平成28年 2月 定例会(第1回) 第1回
箕面市議会定例会継続会会議録3月4日(金曜日)◯出席議員 1番 増田京子君 14番 武智秀生君 2番 北川照子君 15番 二石博昭君 3番 田中真由美君 16番 内海辰郷君 4番 名手宏樹君 17番 西田隆一君 5番 中西智子君 18番 牧野芳治君 6番 中嶋三四郎君 19番 林 恒男君 7番 川上加津子君 20番 上田春雄君 8番 岡沢 聡君 21番 稲野一三君 10番 中井博幸君 22番 神代繁近君 12番 神田隆生君 23番 印藤文雄君 13番 尾上克雅君◯欠席議員 11番 永田義和君◯説明のため出席した者の職氏名 市長 倉田哲郎君 会計管理者 南 悦司君 副市長 奥山 勉君 教育長 具田利男君 副市長 伊藤哲夫君
公営企業管理者 出水善博君 市長政策室長 稲野公一君
病院事業管理者 重松 剛君 総務部長 宇治野清隆君
監査委員事務局長(併任) 公平委員会事務局長 吉田譲二君
総務部担当部長 中井正明君
選挙管理委員会事務局担当部長 中野仁司君 市民部長 千葉亜紀子君
子ども未来創造局長 大橋修二君 地域創造部長(兼務)みどり
子ども未来創造局担当部長 まちづくり部長 広瀬幸平君 樋口弘造君
地域創造部鉄道延伸・まちづくり
子ども未来創造局担当部長 政策統括監 柿谷武志君 木村 均君
地域創造部担当部長 仲井信雄君
子ども未来創造局担当部長 (併任)人権文化部長 浜田徳美君 健康福祉部長 小野啓輔君 消防長 美谷一哉君 競艇事業局長 栢本貴男君
◯出席事務局職員 事務局長 中井浩己君
議事室議事グループ参事 入交明子君 議事室長 三浦 竜君
議事室議事グループ主事 臼井絢子君
議事室議事グループ長 山根貴之君◯議事日程(第3号) 平成28年3月4日 午前10時開議 日程第1
会議録署名議員の指名 日程第2 「平成28年度施政及び予算編成方針」に対する代表質問 日程第3 第1号議案 平成28年度箕面市一般会計予算 日程第4 第2号議案 平成28年度箕面市特別会計財産区事業費予算 日程第5 第3号議案 平成28年度箕面市
特別会計公共用地先行取得事業費予算 日程第6 第4号議案 平成28年度箕面市
特別会計国民健康保険事業費予算 日程第7 第5号議案 平成28年度箕面市
特別会計介護保険事業費予算 日程第8 第6号議案 平成28年度箕面市
特別会計後期高齢者医療事業費予算 日程第9 第7号議案 平成28年度箕面市
病院事業会計予算 日程第10 第8号議案 平成28年度箕面市
水道事業会計予算 日程第11 第9号議案 平成28年度箕面市
公共下水道事業会計予算 日程第12 第10号議案 平成28年度箕面市
競艇事業会計予算 日程第13 報告第1号 専決処分の報告の件(交通事故等に係る損害賠償請求に関する和解) 日程第14 第11号議案 指定管理者の指定の一部変更の件(箕面市立かやの広場及び箕面市立かやの中央駐車場) 日程第15 第12号議案 市道路線の認定及び廃止の件 日程第16 第13号議案
住之江競艇施行者協議会規約の変更に関する協議の件 日程第17 第14号議案 箕面市税条例改正の件 日程第18 第15号議案 箕面市
特別会計条例改正の件 日程第19 第16号議案 箕面市立かやの広場・かやの
中央駐車場条例改正の件 日程第20 第17号議案
箕面市立コミュニティセンター条例改正の件 日程第21 第18号議案 箕面市
高齢者等介護総合条例及び
箕面市立介護老人保健施設条例改正の件 日程第22 第19号議案 農業委員会の選挙による委員の定数を定める条例改正の件 日程第23 第20号議案
箕面市営住宅管理条例改正の件 日程第24 第21号議案 箕面市
建築審査会条例改正の件 日程第25 第22号議案 箕面市
火災予防条例改正の件 日程第26 第23号議案 指定管理者の指定の件(
箕面市立コミュニティセンター彩都の丘会館) 日程第27 第24号議案 箕面市行政不服審査に関する条例制定の件 日程第28 第25号議案 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件 日程第29 第26号議案 箕面市職員の退職管理に関する条例制定の件 日程第30 第27号議案 箕面市
職員分限条例等改正の件 日程第31 第28号議案 箕面市一般職の職員の給与に関する条例等改正の件 日程第32 第29号議案 箕面市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例改正の件 日程第33 第30号議案 箕面市
国民健康保険条例改正の件 日程第34 第31号議案
箕面市立消費生活センター条例改正の件 日程第35 第32号議案 箕面市証明その他の
手数料条例改正の件 日程第36 第33号議案 箕面市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営等に関する基準を定める条例改正の件 日程第37 第34号議案 箕面市
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営等に関する基準を定める条例改正の件 日程第38 第35号議案 箕面市
みどり推進基金条例制定の件 日程第39 第36号議案 箕面市
公園緑地等整備基金条例制定の件 日程第40 第37号議案 平成27年度箕面市
一般会計補正予算(第5号) 日程第41 第38号議案 平成27年度箕面市
一般会計補正予算(第6号) 日程第42 第39号議案 平成27年度箕面市
一般会計補正予算(第7号) 日程第43 第40号議案 平成27年度箕面市
特別会計国民健康保険事業費補正予算(第4号) 日程第44 第41号議案 平成27年度箕面市
特別会計介護保険事業費補正予算(第3号) 日程第45 第42号議案 平成27年度箕面市
特別会計後期高齢者医療事業費補正予算(第3号) 日程第46 第43号議案 平成27年度箕面市
水道事業会計補正予算(第2号) 日程第47 第44号議案 平成27年度箕面市
公共下水道事業会計補正予算(第2号) 日程第48 第45号議案 平成27年度箕面市
競艇事業会計補正予算(第2号) 日程第49 第46号議案 箕面市子ども・
子育て支援条例改正の件 日程第50 第47号議案 箕面市建築物の
エネルギー消費性能の向上に関する法律に基づく認定等に係る
事務手数料条例制定の件 日程第51 第48号議案 箕面市長期優良住宅の普及の促進に関する
法律施行条例改正の件 日程第52 第49号議案 箕面市都市の低炭素化の促進に関する法律に基づく認定等に係る
事務手数料条例改正の
件----------------------------------- (午前10時 継続開議)
○議長(二石博昭君) ただいまより平成28年第1回
箕面市議会定例会継続会を開議いたします。 この際、諸般の報告をさせます。事務局長 中井浩己君
◎事務局長(中井浩己君) まず、議員の出席状況をご報告申し上げます。 本日は11番 永田義和議員より欠席の申し出が参っております。したがいまして、本日の出席議員は21名で、地方自治法第113条の規定により会議は成立いたしました。 次に、本定例市議会に付議される事件の説明員をご報告申し上げます。 (以下報告)
○議長(二石博昭君) 次に、日程第1、「
会議録署名議員の指名」を行います。 本日の
会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、議長において4番 名手宏樹君及び19番 林 恒男君を指名いたします。 次に、昨日に引き続き、日程第2、「平成28年度施政及び予算編成方針」に対する代表質問を行います。 発言を許します。公明党代表 岡沢 聡君
◆8番(岡沢聡君) おはようございます。公明党の岡沢 聡でございます。
公明党箕面市議会議員団を代表いたしまして、質問いたします。 箕面の皆様一人一人が輝き、活躍できる社会の実現、そして活気ある温かな地域づくりをめざしていくために、着実な未来を見据える力強いご答弁をお願いし、質問をさせていただきます。 世界では今、多くの人々の生命と尊厳を脅かす深刻な危機が広がっています。シリアでの紛争が続く中東をはじめ、各地で難民や国内避難民が急増し、戦闘や迫害から逃れるために家を追われた人々は6,000万人にもなります。また相次ぐ災害により、わずか1年の間に1億人を超える人々に被害が及びました。洪水や暴風雨などの気候に関連したものが9割近く占めると言われ、地球温暖化がもたらす影響の拡大が懸念されます。このように、世界では人道危機などの地球的な課題が山積している状態であります。 そういった中、国連では2030年に向けて包括的な解決を図り、めざしていく目標の中に、「あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる」、その前提として「誰も置き去りにしない」との誓いが明記されております。深く感銘する点であります。 また、本年1月6日には北朝鮮が4回目の核実験を強行、その1カ月後の2月7日には
長距離弾道ミサイルを発射と、我々日本や国際社会の安全に対する直接的で重大な脅威であり、断じて容認できないものであります。 日本においては、3年余りにわたる自公政権の経済政策により、デフレ脱却まであと一歩の状況を迎えてはきていますが、その経済の好循環を地方に、中小企業に、そして家計に満遍なく広げていかなければならない状況であります。 また、高齢化と人口減少の同時進行であります。未来への責任を果たすため、答えを先送りすることのできないものと考えております。 箕面市におきましては、平成28年度の予算概要を拝見したところ、
北大阪急行線延伸整備工事の着手での予算組みが多くされており、いよいよ市民の皆様にも目に見えた動きとして北急延伸が実感できるようになってくるのではと感じております。 また、施政及び予算編成方針におきましても、おおむね問題なく取り組まれているものと判断いたしますが、十分な説明がなされていない箇所、不明な箇所、また提案を以下大綱6項目にまとめ、質問をさせていただきたいと思います。 大綱1項目めといたしまして、行財政全般についてお聞きさせていただきます。 1点目に、いよいよ本市におきましても、平成29年度からの運用をめざして統一的な基準による地方公会計、いわゆる新地方公会計制度が導入されます。これは、現在の単式簿記会計を補完する目的で導入されるものですが、今までの単式簿記では把握できなかった市全体の資産、負債の状況や減価償却費等のコストも明確になることから、財政の透明化を高め、説明責任をより適切に果たしていけるものとなります。 現在は導入に向け、財政書類を作成するため基盤となる固定資産台帳の整備、道路台帳のGIS化等の作業をされているところでございますが、導入後の仕訳作業はどの時期でされるかお考えでしょうか。日々蓄積していくことによって、現状どこまで事業が進んでいるのかが見え、軌道修正をかけることもでき、適時に意思決定ができることが大事だと考えます。年一括処理であれば形だけになってしまわないでしょうか。せめて期ごとで様子がわかるように、四半期ごとの時期設定が必要と考えるが、いかがでしょうか。 2点目に、病院事業についてお聞きいたします。 市立病院は昭和56年開院以来、来年度で35年が経過いたします。その間、多くの市民の命と健康を守ってこられました。経営面では、平成21年に地方公営企業法全部適用に移行し、
市立病院改革プランに基づく経営改革を、攻めの経営改革として進められ、大幅な赤字削減を実現され、市民から信頼される病院へと成長されてこられました。 しかしながら、以前、西田議員の一般質問で建てかえを判断する時期での答弁にもありましたように、当院の耐用年数は41年程度、建てかえ構想として最短で実施設計3年、建設工事2年、契約手続、準備期間を1年として6年を有するとのこと。いよいよ来年度より構想段階に入らなければならないと考えます。今後策定される新
市立病院改革プランの中に盛り込ませ、さらなる経営改革をと考えますが、いかがでしょうか。 3点目に、水道及び
公共下水道事業での老朽管更新についてお聞きいたします。 昨年3月策定の箕面市
上下水道施設整備基本・実施計画に基づき、将来にわたって安全な水を安定的に供給し続けるため、老朽管路の計画的な更新を進めてまいりますとのことですが、何年計画で、どのような順序で実施される予定でしょうか。危惧するところは下水道管劣化による道路陥没であります。近年の局所集中豪雨の影響で下水道管の劣化とあわせ、想定を超える雨量が原因とされる道路、地中の砂利が管に流出することで、地中においては空洞化が進んでまいります。老朽化が進んでいると思われる管や車両通行量の多い場所から始めていかれることを提案すると同時に、以前もご提案申し上げました車両搭載電磁波による調査を行うことでより効果的に、また安全に実施計画が進められると思いますが、いかがでしょうか。 4点目に、
大阪大学箕面キャンパス移転においての財源確保についてお聞きいたします。 平成28年4月の合意書締結、平成33年4月開校をめざし、境界を設けない
