○議長(
野尻哲雄) この際、
提案理由の説明を求め
ます。
佐藤市長。
○市長(
佐藤樹一郎)(登壇) おはようござい
ます。提案理由の説明に入り
ます前に、ただいま
大分市議会副議長に選出
され
ました
宮邉和弘議員に心からお慶びを申し上げ
ます。今後、大所高所からの御指導、御鞭撻を賜り
ますようにお願いを申し上げ
ます。
次に、先般、第91回
選抜高等学校野球大会の出場校が発表
され、大分県下から
大分高等学校と
明豊高等学校の2校がめでたく選出
され
ました。特に、本市を地元と
する高校の
選抜出場は、平成21年の
大分上野丘高等学校以来10年ぶりであり、さらに
大分高等学校は選抜初出場ということで、
大分市民にとりましてもまことに誇らしく、心からお慶びを申し上げる次第でござい
ます。選手の皆さんには日ごろの練習の成果を十分に発揮
され、
チーム一丸となった粘り強い野球で勝利を重ね、
大分旋風を巻き起こしていただくことを強く願っており
ます。
それでは、
提案理由説明に入ら
せていただき
ます。
本日ここに平成31年第1回
大分市議会定例会が開会
されるに当たりまして、提出いたし
ました諸議案の概要を御説明申し上げ
ます。
まずその前に、今
定例会が私にとりまして
任期最後の議会となり
ますことから、
提案理由の説明に先立ち、一言御挨拶を申し上げ
ます。
4年前、多くの皆様の御支援をいただき、市長の重責を担わ
せていただいて以来、ふれあい市長室を初め、さまざまな行事で各地域にお伺い
する中で、市民の皆様の御意見、御提言をお聞き
しながら、大分市
総合計画に掲げる
都市像、笑顔が輝き 夢と魅力あふれる
未来創造都市の実現に向けて、3つの創造と連携、実行を
基本姿勢として
市政運営に当たってまいり
ました。
この間、熊本・
大分地震、
九州北部豪雨、相次ぐ台風の襲来、北朝鮮による
弾道ミサイルの発射などに直面
し、改めて市民の
安全安心の確保こそが
基礎自治体の最大の使命であると痛感
し、防災・
減災対策に最優先で取り組んでまいり
ました。あわせて、
子育て、
教育環境の整備、特に課題となっており
ました
待機児童の解消に向けては、4年間で3,572人の
定員拡大などに取り組んだ結果、
待機児童数は大幅に減少
し、昨年4月1日時点で13人となったところであり
ます。また、
高齢者や
障害者の皆様が住みなれた地域で安心
して暮らし続けることができるよう福祉の充実を図るなど、誰もが安心
して笑顔で暮らせる社会の創造に努めてまいり
ました。
そして、これらの施策を充実
する上で基盤となる強い
地域経済を実現
するため、
中小企業の
販路開拓、
人材育成などに対する支援を新設、拡充
したほか、
設備投資や
新規雇用に対する
企業立地助成金を拡充
し、県と連携
して、将来的に市場の拡大が見込まれる医療やロボット、
半導体関連の
成長産業を初めと
する幅広い分野の
産業集積を進めてまいり
ました。その結果、4年間で61件の立地、投資額は690億円となり、
新規雇用1,396人の創出につながったところであり
ます。
また、
新規就農者や
農業参入企業に対する支援、農業塾の開校による多様な担い手の育成、
農林水産物の
ブランド化などを推進
し、産業力の強化による活力の創造に努めてきたところでござい
ます。
さらに、本市の発展を持続的なものと
していくため、次なる時代を見据えた新たな魅力の創造にも取り組んでまいり
ました。まちの
にぎわいの核となる
中心市街地におきましては、
中央通り歩行者天国や
大分城址公園仮想天守イルミネーションなどの実施により新たな
にぎわいが生まれ、エンジン01
文化戦略会議オープンカレッジや
国民文化祭、
全国障害者芸術・文化祭といった
大型イベントには県内外から多くの方に
お越しいただきました。
あわせて、
ラグビーワールドカップ2019
日本大会やその先も見据え、
中心市街地の回遊性や滞留性がさらに高まるよう、
仮称大分市
中心市街地祝祭の広場や大友氏遺跡の整備なども進めてきたところでござい
ます。
また、昨年7月に市内全13地域から提言
され
ました
地域まちづくりビジョンにおきましては、策定の過程において、世代を超えた多くの市民の皆様に地域の将来像についての議論を深めていただき
ました。このことは、今後、市民との協働による
まちづくりを進めていく上で大きな原動力になるものと確信を
しており
ます。
そして、市政各分野の
課題解決に当たりましては、国や県、
関係自治体、企業など、あらゆる主体の皆様と連携を図ってまいり
ました。特に県との連携では、
政策協議の場において議論を重ね、大分市
パスポートセンターやおおいた
動物愛護センターの設置が実現
するなど、共通
する政策課題について解決が図られたところであり
ます。
また、政策を効果的に推進
するため組織を見直し、
商工労働観光部や
