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08月31日-01号
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  1. 瀬戸内市議会 2015-08-31
    08月31日-01号


    取得元: 瀬戸内市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    平成27年 8月第4回定例会平成27年第4回定例会               瀬戸内市議会会議録            平成27年 8月31日(月曜日)            ───────────────            出 席 議 員 ( 20 名 )     1番  角  口  隼  一      2番  高  間  直  美     3番  日  下  俊  子      4番  布  野  浩  子     5番  森     俊  之      6番  川  野  泰  一     7番  厚  東  晃  央      8番  河  本  裕  志     9番  竹  原     幹     10番  平  原  順  二    11番  島  津  幸  枝     12番  原  野  健  一    13番  小 野 田     光     14番  石  原  芳  高    15番  馬  場  政  敎     16番  小  谷  和  志    17番  廣  田     均     18番  日  下  敏  久    19番  室  崎  陸  海     20番  中  村  勝  行            ~~~~~~~~~~~~~~~            欠 席 議 員 ( 0 名 )            ~~~~~~~~~~~~~~~                説明のために出席した者   市長      武 久  顕 也    副市長     高 原  家 直   教育長     柴 崎  伸 次    総務部長    坪 井  裕一郎   危機管理部長  上 田  和 政    総合政策部長  石 原  知 之   市民生活部長  松 尾  雅 行    保健福祉部長  谷 本  憲 子   産業建設部長  森    謙 治    上下水道部長  萬 代    昇   教育次長    近 成  昌 行    病院事業管理者 三河内    弘   病院事業部長  三 浦  一 浩    消防長     岡 崎  政 人   会計管理者   竹 原  正 朗    代表監査委員  鳥 越  貞 成            ~~~~~~~~~~~~~~~            事 務 局 職 員 出 席 者   局長      出 射    正    総括主幹    吉 崎  知 子   主幹      広 畑  祐 子    主査      二 丹  裕 樹            ~~~~~~~~~~~~~~~            議 事 日 程 (第 1 号) 平成27年8月31日午前9時30分開会1 会議録署名議員の指名2 会期の決定3 行政報告4 議案上程   諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦について   諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦について   認定第1号 平成26年度瀬戸内市一般会計歳入歳出決算認定について   認定第2号 平成26年度瀬戸内市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について   認定第3号 平成26年度瀬戸内市国民健康保険診療施設裳掛診療所特別会計歳入歳出決算認定について   認定第4号 平成26年度瀬戸内市国民健康保険診療施設美和診療所特別会計歳入歳出決算認定について   認定第5号 平成26年度瀬戸内市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について   認定第6号 平成26年度瀬戸内市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について   認定第7号 平成26年度瀬戸内市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について   認定第8号 平成26年度瀬戸内市漁業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について   認定第9号 平成26年度瀬戸内市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について   認定第10号 平成26年度瀬戸内市土地開発事業特別会計歳入歳出決算認定について   認定第11号 平成26年度瀬戸内市企業団地造成事業特別会計歳入歳出決算認定について   瀬戸内監第17号 平成26年度瀬戸内市一般会計・特別会計歳入歳出決算及び基金運用状況審査意見について   認定第12号 平成26年度瀬戸内市病院事業会計剰余金の処分及び決算の認定について   瀬戸内監第18号 平成26年度瀬戸内市病院事業会計決算審査意見について   認定第13号 平成26年度瀬戸内市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について   瀬戸内監第19号 平成26年度瀬戸内市水道事業会計決算審査意見について   報告第9号 平成26年度瀬戸内市健全化判断比率及び資金不足比率の報告について   瀬戸内監第20号 平成26年度瀬戸内市健全化判断比率及び資金不足比率審査意見について   議案第67号 瀬戸内市個人情報保護条例の一部を改正することについて   議案第68号 瀬戸内市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の制定について   議案第69号 瀬戸内市手数料条例の一部を改正することについて   議案第70号 平成27年度瀬戸内市一般会計補正予算(第3号)   議案第71号 平成27年度瀬戸内市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)   議案第72号 平成27年度瀬戸内市国民健康保険診療施設裳掛診療所特別会計補正予算(第1号)   議案第73号 平成27年度瀬戸内市国民健康保険診療施設美和診療所特別会計補正予算(第1号)   議案第74号 平成27年度瀬戸内市介護保険特別会計補正予算(第2号)   議案第75号 平成27年度瀬戸内市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)   議案第76号 平成27年度瀬戸内市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)   議案第77号 平成27年度瀬戸内市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)   議案第78号 平成27年度瀬戸内市下水道事業特別会計補正予算(第1号)   議案第79号 平成27年度瀬戸内市企業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)   議案第80号 平成27年度瀬戸内市病院事業会計補正予算(第2号)   議案第81号 平成27年度瀬戸内市水道事業会計補正予算(第2号)   議案第82号 世界連邦平和都市宣言について   議案第83号 公の施設(備前市自家用有償バス)の区域外設置に関する協議について   議案第84号 長船ふれあいのまちづくり館指定管理者の指定について5 陳情上程   陳情第3号 「安全保障関連法案」制定に反対する意見書を国に提出することを求める陳情            ~~~~~~~~~~~~~~~            本日の会議に付した事件日程1から日程5まで            ~~~~~~~~~~~~~~~            午前9時30分 開会 ○議長(平原順二議員) 皆さんおはようございます。 本日、第4回瀬戸内市議会定例会が招集されましたところ、出席いただき、ありがとうございます。 ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、これより平成27年第4回瀬戸内市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付しておりますとおりでございます。会議を進めてまいりますので、ご協力、お願いをいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程1 会議録署名議員の指名 ○議長(平原順二議員) 日程1、会議録署名議員の指名を行います。 本定例会の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、11番島津幸枝議員、12番原野健一議員、以上2名を指名をいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程2 会期の決定 ○議長(平原順二議員) 日程2、会期の決定について議題とします。 お諮りをいたします。 今定例会の会期は、あらかじめ議会運営委員会において決定されておりますとおり、本日8月31日から9月28日までの29日間にしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平原順二議員) ご異議なしと認めます。よって、会期は本日から9月28日までの29日間と決定をいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程3 行政報告 ○議長(平原順二議員) 日程3、行政報告を行います。 武久市長。            〔市長 武久顕也君 登壇〕 ◎市長(武久顕也君) おはようございます。 本日は平成27年第4回8月瀬戸内市議会定例会を招集しましたところ、ご多用の中ご出席をいただき、まことにありがとうございます。 市長に就任させていただいて、2期目も折り返し地点を過ぎました。市民の皆様の地域での主体的な活動が瀬戸内市の魅力を高める上で大きな力となっていることを実感しています。議会や市民の皆様のご理解、ご協力に改めて感謝申し上げます。 先日の岡山学芸館高校の野球部の甲子園出場やサッカー部のインターハイ出場では、瀬戸内市内のグラウンドで育まれた力が発揮され、市民にとっても大きな喜びや励みとなりました。市民活動でも、地域の皆様の主体的な活動により、牛窓の花火大会の復活や昨年に続いての長船夏祭り、ことしで27回目を数える喜之助フェスティバル等、さまざまな取り組みが市民の皆様に元気と勇気を与えています。 また、先日、岡山県重要無形文化財保持者である森陶岳氏の備前焼史上最大級の新大窯の窯出しが公開され、市外に向かっても瀬戸内市を知っていただく貴重な機会となっています。今後も、市民の皆様一人一人が主体となったまちづくりを目指していきたいと思います。 一方で、地方創生に向けた取り組みの中で、新たな課題も見えつつあります。それは、若い女性が流出していることと合計特殊出生率が岡山県内で2番目に低いということです。人口統計を見ると、比較的多くの子どもを出産する年代である25歳から39歳の女性が少なくなっており、これは出生数の減少につながります。さらに、合計特殊出生率が低いということは、その少ない出産適齢期の女性が出産する子どもの数も少ないことを意味します。現在、その原因をアンケートの実施などを通じて探っていますが、若い女性が住み続けたい、戻ってきたい、移り住みたいと言える町を目指すとともに、出産などにより希望する子どもの数をかなえられる暮らしを実現できるように行政の役割を模索することが重要であると考えます。今後、地方創生の取り組みの中で、具体的な根拠に基づいた実効性の高い施策の展開を目指していきますので、議会や市民の皆様のご理解、ご協力をお願いいたします。 以上申し上げ、早速ですが行政報告に移らせていただきます。 総務部関係です。 世界連邦平和都市宣言について。 世界連邦平和都市宣言については、合併前、旧3町それぞれで宣言をしており、合併協議の中で、宣言については新市において新たに定めることとされていました。昨年、11月定例会において、世界連邦平和都市宣言に関する陳情が採択されたことに伴い、世界連邦宣言自治体全国協議会の事務局である京都府綾部市と宣言に向けた協議を行ってきました。世界連邦平和都市宣言は、地方自治体が平和のとうとさを訴え、世界連邦建設の趣旨に賛同を表明する宣言で、現在全国で234の自治体が宣言をしています。瀬戸内市としても、世界の恒久平和の確立に努力する平和都市であることを宣言することとし、今議会に議案を提出していますので、よろしくお願いいたします。 危機管理部部関係です。 防災事業について。 本年度は、防災研修会を8月21日から邑久地区を始まりに福田地区、国府地区、美和地区の4地区で実施する予定としており、これで市内全域を対象にした研修会は一巡したことになります。また、本年度も昨年度に引き続き、自主防災組織の核となるリーダーを育成するための防災リーダー研修を12月に計画しており、地域防災力の向上を図ります。8月1日現在の自主防災組織率は71.5%となっており、それぞれ組織の体制の見直しや広域化など、より実働的体制が整備されてきており、自助・共助の取り組みが進んでいるところであります。なお、昨日は、議会の皆様方におかれましても、総合防災訓練にご出席、ご参加をいただきまして、まことにありがとうございました。お礼を申し上げたいと思います。 次に、総合政策部関係であります。 瀬戸内市太陽のまち創生総合戦略の策定について。 太陽のまち創生総合戦略については、先般、太陽のまち創生本部会議において骨子を決定し、現在は人口ビジョン及び具体的な施策について検討を進めている状況です。 具体的には、産業、行政、学校関係者、金融機関、労働団体、マスコミ関係者のいわゆる産官学金労言の方々で構成する瀬戸内市太陽のまち創生有識者会議において、それぞれの立場におけるご意見をいただくとともに、40歳以下の市民や若手職員によるワークショップを開催し、骨子に定める「地元で働くことができるまち」、「この町にまた来たい、この町で家族と暮らしたいと思われるまち」、「若い世代の結婚、出産、子育ての希望をかなえるまち」、「時代に合った地域づくりができ、安心して暮らせるまち」という4つの目標に対する意見や提案をいただきました。 また、18歳から40歳までの市民、転入5年以内の市民、現役邑久高校生などを対象に意識・希望調査を実施しており、結婚、出産、子育てや定住、Uターン等に関する課題とその解決方策等についての調査を行っています。 今後は、いただいた意見や提案、意識・希望調査の結果を参考に課長級職員で構成するプロジェクトチームにより施策として取りまとめ、瀬戸内市太陽のまち創生本部会議を経て10月末を目標に総合戦略を策定する予定としています。 テレワークによる移住促進事業についてです。 パソコンやタブレット端末を使い、自宅などで勤務できるテレワークは、仕事と生活の両立を意味するワーク・ライフ・バランスの向上や地位の雇用創出につながることから、地方創生の取り組みとして国においても拡大を推進しているところです。 本市では、このたび、神奈川県に本社を置くIT関連会社、株式会社富士通エフサスとの連携による移住者へのテレワークによる職業あっせんに向けての実証事業を始めました。 具体的には、市内へ移住してきた方の生活基盤の確立のために、富士通エフサスから提供される仕事に必要なテレワーク環境の利用に係る費用の一部を負担するとともに、空き家バンクや移住コンシェルジュの制度を活用した住居のあっせん、地域コミュニティ組織を通じた遊休農地の紹介などを行うこととしています。 この取り組みの最終目的は瀬戸内市の移住者の増加ということになりますが、その過程において、IT関連の専門誌等、さまざまなメディアに情報を提供することで、都市部の若者などへ新たなワークスタイルを提案し、瀬戸内市のシティーセールスにつなげたいと考えています。 次に、市民生活部関係です。 合同公売会の開催について。 税等を滞納している方から捜索などによって差し押さえた財産の公売会を12月13日日曜日に瀬戸内市保健福祉センターゆめトピア長船で開催します。岡山県下19自治体が参加して行うもので、中国地方では初めての開催となります。公売会を行う目的としては、滞納者から差し押さえた財産を一円でも高く落札してもらい、滞納者の滞納税を少しでも減らすことにあります。後日、市広報紙等でもお知らせしますが、多くの方にご来場をいただきたいと思います。 保健福祉部関係です。 子育てキャラバン隊in瀬戸内について。 