津久見市議会 > 2009-03-11 >
平成21年第 1回定例会(第3号 3月11日)

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  1. 津久見市議会 2009-03-11
    平成21年第 1回定例会(第3号 3月11日)


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    平成21年第 1回定例会(第3号 3月11日)   平成二十一年  第一回津久見市議会定例会会議録(第三号)    ―――――――――――――――――――――    平成二十一年三月十一日(水曜日)    ――――――――――――――――――――― 〇議事日程(第三号)   平成二十一年三月十一日(水曜日)午前十時開議   第 一 一般質問   第 二 議案第一号から議案第五〇号まで       (質疑・委員会付託)   第 三 議案第五一号及び議案第五二号       (提案理由説明・質疑・委員会付託)   第 四 意見第一号及び意見第二号       (提案理由説明・質疑・委員会付託)    ――――――――――――――――――――― 〇本日の会議に付した事件  日程の全部    ――――――――――――――――――――― 〇出席議員(一六名)
       一 番      黒 田 浩 之 君    二 番      森 脇 千恵美 君    三 番      金 只 昌 平 君    四 番      宮 本 和 壽 君    五 番      小手川 初 生 君    六 番      髙 野 幹 也 君    七 番      小 谷 栄 作 君    八 番      知 念 豊 秀 君    九 番      清 水 美知子 君    一〇番      石 田 哲 彦 君    一一番      板 井 王 成 君    一二番      成 松 裕 利 君    一三番      岩 﨑   蒐 君    一四番      西 村 徳 丸 君    一五番      安 藤 康 生 君    一六番      中津留 麒一郎 君 〇欠席議員(な し)    ――――――――――――――――――――― 〇出席議員(一六名)    一 番      黒 田 浩 之 君    二 番      森 脇 千恵美 君    三 番      金 只 昌 平 君    四 番      宮 本 和 壽 君    五 番      小手川 初 生 君    六 番      髙 野 幹 也 君    七 番      小 谷 栄 作 君    八 番      知 念 豊 秀 君    九 番      清 水 美知子 君    一〇番      石 田 哲 彦 君    一一番      板 井 王 成 君    一二番      成 松 裕 利 君    一三番      岩 﨑   蒐 君    一四番      西 村 徳 丸 君    一五番      安 藤 康 生 君    一六番      中津留 麒一郎 君 〇欠席議員(な し)    ――――――――――――――――――――― 〇説明のため出席した者     市長部局     市長          吉 本 幸 司 君     副市長         宇都宮   崇 君     秘書課長        高 瀬 茂 人 君     総務課長(兼)     契約検査室長      大 塚 好 裕 君     総務課主幹       石 井 達 紀 君     総務課主幹       麻 生 達 也 君     企画商工課長(兼)     合併推進課長      新 納   淳 君     企画商工課参事     高 﨑 計 臣 君     税務課長        幸   泰 秀 君     市民生活課長      竹 内 ゆか子 君     環境保全課長      谷 本 義 則 君     健康推進課長(兼)     地域包括支援センター長 中津留 和 昭 君     会計管理者(兼)     会計課長        木 許 政 春 君     上下水道課長      鳥 越 雄 二 君     国体推進課長      新 名 敏 秀 君     福祉事務所長      増 田 浩 太 君     農林水産課長      川 辺 邦 彦 君     都市建設課長      原 尻 育史郎 君     都市建設課参事(兼)     土地開発公社事務局長  竹 田 光 徳 君     消防長         市長が兼務     消防本部次長(兼)     消防署長        中津留 周 次 君  教育委員会     教育長         植 田 善 徳 君     管理課長        塩 﨑 英 次 君     学校教育課長      深 江 克 寿 君     生涯学習課長      軸 丸 重 信 君  監査委員     事務局長        平 山 徳 治 君  選挙管理委員会     事務局長        (監査委員事務局長が兼務)  農業委員会     事務局長        (農林水産課長が兼務)  公営企業     水道課長        (上下水道課長が兼務)    ――――――――――――――――――――― 議会事務局職員出席者       事務局長  塩 﨑 祐 二 君    主幹(兼)書記  岩 﨑 英 樹 君       書  記  宗   篤 史 君       書  記  山 尾 真 理 君    ――――――――――△――――――――――                    午前十時〇〇分 開議 ○議長(西村徳丸君)  おはようございます。  これより、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配布いたしましたとおり定めましたので、ご協力願います。    ――――――――――△―――――――――― ◎日程第一 一般質問 ○議長(西村徳丸君)  日程第一、昨日に引き続き、一般質問を行います。  十一番板井王成君。
       〔十一番板井王成君登壇〕 ○十一番(板井王成君)  おはようございます。板井でございます。私は、五点にわたりまして質問をいたしたいと思います。  はじめに、病院や介護施設のあり方について、特に、近年、病院では長期入院ができない、お年寄りが、まだ入院したいけれども、お医者の方から「退院してください」と言われて泣く泣くお家に帰り、病気が悪化したというような話を聞いたり、病院そのものの経営が立ち行かなくなり、廃院をするようなところが出てきたりしておるところでございます。  また、介護施設におきましても、老老介護をしなければ看られないような、そういう高齢化社会になっておりますし、介護制度そのものが、なかなか思うようにいっていないようでございます。  九十年代から、特に病院では、医療費があまりにも高くつくために、半分以上の皆さんは治療が必要ないのに入院している、だから病院から出て行っていただきましょうなどといって、手術をする方が約一ヵ月、そして高齢者など長期入院を必要とされる方も、三ヵ月で病院を出て行かざるを得ないような仕組みになってしまいました。そのために病院を転々としたり、自宅に帰ったり、介護施設に入ったりといったようなことを繰り返している状態が続いている方が、たくさん見受けられるわけでございます。  一方、介護施設につきましても、今、特別養護老人ホームで待機者が二百人いるとかいったような、津久見の状態になっておりますけれども、入りたくても入れない、入っても病気を持っており、薬を飲んでいるために、医療の療養病床施設でなければ入れないとか、そういう施設がまたないとか、様々な困難がありまして、やむなく自宅で老老介護を続けなければならない。配偶者の介護をしている方が参ってしまいまして、大変な事態になっているというケースも見受けられるわけでございます。  そのように、これだけ介護保険制度ができて何年も経つのに、そして、近くに大きな病院があるのに、そのどちらにも受け入れてもらえないような、高齢者が存在をしてきたというふうに思います。そういう方が、じゃあ実際どうやって暮らしていけばいいのかという事態が発生をしておりますんで、私は地域福祉、社協の地区化などといっておりますけれども、実際そういった高齢者を、どのように守ってていけばいいのかという点について、質問をいたしたいと思います。  病院や介護施設にも受け入れてくれない高齢者は、いったいどうすればいいのかという問題であります。  それから、高齢化が進んで津久見市でも三十パーセントを超えておりますが、核家族の中で、お年寄りがお年寄りを看なければならない世帯が、どんどん増えてくると思うんですが、そういう老老介護者といわれる人々が、実際何世帯ぐらい津久見にいるのか、お尋ねをしたいと思います。  それから、施設がまだまだ欲しいといわれる方もたくさんおりますが、介護施設が増えれば増えるほど、介護保険料が高くなるという心配もあるんですが、今後そういう介護施設が増設されたり、あるいは新設される施設がどの程度あるのか、お尋ねをいたしたいというふうに思っております。  二番目に、上下水道についてでございます。  一つには、地蔵町にあります第一浄水場からの水は、特にカルシウム分が多く含まれておりまして、近くの家の水道管ではカルシウムが詰まって、石のようになって水が出なくなったといったような話も聞いたりいたします。そういう部分では、カルキもちょっときついなあというふうに思うんですが、カルシウムをあまり多く摂り過ぎて、胆石になったとかいう話もよく聞くんですが、ぜひこの第二浄水場ですか、中田の方は、非常に美味しい水が出ていると聞きます。それぐらい第一浄水場からの水についても、もう少し、何とか改善ができないのかなということでございます。お尋ねをいたしたいと思います。  それから、下水道の関係にもつながりますが、私が公害係におりました頃に、青江川、津久見川、千怒川の川の水の調査を行っておりました。今、やってないようでございますが、やっぱり水がどの程度汚れているのか、汚れていないのかという部分を市民にわかっていただいて、大腸菌群がこの程度あるとか、そういったものを市民にわかっていただいて、少しでも下水道に繋ぎ込みをしなければ川の水が汚れてしまうんだ、そして海の水が汚れてしまう。それで魚や海草類がうまく育たないというようなところまで、私は市民に見詰めていただきたいし、そのようにして下水道への繋ぎ込みのやっぱり波及効果を高めていただきたいなというふうに考えておるところでございます。  三番目は、鳥獣被害対策についてであります。  サルの被害が甚大で、ミカンがいっぺんにたくさん被害に遭ったと聞いております。サル追い払い犬を飼育をしてやっていただきましたが、五十頭、一群の群れが五十頭いるそうで、とても一匹の犬じゃ歯が立たないということで、困っているということでございまして、私は、そこまで大事に育てたミカンを、あっという間に全滅させられるぐらいの被害に遭うということは、もう夢も希望もなくなるんじゃないか、というふうに思っております。ですから、何頭か殺していただいたそうでございますが、未然にやっぱり、そういう被害を防ぐような、何か方法をぜひとっていただきたいと思うわけでございまして、そういう方法があれば、ぜひお聞かせをいただきたいなというふうに考えております。  それから、農地の転用についてでございます。  津久見はミカンの産地でありますが、高齢化によりましてミカンを、もう継ぐ方もいないということで、荒れたような形になっているところが転々とあります。特に、山の高いところにあるミカン園が放置されたままになっておりまして、何とかしたいと、木を、クヌギだとか木を植えたらどうかというのがあるんですが、今の畑のままでは、木を植えることに対する補助金も下りないと。固定資産も畑でかかってしまうというようなこともありますから、何とかもう山林にその畑を切り替えていただいて、そして木が植えられるようにというような形にぜひしていただきたいという要望がありますので、私は、この際、ぜひそういうふうにした方がいいんじゃないかというふうに考えておりますので、その辺のところをお尋ねしたいと思います。  最後に、道路整備でございます。救急車の入らない狭い道路の解消について。  福良とか、特にガードレールが低くて救急車が入らないというようなところが幾つかあるんですが、千怒だとか徳浦だとか、かなりのところに、道路が狭いために救急車がもう入らないという、その道路がたくさんあるわけですね。ですから私は幹線道路を広くしたり、よくしたりするのもいいんですが、そういうやっぱり救急車がせめて入るような道路を確保しておかないと、本当に急病人が出たときには、大変なことになるわけでございまして、ぜひそういった部分で改善を図っていただきたいなというふうに思っております。  したがいまして、津久見市においては、どの程度、救急車の入らない道路や地区があるのか、お教え願いたいというふうに考えております。  以上で、一回目の質問を終わりたいと思います。   〔十一番板井王成君降壇質問者席着席〕 ○議長(西村徳丸君)  中津留健康推進課長。 ○健康推進部長中津留和昭君)  一点目の病院や介護施設のあり方について(一)病院や介護施設も受け入れてくれない高齢者はどうすればいいのかについて、お答えいたします。  二〇〇一年医療改正により、病床が手術など急性期の治療をする「一般病床」と慢性期の患者が入院する「療養病床」に分けられました。急性期の治療を終えた患者は、おおむね一ヵ月以内に退院を求められ、高齢者の入院日数が九十日を超えると、診療報酬が大幅に下がる仕組みがあります。このような状況により、治療を終えた患者は、長く入院できない状況となりました。  現在、市内の病院におきましては、入院時点で、すぐソーシャルワーカーが介入し、退院後の受け入れ状況等を確認しており、退院日が決定すれば、家族や関係事業所と連絡をとり、退院後の処遇を決まっていくシステムになっております。その退院後の処遇としましては、在宅生活を続けられる方においては、自宅での介護者の確認を行い、介護認定等によりヘルパー派遣や通所のデイケア、デイサービスの利用を紹介し、医療の継続の場合には、訪問看護等サービス利用を、地域包括支援センター等と連携しながら決定しております。  また、介護施設への入所を希望する場合には、長期に入所できる特別養護老人ホームや、病院と在宅の中間で医療ケアが受けられる老人保健施設、特養や老健より医療ケアの必要な患者が入院する療養病床が介護保険の三施設としてあります。  その他、認知症高齢者対応グループホーム及び有料老人ホームがあります。しかしながら、特養につきましては、非常に需要が高く、入所待機者が大変多いのが現状です。  病院を退院後、すぐに施設に入りたいのに入れない場合の方法としては、一度在宅に戻るか、中小病院にとりあえず入院し、施設の空きを待つ等の手段が考えられます。  なお、入所の順番につきましては、申込者の中から緊急度を重視しながら対応を行ってる現状です。  次に(二)老老介護者は何世帯いるのかについて、お答えいたします。  津久見市の世帯数は八千八百九世帯であります。高齢者のみ世帯で一人暮らしを除くと千三百二十世帯、二千六百八十八名です。そのうち、老老介護者の世帯数は、介護保険認定者データーから抽出しまして百八十六世帯でございます。  次に(三)今後新設等をされる介護施設はについて、お答えいたします。  現在、津久見市において、施設入所待機者が三百人前後おります。そのうち、すぐにでも入所したい人が六十人から八十人いるといわれております。この状況の解消に向けて、現在、「津久見市高齢者福祉計画」及び「第四期介護保険事業計画」の中で施設整備目標として、介護老人福祉施設増床や介護人保健施設及びグループホームの新設について、計画に盛り込んでいるところでございます。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  鳥越上下水道課長。 ○上下水道課長(鳥越雄二君)  二点目の上下水道について(一)第一浄水場からの水はカルシウムが多いので削減できないかについて、お答えいたします。  上水道の配水区域であります第一浄水場系は、青江地区をはじめ徳浦地区、堅浦地区、長目地区を主に配水しています。上水道全体での平成二十年度上半期一日最大給水量は約八千四百立方メートルですが、そのうち第一浄水場系は約三千八百立方メートルです。  第一浄水場系の水源地は井戸から取水していますが、津久見市の青江地区は、豊富な石灰石鉱脈を有していることから、水質の特性としてはカルシウムを含んだ地下水であります。  水質検査は毎月行っており、カルシウムについては、浄水全項目検査等年四回測定しています。平成二十年度の検査結果につきましては、厚生労働省令で定める基準値一リットル当たり三百ミリグラムのうち、最大百二十ミリグラム、最低百十ミリグラム、平均百十三ミリグラムとなっており、基準値の半分以下であります。  現在、上水道の主な機械設備は、昭和五十四年度に竣工した施設でありまして、三十年も経過していることから、新たに機械更新の事業に着手していかなければならないと考えています。また、簡易水道を統合していくにつれての事業費用も大きくなってくるであろうと予想されます。  カルシウムを削減する施設等については、これからの水質検査等の状況を見ながら、判断したいと思っていますので、ご理解のほどをお願いいたします。  次に(二)河川水の調査によって下水道の大切さを市民に啓発してほしいについて、お答えいたします。  津久見市の公共下水道事業は、生活環境の改善、浸水防止及び河川や海などの公共水域の水質保全を主目的として、昭和五十一年度より着手し、現在、事業認可区域三百二十三ヘクタールについて、下水道への繋ぎ込みを推進しているところです。  河川水の調査をしたらどうかという議員さんのご提案につきましては、津久見市は急峻な山間部が迫っており、雨が降れば一気に河川は満水となり、数日間晴天が続けば河川には水がなくなってしまうような地形であります。検査については、天候に左右され、水質検査についてはばらつきが生じることとなってしまうよう思われます。  