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03月14日-01号

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  1. 笠岡市議会 1953-03-14
    03月14日-01号


    取得元: 笠岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-05
    昭和28年  第 3回 3月定例会        昭和28年第3回笠岡市議会定例会会議記録(第1号)             昭和28年3月14日(土曜日)〇議事日程   午後1時18分開会 日程第 1 報告第 5号 日程第 2 議案第22号 日程第 3 議案第23号 日程第 4 議案第24号 日程第 5 議案第25号 日程第 6 議案第26号 日程第 7 議案第27号 日程第 8 議案第28号 日程第 9 議案第29号 日程第10 議案第30号 日程第11 議案第31号 日程第12 議案第32号 日程第13 議案第33号 日程第14 議案第34号 日程第15 議案第35号 日程第16 議案第36号 日程第17 議案第37号 日程第18 議案第38号        ──────────────────────〇本日の付議事件  上記議事日程と同じ        ──────────────────────〇出席議員(30名)   1番  角 田 林二郎 君         2番  仁 科 康 夫 君   3番  坂 本 輝太郎 君         4番  榊 原 忠 雄 君   5番  姫 井 正 雄 君         6番  増 成 松 平 君   7番  黒 田 照 太 君         8番  東 山 白 平 君   9番  柏 原 百 男 君        10番  小 野 隆 士 君  11番  掛 橋 敬一郎 君        12番  真 鍋 清 八 君  13番  江 浪 時 雄 君        14番  園 山 長次郎 君  15番  樋之津 覚 一 君        16番  小笠原 三 郎 君  17番  仁 科 信 男 君        18番  佐 藤 尊 一 君  19番  大 山 国 男 君        20番  笠 原 彦 道 君  21番  仁 科 克 美 君        22番  谷 本 英 太 君  23番  岡   金 松 君        24番  笠 原 健 一 君  25番  大 橋 博 一 君        26番  高 田 武 夫 君  27番  小 寺 市 雄 君        28番  長 安 海 六 君  29番  高 田 秀 太 君        30番  横 山 実 治 君        ──────────────────────〇欠席議員(0名)        ──────────────────────〇説明のため出席した者の職氏名  市  長  小 野   博 君      助  役  酒 井 定 男 君  総務課長  森 山 高次郎 君        ──────────────────────〇事務局職員  局  長  山 田 定 男 君      書  記  河 相   優 君        ──────────────────────            午後1時18分 開会 ○議長坂本輝太郎君) 只今の出席議員は20名であります。 これより第3回定例議会を開会いたします。 