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平成22年 9月16日建設文教常任委員会-09月16日-01号

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  1. 門真市議会 2010-09-16
    平成22年 9月16日建設文教常任委員会-09月16日-01号


    取得元: 門真市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-27
    平成22年 9月16日建設文教常任委員会-09月16日-01号平成22年 9月16日建設文教常任委員会   平成22年 第3回定例会            建設文教常任委員会記録出席委員及び説明のため出席した者:別紙のとおり 〇付託議案について 〔議案第42号「門真市立門真市民プラザ体育館条例等の一部改正について」〕 ◎下治 生涯学習部長  ただいま議題に供されました議案第42号、門真市立門真市民プラザ体育館条例等の一部改正につきまして御説明申し上げます。  議案書59ページをごらん願います。今回の改正につきましては、門真市立門真市民プラザ体育館等をより多くの市民の方に公平に御利用いただけるようスポーツ施設予約システムを導入し、利用者の利便性の向上を図るため、同体育館等使用料または利用料金口座振替にするなど後納制度を導入するにつき、本条例案を提出するものでございます。  議案書60ページをお願いいたします。今回の改正は、第1条から第5条までの五つの条例の改正であります。  改正の内容でございますが、議案書61ページから65ページの新旧対照表をごらん願います。  まず、61ページの第1条関係、門真市立門真市民プラザ体育館条例改正内容につきましては、第8条第1項に「ただし、委員会が特に必要と認めるときは、後納することができる。」というただし書きを加えるものです。  次に、62ページの第2条関係、門真市立青少年運動広場条例改正内容につきましては、第13条第2項に「ただし、指定管理者が特に必要と認めるときは、後納することができる。」というただし書きを加えるものです。  次に、63ページの第3条関係、門真市立運動広場条例改正内容につきましては、第14条第2項に「ただし、指定管理者が特に必要と認めるときは、後納することができる。」というただし書きを加えるものです。  次に、64ページの第4条関係、門真市立テニスコート条例改正内容につきましては、第11条第2項に「ただし、指定管理者が特に必要と認めるときは、後納することができる。」というただし書きを加えるものです。  次に、65ページの第5条関係、門真市立門真市民プラザグラウンド条例改正内容につきましては、第5条第3項に「ただし、委員会が特に必要と認めるときは、後納することができる。」というただし書きを加えるものです。  なお、附則といたしまして、本条例の施行日を平成23年4月1日とするものです。  以上、まことに簡単ではございますが、議案第42号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ○高橋 委員長  説明は終わりました。
     これより質疑に入ります。 ◆福田 委員  今回、スポーツ施設予約システム導入に当たっての条例改正ということで、予算等でも一定審議されましたけれども、予約システムの概要ですね。もう既に仕様書も公表され、入札も終わっているということですので、改めて概要について御説明いただきたいと思います。 ○高橋 委員長  理事者の答弁を求めます。 ◎北田 スポーツ振興課長  スポーツ施設予約システムの概要についてでありますけれども、現在の予約受け付けにつきましては、プラザ体育館グラウンドテニスコートなどいずれのスポーツ施設におきましても、抽せん会もしくはスポーツ振興課の窓口に足を運んでいただき、予約、申し込み使用料徴収等手続が必要になっております。一方、抽せん会当日や窓口への申し込みに来ることができない市民も存在します。  こうした状況を少しでも改善し、より多くの市民に公平に利用していただけるよう、窓口への申し込みに加え、インターネットを利用して申し込みが可能となるよう、スポーツ施設予約システムを導入し、使用料口座振替を実施するなど、利用者の利便性の向上を図るものであります。  また、システムの導入によりまして、受付業務抽せん会の準備、開催、施設の利用を中心による還付金の事務処理など煩雑な業務を改善し、また事務の効率化が図れるものと考えております。 ◆福田 委員  利用者にとっては利便性が向上すると。本市においてもそういった事務の効率化が図れるということなんですけれども、もう既に入札が終わっていると思うんですが、ホームページ上には結果等もまだ公表されていないので、入札の概要と結果についてお答えいただきたいと思います。 ◎北田 スポーツ振興課長  予約システムの入札の結果でございますけれども、一般競争入札を8月31日に実施いたしまして、2社が応募をいただきました。落札金額につきましては、3123万7500円でございます。ちなみに、もう1社については辞退となっております。 ◆福田 委員  辞退ということなんですけれども、これは札は入れたということですね。札を入れなければ、多分中止になっていると思うんですが。 ◎北田 スポーツ振興課長  2社について、入札の札は入れていただいております。そして、成立いたしました。 ◆福田 委員  今の答弁でいうと、2社が来たけれども、1社は額を入れた、1社は辞退という札を入れたということで入札は成立していると。これがもし札を入れなければ中止ということになったと思うんです。競争性が発揮されたんかなということでちょっと疑問を持つわけなんですけれども、そういうこともちょっと指摘しておきたいと思います。  あと、この条例ではただし書きで後納することができるということなんですけれども、従前は前納だけだったということです。今後、前納と後納はどんな場合になるのか、お答えいただきたいと思います。 ◎北田 スポーツ振興課長  前納とは、従前どおり事前に窓口において使用料を支払っていただくものでございます。そして、後納とは、事前に使用料の払い込みについて、銀行口座から引き落とす申し込みをしていただいた方が施設を利用された月の月末で一たん締め切り、翌月の定められた日に口座振替によって自動的に使用料が引き落とされるというものでございます。なお、口座振替における詳細につきましては、要綱で定めることとしております。 ◆福田 委員  引き落としになるのは使用した翌月だということで、例えば団体登録とかということになると、各団体の会計年度とかそういうこととの関係で、使用した月に決済とか支払いとかができたほうがいい場合もあるんじゃないかなと思いますので、要綱で具体的には定めるということですけれども、その辺は柔軟に対応できるように工夫もしていただきたいなというふうに要望しておきます。  以上です。 ○高橋 委員長  ほかに質疑はありませんか。 ◆日高 委員  63ページの指定管理者が特に必要と認める、これがあいまいな表現で私はちょっと理解しにくいんですが、特にひっかかるわけです。例えば、三ツ島になみはやドームがありますけれども、これも指定管理者で非常に何かつっけんどんな対応をすると。役所というのはサービス産業ですから、指定管理者が市民に対してしっかりとした対応をしていただけるんならいいけれども、今までやっておったのは前納ですから問題はなかった。ところが、後納ですとやっぱりいろいろトラブルがあるんじゃないか。指定管理者がハンディーを負うような形になるわけですね。そういう点で、市民にちゃんとしたサービスができるように、教育委員会にはちゃんと監督指導をお願いして、要望としておきます。  以上。 ○高橋 委員長  ほかに質疑はありませんか。            〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕  質疑なしと認め、質疑を終了いたします。  これより議案第42号を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって議案第42号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。 ───────────────────────────────────── 〔議案第43号「平成22年度門真市一般会計補正予算(第2号)」中、所管事項〕 ◎市岡 都市建設部長  ただいま議題に供されました議案第43号、平成22年度門真市一般会計補正予算第2号中、都市建設部所管事項につきまして御説明申し上げます。  まず、議案書90ページから92ページをお願いいたします。本ページに記載している交通対策費河川総務費都市計画総務費土地区画整理事業費、公園費の補正につきましては、平成22年第1回定例会におきまして議決をいただきました門真市一般職の非常勤嘱託職員及び臨時的任用職員の任用、勤務条件等に関する条例が10月1日より施行することに伴い、施行日以降に雇用を予定している者を条例に基づき臨時非常勤職員等として任用方法の決定を行うことによる当初予算からの増減について、予算の補正をお願いするものでございます。  以上、まことに簡単ではございますが、議案第43号のうち都市建設部所管の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ◎川本 学校教育部長  ただいま議題に供されました議案第43号、平成22年度門真市一般会計補正予算第2号中、教育委員会所管事項につきまして御説明申し上げます。  今回の補正は、平成22年第1回定例会におきまして議決いただきました門真市一般職の非常勤嘱託職員及び臨時的任用職員の任用、勤務条件等に関する条例が10月1日より施行することに伴い、施行日以降に雇用を予定している者を条例に基づき、臨時非常勤職員等として任用方法の設定等を行ったことによる当初予算及び補正予算からの増減等につきまして、議案書93ページから96ページにわたります、教育費教育総務費社会教育費保健体育費の項につきまして、該当の報酬、賃金、予備費、また78ページの府補助金緊急雇用創出基金事業費補助金につきまして予算の補正をお願いするものでございます。加えて、大阪府の補助金及び交付金を活用し、教育関連の事業を実施しようとするものでございます。  まず、議案書94ページの教育費幼稚園費幼稚園管理費の392万円の追加は、おやこ絵本ふれあい事業の実施に伴う赤ちゃん絵本及び幼児用絵本などの消耗品費368万円と、読み聞かせ用大型絵本及び紙芝居などの備品購入費24万円となっております。  また、議案書95ページの教育費社会教育費図書館費、需用費52万5000円の追加は、乳幼児健診等において親子で絵本と触れ合うため、絵本をプレゼントするブックスタート事業を実施する消耗品費となっております。  次に、議案書78ページの歳入でございますが、府支出金府補助金教育費府補助金392万円の追加は、おやこ絵本ふれあい事業の実施に係る地域子育て創生事業補助金であります。  以上、議案第43号中、教育委員会所管補正予算説明とさせていただきます。何とぞよろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ○高橋 委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。 ◆春田 委員  95ページの図書館費の中のブックスタートについてお伺いさせていただきます。  このブックスタートは、日本で導入されてことし10年目を迎える事業だと聞いておりますけれども、公明党としましても強力に推進させていただきました事業でありまして、全国で今約40%の市町村がこの事業を導入されているとお聞きしております。本市におきまして、このブックスタートというのは絵本の贈呈でしたけれども、今までは絵本の贈呈まではいってなかった事業だと思います。そもそもブックスタートの事業についての認識をまずお伺いさせていただきます。 ○高橋 委員長  理事者の答弁を求めます。 ◎山本 図書館長代理  ブックスタートとは、地域に生まれたすべての赤ちゃんを対象に、乳幼児健診時等において絵本をプレゼントし、親子で絵本と触れ合い、親しむことの大切さを提案する運動であり、事業です。門真市におきましては、平成15年度より乳幼児サービスとして、1歳半健診時等において、図書館職員とボランティアが出向きまして、絵本の読み聞かせや絵本の紹介、読み聞かせの大切さの啓発、それから図書館利用のPRを行っております。  しかし、本来のブックスタートとは、絵本をプレゼントするということの意味において、4カ月児というまだ本というものの認識がないところからスタートすることの大切さを伝えることの意において、実施を模索しておりました。 ◆春田 委員  今回、絵本の贈呈ということですけれども、このブックスタートの具体的な実施方法についてお聞かせください。 ◎山本 図書館長代理  このたび大阪府の地域福祉子育て支援金を活用して、10月から保健福祉センター南部市民センターの4カ月児健診時において実施するものであります。プレゼント内容ですが、絵本1冊とエコバッグ、1人当たり875円の600人分で、先ほど申しましたように52万5000円という金額でプレゼントします。 ◆春田 委員  この600人という人数を出されたもとになるものは、どういったものでしょうか。 ◎山本 図書館長代理  600人という人数につきましてですけれども、直近3カ年の4カ月児健診受診者の平均数から、その半年分で600人という数字を割り出しております。 ◆春田 委員  健診に来られる方は、このようにブックスタートの事業を使っていただけるわけですけれども、やはり問題になるのは健診に来られない方だと思います。せっかくの52万5000円の予算ですので、ぜひともすべての対象の皆さんにこの事業を使っていただけますような、そういった取り組みをよろしくお願いいたします。  あと、政権が変わりまして民主党政権になりまして、子どもの読書活動に対する予算が大幅にカットされた中で、読書活動も今後どうなるのかなと思っていたところに、こういった交付金の活用ということで、このブックスタート事業での絵本の贈呈ということで、大変喜んでいる次第でありますけれども、今回の効果というものはどのようにお考えでしょうか。 ◎山本 図書館長代理  事業効果でありますが、門真市の子ども読書活動の推進ということにおきましても、意識の芽生える前からの絵本の大切さ、親と子の触れ合いの大切さを伝えることは、読書の原点づくりとして非常に大切であると考えております。また、近年、子どもへの虐待等が新聞やテレビをにぎわせておりますが、絵本を通じて親子の触れ合いの中から慈愛のものが芽生えてくる、そのきっかけづくりともなります。子育てを支援するということにおいても、ブックスタートというのは意味のある事業であります。 ◆春田 委員  今回は府の交付金の活用ということですけれども、今後交付金が使えなくなりましても、また市の単費予算で継続できるように要望させていただきます。  それと、他市では既に、セカンドブックということで小学校に入学するときに子どもさんに本を贈呈する取り組みというのをされているところもあるようです。本市におきましても、ブックスタートを実施されるわけですけれども、このブックスタートは本当に低額の予算で効果の大きい事業ですので、セカンドブックについてもまた今後御検討いただけますように要望させていただきます。  以上です。 ○高橋 委員長  ほかに質疑はありませんか。 ◆福田 委員  まず、今のブックスタート事業にかかわってです。先ほど春田委員も要望されましたけれども、4カ月児健診に来られる方というのはその場で渡せますし、今問題になっている児童虐待、そういう問題について比較的リスクの少ない方だと思うんですね。ところが、4カ月児健診といったら一番受診率が高いですけれども、そこに来ないというのは相当いろんな問題を抱えておられるということで、これは具体的なしっかりとした対応が求められると思うんですけれども、具体的にはどういった対応をしていこうと考えておられるのか、お答えいただきたいと思います。 ◎山本 図書館長代理  受診に来られなかった場合でありますけれども、未受診者の対応につきましては、健康増進課の保健師が家庭訪問した際に、ブックスタートの説明等とともに絵本を渡してもらいます。留守の場合は、ブックスタートの案内と引きかえ券を投入いたしまして図書館に来てもらい、ブックスタートの説明ほか、図書館のPRとともに絵本をお渡しするということになっております。 ◆福田 委員  訪問して会えなかったら、そういう引きかえ券等を投入して来てもらうということなんですけれども、それが本当に手渡ったかどうかもなかなかわからへんし、来られたら来られたでいいわけなんですけれども、来られなかった場合、これはどういうふうに対応されるのでしょうか。 ◎山本 図書館長代理  なおかつ来られなかった場合でありますけれども、健全な子育てをはぐくむために、ブックスタートの意義を理解してもらい、皆さんに絵本を受け取ってもらえるよう、関係各課と連携を密にして努めてまいりたいと考えております。 ◆福田 委員  先ほども言いましたけれども、4カ月児健診に来ない、来れないと。いろんな理由があるかと思いますけれども、やっぱりここについては本当に丁寧な対応が求められると思うんですね。関係部署と連携ということですけれども、例えば本市においては、こんにちは赤ちゃん事業ですね。これについてもほかで実施してない数少ない支援の一つなんですね。  ですから、このブックスタートを中心にということではないですけれども、せっかくこういう事業があるわけですから、関係機関と連携を強めて、引きかえ券をポストに入れておくということではなしに、会えるまで――これもいろんな困難な課題はありますけれども、訪問するとかということも含めて緊密に連携をして、その趣旨に沿った事業となるようにしていただきますように要望しておきたいと思います。 ◆井上 委員  今、ちょっとお聞きしていたら、600人の根拠ということで過去3年間の受診者の平均で600人になったとおっしゃっていたんですけれども、これは私の記憶では80%台、90%を割っていたように思うんです。そしたら来なかった人にまで――来なかった人に本を配ることはいいことだと思うんです。そうした方への予算措置というのがわからなかったんですけれども、その点についてお願いいたします。 ○高橋 委員長  理事者の答弁を求めます。 ◎秋月 図書館長  来られない方も含め、直近3カ年の健診対象者の平均を1.1倍しまして、その半年分で600人分と、少し多目に予算措置しております。 ◆井上 委員  はい、わかりました。 ◆福田 委員  ついては、94ページの幼稚園費ですね。ここでも図書の関係で、これは幼稚園に本を配布する、おやこ絵本ふれあい事業で一定数の本を買うということなんですけれども、この内容と購入予定冊数等についてお答えいただきたいと思います。 ◎増田 学校教育課副参事  おやこ絵本ふれあい事業についてでございますが、消耗品費として赤ちゃん用絵本及び幼児用絵本を各園にそれぞれ300冊、保護者向け育児関連書を各100冊、またDVDソフトを各50本、その他事務用品などで4園合計368万円を計上するとともに、備品購入費として大型絵本を5冊、紙芝居10冊で4園合計24万円を計上しており、それぞれ各4園に配布することとしております。 ◆福田 委員  大体、冊数等、内容もわかったんですけれども、これまで幼稚園でこういった図書についてはどんな活用をされてたんか、お答えいただきたいと思います。 ◎増田 学校教育課副参事  これまで各幼稚園では、幼児向けの童話の本やお話の絵本など1500冊以上の幼児用図書が用意されており、読み聞かせや本読みなどの教育活動を行っております。 ◆福田 委員  今回、購入することによって、古い本を更新するということもあろうかと思いますけれども、今後どのような活用等を行っていくことにしているのか、この点についてお答えいただきたいと思います。 ◎増田 学校教育課副参事  各幼稚園では、子育て支援活動として、未就園児の親子を招いて幼稚園教諭とともに読み聞かせを行うふれあい学習や、家庭における親子のかかわりの一助として、絵本の貸し出し等を行ってまいりました。  今後、この事業で購入した消耗品や備品などの教材を活用しながら、子育て支援活動を一層充実させることを通して、幼児教育環境整備を図ってまいりたいと考えております。 ◆福田 委員  僕も、幼稚園でどんな本があって、どれぐらいの数があるのかなというふうなことでちょっと見学に行ってきたんですけどね。やはりかなり古い本もありますけれども、古くてもすごくいい本がたくさんあるなというふうに感じたんです。ただ、やはり購入に際しては、園の要望に沿ってそれぞれいろんな活用の仕方というのも考えておられると思いますので、要望に沿った購入ということが大事だなというふうにも思うんですけれども、その点についてはいかがですか。 ◎増田 学校教育課副参事  各幼稚園におきまして、事業の目的や子どもの実態等に応じて絵本を選定することとしております。 ○高橋 委員長  ほかに質疑はありませんか。            〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕  質疑なしと認め、質疑を終了いたします。  これより議案第43号中、所管事項を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって議案第43号中、所管事項は、原案のとおり可決すべきものと決しました。 ───────────────────────────────────── 〔議案第45号「平成22年度門真市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)」〕 ◎市岡 都市建設部長  ただいま議題に供されました議案第45号、平成22年度門真市公共下水道事業特別会計補正予算第1号につきまして御説明申し上げます。  議案書の109ページをお願いいたします。今回の補正は、歳入歳出それぞれ1億7558万6000円を追加し、予算の総額を58億1056万9000円とするものでございます。  それでは、歳出から御説明申し上げます。議案書の115ページをお願いいたします。1目予備費1億7558万6000円の追加は、繰越金の増額によるものでございます。  次に、114ページをお願いいたします。歳入でございますが、1目繰越金1億7558万6000円の追加は、前年度の決算に伴うものでございます。  以上、まことに簡単ではございますが、議案第45号の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。 ○高橋 委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。            〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕  質疑なしと認め、質疑を終了いたします。  これより議案第45号を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  御異議なしと認めます。よって議案第45号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。 ───────────────────────────────────── ○高橋 委員長  次に、所管事項について報告の申し出がありますので、発言を許可します。 ◎市岡 都市建設部長  私より、道路占用許可処分差止請求事件の第1審判決につきまして御報告申し上げます。
