大分市議会 2021-03-24
令和 3年建設常任委員会( 3月24日)
令和 3年
建設常任委員会( 3月24日)
建設常任委員会記録
1.開催日時
令和3年3月24日(水)午前10時5分開議~午後0時0分休憩
午後0時58分再開~午後1時26分散会
2.場所
第4委員会室
3.出席委員
委員長 田島 寛信 副委員長 安東 房吉
委 員 板倉 永紀 委 員 長田 教雄
委 員 福間 健治 委 員 松本 充浩
委 員 野尻 哲雄 委 員 大石 祥一
委 員 橋本 敬広
欠席委員
な し
○
堤まちなみ整備課長
陳情第2号の
補足説明資料を御覧ください。
左側の航空写真の青色で示している箇所が、令和元年10月に完成した
線路敷ボードウォーク広場で、黄色で示している箇所が、令和3年3月26日
供用開始予定の
仮称久大本線鉄道残存敷広場でございます。黄緑色の大分市
自転車保管返還所が令和3年4月1日より
供用開始予定でございます。
資料左側の中段1に、
地元説明会の経過を掲載しております。平成29年11月に
鉄道残存敷の基本方針の説明会を開催し、令和2年9月の
仮称久大本線鉄道残存敷広場及び大分市
自転車保管返還所の
工事説明会まで、計5回の
地元説明会を開催いたしました。
平成31年1月に開催した3回目の説明会で、当時、設置要望が出され、4回目及び5回目の説明会で、近隣施設である
南蛮BVNGO交流館、及び来月4月1日から
供用開始予定である大分市自転車保管・返還所の赤い丸印にトイレがあることを伝えまして、そこを御利用いただくように説明いたしました。
資料右側上段の2に、近接施設の
トイレ利用時間について記載してございます。
資料右側中段、3には、
線路敷ボードウォーク広場の利用者について、昨年の11月19日木曜日と11月22日の日曜日の2日間、朝7時から夜7時までの12時間、
線路敷線路敷ボードウォーク広場利用者の調査を行い、その結果を記載しております。
調査結果といたしまして、そのほとんどが散策などでありまして、大友氏遺跡方面へ向かっていました。また、
バスケットコート利用者については、日曜日が平日の約3倍となっており、おおむね1時間か2時間程度の利用でありました。
○
田島委員長
ただいま執行部より説明がありましたが、質疑等はございませんか。
○野尻委員
昨年の12月議会で、これは継続審査になりましたか。
○
堤まちなみ整備課長
継続審査となりました。
○
田島委員長
ほかに質疑等はありませんか。
○板倉委員
説明会のときに、トイレが欲しいとか、そういう要望が出ましたか。
○
堤まちなみ整備課長
今、申し上げましたように、3回目に地元からトイレを設置してほしいという要望が出されましたけれども、近隣に公共の施設があることから、そこを使ってくださいということでお願いしております。
○
田島委員長
ほかに質疑等はありませんか。
○橋本委員
この
線路敷ボードウォーク広場に、トイレがどこにありますよという何か表示みたいなものは整備されていますか。
○
堤まちなみ整備課長
設置しておりません。
○
田島委員長
ほかに質疑等はありませんか。
○福間委員
ここには
コンビニエンスストアとか社務所とかありますけど、
コンビニエンスストアなどでは、所によっては、
トイレ利用だけの利用は避けてくださいと書いている
コンビニエンスストアもあります。社務所は、24時間開放なのかどうか。その辺はどうなっていますか。
○
堤まちなみ整備課長
社務所におきましては、外にもトイレがありますので、外は24時間使えます。あと、
南蛮BVNGO交流館、大友氏の遺跡公園にも新しいトイレがついていることは文化財課のほうに確認しておりますので、そちらを利用するようにお願いしております。
○福間委員
コンビニエンスストアはそのような制限のない
コンビニエンスストアですか。
トイレ利用だけはやめてくださいと時々書いている
コンビニエンスストアがありますけど、24時間自由なのか、どうなっているのですか。
○
堤まちなみ整備課長
そういった制限はないと認識しております。
○
田島委員長
ほかに質疑等はありませんか。
○板倉委員
線路敷ボードウォーク広場は、あまり滞留してほしくないという地元の意向もあるみたいですし、そこにトイレ自体ふさわしくない。今これだけある中で、普通に都市計画を考えたときに、不足しているとは言えないですか。
○
堤まちなみ整備課長
現在は、
都市計画部としてはここを利用してくださいということで言っております。不足していると私どもは考えておりません。
○
田島委員長
ほかに質疑等はありませんか。
○大石委員
おそらく、散歩などをする人は行き来するのでいいですけれども、B地点のところに
バスケットコートがありますよね。そこから一番近いトイレの距離はどれぐらいでしょうか。
○
堤まちなみ整備課長
南蛮BVNGO交流館のトイレが約200メートルでございます。
○大石委員
200メートルですけれども、B地点とC地点のところ、色が切れているところは道路ですよね。そこは安全には渡れますか。
○
堤まちなみ整備課長
現在、既設の道路部分に横断歩道はございます。あと、警察や地元と協議しておりますけれども、
線路敷ボードウォーク広場のところに横断歩道を設置することは、今のところ警察のほうも考えてないということでございます。
○大石委員
それでは、安全には渡れないということですね。
要は、あそこの
線路敷ボードウォーク広場の延長線上よりも北側に、二、三十メートル離れたところにもともとの横断歩道があります。私も何回か見ましたが、ほとんどの方がその横断歩道を渡っていないですよね。となると、子供たちが慌てて飛び出したときに事故に遭う可能性が考えられると思うので、その辺をお聞きしたいと思いました。
○
堤まちなみ整備課長
今、入り口のほうに、啓発の看板を立てておりますので、横断歩道をお渡りくださいということで、協力をお願いしたいと思っております。
○
田島委員長
ほかに質疑等はありませんか。
○安東副委員長
ここの通行量といいますか、ずっと調べてくれていますが、これは1日の分ですが、例えばいろんな施設が午後4時半までとか午後5時前で閉まりますが、その時間帯でどのくらいとかいった資料がありますか。
○
堤まちなみ整備課長
時間的なものは資料を作っておりますが、今日、持ち合わせておりません。
○安東副委員長
資料を見せてほしいです。
○
堤まちなみ整備課長
分かりました。
○
田島委員長
ほかに質疑等はありませんか。
○板倉委員
線路敷ボードウォーク広場については、地元からの要望がいろいろ出ていると思います。その辺の関係という部分もきちんと把握していますか。
○
堤まちなみ整備課長
沿線の意見と言いますか、
バスケットコートがうるさいという苦情は出ておりますので、その対応はしております。
○
田島委員長
ほかにございますか。
○長田委員
この調査の、一番最初の結果はいつ出ましたか。継続して調査はしていますか。
○
堤まちなみ整備課長
調査につきましては、昨年の11月30日です。11月19日の木曜日と22日の日曜日の2日間、午前7時から午後7時の12時間調査いたしました。
○
田島委員長
ほかにございますか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論はございませんか。
○福間委員
私もよくここを通りますが、やはり市や県が設置したこういう公共施設が張りついているところのトイレは、それは近隣ではあるけれど、ほかで利用してくださいということではなくて、本来こういう施設を造るときには、私は同時に設置すべきものだと考えています。特に
バスケットコートがあり、トイレは、
南蛮BVNGO交流館を使ってくださいという。道路を渡らないといけない。なので、その必要性は非常に感じております。JR久大線の高架化についても利用の調査も出ていますけど、もう少し詰めて検討いただけたらという立場で、継続して審査をしてほしいなという立場であります。
○板倉委員
少なくとも
線路敷ボードウォーク広場についてのトイレ設置は反対いたしますし、これだけ十分確保できているという認識であれば、結論を出すべきではないかと思います。継続審査としていろいろしてもおかしい。新たな形で検討するならともかく、これについては結論を出すべきだし、少なくとも
線路敷ボードウォーク広場についてのトイレは反対します。
○
田島委員長
ほかにございますか。
○安東副委員長
