大分市議会 2018-04-12
平成30年建設常任委員会( 4月12日)
今のところ、県と本格的な協議はしていませんが、今後、県との協議を必要に応じて進めていきたいと考えております。
○
小野委員
この
サウンディング型市場調査をすると、資料2の3、1ページの左下にあるように、
民間事業者の参入意欲の向上などと書いてあり、次のページの5番の結果に、
応募参加者6社となっているのですけど、これはどうやって決まるものなのですか。
○
釘宮都市計画部次長兼
都市計画課長
ホームページ等で公表する中で、手挙げ方式という形で、興味のある事業者の方に手を挙げていただいて、ノミネートしていただいております。
○
小野委員
手を挙げたのが6社ということですね。
○
釘宮都市計画部次長兼
都市計画課長
そのとおりです。
○
足立委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立委員長
それでは、次に行きます。
大分市
中心市街地祝祭広場整備事業に係る
公開プレゼンテーションの結果についての報告を求めます。
○
姫野都市計画部次長兼
まちなみ企画課長
それでは、大分市
中心市街地祝祭広場整備事業に係る
公開プレゼンテーションの結果についてを御報告させていただきます。
資料3の最初のページの左側をごらんください。
第一次選考会につきましては、さきの3月議会でも御説明をさせていただいておりますが、平成30年2月8日に開催し、15の事業者から5者を選定したところでございます。
ページの右側をごらんください。
第二次選考会につきましては、3月24日土曜日の午後1時から、J:
COMホルトホール大分3階の大会議室で、294名の市民に参加をいただく中で
公開プレゼンテーションを行ったところでございます。
詳細は記載のとおりでございますけれども、
設計候補者の最適任者として、一番下のところにありますが、
建設コンサルタントサニーヒュマスヨコミゾマコト建築設計事務所都市企画工房共同提案体を選定いたしました。これにより、3月末に同
共同提案体と契約を行ったところでございます。
2枚目は、
共同提案体による全体のイメージでございます。
今後は、ことしの7月までに設計の業務を完了いたしまして、工事の発注を行い、来年の7月には
祝祭広場を完成させてまいりたいと考えております。
○
足立委員長
ただいま執行部より報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。
○
永松委員
これそのものにいろいろ異論はないのですが、当の
大分パルコ跡地を購入するときに、市長は何か遺跡調査をしなければならず、あれが5カ月、6カ月かかるとか言っていたのですけど、それはもうやったのですか。やったのであれば何が出てきたのか、どういう状況なのか、それを教えてください。
○
姫野都市計画部次長兼
まちなみ企画課長
文化財調査は3月末までの間に、まず1度目の調査が終わって、埋め戻しをしました。そうしたところ、
大分パルコの建物がなかったところから、90センチメートル程度地中に、当時の地層が確認をされております。その形で埋め戻しをしておりまして、今後、設計がまとまる過程において、必要に応じてまた
文化財調査を行っていく状況でございます。
○
永松委員
今までに、その文化財の調査はどのくらい期間を要する調査になっているわけですか。
○
姫野都市計画部次長兼
まちなみ企画課長
3週間程度の時間を要しています。
○
永松委員
本会議場で市長はたしか、半年とか何か言っていませんでしたか。ちょっと議事録を見てください。
○
姫野都市計画部次長兼
まちなみ企画課長
通常の、これまでの駅周辺などの事業を踏まえますと、2年半で2億円程度かかるという形の御説明をさせていただいたと思っております。
○
永松委員
それで、2年半もかかるのであれば、もう入札参加を辞退しようというような業者もだいぶいたということを私は聞いているのですけれども、本会議で市長みずからが2年半かかりますと言ったものが、二、三週間で済みましたなんていうのは、市民なり議会に対して、余りにもでたらめな答弁になるのではないかと思うのですが、その辺はいかがでしょうか。
○
姫野都市計画部次長兼
まちなみ企画課長
文化財調査は、
試掘調査、
確認調査、本調査の3段階ありまして、今回の分は最初のトレンチといいまして、溝を掘って、いわゆる
試掘調査の段階で、まず第1段階の確認は終わったというところで、地中の90センチメートル程度ぐらいの地層が残っている部分があるのですが、今後は、その出ているところを避ける、文化財があるところを避けるような設計で行けば、大規模な
