宇佐市議会 > 2013-03-05 >
2013年03月05日 平成25年第1回定例会(第2号) 本文
2013年03月05日 平成25年第1回定例会(第2号) 名簿

ツイート シェア
  1. 宇佐市議会 2013-03-05
    2013年03月05日 平成25年第1回定例会(第2号) 本文


    取得元: 宇佐市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-29
    2013年03月05日:平成25年第1回定例会(第2号) 本文 (418発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード      ○ 会 議 の 経 過 (二日目)              開議 午前十時〇〇分 ◯議長(衛藤博幸君)皆さん、おはようございます。  ただいま出席議員は二十五名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。  これより二月二十七日をもって招集されました第一回宇佐市議会定例会を再開いたします。  開議に先立ち、議会運営委員会の結果について報告を求めます。  議会運営委員長 佐田則昭君。 ◯議会運営委員長(佐田則昭君)皆さん、おはようございます。議会運営委員長の佐田でございます。議会運営委員会の結果について御報告いたします。  先ほど議会運営委員会を開催し、執行部より提出のありました議案、追加議案議第四十七号から議第四十九号について、概要説明を受けた後、協議をいたしました結果、本日の日程に追加すべきものと決定いたしました。  次に諸報告について協議をいたしました結果、本日の日程に追加すべきものと決定いたしました。  なお、変更後の議事日程につきましては印刷配付のとおりであります。  以上、報告を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、市政一般に対する質問となっておりますが、ここで議事日程の追加についてお諮りいたします。  ただいま市長から印刷配付の追加議案一覧表のとおり、議第四十七号 平成二十四年度宇佐市一般会計補正予算(第八号)から、議第四十九号 平成二十五年度宇佐市一般会計補正予算(第一号)までの予算案三件が提出されました。この際、議第四十七号から議第四十九号までの三議案を本日の議事日程に追加したいと思いますが、これに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(衛藤博幸君)御異議なしと認めます。  よって、議第四十七号から議第四十九号までの三議案を本日の日程に追加することに決しました。  続いてお諮りいたします。
     諸報告がありますので、本日の日程に追加いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(衛藤博幸君)御異議なしと認めます。  よって、諸報告を本日の日程に追加することに決しました。   ~ 日程第一 諸般の報告 ~ ◯議長(衛藤博幸君)日程第一、諸般の報告をいたします。  まず、不発弾の処理についてを市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。  議長のお許しをいただきましたので、柳ヶ浦地区で発見されました不発弾の処理日程等について、御報告いたします。  本件につきましては、議会開会日に報告をさせていただきましたが、その後、自衛隊、警察等の関係機関と協議を重ねてまいりました結果、不発弾の処理を三月十六日午後一時三十分から開始することに決定をいたしました。処理はおおむね夕刻までに終わる予定であります。当日は万が一に備え、処理開始時間の一時間前から処理完了までの間、半径約四百メートルを避難対象範囲として立ち入り禁止などの規制を行うことといたしております。  避難対象自治区といたしましては、柳ヶ浦二区、金屋、上地の三自治区が該当いたしますが、市といたしましては自治委員を初め、関係機関と連携を密にしながら、周辺住民の安全対策に万全を期してまいりたいと考えております。  以上で報告を終わります。   ~ 日程第二 追加提案上程 ~ ◯議長(衛藤博幸君)日程第二、追加提案されました議第四十七号から議第四十九号までの三議案を一括して上程し、議題といたします。  提案理由並びに議案の内容についての説明を求めます。  市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。追加議案の提案理由について御説明をいたします。  議第四十七号は、平成二十四年度宇佐市一般会計補正予算(第八号)案でございますが、今回の補正予算案は、国の第一次補正予算を受けて前倒しした社会資本整備総合交付金事業などについて国より過疎債枠の追加配分を受けたことに伴い、歳入で地方債一億一千七百万円の増額と地方交付税一億一千七百万円の減額を行い、財源更正をするものであります。  議第四十八号 平成二十四年度宇佐市公共下水道事業特別会計補正予算(第四号)案でございますが、今回の補正予算案は、国の第一次補正予算を受けて前倒しした社会資本整備総合交付金事業について国より過疎債枠の追加配分を受けたことに伴い、歳入で過疎対策事業債九千五百十万円の増額と、下水道事業債九千五百十万円の減額を行い、財源更正をするものであります。  議第四十九号は、平成二十五年度宇佐市一般会計補正予算(第一号)案でございますが、今回の補正額は四千九百万円の増額で、累計予算額は二百五十二億四千六百万円となります。今回の補正予算案は、長年の懸案事項でありました柳ヶ浦駅のバリアフリー化について国土交通省との協議が整いましたので、高齢者や障害者等の円滑な利用の早期実現を図るためにJR九州が施工する本事業に対する負担金を計上するものであります。  歳入補正につきましては、地方交付税が同額の四千九百万円の増額となっております。  以上をもちまして提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で、提案理由並びに議案の内容についての説明を終わります。   ~ 日程第三 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(衛藤博幸君)日程第三、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告がありますので、順次発言を許します。   市政一般に対する質問一覧表(平成二十五年三月五日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━┓ ┃発 言 者 │     発  言  の  要  旨      │答弁を  ┃ ┃      │                        │求める者 ┃ ┠──────┼────────────────────────┼─────┨ ┃二十五番  │一、学力向上について              │教育長  ┃ ┃徳田 哲君 │ (1) 平成二十三年度・二十四年度の小学校五・六 │     ┃ ┃      │   年生、中学生の学力向上の状況は。     │     ┃ ┃      │ (2) 結果の感想と今後の課題点は。       │     ┃ ┃      │ (3) 目標とその取り組みは。          │     ┃ ┃      │二、道徳教育について              │     ┃ ┃      │ (1) 教育委員会の目指すところは。       │     ┃ ┃      │ (2) 現場での道徳教育は、具体的にはどのよう  │     ┃ ┃      │   な方法で実施されているか。        │     ┃ ┃      │ (3) 現況、宇佐市の子供(学童)の道徳は、ど  │     ┃ ┃      │   う判断するか。              │     ┃ ┃      │ (4) 課題は、どう捉えているか。        │     ┃ ┃      │ (5) 道徳推進教員の実務状況は。        │     ┃ ┠──────┼────────────────────────┼─────┨ ┃十一番   │一、消防署の対応について            │消防長  ┃ ┃加来栄一君 │ (1) 給油所が廃業の危機になっているが、宇佐  │     ┃ ┃      │   市の現状は。               │     ┃ ┃      │ (2) 救急車の適正利用は、十分浸透しているか。 │     ┃ ┃      │ (3) グループホームの特別査察は、実施できた  │     ┃ ┃      │   か。                   │     ┃ ┃      │ (4) 最近の火事で現場に来た消防車に二人しか  │     ┃ ┃      │   乗っていなかった。なぜか。        │     ┃ ┃      │ (5) 防災士の採用で男女の割合は。       │     ┃ ┃      │二、妙見荘について               │施設長  ┃ ┃      │ (1) 県の監査が、なぜ通らなかったのか。    │     ┃ ┃      │ (2) 支給が停止されている金額と修正に要した  │     ┃ ┃      │   職員の残業代は。             │     ┃ ┃      │ (3) 前もって指摘されていた事項は、何箇所で  │     ┃ ┃      │   何についてか。              │     ┃ ┃      │ (4) ベットの柵をはずすのは、家族の承諾がい  │     ┃ ┃      │   るのでは。                │     ┃ ┃      │ (5) 患者の様子は、毎日又は毎週正職員が日報  │     ┃ ┃      │   に記入するのでは。            │     ┃ ┃      │ (6) 職場での選挙運動は、禁止されているので  │     ┃ ┃      │   はないか。                │     ┃ ┃      │三、学校教育と給食について           │教育長  ┃ ┃      │ (1) 小中学校の生徒にメガソーラーを見学させ  │     ┃ ┃      │   る授業を。                │     ┃ ┃      │ (2) 宇佐市で給食のアレルギーに関係有る生徒  │     ┃ ┃      │   数は。                  │     ┃ ┃      │ (3) 事故がおきた時の処置についての準備は。  │     ┃ ┃      │ (4) NIEを他市はどんどん取り込んでいる。  │     ┃ ┃      │   宇佐市で指定校は。            │     ┃ ┃      │ (5) 福祉の優秀校に高田市は多いが(二校)、宇 │     ┃ ┃      │   佐はなぜ少ないか             │     ┃ ┃      │ (6) 体罰のアンケートを取る事になっているが、 │     ┃ ┃      │   実際に有った時の対応は。         │     ┃ ┠──────┼────────────────────────┼─────┨ ┃十四番   │一、人権侵害、差別助長の同和行政の終結につ   │市長   ┃ ┃用松律夫君 │ いて                     │     ┃ ┃      │ (1) 人権侵害のアンケートの回収状況とその分  │     ┃ ┃      │   析結果について。             │     ┃ ┃      │ (2) 市長はアンケートの項目については知らな  │     ┃ ┃      │   かったということだが、良いのか。     │     ┃ ┃      │ (3) 「意識するあなたのその目がもう差別」と  │     ┃ ┃      │   いう看板も差別解消に逆行する、撤去を。  │     ┃ ┃      │二、平和ミュージアム構想検討委員会の選考に   │教育長  ┃ ┃      │ あたっては、十分とは言えないまでも国策上   │     ┃ ┃      │ の誤りを認めた「村山談話」や「河野談話」   │     ┃ ┃      │ が政府公式見解となっている。これを尊重・   │     ┃ ┃      │ 踏襲する基準で選考すべきではないか。     │     ┃ ┃      │三、キリウの産業廃棄物の飛散対策は改善され   │担当部長 ┃ ┃      │ たか。また、従業員の健康対策も万全か。    │     ┃ ┃      │四、開かれた市政と情報公開について       │副市長  ┃ ┃      │ (1) 開発公社の情報公開はどのように進展した  │     ┃
    ┃      │   のか。                  │     ┃ ┃      │ (2) 国保運営協議会介護保険運営協議会など  │     ┃ ┃      │   公の会議の傍聴と議事録の公開はどれだけ  │     ┃ ┃      │   進展したか。               │     ┃ ┃      │ (3) 指定管理者の指定に伴う選定委員会の議事  │     ┃ ┃      │   録と各選定委員の点数の公開はいつからか。 │     ┃ ┃      │ (4) 精度の高い放射線量の測定や中国から飛来  │     ┃ ┃      │   する微小粒子状物質の測定を実施し、これら │     ┃ ┃      │   の公開を。                │     ┃ ┃      │ (5) 市民が市長の思いを直接伺いたい場合はど  │     ┃ ┃      │   うすればよいのか。            │     ┃ ┃      │五、子育てと教育環境について          │教育部長 ┃ ┃      │ (1) 今後、新入生が増加する傾向にある学校に  │     ┃ ┃      │   ついて、放課後児童クラブや教育環境の対応 │     ┃ ┃      │   は十分か。                │     ┃ ┃      │ (2) 豊川小学校の通学路で狭くて危険な箇所が  │     ┃ ┃      │   あるが、対策は。また、通学路のその後の  │     ┃ ┃      │   安全対策の進捗状況は。          │     ┃ ┃      │ (3) 親の仕事の関係などで希望する保育園に入  │     ┃ ┃      │   れない待機児童が二十一名に上っているが、 │     ┃ ┃      │   どのような対策を講じるのか。       │     ┃ ┃      │ (4) 県の「にこにこ支援事業」は認可、認可外  │     ┃ ┃      │   を問わず実施となっている。市長も「どの  │     ┃ ┃      │   子も同じ」と答弁している。いつから実施  │     ┃ ┃      │   するのか。                │     ┃ ┃      │ (5) いじめや体罰を一掃する取り組みの強化策  │     ┃ ┃      │   は。                   │     ┃ ┃      │六、生活保護基準の切り下げに伴い、市民生活   │担当部長 ┃ ┃      │ のどういう分野でそれぞれ何人にどれだけの   │     ┃ ┃      │ 影響があるのか。(全分野についての答弁を)  │     ┃ ┠──────┼────────────────────────┼─────┨ ┃三番    │一、成人式について               │教育長又は┃ ┃広崎譲二君 │ 近年報道等で、式典時における新成人の秩序   │担当部課長┃ ┃      │ に欠く行動を目にすることがありますが、今   │     ┃ ┃      │ 年度の宇佐市における成人式はどういう状況   │     ┃ ┃      │ だったのか成人式の総括をお伺いします。    │     ┃ ┃      │二、未成年者の育成について           │教育長又は┃ ┃      │ 先般、大分市において未成年者による集団暴   │担当部課長┃ ┃      │ 行という痛ましい事件がおこりましたが、こ   │     ┃ ┃      │ のような事件を未然に防ぐためにも行政が主   │     ┃ ┃      │ 体となり関係機関と連携して、未成年者の状   │     ┃ ┃      │ 況や行動を把握し適切な指導を行なう必要が   │     ┃ ┃      │ あると思われます。宇佐市における未成年者   │     ┃ ┃      │ の状況把握や育成指導等の取組状況はどのよ   │     ┃ ┃      │ うになっているのかお伺いします。       │     ┃ ┃      │三、駅館川について               │市長又は ┃ ┃      │ 昨年度「鮎がすめる川に!子どもが泳げる川   │担当部課長┃ ┃      │ に!!」という一般質問を致しましたが、そ   │     ┃ ┃      │ の後の取組状況をお聞きいたします。      │     ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━┛  まず、二十五番 徳田 哲君。 ◯二十五番(徳田 哲君)おはようございます。通告に従って質問をいたします。  相変わらず教育問題で一時間を費やしたいと思います。  まず初めに、もう皆さん方も御存知のように、昨年の十一月十日、大人も子供も学ぶ教育の里、大分合同で見ましたよね。私は大変うれしいんですよ。市長に教育に大いに発言をしてほしいと、二年前からお願いをしてまいりました。ところが市長の答弁は、教育の独立性を維持するために予算については自分のほうでいろいろ措置をするけど、いろんな意見は言うべきでないと、一年間こういう答えでした。  しかし、これを見ますとね、教育長が三つの柱をここに掲げております。まず、宇佐市教育行政方針の策定、それから教育委員会便りの発行、これはもう皆さん方にも配付されておりますし、私も何回も読ませていただきました。残念ながら教育長、中身が私は乏しいと、こう思っています。みずから学ぶ子供とか、郷土ふるさとを愛する教育とか、そういった漠然とした話はわかるんですけど、だからじゃあどうするのかと、それをぜひ入れてほしい、こういうふうに思っています。  その三点目にですね、市長と教育委員の意見交換の会、こういうものをうたっております。そして実際に私も教育委員会の方々に聞いてみました。そうすると随分市長が教育についていろんな提言、進言をしてくれると。大変喜んでいました。その辺は私はさすがに立派な市長であると、これは認めます。ただ、清掃組合みたいな、ああいうこともありますんでね、私は悪いところは悪いときちっと申し上げさせていただきますけどね、ぜひ二年前から申し上げておりました、今、県北も大分県も、特に大分県も九州で一番、二番、学力向上を目指して努力しておりますし、その成果も少しずつ出てきているのではないかなと、このように思っております。  宇佐市の学力も、さきに学校教育課長にいろいろ資料を提供していただきました。中身については改めて御答弁いただきたいと思います。平成二十三年度、二十四年度の小中学校、小学校五年生、六年生、中学校の学力向上の状況、確かに大震災の年は全国学力テストが中止されました。それでも各、全国県下で類似したそういったテストがあったというふうにも聞いておりますので、そこら辺も通じて状況をお知らせいただきたい。そしてその結果、どのような結果であったのか、当然そこには課題というものが出てくると思います。その課題に対して第三点、今後の目標、そしてその取り組み、具体的に、学校教育課長、具体的にお答えを願いたいと思います。  せんだってお話申し上げました、豊後高田市がかつて十年ほど前、下位を、大分県の中でも低迷しておりました。それで市長も私も直接お聞きしました。随分教育について議論をしたと。そしてあのような塾もつくりました。ここ三年ずっと上位を豊後高田市が占めております。それに何とか追いつけ追い越せと、ぜひ私はね、三年後とか五年後とかそういった目標を立てて、そういった方向に進んでほしいと思います。  ただですね、学力が上がることが目的じゃありません。あくまで手段なんです。学力が上がるということは一生懸命時間を割いて勉強する人にも負けないという、その努力をする、そういった忍耐力、そういうものを養う、養成することが将来、この日本という国を背負っていくための人格形成になると、このように思っておりますので、みんな東大に行くわけじゃない、ここに東大がおりますけどね、東大にみんな行くわけじゃありません。いろんな人がおりますので、そういった方向でぜひ目標を立ててほしいし、もしあればその取り組み方、これをお願いしたいと思います。  次に、ことしはお話し申し上げましたように、道徳について教育委員会の皆さん方と御議論をしたいと思っております。非常に広範な話で、何が一番正しいのかと、なかなか難しいとは思いますけど、まず教育委員会の目指すところ、道徳について。そして現場の道徳教育は具体的にどのような方向で、方法で実施されているか。あるいはまた、今子供たち、学童の道徳がどのように、いわゆる規範意識をどのように子供たちが感じているのか。そしてまた学力と同じように課題、道徳推進教員、各校に校長の方針のもとで道徳教育を推進すると、こういうことになっております。  実は、この定例会の前に小中学校、文教委員の皆さん方と一緒に行きたいなと思いながら、なかなか皆さんお忙しいんで、広崎君と六校ほどお伺いしました。前もって課長に言ったり、教育委員会にお願いすると構えるんです。だから急に行きました。  そうしたときに私が感じたことは、実はですね、再質問の中でちょっとお話ししようとは思ったんですけど、九月の定例会でしたか、私が……。ああ二十三年の十二月ですね。金閣寺、石田次長と金閣寺の修学旅行の子供たちが門を出るときと入るときと、きちっと挨拶をして出るというお話をしました。だから学校に入るとき、学校から帰るとき、教室に入るとき、教室から出るとき、子供たちにそういった頭を下げるという習慣をつけさせたらどうかと、こういったことを提言いたしました。そしてこの返事が、子供たちはよく挨拶をします。地域の方から聞いております。教育委員会職員がいろいろな公務で学校に出向いた際もよく挨拶をしてくれます。学校登下校時に校門での出入りの際の挨拶はしなくてもよいと、こういった答えが返っています。  ある中学校に行ったとき、名前は言いません、幹部の先生にこれはどうなんですかと聞きました。そうするとね、学校も教師も、子供たちから心から崇拝されるものであれば、それは頭を下げるでしょうと。そうじゃないでしょう、どうですか。  私はね、学校というものは子供たちの人格を形成してくれる、そしてやる、大変ありがたい建物なんですよ。社会に対応できるような子供を育成するためのそういった建物なんです。先生方というものは、まだ成熟していない青年、少女たちに、これからいろんな苦難に立ち向かうであろう世の中に、こうすればいいのだということを教えてくれる大変ありがたい立場の人なんです。小学校に入って、あるいは中学校に入る前に、子供たちにそんなことがわかりますか。わからないでしょう。