子どもたちの健やかな成長を考える子育てキャラバン隊in瀬戸内山陽新聞社会事業団と共同主催で9月13日日曜日午後1時から4時まで瀬戸内市保健福祉センターゆめトピア長船で開催する予定です。テーマは「安心して子育てができるまち、瀬戸内市みんなでしようや子育て支援」とし、特別講演をノートルダム清心女子大学文学部教授山下美紀氏にお願いしています。講演の後、地域での子育てを考えるためのパネルディスカッションを予定しています。多くの関係者や市民の皆様のご参加をいただけるよう広報していきます。 コミュニティーカルテ調査の実施についてです。 今年度、厚生労働省から、生活困窮者自立支援調査研究事業の委託を受けた株式会社オープンシティー研究所コミュニティーカルテ調査を実施します。この調査は、調査研究のための協力団体を定め、家族、子育て、雇用、健康づくり、近隣との関係などの項目から、子育て、就労、生活困窮など、地域の実態を把握するためのアンケート調査や関係者へのヒアリングを行う予定となっています。この調査によって得られるデータを分析することにより、ひきこもりや虐待、生活困窮などの課題を把握し、今後の福祉施策の推進に生かされることを期待しており、市としてもこの調査に積極的に協力していきたいと考えています。 次に、病院事業部関係です。 附属牛窓診療所休診後の状況について。 附属牛窓診療所については、本年7月から休診とし、市民病院を受診していただくための交通手段として、水曜日を除く平日週4日、1日3往復の無料ジャンボタクシーを運行しています。7月は延べ91人の方が利用され、片道当たり1日平均2.7人となっています。 追加の報告をさせていただきます。瀬戸内市立病院等運営審議会の答申についてです。 市長の諮問機関である瀬戸内市立病院等運営審議会について、第1回の会議を4月22日に開催しました。審議会の委員は、保健・福祉・医療の関係者や学識関係者を始め、市民代表の計7人で構成されています。会議では、診療所休診までの経緯や現状等の説明をした後、利用者及び地域住民を含む瀬戸内市民全体に及ぼす影響や市立診療所として運営する意義、また地方公営企業である病院事業の採算性や受益の公平性などの観点を総合的に勘案することを基本的な考え方とし、4回にわたり審議を重ね、8月26日に答申をいただきました。 答申の内容は、採算性や受益の公平性の観点、設備投資と医療従事者の確保の観点から、運営継続は困難と言わざるを得ない。また、市立診療所として期待される診療機能や地域において一般の診療所と比較して特化した役割の観点等を検討した結果、提供可能な医療は牛窓地域の民間診療所と同様に一般的な診療のみであり、市立診療所としての立ち位置における医療の提供は不可能と考えざるを得ない。よって、診療を再開すべきとする要素は認めがたく、受診患者の希望を考慮しても、事業の継続可能性等から閉鎖の判断はやむを得ないというものでした。 また、答申には、牛窓地域では、民間医療施設があるものの、人口減少や高齢化が進む中、独居老人の受け入れ施設や交通手段の確保など、市当局が検討すべき課題は残されている。言うまでもなく、このことは、瀬戸内市全体の課題であり、長船地域と邑久地域の市立診療所のあり方や民間医療機関との機能分担を含めた医療提供体制を瀬戸内市の医療施策ビジョンとして明確に示し、医療と介護が一体的に提供される地域包括システムの構築を急がれることを期待するとの意見が付されています。今後、内容を精査し、慎重に検討していきます。答申の詳細については、直近の環境福祉常任委員会で報告させていただきます。 消防本部関係です。 上半期の火災救急の概況について。 まず、火災の状況ですが、本年1月から6月末までの火災件数は8件で、前年同期より2件増加しています。火災種別では、建物火災7件、その他の火災1件で、建物火災の内訳は、住宅3件、共同住宅1件、公衆トイレ3件となっています。この公衆トイレ3件については、豊原の円張釣り公園のトイレが2回、道の駅一本松展望園のトイレが1回、放火された跡が発見されたもので、トイレットペーパー、ホルダー、壁の一部を焦がした程度でしたが、現在パトロール等を強化しているところです。 次に、救急の状況ですが、火災と同期における出動件数は785件で、前年同期より8件の増加となっています。事故種別では急病が527件で67.1%、年齢別では65歳以上の方が504人で66.8%であり、急病と高齢者が高い割合を占めています。このことからも、高齢者の救急搬送率の抑制を図るため、予防救急の普及啓発を積極的に推進しており、4月から約700人の方に家庭内事故の未然防止についての啓発活動を実施しています。 また、熱中症については、ことし8月15日までに34人を搬送しており、前年同期より13人の大幅な増加となっています。 消防救助技術訓練大会についてです。 第28回消防救助技術岡山県大会が6月16日に岡山市で開催され、当消防本部から4種目に13名の隊員が参加しました。このうち、ロープブリッジ渡過の部に出場した原野美洋、中谷晋輔の2名の隊員が県大会を勝ち抜き、7月22日に広島市で開催された中国地区大会に出場しました。当日は、小雨の降る中、両隊員とも日ごろの訓練成果を遺憾なく発揮しましたが、両名同タイム(19秒35)で30チーム中11位となり、全国大会への出場はかないませんでした。今後も、職員一同訓練に励み、全国大会出場を目指すとともに市民の皆様の期待に沿えるよう救助技術の向上に努めていきます。 さて、今議会で提案申し上げます案件は、人事2件、条例3件、補正予算12件、その他17件、計34件です。よろしくご審議をいただき、適切なご決定をいただきますようお願い申し上げて、市長部局の報告を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(平原順二議員) 柴崎教育長。            〔教育長 柴崎伸次君 登壇〕 ◎教育長(柴崎伸次君) おはようございます。 市長の一般行政報告に引き続き、教育委員会から行政報告をいたします。 学力・学習状況調査について。 平成27年度の岡山県学力・学習状況調査の結果及び市独自の学力・学習状況調査の結果について概要をお知らせいたします。 岡山県の学力・学習状況調査は、本年度も中学校1年生を対象に4月に実施されました。本市は、国語、数学、理科、社会の全教科及び4教科合計について、県の平均正答率を上回る結果となりました。 市独自の学力・学習状況調査は、小学校4年生、5年生と中学校2年生を対象に国語と算数、数学の2教科で実施しました。小学校4年生、5年生と中学校2年生は、いずれも目標値と同等という結果となりました。 両調査を通じて、学習面においては、多くの資料や情報から課題解決に必要な情報を取捨選択したり、条件に合わせて理由等を説明したりする問題について課題が見られます。教科への関心や意欲、態度は、学年や教科によりばらつきが見られ、目標値に達していない部分があります。 また、生活面においては、家庭でテレビを見たりゲームをしたりする時間やスマートフォンの使用時間が短くなっています。このことは学力定着と深くかかわっていますので、今後も家庭と連携協力した取り組みを実施していきます。 なお、先般、全国学力・学習状況調査の結果が公表されました。本調査については、今年度も4月に小学校6年生と中学校3年生を対象として実施されました。実施教科は、小学生が国語、算数、理科、中学生が国語、数学、理科の各3教科です。 本市は、小学校、中学校とも、全ての教科において、国や県の平均正答率を下回る結果となりました。特に、小学校では国語に、中学校では数学に課題が見られます。なお、今回の結果について、引き続き分析するとともに課題の改善に努めていきます。 学力・学習状況調査は、児童・生徒の学力面と生活面の実態や課題を的確に把握し、各学校の実情に応じた取り組みや児童・生徒の実態に応じた指導を進める上で貴重な資料となっています。今後も、学力・学習状況調査の結果を真摯に捉え、教師の授業力と児童・生徒の学習意欲の向上に生かしていきます。 児童・生徒の各種スポーツ大会での活躍について。 夏季休業期間を中心に開催されている各種スポーツ大会における市内の小・中学校、児童・生徒の主な活躍状況について報告します。 JKAアジア・オセアニア少年空手道選手権大会、ベスト8、若葉カップ全国小学生バドミントン大会団体の部、第3位、B&Gスポーツ大会中国ブロック大会、カヌー競技小学生女子の部、優勝、ローボート競技男子の部、準優勝、中国中学校陸上競技選手権大会3,000メートルの部、5位入賞などの成績を上げたほか、その他の全国大会等においても健闘しています。 教育委員会としても、子どもたちの活躍を大変うれしく思っており、引き続き支援の充実に努めていきたいと考えています。 備前長船刀剣博物館の特別展について。 備前長船刀剣博物館では、平成23年度から毎年夏休み期間に合わせて実施している若者向けの刀剣展として、ことしも7月18日から9月13日まで「真剣少女の日本刀展」を開催しています。今回の特別展は、実在する名刀の数々を主人公である刀匠が鍛造し、収集していくという「しんけん」と融合したものです。同作には多くの備前の名刀が取り上げられており、本物の備前刀を展示することで、日本刀の聖地、備前長船を紹介しています。 この後、9月18日からは、特別展「第10回お守り刀展覧会」の開催を予定しています。昨年に引き続き、文部科学大臣賞や駐日ポーランド共和国大使賞を授与することが決定しており、ことしも駐日ポーランド共和国大使が開会式並びに授賞式のために来館される予定です。 瀬戸内市立美術館の企画展について。 瀬戸内市立美術館で6月20日から7月12日まで開催した「阿藤秀一郎と近代絵画・工芸の巨匠を一堂に 河合コレクション展」には2,249人の来館者がありました。また、7月18日から8月30日まで、歌手長渕剛さんが筆で描いた作品を展示する「開館5周年 長渕剛 詩画展2015」を開催しました。展示室いっぱいまで飾った大型の作品、今回のために描きおろした「牛窓」という新作の展示や夫人の志穂美悦子さんによるフラワーアートも飾られ、テレビ、新聞などで大きく取り上げられました。また、9月5日から10月25日までは、特別企画展「奥田小由女展─愛と夢 慈愛のすがた─」を予定しています。奥田小由女さんは、現日展理事長でもある人形作家であり、初期から新作までの作品を展示するとあって注目を集めています。美術館で毎週日曜日に行っている館長や学芸員によるギャラリートークは、作品に対してよい解説が聞けるとリピートされるお客様もふえてきました。週末に美術館に行けば作品をより深く知ることができるというイメージづくりを今後も図っていきます。 以上をもって教育委員会の行政報告とさせていただきます。 ○議長(平原順二議員) 以上で行政報告は終わりました。 次に、市長から送付されております議案につきましては、送付書をお手元に配付しております。それぞれごらんいただきたいと思います。 ──────────────────────────────────────                                瀬戸内総第80号                               平成27年8月26日  瀬戸内市議会議長  平 原 順 二 様                         瀬戸内市長  武 久 顕 也              提出議案の送付について  このことについて、平成27年第4回(8月)瀬戸内市議会定例会に提出すべき議案を、別紙のとおり送付します。(別紙)          平成27年第4回瀬戸内市議会定例会提出議案  諮問第2号  人権擁護委員候補者の推薦について  諮問第3号  人権擁護委員候補者の推薦について  認定第1号  平成26年度瀬戸内市一般会計歳入歳出決算認定について  認定第2号  平成26年度瀬戸内市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について  認定第3号  平成26年度瀬戸内市国民健康保険診療施設裳掛診療所特別会計歳入歳出決算認定について  認定第4号  平成26年度瀬戸内市国民健康保険診療施設美和診療所特別会計歳入歳出決算認定について  認定第5号  平成26年度瀬戸内市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について  認定第6号  平成26年度瀬戸内市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について  認定第7号  平成26年度瀬戸内市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第8号  平成26年度瀬戸内市漁業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第9号  平成26年度瀬戸内市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第10号  平成26年度瀬戸内市土地開発事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第11号  平成26年度瀬戸内市企業団地造成事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第12号  平成26年度瀬戸内市病院事業会計剰余金の処分及び決算の認定について  認定第13号  平成26年度瀬戸内市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について  報告第9号  平成26年度瀬戸内市健全化判断比率及び資金不足比率の報告について  議案第67号  瀬戸内市個人情報保護条例の一部を改正することについて  議案第68号  瀬戸内市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の制定について  議案第69号  瀬戸内市手数料条例の一部を改正することについて  議案第70号  平成27年度瀬戸内市一般会計補正予算(第3号)  議案第71号  平成27年度瀬戸内市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)  議案第72号  平成27年度瀬戸内市国民健康保険診療施設裳掛診療所特別会計補正予算(第1号)  議案第73号  平成27年度瀬戸内市国民健康保険診療施設美和診療所特別会計補正予算(第1号)  議案第74号  平成27年度瀬戸内市介護保険特別会計補正予算(第2号)  議案第75号  平成27年度瀬戸内市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)  議案第76号  平成27年度瀬戸内市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)  議案第77号  平成27年度瀬戸内市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)  議案第78号  平成27年度瀬戸内市下水道事業特別会計補正予算(第1号)  議案第79号  平成27年度瀬戸内市企業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)  議案第80号  平成27年度瀬戸内市病院事業会計補正予算(第2号)  議案第81号  平成27年度瀬戸内市水道事業会計補正予算(第2号)  議案第82号  世界連邦平和都市宣言について  議案第83号  公の施設(備前市自家用有償バス)の区域外設置に関する協議について  議案第84号  長船ふれあいのまちづくり館指定管理者の指定について ──────────────────────────────────────            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程4 議案上程 ○議長(平原順二議員) 日程4、議案の上程を行います。 諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦について、諮問第3号人権擁護委員候補者の推薦についての2件を一括議題といたします。 提案理由、内容の説明をお願いをいたします。 武久市長。            〔市長 武久顕也君 登壇〕 ◎市長(武久顕也君) それでは、諮問第2号及び諮問第3号についてご説明いたします。 初めに、諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦について。 提案理由でございますが、現在の委員のお一人が本年12月31日に任期満了を迎えるに当たり一身上の都合により退任されるため、新規に候補者の推薦をいたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求めるものでございます。 それでは、本文でございますが、諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦について。 