都市型キャンパスとして、大きく変貌する(仮称)箕面船場駅周辺に融合していく新しいまちを形成していくわけでありますが、この財源確保はどのように行っていくかお示し願います。 次に、大綱2項目めとして、まちづくりについてお聞きいたします。 本市は、全国的に人口減少が叫ばれている中、人口の上昇が続けられており、素の人口推計において、2040年までの25年間、現在の人口を上回り続ける結果となっております。これも子育てしやすさ日本一を掲げ、子育て支援策を強力に推し進めた結果、子育て世代の方々の人口が顕著に増加しています。それも2位以下の他市に比べ、15歳以下の子どもたちの人口が圧倒的に伸びております。 また、高齢化率も全国に比べ3ポイントも下回っており、全国に比べ高齢化は10年おくれているとのことであります。しかし、実質的には子育て世代が増加しただけで、高齢者の人口は変わっていないのが現状だと思われます。 まちづくりを形成していく上で必要なことは、
ビルド・バック・ベターの考え方が必要ではないかと考えます。これは近年、災害や異常気象による深刻な被害が相次ぐ中、昨年3月仙台で第3回
国連防災世界会議が行われ、そのときに原則の一つとして重要視された考え方であります。
ビルド・バック・ベターとは、復興を進めるに当たって、災害に遭う前から地域が抱えていた課題にも光を当てて、その解決を視野に入れながら、皆にとって望ましい社会をともにめざすというものであります。また、一人一人が感じる生きづらさを見過ごすことなく、声をかけ合い、支え合いながら生きていけるよう、きずなを強めることを基盤に置くことも必要であります。 1点目に、市は全国で初めて、
コンパクトシティ構想を推進するための特例措置などが受けられる立地適正化計画を策定されました。これは
北大阪急行線延伸での効果を最大限に生かして、市域全体の活性化、将来的にも安心感、安定感のあり続ける住民生活、子どもから高齢者まで豊かに暮らせるまちづくりを公共交通と組み合わせて将来像として策定されております。それらの将来像に加え、先ほど申し上げました
ビルド・バック・ベターの考え方を取り入れたまちづくり構想も必要であると考えますが、いかがでしょうか。 2点目に、観光施策についてお聞きいたします。 昨年の訪日客は過去最高の1,973万7,400人を記録しました。前年比で5割近くもふえたのは、円高による割安感の定着、ビザの大幅緩和などが後押しとなり、中国の爆買い志向も要因となっているものと思います。箕面市におきましても、以前にも増して訪日客が増加しているものと思います。このような目先の要因ではなく、今後、市として中長期的な、また継続的な取り組みも必要ではないかと思います。例えばその一つとして、旅行者ニーズに応じたサービスも不可欠であります。訪日外国人は公衆無線LANに対するニーズが高く、Wi-Fi環境の整備によって観光情報を有効に提供できれば、観光地等への訪問機会をふやすことになります。市としてどのように考えておられますでしょうか。 3点目に、船場地域のまちづくりについてお聞きします。 この(仮称)箕面船場駅周辺は、先ほども述べましたが、
大阪大学箕面キャンパスが移転してき、また昇降口や広場、ホールなどの駅周辺は世界的建築家、安藤忠雄氏がコーディネートし、空間デザインも統一され、市民も大学職員も学生もビジネスマンも誰もが自由に行き交う活気あふれる拠点形成をされるとのことでございますが、何か形だけが立派になることだけで持続性のある、また自立性のある拠点形成となり得るのかが不安でございます。 会派で視察してまいりました千葉県柏市北部の
つくばエキスプレス沿線、
柏の葉キャンパス駅周辺は
東京大学柏キャンパス、
千葉大学柏の葉キャンパスが立地されており、
柏の葉国際キャンパスタウン構想ということで、公・民・学の連携により持続性、自立性の高い構想で活気ある駅周辺のまちづくりを形成されていました。本市におきましても必要であると考えますが、いかがでしょうか。 4点目に、空き家対策についてお聞きいたします。 平成27年5月に
空き家対策特別措置法が施行され、9カ月が経過いたしました。空き家所有者が不明な場合、この
空き家対策特別措置法を適用して、土地、建物の納税情報を利用することで所有者を特定できることとなりました。このような調査が必要な空き家は、何かしらご近所もしくは地域の皆様に問題を発生させている空き家と思いますが、空き家の中で特定空き家等、いわゆる1つ目に倒壊等著しく保安上危険となるおそれがある状態、2つ目に著しく衛生上有害となるおそれのある場合、3つ目に適切な管理が行われないことにより著しく景観を損なっている状態、4つ目にその他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態に該当する空き家でありますが、現在市で何軒ほどあるんでしょうか。また、その中でも所有者が不明で対応できない空き家はどのような処置を講じているのでしょうか。 ある場所では、所有者不明で敷地内への対応ができないため、道路管轄での危険箇所として対応されているという状況もあります。今後、ふえ続ける空き家に対し、市として独自の条例を視野に入れた対策が必要と考えますが、いかがでしょうか。 次に、大綱3項目めとして、教育についてお聞きいたします。 先にも述べましたが、本市は子育てしやすさ日本一を掲げ、子育て支援を強力に推進した結果、近隣他市に比べ、15歳以下の人口伸び率が圧倒的に伸び、東部地域の伸び率はもちろんのこと、西部、北部、中部地域もふえ続けている状況と聞いております。 そこで、1点目にお聞きしたいことは、生徒数増加を鑑みて校舎増築を行っていくわけでありますが、限りある土地を活用しての増築となりますので、今後の将来的な活用もしっかりと考慮した設計をお願いするとともに、クラス数がふえるということはそれだけ教員もふえるということです。また、今後3年間で経験豊富な教員が大量退職するということもあります。子どもたち、また保護者の皆様に不安を与えないよう対応していただきたいと思います。また、教員増員の計画案がありましたらお教えいただきたいと思います。 2点目に、英語教育についてお聞きいたします。 昨年、
JETプログラムを活用して13名のALTを増員し、20名で2学期よりネーティブによる英語授業が開始され、半年間で一定の成果が見込まれたものとして、28年度に新たに13名増員することとなったと思いますが、実際、子どもたちにどのような成果があらわれたか、職員の目線、また、わかりましたら保護者の目線からの状況をお教えください。 また、今後はその成果をどのように生かしていくかが大事でございます。国に先駆けての英語教育の充実、強化を図っているわけでありますので、あくまでも子どもたちを中心に考えていくことを忘れずに、強く推し進めていっていただきたいと思います。 3点目に、新
放課後モデル事業についてお聞きいたします。 平成25年4月より開始されたこの事業でありますが、最初の1年目においては、さまざまなボタンのかけ違いにより多くの問題が生じ、混乱を来してきておりました。だが、平成26年4月からの2年間は箕面市
社会福祉協議会が行うことにより、保護者からの大きな要望の声も聞くことなく、またアンケート結果を見る限りでは子どもたちや保護者の方からの評価もおおむねよい評価が得られるものと確認できます。 しかしながら、一部では統括責任者である
コーディネーターと学校の窓口との連携がうまくとれずに、
コーディネーターにかなり精神的負荷がかかっているということをお聞きしたこともあります。事業の業務内容には学校と綿密に報告、連絡、相談、調整を行うこととあります。これは運営していく上で必要なことでもあると同時に、事故を起こさないために必要な事項でもあります。運営、業務を委託しているのだから、学校教育から離れているのだという見方もあるかもしれませんが、子どもたちの感覚は学校教育の一部として参加していると思います。どうか積極的な協力をお願いしたいと思います。 また、当初26年度より実施校を拡大していく予定であったと思いますが、今後の展開はどのようにお考えでしょうか。 4点目に、昨年発生いたしました体罰問題の中で感じたことについてでありますが、発生した事柄そのものには触れませんが、ご確認いたします。 教育を進めていく役割の一つには、自分自身の行動がもたらす影響を正しく見定めながら、自分にも周囲にもプラスの変化を起こす力を磨く役割と、もう一つは、困難に直面してもくじけることなく行動する勇気を発揮していくための学びの場としての役割があると研さんしたことがございます。もう一度、教育委員会をはじめ教員の皆様にはそれぞれの原点に立ち返って、子どもたちに向かい合っていただきたいと思います。 次に、大綱4項目めとして、子育て支援についてお聞きいたします。 1点目に、本市は全国の喫緊の課題である待機児童問題に真正面から取り組まれ、待機児童ゼロ
プランバージョン1がスタートした平成22年度から平成27年度の今日で、約700名の保育所定員を拡大されており、また昨年6月に策定された第三次箕面市子どもプランでは、さらに平成31年までに485名の保育所定員拡大をされる計画でプラン達成に向け、取り組まれているわけでありますが、この485名というライン設定は、今後の人口増加推計と照らし合わせて余裕ある人数設定なのか、また北急延伸に合わせた人口の張りつきを見越した上での人数設定なのかご確認いたします。 また、毎年度保育所が開園していくわけでありますが、その中で大事なことは保育所事業主の選定であります。これまでも間違いなく進められていると思いますが、今後もプラン達成に追われることなく、さらに堅実に行っていただきたいと思います。 2点目に、子どもの虐待相談件数は、近年全国で7万件を超えており、そのうちの約1万件、約14%が大阪府であります。また、全国で虐待によって亡くなる子どものうち44%がゼロ歳児であり、そのうちの17.2%が生まれた日に亡くなっています。こうした点について、医療関係者などからは、未成年者の妊娠やレイプなどによる望まれない妊娠、親の不安定な就労等の収入基盤が安定しないことや、親の知的また精神的障害などで出産後の子どもの養育について出産前から支援が必要とされる、いわゆる特定妊娠への支援が課題として指摘されております。それもそのはずで、妊娠、出産は医療の分野なので窓口は病院などの医療機関、子育ての関係は福祉で窓口は行政とばらばらであります。それぞれの連携がとれていないことから、母親の状態は厳しくても、その内容が出産後の行政担当者に引き継がれることがないため、相談者がまた一から説明することが必要となる、こうしたことから問題発覚がおくれ、悲惨な結果を招くことになる場合が多いと言われております。 そのようなことから、本市の将来的な構想に医療と福祉の連携を行うシステムづくりが必要と考えます。いわゆる妊娠から出産、子育てまで切れ目なく相談できる場所、子育て世代包括支援センターとしての取り組みであります。市としての考えをお聞かせください。 3点目に、先ほどの質問内容にもありましたが、このような虐待を引き起こす原因の中に、親の不安定な収入基盤ということをお伝えいたしました。本市では、新年度より乳幼児期から小・中学校、高校まで切れ目なくサポートする専任組織を発足させ、箕面市における貧困の連鎖の根絶に着手されるとありますが、さらに一歩前進させて、妊娠のときから生活状況の連携を行うことにより、より安心できるサポートを行えると思います。縦割り組織だと難しいという考えのもと、専任組織を発足させるのだと思いましたので、可能ではないかと思いますが、いかがでしょうか。 4点目に、妊婦健診の助成についてお聞きします。 市は、平成25年度に、国は妊婦助成基金を廃止し一般財源化するという方針の中、26年度には14回で5万3,500円を6万2,600円に、27年度には8万5,000円と少しずつではありますが、助成額を上げていただいております。人口減少が進む中、本市ではこのような子育て支援を進めていかれることは、この箕面に転居されてこられた方に対して、さらに出産を促す一つの支えになるものと思います。今後、さらに進められんことを期待いたします。 次に、大綱5項目めとして、高齢者施策についてお聞きいたします。 1点目に、団塊の世代が75歳になる2025年に、本市も4人に1人が60歳以上という超高齢社会を迎えることになります。市は、ご高齢の方々に積極的に外出して人や社会とつながり、いつまでも健康で生きがいを持って暮らしていただくことによって、本当に健康で長寿の方が多いと驚かれるようなまちをつくっていくための取り組みを行っていくとのことであります。非常に大切な観点での取り組みであると思います。しかし、この2025年を迎える65歳の方々は現在50代半ばであります。その年代を含めた対策も必要と考えるところであります。その一つにあるのがスポーツではないかと思います。スポーツ人口を増加させるためにも、箕面市体育連盟と連携を行っていくことによって、より一層健康なまちづくりへと発展するものと考えますが、いかがでしょうか。 