四條畷市議会 2014-03-03
03月03日-01号
平成26年 3月 定例会(第1回)
四條畷市議会定例会(第1回)会議録◯平成26年3月3日
四條畷市役所議場において開催する。◯出席議員次のとおり 1番議員(副議長) 島 弘一 2番議員 長畑浩則 3番議員 佐藤 誠 4番議員 山下幸恵 5番議員 瓜生照代 6番議員 吉田裕彦 7番議員 森本 勉 8番議員 渡辺 裕 9番議員 藤本美佐子 10番議員 神原泰晴 11番議員 岸田敦子 12番議員 大矢克巳 13番議員 曽田平治 14番議員 小原達朗 15番議員(議長) 平野美治 16番議員
大川泰生◯欠席議員次のとおり なし◯地方自治法第121条の規定による出席者次のとおり 市長 土井一憲 副市長 森川一史 教育長 藤岡巧一 理事兼行政経営室長 開 康成 総務部長兼田原支所長 田中俊行 地域振興室長
まちづくり部長 兼危機管理監 長谷俊延 兼
特定地区整備担当部長 兼
新炉建設整備担当部長 兼
生活環境担当部長 吐田昭治郎 健康福祉部長 健康福祉部 兼福祉事務所長 谷口富士夫 健康・保険担当部長 松川順生 上下水道局長 北田 秀 消防長 石田 進 教育部長 坂田慶一 会計管理者兼会計課長 砂本光明
産業観光振興課長 公平委員会事務職員 兼
農業委員会事務局長 巽 豊
併監査委員事務局長 併選挙管理委員会事務局長 併固定資産評価審査委員会書記 杉本美佐夫 (その他
関係職員)◯議会事務局出席者次のとおり 事務局長 石田健一 課長 勝村隆彦 課長代理兼主任
大塚幸秀◯議事日程次のとおり 日程第1
会議録署名議員の指名 日程第2 会期決定の件 日程第3 報告第1号 現金出納検査結果報告について(平成25年10月分から同年12月分まで) 日程第4 報告第2号 監査結果報告について(地域振興室、田原支所及び
農業委員会事務局に係る事務執行についての監査結果報告) 日程第5 報告第3号 平成26年度四條畷市土地開発公社の事業計画及び予算の報告について 日程第6 報告第4号 専決処分の報告について(損害賠償の額の決定及び和解について) 日程第7 報告第5号 専決処分の報告について(損害賠償の額の決定及び和解について) 日程第8 承認第1号 専決処分の承認を求めることについて(平成25年度四條畷市
一般会計補正予算(第7号)) 日程第9 議案第1号 四條畷市
一般廃棄物収集運搬業務委託事業者選定委員会条例の制定について 日程第10 議案第21号 四條畷市
国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について 日程第11 議案第2号 四條畷市社会教育委員に関する条例の一部を改正する条例の制定について 日程第12 議案第3号 四條畷市職員の修学部分休業に関する条例及び四條畷市職員の
高齢者部分休業に関する条例の一部を改正する条例の制定について 日程第13 議案第4号 市長等の給料月額等に関する特別措置条例の一部を改正する条例の制定について 日程第14 議案第5号 一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について 日程第15 議案第22号 四條畷市
非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について 日程第16 議案第6号 土地の処分について 日程第17 議案第7号 市道の路線廃止について 日程第18 議案第8号 市道の路線認定について 日程第19 議案第9号 くすのき広域連合規約の変更に関する協議について 日程第20 議案第10号 平成25年度四條畷市
水道事業会計資本剰余金の処分について 日程第21 議案第11号 平成25年度四條畷市
一般会計補正予算(第8号) 日程第22 議案第12号 平成25年度四條畷市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 日程第23 議案第13号 平成25年度四條畷市
水道事業会計補正予算(第1号) 日程第24 議案第14号 平成25年度四條畷市
下水道事業会計補正予算(第1号) 日程第25 議案第15号 平成26年度四條畷市一般会計予算 日程第26 議案第16号 平成26年度四條畷市
国民健康保険特別会計予算 日程第27 議案第17号 平成26年度四條畷市
後期高齢者医療特別会計予算 日程第28 議案第18号 平成26年度四條畷市
土地取得特別会計予算 日程第29 議案第19号 平成26年度四條畷市
水道事業会計予算 日程第30 議案第20号 平成26年度四條畷市
下水道事業会計予算 日程第31 議会議案第1号
四條畷市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について 日程第32 議会議案第2号 議員派遣の件 日程第33 議会議案第3号
四條畷市議会傍聴規則の一部を改正する規則の制定について◯本日の議事次第記録者次のとおり 課長代理兼主任 大塚幸秀
○
平野美治議長 開会を宣す。時に午前10時00分
○
平野美治議長 本日は全員のご出席をいただいております。開会にあたりまして市長のほうからご挨拶を受けることにいたします。市長どうぞ。
◎土井一憲市長 挨拶
○
平野美治議長 開議を宣す。時に午前10時02分
○
平野美治議長 日程に入りますまでに諸般の報告を行います。 平成26年1月7日付けで
全国B型肝炎訴訟大阪原告団・弁護団、
日本肝臓病患者団体協議会・
大阪肝臓友の会、
薬害肝炎大阪原告団・弁護団弁護士・長野真一郎氏から
ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充に関する陳情書が、1月29日付けで大阪府保険医協会 寝屋川・門真・大東・
四條畷支部代表者・
西田クリニック西田裕一氏から「患者負担の大幅軽減」等を求める陳情書が、同じく29日付けで四條畷市
身体障害者福祉会ろうあ部会会長・礒野孝氏から「
手話言語法早期成立を求める意見書」に関する陳情書が、2月4日付けで
日本青年団協議会会長・立道斉氏からこれからの勤労青年教育のあり方に関する要望書が、2月10日付けで大阪・
泉南アスベスト国家賠償請求訴訟原告団・弁護団、大阪泉南地域の
アスベスト国賠訴訟を勝たせる会、泉南地域の石綿被害と市民の会から「
大阪泉南アスベスト国家賠償請求訴訟の国の上訴に抗議し、早期全面解決を求める意見書」採択を求める要請書が、2月28日付けで「子ども・子育て新制度」
市町村条例研究会研究会共同代表者・奥野隆一氏及び木下秀雄氏から子ども・
子育て支援制度の
地域型保育事業における
小規模保育事業地方条例制定に関する要望書がお手元に配布いたしておりますとおりそれぞれ提出され、受理いたしましたので、ご報告いたします。 以上で諸般の報告を終わらせていただきます。 それでは、机上に配布いたしております議事日程によりまして議事を進めさせていただきます。
○
平野美治議長 これより日程に入ります。日程第1
会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名者に1番 島弘一議員及び4番 山下幸恵議員の両議員を指名いたしますので、よろしくお願いいたします。
○
平野美治議長 次に日程第2会期決定の件を議題といたします。本第1回定例会の会期は本日から来る3月26日までといたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
平野美治議長 ご異議なしと認めます。よって本第1回定例会の会期は本日から来る3月26月までとすることに決しました。
○
平野美治議長 次に日程第3報告第1
号現金出納検査結果報告についてを議題といたします。本報告につきましてはお手元の報告書のとおりいずれも過誤のないことを確認したご報告をいただいておりますので、報告第1
号現金出納検査結果報告については以上で終わらせていただきます。
○
平野美治議長 次に日程第4報告第2号監査結果報告についてを議題といたします。報告書の朗読は省略いたします。監査委員から提出されております定期監査結果報告書のご高覧によりご承知賜りたいと存じます。報告第2号監査結果報告については以上で終わらせていただきます。
○
平野美治議長 次に日程第5報告第3号平成26年度四條畷市土地開発公社の事業計画及び予算の報告についてを議題といたします。内容の説明を求めることにいたします。副市長どうぞ。
◎森川一史副市長 内容の説明を行う。
○
平野美治議長 ただ今、報告第3号の内容の説明は終わりました。この際、何かご発言がございましたらどうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、報告第3号平成26年度四條畷市土地開発公社の事業計画及び予算の報告については以上で終わらせていただきます。
○
平野美治議長 次に日程第6報告第4号及び日程第7報告第5号の2件の専決処分の報告についてを一括上程し議題といたします。これら2件の報告につきましてはそれぞれお手元に配布しております報告書のとおりでございます。専決処分の報告につきましては以上で終わらせていただきます。
○
平野美治議長 次に日程第8承認第1号専決処分の承認を求めることについて(平成25年度四條畷市
一般会計補正予算(第7号))を議題といたします。本件の朗読は省略いたします。提案者の専決理由の説明を求めることにいたします。土井市長。
◎土井一憲市長 承認第1号専決処分の承認を求めることについて専決理由を申し上げます。
グリーンホール田原改修事業及び
防災倉庫設置事業について、入札が不調に終わりましたが、早期に事業に着手すべく、翌年度にわたる契約期間を設定して再度入札を行うため、繰越明許費を設定する必要が生じましたが、特に緊急を要し、議会を招集する時間的余裕がなかったので、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分とさせていただきました。何とぞよろしくご審議いただきまして、ご承認賜りますようお願い申し上げます。
○
平野美治議長 専決理由の説明は終わりました。引き続きまして内容の説明を求めることにいたします。行政経営室長。
◎開康成理事兼行政経営室長 内容の説明を行う。
○
平野美治議長 内容の説明は終わりました。本件に対する質疑を行うことにいたします。質疑のある方どうぞ。森本議員。
◆7番(森本勉議員) この専決についてはどうのこうのじゃないんですけれども、最近地方自治体の入札の中で不調というのが非常に多いと聞いております。今回の件についてその不調になった経緯だけぐらいちょっと簡単に教えていただけますか。
○
平野美治議長 田中総務部長。
◎
田中俊行総務部長 この入札が不調になった経緯ということでございます。まず
グリーンホール田原、こちらのほうは
グリーンホールのトイレ、それと空調設備、これの工事を行うということで、
公募型指名競争入札で、工期を3月末までにもって入札を募りました。その結果、4社最初申請はあったんですが、最終的に1社だけということになりまして、予定価格を公表しておりましたので、入札は不調ということで、再度入札をさせていただくということでございます。 それから
防災倉庫設置事業につきましては、これも
公募型指名競争入札ということで実施いたしました。こちらのほうも4社申請のほうはあったんですが、最終的にすべて工期までに間に合わないということで、この部分につきましても入札が不調となってございます。 再度入札に付すことにつきましては、先ほど議員のほうから意見ございました。入札が不調ということで、十分な工期、それと労務単価のほうが平成26年2月から上がってございまして、その分につきましてもそれを加味した状態で入札を実施しようとするものでございます。以上でございます。
○