だから、初めからそういうもんだということを教えて、学校というのはありがたいもんだと、先生というのは偉いもんだと、こういった強制をすることによって先生方も学校も切磋琢磨するんじゃないですか。私はそう思う。だからその人に、そうじゃないでしょという話をしました。ただ、立場がありますんでね、反論はありませんでした。ただ非常に残念だった思いはしております。  いろいろ、もろもろはまた学校訪問についてですね、いろんな、突然行きましたんでね、構えません。どこのおっさんが来たんかちゅうような感じの先生方もおりますよ、課長ね。ある人はね、あんた教育の何がわかるんかと、そんなことは言いませんが、そんなことを感じるんですよ。だからそこら辺も含めて、きちっと人の上に立ち、そして人を教える立場として尊敬される教師像、これも改めて教育委員会の仕事じゃないかなと、このようにも思いました。  冒頭、そういうことも申し上げましたけど、先ほど申し上げました学力について、そして道徳教育について答弁の後に、また私の感じたところ、そういったものを教育委員会あるいは市長の考え方、そういうものを含めて議論していきたいと思いますので、よろしくお願いします。じゃあ一回目を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、徳田議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。まず一項目めの学力向上についてを教育長 近藤一誠君。 ◯教育長(近藤一誠君)皆さん、おはようございます。教育長の近藤でございます。二十五番 徳田議員の一般質問にお答えします。  一項目め、学力向上についての一点目、平成二十三年度、二十四年度の小学校五、六年生、中学校の学力の状況についてですが、小学校五年生、中学校二年生を対象に実施された大分県基礎基本定着状況調査、小学校六年生、中学校三年生を対象に実施された全国学力学習状況調査の平成二十三年度、二十四年度の状況を見ますと、小学校では国語、算数ともに全国と県平均を上回り、一方中学校は国語、数学ともに全国と県平均をやや下回っている状況でした。  また、平成二十四年度限定で実施された理科の全国学力学習状況調査では、小学校では全国平均を上回っていますが、中学校はやや下回っている状況でした。中学校二年生の大分県基礎基本の定着状況調査で実施された英語では、両年度ともに県平均をやや下回っているものの、平成二十三年度から平成二十四年度にかけて少し伸びている状況でした。  二点目、結果の感想と今後の課題についてですが、平成二十四年度宇佐市教育委員会学校教育方針として、中学校ブロックの教職員が小中九年間で目指す姿を共有し、積極的な情報交換、互見授業、交流活動等をこれまでも行ってきましたが、さらに小中高のジョイントの充実を今後も推進する必要があると感じております。  今後の課題は、今まで以上に児童生徒が授業の中で生き生きと発表し、主役となれる授業を目指して、つまずいている子供には、早期に解消し、発展的な内容も取り入れた活用型授業への改善が課題であると捉えています。  三点目、目標とその取り組みについてですが、今後の重点目標は授業の質の向上、改善と学習の定着及び連携の強化です。各学校において児童生徒が主体的に学べるよう、考える活動や表現する活動を取り入れた活用型授業を構築し、各教科部会と連携しながら、授業改善に向けて今後も取り組んでいきたいと考えております。  特に中学校では学力向上支援コーディネーターを活用し、県費配置の学力向上支援教員と連携して、フォローアップ問題を作成したり、放課後の補充学習に取り組んだりと、学習の定着や早期でのつまずきの解消に取り組んでいきます。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目めの道徳教育についてを教育次長 石田純治君。 ◯教育次長兼管理課長(石田純治君)おはようございます。教育次長の石田純治でございます。二十五番 徳田議員の一般質問にお答えします。  二項目め、道徳教育についての一点目、教育委員会の目指すところについてですが、道徳教育の目標は人間尊重の精神と生命に対する畏敬の念を具体的な生活の中に生かすことなどを通して、主体性のある日本人を育成するため、道徳的な心情、判断力、実践意欲と態度などの道徳性を養うこととしています。  宇佐市教育委員会といたしましても、学習指導要領の趣旨にのっとり、このような児童生徒の育成を目指して、学校における全教育活動を通じて道徳教育を行っております。  二点目、現場での道徳教育は具体的にはどのような方法で実施されているのかについてですが、学校における道徳教育は道徳の時間をかなめとして各教科、外国語活動、総合的な学習の時間及び特別活動など、それぞれの特質に応じて児童生徒の発達の段階を考慮して、学校の教育活動全体を通じて行われています。  特に道徳の時間は学校の教育活動全体における道徳教育の中心的な役割を担うものであり、それらを補充、進化、統合するものとして実践しています。  三点目、現況、宇佐市の子供の道徳はどう判断するかについてですが、宇佐市学校教育方針では生きる力を育む学校教育の推進として、確かな学力、豊かな心、健やかな体の三本の柱を掲げています。その豊かな心の育成に向け、感性を磨き心に響く道徳教育を行うよう指導しています。各校の教育目標にも心豊かな児童生徒の育成や、つながりやきずな、協力などの言葉が盛り込まれています。  道徳の時間では地域の方を招いて授業を展開するなど、地域やそこに暮らす人々の思いに触れたりしながら自分とのかかわりで、より深く道徳的価値を自覚しています。  今後も子供の心を揺さぶれるような道徳内容の工夫を図ることによって、豊かな人間性にあふれた子供の育成を期したいと考えます。  四点目、課題はどう捉えているかについてですが、全国的には子供の自制心や規範意識の希薄化、生活習慣の確立が不十分であることなど、子供たちの心と体の状況にかかわる課題は少なくありません。また、自尊感情が乏しいことや、学習や将来の生活に対して無気力であったり、不安を感じたりしている子供の増加等も指摘されています。その中で現実から逃避し今の自分さえよければいい、自己の考えに閉じこもりがちな子供の問題も指摘されています。  宇佐市の児童生徒においても、似たような状況にある子供の実態もうかがえます。子供たちが他者、社会、自然環境との豊かなかかわりの中で生きるという実感や達成感を深めてこそ、健全な自信が育まれます。そのためにも学校の集団生活の場としての機能を十分に生かし、道徳教育の一層の充実を図っていきたいと考えます。  五点目、道徳推進教員の実務状況についてですが、道徳教育推進教師の役割として、一点目として、道徳教育の指導計画の作成に関すること。二点目として、全教育活動における道徳教育の推進、充実に関すること。三点目として、道徳の時間の充実と指導体制に関すること。四点目として、道徳用教材の整備、充実、活用に関すること。五点目として、道徳教育の情報提供や情報交換に関すること。六点目として、授業の公開など家庭や地域社会との連携に関すること。七点目として、道徳教育の研修の充実に関すること。八点目として、道徳教育における評価に関することなどが挙げられます。  校長の方針のもとに道徳教育推進教師を中心にして、全教師が協力して地域の実態や子供の発達段階に応じて道徳教育を展開しています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁を終わりましたが、再質問があれば許します。  徳田 哲君。 ◯二十五番(徳田 哲君)それじゃあ再質問をいたします。順次、学力の問題で、さほど学力向上は見られないということですね。それはそれでも構いません。私は努力することが目的であって、上位に、もちろん結果として上がることは、これはいいことなんですよ。ただ一生懸命努力させているんだという、そういったことがきちっと自信を持って言えますか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(渡邉正知君)学校教育課長の渡邉でございます。徳田議員の再質問にお答えいたします。  さほどの変化がないということではなくて、特に英語に関しては向上が見られております。中位程度に上昇をしているという変化がまずございます。  それから、議員がおっしゃられますように努力すること、また忍耐力を醸成するというようなことに関しましては、まず本年度、市の単費で学力向上支援コーディネーターを四名配置をさせていただきました。この配置によりまして、特に小学校から中学校へのジョイントの部分で、習熟の早い子供、遅い子供などの違いがありますけれども、この子供たちに具体的に習熟度別の学習等を行うことにより、子供たちが学習に対する内容の理解、あるいは定着に変化が見られています。このことはやはり子供たちが頑張って勉強しようということを支援していることになっているのではないかと、そういうふうに総括をしています。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)徳田 哲君。 ◯二十五番(徳田 哲君)確かにですね、私が学校訪問したときに、学校教育課長やら射場さんからやんややんや言われるんじゃと、こういった話を言っていました、頑張れと、叱咤激励されていると。そして宇佐中学でしたかね、今、課長がおっしゃいました学校支援コーディネーター、支援教員。市長ね、市費でやられていると。これはもう大変助かっていると。だからぜひこれを継続して、これによって随分学力も向上しているんだという話も聞きました。だからいいことはどんどんやってほしいと思います。だから急にですね、いろんなレベルがありますんで、学力が上がるということにはならないと思いますけど、その方向でぜひ頑張ってほしいと、このように思います。
     それとですね、例えば今、先ほどから教育長さん、次長さん、いろいろ御答弁いただきましたけど、大変申しわけないがもう少し具体的にですね、これをやるんだという方針が、何回も言うように欲しいんです。  せんだって学校にもお話ししました。土曜日休みなんですね、今。そして大阪ではもう今年から四百二十九校全てが土曜日学校やろうと、こういう、これは橋下市長の公約でそうなったんですね。宇佐市の学校で何校かの校長、教頭さんにお尋ねしました。ぴんときません。もうそういった話もおよそしてないということなんです。だから、こういうのはやはり教育委員会の中で議論をして、そしてその方向づけあたりのもう時期に来ているんじゃないかなというふうに思います。  昨日ですね、おとといか、大分合同の土曜授業の復活を考える、大分市明野中学の、これ見ましたか。課長、見ましたか。その中でね、情けない、子供たちが。十分に休養が取れないと書いてある。反対だと。第一に休養を十分にとることができない。子供ですよ、中学生。休養できる日が土曜と日曜の二日あれば五日間の疲れが取れるだろうと。子供が疲れが取れるだろうと言うんですよ。びっくりしました。  で、もう一人が、土曜日に授業するようになると今以上に税金が使われると。こんな税金が使われるんなら被災地に持っていけと、東北の。これが子供の思考ですかね。そしてね、そこに税金を投入するなら、東日本大震災で今も苦しんでいる人々を助けるのに使ってほしい。それに税金は国民が払うものなので、結局国民が負担することになる。これ以上、国民の家計を圧迫しないでほしい。  中学生のこれが考え、こういった教育をやられているということ自体が、私は問題であると思っているんですが、これに対する感想を、教育長でもいいし、課長でもいいし、市長でも構いません。ちょっと感想を聞かせてください。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(渡邉正知君)再質問にお答えいたします。子供たちの感想ということでございますけれども、これはやっぱり……。 ◯二十五番(徳田 哲君)子供たちの感想じゃない、あなたの、これを読んだときの感想です。 ◯学校教育課長(渡邉正知君)はい、お聞きしての私の感想ですけれども、子供たちの価値観が形成をされていくということは、まず一つはやっぱり学校教育の中での形成もありましょうし、それからやはり保護者を含めた大人の考えというものによって形成されるものだろうと思いますけれども、土曜授業につきましては今、国のほうでも議論がされています。具体的に申しますと学習指導要領の時数も含めて、土曜の授業のことについて今議論がされていますので、このことについてはその動向を見ながら教育委員会といたしましても考慮してまいりたいと考えております。  で、子供の感想につきましては、残念な気持ちがします。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)徳田 哲君。 ◯二十五番(徳田 哲君)私はいつも言っています。宇佐市独自の教育カラーを出そうよと。宇佐市教育委員会にできることがあると思います。だから今、課長がね、国がこういった方向になりつつあるよと、だからその動向を見ながら、それで後ろからついて行けと。こういったことが大体、金太郎あめみたいにいつもなされていることなんです。そうじゃない。だから宇佐市教育委員会で率先して宇佐市からやるよという、そういった方向での考え方、あるいはそれを教育長、議論する場所を持ってほしいと思いますけど、いかがですか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(渡邉正知君)お答えいたします。  まず、今、土曜日、日曜日の子供たちの実態というのがまず一つあるんではないかと考えています。具体的に言いますと、中学校におきましては土曜も日曜もかなり部活動等が行われている実態がございまして、先ほどの授業復活について、疲れるなあというような感想というのは、そういう影響も一つあるのかなと思われますし、その子供たちの実態がまずあると思います。  それから、小学生におきましても家庭の中であるいは社会教育、社会体育等の中でかなり活動をされていますので、このような子供たちの実態等をまずしっかりと把握をした上で、そういう議論も今後していく必要があるのではないかと考えています。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)徳田 哲君。 ◯二十五番(徳田 哲君)もう私と全然考え方が違うんですね。子供たちを中心にして、子供たちの意見を聞きながら、それに見合った教育をすると。とんでもない話。やっぱりね、彼らはまだ発展途上です。だから教員、教師、教育委員会そして大人たちがやっぱりそれを、そうじゃないんだと、強制することが教育だと。  かつて私は上坂冬子と曽根綾子の話をしましたね。強制か自主かと。強制することによってさっきのあの話じゃありませんが、校門の挨拶でもそうなんです。学校というものはすばらしいもんです。先生というものは偉いんだという、そういった方向でやってほしいと思うんですよ。今、課長はそうじゃない、子供たちに聞いて、それから答えを出そうと、こういった答弁であったと思いますが、それでよろしいんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)徳田議員、少し質問がそれていっているんですけど、いいですかね。 ◯二十五番(徳田 哲君)何、何。 ◯議長(衛藤博幸君)質問がですね、少し通告からそれて……。 ◯二十五番(徳田 哲君)全然それてないじゃない。いや、ちょっと議長、待ってよ。どこがずれているか具体的に言いなさいよ。 ◯議長(衛藤博幸君)今、何項目めに……。 ◯二十五番(徳田 哲君)だから、学力の問題でね、だからそういうことを、土曜の授業の問題ですよ。学力の向上で、学力を向上するために土曜の授業も必要じゃないかと、どう考えるのかと、それについての補足の部分の質問をしている。ずれていますか。 ◯議長(衛藤博幸君)はい、じゃあ、その点についての答弁。 ◯学校教育課長(渡邉正知君)再質問にお答えいたします。  子供たちに聞いてというより、子供たちの生活の実態、土曜、日曜日における生活実態をまず把握をすることが一番肝要かということで御答弁をさせていただきました。子供たちの意向によってそれを決めるというというのではなくて、その実態を把握をした上で、保護者さんはさまざまな今、価値観を持たれています。一つの価値観を全部を一つの方向に、教育委員会が、何というんですか、一方的に方向づけるというのは非常に難しいだろうなと。そのようなニーズも含めまして、じゃあどのような形で土曜なら土曜日に、どのような学校の中での学習ができるのか、あるいはできないのか、これらの議論が必要ではないかということでお答えをさせていただきました。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)徳田 哲君。 ◯二十五番(徳田 哲君)私はね、私が言うことは全て正しいなんて言うてませんよ。だから一つの考え方として、こういった土曜授業、あるいは先ほど申し上げた子供たちのこのような考え方、これはもう市長、道徳の問題ですよね、考え方は。だからこういった基本にあるのが教育だろうというふうに思っていますので、教育長、この土曜授業についてもぜひ委員会の中で、この委員会でこういった提案があったと。議論の対象に私はなると思うんですけど、教育委員会の中でこういったことについて議論する考え方はありますか。 ◯議長(衛藤博幸君)教育次長。 ◯教育次長兼管理課長(石田純治君)教育次長の石田です。徳田議員にお答えします。  定例教育委員会が毎月行われておりますので、その中で徳田議員からこういう提案がありましたということを委員さん方にお話をして、意見としてお聞きをして帰りたいと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)徳田 哲君。 ◯二十五番(徳田 哲君)そういうことで先ほど申し上げました、学力向上は結果というふうに私は受けとめています。だから、努力するような体質、そういったものをぜひ醸成していただきたいと、このように思います。  そして次に、道徳、これはですね、議長、またあなたからとめられるかもわからんけど、非常に広範なね、話なんですよ。だから一から五までありますけど、一括して質問で御許可いただけますか。 ◯議長(衛藤博幸君)はい、大丈夫です。そういうことでよろしく、通告に沿って一括で。 ◯二十五番(徳田 哲君)通告に沿って、もちろん通告に沿っていますけどもね、あなたと議論しようか。  実はですね、せんだって、先ほど申し上げました学校訪問しました。これは時々市長にも答えていただきたい。全く許可も、そして教育委員会にも無断で唐突に行きました。そうするとね、一番驚いたのがですね、いいところを言います、宇佐中学。それはね、市長ね、実に校舎がきれいですよ、校庭も。だから靴なんかね、びしっと、そらもう、ほんと白い靴がびしっとすき間ないように並んで、ごみ一つ落ちてない。駐輪場ちゅうの、自転車もね、きちっととめられていますよ。これはやっぱり学校の指導がすばらしい、私はそう思いました。だからいいところは、教育長、褒めてやってくださいよ。  それともう一点。これは西部中学に行きました。ちょうど下校時だったんでしょう。校門から入ったら、ミカンを食い散らかしている。それで広崎君と見ていましたら、誰ひとりとして拾おうとしない。私は拾いました。で、ある子供に、ごみ箱はどっかあるかと、ああ、おいちゃん、あそこあるよちゅうから、私は持っていきました。ところがない、ごみ箱がない、私も聞き方が悪かったんでしょう。そしたら、ある一人の子供がね、生徒が、あ、僕がそれ持っていきましょうということで取りに来た。食い散らかして、実に、私もちり紙を持っていなかったんで、汚れたやつをね、その生徒が走ってごみ箱に持っていきました。君は名前何ていうんかと言うたら、三年のミヤナガといいますと。覚えています。校長に言うて褒めてくださいよ、教育長。  こういう子供は家庭もしっかりそういった教育をしていると、そう瞬間に思いましたし、先生方もきちっとそのような指導を暗にしているんだろうと思います。ただ残念ながら、まあそうですね、十人のうち、こちらからこんにちはと言えば返ってきますけど、向こうから言ってくるのは多くて三人ですね。  先ほど校門の挨拶の話の中で、教育委員の皆さん方が行ったときに子供たちはよく挨拶をしますよという、私に答弁がありましたけれども、そんなこと教育長、ありません。行くからするんであって、なかなか私は、挨拶励行運動はできているとは思いません。  そしてまた、先ほども申し上げましたように、先生方もですね、先ほど言ったように、何で来たんかというようなことじゃなくて、それは難しいとは思います、不審者が入るということもありますからね。ただ、私も彼もちゃんとこう背広を着て行きましたんでね、だから、服装で人を判断しちゃいかんと思いますけど、先生方もある程度構えることも必要でしょうけど、やっぱり子供たちが見ています。  ある学校ではグラウンドで体育をしている。サッカーか何かですかね。そうするとね、教員こうやって、こうしよるんですよ、階段のところで。あれもちょっといかがなもんかなというふうに思いましたんで、そういった態度を見ながら子供たちは成長していくんで、そこら辺もどうかなと思いました。  それと、宇佐中学校を褒めました。褒めたということは比較があるから褒めたんであってね、ほかの学校はね、市長ね、もうそらあ靴でもね、そらもう、遊んで回るような靴、こげな高いのとかね、それも校長先生、あるいは教頭先生にお話ししました。こういうんでよろしいんですかと。それで一緒に体育の授業もするっちゅうんです。こけますよあれ、けがしますよあれ。そういうものはある程度、規範意識というか、学校の規則というのがあろうかと思いますので、これもやっぱり道徳のうちの一つじゃないでしょうか。どうなんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(渡邉正知君)再質問にお答えいたします。  議員さんが御指摘のとおり、まず一つは子供たちの個々の状況によって随分違いがあると思います。また学校におきましても、学校の取り組みの状況等におきまして、そのような違いが出ているのではないかと思っています。そして服装や言葉遣いというのは、やはり中学生はこれから進路、進学あるいは就業等も含めて目指していく時期に入りますものですから、挨拶とかそれから身だしなみは、まず目的や時や場所に応じた形で整えていくというのは、これはもう当然の指導の内容でございますし、それから掃除や時間を守るなども子供たちにきちんと指導していかなければならないことであろうと考えています。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)徳田 哲君。 ◯二十五番(徳田 哲君)そういったことを現実にですね、受けとめた側が今申し上げましたんで、それを受けとめてください。そしてどうするかということ。  それと、次長ね、私が道徳推進教師の役割、これを各学校でお尋ねをしました。これは今あなたがまさしく言った学校長の方針のもとで道徳推進教育、それと全体で道徳教育をするんだという、そして今、道徳教育の指導計画の作成に関することから道徳教育における評価に関することがずっと、これは指導要綱の中に書いているのを今ここでお読みになった。  ところがですね、各学校に行って具体的に私が先ほどのここで質問したことを言うと、答えが返ってこないんですよ。具体的な道徳教育をじゃあやってないんですかと。やってないんですよ。残念ながらそういった感じがしました。学校がやっていると言うかもしれん、私はやっていないと思いましたんでね、もう少し……。  今度、安倍総理大臣が道徳について評価するという諮問委員会を立ち上げましたよね。そうでしょう。