今回の提出案件は、 報告第5号 陳情書審査結果報告 議案第22号 一時借入金について 議案第23号 寄付採納について 議案第24号 笠岡手数料条例の一部を改正する条例制定について 議案第25号 笠岡職員定数条例の一部を改正する条例制定について 議案第26号 笠岡消防団条例の一部を改正する条例制定について 議案第27号 笠岡市立金浦病院設置条例の一部を改正する条例制定について 議案第28号 笠岡市立金浦病院職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について 議案第29号 笠岡市議会議員等給与に関する条例の一部を改正する条例制定について 議案第30号 笠岡一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について 議案第31号 笠岡一般職職員特殊勤務手当の支給に関する条例の一部を改正する条例制定について 議案第32号 笠岡職員旅費支給条例の一部を改正する条例制定について 議案第33号 笠岡中央公民館運営審議会委員定数任期及び費用弁償並びに支給方法条例の一部を改正する条例制定について 議案第34号 笠岡幼稚保育料徴収条例の一部を改正する条例制定について 議案第35号 笠岡貫閲講堂使用料条例の一部を改正する条例制定について 議案第36号 笠岡公民館設置条例の一部を改正する条例制定について 議案第37号 笠岡今井公民館運営審議会委員定数任期及び費用弁償等に関する条例制定について 議案第38号 笠岡いも博物館設置条例制定について 以上18件であります。 上程順序は只今読み上げた通りであります。 お諮りいたしますが今回の会期を29日まで16日間と致したいが異議はありませんか。            〔多数異議なしと呼ぶ者あり〕 ○議長坂本輝太郎君) ではそのように決定いたします。 報告第5号を上程いたします。 本件は治安常任委員会に審査を付託していたものでありますからその結果について治安常任委員長より報告願います。 ◆治安常任委員長高田武夫君) 相生地区第4部のポンプ購入について陳情があり治安委員会に付託となったので結果を申し上げる。 慎重審議したが第4部のポンプは能力が極めて低いので新しいポンプ購入方の要望が極めて強く部落民の血のにじむような寄付申し出を諒として委員会別紙報告書記載通り本案を採択し昭和28年度において予算措置を講ずる必要ありと認めた次第であります。 ○議長坂本輝太郎君) 只今委員長からの報告通り本案を採択することを承認いたしてよろしいか。            〔採択に異議なしと多数呼ぶ者あり〕 ○議長坂本輝太郎君) ではそのように決定いたします。 議案第22号を上程いたします。 ◎市長小野博君) 昭和28年度は前年度より一層年度末におし迫って入って来ることが予想されるので1,000万円を限度として借りたいと思っている。但し利子を要するので極力避けたいが一応議決を願っておきたい。 ◆20番(笠原彦道君) 本案には賛成だが本年度現在このような借入れがあるか。現在ないとしてもその必要が起こるか。 ◎市長小野博君) 昭和27年度分は一応決済している。従って27年度では借入の必要はない。 ○議長坂本輝太郎君) 本案については他に御意見のないものとして原案通り決定して異議はありませんか。            〔多数異議なしと呼ぶ者あり〕 ○議長坂本輝太郎君) ではそのように決定いたします。 議案第23号を上程いたします。            〔朗読〕 ◆11番(掛橋敬一郎君) 1、この寄付金は一律に市から示して要求したのか。 2、実状は止むを得ないとは思うが不公平が起こらないか。 ◎市長小野博君) 1、一律に額を示しているかとのことであるが、従前からの慣例があり、応分の寄付を願っているが額は示していない。 一律に必ずしもなっていない。 概ね2分の1となっているがそうなっていないものもある。 2、将来要請しないようにとのことはごもっともで、極力そうしたいが、急に一変すると慣例にも財力にも影響するので、できれば公費によってやりたい。 ◆11番(掛橋敬一郎君) 11万5,000円の寄付額が切れると予算に計上されないわけで、結局強要の形になるのではないかと思う。こうしたことが末端の係員だけでおし付けることになっては好ましくない。 治安常任委員会の意見を徴せられたか。 ◎市長小野博君) 消防幹部会で大体相談申し上げている。 治安常任委員にも協議して結論を出していただいた。 ○議長坂本輝太郎君) 本案に関して他に御意見はありませんか。 ないようでありますから原案通り決定して異議はありませんか。            〔多数異議なしと呼ぶ者あり〕 ○議長坂本輝太郎君) ではそのように決定いたします。 議案第24号を上程いたします。            〔朗読〕 ◎市長小野博君) 従来概ね10円の手数料を30円に改正した。勿論50円のものもあるが、他都市の例にならって改めたもので、年間を通して約20万円程度の手数料であるが、改正後は約60万円となる見込みであります。 ◆20番(笠原彦道君) 転出と転入とは同性質と思うが50円と30円になっているのは何故か、内容をききたい。 ◎総務課長森山高次郎君) 転出は総理府会で最高50円となっている。 転入は示されていないので新たに設けた。