水質の汚濁に対する調査は、以前より大分県が公共水域である津久見湾の中で四か所の定点を設け測定しています。  津久見湾の環境基準はA類型に指定され、平成十年には、新たに設定された全窒素・全隣に係る環境基準Ⅱ類型となっています。この中で水の中に含まれている汚れを指標化されたものにCODがありますが、十八年度、十九年度と基準値内となり、改善されてきているようです。  平成十九年度は、測定地点に流れ込むと思われる、水の使用量は概算で、一日平均六千六百立方メートル、終末処理場で処理される汚水量は、約二千百立方メートル処理されています。約三十二パーセントの水が処理されていることから、終末処理場が機能してきているのではないかと思われます。  ただ、依然として渇水時での河川及び水路では、雑排水により悪臭を放つなど、市民からの声があるのも事実であります。  より良い生活環境の改善及び公共水域の水質保全にするため、戸別訪問した際には、これらのことをお知らせしながら、下水道への繋ぎ込みに努めてまいりたいと思います。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  川辺農林水産課長。 ○農林水産課長(川辺邦彦君)  三点目の鳥獣被害対策について(一)サル被害は甚大であり早急に対策をについて、お答えします。  平成二十年度の鳥獣被害対策は『津久見市鳥獣害防止対策協議会」が事業主体となり、従来からのシカ防護ネットなどの対策に加え、新たにシカ囲いわなの設置、サル追い払い犬を育成する事業を実施していることは、先の議会答弁でお答えしました。  そのサル追い払い犬育成事業は、昨年十二月十日より本年三月四日までの三ヶ月で十二回の訓練が終了しました。今後、サル追い払い犬としての適正テストを行い、合格犬にはサル被害地域で活動してもらう予定です。  次に、平成二十一年一月末より、今までサルが出没していなかった、中田長幸地区鍛冶屋地区で、サンクイーン・清見など晩柑種のサル被害が確認されました。  すぐに緊急サル対策会議を開催し、農家自らの毎日のパトロール実施連絡網体制を作るとともに、猟友会に対して迅速に対応できる体制づくりをお願いしました。猟友会はメンバーから緊急に出動できる十四名の方の承諾をいただき、緊急連絡網を作成しました。  そのメンバーから二名体制で週三回、中田から彦ノ内・千怒・日代・四浦まで、被害地域のパトロールを定期的に実施しているとともに、サル出没の際には、緊急出動できる態勢をとってます。  更に、従来サル駆除に使用できなかったライフル銃が、平成二十一年二月十八日より使用可能となりましたので、今まで以上に駆除効果が期待できると思っています。  次に、四点目の農地の転用についてです。(一)高所にある荒廃園を山林に転用し木を植えたいについて、お答えします。  ご質問の高所農地は、耕作条件が悪いため、最初に放棄される場所であり、現在、実施中の耕作放棄地全体調査でも、原野化が著しく進んでいることが明らかになっております。  さて、農地から山林に転用するには、農業振興地域の整備に関する法律と、農地法に基づく法律の二段階の手続が必要になります。  まず、農業振興地域については、その農地が農用地指定を受けていれば、農用地指定区域からの除外を行い、その許可が下りましたら農地法の転用許可申請となります。  どちらの法律も優良農地を守るという立場に立ってますので、申請すればどこでも許可が下りるわけではありません。  また、植林する場合は、造林事業等の補助がありますので、いずれの場合も農林水産課又は関係機関に相談をお願いします。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  原尻都市建設課長。 ○都市建設課長原尻育史郎君)  五点目の道路整備について(一)救急車の入らない狭い道路の解消について、ア、津久見市にはどの程度救急車の入らない道路や地区があるのかについて、お答えいたします。  津久見市はリアス式海岸特有の地形から平地が少なく、道幅の狭い道路が各地区内を窮屈に走っており、消防及び救急自動車など緊急車両の通行に困難をきたしてる道路が、半島部及び徳浦・堅浦地区を中心に見受けられます。  現在、市道約百三十五キロメートルの内、約七キロメートルが自動車通行不能区間となっております。また、地区内のいわゆる生活道路についての詳細は確認できておりませんが、大半が自動車通行不能施設であると考えられます。  津久見市では、効果的な都市整備を進めるため、国道・県道・市道などの幹線道路については、道路整備計画及び実施を推し進めておりますが、生活道路については、効果的な公共事業がないことや、実施に当たって多くの家屋の立ち退きを余儀なくされることから、思うような整備が行われていないのが現状でございます。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  板井王成君。 ○十一番(板井王成君)  ありがとうございました。  今や病院や介護施設、本当に入院したくてもされない、介護施設に入りたくても入れないという実態が、現実にあるということで、大変苦慮している世帯があるということで、何とか、その辺を改善するのが、やっぱり行政の立場ではないかというふうに考えております。  したがいまして、私は地域包括支援センターというものが、どの程度機能しているのか、つまり病院を退院した、介護施設には入れない、要支援の方などが、どこに相談をすればいいのかというのが包括支援センターだと思うんですが、名前がどうもしっくりこないもんですから、市民の方がどの程度知っていて、どの程度相談に来ているのかというところだと思うんです。ですから、現状どうですか、どの程度相談が月々あってるのか、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(西村徳丸君)  中津留健康推進課長。 ○健康推進部長中津留和昭君)  現在は、介護事業所の職員と連携を密にしてやっております。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  板井王成君。 ○十一番(板井王成君)  ですから、その相談件数が、どの程度あるのかというのは把握していますか。  介護だけじゃなしに、あらゆる面から相談に応じていると思うんです。振り込め詐欺の話だとかも含めて、いろんなケースで相談を受けていると思うんですが、その辺はどうなんですか。 ○議長(西村徳丸君)  中津留健康推進課長。 ○健康推進部長中津留和昭君)  今言った相談とか、高齢者の虐待防止の相談とかありますが、今ちょっと手元に持ってないんで、後でお知らせいたします。 ○議長(西村徳丸君)  板井王成君。 ○十一番(板井王成君)  やっぱり相談件数も少ないだろうと私は今思っております。その部分が、次に社協の方に委託をされて、更に社協が地区社協へという形になるんだと、昨日の話ではそういうことでございますが、そうなりますと、地区の推進委員さんあたりが、もうよほどきめ細かに相談に応じてあげなければ、私は機能しないんではないかと心配をしております。ぜひ、そういった部分で、この辺を最重点に考えて、対応をしていただきたいと思いますが、どうでしょうか。 ○議長(西村徳丸君)  新納企画商工課長。 ○企画商工課長(新納 淳君)  お答えいたします。  まさに議員がご指摘のような部分について、行政は勿論ですが、関係事業所との連携や地域とのそういった連携を蜜にしながら、どれだけそういう実態を救い上げることができるか、そのことに最大の力点を置く、そういった総合相談窓口としての機能強化のためにも、包括支援センターを、もっと市民に身近な場所として認識していただき、社会福祉協議会を中心にして、地域のそういう支え合いの仕組みを、もう一度作っていこうというのが、今回の最大のねらいであります。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  板井王成君。 ○十一番(板井王成君)  ぜひ、これからの入院される方や介護施設の関係を含めて、私は行政と社協がしっかり連携を密にして、この取組みを進めていただきたいなというふうに考えております。  次に、上下水道の関係についてでございますが、特に河川水の調査について、津久見は、水が一気に山から海へ流れて、通常水が少ないために調査がなかなかできないんだという回答でございますが、津久見の今の下水道の普及率といいますか、あまりにも低い、繋ぎ込みをしていない世帯が多いと、ほかの都市に比べてそうだと思うんですが、なぜそうなるのか。  それと、津久見はやっぱり漁業の町です。海の栄養分をしっかり取っていただいて、美味しい魚を育てるんだという気持ち、それから下水道に関して、川が汚いから、これは下水の繋ぎ込みが少ないから、こういうことになってるんだというようなことをもっと知らしめるためにも、私はやっぱり川の水の調査を実施してほしいと思うんです。私のときにできたもんが、今できないなどという話はないと思うんですよ。大体川の水が少ないからというけれども、私が小さい頃には川は、川に水を蓄えておりました。たくさんの魚も棲んでおりました。それが何で、こんなに少なくなったのかという点についてそれではお聞かせください。どうですか。 ○議長(西村徳丸君)  鳥越上下水道課長。 ○上下水道課長(鳥越雄二君)  お答えいたします。  議員さんのおっしゃるとおり、美味しい魚というものは、津久見市の中で、今「津鯵」「津鯖」という形で売り出してるところでありますので、そういうことにつきましても、生活環境を守るうえでも下水道は大事だということを、普及という話の中で、戸別したときには持っていってるわけであります。  なぜ繋ぎ込みが少ないかということではありますけども、今の生活環境とか経済情勢とかいう形で、話に行った際には、そういう形が出されまして、そこのところを計画的にという話をしながら、各戸にお願いをしてまいってるところでありますが、経済情勢というところも一つ要因があるのかなと思ってるところであります。  河川に水が少なくなってるのはどういうわけかということでありますけども、異常気象そのものもあるかもしれませんが、やはり地形的な問題もあるのかなと、一つ考えてるところであります。  以上であります。
    ○議長(西村徳丸君)  板井王成君。 ○十一番(板井王成君)  地形的なことが一番大きい問題だというふうに思うんですよ。ですから津久見川にしてもやっぱ砂が堆積をして、時々取り除かなければ、洪水対策を含めて問題が出てくるというふうに私も考えておりますし、青江川につきましては、石灰石の関係の石あたりがやっぱり流れてくる、それが長年にわたって堆積していくというふうに私は思うわけです。  ですから、そういう意味では、危険を防止するために、時々やっぱり川を掘って水を蓄えておくというようなこともしなければいけないというふうに考えております。  したがいまして、どうですか、環境保全課長、私が以前公害係で調査をしておった部分については、市民の健康を守るために、川の水が、どの程度汚れているのかというのを、調査を続けてきたわけでありますが、その辺を再開するという気持ちはありませんか。 ○議長(西村徳丸君)  谷本環境保全課長。 ○環境保全課長(谷本義則君)  お答えをします。  私も前回の公害係といいますか、そういうときに、一回図書館の横の川で鯉が大量に死んだことがございます。そういうときは緊急的に水を採って、すぐ分析を出して、安全だという宣言もしました。  そういう緊急的な場合も若干予算を持ってますが、今後、測定できる場所等を考えながら検討して、実施の方向に向けてやっていきたいというふうに思っております。  以上です。 ○議長(西村徳丸君)  板井王成君。 ○十一番(板井王成君)  定期的にとは申しません。津久見市民を守る立場から、やはり水の問題というのは大変重要だと思いますので、ぜひ私は何らかの形で水質調査を行っていただきたいというふうにお願いをしておきたいと思います。  それから、最後に生活道路の関係でありますが、七キロ程度が救急車が入らないということなんでしょうかね、課長。 ○議長(西村徳丸君)  原尻都市建設課長。 ○都市建設課長原尻育史郎君)  市道については、百三十五キロメートルの内七キロメートルが不能区間であるということでご理解いただきたいと思います。 ○議長(西村徳丸君)  板井王成君。 ○十一番(板井王成君)  私が最初に説明しましたが、日見だとか福良だとかいったようなところは、救急車が入らないんですよね。あれ、奥行きはかなりあると思うんですが、そういう場合は消防署長、どういう格好で救急患者を運んでおるんでしょうか。 ○議長(西村徳丸君)  中津留消防署長。 ○消防本部次長兼消防署長(中津留周次君)  お答えいたします。  津久見市は狭い道路がたくさんあります。それで、消防署は年二回、地理・水利調査ということで、消防車、救急車らの入らないところを把握しております。  それで、現場近くまで行き、担架等を持っていって搬送しています。  以上です。 ○議長(西村徳丸君)  板井王成君。 ○十一番(板井王成君)  ありがとうございます。  それでも担架でやっぱり五百メーターも三百メーターも運ぶ間に、患者が疲れてしまうということもあろうし、大体六分程度の間に人間の命というのが左右されるというふうに聞いておりますが、そうなると、搬送中に危険な状態になるということが、しばしば出てくるだろうというふうに思うんです。  ですから、そういう道路は極力改善をして、救急車が家の近くまで入れるようにしていかなければ、私はいけないんだろうというふうに思いますし、今一番不況なときですから、特に、そういうところの道路整備もしっかりやって、私は病人を一人でも減らすようにしていただきたいというふうに考えております。  ある家の人が、奥さんが悪くなって、救急車を呼んだそうですが、途中までしか入れずに担架がきたらしいんですが、かなり旦那さんは大変心配をしたそうでありまして、今、その道路を少しでも広げて、救急車が入れるようにしたいというふうに願っているようですが、そういう地区の近隣の皆さんの了解が取れたら、そういう道路をよくしていただけるのかどうか、原尻課長、お尋ねしたいと思います。 ○議長(西村徳丸君)  原尻都市建設課長。 ○都市建設課長原尻育史郎君)  先ほど述べましたけども、なかなか効率の良い事業がないというのも現状でありますし、多くの家屋の立ち退きを余儀なくされます。それで、当然地元の協力は必要なんですけれども、今、うちの方で進めております側溝の整備等で、福祉の方と連携をとっておりますけども、「ユニバーサルデザインのまちづくり」による側溝整備で蓋かけの工事をすることで道路の拡幅を行ったり、それとか公共下水道事業を管の布設に併せて一部拡幅をしたりいう工事をやってきております。現時点では、こういう事業の中で取組んでいきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  板井王成君。 ○十一番(板井王成君)  ありがとうございます。  ぜひ区長さんに了解をとったうえで、そこの近隣の皆さん方が、土地をいくらかずつ提供をして道路の拡幅をすれば、救急車が通れるような道路になるというふうにおっしゃっておりますので、ぜひ区長さんなどから、そういう道路改善の話が出てくれば、前向きに、一日も早く救急車が通れる道路にしていただきますようにお願いをいたしまして、私の質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。 ○議長(西村徳丸君)  次に、四番宮本和壽君。   〔四番宮本和壽君登壇〕 ○四番(宮本和壽君)  本定例会八番目の質問者であります宮本です。よろしくお願いいたします。  私は、一期目の議員として、まだまだ戸惑うことの多い中、「歳月人を待たず」ということわざのとおり、早いもので議員生活も三年目に入ろうとしております。何分にも口下手で、上がり性で、質問者としては意を尽くしてないように自分ながら思っております。そのことを十分にご理解いただき、質問させていただく内容に明確なご答弁をお願いいたしたいと思います。  質問に入る前、この三月末日をもって退職される職員の方々に、一市民として心より感謝申し上げたいと思います。  永年にわたり津久見市民の公僕として、市民のために陰日向なく奉仕されてこられ、本当にご苦労様でございました。  本議場にも本定例会を最後に退職される課長もおられるし、中には、通常の定年まで三年を残し早期退職される、私と同年の方もおります。本定例会を最後の思い出として、ご答弁いただけたら幸いに存じ上げます。  これより質問に入らせていただきますが、本日は午前中に三人の質問を終わらせたいということでございまして、私の質問は端的に時間をかけずに行うようにということと、私の質問には数字が多過ぎるとの指摘もございまして、今回は数字のない、数字が出ない質問を、時間をかけずに手短かにいたしたいと思います。よろしくお願いいたします。  さて、吉本市長自ら本部長に就きまして、市政の最重要課題として取り組んでおります「津久見市緊急行財政改革実行計画」に基づいた質問を今回させていただきます。  吉本本部長の下、平成十六年度より第一次津久見市緊急行財政改革が実行され、基金を取り崩すことなく推移してきたことは、市長をはじめとして、職員の方々の努力とご苦労の賜物ではないかと思います。その成果が着実に数字に残されたことで実証されております。  今回、第一次に引き続き、第二次行財政改革実行計画の素案が提出され、財政収支の見込みを下読みしただけで、第一次より数段厳しい計画になってるということが伺えます。  その内容を精査しますと、殆どの項目で見直し・削減の文言が謳われ、平成二十四年には基金が底をついてしまい、平成二十五年度には約八億四千万の財源不足に陥ると結論付けております。  その上、地方交付税の削減、外需頼みの構造であった日本経済の予想しなかった景気悪化により税収の落ち込み等々で、財政運営は、今後ますます厳しい状態になるであろうと思われますが、市の資料のヘッディングに、安心・安全な住みよいまちづくり、希望の持てる津久見市にと願うのですが、現実は先ほど述べました第二次行財政実行計画の素案の具体的な改革項目及び数値目標を見ますと、歳出は見直し・削減、収入は徴収強化、使用料・手数料の見直しと、市民にとって何ひとつ明るい項目が見当たらない素案となっております。