だからまあどういった答申が出るか、多分そういった方向になると思います。教科書をつくって道徳について専門的なカリキュラムを作って、やろうということなんです。  で、教育長、その道徳推進教師、この役割を校長先生方にも尋ねましたけど、道徳教育についての校長の方針というものが明確にないんです。学校経営方針というのはありますね。これはあるんです。ところが道徳に対する方針というものを文言にしたものがないんですけど、これはそれでいいんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)教育課長。 ◯学校教育課長(渡邉正知君)再質問にお答えいたします。  校長の方針の明確化と推進体制というのは、これは校長の責任でつくらなければならないものでございます。ないと言ったらそれはもう大きな課題でございますので、このことについてはきちんと指導してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)徳田 哲君。 ◯二十五番(徳田 哲君)課長ね、私が七校回ったが一つもない。道徳についての明確な方針というものを作成したものがないんです。だから、それはもうぜひ作らせてくださいよ。特に今、これからそういった方向で、私がいろんな市民の方々に、たまたま議会の議会報の正月の議員紹介欄の中にですね、格物致知という、格物致知ちゅうてですね、読んでくださいよ、人間の原理原則を基調としたそういったもの、致知という本、ございますよね、致知、知るに至るという、あるんですよ。あなたが好きな安岡正篤さん、総務部長も知っている、うなずいている、だからそれのことなんですけどね。  だから、そういった方向で今議論されている最中なんで、ぜひそれはもう、各校長にですね、それぞれの道徳方針、そして推進教員にそれを熟知させて、そういった方向でぜひ子供たちにも周知徹底して、挨拶の励行とか、まずこの前にも日新館の教えじゃないけど、うそは言わない、ひきょうなまねはしない、弱い者いじめはしない、什の掟、外で女性と口をきいちゃいかん、そんなことはないですよ、今は。だってそういういいことはきちっと教えて、鉄は熱いうちに打ってほしいと、このように思います。  ですから、ただその文言の羅列じゃなくて、教育長、あなたもほんといい人なんですよ、私はほんと尊敬する。人格的にですね、すばらしいし、それはお酒の飲み方もきちっとして、もう本当に尊敬に値します。ただですね、ただ教育長、近藤カラーをぜひ出していただきたい。市長も二期目になるとカラーをがんがん出して政策をどんどん出してください。だから、それを望むんです。宇佐市から発信しましょうよ。宇佐市からすばらしい人間をつくろうと言って、私塾をつくった青年もここにおるんです。だから、宇佐市から発信、まあ六次産品もそれは立派なもんだろうと思いますけどね、人格形成のためにぜひ知恵を絞っていただきたいと、このように思います。  時間がないんで、もう一つ具体的にですね、もう近々卒業式が参ります。そのときに仰げばとうとし我が師の恩という、懐かしい、非常に懐かしい、私たちがこの歌を聞くと涙が出ます。これが最近では全くなくなりました。なぜなくなったのか、どう思いますか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(渡邉正知君)お答えいたします。具体的になぜなくなったかというのは、学校の中での卒業式の案を作っていく中で、子供たちがお別れに歌うというのは、基本的に子供たちからアンケート等をいたしまして、そして学年や音楽の教師と相談しながら決めていますもんですから、なぜなくなったかと言われると、ちょっと今私の段階の中でお答えができないというのが現実でございます、はい。 ◯議長(衛藤博幸君)徳田 哲君。 ◯二十五番(徳田 哲君)いろいろ読んで見ますとね、歌詞が古いとか、文語体であるとか、教師を敬えと、仰げばとうとしわが師の恩、教師を敬えという強要だという考え方、こういうことが書かれていましてね。  もう一つはですね、私は先生の心の問題だろうとも思っているんです。先生自身が私はそれほど偉くないんだと、先生自身が自虐的なね、考えの中で教育を行っているから、そういった子供たちもなるんだというふうに私はそう思うんですけど、先生はさっきから何回も言うけど偉いんですよ。渡邉先生も偉いんです、近藤教育長も偉いんです、教師たるものは。だから、そういった自負心を持ちながら……。  あるところでですね、和気あいあいという言葉、ありますよね。グループで和気あいあいでやりましょうよ、和気あいあいでは何にも生まれないんです。やっぱり切磋琢磨して、がんがん、がんがん競争して、そこで初めて向上心というのが生まれてくる。そういうふうに思うんですけど、ぜひ仰げばとうとし、これもまた提案しますけど、教育長、教育委員会の中で私はやってほしいと思う。それで日教組代表の河野康臣さんはですね、どげかい言うたら、いいじゃないのちゅうんですよ。だから、十人聞いたら市長、十人いいと思うんですけど、もう今度退職する後藤管理者に聞いて見ろうけど、あなたはどう思う。仰げばとうとし、どういうふうに思う。たまには発言せにゃあ。 ◯議長(衛藤博幸君)会計管理者。 ◯会計管理者兼出納事務局長(後藤春幸君)後藤でございます。急に振られたわけでございますが、私たちが子供のときは仰げばとうとしということで、卒業式にはいつも胸がじんとなった記憶はあります。通じないというのは、先ほど渡邉課長が答弁したとおりであろうかと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)徳田 哲君。 ◯二十五番(徳田 哲君)ずれてないですね。質問ずれてないですね。 ◯議長(衛藤博幸君)大丈夫です。 ◯二十五番(徳田 哲君)今の答弁は答弁になってない。あなたはどう思うかいちゅう。 ◯議長(衛藤博幸君)会計管理者。 ◯会計管理者兼出納事務局長(後藤春幸君)会計管理者の後藤でございます。私はあったほうがいいんじゃなかろうかなというふうには考えております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)徳田 哲君。 ◯二十五番(徳田 哲君)それと先ほど質問しました、この仰げばとうとしについて、教育委員会で議論していただけますか。 ◯議長(衛藤博幸君)教育次長。 ◯教育次長兼管理課長(石田純治君)教育次長の石田です。お答えします。定例教育委員会の中で、徳田議員さんからこういう意見が出ましたということをお伝えして、委員会の中では話をしていきたいと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)徳田 哲君。 ◯二十五番(徳田 哲君)それともう一点。校門の件ももう一度再吟味してください。それでね、仰げばとうとしの中のだめだという意見の中にですね、二番ね、市長ね、互いにむつみし日ごろの恩、まあお互い仲良くしながら日ごろお互いがいろんな恩を受けたと。別るる後にもやよ忘るなと、別れても僕のこと忘れんでくれよという。身を立て名を上げやよ励めよと、今こそ別れめ、いざさらば。この身を立て名を上げやよ励めと、これが悪いちゅうんですね。世に名を出して、これは立身出世ちゅうんですか、それを悪いという。  市長だって県知事になりたかったんでしょ。だから、それが悪いことですか。私は昔、綾部健太郎ちゅう代議士がおりましたね。菊池寛、「末は博士か大臣か」という。もう今は全部並びなんです、全部子供たち並びなんです、運動会でも。  昔、送辞とか答辞とかいうのが卒業式にありました。成績がいいのがやっぱりやりよる。だからそういった競争心、先ほどの話じゃないんですけど、競争心というものがあって初めてそこにいろんなものが発展していくだろうと。だからぜひそういった教育を強制してほしい。  だから私はぜひ市長も市長になって、この次は県知事になって名を上げて、そしてふるさとに錦を飾ってという、そういった志を持ってほしい。このように思いますけど、市長どうですか。 ◯議長(衛藤博幸君)市長。 ◯市長(是永修治君)徳田議員の再質問にお答えをいたします。  冒頭の質問から今の質問まで、ずっといろいろ聞いておりまして、私なりにですね、答えられるところを答えていきたいと思います。  まず、教育委員さんとの意見交換会なんですけども、今年度からといいますか、二十四年度から、昨年の五月、そうして十月と二回、開催をいたしております。教育委員会と市長とのですね、こういう意見交換会が行われているのは全国的には三分の一程度というふうに調査ではされておりますので、そういった面では宇佐市においてはですね、割と早く取り組みができたのかなと思います。  その中でですね、議会での質疑の状況についてはですね、つぶさにまず事務局から報告をするようにしております。したがいまして、今回のやりとりについても詳細にですね、委員さんにはお伝えをして、こういうやりとりがありましたという形でですね、まずは情報を互いに共有して、今の問題点がどういうところが議会としても問題点になるというふうに言っておられるのか、それに対して教育委員会としてはどういうふうに考えてこういう答弁をしたんだということをまずしっかりと委員さんの中で情報を共有していこうと、そういった作業をしております。  先ほどですね、学校訪問の話がもう一つ出ました。私はその教育委員さんとの意見交換会の中で、私も学校訪問するときもありますので、その際、三つほどいつもこういう視点で見ていますよというのを言いました。それは、一つは子供が挨拶がきちっとできているか、これがまず一点目で、二点目は校内の清掃が行き届いているか、そして三点目が教室、さっきの靴もそうですけれども、靴も自転車も、整理整頓がきちっとなされているか、この三つのポイントで私は見ていますと。これがしっかりできている学校はきちんとですね、教育も行き届いているし、管理も行き届いていると、そういうふうにですね、私は思いますと。もちろん教育委員さんにこれは強要するわけじゃありません。私なりの視点としてはそういう見方をしておりますと。委員さんももし参考になるんであれば参考にしてほしいというようなお話をさせていただきました。
     そして十月では、やはり今の社会的問題になりましたいじめの問題と学力向上の問題ということで、大きく、今度はテーマをですね、ある程度満遍なくやるんじゃなくて、二つに絞っていこうということでやらしていただきまして、大変有意義な意見交換になっているのではないかなというふうに思っております。  もちろん私は、スタンスとしましては地教行法がありますので、教育委員会の独立性を侵さない範囲内で連携を図っていくということで、一番最初にですね、おっしゃられたとおりなんですけども、お互いに問題意識、どういう課題があって、それに対して教育委員会としてどういうふうにやる、市長部局としてどういうふうにするか、お互いの共通目標に向かってですね、行くということについて意見交換をするということは非常に重要だなというふうに、やっぱり改めて感じたところであります。  こういったことをしっかりしながらですね、連携を深めていきたいなというふうに思っております。  最初にちょっと、質問がちょっと、すみません、何かいろいろ言って。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)徳田 哲君。 ◯二十五番(徳田 哲君)大体共感できますわね、お互いに。私が先ほど言ったその挨拶と掃除がきちっとしている、生徒の。まさにそのとおりなんで。  聞きたかったのは、仰げばとうとしの話ですよ。あなたが知事になりたいちゅうてね。いやいや、ほんとの話、この次は、二期目をやって今後三期目に知事になる、そのときは応援団長になる、私が。やってくださいよ。  でね、熊沢蕃山、あなたは河井継之助が大好きだってこの前、飲むとき言いよったですね。熊沢蕃山というのは御存じですか。やっぱりその当時の、「おのこやもむなしかるべし万代に語り継ぐべき名を残さずして」という。これはもうやっぱりそういった先ほどの、身を立て名を上げよという、そういった思想なんですよ。だから、卒業式のときにね、課長、世界に一つの花、ナンバーワンじゃなくてオンリーワンて、こういうのを卒業式にやるんでしょ。あれなんていうのは、個性豊かなここ、こうみんなおる、私は漫才しよるんじゃないんで、それぞれの花がある、個性があるからいいよいいよって、だから、田山さんは田山さん、坂内さんは坂内さん、田中さんは田中さん、それで輝けばいい、そういった、これは個人主義であって、俺さえよければいいという思想がある。やっぱり生まれてきた以上はね、兄弟愛があったり、家族愛があったり、愛国心があったり、そういったものできちっと教育をしていただきたい。  きょうはそういった部分でですね、私は先ほどの市長が言ったように、教育委員会の中で三分の一がされている、三分の一じゃなくてまずうちからやりますよ、もうちょっと入り込んでくださいよ、がんがん、がんがん。今度の市長選の公約で教育に口を突っ込みますってがんがんやって、それでいいと思いますよ。別に法律に違反するはずじゃないんだから。みんな喜びますよ、そうすると。  だから、今いろんなことを申し上げました。いい議論ができたというふうに私自身は捉えております。ですから、願わくばこの次は、教育長さん、具体的に近藤カラーの教育ビジョン、どのように考えられているのか。  そして、私この前もちょっとつらいことを申し上げました。教育長というものは教育事務局の事務局長だと。事務屋さんだと。しかし現実にはやっぱりそうじゃないんですよね。やっぱり教育委員会のトップなんです、現実には。もしそうでないとすれば市長ね、教育委員長を出すべきですよ。ところが教育委員会のシステムというのが一年一年交代でしょう。教育委員長もね。だから、それじゃあ本当の教育行政の政策マンにはなり得ないと、これはこういうふうに思っています。ですから、システムそのものもですね、いろいろと考えながら、またいろいろと御議論申し上げたいと思います。  失礼な段はお許しください。ありがとうございました。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で、徳田議員の一般質問を終結いたします。  次に、十一番 加来栄一君。 ◯十一番(加来栄一君)十一番の加来栄一です。皆さん、おはようございます。  ようやく春が少しずつ近づいた気がしますが、私は先日、安心院高校の卒業式に行ってまいりましたが、君が代と蛍の光を力いっぱい歌ってきました。先生方がちょっと声が小さかったんで、私は思い切って歌いました。今、いじめや体罰、尖閣諸島や、またすぐ第三者委員会というようなニュースばかりですが、最近日本人が外国で事件や事故に多く遭っていますが、経済大国で豊かなのか、よくいろいろな国へ行っているものだなあと私は思っておりますが、それに伴う危険がつくのは当然ですが、誰がいつ遭うかわかりませんので、命というのは大事にしなくちゃいけないなと思っております。  国内では政権がかわりまして、順調な滑り出しで、少し安倍政権には希望と期待が持てるんじゃないかなと。先ほどの九時ぐらいの一ドル九十三円四十四銭、で東証が一万一千七百五十円まで行きましてですね、ほんとに円安になったなと。一番高いときは平成二十四年の三月十七日ですね、七十七円六十六銭で、それから比べるとですね、大変な差なんですけども、これでソニーは年間三十億、パナソニックは二十三億、トヨタに至っては一年間で三百五十億円違いますので、利益が会社に相当もたらされるんじゃないかと思います。  政権も変えてみれば初めてわかるんですが、やはり政党というのはリーダーの覚悟と決断、そして党員が一枚岩になって結論を出して団結することだなと思っております。四年間続くことを祈っておりますけども。  もう一つ、また全国九十四市町村の中で、「いなか暮らしの本」二月号で、住みたい田舎ベストランキングで豊後高田市が全国一位になりました。宇佐市が四位で竹田市が六位でした。陸の孤島といわれた二万四千人の市がいかにしてこれをなし遂げたか、目標とする市が隣にあることを私は幸せだと思います。エールを送ってですね、ともに新しい取り組み、追いつき追い越す知恵を出して、宇佐市の実力が問われていると思います。  質問に行きます。消防署の対応についてです。給油所が廃業の危機になっているが、宇佐市の現状をお聞きします。  二番目は、救急車の適正利用は十分浸透しているかについてお聞きします。  三番目が、グループホームの特別審査、実施できたか。  それから四番目は、最近の火事で現場に来た消防車に二人しか乗っていなかったのはなぜか。  五番目が、防災士の採用で男女の割合は。  それから二番目が妙見荘についてですが、県の監査がなぜ通らなかったのか。  支給が停止されている金額と修正に要した職員の残業代はどうなるのか。  三番目は、前もって指摘されていた事項は何カ所で、何についてであるか。  四番目、ベッドの枠を外すのは、家族の承諾が要るのではないか。  五番目、患者の様子は毎日または毎週、正社員が日報に記入するのではないでしょうか。そこをお聞きしたい。  六番目、職場での選挙運動は禁止されているのではないか。  三項目めは、学校教育と給食についてお伺いします。小中学校の生徒にメガソーラーを見学させた授業をしてはどうか。  二番目は、宇佐市で給食のアレルギーに関する生徒の数は。  三番目が、事故がもし起きたときの処置についての準備はどうなっているか。  四番目が、NIEを他市はどんどん取り入れているが、宇佐市では指定校はあるか。  五番目、福祉の優秀校に高田市は多いが、二校あります。宇佐市はなぜ少ないのか。  体罰のアンケートをとることになっているが、実際にあったときの対応はどうするのか。  以上、第一回目の質問を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、加来議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。十一番 加来議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、消防署の対応についての五点目、防災士の男女の割合についてでありますが、防災士は自助、共助を原則として防災についての十分な意識と知識、技能をもとに地域社会の防災リーダーとして活動することが期待をされております。平時においては災害に対する防災啓発活動や、災害に備えた各種訓練活動などを行います。  また、地震、津波、洪水や土砂災害のおそれなどがあるときは、自分や家族の安全を確保しながら地区民に避難を促すなど、救える命を救う、防災・減災活動を地域の自主防災組織とともに推進するボランティアであります。  大分県では本年度、この防災士の養成に取り組み、宇佐市においても防災士の資格取得に必要な防災士養成研修を十月と一月の二回、開催をいたしました。その結果、市内には現在百十八人の防災士資格取得者がおり、男女別では男性が百一人、女性が十七人で、割合は男性八五・六%、女性一四・四%となっております。  今後、女性ならではの視点による防災施策の充実が期待をされているところであります。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、三項目めの学校教育と給食についての六を教育長 近藤一誠君。 ◯教育長(近藤一誠君)教育長の近藤でございます。十一番 加来議員の一般質問にお答えいたします。  三項目め、学校教育と給食についての六点目、体罰のアンケートをとることになっているが、実際にあったときの対応についてですが、大阪市での事件以降、一月の校長会、所長会で教職員の服務規律についての研修を再度行うように指導してまいりました。特に中学校の部活動の指導に当たっては、部活動の意義や目的を正しく理解し、顧問として適切な活動が行われるよう文書通知を行いました。  また現在、全ての学校において体罰調査委員会を設置し、児童生徒とその保護者、教職員にアンケートによる体罰に関する実態調査を実施中です。今後、各学校の調査委員会からの報告をもとに、懲戒権を逸脱し体罰に該当するような事例があった場合は、適切に対応し処理してまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めの消防署の対応についての一、二、三、四を消防長 呉藤孝幸君。 ◯消防長(呉藤孝幸君)皆さん、こんにちは。消防長の呉藤孝幸です。十一番 加来議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、消防署の対応についての一点目、給油所が廃業の危機になっているが宇佐市の現状はについてですが、近年、危険物施設の老朽化等に伴う腐食、劣化による流出事故の大きな原因となっておることから、増加する危険物施設における流出事故を防止するため、平成二十二年に消防法が改正され、地下貯蔵タンクに対して漏えい防止対策が義務づけられました。  宇佐市において該当する施設は十施設で、そのうち七施設が漏えい防止措置を行っております。なお、二施設については廃業及び新設をしており、残る一施設については、現在漏えい防止措置の指導を行っておるところでございます。  二点目、救急車の適正利用は十分浸透しているかについてですが、管内における救急搬送人員は十年前では二千二百二人でありましたが、平成二十四年では二千六百六十九人となり、約五百人近く増加しており、救急車が出動したものの不搬送であった件数は百八十七件でした。なお、前年においては市民二十人に一人が、年一回救急車を呼んだことになっております。  このようなことから、緊急を要する救急事案に対応すべく、救急車の適正利用は総務省、消防庁の重要施策でもあり、全国的には通報内容から緊急度、重症度を判断できるよう、コールトリアージを試みている大規模な消防本部もありますが、一方では通報内容から救急要請を断り、不幸にも重大な結果になった事案も見受けられております。  当消防本部におきましては、慎重に全国的な動向を注視してまいります。今後とも救急講習や市報、ホームページ等を活用し、救急車の適正利用を推進してまいります。  三項目め、グループホームの特別査察は実施できたのかについてですが、議員御質問の施設は宇佐市に七施設であります。建築住宅課と合同で本年二月十四日から二十一日までの間に全ての施設、特別査察を実施いたしました。査察の結果につきましては、ハード面の消防設備等は違反なく設置され、維持管理がなされておりました。ソフト面においても全ての施設で消防計画や消防訓練等の防火管理者の責務は実施されており、法令を遵守しておりました。  なお、一施設においてカーテンが防炎性能を有する製品でなかったため、現在指導をしておるところでございます。  四点目、最近の火事で現場に来た消防車に二人しか乗っていなかったのはなぜかについてですが、南部分署は現在一当務六名の職員で勤務しております。しかし、最低人員の場合は五名の体制になることもあります。南部分署内では、火災時には二台の消防車で出動し、水槽車には二名、消防ポンプ車には三名の隊員が乗車して出動しています。この二台の消防車のうち、水槽車は火点直近で初期消火を行い、同時に出動した消防ポンプ車が消防水利より給水を行い、消火活動に当たります。また、本署から同時に一隊が出動し、消火体制をとっております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目めの妙見荘についての一、二、三、四、五を妙見荘施設長 原田雅且君。 ◯妙見荘施設長(原田雅且君)皆様、おはようございます。妙見荘施設長の原田でございます。十一番 加来議員の一般質問にお答えをいたします。  二項目め、妙見荘についての一点目、県の監査がなぜ通らなかったのかについてですが、今年度、県が実施した定期指導監査において、施設サービス計画、身体拘束、個別機能訓練加算について一部指摘されました。