門真市議会 > 2019-05-23 >
令和 元年第 1回臨時会−05月23日-02号

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  1. 門真市議会 2019-05-23
    令和 元年第 1回臨時会−05月23日-02号


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    最終取得日: 2021-04-27
    令和 元年第 1回臨時会−05月23日-02号令和 元年第 1回臨時会            令和元年門真市議会第1回臨時会議事日程第2号   令和元年5月23日(木)午前10時開議  日程第1  常任委員会委員の選任  日程第2  議会運営委員会委員の定数  日程第3  議会運営委員会委員の選任  日程第4  守口市門真消防組合議会議員7人の選挙  日程第5  飯盛霊園組合議会議員3人の選挙  日程第6  くすのき広域連合議会議員6人の選挙  日程第7  報告第3号  専決処分報告について  日程第8  承認第2号  専決処分承認を求めることについて(門真税条例等の一部を改正する条例について)  日程第9  承認第3号  専決処分承認を求めることについて(平成30年度門真一般会計補正予算(第13号)について)  日程第10  承認第4号  専決処分承認を求めることについて(平成30年度門真国民健康保険事業特別会計補正予算(第6号)について)     ───────────────────────── 〇出席者氏名出席議員(20名)
                     1番  中 道    建                  2番  大 西  康 弘                  3番  滝 井  稔 元                  4番  坂 本  拓 哉                  5番  池 田  治 子                  6番  寺 西  敬 子                  7番  坂 本  大次郎                  8番  池 田  美佐子                  9番  松 本  京 子                  10番  森    博 孝                  11番  大 倉  基 文                  12番  吉 水  志 晴                  13番  土 山  重 樹                  14番  後 藤  太 平                  15番  岡 本  宗 城                  16番  内 海  武 寿                  17番  福 田  英 彦                  18番  亀 井    淳                  19番  五 味  聖 二                  20番  今 田  哲 哉     ───────────────────────── ・説明のために出席した者(14名)   市長                 宮 本  一 孝   副市長                下 治  正 和   副市長                日野出  俊 夫   教育長                久木元  秀 平   企画財政部長             宮 口  康 弘   総務部長               大 兼  伸 央   市民生活部長             水 野  知加子   保健福祉部長             重 光  千代美   こども部長              内 田    勇   まちづくり部長            木 村  克 郎   上下水道局長             大 矢  宏 幸   会計管理者              溝 口  朋 永   教育委員会事務局教育部長       満 永  誠 一   行政委員会総合事務局長        南 野  晃 久     ───────────────────────── ・職務のために出席した者(3名)   総務部次長              山 口  勘治郎   企画財政部秘書課長          花 田  佳 寛   総務部総務課長            吉 井  義 輝     ───────────────────────── ・職務のために出席した議会事務局職員   局長                 吉 田  清 之   次長                 岡    一十志   課長                 丹 路  保 浩   課長補佐               笠 置  真 記   主査                 西 脇    優   主査                 山 下  真 介   係員                 西 川  祥 平 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  令和元年5月23日(木) 午前10時開議 ○内海武寿 議長  ただいまの出席議員は20名であります。  