四條畷市議会 > 2016-03-24 >
03月24日-03号

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  1. 四條畷市議会 2016-03-24
    03月24日-03号


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    平成28年  3月 定例会(第1回)         四條畷市議会定例会(第1回)会議録◯平成28年3月24日 四條畷市役所議場において開催する。◯出席議員次のとおり  1番議員     長畑浩則     2番議員     藤本美佐子  3番議員(副議長) 島 弘一     4番議員     森本 勉  5番議員     大矢克巳     6番議員     吉田裕彦  7番議員     曽田平治     8番議員(議長)  瓜生照代  9番議員     小原達朗    10番議員     岸田敦子 11番議員     渡辺 裕    12番議員     大川泰生◯欠席議員次のとおり  なし◯地方自治法第121条の規定による出席者次のとおり 市長          土井一憲 副市長         森川一史   教育長         藤岡巧一 理事兼政策企画部長   開 康成   総務部長        田中俊行 市民生活部長兼田原支所長       都市整備部長      吐田昭治郎             西尾佳岐 都市整備部参事            健康福祉部長 (エネルギー政策担当) 森本栄一郎  兼福祉事務所長     谷口富士夫 健康福祉部健康・保険担当部長     上下水道局長      北田 秀 兼保健センター所長   高津和憲 教育部長        坂田慶一   会計管理者兼会計課長  砂本光明 市民生活部産業観光課長        公平委員会事務職員 併農業委員会事務局長  西岡 充   併監査委員事務局長                    併選挙管理委員会事務局長                    併固定資産評価審査委員会書記                                杉本美佐夫             (その他関係職員)◯議会事務局出席者次のとおり 事務局長     石田健一     次長       亀澤 伸 課長       勝村隆彦     課長代理兼主任  戸高志津代◯議事日程次のとおり 日程第1       会議録署名議員の指名 日程第2 議案第4号 市長の給料及び手当の特例に関する条例の制定について 日程第3 議案第17号 平成28年度四條畷市一般会計予算 日程第4 議案第23号 平成28年度四條畷市一般会計補正予算(第1号) 日程第5 議案第18号 平成28年度四條畷市国民健康保険特別会計予算 日程第6 議案第21号 平成28年度四條畷市水道事業会計予算 日程第7 議案第22号 平成28年度四條畷市下水道事業会計予算 日程第8 議会議案第1号 四條畷市議会基本条例の一部を改正する条例の制定について 日程第9 議会議案第2号 四條畷市産業振興ビジョンの策定に係る特別委員会の設置について 日程第10 議会議案第3号 マイナンバー制度の円滑な運営に係る財源確保等自治体の負担軽減を求める意見書について 日程第11         一般質問◯本日の議事次第記録者次のとおり 課長代理兼主任  戸高志津代 ○瓜生照代議長 おはようございます。本日は、全員のご出席をいただいております。 ○瓜生照代議長 それでは、平成28年第1回定例会を再開いたします。時に午前9時59分 ○瓜生照代議長 直ちに本日の会議を開きます。時に午前9時59分 ○瓜生照代議長 これより日程に入ります。日程第1会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名者に3番 島弘一議員、6番 吉田裕彦議員の両議員を指名いたしますので、よろしくお願いいたします。 ○瓜生照代議長 次に、日程第2議案第4号市長の給料及び手当の特例に関する条例の制定についてを議題といたします。 本案の委員会審査の結果報告を総務建水常任委員会委員長に求めることにいたします。吉田裕彦議員どうぞ。 ◆吉田裕彦総務建水常任委員会委員長 皆さん、おはようございます。 それでは、報告いたします。 去る2月23日の会議におきまして総務建水常任委員会に付託されました議案第4号市長の給料及び手当の特例に関する条例の制定について3月15日に審査いたしましたので、その結果をご報告申し上げます。 本案は、固定資産税に係る住宅用地の認定誤りが判明し、税に対する公平性を損ない、市政に対する信頼を失墜させたことから、その責任を明らかにするため、本年4月に支給する市長の給料月額の10分の1を減額するものです。 本案の概要につきましては既に説明があったとおりですので、ここでは省略いたします。 それでは、本案の審査に当たって行われました質疑答弁の概要を申し上げます。 まず、作業のどの段階でミスが起こったのか、またその原因は何なのかとの質問には、現在は固定資産台帳を電算と職員が直接目でチェックを行ういわゆる目検により二段階でチェックを行っているが、過去は電算システムが進んでおらず、ほぼ目検だけで行っていたと推察されること、また固定資産税は法務局の登記事項をもとに課税されるものだが、当時は、現在使用しているような航空写真や電算システムがなく、法務局からの通知のみで判断することも多々あったであろうと思われ、詳細な登記情報の把握が困難であったことなどが原因として考えられるとの答弁がありました。 次に、今回の認定誤りにより還付される遡及期間についての質問には、地方税法では、固定資産税の還付は納期限から5年間と規定されているが、四條畷市固定資産税等返還金支払要綱に基づき、最大20年前の分まで返金する対応を行っているとの答弁がありました。 また、質疑の中で、今回のような誤りにより今後市民が負担を強いられることがないようにしっかりと仕事に取り組むこととの要望がありました。 その後、採決を行い、本委員会といたしましては、議案第4号市長の給料及び手当の特例に関する条例の制定については、これを原案のとおり可決いたしました。 以上、総務建水常任委員会の審査結果報告といたします。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○瓜生照代議長 委員長報告は終わりました。 委員長報告に対する質疑は省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○瓜生照代議長 ご異議なしと認めます。よって委員長報告に対する質疑は省略いたします。 これより自由討議を行います。発言のある方はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○瓜生照代議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。 これより討論を行います。討論のある方どうぞ。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○瓜生照代議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。議案第4号の委員長報告は可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 ◆※(全員) 異議なし。 ○瓜生照代議長 ご異議なしと認めます。よって議案第4号市長の給料及び手当の特例に関する条例の制定については、これを原案のとおり可決いたしました。 ○瓜生照代議長 次に、日程第3議案第17号平成28年度四條畷市一般会計予算、日程第4議案第23号平成28年度四條畷市一般会計補正予算(第1号)、日程第5議案第18号平成28年度四條畷市国民健康保険特別会計予算、日程第6議案第21号平成28年度四條畷市水道事業会計予算及び日程第7議案第22号平成28年度四條畷市下水道事業会計予算の5議案を一括して議題といたします。 これら5議案の委員会審査の結果報告を予算決算常任委員会委員長に求めることにいたします。小原達朗議員どうぞ。 ◆小原達朗予算決算常任委員会委員長 去る3月8日の会議におきまして予算決算常任委員会に付託されました議案第17号平成28年度四條畷市一般会計予算、議案第23号平成28年度四條畷市一般会計補正予算第1号、議案第18号平成28年度四條畷市国民健康保険特別会計予算、議案第21号平成28年度四條畷市水道事業会計予算及び議案第22号平成28年度四條畷市下水道事業会計予算の5議案につきまして、3月9日から3月11日にかけて審査いたしましたので、その結果を順次ご報告申し上げます。 まず、議案第17号平成28年度四條畷市一般会計予算及び議案第23号平成28年度四條畷市一般会計補正予算(第1号)を一括して審査をいたしましたので、ご報告申し上げます。 まず、当初予算の特徴といたしましては、歳入の根幹をなす市税収入の予算額は、イオンからの税収などにより、前年度当初予算額と比較し約2億1000万円の増加となり、ここ数年続いていた税収減から抜け出す一方で、歳出面においては、これまでと同様、福祉や医療などの社会保障関連経費の増加に歯どめがかからない厳しい経過にあります。しかしながら、市税の増収効果を十二分に活用し、市民方々が快適で安心、安全に暮らすことができるまちづくり、次世代を担う子どもたちのための教育や子育て環境の充実、スポーツ振興と生涯学習の場に位置づけた四條畷市総合公園の整備など、重要な政策課題に対応していこうとする予算編成となっております。 その概要といたしましては、議案第17号では、歳入歳出予算総額を前年度当初予算と比較して1億5820万2000円、率にして0.8%減の199億1596万1000円と定め、8112万8000円を限度額とする保育所等調理業務の委託に係る経費及び21億8530万7000円に消費税相当額を加えた額を限度とする教育環境整備に係る経費などの債務負担行為を設定するとともに、地方債の限度額を前年度当初予算と比較して38.8%減の10億7070万円とし、また議案第23号では、議案第17号の当初予算で計上している教育環境整備に係る経費の債務負担行為を23億8530万7000円に消費税相当額を加えた額へと変更しようとするものであります。 これらの概要につきましては既に説明があったとおりですので、ここでは省略いたします。 それでは次に、本予算の審査に当たりまして行われました質疑答弁の概要を申し上げます。 まず、歳入においては、昨年に比べて法人数が増加している理由についての質問には、大規模商業施設の開店に伴う法人の増を約106法人見込んでいるのが増の要因となっているとの答弁があり、次に、ふるさと納税のお礼品のリニューアルに伴い追加した観光大使の谷口氏のお礼品の反響についての質問には、平成28年の1月からお礼品のリニューアルに伴い非売品の谷口智則氏のオリジナルマグカップを導入したが、1月から2月の間においても既にマグカップを求められる方もおり、一定好評を得ていると考えているとの答弁がありました。 次に、都市計画法事務取扱委託金の内容についての質問には、都市計画法に関する事務取扱要領に基づき、開発許可申請の取り扱い件数により、大阪府から手数料として交付されるものであるとの答弁があり、また、固定資産税の課税誤りがあったが、今後の具体的な対策はどのように考えているのかとの質問には、固定資産税に関する知識のスキルアップを図るため適宜研修を受講するとともに、土地と家屋の担当者間の連携が必要なことから、双方からのチェックをかけていき、また、その体制を再度検証し、現在は業務を行っているとの答弁がありました。 次に、基準財政需要額に反映するとされているトップランナー方式が導入されるということで、この中には本市が行っていない民間委託事業もあるが、交付税への影響はあるのかとの質問には、新たな制度ということで、詳細とそれがどこまで影響するかということについては現時点ではわからないが、今年度予算については対前年度比0.3%の微減となっており、平成28年度においてはほぼ影響がないと考えているとの答弁があり、次に、住民税をふやすには30代から50代の子育て世代の人に住んでもらうことが大事であると考えるが、南中学校が廃止された後のシミュレーションは行ったのかとの質問には、個別のシミュレーションは行っていないが、人口ビジョンの中で総体的に行っているとの答弁がありました。 質疑の中で、格差社会が広がると子どもの貧困や虐待につながるので、市税の収入状況を見て市民の生活状況の変化を注視しておくこと。出生率が1.38と3人世帯がふえると見込まれる中、面積の緩和により3人世帯が住みやすい賃貸物件が建設できるようにした開発指導要綱の改正は評価する。固定資産税の賦課誤りがあったが、しっかりとチェック体制を整えマニュアル化し、二度とこのようなことが起こらないよう努力すること。トップランナー方式のメニューには、図書館の指定管理者の導入、市民課や福祉窓口の外部委託などがあるが、経費面でははかれない個人情報や人権などの問題もあることから、実施については慎重に考えること。前市長のもとで人件費の削減を行い職員を減らしてきた結果、賦課漏れなどの事象が生じ市民に損害を与えた。職員にも相当な負担がかかっており、これからは職員の手当をしっかり行っていくことなどの要望、意見がありました。 次に、歳出の議会費、総務費、民生費及び衛生費におきましては、今後、超高齢社会を迎えるに当たって、本市においてもデマンドタクシー事業を考えていく必要があると思うが、そうなれば、コミュニティバスを委託している京阪バス株式会社と協議する必要があるのではないのかとの質問には、コミュニティバス、デマンドタクシーともに公共交通機関であることから、今後、そのすみ分けも含めた議論を重ねていていきたいとの答弁があり、次に、一般ごみの収集委託については、平成28年度から市域を三分割し、委託業者を三業者とする理由についての質問には、ある程度のまとまりを持った区域でごみを一体的に収集できること、市域を西部地域、東部地域、山間部として、一方に偏ることがないような区域割としたこと、災害時に一業者が収集不能となっても他業者で継続収集が可能であること、既存の焼却場と現在建設中の新ごみ処理施設の距離が、各社おおむね公平であることとの答弁がありました。 次に、市立四條畷あおぞら幼稚園と市立忍ヶ丘保育所は、平成29年度から両施設を併用して新たに認定こども園とする予定であるが、両施設の間に市道を挟んでいることから、子どもたちが安心して行き来ができる動線は既に考えているのかとの質問には、子どもたちが安全に過ごせる動線については、保護者の負担軽減など細かな部分も含め、現在、幼稚園、保育所の両職員間で検討を進めているとの答弁があり、次に、他の事業を後回しにしてでも市民の命を守るため防犯カメラを多数設置するべきではないのかとの質問には、新年度には商店街や駐車場など全体で97台の防犯カメラを設置する予定であるが、今後も危険箇所として認めることがあれば前向きに考えていきたいとの答弁がありました。 次に、本市の人口ビジョンシミュレーションによると、15歳以上から65歳未満の生産年齢人口比率は、昭和55年で65.2%であったものが、平成62年では51.4%とかなり下がった値を示しており、市として生産年齢人口を上げるためにどのような考えを持っているのかとの質問には、本市においては、出生数を向上させる施策に取り組むことが生産年齢人口を増加させることに効果的であると判断している。市の総合戦略に掲げている子どもたちの健やかな育ちを応援し、魅力と活力あふれるまちづくりを推進することが、めざすべき方向であると考えているとの答弁があり、次に、新年度から防犯カメラを1小学校につき7台設置する予定であるが、設置場所の選定と設置時期については既に決定しているのかとの質問には、新年度早々に各小学校から設置場所の要望を受けた後、四條畷警察立ち会いのもと場所を選定していく予定である。なお、設置の時期については、子どもたちの安全のためできるだけ早期に設置したいとの答弁があり、次に、公共施設等総合管理計画は、市の全てのインフラについて現況と運営コストを明確にし、長期的な視点を持って公共施設等の総合的、計画的な管理方針を定める総論的なものであるが、計画策定に係る指針の中で、将来の社会情勢の変化を見据えた具体的な集約、統廃合等の計画を含めた計画を策定しなければならないと記されている。本市は、その計画より先に進めているまちづくり長期計画や(仮称)新小学校等整備事業計画との整合性についてどう考えているのかとの質問には、公共施設等総合管理計画を策定した後に個別の計画を策定することが望ましいが、既に施設ごとに先行して取り組みを進めている計画については、一定、市の方針として進めていることから、これらを否定するような計画とはならないとの答弁がありました。 質疑の中で、狭隘な地域のごみ収集については小型車両の導入について検討すること。高齢者の自殺対策については、市としてこれからもしっかり取り組むこと。民間保育園運営費補助事務については、各民間保育園との不公平感がないよう行うこと。本市のホームページ広告掲載については、より多くの掲載がなされるよう今後も営業努力を行うこと。マイナンバーカードの裏に記されているQRコードの取り扱いについては、個人番号が認識されることから十分注意するよう市民へ啓発することなどの要望意見がありました。 次に、歳出の農林水産業費、商工費、土木費、消防費、教育費、公債費、諸支出金及び予備費におきましては、まず、今年度予定しているため池耐震診断の箇所数と対象としている池はどこなのか、また、耐震診断で想定している震度についてはとの質問には、鳥ヶ池、大谷池、岡山新池、北谷新池の4カ所を予定しているが、国の補助金額によっては診断箇所が減る場合もある。また、耐震診断は、堤体が直下型の地震、震度6強で耐え得るかを、現地の土をボーリングでサンプリングし解析するとの答弁があり、次に、四條畷市総合公園については、3月1日に開園したが、管理棟などが未完成であったことを考えると4月1日の開園でよかったのではないか。また、管理棟を仮設のプレハブで対応していたが費用は幾らかかっているのかとの質問には、人口芝サッカー場については、できるかぎり速やかに利用者に供するために3月1日のオープンとした。また、プレハブのリース料が約150万円かかっているとの答弁があり、次に、忍ケ丘駅前西側ロータリーの整備については、バスが乗り入れできるように改良するとのことだが、大型バスが進入することができるのかとの質問には、京阪バスに図面を提示しバスの軌跡図から検討したところ、改良を加えれば進入できるという返事をもらっているとの答弁があり、次に、イオン開設後に商店街で行った来街者アンケートの結果はまだ出ていないとのことであるが、イオンが開店して商店街の利用に変化があったという意見等は聞いているのかとの質問には、オープン当初は客がかなりイオンに行っている感じはあったが、最近は落ち着いてきたと商店街関係者から聞いているとの答弁がありました。 次に、市営住宅については、水害に遭われた災害復旧住宅ということで理解はしているが、敷地面積が広く、駅からも近いことなどから有効な土地活用ができるものと考えるが、今後どのようにしていくのかとの質問には、市営住宅については住宅マスタープランで位置づけられており、今後については除却する方向としているが、敷地が災害用住宅ということで国費など補助金が入っており、活用方法について関係機関と調整し検討していきたいとの答弁があり、次に、補正予算で債務負担の額が2億円増加となっているがその根拠はとの質問には、四條畷中学校、四條畷西中学校のクラブ活動用の倉庫面積を150平方メートルから当初計画されていた300平方メートルに戻すことや、西中学校のプールについては改修工事から改築工事へ変更するとともに環境対策についても配慮したこと等により2億円の増加を見込んでいるとの答弁があり、次に、学力向上対策コーディネーターについては、四條畷市の教育に関する考えや重点的な取り組みなどを示した上で業務に取り組んでもらっているのかとの質問には、学力向上対策コーディネーターは、本市の元校長経験者がなっており、今までの流れをくんだ上で、今の新たな学力向上3カ年計画に沿った形で取り組んでもらっているところであるとの答弁がありました。 質疑の中で、忍ケ丘駅前西広場の改修については本当にやる必要があるのか。事業の優先順位が低いのであれば他の事業をすべきではないのか。地区防災マップについては、地区の住民を交えて作成するとのことだが、住民が取り組みしやすいようにしっかりとサポートされたい。他府県で中学生の内申問題による事件があったが、本市では生徒が一回の失敗で進路を狭めることがないように子どもの立場に立って考えること。補正予算で変更となった債務負担行為の教育整備に係る経費に関する増加額2億円については、今後ふえることのないようにすること。マラソン大会については、参加者も1000人を超え規模も大きくなり、市民だけでなく他市からの参加があり、注目されるイベントとなっているが、スタート時の危険を回避するため安全を考慮し、個人の所要時間を計測できるチップをつけてレースできるようにされたい等の要望、意見がありました。 次に、歳入歳出全般においては、まず、雁屋畑線が全面開通するが、一部残っている残地はどうするのかとの質問には、当初は売却すべく入札を実施したが、応札がなく現在に至っており、今後は売却を一旦保留し、何らかの利活用を検討していきたいとの答弁があり、次に、忍ケ丘駅西側ロータリーの改修については、何かコンセプトがあって改修するのであればよいが、バスを乗り入れるためだけの改修であるなら費用をかけ過ぎである。四條畷市をアピールするような改修をした方がよいと思うが、どう考えているのかとの質問には、さまざまな意見をいただいており、それら意見も参考にしながら関係部署とも協議を重ね進めていくとの答弁がありました。 次に、市税や国保等の差し押さえ件数は、昨年度と比較した状況についての質問には、徴収機構等を活用ながら滞納整理を行っており、昨年度と比べ件数は減ってきているが、高額の困難事案が残ってきており、さらなる滞納整理に取り組んでいきたいとの答弁があり、また、ゼロ金利政策に伴う本市の対応についての質問には、平成27年度に大阪府の貸付金等の繰上償還を一部行った。また、借りかえついては違約金や諸経費等がかかるため、一概に借りかえが得ということにはならないが、トータルコストが安く済むのであれば考えていきたいとの答弁がありました。 次に、飯盛城跡について、国の指定を受けるために調査を行うということだが、国の指定はいつ受けられるのかとの質問には、平成28年度から調査を始め、平成33年度には国の指定を受けられるよう進めていきたいとの答弁がありました。 質疑の中で、週刊誌などを見ていると、薬が過剰に処方されているという記事が出ているので、レセプトはしっかりと精査をすること。生活困窮者へは無理な徴収は行わず慎重に行うことなどの要望、意見がありました。 その後、本予算は、がん検診の受診率向上のための努力、生活困窮者自立支援事業の強化など、施策前進への努力は評価するものの、粗大ごみ有料化を前提とした債務負担行為の計上、学校統廃合計画推進のための予算計上、公共施設等総合計画が学校統廃合を早急に推し進める要因となっていることなど施策の進め方、市の政治姿勢を認めることができないことから反対するとの反対討論が1件あり、超少子高齢化人口減少社会を迎え、子ども、高齢者、障がい者に焦点を当て、福祉施策充実に向けて積極的な予算を投入していること、十分ではないが、各小学校区に7台の防犯カメラを設置すること、土曜日フォローアップ教室を学校に移し実施することなど、本市においてはまだまだ軟弱な財政状況の中、限られた予算で一定の市民の要望を満たし、また市民サービスが図れる予算となっており評価する。忍ケ丘駅前整備事業の再考、固定資産税の課税誤りの再発防止、また、教育環境整備事業が本格的に実施されることから、市長、教育委員会、職員が一丸となって進めていくよう要望し賛成するなど、3件の賛成討論がありました。 その後、起立により採決を行い、本委員会といたしましては、議案第17号平成28年度四條畷市一般会計予算は、これを原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第23号平成28年度四條畷市一般会計補正予算(第1号)について討論が行われ、本補正予算は、当初予算に計上されている学校統廃合計画に係る予算に上乗せされる予算となっていることから賛成できないとの反対討論1件ありました。 その後、退席した森本委員を除く委員で起立により採決を行い、本委員会といたしましては、議案第23号平成28年度四條畷市一般会計補正予算(第1号)は、これを原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第18号平成28年度四條畷市国民健康保険特別会計予算の審査の結果をご報告申し上げます。 本予算は、歳入歳出の総額を前年度の当初予算と比較して0.52%減の82億7617万3000円と定めるものです。 歳入歳出の概要につきましては既に説明があったとおりですので、ここでは省略いたします。 それでは、本予算の審査に当たって行われました質疑答弁の概要を申し上げます。 まず、特定健診の受診者をふやすための今後の取り組みについての質問には、国保連合会のフォローアップ事業を利用し、未受診者への電話による受診勧奨を予定している。また、広報やはがき、地区回覧による受診勧奨や、がん検診との同時実施も継続して行い、特定健診を周知していきたいとの答弁があり、次に、国の財政支援である低所得者対策分と保険者支援分の財源を投入しても新年度の保険料が上がっている要因についての質問には、平成27年度に国から低所得者対策分と保険者支援分として合わせて約7000万円が市に入っている。しかし、国民健康保険料の被保険者数が減少し、なおかつ医療費が年々増加している実態があるため、一人当たりの医療費がふえてしまい、約7000万円の財源を反映しても保険料が上がらざるを得ない状況であるとの答弁がありました。 次に、本市における国民健康保険料の医療分の賦課限度額の推移についての質問には、平成20年度が44万、21年度が46万、22年度が47万、23年度が50万、24、25、26年度がともに51万であり、国の基準に合わせて市も賦課限度額を上げている。今後どれぐらいまで上がるのか具体的な額については不明だが、社会保険料の基準に合わせるまでと聞いているとの答弁があり、次に、平成30年度より保険財政共同安定化制度から納付金制度に変わることによって現在実施しているサービスができなくなるといった心配はないのかとの質問には、これまでは国や府から補助金があり、それに基づいて保険料を算出していたが、制度変更後は、全ての財政は大阪府が主体という形になり、国の公費が全て府に入ることになる。市は府へ納付金を納めるが、国の考えでは、納付金分の保険料収入があれば赤字にはならない見込みである。この制度変更によりサービスの低下といったことがないよう、今後、国や大阪府へしっかりと要望していきたいとの答弁がありました。 質疑の中で、国は国民健康保険の都道府県化に向けて財政支援を決めたが、それでも国保料の高騰は抑えられないという実情がある。国へさらなる財政支援を求めることはもちろん、地方の国民健康保険が大変な状況であるということをさらに訴えていくこと。都道府県化により基準の統一を図ることで、市民の健康を守るために行っている本市の事業が現行から後退してしまわないように事業運営ワーキンググループ等の会議の場で求めていくこと。医療費の削減にもつながるため、ジェネリック医薬品の使用について積極的に普及に努めることなどの要望がありました。 その後、国民健康保険料の限度額の引き上げが行われたが、それでも昨年、一昨年と比べて全所得階層で保険料が上がる計算になっており、負担が重過ぎるという問題がある。また、保険料を払えない世帯に対して差し押さえや保険証の取り上げなどのペナルティが課せられる制度となっている点も問題である。本市も対象となる世帯数を減らす努力はしているが、ペナルティを実施していない自治体もあるので、命を守る自治体としての姿勢を示してもらいたい。国民健康保険制度には保険料が大変高いという構造的な問題があり、国が補助割合を大幅に削減してきたという根本的な問題の解決なしには賛成することはできない。よって本予算案に反対するとの討論が1件ありました。 その後、起立により採決を行い、本委員会といたしましては、議案第18号平成28年度四條畷市国民健康保険特別会計予算は、これを原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第21号平成28年度四條畷市水道事業会計予算の審査の結果をご報告申し上げます。 本予算は、平成27年度当初予算と比較して、給水戸数は同じく2万4200戸、また年間総給水量は前年度から1万立方メートル増とし603万立方メートルと定めるとともに、企業債の起債限度額を長期安定化整備事業で1億5400万円と定めるものであります。 本予算の概要につきましては既に説明があったとおりですので、ここでは省略いたします。 それでは、本予算の審査に当たって行われました質疑答弁の概要を申し上げます。 まず、報道では、過疎化の地方自治体では水の供給単価がかなり上がると言われており、本市の場合は供給単価を抑えることも大きな要素として統合に向かっていると思うが市の見解はとの質問には、中野ポンプ場の効果額による事業費の削減、交付金の獲得、さらに更新費用の低減を行い市民に対して負担の軽減を図り、料金値上げ抑制につなげていくため統合を進めてきた。40年のプランということになるが、このプランに沿って進めていき、さらにその中でさらなる効率化も図っていきながら値上げ抑制につなげていきたいと考えているとの答弁があり、次に、入札に関する事項については、まだ調整ができていないということだが、他の2団体や企業団と歩調を合わせていかなければならないのかとの質問には、地域の特性や地元業者の育成という観点から制度構築を図っているところであり、現在、まだ結論は出ていないが、基本姿勢等については確認ができており、これを踏襲する形で進めていくとの答弁がありました。 その後、企業団への統合については懸念を示している立場から、その準備内容が含まれている予算については賛成することができないとの反対討論が1件ありました。 その後、起立により採決を行い、本委員会といたしましては、議案第21号平成28年度四條畷市水道事業会計予算は、これを原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第22号平成28年度四條畷市下水道事業会計予算の審査の結果をご報告申し上げます。 本予算は、平成27年度当初予算と比較して、整備済み区域内人口を300人減の5万6300人、年間有収水量を1万8200立方メートル増の534万5000立方メートル、田原処理場年間汚水処理水量を2000立方メートル増の93万立方メートルと定めるとともに、企業債の起債限度額については、公共下水道整備事業、流域下水道整備事業及び資本費平準化債の合計で6億9280万円と定めるものであります。 本予算の概要につきましては既に説明があったとおりですので、ここでは省略いたします。 それでは、本予算の審査に当たって行われました質疑答弁の概要を申し上げます。 まず、田原にある処理施設は、外壁がレンガのきれいな建物で敷地面積もかなり広いが、ポンプ場になる平成32年以降はどのような活用を考えているのかとの質問には、管理棟については現状のまま使用するが、利用しない施設の活用については今後検討していくとの答弁があり、次に、田原処理場をポンプ場にすることによりどのぐらいの費用対効果があるのかとの質問には、処理場をポンプ場にした場合、50年計算で年間2000万円程度減額となる見込みであるとの答弁がありました。次に、現在田原処理場の維持管理費が9380万円ほどかかっているが、今後廃止した場合、この費用は全て必要なくなるのかとの質問には、ポンプ場となっても、動かすためには光熱水費や維持管理費が必要となることから、試算で1100万円程度必要になってくると見込んでいるとの答弁がありました。 その後、採決を行い、本委員会といたしましては、議案第22号平成28年度四條畷市下水道事業会計予算は、これを原案のとおり可決いたしました。 以上、予算決算常任委員会の審査結果報告といたします。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○瓜生照代議長 委員長報告は終わりました。 委員長報告に対する質疑は省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○瓜生照代議長 ご異議なしと認めます。よって委員長報告に対する質疑は省略いたします。 ここで申し上げます。自由討議以降の議事運営は議案ごとに行います。 それでは、議案第17号平成28年度四條畷市一般会計予算について自由討議を行います。ご発言のある方はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○瓜生照代議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。 これより討論を行います。討論のある方どうぞ。岸田敦子議員。 ○瓜生照代議長 日本共産党市会議員団の岸田敦子です。 議案第17号2016年度四條畷市一般会計予算に反対の立場で討論します。 まず、安倍政権の2016年度の政府予算は、大企業減税や5兆円を突破した軍事費など、稼ぐ企業の応援や戦争する国づくりに力を入れる一方、社会保障予算は圧縮するなど、賃金や雇用も改善せず、物価の上昇などで悪化している国民生活を支援する内容とはなっていません。大阪府の予算の特徴では、防災、教育、福祉などの本格的な新しい府民施策はなく、子どもや高齢者の困難解決につながる施策が乏しい一方、カジノ誘致や開発優先路線は継続する逆立ち予算となっています。こうした国や府が市民生活を脅かそうとしている問題に対し、市長は国の政治に追随する姿勢を示したことは問題だと改めて指摘をするとともに、市民にかかわる暮らしや平和の問題について、市民の暮らしを守る立場で意見を言う姿勢を持っていただくよう改めて要望いたします。 本予算案については、がん検診の受診率向上のための努力、生活困窮者自立支援事業の強化、住宅用太陽光パネル補助の拡大、学校図書館支援事業の段階的な全小学校実施や、飯盛城跡の国史跡指定のための調査の実施等、施策前進へ努力をされていることについては評価し、敬意を表します。 しかし、施策の進め方や市民の声を聞く姿勢、民主的審議を進めるという点でどうしても認められない点があります。一つには、環境審議会では粗大ごみの有料化を進める前提条件として、市民に十分説明し、意見を聞くことという指摘がありながら、市民に意見も聞いていない段階で粗大ごみ有料化を前提とした債務負担行為が計上されている問題。二つ目には、学校統廃合計画については、いまだ大きな反対の声が上がっているにもかかわらず、市民の反対の声は聞かず統廃合をごり押しして進めるための費用を計上している点。三つ目には、忍ケ丘駅西ロータリーの改修は京阪バスの新しいバス停設置により施策の優先順位は落ちるはずであり、しかもタクシー乗り場の移動など交通体系が変わる懸念も含まれるもので、市民の声も聞かずに2700万円もかけて推し進めるべき事業ではないと考える点。以上の点は改めて市民の声を聞き見直すべきと強く求めます。 ほかにも、マイナンバーにかかわる費用や北河内4市リサイクル周辺住民の健康被害が解消されていない問題も指摘し、以上の理由により本予算案を認められないと述べて討論とします。 ○瓜生照代議長 ほかに討論のある方はございませんか。藤本美佐子議員。