指摘内容は、施設サービス計画については運営基準に沿った作成手順とサービス計画の入居者や家族の同意についてです。  身体拘束については入居者の転落防止のために家族の希望により設置していたベッド柵についてです。  個別機能訓練加算については、書類整理や加算見直し及び計画に対する同意についてであります。妙見荘では日々入居者へのサービスを優先しており、いずれの指摘事項についても利用者や家族に口頭で説明していましたが、書類の一部不備や記載漏れを指摘されたものであります。  二点目、支給が停止されている金額と修正に要した職員の残業代についてですが、まず見直しを指摘された金額については、身体拘束に係るものが三十六万円、機能訓練に係るものが三百四十一万六千八百八十円であります。  次に、修正に要した職員の残業代は監査指摘事項の修正を職員一丸となってできるだけ勤務時間内で対応しましたが、職員の中に家族のインフルエンザやノロウィルスなどで出勤できない職員が出たことや、提出期限等の関係から、やむを得ず残業で対応しました。十二月が九名分、延べ六十三時間で十六万五百七十四円、一月が七名分、延べ百十五時間で十七万九千五百六十二円、合計で延べ十六人分、百七十八時間で三十四万百三十六円であります。  三点目、前もって指摘されていた事項は何カ所で何についてかですが、前もって指摘されていた事項はございません。  四点目、ベッドの柵を外すのは家族の承諾が要るのではですが、国の基準においてはベッド柵で囲むことが身体拘束に該当しますので、やむを得ずベッド柵で囲む場合については本人または家族の同意を得ています。なお、柵を外す場合は家族からの希望で柵を取りつけていた方のみ、家族に理由を説明して承諾をもらっています。  五点目、患者の様子は毎日または毎週、正職員が日報に記入するのではですが、正職員及び臨時職員の介護士、看護師が交代でそれぞれの日報やケース記録に記入しています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目めの妙見荘についての六を総務部長 稲積義久君。 ◯総務部長(稲積義久君)皆さん、おはようございます。総務部長の稲積です。十一番 加来議員の一般質問にお答えします。  二項目め、妙見荘についての六点目、職場での選挙運動は禁止されているのではないかについてですが、地方公務員に対する選挙運動の制限としては、公職選挙法と地方公務員法があります。  まず、公職選挙法第百三十六条の二で、公務員の地位利用による選挙運動が禁じられております。  次に、地方公務員法第三十六条では、一般職員に関して、政党その他政治団体の結成に関与することや、その役員や構成員となるよう、もしくはならないように勧誘すること、特定の政党その他政治団体の支持または反対する目的での政治的行為等が禁じられております。  ただし、労働組合が自分たちの勤務労働条件の向上を目的に組織の代表を議会に送り込む等の選挙活動を行うことは組合活動として許されるとの最高裁の判例もあることから、選挙運動そのものが一概に禁じられているわけではありません。  また、現業職員や地方公営企業の職員につきましては、地方公務員法ではなく地方公営企業法が適用され、同法第三十九条の中で地方公務員法第三十六条が適用除外とされていることから、妙見荘のような職場の現業職員等については地方公務員としての政治活動の制限は特にありません。  以上により、地方公務員の選挙運動自体が必ずしも法令違反というわけではありませんが、議員が御指摘のような行為を勤務時間中に行っているのであれば、職務専念義務に抵触するおそれがあり、服務規律の観点から不適切であると考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、三項目めの学校教育と給食についての一、二、三、四、五を教育次長 石田純治君。 ◯教育次長兼管理課長(石田純治君)こんにちは。教育次長の石田純治でございます。十一番 加来議員の一般質問にお答えします。  三項目め、学校教育と給食についての一点目、小中学校の生徒にメガソーラーを見学させる授業をについてですが、現在、小中学校で使用されている教科書の教材の中で、太陽光発電に関する部分の教材としての記述がありますのは、小学校三年生の社会、中学校の理科及び社会地理科、公民科、技術家庭科の技術分野において記述があります。各教科のいずれの分野においてもエネルギー資源における電気エネルギーの発電方式として記述されております。その記述内容には、太陽光発電等は地球温暖化の原因となる二酸化炭素を出さず電力を供給できることが記述されております。総合的な学習の時間などを利用しメガソーラー等の見学も各学校に対して周知してまいりたいと思います。  二点目、宇佐市で給食のアレルギーに関係ある生徒数についてですが、給食アレルギーを持つ児童生徒数については、各学校で毎年実施する保健調査並びに給食センターが行うアンケート調査等により把握しております。宇佐学校給食センターにおいては八十二名の児童生徒に食物アレルギーがあることを把握しております。そのうち学校及び保護者の方々と相談しながら個別の対応をする必要がある児童生徒は十九名います。  個別対応の内容につきましては、牛乳アレルギーのある十名には牛乳を除いた給食を提供し、ほかの九名には食物アレルギーの原因となる食材が使用されていることが確認できる献立表を各家庭に配付することで、保護者が子供と相談して対応しています。  また、特に食物アレルギーの強い児童一名につきましては、さらに詳しい内容を記載した成分表等を配付して注意を促しています。  次に、南部学校給食センターについてですが、三十九名の児童生徒に食物アレルギーがあります。そのうち学校及び保護者と相談をしながら個別の食物アレルギー対応が必要な児童生徒が二名います。この二名の児童生徒につきましては、食物アレルギーの原因となる食材を除いた給食を昨年四月より提供しています。  三点目、事故が起きたときの処置についての準備についてですが、児童生徒の食物アレルギーについては学校アレルギー疾患に対する取り組みガイドラインに基づき、保護者、学校、給食センターの三者が情報を共有して、事故防止に努めております。しかしながら万が一、学校で児童生徒の体調に変化が起きたときには、早急に保護者と連絡を取るとともに関係機関と連携し、必要に応じて病院への搬送を含めた対応をとることにしています。  四点目、NIEを他市はどんどん取り込まれている、宇佐市で指定校はについてですが、今回の学習指導要領の改訂により、国語科の言語活動の指導内容として新聞が明確に位置づけられることもあり、教科書でも新聞を活用した学習活動が盛り込まれています。  宇佐市においても国語科はもちろんのこと、例えば社会科の中でも情報社会と暮らしについて考えさせる中で、新聞記事を取り扱ったり、総合的な学習の時間等で郷土の学習の教材として取り扱ったり、キャリア教育の教材として取り扱ったりと、各教科、各領域のさまざまな場面で新聞を取り上げた授業が展開されています。  平成二十四年度、指定校はありませんでしたが、今後も各学校の教育課程の中で、計画的に身近な内容や現代社会を題材にした新聞を有効に取り入れながら、児童生徒に主体的学習に取り組ませると同時に、知識、技能を活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力の育成を図ってまいります。  なお、平成二十五年度は宇佐市の学校もNIEの指定校を予定しております。  五点目、福祉の優秀校に高田市は多いが宇佐市はなぜ少ないかについてですが、宇佐市の小中学校は各学校が自主的に応募する大分合同新聞、大分合同福祉事業団の選考による四校には選ばれておりませんが、総合的な学習の時間等を活用して、老人福祉施設への訪問、交流、特別支援学校等との交流、ペットボトルキャップの回収、クリーンアップ活動、地域へのボランティア活動と、さまざまな体験活動を行っているところです。  なお、平成二十三年三月に北馬城小学校による地域住民と一緒に取り組む地域クリーンアップの取り組みが福祉の優秀校として表彰されております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  加来栄一君。 ◯十一番(加来栄一君)その前にちょっとお聞きしたいんですが、きょう、蓑田部長はいらっしゃらないんですけど、この中に質問、ちょっと関連しているんですけど、御出席はないんでしょうか。
    ◯議長(衛藤博幸君)蓑田部長は後で報告をするということで、答弁は課長からするようになっております。 ◯十一番(加来栄一君)わかりました。それでは、引き続き質問させていただきます。  全国で二千ぐらいの給油所が廃止になる予定でございますけど、今二通り、タンクをかえるのにお金がかかるのでやめなければならないと、もう一つは経営者が高齢化しているからやめなくてはならないということがあるんですが、一応、二千十一年の施行された改正消防法によって、それが今度決まったわけですけども、もし再開したいとかいう場合には再開できるんでしょうか。それをお聞きしたいんですが。 ◯議長(衛藤博幸君)消防本部予防課長。 ◯消防本部予防課長(一ツ松堅治君)予防課長の一ツ松です。加来議員の再質問にお答えします。  廃止されたものについて、また再開ということでございますけれども、新設して再開することは可能でございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)加来栄一君。 ◯十一番(加来栄一君)当分ちょっと休憩して、また再開したいという方がいらっしゃるもんですから、そういう質問をさせていただきました。  次にですね、救急車の適正利用は十分浸透しているかでございますが、これが今度は別府市の消防署も取り組んでいきたいと強調しておりましたし、大分市ももっと取り組んでいきたいと。それはなぜかというと簡単に電話をして救急依頼が多いと。例えば臼杵市の場合、歯が痛い、指先を切った、入院先が決まっているので救急車で連れて行ってほしいとか、インフルエンザにかかったみたいだというような軽症の方が非常に多いということでございますが、宇佐市においてもそういう事例といいますか、こういうのがあったために重症者の方の搬送がおくれるとか、出動がおくれるという場合は必ず起こってくるんですが、今こういうことでやってほしくないということをチラシで見たんですけど、このチラシが今、ミスターマックスですかね、あそこの椅子のところにたった一枚張ってあるんですけどね、これはもっと一般の方にですね、このぐらいのことはということで市報とかに載せてですね、救急を利用しないでくださいというわけじゃないんですけど、そういう方向性でやっていかないと、無駄な出動が多いし、重症者が仮に命を落とすようなことになったら大変なんで、その点をもっと具体的に計画されたらどうでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)消防本部消防課長。 ◯消防本部消防課長(斉藤信昭君)消防課長の斉藤でございます。再質問にお答えをいたします。  ミスターマックスでポスターを拝見したというようなことでございますが、九月九日救急の日にちなんで消防庁のほうからポスター百部配付がございます。それを各市内事業所に展示をお願いし、百部展示をしておる現状でございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)加来栄一君。 ◯十一番(加来栄一君)続きまして、グループホームについてお聞きしたいと思いますが、平成元年には四百八十しかなかったグループホームなんですけども、現在、一万一千百八十八件も全国にあるそうなんですけど、別府市でとか大分市で、この長崎でありました火災のためにですね、緊急的なことをやりましたが、宇佐市において大体どういうところの違反が多かったか、それでまた何件ぐらい、その施設数はわかりましたですけど、どういうところの指摘が多かったかと。別府市の場合ですかね、四十一施設で十三件の指摘があったと。指摘というか違反があったと。そのほかに二十件の指摘があったというふうな割合が出ておりますけど、宇佐市の場合の特別査察においてはどのような結果になっておるでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)予防課長。 ◯消防本部予防課長(一ツ松堅治君)予防課長の一ツ松です。加来議員の再質問にお答えします。  まず、今回の防火査察の実施ということについてでございますが、宇佐市において高齢者の方々の入所する施設、これは消防の把握したところでは三十七施設ございます。その中でグループホームといわれるものについては七カ所ございまして、その七カ所が今回の防火査察の対象でありました。その防火査察の結果でありますけども、消防用設備等のハード面について不備な面はございません。  それから、防火管理体制、これはいわゆる避難とか消火とかそういうものの指導でございます。そしてまた実施の仕方でございますけども、これについても不備な点はございません。なお、残る高齢者入所施設三十カ所についても現在防火査察を実施中であります。またその三十件のうちの何件か行ったわけでありますけども、現在のところ不備な点は見つかっておりません。  なお、今回実施されましたグループホーム七件の中で、一件ほど指示事項として挙がっておりますけども、この件についても再確認しましたところ、カーテンが指示として防炎性能を有するものではないんではないかということが不確定でございましたけども、再度電話による確認をしましたけども、その防炎性能の貼付がないということでございましたので、グループホーム七件についての今回の調査で不備はございませんでした。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)加来栄一君。 ◯十一番(加来栄一君)高齢者の方が入られていると。そしてまた耳の遠いといいますかね、そういうのも不自由な方で、介護がなければ脱出できないという方が多いと思うんですけど、全国的に見て四十%が赤字ということで、またこの経営者がこういうのを始めるきっかけとなったのは、自分のお父さん、またはお母さんが介護の必要があると。だったらもう十人ぐらいで自分の家を改造してやったらどうかというので、こんなにふえちゃったという原因があるようでございますけれども、やはり防火施設、二百七十五平米以下だったらスプリンクラーも要らないということで、お金がかかることで、なかなかこれが守られてないということで、今度の事件をきっかけにこれがつくられるようになっていくんじゃないかと私は思っておりますけども、やはり私もホテルで防火管理者というのをやっておりましたけど、避難路とか防炎のカーテンを使っているだとか、そういうことで大変宇佐署にはお世話になりましたけども、やはり日々のそういうチェックがですね、受けるほうとしては非常に緊張感を持ちました。でありますから、その点において、やはり小まめな査察といいますか、そういうことがこれから大事になってくるんじゃないかと思います。  次に、防災士の件なんですけども、機会均等法で女性の進出が非常に目立ってきておりますけども、臼杵市の場合、大分県で大体三千人を目標にしていた防災士が今、二千九百人ということで、きのうのニュースで聞きましたけども、その中で、これからは女性の防災士が特に多く必要じゃないかということであります。と申しますのは、今度の震災におきましてもやはり女性の方の不自由なところがなかなか通じなくて、男社会になっていると。要するに赤ちゃんを持っている方の乳を飲ませるときの場所がないとか、下着の洗濯をするときの干す場所がないとかですね、それから仕切りが非常になかったと。それから乳児のおむつの交換ができないとか、女性用のトイレが準備できてなかったと。  そういう意見を取り入れるときにですね、防災会議の中に国はこれから女性を入れていこうと。そして、それを今度熊本県が実施したんですね。それが今二十名の防災会議の幹部の方に七名の女性の方を加えまして、今度会議をするようになっておりますけども、やはりそういう視点からですね、ただハードの面だけでやるのじゃなくて、もしなった場合には女性は御飯を炊くのが仕事っていうような感じのイメージがありますけども、そういう点においてですね、女性の採用、防災士をふやしていくような計画、特にまた避難場所が学校とか市役所になると思います。それでよその県、市では学校の先生、特にまた市の職員を優先して、またその中でも女性を優先して受けさせるように向かっているような状況でありますが、宇佐市はそのような取り組みはありますか。 ◯議長(衛藤博幸君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(速見圭祐君)危機管理課長の速見です。お答えいたします。  防災士につきましては、二十五年度につきましても大分県のほうで養成研修が予定されておりますので、それには宇佐市としても参加したいと思っております。  で、女性の防災士ということですが、女性ならではの居住空間とか、トイレの関係とか、女性としての細やかな配慮という感覚がございますので、その辺は重要な点だと私どもも思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)加来栄一君。 ◯十一番(加来栄一君)できるだけですね、そういう方向で進んでいただきたいなと思っております。  次にですね、妙見荘についてお伺いしたいと思います。私もきのうちょっと暇がありましたんで妙見荘に行って、このお便りというのを見せていただきました。これは非常にいいことだと思うんですけど、けさの新聞に是永市長が百歳のアベミチヨさんですかね、そのお祝いに駆けつけられて、今現在、妙見荘に百歳の方が四人で、三月に誕生日を迎えた方がお二人いまして、六人ですかね。非常に長寿社会になったなというふうに感じております。  今度のこの件につきまして、なぜこういうことが発生したのかちゅうことを、どういうふうに捉えているかお聞きしたいんですが。 ◯議長(衛藤博幸君)妙見荘施設長。 ◯妙見荘施設長(原田雅且君)妙見荘施設長の原田でございます。質問の内容は、なぜ今回のようなことが起こったかということでございます。  先ほど答弁でも申しましたが、県の指導監査におきまして、まず施設サービス計画、これにつきましては、うちのほうの当初の考えが違っておりましたと申しますか、新しく入居者が入る段階で既にサービス計画をつくっておらなければならなかったものが、一週間ほど様子を見て各部署の担当が集まって計画を作ったと、そういうことが大変まずかったということを指摘されております。  それから、二点目の身体拘束におきましては、家族の要望でベッドから落ちないようにしてくださいというのがありましたので、柵をしっかりしておりましたが、柵で囲ってしまうのは、これは身体拘束に該当するという認識で、安全優先という考え方から身体拘束に対する捉え方がちょっと甘かったと反省をしております。  それから、三点目の個別機能訓練につきましては、これは三カ月ごとに訓練内容を見直さなければならないというのがございますが、サービス計画のほうが半年に一回ぐらいの見直しでございましたので、それとあわせて見直しをやっておりました。それで三カ月に一遍の見直しができなかったということでございます。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)加来栄一君。 ◯十一番(加来栄一君)私もこういうことを聞いたときにですね、思ったのが、この指摘があってからケアマネジャーが十二月、一月すぐ休んでしまったと。そしてまた担当の方がマラソンに行ってしまったと。こういう議会を前にしてですよ、またそんな重要な事故のときにですね、自分の責任ちゅうのを果たさないかん、それが仕事だと思うんですけど、例えば「    」いう会社があります。これはねじをつくっている会社で、大きな会社ですけどね、五十万個のねじを日産に送って、一つでも欠けていたら社員十人が飛行機で飛んでいって、たるをあけてピンセットで五十万個の中の一個を見つけるんです。そして残業もつきません、飯代だけです。そうじゃないと日産に切られちゃうんです。そのぐらいの厳しい条件がつけられているんですね。  だから、こういう事態が起こったときにですね、休むとか、そういうのじゃなくてね、まず仕事を自分で完成させると、迷惑をかけたと。その点をですね、管理者としてはですね、するべきじゃないかと思うんですけど、その点はどうでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)妙見荘施設長。 ◯妙見荘施設長(原田雅且君)再質問にお答えいたします。  これは本人が、病気につきましては、本人も監査以前からちょっと体調の不良を訴えておりまして、休みたいということがございましたが、監査で徹底的にたたかれたと申しますか、監査委員から厳しい指導を受けまして、完璧に落ち込んでしまって、休むようになったということでございまして、本人から診断書が出て休みたいと申されていれば、もうこちらとしては早期回復を願って休んでいただくしかございません。  それから、駅伝の件につきましては、駅伝の監督としてうちの生活相談員が一週間、駅伝のほうに同行したわけでございますが、その分につきましてはもう監査処理もほとんど終わっておりましたし、さほど支障はないものと思って、私のほうで駅伝に参加することを認めました。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)加来栄一君。 ◯十一番(加来栄一君)これからのですね、解決策というんじゃないですけど、やはりああいう現場のところはですね、年功序列ちゅういいますか、やはり今、最近の個人的な施設に行きますと、もう資格のある人が上司ちゅうか役についてですね、下の人を指導するとか、そういう人を入れていくべきじゃないかなと私は思うんですけど、やはりヘルパーも持ってないし、社会福祉士とかない方がですね、年功序列で上に上がっていってやっているような状態なんですよね。そうした場合ですね、やはり今、福祉のほうはどんどん法律が変わったり、やり方が変わってきております。だから、そういう方をですね、県のOBさんとか病院のOBさんとか、そういう方は幾らでもいると思うんですけど、そういう方を雇用してですね、臨時でもいいですけど雇用して、本当のプロに教えていただくような体制に持っていかないと、例えばベッドから落ちたと、で指示どおりしてなかったら県も補償しないと思うんですよね。だから、そういう事故はつきものですから、やはりそういう内務規定とか、そういうところに、組織の体制ですね、それをじっくり直すいいチャンスじゃないかと思うんですけど、その点をお聞きしたい。 ◯議長(衛藤博幸君)妙見荘施設長。 ◯妙見荘施設長(原田雅且君)議員さんのおっしゃられるとおりだと思います。それでですね、介護士については資格を持っている方、この方がある基準を超えますと施設のほうとしても加算をいただけるということでございますので、今、総務課のほうと協議をして、資格についての特別手当等を考えられないかというところが総務課と協議をしている段階でございます。  ただ、先ほど消防本部の方の答弁でございましたが、同様の施設が市内に三十七個ありまして、毎年一つ二つこういった施設ができておりますので、実際には介護士が需要を満たさないというんですかね、介護士の数が足りないというのが現実でございまして、資格を持った優秀な介護士を臨時職員として妙見荘に迎え入れるというのは、なかなか至難のわざでございます。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)加来栄一君。 ◯十一番(加来栄一君)そういう事情であれば、逆に、若くても資格を持っていたり優秀な方は逆に引き上げるような人事をして、佐賀県ですかね、実力のある方を見直していくというような人事も取り入れていかなくてはならないような時代が来ているんじゃないかと思うんですけど、その点はいかがでしょう。 ◯議長(衛藤博幸君)加来議員、通告に沿ってですね、お願いしたい。 ◯十一番(加来栄一君)わかりました。じゃあ、次の質問に行きます。  選挙運動の件ですが、中には自治労の組合員の方も正社員の方にはいらっしゃると思います。本部の三分の二ぐらいはもう臨時の方とか、そういう方が多いんですけども、大分市の市議会議員の選挙の応援カードですかね、そういうのを書かされているというので私の友達が言ってきたんで、それは仕事中といいますか、そういうのを取りまとめること自体が選挙運動になるので、そういうことはやっちゃいけないんじゃないでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)総務課長。 ◯総務課長(土居秀徳君)総務課長の土居でございます。十一番 加来議員の再質問にお答えいたします。  妙見荘の職場内でそのような実態があったかどうかという報告は、私のほうは施設長のほうからは受けてはおりませんが、まず最初に、答弁の中で申しましたように、公務員の選挙運動そのものが一概に禁止されているということでもなく、またこのような現業職場の職員については地方公務員法の適用も一切ないところでございます。  しかしながら、そうした議員御指摘の実態でございますが、それが、例えばですけど昼食の時間とか休憩時間になされたのか、あるいは正規の勤務時間中になされたかという状況にもよると思うんですが、いずれにしましても誤解を招くような行動、あるいは職員の職務の専念義務等ございますので、そうした部分でいえば不適切であるというふうには考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)加来栄一君。 ◯十一番(加来栄一君)これは本当に気をつけなければならないことで、以前、院内町でも城井助役さんが逮捕されたことがありますんでね、非常に慎重にそういうことはやっていただきたいと思います。パートや臨時の方はちょっと迷惑している方もいらっしゃるんでですね、正式な組合員の方は堂々とやっていただけばいいことじゃないかなと思っております。  続きまして、学校教育のメガソーラーの件でございますが、先日、私たちもメガソーラーを見学させていただきました。これは実際に見てみないとわからないし、直流を交流に変える施設とか、実際のものをですね、見たほうがわかりやすいんじゃないかと。そして売電のこととか、聞くほうがそう時間はかかるものではないのでですね、メガソーラーもですね、今ブームになっておりますけれども、もう予算ちゅうか枠がいっぱいになりつつあるので、もう中止になるみたいなんで、これ以上受け入れないというようなことを末宗さんから聞きましたので、今のうちに三月いっぱいにした人ぐらいが精いっぱいなんですけども、学校からは近いんですからですね、クリーンエネルギーはどういうふうにしてつくられるのかと、それから今までは水力発電、原子力発電とかに頼っていたけど、こういうふうにパネルを敷いてできるんだよというようなことをですね、安全であるということとか、そういう設備の大きさということをですね、子供たちに教えることが一番いい教育じゃないかと思うんですけど、教育長、もう一回答弁願います。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(渡邉正知君)学校教育課長の渡邉でございます。再質問にお答えいたします。  教科等でクリーンエネルギーについては学習をしておりますので、実際に見るということは子供たちにとっては大変いい学習になると思っております。機会を捉えてまた見学等を行っていただけるように、校長先生に周知をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)加来栄一君。 ◯十一番(加来栄一君)ぜひですね、見ていただいて、実際に見るのが一番子供たちが理解ができるんじゃないかと思います。  次に、アレルギーの件でございますけども、私が想像していたよりすごいアレルギーを持った生徒さんが多いんだなと。それでこの前、調布市の小学校六年生がアレルギーで亡くなりました。これは何か言葉で言えばですね、アナフィラキシーという、何か難しい名前なんで、私も子供の、二人の子供の妻が二人とも保健婦さんをやっているんで、この字は難しいなと言うて、ちょっと練習したんですけども、なかなかうまく言えないんですけども、これはもし子供が誤食した場合には、今度の場合には十分間で大体呼吸が苦しくなってきていると。そして、そのときにアドレナリンの薬を打たなくちゃいけないということになっていますけど、エペピンという薬を打てば大体すぐ治るんですけども、打つ場所は太ももということで決まっておりますけども、各学校とか、救急車が来る前に、命にかかわることですけど、そういう準備というのはされているんですかね。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(渡邉正知君)再質問にお答えいたします。  現在、学校の中にこのエペピンについての準備はされてございません。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)加来栄一君。 ◯十一番(加来栄一君)今度の事件を機会にですね、都会の学校といいますか、それに対することをですね、対策を練っておるというようなところでございますけれども、事件が起こったときに校長先生が起こってはならないことが起こってしまったと。そんなこと言ったって、亡くなった人が生きて帰ってくるわけでもないし、対策がですね、不十分であったということは認められたんですけどね。そういうふうに食べる前と後の、トレイの色をかえるとか、保護者と栄養士と先生、担任等がよく相談するとか言いますけど、給食の時間、やはり先生がちょっと抜けることとかあると思うんですよね。一緒に生徒と食べるわけですけど、そのとき何かのことで抜けることもあるし、おかわりなんて今度は食べちゃったことがこのように事件になってしまったわけなんですけどね。だからその点でやはり注射を打つ練習とか、そういうところまで踏み込んだ学校もあるぐらいですから、養護の先生とか、各学校の担任の先生とか、救急車とか消防署とか、そういう方が一体になって、そういうことが起こらないようにする責任があるんじゃないですか。なってしまって、ああと言ったって、命は返ってきませんよ。どうですか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(渡邉正知君)お答えいたします。  まず、アレルギー、アナフィラキシーを起こす可能性がある子供さんの把握と、そのアレルギー反応を起こす食物の状況について、学校の中で情報を共有するとともに、関係機関とも連携した形で対応が必要になると思います。そして学校内での緊急の場合のエペピン等の注射につきましても、これは当該保護者等との合意あるいは協議が必要になると思いますので、この辺は今から条件整備を進めながら対応ができるように、今後取り組んでまいりたいと考えています。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)加来栄一君。 ◯十一番(加来栄一君)やはりですね、急に発作が起きたり、呼吸困難になったら焦ると思うんですよね。ですから、お医者さんは別として普通の先生は打っていいのか悪いのかなと迷っちゃうと思うんですけどね。やはりだから、ちょっとその点、研究してみていただきたいと思いますが、クローズアップ現代、この前あったんです、七時半からですね。その中でおもしろい対応をしていたんですよ。それは私の一番いい友達が校長をしていた箱根の小田原のところの学校なんですけど、生徒さん皆さんが、その子がそういうアレルギーを持っているよちゅうことをクラスのみんなと話し合ってですね、何々ちゃんはこれ食べちゃいかんよとみんなで注意し合うと。そういうハンディを持っている子はなかなか食べなかったり、そういう子に対していじめといいますかね、ところが国は前の平成二十年の法律で食育といいますかね、食べることも、給食も教育の一環だというようなことを逆に、これはこういうことをね、邪魔しているんじゃないかなと思うんですけど、箱根のその学校のやり方ちゅうのもいい方法じゃないかなと思ってね。クラス全員がその子がそういうものを持っているけど普通に病気じゃないんだよと、小麦粉とか牛乳とか卵がちょっと、食べたときにこの子は大変なことになるからということで、みんなでクラスの三十人が注意し合って、先生もそれをうまく指導していると。それが非常に私はクローズアップ現代を見ながらですね、そっちのほうがかえっていいんじゃないかなと、そして先生も気をつけるし、生徒も気をつけるし、みんなで監視していく。そうすると、その子に対して、その子も明るくなって今、クラスで三人おるんでしたかね、その子がみんなそれもいいということでやられている学校もあるんですけども、そういう計画というのはどうでしょう。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(渡邉正知君)お答えいたします。  命を守るという観点からはですね、そういう取り組みが必要であろうと思いますけれども、まだまだ子供さんあるいは保護者にとっては、自分のその状況をまだまだ伝えていくということが十分できる状態なのかとどうかということ、これはまだ私どもは把握をしておりませんので、そういうところも含めて学校での研究及び協議ということで、何とか命を守る方策ということは、これは考えていかなければならないと考えております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)加来栄一君。 ◯十一番(加来栄一君)次にですね、NIEについてお聞きします。指定校にぜひなっていただきたいなと思っておりますけど、徳田議員さんも言われたように、宇佐市、積極性っていいますか、チャレンジをもう少しですね、やっていただきたい。もうよそは全部やっています。呉崎小学校から高田中学、中津、緑中、中津中学、それからもう別府でも青山とかね、鶴見、全部早くからもう挑戦しているし、これはですね、早く指定校を一校でもやってですね、新聞の六紙、大分合同から朝日から毎日が無料でですね、学校に持ってこられるわけですよ。そしてもう大分県のこういうNIEを進めている先生方が、いつも研究会とか勉強会を別府と大分でやっております。そして、そこで体験発表とか事例をどんどん出してやっております。  今の子供はですね、大体スマートフォンとかそういうのばっかり使って、読み書きがなかなか、もうそういうのが早いからですね、そういう傾向になりつつあるということでありますが、新聞にはですね、あらゆるニュースとか現在のことを書いてあります。それを授業の中で、もう私が前に質問したときも授業の中でやると。さっきの石田さんの答弁もそういうような感じでしたけど、こういう、例えば次の問題の福祉校がなっていますけど、高田の三浦小学校はしめ縄を十一年間つくったと。それから都甲中学校は菊を百五十鉢毎年つくって、老人ホームに持っていっている。それからもう一つ表彰された都甲中学校ですが、文化財の周辺の落ち葉拾いや川の水質検査などをしていると。そういうふうにですね、何かこの学校自体で取り組んでおります。あらゆる問題点をとってですね、思い切ってですね、こういうことに積極性を出してほしいし、特に今度の都甲中学校なんか全国四十七都道府県の六百の中から選ばれとるんですよね。なかなか大変なことだと思うんですけども、そういう実績を見てですね、宇佐市もですね、ただ授業の中で取り入れるじゃなくて、やってください。それじゃないといつまでたっても教育のレベルは上がらないと思います。  以上で質問を終わります。ありがとうございました。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で、加来議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで昼食のため暫時休憩をいたします。  なお、再開は十三時十五分といたします。  暫時休憩いたします。                    休憩 午後零時十五分
                    ──────────────                    再開 午後一時十五分 ◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続行いたします。  十四番 用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)皆さん、こんにちは。十四番 日本共産党の用松です。  質問のまず初めに、日本共産党は党をつくって九十年、戦前、戦後を問わず、いかなる弾圧や圧力、攻撃にも屈せず、国民の平和と暮らし、生活向上、そして、差別や貧困、暴力をなくすために闘ってまいりました。そういう立場から、質問に入ります。  第一点は、今回の人権侵害のアンケートの分析結果について。  第二点は、このアンケートに対する市長の見解を問うものであります。  第三点は、差別解消に逆行する、「意識するあなたのその目がもう差別」というような看板の撤去を求めるものであります。  第二項は、平和ミュージアムの検討委員会の選定に当たっての市の見解を問うものであります。  第三項目は、キリウの産業廃棄物の飛散対策について。  第四項目の第一点は、開発公社の情報公開について。  第二点は、国保や介護の運営協議会の情報公開について。  第三点は、指定管理者の選定委員の委員ごとの公開いついて。  第四点は、放射能線量の精度の測定を高めるとともに、PM二・五の測定の実施とこれらの公開を求めるものであります。  第五項目の第一点は、新入生が増加する学校の教育環境について。  第二点は、狭くて危ないと言われている豊川小学校の通学路の改善策について。  第三点は、待機児童の対策について。  第四点は、県のにこにこ支援事業を認可、認可外を問わず、実施を求めるものであります。  第五点は、いじめや体罰を一掃する取り組みについて。  第六項目は、生活保護基準の切り下げに伴う市民生活の影響について。  以上で第一回、終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、用松議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。十四番 用松議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、人権侵害、差別助長の同和行政の終結についての一点目、アンケートの回収状況とその分析結果についてでありますが、市では人権施策実施計画等に基づき、さまざまな取り組みを実施いたしております。その成果と問題点を把握し、今後の人権施策に反映させる、そういうことを目的に、二十歳以上の男女千八百名を抽出し、平成二十四年度人権・同和問題に関する市民意識調査を実施いたしました。その結果、六百三十一名から回答をいただき、現在、分析中であります。  二点目、アンケートの項目についてでありますが、平成二十四年度人権・同和問題に関する市民意識調査は、平成十一年度以来、十三年ぶりに実施いたしたものであります。今回の調査の大きな目的の一つは、平成十一年度からの市民の意識の変化を把握することにあります。そのため、十三年前と同じ設問による調査を基本としながら、宇佐市部落差別撤廃・人権擁護に関する審議会での審議を経て実施をいたしたところであります。  三点目、「意識するあなたのその目がもう差別」という看板についてでありますが、市民図書館駐車場と道路間の植樹帯に宇佐市と宇佐市人権啓発推進協議会の連名で人権啓発看板が設置されております。議員御指摘の「意識する、あなたのその目が、もう差別」という標語以外に「思いやる、心とことばを、大切に」、「よい社会、創るあなたが、主人公」「育てよう、人の悲しみ、知る心」を加えた四つの人権標語が表示されております。  これは、大分県が実施している差別をなくす人権標語コンクールに出品された優秀作品等から選んで表示しているものであり、差別解消に逆行するものではありません。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁をいたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、五項目めの子育てと教育環境についての五を、教育長 近藤一誠君。 ◯教育長(近藤一誠君)教育長の近藤でございます。十四番 用松議員の一般質問にお答えします。  五項目め、子育てと教育環境についての五点目、いじめや体罰を一掃する取り組みの強化策についてですが、全ての学校にいじめ不登校対策委員会を設置し、子供の学校生活に関する情報交換を定期的に開催しています。いじめ問題については、特に早期発見・早期対応、組織的対応、関係機関との連携が大切であると考えています。小さなサインを見逃さない教職員の力量を高める研修や、組織的に対応できる学校体制づくりを進めています。また、重大事案については、警察等関係機関との連携を図り、対処するようにしています。  体罰については、一月の校長・所長会で、教職員の服務規律についての研修を再度行うように指導してまいりました。特に、中学校の部活動の指導に当たっては、部活動の意義や目的を正しく理解し、顧問として適切な活動が行われるよう文書通知をいたしました。  また、現在全ての学校において体罰調査委員会を設置し、児童生徒とその保護者、教職員にアンケートによる体罰に関する実態調査を実施中です。  今後、各学校の調査委員会からの報告をもとに、懲戒権を逸脱し、体罰に該当するような事例については、適切に対応し処理してまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目めの平和ミュージアム構想検討委員会の選考についてと、四項目めの開かれた市政と情報交換についての一、二、三、五を総務部長 稲積義久君。 ◯総務部長(稲積義久君)総務部長の稲積です。十四番 用松議員の一般質問にお答えします。  二項目め、平和ミュージアム構想検討委員会の委員選考についてですが、現在、一昨年五月に策定しました宇佐海軍航空隊跡保存整備計画を踏まえ、庁内調整会議を開催し、平和ミュージアム建設に向けて議論するための構想にかかわる諸課題を整理しているところであります。  庁内調整会議において、課題の整理が整い次第、外部の方に御参画いただき、平和ミュージアム構想検討委員会(仮称)を設置し、平和ミュージアムの建設について御議論いただきたいと考えております。  御質問の委員選定につきましては、現時点、具体的な素案はまだありませんが、大和ミュージアムや大刀洗平和記念館など、先進地事例の委員会等の構成を参考に、多方面から御意見を頂けるような体制を考えてまいりたいと思います。  次に、四項目め、開かれた市政と情報公開についての一点目、開発公社の情報公開は進展したのかについてですが、市民の知る権利を保障し、市民の市政に対する理解と信頼を深めることを目的に、宇佐市情報公開条例が制定されており、本条例の規定に基づき、行政文書の開示を行っています。  この条例で定める実施期間は、市長、教育委員会、選挙管理委員会、公平委員会、監査委員、農場委員会、固定資産評価審査委員会、消防長、議会があり、実施機関の責務として市民の知る権利を保障するとともに、個人に関する情報がみだりに開示されない配慮や、不開示情報に関して審議、協議等の意思形成過程における情報、事務事業の目的や信頼関係が損なわれるおそれがある情報、将来同種の事務企業の公正・適正な執行に支障を生じるおそれがある情報、あるいは、市の執行機関の附属機関、審議会等の会議に係る審議資料・会議録との情報で、当該合議制機関の公正で円滑な議事運営を害するおそれがあると認められるもの等が規定されております。  御質問の宇佐市土地開発公社の情報開示ですが、土地開発公社等の出資法人や指定管理者は実施機関と規定されていませんが、宇佐市土地開発公社では、情報公開に向けた措置を講ずるべく、次回の理事会に提案すると聞いております。  二点目、国保運営協議会や、介護保険運営協議会など、公の会議の傍聴と議事録の公開についてですが、会議の傍聴につきましては、協議案件の内容により実施機関がその都度傍聴の可否を判断しており、会議録の公開につきましては、宇佐市情報公開条例に基づき公開しております。  三点目、指定管理者選定委員会の議事録と各選定委員の点数の公開についてですが、委員会の議事録は作成・公開しておりませんが、最も重要な面接審査については、質疑応答も含めて、詳細な内容を委員会の答申書とともに公表しています。  次に、各選定委員の点数の公開についてですが、委員ごとの採点結果を公開することは、個人攻撃につながりかねないうわさが流布されることが懸念されるところから、各委員の自由な意思による判断が阻害されるおそれがあることから、公表しておりません。  五点目、市民が市長の思いを直接伺いたい場合は、どうすればよいのかについてですが、市長はこれまで、市民の皆様の声を聞くことを市政推進の基本とし、まちづくり懇話会や市長お出かけトークなどを通じて、市民との対話を積極的に進める中で、皆様の声や思いを生かした市政運営を推進してまいりました。今後も市民の皆様との対話は市政運営の基本と考えており、面談を希望する全ての方々に、市長に直接会っていただくのが理想ですが、現実的には困難であります。  そこで、担当部署が御要望、内容等をしっかりお聞きし、市長に報告・協議をします。その上で直接面談の必要性がある場合は会っていただくこともありますので、御理解をいただきたいと思います。  その他の方法としては、市長お出かけトークなどがあります。要請があれば、市長が直接出向いて、市民の皆様と意見交換ができるよう準備をしております。また、市長への意見箱を本庁と支所に設置して、御意見をお伺いしておりますので、ぜひ御活用いただきたいと思います。  以上で、答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、三項目めのキリウ産業廃棄物の飛散対策についてと、四項目めの開かれた市政と情報公開についての四を、市民生活部長 田中豊昭君。 ◯市民生活部長兼市民課長(田中豊昭君)皆さん、こんにちは。市民生活部長の田中でございます。十四番 用松議員の一般質問にお答えします。  三項目め、キリウの産業廃棄物の飛散対策は改善されたか、また、従業員の健康対策も万全かについてですが、議員御指摘の飛散対策については、ストックヤード上部にスプリンクラーを設置して、散水などしていますが、十二月議会で答弁いたしましたように、追加対策として一月から二月にかけてシートを張るなどの飛散対策が講じられています。  次に、従業員の健康対策については、労働基準監督署が監督官庁でありますが、会社に確認をいたしましたところ、集じん機の増設や間仕切り等の改善工事を行ったため、以前と比べて数段に作業環境が改善されているとの報告を受けています。  次に、四項目め、開かれた市政と情報公開についての四点目、精度の高い放射線量の測定や、中国から飛来する微小粒子状物質の測定を実施し、これらの公開をについてですが、放射線量の測定については、県が五カ所のモニタリングポストを設置して、大気中の放射線量を二十四時間連続して測定し、その結果をホームページで公表しています。  なお、二月十二日に、北朝鮮の核実験を受け、県は放射線量などの放射能モニタリングの強化などをしていましたが、異常がなかったため、二月二十二日に情報連絡室を解除し、通常体制に戻しています。  