平野美治議長 ほかに質疑のある方はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 ここでお諮りいたします。本件につきましては常任委員会の付託は省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ご異議なしと認めます。よって本件につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより自由討議を行います。発言のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。これより討論を行います。討論のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。承認第1号専決処分の承認を求めることについて(平成25年度四條畷市
一般会計補正予算(第7号))は、これを承認することにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
平野美治議長 ご異議なしと認めます。よって本件はこれを承認することに決しました。
○
平野美治議長 次に日程第9議案第1号四條畷市
一般廃棄物収集運搬業務委託事業者選定委員会条例の制定についてを議題といたします。朗読は省略いたします。提案者の提案理由の説明を求めることにいたします。土井市長。
◎土井一憲市長 議案第1号四條畷市
一般廃棄物収集運搬業務委託事業者選定委員会条例の制定について提案理由を申し上げます。 本市において、
一般廃棄物収集運搬業務委託事業者を公募する場合において、応募者のうちから公正な手続きにより最も適当な者を選定することを目的に、市長の附属機関として、四條畷市
一般廃棄物収集運搬業務委託事業者選定委員会を設置いたしたく、本案を提案いたしました。何とぞよろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
平野美治議長 提案理由の説明は終わりました。引き続きまして内容の説明を求めることにいたします。
まちづくり部長。
◎
吐田昭治郎まちづくり部長 内容の説明を行う。
○
平野美治議長 内容の説明は終わりました。これより質疑を行います。質疑のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。本案につきましては
総務建水消防常任委員会に付託いたします。
○
平野美治議長 次に日程第10議案第21号四條畷市
国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。朗読は省略いたします。提案者の提案理由の説明を求めることにいたします。土井市長。
◎土井一憲市長 議案第21号四條畷市
国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について提案理由を申し上げます。
国民健康保険法施行令の一部改正により、
国民健康保険料の賦課限度額が引き上げられたことに伴い、中間所得者層の負担の軽減を図るため賦課限度額を引き上げるほか、
国民健康保険料の軽減対象世帯に係る所得判定基準の改正に伴い所要の改正を行いたく、本案を提案いたしました。何とぞよろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
平野美治議長 提案理由の説明は終わりました。引き続きまして内容の説明を求めることにいたします。健康・保険担当部長。
◎松川順生健康・保険担当部長 内容の説明を行う。
○
平野美治議長 内容の説明は終わりました。これより質疑を行います。質疑のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。本案につきましては
教育福祉常任委員会に付託いたします。
○
平野美治議長 次に日程第11議案第2号四條畷市社会教育委員に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。朗読は省略いたします。提案者の提案理由の説明を求めることにいたします。市長どうぞ。
◎土井一憲市長 議案第2号四條畷市社会教育委員に関する条例の一部を改正する条例の制定について提案理由を申し上げます。 社会教育法の一部改正に伴い、社会教育委員の委嘱の基準については、条例で定めることとされたため、所要の改正を行いたく、本案を提案いたしました。何とぞよろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
平野美治議長 提案理由の説明は終わりました。引き続きまして内容の説明を求めることにいたします。教育部長。
◎
坂田慶一教育部長 内容の説明を行う。
○
平野美治議長 内容の説明は終わりました。これより質疑を行います。質疑のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 ここでお諮りいたします。本案につきましては常任委員会の付託は省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ご異議なしと認めます。よって本案につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより自由討議を行います。発言のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。これより討論を行います。討論のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。議案第2号四條畷市社会教育委員に関する条例の一部を改正する条例の制定については、これを原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
平野美治議長 ご異議なしと認めます。よって本案はこれを原案のとおり可決いたしました。
○
平野美治議長 次に日程第12議案第3号四條畷市職員の修学部分休業に関する条例及び四條畷市職員の
高齢者部分休業に関する条例の一部を改正する条例の制定について、日程第13議案第4号市長等の給料月額等に関する特別措置条例の一部を改正する条例の制定について及び日程第14議案第5号一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定についての3議案を一括上程し議題といたします。議案の朗読は省略いたします。提案者の提案理由の説明を順次求めることにいたします。土井市長。
◎土井一憲市長 議案第3号四條畷市職員の修学部分休業に関する条例及び四條畷市職員の
高齢者部分休業に関する条例の一部を改正する条例の制定について提案理由を申し上げます。 地方公務員法の一部改正により、同法に規定する修学部分休業及び
高齢者部分休業に係る期間の上限が廃止されたことに伴い、所要の改正を行いたく、本案を提案いたしました。 続きまして、議案第4号市長等の給料月額等に関する特別措置条例の一部を改正する条例の制定について提案理由を申し上げます。 副市長及び教育長の給料月額の減額措置について、減額率を見直すとともに、退職手当の額についても減額いたしたく、本案を提案いたしました。 続きまして、議案第5号一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について提案理由を申し上げます。 職員に支給する手当について、単身赴任手当及び
管理職員特別勤務手当を新たに設けるため、規定の整備を図るとともに、若年・中堅層の職員と高齢層の職員との給与格差を是正するため、国家公務員の給与制度に準じた改正を行いたく、本案を提案いたしました。 以上3議案につきまして、何とぞよろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
平野美治議長 提案理由の説明は終わりました。引き続きまして内容の説明を順次求めることにいたします。総務部長。
◎
田中俊行総務部長 内容の説明を行う。
○
平野美治議長 内容の説明は終わりました。これら3議案の質疑以降の議事運営につきましては議案ごとに行います。 それでは議案第3号四條畷市職員の修学部分休業に関する条例及び四條畷市職員の
高齢者部分休業に関する条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。質疑のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 ここでお諮りいたします。本案につきましては常任委員会の付託は省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ご異議なしと認めます。よって本案につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより自由討議を行います。発言のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。これより討論を行います。討論のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。議案第3号四條畷市職員の修学部分休業に関する条例及び四條畷市職員の
高齢者部分休業に関する条例の一部を改正する条例の制定については、これを原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
平野美治議長 ご異議なしと認めます。よって本案はこれを原案のとおり可決いたしました。 次に議案第4号市長等の給料月額等に関する特別措置条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。質疑のある方どうぞ。岸田議員。
◆11番(岸田敦子議員) 今回の改正内容の、特に退職金の部分に関してちょっと1点だけお伺いをしたいと思います。今回、市長の退職金に関しては50%、そして副市長、教育長の退職金が30%をカットするという中身でありますけれども、他市の動きなどを見ましたところ、市長の退職金、特に市長の退職金に関しては4年間の任期に対して高いというような市民感覚がありまして、全国的にも減額や廃止という動きが見られる中、本市もそれに沿ってということは理解はいたしますけれども、本市の市長の退職金に関して4年間で約1700万から800万ということで、減額となっても800万から900万ですね。そういった中で、さらに踏み込んでそれぞれ特別職の退職金廃止をするというお考えについてはどうでしょうか。
○
平野美治議長 副市長。
◎森川一史副市長 ただ今の市長も含めまして特別職の退職金の廃止というお話いただきました。毎回お答えしていることでございますが、市長の退職金につきましては、それ以上に給与減額で十分な減額をしていただいていると考えておりますので、さらなる減額は考えておりません。 また、私ども副市長と教育長の給与減額につきましても、昨年ですか、市長のほうから副市長職を要請されました時に、市長のご自身の給与月額、それから期末手当、退職手当についてのお考えをお伺いさせていただいたところでございます。その中で私どもは市長に準じた形というような形を、そういう話もさせていただいたところでございますが、市長のほうからは自身は政治家としての判断で給与を30%、退職手当を50%カットをお願いしたと。我々副市長職、それから教育長職にあっては一般職の給与制度を勘案した中での減額率でいいのではないかというようなお言葉をいただきました中で、今回、条例にさせていただいてますようにそれぞれの減額とさせていただいたところです。任期終了まではこの率でやっていきたいと考えておりますので、よろしくご理解をお願いいたします。
