四條畷市議会 2017-09-01
09月01日-01号
平成29年 9月 定例議会 四條畷市議会9月
定例議会会議録◯平成29年9月1日
四條畷市役所議場において開催する。◯出席議員次のとおり 1番議員 長畑浩則 2番議員(副議長) 藤本美佐子 3番議員 島 弘一 4番議員 森本 勉 5番議員 大矢克巳 6番議員 吉田裕彦 7番議員(議長) 曽田平治 8番議員 瓜生照代 9番議員 小原達朗 10番議員 岸田敦子 11番議員 渡辺 裕 12番議員
大川泰生◯欠席議員次のとおり なし◯地方自治法第121条の規定による出席者次のとおり 市長 東 修平 教育長 森田政己 理事(教育環境整備・田原活性化) 開 康成 政策企画部長 坂田慶一 総務部長 西尾佳岐 市民生活部長 山本良弘 都市整備部長 二神和則 健康福祉部長 健康福祉部健康・保険担当部長 兼福祉事務所長 兼
保健センター所長 松川順生 兼子ども室長 森田 一 田原支所長 教育部長 兼課長 笹田耕司 兼
教育環境整備室長 西口文敏 調整監 藤岡靖幸 会計管理者兼会計課長 大塚幸秀
市民生活部産業観光課長 公平委員会事務職員 兼
消費生活センター長 併監査委員事務局長 併農業委員会事務局長 西岡 充
併選挙管理委員会事務局長 併固定資産評価審査委員会書記 上嶋卓視 (その他
関係職員)◯議会事務局出席者次のとおり 事務局長兼課長 石田健一 課長代理 戸高志津代 主任
藤岡良理子◯議事日程次のとおり 日程第1
会議録署名議員の指名 日程第2 議会期間決定の件 日程第3 報告第4号 現金出納検査結果報告について(平成29年4月分から同年6月分まで) 日程第4 認定第1号 平成28年度四條畷市
一般会計歳入歳出決算の認定について 日程第5 認定第2号 平成28年度四條畷市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第6 認定第3号 平成28年度四條畷市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第7 認定第4号 平成28年度四條畷市
土地取得特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第8 認定第5号 平成28年度四條畷市
水道事業会計決算の認定について 日程第9 認定第6号 平成28年度四條畷市
下水道事業会計決算の認定について 日程第10 報告第5号 平成28年度決算に基づく
健全化判断比率の報告について 日程第11 報告第6号 平成28年度決算に基づく資金不足比率の報告について 日程第12 議案第13号 四條畷市身体障害者及び知的障害者の医療費の助成に関する条例等の一部を改正する等の条例の制定について 日程第13 議案第14号 一般職の任期付職員の採用に関する条例の一部を改正する条例の制定について 日程第14 議案第15号 四條畷市税条例の一部を改正する条例の制定について 日程第15 議案第16号 字の区域の変更及び町の区域の新設について 日程第16 議案第17号 四條畷市交野市
清掃施設組合規約の変更に関する協議について 日程第17 議案第18号 平成29年度四條畷市
一般会計補正予算(第3号) 日程第18 議案第19号 平成29年度四條畷市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 日程第19 議案第20号 平成29年度四條畷市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 日程第20 同意第19号
教育委員会委員の任命について 日程第21 同意第20号 副市長の選任について◯本日の議事次第記録者次のとおり 課長代理 戸高志津代
○
曽田平治議長 おはようございます。本日は全員のご出席をいただいております。それでは平成29年9月定例議会を開会いたします。時に午前10時00分
○
曽田平治議長 開会に当たりまして市長からご挨拶を受けることといたします。市長どうぞ。
◎東修平市長 挨拶
○
曽田平治議長 それでは本日の会議を開きます。時に午前10時01分
○
曽田平治議長 日程に入ります前に諸般の報告を行います。 8月3日付で
公益社団法人四條畷市
シルバー人材センター理事長藤井清司氏からニッポン一億総活躍プランを地域社会で実践する
シルバー人材センターの決意と支援の要望書が、8月10日付で
全国森林環境税創設促進議員連盟会長板垣一徳氏から
全国森林環境税の創設に関する意見書採択に関する意見書に関する陳情書が、それぞれ机上に配付いたしておりますとおり提出され受理いたしておりますので、ご報告いたします。 以上で諸般の報告を終わらせていただきます。
○
曽田平治議長 これより日程に入ります。それでは、日程第1
会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名者に8番 瓜生照代議員及び10番 岸田敦子議員の両議員を指名いたしますので、よろしくお願いいたします。
○
曽田平治議長 次に、日程第2議会期間決定の件を議題といたします。本9月定例議会の議会期間は本日から来る9月15日までといたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
曽田平治議長 ご異議なしと認めます。よって本9月定例議会の議会期間は本日から来る9月15日までとすることに決しました。
○
曽田平治議長 次に、日程第3報告第4
号現金出納検査結果報告についてを議題といたします。本報告につきましては、お手元の報告書のとおりいずれも過誤のないことを確認したご報告をいただいておりますので、現金出納検査結果報告については以上で終わらせていただきます。
○
曽田平治議長 次に、日程第4認定第1号平成28年度四條畷市
一般会計歳入歳出決算の認定について、日程第5認定第2号平成28年度四條畷市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第6認定第3号平成28年度四條畷市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第7認定第4号平成28年度四條畷市
土地取得特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第8認定第5号平成28年度四條畷市
水道事業会計決算の認定について及び日程第9認定第6号平成28年度四條畷市
下水道事業会計決算の認定についての6件を一括上程し議題といたします。それぞれの朗読は省略いたします。直ちに内容の説明を順次求めることにいたします。総務部長。
◎
西尾佳岐総務部長 ただいま議題となりました認定第1号平成28年度四條畷市
一般会計歳入歳出決算の認定についてから認定第5号平成28年度四條畷市
水道事業会計決算の認定についてまでの内容につきまして、主要な施策の実績報告及び
企業会計決算書に基づき内容のご説明を申し上げます。 それでは、お手元の主要な施策の実績報告をご用意願います。主要な施策の実績報告の表紙から2枚おめくりいただきたいと存じます。 平成28年度決算を議会の認定に付するに当たりまして、地方自治法第233条第5項の規定に基づき主要な施策の成果及び地方自治法第241条第5項の規定に基づき定額の資金を運用する基金の運用状況につきまして、本実績報告書をもってご提出させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。 まず初めに、各会計における実質収支の状況におきましてご説明いたしますので、主要な施策の実績報告22ページをごらんいただきたいと存じます。 一般会計の歳入合計は201億7627万円、歳出合計は197億3473万6000円で、
歳入歳出差引額は4億4153万4000円となり、翌年度へ繰り越すべき財源124万1000円を差し引いた実質収支は4億4029万3000円の黒字となりましたが、単年度収支は6929万4000円の赤字となりました。
国民健康保険特別会計の歳入合計は78億9263万5000円、歳出合計は76億3478万9000円で、
歳入歳出差引額、実質収支ともに2億5784万6000円の黒字、単年度収支も2億5081万4000円の黒字となりました。
後期高齢者医療特別会計の歳入合計は6億4262万8000円、歳出合計は6億3478万1000円で、
歳入歳出差引額、実質収支ともに784万7000円の黒字、単年度収支も418万2000円の黒字となりました。
土地取得特別会計は歳入歳出合計とも5680万4000円で、
歳入歳出差引額、実質収支、単年度収支の全てにおきまして0円となりました。 続きまして、
一般会計決算見込みの歳入の状況につきましてご説明いたしますので、4ページ、5ページをごらんいただきたいと存じます。 区分1の市税は68億790万3000円で、前年度に比べ3.4%、2億2482万7000円の増となりました。これは、
たばこ売り渡し本数の減少によりたばこ税が減収となったものの、大規模商業施設の建設とこの開業に伴い法人税や固定資産税が増収となったなどによるものでございます。市税の徴収率は、現年課税分は前年度に比べ0.1ポイント上昇の99.0%、滞納処分も前年度に比べ2.8ポイント上昇の33.8%となり、全体でも前年度に比べ0.8ポイント上昇の96.5%となりました。 区分10の地方交付税は37億1383万8000円で、前年度に比べ6.5%、2億5805万9000円の減となりました。このうち普通交付税は33億5536万8000円で、前年度に比べ6.9%、2億4798万6000円の減となりました。また特別交付税は3億5847万円で、前年度に比べ2.7%、1007万3000円の減となりました。 区分12の分担金及び負担金は2億5466万5000円で、前年度に比べ6.4%、1533万9000円の増となりました。これは、
児童発達支援センターの入所定員数を20人から30人に変更したことにより当該施設に対する通所負担金が増収となったことなどによるものでございます。 区分18の寄附金は182万7000円で、前年度に比べ96.5%、4997万2000円の減となりました。これは、前年度の四條畷市総合公園内における
人工芝運動場整備事業に対する大阪府サッカー協会からの寄附が皆減となったことによるものでございます。 区分22の市債は18億8780万円で、前年度に比べ6.0%、1億2000万円の減となりました。これは、
中学校施設整備事業費が皆増となったことなどから、教育債は増加したものの
児童発達支援センター等新築工事費の減により民生債が減少したことによるものでございます。 続きまして、歳出の状況につきまして、性質別経費の主な項目をご説明いたしますので、8ページ、9ページをごらんいただきたいと存じます。 区分1の人件費は27億3336万4000円で、前年度に比べ2.9%、8104万9000円の減となりました。これは、定年退職者数の減に伴い退職手当が前年度に比べ46.9%、8518万5000円減少したことなどによるものでございます。なお、一般会計における定年退職者数は前年度に比べ5人減の3人となりました。 区分4の扶助費は58億661万5000円で、前年度に比べ4.5%、2億5051万4000円の増となりました。これは、利用者数の増により障がい
者自立支援介護給付費や障がい児支援給付費などが増加したことに加え、民間保育園等の認定こども園への移行に伴い施設型給付費が増加したことなどによるものでございます。 区分5の補助費等は25億2346万2000円で、前年度に比べ4.4%、1億1658万8000円の減となりました。これは、前年度に実施した
消費喚起プレミア商品券発行に係る経費が皆減となったことなどによるものでございます。 区分6の公債費は26億5191万7000円で、前年度に比べ4.5%、1億1395万6000円の増となりました。これは、借換債の要因を除いた実質ベースでは前年度に比べ1億6324万4000円の減となったものの、過去に発行した市債の借りかえを行う借換債が前年度に比べ2億7720万円増加したことによるものでございます。なお、今後の公債費負担の軽減を図るため大阪府貸付金を7936万5000円繰上償還いたしました。 区分9の繰出金は19億3371万4000円で、前年度に比べ0.4%、870万3000円の減となりました。これは、
国民健康保険特別会計繰出金及びくすのき
広域連合負担金が微減となったことによるものでございます。 区分11の建設事業費は9億9389万8000円で、前年度に比べ25.1%、3億3274万円の減となりました。これは、
市民総合体育館空調改良工事などが皆増となったものの、
児童発達支援センター新築工事や
市役所本庁舎耐震補強等工事が皆減となったことなどによるものでございます。 続きまして、歳出の目的別の主な実施事業につきましてご説明いたしますので、10ページ、11ページをごらんいただきたいと存じます。 議会費の支出済額は1億9404万2000円となり、老朽化が進んでいた議場の音響設備を更新したほか、市政への反映を目的に先進市への行政視察などが行われました。 総務費の支出済額は21億2286万9000円となり、
情報セキュリティーポリシーの改訂、社会保障・税番号制度の開始に向けた
庁内ネットワークの再構築、
公共施設等総合管理計画の策定、固定資産台帳の整備、小学校1校区当たり7台の防犯カメラを通学路に設置などを行いました。 民生費の支出済額は90億618万1000円となり、
福祉コミュニティセンター空調機器の更新、
公立認定こども園の開園に向けた
乳幼児教育保育アクションプランの策定やあおぞ
ら幼稚園園舎側における給食調理室の整備、
地域子育て支援拠点の充実を図るため、つどいの広場おかやまの開設などを行いました。 衛生費の支出済額は14億6527万9000円となり、各種予防接種及びがん検診の実施、
空き家等実態調査の実施、
市立環境センター大規模改修工事などを行いました。 農林水産業費の支出済額は7062万円となり、
学校給食センター内に国の交付金を活用した
高床式砂栽培設備の設置、
ため池ハザードマップの作成などを行いました。 商工費の支出済額は3845万円となり、消費者相談の実施、
地域ブランド品開発調査、
産業振興ビジョン改訂に向けた推進協議会及び特別委員会の開催などを行いました。 土木費の支出済額は16億4984万4000円となり、
市道忍ヶ丘砂線自転車道整備工事などの
一般道路改良工事、
市道坪井南下線歩道舗装工事などの
交通安全施設整備工事、
都市計画道路雁屋畑線整備工事、
都市計画マスタープランの改訂、四條畷市総合公園における多目的広場及び駐車場の整備などを行いました。 消防費の支出済額は6億7336万9000円となり、
地区防災マップを作成した自治会に対する補助金の交付、総合防災訓練の実施、防災講演会の開催などを行いました。 教育費の支出済額は18億4484万7000円となり、第2期四條畷市
児童生徒学力向上3カ年計画に基づく特色ある教育実践の実施、
DVD教材DREAMを活用して全小学校の全学年で英語学習を実践、
教育環境整備計画に基づく四條畷中学校及び
四條畷西中学校整備工事、
市民総合体育館空調設備の総入れかえ工事、
飯盛城跡国指定史跡へ向けた調査研究などを行いました。 続きまして、地方債現在高の状況につきましてご説明いたしますので、16ページ、17ページをごらんいただきたいと存じます。 下から2行目、左から3列目の一般会計における平成28年度の発行額は18億8780万円となり、すぐ右隣の列24億7077万円の元金償還を行った結果、平成28年度末現在高は、右から3列目の154億4389万2000円となり、前年度に比べ3.6%、5億8297万円の減となり、一番下の行、
土地取得特別会計で借り入れを行った
公共用地先行取得等事業債は、平成28年度での発行はございませんでしたが、4440万円の元金償還を行った結果、平成28年度末現在高は5億8550万円となり、前年度に比べ7.0%、4440万円の減となりました。 続きまして、主な財政指標につきましてご説明いたしますので、96ページをごらんいただきたいと存じます。 決算の推移の表、平成28年度の下から4行目の財政力指数は0.631となり、前年度に比べ0.027ポイント改善、すぐ下の行の経常収支比率は93.5%となり、前年度に比べ1.5%悪化いたしました。 経常収支比率が悪化した原因は、普通建設事業の抑制効果による公債費の減少などから
経常経費充当一般財源は減少したものの、
普通地方交付税や
地方消費税交付金の減収などの影響により経常一般財源がそれ以上に減少したためでございます。 続きまして、
国民健康保険特別会計につきましてご説明いたしますので、18ページ、19ページにお戻りいただきたいと存じます。 18ページの歳入の1行目の
国民健康保険料の収入済額は12億7374万8000円で、前年度に比べ2.3%、3000万9000円の減となりました。これは、
保険加入世帯数と被保険者数がともに減少したことによるものでございます。 4行目の国庫支出金は17億969万円で、前年度に比べ1.2%、1975万9000円の増となりました。これは、前年度より保険給付費が増加すると見込んだ数値をもって概算交付を受けたことによるものですが、決算額は被保険者数の減少の影響もあり、前年度から減少いたしました。 歳入合計といたしまして78億9263万5000円で、前年度に比べ0.04%、332万1000円の増となりました。 次に19ページをごらんください。 歳出の2行目の保険給付費の支出済額は46億7523万9000円で、前年度に比べ2.2%、1億461万4000円の減となりました。これは、人口の自然減や75歳への年齢到達に伴って被保険者数が減少したことに加え、薬価改定が影響したことなどによるものでございます。 3行目の
後期高齢者支援金等は8億694万2000円で、前年度に比べ6.6%、5739万8000円の減となりました。これは過年度分の支援金精算額が本
年度支援金支払予定額から相殺控除されたことによるものでございます。 歳出合計といたしましては76億3478万9000円で、前年度に比べ3.1%、2億4749万3000円の減となりました。 続きまして、
後期高齢者医療特別会計につきましてご説明いたしますので、20ページをごらんいただきたいと存じます。 歳入の1行目、
後期高齢者医療保険料の収入済額は5億396万5000円で、前年度に比べ8.8%、4063万9000円の増となりました。これは被保険者数が増加したことによるものでございます。 3行目の繰入金は1億3477万3000円で、前年度に比べ8.2%、1018万2000円の増となりました。繰入金は
保険料法定軽減分や人件費など事務費の財源としているものでございます。 歳入合計といたしましては6億4262万8000円で、前年度に比べ7.6%、4534万9000円の増となりました。 歳出の2行目の
後期高齢者医療広域連合納付金は6億1497万4000円で、前年度に比べ6.9%、3957万9000円の増となりました。この納付金は、大阪府
後期高齢者医療広域連合が行う医療給付などの経費に充当するため、本市が徴収した保険料などを支出するものでございます。 歳出合計といたしましては6億3478万1000円で、前年度に比べ6.9%、4116万7000円の増となりました。 続きまして、
土地取得特別会計につきましてご説明いたしますので、21ページをごらんいただきたいと存じます。 歳入の財産収入は516万円で前年度と同額、繰入額は5164万4000円で、前年度に比べ1.8%、93万8000円の減となりました。歳入合計といたしましては5680万4000円で、前年度に比べ1.8%、93万8000円の減となりました。歳出は公債費のみの5680万4000円で、合計も同額の5680万4000円となった結果、
歳入歳出差引額は0円となりました。 続きまして、定額の資金を運用するための基金の運用状況につきましてご説明いたしますので、実績報告の最終ページ、499ページをごらんいただきたいと存じます。
生活福祉資金貸付基金は2500万円を原資として、生活困難な世帯に対して生活資金等の貸し付けを行っております。平成28年度は新たに23件、93万円を貸し付けし、延べ245件、186万1000円の償還があったことにより、平成28年度末の貸付残高は1658万8300円、貸付基金残高については841万1700円となりました。 最後に、
水道事業会計決算の概要につきましてご説明申し上げますので、
企業会計決算書をご用意願います。 決算書の4ページ、5ページをごらんいただきたいと存じます。 決算報告書の収益的収入及び支出でございますが、上の表の収入の第1
款水道事業収益の決算額は13億6497万2907円で、下の表の支出の第1
款水道事業費用の決算額は12億1198万3770円でございます。この結果、消費税込みの決算で1億5298万9137円の黒字となりました。 次に6ページ、7ページをごらんください。 資本的収入及び支出でございますが、上の表の収入の第1款資本的収入の決算額は1億1779万円で、下の表の支出の第1款資本的支出の決算額は5億3641万9855円でございます。欄外の収入額が支出額に対し不足する額4億1862万9855円は、当年度分の消費税及び
地方消費税資本的収支調整額1372万5793円と過年度及び当年度分の
損益勘定留保資金4億490万4062円で補填をいたしております。 8ページ、9ページをごらんください。 消費税抜きの損益計算書でございますが、9ページの下から4行目の当年度の純利益は1億3898万3420円で、前年度
繰越利益剰余金1億1398万7058円を加えた当年度末の未