また、日本各地では、中国から大気汚染の原因となる微小粒子状物質PM二・五が飛来し、日本にも影響があるのではとの懸念が広がっています。この物質は、非常に小さい粒子ですので、肺がんや循環器系疾患のリスクを高めると言われています。  このような状況の中で、環境省は現行の環境基準一立方メートル当たり三十五マイクログラムの二倍に当たる七十マイクログラムを超えると予想される場合の暫定的な指針として、都道府県が外出の自粛や屋内の換気などの注意喚起をするとなっています。  現在、大分県は、日田総合庁舎に測定装置を設置しており、毎日一時間ごとに測定をいたしております。  市といたしましては、市民の健康を第一に考え、国・県より注意報等の発令がされたときには、防災無線や広報車等で外出の自粛や屋内の換気などについて市民に周知徹底していきたいと考えています。  以上で、答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、五項目めの子育てと教育環境についての一、二を教育次長 石田純治君。 ◯教育次長兼管理課長(石田純治君)こんにちは。教育次長の石田純治でございます。十四番 用松議員の一般質問にお答えします。  五項目め、子育てと教育環境についての一点目、今後、新入生が増加する傾向にある学校について、放課後児童クラブや教育環境の対応は十分かについてですが、放課後児童クラブについては、保護者が労働等により昼間家庭にいない小学校に通う子供たちが対象となるため、一概に児童数の増加だけでは判断しづらいところもありますが、現在、設置の要望が上がっている三つの地域と、主管課である子育て支援課が新設に向けた協議を行っているところであり、豊川児童クラブにつきましては、定員増に伴う施設の増設を計画しているとのことです。  また、教育環境の対応については、将来の児童生徒数の増加に対応するため、平成二十一年度に豊川小学校に三普通教室、平成二十三年度には、駅館小学校に三普通教室、駅川中学校に六普通教室を増築しております。  二点目、豊川小学校の通学路で狭くて危険な箇所があるが、対策は、また、通学路のその後の安全対策の進捗状況についてですが、豊川小学校前の市道には、歩道が整備されています。しかし、小学校周辺には見通しの悪い交差点や、細い路地が多く、常に危険な状態にあります。学校では、安全教育を強化し、交通ルールやマナーについての学習を進め、安全意識の高揚を図るようにしています。  また、登下校時には、教職員はもちろん、保護者を初め、地域の方々の協力により、危険箇所を中心に交通指導をしていただいております。  以上で、答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、五項目めの子育てと教育環境についての三、四を子育て支援課長 古庄昌彦君。 ◯子育て支援課長(古庄昌彦君)皆さん、こんにちは。子育て支援課長の古庄でございます。十四番 用松議員の一般質問にお答えします。  五項目め、子育てと教育環境についての三点目、親の仕事の関係などで希望する保育園に入れない待機児童が二十一名に上っているが、どのような対策を講じるのかについてですが、経済的な要因や男女雇用機会均等法の浸透、さらには、育児休業取得などによる結婚時の離職の減少などにより、出産後も働く女性が増加したことで、保育所入所を希望する保護者が増加し、特に大都市部を中心に待機児童問題が大きな社会問題となっています。  厚生労働省が示す待機児童とは、ほかに入所可能な保育所があるにもかかわらず、希望の保育所に入所するために待機している児童については、待機児童から除かれているため、現在、宇佐市において厚生労働省が示す待機児童はいません。  ただ、あくまでも希望する保育所への入所を望むため、自主的に待っている児童がいることも事実でありますので、今後、認可保育園協議会と協議を重ねてまいりたいと考えています。  四点目、県のにこにこ支援事業は、認可、認可外を問わず実施となっている、市長もどの子も同じと答弁している、いつから実施するのかについてですが、県の要綱においては、認可外保育施設に入所している児童を、にこにこ保育支援事業の対象とする場合には、当該児童が保育に欠け、かつ当該施設に入所することについて、市長が適当と認めた場合に限ると規定しています。  現在、宇佐市には保育に欠ける待機児童はなく、しかも、認可外保育施設への入所は、保育に欠けることを入所要件としていませんので、認可外保育施設に入所している児童を対象としておりません。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、六項目めの生活保護基準の切り下げについてを、福祉課長 倉田秀隆君。 ◯福祉課長(倉田秀隆君)皆さん、こんにちは。福祉課長の倉田でございます。十四番 用松議員の一般質問にお答えします。  六項目め、生活保護基準の切り下げに伴い、市民生活のどういう分野で、それぞれ何人にどれだけの影響があるのかについてですが、平成二十五年度予算案につきましては、現在開催中の国会で審議中であり、生活扶助基準の見直しなどについても審議されている段階であります。  また、県から、平成二十五年度の生活保護基準や実施要領の改正などに関する説明会を三月十九日に開催するとの通知がありましたが、具体的な改正金額などについては、八月以降になる見通しであるとお聞きしておりますので、現時点で影響を受ける人や金額を算定することは困難であります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁を終わりましたが、再質問があれば許します。  用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)再質問を順次やりますけれども、途中、時間の配分の関係で若干変更になるかと思います。  まず、第一点は同和行政について。今回のアンケートの結果で、前回に比べてどれだけ回答率が減ったんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)人権同和啓発課長。 ◯人権同和啓発課長(倉田 修君)人権同和啓発課長の倉田であります。十四番 用松議員の再質問にお答えします。  平成十一年度実施された分につきましては、五九・五%、今回につきましては、三五・三%であります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)そしたら、なぜ回答が下がったんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)人権同和啓発課長。 ◯人権同和啓発課長(倉田 修君)お答えします。  なぜ回答率が下がったのかにつきましては、市民の方々の回答が得られなかったということであります。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)そうじゃないんですよ。このアンケートの中身に市民の批判と、怒りが込められているんですよ。  しかも、中身が差別解消と逆行すると。市長はよく聞いてください。市長は、知らなかったということを後でおっしゃってますけども、まず、「起源説、人種が違うのかと、宗教が違うのか」と、こんなはらわたが煮えくり返るような質問をしていいのかと、それから、「あなた、またはあなたのお子さんの結婚相手が被差別地区出身者とわかった場合、あなたはどんな態度をとりますか」と、ひどい場合は「家を探していたら、よい物件があったが、その家のすぐ近くに、被差別地区があり、同じ町内とわかった。あなたはどうしますか」。
     こういう設問、市長はどうお考えですか。 ◯議長(衛藤博幸君)人権同和啓発課長。 ◯十四番(用松律夫君)市長に聞いてるんですよ。市長自身が出した文書ですから。 ◯人権同和啓発課長(倉田 修君)設問につきましては、先ほど第一回目の答弁にもありましたように、平成十一年度実施された市民意識調査項目に、ほぼ同じような中身で提案をさせていただいております。  これは、経年という形の中で、私どもも同和行政、人権啓発を実施する中で、この間の市民の方々の意識がどのように変わったかというのが、この調査の一つの大きな目的であります。したがいまして、十三年ぶりに今回実施するに当たりましては、おおむね平成十一年度と同じような中身で実施されたということであります。  以上であります。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)市長、この設問はですね、不適切という認識は持たないんですか。市長、答えてくださいよ、堂々と。答えてください。  市長じゃないとだめですよ。議長、私が市長と言ってるんですよ。ほかの人と差別するんですか、私を。 ◯議長(衛藤博幸君)人権同和啓発課長。 ◯人権同和啓発課長(倉田 修君)私ども、人権・同和行政を推進する上で、しっかりとそういったもろもろを審議する機関ということで、部落差別撤廃、人権擁護に関する審議会等々を設けさせていただいております。そういった審議会を……。 ◯十四番(用松律夫君)もう同じような答弁はいいです。市長に聞きたいんですよ。 ◯人権同和啓発課長(倉田 修君)審議を得て、私どもは実施しているところであります。  以上であります。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)そしたら、市長、あなたが市民の一人としてアンケートを受け取った場合、今の私の三つの設問にどう答えますか。  答えてください。答えられないことをなぜ市民に出すんですか。答えてください。だめです、課長。市長が出したんですよ、市民に。市長、答えなさいよ、堂々と。 ◯議長(衛藤博幸君)市長。 ◯市長(是永修治君)用松議員の再質問にお答えをいたします。  人権・同和問題につきましては、議員のようなお考えもあるし、それ以外のお考えもあるわけです。  したがいまして、この意識調査をどういうふうに進めたらいいのか、どういう設問ですればいいのかというのはですね、条例で定めている審議会、部落差別撤廃・人権擁護に関する条例があって、そこにちゃんと審議会で審議するとなっているんです。したがって、そこで審議にかけた上でやってるわけです。  したがいまして、いろんな考えがあるのは私も承知しますけども、そこで審議を経て得られた設問ですから、そういうふうに実施したということです。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)そしたら、市長ね、市長御自身が法が失効しても、宇佐市には被差別部落があるという認識を持っているんですか。  市長、答えてくださいよ。 ◯議長(衛藤博幸君)人権同和啓発課長。 ◯人権同和啓発課長(倉田 修君)法が失効しても、被差別部落があるのかという問いでありますが、法というのが特別措置法のことだというふうに考えております。  特別措置法というのは、対象地域の生活改善等々の事業を実施するに当たって、手挙げ方式により地域を指定したものであります。そういった事業を実施した地域という形の中では地域は存在しておりますが、行政としてはそれを線引きしているつもりはございません。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)そんな子供だましのような答弁が通用すると思いますか。法が失効したら線引きをしたらいけんと、平等に扱うと、特別扱いをしないというのが差別をなくす最も確かな道なんで、そんなごまかしの答弁は絶対に認めるわけにはいきませんが。  法務局が全国の管内の人権侵犯について調査をした件数で、大分県全体が二〇〇七年にわずか四件と同和問題の人権侵犯がですね。二〇一一年は一件、去年は全くゼロという調査結果が出てるんですけども、それでも差別があると、どういう実態の差別を指して、差別があるというんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)人権同和啓発課長。 ◯人権同和啓発課長(倉田 修君)お答えします。  人権侵犯という事件に発展したという表の部分で議員のほうが今、御調査の分が出ているというふうに思いますが、私どもといたしましては、市民一人一人の心の中に、しっかりと差別する意識がなくなるということが大前提にあるというふうに考えております。  これも、はっきりと相手が特定できるわけではございませんが、私どもの市役所の中の人権同和啓発課にやはりそういった結婚、あるいは住居を構えるに当たって、あそこは地区なのかというような問い合わせの電話がかかってきます。これは、相手が特定できるものではないがゆえに私どもも差別事件という形の中では提案しておりませんが、明らかにその方に、あなたが今電話しているのは差別ですよね、部落差別ですよねということを問いかけながら対応しております。  また、ある看板に何々地区という行政区が書かれている、それは、明らかに差別である、そういった問い合わせもかかってきております。また、それを撤収しなさいと、私はそのことで悩んでいるんだ、苦しんでいるんだというようなことも私どもに相談があっております。しかし、これにつきましても、それは、あなたが持っている差別心ですよねというような形の中でじっくりお話をさせていただき、お帰りをいただきました。  そういったもろもろが、私たちにとっては差別だというふうに認識しております。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)そういう抽象論じゃなくて、じゃあ、課長、実際何件、いつ、その地区は地区かとかかってきたのは何件あるんですか、具体的に。 ◯議長(衛藤博幸君)人権同和啓発課長。 ◯人権同和啓発課長(倉田 修君)先ほども申しましたように、私どもの固定電話がナンバーディスプレイで相手が特定できるわけでもございませんし……。 ◯十四番(用松律夫君)件数を聞いているんです、件数。 ◯人権同和啓発課長(倉田 修君)それが、私どもが何件というふうに言って、じゃあ正確な数なのかどうかも証明もできません。したがいまして、私どもは今までそういったことを発表していないということであります。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)ナンバーディスプレイにしてなければ、相手の番号がわからんて、そういうことを聞いてない。何件件数があったかと聞いてるんですよ。正確に答えられないこと自体が自信のなさをあらわしてるんで。  じゃあですね、私が十二月議会で、差別を解消するためには、こういう状態をつくり出すことがあるということを述べましたが、時間の関係で繰り返しませんけど、それは間違いないと、用松議員の認識と一致しているというふうに答弁をされたんですけども、じゃあ、今、実際に差別が残っている分野、あるいは地域というのはどこがあるんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)人権同和啓発課長。 ◯人権同和啓発課長(倉田 修君)お答えします。  十二月の質問の中で私のほうが用松議員のほうから言われた部分について、これは間違っているかという問いに対して、いえ、間違っているとは認識しません、間違っているとは認識しませんというふうにお答えをさせていただきました。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)そしたら、あと時間の配分があるので。  十二月議会でですね、課長が趣旨としてですね、運動団体が活動していること自体が差別が残っているという証拠だというような答弁をされたけど、じゃあ、差別がなくなれば運動団体は必要ないということでいいですかね。 ◯議長(衛藤博幸君)人権同和啓発課長。 ◯人権同和啓発課長(倉田 修君)お答えします。  議員と同じように、私どもも同和行政の終結を願って、同和行政を実施しているということであります。  その一つといたしまして、解放運動団体が活動なされておる、これにつきましては、まだ差別の実態がある、そこにつきましては、十二月の答弁でも申しましたように、部落差別というのは、その差別を受ける側がこうむる差別でありまして、被差別側がこうむる差別であります。  したがいまして、そういった方々の活動があるということは、まだ被差別の現実がそこにあるということも考えられるというふうにお答えをさせていただいたというふうに思います。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)終結を願っているという発言があったんで、ぜひそれを早期にね、実現するように引き続き次の議会でもただしていきたいと。アンケートの結果も出ますからね。  次に平和ミュージアムの構想についてですね。大刀洗とかあるいは大和ミュージアムということなんですけども、先般の議会でほかの議員の質問に対して、市長が構想委員会をどういう形で選考するかが非常に大きなポイントになるという答弁をされたんですけど、市長自身、村山談話を尊重、踏襲する考えで素案を出すんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(辛島文昭君)企画財政課長の辛島でございます。再質問にお答えいたします。  村山談話、河野談話につきましては、歴史的見解としては、認識しているつもりでございます。  本市が構想している平和ミュージアムは、平和学習や生涯学習に主眼を置き、戦争の事実を後世に伝えていくことに意義があります。平和ミュージアム構想検討委員会の中で、コンセプトが明確に定まってきたんで、改めて委員の皆様方と検討を重ねてまいりたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)そしたらですね、我々は村山談話を一〇〇%いいとは言っておりませんけれども、少なくとも国策の誤りによって戦争が起こされたと、二千万のアジアの諸国民、三百十万の同胞の命が奪われたと、こういう点からですね、この村山談話を踏まえて、過去の戦争を国策の誤りとして捉える、そういう構想検討委員を選考するという基準でいいんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(辛島文昭君)お答えいたします。  先ほども申しましたとおり村山談話、河野談話につきましては、歴史的見解として認識しております。  委員につきましては、幅広い皆さんの意見を聞きたいということで、素案はできておりませんけども、そういう考えで委員を選定したいと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)幅広いと言うけれども、何のために模型を、非常に不十分やけど、お金をかけてああいうものを購入したかと。  やっぱり戦争の悲惨さを語り継ぐ、二度と戦争を起こさないというのが基本的な立場というのは共通していると思うんですけど、そういう立場に立つならね、少なくとも市長、あの戦争が自虐史観の戦争であったとか、白人によるアジア支配下の解放だったと、そういう考えを持つ構想検討委員は選ばないという、市長、考えですか。 ◯議長(衛藤博幸君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(辛島文昭君)お答えいたします。  平和ミュージアムの検討委員会、仮称ではございますが、委員の選定の考え方につきましては、現時点では具体的な素案はありませんが、先ほども申しましたように多方面からの意見を拝聴するため、各種団体、代表者、有識者を想定しております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)幅広いという言い方でね、それなら国防軍の創設とか、集団的自衛権とかあるいは過去の戦争が誤りでなかったと、そういう考えの持ち主も入れると、こんなことも考えているんですか。そこをはっきりしようや。幅広いという名のもとにそういうことを隠してるんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(辛島文昭君)お答えいたします。  戦争については、反対という形で考えておりますし、そういうふうに認識しております。先ほども申しましたように、村山談話、河野談話につきましては、歴史的見解ということで認識しております。で、ありますので、多方面から意見をお聞きするというような形で選定委員を選定したいと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)幅広いっていうことで、こそっと戦争を賛美するようなことを主張する委員は絶対に入れないようにということを重ねてくぎを刺して、次に行きます。  キリウの問題ですね。住民との懇談会が昨年十二月二十三日に開かれたんですけども、一つは脱臭剤の変更を検討すると、依然としてにおいが強いという意見がかなりの住民の方から出されました。  それから、ベランダに砂らしきものがたまったりするということで、これも現物を採集して、成分分析を行って対策をとると、この約束を部長も出席のもとにされたんですけど、この点は改善されたんですか、田中部長。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(勝見与志一君)生活環境課長の勝見でございます。お答えいたします。  昨年十二月二十三日に、地元と会社との話し合いの中で、消臭剤の変更を検討するという約束をしております。  会社のほうに確認をしましたところ、消臭剤のメーカーに適切な使用量や、排気ガスと脱臭剤との接触時間、そういったものが本当に適切なのかどうかという検討を今、お願いしているところです。  もう一点……。 ◯十四番(用松律夫君)産廃、産廃の分。 ◯生活環境課長(勝見与志一君)東側住宅のベランダに見られる砂状のものが、保管場所から飛散した物かわからないので、それを分析してみるということを約束してますけれども、これから分析に回すそうであります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)これからって、議会に出たからって、いつそしたら採取したんですか、現物を。確認してますか。
    ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(勝見与志一君)私が会社のほうに確認したところ、まだやってないんで、これから分析に出すということだそうです。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)市は防止協定の中で、公害が発生した場合は指示ができると、市は指示をして、会社はこれに従う義務があると、そういうふうになってるんでね、そこをきちんとして。もう、次行きます。  情報公開について、一つは、開発公社の直近の理事会で、じゃあ公開についての討議をして、そういう方向でやるというふうに理解していいですか。 ◯議長(衛藤博幸君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(辛島文昭君)企画財政課長の辛島です。再質問にお答えいたします。  三月二十七日に開催される直近の土地開発公社の理事会において、情報公開についての規約改正が必要かどうかを提案して、協議してもらうという予定であります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)国保・介護運営協議会については、団体に任せるということだけれども、やっぱり市が強力に指導してですね、例えば国保の税金を上げるとか、介護保険料を引き上げる、そういうときは、市民をシャットアウトするんですね。  そうじゃなくて、ほかの市は、国保税や介護保険料を上げる、そういう場を審議する場でも公開してるんですよ。だから、原則公開ということで指導するということでいいですか。 ◯議長(衛藤博幸君)総務課長。 ◯総務課長(土居秀徳君)総務課長の土居でございます。十四番 用松議員の再質問にお答えいたします。  宇佐市の情報公開条例でございますが、原則市の持つ行政情報というのは公開が原則でございます。  しかし、今、この情報公開条例の中におきましても、個人情報、あるいは不開示情報に関する規定、あるいは部分開示の規定等ございます。そうしたものにつきまして、それぞれの実施機関で、最終的にはやはり御判断していただくことになります。  そうしたことで、指導云々ということではなく、基本的にはこの情報公開条例に基づいて運営されるべき事項であると考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)次に、指定管理者の選定委員の点数の公開。何か個人攻撃のおそれがあるとか言ってますけど、ほかの市は、確かに実名じゃなくて、黒塗りだけれども、委員ごとの点数は公開してるんですね。攻撃されるおそれが県下であったんですか。あったかなかったかだけで。 ◯議長(衛藤博幸君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(辛島文昭君)企画財政課長の辛島です。再質問にお答えいたします。  情報公開でということでございますが、実際、情報公開は県がですね、選定委員の個人ごとのですね、採点表をですね、個人名、個人情報を伏せた上でですね、公開したという……。 ◯十四番(用松律夫君)課長、実例があったかどうかですよ、個人攻撃をされた。それを聞いてるんですよ。 ◯企画財政課長(辛島文昭君)公開はですね、県、他市町村、ずっと調べておりますが、実績は県以外にはありません。ですから、現実のですね、各市町村は、情報公開条例に従って請求された場合は、審査の上、公表するという形になっておりまして、実績がありませんので、何がしかの不都合があったという例は聞いておりません。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)それは、市が出した資料に、全部ほとんどの件が黒塗りで、実名で公表となってますから、そういう虚構のおそれを想定してするというのは、文字どおり正々堂々とした態度ではないということを指摘して、次に移ります。  PM二・五については、盛んに中国の問題がクローズアップされているけども、実際は越境汚染もかなりあるけれども、同時に国内汚染が結構あるわけで、福岡市の基準では、むしろ、今、中国の問題が騒がれていますけども、基準値を超えたのは、ことしよりも昨年のほうが多いんですよね。国内対策については、市はどういうふうに国に対して要望しているんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(勝見与志一君)生活環境課長の勝見でございます。  国境をまたぐ問題でありますけれども、国内についてはですね、そういった数値なんかは持っておりませんけれども、国外と国内一緒にですね、国のほうが暫定指針を定めましたので、それに伴って情報を公開していきたいと、そういうふうに思っております。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)実際はね、やっと市が、国が腰を上げたのは、アメリカよりも相当おくれて二〇〇九年にPM二・五の基準を設けたわけですね。  むしろ、盛んに中国だけをクローズアップしてやってますけど、もちろん中国自身も当然改善をしてもらわなければ困るわけですけれども、やっぱり国の対策も十分とると、特に発生原因が工場のばい煙、あるいは煙、粉塵、自動車の廃ガス、土壌や砂のしぶき、火山活動などなど多岐にわたってるんで。今のマスコミは中国ばっかり報道してるんですけど、そういう内容になってるんでですね、国に対してもきちっと国内対策の重視ということを要望するという考えはありませんか。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(勝見与志一君)お答えします。  国の工場ではですね、排気ガスとかそういったもので物すごく規制が強化されておりますので、今、言われているようなですね、そういった形で人間の生活環境で影響があるようなものは排出されていないというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)引き続き、国に国内対策も十分とるように要望して。  次は、ある方が市長に直接お会いしたい場合にですね、まず、担当課長を通せと、そういうような機械的な対応をせずに、やっぱり部長の思いもある、課長の思いもあると、その方は市長自身の思いを聞きたいという声ですね。その声は、市長、重視するというお考えですか。市長の声を聞きたいんですよ。直接お会いして。 ◯議長(衛藤博幸君)秘書広報課長。 ◯十四番(用松律夫君)あなた、市長じゃないでしょう。市長に聞いているんですよ。 ◯議長(衛藤博幸君)秘書広報課長。 ◯秘書広報課長(永野直行君)秘書広報課長の永野です。再質問にお答えをいたします。  先ほど総務部長が御答弁いたしましたように、市長に面会を希望される方は、大変多くの方がいらっしゃいます。市長は多岐にわたる公務を限られた時間内で処理をしなければならない状況にあります。 ◯十四番(用松律夫君)もうわかりました。 ◯秘書広報課長(永野直行君)物理的に、皆さん方全ての方に面会をするというのは、困難でございます。  基本的には、担当部署にまずどういうような御意見であれ、窓口として持って行っていただき、その後、市長のところに必ず担当部長がその内容については報告を上げてまいります。その上で、必要があれば市長に会っていただくというような手法をとっておりますので、御理解を賜りたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)次は、子育て支援について、三つの地域と主管課が新設に向けて協議を行っていると。三つの地域というのはどこですか。 ◯議長(衛藤博幸君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(古庄昌彦君)和間小学校と、糸口小学校と、八幡小学校の三つでございます。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)豊川小学校の通学路について、具体的な答弁はなかったんですけど、こっちから向ってからあげ成吉に差しかかったところで左に入って、そして吉松ボデーの車体が積み重ねているところの横を通るというところが非常に危ないと。  本来なら豊川の郵便局前を通っていくのがいいんですけども、歩道もないということで、あえてそこを通っているんですけど、そこに対する対策は事前の話し合いでは、山崎課長、対応すると言ってたんですけど、どうなんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(山崎哲義君)土木課長の山崎です。再質問にお答えいたします。  今言われた路線は、中原一号線といいまして、以前から地元からの改良の要望が出ておりまして、現在、地元の自治委員さんや地権者の皆さん方と調整中であります。  以上であります。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)ぜひ、調整を早くやってですね、子供の安全ということで対応してもらいたい。  次に、子供がふえる学校が、今名前も挙がりましたけども、そういうところでですね、例えばトイレの問題も従来から指摘されておりますけども、そういう教育環境については、万全の対策をとるという理解をしていいですか。 ◯議長(衛藤博幸君)教育次長。 ◯教育次長兼管理課長(石田純治君)お答えします。教育次長の石田です。  学校現場のほうと十分連携をしながらですね、調整をして、対応していきたいと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)待機児童について、じゃあ、二十一名の人がどうしてもそこの希望じゃないと、通勤の関係とか、母子家庭であったりとか、仕事の関係で望むという場合は、今後個別に柔軟に対応するということでいいんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(古庄昌彦君)子育て支援課長の古庄でございます。  希望の園に入っていただくためには、退所者が出るとか、定員をふやすということが考えられますけれども、定員をふやす場合には、市の全域のことを考慮するなど、認可保育園協議会と協議する必要があると思いますし、その園につきましては、施設の面積や職員配置等も考慮しながら考えていかなければならないと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)認可外についても、県下では第二子、第三子について、日田市とか臼杵とか、竹田市ですね、国東市、四月から中津市が七百万の予算をかけてやるということなんですけども。  宇佐市の場合ですね、市長もかねがねどの子も同じということを述べておられるんで、いずれにしても、大人社会の事情でね、子供を差別するということはあってはならないということですけども、そういう観点でいくならば、認可外に支援を適用するというのは、どういう状態が生まれたときにやるんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(古庄昌彦君)お答えします。  児童福祉法の二十四条におきましては、児童の保育に欠ける場合において、保護者から申し込みがあった場合は、それらの児童を保育所において保育しなければならないというふうになっております。  このような場合、保護者からの申し込みが多くなり、認可保育園において児童の受け入れができなくなり、すなわち厚生労働省の待機児童が発生した場合、児童が認可外保育所において入所することに至った場合に、このにこにこ実施要綱の、当該児童が保育に欠けかつ当該児童に入所することについて、市長が適当と認めた場合という部分に該当するようになるというふうに考えておりますので、そのような場合に該当します。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)最後、生活保護の関係で、全国で〇・四%の不正受給があると、絶対許してはならんというのは当然のことなんですけど、宇佐市の場合、去年不正受給は何人ですか。 ◯議長(衛藤博幸君)福祉課長。 ◯福祉課長(倉田秀隆君)福祉課長の倉田でございます。再質問にお答えします。  何らかの収入がありまして、報告がなされなかったケースが今年度は四件ありました。過年度調定を含めますと、合計で二十九件です。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)そういう形でですね、圧倒的な方々は本当に生活が困難と、病気だと、年金が手取り三万しかないというような中で、健康で文化的な生活を保障する憲法二十五条の精神でやっているんですけど、そういう一部の不正受給を理由にして、政府はことし八月から総枠で三年間に生活扶助費を六百七十億と、一時補助を七十億、合わせて七百四十億、総額で七・三%カットするということなんですけど、この影響額は宇佐市はどのように試算していますか。 ◯議長(衛藤博幸君)福祉課長。 ◯福祉課長(倉田秀隆君)お答えいたします。  生活扶助基準の見直し等につきまして、具体的な内容については、現時点では把握できておりませんので、お答えすることができません。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)いろんな団体の調査結果、マスコミでもかなり詳しい試算が出てますけども、例えば宇佐の三級地の二に該当するところでは、三十代の母と四歳の子供一人では十二万円のところが十一万七千円になるということなんですけども、そういうことも含めて今後三月十八日ですか、会議があって、出たらすぐ試算をして答えていただくということでいいですか。 ◯議長(衛藤博幸君)福祉課長。 ◯福祉課長(倉田秀隆君)三月の会議のときに、詳細等がわかるということもまだわかっておりませんが、わかった時点ではお答えいたしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)これに対する影響というのがですね、二月二十七日の毎日新聞で、作家の雨宮処凛さんが、長妻議員の資料をもとにして、影響を受ける可能性のある制度が三十八あると。今、市が掌握している影響を受ける制度は何と何と何ですか。 ◯議長(衛藤博幸君)福祉課長。
    ◯福祉課長(倉田秀隆君)お答えします。  生活保護の基準をもとにですね、別の制度が定められているということだと思います。現在、私たちのほうで把握しているのは、就学援助費とか保育料の免除等がありますが、まだ、生活保護の基準自体が、基準額がまだ決まっておりませんので、どの分野でどれだけの影響があるのかということは、担当課でもまだわからない状況だと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)政府はね、参議院選挙の影響を恐れて、とりあえずは影響ないというような方向でやろうとしているんですね。しかし、長妻事務所から取り寄せた資料でも、あるいはいろんな新聞の資料の新聞の資料でも三十八あるんですよ。  少なくとも共通して認識が得られるのは、就学援助金、これは宇佐市の場合、何人にどのくらいの影響があるんですか、担当。就学援助金。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(渡邉正知君)学校教育課長の渡邉でございます。  就学援助費につきましては、今ちょっと資料が手元にございませんので、また後ほど御回答させていただきたいと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)あれほど課長にそういうことを聞くと言っていたのにね、準備をさせないというのは非常に怠慢だというふうに思いますので、後できちっとしてください。  あと、時間の関係で挙げると、最低賃金に影響があると、老齢基礎年金、住民票の課税基準、国民健康保険、介護保険料、医療費の減免制度、障害者の医療費、公営住宅の家賃、保育料や出産費用などをめぐる入院・助産の費用、それから固定資産税や住民税ということですけども、大きな課題でいくと、まず国保税はどういう影響があるんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(佐藤信一君)健康課長の佐藤でございます。  用松議員の再質問にお答えいたします。  国保税についての影響については、現在のところ把握できておりません。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)時間の範囲でやるんで、把握できてないんじゃなくて、影響のあることの事実は認めるかと、課長。それは影響があるんでしょう。全く影響を受けないとうことはないんでしょう。額はわからないにしても影響があるかどうかを聞いてるんですよ。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(佐藤信一君)お答えいたします。  影響があるかどうかについてもですね、今のところちょっと把握ができてないところでございます。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)それは、政府に聞いたり、ホームページ開いたりして見ればはっきりしていることですからね、そんな逃げの答弁でなくて、明確に。  じゃあ、介護保険や後期高齢者はどれだけ影響があるんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(安部久雄君)介護保険課長の安部でございます。用松議員の再質問にお答えします。  介護保険料については、生活保護基準というものを保険料の段階に採用しておりますので、確かに影響はあると思います。  以上です。 ◯十四番(用松律夫君)じゃあ年金について、市は国民年金しか管理してないですが、国民年金についてはどういう影響があるんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)市民部長。 ◯市民生活部長兼市民課長(田中豊昭君)市民生活部長の田中でございます。用松議員の質問に答えます。  国民年金の場合、スライド制を入れておりますので、そのことも含めての影響が若干あるんじゃないかというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)じゃあ、障害者福祉については、どのような影響があるんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)福祉課長。 ◯福祉課長(倉田秀隆君)国のほうからなんですけど、生活扶助基準の見直しに伴い、他制度に生じる影響については、でき得る限り影響を及ぼさないよう対応するようにとの対応方針が出ております。  今のところ詳細についてはわかりません、不透明な状況にありますので、影響を受ける人や金額等については、まだわからない状況です。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で用松議員の一般質問を終結いたします。  次に、三番 広崎譲二君。 ◯三番(広崎譲二君)本日最後の三番 広崎でございます。  まず、先日北海道で起きました暴風雪でお亡くなりになられた九名の方々に、御冥福をお祈りいたします。  続いて、昨今ですね、未成年者による犯罪がですね、多発しております。大分市で起きた集団暴行事件、また吉祥寺で起きたですね、路上殺人事件などです。  特に、私が思ったんですけど、吉祥寺で起きた路上殺人事件などは、ネットゲーム、ゲームの延長線で行うような感覚でですね、殺人に至ったのではないかと私は思っております。  命の軽視は、子供や子育て世代の親のモラルの低下を考えさせられます。きょうまで教育をないがしろにし、経済活動を優先して行ってきたツケがですね、現在の子供たちの思考に反映しているような気がしてなりません。  忙しいという字は心を滅ぼすと書きます。金銭的に物質的な豊かさより、心の豊かさを考え直す時期が来ているのではないかと思います。  では、質問に参ります。  一項目め、成人式について。近年報道などで、式典時における新成人の秩序に欠く行動を目にすることがありますが、今年の宇佐市における成人式はどういう状況だったのか、成人式の総括をお伺いします。  二項目め、未成年者の育成についてです。先般、大分市において未成年者による暴行事件という痛ましい事件がおこりました。このような事件を未然に防ぐためにも、行政が主体となり、関係機関と連携して、未成年者の状況や行動を把握し、適切な指導を行う必要があると思われます。宇佐市における未成年者の状況把握や、育成指導などの取り組み状況はどのようになっているのかお伺いいたします。  三項目め、駅館川について。昨年度「鮎が住める川に!子どもが泳げる川に!!」という一般質問をいたしましたが、その後の取り組み状況をお聞きいたします。  以上、一回目、よろしくお願いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、広崎議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。三番 広崎議員の一般質問にお答えをいたします。  三項目め、駅館川について。昨年度「鮎が住める川に!子どもたちが泳げる川に!!」という一般質問をしたが、その後の取り組み状況についてでありますが、本市には、安心院地域を貫流する津房川と、院内地域を貫流する恵良川とが合流して、宇佐地域の中心部を南北に流れる駅館川があり、地域のシンボル的存在になっております。  市といたしましては、駅館川の河川環境保全を地域一体的に推進していくため、年度内に駅館川上下流域環境協議会を設置できるよう準備いたしておりましたが、昨年七月に九州北部豪雨災害が発生し、災害復旧対応を最優先せざるを得なかったことから準備作業は一時中断という状態になっておりました。  ことしに入り、復旧作業に一定のめどが立ったことから、河川管理者である県土木事務所を含めた行政関係各課による幹事会を再開し、協議会の設置要綱案等の検討を行ってきたところであります。  今後、年度は変わりますが、できる限り早期に協議会を設置させたいと考えております。  以上で、私からの答弁は終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目めの未成年者の育成についてを、教育長 近藤一誠君。 ◯教育長(近藤一誠君)教育長の近藤でございます。三番 広崎議員の一般質問にお答えします。  二項目め、未成年者の育成について、宇佐市における未成年者の状況把握や、育成指導等の取り組み状況はどのようになっているのかについてですが、宇佐市においては、現在、青少年を心身ともに健やかに育て、あわせて非行から守ることを目的とした宇佐市青少年健全育成市民会議を組織し、青少年の健全育成に取り組んでいます。  その組織は、市議会文教福祉常任委員会、PTA、婦人会、自治会、小学校、中学校、高校、少年補導員、保護司会、警察署、少年指導委員、七中学校区の健全育成協議会の代表の方々で構成され、街頭啓発活動や研修会などを実施しております。  また、七中学校区の協議会においては、学期ごとに年三回の会議を開催し、情報交換、意見交換の中で状況把握を行うなど、関係諸機関や地域の方々の連携を図りながら取り組みを推進しているところでございます。  特に、今年度は、長洲中学校区地域教育協議会が長年にわたり実施してきた健全育成活動に対して、すぐれた地域による学校支援活動推進に係る文部科学大臣表彰を受けました。このことは、学校、家庭、地域が一体となって取り組みを行い、顕著な実績を上げたことが評価されたもので、今後の青少年の健全育成についての方向性を示していただいたものと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、一項目めの成人式についてを教育次長 石田純治君。 ◯教育次長兼管理課長(石田純治君)教育次長の石田純治でございます。三番 広崎議員の一般質問にお答えします。  一項目め、成人式について、近年報道等で、式典時における新成人の秩序に欠く行動を目にすることがありますが、今年度の宇佐市における成人式はどういう状況だったのか、成人式の総括をお伺いしますについてですが、成人式につきましては、市及び教育委員会の主催事業として、成人の仲間入りをした新成人を祝うとともに、社会人としての自覚と自己の責任を持つよう励ますことを目的に開催しております。  今年度の成人式は、一月十三日の日曜日に開催し、来賓として国会議員、県議会議員、市議会議員の方々に御参列いただき、新成人五百三十七人のうち五百十三人が出席し、式典が挙行されました。  今年度は、市長式辞、来賓祝辞が行われている最中に、数人の新成人がやじを飛ばすなどの行為があり、職員による指導もなされ、途中で自主的に退席しました。その後は、粛々と式典が進行し、新成人のお祝いをすることができたものと考えております。  今後の対応といたしましては、教育委員会が主催する宇佐市成人式実施委員会の枠を拡大し、新たに新成人の代表者を加え、成人式の持ち方、秩序保持、注意喚起の方法等を検討してまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  広崎譲二君。 ◯三番(広崎譲二君)成人式が行われる意義ですよね。社会人としての自覚と、自己の責任を持つよう励ますことということで、宇佐市の成人式はそれでよろしいんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(おとめ政已君)それで結構だと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)広崎譲二君。 ◯三番(広崎譲二君)ことしの成人式が、社会人としての自覚があった成人式だったのか、お聞きいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(おとめ政已君)お答えします。  数人の新成人によりますやじがございましたので、その点については、社会人としての自覚とか、自己の責任というそういったものが欠如していたというふうには認識しております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)広崎譲二君。 ◯三番(広崎譲二君)全国で何年か前から七五三成人式ですよね、結局、成人の子供化が問題になっております。  成人式のあり方自体が多分問題になっているじゃないかと、考え直さなきゃいけない時代になっているんだと思うのですが、今回の成人式ですね、ビデオで撮った方がいらっしゃってですね、その方は毎回撮られているみたいなんですけど、ビデオで撮って、ここにDVDがあるんですけど、DVDを渡された方にですね、「非常に情けない成人式でありました。このDVDを焼くに当たって考えましたが、記念なんでDVDとしてつくりました」というふうな感想を述べられて、このDVDを渡されたみたいなんですけど、暴力事件とかですね、そういう事件は起こりませんでしたが、単なる秩序を欠いた行動だったんでしょうか。私にしては、重大なですね、やっぱりあそこに成人式の式場の騒がしい風景がですね、重大な儀式を阻害するものだったと思うんですけど、いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(おとめ政已君)お答えします。  まさに議員指摘のとおりでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)広崎譲二君。 ◯三番(広崎譲二君)市としては、中学校までしかですね、教育には荷担しないわけでですね、その後の行動とか考え方というのは、なかなかするのが難しいと思いますけど、きょう午前中に徳田議員が道徳問題について一般質問をされました。やっぱり鉄は熱いうちに打てというのが、僕も正しい教育の仕方だと思っております。  今回のですね、このDVD、市の職員の方も何人か持っておられると思うんですが、許可を得てですね、中学校の道徳の授業でも何の授業でも構いませんが、一回中学生にですね、良い悪いじゃなくてですね、見せた上でですね、五年なり六年なりの後、成人式を行うわけですよね。今の中学二年生、三年生が対象とするとですね。  教育の現場にですね、持ち込んで討論してみてもらいたいと思うんですけど、いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(渡邉正知君)学校教育課長の渡邉でございます。広崎議員の再質問にお答えいたします。