     本件訴訟につきましては、平成21年第4回定例会議会運営委員会において報告させていただいた案件でありまして、事件の内容といたしましては、大阪ガス株式会社が平成21年6月2日に、門真市三ツ島1115番29地先において、ガス供給管新設のための道路占用許可申請を本市に提出いたしましたが、同地区でLPガス小規模導管供給事業を営んでおる日本ガス工業株式会社から、道路法施行令第13条第6号ロに定めている保安協議が調っていないとの理由で、本市に対し、大阪ガス株式会社に対する道路占用許可処分の差しどめを求める訴訟が平成21年10月14日付で提起されたものでございます。  昨年の平成21年11月25日から5度の口頭弁論等を経まして、平成22年5月26日に結審し、8月27日、本市に対して勝訴の判決が言い渡されました。なお、原告は第1審判決を不服として、9月7日に大阪高等裁判所に控訴をされていることを確認しております。  市といたしましては、今後、本市顧問弁護士と十分協議、調整の上、控訴に対しまして適切に対応してまいりたいと考えております。  以上、まことに簡単ではございますが、訴訟事件の判決結果について御報告させていただきます。 ○高橋 委員長  以上で報告は終わりました。  報告事項に対する質疑はありませんか。            〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕  質疑なしと認め、質疑を終了します。これをもって所管事項についての報告を終了します。 ───────────────────────────────────── ○高橋 委員長  次に、所管事項に対する質問の通告がありますので、発言を許可します。 ◆春田 委員  第2京阪道路の高架下利用についてまずお伺いをさせていただきます。  第2京阪道路が本年3月20日に開通しました。それに伴い高架下も利用できるということで、その高架下利用が今後進むわけでありますけれども、そもそもその高架下の利用に関しましては、以前いただいた答弁の中で、高架下利用計画に基づき、また予算に基づき進めていくということをお聞きしたことがあると思いますけれども、この高架下利用計画というのはどのようなものなのでしょうか。 ◎萬谷 地域整備課長補佐  門真市域の高架下利用計画につきましては、どのような施設をどのような場所に配置するかについて、有効な高架下利用空間となるよう、地元自治会からの要望や行政サービスの充実が図られるよう道路管理者と協議を重ねて作成され、3カ所の公園予定地があります。  公園予定地3カ所の開設に向けた進捗状況でありますが、北巣本町地区につきましては、一般道、上下線を通過する車と公園利用者の安全を確保するために、危険防止ネットの設置や土の入れかえ等について、現在、国土交通省と役割分担等を含め、平成22年度内開設に向けて詳細な協議を進めております。残る2カ所の公園につきましても、今後計画的に開設に向けて取り組んでいきたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 ◆春田 委員  済みません、進捗状況を次にお聞きしようと思ったんですけれども、先に言うていただいて恐縮です。この高架下利用計画に関しては、道路管理者と協議を重ねているということですけれども、この道路管理者というのは、ここではどこになるんでしょうか。 ◎萬谷 地域整備課長補佐  国土交通省になると思います。 ◆春田 委員  今回、この高架下利用に関しまして、公園も予定されているということですが、私も、地元の自治会長さんからも非常に要望がありまして、特に北巣本町にも今回公園が予定されるということで、この計画の中に入っているようであります。  ところが、第2京阪が開通したと同時に高架下利用が始まって、公園も同時進行で開設できるというふうに地元では思われていたようで、私もその辺聞かれまして、以前にもちょっと聞かせていただいたことがありますけれども、地元の要望、また予算のほうもあるかと思いますが、高架下利用に関しましても、地域の皆さんからの要望も強いことがありますので、公園の開設に向けまして、これからも精力的に御検討進めていただきますように要望とさせていただきます。  続きまして、同じく第2京阪の高架下利用に関しまして、公園以外にもまだ利用計画があると聞いておりますけれども、都市建設部所管のこの利用については、ほかにどのようなものがありますでしょうか。 ◎真砂 道路課長補佐  都市建設部のその他の利用計画でございますが、現在道路課の資材は柳田町の道路課分室内で保管しており、下水道管理課の資材は打越の市有地で保管しております。また、放置自転車保管場所は市内に2カ所ありますが、常に飽和状態であるのが現状であります。そして、道路上に放置され撤去した放置自動車の保管場所として、三ツ島の開発公社所有地を毎年借地しております。  今後、第2京阪道路高架下利用計画に基づいて、上馬伏地区で道路課資材置き場及び放置自転車保管場所、また三ツ島地区で下水道管理課資材置き場及び放置自動車保管場所を予定しております。  高架下を利用することにより、現在使用している市有地が不要となり、既存市有地の有効活用が図れるものと考えております。 ◆春田 委員  今後とも有効な活用をよろしくお願いいたします。  続きまして、第2京阪に関しますもう1点ですけれども、第2京阪道路の完成に伴いまして、公共下水道の整備も進むと以前からお聞きしておりました。今回に伴う公共下水道の整備方針について、また今年度の公共下水道の普及率についてもお教えください。 ◎斉藤 下水道整備課長補佐  平成21年度末の第2京阪道路完成に伴い、当該道路内の主要な幹線管渠の整備も完了し、沿道地域の幹線管渠及び面的整備も可能となっております。このことから、平成22年度におきましては、上三ツ島、北島町、五月田町、南野口町、千石西町、千石東町、舟田町、沖町、東田町等の一部地区につきまして整備に取り組んでおります。今後は、浸水対策、水洗化の促進等を勘案しつつ、公共下水道のより一層の普及促進に努めてまいります。  また、公共下水道の普及率でございますが、平成21年度末の処理人口普及率は79.1%であります。平成22年度末には、人口流動により不確定な部分もございますが、おおむね80%になるものと考えております。  以上でございます。 ◆春田 委員  公共下水道がまだ整備されてない区域の皆さんは、この第2京阪の完成ですごく進むということをすごく期待されてたんですね。特に、中部の配水区ですか、あの辺もこの第2京阪の沿線ですし、これによってすごく公共下水道が整備されまして水洗になるんじゃないかなという期待が非常に大きいわけでありまして、今回、今年度には予定もされておりますけれども、なかなか普及が進まないということです。また、今後積極的な推進に関しましては、やはり交付金の活用なども視野に入れていただきまして、また整備が進みますようによろしくお願いいたします。要望とさせていただきます。  最後に、教育施設の暑さ対策についてお伺いをさせていただきます。  最近、朝晩がやや涼しくなりまして、猛暑日ももうなくなるということでほっとしておりますけれども、ことしの夏は特に大変な影響力がありまして、特に高齢者の方とかお子さんなんかが熱中症で病院に運ばれた、また、ひどい場合にはお亡くなりになったという事例も発生しておりますけれども、本市におきましては小・中学校にエアコンが平成19年度に完備されまして、私たちも平成17年度の代表質問でもこの暑さ対策、特にエアコン設置につきましても質問させていただいたところであります。  このエアコン設置によりまして教育環境が大きく変わりまして、段階的ではありましたけれども、既に小・中学校にエアコンが平成19年度に完備されまして、マスコミも取材に来られて、それが新聞に載ったのも覚えておりますけれども、こういったことでこのエアコン設置が学習環境に大きく貢献できたと思っております。  ところが、昨日の民生常任委員会でもありましたように、保育園でもエアコンが保育室に完備されておりますけれども、幼稚園に関しましてはまだということをお聞きしております。この辺はどのようにお考えでしょうか。 ◎満永 学校教育課長補佐  委員御指摘のとおり、本年の記録的な猛暑の中では、小・中学校に設置されましたエアコンによりまして、児童・生徒の良好な学習環境づくり、それから体調維持には大きく貢献していると考えております。しかしながら、御質問の幼稚園につきましては、現在のところ保健室を兼ねた職員室には設置されておるんですが、全保育室にまでのエアコンの設置はされていない状況でございます。 ◆春田 委員  大変暑い中で、以前質問したときに、それは小学校やったんですけれども、小学校の低学年は汗をかくのが大切やということで、結構子どもさんがエアコンに入って汗をかかなくなることが体調に何か響くような、そういったこともあるということをお聞きしましたけれども、やはりこれぐらいの暑さになりますと、なかなか大変だと思います。  保育園は完備されましたけれども、幼稚園は、一部には導入されていますが、全教室に設置されないその理由というのは、どのようにお考えでしょうか。 ◎満永 学校教育課長補佐  小・中学校にエアコンが設置されておりますのは、小・中学校では時間割りというのがありまして、教室で主に長時間授業を受けるという特徴がございます。したがいまして、良好な教室環境にするためにエアコンを設置しておるということですが、幼稚園におきましては比較的活動時間が短うございます。幼稚園教育要領によりますと、幼稚園の時間は平均4時間とするというふうに書かれております。なおかつ、保育室以外での活動の時間もとれるということもござまして、全保育室への設置までは見送られてきたものであると考えております。 ◆春田 委員  じゃ、今後に関しましても、積極的な設置に向けての取り組みはどのようにお考えになってますでしょうか。また、学校のほうでは、耐震工事と併用してこういったエアコンの設置に関しましても、交付金とか補助金の活用というのがあると聞いておりますけれども、幼稚園に関してこういったことも可能なのかどうか、お聞かせください。 ◎満永 学校教育課長補佐  今回の記録的な暑い夏の経験を踏まえまして、幼稚園におきましてもエアコンの設置は、熱中症対策ということでありますとか、健康管理ということも目的としながら、その必要性は高まっているのかなというふうに考えております。  委員会といたしましても、幼児の体温調整にかかわる医学的な観点でありますとか、今後予想されます夏の気象状況等さまざまな条件を総合的に勘案しながら、幼児にとっての必要性を十分に踏まえて、エアコン設置についても総合的に検討をしてまいりたいというふうに考えております。 ◆春田 委員  また現場の皆様の御要望等も踏まえまして、早期に設置に向けての対応をよろしくお願いいたします。  それと、やはり暑さ対策といいますと、すぐにエアコンということが頭に浮かぶわけでありますけれども、それ以外に例えばゴーヤとかアサガオを植えまして、つるをずうっと伸ばしてカーテンにするという緑のカーテン事業も、それをすることによって温度が2度ぐらい下がると聞いております。これは枯れるという心配もありますけれども、また昔からあります家庭で使用されていますすだれなどの活用ということを検討されているところもあると聞いておりますので、今年度はちょっと間に合いませんけれども、次年度に向けまして、エアコン以外でのこういった工夫も取り組みをまたよろしくお願いいたします。  それと、9月はまた体育祭の準備で子どもさんたちが野外で練習をされて、つい先日も熱中症で病院に運ばれたという、そういったニュースもありましたので、また今後暑さ対策をしっかりと御配慮いただきますように要望とさせていただきます。  以上です。 ○高橋 委員長  次に、井上委員の発言を許可します。 ◆井上 委員  私のほうから2点の件で質問させていただきます。  まず、仕分けに上がりました青少年活動センターについて、目的と活用状況をお願いいたします。 ◎宇治原 生涯学習課長補佐  目的といたしましては、青少年活動を通じて、青少年に規律、協調及び奉仕の精神並びに社会性を培い、心身ともに健全な青少年の育成を図ることであります。  活用状況につきましては、門真市子ども会育成連合会、門真ボーイスカウト協議会、生涯学習課、放課後子ども教室やNPO法人門真っ子などが青少年の健全育成のための拠点として利用しております。また、子育てサークルの利用や学習室の提供などを行っておりまして、施設の利用者は年間延べ2万4000人以上の方が利用しております。 ◆井上 委員  仕分けのやりとりの中で不要という結論が出てしまったんですけれども、私のほうといたしましては、ここは児童館の役割も果たしておりますし、先ほども言っておりましたように、子ども会とかそれからボーイスカウトとかも活用され、特にボーイスカウトや子ども会というのは、子どもたちの実体験とかもやると思うんです。