農林水産部、
子どもすこやか部、
防災局、
上下水道局の設置など、時代の要請に応えた機動力のある体制を構築
しながら、
施策1つ1つを実行に移してまいり
ました。
これまで
市政運営を着実に進めることができ
ましたのは、ひとえに
議員各位を初め、市民の皆様の御理解と御協力の賜物であり、改めてこの場をかりて厚く御礼を申し上げ
ます。
さて、本年1月に発表
され
ました大分県の
人口推計報告により
ますと、2018年10月1日時点の本市の人口は、前年から424人減少
し、初めて減少に転じた2017年の減少数49人に比べ、さらに
人口減少が進んでいることが明らかになり
ました。また、現在、国の第32次
地方制度調査会におきましては、
人口減少が深刻化
し、高齢者人口がピークを迎える2040年ごろを見据えた新たな
自治体行政のあり方について議論が進められており
ます。さらに、昨年12月には、東京一極集中を是正
するため、地域を支える拠点となる
中枢中核都市に本市が選定
されたところでもあり
ます。
今後は、
近隣自治体を含めた圏域全体を牽引
する役割を果たしていくことが求められると同時に、本市がその
拠点都市としてさらに魅力を高めていくことが大変重要であると考えており
ます。そのためには、
大分都市広域圏における
住民サービスの向上に向けた
取り組み、圏域全体の
経済成長を目指した産業や
観光分野での連携をさらに進めるとともに、
中心市街地に位置
する荷揚町
小学校跡地や
JR大分駅東側の22街区と54街区などの大
規模公有地の利活用を初め、開幕まで200日を切った
ラグビーワールドカップに向けた準備、
豊予海峡ルートを初めと
する広域交通ネットワークの構築など、多岐にわたる課題にしっかりと取り組まなければなり
ません。加えて、
地域住民の皆様の思いが込められた
地域まちづくりビジョンの具現化に向けた
取り組みもより一層進めていく必要があり
ます。
いよいよ30年余り続いた平成の時代が幕を閉じ、新たな時代を迎えようと
しており
ます。私は、この新しい時代を市民の皆様とともに切り開き、真の豊かさを実現できる大分市を実現
するため、山積
する課題に果敢にチャレンジ
していきたいという思いを日々新たに
しているところでござい
ます。
それでは、
予算議案について御説明を申し上げ
ます。
平成31年度は4月に
市長選挙がとり行われ
ますことから、当初予算は
人件費や
扶助費、公債費などの
義務的経費や
継続事業等を中心と
した
骨格予算として編成いたし
ました。したがい
まして、
新規事業や
政策的経費は選挙後の肉づけ
補正予算に計上
することとなり
ますが、防災力の向上などに関する事業を初め、
子育てや
教育環境の改善、
産業力の強化、祝祭の広場の整備や
ラグビーワールドカップなど早期に執行を要する経費や事業を効率的に進めるために必要と判断
されるものは当初予算での計上と
したところであり
ます。
その結果、平成31年度の
一般会計当初予算の規模は1,750億4,100万円となり、前年度の当初予算と比較いたし
ますと、3.2%との減となっており
ます。
それでは、歳出の主なものについて御説明申し上げ
ます。
総務費には、181億808万8,000円を計上いたしており
ます。その主なものは、
人件費や
情報システム改修費のほか、県知事、
市長選挙等の
執行経費の計上であり
ます。また、
ラグビーワールドカップ関連として、
負担金と
公認チームキャンプの受け入れに係る経費や
シティドレッシング等おもてなしイベントの開催費に加え、
インバウンド対策の一環として、
平和市民公園能楽堂などの
文化施設における
入場料等の
キャッシュレス化に係る経費のほか、東京2020オリンピック・
パラリンピック競技大会関連として、各競技の
事前キャンプ誘致活動を県とともに行うための
負担金を計上いたしており
ます。さらに、判田地区において
スポーツ施設を整備
することで
スポーツを地域で身近に行える環境を整えるほか、
ラグビーワールドカップでは
昭和電工ドーム大分が
試合会場となることから、
大会期間中において一時的にJリーグの公式戦が開催できるよう、
市営陸上競技場の改修を引き続き行ってまいり
ます。このほか、
地域まちづくりビジョンにつき
ましては、
地域ごとに
フォローアップ会議を設置
し、地域と行政が情報の共有と課題を整理
しながら、地域の将来像の実現に向けて取り組んでまいり
ます。
民生費には、784億4,549万9,000円を計上いたしており
ます。その主なものは、
生活保護費や
保育所運営費など
扶助費のほか、
児童福祉施設の
整備費の計上であり
ます。また、子供の虐待やDVを防止
するため、相談や支援に当たるケースワーカーを増員
するなど、
子ども家庭支援センターの
機能強化を図るほか、
保育所や