文化財調査は必要ないというふうに認識をしております。仮に大きな建物を建てるのであればという形で、当時の議会ではそういう御説明をさせていただいたかと思いますけど、そういう状況だということで御理解いただければと思います。
○
永松委員
それでは、この
建設コンサルタントサニーヒュマスヨコミゾマコト建築設計事務所都市企画工房共同提案体を選んだということの選定理由の中には、そういう
文化財調査をしなくてもいいような工法だとか方法だとか、そういうことも加味して選定をしたと理解をしていいわけですか。
○
姫野都市計画部次長兼
まちなみ企画課長
今回のプロポーザルは、設計者を選ぶということでありまして、確かに今、添付させていただいた絵を設計者に描いていただきました。コンペティション、いわゆる作品を選ぶ形に近い。それは、市民に投票していただく上で、文章だけではなかなか御理解いただけないということで、
イメージ図を描いていただいています。あくまでも設計者を選んだという形の選定でありまして、その設計者が文化財の状況などを踏まえて、今後設計を詰めていくと。文化財に影響のないような方法を、ここに書いてあるとおり今後検討していくと。そこは、市と設計者と合わせて協議をしていくと、そういう状況かと思っております。
○
永松委員
そのような状況の中で、
予定どおりこれはでき上がるのですか。それを心配しているのだけど、どうですか。
○
姫野都市計画部次長兼
まちなみ企画課長
今後、設計が進んだ段階で、もともと
大分パルコの本体部分があった場所についても、
確認調査、まず
試掘調査が必要だと思っておりまして、もともと地下2階を有する構造物ということもあるものですから、ある程度乱されている。そうしますと、設計の段階で、文化財に影響しないような設計を進めることによって、先ほど申しましたように、7月に工事発注して、来年の7月に間に合わせる、そういったことができるというふうに認識をしております。
○
永松委員
私の素人の目から見て、もともと文化財の調査に2年半もかかるというようなこと自体に何となく疑念を感じていたのです。今あなたが言ったように、地下2階もあるあんな大きな建物を、掘り返して建てた後に、また文化財の発掘調査をしますなんて言っても、がらくたが出てくるだけで、何の文化財が出てくるのか。素人目にはそういうふうに感じたのです。
しかしながら、そういう中で市長は、あそこの上に建てるときには文化財の調査に2年半もかかりますなんていうのは、非常に市民から見て不信感を抱いているのです。
だけど、それが本当に2年半かかるのならそれはそれでいいのですけれども、今度ほかのところが選ばれてこういうのを建てるときに、何か二、三週間かそこらでいいです、あとはつくるとき、その辺にかからないようにすれば何とかなりますなんていうのは、何かこう、一般市民から見て非常に不自然というか、不信感を抱く。あの2年半というのは何を根拠に2年半と言ったのかと。要はほかの業者に、そういう入札に参加させないために2年半なんていう数字を出したのではないのかというような声が、私のところに一、二件入ってきているのだけれども、それはどうなのですか。市長にちょっと確認してくれませんか。
○
清水都市計画部長
大分パルコ跡地の説明ときには、市長も2年半かかることも考えられるというような説明をしたのも、私も把握しております。
先ほど姫野課長が言ったように、
試掘調査の中では、現地盤が一部あっているという状況の中で、一般的に
文化財調査をするときには、
試掘調査をして確認、それから本調査ということを経過の中で全てやるというふうになると、おそらくそれぐらい時間がかかることは、文化財課からは聞いております。
この
大分パルコ跡地の場合で、市が施工する広場として使い、事業過程の中から現地盤を乱さないで施工ができるのであれば、短期間の調査で可能だろうということの中で、こういった
祝祭広場というようなこともさせていただいている状況であります。
したがいまして、今、
永松委員が言われたように、一般の意見としてそういう話があるということでありますけれども、当初からこの
祝祭広場の施工については、市としては広場を想定した中での工程ということで考えておりましたので、そのような説明になったと把握しております。
○
永松委員
今、部長の説明を聞いても何が何かわけがわからない。
広場を想定というのは、これは広場ではないのですか。広場を想定したら2年半どうのと言ったのは。
結局、2年半も文化財の調査をする必要はもともとなかったのですか。それともやっぱりあるのですか。
○
清水都市計画部長
一般的な話をしますと、ここに建物を建てるということになりますと、
大分パルコがあった土地が乱されているというのは、これはもう事実としてありますので、おそらく調査というのは深く掘ってみないとわからないため、どうなるかわからない状況であります。