下記の者を人権擁護委員の候補者として推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき議会の意見を求めるというものでございます。 記といたしまして、住所、瀬戸内市長船町東須恵、氏名、成本泉、年齢60歳の方でございます。今回、人権擁護委員として推薦いたしたい成本泉さんでございますが、短期大学卒業後、長船町の保育園に勤務され、合併後、長船東保育園を退職されるまで長年保育業務に携われた方です。保育園勤務の際には園児及び保護者への人権教育等も行うなど、人権擁護に豊富な知識や経験をお持ちの方であり、その温厚で誠実な人柄から住民の方々の信頼も厚い方でございます。人権擁護委員は地域社会における人権思想の普及啓発を担うものであり、地域に密着した人権擁護活動のできる人物であることが必要と考えます。人権擁護委員を推薦するに当たり、成本さんは市民に親しみのある人権擁護委員としてふさわしい方との認識であり、議会の意見を求めるものでございます。任期は平成28年1月1日から平成30年12月31日までの3年間であります。 以上で諮問第2号の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 次に、諮問第3号についてご説明いたします。 諮問第3号人権擁護委員候補者の推薦について。 提案理由でございますが、今回候補者となっている委員の任期が平成27年12月31日で満了となるため、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき再任をしたいのでご提案申し上げるものでございます。 それでは、本文でございますが、諮問第3号人権擁護委員候補者の推薦について。 下記の者を人権擁護委員の候補者として推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき議会の意見を求めるというものでございます。 記といたしまして、住所、瀬戸内市長船町長船、氏名、淵本晴生、年齢66歳の方でございます。淵本晴生さんは大学卒業後、瀬戸内市立行幸小学校を退職されるまで長年教職に身を置かれ、その後、社会教育指導員、社会教育委員としての勤務経験をお持ちであり、平成25年1月から人権擁護委員に就任されました。人権擁護に豊富な知識や経験をお持ちの方であり、その温厚で誠実な人柄から住民の方々の信頼も厚い方でございます。現在は、悩み事相談の相談員や市内外で行われる啓発活動にも積極的に参加、推進されており、市内各地域の実情にも通じ、人権意識も高く、地域に密着した活発な人権擁護活動にご尽力いただいております。よって、引き続き淵本晴生さんを人権擁護委員として推薦したく、議会のご意見を求めるものでございます。任期は平成28年1月1日から平成30年12月31日までの3年間であります。 以上で諮問第3号の説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(平原順二議員) 諮問第2号及び諮問第3号について、提案理由、内容の説明が終わりました。 次に、認定第1号平成26年度瀬戸内市一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第11号平成26年度瀬戸内市企業団地造成事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでの11件を一括議題といたします。 提案理由、内容の説明をお願いをいたします。 竹原会計管理者。            〔会計管理者 竹原正朗君 登壇〕 ◎会計管理者(竹原正朗君) 失礼いたします。それでは、認定第1号平成26年度瀬戸内市一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第11号平成26年度瀬戸内市企業団地造成事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでの11件につきまして順次ご説明を申し上げます。 なお、この決算認定につきましては、地方自治法第233条第3項の規定によりまして、監査委員の審査に付した平成26年度各会計決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付するというものでございます。また、当該決算につきましては、決算常任委員会及び同分科会でのご審議もございますので、簡潔に説明させていただきたいと考えておりますので、ご了承いただきますようによろしくお願いいたします。 それでは、お手元にお配りしております平成26年度瀬戸内市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算説明書をごらんいただきながらお聞き取り願いたいと存じます。 まずそれでは、説明書1ページをお開き願います。 まず、認定第1号平成26年度瀬戸内市一般会計歳入歳出決算についてご説明を申し上げます。 当初予算額は、歳入、歳出とも、158億3,259万1,000円でありましたが、その後、第1号から第9号までの予算補正が行われまして、これに平成25年度からの繰越額を加えました最終予算額は歳入、歳出とも、164億9,613万6,000円となったものでございます。 また、決算額は、歳入総額が166億7,039万7,793円となり、これに対しまして、歳出総額が156億8,165万3,456円でありましたので、歳入、歳出差し引き額9億8,874万4,337円は剰余金として平成27年度へ繰り越ししております。この剰余金から翌年度へ繰り越すべき財源1億348万8,327円を差し引きました平成26年度実質収支は8億8,525万6,010円の黒字でございます。 なお、これから平成26年度実質収支4億6,331万2,851円を差し引いた平成26年度の単年度収支でも4億2,194万3,159円の黒字となっております。これらの内容を平成25年度の決算と対比し表示しましたのが2ページの表でございます。 次に、3ページをごらん願います。 歳入でございますが、調定額173億3,016万8,325円に対しまして、収入済額166億7,039万7,793円でありましたので、収入率は96.2%で、前年度に比較して0.4ポイント高くなっております。不納欠損額は6,426万3,108円でありますが、主なものは市税でございます。収入未済額は5億9,550万7,424円でありまして、主なものとしては、市税及び住宅新築資金等貸付金元利収入であり、その他の主な収入未済額につきましては、3ページ後段に記載しております。 次に、4ページをお開き願います。 歳出でございますが、予算現額164億9,613万6,000円に対しまして、支出済額156億8,165万3,456円でありましたので、執行率は95.1%で、前年度に比較して0.3ポイント高くなっております。翌年度繰越額は3億1,262万6,327円で、不用額は5億185万6,217円であります。なお、不用額の主な内容につきましては、4ページ本文に記載しております。 以上が歳出の概要でございますが、4ページ後段に記載しておりますとおり、平成26年度は、前年度に比較しまして、収入済額が5,125万4,511円で0.3%増加し、支出済額は3億2,983万8,975円で2.1%減少いたしました。なお、財政調整基金につきましては、地方財政法の規定に基づくもののほか、当該基金の運用収入も合わせまして3億9,849万4,000円を積み立てをしております。 次に、5ページをごらんいただきます。 引き続きまして、特別会計についてご説明申し上げます。 初めに、全ての特別会計の合計額についてご説明いたします。 まず、歳入でございますが、調定額118億608万3,634円に対しまして、収入済額115億8,913万8,618円でありましたので、収入率は98.2%で、前年度に比較して0.6ポイント高くなっております。 歳出は、予算現額125億1,696万3,520円に対しまして、支出済額112億2,428万1,903円でございましたので、執行率は89.7%で、前年度と比較して0.2ポイント高くなっております。 以下、特別会計ごとにその概要をご説明申し上げます。 6ページをお開き願います。 認定第2号平成26年度瀬戸内市国民健康保険特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。 まず、歳入でございますが、調定額47億1,409万7,001円に対しまして、収入済額45億1,897万1,278円でありましたので、収入率は95.9%で、前年度に比較して1.4ポイント高くなっております。 また、不納欠損額は1,631万8,314円で、前年度に比較して1,250万9,488円減少しております。収入未済額は1億7,880万7,409円で、前年度に比較して5,514万62円減少をしております。 次に、7ページをお開き願います。 次に、歳出でございますが、予算現額45億6,049万1,000円に対しまして、支出済額44億7,596万6,134円でありましたので、執行率は98.1%で、前年度に比較して0.4ポイント低くなっております。不用額は8,452万4,866円となっておりますが、その主なものは、第2款保険給付費において支出見込みを下回ったことによるものなどでございます。 以上のとおり、収入済額45億1,897万1,278円に対しまして、支出済額44億7,596万6,134円でありましたので、差し引き残額4,300万5,144円は剰余金として27年度へ繰り越ししております。 次に、8ページをごらんいただきます。 認定第3号平成26年度瀬戸内市国民健康保険診療施設裳掛診療所特別会計歳入歳出決算につきましてご説明申し上げます。 歳入でございますが、調定額及び収入済額とも、同額の2,854万2,431円でありましたので、収入率は前年と同率の100%となっております。 歳出は、予算現額3,002万1,000円に対しまして、支出済額2,833万4,966円でございましたので、執行率は94.4%で、前年度に比較して5.8ポイント高くなっております。不用額は168万6,034円で、前年度に比較して244万1,376円減少しております。 以上のとおり、収入済額2,854万2,431円に対しまして、支出済額は2,833万4,966円でありましたので、差し引き残額20万7,465円は剰余金として27年度へ繰り越ししております。 次に、9ページをお開きください。 認定第4号平成26年度瀬戸内市国民健康保険診療施設美和診療所特別会計歳入歳出決算につきましてご説明申し上げます。 歳入でございますが、調定額及び収入済額とも、同額の1,623万3,008円でありましたので、収入率は前年度と同率の100%となっております。 歳出は、予算現額1,804万9,000円に対しまして、支出済額は1,603万2,810円でございましたので、執行率は88.8%で、前年度と比較して2.0ポイント低くなっております。不用額は201万6,190円となっておりますが、その主なものは、第1款総務費において、診療所の休診に伴う医師の賃金などに不用額が生じたことによるものなどでございます。 以上のとおり、収入済額1,623万3,008円に対しまして、支出済額1,603万2,810円でありましたので、差し引き残額20万198円は剰余金として平成27年度へ繰り越ししております。 次に、10ページをごらん願います。 認定第5号平成26年度瀬戸内市介護保険特別会計歳入歳出決算につきましてご説明申し上げます。 歳入でございますが、調定額38億8,558万6,509円に対しまして、収入済額38億7,776万6,327円でありましたので、収入率は前年度と同率の99.8%であります。 歳出は、予算現額40億5,453万7,000円に対しまして、支出済額は38億4,105万5,338円でございましたので、執行率は94.7%で、前年度に比較して0.7ポイント低くなっております。不用額は2億1,348万1,662円で、その主なものは、第2款保険給付費において支出見込みを下回ったことなどによるものであります。 以上のとおり、収入済額38億7,776万6,327円に対しまして、支出済額38億4,105万5,338円でありましたので、差し引き残額3,671万989円は剰余金として平成27年度へ繰り越ししております。 次に、11ページをごらん願います。 認定第6号平成26年度瀬戸内市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算につきましてご説明申し上げます。 歳入でございますが、調定額4億8,404万6,374円に対しまして、収入済額4億8,250万3,156円でありましたので、収入率は99.7%で、前年度に比較して0.1ポイント低くなっております。 歳出は、予算現額4億8,277万4,000円に対しまして、支出済額4億6,415万5,983円でございましたので、執行率は96.1%で、前年度に比較して3.2ポイント低くなっておりますが、これは平成27年度へ1,600万円の繰越明許によるものであります。 以上のとおり、収入済額4億8,250万3,156円に対しまして、支出済額4億6,415万5,983円でありましたので、差し引き残額1,834万7,173円は剰余金として平成27年度へ繰り越ししております。 次に、12ページをお開き願います。 認定第7号平成26年度瀬戸内市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算につきましてご説明申し上げます。 歳入でございますが、調定額2億7,251万4,390円に対しまして、収入済額2億6,807万7,076円でありましたので、収入率は98.4%で、前年度に比較して0.6ポイント高くなっております。なお、平成26年度では、38万4,323円の不納欠損額が生じております。収入未済額は405万2,991円で、前年度に比較して26.6ポイント、146万9,505円減少しております。 歳出は、予算現額2億7,300万6,000円に対しまして、支出済額は2億6,757万3,566円でございましたので、執行率は98.0%で、前年度に比較して0.2ポイント高くなっております。不用額の主なものは、1款総務費、第1項、第3目において、管路修繕工事等により、13節委託料で101万5,091円、第15節工事請負費で103万6,800円の維持補修、修繕工事などに不用額が生じたことによるものであります。 以上のとおり、収入済額2億6,807万7,076円に対しまして、支出済額2億6,757万3,566円でありましたので、差し引き残額50万3,510円は剰余金として平成27年度へ繰り越ししております。 次に、13ページをごらん願います。 認定第8号平成26年度瀬戸内市漁業集落排水事業特別会計歳入歳出決算につきましてご説明申し上げます。 歳入でございますが、調定額2,846万1,060円に対しまして、収入済額2,839万1,824円で、収入率は99.8%で、前年度に比較して0.2ポイント高くなっております。 歳出は、予算現額3,153万7,000円に対しまして、支出済額2,788万4,267円でございましたので、執行率は88.4%で、前年度と比較して8.3ポイント低くなっております。不用額は365万2,733円と、前年度と比較して258万4,865円増加しておりますが、第1款総務費、第1項、第2目及び第3目において、維持補修、修繕工事がなかったため不用額が生じたことなどによるものであります。 以上のとおり、収入済額2,839万1,824円に対しまして、支出済額2,788万4,267円でありましたので、差し引き残額50万7,557円は剰余金として平成27年度へ繰り越ししております。 次に、14ページをお開き願います。 認定第9号平成26年度瀬戸内市下水道事業特別会計歳入歳出決算につきましてご説明申し上げます。 歳入でございますが、調定額17億2,072万7,503円に対しまして、収入済額17億1,277万8,160円でありましたので、収入率は99.5%で、前年度と比較して0.3ポイント高くなっております。収入未済額は762万9,112円で、前年度と比較して25.8ポイント、265万2,978円減少しております。 歳出は、予算現額23億7,257万1,000円に対しまして、支出済額は16億7,787万1,981円でございましたので、執行率は70.7%で、前年度と比較して1.6ポイント高くなっております。翌年度繰越額は6億4,120万円で、不用額は5,349万9,019円となっております。不用額の主なものは、第2款事業費、第1項、第1目において、13節委託料で185万1,696円、第15節工事請負費で4,525万1,918円など、これらの中で平成25年度からの繰越明許に係る事業費の不用額が生じたことなどによるものであります。 以上、収入済額17億1,277万8,160円に対しまして、支出済額16億7,787万1,981円でありましたので、差し引き残額3,490万6,179円は剰余金として平成27年度へ繰り越ししております。 次に、15ページをごらん願います。 