仕分けの中でも飯ごう炊さんの話とか、そういった火をおこす方法とかも学ばなければ――私も子どものころに、へっついさんというんですけれども、そこに木を入れてかまどで御飯を上手に炊くとか、空気をうまく入れるとか、そういったことを母から教えられたり、そして集団の中でも児童館に行って、集団との触れ合いというのも強く感じたというのがあります。  そして、先ほども言っておられました門真っ子というのも今全国的に知られてきているようで、せんだっても視察に来られておったようです。ここは本当に子どもたちの1人1人を大切にする学習をボランティアの先生、OBの元先生だった方が2007年に19人の先生からやったということで、NHKのテレビを見ても涙、涙の思いをして、門真で本当にこんないいことをやっているんだなということを感じた次第です。  不要になったことを受けまして、この青少年センターをどのようにしていくかということを庁内でこれから話し合っていく、これが結論ではないという認識は、みんな同じだと思うんですけれども、その判断がなされたことで、市のほうはどのように考えているかということをお願いいたします。 ◎宇治原 生涯学習課長補佐  青少年の人間関係の希薄さ、社会性が危惧されている中、人として健全な成長に極めて重要な仲間遊びや異年齢交流及び生活体験学習などを通じて、青少年の健全育成を図るためには、今後も場や機会を提供する青少年活動センターは必要な施設であるとの考えで事業仕分けに臨みましたが、結果として不要との判断がなされました。  今後、施設のあり方につきまして、事業仕分けの際に行われた質疑、議論、また市民判定員による評価結果などを踏まえながら検討してまいります。 ◆井上 委員  私もその場面は聞いていたんですけれども、不要になった理由の一つとしては、市民プラザが近くにあるからというふうに受けとめられたんですが、市民プラザでそれだけのものが受け皿としてできるのかどうかということが課題になってくると思います。近いだけで拙速に決めるのはいかがかなと思ったんですけれども、市民の方の中には青少年センターの認知、市民として市民権を得ていないなというのも感じたんです。だから、そういうふうな判定が出たのだなと感じます。  それと、市民プラザでしたら貸し館業として今やられておりますので、もしこの青少年センターをそちらに持っていくというふうになれば、相当の整備もしなければならないものだと考えますので、庁内議論を慎重に進めていただきますことを要望としておきます。  次に行きます。先ほども春田委員のほうで幼稚園のクーラーの設置、暑さ対策について質問がありまして、重なる部分もあろうかとは思いますけれども、この暑さは本当に喫緊の課題となっていますので、私のほうからも通告に従って質問をさせていただきます。  小・中学校も、昨日の民生常任委員会でも保育園が設置されておりまして整っているな、門真はすぐれているなと本当に思いましたが、幼稚園の暑さ対策のほうの今の現状を教えてください。 ◎満永 学校教育課長補佐  現在の幼稚園の暑さ対策でございますけれども、本年の記録的な暑さの中では、各幼稚園におきましては、まず子どもの体調を見ながら必要に応じて、保健室を兼ねた職員室のエアコンが設置された部屋におきましてクールダウンをさせたり、あるいは小まめに水分補給をさせるようにしながら体調管理に努めてまいりました。  しかし、幼稚園教育論の中には健康の領域というのがございまして、その中に体を十分に動かす運動というのがございますが、そういった部分につきましては、子どもの体調に十分に配慮しながら行っているといった状況でございます。 ◆井上 委員  子どもさんと高齢者の方は、逆に体感調節というんですか、そういうのが下手な機能になっているそうなんです。ですから、暑いという中でどこまでもつかというのが乳幼児の暑さに対しての課題になってますので、これは喫緊の課題やなと思っています。  私たちが7月に市民アンケートというので市民全員に対してアンケートを配りまして、その中で自由に書いていただく欄があります。そこにクーラーをつけてほしいという切実な保護者の願いが書かれておりまして、その要望を受けて、クーラーというのは本当に大切だと思います。教育委員会のほうにもそういった声が来ているかどうか、教えてほしいんですけど。 ◎満永 学校教育課長補佐  各幼稚園のほうに保護者からそういう声が上がっておるということは、園長から聞いております。また、園長から設置の希望も出ております。  以上でございます。 ◆井上 委員  園児の暑さ対策の今後の対応と、4園すべてにエアコンの設置をすることを希望しているんですが、その点についてどう考えておられるのか、答弁をお願いします。 ◎満永 学校教育課長補佐  今後の対応ということでございますが、幼児の健康・安全の管理を各幼稚園に継続して指導する。それから、幼児の健康・安全保全のためには、先ほども申し上げたような観点を踏まえながら、各幼稚園に空調設備を設置することにつきまして、総合的に検討してまいりたいというふうに考えております。 ◆井上 委員  終わります。 ○高橋 委員長  次に、中道副委員長の発言を許可します。 ◆中道 副委員長  私からも2点ほどお聞きさせていただきます。  1点目は、北小学校と浜町中央小学校の統合に伴う通学路の安全確保ということでお聞きしたいと思います。  平成24年4月に北小学校と浜町中央小学校の統合が実施されることとなりますが、現在北小学校に通学している児童はすべて浜町中央小学校に通学することとなります。このことに伴いまして、浜町中央小学校から一番遠い校区になります西小路から通学する児童は、かなりの遠距離の通学になると思います。大人の足でも40分以上かかるため、幼い子どもの足では1時間以上もかかることは十分考えられます。具体的にどれぐらいの時間と距離になるのか、お伺いいたします。 ◎辻本 教育総務課長補佐  副委員長御指摘のとおり、北小学校と浜町中央小学校の統合に伴いまして、西小路地区から通学する児童の通学距離が校区内で一番長くなることとなります。このことを受けまして教育委員会におきましては、通学路となる道を小学校低学年児童の歩く速度を想定しまして、実際に2回歩きました。その結果ですが、おおむね30分を要しております。また、距離におきましては、直線距離で約1.2㎞となっております。  以上です。 ◆中道 副委員長  低学年の児童はまだまだ体力もなく、重い荷物を担いで通学するわけでありますが、幼稚園、保育園を上がったばかりの児童については、かなりきついことになると思われます。児童の通学距離、時間とか、そういう法律上の決まりを超える通学路ではないかと思われますが、その点についてお伺いいたします。 ◎辻本 教育総務課長補佐  義務教育諸学校等の施設費の国庫負担等に関する施行令というものがございまして、この中におきまして、適切な学校規模の条件といたしまして、小学校の通学距離につきましては、おおむね4㎞以内とされております。法律等の観点からは問題はないものと考えております。  以上です。 ◆中道 副委員長  法律上許される4㎞ということでありますが、その範囲内であっても遠距離通学になることは十分考えられます。新入学の1年生の小さな児童を持つ保護者や地域の皆様はかなり不安なことやと思われておりますので、そこは事実やと思います。現在の通学帰宅時間は4時半ぐらいと思われます。クラスの居残りで5時過ぎになり、雨の日やこれから迎える冬場になれば、日の暮れも早く危険度は増すと思います。このことを踏まえ、教育委員会においても、この不安を解消すべく何か方策を考えておられるのか、その点についてお聞かせください。 ◎辻本 教育総務課長補佐  引き続きお答えいたします。  これまで教育委員会では、北小学校と浜町中央小学校の平成24年4月の統合に向けましてさまざまな問題点を解決するため、PTAや地域の代表の皆様からさまざまな御意見を伺って話し合いを進めているところであります。とりわけ通学路の安全確保等の問題につきましては、多くの御意見をいただいております。中でも児童の通学路上でのさまざまな安全確保の問題については、地域ボランティアやPTA、学校との協力を視野に入れまして具体的に検討していくことにしており、できる限りの対応をしていきたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りようお願いいたします。  以上です。 ◆中道 副委員長  教育委員会のほうで安全対策を中心にさまざまな検討をしていただいていると思いますが、通学バスですね。そういうのを走らせていただけるとか、民間の警備員を家の近くまで配置していただけるとか、月出の郵便局の前の道路はカーブが死角になっておりますので、交通事故が非常に多いと予想されます。  通学の時間帯の車両進入禁止、そういう措置をとってもらうとか、通学途上にあります門真浜町交差点付近の安全対策等、今後平成24年4月までに教育委員会及び学校側、PTAを初め地域の皆さんともに十分調整していただき、通学路の安全確保について検討していただける限りの対応をしていただけるように要望しておきますので、よろしくお願いしたいと思います。  もう一つは、四宮土地区画整理事業の清算金徴収、交付についてお伺いさせていただきます。  これも私、委員会では何回も質問させていただいたと思うんですけれども、懸案事項でありました四宮土地区画整理事業につきましては、昨年の11月に換地処分の公告がありまして、完成したことは大変喜ばしいことだと思っております。ことし4月に清算金の徴収、交付の事務を施行されたことと思われますが、清算金の徴収、交付の件数についてお伺いしたいと思います。我が家にも交付金が参ったわけでございますが、ちょっと聞かせていただきたいと思います。 ◎林 地域整備課長補佐  4月より清算金の徴収、交付の事務手続に入っております。清算金の徴収につきましては、平成21年度に関西電力より清算徴収金を納付されておりますことから、件数は37件中36件、交付件数は240件で4月に通知したところであります。 ◆中道 副委員長  昭和43年ということでかなり長い期間の区画整理事業の施行であったと思われますが、権利者も相当ふえておると聞き及んでおります。清算金の徴収、交付について苦労されていると思いますが、現在の執行状況についてお聞かせいただきたいと思います。 ◎林 地域整備課長補佐  清算金の現在の徴収、交付の執行状況でありますが、徴収金につきましては36件で1億5396万6311円でございます。交付金につきましては、請求された件数は227件で1億7138万1790円で、未請求が13件残っております。 ◆中道 副委員長  交付金についてもそうなんですけれども、清算徴収金についてはかなり大きな金額になると思われますが、分割納付される件数についてもお伺いしたいと思います。 ◎林 地域整備課長補佐  清算金の徴収件数のうち、四宮土地区画整理事業施行規程に基づき、分割の申し込みが4件ありました。  以上です。 ◆中道 副委員長  ありがとうございます。事務手続をまたよろしくお願いしたいと思います。  現在、四宮地区は、工場関係、倉庫関係と結構大型なところがあいていたりとかするんですけれども、そこがあいてしまって、それを売られて住宅が建ったりとか、工場地帯と住宅が入り乱れたような状態になっておりますので、そこらの地域の整備もよろしくお願いしたいなと思っております。よろしくお願いします。 ○高橋 委員長  次に、吉水委員の発言を許可します。 ◆吉水 委員  私のほうから、都市整備と教育の二つを聞きたいと思います。  都市整備のほうです。これについて、北島の調整区域の中で、第2京阪から西側のほうで北島のまちづくり協議会というのができて、そこで土地利用をどうするかという中で、先日、具体的に説明会があって、その中で三井のアウトレットと京阪モールみたいな何か商業施設を誘致したい、地元のほうとしてはその2社に絞って結論を出したと、こういうふうな話を現実に聞いて、そして今そういう形で進んでいると思うんですね。  