○
平野美治議長 岸田議員。
◆11番(岸田敦子議員) 今回この質問させていただいたのは、先にも述べました他市なんかの動きもちょっと調べましたが、例えば大阪府の松井知事が審議会に諮問をして、その結果、退職金85%カットされて629万円に減額されたというような新聞報道があって、その府知事に合わせてということで大阪市長、当時の橋下市長も退職金を629万円、同じく減額、これも84%カットだということが2012年2月の新聞報道でありました。これに続く動きはあんまり見られないんですけども、大阪府下では堺市の市長が支給ゼロというようなこともされてます。新聞報道では総理大臣が4年間勤めた場合の退職金というのを書いておりまして、総理大臣で約524万円というのも書いておりました。一番直近では、この2月25日の奈良新聞で、奈良市の中川市長が退職金廃止の条例案を3月議会に提案するということも書いておりましたのでね、ちょっと質問したわけで、今回の減額に関しては私たちも一定評価はいたしますが、ただ任期はまだ3年ございますので、こうした他の動きとか、今後、消費税の増税なんかが予定されている中で、市民の声なんかもあれば、今後、任期の間に改めてご検討いただくようなこともぜひ要望いたしまして、以上で終わります。
○
平野美治議長 ほかに質疑のある方ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 ここでお諮りいたします。本案につきましては常任委員会の付託は省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ご異議なしと認めます。よって本案につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより自由討議を行います。発言のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。これより討論を行います。討論のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。議案第4号市長等の給料月額等に関する特別措置条例の一部を改正する条例の制定については、これを原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
平野美治議長 ご異議なしと認めます。よって本案はこれを原案のとおり可決いたしました。 次に議案第5号一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。質疑のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 ここでお諮りいたします。本案につきましては常任委員会の付託は省略いたしたいと存じますがこれにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ご異議なしと認めます。よって本案につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより自由討議を行います。発言のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。これより討論を行います。討論のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。議案第5号一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定については、これを原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
平野美治議長 ご異議なしと認めます。よって本案はこれを原案のとおり可決いたしました。
○
平野美治議長 次に日程第15議案第22号四條畷市
非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。朗読は省略いたします。提案者の提案理由の説明を求めることにいたします。土井市長。
◎土井一憲市長 議案第22号四條畷市
非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について提案理由を申し上げます。
非常勤消防団員の処遇改善を図るため、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令の一部が改正されたことに伴い、退職報償金の支給額の引き上げを行いたく、本案を提案いたしました。何とぞよろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
平野美治議長 提案理由の説明は終わりました。引き続きまして内容の説明を求めることにいたします。消防長。
◎石田進消防長 内容の説明を行う。
○
平野美治議長 内容の説明は終わりました。これより質疑を行います。質疑のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 ここでお諮りいたします。本案につきましては常任委員会の付託は省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ご異議なしと認めます。よって本案につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより自由討議を行います。発言のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。これより討論を行います。討論のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。議案第22号四條畷市
非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定については、これを原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
平野美治議長 ご異議なしと認めます。よって本案はこれを原案のとおり可決いたしました。
○
平野美治議長 次に日程第16議案第6号土地の処分についてを議題といたします。朗読は省略いたします。提案者の提案理由の説明を求めることにいたします。市長どうぞ。
◎土井一憲市長 議案第6号土地の処分について提案理由を申し上げます。 本件土地を処分するに当たり、その予定価格が2000万円以上であり、かつ、その面積が5000㎡以上であるので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により議会の議決を求めるため、本案を提案いたしました。何とぞよろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
平野美治議長 提案理由の説明は終わりました。引き続きまして内容の説明を求めることにいたします。田中総務部長。
◎
田中俊行総務部長 内容の説明を行う。
○
平野美治議長 内容の説明は終わりました。本案に対する質疑を行うことにいたします。質疑のある方どうぞ。神原議員。
◆10番(神原泰晴議員) 本件の売却の件ですけれども、田原台六丁目という随分標高の高いところにあります。そうした土地が私人の手に渡ることによって、崖とか法面とかそういうところの安全が保たれるのかどうか。もしそういうのが崩落するようなことであれば、人家がないところとはいえ、環境に大きな影響を与える。そうした環境に影響を与えないような手立てを市としては打っておられるのかどうか。その点ひとつお伺いしたいと思います。
○
平野美治議長 総務部長。
◎
田中俊行総務部長 環境に対する手立てを打っているかということでございますけれども、本件の土地につきましては、元々UR、都市再生機構ですね。UR、都市再生機構から譲渡を受けたものでございまして、法面等についてもすべて整備された状態でこちらのほうに引き渡しを受けた土地でございます。ですから当然その引き渡しを受ける時に検査のほうもしてございまして、今後、造成それから開発につきましても、田原地区の地区計画、それから都市計画法ですね。それに基づいて適正に建設等の処理がされるというふうに考えてございますので、よろしくお願いしたいと思います。
○
平野美治議長 神原議員。
◆10番(神原泰晴議員) URのほうで様々な工事をされているということですけれども、私人の手に渡ってしまいますと、昨年のゲリラ豪雨で土砂砕石跡地が崩れました。そこは私有地であるからということで、市のほうではなかなか手が出せないという状態があって、崖崩れのままで放置されているという状態が続きました。こういう私人の手に渡った時に、もし万一の崖崩れがあった。これから先いろんなゲリラ豪雨が予想されますけれども、そんなんで万一崩れた。その場合に、さらに環境が悪化しないような強力な申し入れなり指導なり、そういうことをするようにしていただきたいと思います。どうぞこの点よろしくお願いします。
○
平野美治議長 ほかに質疑のある方ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 ここでお諮りいたします。本案につきましては常任委員会の付託は省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ご異議なしと認めます。よって本案につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより自由討議を行います。発言のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。これより討論を行います。討論のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。議案第6号土地の処分については、これを可決することにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
平野美治議長 ご異議なしと認めます。よって本案はこれを可決いたしました。
○
平野美治議長 次に日程第17議案第7号市道の路線廃止について及び日程第18議案第8号市道の路線認定についての2議案を一括上程し議題といたします。議案の朗読は省略いたします。提案者の提案理由の説明を順次求めることにいたします。土井市長。
◎土井一憲市長 議案第7号市道の路線廃止について提案理由を申し上げます。 都市計画道路雁屋畑線の一部と重複する路線であるため、本案を提案いたしました。 続きまして、議案第8号市道の路線認定について提案理由を申し上げます。 開発行為に係る道路部の市への帰属に伴い市道の路線として認定したく、本案を提案いたしました。 以上2議案につきまして、何とぞよろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
平野美治議長 提案理由の説明は終わりました。引き続きまして内容の説明を順次求めることにいたします。
まちづくり部長。
◎
吐田昭治郎まちづくり部長 内容の説明を行う。
○
平野美治議長 内容の説明は終わりました。これら2議案の質疑以降の議事運営につきましては議案ごとに行います。 それでは議案第7号市道の路線廃止について質疑を行います。質疑のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 ここでお諮りいたします。本案につきましては常任委員会の付託は省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ご異議なしと認めます。よって本案につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより自由討議を行います。発言のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。これより討論を行います。討論のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。議案第7号市道の路線廃止については、これを可決することにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