2点目に、地域包括ケアシステムの課題についてお聞きいたします。 2025年に向けて体制を整えている段階ではありますが、在宅医療、介護体制の今後の課題として考えられる認知症患者の増加、65歳以上の単独世帯、夫婦のみ世帯の増加、訪問診療を行う医療機関不足や医療と介護の連携の不十分さ、住宅のがん患者などに必要な薬剤を調剤できる薬局が少ない、在宅医療・介護を提供するための人材不足、24時間体制で在宅医療・介護を支える仕組みが不足しているというような課題があります。また、地域の自主性、主体性が必要となります。 地域包括ケアには、自助と互助が基本理念にあります。自助とはみずから生活を支え、みずから自身の健康を管理することを指します。果たして高齢者の方にそれを求めることができるのでしょうか。さらに、互助とは家族や親族、そして近所の方などの地域の方たちの支え合いを指しております。近年ではご近所つき合いがほとんどないと言われる時代であります。お隣に住んでいる方がどんな方なのかも把握していない場合もあるほどであります。このような状態であったとしても進めなければなりません。市として自助、互助の必要性をどのように展開されていくお考えでしょうか。 最後に、大綱6項目めとして2点、安心安全なまちづくりについてお聞きいたします。 1点目として、市では大阪で一番安全なまちをめざして、既に設置している通学路の防犯カメラ750台、自治会によって進めていただいている360台の防犯カメラにプラスして、地域からの設置要望の高かった市内の公園203園に新年度より設置を行うことを予定され、犯罪の未然防止と早期解決を強力に推進されるわけでありますが、先日、池田の猪名川公園で照明のポールが根元から倒れ、小学4年生の女子児童が左手を挟まれて人さし指切断の重傷を負った痛ましい事故がありました。これは、照明柱の根元がさびていたことにより発生した事故でした。その事故を受け、池田市は市内公園にある照明柱420本の緊急点検を始めたそうであります。 本市の照明柱やカーブミラーの耐久年数や点検状況を確認したところ、平成25年度の国の補助金で街路灯とカーブミラーの総点検を行ったとのことであります。また、点検は職員が外出時に近くにある柱を随時点検しているということであります。点検を平成25年度に行ったとはいえ、計画的な点検を行っていないため、この間劣化しているものもあるかもしれません。 今回、公園への防犯カメラ設置にあわせ、全公園の街路灯の柱の点検をしていただくようにしてはと思います。また世田谷区では、道路附属物管理計画を策定し、焼きつけ塗装タイプは20年、ビニールコーティングのものは15年を目安にしているとのことであります。市においても必要なことだと感じますので、この点も考えてみてはと思います。 2点目に、以前一般質問でも要望いたしました非構造部材の耐震化についてお聞きいたします。 市において、今年度に避難所となる小・中学校全てにおいて完了したと伺っておりますが、今後は随時、市の公共施設への耐震化を進めていっていただきたい。各施設は連日連夜、多くの市民の方が各施設でさまざまな活動を実施されております。段階的に進まれていかれることを要望させていただきたいと思います。 以上で、代表質問を終了いたしますが、市長はじめ理事者におかれましては、市民のお一人お一人の期待に応えるために日々ご尽力いただいておられることと思います。これからもぶれることなく、目線は市民へと向いていかれることを切に願います。 最後に、本年3月にご退職されます市の職員の皆様には、長年にわたり市民に対して日々汗を流されたこと、心より感謝と敬意を表します。これからのご健勝、ご活躍を心より願い、私の代表質問とさせていただきます。 以上であります。ありがとうございました。
○議長(二石博昭君) ただいまの質問に対する理事者の答弁を求めます。市長 倉田哲郎君
◎市長(倉田哲郎君) おはようございます。 ただいまの公明党を代表されましての岡沢議員さんのご質問に対しましてご答弁をさせていただきます。 岡沢議員さんからは、幅広く社会情勢を俯瞰される中で、
北大阪急行線延伸事業や新年度の施政及び予算編成方針に対する過分のご評価をいただきました。みどり豊かな住宅都市として、しっかりと先を見据えて、ぶれることなく、これから先の市政運営に邁進をする所存でございます。 まず、大綱1項目めの行財政全般についてのご質問のうち、1点目の新地方公会計制度の導入についてですが、議員ご指摘のとおり、財政の透明性を高め、説明責任をより適切に図る観点から導入が進められており、総務省から統一的な基準が示されたため、全国的な比較ができることも大きなメリットとされております。 本市におきましても、平成28年度決算からの活用をめざし、現在庁内において鋭意準備作業を進めているところです。導入後の仕訳作業の時期について、四半期ごとの時期設定が必要ではとのご質問につきましては、四半期ごとの仕訳は複式簿記導入の効果を高める上で有効な方法ではあります。一方、固定資産のデータについてはGISからの一括インポート処理を想定しており、GISデータはリアルタイムで変動しますが、台帳へのインポートは基準日を設定しての年1回一括更新となるため、仕訳だけを四半期ごとにしても正確なデータとなりません。こうした事情や職員のなれの面も含めて、導入当初は当面、年度末に一括して仕訳をする方法を予定しております。なお、四半期ごとの事業の進捗管理と評価を行うためのツールとしては、従来から行政評価制度の事後
評価調書において四半期ごとの実施結果と成果、今後に向けた課題と解決策を整理し、ホームページに掲載しているところですが、今後この事後
評価調書の内容の充実や精度を高めてまいりたいと考えております。 次に、2点目の病院事業についてですが、現時点では、まだ建てかえの検討にも入っておりませんので、一般論としてでございますが、仮に建てかえの判断をしようと思えば、その大前提として将来にわたって安定運営が可能な経営体制の確立は不可欠です。一方、建てかえの有無を問わずに、経営改革は必要ですので、新年度には新
市立病院改革プランを策定し、経営の安定化を進めてまいります。なお、もしこの計画策定と建てかえの判断時期が重なってくるようなことがあるならば、当然その点にも言及されるのだろうというふうに思われます。 次に、3点目の水道及び
公共下水道事業の老朽管更新についてですが、箕面市
上下水道施設整備基本・実施計画でお示ししているように、今後20年間で上下水道の管路や施設の耐震化と更新を図ることとしております。更新の順序につきましては、水道管路の更新は布設年度の古い順を基本としつつ、緊急輸送路や避難所、病院等の重要給水施設に至る経路及び毎年実施をする漏水調査結果を勘案しながら管路の更新を進めてまいります。 また、下水道管路の更新に関しましても、布設年度の古い順にカメラ調査を実施し、破損の程度に応じた工事を行ってまいります。なお、議員ご提案の車両搭載電磁波による空洞調査、これは道路陥没の危険性を予知する有効なツールと認識しておりますが、下水道管の更新に当たりましては、より確実に破損箇所を特定できることから、カメラ調査を活用していきたいと考えております。 次に、4点目の
大阪大学箕面キャンパス移転においての財源確保についてですが、大阪大学はキャンパス移転に必要な費用を現キャンパスの土地、建物の売却費用等で賄うこととされております。また、市といたしましては、現キャンパスを取得する予定ですが、これは資金が資産に置きかわるということであり、今後この貴重な資産をどのように活用していくか、他の教育機関等への売却やスポーツ施設の整備なども含め、地域の活性化に資する土地活用のあり方につきまして幅広く検討してまいりたいというふうに思います。 また、新駅周辺整備におきましては、まずは国の補助金、交付金等を最大限に確保することとしており、特に本市においては、本年2月に立地適正化計画を策定したことに伴い、社会資本整備総合交付金の補助率が通常の40%から50%にかさ上げをされることになり、これを最大限活用してまいります。加えて、PFI手法による民間資金の活用を図るとともに、必要に応じて都市施設整備基金や文化施設整備基金等を充当するとともに、後年度負担の平準化を図るため、起債を有効に活用していきたいと考えております。 次に、大綱2項目めのまちづくりについてのご質問のうち、1点目の
ビルド・バック・ベターの考え方を取り入れたまちづくり構想の必要性についてですが、
ビルド・バック・ベターは、議員からご紹介がありましたように、地震、津波等による大規模災害後のまちの復興に当たり、災害発生前のまちに戻すのではなく、以前からの諸課題を解決して、より強固で誰にも優しいまちをつくろうとする考え方でございます。 本市は、大規模災害を経たわけではありませんので、短期間での劇的な
ビルド・バック・ベターを起こすことはできませんが、本市の立地適正化計画は、現在のまちの姿はこうなっているけれども、本来はこうあったほうがよいのではないかという観点でまとめられており、災害直前に戻すのではなく、よりよい姿に建て直すという、
ビルド・バック・ベターと根底に流れている思想は同じものと考えております。よりよい姿は何か、あるべき姿は何かを常に意識をしながら、立地適正化計画の具体化に努めてまいります。 次に、2点目の観光施策についてですが、ソーシャル・ネットワーキング・サービス、いわゆるSNSを活用した観光客による情報発信がさらなる観光客誘致に大きな効果を発揮しております。 こうした動きから、議員からご提案いただきましたWi-Fi環境の整備につきましては、着地型観光の推進や、訪日観光客の誘致に必須のアイテムと考えております。訪日観光客はもとより、箕面を訪れていただく多くの来街者から、SNSを活用して箕面大滝や川床など箕面の観光情報や箕面の魅力を広く発信していただくことで、さらに多くの方に訪れていただけるよう、滝道周辺をはじめとして、店舗などに協力もいただきながら、順次Wi-Fi環境の整備を進めてまいります。 次に、3点目の船場地域のまちづくりについてですが、議員ご指摘のような、形だけ立派なものというのは私たちが最も忌み嫌っているものだというふうに感じております。 そもそも、まちづくりにはプレーヤーが不可欠であり、大阪大学という自律的なプレーヤーやヘルスケアの企業群などを必死で探し出してきたのはこのためです。ご紹介にありました
柏の葉キャンパスの動きと同様、船場地域のまちづくりにおきましても前述の大阪大学、大阪船場繊維卸商団地協同組合をはじめとする事業者、地権者の皆様、そして箕面市と産官学のプレーヤーがそろっており、まさに新しいまちのグランドデザインを描くべく議論を闘わせている最中であります。 今後、新しいまちを持続的に発展させ、自立的にまちづくりが行われるエリアマネジメントの考えに基づき、検討を進めてまいりたいと考えております。 次に、4点目の空き家対策についてですが、近隣への悪影響を及ぼすなどにより、現時点で市が把握している指導対象の空き家は約40軒で、大半は雑草の繁茂や蜂の巣への対策など軽微なものですが、必要に応じ、
空き家対策特別措置法に基づく調査を行うなどして所有者を特定し、改善指導を実施しております。 なお、この空き家のうち1軒は、道路際の塀が倒壊をするおそれがあり、緊急避難的に倒壊防止措置を講じております。当該空き家につきましては、特別措置法に基づき調査をした結果、所有者が死亡されており、かつ相続人等もいないため、現在特別措置法に基づく特定空き家としての対応を検討しているところでございます。 市としての独自条例につきましては、先進事例とされる他市のケースでは、特別措置法の規定に加え、独自に緊急避難的措置を定めることで即時対策を可能としているものがございます。今後、本市の空き家対策を進める中で、そうした条例の必要性についても検討していきたいと考えております。 次に、大綱4項目めの子育て支援についてのご質問のうち、4点目の妊婦健診の重要性と助成額の増額についてですが、本件につきましては、かねてより公明党さんからご要望をいただいているもので、新年度予算において、母子の健康を守ることを目的に、助成額をこれまでの8万5,000円から10万円に増額いたしたく、所要の経費を計上させていただいております。 次に、大綱5項目めの高齢者施策についてのご質問のうち、1点目のスポーツ人口の増加についてですが、スポーツは健康の維持・増進、第2の人生における活動の受け皿や生きがいづくり、仲間づくりにつながり、健康長寿を推進する上で大きな役割を果たすものであります。ご高齢の方だけでなく、議員ご指摘の、現在50代半ばの方々に対してもスポーツの裾野を拡大していくことが重要とのご指摘は全くそのとおりであり、例えば、一見子どもをターゲットにしているように見える滝道ウオーキングなどは、実は40代、50代の親世代を巻き込むことを意図して進めてまいりました。 この世代に対しては、まずはウオーキングなどの健康づくりレベルで体を動かすことを再開してもらい、その次のステップとして、かつて部活などでやっていた競技を再び始めるなど、スポーツへの再導入を図っていくことが肝要と考えており、その受け皿として箕面市体育連盟に協力を呼びかけ、例えば、箕面ではじめるわたし流健康ライフなどの冊子の作成、配布なども行ってまいりました。スポーツを再開し、無理なく続けていくためには、身近な地域で参加できる環境が不可欠です。引き続き、体育連盟と強く連携を図り、スポーツ人口の増加とスポーツ習慣の普及を進めてまいります。 次に、2点目の地域包括ケアシステムの課題についてですが、議員ご指摘のとおり、団塊の世代が75歳以上を迎える2025年には、本市においても超高齢化社会を迎えます。 医療、介護、生活支援サービスが必要となった方には、適切なサービスを提供するとともに、予防の推進とあわせ、高齢者の方々が住みなれた地域で安心をして暮らしていただくことができるよう、地域包括ケアシステムの構築が求められております。 市といたしましては、第6期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画に基づく取り組みを着実に進めることで、まずは地域包括ケアの充実に努めているところですが、議員ご指摘のように、今後急速に高齢者人口が増加する中で、行政を中心とした公的サービスだけで全てを担うことは困難であり、自助・互助の体制をつくっていくことが重要と考えております。この自助・互助の考え方を体現し、地域における活動の中核的な役割を担っていくのが、
