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  1. 岸和田市議会 2020-07-29
    令和2年文教民生常任委員会 本文 開催日:2020年07月29日


    取得元: 岸和田市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-21
    2020年07月29日:令和2年文教民生常任委員会 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 箇所) ◯南加代子委員長  ただいまから文教民生常任委員会を開会します。  本委員会に付託されました事件は、お手元にご配付しております付託事件のとおりです。  それでは、議案第85号の審査に入ります。  議案の説明を求めます。 ◯大西謙次子ども家庭応援部長  議案書1ページをお願いいたします。  議案第85号令和2年度岸和田一般会計補正予算(第7号)のうち、子ども家庭応援部に関するものにつきましてご説明いたします。  議案書の20ページ、21ページをお願いいたします。  3款民生費2項児童福祉費2目子ども子育て支援費に1億2,927万円の補正計上でございます。内訳につきましては、右ページ事業別区分欄に記載の出産育児応援特別定額給付金給付事業で、給付金が1億2,900万円、申請案内書支給決定通知書などの郵送代ほか関連事務費が27万円、合計1億2,927万円でございます。  これは、国の令和2年度第2次補正予算における新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、新型コロナウイルス感染拡大への不安を抱え、妊娠期を過ごし、出産したにもかかわらず、特別定額給付金基準日後に出生したことにより給付対象とならなかった新生児を持つご家庭子育てを支援するために、令和2年4月28日から令和3年3月31日までに生まれた新生児のいるご家庭に、新生児1人につき10万円を給付したいものでございます。 ◯真和弘消防長  議案書の26ページ、27ページをお願いいたします。  9款消防費1項消防費1目常備消防費に2,571万6千円の補正計上であります。これは、右ページ事業別区分欄一番上、救急・救命事業で、救急搬送時における新型コロナウイルス感染症市民への2次感染の拡大を防止するため、救急隊感染防止資器材を整備いたしたいものであります。  感染防止資器材の具体的な内容といたしましては、救急隊が活動時に着用します感染防止衣、マスク、ゴーグル等、及び救急車内を常時消毒するためのオゾン発生装置並びに心肺停止傷病者救命活動に使用する自動心臓マッサージ機でございます。 ◯藤浪秀樹教育総務部長  議案書の28ページ、29ページをお願いします。  10款教育費2項小学校費2目教育振興費に2,673万8千円の補正計上で、右ページ事業別区分欄に記載の小学校就学奨励事業、それとその下、3項中学校費2目教育振興費に2,372万3千円の補正計上で、右ページ事業別区分欄に記載の中学校就学奨励事業です。これらの事業につきましては、教育を受ける機会を保障するため、経済的理由就学が困難と認められる児童生徒保護者に対し、前年の所得に基づいて就学奨励費支給するものでございます。  今回の補正につきましては、今般の新型コロナウイルス禍を受け、市民生活の支援の一環として、国の緊急事態宣言などに伴って収入が減少した世帯に対し、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用して、今年の所得に基づいて就学奨励費支給しようとするものでございます。 ◯牟田親也生涯学習部長
     議案書の28ページ、29ページをお願いいたします。  10款教育費6項社会教育費7目公民館青少年会館費に76万円の補正計上でございます。事業別区分欄上から3つ目公民館青少年会館管理事業に76万円の補正計上で、これは、公民館及び青少年会館集会室等業務用送風機を設置するものでございます。  その下、8目図書館費に277万9千円の補正計上で、事業別区分欄下から2つ目図書館運営事業に277万9千円の補正計上でございます。図書館に、書籍除菌機及び空気清浄機を設置するものでございます。  その下、7項保健体育費7目市民体育館費に81万1千円の補正計上でございます。