平野美治議長 ご異議なしと認めます。よって本案はこれを可決いたしました。 次に議案第8号市道の路線認定について質疑を行います。質疑のある方どうぞ。神原議員。
◆10番(神原泰晴議員) 第8号の議案に関して、すいません、手を挙げ遅れました。これ住人の要望ではなくって、建設中の業者からの要望であるというふうに伺っております。建設中の業者からの要望によって市道に認定するということに関して私は疑問を持っております。 まず一つに、土地を寄附されたからといっても、私道に面しているよりも市道に面したほうが随分と印象が良くて、高い値が設定できますし、それから早く売れます。早く売れるならば金利負担も少なく済みます。そういう便宜を業者側が得ることになります。そして、この道路はいずれも袋地であって、公共性が非常に低い道路になるんじゃないかと私は見ておるんです。そして、そんな袋地の公共性の低い道路を市の道路として認定するならば、これから先ずっと維持管理していかなければならないわけですね。これ私道としてそのまま置いておくのは、ずっと置いておくわけじゃない。置いておくならば固定資産税も取れますし、市の負担もなくて済むということになります。 そして建設している業者さんがホームエイドとか、あるいはセンチュリー21という著名な業者なんです。決して地元の業者さんではないと思います。ですからそうした大手の業者さんに、地元の下請の業者さんに負担を転嫁することなしに、しばらくの間でも私道として面倒を見てもらえないかというふうに提案はできないものでしょうか。私はそういうふうにするのが市のためにより良いと考えております。どうぞよろしくお願いします。
○
平野美治議長 まちづくり部長。
◎
吐田昭治郎まちづくり部長 まず初めにひとつお断りをしておきたいと思いますが、今回帰属を受けております道路につきましても、本市で開発指導要綱というふうな規定がございまして、基本的には開発した道路については市のほうが帰属を受けて認定していくというのが通常でございます。それにつきましては市民の方が、逆に今、議員のほうから提案ありました、私道のような道路じゃなくて、やっぱり公の道路に面した開発行為をしていただくということで、議員と少しちょっと考え方が逆ではないかなと思う部分がございます。 それと固定資産税のこともお話になられましたが、基本的に公衆用道路になりますと私道であったとしても減免措置等がございますので、税金はなかなか取りづらいかなということもございます。 通常、前の道路が公の道になりますと、銀行のほうでも個人の方への融資に関しましては有利な部分が発生してくるというのが通常でございまして、私道の場合よりも個人さんにはずっとメリットがあるというのが現状でございます。
○
平野美治議長 神原議員。
◆10番(神原泰晴議員) その家・土地をお買いになる方にとってはそうです。ただ、大手の業者さんにとってこれはある程度の補助金になるんじゃないかという気がします。大手の業者さんから本市に対して何らかの見返りがあるように市のほうでも努力していただくようにお願いします。
○
平野美治議長 まちづくり部長。
◎
吐田昭治郎まちづくり部長 業者さんが大手であろうが中小企業さんであろうが条件的には何ら変わらないかなと思われます。以上でございます。
○
平野美治議長 ほかに質疑のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 ここでお諮りいたします。本案につきましては常任委員会の付託は省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ご異議なしと認めます。よって本案につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより自由討議を行います。発言のある方どうぞ。森本議員。
◆7番(森本勉議員) この問題につきまして一部議員のほうから先ほど質疑がございましたけども、我が市にとって大切なのは人口を増やしていくかということが大事な問題ですので、まさしく部長もおっしゃいましたように、私道のままで放っておくところの住宅地と、それと公道に接している道に住んでくる人、これどちらが安心感が高いか。これ当然のことなんです。 例えば、これ東大阪市でもいまだに現実にありますけれども、業者が開発した土地の中に私道を残して、業者の名義で残っている場合、実際に起こっている問題は、10年して水道の出が悪くなったから水道管を引き直そうとした時なんかに、業者が土地持ってるもんですから、その土地の掘削の時に業者また金払えというふうな問題がしょっちゅう起こっているわけですよ。やはり個人の権利の侵害になります。ですから今回の件につきましてもそうですけども、今まで市は一環としてこういう業者から土地の提供を受けた場合には、これ市道認定して、そこに住まれる市民の人が安心して住んでいけるような施策を続けてきているわけでありますから、私は今回の問題につきまして賛成の立場で発言させていただきたいと思います。
○
平野美治議長 ほかに何かございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。これより討論を行います。討論のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。議案第8号市道の路線認定については、これを可決することにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
平野美治議長 ご異議なしと認めます。よって本案はこれを可決いたしました。
○
平野美治議長 次に日程第19議案第9号くすのき広域連合規約の変更に関する協議についてを議題といたします。朗読は省略いたします。提案者の提案理由の説明を求めることにいたします。土井市長。
◎土井一憲市長 議案第9号くすのき広域連合規約の変更に関する協議について提案理由を申し上げます。 くすのき広域連合関係3市の負担金について、現行の高齢者人口割を基準とする算出額と保険給付費の実績額に乖離が生じていることから、他の介護認定関係経費等の取り扱いを含め、公平性が担保されるよう規約を変更することについて関係市と協議を行いたく、本案を提案いたしました。何とぞよろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
平野美治議長 提案理由の説明は終わりました。引き続きまして内容の説明を求めることにいたします。健康福祉部長。
◎谷口富士夫健康福祉部長 内容の説明を行う。
○
平野美治議長 内容の説明は終わりました。これより質疑を行います。質疑のある方どうぞ。神原議員。
◆10番(神原泰晴議員) この改正で保険給付費関係が今までの高齢者人口割から保険給付割100分の90というのが導入されます。これによって本市の負担というものが変わってくるわけですけれども、この100分の90の給付割というのが導入されることによって給付の抑制ということが起こりませんか。その給付の抑制が起こらないということの担保はどういうふうにされるおつもりなんでしょうか。 今、政府のほうでは軽度の介護なんかを市に押し付けようとしてきている。そうした中で市の負担も増えるという可能性もある。それとの兼ね合いで抑制されるという可能性もあるということで私は危惧しております。どうかその辺、抑制のないように、どういう保証策を考えておられるのか、よろしくお願いします。
○
平野美治議長 健康福祉部長。
◎谷口富士夫健康福祉部長 ご存じのとおり介護保険事業はくすのき広域連合で運営されておりまして、今回の規約の変更はその事業費の関係3市の負担の公平性を担保するため、その取り扱いを関係3市で協議するものですから、負担総額そのものを減額しようというような協議ではございませんので、くすのき広域連合で運営されております事業費が抑制されるなど、その運営に影響を及ぼすことがないと考えてございます。あくまで3市の負担金のあり方の協議でございますので、くすのき広域連合の運営に影響を及ぼすものでないと考えております。ただし、予防事業の取り組みなどを行いまして、より給付の適正化を図る必要はあるかとは考えてございます。いずれにいたしましても、今回の規約の変更にかかわらず、関係市の一員として、くすのき広域連合の事業の内容などについては注視していく必要があると考えてございます。
○
平野美治議長 岸田議員。
◆11番(岸田敦子議員) 今おっしゃった答えでは、総額に基づいて単純に割るから、給付抑制いうことはないだろうというお答えではあったんですけどね。ただ、給付実績に基づいて9割を負担していかなあかんというふうになるわけですよね。今回この改正によってね。そうなれば給付受ければ受けるほど市の負担も増えていくから、給付受けるのを何とか減らしていこうという策を取らへんかというのが私らの心配どころなんですわ。そういうことはやらんといてほしいということなんですね。必要に応じて受ける人、それに伴って払っていくと。これは当たり前なんですけど、市としてそういう施策に走らんように何とか運用上考えてもらわへんかということなんですけど、それに対してどうでしょう。
○
平野美治議長 健康福祉部長。
◎谷口富士夫健康福祉部長 介護保険事業が市で運営されているとするならば、より適正化を図っていく必要もございますでしょうけども、これがくすのき広域連合で運営されておりますので、市の給付負担を減らそうとすれば、予防事業などに力を入れて給付実績が下がるようにするような形でしかないと考えてございます。あくまでくすのき広域連合が一つの団体として実施されている事業ですから、各関係市といえども、市がこういう事業にするとかいうような、要望などはできますが、その権限はないと考えてございます。市といたしましては予防事業に力を入れて給付を抑制していくというような考えはあるかと考えてございます。
○
平野美治議長 神原議員。
◆10番(神原泰晴議員) 介護保険の場合、介護何度というのを認定するのは、お医者さんの意見が半分以上です。四條畷のお医者さんは大東と一緒になってますね。大東はくすのき連合の中に入ってません。お医者さん、こう言ってしまったら非常に失礼な話になるけど、お医者さんが、いや4かなと思っても、いやいや3にしてくださいというような可能性もないとは言えません。その点でぜひとも本当に介護が必要な方に介護が行き渡るように、そうした施策を取っていただくようにお願いいたします。
○
平野美治議長 ほかに質疑のある方ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 ここでお諮りいたします。本案につきましては常任委員会の付託は省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ご異議なしと認めます。よって本案につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより自由討議を行います。発言のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。これより討論を行います。討論のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。議案第9号くすのき広域連合規約の変更に関する協議については、これを可決することにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