社会福祉協議会だと考えています。 特に、各小学校区の地区福祉会がそれぞれに工夫を凝らし、小地域ネットワーク活動を展開していただいていることや民生委員さんや老人クラブの皆さんとも連携を図りながら、福祉の受け手だけではなく担い手として、ともに住みやすい地域づくりを推進していただいていることは、地域包括ケアシステムの一翼を担うものであります。また、いざというときに頼りになるのが隣近所のつながりです。都市化が進み希薄になってきたとはいえ、それに甘んじず、改めて地域コミュニティーを再醸成していくことが必要であり、そのためには防災をはじめ、あらゆる機会を活用していくべきと考えております。 現在、自治会への加入促進や新規結成を強力に支援しておりますが、新年度からは消防職員による全戸訪問などの機会も活用しながら、今後より一層、充実に努め、地域の自助・互助活動の拡大に取り組んでまいります。 次に、大綱6項目めの安心安全なまちづくりについてのご質問のうち、1点目の公園照明柱の点検についてですが、さきの永田議員さんのご質問にもご答弁いたしましたとおり、先日池田市で発生をした痛ましい事故を受け、現在、全公園を対象とした緊急点検を実施しております。 議員ご提案の公園防犯カメラ設置時における照明柱等の点検も有効であり、こうした機会あるごとに所要の点検を実施してまいります。 また、世田谷区の例を挙げてご紹介をいただきました耐用年数を定めた道路附属物管理計画につきましては設備更新の目安となり、また日々の点検とあわせて活用することにより、不測の事故防止に有効と考えますので、今後、先進地の取り組みを参考に検討してまいりたいというふうに思います。 次に、2点目の非構造部材の耐震化についてですが、本市では、子どもたちが1日の大半を過ごす小・中学校や幼稚園、保育所については、建物そのものの耐震化に加え、非構造部材の耐震化を全て完了しております。一方、他の公共施設につきましては、建物そのものの耐震化は一定完了しておりますが、非構造部材の耐震化につきましては、既に一斉調査は終えておりますが、本庁舎議場の天井改修や庁舎の窓ガラスに飛散防止フィルムを張るなど段階的に進めている状況でございます。 今後、特定財源の確保に努めながら、着実に取り組んでまいりたいというふうに考えております。 岡沢議員さんからは、新年度の施策全般につきまして、具体的なご示唆をいただきました。今後も、議員のご協力をいただきながら、よりよいまちづくりに邁進をしてまいります。 また、最後に退職をする市職員に対し、温かいねぎらいのお言葉をいただき、まことにありがとうございます。職員に成りかわりまして厚く御礼を申し上げる次第でございます。 以上、ご答弁とさせていただきます。 なお、ご質問のうち教育委員会の事項につきましては、具田教育長からご答弁をさせていただきます。
○議長(二石博昭君) 教育長 具田利男君
◎教育長(具田利男君) おはようございます。 ただいまの公明党を代表されましての岡沢議員さんのご質問のうち、教育委員会所管の事項に対しましてご答弁いたします。 大綱3項目めの教育についてのご質問のうち、1点目の児童生徒数の増加への対応についてですが、児童生徒数の増加に伴い、新年度は彩都の丘学園と中小学校の増築に着手するとともに、とどろみの森学園の第2期増築に向けた詳細設計を実施いたします。設計に当たっては、将来的な児童生徒数の増減も見きわめながら、限りある学校用地を有効に活用し、教室数の減少や転用などにも柔軟に対応してまいります。 一方、教員の採用については、その年度の5月1日の学級数で教職員数が決められることから、毎年、将来的な児童生徒数の減少を前提としながらも、退職等を見込んで採用数を決定しています。平成29年度の採用については、今後数年間で経験豊富な教員が大量退職する状況を踏まえて、退職や再任用の事態などを見込んで採用数をふやしたいと考えており、今後も適正な教職員数の確保を図ってまいります。 次に、2点目の英語教育についてですが、今年度から英語の授業を小中学校の全学年で毎日実施し、小学3年生以上では、全ての小中学校に配置した外国人の英語指導助手による1時間の授業を週1回行っています。英語の授業以外でも、英語指導助手が給食や清掃活動など日常生活の中で英語によるコミュニケーションの機会を創出し、また小学校では読書の時間を活用して、英語の絵本の読み聞かせなどに取り組んでいます。 こうした取り組みの結果、子どもたちの英語への興味、関心はこの半年間で大きく向上し、これまで以上になれ親しむことができ、加えて英語指導助手と学校生活をともにすることにより、外国の文化や国際理解への関心も高まってきたと考えています。 その一例として、小学校の教員からは、遠足など郊外での活動の際、子どもたちが外国の方に臆することなくフレンドリーに英語で話しかける光景を目の当たりにし、この半年の成果を実感したとの報告を受けています。 中学校では、昨年11月、本市で初めて実施した英語スピーチコンテストにおいて、各学校の代表が非常に高いレベルでのスピーチをすることができました。また、中学2年生を対象に、本年2月に実施した英語検定能力調査の結果、英検4級レベル以上の生徒が87%で、昨年と比較して実に18.7ポイントも上昇いたしました。 各学校では、英語の授業を参観の時間に設定するなど、本市が進める英語教育の情報発信に努めており、保護者の皆様からは、子どもたちが流暢な発音で話をし、外国の映像やニュースに関心を持つようになったなど、英語教育の充実を喜ぶ声をいただいております。 いずれも、それぞれの教員、学校の努力とともに、英語指導助手を全校配置した成果であると考えています。 一方で、本格的な英語教育はまだ1年実施したにすぎず、今後、毎年成果と課題を整理、検証し、カリキュラムや指導内容等をブラッシュアップしていくことは必須と考えており、本市独自に作成している英語指導書、エンジョイイングリッシュを成果と課題に合わせて毎年改訂するとともに、教材、教具の見直し、充実を行うこととしています。 議員のご指摘のとおり、英語教育の充実、強化は子ども中心において、子どもの5年後、10年後の将来を見据えて進めていきたいと考えています。 次に、3点目の新
放課後モデル事業についてですが、新
放課後モデル事業は、児童により充実した放課後、土曜日及び夏季休業中の居場所を提供するため、平成25年度から中小学校と豊川北小学校の2校をモデル校として試行錯誤を重ねながら実施しているところです。この事業は、学童保育とともに、全ての児童を対象にスタディルームをはじめ、学習プログラムや運動プログラム、地域の方々のご協力を得て行う体験プログラムを実施しており、スタディルームや各プログラムには子どもたちが自由に選択をし、参加しています。 事業の実施に当たっては、言うまでもなく、学校が
社会福祉協議会の
コーディネーターとしっかりと情報を共有し、実施することが重要です。
コーディネーターは学校と日々連携し、授業の進度や学校の行事予定等を踏まえ、活動プログラムを企画、立案し、また教職員と日々の児童の様子を情報交換し、必要な配慮や支援の内容の把握に努め、子どもたちにとって安全・安心な放課後等の居場所づくりに取り組んでいます。そのため学校長、社協の
コーディネーター、巡回指導員、教育委員会との間で定例会を実施し、実績報告やプログラムの内容の説明、情報共有、意見交換等を行っています。 しかしながら、議員ご指摘のとおり、各プログラムを実施するための場所の確保や学校の行事等との調整等において十分に連携ができず、
コーディネーターに負担をおかけしたケースがあると認識をしています。新
放課後モデル事業はもとより、モデル校以外の学童保育事業も含め、子どもたちにとって学校に登校し下校するまでは、学校生活として一連のものであります。学校はしっかりと
社会福祉協議会とタッグを組んで、放課後の時間帯を授業のある時間帯と区別することなく、子どもたちの学校生活を豊かなものとすべきと考えており、教育委員会といたしましても課題の改善に努めてまいります。 また、新
放課後モデル事業の今後の展開については、昨年度までの2年間の各プログラムの参加状況やスタディルームの活用状況等の検証の結果、学習プログラムと運動プログラムについては参加率が低く、参加する児童に偏りがあることなどから、その効果が不明なこと、また家庭環境などさまざまな要因から基礎的な学力に課題を抱える児童への学習支援や子どもたちみずからが取り組む自学自習をさらに支援することが必要であるとの認識のもと、これまでのスタディルームをより強化する必要性が課題として見えてきました。 そのため、今年度2学期から豊川北小学校において、一部活動プログラム等を縮小し、担任教員との連携のもと、指導員が5時間目の授業に参加し、学習課題を抱える児童の学習サポートを行い、引き続き放課後のスタディルームで学習習慣を身につけることを支援するなど、新たな取り組みを行っています。また、体験プログラムに関する地域の方からは、子どもたちとかかわる機会がふえ、学校だけでなく地域で出会ったときも子どもたちが挨拶をしてくれるなど、地域の子どもたちとのかかわりが強くなったというご意見もいただいており、さらなる取り組みの充実に向け、検討を行っています。 強化版スタディルームの効果的な進め方や体験プログラムのあり方などについては、今しばらく時間をかけて検証していく必要があるため、平成28年度中にモデル授業の再検証を行い、その後において、他校への拡大をめざしてまいります。 次に、4点目の体罰問題についてですが、昨年11月に第四中学校において、部活動指導中に継続的に体罰が行われていたことが発覚し、加えて彩都の丘学園や第六中学校においても体罰事案が発生したことにつきまして、体罰を受けた生徒はもとより、その他の生徒、保護者、地域の皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけいたしましたことについて、改めて心よりおわび申し上げます。 2年前の第六中学校における体罰事案以降、体罰の根絶に向け取り組みを行ってきたところですが、その教訓が生かされず、まことに遺憾であり、改めて体罰の根絶に向け、取り組みを進めているところです。 昨年の体罰事案発覚以降、箕面市いじめ問題調整委員会委員の寺田明日香弁護士を講師として、校長、教頭、生徒指導担当者、事務局職員を対象に、力による指導に頼らない学校づくりをテーマに研修会を開催しています。各学校においては体罰防止委員会を設置し、校内体制や指導のあり方の検証を進めており、教職員一人一人が体罰をしない、させない、許さないとの学校風土を築き、自己の力を磨き、正しいことをしっかりと勇気を持って行動できる教職員集団をめざして取り組みを進めているところです。 教育委員会といたしましては、これまでもいかなる場合であっても体罰は許される行為ではなく、子どもたちの健全な育成を阻害するばかりか、人権侵害であることを、研修等を通じて徹底を図ってまいりました。今後も体罰に頼ることのない指導のあり方の研さんを深めるなど体罰根絶に向けた取り組みを教職員、学校、教育委員会が原点に立ち返り、一丸となってさらに進めてまいります。 次に、大綱4項目め、子育て支援についてのご質問のうち、1点目の保育所定員拡大についてですが、平成27年6月に策定しました第三次箕面市子どもプランにおいて、保育所定員拡大の目標値設定に当たっては、平成27年度から31年度までの5年間の就学前児童数の推計を行った上で、年齢区分別の保育の利用移行率を推計、算出しています。その推計では、彩都や箕面森町といった新市街地での住宅供給計画とあわせて平成32年度に予定されている