処分利益剰余金は2億5297万478円となりました。 12ページ、13ページをごらんください。 28年度末日現在のバランスシート、貸借対照表でございますが、13ページの資産の部の資産合計欄、固定資産と流動資産の合計は73億3262万1914円でございます。 次に14ページ、15ページをごらんください。 14ページの一番下、負債の部の負債合計欄、固定負債、流動負債及び繰延収益の合計は48億7330万9100円でございます。 15ページをごらんください。 下から2行目、資本の部の資本金と剰余金を加えた資本合計は24億5931万2814円で、これに負債を加えました負債資本合計は一番下の73億3262万1914円で、資産の合計と同額となります。 また、17ページ以降につきましては、決算の附属書類として事業概況や改良工事の概況等について添付いたしておりますので、ご参照いただきたいと存じます。 以上、まことに簡単ではございますが、認定第1号平成28年度四條畷市
一般会計歳入歳出決算の認定から認定第5号平成28年度四條畷市
水道事業会計決算の認定までの内容説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご認定いただきますようお願い申し上げます。
○
曽田平治議長 都市整備部長。
◎
二神和則都市整備部長 続きまして、認定第6号平成28年度四條畷市
下水道事業会計決算の内容についてご説明を申し上げます。 決算書の66ページ、67ページをお開きください。 決算報告書の収益的収入及び支出でございますが、上の表の収入の第1
款下水道事業収益の決算額は19億7187万3602円で、下の表の支出の第1
款下水道事業費用の決算額は18億2740万1052円でございます。この結果、消費税込みの決算では1億4447万2550円の黒字となりました。 68ページ、69ページをお開きください。 次に、資本的収入及び支出でございますが、上の表の収入の第1款資本的収入の決算額は11億7063万9420円で、下の表の支出の第1款資本的支出の決算額は18億4614万6738円でございます。欄外の収入額は支出額に対して不足する額6億7550万7318円は、当年度分の消費税及び
地方消費税資本的収支調整額1041万5969円と減債積立金5825万1903円、過年度及び当年度分
損益勘定留保資金5億6739万600円、当年度利益剰余金処分額3944万8846円で補填をいたしております。 70ページ、71ページをお開ください。 消費税抜き損益計算書でございますが、71ページの下から4行目の当年度純利益は1億3406万3318円で、使用した積立金を振かえしたその他未
処分利益剰余金変動額1億369万1944円を加えた当年度末の未
処分利益剰余金は2億3775万5262円となっております。 76ページ、77ページをお開きください。 平成28年度末日現在のバランスシート、貸借対照表でございますが、77ページの資産の部の資産合計欄、固定資産と流動資産の合計は303億8617万5070円でございます。 次に78ページの一番下、負債の部の負債合計欄、固定負債、流動負債及び繰延収益の合計は271億17万7700円でございます。 79ページをごらんください。 資本の部、上から1行目の資本金と下から3行目の剰余金を加えた下から2行目の資本合計は32億8599万7370円で、これに負債を加えました負債資本合計は一番下の303億8617万5070円で、資産の合計と同額となります。 また、81ページ以降につきましては、決算の附属書類として事業概況や建設工事の概況等について添付いたしておりますので、ご参照いただきますようによろしくお願いします。 以上、まことに簡単ではございますが、地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき監査委員の意見をつけて議会の認定をお願いする平成28年度
下水道事業会計決算の概要でございます。よろしくご審議の上、認定賜りますようよろしくお願いします。
○
曽田平治議長 内容の説明は終わりました。なお、監査委員から提出されております決算審査意見書の朗読は省略いたします。これら6件の質疑以降の議事運営は各案件ごとに行います。 それでは、まず認定第1号平成28年度四條畷市
一般会計歳入歳出決算の認定について質疑を行うことといたします。質疑のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
曽田平治議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。本件につきましては予算決算常任委員会に付託いたします。 なお、ここでお諮りいたします。本決算につきましては、非常に規模も大きく、内容も複雑多岐にわたっていることから、詳細かつ慎重に審査を行う上で本議会期間中に審査を終了することは極めて困難であると判断し、12月定例議会までの継続審査といたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
曽田平治議長 ご異議なしと認めます。よって本件につきましては予算決算常任委員会に付託の上、12月定例議会までの継続審査といたします。
○
曽田平治議長 次に、認定第2号平成28年度四條畷市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について質疑を行うことといたします。質疑のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
曽田平治議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。本件につきましては予算決算常任委員会に付託いたします。
○
曽田平治議長 次に、認定第3号平成28年度四條畷市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について質疑を行うことといたします。質疑のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
曽田平治議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 ここでお諮りいたします。本件につきましては常任委員会の付託は省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
曽田平治議長 ご異議なしと認めます。よって本件につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより自由討議を行います。発言のある方ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
曽田平治議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。 これより討論を行います。討論のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
曽田平治議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。認定第3号平成28年度四條畷市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定については、認定することにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
曽田平治議長 ご異議なしと認めます。よって本件は認定することに決しました。
○
曽田平治議長 次に、認定第4号平成28年度四條畷市
土地取得特別会計歳入歳出決算の認定について質疑を行うことといたします。質疑のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
曽田平治議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 ここでお諮りいたします。本件につきましては常任委員会の付託は省略いたしたいと存じますが、ご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
曽田平治議長 ご異議なしと認めます。よって本件につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより自由討議を行います。発言のある方ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
曽田平治議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。 これより討論を行います。討論のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
曽田平治議長 討論ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。認定第4号平成28年度四條畷市
土地取得特別会計歳入歳出決算の認定については、認定することにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
曽田平治議長 ご異議なしと認めます。よって本件は認定することに決しました。
○
曽田平治議長 次に、認定第5号平成28年度四條畷市
水道事業会計決算の認定について質疑を行うことといたします。 ここでお諮りいたします。本件についての質疑を行うに当たり、地方自治法第115条の2の規定により、参考人3名を招致したいと存じますが、これにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
曽田平治議長 ご異議なしと認めます。よって参考人3名を招致し、質疑することに決定いたしました。 それでは、参考人にご入場をお願いしますので、暫時休憩いたします。時に午前10時42分
○
曽田平治議長 休憩を閉じまして会議を再開いたします。時に午前10時43分
○
曽田平治議長 これより質疑を行います。参考人は大阪広域水道企業団事業管理部四條畷水道センター工務課長村田雅文さん、総務課主任専門員北田秀さん、そして総務課チーフ吉野雅直さんの3名でございます。お世話になります。 なお、参考人に申し上げます。参考人が議員の質疑に対し答弁しようとする場合は、挙手していただきまして、議長の許可を得てから答弁をお願いいたします。また、参考人は議員に対して質疑することはできませんので、ご承知おきください。また、参考人の答弁は案件の範囲を超えることがないよう十分ご注意のほどよろしくお願いいたします。 それでは質疑のある方どうぞ。小原議員。
◆9番(小原達朗議員) 水道企業団に移行しまして、今回の決算が最後という意味合いで今回参考人という形でご出席いただきましてありがとうございます。ちょっと何点かご質問させていただきたいと思うんですけども、これ以降、本議会の中ではなかなかちょっと質問とか水道の事情がどういう形になってるのか、なかなか聞けない部分もあると思いますので、そういった観点からちょっと質問させていただきたいと思うんですけども、まず、
企業会計決算書の報告の中で、2ページに配水管の整備事業ということで耐震化にも取り組んだというような内容が書いてあるんですけども、現在の配水管の耐震化率と企業団と統合した今後の整備見込みはどのようになっていくのか、なってるのか、そのあたりをちょっとお聞かせいただきたいと思います。
○
曽田平治議長 村田参考人。
◎村田雅文大阪広域水道企業団事業管理部四條畷水道センター工務課長 ただいまご質問いただきました耐震化率についてご報告させていただきます。 平成27年度につきまして、主要幹線200ミリ以上の耐震化率が28.5%でした。平成28年度の決算におきましては29.5%と約1%の更新をすることができました。また、今後の計画につきましては、統合案等でもお示ししましたとおりアセットマネジメントに基づいた特に施設整備の耐震化を中心に計画をしております。以上です。
○
曽田平治議長 小原議員。
◆9番(小原達朗議員) わかりました。まだまだこれからというような感じなんでしょうけども、水道企業団へ移行した後もこれはきっちりとやっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 もう一つ、その下に災害対策給水栓の件も実績として上げられておりました。28年度としては四條畷高校に災害対策給水栓を設置したというように報告されておりましたけども、この災害対策給水栓の今後の設置計画はどのようになってるんでしょうか、この点お願いいたします。
○
曽田平治議長 村田参考人。
◎村田雅文大阪広域水道企業団事業管理部四條畷水道センター工務課長 災害対策給水栓の整備状況についてお答えさせていただきます。 平成28年度、畷高に災害対策給水栓を設置させていただきまして、四條畷指定避難所14カ所中12カ所の整備が完了いたしました。今年度29年度につきましては、四條畷学園の設置を予定しております。来年度の30年度につきましては、最後、電通大に災害対策給水栓の設置を予定しておりまして、当初避難所14カ所に災害対策給水栓を設置するという計画どおり30年度をもちまして災害対策給水栓の設置につきましては完了いたしたいと考えております。
○
曽田平治議長 ほかに質疑のある方ございませんか。大川議員。
◆12番(大川泰生議員) 水道、28年度の決算についてはきょう最終的には9月6日の予算決算常任委員会に付託予定でありますので、せっかく参考人として北田元局長も来ておりますので、北田局長さんにひとつ最後の質問ということでお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 先ほどそれぞれ決算の内容については説明がありました。特に水道事業の関係では28年度も1億3000万余りの黒字ということになりまして、これはこれでいいと思うんですが、人口減少という状況の中で、これは改善をされていないということに現在恐らく進んだというように思います。今回黒字になった要因、恐らく私どもが考えるにはイオンの出店によって水がたくさん買っていただける、こういうことが大きな要因ではないかと思うんですが、その点については水道局長としていかがお考えなのか、ひとつお聞きしたいと思います。
○
曽田平治議長 北田参考人。
◎北田秀大阪広域水道企業団事業管理部四條畷水道センター総務課主任専門員 大川議員のご質問につきまして黒字の要因ということでおっしゃっていただきました。これにつきましては、イオンによるところが大きいということで私のほうも思っているところでございます。
○
曽田平治議長 大川議員。
◆12番(大川泰生議員) 細かい質疑については予定されている予算決算常任委員会で質問させていただきたいと思いますが、今後29年度から参考人の3人とも企業団のほうに移行されておりますので、ぜひ四條畷水道もこれまでと同じようなそういった形で取り組んでいただきたい、このことを最後に要望して質問を終わります。
○
曽田平治議長 ほかに質疑のある方ございませんか。岸田敦子議員。
◆10番(岸田敦子議員) せっかくですので、私からも1点だけ確認したいと思います。 細かいことはまた私も委員会で質問させていただきたいとは思いますけれども、この年度は企業団への移行に向けていろいろと準備されていた年度ですね。今、移行されてまだ半年はたってませんが、4カ月ぐらいですか、四、五カ月たってるという状況の中で、この移行準備に向けてた昨年度、スムーズに移行が進んだとお考えか、その準備期間中にやっぱり問題がなかったのかどうかという点、今、準備を進める上で昨年度ここが課題だったなというようなことがあって、今それが現状としてあらわれているということを感じておられる点があればお聞かせいただけたらなというふうに思います。
○
曽田平治議長 北田参考人。
◎北田秀大阪広域水道企業団事業管理部四條畷水道センター総務課主任専門員 ただいまの岸田議員のご質問でございます。 前年度までいろいろ努力させていただきながら統合ということになりました。実際入ってみて、企業団のルールといいますか、そういうことの中に一定沿っていかないかんというようなことで、それを準備させていただいているということでございます。細かな課題等というのはるるありますけれども、こういうのにつきましても順次進めて解決していってるということであると思います。
○
曽田平治議長 ほかに質疑のある方ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
曽田平治議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 それでは参考人ありがとうございました。参考人には退場していただきますので暫時休憩いたします。時に午前10時53分
○
曽田平治議長 休憩を閉じまして会議を再開いたします。時に午前10時54分
○
曽田平治議長 本件につきましては予算決算常任委員会に付託いたします。
○
曽田平治議長 次に、認定第6号平成28年度四條畷市
下水道事業会計決算の認定について質疑を行うことといたします。質疑のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
曽田平治議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。本件につきましては予算決算常任委員会に付託いたします。
○
曽田平治議長 次に、日程第10報告第5号平成28年度決算に基づく
健全化判断比率の報告について及び日程第11報告第6号平成28年度決算に基づく資金不足比率の報告についての2件を一括上程し、議題といたします。それぞれの朗読は省略いたします。直ちに2件の内容の説明を順次求めることといたします。総務部長。
◎
西尾佳岐総務部長 ただいま議題となりました報告第5号平成28年度決算に基づく
健全化判断比率の報告について及び報告第6号平成28年度決算に基づく資金不足比率の報告については、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定及び同法第22条第1項の規定により監査委員の意見をつけてご報告いたします。 まず初めに、報告第5号の
健全化判断比率につきましてご報告いたしますので、
健全化判断比率報告書をごらんいただきたいと存じます。
健全化判断比率のうち実質赤字比率及び連結実質赤字比率は、一般会計等の実質赤字額、全会計を対象とする連結実質赤字額がともに発生していないため、いずれもバー表示となっており、将来負担比率についても将来負担見込み額が充当可能財源を下回り当該比率は算定されないため、バー表示となっております。 実質公債費比率は、早期健全化基準25.0%に対し6.8%となっております。
健全化判断比率の4指標の全てにおいて、各指標の括弧内に記載しております早期健全化基準を満たしております。 続きまして、報告第6号の資金不足比率につきましてご報告いたしますので、資金不足比率報告書をごらんいただきたいと存じます。 資金不足比率は、水道事業会計、下水道事業会計ともに資金不足が生じていないため、いずれもバー表示となっております。なお、財政健全化基準はいずれの会計も20.0%でございます。 それでは、
健全化判断比率における算定の概要につきましてご説明いたしますので、恐れ入りますが、四條畷市監査委員からご提出いただいた平成28年度四條畷市決算審査意見書の96ページ、97ページをごらんいただきたいと存じます。
健全化判断比率計算書の1の実質赤字比率は、一般会計等の実質赤字額の標準財政規模に対する比率を示すもので、本市におきましては一般会計と
土地取得特別会計が算定の対象となっております。平成28年度における一般会計等の実質収支額は4億4029万3000円の黒字となったため、実質収支額の標準財政規模に対する比率として算定する実質赤字比率はマイナス3.88%となり、前年度に比べ0.57ポイント悪化いたしました。 次に、2の連結実質赤字比率は、全会計を対象とした実質赤字額、資金不足額の標準財政規模に対する比率を表すもので、本市におきましては一般会計、
土地取得特別会計、
国民健康保険特別会計、
後期高齢者医療特別会計、水道事業会計及び下水道事業会計が算定の対象となっております。平成28年度における連結実質収支額は15億3835万円の黒字となったため、連結実質収支額の標準財政規模に対する比率として算定する連結実質赤字比率はマイナス13.57%となり、前年度と比べ1.24ポイント改善いたしました。 次に97ページをごらんください。 3の実質公債費比率は、一般会計等が負担する元利償還金及び準元利償還金の標準財政規模に対する比率を3カ年の平均値であらわすものでございます。 平成28年度中の欄につきましてご説明いたします。 表中Aの地方債の元利償還金は、一般会計、
土地取得特別会計の長期債償還金決算額から繰上償還や借換債を財源として償還した額を控除した額で、前年度に比べ9.5%、1億8688万1000円の減となりました。これは、平成27年度末をもって市民総合体育館に係る償還が完了したことなどによるものでございます。 表中Bの地方債の元利償還金に準ずるものは、水道事業会計、下水道事業会計及び一部事務組合が起こした地方債の償還などについて実質的に一般会計が負担したと見られる額で、前年度に比べ1.8%、1274万6000円の減となりました。これは、下水道事業会計における企業債償還額が減少したことなどによるものでございます。 表中Cの元利償還金または準元利償還金に充てられる特定財源は都市計画税充当可能額で、前年度に比べ12.7%、5477万9000円の減となりました。 表中Dの地方債に係る元利償還金(準元利償還金)に要する経費として普通交付税の算定に用いる基準財政需要額に算入された額は、表中A及びBの地方債の償還について普通交付税で措置された額で、前年度に比べ6.6%、1億584万円の減となりました。これは、平成12年度に