先ほどの、データをまだもらっていないということもありますし、
コンビニエンスストアや、そのほかがどのくらい有効なのか、もう少し精査しないと悪いかという気がしますので、継続審査としたほうがいいかと思います。
○大石委員
もう少し調べることが必要だろうというのと、これは
自治会連合会の会長名で出ていますので、やはりそこは考慮すべきだと思いますので、もう少し調査する必要があるかなと、継続審査をお願いします。
○
田島委員長
ほかに討論はよろしいですか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
ただいま継続審査にするという御意見と裁決という御意見がございました。本件を継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
○
田島委員長
可否同数でございます。よって、
大分市議会委員会条例第17号第1項の規定により、委員長が裁決をいたします。
委員長は、本件について継続審査とすることに裁決をいたします。
続いて、予算議案の審査を行います。
予算議案の審査の際には、昨年の
決算審査特別委員会における
事務事業評価結果、
要望事項等、出された意見に対する予算編成への反映状況について、執行部に説明を求めますので、よろしくお願いいたします。
委員の皆さんのお手元には、執行部から提出があった令和2年度
事務事業評価結果に対する対応状況等を昨日お配りしております。
なお、参考までに昨年の
決算審査特別委員会の要望事項もお配りしておりますので、併せて御確認ください。
それでは、予算議案の議第1号、令和3年度大分市
一般会計予算、第1条
歳入歳出予算、歳出第8款土木費のうち
都市計画費の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
渡邊都市計画部次長兼
都市計画課長
〔説明書②374ページ~ 第8款土木費のうち
都市計画部所管分について説明〕
○
田島委員長
ただいま執行部より説明がありましたが、報告事項1のお
部屋ラボ祝祭の広場の効果検証について及び報告事項3の
グリーンスローモビリティ実験運行事業については関連しますので、報告を受けてから予算議案の審査を行いたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島委員長
それでは、お
部屋ラボ祝祭の広場の効果検証について報告を受けたいと思います。
○
武安まちなみ企画課長
お手元の報告事項の資料の1-1を御覧ください。まず初めに、効果検証の目的についてですが、お
部屋ラボ祝祭の広場については、来場者数調査をはじめとして、来場者や地元商店街への
アンケート調査及び
歩行者通行量調査等を実施し、事業効果の検証を行うこととしております。
次に、調査項目についてですが、1の来場者数調査から7の
経済波及効果までの7項目を実施しております。
初めに、1の来場者数調査についてですが、令和元年度は7か月間で約81万6,000人となっており、令和2年度は、2月末までの11か月間で約74万7,000人となっております。
次に、2の
来場者アンケート調査についてですが、(1)実施日については、資料に記載している4日間で、各416サンプル回収しており、(2)回答数は1,664となっております。
(3)性別、年代については、記載のとおりとなっております。
(4)広場を訪れるに当たって、
新型コロナウイルス感染症のことが気になりましたかについては、やや気になったと回答された方が一番多く、31.8%となっております。
(5)
新型コロナウイルス感染症に対して、3つの密の回避など、広場内における対策として今後どのような取組が重要と思いますかについては、
イベント開催時における
マスク着用の徹底が一番多く、72.4%となっております。
(6)祝祭の広場について、下記の言葉はどの程度当てはまると思いますかについては、各項目について、記載のとおりとなっております。
次のページを御覧ください。
(7)祝祭の広場が整備され、
中心市街地へ訪れる機会が増えると思いますかについては、ややそう思うと回答された方が一番多く、30.7%となっております。
(8)祝祭の広場が整備され、
中心市街地での滞在時間が長くなると思いますかについては、ややそう思うと回答された方が一番多く、28.8%となっております。
(9)祝祭の広場が整備され、
中心市街地の魅力が向上したと思いますかについては、ややそう思うと回答された方が一番多く、41.7%となっております。
(10)また祝祭の広場を訪れたいと思いますかについては、
イベント開催時には訪れたいと回答された方が一番多く、63.4%となっております。
(11)
中心市街地の活性化に寄与するためにどのような広場利用を期待しますかについては、飲食等の物販と回答された方が一番多く、46.6%となっております。
次のページを御覧ください。
3の
歩行者通行量調査についてですが、(1)実施日については、資料に記載している3日間で調査を行い、(2)調査箇所は、図にお示ししております16か所となっております。歩行者通行量については、過去3年間の平均と比較し、減少したところが青、増加したところが赤となっております。
次に、4の歩行者
アンケート調査についてですが、実施については、
歩行者通行量調査と同じ場所、同じ日時で調査を行い、(1)回答数は2,495となっております。
(2)性別、年代については、記載のとおりとなっております。
(3)どなたと一緒に来られましたかについては、1人と回答された方が一番多く、65.4%となっております。
(4)中心部へはどれくらいの頻度で訪れますかについては、週1から2回程度と回答された方が一番多く、25.2%となっております。
次のページを御覧ください。
(5)今日のお出かけの目的は何ですかについては、買物と回答された方が一番多く、58.3%となっております。
(6)祝祭の広場を訪れたことがありますかについては、訪れたことがあると回答された方が56.5%となっております。
(7)
中心市街地滞在時間については、2時間から3時間と回答された方が一番多く、27.6%となっております。
(8)祝祭の広場について、下記の言葉はどの程度当てはまると思いますかについては、各項目について、記載のとおりとなっております。
(9)祝祭の広場が整備され、
中心市街地へ訪れる機会が増えると思いますかについては、全体として、どちらでもないと回答された方が一番多く、31.3%となっております。
(10)祝祭の広場が整備され、
中心市街地での滞在時間が長くなると思いますかについては、全体として、どちらでもないと回答された方が一番多く、36%となっております。
次のページを御覧ください。
(11)祝祭の広場が整備され、
中心市街地の魅力が向上したと思いますかについては、全体として、ややそう思うと回答された方が一番多く、35.4%となっております。
次に、5の広場使用者アンケートについてですが、(1)調査対象については、令和元年9月から令和2年12月20日までに広場を使用した団体としており、(2)実施方法については、令和2年12月に広場使用者40団体に対し郵送配布しております。
(3)回答数については、27となっております。
(4)使用する場所として祝祭の広場を選んだ理由としては、立地がよいと回答された方が一番多く、77.8%となっております。
(5)お部屋ラボビジョンの使用意向については、利用してみたいと回答された方が一番多く、66.7%となっております。
(6)広場の施設や運用方法に対する満足度については、各項目について、記載のとおりとなっております。
次のページを御覧ください。
6の地元商店街アンケートについてですが、(1)調査対象は、
中心市街地の商店街に加盟する店舗としており、(2)実施方法については、令和2年10月に商店街連合組合から各店舗へ直接配布しております。
(3)回答数は79となっております。
(4)祝祭の広場を利用したいと思いますかについては、思わないと回答された方が一番多く、50.6%となっております。
(5)利用したいと思わないと回答した理由については、商品にそぐわない、人手不足等が挙げられております。
(6)祝祭の広場がオープンして売上げが増加したと思いますかについては、思わないと回答された方が一番多く、68.4%となっております。
次に、7の
経済波及効果についてですが、