これより本日の会議を開きます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――常任委員会委員の選任 ○内海武寿 議長  日程第1、常任委員会委員の選任を行います。  各常任委員会委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、私からお手元に配付の常任委員会委員指名一覧表のとおり指名いたします。            〔常任委員会委員指名一覧表別掲〕 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――議会運営委員会委員の定数 ○内海武寿 議長  次に、日程第2、議会運営委員会委員の定数を議題といたします。  お諮りいたします。議会運営委員会申し合わせのとおり、議会運営委員会委員の定数を6人とすることに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○内海武寿 議長  御異議なしと認めます。  よって議会運営委員会委員の定数は6人とすることに決しました。            〔常任委員会委員指名一覧表別掲〕 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――議会運営委員会委員の選任 ○内海武寿 議長  次に、日程第3、議会運営委員会委員の選任を行います。  議会運営委員会委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、私からお手元に配付の議会運営委員会委員指名一覧表のとおり指名いたします。           〔議会運営委員会委員指名一覧表別掲〕 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――内海武寿 議長  この際申し上げます。  本会議終了後、正副委員長の互選のため各委員会を開会いたしますので、各委員にはお手元に配付の日程表のとおり、各会議室に御参集願います。  なお、議会運営委員会については、常任委員会終了後、開会いたしますので、御了承願います。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― △守口市門真消防組合議会議員7人の選挙内海武寿 議長  次に、日程第4、守口市門真消防組合議会議員7人の選挙を行います。  お諮りいたします。選挙の方法については、指名推選によることとし、私から指名することにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○内海武寿 議長  御異議なしと認め、そのように決定いたします。  守口市門真消防組合議会議員に    大西 康弘議員     坂本 拓哉議員    池田 治子議員     池田美佐子議員    吉水 志晴議員     岡本 宗城議員    亀井  淳議員  以上7人の議員を指名いたします。  これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○内海武寿 議長  御異議なしと認めます。  よってただいま指名いたしました7人の議員を守口市門真消防組合議会議員当選人と決定いたしました。  以上7人の議員に対し、当選を告知いたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――飯盛霊園組合議会議員3人の選挙内海武寿 議長  次に、日程第5、飯盛霊園組合議会議員3人の選挙を行います。  お諮りいたします。選挙の方法については、指名推選によることとし、私から指名することにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○内海武寿 議長  御異議なしと認め、そのように決定します。  飯盛霊園組合議会議員に    坂本大次郎議員     森  博孝議員    今田 哲哉議員  以上3人の議員を指名いたします。  これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○内海武寿 議長  御異議なしと認めます。  よってただいま指名いたしました3人の議員飯盛霊園組合議会議員当選人と決定いたしました。  以上3人の議員に対し、当選を告知いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― △くすのき広域連合議会議員6人の選挙内海武寿 議長  次に、日程第6、くすのき広域連合議会議員6人の選挙を行います。  お諮りいたします。選挙の方法については、指名推選によることとし、私から指名することにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○内海武寿 議長  御異議なしと認め、そのように決定します。  