また、浅いところでも、
大分パルコの建物がもとあった以外のところで、現地盤が乱されているところに建物を建てようとすると、おそらく本調査、
確認調査などの調査が必要になってくるかと思います。そうなれば、かなり時間がかかってくるということになりますので、広場となりますと、地下遺構を乱さないことで施工が行えるため、短い期間で施工が可能であるということでございます。
○
永松委員
それでは、今ここに描いてあるこの絵のようなものを、現状ではつくろうと考えているわけでしょう。これをつくろうとするときには、文化財の調査をこれからもするのかしないのか知りませんが、全然せずにできるのですか。それとも、するとすればどれくらいかかるのですか。あなたたちの考えを聞かせてください。全くする必要はないというのなら、それはそれでいいので。
○
清水都市計画部長
確認調査は、一度はする必要があると考えております。また、この計画をするに当たって、これは建設コンサルタントサニー、それからヨコミゾマコト建築設計事務所とまた調整をする中で、その辺の工程はしっかり詰めていきたいと考えております。
○
永松委員
その文化財の調査をするには、想定でどのくらいの期間がかかるのですか。
○
清水都市計画部長
一月程度の工程を見込んでおります。
○
永松委員
それでは、2年半もかからないということですね。わかりました。
○
足立委員長
ほかにありませんか。
○
小野委員
最適任者に選ばれた建設コンサルタントサニーの、公共工事でも公共工事でなくてもいいのですけど、実績がわかりやすいものがあったら教えていただきたいのですが。
○
姫野都市計画部次長兼
まちなみ企画課長
今、実績の資料はお手元には用意させてもらっていませんが、建設コンサルタントサニーは土木のコンサルタントでありまして、過去に通常の道路ですとか、長い間そういったものをいろいろされており、地場で公共事業の実績をかなり積まれている業者であります。
○
小野委員
後でもいいのですけど、資料があったら欲しいです。
○
姫野都市計画部次長兼
まちなみ企画課長
過去何年分とか、わかる範囲でよろしいでしょうか。少しお時間をいただいて、大きなものから小さなものまで、正直あろうかと思いまして、全庁的にではなくて、ある程度の規模以上のものですとか、過去5年のうちとか過去3年とか、そういった形でもよろしいですか。
○
小野委員
一次選考会のときに、過去の類似業務実績とか関連業務の実績というのが提出されていると思うので、その資料があればいいです。
○
姫野都市計画部次長兼
まちなみ企画課長
実績について資料を用意させていただきます。後日改めて、お配りさせていただくということでよろしいでしょうか。
○
足立委員長
ほかの委員の皆さんはその資料を求めますか。
〔「いいえ」の声〕
○
足立委員長
それでは、
小野委員にお願いします。
○
小野委員
あと、事業者が決まって、こういうのができますというのが決まった中で、この維持管理に大体幾らぐらいかかるのかわかりますか。
○
姫野都市計画部次長兼
まちなみ企画課長
まさに今、それを詰めさせていただいておりまして、維持管理費が後年にわたって影響がないような形で、どういった形で維持管理費を下げるかといったことを設計者と協議させていただいています。維持管理費が御説明できる段階になれば、御説明させていただければと思っております。
○
小野委員
資料3の2ページ目の左下に、運営方針、その次の管理体制に指定管理とすると書いているのですけど、これはそういうことでいいのですか。
○
姫野都市計画部次長兼
まちなみ企画課長
これはあくまでも提案になりまして、
祝祭広場の運営主体につきましても、今後の私どもの大きな課題となっておりまして、いろんな管理の仕方があろうかと思います。直営ですとか民間にお任せするとかですね。それも今まさに詰めさせていただいているという状況で、先ほどの維持管理の分と同じように、御説明できる段階でまた御説明させていただきたいと思います。
○
小野委員
決まるのは大体いつぐらいですか。
○
姫野都市計画部次長兼
まちなみ企画課長
7月にはまず工事を発注したいということがありまして、設計をそれまでにまとめるということで、先ほど言われた維持管理費については、それまでには御説明をさせていただくということで考えております。ただ、運営主体につきましては、もう少し詰めさせていただければ。もう少し時間がかかるかと思っています。
○
小野委員
はい、わかりました。
選ぶ段階では、設計者を選ぶという話をされておりました。先ほど
