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  1. 名護市議会 2019-09-05
    09月10日-03号


    取得元: 名護市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-19
    令和元年第196回名護市定例会              第196回名護市議会定例会会議録┌─────────┬───────────────────────────────┐│招 集 年 月 日│       令和元年9月5日 木曜日 午前10時       │├─────────┼───────────────────────────────┤│招 集 の 場 所│         名 護 市 議 会 議 場         │├─────────┼───────────────────────────────┤│開       議│      令和元年9月10日 火曜日 午前10時0分      │├─────────┼───────────────────────────────┤│散       会│      令和元年9月10日 火曜日 午後1時39分      │└─────────┴───────────────────────────────┘出席並びに欠席議員 出  席 26名 欠  席 0名┌────┬───────────┬───┬────┬───────────┬───┐│議席番号│    氏  名    │出 欠│議席番号│    氏  名    │出 欠│├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  1  │  島 袋  力   │ 出 │  15  │  翁 長 久美子  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  2  │  長 山 正 邦  │ 出 │  16  │  仲 村 善 幸  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  3  │  大 浜 幸 秀  │ 出 │  17  │  比 嘉 拓 也  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  4  │  吉 居 俊 平  │ 出 │  18  │  宮 城 安 秀  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  5  │  川 野 純 治  │ 出 │  19  │  比 嘉  忍   │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  6  │  石 嶺 康 政  │ 出 │  20  │  岸 本 直 也  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  7  │  仲 尾 ちあき  │ 出 │  21  │  金 城 善 英  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  8  │  金 城  隆   │ 出 │  22  │  大 城 秀 樹  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  9  │  宮 城 さゆり  │ 出 │  23  │  岸 本 洋 平  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  10  │  宮 里  尚   │ 出 │  24  │  神 山 正 樹  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  11  │  大 城 敬 人  │ 出 │  25  │  小 濱 守 男  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  12  │  東恩納 琢 磨  │ 出 │  26  │  比 嘉 祐 一  │ 出 │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  13  │  比 嘉 勝 彦  │ 出 │    │           │   │├────┼───────────┼───┼────┼───────────┼───┤│  14  │  平   光 男  │ 出 │    │           │   │└────┴───────────┴───┴────┴───────────┴───┘ 署名議員       17番 比嘉 拓也  18番 宮城 安秀 議事日程       別紙のとおり 会議に付した事件   別紙のとおり 会議の結果      別紙のとおり法第121条第1項による出席者              市 長  渡具知 武 豊              副市長  金 城 秀 郎 総務部長       祖 慶 実 季    地域政策部長      松 田 健 司 商工観光局長     小 野 雅 春    こども家庭部長     比 嘉 ひとみ 市民福祉部長     比 嘉 一 文    農林水産部長      比 嘉 克 宏 建設部長       玉 城  勝     環境水道部長      長 山 儀 和 消防長        照 屋 秀 裕    地域政策部参事     平 得  薫  財政課長       伊野波 盛 満    税務課長        宮 城 雅 也 企画情報課長     宮 城 浩 二    地域力推進課長     佐久川  純  文化スポーツ振興課長 屋 部 憲 克    振興対策室長      金 城  圭  経済金融活性化特区  岸 本 尚 志    保育・幼稚園課長    佐久川 智 浩 推進室長 介護長寿課長     岸 本 光 徳    園芸畜産課長      早瀬川 章 子 農林水産課長     宮 良 昭 宏    環境対策課長      佐久川 博 光 保育・幼稚園課    金 城 三津代    総務課行政改革担当主幹 宮 城  聖  幼稚園担当主幹              教育長  岸 本 敏 孝 教育次長       石 川 達 義    教育委員会総務課長   仲井間  修  教育施設課長     具志堅 文 明    学校教育課長      仲宗根 勝 也議会事務局出席者 事務局長       上 地  健     次長          新 垣 和 吉 議事係長       上 地 宏 樹    庶務係長        神 谷 智 子 議事係        宮 城  建     庶務係         津波古 利恵子 議事係        岸 本 健 伸    臨時職員        森 本 雅 也 ○大城秀樹議長 おはようございます。これから本日の会議を開きます。 日程により市長提出議案に対する質疑を行います。本日は、議案第65号 令和元年度名護市一般会計補正予算(第2号)の歳出の質疑に入ります。歳出は款ごとに質疑を行います。1款 議会費の質疑を許します。質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって1款についての質疑を終わります。2款 総務費の質疑を許します。川野純治議員。 ◆川野純治議員 まず31ページです。総務費、1目 一般管理費のうちの13節 委託料の件です。これについて説明では、窓口業務民間委託料ふるさとまちづくり寄附金推進業務委託料となっておりますが、歳入を見ると、今回、ふるさと納税の返礼品を実施するという中身であると思います。そういう意味で、窓口業務民間委託料について、これは補正ですので、多分人件費の調整なのかなと思いますが、基本的に窓口民営化、そしてふるさとまちづくり寄附金推進業務委託料の中身について確認をしたいと思います。それから32ページです。一番下、25節 積立金です。5,500万円、天仁屋地区かんがい用水施設整備事業基金費再編交付金基金です。説明では3年間ぐらいかかるので基金に積み立てて事業を推進するということでありましたけれども、基本的にこの事業の採択に当たっての経過を、改めて確認をしたいと思います。そこが2点目。そして3点目は34ページ。2目 賦課徴収費の23節 償還金、利子及び割引料。過誤納還付金678万4,000円。この中身を確認したいと思います。以上、まず3点お願いします。 ○大城秀樹議長 市当局の答弁を求めます。宮城聖総務課行政改革担当主幹。 ◎宮城聖総務課行政改革担当主幹 おはようございます。それでは私のほうからは窓口民間委託の部分について答弁をさせていただきます。今回の補正の分については、現行の窓口業務委託契約に業務を追加して委託をしたいと考えております。追加する業務の内容としましては、現在、税務課のほうで職員自らが行っているシステム入力等バックヤード業務を委託させていただきたいということによる補正の内容となっております。 ○大城秀樹議長 伊野波盛満財政課長。 ◎伊野波盛満財政課長 13節のふるさと納税の委託料の内容ですけれども、今回、返礼品を開始するということで、それを商工会に委託する予定であります。委託の内容としましては、返礼品の選定にかかわるところから、返礼品の品物を地元の業者さんとかとつなげてそこから選んでもらって、寄附の申し込みの受け付けをして発送するという内容を委託するということです。 ○大城秀樹議長 比嘉克宏農林水産部長。 ◎比嘉克宏農林水産部長 昨日、汀間漁港の話もしましたが、天仁屋地区かんがい用水施設調査事業でございますが、3月定例会でも一般質問を受けましたし、6月にもございました。その間、どういった内容でこのかんがい用水の水源を確保するかということで、いろいろな情報収集、検討をしてまいりまして、年度を明けまして、地元の皆様、区長さんとも話し合いをしまして、では調査を入れましょうかという話をしてございます。その中で、この補助メニューについていろいろ検討しましたが、なかなか事前の調査についてのメニューがないということもございまして、今回再編交付金で実施したいと考えてございます。