございます。  それから、ふるさと創生基金の使途についてということで6月議会に平井議員からご質問をいただきました。その後どうなっているのかということでございますが、6月議会のときに答弁をさせていただいたのは、町の活性化を図り魅力あるまちづくりを進めていくためには町の将来像をどうあるべきか、そのための課題と展望をどうしていくのかという協議をする場として、まちづくり委員会なる、これは仮称でございますが、まちづくり委員会なるその組織を立ち上げたいと考えているという答弁をさせていただきました。どのように検討しているのかということでございますが、この組織づくりについてどういうふうにしていったらいいのか、今現在検討中でございます。中身につきまして、今現在ではまだ言える時期ではございませんので、さらに早急にその検討を重ねていきたいというふうに考えているところでございます。  水源税につきましては町長が申し上げましたとおり非常に難しい問題でもございますし、全国でどのような対応を、法定外目的税ですけれども、どういうような法定外目的税を導入しているのか、一度勉強させていただきたいというふうに考えているところでございます。  以上です。 ○議長(藤野裕次郎君)  乾住民生活部長。 ○住民生活部長(乾 晃夫君)  それでは、私の方からごみの減量化をどのように進めているのかということでございます。  これにつきましては平成13年の3月に作成をいたしましたごみ減量化計画では一応、それぞれの年によってですね、減量化の目標を定めておるわけでございますけれども、12年度の計画と実際とを見ますと、約140トンぐらい計画よりごみの収集量は少なかったという状況でございます。しかしながら、13年度では計画よりも207トンほどオーバーをしているという状況でございます。14年度ではどうかということでございますけれども、今、8月現在では48トン、前年よりも少なくなっているという状況でございますけれども、ごみの減量化計画の排出量にはほど遠い状況となるのではないかというふうに、今、思っているところでございます。先ほど施策につきましては町長の方からもちょっと話がありましたけれども、この8月よりですね、雑紙として容器包装の紙類等を皆さん方にご協力をいただいて分別をしていただいて出していただくということになっております。8月の結果は約可燃ごみがですね、6%近く減りまして、紙類がですね、16%ぐらい増えたということで、そういう紙類の方に分別をしていただいてるんではないかというふうに今のところは思っているわけでございますが、これにつきましてもちょっと今年度いっぱい見てみなければ確実なことはわからないというふうに思っているところでございます。  それから、植木の剪定くずでございますが、7月に実施をいたしまして約10.8トンの収集を行いまして堆肥化したわけでございますが、約この5トンにつきましては公共施設にそれぞれ配りました。あとの5.8トンにつきましては住民の方々から欲しいという要望がございましたので、住民の方々に堆肥として持って帰っていただいたところでございます。  それから油、食用油のモデル事業としてですね、この10月から一部実施をしていきたいというふうに考えているところでございます。今年度はそういう施策を行いまして、できるだけ可燃ごみを少なくしてリサイクルの方に回せたらということで努力をしていきたいというふうに考えているところでございます。  続きまして、パッカー車の件でございますが、地権者といろいろとお話をしてきておりますけれども、町長からもお話がありましたけれども、交渉を始めた当初とは少し収集体制が変わってきておりまして、施設組合に搬送をいたしておりましたときは、パッカー車に3人乗車をしてですね、運送をしておったんですが、他市へ運送をするということになりまして、パッカー車等も増やしてですね、初めの間は一日1回収集で全部回っておりました。そのときには職員を2人乗車という形でやっておったんですけれども、このごろだんだんとごみが増えてきた点からですね、1回では持っていけないというような状況になってきております。それと、パッカー車の乗車人数を2人で何とか回ってきたんですけれども、やはり安全管理上からですね、やはり3人乗車がやっぱり必要であるというようなことから、この4月から3人乗車にまた変えておりますんで一日2回の収集地区もあるというところが出てきております。  今現在は、今年は大阪市あるいは豊能地区のところへですね、搬送をさせていただいておりますけれども、まだ来年の収集の、収集といいますか搬送先というのはまだ決まっておりません。ですから、三島地区になりますとですね、どうしても一日1回しかですね、搬送ができないということで、どうしても一日1回取りしかできないというような状況にもなってまいりますんでですね、今後、収集方法とかですね、清掃事務所等も含めてですね、総合的にちょっと検討をしていきたいというふうに考えているところでございます。  それから、バスの件でございますけれども、交通特別でいかれた後、我々担当者も阪急バスと話し合いをしたところでございますけれども、阪急バスはですね、やはり今現在運行しております、営業されております地域と、それから町が走らされる地域ですね、西地区の中を走るということになりますと、どうしてもばってんになりますんでですね、それはやっぱりやめていただきたいと。阪急バスにしますと、以前、東ときわ台から搬送をですね、されるときに、光風台の駅前という話があったときにですね、どうしてもだめだということで吉川の駅前へ行ったわけですけれど、それが実現しておればですね、バスの問題もある一定のところでは解決するようなことがあったん違うかという阪急バスの話もございます。それと、阪急バスと町のバスが仮に運行したとしてもですね、料金体系が片や150円でありですね、町のバスが今こちらは100円で運行しておりますんで、そういう料金体系の問題等もありましてですね、まだ今のところ、交渉はしておりますけれども阪急バスの方は、西地域についてはやはり営業路線として非常に影響を受けるので運行については消極的であるということでございます。これにつきましては何とか糸口をですね、見つけていきたいというふうには思っているところでございます。  それから、鳥獣保護区の件でございますが、これは町長の答弁と一部重なるかもわかりませんけれども、今現在、鳥獣保護区は平成7年の11月から平成17年の10月30日までの10年間、今の初谷川の上流の約400ヘクタールを制限、鳥獣保護区として規制をしておるわけでございます。平成7年のときにはですね、一部縮小をしてですね、やった経緯はございます。ですから、新たな縮小したものが今現在、鳥獣保護区として指定されているというのが現状でございます。  ところが大阪府のですね、第9次鳥獣保護事業計画というのがあるんですけれども、これは平成14年、今年度から19年までを見通したですね、そういう計画書というのがこしらえられているんですけれども、その中にはですね、さらに妙見山系については10年間更新をされるという計画になっております。今後、鳥獣保護区の縮小あるいは解除というのは非常に難しいというのは現実だろうとは思いますけれども、今後、鳥獣保護区につきましては地元や関係団体と協議を行って対応していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(藤野裕次郎君)  2回目の質問、池田勇夫議員。 ○7番(池田勇夫君)  まず第1点目、ごみの減量についていろいろと部長詳しく説明をいただいたわけでございますけれども、実際はごみは減ってない。こっちのごみがこっちへいった、こっちのごみがこっちへいっただけの話と違いますの。だから、私がごみの減量というのは、すべてのごみを一体化されたものを少なくしていくというのは、私、ごみの減量だと思うんですよ。ただ、不燃ごみがどうの、何がどうのというような感じでね、非常に申しわけないねんけれども、これはそうじゃないんですよ。やっぱり町民の皆さんにどれだけアピールして減量していくか。むだなものを買わない、無駄なものをなるべく少なくつくっていく、捨てないっていうような感じが初めてごみの減量につながっていくと思うんですよ。だから、これは本当に申しわけないけれども根強くね、やっていってもらわなんだら困る。私、前回でしたかね、生ごみの減量は一切パッカー車いらないと。各戸に6万何ぼのやつを入れたらそれでいっこも集めんでええやないかと言うたこともありましたわね。しかし、今、町長のお話にもありましたように、いや、そういうわけにはいかないんだ、出されたやつはやっぱり町としての責任で、やっぱり収集しなくてはならん。いろんな形があると思うんです。難しいと思います。けれども、この問題はやっぱり細く長く根強くやっぱり住民の皆さんにやっぱりアピールしてもらって減量していくというようなことをやってもらいたい。それは町報で、町長申されたように載せてますと。町報で載せてますというような形ですぐ出てきますけれども、町報じゃだめなんですよね、やはり。その地域に溶け込んだ形の中でやっぱり理解を求めていくんだというような形が私は一番いいんじゃないかなというふうに思います。だから、この問題については、ごみの減量については、かなり長期にわたっての根強い運動というのが必要ではないかというように思います。私、そういう形の中で推し進めていただきたい。お答えは結構です。  それから、パッカー車の置き場の問題なんですけれども、先ほど町長のご答弁の中で、ごみの収集体制が少し変わってきたと。だから、こういう形でもう一遍考えているんだというお話がございました。その中で、先ほどから控室でもいろいろとお話があったんですけれども、現在、地権者の方はいつでも売ったるやないかと言っておられますよというようなうわさもあります。いろんな形が、ほんなら地域の皆さんがだめだと言われる。いろんな形の中でそういうようなものがあるんじゃないかと。だから、そういうところの中で本当にその進捗状況というのは、今、こういう交渉をしてるんですよと。こういう形なんですよといったような形の中で私はお答えをいただきたかったというのが私の考え方です。ということは、非常にわかりにくい。だから今現在、こういう形で交渉をしてるんですけれども、まだ、こういう形で合意には至ってませんというようなことでしょう、違いますの。これ、今年中にやらなくていいんですか、このパッカー車の置き場は、話は。また次に来年、再来年と伸ばして、今のある方の仮置き場のところがいけるから、あそこでちょっと2〜3年伸ばして置かしていただいて、それからあと次の選挙以降でまたやったらええわっていうような感じの交渉なんですか、これ。違うでしょう。やはりこういうものは、交渉というものは、私いっつも言いますね、企業はそんな交渉しない、企業は。始めたら即解決する。行政はすぐ始めるけど、いっこも解決しない。これが行政なんですよ、失礼なことを言うと悪いですけど。だから、企業だったら皆首ですよ、いつも言うとおり、そうでしょう。だから、これをもう一度お願いします。こういう形で、この3月にこういう形で仮置き場にお願いしました。今現在、交渉中です。現在交渉中って、もうそのお話聞いてから、これ今9月ですからね、半年たってるんですよ。180日過ぎてるんですよ。そうなってくると、それの間に何もせえへんかったら、私もうそんな話してしまへんねん、ほかの業務が忙しいからっていうようなことはないでしょう。町長もそうと違います。だから、わかりやすく言ってるんですよ、私。幼稚園の子にものを言うてるみたいなもんや。だから、もっと、いや、ここまできてますねんと、もうちょっとですねんというような話かなと思ったら、何か今の町長の答弁を聞かせていただくと、いや、またちょっとほかのところも考えないかんかなと思ってますねんっていうような答えでしょう。これもう一遍はっきりお願いします。  それから、ダイオキシンのドラム缶の保管場所について。これは非常に難しいです、町長のおっしゃられるとおりに。我々議員は、ただ、ガンガンガンガン町長にまだようせんのんかい、まだどないやねんというような質問してるだけです。前回の公害特別委員会の中で、町長が8項目でしたかな、提案をされました。私、それでよかったと、私はそう思ってますが、しかし、その中で我々も踏まえてもう少し、これもう5年も、私いつも言うとおり5年もたってるんですから、もうバーンと花火を打ち上げてから5年ですよ。5年もたったらオギャーと生まれた子は幼稚園に行ってるんですよ。これだけかかってもまだ一向に糸口もつかめない。これじゃあやっぱり失礼なこと言うと悪いけども、プロジェクトの皆さんにしてもそうだし、何か失礼やけども、一体5年間何してるんかなと思ってるんですよ、私、正直な話。だから、これについてはね、非常に難しい。こっちへ持っていったら、うち嫌や、こっちへ持っていったら、うち嫌や、後ろにおられる方皆そうでしょう。自分のところに持っていけいうたら嫌や。ところがほかやったらええわ。そんなことでこの話が進みますかいな、そうでしょう。これ命がけでやらなんだら進みませんよ。こんなん即刻に解決せないかん問題ですよ。お金かかるばっかりですよ。町民の皆さんにそれを訴えなだめですよ。これはこういうことで置けば長い間時間がかかればかかるほど行政の財源は減るんですよと、この分で。だから、福祉にも教育にもいろんな形の中でやっぱりお金を、予算を組めないんですよと。だから、これについてはやっぱり皆さん理解をしてひとつお願いしたいということで、やっぱり全員がその気持ちになっていただかなくては到底この問題はまだここ半年や1年や2年では解決しないと私は思います。だから、そういう点を踏まえて、私はこれにつきましてはいっぱいありますけども、もう全部のきますから答えいりません。けれども、真剣に取り組んでいきましょうや。町長も今回初めて8項目をぴちっと出された、これ初めてですからね。それに向かっていけば必ず解決すると思いますよ、半年あれば。私に言わせれば。皆仕事してるんですか。