事業別区分欄一番下、総合体育館管理事業に81万1千円の補正計上で、総合体育館網戸の設置を行うものでございます。 ◯南加代子委員長  説明が終わりました。  質疑に入ります。質疑はありませんか。 ◯松本妙子委員  議案第85号の岸和田一般会計補正予算議案書29ページの事業別区分欄公民館青少年会館管理事業庁用器具費76万円で、移動式業務用送風機を購入するということですが、これに至った経緯についてお尋ねしたいと思います。 ◯寺本隆二生涯学習課長市立公民館長  市民が安心・安全に利用できる施設を念頭に置きまして、公民館等閉鎖的空間における新型コロナウイルス感染防止対策熱中症防止対策を講じる目的から、業務用送風機の導入を考えた次第でございます。  現在、公民館等では、公民館利用者間の集団感染を防ぐに当たり、定期的な換気を行ったり、3密を避けるため、各部屋の定員を2分の1もしくは4分の1に減らしたり、また室内で近距離での会話、多数の利用者が集まり、室内において大きな声を出すこと、あるいは歌う事、呼気が激しくなるような運動は利用の制限などを設けて対策を取ってございます。  今回、この導入に当たりましては、換気重要性に着目いたしまして、大型業務用送風機を導入することによりまして換気機能を高め、少しでも感染リスクを下げるということを図りたいと思っております。公民館等の安全・安心な空間を維持するために、1つの有効な手段だと考えております。 ◯松本妙子委員  今回、コロナ禍にあって、行政もそうですけれども、公民館利用されている皆様は、感染しない、させないという思いで、一定の制限の中、換気をするなど、お互い工夫を凝らして公民館利用されていると聞いています。公民館によっては、卓球クラブとかダンスクラブも徐々に再開しているようですが、ある公民館で行っている卓球クラブでは、80歳前後の高齢の方が何人かいらっしゃるのです。その方たちは、この長い自粛、3か月、4か月の間、体も動かせず、外にも出られず、虚弱が進んでいるような、精神的にも、本当に何もできないという落ち込みとで、すごく精神的にもイライラして落ち込んでいる状態でして、ようやくこの公民館も再開していただいた中、卓球クラブもそろそろ始めているらしいです。  しかし、公民館によっては、構造上、どうしても空気の流れが悪いところがあるようで、多くの利用者が望んでいました、今回の移動式業務用送風機の購入は、新型コロナウイルス感染防止対策としては本当に喜ばしいことだと思います。参加している人の中には、扇風機を持参して卓球クラブに参加していたという方もいらっしゃいましたので、本当にありがたいことだと思いますが、公民館社会教育施設であると同時に公の施設であり、積極的に市民の皆様にご利用していただくべき性質のものであります。講座や教室をはじめ、クラブ活動等が活発に行われていると同時に、地域のコミュニティーの拠点、まちづくりの拠点として、よりよいまちをつくっていくための地域に根差した重要な場所で、ますます重要度が増してくる施設だと思っております。  今後も、ハード・ソフト両面において、地域に根差した住民主体まちづくりの核となり得る施設を目指していただきますよう強く要望し、私の質問を終わります。 ◯井舎英生委員  1点質問させていただきます。  出産育児応援特別定額給付金給付事業ですけれども、これ、来年の3月31日までに出生して、多分、出生届を出して、どれぐらいのタイミングで給付されるのかということと、それから3月31日の場合は、4月に入ってから支給すると考えて、そのタイミングを教えてください。 ◯宮内克典子ども家庭課長  まず、支給タイミングでございます。スケジュールとしましては、今回、議決頂いた後、9月1日から窓口での申請を受け付けようと思っております。当然、9月1日までに出生されているお子様はいらっしゃるのですけれども、その方については、郵送で順次発送させていただきまして、申請からおおむね1か月程度後に支給ということです。8月に申請頂いた方につきましては、第1回目、9月初旬には振込みさせていただきたいと考えております。3月31日生まれとなりますと、当然出生届が14日以内の届出ということになりますので、4月に入ってからの支給という形になります。 ◯井舎英生委員  分かりました。ありがとうございました。 ◯中井良介委員  就学奨励のことでお尋ねをしたいと思います。  