児童育成クラブについても地域の実情に基づいた定員増を図るなど、
子育て環境の充実に向けて引き続き取り組んでまいり
ます。そのほか、東京2020
パラリンピックの開催を契機に、スロープの設置や通路拡幅等、ユニバーサルデザインの推進を目的と
した改修に対する補助や、パラリンピアンとの交流事業を実施
することで共生社会の実現を目指してまいり
ます。
衛生費には、146億5,841万5,000円を計上いたしており
ます。その主なものは、子ども医療助成費を初め、妊婦・乳幼児健康診査事業や予防接種事業に係る経費のほか、ごみ処理施設等の維持管理経費の計上であり
ます。また、今年度に引き続き、市民が家庭用燃料電池などの再エネ、省エネ設備を設置
する費用の一部への補助金を計上いたしており
ます。さらに、中央保健センターと東部、西部の各保健福祉センターに母子保健分野と
子育て支援分野にわたる情報提供などを行う相談コーナーを設置
し、妊産婦や
子育て中の方の各種相談や相談者の状況に応じた個別の支援プランの作成などにより、妊娠初期から
子育て期にわたり、切れ目のない支援を行ってまいり
ます。
労働費には、2億4,041万1,000円を計上いたしており
ます。その主なものは、
中小企業勤労者向け融資預託金や知的、精神
障害者雇用の促進に係る経費の計上であり
ます。また、在宅就労の活用を推進
するため、企業向けのセミナーを開催
し、女性や
障害者等の方々が多様な働き方ができる環境の整備や企業の人材確保を支援
してまいり
ます。
農林水産業費には、26億8,878万7,000円を計上いたしており
ます。その主なものは、農林水産業の担い手確保対策を初め、園芸振興対策や畜産振興対策など農業者に対する各種補助金のほか、農道整備事業やかんがい排水事業に係る経費の計上であり
ます。また、大分川ダム周辺交流拠点施設や材料山跡地を利用
した多目的広場等の整備につき
ましては新年度中に完了予定であり、野津原地区での新たな魅力による地域活性化と農業振興につながるものと考えており
ます。
商工費には、53億8,267万2,000円を計上いたしており
ます。その主なものは、企業立地促進助成金、
中小企業者制度融資預託金など商工業の振興に係る経費のほか、高崎山自然動物園の管理運営経費の計上であり
ます。また、
ラグビーワールドカップの開催に当たり、国内外から多くの方々に本市を訪れていただけるよう、海外メディアを活用
した情報発信や広域圏周遊コースについて、県などと連携
した国内外でのプロモーション活動など、誘客の
取り組みに対する経費を計上いたしており
ます。さらに、
中小企業の持続的な成長に向け、販路拡大や業務効率化の
取り組み、従業員の技術力向上のための研修に対する補助の枠を拡大
し、
中小企業の競争力強化を図ってまいり
ます。このほか、消費税率引き上げに伴う対策として、プレミアム付き商品券の発行に係る事務費の一部を計上いたしており
ます。
土木費には、150億2,303万9,000円を計上いたしており
ます。その主なものは、滝尾中部等4地区の住環境整備事業や小屋鶴住宅建設事業に係る経費のほか、市内一円の道路、公園の維持管理経費の計上であり
ます。また、
JR大分駅東側の日豊本線沿線の鉄道残存敷につき
ましては、歩道や多目的広場等として活用
するための
整備費を引き続き計上
するほか、低速電動バスによる自動運転の実証運行に係る経費を計上いたしており
ます。さらに、
ラグビーワールドカップ開催にあわせ整備を進めており
ます、大分市
中心市街地祝祭広場整備事業に係る経費を計上いたしており
ます。このほか、高城、大在、中判田、坂ノ市の各駅におけるバリアフリー化を行うほか、災害への備えとして、土砂災害ハザードマップと洪水ハザードマップの作成を進めてまいり
ます。
消防費には、53億8,399万3,000円を計上いたしており
ます。その主なものは、救助工作車、水槽つき消防ポンプ自動車など消防車両の更新のほか、消防団詰所の改修に係る経費の計上であり
ます。また、傷病者の心電図等の情報や容態を救急現場から医療機関へ動画で転送
する大分県遠隔画像伝送システムの導入に要する経費を計上いたしており
ます。さらに、防災情報や避難情報などを多くの市民により早く確実に伝達
するため、現在の防災メールに加え、新たに電話やファクシミリ、SNSに対応
した情報伝達システムの整備を行ってまいり
ます。
教育費には、145億1,869万7,000円を計上いたしており
ます。その主なものは、舞鶴小学校と横瀬小学校の長寿命化改修や小中学校等の施設管理運営費のほか、大友氏遺跡保存
整備費や公民館類似施設建設費補助金の計上であり
ます。
また、高校生等を対象と
した給付型の
奨学資金である未来自分創造資金につき
ましては、高等学校等卒業時の給付金を5万円から10万円に増額
し、卒業後の進学、就職を支援