事務的な処理だけを上位法に基づいて上からきたやつだけを一生懸命に仕事して、肝心な町内の仕事っていうのはひとつもしてへんの違いまっか、皆。私、あんまりうろうろしてるの見まへんで。交渉に行ってますっていうような顔をして皆座ってはるようにも思えまへんで。そら交渉は大変ですよ。けれども、やはり町内の皆さんに理解を求める交渉っていうのは絶対大切なんですよ。皆真剣に聞いてないな。ほんまに聞いてんのか。これは真剣に聞いてよ。おれ一生懸命言うてんねんからな。命がけで取り組んだら何でもできる。先ほどからある議員も大きな修正を引いてっていうような話もありました。けれども、そんなこと今、目の前にあるやつやからできるはずがないんですよ、基本的に私に言わせれば。やらなくてはならんことは、今、目の前にあるのはダイオキシン。農林行政はずっと続く問題。たて分けてやっぱり考えていってくださいと。これは非常に難しい問題やから答弁くれとは言いません。けれども、私の言うたん6カ月で解決してくださいよ、この問題は。  火葬場について。これは今、総務部長の方から答弁いただきましたけどもね、ひとつも進んでしまへんやないの、あんた。何回言わはりました、これ。言葉だけですやないの。私さっき言いましたやろ、言葉はいらん。実行力、行動力、行政も言葉じゃない。言葉みたいなもんだれでも言いまんがな、賢い人は。うまいこと言わはりまっせ、言葉は。言葉と違う。行動力、動けっていうねん。ゲジゲジでも青虫でも動きよるからあれ生きていきよるねん、わかる。失礼な言い方して悪いけども、動け。動くということなんですよ。これ何回会合しはりました、これ、火葬場のこの場所が内定といいますか了解を得てから今日まで総務部長、何回会合しはりましたか、これ。いっぱいこれちょっと書いてますけども、うまいこと言うてはりますわ、言うこと。だけどこれ、何回会合してはんねん。町長議長会、何回しはりましたか。年に1回でっか。そうでしょう、多分。そんなことで解決しますかいな。年に1回ぐらいの会合やってて何が前に進みまんねんな。そうですよ。だから、私の言うのは、そうじゃない行動力というのはそこにあるんですよ。生きるがために、町民の皆さんのためにどうあるべきかということを真剣に取り組んで考えたら行動力なんですよ。言葉じゃないんですよ、私に言わしたら。それをもう一度、だからほんまのことを総務部長言うてや。1回しかしてへんのやったら1回しかしてへんとね。よろしくお願いしたいと思います。これはもう一遍、よろしく説明をしていただきたい。非常に気の毒で悪いんですけどね。  それから、この水源税の話なんですが、山林の問題。これね、山林保全ということをね、前回もね、前回の町報に豊能町の公害条例の中で野焼きはだめだという話がありましたわね。それで、前回の町報に、たしか野焼きはしないでくださいと書いてましたわね。私いっつもこれについて、野焼きとは何かというふうに思ってるんですよ。野焼きっていうのは昔から山林を伐採してですよ、残が残った分はきれいに片づけて燃やして次に植林をするんですよ。これ野焼きですね。農政も一緒なんです。田んぼを片づけて、もう今、秋の取り入れが行われてます。一度あぜ草を刈ります。刈って春、これから春までにまた少し刈ります。そのときに害虫が卵を産みます。カメムシもそうです、青虫もそうです。皆卵をチョウが産みます。それを来年の3月、4月の天気のいい日にザーッと燃やします。これも野焼きですね、消防長、これも野焼きですよ。ところがそれもだめだということなんですか。私はね、山林保全と農地を保護していくためには、これは私は野焼きだと思ってないんですよ。作物をつくるための駆除なんですよ。山林を守るための清掃なんですよ。これを全部、ほんならこれを放っておいて、ほんならそれは産業廃棄物ですねと言われたら、山なんてこれから先だれも成り立っていきませんよ。田んぼも成り立っていきませんよ。この豊能町の全体の面積から考えて、山林と農地が何ぼあります、そうでしょう。恐らく80%近くあるでしょう。それをこれから先、保全していこうと思ったら、いろんな形の中で条例でくくったり、あるいはいろんな形の中でクレームがついてきたら、こんなん守っていけませんよ、基本的に。その辺をね、私一度聞きたいなと。だから、水源税について、今、町長申されたとおりに、時間ないのかな、水、山なかったら水出ませんわな。絶対出ませんよ。水害が出たから、田んぼがなかったらダムになりませんよ。そんな単純なことすらだれも考えてない。だから、毎回毎回熱弁をふるうてあほみたいな話をずっとしてるんですよ。だけども一向にだれもその問題をほんまに真剣に考えてくれた人がいてない。でも、私は旧村の人間ですから、生まれも育ちも全部そうですから、そこに生まれ育って、私いつも言うてるとおり村を一番愛してますよ。そうすると、皆からぼろくそに言われますわ。そうでしょう。だから、水源税という1つの形で出しましたけれども、そうではなしにね、大阪府に対して、大阪市に対して、おまえら市長、豊能町なかったら皆大阪市の人間死んでまうねんぞと、町長言うてもらいたいんですよ。酸素税くれ、おまえら生きられるかい、酸素税くれ、鼻に入れてお医者さんにつけてもうてしてはる人は酸素税いらんかもわからんけれども、ほかの人間皆いりますよ。だから、それはどないしなはんねん、いや、それは山林守ってあんたらにきっちりええ空気送ったんねや、ぐらいの気持ちでね、やっぱり近隣の各市と私はお話をしていただきたいなというのが私のこの水源税の基本的な話なんです。だから、そういう点を踏まえて、やはり山林保護のために、あるいはどうしていけばいいか。豊能町の町民の皆さんにもご理解をしていただきたいいうことでこれを出したんです。だから、町長が、今、考えましょう、いろんな形がありますとよく言っていただいて、私はありがたいなと思ってます。だけども、そうじゃなしに、実際前回山林に少し変わった形の税金かけたらどうかという質問もありましたよ。特に私は、だからそれは困ると。山林に税金なんてかけられたら、これから先だれも山みたいなんつくりまっかいな。放ったらかしだっせ。だから、私はそういう形の中で何かみんなで助け合い、そして守っていけるものをつくっていっていただきたいというのが私の考えなんです。私も考えます。どうしたらやっぱり守っていけるか、助け合いがうまくいくかということを考えますので、この点については十分にやっぱり皆さんも配慮していただきたい。やっぱり今後、ずっと続けて考えていっていただきたいというふうに思います。  それから、鳥獣保護区の問題なんですけども、これまた今、17年までやってからまだあと10年言っておられますね。これ、そしたら町長、大阪府に、それやったらずっと飼うといたらよろしいがな、大阪府ね。大阪府があれ許可出しとるんですよ。だから、大阪府に言うてくださいよ。飼うときなさいと、妙見山も一緒に飼いなさいと。そのかわりにね、やっぱり農作物を荒らさないような方法をとってくださいよと、あなた方がね。だれのためにこんな鳥獣保護区にしてまんねんな。我々豊能町民のためにやってるの違いまっせ、私はそう思ってますよ。中にはいておられる方もあるかもわからないけれども、一生懸命につくった米1年に1回、前も言いましたな。これ何回でも議事録に載りまんな。一生懸命につくった米1回ね、どんだけそら情けない、町長そんな気持ち一度もないでしょう、つくったことないですもんね。そりゃあ情けないですよ、この気持ちは。つくった人は私の言葉でキーンときてると思いますよ。でも、つくってない人は、あいつはあほやな、何言うとんねんなっちゅうようなもんでしょう。けれども、本当にそら情けないですよ。頭にくるっていうようなもんと違いまんがな。それどないしまんねん、今度、くちゃくちゃにしまんねん、町長。パーマネントかけたみたいにしまんねん、田んぼを。そしたらね、どないするかいうたら、今度刈り取りもできしまへん。だから、人力でガーッと刈って枯らかしてこれを燃やしまんねん。燃やしたら消防から、許可も取らんと何燃やしてまんねんって西本君来よりまんねん、あほんだら、ほんまに。言葉悪かったら今の取り消し、あほんだら取り消しますわ。ほんならこちとら一生懸命に田んぼきれいにして来年の作物植えつけのために努力せんなりまへんがな。それにあんた消防から、そんなもん許可なくて燃やしてもうたら困ります、野焼きです。だから、そこに条例と野焼きとどういう形になるかって、そこがちょっと聞きたいなと思うんですよ。これは皆笑っておられますがほんまのことでっしゃろ。簡単に言うてます。だから、条例っていうのは人間がつくる、しかし、人間がつくって人間が苦しんでまんねん。そこですよ、よう聞いてくださいよ。ちょっと笑ったあとええとこありまんねんで、わてかて。人間がつくって人間が苦しむ。片や喜んでる人間がいてるかわりに片や困ってる人間がいるということを認識したことありまっか。そうでしょう、どんなものでもそうなんですよ。片やは喜びがあるが、片やは苦しみがあるというのは、こんなんきっちり覚えておいてくださいよ。これは教育問題になりますけどな。そうでしょう。だから、そこらあたりで私は鳥獣保護区外してくれと、解除してくれと。外せへんのやったらぐるりで囲うてくれと。賢いですよ、シシや鹿は、部長、能勢町で保護区がないからいうたら、それピューンと渡って即妙見山へ来て、妙見山で遊びよるんですよ。先ほどの皆笑ってましたけど、カラスも一緒ですよ。皆さんそういう状況下の中で、みんなは見ておられないから笑っておられますけど、見たら本当に賢いんですよ、町長。鹿なんか1メーターあったら、1メーター50のところをポーンと飛び越えますよ、簡単に。そら生きるためのやっぱり知恵っていうことで、みんなそれぞれ、だからそういうことで困ってる。これ何とかしてくださいな。私、もう議員としてズーッと言われっぱなしで私も困ってるんですよ。喜んでおられる方も、鹿やシシは喜んでるかもわからんけど、私は困ってるんですわ。だから、これをね、大阪府に対して鳥獣保護区に指定するならば、それなりのきちっとした指導を、また行政を、行政指導をやって、そしてその枠の中で豊能町なら豊能町のやっぱり大変困ってる分についてはちゃんとした形でやってくださいよと言うてくださいよ。違いますか、そうでしょう。シシかてごっついこと増えてるんですよ。そうでなかったら私ね、こういう発想したんですよ、時間あるかな、あるな。あと10分あるんかいな、十分や。こういう発想したんですよ。豊能町がね、シシをね、猟師が取って来られたら全部買うんですよ、豊能町が買いますねん、町長。商売しまんねん。落語にもあったようにね。そしたら大阪府側から30いくつの市町村から大阪府の職員にまで、シシいらんかねって言うたら何万人いてますねん。売れまっせ。外部から1人シシをばらす人を呼んできたらよろしいがな。ほんで豊能町で冷蔵庫を買うてシシ売ったらよろしいねん。業者に渡すさかいに高うなりまんねん。ぼたん、業者に渡すから高うなりまんねん。豊能町で売ってみなはれ。今、朝市の話が出ましたね、朝市。朝市でもよろしいがな。少しは取っていただかんと、これはもうどうにもなりませんよ。食うたらあかん。だから、そういう形の中で鳥獣保護区についてやっぱり再度お伺いしますわ。本当に大阪府に対して何か意見を言っておられますか。豊能町はこういう形の中でひとつ頼むとね、いうことでもう一度それお答えいただきたい。だから、私の言いました、その火葬場の件とパッカー車の件と、それからこの鳥獣保護区の件、これについては再度お答えをいただきたいと思います。  2回目の質問を終わります。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  稲葉総務部長。 ○総務部長(稲葉恵瀧君)  火葬場の件でございますが、火葬場の協議について豊能郡町長議長会、何回やったかということでございますが、12月以降約4回程度やっているということで、その中でいろいろと問題点の整理をやっているということでございます。議員ご指摘のとおり、目に見えてなかなか進んでいるといったようなものがわかりにくい状況でございますが、私どもも誠心誠意努力をいたしまして、平成18年春に向けて、4月開設に向けて私どもも頑張っていきたいというように考えておりますので、どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(藤野裕次郎君)  乾住民生活部長。 ○住民生活部長(乾 晃夫君)  まず、パッカー車の件でございますけれども、議員ご指摘のとおり、今、どうやってんのやということでございます。これにつきましては地元自治会、それからあるいは地権者の方、それから地域住民の方々につきましてですね、それぞれ別々にお話をしておりまして、地域住民の方々につきましては町長以下、各一軒一軒回りましてですね、何とかお願いしたいということでお願いをしてきたところでございますけれども、まだ、住民の方々の理解がその部分については得られていないというのが状況でございます。  ただ、先ほど町長からもありましたけれども、僕からも説明いたしましたけれども、当初お話を始めたときとはですね、ちょっと状況が変わってきているということもございまして、体制あるいはそういったいろんなことを根本的にもう一度検討してやっていきたいというふうに考えているところでございます。  それから、鳥獣保護区の件でございますが、これにつきましては以前の改正のときには、先ほども申しましたけれども、一部地域を縮小したということがございます。これにつきましては町の方からですね、強い意見としてその部分を縮小してほしいということの要望をさせていただいてですね、何とか縮小に至ったというのが実情でございます。今後につきましては、先ほども言いましたが、地域住民の方々等、あるいは猟友会の方々と協議をしてですね、鳥獣保護区、平成17年ぐらいにはまた大阪府の方からも話があろうというふうに思っておりますので、そのときには、それまでに協議をいたしまして、町としての考え方、あるいは大阪府の方へもですね、働きかけていきたいというふうに思っておるところでございます。  以上です。 ○議長(藤野裕次郎君)  3回目の質問、池田勇夫議員。 ○7番(池田勇夫君)  議長、ありがとう。