くすのき広域連合議会議員に  中道  建議員     滝井 稔元議員  寺西 敬子議員     土山 重樹議員  後藤 太平議員     福田 英彦議員  以上6人の議員を指名いたします。  これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○内海武寿 議長  御異議なしと認めます。  よってただいま指名いたしました6人の議員をくすのき広域連合議会議員当選人と決定いたしました。  以上6人の議員に対し、当選を告知いたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――内海武寿 議長  この際申し上げます。  大阪広域水道企業団議会議員の選出についてでありますが、同企業団規約第5条第3項の規定により、構成団体の長が共同して推選することとなっており、市長から本市議会に同企業団議会議員1人の選出依頼がありました。  つきましては、各派代表者会議の決定により福田英彦議員を同企業団議会議員として選出することといたしましたので、御報告いたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――報告第3号「専決処分報告について」 ○内海武寿 議長  次に、日程第7、報告第3号、専決処分報告についての報告を求めます。木村まちづくり部長。          〔木村克郎まちづくり部長登壇議案別掲〕 ◎木村克郎 まちづくり部長  ただいま御上程賜りました報告第3号、専決処分報告について御説明申し上げます。  議案書1ページをごらん願います。  本件につきましては、地方自治法第180条第1項の規定により、市長において専決処分できるものとして、議会より指定を受けました事項の専決処分報告であり、平成31(2019)年4月19日付で専決処分しました枚方簡易裁判所平成31年(ハ)第214号市営住宅明渡等請求事件についての訴訟上の和解について報告するものでございます。  和解の経過につきましては、平成31(2019)年4月12日に口頭弁論が開かれましたが、裁判官から和解の勧めがあり、その対応について総合的に判断いたしました結果、平成31(2019)年4月19日に和解したものでございます。  和解の内容といたしまして、第1点目につきましては、本件建物賃貸借契約終了日相手方占有権原を有しないことの確認。第2点目から第6点目につきましては、明け渡しの猶予及び期日並びに賃料等相当額損害金支払い義務等について。第7点目につきましては、相手方は明け渡す際に動産を残置しないものとし、残置した場合は所有権を放棄すること。第8点目及び第9点目につきましては、本和解条項に定めるほかに債権債務のないこと及び訴訟費用は各自の負担とすることでございます。  以上、まことに簡単ではございますが、専決処分報告とさせていただきます。 ○内海武寿 議長  以上で報告を終わります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――承認第2号「専決処分承認を求めることについて(門真税条例等の一部を改正する条例について)」 ○内海武寿 議長  次に、日程第8、承認第2号、専決処分承認を求めることについて、すなわち門真税条例等の一部を改正する条例についてを議題といたします。                〔議 案 別 掲〕 ○内海武寿 議長  提案理由の説明を求めます。大兼総務部長。              〔大兼伸央総務部長登壇〕 ◎大兼伸央 総務部長  ただいま御上程賜りました承認第2号、専決処分承認を求めることについて、すなわち門真税条例等の一部を改正する条例につきまして御説明申し上げます。  議案書6ページをごらん願います。  本件は地方税法等の一部を改正する法律が平成31(2019)年3月29日に公布されたことに伴い、同日付で地方自治法第179条第1項の規定により専決処分いたしたもので、同条第3項の規定に基づき報告承認を求めるものでございます。その内容でございますが7ページ以下をごらん願います。  まず、第1条の門真税条例の一部改正につきまして御説明申し上げます。  附則第10条の2、附則第19条、附則第36条、附則第36条の2、附則第36条の2の2、附則第51条の改正法改正に伴う規定整備等を行うものでございます。  次に、附則第8条の3の2の改正住宅借入金等特別税額控除適用年度を令和13(2031)年度から令和15(2033)年度まで延長するものでございます。  次に、附則第11条及び附則第11条の2の改正固定資産税減額措置等についての申告規定等の整備を行うものでございます。  続きまして19ページをごらんください。  第2条の門真税条例等の一部を改正する条例の一部改正につきまして御説明申し上げます。附則第36条の2の改正法改正に伴う規定整備を行うものでございます。  続きまして、第3条の門真税条例等の一部を改正する条例の一部改正につきまして御説明申し上げます。附則第36条の2の2の改正法改正に伴う規定整備を行うものでございます。  最後に附則といたしまして、各改正規定施行期日を第1条に、経過措置を第2条から第5条までにそれぞれ規定いたしております。  