今後の取り組みに、市民の理解と協力は、ますます重要になってくるのではないかと思います。  このような中で、市民にとって唯一希望が持てる項目に、元気ある津久見市、活力あるまちづくりへの指標がございます。この指標の履行について、どのようなお考えを持たれているのか、二項目についてお聞きしたいと思います。  アとして、企業立地の取り組みについて、イとして、地域コミュニティによる地域の活力増強の支援について、この二点を今回の質問として通告させてもらいました。  まず、企業立地の取組みについてでございます。  財政が危機的状況にある中で、先ほども述べましたが、地方交付税の削減、税収の落ち込み等で、収入増の要旨を他に模索すると、企業立地の趣旨は税収面の意味合いからも、積極的に取り組む必要が不可欠であることは明白でございます。  過去五年間では、サービス業、介護施設等が新規に進出し、それなりの成果は出ております。日頃の努力が伺えますが、今回の質問は、昨日知念議員の質問でも触れました内容と重複しますが、第二次行財政改革の素案で、企業立地の促進に、人口の流出をとどめ、若者が定住できる雇用の場を確保するためにも、核廃棄物の処理施設は論外ということの中で、立地に向けて刑務所、公営ギャンブルの場外馬券売り場、自衛隊の弾薬庫等々を上げておりました。論議のテーブルに幅広い視点から考えていく必要があると明記されている点についてでございます。  津久見市の生き残りを考えれば、重要性は十二分に理解できるのですが、記載されている刑務所など、市民から怪訝されるような施設を上げてまで論議するとのことでございます。論議する以上、立地の目的である雇用あるいは税収面、津久見市にとってのこういったプラス面や、立地する企業、施設によっては、受け入れたくないというマイナス面で懸案するだけの資料がですね、あらかじめ調査されておるかどうか、そういった面でお聞きしたいのでございます。  次に、地域コミュニティによる地域の活力増強の支援について、お聞きします。  本定例会議案に、津久見市課設置条例の一部改正で、従来の企画商工課を、まちづくり推進課に改めるという議案が上程されております。吉本市長が二期目に公約しました、活力への挑戦・市民が元気になる市政を上げておりました。二十年度の指針で、まちづくり協議会に取組むということも掲げておりました。このことを思えば、やっと市長も動き出したかという感がございます。その公約につながるのが、まちづくり推進課の設置であり、今後の取り組みではないかと思います。  そこで、まちづくり推進課で取組むであろう、地域コミュニティによる地域の活力増強についてお聞きしたいのですが、具体的にどのような取組みを行っていくのか。  また、二〇〇八年一月号の市報つくみで、吉本市長が地域の活力増強に関連した内容として、行財政改革で生じた活用可能な財源を、真に必要な市民サービスと、地域が活性化するまちづくりに優先的に充てていくことを明言しております。このような取組みの中で、支援、取組み合わせてどのようなことを行ったかということをお聞きしたいと思います。  この二点につきまして、一回目の質問を終わります。  ご答弁をよろしくお願いいたします。   〔四番宮本和壽君降壇質問者席着席〕 ○議長(西村徳丸君)  吉本市長。   [市長吉本幸司君登壇] ○市長(吉本幸司君)  それでは、宮本議員さんのご質問にお答えいたします。  一点目の行財政改革実行計画について(一)元気ある津久見市、活力あるまちづくりの履行は、ア、企業立地の取組みについて、お答えいたします。  企業誘致につきましては、大分県と県内十八市町村で大分県地域産業活性化協議会を設立し、大分県とも相互に情報提供を密接に行うとともに、あらゆる機会を利用して情報収集に心がけながら、企業誘致に取組んでおりますが、津久見市の場合、進出企業の要望の多い広大な工業団地等を持たないことや地価が高いこと、また、地理的条件などから、市民が求める「若者が定住できる雇用の場」としての企業誘致が思うようにできないのが現状であります。  しかしながら、他市に比べても企業誘致の条件が不利な中、大量の雇用創出とは言えないまでも、これまで多くの雇用につながる企業立地が進んでおります。市有地等としましては、津久見港埋立地には、平成十二年に「兵殖」が、平成十六年に「亀の井ホテル」と「ジョイフル」、そして「ドラックストアノザキ」、平成十八年には「マルショク」が新たに進出しましたし、千怒牛ケ浦地区には平成十九年に「平山工業」が進出し、今後「ナフコ」も進出が予定されております。また、長目地区には、平成十五年に長寿園の廃止と併せて「しおさい」ができましたし、そのほかに民有地も含め、福祉、介護保険関連施設の進出や、大分県を代表するベンチャー企業である「タイセイ」の起業など、過疎のまちの中にあっても、これまで健闘をしてきた方だといえると思います。  今後は、有効活用できる市有地も限られることから、民有地での企業立地も促進されるよう、現在、市内の主だった企業に対し、提供できる用地や空き工場などを把握するため、情報提供をお願いしておりまして、問合せがあったときには、速やかに対応できる態勢を整えていきたいと考えております。  確かに、今の経済情勢は百年に一度の危機といわれ、企業が投資を控える中での企業誘致は大変難しい時期ではありますが、僅かなチャンスでも逃がさぬよう、情報収集のアンテナを張りめぐらすとともに、過疎指定ということで税制上の優遇制度が既にありますが、対象業種をさらに拡大するなどの、企業立地促進条例の制定を検討する必要があると考えておりますし、議会や市民の皆様のご協力を得ながら、若者が定住できる雇用の場につながる企業立地の促進を目指してまいりたいと考えております。  次にイ、地域コミュニティによる地域の活力増強の支援について、お答えいたします。  国の三位一体改革に伴う地方交付税の減額や、地方分権の進展による事務の増大、さらには、行政改革による職員数の減など、市町村を取り巻く環境は大きく変化しています。一方、住民ニーズの多様化、高度化や高齢化などが進み、新たな行政課題も生じています。  こうした状況の中、まちづくりを行政主導で進めていくことには限界があり、今後、「安心・安全な住みよいまちづくり」や「地域資源を活用した活力ある地域づくり」などを進めるためには、住民の参加と協働、地域コミュニティ活動の再構築、地域力の活用・連携などの視点が非常に重要になってきます。  地域コミュニティ活動など住民との協働なくして津久見市の活性化は図れないものと思われますので、厳しい財政状況の中ではありますが、まちづくり講演会の開催やまちづくりリーダーの先進地派遣研修、地域コミュニティ活動に伴う財政支援や人敵支援など、今後の具体的な活動の広がりに応じて支援を検討していきたいと考えております。  以上でございます。   [市長吉本幸司君降壇] ○議長(西村徳丸君)  宮本和壽君。 ○四番(宮本和壽君)  市長自らご答弁いただきましたけど、今の市長のご答弁の中に、私がいただいたこの素案の六ページに書かれております、刑務所等の立地について、何も触れてなかったように思うんですが、この素案に「論議のテーブルに上げて幅広い視点から十分議論する」と。本気で生き残りを考えていくという意気込みからすれば、トーンダウンしてるように思います。  それと、昨日の知念議員が行った質問のあの答弁でも、熱意が、全然、何か感じられてないように思えるんです。本気で津久見市の生き残りを考えていくとすれば、良い、悪いは別として、やはり、この財政難から見れば、税収、地域の経済の波及効果、あるいは雇用といったことを謳っておる以上、やはり論議していく必要があるんじゃないかなと。ただ、これ資料に漠然と載せてるんであれば、空理空想で、市民は困惑するだけじゃないかなというふうに思うんですが、津久見市が本当に生き残りを考えて討議、討論していくのかどうか、そこら辺の意気込みはいかがなんですか。 ○議長(西村徳丸君)  吉本市長。 ○市長(吉本幸司君)  素案に出ました、公営ギャンブル施設だとかそういうものに対しては、それを持ってくると言ってるわけではなくて、そういうものが、昨日の知念議員の質問にございましたように、そういうものが地域懇談会の中で市民の中から、「いろいろ考える必要はないじゃないか、もう早くそんなのを持ってくれば簡単に済むじゃないか」という意見が出ましたので、そういう中でも、そういうのがありましたということで、例えばの話として、話があったときには、そういうものも含めて、市民の民意を問うような、議論のテーブルに乗せるんだという意味で、そういう強い意思で出したわけでありまして、それを持ってくるというわけではございません。  そしてまた、宮本議員の質問の中にもありましたように、じゃそれを持ってくるためのいろいろな数字的なものをはじいてみたかとか、そういうことも言われておりますけども、そういうものも全くしておりません。ただ、意気込みとしての、そういうものも、これからすべてのことに関して、議論のテーブルに乗せますという意気込みを書いたわけでございます。 ○議長(西村徳丸君)  宮本和壽君。 ○四番(宮本和壽君)  起業立地、これは非常に本当大事だと思うんです。今、四浦半島に風力発電を誘致しようとの計画で、ここにおられる小谷議員が長年にわたって一生懸命取り組んでおられます。これも実現が可能ではないかという話も聞いております。  こういった中で、こういった企業誘致、固定資産税が見込めます。その中で、今、また市長の答弁で、なんかトーンダウンを思えるんですけど、論外として、核廃棄物の処理施設や原子力、そういったものを除くということで謳ってますけど、その核施設の廃棄物処理、あるいは原子力発電所は、極端に言いましたら良い、悪いは別として、こういったものを数字も出さずに、この刑務所いろいろ載せてますけど、やはりテーブルの上に上げる以上は、じゃあこういったものを誘致したら、市としてどういうふうなものが入ってくる、どういうマイナス面もあるというようなものを粗方調べて、皆さんに公表するということでやっていかないと、ただ載せるだけでいきますと、市民も「おい刑務所来るんじゃないかな」という方も、もうおられるわけです現に。そういった中で、こういったきちっとした中、やっていく、あるいは数字を出し示して、市にとってこれだけの増収があるんだと、雇用もこれだけ確保できるんだというような内容を、粗方調べればわかると思うんです。そういった中で、ぜひ載せていただいて、議論のテーブルに示すという方法をとっていただきたいなというふうに思うんですが。  それと風力発電について、私、二月の二十八日、議員有志で四浦半島に行きました。そのときに風力発電の試験塔、あるいは間元海峡、保戸島架橋が架かるところ等を見てきたんですが、これ風力発電について、市の取組みというのがどうも見えてこないんですが、この件に関してはどういうふうにお考えですか。 ○議長(西村徳丸君)  新納企画商工課長。 ○企画商工課長(新納 淳君)  この部分に関しましては、十二月の議会で、やはり小谷議員の方からご質問がありまして、市としては、積極的に取組みをするという、そして具体的なお話があればご支援も検討するというふうにお答えをしております。  ただ、現時点で抽選に受かったというお話は聞いておるんですが、その後、地元との懇談会の状況ですとか、地元の方々の賛同そういった、あるいはそういう面とか、それから企業が具体的に、いつからどういうふうにうちの方で計画をされるのかといったような、その抽選に受かるまでは、何度か足をお運びいただいてたんですが、受かったという結果を得てからは、具体的なお話がありませんので、うちとしても、どういう取組み、どういうアプローチをしていけばいいのかというのは、ちょっと、その間なかったわけですけども、今後、その企業との連絡もまた再度とりまして、できることであれば積極的に受け入れる方向で取組みを進めていきたいというふうに思っております。 ○議長(西村徳丸君)  宮本和壽君。 ○四番(宮本和壽君)  ありがとうございます。積極的に取り組むということでございます。  ほかの企業誘致にしましても、空理空想にならないように、市民が困惑しないような内容の中で、ぜひ取り組んでいっていただきたいと思います。  次に、地域コミュニティによる地域の活力増強についての再質問でございます。  この件も、昨日、髙野議員が質問された内容と重複するところがありますが、大変申し訳ございませんけど、先ほどの市長答弁の中で、財政面あるいは事務の増大、職員数の減というような言葉が出まして、行政の苦しい状況、立場はわかるんですが、要点がぼやけて、いまいち理解できない、しがたいんですが、どういった支援ですか、活動内容について、財政支援あるいは人的支援とのことですが、具体的にどのような取り組みを行っていくのか、何か参考になればお願いしたいんですが。 ○議長(西村徳丸君)  新納企画商工課長。 ○企画商工課長(新納 淳君)  お答えいたします。  現在、各行政区には一番最初の平成五年当時にいわゆる「高齢者保健福祉計画」、いわゆるゴールドプランという第一期の超高齢者社会に対応する、津久見市の福祉計画の原点ともなるべき計画を策定いたしました。その翌年から全地区の地域懇談会を行いまして、各地区の区の行政の役員さんですとか、婦人会のリーダーや民生児童委員、そういった、あるいは消防団の方々、そういった方々の構成の下に「保健福祉推進協議会」というのを全ての地区に設置をいたしまして、現在、年間活動費の助成を継続しております。  それと同時に、市民の要介護だとか、いろいろ高齢者で自らなかなか行動できない、いろいろ悩みを抱えてる方の代行をしていただくような活動家として「保健福祉推進員」という制度を設けまして、各地区から推薦をいただいて、その推進員を置いて、その方々にも市の方で年間の報酬を差し上げてるとこです。  したがいまして、そういった、但し、各地区によっては、これらの協議会や推進員の活動の状況が、非常にばらつきがございますので、今後、こういったものも見直して、昨日から髙野議員からご質問のありました、地区社協といった組織に改編をしていくというような過程を通じて、それぞれの地域の活動の状況に応じて財政支援、あるいは人的な支援ができるような、新しい枠組みを構築していくというような方向で取り組んでいきたいというふうに思ってます。  したがって、一律に助成をするというような形は、やっぱり再検討せざるを得ないんじゃないかと。その中で活動実績に応じた助成だとかそういうものを、今後、まちづくり推進課、あるいは社会福祉協議会や、そういったいろんな関係の事業所との連携の中で、区長会にもお願いをしまして、新たな取組みの中での助成措置を市としても検討していくと、そういう考え方で、新年度からスタートをさせたいというふうに思っております。  具体的にというのが、それぞれ、地域で地域おこしの活動をいろいろやられてると思うんですが、それらが、市が直接的な助成ができる事業であるかどうかということも、今後は検討課題になろうかと思いますが、必要であれば、そういったものについても、助成措置を講じていくという考え方であります。  以上です。 ○議長(西村徳丸君)  宮本和壽君。
    ○四番(宮本和壽君)  確かに保健推進委員とか福祉推進委員、各地域でばらつきがあります。私どもの地区なんかはもう高齢者になりましてね、なかなか受け手もない状態なんです。こういった中で、やはり、この件も見直していく必要があるんじゃないかなというふうに思うんですけど、そのほかに、既に各地域で元気ある津久見市と思えるいろんな活動が行われてるわけですよね。長目地区では長目ふるさと祭りですか、また、四浦を今日出して申し訳ないんですけど、四浦地区で取組まれてる河津桜、これの植樹ですね、現在二千九百八十一本植えられてるということでございます。これですね、十年後にはリアスの風光明媚なね、リアスと相互連鎖によって、すごい観光地になるんじゃないかという思いがあるんです。  その中で、人それぞれ思い方は違うでしょう、取り方も違うでしょうけど、このような取り組みも、市長が言われる「元気が見える津久見市」ということじゃないかと思うんです。こういった、その地域で行われてる元気が見える事業に対して、今まで支援とか、そういったものが何かされてきたのか、ただ、市長が言われる行革でね、浮いたといったら悪いですけど、財政的なもので、その真に必要な市民サービスと、地域が活性化するまちづくりに優先的に充てていくということを明言してるんですけど、このような事業に何か助成されてますかどうか、ちょっとお聞きしたい。 ○議長(西村徳丸君)  吉本市長。 ○市長(吉本幸司君)  そもそも私が元気あるまちづくりのためには、やはり、まちづくり推進委員会なり地域コミュニティを起こさなきゃいけないといってる、そもそもの理由は、総体的な話になりますけども、日本の自治体と地方の自治体というものは、今は、財政的にも人の面でも限界にきてるというふうに思います。特に税収は低下を続け、例えば国とは異なり、赤字地方債を自由に発行することもできないと。そして、そういうことで、結局何をやるかというと、職員数カットだとか給料カット、そういうことでやってきてるわけで、四年間、この五年間、一応そういう点での行革は私はそれなりに成功してきたと思います。  今から一年前に、私の二期目の選挙があったわけでございますけども、そのときには、この行革うまくって、そして、まあそれなりに財政的なものでも、いくらかの余裕ができるというふうに私は踏んでおりました。ですから、地域懇談会を去年は、今年度の最初は七月から始めていったときですけども、そういう話をしておりました。ところが八月に入りまして、国から地方交付税を三・九パーセントカットいたしますということは、うちにおきましては一億五千万カットだということを言ってきました。来年二十一年度、そういうふうなこともあり、そして、秋には、このような大きな景気の後退ということがありまして、最初に第二次の行革にとりかかった頃と、今の案とではだいぶん違ってきてるということがございます。