学校給食センター整備などの際に発行した臨時経済対策事業債の交付税措置額が皆減となったことなどによるものでございます。 表中Eは、標準財政規模で前年度に比べ1.0%、1億1224万3000円の減となりました。 以上、これらの数値から算定する実質公債費比率は、平成28年度の単年度で6.22626、平成26年度から28年度の3カ年平均比率では6.8%となり、前年度の3カ年平均比率7.9%に比べ1.1ポイント改善いたしました。 98ページをごらんください。 4の将来負担比率は、一般会計等が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率をあらわすものでございます。 平成28年度の欄につきましてご説明いたします。 表中Aの将来負担額1行目の地方債の現在高は、一般会計及び
土地取得特別会計における平成28年度末の市債残高で、前年度に比べ3.8%、6億2737万円の減となりました。 2行目の債務負担行為に基づく支出予定額は、これまで旧住宅・都市整備公団が建てかえ施工を行った田原中学校用地購入に係る償還予定額を計上しておりましたが、平成28年度をもって償還が終了したことから皆減となったものでございます。 3行目の公営企業債等繰入見込額は、旧下水道事業特別会計及び現下水道事業会計が起こした地方債の元金償還について一般会計が負担すると見込まれる額で、前年度に比べ6.5%、5億7691万3000円の減となりました。これは下水道事業会計における企業債残高が減少したことによるものでございます。 4行目の組合等負担等見込額は、四條畷市交野市清掃施設組合、北河内4市リサイクル施設組合及び大東四條畷消防組合が起こした地方債の元金償還について今後本市の一般会計が負担すると見込まれる額で、前年度に比べ22.9%、3億8536万7000円の増となりました。これは、四條畷市交野市清掃施設組合において、新焼却炉整備に係る地方債を発行したことにより、当該組合の地方債残高が増加したことによるものでございます。 5行目の退職手当負担見込額は、平成29年3月末日をもって特別職を含む一般会計等対象職員が全員自己都合により退職するものと仮定した場合に支給すべき退職手当のうち、実質的に一般会計が負担すべき退職金の額で、前年度に比べ7.4%、1億3417万1000円の減となりました。これは水道事業会計が平成29年度より大阪広域水道事業団に統合されたことに伴い本市の水道事業会計職員を当該事業団へ身分移管したことによるものでございます。 6行目の設立法人の負債額等負担見込額は、四條畷市土地開発公社が唯一算定の対象となっておりましたが、平成28年度に当該公社を解散させたため0円と計上させていただいております。 7行目の連結実質赤字額及び8行目の組合等連結実質赤字額負担見込額は、本市のいずれの会計または本市が加入するいずれの一部事務組合等においても赤字が発生していないため0円と計上させていただいております。 これらの項目を合計したA、将来負担額は280億4401万7000円となり、前年度に比べ3.3%、9億6193万6000円の減となりました。 次に、表中Bの充当可能財源等の1行目、充当可能基金の残高は、全ての基金の実質基金残高の合計額で、前年度に比べ17.3%、6億7479万8000円の増となりました。 2行目の充当可能特定財源のうちの都市計画税は、公共下水道事業、雁屋畑線及び新ごみ処理施設整備事業などの都市計画事業に係る地方債の現在高に対して都市計画税が充当される割合を算定した額で、前年度に比べ7.3%、4億1552万9000円の減となりました。 3行目の充当可能特定財源のうちのその他は該当がないため0円となっております。 4行目の基準財政需要額算入見込額は、地方債の現在高に対して今後普通交付税で措置される算入見込額で前年度に比べ0.2%、4540万3000円の減となりました。 これらの項目を合計したB、充当可能財源等は294億4886万6000円となり、前年度に比べ0.7%、2億1386万6000円の増となりました。 以上、これらの結果から算定される将来負担比率はマイナス14.2%となり、前年度に比べ11.9ポイント改善いたしました。 続きまして、資金不足比率算定の概要につきましてご説明させていただきますので、99ページの資金不足比率計算書をごらんいただきたいと存じます。 資金不足比率は、公営企業に係る資金不足額の事業規模に対する比率をあらわすものでございます。本市では水道事業会計と下水道事業会計が算定の対象となっております。 1の水道事業会計の流動負債の額は2億6915万4000円となり、流動資産の額は9億5787万8000円となったことから、流動資産から流動負債を差し引いた額は6億8872万4000円となり、資金の剰余が発生いたしております。営業収益の額から受託工事収益の額を差し引いた事業の規模は11億2547万7000円となったことから、資金剰余額の事業の規模に対する比率はマイナス61.2%で、前年度に比べ12.5ポイント悪化いたしました。 次に、2の下水道事業会計の流動負債の額は2億2060万7000円となり、流動資産の額が3億6424万7000円となったことから、流動資産から流動負債を差し引いた額は1億4364万円となり、資金の剰余が発生いたしております。営業収益の額から受託工事収益の額を差し引いた事業の規模は12億765万5000円となったことから、資金剰余額の事業の規模に対する比率はマイナス11.9%で、前年度に比べ3.5ポイント改善いたしました。 以上、まことに簡単ではございますが、報告第5号平成28年度決算に基づく
健全化判断比率の報告について及び報告第6号平成28年度決算に基づく資金不足比率の報告についての報告と算定の概要説明とさせていただきます。ありがとうございました。
○
曽田平治議長 ただいま報告第5号及び報告第6号についての内容の説明は終わりました。この際、何かご発言がございましたらどうぞ。森本議員。
◆4番(森本勉議員) 1点だけ教えておいてください。
健全化判断比率計算書の中の将来負担額なんですけれども、この中の組合等の負担等の見込み額、この中の四交のこれからの一般会計での負担の見込みというのはどういうふうになっていくのか、概略で結構ですけれども教えていただけますか。
○
曽田平治議長 総務部長。
◎
西尾佳岐総務部長 四條畷市交野市清掃施設組合の新炉建設に係る償還でございますけども、ことしから発生いたしまして、1年間据え置きになりますので、来年度ちょっとアップするという形でございます。平成42年ぐらいまで続く予定でございます。
○
曽田平治議長 森本議員。
◆4番(森本勉議員) ことしこれだけ計上されてますやんか。これがどういうふうになっていくんですか。同じペースでずっといくんですか、それとも年度によって低減していくのか、そういうのはありますか。
○
曽田平治議長 総務部長。
◎
西尾佳岐総務部長 据え置き期間が終わる年については上がるんですけども、そこから最終の平成42年に向けて徐々に減っていくという形でございます。
○
曽田平治議長 ほかに発言のある方はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
曽田平治議長 ないようでございますので、報告第5号平成28年度決算に基づく
健全化判断比率の報告について及び報告第6号平成28年度決算に基づく資金不足比率の報告については以上で終わらせていただきます。
○
曽田平治議長 次に、日程第12議案第13号四條畷市身体障害者及び知的障害者の医療費の助成に関する条例等の一部を改正する等の条例の制定についてを議題といたします。朗読は省略いたします。提案者の提案理由の説明を求めることといたします。市長どうぞ。
◎東修平市長 議案第13号四條畷市身体障害者及び知的障害者の医療費の助成に関する条例等の一部を改正する等の条例の制定について提案理由を申し上げます。 大阪府福祉医療費助成制度の再構築により、障害者医療と老人医療を整理統合するとともに、重度障害者に重点化した医療費助成制度が創設されること等に伴い、関係条例の一部を改正するほか、廃止をしたく本案を提案いたしました。何とぞよろしくお願いご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
曽田平治議長 提案理由の説明は終わりました。 引き続きまして内容の説明を求めることといたします。健康福祉部長。
◎森田一健康福祉部長兼福祉事務所長 議案第13号四條畷市身体障害者及び知的障害者の医療費の助成に関する条例等の一部を改正する等の条例の制定について、内容説明を申し上げます。 本改正は、平成30年4月から大阪府福祉医療費助成制度が再構築されることに伴い、その改正内容に沿って、本市の福祉医療制度を改めようとするものでございます。 それでは、条例の改正の内容につきましてご説明申し上げますので、恐れ入りますが新旧対照表の1ページをお開きいただきたいと存じます。なお、単純な文言の整理等につきましては省略させていただきます。よろしくお願いいたします。 第1条による改正は、四條畷市身体障害者及び知的障害者の医療費の助成に関する条例の一部を改正するものでございます。まず、題名を四條畷市重度障害者の医療費の助成に関する条例に改めるものでございます。これは、本制度の対象者に第2条第3号及び第4号に規定する者を加えることによるものでございます。 第1条は、題名の改正に伴い、規定中、「身体障害者及び知的障害者」の文言を「重度障害者」に改めるものでございます。 第2条第1項は、本制度に対象者を追加するため、第3号に、いわゆる精神障害者保健福祉手帳1級所持者を、第4号に、いわゆる難病法の助成対象者のうち、障害年金1級または特別児童扶養手当1級該当者を規定するほか、老人医療費助成制度との整理統合に伴う規定整理などを行うものでございます。 3ページをお開きいただきたいと存じます。 同条第2項は、本制度による助成を行わない場合を規定するもので、改正後の条例第4号及び第5号において、ひとり親家庭医療費助成対象者及び子どもの医療費助成対象者を対象外とするものでございます。また、老人医療費助成制度が本制度に整理統合されたため、改正前の同項第4号を削除するものでございます。なお、本一部改正等条例第3条による子ども医療費助成に関する条例の一部改正により、これまで障がい者医療の助成対象であった15歳までの児童については、子ども医療の助成対象に移行するものでございます。 同条第3項は、助成対象者が障がい者施設等に入所した場合において、施設が所在する市区町村の負担を緩和するため、入所する前に住所があった市区町村が引き続き助成を行う住所地特例を定めるものでございます。 次に、3ページから5ページにかけてごらんいただきたいと存じます。 第3条第1項は、助成の範囲に、在宅医療における訪問看護ステーションによる訪問看護を加えるとともに、保険給付の内容などを整理するものでございます。なお、精神病棟入院基本料については、国の精神障がい者の地域移行促進の取り組みとの整合性を担保し、さまざまな課題を整理する必要があることから助成対象外とするものでございます。 同条第2項第3号は、高校など学校の管理下における負傷等は、独立行政法人日本振興センター法に基づき災害共済給付を受けたときは、助成の対象としない旨を規定するものでございます。 第4条は、助成の適用について、遡及して適用を開始する場合を追加するなど、所要の改正を行うものでございます。 第7条は、医療証の提示について、第3条において、助成の範囲に訪問看護ステーションによる訪問看護を規定したことから、所要の改正を行うものでございます。 第2条による改正は、四條畷市ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例の一部を改正するものでございます。第1条では、本条例の目的をより明確にするため所要の改正を行うものでございます。 7ページをお開きいただきたいと存じます。 第2条第2項は、各条例間の助成対象の優先順位を定めるため、第2号及び第3号を削除するものでございます。 第2条の2第2項は、災害により一定以上の損害を受けた場合においては、特例として所得要件を適用しない規定整備を行うものでございます。 第3条第2項において、第3号は、学校保健安全法に基づく疾病いわゆる学校病の治療費の給付があった場合、第4号は、障害者医療費助成条例の改正と同様に、学校管理下での負傷等に対する災害共済給付があった場合に医療助成の対象外と定めるものでございます。 9ページをお開きいただきたいと存じます。 同条第3項は、第3条において助成の範囲に訪問看護ステーションによる訪問看護を規定したことに伴い、医療証の適用に指定訪問看護事業所を加えるものでございます。 第5条は、助成の適用開始日について、申請日を基本とするものの、申請日の前に資格要件を満たす場合は該当日に遡及して適用を開始することを加えるものでございます。 次に、第3条による改正は、四條畷市子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正するものでございます。 第1条の目的は、障害者医療費助成制度の15歳までの児童について、子育て支援の観点から、子ども医療の助成対象とするため、子ども医療の性質を明確にするものでございます。 第2条の定義は、医療費の定義について整理するとともに、訪問看護ステーションによる訪問看護を新たに医療費の対象に加え、食事療養費また精神病棟への入院費を対象外とする旨を定めるものでございます。 第3条の対象者に関する改正につきましては、各条例間における助成対象の優先順位を定めるため、第3号として、ひとり親医療助成対象者を新たに定めるものでございます。 11ページをお開きいただきたいと存じます。 第4条の助成の範囲、第1項は、ひとり親家庭医療条例の改正内容と同様に、所要の改正を行うものでございます。また、同条第3項の入院時食事療養費につきましては、在宅医療の訪問看護ステーションによる訪問看護を新たに助成対象とする一方、入院医療との不均衡を是正するよう入院時食事療養費の助成を廃止するため、第4条第3項の規定を削除するものでございます。 第5条の助成の申請は、申請手続について明確にするため所要の改正を行うものでございます。 第7条の医療証の有効期限は、各条例間の規定の統一性を確保するため、医療証の有効期限を定めるものでございます。なお、以降第8条から第17条までについては1条ずつ繰り下げております。 第8条、医療証の提示は、障害者医療費助成条例の改正と同様の趣旨で、所要の改正を行うものでございます。 恐れ入ります議案書にお戻りいただき、附則のページをお開きいただきたいと存じます。 第4条において、四條畷市老人医療費の助成に関する条例を廃止いたします。 附則をごらんください。 附則第1項では、平成30年4月1日から施行することを定めております。 附則第2項では、この条例施行日以前に受けた医療に係る医療費の助成については従前の例による旨を定めております。 附則第3項では、廃止前の老人医療費の助成対象者が施行日前に受けた医療に係る医療費の助成については従前の例による旨を定めております。 附則第4項では、廃止前の老人医療費の助成対象者についてこの条例の施行日から平成33年3月31日までの間に受けた医療に係る医療費の助成については、改正後の身体障害者及び知的障害者の医療費の助成に関する条例の規定を準用する旨を定めております。 以上、まことに簡単ではございますが、議案第13号四條畷市身体障害者及び知的障害者の医療費の助成に関する条例等の一部を改正する等の条例の制定についての内容説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご可決いただきますようお願い申し上げます。
○
曽田平治議長 内容の説明は終わりました。 これより質疑を行うことといたします。質疑のある方どうぞ。岸田議員。
◆10番(岸田敦子議員) では、質問させていただきます。 この条例の改正の内容は精神障がい1級の方が医療費助成の新たな対象となる、また訪問看護ステーションが行う訪問看護にはこれはことし1月から市独自で助成していたものもあるというふうに伺いましたけども、この条例改正によって府の補助金がつくということになって、市の負担が一定減ることになると。これらの改正内容は前進面として評価できるとは思っております。しかし一方で、この改正は改悪内容も盛り込んでおられて、前進と改悪がセットになっています。 改悪の一つは、先ほど説明があった中にも老人医療費助成の廃止ということがありました。この老人医療費助成の対象者が減って、将来その制度がなくなるということですね。今は64歳以下の精神1級以外の通院患者と重度以外の難病患者、結核患者の方は受けておられるのが来年4月から対象外になるということで、市も今試算をしておられて、この対象外になる方が170人だというふうに伺っております。これらの人に関しては激変緩和で3年間は継続して受けられるけれども、3年たてば対象外となるということです。 また改悪の二つ目としては、とりあえずこの3年間の老人医療とまた障がい者医療の窓口の自己負担、これが今限度額2500円を3000円に500円引き上げるという内容も含まれています。今回の改正は府の条例改正に合わせて行うというものですが、この中で、子ども医療助成の条例でやっているように府の制度どおりに従わなくても市が独自施策を実施することは可能なんですね。とすると今回の条例によって、対象外となる人、また自己負担増になる人に何らか市の独自対策を立てるということは可能なわけです。対象外の人を継続的に受けられるようにするのがベストだと私は思っておりますけれども、財政的にもいろいろありますし、例えば激変緩和の期間を府は3年と言ってるのを5年に延長するとか、また自己負担額を3000円に引き上げるというのを据え置くとか、一定市独自で施策を実施するということを検討されたかどうか、そのことを質問したいと思います。
○
曽田平治議長 健康福祉部長。
◎森田一健康福祉部長兼福祉事務所長 本条例の改正は対象を拡大した上で重度の障がい者に対する助成を重点化するという、そういう趣旨に沿った改正になってございます。議員ご指摘のとおり今まで制度を受けられてた方が受けられなくなるという部分もありますので、その部分について細かい金額までは出てきてないんですが、高齢化率であったり助成の伸び率を考えますと、老人医療をこのまま進めていくと10年超えると1億を超えていくような数字が大きな算定なんですけれども、粗い算定なんですけれども、そういうふうな数字が出てきております。さまざまなそういう制度設計がされた、これが実施された後に課題等が出てくることが想定はされてますので、その想定された課題については一つずつ課題の整理をしていくことが必要かなというふうには考えておるところでございます。具体的に市独自でこういうふうな施策を展開していくというふうなところの検討は行っておりません。
○
曽田平治議長 岸田議員。
◆10番(岸田敦子議員) もともと府が市町村の担当の方も交えて話を進めてきたというのは聞いておりますけれども、前進面をしながら一方で改悪するという、その改悪部分に関して、もうちょっと考えていただけなかったかというところが私が質問したいところなんです。もちろん本市の財政を考えるとあれもこれもできないということは理解いたします。ただ、今までこの制度というのは本当に老人、高齢者の皆さんの健康を考えたらできるだけ行政が支援をしていく、そういう思いでつくられた制度として、何らかの形で残せないかという思いで私もおりまして、府が激変緩和を、当初は1年の予定を2年延長して3年にしたということもありますけれども、それをさらに市で延ばすのに、事前にいただいた資料で見ますと、対象外になる170人の人をそのまま同じような制度を受けられるようにするのに市独自で試算された中では年1600万円ほどだと、それでいけるということ。1600万円はそんなに小さな額ではないですけれども、それをさらに延長できないかということとか、あるいは自己負担額を据え置くのには年600万ぐらいというような試算もされてます。これを何とか市で救済できないかというふうなことを考えていただきたかったなというのが率直な思いなんです。 市長は市政運営方針で子どもも含めて3世代高齢者の方にも住みよいまちをということを述べておられました。今回の改悪部分の一部でも、今言ったようなことだけじゃなくても、例えば対象外になる人は医療費窓口3割負担になるわけですから、それを2割負担にするとか、そういうことの検討なんかも市独自で考えていただきたいなというような思いなんです。そういう市独自の施策の実施について、今後対象外になる人は3年後ですので、それからの期間でもまたご検討いただけないかなという思いも今しております。ただ、今回の制度改正についてはすぐにはということですので、それなりの意見は後で述べさせていただきますけれども、そういう将来的なことも含めて、高齢者や障がい者に優しいまちづくりという観点でぜひともこの制度の市独自の施策というのも今後考えていただきたいと思うのですが、これに関して市長、いかがでしょうか。
○
曽田平治議長 市長。