あまり長いことしゃべったんで答え少ないさかいに、演説してるようなもんや。時間ある、会派は楽ですな。  3回目の質問、今度は簡単にします。  パッカー車の置き場について、今、いろんな形で変わるということの中で検討しておるということだったんですけれども、それにつきましてはもう一度、どういう形の中で変わったのか。今現在の交渉場所で行ってるかということについて、現在今、交渉している場所で続けていってるのかということをちょっと一遍、はっきりもう一遍お願いしたい。私の質問わかっていただけますか。今、交渉しているところで、今先ほど1回目の質問のときに町長が、ごみの収集体制が変わってきてると、これはもちろん変わってきてますわね。だから、そういうところの中で再度検討しながら、今、努力してるというお話でした。今のその場所で交渉を続けてるのか、それとも違う場所を考えてるのかということなんですね。それをどうかということについて再度お答えをいただきたい。  それから私、先ほどからいろんな形の中でお話をさせていただいてましたけれども、今、野焼きについてどの辺までが野焼きなのか、どの辺までが許されるのかというのはあると思うんですよ。だから、旧村は皆さんもご承知のとおりに落ち葉もたくさんあります、落ち葉の歌もあります、そういう形の中で今日まで家の横でくす火をしてやってました。そうしたら、仮にこれから収穫があります。さらの殻も野焼きになります。もみ殻、さらの殻いうたらわかりませんな、もみ殻、もみ殻わかりますね。もみ殻も野焼きになります。そういうことを考えたときに、どの辺をもって野焼きというのか。それとも全部野焼きなのか。これについて担当は消防かどこかわかりませんけれども、ひとつお答えをいただきたい。  そういうことの中で、皆さん、私の雑な質問でございましたけれども、一生懸命にご答弁をいただきまして、短い時間答弁いただいてありがとうございます。これで3回、私1人しゃべって、あんたら3分、次のとき覚えておきますので。  これで私の3回目の質問を終わります。時間がありましたら関連に移したいと思います。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  乾住民生活部長。 ○住民生活部長(乾 晃夫君)  まず初めにパッカー車の件でございますけれども、これにつきましては状況が変わってきたということもございましてですね、今現在ある場所で交渉は進めておりますけれども、根本的にですね、清掃事務所の規模等についてもですね、考え直さなければならないような状況ではないかなというふうに判断をしておるところでございます。  それから野焼きの件でございます。これにつきましては一応ダイオキシン、産業廃棄物とかですね、そういったようなやつを燃やすということについては当然だめでございます。しかしながら、池田議員が言われるようにですね、例えば落ち葉をですね、少し燃やすとか、それから病虫害のために草をですね、少し燃やすとかいう程度のもの、あるいは神事ですね、そういったようなやつについてはですね、除外を一応されてると。そのほかの野焼き、通常野焼きというんですけれども、そういったようなやつについては法律に基づいてですね、この4月からでしたですか、厳しくなりまして、警察等からもですね、そういう摘発、あるいはそういう大阪府からもですね、早朝からパトロールをやられたりですね、そういうことをされておりまして、非常に野焼きについては厳しい状況になってるというのが現状でございます。  以上でございます。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  消防本部西本課長。 ○消防本部総務課長(西本好美君)  野焼きの範囲でございますが、うちの場合は火災予防条例いうのがございまして、40何条にあるんですが、火災と紛らわしい行為をされる方については事前に届出をしていただくと。電話なり文書でもって届出をしていただくというのがうちのいいますか、消防法の中に出ておりますところの火災予防条例の規制でございますので、野焼きのといいますか、その範囲は消防法の中では規定はございません。  以上でございます。 ○議長(藤野裕次郎君)  乾住民生活部長。 ○住民生活部長(乾 晃夫君)  野焼きにつきまして再度答弁をさせていただきますけれども、先ほど野焼きにつきましては私のところの方の担当でございます。先ほども言いましたけれども、一応法律が厳しくなりましてですね、産業廃棄物等をですね、燃やしておられるというのが非常に多いということがありましてですね、警察の方も力を入れ、あるいは大阪府の方も力を入れてですね、巡回をされているという状況でございます。先ほども言いましたけれども、ごく少量の落ち葉を燃やす、それから草、病虫害の防除のためのですね、草を燃やす、あるいは神事等についてはですね、野焼きのその規制の対象から除外をされているというふうに理解しておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤野裕次郎君)  関連質問ございますか。  岡  茂議員。 ○8番(岡茂君)  もう一度今の野焼きの定義ですけどね、今、落ち葉とかね、少ない少量のものの、今、野焼きはありましたけども、例えばね、麦わらね、稲を刈ってね、たくさん出ますね。あれを田んぼで燃やしたのはどうなんですか。これ引っかかりますか。その辺ね、これ大事な問題ですよね。  それから、建築廃材は燃やしたらいけないけども自家製、自分のところでね、少量の材木、例えばいすとかですね、そういうものが出て、その空き地で、自分の所有地のね、空き地で燃やしたのは、これはいいのかどうか。大きなのやったら届出するかもわからないけども、少量で少しずつ燃やしていくと、これはいいのかどうか、この辺ね、今、答弁できなかったら調べてでもね、はっきりさせといてほしいと思うんですよ。ちょっと答弁してもらえますか。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  乾住民生活部長。 ○住民生活部長(乾 晃夫君)  この件につきましては通告がありませんでしたのでちょっと調べてないんですけれども、ただね、大量にやはり燃やせるというやつに、大量に燃やすというやつについては多少障害があると思います。麦わらでもですね、大量、その量にもよりますけれどもね、一定大規模にですね、燃やされるとかいうやつについては問題があろうと思います。  それから、各家庭で廃材を燃やすというやつについては、これは禁止をされております。  以上です。 ○議長(藤野裕次郎君)  岡  茂議員。 ○8番(岡茂君)  そうするとね、よその町の名前を言うのはちょっと具合悪いかもわからんけども、我々ここに来る途中のですね、田んぼの中でね、よく焼いてはりますよ。これ麦や米のわらね、田んぼの真ん中で。これ自分ところの田んぼですわ。これはあかんのですか。これ、わからなかったら調べてね、返事してもらったら、いい加減な返事してもらうと困るんで、もう一度答弁だけちょっとしてください、いいのか悪いのか。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  乾住民生活部長。 ○住民生活部長(乾 晃夫君)  今、詳しいことはあれですけれども、もう一度そしたら詳しくですね、どれぐらいの量でとはなかなか難しい判断になろうというふうに思いますけれども、一応ちょっと調べて、また後日連絡させていただきます。 ○議長(藤野裕次郎君)
     ほかに関連質問ございますか。  平井政義議員。 ○14番(平井政義君)  先ほど住民生活部長の答弁の中でね、パッカー車の置き場、パッカー車置き場やね、あれ今、現状は仮置き場になってますわな。それが本式に今度契約していかなければならん、またつくっていかなければならんという立場であれは置いてるという形をとっておられると思うけども、その件で以前から吉川の方で設置されるような話もちらっと出たことがありましたわな。そういったものは完全に消滅してしまっているんか。また、新たに、今、設置場所いうのは振り出しで考えておられるんかね。  それと、初谷川の高濃度汚染物ドラム缶の保管場所も含めて、それはまたほかの場所いうのは全部考えておられるのかどうか、そこだけちょっと一遍聞かせてくださいな。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  乾住民生活部長。 ○住民生活部長(乾 晃夫君)  パッカー車置き場でございますけれども、平井議員のおっしゃるとおり、今、地元とはまだ交渉は切ったということではございませんで、また新たな場所を選定しているというところまではまだ至っておりません。条件をですね、整理をしてですね、どういう清掃事務所等が必要かということの条件を、今、整理をしているというふうにご理解いただきたいというふうに思います。  それと、初谷の上流の場所でございますけれども、これにつきましては処理も保管もできる場所ということで、新たな場所を選考をしているということでございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤野裕次郎君)  以上で、第一クラブ代表・池田勇夫議員の一般質問を終わります。  この際、暫時休憩をいたします。再開は2時30分といたします。    (午後 2時16分 休憩)    (午後 2時31分 再開) ○議長(藤野裕次郎君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、町政会代表・塩谷宣子議員を指名いたします。 ○11番(塩谷宣子君)  皆様、こんにちは。町政会の塩谷宣子でございます。ただいまご指名をいただきましたので、会派を代表して一般質問をさせていただきます。理事者の皆様には明解な答弁をお願いいたします。  まず、第1点目、ごみダイオキシン問題につきましては、本年度よりごみ減量化に向けての推進員制度が創設されましたが、活動状況と減量に向けての成果について、お伺いいたします。  ごみ問題の中の2点目ですが、ダイオキシン対策につきましては、8月26日に開催されました豊能郡環境施設組合議会において、施設内汚染物高濃度ダイオキシンドラム缶については処理のための用地について選定中であり、水面下で交渉中とのことでした。この8月26日、組合議員でございますが、このときに処理に向けての用地選定ということで一歩大きく前進したなという感想を持たせていただきました。  そこで、その8月26日から今日まで、水面下でどのように交渉されたのかどうかということについて、進捗状況についてお伺いいたします。  また、この用地につきましてはいつごろまでにめどをつけられる予定なのかどうかということについてもお伺いいたします。  また、処理運搬についてのコストについても、処理技術により変わってきますが、ドラム缶のトータルコスト及びトータルプランはいつごろ提示されるのかについてお伺いいたします。  2点目、福祉についてでございます。  1点目、介護保険については平成15年度の見直しに向けて準備作業をされていると思いますが、15年度からの新たな施策と保険料についてお伺いいたします。  また、平成15年度開始の障害者施策支援費制度については、今、市町村事務における課題といたしまして、1.利用者への支援、2.支給決定の円滑な実施、3.支援費の請求審査支払い、4.苦情解決、5.事業者、施設の登録等、6.市町村が自らサービス提供主体の場合などが挙げられます。その中から質問させていただきますが、相談支援体制については、本町において相談窓口は設置されているのかどうか、よろしくお願いいたします。  もう1点、苦情解決の体制についてお伺いいたします。  この2点、よろしくお願いします。  また、いよいよ本年10月より、支援費制度に向けての利用者から町への支給申請受付が開始されます。また、指定事業者と契約の締結がされます。  そこで、お聞きします。  利用者の周知については徹底されているのかどうかについて、お伺いいたします。  また、この支援費制度にかかわりまして、本町の障害者施策についてお伺いいたします。  まず、自薦ヘルパー制度について、豊能町はどのようになっているのかどうか。  障害児へのガイドヘルパー派遣について。  3点目、障害者デイサービスについて。  4点目、14年度市町村障害者社会参加と総合補助事業については、本町は国庫対象になっていないのはなぜなのかについて、お伺いいたします。  大きい3つ目でございますが、IT社会に向けての取り組みについてお伺いいたします。  1.町内IT化に向けての取り組みの進捗状況につきましては、午前中に答弁がありましたので結構でございます。  2点目、住民基本台帳ネットワークシステムについて、お伺いいたします。住基ネットを構築したことで住民が享受できるメリットは何かについて。  また、来年8月以降の第2次サービスにおけるICカードを使った個人認証システムについてでございますが、ICカードの独自領域について、本町はどのような研究がなされているのかどうかについてお伺いいたします。  続きまして、本年度施策についてでございます。  1点目、火葬場、葬祭場の進捗状況については、先ほど池田議員の方から質問がございましたが、トータルプランについてはいつごろ示せるのかどうかについてお願いいたします。  また、2点目、子供の読書運動の進捗状況についてでございます。3月の一般質問で質問させていただきましたが、小学校・中学校における朝の読書運動については、取り組みが広がってきていますか。  また、2点目の乳幼児健診時におけるブックスタート運動は実施されたかどうかについて、お伺いいたします。  3点目、町営住宅につきましては、吉川の町営住宅はあいた部屋から壊していっています。今後、建てかえを考えておられるのかどうか。余野にあります町の教員住宅については町営住宅として活用できないものかどうかについて、お伺いいたします。  