北大阪急行線延伸に伴う人口の増加を見込むなど、旧市街地における人口の動向も加味するなど、現時点で想定される人口動態の要因について全て網羅し、推計を行ってきました。加えて国においては、毎年4月における保育所を利用することが必要な児童数を推計し、必要な保育施設の整備定員を算出することとしていますが、本市は年度当初だけでなく、いつでも子どもを預けられる、通年の待機児童ゼロをめざし、年度内の待機児童の増加数を加味して目標値を設定していることから、国が示す子ども・子育て支援事業計画策定のルールを上回った目標値となっています。 また、保育所事業主の選定については、さきの大阪維新の会箕面を代表されての尾上議員さんの代表質問にご答弁いたしましたとおり、箕面市子ども・子育て会議児童福祉部会において、応募法人に直接ヒアリングを行うなど、保護者が安心して子どもを預けることができる法人を慎重に選考してまいります。 次に、2点目の子育て世代包括支援センターについてですが、これはまち・ひと・しごと総合戦略に基づき、厚生労働省が全国展開をめざしているもので、保育士やソーシャルワーカー等が医療機関や児童相談所など各機関との連携、情報共有を図り、妊娠期から子育て期にわたるまでのさまざまなニーズに対して、切れ目なくワンストップで総合的相談支援を提供するものです。現在、教育委員会では、妊娠から出産、子育てまでを切れ目なく支援するため、乳幼児を中心に子どもにかかわる保健業務を、子育て支援を一本化した(仮称)子どもすこやか室を本年4月に発足に向けた調整を進めており、めざす方向はまさに同じであると認識をしております。 また、貧困の連鎖に関連し、妊婦のときから連携を行うことについてですが、議員のご指摘のとおり、出産前から支援が必要とされる、いわゆる特定妊娠の中には経済的に困窮しているケースも見られ、それが虐待につながったり、貧困の連鎖に陥る可能性もあると認識をしています。 議員ご提案の趣旨と狙いを同じくし、そういったケースは貧困の連鎖根絶施策の対象として把握し、4月からの発足を予定している(仮称)子ども成長見守り室と(仮称)子どもすこやか室が連携の上、妊婦のときからの切れ目のない見守り支援につなげていきたいと考えております。 以上、ご答弁といたします。
○議長(二石博昭君) 以上をもって代表質問を終わります。 次に、日程第3、第1号議案「平成28年度箕面市一般会計予算」から日程第12、第10号議案「平成28年度箕面市
競艇事業会計予算」まで、以上10件を一括議題といたします。 なお、本10件につきましては、去る2月22日の本会議において既に提案説明を受けておりますので、これより一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。 (”なし”の声あり)
○議長(二石博昭君) ないようでございますので、これにて質疑を終了いたします。 ただいま議題となっております第1号議案から第10号議案まで、以上10件は、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託いたします。 次に、日程第13、報告第1号「専決処分の報告の件」を議題といたします。 総務部長に報告を求めます。総務部長 宇治野清隆君
◎総務部長(宇治野清隆君) ただいまご上程になりました報告第1号「専決処分の報告の件(交通事故等に係る損害賠償請求に関する和解)」につきまして、その内容をご説明申し上げます。 本件は、4件の事故及び1件の賃貸借契約の一部解約による和解につきまして、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分したもので、同条第2項の規定によりご報告申し上げるものでございます。 まず、平成27年12月22日に専決処分しました、1、交通事故に係る損害賠償請求に関する和解についてご説明いたします。 本件は、平成26年6月26日午前10時45分ごろ、茨木市北春日丘四丁目7番地先路上において、地域創造部地域活性化室特定地域活性課、西山 央運転の公用車が直進していたところ、対向車線を走行する茨木市在住の個人運転の自動車が至近距離で突然右折したため、避け切れず同車両と接触し、その左後部ドア及びリアバンパー等並びに本市の公用車の左ヘッドライト及びフロントバンパー等を破損させた事故でございます。 その後、相手方と交渉しました結果、本市が相手方の損害額の1割の1万6,600円を支払うこと及び相手方が本市の損害額の9割の26万1,857円を支払うことで和解が成立したものでございます。 次に、平成28年1月21日に専決処分しました、2、交通事故に係る損害賠償請求に関する和解についてご説明します。 本件は、平成27年10月29日午後2時45分ごろ、箕面市粟生外院二丁目17番6号、サークルK粟生外院店駐車場内において、市民部環境クリーンセンター環境整備室、三浦 正運転のごみ収集車が、トイレをかりた後に駐車場から出るために発進したところ、右後方から来た自転車に気をとられてハンドル操作を誤り、左側に駐車していた茨木市在住の個人所有の車両に接触し、その右フロントバンパーを破損させた事故でございます。 その後、相手方と交渉しました結果、本市が相手方の損害額8万9,094円の全額を支払うことで和解が成立したものでございます。 次に、平成28年1月28日に専決処分しました、3、交通事故に係る損害賠償請求に関する和解についてご説明いたします。 本件は、平成27年5月16日午前9時ごろ、門真市三ツ島三丁目9番13号地先路上において、健康福祉部障害福祉課障害者支援室、林 大志運転のリース車両である公用車が交差点手前で減速した際にブレーキ制動を誤り、前方に停車していた相手方の車両2台に玉突きし、前から1台目の摂津市所在の法人所有の車両の後部バンパー等並びに2台目の大阪市住吉区所在の法人所有の車両の前部及び後部のバンパー等を破損させた事故でございます。 その後、相手方の損害のうち、物損に係る部分について交渉しました結果、相手方の損害額を41万1,500円及び21万5,460円とし、その全額をリース会社が支払ったことをもって和解が成立したものでございます。 次に、平成28年1月28日に専決処分しました、4、交通事故に係る損害賠償請求に関する和解についてご説明いたします。 本件は、平成27年5月8日午前11時55分ごろ、箕面市船場西一丁目9番1地先、萱野南交差点内において、健康福祉部保健スポーツ課、住山祐一運転のリース車両である本市の公用車が北から交差点に進入し、西方向へ右折しようとしたところ、対向車線を直進してきた相手方の車両と衝突し、箕面市所在の法人が所有する車両のフロント部分及び公用車の車両の全部を破損させ、並びに相手方車両の運転者である箕面市在住の個人の首及び腰に打撲等を負わせた事故でございます。 その後、相手方と交渉しました結果、物損に係る相手方の損害額の8割の61万6,000円及び治療費等人身に係る損害額の全額の25万1,756円をリース会社が支払ったことをもって和解が成立したものでございます。 次に、平成28年1月28日に専決処分しました、5、公用車賃貸借契約の解約に係る損害賠償請求に関する和解についてご説明いたします。 本件は、先ほどご説明いたしました萱野南交差点における事故の結果、平成27年4月1日付でリース会社と締結した総合保健福祉センター公用車賃貸借契約に基づき賃貸借しておりました公用車5台のうちの1台が滅失したことにより、その車両に係る契約を中途解約したことに伴う損害賠償でございます。 双方による協議の結果、本市が同社に当該滅失車両の価格及び諸経費の合計額から事故による同社の保険金収入を控除した金額15万円を支払うことで和解が成立したものでございます。 以上、4件の事故及び1件の賃貸借契約の一部解約につきましては、まことに申しわけなく、ここに謹んでおわびを申し上げます。申しわけございませんでした。 公用車の事故に関しましては、安全運転に対する職員の意識改善策を含めた再発防止策に取り組んでまいりたいと存じます。 以上、まことに簡単ではございますが、報告第1号のご説明といたします。
○議長(二石博昭君) 次に、日程第14、第11号議案「指定管理者の指定の一部変更の件」を議題といたします。 地域創造部長に提案理由の説明を求めます。地域創造部長 広瀬幸平君
◎地域創造部長(広瀬幸平君) ただいまご上程になりました第11号議案「指定管理者の指定の一部変更の件」につきまして、提案理由とその内容をご説明いたします。 本件は、北大阪急行南北線の延伸による新駅の設置工事に伴い、平成28年7月31日限りで箕面市立かやの中央駐車場を廃止するに当たり、同日まで引き続いて現在の指定管理者に箕面市立かやの広場及び箕面市立かやの中央駐車場の複合施設を管理運営させることが効率的であることから、その指定期間について、指定期間の末日を平成28年3月31日から平成28年7月31日に改めるため、地方自治法第244条の2第6項の規定により提案するものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第11号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。
○議長(二石博昭君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (”なし”の声あり)
○議長(二石博昭君) ないようでございますので、これにて質疑を終了いたします。 ただいま議題となっております第11号議案は、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、所管の総務常任委員会に付託いたします。 次に、日程第15、第12号議案「市道路線の認定及び廃止の件」を議題といたします。 みどり
まちづくり部長に提案理由の説明を求めます。みどり
まちづくり部長 広瀬幸平君
◎みどり
まちづくり部長(広瀬幸平君) ただいまご上程になりました第12号議案「市道路線の認定及び廃止の件」につきまして、提案理由とその内容をご説明いたします。 本件は、道路法第8条第1項の規定により、建設行為等により道路区間などが変更となった路線等について、路線番号13766号、市道富士住宅8号線ほか22路線を認定し、同法第10条第1項の規定により、路線番号13766号、市道富士住宅8号線ほか1路線を廃止するため、同法第8条第2項及び第10条第3項の規定により提案をするものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第12号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。
○議長(二石博昭君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (”なし”の声あり)
○議長(二石博昭君) ないようでございますので、これにて質疑を終了いたします。 ただいま議題となっております第12号議案は、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、所管の建設水道常任委員会に付託いたします。 次に、日程第16、第13号議案「
住之江競艇施行者協議会規約の変更に関する協議の件」を議題といたします。 競艇事業局長に提案理由の説明を求めます。競艇事業局長 栢本貴男君
◎競艇事業局長(栢本貴男君) ただいまご上程になりました第13号議案「
住之江競艇施行者協議会規約の変更に関する協議の件」につきまして、提案理由とその内容をご説明申し上げます。 本件は、住之江競艇施行者協議会の構成団体であります大阪府都市競艇組合が平成28年4月1日より地方公営企業法の全部を適用し、名称を大阪府都市競艇企業団に改めることに伴い、
住之江競艇施行者協議会規約を変更する必要が生じ、地方自治法第252条の6の規定により、別紙規約案をもって協議するためご提案するものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第13号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(二石博昭君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (”なし”の声あり)
○議長(二石博昭君) ないようでございますので、これにて質疑を終了いたします。 ただいま議題となっております第13号議案は、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、所管の建設水道常任委員会に付託いたします。 次に、日程第17、第14号議案「箕面市税条例改正の件」から日程第25、第22号議案「箕面市
火災予防条例改正の件」まで、以上9件を一括議題といたします。 副市長に提案理由の説明を求めます。副市長 奥山 勉君
◎副市長(奥山勉君) ただいまご上程になりました第14号議案「箕面市税条例改正の件」から第22号議案「箕面市