    ◆2番(藤本美佐子議員) 議席番号2番 畷ビジョンの会藤本美佐子です。 議案第17号平成28年度四條畷市一般会計予算について、賛成の立場で討論させていただきます。 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ199億1596万1000円と定めたものです。今回の予算の中には、人口減少の中、個人所得の増加による市税の伸び、そして大型商業施設による市内法人税や固定資産税の増加と喜ばしい点がございました。今回の予算に含まれている固定資産税の過誤納金が生じたことに関しましては、今後二度とこのようなことが起きないように再発防止に努めていただくことを指摘させていただきます。 また、防犯カメラにつきましては、なわて政新会、市議会公明党、畷ビジョンの会、この3会派より要望書が市長に提出されました。改めて畷ビジョンの会からも強く要望をしておりました防犯カメラに関しましても、市内小学校区各7台、合計49台ということで十分とは言えませんが、設置後、効果の検証するなど、限られた財政の中で何とか市民の安全を守りたいという行政の誠意も見受けられました。 教育に関しては、幼児教育や、身体にも精神的にも好影響を与える食育、そして学力向上に向けたプランを実施するなど努力も見られました。 福祉に関しましては、生活困窮者の自立相談支援、そして岡山地域につどいの広場を新たに設置するなど進展も見受けられました。 全般的に約199億という限られた財政の中で一定の市民の要望を満たす予算となっていることから、議案第17号平成28年度四條畷市一般会計予算についての賛成の討論といたします。議員の皆様のご賛同いただきますようよろしくお願いいたします。 ○瓜生照代議長 ほかに討論のある方はございませんか。吉田裕彦議員。 ◆6番(吉田裕彦議員) 議席6番 なわて政新会の吉田裕彦でございます。 議案第17号平成28年度四條畷市一般会計予算につきまして賛成の立場で討論を行います。 平成28年度一般会計予算は、本年度199億1596万円、前年200億7416万円で、差し引き1億5820万円の減額予算であります。その主な要因は、土木費における普通建設事業費の削減によるものであります。一方、市税では、昨年10月にオープンいたしました大規模商業施設の法人税及び固定資産税が大きく税収増につながっております。また、歳出においては、超少子高齢化が進み、民生費が一定の割合で上昇傾向にあります。特に今年度においてはまちづくり長期計画の中で教育環境整備計画が本格的に実施されます。土井市長のリーダーシップを大いに発揮していただくと同時に、教育委員会及び教育長との密な連携を図り、市職員が一丸となって進めていただきますよう願うものであります。 また、予算内容を個々に検証いたしましても、市長の重点課題の一つであります超少子高齢人口減少社会を迎えている中、子ども、高齢者、障がい者に焦点を当て、今年度は認定こども園開園に向けた取り組みなど福祉政策充実に向けて積極的な予算を投入されていることに一定評価しております。 最後に、景気に明るいきざしがあるものの、本市においてはまだまだ軟弱な財政状況であります。限られた財源の中で十分なる市民サービスを図っていただく予算と判断いたしまして、賛成討論とさせていただきます。以上です。 ○瓜生照代議長 ほかに討論のある方はございませんか。曽田平治議員。 ◆7番(曽田平治議員) 市議会公明党の曽田平治でございます。 議案第17号平成28年度四條畷市一般会計予算について賛成の立場で討論を行います。 平成28年度四條畷市一般会計予算の歳入歳出予算の総額は199億1596万1000円で、前年度より1億5820万2000円の減額となっております。この減額は、扶助費が1億7262万4000円の増、また四條畷市交野市清掃施設組合の負担金等の増に伴う補助費等が2億6100万1000円増額となっておりますが、本庁舎の耐震工事、また児童発達支援センター等が完成し、普通建設事業費が8億6045万5000円減額したものが主な要因でございます。 本予算には、新小学校等整備事業を進めるに当たり、児童生徒を犯罪から守るため、なわて政新会、畷ビジョンの会、そして市議会公明党の3会派が要望するとともに、市議会公明党も独自で署名活動を行い要望してまいりました防犯カメラの設置や、また土曜日フォローアップ教室をモデルケースとしてくすのき小学校に移し、今後、他の小学校でも実施していくなど評価するものでございます。 学校再編成については待ったなしの少子化への対応と言いながら、教育委員会、さらに市長部局の対応にさまざまな問題があり、計画や経費のたび重なる見直しがございました。今後より一層の確実性をもって教育委員会、市長部局が連携し取り組む必要があると考えます。猛省を促すものでございます。 また、よりすぐれた交通アクセスとネットワークづくりとして、JR忍ケ丘駅西側ロータリーの改修を示されました。この場所への導入については、当駅が本市唯一の駅と考えると、観光行政の観点など非常に魅力的であり、また真にこの事業が本市の活性化に資するものであれば大賛成でございます。しかしながら、当該地域はバスが入るには余りにも狭く、進入部分の交差点につきましてもバスが通過するには非常に危険性を伴い、この事業は大変無理があると考えております。新たにバス導入を検討するのであれば、忍ケ丘駅東側、現在のバスロータリーの南東部を整備し、車両の出入りを可能にして東側ロータリーをより充実するほうが利便性も高まり、よりインパクトがあり効果的と考えますが、いかがでありましょうか。 審査の中で、同僚議員のある提案に対しまして理事者よりストーリー性がないとの否定的なご答弁がございましたが、そもそもこの事業は市長を囲むまちづくり座談会で要望があり、新年度予算に織り込まれたものとお聞きしております。市行政といたしまして長期的な展望に基づくものとは思われず、まさにストーリー性がない提案ではないかと申し上げておきます。 議論の中で、現在のバス路線上にバス停留所が新設される話もございます。既に新設されております。現在、運行業者の合意もなく乗り入れの担保もない状況でございます。また、費用対効果も不透明であり、選択と集中の観点からもこの事業は優先順位が低くなったと判断しております。忍ケ丘駅前西側広場整備事業の工事の事業につきましては再考を促しまして、以上賛成討論といたします。 ○瓜生照代議長 ほかに討論のある方はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○瓜生照代議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。本案につきましては起立により採決を行います。お諮りいたします。議案第17号の委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○瓜生照代議長 起立多数であります。よって議案第17号平成28年度四條畷市一般会計予算は、これを原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第23号平成28年度四條畷市一般会計補正予算(第1号)について自由討議を行います。ご発言のある方はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○瓜生照代議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。 これより討論を行います。討論のある方どうぞ。岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) 日本共産党市会議員団の岸田敦子です。 議案第23号2016年度四條畷市一般会計補正予算(第1号)に反対の立場で討論します。 この補正予算の内容は、四條畷西中学校と四條畷中学校につくるクラブ倉庫の面積を150平方メートルから300平方メートルに変更するものと、西中のプールを改修から改築に変更する内容であり、この内容自体に反対するものではありません。しかし、そもそもこの増額の大もとの事業である小中学校等整備事業は学校統廃合計画そのものであり、市が計画している学校統廃合は住民合意が得られておらず、このまま推し進めるべきではありません。そう考える立場から、学校統廃合計画に関連する予算は認められないと述べ討論とします。 ○瓜生照代議長 ほかに討論のある方はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○瓜生照代議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。本案につきましては起立により採決を行います。お諮りいたします。議案第23号の委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○瓜生照代議長 起立多数であります。よって議案第23号平成28年度四條畷市一般会計補正予算(第1号)は、これを原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第18号平成28年度四條畷市国民健康保険特別会計予算について自由討議を行います。ご発言のある方はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○瓜生照代議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。 これより討論を行います。討論のある方どうぞ。岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) 日本共産党市会議員団の岸田敦子です。 議案第18号2016年度四條畷市国民健康保険特別会計予算に反対の立場で討論します。 反対理由は、いつも指摘しているとおり高過ぎる国保料の問題と、それを払えない人への罰則が厳しいという問題です。 一つ目の高過ぎる保険料の問題では、本会議初日に国保料の限度額の引き上げが行われましたが、限度額を引き上げても昨年、おととしと比べ全所得階層で保険料が上がる計算となっています。3人世帯のモデルケースでは、限度額に到達する所得500万円の世帯で40歳以上の被保険者が2人いれば、国保、介護に係る保険料は所得の17.7%になり、また法定軽減がされない所得180万円の世帯の場合は、保険料が所得の22.2%にもなり負担が重過ぎます。 二つ目の高過ぎる国保料を払えない世帯には差し押さえや保険証取り上げのペナルティーが科せられる制度となっている問題について、これらの数を減らす努力はしていただいているようですが、全国的にはペナルティーを実施していない自治体もあり、命を守る自治体としての姿勢を示していただくよう求めるとともに、国にペナルティー実施を迫る施策をしないよう市として求めるよう要望します。 本制度には、国保料が大変高いという構造的な問題があり、国が補助割合を大幅に削減してきた根本問題の解決が求められます。その解決なしには賛成できないことを申し述べ、討論とします。 ○瓜生照代議長 ほかに討論のある方はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○瓜生照代議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。本案につきましては起立により採決を行います。お諮りいたします。議案第18号の委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○瓜生照代議長 起立多数であります。よって議案第18号平成28年度四條畷市国民健康保険特別会計予算は、これを原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第21号平成28年度四條畷市水道事業会計予算について自由討議を行います。ご発言のある方どうぞ。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○瓜生照代議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。 これより討論を行います。討論のある方どうぞ。岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) 日本共産党市会議員団、岸田敦子です。 議案第21号2016年度四條畷市水道事業会計予算に反対の立場で討論します。 本予算案は、四條畷市が組む水道事業予算として最後となる予算であり、2017年度から大阪広域水道企業団へ統合するための準備が含まれた内容となっています。企業団への統合については9月議会で附帯決議をつけたものの、まだ払拭されていない懸念があると考えています。一つには、企業団との統合により将来的なさらなる人員削減が示唆されたことは危機管理の後退であり、不安が残る点です。技術職員が退職されると、それを担当する職員が補充されるかどうかわからないという危惧も残ります。二つ目に、40年という長いスパンの財政シミュレーションの信憑性が疑わしいという点。三つ目には、広域化により水道事業が議会や市民に見えにくくなり、声が届きにくくなるという点など、こうした懸念が考えられ、それに向けた準備内容が含まれることから反対すると述べて討論とします。 ○瓜生照代議長 ほかに討論のある方はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○瓜生照代議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。本案につきましては起立により採決を行います。お諮りいたします。議案第21号の委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○瓜生照代議長 起立多数であります。よって議案第21号平成28年度四條畷市水道事業会計予算は、これを原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第22号平成28年度四條畷市下水道事業会計予算について自由討議を行います。ご発言のある方はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○瓜生照代議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。 これより討論を行います。討論のある方どうぞ。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○瓜生照代議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。議案第22号の委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 ◆※(全員) 異議なし。 ○瓜生照代議長 ご異議なしと認めます。よって議案第22号平成28年度四條畷市下水道事業会計予算は、これを原案のとおり可決いたしました。 ○瓜生照代議長 次に、日程第8議会議案第1号四條畷市議会基本条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。 事務局に議案を朗読させます。事務局。 ◎※(事務局) それでは朗読いたします。 議会議案第1号四條畷市議会基本条例の一部を改正する条例の制定について。 次のとおり、四條畷市議会基本条例の一部を改正する条例を制定するにつき、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、議会の議決を求める。 平成28年3月24日提出。 提出者、四條畷市議会議員、長畑浩則、渡辺裕、曽田平治。以上でございます。 ○瓜生照代議長 これより提出者から提案理由及び内容の説明を求めることにいたします。曽田平治議員どうぞ。 ◆7番(曽田平治議員) それでは、議会議案第1号四條畷市議会基本条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由及び内容の説明をいたします。 本条例第23条見直し手続の規定により一般選挙後速やかに本条例の目的が達成されているかを検証し、条例改正等必要な措置を講じることとなっていることから、改正後、本条例の内容の検証を行ってまいりました。その結果、所要の改正を行うものでございます。 次に、参考資料一部改正条例案の新旧対照表に基づきご説明申し上げますので、お手元の新旧対照表1ページ、2ページをお開きいただきたいと存じます。 条文の追加により条文の番号が繰り下がるものにつきましては省かせていただき、説明させていただきます。 第2条第4号では、議会運営に係る規則、先例及び申し合わせ事項は必要に応じて見直しを行うこととするものでございます。 第6条では、議会報告会は必要に応じて適宜開催できるようにするもので、弾力的な運用を担保するために、第2項の議会報告会に関することを別に定める規定につきましては削除としました。 第7条では、議案審査に係る議会運営委員会を公開するとしたものでございます。 第18条では、多くの市民が議会と市政に関心を持つよう、本会議等の映像の配信等、情報技術の発達を踏まえた多様な広報手段を進め、議会広報の充実に努めるものとするものでございます。 次に、新たに第9章危機管理体制の整備を追加し、災害時における議会の役割を明確にするものです。 第19条として、議会は自然災害等危険事案が発生したときは、災害対策連絡会議を設置し、市の災害対策本部と連携を密にし、市民の安全の確保に努めようとするものです。 附則についてご説明申し上げますので、議案書にお戻りいただきたいと存じます。 附則では、この条例の施行期日を平成28年4月1日から施行するものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが議会議案第1号四條畷市議会基本条例の一部を改正する条例の制定についての提案理由及び内容説明とさせていただきます。よろしくご審議の上ご可決いただきますようお願い申し上げます。 ○瓜生照代議長 提出者の提案理由及び内容の説明は終わりました。 これより本案について質疑を行います。質疑のある方どうぞ。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○瓜生照代議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 これより自由討議を行います。ご発言のある方はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○瓜生照代議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。 これより討論を行います。討論のある方どうぞ。岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) 日本共産党市会議員団の岸田敦子です。 議会議案第1号四條畷市議会基本条例の一部を改正する条例の制定に反対の立場で討論します。 今回の改正により危機管理体制の整備の章を設け、議会に災害対策連絡会議の設置を義務づける条項を加えることは、議会の役割として前進面であると評価いたします。 しかし、後退面が少なくとも3点はあると考えています。 一つには、現在は議会運営委員会は全ての会議が公開されていますが、今回の改正で公開の幅を狭める内容が含まれています。日本共産党は会派代表者会議も含め議会の会議は全て公開すべきという立場であり、そのことを以前から要望してきた会派として、現在公開されている会議が非公開になる可能性がある内容では、情報公開の後退と考えます。まずこの点が認められません。 二つ目には、議会報告会を年2回以上実施という規定を必要に応じて開催に後退させる内容も問題です。議会報告会に来ていただいた市民の意見を取り入れず、議会がより魅力的な報告会を実施するための努力を図らずに開催枠を狭めるのは、市民に負託された議会として役割を十分果たしているとは言えません。 三つ目に、18条2項についても、映像配信等多様な広報手段を活用することを義務づけていたものを、活用するという文言を削除することにより多様な広報手段の活用を必ずしも行わなくてよいともとれる内容にならないか懸念が残ります。 以上の点が現在の議会基本条例より後退すると考え、本条例の改正に反対することを述べて討論とします。 ○瓜生照代議長 ほかに討論のある方はございませんか。藤本美佐子議員。 ◆2番(藤本美佐子議員) 議席番号2番 畷ビジョンの会の藤本美佐子です。 議会議案第1号四條畷市議会基本条例の一部を改正する条例の制定について、賛成の立場で討論をいたします。 四條畷市議会基本条例は、議員にかかわる基本事項を定め、市民に身近な開かれた議会の活動の活性化をめざし定められたものです。今回の基本条例の改正については、条文の一部を改正または削除したもので、基本的な考え方を変えるものではなく、特に議会運営委員会の改正に関しましては、重要な常任委員会、特別委員会及び議案審査にかかわる議会運営委員会を公開するというもので、議案を審査するもの以外の公開はなじまない、それを明確に改正したものです。この改正された条例の中には、新たに危機管理体制の整備の条例を追加し、自然災害、危険事案が発生したとき災害対策連絡会を設置し、市本部と連絡を密にし、市民の安全の確保を努めるなど、これに関しても四條畷市議会にとって大きな進展と判断いたします。 議会基本条例には、四條畷市議会は市民の代表で構成されていることを常に自覚しつつ、公正性、透明性及び信頼性を確保し、市民に開かれた市議会であることなど、市民に信頼され評価される議会を構築することをめざしています。 以上のことから条例の改正を適正と認め、議会議案第1号四條畷市議会基本条例の一部を改正する条例の制定についての賛成の立場での討論といたします。議員の皆様のご賛同いただきますようよろしくお願いいたします。 ○瓜生照代議長 ほかに討論のある方はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○瓜生照代議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。本案につきましては起立により採決を行います。お諮りいたします。議会議案第1号四條畷市議会基本条例の一部を改正する条例の制定について、賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者 起立) ○瓜生照代議長 起立多数であります。よって議会議案第1号四條畷市議会基本条例の一部を改正する条例の制定については、これを原案のとおり可決いたしました。 ○瓜生照代議長 次に、日程第9議会議案第2号四條畷市産業振興ビジョンの策定に係る特別委員会の設置についてを議題といたします。 お諮りいたします。四條畷市産業振興ビジョンの策定については、12人の委員をもって構成する四條畷市産業振興ビジョンの策定に係る特別委員会を設置し、調査研究いたしたいと存じますけれども、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○瓜生照代議長 ご異議なしと認めます。よって四條畷市産業振興ビジョンの策定においては、12人の委員をもって構成する四條畷市産業振興ビジョンの策定に係る特別委員会を設置することに決しました。 なお、ここでお諮りいたします。四條畷市産業振興ビジョンの策定に係る調査研究につきましては、本会期中に終了することは不可能であるため、平成29年3月31日までの閉会中の継続調査といたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○瓜生照代議長 ご異議なしと認めます。よって四條畷市産業振興ビジョンの策定に係る調査研究につきましては、四條畷市産業振興ビジョンの策定に係る特別委員会に付託の上、平成29年3月31日までの閉会中の継続調査とすることに決しました。 これより、ただいま設置されました四條畷市産業振興ビジョンの策定に係る特別委員会の委員の選任を行います。四條畷市産業振興ビジョンの策定に係る特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定に基づき、議長の指名により選任いたします。 四條畷市議会議員の全議員を四條畷市産業振興ビジョンの策定に係る特別委員会の委員に選任いたします。 ○瓜生照代議長 次に、日程第10議会議案第3号マイナンバー制度の円滑な運営に係る財源確保等自治体の負担軽減を求める意見書についてを議題といたします。 事務局に議案を朗読させます。 ◎※(事務局) それでは朗読いたします。 議会議案第3号マイナンバー制度の円滑な運営に係る財源確保等自治体の負担軽減を求める意見書について。 マイナンバー制度の円滑な運営に係る財源確保等自治体の負担軽減を求める意見書を次のとおり提出する。 平成28年3月24日提出。 提出者、四條畷市議会議員、長畑浩則、渡辺裕、曽田平治。 なお、内容につきましてはお配りしておりますとおりでございます。以上です。 ○瓜生照代議長 この際お諮りいたします。本案の提出者の説明、質疑、委員会付託、自由討議及び討論は省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。     (「異議あり」と呼ぶ者あり) ○瓜生照代議長 ご異議があるようですので、これより本案について質疑を行います。質疑のある方どうぞ。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○瓜生照代議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 これより自由討議を行います。ご発言のある方はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○瓜生照代議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。 これより討論を行います。討論のある方どうぞ。岸田敦子議員。 ◆10番(岸田敦子議員) 日本共産党市会議員団の岸田敦子です。 議会議案第3号マイナンバー制度の円滑な運営に係る財源確保等自治体の負担軽減を求める意見書について、賛成はいたしますが、意見を述べさせていただきます。 ことし1月から本格運用が始まったマイナンバー制度をめぐっては、個人番号カードの交付システムでトラブルが繰り返され、希望者への交付手続が大混乱に陥っていて、住民や自治体職員に大変な手間と不便を強いています。安倍政権はいまだに個人番号カード普及を宣伝していますが、他人にむやみに知らせてはならない番号と顔写真、氏名が一体で記載されているカードを持ち歩くことのほうが紛失や盗難のリスクを高めるものです。さらに安倍政権はカードの民間利用拡大の検討会を発足させるなど異常な前のめりですが、今やるべきことは、噴出している問題点の徹底的な検証と制度の見直しと考えます。個人情報を危険にさらし、国民への国家管理と監視強化につながるマイナンバー制度は凍結中止し、廃止に向けた議論を行うことが必要との立場であることは申し述べておきます。 しかしながら、この制度は既に始まっており、国が負担すべき費用の全額が自治体に配分されず十分な予算措置が行われていない状況は見過ごせません。この意見書案はそれに対応するよう求める内容であり、この要望内容は認めざるを得ないと考えます。ただ、この制度に関しては情報漏えいの懸念が強いことから、自治体の情報システムのセキュリティ強化が今後も必要です。しかし、本意見書案にはセキュリティ強化のための国負担を求める内容は書かれておらず、その要望がないことは不十分です。そのことを指摘しつつ、今回の意見書案の内容については反対はしないということは述べ、討論といたします。 ○瓜生照代議長 ほかに討論のある方はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○瓜生照代議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。議会議案第3号マイナンバー制度の円滑な運営に係る財源確保等自治体の負担軽減を求める意見書について採決を行います。本意見書については、これを原案のとおり可決し、提出することにご異議ございませんか。 ◆※(全員) 異議なし。 ○瓜生照代議長 ご異議なしと認めます。よって議会議案第3号マイナンバー制度の円滑な運営に係る財源確保等自治体の負担軽減を求める意見書については、これを原案のとおり可決し、提出することに決しました。 この際、あわせてお諮りいたします。ただいま原案可決されました意見書の取り扱い及び字句等の整理につきましては、議長に一任されたいと存じますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○瓜生照代議長 ご異議なしと認めます。よって意見書の取り扱い及び字句等の整理につきましては議長に一任されました。 ○瓜生照代議長 それでは、次に日程第11一般質問を行います。 ここで申し上げます。質問される議員は、通告された範囲の中で質問されますようお願いいたします。 また、答弁者が議員の質問に対し反問される場合は、その都度議長に許可を求めて行われますようお願いいたします。反問に対する答弁につきましては30分の持ち時間に含めませんけれども、議員が反問に対し答弁を行う際は、反問に対する答弁であるその旨を申されない限りタイマーは作動し続けますので、ご注意ください。