認定第10号平成26年度瀬戸内市土地開発事業特別会計歳入歳出決算につきましてご説明申し上げます。 歳入でございますが、調定額及び収入済額とも同額の1億7,486万7,192円でありましたので、収入率は前年度と同率の100%となっております。 歳出は、予算現額2億1,040万5,000円に対しまして、支出済額が6,918万6,226円でございましたので、執行率は32.9%で、前年度と比較して2.3ポイント低くなっております。 以上のとおり、収入済額1億7,486万7,192円に対しまして、支出済額6,918万6,226円でありましたので、差し引き残額1億568万966円は剰余金として平成27年度へ繰り越しております。 次に、16ページをお開き願います。 認定第11号平成26年度瀬戸内市企業団地造成事業特別会計歳入歳出決算につきましてご説明申し上げます。 歳入でございますが、調定額及び収入済額とも、同額の4億8,100万8,166円でありましたので、収入率は前年度と同率の100%となっております。 歳出は、予算現額4億8,357万2,520円に対しまして、支出済額3億5,622万632円でございましたので、執行率は73.7%で、前年度と比較して1.9ポイント高くなっております。 以上のとおり、収入済額4億8,100万8,166円に対しまして、支出済額は3億5,622万632円でありましたので、差し引き残額1億2,478万7,534円は剰余金として平成27年度へ繰り越しております。 以上、認定第1号から認定第11号までの11案件についてご説明申し上げました。 なお、決算書のほか、地方自治法第233条第5項の規定に基づきまして、主要な施策の成果を説明する書類として、主要施策一覧表、また決算書の附属書類として、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書を提出しております。よろしくご審議の上、ご認定賜りますようお願い申し上げます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(平原順二議員) 提案理由、内容の説明が終わりました。 ここで10時45分まで休憩とします。            午前10時30分 休憩            午前10時45分 再開 ○議長(平原順二議員) それでは再開をいたします。 次に、瀬戸内監第17号平成26年度瀬戸内市一般会計・特別会計歳入歳出決算及び基金運用状況審査意見について、監査委員から報告をお願いをいたします。 鳥越監査委員。            〔代表監査委員 鳥越貞成君 登壇〕
    ◎代表監査委員(鳥越貞成君) 瀬戸内監第17号平成26年度瀬戸内市一般会計・特別会計歳入歳出決算及び基金運用状況審査意見についてでございます。 地方自治法第233条第2項の規定により、審査に付された平成26年度瀬戸内市一般会計・特別会計歳入歳出決算及び同法第241条第5項の規定により、審査に付された基金の運用状況の審査を行いました。審査意見についてご説明申し上げます。 1ページをお開きください。 1、審査の対象は次のとおりでございます。(1)各会計歳入歳出決算で、平成26年度瀬戸内市一般会計歳入歳出決算及び平成26年度瀬戸内市国民健康保険特別会計歳入歳出決算から平成26年度瀬戸内市企業団地造成事業特別会計歳入歳出決算までの10の特別会計が対象でございます。 (2)附属書類として、平成26年度瀬戸内市各会計歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書が対象です。 (3)基金の運用状況については、基金の運用を示す書類が対象でございます。 次ページ、審査の期間ですが、審査は、平成27年6月19日から平成27年8月18日まで行いました。 3、審査の方法ですが、平成26年度一般会計・特別会計歳入歳出決算の審査に当たっては、決算の計数は正確であるか、予算の執行が適正で経済的かつ効果的に行われているか、また財務に関する事務は関係諸法規に適合しているか等の諸点に留意し、あわせて関係帳簿及び証拠書類の照合、精査を実施しました。 また、予算の執行状況等については、これらの資料のほか、例月現金出納検査、定期監査及び随時監査の結果も考慮に入れながら、必要に応じ関係者からの説明を聴取し、その適否について審査しました。 基金の運用の状況の審査については、審査に付された基金の運用状況を示す書類について、その計数の正確性を検証するため、関係帳簿及び証拠書類との照合、その他通常実施すべき審査手続を実施しました。 4、審査の結果。 審査に付された各会計の決算書及びその附属書類は、いずれも関係法令に準拠して作成されており、その計数は関係帳簿及び証拠書類と符合し、正確であるものと認めます。 また、予算執行状況は、その目的に沿っておおむね適正に執行、処理されているものと認めます。 審査に付された基金の運用を示す書類の計数は、関係帳簿及び証拠書類と照合した結果、誤りのないものと認め、また基金の運用状況は妥当であると認めます。 次のページ、(1)総括以下で各決算の内容につきまして、詳細に解説、分析等を行っていますので、お目通しいただければと思います。 続きまして、86ページをお開きください。 5、監査委員の意見を申し上げます。 平成26年度の歳出の性質別決算状況を見ると、義務的経費は72億6,322万円で、歳出に占める割合は46.4%、消費的経費は32億2,396万円で、その割合は20.6%、投資的経費は11億8,824万円で、その割合は7.6%、その他の経費は39億6,444万円で、その割合は25.3%でありました。 また、経常収支比率は83.9%でございます。財政状態は逼迫し、非常に弾力性に欠ける状況でございます。平成26年度末現在の市債残高は一般会計及び特別会計、合計をして306億4,804万円で、人口1人当たりの市債残高は80万円でございます。少子高齢化、人口減少社会が到来する中で、地方においては人口流出、過疎化、自治体財政の逼迫、産業の空洞化や雇用の創出といった深刻な問題は顕在化しております。瀬戸内市がこうした困難な状況を克服し活力ある市であり続けるためにはどのような施策が必要でしょうか。本市は、引き続きより一層の行財政改革を推進し、厳しい財政状況からの脱却と将来にわたって持続可能で安定した自立性の高い健全な財政運営基盤を確立しなければなりません。経常収支比率が83.9%、そして市民1人当たりの市債残高80万円の財政収支の中で、第2次瀬戸内市総合計画に掲げている将来像である「人と自然が織りなす しあわせ実感都市 瀬戸内」の実現が可能なのか、このことを踏まえまして決算審査を実施した結果の一端を監査委員意見として申し上げます。 最初に、87ページ。 収入未済額及び不納欠損額について申し上げます。 当年度決算における一般会計と特別会計、収入未済額は79億6,004万円であり、前年度に比べ1億7,670万円、比率にして18.2%減少しております。当年度の不納欠損額は8,254万円であり、前年度に比べて2,700万円、48.6%増加しております。一般会計のうち、市税に関しては、不納欠損額が3,887万円増加し、さらに財産差し押さえ等の滞納整理を進めた結果、収入未済額が1億1,438万円減少しました。分担金及び負担金のうち、保育所措置費負担金及び保育所保育料の収入未済額は7万円増加しました。使用料及び手数料のうち、市営住宅使用料の収入未済額は12万円減少しております。諸収入のうち、住宅新築資金等貸付金の収入未済額が3億4,475万円、奨学資金貸付金の収入未済額が1,105万円でありました。さらに雑入の収入未済額は848万円であり、諸収入の収納率は42.2%で、前年度に比べて4.1ポイント改善しました。 また、特別会計においては、国民健康保険税の収納率が4.7ポイント向上し、収入未済額は5,597万円減少しました。介護保険料は、不納欠損金が17万円減少し、収入未済額は45万円減少しました。農業集落排水事業、漁業集落排水事業及び下水道事業の収入未済額は、147万円、4万円、265万円、それぞれ減少しました。今後とも、各部署において、より具体的な数値目標を設定し、実行と検証を繰り返し、全職員が一丸となって収納率のさらなる向上に努められたいと考えております。 平成26年度において差し押さえして換価した額は5,863万円、397件でありました。税の公平感を確保することは、大変重要なことでございます。不誠実な納税者には適切な財産調査の上、慎重に個別具体的な対応をしていただきたい。 続きまして、110ページに参ります。 基金運用について申し上げます。 市が設置してる基金は、地方自治法第241条に定められている特定の政策目的を達成するために行う現金の積み立てや財産の維持管理でございます。基金の平成26年度末現在高は約88億円となっており、これらの基金は、普通預金、決済性預金で保管し、当面基金を取り崩す予定のない部分について、定期預金及び債券。訂正させていただきます、債券の券が権利の権ではなくて有価証券の券に訂正させてください。また、表27の債券価格一覧表についても同様でございます。訂正し、おわびします。 定期預金及び債券(国債)等で運用を行っております。平成25年度、26年度の基金運用実績は、表26のとおりでございます。年間利子額は、前年度に比べて6,882万円、対前年比49.5%増加しており、評価できます。しかしながら、表27の債券価格一覧表のとおり、保有する債券を平成26年度末で評価したところ、全ての債券において赤字となっており、合計で1億2,388万円の評価損となっています。公金である以上、資金運用リスクは絶対に避けなければなりません。資金運用リスクとは、基金、その他資金の運用にかかわるリスクを言います。瀬戸内市資金管理方針のほかに、より具体的な資金運用基本方針を定めて、適切なモニタリングを行い、市場リスク、信用リスク等の資金運用リスク管理を徹底すべきであると考えます。 続きまして、113ページに移らせていただきます。 裳掛歯科クリニック賃借料等について申し上げます。 裳掛歯科クリニックの施設使用料は、瀬戸内市裳掛歯科クリニック条例第4条第2項で、月額4万4,000円と規定されています。裳掛歯科クリニックのレセプト件数、延べ患者数は、表29のとおりでございます。平成26年度の延べ患者数の月平均は754人です。患者数が多く、地域医療に貢献していると言えます。しかし、平成23年度決算審査意見書において使用料の価格について改定の検討を求めましたが、現時点でも改定されていません。当施設の管理運営は、直営か指定管理制度のいずれかを選択することになると考えます。この管理形態の選択に当たっては、当施設の管理のあり方について十分な検証、検討を行い、その結果に基づいて決定することが極めて重要であります。いずれにしても、適正な方法で透明性のある契約をしていただきたいと考えております。 次のページをお開きください。 最後にまとめとして申し上げます。 平成26年度の財政状況は、実質単年度収支が8億2,144万円と、前年度の6億8,091万円から増加し、財政力指数及び経常収支比率は改善となりました。一般会計の財源別状況では、自主財源の構成比が14.2ポイント増加し41.7%となりました。しかし、平成27年度以降、従来の下水道事業に加え、病院の建設事業費35億6,783万円、図書館整備事業費5億4,563万円、公共施設等再編整備など、多額の設備投資が予定されており、ますます中・長期の健全な財政見通しと慎重なかじ取りが要求されています。平成26年度も、「人と自然が織りなす しあわせ実感都市 瀬戸内」の実現に向けて、各部署において経営計画書に基づき目標を掲げ、行政運営が行われました。その結果、一部を除き、おおむね成果目標を達成していました。今後も、より具体的な数値目標等を掲げ、行政の効率化、財政の健全化、市民サービスの充実、市民生活の向上及び瀬戸内市の発展のために努力されることを強く要望して監査意見とさせていただきます。 以上でございます。 ○議長(平原順二議員) 平成26年度瀬戸内市一般会計・特別会計歳入歳出決算及び基金運用状況の監査報告が終わりました。 次に、認定第12号平成26年度瀬戸内市病院事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてを議題といたします。 提案理由、内容の説明をお願いをいたします。 病院事業部長。            〔病院事業部長 三浦一浩君 登壇〕 ◎病院事業部長(三浦一浩君) それでは、認定第12号平成26年度瀬戸内市病院事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてご説明をさせていただきます。 これは、地方公営企業法第32条第3項の規定に基づきまして、平成26年度瀬戸内市病院事業会計決算に伴う剰余金を欠損金処理計算書(案)のとおり処分し、あわせて同法第30条第4項の規定に基づき、平成26年度瀬戸内市病院事業会計決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付するというものでございます。 まず最初に、病院事業の事業報告をさせていただきます。 16ページをごらんください。 平成26年度は、新病院建設関連として昨年度の繰越事業である土地造成工事を行うとともに、公共下水道と接続するための関連工事を行いました。また、近隣住民への影響を考慮し、事前家屋調査及び電波調査を行いました。新病院建築工事につきましては、9月に入札を行いましたが、不調となったため再度建築単価の見直しなどを行い、3月の再入札で建築業者を決定いたしております。 診療面では、病院事業管理者と2名の常勤医師が退職したことを受け、上半期の外来患者及び入院患者数が伸び悩んだものの、新病院事業管理者、新院長のもと、新たに病院の理念を掲げ、職員へその思いを浸透させていく中で徐々に患者数が増加してきました。10月からは新たに地域包括ケア病床を開設し、より患者のニーズに合った治療を行う環境を整備いたしました。また、市民からの意見を受け入れる手段として病院事業運営提言委員会を設置し、市民からの提言に応えるべく改善活動を進めてまいりました。新たな取り組みの成果が少しずつ形となり、下半期は上半期に比べ新入院患者数が増加し、入院日当点も上がりましたが、結果的に156万2,497円の経常損失を計上することとなりました。 そのほかといたしまして、新公営企業会計基準への移行に伴い、新たに退職給付等に対する引当金2億5,097万5,689円を計上した結果、平成26年度瀬戸内市病院事業の決算は、病院事業収益において11億8,898万5,874円となり、これに係る病院事業費用は14億4,133万6,744円となりまして、当年度においては純損失2億5,235万870円が生じました。 それでは、1ページをお願いいたします。 まず、収益的収入でございますが、病院事業収益の決算額は11億9,279万519円で、前年度より3,461万2,585円の増、対前年比103%となりました。 次に、収益的支出ですが、病院事業費用の決算額は14億2,566万8,694円となり、前年度より2億1,723万929円の増、対前年比111%となりました。 3ページをお願いいたします。 資本的収入の決算額は2億1,499万9,000円で前年度より1,325万円の増、対前年比106.6%となります。 次に、資本的支出の決算額は2億4,833万7,153円で前年度より2,107万1,890円の減、対前年比92.2%となります。なお、資本的収入額が資本的支出額に不足する額は、当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額及び過年度分損益勘定留保資金で補填をしております。 5ページをお願いいたします。 損益計算書の医業収益合計は10億8,445万1,631円、医業費用合計は11億4,986万4,574円となります。医業収益から医業費用を差し引くと6,541万2,943円の医業損失となります。 医業外収益合計は1億267万7,795円、医業外費用合計は3,882万7,344円となります。医業外収益から医業外費用を差し引くと6,385万451円の収益となります。医業損失と医業外収益を合わせた経常損失は156万2,492円の損失となります。 次に、特別利益の185万6,448円と特別損失の2億5,264万4,826円を差し引くと、当年度は2億5,235万870円の純損失となります。 7ページをお願いいたします。 剰余金計算書の当年度変動額のうち、資本金2億9,977万3,997円の減は、前年度末の企業債残高を借入資本金の資本から負債へ移動したことによる資本金の減少でございます。また、資本剰余金の補助金1億2,667万7,431円の減及び寄附金1,001万9,331円の減、そして欠損金の未処理欠損金1,439万7,271円の減は、みなし償却制度廃止に伴う長期前受け金または未処理欠損金へ移動したことによるもので、いずれも新会計基準移行に係るものでございます。 次に、欠損金合計は、当年度純損失を加え3億4,812万1,298円となり、以上の結果、当年度末資本合計は9億6,570万6,078円となりました。 