なるほど第2京阪はついているんで、交通は非常に便利になったということを踏まえて、今言うている北島地区に関して大型の商業施設が来ると、こういうことがもし実現するとすれば、もう今、地元としてはそういうふうな話に方向性としてなってますので、門真市もそれを追認するような形で、まちづくりというか、そういうふうな形のまちになっていくだろうというふうに想定されるわけです。  そのときに、北島の今の当該の土地がちょうどへばりつきというか、それは茨田線がへばりついているわけですね。そしたら、茨田線自身は非常に狭いということで、以前から拡幅の話がありながら立ち消えというか、そういうふうな状況がずっと続いているわけです。  ということになれば、そこに大型施設が入ってくるということになって、例えば市内の利用者がそこに殺到するということは当然考えられるわけですけれども、そうなれば、今言うている道はそのままでええのかということが当然考えられることなわけです。  そのあたりについて、基本的に都市整備のほうとしてはどういうふうにお考えなのか。結局、それはそこの施設の設置者が考えることなのか、それとも市として何かを考えているのか。そこらの基本的な考え方をちょっと教えてほしいと思います。 ◎平山 都市政策課長補佐  現在、北島西地区では、北島地区まちづくり協議会において、委員の言われるとおり、三井不動産と京阪電気鉄道の2社を事業化検討パートナーとして選定いたしました。今後、当協議会とパートナーとが事業手法等の具体の協議を行い、条件が整った段階で1社に絞り込み、また東・北地区との連動、連携も視野に入れながら、まちづくりの実現に向け進めてまいりたいと考えております。  委員御指摘の交通対策についてでありますが、まち開き後の公共交通の問題や現道の諸問題は、都市建設部としても重要な課題であると認識しております。公共交通については、第2京阪道路の開通に伴い、交通の流れに変化が生じたことや、北島地区に大規模商業施設の誘致を進めていることから、バス事業者に対してまちづくりの情報提供を行い、当該商業施設のアクセスの確保に向けた協議を今後行ってまいります。
     現道の諸問題については、当該地区の北側に位置する都市計画道路桑才下馬伏線及び委員の言われる西側に位置する市道大和田茨田線が想定されますが、北島西地区のまちづくりの中で道路拡幅を含めたまちづくりを進めてまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。  以上です。 ◆吉水 委員  次に質問しようかなと思っていたんですけれども、今言ったように交通機関ですね。公共の交通施設、これについては、はっきり言うて以前から門真の中をバスが走らない、なかなか採算に合わないということで、京阪バスがあちこち走りながら撤退したりとかということで、なかなかうまいこといかない。シャトルバス云々という話も含めて、以前から都市整備の委員会の中でも、交通に対しての質問が再三出たと思うんですね。  今回、大型の施設が来れば、必ずバスが要るやろうということは、これはもう前提としてあるわけですわね。ですから、今現在、はっきり言うたら、採算が合わないから、合う段階になってからバスは考えるがなと、そんな消極的な話じゃなくて、門真市の中で本当に交通網としてどうあるべきかということを都市整備としては当然考えないかんと思うんですね。それは、今バスが走らないという一つの理由に、採算が合わないということと、隅切りがないからバスが走れないという、この大きな問題が二つあると思うんですね。  今、状況が以前から比べたら随分変わってきている。以前は、住道から門真団地まで近鉄が走っていた。しかし、その路線も採算が合わないからといって近鉄が撤退しました。この10月に住道の駅に京阪が進出して京阪モールがあそこに誕生するというか、オープンするという状況になってますね。ということは、門真から住道のほうにつなぐ路線を一つ考えやということをバス会社と当然交渉するべきじゃないか。京阪自身も、今言うているように大型商業施設ができてから、できて採算が合うということになってから考えるがなということになれば、何年か先になるわけですね。  しかし、考えてみたら、門真の交通網というのはほとんど整備されてない。はっきり言うて、北島なんていうのは、要するに陸の孤島じゃないですけれども、年寄りは車がないですから、本当に乳母車みたいなああいう手押し車を押して買い物にとろとろと行っているのが実態ですわな。そやから、アンケートをとっても、打越のあたりから北島のあたりに関しては、バスを走らせてほしいというのがたくさんあるわけです。  そのことを考えたら、逆にバス会社にある意味でおんぶにだっこでいくんじゃなくて、役所として今の門真の交通網ということを先取りするような考え方で、大型ショッピング施設ができるということを前提に夢をもっと語れば、京阪バスもある意味では乗ってくるんと違うか。  逆に京阪バスがあかなんだら近鉄バスとか、例えば門真には両備バスもあるわけですから、そういうことで、競争させてでも引っ張ってくるというようなことをもっと積極的に都市整備として考えてほしい。そういうことをまず交通の話に関してはお願いしたい。  先ほどおっしゃってましたように、茨田線の拡幅ということなんかも含めて、これは当然喫緊の課題というか、どうするかという基本的な考え方を早いこと決めて、そして動いてほしいと思います。  次の門真市駅前の考え方に移ります。門真市駅前というか、今市営住宅、プラザとかあのあたりで耐震がもうきかないということで募集を打ち切る中で、入居者に対して、できたら出てほしいと。それに関しては、ある場所をどこか提供してそっちのほうに移ってもらうというようなことを含めて、今アンケートとかその他をいろいろおやりになっている。  そのアンケート結果をこの間から何回か見させてもうたんですけれども、結局あの地域というのは、門真市だけでどうこうできるような状況ではない。複合施設というよりは、複合的に入り乱れているわけです。というのは、イズミヤがある、個人商店というか、個人の所有者がいてはる、そこに市営住宅が入っている。  こういうことを考えたら、門真市だけの考え方では動けないということは、ある意味ではわかるわけですけれども、そしたら市営住宅をどうするのかという問題と、あの駅前の開発ということなんかを含めてもっと大きく考えて、何か考え方はないのかということをちょっと私としては考えるわけですね。そこいらについてお聞きしたいと思います。  例えば、今門真は、門真市駅、古川橋駅、大和田駅、そして萱島、西三荘も一部かかっている。結局、そういう京阪電車を中心にいっておりながら、門真に普通はとまるけれども、特急はとまらない、急行もとまらない。そしたら、今の状況でずっとあの駅前も含めて何もいじらなんだら、ずっととまらないわけです。しかし、特急をとめようやないかという考え方になれば、あそこを今の駅前も含めて、駅の北側も含めて、パナソニックのあのあたりも取り込んで、道というか、線路を広くして待機できる場所をつくれば、特急はとまるはずなんですね。  そしたら、今言うているように、ただ単に市営住宅の建てかえとかどうとかというそこいらの話だけにとどまるんじゃなくて、大きくあそこを門真の玄関というか、核になるような基本的な都市政策というか、あそこに例えば今大阪市と大阪府の一体化の問題なんか出ていて、場合によっては関空の近くに府庁が移転するかもしれない。こういうふうな状況の中で、関空に行くのに守口まで行かなんだらシャトルバスに乗れない。門真にシャトルバスをとめる気はないのかということです。  それをやろうと思ったら、今言うているように、あの駅前を総合的にひっくるめて、ちょうど近畿道、中央環状にかぶりつきしているわけですから、もっと生かすようなまちづくりというか、ある意味では大阪府も巻き込んでまちづくりというのを考えてほしい。そんな気がしてこの質問をあえてするわけですけれども、そのあたりについてどのように考えているのか、ちょっと聞かせてもらいたいと思います。 ◎菊川 都市政策課参事  まず、委員御指摘の門真プラザについてなんですが、我々といたしましては、改良住宅の整備と門真プラザ全体の再整備というのは、これは両輪の議論であるというふうに認識しています。  しかしながら、御指摘のとおり門真プラザは区分所有建物でございますので、一権利者である門真市が勝手に再整備計画を立案することはできません。ですから、改良住宅入居者と各権利者と同時並行的に話し合いを進めていっている状況でございます。  まず、市営住宅については、市営新橋住宅住民の会というのが結成されておりまして、この住民の会と定期的に会合を重ねまして、民間借り上げを中心とした非現地での再整備の理解を得るために、耐震性の説明であるとか意見交換を重ねております。  あと、分譲住宅所有者とか一般店舗の所有者については、門真プラザの将来の姿を一緒に考えませんかということで働きかけを行いまして、分譲住宅については、門真プラザ再整備検討会というものが立ち上がっておりまして、アンケートを実施したり再整備を含めた検討を市と一緒に行っていると。一般店舗につきましても、こういった組織はないんですが、個別にヒアリングを実施しまして、再整備についての認識について確認していっているということでございます。  続きまして、門真市駅前としての場合なんですが、門真市駅前については、京阪電車、あとモノレール、中環が結節する非常にまちの玄関口であるというふうに認識しております。当面はこの駅前空間の中心に位置する門真プラザの耐震性の問題に起因する再整備について、今申し上げたような各権利者と調整していきたいというふうに考えております。  検討に当たっては、こういった玄関口の中心にふさわしいまちづくりとしての視点、これを持ち合わせることが非常に重要と考えております。それから、今後門真プラザの再整備を通じて、駅前の活性化につなげていければというふうに考えております。  以上でございます。 ◆吉水 委員  今のお話、大体理解できました。ただ、今再整備ということを含めて考えたときに、結局今がチャンスなんですな、これ。今後、何らかの形で動き出したら、大きい夢なんていうのはかけないと思います。だから、そういう意味で、今、長い将来、50年先、門真はどうなるのかということなんかを語る中で、あそこの駅がこのままでええのかということを真剣に考えてほしい。  そして、今言うているように、あのあたりを一体物として、何かこういうことをしたい、こういうことをするねんということを市の主体で計画をある程度打ち出してもろうたら、そしたら企業誘致ということなんかも含めて、そういう意味ではかなり進むんと違うかと。あ、そんなんがあるんやったら、できるんやったら、ほなおれらも出て行こうかとか、何かそういうふうな話もあると思うんですね。今みたいにあそこを細切れで、ここだけをちょろちょろ、ここだけをちょろちょろといじる、そういうふうな考え方でいけば、それこそ恐らく今のままで沈下したまち、駅前になる。ですから、50年先は、あそこはとにかく特急をとめるねんというぐらいの夢を持って計画していってほしいです。そういうことでお願いしたいと思います。  結局、先ほどのバス路線、交通の問題に今のこの話も含めて、門真市の駅前をそれぐらい開発する、大きいもんをつくるという考え方をつくって、そして北島に今言うている大型の商業施設を持ってくる。そして、今、一中、六中の校区とか垣内町、石原町、あのあたりは今後総合的に都市整備されるわけです。ということは、三つの核があるわけですよね。その三つをつなぐ路線というのは、当然必要になってくるわけですわ。ですから、そういうことなんかを含めて、もっと先の話をして、そしてバス会社を引っ張ってくる。そういうことにぜひ努力方お願いしたいと要望しておきます。  次に、教育の社会体育施設の優先使用についてお聞きしたい。  先日、生涯学習のほうに問い合わせをしました。連盟とは別に、体育協会に入ってない団体として野球協会というのがあるわけですけれども、この野球協会のグラウンドの優先使用について、とりあえずことしの4月から、いつ借りたのか、実績を教えてほしいということを問い合わせしました。そして、4月11日、18日、5月9日、6月20日、7月4日、8月22日、29日、9月5日、12日、これだけ優先使用で許可したということで使われておるわけですね。  この中でちょっとお聞きしたいのは、4月11日と18日、これを許可した理由をお聞きしたい。