また、答弁を終了し一般質問に戻る際も、反問に対する答弁を終了するその旨を発言していただきますようよろしくお願いいたします。 なお、本定例会では一般質問の際にプロジェクター、またフリップ等を使用して質問することを許可しておりますので、よろしくお願いいたします。 それでは、一般質問を行います。最初に、議席1番 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) 議席1番 畷ビジョンの会の長畑です。 2月6日、読売新聞の朝刊に、リニア全線同時開業でなければ関西企業が失う利益2.7兆円との見出しでこう書かれていました。アジア太平洋研究所の稲田義久数量経済分析センター長は、5日の関西財界セミナーで、リニア中央新幹線の東京大阪間が同時開業しない場合はビジネスチャンスが奪われるなどし、関西の企業が失う利益は2.7兆円に達するとの試算を公表した。リニアは2027年に東京名古屋間、18年後の45年に名古屋大阪間が開業する予定だ。関西企業へのアンケートをもとに稲田氏は関西企業の約35%の営業利益が平均4%程度押し下げられると推計した。関西全体では年間1500億円規模となり、18年間の合計は2.7兆円に上る。リーマンショック前後の07年度と09年度で関西企業の営業利益は2.7兆円程度減少しており、これに匹敵する金額だ。稲田氏は、営業利益の目減りは設備投資や雇用に響く。消費も冷え込み同時開業しない影響は大きいと指摘した。以上が記事の内容で、これだけリニア中央新幹線の与える影響が大きいのです。そう考えますと、四條畷市も微力ながらリニア中央新幹線の全線同時開業にお手伝いできないか、またできれば以前から私が訴えていますように奈良県ルートで最終決定が下されるための手法がないのかと考えています。しかし、ここはやはり近畿一円の首長が一丸となって国へ働きかけることがベストと考えますので、ここは土井市長に四條畷市のためにも国への働きかけをよろしくお願いしまして、早速ですが質問に入らせていただきます。 まず、大字中野地区と大字蔀屋地区の住居表示実施についてです。大字砂地区が砂一丁目から四丁目へと住居表示が実施されたのは平成25年11月5日のことです。それから2年半近くたつのですが、やっと大字中野地区と大字蔀屋地区に対して住居表示実施に向けた基礎調査等を実施するための予算301万2000円が平成28年度当初予算に計上されました。そこで、大字中野地区と大字蔀屋地区の住居表示実施についての計画を教えてください。 次に、イオンモール周辺の安全対策についてです。イオンモール四條畷がオープンする前に予想していた人や車の流れは、実際オープンした後からこれまで予想どおりだったのか、安全面から教えてください。 次に、防災行政無線の内容と子ども110番についてです。現在、15時30分の防災行政無線ではこう言われています。「こちらは四條畷市防犯委員会です。児童生徒の皆さん、不審者に気をつけ、もし声をかけられたら子ども110番の旗がある近くの家やシールを張っている車に助けを求めましょう」。しかし、こう放送されても現実として子どもたちが不審者に声をかけられ助けを求めようとしても、周囲にどれだけ子ども110番の旗があるでしょうか。私はどうもこのごろ子ども110番の旗のある家やシールを張っている車が目につくことが少なくなっている気がするのです。そこで、子ども110番の旗のある家やシールを張っている車が過去多いときにはどれぐらいあって、現在はどれくらいあるのか教えてください。 次に、まちづくり長期計画についてです。四條畷市まちづくり長期計画策定に向けた経過報告会説明資料の冒頭、検討の背景と題して、今後の超少子高齢人口減少社会と公共施設老朽化の現状を踏まえ、2050年を目標年次とする長期的な視野でのまちづくり構想を取りまとめることとしていますと書かれており、私もその点には賛成です。そして、既に短期計画についての小中学校の再編については既に皆さんご承知のとおりです。そうなりますと、次は中期計画です。2035年を目途に主な公共施設の再編をするとのことですが、現在どのような計画を立て、そして進めていかれるのか、またその実現の可能性についてはどう考えておられるのか教えてください。 以上4項目についての質問です。それぞれの質問に対して誠意ある答弁を求めます。 ○瓜生照代議長 長畑浩則議員の質問に対し答弁を求めます。市長どうぞ。 ◎土井一憲市長 ただいまの長畑浩則議員のご質問につきましては、1点目の大字中野地区と大字蔀屋地区の住居表示実施については市民生活部長から、2点目のイオンモール周辺の安全対策について及び4点目のまちづくり長期計画については都市整備部長から、3点目の子ども110番の家等の現状については教育部長からご答弁申し上げます。 ○瓜生照代議長 市民生活部長。 ◎西尾佳岐市民生活部長兼田原支所長 大字中野地区と大字蔀屋地区の住居表示につきましてお答え申し上げます。 現状といたしましては、地元住民方々と実施に向けた協議調整を重ねている最中にあり、以降は平成29年度末の完成をめざし、両地区の合意を取りまとめた上、対象地区の基礎調査、周知啓発、地元説明へと進めていく予定でございます。 しかしながら、蔀屋地区との協議が停滞しているため、早急に地区役員との意見交換に臨み、具体的な議論に転じてまいりたいと考えております。 なお、街区設定では、住居表示の本旨に基づく主な公共物を境界に、わかりやすくかつ一定の規模をと想定しております。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 イオンモール周辺の安全対策を受けてのオープン後の人や車の流れにつきましてお答え申し上げます。 昨年10月23日のグランドオープンから約5カ月が経過し、人や車の流れは落ちついたように感じますが、週末はいまだ多くの方々が来店され、にぎわっている状況と聞いております。 このような中、交通誘導員の効果的な配置等が講じられており、あわせて渋滞対策に向けた信号機の調整や外環状線の歩道改良工事が適宜行われています。 次に、まちづくり長期計画についてでございます。 主な公共施設の集約化等の方針を示す中期計画では、短期計画に位置づけた教育環境の整備により生じる跡地を有効に活用すべく、庁内での議論を重ねている経過にございます。 今後は、本年中に策定する公共施設等総合管理計画と整合を図りつつ、教育環境整備計画同様、市民皆様の理解をいただきながら個別の内容を取りまとめてまいりたいと考えております。 ○瓜生照代議長 教育部長。 ◎坂田慶一教育部長 子ども110番の家等の現状につきましてお答え申し上げます。 子ども110番の旗やシールは、それぞれの小学校、PTA担当者が校区ごと協力家庭を募り、登録作業や旗等の配布を担っている状況にあります。協力家庭及び事業所の登録件数については、地域方々のご尽力により、平成13年度の542件から徐々に増加し、27年度は過去最高の635件となっております。しかしながら、実際に旗を揚げている家の件数やシールを貼付している車の台数の把握は、現地の調査が必要なため困難でございます。 ○瓜生照代議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) それでは自席から再質問を行います。 まず、大字中野地区と大字蔀屋地区の住居表示の実施についてです。3月8日、代表質疑において同僚議員が行った質問に対し、市長の答弁のポイント部分を述べさせていただきます。大字中野地区の住居表示については、隣接の大字蔀屋地区と合わせた実施としたいので、地元の方と協議調整を重ねている。時間軸は先ほどの答弁であったとおりで、現状の課題は蔀屋地区との協議が進展に至っていないことが第一であるとのことでした。そして先ほどは蔀屋地区との協議が停滞しているため早急に地区役員との意見交換に臨み具体的な議論に転じてまいりたいと、代表質疑と同じように蔀屋地区と一緒に中野地区を行う趣旨の答弁をされました。となりますと、中野地区は住居表示を行うに当たって地域住民にとって何ら問題がないということでしょうか。 ○瓜生照代議長 市民生活部長。 ◎西尾佳岐市民生活部長兼田原支所長 先ほども答弁の中にもありましたけれども、今回の住居表示につきましては主な公共物ですね、道路とか河川とかといった公共物をわかりやすく一定の規模になるように街区設定をしていきたいと考えておりますので、中野、蔀屋両地区同時での実施ということを考えております。 ○瓜生照代議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) 街区設定、最初の答弁でも主な公共物を境界にわかりやすくということなんですけれどもね。この主な公共物を境界にわかりやすくという、この辺については詳しく説明いただけないでしょうか。 ○瓜生照代議長 市民生活部長。 ◎西尾佳岐市民生活部長兼田原支所長 現在中野と蔀屋両地区の協議がまだ進んでいない状態なんですけれども、今現在の想定してる地区内での中野地区と蔀屋地区の境界線というのがそういう道路とか河川とかいう公共物とは沿っていないという状況にありまして、一定の整備が必要ということでございます。具体的には市立体育館の周辺でありますとか岡部川の北側の外環状線の東側付近になるんですけれども、この辺が現在の大字の字境と、道路とか河川とかといった公共物との一致していない部分がありますので、そこを整理する必要があると考えております。 ○瓜生照代議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) 今の聞きますと不思議に思うのが、平成25年11月5日に住居表示を実施された砂地区においてはそこまでの問題なかったんですけれども、なぜ今回の件に関してはこの2地区やらなければいけないのか、その点ちょっと教えてください。 ○瓜生照代議長 市民生活部長。 ◎西尾佳岐市民生活部長兼田原支所長 今回の住居表示につきましては、もともと中野地区からの要望もあったんですけれども、中野の西中野と呼ばれている大字地区の住居表示を単独で実施すると、最終的に蔀屋だけが残ってくるという形になってきまして、その境界も本来住居表示の目的としているようなわかりやすいものではなくなってくるということで、蔀屋地区にも市のほうからお願いしまして同時に実施したいということで、今蔀屋地区とのお話を進めていくというところでございます。 ○瓜生照代議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) 別に中野地区から要望出てるんであれば、先ほど言われた公共物の境界等を蔀屋とそのところだけでも進めて、中野地区単独でできないかなと思うんですけれども、そのあたりはいかがですか。 ○瓜生照代議長 市民生活部長。 ◎西尾佳岐市民生活部長兼田原支所長 境界の整理につきましては中野単独でもできるといえばできるんですけれども、その際どうしても蔀屋地区との調整というのが出てきますので、この際蔀屋地区も同時に実施して、その辺をきれいに整理していきたいと考えておりますので、今回の同時実施ということに至りました。 ○瓜生照代議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) なかなか厳しいと思うんですけれども、蔀屋地区については要望が上がるまで私は現状のままでよいと考えますし、中野地区については既に要望が上がってますので、先に実施するほうがよいと考えております。問題となっている境界地の確定は困難を要するでしょうが、この点は地域住民とよく話し合って問題なくクリアして大字中野地区の住居表示を早急に実施していただくことを要望し、この質問はここまでとさせていただきます。 次に、イオンモール周辺の安全対策について再質問させていただきます。 先ほどの答弁では渋滞対策に向けた信号機の調整や外環状線の歩道改良工事が適宜行われていますと述べられましたが、市民の要望はそういうことではありませんので、少しプロジェクターを使って説明させていただきます。ただし、内容は本市に関するだけではなく寝屋川市、大阪府、また警察の範囲にも及びますが、そこは臨機応変に本市より当該行政の担当部署に対し要望していただきたいと思います。 それでは、スクリーンをごらんください。これが全体地図ですけれども、まず最初にこの枠で囲んだ部分、オートバックスの前から交野支援学校、そこからまた点滅信号までの範囲でちょっと質問させていただきます。 オートバックスが閉店されますと、これはちょうどイオン側から撮った画像なんですけれども、本当に真っ暗になります。まだ今でしたらイオンの映画が12時に終わって歩いていくとイオンの駐車場電気ついてるんですけれども、開店当初は、一、二カ月間はイオンの照明も真っ暗でしたので、ここまで明るいこともなかったです。今、去年の年末にここの防犯灯に関しては要望させていただきまして、それでもちょっとなかなか先に行かないようですので、砂地区のほうが、ここに灯籠がありましたので、そこの照明つけていただいております。そういう状況、地区が一生懸命取り組んでいるんですけれども、これ以上のことはできませんので、できましたらこういう電柱のところに防犯づけていただきたい。 今映した先なんですけれども、交野支援学校行くまでの間に急なカーブがありましてね。ここも防犯灯なんですけれども。ここの歩道と車道の拡幅をどうにかしていただけないかなと。大阪府のほうの支援学校全面使っておらませんのでね。この部分1メートルでも敷地を道路に譲っていただければ何とかもうちょっと通りやすくなるん違うかなと思うんです。何せ歩いていましても先が見通せない。それでも自転車が突っ込んでくる。自転車が突っ込んできたら、歩道と車道に高低差がありますので、自転車同士も車道のほうにおりれない、そういう状況になっていますので、この辺については大阪府のほうにしっかりと要望いただきたいと思っておりますが、ここまでについて一通りお願いいたします。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 防犯灯につきましては地元自治会要望でつけていってるというのが現状でございます。特にこの地区につきましてはまだ住居が少ないといいますか、調整区域でございまして自治会さんのほうと協議は進めていきたいな、地元要望があれば対応していきたいと、このように考えております。 ○瓜生照代議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) 答弁漏れが。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 歩道並びに車道等の拡幅につきましては今後の検討課題というふうにさせていただきたいと思います。 ○瓜生照代議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) 先ほどの道なんですけれどもね。検討課題と言われましたけれども、忍ケ丘駅から北側にある一方通行おりてきますと点滅信号に当たって、そこから真っ直ぐ行けばオートバックスの前の信号に出れるということで、岡山地区三丁目、四丁目の方、また砂地区三丁目地区のその辺のあたりの方が結構大勢通られる道になってしまっております。早急に対応していただきたい。 それに関連してこの先の部分なんですけれども、点滅信号から真っ直ぐイオンに向かっていきますとこの水路を暗渠にした部分を歩くことになります。ここを自転車がすごい数で今現在も通ってるんですけれども、この鉄板、ちょっとここを改善していただきたいのと、ここに高低差が相当ありましてね。ここも実際バイクも走ってますので、何かあると下に落ちてしまうんじゃないかと、そういう危険がありますので、どうにか対応していただきたいなと思っております。 このグレーチングなんですが、このグレーチングの上を自転車が走ったら危ないって僕も地域の方から言われまして、何が危ないんかなと思って実際走ってみますと、グレーチングの方向が進行方向についてますので、前から人が来てハンドルを切っても後輪が溝から外れていかないんですよ。だから下手したら人が来たりしたらこけてしまう。全て自転車とか--自転車走るなといえばそうなのかもわからないですけど、自転車の通るところにグレーチングが幅いっぱいあって、向きが全部間違ってるんですよ。この先に行きますと新しいやつはグレーチングの向きちゃんと直角になってますので、この部分に関しては自転車がタイヤとられることもないので、古い部分のグレーチングに関しては少し変えていただきたいんですけれども、その辺のあたりはいかがでしょうか。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 1点目の水路との段差でございます。もともと何十年も前からあのような形にはなってるかなと思います。道がないことから水路にふたかけをしてああいうふうな形にはなってるかと思うんですが、イオンモールができまして人等の通行がふえてるということで、今後どうにかならないか検討はしていきたいな。またグレーチングに関しましては、これにつきましても現に必要なグレーチングと、昔田んぼがあったときに、取り水をするためにつけてるようなグレーチングもあるようでございますので、そのようなことも判断しながら改良等の検討を加えていきたい、このように考えております。 ○瓜生照代議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) なるべく早急に進めていっていただきたいと思っております。 次がメーンで使う信号の部分のところ、ちょうどぎゅあんの交差点のところなんですけれども、そこを真っ直ぐ行きますとこういう道になっております。これもイオン側から見たところなんですけどね。多分初めの計画では外環沿いの歩道を渡ってイオンに入られていくと計画されてたと思うんですけれども、この道路にほとんどぎゅあんから信号渡られた方は入られてきます。ただ、この道路が、今この先が第二京阪につながっていますので、大変車も多い。そして、夜になったら真っ暗になりますのでね。だから歩道設置と防犯灯どうにかできないかなと。夜こういう状態で人も歩いてない中、真っ暗な中、これイオンオープンのときに写真撮ってますのでね。この道路だけが真っ暗なんですよ。どこからも光が差さないということで、ここだけ非常に危険ですので、ここについての防犯灯と歩道の設置をお願いしたいんですが、いかがでしょうか。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 当初、イオンモールができまして、ぎゅあんから渡ってくる人の誘導につきましては、外環の歩道を通っての誘導という形を、今でもガードマンがいてる場合についてはそういう誘導はしてるかとは思うんですが、どうしても今議員ご指摘の道路も通るということで、ここにつきましては今現在も歩道がございませんので、例えばラインを、歩道をつければ一番いいんでしょうが、費用面とかそういう点もございますので、早急な対策としましては路側線などを引いて対応すると。そういうふうなことを検討していきたいなと。また、防犯灯につきましては先ほどと同じように地元、また等々と話し合いをしていきたいと、このように考えております。 ○瓜生照代議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) 了解しました。 次ですけれども、次は蔀屋のとこから来られる方がいつも通る道なんですけど、ちょうど先はトーモクに当たります。材木屋さんの。ここがアスファルト途中までしてあるんですけれども、ここから先ができてないんですよ。この辺あたりアスファルト舗装していただきたいんですけれども。これ順番にいくと、先は本当に張りつけたようなアスファルト舗装になっております。雨が降りますと、右側が水たまりだらけで、これは自転車が左フェンスがあるので右側しか走れないからこのあたりが水たまりになっていくのかなと思うんですけど、早急にここアスファルト舗装していただきたいんですけれども、この点についてはいかがですか。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。
    ◎吐田昭治郎都市整備部長 今ご指摘の道路の横に関しまして、万能鋼板がしてたと思うんですが、なわて水みらいの予定地がございまして、その点につきましても東部流域下水道事務所等々関係機関、それとまたイオンさんにつきましても何か一部なわて水みらいセンターの土地を借りるようなお話もございますので、その経過なんかも考えながら検討を進めていきたいと。一部坂のところにつきましては市の直営で舗装したという土地でございます。 ○瓜生照代議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) ここに関しては検討ということですので、早急にやっていただきたいと要望しておきます。 次ですけれども、第二京阪道路と国道170号の交差点の南西部分に当たる第二京阪道路の側道、この2カ所について言わせていただきます。 ここに関しましては相当道路、アスファルトむちゃくちゃになってたんですけれども、私も建設課行きましたら既に公明さんのほうからも要望があるということで動くと決まってましたので、車どめ、点字ブロック、舗装改修等されています。ただ、いまだに同じようにこのような形で違法駐車ありますのでね。ここはサイズの大きい車が結構とまりますので、またどうにかしないけないのかなと思ってました。上から見ますとこのような形でできておりますが、不思議なのが、アスファルトがここで歩道の部分がとめられてるんですよ。いえばこの車道側に植栽が、第二京阪道路側道ずっとあるんですけど、この前部分になるとなぜか右側が植栽になるんですけれども、この右の植栽は誰の持ち物なのかと、ここに植栽追加して、これが公共的な土地のものであるなら、この植栽撤去してずっと同じ側道、植栽の植わってる、まるで同じ現状を維持できないかと思うんですけど、このあたりについてはいかがですか。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 この側道につきましては第二京阪道路築造後、市のほうが引き取ったという状況でございまして、緑地、植栽帯につきましてどういういきさつでそういうふうな形になってるかというのはちょっとわかりかねるところがございます。こういう大型車両が縁石をまたいでとめてるという状況につきましては、その縁石の上にポール等立てればこういう行為はできないかなということで、そういう対応でしていきたいと、そのように考えております。 ○瓜生照代議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) できましたらこの植栽がなぜこうなったかだけまた調べて一回教えてください。ここだけがちょっといびつな形してますのでね。どうもちょっと納得できませんので。 あともう1点、先ほど地図で示したところですけど、側道のオートバックスの北側になるんですけれども、ここが夜になると真っ暗でごみの不法投棄が何十年と続いております。この原因何でかなと思ったら、やっぱりここに防犯灯つけば上の歩道からも見下ろせますのでね。少しでもごみの不法投棄防げるんじゃないかなと思うんですけれども、この辺についてはいかがですか。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 この点につきましても、特にこの区域、東側につきましては現在田んぼということで、人の通行がどれぐらいかというのを把握はしておりませんが、少ないから今までついてなかったのかなと、そういうこともございます。地元とお話をさせていただいて対応していきたいなと、このように考えております。 ○瓜生照代議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) 了解しました。 次がニコニコパチンコの西側とイオンモールと第二京阪道路側道との交差点です。この部分ですけれども、ここが唯一イオンモール四條畷って書かれてる看板のあるところなので、僕からしたらここが本当はメーンじゃないかなと思ってるぐらいのところなんですね。この後ろには公園もありますし。ところが、写真見てもうてもわかるようにここは本当に車の往来が激しくて、ここに横断歩道がない限り、先ほどのイオンモール四條畷って書いた入り口に誰もたどり着けないんですよ。この横断歩道何でつけへんかったんかなって不思議なんですけれども。あとここで横断歩道つけていただければ一番いいんですけれどもね。このラインでいくとこの縁石が、斜めになってる部分がラインのところまで来てるべきであるのにこの赤のところまで下げてて、となるとこの青のところまで下げなあかんの違うかなという。何でこんなこと言いますかというと、車の往来が激しい中で、ひとつ先を見てますと自分の足元の縁石が見えなくて、おばあちゃんとかが引っ掛かりそうなの僕何度も見てますのでね。この手前から歩いていて、前は縁石が遠くのほうで切られてますので、自分の足元にあるというのを、車を見てたがためにちょっと失ってるような状況を何回か見たので、逆から行けば、縁石ないところから歩いて行ったら、逆に縁石が出てくるという。この辺の整備どうなってたのかなというのが。横断歩道がつけばそこで歩くので全然問題ないんですけれども、この点の改良と、さっきのところよりももうちょっと東側行くんですけれども、ニコニコパチンコのところの前が横断歩道がやっぱり必要じゃないかなと思っております。逆から見るとこの部分なんですけどね。左に横断歩道ついてるんですけれども、この横断歩道はただ単にイオンに行くだけですので、ここから先には渡ることができない。となりますと、何せ今昼間でも多くの人が散歩等で歩いてるんですけど、全てが流れが外周回れないようになってますので、このあたりの改善お願いしたいんですけれども、このあたりについてはいかがですか。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 先ほどの第二京阪沿いの横断歩道に関しましては、本来、通常で考えますと第二京阪沿いにつきましては自転車道と歩道がございますので、通常、あの地点に自転車道の表示と横断歩道があってしかるべきかなと、そのようには考えております。その点につきましては最終的に警察との協議になってきますので、警察のほうと協議は進めていきたい、このように考えます。 ○瓜生照代議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) 了解しました。 次がイオンのこのカーブの部分なんですけれどもね。ニコニコの駐車場とかヒグチ商店のあるところのカーブなんですけど、ここがすごい頻繁に車通りましてね。ただ、駐車場から来る方はこの点線を歩けという、これが多分横断歩道のかわりかと思うんですけれども、ここを歩くような形になってます。これについても非常に危険なので横断歩道にしていただきたいんですが、もっと危険なのがこの矢印のここから、ここ人歩いていって正面に来るんですけど、ここから車が出てくるのも僕目撃してるんですよ。これやっぱり横断歩道がないから違うかなと。車道がこの幅から軽の自動車なんですけど出てくるんですわ。だからやっぱりこういう点も横断歩道しっかり引いていただいたら改善されると思いますので、このあたりについてはいかがですか。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 横断歩道等につきましては警察協議ということでございますので、うちのほうからできる、できない等の返事ができないという状況でございます。他の件もございますので、警察との協議を進めたい、そのように考えます。 ○瓜生照代議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) あと1カ所だけなんですけれども、この部分です。四條畷市越えてるかもわからないんですけれども、なわて水みらいセンターの側です。これ寝屋川方面から見たところです。この左側から右側に向かって画像を追っていきますので見てください。左側ちょっと汚れてますけど、ちゃんと歩道あるんですけど、ここに行くと歩道が三角コーンで通行どめされてます。オープン当初数カ月はここ通行どめなかったんですけれども、何でされるのかなと思いましたら、自転車でここ真っ直ぐ行きますと縁石が盛り上がってまして何もできないんですよ。一体何でこんな歩道をつくったのかなという疑問にちょっとお答えいただきたいのと、逆行きますと極端に狭くなってきまして、もう残り50センチしかありません。50センチの歩道いうたらもう人すれ違えないんですよ。歩道として成り立つのかなと。一方通行の歩道にするしかないかなと思ってるんですけど。こうやってもう一度眺めますとこの左は広い歩道がどんどん狭くなってきます。右側に関しては狭い歩道が広くなっていくので、片一方に集約しとけば僕としてはきっちり歩道がとれたんじゃないかな、左なくして右につけるかすれば広くなったん違うんかなと思っております。先ほどの水みらいセンターの横は幅が狭いので多分機械入れて転圧もできなかったんだと思いますけど、非常にアスファルトががたがたで、水たまりもすぐできるという状況です。このあたりについての改善はなわて水みらいセンターにもう50センチでも少し譲っていただく、市が借りないといけないと思うんですけれども、その辺の検討お願いしたいんですが、いかがですか。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 この道路につきましては既存の道路がありまして、その南側にも水路が従前ございまして、その水路を利用して道路と歩道をつけてるという状況でございます。それと、なわて水みらいにつきましては従前イオンがオープンと同時ぐらいに当初は計画を予定しておりまして、そのときにはなわて水みらいの協力を得て一定歩道の形態なんかの話もございました。その後、イオンモールの事業のほうがおくれまして、先になわて水みらいのほうが完成してるという状況もありまして、このようなフェンスの位置になってると。議員ご提案のなわて水みらいとの協議については、先ほどの東側の道路もございますので、大阪府東部流域下水道事務所との協議は進めていきたいな、このように考えます。 ○瓜生照代議長 会議の途中ですが、ただいまから午後1時まで休憩いたします。時に午後0時00分 ○瓜生照代議長 それでは、休憩を閉じまして会議を再開いたします。時に午後0時59分 ○瓜生照代議長 休憩前に引き続き一般質問を行います。長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) イオンモール周辺の安全対策については、再質問に当たり述べたように本市だけでの対応では解決に至りません。関係する行政機関と連携をとり合って少しでも安全な道路となるよう要望し、この質問は終わります。 続きまして、防災行政無線の内容と子ども110番についてです。先ほどの答弁では登録件数を報告いただきました。しかし、実際に旗を揚げている家の件数やシールを貼付している車の台数の把握は、現地での調査が必要なため困難とのこと。であるならば、防災行政無線で「児童生徒の皆さん、不審者に気をつけ、もし声をかけられたら子ども110番の旗がある近くの家やシールを張っている車に助けを求めましょう」との放送についてはどう考えられていますか。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 この放送につきましては平成18年ごろから先ほど議員おっしゃられました内容の放送をいたしております。恐らく当時は子ども110番の旗のある家が多かったと予測をいたしております。議員の指摘どおり子ども110番の旗のある家が減ってきてると言えるとは思いますが、子ども110番運動につきましては官民一体となって青少年育成大阪府民会議というものを結成いたしましてオール大阪で取り組んでいる府民運動ということでもございます。防災行政無線放送の内容を変えるというよりも、放送内容に見合った110番の旗のある家がふえるということに期待をしているところでございます。 ○瓜生照代議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) 私が平成14年に四條畷市PTA協議会会長、そして15年度に副会長をさせていただいたときに、会長会で子ども110番の旗の普及を推進する話が盛り上がりました。そして、最初の答弁で平成13年度の542件から徐々に増加し、ですからちょうど時代背景は合うわけで、それから数年後の平成18年度に放送が今の答弁でしたら流されたということですから、当時は600件弱は市内に旗がついていたと思うのです。