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  1. 名護市議会 2001-03-07
    03月27日-13号


    取得元: 名護市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-19
    平成13年第122回名護市定例会第122回名護市議会定例会会議録┌─────────┬───────────────────────────┐│招 集 年 月 日│      平成13年 3月 7日水曜日 午前10時      │├─────────┼───────────────────────────┤│招 集 の 場 所│       名 護 市 議 会 議 場       │├─────────┼───────────────────────────┤│開       議│     平成13年 3月27日火曜日 午前10時 0分     │├─────────┼───────────────────────────┤│散       会│     平成13年 3月27日火曜日 午後 6時 7分     │└─────────┴───────────────────────────┘出席並びに欠席議員 出  席28名 欠  席 2名┌────┬─────────┬───┬────┬─────────┬───┐│議席番号│   氏 名   │出 欠│議席番号│   氏 名   │出 欠│├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│  1  │我那覇 隆 樹 君│ 出 │  16  │宮 城 里 子 君│ 出 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│  2  │小 濱 守 男 君│ 出 │  17  │荻 堂 盛 光 君│ 出 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│  3  │長 山   隆 君│ 出 │  18  │屋比久   稔 君│ 出 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│  4  │渡具知 武 豊 君│ 出 │  19  │大 山 政 照 君│ 出 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│  5  │吉 元 義 彦 君│ 出 │  20  │宮 城 康 成 君│ 出 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│  6  │宮 城 弘 子 君│ 出 │  21  │我喜屋 宗 弘 君│ 出 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│  7  │東 江 新 公 君│ 出 │  22  │屋 部 幹 男 君│ 欠 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│  8  │島 袋 吉 和 君│ 出 │  23  │宮 城 慶 三 君│ 欠 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│  9  │神 山 敏 雄 君│ 出 │  24  │比 嘉 康 雄 君│ 出 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│  10  │宮 里   繁 君│ 出 │  25  │比 嘉 祐 一 君│ 出 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│  11  │長 山 一 則 君│ 出 │  26  │新 城 盛 康 君│ 出 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│  12  │具志堅 興 作 君│ 出 │  27  │具志堅   徹 君│ 出 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│  13  │島 袋 権 勇 君│ 出 │  28  │山 城 義 雄 君│ 出 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│  14  │宮 城 義 房 君│ 出 │  29  │宮 城 康 博 君│ 出 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│  15  │大 城 秀 樹 君│ 出 │  30  │大 城 敬 人 君│ 出 │└────┴─────────┴───┴────┴─────────┴───┘ 署名議員       2番 小濱守男君   3番 長山 隆君 議事日程       別紙のとおり 会議に付した事件   別紙のとおり 会議の結果      別紙のとおり法第121条による出席者              市 長   岸 本 建 男 君              助 役   宮 城 常 吉 君              収入役   島 袋 利 治 君 調  整  監   具志堅 強 志 君   総 務 部 長   稲 嶺   進 君 企 画 部 長   末 松 文 信 君   市 民 部 長   岸 本 達 司 君 福 祉 部 長   玉 城 直 三 君   産 業 部 長   宮 里   尚 君 建 設 部 長   岸 本 慶 典 君   水 道 部 長   宮 里 武 尚 君 消  防  長   古波蔵   廣 君   市民健康課長    宮 里 幸 徳 君 環境衛生課長    岸 本   健 君   業 務 課 長   宮 里 武 市 君 商工観光課長    呉 屋 宏 安 君   農政畜産課長    宮 城 幸 夫 君 農林水産課長    吉 元 博 昌 君   消防総務課長    田 中 康 彦 君 建 設 課 長   仲井間 建 男 君   都市計画課長    仲井間 宗 徳 君 財 政 課 長   大 城 弘 行 君   工 務 課 長   小橋川   孝 君 納 税 課 長   宮 里 勝 子 君   企画調整課長    比 嘉 富士雄 君 浄 水 課 長   山入端   忠 君              教育長   山 里 全 用 君 教 育 次 長   徳 本 哲 保 君   学校教育課長    大 城 康 正 君 市史編さん室長   具志堅 満 昭 君   社会体育課長    比 嘉 敬 二 君 教 育 委 員 会   平 良 輝 雄 君 総 務 課 長議会事務局出席者 事 務 局 長   又 吉 武 志 君   次     長   玉 城 文 利 君 庶 務 係 長   比 嘉 幹 祝 君   議 事 係 長   友 寄 隆 史 君 議  事  係   吉 田 正 志 君 ○議長(島袋吉和君) ただいまの出席議員は、26名でございます。定足数に達しておりますのでこれより本日の会議を開きます。諸般の報告を行います。 平成13年3月12日、沖縄県母親大会連絡会会長より「子育て支援について」の文書がありました。 平成13年3月23日、名護市長より「講演会の案内について」の文書がありました。 平成13年3月26日、名護市長より「平成13年全国交通安全運動出発式への参加協力について」の文書がありました。以上で諸般の報告を終わります。 4款、衛生費1項保険衛生費について質疑を許します。質疑はございませんか。 25番 比嘉祐一君。 ◆25番(比嘉祐一君) 80ページをお願いいたします。一番上の乳幼児医療費助成金9,000万計上がでております。これは最近の少子化傾向にもかかわらず、昨年がこの5,365万8,000円が、3,634万2,0000円もだいぶアップになったのです。最近はまたあまり子供ができない少子化傾向と叫ばれながら、上がってる理由、またどういったところに原因があるのかお願いします。 ○議長(島袋吉和君) 市民健康課長 宮里幸徳君。 ◎市民健康課長(宮里幸徳君) おはようございます。お答えします。今年度平成12年度、それから平成13年度も同額の9,000万円は予算の計上しておりますが11年の10月にこれまでゼロ歳児だけの医療費の助成であったものが11年10月から3歳児まで拡大されました。それで当初予算の見込みがたてきれず3歳児までの3倍の倍率ということで単純計算をいたしまして、この数字になったのですが、12年度は1月、2月、3月度です。年が明けてから風邪とかそういった状況がなかったものですから約1,200万円ほど減にいたしました。それで13年度は一応、その見込みをたてて9,000万従来どおりいくのじゃないかという、そういった情勢で動きをとっています。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑ございませんか。29番 宮城康博君。 ◆29番(宮城康博君) 82ページですけど、葬祭場の委託料や18節にある庁用器具費で祭壇を購入して設置するのだというお話ですが、いつごろの時期からそれが開始され、どのようになっているかについて、準備の状況も含めて実施されてから後はどのような広報のしかたというか、市民にその旨知らせていくのかということについてもお尋ねします。82ページ。 ○議長(島袋吉和君) 環境衛生課長 岸本 健君。 ◎環境衛生課長(岸本健君) 葬祭場の祭壇を平成13年度予算で提案しておりまして、設置、予算が執行できる段階で契約いたしまして執行して、それからそれに今、案でありますが、計画ではありますが、それにあう葬祭場の使用料等も提案させていただきたいと思います。そのことについては、まだ細かいことがありませんのでつめておりませんが、そういう使用料のことについて提案しながら広報してゆきたいと思います。 ○議長(島袋吉和君) 29番 宮城康博君。 ◆29番(宮城康博君) これ、使用料というのは、その祭壇の使用料のことですか。それとも葬祭場全般を設置するから、いわゆる基本使用料があがるのか、等々いまの意味がわからないのでそれを確認したい。 ○議長(島袋吉和君) 環境衛生課長 岸本 健君。 ◎環境衛生課長(岸本健君) 新しく設置した祭壇の使用料は、設定を考えておりますが、この葬祭場の従来からの斎場使用料、あるいは火葬の使用料のことについては、今からどうするか考えていきたいと思います。 ○議長(島袋吉和君) 29番 宮城康博君。 ◆29番(宮城康博君) 葬祭場の祭壇を設置しようというのは、私もご提案させていただいた人間ですから、趣旨としてはできるだけ市民がその収入に応じてお葬式をだすのに、祭壇を設置することによって基本の使用料がアップするのは妥当ではないと思うので、それについては慎重に検討してください。今のお話だとそれで設置したから基本の使用料がアップするのだというふうに考えられかねないので、私はそれは妥当ではないと思うので、慎重に検討するようにして下さい。これについてはあとでお答えいただきたいと思うのですが、もう1点、84ページに夜間急病診療所事業特別会計への繰出し金というのがあるのですけど、ちょっとお尋ねしたいのですけど、夜間急病等々いま現在、何時から何時までそれは受付しているのかとか、その事業の実態については実際に決算等々で出てくるからわかりますけど、中南部というか名護以外のところで、市営で市がそういうことをしているという事例はどこがあるのか。そうじゃないところは、僕は県立病院等々がその役割を十分果たせると思うのですけど、それはどうなっているのか、他の事例は、そこのところについて分かっている限りのことを報告してくれないかお願いします。 ○議長(島袋吉和君) 環境衛生課長 岸本 健君。 ◎環境衛生課長(岸本健君) 祭壇を設置したからといって基本的な葬祭場の使用料が高くなっては困るということについては、今後きっちり、そうならないように検討していきます。 ◆29番(宮城康博君) よろしく。 ○議長(島袋吉和君) 市民健康課長 宮里幸徳君。 ◎市民健康課長(宮里幸徳君) それでは、診療所についてお答えします。時間的には夜の6時から12時までをうちの夜間急病診療所で扱って、その後は県立北部病院が診療を開始しています。現在、沖縄県内においては名護市、それから糸満市、離島の平良市がみな市営として位置付けしておりますが、いま厳しく指摘されましたように沖縄市が本年でリタイアしました。そして糸満市もその状況があって、ここ2、3年にはたぶん市としては、管理できなくなろうということになっております。結果的には本島内は名護市がいまどういう状況にもっていくかというかたちになるのですが、いま北部病院と調整をしておりますが、北部病院もかなり人的配置が厳しいということもありまして、一概に私達の提案のとおり進めると厳しい状況になります。私達もいつまでも市で経営管理してゆくというのはやはり毎回1,500万から2,000万程度繰入を入れてます。だから、そういう厳しい状況がありますので、やはり将来的には検討していかないといけないのではないかということは考えております。
    ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか。20番 宮城康成君。 ◆20番(宮城康成君) 82ページの、同じく葬祭場の委託料の件ですが、私、去年だったか、今度、発電機設置をお願いしたわけですが、例えば、暴風とか何かと電気が停電とかそういう場合に火葬の最中になった場合には、火を消すということができないので発電機を設置するということをお願いしたのですが、市民部長は検討するという表現だったのですが、結果的に結論が出たのか。また、予算上もし結論がでたなら、予算上の問題、買上げをするのかリースにするのか、そこらへんの答弁お願いします。 ○議長(島袋吉和君) 環境衛生課長 岸本 健君。 ◎環境衛生課長(岸本健君) 葬祭場の発電機の件は、提案いただいて、検討しましたが、財政課としてはつけてあげたいということで、それなりの金額はいただきました。しかし、そのあとに緊急を要する箇所が出てきまして、優先順位がちょっと変わる可能性があります。発電機のことについてはそういう非常の場合でも対応できるように処置はいたします。 ○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君。 ◆20番(宮城康成君) 非常の場合には対応するということなのですが、また急にとかいう、いろいろあるそうですが、こういうのはいったん仏を釜に入れて、「はい、電気停電しましたからちょっと待って下さい。」とは言えないし、万が一というのがいつ起きるか分からないこともあるので、そんなにたくさんの高額な金がかかるというわけではないと思うのでそこらへんはリースでもいいし、年間いくらということを、ぜひとも前向きに今年度実現にむけてやってもらうということでどうでしょうか。答弁お願いします。 ○議長(島袋吉和君) 環境衛生課長 岸本 健君。 ◎環境衛生課長(岸本健君) おっしゃるようなとおりで非常の場合にはリースでも発電機を設置できるように処置します。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑ございませんか。21番 我喜屋宗弘君。 ◆21番(我喜屋宗弘君) 今さっきの84ページの夜間急病診療事業特別会計への繰出し金ですが、北部病院は総合病院ですので、当然、総合病院というのは夜間急病診療事業を担当すべきです。そうすると海洋博の時に県が対応できなくて、名護市が対応してこの会計を私達がつくったわけですが、そろそろ原則に戻すとするならば、県立の総合病院が担当すべきものなのです。総合病院が赤字だからどうだからという話ではありません。そして、もし現実的に今しばらく、今のまま預からざるを得ないのであれば、211万4,000円をおそらく県に負担すべきだと思われるがどうだろうか。 ○議長(島袋吉和君) 市民健康課長 宮里幸徳君。 ◎市民健康課長(宮里幸徳君) お答えします。今のご指摘の件もあります。ただ、負担金については平成8年度まで、県から約1,5000万円、毎年これまで補助金がありました。9年度あたりから補助金が全額カットされまして、その後、一般会計の繰入金が増えたということになっています。医療保険といたしましては北部の管理している北部病院のほうで管轄するわけなのですが、やはり海洋博時分のころの医療施設を考えてみますと現在の診療所はすごく素晴らしい施設でありました。 ただし、ご指摘のとおり市内には、もうだいぶ医療機関が増えております。今の状況の繰入金で今後経営するのは厳しい面がありますので、やはり将来的には考えていかないといけないのではないかということは一部分でていることは確かです。ですから今後どういった経営にむけて、それと北部病院がどういった方法で考えてくれるか今後、進めていきたいと思います。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑ございませんか。30番 大城敬人君。 ◆30番(大城敬人君) 80ページの24節ですが、腎臓バンク基金造成出資金、この腎臓バンクの基金の目標総額というのは、いくらで今日までどれだけ基金が積み上げできたのですか。それと名護市内に腎臓バンクに登録しているのは何名になっているのか、先日、高校生の女の子が腎臓バンクに登録したいと、それで本土のほうと連絡をとったりしているという話がありましたが、そのへんについての普及を市民にはどのように知らせてあるかそのへんをお答えいただきたい。 ○議長(島袋吉和君) 市民健康課長 宮里幸徳君。 ◎市民健康課長(宮里幸徳君) それではお答えします。現在、基金として、毎回このような数字で動いておりますが、登録数については直接、市町村の窓口はパンフレットや広報等を利用して、今、あのチラシも置いているのですけど、パンフレットを含めてそういったことで案内をし、県の血液センターのかたが、血液の街頭献血の段階においてその現場で腎臓バンクの手続き等をおこなっています。ですから、今、あのお願いされました、人数等については積み立金も含めて実際今、資料がないのです。市町村に、それで確認しなければならないので後日お願いしたいと思います。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか。13番 島袋権勇君。 ◆13番(島袋権勇君) 先ほどの葬祭場の祭壇の購入に関してですけれども、昨日も自治体とそれから宗教の問題等々があって、祭壇そのものについても、これが固定式かどうかそのへんはちょっとわかりませんけど、そこらへんも答えていただきたい。告別式、あるいはそういった場合の祭壇というのはおそらく宗教によって違ってくると思います。ですから、そういった場合に、その固定式がはたして適当なのかどうかという部分もあって、市の考え方も聞きたい。それから、もう1つは、そういった宗教と行政のかかわりについて、そこには問題がないのか、ちょっとお聞きしたいと思いますのでよろしくお願いします。 ○議長(島袋吉和君) 環境衛生課長 岸本 健君。 ◎環境衛生課長(岸本健君) 基本的な祭壇の形は固定式で、花を飾ったり遺影を飾ったりするところをかえる、という形にしてあります。使わない方は幕をおろしてできるということ、他市町村の例も見ましたが、そのようで運用には支障がないということでありました。それから宗教との関係ですが、使っていただかないかたはそれでいいわけでして、そういうものを市が整備するこということについては、会計上でいくらでも問題ないというように聞いております。 ○議長(島袋吉和君) 13番 島袋権勇君。 ◆13番(島袋権勇君) わかりました。もう1件あるのですが、83ページ久志診療所の実施設計に計上をされておりますけれども、これは消防とのかかわりもあろうかとも思うのですが、これは場所についてはこれから決定されていくだろうと思うのですけれども、その診療所の設置にあたって基本的に消防とのかかわりのなかでどのような考えをお持ちなのか、それをちょっとお聞きしたいです。 ○議長(島袋吉和君) 総務部長 稲嶺 進君。 ◎総務部長(稲嶺進君) これについては具体的に動いてはいないのですが、以前に消防のほうで併設を前提に計画書をつくったことがあります。おっしゃるようにこれから、ご指摘のように出張所と診療所は同じ敷地にあったほうがいいだろうということで、町内で検討会などを持ちながら今、話をしておりますが、まだ具体的な詰はまだみておりませんので、さらにこの町内でそういう話し合いを進めて内容を決めていきたいと思います。今はそういう状況でございます。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑ございませんか。消防長 古波蔵 廣君。 ◎消防長(古波蔵廣君) いまの質疑にちょっと補足させていただきます。たしか我喜屋議員の質問があって、私答えたと思う記憶があるのですが診療所の件については、診療所と、なるべく歩いて通える場所が適当ということで、できるだけ集落に近い場所に設定したほうがいいのではないのか、という担当部課の話でそういうふうに進んでおりますので、多分集落に近い場所になるだろうというふうには思っております。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑ございませんか。27番 具志堅 徹君。 ◆27番(具志堅徹君) 去年あった項目が今年ないということの関係で78ページの使用料、及び賃借料にかかわってなのですが、母親学級や母子推進委員研修会とか3歳児の健康審査会場、使用料のかかわりで、1歳6ヶ月児の健康審査会場使用料、乳児の健康審査会場、使用料などこれは新しく会場がどこか、もう余裕にあって必要がないということなのか、その行為そのものを行わないのか、そういったことについてお聞きしたい。 それからもう1つ、健康審査結果通知ということで婦人の健康つくり推進事業ということがあったのですが、結果を通知する必要性がなくなったのか、あるいは別の方法でやるのか、去年あったのがなくなっていることについてお聞きしたい。 ○議長(島袋吉和君) 市民健康課長 宮里幸徳君。 ◎市民健康課長(宮里幸徳君) それではお答えします。会場料使用料等につきまして、これは去年度サミットの関連で、これまで母子保健事業においての児童センターを会場に使っておりましたが、サミットの影響で、移動いたしまして、大西の公民館を使っておりました。今回は児童センターの整備点検が終わりまして、従来の場所に戻るというかたちになりまして、金額的に減ったということになっています。内容的には変更はございません。それから婦人の健康づくりにつきましては今、国保との予算の流れで動いておりますので私達の市民健康課のなかには数字は載っておりません。事業はそのままやっております。 ○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。 ◆30番(大城敬人君) 79ページの19節ですが、ここに2つありまして全国ハンセン療養所市町村連絡協議会連絡総会負担金とその下に総会出席負担金があります。前に市長にお尋ねしたところ、昨年度はサミット等々ありましてこれまで岸本市長になられて、まだ出席されたことがなかったので、次の機会にはぜひ出席したいという旨のご返事があったかと思うのですが、今回はどこで行われるか。そして、何月、場所はどこなのか。それと市長はそのときに出席できるのかどうかお尋ねしたいと思います。 ○議長(島袋吉和君) 福祉部長 玉城直三君。 ◎福祉部長(玉城直三君) 今のハンセン療養所市町村連絡協議会、毎年6月、遅いときに7月というこの時期に年1回開催をしております。13年度は岡山県の邑久町のほうで予定をしております。いま当然、首長の皆さんと議長の皆様が、その役に構成員になっておりますので、予定としては日程上、組めるようでしたら、ぜひ市長に行っていただくという事態ですから、この時期にどういう日程になるかということは、定かには言えないのですが、半数以上が、いわゆる市町村の首長の皆さん参加されておりますので、そういう機会をぜひつくっていきたいというふうに思っております。 ○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。 ◆30番(大城敬人君) 市長の。 ○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。 ◎市長(岸本建男君) 可能な限り出席したいと思っております。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようでございますのでこれをもって保健衛生についての質疑を終わります。 4款、2項清掃費についての質疑を許します。15番 大城秀樹君。 ◆15番(大城秀樹君) 89ページの19節の負担金補助金及び交付金について、説明でお話がございましたけども、ちょっと聞き漏らしているところがございますので確認のためにお伺いいたします。昨年は309万3,000円がそこに補助金として合併処理浄化槽と載っておりましたけれども、何か法が整備されたということで、なくなったという話を伺っておりますけれども、具体的に伺いたいと思います。 ○議長(島袋吉和君) 環境衛生課長 岸本 健君。 ◎環境衛生課長(岸本健君) 合併処理浄化槽の件でございますが、4月1日から新たに浄化槽を設置する場合は設置義務があります。従来、単独浄化槽を設置できる補助制度を設けて合併処理浄化槽を奨励してきたわけでありますが、今、義務付けになりましたので、合併処理浄化槽の補助制度を一時やめさせていただきたいと、いうふうに思っております。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか。30番 大城敬人君。 ◆30番(大城敬人君) 19節の合併浄化槽の件ですけど、厚生省は今いわれたように合併浄化槽で水質汚染等々の問題を解決するための義務化ということになって、これまでは何で補助事業でいれてきたかといいますと特に源河の鮎の遡上に関して、生活廃水については綺麗な水を流そう、というふうな観点もありましたが、現実には源河だけではなくて運天原だとか、現在の公共下水道なのかがかなり困難なところにおいては合併浄化槽をやってきたと思うのです。補助もあってかなり高価な、いわゆる補助事業じゃないと値が高いということもあって現実には入れられないという状況があったのですが、今回の政府の方針によって安価になったのかどうか。いわゆる、今いうように公共下水道のないところで義務付けられた合併浄化槽を入れるのについてはかなりの負担増になるのではないかと、そういう場合に値段とコストの低減というのがやられてきているのかどうか、ちょっとお伺いしたいのですが。 ○議長(島袋吉和君) 環境衛生課長 岸本 健君。 ◎環境衛生課長(岸本健君) 今後、合併処理浄化槽の設置の金額がどういうふうに動くかということは私のほうでは予想はできませんが、気をつけて動向を見たいと思います。 ○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。 ◆30番(大城敬人君) この件に関して法改正等の普及、市民への今後、新築等行うときに、そういう、今申し上げましたように公共下水道の共用のできない地域等についてこれまでみたいな単独浄化槽じゃないということについての、実施が4月1日といわれているのですが、そういう点でどれだけ市民への法の改正の普及、そういう認識を広めているのか、そのへんの手だてはどうなっていますか。 ○議長(島袋吉和君) 環境衛生課長 岸本 健君。 ◎環境衛生課長(岸本健君) 昨年12年の10月1日から県のほうは要綱でもって指導しております。それで設計とか、そういった設計基準の変更になっておりますので、そういう方向で浸透、広報が行われているというふうに思います。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか。25番 比嘉祐一君。 ◆25番(比嘉祐一君) 一番懸念されるものがありまして、87ページのこの委託料のなかに、今年の4月1日からこのリサイクル法が施行されるわけですけれども、このなかで去年までは不法投棄とか野犬狩りがあったのですけども、これからそういった、1日から施行されるにしても、まだまだそういった不法投棄が出てくる可能性があるのじゃないかと思うわけです。そのへんは市としてはどのように対応していくのか、それから野犬狩りも、これもなくなっています。委託料のなかに昨年あったわけです。こういったものに対しどう対処してゆくのか。それと、放置自動車処理委託料とあります。これ現在も、あちこちにこの非常に説明会でも話あったのですけど、これもだんだん最近、多くなっているような気がするわけです。これもあちこちの山野に放置されて名護市が全部対応することになるとたいへんなことです。このへんの対応をどうするのか、だいぶ前から気になるものですから、ひとつお願いします。 ○議長(島袋吉和君) 環境衛生課長 岸本 健君。 ◎環境衛生課長(岸本健君) 野犬の件については前項の予防費のほうで従来どおり措置されております。それから不法投棄のことですが、再商品化料金等があって、随分、不法投棄が懸念されるところであります。そういうことがないように、今、その対象品目のことについては一生懸命収集をしておりまして、各区の区長さんの理解を得て、区の広場を利用して収集一生懸命やっております。 それから放置自動車のことですが、放置自動車はサミットの関連で市の責任のあるところについては対処をさせていただきました。その他、私有地にあるものについてはそのつど具体的に相談を受けております。 ○議長(島袋吉和君) 25番 比嘉祐一君。 ◆25番(比嘉祐一君) 最近、私が見たところ、宇茂佐の裏の方とかこの中山方面に、だいぶ、家電、冷蔵庫とかテレビを放置してあるわけです。こういった、あらゆるところ、ここだけじゃないと思うわけです。今後そういったものに対して、本当にそのままでいいのか具体的に、これがなければ、ひどくなる可能性があると思うのです。このへんを具体的にまだ計画なさってないわけですか。 ○議長(島袋吉和君) 環境衛生課長 岸本 健君。 ◎環境衛生課長(岸本健君) 現在、あちらこちらに不法投棄ということであることは聞かされておりますが、具体的な場所で検討しないと、この土地の主が使っているというふうな場合もありまして、そういうふうに使っているという場合もあるわけです。我々のほうにくるのは不法投棄をやられて困っているというものについてはその現場に一緒に行きまして、具体的に相談にのっていますし対応をしております。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか。3番 長山 隆君。 ◆3番(長山隆君) 85ページの13節ですけども、フロンガスの点検整備とありますが、これに関連してフロンガスの回収はどのように行っているのか、あるいは先ほど話がでているとおり廃棄された車等のフロンガス問題はどういう方法をとっているのかちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(島袋吉和君) 環境衛生課長 岸本 健君。 ◎環境衛生課長(岸本健君) 平成10年か9年あたりにフロンガスを扱っている業界から、フロンガスの回収機を設置された車を無償でいただきまして、それを使って現在まで廃冷蔵庫のあるいは廃エアコンのフロンガスを可能な限り抜いております。その機械の点検、整備委託料であります。今、廃自動車の件については、我々が処理しました廃自動車のことについてはフロンガスがほとんどもう残っていないようなかたちのものでありまして、それは放置自動車処理委託ということで、そのメーカー、業者に委託してあります。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか。27番 具志堅 徹君。 ◆27番(具志堅徹君) 87ページにかかわってですけども、先ほど祐一議員から不法投棄の話があったのですが、その時にその野犬狩りについても行います、となっているので、その野犬狩りについての委託料がどこにあるのか、ちょっと教えていただけませんか。 ○議長(島袋吉和君) 環境衛生課長 岸本 健君。 ◎環境衛生課長(岸本健君) 74ページのほうに、賃金として3名の作業要員を配置してあります。もちろん通常は消毒もやっているのですが、そのなかに煙霧消毒等と野犬のための185万4,000円を賃金のなかに措置してあります。 ◆27番(具志堅徹君) これは663万9,000円のなかに入っていると、そういう意味ですか。 ◎環境衛生課長(岸本健君) はいそうです。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑ございませんか。13番 島袋権勇君。 ◆13番(島袋権勇君) 87ページの先ほどの祐一議員の委託料、施設委託料の放置自動車の処理委託について確認だけしておきたいと思います。市の範囲である部分については市の予算でやるということの返事がありましたけれども、その他の、個人の土地についてのものについては、先ほど課長は相談に応じるということをおっしゃっておりました。その相談に応じるということであれば、お互いが話し合いをすれば市がやってくれるということなのかどうか。 ○議長(島袋吉和君) 環境衛生課長 岸本 健君。 ◎環境衛生課長(岸本健君) 放置自動車を、最近、自分の土地に置かれて被害を受けたという相談であれば受けたいと思います。ただ4年も5年もなって、もうほとんど特定できない車のことについて、特定できないのに今頃相談にこられるということについてはちょっと困るので、ですからこの具体的な例について、具体的なことについて相談をしてどういう事例かということで、最近こういうことで被害に遭われたということについては、今でも相談を受けていますし、場合によっては市の予算でもって撤去する場合もあります。 ○議長(島袋吉和君) 13番 島袋権勇君。 ◆13番(島袋権勇君) いっていることがあまりわからないのですが。ようするに4、5年でその持ち主が特定できない場合においてはだめですよということですか。 ○議長(島袋吉和君) 環境衛生課長 岸本 健君。 ◎環境衛生課長(岸本健君) よくある例として、例えば自分の家族が使った車とかあるいは親戚の車をここに置かしてあって、何年もしてから我々の方に被害を受けたといわれてもらっても、実際は困るわけでございまして、ですから、最近こういうことで被害を受けたというのでしたら、私達はこの車のことについて警察とか陸運局に協力を求めて対処のしようがあるわけです。ですけど、あまり長いこと放置していたものについて被害を申したてられても、打つ手がなくて、ただもう、我々は撤去するだけということではちょっと困るなと思っております。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようでございますので、これをもって清掃費についての質疑を終わります。4款、3項水道費についての質疑を許します。30番 大城敬人君。 ◆30番(大城敬人君) 昨年、ここの91ページの19節ですが、簡易水道維持管理補助金のところで現在、小中学校で簡易水道を利用している学校があるのかどうか、お伺いしたいと思います。 ◎教育次長(徳本哲保君) 今現在、源河小学校、1校というふうになっております。 ○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。 ◆30番(大城敬人君) この簡易水道維持管理補助金のなかで、今、源河小学校の水質検査は教育委員会で行っている部分もあるのですか。 ○議長(島袋吉和君) 教育次長 徳本哲保君。 ◎教育次長(徳本哲保君) 教育委員会でというよりは、私どものほうは薬剤師のほうに検査をしていただいておりますので、そこの方と、それから区の区長さん、そこの方にお願いをしているという状況です。 ○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。 ◆30番(大城敬人君) 19節の簡易水道管理補助金の説明をして、今、学校の薬剤師が検査しているというのはどこから予算がでて、どういう仕組みでやっているのか、そのへんがわからないので、この補助金の中身を説明して下さい。 ○議長(島袋吉和君) 環境衛生課長 岸本 健君。 ◎環境衛生課長(岸本健君) はい。現在、名護市には先ほどから出ています源河とほかに9ヶ所、合計10ヶ所の簡易水道がありまして、毎月の検査、それから年1回の原水と浄水の46項目の検査をやっております。そのための管理補助金であります。 ○議長(島袋吉和君) 教育次長 徳本哲保君。 ◆30番(大城敬人君) 薬剤師の予算はどこからでてくるのですか。 ◎教育次長(徳本哲保君) 10款のほうで出てまいります。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか。25番 比嘉祐一君。 ◆25番(比嘉祐一君) これに関連して質問させてください。補助金のこの簡易水道維持補助金ですか、この説明書、ちょっと待って下さい。61ページ、簡易水道10ヶ所の毎月検査とか、理由としては原水、浄水の全項目検査、年一回、浄水の毎月検査とかこう載っていますけども、これ昨年度は837万7,000円が予算計上されています。今年はだいぶ減っているわけです。70万と137万7,000円の減がありますけども、主な理由は検査箇所が減った検索項目が減った、これが主な理由ですか。これだけちょっと教えてください。 ○議長(島袋吉和君) 環境衛生課長 岸本 健君。 ◎環境衛生課長(岸本健君) 検査箇所も項目も減っておりませんが、委託先の財団法人の環境科学センターというところが、業務努力でこれだけのことができますと、これだけの金額でできますということで契約を交わしております。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はありませんか。27番 具志堅 徹君。 ◆27番(具志堅徹君) 同じ91ページの簡易水道維持管理補助金にかかわってで、これは水質検査だけなのですか、その他の維持管理にかかわることはどうなっているのかお聞きしたい。 ○議長(島袋吉和君) 環境衛生課長 岸本 健君。 ◎環境衛生課長(岸本健君) 先ほど、言い忘れたのですが、消毒のための次亜塩素酸ナトリウムを人口比率とかで、按分して補助をしております。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか。27番 具志堅 徹君。 ◆27番(具志堅徹君) 9ヶ所というのは東海岸の二見、大浦、あのあたりのあの部分も入っているわけです。それでお聞きしたいのですが、実は先日も質問があったのですが、あの久志、二見、10区に地域振興補助金の実績報告というのがあって、それで6,000万各村によって、その人口あるいはその他で違うのだけれども、ほとんどのところが簡易水道の本管の改修だとか簡易水道にかかわる、いろいろと予算が維持管理費に入っているのです。そういう意味では簡易水道を改修したり維持管理があったりしているのだけども、そういうことの関係でいえば予算は減っていいのかなと思ったのだけど、今聞いていると、どうもそのへんの部分が欠落している感じがするので、そういう維持管理費との関係はどうなっているのかお聞きしたい。
    ○議長(島袋吉和君) 市民部長 岸本達司君。 ◎市民部長(岸本達司君) お答えいたします。これにつきましてはお互い生活の一番根幹にあるものでありまして、この補助金とは関係なくこの幸喜から、それから世富慶までそれから、喜瀬から、この10ヶ所につきましては、少なくても水質検査、それからこの消毒液ということで供給していきたいと思っております。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようでございますので、これをもって水道費についての質疑を終わります。5款、労働費1項労働費についての質疑を許します。25番 比嘉祐一君。 ◆25番(比嘉祐一君) 92ページ、これ13の委託料の名護市観光ガイド養成事業委託料ですけども、これは緊急雇用対策の1つ、といたしまして、観光協会に委託していると思いますけども、この何名がガイドとしてまたどのような観光ガイドとしてどのような場所でこの活動させるのか、それと、またこのどういったところを主に説明していくのか、このへんを主にちょっと説明をお願いできますか。 ○議長(島袋吉和君) 商工観光課長 呉屋宏安君。 ◎商工観光課長(呉屋宏安君) 名護市観光ガイド養成事業の件ですが、これはバスガイドとかのこういったガイドじゃなく、沖縄の歴史とか文化それから観光イベント等を盛り込んだ人材を養成して、観光関連の企業に送り込むというふうに一応なっております。 ◆25番(比嘉祐一君) 企業に送り込むのですか。 ◎商工観光課長(呉屋宏安君) はい。6ヶ月間の雇用、観光協会で育成をいたしまして、観光関連の企業へ就職させております。それで、この1号が名護市内の観光バス会社へ就職いたしております。 ◆25番(比嘉祐一君) 約何名くらい予定しているのですか。 ◎商工観光課長(呉屋宏安君) 6ヶ月間で1名づつ、年間2人です。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようでございますので、これをもって労働費についての質疑を終わります。暫時休憩したします。休 憩(午前10時54分) 再 開(午前11時 7分) ○議長(島袋吉和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 6款、農業水産業費1項農業費についての質疑を許します。18番 屋比久 稔君。 ◆18番(屋比久稔君) お聞きしたいのですが97ページ、ちょっと何もわからないものですから、ひとつ疑問なのですが、13節の真喜屋運動場管理委託、これがあの項目、これ農業費になっているものですから、下の高齢者のほうは。これ農業費でもいいのではないかと、私は思うのですが、これは私、考え違いだったら申しわけないですけども、保健体育かあるいはまた総務管理費にいかないかなと思いまして、項目はここでいいのかどうかお聞きします。 それと、101ページのゴーヤー産地育成対策事業費、これはたいへん農家としてはゴーヤーの奨励で助かっているというふうなことをいわれているのですけども、今、現在のそのシェアがどういうふうな状態になっているのかお聞きいたします。そして、このゴーヤーパークのことも経営状態はどうなっているのかお聞きしたいと思います。 それと、104ページの19節ですが、確か去年は畜産環境保全対策事業で源河の畜舎の改築ということ、スノコ式からオガコ養豚というようなことで3,250万円ほど計上されておりましたけれども、今回、あの畜産環境保全ということで見当たらないものですからこれはどうなったのか。そして、今そこに悪臭改善推進事業とありますけど、これと関連してのことなのかお聞きします。そして、もしそういうことであれば、去年は源河でありました。これ、毎年実地するというようなことでありましたけれども、今回は屋部とかあるいは屋我地もありますけども、どこなのかお聞きします。 ○議長(島袋吉和君) 農政畜産課長 宮城幸夫君。 ◎農政畜産課長(宮城幸夫君) お答えいたします。真喜屋運動場の管理委託料につきまして、この事業は農林省直轄の農村広場ということで整備をしてございまして、そういうことでここの方で管理をしてございます。 それから101ページのゴーヤーについて、ゴーヤーのシェアということでございますけれども、これについては、現在、資料は持っておりませんけれど、ただ、あの県内のゴーヤーが現在かなり有利に、この販売をされているし、単価的にも高い水準で推移をしておりまして、現在ゴーヤーはかなり農家の方々も意欲をもって生産をしている状況にございます。シェアについては、すいませんが資料がございません。それからゴーヤーパークの経営の状況は、ということでございますけども、ちょっと決算をしめないとまだ状況はわからないのですけども、先日社長さんがいらっしゃいまして、今年度の販売高につきましては、かなりいい成績、いわゆる黒字が計上できそうであると、そういうふうな口頭でのご報告がありました。 それから104ページの、昨年度に家畜排泄物法のその施行に伴いまして源河の旧団地の畜舎の改築をさせていただきました。これにつきましては平成16年の4月までに、これまで名護市で整備をされました畜舎の改築を全てその家畜排泄物法に適合できるような施設に改築改善をしてまいりたいと考えております。この事業は、農家の負担も伴いますので、平成13年度、いろいろ農家さんとあるいは団地と調整をいたしましたけれども、13年度につきましては、農家のご希望あるいはその負担金の問題もございまして農家さんからやりたいということが挙がりませんでしたので、挙げてございません。いずれにしても16年の4月に間に合うように、これから整備を進めてまいります。それから、そのなかに悪臭対策、悪臭改善推進事業補助金というのがございますけれども、これにつきましては豚、あるいはその養鶏のいわゆる畜舎などに、どうしても臭いの問題が出ますので、この畜舎などからでてくる臭い対策をするための助成ということになっておりまして、主に資材の購入に対して50%の助成をしていると、これは薬品なども含めてでございます。そういうことでございます。 ○議長(島袋吉和君) 18番 屋比久 稔君。 ◆18番(屋比久稔君) 畜産環境保全対策事業ということで環境保全のために平成16年度まで、その事業を行われると、そういうことで毎年行うべきはずでありますけれども、今回は豚舎とか鶏舎ですか、ということでありますけれども、これ屋部とかあるいは屋我地そして名護市等の畜産に対しての農家との話し合いをもったことがあるでしょうか。そして、もしあったとすれば、その事業に対するこの詳細な説明をしてあるのかどうか。そういうことで平成16年までこれはあの4月までということでありますけど、この事業が本当に終わるのかどうかお聞きします。それと、さっき聞き忘れましたけども100ページの19節の北部地区砂糖キビ生産振興対策協議会、この協議会での今の指導ですか、今現在、一般質問でも各議員のなかから出ておりますけど、製糖工場の問題でいろいろありますけれども、今、この協議会の運営とか、あるいはまたそういった北部地区ですから、北部地区全体のこの砂糖キビの促進に対するいろいろこの状況等も把握しているのかどうか、協議会のこの状況もちょっとご説明いただきます。お願いします。 ○議長(島袋吉和君) 農政畜産課長 宮城幸夫君。 ◎農政畜産課長(宮城幸夫君) お答えします。あの家畜排泄物法の改正に伴う、その畜舎の改築改善につきましては、これまでも家畜排泄物法のその中身につきましても農家の皆さんに文章でもお知らせをしております。それからそれに伴ういわゆる改築改善の事業の進めについても、私どもの方で現在、農家さんと調整を進めておりますし、16年までの改築改善計画をたてて取り組んでまいりたいと思います。それから北部地区砂糖キビ協議会でございますけれども、この昨年の暮れに実は協議会に対する負担金を増額をさせていただきました。そのときに砂糖キビ協議会としては今後とも重要な基幹作物である砂糖キビを生産振興を図ってゆくということで、JAさんから3名、それから工場から3名、協議会に手弁当で出向をさせております。現在、その砂糖キビ協議会は事務職員入れて10名だったかと思いますけれども、その10名の皆さんで現在JAさんの組織としてはセンター方式をとっておりまして、北地区とそれから半島地区と中央地区と南ということで、4つのそのセンターがございまして、そこの方にそれぞれJAさんと、それから工場から出向されているお二人の方々が、その地域を担当して、砂糖キビの振興に当たると、そういうふうなことで業務をすすめております。基本的には砂糖キビ協会はルネッサンス計画も含めて進めておりますので、ルネッサンス計画の推進もその協議会のほうでやっているということでございます。 ○議長(島袋吉和君) 18番 屋比久 稔君。 ◆18番(屋比久稔君) 先ほどの環境保全のことにつきましては、まあ計画を、これ去年から始まっているものですから、もう既に、もう計画をたてて走っているのかなあと思いましたら毎年実行するというようなことで、去年の答弁があったものですからそうかなと思いましたら、計画を今からたててやるというふうなことでありますので、16年度4月に少しでも間に合わすように、ひとつがんばっていただきたいと思います。 それからサトウキビ協議会ですけども、去年よりは100万余りですか、このいわば予算も多く取っているわけですから、ぜひあの工場が今なくなるからといって、この生産意欲を減退するような、その指導しては困ると思うのです。先ほどの環境保全の問題も、それからこのサトウキビの生産の問題もからめて、このJAとのいわばタイアップですか、その協調性がないと、行政との、なかなかこの一人歩きしてはだめだと思うのです。そういうことからして、JAとそれからこの行政との連絡具合を、今後どういうふうにやっていくかということをちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(島袋吉和君) 農政畜産課長 宮城幸夫君。 ◎農政畜産課長(宮城幸夫君) 砂糖キビ協議会というものはもう名前のとおり、キビの振興を図るということで設置をされております。先さきほど申しましたように工場とそれから農協とそれから行政も含めて関係機関がその連携をして砂糖キビの振興にあたらなければならないと、そういう趣旨がございまして、昨年の暮れに工場側もあるいは農協さんも出してきたということで組織の機能をまあ強化をされたと思っております。そのなかにありまして、私ども行政としても、やはりルネッサンス計画がまた継続をされることになりましたので、ぜひ、そういう関係者のみなさんと機関とも連携を図りながらキビの生産振興に向けて努力をしていきたいと考えております。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか。21番 我喜屋宗弘君。 ◆21番(我喜屋宗弘君) 100ページの19節の説明の下に、堆肥補助750万の農薬、農薬補助3,349万9,000円がありますが、その補助金ができたときには堆肥補助2,000万、農薬補助が3,000万の予算でスタートしたのでありますが、堆肥補助が750万に、実績で挙げてあると思いますが、明らかに問題点があって、そういうかたちになっているわけでありますから、それの説明を願いたいことと、103ページの15節に名護市食肉施設整備事業があります。北部12市町村でいろいろ問題はありながらも、岸本建男市長が北部の畜産を考えると振興策でやるべきだということで、決断をしたことには私も敬意を示し、たいへん支持をする一人でありますが、ただ、どういうかたちで経営をスタートさせるかっていうことになると、たいへんに異議ありでございまして、特に具志堅調整監、この問題の中心的に動いている方でありますから1、2点お聞かせ下さい。先方もあることですので、沖縄県食肉センター、それから経済連には議論することをご理解いただきながら土地の賃貸が4,500万、4,000万でもいいのですが、損益計算書、予定の損益計算書からは単年度、利益のでることについては大体想像がつくわけであります。しかしそれをバランスシートになおしたときに30年、イニシャルコストが30億かかるわけでありますから、30年間使うとして、だいたい、一年間1億づつ、その償却資産は減っていくわけであります。したがってつくりかえするときには、その30億のお金を今から準備して内部留保というかたちで積み立てていかないと、この会計はうまくいきません。そうすると当初計画した段階でスタートいたしますと、明らかに耐用年数過ぎたときに、やはり「経営がだめでしたので県食肉センターに渡します」あるいは「経済連に渡します」、最初のままスタートすると確実にそういうかたちになります。そうすると、何のために北部振興策で、自立経済の拠点をここで30億打ち込んだのか、結局は間違いであったという結論にならないために損益計算書をもちろん黒字でスタートさせる、貸借対照表上の流動化している資産を減らさずに、この問題をくぐり抜けるためにどうするかということに両方とも整理しながらスタートさせるという決意表明だけはいただきたいなと、いうことで質疑いたします。 ○議長(島袋吉和君) 農政畜産課長 宮城幸夫君。 ◎農政畜産課長(宮城幸夫君) 100ページの堆肥補助と農薬補助についてお答えいたします。ご覧のとおりに過去10年間の堆肥のその使用量とそれからその推移をグラフにしてみました。これは農薬についても同じであります。平成7年頃からその農薬堆肥の補助金のそのいわゆる堆肥はどんどん減っていると、今お話のありました2,000万の時期がございましたけれども、その一番低い値で500万程度まで落ちたということがグラフでわかりました。そういうことで現在、名護市の厳しい農業の現状もあらわしているということがございまして、どうしてもその農薬とか金肥にたよるような農業になっているのではないかという心配がございまして、昨年の9月にその土壌改良を含めてぜひとも堆肥を使う農業に農家の皆さんやっていただきたいと、そういうことで堆肥の補助金を従来の3,000円から5,000円に値上げをさせていただきました。約半年経過をしておりますけれども、まだ農協さんからの堆肥の補助金の明細はあがっておりませんけども、かなり堆肥を使うようになってこられた、とそういうことがございます。土壌改良を含めていわゆる地力増強することによりまして私は農薬の補助金も減らせるのではないかと、そういうふうに期待をしております。それから名護市のその堆肥が使われなくなった時期が平成7年を境にして下がっております。そのときは実は堆肥工場が昭和59年に設置をされておりますけれども、平成7年に農協さんが合併をされたあとで、農協にその管理委託をすることになりました。そのときに当時の堆肥が1トンあたり9,000円でありましたけれども、累積の赤字があるということで1万2,000円に値上げをした時期であります。そういうことで堆肥の価格があがることによって堆肥離れを起こしてきたというのもございまして、農協さん、あるいは堆肥工場には、その昭和59年以来、昨年度の決算で初めて単年度黒字を少しですけれども計上することができました。堆肥工場についてはもっと努力をしていただいて、いわゆる経営的になりたつのであればもっと値下げをしていただくということで努力をするように現在指導といいますか調整を進めているというところでございます。 ○議長(島袋吉和君) 調整監 具志堅強志君。 ◎調整監(具志堅強志君) お答えします。名護市の食肉処理施設の整備事業の所管部は産業部でございますので、決意表明につきましては産業部長からやった方が一番適当かというふうな感じがいたしますが、私は北部振興事業の担当というようなことで、その面から決意というか、お答えをします。名護市の食肉処理整備施設につきましてはご案内のように県食肉センターの名護分工場が平成14年4月から、今の状況では工場は廃止されるというふうなことで、現在、関連の方々含めて50名の方々が働いている、その分の職場が名護市から無くなるというふうなことに加わりまして、北部振興事業のなかで雇用の拡大、それから定住化を促進するというふうな意味を含めて、それからまた北部の畜産の振興をはかっていくというようなことで市長が決断いたしまして、北部振興事業のなかで取り上げていった経緯があるとこう思います。今年度、13年度から具体的にその工事に着手するわけでございますが、ご案内のように経営等につきましては今まさに調整中というようなことでございます。30億で施設を整備するわけでございますので名護市が施設を整備すると、そして事業の運営につきましては共同組合で担当するというふうなことになっておりまして、経営の状況につきましては施設を整備する市としても十分に留意しなければいけないというふうなことで、基本的な立場にたって、この事業をみていかねばならないというふうなことを考えます。 30億で施設を造りますのでご案内のように耐用年数が45年というようなことにしますと、今、我喜屋議員が指摘するように年間約1億を内部留保しながらその事業をしなければいけないというふうなことにもなると思います。そういうふうな事業を考えたときに、指摘がありましたように土地の賃借料の問題等々につきましては、やはり今後、十分に調整をする必要があるということで、今まさに県食の幹部の皆さん、それから関係する経済連の幹部の皆さんと調整をしているというふうなものでございます。28日明日でございますが、市長と県食の社長とお会いして、そういった、もろもろの調整をするというふうなことになっています。それからまた共同組合の実際の立ち上げにつきましては、県が中心になりまして、第5回の共同組合の発起人会もこの間、開催しているというような状況でございます。そういった意味で事業の進捗につきましては着々と進んでいるというふうなことでございますので、私どもとしては、きちっとした施設の整備をして、そしてまた、きちっとした発起人会をあの共同組合を設立して事業に当たっていきたいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(島袋吉和君) 産業部長 宮里 尚君。 ◎産業部長(宮里尚君) お答えします。食肉センターの賃借料については先ほど調整監が言いましたように、明日関係者集まって健全な運営できるようなかたちで調整をはかっていきたいということでご理解を願います。以上です。 ○議長(島袋吉和君) 21番 我喜屋宗弘君。 ◆21番(我喜屋宗弘君) 当初、私達の委員会に提出をされた予定の損益計算書、それから貸借対照表、あるいは資産表、そういったのを合計してしっかりと審査をすると1年間に1億近くの内部留保はもともと不可能です。不可能な数字です。営業利益7,500万でる損益上の、その予定のなかに本当に1億余りの内部留保が可能だろうかというと、バランスシートで問題が出てくる。その上に土地の賃貸料が4,000万とか4,500万とか、もともとイニシャルコストがあまり大きい仕事のために企業ベースで銀行から借りてつくったときに、絶対に黒字になる事業ではないのです。北部地域での話でありますが、私達も千葉県をまわって、それから東京都の屠殺場を回って結局50%の公的資金をつくりかえるときに補助する方法はある。そこにむかって50%は国の予算でつくりかえましょう、残り50%で準備しましょう、といったって5億5,000万、定額方で1割カットしても4,500万円程は確実に積み立てる必要があるわけであります。それができなかったら自立経済の対応策ではなくて問題点を先送りしたに過ぎないのです。したがって着工の時点までには県も市も協業組合が経営はするのでありますが、諸条件のつめを損益計算上の問題、バランスシートの問題点、今の積み立て、つくりかえするときの積立金、それから流動資産は減らさないといったふうな各項目の問題点の整理をしてからスタートするということに、産業部だけで対応できる問題ではなくなっていると思います。したがって市長か助役のほうでその問題点について整理するということでもう1回質疑させて下さい。 ○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。 ◎市長(岸本建男君) 確かにご指摘のとおりたいへん大きな問題をかかえた企業になるだろうと思っております。これから市と、その運営主体との双方で協定を交わしていくわけでありますから、その協定を交わすまでの間に問題点は、さらに整理をしていきたいと思っております。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか。19番 大山政照君。 ◆19番(大山政照君) 100ページ19節の堆肥の、先ほど我喜屋議員も質問やっていましたが、今、堆肥補助に関連して、球陽製糖の稼動工場の問題が今じゃっきしておりまして、現在、羽地工場で創業して、その堆肥に原料としてバカスを拠出しております。この稼動工場の選定に伴って、もし具志川工場に移るとなった場合には、その堆肥の原料となる、そのバカスの加工の問題があろうかと思います。今、工場選定のなかで、工場のほうとしては、会社のほうとしては具志川工場に移ればバカスの拠出する量は増えるというふうな、一つのその条件のなかにも入っているわけでありますが、その堆肥の原料の確保の面、どのように主として考えておられるのかお聞きしたいと思います。 ○議長(島袋吉和君) 農政畜産課長 宮城幸夫君。 ◎農政畜産課長(宮城幸夫君) お答えいたします。工場が移転したらというお話でございますけど、ご存知のように北部製糖の羽地工場のバカスにつきましては、燃料として使っておりまして、その原料から出るそのバカス全量を燃料としても足りないという、そういうような工場になっているとお聞きしております。具志川工場の場合は燃料コストが安いといいますか、そういうことで、そこから発生するバカスはかなり農家に還元をすることができると、うかがっております。そういうことで、これまでいただいておりました堆肥の原料のバカスにつきましては、まあ仮定の話ではありますがもし移動することになっても、その分の確保については、工場側と、つめてゆきたいとそのように考えております。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか。30番 大城敬人君。 ◆30番(大城敬人君) 98ページの24節、農業信用基金協力会出資金この中身ちょっと聞き漏らしておりますので、それから、101ページの果樹拠点地域形成総合推進対策そこでお尋ねしたいのは、名護市の果樹のみかんの状況についてちょっと説明をいただきたい。それから103ページ、先ほど15節のほうですが、食肉施設がありますけども、我々、あれ特別委員会でいろいろ注文しました。先ほどの賃貸料の問題等もありましたが、このように予算が計上され設計の段階での問題として我々が特別委員会が視察研究をしてきたなかでも一番の問題は、欧米の衛生管理に見合うその材質等の設計の問題が非常に強く、いわれたということを皆さんに指摘して、いろいろと注文もしたつもりなのですが、そのへんの観点がどうなっているのか、具体的にはどういうふうに進めようとしているのか、そのへんをお聞きしたい。以上です。 ○議長(島袋吉和君) 農政畜産課長 宮城幸夫君。 ◎農政畜産課長(宮城幸夫君) 98ページの農業信用基金協会出資金ということでございますが、この出資金の使途でございますけれども、主に農業近代化資金の貸付と基盤強化促進資金の貸し付けということでの原資ということでなっております。それから101ページの果樹拠点産地の件についてでございますが、まずみかんの状況のことをお話したいと思います。沖縄県農業振興ビジョンアクションプログラムというものが策定をされております。そのなかで特にその地域の生産量の多いといいますか例えば名護市でしたら野菜のゴーヤー、さやいんげん、それから洋蘭等が実は拠点産地ということで産地協議会を立ち上げております。みかんについても沖縄県で、確か三位くらいの産地になっておりまして、昨年の暮れに中晩柑類の拠点産地協議会を立ち上げておりまして、みかんの生産振興に取組んでいきたい、という組織を立ち上げてございます。そのなかで特に植え付けて30年あるいは40年になりますこの早稲の温州がございますけども、たいへん市場の状況が厳しくて、現在、農家がたいへんご苦労しているという状況にございます。そういうことがございまして名護市では中晩柑類の生産振興をこれから図っていきたいと、そいういふうなことで考えておりまして、みかんについては、これから取り組んでまいりますけども、そこのほうの事業につきましては、みかんの特に品質向上を図ることが目的でありますけども、みかん園の下のほうにタイピックマルチという資材を敷きます。これは銀紙みたいなものでありますけど、いわゆる太陽光線をその反射をさせて特に日陰にあるみかん等の着色であるとか、糖度を上げる、それから雑草の防除とか、いろいろな効果があるということでこの事業を今回入れて、みかんの品質向上を図っていきたいとそのように思っております。 それから食肉センターの問題でありますけれども、食肉センターにつきましては、近代的な施設を整備するということでその目的にうたっております。国際的な衛生基準というものでHACCPというふうな表現をしておりますけども、そのHACCPに対応できると畜場を整備をしていきたいとそのように思っております。 ○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。 ◆30番(大城敬人君) 98ページの24節に関連しまして、この前も山城義雄議員が一般質問でもスーパーエル等についてやりました。残念ながら最終的な審査とか、あるいはいろいろな状況のなかで、みかん農家の期待した農家が、その資金が貸付の受けられないという状況のなかで夜逃げ同然に農業を捨てて、その場を離れなければいけないという不幸な事態もあるわけです。ところで、市長にお伺いしますが、今、北部の振興策のなかにも、いっぱい出てきたかと思いますけれども、農家の自殺者が頻発してまいっております。この今、やんばるで農業している方々のかなりの部分で農業を捨てたいと、しかし何をやっていいかわからない。しかしながら農業にも魅力をもっている。こういう状況のなかで農業振興の今ネックになっているのは何かというと、これまでのいろいろな構造的なものとして、農家の抱えている負債の問題があります。かつて、部分的に名護市は農家の利息補填をするとかいうことがありました。市長の政策のなかにもそういうことがうたわれていたのではないかと思うのですが、今、あちこち農家の皆さん歩いていくのです、利息に対するどうにか、補填等の措置が北部振興策の現在のなかから基金などつくってできないものか、という声がかなりあるわけです。そのへんについて農業の振興ということでこれまで取り上げてまいりましたが、このたび農業粗生産額でずっとトップを走っていた八重山が県内2年、連続所得はトップになったと、名護市は平均した220万円くらいで、しかも農業粗生産額が激減していると、これは私は渡具知裕徳市長時代のときに95億までいった農業粗生産額が70億を割るという事態に、この名護市の所得の低下の問題もあるだろうというふうに。そこで市長におたずねしたいのですが、今、農家が振興のため、農業振興のためには農家の抱えている、そういう当面の問題の解決策として、いろいろ政策的なことをやらなくてはいけないのではということで、この近代化資金の貸し付けにかかわる問題とかかわってお尋ねしたい。それからみかんの問題でですけども、近年、今、説明ありましたが、みかんの被害の問題でどのように掌握しているかということで、実はコウモリによる、みかんの被害の問題が非常にみかんの生産農家で切実になっているのです。これらについての対策はどのようになっているかということと、この前「あるある大辞典」でシークァーサーが取り上げられたということで、キロ3,000円もしたシークァーサーが品不足した。そこでみかんについてもそういう付加価値の取り組みがないのかという生産農家からの声もあります。そのへんもお聞かせいただきたい。 ○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。 ◎市長(岸本建男君) ただいまのご指摘の事項でございますが、農家の皆様が今、たいへんに苦労しておられて、自殺者も出ているという事実については、私もよく承知をしております。今月も一件そういうことがあったということを聞いております。 厳しい状況にどう対応していくかということについては各12市町村の長としての集まりでも絶えず話題になっているところでありまして、実は、まだうまい切り札がないというのが現状であります。北部振興策の例の非公共500億のなかから農家の利子補填に使えないかどうかということは県の農林水産課とも一緒に検討したところでありますが、今のところ農水省(最近名前変わりましたよね。)農水省のほうからは、まかりならんという返事が今きているところでございます。これから後、どういうふうに対応していくか北部12市町村長、市町村会のなかでも今後検討を進めていななければいけない大きな課題というふうに今思っております。 ○議長(島袋吉和君) 農政畜産課長 宮城幸夫君。 ◎農政畜産課長(宮城幸夫君) お答えいたします。みかんの被害の問題でございますけども、今みかんは確かにコウモリ、あるいは野鳥、いろいろございますけども正直いいまして、具体的な対策が厳しい状況にあります。ただ先ほど申しましたように拠点産地協議会を立ち上げ、これから中晩柑類を振興していこうというその状況のなかで、どうしてもみかん農家にはきちんとした経営をしていただくということでございまして、平成13年度に特にカメムシあるいはヤガとかいうそいうったものが、みかんの果実の落下の原因になっていると、あるいは品質低下の原因になっているということもございまして、みかん園にネットをかけて、そのヤガとかカメムシ類の防除も含めて、当然コウモリもそれには入らないわけですから、そういう対策はできると思いますが、問題は経営コストの問題がございますので、とりあえず平成13年度はそういうことで実証展示圃を設けて、その対策を考えてゆきたいと考えております。それからシークァーサーでありますけれども、確かにたいへんな反響がございまして、それについてはみかんがたいへん生産を落とされております。勝山区の方から、ぜひともシークァーサー、クガニー、それの振興を図りたいということで取り組みたいという申し入れもございましたし、一緒にやりましょうというお答えをしておりまして、現在その管理が十分いき届いていないところもございますけれども、勝山でどのくらいのそういうみかんが地域で生産されるのか、その状況を確認をしていただきたいということでお願いをしております。 ○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。 ◆30番(大城敬人君) 市長からこの問題について取り組んでおられる旨のお答えいただいたのですが、JAが一本化してもうまくゆくのかどうかというのが、いろいろと異論のあるところです。現在の構造的ななかでも、いわゆる経済連や、そういう関係によりますと、農家所得のいわゆる激減等々があって非常に対応が難しいだろうと、しかしながらそのまま放置するわけにいきません。いま聞きますと、だいたい一月に一人くらいの割合で自殺者がでているというふうに聞いています。そういうこともありますし、これは緊急な課題だということで市長の、いまのご答弁に対して、もう少し関係者とのそういう対策を急いで欲しいな、というお願いをしておきたいと思います。みかん生産農家の問題ですが、かつては屋部地域はミョウガが一億、みかんが一億というふうなことでがんばってきているのです。みかん生産農家が勝山中心にあったと思うのですが、そういうこともさることながら、先ほど私が聞いているのは、そのシークァーサーについては、ああいうマスコミでの番組で取り上げられて、それなりの付加価値がついたと。非常に幸いだったと思うのですが、そのまま続いてゆくだろうと思うのです。その他のものについても、やはり生産向上するための害鳥、鳥などの被害もあるようですが、そういうコウモリ等の対策を、やっぱり具体的にやっていただきたい。そこで関連してなのですが、これまでずっと繰返し農業粗生産額の状況等についてお尋ねしてきたのですが、直近の農業粗生産額で名護市は何億になっているのかお尋ねしたい。それから、先ほどでてきました103ページの15節のものですが、食肉処理施設の問題について、先日、本部の闘牛組合の集まりがありまして、私、名護市の議会の報告をいたしましたら、叱られました。これは委員会でも皆様にいろいろと注文つけてきたところで、いわゆる老廃牛の今日までに400頭の確保というものがどうなのかということでたいへん闘牛組合の皆様から、私、お叱りうけてきたわけですが、そういう点で見通しとして、市長もさった議会でも、この方向については積極的なご答弁いただいたと思うのですが、その後の状況でどういう見通しになっているのかというのをお聞きしたい。それから、先ほど申し上げました世界に通ずる衛生管理にふさわしい材質の問題、そのへんについての研究等についてはどうなったのかを、その点についてお聞きしたいと思います。 ○議長(島袋吉和君) 農政畜産課長 宮城幸夫君。 ◎農政畜産課長(宮城幸夫君) 名護市の農業粗生産額、資料を持合わせておりませんが、直近の平成11年だったと記憶しておりますけれども、70億をきるそのくらいの状況になっております。 それから食肉センターの問題であります。食肉センターの問題につきましては、老廃牛といいますか事故牛の処理につきましては、現在この総合事務局をとおして農林省のほうと調整中でございます。13年度の新年度になりましてから国と直接その調整をすることになりますけれども、北部12市町村の市町村長のご了解も市長のほうでとっていただいておりまして、そういう、そのいわゆる趣旨あるいは北部市町村の意見も添えて国のほうには提出をしておりまして、そういうことで、できるだけ平成13年度の事業として取り組めるように国と調節をしていくということでやっていきたいと思います。 ○議長(島袋吉和君) 他に質問ございませんか。29番 宮城康博君。 ◆29番(宮城康博君) すいません1点だけちょっとお尋ねしたいのですけど、98ページの19節、これは多分、交付金だと思うのですけど農業経営基盤強化資金利子助成金というのがありますが、どういう中身なのかということについてお尋ねします。 ○議長(島袋吉和君) 農政畜産課長 宮城幸夫。 ◎農政畜産課長(宮城幸夫君) お答えします。この資金利子助成金につきましてはスーパーエル資金といわれる資金の利子を、助成をするということでございます。これにつきましては、農家がスーパーエル資金を活用したときに、市が0.25%、それから県のほうで0.25%負担をするということでの二利子助成でございます。 ○議長(島袋吉和君) 29番 宮城康博君。 ◆29番(宮城康博君) よくわかりました。市長にちょっとお尋ねしたいのですが、3年前、平成10年の1月に選挙の際に、農家の固定債務の利子の補給ということを重点政策のなかに位置付けられておりました。今年はもう、今年度の予算は市長の4年間の市政の4年間でできることというのは、おのずと限界はあるかと思うのですが最後の総仕上げですので、どのように固定債務の利子補給について取り組んできたのか。しかしそれが現状としてどうなっているのか、どう考えているのかということについてお尋ねします。 ○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。 ◎市長(岸本建男君) ただいまご指摘の件につきましては就任直後から検討いたしてまいりました。担当職員も農協のほうに調査にいかせました。実態のほうはいまだに把握ができません。守秘義務ということで実態は教えていただいておりません。ただこういう事情があります。このいろんな理由で農家の皆さんがお金を借りるわけでありますが、これを一律に利子補給という形をとりますと逆に不平等が生じるという農家の皆さんの声もありまして、いまだに具体的な対策がとれない状況であります。ちょっと検討したいと思います。 ○議長(島袋吉和君) 29番 宮城康博君。 ◆29番(宮城康博君) よくわかりました。いずれにしても借りたお金を一律で、というふうにはいかないと思う。借りる用途が違うわけですから、それについてはできるだけ透明性をもって公平に、そして名護市の農業者の方々そして名護市全体の産業の底上げになっていくような方策としてはどういうやり方があるのかということがらについては、ぜひ、当局の職員の皆様もがんばっていただいて、これは市長の重点政策であると同時に我が名護市にとっては本当に大切なことです。先ほど大城敬人議員のほうからもありましたように、市長の答弁のなかにもありましたように非常に厳しい環境のなかに農家の方々はおられると、我が名護市の税収とか、働いている方々の人口比で考えても農業者の方々はこの我が名護市を支えている、名護市を構成している大いなる基盤でありますので、そのことについてはぜひ今後ともご尽力されていただいて、がんばって下さいということで、これはもうエールで私の質疑を終わります。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑ございませんか。27番 具志堅 徹君。 ◆27番(具志堅徹君) 時間もたっているのですが1つだけ、103ページのかかわりで使用料及び賃貸料があります。そのなかに今まで15節の関係で我喜屋議員からもいろいろありましたけれども、14節で食肉処理施設の関係で業務車輌の使用料や事務車輌の使用料が、それぞれ200万、100万、と300万ほどの計上になっているのですが、食肉センターが今から工事したりするようなかかわりも含めて具体的にどういう内容でこの時期にこの車輌が必要なのか。どういう用務でどういう事務をするのか。そのために何でこの車が必要なのか。名護市は施設をつくるけども、あと一切負担しませんというようなものになっていると思いますが、そういうことの関係についてもお聞きしたい。 ○議長(島袋吉和君) 農政畜産課長 宮城幸夫君。 ◎農政畜産課長(宮城幸夫君) お答えいたします。食肉センターの業務車輌につきましては、現在、食肉センターの事務をしている者は、市の職員とそれから外部から協力していただいている4名の方々がいらっしゃいます。その事業をするにあたりまして、どうしても事務連絡であるとかそういうことが必要でございますので、そこのほうに計上してございますけれども、この予算につきましては、補助事業の事務費ということで対応できますのでいわゆる補助対象経費ということになります。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようでございますので、これをもって農業費についての質疑を終ります。 暫時休憩いたします。午後は1時半からお願いいたします。休 憩(午後0時 6分) 再 開(午後1時30分) ○議長(島袋吉和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。6款2項林業費についての質疑を許します。15番 大城秀樹君。 ◆15番(大城秀樹君) 112ページの8節、報償費についてお聞きしたいと思います。カラス、猪の買い上げが30万ほどでていますけども、この過去の実績、成果についてお伺いしたい。そうして生産農家からみかん、びわ、野菜等々が被害に遭われているということで、その捕獲機を何とかできないかという話がありますので、そのへんまで答えていただければ、いかがかと思っております。そしてもうひとつ、13節の委託料で森林病害虫の防除委託料がでております。これはどの地域で、これ松くい虫だと思いますけど、どの地域で、区域でそしてまた何百くらいの予定をされているのか伺いいます。 ○議長(島袋吉和君) 農林水産課長 吉元博昌君。 ◎農林水産課長(吉元博昌君) 8節の報償費でございますけれども、実績はどうなっているかというご指摘でございますけども、平成12年度現在の実績は、猪が80頭、それからカラスが115羽の駆除実績になっております。それで、有害鳥獣でございますけど、有害鳥獣は、当然、一義的には自己防衛をしないといけないということがございます。それで、有害鳥獣を駆除する場合には県の有害鳥獣駆除許可基準というのがございまして、これに基づいて駆除を実施しているわけでございます。実際に農家の皆さんから被害が出てきた場合には、現場を調査確認いたしまして、それに基づいて県の方に被害届を出しまして、駆除を実施しますという許可をうけて実施をしている状況でございます。その場合にも、誰もが駆除ができるかと申しますとそういうことではなくて、狩猟免許を持っている方じゃないと実施できないようなかたちになっております。そういうこと等がございまして、我々が実施、委託する場合でもそういう狩猟免許を持った方に依頼をいたしまして実施しているような状況でございます。それから、森林病害虫でございますけれど、今年度の予算では、どこをどういうかたちにやるのかというご指摘でございますけれど、今年度の予算につきましては、今後また発生してくると思われる場所を想定して去年度並みの実績に基づいて予算を計上しているところでございまして、実際に現段階でどこを駆除するかということの位置付けはされておりません。その都度、発生していた場合に、現場を確認いたしまして、対応していきたいというふうに考えております。それからカラスの捕獲機というご指摘でございましたけど、その捕獲機については、他市町村の話を聞いても、やはり捕獲機があった場合にはそれなりの効果はあがっていると、しかし長続きしないということがあって、名護市でもそういうものはとりあえずやってみようではないかということを考えております。今年の12年度に、ぜひそういうものができるのでしたら作製いたしまして、貸し付けできるようなかたちのものを考えていきたいというふうに考えております。 ○議長(島袋吉和君) 15番 大城秀樹君。 ◆15番(大城秀樹君) 先ほど課長は狩猟免許ですか、鉄砲の免許を持っている方がようするに、このカラス、猪を持ってきたときに買い上げをするということですが、あの捕獲機で取ったものを持ってきた場合に、これはもうだめだということになるわけですか。それではあの買い上げ、当局にもっていきます、このカラスのどの部分を持っていくのか、猪のどの部分を持っていって、この判定してもらえるのかということをお聞きしていきたい。 ○議長(島袋吉和君) 農林水産課長 吉元博昌君。 ◎農林水産課長(吉元博昌君) まず、依頼をした場合に何羽捕りましたよということで、その依頼に基づいてその実績報告を出していただくようなかたちになっております。その報告が出たあとに実際にどういうかたちで、確認しているのかというご指摘でございますけれど、猪につきましては下顎、それからカラスについてはくちばしを実際に役所のほうに持っていただいて、それを確認したうえで、それに値する報償を出しているということでございます。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか。15番 大城秀樹君。 ◆15番(大城秀樹君) これ、課長、生で持ってくるわけですか。 ◎農林水産課長(吉元博昌君) はい。 ◆15番(大城秀樹君) それでは、1頭1羽どのくらい出されておりますか。 ○議長(島袋吉和君) 農林水産課長 吉元博昌君。 ◎農林水産課長(吉元博昌君) これは下顎などについては生というかたちでは非常に難しいところがございまして、ある程度はやっぱり朽ちた状態で、白骨になったような状態で持ってこられております。それから単価でございますけれでも、カラスにつきましては1羽あたり1,500円、それから猪につきましては2,600円の報奨費を出しております。 ◆15番(大城秀樹君) はい、わかりました。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか。30番 大城敬人君。 ◆30番(大城敬人君) 同じく112ページの8節ですが、近年このカラスもたいへん学習していまして、先日屋我地のビニールハウスのなかでパイナップルを生産している農家の方から電話がありまして、カラスはこのビニールを頭で開けて入っていくのです。それで、今さっき秀樹議員からもありましたが、捕獲で一番効果があるのはあの大きな箱型の網になっているやつです。あの針金をさげたやつ。そのためには、前もって1羽いれておかないと入ってこないわけです。それで、そのカラスを探してくれないかという依頼だったのですが、カラスを守る会がありまして、実はあの30羽のカラスが入っているのを全部逃がしたのがいるのです。あのカラスを守るために。それで農家は非常に怒ってるのです。あっちこっち回って鳥を逃がして歩くのがいるのですよ。それで生産農家としては非常に憤慨して困っているということがあるので、私は今先ほどもありましたが、捕獲機について、北部工業高校の先生が2機ぐらい作ってあったのですが、むこうの実習でぜひそういうかたちでの試作をどんどん奨励して市が買取るか、本人が、必要な人に買取ってもらうなり、工業高校の生徒の技術を生かして、これを作ってもらったほうがいいのではないかということで、一機はその困っている農家の皆さんに、一応はお願いして渡すようにしましたけれども、そういう意味で狩猟の資格のある人を探すというのが非常に困るということもあるのです。したがって30羽であろうが、何十羽であろうが、そのへん厳密にやらなければいけないかどうかという点については農家の皆さんも困っているものですから、もう少し法的なことなのか、あのカラスの捕獲について狩猟資格のある人でないとだめというのは、何かそういうのがあるのかどうかそのへんを1つ聞きたい。 それから、今申し上げましたように農家の皆さんはこのカラスのおとりのカラスを探して歩くんです。だからできれば市で、どこかにおとりを捕るための籠をしかけて、そのおとりを皆に支給していけば相当効果があがるだろうというふうに考えておりますので、そのへんについての考えをお聞かせください。 ○議長(島袋吉和君) 農林水産課長 吉元博昌君。 ◎農林水産課長(吉元博昌君) 捕獲機については、我々もそういう話を聞きまして、現在、東とか、また個人でもってらっしゃる方もいるということを聞いて、その作成については、ぜひ必要だろうというふうに考えております。ただいまご指摘の工業高校でもそういうものができるというのであれば、我々も調整して、できるだけそういうところを使って製作をしてみたいというふうに考えております。 それから、この捕獲するものについて法的根拠があるかというご指摘でございますけど、これはやっぱり有害鳥獣といっても鳥獣保護法にもとづいたものでありまして、駆除する場合にはその手続きをふまないとできないようなかたちになっております。 しかし、あくまでも自己防衛するのに限っては、そこまでやらないといけないのかということもあるかと思いますので、自己防衛についてはいたしかたないのかなというふうに考えているところでございます。それから、おとりについてなのですけど、こういうおとりをどうにか捕獲できないかということでございますけど、ぜひそういうおとりについても活用しながらではないとできないだろうと思っておりますので、現在使っている、やっていらっしゃる方たちの話も聞きながら、おとりの確保もやっていきたいというふうに考えております。 ◆30番(大城敬人君) 議長。 ○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。 ◆30番(大城敬人君) いま、カラスの被害に遭っておられるパイン生産農家の方々としては、カラスがその今のようなかたちで捕るということもさることながら、来させないということでいろいろ調べてくれないかという声がありまして、先日全国のインターネットでカラスのそういうことについて何かないだろうかというふうに調べましたところ、CD-ROMのCD、これが今東北で非常に評判で、何故か理由はわからないがこれを下げると鳥が来ないそうです。それでぜひお願いしたいのは、わらにもすがる思いでこれを拾い集めてきてくれないかという依頼がありまして、できれば名護市、コンピュータを皆使っておられるし、また職員その他も含めてこのCDを集めてもらって、そしてそれを求めている農家の方々に無償で下げてもらうということなどをして、知恵比べですけども、ぜひそのへんの提供をお願いしたいのですが、いかがですか。 ○議長(島袋吉和君) 農林水産課長 吉元博昌君。 ◎農林水産課長(吉元博昌君) 確かにご指摘なようにカラスは非常に頭のいい鳥だといわれておりまして、一時的そういうもので対策をとってもまた暫くしたら来ると、前にも銀紙を下げたら効果があるだろうとかいうかたちのもので、いろいろ工夫をなされていたみたいではあります。いまおっしゃるような形でCD-ROMも効果があがるというようなことであれば、集めることに関しては当然やっていかないといけないだろうというふうに考えております。 ◆30番(大城敬人君) これに関する資料あとであげますから。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか。10番 宮里 繁君。 ◆10番(宮里繁君) 一点だけ、質疑いたします。111ページ13節の委託料でございます。多野岳公園管理委託費でございますが、その委託先とその公園の範囲、どのあたりであるのか場所わかりませんので、ひとつお願いします。 ○議長(島袋吉和君) 農林水産課長 吉元博昌君。 ◎農林水産課長(吉元博昌君) 多野岳森林公園はどこに委託しているかというご指摘でございますけど、これは現在、名護市観光協会のほうに委託してございます。場所については多野岳周辺に今、ログハウスが四棟ございます。また、この下のほうにキャンプ場等がございます。その管理について、現在、観光協会に委託しているところでございます。 ○議長(島袋吉和君) 10番 宮里 繁君。