4点目、町内の雑草の剪定、美化についてでございます。6月議会において永並議員が花いっぱい運動もいいけれども、町内の緑化のトータルプランを立てて推進するようにと質問しましたが、トータルプランを立てられたのかについてお伺いいたします。  以上で1回目の質問を終わります。よろしくご答弁、お願いいたします。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  それでは、塩谷議員のご質問にお答えしたいと思います。  ダイオキシンの問題につきましては、午前中からお話ししておりますように、現在の川尻の候補地に固執していてはなかなか前に進まないということで、処理も可能な新たな場所を豊能町全域の中から水面下で探して絞り込んでまいりました。交渉につきましてはこれからというところでございますので、よろしくお願いいたします。  町営住宅につきましては非常に、一戸建てのものにつきましては非常にこれは古い町営住宅でございますので、建てかえてですね、また町営住宅にするという、今、考えはございません。  緑化につきましては一定の状況で毎年進んで取り組んでおりますので、詳しくは担当の方から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  中殿教育長。 ○教育長(中殿幸芳君)  お答えいたします。  国におきましては昨年12月に子供の読書活動を推進するために「子供の読書活動の推進に関する法律」を施行し、また、本年1月に、遠山文部科学大臣が緊急アピールの中で、学力低下の懸念に対して、「朝の読書は読書本来の効果に加え、子供の集中力を高め授業への姿勢をつくる上で効果を上げている」と述べています。  そこで本町では、本町独自に朝の読書運動を広める施策として、夏の教職員に研修会の1つとして、朝の読書活動をテーマにした講座を開催いたしました。講師といたしましては、兵庫県で活発に活躍されて全国的に著名な学校現場の先生を講師に迎え、実施いたしました。多くの先生方の参加もあり、先生から、「朝の読書活動の効果はすごいものがあると思いました。ぜひ2学期から実践してみたいと思います。」との感想をいただいております。現在、本町におきまして学校組織として取り組んでいる学校は4校、東ときわ台小学校、吉川小学校、高山小学校、東能勢小学校で、3月のときより進んでいると思います。その他の学校では、担任が朝に限定せずに取り組みを進めております。学校で教える知識の量には限界があります。重要なのは、生涯にわたって自分で調べ、自分で考えることのできる、その力をつけてやることだと思います。その力を育成する1つとして朝の読書活動は評価されていると思います。今後も本町の学校で、朝の読書活動を積極的に展開されるよう指導してまいります。  また、教員住宅につきましては、豊能町営教職員住宅管理条例に基づき管理しておりまして、入居者の資格として、町立小中学校に勤務する教職員であることと規定されています。したがって、町営住宅と同様の形態で入居者を募集することはできません。最近では、平成9年4月から1年間、1人入居されておりましたが、現在のところ6室とも空室になっております。しかし、6室のうち何とか入居できるのは2室だけです。新規採用職員は豊能地区外から配属されることが多く、また、他市の教職員住宅に入居する教職員が転勤することもあり、2室はすぐにでも入居できる状態で管理しております。  以上でございます。 ○議長(藤野裕次郎君)  稲葉総務部長。 ○総務部長(稲葉恵瀧君)  火葬場建設でございますが、現在、両町で進めていくことを判断するための基本調査を業務委託しております。この中には、現況把握とか、あるいは必要炉数の算定とか、あるいは斎場と施設規模の概要とか等につきまして調査項目が入っております。これができましたら、ある程度議員の皆様方にもその概要についてご報告ができるかなというふうには思っております。先ほども申し上げましたように、火葬場建設につきましては環境アセスメントをしなければならないと。そのアセスメントについては冬場を入れる必要があるということから、今後につきましては冬場を入れるということになりますと、冬までには両町で予算措置をしなければならないということもございます。そういうこともございまして、ある程度の建設概要につきましては、この調査が完了し次第、またお示しをさせていただきたいというように考えているところでございます。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  乾住民生活部長。 ○住民生活部長(乾 晃夫君)  私の方から、住基のメリット等についてお話をさせていただきます。  住基のネットワークシステムにつきましては、趣旨としましては、高度情報化社会に対応して住民の負担軽減、サービスの向上、それと国・地方公共団体の経費節減のために地方公共団体共同のシステムとして全国共通の本人確認ができる仕組みを構築したものでございます。  メリットといたしましては、住民の方々が住民票を取るときに、今では豊能町内で支所あるいは本庁でしか取れませんけれども、これが広域交付、カードを取得されることによりまして広域交付ができるということでございます。  それから、転入・転出の場合でございますが、今現在は転入される市町村、それからあるいは転出される市町村、2回の窓口に行かなければなりません。しかしながら、このコード化をすることによりまして、転入のときの1回だけ窓口に行けば済むということになっております。  それから、国の機関への情報提供をすることによりまして、これは法令上明確に規定された分野でございますけれども、住所確認あるいは生存者確認に活用されます。例えば、例といたしましては、雇用保険の給付、労災保険の給付、恩給、それから共済年金、児童手当の支給、あるいは建築士の免許、宅建資格の登録等の取得等には住民票が今迄必要でしたけれども、それはいらなくなるというようなことでございます。それから、例えば年金の過払いの防止等につきましてもそういう情報を提供することによって、そういうのが避けられるというふうな仕組みになっております。それから、今、日本全体で見ますと、毎年3,500万人の方が年金受給者としてですね、現況届けを提出をされているという状況でございまして、また、8,500万枚の住民票の写しが出てるというような状況のようでございます。しかしながら、ネットワークのシステムによりまして当面、500万人程度の住民票の、あるいは証明のですね、現況届け等が省略ができると。ただし、もっと進んでいきますと相当のですね、件数が省略できるんではないかというふうに言われているところでございます。  それと、次にICカードの独自研究ということでございます。これにつきましては先ほども答弁させていただきましたけれども、今、庁内の組織等でですね、検討しておるところでは、ICカードにシステムを変えてしまうとですね、既存のシステムを全部構築し直しをしなければならないという問題もございますんで、経費等も非常に多くかかるということでございますんで、今のところでは住基カードだけでですね、スタートをしていきたい。ただ、大阪府あるいは国の方から、こういうものを利用ができるというようなことがあればですね、また、庁内で検討していって、いずれはこれまた条例を提出しなければなりませんので、そのときにまたご審議をいただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤野裕次郎君)  上林保健福祉部長。 ○保健福祉部長(上林 勲君)  お答えをいたします。  まず、初めに、介護保険事業の件でございます。15年度からの施策と保険料についてでございます。  まず、保険料でございますが、現時点ではですね、平成15年度からのサービス内容も現状と同じと考えられます。ただ、介護保険料に影響がございます介護報酬がですね、今、国におきまして見直し、検討中でございます。本町におきます次期介護保険料について、現在、10月の中旬をめどに6月議会のですね、全員協議会におきましてご報告をいたしました3,383円をベースにしまして見直しを行っているところでございます。  現時点の試算ではございますが、本年度に入りまして特に要介護認定者数及び保険給付費が前回試算時の計画数値を超えて大幅に伸びておるのが現状でございます。介護保険につきましても前回お示しいたしました額を上回らざるを得ない状況になっております。今後、国・府からの情報、基礎数値等をもとにですね、さらに試算を行い、来年の1月には保険料を確定いたしたいという予定でございます。  それと、15年度からの施策ということでございますが、前3月議会になりますが、そういう同様の趣旨のご質問をいただいたところでございまして、介護保険運営委員会の中にですね、高齢者福祉サービスを検討いたします専門委員会を立ち上げておりまして、現在、アンケート調査、介護保険在宅サービス利用者に対する調査の結果分析及び検証がほぼ完了したところでございます。これを基本に、豊悠プラザで行いました実態調査から具体的にですね、現在行っておりますサービスの見直し及び新規サービスの立案について、9月中旬開催の専門委員会からですね、ご検討していただく予定になっておるところでございます。  次にですね、平成15年度開始の障害者支援費制度についてのご質問でございますが、ちょっと多数の項目のご質問ございましたんでちょっと抜けるかもわかりませんが、ご容赦願いたいと思いますが、相談支援窓口設置と苦情解決体制につきましては、今現在のところはちょっとまだ体制としてはつくっておりません。  利用者の周知でございますが、国から示されております今の制度以降に伴いますいろんなことでございますが、現在はですね、支援費制度の今の時期につきましては、広報や啓発に努めている時期になっておりまして、私どもでも町報とよのの6月、9月号ですね、また、ホームページを利用いたしまして制度周知をいたしておるところでございます。それと、本日とですね、14日にですね、住民対象に制度説明会を開く予定になっております。  障害者施策の中の、ちょっと私理解できないんですが、ホームヘルパーの件でございますが、ホームヘルパーにつきましては今現在、社会福祉協議会、実践ヘルパー制度につきましてはちょっと考えておらないところでございます。ガイドヘルパーにつきましては今現状、社会福祉協議会の方へガイドヘルパー事業等行っておりますので、よろしくお願いいたします。  デイサービスについてでございます。デイサービスにつきましては今年度より「ともがき」の方でデイサービスを委託いたしまして、障害者の方にご利用いただいておるところでございます。  それと、社会参加の国庫補助金の件でございますが、本町につきましては金額が少額でございますので、国庫補助の対象にはならないということでございます。国庫補助についてはいただいていないという現状でございます。  それと、子供読書運動の件でございます。子供読書運動につきましては、ブックスタートですね、運動につきましては、3月議会に議員の方からご質問ございまして、それ以降、保健センターと図書館で協議を行いまして、図書館事業として実施している「お話のたまご」の一環として保健センターでも実施しております。「お話のた  まご」といいますのは3カ月から1歳未満の乳児と保護者を対象に毎月1回東西の図書館で実施されておるものでございまして、親子で絵本に親しんでもらうため絵本の読み聞かせ、わらべうた、絵本の紹介などをしている事業ということで聞いております。具体的に保健センターで行いましたのは、妊婦教室の折にですね、実施をいたしております。今後ですね、4カ月健診や育児相談等での親子を対象に実施する予定でございまして、今のところは絵本のリストの配布等をやっておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(藤野裕次郎君)  先ほどの住民生活部長の答弁の中で答弁漏れがございました。ごみ減量化と推進員の活動についてということで答弁を求めます。  乾住民生活部長。 ○住民生活部長(乾 晃夫君)