以上、まことに簡単ではございますが、承認第2号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○内海武寿 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○内海武寿 議長  質疑なしと認めます。  お諮りいたします。承認第2号は委員会の付託を省略し、直ちに承認することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○内海武寿 議長  御異議なしと認めます。  よって承認第2号は、承認することに決しました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――承認第3号「専決処分承認を求めることについて(平成30年度門真一般会計補正予算(第13号)について)」 ○内海武寿 議長  次に、日程第9、承認第3号、専決処分承認を求めることについて、すなわち平成30年度門真一般会計補正予算(第13号)についてを議題といたします。                〔議 案 別 掲〕 ○内海武寿 議長  提案理由の説明を求めます。宮口企画財政部長。             〔宮口康弘企画財政部長登壇〕 ◎宮口康弘 企画財政部長  ただいま御上程賜りました承認第3号、専決処分承認を求めることについて、すなわち平成30年度門真一般会計補正予算(第13号)につきまして御説明申し上げます。  議案書23ページをごらん願います。  今回の補正は、本市の重要課題であります国民健康保険事業特別会計累積赤字早期解消を図り、財政健全化をより一層推進するため同会計への繰り出しを行うとともに、門真基金条例第2条及び第4条の規定に基づき、各種基金の利子及びふるさと納税寄附金等の積み立てとふるさと納税寄附金額の確定に伴う府支出金の減額を行うため、地方自治法第179条第1項の規定により、3月29日付をもって専決処分いたしたもので、同条第3項の規定により報告承認を求めるものでございます。  その内容でございますが25ページをごらん願います。  第1条におきまして歳入歳出それぞれ3億109万4000円を追加し、予算の総額を577億7201万2000円といたしたものであります。  次に、具体の款項の費目でございますが26ページから27ページの第1表歳入歳出予算補正のうち、27ページの歳出より御説明申し上げます。  まず、2款総務費、1項総務管理費は既定の歳出予算に1415万2000円を追加し、基金利子等財政調整基金等に積み立てたものでございます。  次に、3款民生費、1項社会福祉費の19万7000円の追加は基金利子等福祉推進基金に積み立てたもので、4項国民健康保険費の2億8500万円の追加は、累積赤字の解消及び市独自減免分に係る国民健康保険事業特別会計繰出金特別対策分を計上いたしたものでございます。  次に、4款衛生費、1項保健衛生費の19万6000円の追加は基金利子環境保全基金に、7款土木費、4項都市計画費の40万3000円の追加は基金利子都市整備基金に、5項住宅費の82万9000円の追加は基金利子市営住宅建設基金にそれぞれ積み立てたものでございます。  次に、9款教育費、1項教育総務費の14万7000円の追加は基金利子等教育振興基金に積み立てたもので、11款予備費の17万円の追加は財源調整のため計上いたしたものでございます。  次に、26ページの歳入でございますが、14款府支出金、2項府補助金は、ふるさと納税寄附金額の確定に伴い、子ども貧困緊急対策事業費補助金について既定の歳入予算から465万6000円を減額し、15款財産収入、1項財産運用収入の365万3000円の追加は財政調整基金等基金運用利子を計上し、16款寄附金、1項寄附金は、ふるさと納税寄附金等について規定歳入予算から790万3000円を減額し計上いたしたものでございます。  最後に、17款繰入金、1項基金繰入金の3億1000万円の追加は財源調整のため財政調整基金繰入金を計上いたしたものでございます。  以上、まことに簡単ではございますが承認第3号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○内海武寿 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。福田英彦議員。              〔17番福田英彦議員登壇〕 ◆17番(福田英彦議員) 民生費府補助金子ども貧困緊急対策事業費補助金の465万6000円の減額について質疑を行います。  この補助金は本市が実施する子ども未来応援ネットワーク事業が、大阪府が昨年度に創設した子ども貧困緊急対策事業費補助金の対象となったことから、昨年の第2回定例会において733万6000円が追加されたものです。  今回の補正理由は、ふるさと納税寄附金制度等による子ども貧困対策事業への寄附金額の確定に伴い減額するというものですが、具体的には当初は事業費総額補助基本額として、その2分の1の733万6000円の府補助金を見込んでいたものを事業費総額から貧困対策に係るふるさと納税分の931万3000円を控除した残りを補助基本額とし、その2分の1の268万円が府補助金であるとして465万6000円減額するというものです。  