次に、平成26年度瀬戸内市病院事業欠損金処理計算書(案)でございます。 資本剰余金の当年度末残高1,076万1,374円をそれぞれ未処理欠損金へ振りかえを行い、繰越欠損金を3億3,735万9,924円としたいと考えております。これにつきましては、議会による議決が必要となりますので、よろしくご審議いただきたいと思います。 なお、9ページ以降に貸借対照表、キャッシュフロー計算書、決算附属書類として事業報告書など、詳細を添付しておりますので、後ほどごらんいただきたいと思います。 まことに簡単で申しわけありませんが、以上で認定第12号の説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(平原順二議員) 提案理由、内容の説明が終わりました。 次に、瀬戸内監第18号平成26年度瀬戸内市病院事業会計決算審査意見について、監査委員から報告をお願いをいたします。 鳥越代表監査委員。            〔代表監査委員 鳥越貞成君 登壇〕 ◎代表監査委員(鳥越貞成君) それでは、瀬戸内監第18号平成26年度瀬戸内市病院事業会計決算審査意見についてでございます。 地方公営企業法第30条第2項の規定により、審査に付された平成26年度瀬戸内市病院事業会計の決算について審査を行いました。審査意見をご説明します。 1ページをお開きください。 審査の対象は、平成26年度瀬戸内市病院事業会計決算でございます。 審査の期間。審査は、平成27年7月2日から平成27年8月18日まで行いました。 審査の方法ですが、審査に付された決算報告書及び事業報告書等について、病院事業の経営成績及び財政状態を適正に表示しているかを検証するため、必要と認める審査手続を実施しました。 また、病院事業の経営内容を把握するため、その計数分析を行うとともに、関係帳簿及び証拠書類の内容について確認しました。さらに、瀬戸内市病院事業の設置等に関する条例の第4条に定める経営の基本、「病院事業は、常に企業の経済性を発揮するとともに公共の福祉を増進するように運営されなければならない」の理念に基づいて運営されているかを主眼として審査を実施しました。 4、審査の結果。審査に付された決算報告書及び事業報告書等は、いずれも地方公営企業法、その他関係法令に準拠して作成されており、関係帳簿及び証拠書類と照合した結果、計数的に正確であり、経営成績並びに財政状態をおおむね適正に示しているものと認めます。 次のページ以降で、詳細に解説、分析等を行っておりますので、お目通しいただければと思います。 続きまして、36ページをお開きください。 5、監査委員の意見を申し上げます。 公営企業である瀬戸内市病院事業は、公共財として大きな使命を課せられています。その使命は、住民の福祉の増進と最少の経費で最大の効果を発揮することであります。そのためには、組織運営の合理化と規模の適正化が図られているか、これは瀬戸内市病院事業の使命でございます。瀬戸内市の条例においても、この使命を果たすために、第4条で経済性の発揮と公共の福祉の増進を経営の基本として規定しています。 平成26年度、市民病院は2億2,105万円、牛窓診療所は3,129万円の欠損となり、病院事業全体では2億5,235万円の欠損でありました。これは、主として、新地方公営企業会計基準の移行に伴い、新たに退職給付費等に対する引当金2億1,172万円を計上した結果、過去最大の損失となりました。収益の向上及び費用の縮減等について、次のような手法により、病院における経営課題の把握とその克服に努めていただきたい。 ア、類似病院とのベンチマーキングの導入、イ、明確な部門別、診療科別の数値目標の設定及び進捗状況の管理、ウ、管理部門における病院経営のノウハウの蓄積及び各種指標の動向から正確に課題を把握できる人材の育成。新病院の建設が大きな事業であるだけに綿密な中・長期的な収支計画が必要であり、さまざまな立場と角度からの検討が必要です。安定的な運営や長期にわたる借入金の返済は、中・長期的かつ実現可能な収支計画とそれを実行する管理能力が非常に重要となってきます。また、新病院へスムーズに移行できる体制を構築していただきたい。瀬戸内市病院事業部は、病院の果たすべき役割と運営の方向性を明確にし、広く市民から愛され信頼される地域に根差した公立病院として貢献されることを祈念いたします。 以上です。 ○議長(平原順二議員) 平成26年度瀬戸内市病院事業会計決算の監査報告が終わりました。 次に、認定第13号平成26年度瀬戸内市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてを議題といたします。 提案理由、内容の説明をお願いします。 萬代上下水道部長。            〔上下水道部長 萬代 昇君 登壇〕 ◎上下水道部長(萬代昇君) 失礼します。それでは、認定第13号平成26年度瀬戸内市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてご説明させていただきます。 これは、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき、平成26年度瀬戸内市水道事業会計決算に伴う剰余金を剰余金処分計算書(案)のとおり処分し、あわせて同法第30条第4項の規定に基づき、平成26年度瀬戸内市水道事業会計決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付するというものでございます。 それでは、決算書の1ページをお開きください。 決算報告書でございます。 収益的収入でございますが、水道事業収益の予算額の合計が10億1,270万9,000円に対しまして、決算額が10億1,758万3,967円、予算額に比べ487万4,967円の増となっております。 次に、収益的支出でございますが、水道事業費用の予算額の合計が9億2,150万6,000円に対しまして、決算額が8億7,908万3,307円、不用額が4,242万2,693円となっております。 次に、3ページをお開きください。 資本的収入でございますが、予算額の合計が12億994万615円に対しまして、決算額が6億6,193万3,854円、予算額に比べ5億4,800万6,761円の減となっております。 次に、資本的支出でございますが、予算額の合計が15億2,416万3,939円に対しまして、決算額が10億4,112万6,100円、翌年度繰越額が3億4,935万3,000円、不用額が1億3,368万4,839円となっております。 なお、資本的収入額が資本的支出額に不足する額3億7,919万2,246円は、過年度分損益勘定留保資金3億5,215万855円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,704万1,391円で補填しております。 次に、5ページをお開きください。 損益計算書でございます。 営業収益でございますが、給水収益、受託工事収益、その他営業収益の合計で8億956万4,065円となっております。 次に、営業費用でございますが、原水及び浄水費、配水及び給水費、減価償却費などの合計で7億4,248万831円となっております。 営業収益から営業費用を差し引いた営業利益は6,708万3,234円となっております。 次に、6ページをお願いいたします。 営業外収益でございますが、受取利息及び配当金、他会計負担金、長期前受け金戻し入れ、雑収益の合計で1億5,112万7,829円となっております。 次に、営業外費用でございますが、支払い利息、他会計負担金、雑支出の合計で3,922万5,328円となっております。 営業利益に営業外収益を足して、営業外費用を差し引いた経常利益は1億7,898万5,735円となっております。 さらに、経常利益から特別損失6,794万4,464円を差し引いた当年度純利益は1億1,104万1,271円となっております。 次に、7ページをお開きください。 剰余金計算書でございます。 資本金でございますが、一般会計出資金の受け入れ、新会計制度への移行処理として、借入資本金の表示区分の変更により、当年度末残高は24億4,971万7,162円となっております。 次に、資本剰余金でございますが、新会計制度の移行処理として、みなし償却制度廃止に伴う経過措置により、当年度末残高は6,866万7,650円となっております。 最後に、利益剰余金でございますが、当年度末残高は12億836万3,119円となっており、その内訳は、減債積立金1億5,000万円、建設改良積立金8,000万円、繰越利益剰余金2,054万7,379円に当年度純利益1億1,104万1,271円と新会計制度の移行処理として、みなし償却制度廃止に伴う経過措置分8億4,677万4,469円を加えた未処分利益剰余金9億7,836万3,119円となっております。 次に、平成26年度瀬戸内市水道事業剰余金処分計算書(案)でございます。 当年度未処分利益剰余金9億7,836万3,119円につきまして、地方公営企業法第32条第2項の規定により、利益の処分として新会計制度の移行処理で発生した8億4,677万4,469円を資本金に組み入れ、建設改良積立金に1億1,000万円を積み立てることで処分後の繰越利益剰余金は2,158万8,650円となるものでございます。また、新会計制度の移行処理として、資本剰余金のうち、償却済みの固定資産分について、資本金に組み入れるものでございます。 次に、9ページをお開きください。 貸借対照表でございます。 資産の部でございますが、有形固定資産、無形固定資産、投資、その他の資産の固定資産と現金・預金、未収金、貯蔵品などの流動資産があり、資産合計が78億4,722万7,665円となっております。 次に、10ページをお願いいたします。 負債の部でございますが、企業債引当金の固定負債と企業債未払金、未払い費用など、流動負債、また長期前受け金の繰り延べ収益があり、負債合計が41億2,551万8,634円となっております。 次に、資本の部でございますが、先ほど剰余金計算書で説明させていただいた内容に評価差額等を加えまして、資本合計は37億2,170万9,031円となっております。 よって、負債と資本の合計が資産合計と同額の78億4,722万7,665円となっております。 なお、11ページ以降に地方公営企業法第30条第1項に基づきまして、決算書附属書類として、事業報告書、決算参考資料を添付しておりますので、後ほどごらんいただきたいと思います。 以上で認定第13号の説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(平原順二議員) 提案理由、内容の説明が終わりました。 次に、瀬戸内監第19号平成26年度瀬戸内市水道事業会計決算審査意見について、監査委員から報告をお願いをいたします。 鳥越代表監査委員。            〔代表監査委員 鳥越貞成君 登壇〕 ◎代表監査委員(鳥越貞成君) それでは、瀬戸内監第19号平成26年度瀬戸内市水道事業会計決算審査意見についてでございます。 地方公営企業法第30条第2項の規定により、審査に付された平成26年度瀬戸内市水道事業会計の決算について審査を行いました。審査意見をご説明します。 1ページをお開きください。 審査の対象は、平成26年度瀬戸内市水道事業会計決算でございます。 審査の期間でございます。審査は、平成27年6月19日から平成27年8月18日まで行いました。 審査の方法ですが、審査に付された決算報告書及び事業報告書等について、地方公営企業法の諸規定及び会計原則に準拠して作成され、事業の財政状態並びに経営成績を適正に表示しているか、経営の基本原則に従って運営されているかについて審査を実施しました。 また、地方公営企業年鑑記載の類似する団体の指標を参考に運営状況の分析を行いました。 審査の結果。 審査に付された決算報告書及び事業報告書等は、いずれも地方公営企業法その他関係法令に準拠して作成されており、関係帳簿及び証拠書類と照合した結果、計数的に正確であり、経営成績並びに財政状態をおおむね適正に示しているものと認めます。 次のページ以降で詳細に解説、分析を行っておりますので、お目通しいただければと思います。 続きまして、39ページをお開きください。 監査委員の意見を申し上げます。 水道設備整備、老朽化施設の更新、耐震化や維持管理費の増加など、今後の多額の資金が必要であり、引き続き厳しい経営環境が続くものと予想されます。平成26年度より新地方公営企業会計制度が適用され、施設の資産価値など、財務状況がより明確になり、資本の推移や今後の収支計画が立てやすくなると考えられるので、今後の水需要を的確に把握し、財政シミュレーションを行いながら、効率的、合理的な経営を図り、経営基盤の強化に努めるとともに、将来にわたって安全で良質な水の安定供給に努められたいと考えます。 なお、今後の事業運営に当たっては、次の3点に留意して取り組んでいただきたい。 1、地方公営企業会計制度については、昭和41年以来約46年ぶりに大幅な改正が行われ、平成26年度の予算及び決算から新しい会計基準の適用が開始されました。今回の改正は、財務諸表への影響が非常に多岐にわたることから、会計指数の変更や引当金の計上など、計画的に行われたところではございますが、今後は制度改正の趣旨を職員一人一人が吸収し、新基準による財務諸表の変化の動向を把握、分析し、経営状況を再確認するとともに、市民や市議会に正しい理解を得るべく、わかりやすく説明していくよう努めていただきたい。 2、今後は、現在の配水管網の状況を把握した上で、将来的な水需要に沿った配水管網などの見直し、施設の統廃合を考慮した更新計画を作成していただきたい。 また、新地方公営企業会計基準に基づき作成された財務諸表を吟味される中で、必要に応じて料金改定や料金体系の見直しも視野に入れた財政収支の見通しを明らかにし、持続可能な水道事業の経営に向けて中・長期経営計画を策定されるように望みます。 3、水道事業を取り巻く厳しい環境、課題に対し組織として取り組むためには、まず全職員が課題に対する共通認識を持ち、その解決に向けて積極的に意見交換をするなど、コミュニケーションの活性化も重要であります。職員一人一人が目的意識を明確にしてその任務を遂行するとともに、組織として職員の能力や意欲、倫理観を最大限に引き出すための工夫を図ることにより、内部統制のとれた活気ある組織づくりに努めていただきたいと考えます。 以上でございます。 ○議長(平原順二議員) 平成26年度瀬戸内市水道事業会計決算の監査報告が終わりました。 次に、報告第9号平成26年度瀬戸内市健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてを議題といたします。 提案理由、内容の説明をお願いをいたします。 石原総合政策部長。            〔総合政策部長 石原知之君 登壇〕 ◎総合政策部長(石原知之君) 報告第9号平成26年度瀬戸内市健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてご説明をいたします。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第3条第1項及び第22条第1項の規定により、平成26年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率を別紙監査委員の意見を付して報告するというものでございます。 次のページをお願いいたします。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律におきましては、表にございますとおり、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率の4つの指標を健全化判断比率として定めております。実質赤字比率、連結実質赤字比率につきましては、平成26年度につきましては、全ての会計で実質収支が黒字となっているため、いずれの赤字比率も発生はしておりません。次の実質公債費比率は、一般会計等が負担する借入金の返済額及びこれに準ずる額の大きさを指標化し、資金繰り危険度を示したもので、基準範囲内となっております。次の将来負担比率は、将来財政を圧迫する可能性が高いかどうかを示す比率で、財政の健全化を示す早期健全化基準を下回った数値となっております。 こうしたことから、健全化判断比率におきましては、本市の財政状況は健全であるということを示しております。 また、下の資金不足比率につきましては、公営企業会計ごとの資金の不足額を示すもので、いずれの会計も資金剰余金を生じておりまして、いずれの会計におきましても資金不足は発生しないという状況になっております。 以上、簡単ではございますが、報告第9号についての説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(平原順二議員) 提案理由、内容の説明が終わりました。 次に、瀬戸内監第20号平成26年度瀬戸内市健全化判断比率及び資金不足比率審査意見について、監査委員から報告をお願いをいたします。 