    ◆11番(掛橋敬一郎君) 非常に高いと思うが据え置く訳にはゆかぬか。仮金は身分証明に30円は高いのではないか。据え置きが適当と思うが市長の考えをききたい。 ◎市長小野博君) 他市を参考にしておるが、最近行政費が嵩んでいる。できれば安い方が良いが、特定の者の利益に供せられるものが多いので、庶民階級からは殆ど求められていない。 これが為一般市民に気の毒な方は少ない。 他都市並に改めたい。 ○議長坂本輝太郎君) 本案については他に御意見なり御質問なりありませんか。 ないようでありますから、原案通り決定して異議はありませんか。            〔多数異議なしと呼ぶ者あり〕 ○議長坂本輝太郎君) ではそのように決定いたします。 議案第25号を上程いたします。            〔朗読〕 ◎総務課長森山高次郎君) 本案について主なる改正箇所は吏員65名を60名とし、教育事務局吏員相当職員の2名の増であるが、これは組数の増加によるもので、同じくその他の18名を21名としたのは市長事務部局に入っていた、いも博物館長教育委員会に入れた1名と、公民館書記の1名と今井小学校養護婦1名を増した為である。 ◆2番(仁科康夫君) 市長事務部局の実人員をききたい。 ◆13番(江浪時雄君) 人員については給料が伴い大きな負担となることは論を待たないが数の限定があるか。減ったらすぐ補うのか、この限界をハッキリききたい。 尚吏員とその他の職員との待遇の相違点についても伺いたい。 ◎市長小野博君) 13番議員に対して先にお答えする。 市長事務部局の定数は、自治法条例で定めておくようにきめられているので、この範囲内で処理することにしているが、終始104名で押し切ることはさけたいと思っている。 また一杯に使うことは実際に避けている。 待遇の問題については会期中にお願いするが、恩給条例等に影響するわけで、その他の職員は概ね適用をうけないことが考えられる。給料その他の給与については差異はない。 ◆13番(江浪時雄君) 教育委員会についても同様の考えか、ハッキリききたい。 ◎教育長森定政義君) 教育委員会も同様にこの範囲内で、極力最高の能力を発揮したい。 ○議長坂本輝太郎君) 条例で決定されたものについては、そのまま執行され可決された予算は限度に使われても致し方ないものであることをよく考えて審議願いたい。 ◆7番(黒田照太君) 常任委員会に付託を希望する。 ○議長坂本輝太郎君) 何れの委員会に付託したらよろしいか。            〔総務と文教と別々がよいとの意見あり〕 ◆21番(仁科克美君) 予算に関連があるので別々との意見があったが、予算と関連して考えるべきかどうかの点について説明願いたい。 ◆2番(仁科康夫君) 近く予算が出るので併せて考える方がよいと考えます。 ◆13番(江浪時雄君) 切り離してよい。頭数と予算とは別に考えてよい。 ○議長坂本輝太郎君) 総務と文教と合同でやって頂くことにして異議はありませんか。            〔多数異議なしと呼ぶ者あり〕 ○議長坂本輝太郎君) ではそのように決定いたします。 明日午前9時より総務文教合同委員会を開き審査願います。 議案第26号を上程いたします。            〔朗読〕 ◎市長小野博君) これは団員数を「819人」から「640人」とするもので、合併当時のものを、整備したもので現在の実人員は「619人」である。 ○議長坂本輝太郎君) 本案について御質問なり御意見なりございませんか。 ないようでありますから、原案通り決定して異議はありませんか。            