経済波及効果額は約4億9,000万円となっております。
最後に、8のまとめとしまして、
来場者アンケート調査や歩行者
アンケート調査においては、祝祭の広場が、集い、憩い、
中心市街地の活性化等に当てはまるとの回答があり、事業効果を確認することができました。また、歩行者通行量や滞在時間については、
新型コロナウイルス感染症の影響を受け減少しているものの、広場使用者アンケートでは、広場の施設や運用について高い評価をいただいております。
このように、広場の整備や運用について一定の効果が確認できたことから、今後とも
中心市街地の回遊性や滞留性を高め、
中心市街地の活性化に資するため、利活用方法を検証しながら、広場の利用促進に取り組んでまいりたいと考えております。
○
田島委員長
次に、
グリーンスローモビリティ実験運行事業について報告を受けたいと思います。
○
橋本都市交通対策課長
資料3を御覧ください。
資料左側、目的ですが、解放感があり、低速で運行する
グリーンスローモビリティの特性を生かした実験運行を行っています。将来的には自動運転技術と併せて、ドライバー不足への対応や、高齢者などの移動困難者や過疎地域における移動手段の確保など、地域公共交通が抱える課題解決に向けた新たなモビリティサービスの創出を目指しております。
事業概要ですが、令和2年6月4日から今年度末まで、野津原地域と
中心市街地を平日1日1往復運行しており、後ほど説明いたします
アンケート調査などを行っております。
左側の車両は、本市が所有するeCOM-10です。本市の車両が自動運転車両の実験運行を行っている間は、代替車を準備して実験を継続いたしました。8月から10月まではeCOM-8を運行し、11月から約1か月間は乗合バス型の車両の確保ができなかったため、4人乗りのカート型車両2台を隊列走行で運行いたしました。
資料右側、主な実験のポイントですが、今回の実験では、フリー乗降や緊急用河川敷道路を活用した運行など、主に4つのポイントについて調査しております。運行ルート並びに運行情報提供サービス、2ページ目の左側、運行の安全体制、周知方法は記載のとおりでございます。
2ページ目左側の下の調査結果につきましては、2月19日までの運行実績を整理しております。運行日数は156日、うち、野津原地域から
中心市街地の全区間を運行したのは76日、ルートを短縮して運行したのが80日となっており、詳細は表のとおりでございます。
資料右側に利用状況を記載しており、1日当たりの平均利用者数は5.79人となっております。
3ページをお開きください。
乗降場所別利用者数ですが、資料左下の上の表が全区間運行した期間の集計、下の表が短縮運行した期間の集計でございます。
ルート沿線の居住人口の少ない野津原地域での乗降数も比較的多く、野津原地域でのフリー乗降は全乗降の約24%となっております。
資料右側、全区間運行の区間別利用者数ですが、全区間を運行した76日間の区間別利用状況を整理しております。図7、発着地利用割合のとおり、野津原から野津原など、野津原地域を発着とする移動の需要が高い結果となっております。
4ページをお開きください。
問合せ状況ですが、問合せは運行案内に関するものが多く、走行速度に対する懸念は一部あるものの、具体的な苦情は寄せられておりません。
資料の右上には、
LINE公式アカウントの登録状況を整理しております。
5ページをお開きください。
乗り込みアンケートの調査結果ですが、8月に9日間、係員が乗車し、車内で利用者76名の御意見を聞いております。
利用者の属性ですが、資料左下のグラフのとおり、運行ルート沿線以外からの利用者や、高齢者に偏らず若い世代の利用がございました。資料右側、交通手段ですが、左のグラフが日常的な移動手段、
グリーンスローモビリティに乗車した日の交通手段が右側です。日頃、自家用車を利用する方の
グリーンスローモビリティ利用や、少数ですが、路線バスから
グリーンスローモビリティへの乗り継ぎ需要が見られました。
グリーンスローモビリティの乗降場所はグラフのとおりでございます。
6ページをお開きください。
利用目的ですが、観光及び買物利用が多くあります。ゆっくり走ることについてですが、景色や会話が楽しめるや、安心感があると、好意的な回答が大半を占めております。窓ガラスがないことについてですが、開放感がある、景色が楽しめた、面白かったとの意見をいただいております。
7ページをお開きください。
満足度についてですが、高い評価をいただいております。活用の場面については、買物や通院などの日常的な移動や観光地での移動などの意見を多くいただいております。地域に必要な乗り物だと思いますかとの問いにも、多くの方から必要との意見をいただいております。有料の場合の利用についても、多くの方が利用するとの意見を伺っております。
8ページをお開きください。
資料左下、イベント時の聞き取り
アンケート調査結果です。9月に開催された、のつはる音の森フェスティバルにおいて、駐車場と会場を結ぶシャトルバスとして、約120名の方に御利用いただきました。御利用いただいた方の聞き取り調査によりますと、御意見を資料の右側にまとめておりますが、大半の方から好意的な意見をいただいておるところでございます。
9ページをお開きください。
ウェブ
アンケート調査による調査結果ですが、インターネットを利用して御意見を集めました。対象者は県内居住者で、実験運行を知っている、見たことがある方300名の調査結果を整理したものでございます。調査結果は、約6割の方が
グリーンスローモビリティの近くを通行しており、遅いや、渋滞しそうとの意見が多い反面、思ったより速いや、安心できる、特に気にならなかったとの意見もいただいているところでございます。
資料右側、一般車両と混在して走行することについては、時間帯や走行地域の限定、一般車との区別との意見をいただいており、運行ルートやダイヤを検討する際は、事前調査や、練習走行時に離合場所や後続車の追越し場所などの確認が必要であると考えております。
10ページをお開きください。
実験運行に関する意見・感想について、自由記載欄では、運行地域に関するものや走行速度に関するもの、事業への期待に関するものなど多岐にわたっております。多くの意見をいただいたことは、車両への関心が高いものと考えているところでございます。
資料右側、実験のポイントの結果ですが、フリー乗降につきましては、どこでも気軽に乗り降りができるモビリティとして認識され、道路上での停車に対する苦情はなく、安全に運行することができました。低速電動モビリティの新たな活用につきましては、ゆっくりとした移動時間、非日常を楽しむ時間として使っているものと考えております。
大分川左岸を活用した緊急用河川敷につきましては、交通量の多いルートを避け、定時性を確保して、安全に運行できる有効なルートであることが確認できました。行政施設を結ぶ運行につきましては、行政施設間の移動ニーズを確認することはできませんでしたが、乗り継ぎの分かりやすさや時間調整、トイレ休憩など、円滑な運行に必要な拠点であることが確認できました。
まとめでございますが、全体を通しまして利用者の満足度は高く、スローな移動とオープンな車両は、多くの利用者に受け入れられたものと考えております。また、路線バスと乗り継ぐ新たな需要も見られ、利用の定着に向けては、地域に適した運用方法を丁寧に時間をかけて調査検討する必要があると考えています。来年度は、野津原地域と稙田地域間の運行頻度を上げた実験運行を行いたいと考えております。
グリーンスローモビリティは、過疎地域や住宅地など幅広いエリアにおきまして、地域課題の解決に有効な車両であると考えております。
11ページをお開きください。
新年度のルート案を示しております。今年度の利用状況を踏まえて、運行内容の見直しを行い、野津原地域から稙田地域の間、運行頻度を上げて運行する計画としており、8時30分に野津原支所を出発し、稙田支所、道の駅のつはるの順に循環し、午後も同様に循環する計画としているところでございます。
12ページをお開きください。
佐賀関地域での運行ルート案でございます。地元の意見を基に取りまとめ、病院やスーパーマーケットへの日常移動や、フェリー利用者などの観光に利用していただきたいと考えております。そのほか関崎海星館へ向かうルートも御提案いただいておりますので、練習走行を重ね、安全を確認し、ルートを設定していきたいと考えております。