本来、去年の収入を基に、今年度の就学奨励認定を行っていくわけですが、今回、今年に入って、コロナの影響で収入減になった場合に認めていこうということで、ある意味、今年の収入減は来年に反映されるものですけれども、これを今年度、何とか救済措置を取ろうということで、大変評価したいと思います。  やり方について、少しお尋ねをするのですが、どういう形で認定をしていくのか、もう少しお話を頂きたいと思います。 ◯高井哲也教育総務課長  今回の補正計上部分を議決頂きましたら、まず準備が整い次第、案内を差し上げようと思っております。案内対象者につきましては、今年度、5月の中旬から下旬にかけて、令和2年度の申請受付を行っております。そこで認定された方は当然支給されますので、否認定になられた方、また申請自体出されていない方に、今年の収入が減少になったという場合には申請頂こうという案内を差し上げようと思っています。  申請を受け付けさせてもらって、一定認定所得基準がございます。どうしても、今年の収入が幾らになっているかというところを確認する必要がありますので、今年の収入が分かる、年末になると思うのですけれども、源泉徴収票であるとか、また個人事業者であれば、確定申告の控えを提出頂いて、そこで所得を確認させてもらって、支給対象かどうかを判定していきたいと考えております。 ◯中井良介委員  分かったのですが、既に今年度の申請は5月に終わっていて、収入オーバー否認定になった人で、年末か、あるいは年度末ぐらいに今年の収入を明らかにして判定していくと。  今回、まだ申請をしなかった方については、新たに申請の機会を設けるということですけれども、どんなふうにスケジュールというか、あるいは市民お知らせをしたりするのか、もう少しお願いします。 ◯高井哲也教育総務課長  申請案内につきましては、学校を通じて周知させていただいている部分がございます。当然、認定された方につきましては、その人はもう受けられるので、否認定になっている人、まだ提出されていない方について、子供を通じて申請書を学校から案内を配付させてもらって周知していきたいと考えております。 ◯中井良介委員  普通、子供全員にチラシを配り、そのときに、申請はいつからですとか。今回、ある意味ではいつもではない、そういう趣旨でも行われるわけですから、何らかそういう、今回の目的なり事情が分かるような、保護者にそういう丁寧なお知らせをしていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。 ◯高井哲也教育総務課長  そこの部分につきましては、一定、今年に入って、このコロナの影響で収入が減少した方について、今回、特別事由として、再度申請の時期を設けさせてもらうという部分については、当然案内の中にも入れさせてもらって、あとは、こちらの方で収入認定基準額も明記させてもらった上で、それに該当するであろうと思われる世帯については申請を出していただくという形で案内は差し上げたいと考えています。そこには、申請時期につきましてもきっちりと明記させてもらって、周知、案内を徹底させていただきたいと考えております。 ◯中井良介委員  よろしくお願いしたいと思うんです。認定がどうしても年明けか、あるいは年度末、3月ぐらいになってしまう。1年の収入認定をする、こういう基準しかありませんので、やむを得んと言えばそうなんですが。不満を言えばもちろん遅いわけですが。今、困っているときに、もう少し早くならないかと思うのですが。しようがないとして、認定されれば3月の支給ということになると思うのですが、この間はそしたら、必要な給食費なり、いろんな費用はもちろん支払いをしながら、最後に支給するということなのでしょうか。 ◯高井哲也教育総務課長  現状の奨学奨励費支給につきましては、年2回、9月と3月という形での支給になっております。今年の収入に応じて認定させてもらうというところで、支給の時期につきましては3月という形になります。それまでは、保護者にその費用をお支払い頂いて、3月にその部分支給するという形になります。 ◯京西且哲委員  まずは図書館。今回、除菌機空気清浄機ということなのですが、コロナの影響で図書館を休館しておって再開されたということです。1つ聞きたいのは、再開後、例年と比べて、どれぐらい利用者が戻ってきたのか、ちょっとその辺の状況を教えていただけますか。 ◯橋本純図書館長  今年の6月と去年の6月で手元に資料をご用意させていただきましたので、それをご紹介させていただきますと、去年の6月、図書館本館分館を含めて6館ございますけれども、この6館合わせて、1か月の間に本を借りられた方、つまり貸出しを利用された方が1万8,189名いらっしゃいました。