◎東修平市長 ただいまの岸田議員からのご質問にお答え申し上げます。 先ほど健康福祉部長から申し上げた部分とも重複してしまうかもしれませんけれども、本制度の大阪府のそのものの趣旨として、やはり現在における社会保障という部分を持続可能なものとして発展させていくという趣旨が非常に強いものだと私は認識しております。その上で確かに現時点だけを切り取ることによって生じる負担額というものは一定余り大きくないように映るかもしれませんけれども、それを今後、先ほど部長も申し述べましたが、5年、10年、15年と年度を経過していったときに受ける負担額の増額というところは直視しなければならないものとも認識しております。その上で私が確かに所信表明あるいは時折々に3世代の全ての方々が希望を持って暮らせるまちというこの思い自体に変更はございませんので、おっしゃっていただきましたとおりより多くの方が健康で過ごせること等々にもしっかりと予算をつけていく等なりの全体的な枠組みの中で考えさせていただければと思っております。以上です。
○
曽田平治議長 ほかに質疑のある方ございませんか。吉田議員。
◆6番(吉田裕彦議員) それでは、議案第13号四條畷市身体障害者及び知的障害者の医療費の助成に関する条例等の一部を改正する等の条例の制定につきまして質問をさせていただきます。 私は議員になった当初から身体障がい者や知的障がい者における障がい者福祉に取り組んできたわけでございます。障がい者の団体の要望とか障がい者施設の支援、また障がい者個人の悩み、特に医療費の助成や交通機関の減免の申請等々であります。その中でも精神障がい者を福祉医療の対象としていただきたいとここ数年にわたり市長と部長にもいろいろと要望してまいりました。今回この条例等の一部改正で精神障がい者が福祉医療の対象に含まれたことは非常に喜ばしいことであり、また成果であると思います。ここで一つ聞きたいんですが、精神障がい者の制度、この内容についてお示しいただきたいと思います。
○
曽田平治議長 健康福祉部長。
◎森田一健康福祉部長兼福祉事務所長 今回の改正につきましては先ほども申し上げており、重度障がい者に重点化した再構築でありますことから、身体障害者手帳1級・2級と認定基準がおおむね同じとなる精神障害者保健福祉手帳1級に該当する方を新たに対象とした改正となっております。ただし、国の精神障がい者の地域移行促進の取り組みと整合性を担保するために精神病床への入院につきましては対象外としているものでございます。
○
曽田平治議長 吉田議員。
◆6番(吉田裕彦議員) 今の部長のご答弁から身体障害者手帳1級・2級と認定基準がおおむね同じでありますけれども、精神障害者保健福祉手帳1級に該当する人が対象で、精神病床の入院は対象外であるということでありました。精神保健福祉手帳所持者のうち1級の方々は非常に少数であることから2級までの対象の拡充や今言われました精神病床への入院についても対象とするように府や国に要望を引き続きしていただきたいと思うんですが、その辺、部長、市長交えてお考えをお聞きしたいと思います。
○
曽田平治議長 健康福祉部長。
◎森田一健康福祉部長兼福祉事務所長 さきに申し上げたように、今回の再構築については重度障がいに重点化した重度障がい者医療費助成制度の創設というふうになっております。国の精神障がい者の地域移行促進の取り組みとの整合性の観点から現状の制度設計としたものと認識しておりますので、今後制度の実施施行後、さまざまな観点からの課題等が発生してくると想定されますので、その場合におきまして、今、議員のお示しの要望等につきましても判断をしてまいりたいというふうに考えております。
○
曽田平治議長 ほかに質疑のある方ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
曽田平治議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 ここでお諮りいたします。本案につきましては常任委員会の付託は省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
曽田平治議長 ご異議なしと認めます。よって本案につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより自由討議を行います。発言のある方ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
曽田平治議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。 これより討論を行います。討論のある方どうぞ。岸田議員。
◆10番(岸田敦子議員) 日本共産党の岸田敦子です。 議案第13号四條畷市身体障害者及び知的障害者の医療費の助成に関する条例等の一部を改正する等の条例の制定について反対の立場で討論いたします。 この条例改正により精神障がい1級の方など医療助成の対象が拡充される部分は前進面として評価いたします。一方で、先ほど申し上げたように改悪内容も盛り込まれており、老人医療費助成の対象者が減り、長年大阪府が実施してきた老人医療費助成制度が廃止されることになります。また、老人医療と障がい者医療の方は窓口の自己負担限度額が月額500円値上げとなる内容も含まれています。大阪府としては負担がふえていく医療費をできるだけ抑えたいとする意図があるようですが、大阪万博には会場運営費を除いても3700億円以上の巨額の税金を投じる予定なのに、数十億円できる医療費助成の継続にメスを入れるのは住民の福祉の増進という地方自治体の役割から考えると納得できません。また、この条例に関しては子ども医療費助成の例からも市が独自施策を実施することは可能であり、対象外になる人あるいは負担増になる人に市独自の対策を立てることは可能です。そうした市独自施策を実施し、障がい者、高齢者を配慮した手だてを考えていただきたいと先ほど質問でも要望いたしましたように、今後その対策を講じることを検討していただくように改めて要望しておきます。 ただ、今回は府の制度をそのまま導入する内容ですので、高齢者や障がい者の一部を対象外にし、負担増も実施する内容は認められないと言わざるを得ません。以上の点から本条例改正には反対することを申し述べ討論といたします。
○
曽田平治議長 ほかに討論のある方ございませんか。島議員。
◆3番(島弘一議員) 畷ビジョンの会の島弘一です。 四條畷市身体障害者及び知的障害者の医療費助成に関する条例等の一部改正する等の条例の制定について賛成の立場で討論いたします。 大阪府の助成補助要項によって始まったのですが、障がい者医療と老人医療の整理統合は今後さらに高齢者が増加する中でこの制度自体が破綻することを事前に食いとめる目的でもあります。精神障がいの1級が入るほか、訪問介護も可能になります。しかし対象を広げて老人や障がい者が不利になりさらには自己負担が500円増額になるようですが、府議会でも既に3年の経過措置で対応するとされました。そのかわりに障がい者医療には精神障害者保健福祉の1級を取り入れるなど難病医療は対象外となります。大阪府の補助財源が減少する中で現行の経過措置での対応になりますが、本市の財政からして減額分の補助は限界であると考えております。 精神科の障がい者は2割、国保からの難病にも公費の補助があるようです。身障者手帳や難病者手帳を持つ方々は補助ができるようになります。残念ながら軽度者は3年経過措置で終わってしまいますが、府の制度改正ですし、市町村に財源もなく、国費の補助がない以上ベストではありませんがベターであるというように考え賛成といたします。以上です。
○
曽田平治議長 ほかに討論のある方。吉田議員。
◆6番(吉田裕彦議員) 議席6番、なわて政新会の吉田裕彦でございます。 議案第13号四條畷市身体障害者及び知的障害者の医療費の助成に関する条例等の一部を改正する等の条例の制定につきまして賛成討論を行います。 この条例等の一部改正は、大阪府福祉医療費助成制度を再構築することに伴うものであります。概要といたしましては、障がい者医療について老人医療との整理統合、また重度障がい者を重点化した重度障がい者医療費助成制度を創設するに当たり改正するものであります。 具体的には障がい者医療費の助成対象に重度精神障がい者や難病の患者を加えたことや今まで対象外であった訪問看護ステーションの助成対象を加えたことであり、障がい者の安心できる制度となることから一定評価いたします。しかしながら、再構築後の一部自己負担額の月額上限額が2500円から3000円に増加したことや、今まで老人医療の対象者であった重度でない精神通院医療費対象者等が3年間の経過措置を終えると対象外になることは一定懸念されます。このようにプラスとマイナスの側面があるものの、持続可能でかつ中長期的な制度と捉えており、全般的には医療システムが大きく進展したものと認識しております。また、障がい者福祉については私個人としても議員就任当初から取り組んでおり、今回を契機にさらなる前進を望むものでございます。 以上を申し述べ賛成討論といたします。以上です。
○
曽田平治議長 ほかに討論のある方ございませんか。瓜生議員。
◆8番(瓜生照代議員) 市議会公明党の瓜生照代でございます。 議案第13号四條畷市身体障害者及び知的障害者の医療費の助成に関する条例等の一部を改正する等の条例の制定について賛成の立場を表明し討論いたします。 本案は大阪府が現行4区分で実施している老人、障がい者、ひとり親家庭、乳幼児の福祉医療費助成制度を再構築し、来年、平成30年4月から障がい者、ひとり親家庭、乳幼児の3区分にしようとしていることに伴う条例改正であります。 その背景として府から示されているのは大きくは2点、一つには時代の要請から精神障がい者や難病患者やDV被害者への対象拡充が必要であること、二つには高齢化の進展、医療の高度化に伴う医療費の増や福祉医療の拡充による給付所要額の増など制度の持続性が危ういこと、これらのことから対象者と給付の範囲を選択と集中とするとともに受益と負担の適正化を図ろうとする、この方向性については少子高齢化社会、人口減少社会に生きるものとして理解をするものであります。 また、ふくそうしている現行の4区分がわかりやすく3区分に整理統合されることや、施策の集中として現行では重度であっても65歳以上でなければ受けられない精神障がい者や難病患者の年齢要件がなくなることや、今後ますますニーズが高まるであろう訪問看護も助成の対象になること等は一定評価するものでありますが、一方で、選択されて対象外となる65歳以上の方が本市では170人と見込まれております。これら精神障害者保健福祉手帳1級以外の通院されている方、難病患者のうち重度でない方、そして結核患者へは国の助成制度は当然残るとはいえ、この170人だけでなく、今後65歳以上となる所得の低い世帯にとっても今回の再構築は厳しいものであると言わざるを得ません。 本市独自での現行制度の継続は試算によれば、さきの170人だけでも来年には年間1620万円、今後の65歳以上を加えると5年後には2000万円を超えることから困難であることは理解いたします。しかしながら、高齢者の生活状況の二極化が指摘される今、例えば今の老人医療の所得制限は224万円でありますけれども、その中でもとりわけさらに所得が低い層、この層への対策は重要不可欠の課題であると思っております。解決に向けての取り組みを強く要望し、苦渋の賛成といたします。
○
曽田平治議長 ほかに討論のある方ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
曽田平治議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。本案につきましては起立により採決を行います。お諮りいたします。議案第13号四條畷市身体障害者及び知的障害者の医療費の助成に関する条例等の一部を改正する等の条例の制定については、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者 起立)
○
曽田平治議長 起立多数であります。よって本案は原案のとおり可決いたしました。
○
曽田平治議長 次に、日程第13議案第14号一般職の任期付職員の採用に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び日程第14議案第15号四條畷市税条例の一部を改正する条例の制定についての2議案を一括上程し、議題といたします。朗読は省略いたします。提案者の提案理由を順次求めることといたします。市長どうぞ。
◎東修平市長 議案第14号一般職の任期付職員の採用に関する条例の一部を改正する条例の制定について提案理由を申し上げます。 地方分権の進展に伴う地方行政の高度化・専門化に対応するため、公務職場への民間人材の採用の一層の円滑化を図りたく本案を提案いたしました。 続きまして、議案第15号四條畷市税条例の一部を改正する条例の制定について提案理由を申し上げます。 地方税法の一部改正に伴い、個人市民税について配偶者控除制度が改められたことから、所要の規定整備を行いたく本案を提案いたしました。 以上2議案について何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
曽田平治議長 提案理由の説明は終わりました。 引き続き内容の説明を順次求めることといたします。総務部長。
◎
西尾佳岐総務部長 議案第14号一般職の任期付職員の採用に関する条例の一部を改正する条例の制定につきまして、参考資料一部改正条例案の新旧対照表に基づき、ご説明申し上げますので、恐れ入りますが、お手元の新旧対照表15ページ、16ページをお開きいただきたいと存じます。 本条例案は、地方分権の進展に伴う地方行政の高度化・専門化に対応するため、公務職場への民間人材の採用の一層の円滑化を図ることから規定の整備を行うものでございます。 第1条中「第3条第2項」を「第3条第1項及び第2項」に改め、第1条の2中「任命権者は」の次に「前項の規定によるほか」を加え、同条を同条第2項とし、同条第1項として、「任命権者は、高度の専門的な知識経験又は優れた識見を有する者をその者が有する当該高度の専門的な知識経験又は優れた識見を一定の期間活用して遂行することが特に必要とされる業務に従事させる場合には、職員を選考により任期を定めて採用することができる。」の1条を加えます。 次に、第5条第1項中「第1条の2」を「第1条の2第1項又は第2項」に改め、同項中「職員」の次に「(以下「特定任期付職員等」という。)」を加え、第5条の次に第6条として、任用等の承認の規定を加えるものでございます。 附則についてご説明申し上げますので、議案書にお戻りいただきたいと存じます。 附則第1項は、この条例の施行期日を公布の日からとするものでございます。 附則第2項は、一般職の職員の給与に関する条例の一部改正で、第3条では、特定任期付職員行政職給料表を加え、第4条では、特定任期付職員行政職給料表級別標準職務表及び特定任期付職員行政職給料表を加え、規定の整備を図るものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、議案第14号一般職の任期付職員の採用に関する条例の一部を改正する条例の制定についての内容説明とさせていただきます。 引き続きまして、議案第15号四條畷市税条例の一部を改正する条例の制定について、参考資料一部改正条例案の新旧対照表に基づきご説明申し上げますので、恐れ入りますが、お手元の新旧対照表17ページ、18ページをごらんください。 本改正につきましては、地方税法等の改正により、個人住民税における配偶者控除制度が改められたことに伴う規定整備が必要となったため、所要の改正を行うものでございます。 本制度改正につきましては、配偶者控除が、本人の所得に関係なく一律33万円となっていたものを本人所得900万円超950万円以下の者では22万円に、950万円超1000万円以下の者では11万円に、本人所得が1000万円を超える者では適用されないようになる一方、配偶者特別控除につきましては、配偶者の所得が38万円から76万円以下の範囲において段階的に33万円から3万円の控除を受けることができたものを、本人所得900万円以下の者では配偶者所得90万円以下までの範囲で33万円の配偶者特別控除を受けることができ、以下配偶者所得が123万円に達するまで段階的に配偶者特別控除が適用されるなど、配偶者の所得限度が引き上げられるようになったものでございます。 このたびの地方税法等の改正の中で、用語の定義が改正されまして、それに伴い、
本市税条例のうち第6条中の「控除対象配偶者」を「同一生計配偶者」に改めるものでございます。 附則についてご説明申し上げますので、議案書をごらんください。 本条例は平成31年1月1日から施行される予定でございます。 まことに簡単ではございますが、議案第15号四條畷市税条例の一部を改正する条例の制定についての内容説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご可決いただきますようお願い申し上げます。
○
曽田平治議長 内容の説明は終わりました。これら2議案の質疑以降の議事運営は各議案ごとに行います。 会議の途中でございますが、ただいまから午後1時まで休憩いたします。時に午前11時57分
○
曽田平治議長 休憩を閉じまして会議を再開いたします。時に午後1時00分
○
曽田平治議長 ここで申し上げます。同意第19号の議案書の住所の記載に誤りがございました。机上に配付しておりますので、差しかえのほどお願いいたします。 また、本日は報道関係者からテレビカメラ等による撮影の申し出がありました。四條畷市議会傍聴規則第7条の規定により、議長においてこれを許可いたしますのでご報告申し上げます。 それでは、議案第14号一般職の任期付職員の採用に関する条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行うことといたします。質疑のある方どうぞ。岸田議員。
◆10番(岸田敦子議員) 確認だけなんですけども、2点ほど質問させていただきます。今回この条例改正に関しては北河内の他市でも盛り込まれている内容で、特定の人を想定しての改正ではないというふうには聞いております。そうであるならば、なぜ今の時期に今議会でこの内容を上程されたのかということと、この内容に高度の専門的な知識経験、優れた識見を有する者という文言をつけ加えるということですけども、想定される人がどんな資格を持っていたり、職業の人なのかということ、これらを確認だけさせてください。
○
曽田平治議長 総務部長。
◎
西尾佳岐総務部長 まず、本条例につきましてはもとになる法律が地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律、この第3条のところに高度の専門的な知識等を持った職員を従事させる場合、条例で定めるところにより職員を任期を定めて採用することができるということで、条例に採用の規定等を整備しないといけないというところでございましたが、この規定が平成14年ぐらいにできたものなんですが、当時、本市の条例はそのまま改定せずにおったということでございます。 今回なぜ今なのかということなんですが、特にこういう職員を採用するということではないんですけども、近隣市の制定状況等を考えますと本市も条例改正をしたほうがいいんじゃないかという判断でさせていただいたところでございます。それと、北河内のほうでは枚方市さん、寝屋川市さん、交野市さん等でこの条例を整備されて、実際に雇用されてるんですけども、法の方にはどんな職業とかどんな資格とかいうのは特段細かく書いておられないので、市によって多少ばらつきはあるんですけども、枚方市さんでは医師の方、交野市さんでは弁護士さん等の資格を持った方を雇用されてるということでございます。
○
曽田平治議長 ほかに質疑のある方ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
曽田平治議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 ここでお諮りいたします。本案につきましては常任委員会の付託は省略いたしたいと存じますが、これに異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
曽田平治議長 ご異議なしと認めます。よって本案につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより自由討議を行います。発言のある方ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
曽田平治議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。 これより討論を行います。討論のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
曽田平治議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。議案第14号一般職の任期付職員の採用に関する条例の一部を改正する条例の制定については、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
曽田平治議長 ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決いたしました。
○
曽田平治議長 次に、議案第15号四條畷市税条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行うことにいたします。質疑のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