火災予防条例改正の件」までの9議案について、提案理由とその内容をご説明いたします。 まず、第14号議案「箕面市税条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、市民税の寄附金税額控除制度を市内の国立大学法人への寄附金に適用するとともに、地方税分野における個人番号の利用手続の見直しに伴い、関係規定を整備するため、本条例を改正しようとするものでございます。 次に、第15号議案「箕面市
特別会計条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、公共用地先行取得事業債を活用して公共事業等を推進するに当たり、総務副大臣通知による地方債同意等基準要綱に基づき、公共用地先行取得事業に係る特別会計を設置するため、本条例を改正しようとするものでございます。 次に、第16号議案「箕面市立かやの広場・かやの
中央駐車場条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、北大阪急行南北線の延伸による新駅の設置に伴い、平成28年7月31日限りで箕面市立かやの中央駐車場を廃止するため、本条例を改正しようとするものでございます。 次に、第17号議案「
箕面市立コミュニティセンター条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、コミュニティセンター彩都の丘会館を新たに設置するため、本条例を改正しようとするものでございます。 次に、第18号議案「箕面市
高齢者等介護総合条例及び
箕面市立介護老人保健施設条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、介護保険法の改正に伴い、関係規定を整理するため、箕面市
高齢者等介護総合条例及び箕面市立介護老人保健施設条例を改正しようとするものでございます。 次に、第19号議案「農業委員会の選挙による委員の定数を定める条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、農業委員会等に関する法律の改正により、農業委員会の委員の選出方法等が改められることに伴い、その委員の定数を定めるため、本条例を改正しようとするものでございます。 次に、第20号議案「
箕面市営住宅管理条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、箕面市営借上住宅メイプルコートの借り上げ期間の満了に伴い、その市営住宅の用途を廃止するため、本条例を改正しようとするものでございます。 次に、第21号議案「箕面市
建築審査会条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、建築基準法の改正に伴い、建築審査会の委員の任期を定めるため、本条例を改正しようとするものでございます。 次に、第22号議案「箕面市
火災予防条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の改正に伴い、関係規定を整備するため、本条例を改正しようとするものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第14号議案から第22号議案までの9議案についてのご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願いいたします。
○議長(二石博昭君) これより一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。 (”なし”の声あり)
○議長(二石博昭君) ないようでございますので、これにて質疑を終了いたします。 ただいま議題となっております第14号議案から第22号議案まで、以上9件は、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託いたします。 次に、日程第26、第23号議案「指定管理者の指定の件」を議題といたします。 市民部長に提案理由の説明を求めます。市民部長 千葉亜紀子君
◎市民部長(千葉亜紀子君) ただいまご上程になりました第23号議案「指定管理者の指定の件(
箕面市立コミュニティセンター彩都の丘会館)」につきまして、提案理由とその内容をご説明いたします。 本件は、
箕面市立コミュニティセンター彩都の丘会館の指定管理者として、平成28年4月1日から平成37年3月31日までの間、コミュニティセンター彩都の丘会館管理運営委員会を指定しようとするものです。この選定につきましては、地域における市民相互の連帯意識の醸成を図るとともに、市民のまちづくりへの参加の機会を提供するというコミュニティセンターの設置目的を最も効果的に達成できると判断し、非公募型とした上で、地方自治法第244条の2第6項に基づき、ご提案いたすものです。 以上、まことに簡単ではございますが、第23号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。
○議長(二石博昭君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (”なし”の声あり)
○議長(二石博昭君) ないようでございますので、これにて質疑を終了いたします。 ただいま議題となっております第23号議案は、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、所管の民生常任委員会に付託いたします。 次に、日程第27、第24号議案「箕面市行政不服審査に関する条例制定の件」から日程第39、第36号議案「箕面市
公園緑地等整備基金条例制定の件」まで、以上13件を一括議題といたします。 副市長に提案理由の説明を求めます。副市長 奥山 勉君
◎副市長(奥山勉君) ただいまご上程になりました第24号議案「箕面市行政不服審査に関する条例制定の件」から第36号議案「箕面市
公園緑地等整備基金条例制定の件」までの13議案について、提案理由とその内容をご説明いたします。 まず、第24号議案「箕面市行政不服審査に関する条例制定の件」についてご説明いたします。 本件は、行政不服審査法の施行に伴い、箕面市行政不服審査会を設置するとともに、審査請求に関する書面等の交付に係る手数料を定めるため、本条例を制定しようとするものでございます。 次に、第25号議案「行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件」についてご説明いたします。 本件は、行政不服審査法の施行に伴い、箕面市個人情報保護条例のほか6条例の不服申立ての手続に関する規定を整備するため、本条例を制定しようとするものでございます。 次に、第26号議案「箕面市職員の退職管理に関する条例制定の件」についてご説明いたします。 本件は、地方公務員法の改正に伴い、職員の退職管理の適正を確保するため、同法に定めるもののほか必要な措置を講ずるため、本条例を制定しようとするものでございます。 次に、第27号議案「箕面市
職員分限条例等改正の件」についてご説明いたします。 本件は、地方公務員法等の改正に伴い、箕面市職員分限条例において、分限処分のうちの降給に関する規定を整備するとともに、その他3条例の関係規定を整理するため、本条例を改正しようとするものでございます。 次に、第28号議案「箕面市一般職の職員の給与に関する条例等改正の件」についてご説明いたします。 本件は、平成27年人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定に準じ、本市の一般職の職員の給料月額及び期末・勤勉手当の支給率、特別職の職員の期末手当の支給率並びに市議会の議長、副議長及び議員の期末手当の支給率を改定するとともに、地方公務員法等の改正に伴い、給料表の等級ごとの職務の基準を定める等関係規定を整備するため、本条例を改正しようとするものでございます。 次に、第29号議案「箕面市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、地方公務員災害補償法施行令の改正に伴い、関係規定を整備するため、本条例を改正しようとするものでございます。 次に、第30号議案「箕面市
国民健康保険条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、国民健康保険法施行令の改正に伴い、保険料の賦課限度額等を引き上げるため、本条例を改正しようとするものでございます。 次に、第31号議案「
箕面市立消費生活センター条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、消費者安全法の改正に伴い、箕面市立消費生活センターの組織、運営等に関する事項を整備するとともに、同センターを市役所本庁舎内に移転させることにより、相談業務の円滑な運営を図るため、本条例を改正しようとするものでございます。 次に、第32号議案「箕面市証明その他の
手数料条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、介護保険法の改正に伴い、
指定地域密着型サービス事業者及び指定介護予防サービス事業者の指定等の申請を同時に行う場合における事務の手数料を定めるため、本条例を改正しようとするものでございます。 次に、第33号議案「箕面市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営等に関する基準を定める条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、介護保険法に基づく厚生労働省令で定められた
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準の改正に伴い、指定地域密着型通所介護の人員、設備及び運営等に関する基準等を定めるため、本条例を改正しようとするものでございます。 次に、第34号議案「箕面市
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営等に関する基準を定める条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、介護保険法に基づき、厚生労働省令で定められた
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準の改正に伴い、関係規定を整備するため、本条例を改正しようとするものでございます。 次に、第35号議案「箕面市
みどり推進基金条例制定の件」についてご説明いたします。 本件は、開発事業等緑化負担税の使途を明確に管理できるよう、箕面市みどり推進基金を設置するため、本条例を制定しようとするものでございます。 次に、第36号議案「箕面市
公園緑地等整備基金条例制定の件」についてご説明いたします。 本件は、箕面市みどり推進基金の設置に伴い、既存の箕面市みどり支援基金を再編して公園、緑地等の整備の財源に充てるため、本条例を制定しようとするものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第24号議案から第36号議案までの13議案についてのご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願いいたします。
○議長(二石博昭君) これより一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。 (”なし”の声あり)
○議長(二石博昭君) ないようでございますので、これにて質疑を終了いたします。 ただいま議題となっております第24号議案から第36号議案まで、以上13件は、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託いたします。 次に、日程第40、第37号議案「平成27年度箕面市
一般会計補正予算(第5号)」から日程第48、第45号議案「平成27年度箕面市
競艇事業会計補正予算(第2号)」まで、以上9件を一括議題といたします。 以上9件に対して、それぞれ提案理由の説明を求めます。 まず、第37号議案から第39号議案まで、以上3件について、総務部長に説明を求めます。総務部長 宇治野清隆君
◎総務部長(宇治野清隆君) ただいまご上程になりました第37号議案「平成27年度箕面市
一般会計補正予算(第5号)」につきまして、提案理由とその内容をご説明いたします。 今回お願いいたしております補正予算の補正額は、第1条にありますとおり、歳入歳出ともに1,550万4,000円の追加で、これにより歳入歳出予算の総額は439億2,546万円と相なるものでございます。 次に、内容について歳出予算からご説明いたします。 まず、第3款民生費において、年金生活者等臨時福祉給付金の交付に要する準備経費1,550万4,000円の追加でございます。 以上で、歳出予算補正額は1,550万4,000円と相なるものでございます。 次に、歳入予算についてご説明いたします。 歳出予算補正額1,550万4,000円の財源措置といたしまして、第14款国庫支出金において、年金生活者等臨時福祉給付金給付事業費補助金1,550万4,000円の追加でございます。 以上で、歳入予算補正額は1,550万4,000円と相なるものでございます。 続きまして、第38号議案「平成27年度箕面市
