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平成30年事業常任委員会 本文 開催日:2018年12月12日
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  1. 岸和田市議会 2018-12-12
    平成30年事業常任委員会 本文 開催日:2018年12月12日


    取得元: 岸和田市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-21
    2018年12月12日:平成30年事業常任委員会 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 箇所) ◯岡林憲二委員長  ただいまから事業常任委員会を開会します。  本委員会に付託されました事件は、お手元までご配付しています付託事件のとおりです。  審査議案番号順に行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」の声あり〕  それでは、そのように進めさせていただきます。  まず、議案第103号の審査に入ります。  議案説明を求めます。 ◯大西吉之助魅力創造部長農業委員会事務局長  議案書の75ページをお願い申し上げます。  議案第103号岸和田市牛滝温泉やすらぎ荘条例の廃止についてご説明申し上げます。  廃止の理由につきましては、岸和田市牛滝温泉やすらぎ荘の現指定管理者指定管理期間平成31年3月31日をもって満了することに伴いまして、本市行財政改革の一環として当該施設を民営化し、民間活力を最大限に活用し、観光拠点化することを目指すことが妥当と判断いたしましたことから、本条例を廃止しようとするものでございます。  附則といたしましては、施行日平成31年4月1日からといたしたいものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ◯岡林憲二委員長  説明が終わりました。  質疑に入ります。質疑はありませんか。    〔「なし」の声あり〕  それでは、議案第103号の質疑を終結します。  次に、議案第106号の審査に入ります。
     議案説明を求めます。 ◯薮嘉正上下水道局長  議案書の87ページをお願いいたします。  議案第106号岸和田附属機関条例及び特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正につきましてご説明申し上げます。  まず、改正の理由でございますが、本市上水道事業及び下水道事業に関し、より一層の適正かつ合理的な経営に向けた取り組みに資するため、上下水道事業運営に関する必要な調査審議を行わせるため、新たに上水道事業及び下水道事業管理者の権限を行う市長の附属機関として、岸和田上下水道事業運営審議会を設置したいものでございます。  改正内容につきましては、次の89ページをお願いいたします。  第1条は、岸和田附属機関条例の一部改正でございまして、上水道事業及び下水道事業管理者の権限を行う市長の附属機関として、岸和田上下水道事業運営審議会を設置することとし、その担任事務及び委員の上限の数を規定するとともに、所要の規定の整備を図るものでございます。  次に、第2条でございますが、特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正でございまして、ただいまご説明申し上げました岸和田上下水道事業運営審議会委員報酬等の額を記載のとおりに規定したいためのものでございます。  なお、附則といたしまして、この条例平成31年4月1日から施行するものとしてございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ◯岡林憲二委員長  説明が終わりました。  質疑に入ります。質疑はありませんか。 ◯岸田厚委員  今出されています岸和田上下水道事業運営審議会委員報酬なんですけども、まず岸和田上下水道事業運営審議会担任事務のところですけれども、「上下水道事業運営に関する重要事項についての調査審議に関する事務」というふうにあるんですが、具体的にこの審議事項、どういったものをするのか、まずお示しを願えますか。 ◯大西謙次上下水道局総務課長  今回新たに設置します岸和田上下水道事業運営審議会におきましては、今後、水道事業下水道事業ともに、人口減少に伴って、あるいは施設の老朽化に伴いまして、施設整備に関してそれぞれ考えていかなければならない部分が多く発生すると予想されるために、その時々の課題に応じて審議会のほうに意見を伺うというふうに考えております。 ◯岸田厚委員  今のお話を聞きますと、人口減少老朽化に対して、今後市のほうの対応を考えていくというふうなお話があったんですけれども、この事務の中に、説明の中にもあったんですけれども、「適正かつ合理的な経営について」というふうな話があったんですけど、これの具体的なものって何かあるんですか。 ◯大西謙次上下水道局総務課長  先ほど言いましたとおり、今後の施設整備に関しまして、人口減少あるいは配水量送水量ともに減少していく中で、施設更新あるいは管の更新に当たりまして、今の規模と同じものを更新する必要があるのか、それとも適正な配置に努めてダウンサイジングなりをして施設を縮小していくのかというところの合理的な配備ということを計画しております。 ◯岸田厚委員  わかりました。ただ、今、国のほうでは水道法という法律が変わった中で、経営そのもののあり方が今後議論になる可能性も出てくるということで、今回のこの岸和田上下水道事業運営審議会にはそこまで踏み込んだ権限はないというふうに理解をしていいんですか。 ◯大西謙次上下水道局総務課長  水道法改正につきましては、昨今改正されたところで、詳しい内容等につきましてはまだ示されておりませんので、コメントは差し控えたいと思います。 ◯岸田厚委員  岸和田上下水道、特に上水道については今、大阪広域水道企業団から買っているという状況の中で、今いろんな自治体がこの企業団に入っていくような形で経営も変わりつつあるんですけれども、今後岸和田上水道、特に命の源である水道事業を守っていくというふうなことで言えば、大変重要なことにもかかわってくるというふうに思います。  ぜひ、この岸和田上下水道事業運営審議会に出される、その大もとになる議案、それをきちんと市民や議会にもお示しをしていただいて、今、岸和田市の場合は水道ビジョンというものが策定をされています。そんな中で、今後どんなふうな形で上水道下水道について行っていくのかということをやはりきちんと知らせていただきますよう、よろしく要望いたしまして終わります。 ◯岡林憲二委員長  他にないですか。    〔「なし」の声あり〕  それでは、議案第106号の質疑を終結します。  次に、議案第107号の審査に入ります。  議案説明を求めます。 ◯大西吉之助魅力創造部長農業委員会事務局長  議案書の91ページをお願い申し上げます。  議案第107号岸和田手数料条例の一部改正につきましてご説明を申し上げます。  本件は、かねてより産業政策課において発行してございました営業証明書の廃止に伴い、改正しようとするものでございます。  この営業証明書は、本市域におきまして事業を営む者に対し、挙証資料として提出されました公共料金領収書等を確認し、発行しているものでございます。  資料使途につきましては、主に車庫証明書、車両の登録に用いるものでございますけれども、近年当該手続におきまして営業証明書がなくとも公共料金領収書等で対応いただけることとなり、また、適正な証明書発行事務の徹底を図るためにも事務の整理を行うものでございます。  条例改正内容につきましては、93ページをお願い申し上げます。  手数料条例第2条第46号の営業証明書の記載を削除いたします。また、それに伴い、以降の号を1号ずつ繰り上げるとともに、関係する第3条第1項第5号、第7号及び第8号中の規定を整理するものでございます。  次に、附則でございますが、この条例平成31年4月1日から施行することといたしたものでございます。  議案説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ◯岡林憲二委員長  説明が終わりました。  質疑に入ります。質疑はありませんか。    〔「なし」の声あり〕  それでは、議案第107号の質疑を終結します。  次に、議案第108号の審査に入ります。  議案説明を求めます。 ◯大西吉之助魅力創造部長農業委員会事務局長  議案書の95ページをお願い申し上げます。  議案第108号岸和田産業集積拠点における企業立地の促進に関する条例の一部改正につきましてご説明申し上げます。  まず、条例改正の理由でございますが、これまで本条例により助成制度を設け、企業誘致を推進しているところでございますが、阪南港、阪南2区に所在する本市所有の土地につきまして、企業等に売却し、産業用地として活用することとしたことに伴い、当該土地の所在する区域を企業等の立地を促進するための助成措置を講ずる区域とするため、規定の整備を図ろうとするものでございます。  内容につきましては、97ページをお願い申し上げます。  第2条第3号アに、「都市機能用地」を追加することにより、当該土地助成措置対象区域とするものでございます。  次に、附則でございますが、この条例平成31年4月1日から施行することといたしてございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ◯岡林憲二委員長  説明が終わりました。  質疑に入ります。質疑はありませんか。    〔「なし」の声あり〕  それでは、議案第108号の質疑を終結します。  次に、議案第109号の審査に入ります。  議案説明を求めます。 ◯澁谷泰隆建設部長  議案第109号岸和田市営自転車等駐車場条例及び岸和田自転車等放置防止に関する条例の一部改正について、私からご説明いたします。  議案書99ページをお願いいたします。  改正の理由でございますが、市営自転車等駐車場内また放置禁止区域内における放置自転車等の発生の抑止、及び放置自転車等管理等に要する費用財源確保を図るため、放置自転車等を移送または移動し保管した場合、利用者放置自転車等を引き渡す際にその者から徴収する費用の額を見直すこととしたことから、関係する規定の整備を図ろうとするもののほか、所要の規定の整備を図ろうとするものでございます。  改正内容でございますが、議案書101ページをお願いいたします。  岸和田市営自転車等駐車場条例第17条第2項中「別表」を「別表第1」に、別表第2移送保管料の表中「2,000円」を「3,000円」に、「3,000円」を「5,000円」に、「4,000円」を「7,000円」に改め、岸和田自転車等放置防止に関する条例第10条第2項中「2,000円」を「3,000円」に、「3,000円」を「5,000円」に改めるものでございます。  また、附則といたしまして、この条例は一部を除き、平成31年4月1日から施行することとしたほか、所要の経過措置を設けることとしております。  説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いします。 ◯岡林憲二委員長  説明が終わりました。  質疑に入ります。質疑はありませんか。 ◯米田貴志委員  今ご説明いただきました。要は引き渡しの際の金額を上げるということの内容ということでございます。その趣旨は十分に理解をさせていただくんですけども、今回上げる金額の根拠となっている数字は何なんでしょうか。 ◯岸勝志建設管理課長  返還の手数料でございますが、手数料の水準と放置抑止効果との相関関係は不明でございますので、近隣市最高水準に合わせて、自転車を3千円、原動機付自転車を5千円といたしました。 ◯米田貴志委員  近隣市に合わせたということだそうでございますが、一定、根拠づけという考えはいろいろあると思うんですけども、実際に放置自転車に対してかかっている費用の総額は幾らぐらいですかね。 ◯岸勝志建設管理課長  平成29年度決算額でございますが、自転車駐車対策事業費といたしまして、約3,216万円かかっております。 ◯米田貴志委員  そうしましたら、今回放置自転車手数料というか、それを上げることによって、どれぐらいカバーできることになるんですか。 ◯岸勝志建設管理課長  平成29年度ベースでの撤去台数をもとに試算をいたしました。平成29年度の撤去台数はバイクを合わせて2,062台です。それに伴う返還は1,159台で、平成29年度の手数料の収入は241万2千円でございました。これを新しい金額で計算いたしますと、125万3千円の増となりますが、金額の引き上げによる抑止効果によりまして、想定いたしました撤去台数が5%から10%の減、返還に対しましても5%から10%の減となりますと、返還手数料の増額は約60万円から100万円の増となる見込みでございます。 ◯米田貴志委員  ということは、これ、大体決算ベースで資料をいただきましたけども、平成29年度の委託料ですか、保管管理業務が約700万円、放置自転車防止啓発、これはシルバー人材センターに両方とも依頼をしている分ですが、これは2,000万円ということで2,700万円ほどかかっていると。それと、運送する事業に対して約500万円かかってるということで、大体3,200万円近くかかるということでございますけども、それから見たら1割にも満たない負担ということになろうかと思うんですけども、この辺の対処はどのようにお考えでございますか。本当にそれで、先ほどこの撤去費用に資するものというようなお答えがありましたけども、なっているとお考えでございますか。 ◯岸勝志建設管理課長  あくまでも駅周辺歩行空間の確保が目的でございますので、啓発等により減少すべきものかと考えております。ですから、収支を目的としては考えておりませんので、収支も一部負担になればというような考えはございますが、そういうふうに考えております。 ◯米田貴志委員  なかなか根拠を示すのは確かに難しいというふうには思うんですけども、やはり放置自転車に対して市がどれぐらい皆様のお預かりしている税金を投入して、撤去をして、安全な歩道というんですか、近辺を確保してるかというところもやっぱりしっかりと周知をしないといけないんではないかなというふうに思っているところでございます。  実際に自転車を引き取りに来られたときに、100%とは言いませんけども、若干やっぱりトラブルがあると。どういうトラブルがあるのか、ちょっと事例を挙げていただきたいんですが。 ◯岸勝志建設管理課長  はっきり申しまして、自転車を撤去して、「ありがとう」と言われることはまずありません。自分の自転車を勝手に持っていかれた、返還に対してはお金が要るということに対しての苦情は毎日数件入っております。そういう苦情が主になっております。 ◯米田貴志委員  実際そういう対応をされる方もすごい大変だというふうに思っているところでございます。やはりモラルを守っていただくことに対して、モラルさえ守っていただければ、かける必要のないお金かなというふうに思うわけでございますので、そこを徹底していく中で、本当にこの金額でいいのかどうかという疑問は僕は少し持っているところでございます。高ければいいというわけじゃないんですけども、やはりそういうモラルを守っていただけないがためにこういう支出が出ているというところをしっかりと根拠づけたものが私は要るような気がするんですけども、その辺についてどのようにお考えでございますか。
    ◯岸勝志建設管理課長  先ほども申しましたが、目的はやはり駅周辺の良好な環境を維持するために必要な事業と考えておりますので、委員おっしゃるように、これはモラルの問題が大部分を占めているかなと思いますが、現行の啓発も含めまして、効果的な方法をこれからも検討していきたいと考えております。 ◯米田貴志委員  啓発という言葉が出ましたけども、やはりこれは今現在、シルバー人材センターの方が毎日回って啓発をされていると思うわけでございますが、これがなくなってしまえば、例えば1日やって1日やらないというようなことが出てくれば、その日がわかったらまた置いてしまうというようなことが私は繰り返されてしまうんじゃないかなという気がしているところでございます。  今後またその辺の内容が出てくるかなというふうに思いますけども、毎日回っているということは市民が理解をしているところで、それが飛んでしまうとまた同じことが起こってしまうんではないかなという懸念はやはりあります。実際の話、土・日曜日の放置自転車の場合は、回ってこないですから、やっぱり置いていますよ。  だから、その辺を考えたときに、そこはしっかり今後はまた考えていただかなきゃいけないと思います。これはまた違う問題ですからこれ以上下げませんけども、そこも含めてやっていただきたいと思います。  この事業につきましては、また改めて違う角度で質問をさせていただきたいというふうに思います。 ◯岸田厚委員  今お話があったんですが、放置禁止区域内の放置自転車の撤去というのは、今見回っていただいて、とめてあったら車でとりに来て、保管場所に保管するというふうな理解をするんですけども、駐車場内の放置自転車というのは、どんな基準で放置自転車と認定するんですか。 ◯岸勝志建設管理課長  駐車場内の自転車につきましては、条例で「使用許可期間の終了後14日を超える」ものという形で規定しております。 ◯岸田厚委員  わかりました。14日、例えばそうしたら自動的に自転車原動機付自転車普通自動二輪車が保管場所に移動されると理解していいんですか。 ◯岸勝志建設管理課長  はい。14日たちますと、市の職員等保管場所に移動しております。 ◯岸田厚委員  そうしたら、また例えば14日以内にとりに来た場合は、1日幾らの金額を払って引き取るというふうなことで理解をしてよろしいでしょうか。 ◯岸勝志建設管理課長  14日以内のものにつきましては、通常の、例えば1日150円であれば掛ける10日というような形で料金をいただいております。 ◯岸田厚委員  わかりました。ありがとうございます。 ◯岡林憲二委員長  他にございませんか。    〔「なし」の声あり〕  それでは、議案第109号の質疑を終結します。  次に、議案第112号の審査に入ります。  議案説明を求めます。 ◯大西吉之助魅力創造部長農業委員会事務局長  議案書の111ページをお願い申し上げます。  議案第112号平成30年度岸和田市一般会計補正予算(第7号)のうち、魅力創造部にかかわるものにつきましてご説明申し上げます。  内容につきましては、議案書154、155ページをよろしくお願い申し上げます。  6款農林水産業費3項農林水産等振興費1目農業振興費に9億9,410万円の補正計上でございます。  これは、155ページの事業別区分欄、一番上の被災農業者経営体育成支援事業で、今年9月4日の台風21号の暴風により被害を受けたパイプハウス、鉄骨ハウス、農業用機械等の再建や修繕、撤去に要する費用を、国の被災農業者向け経営体育成支援事業を活用し、府、市の助成を加え、補助するもので、それらに必要な経費について補正をお願いするものでございます。  議案書の115ページにお戻り願います。  第2表債務負担行為補正、追加分の1つ目、岸和田城隅櫓・漆喰塀瓦復旧工事でございます。  これは平成30年9月4日に発生いたしました台風21号によりまして、岸和田城内の隅櫓及び漆喰塀の瓦が破損したものを早急に復旧し、利用者への安全を確保するとともに、円滑な施設運営につなげることで利用者に対して快適な施設空間の提供を図るため、期間を平成30年度から平成31年度までとし、限度額を1,890万円とする債務負担行為をお願いするものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ◯岡林憲二委員長  説明が終わりました。  質疑に入ります。質疑はありませんか。 ◯米田貴志委員  1点、お伺いさせてください。  実際、これ、工事に入れるとしたら、予定としてはいつぐらいになるんですかね。 ◯寺本隆二観光課長  岸和田城隅櫓・漆喰塀瓦の復旧工事ということでご質問だと思います。予定としましては、今年度中に業者を選定しまして、5月の連休をめどに工事着工にかかることができればということで予定しております。 ◯米田貴志委員  なかなか遠いですね。業者もなかなか限られた方になるのかなとは思うんですけども、余りにも時間がかかり過ぎかなという気がするんです。もちろん最善の努力はしていただいたと思うんですけど、連休前って、桜が咲くころはまだ崩れているというような状況になっているのかなという心配はするんですけど、ここでこれ以上深める議論ではないと思いますけど、やっぱりできるだけ早くもとどおりというか、していただきたいなというふうに、これは一般質問でも出ていたかなと思うんですけども、やはり早くしていただけるよう取り組んでいただきたいということだけ、要望だけしておきます。 ◯岡林憲二委員長  他にないですか。    〔「なし」の声あり〕  それでは、議案第112号の質疑を終結します。  次に、議案第114号の審査に入ります。  議案説明を求めます。 ◯薮嘉正上下水道局長  議案書の121ページをお願いいたします。  議案第114号平成30年度岸和田上水道事業会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。  今回の補正予算案は、水道管路緊急改善事業に対します国庫補助金の返還及び水道マッピングシステム更新業務についての債務負担行為に関するものでございます。  第2条は、資本的支出の第1款資本的支出第3項国庫補助金返還金に524万8千円を補正計上するものでございます。  詳細につきましては、174ページ、175ページをお願いいたします。  資本的支出、第1款資本的支出第3項国庫補助金返還金第1目国庫補助金返還金として524万8千円を補正計上でございます。本件は、平成29年度に収入いたしました大阪府生活基盤施設耐震化等補助金7,097万円のうち、消費税相当額524万8千円を返還するものでございます。  水道事業全体の収入に対する補助金等の割合が5%未満であった場合、大阪府生活基盤施設耐震化等補助金交付要綱に基づき、決算確定の翌年度にその消費税相当額を返還することとなっております。平成30年度当初予算編成時におきましては、全体の収入に対する補助金等の割合が5%を超える可能性が高いと見込まれたため、本件に係る予算は計上しておりませんでした。しかし、平成29年度決算においてその割合が5%未満となることが確定し、返還の必要が生じたことから、予算の補正をお願いするものでございます。  それでは、再び121ページにお戻り願います。  第3条は水道マッピングシステム更新業務等について債務負担行為を追加補正するもので、期間を平成30年度から平成36年度まで、限度額4,800万円とするものでございます。  当業務は、平成31年10月の上下水道局システム更新にあわせ、別システムである管路総合診断システムと一元化することにより、機能の高度化、情報更新頻度の向上、ランニングコストの低減を図ろうとするもので、新システム更新に当たり、業者選定等の準備期間を要するため、債務負担行為の補正をお願いするものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ◯岡林憲二委員長  説明が終わりました。  質疑に入ります。質疑はありませんか。    〔「なし」の声あり〕  それでは、議案第114号の質疑を終結します。  次に、議案第116号及び議案第117号の審査に入ります。  議案説明を求めます。 ◯大西吉之助魅力創造部長農業委員会事務局長  議案書125ページをお願い申し上げます。  議案第116号指定管理者の指定についてでございます。  施設の名称は岸和田市五風荘で、指定の相手方は株式会社岸和田グランドホール、指定の期間は平成31年4月1日から平成41年3月31日までの10カ年といたしたいものでございます。  