それが、今年の6月の1か月間が1万4,059名でございました。したがって、おおよそですけれども、23%減少という状態になってございます。 ◯京西且哲委員  私も、そこそこ図書館利用させてもらっていたのですけれども、やはりこの新型コロナウイルスの関係で、再開後も私は1回も行っていないのですが、そういった意味で除菌機をということなのですが、予定されているこの機械はどういう性能でどういうもの。6館あるということなのですが、台数はどれぐらい用意されるのか、その辺、説明いただけますか。 ◯橋本純図書館長  導入を予定しております書籍の除菌機というのは、1台に最大6冊までの本を1回30秒で除菌ができると、そういう性能のものを予定してございます。実は、分館には、4冊ずつ除菌ができるというものは、既に5館全てに入っておる状態ではあるのですけれども、本館には全くそういう機械を設置していないので、本館に2台、6冊ずつ消毒できる機械を設置したいと考えておるところでございます。 ◯京西且哲委員  聞くところによると、この機械が全国的に要望が多くて、なかなか機械がないという話も聞くのですが、その辺の手配は可能というか、時期的なことも含めて、予算が認められた後になると思いますが、どういう形で発注して、納入はいつぐらいの予定と考えておられるのでしょうか。 ◯橋本純図書館長  除菌機の納入時期の見込みということでのお尋ねかと思います。  確かに、まさしく委員おっしゃるとおり、なかなかこういう機器が今、品薄であると業者からも耳にしております。一定、業者に問合せたところ、発注してからおおむね3か月ないし4か月ぐらい待ちになるとお聞きしておるところでございます。 ◯京西且哲委員  その間の対応はどうされる予定ですか。 ◯橋本純図書館長  現在もやっておるところでございますが、今、貸出し図書につきましては、全て布でふいた上で、1冊ずつ消毒した状態でお渡しするというようなことを、手作業にはなっておりますけれども、対応しておるところでございます。 ◯京西且哲委員  細かいことを聞いてあれなんですけれども、分館にあって、今回、本館にも設置しようとしているやつは、本の中までいくのですよね、消毒。ということは、今、されている作業は、カバー、外側だけということになるのですか。 ◯橋本純図書館長  おっしゃるとおり、外側だけの対応になっているのは事実でございます。 ◯京西且哲委員  そこなんですよね。僕も心配しているのはそこでして、確かに図書館の貸出しなので、側はもちろん分かるのですけれども、既に分館に設置している分は中の消毒というか、殺菌までするという機械を備えているということなのですけれども、本館が一番利用者数が多いと思っています。貸出し数も多いと思います。その中で、これから3か月、4か月、その対応でいくということに不安はやっぱり感じるのです。ここの対応の仕方は、何か方法は考えておられないのですか。 ◯橋本純図書館長  この機械が入るまでの対応ということではございますが、今のところ、利用者手指消毒を徹底していただいたり、また、本の中身については、当然、返していただいた段階で、図書館員が全て点検した上で、きれいな状態で書棚に収納したりするということで、現在は対応している状態でございます。 ◯京西且哲委員  分かりました。無理なことを言うて申し訳ないんですけれども、実際そこやと思うんです。遅ればせながら、こういう形での本館への除菌機の設置になってしまっているということですよね。図書館発生源となって感染者が出なければいいですけれども、利用者も、全体やから、本館でどれぐらい減っているのか分からんですけれども、やっぱり28%、30%ぐらいの利用者が減っているということなので、そこは多分、コロナウイルス感染を懸念されているからここまで減っているという形で思っていますので、何か方法を考えてもらう、分館にあるやつを持ってくるとか、どこかでリースしてくるとか、そこは徹底して、それ以外でも、感染予防はやるべき対策はあると思うので、しっかりと取っていただきたいと思いますので、よろしくお願いしておきます。  次、体育館。  網戸って、どの部屋にどれぐらい設置する予定なのですか。 ◯庄司彰義スポーツ振興課長  このたびの網戸設置なのですけれども、総合体育館にございます多目的室及び会議数網戸を設置するものでございます。  