これが19カ月ほどかかりますので、そういったことで基金に積み増しをしまして、実施していきたいと考えてございます。 ○大城秀樹議長 宮城雅也税務課長。 ◎宮城雅也税務課長 過誤納還付金に関する中身についてということですけれども、市税に対して過払いまたは誤納金が発生した場合に、過誤納還付金が発生いたします。今回の補正についてですけれども、主に法人市民税の確定申告や固定資産税過年度更正等の過年度の調定減に伴う還付が当初の見込みより多く発生しておりまして、今年度既に、当初予算額2,000万円に対して72%の執行をしておりまして、残額が約550万円程度となっております。そのため、昨年度の実績をもとにして計算した結果、今年度、1,200万円程度の執行が見込まれるのではないかということから、今回の678万4,000円の補正予算を計上しているところでございます。 ○大城秀樹議長 川野純治議員。 ◆川野純治議員 まず、31ページの13節 委託料の件ですけれども、窓口民営化の委託料については、追加業務をするということでありました。これは今回、補正の中で債務負担行為が出ておりますが、それはそのときに質疑いたしますが、今回は業務を追加するということであります。話は別ですけれども、今日の沖縄タイムスの記事でしたか、豊見城市で図書館の指定管理者制度導入のときに、今の会計年度任用職員制度の問題もあって、非常に財政の節約ということを一元的に考えた上で撤回したという経緯が載っておりましたけれども、今回、窓口業務について、やはり先ほどの市の職員の定数条例や、今回、会計年度任用職員制度が始まるという中でありますけれども、名護市においては市民課とか税務課を中心に窓口民営化を委託しているという状況もあります。市民からは非常に対応がいいということで好評でありまして、逆に言えば、本来の正職員の対応にも不満が出てくる状況もあるのですが、その中で今回、この委託料に業務を追加するという中身を、具体的に、今現在、これを税務課のシステム入力バックヤードを支援するということでありますけれども、現在、何人を予定しているのか。そして今後、会計年度任用職員制度も今回4月から始まるのですが、それについては、逆に言えば委託する、今後そういう対応もできるのかできないのかということを検討した結果なのかということをもう1回確認したいと思います。それから、ふるさと納税の件ですけれども、これは名護市商工会には、この前、議会議員との勉強会といいますか、説明会を受けまして、商工会がふるさと納税の商品の開発や募集、そして発送までやるということで、新しい事業として期待が大きいという説明を受けておりますが、これについては、今後、この予算執行に当たって、実際上ふるさと納税の返礼品の開始時期をいつにするのかということを改めて確認したいと思います。それから、32ページの天仁屋地区かんがい用水施設整備事業ですけれども、先ほどの部長の答弁では、調査に19カ月かかるということですけれども、この間、経緯は聞いておりますが、天仁屋地区かんがい用水施設整備事業については、やはり地元の要望が多かったというのは承知しております。何がこんなに長期にかかるのか。その辺を改めてもう一度確認したいと思います。先ほどの34ページの過誤納還付金については、更正予算ということで理解したいと思いますので、これについては一次答弁で結構です。今の再質問について再度答弁をお願いしたいと思います。 ○大城秀樹議長 宮城聖総務課行政改革担当主幹。 ◎宮城聖総務課行政改革担当主幹 それでは窓口業務の件についてお答えいたします。まず、今回委託する人数ということですけれども、人数分としては2.5人分として計上させていただいております。現在、この窓口業務を受託している株式会社Messageさんにつきましては、現在、税務課も含めた窓口業務を受託しているということもありまして、例えばバックヤード業務に従事する者が繁忙期には窓口業務を応援したり、その逆のパターンも含め、柔軟な人員配置が可能となりますので、そういったところも含めて2.5人という形で計上させていただいて、委託をしていきたいと考えているところです。今回の窓口業務の委託の拡大も含めまして、今後の名護市としての民営化、行革等のあり方ということですけれども、先日の答弁でもたびたび申し上げておりますけれども、必ずしも民営化ありきとは考えておりません。民営化したほうがいいもの、職員が担うべきもの、会計年度任用職員が担うべきものという形で、内容に応じてしっかりと精査をさせていただいた上で、今後も効率的な行政運営に努めてまいりたいと考えているところです。 ○大城秀樹議長 伊野波盛満財政課長。 ◎伊野波盛満財政課長 ふるさと納税の返礼品の開始時期ということですけれども、今回の補正予算の議決をいただきましたら、早速契約の手続きに入りまして、まず返礼品を始めるというお知らせを早目にやりたいと思います。10月中に始めることを予定しております。寄附に対する返礼品の開始ですけれども、11月から開始する予定で調整を進めております。 ○大城秀樹議長 宮良昭宏農林水産課長。 ◎宮良昭宏農林水産課長 天仁屋地区かんがい用水施設整備事業の具体的な内容といたしましては、まず準備工として資料収集、現地踏査を行い、基礎となる情報を収集いたします。それから現状の営農実態調査や今後の営農意向調査を行い、その結果をもとに、必要な用水量を算定いたします。また、同時に水源調査といたしまして、本地区の北側に既存のため池の調査やボーリング調査による地下水源調査を実施いたします。そのほか、既存の排水系統、地形条件を活用して集水の効率がよい場所に貯水池の設置が有効かどうか検討いたします。以上のような結果をもとに、本地区における天仁屋区に合った用水施設整備基本構想を策定する内容となっております。工期を要する内容といたしましては、準備工として2カ月程度見ております。営農実態調査については5カ月程度、水源調査で7.5カ月程度、用水量の算定で4.5カ月程度、基本構想の取りまとめで6カ月から7カ月を要します。重複する部分もございますが、全体で19カ月かかる見込みとなっております。 ○大城秀樹議長 川野純治議員
    川野純治議員 ありがとうございます。最後に、天仁屋地区かんがい用水施設整備事業についてですけれども、よくわかりました。このかんがい事業は、屋我地や羽地、中山地区のあの辺、嵐山といいますか、羽地ダムの水域のかんがい、これは国営ですよね。ほかの地域でかんがい用水の整備をやっている、要望している地域はほかにないのか。と申しますのも、再編交付金が非常にひっかかるんですよ。きのうの汀間漁港の話ではないのですが、そういう意味ではスムーズに、スピーディーにやっていただくという、地域の要望を実現する部分ではいいのですが、どうも地域的に、この再編交付金はどうしても辺野古の新基地問題と絡む事業、予算ですので、やはりそこは基地問題と切り離せない問題が、どうしてもここにかかわります。それは事実だと思います。そういう意味で、ほかの地域からの様々な道路の整備要求とかあっても、なかなかスムーズにいかないのですが、当該地域、久志地域を含めて、再編交付金をいろいろ活用して、事業をじゃんじゃん拡大しているような感じがするのですが、そこは私自身のうがった見方なのでしょうか。一応、ほかの地域について、ほかに要望がないのか。そしてこういう地域からの要望があった場合に、やはり同じような形でしっかりと財源も含めて検討してもらえるのか。その辺を再度確認したいと思います。 ○大城秀樹議長 比嘉克宏農林水産部長。 ◎比嘉克宏農林水産部長 天仁屋地区の土地改良につきましては、県が主体となって、県営で実施してございます。その中でも、あの場所の地形上、ダムの設置がなかなか難しいという状況の中で、かなり農家の皆さんは頑張って収穫量を上げてございます。そういったこともあって、水をどうするかということが以前から言われていたようでございます。それが喫緊の課題だということで、早急に対処したいということでございます。そういったことで、今回再編交付金を使わせていただきたい。別の場所ですが、既に久志地域の久志ダム、それから辺野古ダム、それから現在整備しております数久田ダム等については、防衛省の予算で実施してございます。そういったことを踏まえて、ほかの地域からの要望がございましたら、我々も調整をしながら、どういったメニューで実施できるのかを含めて、今後とも農家の皆さんに十分水が行くような営農活動の支援をしてまいりたいと思います。ちなみに、6月定例会の補正予算で、羽地内海の調査についても予算を計上させていただきました。これについても、再編交付金を活用させていただきましたので、必ずしも再編交付金をということではございませんので、それはご理解いただきたいと思います。 ○大城秀樹議長 比嘉祐一議員。 ◆比嘉祐一議員 先ほどの川野議員と似たような質問ですけれども、32ページの積立金、天仁屋地区かんがい用水施設整備事業。これは再編交付金を使っていますよね。私が思うことは、ことしの6月の補正予算で、再編交付金を使っている事業が6つあります。今回の補正予算でも事業が6カ所あります。皆さん、事業計画を立てる前に、この事業に対しては補助メニューを探して何が該当するかと。そういった意味で探すはずです。それで、該当しない事業もあると思います。皆さんは一生懸命探していると思います。しかし、6月の補正から今回の補正にかけて、再編交付金を使った事業に偏っているのではないかと思います。時期が時期だけに、別にそういった辺野古問題については言いません。メニューを探せば、その事業に該当するようなメニューがあると思います。ましてや6月補正から、今回にかけて、再編交付金に偏っているのではないかと思います。副市長、財政に詳しいですよね。この辺、市の執行部として、そういった補正予算のつけ方が本当に妥当なのかどうか。確かに、再編交付金というのは使い勝手がいいですよ。めんどくさいからこれで充ててしまえと。こういった考えもあります。問題は、補助メニューを駆使して、当たるなら当たって、僕は事業を推進すべきだと思います。これが6月補正から、余りにも偏った補正予算のつけ方で理解しにくい点もあるわけです。事業に適したメニューがあるはずです。副市長、執行部としてこの辺の答弁をお願いします。それと33ページ、公共施設整備基金。これは消防署の跡地を売ったものを公共施設整備基金として入れていますよね。