岸和田市五風荘は岸和田城周辺の歴史的環境を保全し、市民生活の潤いと憩いの場とするために設置されたものでございまして、岸和田城周辺観光の核の1つの施設となっているものでございます。  公募の結果、2事業者の応募があり、岸和田指定管理者審査委員会において候補者が選定されたものでございます。  議案書127ページをお願い申し上げます。  議案第117号指定管理者の指定についてでございます。  施設の名称は岸和田市まちづくりの館で、指定の相手方は本町のまちづくりを考える会、指定の期間は平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5カ年といたしたいものでございます。  岸和田市まちづくりの館は、岸和田のまちの歴史や文化遺産を学習する等、総合的なまちづくり活動の拠点とするとともに、文化観光の振興に資するため設置されたものでございます。  公募の結果、本町のまちづくりを考える会から応募があり、岸和田指定管理者審査委員会において候補者が選定されたものでございます。  両議案につきましては、いずれも魅力創造部が所管する施設の指定管理者を指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  なお、指定管理者候補者の概要につきましては、ご配付してございます資料のとおりでございます。  説明は以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ◯岡林憲二委員長  説明が終わりました。  質疑に入ります。質疑はありませんか。 ◯岸田厚委員  今回、五風荘が今経営されているところと違うところが新たに選定をされるということなんですけれども、事業の継続性から言って、今度開設される株式会社岸和田グランドホールの営業なんですけれども、以前五風荘が指定管理者を受けられたときに、内装の改装とかいろんなことでオープンする時期が遅くなったというふうにはお聞きをしているんですけれども、今回株式会社岸和田グランドホールが一応4月1日からということなんですけども、営業される計画というのはいつごろから予定をされているのかお伺いします。 ◯寺本隆二観光課長  お答えします。  株式会社岸和田グランドホールに指定管理者が今回候補者として決まっております。株式会社岸和田グランドホールからできるだけ4月1日にはオープンしたいということでの意向は伺っております。当然、指定管理者が4月1日から管理運営していただくということは大前提でございます。  城周辺の歴史環境を保全して、市民生活の憩いと潤いの場を提供する、また、自主事業としまして和食の提供を行っていただくというところで、相当引き継ぎには時間を要するということで、今、現指定管理者のがんこ、あるいは次の候補者である株式会社岸和田グランドホールからは伺っております。そのあたりは3者で協議しまして、できるだけ今のがんこにも長く営業していただきまして、タイミングをはかりながら4月1日には株式会社岸和田グランドホールには新しく営業を開始してもらえるように、3者で今協議を行っている次第でございます。 ◯岸田厚委員  事業の継続性というのはやはり求められると思います。新しく管理が変わるとなると、いろんな手続やもろもろの、今まで独自で改修された部分とかそういったものをどんなふうにしていくのかと、次の引き継ぎの方にそれをどんなふうに渡していくのかというような、いろんなクリアしなければならない問題も多々あるとは思うんですけども、事業の継続性から言って、ちょうど年度末と年度初めに当たる時期に指定管理者が変わるということになれば、結構春休み期間というのは五風荘がにぎわう、特に桜祭りとかもある時期ですので、そういった意味ではこの時期に五風荘が閉まっているとなると、やっぱり岸和田市にとっても大変もったいないなという気がします。継続性という意味では、この時期に本当にどちらがどのときにオープンをしているのかというのはなかなか難しいとは思うんですけれども、その辺、十分考慮していただきたいと要望しておきます。 ◯岡林憲二委員長  他にございませんか。    〔「なし」の声あり〕
     それでは、議案第116号及び議案第117号の質疑を終結します。  以上で、付託事件質疑を終結します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。    〔「なし」の声あり〕  討論なしと認めます。  直ちに付託議案を採決します。  議案第103号、議案第106号から議案第109号までの4件、議案第112号、議案第114号、議案第116号及び議案第117号を合わせました以上9件につきましては、原案を可とすることにご異議ありませんか。    〔「異議なし」の声あり〕  ご異議ないようですので、本各件は原案を可とすることに決しました。  次に、報告事項に入ります。  それでは、発言を許します。 ◯大西吉之助魅力創造部長農業委員会事務局長  お手元に配付してございます岸和田市牛滝温泉やすらぎ荘の民間運営に係る募集要項(案)の概要版について、私よりご説明申し上げます。  概要版2ページをよろしくお願い申し上げます。  まず、第1章の趣旨でございますが、この募集要項は市の観光施策に積極的に協力いただける民間事業者等を公募するに当たり、必要な事項を定めるものといたしてございます。  第2章 募集に関する事項、1.施設の概要といたしまして、施設名称、所在地、敷地面積、施設内容等を記載してございます。また、温泉の概要といたしましては、湧出量、泉質等を記載してございます。  募集要項3ページの2.今後の運営方針といたしまして、やすらぎ荘を観光拠点として、温浴・宿泊施設を中心としたにぎわいの創出や交流を促進することを基本方針とし、やすらぎ荘を民間運営することとしてございます。  基本方針にのっとりまして、20年間施設を適切に運営することを条件とし、市有地の一部を使用貸借するとともに建物を譲渡するものとしてございます。  