それと、5月9日に野球場を夏季大会ということで借りておりますけれども、その夏季大会というのは、具体的に何チームでどういう大会なのか、第何回とか、そういうことも当然大会要綱があると思いますから、できたら教えてほしい。  そして、多目的の用具を6月20日に借りているわけですけれども、第6回門真市長杯記念大会というふうに銘打って借りている。名目はこれです。7月4日に同じく野球場をまた門真市長杯大会ということで借りております。8月22日、市民プラザ、これと29日、これは多目的ですね。これに大阪府予選大会(秋季大会兼大阪府予選大会A・Bクラス)というふうな形で、名目としては借りておる。それで9月5日、青少年、12日が野球場、大阪府予選大会、秋季トーナメント大会A・Bクラス、こういうふうな名目で借りております。  今、私がそれぞれ言いましたように、その大会の参加チームをちょっと教えてほしい。そして、4月の11日、18日は何の理由で貸したのか、教えてほしいと思います。 ○高橋 委員長  理事者の答弁を求めます。 ◎北田 スポーツ振興課長  今、お問い合わせの件でございますけれども、すべての大会の細かい資料をただいま持ち合わせておりませんので、詳しいことは申し上げることができませんけれども、優先使用の要綱では、社会教育関係登録団体否かは問わず、使用機会の公平性を基本に、施設の有効活用を図るために、全日程及び開会式当日の優先使用を認める大会といたしましては、冠のついた大会で、参加者が団体戦の場合は20チーム以上、個人戦の場合は30人以上の大会を基準として内容を定めております。同時に、社会教育施設は市民の貴重な税金で賄われておりますので、使用に当たっては常に公平・公正に行っていくことが必要であると考えております。 ◆吉水 委員  いや、それは当然の話です。当然の話やからあえてこういう質問をしているわけです。その中で、あえて言いますけれども、その詳しい資料は持ち合わせてないということなんで、それ以上は聞きません。しかし、6月20日に第6回門真市長杯記念大会というのがあるんですね。7月に門真市長杯大会というのがあるんです。これはどこがどう違うんですか。 ◎北田 スポーツ振興課長  先ほど申し上げましたように、申しわけございませんが、詳しい資料を持ち合わせておりませんので、またお調べをして回答させていただきたいと思います。 ◆吉水 委員  普通考えたら、市長杯でっせ。市長の名前を借りているわけですよ。教育委員会が当然申請の窓口に来たときに、あれっ、これ先月もあったんと違うんかい、今月また何で来んねん。6月に来て7月に同じ門真市長杯大会と銘打ったら――例えば、議長杯とか市長杯とか何か別の名前ならそれはあえて聞きませんけれども、同じ門真市長杯記念大会という、ここまで銘打っている大会です。そして次、市長杯大会。もちろん市長杯ということで冠を上げることに対しては、特別な許可とか特別な何とかということは、要綱とかそういうのは条例で決まっているわけではなさそうですから、あえてそれは言いませんけれども、とにかくこういうふうな形で非常に失礼ながらおかしい。  それと、今度は8月の大阪府予選大会です。そして、9月の大阪府予選大会。これは8月と9月で2日、2日で合計4日とっているわけです。これは何でこういうふうな形で大阪府予選大会か。ということは、大阪府の大会がどこかにあるわけですね。大阪府の大会はいつどこで行われるのか、予定は当然出ているはずですね。そこらは確認されてますか。 ◎北田 スポーツ振興課長  連続でとられている大阪府予選大会の要綱はいただいておりますけれども、まだ大阪大会の日程についてはいただいておりません。 ◆吉水 委員  そしたら、重ねて聞きますけれども、これは大阪協会というのがあるんですか。事務局はどこにあるんですか。門真の協会、これは確かに住所とか何とかは看板が上がってますから、それは確認してます。しかし、大阪協会というのはどこにあるんですか、事務局として。それぐらいは、教育委員会として最低確認しているんじゃないですか。まして、大会予選で2回、4日もとっている。ことしに関しては、中学校は耐震工事があちこちあるんで、中学校はほとんどとれない。ですから、グラウンドはほとんど確保されてない。どこの連盟でも場所の確保に四苦八苦しているんですよ。  にもかかわらず、今言うているように、8月、9月で、はっきり言うたら4日もとっているわけです。それが同じ大阪府予選大会、大阪府予選大会で、8月、9月に分かれてなってて、そしてなおかつ、今言うているように、ここに書いてあるのは、秋季大会兼大阪府予選大会というのが8月の分です。そして、9月は今度秋季トーナメント大会となっている。大会が明らかに違うということなんですよ。  逆に言うたら、こういうふうな形で大阪府の予選ということになれば、当然大阪府の事務局があって、それが管轄した中で、事務局から当然何らかの形で書類なり何なりがあるはずですよ。そやから、事務局がどこにあるのか確認してほしいんですよ。  これは押し問答というか、回答が一つもないんで、私もあえて今回に関しては打ち合わせもせなんだんです。これは以前から何回も指摘した問題なんで、失礼ながら本当にすり合わせも全くしてません。そやから、今みたいに答えが出ないことに関しては、私もそれ以上は求めません。しかし、少なくとも4月11日、18日、4月に2日貸しているわけです。しかし、これに関しては貸している冠がないわけです、はっきり言って。そして、5月の夏季大会、これは9日の日に野球場をとっているわけですけれども、こういう形で、今度6月、7月は市長杯という名前を2回使いながらやっている。8月、9月は今言っているように大阪府大会予選ということで4日とっている。  こういうことなんかに関して、先ほど言うたように公平・公正という中で、現実に私がもろうた資料は、スポーツ振興課からもろうた資料ですから、これを出す以上は、当然内容的にはある程度わかっているはずやし、わかってなおかしいし、まして受け付けているわけです。それで優先して貸しているわけですね。それがわからんというのはおかしいですよ、はっきり言ったらね。  それで、体育施設の優先使用に関する要綱の中に、優先使用が認められるものについては、1団体当たり年間3回とすると、こういうただし書きもあるわけですね。そして、受け付ける中で、大阪府・近畿・全国大会に通じるものとなっているわけです。ということは、1団体、任意の団体が勝手に何か冠をつけて、この冠大会がうちの大会ですよと言ってぱっと出してもだめということをあえてここに書いてあるわけですわ、はっきり言ってね。大阪府・近畿・全国大会に通じるものとなっているんですよ。  そやから、ほかの連盟も含めていろんな形で場所が確保できないということがありながら、現実には皆やりくりしながらこの3回ということを守らないかんということで四苦八苦しているのが実態ですよ。それを当然スポーツ振興は知っているはずですし、常にその話はしてますよ。しかし、片一方では今言うているように、これは全くの任意団体ですよ、はっきり言って。その野球協会というのはどんな組織なんですか。何チーム参加して、その登録の明細とか、そういうのはちゃんとあるんですか。 ◎北田 スポーツ振興課長  スポーツ振興課といたしましては、団体・サークル届というのをいただいております。それは各チームの登録という建前で、野球あるいはサッカー、いろんな種目がございますけれども、その各団体のチームの登録をいただいておるというのが現状であります。 ◆吉水 委員  そしたら、それぞれチームがあって結構です。しかし、野球協会としてこういう形で優先使用するとすれば、例えば体育協会の何々連盟が貸してくださいと言ったら、その傘下というのはばっと一覧表が出るし、その中身は予算、決算、総会の資料は当然つけて出しますよ、これははっきり言って。そういうものはもろうているわけですか。 ◎北田 スポーツ振興課長  各団体すべてのところから予算、決算をいただいているわけではございません。ある団体というんですか、幾つかの連盟からはそういう予算決算書はいただいております。 ◎柏木 教育次長  予算、決算の報告義務につきましては、門真市の補助金要綱に基づきまして、補助金を交付している社会教育関係団体としては、予算、決算の報告義務はございますけれども、その他の社会教育関係団体の予算とか、あるいは決算については、報告義務というのはございません。 ◆吉水 委員  補助金とかそういうのが出れば、それは当たり前ですよ。そしたら野球協会は何を根拠に優先使用させるのか。その根拠て何なんですか。資料を全く持ってないと。各チームそれぞれがあるということになれば、そしたら私も吉水クラブというチームを持ってますよ。吉水クラブで、なにやったら今みたいに優先使用出しても通るんですか。  私が言いたいのは、優先使用をさす根拠として、例えばこれだけのチーム数が一つの団体としてまとまっていて、そしてそれは年間こういうふうな活動をしているとか、こういう具体的な資料もあるし、役員名簿はこれで、総会はこういう形でちゃんとできてますと、少なくともそれぐらいの確認はした上でなかったら、全く任意で何も根拠もないようなとこに優先使用さすほうがおかしいんじゃないですか。それを言いたいわけです。  そやから、今言うているように助成金とか何とかということになれば、それはそれでよろしい。しかし、現実に助成金なんかこういうふうな優先使用のところに出してない。出してないんですけれども、それでも何か根拠があるからここの団体に優先使用させているわけですよ。そのさせている根拠て何なのか。だれか議員がごちゃごちゃ言うたから貸したんですか、そしたら。 ◎政 生涯学習部次長  優先使用を認めている団体は、門真市における社会教育関係団体に認定されているもの11団体のほかに、その他各サークルなんかの中でも認めてます。硬式野球の団体であったり、軟式野球の協会であったり、自治連合会、老人クラブ連合会、中学校体育連合会、幼稚園、保育園、障がい者のソフトボールチーム、全国大会に出場されるチームの強化練習、その他市役所内部の行事などで教育委員会が特に必要と認めているものであります。 ◆吉水 委員  それはおっしゃるとおりですよ。それでも、この野球協会に何で優先的に貸したのかということを聞いているわけです。それに貸す根拠は何なのか。これ以上言うても無理ですわな。そやから、もう結構です。  次、質問を変えます。大体実態はわかりましたよ、これ。ええかげんなことですわ、はっきり言って。 ◎柏木 教育次長  優先使用のことでの御質問でありますので、私のほうからお答えをさせていただきたいと思います。  門真市の登録団体につきましては、体育関係では365のチーム団体数がございます。過去に門真市においては、平成18年の中ごろより、当時私が課長をしておりまして、そのときに優先利用についていろんな御指摘がございました。それで、教育委員会といたしましては、関係者、団体に集まっていただきまして、特に土曜日、日曜日のグラウンドの優先利用について調整会議という形で持っていただきまして、体育協会関係が5割、その他一般の市民の方々の団体が5割と、こういうふうな形で持っていった経過がございます。  その後、20年度には、その優先利用に関する要綱もできまして今現在に至っているわけでありますけれども、門真市の体育施設につきましては、現在グラウンドが四つございます。そのグラウンドの中で特に日曜日が非常に混雑している。月1回の抽せん日には、毎回100人前後の市民の方々が体育館に押しかけて、ガラガラポンの抽せん器を回していただいて、最初の数けたの方は非常に喜んで帰られるわけでありますけれども、100番あたりの方はうなだれて帰られる、こういった状態が10数年間続いてきております。  こういったことをどうしても改めなくてはならないということで、18年に私が調整会議を開かせていただきまして、若干見直しをさせていただいたわけでありますけれども、その後、非常に生涯学習時代に入りまして、いろんなニュースポーツができてきたり、あるいは高齢者、60歳以上の軟式野球チームが出てきたり、非常にチーム数がふえてきました。御指摘の野球協会につきましても、当初の数チームから現在では40から50チームに膨れ上がったというふうに私は聞いているんですけれども、具体的な数字は、私は承知しておりません。  