本来、夏場ですと、窓を締め切って空調をかけるのですけれども、このたびの新型コロナウイルス感染予防対策ということで、網戸を設置して、窓を開けて換気をしながら利用していただくということでございます。 ◯京西且哲委員  トレーニングルームとか、そこらも既に設置をされているということですか。それ以外、もちろんアリーナもそうですし、小体育館というのか、ほか、もろもろあると思うのですけれども、ほかの部屋も全部設置というか、網戸対策は取られているということですか。 ◯庄司彰義スポーツ振興課長  トレーニングルームに関しましては、既に網戸を設置ということでやっております。ほか、アリーナやサブアリーナに関しましては、網戸を設置ということではございません。もともと網戸はついておりません。体育館に関しましては、もともと窓がありますと、ボールが当たったりとか危険な状況でもありますので、窓が上の方についているということで、今は窓を開けて、換気をしながら利用していただいているというところと、あとは扇風機を使って、中の空気を循環させながら利用していただいているという状況でございます。 ◯京西且哲委員  図書館と同じで、再開後の戻り、利用率みたいな影響はどんなものですか。 ◯庄司彰義スポーツ振興課長  緊急事態宣言解除後、今、利用者が少しずつ戻ってきている状況ではございますが、例年と比較いたしまして、大体ですけれども、先月でいきますと、大体70%ぐらいの利用者が、また引き続き利用していただいている状況でございます。  ただ、今、大きなイベントとか大きな大会がなかなかできませんので、その辺は、今のところはまだないという状況でございます。 ◯京西且哲委員  分かりました。もう一つ、中央体育館、ここの対応対策は今回入っていないのですけれども、どうされるのですか。 ◯庄司彰義スポーツ振興課長  中央体育館には大ジムと小ジムがございます。今は、窓、また扉を開けて、空気を循環させながらやっておりますが、網戸とかではございませんが、扇風機を指定管理者で購入していただいて、空気を循環させながら利用していただいているという状況でございます。 ◯京西且哲委員  会議室もあったでしょう、中央体育館。ここはどうされるのですか。 ◯庄司彰義スポーツ振興課長  会議室自体は、利用状況は余り多くはないのですけれども、扇風機等を使いながら、できるだけ換気をして使っていただいているという状況でございます。 ◯京西且哲委員  予算が認められた後になりますが、設置作業も含めて、完成するのはいつ頃のめどですか。 ◯庄司彰義スポーツ振興課長  承認いただきましたら、夏場、暑い時期に入ってございますので、できるだけ早く進めてまいりたいと思っております。 ◯京西且哲委員  もうちょっと具体的に言うて。できるだけって、これは予算があって、どんな形で発注するか、多分入札ではないのだと思いますが、そんなことも含めて、いつぐらいに設置完了とあるでしょう。それをちょっと説明してください。 ◯庄司彰義スポーツ振興課長
     承認後、在庫等は一応確認していただきながらやっていただいております。いつという明確なものはございませんが、来月には設置完了ということにしたいと思います。 ◯京西且哲委員  また分かったら教えてください。やっぱり、具体的なスケジュールも含めて、今後は説明していただけたらうれしいな。お願いしておきます。 ◯鳥居宏次委員  少し分からないところがあるのでお聞きしたいと思います。  小学校、中学校の就学奨励事業なのですけれども、予算化されるのが、小学校は2,673万円余り、中学が2,372万円余りと、こういう予算になっておりますけれども、大体本市は、小学生が1万人余り、そして中学生は5千人余りあります。そういう中で、この予算というのが、予想されての人数だと思うのですけれども、小学校の人数はどの程度予想されているか、中学校の奨励事業の人数は何人ぐらいを予想されているのかお聞きいたします。 ◯高井哲也教育総務課長  今回、予算要求させていただいています就学奨励事業の人数につきましては、小学校で493人、中学校で278人の人数で積算をさせていただいております。 ◯鳥居宏次委員  今の人数をお聞きして、はっきりと算定はしてないのですけれども、小学校の2分の1、小学校は中学校の倍の生徒がおって、保護者もそれだけおるわけですね。この人数の差はどういうところから推察するのですか。 ◯高井哲也教育総務課長  この人数につきましては、令和2年度の5月に受け付けさせてもらいました申請者のうち、所得限度額超過によって否認定になった人数を基に算出しております。この所得超過の部分、前年の収入所得超過という形になって、今年減少になって、その中の人数の方々がまた申請に来られるだろうというところになります。当然、申告を出されていない人もその中の人数に含めさせてもらって、所得限度額超過による否認定者のうち、その人数が全て申請に来たと仮定させてもらって、今年度の申請者に対する認定率が76%ございますので、一定その人数に、認定を受けられるであろう76%の割合を乗じて人数を積算させてもらったというところになります。 ◯鳥居宏次委員  今の答弁からすれば、ある程度根拠があって、そういう数字が出てきているということでよろしいですか。 ◯高井哲也教育総務課長  人数につきましては、どれだけの申請の数が出てくるかは、受付してみないと実際のところは分からない状況がございます。ただ、令和2年度の申請人数はこちらも把握している中で、その人数に基づいて算出をさせていただいたとなっております。 ◯鳥居宏次委員  もう1点、経済的な理由で就学困難と認められる児童生徒保護者となっているのですけれども、具体的にどういう内容になっているのかお聞きいたします。 ◯高井哲也教育総務課長  この就学奨励所得認定基準につきましては、前年度の生活保護、生活扶助費から算出しております。計算につきましては、生活扶助の経常的一般生活費、食費であるとか光熱水費の単価、あと教育費、住宅費を合算させていただいて、生活保護世帯に準ずる基準という形で、岸和田市の場合、その合計額に1.1倍を掛けさせてもらって、それを一定所得基準という形で考えさせていただいております。 ◯鳥居宏次委員  分かりました。こういうコロナで経済的に破綻している家庭もあると思います。できるだけそういう点を勘案して、この事業を進めていただきたいと思います。 ◯高井哲也教育総務課長  すみません、対象人数にちょっと誤りがございました。  先ほど数字を言わせてもらった小学校493人と中学校278人につきましては、先ほどの所得限度額超過の人数になります。だから、ここから今年度の認定率76%を掛けた分になると、訂正なのですけれども、小学校で375、中学校で212という形で人数の積算をしております。申し訳ありません。 ◯堂本啓祐委員  就学奨励と、それから図書館についてお聞きします。  まず、就学奨励、ちょっと確認なのですけれども、交付対象期間なのですけれども、ちょっとそれを教えてくれますでしょうか。4月1日から来年3月31日までということでよろしいんですか。 ◯高井哲也教育総務課長  特別事情ということで、今年の収入で見させてもらいます。給付の対象につきましては、4月から来年3月までにかかった教育に係る分を支給していくという形になっております。 ◯堂本啓祐委員  これも確認なのですけれども、じゃ、その年度当初の入学準備金、そういうものも含まれるということでよろしいんでしょうか。 ◯高井哲也教育総務課長  小学校の部分につきましては、今年度の入学準備金も含まれるという形になります。中学新1年生につきましては、早期支給令和元年度の予算で行っているという部分がございますので、今年、中学新1年生につきましては、前年度の対応という形になります。ですので、それを除いて、ほかの支給項目については4月から適用していくと考えております。 ◯堂本啓祐委員  小学校については入学準備金も含まれるということで、期間は、3月31日まで1年間を就学奨励するということで理解しました。  金額的には、計算上はちょっと少ないんじゃないかなと思いますけれども、そういうことでよろしくお願いします。  それから、図書館ですけれども、ちょっとお聞きしたいのは、コロナ対策に関連してですけれども、図書館も、日本図書館協会とかからいろいろとコロナ対策の指導は来ていると思うんですが、1つには来館者名簿を作りなさいという話もあると思うんですけれども、来館者名簿については、もう岸和田市の場合、作成しているのでしょうか、ちょっとそこをお聞きします。 ◯橋本純図書館長  図書館につきましては、通常、貸出しを利用される方については、もとより図書カードということで、ご本人の身分を提示していただいた上で図書カードを作りますので、図書を借りていただく方については、それでどなたが来館されたかというようなことについては把握してございます。