3.譲渡等条件の(1)建物に関することといたしまして、1)せせらぎ荘、キャンプ場管理棟、コテージなど、記載の建物を無償で譲渡いたします。2)事業を実施する上で必要となる投資につきましては、運営事業者の責任のもと、負担するものといたしてございます。3)建物は現状有姿で譲渡するものといたしてございまして、隠れた瑕疵について市は一切の責任を負わないというふうに規定をさせていただいてございます。  募集要項の4ページをお願い申し上げます。  (2)土地に関することにつきまして、やすらぎ荘の市有地の一部を無償で貸し付けすることといたしてございます。土地の貸付期間は2019年4月1日から2039年3月31日までの20年間としてございます。  観光拠点施設としての目的以外の使用及び土地の形状の変更や第三者への転貸などにつきまして、市の承諾なく行うことができないという規定をさせていただいてございます。  4点目といたしまして、やすらぎ荘内の借地につきましては、地権者と賃貸契約に係る協議を行っていただくというふうに規定をしてございます。  5点目としまして、運営事業者において大阪府河川用地、法定外公共物及び公共施設用地におけます日常の維持管理を行っていただくということを規定してございます。  6点目としまして、土地に付随する工作物等につきましては無償で譲渡するものといたしてございます。なお、今後の維持修繕、更新等は運営事業者の責任のもと、負担するものとしてございます。  (3)設備及び備品等に関することといたしまして、市が所有する設備及び備品等につきましては、無償で譲渡することといたしてございます。  (4)源泉等に関することといたしまして、水井戸を含みます源泉等に係る権利につきましては、市の所有のまま運営事業者に無償で貸与することといたしてございます。なお、源泉につきましては、将来におけます泉質の変化及び湯量の枯渇減少等に伴う保証はしないものというふうに規定をさせていただいてございます。  なお、運営事業者は源泉等の定期点検及び修繕などの温泉管理業務を実施し、その費用を負担するものとしてございます。  また、新たに源泉等を掘削する場合は事業者の負担によるものとし、事業満了時には権利関係は市に帰属するものといたしてございます。  (5)用途及び譲渡等の制限についてということで、平成31年4月1日以降、おおむね6カ月以内をめどとして営業開始していただくというふうに規定をさせていただいてございます。  (6)入浴料及び宿泊料などの料金設定につきましては、近隣の温浴施設や宿泊施設などの状況を勘案し、市民等が利用しやすい料金設定をするものといたしてございます。  (7)といたしまして、教育キャンプの実施につきまして、本市教育委員会が実施する教育キャンプに協力していただくことを求めてございます。  あと、(8)としまして市の施策への協力ということで、市が実施しようとする施策について協力をしていただく旨を規定してございます。  (9)としまして、隣接地への往来といたしまして、やすらぎ荘に隣接する土地への往来のために敷地内を車両等が通行できるものとして規定してございます。  (10)といたしまして、建物の名称といたしまして、市への関与を誤解されないように、「岸和田市」という語句は使用しないものというふうに規定をさせていただいてございます。  (11)としまして、引き継ぎといたしまして、運営事業者は市及びその他の関係者と引き継ぎ方法と必要な事項について協議及び調整を行っていただくこととしてございます。  あと、(12)では風俗営業等の禁止、(13)では公序良俗に反する使用の禁止について規定をさせていただいてございます。  (14)といたしまして、実地調査といたしまして、契約条件の履行状況を把握するため、市は随時に実地調査を行い、また運営事業者に必要な報告を求めることができるというふうに規定をさせていただいてございます。  (15)違約金等といたしまして、運営事業者が譲渡等の条件に違反するなど、市有地の使用貸借契約が解除されたときには、市は土地借料相当額の残期間分を基本とした違約金を請求できるものとしてございます。  (16)瑕疵担保といたしまして、譲渡契約成立後に隠れた瑕疵があることを発見しても、市に対して損害賠償の請求または契約の解除をすることができないものとしてございます。  (17)では法令遵守について規定をさせていただいてございます。  第3章 応募スケジュールに関する事項といたしまして、記載のとおりスケジュールを定めてございます。平成30年12月18日から平成31年1月29日まで、募集要項等の公表及び配布期間としてございます。12月18日から1月11日にかけまして、現地説明会参加の申し込み受け付けを行うものでございます。また、12月18日から1月17日にかけまして、募集要項等に関する質問の受け付けを行うことを考えてございます。また、1月15日には現地説明会を開催いたします。1月16日から1月29日にかけまして、応募受け付けを行う予定としてございます。2月5日には運営事業者選定委員会を開催し、2月中旬には選定結果を公表し、運営事業者候補者を決定してまいりたいというふうに考えてございます。  募集要項の7ページをお願い申し上げます。  第4章 応募に関する事項は、1.応募者の資格といたしまして、応募に当たりましては温浴・宿泊施設等を運営している、または5年以内に運営していた実績を有するとともに、市の観光拠点として安全円滑に運営できる法人、その他の団体としてございます。また、日本国内に本社、本店または活動拠点を置いている法人等であることと規定をさせていただいてございます。  その他、税金の滞納がないこと、会社更生法や破産法の適用を受けていないこと、暴力団でないこと、現地説明会に参加していることなどを条件づけてございます。  2.複数の法人等による申請といたしまして、やすらぎ荘のサービスの向上及び業務の効率的な実施を図る上で必要な場合は、複数の法人等が共同して申請することができるものとしてございます。  3.