しかし、我々門真市の公務員としましては、体育施設を本当に市民に平等に公正に使用していただくというのが基本姿勢でございます。我々は、一部の奉仕者であってはならない、13万市民の全体の奉仕者として税の適正な執行を図っていく必要があるということで、そういう一般の方々についても、ある程度開会式をやったり、あるいは冠をつけた大会であれば、優先使用を一部でありますけれども、認めております。現在であっても、体育協会関係については、日曜日、非常に混雑した状況であっても、5割は確保させていただいております。  ですから、この税の公平さということであれば、当然そういった正式なものでなくても、冠のついた大会については、市としては優先使用をやっていくということにしなくちゃならんというふうに思います。  関係団体につきましての優先利用の特典でございますが、門真市には社会教育団体に認定された団体が今現在11ございます。そのうち5団体が補助金を交付されている。さらに、使用料の減免であるとか、あるいはさっき申し上げましたように、体育施設に限っては頭から5割の優先使用を認めている。  こういった中で、今後我々としては、どうしてもその優先使用については慎重にしなければならないと思いますけれども、やはり公平性の原点、観点をしっかり持ち合わせて、今、吉水委員御指摘のいろんな問題については、我々調査しまして、また御報告申し上げますけれども、基本的な考え方につきましては、やはり5割という一般の方にも使用していただくとかという線は、今後も守っていきたいというふうに考えております。 ◆吉水 委員  あえて次長がそういう話ししたら、もっと言いたくなりますよ、はっきり言って。今、言うていることはもっともな話やわ。私もそのかかわりに関しては、最初のいきさつからずっとわかってまんがな。そやから、公平・公正ということをさっきから言うているように、公平にやれやということが言いたいわけですわ。そういう中で、当然連盟に入っているところとか、ちゃんとした――ちゃんとしたと言ったら失礼ですけれども、要するに団体として教育関係やとか何とか、そういう団体に関しては、先ほど来おっしゃっているように優先使用させていると、それは当然やと思うんですわ。  そやから、そういう意味で、逆に特定のこういう野球協会、ここだけに何でそういう――特別な根拠があるんやったら言うてくださいと、さっきから言うているわけですわ。しかし、あえて40チームかもしれん、50チームかもしれんというふうな、そういうふうな漠然とした話でなしに、ちゃんとこういう組織として認めるだけの根拠があるんですよということがあれば、それを言うてもろうたらええということを言うているわけですわ。  しかし、それをいっこも言わずして、先ほども話があったように、いや、各チームそれぞれがどうのこうのというような話をされるから、不公平やないかということを言うているわけです。そやから、もうこの話は結構です、これで。ここにおる人は皆、大体実態としてわかっていると思います。  それで、今度グラウンドを借りたときに、グラウンドには駐車場は必ずセットとしてついているんですか。 ◎北田 スポーツ振興課長  駐車場でございますね。駐車場につきましては、グラウンドを利用される方の利便性をかんがみまして設置をいたしておるというところでございます。 ◆吉水 委員  いや、私が聞いているのは、グラウンドを借りたら、優先でも何でも結構です。抽せんで当たったからといって行っても結構です。とにかく、そのグラウンドを借りた段階で駐車場というのはセットになって借りられるものなのか、権利として認められるのかどうか、そこを確認したいんです。 ◎北田 スポーツ振興課長  駐車場の使用に当たっては、使用される団体に権限を与えているわけではございません。市民が利用される利便性を確保する、そういった意味で駐車場を設置させていただいております。 ◆吉水 委員  ということは、要するにグラウンドを借りたからというて、これはおれんとこの敷地や、これはうちの駐車場やということは言えないということですな。そういうふうに解釈できるわけですね。それでいいですな。  というのは、先ほど利便性――グラウンドに行くということは、当然何か道具を運んだりいろいろするわけですから、何人か乗ってくるわけです。そしたら、当然駐車場が要るということは、これは常識的に考えてわかるわけですね。しかし、このグラウンドを借りたら、うちはこれだけの権利がありますよということはないということでしょう。そやから、お互いに例えばあいているとこをそれなりにとめ合いして、譲り合うてとめたらいいと、私はそういうふうに思うんですけれども、そういうふうに解釈してもええわけですな。というのは、グラウンドを借りたから、必ずこれはうちの権利がある駐車場ですよということはないということですな。 ◎下治 生涯学習部長  市立運動広場に関しましては、指定管理者に委託しておりまして、その中で指定管理者が独自に多目的グラウンドに関しましては東側、野球場に関しましては西側と一応の一定のルールを定めております。それに従いまして、来場されたチームの方々は、ルールにのっとってとめていただくというふうに理解をしております。 ◆吉水 委員  今、言うているように、野球場と多目的、それに関してはジャパンクリエイトというのがこういうのを出しているわけですわ、はっきり言ってね。しかし、私がびっくりしたのは、この駐車券というのは教育委員会が発行したもんではなくて、教育委員会自身もこの現物を確認してなかった。そして、22年3月1日、ジャパンクリエイトが各団体代表者各位ということで出したこの書類に関して、次長のほうにこれは教育委員会が認めたものなのかということを確認したら、初めて見ましたと、こうおっしゃっているわけですね。  その駐車場に関しては以前からいろんな問題があるから、できたらこのジャパンのほうである程度それをちゃんとしたってやと、そのとおり言うていると。そういうふうな形で、そっちでできたら解決してほしいということは言うてました。そこはそれで管理者として当然そうやと思います。しかし、教育委員会が初めて見る書類を一部の団体に出して、そしてもらっているほうともらってないところがあるわけですわ、はっきり言って。そして、もらっているとこはこれを盾に、おれんとこの権利は、これ見てみい、ちゃんともろてるでと。あんたらないからこっちとめたらあかんということを一生懸命言い張った人がおるわけですわ。  そやから、これを市民全部に認識させて、時間貸しの人に関しても、例えば2時間単位でどこか借りるとこがあったら、そのチームにもこの駐車券を間違いなく渡したというのであれば、それは公平です。しかし、片一方だけで1面、要するに東側、西側というとこだけにぱっと渡して、そしてこれを張りつけたとこには絶対とめたらあかんというふうなことを言うているわけですわ。そしたら、さっきから言うているように、駐車場は必ずセットで権利があるもんでも何でもないなということを確認したのは、そういうことなんですね。  そやから、こういうことなんかを勝手にその管理会社が出して、そしてあたかも権利があるような形で、もろうた人はいいですけれども、もろうてない人は不公平ですやん、はっきり言って。  そやから、今後に関しては、これは絶対に――絶対というか、こういうことのないように、これは破きまっせ、はっきり、こうして。そやから、みんなの前で、今後は通用しないということを宣言してほしいですわ。どうですか。 ◎北田 スポーツ振興課長  そのお話をお聞きしまして、指定管理のほうに問い合わせをいたしました。何年か前にそういう駐車場の独自の振り分けというんですか、すみ分けというんですか、西側と東側を整理するために指定管理が発行したというふうには聞いております。 ◆吉水 委員  そやから、指定管理が発行しているからこういうのがあるんですよ。しかし、これを教育委員会が認めて、ああ、それでええがなと言うたというんだったら、それは私もそれ以上指定管理者には言いませんがな。しかし、勝手に発行しておいて、ある団体だけに渡して、はっきり言うたら、この前、団体が二つがっちんこしたんですよ。片一方には渡っていた、片一方は全く知らなんだと。それやのに、片一方はこれを盾にのけのけのけと言うていったわけですわ。そしたら、片一方は、えっ、そんなん知りまへんがな、わしら。こういう問題が出て不公平やないかということを言うとるわけですわ。  そやから、さっきから言うているように、要するにグラウンドを借りたから、必ず駐車場は全部ついてんねんと。そういうことじゃなくて、グラウンドは借りてもお互いにそれこそ乗り合いするとか何とか、要するに節度を持ってマナーとして、あいている駐車場をお互いに気持ちよう使おうやないかと、そういうことを当然ジャパンクリエイトの管理者は指導するべきやないか。  そして、もう一つ言うたら、この前プラザでもありましたけれども、ある団体がプラザの体育館を使うのに、あの中庭のとこにずうっととめ始めた。そしたら、ある人が出てきて、そこはとめたらいかんと一生懸命言うてはった。その人は管理者でも何でもないんです。しかし、これはおれらが向こうを借りているねんから、絶対ここはとめたらあかんということをしきりに言うてはりましたがな。そんなことなんか許されるかということですわ。  結局、みんな少ない施設の中で、お互いに乗り合いしてくるわけですから、駐車場は気持ちように使うというのが原則なはずなんです。それを特定の人が、そこはとめたらあかん、これはおれらの権利や、こういうことを言うたらおかしいやろうということを指摘したいんです。 ◎下治 生涯学習部長  指定管理者につきましては、条例、それから仕様書に基づきまして、一切の権限を市のほうから委託します。当然、その当日におきましては、指定管理者の指示に従っていただきまして、ルールどおり駐車いただく、お互い譲り合って駐車していただくというのが原則であると思います。  それから、プラザに関しましては、個人ではなく警備員のほうに、きっちりと駐車に関しまして指導するように申し伝えておりますが、若干至らなかった面があるかもわかりませんので、再度徹底いたしますように指導していきたいと思っております。 ◆吉水 委員  先ほど来るる述べましたけれども、要するにグラウンドが欲しい、体育館の場所が欲しいというのは、お互いに市民は場所を確保して何とか活動がしたいわけですわ。それを先ほど次長がおっしゃった、そして皆さんおっしゃっているように、公平・公正ということが一番前提にあって、市民のだれが見ても、なるほど公平や、なるほど公正やと、そこがなかったらこの話し合いは永遠とエンドレスになるわけですわ。また、そこいらを以前から何回も指摘して、先ほど柏木次長がお話しされたように、何年来の話があってこういうことなんです。  しかし、いまだもってまだこういうことが営々として続いているから、あえてきょうはかなりきつい質問をしたと思います。そういうことで、今後に関しては、またこれは注意深くいろんな意味で見守りたい、そういうふうに思いますので、きょうはこれで置きます。ありがとうございました。  今のこれとは別に、スポーツ施設というか、北島の今の多目的と野球場ですな。これは、とりあえず今現在は借りている。それの満期が平成24年10月ですか、借用の満期が切れる。それについて片一方の西側に関しては、今言うている商業施設が来るというのがある程度決まっているということになれば、一部の商業施設、例えば三井が出てきたときの計画書によれば、畑をつくりたいとかどうとかという地主さんの意向、まだ農業をやりたいという人が3割ぐらいいてはる。  その人なんかの意見を聞けば、西側を1期、2期、3期とこういったら、場合によっては足らんかもしれんと。そしたら、東側のちょっと一部をできることなら利用したいと、こういうふうな計画がその中に入っているわけですね。ということになれば、野球場と今言うている多目的とか、あのあたりの借用に関しての基本的な考え方というのはどうなるんやろう。というのは、今もここで延々とやったように、スポーツ施設というか、その場所がないわけですわね。最初あそこは防災的な機能を持つスポーツ空間ということで計画されていたと思うんです、何年か前はね。  しかし、それがもうどんどん変わってきて、今みたいな状況になりつつあって、今度借用のけつが24年ということになっているわけですよね。