なお、佐賀関地域で実験運行を行う車両は、今年度製造し、写真のとおり、佐賀関支所にあります車庫で保管しておりますが、群馬大学が設置を予定しております自動運転の設備の搭載が遅れております。
これは、
新型コロナウイルス感染症の影響により、昨年12月に群馬県におきまして、社会経済活動再開に向けたガイドラインに基づく警戒を最高レベルの4に引き上げ、外出自粛や時間短縮要請などが呼びかけられ、群馬大学においても、出勤制限や自宅勤務などの対応が取られたことや、自動運転システムの架装業者の出勤制限などもあり、業務に対応できていない状況でございます。
このようなことから、現在契約の繰越し手続の準備を進めており、自動運転の機器の設置につきましては、大分市内の業者が行うこととしており、車両の整備が完了次第、新年度の早い時期に佐賀関ルートの
グリーンスローモビリティ実験運行に着手してまいりたいと考えております。
13ページをお開きください。
最後に、昨年11月に実施いたしました自動運転車両実験運行の概要を報告いたします。
事業概要ですが、実験期間は11月20日から29日までの10日間です。運行ルートにつきましては、JR大分駅と稙田支所を結ぶルートのうち、宗麟大橋と府内大橋間の緊急用河川敷道路約2.5キロの遠隔型の自動運転により実験運行を行いました。
新たな取組ですが、資料左側の写真にございます遠隔操作監視装置をJ:COMホルトホール大分内に設置し、車両側は運転席に運転手がいない車内環境をつくり、遠隔型自動運転を実施いたしました。また、資料右側にあります
LINE公式アカウントを活用した事前予約や位置情報サービスの提供を行いました。
調査結果ですが、大きなトラブルもなく、454名の皆様に乗車していただき、運転手不足の解消に期待しているや、路線バスが運行していない地域での運行など、自動運転に期待する御意見や、車内トラブル時の対応、車両の行き先確認や質問対応等についての御意見をいただいたところでございます。
アンケート調査では、全体として、乗車前では41%の方が遠隔自動運転に不安があると答えていましたが、乗車後は20%に減少し、133名中76%の方は、遠隔型自動運転が気にならないとの回答となり、乗車体験により、多くの方に本技術を受け入れていただいたものと考えております。
○
田島委員長
ただいまの報告を踏まえまして、委員の皆さんから質疑、意見はございませんか。
○野尻委員
予算書379ページの、戸次本町景観整備事業についてですが、修景整備については以前、期限を区切って終わっているかと思いますが、ここに出ている500万円は修景整備の一環ですか。
○
堤まちなみ整備課長
令和3年度もまだ事業が続いております。
○野尻委員
令和3年度までですか。
○
堤まちなみ整備課長
その予定でございます。
○野尻委員
予算書381ページの戸次本町地区にぎわい創出事業というのは、これはどういう事業ですか。
○
堤まちなみ整備課長
今、そういったハード整備を景観補助でやってきました。その中で、にぎわいを創出しようということで、空き店舗等を活用した事業をまた新たに行うものでございます。
○野尻委員
それは具体的にはどこですか。
○
堤まちなみ整備課長
戸次本町地区でございます。
○野尻委員
地区の空き店舗ですか。
○
堤まちなみ整備課長
空き店舗です。今、募集をしておりますけれども、数件ほど可能性があります。
○
田島委員長
そのほかに質疑、意見はありませんか。
○福間委員
末広町の市街地再開発事業についてですが、あの中で働く従業員の皆さん方で、将来どうなるのかと不安に思われている人がたくさんいらっしゃるかと思いますが、今から組合が設立されて、事業が始まっていくわけですが、現在働いている人や事業者に対して、その辺の今後の計画等の内容と言いますか、どれだけ説明されていますか。もし十分でなければ、きちんとある程度のところまではしておかないと、皆さんはその後の生活設計があると思いますので、その辺の考え方を聞かせてください。
○
武安まちなみ企画課長
今、準備組合が立ち上がっており、そちらが各地権者に、総会や理事会、戸別訪問等をしながら説明をしていると聞いております。また、各地権者が各テナントとの契約をしておりますので、その地権者のほうから各テナントのほうに御説明をしていただいているというふうにお聞きをしております。
○福間委員
分かりました。声が上がるということは、あまりまだ行き届いていないのですね。
○
田島委員長
そのほかに質疑、意見はありませんか。
○板倉委員
大分市城址公園整備・活用事業の進捗状況について1つ。それから、屋外彫刻再生業務がどういう内容なのか。また、耐震改修促進事業で、危険ブロック塀等の除却事業補助金がどのぐらいまだ残っているのかなど、その状況について。その3点を教えてください。
○
武安まちなみ企画課長
1点目と2点目について回答させていただきます。
城址公園の整備事業の進捗状況につきましては、現在、
新型コロナウイルス感染症の関係で、PCRステーションを中に設置しており、完全に封鎖しているような状態でございます。本来であれば、もう既に中の文化財調査、発掘調査を進めている状況でございますが、
新型コロナウイルス感染症のPCRステーションがある状況から、現状のところは進めていないというような状況になっております。来年度のお金につきましては、文献の調査等をさせていただく予定にしております。
2点目の屋外彫刻につきましては、今、彫刻の維持管理として、清掃等に係る費用を計上させていただいております。
○板倉委員
今、設置しているところの清掃など、そういったものですか。
○
武安まちなみ企画課長
はい。
○
山村都市計画部次長兼
開発建築指導課長
耐震改修促進事業に係るブロック塀の現状調査でございますけれども、大阪北部地震の際にブロック塀の点検をいたしました。そのときには約270か所、危険ブロックがあるということで調査が終わっています。それにつきまして、ブロックの所有者に周知と啓発等を行いながら、補助金の活用をしていただいているところでございます。
ブロック塀の補助の件につきましては、平成22年度よりやっておりまして、現在のところ大阪北部地震の後は、200件ほど御利用をいただいているところでございます。
○
田島委員長
そのほかに質疑、意見はありませんか。
○安東副委員長
先ほど報告いただいた
グリーンスローモビリティの件ですが、今回提案されている車両購入費の3,100万円、これは、改めて聞きますが、3台目ですか。
○
橋本都市交通対策課長
おっしゃるとおりでございます。重点事業の概要のほうが分かりやすく書いておりますけれども、そちらの③番、車両購入につきましては、全体といたしましては3,884万4,000円ほどとなっています。車両につきましては約3,200万円、それ以外に車庫、運転走行に関する経費を加えさせていただいたところでございます。
○安東副委員長
3台目ですね。
○
橋本都市交通対策課長
3台目になります。令和2年度につきましては、先ほど御説明いたしましたように、佐賀関地域で走らせる車両を購入しておりますが、自動運転の機能の搭載が少し遅れております。令和4年度から走らせるための車両といたしまして、3台目を予算計上しているところでございます。
○安東副委員長
その3台目は、どこかを走らせる計画があるのですか。
○
橋本都市交通対策課長
1台目は野津原地域を中心に今後走らせ、2台目につきましては、佐賀関地域、3台目につきましては、大南地域などを考えております。基本的に、最初にこの事業を始める際には、市域全体を対象とするというところで、やはり過疎地域の辺りを走らせようというところがございまして、まず野津原地域と佐賀関地域を走らせます。大南地域につきましても、市域内過疎の地域を抱えておりますので、3台目は大南地域などで考えていきたいと思っています。
○安東副委員長
実験運行ということなので、本来であれば、実験結果の報告を受けて、2台、3台と続くのであれば分かりますが、この結果の報告が今日初めてですよね。だから、結果報告が出る前に、もう2台、3台といった理由というか、どうしてそういうふうに急いで進んだのですか。
○
橋本都市交通対策課長
グリーンスローモビリティの運行は、将来的に、最初にスタートしたときに、全市域を対象としてこういったモードの実験運行をしていきたいというところから始めさせていただいたところでございます。まずは、1台目は野津原地域を中心として運行すると。2台目は来年度、佐賀関地域で運行するというところになっておりますが、今回の調査結果を、本議会で御説明という段取りにはなっているところではございますが、もう少し早くその辺りは御説明できたほうがよかったかと思っております。