4億円余りを公共施設整備基金として入れていますよね。今、名護市の市有地を売った場合、いろいろなところにお金が行っていると思います。4億円も公共施設整備基金に入った事由、大きな事業を計画しているのか。この事由を含めて答弁をお願いします。 ○大城秀樹議長 市当局の答弁を求めます。比嘉克宏農林水産部長。 ◎比嘉克宏農林水産部長 事業を行うに当たっては、我々はいろいろなメニューを探してございます。我々は農林水産部ですので、農林水産省所管補助メニュー等々を探してございます。しかしながら、年度途中であったり、それから事業を実施する際には実施設計から事業のスタートとなります。実施設計をして工事をするのが事業という。その前段の基礎調査、基本構想策定等については、省庁のメニューの中でできないということで、これは通常単費で対応してございます。そういった中で、今回、再編交付金を活用させていただいたということでございます。 ○大城秀樹議長 伊野波盛満財政課長。 ◎伊野波盛満財政課長 公共施設整備基金についてですけれども、現在のところ、具体的に何のために積み立てるのか、幾ら積み立てるという具体的なものはありません。ですが、今後大きな公共施設を整備していく予定ですので、そのためにも基金を積んでおきたいということで考えております。 ○大城秀樹議長 比嘉祐一議員。 ◆比嘉祐一議員 部長、私が聞いているのは、この事業に対して、皆さん事情はありますよ、増額とか地価の問題等がありますよね、単価とか。僕は事業計画をつくる前に、設計してやっていましたよ。この事業に対して、本当に、ほかにメニューがあるのかないのか、しっかり調べてやるべきだと僕は言っているのです。でもこれは、18事業のうち5つか6つまでが再編交付金です。そこで本当に、これでもってこういった予算の配分というのは、補正の持っていき方が正しいのかどうか。本当にあるはずです、この事業に対して、全部が全部該当しないものもたくさんありますよ。該当するものがあると思います。この辺は力不足ではないかと思って、これを聞いているんですよ。 ○大城秀樹議長 比嘉克宏農林水産部長。 ◎比嘉克宏農林水産部長 先ほども申し上げましたとおり、前段の基本構想計画であったりという事業についてはメニューがなかなかない状況でございます。 (「全部該当しないの」との声あり) そういうことではなくて、今、私どもの事業の話をしてございますので、そういったことで喫緊の課題を早急に解決しないといけない状況も踏まえて、今回再編交付金を活用させていただいているという状況でございます。 ○大城秀樹議長 神山正樹議員。 ◆神山正樹議員 32ページ、2款 総務費、19節、負担金、補助及び交付金、北部広域市町村圏事務組合広域振興負担金公立大学法人分)が6,000万円余り減額となっております。その中で、説明資料を見てみますと、「平成29年度からトップランナー方式導入による経費水準が、令和3年度まで段階的に引き下げとなっていることから減となっている」という説明がありますけれども、これは当初、5月1日の学生数、そして学科の調整率というのがもともとの基準となっていたはずですけれども、このトップランナー方式ということの意味をまず教えていただきたい。当初予算では、公立大学法人分については20億円余りの予算が計上されていたのですが、ここに来て、補正で6,000万円というのは、大体どのくらいの率になって、年々抑えられていくのかを教えていただきたい。余りにも大き過ぎる額だなと思っているものですから、よろしくお願いします。 ○大城秀樹議長 宮城浩二企画情報課長。 ◎宮城浩二企画情報課長 まずトップランナー方式の内容ですけれども、地方自治体の歳出の効率化を推進する観点から、民間委託等の業務改革を実施している地方団体の経費水準を地方交付税の基準財政需要額の算定に反映するものとなっております。導入に当たっては、地方団体への影響等を考慮し、複数年かけて段階的に反映するということで、平成29年度からトップランナー方式という方式が導入されております。また、今回の6,000万円の減のマイナス部分ですけれども、5月に、議員がおっしゃったように学生の報告を、今年度の基礎財政需要額として申請して、8月下旬に財政需要額の決定があったために、今回の補正の部分となっております。調整率に関して言えば、算定の国勢調査の人口だとか、学生1人に当たり単位費用というものが示されておりまして、今回、調整額の調整率に関して言えば1.732という数字が出ております。 ○大城秀樹議長 宮城安秀議員。 ◆宮城安秀議員 同じく32ページです。積立金、天仁屋地区かんがい用水施設整備事業ですが、野党の皆さん方は再編交付金において、そのメニューにおいて異論もあるようではございますが、再編交付金ということでの先ほどの質疑ですが、名護市は一般財源として、20億円余りのキャンプ・シュワーブからの収入等々も入っている。それが使われている。そしてこれまで、私はこの天仁屋地区かんがい用水施設整備事業において、いわゆる稲嶺市政のときからずっと天仁屋のかんがい事業を早急に進めるべきだということを訴えてきて、なかなかやりきれない。それが今回、再編交付金を使ってこれが施行されると。地域の人たちは待てないわけです。再編交付金そのものに違法性があるのであれば、これは確かに使ってはいけないのですが、しかし、正当な予算であって、それを使ったからどうのこうのという話ではないと思う。そういうことからしても、やはり迅速にそういったものを使うべきであって、そこでお聞きしたいのですが、1年7カ月も調整にかかると。いわゆるそのぐらいかかる、そしてまた実施設計までもそのぐらいの時間がかかると。そういうことからして、地域の人たちは、先ほど言ったようにメニューどうのこうのではなくて、そしてまた実施設計においても待てないわけです。生活にかかわる問題ですので。そこで、いわゆる1年、2年もかかるというのであれば、実施設計までの間に、何とか仮設的なものはできないかどうか検討はなかったのか。その辺を伺います。 ○大城秀樹議長 比嘉克宏農林水産部長。 ◎比嘉克宏農林水産部長 天仁屋の土地改良においては、現在サトウキビ、アレカヤシ、それからカボチャ等の作物を植えて、多少水が少量で済むような作物になってございます。地域からは、もっと収益の上がる作物を栽培したいという要望がございます。そのときに、水が必要になってくると。現在は土地改良区の上のほうにため池がございます。そのため池の水を活用して実施しているというのが現状でございます。ただ、これ以上作物の転換、先ほど言いました収益の上がる作物に転換しようとしますと、このため池の水では事足りないという状況が見られます。我々としましても、できるだけ早く水源を確保して高収益の作物に転換できればなということを考えまして、地域と話し合いもして調査をし、できるだけ早い時期にいろいろな形の水源を確保していきたいと考えてございます。 ○大城秀樹議長 東恩納琢磨議員。 ◆東恩納琢磨議員 32ページ、同じく25節 積立金、天仁屋地区かんがい用水施設整備事業ですけれども、そこは土地改良されていて、県のほうでやったという事業ですけれども、土地改良をするということは、水も必要ですからかんがい用水の事業もあったはずです。ところがその当時、そのかんがい事業をやらなかった理由は何だったのか。私はちょっと聞いたことがあるのですが、受益者負担が大きいということで、それぞれで配水設備を整えていくということで聞いているのですが、今回この事業をやった場合、受益者負担はどれだけになるのか。それによって負担をしたくないという農家の皆さんも出てくる。そういう場合でも事業ができるのかどうか。その辺をお伺いします。 ○大城秀樹議長 比嘉克宏農林水産部長。 ◎比嘉克宏農林水産部長 かんがい用水を活用する際には、例えばダムからファームポンドへ水揚げをする電気料、それからダムからかんがい排水をするときの加圧ポンプが必要であればその電気料がかかるということで、天仁屋地区においてはなかなか意見がまとまらなかったという話は伺ってございます。しかしながら、昨今、農家の皆さんが頑張って高収益の作物に転換したいという意見もございます。そういった中で、この調査をする中で、地元の農家の皆さんとも十分に話し合いをして、できるだけ電気料等の受益者負担がかからないような方策がないものかということも含めて調査をしていきたいと考えてございます。 ○大城秀樹議長 東恩納琢磨議員。 ◆東恩納琢磨議員 受益者負担がかからないということは、どこかがそれを負担するということなのか、どういうことを意味しているのか、もっと具体的に聞かせていただきたいというのと、あと土地改良組合は今も存続しているのか。組合員がいるのかいないのか。それと、今現在、そこで農家として作物を植えている方々は何人いるのか。土地改良組合は、その改良区に結構草が生えているような、遊休地みたいな所もあるのですが、その辺は把握しているのかどうか、お聞かせください。 ○大城秀樹議長 比嘉克宏農林水産部長。 ◎比嘉克宏農林水産部長 現在、農家は10人の方が営農してございます。50ヘクタールを超える地域でございますので、県営で畑地の整備をしたと。それから中には牛の牧草地もございます。そこで牛の餌として草が生えている状況があると思います。それから電気料の件ですが、どこかが負担するということではなくて、当然受益者の皆さんも負担しなければならない。それをいかに軽減しながらかんがい排水ができるのかということも含めて、今回の調査で検討していきたいと考えてございます。 ○大城秀樹議長 東恩納琢磨議員。 ◆東恩納琢磨議員 ですから、軽減しなければいけないというのは、具体的にどう軽減するかと聞いているのです。電気代が確実にかかるわけですから、それを10人の方で負担して、それで、いや、それでは負担が大きいという場合には、例えばその事業は成り立つのか。あるいはもしかして負担も再編交付金で考えていることになるのか。具体策を聞かせてください。どのように軽減していくのか。 ○大城秀樹議長 比嘉克宏農林水産部長。 ◎比嘉克宏農林水産部長 例えば、高台にファームポンドができれば自然流下をすると。そこには水源からファームポンドへ上げるだけの電気料で済むと。それから太陽光発電であったり、いろいろなケースバイケースを踏まえて、できるだけ費用対効果のある方法をこれから検討していきたいと考えてございます。 ○大城秀樹議長 石嶺康政議員。 ◆石嶺康政議員 32ページ、17節 公有財産購入費、みらい4号館用地購入事業ですが、地権者が2人ということですけれども、何筆で、面積、それから補助メニューといいますか、単費なのかどうか。そして、どうして今ごろ用地購入ということになっているのか。それと、19節 負担金、補助及び交付金、久辺三区地域コミュニティ事業補助金ですけれども、今回、この負担金で、豊原地区会館ホールの雨漏りの修繕ということでありますけれども、例えばこの事業メニューで、ほかの名護市の地区会館といいますか、公民館がたくさんありますので、こういったメニューを使えるかどうか伺います。 ○大城秀樹議長 岸本尚志経済金融活性化特区推進室長。 ◎岸本尚志経済金融活性化特区推進室長 面積が5,718平米、共有地で地権者は2人となっております。なぜ今、この時期にということですが、その前に補助メニューは当時なかったものですから、今回は26ページにあります企画費公共施設整備基金を取り崩しての支出となります。なぜ今、この時期かと言いますと、みらい4号館の建設を平成23年度に着手しております。そのときに、北部活性化事業での事業だったのですが、この事業においては用地の取得に関しての補助メニューがなかったということで、地権者のご理解を得て借地とさせていただいて建設をしてまいりました。それが、ことしになりまして地権者の2名の方が高齢だということで、そろそろ整理していきたいと、売りたいとの要望がありましたので、安定的な土地を確保していきたいということから、今回計上させていただいたところであります。 ○大城秀樹議長 金城圭振興対策室長。 ◎金城圭振興対策室長 私のほうからは久辺三区地域コミュニティ事業補助金での豊原地区会館の改修についてですけれども、ほかのメニューということで、名護市の地域力推進課で持っていますそういった改修事業はあるのですが、そちらでも要望がたくさんありますので、今回、豊原地区は久辺三区コミュニティ事業補助金が活用可能ということで、こちらでやることによって、ほかの地区の改修ができるということで、今回、豊原地区はこちらで改修させていただいたという流れです。 ○大城秀樹議長 石嶺康政議員。 ◆石嶺康政議員 17節のみらい4号館についてはわかりました。19節の負担金の件ですけれども、今回は再編交付金で修理をするということですけれども、ほかの名護地域、羽地地域、屋我地地域は、再編交付金メニューでは修繕とか、例えば空調の整備とかはできるのでしょうか。 ○大城秀樹議長 金城圭振興対策室長。 ◎金城圭振興対策室長 久辺三区地域コミュニティ事業補助金の件ですが、今回、久辺三区地域コミュニティ事業においては、もちろん三区が対象になっておりますが、ほかの地域については、担当がまた別になりますので、そことの状況も勘案しながら、可能なのかというのは今後検討していきたいと思います。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって2款についての質疑を終わります。3款 民生費の質疑を許します。比嘉祐一議員。 ◆比嘉祐一議員 39ページ、負担金、補助及び交付金です。これに地域密着型サービス等施設開設準備経費等支援事業補助金があります。これは減額されていますけれども、これはたしか、天仁屋小学校跡にケアハウスをつくる予定だったと思います。そこで業務内容を見てみますと、整備予定事業所の申請の取り下げによる減と書いてあるわけです。これは、具体的に言うとこの事業はもうやらないということですか。それとも引き続き、また改めてこの事業を開始するのか。たしか名護学園でしたよね。この辺はどうなっているのでしょうか。 ○大城秀樹議長 岸本光徳介護長寿課長。 ◎岸本光徳介護長寿課長 先ほど質疑のございました小規模ケアハウスにつきましては、先ほど名前を挙げていただきました法人のほうで整備を予定してございましたが、ことし5月末時点で、この事業の推進をすることが困難であるという法人側の判断をいただいた施設でございます。その次の施設整備ということでございますが、こちらにつきましては、また次期のあけみお福祉プランにおきまして、地域の需要であったりを踏まえまして、その事業の施設整備の必要性を検討し、お諮りしていきたいと思っております。 ○大城秀樹議長 比嘉祐一議員。 ◆比嘉祐一議員 これはあれですか、例えば今、ケアハウスを取り下げていますよね。これは必要に応じて、改めて検討し直すということですか。それともその事業を打ち切ったのですか。この辺がはっきりしないものですから、もう一度お願いします。 ○大城秀樹議長 岸本光徳介護長寿課長。 ◎岸本光徳介護長寿課長 お尋ねのありました法人側の状況ということでございますが、来年3月の地域密着型施設の整備を目指してございました。しかしながら法人側からは、5月末に、主な理由といたしましては、施設の建設費用が想定外に膨らんだということがございまして、その膨らんだ経費の償還期間内でのいろいろな収入を見込んでも、経営が厳しいという、経営に懸念を感じているということがございまして、法人側からは今年度での事業を辞退したいということがございました。これは小規模ケアハウスについての辞退ということでの法人様からの辞退届けというのをいただいてございます。 ○大城秀樹議長 比嘉祐一議員。 ◆比嘉祐一議員 名護学院側としては辞退するということですね。そういう意味ですよね。(うなずきあり)はい。いいです。 ○大城秀樹議長 川野純治議員。 ◆川野純治議員 41ページ、19節 負担金、補助及び交付金の中の主食費等助成金3,110万円。これは今回の10月からの国による幼児教育・保育の無償化に係るもので、今回、国の無償化の対象にならない主食費、そしておやつですか。副食費を市で、特に対象にならない課税世帯に給付するということだと理解しております。それについて異議は何もありませんが、今回、再編交付金基金を使うということでありますが、再編交付金基金の条例制定のときにも、かなりいろいろ質疑もしましたけれども、やはり保育料の施設の利用料ではなくて、今回は主食費、副食費、個人に関する支出に当たるわけですよね。それを再編交付金で使うのは、再編交付金はやはり個人給付はだめだというのは、さすがにそこは言っていると思います。いくらそれを、市側としては施設に給付すると言っても、実際上それは個人給付に当たるので、むしろ、これではなくて一般財源を活用して、しっかりと政策はやるべきではないかと思いますが、再編交付金の趣旨からしても個人給付に当たるのではないか。その辺はどうなのかという確認をしたいと思います。 ○大城秀樹議長 金城圭振興対策室長。 ◎金城圭振興対策室長 個人給付に当たるのではないかというご指摘でしたが、今回給食費、ほかにもありますけれども、幼保もそうですけれども、施設に対する補助等になりますので、個人給付には当たらないということで、今回この事業も認めて実施していきたいと思っています。 ○大城秀樹議長 川野純治議員。 ◆川野純治議員 ですから、市として個人給付にならないという解釈をしていると思いますけれども、実際上、やはり法の適用というのは厳格に求めないといけないので、いくら施設に直接渡すと言って、個人には渡さないと言っても、これは保育料のときもそうでしたけれども、渡さないという形で、個人給付には当たらないという理由でしたけれども、やはり具体的に主食費、おやつ代、副食費、保育料の一般の概念ではなくて、子どもたち個人が直接消費するわけですから、別にこれを出すのがだめだとは言っていませんけれども、それを再編交付金で使うのは、再編交付金の禁止事項といいますか、個人給付はしないというのには合致するのではないかという、そこら辺、法的には、本当に皆さんが考えて合致しないからいいという、自分たちの勝手な解釈ではないか。そこはどうなのかということを再確認したいということです。別に一般財源でも何でも、これはぜひ幼児教育・保育の無償化、子育て支援のために大いにやっていただきたいというのはあります。再度確認します。 ○大城秀樹議長 松田健司地域政策部長。 ◎松田健司地域政策部長 事業化に当たりましては、学校給食費のときと同様に、当然防衛局とその辺の解釈、規則、法令に反することがないかどうかというところの確認をした上で提案させていただいておりますけれども、再編交付金につきましては、いわゆる個人給付はだめだとなっておりますけれども、これは規則で明確に定められておりまして、個人に対する見舞金、その他の金銭及びこれに類する物品の給付に要する費用はだめだと。要は個人にお金を出すのはだめですということを規定するわけでありまして、事業の結果として個人の負担軽減につながることを禁止しているわけではない、そういう趣旨でございます。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって3款についての質疑を終わります。暫時休憩いたします。                              休 憩(午前10時59分)                              再 開(午前11時10分) ○大城秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。4款 衛生費の質疑を許します。島袋力議員。 ◆島袋力議員 44ページ、委託料について確認したいと思います。その他プラ、ビニール及びゴム製品処理委託料ということで説明会の中では県外ということでしたが、県外のどちらなのかを教えていただきたいと思います。 ○大城秀樹議長 佐久川博光環境対策課長。 ◎佐久川博光環境対策課長 その他プラ、ビニール及びゴム製品の処理委託料、県外処理というのは三重県伊賀市を予定しております。 ○大城秀樹議長 島袋力議員。 ◆島袋力議員 三重県はことしからの予定ということですか。それ以前、要は県外に送ったとか、委託した件はありますか。 ○大城秀樹議長 佐久川博光環境対策課長。 ◎佐久川博光環境対策課長 その他プラスチック・ビニールにつきましては、平成28年12月ごろから処分場に仮置きをしていた経緯がございまして、昨年度、県内での処理ということで進めてはいたのですが、県内施設へお願いはしたのですが、その施設の都合等もあり、受け入れがなかなか計画どおりに進まなくて、昨年12月から、やはり地域、嘉陽区から、県外のほうで処理をしてでもどうにかしてほしいということがございましたので、平成30年度の予算でも一部県外ですが、大阪府和泉市で処理をしたという経緯がございます。 ○大城秀樹議長 比嘉祐一議員。 ◆比嘉祐一議員 同じく44ページです。需用費、建物修繕費です。先ほど島袋議員からあった委託料の問題。ずっと今、処理場がありますよね、僕はそこに行ってきました。ハッサミヨー、家電の廃品とかビニールとかプラスチックとか積まれているのです。聞きたいのは、先ほど島袋議員も言っていたのですが、うるま市でやっていたんですよね。それと大阪府和泉市へ持っていっていたわけです。莫大な費用がかかっていますよね。大分これ、9,000万円ですよね。修繕費が5,200万円。聞きたいのは、老朽化した施設、今まで何遍も補正をして修繕してやってきたのです。問題はアセスに関する安和の処分場がありますね。アセスもやっていると思います。今アセスはどのぐらいいっていますか。 ○大城秀樹議長 佐久川博光環境対策課長。 ◎佐久川博光環境対策課長 現在、安和区で調査をしておりますアセスは、4段階あります。配慮書、方法書、準備書、評価書ということで、4つの報告書をつくる必要がありますが、現在は3段階目の準備書というものを作成するために、1年間かけて現地調査をする必要があります。春、夏、秋、冬という四季の状況を調べる必要がありますので、今は夏まで終わっておりますので、あとは秋の調査ということになります。 ○大城秀樹議長 比嘉祐一議員。 ◆比嘉祐一議員 アセスの中でも、だんだん老朽化は進んでいくわけです。その間の維持管理も莫大なお金です。安和が完成に至るまで、その間も修繕しなければいけませんよね。アセスは今3段階目ですか、私はまだ時間がかかると思います。こういった施設は莫大なお金が必要です。この間、渡具知市長ですか、防衛大臣に要請していますよね、こういった補助。例えば、県を通さずに直接国から市町村に向けて、沖縄振興の交付金がございますよね。ああいったものを利用して手当をするとか、支出メニューがあるでしょう、財政面で。こういったものをもっと利用できないんですか。 ○大城秀樹議長 佐久川博光環境対策課長。 ◎佐久川博光環境対策課長 当然、新施設ができるまでは、現施設は維持管理をしながらでも当然使わないといけない。日常入ってくるごみは処理しないといけないというのがありますので、修繕をしながらでも新たな施設に切りかえるまではやっていく必要があると思います。ただ、今言う修繕であったり、いろいろなごみ処理等について、そういった補助金というお話だと思いますけれども、今回の補正の修繕で上げているものは、耐火物とか、いわゆる日々高負荷がかかって修繕しないといけない一部のものであるものですから、ただ、基幹改造工事ということで、設備全体の機能を強化するための補助金というのはございますが、日常の修繕でやるような補助金のメニューがないものですから、単費ででも修繕をしていって、その新施設に切りかえるまでは維持管理をして運営する必要があると考えております。 ○大城秀樹議長 比嘉祐一議員。 ◆比嘉祐一議員 ごみの処理問題、三重県に持っていくでしょう。一番心配しているのは、大分お金がかかるのです。この事業を最優先して、アセスも3の段階でしょう。この辺、早目に対応しないと無駄なお金がじゃんじゃん出て行きますよ。詳しいことは一般質問で聞きますのでよろしくお願いします。 ○大城秀樹議長 吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 同じく44ページの13節 委託料について。ごみ収集運搬、焼却炉維持管理業務委託料というところで、少し関連してお聞きしたいのですが、今の焼却炉にごみを持ち込んだ場合に、ごみ袋に入れていない場合、向こうでごみ袋を買わないといけないと思います。せっかくプラスチック、燃えるごみ、燃えないごみを分けて持ってきているのに、特に書類類とか個人情報が入っているものの持ち込みが多いと思うのですが、それを捨てるのに、何でわざわざビニールのごみ袋に入れて焼却炉の中に入れるのかというのが少し気になっていて、燃えるごみの処理券なりを発行して処理をすればいいのではないかと思うのですが、このごみ袋を使う理由というのは何かあるのですか。 ○大城秀樹議長 佐久川博光環境対策課長。 ◎佐久川博光環境対策課長 まずごみ袋、当然燃やしていいごみといいますか、そういうものにつきましても、名護市は指定袋ということで、当然材質はビニール系の材質になっていますけれども、これはまず全国的に有料化していく中では、やはり有料袋、指定袋に入れていますので、ただ材質ということになると、全国的に、事例としてもほぼ名護市と同じ材質のものが使われているということですので、名護市としても当時有料化するときに、県内、また他府県の事例も参考にしながら、現在の指定袋を採用させていただいているという経緯がございます。 ○大城秀樹議長 吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 今の答弁では答えになっていないのかなと思ったのですが、焼却炉の前までごみを持っていっているわけです。紙類を束ねて持っていっている中で、何で袋に入れて出さなければいけないのか。手数料をとればいいだけの話ではないですか。そこをお聞きしたい。 ○大城秀樹議長 佐久川博光環境対策課長。 ◎佐久川博光環境対策課長 大変失礼しました。今、名護市では環境センターに持ち込んだ場合になぜ指定袋をそこで購入してもらうかというと、例えば有料化には指定袋を使って出すという方法と重量制、重さをはかってキロ当たりの単価を設定して、それでもって有料化するという方法があるのですが、現在名護市は、指定袋での有料化となっていますので、当然そこに持ち込んだ方も袋に入れて出していただくという方法をとっております。 ○大城秀樹議長 岸本洋平議員。 ◆岸本洋平議員 44ページ、2目13節 委託料、その他プラ、ビニール及びゴム製品処理委託料ですけれども、これは三重県ということで、19節の伊賀市環境保全負担金と関連していると思っているのですが、受け入れ先での処理方法はどのような方法になっているのか。それで今回の輸送の方法と数量、何トンというレベルだと思うのですが、まずそれについて伺いたいと思います。 ○大城秀樹議長 佐久川博光環境対策課長。 ◎佐久川博光環境対策課長 まず、伊賀市までの処理方法ですけれども、まず名護市の嘉陽の処分場から那覇新港まで陸送で運ぶようになっています。これは1日に6トン積みのコンテナを6本出すという計画であります。そこの港から、今度は海上輸送で大阪南港に輸送します。そこから、今度はまた陸送で三重県まで運搬して、そこで破砕等選別をした後に焼却処理をしていくという処理方法になっております。その数量につきましては、現在、処分場にあります仮置きしている量を、見積もりをしていただきました業者に、実際現地で測量といいますか、その体積をはかっていただいて、その見込み量として940トンの見積もりになっております。 ○大城秀樹議長 岸本洋平議員。 ◆岸本洋平議員 そうすると1トン当たり10万円かと思うのですが、すごい量だと思いますが、この費用ですけれども、去年も大阪府和泉市へということで、かなりの補正予算があったと覚えているのですが、去年の数量もわかれば教えていただきたいというのと、この補正を、昨年もことしも、相当な額、9,000万円余りもことしは補正するということで、当初予算でしっかり予算組みをしているにもかかわらず、これだけの予算をまた補正しなければならないのかという理由を伺いたいと思います。昨年の数量もわかればお願いします。 ○大城秀樹議長 佐久川博光環境対策課長。 ◎佐久川博光環境対策課長 昨年度の実績としては、処理量が547トンです。処理費としては4,457万2,000円ほどかかっております。それと当初予算との関係ということですが、当初予算は6,500万円を組んでございますが、これは、今ここに補正予算として計上させていただいているのは、以前から処分場に仮置きをしているごみについての処理費を計上させていただいています。当初の6,500万円というのは、今年度、日常的に入ってくるごみの処理もしないといけませんので、まずは当初の予算の範囲内で、一旦両方、県内で仮置きされたごみ、それと日常入ってくるごみを片づけながら、それでどうしても予算が不足してきますので、その時期を見て補正予算で計上して対応していこうということでの予算計上でございますので、当初の予算は現年度分と仮置きした分を片づけつつ、足りない分はその状況になれば補正予算でということでしたので、今回、どうしてもその予算では執行できないという状況がありますので、今回、補正予算として計上させていただいたという状況であります。 ○大城秀樹議長 岸本洋平議員。 ◆岸本洋平議員 ご答弁ありがとうございます。少し理解できない部分があって、当初予算で、昨年度、平成30年度に一旦大阪に運んで処分して、昨年度のその時点で一旦仮置きはゼロになっているのかなと思っていたのですが、そうではなかったのかということと、そこでゼロになっていた場合は、今年想定していたごみの量よりも相当ごみが出てきて、それが積まれている状態なのかと思ったのですが、その辺を伺いたいと思います。 ○大城秀樹議長 佐久川博光環境対策課長。 ◎佐久川博光環境対策課長 昨年度の処理で、仮置きをしていたごみ全ての片づけができませんでした。それで、今年度3月末時点でそれが残っておりましたので、ことし4月から処分場使用に関する協議書というものを地域と交わす中で、まず残ったプラごみに関しては、12月31日まで片づけてくださいと、それは県内での処理をしながらということも含めて、12月31日までそれができないようであれば、県外への搬出も含めて早目に処理をしてほしいという地域の要望もありまして、現在残っているものに関しては、補正予算として、当初予算の中で県内でも処理していけるようにいろいろお願いもしたのですが、なかなかそれができなくて、現状、12月31日まで、仮置きしたごみが片づけられない状況にありましたので、今回補正予算を計上させていただいて、県外で処理をさせていただきたいということでございます。