     DVDそのものにつきましては、やっぱり顔等が見えますので、個人情報等の関係がありまして、そのまま教材化するということは難しいと思っております。  ただ、そういう成人式におけるそういう実態や、それから、今からどういうふうな形で大人になっていくのかということを学ばせていくということは、これは必要であると考えています。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)広崎譲二君。 ◯三番(広崎譲二君)ぼかしてても構わないんですけど、良い悪いは、私自身は生徒が考えていけばいいというふうに思っております。ただ、成人式のあり方も成人式の式典のあり方をですね、やっぱり考えていかなきゃいけないんじゃないかと思っておりますんで、ぜひ見せられる条件を整えてですね、ぼかしていただいて結構なんで、でも、やっていただければ、それはそれがいいんじゃないかと思うんですけど、どうですかね。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(渡邉正知君)そのDVD、私は見ておりませんし、それがどのような形で子供たちの中に学びとして入っていくかということがですね、今の段階で私が判断することができないというのが実態であります。  議員がおっしゃられますように、子供たちに小さいときからいわゆる道徳とか、集団の中、社会生活の中で何を大事していくかということは、まさに道徳教育の本質の部分でございますので、このことについては、きちっと教えなければいけないと考えております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)広崎譲二君。 ◯三番(広崎譲二君)安倍総理のですね、二月の末の施政方針演説の中でですね、福沢諭吉先生の「一身独立して一国独立す」という言葉を引用されて、施政演説を行っているんですけど。多分成人式というのは、あなたたちは独立したんだよと、もう大人で独立したんだということを祝う儀式でもあると思ってるんですけど、あの姿を見ているとですね、独立なんてほど遠いと、今から日本の国がですね、どのように動いていくのかは若い人間のですね、考え方や行動に寄っかかってるところがあると思うんですけど、その中で、単なるお祭り、イベントとしてですね、成人式を行うのであれば、する必要はないんじゃないかと私自身は思っております。どう思われますか、それに関して、課長。 ◯議長(衛藤博幸君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(おとめ政已君)お答えします。  成人式の中でも、社会人としての自覚を失っている人というのはやはり数名であったと思うんですね。ほとんどの方は、やっぱり大人としての自覚を持って、式典の流れをずっと聞いておられましたんで、数名の新成人に対してですね、やっぱりその辺あたり職員が注意をし、そういった乱すような行為についてですね、厳しく語る必要があったというふうに思っておりますし、また、成人式のあり方につきましては、また宇佐市成人式実施委員会の中でですね、そういったことも踏まえて、今後、調査研究していきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)広崎譲二君。 ◯三番(広崎譲二君)石田次長もですね、話しに行かれいてたのか注意に行かれていたのか、集団の中に行って話をされていたんですけど、DVDじゃそういうふうに見てとれるんですけど、石田次長、どう思われて注意しに行かれたんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)教育次長。 ◯教育次長兼管理課長(石田純治君)教育次長の石田です。お答えします。  まず、国歌斉唱のときにですね、一部の成人者がふざけて歌っていましたので、これじゃいかんなと思って、あの輪に行ってちゃんと歌おうという気持ちを込めてですね、手を振って四拍子を整えて皆さんに歌ってもらおうという気持ちで、現場のほうに足を運びました。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)広崎譲二君。 ◯三番(広崎譲二君)じゃあ、秩序を欠いた成人式であった行動だったので、指導しに行ったと受け取って結構なんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)教育次長。 ◯教育次長兼管理課長(石田純治君)お答えします。  そのとおりです。以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)広崎譲二君。 ◯三番(広崎譲二君)来賓として国会議員、県会議員、市会議員の方々の参列もいただきとあるんですけど、そのほかにはどういう方に招待状を出しているのか、お聞きします。 ◯議長(衛藤博幸君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(おとめ政已君)中学校時代の担任の先生であるとかですね、そういった方々、あるいはその地域の自治会長さんであるとか、民生委員児童委員の方々であるとか、そういった関係団体の方々に案内状を出しております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)広崎譲二君。 ◯三番(広崎譲二君)石田次長は注意に行かれたと。呼ばれている方には、中学校の担任の先生もいらっしゃると。今度、中学の担任の先生って何人見えられたんですか。わかりますか。 ◯議長(衛藤博幸君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(おとめ政已君)中学の教諭が何人見えたかということについては、私にはちょっと今、手元に資料はございませんので、後ほど議員さんのほうに示したいというふうに思っていますが、そういうことでよろしいでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)広崎譲二君。 ◯三番(広崎譲二君)やはり、中学校の卒業時にですね、教えられた担任の先生はですね、教育委員会の指導でですね、来ていただくと。そして、何かしそうな人間がいたらですね、声をかけていただくと、そういう指導はできないもんなんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(渡邉正知君)お答えいたします。  御案内状を差し上げるのは多分担任の先生等でございますけれども、出席をされている方につきましては、担任が既に他郡市に行かれている方もいらっしゃいますし、そういう関係の中で、校長先生方も出席をしていただいておりまして、全部の人数がどの程度あったかというのは、私は今把握をしておりませんけれども、もちろん、そういう形でぜひ出席をしてですね、子供たちの姿を守ってやってくださいということはお願いはできます。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)広崎譲二君。 ◯三番(広崎譲二君)ぜひ、担任の先生なり、その当時の卒業時の校長先生ですね、の人たちにはですね、市の教育委員会主催の成人式でしょうから、市の教育委員会の指導でですね、来ていただいてですね、できればですね、石田次長が注意しに行くんじゃなくてですね、知っている教えた先生がいれば、その先生たちにですね、指導をお願いしたらいいんじゃないかと思うんですけど、どうでしょうか、課長。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(渡邉正知君)お答えをいたします。  もちろん教職員のほうが、中学校の先生が来て指導するということは、必要に応じては大事なことかと思いますけれども、先ほどから私、成人式の意義というのを議員がお尋ねになりながら、いわゆるあの式典がどういう意味を持っていたのか、そして、それまでにどんな準備がなされたのか、そしてそこに臨んでいる一人一人の個人がどのような意識でそこに参列をしていたかということを考えましたときに、やはり、いわゆる二十歳になった子供たちが現実としてああいう状態になったことについては、非常に残念でなりませんけれども、あそこに出ていくまでに何かこの大人になる人たちに自覚を高めていく、あるいは責任を持って行動する人間になって、あそこに出席するような手だてはなかったものなのかということで、あの成人式を振り返っておりました。  そういうところで、先ほどの次長の答弁の中にもございましたように、持ち方、内容、そして今年度の総括を含めまして、再度成人式のあり方、それからそれまでの準備、そして、自覚を促す取り組みというのが必要ではないかというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)広崎譲二君。 ◯三番(広崎譲二君)来年すぐにはできないかもわかりませんけど、できるだけですね、儀式は儀式、お祭りはお祭りですね、めり張りをつけた行動がとれるような子供の育成をですね、頼みまして、次に移ります。  未成年の育成についてなんですけど、市は中学までしか管轄いたしません。この前、大分でですね、集団の中に入ったのが一人中学生、新聞を読むと不登校の中学生だったと思うんですが、宇佐市にですね、体の病気、心の病気以外の不登校の生徒というのは、何人かいらっしゃるんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(渡邉正知君)再質問にお答えいたします。  平成二十三年度実態といたしましては、四十九名だったと思います。本年度、不登校の調査をいたしました結果ですね、これはさまざまな要因が考えられると思うんですが、本年度は二十名というふうに減少しております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)広崎譲二君。 ◯三番(広崎譲二君)それは不登校ですよね。体が丈夫で不登校な生徒が二十人いるということでよろしいんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(渡邉正知君)お答えいたします。  議員のおっしゃられるとおり、いわゆる心身ということでありますけれども、心のことの要因による部分の不登校であろうと思われます。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)広崎譲二君。 ◯三番(広崎譲二君)その中にですね、学校には来ないけど外で遊び回っている、友達とですね、昨日も夕方のニュースで家出少年というのがですね、大分、都会のほうに行くといるらしいですけど、そういうやっぱり遊び回って学校に行かない生徒の把握はされているんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(渡邉正知君)お答えいたします。  二十名のうち、市教委が開設しておりますせせらぎ教室のほうに、五ないし六名程度の子供さんが通所しております。それ以外の子供さんにつきましては、家庭で過ごしているという状況でありまして、外に出て遊び回っているということについては、今のところ報告はございません。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)広崎譲二君。 ◯三番(広崎譲二君)不登校の生徒さんにつきましては、じゃあ、把握はほぼできていると考えて。  夜のですね、夜間徘回などで補導の状況は、この一、二年はいかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(渡邉正知君)いわゆる夜間徘回等の補導件数ということではないかと思いますけれども、報告については、学校からの報告があるものがあります。ちょっと件数は今ここに持ち合わせていませんもんですから、報告はあります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)広崎譲二君。 ◯三番(広崎譲二君)長洲地区がですね、文科省から表彰されたということで、私の中学時代よりも全然多分すぐれているというか大人しいというか、よいのでしょう。  ただ、今、仲間意識とかいうのが、中学校とか地域とかいう単位を通り越して、携帯電話の中にですね、友達がいるものですから、なかなか把握が難しいと。ちょっと表に出なければですね、外で何をしているかわからない、誰とつき合っているのかわからないということが、携帯とかネットの中にですね、隠れている状況があるんじゃないかと思われます。  犯罪まで行くケースというのはなかなかないとは思いますが、できるだけ未成年者に関してはですね、注意をして、警察ともですね、連携もとっていっていただいてですね、早いうちに芽を摘んでいただきたいと思っております。  次に行きます。  昨年度三月に一般質問で川について質問したんですけど、この中で、今年度協議会をつくってやると。災害があったんでしょう。忙しくてできなかったんで、来年にいたしますと、まあ仕方がないと思ってはいるんですけど、早急にということは、できるだけ早い時期、協議会を設置したいと、できるだけ早い時期を教えていただきたい。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(山崎哲義君)土木課長の山崎です。再質問にお答えいたします。  答弁で、できるだけ早くという答弁をいたしました。四月になりましてすぐ、委員さんの委嘱等をいたしまして、五月に入りましたぐらいに協議会を立ち上げたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)広崎譲二君。 ◯三番(広崎譲二君)大至急立ち上げていただいてですね、特にアユとウナギ。ウナギがですね、いわゆる日本ウナギですね、アンギラ・ジャポニカ種ですね、絶滅危惧種になるんじゃないかというような報道もなされています。  少しでも宇佐市も協力できるような体制をとった方がいいんじゃないかと思われます。  ということで、駅館川、その他の川のですね、魚種の調査について今どういう状態かお聞きします。特にですね、アユの生息数がわかればと思うんですけど。 ◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(小原信之君)林業水産課長の小原でございます。広崎議員の再質問にお答えいたします。  魚種の調査についてでございますが、県が平成五年度に実施した調査によりますと、全魚種で三十一種ございました。最も多かった魚類につきましては、オイカワ等の純淡水魚が七八・三%、アユ、ウナギ等の回遊魚は一〇・二%、クロダイ、スズキ等の汽水・海水魚が一一・五%となっております。  しかし、調査実施から大分時間も経過しておりますので、今後、県に魚種調査の実施についてお願いしたいと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)広崎譲二君。 ◯三番(広崎譲二君)シラスウナギがですね、これは去年の資料だと思うんですけど、平成十五年から二十四年度までのシラスウナギの宇佐駅館川についての捕獲数、数量をいただいているんですけど、平成十五年、約ですけど二十五キロ、平成十六年十二キロが、平成二十二年に四・六キロ、平成二十三年に三・八キロ、平成二十四年に四・八キロになっております。  多分平成十五年以前は、毎年十キロ以上の捕獲高があったんじゃないかと思っているんですけど、ウナギ自体が世界的に見てですね、産まれたところから日本に帰ってこれないウナギがふえているんじゃないかという意見もあるんですが、宮崎県がいち早くですね、全県でですね、二十五センチ以上の親ウナギをとることを禁止いたしました。  川は県が管理しているので、市がどうのこうのということはないかもしれませんけど、できれば、漁協などと話し合ってですね、宇佐市が一番初めに親ウナギのですね、捕獲禁止を訴えてはどうかと思うんですけど、いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(小原信之君)再質問にお答えいたします。  親ウナギの捕獲禁止についてですが、先ほど広崎議員御指摘のとおり、宮崎県で全国に先駆けまして、毎年十月から十二月の三カ月間、体長二十五センチを超える親ウナギの捕獲禁止を決めております。  産卵期の親ウナギを守って、漁獲量が激減しているシラスウナギをふやすという狙いということなんでしょうけど、宇佐市も含めまして県内でウナギの漁獲量や生息状況がわからないのが実態でございます。
     大分県では、大分県漁業調整規則により、シラスウナギの採捕について規制しておりますが、今後、水産庁や大分県内水面漁場管理委員会の資源保護についての動向なども注視していきながら取り組んでいきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)広崎譲二君。 ◯三番(広崎譲二君)親ウナギのですね、資源保護を速やかにしていただきたいと。  今年ですね、シラスウナギが一キロ約二百五十万円、多少の大きさの違いがあるもんですから、一キロが六千匹から六千五百匹となっています。シラスの段階で一匹四百円から五百円と、非常にですね、高い稚魚になっています。  そこで私、アユの件でですね、下の井堰が、駅館川のですね、上田の井堰が、法鏡寺になるんですかね、井堰の魚道が悪くてですね、稚魚が登れないと、アユのことで言ったんですけど、ウナギに関しても、稚魚のいわゆるシラスウナギがですね、登れないんじゃないかというふうに思っているんですね、早急にですね、協議会を開いてですね、その辺の調査をしていただきたいと思います。それはしていただけますか。 ◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(小原信之君)再質問にお答えいたします。  御指摘の魚道についてでございますが、駅館川における主要な河川横断施設につきましては、川部の江島井堰、それから法鏡寺の辛島井堰、中原にあります平田井堰等がございます。  各堰には魚道が設置されておりますが、著しく機能低下が生じて魚が遡上しにくい状況がある魚道につきましては、河川管理者である県や、河川漁業協同組合と一緒になって協議してみたいと思います。  また、調査の必要があれば、県には内水面チームもございますので、そこのほうにお願をしたいと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)広崎譲二君。 ◯三番(広崎譲二君)川っていうのは、この前も去年の三月ぐらいに申し上げましたが、やはり一つのイメージとしては、すごい地域的に大事なものだと思っております。  特に農産物、米を主体とした農業をやっている宇佐平野にしてはですね、川は母ですし、ブランドにですね、なり得るんじゃないかというふうに思っていますんで、これからも駅館川だけじゃなくてですね、寄藻川、黒川など、宇佐市内にある川をですね、大切にしていってですね、それでもって農業のいわゆるブランド化をしていき、農業立国にしていくというような方向性を持っていただきたいんですけど、稲積部長、どうでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(山崎哲義君)土木課長の山崎です。再質問にお答えいたします。  議員が言われましたように、以前の議会でも川のブランド化や清流化について言われておりましたので、そういう部分につきましても、今度できる協議会などで協議しながら川のブランド化というものを高めていきたいなと思っています。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)広崎譲二君。 ◯三番(広崎譲二君)以上で終わらせていただきます。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で、広崎議員の一般質問を終結いたします。  ただいま、日程第三、市政一般に対する質問の途中でありますが、本日の会議はこの程度にとどめます。  次の本会議は明日六日、午前十時から再開し、市政一般に対する質問の続きを行います。  それでは、本日はこれにて散会いたします。  長時間にわたり御苦労でございました。              散会 午後三時〇六分 宇佐市議会...