そういう意味で、財政的に厳しいものができてきてるということがございます。  それとは別に、先ほど言いましたように、今の自治体のあり方というのは、相当な変化を、この何年間のうちに、特に合併を国が進めた頃から、合併が始まってからもう四、五年経ってますけども、相当に変化をしてきております。そこを市民の皆様にもわかっていただきたいと、私はそういう意味で、地域コミュニティで公助から自助、共助の形になってくるということを、私は市民に説いてるわけでございます。これはあくまでも市が、市という自治体が行政サービスから手を引こうというわけではなくて、そういう時代がきてるということを把握してもらいたいということでございます。  日本は世界に比べまして、自治体がやってる市民サービスというのは相当な量がある。これは世界でも稀だといわれております。そういう中で、高負担高福祉でない日本におきましては、もう既にこのように赤字が、どんどんどんどん膨れているということは、もう限界にきてるわけでございます。これから先、私も団塊の世代ですけども、団塊の世代があと十年もすれば、また高齢者となって、少ない若い人達に負担をかけてくると、今の何倍もの赤字が出てくるわけです。そういうことも含めながら、私はもう少しソフト面で、そういう意識を市民の皆さんに持ってもらいたいなということもあります。  しかしながら、日本の場合は約六十パーセントの人が自治体に対して大変不満を持っております。何をやってるんだと。そしてまた七割の方が、その職員に対して、市の職員などに対して完全に信頼しておりません。そういうのもこれから改善しながら、お互いにですね、市とそれから市民が一緒になって、まちをつくっていかなきゃならないという意識をつくっていかなきゃいけないという意味で、あえてこの二期目の課題でこれを出したわけで、まだまだソフトの面でありまして、先ほど宮本議員が言いましたように、どんだけのを出したかといいますと、まだまだ出しておりません。しかしながら、そういうものができてきつつあるということは、私は大変いいことで、大切にしたいと思いますし、去年の国体におきましても、本当、この津久見市はいろんな面で、ボランティアが素晴らしかったと、良いおもてなしができたということを褒められましたので、こういうものを、こういう力をやっぱり津久見市民は持ってるんだということを再確認いたしましたので、こういうことも含めてこれから、財政面のことはこれから考えるとしても、そういうソフト面と併せて地域コミュニティなり、まちづくりを推進していきたいとそう思っております。 ○議長(西村徳丸君)  宮本和壽君。 ○四番(宮本和壽君)  市長の今の答弁の中で、私が今、日見地区に住んでおるんですけど、もう従来から、あまり市に無理を言ってもだめだという中で、地域でできることはやっていこうという中で、いろんな事業をやってきております。  その中で、皆さん地域の中の地区と、小さく分けて、ここはこうした方がいいんじゃないかということは、もう市に迷惑かけずに、やれることはやっていこうという動きはもう大分前から出ております。  ただ、資料のヘッディング見ますとね、どうしても「元気が見える」と、「元気ある」とか、「優先的に充てる」とかね、そういった文が出ると市民があてにしてしまいます。そういったものも考えましてね、市長が今言われたように、お互いに協力していくという中で、やっていくような内容の文章も書いていただきたいなというふうに、もう少しわかりやすくですね。  この素案を見ますとね、まず素案、今回、歳出・歳入が逆になって、なかなか前回と違った中で、市民感情を配慮した内容にもなってますし、ただ一点、先ほどの河津桜にしても、観光の中に一行も入ってないんです。こういったようなものも、もう少し配慮してもらって、せっかく三千本近い桜もある中でね、この一行も観光の中に、観光振興による地域再生ですか、この中に入ってないんです。どうして入ってないのかわかりませんけど、こういったものを配慮して、ぜひ載せていただいて、一大観光地として売り出していただきたいなというふうに思います。  時間があともう一方ということで迫っておりますが、最後に、まだいろいろお願いしたいこともあるんですけども、今、市長がよく言う「元気ある津久見市」ということで言われてるんですが、今一番元気がないのはね、市の職員じゃないかなというふうに思うんです。はっきり言いまして。夜遅くまでね、電気点いて本当頑張ってると思うんです。中で、市民から何かこういろいろな声を聞くとね、気兼ねして、どうしても萎縮してるんじゃないかなという気がするんです。そこらをね、もう一度市長がやっぱり皆さんに声かけて、やるべきことはやってるんだという意識の中で、元気を出してほしいなというふうに思いますので、そこらは、もう一度、職員に発破を掛けていただいてね、市民の声もそれは大事でしょうけど、あまり誹謗中傷を気にせずに、仕事はやってるんだという意識を持った中で、今後の元気ある津久見市、津久見職員ということで、意識付けしていってもらいたいなというふうに思いますので、ぜひその件も併せてよろしくお願いします。  以上で、質問を終わります。 ○議長(西村徳丸君)  暫時休憩いたします。十一時三十五分から再開いたします。よろしくお願いいたします。                 午前十一時二十三分 休憩                 午前十一時三十五分 開議 ○議長(西村徳丸君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、七番小谷栄作君。   〔七番小谷栄作君登壇〕 ○七番(小谷栄作君)  議席番号七番の小谷栄作でございます。  大幅な税収減にも津久見市も現れていますとおり、昨年来のサブプライムローン問題に端を発した世界的な不況によって、津久見市の経済も大きな打撃を今受けているところです。国内では、これまで様々な議論があった定額給付金でございますが、支給が決定された今日においては、少しでも多くの買物が市内でなされ、市の活性化につながるのを期待するところでございます。四月下旬支給の予定といわれておりますが、滞りなく支給されるようお願いしたいところでございます。  それでは、通告に従って一般質問を行います。  一点目は、市道岩屋線の整備についてお伺いいたします。  市道岩屋線は、児童生徒の通学や、通勤の重要な経路でございますが、道路が狭く普通車の離合においても苦慮する状況にあり、朝夕の混雑する時間帯は、いつ事故が起きてもおかしくない状況にあります。これまで幾度となく検討されてきたとは思いますが、改めてこの道路に対して(一)として、道路の拡幅は検討しているか、お伺いいたします。  次に、津久見川河口の堆積土ですが、県道大泊浜徳浦線の工事が現在なされていますので、浚渫土を受け入れていただいたらどうかと考えます。  そこで(二)として、津久見川の堆積土の処理について、お伺いをいたします。  二点目は、インターから松崎交差点までのバイパスについてお伺いいたします。  インターから松崎交差点までのバイパスが、現在、計画を検討をされているところでございます。小園地区にあたりましては、国道二一七号に接しており、交通量の大幅な変化が予測されるところです。一方、小園地区から国道二一七に出る道が二か所ありますが、鉱山の入口の方にあたりましては信号機がなく、非常に危険な状況にあります。  そこで、(一)として、一日の交通量について、お伺いいたします。  また、アとして、今後予想される交通量は、イとして、小園地区入口の信号機の設置を、昨日の一般質問でも、この二十一年度中に信号機を設置する計画ですと、このような答弁が出たようです。この時期についてちょっと同時にお伺いをいたしたいところです。  次に、インターから松崎の交差点までのバイパスの計画においては、防災の観点から消防、水利の計画に配慮する必要があるんではないかと思います。計画を確定する前に、地元住民の方々の意見も反映させていただきたいと思います。  そこで、(二)として、消防の水利はどのように考えているか、お伺いいたします。  更に、インターから松崎交差点までのバイパスの工事について、(三)として、今後の計画はどのように考えているか、お伺いいたします。  三点目は、半島部のトイレ・ゴミ対策と案内板の設置について、お伺いいたします。  私は、四浦半島の現状を見て、釣り人と住民が共存した地域づくりができないものかと常々考えております。私たちが住む日本は周りを海に囲まれ、そのいたるところで釣り人を見かけます。その中でも、津久見市の長目半島や四浦半島、佐伯市の鶴見町、米水津町、蒲江町などは、四季折々の釣りができるとあって、県内外からの釣り人で一年を通して賑わっているところです。  しかしながら、その陰で一部の釣り人によるゴミのポイ捨てや不法駐車、し尿の問題など、住民とのトラブルが後を絶たない状況にあり、釣り人が来れば、マナーの悪い釣り人も混ざって来るので、「釣り人が来られないようにしてほしい」というのが地域住民の一部の声であります。しかし、この声もだんだんとあまりにもマナーが悪いことにより、大きな声となって、釣りは全面禁止というような声が上がるのをどのように防いでいくかということに対し、大変なこれからの問題になってくるんではないかと、私はこのように考えております。この課題に対して、現在のところ効果的な解決策は見つかっておりません。  そこで、釣り人と住民が共存した地域づくりを通じて、地域の活性化につなげられないかと考えてみたところでございます。釣り人は、それぞれの目的で来るとはいえ、その潜在的な購買力は少なくありません。また、他県から来る人も多いので、情報発信能力にも期待できます。うまく仕組みを考えれば、地域の活性化に役立つのではないでしょうか。  とはいえ、釣り人と地域住民の間で発生しているトラブルは、解決できるところに対しては、早急な対策を打たなければなりません。釣り人が利用できるトイレの増設と、その管理者の検討、最低限のお願い事項を記した看板設置などは、必要不可欠であると思われます。こうした受け皿の整備について、行政側として今後どのようにしていかれるのか、お伺いをいたします。  これで、一回目の一般質問を終わります。ご答弁よろしくお願いいたします。   〔七番小谷栄作君降壇質問者席着席〕 ○議長(西村徳丸君)  原尻都市建設課長。 ○都市建設課長原尻育史郎君)  一点目の市道岩屋線の整備について(一)道路の拡幅は検討しているのか(二)津久見川の堆積土の処理については関連性がございますので一括して、お答えいたします。  岩屋地区と高洲地区を結ぶ道路は、市道岩屋線及び市道高洲線があるものの道幅が狭く、線形も悪いことから道路整備計画に多くの課題を残しております。  特に、市道岩屋線は、二つのJR踏切を平面的に渡らなければならないなどの問題を抱えているため、昭和三十年に安全性・利便性を考慮して、両地区を高架で結ぶ市道岩屋中ノ内線が計画されております。しかし、現在の道路構造令では実現が難しいことから、平成十八年度から取り組んでいる街路計画全体の見直しにおいて、市道岩屋線の現道拡幅及び新たなルートによる整備計画についても検討を行ってるところでございます。  また、市道岩屋線の津久見川カタジロ地区沿いの河川浚渫については、堅浦地区港湾整備事業などの進捗状況に合わせ、取り組んでいきたいと考えております。  次に二点目のインターから松崎交差点までのバイパスについての(一)一日の交通量は、ア、今後予想される交通量は、イ、小園地区入口の信号機を検討しているのかについては関連性がございますので一括して、お答えいたします。  津久見インターチェンジと松崎交差点及び中心市街地を結ぶ(仮称)国道二一七号松崎バイパスは、津久見市の動脈として防災・流通・観光など多くの役割を担っており、その実現に向け積極的に取り組んでいるところでございます。  国道二一七号(門前地区)の一日の交通量は、平成六年度の交通量調査基礎資料では、約一万五千台となっております。  今後の予測交通量については、最新の基礎資料が国から公表されていないため推測できておりません。  国道二一七号松崎バイパスの実現のためには、将来交通量の推測及び各路線ごとの配分交通量の推移などが不可欠であることから、最新データが公表されれば、早急に調査・検討していきたいと考えております。  また、小園地区入り口の信号機の設置については、地域住民の交通安全対策上必要であるため、地区及び関係企業と協議を重ねながら、現在、交差点改良計画策定業務に取り組んでるところでございます。  今後は、津久見警察署並びに大分県のご指導を仰ぎながら、平成二十一年度実施に向け努力してまいりたいと考えております。  次に(二)消防、水利はどのように考えているのか(三)今後の計画はどのように考えているのかは関連性がございますので一括して、お答えいたします。  コンパクトで効果的な都市整備を推進していくには、(仮称)国道二一七号松崎バイパス及び(仮称)市道水晶山線の一体的整備が必要であります。  道路整備が進めば水晶山跡地を含む周辺の有効的な土地活用が図られるようになることから、水道・排水・消火栓などの施設は当然整備されることになります。しかし、二つの路線とも事業認定されたわけではなく、現在、その実現に向け取り組んでいるところですので、ご理解をお願いいたします。  今後は、津久見市都市マスタープランの策定、街路計画の見直し、交通量調査などを行う中で、津久見市のグランドデザインを描き、大分県と連携を図りながら、二つの路線の都市計画決定に向け、努力してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  川辺農林水産課長。 ○農林水産課長(川辺邦彦君)  三点目の半島部のトイレ・ゴミ対策と案内板の設置について、お答えします。  昨年の国道二一七号新日見トンネルや四浦農免農道久保泊トンネルの開通により、市外や県外の釣り客が今まで以上に増加していますが、一方では、一部の釣り人等のルール違反やマナー不足により、トイレやゴミ、さらに騒音などで、地元住民や漁民とトラブルに発展する事態が起きてます。  このような問題を回避するため、ルールとマナーの厳守を促すため、啓発看板を平成十八年に四浦地区六か所、十九年度に長目地区五か所、二十年度に日代地区五か所に設置しております。  さらに、平成二十一年一月二十二日と二月二十七日に、大分県中部振興局の主催により「四浦半島遊漁問題情報交換会」が開催されました。津久見市・四浦区長・地元市議会議員・住民代表・県漁連津久見支店・四浦駐在所などの参加により、遊漁者とのトラブルと、その対策についての話し合いを行いました。さらに、平成二十一年二月二日に津久見市役所で、遊漁者の関係者とも同じく情報交換会を行いました。  これらのことを踏まえ、地域住民や漁民の安全・安心な生活を守るため、平成二十一年度より「四浦半島遊漁問題研究会」を設置し、案内板の設置など、具体的な対策を実施していきたいと思っております。  以上です。 ○議長(西村徳丸君)  小谷栄作君。 ○七番(小谷栄作君)  ありがとうございます。  それでは、これから再質問を行わせていただきます。  一点目の市道岩屋線の整備について(一)の道路の拡幅は検討しているかということで、現在検討しているということでございますけど、例えば別大国道の交通量が多いということで、別大国道ではフレア工法等で工事をなさってます。莫大なお金はかかったと思いますけど、実際、生徒児童、通勤・通学利用してる現在の朝夕の大変混雑する時期に、大きな事故が起きたときには、これは少ない津久見市の人口の中で大変なことになってくると思います。これで、現在あの道路自体が狭いという認識は誰もがお持ちだと思いますけど、この検討しているという、その段階についてちょっとお伺いいたしたいと思います。 ○議長(西村徳丸君)  原尻都市建設課長。 ○都市建設課長原尻育史郎君)  先ほども答弁いたしましたけども、高架で、今現在計画決定しております街路計画の高架で渡る、JRを高架で渡るルートについては、なかなか厳しいということで、今、市道岩屋線について、要するに岩屋地区と高洲地区をどう結ぶかということでの検討なんですけども、一つは、現道を拡幅することにつきましては、河川の縦断占用を図らなければ行けないということが一つ、一点あります。これはなかなか厳しい問題であります。  それと、現道を、そのままいきますと踏切に交差するわけなんですけども、ここの交差角度が、大変、JRの方から許可が下りる状況ではございません。そうなりますと、少しルートを変えないといけない。また、それはかなり家屋の立ち退きを要することになってきます。  当然、今、全体的な見直しをやってるわけなんですけども、当初二十年度の予定が、今、二十一年度の全体的見直しということで今進めております。それで、当然新たなルートについても、住民に対して説明をしなければなりませんし、高架で渡るルートにつきましても、ずっと規制をかけてきた歴史があります。それでまた、この高洲中ノ内線の架橋ルートにつきましても、地域住民への説明が必要となります。  それで、今のところは新たなルート、市道岩屋線の新たなルートが、どういうルートで行けば一番そういったような問題が解決できるのか、それと高架につきましては、道路構造令上厳しいという話をいたしましたけども、現在の縦断勾配でいきますと、十パーセント近くの縦断勾配になってくる、これは、まるかの横にあります臼津バイパスのルートが大体五パーセントですので、それの倍近くの縦断勾配になるということで、大変難しいわけなんですけども、そういったようないろいろな問題を含めて、今検討を行ってるところでございます。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  小谷栄作君。 ○七番(小谷栄作君)  もうだいぶん前からといいますか、造った当初から、この道路を使われてる方々は、本当多いのに加えまして、特に自転車等を含めて、通勤・通学で、児童生徒の通学に使われてるという、この部分というのは、大変重要に考えていかなければならないと思っております。