端的に言うと、大阪府が当初予定していた補助金から門真市が受けたふるさと納税分に手を突っ込み、2分の1の465万6000円を差し引いたというものです。これは余りにもおかしいと感じ、府の補助金交付要綱事業費総額から寄附等を控除したものを補助基本額とする旨の規定がないことを確認した上で、事業担当こども政策課減額補正の根拠について説明を求めましたが全く答えることができず、大阪府に対してもその根拠を示すよう求めておらず、財政課もほとんどその内容を確認していませんでした。こうした中で府補助金減額補正に至った経過について詳細な答弁を求めます。  私は先週の13日に大阪府庁に出向き、子ども室子育て支援課推進グループに対し、ふるさと納税分事業費総額から差し引き補助基本額とする根拠について説明を求めました。その回答は収入については差し引く、門真市が受けたふるさと納税分補助対象事業子ども未来応援ネットワーク事業に特定されているとしただけで、ふるさと納税分を差し引く根拠が要綱に明記されていないことを認めつつ、根拠については確認し回答するという驚くべきものでした。  門真市に対しふるさと納税分差し引き補助基本額とすることを求めながらその根拠を問われれば説明することもできず、確認し回答するとは言語道断と言わざるを得ません。そしてようやく2日後の15日の夕方に門真市が受けたふるさと納税分について、特定財源と判断した寄附金等を差し引くことが示されている総括表も要綱の一部との回答がありましたが、全く不十分なものです。  また、ふるさと納税分補助総額から差し引いて補助基本額とした事例についても示すように求めましたが、そのような事例はないとのことでした。そもそもふるさと納税分を差し引き、補助基本額とすることが大阪府の考えなのかどうかについて16日に大阪府の財務部財政課財務調査グループに問い合わせましたが、大阪府補助金交付規則には明記していないことを認めつつ、統一的には決めておらず部局ごとの判断としている旨、回答しましたが府としての統一的な方針を持っていないということも信じられません。  さて、総務省はこの間、ふるさと納税で得られる寄附金の使途を明確化するよう自治体に繰り返し求めていますが、このことはふるさと納税で得た寄附金が限りなく特定財源の性格を帯び、今回のように補助金から差し引かれる可能性を秘めているということになります。このような二律背反とも言える問題について17日には総務省自治財政局財務調査課に問い合わせましたが、複雑な思いをにじませつつも否定せず各団体の判断との回答でした。  今回の聞き取りを通じ、ふるさと納税分事業費総額から控除し、補助基本額とすることを国も府も禁じていないことは確認できましたが、これは自治体財政自主権を侵すことにもつながることから、その趣旨や具体的な基準を規則や要綱等に明記することが不可欠であり、少なくとも今回の場合は根拠も基準も曖昧なことから認められません。  そこで、私がこの補正予算に当たり問題提起して以降、市として説明できなかった根拠を今日までどのように確認してきたのか、そしてどのような根拠を確認しそれが妥当だとして補正予算の提案に至ったのか、その詳細について答弁を求めます。
    内海武寿 議長  理事者の答弁を求めます。宮口企画財政部長。             〔宮口康弘企画財政部長登壇〕 ◎宮口康弘 企画財政部長  福田議員御質疑のうち、一部につきまして私より御答弁申し上げます。  どのような根拠を確認し、それが妥当だとして補正予算の提案に至ったのかについてであります。今回の補正予算を専決するに当たりましては事業所管課に聞き取りを行い、当該補助金の実績報告書様式の控除欄に寄附金等の収入額が設けられていること及びふるさと納税寄附金を補助対象経費から控除する取り扱いについて、大阪府に直接確認をとっていたことを確認し、ふるさと納税寄附金が制度上、寄附に当たること等を総合的に勘案の上、根拠として妥当性が認められるものと判断し、ふるさと納税寄附金額の確定とあわせて子ども未来応援ネットワーク事業の財源構成を変更する補正を行ったものでありますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。(「そんな確認しかしてへんのか」と呼ぶ者あり) ○内海武寿 議長  内田こども部長。              〔内田勇こども部長登壇〕 ◎内田勇 こども部長  福田議員御質疑の一部につきまして、私より御答弁申し上げます。  まず、府補助金減額補正に至った経過についてであります。昨年5月の大阪府子ども貧困緊急対策事業費補助金交付申請の際には、市といたしましても補助金交付要綱にはふるさと納税寄附金の取り扱いについての明確な記述がなかったことから、経費全体の2分の1を補助金額として府に申請するとともに、予算担当部署と調整し同年の6月議会において補正予算の議案を提出し可決いただきました。  その後、本年1月下旬に至り、子ども未来応援ネットワーク事業における企業との連携等について府と意見交換する中で、寄附金の取り扱いの話になり府の考え方はふるさと納税寄附金も府の要綱中の様式にある寄附金等収入額に該当し、経費全体から寄附金を除いた補助対象経費の2分の1が補助金額であるということが判明いたしました。  