ただし、今回こういった調査結果が出ましたが、調査結果を見たときに、どうしても地域に適した運行を探る、もしくは丁寧に時間をかけて実験運行するということも必要ということが分かったところでございます。引き続いて、様々な地域課題を解決する必要があると思っておりますので、今回は、1台目、2台目に続きまして、3台目購入の予算を上程させていただきまして、できるだけ多くの地域の問題の解決を探っていきたいというふうに思っております。
○安東副委員長
結果を見て、よいから広げると、それについては理解できます。ただ、結果が出る前に、2台、3台と広げて、その順番が違うのではないかというのが、会派でもだいぶ議論になりました。この調査結果をまとめたのはいつですか。
○
橋本都市交通対策課長
今議会に御報告させていただいておりますので、つい最近、最終的な取りまとめがまとまったということでございます。
○安東副委員長
この結果を全議員に説明なり配布するなり、そういう計画はありますか。
○
橋本都市交通対策課長
もちろん今回の
建設常任委員会、また、今日午後に開かれます
総合交通対策特別委員会のほうに御報告すると考えているところでございまして、今現時点で皆様にお配りするということは考えておりませんが、必要であれば、もちろんお配りすることは可能であると考えています。
○安東副委員長
ぜひ委員会が終わった後には、ほかの議員にも知らせてほしいと思いますので、これは要望しておきます。
○
田島委員長
そのほかに質疑、意見はありませんか。
○野尻委員
予算書401ページの新たなモビリティサービス事業の中で、調査委託料7,200万円とありますが、これは何ですか。
○
橋本都市交通対策課長
重点事業の概要を御覧ください。調査委託というのは実験運行の費用が主でございます。自動運転、
グリーンスローモビリティ、両方ともございますので、そちらの経費で業務委託費でごさいます。
○野尻委員
自動運転の経費とはどういう意味ですか。
○
橋本都市交通対策課長
この予算の中に、
グリーンスローモビリティの実験運行と自動運転車両としての実験運行、どちらともが計上されておりまして、基本は
グリーンスローモビリティとして、通年で運行したいと考えておりますが、今年度と一緒で、2台の車両につきましては、2台とも、まだどこで走るかというのは決まっておりませんけれども、自動運転の実験運行もしたいというふうに考えております。その委託経費がこちらの中に入っております。
○野尻委員
野津原地域と佐賀関地域を走る予定で、それは運転手がいて走るけれども、どこかほかで無人の自動運転の調査をする分の経費ということですか。
○
橋本都市交通対策課長
自動運転の運行するルートというのはまだ決めておりませんけれども、おっしゃるとおりでございまして、別途、自動運転の実験をしたいと考えています。
○野尻委員
今日の大分合同新聞で、佐伯市が、公共交通を維持するのにいろんな経費を考えたときに、8,000万円の持ち出しがあるということで、公共交通を維持していくことに対して、いろんな財政的負担がかかり過ぎているという報道が出ていましたが、大分市においても、公共交通を維持していく中で、大分バスにしても、大分交通にしても、コロナ禍で非常に経営が苦しいと。それから、ワンコインバスの形態が少し変わってきたので、それによってさらに経営が苦しくなってきているという話が出てきています。
その中で、いわゆる公共交通の維持と、この
グリーンスローモビリティでこれだけの経費をかけているということに対する、市としての判断はどう考えていますか。
○
橋本都市交通対策課長
御指摘のとおり、佐伯市に限らず、大分市におきましても、地域公共交通の維持というのは非常に大きな課題と認識しております。また、今年度は10月から、野津原地域と滝尾地域におきましても、代替交通を走らせております。また、ふれあい交通というのも市内で29か所走らせていただいているところでございます。
今後、まず事業者でいきますと、運転手の不足というのが非常に大きな問題ということでございますので、
グリーンスローモビリティもしくは自動運転というところで、自動運転は特に、運転手の確保にも寄与できるというところがございます。また、
グリーンスローモビリティに関しますと、新たなモードではございまして、ゆっくり走るというような、景色を楽しむというような、また別の切り口でのモードではありますけれども、公共交通の利用促進も含めて、あらゆるモードを検討していくためにも、このような新たなモビリティの調査を進めていきたいと考えております。
○野尻委員
おいおいまた聞きたいと思います。
○
田島委員長
ほかにございますか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
それでは私から。下郡新駅の関係の、住民や企業など、そのほかに対する調査費用の項目はどこに当てはまりますか。
○
橋本都市交通対策課長
来年度、下郡新駅の可能性調査を実施したいと考えております。調査費用は650万円を計上しておりまして、その内容につきましては、まず地域のニーズを確認するのが一番だと考えておりますので、その予算を計上させていただいているところでございます。
○雨川
都市交通対策課参事
予算書401ページの交通対策費の中で計上しております。項目によっては、委託料や通信費、を積み上げた費用が入っています。
○
橋本都市交通対策課長
補足ですけれども、今、御説明しました401ページの交通対策費の中の調査等委託費2,386万円、この中に下郡新駅の調査業務が含まれています。
○
田島委員長
ほかにございますか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
討論はございませんか。
○福間委員
1点目は横尾土地
区画整理事業について。2点目は先ほどから論議になっている新たなモビリティ事業、特に自動運転については、私は今に至っても、やはり安全性の担保と言いますか、自分自身でもその辺の懸念を持っています。
3点目は、祝祭の広場の利活用計画について、これも、御承知のように、
中心市街地活性化基本計画に基づいてされているので、なぜここだけ特化してこんなものが必要なのか、非常に疑問です。大分市中心部を考えるなら、全体を考えて、利活用の考えをすればいいので、これについては賛同しかねるということです。以上の3点について、反対の意思表示をしておきます。
○
田島委員長
ほかに討論はございますか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
本案は一部意見反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島委員長
本案は一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定をいたします。
次に、第2条
債務負担行為、第2表中、
都市計画部所管分の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
渡邊都市計画部次長兼
都市計画課長
〔説明②538ページ~ 第2条
債務負担行為について説明〕
○
田島委員長
ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
討論はございませんか。
○福間委員
グリーンスローモビリティの関係だけ、先ほどと同じ立場で反対します。
○
田島委員長
ほかに討論はございますか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
本案は一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島委員長
本案は一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定をいたします。
次に、議第10号、令和3年度大分市大分駅
南土地区画整理清算事業特別会計予算の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
渡邊都市計画部次長兼
都市計画課長
〔説明書③189ページ~令和3年度大分市大分駅