少ない児童生徒の中で、事故があってもらっては困るんですけど、例えば通学路の確保を、その工事が決定するまでに確保するというようなことは考えておられないのでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(西村徳丸君)  原尻都市建設課長。 ○都市建設課長原尻育史郎君)  お答えいたします。  昨年、広域農道千怒・千怒越間が開通いたしました。交通量の調査はしておりませんけども、この広域農道が開通したことによりまして、この市道岩屋線のカタジロ地区沿いについては、少し交通量が減ったのではないかというふうに考えております。  それで、子ども達の安全確保のための、道路の確保ということについては、現時点では考えておりません。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  小谷栄作君。 ○七番(小谷栄作君)  いろいろと大変厳しい市の状況であるのはわかるんですが、市民の目線に立った行政の方にも一段と力を入れて、早急な道路の建設といいますか、改正に向けて力を注いでいただきたいと思います。  次に(二)として、津久見川の堆積土の処理について、これは大泊浜徳浦線の工事がなさってるので、それを状況を見ながらというふうにご答弁はいただきましたが、これまで津久見川を浚渫というか、川を浚渫するときには、残土処理場がないというような答弁でいつも答弁が終わってるというか、逃げてるというか。今度、残土処理場が確保できるとなると、結局浚渫というのは可能ということになってくると思います。そのあたりで今回の大泊浜徳浦線の工事の進捗具合に、この津久見川の浚渫をリンクさせて、そして浚渫していったらと思いますけど、そのあたりのお考えをお伺いいたします。 ○議長(西村徳丸君)  原尻都市建設課長。 ○都市建設課長原尻育史郎君)  お答えいたします。  県道大泊浜徳浦線の立花地区の道路改良につきましては、ポケットがですね、ポケット、残土処理場が小さいということもありまして、なかなかそこの期待は厳しいのかなと。堅浦地区港湾整備事業が、これから本格的に始まっていきますので、そちらの方で計画しております。  そちらの方が大体、今、埋立土量として大体十三万から十五万立米ぐらい、今、埋立願書の中では十三万立米というふうに言われておりますので、こちらの方で対応していきたいというふうに考えております。 ○議長(西村徳丸君)  小谷栄作君。 ○七番(小谷栄作君)  川を浚渫するにあたったときには、相当多くの浚渫土が出てくるんですけど、例えば、これまでいわれておる保戸島架橋、また、その外郭施設等を造るときに、やはり埋立等が要るんですけど、その部分に津久見川、青江川の浚渫土を持っていくとか、そういうふうな感じのリンクのさせ方とか、いろいろその処理の仕方、処理をする方法とかいうのは考えられるんではないかと思いますけど、大体津久見、青江それぞれ川があるんですが、川というのは、私が高校生のときには水があったんですけど、津久見の川には水がないんですよね。それは水位としては確保されているとは思います。確保されているというのは、堆積土があることによって水が見えないという状態、だからあれを二メートルか三メートル掘っていけば川になってくると思います。  それがまたしっかり河川の整備がなされないことによって、今、西教寺さんですか、第一文具さんのところの集中豪雨のときの水害等の関係も出てくるんではないかと思います。今後、川の浚渫に向かっては、やはり再度検討をしていっていただきたいとこのように考えていますが、お考えをお伺いいたします。 ○議長(西村徳丸君)  原尻都市建設課長。 ○都市建設課長原尻育史郎君)  これまで残土処理場の確保ができてないということで、河川の浚渫が厳しいんだという答弁を行ってきました。  今回、立花地区と堅浦地区に処分場が確保できるということにおきまして、県の方にも、ここを処分場として確保できる状況になれば、河川浚渫を併せてお願いしたいということでずっと要望してきております。  また、これにつきましても、これからも要望してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  小谷栄作君。
    ○七番(小谷栄作君)  よろしくお願いいたします。  それでは、二点目のインターから松崎線へのバイパス(仮称)、このバイパスについてお伺いいたします。  この交通量が、古い資料といいますか、一日一万五千台、現在は高速ができたという関係で一万四千台ぐらいではないかと予測されますが、バイパスができたときのバイパスの通行、そして、現在通行されてる小園、中町や、どこかそのあたりの道路の分散、通行の配分の交通量ですか、これはどうですか、三対七とか二対八とか、そのあたりで、その交通量を予測されてるんですか。 ○議長(西村徳丸君)  原尻都市建設課長。 ○都市建設課長原尻育史郎君)  現在ある基礎データというのが、国から発表されてるのが平成六年度の基礎資料でありまして、今、平成十七年度に調査した基礎データを、基礎資料の公表を待ってる状況であります。  これが公表されれば、当然交通の配分と、新たなルートが決定、決定というかルートを考える上において、この配分は行っていきます。  何対何になるのかという部分については、高速道が佐伯まで開通いたしました。こういったような状況もありますので、この基礎データーを基に、推測をして測ってみないとなんともいえないところですけども、少なくとも半減はするであろうというふうに考えております。 ○議長(西村徳丸君)  小谷栄作君。 ○七番(小谷栄作君)  ありがとうございます。  この部分の交通量についても含めて、このバイパスをよろしくお願いしたいところですが、一つちょっと、もう一つお伺いしたいのは、このバイパスは、今のところ事業認定されていませんということですけど、この大きな工事に対し、どこにコンパスの芯を持っていって、その円を描くかということで、その円の一番端の方が私は、この小園地区の信号機の平成二十一年度これは設置していかないと悪いなということになってきたんではないかと思います。  市長さんにお伺いさせていただきますが、このインターから松崎線へのこのバイパス、これを今後どのように推し進めていくかという抱負といいますか考え、お考え方をお伺いいたしたいと思います。 ○議長(西村徳丸君)  吉本市長。 ○市長(吉本幸司君)  県の方もですね、なかなか新規事業をやってくれない中で、この松崎線をやってくれるということになっております。  今後は、これと関連した市道水晶山線とのリンク、それの重要性というものを謳っていかなきゃいけないと思っておりますので、今、その鉱山跡地の関係、企業との話し合いというのを進めておりますので、そういうことが、今、一番重要じゃないかと思っております。 ○議長(西村徳丸君)  小谷栄作君。 ○七番(小谷栄作君)  もう一度市長にお伺いいたしたいんですが、地域住民といいますか、その隣接の住民は、勿論大変利用させていただくんですが、私たちもバイパスができたら早速通行させていただきたいと思います。やはりいつできるかというか、どのようにこのバイパスができていくかというのは、大変、津久見市の大動脈たるバイパスになってくると思います。予測されます。それで、どのようにこれが今後の津久見の経済、そして道路アクセスに関して効果が出るかというのは、もう皆さん言葉では言い表せないぐらい、これは必要だとそのように思っていると思いますので、最優先で頑張っていただきたいと思いますけど、先ほどの答弁で市長、全部気持ちを言われたんですが、もう一度ちょっとお願いしたいと思います。 ○議長(西村徳丸君)  吉本市長。 ○市長(吉本幸司君)  津久見市のまちづくりの中で、また、企業立地も含めて水晶山線必要だと、それから市民の交通の安全、通勤の安全なんかを含めて、必要だということも謳っておりますし、私は絶えず、これがまちづくりの中でアクセス整備においては一番の最重点課題ととらえております。  また、この水晶山線ができるのも、そのバイパスができなきゃいけないということであります。また、バイパスができることにより、今度、四浦半島とのアクセス、そういうのも大きく変わってきますので、観光に対する大きな資源となると思ってますので、今、最優先課題で取組んでおります。 ○議長(西村徳丸君)  小谷栄作君。 ○七番(小谷栄作君)  このバイパスについては、もう市長さんの答弁、よろしくお願いしたいところです。  勿論、皆さん足は長いじゃろうと思います。課長さん、特別職さん、コンパスの足といいますか、そのセンターはどこに置いていて、もう片方をどのように広げて円を描くかと、描いた先が水晶山跡地の利用、また、道路網の整備じゃないかと私は考えております。  それで、副市長、これからの津久見市をつくっていくときにどのようにお考えかなと、どのように副市長としてフォローしていくのかなと、そこのお考えをお伺いいたしたいと思います。 ○議長(西村徳丸君)  宇都宮副市長。 ○副市長(宇都宮 崇君)  これからの津久見市ということでございますが、このところも大切でございますし、また、新しい産業、それから医療その他様々な分野で行政というものは必要だと思っております。そういう観点から幅広く、また、それぞれに職員の力を結集しながらやっていきたいと、そういうふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  小谷栄作君。 ○七番(小谷栄作君)  ありがとうございます。  ちょっと話前後して申し訳ないんですが、私一つお聞きしてちょっと答弁がはっきり聞き取れなかったので、もう一度ちょっとお伺いさせていただきます。  私がお聞きさせてもらったのは、平成二十一年度中に信号機の設置を検討するということで、壇上で大体四半世紀というか、第一・第二・第三・第四四半期とありますけど、どのへんで設置を検討しているかというのを、私はお聞きしたかったところでございます。住民としては、いつできるかいうのは大変待たれるところということで、お答えができる範囲内でしたらお願いしたいところです。よろしくお願いします。 ○議長(西村徳丸君)  原尻都市建設課長。 ○都市建設課長原尻育史郎君)  お答えいたします。  これから、まず国道二一七号の管理者が大分県でありますので、地元の信号機を設置することについては、ご理解をいただきましたので、これから県の方と交差点協議を実施してまいります。当然信号機を設置しなければなりませんので、津久見警察署の方とも協議を行っていきます。最終的には、大分県公安委員会の認定をいただいて信号機の設置ということになります。当然、信号機の設置、信号機設置する前に、交差点の道路改良を行わなければいけません。そういうことを考えますと、二十一年度の後半に完成という形になろうかと考えております。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  小谷栄作君。 ○七番(小谷栄作君)  皆さん信号機、信号機といったら信号機だけに目が移って、実は二十一年度で話があったときに、なるべく早いときにほしいなとは思っても、やっぱり道路改良という部分が、特に見えにくい位置ですから、道路改良という部分があるので、私は第四四半期までにできれば上出来かなというふうには思っていましたが、少しでも早い時期にできるのを、やっぱり住民共々希望いたしますので、よろしくお願いいたします。  最後に、半島部のトイレ・ごみ対策と案内板の設置について。  この長年ずっとトイレの設置要望をしてきているんですけど、このトイレは財政が厳しいから無理だということで答弁を私はいただいているんですけど、このトイレ問題というのを、特に今年二月二十一日ウォーキング、そして四浦地区が植えています、これまで五年間二千九百八十一本の河津桜、この観光客といいますか、車の通行量、そして観光はどこに目線を置くかというたら、やはり女性に目線を置いたときに、一番観光がしっかりしたものになるというのは、皆さんご存知じゃないかと思います。そしたら、どこにどういうふうに先に持っていくと、いったらいいかというと、やはりトイレの問題に、私はたどり着いてくると思います。このトイレの問題、行政側はどのようにお考えかちょっとお伺いいたしたいと思います。 ○議長(西村徳丸君)  川辺農林水産課長。 ○農林水産課長(川辺邦彦君)  トイレ問題は、前の議会でも議論されてまして、やはり通常の立派な公衆トイレになると五、六百万という事業費の、一棟つけるのにかかる事業費の中での予算措置は難しいというような話で、今、簡易トイレも含め、前回議論された中で、やはりトイレといったらあと途中の清掃と管理ですね、その問題で、受け入れ地区が辞退された地区もあるというようなことの中で、一点が、今、既存にある古い便所の水洗化も含め改良とか、先生が言われる案内板で、どこに行けば女性の方はトイレできるかというような、そういう今ある既存の中で利用できる対策が一番最短ではないかなとは考えております。  以上です。 ○議長(西村徳丸君)  小谷栄作君。 ○七番(小谷栄作君)  ありがとうございます。  今後、来ていただく観光客といいますか、釣り人といいますか、残すものだけ残していって、ゴミも含めて、帰っていただくだけでは地域としては大変困って、困るばっかりで、大きな頭が痛いところです。  この長目半島、四浦半島、それぞれ持っている風光明媚な自然、そして良好な釣り場、これは応分な負担をお願いするというような方向も、これからは私は考えていってもいいんではないかと、そのように思っているところです。昨年から、県、市そして釣り人、地元住民とも協議を重ねながら、地域づくり、地区づくりを、またその釣り人を横目でにらみながら、やっぱり協議しているところじゃないかと思います。方向性としては、やはり最後行き着くところは、そのトイレの問題になってきますので、このトイレの汲み取りも含めて、処理も含めてどのようにして応分の負担をお願いするかということの協議に対し、また行政側もお力添えをいただきたいと思います。  そして、これからつくっていくこの津久見市を、やっぱり治安も含めて、安心した地域に手を携えてつくっていけたらとこのように考えておりますので、これまで以上のご協力をよろしくお願い申し上げまして、私の一般質問を終わります。  ありがとうございました。 ○議長(西村徳丸君)  暫時休憩いたします。午後一時から開議いたします。                  午後〇時二十一分 休憩                  午後一時〇〇分 開議 ○議長(西村徳丸君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、三番金只昌平君。   〔三番金只昌平君登壇〕 ○三番(金只昌平君)  議席番号三番の金只です。  昨年のアメリカ発の急激な経済環境の悪化により、津久見市におきましても、石灰石産業も例外なく、大変厳しい状況に直面してるようにあります。当然、市税の減収ということも避けられないと思います。そのような状況にもかかわらず、政府の対策は後手に回り、将来への投資よりも、その場しのぎの対策を選んだようにあります。  しかしながら地方、とりわけ私たちの住む津久見市は将来の希望に向かって、今後も歩み続けなければなりません。そのために、しっかりと効果を上げた、第一次行財政改革に引き続き、第二次行財政改革を成功させる必要があります。  そこで、今回は、刑務所や弾薬庫ばかりが、新聞紙上を賑わしました、第二次津久見市緊急行財政改革実行計画の素案に基づいて質問いたします。  まず、(一)としまして、行財政改革を行う目的についてお聞きします。  「行政の体制維持」と「市民サービス向上やまちづくり」のどちらに軸足を置いているのか。ともすれば財政再建団体に転落しないためですとか、合併に向けてといったことが先行するわけですけども、本来の行財政改革とは、節約で生まれたものは、市民サービスの向上や将来への夢やまちづくりに還元、投資するものと思われますが、津久見市はどのようにお考えでしょうか。  昨年度も学校が統廃合されました。これも行財政改革の一環ですけれども、そのとき、残った学校には以前よりも多い予算配分をするというような答えがありました。しかし、未だに学校の現場では薬品が足りないとか、修理ができないといったような言葉を聞きます。このように第二次行財政計画を経ても、市民生活に同じようなしわ寄せが続くのでしょうか。  (二)としまして、財政健全化計画でも盛られております「公的資金補償金免除繰り上げ償還」に伴う職員数と人件費総額削減計画について、お聞きします。  ア、職員数削減の実績と今後の見通しについて。  公的資金補償金免除繰り上げ償還により、金利五パーセント以上の地方債について借り換えることで、削減効果額は四億五千万と見込まれるとありました。それが実行されるにあたり条件があったと思います。その中の職員数の削減計画ですが、目標は平成二十一年度には二百六十二人、平成二十二年度には二百五十一人となっておりました。平成二十一年度の予定では、二百六十九人、平成二十二年度は予定が出ておりませんが、二百五十一人という数が達成できるのでしょうか。更に、目標人数を達成するということだけでは、将来に問題を残すものと思われます。  そこで、イとしまして、将来に向けた健全な職員年齢構成を踏まえ、計画的に、ある程度の新規採用を行うと謳われておりますが、津久見市としまして、どのような年齢構成が健全と考え、それを実現するために、どのような計画をされているのか、具体的な方策がありましたら教えてください。  ウとしまして、これまでの総人件費削減計画の実績はどのようになっておりますか。  更に、エとしまして、総人件費削減計画は、今後どこに重点を置き計画を進めるつもりでしょうか。  (三)といたしまして、午前中の宮本議員の質問にありましたように、希望の持てるというような項目の中に、「元気ある津久見、活力あるまちづくり」という中で、公共施設の見直しにおけるドリームフューエルセンターの取り扱いについてお聞きします。  ア、当初の投資費用とその財源及び現在の借入残高はどのくらいありますか。  イ、維持、運転には人件費や委託費、修繕など、いわゆる需用費にかかる経費は、年間どのくらいかかっておるでしょうか。  ウ、それら経費の運転開始からの推移と今後の予想はどのようになりそうですか。  