市といたしましては府の補助金規則や要綱等ふるさと納税の取り扱いについての明確な記載がないことから、その後も担当者が府の担当者と何度かやりとりを行いましたが府の考え方が変わることはございませんでした。  寄附金額の確定が見込まれる年度末に至り再度担当課長から府に問い合わせをいたしましたが、要綱中の様式が根拠であること等を理由にふるさと納税寄附金は収入として差し引いた上で報告いただきたい。との最終回答でございましたので、歳入予算を変更する必要が生じ予算担当部署と調整し今回の補正に至ったものでございます。  次に、福田議員の問題提起以降どのように確認してきたかについてでございます。再度、府担当課や市町村課に対し要綱以外の根拠等について問い合わせをいたしましたが、これまで以上の回答は得られませんでした。  市といたしましては規則や要綱本文に明確な記載がないことで、今後他の市町村でも疑義が生じる可能性があると考えましたことから、府の担当課に対して要綱改正等、ふるさと納税の取り扱いについての明確化の検討をお願いしたところでありますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○内海武寿 議長  福田英彦議員。              〔17番福田英彦議員登壇〕 ◆17番(福田英彦議員) もう答弁全体も不十分なところだらけなので、一々本来は再質疑したいんですけれども、端的に再質疑します。  答弁の中で府の考え方は、ふるさと納税寄附金も府の要綱中の様式にある寄附金等収入額に該当し、経費全体から寄附金を除いた補助対象経費の2分の1が補助金額であることが1月下旬に至り判明したとの答弁でした。本来ならば、この時点で補正の必要性が出てきたわけですから寄附金の確定を待つまでもなく、まず3月議会補正予算の提案をしなければならなかったわけですが、なぜ3月議会に提案しなかったのか答弁を求めます。  また、市としましては規則や要綱本文に明確な記載がないことで、今後他の市町村でも疑義が生じる可能性があると考えたことから、府の担当課に対して要綱改正等、ふるさと納税の取り扱いの明確化の検討をお願いしたところであるとのことですが、具体的にどのような内容でお願いし、どのような回答がされたのか答弁を求めます。  今回の件で大阪府や総務省にも聞き取りを行い感じたことは、府の子育て支援課の判断は誤りで、実はふるさと納税を場合によっては特定財源と認定して需用費総額から控除し、補助基本額とするという考え方は全くないのではないかということです。  そこで市長にお伺いしますが、この問題についてどのように考えておられるのか、大阪府に対し問題提起し撤回を求めるべきと考えますが答弁を求めます。 ○内海武寿 議長  理事者の答弁を求めます。宮口企画財政部長。(「市長ちゃうの」と呼ぶ者あり)             〔宮口康弘企画財政部長登壇〕 ◎宮口康弘 企画財政部長  福田議員再質疑のうち、一部につきまして私より御答弁申し上げます。  この問題についてどのように考えているかについてであります。大阪府に問題提起し撤回を求めることについてでありますが、当該補助金は大阪府が府の規則及び要綱に基づいて実施した事業であり、ふるさと納税寄附金補助基本額から控除する運用につきまして考え方はさまざまあるものの、現状のルールに基づき交付されるものと認識しておりますことから撤回を求めることは考えておりません。(「ルール書いてへんやん」と呼ぶ者あり)  今後の対応といたしましては寄附者に選んでいただいている寄附金の使い道について庁内調整を図り、ふるさと納税寄附金をより効果的に事業に活用できるよう努めるとともに、当該補助金の制度のあり方については今後、府と適切に協議してまいりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○内海武寿 議長  内田こども部長。              〔内田勇こども部長登壇〕 ◎内田勇 こども部長  福田議員再質疑のうち、一部につきまして私より御答弁申し上げます。  まず、なぜ3月議会に提案しなかったかについてでございます。先ほど御答弁申し上げましたとおり、1月下旬に府の考え方が示されたものの、ふるさと納税寄附金の取り扱いについて規則や要綱本文に明確な記載がないことから、担当課としては補助金対象経費からふるさと納税寄附金を控除することに疑義があったため、3月にかけて府と何度かやりとりを行ってまいりましたが、寄附金額の確定が見込まれる年度末に至り、担当課長から府への最終確認をもって判断いたしましたので、結果3月議会において議案とするかどうかの調整を行うことができませんでした。  次に、具体的にどのような内容でお願いし、どのような回答がされたかについてであります。先ほど御答弁申し上げましたとおり、ふるさと納税寄附金の取り扱いにつきましては規則や要綱本文に明確な記載がないことで、今後他の市町村でも疑義が生じる可能性があると考えましたことから、要綱改正ふるさと納税の取り扱いの明確化の検討をお願いいたしましたが、府からは対応するかしないかについての回答はございませんでした。  