     答弁漏れがありまして誠に申しわけございません。  ごみ減量化推進員制度の創設に伴いまして、減量の成果はどうかということでございます。これにつきましては6月からそういう創設をいたしましたので、すぐに成果というのは出ておりませんけれども、今現在、光風台地区につきましてはまだ推進員さんが決まってはおりません。しかしながら役員会、あるいは五役会等に行かせていただきまして、ごみの説明とかそういったようなことをやっているという状況でございます。  他の自治会につきましては、1カ所を除きましてごみ推進員さんとの話し合いというのはもう既に終わっておりまして、いろんな面でご協力をいただいているという状況でございます。これにつきましては池田議員もおっしゃられてましたけれども、ごみの減量につきましては長い目でですね、していかなければならないというふうに考えておりまして、極力ごみの推進員さんに推進制度を利用いたしまして、できるだけ新しい町の施策等も訴えていきまして、ごみの減量が少しでもできるようにという形をとっていきたいというふうに考えております。  それともう1点、ドラム缶等のトータルプランということでございます。これにつきましては処理場所、保管場所等が具体的に決まらなければ金額、それから計画、あるいは処理の方法等もですね、決定していかなければ、そういうトータルプランというような完全なものは示せないというふうに考えております。ただし、これにつきましては組合で行うことでございますので、それにつきましてはまた組合の議会の方で提示をできるときになりましたら提示はしていくだろうというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  大西建設農林部長。 ○建設農林部長(大西健一君)  お答えをいたします。  まず、町営住宅、吉川の住宅でありますが、本年度3軒もうつぶしました。あとの建てかえについては今のところ一切考えておりません。  もう1点、通告では町内の美化ということであったわけなんですが、議員の方から花いっぱいについてのトータルプランということであります。これ、いつも話はさせていただいておりますが、花いっぱい運動、本格的に開始しましてまだ1年少しということで、まだまだ今の段階では町指導型で投資的な段階であろうと考えておりますが、近い将来、住民の自主的な運動に切りかえていってほしいなと、また、そういう具合に運動していきたいと、こう考えております。  一方、本年度におきましては、花大好き講座、また、コミュニティー推進事業などを通して住民間の交流を、今、図っていただいておるところでございます。今後におきましてもいろんな形で住民の意見も聞きながらプランを作成し、お示しをしていきたいと、こう考えております。  以上です。 ○議長(藤野裕次郎君)  2回目の質問、塩谷宣子議員。 ○11番(塩谷宣子君)  2回目の質問をさせていただきます。  最初、推進員制度ということで質問させていただきました。私はこれ、ごみ減量化に向けてね、どんな活動してるのかなっていうことで質問させていただいております。例えて言いましたら、今回8月から雑紙の分別をされております。それに対して、この推進員さんのこの役割はどんなところにあったのかというふうなところから質問させていただいておりますので、住民さんからすごい問い合わせがきております。どんなごみを、この雑紙についてはどんなふうに出したらいいのかとかね、そういうのをきちっと住民の皆様にね、説明できるようなことをされてるのかどうか。する人は一生懸命してくれるけども、わからない人はしてないという状態なんですよ、今。これ、せっかくの雑紙の分別、要するに可燃ごみを減らすためのいろんな施策であると考えております。それを推進員制度がせっかくあるのであればもっともっと活用すべきではないかということで質問させていただいておりますので、役割分担についてお聞きしたいと思います。  2点目のダイオキシン対策につきましては、7月に町長が施設組合の管理者として環境省に行かれております。能勢町で行われます土壌の実証調査の要望とともに、この豊能町で行われます焼却施設内汚染物、いわゆるドラム缶の無害化処理についての財政的、技術的支援をお願いしますということで7月に環境省の方に要望に行かれております。私もその施設組合、8月26日に施設組合の中でも質問させていただきましたが、これといった何かわけわからんなっていう答弁でございました。今回させていただいておりますといいますのは、この財政的、技術的支援をお願いするという要望に行かれてるのであれば、来年度の国の予算に反映していかなければなりませんよね、これ、違いますか。私はすごい急いでるわけですよ。施設組合の議員であっても、次の施設組合では間に合いませんので、豊能町の問題でもありますので質問させていただいております。ですので、来年度の国の予算に少しでも反映していただくためには、早くトータルコストを出す必要があるのではないかと私は考えておりますが、町としていつごろまでにそれが策定できるのかどうかについて、お伺いします。これ、明確にお答えいただきたいと思います。  また、今回、処理の方向性になっております。例えば処理地につきましては水面下で動いてるということでただいま答弁ございましたが、いつごろまでにそのめどをつけられるのか。これ予定だと思うんですけれどもね、もう予定もなくてされるのであれば、本当にもうわからないなという感じがしております。いつごろまでにこういうめどをつけられるのかについて、お伺いしたいと思います。  それと今回、トータルコストが出るということでございますけれども、この処理につきまして、また保管についてでございますけれども、保管も、10年保管するのか、20年保管するのか、運搬をどのようにするのかによって、その保管期間によってコストは全然変わってくると思うんですね。それとともに、今回処理をするのであれば、例えばジオメルトでするのであればいくらぐらいかかるということをやっぱり住民に知らす必要があるんではないかと、情報公開する必要があるのではないかと私は考えております。保管であればこれぐらいお金がかかると。処理であればこれであると。保管プラス、保管をずっとやってていずれ処理ということであればいくらぐらいかかると、そういうことをきちっと住民の方に情報公開した上での方が行政として動きやすいんではないかと考えておりますので、その点についても答弁よろしくお願いいたします。  続きまして、福祉でございます。  在宅高齢者福祉対策事業の中の外出支援サービス事業の1つである福祉タクシー事業については、前回の私の一般質問で検討中との答弁でしたが、進捗状況についてお伺いいたします。  また、保険料につきましては、ただいま10月中旬をめどにということで3,383円ペースで上回る予定であるということで言われておりますけれども、これちょっと調べてみました。今、全国平均現在は2,900円から3,200円ぐらいの伸びになると言われております。大体10%ちょっとの伸びであると言われております。また、各全国の市町村では4,000円、5,000円、6,000円、7,000円の市町村も出ているとのことです。例えば7,000円につきましては、宮城県のある町では7,000円になりますけれども、これは上乗せ横だしをやりまして福祉重点の施策をしているため、住民は7,000円の保険料であっても賛成しているという町もあります。私はこれ、すごいなと思ったんですけれども、私はこの7,000円という金額については負担は大き過ぎると思っておりますが、参考にしていただければと思って質問の中に入れさせていただきました。豊能町につきましても、豊能町の高齢化率、また、在宅介護か施設介護なのか、また、保険料と介護サービスの関係など、今回保険料は上がるけれどもサービスについては最初なかなか現状と同じであると、見直しを今後やっていくというふうな福祉部長の答弁もございましたけれども、その関係性でもあると思います。本町としても、これからますます町の取り組みの姿勢が問われるのではないかと考えております。本町として、介護保険についての15年度からの、もし独自の取り組みをお考えであればお答えください。なければ結構でございます。  続きまして、支援費制度でございますけれども、これ、いよいよ今年の10月から支援費制度に向けての支給申請受付が開始されますね、もう来月です。もうされるわけです。であるので、周知徹底ができてるかという質問をさせていただきました。先ほどの答弁で、2回にわたって周知を行うということでございますが、それはそれで結構でございますが、今回、質問させていただいてます相談窓口の設置につきましてはね、これ、国の方でちゃんと言われてます。相談支援体制に係るチェック項目といたしまして、市町村における相談窓口を設置しているかどうか、1点目。2点目、相談窓口では視覚障害者や知的障害者等の特性に応じた適切な対応が可能かどうか。3点目に相談支援事業者や地域・福祉・権利擁護事業実施機関など、地域における相談支援体制が整っているかどうか。4点目、ケアマネジメント手法を活用した相談体制が整っているかどうか。これ、国の方のポイントなんですよね。こういうふうなことでチェックしなさいいうふうになっております。  また、苦情解決につきましてはこんなふうになってます。苦情解決体制につきましては、支給決定に関する異議申し立ての対応、行政不服審査会ですね、それと、サービス内容に関する相談への対応、斡旋。利用者が利用者負担額を負担できない場合の対応ということで、きちっとチェック体制が整っておりますので、これをきちっと豊能町の方でもね、やっていただきたいと思って質問しておりますので、よろしくお願いいたします。  その点について、もう一度答弁よろしくお願いいたします。  また、障害者施策の中の自薦ヘルパー制度についてということ、4点について質問させていただきました。といいますのは、これ、市町村における障害者施策のデータをちょっと取り寄せてみました。この中で自薦ヘルパー制度採用市一覧ということでずっと載ってるんですけれどもね、これ、今、各市町が積極的に取り組んでおられます。ですので、豊能町も取り組んでいただきたいということでさせていただいております。また、障害児へのガイドヘルパー派遣につきましても、これ、まだ11市町しか取り組んでないんです、44の中で。町も取り組んでます。島本町とか太子町、河南町。ですので、ぜひ取り組んでいただきたいということで質問させていただいております。  また、障害者のデイサービスにつきましては「ともがき」ができておりますので、その点については、今、答弁のとおりでございます。  また、最後の平成14年度の市町村の障害者社会参加等総合補助事業、これにつきましては、これ、先ほどの答弁が、これ、金額が少額だから補助がなかったっていうんでしょうかね。それ、ちょっとね、信じられないんですよね。これもっと大阪府に対して、国に対して積極的に働きかけをする必要があるのではないかと。金額が少ないと言っていながら町の中では島本町、熊取町、田尻町、この3町については国庫対象になっておりますので、この辺についてもう少し勉強していただいて取り組んでいただけたらと思います。その辺について、また答弁よろしくお願いいたします。  また、ICカードにつきましてですけれども、これ、今、メリットにつきましてはそのとおりなんですけれども、この来年8月から行われますICカードにつきましては、これ、本町としては国と同じであると、要するに住基ネットの項目でスタートするということですが、これ今ね、各市町村、勉強会なんか開きましてね、何ができるかいうことをされております。これ、インターネットをずっとくってみましたらされております。なかなか難しいと思うんですけれども、私はこれ、絶対すべきであると思ってます。また、ICカードについては希望者に対して有料という午前中の答弁がございましたけれどもね、これ、内容が問題になってくるんですよね。そのICカードを使ってどんなふうに住民サービスができるかと。たったの4項目であれば、こんなんお金取って渡すのおかしいですよね。それを持ってたら住民が住民サービス、こういうサービスが受けられますよというのがあってこそ初めて有料であると思うんです。ですので、どういうものをこのICカードの中に入れられるかということをね、町としてもっと勉強していただきたいなと、研究していただきたいなと思っております。  それと、私はその中で、ICカードの中で救命情報ですね、例えば血液型とか既往症など、これ入力したらいいんじゃないかということを考えております。その情報をもしものときに救急車や救急病院で活用できるようなシステムの構築を図るということについて考えておりますので、その点についてお考えをお聞かせいただきたいと思います。  それと、先ほどの住基ネットICカードのセキュリティーについての問題があると思うんです。この点につきましては先ほど午前中の質問の中で町長の方からも答弁がありましたけども、住基ネットそのものは専用回線による行政間の情報の流れでありますのでインターネットは介在しておりません。ですので、住基ネットにつきましてはセキュリティーはほとんど問題ないと言われております。ところが、来年の8月から行われますこのICカードを使った時点で初めてインターネットが登場してきますね。このときからこのセキュリティーが大きな課題になってくるということなんです。ですので、市町村の問題でもあると思うんですね、この辺につきましては。ですので、このセキュリティーについて町としてどんなふうに取り組んでいかれるのかどうか、方向性がありましたら答弁お願いいたします。  それから、本年度施策につきまして火葬場、葬祭場なんですけれども、先ほどの答弁の中で、平成18年の4月ごろであるということ、それに向かってやっていくということで、トータルプランについては環境アセスメントが終わった時点からというふうな答弁がございましたけれども、これ、平成18年4月ぐらいにかかるのかなというふうには思いますけれどもね、もともとこの火葬場、葬祭場というのは、ごみ焼却場は能勢町、火葬場、葬祭場は豊能町という、そういう広域の中の役割分担っていうところから出てきた問題ではなかったかと私は思ってるんです。であるならば、これ18年4月と、そんな悠長なことを言うてていいのかなと、期間はこれぐらいかかるかなとは思ったりしますけども、もっと早くね、きちっと火葬場、葬祭場を豊能町でというふうなトータルプランを早く出せないものなのかどうかについてお伺いいたします。  また、子供読書運動の進捗状況については、今後も推進していただけるいうことで進んできておりますので、ありがとうございました。  また、ブックスタートにつきましても、すごく喜んでいます。また今後ともよろしくお願いいたします。  また、町営住宅につきましては、これは余野の教員住宅も町の住宅ですよね。これ2室ずっと残ってて、絶対に2室がなかったらいかんのかどうかっていつも思ってるんですけれども、それは町営住宅として使えないのかどうか、その辺についてよろしくお願いします。  また、吉川の町営住宅については建てかえの意思がないということです。また、そこでちょっと私の意見なんですけれども、これ今、町立の、質問なんですけれども、すみません、質問なんですけれども、町立の余野プールがありますね、あの余野プールの跡地について公営住宅を建てられないかと考えております。この広い土地を活用して府営住宅、もう町はなかなか財政難っていうことでございますので、府営住宅を建ててもらうよう交渉できないものかどうか、お伺いいたします。  また、余野の町営住宅も老朽化しており、修繕費用がかなり高くついております。また、野間口住宅についても湿気が多くカビがきています。建てかえが必要なのではと思いますが、いかがでしょうか。この点について答弁よろしくお願いいたします。  