そこをピークに旗の数は減少したと思っていますが、最初の答弁では27年度は過去最高の635件となっておりますと言われました。となりますと、明らかに実態と違うのです。それは市内を見ても明らかです。なぜなら旗を見かけることがありませんし、先ほど部長の答弁も減ってるのは実感されてると思います。となりますと、27年度過去最高の635件というこの数字のからくりを教えていただけますか。 ○瓜生照代議長 教育部長。 ◎坂田慶一教育部長 この登録件数ということで635件でございますが、これは毎年大阪府の政策企画部のほうから協力いただける家庭の調査ということでありまして、それを受けて各小学校において登録をしていただくように呼びかけをしているというような元の数字でございます。しかしながら、これ登録制度ということになりまして、例えば学校卒業してとか、また旗が古くなってそれを撤去しているというような廃棄したもの、また取り下げたものについては状況を把握しておりませんので、実際のところ実数としては635件以下なのかなというふうには考えております。 ○瓜生照代議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) 今の話を聞きますと、実数を把握するには大変な労力要りますし、これからも子ども110番の旗をふやす、それに対しての労力が要るわけで、私としてはそれにかわる有効な手段があればそこまでする必要はないかなと考えますけど、現状ではこの子ども110番の旗をふやすのが一番ベストかなと考えております。ただ、実態とそぐわない放送を流し続けることは何の意味もないどころか、逆に放送どおり何かあったときに旗がある近くの家とかに助けを求めようと探しますと、そのほうが問題があるんじゃないかなとかいろいろ考えるわけであります。先ほど都市整備部長のほうからは旗ふやしていきたいという考えを示されましたけれども、教育委員会としてはどうしていくのか答弁をお願いいたします。 ○瓜生照代議長 教育部長。 ◎坂田慶一教育部長 子どもたちにとってというところからいきますと、やはり子ども110番の旗が立ってる家がたくさんあるというほうが安心でありますし、また犯罪等に対する抑止力につながるというふうには考えております。再度各小学校から学級通信であったり、またPTAとの連携のもとPTAだより等を通して協力の啓発ということを呼びかけてまいりたいというふうに考えております。 ○瓜生照代議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) 私も市内全部の家に逆にいえば子ども110番の旗がつくぐらいの活動していただければ抑止力になってこの市内では犯罪がなくなるんじゃないかなと思っておりますので、そのあたりしっかりとお願いしまして、その点要望してこの質問を終わります。 次に、まちづくり長期計画についてですけれども、当初の学校統廃合含めた計画では公共施設を動かす具体的な内容を詳しく説明していただいたにもかかわらず、最初の答弁では、主な公共施設の集約化等の方針を示す中期計画では、短期計画に位置づけた教育環境の整備により生じる跡地を有効に活用すべく庁内での議論を重ねている経過にございますと無難な答弁でした。しかし、学校統廃合は単独施策ではなかったはずです。このあたりについてはいかがですか。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 小中学校の再編でございます教育環境整備計画につきましては、まちづくり長期計画の中で、その中の短期計画ということで位置づけをされてございます。したがいまして、教育環境整備計画だけが単独の政策ではないというふうに考えております。 ○瓜生照代議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) そうですね。我々議員もあくまでもまちづくり長期計画の中で定めた短期計画と説明を受けましたし、市民の皆様にもそういう説明であったはずです。当然市民への説明会に配付された資料も「四條畷市まちづくり長期計画(教育施設を含む)」となっていました。そうであるならば、もう少し具体的な長期計画を述べていただきたいので、答弁をお願いいたします。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 平成26年9月に開催いたしましたまちづくり意見交換会では、現四條畷小学校用地と現市民総合センター用地の2カ所利用して主な公共施設を集約する考えで検討を進めていきたい、そのように説明をさせていただきました。また、26年の12月開催いたしましたまちづくりの経過報告会におきましてはもう少し具体的にというふうなご意見もございましたので、現市民総合センター用地は市役所機能を有した施設への再編案、現四條畷小学校用地につきましては福祉教育総合施設への再編案ということでご説明をさせていただいております。あくまでも主な公共施設の集約化をしていくという方針でございます。 ○瓜生照代議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) どうも以前説明を受けてから内容が変わっているような気が私はしております。短期計画での説明も聞くたびに変わってきましたので仕方がないかもわかりませんけれども、たしか現四條畷小学校用地は市役所だったはずで、現市民総合センター用地は売却も視野に入れたそういう記憶だったのです。ただ、私は考えが変わるのを問題があるとは言っていません。よいほうへ変わるのであればどんどん変えていっていただきたいと思っております。私も昨年の9月定例会の中で中期計画についての考えを述べましたが、そのときの考えを今となっては改めております。例えば閉校後の四條畷小学校をほったらかしにしてほしくないとの質問には、当時、着手時期が早まる可能性を模索すると答弁され、また新小学校を将来的には中学校にしてほしいの質問には、中学校利用を想定した整備は無理、困難と答弁されました。その9月定例会終了後、私自身も考え抜いた末、新小学校を中学校にできないのであれば、将来的には、私の持論でありますが、早ければ2030年度、それ以降には西部地域に中学校は1校で可能となりますので、やはり西部地域の中心に必要である。そうなれば四條畷小学校跡地がベストだと思うのです。しかし、中学校にするのであれば敷地面積が不足すると思いますので、西側に隣接する店舗等の買収も必要となります。また、そうなれば当初市役所をメーンに建設する予定だった小学校跡地を利用できないのですが、そこは四條畷西中学校に建設すればよいと思います。敷地面積から考えましても、市役所だけではなく市民総合センターを一緒に建設することも可能ですし、立地条件もサン・アリーナの横ですので、それこそ複合施設として一体となって利用できます。また、国道も2本隣接しており、国道の高さまで人工地盤をつくって1階部分を全て駐車場にしますと、大ホールをつくっても集客は期待できるでしょう。ただ、人工地盤の工作物が建築基準法上の建築物に当たれば、建蔽率の問題など諸条件をクリアしなければなりませんが、それでも駐車場の利用は市役所が平日、市民総合センターがほぼ土日祝日となり、これほど効率のいい駐車場運営はありませんので、チャレンジする値打ちはあると思います。 そこで、このなわ小と西中の利用についてはどう考えられますか。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 現在、中学校の再編整備を含めた教育環境整備が進められておる段階でございます。議員お示しの四條畷小学校と西中学校の新たな利用策につきましては非常に難しいと思われます。議員のご意見として賜りたいなと、そのように考えております。 ○瓜生照代議長 長畑浩則議員。 ◆1番(長畑浩則議員) それぞれ意見はあるでしょうが、本市がコンパクトシティをめざす中で国道163号を中心とする考え方は変わっていないと思います。私の提案もそこは守った上ですので、十分検討に値すると思います。どうか短期計画が終わってから中期計画を考えるのではなく、今からしっかりと中期計画を立てていただくことを要望し、以上で3月定例会における私の一般質問は終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○瓜生照代議長 以上で長畑浩則議員の質問は終わりました。 次に議席2番 藤本美佐子議員。 ◆2番(藤本美佐子議員) 議席番号2番 畷ビジョンの会、藤本美佐子です。 まず初めに、3月1日オープンいたしました総合公園について少しお話をさせていただきます。 総合公園は北河内で初の日本サッカー協会認定規格の人工芝運動場があり、今後も球場や、そして多目的広場などの整備に加え、大規模災害時の利用を考慮したヘリポートなどの整備の予定をしている公園でございます。その総合公園ですが、四、五日前まで住所がございませんでした。ホームページに記載されているのは簡単な地図のみでした。総合公園に関しましては議員と行政でさまざまな議論を重ねてまいりました。しかし、住所についての意見はなく、私は市民の目線で物事が考えられていなかったのではないかと、このことについて再度見詰め直しました。そして、行政も市民の目線に立ち事業が進められていなかったのではないかと考えました。総合公園はマイカーで行くことしかできない場所で、この市内からは少し距離がございます。今は大半の方がカーナビを利用し目的地に行かれます。住所すらない場所に誰が行くのでしょうか。このことにつきましては担当課に一日も早く住所をつくること、そして市民にわかりやすい地図をつくっていただくよう要望したところ、早急に対応していただきました。住所に関しましては2日ほどで対応していただいたのですが、なぜ今までできなかったのか疑問が残りました。私は一人でも多くの市民の皆さんに公園利用していただけるよう望んでおります。今後、幅広い年齢層の方々が集えるように、市民の皆さんに愛される総合公園になるよう、職員の皆様でご尽力していただきますようお願いし、通告に従い本議会での一般質問をさせていただきます。 まず1問目は、市内公園でのボール遊びについてお伺いをいたします。本市はいつから公園のボール遊びが禁止になったのか、またその経緯を教えてください。 2問目、大阪府営住宅清滝を四條畷市へ移管することについてお伺いをいたします。大阪府営住宅清滝の全体の居宅数と空き家の数を教えてください。 3問目、四條畷市の観光事業についてお伺いをいたします。忍ケ丘駅西ロータリーの改修の目的を教えてください。 4問目、最後に市広報板についてお伺いをいたします。市広報板の設置基準を教えてください。 以上4点について誠意あるご答弁をお願いいたします。 ○瓜生照代議長 藤本美佐子議員の質問に対し答弁を求めます。市長どうぞ。 ◎土井一憲市長 ただいまの藤本美佐子議員のご質問につきましては、1点目の市内公園内でのボール遊びについて及び3点目のJR忍ケ丘駅西ロータリー改修の趣旨については都市整備部長から、2点目の大阪府営清滝住宅における入居及び空き室の戸数について及び4点目の市広報板の設置基準については政策企画部長からご答弁申し上げます。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 市内公園内でのボール遊びにつきましてお答え申し上げます。 まず、ボール遊び禁止とした理由は、公園近隣の住民方々から、窓ガラスや瓦を割られること、また小さな子どもを遊ばせることが危険などの苦情が多数寄せられた状況によってでございます。なお、禁止とさせていただいた時期といたしましては平成4年ごろから順次行っております。 次に、JR忍ケ丘駅西ロータリー改修の趣旨についてでございます。 JR四条畷駅とイオンモールを結ぶ路線バスを本市唯一の鉄道駅、忍ケ丘駅に呼び込むことにより、忍ケ丘駅を中心とした公共交通ネットワークが形成でき、より安全で利用しやすい乗り継ぎはもとより、新たな人の流れを生み、ひいては周辺地域の魅力向上、さらにまちの活性化が期待できるとの認識から、平成28年度に整備していくと判断をいたしました。 ○瓜生照代議長 政策企画部長。 ◎開康成理事兼政策企画部長 大阪府営清滝住宅における入居及び空き室の戸数につきましてお答え申し上げます。 当該住宅を管理される大阪府住宅まちづくり部経営管理課あて確認をいたしますと、平成27年3月31日現在、総数690戸に対し、入居603戸、空き室87戸となってございます。 なお、空き室活用の一環として、商工労働担当及び住宅まちづくり担当共同のもと、若者の職業的自立モデル事業の実施を計画されているとの情報提供を受けております。 続きまして、市広報板の設置基準についてでございます。 本市では、市民皆様へ市政情報などを広く周知し、あわせて市民と行政をつなぐ役割を担うべく、市域内に広報板を設置している状況にございます。 なお、設置に際しての基準は、当該要綱によりおおむね住宅戸数100戸に1カ所と定め、住宅の連たん度合いや人の往来ほか近隣の広報板の状況等を勘案しながら判断する旨規定をしております。 また、実際の設置に向けては、自治会長からの要望を受けた後、さきの基準に照らし合わせての検討を行い、その上で施工するとなれば、再度自治会長と協議のもと、場所などを決定させていただきます。 ○瓜生照代議長 藤本美佐子議員。 ◆2番(藤本美佐子議員) では、自席にて質問をさせていただきます。 まず、公園のボール遊びについてでございます。市内公園のボール遊びが禁止になった経緯は理解をいたしました。平成4年から順次禁止となっているということですが、24年間経過した今、ボール遊びが禁止になったというわけですね。ここで、ここ5年以内で市民から公園のボール遊びについての要望を聞かれたことはございますでしょうか。ご答弁お願いいたします。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 過去5年間でのボール遊びについての要望でございます。平成25年度に2件、平成27年度に2件、合計4件のご要望をいただいております。 ○瓜生照代議長 藤本美佐子議員。 ◆2番(藤本美佐子議員) 以前ご担当の方からもお伺いしておりましたけれども、要望も4件あったと。しかしながら、被害に関しても何件か市民の方から連絡があったということをお伺いしております。平成4年から順次禁止にしているということで、基本的には子どもたちにボール遊びをさせてあげたい、しかし近隣の方に迷惑がかかったり、遊び方に問題があったり、仕方なしにボール遊びを禁止にしてこられたのかなと伺います。 そしてここで、同じような状況にありながらボール遊びを禁止していない市がございます。ちょっとボードを出して説明をさせていただきます。非常に小さい文字で見えにくいかとは思うんですけれども、これは大東市のホームページの「公園を利用していただく皆さんへ」というページを拡大してコピーして張りつけたものです。こちらのほうの三つ目のところに公園のボール遊びについて書かれております。そして、こちらに書かれているのは一番初めの答弁でおっしゃっていただいたような本市がボール遊びを禁止としたような内容のことを注意事項として書かれております。ちょっと読ませていただきますと、公園で迷惑なボール遊びをすると他の人に当たってけがをしたり不快な思いが生じますと。ボールはフェンスを飛び越えることがないように。家屋や車に傷つけますと。そういう迷惑なボール遊びはやめましょうということでしっかりと注意をした上でボール遊びを許可されております。 そして次に、こちら、もうひとつちょっと見にくいかもしれないんですけれども、これは東京の足立区のほうの公園利用についてなんですけれども、ちょっとユニークなホームページを出しておりまして、多数ある公園でどんな遊びをできる公園なのかというのを公園ごとにすみ分けをしています。こちらのほうにちょっと張りつけてるんですが、例えばテニスの壁打ちができる公園3カ所、これは途中なんですけれども、ここからたくさんページがございまして、そして地図でどの公園って見れるようになってます。あと、バスケットリンクのある公園、ボール遊びコーナー、キャッチボールやサッカーなどいろいろなボール遊びができますということで15カ所、それも地図で示されています。この示されてるホームページの一番初めにはルールを守って正しく遊びましょうということで、先ほどの本市がボール遊びを禁止としたような内容が書かれていて、この注意をしっかりと守っていただいてボール遊びをしましょうというような、そういうことが書かれております。例えば本市でもこの区のように幼児が遊ぶ公園やキャッチボールができる公園など、この公園のすみ分けというのはできないのでしょうか、ご答弁をお願いいたします。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 本市の公園につきましては、開発公園等数多くございまして、規模に関しましては小さな公園がほとんどであると。その公園の近隣の状況とかも考慮しますと、議員お示しのようなすみ分けをしていくということは非常に困難な状況かな、そのように考えております。 ○瓜生照代議長 藤本美佐子議員。 ◆2番(藤本美佐子議員) 今のご答弁ですとすみ分けはなかなか難しいということなんですけれども、他市でもホームページで公園の利用方法をもっとしっかりと明確にしているところが幾つかあるんですね。本市でもボール遊びを禁止ということではなくて、公園の利用に関しまして注意事項などを市民にわかるようにしっかりとホームページを活用していただいて明確にした上で、柔らかいゴムポールのような、そういう迷惑にならない範囲でのボール遊びというのはよいのではないでしょうか。このことに関してご答弁お願いいたします。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 子どもたちが数人でキャッチボールをすると。ボールの制御が容易で比較的柔らかいボールなどを利用して遊ぶというふうなことにつきましては、それと他の人に迷惑をかけない、バット等を利用した場合のボール遊びなどはしないとか、そういうふうな一定の制限、先ほど議員がお示しのような他市の事例なんかでも出てるのは存じ上げております。その点も考慮しながら今後市のホームページの中で、よくある質問とかそういうふうなコーナーもホームページではございますので、そういう中に一定そのようなご質問に答えるような形で掲載をしていくというようなことにつきまして検討していきたいなと、そのように考えます。 ○瓜生照代議長 藤本美佐子議員。 ◆2番(藤本美佐子議員) 先ほど例に出したような形ではなく、ホームページでよくある質問、Q&Aのようなところを活用して、これから必要な事項、公園の遊び方について掲載するかどうかを検討されるということをお伺いいたしまして、検討されるということはこれから公園での子どもたちのボール遊びのことに関して検討していただけると理解をいたしました。これから本当に気候も穏やかになって過ごしやすくなってたくさんの子どもたちが公園で遊ぶと思います。本当に子どもたちが元気よく遊べるように。子どもたちは特にボール遊び大好きです。本市の公園でそのような遊びができるように要望して次の質問に行かせていただきます。 次に、大阪府営住宅清滝を四條畷市に移管することについてお伺いをさせていただきます。 大阪府営住宅清滝の全体の居宅数と空き家の数に関しましては理解いたしました。そして、87という空き家の数でしたら約1棟近くになるのかなと、そのぐらいのあきがあるのかなと考えました。そして、若者職業的自立モデル事業の計画があるということですが、ニートなどの若者を社会人として自立させるサポートは非常に必要だと考えます。しかし、現在大阪府営住宅清滝は高齢化してしまい、ひとり暮らしの高齢者の問題、そして認知症対策の問題、あと障がい者対策、そしてどんどんコミュニティもなくなりつつあります。この状況を知りながら市はなぜ移管をされないのか。移管で想定されるメリットとデメリットを教えていただけますでしょうか。お願いいたします。 ○瓜生照代議長 政策企画部長。 ◎開康成理事兼政策企画部長 府営住宅の移管に際してまず想定されるメリットについては、単純に資産の増加が挙げられます。また、多くの課題はあるものの、議員お示しのとおり本市主導の府営住宅を拠点とした人口の増加策などが実施できます。一方、デメリットでは、建物の老朽化に伴う年次ごとの維持管理コストがかさむほか、家賃の収納業務、またそれに付随する滞納業務、これらを請け負うなど新たな業務が生じるというふうに考えております。 ○瓜生照代議長 藤本美佐子議員。 ◆2番(藤本美佐子議員) ちょっと答弁をお伺いしておりましたらメリットよりデメリットのほうが多かったかなとお伺いいたしました。私は、市にとっての大きなメリットは住民サービスの向上を図ることができる、そして府営住宅の活性化ができる、将来人口の増加にもつながります。具体的なまちづくりの活用例を示すことができるとも考えております。ここで、他市で15団地が取り組んだ事例とアイデアをまとめた団地再生アイデア集というものがございます。そちらの中から幾つかちょっと事例を紹介させていただきます。 まず、住宅機能の再生では、団地をシェアハウスの供給や若者向けの住宅に転換実験をしたり、そして一部コレクティブハウス--コレクティブハウスというのは高齢者の共同生活のことでございます--に転換される。空き家は一部サロンとして活用したり、ほかにもショートステイサービスやコミュニティレストランも導入されております。高齢者生活では集会所での給食サービスや安否確認機の設置などを行う。事例集を見ますと他市ではさまざまなたくさんの取り組みをされていると感じました。本市でも大阪府営住宅清滝を市に移管し、35歳未満など一定の年齢の若い家族の受け入れや大学生などの受け入れをすることで、学生参加型の住民サービス、例えば集会所でのパソコン教室や買い物代行といった、そして空き部屋を活用しての簡易図書館をつくったり、そして介護予防では高齢者による子育て相談などが期待できます。高齢化していく府営住宅清滝の現状を踏まえ、府と市で管理を行うのではなく、住民の状況の判断ができる市が運営すべきと考えますが、ご答弁をお願いいたします。 ○瓜生照代議長 政策企画部長。 ◎開康成理事兼政策企画部長 府営住宅を運営するについて、議員ご提案の趣旨も十分理解するところでございます。地域の活性化はもとより世代間交流、あわせて永続的な住民自治確立といったプラスの要素があるというふうに認識しております。しかしながら、先ほど申し上げたデメリットはかなり大きなものでございまして、ハード、ソフト両面にわたる後年度負担を余儀なくされるというふうに認識しております。よって、現状のまちづくりを見据えれば即座の移管というのはやはり難しいというふうに考えておりまして、ただ今後大阪府のほうで各市あてにさらに有利な条件等があれば移管についても検討すべきというふうに考えておりますので、まずは大阪府の動向、新たな取り組みの提起を受けての判断とさせていただきます。 ○瓜生照代議長 藤本美佐子議員。 ◆2番(藤本美佐子議員) 今後の大阪府の動向を見据えてということをお伺いし、そして現状、即座の移管は難しいということなんですけれども、高齢化した府営住宅清滝の現状はとても厳しいものがあります。庁内でもいろんなアイデアを出し合っていただき、さまざまな観点からこのことを見詰め直し、ぜひ実現に向けて取り組んでいただきたいことを要望いたします。 次の質問をさせていただきます。次に、四條畷市の観光事業についてお伺いをいたします。 忍ケ丘駅西ロータリーの改修目的は理解をいたしました。イオンモールのバスが出入りすることにより今まで以上の人の流れができ、活性化にもつながると思います。しかし、バスの出入りだけでは人が通行するだけになっていませんでしょうか。これについてご答弁をお願いいたします。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 先ほどのご答弁でも申し上げましたように、新たな人の流れを生むと、そのことによりまして周辺地域の魅力向上、また活性化への大きな第一歩であると、そのような捉え方をしてございます。 ○瓜生照代議長 藤本美佐子議員。 ◆2番(藤本美佐子議員) 先日私は代表質疑のほうで地元商店会とイオンモールとの連携の質問をさせていただきました。そのときに、イオンモールができたとき同時にまちづくりのほうも取り組む必要があったのではないか。駅の改修にしても産業ビジョンの明確化も含めて全てが遅いと発言をさせていただきました。一つの大きな事業を順番にこなしているというよりは、その都度単発的に事業を行っているような疑問を抱きます。取り急ぎイオンモールのバスが出入りするので改修工事をされる。2500万円の予算を使いバスのロータリーをつくるだけではなく、初めからしっかりとお金をかけてまち全体を考えよいものをつくるほうが無駄はないのではないでしょうか。市民の方からも、駅に来たとき歴史を感じさせるような、ちょっと歩いてみたいなと思わせるような、興味を持ってもらえるような駅にしてほしいという要望がございました。この市民からの要望をお聞きになっていかがお考えかご答弁をお願いいたします。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 今回、平成28年度で予算計上させていただきました西側ロータリーの改修につきましては、路線バスを乗り入れていくというのを基本に考えておりますので、現段階では優先してバスの乗り入れに関しての計画であるということでご理解を願いたいと思います。 ○瓜生照代議長 藤本美佐子議員。 ◆2番(藤本美佐子議員) 駅というのは市の玄関口だと思います。市が進めるように観光ビジョンにマッチした形で進めることにより市全体の観光における統一感ができます。地域ブランドの戦略については市商店会、地元事業者が集うなわてブランド推進協議会が加わる組織の中、多岐に及ぶ議論をされるということで、観光振興に向けては産業振興ビジョンの機軸のもと取り組むということをお伺いをしております。観光という観点から本市の観光の柱となるものを幾つか教えていただけますでしょうか。お願いいたします。 ○瓜生照代議長 市民生活部長。 ◎西尾佳岐市民生活部長兼田原支所長 本市の観光の柱ということですけれども、平成28年度を初年度としました第6次総合計画では市民意識調査等を初めましていろんな意見を聴取いたしました。その中から自然と歴史を題材とすべきという見解に至りまして、まちの活性化に向けてそれぞれを用いた観光施策を講じることとしております。具体的に申し上げますと、市制35周年のときに選定しました緑の文化園や室池といった環境、四條畷神社や小楠公墓地所などの歴史的遺産を並べました四條畷八景、さらには田原礼幡や古代馬飼いの里などの歴史遺産などが挙げられると考えております。 ○瓜生照代議長 藤本美佐子議員。 ◆2番(藤本美佐子議員) ご答弁いただきありがとうございます。本市には観光でアピールできるものがたくさんあると実感をいたしました。ここで他市の観光の取り組みを一部ご紹介させていただきたいのですが、映像の準備をお願いできますでしょうか。お願いいたします。 こちらはちょっと小さな写真になってるんですけれども、こちらは枚方公園駅のロータリーの写真でございます。このロータリー部分を広くとり、狭いスペースですが市の特色をしっかりとアピールされています。全体的な面積は忍ケ丘駅と同じぐらいで、植え込みなどの空きスペースは非常に少なく、今回改修を予定している忍ケ丘駅と共通点がございます。今回この駅を例に選んだのは、市民の方より、まちの観光をサポートするような雰囲気のものを設置してるいい駅がうるよと教えてもらったからでございます。 次に、これも同じ枚方公園の駅です。駅をおりて左を見ると本当に小さなスペース、限られたスペースに、まち並みに合わせた大きな灯籠が設置されていました。そして、この向かって左側ですね、京街道と書かれた灯籠は枚方公園駅から枚方市駅までずっと設置がされておりました。右側の枚方宿と書かれた下にはプレートが取りつけられておりまして、そこには豊臣秀吉が命じて建設した文禄堤の堤防の上には京都と大阪を結ぶ京街道があったことがしっかりと示されておりました。 これも同じ枚方公園の駅のロータリーです。駅をおりて正面には枚方宿の案内図が設置されており、散策ポイント、市で紹介したいポイントがたくさん紹介されておりました。 そして次に、こちらの写真は枚方市の市駅の駅前です。駅からおりた方に、枚方市は七夕伝説発祥の地であることをしっかりとアピールしています。このことを感じさせるような、まちなかを歩きますと、橋の路面を使い、夜になると橋を渡るとき足元が星のように光るなど、まちなかにも統一された工夫がされていました。 次に、こちらはかなり遠い地なんですけれども、鹿児島県の志布志市の駅前なんです。よくある観光案内板なんですけれども、この製作に携わった方、市のすばらしいところを一つでも多く見てほしいという気持ちが伝わってきます。写真がたくさんあり、とても詳しくわかりやすい案内図になっていました。 本市でも忍ケ丘駅ロータリーの改修のこの機会に、このような紹介したような市をアピールできるものを設置していただきたいと、ちょっと簡単な例をつくってみました。限られた時間でつくったので八つの紹介しかできていませんが、ご答弁いただいたようにもっとたくさんの案内ができるはずでございます。そして、この看板を忍ケ丘駅の西側、先ほどの例を置いたらどのようになるかというのをイメージできるようにちょっと制作してみました。そしてついでに忍ケ丘神社をアピールできるものや、そして駅前ですのでちょっと大型看板もつくってみました。 ごらんいただいた枚方公園からは全体の観光イメージを統一されております。私の中では枚方市で観光というイメージは非常に薄かったのですけれども、枚方公園から歩き、考えが一転いたしました。まず、枚方公園といえばひらかたパークというイメージがあったのですけれども、京街道をイメージさせるような駅にしっかり変わっていたことです。先ほどの忍ケ丘の駅の画像は一つの例ですが、市が目に見える形で観光への取り組みを示すことで、地域、商店会、そして事業者、市民全体が一体となり観光への意識が高まると考えます。ブランド開発もこれから進める産業振興ビジョンも一つの方向性が見えてくるのではないでしょうか。まずはその第一歩として今回忍ケ丘駅西ロータリーの改修工事は2500万円の予算がついております。市商店会や地元事業者、市民の意見を取り入れ、観光を意識した開発にしていただきたい。このことに関してご答弁をお願いいたします。 ○瓜生照代議長 市民生活部長。 ◎西尾佳岐市民生活部長兼田原支所長 今回の駅前整備の計画につきましては先ほど都市整備部長が申し上げましたとおりの趣旨でございますけれども、議員ご提案の意向を盛り込めば現状以上のにぎわいが演出できるものと考えております。したがいまして、継続的には今回の計画をもう少し大きく捉えますと、面的整備を超えた空間や当該駅を拠点としたネットワーク化を構築すべきとの観点から、平成28年度内に策定します産業振興ビジョンにおける具体策、あるいは地元商店街との関係機関などの議論を通じまして何らかの取り組みが見出せればと認識する次第でございます。 ○瓜生照代議長 藤本美佐子議員。 ◆2番(藤本美佐子議員) ぜひ今おっしゃったように産業振興ビジョンにおける具体策、そして観光事業の取り組みに進めていただきたいと思います。そして、四條畷市に一人でも多くの方が興味を持っていただき、もっと知りたいと思っていただけるようなまちづくり、そして観光事業を行っていただきたいです。駅はその重要な役割をしております。ぜひ今回の改修工事の際、そのことをよく考え、観光を意識した駅にしていただきますよう要望いたします。 それから、観光事業は庁内大半の部署のかかわりが必要になります。縦割り行政の考え方を改め、全ての職員の皆さんがかかわり意識を持っていただくことを重ねて要望いたします。しっかり連携を図っていただき、四條畷がすばらしい観光地になることを願い、最後の次の質問に行かせていただきます。 市広報板についてお伺いをいたします。ご答弁ですとおおむね100戸に1カ所ということですけれども、例えば田原台二丁目は世帯数が200以上で1カ所の設置です。田原台三丁目に関しましても350世帯以上で1カ所の設置です。田原台四丁目も含めて先ほど言った二丁目、三丁目も道を挟んで分かれていても1カ所でございます。田原台八丁目におきましてはかなり広い場所で400世帯以上あり、しかもその中でたった1カ所でございます。設置場所も必要なため、基準どおりにいかないことは少しは理解をいたします。しかし、田原の住民の中には、田原地域には広報板がないんでしょうかとおっしゃる方もおられます。東部地域で行われる行事に関してもご存じのない方が多過ぎると思います。これでは市民に情報が行き渡らないのではないでしょうか。このことについてご答弁をお願いいたします。 ○瓜生照代議長 政策企画部長。 ◎開康成理事兼政策企画部長 田原台、特に田原台の広報板の設置状況についてご説明いただきました。おっしゃるとおり現状についてはそのとおりでございます。ただ、情報提供になりましたら、広報板はあくまで一つの媒体でございまして、市広報紙であったりホームページであったり、また地区回覧等もございますので、それぞれの利点を相互に補完しながら進めている状況にございます。 ○瓜生照代議長 藤本美佐子議員。 ◆2番(藤本美佐子議員) 情報源の一つであるということをお伺いいたしましたが、本当に地域にある広報板というのは皆さんが歩きながら通りながら情報収集することができます。設置場所を探すことも非常に困難だとは思います。また、自治会の役員さんが張ることになるため、役員さんたちのご意見も必要と思います。ただ、数的に余りにも少ないように感じます。基準どおりとは申しません。しかし、それに近い形で市民の皆さんに情報が平等に行き渡るように広報板の設置をしていただきたいことを要望し、本議会での私の全ての質問を終わらせていただきます。 ○瓜生照代議長 以上で藤本美佐子議員の質問は終わりました。 次に議席3番 島弘一議員。 ◆3番(島弘一議員) それでは、議席ナンバー3番 畷ビジョンの会、島弘一の一般質問させていただきます。平成28年3月定例会におきまして質問させていただきます趣旨の説明をさせていただきます。 コミュニティバスの運行につきまして、ダイヤやコースについてさらなる調整と変更を求めたいということとともに、利用者であります市民の声が反映されにくいことから、利用者を交えた形での検討委員会の設置を求めたいのですが、いかがでしょうか。 2番目でありますけれども、四條畷市は四条畷駅の駅前開発についてどのように考えておられるのでしょうか。 3番目でありますが、大阪広域水道企業団への経営統合につきまして、4点の議会からの附帯決議を提案させていただきました。これについて、あと残り1年でございますが、それについて4点の今の進捗状況をお聞かせいただきたいというように思っております。一つ目は広域化に向けて市民への周知を徹底すること、2番目については、近い将来発生するであろう南海トラフ地震に鑑み複数の供給を確保するなど危機管理体制を強化して持続可能な水道事業の確保をすること、3番目に、緊急時に備え事業者と意思疎通を図り、市民にとって安心安全に感じられる万全な体制を確保すること、4番目に、労使間の協議調整を前提に、職員の諸条件について迅速かつ慎重に進めること。この4点でございます。 4番目でありますが、田原地区まちづくり計画について、開発から現在、将来に向けた行政の検討課題等についてでございます。 以上の案件でご答弁よろしくお願いいたします。