一般会計補正予算(第6号)」につきまして、提案理由とその内容をご説明いたします。 今回お願いいたしております補正予算の補正額は、第1条にありますとおり、歳入歳出ともに2億5,506万2,000円の減額で、これにより歳入歳出予算の総額は436億7,039万8,000円と相なるものでございます。 次に、内容について歳出予算からご説明いたします。 まず、第1款議会費において、議会運営等に要する経費510万2,000円の減額でございます。 次に、第2款総務費において、退職手当の支給に要する経費等1億7,906万8,000円の追加でございます。 次に、第3款民生費において、特別会計国民健康保険事業費への歳出に要する経費等4億9,533万円の追加でございます。 次に、第4款衛生費において、ごみ収集に要する経費等336万9,000円の減額でございます。 次に、第5款労働費において、人件費8万8,000円の減額でございます。 次に、第6款農林水産業費において、農業公社支援に要する経費等981万6,000円の減額でございます。 次に、第7款商工費において、人件費61万2,000円の追加でございます。 次に、第8款土木費において、都計道路芝如意谷線の道路改良に要する経費等9億513万1,000円の減額でございます。 次に、第9款消防費において、人件費243万8,000円の追加でございます。 次に、第10款教育費において、臨時職員の雇用に要する経費等3,677万6,000円の減額でございます。 次に、第11款災害復旧費において、各項の金額の組み替えを行うものでございます。 次に、第12款公債費において、公債費の利子償還に要する経費等1,670万9,000円の減額でございます。 次に、第13款諸支出金において、基金の積み立てに要する経費等4,448万1,000円の追加でございます。 以上で、歳出予算補正額は2億5,506万2,000円と相なるものでございます。 次に、歳入予算についてご説明いたします。 歳出予算補正額2億5,506万2,000円の財源措置といたしまして、まず、第10款地方交付税において、普通交付税2,134万2,000円の追加でございます。 次に、第13款使用料及び手数料において、一般廃棄物処理手数料等466万7,000円の追加でございます。 次に、第14款国庫支出金において、社会資本整備総合交付金等5億2,735万9,000円の減額でございます。 次に、第15款府支出金において、地域福祉・子育て支援交付金等9,316万円の追加でございます。 次に、第16款財産収入において、基金の運用収入4,583万7,000円の追加でございます。 次に、第17款寄附金において、ふるさと寄附金512万9,000円の追加でございます。 次に、第18款繰入金において、市立病院医療体制整備基金繰入金30万5,000円の追加でございます。 次に、第19款繰越金において、前年度繰越金2億8,509万3,000円の追加でございます。 次に、第20款諸収入において、農業公社貸付金収入等1,541万4,000円の減額でございます。 次に、第21款市債において、都計道路芝如意谷線道路改良事業債等1億6,782万2,000円の減額でございます。 以上で、歳入予算補正額は2億5,506万2,000円と相なるものでございます。 次に、第2条継続費の補正につきましてご説明いたします。 これは、第2表にありますとおり、
北大阪急行線延伸設計事業(継続費)外2件について、総額及び年割額等の変更をお願いいたすものでございます。 次に、第3条繰越明許費の補正につきましてご説明いたします。 これは、第3表にありますとおり、固定資産台帳整備事業外9件について、事業の進捗状況等を勘案し、必要経費を翌年度において使用いたしたく、お願いいたすものでございます。 次に、第4条債務負担行為の補正につきましてご説明いたします。 これは、第4表にありますとおり、彩都の丘小中一貫校増築等事業について、所要の期間及び限度額をもって債務負担行為の設定をお願いいたすものでございます。 次に、第5条地方債の補正につきましてご説明いたします。 これは、第5表にありますとおり、橋りょう整備事業外6件について、その限度額等をもって発行いたしたく、お願いいたすものでございます。 続きまして、第39号議案「平成27年度箕面市
一般会計補正予算(第7号)」につきまして、提案理由とその内容をご説明いたします。 今回お願いいたしております補正予算の補正額は、第1条にありますとおり、歳入歳出ともに5億1,596万7,000円の追加で、これにより歳入歳出予算総額は441億8,636万5,000円と相なるものでございます。 今回の補正予算は、国の緊急対策を活用し、年金生活者等臨時福祉給付金の交付を実施するために、必要な経費等の追加で、その内容について歳出予算からご説明いたします。 まず、第2款総務費において、地方創生加速化交付金の活用に要する経費等1億5,067万7,000円の追加でございます。 次に、第3款民生費において、年金生活者等臨時福祉給付金の交付に要する経費等3億6,205万円の追加でございます。 次に、第10款教育費において、幼稚園管理システムの改修に要する経費324万円の追加でございます。 以上で、歳出予算補正額は5億1,596万7,000円と相なるものでございます。 次に、歳入予算についてご説明いたします。 歳出予算補正額5億1,596万7,000円の財源措置といたしまして、まず、第14款国庫支出金において、年金生活者等臨時福祉給付金給付事業費補助金等4億7,644万2,000円の追加でございます。 次に、第19款繰越金において、前年度繰越金2,412万5,000円の追加でございます。 次に、第21款市債において、情報セキュリティ強化対策事業債1,540万円の追加でございます。 以上で、歳入予算補正額は5億1,596万7,000円と相なるものでございます。 次に、第2条繰越明許費の補正につきましてご説明いたします。 これは、第2表にありますとおり、地方創生加速化交付金活用事業外8件について、事業の進捗状況を勘案し、必要経費を翌年度において使用いたしたく、お願いいたすものでございます。 次に、第3条地方債の補正につきましてご説明いたします。 これは、第3表にありますとおり、情報セキュリティ強化対策事業につきまして、その限度額等をもって発行いたしたく、お願いいたすものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第37号議案から第39号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。
○議長(二石博昭君) 次に、第40号議案から第42号議案まで、以上3件について、市民部長に説明を求めます。市民部長 千葉亜紀子君
◎市民部長(千葉亜紀子君) ただいまご上程になりました第40号議案「平成27年度箕面市
特別会計国民健康保険事業費補正予算(第4号)」、第41号議案「平成27年度箕面市
特別会計介護保険事業費補正予算(第3号)」及び第42号議案「平成27年度箕面市
特別会計後期高齢者医療事業費補正予算(第3号)」につきまして、一括して提案理由とその内容をご説明いたします。 まず最初に、第40号議案「平成27年度箕面市
特別会計国民健康保険事業費補正予算(第4号)」につきましてご説明いたします。 今回お願いいたしております補正予算の補正額は、第1条にありますとおり、歳入歳出ともに4億6,616万9,000円の追加で、これにより歳入歳出予算の総額は193億4,090万5,000円と相なるものでございます。 次に、内容について歳出予算からご説明いたします。 まず、第1款総務費において、職員手当等に要する経費85万6,000円の減額でございます。 第7款共同事業拠出金において、保険財政共同安定化事業の拠出に要する経費等4億5,637万4,000円の減額でございます。 次に、第8款保健事業費において、特定健康診査に要する経費等651万7,000円の減額でございます。 次に、第10款諸支出金において、国庫負担金の返還に要する経費1億1,617万7,000円の追加でございます。 次に、第11款予備費において、歳入歳出の調整に要する経費8億1,373万9,000円の追加でございます。 以上で、歳出予算補正額は4億6,616万9,000円の追加となるものでございます。 次に、歳入予算についてご説明いたします。 歳出予算補正額4億6,616万9,000円の財源措置といたしまして、第9款繰入金において、一般会計繰入金4億6,616万9,000円の追加でございます。 以上で、歳入予算補正額は4億6,616万9,000円の追加となるものでございます。 続きまして、第41号議案「平成27年度箕面市
特別会計介護保険事業費補正予算(第3号)」につきましてご説明いたします。 今回お願いいたしております補正予算の補正額は、第1条にありますとおり、歳入歳出ともに312万2,000円の減額で、これにより歳入歳出予算の総額は92億2,453万9,000円と相なるものでございます。 次に、内容について歳出予算からご説明いたします。 まず、第1款総務費において、事務運営に要する経費414万4,000円の減額でございます。 次に、第3款地域支援事業費において、認知症総合支援事業に要する経費5万2,000円の追加でございます。 次に、第4款基金積立金において、97万円の追加でございます。 以上で、歳出予算補正額は312万2,000円の減額と相なるものでございます。 次に、歳入予算についてご説明いたします。 歳出予算補正額312万2,000円の財源措置といたしまして、まず、第3款国庫支出金において、介護保険事業費補助金等502万円の追加でございます。 次に、第5款府支出金において、包括的支援事業及び任意事業費交付金1万円の追加でございます。 次に、第6款財産収入において、介護保険給付費準備基金運用収入66万2,000円の追加でございます。 次に、第7款繰入金において、一般会計繰入金894万6,000円の減額でございます。 次に、第9款諸収入において、金融機関預金利子13万2,000円の追加でございます。 以上で、歳入予算補正額は312万2,000円の減額と相なるものでございます。 続きまして、第42号議案「平成27年度箕面市
特別会計後期高齢者医療事業費補正予算(第3号)」につきましてご説明いたします。 今回お願いいたしております補正予算の補正額は、第1条にありますとおり、歳入歳出ともに2,823万6,000円の追加で、これにより歳入歳出予算の総額は19億1,054万8,000円と相なるものでございます。 次に、内容について歳出予算からご説明いたします。 まず、第1款総務費において、人件費17万9,000円の追加でございます。 次に、第2款後期高齢者医療広域連合納付金において、後期高齢者医療広域連合への納付金2,805万7,000円の追加でございます。 以上で、歳出予算補正額は2,823万6,000円の追加と相なるものでございます。 次に、歳入予算についてご説明いたします。 歳出予算補正額2,823万6,000円の財源措置といたしまして、まず、第1款後期高齢者医療保険料において、5,253万8,000円の減額でございます。 次に、第3款繰入金において、一般会計繰入金654万4,000円の追加でございます。 次に、第4款繰越金において、前年度繰越金7,419万5,000円の追加でございます。 次に、第5款諸収入において、保険料滞納延滞金等3万5,000円の追加でございます。 以上で、歳入予算補正額は2,823万6,000円の追加と相なるものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第40号議案、第41号議案及び第42号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。
○議長(二石博昭君) 次に、第43号議案及び第44号議案、以上2件について、
公営企業管理者に説明を求めます。
公営企業管理者 出水善博君
◎
公営企業管理者(出水善博君) ただいまご上程になりました第43号議案「平成27年度箕面市
水道事業会計補正予算(第2号)」及び第44号議案「平成27年度箕面市
公共下水道事業会計補正予算(第2号)」につきまして、提案理由とその内容を一括してご説明いたします。 まず、第43号議案「平成27年度箕面市