    ◆10番(宮里繁君) 管理の状態について、実は、私何回か向こうに行きまして公園の下のグランドの周囲、そのあたりに記念木として札も立てて植えられております。ほとんどが枯れて、この記念木の看板も倒れて腐ったような状態でほとんど管理がどうなっているのかなと、見ても荒れております。せっかくそういう管理の方がおりますので、その管理状態はどうなっているのか、現場は実際どうなっているのかひとつ伺います。 ○議長(島袋吉和君) 農林水産課長 吉元博昌君。 ◎農林水産課長(吉元博昌君) 現在、我々が組んでいる管理費でございますけれども、この管理費につきましては先ほどご説明申したとおり、ログハウスの管理、それからキャンプ場21サイトございますけど、この周辺の管理ということで位置付けされているものですから、ただいまご指摘のグランドの周辺の記念木そのへんの管理についてはどうなっているのかというご指摘でございますけど、これについては内容を確認いたしまして調査して、対応を考えてゆきたいというふうに考えております。 ○議長(島袋吉和君) 10番 宮里 繁君。 ◆10番(宮里繁君) はい。先ほど話しましたようにせっかく記念木としてやっていますから、皆さん一緒だと思います。現場確認されて、ぜひまた管理を徹底して、せっかく植えた木がすくすくと伸びるように地形的にも木の種類も考えないと。固くて管理しないと全く植えてもだめなのです。そこで予算の無駄になりますので、その点、市長、要望しておきます。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようでございますので、これをもって林業費についての質疑を終わります。 6款、3項水産業費についての質疑を許します。 ○議長(島袋吉和君) 10番 宮里 繁君。 ◆10番(宮里繁君) 一点だけまた質疑いたします。116ページの委託料13節 名護、久志、羽地区域オニヒトデ駆除の予算でございますが、そこに屋我地のほうがなかったものですから部長に聞きましたら、羽地漁業組合管轄でそれも入っているということで理解いたしました。そこで去年の予算をみますと510万でございますが、今回は2倍になりまして1,100になっていますが、この状況とのオニヒトデの発生状況はどうなっているのか。それで、対策について計画できましたら、去年の実績をちょっと見ていますけど、各地域の実績について参考資料があればお願いします。 ○議長(島袋吉和君) 農林水産課長 吉元博昌君。 ◎農林水産課長(吉元博昌君) 13節の委託料でございますけれど、ここに表示されているのは、オニヒトデ駆除委託料というかたちのみで表示されております。大変申しわけございません。これは、荷捌き所等工事管理委託業務も含まれた金額になっておりますので、よろしくお願いいたします。したがいまして、オニヒトデ駆除にかかる費用につきましては、例年並みの予算を計上しているところでございます。去年の実績でございますけどオニヒトデ駆除の実績につきましては、名護漁協が名護湾海域と久志海域を実施しております。そのなかで3,198匹のオニヒトデを駆除しております。それから羽地漁協には羽地海域、これは屋我地含めてでございますけど、その海域を依頼いたしまして、その場所では2,238匹のオニヒトデを駆除しております。以上です。 ○議長(島袋吉和君) 10番 宮里 繁君。 ◆10番(宮里繁君) 参考までに、例えば屋我地のあたり、それから久志あたり、この内訳、それがありましたら後でよろしいですから1つ資料をお願いします。 ○議長(島袋吉和君) 農林水産課長 吉元博昌君。 ◎農林水産課長(吉元博昌君) 場所につきましては、後ほど資料として提出したいと思います。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか。30番 大城敬人君。 ◆30番(大城敬人君) 117ページの19節のなかの魚介類養殖事業補助金、これはどういうものかというのを聞き漏らしましたのでお尋ねします。それから、テナガエビ種苗生産施設補助金ということになっています。これもだいぶ進めてきたと思うのですが、当初の目的にかなうような状況になっているのかどうかということ、気になりますのでお尋ねします。 ○議長(島袋吉和君) 農林水産課長 吉元博昌君。 ◎農林水産課長(吉元博昌君) 魚介類の補助につきましては、現在運天原の近海で16名の漁民の皆様が魚類養殖を行っております。それから、許田でお二人の方が魚類養殖を行っております。それの稚魚を購入する時の費用に対して20%程度予算の範囲以内で補助をしていきましょうというふうなことで漁業振興の面から補助を出しているところでございます。それからもう一点はテナガエビの件でございますけど、テナガエビにつきましては平成8年からだったのではないかと覚えているのですけど、これまで補助いたしまして、この養殖それから普及とかいうかたちのもので取り組んできておりますけど、現在非常に効果がでてきているのではないかと思ってきております。毎年その都度河川への放流、それからこの種苗生産への確立はできているような状況になっております。初期の目的は現在もう既に達成されているのではないかというふうに考えております。あとはこれを産業化するまで、産業化するにはどうしたほうがいいかというものを模索しながら考えていきたいというふうに考えております。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか。30番 大城敬人君。 ◆30番(大城敬人君) 今の魚介類の養殖ですが、湖辺底の養殖が6万尾ほど死滅したときがありました。聞くところによるとこれは保険がきいていないということで、養殖業者がたいへんな損害を被ったのです。それで、その後の経過をみても原因が判明しない。赤土なのか何なのかというのもわからないという状況のなかで、運天原のそういう業者の皆様の保険というか、そういう何かが起こったときの救済というのがちゃんとやられているのかどうか。それから、先ごろこの養殖魚の種類のなかには最近注目されている黒カンパチですか、そういったところでの販路の確保というのがうまくいっているのかどうか、それについてお尋ねしたい。 ○議長(島袋吉和君) 農林水産課長 吉元博昌君。 ◎農林水産課長(吉元博昌君) 養殖に伴う保険はどうなっているのかというご指摘でございますけど、現在保険は全ての皆様が入っているかどうかということについては確認しておりません。そこで、当然そういう災害とか出た場合に必要ではないかというふうに考えております。そういうものからすると、当然入ってしかるべきものではないかと考えておりますので、漁民の皆様の啓蒙をしながら入っていただくような対処を考えていくというふうに考えております。それからもう1つ、黒カンパチの販路でございますけど、現在黒カンパチについては、県漁連のほうで一括購入して本土の方に出荷しているような状況でございます。ただ、そのなかにはまだ地元でも消費されるとかそういうものもございます。それで、今のところは非常に順調にいってるような感じでございます。 ○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。 ◆30番(大城敬人君) 今の保険の問題ですが、大量に発生すると被害を被るというのが養殖業者の非常に悩みだと思います。これまで幸いというか運天原では、瀬戸内海などのような富栄養の海水による酸素不足とかそういったかたちでの大量の被害は出てないわけですが、先ほど申し上げましたように、いつ何がおこるかわからないということによる保険制度の確立というのは、業者の皆さんとの了解も必要だと思いますが、救済の措置というのは万全を期する必要があるのではないかと。そこで、報告がなされなかったのであれなのですが、沖縄県はかなりの時間をかけてあの湖辺底の原因究明をしていたと思うのです。そして、最終的に保険適用、災害適用もだめだという結論が出たと思うのですが、そのときの報告書か何かあればいただきたい。と申しますのは、私そのときに地元ですから、本土から関係者を招いて、あそこで解剖したり、いろいろしながら原因の究明については舞鶴にある水産試験場まで持っていってもらうなどして、当時あのヨーロッパでも流行った病気がありましたから、そういう類のものかどうかということでいろいろやったんですが、どうもそのへんで違うというのがありましたので県の報告書があれば、これは議会にも資料として出していただきたいなというふうに思いますのでお答えいただきたい。 ○議長(島袋吉和君) 産業部長 宮里 尚君。 ◎産業部長(宮里尚君) お答えします。報告書の件につきましては、沖縄県水産試験場が調査した報告書がおそらく組合にあると思いますので、確認してから後ほど差し上げたいと思います。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑ございませんか。29番 宮城康博君。 ◆29番(宮城康博君) 117ページの名護漁港の荷捌き場ですが、これはSACOというふうになっているようですけど、あのSACO補助金の事業だというふうに思いますけど、先だって我々、現地踏査を今、定例会の最初に行いました。それで、漁港において漁港長の丁寧な説明をうけ、この事業について理解を深めているところですが、漁港長の説明等々にもありましたが、明らかに公益的な拠点の漁港になっていると現在利用としてはそういう意味合いからこの荷捌き場を整備することが求められているのだというお話だったというふうに私は理解しておりますので、そういう見地から考えるとこの事業そのものを名護市が事業主体になるのか、広域ないしは沖縄県全体の漁業振興の立場から、沖縄県が事業主体になってしかるべきではないのかと私は考えるわけですが、そういうような調整等々も県となされたのかどうなのか。そしてもう1つ、その手のことがらで沖縄県が事業主体となって、漁港の整備を行なったり等々が他に事例としてあるのかということについてちょっとお尋ねします。 ○議長(島袋吉和君) 暫時休憩いたします。休 憩(午後1時58分) 再 開(午後2時 2分) ○議長(島袋吉和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。農林水産課長 吉元博昌君。 ◎農林水産課長(吉元博昌君) 先ほど休憩中でご説明申し上げたとおり、一番名護市が負担のかからない、あるいは受益者が負担のかからないようなかたちで調整したところ、今回SACO関連の事業が一番ベターだということで計上しているところでございます。あと1点、県がそういう施設のなかで事業主体はあるのかというご指摘でございますけども、この件につきましては部長のほうが答弁しますので宜しくお願いいたします。 ○議長(島袋吉和君) 産業部長 宮里 尚君。 ◎産業部長(宮里尚君) 漁港整備等につきましては第1種、あるいは第2種、県管理漁港については沖縄県が事業主体となって整備していきます。以上です。 ○議長(島袋吉和君) 29番 宮城康博君。 ◆29番(宮城康博君) 先ほど休憩中に聞いた説明とかも含めて考えるのですが、沖縄県も明らかにこれは公益的な漁港であるということがら、漁港施設であることがらについては否定するものではないだろうと思います。しかし、その優先順位が我々が思うほど高い位置にないということで、実施するには遅くなるから今回は諸般の情勢をかんがみながらSACO補助金ということになったとのことですけど、そのことについては私としては沖縄県がもうちょっとしっかり北部の振興でやならければいけないこととこれは県に問題があるだろうと僕は思います。そういうようなことがらと同時にSACOの補助金等々のありかたについても、その関係地方公共団体がその補助金の対象になるわけですから沖縄県だってSACO事業として沖縄県が申請してこの漁港荷捌き場を整備するという事業をやろうと思えばやれるだろうと、僕はその要綱等々のSACOの補助金とか交付金の要綱にかんがみればそれは可能だと思います。それをやらないで名護市が事業主体になってしまうというのは、私としてはそこには問題があると思います。本来だったら公益的見地からやるべきところがやるべきではないかと。そのことに関しては、ここまで積み上げられて予算として皆さんからあがってるわけですから、これ以上は私の判断だけ、まずお話しておきますけど、118ページ119ページに屋我地漁港の整備事業というものがあります。現地踏査のときには皆さんのほうからご説明をいただいた概要によると、この屋我地漁港の環境調査および設計業務委託だということでご説明受けたのですけど実際には測量であるとか設計業務委託であるとか、あとは工事請負費としての予算だということで、道路、取り付け道路が屋我地漁港道路というのがあるというのも知ってはいるのですけど、環境影響調査に関しての予算がどのように措置されているのか、予算書の中から見えないものですから、それご説明願えないでしょうか。 ○議長(島袋吉和君) 農林水産課長 吉元博昌君。 ◎農林水産課長(吉元博昌君) ただいまご指摘の118ページの13節、環境調査はどういうかたちの位置付けがされているのかというご指摘でございますけど、これにつきましては現地踏査の際にもご説明申し上げたとおり、この実施設計のなかに含まれて計上しておりますので、よろしくご了解をいただきたいと思います。ただいま、環境影響調査をどういうかたちでやるのかということだと思いますけど、この環境影響調査は、この県の要綱からいたしますと、要綱の基準の事業からすると30ヘクタール以上の場合にはやりなさいということがございますけど、今回、3ヘクタール程度の埋め立てになる予定になっておりまして、県のこの要綱のとおりやるのかということになると、そうもいかないところがあるのかなというふうには考えております。しかし、環境はしっかり調査した上で漁港の建設をしていかないと、今後いろいろな問題が出るだろというふうに考えておりますので、環境影響調査もできるだけ要綱に合うようなかたちのものをしっかりやっていきたいというふうに考えておりますのでよろしくお願いいたします。 ○議長(島袋吉和君) 29番 宮城康博君。 ◆29番(宮城康博君) 県の環境影響評価条例によると、その条例、走り出したばっかりですから本来だったら技術指針というのが定められてしかるべきですが、それが未だできていないので、今、課長の方からお話があったように環境影響評価規定という以前つくっていた規定に基づけば、埋め立て等々も30ヘクタールだということだとは思うのですけど、皆さんもご存知だと思いますが、防衛施設局が調査したジュゴンに関する予備的調査というのがあるのですが、それで藻場の調査を行った際に、この漁港予定地に隣接する場所にジュゴンのはみあと、ジュゴンが海草を食べたあと、というのが発見されています。同時にこの屋我地とこの古宇利島の間でジュゴン1頭、目視されているというのも明らかになっていますので非常に重要な場所であると、このエリアが。それで、砂浜、現在あのビーチの状況というのはこれは屋我地の振興会長からもお聞きしたのですが、あの砂浜は保全してくれというのが地域からの切なる願いであると。44名の方が漁民としてこの漁港を利用なさるということがらにおいては産業経済活動としてはよくわかるのですけど、またそのビーチを保全してくれというのも非常に強い要望だというふうに私も聞いていますので、環境影響調査をぜひしっかり入れていただきたい。今回の予算が5,048万4,000円ですか、あのあらゆる仲尾次公園の管理とか、浄化槽とか、保守点検とか全部いれてその予算ですからこれで本当に十分な環境影響調査ができるのかというのは予算的には僕は不安があるので、調査に入る前にしっかり計画を立てて、できるだけ、これはもう財政当局とも相談しながら十全たる予算をもって向き合うようにしていただきたいと思うのですが、その点については課長と市長、ないしは助役その予算にかかわることですので、どのようにお考えかということがらについてお尋ねしておきます。 ○議長(島袋吉和君) 農林水産課長 吉元博昌君。 ◎農林水産課長(吉元博昌君) ただいま宮城議員からご指摘があったように、つい先日ですけど、ジュゴンの生息状況にかかわる予備的調査ということで防衛庁が調査をやったそのなかにおきまして、この屋我地の近海でもはみあとが確認されたというご指摘がございまして、我々も早速この資料を入手いたしまして、どういう状況なのかというものを確認しているところでございます。したがいまして、今後この環境影響調査については、県のただいま作成中だといわれているあの要綱ではない技術指針に基づいて、できるだけ、そのむこうの指示を受けながらやっていきたいというふうに考えております。 それから予算につきましてはですけど、現在ここの計上されている予算、これでは足りないのじゃないかというご指摘でございますけど、県のほうとも調整いたしまして、これで足りないというのであれば工事は先送りしてでも調査のほうを優先していきたい、というふうに考えておりますのでよろしくお願いいたします。 ○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。 ◆27番(具志堅徹君) 今の件での関連で聞きたいのですが、隣に船揚場があります。済井出の愛楽園のところに。近くに似たような施設という感じになっていて、あれとドッキングさせたかたちで、向こうの方向にそういう施設を造るなら整合性もあるのだけども、わずか100メートルか200メートルくらいの距離でしょう。そこにあんな感じでまた船揚場の他に何か漁港という感じで造るという面での整合性についても今のあの調査とあわせて、ぜひその面からのチェックもしていただきたいのですが、そのへんはどういう関係になっているかお聞きしたい。 ○議長(島袋吉和君) 農林水産課長 吉元博昌君。 ◎農林水産課長(吉元博昌君) 今回、漁港を指定するに当たってこの場所じゃないといけないのかということでございましたけども、確かに屋我地近海、屋我地の島では幾つかの船揚場があったりとか、船を繋留する施設などがあったりしております。しかし実際に一番利用されて漁民の皆さんが多いというのは済井出の地域でございました。そのなかでご指摘の愛楽園のなかにも船揚場があるのではないかということでありますけど、現在ある施設とドッキングしながら、新しい漁港を造っていくというふうに考えております。と申しますのは、今、現在使われている施設は、ずっと他の利用形態、例えば船を出向するまえ準備とかいろいろなものがあります。そういうものの、休憩したりとかでそういう場所にも使えるだろうというふうに考えておりまして、今回、漁港をつくる場所については、メインにはこの漁港、新しく造る漁港をメインに使っていただいて別な機能の使い方といいますか、そういうふうに考えているところでございまして、やはり船などは自分のお家の近くにあったほうが管理の面からもいいんじゃないかということでありますけど、しかし実際に、台風とか、そういうものがきた場合には非常に漁港内でちゃんとした繋留をしながら保管していくというのが妥当じゃないかというふうに考えているところでございまして、非常に今回漁港を指定するなかでもその問題は指摘されたところですけど、一番今の場所がベターだろうということで選定されてきておりますのでよろしくお願いいたします。 ○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。 ◆27番(具志堅徹君) あの同じ関連ですが、だから現在使われているものとドッキングするかたちで、そこも生かしながらの考え方の造り方ならいいけど、それをそのままほったらかして別個につくるような絵が描かれているので、こんな距離にこんな身近な距離にああいう造り方はとてもまずいなということです。今いうように常日頃は使いながら台風のときには向こうに置くというのは、これ自体もその何かぎくしゃくした話であって、その造るものを向こうがわのほうに寄せてつくればかえって今現在のものも生かしながら、藻場の問題も含めたかたちでの現況のものとドッキングするということなどのほうがはるかに整合性があるのではないかと。近くに別個に、しかも潮流であんな近くに造ると、かえって海岸の保全もできないような状況でという感じがします。素人的に見てもあのようなところに造るのは非常に気になります。現に屋我地大橋かけたら内海のほうにどんどん島ができてモクマオが生えて、全く陸地になっています。そういうことも含めてあの潮の流れ等の関係も含めて、これはあの絵をみると非常に気になるので、今、現在あるものとの整合性をもう少し詳しく説明していただきたい。 ○議長(島袋吉和君) 農林水産課長 吉元博昌君。 ◎農林水産課長(吉元博昌君) 具志堅議員のご指摘のものは、あの我々が判断しているのは、この愛楽園の施設のなかにある船揚場ということじゃないかなというふうに考えております。したがいまして愛楽園の施設のなかに位置付けされているものですから、この場所に同じようなかたちで作った場合には、愛楽園の施設との関係がございまして、非常に難しいということで今の場所を選定しているところでございますのでよろしくお願いいたします。 ○議長(島袋吉和君) 10番 宮里 繁君。 ◆10番(宮里繁君) あの具志堅議員の質疑に関連しますが、先ほど言ったようにあれは、愛楽園の施設でして、完全なる船揚場ではないと思います。護岸整備のかっこうになるのです。そこをそのまま船揚場としては使用できないです。また、今までの生活環境からしても済井出と向こうと一緒にするというのは、おそらくできないと思います。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑ございませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようでございますので、これをもって水産業費についの質疑を終わります。7款、商工費1項商工費についての質疑を許します。 ○議長(島袋吉和君) 10番 宮里 繁君。 ◆10番(宮里繁君) 関連して2つだけ質疑いたします。123ページの18節、備品購入費でございますが、その前の説明でハブクラゲの防止用ネットという話をきましたけれど、そうであればどういうふうな、どこにどういう計画しているのかご説明をお願いいたします。 ○議長(島袋吉和君) 商工観光課長 呉屋宏安君。 ◎商工観光課長(呉屋宏安君) 備品購入費、これはご指摘のとおりです。ハブクラゲネット。設置場所は21世紀の森ビーチの東側のほうに設置したいと思っています。 ○議長(島袋吉和君) 10番 宮城 繁君。 ◆10番(宮里繁君) 東側といいますと、去年一応設置した場所はどこになりますか。あれは去年1箇所、場所ありました。あの場所ですか。あの場所はありますが範囲はどうなりますか。 ○議長(島袋吉和君) 商工観光課長 呉屋宏安君 ◎商工観光課長(呉屋宏安君) 去年設置した場所ではないかというふうなことですけど、そうです。まことに去年と一緒のところですが、去年のネットは簡易的なものであれはちょっと質が悪いということで、ハブクラゲがなかに進入してくることも何回かあったというふうなことがございまして、今度、県の補助もらいましてきちんとしたものを一応やっていくというふうなことです。 範囲ですが、縦に50メートル、横は100メートルということになっています。先ほど質が悪いというふうな答弁でしたが、あれはあの海水の途中までで一応終わっていまして、それで今回はちゃんと下まで持っていく、というふうなことでございます。以上です。 ○議長(島袋吉和君) 10番 宮里 繁君。 ◆10番(宮里繁君) 課長はそのネットがどうふうにできているかわかりますか。去年見たら上等なのです。私が聞きたいのは、そこ以外にも左側の東側にたくさんビーチがあります。広くて、もうその付近までも入るのか。それとも去年はサミットの関係で水泳客も少なくて、おかげさまでこれだけの被害も少ないと聞いておりますけども、せっかくのこういうチャンスでありますから、ひとつ今年は特に去年のサミットの影響で、沖縄のこのビーチにたくさん来ます。私、今朝も行きましてこのビーチ見ました。本当に素晴らしく整備されています。おかげさまで、ですからこの予防策について立て看板とか、それから備瀬、幸喜、あのビーチ、あわせてひとつ考えてくれませんか、どうですか。 ○議長(島袋吉和君) 商工観光課長 呉屋宏安君。 ◎商工観光課長(呉屋宏安君) 21世紀の森ビーチのこの全体的にやってくれないかというふうなことですが、これ沖縄県の回遊、遊泳者の安全に関するこの条例というのがございまして、ビーチ開設する際はきちんと監視員とかそれから、救命浮輪、それからロープ、それから救助員等を置かなければいけないということに一応なっていまして、21世紀の森は人口ビーチですので、向こうはやむをえないではないかということで、あと喜瀬とか幸喜につきましては、名護市はあの三方海に囲まれていましてこういった自然海岸までクラゲ防止ネットとかの設置は予算上ちょっと難しいのではないかというふうなことでありますので、1つご理解をお願いします。 ○議長(島袋吉和君) 10番 宮里 繁君。 ◆10番(宮里繁君) はい課長、今の説明私も十分わかりますので、それで取りあえず予算の関係もありますから、ハブクラゲとか水難事故防止に関する注意事項その看板を、ひとつ検討してもらいたいということです。 では続きまして124ページこれの観光協会補助金、それからさくらまつり補助金等について、質疑いたします。実は名護祭りにつきましてはもう何回か、一般質問であり方についていっぱい質問しております。そこで本年開催されましたけれども、3日間で終わりまして、その翌々週あたりからお客さんたくさん来ております。その実態を私見ております。そういったことでこの桜祭り補助金が532万6,000円あります。桜祭りについてどのようなこの総括、どの面でどうしたとかいうような総括、それからついでに出店の状況、出店何軒くらいあって、名護市内の皆さんが何軒くらいあったとかいう実態、それから人の出入りの状況、3日間でどれくらいの人が来たか、そして車の出入りはどうか、そういうことを実際的に統計とっていないと、今年そして来年の桜祭りにも素晴らしい検討できないと思います。そういうふうな資料があればお願いします。 ○議長(島袋吉和君) 商工観光課長 呉屋宏安君。 ◎商工観光課長(呉屋宏安君) 名護桜祭りですけれども、出店の状況、一応これは商工会が管理していまして、大体50件ほどというふうなことで報告があがっております。 今年の桜祭りは桜の咲きが、いまいちでありました。それで、あのガーデンフェスタというのと、それから名護ハーフマラソンを同時開催ということで一応やりまして、人出といいますかあの通常、漁港内を駐車場として使っているわけですが、今回はもう車の整備、車の誘導等で本当もう大変な場所でありました。人出ですが23万8,000人の数字がでております。以上です。 ○議長(島袋吉和君) 10番 宮里 繁君。 ◆10番(宮里繁君) 今回は23万8,000人ということですが、去年はどれくらいありましたか。 ○議長(島袋吉和君) 商工観光課長 呉屋宏安君。 ◎商工観光課長(呉屋宏安君) 去年も23万6,000人くらい来ています。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑ございませんか 20番 宮城康成君。 ◆20番(宮城康成君) 121ページの15節、13、15ですが、私、長年あの市場内の公衆トイレ改修についてずっと一般質問してきたのですが、今度やるということで、非常に地域で働いている皆さん方、また利用なさる方々もたいへん喜んでいるのではないかと思います。それであのいつ頃この工事を執行するのか。それと、企画部長の説明ではモダン的なトイレというようなことも説明をうけたわけですが、公衆トイレでありますので、どうしても身障者の利用できるようなかたちにしてもらいたいというのが、地域の皆さんがたのお願いですが。 それと、もう1つ124ページ19節、菊と花人形展補助金610万これも4回くらい毎回質問で出していますが、といいますのは、沖縄にはそれなりの素晴らしいこの歴史的な方々がいらっしゃるわけです。そういう方々を情操教育をまたは沖縄の顔を、名護の顔というようなかたちでああいう本土の方々にも見てもらおうと。どうして枚方市の提携で菊人形をなさるのか、どうしてもこれ枚方にお願いしなくてはいけない事情があるのかどうか、いままでの答弁では、これを作るのが非常に金がかかると、それでは今、毎年600万円余りの金を使っているわけだから年次計画的にやれば可能じゃないかと、何もいっぺんでかえるのではなくして、何ていうのですかNHKのドラマのあれもいいでしょう、またそこに沖縄のこういう歴史的な人物を一つか二つ、コーナーを設けては私は非常に素晴らしい、そうすればこれは財産になるわけですからいついつまでも使えるし、花は菊でありますから、これ消耗品、作るのは頭だけですから、そういうあれで、そこらへんつっこんで議論してこられたのか。そこらへんの進捗状況といいましょうか、この経過、その2つの点について答弁お願いします。 ○議長(島袋吉和君) 商工環境課長 呉屋宏安君。 ◎商工観光課長(呉屋宏安君) 市場の工事請負費、市場のトイレ改修について、これは宮城議員にはたいへん感謝申し上げます。だいぶ長い間、本当にご苦労様でございました。今年やっと予算がつきまして、今、掲示をやっているところでございます。もちろんトイレにつきましては、もう部長が答弁しているように、モダンな、身障者にもゆっくりと利用していただけるようなトイレにしてやっていきたいと思います。いつ頃の実施かというふうなことですが、予算がとおり次第、担当課、一応商工観光課には技術屋がおりますので、担当課と調整をしながら実施をしていきたいと思います。それから菊と蘭人形展、人形の件で枚方市から一応借りてきていますけど、沖縄のこの人物を作れないかというふうなご指摘なのですが、これは今年は1体でございましたけれども作りました。出口のほうに飾ってありました。これは、ご指摘のようにたいへんお金がかかるようで、特に体は問題ないのですけれども、顔にお金がかかると、それで沖縄のもので使ったら、名護でしか使えないと、それで枚方のものであればあちこちこうして持ち回りして使えるんで、安くできるというふうなこの事情がございまして、今までずっと借りてきてやってる状況であります。 ○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君。 ◆20番(宮城康成君) 市場の公衆トイレについては本当にありがとうございます。長年の夢もかなえて、また名護でいらっしゃって、買い物をして気持ちのよい用を足すというところで、非常に、私はいっぱしの提案したものとして喜んでおります。ひとつ、モダン的なトイレができあがるのをお待ちしています。 それからあの人形の件ですが、それは何というのですか、むこうの本土のこの枚方市の人形はそれだけ金をかけて作っていくから、時期時期であちこちいって使われていると、それで結局安く手に入ると、また利用できるということなのですが、そこなのです。あの計画的に年次的にやったらどうかというのが、私は何もすぐいっぺんに、NHKの大河ドラマのあのあれではなくして、ぱっとして、あの組踊りのかたちではなくして、あの年次的なかたちで、その頭というのですか、顔は鬘をかぶせるのと、割り鬘と、あの本土式の鬘とは、沖縄の組踊りの鬘といろいろ似ているわけです。だから着物はいらないし、ただ頭だけだから、そこをそれなりのやり方をすれば、結構予算面では何とか、これは、そこらへんのことをこの公の場で本当にその内容について、話し合ったことがあるのかどうか、そこらへんの、ただ安く借りられるからやるというのではなくして、これは歴史的な問題、それから情操教育の問題、いろいろなものがからんできますから、そうすれば、今、あの動植物公園に1回行く方は、毎年行くのではないかと思うのです。菊人形といえば毎年決まっていますから、NHK大河ドラマのあの人物。そうではなくして、沖縄のあれにすれば、またあの動植物公園に見学にいかれる方も結構ふえるのではないかと、これは名護市民だけではなくして、県内の方々、それから本土の方々も、ああ沖縄にはこういう素晴らしい人間もいるのだというような。観光客も増えるのではないかと思いますが、これについて。 ○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。 ◎企画部長(末松文信君) やっぱりあの人形の作製については、枚方の方に専門の方がおられて、技術指導もいろいろ受けながら、我がネオパークのほうでもいろいろな技術指導を受けているとこういう状況はあるようであります。今、さっき課長からもありましたように、その企業の皆さんから毎年、その協賛金などが提供されて、その一体づつにスポンサーがついているのがお分かりだと思うのですかそういったものも含めまして、一応、年次的にそういったものを確保したらどうかな、というようなことは考えているようですが、まだ実現には至っていないようでございます。それから以前から沖縄の組踊りについての人形展にしたらどうかとそういうご提案がありますけども、実はあの枚方の方で菊と蘭人形展が始まりましたので、菊人形展です、やっぱりそのNHKの大河ドラマというその大きなネームバリューのもとに、その集客にあたっているとこういった状況もあって、名護市もやはりその大河ドラマをテーマにしたその人形展ということで最初から実施してきているわけです。これを例えば沖縄の組踊りの人形展というようなことになりますと、全国的に見に来る方々が沖縄のその組踊りについてはまだ十分紹介されてない部分もあると思いますけれども、これが毎年同じテーマをもってやるというような今状況にないのではないかと、今、成功しているのも大河ドラマだからということで観光でお見えになる方々も、その本土からです、そういった皆さんもやはりこの人形展については興味をもってごらんいただいていると、こういう状況がありますので、いまご指摘の件については今後、将来的には検討されるべきことかなとそういうふうに考えております。 ○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君。 ◆20番(宮城康成君) 当局もひとつ、これは、私は何もNHKの大河ドラマのこの人形が悪いとはいってないです。これはもう全国民がその時間帯には画面を見ているということもわかりますが、お互いこの沖縄は沖縄なり、名護は名護なりの歴史をつくるというのも大事じゃないかと思うのです、教育上も。ただNHKのあれを真似てそれをそのまま輸入してやるというよりは、少しは趣味も変えて内容も変えてやるというのも、これが結局、いま沖縄には国立劇場もできるというような状況のなかで、この「組踊り」これこそ本当の沖縄の文化、古典であると。そういうことからして、何も組踊りだけではないわけです。現代的な人物もたくさんいるわけですから、こういう方々も年次的に交代して、顔だけだから、頭だけちょっと切りかえれば、あとはもう花でいくらでもできるわけですから、蘭で。 そういうことでひとつ、ぜひともご検討して来年からでもひとつ実現するようにお願い、これ要請にします。よろしくお願いします。 ○議長(島袋吉和君) 18番 屋比久 稔君。 ◆18番(屋比久稔君) 我が市民クラブの宮城康成さんの熱烈なことですが、この今の19節の菊と蘭人形展補助金ですけども、これ、今、ネオパークで行われているわけでございますけれども、この補助金に対しまして予算の内訳はどうなっているのかお聞きしたい。そして、ネオパークといいますと私達この名護市といたしましては毎年2000万の補助をやっているわけでございますけど、これは先ほどからおっしゃるように市内の各企業、業者の方がたも、これは協賛として行っているというふうなことからしますと各企業の分担はどのようになっているのかお聞きしたい。 それからこの3月1日から31日までのこの約1ヶ月間でございますけども、そのなかで、まず皆さんのこの補助金交付の活動内容というところを見てみますと、これはもちろん農業の振興や、観光の振興を図るということになっていますが、ネオパークで観光客の入り数が少なくなることも考えておこなったかもしれませんが、しからば、この3月は、1月2月4、5月に比べてどれだけの入場者数があるのか、それもお聞きいたします。そして、たとえば菊、いままで行われてきました菊と蘭人形展につきましての効果のほどをお聞きいたします。以上です。 ○議長(島袋吉和君) 商工観光課長 呉屋宏安君。 ◎商工観光課長(呉屋宏安君) 菊人形展の予算の内訳というふうなことですけども、歳入、これはちょっと古い資料ですけど10年度でいきたいと思います。 ◆18番(屋比久稔君) 今年のもあるのではないですか、これも決算の資料10年、11年度は決算であがってるはずですから、今年の計画もあるはずですが。 ◎商工観光課長(呉屋宏安君) たいへん申しわけないんですけど。 ◆18番(屋比久稔君) もしなければ資料提出なさって下さい。議長。 ○議長(島袋吉和君) 資料できますか。 ◎商工観光課長(呉屋宏安君) はい、それでは12年度の資料を後ほど提出したいと思います。それから企業の分担というふうなことでありましたけども、これは協賛金ということで178万ほど、これは10年度ですけど、178万を一応もらっております。 それから入場者数、ネオパークのこの各月毎の入場者数の違いとございますが、これちょっと他の資料をもっていなくて、菊と蘭人形展資料で2万7,926人ということになっております。この菊と蘭人形展の効果ですが、この効果につきましては、今では2、3ヶ年前から、だいたい中南部の老人会も見にきているということで徐々に沖縄県内でも浸透してきているというふうな状況であります。以上です。 ○議長(島袋吉和君) 18番 屋比久 稔君。 ◆18番(屋比久稔君) ただいま菊と蘭人形展のこの予算内訳、議長これは資料で各議員のほうへよろしくお願いしたいと思います。それと、まあこれは場所をかえて、ここの皆さんの活動内容をみますと、確かにこの第一産業、それから植栽事業ということでやっています。これはもちろん農家の蘭農家あるいは菊農家の皆さん方にたいして非常に、この宣伝になり、効果もでているのではないかというふうに思います。そうしますと、私達一番懸念されるのはこのネオパークで開催されているというふうな、これは場所を提供だけだということになればそういう問題はないかもしれませんが、しかしネオパーク自体で、このような、いわばこの展示イベントを、例えば毎年2,000万の補助を出しているわけでございますから、そういうふうな企画も今後は、されるような方向はないのかどうかお聞きいたします。 ○議長(島袋吉和君) 商工観光課長 呉屋宏安君。 ◎商工観光課長(呉屋宏安君) ネオパーク以外での開催の企画はないのかというふうなご質疑でありますが。 ◆18番(屋比久稔君) ネオパーク自体でできないかと、自主運営できないかという意味です。 ◎商工観光課長(呉屋宏安君) ネオパークで自体でできないかというふうなことでございますけど、これ内地、枚方とか、それから福島の二本松とかというふうに一応、見てきておりますが、一応、みんな市からの補助はいくらか、いただいて、これで入場料をとってやっているこの状況でございます。ですから今ネオパークに補助金を打ち出して菊と蘭人形展のお金を出しましてネオパークでもってきちんと開催してもらって入場料もそれから観光客のこの誘客にもつながるというふうなことがいいのではないかというふうにして考えております。 ○議長(島袋吉和君) 18番 屋比久 稔君。 ◆18番(屋比久稔君) 質疑がちょっと悪かったのもしれません。けれど、実はこの予算は2,000万一応やっているのはこれは名護市からの運用補助金なのか、それとも施設補助金なのかというふうなことで場当り的に違ってくるわけでありますけれども菊と蘭人形展もこれは観光産業としてネオパークも成り立っているわけでございますので、そういうことですとこの人形展もあるいは別のイベントもでどんどんこのネオパーク内で経営して開催してそういうふうな集客をみるというふうなことも、はからなければ何のためにこの上にもこの観光、何ていいますか観光協会の補助金も3,900万も出ているものですから、それもこれもみんな観光の誘致のためにやるわけでございますので、名護市自体として、この菊と蘭人形展は名護市自体という一つのイベントとしてやるというふうなことであれば、もちろんこれは会場もいろいろありましょうけれども、どこでやろうとも、しかし今ではこのネオパークのこのいわば入場者数を、入客を誘致するためにこういうふうに頑張っておられるのだというふうなことも一つの考えでありますので、そういうことを考えると独自運営させてもいいのじゃないかという気もいたします。そういうことについてどうお考えでしょうか。それから、先ほど入場者数の推移、これも過去の2ヶ年分のデータを出してください。
    ○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。 ◎企画部長(末松文信君) この菊と蘭人形展の経緯からご説明いたしますと当初は市民会館の中ホールあたりを使ってやっていたのですけども、これをそこでその時期的なものも1つ検討されましたが、東村のつつじ祭りと連動してやったらどうかということで、今のあの時期になってはおります。それから、生産農家のその花の調達の面もありましたけど、時期的なそういう時期を設定したと。一方、その市民会館のほうでやっておりましたけれども、これについては、当時、ネオパークも集客しなくちゃならないというようなこともあって、それぞれに相乗効果をどう高めていくかというような視点でそこに会場を移した経緯がございます。そういったことで、これまで長い間やってきておりますけれどもその中身といたしましては、これだけの名護市からのその補助金を出してその実行委員会に出してそこで運営しているわけですけれども、その中身が先ほど申し上げましたように企業の協賛を募ったり、あるいは城の老人会あたりのボランティアの提供を受けたり、あるいは市内の婦人会の皆さんのボランティアの提供を受けたりして、花をさしたりして運営してきているわけです。そういったことからして、ネオパーク自体でこれだけのものをいちイベントとしてやるとなるとそれ相当の経費が必要だというふうなことで、まあ枚方市からの支援も受けながらやっておりますので、菊人形展そのものは従来どおり名護市のイベントとしてその開催していきたいとこういうふうに考えているところであります。これまでの入場者の状況の推移についてはまたお配りしたいというふうに思います。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑ごさいませんか。29番 宮城康博君。 ◆29番(宮城康博君) 企画部長、ちょっと今の件、気になるのでお尋ねするのですけど、この菊と蘭人形展というのは何か実行委員会形式でやっているのかな。今のお話だったら市のイベントというふうに企画部長おっしゃっておりました。これ名護市主催の菊と蘭人形展なの、だとしたらそれについて補助金というふうになるのか、それはちょっと僕は今の質疑に対する答弁はどうなのか妥当なのですか。いっていることわかります。あなたは、市のイベントとしてやっていくのだというお話ですけど、私は名護市が主催しているイベントだというふうには了解というか認識していなかったのですけど、それはどうなの、主催は名護市なの。 ○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。 ◎企画部長(末松文信君) いえ実行委員会を組織して、これは桜祭りとも一緒ですが、私が申し上げたのは名護市全体のその一つのイベントとこういう位置付けで取組んでおりますのでこれまでどおりやっていきたいとこういうことでございます。 ○議長(島袋吉和君) 29番 宮城康博君。 ◆29番(宮城康博君) いろいろ経過もあって菊と蘭人形展が継続してされているというふうなことだと思いますけど600数十万円も毎年拠出しつづけながらもう第10何回かなになるわけでしょう。それで、単純計算してももう6,000万以上は拠出しているわけです、血税を。それについては費用対効果として本当によろしいのかということも含めて検討していかなきゃいけないだろうというふうに思います。先ほど呉屋課長のお話では、何かこれは全国回っているイベントなのですか。何かそんな話でした。枚方でやって他でもやって全国いろんなところでしているのだけど、それぞれ市の補助金を得て入場料をとってといっていたのだから、とするとこれは何サーカスか何かみたいにキャラバンでずっと回っているのだ、いろいろ。あなたの説明ではそういうことになるのです。それで、その一環として名護市にきたときには名護市が受け入れていますと。補助金等々を拠出していますという話だったら、それでは全国で菊と蘭人形展というのが何ヶ所でやられていて全国の地方公共団体でどのような補助金の拠出がどれくらいのパーセントで行われているのかということについても示してくれないかな。ちょっとわけがわからない、そういう事柄が。それはちゃんと整理して。それと、本当に当局、観光に関する事柄で町おこしや町づくりや商工観光に関することで本当にこれが妥当なのかどうなのか。どうにかリフレッシュしてリニューアルして新しい形でやっていくことができないのかと、毎年やり続けるという継続こそ力なりということもあるかもしれないけども、それだけでは能が無いのであって、この上の方に緋ざくらマーチの補助金もあります。248万2,000円というのがあるのですけど、緋ざくらマーチなのかは費用対効果で考えれば、僕は市内に泊まるわけですし、参加者皆さんとても大きいのだと思う。どちらかというと、予算の執行のありかたとしては、緋ざくらマーチをもっともっと皆さんに拡大していただけませんかと、我が方の補助金も拡大しますよというふうにやってゆけば費用対効果としては僕はいいだろうと思います。そういうふうな事柄も含めてトータルに考えていかないと、継続しているばかりではだめでしょう。そこらへんどうなっているのか。 ○議長(島袋吉和君) 商工観光課長 呉屋宏安君。 ◎商工観光課長(呉屋宏安君) 菊人形展が持ち回りでやっているのかというふうなご指摘なのですが、これは持ち回りではございませんで、他府県の各市町村でやっている場所があるというふうなことでございます。それで、この例示として枚方とか福島県の二本松市というのを一応出しました。菊人形サミットというのがございまして、これは菊人形を開催している市町村が集まってサミットをやっているわけですけど、このなかでもらえた資料から経費等市町村の負担している補助金、それからかかったお金を一応まとめて出したいと思います。それから名護緋ざくらマーチがもっと経済効果がいけると経費対効果の面で出したことがあるのかというふうなご指摘なのですが、今、祭りに対する経済効果といいますか、これの計算方法がなかなか難しくて、今、祭りに対する効果というのが出してない状況で、これから観光協会とも調整をやりながら経済効果を打ち出していきたいというふうにして考えております。以上です。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑ございませんか。27番 具志堅 徹君。 ◆27番(具志堅徹君) 今のページで緋ざくらマーチの件ですけど、たまたま20キロ、島袋議長、私など一緒に歩いてその他10キロのコースを議員何名か歩いたのですが、毎年要求しているのですけど、道すがらの花の名前だとか樹木の名前だとかそういうものをわかるようにして欲しいということで要求してきたのですが、それがまずなされていないことを指摘しておきます。 今回の場合は何があったのかというと、道すがらの花や樹木の名前と同時に、この危険箇所みたいなもの、ガードレール等あるいはその他のところなど羽地なのか通ったりするとあったりするので、たまたま工事用の三角錐で対応もしていたりなんかするけれども、私は全コース事前にその担当の職員が10キロ、20キロ、40キロきちっとチェックして欲しいと、せっかく全国から来られるのに、見苦しいのをわざわざ見せる必要ありません。そういうことについて注意することと同時に、先ほどから出ているようなイベント効果というのは1,000名余りの人がここに宿泊する、ツーデーマーチだったら2日間泊まるわけだな。そういうことの経済効果というのは単純に宿泊するというだけの数字だって出せるはずなので、そういうこともう少し念頭入れた対応をしていただきたい。そういうことについてお聞きしておきます。 ○議長(島袋吉和君) 商工観光課長 呉屋宏安君。 ◎商工観光課長(呉屋宏安君) 名護緋ざくらマーチの道端の樹木の名称の件ですが、これは私も一応20キロ参加いたしました。本土から他府県からいらしている皆さんは珍しい木がありますと、名前なんか一応聞いておりました。今後、もちろんこうした名前なんか付けるのは予算がちょっとかかりますので、事務局とも一応調整をして、またコースも毎年2ヶ所は、全部でこの5ヶ所ぐらいあるのですが、2ヶ所くらいはかわってきますのでこのへんの面もございますので、事務局と調整をしていきたいと思います。あと経済効果ですが、これは名護市内で泊まったお客さんをきちんとこの調査いたしまして経済効果については出していきたいと思います。以上です。 ○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。 ◆27番(具志堅徹君) 樹木の名前ですけれども、予算からという話ですけどとんでもない。僕は注意したのだけれど、中庭に樹木の名前を書きなさいといったら、こういう10センチ15センチ角に名前かいて針金でくびってやっているわけです。こんな見苦しいやり方する必要ないけれども、何も金かける必要もないわけです。何らかのかたちでそういう特定なものでやればいいので、しかもそれなりに花の詳しい皆さんおられるわけですから、金をかけて何かでっかいプラカードたてるような感じがする必要はないわけだから、これは金をかけるという話であれば全然納得できない。あの樹木や野の草も含めて適当にそれらしくあのわかるようにして欲しいということですから、金をかけなさいじゃないです。金かけなくてもできる方法でやれるのです。ぜひやるという決意で示して欲しい。事前に調査すればできるのだよコースもわかるし。 ○議長(島袋吉和君) 商工観光課長 呉屋宏安君。 ◎商工観光課長(呉屋宏安君) 道端の樹木のコースにかかる道端の樹木の名前につきましては、観光協会関係者とも調整をいたしまして、どうにかして珍しい熱帯、亜熱帯の樹木だけども名前を書けるようにして努力していきたいというふうに思っております。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑ございませんか。30番 大城敬人君。 ◆30番(大城敬人君) 124ページの先ほどの19節関連で、観光協会補助金、桜祭り補助金、桜の会補助金。本年度、これらの予算が減額になっているのです。その理由は何かということをお尋ねしたいと思います。それから今回、観光協会が昨年よりも300万上乗せになっている根拠は何かということでご説明いただきたいと思います。それから桜祭りの補助金のところで、桜のことについては前にもお尋ねしてあるのですが、ネオパークの池のいわゆるレストランの対岸の方の周囲も含めてですが、何万本という桜を植えてネオパークをもひとつの桜の園にしていくという考えがないかということをいったら、いい考えだという返事があったのですが、まだ1本も植えてないようですけど、そういうことで、私は例の故郷創生事業のときに北部やんばるで1,000万本の桜を植えたらどうかと。飛行機が傾くときにやんばるがピンク色に見えるというような例を出しまして名護市にお願いしたら、当時の山入端興八さんが、桜のさくらんぼを25万本分集めたのです。それが後にあの桜の苗木として大量に植え付けられたのですけど、それが4年あると100万本なります。そういうことからすれば、桜祭りということを、ここで補助金、いろいろありますけども桜ということを名護市が売り出している以上、私は非常にさびしい思いがしています。どんなに見たって本部の八重岳の桜に勝てないのです。現在、その勝てないというのは桜の花を植えた歴史や道のり等々あるかもしれませんが、イベントの仕方も、また公園の作り方もまったく今、足元に及ばない。それから、むこうの桜祭りは1ヶ月間やっています。私、今回1ヶ月間、その桜祭りをいろいろと観察して見て回ったのですが見事です。最後まで、非常に観光客が多くて素晴らしい桜祭りをやっているのです。そういうことで、名護にも上の方に万本桜という素晴らしいピンク色のがあるのですが、これも、もったいないと思います。ただ一週間そこらの桜祭りではまずいのではないか。それから前にも提案したのですが、できるだけ川沿いの新たな植樹をするとき、あるいは名護市内の久志地域、源河含めて、今つくられている羽地ダムも含めて、まあ羽地ダムは今そういう計画しているようですが、桜を意識的に名護市の桜として植栽していくという計画等が非常に乏しいのではないか。そのへんが、桜というわりにはもう造花でちょっとごまかしてきたきらいがあって、非常にそのへんが乏しいのではないか。それから、桜祭りのライトアップの件ですけども、かつてナショナルのものすごい大きなサーチライトがあるというので商工会青年部と相談してそれを取寄せたらという話をしたこともございます。そういう創意工夫をこらして、名護の桜祭りをもっとイベントにしていくという必要があるということでお尋ねしたいのですが。桜前線はソメイヨシノだと、しからば名護や本部ややんばるの桜について、インターネットで全国に発信するというのは今どこまでやっているのかということをお聞きしたい。それから、そのことで私は、もっと桜前線についてやっていただきたいとこの補助金で、桜祭り、それから桜の会というのは、桜の木を植えるということだったと思うのですが、これらの補助金がどのように生かされているかということを具体的に説明していただきたい。 それから、123ページの14節ですけど喜瀬の観光施設賃借料にちなんでですが、先ほどもありましたけれど、ここは今喜瀬ビーチホテル、観光ホテルがあります。サンコーストホテルがありましてホテルの側がおこなっているマーリンがあるのです。したがってそこを囲って水泳をさせていると、先ほど観光課長のほうは予算の話をしておられましたが、この夏、去年の夏のハブクラゲの被害者の数、ビーチ毎に一応示していただきたい。特に、今のハブクラゲネットの問題についてはこれらの地域を活用している観光施設・リゾートホテル等々の協力等も仰げないかどうかを検討してもらえないかどうかそのへんはどうなのかということ、それから轟の滝公衆便所使用料があります。昨年、台風の2つの後に轟の滝行きましたら本当にかつてみたような、すごい爆風といっていいほどの、台風の翌日はすごいです。それで私思ったのですが観光協会は名護市の観光産業、観光の財産になるようなそういうものについてのインターネットでの宣伝というのか、特に轟の滝についてはいつ頃からいつ頃が見頃ですという、そういう現地をまわっての発信をする必要があるのではないかと。夏場、台風のあとの轟の滝を見に行ってもらうとものすごい人が来るのです。しかし、情報が少ないために宣伝が弱いと来ないです。もう本当に一人で行くと怖いくらいの水の量で、写真は全部撮っておいたのですが、そういう点での宣伝をインターネットなどでの情報発信していくというのが予算にないものですから、その点がどうなっているかと非常に情報化時代に観光担当の皆さんの頭がどうなっているか心配でお尋ねしておきたい。 ○議長(島袋吉和君) 商工観光課長 呉屋宏安君。 ◎商工観光課長(呉屋宏安君) 124ページ観光協会の補助金の増の理由というようなことなのですが、これは12年度に一応、人事異動がありまして前任者とこの後任者の給与の差額でもって、一応これくらいの差ということになっています。 それから、桜祭り補助金、桜の会補助金、それから名護緋ざくらマーチそれから全島職域ハーリー大会の補助金これがみんな減になっていると、この原因といたしましては名護市は毎年、補助金のこの3%カットということでやっておりますので、一応3%の分が前年に対する3%の分が減になっているということです。それからネオパークの桜の植付けなのですが、今ネオパークは名護市が一部土地を買収いたしまして、中を改修、整備してやるというふうなかたちで進んでいまして、これと時期を一緒にしてやりたいと考えております。それから、インターネットの情報発信、これは観光協会できちんとインターネットでもってやっております。商工観光課のなかの予算には計上してございません。それから、名護桜の会の活動状況というふうなことですが、これはこの前も伊豆味線を下草刈りとか枝の打ち払いとか、やっております。それから、名護城の下葉刈りとか銭川森の下葉刈りとか下草刈りとかいうふうなことも一応やっております。よろしくお願いします。それからハブクラゲのビーチ毎の人数ですが、これは救急車で一応運ばれた人ですが、21世紀ビーチが2人、それから幸喜海岸が1人、それから屋我地海岸が2人、これはあの外海ということに一応なっております。それから、轟の滝のアピールですが、これはちょっと私の勉強不足でありまして、今後インターネットでもってできるように頑張っていきたいと思います。以上です。 幸喜のハブクラゲネットにつきまして業者と協力して設置できないかというふうなご指摘ですが、県の補助がいただけるならば業者に残りの分は負担してもらって努力していきたいというふうに考えています。以上。 ○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。 ◆30番(大城敬人君) 以前はこの桜の会は桜の木の苗も積極的に植えたりもしていたと思います。先ほども指摘したのですが今年度桜の苗木はどのくらい活用されたのか、ちょっと事務報告みていませんが、桜の会にこれだけ補助金を出して、今、下草取りとかいろいろやっていますが、桜の会の本来の目的はどんどん名護を桜の木で一杯にしていこうというのが目的だったと思うのです、設立の時は。そういうことからしても苗木の確保というのは必要だと思いますが、そこで実は桜の木を皆さん調査していますか。一番どこの桜が遅くまで咲いているかというと実は城の十字路から2本目の桜は3月の中旬まで咲くんです。これのさくらんぼ採ったのかどうかというのがあるのです。それから本部を調べてみますと、3月まで本部の山里に1本桜が満開しているのがあるのですよ、こういういろんな品種があるものだからより長い期間にわたって桜祭りにお客さんに来てもらうという発想があれば、積極的に真剣にそういう苗も育てていくという発想があってしかるべきだと思うのです。これが、ただ、のんべんだらりと漫然としていてあるものだけを使ってやっていたのでは、斬新な、お客さんを呼ぶような発想は生まれません。皆さん24時間これ考えて欲しい。そういう点で、その今回さくらんぼどれくらい収穫したのか、これも含めてお答えいただきたい。 ○議長(島袋吉和君) 商工観光課長 呉屋宏安君。 ◎商工観光課長(呉屋宏安君) 今度の桜の苗というふうなことですが、今うちの林務係が許田の苗穂のほうで栽培をしております。それで必要な場合はむこうからもらいまして移植をしております。それから咲きのいい桜から実をとって苗を育ててはどうかというふうなご提案ですが、桜の会とも調整をいたしまして努力していきたいというふうに思います。以上。 ○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。 ◆30番(大城敬人君) 先ほどネオパークの提案して市長を前にお答えいただいたわけですけど、一応ネオパークの社長でもあるし、第三セクターでもある以上、ネオパークへの誘客の問題も含めて、相当の面積にネオパークはこれから桜の見所として開発していけるのではないかと私は考えているのですけど、そのへんのことをちょっと構想があれば市長の考えお聞かせ下さい。 ○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。 ◎市長(岸本建男君) 実はネオパークはそれぞれポイントとポイントでテーマを持っておりまして、サバンナとかいろいろなテーマがあるので、むちゃくちゃに木を植えられないという公園であります。したがいまして、あの公園のなかのどの部分でそれが可能かということをよく検討した上でできるだけ桜の下で花見をしながら弁当が食べられるというふうな場所をつくっていきたいと思っております。 ○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。 ◆27番(具志堅徹君) あの一言だけ、桜の植付けの仕方について一言だけ。業者任せにしないで欲しい。具体的には何かといえば城のあの桜公園、あのちょっとした風で倒れたときに、根っこだけ残って植えたままで、結果的には下みんなバラスなのです。あの桜公園にのぼるところ確認してください。倒れたり腐っていたりしているのは根っこだけなのです。ぜんぜん発根してない、だからかるく倒れます。そういうこと指摘してぜひ対応して。 ○議長(島袋吉和君) 商工観光課長 呉屋宏安君。 ◎商工観光課長(呉屋宏安君) 現場を確認いたしまして直すべきところは、またきちんと処置をしていきたいと思います。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようでございますので、これをもって商工費についての質疑を終わります。 暫時休憩いたします。議員の皆様にお願いいたします。質疑は簡潔にお願いします。休 憩(午後3時19分) 再 開(午後3時28分) ○議長(島袋吉和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 8款、土木費1項土木管理費についての質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようでございますので、これをもって土木管理費についての質疑を終わります。 8款、2項道路橋梁費についての質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようでございますので、これをもって道路橋梁費についての質疑を終わります。 8款、3項河川費についての質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようでございますので、これをもって河川費についての質疑を終わります。 8款、4項都市計画費についての質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようでございますので、これをもって都市計画費についての質疑を終わります。 8款、5項住宅費についての質疑を許します。29番 宮城康博君。 ◆29番(宮城康博君) すみません。5項住宅費、これは差しかえ等々があったのですが、差しかえについての理由の説明が、差しかえるときに余り明確ではなかったというふうに私は了解しています。そのことについて少し補足というか丁寧な説明をお願いします。 ○議長(島袋吉和君) 助役 宮城常吉君。 ◎助役(宮城常吉君) 今回、志味屋原の市営住宅建設費にかかる予算書の差しかえにあたっての経過と理由をご説明申し上げます。今回、志味屋原市営住宅建設費にかかる予算書の差しかえにあたりましては、その経緯につきまして各会派にご説明を申し上げご理解が得られたものとして差しかえを行ってきましたが、改めてご説明を申し上げご理解いただきたいと思います。まず職員による間違った指導説明により、平成7年当時より地権者には長きに渡り多大なご迷惑をおかけして心よりお詫びを申し上げるところでございます。その間、地権者とは、地権者と市側との直接的な話し合い、また市議会の斡旋等議員を介しての話し合い、またそれぞれの弁護士を介した話し合い等を進めるなど誠意をもって対応をしてきたつもりでございます。その間、長い時間がかかりましたが地権者と合意に達しましたので、志味屋原市営住宅建設事業として予算計上してきたところでございます。その予算案の説明及び現地踏査時の説明後にこのような行政措置につきまして問題提起がなされるに至りました。このような議員からの問題提起を背景に各会派へ計上に至った経緯等につき説明を申し上げてきたところでございます。各会派への説明時で議員の皆さんからの意見等をふまえ1つには市街地での住宅、市営住宅建設のあり方、2つ目にはこれまで小規模市営住宅の建設にあたりましては主に農村集落からの強い要請により建設をしてきた経緯、さらには市職員による間違った行政指導の結果として誤解を招きかねない措置ではないかとの問題提起等をふまえ検討し、差しかえに至ったところでございます。今後は弁護士ともよく相談し、また地権者とも話し合い誠意ある対応をして適切に対応していきたいと思っています。 ○議長(島袋吉和君) 29番 宮城康博君。 ◆29番(宮城康博君) 今のお話で志味屋原市営住宅を建設する予算に、当初予算に盛り込まれていたという事柄についてはあの職員の誤った行政指導云々があって多大な迷惑を市民にかけたと。当事者と話をして志味屋原市営住宅という事柄を事業行うということで話し合いが済んだからあげたのだというお話ですけど、そういうような話し合いの仕方が、なぜに志味屋原市営住宅は、ようするに市営住宅をつくるというのはなんというのですかこれ、あの経過についてわかりましたけど、実際にそのような指導が行われていたわけです、誤った指導が。そのことにどのように認識し、どのようにしていくのかこれはお詫びだけでは済まない問題でしょう。今、現在どう考えているのか、どう措置、処理この問題に関してしようと思っているのかについてお尋ねします。 ○議長(島袋吉和君) 都市計画課長 仲井間宗徳君。 ◎都市計画課長(仲井間宗徳君) お答えいたします。この問題につきましては早速本人を呼んで、今後の対処方を話し合っております。そういうことで昨日もお見えになっておりましたので、むこうの方としても弁護士と相談しながら今後のこの問題に解決に向けていきたいということでありましたので、その方向で市も対処していくということで話し合っております。 ◆29番(宮城康博君) ちょっともう1点、今の僕の質問質疑は、行政として名護市がそうやってしまったのでしょう、そのことについてどうしていくのと、わかる言ってること、あの建設部長お答えするのだったら答えてください。 ○議長(島袋吉和君) 助役 宮城常吉君。 ◎助役(宮城常吉君) 当該事件にかかわりまして、間違った指導を行ってきた関係者につきましてどのように考えているのかと、こういう趣旨でだと思います。このことにつきましては、このように長年にわたりまして間違った指導による結果において多大なる損害を与えたとこういう事実が発生していますので、それにしかるべき対応を検討していきたいとこのように考えております。 ○議長(島袋吉和君) 29番 宮城康博君。 ◆29番(宮城康博君) 一つ私は指摘しておきますけど、これは職員が窓口において誤った指導をした。この職員が責めを負うような話なのかどうなのか、その職員は台帳を見て台帳に基づいて、そこは市道になっていないからそういったのです。僕はそのように聞いています。そうでなければそうじゃないと言っていただければいんですけど、だとしたら、これは職員が責めを負うのではなくって、台帳がそうなっているということに問題があるのであって、このことについて当局はしっかり認識しないと、あの職員が責めを負うんではなくて、そのシステム及び管理職の方々がどのように運営していたのかと、行政のあり方を、そのことが問題なのであって、そこをしっかり調査した上で皆さんは我々議会に対してその報告をしなければならない。これは責務だと思います。それはどのようにしていくのか、先ほどの助役のお話では担当の職員と、どうのこうのというお話のようですけど、僕はそんな問題じゃないと思っている。管理職、行政機構のあり方の問題だから、それはしっかり認識してくれないといけないと思うのですがどうでしょうか。 ○議長(島袋吉和君) 建設部長 岸本慶典君。 ◎建設部長(岸本慶典君) 私の方からお答えいたします。現在、市道認定以後、議会の議決を受けとめまして、受けた後に職員のほうで新しい台帳に記載するという方法をとっております。そういう方法をとっておりますが、たまたま忘れてしまったという事でありますけれども、今後こういうことのないように、記載した後には記載したものを課長決済にするか部長決済にするか何らかのかたちでこういう間違いを起こさないように努力していきたいと考えております。処分等については三役と相談しまして、指摘のとおりだと思いますので、あとで十分協議して処分していきたいと考えております。 ○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。 ◆27番(具志堅徹君) 今の件だけど認識の問題なのでちょっと加えておきたいのですが、これは当局がここを認定したいということで申請をして、議会で決議をすることです。そして執行されていくわけです。今の部長の「たまたま忘れた」というのが出てくるようじゃ話にならない。それ聞いてちょっとびっくりしてるんですけど、認識の問題と、皆さんが作業してもうできあがっているものを我々に認知してくれと、それで議会で決議するの。その時点ではもう発動されるわけです。だから忘れる以前の問題でもう既にインプットされるわけで、だから「たまたま忘れた」っていうのは、これはちょっと削除するか、どうかしたほうがいい。 ○議長(島袋吉和君) 建設部長 岸本慶典君。 ◎建設部長(岸本慶典君) 先ほど、宮城康博議員が「たまたま忘れた」ということについて、取り消ししまして「事務の流れがまずかった」ということでありますので、ご理解願いたいと思っております。 ○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。 ◆30番(大城敬人君) 昨年の3月の議会でちょうどこの審議中に、今いわれている問題について指摘して、それから動き出した問題であります。ところで今回のこの差しかえの至る経過について、初めて昨日、本人に名護市は伝えたと思います。市長も直接本人にも会われたと思いますが、この件について本人もその後の事についてどうするかというとについて、当然の事として、従来これまでやってきた弁護士との相談もやるだろうとは思うんですけども、本人が求めているのは、ご承知かと思いますが、ここに至った経過を口頭では無しに文章で提出してくださいということが本人から求められております。したがってそのことについて助役からお答えいただきたい。 ○議長(島袋吉和君) 助役 宮城常吉君。 ◎助役(宮城常吉君) 昨日、当該本人がおみえになりまして、市長ともお会いしたようでございますが、その際、取り下げした理由につきまして文書で回答してくれとこういう要請があったようでございます。十分検討して対応してゆきたいと思います。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑が無いようでございますのでこれをもって住宅費についての質疑を終了します。 9款、1項消防費についての質疑を許します。 ○議長(島袋吉和君) 15番 大城秀樹君。 ◆15番(大城秀樹君) 先ほど議長から質疑は簡潔にお願いしますという通告がございましたので、簡潔に行なっていきたいと思います。2点ほど。まず152ページ、沖縄県消防学校初任教育研修負担金とあります。これは新たに職員を採用しての事であるのか、それとも今現在の方を研修に伺わせるのかお聞きしたい。 そして155ページの19節の負担金、補助金及び交付金、消火栓新設負担金がございます。3基ということを伺っておりますけど、どこに新設なされるのかお伺いしたい。 ○議長(島袋吉和君) 消防総務課長 田仲康彦君。 ◎消防総務課長(田仲康彦君) それではお答えします。消防学校の初任科についてですが、初任科というのは当初採用されてまもなく、すぐ派遣されるのが初任科でございます。その点については今回あらたに退職される3名の補充ということで、その3名を初任科に派遣することになっています。それとまた消火栓新設ですが、これについては現在手元に資料がございませんので、後でまた資料提出したいと思います。 ○議長(島袋吉和君) 15番 大城秀樹君。 ◆15番(大城秀樹君) 消火栓のことでありますけど、我々議員諸侯は学校の現地踏査行きました。そこで消火栓たまたま開けてみますと、消火栓にこのホースがない消火栓があるんです。そしてまた、あの消火栓がはずれたり、そしてまたあのボタンが壊されたりしているところがございます。その点検というのはスパンがあるとみえますけども、その点検はどうなされているのかお伺いしたいと思います。 ○議長(島袋吉和君) 消防総務課長 田仲康彦君。 ◎消防総務課長(田仲康彦君) それではお答えいたします。消火栓と防火水槽あたりの点検につきましては、定期的に日勤日というのがありまして、その日勤日の職員を派遣して、場所を区切ってその消火栓等、防火水槽等を点検しています。その点検について異常があれば一応、水道部の方に連絡をいたしまして早急にまた処置させるようにしてあります。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませか。15番 大城秀樹君。 ◆15番(大城秀樹君) 壊れている箇所がございましたので早めに行かれて点検なさって処置なさっていただきたいと思います。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか。27番 具志堅 徹君。 ◆27番(具志堅徹君) 153ページは前のページからの19節にかかわる事ですが、名護市の婦人防火クラブ助成金というのがあります。その女性、婦人防火クラブの活動の内容といいますか、その内容と合わせてお聞きしたい。なぜ聞くかというと、つい先日この中国四国地方で地震があって、震度6とか5とかということのなかで、この防災関係の団体がそれぞれ何ヶ年かの経験をしているようですが、自分の家の揺れる、あるいは火災の関係で身の回りの事をするのであって、防災用のクラブは皆忘れたというのが会長や団員の話なのです。だから日常的に訓練が消防の職員と同じようになされていなかったというのが大きな原因のようですけれども、あの用をなさなかったというのがあるのでそのへんについてのこの活動内容についてお聞きしたい。 ○議長(島袋吉和君) 消防長 古波蔵 廣君。 ◎消防長(古波蔵廣君) お答えいたします。ご指摘のとおり消防団、消防職員それから団みたいな訓練はいたしておりません。ただ初期消火訓練、例えば消火器の訓練、それから油鍋家庭的な初期消火の訓練等、訓練ということばには匹敵するかわかりませんけれども、そういった初期消火の方法としては訓練しているつもりでございます。活動については婦人特有の優しさを活かして、名護市民一般家庭の防火思想の普及等、それからボケ老人高齢者家庭の火の用心ということの普及を大きいウェイトとして行なっております。ただ、婦人防火クラブ全体ではないのですが、そのなかから推薦していただいて、若い方に近い婦人の皆さんを、これは特殊訓練、これは軽可搬ポンプ、これはあの手で引っ張る、動力ではなくって、手で引っ張ってエンジンをかけるのです。その取り扱い訓練、これは全国競技がありますので、この訓練については隊員、団員で婦人防火クラブと同じような消火方法の訓練をいたしておりますようです。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようでございますので、これをもって消防費についての質疑を終わります。お諮りいたします。定刻4時に10分前でございます。本日の日程が終了するまで時間を延長したいと思いますがご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議ないようでありますので時間を延長することに決定いたしました。 10款、教育費1項教育総務費についての質疑を許します。30番 大城敬人君。 ◆30番(大城敬人君) 先ほど、水道費の方で出てきた教育委員会の薬剤師による簡易水道による水質検査の予算がどこにあるのか教えて欲しいと思いまして。 ○議長(島袋吉和君) 教育次長 徳本哲保君。 ◎教育次長(徳本哲保君) 163ページちょっとお開けしていただきたいと思います。高架タンク水質検査委託料、はい、ここにも載っております。これはあの小学校の部分、それから補足を総務課長のほうにお願いしたいと思います。 ○議長(島袋吉和君) 教育委員会総務課長 平良輝雄君。 ◎教育委員会総務課長(平良輝雄君) 私の方からお答えさせていただきます。先ほど、あの水質検査の項目があのどちらにあるのかというお尋ねでしたので、小学校、中学校それぞれにとってあります。それで小学校費のなかでは164ページの12節のなか、その他手数料で措置してあります。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようでございますので、これをもって教育総務費についての質疑を終ります。10款、2項小学校費についての質疑を許します。30番 大城敬人君。 ◆30番(大城敬人君) 先ほど説明ありました163ページの委託料、高架タンク清掃と水質検査委託料、これが小学校の簡易水道の薬剤師による検査に対する委託料という事での説明であったのですが、この薬剤師が行っている検査のデータを私非常に知りたい。それでたいへん申しわけないのですが、過去の、過去といえば今年度、12年度の瀬喜田小学校、直結するまでの分と源河の分についてこの薬剤師が提出しているデータを議会に提出して下さい。それが1つ、それから168ページの20節です。扶助費の準要保護生徒医療費それから要保護のいわゆる一般的に就学援助金といわれるものでありますが、これは学校区ごと、小学校区ごとの需給が、何%になるのか、そのことについて毎年データを出してもらっているのですが今回、児童生徒の減は無いのかどうか、それでもし、減があるとするとこの予算は昨年と1銭もかわらない、ということになってくると、率も上がるのか、しかしながら、この前の補正予算で250万くらい減額になった。だから皆さんは就学援助に対して母子家庭、父子家庭、等々の実数の問題と併せて、その整合性を持たしているかどうかということが非常に気になっているんです。いわゆる以前にでたあの母子家庭、父子家庭の学校別の人数と比較しても就学援助金の率が非常に低かった。まあ最低のときには名護市は4%まで落ちたというのがあるんです。これは各学校ごとにどうなっているかお答えいただきたい。 ○議長(島袋吉和君) 教育委員会総務課長 平良輝雄君。 ◎教育委員会総務課長(平良輝雄君) 先ほど水質検査委託料の件ですけれども、163ページの高架タンク清掃水質検査委託料でございますが、それにつきましては、高架タンクの清掃の委託もしてあります。そして12節の役務費のその他手数料とありますけれども、そこで薬剤師関与の水質検査の委託料はそこから支出しております。先ほどご指摘ありました検査の瀬喜田小学校と源河小学校の資料は提出したいと思いますのでよろしくお願いいたします。 ○議長(島袋吉和君) 学校教育課長 大城康正君。 ◎学校教育課長(大城康正君) 答弁にお答えします。学校ごとについては後で資料をお出ししたいと思います。パーセントについては実際的に平成13年度も150名程度、在籍は減になります。但し、非課税世帯、それがやはりそんなに変わらないというふうなことになります。そういったことで準要保護等に関しては、人数はさほど変わらないだろうというふうなことで今、出してあります。そういったことです。 ○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。 ◆30番(大城敬人君) ただいま168ページの20節についてのお答えがあったんですが、この前補正予算でかなりの減額になっていると、この理由について、ひとつお聞きしておきたいのですが、今のお答えでは150名減があって非課税世帯の数が変わらないので予算処置としてはそういうふうにした、当初予算でこれくらいにしながら、現実にはそれが執行されない、全額執行されてないと、あのパーセントを、パーセントが知りたいと、あのそれについて。 ○議長(島袋吉和君) 学校教育課長 大城康正君。 ◎学校教育課長(大城康正君) パーセントはもっておりませんが、今年は408名認定をいたしました。420の予算を措置していると思います。小学校240、中学校180以上です。 ○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。 ◆30番(大城敬人君) これはあの基本的には自主申告とはいえ、これまでの教育基本に基づいて、教育の機会均等ということから非課税世帯等々の税負担の国と地方自治体で持つというふうに法律はかわっていきましたけれども、これについて、年度途中あるいは市民のいろいろ調査をしたりしていますと、例えば修学旅行の間際になってよくあるんです。就学援助を受けてなかったと。これは修学旅行については、実費の支給がありますので、そういうことで修学旅行に負担が非常に過重になったという過程もあるわけです。これは、これまで校長先生とあるいは地域の民生員ということのシステムでいろいろやっているかと思いますが、これだけ人口も増えてきて状況がつかめないと自費を払ってないのはこの名護市の広報がいかない、という家庭がかなりあるわけですから、そういうことであの自主申告の徹底が、ある意味では不十分になってしまって後からもう時期が遅れたというので、よく私、教育委員会に行ったりしておりますけども、そのへんで慰留の無いような方法をどのように改善してきているのかちょっと聞いておきたい。 ○議長(島袋吉和君) 学校教育課長 大城康正君。 ◎学校教育課長(大城康正君) 現在、民生員の集まりを持っています。それと各学校の事務、そして校長先生方に、そういったことを各家庭にも知らせて欲しいというふうなことでまだやっている最中であります。そいうったことで事業報告について調査しておりますので、できるだけ漏れが少なくなるように努力はしていきたいと思います。 ○議長(島袋吉和君) 暫時休憩いたします。休 憩(午後4時0分) 再 開(午後4時2分) ○議長(島袋吉和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。10番 宮里 繁君。 ◆10番(宮里繁君) 162ページの8節、報償費、124万8,000円プール管理費とありますけれども、おそらくこれは、監視人かどうかわかりませんけれども、その内容と何処の学校か、何名かとその期間について。 ○議長(島袋吉和君) 教育委員会総務課長 平良輝雄君。 ◎教育委員会総務課長(平良輝雄君) お答えいたします。プール管理人の報償金でございますけれども、小学校、プールのある4校ございますので、東江小学校、瀬喜田小学校、名護小学校、大宮小学校です。それで現在私どもが考えていることは、5月から7月までの3ヶ月間の学校の授業実数に合わせたかたちで配置していきたいというように、それぞれ学校に1人づつ配置していきたいと考えております。ありがとうございます。
    ○議長(島袋吉和君) 他に質疑ございませんか。18番 屋比久 稔君。 ◆18番(屋比久稔君) 196ページの14節でございますけれども、名護小学校の仮設校舎使用料でございます。これ2,700万余の予算がとれているわけでございますが、なぜこれ聞くかといいますと、現地踏査したときにこの東側と西側の給食室を挟んで東と西側があるんですけど、これを解体して東側に新しい校舎をつくるというふうなことで説明受けておりましたけど、そこでこれは東側と西側同時に潰して同時に造るのか、それとも別々につくるのかお聞きしたいです。何故かというと、東側は現地踏査の結果私達も皆さんも見たんですけど、何か、こうガラクタとかそういったものがありました。空き室になっておりました。西側は活用しておりましたので、そうすると東側を最初に潰して、ここに造れば、これだけの仮設校舎もいらなくてすむのではないかなと言うような気がしましたので敢えてお聞きいたします。 ○議長(島袋吉和君) 教育委員会総務課長 平良輝雄君。 ◎教育委員会総務課長(平良輝雄君) お答えいたします。仮設校舎使用料についてでございますけども、取り壊し予定は2棟ございます。それで最初に東側の校舎を取り壊しいたしまして、西側の方に移せるものは移していきたいと、そのように考えております。そしてその残りといいますか、その後の何といいますかあの移せる物を移して仮設校舎にはPMティーチング等の必要性がありますので、そこに仮校舎を設置したいと思います。しかし当初予定していたのよりは規模が少し縮小になることが予想されますので、それにつきましてはまた校舎等の建築費の方に活用できればと思ったりしております。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようでございますので、これを持って小学校費についての質疑を終わります。10款、3項中学校費についての質疑を許します。29番 宮城康博君。 ◆29番(宮城康博君) ごめんなさい、177かな。羽地中学校の屋外教育環境整備設計委託料とか工事費等とかあります。ひとつ現地踏査をして私達感じたことなのですが、今現在の現況である羽地中学校のグランドの周りに小高い丘とは言わないけど、ちょっと外壁のところに少し盛り上がっています。それで植栽があると。今回の計画だとそれを全部つぶしてマラソンコースにするのだというご計画だというふうにおうかがいしたんですけど、あの植栽を全て伐採して無くしていくのはいかがなものかと。かなり年期の入った植栽のようですし、学校が新しく新品になるのはとても近代化した校舎で子供達が勉強したりプールや体育館で授業したりというのはとても楽しいことだと思う。しかし先輩達からあの永遠残っていた木があるというのは、とても僕大切な事だと思いますがそこらへんはどう考えているのかお尋ねします。 ○議長(島袋吉和君) 教育委員会総務課長 平良輝雄君。 ◎教育委員会総務課長(平良輝雄君) お答えいたします。おっしゃるように記念植樹といいますか、羽地中学校の28期生が植樹をされたようですので、当時の先生をとおしていろいろ意見もうかがっておりますのでぜひ移せるものは移して、そして、必要ないとはいいませんけど、倒すものは倒して、そして新しくまたその当時の28期生の方々に新しい木が植えられれば、それもぜひ植えていただきながら残していきたい言うことで考えております。 ○議長(島袋吉和君) 29番 宮城康博君。 ◆29番(宮城康博君) マラソンコースがあるでしょう、マラソンコースをどのように皆さん設計なされているのかわからないけど、あれを壊してマラソンコースを外周につくる必然性がどれほどあるのかというのが僕にはわからない。皆さんの計画を見ている限りだと、今ある土手を、子供達が例えば中学生が授業で円周を走るというようなことはできると思います。僕は、今でもあのような土手を走ることが子供達にとっては思い出になるようなものだろうと思います。いやそんなものはつぶしてマラソンコースをこんなふうにしてガンガンとしてつくらなければならないなんて必然性があるのか。これは設計の変更も含めて考えることはできないのかどうなのか、お尋ねします。 ○議長(島袋吉和君) 教育委員会総務課長 平良輝雄君。 ◎教育委員会総務課長(平良輝雄君) ご指摘の点は、これから地域の方々あるいは学校とも協議をしながら、残せるのでしたらばぜひそのように残せるような方法で検討していきたいと思いますのでよろしくお願いします。 ○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。 ◆30番(大城敬人君) 177ページの同じ15節の中学校屋外整備事業で全く同じことについて、先ほどの答弁で気になることがあるんです。あの植えかえするのは植えかえてという話だけど、現地踏査をして、校長先生にも意見申し上げましたけど、ようするに外郭の木は全面的に残すと、外は全部皆さんの説明では外も全部切倒すという事だったんです。やむを得ずそのなかの大きな木も5、6本またあの角の方にだいぶあるのですが、これを植えかえるというならそれも分かるけども、皆さんの説明は外が全部倒すということだったんです。これはまかりならんと、そんなことは正直な話でそれを造ってきた地域の人達にとっても非常にその問題じゃないかということで申し上げたら、校長先生も変わられたわけですが、そのとおりだなと言っておられた。今また聞いたらどうもその認識になって無いように感じがするんです。新しい施設ができるから全部壊してしまって後で何かやればいいという発想は非常におかしいと思うのです。だからそのへんは、これは外の方は一本も倒さないということが大事だということを言っているのに今の話はそうでは無いように聞こえるから、そのへんはっきりさせてください、認識がちょっと違いますから。 ○議長(島袋吉和君) 教育委員会総務課長 平良輝雄君。 ◎教育委員会総務課長(平良輝雄君) 全て倒すということではなくて、もちろん残せるものは大事にしながら残して、計画を進めていきたいと思っておりますのでよろしくお願いしたいと思います。この件については十分に調整をしながら進めて行きたいと思っております。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか。27番 具志堅 徹君。 ◆27番(具志堅徹君) 認識のことですからあえて私も1こと注文をつけたいと思うのですが、土手は運動会やその他のときの見物にもなる舞台にもなるんです。自然なのです。それで後ろの方のブロックフェンスが建っているのですが、その部分が低いんです。言ってみれば2メートルぐらいのところから森になっているような状態で5メートルくらいの幅で、そこを土建屋のためにつくるのではなくて、学校の子供達のこの緑に目玉がいくように、そういう情操教育のためにあの緑を残しなさいという話であって、何かこのコースをつくればいいというものではなのです。あの土手はスタンドにもなるし、そのまま後ろの方のブロック塀を引き上げれば、そこもまた使えるわけです。そういうことをして緑を残して欲しいというのがあるので、そのなか、緑のなかからコースをつくると木を倒してコースにすると、倒したら本当に環境悪くなります。そういうことなのでぜひよろしく。 ○議長(島袋吉和君) 教育委員会総務課長 平良輝雄君。 ◎教育委員会総務課長(平良輝雄君) いろいろ、ご指摘がございますので、マラソンコースについても十分内部でももう少し詰めてそういうものは残せるものは残していきたいと思っておりますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はありませんか。10番 宮里 繁君。 ◆10番(宮里繁君) 小学校のところでも聞きましけど、171ページの8節。同じく予算が124万8,000円これも同じ4項だと認識しておりますけども、期間が5月から7月と夏休みに多く利用する学生がいると思うのだが、それ以外はもうそこは父兄がやっているところもありますけど、プールの3ヶ月間という期間報償についてどうなりますか。恩納では6月から10月頃までやっています。 ○議長(島袋吉和君) 教育委員会総務課長 平良輝雄君。 ◎教育委員会総務課長(平良輝雄君) お答えいたします。現在、私どもが掲示をしておりますのは学校の授業実数に合わせた範囲での配置を予定しております。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑が無いようでございますので、これをもって中学校費についての質疑を終わります。 10款、4項幼稚園費についての質疑許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようでございますので、これをもって幼稚園費についての質疑を終わります。 10款、5項社会教育費についての質疑許します。20番 宮城康成君。 ◆20番(宮城康成君) 201ページの8節、報償費あけみお展審査員報償費410万円組まれていますがこれの人員、できれば、差し支えなければ氏名まで公表をお願いしたいと思います。もし多ければ後で資料でもようございますのでお願いしたいと。それと202ページ18節、市民会館の備品購入費192万円組まれていますが、備品の中身が何なのか、その説明お願いします。 ○議長(島袋吉和君) 教育委員会総務課長 平良輝雄君。 ◎教育委員会総務課長(平良輝雄君) 201ページのあけみお展の審査員報償費でございますけども、審査員は一般の部の審査員は5名を予定しておりまして、そして児童生の作品の審査には、10名程の審査員を予定いたしております。よろしいでしょうか。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑ございませんか ◎教育委員会総務課長(平良輝雄君) すいませんでした。市民会館の舞台備品ですけども、照明、音響備品等、平台というんですかそういうものを今計画をしております。 ○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。 ◆30番(大城敬人君) 193ページの13節の委託料ですが大堂原の貝塚の発掘等はいつ頃まで続くのかということと合わせて、これだけ素晴らしい貝塚の発掘が進んでいると、また先に部瀬名の方も一応一段落した、というふうに聞いているわけですが、名護市がもう30周年も迎える状況のなかで歴史資料館といいますか、発掘された名護市の歴史につながるそういうものを展示する。その日常的に公開している場として、そういう場所が必要じゃないのかなと、そろそろ計画しないといけないのではないかと、この事についてどういう計画が名護市としてあるのかお聞きしたい。それから195ページ、これは19節の補助金ですが最後の方に源河の長者の大主と安和のウシデークで先日名護市の文化財に指定されて非常に喜ばしいことでございますが、今後、名護市におけるこういう伝統芸能等についての保存を進めていくうえで、計画としての名護市の文化財としての指定をする予定のものが、いかほどあるのか、そのへんについてお聞かせいただきたい。 ○議長(島袋吉和君) 教育次長 徳本哲保君。 ◎教育次長(徳本哲保君) 私の方からお答えをしたいと思います。まず193ページ大堂原貝塚の調査期間と言うのでしょうか、何時までなのかということでありますが、15年度ということでございます。そこまで続くと。それから195ページで今回の指定の後で計画があるかということでありますが、この件については、後ほど資料が準備されているようでありますからお配りをしたいと、それから資料館の建設の問題でありますけれども、一般質問でも資料館ということで関連してございました。これについては今後の具体的な計画というには、いまだありませんけども、これからの検討課題というかたちにしていきたいと思います。指定の計画でありますけども、資料を後ほどお届けしたいと思います。 ○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。 ◆27番(具志堅徹君) どうもいろいろあって、195ページの市史編纂費にかかわってなんですが、数年まえに市制30周年に向けての市の行政記録、市議会の議会誌などを30周年に向けて準備したらどうかと言う提案があったのですが、それからずっと何の音沙汰もないんですけども、30年経過して議会誌など行政記録を少なくとも35年へに向けての段取りをしないといけないと思うのですが、この数年間、1度委員がつくられてあとそのままになっているんです。