以上のような経過でございましたので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○内海武寿 議長  ほかに質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○内海武寿 議長  質疑なしと認めます。  お諮りいたします。承認第3号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○内海武寿 議長  御異議なしと認め、委員会の付託を省略いたします。  これより討論に入ります。  通告により、17番福田英彦議員を指名いたします。福田英彦議員。              〔17番福田英彦議員登壇〕 ◆17番(福田英彦議員) 17番福田英彦です。私は日本共産党議員団を代表し、承認第3号、専決処分承認を求めることについて、平成30年度門真一般会計補正予算(第13号)について反対の立場から討論を行います。  今回の補正で認められないのは民生費府補助金子ども貧困緊急対策事業費補助金の465万6000円の減額です。この補助金は本市が実施する子ども未来応援ネットワーク事業が大阪府が昨年度に創設した、子ども貧困緊急対策事業費補助金の対象となったことから、昨年の第2回定例会において733万6000円が追加されたものです。  今回の補正理由は、ふるさと納税寄附制度等による子ども貧困対策事業への寄附額の確定に伴い減額するというものですが、具体的には当初は事業費総額補助基本額として、その2分の1の733万6000円の府補助金を見込んでいたものを事業費総額から貧困対策に係るふるさと納税分931万3000円を控除した残りを補助基本額とし、その2分の1の268万円が府補助金であるとして465万6000円減額するというもので、端的に言うと大阪府が当初予定していた補助金から門真市が受けたふるさと納税分に手を突っ込み、2分の1の465万6000円を差し引くというものです。  質疑でも述べましたが、総務省ふるさと納税で得られる寄附金の使途を明確化するよう自治体に繰り返し求め、ふるさと納税で得た寄附金が限りなく特定財源の性格を帯びる中で、大阪府の一部局がふるさと納税分補助金から差し引くという想定外の取り扱いをしたことに対し、総務省や大阪府の財務担当者も禁止規定がないことから否定できず、各団体の判断、部局ごとの判断だと責任放棄の回答を行ったことは自治体財政自主権を侵すことを容認したもので、大問題と言わざるを得ません。  百歩譲って、ふるさと納税分から差し引くということがあり得るとしても、そのときはふるさと納税分補助金から差し引く場合があることと、その場合の基準を条例や規則、要綱等に明確にすることが不可欠となります。  しかし、質疑で明らかになったことは、その不可欠の要素が曖昧であるにもかかわらず市の事業担当、財政担当も疑義があるまま放置し、最終的には府の一部局の勝手な判断に対し、唯々諾々と従ったというものです。  門真市は、ふるさと納税寄附金の使い道を明確にしています。その第2項の貧困の連鎖を断ち切り、子どもの夢や希望を支援!では子どもの貧困が社会問題としてクローズアップされる中、貧困の連鎖を断ち切り、子どもが将来の夢を諦めず自立できるように、支援を必要とする子どもや保護者の発見、支援、見守りなどを、門真市一丸となって行う、子ども未来応援ネットワーク事業を実施しています。  本事業は、支援等行う専門家チームと、市民の中から登録いただいた、子どもの未来応援団員が連携して推進するものです。こちらへの寄附金は、子ども未来応援ネットワーク事業など、子どもが健やかに育つための取り組みに活用させていただきます、としています。この趣旨に賛同し、寄附された方々はよもや大阪府にその半分を持っていかれることになるとは思っておられなかったでしょう。  今回の補正は門真市の実施する子ども未来応援ネットワーク事業を初めとした貧困の連鎖を断ち切り、子どもの夢や希望を支援する事業に寄附金を使ってほしいとの寄附者の思いを踏みにじるに等しい行為であると言わざるを得ず絶対に認められません。  雄弁な市長から直接答弁がなかったことは非常に残念ですが、当該補助金の制度のあり方については今後府と適切に協議するとの答弁もありますので、今後の推移を注視していくこともあわせて述べて討論とします。(拍手) ○内海武寿 議長  これをもって討論を終了いたします。  これにより、承認第3号を起立により採決いたします。  本件を承認することに賛成の議員の起立を求めます。                〔起 立 多 数〕 ○内海武寿 議長  起立多数であります。  よって承認第3号は承認することに決しました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――承認第4号「専決処分承認を求めることについて(平成30年度門真国民健康保険事業特別会計補正予算(第6号)について)」 ○内海武寿 議長  次に、日程第10、承認第4号、専決処分承認を求めることについて、すなわち平成30年度門真国民健康保険事業特別会計補正予算(第6号)についてを議題といたします。                