    大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって4款についての質疑を終わります。6款 農林水産業費の質疑を許します。仲村善幸議員。 ◆仲村善幸議員 47ページの13節 委託料、天仁屋地区かんがい用水施設水源調査委託料と、49ページの同じく委託料で、汀間漁港機能拡充基本構想策定業務委託料、いずれもメニューがないと言っていましたけれども、本当にメニューがないのかと。とりづらいという意味なのか、メニューが全くないという意味なのか。あるいは、このかんがい事業自体メニューがないのか。調査だけメニューがないのかというところを、両方明確に言ってください。 ○大城秀樹議長 比嘉克宏農林水産部長。 ◎比嘉克宏農林水産部長 まず天仁屋ですが、先ほども申し上げましたように50ヘクタール以上で、土地改良については県営事業で農林水産省の補助で実施してございます。その中で、実施設計、それから工事までは補助メニューがあると。その前段としての基本構想等の策定については、農林水産省のメニューがないと。それで、本来ならば単費で実施しながら計画を進めるという状況でございます。それから汀間漁港の拡充の調査についても、実施設計、それから施設の整備については水産庁の予算でメニューがあると。そういった中で、前段の基本構想、基本計画策定についてはメニューがないと、これも単費で対応しなければいけないという中で、再編交付金を活用して、前段の調査事業を実施するということでございます。 ○大城秀樹議長 仲村善幸議員。 ◆仲村善幸議員 事業全体でメニューがないのかと思いましたけれども、そうではないと。事業にはメニューがあるけれども、委託料に関してはメニューがないということだけですよね。今後、この事業を進めていくものは、あるべきメニューでやっていくのか。あるいはまた再編交付金を使うということになるのか。 ○大城秀樹議長 比嘉克宏農林水産部長。 ◎比嘉克宏農林水産部長 今回の調査を実施した上で、農林水産省、水産庁も含めて、あらゆるメニューを検討しながら進めていきたいと考えてございます。 ○大城秀樹議長 仲村善幸議員。 ◆仲村善幸議員 使い勝手がいいですからね、再編交付金を使うのかということが懸念されるわけです。それで市長にお伺いしたいのですが、今既に44億円余り再編交付金を受け取っていると。そして16億円が基金として積み立てられているということですけれども、先ほどからもあるように、使い勝手がいい予算をということで、地域の皆さんに寄与しているという言いぶりでありますけれども、この再編交付金を受け取ることは基地建設を前提とした予算なのです。これは随分前から議論されていますけれども、これは基地建設が進められている中で、あえてあらゆる財源を使うと言っていたし、市長も市長選のときに言っていました。再編交付金を想定したものですけれども、これが実際に基地建設を推進させる役割を果たしていると。 (「質疑から外れている」との声あり) 何ですか。だめなのですか。どうですか。議長。 ○大城秀樹議長 今質疑ですから、ちょっと外れているような感じもしますけれども。 ◆仲村善幸議員 どこが外れているのですか。言ってください。どこが外れているのですか。 ○大城秀樹議長 今、天仁屋かんがいの委託料でしょう。 ◆仲村善幸議員 関連でも何でも再編交付金の話をしているのです。外れていますか。市長、外れていますか。どうですか。野次飛ばすのはいいけれども、これは間違った質疑だと言うから…。そういう質疑はするなということですか。 ○大城秀樹議長 簡潔にやってください。 ◆仲村善幸議員 話をしているときに、野次でもない横やりを入れるから怒っているんですよ。だからこの予算は、再編交付金は基地建設を容認することを前提にした予算なのです、国からすれば。小野寺前防衛大臣が、渡具知市長は賛成でも反対でもなく法令に従って適切に判断するという考えを示しているから、米軍再編の実施に向けた措置の進捗に支障が生じていないということで、再編交付金を再開することになったのです。国からすれば支障を来していないわけです。しかしこれは、本来は基地建設を認めるということが大前提なのです。これは、支障が生じないというのは、国の勝手な解釈なのです。先ほどの…。 (「質疑なのか」との声あり) ちょっと雑音をやめさせてください。 ○大城秀樹議長 簡潔にお願いします。 ◆仲村善幸議員 いやいや、簡潔にって、質疑をして…、今それていますか。 (「それているよ」との声あり) それていませんよ、全然。どこがそれているのですか。 (「基地建設の話ではない」との声あり) 先ほどの主食、助成費と同じように部長は説明していましたけれども、防衛省と相談してやりましたと言うけれども、余り理由がわからなくて、これも同じことですよ。防衛省が勝手に解釈をしてやることによって、基地建設を進めるために、推進させるために勝手な解釈をして予算を出していると僕は考えます。3回目です。最後に聞きますけれども、この2つの事業を再編交付金で実施するということが、国の基地建設を促進させる役割を果たしているとは言えませんか、市長。 ○大城秀樹議長 暫時休憩いたします。                              休 憩(午前11時41分) (議場内騒然とする)                              再 開(午前11時41分) ○大城秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。市当局の答弁を求めます。比嘉克宏農林水産部長。 ◎比嘉克宏農林水産部長 この2つの事業につきましては、沖縄防衛局と相談しました結果、再編交付金を活用できるということで今回提案してございます。 ○大城秀樹議長 暫時休憩いたします。                              休 憩(午前11時42分) (質疑内容の確認あり) (議会運営委員会開催の申し出あり) (仲村善幸議員より今のは答弁になっていないとの指摘あり)                              再 開(午前11時46分) ○大城秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。翁長久美子議員。 ◆翁長久美子議員 46ページ、4目の委託料ですけれども少し教えてください。脱炭素イノベーションによる地域循環共生圏構築連絡協議会等委託料と書かれていますけれども、これはどんなことをやられてどういう協議会なのか、お伺いします。できればそのメンバーもよろしくお願いします。 ○大城秀樹議長 早瀬川章子園芸畜産課長。 ◎早瀬川章子園芸畜産課長 この脱炭素イノベーションによる地域循環共生圏構築連絡協議会等委託料ということですが、この事業は現在、家畜排せつ物による悪臭や汚水処理対策の強化を図ることが、畜産業における喫緊の課題となっております。その課題解決に向けて昨年度から家畜ふん尿等を原料としたメタン発酵処理事業と、バイオガス事業の事業化の実現可能性調査を行ってまいりました。この事業の中で、メタン発酵処理事業を実施する場合、事業関係者間の合意形成を図ることが重要であると考えているため、原料調達先の畜産農家や副産物となる液肥を利用する耕種農家などをメンバーとした地域連絡協議会を設置する予定としております。ですので、今回のこの事業の中で地域連絡協議会の設置に係る委託料を経費として上げております。メンバーですが、今のところ、原料の調達先となる養鶏農家、また養豚農家の畜産農家と、食品残渣(ざんさ)等の収集を行っています事業者、ホテル、液肥の需要先となりますサトウキビなどの耕種農家、そしてまたJAを予定しております。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって6款についての質疑を終わります。7款 商工費の質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって7款についての質疑を終わります。8款 土木費の質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって8款についての質疑を終わります。9款 消防費の質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって9款についての質疑を終わります。10款 教育費の質疑を許します。島袋力議員。 ◆島袋力議員 58ページです。11節 需用費の中で、教えてほしいのは、建物修繕費でどういった形の修繕を行うのか。その他消耗品については、説明資料の中で消火器等の取りかえということがありましたので、それに関連するのかお聞きしたいと思います。 ○大城秀樹議長 具志堅文明教育施設課長。 ◎具志堅文明教育施設課長 建物修繕費の内容につきましては、主に消火栓の取りかえが2校、そのうち消火ポンプ1基。消火栓2校について配管の取りかえ、延長で276メートル、そのうち1校について消火ポンプ1基の取りかえとなっております。その他消耗品で消火器との兼ね合いということでありますけれども、消防設備点検の後の取りかえという形で、一緒に補正予算で計上させていただいている状況でございます。 ○大城秀樹議長 神山正樹議員。 ◆神山正樹議員 56ページから57ページにかけてですけれども、ここに予算が計上されていないということについて質疑をさせていただきたいと思います。まず私の一般質問で、今回いいご答弁をいただけるような状況にあるのですが、ここで人件費、給与、職員手当等、共済費を含めて、教育総務費、それから次のページの小学校費の中にも出てこないというのは、現在いる職員を充てていくのか。例えば前の一般質問で医療的ケアの関係で質問をしたときには、検討して、今回いい答弁が出されるということではあるのですが、そこでいう人件費が全然見えないものですから、質疑をさせていただくのですが、この件について、現在いる職員を充てていくのか、それともほかから新たに登用するのでしたら人件費が出てくるべきではないかということなのですが、その辺をご答弁いただきたい。 ○大城秀樹議長 仲宗根勝也学校教育課長。 ◎仲宗根勝也学校教育課長 一般質問でもお答えしますが、特別支援員を配置しておりますので、特別支援員の費用でやるということになっております。看護師の人件費はございません。 ○大城秀樹議長 岸本直也議員。 ◆岸本直也議員 61ページをお願いいたします。