水道事業会計補正予算(第2号)」につきましてご説明いたします。 第2条におきまして、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額の補正につきまして、支出からご説明いたします。 第1款水道事業費用において、退職者に係る人件費等1,126万1,000円の減額でございます。 これにより、補正後の支出予定総額は27億3,145万6,000円と相なるものでございます。 次に、収入につきましてご説明いたします。 第1款水道事業収益において、口径別納付金等4,294万4,000円の追加でございます。 以上、補正後の収入予定総額は30億8,074万2,000円と相なるものでございます。 次に、第3条におきまして、予算第4条に定めた資本的収入及び支出の予定額の補正につきまして、支出からご説明いたします。 第1款資本的支出において、水質検査用機器のリースに係る入札差金等145万1,000円の減額でございます。 補正後の支出予定総額は10億2,382万4,000円と相なるものでございます。 これにより、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額は7億6,261万3,000円となり、その補填財源である建設改良積立金を2億622万9,000円に、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額を4,308万5,000円にそれぞれ改めるものでございます。 次に、第4条におきまして、予算第7条に定めた議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正につきまして、職員給与費を3億3,685万9,000円に改めるものでございます。 以上で、第43号議案のご説明といたします。 次に、第44号議案「平成27年度箕面市
公共下水道事業会計補正予算(第2号)」につきましてご説明いたします。 第2条におきまして、予算第2条に定めた業務の予定量の補正につきまして、主要な建設改良事業において、汚水建設改良事業で22万6,000円の追加、流域下水道建設負担事業で4,234万5,000円の減額でございます。 次に、第3条におきまして、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額の補正につきまして、支出からご説明いたします。 第1款下水道事業費用において、流域下水道維持管理負担金等4,120万4,000円の減額でございます。 以上で、補正後の支出予定総額は24億4,575万2,000円と相なるものでございます。 次に、収入につきましてご説明いたします。 第1款下水道事業収益において、平成26年度流域下水道事業費負担金の精算金等2,858万5,000円の追加でございます。 以上で、補正後の収入予定総額は26億6,767万2,000円と相なるものでございます。 次に、第4条におきまして、予算第4条に定めた資本的収入及び支出の予定額の補正につきまして、支出からご説明いたします。 第1款資本的支出において、流域下水道建設負担金4,211万9,000円の減額でございます。 以上で、補正後の支出予定総額は7億6,510万8,000円と相なるものでございます。 次に、収入につきましてご説明いたします。 第1款資本的収入において、流域下水道建設負担事業に充当するために借り入れる企業債等5,252万7,000円の減額でございます。 以上で、補正後の収入予定総額は2億5,027万8,000円と相なるものでございます。 これにより、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額は5億1,483万円となり、その補填財源である当年度分損益勘定留保資金を5,494万6,000円に、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額を988万4,000円にそれぞれ改めるものでございます。 次に、第5条におきまして、予算第5条に定めた企業債の補正につきまして、
公共下水道事業に係る起債の限度額を1,600万円に、流域下水道事業に係る起債の限度額を6,350万円にそれぞれ改めるものでございます。 次に、第6条におきまして、予算第7条に定めた議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正につきまして、職員給与費を1億2,377万4,000円に改めるものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第43号議案及び第44号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。
○議長(二石博昭君) 次に、第45号議案について、競艇事業局長に説明を求めます。競艇事業局長 栢本貴男君
◎競艇事業局長(栢本貴男君) ただいまご上程になりました第45号議案「平成27年度箕面市
競艇事業会計補正予算(第2号)」につきまして、提案理由とその内容をご説明いたします。 今回お願いいたしております補正予算は、下半期の舟券売上金の実績をもとに収支見通しの見直しを行い、関連経費等を補正しようとするものでございます。 まず、第2条におきまして、予算第2条に定めた業務の予定量の補正につきまして、1日平均売上金額を952万4,000円追加し、5億1,547万6,000円に補正するものでございます。 次に、第3条におきまして、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額の補正につきまして、支出からご説明いたします。 第1款競艇事業費用におきまして、開催費等11億6,174万1,000円の追加でございます。 これにより、補正後の支出予定総額は510億41万1,000円と相なるものでございます。 次に、収入につきましてご説明いたします。 第1款競艇事業収益におきまして、開催収益等14億7,119万円の追加でございます。 これにより、補正後の収入予定総額は514億1,693万3,000円と相なるものでございます。 次に、第4条におきまして、予算第4条に定めた資本的収入及び支出の予定額につきまして、支出からご説明いたします。 第1款資本的支出におきまして、基金繰入支出223万円の新規計上でございます。 これにより、補正後の支出予定総額は8,600万8,000円と相なるものでございます。 次に、収入につきましてご説明いたします。 第1款資本的収入におきまして、基金運用収入223万円の新規計上でございます。 これにより、補正後の収入予定総額は223万円と相なるものでございます。 以上により、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額は8,377万8,000円となり、その補填財源のうち、引継現金7,757万3,000円を過年度分損益勘定留保資金7,757万3,000円に改めるものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第45号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。
○議長(二石博昭君) ただいま議題となっております9件のうち、第37号議案について、これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (”なし”の声あり)
○議長(二石博昭君) ないようでございますので、これにて質疑を終了いたします。 お諮りいたします。本件については委員会付託を省略いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。 (”異議なし”の声あり)
○議長(二石博昭君) 異議なしと認めます。 よって本件については委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 (”なし”の声あり)
○議長(二石博昭君) ないようでございますので、これにて討論を終了いたします。 よってこれより、第37号議案「平成27年度箕面市
一般会計補正予算(第5号)」を採決いたします。 本案を原案どおり決することに異議ありませんか。 (”異議なし”の声あり)
○議長(二石博昭君) 異議なしと認めます。 よって本案は原案どおり可決されました。 次に、第38号議案から第45号議案まで、以上8件について、これより一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。 (”なし”の声あり)
○議長(二石博昭君) ないようでございますので、これにて質疑を終了いたします。 ただいま議題となっております第38号議案から第45号議案まで、以上8件は、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託いたします。 次に、日程第49、第46号議案「箕面市子ども・
子育て支援条例改正の件」から日程第52、第49号議案「箕面市都市の低炭素化の促進に関する法律に基づく認定等に係る
事務手数料条例改正の件」まで、以上4件を一括議題といたします。 副市長に提案理由の説明を求めます。副市長 奥山 勉君
◎副市長(奥山勉君) ただいまご上程になりました第46号議案「箕面市子ども・
子育て支援条例改正の件」から第49号議案「箕面市都市の低炭素化の促進に関する法律に基づく認定等に係る
事務手数料条例改正の件」までの4議案について、提案理由とその内容をご説明いたします。 まず、第46号議案「箕面市子ども・
子育て支援条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、国家戦略特別区域限定保育士制度の導入並びに児童福祉法に基づき厚生労働省令で定められた家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準及び放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の改正に伴い、関係規定を整備するため、本条例を改正しようとするものでございます。 次に、第47号議案「箕面市建築物の
エネルギー消費性能の向上に関する法律に基づく認定等に係る
事務手数料条例制定の件」についてご説明いたします。 本件は、建築物の
エネルギー消費性能の向上に関する法律の施行に伴い、本市が建築物エネルギー性能向上計画の認定等に係る事務の手数料を新たに徴収するため、本条例を制定しようとするものでございます。 次に、第48号議案「箕面市長期優良住宅の普及の促進に関する
法律施行条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、長期優良住宅の普及の促進に関する法律に基づき国土交通大臣が定める基準の改正に伴い、増築または改築を行う既存住宅の長期優良住宅建築等計画の認定に係る事務の手数料を新たに定めるため、本条例を改正しようとするものでございます。 次に、第49号議案「箕面市都市の低炭素化の促進に関する法律に基づく認定等に係る
事務手数料条例改正の件」についてご説明いたします。 本件は、都市の低炭素化の促進に関する法律に基づき経済産業大臣等が定める基準の改正に伴い、認定等に係る事務の手数料を改定するため、本条例を改正しようとするものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第46号議案から第49号議案までの4議案についてのご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願いいたします。
○議長(二石博昭君) これより一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。 (”なし”の声あり)
○議長(二石博昭君) ないようでございますので、これにて質疑を終了いたします。 ただいま議題となっております第46号議案から第49号議案まで、以上4件は、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託いたします。 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。 お諮りいたします。本日はこれをもって散会し、明3月5日から3月24日まで20日間、委員会審査のため休会し、3月25日午前10時より本会議を再開いたしたいと存じますが、これに異議ありませんか。 (”異議なし”の声あり)
○議長(二石博昭君) 異議なしと認めます。 よって、明3月5日から3月24日まで20日間休会し、3月25日午前10時より本会議を再開することに決しました。 本日はこれをもって散会いたします。 (午後0時6分 散会)----------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 箕面市議会議長 二石博昭 箕面市議会議員 名手宏樹 箕面市議会議員 林 恒男...