〔議 案 別 掲〕 ○内海武寿 議長  提案理由の説明を求めます。重光保健福祉部長。             〔重光千代美保健福祉部長登壇〕 ◎重光千代美 保健福祉部長  ただいま御上程賜りました承認第4号、専決処分承認を求めることについて、すなわち平成30年度門真国民健康保険事業特別会計補正予算(第6号)につきまして、御説明申し上げます。  議案書47ページをごらん願います。  今回の補正は累積赤字早期解消を図り財政健全化をより一層推進するため、一般会計より繰り入れを行うに当たり、地方自治法第179条第1項の規定により3月29日付をもって専決処分いたしたもので、同条第3項の規定により報告承認を求めるものでございます。  その内容でございますが49ページをごらん願います。  第1条におきまして、既定の歳入予算総額である161億4104万6000円の範囲内で更正いたしたものでございます。  次に、具体の款項の費目でございますが、50ページの第1表歳入予算補正をお願いいたします。  まず、5款繰入金、1項一般会計繰入金、2億8500万円の追加は保険事業特別対策分として増額いたしたものでございます。  次に、6款諸収入、3項雑入、2億8500万円の減額は財源調整のため計上いたしたものでございます。  以上、まことに簡単ではございますが、承認第4号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○内海武寿 議長  説明は終わりました。  本件に対する質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○内海武寿 議長  質疑なしと認めます。  お諮りいたします。承認第4号は、委員会の付託を省略し、直ちに承認することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○内海武寿 議長  御異議なしと認めます。  よって承認第4号は、承認することに決しました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― △事務事件の調査 ○内海武寿 議長  この際お諮りいたします。各常任委員会議会運営委員会に対し、それぞれ所管の事務事件について閉会中の調査を付託するため、事務事件の調査を緊急を要する事件と認め、日程に追加し議題に供したいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○内海武寿 議長  御異議なしと認めます。  よって事務事件の調査を議題といたします。  お諮りいたします。各常任委員会議会運営委員会に対し、それぞれ所管の事務事件について閉会中の調査を付託することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○内海武寿 議長  御異議なしと認めます。  よって各常任委員会議会運営委員会に対し、閉会中事務事件の調査を付託することに決定いたしました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――内海武寿 議長  以上をもって本臨時会に付議されました事件は全て終了いたしましたので、会議を閉じます。  午前10時44分閉議 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――内海武寿 議長  閉会に当たり、市長の御挨拶があります。宮本市長。               〔宮本一孝市長登壇〕 ◎宮本一孝 市長  閉会に当たりまして御挨拶申し上げます。昨日と本日の2日間にわたり開催されました臨時会におきまして、私どもより提出いたしました諸案件につきまして、いずれも原案のとおり御協賛賜り厚く御礼を申し上げます。  また、今般の臨時会におきましては、議長、副議長を初め、各常任委員会委員並びに派遣議員等につきましてもそれぞれ御決定され、議会の新体制が決まったわけでありますが、本市といたしましても議員の皆様と力を合わせ、本市のさらなる発展に精いっぱい取り組んでまいる所存でございます。  議員各位におかれましては、なお一層の御支援、御協力を賜りますようお願いを申し上げまして、簡単でございますが閉会の御挨拶とさせていただきます。まことにありがとうございました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――内海武寿 議長  これをもって令和元年門真市議会第1回臨時会を閉会いたします。
     午前10時45分閉会 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――   地方自治法第123条第2項の規定により署名する。     臨 時 議 長      今  田  哲  哉     議     長      内  海  武  寿     署 名 議 員      中  道     建     署 名 議 員      滝  井  稔  元...