曽田平治議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 ここでお諮りいたします。本案につきましては常任委員会の付託は省略いたしたいと存じますがこれにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
曽田平治議長 ご異議なしと認めます。よって本案につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより自由討議を行います。発言のある方ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
曽田平治議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。 これより討論を行います。討論のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
曽田平治議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。議案第15号四條畷市税条例の一部を改正する条例の制定については、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
曽田平治議長 ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決いたしました。
○
曽田平治議長 次に、日程第15議案第16号字の区域の変更及び町の区域の新設についてを議題といたします。朗読は省略いたします。提案者の提案理由を求めることにいたします。市長どうぞ。
◎東修平市長 議案第16号字の区域の変更及び町の区域の新設について提案理由を申し上げます。 大字中野の一部地域及び大字蔀屋地区の全域において住居表示を実施するため、字の区域の変更及び町の区域の新設をいたしたく本案を提案いたしました。 何とぞよろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
曽田平治議長 提案理由の説明は終わりました。 引き続き内容の説明を求めることにいたします。市民生活部長。
◎山本良弘市民生活部長 議案第16号字の区域の変更及び町の区域の新設につきまして、ご説明申し上げます。 議案書をごらんください。 本議案は大字中野の一部地域及び大字蔀屋の全域において住居表示を実施するため、字の区域の変更及び町の区域の新設をいたしたく、地方自治法第260条第1項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。次ページの別図1現在の大字区域図並びに次ページの別図2新町名及び区域図をあわせてごらんいただきたいと存じます。 今回お示しをさせていただきました新町名及び区域図につきましては、6月に実施をいたしましたアンケート調査の結果及び四條畷市住居表示実施基準に加え、四條畷市住居表示審議会での答申に基づき、字の区域を変更し、町の区域を新設するものでございます。 まず、区域図(町割り)でございますが、今回、住居表示を実施する区域である大字蔀屋の区域が国道170号を境に大きく東と西に分断されており、主に住居がありますのが東側の区域で、西側の区域につきましてはなわて水みらいセンター以外の区域が市街化調整区域となっております。このことを勘案し、大字中野の一部及び大字蔀屋の区域全体を四つの町に分け、国道170号より東側区域を主要な道路や河川で三つの町に分け、西側の区域を既存の蔀屋新町へ編入するとしております。 次に、新町名でございますが、より市役所に近い南側より北側に向け西中野一丁目、二丁目、三丁目としております。 なお、実施日につきましては、本年11月上旬を予定いたしております。 以上、まことに簡単ではございますが、議案第16号字の区域の変更及び町の区域の新設についての内容説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
曽田平治議長 内容の説明は終わりました。 これより質疑を行うことといたします。質疑のある方どうぞ。長畑議員。
◆1番(長畑浩則議員) 私自身、大字砂地区の住居表示については満足しており否定するものではありませんが、今回字の区域の変更を見る限り、砂地区の場合との違いを感じるばかりです。市として隣接地でありながら、なぜこれだけ考え方の違う住居表示実施を行うことができたのか教えてください。
○
曽田平治議長 市民生活部長。
◎山本良弘市民生活部長 砂地区の区画割りにつきましては議員ご指摘のとおり、一部の街区におきまして主要な道路や河川のほうで分割できてない箇所もございます。今後、住居表示未実施地区が完了した後、砂地区も含めて全体的に区画割りにつきまして考えていきたいというふうに思っております。以上です。
○
曽田平治議長 ほかに質疑のある方ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
曽田平治議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 ここでお諮りいたします。本案につきましては常任委員会の付託は省略いたしたいと存じますが、ご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
曽田平治議長 ご異議なしと認めます。よって本案につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより自由討議を行います。発言のある方ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
曽田平治議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。 これより討論を行います。討論のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
曽田平治議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。議案第16号字の区域の変更及び町の区域の新設については、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
曽田平治議長 ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決いたしました。
○
曽田平治議長 次に、日程第16議案第17号四條畷市交野市
清掃施設組合規約の変更に関する協議についてを議題といたします。朗読は省略いたします。提案者の提案理由を求めることにいたします。市長どうぞ。
◎東修平市長 議案第17号四條畷市交野市
清掃施設組合規約の変更に関する協議について提案理由を申し上げます。 ごみ処理施設の移設に伴い、組合の事務所の位置を変更するなど規約を変更することについて関係市との協議を行いたく本案を提案いたしました。何とぞよろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
曽田平治議長 提案理由の説明は終わりました。 引き続き内容の説明を求めることといたします。都市整備部長。
◎
二神和則都市整備部長 議案第17号四條畷市交野市
清掃施設組合規約の変更に関する協議につきまして、参考資料、一部改正条例案等の新旧対照表に基づきご説明を申し上げます。 19ページ、20ページをごらんいただきたいと思います。 本規約の変更につきましては、ごみ処理施設の移設に伴い組合事務所の位置を変更するなど四條畷市交野市
清掃施設組合規約を変更するものであります。 次に、変更内容についてご説明させていただきます。 まず第3条の規約についてでございます。現行「ごみ焼却場」としている施設の名称を「ごみ処理施設」に改めるものでございます。 次に、第4条の規定についてでございます。現行「四條畷市大字清滝1051番地」の事務所の位置を「交野市大字私市3029番地1」に改めるものでございます。 次に、第7条の規定についてでございます。現行「組合議会において関係市の長から選任する」とされている管理者について「関係市の長から互選により選出する」と同条第2項の規定を改めるものでございます。また、同第3項の次に、管理者に事故があるときまたは管理者が欠けたときなどの職務代理者に係る規定として2項を加え、それに伴い附則第2項を削るものでございます。 最後に、附則についてご説明を申し上げます。議案書をごらんください。 附則では、本規約の施行日を四條畷市交野市清掃施設組合の告示で定める日とするものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、議案第17号四條畷市交野市
清掃施設組合規約の変更に関する協議についての内容の説明とさせていただきます。どうぞよろしくご審議の上、ご可決いただきますようよろしくお願いします。
○
曽田平治議長 内容の説明は終わりました。 これより質疑を行うことといたします。質疑のある方どうぞ。岸田議員。
◆10番(岸田敦子議員) この新ごみ処理施設の建設については、地元住民は30年という長きにわたって反対をしてこられた経過があります。それはもう随分前の話にもなってはいますけれども、住民の方々の反対がありながら市が土地を先行取得して、住民の方々は別の場所に建設をという対案を示したりもされたそうですが、行政はそれに全く取り合わず今の用地ありきで建設に向けた準備をどんどん進めていって地元住民は合意せざるを得なかったというような経過です。もうごくかいつまんで言いましたけれども。そういった経緯を持つ本施設について今は住民との協議、これをかなり尊重してやっていただいております。ただ、今後もその姿勢を貫いていただきたい。住民合意を基本に事業を進めるよう求めます。これに対する市の見解を改めてお聞かせいただきたいと思います。 あと、ダイオキシンなどの環境対策について、有害物質と言われるその物質の基準を国の基準より厳しい値を設定して、より安全な対策に取り組んでいる施設は全国に幾つもあります。こうしたことについて組合議会でも要望をしたりしましたが、組合としてはやるという答えはなくて、一定国基準よりも低い値で設定している物資もありますけれども、それより厳しい基準を住民は求めていて、でもそこまでの要望に応えてこなかったというような経過もあるんです。長年反対のあった田原から近いという位置にこの施設は立地するものですから、市としても今後そういった有害物質の排出状況も見ながら、より厳しい安全な対策をということで施設稼働後もその環境基準の引き下げということを引き続き検討していっていただいて、住民との話し合いにも応じていただきたい。安全対策を強めるよう今後も努力をしていっていただきたいなと思うんですけれども、これについても見解をお聞かせください。 あと、今度のこの新処理施設の試運転が9月半ばから始まると聞いています。今後のスケジュールについて改めてお聞かせください。 そして、地元還元施設について一定話はお伺いはしておりますけれども、検討を進めておられるということも耳にしておりますので、その辺の今の現状がどうなっているかということの報告だけお聞かせください。 以上4点、よろしくお願いします。
○
曽田平治議長 都市整備部長。
◎
二神和則都市整備部長 ご質問いただきました4点について順次ご説明をさせていただきます。 まず、1点の住民合意を図り合意内容の履行内容についてご説明させていただきます。当然、地元との合意書に基づき誠意を持って協議内容を現在も履行しております。今後も地元地区の皆様との合意内容をそれぞれ確認のもとに進めてまいりたいと考えております。 有害物質の基準につきまして、平成25年に実施した環境影響評価で検証いたしております。設定にいたしましては、基準値は大気汚染に関して定められた目標の達成維持に支障がない、支障を及ぼさないという評価をされております。この内容は地元にも説明しておりますと、四條畷市交野市清掃施設組合から聞き及んでおります。 それでは3点目、新ごみ処理施設の今後のスケジュールについてご説明をさせていただきます。新ごみ処理施設につきましては平成30年2月より本格稼働をするとし、9月、今月の9月14日から一部のごみの搬入を行う試運転を開始したします。そして、10月19日から四條畷市、交野市の両市のごみ全量を搬入し試運転を行います。その後、1月末に設計書にうたってある仕様及び性能を満たしているかを検証、確認の上、施設の引き渡しを受け2月より本格稼働という計画になってございます。 それと4点目の地域還元施設の状況についてご説明をさせていただきます。東市長が本年1月に就任いたしまして以降、地元還元策の経過を真摯に受けとめ、土地の交渉の状況並びに昨今の社会情勢などに鑑み、交野市との協議を経て地区の活性化につながる真に必要な還元策を検討してまいりました。その結果、当初予定していました温浴施設を断念し、自然環境と交通機能を含む地域性、一過性の効果とはならない継続性、地域のにぎわいなどへつながる発展性、以上の大きな三つの要素を持って真に地域還元に寄与する対策等を検討するとし、地域の住民の皆様に満足していただけるような代替案をいろいろな観点から議論しているところでございます。また、それぞれについてハード整備、ソフト整備の両面から庁内検討会を開催し、さまざまな角度から検討させていただきました。現在の地元還元策の協議状況でございます。地元との協議の最中でありまして、また、地域の事情を踏まえ慎重に地域と地元の協議を進めておるため、子細については現在確定しておりませんので、確定次第ご報告させていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○
曽田平治議長 岸田議員。
◆10番(岸田敦子議員) 還元施設の経過については了解いたしました。住民の皆さんとも話し合いながら決めていっていただきたいということだけ、これは申し上げておきます。 あと、環境基準に関しては、環境維持に支障を及ぼさない基準だということはそれは当然だと思いますけれども、より安全対策を強化するという意思を住民の方に示すという意味でも国基準より厳しい、より強固な対策を組合としてとれるならばぜひそれを働きかけていただいて住民の皆さんにも示していただきたいという思いで要望させていただきました。今後、施設稼働後の状況を見ながらでもこれは考えられる問題だと思いますので、市としても検討をお願いしたいということを申し上げ、以上で終わります。
○
曽田平治議長 ほかに質疑のある方ございませんか。森本議員。
◆4番(森本勉議員) 1点だけお伺いしたいんですけども、この新しい施設については当然組合でやっておられますけども、今後の廃炉のことなんです。廃炉の作業をしていって、その後、どういうふうにしていくのかということは大変な問題だと思うんです。ただ、今までは建設のほうばかり一生懸命やっておられたんで、私も四交の組合議会に行ってましてもほとんど話題にもなったことがありません。当然、ああいう焼却施設ですので跡の土壌汚染というのはもう疑うべきもないようなところだと思います。何としてでも廃炉作業とそれから後の用地について、極力住民の負担にならないような方向で進めていっていただきたいというふうに要望したいんですけれども、それに対してのお考えをお示しいただけますか。
○
曽田平治議長 都市整備部長。
◎
二神和則都市整備部長 現炉の交野への新炉移行後の措置でございますけど、まずは当然交野市との一部事務組合でさせていただきますんで、四條畷市と交野市との廃炉後の使用について並びに市におきましても当然市域にございますので市としての廃炉の利用計画、そしてすみません前後になりましたけど、現在の炉の撤去に関しましては担当、所管の大阪府と協議を現在進めておる状況で、後の廃炉の仕方とか廃棄物の調査の方法とか土壌汚染に関する調査に関しまして、現在大阪府と四條畷市交野市清掃施設組合より協議をまさに進めておるところでございます。
○
曽田平治議長 いいですか。ほかに質疑のある方ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
曽田平治議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 ここでお諮りいたします。本案につきましては常任委員会の付託は省略いたしたいと存じますが、ご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
曽田平治議長 ご異議なしと認めます。よって本案につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより自由討議を行います。発言のある方ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
曽田平治議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。 これより討論を行います。討論のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
曽田平治議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。議案第17号四條畷市交野市
清掃施設組合規約の変更に関する協議については可決することにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
曽田平治議長 ご異議なしと認めます。よって本案は可決いたしました。
○
曽田平治議長 次に、日程第17議案第18号平成29年度四條畷市
一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。朗読は省略いたします。提案者の提案理由を求めることといたします。市長どうぞ。
◎東修平市長 議案第18号平成29年度四條畷市
一般会計補正予算(第3号)について提案理由を申し上げます。本補正予算の歳出につきましては、財政調整基金積立金、土地購入費、環境センター機能強化設計委託料及び南中学校休校に伴う制服等購入費補助金などを新たに計上するとともに、
国民健康保険特別会計繰出金の減額を行うものでございます。歳入につきましては、新たに前年度繰越金を計上したほか、普通交付税の増額及び財政調整基金繰入金の減額等を行っております。何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
曽田平治議長 提案理由の説明は終わりました。 引き続き内容の説明を求めることといたします。総務部長。
◎
西尾佳岐総務部長 議案第18号平成29年度四條畷市
一般会計補正予算(第3号)につきまして、内容のご説明を申し上げます。 初めに、予算書の1ページをごらんいただきたいと存じます。 第1条は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億1749万7000円を追加し、歳入歳出予算総額とも209億9702万円とするものでございます。 第2条は、債務負担行為の追加を行うものでございます。恐れ入りますが4ページをごらんいただきたいと存じます。第2表において、四條畷南中学校の休校に伴う諸課題への対応として、転籍や通学の遠距離化に伴い心的負担等をおかけしないようにするため、四條畷南中学校休校に伴う制服等購入費補助に係る経費から四條畷南中学校休校に伴う通学路の子ども見守り業務の委託に係る経費までの三つの事項について、平成30年度までの期間においてそれぞれに記載の額を限度と定め債務負担行為の追加を行うものでございます。 5ページをごらんいただきたいと存じます。 第3表において、臨時財政対策債発行可能額の確定に伴い臨時財政対策債を1620万円減額し、限度額を7億2320万円へと変更するものでございます。 続きまして、事項別明細書の歳出につきましてご説明いたしますので12ページ、13ページをごらんいただきたいと存じます。 まず、歳出の款総務費から衛生費までにおいて平成28年度に実施した事業に係る補助金等の精算に伴う国及び大阪府への返還金を計上しておりますが、個別項目ごとの内容説明は省略させていただきます。 総務費、総務管理費、一般管理費の住民情報関係事務は国の3分の2補助事業で、社会保障・税番号制度におけるシステムを介した情報連携においてデータレイアウトの変更が行われることに伴い基本システムを改修する必要が生じたため、これに要する経費を新たに計上するものでございます。 財産管理費の公有財産に係る事務は、生産緑地法の買い取りの申し出に基づき公共施設として利活用を図るため、大字蔀屋地区にある面積1248.37平方メートルの土地を購入する経費と当該土地を四條畷西中学校サブグラウンドと岡部保育所第2園庭として使用するに当たり必要な造成等に係る工事費を新たに計上するものでございます。今後は
公共施設等総合管理計画に基づく個別施設計画の策定に際し、少子高齢化の現状や市民ニーズ等を踏まえつつ、当該土地も有効活用し、公共施設全体の最適配置を実現してまいります。 財政運営事務は、地方財政法の規定にのっとり、歳入に計上する前年度繰越金の2分の1相当額を財政調整基金に積み立てするものでございます。 交通防犯対策費の防犯対策事務は、四條畷南中学校の休校に伴う通学路の安全対策として当該通学路の15カ所への防犯カメラを設置するに必要な経費を計上するものであり、来年1月から稼働させる予定としております。 友好都市交流事業費の国際友好都市交流事業費は市長と随行者2名の計3名が来年4月にメアブッシュ市を訪問するに当たり必要な渡航費を新たに計上するもので、航空機の手配等に係る諸手続についてできる限り早い時期から着手いたしたく本補正でご提案させていただいております。 14ページ、15ページをごらんいただきたいと存じます。 民生費、社会福祉費、社会福祉総務費の