鳥越代表監査委員。            〔代表監査委員 鳥越貞成君 登壇〕 ◎代表監査委員(鳥越貞成君) それでは、瀬戸内監第20号平成26年度瀬戸内市健全化判断比率及び資金不足比率審査意見についてでございます。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、審査に付された平成26年度瀬戸内市健全化判断比率及び資金不足比率について審査を行いました。審査意見をご説明いたします。 1ページ目をお開きください。 審査の対象は、(1)平成26年度健全化判断比率のア、実質赤字比率、イ、連結実質赤字比率、ウ、実質公債費比率、エ、将来負担比率。(2)平成26年度資金不足比率。(3)(1)及び(2)の算定の基礎となる事項を記載した書類です。 審査の期間。審査は、平成27年8月6日から平成27年8月18日まで行いました。 3、審査の方法ですが、審査は健全化判断比率及び資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類が地方公共団体の財政の健全化に関する法律、その他関係法令等に従い適正に作成されているかどうかを関係書類等を照合、審査するとともに関係職員から説明を聴取するなど一般に公正妥当と認められる審査手続により実施しました。 4、審査の結果。 審査に付された健全化判断比率及び資金不足比率並びに算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも関係法令等に準拠して作成され、その算定は適正であると認めます。 審査の概要並びにそれに対する意見は次のページ以降で各数値の計算過程及び具体的な数値を盛り込んで示しています。お目通しいただければと思います。 続きまして、16ページをお開きください。 監査委員の意見を申し上げます。 本制度による審査が始まった平成19年度以降、実質赤字比率、連結実質赤字比率ともに当該比率はありません。実質公債費比率、将来負担比率ともに改善傾向となっており、平成19年度と比較して、実質公債費比率で6.6ポイント、将来負担比率で71.4ポイントの改善となっています。また、資金不足比率も含めて、いずれも財政の健全段階の範囲で推移していることは評価できます。 しかし、個々の比率を見ると、連結実質赤字比率については、連結対象である介護保険事業特別会計の実質収支、法適用企業である水道事業会計及び法非適用企業である土地開発事業特別会計の資金剰余額は、前年度と比べ減少となっていることに注視していくことが必要です。 実質公債費比率については、主として、国営吉井川農業水利事業償還金の準元利償還金が減少したため、前年度に比べ1.5ポイント改善しています。なお、この比率は、過去8年間で最善となっています。公債費が財政に及ぼす負担が軽減しており、今後も計画的な償還に努めていただきたい。 将来負担比率については、公営企業債等、繰入見込み額が増加したが、市債残高が減少したことにより将来負担額が減少し、前年度に比べて12.7ポイントの改善となっています。 なお、充当可能な財源のうち、財政調整基金を含む19基金の総額は74億5,956万円となり、前年度に比べ9億3,568万円、前年比14.3%の増加となっています。前年度に引き続き基金保有高は増加しているが、特に財政調整基金については、将来の財政運営に支障が生じないよう、基金残高に留意していくことが必要です。公営企業会計については、基本的には独立採算による事業運営を図っていくことが基本です。今年度病院事業会計は2億5,235万円の赤字でした。常に経費の見直しや業務効率の改善を図り、収益の確保と経営状態の的確な把握に努める必要があります。今後とも、市政の運営に当たっては、健全化判断比率は財政健全化計画の策定が求められる早期健全化基準に、資金不足比率は経営健全化計画の策定が求められる経営健全化基準に近づかないよう、引き続き努力してください。本市の比率は、いずれも健全段階の範囲でありますが、従来から用いている経常収支比率なども判断指標としながら健全な財政運営、健全な企業運営を推進されるように望みます。 以上です。 ○議長(平原順二議員) 平成26年度瀬戸内市健全化判断比率及び資金不足比率の監査報告が終わりました。 次に、議案第67号瀬戸内市個人情報保護条例の一部を改正することについてから議案第84号長船ふれあいのまちづくり館指定管理者の指定についてまでの18議案を一括議題といたします。 提案理由、内容の説明をお願いいたします。 坪井総務部長。            〔総務部長 坪井裕一郎君 登壇〕 ◎総務部長(坪井裕一郎君) 失礼します。それでは、私のほうから、議案第67号と議案第68号につきましてご説明させていただきます。 まず、議案第67号瀬戸内市個人情報保護条例の一部を改正することについて。 瀬戸内市個人情報保護条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。 改正理由を申し上げます。 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆる番号法の施行によりまして、10月5日から国民一人一人に個人番号が付番されます。番号法では、個人番号を含む個人情報、いわゆる特定個人情報は、個人識別機能の高い情報が含まれていることから厳格な保護措置が講じられています。地方公共団体におきましても、この趣旨を踏まえ、保有する個人番号を含む個人情報の適正な取り扱いが確保され、並びに保有する個人番号を含む個人情報の開示、訂正、利用の停止等、これらを実施するために必要な措置を講ずるものとされていることから、瀬戸内市個人情報保護条例の一部を改正するものでございます。 次のページをお願いいたします。 まず、この一部改正条例の構成から申し上げますと、全部で3条から成る一部改正条例でございます。これは、個人番号の利用が段階的に拡大され、その施行日が異なるため、施行日ごとに3条に分けた改正文の構成としております。本文の朗読は省略させていただきまして、改正文1条ごとの内容につきましてご説明を申し上げます。 まず、第1条、瀬戸内市個人情報保護条例の一部を次のように改正する。 この第1条では、ことし10月5日に予定されております個人番号一斉付番に必要な改正を行います。主なものとしては、個人情報保護条例第2条に個人番号を含む個人情報の定義として、特定個人情報の定義等を追加しています。また、他の条文では、個人番号の取り扱いにつきまして、保有している個人番号の外部提供の規制を加えております。この第1条の施行日は10月5日でございます。 続きまして、次のページをお願いします。 中段、第2条がございます。 瀬戸内市個人情報保護条例の一部を次のように改正する。 この一部改正条例の第2条では、来年1月に予定をされております個人番号の利用開始に必要な改正を行います。主なものとしましては、個人番号の利用が始まることから、個人番号の目的外利用に関する規制を定め、保有する個人番号を含む個人情報の開示請求についての規定を設けております。この第2条の施行日は平成28年1月1日の予定でございます。 続きまして、次のページの下段になります。 第3条がございます。 瀬戸内市個人情報保護条例の一部を次のように改正する。 一部改正条例の第3条では、平成29年1月に予定をされております個人番号の提供開始に必要な改正を行います。主なものとしましては、個人番号の提供の際、その履歴である情報提供記録を残す必要があり、この記録に関する定義と取り扱いに関する規定を設けております。この第3条の施行日は平成29年1月1日の予定でございます。 以上、簡単ではございますけども、議案第67号の説明とさせていただきます。 続きまして、議案第68号につきましてご説明申し上げます。 議案第68号瀬戸内市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の制定についてでございます。 瀬戸内市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例を別紙のとおり制定するものとする。 制定理由を申し上げます。 先ほども申し上げましたけども、10月5日から一斉付番が予定されております個人番号の利用及び特定個人情報の提供に当たり、これは庁内連携の規定について定めるものでございます。個人番号の利用について、同一機関内、例えば市長部局内の税務課から福祉課、これらでの個人番号の受け渡しなどとして利用する場合には、番号法の規定により条例でその旨を定める必要がございます。そこで、本条例によりましてその旨を定めているものでございます。 次のページをお願いします。 瀬戸内市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例。 第1条では、趣旨として、先ほどの制定理由を、第2条では、用語の定義、第3条では、個人番号の利用に関する市の責務、第4条におきまして、利用の規定を定めております。第5条では、規則への委任。 附則としまして、この条例は、法附則第1条第4号に掲げる規定の日から施行するとしておりまして、施行日につきましては、平成28年1月1日の予定でございます。 以上、簡単ではございますけども、議案第68号の説明とさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(平原順二議員) 松尾市民生活部長。            〔市民生活部長 松尾雅行君 登壇〕 ◎市民生活部長(松尾雅行君) それでは、私のほうから、議案第69号の説明をさせていただきます。 議案第69号瀬戸内市手数料条例の一部を改正することについて。 瀬戸内市手数料条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。 提案理由でございますが、平成27年10月5日、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、通称マイナンバー法が施行されることにより、同年10月から住民票を有する全ての方にマイナンバーを通知するための通知カードが郵送され、そして平成28年1月から、本人の申し出に基づき、顔写真のついた個人番号カードの交付が始まります。それぞれのカードの初回交付手数料は国が費用を負担するため無料となりますが、紛失、盗難等の理由により再交付する際の手数料について国の負担がなく受益者負担の考えにより有料であるべきと考え、本条例を改めるものでございます。 改正本文の朗読は省略いたしまして、新旧対照表により改正内容を説明させていただきます。 済いません、3枚おめくりいただきたいと思います。 まず、第1条関係でございますが、別表の第18項の次に第19項として、マイナンバー法に基づき再交付された通知カードの交付手数料、1枚につき500円の項目を追加するものであります。 次に、1枚めくっていただきまして、第2条関係でございます。現在、別表の第20項に定められております住民基本台帳カードは、マイナンバー法施行により本年12月31日をもって交付が終了となり、平成28年1月1日から個人番号カードにかわります。そのため、住民基本台帳カードの交付、または再交付の手数料、1枚につき500円を再交付された個人番号カードの交付手数料、1枚につき800円に改めるものであります。ちなみに、これら再交付手数料の額につきましては、総務省の示す基準額を参考にして設定しているものでございます。 済みません、3ページに戻っていただきまして、附則といたしまして施行期日を定めております。第1条関係は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の施行の日、つまり平成27年10月5日から施行とし、第2条関係は、同法附則第1条第4号に掲げる規定の施行の日、つまり平成28年1月1日から施行となるものであります。 簡単ではございますが、以上で議案第69号の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(平原順二議員) 会議の途中ですけども、ここで13時まで休憩とします。            午前11時53分 休憩            午後1時1分 再開 ○議長(平原順二議員) それでは、午前中に引き続き会議を開きます。 石原総合政策部長。            〔総合政策部長 石原知之君 登壇〕 ◎総合政策部長(石原知之君) それでは、私のほうから、議案第70号平成27年度瀬戸内市一般会計補正予算(第3号)についてご説明いたします。 まず、1ページをお開きください。 平成27年度瀬戸内市の一般会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8,700万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ163億7,396万4,000円とする。 債務負担行為の補正。第2条、債務負担行為の追加は、第2表債務負担行為補正による。 地方債の補正。第3条、地方債の追加及び変更は、第3表地方債補正によるというものでございます。 今回の補正予算につきましては、4月の人事異動に伴います人件費、火葬場整備事業のほか、人を呼び込む耕作放棄地の活用推進事業、図書館管理運営システム関係経費、公共土木施設災害復旧事業、農地農業用施設災害復旧事業など、早急に対応が必要な経費を計上しております。 また、債務負担行為の追加としまして、業者選定及び選定業者の準備期間を確保するため、平成28年度から平成32年度までのクリーンセンターかもめのごみ焼却運転管理業務委託を計上させていただいております。 歳入では、各事業に伴います国、県の補助金、地方債を計上したほか、繰越金などにより財源の調整を図っております。 それでは、4ページをお願いいたします。 第2表、債務負担行為補正。追加といたしまして、クリーンセンターかもめごみ焼却運転管理業務委託。期間は、平成28年度から平成32年度まで。限度額、1億4,580万円。これは、先ほど申し上げたとおり、業者選定及び選定業者の準備期間を確保するため、今議会で債務負担行為として計上させていただいております。 第3表、地方債補正は、追加といたしまして、さきの台風11号により被災した公共土木施設災害復旧に充当するもので、市道田辺里線ほか2路線に対するものでございます。 次に、変更といたしまして、全国防災事業で100万円の増額をしております。これは、長船中学校武道場耐震補強工事の補助対象事業の増額に伴うものであります。 次に、合併特例事業は、水道事業国庫補助金圧縮に伴い、一般会計出資債の対象額が増額となったことによるもので1,790万円の増額です。 次に、上水道事業は、県広域水道企業団出資債及び水道管耐震化事業に伴う水道事業会計出資債で、360万円の増額です。 それでは、7ページをお願いいたします。 歳入、款13使用料及び手数料、項1使用料、目10教育使用料は、開館5周年特別企画展長渕剛詩画展の入館者が当初見込みを大幅に上回ったことによる美術館観覧料の増額補正です。 款14国庫支出金、項2国庫補助金、目2総務費国庫補助金は、社会保障・税番号システム整備事業で、個人番号カード交付事務補助金が追加交付されるものです。 目20災害復旧費国庫補助金は、台風11号によるもので、補助率は3分の2となっております。 項3国庫委託金、目3民生費国庫委託金は、国民年金事務制度改正に伴う電算システム改修のための補助金で、10分の10の補助です。 款15県支出金、項2県補助金、目6農林水産業費県補助金は、裳掛地区コミュニティ協議会が実施します農地復元事業及び交流事業に対するもので、歳出で同額を支出するものです。 目10教育費県補助金は、新図書館県産木材家具等導入に対する補助金です。 8ページをお願いいたします。 款18繰入金、項2基金繰入金、目11太陽のまち基金繰入金は、錦海塩田跡地振興費、人件費の減額に伴う減額補正です。 款19繰越金は、今回の補正予算の財源の調整を行うもので、3,652万1,000円の補正となっております。 款20諸収入、項5雑入、目4雑入、節2総務費雑入は、長船町公民館ドア破損に対する建物災害共済金です。節9消防費雑入は、消防団員等公務災害補償等共済基金からの助成金で、当初予算に計上しております安全靴購入費へ充当しております。 款21市債、項1市債、目4衛生債、節1上水道整備債、上水道事業債は、県広域水道企業団出資債290万円と水道事業管路耐震化事業70万円です。次の市町村合併特例事業債は、配水システム整備分350万円と施設統合整備分1,140万円です。 目10教育債は、長船中学校武道場耐震補強工事の補助対象事業の増額に伴い100万円の増額をするもので、長船中学校武道場耐震補強工事の起債額は720万円となります。 目25災害復旧債は、補助採択された市道田辺里線分60万円、一般単独事業として実施する市道樋守内大門線分60万円、市道後谷北浦2号線分400万円です。 それでは、9ページをお願いいたします。 歳出でございます。 