また、町内の雑草の剪定、美化については、これトータルプランっていうのは6月議会において永並議員が、ここは花、ここは草であると、そういう全町的な花いっぱい運動も入れた緑化プランを立てたらどうですかいう質問をされたことについて、立てられたのかどうかいうことの質問をさせていただいておりますので、よろしくお願いします。  また、今回、質問のきっかけとなりましたのは、例えば吉川中学校の前の花いっぱい運動のところはすごくきれいです。お花がいっぱい植わってまして。その隣です、ほんの隣。その隣は草がぼうぼうになっております。これ草を刈るだけで花が生きてくるのではないですか。今年は草刈りは遅れているのですか。  国道沿いの歩道が雑草で歩けないところが多く見受けられます。歩道歩けないです。  また、東ときわ台8丁目の花いっぱい運動の花壇ができておりますが、日当たりが悪いということでそばの木を切ったとの話も聞きました。見てきました。何年もかけて大きくなった木を切ったと周辺の住民さんが嘆いています。今後もこのようなことがあるのかどうかについて。  また、保ノ谷ですが、これは豊能町の入り口です。あまりにもきたないです。きたないから不法投棄がなされる。すると、余計にきたなくなり、ますます汚れるという悪循環に陥っております。雑草を刈り取る、木を植えるなど、美化に取り組んでいただきたい。これは保ノ谷は町の入り口です。きれいにしていきたいと考えておりますが、その辺のお考えについてお伺いいたします。  以上で2回目の質問を終わります。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  それでは、塩谷議員の2回目のご質問に答弁していきたいと思います。  環境庁、また大阪府といろいろ要望しておりますけれども、まず、環境施設組合としては、今、進みかけた汚染土壌を早く処理していきたいということで、それにつきましては大体ほぼですね、いろいろと予定は立っておりますが、ただ、あまり今後の処理をですね、すべてジオメルトでするのか、BCDでするのか、また違う方法でするのかというのがまだはっきり実証調査をした後でですね、決めていきたいと思っております。そういうことで財源については、1トン規模の実証調査については早くしていただきたいと。そして、その後、やはり100トン、またそして将来的には施設組合で処理していく場合の財政支援というのは強くお願いしてきたわけでございます。  ただ、ドラム缶の問題につきましては、もしですよ、仮に予算がついたとしても、これが執行できなければ、またこの予算が不要となってしまいますので、やはりある程度めどがついた段階で、やはり強力に政治闘争といいますか、国会議員さんにもお願いしながら予算獲得に向かって精力的に進めていかなければならないんではないかと思っております。  いつごろにできるかということでございますが、これは町といたしましてはできるだけ早くめどをつけたいと、そういう思いでいっぱいでございます。山内からもですね、山内と定期的に、また地元とのお話し合いしておりますが、いつも早く、いつ出してくれるんだということをすごく言われておりますので、早くめどをつけていきたいと、このように考えております。  ただ、この今もですね、山内で環境省の汚染土壌の処理につきましてもね、これも山内も、いわゆる地主さんの山内も口山内も早くしてくださいと、ここでしてくださいと。そして平和台も去年の自治会で早くやろういうことでですね、三者合意で協定書までできてもですね、なおかつですね、やはり反対されてる方がいらっしゃるというのが現状でございまして、現地で周りが地主、また自治会が納得しててもなかなか進まないという現状があります。そういう中でですね、こちらに持ってきて自治会また場所、そして現地の交渉というのは、もうそれこそ大変な高い山をクリアしていかなければならないということでございますので、早くめどをつけたいのはやまやまでございますが、現状といたしましてはいつごろというのはここでちょっと申し述べることはできません。  次に、介護保険の保険料の件を少しだけ申し上げますと、介護保険は平成12年から始まりまして、その当時の利用者数と保険にかかった費用が最初は少なかったんですが、平成14年、約利用者も倍、約お金も倍ぐらい増えております。ですから、介護保険料というのは今後豊能町の、今、人口推移を見ますと、以前も申しましたように50歳以上の方が44%ぐらいいらっしゃる中で、非常に今後、介護保険料は高くなっていくんじゃないかと危惧しております。そういう中で、この介護保険料で全然その介護を受けられない方がですね、非常に福祉が充実して介護保険が充実したとしても、介護保険の制度を受けない元気な方がその保険料だけ非常に高く払うというのが、これがいいかどうかというような疑問も、問題もございますので、その辺の整合性といいますか、介護保険とそしてまた福祉施策等をかみ合わせながら充実していきたいなと思っております。  あとは細かい内容に含んだ質問が多うございますので、担当の方から答弁いたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  中殿教育長。 ○教育長(中殿幸芳君)  お答えいたします。  もしも教員住宅を廃止し、教育財産を行政財産に移管でき、町営住宅条例に挿入してもらったら可能になるのではないかと思っておりましたけれども、建設部長に聞いてみたら、公営住宅法に関係があるのでできないとのことでございます。  以上でございます。 ○議長(藤野裕次郎君)  稲葉総務部長。 ○総務部長(稲葉恵瀧君)  火葬場建設でございますが、火葬場建設につきましては先ほども申し上げましたように、基本調査が終わりますと、ある程度の施設概要をお示しできるものというふうに考えておりまして、今後につきましては、その火葬場建設については両町の都市計画事業として位置づけをしていただきまして、具体的な手続を行っていく必要があるというふうに考えております。その際には議会にも計画をお示しさせていただきまして、また、ご協議をいただきながら両町の所轄事務として進めていく必要があるというふうに考えております。その中でトータルプラン等も含めましてお示しできるのではないかというふうに思っているところでございます。  ただ、議員、平成18年4月開設、もっと早くできないかというご指摘ございましたですけれども、これは都市計画事業としてその事務手続いろいろ踏んでいかなければなりません。そういうその期間を逆算するなれば、一番早くて大体その時期になるかなというふうに思っているところでございまして、具体的なそのトータルプランにつきましては、また、先ほど申し上げましたようにご協議をさせていただきながらその分も含めましてお示しをしていくということになろうかと思います。 ○議長(藤野裕次郎君)  乾住民生活部長。 ○住民生活部長(乾 晃夫君)  ごみ減量化推進員の役割でございますけれども、町の方からお願いしておりますのは、町の事業とか施策を地域住民の方々に届けていただきたいということ。それから、そういったようなやつについては事業案内とかですね、ごみの分別に関するチラシの配布あるいは回覧等、あるいは啓発等を行っていただきたいということをお願いしております。それから、地域住民の声をですね、町の方へ届けていただきたいということをお願いをしております。  推進員の方々からですね、井戸端会議等を呼びかけていただきまして、町の方がその会議に出ましてですね、ごみの分別、あるいは新たな事業の推進等について説明をさせていただくということでお願いをしているところでございます。  特に紙のやつが徹底できてへんのではないかということでございますけれども、推進員の方々にはですね、8月からこういう形で紙を収集させていただきますということで一応は説明をさせていただきまして、チラシ等もお渡しをしたわけでございます。これにつきましては、まだ徹底がしない分が多分にあろうかというふうに思いますので、各地域の推進員さんにまた改めてですね、お願いをしていきたいというふうに考えているところでございます。  それから、ICカードの件でございます。これにつきましては先ほどもちょっと申しましたけれども、例えば図書館のですね、システムを変えてICカードを利用するというのにつきましては、例えば今、図書館を利用されている方については全部ICカードを持っていただかなければですね、図書館の利用ができないというような問題も出てきますんでですね、その辺は経費的にもですね、いろんなことで考えていきたいということで、今現在ではそういうものを入れるということについては考えていないということで先ほど答弁させていただいたとおりでございますけれども、議員のご指摘の、例えば血液型とかですね、そういったようなやつを入れてはどうかというお話もありましたけれども、これについてはですね、条例をつくるまでにですね、いろんな方面から研究はしていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。  それから、セキュリティー対策でありますけれども、外部からの侵入を防ぐということでは専用回線の利用、あるいはファイヤーウォール、それから侵入探知機等が設置をされておりまして、不正侵入の防止という点では今のところ大丈夫だろうというふうには思っております。通信を行う際にはですね、データを暗号化いたしまして、通信相手のコンピューターを確かめてからですね、通信を行うというようなシステムにもなっております。町としましてはですね、これは全国の自治体もそうですけれども、住民基本台帳ネットワークシステムの運用管理要綱というのを全部定めております。それと、住民基本台帳ネットワークシステムの緊急対応計画というのがございまして、もしものときにはどう対応するかという手順等も定めております。その中にセキュリティー対策、セキュリティー回避というようなものも設置をしておりまして、今後、先ではですね、議員のおっしゃられるようにインターネット等が接続をされるというようなことも聞いておりますけれども、今現在ではこの対応でほかからのアクセスとかですね、そういう不正防止等については今現在の対応で十分していけるんではないかというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(藤野裕次郎君)  大西建設農林部長。 ○建設農林部長(大西健一君)  お答えをいたします。  まず1点目、町営住宅、教育長申しましたが、我が部といたしましては、議員も御存知のようにもう古くなった住宅はいらないと。今後、相当な予算がいると考えられます。そういった中で我が部としてはもういらない。また、管理もしにくいという話を休憩時間にさせていただきました。  また、この僕が答えていいんかどうかわかりませんが、余野プールの跡地に府営住宅ですか、町営住宅ですか、これも本当に建てていいもんかどうか、住民さん入る方がおられるかどうか、もういろんなことから考えていかざるを得んなと、今のところはそういったことも一切考えてはおりません。  もう1つですね、東ときわ台の花いっぱいのために木を切った、裏庭の木を切った、これは私の方もちょっとまだ確認はいたしますが、住民からの要望で、どうしても自分の家が陰になるといった形で、枯れた木を切ってほしいということで当課の職員が動いたという話は聞いておりますが、花いっぱいのために木を切ったという報告は僕の方には受けておりませんが、確認はとります。  それと、国道の雑草等でありますが、国道につきましては多分477と思うんですが、これは池田土木が管理しておりまして、町につきましては管理はしておりません。  もう1つ、業者委託を街路樹またはその下の草刈り、また緑地等々年2回、場所によれば3回の業者委託をしております。これ既に年度当初に業者へ発注かけておりますので、第1回目はすべて終わったと認識はしておりますが、しかし、2回目につきましては秋時分になろうかなと思っておるのが現状であります。  それと、保ノ谷の入り口ですね、この件につきましてですね、これも議員御存知だと思うんですが、当町の職員で出向きましてごみ、捨てられてる分を収集してるのが現状でありますが。取りに行きます、行ったあと、またすぐ放られるというのが現状であります。これ、ここにおられます乾部長とも相談したわけなんですが、所有者のところで何とか対応してほしいと。所有者がどこかといいますと、町道の部分は我が部でありますが、その底になりますと一庫ダムというところで、一庫にも話はしたんですが、しかし、そこまで手が回らないということで、結局はなすりつけ合いしてもいけませんので、我が部では掃除はしておるんですが、悲しいかな収集しますそのあとから放られるというのが現状であります。ひどいときによりますと単車、まだ単車なんかはかわいい方で車なんかも放られます。これ車を放られますと、即撤去できません。警察に相談し、所有者を割り出して、見つかるまでは放っておかざるを得んと。去年、一昨年でしたか、そこまで手をして撤去はしたんですが、1台撤去するのに3万5,000円から4万円と。単車なんかもやっぱり大きいのであれば2万円程度ということで、あそこの部分に対しても相当な費用をかけております。いつまでたってもこういうことをやってることはできませんので、1回これ担当部で話、内部で話したんですが、1回フェンスをしようかなと。それなりの高さのフェンスをしていこうかなと。また、ところどころに立て看板、立て看板も効き目がありませんのでフェンスで何とかずっと囲うていこうかなと、今、考えているところであります。またそのときになれば当然予算いりますんで、相談させていただきたいと、こう考えております。  以上です。 ○議長(藤野裕次郎君)  上林保健福祉部長。 ○保健福祉部長(上林 勲君)  お答えいたします。  介護保険のことでございますが、外出支援サービスの検討をされてるかということでございますが、先ほども申しましたように、専門委員会等でですね、外出支援項目も入っておりまして、それも含めて検討をしておるところでございます。  保険料が上がっても介護保険のサービス等の充実の件につきましては、町長が答弁したとおりで、お答えしたとおりでございます。  それと、支援費制度の件でございますが、相談窓口、苦情相談等のことでございますが、相談支援体制につきましては、今も来ていただいておるんですけど、生活支援事業者等、箕面市のライフタイムミントですか、そこでお願いしておるんですけども、それをまた活用して充実していきたいと思っております。  苦情解決の体制につきましては、事業者において苦情窓口を置くように府より指導されてる、義務づけられてるということでございますが、本町におきましても苦情体制をですね、勉強いたしまして、どういうような形がいいか、また考えていきたいと思っております。  自薦ヘルパーの件でございますが、この件につきまして、ちょっと私の方では実際にヘルパーがどういうようなもので、私自身ですが、活用がいいのかどうか等を勉強しましてですね、また考えてまいりたいと思っております。  平成14年度の社会参加促進事業の件でございますが、先ほども申しましたが、もう少しですね、金額的に大きい多額な事業を行ったら国の補助制度に乗るわけですが、私ども額が少ないということで府の制度の府の補助制度しか乗っていない現状でございます。この件につきましても先ほど他市でですね、国庫補助をいただいているというお話を聞きましたので、勉強いたしてまいりたいと思っています。  以上でございます。 ○議長(藤野裕次郎君)