国民健康保険特別会計繰出金事務は同特別会計で実施する事業で、一般会計繰入金を財源としていたものが、今般国庫補助金が交付されることになったため繰出金を減額するものでございます。 重度障がい者医療助成費の重度障がい者医療費助成事務は府の2分の1補助事業で、平成30年4月から実施される大阪府の福祉医療費助成制度の再構築を受け、既存システムを改修する必要が生じたためこれに要する経費を新たに計上するものでございます。 自立支援費の自立支援給付事務は国の2分の1補助事業で、障害者総合支援法の改正に伴い来年4月から実施される新たなサービスや報酬改定への対応として既存システムを改修する必要が生じたため、これに要する経費を新たに計上するものでございます。 児童福祉費、児童福祉総務費の子ども政策課運営事務は子どもたちのために役立ててほしいとのご寄附をいただき、このご厚意に沿い子ども政策課の窓口に置くおもちゃなどの備品購入に活用させていただきたくこれに係る経費を新たに計上するものでございます。 16ページ、17ページをごらんいただきたいと存じます。 児童福祉施設費の保育職員関係事務は障がい児が当初に見込んでいたよりも増加し、これに対応するための介助員を追加で配置したことから当初予算に不足を来す事態となったため、決算見込み額を計算しその額まで増額するものでございます。なお、この増額分は臨時職員3人を約半年間雇用するに相当する額でございます。 衛生費、清掃費、し尿処理費のし尿処理・運搬業務は門真市から排出されるし尿について、平成31年度から本市の環境センターで受け入れし処理する予定となったことに伴い、現状の設備機器の性能等を強化する必要が生じ、設計の見直しが必要となったためこれに係る委託料を新たに計上するものでございます。なお、この経費の全額を門真市の負担とし、平成30年度に本市宛てに支払いされることとなっております。 土木費、道路橋りょう費、交通安全施設整備費の交通安全施設維持管理事務は、四條畷南中学校休校に伴う通学路の安全対策として行うもので、横断歩道の白線の引き直しを行うために必要な工事費を計上するもので、この対応箇所が4カ所となっております。 教育費、中学校費、学校管理費の教育環境整備事務は、四條畷南中学校の休校に伴う転籍による心的負担をおかけしないようにするため、制服や体操服等の購入に対して100%補助を行うに当たり必要な補助金を新たに計上するものでございます。 次に、歳入につきましてご説明いたしますので8ページ、9ページにお戻りいただきたいと存じます。 地方特例交付金及び地方交付税のうち普通交付税は、いずれも今年度交付額の確定に伴い、増額または減額を行うものでございます。 国庫支出金、国庫負担金、民生費国庫負担金の障がい児通所給付費負担金(過年度分)とそのすぐ下の行の生活保護費負担金(過年度分)は、平成28年度事業費確定に係る負担金の精算に伴う追加交付でございます。 国庫補助金、総務費国庫補助金の社会保障・税番号制度システム改修費補助金は、社会保障・税番号システム改修費に係る補助金でございます。 民生費国庫補助金の障害者自立支援給付支払等システム事業補助金は、自立支援給付事務に係る総合支援システム改修費に係る補助金でございます。 府支出金、府補助金、民生費府補助金は、大阪府の福祉医療助成制度の再構築に伴い行う医療費助成システム改修費に係る補助金でございます。 寄附金、寄附金、民生費寄附金の子ども支援寄附金は、先ほど歳出で説明した趣旨によりご寄附いただいたものでございます。 繰入金、基金繰入金、財政調整基金繰入金は、本補正予算における財源超過分をもって現計予算の繰入金を減額するものでございます。 市債、市債、臨時財政対策債の臨時財政対策債は、今年度の発行可能額の確定に伴い減額するものでございます。 繰越金の前年度繰越金は、平成28年度実質収支黒字額を計上するものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、議案第18号平成29年度四條畷市
一般会計補正予算(第3号)の内容の説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご可決いただきますようお願い申し上げます。
○
曽田平治議長 内容の説明は終わりました。 これより質疑を行うことにいたします。質疑のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
曽田平治議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。本案につきましては予算決算常任委員会に付託いたします。
○
曽田平治議長 次に、日程第18議案第19号平成29年度四條畷市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)及び日程第19議案第20号平成29年度四條畷市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の2議案を一括上程し議題といたします。2議案の朗読は省略いたします。提案者の提案理由の説明を順次求めることといたします。市長どうぞ。
◎東修平市長 議案第19号平成29年度四條畷市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について提案理由を申し上げます。 本補正予算は、歳出については国民健康保険財政安定化基金積立金及び国庫等負担金返還金の増額など情報データベースシステム改修委託料の減額などを計上いたしております。歳入については、前年度からの繰越金及び国民健康保険制度関係業務準備事業補助金等を計上いたしております。 続きまして、議案第20号平成29年度四條畷市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について提案理由を申し上げます。 本補正予算は、歳出については
後期高齢者医療広域連合納付金の増額を計上いたしております。歳入については、前年度からの繰越金の増額を計上いたしております。 以上2議案につきまして、何とぞよろしくご審議の上、それぞれご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
曽田平治議長 提案理由の説明は終わりました。 引き続き内容の説明を順次求めることといたします。健康・保険担当部長。
◎松川順生健康福祉部健康・保険担当部長兼
保健センター所長 議案第19号平成29年度四條畷市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)及び議案第20号平成29年度四條畷市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の内容説明を申し上げます。 初めに、議案第19号平成29年度四條畷市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の内容説明を申し上げます。 予算書の1ページをお開きいただきたいと存じます。 第1条では、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億5779万1000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ86億1342万4000円とするものでございます。 以下、事項別明細書に基づきましてご説明申し上げます。 8ページ、9ページをお開きいただきたいと存じます。 歳出でございますが、総務費、一般管理費の委託料につきましては、国保情報データベースシステム改修委託料の額の確定に伴い5万4000円を減額補正するものでございます。 基金積立金につきましては、前年度繰越金の一部1億6968万2000円を積み立てるものでございます。 諸支出金の償還金につきましては、前年度の精算に伴い返還が生じる国庫負担金、府負担金、療養給付費等交付金をそれぞれ増額し、合計8816万3000円を増額補正するものでございます。 6ページ、7ページにお戻りいただきたいと存じます。 歳入でございますが、歳出で申し上げました国保情報データベースシステム改修委託料につきましては、当初一般会計繰入金を財源としておりましたが、その後国庫補助金適用となりましたので一般会計繰入金で計上しておりました37万8000円を減額いたしまして、新たに国庫補助金として32万4000円を増額補正するものでございます。 繰越金につきましては、前年度からの繰越金の確定に伴い2億5784万5000円を増額補正するものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、議案第19号平成29年度四條畷市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の内容説明とさせていただきます。 次に、議案第20号平成29年度四條畷市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の内容説明を申し上げます。 予算書の1ページをお開きいただきたいと存じます。 第1条では、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ784万6000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ6億9660万3000円とするものでございます。 以下、事項別明細書に基づきましてご説明申し上げます。 6ページ、7ページをお開きいただきたいと存じます。 歳入でございますが、繰越金につきましては、前年度からの繰越金の確定に伴い784万6000円を増額補正するものでございます。 次に、8ページ、9ページをお開きいただきたいと存じます。 歳出でございますが、
後期高齢者医療広域連合納付金につきまして歳入の繰越金を同広域連合に納付するため、同額の784万6000円を増額補正するものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、議案第20号平成29年度四條畷市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の内容説明とさせていただきます。 2議案につきましてよろしくご審議の上、ご可決いただきますようお願い申し上げます。
○
曽田平治議長 内容の説明は終わりました。 これら2議案の質疑以降の議事運営は各議案ごとに行います。 それでは、議案第19号平成29年度四條畷市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について質疑を行うことといたします。質疑のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
曽田平治議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 ここでお諮りいたします。本案につきましては常任委員会の付託は省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
曽田平治議長 ご異議なしと認めます。よって本案につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより自由討議を行います。発言のある方ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
曽田平治議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。 これより討論を行います。討論のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
曽田平治議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。議案第19号平成29年度四條畷市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
曽田平治議長 ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第20号平成29年度四條畷市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について質疑を行うことといたします。質疑のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
曽田平治議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 ここでお諮りいたします。本案につきましては常任委員会の付託は省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
曽田平治議長 ご異議なしと認めます。よって本案につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより自由討議を行います。発言のある方ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
曽田平治議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。 これより討論を行います。討論のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
曽田平治議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。議案第20号平成29年度四條畷市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
曽田平治議長 ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決いたしました。
○
曽田平治議長 次に、日程第20同意第19号
教育委員会委員の任命についてを議題といたします。事務局より議案を朗読させます。
◎※(事務局) 朗読いたします。 同意第19号
教育委員会委員の任命について。 次の者を四條畷市
教育委員会委員に任命するにつき、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を求める。 記として、住所、枚方市氷室台一丁目31番5号、氏名、竹内千佳夫、生年月日、昭和24年9月18日。 平成29年9月1日提出。四條畷市長、東修平。以上です。
○
曽田平治議長 ただいま上程いたしました同意第19号
教育委員会委員の任命についての提案理由の説明を求めることといたします。市長どうぞ。
◎東修平市長 同意第19号
教育委員会委員の任命について提案理由を申し上げます。 本市
教育委員会委員大村民子氏は平成29年9月30日付をもって任期満了されますので、その後任として竹内千佳夫氏を適任と認め、任命したく本案を提案いたしました。何とぞよろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。
○
曽田平治議長 提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行うことといたします。質疑のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
曽田平治議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 ここでお諮りいたします。本件につきましては常任委員会の付託は省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
曽田平治議長 ご異議なしと認めます。よって本件につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより自由討議を行います。発言のある方はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
曽田平治議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。 これより討論を行います。討論のある方はどうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
曽田平治議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。同意第19号
教育委員会委員の任命については、同意することにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○曽田平治議長 ご異議なしと認めます。よって本件は同意することに決しました。
○曽田平治議長 次に、日程第21同意第20号副市長の選任についてを議題といたします。 事務局に議案を朗読させます。
◎※(事務局) 朗読いたします。 同意第20号副市長の選任について。 次の者を四條畷市副市長に選任するにつき、地方自治法第162条の規定により、議会の同意を求める。 記として、住所、東京都世田谷区野沢二丁目15番7号、氏名、林有理、生年月日、昭和55年7月11日。 平成29年9月1日提出。四條畷市長、東修平。以上です。
○曽田平治議長 ただいま上程いたしました同意第20号副市長の選任についての提案理由の説明を求めることといたします。市長どうぞ。
◎東修平市長 同意第20号副市長の選任について提案理由を申し上げます。 前副市長辞任後、空席となっておりました本市副市長につきまして林有理氏を適任と認め選任いたしたく本案を提案するものでございます。 本市副市長候補の選定に当たりましては、ご承知のとおり民間の人材サービス会社エン・ジャパン株式会社協力のもと、同社運営の求人情報サイト「エン転職」等で公募を行い1700人もの方から応募いただきました。応募いただきました方の選考に当たりましては、組織におけるマネジメント経験、複数部署との連携によるプロジェクトの推進及びその予算組み、企画・立案・実行・運営の経験等の応募要件に照らし、書類審査及び面接試験を実施し進めてまいりました。 最終選考におきましては、私以外にも総務部長、特別参与、人事課長のほか6名の市内在住の若手職員も参加し、自分たちが働く組織のトップとして、また自分たちが住むまちの副市長としてなど、さまざまな観点からの意見を出し合いながら選考を行いました。その中で民間企業で培ったマーケット分析や全国のまちづくりの事例調査また各地でのフィールドワークなど、これまでの経験で培われた見識が今後の本市のまちづくりにおける課題解決について大いに役立てていただけるであろう思いに加え、子育て施策に対する考え方、そして何よりも相手の立場に立ち、その人に寄り添う姿勢などから最終的に林有理氏を選考するに至りました。 林氏につきましては、議案書に記載のとおり株式会社リクルートにおきまして若くしてスーモマガジン編集長を努められ、退社後におきましても鎌倉市住宅マスタープラン策定委員会委員を務められた後、現在は子育てを行いながら執筆活動などを行っておられます。 本日、議会のご同意がいただけましたら、本市への転居手続等を行った後、本年10月1日付で本市副市長に就任いただく考えでございます。何とぞよろしくご審議の上、ご同意賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○曽田平治議長 提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行うことにいたします。質疑のある方どうぞ。大川議員。
◆12番(大川泰生議員) それでは副市長の選任の問題について質問をいたします。なわて政新会の大川でございます。 先ほど、市長のほうから提案理由の中でさまざまな意見が出されましたが、この公募というやり方については私もそうですが市民の中にもさまざまな意見がある、これは市長もご承知かと思います。そういう中で今回、わざわざ東京都の世田谷区の林氏を選んださまざまな理由があろうかと思いますが、そういうことで具体的に質問いたしますが、全国公募ですから先ほど言いましたように東京都からも四條畷に公募する、これは普通であることだと思います。また、最終的にいろんなことが市長から提案されましたが、どのような基準で具体的にまたその理由とそして今回は市長や総務部長やまた職員の方にも面接を依頼して、していただいた。こういうことでありますけども、私どももまた市民の方もお名前は新聞で報道されましたので知っておりますけども、顔も知らない、どういう方かもわからない、こういう状況で市民の方も不安というんですか、期待と不安、これが二つあるだろうと思うわけですが、市長が選んだ理由、また基準、先ほども説明がありましたが、その内容についてひとつご説明をお願いしたいと思います。 二つ目には、林有理氏は民間の企業で本当に頑張っておられた方だと私も経歴を見て思いますが、副市長は市長と同じように民間の企業で働いた、そういった考え方だけでは私は役割を果たせない、このように思います。そういうところから、市長も当然そうですが、全てに市民を基本に置いて同じ目線で話を聞く姿勢が私は大事である。このことを市長ともどもその役割を果たすことが必要であると、このように考えますが、市長はこのことについていかがでしょうか。ご答弁をお願いします。
○曽田平治議長 市長。