    ○瓜生照代議長 島弘一議員の質問に対し答弁を求めます。市長どうぞ。 ◎土井一憲市長 ただいまの島弘一議員のご質問につきましては、1点目のコミュニティバスの運行について及び4点目の田原地区のまちづくり計画については都市整備部長から、2点目のJR四条畷駅前周辺の整備については政策企画部長から、3点目の大阪広域水道企業団経営統合における市議会附帯決議の進捗状況については上下水道局長からご答弁申し上げます。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 平成27年度に運行見直しを行ったコミュニティバスにつきましてお答え申し上げます。 これまで各媒体からの意見、また乗降者数の調査結果を材料に評価検証を行ってきた経過にあり、28年度中には一定の方針と具体策を定めてまいりたいと考えております。 なお、利用者を交えた検討委員会の設置については、さきに申し上げた種々の材料をもって庁内検討委員会でのさまざまな議論が可能と判断し、現状は想定しておりません。しかしながら、検討過程の中、利用者の意見を広く聴取すべきとなれば、効果的な方策を設けていく意向ではございます。 次に、田原地区のまちづくり計画についてでございます。 田原地区を含む東部市街地は、関西文化学術研究都市建設促進法に基づき、大阪府が学研都市の建設に関する総合的な計画の中設定した区域であり、昭和58年から良好な住宅や宅地の供給を趣旨とする整備を経て、平成2年にまち開きが行われました。その後、社会経済状況や住宅需要の変化及び整備済み地区における未利用地早期解消の観点から、大阪府によって土地利用方針が変更され、その都度都市計画法に基づく説明会や市民方々の意見を伺う場を設け、また都市計画審議会の議論を経て現在に至っております。 なお、整備に係る現状の課題といたしましては、利便性を得たソフト、ハード両面にわたる環境の整備と捉えており、今後とも当初の方針に据え置く地区の特性を生かした、緑豊かで、ゆとり、潤い、人の温かみの感じられる快適な市街地環境の形成に力点を置き、都市再生機構との調整を引き続いて努めてまいります。 ○瓜生照代議長 政策企画部長。 ◎開康成理事兼政策企画部長 JR四条畷駅前周辺の整備につきましてお答え申し上げます。 大東市では、四条畷駅を当該地域における公共交通の玄関口と位置づけ、まちの活性化はもとより利便性向上及び市街地形成の観点から、周辺道路や交通結節機能などを盛り込む駅周辺整備基本構想を策定し、それに基づく取り組みを進められています。 今後、基本構想から本格的な事業実施へとより具体的な展開を講じるに当たっては、過去に両市の企画調整担当において協議を行う場を適宜設けていく旨確認をいたしております。その折には、現状のまちづくりや長期的展望による当該地域のあり方を見据えた上、本市に有益に働く意見等を申し入れる考えでございます。 ○瓜生照代議長 上下水道局長。 ◎北田秀上下水道局長 大阪広域水道企業団経営統合における市議会附帯決議の進捗状況につきまして順次お答え申し上げます。 初めに、市民への周知は、市広報紙への折り込み、市ホームページへの掲載、市民の集いでのビラ配付やパネル展示、地区回覧等を実施いたしました。 次に、持続可能な水道事業の確立につきましては、自己水である田原浄水場を継続し、また近隣事業体との連絡管を引き続き整備してまいります。 市内水道事業者との意思疎通では、市民にとって安心安全が感じられる万全な体制の確保に向けて意見交換を重ねているところでございます。 なお、労使間の協議につきましては、職員の身分や労働条件等の合意をめざし尽力しております。 ○瓜生照代議長 島弘一議員。 ◆3番(島弘一議員) それでは、自席から質問させていただきます。 まず1番目でありますけれども、コミュニティバスの運行についてでございます。これについては昨年の4月より新たなダイヤで運行されまして、当初、朝の学生の積み残しでありましたりとか、四条畷駅に短時間で到着することができなかったんですが、それが大きく改善されて特定の地域においては非常に不便になったというようなところでの苦情が出ております。ただ、一番の目標でありました朝の積み残しの解消でありますとか、短時間での移動ができるということについては大きな評価を得ているところであります。しかしながら、その後改善をされたことでもありますけれども、時間の間にありました快速便がなくなって、それ以外のところでは時間かかるようになってしまったとかいろんな問題が生じてまいりました。このことについて今までに、もう5年になりますか、ずっとこの間行政とやりとりをする中で今に至るわけでありますけれども、行政の内部の検討委員会というものが設置をしていただくことができまして、その中でずっと検討していただいたわけですけれども、今回この検討委員会を外部の特に利用する人を入れて検討いただいてはどうかというようなことを提案申し上げたところです。今回その辺について利用してる職員ですけれども、検討委員会に参加されてる職員の方が何人ぐらいいらっしゃるのかお聞かせいただきたいんですが、よろしくお願いいたします。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 現在、コミュニティバス庁内検討委員会の委員につきましては12名ございます。ただいま議員ご指摘のその中にコミバスを利用してる者がおるのかということでございますが、その12名の中には該当する者はいないという状況でございます。 ○瓜生照代議長 島弘一議員。 ◆3番(島弘一議員) 今ご答弁いただきましたけれども、利用している人が検討委員の中に入っていないと。ある意味机上で検討いただいてるということにもなるのかなというように思うんですが、確かにアンケート調査がいろんな形であったりとか、行政のほうでも調査していただいたり、乗降客の調査もやっていただいております。それは乗降客の調査なんかは各バス停ごとにしていただいておりますので、かなり正確なデータというように思っております。ただ、今回その検討委員会のメンバーの中に利用者が入っていないということもあるので、やはりいろんなことを、やっぱり現場で起こってるん違うかということを考える中で、その中にやはり利用する人が入って検討を重ねていくということが大切ではないかと思っておりますけれども、その辺についてはいかがお考えでしょうか。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 当初答弁でも述べさせていただきましたように、検討過程の中で利用者の意見を広く聞くことが大事やと、そのようなことになれば効果的な方策を設けていきたいなと、そのように考えております。 ○瓜生照代議長 島弘一議員。 ◆3番(島弘一議員) ダイヤ改正がされてこの4月で1年になるわけですけれども、1年間様子を見る中で新たなまた問題点も出てきたりするのかもわかりませんけれども、これ行政が出してるコミバスですけれども、運用自体は、ダイヤの組みかえとかはどこがされてるんでしょうか。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 細かな点につきましてはバス事業者のほうが計画してる部分もございます。大筋につきましては市のほうで計画を立て、細かい点についてはバス事業者のほうでダイヤをつくってるというのが現状でございます。 ○瓜生照代議長 島弘一議員。 ◆3番(島弘一議員) バス事業者で検討いただいてるということでありますし、今回ダイヤ改正をしてその後の経過という中で、いずれにしても本来でしたら一定の4年なり5年なりの期間の中で新たなダイヤ改正ということになっていくかというように思っておりますけれども、今回著しく利用がしづらくなったというような声もたくさん出ている中で、その辺の期間的なことについて若干前倒しということも含めて可能性があるのかどうかお聞かせいただけるでしょうか。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 ダイヤ改正して1年がたちました。その間いろいろなご意見も伺っておりますので、そのご意見も含めながら検討委員会の中でこの28年度中に一定の検討を加えるのであればその方針を出していきたい、次の5年後じゃなしに28年度中につきましても一定の変更がある場合については見直し等につきましても検討委員会の中で議論を進めていきたい、そのように考えております。 ○瓜生照代議長 島弘一議員。 ◆3番(島弘一議員) 今回の次年度で検討いただいて、その中でもし必要ということになってくれば実際に利用している方々の声も反映をしていただいて検討いただけるということでよろしいんですかね。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 市のほうでもいろんなご意見等々賜っておりますので、そのご意見も含めまして検討委員会の中で議論を進めていくということでございます。 ○瓜生照代議長 島弘一議員。 ◆3番(島弘一議員) 今の机上の中で進めるだけではやはり実際に温度やにおいや形は感じることができないと思うので、仮に机上のメンバーであったとしても、例えば1週間バスを利用してもらう、それは決まった時間にどこに行くんだという目的を持って利用してもらう、そのことでそのバスが実際どういう形になってるのかということが理解してもらえるんではないかというように思っています。これずっと5年もやってる話なので、今回ダイヤ改正もしていただいてますし、そういう中で、今ちょっと申し上げた内容で次の改正に向けた検討の一部に使っていただけるのかどうか、そこだけちょっとお聞かせいただきたいんですけれども、どうでしょうか。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 検討委員会の中で委員メンバー、実際に乗って体験もしながらそのような検討を加えていかなければならないというような状況になりましたら、そのようなことも可能かなと、そのように考えてます。 ○瓜生照代議長 島弘一議員。 ◆3番(島弘一議員) いずれにしても市民が使いやすい、利用しやすいバスになればいいかなというように思っています。まち全体としてもやはり変化もしてきておりますし、既にまち開きから26年ほどたっておりますから、いろんな形で状況も変わってる中で、さらにこの地域で暮らしていける使いやすいコミバスにしていきたいと思う中で、皆さんの声としてたくさん上がってくる、そのことをお伝えをさせていただいてるところでありますので、この年度の中で改めて十分検討いただきたいというように考えております。これにつきましては今回これで終わらせていただきます。 続きまして、JR四条畷駅前周辺の整備についてであります。これにつきましては先ほどお答えをいただきましたけれども、両市の企画整備の担当で協議を行う場を設けて確認しているということでありますけれども、時期的にはいつのことであったんでしょうか。 ○瓜生照代議長 政策企画部長。 ◎開康成理事兼政策企画部長 大東市さんのほうでまとめられた基本構想、これが平成22年5月ということで、その前段となる2月にその確認をさせていただいております。また、今回議員からご質問いただきましたので、この確認の上でも再度させていただきました。 ○瓜生照代議長 島弘一議員。 ◆3番(島弘一議員) これ既に大東市のホームページでは平成25年度から平成34年度までの10年間で四条畷駅含む2駅ということで載っておりますけれども、約100億円の総事業を見込んでおります。そのことについてはもちろんご存じかと思いますが、いかがでしょうか。 ○瓜生照代議長 政策企画部長。 ◎開康成理事兼政策企画部長 ホームページ掲載する前に大東市さんのほうから連絡ありまして、その旨記載するということでございます。また、100億円の事業費については野崎駅と同時にということで、また国の交付金、社会資本整備総合交付金30億を充てるというふうに確認しております。 ○瓜生照代議長 島弘一議員。 ◆3番(島弘一議員) 大東市に四条畷駅があるわけですけれども、実際利用されてる四條畷市民の数というのはどの程度か把握をされておるのかどうかお願いいたします。 ○瓜生照代議長 政策企画部長。 ◎開康成理事兼政策企画部長 正確な数字は持ち合わせておりませんけれども、過去に四条畷駅にエレベーターを設置する際、西側の駐輪場の実態把握ということでさせていただいたときには、四條畷2、大東市1の割合で利用されてるというふうに確認しております。 ○瓜生照代議長 島弘一議員。 ◆3番(島弘一議員) 意外なことに四条畷駅の利用者が四條畷が2の割合で大東市が1ということですので、名前が四条畷ですから市民も行きやすいのかもしれませんけれども、利用頻度としては大東市の住民よりも倍以上が使っておられるということですね。その市民の方々が利用する駅の周辺、大東市ですからもちろん大東市の話になるんですけれども、私の知るところではもう50年ぐらいは十分余り変わってない状態が続いてるというように思っております。そういう駅ですけれども、多くの本市の市議会議員の方々、さらには土井市長も朝駅に立って市民の方々にご挨拶をされてるということですが、これはそれで間違いないですかね。 ○瓜生照代議長 政策企画部長。 ◎開康成理事兼政策企画部長 先ほど申し上げた四條畷と大東市の住民の方が利用されてるという状況、恐らく議員の皆様、市長を初めですけれども、ご理解をなされて種々の活動されてるというふうに私は理解しております。 ○瓜生照代議長 島弘一議員。 ◆3番(島弘一議員) そうですね。私もたまに寄せていただきますけれども、やっぱり四條畷の名前のついた大東の駅ですけれども、それだけ四條畷市民の利用頻度が高いということから多くの議員やとか市長もあそこに立っておられるということやというふうに思います。さらに今回あの駅にバスがいろいろ、近鉄バス、京阪バス、そこにさらにコミバスまでが来ているということでありますけれども、そのコミバスが発着する場所、多くのバスの発着する場所が、土地の問題もありますけれども屋根もないし、雨は吹きさらしです。風が吹いても雪が降っても今の状態になってるということで、それについて対応をずっと以前にもお話をさせていただいたことあるんですが、その辺について、今回大東市が駅前開発をするということで、何か検討等についてされているのかお聞かせいただきたいんですが、いかがでしょうか。 ○瓜生照代議長 政策企画部長。 ◎開康成理事兼政策企画部長 詳細にわたり議論したことが数回ございまして、その際には当然大東市さんが公費を出されるということで、大東市寄りの利便性に重点を置いた整備ということで確認しております。ただ、その際には本市におきましてもコミュニティバスを運行してる経過がございますので、その事業者として意見は正確にかつ必要に応じ申し上げるという旨確認しておりますので、具体の工事に入れば当然同じような方針で求めていくというふうに考えております。 ○瓜生照代議長 島弘一議員。 ◆3番(島弘一議員) そのような感じでいろいろ協議をされてるということでありますけれども、これが実は今市の全体の中でそのことについて十分議論はされてたのか、それともされてなかったのか、その辺はいかがですか。 ○瓜生照代議長 政策企画部長。 ◎開康成理事兼政策企画部長 狭義の部分と広義の部分がございまして、まず狭義の部分につきましては、従前から議員のほうからご要望いただいておりますので、その部分は認識しておりまして、都市整備部と政策企画部のほうでは共通認識をしております。また、広義の点につきましては、商店会の活性化、振興にもつながるということから、庁内挙げて大東市さんの取り組み、意向、考え方について整理を行い、本市として何を申し上げるかというのを庁内の総意として申し入れるというふうに確認しております。 ○瓜生照代議長 島弘一議員。 ◆3番(島弘一議員) これはちょっと振らせてもらいますけど、ほかの部門の部長の方々がこの件について、今理事がおっしゃった内容についてどの時点で認識をされたというのか、協議をされたのか、できればお聞かせいただきたいんですけれども、どうでしょう。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 当初につきましては、大東市さんから申し入れがありましたときには企画部門と都市整備部門で内容についてお聞きをしたというのは、スタート時点は一緒じゃないかなと、そのようには感じてます。 ○瓜生照代議長 島弘一議員。 ◆3番(島弘一議員) 部長のレベルの中で協議がされていたのかなというようには思うんですけれども、広く行政の中でこの大東市にある四条畷駅のことについて余り多くの職員が知らなかったのではないかというようにちょっと思っています。もちろん大東市の話なので、特に四條畷が大きく皆が周知する必要もないかもしれないですが、そこらについてもう少し何か意見の統一というか考えについて理解をいただけていたほうが今後もよいのではないかと思っています。今回これだけではなくて、僕ずっと実は以前から、これだけではないんですよ、以前から思ってたんですが、やっぱり企画部門と現場のほうの部門が余りにも意思疎通がとれていないんではないかと。企画のほうがやはり先に走って、大分おくれて現場の担当の部門のほうにおりてくる。状況によってはお互いに連絡の取り合いすらできていないんではないかと。ここ10年ぐらい特に思います。これは前市長のときに財政再建に取り組んだという中でいろんな犠牲を払ってきたんですけどね。そのときに、今あるのはそのときの後遺症が今も残ってるんじゃないかとちょっと思ってます。今回、学校の件もそうだったんですけど、意見が余りにもばらつき過ぎてる。それぞれ担当、担当の部長でさえまとめることができないような状況が多々ありました。これはやっぱり四條畷市として一丸となった物の取り組みというのは必要やと思います。だからそういう中で全て、別にこれに限らずどんなことでもそうですけど、そういう取り組みをしていただきたい。どの部署もやはり共通のテーブルで話をしていただきたいというようにちょっと思っていますが、その辺は、これもう一遍理事に返しますけどいかがでしょうか。 ○瓜生照代議長 政策企画部長。 ◎開康成理事兼政策企画部長 かなり厳しいご意見でございます。まず情報伝達であったり情報共有、また同じ方向を向いて物事を進めていくという過程については、私、政策企画部においては一定の業務を集約して、それについて掌握した上、市長、副市長等に問題提起、具申、許可をいただきながら進めているという状況になりますので、議員からすればまだまだだという状況にあるかもしれませんけれども、我々としたら一定の及第点はいただけるのかなというふうに考えております。ただ、先般でいけば数多くの課題もございまして、なかなか議会との意思疎通が図れず、またご指摘もいただいてるという状況も認識している次第でございますので、今後については再度この過程を見詰め直しながら業務について適正かつ迅速に遂行できるような体制構築を再度改めていきたいというふうに考えております。 ○瓜生照代議長 島弘一議員。 ◆3番(島弘一議員) ぜひともそのように進めていただきたいというように思っております。いろいろ話があっちこっち行ったり来たりするんですけれども、そういう中で全体に意思を共有していただくということで、先ほどの話ちょっと戻りますけれども、コミバスの待っておられる方々、四條畷の市民です。大東市の駅になってますけれども四條畷の市民ですから、そういった方々が雨風の中、雪や寒い寒風の中で待たなくてはならない。バスを待つ。しょっちゅう来るわけではないです。やっぱりバスも30分なり40分に一回しか来ませんから、それに対応できるような方策を何か検討いただけないでしょうか。 ○瓜生照代議長 政策企画部長。 ◎開康成理事兼政策企画部長 主導的にはなかなか難しい課題もあると考えております。ただ、先ほど申し上げた、大東市が整備に転じるとなれば、コミバスの運用事業者として物も申していきたいというふうに考えておりまして、その中で議員の考えに沿うようなことができればそのように進めていきたいというふうに考えております。 ○瓜生照代議長 島弘一議員。 ◆3番(島弘一議員) ぜひとも、大東の駅前開発に便乗するわけではないんですが、四條畷としても積極的にそのあたりについて取り組んでいただきたいなと思ってるところです。形は別に問いませんけれども、そういう市民の方が利用されてる駅ですので、もちろん忍ケ丘が四條畷の唯一の駅でありますけれども、四条畷駅についても、大東の駅ですけど、市民が多く利用されるということもあるので、ぜひとも前向きな検討いただきたい。せめて雨よけぐらいは何とかならへんかなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。これはよその領地の話なのでどこまで積極的になれるかというのはちょっと微妙なので要望にかえさせていただきますけれども、これは日々あそこで利用されてる皆さん方のこと考えると、一度本当にちょっと積極的に考えていただけたらというように思っております。この件につきましては以上で終わらせていただきます。 続きまして、大阪広域水道企業団の経営統合についてのお話でございます。これについては先ほど4項目の統合に向けた対策の部分での市民への周知とか持続可能な水道事業の確立についていろいろご答弁いただきましたけれども、具体的にどこまで進んでるといったらおかしいけれども、特に職員の身分の部分なんかはどのように進んだのか、改めてお聞かせいただけないでしょうか。 ○瓜生照代議長 上下水道局長。 ◎北田秀上下水道局長 職員の身分移管に伴う条件整備の分でございますけれども、この分につきましては昨年から意見交換会ということで企業団の運営協議会の組織立ての中での一定条件づくりということで協議を重ねているというところでございます。 ○瓜生照代議長 島弘一議員。 ◆3番(島弘一議員) 後でまた改めてその部分触れさせていただきますけれども、まず市民が求める水道というのは何でしょうかということですけれども、どのようにお考えでしょうか。 ○瓜生照代議長 上下水道局長。 ◎北田秀上下水道局長 求められてる水道はどういうものだということでございますけれども、この分につきましては水質的に安全な水を安価にいつでも必要なときに手に入ると、そういうことが求められているというふうに感じております。 ○瓜生照代議長 島弘一議員。 ◆3番(島弘一議員) 水道は低廉、豊富、安全というような三つの基本理念が今も健在であるというふうに考えておりますが、そこはいかがでしょうか。 ○瓜生照代議長 上下水道局長。 ◎北田秀上下水道局長 水道法というのが一番基本にあるんですけれども、そこの水道法の第1条におきまして、水道の目的といたしまして「清浄にして豊富、低廉な水の供給を図り、もって公衆衛生の向上と生活環境の改善とに寄与すること目的とする」ということでうたわれております。議員がおっしゃいます低廉、豊富、安全というこの三つの大きな要素、基本的な理念につきましては水道法の制定以来変わってないというふうに理解をいたしております。 ○瓜生照代議長 島弘一議員。 ◆3番(島弘一議員) 一番基本的な部分で、これは法に明記されたところありますので、これが変わると全然違う水道になってしまうというように思っております。その確認もちょっとさせていただきたくて改めて質問させていただきました。 次は災害に対する備えについて、企業団との統合という形で進んで、あと1年後統合するわけですけれども、その後、備えはその間に進んだのかどうかということでお聞かせいただきたいんですけれども。 ○瓜生照代議長 上下水道局長。 ◎北田秀上下水道局長 統合に進むということに伴ってということとは少し異なるかもわかりませんけれども、本市におきましては管路につきまして、これはもう従前からでございますけれども耐震化率の向上、これを引き続き続けているところでございます。そういたしまして、災害対策連絡管の整備及び災害対策給水栓の整備など進めておるところでございます。あわせまして災害時におけます近隣の事業体とか水道事業者等の応援協定など締結したりとか、そういうこと含めて災害に対する備えというものは従前よりも進んでいるというふうに認識をいたしております。 ○瓜生照代議長 島弘一議員。 ◆3番(島弘一議員) これはずっと飽くなき探究を続けるしかないというように思っています。話はちょっと近くに戻りますけれども、今回寒波が久しぶりに来ました。大体6年か8年ぐらいに一回ぐらい来るんですけれども、ことしも寒波が来ました。それについて、どれくらいの地域で被害件数があったのかということについてちょっとお聞かせいただきたいんですが。 ○瓜生照代議長 上下水道局長。 ◎北田秀上下水道局長 1月25日の寒波の日でございますけれども、本市におきましてはその当日で71件、これは上下水道局のほうへご連絡をいただいた分でございますけれども、71件ということでございました。北河内各市調査をさせていただきました。それぞれ人口規模とか地形も違いますので一概の比較というのは難しいんでございますけれども、北河内各市で100件から230件程度のそれぞれ水道局へ連絡があったということで聞き及んでおります。 ○瓜生照代議長 島弘一議員。 ◆3番(島弘一議員) 過去の寒波というのが記録にある限りでいいですけれども、どれぐらいあったんですかね。いつどれくらいというか。 ○瓜生照代議長 上下水道局長。 ◎北田秀上下水道局長 余り古いものまではちょっと持ち合わせておらないんでございますけれども、平成14年が約70件程度あったというふうに思っております。それから平成8年度が110件ほどあったというふうに記録をしております。それから、うんと昔になりますけれども昭和50年代に非常にきつい寒波が来たということ、このときは数百件の凍結があったというふうに、これはちょっと私の記憶だけの部分でございますけれども、そんなところでございます。 ○瓜生照代議長 島弘一議員。 ◆3番(島弘一議員) 今回の寒波のときの対応、過去と比べてどんなような感じやったのか、わかる範囲でいいですけれども、お伝えいただきたいんですが。 ○瓜生照代議長 上下水道局長。 ◎北田秀上下水道局長 本年は70件程度ということでございまして、えらい混乱になったというようなことはございませんでした。上下水道局の内部といいますか担当課のほうで処理をさせてもらったというふうになっております。 ○瓜生照代議長 島弘一議員。 ◆3番(島弘一議員) 私、昭和59年のときの寒波というのは、もう亡くなられましたけれども、当時の奥村、後の局長なんですが、奥村さんと一緒に夜中の2時ぐらいまで修繕に回らせていただきました。あのときは氷点下が4日ぐらい、プラスに戻らずに続きました。確かに新築の家の2階の水道が破裂して1階に降り注いでるというような状況があって、そのときいた家族の方がもう3日風呂入ってないねんとか非常にすごいような状況になっておりました。これは寒波も私一つの災害やと思う。四條畷確かに今回寒波の冷え方も少なかったんですけれども、件数もやっぱり減ってます。材料もよくなってると思うんですけれども、多くのところで件数とかいろいろ見てみたんですけど、人口規模と壊れた数というのが必ずしも一致してない。だから四條畷はある意味少ないほうかなと。八尾市なんかは非常に少なかったと思うんです。人口的な部分でいくと。それはやっぱり日ごろ水道事業がそういう指導をしてきたということで被害が抑えられたんやというように僕は分析したんですけれどもね。そういう意味からいくと、四條畷もこれからそういう指導さらにしていただいて、そういうときに事故ができるだけ少なくなるようにしていただきたいなと思っております。 今後、上下水の分離の作業ですけれども、どの辺まで進んでいるのか、それをお聞かせいただけますか。 ○瓜生照代議長 上下水道局長。 ◎北田秀上下水道局長 統合に伴いましての主に下水道の切り離しと申しますか下水道の関連の分の組織の内部の分離作業というのを今させていただいております。この辺のところで市長部局のほうとも適宜調整を行ってるというところでございます。