平野美治議長 ご異議なしと認めます。よって本案はこれを可決いたしました。
○
平野美治議長 次に日程第20議案第10号平成25年度四條畷市
水道事業会計資本剰余金の処分についてを議題といたします。朗読は省略いたします。提案者の提案理由の説明を求めることにいたします。市長どうぞ。
◎土井一憲市長 議案第10号平成25年度四條畷市
水道事業会計資本剰余金の処分について提案理由を申し上げます。 平成25年度四條畷市
水道事業会計資本剰余金を処分にするに当たり、地方公営企業法に基づき、本案を提案いたしました。何とぞよろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
平野美治議長 提案理由の説明は終わりました。引き続きまして内容の説明を求めることにいたします。上下水道局長。
◎北田秀上下水道局長 内容の説明を行う。
○
平野美治議長 内容の説明は終わりました。これより質疑を行います。質疑のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 ここでお諮りいたします。本案につきましては常任委員会の付託は省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ご異議なしと認めます。よって本案につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより自由討議を行います。発言のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。これより討論を行います。討論のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。議案第10号平成25年度四條畷市
水道事業会計資本剰余金の処分については、これを可決することにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
平野美治議長 ご異議なしと認めます。よって本案はこれを可決いたしました。
○
平野美治議長 次に日程第21議案第11号平成25年度四條畷市
一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。朗読は省略いたします。提案者の提案理由の説明を求めることにいたします。土井市長。
◎土井一憲市長 議案第11号平成25年度四條畷市
一般会計補正予算(第8号)について提案理由を申し上げます。 本補正予算の主なものは、歳出につきましては国の財源を活用した岡部小学校大規模改造工事、市立小学校トイレ改修工事を新たに計上するとともに、早期退職者等に伴う退職手当などの増額、不用が見込まれる人件費や各種事業の減額を計上いたしました。歳入につきましては歳出補正に関連した国・府支出金及び市債の増額と減額を計上いたしました。また、今年度内に事業が完了しない岡部小学校大規模改造工事、市立小学校トイレ改修工事につきまして繰越明許費を設定いたしております。何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
平野美治議長 提案理由の説明は終わりました。引き続きまして内容の説明を求めることにいたします。行政経営室長。
◎開康成理事兼行政経営室長 内容の説明を行う。
○
平野美治議長 内容の説明は終わりました。これより質疑を行います。質疑のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。本案につきましては
総務建水消防常任委員会に付託いたします。
○
平野美治議長 次に日程第22議案第12号平成25年度四條畷市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。朗読は省略いたします。提案者の提案理由の説明を求めることにいたします。市長どうぞ。
◎土井一憲市長 議案第12号平成25年度四條畷市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について提案理由を申し上げます。 本補正予算は、歳入につきましては保険基盤安定繰入金の増額を計上いたしております。歳出につきましては予備費の増額を計上いたしております。何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
平野美治議長 提案理由の説明は終わりました。引き続きまして内容の説明を求めることにいたします。健康・保険担当部長。
◎松川順生健康・保険担当部長 内容の説明を行う。
○
平野美治議長 内容の説明は終わりました。これより質疑を行います。質疑のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 ここでお諮りいたします。本案につきましては常任委員会の付託は省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ご異議なしと認めます。よって本案につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより自由討議を行います。発言のある方ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。これより討論を行います。討論のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。議案第12号平成25年度四條畷市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)は、これを原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
平野美治議長 ご異議なしと認めます。よって本案はこれを原案のとおり可決いたしました。
○
平野美治議長 次に日程第23議案第13号平成25年度四條畷市
水道事業会計補正予算(第1号)及び日程第24議案第14号平成25年度四條畷市
下水道事業会計補正予算(第1号)の2議案を一括上程し議題といたします。議案の朗読は省略いたします。提案者の提案理由の説明を順次求めることにいたします。市長どうぞ。
◎土井一憲市長 議案第13号平成25年度四條畷市
水道事業会計補正予算(第1号)について提案理由を申し上げます。 本補正予算の主なものは、収益的収支での収入につきましては配水管工事収益の減額と他会計補助金の一般会計からの補助金の増額を計上いたしております。支出につきましては配水及び給水費の委託料の減額、材料費の増額、配水管工事収益の減額に伴う請負費の減額や減価償却費の増額を計上しております。また、資本的収入につきましては工事の減に伴う企業債の減額及び工事負担金の減額を計上しております。資本的支出につきましては長期安定化整備事業費や設備改良費の工事費等の減額を計上しております。 続きまして、議案第14号平成25年度四條畷市
下水道事業会計補正予算(第1号)について提案理由を申し上げます。 本補正予算の主なものは、収益定収支での収入につきましては一般会計負担金及び補助金の増減、流域下水道維持管理負担金の精算還付金の増額を計上いたしております。支出につきましては雨水処理維持管理等負担金の返還に伴う一般会計に対する負担金等の返還分を、また退職給付金支払利息など各費目で不用が見込まれる経費の減額等を計上しております。また、資本的収入での収入につきましては管渠整備費に係る企業債の増減額及び国交付金の増額と下水道受益者負担金の減額を計上いたしております。支出につきましては管渠整備費で委託料等の不用が見込まれる経費の減額等を計上しております。 以上2議案につきまして何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
平野美治議長 提案理由の説明は終わりました。引き続きまして内容の説明を順次求めることにいたします。上下水道局長。
◎北田秀上下水道局長 内容の説明を行う。
○
平野美治議長 内容の説明は終わりました。これら2議案の質疑以降の議事運営につきましては議案ごとに行います。
○
平野美治議長 休憩を宣す。時に午後0時09分
○
平野美治議長 再開を宣す。時に午後1時00分
○
平野美治議長 それでは議案第13号平成25年度四條畷市
水道事業会計補正予算(第1号)について質疑を行います。質疑のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 ここでお諮りいたします。本案につきましては常任委員会の付託は省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ご異議なしと認めます。よって本案につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより自由討議を行います。発言のある方ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。これより討論を行います。討論のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。議案第13号平成25年度四條畷市
水道事業会計補正予算(第1号)は、これを原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
平野美治議長 ご異議なしと認めます。よって本案はこれを原案のとおり可決いたしました。 次に議案第14号平成25年度四條畷市
下水道事業会計補正予算(第1号)について質疑を行います。質疑のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、質疑は以上で終結いたします。 ここでお諮りいたします。本案につきましては常任委員会の付託は省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ご異議なしと認めます。よって本案につきましては常任委員会の付託は省略いたします。 これより自由討議を行います。発言のある方はどうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、自由討議は以上で終結いたします。これより討論を行います。討論のある方どうぞ。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ないようでございますので、討論は以上で終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。議案第14号平成25年度四條畷市
下水道事業会計補正予算(第1号)は、これを原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
平野美治議長 ご異議なしと認めます。よって本案はこれを原案のとおり可決いたしました。
○
平野美治議長 ここで、次の日程に入りますまでに、市長のほうから平成26年度の市政運営方針を述べたいとの申し出がありますので、これをお受けいたしたいと存じます。市長どうぞ。
◎土井一憲市長 市議会定例会初日、関係方々のご配慮により、私に発言の機会を与えていただいたことは、誠に喜ばしい限りであります。 高い所からではございますが、厚くお礼申し上げます。 本日、ご召集申し上げました平成26年第1回