◎東修平市長 ただいまの大川議員からのご質問2点ございました。一つ一つお答え申し上げます。 まず1点目の選考基準というところでございますけれども、提案理由の中でも述べさせていただきましたとおり、応募に当たりましては大きく組織のマネジメント経験であったり、企画・立案・実行・運営、このようなあたりを大きな基準とさせていただきまして選考には当たりました。しかしながら、順次面接等を進めていく上で大きく、やはり志望動機に当たる部分、四條畷というところにどのような関心を持っていただいているのか等々を深くお伺いさせていただくとともに、その関心の深さであったりとか、分析の鋭さ、そのようなことに加えまして、順次面接を進めていく中で実際に組織を運営していくに当たってぶつかった困難であったり、それをどのように解決していったのか、ご自身の考えであったり実際の動き、そういったものを個別具体に深く各候補者の方からお伺いさせていただきました。その上で最終選考には6名の方が残られましたが、私だけの観点ではなくてさまざまな年代、性別、肩書の職員、役職の職員を含めまして多種多様にわたるご視点から選考させていただきました。 その中で2点目にもつながるところではございますけれども、やはり大川議員お示しのとおり、副市長の職務というものは非常に多岐にわたり、民間企業の経験だけで、じゃ今すぐに全てが網羅できるのかというと、そこは難しいことがあるのは重々把握しておるところでございます。しかしながら、お示しいただきましたとおり、市民の方々を初めとして、まずは職員あるいは市長である私としっかりとコミュニケーションをとらせていただきつつ、また議員の皆様にもご指導いただきながら副市長の職務というものの理解を深めていただくと同時に、私が掲げさせていただいている新しい畷へ向かっての大きな一歩を踏み出していただくためにも、新しい観点でもってこの組織あるいはまち全体の活性化につなげていただきたいという思いでございます。以上です。
○曽田平治議長 大川議員。
◆12番(大川泰生議員) 市長から丁寧な説明がございました。質問は2回ですので、この副市長の選び方については先ほども申し上げましたように市民の方から不安も期待もある、そういう話も私も聞いております。今後、そういった市民の不安を払拭できるような取り組み、副市長としての役割を市長ともども果たすように希望して、私の質問は終わります。
○曽田平治議長 ほかに質疑のある方はございませんか。森本議員。
◆4番(森本勉議員) それではご質問をさせていただきたいと思います。 待ちに待った副市長さんがもうすぐ同意を得られるということで確信をいたしておりますけれども、私は特に申し上げたいというのは東市長自身が政治経験がなかったということなんです。前の選挙のときにも相当その政治経験のない者に何ができんねんと言うて反対された方々もたくさんおられました。これは事実であります。しかし、市民が望んだのはそういった手あかのついた政治ではなくて、本当に市民の立場に立って物事を考えていただける人がトップになっていただきたいという本当マグマのような力があったからこそ東市長を誕生させたのだと私は思います。 そして、それよりすばらしいのはその市民の期待に応えるどころか本当に我々も目からうろこが落ちるような本当斬新なアイデアとか、またその新たな実行力、実現力、そういったものに対しては、我ながら勝手に応援させてもらった人間としても、本当に市長になっていただいてよかったなと。ですから、今、この時点で東市長が選挙の前に民間企業だけ、政治経験なかったことに対するネガティブなものは、多分市民の中に今持っておられる方はほとんどおられないと思うんです。あなたの今の活躍の仕方は本当に十分、もっともっと頑張っていただきたいんですけども、本当に市民が期待された以上のことを今やっていただいていると思います。 そういった中で2点、もう一度改めてお聞かせください。これ、市民のために、市民に説明するという意味なんですけど、民間企業の人材の会社に発掘をご依頼されたということも、これも僕から考えたら本当にびっくりするような手法なんですけども、そういったものを利用されようとしたまず最初の動機をお聞かせしていただきたいなと。 それともう一つは、多くの応募者の中から選考されていった中に、最後にお話がありましたが若手の職員さんにも過程に入っていただいたということで、これも本当に画期的なことだと思います。私は聞いてる範囲におきましては、そういったものに若手の職員さんが参画されたことによって仕事に対する意欲も大変高まっているというふうにお伺いしてるんですけれども、そういったこういう大事な人事を決めていく過程において、若手の職員さんのお考えをある程度、批判材料として入れていかれた。そのことによって、この市役所庁内の雰囲気も物すごく変わってきてると思うんです。こういったムーブメント、これからより有効なものにまとめ上げていくために市長はどういうふうにお考え、この方と一緒にやっていこうとされるのか、ぜひお聞かせいただきたいと思います。
○曽田平治議長 市長。
◎東修平市長 ただいまの森本議員の2点の質問に順次お答え申し上げます。 まず1点目の民間企業であるエン・ジャパンさんと組んだ理由というところでございますけれども、まず第1、これがもしかしたら私としては最も大きいことかと思っておりますが、公募という手法を用いるという段階から、議会の皆様からも種々公募の利点というよりはマイナス面のご指摘等々もご指導いただいておりました。それは私としても十分認識しているところでございます。それはその公募のデメリットが一番発揮されてしまうときというところは、やはり選考プロセスであったりとか見きわめの部分、ここがやはり市役所自体が持っているその部分に関する能力が弱い。なぜならば、公募自体を日々やってるわけではないのでノウハウがないといったところに弱点もあるのかなと思っております。その上で、今回エン・ジャパンさんが掲げられてる理念は入社後活躍というのがございますが、徹底的に本市の状況であったり、私の考え、そういったものを種々お打ち合わせさせていただきながら、どういう人物がふさわしくて入った後も活躍いただけるのか、それは何万人と採用の支援をされてきた会社でございますので、そのノウハウをシェアしていただけたこと、これが大きな一つの利点に結びついたと思っております。 それだけではなくて、やはり現行、市で行うにおきましては紙のエントリーシートを郵送して市役所職員も紙でそれを一つ一つさばいていくような、これは現状、実情でございます。今回の公募におきましては本当によりすぐれた方に参画いただきたいという思いで全国公募をさせていただきましたが、その点においてもエン・ジャパンさんのシステム等々を使わせていただくことで、現在普及しているスマートフォンからの応募が可能になったでありますとか、進捗管理等も電子、ネット上で行うことが可能になりまして、人事課職員にかかる負担も削減できたのではないかと思っております。そのような複数の利点があったので、私としては民間企業とのコラボレーションという形をとらせていただきました。 2点目の若手職員が審査に参加したことにつきましてですけれども、これはご想像以上に実はきっちり採点等も行っていただいて、それはやはり若手職員の目線でも見ていただきたいですし、市内に住む者として市民の目、先ほど大川議員からもございましたけれども市民の目としても迎え入れるに当たって受け入れられる人材かを心から判断してほしいという思いで参画いただきました。これはこの取り組みに始まったことではなくて、着任直後にさまざまプロジェクトチーム等々を立ち上げた場合も、なるべくこれまでにない若手層の方々から意見が集まるような形の取り組みであったり、職員提案制度につきましても前向きな検討を展開していこうというような形で、これは私の一環した方針かなと思いますので、今後もさまざまな側面において庁内全体が活性化していくような取り組みを進めてまいりたいと思っております。以上です。
○曽田平治議長 ほかに質疑のある方ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○曽田平治議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 ここでお諮りいたします。地方自治法第115条の2の規定により被任命者を参考人として招致したいと存じますが、これにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○曽田平治議長 ご異議なしと認めます。よって被任命者を参考人として招致することに決定いたしました。 それでは、参考人にご入場をお願いしますので、暫時休憩いたします。時に午後2時10分
○曽田平治議長 それでは、休憩を閉じまして会議を再開いたします。時に午後2時11分
○曽田平治議長 それでは、参考人ご発言がございましたらよろしくお願いいたします。どうぞ参考人お願いします。
◎林有理氏 ありがとうございます。では発言をさせていただきます。 本日は貴重なお時間をいただきましてまことにありがとうございます。皆様からご質問を頂戴する前に、このたびの応募に至った背景と私の所信を申し述べさせていただきます。 初めに、応募に至りました背景をご説明申し上げます。私がこちらの公募を知りましたのは、出産育児のために仕事を控えていた時期になります。四條畷という単語がテレビから飛び出しまして、家族で何度も訪れた緑の文化園を初め、生駒山地の澄んだ空気と豊かな緑を思い出しまして、大変懐かしい気持ちになりました。私は小学校から高校卒業までの多感な時期を田原地区にほど近い奈良市北部にて過ごしております。父が緑の文化園を好きでしたので、週末によく家族で愛犬とともに訪れまして、四季折々の風景とともに写真を何枚も撮っております。アイ・アイ・ランドのレストランでは少し背伸びをして食事したことは子ども時代のよい思い出の一つです。また田原地区周辺の開発が始まりまして、どんどんと新しい家が建ち並んで、新たなまちができていく様子にわくわくしながら眺めたことも子ども時代の思い出の一つとなっております。 このたびの募集を知りまして、あのときの四條畷市は今どのようなまちになっているんだろうと興味が湧きました。そして、全国的な問題と同様、人口減少等に悩まれる四條畷市の現状を知ります。約25年前に子ども心に抱いておりました新しいまちがどんどんできて人がふえているという活気あふれるまちのイメージとのギャップ、そちらが今回の応募の後押しをする十分な理由だったかなというふうに思っております。 また、私はリクルートに入社して以来、一貫して住宅情報誌の事業運営に携わっております。当初は北摂から阪神間エリアの一戸建て販売事業者の皆様の経営支援に4年間従事いたしまして、その後東京へ移動し、札幌から鹿児島まで全国の不動産市場のマーケットの分析をしながら、その分析に応じた雑誌の企画の編集・制作等々、販促活動から事業運営まで全般的に携わってまいりました。こうして全国の市場を分析しながら雑誌を制作する過程で各地のまちづくりの事例に数多く遭遇することとなります。特に住民の方々が起こす小さな点からまちが変わっていくさまを目の当たりにするにつれ、より深く追求していきたいとの思いが募りましてリクルートを退社いたしました。 退社後は、実際に各地を回るフィールドワークとそれらの事象を体系的に何とか説明できないかと進学しました博士課程で研究活動にもいそしんでおります。このような活動を続けている一環で鎌倉市の住宅マスタープランの委員を務めさせていただくこととなりました。そこで行政の役割の重要性と難しさの両面を痛感することとなります。これまで私が得てきたまちづくりのエッセンスをどのように実際の社会に還元していけるのだろうか、真剣に考え悩みながら委員の役割を遂行いたしておりました。委員の役目が終わってからも民間企業で培ったこのマーケットの分析力と行政のダイナミックな力をかけ合わせて小さな点からまちが変わっていくような素地をもっともっとつくりたい、つくれるのではないだろうかという思いが募ります。そんな中、このたびの公募を拝見いたしました。新たな市長のもとで興味深い挑戦を始めた四條畷市に引かれ、私のこれまでのマーケットの分析の経験とまちづくりの実践の研究の経験をぜひ四條畷市でお役立てできないかと考え、突き動かされるように応募をいたしました。 本日、副市長の着任に皆様のご同意がいただけましたならば、副市長として以上のような経験を生かしながら全身全霊を傾け、職務を遂行する所存でございます。ここにその所信をこれから述べさせていただきます。 私が携わってまいりました住宅情報誌の企画と制作は人々が暮らしたいと思うのはどのようなまちか、自治体のどのような施策が支持されているのかなど、人々が暮らしに求めているものを追いかける仕事でもあります。今この瞬間に市場にあらわれている住宅や不動産の情報はその自治体の実情をあらわす生きたデータであるとも言えます。こうしたデータを分析し、人々が暮らしに求めているものを追いかけてきたこの経験を四條畷市の課題解決の方向性を見定める際にお役立てできればと考えております。 まちづくりにおきまして大きな計画の策定やビジョンの共有は非常に重要です。同じく市民の皆様が生み出す小さな点もまちの風景を変える大切なリソースの一つです。この二つをつなげることで市民の皆様の暮らしの質が向上するよう、まずは庁内庁外にあるさまざまな資源を多角的に分析させていただき、民間で培いました戦略遂行能力を生かしながら問題解決に邁進してまいります。その際には議会の皆様からしっかりとご意見を伺い、これまで積み重ねてこられた議論や歴史に敬意を払い、市民の皆様との対話を丁寧に重ねていく所存でございます。私に求められた結果を出すため、全身全霊を傾注してまいる所存でございます。何とぞよろしくお願いいたします。 最後に、本日はこのような所信開陳の機会をお許しいただきました議長並びに議員の皆様に感謝を申し上げ、甚だ簡単ではございますが、私の応募に至りました背景と所信の表明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○曽田平治議長 ありがとうございました。林さん、お席へどうぞお戻りください。 これより参考人に対して質疑を行います。林参考人への質疑につきましては、お一人3回までといたしますのでよろしくお願いいたします。なお、林参考人に申し上げますが、議員の質問に対し答弁しようとする場合は挙手していただきまして、議長の許可を得てからご答弁をお願いいたします。また、参考人は議員に対して質疑することはできませんのでご了承ください。それでは質疑のある方どうぞ。大川議員。
◆12番(大川泰生議員) それでは、林副市長予定者に少しお伺いをしたいと思います。こういう場所では初めてのことだと思いますので、簡単な質問にかえさせていただきますのでよろしくお願いします。 先ほど、林参考人のほうから決意なり、また応募の背景については私が質問しようとした内容と同じでありますのでこれは省きたいと思います。 二つ目には今回の市長の全国的な公募で1700人の方がこの副市長に応募された。このことはご承知かと思います。市長の質問でもお聞きしましたが、この公募というのは四條畷市にとっても初めてであり、我々議員にとっても初めての経験でございます。しかし、先ほどの林参考人の決意表明の中でどれだけの能力があるのかよくわかりました。そういった意味で、改めて選ばれた部分の市民に対する、これも関心が高いまた期待もある、そういうことの中から改めてその決意を申し述べていただきたい、このように思いますのでよろしくお願いをいたしたいと思います。
○曽田平治議長 林参考人。
◎林有理氏 ご質問ありがとうございます。副市長になるに当たっての決意を改めて申し述べさせていただくということでよろしかったでしょうか。 (「はい」と不規則発言あり)
◎林有理氏 ありがとうございます。申し述べさせていただきましたように、もともと四條畷市に対しましては親しみを感じていたというところから、現在の人口減少等の課題に悩んでおられるということを知りました。その中で私の経験のほうからやはり住宅を選ぶというのはその地に住むということになってまいりますので、どのような市の政策が人々にとって支持されているのか等々を10年以上、やはり知見として積み重ねてまいりましたので、そちらを役立たせていただきたいというふうに考えております。なお、そのような動きをさせていただくに当たりましても、一番最初にやらせていただきたいと思っていることは、まずは職員の皆様との意思調整をさせていただくということになりまして、たくさんの職員の皆様、優秀な方々がそろっていらっしゃいますので、その方々のリソースを最大限に生かして最初の時間で精いっぱいの結果を出すというようなことにまずは努めさせていただくのかなというふうに考えております。よろしくお願いします。
○曽田平治議長 大川議員。
◆12番(大川泰生議員) 丁寧なご説明ありがとうございます。それでは、一つお伺いしたいと思いますが、年収の問題でございます。最近のマスコミでも副市長の年収が年間1430万、このように報道されました。市民の方はさまざまな受けとめ方をされています。ご承知かご承知でないかはわかりませんが、市長も30%減、そして教育長も20%減。これはそれぞれが自主的に減額を申し入れをして行ったものであります。私は副市長としての仕事を立派に果たすことが単に減収をするよりも大事だという思いがあります。そういうことから、逆にそうしなさいということではありませんので、自主的に考えてそして実行すればいいんじゃないか、このように思いますけども、市民の方がさまざまな思いがありますので、そういう点の思いについてそんなはっきり答えなくてもいいですから、今後検討するとか、またいろいろと相談するとか、そういうことで結構ですのでひとつその点の考え方をお聞かせ願いたいと思います。以上です。
○曽田平治議長 林参考人。
◎林有理氏 ありがとうございます。年収につきましても、大変な額を頂戴するということは私も重々承知しております。その上で現時点では、まずいただいた額以上の働きをもってお返ししようということは心に決めております。市民の皆様にもそちらの働き、林は働いているなというような考えをお持ちになっていただけるようにまずは全力を尽くすという形で思っております。減収につきましてというお話がありましたけれども、実はそれを存じ上げましたのは最近でございまして、これからその件に関しましては考えさせていただこうというふうに思っております。
○曽田平治議長 大川議員。
◆12番(大川泰生議員) ありがとうございます。私は減収よりもその報酬で立派に副市長としての仕事を果たす、このことは大事だと思っていますのでその点ひとつご理解をいただきますようにお願いします。 最後になりますが、1700名の公募の中の1人として選ばれた林氏に対して、市長ともどもこれからもぜひ四條畷のために頑張っていただきますように要望して、私の質問を終わります。以上です。
○曽田平治議長 ほかに質疑のある方ございませんか。森本議員。
◆4番(森本勉議員) 林有理さん、初めまして。自民党の森本と申します。ようこそこの四條畷のためにあなたの持っておられます能力を発揮しようと決心していただき、本当に心から歓迎を申し上げます。また、これからも議会と行政、なれ合いするわけじゃございませんので、しっかりと緊張感を持った中で四條畷市民のために相競い合って高めていけるようなことができる人材だというふうに、今のお話を聞いただけでも本当に感じました。 それで、私ごとになりますけども、四條畷市というのはお調べになったと思うんですけれども、商工業が非常に脆弱なまちであります。たばこの税金よりも法人税が少ないという、日本でもおそらくないようなまちじゃないかと思うんです。ですから、ずっと私は議員活動をやる中で四條畷にとって何が一番大切なのかというとまさしく人、人そのものであるというふうに考えまして、どのようにしてこのまちに住んでいただける方が市民として誇りを持って文化的な生活を営んでいただけるのか、またよそのまちから注目されてこのまちに来ていただけるような四條畷になっていく、人がにぎわっていくまちであってこそ初めてこのまちが成り立って行くんだというふうに考えて活動してまいりました。 そして、今回この1月に誕生していただきました東市長もやはりそういうお考えを強くお持ちでございます。その中で副市長の選任、市長のパートナーを選ばれる中においてあなたを選ばれたということは非常にすばらしいことだと思うんです。なぜかといいますと、私は住宅マスタープランこそ我がまちにとっては最も喫緊かつ重大なマターであるというふうに考えておりました。従来の行政には、行政の方には耳の痛い話をしますけども、ややもするとペーパーでつくったよそのまちと同じような金太郎あめみたいなものを例えば何年計画にしてもそういうことが非常に多かったんですけども、東市長の考えは全くそういう考えはありませんので、ぜひ住宅マスタープラン、本当にそこにぶら下がっている子育てから高齢者の問題から何から全てあると思うんです。そういったものをぜひこのまちのために非常にその能力を発揮していただきたいということから考えましても、あなた様のご経歴というのは本当にまことにもって相ふさわしいものであるというふうに思っています。 ですから、改めて、今先ほど申し上げられましたけども、この本当にこういう小さいまちで工業も商業もない、例えば毎年売られてる家がどれだけあるかいうたら、本当によそからしたらすごい小さいまちなんです。そういった中でこれからどういうふうに頑張っていこうかなと思っておられるような具体的な思いなどありましたら一遍聞かせていただきたいと思います。
○
曽田平治議長 林参考人。