    ○瓜生照代議長 島弘一議員。 ◆3番(島弘一議員) 本来上下で違うんですけれども、たまたま一緒になってたということもありまして、分離もしていかなあかんということで、今いろいろ奮闘いただいてるというふうに思っておりますけれども、下水も下水で大事な部分ですからね。統合するときに人減らしてしまったので、改めてその修復もしなくてはいけないというふうに思ってます。今後下水がどこの部門に入るのか、それについてはちょっとわかりませんけれども、そこも十分な手当をしていただきたいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 今出向してる職員って何人ぐらいいてるんですか。 ○瓜生照代議長 上下水道局長。 ◎北田秀上下水道局長 現在、大阪広域水道企業団との技術交流、人事交流ということで水道職員1名が企業団のほうへ出向しておる状況でございます。 ○瓜生照代議長 島弘一議員。 ◆3番(島弘一議員) その方もどのようにされるのか、残った今の現在の上下水道の職員も今後どのようにするのか、意向の調査ですね、自分自身の意向の調査なんかもやられてると思うんですが、その辺はどうですか。 ○瓜生照代議長 上下水道局長。 ◎北田秀上下水道局長 先ほどの出向の分と意向調査ということ、直接の関係はないというふうに考えておるわけでございますけれども、統合に伴います身分移管の意向調査という件につきましてお答えをさせていただきます。この分につきましては一番最初にお答え申し上げましたが身分移管の伴います労働条件等の詳細等の提示がまだできていないという状況でございますが、予備調査というような形で現時点で企業団への身分移管の意向調査をさせていただいておるところでございます。 ○瓜生照代議長 島弘一議員。 ◆3番(島弘一議員) 職員の皆さん方、とりあえずぎりぎりでせっぱ詰まって考えるということではなくて、今まだ時間のあるうちにじっくりと話をして理解をしてもらいながら進めていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 今回進められております企業団との統合でありますけれども、もともとのベースではやはり大阪市水と府営水道との統合ということがベースにあったというように思いますが、そのときの流れをそのまま踏襲してしまったというように思ってるんですけれども、その辺はいかがでしょうか。 ○瓜生照代議長 上下水道局長。 ◎北田秀上下水道局長 従前の大阪市と企業団との統合の分をそのまま踏襲してしまったんじゃないかというご指摘でございますけれども、今回の統合に際しましては、準備作業といたしまして企業団と3市町村とで水道事業統合の準備のプロジェクトチームというようなことで、その下に検討ワーキンググループというようなものを組織立ててつくりまして検討、調整を進めているところでございます。この辺の進めのところでできるだけ細かい部分も漏れのないように問題を整理して統合にかかっていきたいということで努力しているところでございます。 ○瓜生照代議長 島弘一議員。 ◆3番(島弘一議員) 正しいというのか、何が正しいかわかりませんけれども、四條畷市の市民の大事な水道ですのでね。管理者が仮に企業団に変わったところで市民が一緒に変わるわけじゃないので、四條畷市民の水道ということで大切に守り続けなあかんということに思っております。そこらはもう少し四條畷に権限を持たせていきたいというように私は考えておるんです。今現在市長が水道の管理者をしていただいてるということでありますので、私も精いっぱい頑張っていきますけれども、市長としてこの四條畷の市民の水道を、余り遠いところに持っていかないようにご尽力いただきたいというふうに思っておりますけれども、その辺何かお考えいただけたらよろしくお願いしたいと思います。 ○瓜生照代議長 市長。 ◎土井一憲市長 今、島議員のほうからご指摘いただいております水道事業につきましては、市民の生命と、そして生活を守る上で大変重要な事業であるということは認識をいたしております。今後、大阪広域水道企業団との統合が進んでいく、そしてその開始が始まることによって私の権限というものは同じく移行されていくというものでございます。しかしながら、今回議会の同意も得、また附帯決議も頂戴いたしましたけれども、その中で先ほども申し上げました重要性というものはよくよく理解をいたしておりますので、四條畷市長として今後も市民のことを第一に考えて意見を申し上げる機会があればどんどんと言っていきたいと、そのように考えております。 ○瓜生照代議長 島弘一議員。 ◆3番(島弘一議員) ぜひともそのようにお願いをしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。水道についてはこれで終わらせていただきまして、続きまして田原地区のまちづくり計画ということで進めさせていただきます。 地区の特性を生かした緑豊かで、ゆとり、潤い、人の温かみを感じられるというようなところで始まりまして、平成2年に田原台のまち開きからはや26年が経過したところでございます。当時40歳で田原台に引っ越してこられた方が、今既に66歳になられておりますし、75歳になりましたら運転免許証の返納ということにもなってまいります。あのエリアはやっぱり車がないと日常生活に非常に支障を来すという状況になっております。そのようなところでありまして、当初のまちづくり計画の中では商業地があって、学校も2校あってという話になってたんですが、そこらもどんどんと変化する中で、学校は一つで、商業地も逆に減ってしまったというようなことになっております。今後あそこで車がなくなって通常の人間として暮らしていくに当たってどうも矛盾が生じてくるというように考えておりますので、その辺について何か行政として手だてというか、大きな変更はできないですけれども、何か考えておられるようなことがあればちょっとお教えいただきたいんですけれども、いかがでしょうか。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 さきの答弁でも述べさせていただきましたように、土地利用の変化につきましてはその都度所定の手続を行ってきた状況にございます。議員お示しのとおりまち開きから26年が経過しておりまして、当初からお住まいの方につきましては年齢を重ねるとともにライフスタイルも変化してるかなと、そのように思っております。そのような中で商業地を含め一定の課題があるということも認識をさせていただいております。今後も引き続き関係機関との調整等に努めていきたい、そのように考えております。 ○瓜生照代議長 島弘一議員。 ◆3番(島弘一議員) 今いただきましたご意見、そのまま頂戴したいというように思います。田原地区もだんだん高齢化もほんまに進んできましてね。当初とは違った問題も生じてきておりますし、今高齢化が一つの転機にもなってきてるかなというように思ってまして、最近の流れというか動きとしては、地域では見守り活動ですとか清掃活動、里親としての花や木の手入れを広くしていただいてる。通常現役の方できませんのでね。リタイアされた方々が今現在そのような形で取り組んでいただいておりますし、新たに健康長寿のまちづくりをしようかというようなことでもだんだん意見として出てまいりました。福祉委員会の皆さん方ですとか民生委員の方、障がい者施設の方、包括センターのケアマネさんとかも含めて、そのような方向で今動いてきております。まちづくり協議会とはまた別の世界で、全く民民の話で今動いてまして、何とかそういうことも含めて、地域のボランティアの方頑張っていただいてますのでね。それがもしできなくなったときのことを考えて行政としてそのバックアップ、フォローしていただきたいというように思っておりますので、そのことを最後にお伝えをして私からの質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○瓜生照代議長 以上で島弘一議員の質問は終わりました。 次に議席12番 大川泰生議員。 ◆12番(大川泰生議員) 議席12番 なわて政新会の大川泰生でございます。 私は、3月議会では市民生活にかかわること中心に2点の問題について、問題提起を含めた質問をいたしますので、理事者の的を得た答弁をよろしくお願いいたします。 第1点は、高齢者の就労問題でございます。ご承知のようにますます高齢化が進む中で、働きたくても働く場所がない、60歳定年の場合には、頼めば嘱託でも残れる、そういった制度もございますが、65歳を過ぎると残りたくてもそのまま残れる機会も少なくなります。そこで、職安に行って会社を紹介してもらっても年齢で断られる。個人ではなかなか探し切れない。これが高齢者の就労の現状ではないでしょうか。 1の1、そこで伺いますが、高齢者が置かれている現状を見て、行政としてどのように受けとめておられるのか、まずご答弁を求めます。 1の2の中では、市長の市政運営方針で述べられていますが、道路の維持管理では全ての職員が外出時に確認した補修が必要な箇所を担当課に連絡し、担当部がその実態を見きわめ、一定の対応が必要となれば、シルバー人材センターへ作業を依頼する、なわて安全・安心レポートを立ち上げ、早期の発見と迅速な措置に協働と高齢者の就労をつけ加えての枠組みを構築しますと、市長が高齢者対策としてシルバー人材センターの活用を考えておられることに対しましては、その姿勢は評価するものです。この問題についての具体的な取り組みについての説明を求めます。 1の3では、シルバー人材センターの現状については、担当の健康福祉部長は理事をされておりますので内容は理解されていると思いますが、資料によりますと、現状は平成27年度で男女合わせた会員数は522人、期間就業実数で437人、期間就業率で83.70%で就労してる状況が報告されております。私は、現在の経済状況からよくシルバー人材センターも頑張っておられる、このように思うわけであります。シルバー人材センターの目的である高齢者が健康を守りながら就労を通じて社会参加をめざしていく、このことからしても行政としても仕事の受注については限界はあるものの一定の責任を果たしていくことが求められているのではないでしょうか。この問題についての答弁をお願いします。 次に、大きな第2点は、保育所待機児童の解消とその目的を果たすために民間の保育所保育士の待遇改善の問題についてであります。1000人前後が保育所落選、子育て世帯を中心に関西有数の住みたいまちとして人気のある大阪府吹田市、豊中市も、新年度を目前にして深刻な事態に至っている。千里ニュータウンの再開発などに伴い大規模マンションが続々と建設、喜ばしいはずのまちの若返りが保育所不足という新たな課題を生んでいる。吹田市では認可保育所や認定こども園など認可保育施設への4月入所に過去最大の2481人が申し込み、一次選考ではその4割に当たる1018人の行き先が決まらなかった。また、隣接する豊中市も定数を260人ふやしましたが、一次で昨年より59人多い909人が落選となった。これは朝日新聞の朝刊の報道であります。 さて、一つは、四條畷市はどうでしょうか。平成28年3月8日現在、利用定員に対して1181人の入所予定状況実数では36人の待機児童がいるということがわかりました。さきに紹介した吹田市や豊中市は、待機児童の数は四條畷市のほうが少ないようであります。これは、待機児童というのは、その保護者にとっては数の問題で判断できないと私は思います。 そこで伺いますが、市として36人の待機児童の解消に取り組む考えをどのようにお持ちか見解を求めます。 二つ目には、待機児童の解消のための弾力運用については具体的にどのように取り組まれるのか見解を求めます。 三つ目には、正規の育休をとられている保護者の場合、保育児童については責任を持って対応されておられるのか、これもまた答弁を求めます。 四つ目には、保育士の給与の問題であります。民間保育所の保育士の給与の平均月額は21万9000円。全職種の平均月額より11万も低い。最近のテレビや新聞でもそのことが報道されております。私が心配するのは、民間保育所が弾力運用される場合、保育士が集まらないという問題も出ています。田原地区の民間保育所でもありました。結果的に育休の保護者が1年も待たされるという問題が起きたわけでありますが、その方は何とか1年後には入所できたと報告を聞いております。給与の問題で非常に難しい問題だと思いますが、市として対応についてご答弁を求めます。 以上、2点の問題についての質問であります。どうか答弁をよろしくお願いいたします。 ○瓜生照代議長 大川泰生議員の質問に対し答弁を求めます。市長どうぞ。 ◎土井一憲市長 ただいまの大川泰生議員のご質問につきましては、健康福祉部長からご答弁いたします。 ○瓜生照代議長 健康福祉部長。 ◎谷口富士夫健康福祉部長兼福祉事務所長 高齢者の就労問題につきまして順にお答え申し上げます。 企業の定年延長や非正規雇用の増加など、就労形態の変化により高齢者の就労が困難を増しており、国の一億総活躍社会への取り組みと同じく、多様な就労機会の確保や経済的自立に向けた支援が必要と認識しております。 次に、シルバー人材センターを活用したなわて安心・安全レポートは、議員ご説明のとおり、市街地の整備を軸に、地域との協働にとどまらず高齢者の就労をつけ加えた枠組みとして新たに実施するものでございます。超高齢社会が到来する中、さきの見解並びに高齢者方々の活躍が求められている現状下にあって、本事業がその方策の一つになればとの思いで進めていくとしております。 続いて、シルバー人材センターへの支援においては、高年齢者が就業を通じて健康や生きがいを高め、地域社会に貢献することに鑑み、庁内の業務を抽出の上、可能な限りセンターへ発注してまいりました。今後とも同様の方針を持って適宜対応していく考えでございます。 次に、保育所待機児童の解消につきましてお答え申し上げます。 本市では、なわて子どもプランや子ども・子育て支援事業計画に基づき、民間保育園の誘致や既存施設の増築などを行い、保育定数の拡充を図ってまいりました。近々で申し上げれば、平成27年度になわてすみれ園の開設並びに小規模保育事業の認可により67人を拡充し、総利用定数を1117人に至った次第でございます。しかしながら、本年4月1日の入所待機予定状況は、2月10日実施の第2次入所選考を終えた時点で、入所者数1077人、待機児童数36人となっております。なお、他の保育所への転園希望者等を含めますと70人が希望に添えない状況にあります。 これら待機児童を解消すべく取り組みといたしましては、低年齢に集中している実態から、これまでに取り組んでまいりました定数の弾力運用に加えて、施設の状況に応じた年齢別利用定数の適正化を検討していく予定でございます。また、定数の弾力運用は、施設の状況等を踏まえ、今後とも定数の20%以内で実施してまいります。 なお、育児休業期間終了後に保育所等の利用を希望される方については、保護者の職場復帰を早期にとの認識から、入所順位の優先化により、年度当初に待機児童とならないよう配慮しております。 次に、民間保育園に従事する保育士の処遇改善問題につきましてお答え申し上げます。 議員お示しのとおり、保育士の平均給与月額と他業種との格差は、昨年末に厚生労働省が示した保育士9万人確保の緊急対策に関する報道の中、保育士の給与などの処遇改善がなければ、今回の緊急対策は効果を発揮しない可能性があると指摘されています。また、緊急対策の内容として大きくは潜在保育士の掘り起こし、新たな保育士の確保、保育士の離職防止といった三つの対策を講じるとしており、いずれも保育士の処遇改善が基盤となります。 これらの状況を受けた本市の課題といたしましては、保育所等に支払う委託料などの基準となる公定価格の地域区分が6%であり、本市の民間保育園保育士の給与が近隣市と比較して一般的に低く設定されるため、保育士の確保がより一層困難になっています。その対策の一つとして、平成28年度から保育士の就業継続と離職防止を図り、保育士が働きやすい環境をとの趣旨をもって、民間保育事業者が保育士用に宿舎を借り上げる費用の一部を補助していく保育士宿舎借上支援事業の創設を予定しております。 ○瓜生照代議長 会議の途中ですが、3時15分まで休憩いたします。時に午後3時02分 ○瓜生照代議長 それでは、休憩を閉じまして会議を再開いたします。時に午後3時14分 ○瓜生照代議長 休憩前に引き続き一般質問を行います。大川泰生議員。 ◆12番(大川泰生議員) それでは、自席より再質問させていただきます。 今回3月議会では大きく分けて高齢者の就労問題、そして二つ目には保育所の待機児解消と民間保育所保育士の待遇改善の問題について質問いたしました。答弁は答弁として非常に両方の問題については一自治体ではなかなか解決できない、そういった問題もあろうかと私も思っています。今回質問した理由については、やはり認識を一つにして一緒に取り組んでいきたい、こういう思いがあって高齢者の就労問題、また保育所の待機児童解消、そして保育士の待遇改善、取り上げたわけでございます。 一つ一つ質問していきたいと思います。 高齢者の就労問題についてでございますが、少子化問題はなかなかふえないということでありますが、高齢者は毎年何%かふえていき、そして高齢者の問題も非常に行政にとっては重要な課題と私は思います。仕事がなければ、特に国民年金受給されてる方は月に6万5000円ぐらいですので、夫婦でも13万円。それではなかなか生活ができない。そういうことからすれば、簡単にいえば生活保護を受けて、それで生活をする、こういうふうになろうかと思います。しかし、それでは、その方々が生きてきた価値も一つはそれぞれ違うと思いますね。自分が働いて何とか生活費が足らない分についてはそれで補っていきたい、そういう方もたくさんおられると思うんです。そこで高齢者の問題を本当に考えていただける、当然行政もそうでありますが、やはり今の段階ではシルバー人材センター、これが一翼を担ってるんではないかと。まだほかにもあります。しかし、行政との関係からいえばシルバー人材センターもその一翼を担ってる。そういう意味でいえば、シルバー人材センターに現在522人でありますけれども、やはり会員がふえて、そしてそこの中で就労していただく、就労に参加をしていただく。そして健康と、また就労することによっての社会参加をめざしていただく。こういうことでは私はシルバー人材センターの役割というのは行政にとっても大きいと思うんですね。そういう観点から考えますと、今27年度で受注状況について考えますと、大阪府が10%、四條畷市が20%、民間が70%、こういう状況になっておるということですね。ところが、最近シルバー人材センターの理事長とも話をすると、民間がだんだん減ってきてる。よそにとられる。そういう悩みも漏らしておりました。公共の仕事を何とかふやしてほしい、こういう要望も聞いております。市長も恐らく理事長とは話をしながら、だからこそ28年度で予算化された道路の簡易な補修、これも市長が積極的に取り組み何とかしていこう、こういう姿勢のあらわれだと、私はそのように受けとめております。市長もそういう気持ちですから、当然担当の健康福祉部もそういう姿勢に立っていただいて高齢者の就労問題を考えていただく。答弁でも可能な限りという、そういう物すごく言葉では積極的な姿勢が答弁としてありました。その可能な限りという部分について、具体的にどういうことを目標に可能な限りやっていこうとしてるのか、その点をまず1点目はひとつご答弁をお願いします。 先ほどもお話をしましたけれども、二つ目には、今回、シルバー人材センターの受注の問題について具体的に取り上げました。議会で取り上げることが正解かどうかというのは非常に難しい問題です。一法人体制ですから。しかし、今の社会の中で高齢者問題をしっかりと受けとめて取り組んでいただいてるのは、第一にシルバー人材センターではないか、このように私は理解したわけです。その上で名前を出して行政として何とか発展させてほしい、会員をふやすためにも仕事をふやしてほしい、こういう思いから質問いたしました。行政がどこからどこまで仕事があるのかというのは非常に難しい問題もあります。年齢的にもなかなかきつい仕事はできない。例えば草刈りでも夏の暑いときには高齢ですからなかなか積極的になれない、断らなければならない、こういう問題もあるということも聞いております。ですから、どこからどこまで仕事ができるのかというのは非常に高齢者ですので難しいですけれども、何とか行政としてしっかりと受注を引き上げていく、可能な限りということ答弁ありましたので、そこの関係を改めて再度ご答弁お願いしたいと思います。 ○瓜生照代議長 健康福祉部長。 ◎谷口富士夫健康福祉部長兼福祉事務所長 お答えいたします。 まず、シルバー人材センター、かなり運営努力をしておられまして、議員お示しのとおり年間受注業務の金額で約70%が民間のものとなってございます。市といたしましては同センター設置の目的達成の一助として、また運営基盤の安定に寄与するために補助金を交付するとともに、庁内の業務を抽出し、可能な限りで発注しているところでございます。また、先ほども述べましたが平成28年度からは同センターを活用した安心・安全レポートを実施しているところでございます。それから可能な限りというところで具体的というふうにお聞きいただいておるんですけれども、今後さらなる業務の発注も視野に入れ適宜対応していくという考えでございますけれども、申しわけございません、今我々のほうでは具体的にどういう作業をもってという具体的な案は持っておりませんので、今後さらなる業務の発注も視野に入れて取り組んでいくということでご理解いただきたいと存じます。 ○瓜生照代議長 大川泰生議員。 ◆12番(大川泰生議員) 可能な限りという非常に答弁しにくい質問をいたしました。確かにシルバー人材センターもそうですが行政のほうもよく受注に協力してくれてるということは理解できます。しかし、今のシルバー人材センターの置かれた状況からすれば、ともすれば減ることがあると、民間の場合は。私が今パッと考えられることは、一つは新しく新炉が建設されますね。そこのごみ収集の中の仕分け作業、こういうのも一つはね。交野市との問題がありますので、全部が全部四條畷市のシルバー人材センターに受注をお願いするということはできないと思いますけれども、その中で何とか確保できないのか。また、飯盛霊園の斎場のところも、これまでは飯盛斎場の仕事も受注受けておったということ聞いておりますけれども、去年仕事がなくなった。当然民間の場合でも業者間の競争でそういうこともありますので、やむを得ないところはありますけれども、そこもやはり減らさないという立場でね。どこか何とか仕事を見つけて出していく、こういう姿勢が私は大事ではないかな。ですから、他にこれやります、あれやりますじゃなくて、そういう姿勢を通じてシルバーとも協議をしながら仕事を受注をふやしていく、そして行政も一緒に考えてますよ、こういう積極的な考え方もぜひ持っていただきたい、このように思います。再度ご答弁お願いします。 ○瓜生照代議長 健康福祉部長。 ◎谷口富士夫健康福祉部長兼福祉事務所長 先ほど可能な限りで具体策を持ってないという答弁をさせていただいたんですけれども、庁内業務の中でシルバー人材センターにお願いできる仕事はその範囲で抽出してさらなる業務をお願いしていくという考えでございます。それと、シルバー人材センターの継続発展のお話先ほどいただきましたけれども、シルバー人材センターの運営の設置根拠となります高齢者等の雇用の安定等に関する法律にも国及び地方公共団体の責務として明記されておりまして、本市といたしましても高齢者プランにおきまして社会参画促進ということを明記してございます。その中で就労支援の整備を行うということを明記しておりますので、それにはシルバー人材センターの存続が不可欠であろうというふうに考えてございます。今後も、先ほども述べましたけれども、補助金の交付のみならず、可能な限り支援、サポートをしていくという考えでございます。 ○瓜生照代議長 大川泰生議員。 ◆12番(大川泰生議員) 確かに受注という問題は民間もあるわけですから、シルバー人材センターだけにという、公共の仕事としては、それはそれでまた限界があろうかと思いますので、そういう積極的な姿勢を見せていく、そしてシルバー人材センターの会員がどんどんふえていくという流れが出てくればまた仕事もふえてくる、こういう可能性があると思うんですね。先ほども冒頭で申し上げましたように65歳以上の高齢者がどんどんふえていく。現在では31%、こういうことも今報告でありましたけれども、ぜひこれについても、先ほどご答弁がありましたように可能な限り協調してよろしくお願いをしておきたいと思います。 そして次に二つ目の待機児解消と民間保育所保育士の待遇改善の問題であります。これも担当部長もよくご承知でありますし、私が一つ一つ言うまでもないと思いますが、ちょうど私が議会で取り上げたいと思った時期に新聞やテレビでもさっと報道がされております。これは3月5日付の朝日新聞ですが、皆さんもご承知のように「保育園落ちた日本死ね」というブログ、これが大きな話題を呼んで、国会でもこのことが議論になりました。安倍首相も、いやこれは相手がわからない、そういうことを発言ありましたけれども、記者が調べたら出した人が明らかになったと。安倍首相もそういうこと言えなくなったということが新聞でも報道されておりました。また、先ほど冒頭に紹介しましたように大阪の吹田市、豊中市、住みたい市として非常に高位におられた市ですけれども、一挙に人口がふえて子どもの数がふえたということで、四條畷は先ほど答弁にありましたように36人、実質は8名というふうに聞いております。少し人口も違いますし、また人口のふえ方も違います。また、同じようにはいかないと思いますね、これは。四條畷市独自の対応でやっていかなければならないというふうに思うんですが、この待機児童の実質8人という数字ですけれども、資料いただいた各保育園の待機児童数字を見ますと、まだ100%埋まってないんですね。これはご承知のように年齢別保育をやってるからどうしても基準がありますので埋まっていない。同時に転園を希望してる方もおられる。どこかの保育所が物すごくいいからそこへ行きたい、あくまで待つという、そういう方もおられるということで担当者から聞いております。しかし、やはり4月1日現在で実質8名の待機児童は入所ぜひしていただきたいと。しかし、田原にも何人か待機児童おられるそうです。昨年も私も田原の人から相談受けて、育休の人だったので、何とか責任とってほしいということで、森田次長にもいろいろと無理をお願いして、生駒市の保育所があいてないかどうか、毎月ほど森田次長も連絡して、あいておればその方を入れたいという気持ちで取り組んでいただいたわけですけれども、なかなかそれがなかったということで1年待ちました。ようやく1年後にその方は入れたわけですけれども、その人は育休で職場が公的機関に近い老人ホームでしたので、何とか職場の上司を説得して、育休を1年延ばしていただいて入れたという状況があるわけですね。行政のほうも何とか待機児童解消として努力はしていただいてるわけですけれども、今回8名の実質待機児童に対しての対応、どのようにとられようとしてるのか再度ご答弁をお願いしたいと思います。 ○瓜生照代議長 健康福祉部長。 ◎谷口富士夫健康福祉部長兼福祉事務所長 今まず議員からお示しいただきました8人の待機児童でございます。これは先ほども述べました第二次選考時におきまして8人が発生してるということで、今後これが変化するということもあり得るということもご承知いただいた上で、現時点ではこの8人さんにつきましては平成28年度に各施設の年齢別の定員の適正化を図ろうと検討してございます。これは民間保育園のことですので、民間保育園にあっては法人さんのご理解を得るということはまず先決になります。それと、平成29年以降につきましては認定こども園化するところも出てきますので、そのときに定員の適正化図るということもできますけれども、28年度におきましては定員の弾力運用と、それぞれ各園の施設に応じた年齢別定員の適正化を図りながら待機児童の解消に努めてまいりたい、このように考えてございます。 それと、実質36人になってございます。これは国定義による待機児童と申しますのはそれぞれ複数の保育所を希望しながら入れなかったというのに対しまして、一つの保育所を希望しながら、他の希望があいてるけれどもそこで待機していただくという方を含めますと36人ということで、我々といたしましてはこの36人の方に対しても入所していただけるよう最善を尽くしてまいりたいと考えております。以上でございます。 ○瓜生照代議長 大川泰生議員。 ◆12番(大川泰生議員) 時間も6分ですので、待機児童の解消については担当のほうもいろいろと努力してることも私も理解してますので、ぜひ四條畷では待機児童がゼロになったと。しかし、保護者の方にとっては1人でも2人でも1000人でも同じ気持ちだと思うんですね。そこらをひとつ忘れないようにして、何とか努力していただきたい。この点を要望しておきたいと思います。 もう一つは、保育士の待遇改善の問題です。冒頭にも申し上げましたように10万円違うという、そういう新聞でも報道されておりました。そして、テレビでも放映しておりましたけれども、新しく保育所つくっても保育士が集まらない。それはやっぱり給料が安い、待遇が悪い、他の専門職と比べても非常に悪いという、これは介護の関係でもそういうことがいろいろと言われておりますけれども、保育士の場合でも全国的なそういう問題なんです。国会でも民主党の方々は5万円値上げするという、そういう質問をして何とか次に残していこうということでの話もありますし、また国のほうも28年度民間保育士のいわゆる住宅手当、これを6万まで限度として支給するという話もあります。28年度から実施されるそうですけれども、しかし、基本的な給与が少なければ、資格持っても働く意欲がわかないとなると思うんですね。昨年も田原で募集してるけれども一人も集まらない。弾力運用の場合には一定期間という問題もありますのでなかなか募集しにくい問題もあろうかと思います。しかし、全体としてはやはり待遇が悪いということがありますので、四條畷市としては仮に10万円の差があった場合、それで果たして国がそのままやってくれればそのまま四條畷市には入ってくるのかどうか。地域手当の問題がありますので、恐らくそれも考えればよそ以上に低くなるんじゃないかと。国が上げてもね。その点いかがでしょうか。 ○瓜生照代議長 健康福祉部長。 ◎谷口富士夫健康福祉部長兼福祉事務所長 まず保育士の処遇につきましては、子ども・子育て新制度、27年度から実施されてるんですけれども、ここでは一定の保育士さんの処遇の改善が図られてる公定価格になっているという認識しております。ただ、議員ご指摘のようにまだまだこれでは他業種との差が埋まってないという報道のとおりやというふうに認識しております。今国のほうで、今議員からご案内ありました5万円給与改善するということが仮に実現したといたしまして、これが公定価格で、先ほど言いましたように国家公務員の地域手当に準じた公定価格区分設定がされますので、やっぱり四條畷市と近隣6市との給与差はつきます。ここは埋まりません。ただ、個人ベースでは上がることは上がると思いますけれども、地域区分が適用されますので、近隣他市の保育士さんと同じ給与水準ということにはなり得ないと考えています。ここは国家公務員の地域手当の区分が変わらない限り、厚生労働省はそれをもとに地域区分を設定しておりますので、近隣市との格差は埋まらないというふうに考えてます。そういう意味で保育士を募集しても四條畷市の民間保育園に勤めてる保育士さんの募集については競争力が低いというふうに考えてございます。 ○瓜生照代議長 大川泰生議員。 ◆12番(大川泰生議員) そうするとえらいことですね、これは。他市との給与の差があるということになれば、市が何ぼ努力してもなかなか給料上がらない、よそより低いというね。そうすると、さっき部長がおっしゃったように就職はよその市に行ってしまうというね。同じ条件であればね。給料安いから。その点については国との関係ではどうなんでしょうかね。介護の関係でもいろいろとありましたけれども、今介護の関係では広域連合でやっております3市15%共通ということでやっていますけれども、その点の配慮というのはないんでしょうか。 ○瓜生照代議長 健康福祉部長。 ◎谷口富士夫健康福祉部長兼福祉事務所長 まず介護保険で申しますとくすのき広域連合、3市連合でやっておりますので、この場合は国が特例として3市統一の地域区分を設定したらそれを認めていただいてるという経過があります。ただ、先ほど言いましたように保育所もそうですし、障がい者施設等もそうなんですけど、国家公務員の地域手当の区分を基準にして厚生労働省が各区分を設定しておりますので、ここは市としては国へ市長会等を通じて要望していくことでしかないというふうに考えてございます。 ○瓜生照代議長 大川泰生議員。 ◆12番(大川泰生議員) その考え方はわかるわけですけれども、広域連合で介護の一定配慮していただいたわけですから、この待機児童の解消のための保育士の待遇改善につながってるわけですしね。やはり人口のふえていくという問題、これにもつながってくると思うんですね。そういう点ではどうなんでしょうか。総務部長、しっかり頑張って等級を上げていくという、そういうことについては、感触はどうなんでしょうか。最後にひとつご答弁。 ○瓜生照代議長 総務部長。 ◎田中俊行総務部長 地域手当についてということでございます。この地域手当につきましては10年に一回ということで基準のほうが変わるということになってございます。我々も27年から地域手当が変わるというふうなことでいろんな要望等も出させていただきました。特に大阪地域では府域も狭いですから、大阪府域一つの地域手当でいいんじゃないかというふうな考え方もしてるわけでございます。ただ、国のほうが示しておりますのが、現在大阪府域でいきますと3%から16%というふうなことでばらついておるというのが現状でございます。この辺につきましては過去からもそうなんですけれども、やはり隣の市と地域手当の率も違うというふうなことで、隣接する市町村全てが異なってるというふうな現状でございますので、機会あるごとに国等要望してるわけでございます。これにつきましては今後とも同じ考えのもと要望してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○瓜生照代議長 大川泰生議員。 ◆12番(大川泰生議員) 保育士の給与の問題は一つの自治体だけで解決できる問題ではありませんし、改善できるように引き続き市長先頭にひとつ取り組んでいただきたい、このことを申し上げて私の一般質問を終わります。 ○瓜生照代議長 以上で大川泰生議員の質問は終わりました。 次に議席5番 大矢克巳議員。 ◆5番(大矢克巳議員) 議席番号5番 大阪維新の会なわて政新会、大矢克巳でございます。