10款 教育費、5項 社会教育費、1目 社会教育総務費、9節 旅費についてですがよろしいでしょうか。社会教育主事講習会旅費、糸満市でということで減額の理由についてお伺いいたします。それから社会教育主事講習旅費とございますが、29万1,000円計上されております。これはどなたが参加するのか。人数、それから期間、開催地、それから講習費用についてお伺いいたします。 ○大城秀樹議長 佐久川純地域力推進課長。 ◎佐久川純地域力推進課長 まず旅費の減の部分です。これは当初、講習費のうちの宿泊研修のみを計上しておりますけれども、今回、一斉に研修を受ける予定にしていますので、研修会場は宿泊研修の糸満市と、それ以外については那覇市のほうで研修会を実施予定しておりますので、その参加のための旅費全額、29万1,000円を計上しております。今回、地域力推進課にいる職員1名が受講を予定しています。 ○大城秀樹議長 岸本直也議員。 ◆岸本直也議員 これは所管課の主事が参加するということで理解してよろしいでしょうか。 ○大城秀樹議長 佐久川純地域力推進課長。 ◎佐久川純地域力推進課長 はい、担当職員が参加する予定です。 ○大城秀樹議長 石嶺康政議員。 ◆石嶺康政議員 56ページ、18節 備品購入費ですけれども、教育委員会のマイクロバス購入費62万5,000円となっていますが、マイクロバスを購入するには、かなり金額が低いように思われますが、これはどうしてでしょうか。それと57ページ、13節 委託料、キクイムシ駆除委託料とありますけれども、キクイムシというのはどういうものなのか。どこで発生しているのかをお伺いします。 ○大城秀樹議長 仲宗根勝也学校教育課長。 ◎仲宗根勝也学校教育課長 マイクロバスの購入費ですが、前回、当初予算で上げていた金額よりも、今回新しく、昨年の10月時点での見積もりよりも購入時点での見積もりに、車両本体価格の増額があったため63万円の増額となっております。 ○大城秀樹議長 具志堅文明教育施設課長。 ◎具志堅文明教育施設課長 キクイムシ駆除委託料につきましては、これは木材に穴を掘って卵を産みつける害虫になるのですが、体育館の舞台とか窓枠に被害をもたらしていると。これは大体6月から7月に発生するということで、今回、補正予算として計上させていただいたところでございます。学校名は瀬喜田小学校になります。 ○大城秀樹議長 吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 59ページ、幼稚園費のところです。1節 報酬のところで、公立幼稚園専門指導員嘱託職員報酬(再編交付金基金)が減額になって、多分基金に戻っていると。その下の19節 負担金、補助及び交付金のところも、私立幼稚園保育料助成金(再編交付金基金)が減額になって基金に戻っていると思うのですが、保育の部分でもあるとは思うのですが、今回、10月からの保育料無償化に伴って、基金に戻す金額が出てくると思います。それを基金に戻した後に継続して行っていくということだとは思いますけれども、国の制度の中で無償化にならない部分に対して、基金を使って無償化をしていくということだと思うのですが、その部分、今の基金の積立額で、残額でどれぐらいの期間を賄える部分になってくるのかというところをお聞きしたいと思います。 ○大城秀樹議長 金城三津代保育・幼稚園課幼稚園担当主幹。 ◎金城三津代保育・幼稚園課幼稚園担当主幹 10款 幼稚園費に関しましては、今回、再編交付金基金からの国の幼児教育・保育の無償化の事業へ組み替える予算となっておりまして、幼稚園に係る費用につきましては、10月からは幼保助成事業を活用しないということになります。幼稚園保育料の無償化に係る費用については基金に戻します。基金に戻した後については、保育施設に係る保育料の無償化のほうで使用されることになりまして、幼稚園に関しては全て国の無償化の事業に移行する予定です。 ○大城秀樹議長 吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 今の答弁で答えられていない部分が…。幼稚園のほうは多分、もうなくなるということで当たっていると思うのですが、再編交付金基金に戻すという戻す先が幼保助成事業の部分になってくると思うのですが、その幼保助成事業の中で、その後、使える期間というのが決まってくるとは思うのですが、歳入のところで基金に戻して、今年度末までの事業のためのお金だと言っていたのですが、それが継続できるならしたいと。今ある残高だけで、どこまで無料化ができていくのかというところをお聞きしたかったのですが、全然答えていなかったのかなと思います。 ○大城秀樹議長 佐久川智浩保育・幼稚園課長。 ◎佐久川智浩保育・幼稚園課長 基金につきましては、今年度分で残高の見込みが7,300万円ほどになりますので、それでいきますと、前年度実績が3億3,000万円ほどありますので1年はもたないということで考えております。 ○大城秀樹議長 吉居俊平議員。 ◆吉居俊平議員 今、年間で3億3,000万円ぐらいかかるだろうということで、今7,300万円しか残っていない。年度末にそのぐらいしか残らないだろうということですけれども、来年度も再編交付金基金に入れるお願いをするのか。今でこそ再編交付金の交付の決定があると思うのですが、それがなくなる時点がいつか来るわけですよね。最長で10年だと言われていると。以前一般質問でやったときに、最短はいつになるかわからないと。防衛省が決めることだから、いつ再編交付金がなくなるかわからないと言っているわけです。その中で、今7,300万円しか残っていない。来年度以降はどうなるかわからないと。もらえるかもしれないし、もらえないかもしれない。基金に積み立てられるかもしれないけど、そうじゃないかもしれないという中で、これだけのお金を本当に使っていいのかと。それだったらもっと別の予算で恒常的にやっていく、それが必要なのではないかと思いますが、この部分についてはどのようにやっていくのか。前は、行政改革をやって財政を整えると言っていたのですが、会計年度任用職員で2億円増えると言っているのです。何年後かには4億円増える。そのぐらいの財政負担が増える中で、なくなってしまったときにどうやって継続していくのか、お答えいただきたいと思うのですが。 ○大城秀樹議長 祖慶実季総務部長。 ◎祖慶実季総務部長 財政の立場から答弁させていただきます。幼保助成事業が始まる前に、市独自でやろうとしたときには、ことしの10月から始まるという前提がありましたので、とりあえず2年分を積んでおこうということで積んでおりました。しかしながら、思いのほか余らなかったというところもございます。市の負担分の増分もあったものですから。ということもありまして、現在、基金に積んでいる分を、今後積み増しをしていかないといけないと考えております。では何年、例えば5年、10年先どうなるかというところでございます。現在、3歳までの保育料の無償化が進んでおりますが、ゼロ歳から2歳にかけて、今後どうなっていくかというのは未定になっているという中で、10年先の話を軽々には語れないというところもございまして、国の動向を見ながら財政措置に努めてまいりたいと考えているところでございます。 ○大城秀樹議長 岸本洋平議員。 ◆岸本洋平議員 56ページ、19節の奨励派遣費について、それから63ページ、2目13節 委託料、これは当初予算にもあって補正になっていますけれども、これによってスケジュール等影響がないか、質疑します。 ○大城秀樹議長 市当局の答弁を求めます。屋部憲克文化スポーツ振興課長。 ◎屋部憲克文化スポーツ振興課長 私のほうから63ページ、スポーツコンベンション施設整備事業についてお答えします。今回の補正につきましては、事業内容を精査し、現時点の単価で事業費を積み上げたところ、事業費が増額となったことで、今回補正をさせていただきました。これの進捗につきましては問題ございません。 ○大城秀樹議長 暫時休憩いたします。                              休 憩(午後0時9分) (質問内容の確認あり)                              再 開(午後0時9分) ○大城秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。仲井間修教育委員会総務課長。暫時休憩いたします。                              休 憩(午後0時9分) (質問内容の確認あり)                              再 開(午後0時10分) ○大城秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。仲井間修教育委員会総務課長。 ◎仲井間修教育委員会総務課長 奨励派遣費については、名護市児童生徒の県外派遣等に関する補助になっておりまして、7月末現在までの実績が当初予算の50%近くを交付しておりますので、前年度の8月以降の実績を勘案し、3月までの支出見込み額を計算しますと、不足額が生じることから、今回増額の補正予算となっております。 ○大城秀樹議長 岸本洋平議員。 ◆岸本洋平議員 では、この奨励派遣費は子ども夢基金を活用している分でしょうか。それから、先ほどのスポーツコンベンション施設ですけれども、調査設計を終える時期、着工の時期を教えてください。 ○大城秀樹議長 仲井間修教育委員会総務課長。 ◎仲井間修教育委員会総務課長 この予算の組み方は、当初予算で、単費分で約800万円ほどを上げまして、その後、状況を見まして、この子ども夢基金から繰り入れをするという形で、補正をして繰り入れをしてという形をとっております。 ○大城秀樹議長 屋部憲克文化スポーツ振興課長。 ◎屋部憲克文化スポーツ振興課長 今年度につきましては、土木建築の実施設計及び土質調査を行います。令和2年にクラブハウスの建築で、令和3年にかけてグラウンド2面の整備を行っていくものとなっております。 ○大城秀樹議長 岸本洋平議員。 ◆岸本洋平議員 今、奨励派遣費については、子ども夢基金からの繰り入れができない状況なので補正をするということでよろしいですか。今答弁を聞いた感じでは、子ども夢基金からの繰り入れではなくて…。これは子ども夢基金からの繰り入れの分ですか。(うなずきあり)わかりました。