〔多数異議なしと呼ぶ者あり〕 ○議長坂本輝太郎君) では原案通り決定いたします。 議案第27号を上程いたします。            〔朗読〕 ◎総務課長森山高次郎君) 第5条中1名増は看護婦を1名増す。 第9条は入院料について市内を70円から100円に、市外を80円から120円に改正するものであります。 ○議長坂本輝太郎君) 本案について御意見はありませんか。 ないようでありますから原案通り決定して異議はありませんか。            〔多数異議なしと呼ぶ者あり〕 ○議長坂本輝太郎君) ではそのように決定いたします。 議案第28号を上程いたします。            〔朗読〕 ◎総務課長森山高次郎君) 第2条は医師と看護婦日直手当を改めるもの。 第3条は手術手当を減らすもの。 第3条第1項第1号は看護婦に対する手術手当を削った。 次の往診料も同様減らした。 ◆21番(仁科克美君) 改正した気持ちをききたい。 給料の是正は勿論必要である。又手当についても理由があってつけていたものと思う。 ◎総務課長森山高次郎君) 本俸が他に比較して安いので上げる必要があったわけで、手当の3割を1割として或る程度を本俸に加える。1割は勉励のための意味を含めて残してある。 ◆23番(岡金松君) 厚生常任委員で検討されたことと思うが、今後の運営に対して1割の手当を残したことは含みがあると思うが、運営に支障のないことと認めてのことか。 ◆29番(高田秀太君) 他の病院に比して安いので手術、往診手当の1割を本俸に繰り入れ、1割は勉励手当の意味で残すことにした。 ○議長坂本輝太郎君) 本案について他に御意見はありませんか。 ないようでありますから原案通り決定してよろしいか。            〔多数異議なしと呼ぶ者あり〕 ○議長坂本輝太郎君) ではそのように決定いたします。 休憩を宣す。            午後2時23分 休憩            午後2時35分 再開 ○議長坂本輝太郎君) 再開を宣す。 議案第29号を上程いたします。            〔朗読〕 ◎教育長森定政義君) 教育委員の報酬を、他都市に比し概ね議員の報酬の6割という線が出ているのでこのように改めたい。 ◆11番(掛橋敬一郎君) 委員付託にしてはどうか。 ◆14番(園山長次郎君) 他都市の案が悉く引例されるが、議員中より選ばれた委員がいかなる仕事をされて、上げねばならないかをききたい。他の委員には給されていないのにこれのみに出ているので仕事の内容を伺いたい。 ◎教育長森定政義君) 一般教育委員同様委員会に参画して貰っている外、議会との連絡調整に当たっていただいている。 ◆23番(岡金松君) それは教育長個人の見解か。 ◎市長小野博君) 公選委員議員中から出たものも同格であって、他の委員と同額出すべきであるが、議員中から選ばれて既に報酬を得ているので控除して出してある。 ◆14番(園山長次郎君) 議長が壇を下りて金浦病院の内容に質問を発せられたが、あれは監査委員不信任を意味するものである。別途に歳費を出してありながらあれまでに質問せしめたことは不信任である。 教育委員も同様、教育者がストをやるような教員を抱えているような教育委員会に対しこれは反対である。 ◆4番(榊原忠雄君) 細かい数字は記憶していないが、あの支払いに間違いのなかったことをハッキリ申し上げる。 ◆19番(大山国男君) ストをやる教員を抱えている教育委員会に厚きに過ぎるとのことであったが、このようなむずかしい内容の教育委員会に尚更同情の余地があり14番議員の意見に反対である。 ◆23番(岡金松君) 11番議員の意見に賛成し、委員付託とすることを希望す。 ○議長坂本輝太郎君) 本案については総務文教合同委員会に付託することにして異議はありませんか。            〔多数異議なしと呼ぶ者あり〕 ○議長坂本輝太郎君) では明日午前9時より本会議室にて総務文教合同委員会で審査を願うことに決定いたします。 尚離席の場合は議長に届けて頂きたい。 議案第30号を上程いたします。            〔朗読〕 ◎総務課長森山高次郎君) 我々職員が月200円の文具料をもらっていたのを削るものであります。