してまいり
ます。このほか、いじめや不登校など、児童生徒の抱える課題の早期発見、解決を図るため、児童生徒やその保護者、教職員に対して行政や関係機関と連携
した相談活動などを行うスクールソーシャルワーカーをさらに増員
するとともに、肢体不自由や学習障害等により特別な支援を必要と
する児童生徒に対しましても、在籍
する小中学校に配置
する補助教員を増員
し、教育支援体制の強化を図ってまいり
ます。
次に、特別会計の主なものについて御説明申し上げ
ます。
国民健康保険特別会計には、526億7,400万円を計上いたしており
ます。その主なものは、被保険者に係る保険給付費や大分県へ納付
する国保事業費納付金の計上であり
ます。
介護保険特別会計には、387億4,800万円を計上いたしており
ます。その主なものは、居宅介護サービス給付費や施設介護サービス給付費の計上であり
ます。
後期
高齢者医療特別会計には、57億3,600万円を計上いたしており
ます。その主なものは、大分県後期
高齢者医療広域連合への
負担金の計上であり
ます。
水道事業会計には、180億3,700万円を計上いたしており
ます。その主なものは、浄水場や配水管等水道施設の維持管理経費のほか、配水施設整備事業、第4次拡張事業に係る経費の計上であり
ます。
公共下水道事業会計には、242億7,900万円を計上いたしており
ます。その主なものは、下水道施設の維持管理経費のほか、管渠建設や水資源再生センターの設備更新に係る経費の計上であり
ます。
次に、平成30年度
一般会計補正予算について御説明を申し上げ
ます。
今回の補正額は26億8,600万円で、これを既決予算と合わせ
ますと、1,862億9,600万円となったところであり
ます。その主なものは、県立
スポーツ施設の建設に係る県工事
負担金の追加計上のほか、国の
補正予算に対応
した幼稚園と小学校の空調設備の
整備費やプレミアム付き商品券発行に係る事務費の計上であり
ます。
特別会計につき
ましては、介護保険特別会計で国庫
負担金等精算返還金の追加計上であり
ます。
また、公共下水道事業会計につき
ましては、消費税及び地方消費税の追加計上であり
ます。
次に、一般議案の主なものについて御説明を申し上げ
ます。
まず、議第16号は、大分市
幼稚園型認定こども園、
保育所型認定こども園及び
地方裁量型認定こども園の認定の要件を定める条例の制定についてであり
ます。これは、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律、いわゆる第8次地方分権一括法による就学前の子供に関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部改正に伴い、
幼稚園型認定こども園、
保育所型認定こども園及び
地方裁量型認定こども園の認定の要件を新たに定めようと
するものであり
ます。
議第19号は、大分市
災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正についてであり
ます。これは、
災害弔慰金の支給等に関する法律及び
災害弔慰金の支給等に関する法律施行令の一部改正等に伴い、災害援護資金の貸付利率を引き下げるなど、所要の改正を
しようと
するものであり
ます。
議第29号は、
特定事業契約の締結についてであり
ます。これは、
教育環境向上の一環として市立小学校に設置
する空調設備の設計、施工、維持管理を業務と
する大分市立小学校空調設備整備PFI事業について、民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律に規定
する特定事業の契約を締結
しようと
するものであり
ます。
その他の議案につき
ましては、その都度、担当者より説明いたさ
せます。何とぞ慎重御審議の上、御決定賜り
ますようにお願いを申し上げ
ます。
◇─────────────────◇
○議長(
野尻哲雄) 以上で、本日の日程を終了いたし
ました。
お諮りいたし
ます。
あす6日から10日までの5日間は、議案考案等のため、本会議を休会いたしたいと思い
ます。これに御異議あり
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
野尻哲雄) 御異議なしと認め
ます。
よって、あすから10日までの5日間は、本会議を休会
することに決定いたし
ました。
次の本会議は、11日午前10時に開き
ます。
本日は、これにて散会いたし
ます。
午前10時53分散会
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名
する
平成31年3月5日
大分市議会 議 長 野 尻 哲 雄
署名議員 足 立 義 弘
署名議員 衛 藤 延 洋...