四條畷市議会定例会の開会にあたりまして、諸議案のご審議に先立ち、私の市政運営に臨む基本姿勢及び平成26年度に実施を予定する主要な施策、事業等の概要に加えて、これらを盛り込み、組み立てた平成26年度各会計当初予算案をご説明させていただき、議員各位並びに市民皆様のご賛同とお力添えを賜りたいと存じます。 たおやかさ溢れる緑と気品漂う歴史の息遣いを感じる、私たちのまち四條畷は、歴代市長をはじめ、先人方々の弛まぬご尽力によって、充実と発展の一途を辿り、今や住み良い環境空間が享受できる都市として、大阪府内にその名を知らしめております。 私は、この現状に甘んじることなく、四條畷市長就任以来、多くの方々に、より愛され、より大切な存在であり続けてもらえる、それぞれの願いと営みが、育ち、集い会えるようなまちの実現に向けて、迷わずの市政運営に邁進し、早くも1年余りが過ぎ去りました。 その過程では、私を惑わす行政課題に直面するも、淀みない瞳に問いかけ、思うがままの判断を下し、最良の対策を講じることで、力強く乗り越え、さらには、まちづくりに仄かな温もりと微かな潤いを散りばめるまでに至っております。 平成26年度の市政運営を前にして、これまでの築きを基盤に、私が預かるまちづくりのタクトを律動的に揮い翳し、充実と発展の先にある四條畷然とした四條畷をめざすなかで、市民皆様の笑顔でつくる大輪の華を必ずや咲き誇らせることを、ここに、先ずもって、お示し申し上げます。 さて、わが国は、大胆な金融政策、機動的な財政運営、民間投資を喚起する成長戦略を基本方針に、具体的な取り組みを強力に促進していく、いわゆるアベノミクスを断行することにより、雇用所得、個人消費、住宅需要等が総体的な改善傾向を表し、これに相まって、長らく低迷していた景気を徐々に押し上げており、民間企業における景況感は、静かとは言え、確実に上向いています。 しかしながら、国民一人ひとりが、その状況を一様に受け止め、意識するまでには、今しばらくの時間が必要な情態にあり、海外経済の潮流など、外的環境を包含する構造改革の実践と信頼に値する長期的な財政健全化計画の進展が求められるところでございます。 また、経済動向の指標ともなる実質経済成長率は、労働生産性上昇率及び労働力増加率等の推移から大きな伸びへと転じるにはならず、社会保障制度改革に伴う消費税率引き上げに起因する消費減退の可能性を考え合わせると、不安感が拭い去れない実態を抱えています。 尚も、東日本大震災被災地の早期復興と持続可能なエネルギー政策の実現、社会的影響をもたらしている昨今の異常気象に対応する方策の整備、高度経済成長期に建設された社会資本の更新他、先送りできない課題が山積するなか、その解決には、膨大な財政負担を伴うことから、今後の新たな展望が懸念される状況にあります。 一方では、2020年の第32回夏季オリンピック・パラリンピック開催地が、東京都に決定し、3兆円とも言われる直接の経済波及効果により、日本経済再生の起爆剤になるのではと、期待が集まると同時に、他府県に間接的な好影響を与える必然性が、多分に秘められてはいますが、招致に係る過剰な財政出動に踏み切れば、後の円滑な国政運営に疑問符を残しかねない要素をも孕むこととなります。 大阪府においては、これら社会経済情勢を楽観することなく冷静に直視し、従前と同様に、財政再建、府庁改革、政策創造及び地方分権を柱とした様々な取り組みを推し進め、地方行政が故の専門性を維持、向上させながら、改革と成長によって画する、大阪再生への道筋を追求されようとしています。 このような状況を背景に、本市におきましては、揺るがずに基礎自治体の本旨を体するため、国と地方における役割分担及び補完性の原理に従った組織的事務執行の徹底を図り、公正で透明な自治経営の実現に努めてまいりました。 そのなかでは、熟慮を要する諸課題への対処に、苦難を極める時期もございましたが、私の公約に定めた消防行政広域化の実現、乳幼児医療費助成制度の拡充、前立腺がん検診の開始並びに花屏風植樹計画の展開は、奏功の域に達し、長年の懸案事項にあるイオンモール四條畷ショッピングセンターの出店や新ごみ処理施設の建設に関しても大きく進展するに至りました。 さらには、本市の自律性に馳せた環境整備を図るべく、観光可視化戦略に基づく地域活性化事業の推進をはじめ、地域福祉計画や住生活基本計画の策定、あるいは、機動性の強化を叶える組織機構の見直し等は、着実な成果集積を果たせたとも認識するところであります。 併せて、近未来に余儀なく到来する超少子高齢・人口減少社会では、福祉全般にわたる施策充実が不可欠との見解から、市長任期満了となる平成29年を期限に、子ども、高齢者、障がい者に焦点を当て、総合的、横断的な施策、事業等を明確化し、その履行にあたる構成を伴った計画、子どもプロジェクト及び生きがいプロジェクトを取りまとめ、現在、市民皆様に浸透する効果が顕せるよう確たる実践を積み重ねております。 今後は、これまでの取り組みとその過程から芽吹き、育ちある実りを支えに、平成26年度を地域性と独創性豊かなまちづくりを推し進める実効元年に位置付け、本市が保有する様々な情報、あらゆる材料を一つの平面に取り出し、それらを有機的に繋ぎ合わせることによって、新たな時代を柔軟に対応し、ひいては市政の全貌を描き切る、こういった発想を用い、未だ見ぬ変革を成就してまいりたいと考えております。 具体的には、市政各分野を推進する5つの基本視点に、「自然環境の保全を図り、快適な暮らしを実現する基盤づくり」、「賑わいと魅力を創造し、まちを元気にする活力づくり」、「地域が、潤い、安らぎ、生きがいに包まれる環境づくり」、「学び、文化、スポーツから働きかける夢づくり」及び「確かな未来を築く行財政運営に向けた体制づくり」をとらえ、それぞれに、市民皆様との協働を前提とした施策を推進し、次には、施策相互の政策的補完を結晶化させることで、漠然と感じざるを得なかった本市独自の住民自治を形あるものへと進化を遂げてまいります。 それでは、平成26年度の市政運営に際し、先の基本視点ごとに、主要な施策、事業等を順次申し上げます。 はじめに、自然環境の保全を図り、快適な暮らしを実現する基礎づくりに関しましては、新ごみ処理施設整備を最重要課題に位置付け、現在、実施している造成工事の進捗に合わせ、地元住民方々との対話及び近隣地域への情報提供を積極的に行いながら、平成29年5月の竣工を見据え、時系列に掲げた取り組みを着実に遂行してまいります。 私が強力に推し進めている花屏風植樹計画につきましては、平成25年度同様、市民方々の協働を得て、緑のなかに桜や紅葉等を根付かせ、芽吹かせることによって、色鮮やかな風景を創り出す他、市民参画のもと、美観が感じ取れるまちなみを形成するため、それぞれの環境や空間に即した清掃活動を展開いたします。 環境保護、保全につきましては、市民、行政協働で成す施策発展に向けて、従前からの取り組みを充実しながら、地域の実情と現状に沿った事業の立ち上げやごみ減量化を趣旨とした市民ワークショップの開催、さらに、限りある資源の活用及び持続可能な社会を実現する分散型エネルギーインフラ整備の検討など、新たな時代にも合致する歩みを描いてまいります。 市内公園につきましては、子どもたちが安全に遊ぶことができ、併せて、健やかで逞しさに満ちた成長を願い、老朽化した遊具を計画的に更新してまいります。 道路整備に関し、都市計画道路雁屋畑線につきましては、本年3月中の全線供用開始としながらも残り一箇所の未買収地に対し、様々な方策をもって早期解消に取り組むとともに、準幹線道路、生活道路においては、通学路を中心とした対策と併行し、歩行者方々の安全な通行を確保するため、長期的な視点での交通バリアフリー化を進めてまいります。 また、道路照明柱、標識等の道路付属物、道路法面及び
道路構造物等につきましては、市内総点検を行い、修繕計画策定へと移行する、その前段として、道路照明をLED灯へと転用いたします。 上水道につきましては、平成26年度を初年度とする第2期長期安定化整備事業に基づき、西部地域における配水管耐震化工事の施工をはじめ、各水道施設送配水に係る遠方監視制御装置の老朽度に応じた更新及び災害の備えとして、避難所となる学校等への災害対策給水栓設置を順次実施いたします。 組織面では、大阪広域水道企業団と大阪市水道局の組織統合が達成とはならなかったものの、大阪市を除く42市町村において、企業団を核とした府域一水道をめざしていく旨確認しており、本市といたしましても企業団が執り行われる統合協議に参画し、広域運営から得られる事業効果について、詳細にわたる検証作業へと転じてまいります。 下水道事業に関しましては、浮上防止マンホール蓋への取替工事を実施する他、護岸に損傷を抱える岡部雨水幹線の整備、加えて、楠公商店街地域における排水管の浚渫など、浸水対策に重点を置いた取り組みを促進いたします。 次に、賑わいと魅力を創造し、まちを元気にする活力づくりに関しましては、産業振興ビジョンに基づく施策推進はもとより、商業振興に向けて、事業者方々が創意工夫をもって主体的に実施されるイベント等に対し、効果的な助成を行い、これらをより定着化、加速化へと進めるため、事業者、経済団体、学術研究機関、市民及び行政の役割と相互連携を明確に定める仮称産業振興基本条例を制定いたします。 雇用問題につきましては、各種制度を含めた中小企業の支援に関する情報提供に努めることで、企業経営安定化への協力と併せ、雇用の拡大を呼び寄せてまいります。 観光につきましては、観光可視化戦略の中間年を迎えるにあたり、観光フォーラム、楠正行シンポジウムの継続開催をはじめ、馬文化発祥の地四條畷を押し出す事業展開、35年ぶりに復刻を果たした郷土史カルタに沿う観光ガイドコースの新設、感動を呼ぶ緑と歴史の画像を競うフォトコンテストの実施等を通じ、地域観光の創造を盛り上げてまいります。 砂・蔀屋地区の整備につきましては、平成27年春のイオンモール四條畷ショッピングセンター出店を遅延なく実現すると同時に、平成27年度に大阪府が予定されている区域区分一斉見直しのなかで、当該地域の市街化区域編入に向け、地権者方々との勉強会を適宜開催し、理解と協力を求めてまいります。 まちづくりに際しての面的整備を謳う長期計画につきましては、国や大阪府の施策等を注視しながら、教育施設を含む公共施設の再編整備等をも一体的に捉え、本市の都市計画未来構想図として取りまとめてまいります。 仮称ラーニング・レクリエーションパークにつきましては、早期の事業用地購入にあたり、所有者である大阪電気通信大学との協議を急ぐとともに、市民皆様に広く活用いただける施設をめざし、庁内関係部で構成する検討委員会において、用地取得後の整備計画を策定いたします。 地域コミュニティに関しましては、現在、試行実施している田原地域まちづくり協議会が、西部地域導入への参考となる取り組み事例となるべく、その活動範囲を拡げる支援にあたってまいります。 コミュニティバスにつきましては、平成27年度からの運行内容の改正に際し、市民皆様に快適、安心、便利を感じていただけるよう、市民方々から要望が集まっている田原ルートの増便や西部ルートの見直しを受けた運行計画書を作成し、事業者との契約更改に臨んでまいります。 友好都市紀北町との交流につきましては、両市町の団体が主体的に交わる機会創出に努め、国際友好都市ドイツ・メアブッシュ市とは、教育、文化を中心とした事業の継続的実施に加え、末永い交流の地平が連なればとの思いから、私自身が訪独し、新たな交流の糸口を切り拓いてまいります。 男女とも、それぞれの場で、それぞれの考えを持ち、それぞれの希望が持てる環境、男女共同参画に関しましては、従前からの取り組みをさらに進めながら、庁内においても大きな弾みとの意味を込めて、女性職員で構成する仮称女性職員ネットワーク会議を設置し、女性ならではの視点、感性を活かした政策論議等を開始いたします。 次に、地域が、潤い、安らぎ、生きがいに包まれる環境づくりに関しましては、先に申し上げた構成を伴った計画、子どもプロジェクト、生きがいプロジェクトに掲げた事項の計画的実施を基軸としながら、現状に至る経過、あるいは取り組みの同一線上から新たに繰り出す施策等の推進に努めてまいります。 