ここからは、4月の人事異動に伴います職員給与についての補正につきましては、省略して説明のほうをさせていただきます。 まず、9ページ、款1議会費、項1議会費、目1議会費、節1報酬は、正副議長改選に伴う副議長在籍1日重複分です。節9旅費は、全国市議会議長会評議委員会出席等に伴う追加補正です。節14使用料及び賃借料は、中国市議会議長会臨時総会出席に伴う有料道路通行料の追加補正です。 款2総務費、項1総務管理費、目1一般管理費、節3職員手当等のうち時間外勤務手当144万5,000円は、国へ出向しております職員の時間外勤務手当でございます。 11ページをお願いいたします。 目5財産管理費、節12役務費は、旧上寺山楽々園の不動産鑑定委託料です。節13委託料は、電子入札システムにおいて、積算疑義申し立て手続ができるよう機能を追加するため、電子入札システムを改修するものです。 13ページをお願いいたします。 目10地域安全対策費、節9旅費は、交通安全指導者養成講座へ参加するものでございます。 14ページをお願いいたします。 目13支所及び出張所費、節11需用費は、消防設備点検による不良箇所及び空調機の修繕料です。節15工事請負費は、消防設備点検に伴う自動火災報知設備の工事費です。 16ページをお願いいたします。 項3戸籍住民基本台帳費、目1戸籍住民基本台帳費、節3職員手当等のうち時間外勤務手当は、マイナンバー制度事務に伴う増額補正です。節7賃金は、マイナンバー制度通知及びカード発行事務のための臨時雇い賃金です。節18備品購入費は、マイナンバー制度確認事務用の窓口端末の追加分です。 18ページをお願いいたします。 款3民生費、項1社会福祉費、目1社会福祉総務費、節28繰出金、国民健康保険特別会計繰出金は、国保会計人件費分の繰出金です。 次の介護保険特別会計繰出金は、介護特会人件費分874万5,000円の減額分と認定調査支援端末追加分33万4,000円です。 目2障害者福祉費、節14使用料及び賃借料は、スマイル及びほほえみわぁくに係る使用料の追加分です。 目4老人福祉費、節23償還金利子及び割引料は、平成26年度市民後見推進事業分の返還金です。 次に、19ページをお願いいたします。 目5老人医療費、節23償還金利子及び割引料は、社会保険診療報酬支払基金への返還金です。節28繰出金は、人件費分の減額と後期高齢者医療特別会計における繰越金234万6,000円の追加に伴う減額補正です。 目7国民年金費、節13委託料は、制度改正に伴うシステム改修費です。 21ページをお願いいたします。 項2児童福祉費、目2児童措置費は、児童扶養手当システムのマイナンバー制度対応のための電算システム改修費です。 目5保育所費、節11需用費は、台風11号に伴う保育園テラス等の修繕料と福田保育園調理場排水管及び回転釜修繕により、修繕料の不足分を補正するものです。 23ページをお願いいたします。 款4衛生費、項1保健衛生費、目4保健・福祉・医療連携対策費、節11需用費は、在宅医療普及講演会案内チラシの印刷代で、次の節13委託料と予算組み替えを行うものです。 24ページをお願いいたします。 目5生活環境費、節13委託料は、火葬場整備のための計画を策定するものです。 25ページをお願いいたします。 項3上水道費、目1上水道整備費は、水道事業会計への出資金です。 項4病院費、目2診療所費、裳掛診療所特別会計繰出金は、人件費分の減額と裳掛診療所特別会計における繰越金20万6,000円の追加に伴う減額補正です。次の美和診療所特別会計繰出金は、人件費分の減額と美和診療所特別会計における繰越金19万9,000円の追加に伴う減額補正です。 27ページをお願いいたします。 款6農林水産業費、項1農業費、目3農業振興費、節19負担金補助及び交付金、県野菜価格安定事業負担金は、トウガン予約数量増加等による準備金造成額の追加による増額補正です。次の特定野菜等供給産地育成価格差補給事業負担金は、カボチャ予約数量減少等による準備金造成額の減額による減額補正です。次の人を呼び込む耕作放棄地の活用推進事業交付金は、歳入でもご説明いたしましたが、裳掛地区コミュニティ協議会が実施する農地復元事業及び交流事業に対する交付金です。 28ページをお願いいたします。 項5集落排水事業費、目1集落排水事業費、節28繰出金、農業集落排水事業特別会計繰出金は、人件費分等に伴う補正です。次の漁業集落排水事業特別会計繰出金については、施設修繕等に伴う補正です。 款7商工費、項1商工費、目2観光振興費、節11需用費は、牛窓海遊文化館だんじり展示室調光盤の修繕料です。節13委託料は、台風11号に伴う漂着ごみ回収処分経費の追加分です。 29ページをお願いします。 款8土木費、項2道路橋りょう費、目3道路新設改良費、節13委託料は、市道2路線の災害防除測量設計委託料です。節15工事請負費は、市道5路線の落石対策、路肩崩壊対策の工事費です。 項3河川費、目2河川改修費は、6月降雨被害による河川の護岸崩壊改修工事費です。 項7下水道費、目1下水道整備費は、人件費分の減額と下水道事業特別会計における繰越金50万6,000円の追加に伴う減額補正です。 31ページをお願いいたします。 款9消防費、項1消防費、目2非常備消防費は、歳入でご説明いたしました消防団員等公務災害補償等共済基金からの助成金を歳入したことによります財源更正です。 款10教育費、項1教育総務費、目2事務局費、節7賃金は、幼児教育指導員に再任用職員を充てたことによります減額補正です。節13委託料は、学校図書館システムのネットワークを個人情報保護の観点から別のネットワークとして構築するための経費です。 32ページをお願いいたします。 項2小学校費、目1学校管理費、節13委託料は、牛窓東小学校プール上屋解体撤去工事に係る設計委託料です。 目2教育振興費は、長期宿泊体験活動推進プロジェクト事業におきまして、節19負担金補助及び交付金を5万6,000円減額し、節8報償費、節9旅費、節14使用料及び賃借料へ組み替えるものです。 項3中学校費、目1学校管理費は、全国防災事業債の借入額増額に伴う財源更正です。 34ページをお願いいたします。 項5社会教育費、目3公民館費、節11需用費、消耗品費は、消防設備点検指摘により消火器を購入するものです。次の修繕料は、長船町公民館では破損修理、中央公民館、鹿忍分館、消防用設備修理及び中央公民館、漏水緊急修理により修繕料の不足分を補正するものです。 目4図書館費は、歳入でご説明いたしました県産木材家具等導入に対する公共空間木質化促進支援事業補助金を歳入することにより財源更正するものです。 35ページをお願いいたします。 目6美術館費、節13委託料は、開館5周年特別展長渕剛詩画展の入場者数が当初見込みを大幅に上回ったことにより委託料が不足するもので、契約内容といたしましては、入場者数が4,000人を超えた場合、その超えた入場者分について入場料の半額を委託料へ上乗せして支払うこととなっております。節18備品購入費は、精査による減額補正です。 36ページをお願いいたします。 項6保健体育費、目3学校給食調理場費、節11需用費は、調理設備、器具の緊急修繕に伴い、今後の修繕料不足を補正するものです。 款11災害復旧費、項1公共土木施設災害復旧費、目1公共土木施設災害復旧費は、台風11号により被災した市道5路線の災害復旧工事費です。 項2農林水産業施設災害復旧費、目1農地農業用施設災害復旧費は、台風11号により被災した農道1路線の災害復旧工事費です。 以上、早口で簡単でございますけれども、議案第70号平成27年度瀬戸内市一般会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 なお、37ページから給与費明細書、40ページへ地方債の前々年度末における現在高並びに前年度末及び当該年度末における現在高の見込みに関する調書を掲載しておりますので、後ほどごらんいただきたいと思います。 以上で議案第70号の説明を終わらせていただきます。 ○議長(平原順二議員) 松尾市民生活部長。            〔市民生活部長 松尾雅行君 登壇〕 ◎市民生活部長(松尾雅行君) 失礼します。私のほうから、議案第71号平成27年度瀬戸内市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてご説明いたします。 1ページをお願いいたします。 平成27年度瀬戸内市の国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,482万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ51億3,507万7,000円とするものでございます。 それでは、5ページをお願いいたします。 まず、歳入でございます。 款4療養給付費等交付金の過年度分につきましては、574万6,000円の増額をするものです。これは過年度分の精算によるもので、歳出の財政調整基金積立金に充当するものであります。 次に、款9繰入金は、一般会計からの繰入金ですが、歳出、一般管理費の補正によるもので、職員給与費等繰入金の減額をするものであります。 また、款10繰越金は、前年度繰越金を計上しております。これは歳出の財政調整基金積立金及び償還金に充当するものであります。 続いて、6ページをお願いいたします。 歳出ですが、款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費で、392万2,000円の減額であります。これは主に本年4月の人事異動に伴う人件費の精査分でございます。そのうち、時間外勤務手当につきましては、一般国保事務に係る事務量の増加により予算に不足が生じるため計上させていただいているものでございます。 次に、款9基金積立金、項1基金積立金、目1財政調整基金積立金は、2,258万5,000円を積立金として基金に積み立てるよう計上しております。ちなみに本予算執行後の国民健康保険特別会計、財政調整基金の残高は3億9,689万8,367円になるものでございます。もう一度申し上げます。3億9,689万8,367円になるものでございます。 次に、款10諸支出金、項1償還金及び還付加算金、目5償還金で2,616万5,000円の増額ですが、26年度の療養給付費等負担金及び特定健康診査等国庫負担金などについて、実績額の確定に伴いまして国庫負担金等を返還するものでございます。 なお、7ページ以降に給与費明細書を添付しておりますので、後ほどご確認いただければと思います。 簡単でございますが、以上で議案第71号の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(平原順二議員) 三浦病院事業部長。            〔病院事業部長 三浦一浩君 登壇〕 ◎病院事業部長(三浦一浩君) それでは、議案第72号並びに議案第73号の説明をさせていただきます。 まず、議案第72号平成27年度瀬戸内市国民健康保険診療施設裳掛診療所特別会計補正予算(第1号)についてご説明をさせていただきます。 1ページをお願いいたします。 平成27年度瀬戸内市の国民健康保険診療施設裳掛診療所特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,216万8,000円とするというものでございます。 それでは、5ページをお願いいたします。 歳入、款3繰入金、項1他会計繰入金、目1一般会計繰入金、節1一般会計繰入金を23万1,000円減額し、1,460万2,000円といたします。 款4繰越金、項1繰越金、目1繰越金、節1前年度繰越金を20万6,000円増額し、20万7,000円となります。 歳出につきましては、共済費などを精査し、2万5,000円の減額で内訳は説明欄のとおりでございます。 なお、次ページ以降に給与費明細書を添付しておりますので、後ほどご確認いただけたらと思います。 続きまして、議案第73号平成27年度瀬戸内市国民健康保険診療施設美和診療所特別会計補正予算(第1号)についてご説明をさせていただきます。 1ページをお願いいたします。 平成27年度瀬戸内市の国民健康保険診療施設美和診療所特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,856万5,000円とするというものでございます。 それでは、5ページをお願いいたします。 歳入、款3繰入金、項1他会計繰入金、目1一般会計繰入金、節1一般会計繰入金を22万3,000円減額し、936万3,000円といたします。 款4繰越金、項1繰越金、目1繰越金、節1前年度繰越金を19万9,000円増額し、20万円となります。 歳出につきましては、職員給与を精査し、2万4,000円の減額で、内訳は説明欄のとおりとなっております。 なお、次ページ以降に給与費明細書を添付しておりますので、後ほどご確認いただければと思います。 以上、まことに簡単で申しわけありませんが、議案第72号及び議案第73号の説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(平原順二議員) 谷本保健福祉部長。            〔保健福祉部長 谷本憲子君 登壇〕 ◎保健福祉部長(谷本憲子君) 失礼いたします。議案第74号平成27年度介護保険特別会計補正予算(第2号)につきましてご説明をさせていただきます。 まず、1ページをお願いいたします。 平成27年度瀬戸内市の介護保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。第1条、歳入歳出の予算の総額に歳入歳出それぞれ2,730万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ41億8,480万4,000円とするというものでございます。 このたびの補正予算は、4月の人事異動に伴う人件費の減額や平成26年度事業精査に伴う費用、介護認定訪問調査支援システム増設費用の増額が主なものでございます。 5ページをお願いいたします。 歳入でございます。 款3国庫支出金、項2国庫補助金でございますが、目2地域支援事業交付金は、介護予防事業分で、人事異動に伴う人件費が主なもので、法定率は25%です。 目3地域支援事業交付金(包括的支援事業・任意事業)は、職員の人事異動に伴う人件費で、法定率が39%です。 次に、款4支払基金交付金は、地域支援事業の介護予防事業分で、法定率28%です。 次に、款5県支出金、項2県補助金、目1地域支援事業交付金は、介護予防事業交付金分で、法定率が12.5%です。 目2地域支援事業交付金(包括的支援事業・任意事業)は、人事異動に伴う人件費で、法定率が19.5%でございます。 6ページをごらんください。 款8繰入金、項1一般会計繰入金でございます。目2その他一般会計からの繰入金としまして、人件費等の繰入金の減額、節2事務費繰入金は、介護認定訪問調査支援システムを1台追加するための電算委託料と事務用機械器具費です。 目3地域支援事業繰入金は、介護予防事業費分で、法定率12.5%、目4地域支援事業繰入金(包括的支援事業・任意事業)は、法定率19.5%で、ともに人件費変更に伴う減額です。 款9繰越金、項1繰越金、これは平成26年度介護給付費の事業精査により繰り越すものです。 恐れ入ります、7ページをお願いいたします。 歳出でございます。 ここからは、4月人事異動に伴う職員給与についての補正につきましては省略して説明をさせていただきます。 款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費、節13委託料は、介護認定訪問調査支援システムを増設するための委託料です。節18備品購入費は、増設するデスクトップパソコン1台に関する費用です。 款3諸支出金、項1償還金及び還付加算金、目3介護給付費償還金、節23償還金利子及び割引料は、平成26年度介護給付費負担金精算の国庫負担金と県負担金分で、前年度の介護給付費地域支援事業費の実績精査に伴うものでございます。 8ページをお願いいたします。 款4基金積立金、項1基金積立金、目1介護給付費準備基金積立金、節25積立金は、平成26年度繰越金のうち、第1号保険料分と地域支援事業保険料分の積み立てでございます。 款5地域支援事業費、項1介護予防事業費、目21次予防事業費、節14使用料及び賃借料は、介護予防体操普及のためのCD作成に伴う著作物使用料です。 失礼しました。あとは、給与関係の費用となっております。 10ページからは、給与費明細書でございます。後ほどお目通し願いたいと思います。 以上で議案第74号介護保険特別会計補正予算の説明を終わらせていただきます。失礼いたしました。 ○議長(平原順二議員) 松尾市民生活部長。            〔市民生活部長 松尾雅行君 登壇〕 ◎市民生活部長(松尾雅行君) 失礼します。それでは、私のほうから、議案第75号平成27年度瀬戸内市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についてご説明いたします。 1ページをお願いいたします。 