南土地区画整理清算事業特別会計予算について説明〕
○
田島委員長
ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
討論はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島委員長
本案は原案のとおり承認することに決定をいたします。
次に、議第13号、令和2年度大分市
一般会計補正予算第8号、第1条
歳入歳出予算の補正、歳出第8款土木費のうち
都市計画部所管分の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
〔説明書⑤36ページ~ 第8款土木費のうち
都市計画部所管分について説明〕
○
田島委員長
ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はございませんか。
○板倉委員
公園施設長寿命化とは、具体的にはどういうことをしているのですか。
○定
野公園緑地課長
公園施設長寿命化事業といいまして、公園施設の老朽化が進む中、国の補助事業のメニューであります長寿命化計画を作成しておりまして、現在、70公園ほど上げております。その長寿命化計画では、施設の老朽化を整備するのに当たり、事業の平準化を図る目的でございます。来年度は、大在地域の北公園などを予定しております。
○
田島委員長
ほかに質疑、意見はございますか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
討論はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島委員長
本案は原案のとおり承認することに決定をいたします。
次に、第2条繰越明許費の補正、第2表中、1追加、第8款土木費のうち
都市計画部所管分の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
渡邊都市計画部次長兼
都市計画課長
〔説明書④4ページ 繰越明許費の補正について説明〕
○
田島委員長
ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
討論はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島委員長
本案は原案のとおり承認することに決定をいたします。
では、続いて一般議案の審査を行います。
議第22号、大分市
手数料条例の一部改正のうち
都市計画部関係の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
山村都市計画部次長兼
開発建築指導課長
議案書の議22の5ページをお開きください。
本委員会で御審議いただきますのは、ページ下から9行目にございます、別表第4の8の項、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律に基づく事務の手数料に関するものでございます。概要につきましては、お配りしている、カラーで印刷されておりますA4、1枚の資料により御説明いたします。
まず、提案理由ですが、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部改正に伴い、法に基づく申請の手数料等について定めようとするものでございます。
次に、改正の内容でございますが、建築確認の際、事務所や店舗などの非住宅建築物につきまして、付属する空調や換気設備等の図面認証資料が省エネ基準に適合しているかの判定を受ける建築物エネルギー消費性能適合性判定の対象となる規模が、これまでの床面積2,000平方メートル以上から300平方メートル以上に範囲が変更されたことから、これに対応する申請手数料の額を定めるものでございます。
最後に、条例の施行日は令和3年4月1日からとしております。
○
田島委員長
ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
討論はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島委員長
それでは、次に、議第49号、大分
都市計画事業横尾土地区画整理事業施行条例及び
大分市立学校職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正のうち
都市計画部関係の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
堤まちなみ整備課長
議案書の議49の1ページをお開きください。内容につきましては、お手元の資料によって説明させていただきます。資料はA3でありますが、それに新旧対照表を作っておりますので、よろしくお願いします。
資料左上、1、改正内容及び理由を御覧ください。
まず、1)審議会の議事録作成における会長等の押印についてでございますが、本市では、市民の負担軽減、市民サービスの向上、行政事務の効率化などを目的に、大分市における押印の見直しに関する方針を作成し、行政手続や内部手続における押印の原則廃止を定めたところでございます。このことから、施行条例第17条第3項にうたう審議会の議事録作成における会長及び委員の署名及び押印を署名のみに改正するものでございます。
次に、2)審議会の学識経験委員の解任要件でございますが、資料右側に書いております、示すとおり、令和元年6月に、土地区画整理法第63条第4項に規定する、審議会委員の被選挙権の失格要件等が改正されたことから、施行条例第16条に規定する、学識経験委員の解任要件から、成年被後見人または被補佐人を削除するよう改正するものでございます。
最後に、条例の施行日ですが、令和3年4月1日からとしております。
説明は以上でございます。
○
田島委員長
ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見等はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
討論はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島委員長
本案は原案のとおり承認することに決定をいたします。
次に、議第50号、建築物における駐車施設の附置等に関する条例の一部改正についての審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
渡邊都市計画部次長兼
都市計画課長
議案につきましては、議案書の議50の1ページとなりますが、内容につきましては、お手元にお配りをしておりますA4判の資料にて御説明させていただきます。
まず、1の提案理由でございますが、建築物に附置する駐車施設の台数の算定基準及び駐車施設の附置の特例の要件を緩和するものでございます。
次に、2、改正内容でございます。
各条文改正前が表の上の欄、改正後が下の欄になっております。下の欄の赤字に黄色の色で表示している部分が改正する部分となっております。
まずは第3条でございますが、駐車施設1台の整備を要する建築物の床面積である、表の5項の欄の150平方メートルを300平方メートルへ変更するものでございます。
次に、第9条でございます。附置する駐車施設を敷地外へ設置を認める要件の宅地距離である条文中で、200メートルを300メートルへ変更するものでございます。
次に、第11条の第2項でございますが、車椅子利用者の表記を漢字に変更するものでございます。
最後に、3の施行期日ですが、令和3年4月1日からとしております。
○
田島委員長
ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
討論はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島委員長
本案は原案のとおり承認することに決定をいたします。
次に、議第65号、損害賠償の額の決定並びに示談についての審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○定
野公園緑地課長
議案書の第65の1ページをお開きください。
本議案は、令和2年9月7日、大分市三川下3丁目3番27号のアパート駐車場において発生した車両損害事故でございます。今回、令和2年11月9日に仮示談を交わしましたことから、損害賠償の額の決定並び示談について御承認をいただきたく、本案を提出するものです。