そのへんの動きや予定等についてどうなっているかお聞きしたい。 ○議長(島袋吉和君) 市史編纂室長 具志堅満昭君。 ◎市史編纂室長(具志堅満昭君) ただいまの意見は市史編纂事業の一つ、行政記録等の話ですが、実は市史編纂事業は昭和52年から始まりまして、54年に全体計画が作成されていまして、その後平成4年度までに3回の全体計画のなかの刊行計画の分、この刊行計画の部分が3回ほど見直しがありまして、現在はその計画、その後もう見直しがなくて、現在はその計画に基づいて事業を進めているという状況でありますが、かなりこの計画の内容と実態とがかけ離れてきているということがあります。それで一時中断していた市史編纂委員会、これが平成11年度に再開しまして、現在その市史編纂委員会のなかでこの市史編纂事業の計画そのものを見なおしていこうという作業を進めているところです。そのなかにおいて、この行政記録について重点的に調査をしていけたらというふうに思っております。というのは現在、名護市も平成14年度を目途に情報公開に向けて行政文書の管理システムを今進めているところなのですが、それと合わせた格好で市史編纂いわゆる受け皿としてこういった行政資料の受け皿としての態勢づくりも急いで進めていかなくてはいけない状況にきているわけです。そういったことも含めてこの委員会のなかできちっと位置付けしていけたらというふうにも考えております。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑ございませんか。29番 宮城康博君。 ◆29番(宮城康博君) 184ページであります。あの親川公民館、中山公民館、宇茂佐公民館、中山公民館等々が新しく入っているわけですが、これ説明ではSACOだというふうに聞いたんですけどSACOの交付金なのか補助金なのかどのような制度なのか、それちょっとお尋ねしておきます。そして文化財にかかわってなんですが、新しい予算書で192になっているかな、文化財保護費のなかで192、文化財保存調査委員の報酬というのが計上されていますが、我が名護市の文化財保護条例ですと新しく文化財として指定するときに文化財保存調査委員会の意見を聞くというふうになっているのですけど、天然記念物であるジュゴンが東海岸で生息しているという事柄は、これは防衛施設局の調査によっても明らかになっています。水産庁ももちろんこれは天然記念物に指定していますし、文化庁ももちろんやっています。そういうような関連から、我が名護市として文化財として、これは天然記念物として指定していくという事柄についてお考えはないのか。ひいてはそのようなことがらをその調査委員会に答申を受けるというか検討していただくというというふうなことについて考えていないのかということについてお尋ねする。その2点まずお伺いします。 ○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。 ◎企画部長(末松文信君) 184ページの13節ですけれども、SACO関連経費ということでのご質疑でありますので、これは私の方でお答えしたいと思います。まずあの親川公民館ですけども、これはSACOではなく、これはあの通常基地周辺整備事業であります9条交付金をあてがってございます。それから中山公民館、それから宇茂佐公民館、山入端公民館この3公民館ですけどこれはSACO関連経費というようなことで今、SACOの事業対応ということで計上させていただいております。 ○議長(島袋吉和君) 教育次長 徳本哲保君。 ◎教育次長(徳本哲保君) 天然記念物のジュゴンの件でありますけれども、これは国のほうで指定をされているということで、名護だけでは判断できるということにはならないようでありますので、国、県との担当部局との調整を図りながら、名護でどういう対応ができるのか検討をしてみたいと思います。 ○議長(島袋吉和君) 29番 宮城康博君。 ◆29番(宮城康博君) 企画部長SACOの事業対応のお話わかるんだけど、SACOはようするに論拠としては因果決定等々受けて、SACOに関しては交付金と補助金という区別があるはずなのです。それのどれに該当しているのか、事業対応といっても交付金なのか補助金なのかによって、明らかに違ってくるから、それがどちらなのかをお尋ねしたいのです、もう一度それは答弁して下さい。それで教育次長、私がこの間、去年から今年にかけて外務省及び文化庁にも行きました。水産庁にも行きました。あのもろもろの関係省庁まわって事務官に対応していただいて、お話をしているのですけど、霞ヶ関のほうで言うのは、ようするに地元から声が挙がらないといけないと、文化庁あたりも教育行政としてこれは文化庁がもちろん天然記念物として主管しているわけですから、これは文化庁としてやるべきではないかという話をすると、それは地元のどういう対応なされているかと、地元からの要望があれば文化庁も動けると、水産庁も同じようなことを言ってるんです。ですから、ぜひ県と積極的に調整をして名護市としてどのように対応していくかということがらを検討していただきたい。これは本当に大切な国際的な保護動物であり天然記念物であるわけですから、私、一般質問でもちゃんと説明しましたけど、沖縄が、琉球が当時の米軍の統治下の沖縄が天然記念物に指定しているのが、1972年に本土復帰して日本の統治下になってそれで自動的に日本の天然記念物になっているわけだから沖縄側がこのことについてイニシアチブを発揮するというのはぜひとも必要なことですので、県と積極的に調整していただきたい。そのことについてご答弁を。企画部長、先ほどのものをお願いします。 ○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。 ◎企画部長(末松文信君) 康博議員ご案内のように、SACO経費については交付金とそれから補助金に分かれておりまして、今回のものは補助金対応ということでございます。 ○議長(島袋吉和君) 教育次長 徳本哲保君。 ◎教育次長(徳本哲保君) 県との調整をすすめていきたいと思います。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか 29番 宮城康博君。 ◆29番(宮城康博君) 三回目ですので簡潔にしますけど、SACOの補助金というふうになると、企画部長ちょっと僕がお尋ねしたいのは、SACOの補助金について国から出ている位置付けというふうにいうと、これは全部は読み上げませんけど、SACO事案との因果関係が認められる事業なの。それに対して原則が10分の9の補助率で関係地方公共団体に助成措置を講ずるということになっているわけです。いいですか、SACOの交付金だったらどのような公共用の施設を整備するかは市町村長の自由な裁量にゆだねられているわけです。補助金についてはSACO事案との因果関係が認められなければいけない。この場合、中山、山入端公民館はSACO事案とのどのような因果関係が認められたのか、ないしはどのように因果関係があるということで、皆さんはその事業の申請をしたのか。これは僕はよく納得できないというか、わからない。この話は3回目ですので、私は次、納得いかないからといって立てないけど、いずれにしても、SACO事案との因果関係を、公民館の事業をどのように認定したのか、認識しているのかということについては明確にしていただかないと。いいですか、あの企画部長よろしく頑張って下さい。 ○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。 ◎企画部長(末松文信君) これの経緯についてちょっと説明申し上げますと、まずSACO関連経費というものの位置付けですけど、これは平成8年の12月3日の閣議決定によるものでございます。そこで平成11年12月27日に市長が受け入れ表明した際に、私どもとしてはその政府の振興事業に対する政府の支援を要請したところでありまして、それに対しまして、平成11年12月28日の閣議決定、これは政府の方針を示したものでありますけれども、そのなかで別紙ということで以前にお配りしましたけれども、このなかで普天間飛行場移設先及び周辺地域の振興に関する方針というものの最後の7ページとありますけれども、そこに7ページの前に6ページに(4)として財源の確保ということがありますけども、その一環といたしましてSACO関連経費をはじめとする各種交付金等による対応がさらに加わることにより本振興事業の財源の確保及び一般財源の充実にかかわる要望に的確に対処するとこういうことでございまして、その移設先および周辺地域というその概念のなかで要求してその政府としてもその旨その実施していくということで了解得ているところであります。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑ございませんか。30番 大城敬人君。 ◆30番(大城敬人君) ただいま説明があった点で、解釈にかなり無理があるのでもう1度お聞きしたいのですが、このSACO交付金及び補助金についてということで説明あったのですが、部長がやられたのはSACOの交付金についての説明なのか、いわゆる先ほど宮城議員も言われていましたがSACOの補助金ということでは、今の説明はどうも納得できるような状況ではないと。というのは今言われた、平成8年12月3日の閣議決定をうけてSACO関連施設の移設等による防衛施設周辺住民の生活環境等の影響等の緩和を図るため環境整備法の定めるメニューを基準としてSACO事案との因果関係が求められる事業に対して原則として10分の9の補助率で関係地方公共団体に助成措置をこうずるものであるというふうに規制されているところだと思うんです。それは交付金とはまた違うわけです。今なにゆえそういっているかというと、部長が補助金だと言ったからそういっているわけで、補助金は10分の9だと、じゃあなぜいまここに出ている中山やあるいは宇茂佐等々山入端等々について、そのここに規定したことと、どのように結びつきがあるのかというのをもう少し理解させてもらわないとかなり今の話だと無理があるものだから。 ○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。 ◎企画部長(末松文信君) さっき康博議員の質疑にもお答えしたんですが、SACO関連経費は交付金と補助金と両方に分かれておりまして、対応で申し上げますと今現在実施されているところの9条交付金に値するのが、SACOのなかでも交付金と、まこれ自由裁量によってそのメニューにあるものについて市長の判断にゆだねられると、補助金については普通補助事業と言っていますけれども、これにつきましては現在の8条事業対応ということで今回のSACOについては10分の9ということが明記されております。ただその因果関係ですけども、先ほど申し上げましたように移設先及び周辺地域の振興にかかわる支援処置ということでございます。 ○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。 ◆30番(大城敬人君) 今部長が言っているのは9条説明ですか。9条特定防衛施設整備、施設周辺整備交付、調整交付金の説明を今やっているわけですか。これと今説明したのはSACOだといったわけでしょう。この9条との関係でどうだと言っているのですか。ちょっとそのへん説明納得いくようにして下さい。 ○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。 ◎企画部長(末松文信君) たいへん説明がまずかったようですけど、これまで基地周辺のその整備をやるために、交付金、調整交付金がありまして、これいわゆる9条といわれている交付金です。親川公民館の場合はこれをあててその従来の手法でやっていこうと、その当時まではその対応しかできなかったので、その後いろいろニーズがあったのでこれについて政府とも調整したところ、SACO関連経費のなかで、これまで二見以北の5区の公民館作ってきたのは、SACO交付金ではなくってSACO補助金で対応してまいりました。今回の名護漁港のせり市場の建てかえについてもSACO事業いわゆる補助金対応でやってまいりました。今回、新らたに計上してありますところの3つの公民館ですが、これについては同じくSACO補助事業ということでの対応と、さっき私が申し上げましたのは9条交付金と同じものがSACOのなかにもあるわけです。これはまだ促進されてないと、こういう状況でございます。 ○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。 ◆30番(大城敬人君) 6条7条8条ずっと見ているのですが、12条それから9条、この中の12条は補助率の問題とか全部あります。だからそういうことからみて、ここのなかにもこの類のものが入ってこないんだ。だから例えば14条見てもそうですけどかなり今回のこのSACOの事案と関連してみると、果たしてこれSACOの補助金としての予算を立てたわけだけども、すでにこれは関係のほうで了解ということになっているのかどうか、そのへんのことをはっきりさせて欲しいんです。というのは、防衛施設いわゆる周辺整備関係のメニューをずっと目をとおしていても今回の事案に関係するものとして、直接結びつくものがちょっと見当たらなかったので、だから聞いているわけです。それが入っておれば問題はないんです。説明はわかるんです。ところがずっと資料これまで見てきたのですが見当たらないものですから、今ひとつだけはっきりさせといて欲しいのは、このことについてはSACOで了解を得た防衛施設の補助金としての了解済みのものかどうかということで、予算は総計主義だから、あのかつて名護市は入ってくる予定のない財産の処理の予算も入れるなど、そういうこともやってきているわけで、今回のこういったのが本当にそういう補助事業としてやる場合に該当するかどうかということになると、かなり無理をしている状況なものだから、ちょっと理解に苦しむんですけど。それから、ちょっと別のことでお聞きしたいのですが、今、あの社会教育で、5項です。そのなかで196ページの8節の報償費のところで言語というのがここ報償費ですから、あるんですが、民族と二つあるんです。どういうものなのかということをお聞きしたいのと、それからちょっと見つけられないのですが、言語との関連で最近にわかに新聞紙上でもいろいろと取り上げらたりしておりますが「第2回名護市島くとぅばかたやびら」の大会の予算がどこにあるのかちょっとみているのですが、見当たらないものですから、あの第1回目は議会からは宮城康成さんと私も出演したのですが、この第2回今、頑張ろうと思っていたら、予算が見当たらないので困っているんです。説明してください。 ○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。 ◎企画部長(末松文信君) この事業について了解されているのかということでありますが、これは了解済みであります。地元についても、その内容で進めたいということで了解を得ているところであります。 ○議長(島袋吉和君) 教育次長 徳本哲保君。 ◎教育次長(徳本哲保君) 第1回の島くとぅば大会はたいへん盛り上がった大会でありました。私も議員の言葉もたいへんうまいなということで拝聴していましたけれども、この件は文化協会の事業でありまして、私どものこのなかには入っておりません。継続して第2回、第3回と続けていきたいということのようでありますので、申し伝えておきたいと思います。 ○議長(島袋吉和君) 市史編纂室長 具志堅満昭君。 ◎市史編纂室長(具志堅満昭君) 市史編纂事業費の報償費の内容はどうなっているかということなのですが、これは主に専門部会の委員達と執筆者による調査報償金が主であります。その内容は、たとえば、現在、もう原稿の監修、原稿は結構あがってきていますのでそれの監修費とか、それから執筆にむけて書いているうちにどうしても補足しなければいけない調査が出てきます。そういったものの調査の報償費とかが主な内容になっております。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようでございますのでこれをもって社会教育費についての質疑を終わります。 10巻、6項保健体育費についての質疑を許します。30番 大城敬人君。 ◆30番(大城敬人君) 205ページの補助金の名護ハーフマラソン事業補助金については一般質問などでもあったんですけども、今年度の事業の目標です。去年よりも130名くらい多くなったという報告がありましたが、名実ともに名護のハーフマラソンを定着させていこうということだと思うんですが、どれだけの規模を予定しているのか、それから今回、桜祭りの仮装行列の日だったと思うんですが、マラソンの日が重なったということで盛り上がったという報告が先ほども答弁でありましたけれども、市民が桜祭りでたくさん集まっているところに、このゴールをもってきたらどうかという話があったりしてるんです。どの部分で活用するかは別にしても桜祭りのイベントと、かみ合わせたこのハーフマラソンというのは非常におもしろいというような感じがしてるんです。そのへんのことをちょっとひねって、いい大会ができないものかということがお聞きしたい。それから、207ページに19節ですがBG温水プール、特殊育成士、養成研修出席負担金というのがございます。ま最近になりましてこの身体障害者の方々がプールでこの水泳をやっていくということが出てきていまして、昨年の身障者全国大会にも本市の選手が非常に脚光を浴びたというテレビ放送もみなさん記憶にあるかと思いますが、そういうこともあって、今回のこの19節のものがそういう指導の要請にあたるのか、それと現行のプールでの指導員が、例えば特にお年よりのプール歩行、水中歩行の利用者が極めて増えてきたという状況にあるわけ、でそういう点で現状の指導員の数ではどうなのかといった利用者の声もあるわけです。そういうことでそのへんのことについてはこの予算でどうなっているのかなということでお尋ねしたいと思います。 ○議長(島袋吉和君) 社会体育課長 比嘉敬二君。 ◎社会体育課長(比嘉敬二君) ただいまの大城議員の質問にお答えします。まず、ハーフマラソン、今桜祭りと今年は一緒にやっていますが、約1,000名近い参加者が出ております。年々増える可能性がありますので募集は今年の末から始まりますけど、早めに募集を出してさらに参加者を多くしたいと思っております。桜祭りのこの市民が集まっているところにゴールをもっていったらどうかということなのですが、参加者が多くなると今の競技場でも出発、ゴールが難しい可能性もありますけど、その規模によって検討していきたいと思っております。それからプールの育成師のことですけど、これは育成師、インストラクターといいますけれども、温水プールで今2名必要であります。今2名おりますけれども、これはあの東京のBGのほうで20日間の養成研修があります。これは主にプールの育成、管理、指導あるいは救急等の資格を得るのが育成師であります。身障者についてこの指導ということでありますが、今そういう方々が22名ほど利用しております。いろいろ身障内容によっても指導の方法が違うかと思いますけどもそのへんも検討して、そういう指導者、そのへんの要請があれば、そういうところに派遣をしてもいいかと思っております。それから指導員、今あの水中指導員2人委託で置いておりますけども、主に水中の利用者が多いということで、今2人である程度やっておりますけれども、多くなればまた指導者も増やしていかないといけないかと思っておりますので、これも検討していきたいと思っております。 ○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。 ◆30番(大城敬人君) 同じ207ページの14節の使用料及び賃貸料があります。ここで市営体育館賃借料、名護高校後援会と市営体育館借地料、沖縄県というのがあります。現在21世紀の森・体育館というのがあるわけですが、名護市内のそういう体育関係の体育館ということになりますと、この体育館かなり老朽化していて雨漏りの件もあるわけですが、ライトもたびたびここで指摘してつけてもらったりしているのですが、桜祭り剣道大会というのがありまして、残念ながら今回、教育長も市長も来られないというので子供達もがっかりしていましたが担当の課長がこられて挨拶もして帰れなくなって一日中いたんだけども、今、そういう点でこの体育館老朽化した場合に、どうなっていくのかということで皆さん心配しているのです。とりわけ柔剣道の柔道、剣道、空手等の武道、日本古来の伝統武道とか、あるいは、今まったくないのがいくつかあるわけですが卓球場が市民に開かれた卓球場が常設の卓球場がないのです。そういったことも含めて考えますというと、もう一つ質問等に出ている総合体育館等の設置が急がれるわけですが、この市営体育館についての将来像どうなっていくのか、かなり老朽化して危険性もあるだろうといわれていて皆さんも不安だろうし、そのへんのことをちょっとお聞かせいただきたい。 ○議長(島袋吉和君) 教育次長 徳本哲保君。 ◎教育次長(徳本哲保君) ご指摘の市営体育館の老朽化については、これは私どもも把握をしているつもりであります。雨漏りがひどいということもありまして、その都度応急処置をして利用に、使用に供していますが、なかなかちゃんとした改修ができないというような状況にあります。それとまた、市営体育館のなかで武道の練習稽古が頻繁に行われているということもありますので、これが将来どうするかということについて私どもも何とか含めて意見交換くらいの段階でしかございませんけど、その範囲で今やっていると、そしてこれも当然、委員会だけで判断をするということでは決してなりませんけども、委員会の予定というのでしょうか計画をいずれにしても早めにまとめて、市長部局との調整にはいっていきたいと考えております。 ○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。 ◆30番(大城敬人君) ただいま、青少年の健全育成の問題をとりまく環境がいろいろあって健全育成のことについては、いろいろな多方面で努力されているわけですけども、今のように名護市はそのスポーツを中心とした健全育成の環境整備というのが極めて遅れているのではないかという感じがしてならないんです。他市と比べて、そのへんから教育長そういう観点からして名護市のそういう環境整備についてはどのような方向でもっていかれる考えか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(島袋吉和君) 教育長 山里全用君。 ◎教育長(山里全用君) 環境が人を育てるとかいいますので他の市町村とかあるいは私達の名護市の状況とかいろいろ検討しましてできるだけその人々のニーズに沿うようにしていきたいと思っております。 ○議長(島袋吉和君) 13番 島袋権勇君。 ◆13番(島袋権勇君) ちょっと1点だけ、ただいまの19節の補助金のなかの負担金・補助金及び交付金のなかの名護ハーフマラソンについて、これから新しい、その考え方がないかどうかということについてお聞きいたしたいと思います。名護ハーフマラソンが実際ありまして、今回が丁度2回目でしょうか。今年、桜祭りと一緒に同日に開催したわけですけど、将来的には先ほど大城さんからありましたように、名護市の年間事業のなかのイベントとして位置付けをして、私はその皆さんの説明にありますように市民の健康増進や青少年の健全育成及び、壮年あるいはその地域活性化をということを謳っているわけですから、その目的も、説明のなかで、そうしますと、この100万というもので非常に少ないんじゃないかと、イベントとして年間の行事のイベントとして位置付けるならば青少年に夢をもたせるならば、本土あたりの有名なランナーを招聘をして一緒に走らせるとか、そういったかたちでやって100万だけではどうも実行委員会でもできないだろうと思うんです。体協が後援しているでしょうけれども、そこをきちんとそういったものをもっと予算をつぎ込んで地域活性化のためにもその青少年に夢を与えるという部分からしても、私はそのハーフマラソンの持ちかたについては新たな発想をもって、考えて位置付けるべきじゃないかと思うんですけども主催をする側としてはどうお考えかのか、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。例えばその東海銀行がこも間そこでその合宿などもしていますから。 ○議長(島袋吉和君) 教育次長 徳本哲保君。 ◎教育次長(徳本哲保君) この事業については体協を中心とした実行委員会組織をつくって頑張っていただいておりまして、この実行委員会に対する補助金ということでありますのでご理解を賜りたいと、先ほど議員の方からのご意見のありました。いろんな発想をかえて本当に市民のためのマラソンにしていこうということについては、これはもう私どもでどうだというのはこの時点では申し上げることはできませんけども、この意見、があったということもふまえて体協あるいは実行委員会の皆さんにも伝えていきたい。そして一緒に検討できる状況にくれば、行政としても何らかのかかわりをしていきたいというふうに思っております。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑ございませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようですのでこれをもって保健体育費についての質疑をおわります。 11款、1項災害復旧費についての質疑を許します。30番 大城敬人君。 ◆30番(大城敬人君) 211ページの11巻1項ですが、ちょっと予算説明の時に私参加できなかったわけでその十分説明をうかがってなくてたいへん失礼しておりますが、13節の委託料いわゆる幸喜川の上流側の護岸決壊についてこれが関係しているのか、設計を伺いたいということが1つ、それから喜瀬区から市当局にきているのではないかなと思うんですが、同じようなことが幸喜でもあるんですけども、この保安林のモクマオの台風時による倒壊あるいは枝折れなどによって人家への多大な災害が発生していということで喜瀬からも文章でその旨の訴えがきていると思います。特に昨年の台風時には幸喜のファミリーマートのそばの保安林のモクマオが折れまして、フォルクスワーゲンの車がその飛んできた枝にあたってぺしゃんこになってしまった。こういうことが頻発しておりまして、これらについてのこの災害防止の点から、この保安林の半分以上切って欲しいという文章が市当局にきていると思うのです。文書で喜瀬の区長からその旨の要請がありましたのでこれも合わせてお伺いします。3分の1くらいでもいいから切って欲しい。 ○議長(島袋吉和君) 建設課長 仲井間建男君。 ◎建設課長(仲井間建男君) お答えいたします。災害委託料でその幸喜の川の上流があの被災しておりますけどその委託料も入っているかということでございますがこの災害について県と調整したところ、この河川は砂防ダムの流動口になっておりまして、県のその河川課で災害復旧をやっていくとのことでございます。 ○議長(島袋吉和君) 農林水産課長 吉元博昌君。 ◎農林水産課長(吉元博昌君) 保安林の管理についてどうなっているかというご指摘でございますけど、保安林につきましては県がようするに管理をするようなかたちになっております。そういうことで地域の皆さんからあがってきた陳情については、早速県の方と調整をして、ぜひ対応してもらいたいという申し入れはしております。そのなかで県としてもやっぱり予算の関係のあるものですから検討するということに、今とどまっている状況でありますけど、現場の写真とかそういうのも添えて県の方には要請していますんで、ぜひ今後早急にできるようなかたちのものを市の方からもお願いしていきたいというふうに思っております。 ○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。 ◆30番(大城敬人君) ここに211ページの2目にも土木施設災害等々ありますがこれは災害のほうですけども、議会でも出しました一般質問でも取り上げてきたのですが喜瀬の逆流浸水の箇所と、それから幸喜のコロンバンの後ろの浸水等々についての措置この予算がされているのかどうか。 ○議長(島袋吉和君) 建設課長 仲井間建男君。 ◎建設課長(仲井間建男君) お答えします。喜瀬の逆流にかんしては、ちょっと私のほうでは認識しておりませんで現場を確認したいと思います。それからコロンバンの浸水に関してでございますが、このことに関しては何度となく国道事務所と現場を調査いたしまして、今、国道事務所のほうにその国道の水路につないでくれというふうに要請をしているんでありますが、これに関してその国道側が、市道の側溝のまずは清掃が先じゃないかという話もありましたので、その側溝の掃除をうちのほうでやろうということでありましたが、それはその区長のほうからは、これは原因じゃないというふうに言われてできなかった状態でありますけど、再度、調整してみたところ、逆流しないかという心配があると国土事務所のほうでまた話がありまして、このへんのところを高さの関係を調査したいという現在はその状況でございます。 ○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。 ◆30番(大城敬人君) 土木のほうでお尋ねしたいんですが、先に一般質疑でも取り上げた幸喜のふもとの土砂崩れ、これについては個人有地ということであるけれども最低限の崩れをとめる措置については市の単独ででも、やっていきたい、と言う答弁をいただいているですが、今回この単独の予算のなかに入っているのかどうか、そのへんの説明を。 ○議長(島袋吉和君) 建設課長 仲井間建男君。 ◎建設課長(仲井間建男君) お答えします。うたきのそのいわゆる個人有地のその土砂崩れに関して私のほうで認識しているのは、その土砂の撤去、それから倒木の撤去に関しては処置しましょうと、答弁した記憶がございます。土砂止めをやるとは答弁した覚えはございません。であの今後ともその基本的な考え方を持っているんです。あの個人有地の土砂止めをやるということは考えておりません。