よろしくお願いします。 まず、質問に先立ち、3月12日、志半ばでご逝去されました田中子育て総合支援センター施設長に対しまして哀悼の意を表します。子育て支援センターの内覧会の際にも本当に細かいことを何十箇所も指摘させていただいた際に、任せてください、ありがとうございます、必ず指摘の部分は改善しますというお言葉、そして私の知り合いである障がい者施設の方が言うには、やはり四條畷で障がい者に関して相談するには田中さんなくしてほかはなしというくらい思いやりがあり、親切もある人でしたという意見、そしてまた葬儀の際にも重度の障がい者の子どもさんをお持ちのお母さん、私もよく知ってるお母さんであって、横で、やはりこの人にはすごくお世話になりましたと泣きながら言ってはったことが頭に浮かびます。ここに改めまして謹んでご冥福をお祈り申し上げます。 私は今議会で大きく三つの質問をさせていただきたいのですが、その前に、皆様もご承知ですが、今月1日に四條畷市総合公園内に人工芝競技場がオープンしました。私自身議員になって初めての視察がこの荒れた電通大学のグラウンドでした。このグラウンドを見た瞬間に、この場所は何とすばらしい場所だ、この施設を10年以上放置するとはもったいない話と思いました。そして、グラウンド誘致の話を聞き、毎回毎回議会におきまして早期開設の質問をさせていただきました。そして、早急な対応であのすばらしい人工芝競技場がオープンしたことを感謝申し上げます。そして、ここに持ってきたのですが、今回大阪府サッカー協会の機関誌でこの総合公園の人工芝もすごく取り上げられておりますので、また皆さん機会があれば機関誌のほうも見ていただければと思います。そしてまた、後ほど質問させていただきますが、四條畷の活性化、そして魅力のあるまち、人があるまちの施設だと思います。 そして、これから質問に移らせていただきますが、まず初めに本市消防団が携帯するトランシーバーについてでございます。年末、各消防団をお伺いさせていただきます。そして、何カ所かの消防団で市から配給のトランシーバーの使用範囲が狭く使いものにならないので何とかなりませんかと要望いただきました。そして、実際私の住んでいます消防団のトランシーバーを飛ばしますと、100メートルも離れると通信が困難な状態でございます。以前は無線があって便利やったのにとの意見もありました。 ここで質問を二つさせていただきます。なぜ無線からトランシーバーに変わったのか、経緯についてお伺いさせていただきたい。そして、電波が届きにくいための今後の対応をお伺いしたい。 次に、学校再編整備における通学路についてでございます。今議会で中学校の再編整備に係る予算が成立しました。今後、本格的に中学校の再編整備が行われると思いますが、これに伴い通学路の選定と安全を確保するための具体策をお伺いしたい。 最後に、四條畷の活性化対策についてでございます。四條畷市の顔であり唯一の玄関口である忍ケ丘駅西側整備に伴う乗降客増加についてでございます。駅の乗降客がふえれば周りの商店街が繁栄し、居住する人などが増加すると思われます。この整備についての本市のお考えをお伺いしたい。また、四條畷の独自ブランドを開発し、四條畷をPRしていくことで四條畷を知っていただきたいと思っています。この独自ブランドは以前にも質問させていただきましたが、再度本市の考えをお聞かせいただきたい。 以上、3点の質問、よろしくお願い申し上げます。 ○瓜生照代議長 大矢克巳議員の質問に対し答弁を求めます。市長どうぞ。 ◎土井一憲市長 ただいまの大矢克巳議員のご質問につきましては、1点目の消防団が携帯するトランシーバーについて及び3点目の本市の活性化対策のうちJR忍ケ丘駅西側ロータリー整備に伴う乗降客増加については都市整備部長から、3点目のご質問のうち独自ブランド作成による本市のPR対策については市民生活部長から、2点目の学校再編整備に際しての通学路については教育部長からご答弁申し上げます。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 消防団携帯のトランシーバーに関しましてお答え申し上げます。 消防団が以前に使用していた無線機は、機材の老朽化に加え、アナログからデジタル化への更新時期を迎えるに際し、現在のトランシーバーへ変更いたしました。 次に、今後の対応についてでございます。先般、国における消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律の施行により、消防団装備基準の一部が改正されました。それによれば、班長以上の階級にある消防団員には携帯用無線機を、また団員にはトランシーバーを配備、さらに消防団車両に車載用無線機を配備とされていますが、基準どおりに実施していくと相当の予算が必要となります。以上の内容を踏まえ、以降は今以上の装備充実に向けて、財政事情等を考慮しつつ、さまざまな角度から模索してまいりたいと考えております。 JR忍ケ丘駅西ロータリー整備に伴う乗降客の増加につきましてお答え申し上げます。 昨年10月のイオンモール出店に伴いJR四条畷駅とイオンモールを結ぶ路線バスが運行し、一日の乗降客数は平日で約800人、休日で約1400人とバス事業者から聞いております。この状況を捉え、西ロータリーを整備すれば、相応のバス利用者を当該駅に呼び込むことができ、まちのにぎわいと活性化につながるのではと考えています。 ○瓜生照代議長 市民生活部長。 ◎西尾佳岐市民生活部長兼田原支所長 独自ブランドによる本市のPR対策につきましてお答え申し上げます。 独自ブランドに係るこれまでの取り組みといたしましては、地ビールやエコ米の米粉でつくったクッキー等の特産品を製作するも、広く浸透まで至らなかったことから、平成28年度において市商工会委託のもと、専門家や地域商業団体等に参画をいただき、永続的な独自商品等の創出をめざすとしております。 なお、独自商品等を活用した本市のPRについては、市外へも発信できるよう関連づけを行う事業やイベントを介し進めていく予定でございます。その際には、関連機関との連携をもって多岐に及ぶ企画あるいは付加的要素を用意できればと考えております。 ○瓜生照代議長 教育部長。 ◎坂田慶一教育部長 学校再編整備に伴う通学路の選定と安全確保策に関しましてお答え申し上げます。 まず、新たな通学路の選定では、子どもの安全確保に重点を置いた検討を行っており、今後、学校やPTAとの協議を経て決定することとしております。 次に、安全性を確保する具体策については、学校やPTAの要望を踏まえ、警察等関係機関との合同点検を実施の上、去る3月2日開催の庁内関係課及び関係機関で構成する通学路安全推進会議にて、横断歩道やグリーンベルトの整備箇所と、その整備時期等を盛り込む通学路安全プログラムを決定したところでございます。今後は本プログラムに基づき、また新たな通学路を見据え、平成28年度から順次整備を進めることといたしております。 加えて、防犯上の対策といたしまして、これまでの防犯灯LED化はもとより、犯罪抑止に効果が高いとされる防犯カメラの設置を予定しています。また、通学路の安全対策には地域住民の見守りが不可欠であり、以降も協力を求めつつ、交通誘導員等の配置拡充を図り、一方では児童生徒自身がみずからを守るための基礎的な素養育成の観点から、学校での安全教育をより一層充実してまいりたいと考えております。 ○瓜生照代議長 大矢克巳議員。 ◆5番(大矢克巳議員) それでは、通告書どおり議席より再質問させていただきます。 まず、消防団が携帯するトランシーバーについてご回答いただきました。その当初答弁の中で消防団装備基準の一部が改正されたとありますが、主な改正点はどんなようなものがあるのか教えていただけますでしょうか。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 主な改正内容といたしましては、一つ目として東日本大震災において多数の消防団員が犠牲となられたことを踏まえ、消防団員の安全確保のための装備の充実ということで、安全靴、ライフジャケット、防塵マスク等の装備を全ての消防団員に配備する。二つ目には、災害現場での情報共有のための双方向の通信手段を確保する観点から、全ての消防団員に双方向通信用機器、いわゆるトランシーバー等を配備、三つ目には、救助活動等に必要な自動体外式除細動器--AEDのことでございます--、油圧切断機、エンジンカッター、チェーンソー、油圧ジャッキ等の救助活動用資機材を全ての分団に配備と。以上の3点が主な改正内容でございます。 ○瓜生照代議長 大矢克巳議員。 ◆5番(大矢克巳議員) ありがとうございます。主な改正内容のうちで、今お聞かせいただいたんですけれども、その中でやはり本市の消防団に装備のできているものは何点かあるんでしょうか。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 本市ではまず消防団員の安全確保のための装備充実を重点に、今年度におきましては安全靴と安全帽を装備いたしました。次年度におきましても安全確保のため消防団員全員に雨具と耐切創手袋を予定いたしております。 ○瓜生照代議長 大矢克巳議員。 ◆5番(大矢克巳議員) ありがとうございます。先ほどの回答の中で消防団に情報共有のための通信機器を基準どおりに整備するには相当な額が必要ということでしたけれども、大体一そろえそろえましたらどのぐらいの額がかかるか教えていただけますでしょうか。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 消防庁の基準どおり消防団員全員にトランシーバー、また班長以上の階級の消防団員に携帯用無線機、消防団車両へ車載用無線機を配備するとすれば、約2000万円を超える予算が必要となります。その他、無線機配備いたしますと、無線の使用料や保守点検費用が発生するということになります。また、先ほども答弁いたしました消防団員の安全確保のための装備品や救助活動用資機材についても装備するとなれば、積算はしておりませんが、相当な額が必要になるかなと予測いたしております。 ○瓜生照代議長 大矢克巳議員。 ◆5番(大矢克巳議員) ありがとうございます。今までのご答弁で国の基準どおりに進めていっていただいてることが答弁で理解はできるんですが、やはりちょっと少し順番が違ってるのではないかなと思います。やはり有事の際に先頭に立って行動しているのは消防団だと私は思います。阪神大震災や東北大震災等で、電話もつながらない状況で救助活動していく場合のことを想定しましたら、やはり通信機器を装備せずしてどう連絡することができるのかということを懸念されます。先ほども言いましたが、現在所有しているトランシーバーは本当に100メートル離れれば何も聞こえない状態でございます。特に中野地区、岡山地区なんかは縦に2キロ、3キロ長い地区でございます。南野上分団にしたら、山火事とかがあればやっぱり率先していくのが山の分団でございます。100メートル離れたところに行けば何も無線が届かないとなれば、やはり消防団を安全性を期すに当たって、着るものなのかつけるものなのかという部分を考えれば、ちょっとやはり順番が違うんじゃないかなと。ただし、国が言ってることで今部長がお答えいただいた2000万かかるということなんですけれども、それを最低限車載用無線機と携帯無線機1台、車があって誰かが見回りに行ったときだけでもしゃべれるような無線があれば、もっともっと金額のほうが下がるんじゃないかなと思います。そして、総務省の基準等の一部改正のほうも見させていただきましたが、車載機を必ず積むということもここに記載されておりますので、何かを削ってでもやはりまずは無線、100メートルも届かないトランシーバーを持って救助活動に行くというのは、私らの職業からしたら片道切符を持って旅に行くようなものですので、その辺の順番を間違わない部分で、一回そういうことを考え直していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 そして、現在本市消防団の装備も国の基準にのっとってやっていただいてるんですが、近隣市と比べて劣っているのか同等なのか、最後にお聞かせいただけますでしょうか。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 現状の北河内近隣市の消防団との装備の比較では、特に本市が見劣りもなく、また進んでもいない状況ということでございます。消防団装備基準の一部が改正されましたことから、昨年度から数年にかけて装備の充実をしてきていると、そういう状況でございます。 ○瓜生照代議長 大矢克巳議員。 ◆5番(大矢克巳議員) ありがとうございます。国の基準どおりの装備をするとなると本当にかなりのお金がかかるということは理解しました。しかし、消防団は地域防災の中核として欠くことのできないものであり、代替性のない存在であると思いますので、それゆえにやはり最低限の無線装備は必要かと思います。しつこいようですが、何とかそれはご留意いただきまして、そしてまた今後も消防団の強化を図るために必要な措置を講じていただきますよう要望いたしたいと思いますが、この点につきまして市長のほうから一言ご意見をいただければありがたいのですが、よろしくお願いいたします。 ○瓜生照代議長 市長。 ◎土井一憲市長 災害、そして火災、先ほど議員のほうからおっしゃいました山火事等につきましても、大東四條畷消防組合、そして消防団ともどもに情報の共有というものは非常に重要なことであると思っています。市民の生命と財産を守る、そして何よりも消防団員の方々の命を守りながらの作業ということでございますので、まず最少の費用で最大の効果を発揮するのはどういうものかということを検証しながら、消防団の方々の意見もそこに聞きながら検討を進めてまいりたいと、そのように考えております。 ○瓜生照代議長 大矢克巳議員。 ◆5番(大矢克巳議員) ありがとうございます。ぜひとももう一度検証していただきましてご検討いただきますようによろしくお願い申し上げます。 続きまして、学校再編整備に伴う通学路の選定と安全確保についてでございます。先ほどご答弁のほうにもやはり横断歩道やグリーンベルトの整備、防犯カメラの設置といった具体的な内容の答弁もありましたが、通学路はまだ決定してないような答弁もありました。学校再編によって通学距離が延びる子どもたちやその保護者にとっては、通学路の安全対策は非常に関心が大きい事項だと思います。通学路の選定は学校、PTAが決定することだが、今教育委員会が想定している通学路や整備箇所、そして整備時期について早く市民にお知らせし、本市がどんな対策を考えているかを発信することで市民が安心できるのではないかと思われます。今現在の本市の考えをお答えいただけますでしょうか。 ○瓜生照代議長 教育部長。 ◎坂田慶一教育部長 議員ご指摘のとおり通学路の安全対策は市としても非常に重要な事項であるというふうに考えております。通学路の具体的な整備箇所、また整備時期を示した計画である通学路安全プログラムについては確定した段階で市ホームページにて公表していきたいというふうに考えております。加えまして、通学路の安全対策を初め市民が不安に思われていることや疑問に思われていることにつきましては、今後またKyouKanヘッドラインニュースや、また新たにホームページにQ&Aコーナーを開設して積極的に情報提供していきたいというふうに考えております。 ○瓜生照代議長 大矢克巳議員。 ◆5番(大矢克巳議員) ありがとうございます。先ほどのKyouKanというのが多分緑のこのチラシだと思うんですけど、これとかヘッドラインニュースや市ホームページによるQ&Aコーナーを通した積極的な情報提供につきましては理解をしました。しかし、当初予定していたPFI事業による整備が困難となり、発注方式が変更し、前回の失敗策を教訓とし、今回はやり遂げる必要があると思いますので、そのためにはやはり一方的な情報提供以外にも、市民と必ず直接対話をするということも必要だと思います。市民との直接の対話の場についてはどう考えておられるかお考えいただけますでしょうか。 ○瓜生照代議長 教育部長。 ◎坂田慶一教育部長 議員ご指摘のとおり教育環境整備計画につきましては、本市の教育課題を解消するために早急に事業実施が必要であるというふうに考えておりまして、本計画を理解し、また協力いただいてる子どもやPTA、また地域の方々の期待に応えていくためにもこの計画は進めていく必要があるというふうに考えております。そのためにはやはり市民との直接対話ということをする場は必要であるということは認識しておりまして、これまでからもなわて出前講座とか、またPTAや地域の方々との直接対話というような場を設け、また先般統合準備に向けたPTAとの合同会議というのも開催して協議を進めているところでございます。今後もPTA等の意見交換を進めるとともに、出前講座の活用による市民との意見交換の場も提供していきたいというふうに考えております。 ○瓜生照代議長 大矢克巳議員。 ◆5番(大矢克巳議員) ありがとうございます。ひとりでも多くの方が参加できるような出前講座を再度考慮していただきたいなと思います。先ほども言いましたが、やはり同じ失敗は許されません。今回の補正予算で中学校の予算を議会で承認した以上、行政、市議会がやはり市民の皆様に正しい情報を的確に敏速に周知しなければならないと思います。今の答弁ですと、また同じ轍を踏むことになりかねないので、ここはやはり行政、議会が一丸となって取り組んでいくべきだと思います。このチラシにしましても、やはり我々説明会のときに市民の方が一目で見てわかるようなチラシをつくってくださいね、出す前には必ず見せてくださいねという話もさせていただいたんですが、やはりこれだけがひとり歩きして先に出てしまったということもあります。そして、やはり市民の方々本当に一人でも多く周知をしようと思いましたら、要望があれば議員なり行政なりが一人でもパッと走ってその方に一人一人説明できるように、そういう体制をつくるのもこれからの二度と失敗を起こさない教訓だと思いますので、その辺は必ず実行していただきますように、そして対象の家族、生徒の方全員に周知できるような方法を徹底していただきたいと思いますので、これは行政だけの話じゃなく賛成した議員もそうだと思いますので、必ずそれは徹底して周知できるようにしていきたいと思ってますので、よろしくお願いいたします。 それでは、少し話題を変えまして、このKyouKanヘッドラインニュースについてなんですけれども、この10号について、3月の広報に折り込みで全戸配布されたと思いますが、その中の裏側に新小学校の校名についての記載がありました。ここに書いてる分には、校名については四條畷小学校の名前を残すべきとの市民の意見を踏まえ、今後意見を聞き決定するといったことが書かれています。これもまたちょっと回りくどい記載で、じゃ、どうするねんと言われるような指摘がされそうな言い回しでございます。今回学校再編整備による小学校は、四條畷小学校、そして四條畷南小学校、そして四條畷東小学校、3校が閉校になると思います。残る学校としては忍ケ丘小学校、くすのき小学校、そして岡部小学校。何か気づく点がないでしょうか。残る学校と閉校する学校。閉校する学校、皆、四條畷が冠についてます。ほかの学校は冠に四條畷がついてないです。ですので、やはり四條畷という冠のある小学校を残すべきだと思いますので、今度の新小学校に関しましてはやはり四條畷小学校という名前を残すべきだと私は思います。また、私ども周りにPTA関係の方々、教育委員会の方々が後輩、先輩といてますので、その方々もやはり四條畷小学校という名称は残すべきだという意見もいただいてますので、必ずこの校名は、こういう回りくどい書き方をせずには、次には決まりましたということを市民の皆様に周知したいと私は思っておるのですが、この件について本市の考えはいかがなものでしょうか。 ○瓜生照代議長 教育部長。 ◎坂田慶一教育部長 本計画を進めるに当たりまして、やはり閉校となる学校の歴史、また伝統については最大限引き継いでいくということは大前提になるというふうに考えております。とりわけ新小学校の校名につきましては、これまでからも多くの市民方々からご意見を、やはり四條畷小学校という名前を残すべきであるというご意見をいただいておりますので、そういうことは十分に今後の検討の中で踏まえまして、一定期間の中で検討して決定していくという手順を踏んでまいりたいというふうに思ってます。また、当該校の教育活動につきましても、閉校となる学校の特色をしっかり引き継いでさらに充実した学校教育活動ということを展開していきたいというふうに考えております。 ○瓜生照代議長 大矢克巳議員。 ◆5番(大矢克巳議員) ありがとうございます。今脇から質問が違うと言われましたが、KyouKanに載ってる中の一部ですので、お許しをいただけるのであればよろしくお願いいたします。 そうしましたら、その次に四條畷の活性化についてでございます。先ほどからJR忍ケ丘駅西ロータリーの整備に伴うことについていろいろ質問がありましたが、私自身乗降客の増加について再質問をさせていただきたいと思います。 イオンがオープンして四条畷駅からバスの乗降を教えていただけますか。思ったより利用者があるんだなと私は感じたんですが、しかしながら今月の19日に新設されました京阪バスの忍ケ丘駅口のバス停を今回見てまいりました。2日にわたって見たんですが、やはり非常に危険な場所に設置したなと思っております。理由としては、忍ケ丘駅でおりてイオン行きのバスに乗車をする場合は、やはり道路を渡らなければなりません。私の目の前でも横断歩道渡らずして道路をシュッと渡ってバスに乗った方も見受けられました。交差点にも近く、バスの停車場所の前方後方には信号機のない四つ辻があり、バスが乗降のために停車をすれば車が離合できない、渋滞のもとになると思います。この場所になぜこんなバス停を設置したのか経緯を教えていただけますでしょうか。
    ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 忍ケ丘駅口バス停、新しくついたバス停の名前でございますが、このバス停の設置の経緯につきましては、市民の皆様からの早期に忍ケ丘駅に停留所を設置してほしい、そういう要望もございまして、バス事業者と折衝いたしました。四條畷警察とも協議の上、現段階で早期に設置できる位置として、現在の位置に停留所を設置したということでございます。本市といたしましては忍ケ丘駅西ロータリー整備完了までの暫定的な停留所と位置づけいたしております。 ○瓜生照代議長 大矢克巳議員。 ◆5番(大矢克巳議員) ここに設置してほしいという要望があったというお答えでしたが、私が2日間いてる間に乗ったのは、道路渡って乗った一人と、バス自体に余り乗ってなかったという部分と、おりた人もいてなければ、本当にそれが四条畷駅に戻ってくるという人も見受けられませんでしたので、本当に要望があったのかなという部分が見受けられます。そして、先日の予算決算委員会の中でも同僚議員がJRの高架の西側の交差点でバスが右折して忍ケ丘駅西側に入るのは大変危険だとおっしゃっていたと思いますが、私は新しいバス停のほうがもっと危険だと思います。また、同委員会で京阪バス側が忍ケ丘駅西口に入るのを少し難色を示しているとおっしゃっていたと思いますが、なぜ難色を示しているのか教えていただけますでしょうか。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 京阪バスによりますと、本来JR四条畷駅とイオンモールを結ぶ路線の開設に当たりましては、JR四条畷駅からイオンモールに行かれるお客様に対し安全性と速達性を重視した運行計画を立てたと、そういう経緯がございまして、現在の路線から外れる忍ケ丘駅西ロータリーを経由しての運行に対しましては、お客様に対して余分な時間がかかり迷惑となると。また、運行経路、運行時間の延長に伴い運行経費の増につながると、そのような内容でございます。 ○瓜生照代議長 大矢克巳議員。 ◆5番(大矢克巳議員) 所要時間の問題なんかで、確かにバスは、私らは貸切バスを扱ってますけれども、距離と時間で値段が加算されるというのはわかるんですけれども、そうなれば、今危険と思われてる忍ケ丘駅口というバス停と、それから忍ケ丘駅口からイオンまでの間に二つ停留所があったと思います。その間に中野本町のところに中岡橋というバス停があったと思うんですけど、ここなんかはあるかないかわからんようなバス停で、おりた人も見たことなければ、バス停の場所さえわからんような、バスというのは普通は向かい同士になってると思うんですけど、50メートルか70メートルぐらい離れて上りと下りがバス停があるような中岡橋バス停を廃止して時間のロスをそれで埋めるべきことも京阪バスのほうに提案したらどうかなと思いますし、また私思うんですが、やはり忍ケ丘駅にバスを誘致したいという本当にきつい思いがあるのであれば、イオンにお願いをしましてチラシやイオンのホームページに忍ケ丘駅西口よりバスで何分と記載させていただいて、忍ケ丘駅西口よりバスで何分とチラシ、ホームページに記載していただければより一層の集客になると思いますし、それとまた一緒に四条畷駅からは何分、忍ケ丘駅からは何分という比較を出していただければ、忍ケ丘駅にもっともっとイオンのお客さんも集まるんじゃないかなと思いますので、その辺を今後バスの駅込みとしてイオンのほうにPRしていただければと思いますので、それをすることによって忍ケ丘駅の乗降客は増加すると思いますので、ぜひご検討いただきますようによろしくお願い申し上げます。 そして、タクシー乗り場が東側に移転するようなこともお聞きしましたが、この件についてお答えいただけますでしょうか。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 1点目のイオンにJR忍ケ丘駅から利用が便利であるような情報発信してはどうかというようなご提案ございました。その件につきましてはイオン側にそのようなことができるのかどうか交渉の余地があるものと、そのように考えております。 次に、タクシー乗り場の件につきましては、現段階では東側ロータリーに移設する計画となっておりますが、実施設計等まだ行っておりませんので、その中で最終的な位置等については決定をしていきたいと、そのように考えております。 ○瓜生照代議長 大矢克巳議員。 ◆5番(大矢克巳議員) ありがとうございます。でもやはり同じロータリーにバス、タクシーがあるというのはにぎわいのあるロータリーじゃないかなと私は思っています。やはりタクシーとバスがあるということが重要だと思いますので、東側にタクシーの乗り場を持っていけば、行く場所によってはワンメーターぐらいのロスが、ちょっとタクシーよく利用しますのでタクシーの運転手に聞きましたら、西側から出発するのと東側から出発するのでしたら、どこへ行くのも東側のほうでしたらぐるりんと回らなあきませんので、ワンメーターぐらいのロスがあるかなということをおっしゃってましたので、その辺も西側のほうがタクシーにとってはいいんじゃないかなという部分と、東側は通勤の時間帯になりましたらやはり送り迎えの自家用車が頻繁に行き来しますので、やはりそこにバスやタクシーやと置いてれば、今まで従来送り迎えに来てた方々の車が非常に入りにくくなるんじゃないかなと思いますので、その辺も考慮の中に入れていただきたいなと思います。そして、今の西側のロータリーなんですけれども、歩道はかなり広いと思うんですね。歩いていただいたらわかると思うんですけど、階段おりて左の近畿大阪銀行行くのも、ナカタハウジングからまんじゅう屋さんの前通るのもかなり歩道が広いと思いますので、私の素人的な考えなんですけれども、あそこを花壇をとって1メートルほど削ってしまえば、真ん中の花壇も一回り、二回りほど縮小してしまえばバス2台、そしてタクシー5台は十分に停車できると思います。実際タクシーの運転手に頼んで5台並べてもらいました。ほなやっぱり十分5台並びますし、バスはちょっとお願いできませんでしたので、タクシーは知ってる人ようけおるから並んでもうたんですけど、大体タクシー3台分がバス1台分なので、それも一回ちょっと並んでえな言うて3台並んでもらったんですけど、やはり十分置けるスペースだと思いますので、その辺もタクシーとバスがあれば乗降客もふえてくるんではないかなと思いますので、その辺もご検討いただきたいと思います。そして、乗降客がふえれば商業の活性化も生じると思いますし、唯一四條畷にある駅ですので、思い切った整備計画を実行していただくようにお願いしたいと思います。 続きまして、独自ブランドの本市のPRについてでございますが、独自ブランドのお答えを先ほど部長のほうからいただきましたけれども、まず独自ブランドとか地域ブランドと聞けばどのような思いを思い浮かべるか、ちょっと部長お答えいただけますでしょうか。 ○瓜生照代議長 市民生活部長。 ◎西尾佳岐市民生活部長兼田原支所長 独自ブランド、地域ブランドと聞きまして、その前提として地域特有のものなどをイメージしております。持続的なブランド化までは発展していなかったんですけれども、過去に製作しました地域資源を使った飲食物、また歴史的遺産を活用した商品、地場産業として市内各商店で販売されている商品などがそれに当たるのかなと考えております。 ○瓜生照代議長 大矢克巳議員。 ◆5番(大矢克巳議員) ありがとうございます。今お答えいただいたように地域ブランドとか自主ブランドとなれば、やはり通常食べ物とか飲食物とか観光施設とかといったものを思い浮かべると思うんですね。一昨日も商工会の役員会がありまして同じような質問をさせていただきましたら、やはりお答えが出てくるのが観光やとか食べ物やとか言います。先ほど同僚議員のほうも部長のほうに観光施設何がありますかという質問したときに、やはりみんな答えるのがお寺、神社という形で具体的なものがないんですね。四條畷神社がいい観光地なのかと思えば、四條畷にはもっともっと歴史の古い式内宮というのがこの市の中に四つあるというのはすごいことだと國中神社の宮司さんおっしゃってたんですけれどもね。やはりその辺からもうちょっと観光を広めるのであれば観光のことを勉強していただきたいなと思いますのと、例えば近隣の門真でしたら門真レンコンというのが有名なので、例えばレンコンまんじゅう、レンコンカステラとかいう形でつくれますし、守口でしたら大根が有名なので大根まんじゅう、大根カステラ、まんじゅうとカステラばっかりなんですけど、つくれると思います。しかしながら四條畷に関しましてはほとんど特産物、地場産物というのがないと思います。商工会でも先日も言いましたけど、地ビールとかクッキーとかつくりましたけれども、やはり全部単発で終わってしまうのが現状だと思います。ですので、無理してビールやとかクッキーとか、四條畷の地場産物にないものをつくるよりかは、本当に四條畷にあるもので何かつくれば、何か考えればと思います。先日、河島英五さんの次女で河島亜奈睦さんの知人の方から電話があって、亜奈睦さんともかわったんですけれどもね。やはり四條畷出身で、四條畷に住んでて、四條畷から発信して何かができないかなと。この前も市長のほうに表敬訪問来られたと思うんですけれどもね。その後お電話があって、なかなか四條畷から発信ができひんので、何かいい案ないですかということで。私もあるロータリークラブに入ってまして、年末に亜奈睦さんのほうにも来ていただいていろいろと話もさせていただいたんですけれども、そういうふうな部分で河島ファミリーと四條畷の関係を見てましたら2007年から2011年にかけて河島英五音楽賞というのを四條畷市のほうがやっておられたと思います。これが突然中止になったんですけれども、この中止になった経緯を教えていただけますでしょうか。 ○瓜生照代議長 教育部長。 ◎坂田慶一教育部長 河島英五音楽賞については、本市に永住した河島英五氏の志を受けまして、優秀な音楽家を発掘するなどの目的のもとに河島英五音楽賞制定委員会が発足されまして、計5回の音楽賞が開催された経緯にございます。この音楽賞につきましてはまさに本市の文化芸術発展の観点からもすばらしい企画であったとの評価がありましたが、一方で多額な寄附金によって運営を行っていたこともあり、ご家族と協議をした結果、今後本市における文化芸術の活動は平成24年5月に策定した文化芸術振興計画に基づき進めることとしておりまして、それを機に河島英五音楽賞制定委員会が解散された経緯となっております。 ○瓜生照代議長 大矢克巳議員。 ◆5番(大矢克巳議員) ありがとうございます。せっかく全国発信できる行事だと思いましたので、もったいない話だなという部分がありました。ことしは河島英五さんがお亡くなりになって15年になります。何かお嬢様と一緒に発信するものも独自ブランドの一環じゃないかなと思いますので、これについて何かお考えはないでしょうか。 ○瓜生照代議長 教育部長。 ◎坂田慶一教育部長 今年度本市の文化協会が10周年を迎えられたということで、河島亜奈睦さんとの対談や、また式典での特別出演による記念ライブというのを実施されております。次年度につきましては市の文化協会の主催事業として河島英五音楽賞に関連したコンサートを計画されるということを聞き及んでおりますので、本市の文化芸術活動の一つとして教育委員会としましても文化協会と連携し協力をしていきたいというふうに考えております。 ○瓜生照代議長 大矢克巳議員。 ◆5番(大矢克巳議員) 本人と話してましたら、本当に四條畷のことを愛してる部分ですので。親の七光が最初は嫌だったんですけれども、やはり親を頼らなあかんということで本人目覚めましたので、これから親を十分活用していくと思いますので、何かまたそういう河島英五さんの着てるものとか持ってたギターとかもお借りできるようなことも話できてますので、何かそういうのを利用できればと思います。よろしくお願いいたします。 河島ファミリーにつきましてもイベントに協力していただいたんですけれども、この河島ファミリーを応援するのも四條畷の独自のブランドだと思いますので、それも一環としてお考えいただき、また以前この場でもお知らせしたんですけれども、やはり本市しかないものというお題で考えれば、現在郵便番号をベースにした俳句のまちして発信しておられる俳句の募集だと思います。そして、私も以前ここで言いましたけれども、やはり商業に関しましては郵便番号を用いて五七五プライスということで言ってたんですけれども、これも地域ブランドの一つではないかなと思います。ですので、やはり四條畷のまちをPRするという部分で考えれば、そして五七五のプライスを使うということであれば、商業の活性化にもつながると思いますので、その辺を商業の活性化を地域ブランドに踏まえていただくのも一つだと思います。そして、45周年の記念イベントでカヌーやカヤックなど試みた室池もやはり四條畷独自のブランドでございますので、ここを伸ばすのもやはり独自ブランドのこれからの活性化に当たると思いますので、その辺やはり四條畷にしかないものでこれから攻めていっていただきたいなと思いますので、やはり何事も二番煎じは伸び悩むと思いますし、本市自体が大型バスが往来できる道路も少ないので、いま一度四條畷を顧みるチャンスの取り組みだと思いますので、ぜひとも四條畷しかないものというお題で考えていただければいいと思いますので、その辺についてはどうお考えかお願いいたします。 ○瓜生照代議長 市民生活部長。 ◎西尾佳岐市民生活部長兼田原支所長 議員のご提案いただいたお話の中で五七五俳句事業ですけれども、こちら年間を通じた俳句の募集、それから市民団体による講座、ことしからオリジナル年賀はがきをつくって全国に発信をしてるというふうなことでやっております。今後は、行政からの仕掛けだけではなく、例えば地元商業者の方から五七五に係る事業の展開を提案いただくなど、できるならば継続的に実施している俳句事業との連携まで至ればより盛り上がるとの趣旨で商工会等への委託の中で投げかけてまいりたいと考えております。 また、ご提案ありました室池の活用についてでございますが、室池は四條畷八景の一つでありまして、重要な地域資源であると考えております。昨年に取りまとめた総合戦略におきましても緑豊かな自然環境を生かした事業を実施していくとしたことから、本年2月に室池にかかわる関係機関参画の緑の文化園管理運営協議会の中で、昨年に開催しましたカヌーやカヤック教室を含め新たに何かできないかとの問題提起を行ったところでございます。その結果、即座にはまとまりませんでしたが、以降継続的に議論していくことを確認いたしました。今後は多様な考えを交えた検討を経て何らかの事業を創出し、実践へと結びつけるなど次なる歩みを求めていく考えでございます。 ○瓜生照代議長 大矢克巳議員。 ◆5番(大矢克巳議員) ありがとうございます。本当にこのようにこの場で議論するだけでいろいろ独自ブランドの候補が出てきたと思いますので、一度またご検討いただきたいのと、やはり魅力のある四條畷を創造するには本市の活性化は必要不可欠だと思います。しかしながら本市は一丸となって取り組むことや継続的に物事をすることが苦手な市ではないかと私は思っております。やはり商工会との連携も、私は当初言ってましたが点同士で丸にはなってないと思いますので、この辺もやはり丸になって一丸となってPRできるようにしていただきたいと思います。そして、昨年より開催されました観光フォーラムも昨年、ことしと本当に大盛況で終わったと思います。これも四條畷をPRできる一つの糧だと思っております。そしてまた来年も観光大使の人脈で開催していただくということもお聞きしております。しかしながら将来やはり河島ファミリーにも出演をしていただきたいと思いますので、またこの辺は、今度河島英五没後20周年、四條畷創立50周年くらいの記念にそういうのもお考えいただければと思います。やはり四條畷が全国で周知されることで人が集まり潤いのまちになることだと思いますので、今回は四條畷の玄関口である忍ケ丘駅西口の整備と独自ブランドに対して言わせていただきましたが、来期からはやはり四條畷の活性化についてどんどんと意見をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。 ○瓜生照代議長 以上で大矢克巳議員の質問は終わりました。 次に議席6番 吉田裕彦議員。 ◆6番(吉田裕彦議員) 皆さん、こんにちは。議席6番 なわて政新会の吉田裕彦でございます。もうきょう最後となります。最後までどうぞよろしくお願いをいたします。 ことしは暖冬で非常に温かく快適に過ごせた冬でありました。また、まちのあちらこちらでは通年より早く桜が開花してきており、春の気配が感じられます。先日本市の小中学校におきまして卒業式が挙行されました。小学生生活6年間を学び、夢と希望を胸に中学校へ進む児童たち。また、義務教育9年間を学び高等学校へと進学する生徒たち。友達との友情、きずなを深める生徒たちの姿を見て感動をいただき、改めて学校教育の重要性を再認識すると同時に、少子化が大きく影響を及ぼしており、学校再編整備が急がれるものでございます。 さて、本市において平成28年度の市政運営方針が土井市長より述べられるとともに、平成28年度の予算案がそれぞれ示され、本日審議を終えたところでございます。私は今議会において代表質疑及び予算決算常任委員会に携わり質問を行ってまいりました。今回、その中から重複すると思われますが、大きく3項目にわたり一般質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 ことし1月26日の読売新聞の朝刊に「ため池3000カ所決壊おそれ 地震豪雨対策急務 大阪最多392カ所あり」の見出しと記事が掲載されてました。内容は、かんがい面積が主に0.5ヘクタール以上の大規模なため池のうち、地震や豪雨による堤防決壊で下流の人家などに重大な影響を及ぼすおそれのある警戒ため池が昨年12月現在全国に約3000カ所あることが読売新聞の取材で明らかになりました。平成23年の東日本大震災では福島県内のため池が決壊し住民8人が死亡しており、防災対策が急務になっているとありました。さきの予算決算常任委員会においても、本市平成28年度当初予算でため池のハザードマップ作成委託料750万円や、大阪府ため池耐震調査診断事業に650万円負担金が歳出に計上されています。ため池に関しては私自身に関係がありますし、従事もしておりますので、もう一度詳しく認識したく存じますので、お伺いいたします。 まず1項目め、本市におけるため池の地震及び豪雨対策についてお聞きいたします。 1点、市域のかんがい面積が0.5ヘクタール以上の大規模なため池は幾つありますか。また、名称と場所をお示しください。 2点目、そのため池の耐震調査、診断はどのようになっていますか、お聞かせ願います。 3点目、ため池の耐震調査とハザードマップの整合性と周知についてお聞かせ願います。 4点目、本市防災対策として西部地域におけるため池を活用した防災公園の考え方についてお聞かせ願います。 5点目、ため池の管理はどのようになっているのかお聞かせ願います。 次に、2項目めであります。空き家対策でございます。これは昨年の9月議会でも取り上げました。平成28年度においては事業実施に向けて進めていく方向性なのでお聞きいたします。 まず1点目、平成28年度より本格的な空き家対策を講じるための実態調査を手がけるとありますが、どのような形で行われるのかお示し願います。 2点目、昨年9月議会のご答弁から空き家対策はまちづくりや住宅施策としてどのようにしていくのかという大きな課題であると答弁をいただきました。イオンがオープンして、今四條畷市に向けて目が多くある中でございます。子育て世代や働き世代が本市に住んでいただくためのアクションとして、物件所有者に助成金または税制優遇など本市独自の条例化などのお考えはあるのかどうかお聞かせ願います。 最後に3項目めでございます。大阪広域水道企業団との統合に係る議会での附帯決議の進捗状況についてお聞かせ願います。さきの代表質疑のときにも内容は入っておりました事業者との意思疎通についてと、今回の年末年始の対応についてお聞かせ願います。 以上、3項目7点の質問でございます。明快なる答弁よろしくお願いいたします。以上でございます。 ○瓜生照代議長 吉田裕彦議員の質問に対し答弁を求めます。市長どうぞ。 ◎土井一憲市長 ただいまの吉田裕彦議員のご質問につきましては、1点目のため池の地震及び豪雨対策について及び2点目の空き家対策については都市整備部長から、3点目の大阪広域水道企業団との経営統合に係る市内水道事業者との意思疎通及び年末年始の対応については上下水道局長からご答弁申し上げます。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 ため池の地震及び豪雨対策につきましてお答え申し上げます。 初めに、かんがい面積が0.5ヘクタール以上の大規模なため池は16池あり、東部地域では北谷池の2池、北谷上池、瓢箪池、寒谷池、堂尾池、竜王池及び高竹池が存在し、西部地域では室池の4池、鳥ヶ池、大谷池、岡山新池、水車池でございます。 次に、ため池の耐震調査については、堤防の土質調査で採取したサンプルをもとに、直下型地震で震度6強、南海トラフ地震で震度6弱に耐え得るかの診断を行っております。 なお、診断調査は地震動や液状化に関し行うものであり、一方ハザードマップは堤防が破堤した場合の被害想定で作成するため趣旨が異なりますが、東部、西部地域それぞれのハザードマップが整い次第、市ホームページ等を通じ公表していく予定でございます。 次に、西部地域におけるため池を活用した防災公園についてであります。 ため池は、近年頻発化を示す局地的豪雨時に雨水を一時的に貯留することで河川への流出を一定防ぐといった効果のほか、消防水利の役割など防災機能を有すること、また西部市街地において一定の広さを有した都市公園が少ないことから、ため池の活用も一つの要素に検討できればと考えております。 なお、ため池の管理については平成5年9月に各水利組合と交わしました約定書に基づき地元水利組合で行われています。 かわって、空き家対策につきましてお答え申し上げます。 適切な管理が行われていない空き家が地域の生活環境に影響を及ぼしていることに鑑み、平成28年度においてはコンサルタントへの業務委託のもと、空家等対策の推進に関する特別措置法及び国の指針に基づき、空き家等の所在や状態の把握などの調査を実施していく予定でございます。 内容としましては、地形図、航空写真並びに水道使用の状況、自治会からの情報などを用い、法に基づく空き家等を抽出し、その建物について、位置、敷地に接している道路や建物の状況、土地の放置度合い、表札の有無を現地にて外観調査を行ってまいります。また、不動産登記簿などによる所有者等の情報とあわせ、調査により把握した項目をデータベース化し、法に規定する空き家等や特定空き家等を地図情報システムとして整備を図ります。 これらを経た結果は、空き家対策を進めていく上で一つの材料に活用することとなりますが、議員お示しの独自の条例制定にはまちづくり全体を見渡し、また多くの懸案事項を整理し終えた後に改めて議論すべきと考えており、一定の方針、方向性を取りまとめた以降の検討課題とさせていただきたく存じます。 ○瓜生照代議長 上下水道局長。 ◎北田秀上下水道局長 大阪広域水道企業団経営統合に関するご質問にお答えさせていただきます。 まず、市内水道事業者との意思疎通については、持続可能な水道事業の確立に向けて意見交換を重ねているさなかあります。また、年末年始の対応では、水道事業者に待機業務を依頼し、結果として出動の要請には至りませんでしたが、市民にとって安心安全に感じられる万全な体制が確保できたと考えております。 ○瓜生照代議長 ここで申し上げます。本日の会議は議事の都合により延刻いたします。 吉田裕彦議員。 ◆6番(吉田裕彦議員) それでは、それぞれ項目に対しましてご答弁をいただきました。それでは自席から再質問をさせていただきます。少し後先になりますがよろしくお願いします。 まず初めに大阪広域水道企業団の統合についてであります。これは代表質疑でもお聞きしたんですが、少し内容を深く聞きたいということもありまして、抜けてる部分ちょっとありましたので、今般ちょっと載せていただきました。先ほど同僚議員のほうから非常に詳しい内容の部分はありましたので、それは重複しないように聞きたいと思います。 市内の業者の意思疎通について、ご答弁ありましたように今がやってる最中やということでありました。それでは、現在までの意見交換会は何回されたかお示しいただけたらと思います。 ○瓜生照代議長 上下水道局長。 ◎北田秀上下水道局長 事業者さんとの意見交換会につきましては2回開催させていただきました。 ○瓜生照代議長 吉田裕彦議員。 ◆6番(吉田裕彦議員) 2回ということで少ないんですけど、これはいつといつでございましょう。 ○瓜生照代議長 上下水道局長。 ◎北田秀上下水道局長 昨年の10月26日、それから11月19日ということになります。 ○瓜生照代議長 吉田裕彦議員。 ◆6番(吉田裕彦議員) ありがとうございます。少ないということは先ほども言いましたけれども、一回ずつやってるのが、12月は忙しいにしても、やはりいろんな内容の中でその辺はやっぱりきっちりとして詰めていかないとというふうな思いがあります。それと、年末年始の待機業務についても行われたということであります。もうじき来月になりますとゴールデンウィークがやってくるわけですけれども、この対応もなされるかなされないか、その辺のご答弁いただけますか。 ○瓜生照代議長 上下水道局長。 ◎北田秀上下水道局長 また同様に待機業務お願いさせていただきたいと思ってるところでございます。 ○瓜生照代議長 吉田裕彦議員。 ◆6番(吉田裕彦議員) 局長ご答弁ありがとうございます。ゴールデンウィークも同様にということでありました。先ほどの業者との意思疎通においても代表質疑のほうにも労使間の協議、そのご答弁でありましたように第一四半期ごろをめどに進められるように、これは意見交換会を、もう今3月です。4月、5月、6月あるわけですけれども、その辺をやっぱり進めていっていただいて、同時にいい回答をもらえればというふうに思いますので、どうぞその辺はよろしく要望しときます。一応水道の件はこれで終わりまして、次にため池についてちょっと聞きたいと思います。 先ほどの部長の答弁から市全体では16カ所の池がありますよと。0.5ヘクタール以上の池がね。その中で東部地区で8カ所、西部地区においては室池の4池を含めて鳥ヶ池、大谷池、岡山新池と水車池というご答弁をいただきました。また、さきの予算決算常任委員会でご答弁いただいてる分、平成28年度の耐震調査とハザードマップ作成実施という形で答弁いただいておるんです。その内容についてもきょうの委員長報告の中にも言うていただいてたのでそれはいいんですけれども、これができることし、大阪府の予算があればということでお聞きしております。まだまだこれをやっていくのには数年かかるというふうに私は認識をしております。ハザードマップができ上がり、ホームページの活用も今後でき上がりましたら周知をしていただく。それは私の質問の中の部分でお答えをまとめていただいております。その辺はでき上がりましたらよろしくお願いします。 それと、部長の答弁にありましたように、前にもため池を利用した防災公園についてお伺いした。防災公園とは、広域防災拠点や避難地等の役割を有する都市公園や緑地を示し、その規模に応じてヘリポート、そして耐震性貯水槽、非常用トイレ、放送設備、備蓄倉庫、第一次避難地などの防災機能を備えたものでございますと。本市の地域防災計画では北谷公園を第一次避難地に位置づけており、防災公園同様の機能を有しております。また、西部市街地において一時避難地機能のほか、身近な防災訓練の会場として機能、また備蓄施設や非常トイレ等の機能を備えた2ヘクタール程度の公園が望ましいと。理想の防災公園の考えであると以前にご答弁をいただいておるわけです。 そこでちょっと聞きたいんですけれども、本市西部地区においてため池を活用して防災公園を整備するお考えはあるのかどうか。そしてもし整備する場合、補助金はあるのかどうかお聞かせ願います。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 本市では地域防災計画におきまして災害予防対策として災害に強い都市基盤を整備し防災機能の強化に努めることといたしておりまして、防災空間の確保に当たる公園、広場の整備につきましては、防災上の役割を考慮しつつ、さまざまな条件が整えば整備に向け検討してまいりたいと考えております。 次に、整備に際し補助金があるかにつきましては、社会資本整備交付金の防災安全交付金事業、都市公園事業の交付金が活用できると、そのように認識いたしております。 ○瓜生照代議長 吉田裕彦議員。 ◆6番(吉田裕彦議員) 答弁によると条件がそろえばやっていってもいいよというふうに認識したんですけどね。ここでちょっと聞いときます。続いてこれも聞いておきたい。ため池の管理は地元水利組合であるとのことでした。約定書の締結からもう既に20年以上たつわけですわ。平成5年ですからね。経過する中、農業従事者の高齢化、継承の問題など非常に維持管理が困難な状況になってきております。今後のため池の維持管理をどのようにお考えであるかお聞かせ願います。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 今後も地元水利組合で管理をお願いしていきたいと、そのように考えております。先ほど議員おっしゃいましたように農業従事者の高齢化、また継承問題等を含めまして今後の課題としていきたいと、そのようにも考えております。 ○瓜生照代議長 吉田裕彦議員。 ◆6番(吉田裕彦議員) 今後の課題ということでございます。西部地区、先ほど僕登壇でも言いましたように、やはり今決壊したら非常に影響を及ぼすというので、せんだって質問に際していろいろと話する中、西部地区で今三つの池が、室池もそうですけど、四つあるんですよね。その中でため池のそういう災害の影響力の一番多い池から順番にいきますと、岡山新池が、影響度評価点というのがございまして、それでいきますと392.9ポイントあって一番トップです。続いて影響の被害のある池というのが鳥ヶ池、240.6ポイントを示しております。そこから下がりまして大谷池で186.5ポイント、それと室池のほうですけれども146.1ポイント。100超えはこの四つでございます。何を言いたいのかというと、ここが決壊すると住民への被害というのがこれでパーセンテージ、その中で一番多いのが岡山新池であるわけなんですね。でも今こういうのを、平成5年にそういう約定書があった。二十数年。もうじき25年、四半世紀がたつわけであります。今現状考えてみますと、私も25年前はまだ駆け出しの若者でございました。今振り返ってみますと砂地区においては皆さんの待望のイオンモールができてるわけです。以前は田んぼでございます。その田んぼの農業用水が岡山新池でありました。その中で、今私の言いたいのは、この大きなため池、これを維持管理をしとるわけなんですけれども、市として必要性、現状、大きなため池は要るのかどうか。それはつくっとかないと防災の拠点で豪雨災害とかでやっぱり貯留施設は池であるというふうに答えはると思いますけれども、これを今度維持管理、先ほど私も言いましたように高齢化、継承不足という観点からいくと、管理できないようになってくる。その辺はどう考えておられるのか。部長、いかがですか。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 確かに農業従事者の方が高齢化している、また後継者がいないという、そういう状況に直面してるということは認識しております。ただ、約定書等の締結の現内容につきましては、維持管理につきましては水利組合のほうでお願いしてるという状況で、この件につきましても今後、先ほども申しましたけれども、今後の課題ではございます。ただ、防災上、池につきまして市としても必要な部分があろうかとも思いますので、そういう時期等来ましたらまた地元水利組合さんとの協議も始まろうかな、そのように考えます。 ○瓜生照代議長 吉田裕彦議員。 ◆6番(吉田裕彦議員) いろいろ考えながらご答弁をいただいたということと思います。今の現状において本当に厳しい問題になってるのが我々直面しております。そこでちょっと聞きたいんですけれども、土井市長においても農業従事者でございます。ちょっと場所は南野でございますので手前どもと違う部分はあると思うんですよね。約定書の部分はご存じかどうか私はわかりませんけれども、やはり二十数年前に、そのときにはお父さんも健在であった。時代の変化のもとで今やはり非常に我々も池を守っていく部分では無理難題の部分があります。そして市長にも、今23年がたつわけです。この約定書についてどれぐらいまで対応し得るのか。また、約定書の継続、僕まだ見たことがないんですよね。これからまた僕もそういう質問の中で、やはり今後はそういうものが控えがあればまた見せていただきたいな。その辺ちょっとすみません、市長ですけど、土井氏として、携わる市長として、できる、できないは別でございますが、その辺ご答弁いただけたらと思います。 ○瓜生照代議長 市長。 ◎土井一憲市長 約定書の中身全てについて私も見たこともございません。はっきり申し上げまして。ただ、責任割合は五分五分というぐあいに聞いております。そういった中で今吉田議員のほうから草刈り等の責任は五分五分でいうと五分五分ではないかという論法かなと思うんですけれども、基本的に市としてもまずは水の利用されている水利組合がやっていただくのが妥当であろうと。その中でどうしても草刈り等ができないような状況になった場合には、これは河川の清掃業務でも同じことだと思いますけれども、地域の河川の清掃については地域の方々にお願いするということが原則でありますけれども、地域の方が高齢化によって河川の清掃ができない、高さが高いとか広いとかいろんな河川がございます。そういう場合には市がやはり行政責任としてそれを補っていくというのが本来の姿であろうと思います。ですので、池等についても同じ理屈が当てはまるのかと、そのような見解でございます。 ○瓜生照代議長 吉田裕彦議員。 ◆6番(吉田裕彦議員) 市長も五分五分という、私はそこまで聞いてへんねんけれども、やはり約定書も一定何年かすると見直し、それと今の時代背景からいくと、やはりどこかの時点で継承、また土地も水の利用も少なくなってきてる。でも、池を全部埋めていくわけにもいかないという部分もあるでしょう。やっぱり地域の防災の拠点、私はそのために大きな池の半分を防災公園というふうに思い質問をして、今そういう新聞掲載される中で一度振り返ってみて自分の地域の池というものはどういうものであるかというのも、今後、水利組合から離れて、今手前どもでいいますと私が下から2番目でございます。それがどういうふうに継承していくのかなという疑問があります。これは水利組合の問題ですので、それはそれでこちらのほうでやっていきたい。市として五分五分という話がまた変わるならば、全面を市が持つならば、そういう防災公園でもできるんじゃないかというふうに思い質問をしたわけでございます。今後いろいろな協議云々もあると思います。でも市民皆様が安全に住んでもらう一つとしていくならば非常によきものというふうに考え、この質問はここで終わらせていただきます。 続きまして、空き家対策であります。ご答弁にもありましたように平成28年度空き家等の所在や状態の把握などを調査実施していくとのことでした。一つの取っかかりであるというふうに思っております。 それではお聞きいたしますが、法に規定する空き家等を地図情報システムとして整備後の展開ですね、これをお聞かせ願いますでしょうか。 ○瓜生照代議長 都市整備部長。 ◎吐田昭治郎都市整備部長 地図情報システムとして整備の後、調査結果をもとに庁内検討委員会の中で議論を行いまして、案という形で空き家等対策推進に関する計画を策定いたしまして、最終的には法第7条に規定する協議を行う組織、協議会になってきますが、その設置後、この協議会の意見も参考として計画を作成していく予定としております。当初の答弁の中でも申し上げましたとおり、空き家対策を進めていく上で調査結果は一つの材料である、そのように活用することとなりますが、空き家対策につきましては空き家等対策推進に関する計画も踏まえまして多くの懸案事項を整理し終えた後に本市としてどのような形がふさわしいものか議論を深めた中で導き出していきたい、そのように考えております。 ○瓜生照代議長 吉田裕彦議員。 ◆6番(吉田裕彦議員) 今の部長のご答弁から調査結果をもとに庁内の検討委員会、また計画策定協議会設置という順序で進んでいく。これは以前の質問のときにこういう過程のもとでという説明を受けてるわけです。私は何を言いたいかというのは、四條畷市はやはり文化住宅等で急速な、四條畷の府営の団地もあるんですけど、それで急激に人口増になってきて、今その中で文化住宅、4戸一、6戸一というのがあったわけですよね。それが今空き家となってるわけです。そこに私は目を向けて、空き家であるということは大体所有者の税金の滞納というのがあるんじゃないかなと推測する、そういったことでこの空き家の対策を言ったわけでございます。そういう流れを封じて、法のもとでいきますと膨大な時間がかかって、やっぱりこれは数年先の実施になるんじゃないかなというふうに思うわけです。でもこれを何とか活性化につなごうと思って私はこの質問をしております。ある分ここで紹介しますけど、やはり市長のトップダウンでやることもあります。ちょっとご参考に言いますと、昨年の総務建水常任委員会の視察で2日目に笠岡市に行きました。これはちょっと全然空き家と関係はないんですけれども、トップダウンのもとで定住化策が笠岡市の定住促進ビジョンという部分でやられました。そこは何やということで、岡山県と広島県の県境にある市でありまして、島もあって、やはり人口がどんどん減っていく。ピークは合併によって7万人にふえたわけですが、大体6万人。ここで数字をもとにいきますと、平成元年ぐらいで6万人。ここはうちと違ってだんだん多くいてた人口が減っていくわけですわ。市長さんが目をつけて平成21年5万4683人のときに、平成21年からやられたように聞いております。今現在平成25年までしか残ってませんけれども、5万2000人の人口を推移しております。平成29年には4万9000人になるものをとめたいということで、若い世代の方、ちょっと年齢制限はあったと思います、新築を建てる方に100万円の補助という部分をして今定住化の、外へ出る人を抑制していく施策として打ち出されたわけです。そこへ私は一つの着眼点を持って市長にお願いしようかなという。空き家の所有者が何かの援助をすることによってその空き家を建てかえたり売却して今風な、売ったらまたどこかが買ってくれるので、新築とか建てればなと。私はこの四條畷市を何とか6万人にしたいなという夢を持っております。でも、四條畷の面積の中で3分の2が山でございます。その後、西部地区、田原地区でも約1万人弱の人がふえてきた。そこでまた6万人にするのには、ことしの2月で5万6300人と聞いておりますから、3700人の増が要るわけです。それを、今すぐにはいきませんけれども、やっぱりふやしていくには、すぐにはいきません。でも、住むところも必要です。私も岡山地区等行ってますといろいろと、昔のパナソニックの寮跡も二十数軒の家が建っております。大日精化の跡地にも二十数軒建つように。岡山の自治会さんのほうに聞きますと約500人はふえるようにしております。まだまだ岡山地区においても空き家の対策、これを何とかトップダウンのもとで条例化をして、人口増加策とはいきませんけれども、私は考えて今回。でも、物の見事にできませんという回答であったように思います。 そういった中で、ここでお伺いいたしますけれども、空き家のそういう条例化、独自の条例化というのは多く懸念事項があり、整理も必要である。ただ、冒頭にも申しました、やはりイオンが来て今活性化ある中、また100万人のお客様がこの四條畷、全部とは言いませんが通ってる中でございます。今打って出ないと本市の人口増はないと思いますが、最後にお聞きします。本市の人口増についてどのようにお考えをお持ちでございますか。土井市長、ご答弁よろしくお願いいたします。 ○瓜生照代議長 市長。 ◎土井一憲市長 ただいま人口の増加策ということであったと思います。人口ビジョンでありましたり総合戦略の中で本市の歴史と自然を生かした呼び込み、そして子育て関連の充実、この2点について特に前向いた施策を進めてまいりました。しかしながら、今議員言われましたとおり、ただ単にそれだけではなかなかうまくいかない。今議員のお示しされたように、例えば空き家については空き家対策を行って、そこに新築住宅を誘致していくということも確かな施策であると思っています。せんだっての市政運営方針でも申し上げました、この28年度4月から私の肝いりとして、今まで部長会議でありましたり部次長会議でありましたり、そういうものは先代、先々代の市長からずっと行われてきたことでございますけれども、私の思いといたしましては、一つの議題について話し合いをするのではなく、部課長を交えた積極的な意見交換をやることによって今後の四條畷市の各それぞれの部の中でこういうぐあいにしてはどうかというさまざまな意見を吸い上げていく、私もそこに参画をして意見を聞く中で、短期間でその方向性を見出していきたい、そういう思いがございますので、必ずそこを踏まえて成功に持っていきたいなと、そのように考えております。 ○瓜生照代議長 吉田裕彦議員。 ◆6番(吉田裕彦議員) 市長ありがとうございます。市長に自分で言っていただいて感謝申し上げる次第でございます。そういう会議を経て何か打っていく、アクションというのがやはり必要ではないか。イオンモールも来ました。本市の知名度も上昇いたしました。あとは活気あるまちをつくれば必然的に人口増につながると思います。ぜひともいろんな会議を経ていろんな情報を吸収していただき、本市にとっての魅力、先ほど同僚議員が言うてました、そういったところを導き出して活気あるまちをつくっていただければなというふうに思います。きょうの空き家対策は一つの私の思いです。今やっぱり四條畷市がふえてきた中、淘汰されてまた違うステップへ行くときかなと。今非常に四條畷市有名になっております。イオンモールで。そうやけれども、イオンモールさんも月100万人から若干企業の撤退もあるようでございますので、今に何かアクションをというふうに思い今回質問したところでございます。 どうも長々ご清聴皆様ありがとうございました。以上で3月議会の質問を終わります。 ○瓜生照代議長 以上で吉田裕彦議員の質問は終わりました。 一般質問の途中でございますが、ここでお諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○瓜生照代議長 ご異議なしと認めます。よって本日はこれにて延会いたします。 なお、次の会議は明日3月25日午前10時に再開いたしますので、ご承知おきくださいますようよろしくお願いいたします。 慎重なるご審議を賜り、かつ議事運営にご協力いただきましてまことにありがとうございました。お疲れさまでございました。時に午後5時20分 上記会議の顛末を記載し、その相違なきことを証するためここに署名する。  平成28年3月24日                  四條畷市議会議長   瓜生照代                    同   議員   島 弘一                    同   議員   吉田裕彦...