     3回目の質問、塩谷宣子議員。 ○11番(塩谷宣子君)  3回目の質問をさせていただきます。  一番最初の1点目の、ごみの推進員制度でございますけれども、これも6月から活動を始めて、光風台地区まだ決まってないと。各地域でね、本当に取り組みがバラバラではないかなというのが私の感想です。地域住民の声を届けていくとか井戸端会議を開いていくっていうことなんですけれども、せっかくね、ごみの減量化、可燃ごみですね、リサイクルに回すごみを増やそうということで今年8月から雑紙についてもされております。また、植木剪定くずもされると。また、先ほどの答弁で廃油についてもやりたいと。もうごみが高くつくということでリサイクルまたは遠くまでお願いに行かなければならないということでさまざまな町として苦労をされてるんですけれども、住民もわかれば、どんなふうにすればいいのかっていうのがもっともっとね、よくわかれば、もっともっと協力してもらえるのではないかなと私は考えておりますので、ぜひこの推進員制度をね、最大限生かせるような施策をとっていただきたいと思います。せっかくあるものですので生かしていただいて、紙につきましても知れば皆さんもっともっと出していただけると思います。先月も出されたらね、置いていかれたいうて。それで何でかいうて、これも言いましたけれども、要するに紙の中に紙を入れてくくってただけですよ。紙しか入ってないんですけれどもね、紙の中に紙を入れたいうことでそのまま置いていかれたっていうような事例もありましてね、中が見えなかったから置いていかれたっていうことらしいんですけどもね、その辺についてもやっぱりもっと住民さんにきっちり説明してあげたら協力していただけるんじゃないかと。またちっちゃいキャラメルのね、紙なんかでも、もっと大きい箱か何かに入れて出せばいいわけでしょう。ですので、協力するっていう方たくさんいらっしゃいますので、この推進制度をもっともっと活用してごみを減らしていくということでしていただきたいと思って質問させていただいておりますので、よろしくお願いします。  また、ダイオキシン対策につきましては、本当にこれは大変な問題でございまして、先ほど町長の答弁の中にもありましたように、環境省の土壌の実証調査にしましても、9,000トンの中の国がやるっていうのは2.5トンですよね。たったの2.5トンです。あと90何パーセント、ほぼ100%に近いです。これについては両町でしなければならない今の仕組みです。例えば100トン規模を何回かしたとしても90%は施設組合の負担になってくるわけですよね。また、このドラム缶についても今もう国の方が補助金出すっていう約束は何もないわけですよね。これ、両町でしなければならない、施設組合でしなければならないっていう、こういうところにきていながら、今でもそういうふうなことを言われるのかということで、本当にちょっと怒ってます。例えばさっきの町長の答弁の中で、予算を取ったとしても執行できなければ困るって、そんな悠長なことを言ってるときじゃないんじゃないかと。また、もう一方では、できるだけ早くめどをつけたいと。予算を取ることを必死でやってね、予算を取れたらすればいいわけですよ、もう必死で。きちっと場所を探してきてね、ここがいいっていうことになれば、議会も賛成しますしね、議員も動くし、住民さんにもしっかり理解を得て説明をして、時間をかけずに何度も何度も説明して理解を得てやればいいわけでしょう。それをそんな悠長なこと言うてていいのかなというのが私の感想です。今の答弁聞いておりましたら、15年度の国への予算要望については行かないいうことなんですよね。もうそれをそういうふうに聞きましたので、きちっと場所が決まり、方法が決まり、きちっとしなかったら、当分予算はつけなくてもいいということなんですね。その点についてもう一度答弁をお願いします。  介護保険についてでございます。介護保険につきましては福祉タクシーの事業について質問させていただいております。専門委員会での検討ということでございますが、前向きに取り組んでいただきたいと思いますので、要望としておきます。よろしくお願いいたします。  また、保険料につきましても、これは本当そのとおりで、サービスが充実されないのに保険料だけ高く取るっていうことはなかなか大変なことだと思います。その中で一応人が増えてきてると、介護を受けたい人が増えてきてるから保険料は10%以上の伸びになると言われておりますけれども、それを上回る一応保険料の伸びであるというような答弁いただきました。であるならば、サービス……。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  ダイオキシンと汚染土壌の費用の件でございますが、先日環境省に行ってまいりまして、副大臣が非常に長くお話していただきました。そういう中で、国もだんだん財政難になってきてるから非常に厳しくなってるというお話もございました。ですから正直言いましてですね、非常に難しい状況ではあると思っております。しかしながらですね、やはりそういう場所を決めていって、そして、いわゆるいろいろとコネを使ってですね、予算要求していきたいと思っております。ただ、今、今回15年度に向けては、汚染土壌の15年に向けての予算措置、またそういうダイオキシンに対する予算措置はお願いは文書の中には入れてですね、お願いはしてきております。しかしながら、まず、施設組合としては土壌を先にやりたいという思いでいっぱいでございますので、そちらの方にどうしても力が入るというのが現状でございます。今後はこのドラム缶についても、今、非常に塩谷議員から心強いお言葉がありましたので、場所を選定していく中で皆様のご理解を得られてご協力をいただけるんではないかと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤野裕次郎君)  以上で、町政会代表・塩谷宣子議員の一般質問を終わります。  次に、豊新クラブ代表・湯浅光雄議員を指名いたします。 ○5番(湯浅光雄君)  豊新クラブの湯浅でございます。豊新クラブを代表いたしまして一般質問させていただきます。  本日、5人目の一般質問になりますので、事前に通告しておりました一般質問の内容と今迄皆さんが質問されてこられた内容とかなり重複するところがございまして、またかというふうな質問になるかと思いますが、私なりに再確認する意味で、同じような内容になりますが質問させていただきます。  まず、行政改革について質問させていただきます。  財政再建が急務とされる中、国におきましては経済不況が進行し、非常に困難な状況にあるにもかかわらず、財政歳出の改革縮減が進められております。地方自治体におきましても長引く不況、少子高齢化などの社会情勢のもとで、簡素で効率的な地方行政体制の確立が求められております。こうした情勢の中、地方自治体の行政改革に対する住民の関心も着実に高まりを見せております。少し前の資料になりますが、1997年に自治省が行いました地方行政改革に関する住民意識調査では、地方行政改革の必要性について、大いに推進すべき、推進すべきという回答が8割以上を占めていることが示されました。地方自治体に望むことは、公費の支出をもっとチェックしてほしい、無駄な仕事をどんどんやめてほしい、申請手続の簡素化を進めてほしい等が示されておりました。また、自治体の役割と権限の強化に向けて検討を行っておりました地方分権推進委員会の勧告でも、地方公共団体の行政改革を徹底的に進めるべきとしております。勧告では、行政改革を具体的かつ計画的に推進するため、各年度の具体的な改革措置を盛り込んだ年度行政実施計画を策定し、公表することが求められております。この実施計画は、できる限り目標を数値化し、進捗状況を住民にとってわかりやすいものとするべきとされております。しかしながら、豊能町におきましては14年度当初において、行政診断に係る業務外注委託費が議会で否決されました。これは豊能町の行政改革の推進にとって非常に残念であったと私は考えております。しかし、町におかれましては、外注委託費が否決されたとしても、行政改革は当然進めるべきことであり、そのために行政診断も町職員自らの手で着実に実施していくと答弁されていたように記憶いたしております。  現時点での行政診断の進捗状況並びに行政改革の現状をお聞かせいただくようお願い申し上げます。  また、行政改革を確実に成功させるためには行政の、すなわち日下町長のリーダーシップが必要不可欠であると考えます。町長のお考え、決意をお示しください。  次に、町財政についてお伺いいたします。  少子高齢化が加速する現在、国としての経済情勢の好転や豊能町としての人口対策がある程度の効果を上げたとしても、中長期的に豊能町の自主財源である町税の減収は続くと考えられます。また、地方交付税の見直しも国の財政難に伴い本格化しております。本町の今後の税収見通しについてお聞かせください。  また、現在の残高が50億円を超える各種地方債についてお伺いいたします。  豊能町におきましては、ユーベルホール、シートス、豊悠プラザ、東地区の簡易水道事業など、大きな公共事業が実施されてまいりました。これに伴い、多額の地方債が発行され、50億円以上の残高となっているのが現状です。また今後、府営水道の導入やダイオキシン対策、1市3町のごみ処理場建設、葬祭場の建設等、大規模の公共工事が予想されます。これに伴い、当然多額の地方債が発行されるものと予想されます。将来の問題は別といたしまして、現在におけるこの多額の地方債残高について住民の間では、「近い将来、町財政が破綻するのでは」といった不安が広がっております。しかし、この地方債の償還につきましては、あらかじめ国から地方交付税によって負担が約束されているものも数多くあり、実際の町財政への影響が住民の方々に正しく伝わっていないのではと感じております。実際に豊能町の財源により負担するもの、また、地方交付税によって負担されるものと町財政への影響を、具体的な数字を含め現状をご説明ください。  次に、市町村合併についてお伺いいたします。  平成12年度に地方分権一括法が施行され、地方分権の確立に向け大きく改革が動き始めております。この改革は、地方自治体の自主性を高め、かつ自己責任、自己決定の原則の実現を地方自治体に求めたものであります。我々が属する町は、住民に最も身近な地方公共団体であり、住民福祉の向上や環境対策等地域社会の発展に果たすべき割合はますます増大していくものと思われます。このような社会的環境の中で、いかにして地方分権の波に乗り遅れないよう行動するか、これは自治体の住民に対する重大な責務であると考えております。このような目的から、地方自治体の体力強化、行政の効率化を目指して、昭和40年度に制定された合併特例法の一部改定が平成12年度になされ、合併特例債を柱とする財源措置が創設されました。しかし、この法律は、平成17年3月31日を期限とする時限立法です。豊能町におきましては、仮に合併を実現し、法律に基づく財政的な利益を得ようとすれば、住民投票の実施や合併協議会の設置等、多くの時間を要するものと考えられます。合併に関する具体的な検討を早急に進める必要があると考えます。  また、これには住民の理解が必要不可欠です。現時点では住民に対する説明は若干不足しているように考えております。住民に対し、合併の枠組みやメリット・デメリットを早急に説明していく必要があるのではないかと考えております。合併問題について現状をお聞かせください。  また、住民に対する説明について、午前中のご回答の中で、豊能町の広報等で何回かやられている旨のご回答がございましたが、具体的なプランがあれば再度お示しいただくようお願い申し上げます。  これで1回目の質問を終わります。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  それでは、湯浅議員の質問にお答えしたいと思います。  行政改革に対する町長の強いリーダーシップを聞かせてほしいということでございますが、これは非常に行政改革と住民サービスというと非常に厳しい状況がございます。確かにですね、無駄なものは省いていかなければいけませんけれども、あまりですね、省きすぎても、またこれ住民サービスに影響するということでございまして、午前中からのお答えの中では、職員の勧奨制度、退職制度というのを今年から取り入れました。それについてはゼロというわけではございませんで、それに応募された方もございます。  次に、委託できるものは直営でやったらいくらかかるか、委託でやればいくらかかるかということで、委託に切りかえられるものは委託していきたいと、このように思っております。  それとですね、今、非常勤の方が70歳定年ですので、これはもうちょっと引き下げていきたい。