ただ、全く図書を借りずに、中を見られてそのまま出られたという方については、ちょっと把握できておりません。 ◯堂本啓祐委員  来館者名簿を作る上で問題となってくるのは、やっぱり個人情報だと思うのですけれども、図書を借りた場合、そのカードを使うからいいということなんですけれども、やっぱりもしそういう事態が発生した場合はその人に連絡が行って追跡するわけですから、目的外使用になるんじゃないかと思うのですけれども、そのあたりの注意書きはされているんでしょうか。 ◯橋本純図書館長  実際にこちらの方で図書カードを使われた情報でもって、もし万が一、コロナが発生した場合に、個人情報を転用するのはどうなのかということでございますが、個人情報保護条例上で言いますと、通常、目的外利用する場合においても、生命に関わるような緊急のものについては利用することは差支えないというような条文もございます。  また、あと、具体的にどこまで利用者に説明がなされているのかということですけれども、確かに、図書カードを使われた情報について、万が一、本市図書館コロナが発生した場合に、そういうことに使わせていただきますということについては、申し訳ありませんが、現時点で特にご説明はしていない状態です。 ◯堂本啓祐委員  ちょっと話を変えますけれども、自習室の活用についてお聞きしたいんですけれども、3階に自習室がありまして、本来、定員が80名ですけれども、今、40名で運用されていると思うのですが、それの利用状況をちょっと教えてください。 ◯橋本純図書館長  自習室の利用状況について、特に統計を取っておるわけではないんですけれども、大体今現在、自習室として、1日を2時間ずつの枠に区切りまして、交代制でご利用いただいております。おおよそですけれども、それぞれの利用枠について、平均するとおおむね五、六名ぐらいの方がご利用いただいているのかなと思っております。 ◯堂本啓祐委員  中央地区公民館の例もちょっと教えてほしいんですけれども、学生がたくさん来ているように見受けるのですけれども、今、図書館だと、40名に対して五、六名しか来ていないというお話でしたが、中央地区公民館はどうなのでしょうか。 ◯寺本隆二生涯学習課長市立公民館長  現在、中央地区公民館におきましては、1つの部屋を自習室として開放しております。そこが、定員20名のところを10名ということで開放しておりまして、あと1階から3階までのロビー等も開放しております。自習室に関しましては、80%ぐらいの8人ぐらいが常におられる、また、ロビーでも80%ぐらいは埋まっておるというところで、常時、公民館の中におきましては、20名ほどの学生を中心とした方が勉強されているというところでございます。 ◯堂本啓祐委員  中央地区公民館利用率が結構高いということですけれども、やっぱり図書館は、2時間やったら1時間出なくちゃいけないというシステムでやっているのでしょうから、学生にとってはちょっと使いにくい面があると思うのですけれども、これはしようがないのかなと思います。  いずれにしましても、コロナ対策に十分気をつけてほしいんですけれども、あと、ほかの5館の図書館では、こういう自習室は、もうやる予定はないのでしょうか。 ◯橋本純図書館長  申し訳ありません。分館については、スペースの都合上、自習室を設けるというところには至っておりません。 ◯南加代子委員長  他にありませんか。    〔「なし」の声あり〕  それでは、議案第85号の質疑を終結します。  以上で付託議案の質疑を終結します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。    〔「なし」の声あり〕  討論なしと認めます。  直ちに付託議案を採決いたします。  議案第85号につきまして、原案を可とすることにご異議ありませんか。    〔「異議なし」の声あり〕  ご異議ないようですので、本件は原案を可とすることに決しました。  次に、その他事項に入ります。  通告はありませんでしたが、質問はございませんか。    〔「なし」の声あり〕  以上でその他事項を終わります。  最後に、委員会の報告はいかがいたしましょうか。    〔「正副委員長に一任」の声あり〕  それでは、そのようにさせていただきます。  以上で文教民生常任委員会を閉会します。               (以 上) Copyright (c) Kishiwada City Assembly, All rights reserved....