事故の概要でございますが、令和2年9月7日午前0時52分頃、市道を挟んで隣接する乙津緑地の樹木の一部が台風10号の強風により折損し、飛ばされ、同駐車場に駐車していた軽乗用車に接触し、車両を破損したものでございます。この事故について、車両の所有者が加入しているソニー損害保険株式会社の車両保険を利用したため、賠償の相手方がソニー損害保険株式会社であります。
この事故の過失割合は、大分市が10割で、賠償金額は75万円であります。
賠償金額の妥当性につきましては、保険会社が車両の時価総額や修理費を算出して決定したものでございます。
なお、賠償金は保険会社への請求により、全国市長会市民総合賠償補償保険にて市へ保険金が支払われることとなります。
事故の原因につきましては、一固まりの樹林として育った樹木を単独木として残るよう剪定してしまったことで、当該樹木への風当たりが強くなり、強風で幹枝が折れやすい状態となったことによるものです。
なお、再発防止といたしましては、樹林での剪定を行う場合に、突出した単独木とならないよう、高さを合わせた剪定を行い、事故防止に努めてまいります。
○
田島委員長
ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
討論はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島委員長
本案は原案のとおり承認することに決定をいたします。
以上で、当委員会に付託されました
都市計画部所管分の審査は終了しましたが、ここでしばらく休憩します。再開は午後1時からといたします。
午後0時0分休憩
午後0時58分再開
○
田島委員長
休憩前に続きまして、
建設常任委員会を再開いたします。
ここで、申出により執行部から報告を受けます。
まず、お
部屋ラボ祝祭の広場の効果検証については、先ほど報告を受けましたので、省略をいたします。
次に、末広町1丁目地区市街地再開発事業について報告を求めます。
○
武安まちなみ企画課長
お手元の資料2-1を御覧ください。
これは、末広町1丁目地区市街地再開発準備組合が作成した事業説明用のパンフレットであります。パンフレットの左側にありますのが、事業完了後のイメージパースとなっております。
資料2-2を御覧ください。初めに、資料左側、位置図を御覧ください。
事業の施行区域についてですが、大分駅府内中央口広場の西側に面した約0.5ヘクタールの区域となっております。
次に、右側の事業概要案を御覧ください。
まず、A街区、駅側に近い街区についてですが、地下1階、地上28階の鉄筋コンクリート造となっており、1階から3階部分が商業、業務フロア、4階は電気、設備フロア、5階から28階までが分譲住宅となっております。
次に、B街区についてですが、地下1階、地上18階の鉄筋コンクリート造となっており、1階部分が商業、2階から18階までが高齢者分譲住宅となっております。
総事業費は152億円程度を想定しており、国の補助制度に基づく補助金は約56億円となり、その半分が市の負担となっております。
資料2-1にお戻りください。事業スケジュール案についてですが、昨年12月に認可権者である大分県知事宛てに組合設立認可申請が提出され、3月30日付で認可公告がなされる予定となっております。
今後は、2022年度――令和4年度に権利変換計画の認可及び施設建築物等の工事に着工する予定となっております。
また、工事の完了、竣工は2026年度――令和8年度の予定となっております。
○
田島委員長
ただいま執行部より報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
次の
グリーンスローモビリティ実験運行事業についても、先ほど報告を受けましたので、省略をいたします。
次に、ふれあい
交通運行事業について報告を求めます。
○
橋本都市交通対策課長
資料4を御覧ください。運行目的ですが、公共交通機関の移動が不便な地域における日常生活の移動手段の確保でございます。
制度概要につきましては、対象地域は最寄りのバス停から500メートル以遠であり、運行ルートや運行日、運行時刻などは住民の話合いで決定しております。運賃は、1乗車当たり200円となっております。
近年の取組ですが、令和2年度では、これまで地域検討会や制度説明会を合計48回開催し、438名に参加いただいております。また、路線バスとの乗り継ぎ環境改善のため、これまで接続先バス停に上屋を11か所設置しております。
運行実績ですが、近年はルート数の増加により、登録者数、利用者数共に増加しておりましたが、令和2年度は
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、3割以上利用者が減少することが予測されているところでございます。
資料の右側に移りまして、運行ルートですが、庄の原ルートをはじめ、現在29ルート運行しているところでございます。
2ページを御覧ください。
令和3年4月からのふれあい交通運行ルートの全路線を整理したものでございます。4月より、左下の赤の点線で囲んでおります野津原地域の一部において、新規ルート上石合ルートの運行を始めることとしております。
3ページを御覧ください。
上石合ルートの詳細の路線図になっております。オレンジの線がふれあい交通の上石合ルート、ピンクの線が昨年10月から運行している野津原コミュニティーバスのルート、青が路線バスの運行ルートを示しております。
上石合ルートは、今市校区の上石合地区を起点に、県道久住高原野津原線、国道442号を通り、野津原支所まで運行いたします。運行は令和3年4月上旬に開始予定としており、火曜日、金曜日に1日4便を運行いたします。これにより、ふれあい交通は合計30ルートでの運行となります。
○
田島委員長
ただいま執行部より報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
次に、大分市
自転車走行空間ネットワーク整備計画についての報告を求めます。
○
橋本都市交通対策課長
お手元には素案と概要版を配付しておりますが、今回は概要版で説明をさせていただきます。
資料5-1の2ページを御覧ください。
目的ですが、快適で利便性の高い自転車走行空間の整備のハード施策と、市民の自転車ルール、マナーの向上のソフト施策の両輪を推進することにより、全ての道路利用者にとって安心、安全な道路環境の創出を図ることとしております。
取組状況及び計画期間等についてですが、本計画は、平成25年7月に策定した後、平成29年3月に改定を行っており、前計画期間ステップ2が、令和2年度をもって終了しますことから、昨年の7月から改定作業を進めてまいりました。
改定に当たりましては、学識経験者や国、県、市の各道路管理者、警察、関係機関などの代表者で構成される大分市自転車走行空間ネットワーク整備推進協議会を計3回開催し、意見を聞くとともに、昨年12月から1か月間パブリックコメントを実施したところでございます。
今後、素案の最終調整を行った上で、今月下旬に計画の改定を予定しているところでございます。計画改定後の計画期間は、令和3年度から7年度までの5年間をステップ3とし、市全体へ自転車ネットワークや各種取組を広げていくこととしております。
3ページを御覧ください。
基本方針は、ハード施策とソフト施策の両輪で進めることとしており、それぞれの方針と方向性を定めております。
ページの下段、計画目標ですが、目標1といたしまして、自転車ネットワークの整備延長を25キロ、目標2として、自転車事故発生件数年間220件以下の定着化を掲げております。
4ページ並びに5ページを御覧ください。
ネットワークの計画図ですが、黄色が全体の計画路線、青色が既に整備済みの路線、赤色が今後5年間で整備を予定している路線でございます。
右下の拡大図を見ていただきますと、中心部におきましては、これまで一定程度整備が進んでいることがお分かりいただけるかと思います。
今後は中心部の残りの路線に加えまして、郊外部の学校周辺や幹線道路についても整備を進めていくこととしております。
6ページを御覧ください。
整備形態を記載しております。自転車道、自転車通行帯、自転車誘導サインの3つの手法を基本に整備を進めてまいります。
右のページ、7ページを御覧ください。