エ、施設の耐用年数はいつまでを想定し、その施設の更新は考えておるのでしょうか。  最後に、オとしまして、第二次行革素案にあります「ライム産業関連の工場での直接処分の可能性」というふうに述べております。これは、ドリームフューエルセンターの代替施設や方法について述べているのでしょうか。  という以上のことについてお聞きします。  これで、一回目の質問を終わります。ご答弁よろしくお願いいたします。   〔三番金只昌平君降壇質問者席着席〕 ○議長(西村徳丸君)  吉本市長。   [市長吉本幸司君登壇] ○市長(吉本幸司君)  それでは、金只議員さんのご質問にお答えいたします。  一点目の(二)及び(三)につきましては、担当課長からお答えいたしますので、よろしくお願いいたします。  一点目の第二次津久見市緊急行財政改革実行計画(素案)について(一)行財政改革を行う目的について、ア、行政の「体制維持」と「市民サービスの向上やまちづくり」のどちらに軸足を置いているかということでございますが、大変難しい問題であるといえます。  地方公共団体の存在意義は、住民の福祉の増進を図ることを基本として、地域における行政を自主的かつ総合的に実施する役割を広く担うことであります。つまり「市民サービスの向上やまちづくり」のために存在しているといえます。  しかし、それは地方公共団体の財政基盤が安定し、将来の財政環境の変化に弾力的に対応できる持続可能な財政運営ができて、はじめて将来にわたり安定した「市民サービスの向上やまちづくり」が実現できると考えております。  現在、予想もしなかった深刻な不況下にあり、地方自治体の財政運営も大変厳しい状況となっております。  これまで行財政改革に必死に取り組んできた地方自治体は、一度絞ったタオルを更に固く絞る必要があり、これまで以上に必死に取り組む覚悟が必要となっております。  特に、人口減少、少子高齢化社会を迎えた津久見市は、将来にわたって、これまでのように市としての機能を保てるのか、市民サービスを維持することができるのか大変厳しい状況になっていると思います。  このような状況にあるため、必死に行財政改革を行い、最低限市民の生命を守り、安全安心な市民生活ができる財源を確保しなければなりません。  そのためには、サービスを担う原動力となる職員の意識改革や、行政の組織体制の充実も必要な条件整備であると考えております。  以上でございます。   [市長吉本幸司君降壇] ○議長(西村徳丸君)  高瀬秘書課長。 ○秘書課長(高瀬茂人君)  一点目の第二次津久見市緊急行財政改革実行計画(素案)についての(二)財政健全化計画にも盛り込まれている「公的資金補償金免除繰り上げ償還」に伴う職員数と人件費総額削減計画について、お答えいたします。  ご質問の各項目についてお答えする前に、財政健全化計画についてのご説明をいたします。  この計画は、市債の繰り上げ償還など行うため、「公的資金補償金免除繰り上げ償還に係る財政健全化計画」として、平成十九年度に国に提出したものであります。したがいまして、まだ一年余りしか経過しておりません。この計画の中での職員削減目標などは、平成十六年度に作成した緊急行財政改革実行計画や、国の指導により平成十七年度に作成した、集中改革プランの数字をベースにしたものであります。  したがいまして、アの職員数、ウの人件費の削減実績につきましては、緊急行財政改革実行計画の実績数をお答えさせていただきます。  まず、アの職員数削減の実績と今後の見通しについて、お答えいたします。  緊急行財政改革実行計画の中では、計画年度当初の職員数を三百二十七名から五年間で六十五名純減し、平成二十一年四月一日時点で、職員数を二百六十二名にするというものであります。今年度の実績といたしましては、十六名の退職者であり、二十一年度採用予定者、採用三名を差し引いても十三名の純減であります。この結果、平成二十一年四月一日時点での職員数は二百五十六名となり、計画目標を大きく上回るものであります。集中改革プランは一年残しておりますが、この計画目標も達成できるものというふうに考えております。今後の見通しでありますが、確定数は定年退職者数のみであり、見通しとしては、勧奨退職応募者に左右される不確定な要素が多くありますが、第二次計画の中での数値目標を達成していくよう努力していきたいというふうに考えております。  次に、イ、将来に向けた健全な職員年齢構成の計画とはについて、お答えいたします。  組織の構成は、組織によっては少し異なることもあると思いますが、一般的にはピラミッド型、あるいは各年齢層のバランスのとれたものが理想的であるというふうにいわれているようです。ただ、当市のように勧奨退職を促進しながら採用を控えた場合は、残念ながらこうした体制が保てないということは認識しております。このことを踏まえ、第二次計画では、これまで通り勧奨退職を促進しながら、一方で、ある程度の新規採用が出来るような状況をつくっていきたいというふうにいたしております。  次に、ウ、総人件費削減計画の実績はどうなっているかについて、お答えいたします。
     第一次計画では、総人件費の削減目標を五年間で六億六百十二万円といたしております。今年度は最終年度でありますので、最終的な数字ではありませんが、四年間の削減実績としては約五億二千五百万円であります。  次に、エ、総人件費削減計画は今後どこを重点に置き計画を進めるかについて、お答えいたします。  第一次計画の総人件費削減の具体的な方法としては、市長以下三役の給与カットや議員報酬の減額、更には、職員数の純減と給与カットを中心とした、職員給与等の削減を実行してまいりました。現在、素案として公表されております第二次計画の中でも、引き続き総人件費の削減が盛り込まれておりますが、重点的には職員二十九名の純減、併せて職員給与制度の見直しなどを行うことによる給与水準等の引き下げが重要課題であるというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  谷本環境保全課長。 ○環境保全課長(谷本義則君)  一点目の(三)公共施設の見直しにおけるドリームフューエルセンターの取り扱いについて、ア、当初の投資費用と財源及び現在の借入残高はいくらかについて、お答えします。  ドリームフューエルセンターは、平成七年二月から建設工事を始め、平成九年一月から本格稼動をしております。  総工事費としては、土地造成費、緑化事業等も含め約二十八億円で、その内訳は、約六億円が国からの補助金、十六億八千万が地方債、残りの五億二千万が一般財源でございます。  現在の借入残高については、三億八千八百万であり、二十三年度には完済の予定でございます。  次に、イ、維持、運転にかかる経費はいくらか、ウ、それら経費の運転開始からの推移と今後の予想については、関連性がありますので一括して、お答えします。  ゴミ処理の経費として主なものは、施設の電気代、臭気、臭いを除いたり、固形燃料を成形するための添加剤等の薬品代、固形燃料を乾燥させるための灯油代、その他機械設備の整備のための修繕料でございます。  十九年度の実績ですと、光熱水費約三千万円、燃料費約二千万円、薬品費約二千五百万円、修繕料が約六千四百万円、十六年度より運転管理を委託しておりますが、その委託料が約四千万円、その他電気系統、クレーン等の保守点検ほかが約八百万円となり、合計約一億八千七百万円となっております。  運転開始からの経費の推移と今後の予想ですが、各年の電気、灯油等の単価の変動や修繕料において交換部品等の違いによる金額の差異など、非常に比較ができにくい状況です。  ゴミ一トン当たりの処理経費を見てみますと、稼動当初の平成十年度は一万九千四百円、五年後の平成十五年度二万七千二百円、十九年度は三万六千百円となっており、年々高くなる傾向にあります。  今後の予想としては、処理効率は年々悪くなることが予想され、また、機械の老朽化により交換部品が増加するなど、経費の増大が予想されます。  次に、エ、耐用年数は、いつまで想定し、更新が考えているのかについて、お答えします。  通常の機械物の耐用年数は十五年とされております。  既に稼動して十二年が経過しており、大規模な設備の更新の時期にさしかかっておりますが、現在の財政状況では厳しい状況にあり、機械類の交換の優先度を見極めながら整備を進め、市民の皆さんにご迷惑のかからないように処理をしていきたいと思っております。  以上です。 ○議長(西村徳丸君)  新納企画商工課長。 ○企画商工課長(新納 淳君)  (三)のオ、「ライム産業関連の工場での直接処分の可能性」とあるが、これは代替施設や方法について述べているのかというご質問にお答えをいたします。  津久見市では、家庭から排出されたゴミや事業系一般ごみについては、ドリームフューエルセンターで固形燃料に加工したものを、ライム産業関連の工場に燃料として販売をしております。  しかし、ドリームフューエルセンターは、先ほども担当課長からご説明がありましたように、平成九年十二月に完成をし、稼動から既に十二年が経過し、通常の定期点検整備に加え、施設の維持・管理上設備の更新など年々経費が増加しております。  そのような中、今年二月に、新たな方法により一般廃棄物の処理を行っている自治体にある工場を視察見学してまいりました。そこでは、休転しているキルンをごみ資源化キルンとして利用し、ごみを直接投入して発酵させ、セメントの原燃料としてリサイクルをしております。  この方法によれば、キルンへの直接投入により、固形燃料に加工する工程を省略することができ、現在、ドリームフューエルセンターにおける運転経費や維持補修費は必要なくなります。  しかしながら、当市においては休転のキルンはありませんし、ごみ処理の委託費についても一トン当たり約四万円と高額で、今すぐに、この方法を採用する条件は整っておりません。  市としては、将来にわたって、ごみ処理に関しては心配のいらない町として、市民に安心してもらうためにも、どのようにすれば津久見市でその方法が可能となるのか、解決すべき課題はどこにあるのか、などについて、市と企業の担当者で調査・研究のプロジェクトを設置し、今月九日には第一回目を開催し、具体的な調査・研究の取り組みをスタートしております。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  それでは、順次第二回目以降の質問をさせていただきます。  公的資金の免除の件なんですけども、職員数がちょっと聞き落としたんですけども、平成二十二年度の二百五十一人という数字としても大丈夫ということだったんですかね。 ○議長(西村徳丸君)  高瀬秘書課長。 ○秘書課長(高瀬茂人君)  計画ですね、二百五十一名、これは集中改革プランの計画なんですが、今年の実績からみれば、あと五名程度ですか、二十二年度で純減すれば到達できる数字であるというふうに思ってますので、クリアできる数字じゃないかなというふうに思ってます。  ただ、先ほど言いましたように、来年の定年者数が二名だったというふうに記憶してるんですが、その部分しか確定数字としてはありませんので、あとは退職勧奨に何人応えていただけるのかなという部分で左右されるというふうに思います。ただ、計画目標とはいいながら、絶対クリアしなければならない数字だというふうに認識してますので、その計画目標数のクリアについて努力をしていきたいというふうに考えています。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  必ず達成しなければならない数字だというふうに認識されているようですけれども、これもし目標に達しない場合、何かペナルティですとか、例えば、繰り上げ償還ができませんといったような制裁措置のようなものがあるんでしょうか。 ○議長(西村徳丸君)  大塚総務課長。 ○総務課長(大塚好裕君)  お答えいたします。  健全計画につきましては、二十三年度までの実績でございますので、各年度ごとに大分財務事務所とか、お貸しいただいたところから調査はありますが、そこまでの期間でございますので、今年度とか来年度どうとかいう話ではございません。  ただ、現実問題として現在のところはちゃんとクリアできてるというふうなご判断を財務事務所等には、ご理解いただいてるというふうに考えております。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  それでは、ちょっと今お手元にお配りしています資料が一枚あると思うんですけども、この年齢別職員構成数と書いた方なんですけれども、これいただいた資料を基にグラフ化してみました。  そしてこういう形が出てきたわけなんですけれども、これも非常に若い人、三十以下の人にとってみれば、もう上の方がいっぱいいて、下は殆どいないという状況のグラフに見えるんですけども、これ津久見市、今課長が言われたように、健全な形というのは、ピラミッド型だとかバランスがとれた型というふうに言われたんですけども、このグラフ見ていかがでしょうか。 ○議長(西村徳丸君)  高瀬秘書課長。 ○秘書課長(高瀬茂人君)  正直言って、確かに若年層は極端に人数としては落ちてるということで、健全か健全でないかといわれれば、健全であるといえない状態であるというふうに思っております。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  こういう状態で、新規採用しながらという言葉が入ってたと思うんですけれども、なおかつ、新規採用しながら職員数を増やさないというような状態というのは是正できるとお思いですか。 ○議長(西村徳丸君)  高瀬秘書課長。 ○秘書課長(高瀬茂人君)  この図に載ってる分を更正をするのは、もう不可能であるというふうに思ってます。よほどのことがない限り、もう極端に言うと、職員にこういった表現がいいかどうかわかりませんが、クビを切って強力に押しなべていかないと、通常言われる状態にはならないというふうに思ってるんですが、現実問題そういう話にはなりません。  これから先どうしていくのかといった中で、先ほど言ったように、一方で財政の健全化をする中で職員数を減していかねばならないような状況、一方で、議員さん指摘のように、じゃそのままで、従来どおりの一次計画のままで、減す一方でいいのかという話は当然出てきてるわけですから、先ほど言ったように若干矛盾するところもあるという部分もありかもしれませんが、そこのところについては、強力にやはりこういったものを是正していく上でも進めていかなければ、健全な組織構成が保てないというところにいってしまいますので、そういった部分でこれから先、かなりの時間が必要になるんじゃないかなというふうに思ってるところであります。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  若干の矛盾はちょっと目をつぶるにしまして、今まで津久見のためにということで早期退職をされた方もおります。これからもいると思います。これ、この働き盛りの人が辞めるという話にはならないと思うんですけども、何とか若い人が希望を持って、やる気が出るような構成というんですか、早く持っていくということがやっぱり大事だと思います。つまり新陳代謝を図るということが非常に大事だと思うので、ぜひ人員の構成には注意していただきたいと思います。  続いてですが、人件費の件についてですが、今の表の裏の表ですね、これも私なりにちょっと表を、決算表からずっと拾い出して表を作ってみたんですが、左の表ですね、グラフですね、これはもう金額ベースでいっております。  そうしますと、この人件費というのと、人件費というのは退職金等を含んでますので凸凹が大きいんで、いわゆる職員給与、(内職員給)と書いた四角のグラフなんですけども、ここに注目していったんですけど、これも数字を見るうえでは順調に減ってきております。これまあ行革でうまくいったということだと思うんです。これ当然歳出が全体が減ってるんでね、減っても当然だと思うんですけども、もう一個右の方の表です、グラフですが、今度はこれは割合なんですね、総歳出額に対しての割合、そのうちの(内職員給)というのがあるんですが、これを見ますと、もう平成五年から十九年まで、ほぼ一定の十七、八パーセントぐらいなんです。これ行政の人件費割合というのはもうこれが限界なんかなというふうにも考えるんですけども、実際どうなんでしょう、この辺がやっぱり限界と思われますかね、ちょっと回答が出ますか。 ○議長(西村徳丸君)  高瀬秘書課長。 ○秘書課長(高瀬茂人君)  構成費割合に入っていく部分だろうと思うんですけど、人件費も含めて義務的経費はある程度固定をされた部分ですね、構成費割合ですので、全体的なパイが増えれば占める割合というのは、必然的に少なくなっていくというふうなことになるんじゃないかというふうに私は認識してるんですが、そういった部分で、全体がもうそう大きく増減しなければ、同じ割合で、こういった部分で一定程度の割合占めていくというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  確かに歳入の部分、歳出の全体の割合が大きくなれば構成比は下がってくると、だと思うんですけれども、それにしてもここであんまり平成十七、八年度が下がってないというのは努力した結果かなという感じはします。  それと、極端に目立つ、この中で目立つのが×の印の投資的経費ですよね、これは平成の初めの頃から比べますと、この平成五年というのは、恐らくバブルが崩壊して、それ以降の数字になるんですけども、それから投資的経費というのは、ものすごい勢いで金額も減ってます。当然構成比率も減ってるわけなんですけども、これは歳入が減って扶助費あたりなんかが増えてきてるのが大きな要因だと思うんですけども、何かその陰に隠れて職員給というのも守ってるんじゃないかなという、職員給に痛みが見えないのを何となく感じるんですけど、どうでしょう。 ○議長(西村徳丸君)  高瀬秘書課長。 ○秘書課長(高瀬茂人君)  職員給を守ってるんじゃないかというご質問なんですけども、職員給に本格的に削減を始めたのは、この緊急行財政改革の中で本格的に始まったんだろうというふうに思ってますし、先ほど答弁いたしましたように、第二次の計画の中でも、市長もよく申されますように、一度絞ったタオルをもう一度絞ると、で、先ほどもこれお答えしましたように、じゃどこに重点を置くのかなというふうになると、やはりどうしても職員にという、職員、勿論議員さん、市三役の人件費についてもそうなんですが、重点的には職員に痛みを伴ってもらわないと、なかなか削減も進んでいかないのじゃないかなというふうに考えてます。  そういったことでいえば、若干構成費比率の部分で見ていただくと、さっき言ったような部分が出てきてしまいますので、投資的経費が全て、全てというか、投資的が人件費に回ってるんじゃないかなというところがご指摘なんですが、これからそういった部分についても削減はやっていかなければならないというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  投資的経費が職員給に回ってるんというんじゃなくて、投資的経費は、当然すごい勢いで減ってるんだけれども、職員給にはさして影響してないんかなというふうに感じたんで、同じように痛みをを伴っているのかなということをちょっと言いたかったんです。それじゃそこはもうその辺にしておきます。  それと、あと人件費の中で、いや職員給の中で、平成十九年と平成十五年とちょっと見てみたんですけれども、約職員給でマイナス四億、これも行財政改革の大きな効果だと思います。それの中で、外部委託によるそのマイナスという金額は大方わかりますか。 ○議長(西村徳丸君)  高瀬秘書課長。 ○秘書課長(高瀬茂人君)  大変申し訳ありません。この場で具体的数字は持っておりません。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  それではちょっと違うところから、物件費について見まして、平成十五年から物件費、この三角の印のグラフですが、これぐっと右肩で大きく上がっていってるんですけれども、これ何か、この辺で何か大きな物を購入したとかそういったものがあったんでしょうか。 ○議長(西村徳丸君)  大塚総務課長。 ○総務課長(大塚好裕君)  お答えします。  物件費といいましてもいろいろありまして、賃金もありますし旅費もありますし、交際費もありますし、需用費といわれる消耗品等もございます。それから役務費と備品と委託料というふうなものが含まれたものが物件費というふうなことでございます。  具体的に先ほどの委託の話をされてましたけども、上がった理由の中には、一つ事業として大きく、例えば地籍調査の事業を開始したとか、それから可燃ごみの収集業務の委託を開始したとか、インターネット事業を進めてるとか、それからドリームフューエルセンターの運転管理の委託料があるとかいうふうなものが含まれております。そういう面では、そういうふうな委託、それ以外にも例えば、学校の適正配置の中では、学校生徒の輸送料ですね、タクシー等の、こういうのも全部含まれた中に入っておりますので、そういうことを含めた中での物件費が増えているというふうなところでございます。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  そうですね、物件費が同じ十五年と十九年見ますと約二億四千七百万ほど増えているんですね。その中で、いわゆる委託費とかそういったものの割合というのは、というか、金額ベースとかでわかるんですか。 ○議長(西村徳丸君)  大塚総務課長。 ○総務課長(大塚好裕君)  委託費だけを例えばベース的に出してはおりません。申し訳ございませんが。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  物件費はいわゆるそういう委託費とかも金額が入ってきてると思うんですけれども、これが市が直接職員が直接手を下さずに、外部に出してしまうということで委託費がだんだん上がってくるという要素もあると思うんです。それの中で、そういうのをちょっと見まして、物件費がだんだん上がってるのは、これは全部が全部委託した結果というわけじゃないと思うんですが、それはもう一つの固定費と見ますと、この職員給と物件という足して合計したものを、*印のグラフの数値なんですが、これがもう三割程度になってしまってるんですね。これが恐らくもうこれ義務的な経費という形で固定してきてると思うんです。これが、これ十九年で今一応切ってますけど、二十三年以降も同じようにシミュレーションしてみますと、これがずっと横に伸びていくだけの状況だったんですね。  こういう状況なんですけども、どうなんですか、外部に出すということを進めると職員給は確かに伸びないんだけども、外部が伸びていくという状況にはならないんでしょうか。 ○議長(西村徳丸君)  大塚総務課長。 ○総務課長(大塚好裕君)  先ほど申しましたように、委託料の中に、例えば設計委託とか全部含まれますので、なんとも言いかねるんですけど、確かに経常的に、例えばドリームにつきましては、職員でやらずに民間の方にお願いしてるという部分では経常的になってる部分がございます。  ただ、それも含めて、過渡期的な意味合いもありますので、全てのときから一切の経費が、例えば人件費がそこでカットされて委託料だけが伸びるというふうなことでもございませんので、そういう面では複雑なやり方の中で、将来的な展望を持ってやってるというふうなことでございますので、一部言える部分としては、そういうふうに固定経費が増えてることは確かに危惧する部分だというふうに思っております。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  ちょっとはっきりした数字もこれでは読み取れないんで、説明もなかなかできないんですけれども、そういうふうにちょっと人件費をそのままにしておきながら、外部委託を増やして、人件費は伸びていませんよというふうな形でやられるとちょっと困るので、その辺のとこはきちっとやっていただきたいと思います。  できるだけ固定費が小さいということが柔軟な財政運営ができると思いますので、行財政改革と言って、外部に出すことで民間の安い賃金に、こう甘えていってるというようなそういったような意識というのはないでしょうか。 ○議長(西村徳丸君)  新納企画商工課長。 ○企画商工課長(新納 淳君)  お答えをいたします。  ここら辺に対する取り組みにつきましては、やはり津久見市が十年二十年他市に遅れをとったという側面はあると思います。それこそ景気のいい時代にこういう処理をしておけば、もっともっと形は違ってきたかなと、それはもう過ぎたことなので弁明になりますが、但し、いわゆる市という人口三万以上の、三万七千、まあピーク時ですが、市という自治体の中で、その当時のサービス量や施設整備をやってきた経緯の中で、現時点では予算も人口規模も昔の町村と同じぐらいの規模になってます。だからそれを直営で維持することの経費と、やはり民間にサービス基盤のあるものについてはお願いをしていくという形態が、どちらがその金額的に大きいのかというのは、これはもう直営で職員を長い間抱えていくことがいかに大きな要因になるかというのはもうご存知と思いますので、基本姿勢としては、やはりそういうところでやっぱり減らしていくという考え方で、急激にここ十年ぐらいの間に、民間委託もやってまいりました。  一方で、しかし民間委託といえどもいろんな業種であるんですが、やはり委託した先が赤字経営といいますか、非常に苦しくて、その事業を継続できないというような状況もまた委託をする側としてなかなかそういうふうにもなりません。ですから委託料も見直しはいたしますが、その辺も考慮しながらやっぱり決定をしていかなければならないというところがありますので、急激に削減するということもできないと思います。しかし、直営よりは間違いなく職員数も人件費も減るという視点で実施してることは間違いないことでありますので、安易に肩代わりというようなことではないというふうにご理解をいただきたいと思います。 ○議長(西村徳丸君)  大塚総務課長。 ○総務課長(大塚好裕君)  先ほど申し上げたのに少し不足がありましたので、追加で述べさせていただきます。  我々としましては、確かに財政状況が厳しいですから、委託を含めて、やっぱり十分に精査をしながらやっていかなきゃならないというふうなことはもうそのつもりでおります。  ただ、例えば近年におきましては、保戸島の診療所の委託料とか含めて、住民需要に応えなければならないものについては、行政ができない部分については、その委託料の中で賄わさせていただく、但し、その委託料そのものは診療報酬含めてなるべくトントンでやっていただくようなことを考えておりますので、必ずしも、その委託料に添加させて増やしてるというふうなことでは考えておりません。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。
    ○三番(金只昌平君)  ありがとうございます。  委託料などにつきましては、事業自体が、何が何でも役所がやらなきゃいけないというようなものばかりではないと思います。そして、民間の力で大いに活性化するのはいいと思います。そのときに、委託する場合に、ちょっと本当に、このサービスはずっと必要なのかどうかとか、市が係わらない、行政が係わらにゃいかんのかというようなことというのは、もう一度精査しながら、もう切り離すものは、行政は切り離してしまうというようなことを考えながらやっていただければ、両方とも人件費も下がり物件費も上がらないというような形が出てくるんじゃないかと思いますので、よろしくお願いいたします。  じゃ次に、ドリームフューエルセンターのことでちょっとお聞きします。  先ほど処理費がいわれてて、平成十年度は一万九千四百円で、平成十九年度は三万六千百円、トン当たりですね、これが増加しているということですから、当然これは効率が悪くなって、経費がかかって、どんどん増加したんだと思います。もう恐らくこれを続ければ、今後も増加すると思うんですけれども、今までドリームフューエルセンターで何か大きな問題点ですとか、維持管理の面とか、RDFの品質とかそういったもので問題点が出たことがあるんでしょうか。 ○議長(西村徳丸君)  谷本環境保全課長。 ○環境保全課長(谷本義則君)  先ほど申された十九年度三万六千百円ということで、大きなウエイトは、修繕と申しますか、交換部品の多さでございます。修繕料といわれる部分については、非常に上がったり下がったりをしております。  問題点といいますと、現在の財政状況からすると、通常定期的にやった方がいいという交換やオーバーホールができていないというのが現状でございます。理想的なオーバーホール点検をやるには、それなりの費用がかかってくるということで、財政状況等を考えていきますと、与えられた予算の中で優先度を見極めながらやると、先ほど答弁しましたけども、こういう部分でだんだんとどよみが出てくるのは、間違いないというふうに思ってます。  RDFの製品等は何ら変化はないと、問題ないと思っております。  以上です。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  それでは、オのところでちょっと聞きました、ライム産業関連の工場でのということですが、ちょうど何か三月九日に調査・研究ですか、会がスタートしたということだったんでタイムリーなんで、少し詳しくお聞きしたいんですけども、これはどこの自治体というのは名前公表できますか。やってるところですね。 ○議長(西村徳丸君)  新納企画商工課長。 ○企画商工課長(新納 淳君)  埼玉県の日高市というふうに聞いております。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  私もちょっと調べて、日高市ということは聞いてたんですけれども、日高市の場合は、その運営自体はどこがやってるんですか、行政がやってるんですか、それとも工場がそのままやってるんですか。 ○議長(西村徳丸君)  新納企画商工課長。 ○企画商工課長(新納 淳君)  運営は工場がやっておりまして、市の方は処理費をお支払いしてるというふうに聞いております。先ほどの答弁でトン当たり四万円と申しましたのが、それが市が、その工場に支払ってる処理費だという、視察の報告を受けております。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  この日高市の場合は、ここの設備というのは最初どちらが投資したんでしょうか。 ○議長(西村徳丸君)  谷本環境保全課長。 ○環境保全課長(谷本義則君)  設備投資は全て会社の方がしたということで、あと自治体の方が、その処理費用を払うという格好で聞いております。  以上です。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  具体的に企業名もわかると思うんですけれども、津久見市に同じ会社さんがあるんで、この直接処理ですね、これが津久見市にとってメリットとして、環境面とかコスト面とかいうことで、どういったメリットが考えられるんですか。 ○議長(西村徳丸君)  新納企画商工課長。 ○企画商工課長(新納 淳君)  先ほども答弁でも申し上げましたが、施設自体が非常に老朽化してくる中で、この維持補修にも限度がありますので、いずれは建て替えとかいう方法を考えないと、やっていけなくなるんじゃないかと、そうなりますとまた相当な投資をしなければなりません。したがって、その過程なりそういった投資を省略できると、直接収集をした物を直接投入できるという仕組みなので、これが叶えば、今のRDFに精製をしている、あの過程の施設そのものが必要なくなるというふうに判断をしております。したがって、年間一億数千万という現在かかってる維持管理費ですか、これについても省略をできるというふうに考えております。  但し、それに代わるべき処理費というのは、コストとしてまた上がってくると思いますが、施設を維持、あるいは建て替えたりする経費を考えれば、そちらの方は、当然に安くなってくるというふうに判断をしております。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  これ日高市の場合は人口どれぐらいのものを処理してるんでしょうか。 ○議長(西村徳丸君)  谷本環境保全課長。 ○環境保全課長(谷本義則君)  処理は多分一日六十トン。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  すみません、処理してる人口、処理対象の人口です。 ○議長(西村徳丸君)  宇都宮副市長。 ○副市長(宇都宮 崇君)  お答えいたします。  ちょっと今手元に書類持っておりませんが、約五万人程度で、津久見市の場合には一日三十トン程度でございますが、日高市の場合は一日六十トン程度とそういうふうにお聞きいたしております。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  五万人から六万人だと思うんですけど、それを処理できる能力でやってるということは、恐らく会社の規模としても工場の規模としても、そう変わらないと思うんですけれども、もしそれが津久見市で実現すれば、津久見の二万数千人のゴミというのはもう簡単に処理できる量だと思うんですが、この能力によっては、他の市町村からの持ち込みということも可能だということも考えられます。この辺で地域の優位性ということにはなるかと思うんですけども、その辺のことはどうですかね。 ○議長(西村徳丸君)  宇都宮副市長。 ○副市長(宇都宮 崇君)  お答えいたします。  これらの技術は、お聞きした範囲では進んできたとは聞いておりますが、やはり始まりましたときよりも、やはり、いろんな技術的な課題を一つずつ解決していったというような形をお聞きしております。そういう中でございますが、やはり先ほど申し上げましたように、一トン当たり四万円というような処理費がかかっておりますのは、例えば、自動車ですとかテレビの生産のような成熟した技術というところまでは至ってないんじゃないか、これは採算の取れるような成熟した技術という意味でございます。そこまではまだ至るのは暫くかかるのかもしれません。そういう中で、こういう技術は日進月歩でございますので、今後とも、いろんな形で全国的なベースで進んでいくことができましたならば、今、議員さんのおっしゃられましたように、より進んだ、成熟した技術の中で、津久見市のごみがある程度安価に処理できるというような見通しが立つことがございましたならば、当然他市町村のごみも、成熟した技術、それから採算ベースに乗れるような技術の中でやっていける可能性というのは考えられると思っています。今の段階では、この一トン当たり四万円程度の経費のかかる技術だとは思っております。  以上でございます。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  確かに処理料はちょっと今のところでは、高めになってるということなんですけれども、この施設というものが実現したときに、何か津久見市にとってのデメリットというのは何か考えられますか。 ○議長(西村徳丸君)  新納企画商工課長。 ○企画商工課長(新納 淳君)  元々セメント製造キルンというのが千四百度ぐらいの高熱で処理をするということですので、ダイオキシンが出ないということで、過去、肉骨粉ですとか、いろんなものも、太平洋セメントに持ち込まれて処理をされたというような経緯もあります。国からの依頼によって。したがいまして、実害といいますか、環境汚染につながるようなデメリットは生じないんではないかというふうに考えております。  但し、休転中のキルンがないことから、それ専門にやるということにならないと。