    ○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。 ◆27番(具志堅徹君) 2点ほど、1つは今、進行形の東区と中区の境目の大中の何公園といいましたかタケバル公園の決壊があったけれどもそこの地籍が隣りの関係でどうなっているかということと、直接その予算がないのですが、消防のほうで聞くべきだったんですけど、ちょっと抜かしたので消防長がおられますから、実はあの出初式のときに乾パンをいただいたんですけれども、あの名護市のそういう食料などの備蓄、福祉事務所では毛布などの備蓄があるようですけども、食料に関するこの備蓄等についての状況など、この災害とかかわるこの直接予算ではないのですが、そのへんについてお聞きしておきたいと思います。 ○議長(島袋吉和君) 暫時休憩いたします。休 憩(午後5時7分) 再 開(午後5時8分) ○議長(島袋吉和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。都市計画課長 仲井間宗徳君。 ◎都市計画課長(仲井間宗徳君) タケバル公園の災害の敷地の件ですが、それについてはこの敷地、公園敷地内での工事をやっております。そのきちんとしたあの、はい。ちゃんとしています。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようでございますので、これをもって災害復旧費についての質疑をおわります。 12款、1項公債費についての質疑を許します。25番 比嘉祐一君。 ◆25番(比嘉祐一君) 公債費ですけども、繰り上げ償還によって去年は前年度比がこの減ったのが5目あって、この補正で1億5,000万積み立てしてあります。これは今年も1億5,000万で繰上げ償還する計画があるのかどうかちょっとお聞きします。 ○議長(島袋吉和君) 財政課長 大城弘行君。 ◎財政課長(大城弘行君) はい。繰上げ償還はあるのかというお話ですが、繰上げ償還するために、いま残っているこの公債費が、ほとんど政府関係のものです。政府は非常に高い利子8.3くらいもございまして、それをいかにしようかということを考えておりますが、それをやると政府はペナルティーを科すというようなことがございまして、いかにしてこの政府を説得してペナルティーを受けないで返すかということを今検討中でありますので今暫くお待ち下さい。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか。29番 宮城康博君。 ◆29番(宮城康博君) あの公債費215ページですけど24億2,918万8,000円だと本年度で、その内これが一般財源21億8,315万8,000円だと財源の内訳でいうと、財政課長にお尋ねしたいんですけど、我が名護市のこの当初会計における平成13年度の一般会計における公債負担比率を、まず仮に計算するとしたら、いかほどになっているのか、というのがまずわかっているのかどうなのかについてお尋ねしたい。もし平成13年度予算ではわかりませんということであれば、直近かのやつで公債負担比率がいくらになっていて、およそいくらになるであろうと予測されますということで、してくれる。 ○議長(島袋吉和君) 財政課長 大城弘行君。 ◎財政課長(大城弘行君) 公債費負担比率の件ですが、公債費負担比率については現在出しておりませんで、平成12から17年度までの公債費比率あるいは起債制限比率は出しております。そのなかで今指標のなかでは平成16年度に名護市のピークがくる。なぜその16年にくるかといいますと、先に借りました名桜大学のための設置のための一括で借りました。その地方債がそこで償還が終わる。大体それは4億近く、毎年払っております。大学のものです。それから現在、10年に借りました減税の一括の償還がございましてその16年はそれが一挙に来るというところで、16年はピークに達するということを試算しております。先ほどの公債費負担比率については現在出しておりませんので、近々精査して出したいと思っております。 ○議長(島袋吉和君) 29番 宮城康博君。 ◆29番(宮城康博君) 今、財政課長の方からご説明のあった、その平成16年度です。我が名護市が名桜大学を創設するために起こした起債であるとか、そういうものの償還等がピークになると、そのそれまでの年次的ないわゆる公債費比率等々がどういうふうになっていくであろうと予測されているだろうと思いますので、それ資料として提出していただけない。ぜひそれはお願いしたい。ペーパー一枚程度だと思うのでぜひ全議員にそれは配るようにして下さい。 ○議長(島袋吉和君) 財政課長 大城弘行君。 ◎財政課長(大城弘行君) 今こっちで読み上げた資料を皆さんにおあげしたいと思います。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようでございますので、これをもって公債費についての質疑を終わります。 13款、1項普通財産取得費についての質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようでございますので、これをもって普通財産取得費についての質疑を終わります。 14款、1項予備費についの質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようでございますので、これをもって予備費についての質疑を終わります。 第2表、債務負担行為についての質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようでございますので、これをもって第2表債務負担行為についての質疑を終わります。 第3表、地方債についての質疑を許します。29番 宮城康博君。 ◆29番(宮城康博君) 地方債ですけど、今回このような金額であがっております。年々増えているという状況です。今回の皆さんからご提出していただいているこの予算書の最後の調書によると、当該年度末の現在高の見込み額が215億8,999万1,000円だというお話です。どんどん膨れあがっている、前々年度末の現在高、前年度末の現在高、これ見込みですけど等々を比べてもどんどん伸びている。かかる事態がいつまで続くのか、で今回の予算審議のなかで明らかになったのは地方交付税が国において交付税特別会計で新たに借り入れをおこしてやるということはやらないと思う。地方自治体が自らの裁量に応じてやりなさいということ事態にまでなってきているかなり厳しい状況が、ここ数年というか、これから先続くだろうと思われます。市長におかれましてはこういうような事態をどのように認識し、そしてまた方針としてどういうふうに考えておられるのか、これはもう市長にお尋ねしたいと思います。 ○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。 ◎市長(岸本建男君) 議員の皆様から一般質問、あるいは議案質疑でも度々出てきておりますように、公共事業の需要は依然として名護市内においては高いと、いうことがいえると思います。これにはどうしても答えていかなければいけない。いわゆる生活環境整備のために必要な公共事業について、これはどうしてもやっていかなければならないだろうと思います。ただこれから後、かなりの割合でいわゆる北部振興事業、SACO等々の大規模な事業のなかでの公債費が大きくなっていくだろうという事が予想されております。でこれにつきましては前自治省、現在の総務省とじっくりと話し合った結果、交付税で検討したいという事がありました。そこについては総務省と近々話し合いを持つということで、北部12市町村の長が一致をしております。そういう事で北部振興費、需要規模がだいぶ大きくなると予想される北部振興費についてはそういう総務省の特別の措置をお願いしたいというふうに考えております。そういう事で対応していきたいと思っております。 ○議長(島袋吉和君) 29番 宮城康博君。 ◆29番(宮城康博君) あの地方債に絡めてそしてこれは我が名護市だけではないんですけど、北部12市町村、北部振興事業がこれから振興していくだろうと思われるわけですが、裏負担部分をできる自治体がどれくらいあるのか、みんなそれぞれ相当厳しい経済事情のなかでやっているわけで、それぞれの自治体がやっている裏負担をどのように軽減していくのか。例えば高い金利で借りているやつがあります。これをできるだけ安く借り替えていくと、我が名護市においては財政課長、先ほどの答弁にありましたけれど政府資金そういうふうに変えていくんだというような事柄をこれは北部の自治体としてぜひとも要求するべきことじゃないかと私は思っているのですが、そういう事柄について各自治体、12市町村それぞれで頑張るだろうと思いますけど、市長は名護市のみならず、北部全体の問題としてこのことについて、どのようにお考えになるか。また、しかるべき場でそれを要求していくのか、ということについてお尋ねします。 ○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。 ◎市長(岸本建男君) 公共事業の裏負担の分については、これは総務省の然るべき担当部局に北部12市町村として正式に相談をし、申し入れていきたいというふうに考えております。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑ございませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようでございますので、これをもって第3表地方債についての質疑を終わります。以上で議案第11号についての質疑を終了いたします。暫時休憩いたします。休 憩(午後5時20分) 再 開(午後5時31分) ○議長(島袋吉和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。議案第12号、平成13年度名護市国民健康保険特別会計予算についての質疑を許します。議案全般に対する質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようでございますので、これをもって議案第12号についての質疑を終わります。 議案第13号、平成13年度名護市介護保険特別会計予算についの質疑を許します。議案全般に対する質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようでございますので、これをもって議案第13号についての質疑を終わります。 議案第14号、平成13年度名護市夜間急病診療事業特別会計予算についての質疑を許します。議案全般に対する質疑を許します。29番 宮城康博君。 ◆29番(宮城康博君) 一般会計のなかでもやったんですけど、ぜひフェードアウトしていく方向で県と調整をしていただきたいと、そうするべきではないかというふうに思います。でそうでなければ県の方から負担を求めるべきではないかというふうにさえ私は思うんですが、当局としてはどのようにお考えになっているのかをお尋ねします。 ○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。 ◎市長(岸本建男君) ただいまのご指摘の方向で検討していたいと思っております。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようでございますので、これをもって議案第14号についての質疑を終わります。 議案第15号、平成13年度名護市老人保険特別会計予算についての議案全般に対する質疑を許します。議案全般に対する質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようでございますので、これをもって議案第15号についての質疑を終わります。 議案第16号、平成13年度名護市公共下水道事業特別会計予算についての質疑を許します。歳入歳出全般に対する質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようでございますので、これをもって歳入歳出全般に対する質疑を打ち切り2表債務負担行為に対する質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 第2表債務負担行為についての質疑を終わります。 第3表地方債に対しての質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 第3表地方債についての質疑を終わります。以上で議案第16号の質疑を終わります。 議案第17号、平成13年度名護市第3地区土地区画整理事業特別会計予算についての質疑を許します。議案全般に対する質疑を許します。27番 具志堅 徹君。 ◆27番(具志堅徹君) この名護市第3地区土地区画事業特別会計にかかわって、今日、何か人事がでているようですけどまだ見てないのですが、職員が半分ほどに減らされるというなかでの話を聞いております。その事実関係がどうなっているかお聞きしたい。 ○議長(島袋吉和君) 総務部長 稲嶺 進君。 ◎総務部長(稲嶺進君) はい、お答えいたします。機構改革にあたりまして、組合ともいろいろ協議をいたしてまいりました。今、ご指摘の区画整理につきましては平成12年で補助事業はほとんどというか終了いたしまして、あと単独事業が残っております。事業費もかなり減ってまいりましたので、課を廃止しまして係設置で対応していきたいと、人数につきましてはこれまで7名おりましたが、5名でもって、残りの事業をすすめていくと、これに加えて嘱託、それから臨時職員も配置をして、これから後の事業に対応していくということで組合との調整も終わり、今日の内示の交付ということになりました。以上です。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようでございますので、これをもって議案第17号の質疑を終わります。議案第18号、平成13年度名護市水道事業会計予算についての議案全般に対しての質疑を許します。18番 屋比久 稔君。 ◆18番(屋比久稔君) 水を制するものは国を制すというふうな事で、水道部におきましては、12年度の決算本当にご苦労様でございます。黒字を出していただきまして、それで今あの9ページをお開きいただきたいと思います。9ページのあの委託料でございますが6,800万余りでこれは水道施設管理電算システム開発委託料というふうになっておりますが、それに関連いたしまして、先ほど具志堅議員も質疑やっておられましたけれど、機構改革に伴うことだろうというふうなことでこれもあの行政改革に伴いましてこの委託というふうなことができるのかと、これは規制緩和というふうな事で先ず水道法の改正、あるいは水道条例が改正されなければいけないのではないかなということも踏まえて管路施設にかかわる維持管理業務を委託することが可能となったというふうな事も聞いております。そこで管路施設に関る維持管理業務を委託するには、民間委託が可能となっておりますので、これは全ての管理、管路施設あるいは維持管理業務及び給水装置関連の許認可業務の大部分を民間に委託するということではなかろうかということからしまして、この業務の民間からの公募はどうするのか、そしてこういう入札方法はどうするのか、それも説明いただきまして、そしてあの業務委託が振興することで経費削減があるいはできるのか、そして行革の効果が現れるのかどうかを1点目にお聞きいたします。そしてこの電算システムとあります。今までは都市計画によりましてとにかく水道管の施設というのは、管路図というのがありまして、その導水水道施設管理体制の今まではたいへん乏しい管理じゃなかったかな、という思いがいたします。しかし現在この施設管理のあり方に、あり方はこの電算機によってこの業務が行うようになったということからしますと、電算化の取組み状況と電算システムのちょっと説明していただきたいというふうに思っています。 ○議長(島袋吉和君) 工務課長 小橋川 孝君。 ◎工務課長(小橋川孝君) この業務につきましては、工務課の担当でございますので私の方からお答えをさせていただきたいと思います。まず水道管路の管路等の施設管理でございますが、維持管理業務でございますが、これにつきましては現在も夜間それから休日につきましては管工事組合、名護市管工事業組合のほうに委託をしておりまして、その職員が待機をしていて夜間についても休日についても出動して、施工管理をみると、工事そのものにつきましては給水、指定給水装置工事事業者、いわゆる従来いわれておりました水道の指定店が行っているというような状況がございます。平日の業務時間等につきましては我々職員の方が5名で対応するというかたちで行われておりますが、民活ということでの行政改革というような事もこれまで叫ばれておりまして、ぜひ夜間それから休日のみじゃなくて平日についても委託をすることで行政改革に貢献しよう、寄与しよう、というような考え方がございまして、ぜひこの平成13年度からは全面的な委託に持っていきたいというふうに考えております。給水装置に関しましては平成8年10月でしたか、水道法の改正がございまして、これまで国家免許には無かったのですが厚生省が国の免許として主任技術者という制度を設けました。これにつきましては経過措置ということで、沖縄県の日水協の日本水道協会、沖縄県支部の方で、責任技術者というのを認定しておりまして、試験制度で認定しておりまして、これ沖縄県全県下では2,000名、3,000名でしたか、そのような大量の多数の皆さんがその取得をしておりました。そういった人達を経過措置で国家試験を受けなくても講習を受けることによって、主任技術者として認めようということで現在その主任技術者を持っている方々が給水装置工事については全責任を持つと言っても良いくらいの義務、権限を持ってやっています。ということからいきますと、そういった市役所、公的な立場の職員が給水装置の検査をする必要も無いというようなことになりまして、その主任技術者に施工管理をまかしている個人のものについては、同じように主任技術者の資格を持っている管工事業組合の職員等が検査をすることによって、市民の皆さんの給水装置の良し悪しというんですか、それから費用につきましては別問題ですが、構造的な物とか、資材が適正な物が使われているかとかそういったものの検査は十分に行えるというふうに捕らえておりまして、そういうものについても検査の委託をしていくというふうに考えております。ただ開発負担金とかそういったものがございますので、それはやはり役所の職員に対応しなければいけないということで今、平成13年度はそのものについては委託ということは差し控えたい。またそれはやってはいけないのではないかと思っているところでございます。そういうことで完全に委託いたしますと、我々の臨時職員として補助をしている職員等の身分がどうなるのかということがございまして、彼らは長い人では8年9年という皆様もおりまして、そういった人達は水道行政をしていくなかで随分とこのノウハウを持っております。技術的にも向上しています。そういう事で先ほど申し上げましたように経過措置というような形で正式な主任技術者のものを持ってなくとも施工管理はできるというかたちをとりたいというふうに思いまして、臨時職員の皆さんのただカットするのではなくて組合に委託するからには組合のほうで人材が必要になりますので、そこに就職をさせるという事で理事会の皆さんとも良く話し合いをしまして理事会の大体の99%の了承を得ております。そういうことで4人の臨時職員が工務課からはなくなりますが、おらなくなりますがその人達の就職は管工事組合が引き受けていくという状況になっております。職員についての減については、後々これからお話します電算化とのかかわりで考えているところもございますが、今年はそのままということを考えて予算措置をしております。その効果につきましては、先ほどからいっているノウハウを持っているという、市役所の職員というのは異動がございます。今日の内示のように、そうすると長くても4年5年とかいうかたちで異動をいたしますとこのパイプラインについての記憶とかそういったものをせっかく得たとしても、それはまた新しいところから来ることによって、それは全く新しくやりなおさないといけない状況になります。それから長いこといるとけっこう頭のなかにありますので、この長い職員に頼るという体質ができてきます。そういうことからしますと、人間というのは、いつまでも水道部にいるということもないだろうと、私は異動の対象にもなるわけですから、そういった意味からも電算化の話も出てまいりました。プロパーとして、ぜひプロパーとしておきたいということが、それは管工事組合に委託すればそれは、その人はプロパーとして大成するだろうと、電算化につきましては、ずっと前から計画ありまして、これをやることによって先ほど言いました、人間の頭脳に頼らなくていいと、いうことがでてきます。迅速にパイプの位置をプリンターで出して見せることもできると、それから現場にこのモバイル型のパソコンを、ノートパソコンを持って行って図面を持たないで業務をすると、そこで変更されたものをそこで直してやっていくとようなことからいきますと、こういった経費の削減にも繋がるだろうというふうにもくろんでおります。これにつきましては今、宮古の方でやっておりますし、名護市は3番目になります。そういうことでぜひこの1年間、長くともこの2年間では仕上げていきたいというふうに考えております。そういうことで、ぜひ、ご理解いいただきたいと思います。以上です。 ○議長(島袋吉和君) 18番 屋比久 稔君。 ◆18番(屋比久稔君) たいへん詳しく説明していただきましてありがとうございました。そこで平成13年度からこの管理委託業務を行うというふうなことでありますが、それであの電算システム化を完全にあの挙動する時期というのは、それはまあ大体、何年後ですか。 ○議長(島袋吉和君) 工務課長 小橋川 孝君。 ◎工務課長(小橋川孝君) お答えします。今、考えておりますのはでき合いのアプリケーションソフトといいますが、そういったシステムを持っている会社が6社ほどインストールして、今それを実験的に検証しています。これが終わりましたらすぐ平成13年、新年度の6月ぐらいには、そのシステムを決定して購入をする、そして入力作業をしていくということで、先ずは屋我地地域を全て入力いたしまして、稼動させたいと一部稼動をやっていきたいというふうに思っています。それをひとつのステップにして全地域を完成させるのは、平成14年度の末を予定しております。絶対にできるというふうに自信を持っておりますのでご理解下さい。 ○議長(島袋吉和君) 18番 屋比久 稔君。 ◆18番(屋比久稔君) 素晴らしい答弁でありまして、非常に敬服したわけですけども、今までは水道の関係でいろいろこういっぱい質問をやってきましたですけども、特にあの屋部のスンジャ川の水の石灰の除去におきましては、これは当時の水道部の部長でした玉城直三部長が、この屋部方面と一部名護のところが、もう夜間も、非常にこの壊れてしまうと、そういうことでたいへんな不便をきたしていたわけでございますけど一ヶ月もすると屋部の方にほめられまして、羽地の人には叱られまして、いろいろありましたけれども、まず水は非常にいい水をとにかく供給して市民が飲まなきゃいけないというふうに思いまして、当局の努力は認めます。そして黒字を出しておりますので、この黒字を出しているおかげで水道料金も値下げできないかということと、それから簡易水道の件につきましても、これ学校はたいへんな深刻な問題を抱えているのではないかというふうなことがありますので、それから源河もぜひこの浄水に切りかえて、させていただきたいと思いますけども、このことができるようになるのかどうかをちょっとお聞きします。 ○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。 ◎市長(岸本建男君) 水道料金の値下げにつきましては、当分様子をみさせていただきたい。ここ数年断水が無いものですから、黒字が続いておりますけれども一旦、断水があると一気に赤字転落の可能性もありますので様子をみてからにしたいと思います。それから簡易水道を使っている学校、これにつきましては地域ともよく話し合いをして、対応できるものに対しては対応していきたいというふうに思っております。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか。30番 大城敬人君。 ◆30番(大城敬人君) 7ページ、支出の1款、水道事業費用のところのスンジャ川の1日8,000立米のところがあるのですが、今もありましたが、おいしい水をつくるためにかなりの施設も作って、この軟水化といいますか、このスンジャ川の水から石灰をとる事業というのを走らしてきたと思うのですが、この石灰は今日どれだけとっているのか。そういうデータがあるのか。あると思うのですけども、事務報告見ていないので、量として教えて欲しいなと。それから、とった石灰の使途、現在どこに使われておりますか。そういうようなことでお伺いしたいと思います。 ○議長(島袋吉和君) 浄水課長 山入端 忠君。 ◎浄水課長(山入端忠君) お答えいたします。現在これ単なるスンジャ川の水だけじゃございませんで、バイパスを挟んで名護市の地下取水個所が6ヶ所ございます。これは名称としては緑原中継ポンプ場というふうな表現をしておりますけども、この地下水とスンジャ川を合わせて、1日約1万トンの水を、あれは平成10年でしたか、蒸発残留物装置ということで設置、約6億2,000万くらいかけて設置いたしました。そこで今処理されている水量が約1万トン、先生方がおっしゃる、そこから出てくる炭酸カルシウムが1日に約1立米、1トン出てまいります。これは、ある意味においては炭酸カルシウムですから石灰だというふうな言い方をするかもしれませんが、実はこれいわゆるミネラルです。我々人間にとって非常に健康なものであって、ただこれがいろんな器機に災いをするというようなことがございますけど、一日いま1トン処理しております。処分先は、当初平成8年のころは北部製糖さんが名称最近かわりました。ですが北部製糖さんがきびの畑で土壌の粒子の非常に細かい土、いわゆる赤土とミキシングをして土壌改良に使うというふうなことで一部使っております。それから最近は、みかん栽培の農家の皆さんも気密化防止、これもある意味においては土壌改良だと思いますけども、いわゆる保水力が無くて、サラッとしているものですから、水の浸透が非常にはけがよい、そういうような内容で気密防止に使っている。それから園芸ではポットづくり、あの非常に粒子の細かい土壌と荒いものと、それからこのピレットを使う、名称はこれピレットといいまして、このピレットを使いますと非常に美観がいい。あのポットの器の表面に剥き出しになってくると何かこう非常に心が休まるようなそういうような内容で使っています。あとはあの北部試験場でありますとか、芝生の目地、芝の目地、それから菊栽培の苗は何て言いましょうか、砂に代わって入れますと、このピレットのなかでこの根がダーッとこう、約2倍くらいの速さで根が発着するんだそうです。で、そういうふうなことで今、使っております。以上です。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか。13番 島袋権勇君。 ◆13番(島袋権勇君) 6ページの賃借料について、辺野古ダム用地等というのがございます。先ほど、黒字だから水道料金の値下げをしてくれというふうな、質疑のなかにもありましたけれども、しかしながらその要因は、黒字の要因というのはやはり経営上のまあ皆さんの職員の皆様方が努力してきたおかげだろうと思うのですけれども、しかしその賃借料の部分では、ここ何年か例えば辺野古浄水場域の用地等についての用地の使用料等についてはおそらく値上げしてないのではないかと、おそらく20年ぐらいは。ですからとそういったことも含めて、今後の値上げも含めて、私たちも非常に資料にしていきたいなと思いますので、この15年くらいの賃借料の推移について資料がありましたら、ぜひ求めていただきたいのですが1つよろしくお願いいたします。 ○議長(島袋吉和君) 業務課長 宮里武市君。 ◎業務課長(宮里武市君) お答えいたします。辺野古浄水場の値上げの件ですが、これは毎年値上げしております。これは軍用地並で、当初の価格が軍用地の価格ではありません。上げ幅は軍用地の上げ幅で毎年申請しています。そのとおりにむこうの軍用地地主会からきている分は了解して、差し上げております。今年も向こうの平成12年度の見込み、上昇見込み、これはあの一般の軍用地の上げ幅を見込んで今年も組んであります。 ○議長(島袋吉和君) 13番 島袋権勇君。 ◆13番(島袋権勇君) たいへん失礼いたしました。先ほどの15年ほどの推移というものの資料についても取下げていただきたいと思います。 ○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。 ◆27番(具志堅徹君) 予算実施計画書の6ページから7ページにかかわって委託料で、さらには賃借料そして動力費というようなので、九年又ダム周辺雑目というのがあります。九年又ダムの取水の状況なのですが、そこ現在、名護城からの道路の計画が入っているようですけども、あのへんからの取水がどの程度のものになっているのか、ここで1,000トンのあれがあるようですけど、それと同時にもう1つ今、東バイパスといいますか、許田の道の駅のまえから伊差川に出る東、トンネルが通るような状況があるんですけども、そのトンネルの関係での出水、いわゆる水が漏れるんじゃあないかということなどの心配をしているんですけども、これは、ちょうどこの近くの取水力のある、保水力のある山林のところをとおって行きます。そのへんとの関係での、この事前の調査っていうのか、そのへんが準備されているかどうか。今から現況の状況と、それがかかわってくるときの状況になるので、これはぜひ、ダムの水がなくなる可能性がでてきますから、そのへんをきちっとみていかないと久志の導水トンネルのようなかたちになる可能性があります。その危険性についてお聞きしたい。大事なことです、水がなくなるのですから、今から調査しておかないと。 ○議長(島袋吉和君) 浄水課長 山入端 忠君。 ◎浄水課長(山入端忠君) 九年又ダムに入ってくる一日の取水量、渇水期は全く入ってこないし、雨量がふえますと、一日250から300トンくらいです。平均にしましてです。ただ、この雨が多く降りますと、キチル川、それから城ダムいわゆる名護城の青年の家にのぼっていく右側にございます。それからあと1ヶ所ありましたのですが、今、ちょっとど忘れしてしまったのですが、3ヶ所くらいから入ってまいります。そういうふうなことで、今、九年又ダムから取水している水は大体1日、1,500トンから2,000トン。これもだいたい平均的な数値です。 平成11年この事業計画がなされました時に、北部国道事務所から依頼を受けました会社がございまして、毎日の水位のデータ、毎日の推移のデータが平成11年からでております。渇水期それから豪雨、年間をのべの調査をして追っかけております。そのなかでダムから水が漏水したというふうな話は聞いておりません。以上です。 ○議長(島袋吉和君) 他に質疑はございませんか (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようでございますのでこれをもって議案第18号についての質疑を終わります。 本日はこれにて散会します。散 会(午後6時7分)...