◎林有理氏 ありがとうございます。確かに、私はずっと住宅領域に携わってまいりましたので、自分の得意分野として、住宅を人々が大金を出して買う際に一生に一度と昔は言われておりまして、今は回数はふえておりますけれども、その際にどのようなまちを選ぶのかというのがもうずっと仕事をしている中でも最大の私の追いかけるべき目標、明らかにすべき目標でありました。そういう点から鑑みまして四條畷市におきまして、どのような人々をまず呼んできたいのかということを明らかにする。その上で、今住んでいらっしゃる方がさらに住み続けたくなるまちはどのようなものなのか、新しく来ていただきたい方が必要とされているまちはどのようなまちなのかということを明確にしまして、その点におきまして課題の解決に邁進していきたいというふうに思っております。
○
曽田平治議長 森本議員。
◆4番(森本勉議員) 特別職でありますこの副市長というのは、例えば民間企業であればそういう特殊な部門で能力を発揮されていくということでほとんど何も問題ないと思うんですけども、実際にはやはりこの地域にこれから入っていかれるわけなんです。ですから、市長のパートナーとして活躍していただく場合に今まで経験されたことのないような大変な事態に遭遇されることも十分あると思います。場合によっては理不尽だと思われるようなことにも遭遇されることがあるんだと思うんです。そういったときはぜひ我々、ここの地域に根づいて活動しておりますので、何かのサジェスチョンできるようなことがありましたらぜひ聞いていただいて、情報提供なりお力になれるようにして、それが結局はお互いを高めていけることになるんだろうと思います。なれ合いじゃ絶対にないと思いますんで。ただ、私としましても緊張感を持ってこれからやっていく以上、たまには耳の痛いことも言わなければならないことが出てくるかもわかりませんけども、それは決してマイナーな考え方でなくて、より高めたものをつくっていきたいという思いから出ていることでございますので、一緒に頑張っていっていただきたいと思います。 最後にこれもう要望なんですけども、私、先ほど申しましたように住宅マスタープランについてはやっぱり一番大事なものであると思ってます。それについてぜひ議員とか行政とかいう枠組みを置いて、ひとつぜひ勉強会みたいなものをやっていただけるようでありましたら、僕も学ばせていただきたいと思いますし、ほかの方々も皆そういうふうに思っておられますと思いますのでぜひまた検討していただけたらと思います。以上でございます。よろしくお願いします。
○
曽田平治議長 ほかに質疑のある方はございませんか。岸田議員。
◆10番(岸田敦子議員) 日本共産党の岸田敦子と申します。初めまして。四條畷にゆかりがおありだということとか、話しぶりも非常に聡明な印象で、私個人としてはすごく好感を持ったということはまず申し上げておきたいと思います。私からちょっとかたい話もさせていただきますけれども、副市長の任務として市長にかわって業務の詳細の検討とか政策の立案、そういったことを行うというのももちろん任務としてはありますので、市の業務の検討や政策の企画立案の際に行政と民間企業は違うということを踏まえて職務を遂行していただかねばならないという観点で質問をさせていただきます。 まず、憲法と地方自治法の立場で行財政運営を進めるという点です。憲法にはさまざまな国民の権利が明記されていて92条から第8章ということで地方自治が明記されています。特に地方自治を運営する際に心がけていただきたいと私が思っているのは13条と25条です。13条には個人の尊重というのが書かれていて、人は誰もが生きる価値を持っていて一人一人がかけがえのない価値を持っているという点、25条は全ての国民が健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を持っていると明記されている点、また地方自治法の第1条2項に地方公共団体は住民の福祉の増進を図ると、それを基本とするということが書かれております。 これは当然そのことは前提で任務についていただいているとは思いながら、行政の仕事というのは市民一人一人の生活と健康を守ると、この観点が抜け落ちてはいけないというふうに私は強く思っております。民間企業はやっぱり利潤追求をするようなところですけれども、自治体は利潤追求が目的ではないということもおわかりだとは思いますが、コスト論で安ければ安いほどいいと、あと採算合わないものはどんどん切り捨てるという考えでは住民の健康と生活を守れないかなというふうに思っております。 もちろん財政は限りがありますので優先順位を考えて施策を立てていかなければならないというのはありますけども、自治体の役割として最も大切なのは市民の生活と健康を守るという点だと、ここを第一に任務を進めていただきたいということを求めますけれども、これに関する参考人のお考えをまずお聞かせいただきたいと思います。
○
曽田平治議長 林参考人。
◎林有理氏 ありがとうございます。いろいろお教えいただきましてありがとうございます。まず、憲法や地方自治の考え方につきましては、東市長と共通認識図りながら私自身これからの考えを深めてまいりたいというふうに思っております。その上で福祉につきましても、まだこれから四條畷市の勉強をさせていただいている最中ということもございますので、しっかりとその勉強を積み重ねさせていただいた上で皆様にとって住みやすいまちになるように努力させていただければというふうに考えております。
○
曽田平治議長 岸田議員。
◆10番(岸田敦子議員) ありがとうございます。それに関連して、住民自治ということに関しては政策決定の場に住民も参加するというようなことも重要で、先ほど市民の意見も聞いていくということはおっしゃられてましたので、その観点で市民が主人公というまちづくり、それを貫いていただきたいなと。さまざまな立場の市民の意見を聞いて、それらの意見をまとめて調整するというのは大変難しい作業ではありますけども、市長も率先してやられてるところもあります。副市長もその役割をやっぱり果たすべきときというのは、その場面というのは出てくると思いますので、そのときにいろいろ意見を聞いて結局は行政の考えを押しつけて結論ありきで事を進めるようなやり方はやめていただきたいなと思うんです。行政が立てた計画に対して市民の意見を聞いて、それを反映するためには計画を見直さざるを得ない、そんな場面が出てくるかもしれません。だから、そういうときはやっぱり市民の意見を聞いて計画を見直す決断をするというような、そのような市民の声を反映する行財政運営も心がけて実践していただきたいなと思うんですけれども、これについての考えもお聞かせいただきたいなと思います。 3回しか質問できないので、あとちょっと、これは大分過去の問題になるんですけども、四條畷市においても随分前になりますが市長も絡んだ公共事業の汚職事件というのがありました。そうした点から市政運営に当たっては不当な介入を許さず、企業・団体との癒着を断ち切ることが非常に重要だと。これは金品の授受はしないということはもちろんですけれども、そういうことを心がけながら行政分野をガラス張りにして市民参加を貫く、情報の透明化ということも強く意識して行政に取り組んでいただきたいということは、これはもう要望にしておきます。 最後に、国や府に対してしっかり物を言っていく姿勢というのを持っていただきたいなと思っております。きょうも大阪府からの制度改正というのがありましたけれども、国や府の制度改正の中には市民や市の職員の生活と健康を悪くするんではないかと思われるもの、また行財政に対してもそうではないかと思われるものが非常にいろいろと出てくる場合があります。そうした制度変更については国や府にしっかり物を言うことを心がけていただきたい。これに対するお考え。 さきの市民の声を反映する行財政運営のことと、国や府に物を言う姿勢をもって臨んでいただきたい、この点についてのお考えもお聞かせいただきたいなと思います。
○
曽田平治議長 林参考人。
◎林有理氏 まずご質問いただきました市民の皆様の声をたくさん聞いてその上で政策に反映していくというようなご指摘につきましては、私もそのとおりだというふうに思っておりますので、もうできる限りたくさんの市民の皆様の声を頂戴し、議会の皆様の教えを請いながら政策の運営に務めさせていただきたいというふうに考えております。 また、国や府に対して物を言っていくという姿勢に関しましては、確かにおっしゃるとおりだなというふうに思っておりまして、そのやり方につきましてはこれから勉強させていただくという形になるかと思いますが、四條畷のためになることは一体何なのかということを大前提に置いた上で行動をさせていただければというふうに思っております。
○
曽田平治議長 岸田議員。
◆10番(岸田敦子議員) ありがとうございます。今聞いたことは市長にももちろんやっていただきたいということで、市長は国の省庁におられた関係でそういったことはおわかりだということを前提で余り所信表明や市政運営方針でもお伺いしなかった点もあったかと思います。市長と副市長の力を合わせて、今私が要望させていただいた点は心にとめてぜひ今後やっていただきたいということは強く申し述べて、質問は以上で終わります。
○
曽田平治議長 ほかに質疑のある方ございませんか。瓜生議員。
◆8番(瓜生照代議員) 市議会公明党の瓜生照代でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 まず初めに、林有理さん、ようこそお越しくださいました。女性副市長の登用を掲げて東市長が当選されて以来多くの市民の方々が大きく期待をされて、ぜひ一日も早い選任をと待ち望んでこられました。先ほど林さんの思いも聞かせていただきました。さすがに1700人もの多くの応募者の中から一次、二次、三次そしてまた最終選考を経てきょうを迎えられた方であると、改めて敬意を表したいと思います。 なぜ四條畷市を選ばれたのか、またこれまでどのような社会経験をされたのか、どのようなまちづくりをしたいのか、それらにつきましての内容は所信の中で、また今の同僚議員とのやりとりの中で聞かせていただきましたので、私からは短く1点だけお聞かせいただきたいと思います。 今回、副市長のこの公募を始めました6月16日に東市長はメディアのインタビューに答えてこのようにおっしゃっておられました。「実質的な市役所改善は女性副市長に実行役のリーダーを担ってほしい。自分と二人三脚で変えていける人を探したい。」このように述べられました。先ほど同僚議員の中からもありましたけれども、副市長の役割というのは市長の補佐をしつつ政策を企画立案し、また職員の事務を監督し、そしてそれを実際に新しいまちとして形にしていく。ですから副市長の職務というのは、ある意味では市長に申しわけないのですが、市長以上に多面的でかつ実務の力かつ人間の力これを要請されるものではないかとそのように拝察いたします。市長と二人三脚で走るに当たって林さんが一番重要だと思われること、一番自分の根底に置きたいと思われていること、それは何なのかお伺いしたいと思います。
○
曽田平治議長 林参考人。
◎林有理氏 ありがとうございます。確かにご指摘のとおり副市長という仕事は知れば知るほど非常に多面的で、こういうところも副市長がやってらっしゃったんだということを実は知るということもございました。その上で、ご質問いただきました何を一番大事にして副市長という役を務めさせていただくのかということになりますけれども、まず一番初めに私が多分大事にさせていただくとすれば、相互背景理解というところになるかなというふうに思っております。それは過去、マネジメント職につきまして、編集長という職でやっていた際にも例えば部下が年上であったりとか、いろんな知識、専門のスタッフがたくさんいますので、そういう方々と一つのものをめざして頑張るのだというチームワークをつくるために、彼らが一体何を考えているのか表面ではあらわれないその背景を知るということを一番大事にやっておりまして、そのような調整を経てうまくマネジメントしてきたという経験もございます。ですので、一番初めには、最初に申し上げたかもしれませんけれども、職員の皆様がめざしているところは一体何なのか、どのようなお仕事をされているのか、したいのか、何を求めているのかということの背景、さらには市民の皆様がどのようなまちをめざしていらっしゃるのかということをより深く知るということが、まず副市長として務めさせていただく際の一番最初の一歩目かなというふうには考えております。
○
曽田平治議長 瓜生議員。
◆8番(瓜生照代議員) ありがとうございました。さすが市長が本当に人の気持ちのわかるというような表現なさいましたけれども、そういった方かなと思います。林さんは就任が決まればこの四條畷市内に引っ越ししてこられて、そして生後4カ月でしたかお子さん、お子さんを保育所に預けて働かれる、このように伺っております。四條畷市内に住まれる、それを伺ったときに私は林さんの覚悟の一端、それを見たような気がいたしました。このまちに住んで、このまちで子育てをして、そしてこのまちの課題であるとか利点、能力、それをじかに、肌感覚といいますか、じかにつかみながら副市長という激務を担おうとされているのだなと、そういった覚悟を伺ったときに本当に頭が下がる思いでした。同じ女性として、そしてまた私も林さんとの同年代の娘と孫を持っておりますので、その母親として、そしてまた何よりも市民皆様に喜んでいただけるまちづくりに微力ながらも奮闘している一議員として、心からのエールを送って私からの質問を終わります。ありがとうございます。
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曽田平治議長 ほかに質疑のある方ございませんか。島議員。
◆3番(島弘一議員) 初めまして。畷ビジョンの会の島弘一です。このたびは東京のほうからわざわざお越しをいただいたということで本当にありがとうございます。私どもの四條畷市、こういうローカルな地方都市ですのでなかなか、現在お住まいの世田谷あたりのところとはちょっと、大分違うような気もいたします。田原地域に非常に近いところの生駒市のほうに幼少期にお住まいだったということで、何かとこの地域のことも風土も含めてご理解いただいてると思っております。 行政の副市長ということで、実は私、公募による副市長の選任というのはいかがなものやということは市長にもたびたび申し上げておりました。こんな適材、適任という方がお見えになると思いませんでしたので、本当のところ、ほんまにどうかなと思ってたんですが、行政はとまることがあってはいけないと、いつも動いている状態というのが必要なところであるというふうに思っています。そんなことから、職員の面倒もある意味見ていっていただかないといけない部分があるというふうに思っています。それは女性という目線で見ていただいて、いける部分もありましょうし、それは市長と連携組んでいただいてやっていただくことも十分であるというふうに思いますが、まだ何もされていないのでわからないですが、職員とのそういうつき合いというのか、いろんな部分での今後、話し合いも含めてしていただかないといけないところが必要になると思いますが、それについてはいかがでしょうか。どのようにお考えなのかお聞かせください。
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曽田平治議長 林参考人。
◎林有理氏 ありがとうございます。職員の皆様とのおつき合いという、どのように一緒に進んでいくのかというご質問だったかと思いますが、行政職という職につきますのは何分初めてのものですから、いらっしゃる全員が私の先輩という形になるのかなというふうに思っております。ですので、まずはただひたすら教えを請うということが一番最初になるかと思います。その際には、先ほどいただきましたように議員の皆様にも教えを請いながら、まずは吸収するということが一番最初だと思っています。ただその上で、副市長という責任のある職につきますものですから、いただいた情報を全て教えていただく中で、十分にそしゃくをしましてその上で市長と連携をとりながら責任ある発言、責任ある行動・決定をさせていただきたいというふうに思っております。
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曽田平治議長 島議員。
◆3番(島弘一議員) ありがとうございます。今お答えいただきましたとおり責任ある行動をとっていただくということで、本当に誠意のある行動になっていくのかなというふうにちょっと思っております。市長がやはりいわゆる船でいいますと船長ですから、もし船長不在のときにやはりその役割を担うのは副市長であるというふうに私は思っております。そういったときに連絡がとれればいいんですが、もしも連絡がとれない場合、緊急事態が発生した場合等もありますから、そういったときに副市長が市長のかわりを担って決断をしていただかなくてはいけないときがあるというふうに思っておりますので、その辺の心づもりというのはいかがでしょうか。
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曽田平治議長 林参考人。
◎林有理氏 そのような事態にならないことをまずは願っておりますけれども、もしそのような場合になったときには全力を尽くして決断をするという形になるかと思います。多分、有事の際とかということを想定されてると思うんですが、その際には職員の皆様と一緒に対策本部等々をつくりまして、その組織の中で情報を迅速収集しまして、その上での判断とさせていただければというふうに考えております。
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曽田平治議長 島議員。
◆3番(島弘一議員) ありがとうございます。行政職というかそういう立場になりますと、やはりそういったときの心づもりを持った365日の状態が必要というふうに思いますので、これから私どもも含めて十分に交流していただいていろんな行政のことも含めて調整していただきたいというふうに思っております。本当にありがとうございました。私からの質問はこれで終わらせていただきます。
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曽田平治議長 ほかに質疑のある方ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
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曽田平治議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 林参考人、お疲れさまでございました。ありがとうございます。それでは参考人には退場していただきますので暫時休憩いたします。時に午後2時52分
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曽田平治議長 休憩を閉じまして会議を再開いたします。時に午後2時52分
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曽田平治議長 ここでお諮りいたします。本件につきましては常任委員会の付託は省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
曽田平治議長 ご異議なしと認めます。よって本件につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより自由討議を行います。発言のある方ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
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曽田平治議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。 これより討論を行います。討論のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
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曽田平治議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。同意第20号副市長の選任については同意することにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
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曽田平治議長 ご異議なしと認めます。よって本件は同意することに決しました。
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曽田平治議長 以上で本日の議事日程は全て終了いたしました。 この際お諮りいたします。本定例議会は明日9月2日から来る9月13日まで休会といたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
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曽田平治議長 ご異議なしと認めます。よって本定例議会は明日9月2日から来る9月13日まで休会することに決しました。 本日はこれにて散会いたします。 なお、次の会議は9月14日午前10時に再開いたしますので、よろしくお願いいたします。 慎重なるご審議を賜り、かつ議事運営にご協力をいただきましてまことにありがとうございました。時に午後2時54分 上記会議の顛末を記載し、その相違なきことを証するためここに署名する。 平成29年9月1日 四條畷市議会議長 曽田平治 同 議員 瓜生照代 同 議員 岸田敦子...