少子高齢化の進行やひとり暮らし世帯の増加等を世情に、本市においても地域の人間関係や家族関係が希薄化し、地域から孤立してしまう方、あるいは、高齢者、障がい者、生活困窮者、ひとり親家庭など、様々な困難を複合的に抱える方が増加している現状にございます。 こうした地域の潜在的な課題に対応するべく、個々の福祉計画を包含する第3期地域福祉計画が示す、市民一人ひとりの人権尊重を基本に、市民皆様が、自助努力、相互努力によって、それぞれの幸せを追求できる環境づくりの推進をめざし、社会福祉協議会、民生委員・児童委員、地域住民方々など、多様な主体を巻き込んだ施策、事業を積極的に送り出してまいります。 高齢者の福祉につきましては、誰もが、長生きして良かったといえる地域社会の実現を趣旨とする高齢者保健福祉計画の改定を行うとともに、地域で支え合う体制づくりを充実させるため、地区、地域が実施される取り組みへの活動助成制度を新設いたします。 障がい者の福祉につきましては、福祉サービスの必要な見込み量や提供体制の確保に関する事項を定める、第4期障がい福祉計画を策定し、その基本理念となる、障がいの有無に関わらず、相互に人格と個性を尊重し、安心して過ごすことができる地域づくりに向けて、施策の組み立てと事業の推進を図ってまいります。 加えて、障がいのある子どもたちの就学機会を確保する通学支援制度及び宿泊体験を介して、障がい者方々の自立した生活移行を応援する生活訓練事業を創設し、日々の暮らしを支える基盤づくりに努めてまいります。 子どもの福祉につきましては、本市の子育て、子育ちに関する理念を示し、就学前児童に対する総合的な取り組みを推し進めていく事業計画を策定し、平成27年度から開始される子ども・子育て支援新制度の円滑な導入に努め、子ども政策の明確な姿勢として据える仮称子ども基本条例制定へと繋げてまいります。 また、保育環境の向上と保育所待機児童の解消を図るため、公立保育所における大規模改修工事の履行並びに旧えせび幼稚園及び南野西保育所敷地を活用した民間保育施設の整備を着実に促すことと併せ、既存民間保育施設の定員を拡大してまいります。 子育てに関しましては、関係機関との連携を密に、子育てに悩みを抱える保護者の相談支援及び児童虐待に係る迅速な対応を継続的に実施する他、幼児期に質の高いおもちゃとの出会いを通し、親と子の絆育みに役立てるべく、国際友好都市メアブッシュ市との親善による恵みと知育玩具名高いドイツのおもちゃ贈呈を新たに事業化し、さらに、妊娠、出産、子育てに関する一連の情報をよりわかりやすく提供できるよう、市ホームページ上に子育て情報サイトを立ち上げてまいります。 くすの木園につきましては、平成27年度に移行する児童発達支援センター事業を想定し、通園される子どもたちやその保護者方々に、温もりで包み込むようなふれあいと後押しを第一に、これまで以上に開かれた施設とするため、春季、冬季休業期間を短縮いたします。 国民健康保険につきましては、被保険者の健康維持、増進に欠かせない生活習慣病予防を充実するため、特定健康診査自己負担金を無料化することで、受診しやすい環境へと結び付けながら、健康状態の気づきに効果が期待できる人間ドックの受診機会拡大を趣旨に、検診費用を助成する実施機関を増加いたします。 保健、衛生につきましては、乳児から高齢者に至る階層ごとの健康に関わる施策を途切れなく提供するなか、妊婦となられた方々には、母子ともに、安心、安全な出産を迎えていただきたく、妊婦健康診査公費負担のさらなる増額により、側面的な支援を強めてまいります。 人権文化を育むまちづくりに関しましては、職員が、自治体行政は人権行政との意識を共有し、市民皆様や関係団体等との協働を図り、各種相談事業や啓発事業等を開催することで、市民一人ひとりの人権が尊重される環境の整備をめざし、人権に深い関係性を有する平和への取り組みでは、非核平和宣言都市として、市内小中学校における平和事業を実施する他、様々な場面での活動を積極的に展開いたします。 消費生活に関しましては、昨今、社会問題となっている多重債務者の早期社会復帰に寄り添うべきとの認識に立ち、相談体制の確立に向けて、関係機関との迅速、的確な連携を深めてまいります。 防災に関しましては、先般、策定いたしました地域防災計画のもと、充分な備えとは言えない要配慮者支援や防災備蓄品など、改めての課題として受け止めたうえ、効果的な整備を順次行ってまいります。 また、災害対策にあたりましては、行政による公助、市民一人ひとりによる自助、地域住民方々連携による共助が、相互に作用し、補完し合えば、災害に強い環境により近づくことから、防災意識高揚に向けた普及に取り組むことと併せ、市内全域での自主防災組織設立を引き続き支援してまいります。 民間住宅等の耐震対策につきましては、所有者自身の安全確保だけでなく、地域の安全に繋がるとの理解、判断のうえ、自発的に取り組んでいただけるよう、耐震診断及び木造住宅耐震改修に関する補助制度の周知、啓発に取り組んでまいります。 市民皆様の安心、安全な暮らしを守り、支える消防行政につきましては、平成26年度から運営を開始する大東四條畷消防組合のもと、大東市、本市の立地特性を踏まえた消防救急体制の効率化、基盤整備はもとより、両市が抱える課題の解消並びに中期的時間幅で達成を可能とする運営経費の節減など、広域組織により生まれ来る利益を最大限に発揮してまいります。 防犯対策につきましては、四條畷警察や防犯委員会をはじめとする関係機関連携による行事等を通じて、市民皆様の防犯意識浸透を誘導するとともに、明るく安全なまちづくりを果たすため、国からの補助金獲得の可能性を見込み、防犯灯のLED化を計画的に進めてまいります。 次に、学び、文化、スポーツから働きかける夢づくりに関しましては、教育委員会と緊密な意思疎通を図り、歩調を合わせた取り組みへと結び付け、実行を期することで、相乗的効果を生み出してまいります。 順に、学校教育に関しましては、児童・生徒学力向上3ヶ年計画の最終年度を迎えるにあたり、全国標準学力検査と学級集団状況調査の連続実施による経年変化の分析、学力向上と学級集団づくりとの関わりを把握し、授業改善、生活指導に繋ぐ個に応じた学びの提供、土曜日授業の基盤整備に向けた土曜日フォローアップ事業の社会教育部門から学校教育部門への移管に加え、夏休みフォローアップ教室の充実、家庭学習定着を旨とするリーフレットの配布、豊かな人間性をはぐくむ取り組み及び使える英語プロジェクトの拡充、通常学級における発達障がい等支援事業の実施、児童が活用するタブレット端末の購入、小中学校への校務用パソコンの配備、児童生徒の全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果に基づく基礎体力向上策の研究、先進的な実践が際立つ秋田県教育現場への視察など、でき得ることはすべてに最善を尽くし、鋭意取り組んでまいります。 併せて、本来の趣旨とする、子どもたちが、学力と体力、豊かな心を育み、夢に向かって未来を力強く切り拓く姿を想像し、児童生徒一人ひとりを大切にした教育環境づくりをめざし、これまでの取り組みを総括し、その効果等を検証しながら、第2期学力向上計画策定へと移行いたします。 教育環境に関しましては、学校適正配置計画策定に向けた市民会議等の議論を踏まえ、児童生徒にとって、良好な学習環境を年次的に整備する基本計画を策定し、一世代を見通した市内小中学校の再編、再整備、さらには、社会教育施設における再整備の方向性を見出してまいります。 就学前教育につきましては、小学校への円滑な接続を確立するため、幼児教育センターが担っていた公私立幼稚園合同研究会の成果を土台に、公民保育所や関係機関が加わる一体的な体制を築き上げてまいります。 子ども、若者育成支援につきましては、本市で育つ子どもたちが、未来に大きく羽ばたき、社会参加が果たせるよう、様々な主体との連携を図り、横断的な体制の実現を到達点に、本市の実態に即するシステムづくりに向けた調査、検討を進めてまいります。 学校給食につきましては、経年劣化が進んでいる厨房機器を計画的に改修し、安定した、おいしい給食の提供に努める他、ガス・コージェネレーション設備を新設し、発生する電気と熱を利用した省エネルギー化の促進だけでなく、災害時に食を供給する施設として整備を図ってまいります。 文化活動につきましては、市立公民館を核に、あらゆる分野における事業の開催を通じ、市民皆様の文化芸術に対する意識高揚を図りつつ、幅広い分野で活躍されている本市出身の方やゆかりある方を発掘することと併せ、市内の貴重な文化財に触れ、鑑賞できる機会や場を提供するため、文化財愛護基金の活用を含めた方策について、検討を深めてまいります。 田原地域の文化交流拠点となる
グリーンホール田原につきましては、地域方々に、現在、施工している館内空調設備及びトイレの更新、会議室の防音対策並びにストーンプラザ遊具設置等の効果を実感いただけるよう、施設を活用した事業を展開するとともに、地域住民、活動団体、関係機関の輪が広がる環境づくりに努めるなかで、地域独自の文化醸成をめざしてまいります。 市立図書館につきましては、第2次子ども読書活動推進計画に基づき、学校図書館蔵書の充実や学校読書活動の支援等、子どもたちが読書に親しむ環境の整備と併行し、市民皆様の本に触れる場の拡がりに鑑み、四條畷図書館と同様に、田原図書館の開館時間を延長いたします。 スポーツ振興につきましては、関係団体の主体的な活動を支援すると同時に、ミニマラソン大会を主たるイベントの一つに位置付け、幅広い年齢層の市民方々が、健康づくりの一環として気軽に参加できる内容へと充実いたします。 最後に、確かな未来を築く行財政運営に向けた体制づくりに関してでございます。 先ず、本市まちづくりの将来像及び基本理念を掲げ、具体的な施策や取り組みを定めた第5次総合計画につきましては、平成27年度をもって、その計画期間が満了となるため、残る2カ年は、最終的な実績と成果の検証を行いつつ、次期総合計画の策定を進めることとなります。 次期総合計画策定に係る大要といたしましては、市民皆様が、夢や希望を語り、そして、曇りなき未来が実現できる市政運営の基本指針とすべく、2050年に憧憬する四條畷の姿を見据えたうえ、市政各分野で策定している諸計画との系統性を併せ持つ中期的到達点を設けた内容へと取りまとめていく考えでございます。 創造的自治体経営に必須となる健全財政の確立に向けては、基礎的財政収支の均衡があってこそ構築を果たし得るとの認識のもと、あらゆる分野から歳入確保に最善の努力を傾注すると同時に、過去の慣例にとらわれない経常経費の節減、費用対効果と財源確保を判断基準とする新規事業等の選定、公平性に着眼した受益者負担の検討など、徹底した歳出抑制を促してまいります。 もとより、歳入の大きな比率を占める市税につきましては、大幅な増収が見込めない現状下にあって、徴収率の向上が継続的課題に挙げられることから、未納者方々との様々な形態を用いた接触により納付勧奨を図りつつ、納付環境の利便性を高める方策の調査、研究を深めながら、子どもたちの市税に対する正しい知識と自覚の育ちを求め、関係機関と協働する租税教育を充実いたします。 老朽化が進行している公共施設につきましては、改修、あるいは更新の時期を迎えているため、政府が新たな制度を設計するこの機を捉え、JR忍ヶ丘駅前土地を含む市有財産の利活用を網羅した再編整備のあり方を議論してまいります。 入札制度につきましては、地元事業者育成を基本方針に運用しながら、公平性と透明性を一段と担保する契約の実現に向けて、各事業に適した契約制度及び電子入札制度導入に際しての課題抽出等、段階的な対策を講じてまいります。 広報機能だけでなく、市民相互の交流を結ぶ広報しじょうなわてにつきましては、地域に寄り添い、溶け込んだ存在をめざし、市民参画を得た誌面づくりを展開しております。 