そのあたりについて教育委員会としては基本的にどう考えているか。教育委員会だけでは結論が出ないというのはようわかるんですけれども、そのあたりについて基本的な考え方というか、教育委員会としてはどうしたいのか、どうするのか、どないスポーツ施設というか、それを確保するのか。そのあたりの考え方をちょっとお聞かせ願いたいと思います。 ◎政 生涯学習部次長  本市におけるスポーツ振興並びにスポーツ施設のあり方については、まちづくりを推進していく中で総合的に考えていきたいと思っております。 ◆吉水 委員  今みたいな話でしょう。もうこれしかないわね。それで、今度都市整備に聞いても、いや、できることならというて言葉を濁してどこも結論が出ない。企画に聞いても一緒ですわ。助役どうですか。このあたり総合的に、もう来年、再来年には返さないかんですよね、これ。返すのか、また買うのか、買わんのか、それともまた借りるのか、そこら基本的には何か考えがあるのと違うやろうか。 ◎小西 副市長  吉水委員言われてますように、24年11月ということで、今その部分についてそれも含めまして検討をしているところでございます。今、回答できるのは、検討している最中ということで、結論的なものは今ございません。 ◆吉水 委員  それはしゃあないね。それでも、考えてみたら、門真のまちづくりというのは、門真市が中心になって考えないかんですわ。それをさっきも言うたように、ひとつできたらこういう形で絵をかきたいと、計画はこういうふうに持っているねんということを一つ頭にたたき込んだ中で、地主を説得する、そして商業施設なり何なりも取り込んで基本的な考え方を押しつけんことには、いや、地主がひょっとすれば返してくれと言うかもしれんし、このまま借りてくれと言うかもしれんし、場合によってはその商業施設がここも使いたいと言うかもしれん。そういうふうな受け身の形でいったら、本来のまちづくりということは成り立たんやろうと、こういうふうに思うわけです。  そういう意味で、市としては、ここは必ず例えば防災空地というか、先ほど言うたように防災的な機能を持たすということです。例えば、門真に何か災害があってバーンとなって、市営住宅を建てないかんと。どこに建てるの、仮設住宅を建てないかんとしたら、あそこしかないやないですか。  そういうことを考えたら、あそこは絶対にあけとかないかんという考え方になりませんか、これ。そやから、そういうことなんかを相対的に考えたときに、ただ押されて押されてなし崩し的にこういきました、こうなりました、こうしますというんじゃなしで、門真市として助役初めきちっとした計画を持って、ここは必ずこうするねんということを打ち出してほしいということを強く要望しておきます。 ○高橋 委員長  次に、福田委員の発言を許可します。 ◆福田 委員  2点について通告していますので、質問をします。  まず、1点目に、小学校の安全警備員の廃止の問題についてです。  これについては、3月の議会の中で突然予算が出されて、府の交付金が今年度で切れるということで、門機能オートロック化、そして防犯カメラの設置並びにそれに伴って警備員を廃止する、2学期からというふうな予算が出されて、このときにも一定議論がなされました。  また、その問題について地域の皆さんとか、あと校長会にも全く相談がなかったということで、今後これの実施については慎重に行うことや、また少なくとも今年度中は警備員を配置していくということなんかも求めてきたんですけれども、今の現状ですね。既にもうオートロック化とか防犯カメラとかついているように思うんですけれども、今どんな状況になっているのか、この点についてお伺いしたいと思います。
    ◎谷口 生涯学習課副参事  夏季休業中に工事を実施し、9月上旬には全校の通用門1カ所をオートロック化し、正門を含めた2カ所に監視カメラを設置し、職員室から監視する体制を整備いたしました。また、9月末まではオートロックを活用しつつ、学校安全警備員を配置し、安全確認を行っております。 ◆福田 委員  本当に相談もなしに定めた計画ですから、実施に当たっては地域や保護者の皆さんときちっと相談をし、必要な措置をとるというふうなことについても求めてきたわけなんですけれども、以降、PTAや地域の皆さんにどんな説明をして、どういった意見が寄せられてきたのか、この点についてお伺いしたいと思います。 ◎谷口 生涯学習課副参事  各学校では実情に応じて、学校だより等により保護者や地域に周知するとともに、地域の方の会合などさまざまな機会をとらえ、周知に努めてまいりました。その中で、児童の下校時の安全対策や土・日の対応などについて意見が寄せられている学校もございます。 ◆福田 委員  僕も何人かの保護者の方なんかにお話を聞いてみますと、まずあきらめなんですよね。あ、もう決まってしまったから、どないにもしようがないん違うかというふうなあきらめ、それと同時に本当に大丈夫かというふうな心配ということが寄せられてきて、学校によっては、これは民間の設備というか、それで子どもたちが門を通るとそれが感知されてメール送信がされるというふうなことの導入の検討をしているというふうなことも聞いているんですけれども、今後機械警備がされると、安全警備員が廃止されるというふうなことについて、今後の子どもの安全確保、これについてどのように取り組まれていこうとしているのか、この点についてお伺いしたいと思います。 ◎谷口 生涯学習課副参事  各校においては、朝の登校指導だけでなく、児童の下校時も校門指導を行っております。また、キッズサポーター等地域の方にも協力をいただく学校もございます。教育委員会といたしましては、今後とも情報把握に努めるとともに、地域全体で子どもを見守る体制を充実してまいりたいと考えております。 ◆福田 委員  やはり教育委員会が勝手に決めたことなんで、その対応については学校任せにするということではなしに、きちっとした対応を行っていく必要があるということですので、これについては抜かりないようにやっていただきたいということを強く要望しておきたいと思います。  続いて、住宅市街地総合整備事業についてです。これは石原東・大倉西地区、ここで今具体的に立ち退き交渉が行われているんですけれども、この中で私も相談を受けたんです。というのは、この立ち退き交渉というのは、市が直接行うわけではなしに、事業組合の事務局が立ち退き交渉を行うということで、この間も指摘をしてきたんですけれども、その内容が不正確であったり、また立ち退きを急がせるというふうな不適切な立ち退き交渉等がやられていて、結果として当該の居住者、借家人の方が不安を覚えるというふうなことがこれまでもあり、その点については議会に指摘をしてきました。この石原東・大倉西地区においても相談がありまして、その方は本当に精神的にまいってしまうというふうなところまで追い詰められた状況というのがありました。若干の行き違いとかそういうことはあったというふうなことなんですけれども、これについて、経過についてどういうふうに把握されているのか、お伺いしたいと思います。 ◎岡野 地域整備課長補佐  住宅市街地総合整備事業に伴いまして、老朽建築物等の除却対象建築物の借家人の対応につきましては、市と共同整備事業組合とで締結しております。まちづくり事業協定の役割分担において、共同整備事業組合が区域内の居住者の移転に係る対応は、建物所有者との民民の契約解除として実施することとなっております。  先般、平成22年7月14日には、石原東自治会館において、石原東・大倉西地区の本年度の除却対象建物の借家人に対しまして事業説明会を開催いたしました。組合事務局からは、退去相談などをされるようなお知らせもされております。 ◆福田 委員  僕もこの説明会については参加したんですね。なぜかというと、これまでの経過もあって、市として事業についてどういった説明をしているのか。立ち退きについては、これは強制的なものではなくて、あくまでも任意であること、借家人本人さんが合意というか、納得されるまではそこに居住することができること、このことについてきちっと説明されているのかどうかですね。この点についてすごく不安だったので、説明会にも参加したわけなんですけれども、専門用語とかが多過ぎて、率直に言うてなかなか理解しにくい説明会でした。  ですから、その後もいろいろな問い合わせがあって、そういった説明をしたわけなんですけれども、今回の部分については、具体的に市に電話なり相談なりされたと思うんですけれども、その点についての経過、把握していることについて御説明ください。 ◎岡野 地域整備課長補佐  状況の把握もあるんですけれど、石原東・大倉西地区の事業に関しまして、組合と定期的に協議、調整などを行っておりまして、その際に退去交渉の状況なども確認しております。今おっしゃってました借家人の方の経緯等につきましては、組合とどういうふうな経緯があったかということもお聞かせ願いまして、お話はさせていただいてます。 ◆福田 委員  この件については、その方は女性のひとり暮らしなので、お兄さんを通じて話をしてほしいということだったにもかかわらず、直接本人に行くというふうなこともありました。また、ほかのケースでは、昼から田舎に帰るというふうに言うているのに、その午前中に押しかけるというふうなケースも聞いています。ですから、僕に伝わってきた件だけでもそれだけあるわけですから、ほかにも期限を切って立ち退きを迫ったりとか、そういうことはもちろん過去にもありましたし、そういうことについて、本当にきちっと指導されているのかというのがすごく疑問なんですね。この間も事業組合の事務局に対して、きちっとそういうことがなされるように要請するという趣旨のことはありましたけれども、本当にそういったことをしているのか、この点も踏まえて今後どのようにされていくのか、この点についてお伺いしたいと思います。 ◎岡野 地域整備課長補佐  共同整備事業組合の事務局より退去するに当たりましては、事業の趣旨、それと強制ではないこと、事業の予定時期なども十分理解していただくということも含めまして対応されるように強く求めております。  このたび一部の借家人の方にそういうふうな御連絡をいただきまして、市のほうに対しておしかりを受けたわけなんですけれど、事務局の状況や経緯についての話し合いを持ちまして、対応についての反省すべき事柄について、今後とも一段と配慮を持った接遇をされるように求めております。  今後につきましても、御理解、御協力を得られますように、再度事業に関しての説明など、また役割分担の説明などをするようにしまして、進めていきたいと考えております。 ◆福田 委員  これは提案なんですけれども、はっきり言ってこの間、何度となくこういったことを求めておきながら、いっこも是正されない。これは交渉も、ほとんど文書じゃなくてもう口頭で、そういう、まあいうたら追い出すようなことを言われたという方もいてはりますし、これは口頭ではなくてきちっと文書で、合意に至るまでは立ち退かんでいいこととか、特に期限を切ってやらないとかということも含めて、どういう交渉をしているのか、事業の内容について説明をしているのかというのがわかるように、権利者に対して、また借家人の方に対して、事業組合の事務局がきちっと説明書きですね、先ほど僕が言うたことについては渡すというふうなことで、それで改善を一定図られるように思うんですけれども、この点についてはどうですか。 ◎岡野 地域整備課長補佐  その件につきましては、組合事務局のほうに働きかけて、その辺のところ、そういうふうな御質問もありましたよということで検討するようなことで話はしてみます。 ◆福田 委員  いずれにしても、今後本当にこういうことがないように、一つ提案しただけですから、こういうことが起こらないように抜本的な対策をきちっとやっていっていただきますように要望しておきます。  以上です。 ○高橋 委員長  以上で通告による質問は終わりました。  これをもって所管事項に対する質問を終了いたします。 ─────────────────────────────────────                                  以 上                建設文教常任委員会                  委員長    高  橋  嘉  子...