そういう個人給付的なものも見直していきたいと、このように思っております。  現在、町報の配布を、これは委託がいいか個人がいいかいうことを考えながら、現在、町報の配布をですね、業者委託しておりますが、試しにですね、今、希望ケ丘だけ配ってあげてもいいという人にお願いをして、業者よりも安く配ってもらってるというのがございます。こういうのを全町に広げていければなと、このように考えております。  今迄豊能町は御存知のようにどんどん開発が行われて、そして人口が増え、そして税収が増えてですね、いろいろとライフラインの充実や、また、施設の充実が行われてきましたけれども、平成7年をピークに人口は少しずつ減ってきておりますし、平成9年をピークに税収入が減ってきておる。そういう中でですね、非常にいわゆる住民の喜ぶ施設は今迄いっぱいつくられてきましたけれども、住民が嫌がる施設というのが何一つできておりません。パッカー車の置き場にしろ、火葬場にしろ、ごみの焼却場にしろ、ましてダイオキシンの問題にしろ、これ1つするだけでも、ごみ焼却場をするだけでも大阪のある市は20年かかったというふうに、非常に1つするにも大変なエネルギーとお金がかかる事業がすべて残されていると。こういう中でですね、やはり最初に申し上げましたように、住民の皆様にもですね、何でも要望があったら今迄はしてきた。しかし、これからはやはりできるものとできないものをはっきり精査していかなければいけない。必要なものはやっていくけれども、欲しいものについては少しだめとも言っていかなければいけないと。そして、住民の嫌がるものを精力的につくっていかなければいけない。非常に厳しい状況になってきておるというのもたしかでございます。そういう中でですね、できるだけ今、申しましたようなことも踏まえながら行政改革をしていきたいと、このように考えております。そういう中でですね、議会でいろいろご要望がありましても、そのご要望にお答えできない部分もこれから出てこようかと思いますが、知恵等を働かしながら、できるだけ簡素で効率的な行財政を目指してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  稲葉総務部長。 ○総務部長(稲葉恵瀧君)  まず、1点目、行政改革の中で目標をできる限り数値化すべきであるというご質問がございました。先ほども町長が申されましたように、当初、第三者機関によります本町の行政診断を行いまして、その行政運営についての問題点等を洗い出して改善策を見出していこうと、こういうふうに考えておりましたけれども、その業務委託費が否決されましたので、先ほど議員、行政診断の進捗状況というように申されておりましたですけれども、こういう理由によりまして、現在のところ行政診断は行っていないというような状況でございます。しかしながら、行政改革は進めていかなければならないということから、今後、行政改革を強力に推し進めていくために、平成14年の2月策定いたしましたその見直し案につきまして、さらに検討を加えて事務事業の整理、合理化、それから人的制度の見直しについては、その影響額として評価できるように見直しを行いまして、その上で各課に対してヒアリングを行ったということでございます。今後につきましては、今年の10月末から11月初旬にかけまして取りまとめを行いまして実施計画としてまとめていきたいというふうに考えているところでございます。  それから、町財政関係でございまして、町財政の中で税収の見通しはどうなのかということでございます。町税につきましては、平成9年度の決算状況を見ますと、34億6,400万円ございました。これをピークといたしまして、年々減少しているのが現状でございます。平成13年度決算では、29億7,100万円となりまして、さらに今年度の当初予算では、27億8,600万円程度の見込みをしているということでございまして、今後とも景気の低迷、あるいは高齢化の進展によりまして、個人所得の伸びは見込めないのではないかというふうに考えているところでございます。状況といたしましてはそういう状況でございます。  それから町債、地方債は50億円を超える借金があるということでございますが、この件につきましては地方債を借りるときには従来より交付税算入されているといったようなもの、有利なものを極力活用していくという方針でおります。そういう方針に基づきまして地方債を起こしているというのが現状でございまして、その結果、具体的な数値をもってということでございますけれども、その結果、例えば平成13年度について言うなれば、公債費は7億9,500万円、元金と利子ですが、合わせて7億9,500万円でした。そのうち交付税に算入されたものは4億7,092万円、そのほかには大阪府の補助金1,648万円等もございまして、合わせて4億8,740万円、これは償還額の約60%の財政支援を受けていると。地方交付税あるいは大阪府補助金、合わせて約60%程度の財政支援を受けているといったような状況でございまして、これによりまして、午前中にも町長申し上げましたけれども、平成13年度の起債制限比率におきましても6%と、大阪府下の市町村平均10.2%でございますが、それを大きく下回っているというのが現状でございます。  そのご質問の中で、交付税に算入されているものもあるので、その辺のところを住民に正しくやはり知らせるべきではないかというご意見等もございました。確かにそのように私どもも考えておりまして、今後につきましては、財政状況を公表する際には、このような起債についてこういうことですよという説明は加えていきたいというふうには考えております。  それから合併問題でございますが、住民に対する説明はどうなのかということでございますが、当然、住民に対するその説明、あるいは住民の方々に合併について正しく理解していただくということは重要なことやと、こういうふうに思っております。そういうことから、午前中にも申し上げましたように、町報とよのに7月から連続でシリーズで合併についての情報を提供させていただいております。今後につきましては、ホームページ等も充実されますと、その中にもホームページの中に合併についての情報を提供できるようなものも組み込んでいきたいというふうには考えているところでございます。  それから、正しく住民の方々に合併について知っていただくということも大事でございますので、シンポジウムあるいは講演会等も今後開催していく計画でおります。住民の周知につきましてはこういう形で進めていきたいというふうに考えております。  それから、町自身の取り組み状況はどうなのかということでございますが、これも午前中の説明と一緒になりますが、町といたしましては合併を前提とした組織ではないんではございませんけれども、広域連携のあり方について協議するための組織として豊能地区市長町長連絡会議があるというご説明もさせていただきました。その中で今現在取り組んでおりますのは、豊能町地域及び周辺市町の行政水準に関する調査、それから豊能広域消防組織設立の可能性についてといったような項目について取り組みを進めているということと、それからもう1つは、去年の11月に立ち上げられました北摂広域連携行政研究会の中では、広域連携の形態の分析とか、それから現状の広域連携の把握、それと行財政運営の現状分析、合併パターンなどにつきまして検討をしているというような状況でございます。  以上でございます。 ○議長(藤野裕次郎君)  2回目の質問、湯浅光雄議員。 ○5番(湯浅光雄君)  自席から2回目の質問をさせていただきます。  まず、行政改革についてでございますが、着実に行政改革といいますか、行政のスリム化に向かっていろいろ実行されていることを確認いたしました。ただですね、行政診断そのものが否決されたと、外注委託費が否決されたということで今現在行っておらないと。ある程度、現在の行政改革が軌道に乗った時点といいますか、乗りそうな時点でですね、再度外部による行政診断を計画されるご予定はございますか。ご質問いたします。  次に、合併についてでございますが、合併について国から示されておりますメリットといいますか、特に大きなメリットが財政的な支援だと思います。ただ、その中で、私も試算させていただきましたが、合併特例債がですね、例えば今現在考えておりますAプランでいきますと、約600億近い合併特例債が発行できるというふうになっておりましたが、ただ、その中の70%が財政支援が受けられると。残りの30%に関しては当然自主財源で償還していかなければいけない。そうなりますと、確かに合併することによって一時的な財政のメリットはあるとは考えられますが、長期的に考えた場合、反対のマイナスになる可能性もあるんではないか、そのあたりのお考えを、合併についてはいろいろ問題点はあると思いますし、メリットもあると思いますが、特に財政の面につきましてどのようにお考えかお示しください。  次に、財政につきまして、豊能町財政は決して安心できる状況ではないと考えております。今後、予想される大規模事業等、十分必要性を検討し、豊能町の将来を見据えた財政運営を行っていかれるよう要望いたしまして、この件はご回答は結構です。  以上で2回目の質問を終わらせていただきます。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  日下町長。 ○町長(日下纓子君)  1点、行政診断を再度提案される予定はあるかということでございますが、一度提案いたしましてだめになったものは提案するという方向では考えておりませんので、提案はいたしません。  合併については、また担当よりご説明いたします。 ○議長(藤野裕次郎君)  稲葉総務部長。 ○総務部長(稲葉恵瀧君)  ただいま合併に際しての合併特例事業の中で財政支援が受けられるということでございまして、確かに議員おっしゃるように、合併全事業として広域的に行う施設の整備事業等については充当率90%、交付税算入率50%、合併後につきましては、病院の統合整備とか、あるいは合併に伴い特に必要となる地方公営企業に係る事業を追加したというようなこともございまして、充当率95%、交付税算入70%といったような援助が、支援があるというのは認識しているところでございます。  その中で起債を借りればまた借金増えるやないかということでございますが、確かに起債額は全体として増えるかもわかりませんが、それ以上にやはりそのメリットというものはございます。例えば行政サービスの向上が図られるとか、あるいは広域的視点からのまちづくりと施策の展開が図られるとか、あるいは行財政基盤の充実強化が図られて効率のよい財政運営ができるとか、そういったメリットもございます。やはり当然その借金が増えるということよりも、まず合併について、やはりより住民の方々が利便性の高い、あるいは行政水準の高いサービスを受けられるといったものが必要ではないかと。そのために合併を進めていくという国の基本指針もございますんで、それに基づいて実施をしていくというようなことでございます。財政負担があるやないかというご答弁にはならなかったかもわかりませんが、私はそのために住民の方々の利便性の向上、サービスの向上のためならばですね、ある程度の財政負担は必要ではないかなと、こういうふうにも思っておりまして、住民の将来の幸せのためにはやっぱり必要ではないかというふうには思っているところでございます。 ○議長(藤野裕次郎君)  3回目、湯浅光雄議員。 ○5番(湯浅光雄君)  3回目の質問をさせていただきます。  1点だけ、今の合併問題についてだけちょっとお伺いいたします。  今、ご答弁いただきました行政サービスの向上ということでございますが、大阪府市町村合併推進要綱の中で示されております行政サービスの向上というのがここに書いておるんですが、利用が制限されていた他の市町村の公共施設が利用しやすくなる。2点目が、生活実態に即した小学校区が設定しやすくなる等がですね、書いておられます。果たしてこれが当豊能町についてどの程度適合できるのか。豊能町としての実際のメリットはどの点にあるのかということがですね、今の答弁の中で若干見えにくかったように考えておりますので、再度もし何かそのあたり、豊能町について特にそのメリットというところがお示しいただけるのであれば、再度ご回答いただけたらありがたいというふうに思います。  以上です。 ○議長(藤野裕次郎君)  答弁を求めます。  稲葉総務部長。 ○総務部長(稲葉恵瀧君)  本町にとって何がメリットがあるのかということでございますが、やはり本町にとりまして一番メリットはあるというふうに考えられるのは、少子高齢化が進む中ですね、どんどんと人口が減少しているといったような状況もございます。それから、今後高齢化が進む中では、やはり保健福祉ニーズが今後ますます増えてくる。そのニーズを円滑に提供できるような人材の確保、あるいはその専門性が求められてくるということ。あるいは税収の減少等々、多くの課題を抱えております。このような小さな自治体であります本町にとりましてですね、独自でこれらの課題を克服していくというのは大変難しい面もございます。合併によってこれらの道が開けてくるというふうに考えております。本町にとりましても大きなメリットがあるのではないかというふうに考えているところでございます。 ○議長(藤野裕次郎君)  関連質問ございますか。     (「なし」の声あり) ○議長(藤野裕次郎君)  以上をもちまして、豊新クラブ代表・湯浅光雄議員の一般質問を終わります。  以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。  次回は、9月12日午前10時より会議を開きます。  どうもご苦労さまでした。     散会 午後 4時17分 本日の会議に付された事件は次のとおりである。 一般質問
      以上、会議の次第を記し、これを証するためここに署名する。 平成  年  月  日署名   豊能町議会 議 長   署名議員  17番     同   18番...