そのなかで、重点的に進めている市民リポーター制度に関し、今後は、高齢者の活躍と生涯学習の機会創出を趣旨に、高齢者が高齢者を取材し、繋がり、温かみ、思いやりが連なる記事を投稿いただく、仮称高齢者いきいきリポーターの養成にあたってまいります。 市政情報の拡散性に効果を発揮するホームページにつきまして、市民それぞれに必要とされる内容をすぐさま閲覧できる速達性を高めるには、各部課が保有する最新情報の適宜発信が当然に求められるとの観点から、個々にページ掲載記事の更新、編集を自在に行えるコンテンツ・マネジメント・システムを新規に導入いたします。 広聴事業の一環として平成25年度から実施している、広げよう地域の輪 市長を囲むまちづくり座談会につきましては、市民方々との意見交換を通じ、市民、行政協働のまちづくり、さらには、地域主導による自治醸成へと期待する思いを込めて、平成26年度においても中学校区ごとの開催を計画、実施してまいります。 効率的、効果的な市民サービスの提供に寄与する電算関連業務につきましては、庁内情報ネットワークシステム並びに住民情報基幹系システムのクラウド・コンピューティング実現の他、情報システムが遭遇する危機回避への対応等を備えた業務継続計画の策定を通して、稼働に係る経費節減はもとより、災害時に耐え得る環境整備に努めてきたところでございます。 今後とも、これら実践経過を形骸化することなく、より一層の充実を図るため、今なお庁内に設置するサーバ群におけるクラウド・コンピューティングの可能性を研究するとともに、ネットワーク周辺機器の耐用年数に応じた更新や職員を対象とした個人情報の適正な取り扱いを含む情報セキュリティ研修の定期開催及び市役所庁舎本館1階待合室への公衆無線LAN設置など、安心、安全、安定に利便性を加えた情報システムの運用を確立してまいります。 法令準拠及び地域との協働のもと、的確、適正な行政を進めていく組織運営に関しましては、その要となる職員の能力開発に改めて着想し、各々の職責を全うする人事評価制度の側面的活用と併せ、職員間の技術継承を実現する再任用制度の改定、若年層職員が企画立案に参画する政策形成研修の開催、幅広い論点整理により施策を構築する庁内検討会議の活性化など、従前からの取り組みを強化いたします。 行政窓口のサービス向上に際しましては、大阪府から旅券発給業務に係る事務処理の権限移譲を受け、本市において、旅券の申請、交付を可能とし、加えて、平成27年度に予定されている市民皆様の社会生活を支える社会保障・税番号制度実施に、万全を期して準備に取り掛かる一方、安心を脅かす住民票の写し及び戸籍謄本等の不正請求には、第三者交付の対処策となる本人通知制度の浸透をもって防止するため、従前に増す制度概要の周知、啓発を図ってまいります。 終わりに、地方分権改革に係る一括法の公布等を受けて、大阪府が先行的に推進されている都道府県から市町村への権限移譲をはじめとする広域行政に関しましては、北河内7市で構成する北河内都市連絡会を中心に、市民皆様の利便性、実用性、必要性を意識した議論を蓄積し、共同展開を妥当とする判断材料が整い次第、大東市との消防行政広域化と同様、本市より近隣市あて合意形成を得るべく積極的な働きかけを行ってまいります。 以上、平成26年度に実施を予定する主要な施策、事業等につきまして、申し述べさせていただきました。 これらを盛り込み、組み立てた各会計の予算額といたしましては、一般会計で196億328万円、国民健康保険特別会計で69億7298万2000円、後期高齢者医療特別会計で6億625万3000円、土地取得特別会計で5853万3000円、水道事業会計で17億4504万6000円、下水道事業会計で32億6971万5000円、各会計の総額は322億5580万9000円となっております。 本予算につきましては、財政規律堅持を原則に、平成25年度に織り成した市政全般に関し、俯瞰的、立体的な考察に併せ、厳正な評価を行ったうえ、時局に応じた施策の選択と集中に取り組みながら、推進施策の発展を連綿と続かせる新規事業実施に重点を置き、編成をいたしました。 加えて、予算編成にあたり、職員とは、相互理解のもと、納得のいくまで議論を尽くし、丹念に創り出した過程を経たことから、市民皆様の期待に添う質の高い内容にあると自負するものでございます。 私が、市民皆様の厳粛な信託と温かい見守りに包まれ進めている市政は、一定の効果をみるべき、そのときにあります。 今後、基礎自治体に関係する情勢が、大きな変容を遂げていく過渡期を迎えようが、初志貫徹、市民方々との対話を大切に、あらゆる行政ニーズを拾い上げ、市民本位のまちづくりに寄与する施策、事業に結び付けていくことが、私に課せられた最も重視すべき責務であると認識をいたしております。 過去に読み留めた何処かの一節に、「動かざる信念、直向きな情熱、不断の努力をもって、小さくとも勇気ある一歩を踏み出せば、結果は後に届くであろう。だからと言って希望に見合う結果が得られないかも知れないが、その一歩を踏み出さない者に、未来にはためく大事は決して訪れない。」と綴られていました。 私は、記憶の片隅に残るこの言葉を政治家たる成長を続ける教訓とし、市政を運営するに際しては、胸に据え置くまちづくりを絶対軸に、さらなる高みを探求すべく、現状を是とせず、改善が必要とならば即座に対処するなど、能動的な実践を繰り返し行ってきたところであります。 併せて、着実な進展を一際鮮明な輪郭を映し出せる結実へと導くため、全職員の英知と励みを一つに、本市が潜在的に持ち合わせる有形無形の資源を可能な限りに引き出し、活用を図る仕組みづくりを立ち止まらずの研鑚にあたっております。 これらの考え、行動が誘うままに、市長任期中に実施すべきそれぞれの分野に掲げた取り組みを果敢に展開し、私が標榜するまちの未来像、「自然と文化の調べに乗せて 喜び ときめき 安らぎが微笑むまち 四條畷」を市民皆様の心に、実感を伴う拡がりが魅せられるよう丁寧かつ謙虚に書き連ねてまいります。 小さな歩みを紡ぎ合わせ、詳らかな枠組みに、美しい稜線をも纏う「なわて改革」、その場所へと迎え入れる道を踏み外すことなく、前進に前進を重ねていく所存でございます。 結びに、議員各位並びに市民皆様におかれましては、私の市政運営に臨む基本姿勢及び5つの基本視点に準ずる主要な施策、事業等の概要並びにこれらを盛り込み、組み立てた平成26年度各会計当初予算案に何卒ご理解をいただき、より一層のご支援、ご協力を切にお願い申し上げ、平成26年度の市政運営方針とさせていただきます。 長時間のご清聴、心よりの感謝を申し上げます。ありがとうございます。
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平野美治議長 ただ今、市長の市政運営方針演説は終わりました。
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平野美治議長 休憩を宣す。時に午後1時49分
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平野美治議長 再開を宣す。時に午後1時50分
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平野美治議長 それでは、次に日程第25議案第15号平成26年度四條畷市一般会計予算、日程第26議案第16号平成26年度四條畷市
国民健康保険特別会計予算、日程第27議案第17号平成26年度四條畷市
後期高齢者医療特別会計予算、日程第28議案第18号平成26年度四條畷市
土地取得特別会計予算、日程第29議案第19号平成26年度四條畷市
水道事業会計予算及び日程第30議案第20号平成26年度四條畷市
下水道事業会計予算の6議案を一括上程し議題といたします。議案の朗読は省略いたします。また、それぞれの提案理由の説明につきましても、先ほど市政運営方針をお受けいたしましたので省略いたします。それでは内容の説明を順次求めることにいたします。行政経営室長。
◎開康成理事兼行政経営室長 内容の説明を行う。
○
平野美治議長 健康・保険担当部長。
◎松川順生健康・保険担当部長 内容の説明を行う。
○
平野美治議長 上下水道局長。
◎北田秀上下水道局長 内容の説明を行う。
○
平野美治議長 以上で6議案の内容の説明は終わりました。 ただ今、内容の説明をお受けいたしましたが、これら6議案に対する質疑につきましてはこれを留保いたします。
○
平野美治議長 次に日程第31議会議案第1号
四條畷市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。事務局に朗読いたさせます。事務局。
◎※(事務局) 議会議案第1号
四條畷市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について朗読。
○
平野美治議長 ここでお諮りいたします。本案につきましては提案理由及び内容の説明、質疑、常任委員会の付託、自由討議及び討論は省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ご異議なしと認めます。よって本案につきましては提案理由及び内容の説明から討論まで省略いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。議会議案第1号
四條畷市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定については、これを原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
平野美治議長 ご異議なしと認めます。よって本案はこれを原案のとおり可決いたしました。
○
平野美治議長 次に日程第32議会議案第2号議員派遣の件を議題といたします。お諮りいたします。議会議案第2号議員派遣の件は、お手元に配布いたしておりますとおり派遣することにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
平野美治議長 ご異議なしと認めます。よって本案はお手元に配布いたしておりますとおり派遣することに決しました。
○
平野美治議長 次に日程第33議会議案第3号
四條畷市議会傍聴規則の一部を改正する規則の制定についてを議題といたします。事務局に朗読いたさせます。事務局。
◎※(事務局) 議会議案第3号
四條畷市議会傍聴規則の一部を改正する規則の制定について朗読。
○
平野美治議長 ここでお諮りいたします。本案につきましては提案理由及び内容の説明、質疑、常任委員会の付託、自由討議及び討論は省略いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
平野美治議長 ご異議なしと認めます。よって本案につきましては提案理由及び内容の説明から討論まで省略いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。議会議案第3号
四條畷市議会傍聴規則の一部を改正する規則の制定については、これを原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
平野美治議長 ご異議なしと認めます。よって本案はこれを原案のとおり可決いたしました。
○
平野美治議長 ここでお諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。
◆※(全員) 異議なし。
○
平野美治議長 ご異議なしと認めます。
○
平野美治議長 延会を宣す。時に午後2時10分 上記会議の顛末を記載し、その相違なきことを証するためここに署名する。 平成26年3月3日 四條畷市議会議長 平野美治 同 議員 島 弘一 同 議員 山下幸恵...