子ども夢基金からの繰り入れということで理解いたしました。先ほどのスポーツコンベンション施設ですけれども、そうするとグラウンドが使えない時期というのが、令和2年度からグラウンドの工事が終わる年度までということでよろしいですか。 ○大城秀樹議長 屋部憲克文化スポーツ振興課長。 ◎屋部憲克文化スポーツ振興課長 グラウンドにつきましては、今おっしゃったとおり、令和3年度のグラウンド供用開始を考えております。令和3年度に整備が完了しますので、この完了後に施設の…。 (「使えない時期は」との声あり) 令和2年度から3年度の完了するまでになります。 ○大城秀樹議長 川野純治議員。 ◆川野純治議員 60ページです。幼稚園費の20節 扶助費の中の市立幼稚園給食費(副食費)289万7,000円。これは多分、10月からの幼児教育・保育の無償化に伴うやつで、副食費が多分計上されていると思いますが、これについて、給食費が既に無償化の対象でやられていますけれども、これは市立幼稚園も、通年度の主食費ですね。幼稚園も給食費をやっていますよね。ですので、主食費は通年度の分で賄っているのかどうか。そして副食費に関しては、財源は再編交付金基金を使っているのかどうか。まずその2点を確認したいと思います。 ○大城秀樹議長 金城三津代保育・幼稚園課幼稚園担当主幹。 ◎金城三津代保育・幼稚園課幼稚園担当主幹 市立幼稚園の給食費に関しましては、昨年の9月から、再編交付金を活用しました学校給食事業において、無償化しておりますが、今回、10月からの国の幼児教育・保育の無償化に伴いまして、360万円未満相当の世帯と全所得階層の第3子以降の世帯については、費用を徴収可能な費目から除外することとなったために、公立幼稚園の在園児、約142人分、1人当たり副食費3,400円につきましては、今回、10月からは一般財源扶助費ということになります。それ以外の幼稚園に在園する子の主食費、その他の世帯の副食費につきましては、これまでどおり再編交付金の学校給食事業で充てることになります。 ○大城秀樹議長 川野純治議員。 ◆川野純治議員 再確認ですが、今回計上されている扶助費については、財源は一般財源ということで先ほど答弁がありましたけれども、そのとおりですか。 ○大城秀樹議長 金城三津代保育・幼稚園課幼稚園担当主幹。 ◎金城三津代保育・幼稚園課幼稚園担当主幹 はい、一般財源となります。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって10款についての質疑を終わります。暫時休憩いたします。                              休 憩(午後0時17分)                              再 開(午後1時30分) ○大城秀樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 予算書6ページ、第2表 債務負担行為補正について質疑を許します。川野純治議員。 ◆川野純治議員 先ほど、歳出でも質疑いたしましたが、あれは補正予算窓口業務の拡大であったということでありました。今回、債務負担行為、3年間の窓口業務の委託ですけれども、これはたしか、先ほどの委託業者の名前は忘れましたが、契約が切れるから更新といいますか、あると思いますけれども、委託の期限が決まっているのに、何で補正に上がるのか。当初予算にでも当然想定されるわけですから、上げてもよかったのではないかと思いますが、その辺の窓口業務の契約が切れて再契約するのか、それとも公募とかを含めて新しい業者とやるのかも含めて確認したいと思っています。それから同じく債務負担行為の中で、先ほどから天仁屋のかんがい用水の施設整備事業ですけれども、今から決めるのですが、再編交付金基金に入れたわけですので、これは制度の問題ですけれども、再編交付金基金に入れているので、わざわざ債務負担行為として残りの金額、今年度補正で使う分以外の3,850万円、これはやはりこのようにしないといけないのかなという、制度上の確認をとりたいと思います。以上2点、お願いいたします。 ○大城秀樹議長 市当局の答弁を求めます。宮城聖総務課行政改革担当主幹。 ◎宮城聖総務課行政改革担当主幹 それでは私のほうからは債務負担行為窓口業務委託料について答弁させていただきます。まず予算についてですが、本年度当初予算には12月から3月までの分の今年度執行する予算については計上させていただいております。契約が切れるのが11月ということもありまして、債務負担行為については、今定例会において上程をさせていただいております。次期契約についてということですけれども、市民課であるとか、税務課の窓口、電話交換等の業務を委託しておりますけれども、その部分については市役所の顔と言っても過言ではない業務であると認識しております。ですので、安定した質の高いサービスの提供が常に求められているということを踏まえなければなりませんので、単純に金額の比較となる入札ということではなくて、プロポーザル等の手法によって、適切に判断していきたい。その判断をしていく際には、今の窓口業務の民間委託については、市民アンケートを毎年とらせていただいて、高い評価をいただいているのですが、そういった結果も加味しながら、適切に判断していきたいと考えているところです。 ○大城秀樹議長 宮良昭宏農林水産課長。 ◎宮良昭宏農林水産課長 今回、天仁屋地区かんがい用水施設整備事業の工期として19カ月必要となっております。委託業務費として全体で5,500万円を予定しておりますが、今年度、歳出予算として1,650万円を補正予算で計上させてもらっています。残りの3,850万円については、令和3年度支出予定となっておりますので、債務負担行為を計上させていただいています。 ○大城秀樹議長 川野純治議員。 ◆川野純治議員 窓口民営化についてですけれども、これについては、現在の契約期間が切れるということでの債務負担行為ですよね。そこで新しい契約に当たっては、市民アンケートやプロポーザル等を通してやりたいということでありました。そういう確認でよろしいですよね。11月から今後3年間が新しい契約期間なのかということを改めて確認します。それから先ほどのかんがいの件ですけれども、再編交付金基金に5,500万円を入れたので、要するに単年度は今回の歳出で1,650万円ありますけれども、残りの分もわざわざ債務負担行為にしなくてもいいのではないかと。再編交付金基金に入れたんだから、基金からそれぞれ単年度ごとに使えばいいのではないですかと。その辺は法的にどんな感じですかと聞いているのです。中身の話はわかります。 ○大城秀樹議長 宮城聖総務課行政改革担当主幹。 ◎宮城聖総務課行政改革担当主幹 契約期間ということですけれども、令和元年12月1日から令和4年11月30日ということで、3年間、36カ月を予定しているところです。 ○大城秀樹議長 比嘉克宏農林水産部長。 ◎比嘉克宏農林水産部長 複数年にわたって事業を実施して、それで、契約は一括で3年分をやらないといけないと。基金に積み上げたのは複数年にまたがるということで、毎年度、毎年度、基金から支出すると。しかしながら契約は一括でやらないといけないので、債務負担行為をとって契約を一括で行うということでございます。 ○大城秀樹議長 ほかに質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって第2表についての質疑を終わります。7ページ、第3表 地方債補正について質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、第3表の質疑を終わります。これをもって議案第65号の質疑を終わります。 議案第66号 令和元年度名護市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、歳入歳出全般についての質疑を許します。質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって議案第66号についての質疑を終わります。 議案第67号 令和元年度名護市介護保険特別会計補正予算(第1号)、歳入歳出全般についての質疑を許します。質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって議案第67号についての質疑を終わります。 議案第68号 令和元年度名護市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)、歳入歳出全般についての質疑を許します。質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって議案第68号についての質疑を終わります。 議案第69号 令和元年度名護市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、歳入歳出全般についての質疑を許します。質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって議案第69号についての質疑を終わります。 議案第70号 平成30年度名護市水道事業会計未処分利益剰余金の処分についての質疑を許します。質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって議案第70号についての質疑を終わります。 報告第12号 平成30年度決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率の報告についての質疑を許します。質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって報告第12号についての質疑を終わります。 報告第13号 専決処分した事件の報告について(市長の専決事項の指定による処分)の質疑を許します。質疑はありませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がありませんので、これをもって報告第13号についての質疑を終わります。 全議案に対する質疑はこれで終わりましたので、本日はこれにて散会します。お疲れさまでした。                              散 会(午後1時39分)...