応募の手続といたしまして、申請に関して必要となる経費は全て申請者の負担とすることとしてございます。  募集要項の9ページをよろしくお願い申し上げます。  第5章 審査に関する事項の1.審査方法といたしましては、審査は市が別に定める委員により組織されました、岸和田市牛滝温泉やすらぎ荘の民間運営に係る公募型プロポーザル方式運営事業者選定委員会で行うものとしてございます。  選定委員会ですが、平成31年2月5日を予定してございます。  審査項目及び評価内容につきましては、最終ページの業者選定審査基準に基づくものといたしてございます。  4.運営事業候補者の選定につきましては、審査要領に基づき選定委員が評価、採点し、総評価点が最高点の者を運営事業者候補者として選定いたすものとしてございます。なお、総評価点が満点の60%未満の提案者は、選定の対象としないものといたしてございます。  5.失格事項といたしまして、提出期限を過ぎて提出書類が提出された場合でありますとか、提出した書類に虚偽の内容を記載していた場合、評価の公平性に影響を与える行為があった場合、また、選定委員に対しまして直接間接を問わず故意に接触を求めた場合などは、審査の対象から除外するものとしてございます。  概要の10ページをよろしくお願い申し上げます。  6.選定結果の通知及び公表といたしましては、審査結果につきまして、運営事業者候補者を選定後、審査の対象となった申請者全員に書面で通知するとともに、岸和田市のホームページにおいて公表するものといたしてございます。  7.運営事業者の決定でございますが、運営事業者候補者に選定された法人につきましては、平成31年2月招集予定でございます岸和田市議会定例会における財産の無償譲渡及び使用貸借についての議決を得た後に、運営事業者として決定するものといたしてございます。  8.施設運営開始までにおける決定の取り消しとして、運営事業者の決定後、施設の運営開始までの間において正当な理由なくして市との覚書等の締結に応じないとき、また、運営事業者の資金事情の悪化等により事業の履行が確実でないと認められるとき、3点目としまして、著しく社会的信用を損なう等により、運営事業者としてふさわしくないと認められる場合は、決定を取り消すことができるものとしてございます。  第6章、契約の締結でございますが、(1)覚書の締結としまして、やすらぎ荘を適正に20年間管理及び運営するための基本的な方針を定めます岸和田市牛滝温泉やすらぎ荘の管理及び運営に関する覚書を締結いたします。  (2)契約の締結としまして、覚書に基づきまして、やすらぎ荘の施設を無償譲渡契約及び私有地の使用貸借計画の仮契約を締結する予定でございます。仮契約が本契約として承認されるには、議会の議決が必要となっています。  議決後、覚書に基づきまして、やすらぎ荘の土地の管理協定を締結するものとしてございます。  (4)契約保証金といたしまして、20年間の継続運営を担保するためにも、契約保証金を市に納付していただくこととしてございます。契約保証金につきましては利息を付さないものとし、平成30年4月1日現在の固定資産税の課税標準額を勘案した額の1,000分の63の5年相当額といたしてございます。  2.管理運営状況の把握といたしまして、まず(1)実地調査としまして、契約条件の履行状況を把握するため、市は随時に事業調査を行い、運営事業者に必要な報告を求めることができるものとしてございます。  また、(2)としまして、連絡会議の開催といたしまして、定期的に連絡会議を開催し、施設の管理運営に関する意見交換や信頼関係の構築を運営事業者と図ってまいることと考えてございます。  また、(3)としまして、利用状況等の確認といたしまして、利用者数や決算状況などの報告を求めることができるものとしてございます。  3.事業の継続が困難となった場合ですけれども、事業の継続が困難になった場合、またはそのおそれが生じた場合には、速やかに市に報告していただくこととしてございます。  (2)契約の解除といたしましては、運営事業者の破産、または財務状況の著しい悪化など、管理運営の継続が困難と認められる場合には契約を解除できるものとしてございます。  また、管理運営業務の内容や水準が著しく低下し、管理運営を継続することが適当でないと認められる場合、また、3)、4)、5)に記載の著しく社会的信用を損なう行為を行い、運営事業者としてふさわしくないと認められる場合においても、契約を解除できるものとしてございます。  (3)でございますが、市に対する損害賠償及び違約金につきましては、今説明申し上げましたことによりまして契約を解除され、市に損害が生じた場合には、運営事業者は市に対して賠償の責めを負うこととしてございます。また、市は土地借料相当額の残期間分を基本とした違約金を請求もできるものとしてございます。  (4)その他不可抗力の場合といたしまして、運営事業者の責に帰することができない事由により事業の継続が困難となった場合には、市と運営事業者との間で事業継続の可否について協議するものとしてございます。  第7章 その他といたしまして、(1)税金等につきましては、固定資産税及び入湯税は市に納付するものといたしてございます。  (2)といたしまして、雇用について、現在やすらぎ荘に勤務している従業員につきましては、本人の意向を踏まえ、継続雇用するように配慮し、また、新規雇用に当たっては地元雇用に努めていただくよう規定をさせていただいてございます。  (3)といたしまして、地域との連携・協働について、地域との良好な関係の構築に努めること、また、周辺の安心・安全、住環境及び環境負荷等の低減に配慮していただくことを規定させていただいてございます。  (4)でございますが、「いよやかの郷」の名称につきまして、施設の名称、ロゴに関しましては、運営事業者が希望する場合には現運営事業者と協議するものとしてございます。なお、商標の登録番号は記載のとおりでございます。  (5)下水道処理につきまして、一定量以上排水する場合には、運営事業者にて汚水流量調整槽を設ける必要があるものとしてございます。  (6)苦情処理につきましては、施設利用者及び地域住民などからの苦情の対応は、運営事業者の責任のもと対応していただくものとしてございます。  続きまして、審査基準のページをお願い申し上げます。  審査基準表は、表の左から評価項目、評価の視点、配点を定めてございます。  基本方針といたしましては、事業コンセプトが明確であるか、本市の観光振興に貢献する提案になっているかとして、10点を配点してございます。  資金計画では、資金調達計画や投資計画は具体的で実現性の高いものになっているかとして、20点を配点してございます。  業務遂行力といたしましては、業務の遂行に十分な実施体制がとられているか、業務の処理能力や実績は十分か、類似施設の運営実績が生かされた提案となっているか、長期かつ継続的な事業運営が見込まれる財務・事業基盤を擁しているかとして、20点を配点してございます。  事業計画といたしまして、市民、地域、観光客に開かれた管理運営が図られているか、実現性、実効性のある事業計画となっているか、観光客のニーズを把握した事業計画となっているか、集客力アップのための事業展開が図られているか、本市の観光資源を活用する事業計画となっているかとして、25点を配点してございます。  地域貢献といたしまして、地域活動とのかかわりや地域活性化に結びつく効果的な事業運営が提案されているか、地域環境に配慮した提案となっているかとして、10点を配点してございます。  あと、安全管理といたしまして、公衆衛生管理や防犯・防災対策、事故処理能力や損害賠償能力、個人情報保護等のセキュリティ対策につきまして、10点を配点しているところでございます。  最後に総合評価といたしましては、提案書類及び提案説明質疑応答の内容を総合的に評価する項目を設け、5点を配点し、合計100点となってございます。  以上、岸和田市牛滝温泉やすらぎ荘の民間運営に係る募集要項(案)、概要版の説明となります。よろしくお願い申し上げます。 ◯岡林憲二委員長  ただいまの報告に対して、ご質問等がございましたら、ご発言願います。    〔「なし」の声あり〕  ないようですので、報告事項を終わります。  次に、その他事項に入ります。  あらかじめ通告のありました委員は、順次発言願います。 ◯友永修委員  ローズバスの広告収入について、何点かお聞きいたします。  現在の広告収入の現状について、まずお聞かせいただけますでしょうか。 ◯実森伸一市街地整備課長  市街地整備課よりご答弁申し上げます。  ローズバスに関連いたします広告収入の取り組みにつきましては、現在、毎年市が作成しております時刻表につきまして、平成28年度から広告事業者による現物支給というふうにいたしまして、内容の充実と経費の解消を図っているところでございます。  以上です。 ◯友永修委員  ありがとうございます。
     では、ローズバスの車内広告等についてお聞かせいただけますか。 ◯実森伸一市街地整備課長  ローズバスは、市の依頼を受けてバス事業者が事業主体となって運行して、運賃等の収入を除く欠損額の一部を市が補助して支出しているという運行システムでございます。  したがいまして、車両における広告収入につきましては、直接的にはバス事業者の収入となりますが、現時点で補助金の削減につながるというものではございません。バス事業者におかれましても、市の依頼による補助対象路線となっているために、通常のバス路線で行っている広告事業の今対象外としている状況です。  こうしたことから、現在は市からの要請による行政情報等についてのみ、ローズバスの車内等掲載を行っているという状況です。 ◯友永修委員  ありがとうございます。  平成29年3月の議会におきまして、総括質問で、バス停のネーミングライツについてお聞きいたしました。そのときの質問では、静岡県富士宮市の事例を挙げまして、本市での導入はどうかとご質問いたしました。ご答弁は「事例も参考に考えていく」ということでしたが、ローズバス運行システムのリニューアル案の報告内容には入っておりませんでした。この件についてどういった検討がされたのかお聞かせください。 ◯実森伸一市街地整備課長  今般、ローズバスのリニューアルを予定しております。今回のリニューアルでは、ルートの分割やダイヤ変更、利用者が極端に少ない一部のバス停留所の廃止などは行いますが、バス停留所の新設や移動といったものは行いません。  しかしながら、バス停留所のネーミングライツ、例えば「○○町」といった正式名称とは別で、括弧書きで「○○病院前」といったようなことにするなどで、より収入確保とともに、地域が応援し、地域と密着したローズバス運行につながると考えられるため、引き続き継続して懸案事項ということで検討してまいりたいと考えております。  ローズバスの運行につきましては、その事業効果や効率性を精査して、今後も適宜改正してまいりたいと考えております。バス停留所の見直しや車内等広告も含めまして、引き続き調査研究してまいりたいと考えているところです。 ◯友永修委員  ありがとうございます。  懸案事項として継続していくということであります。リニューアル案では、運賃などの他市との比較等の検討をして、値上げも盛り込まれておりました。現状の適正価格として乗客にも負担をしていただく以上、わずかでもそういった広告収入等につながる可能性があるんであれば、積極的に取り組んでいただきたいと思っておりますので、この点、強く要望いたしまして質問を終わります。ありがとうございます。 ◯岡林憲二委員長  他に質問はありませんか。    〔「なし」の声あり〕  以上でその他事項を終わります。  最後に、委員会の報告はいかがしましょうか。    〔「正副委員長に一任」の声あり〕  それでは、そのようにさせていただきます。  以上で事業常任委員会を閉会します。               (以 上) Copyright (c) Kishiwada City Assembly, All rights reserved....