第13条はその支払いについて示してある条項であります。 ◆13番(江浪時雄君) 文具手当は支給せず本人の自弁となるのか。 ◎総務課長森山高次郎君) インキ、ペン先、鉛筆等備えてあるので支給できる。 ○議長坂本輝太郎君) 他に御意見はありませんか。 ないようでありますから原案通り決定してよろしいか。            〔多数異議なしと呼ぶ者あり〕 ○議長坂本輝太郎君) では原案通り決定いたします。 議案第31号を上程いたします。            〔朗読〕 ◎総務課長森山高次郎君) 一般職の吏員に特殊勤務手当を頂いているが、今回狂犬病予防の見地から吏員が野犬狩に従事するので、この場合手当を出すことを定めたものであります。 また税務吏員が差し押えに従事した場合に100円、物件引き上げに従事したとき150円の手当を出すことを新設したものであります。その他は従前からあったものの額を改めた。尚日直宿直の手当の額を改めたものであります。 ◆14番(園山長次郎君) 原案賛成。 ○議長坂本輝太郎君) 他に御意見はありませんか。 ないようでありますから原案通り決定してよろしいか。            〔多数異議なしと呼ぶ者あり〕 ○議長坂本輝太郎君) ではそのように決定いたします。 議案第32号を上程いたします。            〔朗読〕 ◎総務課長森山高次郎君) 改正要点は別表中全部が県内3等となり、特別職及び教育長学識経験者から選ばれた監査委員が県外2等運賃となりその他は3等運賃とした。 ◆13番(江浪時雄君) その他の3等運賃となったことは改悪と思うが。 高級職員に3等は酷と思うが、考慮の余地があると思う。理由も明らかでない。 ◎総務課長森山高次郎君) 出県上京等実際は2等に乗る例はないので、自責の念からこのようにした。 ◆2番(仁科康夫君) 県の職員はどうなっているか。 ◎市長小野博君) これは議案第29号に関連している。これによって議員も県内は3等県外は2等とした。一般職は県内、県外共3等とする。財政事情も窮迫しているので、できる部分はできるだけ節減を図りたいので一応格下げとした。 ◆7番(黒田照太君) 充分検討の要あり、委員付託を望む。 ○議長坂本輝太郎君) 本案については総務常任委員会に付託して審議することにして異議はありませんか。            〔多数異議なしと呼ぶ者あり〕 ○議長坂本輝太郎君) ではそのように決定いたします。 明日総務常任委員の方は合同委員会終了後審議して頂くことにして異議はありませんか。            〔多数異議なしと呼ぶ者あり〕 ○議長坂本輝太郎君) ではそのように決定いたします。 議案第33号を上程いたします。            〔朗読〕 ◎教育長森定政義君) 中央公民館運営審議会委員に対する旅費支給額を前の議案に合わせるものである。 ◆9番(柏原百男君) 改正の表を適用する場合、講師等の送り迎えに別々に乗車しなくてはならぬような不合理が起きてこないか。 ◆2番(仁科康夫君) これは執行機関ではないから実際そのようなことはないと考える。 ○議長坂本輝太郎君) 他に御意見はありませんか。 ないようでありますから原案通り決定して異議はありませんか。            〔多数異議なしと呼ぶ者あり〕 ○議長坂本輝太郎君) ではそのように決定いたします。 議案第34号を上程いたします。            〔朗読〕 ◎教育長森定政義君) 保育料現行200円を250円に改めたい。 理由は諸物価の騰貴及び、他都市ではかなり値上げされているので、当市においても財政事情等からして妥当と考えられるのであります。 ◆14番(園山長次郎君) 収容能力が貧弱であるときいたが、今年の入園児の数をききたい。 ◎教育長森定政義君) 只今迄の申込数は423名であります。現在西小学校の園児数は370名で50名増となるわけであります。 ◆14番(園山長次郎君) 只今8組あるときいたが、50名増となっても収容能力があるか。 ◎教育長森定政義君) 2組増す必要となり、遊戯室を仕切って入れるか、貫閲講堂利用案とがある。 ◆14番(園山長次郎君) 構想は判るが、幼児は漸く親の手元を放れたばかりのものである。これを広い貫閲講堂で遊戯をさせることはよいが雨天の際至難と思われる。やがて増築が必要と思う。この予定地裁判所候補地に当てられている。すると裁判所の跡に建てる考えがあるか。又保育料は苦しい家のものも相当多いのでそれらの負担の点を考えねばならぬ。従って増築の考えがあるとすれば増築後に上げるか、又は笠岡独自の考えの下に決するかの点につき申し上げたい。上げることは万止むを得ないものであるか、お尋ねしたい。 ◎市長小野博君) 現在のところ直ちに建築する具体案はもっていない。 移転すべきものが実現すれば早急に考えたい。 ◎教育長森定政義君) 幼稚園については苦慮しているが、現段階では分別がつかぬ。貫閲講堂利用も変則と思うが、市の状勢から止むを得ない処置と思う。 ◆14番(園山長次郎君) 一方には止むを得ないから抑えつけ、一方は値上げをするのは不合理ではないか。拡張が止むを得ず出来ないのならば料金も据え置きが適当ではないか。 ◆13番(江浪時雄君) 義務教育ではなく、任意であるができれば200円で据え置かれたい。経営を合理化すれば運営できるのではないか。200円の場合と、250円の場合との実例を示されたい。収支計算面の説明を願いたい。 ◎教育長森定政義君) 歳入歳出については、250円として450名と見積り124万円となる。経費が大体252万円となる。差額が市の負担となる。貧困家庭については免除規程もある。50円の増が大きく家計に響く家庭は気の毒な点もある。 ◆13番(江浪時雄君) 250円に増して差引き約130万円の赤字となるのか。 ◆26番(高田武夫君) 本案については文教及総務常任委員会に付託願いたい。 ○議長坂本輝太郎君) 本案総務文教合同委員会に付託して異議はありませんか。            〔多数異議なしと呼ぶ者あり〕 ○議長坂本輝太郎君) では明日これも同じく総務文教合同委員会で午前9時より審議して頂くことに決定いたします。 議案第35号を上程いたします。            〔朗読〕 ○議長坂本輝太郎君) 本案について御意見なり御質問はありませんか。 ないようでありますから原案通り決定してよろしいか。            〔多数異議なしと呼ぶ者あり〕 ○議長坂本輝太郎君) ではそのように決定いたします。 議案第36号を上程いたします。            〔朗読〕 ○議長坂本輝太郎君) 本案について質問又は御意見はありませんか。 ないようでありますから原案通り決定してよろしいか。            〔多数異議なしと呼ぶ者あり〕 ○議長坂本輝太郎君) では原案通り決定いたします。 議案第37号を上程いたします。            〔朗読〕 ○議長坂本輝太郎君) 本案議案第33号と略々同じでありますが、御意見はありませんか。 ないようでありますから原案通り決定してよろしいか。            〔多数異議なしと呼ぶ者あり〕 ○議長坂本輝太郎君) ではそのように決定いたします。 議案第38号を上程いたします。            〔朗読〕 ◎教育長森定政義君) 昭和26年12月に町当時議決になっていたものを改めたものである。市長の管理を、教育委員会に移管し、その他多少の修正を加えたに過ぎない。 ○議長坂本輝太郎君) 本案について御意見なり御質問はありませんか。 ないようでありますから原案通り決定してよろしいか。            〔多数異議なしと呼ぶ者あり〕 ○議長坂本輝太郎君) ではそのように決定いたします。 本日提出議案のうち議案第25号、議案第29号、議案第34号の3議案総務文教合同委員会に付託して明日午前9時よりこの会議室で審議して頂くことにして、議案第32号は総務常任委員会に付託して、合同委員会に引き続いて審議して頂くことにします。 明後16日は定刻より再会いたします。 16日の日程議案第25号、議案第29号、議案34号及び議案第32号の外に新たに理事者より議案の提案がある予定でありますから御了承願います。 本日はこれで散会いたします。            午後3時52分 散会...