したがって、今あるキルンをどういうふうに使えばそれが可能なのか、あるいは収集する側や、ごみを出す側にどういった分別の方法なり市民も一緒になってやらなければならない条件があるのかとか、臭気対策はどうなのかとか、様々な課題、あるいは一番問題になるのは、生ごみの処理についてはどうなのか、これも直接投入で影響がないのか、あるいは、事前に乾燥するというような、前処理をして投入しなければならないのか、そういったいろんな課題を抽出をしまして、どういうやり方をすればそれが津久見で可能になるかということを、今後、企業の方にもお知恵を借りながら、あるいはうちのこれまでの基礎データーを出しながら、実現できる方法はないのかということで研究、調査をしていきたいというふうに考えております。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  今までの話を聞いていますと、非常に津久見市には有利な処理方法じゃないかと思います。  それで、それにはいろいろ克服するような事柄があると思うんですが、この津久見市としては恐らく積極的な研究を進めたいというふうに考えておられると思うんですけど、どうでしょう。 ○議長(西村徳丸君)  新納企画商工課長。 ○企画商工課長(新納 淳君)  本当に積極的に企業とも話し合いをし、研究をし、一年でも早く実現できるような方向を、ぜひ探していきたいというふうに考えております。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  楽しみですけれども、実際にプロジェクトチームが立ち上がったという形だと思うんですけども、すぐにこれ実現できるものではないと思うので、これ実際のタイムスケジュールというんですか、そういったものを作られておりますか。 ○議長(西村徳丸君)  新納企画商工課長。 ○企画商工課長(新納 淳君)  現在は、具体的なタイムスケジュール等は作っておりませんが、少なくとも今年度一杯、あるいは半期ぐらいを目指して、内部的な調査・研究会を定期的に開催をしながら、ある程度意見がまとまれば、今度は専門家、もう少し幅を広げた研究会といいますか、プロジェクトに広げまして、そのときには、議員の皆様も代表も参加していただくような会にした方がいいのかなというふうに、これまはまだ内部で検討しておりません。今の内部プロジェクトを少し幅を広げて、市民にも参加をいただくような形でのプロジェクトに広げて、最終的にはどのような方法でやればできるのか、そのときに行政の役割、企業の役割、あるいは市民の意識を変えていっていただかなければならないような取り組み、いろんな問題点を出しながら市民にも意見を聞いて、できるだけ早くというふうに考えております。  というのが、ドリームの寿命も、そう永久ではありませんので、これを建て替えないけんというような事態にならないうちに、この方法が実現できるようにというふうに考えております。 ○議長(西村徳丸君)  金只昌平君。 ○三番(金只昌平君)  津久見の場合セメント工場がありまして、非常に、このシステムについては有利だと思います。今、循環型の、資源の循環型社会ということが叫ばれてる中で、ひとつの企業のあり方として、ぜひ企業側の協力も得ながら、先進的な事例を研究して、ぜひ早期実現を目指して、津久見市全体で進めていっていただきたいとこのように思います。  以上をもちまして私の質問を終わります。  ありがとうございました。 ○議長(西村徳丸君)  これをもって、一般質問を終結いたします。   ――――――――――△――――――――――    〇日程第二 議案第一号から議案第五十号          (質疑・委員会負託) ○議長(西村徳丸君)  日程第二、議案第一号から議案五十号まで、以上一括議題といたします。  以上、各議案に対する質疑の通告はありませんので、質疑は省略いたします。 ○議長(西村徳丸君)  おはかりいたします。  ただいま、議題となっております議案第一号から議案第五十号までの各議案については、お手元に配布いたしております議案付託表に記載のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。   ―――――――――――――――――――――     議 案 付 託 表(一)          平成二十一年第一回(三月)定例市議会  総務常任委員会  議案第 二号 専決処分の承認を求めることについて(平成二十年度津久見市後期高齢者医療特別会計予算の補正)  議案第 四号 平成二十一年度固定資産税等の納期の特例に関する条例の制定について  議案第 六号 津久見市課設置条例の一部改正について  議案第 七号 津久見市職員の給与に関する条例の一部改正について  議案第 八号 津久見市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の一部改正について  議案第 九号 津久見市職員の給与の特例に関する条例の一部改正について  議案第一〇号 津久見市職員の勤務時間及び休日休暇等に関する条例の一部改正について  議案第一六号 津久見市長副市長及び津久見市教育委員会教育長の給料月額等の臨時特例に関する条例の廃止について  議案第一七号 津久見市商店街公共駐車場の設置及び管理に関する条例の廃止について  議案第一八号 津久見納税貯蓄組合補助金交付条例の廃止について  議案第二十号 平成二十年度国民健康保険事業特別会計予算の補正について  議案第二八号 平成二十一年度国民健康保険事業特別会計予算について  議案第三三号 平成二十一年度老人保健事業特別会計予算について  議案第三四号 平成二十一年度津久見市後期高齢者医療特別会計予算について  議案第三八号 指定管理者の指定について(高浜臨海休養施設)  議案第四六号 津久見市過疎地域自立促進計画の変更について  議案第四七号 津久見市辺地総合整備計画の策定について(刀自ケ浦)  議案第四八号 津久見市辺地総合整備計画の変更について(高浜)  議案第四九号 津久見市辺地総合整備計画の変更について(無垢島)  社会文教建設常任委員会  議案第三号  専決処分の承認を求めることについて(平成二十年度介護保険事業特別会計予算の補正)  議案第 五号 津久見市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例の制定について  議案第一一号 津久見市介護保険条例の一部改正について  議案第一二号 津久見市の附属機関の委員等で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について  議案第一三号 津久見市公園条例の一部改正について
     議案第一四号 津久見市道路占用料徴収等に関する条例の一部改正について  議案第一五号 津久見市民会館の設置及び管理に関する条例の一部改正について  議案第二一号 平成二十年度津久見都市計画土地区画整理事業特別会計予算の補正について  議案第二二号 平成二十年度奨学資金事業特別会計予算の補正について  議案第二三号 平成二十年度公共下水道事業特別会計予算の補正について  議案第二四号 平成二十年度介護保険事業特別会計予算の補正について  議案第二五号 平成二十年度保戸島診療所特別会計予算の補正について  議案第二六号 平成二十年度津久見市水道事業会計予算の補正について  議案第二九号 平成二十一年度津久見都市計画土地区画整理事業特別会計予算について  議案第三〇号 平成二十一年度奨学資金事業特別会計予算について  議案第三一号 平成二十一年度簡易水道布設事業特別会計予算について  議案第三二号 平成二十一年度公共下水道事業特別会計予算について  議案第三五号 平成二十一年度介護保険事業特別会計予算について  議案第三六号 平成二十一年度保戸島診療所特別会計予算について  議案第三七号 平成二十一年度津久見市水道事業会計予算について  議案第三九号 指定管理者の指定について(仙水健康相談所)  議案第四〇号 指定管理者の指定について(高洲ふ頭)  議案第四一号 指定管理者の指定について(県南かんきつ広域選果場)  議案第四二号 指定管理者の指定について(久保泊地区農業構造改善センター他一件)  議案第四三号 指定管理者の指定について(四浦デイサービスセンター)  議案第四四号 指定管理者の指定について(津久見市とぎ倶楽部)  議案第四五号 指定管理者の指定について(落ノ浦地区集会所他十九件)  議案第五〇号 市道路線の廃止及び認定について(千怒鍛冶屋線)  予算常任委員会  議案第 一号 専決処分の承認を求めることについて(平成二十年度一般会計予算の補正)  議案第一九号 平成二十年度一般会計予算の補正について  議案第二七号 平成二十一年度一般会計予算について   ――――――――――△―――――――――― ◎日程第三 議案第五一号及び議案第五二号       (提案理由説明・質疑・委員会付託) ○議長(西村徳丸君)  日程第三、議案第五十一号及び議案第五十二号、以上一括議題といたします。   ―――――――――――――――――――――          付 議 事 件  議案第五一号 平成二十年度一般会計予算の補正について  議案第五二号 公有水面埋立てに関し意見を述べることについて(大字徳浦地先・大字堅浦地先〔大分県〕)   ――――――――――――――――――――― ○議長(西村徳丸君)  提案理由の説明を求めます。  吉本市長。  [市長吉本幸司君登壇] ○市長(吉本幸司君)  ただいま上程されました議案につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  議案第五十一号は、平成二十年度一般会計予算の補正についてであります。  今回の補正は、三億五千百十七万円の追加でありまして、補正後の予算総額は、九十二億八千百五十三万円となります。  それでは、今回提案いたします補正予算の内容につきましてご説明いたします。  総務費は、定額給付金給付事業費の追加であります。今月四日に国の特例法案が成立したことにより、予算の追加を行っております。  また、民生費は、平成二十年度地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金を活用した、小規模福祉施設のスプリンクラー設置について、申請団体への交付金の内示をいただいたことに伴い老人福祉費を追加するものであります。  また、定額給付金同様に国の法律案が成立したことにより、子育て応援特別手当費の予算の追加を行うものであります。  議案第五十二号は、公有水面埋立てに関し、大分県知事から意見を求められましたので、公有水面埋立法の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。  本件は、津久見市大字徳浦字浜から同市堅浦字門田に至る公有水面を、埠頭用地、緑地、道路用地として埋立てをするものであります。  なにとぞ、慎重にご審議のうえ、ご賛同を賜りますようお願い申し上げます。   [市長吉本幸司君降壇] ○議長(西村徳丸君)  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  議案第五十一号及び議案第五十二号について、ご質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村徳丸君)  これをもって質疑を終結いたします。  議案第五十一号及び議案第五十二号については、お手元に配布いたしております議案付託表に記載のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。   ―――――――――――――――――――――     議 案 付 託 表(二)          平成二十一年第一回(三月)定例市議会  予算常任委員会  議案第五一号 平成二十年度一般会計予算の補正  社会文教建設常任委員会  議案第五二号 公有水面埋立てに関し意見を述べることについて(大字徳浦地先・大字堅浦地先〔大分県〕)   ――――――――――△―――――――――― ◎日程第四 意見第一号及び意見第二号       (提案理由説明・質疑・委員会付託) ○議長(西村徳丸君)  日程第四、意見第一号及び意見第二号、以上一括議題といたします。   ―――――――――――――――――――――  意見第一号 インフルエンザ菌b型ワクチン接種の助成を求める意見書(案)  意見第二号 新保険業法の適用除外を求める意見書(案)   ――――――――――――――――――――― ○議長(西村徳丸君)  提案理由の説明を求めます。  十一番板井王成君。   [十一番板井王成君登壇] ○十一番(板井王成君)  それでは、意見第一号、第二号を一括して、ご提案を申し上げたいと思います。  意見第一号  インフルエンザ菌b型ワクチン接種の助成を求める意見書(案)  小児で最も重症な病気に細菌性髄膜炎があります。インフルエンザ菌b型による細菌性髄膜炎は年間五百人ほどがかかり、五%二十五人死亡し、二十%百人ほどに知的障害、てんかん、脳性まひなどの神経障害を残します。インフルエンザ菌b型は子どもに常在する細菌で、麻疹やインフルエンザウイルスのようにはっきりとした流行をとらないためにニュースにもなりませんが、静かに個々の悲惨な出来事として続いてきました。  十年前にWHO(世界保健機構)が、この病気に効くワクチンを推奨し、現在では世界百カ国以上が接種しています。既に、ワクチンを接種すればかからない病気になっています。ヒブワクチンは、厳重な審査を経て厚生労働省の承認を受けた非常に免疫原生と安全性の高いワクチンです。昨年十二月に発売となりましたが、定期予防接種にならず有料接種であるため、一回七千円程度、四回接種で約三万円の高額負担になっています。高額のために誰もが受けられるワクチンにはなりません。このためにワクチン接種に際して、東京都荒川区は、〇歳から四歳までを対象に最大四回まで一回あたり三千五百円の助成、九州では鹿児島市や宮崎市など五自治体が、既に助成を決定しています。  国においては、早急に細菌性髄膜炎から子ども達を守るために、インフルエンザ菌b型ワクチン接種に対する助成をするよう強く求めるものでございます。  一 細菌性髄膜炎から子ども達を守るために、インフルエンザ菌b型ワクチン接種の助成をお願いいたします。  以上、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出するものでございます。  提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣でございます。  次に、意見第二号  新保険業法の適用除外を求める意見書(案)でございます。  第百六十二通常国会で「改正」された保険業法(以下、新保険業法)は、「共済」の名をかたった詐欺的な団体や、保険業法を潜脱して営利保険業を営む事業者など、「ニセ共済」を規制し、契約者を保護することが目的でした。  しかしながら、新保険業法は、「ニセ共済」を規制するにとどまらず、これまで長年にわたり自主的に、健全に運営されてきた多くの共済(自主共済)までも規制の対象としてしまいました。  これにより、多くの自主共済は存続が困難となり、制度の廃止や解散を余儀なくされ、存続するにしても制度内容の大幅な改悪を行わざるを得ない窮地に追い込まれ、契約者・加入者の利益が著しく害されています。  二〇〇八年三月三十一日の経過措置期限を過ぎた今でも、先行きの見通しの立たない自主共済団体もあります。  自主共済は、非営利で、自主的に運営されており、独立した財政基盤と自主規範を持つなど、「ニセ共済」とは明確に異なるものです。加入者の生活と健康、いのちを守ってきた自主共済を保健会社などと同列に規制し、自主共済の運営の継続を断っている現状は、加入者に被害をもたらしており、法改正の主旨や目的にも反するものです。  よって、自主共済の新保険業法の適用除外を願い、下記の内容を要望します。  一 自主的・民主的に運営されている共済を新保険業法の適用除外とすること。  以上、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出します。  提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、金融担当大臣でございます。
     以上、一括してご提案を申し上げました。  なにとぞ、慎重にご審議のうえ、ご賛同賜りますよう、心からお願いを申し上げまして提案を終わりたいと思います。 ○議長(西村徳丸君)  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  意見第一号及び意見第二号について、ご質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村徳丸君)  これをもって質疑を終結いたします。  意見第一号及び意見第二号については、お手元に配布いたしております議案付託表に記載のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。   ―――――――――――――――――――――     議 案 付 託 表(三)          平成二十一年第一回(三月)定例市議会  社会文教建設常任委員会  意見第一号  インフルエンザ菌b型ワクチン接種の助成を求める意見書(案)   ―――――――――――――――――――――     議 案 付 託 表(四)          平成二十一年第一回(三月)定例市議会  総務常任委員会  意見第二号  新保険業法の適用除外を求める意見書(案)   ――――――――――――――――――――― ○議長(西村徳丸君)  おはかりいたします。  委員会審査のため、三月十二日から三月十八日までの七日間を休会といたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(西村徳丸君)  ご異議なしと認めます。  よって、三月十二日から三月十八日までの七日間を休会とすることに決しました。 ○議長(西村徳丸君)  以上で、本日の日程は全部終了いたしました。  本日は、これにて散会いたします。                   午後二時十二分 散会  地方自治法第百二十三条第二項の規定によりここに署名する。         津久見市議会議長         署名議員         署名議員...