ソフト施策ですが、警察や関係機関などと連携をしながら、ルール・マナーの啓発や自転車ヘルメットの着用促進などの取組を進めていくこととしております。
推進体制ですが、先ほど御説明いたしました大分市自転車走行空間ネットワーク整備推進協議会を毎年開催し、計画の進捗状況の報告と検証を行っていくこととしております。
○
田島委員長
ただいま執行部より報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はございませんか。
○長田委員
ルールやマナーの問題で、整備は非常によくやっていると思っていますが、ヘルメットは着用促進となっていますが、今、法的にはどうなっていますか。
○
橋本都市交通対策課長
ヘルメットにつきましては、大分県が条例を策定しておりまして、本年4月より着用の努力義務という形になっております。また併せて、本条例では、自賠責保険の義務化につきましても、6月以降義務化するという形の条例がつくられているところでございます。
○長田委員
県はそうしていると。市はどう考えていますか。
○
橋本都市交通対策課長
県が策定いたしました条例は、大分県下全てにおいて適用されますので、同様にヘルメットの着用義務というのを課せられることになりますが、市民の皆様に着用していただくような啓発も併せて大分市のほうでやっていきたいと思っています。
○長田委員
小学校や、中学校にはどうやっていますか。
○
橋本都市交通対策課長
まず、高校で4月からのヘルメットの着用の義務化が始まると伺っております。また、小学校、中学校におきましても、学校のほうで着用の啓発をすると伺っているところでございます。
○長田委員
高校はもう既に、ヘルメットをしてないと通学できない、そう指導していますか。
○
橋本都市交通対策課長
今、実際に見ると、かぶっている生徒は多いかと思いますけれども、実際には4月からの義務化を学校のほうでしていると伺っております。
○長田委員
大分市の場合、中学校や、小学校にはそういう伝達事項は行ってないのですか。
○
橋本都市交通対策課長
本市の教育委員会には、また改めまして、その条例ができたという旨も、私たちのほうから伝えたいと思いますし、その辺りにつきましては確認したいと思っています。
○長田委員
お願いします。
○
田島委員長
そのほかに質問等はありませんか。
○板倉委員
マナーについてですが、小中学生に対する指導、マナーを徹底しないと、高校生はまだ守っていますが、中学生、特にまだ通学で使ってない生徒は、放課後はでたらめだと思います。その辺の指導の仕方をきちんと教育委員会に伝えて、ヘルメットと併せて管理するべきではないかと思います。
小中学校できちんとしておかないと、高校になっても守らないと思います。その辺は徹底するように要望しておきたいと思います。
○
田島委員長
ほかにございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
次に、都市計画道路松原国宗線(猪野工区)の事業についての報告を求めます。
○
堤まちなみ整備課長
お手元の資料6を御覧ください。説明図左側にある県道松岡日岡線の変則交差点になっている箇所を猪野団地入り口交差点改良事業として、平成28年度より事業実施しているところでございます。
これに引き続き、交通量が多く、離合も困難な狭隘道路で、歩道もない危険な状況の市道猪野8号線、緑色で市道を示しております、その部分を、市道山津松岡線、これも市道ですので、上から下のほうに緑色で示しておりますが、この区間314.1メートル、赤く着色した部分を都市計画道路松原国宗線(猪野工区)として、両側に3.5メートルの歩道を配置した、標準幅員14メートルの道路整備を行い、歩行者の安全確保や、明治、明野地区の慢性的な交通渋滞の解消を図る目的で、都市計画道路事業として取り組んで行いますので、御報告いたします。
なお、事業期間は、令和8年度末を予定しております。
○
田島委員長
ただいま執行部より報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
次に、浜町・芦崎・
新川地区住環境整備事業についての報告を求めます。
○
堤まちなみ整備課長
お手元の資料7を御覧ください。平成14年度より実施してきた浜町・芦崎・
新川地区住環境整備事業は、令和2年度をもちまして国庫補助期間が終了となりますので、御報告いたします。
今後は、用地買収等の同意が得られず、道路が未整備となっている箇所については、土地所有者からの同意が得られれば、引き続き用地買収及び道路整備を実施してまいります。
○
田島委員長
ただいま執行部より報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
最後に、久大本線
鉄道残存敷整備についての報告を求めます。
○
堤まちなみ整備課長
お手元の資料8を御覧願います。左側の上段に位置図を掲載しておりますが、赤ハッチで囲んだ範囲が久大本線
鉄道残存敷整備箇所であります。
延長165メートル、幅8から12メートル、整備面積1,700平方メートルでございます。また、この市道部分の歩道を幅員約0.75メートルから3メートルに拡幅整備いたしました。
資料中段に広場平面図と下段に整備写真を掲載し、右上には整備概要を掲載しております。
なお、供用開始は令和3年3月26日を予定しております。
○
田島委員長
ただいま執行部より報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
では、執行部からその他として何かありませんか。
○
堤まちなみ整備課長
先ほど陳情第2号の審査で、安東副委員長からご請求のありました追加の資料を用意しておりますが、今から、配付してよろしいでしょうか。
○
田島委員長
はい、お願いします。
〔資料配付〕
○
堤まちなみ整備課長
この資料が1時間あたりの利用者の調査結果です。A、B、C、Dとありますけれども、赤い色が全ての合計の交通量になっておりますので、御報告させていただきます。
1枚目は、令和2年11月12日木曜日の朝7時から夜7時までの1時間当たりの交通量でございます。A、B、C箇所の合計が赤色になっております。ピンクが5時以降の散策です。これがやはり一番多い状況でございます。
2枚目が11月22日の日曜日、時間帯は同じでございまして、
バスケットコート利用者が約3倍増えております。
○
田島委員長
ただいまの説明を受けて、委員の皆さんから質問等はございませんか。
○長田委員
これは、広場を利用した人の人数ですか。
○
堤まちなみ整備課長
あくまで通行量を各箇所で測っております。
○長田委員
通行量というのは、横断歩道を通る回数ですか。
○
堤まちなみ整備課長
この地点を通った人をカウントしております。
○長田委員
広場で遊んでいる人とは違うということですか。
○
堤まちなみ整備課長
バスケットコートだけは、カウントをまた別でしておりますので、その
バスケットコートのカウントも入っております。
バスケットコートはB地点です。
○長田委員
それは、8というのは8人ということですか。
○
堤まちなみ整備課長
これは、人数を把握しておりますので、人数の合計が赤になっております。ざっと、B地点ですから、
バスケットコートがB地点でブルーですから、朝7時で、木曜日は13名になっております。
○長田委員
少ないですね。桁が違うのではないですか。こんなものですか。私は行ったことがないので。
○
堤まちなみ整備課長
11月のコロナ禍の中でありましたので、若干少ないかなと思っておりますけれども、また暖かくなってから、再調査をしてみたいと思っております。
○長田委員
夜中にトイレを使用する方が、8人ぐらいはいらっしゃるでしょう。
○
田島委員長
執行部からほかにございますか。
〔「ありません」の声〕
○
田島委員長
委員の皆さんからその他として何かございますか。
〔「なし」の声〕
○
田島委員長
以上で
都市計画部の案件は全て終了いたしました。
ここで、3月末をもって退職される方々から挨拶の申入れがありましたので、お願いをいたします。
〔退職者挨拶〕
〔委員長お礼の挨拶〕
○
田島委員長
それでは、明日25日の委員会は、10時に開催いたします。
本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。
午後1時26分散会...