平成27年度瀬戸内市の後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億8,057万4,000円とするものでございます。 それでは、5ページをお願いいたします。 まず、歳入でございます。 款4繰入金、項1一般会計繰入金、目1事務費繰入金、節1事務費繰入金を237万2,000円減額し、3,785万9,000円としています。 款5繰越金、項1繰越金、目1繰越金、節1前年度繰越金を234万6,000円増額し、234万7,000円としています。 次に、歳出につきましては、職員給与の精査に伴うものでありまして、2万6,000円の減額で、本年4月の人事異動に伴う人件費の精査分でございます。 なお、6ページ以降に給与費明細書を添付しておりますので、後ほどご確認いただければと思います。 以上、簡単でございますが、議案第75号の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(平原順二議員) 萬代上下水道部長。            〔上下水道部長 萬代 昇君 登壇〕 ◎上下水道部長(萬代昇君) 失礼します。私のほうから、議案第76号から議案第78号を一括でご説明させていただきます。 それでは、議案第76号平成27年度瀬戸内市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明させていただきます。 1ページをお願いいたします。 平成27年度瀬戸内市の農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ541万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億8,942万9,000円とする。 今回の補正の理由でございますが、4月の人事異動に伴う人件費を計上しております。 5ページをお願いいたします。 歳入でございます。 款4繰入金、項1一般会計繰入金、目1一般会計繰入金で、541万円の増額であります。 次に、款5繰越金、項1繰越金、目1繰越金で、3,000円の増額であります。 歳出でございますが、款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費は、人事異動に伴う人件費で、541万3,000円の増額であります。 6ページ以降の給与費明細書は、後ほどごらんください。 以上で議案第76号の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 続きまして、議案第77号平成27年度瀬戸内市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明させていただきます。 1ページをお願いいたします。 平成27年度瀬戸内市の漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ47万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ8,640万3,000円とする。 今回の補正の理由でございますが、マンホールポンプ修繕と県道舗装工事に伴うマンホール調整工修繕料を計上しております。 5ページをお願いいたします。 歳入でございますが、款4繰入金、項1一般繰入金、目1一般会計繰入金で、46万9,000円の増額であります。 次に、款5繰越金、項1繰越金、目1繰越金で、7,000円の増額であります。 歳出でございますが、款1総務費、項1総務管理費、目3管路管理費、節11需用費、修繕料47万6,000円の増額であります。 以上で議案第77号の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 次に、議案第78号平成27年度瀬戸内市下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明させていただきます。 1ページをお願いいたします。 平成27年度瀬戸内市の下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ7万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ18億4,348万6,000円とする。 今回の補正の理由でございますが、4月の人事異動に伴う人件費を計上しております。 5ページをお願いします。 歳入でございます。 款5繰入金、項1他会計繰入金、目1一般会計繰入金で、57万7,000円の減額であります。 次に、款6繰越金、項1繰越金、目1繰越金、前年度繰越金50万6,000円の増額であります。 6ページをお願いします。 歳出でございます。 款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費、款2事業費、項1下水道事業費、目1下水道事業費は、人事異動に伴う人件費を計上しております。 7ページ以降の給与費明細書は、後ほどごらんください。 以上で議案第78号の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(平原順二議員) 森産業建設部長。            〔産業建設部長 森 謙治君 登壇〕 ◎産業建設部長(森謙治君) それでは、議案第79号平成27年度瀬戸内市企業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明いたします。 1ページをお願いします。 平成27年度瀬戸内市の企業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ126万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億1,067万9,000円とするものでございます。 今回の補正理由でございますが、4月の人事異動に伴う人件費の精査によるものでございます。 5ページをお願いします。 まず、歳入であります。 款2繰入金、項1一般会計繰入金が126万円の減となります。 次に、歳出でございます。 款1総務費、項1総務管理費の関係ですが、人事異動により一般会計の給与、職員手当等の人件費関係が126万円の減額となります。 なお、6ページ以降に給与費明細書を掲載しておりますので、後ほどご確認いただきたいと思います。 以上、簡単でございますが、議案第79号の説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(平原順二議員) 三浦病院事業部長。            〔病院事業部長 三浦一浩君 登壇〕 ◎病院事業部長(三浦一浩君) それでは、議案第80号平成27年度瀬戸内市病院事業会計補正予算(第2号)につきましてご説明を申し上げます。 1ページをお願いいたします。 第1条、平成27年度瀬戸内市病院事業会計の補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 収益的収入及び支出。第2条、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。 収入の第1款病院事業収益は、5,065万2,000円を増額し、13億6,137万円といたします。 支出の第1款病院事業費用は、4,349万円を増額し、13億6,120万8,000円といたします。 議会の議決を経なければ流用することのできない経費。第3条、予算第9条に定めた職員給与費9億2,208万9,000円を4,044万8,000円増額し、9億6,253万7,000円に改めるというものでございます。 次に、棚卸資産購入限度額。第4条、予算第11条に定めた棚卸資産の購入限度額4,780万円を82万円増額し、4,862万円に改めるというものでございます。 3ページをお願いいたします。 収入の款1病院事業収益、項1医業収益、目1入院収益、節1入院収益5,065万2,000円の増額は、8月までの入院患者数の増加に加え、入院費の単価も上昇したことにより、増額見直しを行うものでございます。 次に、支出は、款1病院事業費用、項1医業費用、目1給与費、節1給料及び節2手当、そして4ページの節5法定福利費から節8その他法定福利費繰入額、さらに目3経費、節1厚生福利費と節17雑費の合計3,842万7,000円の増額は、人件費などの精査によるものと新病院に向けて看護師、介護福祉士、看護補助者などを計画的に採用していくためのものでございます。 目2材料費の増額は、入院患者数の増加によるものです。 また、目3経費、節14委託料の減額は、院内の清掃作業の外部委託を予定しておりましたが、さまざまな事情により来年度導入することといたしましたので減額をさせていただくものでございます。 なお、5ページ以降に給与費明細書を添付しておりますので後ほどご確認いただければと思います。 以上で議案第80号の説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(平原順二議員) 萬代上下水道部長。            〔上下水道部長 萬代 昇君 登壇〕 ◎上下水道部長(萬代昇君) それでは、議案第81号平成27年度瀬戸内市水道事業会計補正予算(第2号)についてご説明させていただきます。 1ページをお願いいたします。 総則。第1条、平成27年度瀬戸内市水道事業会計の補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 収益的収入及び支出。第2条、平成27年度瀬戸内市水道事業会計予算(以下「予算」という。)第3条に定めた収益的支出の予定額を次のとおり補正する。支出につきましては、第1款水道事業費用の補正予定額を607万4,000円減額し、8億9,879万5,000円とするものでございます。 資本的収入及び支出。第3条、予算第4条中括弧内を次のように改め、資本的収入の予定額を次のとおり補正する。 資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2億3,703万3,000円は、損益勘定留保資金1億7,459万円及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額6,244万3,000円で補填するものとする。 収入につきまして、第1款資本的収入の補正予定額を1,718万4,000円減額し、18億5,062万3,000円とするものでございます。 2ページをお願いします。 議会の議決を経なければ流用することができない経費。第4条、予算第9条に定めた経費の金額を次のとおり改める。1、職員給与費644万円を減額するものでございます。 次の3ページから4ページの補正予算(第2号)実施計画、5ページから6ページの給与費明細書は、後ほどごらんください。 7ページをお願いします。 平成27年度瀬戸内市水道事業会計補正予算(第2号)説明書でございます。 収益的支出で、款1水道事業費用、項1営業費用、目1原水及び浄水費、目2配水及び給水費、目4業務費、8ページの目5総係費、項2営業外費用、目2消費税及び地方消費税は、4月の人事異動に伴う人件費を計上しております。 目5総係費、節5報酬は、福山浄水場更新事業を国庫補助事業で実施するために事前評価を作成しなければならないことから、審議会委員6人による会議の3回分を計上しております。 9ページをお願いします。 資本的収入であります。 款1資本的収入、項2出資金、目1出資金は、事業費の財源内訳で、国庫補助金減額の2分の1相当額を水道施設整備費出資金に振りかえています。 項3補助金、目1国庫補助金は、内示額の減額等でございます。 以上で議案第81号の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(平原順二議員) 武久市長。            〔市長 武久顕也君 登壇〕 ◎市長(武久顕也君) それでは、議案第82号につきましてご説明申し上げます。 議案第82号世界連邦平和都市宣言について。 瀬戸内市は、世界連邦建設の趣旨に賛同し、全世界の人々と手を携えて世界の恒久的平和の確立のために努力する平和都市であることを宣言するというものでございます。 提案理由を申し上げます。 行政報告でも申し上げましたが、世界連邦平和都市宣言は、地方自治体が平和のとうとさを訴え、世界連邦建設の趣旨に賛同する宣言で、現在全国で234の自治体が宣言をしています。昨年11月定例会において、世界連邦平和都市宣言に関する陳情が採択されたことに伴い、瀬戸内市としても世界の恒久平和の確立に努力する平和都市であることを宣言することといたしました。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(平原順二議員) 石原総合政策部長。            〔総合政策部長 石原知之君 登壇〕 ◎総合政策部長(石原知之君) 議案第83号公の施設(備前市自家用有償バス)の区域外設置に関する協議についてご説明をいたします。 公の施設の区域外設置について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の3第1項の規定により、別紙のとおり備前市から協議がありましたので、同条第3項の規定により、議会の議決を求めるというものでございます。 備前市におきましてバスを運行しています日生運輸が本年9月末でバス事業から撤退することに伴いまして、現行の6路線全てを備前市が引き継ぎ運営することとしております。このうち、東鶴山線につきましては本市内を路線としていることから、このたび備前市から、公の施設の区域外設置として備前市自家用有償バス路線並びに長船駅前ほか停留所の設置につき地方自治法第244条の3第1項の規定により協議がありましたので、同条第3項の規定により議会の議決を求めるというものでございます。 次のページをお願いいたします。 公の施設(備前市自家用有償バス)の区域外設置に関する協議書。 備前市と瀬戸内市は、公の施設の区域外設置に関し、地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の3第1項により、下記のとおり定めるものとする。 以下、朗読につきましては省略をいたしますけれども、4、経費の負担といたしまして、運行経費並びに施設整備及び維持管理に要する経費については、備前市が負担することと規定しております。 以上、簡単ではありますが、議案第83号の説明とさせていただきます。 ○議長(平原順二議員) 森産業建設部長。            〔産業建設部長 森 謙治君 登壇〕 ◎産業建設部長(森謙治君) それでは、議案第84号につきましてご説明申し上げます。 議案第84号長船ふれあいのまちづくり館指定管理者の指定について。 次のとおり、長船ふれあいのまちづくり館指定管理者を指定するものとする。 1、施設の名称及び指定管理者となる法人等の名称並びに所在地。施設の名称、長船ふれあいのまちづくり館。指定管理者となる法人等の名称、ベネフィットホテル株式会社。所在地、広島県福山市霞町2丁目5番7号。 2としまして、指定の期間、平成27年10月1日から平成30年9月30日まででございます。 提案理由でございますが、平成27年9月30日をもって長船ふれあいのまちづくり館の現指定管理者の指定期間が満了となるため、新たに管理運営を行う指定管理者の募集を行い、申請のあった団体について去る8月6日に選定委員会を開催し、協議した結果、ベネフィットホテルが管理運営に意欲的で、これまでの実績もあり、指定管理者としてふさわしいと認められたため、瀬戸内市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第3条の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(平原順二議員) 以上で議案第84号までの説明が終わりました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程5 陳情上程 ○議長(平原順二議員) 日程5、陳情上程を行います。 今定例会までに受理した陳情は1件であります。 陳情第3号「安全保障関連法案」制定に反対する意見書を国に提出することを求める陳情につきましては、お手元に配付したとおり、陳情文書表に記載のとおり所管の常任委員会へ付託をいたします。 以上もちまして本日予定しておりました日程は終了しました。 お諮りをいたします。 あす9月1日から9月6日までの6日間議事都合のため休会としたいと思いますが、これにご異議ございませんでしょうか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(平原順二議員) ご異議なしと認めます。したがって、あすから9月6日までの6日間休会とすることに決定をしました。 次の本会議は9月7日来週月曜日午前9時30分に開議しますので、ご参集ください。 本日は大変ご苦労さまでございました。これをもちまして散会いたします。            午後2時1分 散会...