永松委員からの話の中で、これと同じようなものができるのだろうというような話もあったのですけれども、これは、この絵に沿って設計がされるのか、もしくは、さっきの文化財等の状況によって全く違うものができ上がったりするようなことがあるのかないのか。そこのところはどうですか。
○
姫野都市計画部次長兼
まちなみ企画課長
この絵をプレゼンテーションのときに皆さんに見ていただいて投票していただいているということもあるものですから、基本的にはこれをベースに考えていく必要があろうかと思っております。ただ、細部については、今詰めている状況でありまして、内容が変わることも想定しておりますけれども、基本的にはこの絵をベースに設計を取りまとめるというふうに考えております。
○
宮邉副委員長
当然、この絵のとおりにつくることはないと思うのですけれども、余りにも変わり過ぎたときには、やっぱりその影響は多分あると思っていますので、その辺については十分注意をしていただければと思っています。
○
足立委員長
ほかにありませんか。
○仲家委員
今、ほぼこの絵のままできるかもしれないということを聞いて、何で今さら門型クレーンかと私はちょっと疑問が。というのは、風の影響を受けやすいということで、もう各企業では方々これをやめているのです。風が吹いたときにレールがこのまま動いて倒れたというような事例もあるのです。大企業は全てこれを取りやめて、1本柱の物に変えているのです。そういった中で、安全性の確保をちゃんと考えておかないと、人がたくさんいるときに突風等々が吹いたときに、もし動いたりしたときに、かなりのけが人等が出たときには、これは大変なことになりますから。特に人が寄るところですから。それを考えていただきたいと思います。
○
姫野都市計画部次長兼
まちなみ企画課長
今、委員が言われる点は我々も非常に懸念しております。まずそこを詰めさせていただいております。ただ、この提案は、広場を多目的に利用できると。ガントリークレーンを出したり引いたり、また植栽を中央通りに出したりという、そういう多目的な理由で利活用できるという形で選ばれたと、選考委員会の委員長がそういうふうに説明されておりました。そういうことでありますが、今言われるようなことは非常に懸念されておりますので、まさにそこを詰めさせていただいている状況でございます。安全管理については十分に、そこは大前提で考えてまいりたいと思っております。
○
足立委員長
この件に関して、前のめりになって、さあつくろうということで、今、各委員から安全面とかコストのこととか将来性のことなどが出て、それはやりながら考えていきますと、報告いたしますというようなことでは、執行部としては税金の使い方として非常にまずい。やっぱりそういったところを考えながら、幾つかのシミュレーションをいろいろ考えながら検討をして、もう少し具体的な答弁が返ってくるようにお願いします。そういったことがあったと市長に伝えてください。
○
清水都市計画部長
この件については慎重に検討いたしまして、適宜、委員会にも報告していければと思います。
○
足立委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立委員長
次に、鉄道残存敷き
整備活用事業についての報告を求めます。
○
姫野都市計画部次長兼
まちなみ企画課長
それでは、鉄道残存敷き
整備活用事業についてを御報告させていただきます。
資料4の1ページをごらんください。これにつきましては、12月議会でも御説明をさせていただいておりまして、重複するところもありますが、御説明を再度させていただきます。
1の事業概要についてですが、大分駅付近連続立体交差事業により生み出された鉄道残存敷、約2キロメートルにおいて、地元協議を行いながら、大友氏遺跡等の周辺施設との連携を考慮した利活用を検討し、西大分港からJR大分駅、大友氏遺跡、大分川へとつながる東西軸としての整備を行うこととしております。
2の整備スケジュールについてですが、まず、①の日豊本線東側につきましては、本年度に詳細設計を行い、国民文化祭後に本格的な工事を予定しておりますが、国民文化祭の期間に合わせまして、自動運転走行の実証実験を予定しておりましたことから、これにつきましては前倒しで整備に着手することとしております。
次に、②の久大本線につきましては、本年度に基本設計、平成31年度に詳細設計、平成32年度に工事を予定しております。
次に、③の日豊本線西側につきましては、本年度に基本計画、平成31年度に基本設計、平成32年度に詳細設計を行い、平成33年度より工事を予定しております。
ページの右側をごらんください。
日豊本線東側の基本設計検討経過についてでございますが、昨年の10月より、庁内を初め、外部の検討委員会、当
建設常任委員会、地元説明会を経て基本設計の取りまとめを行ったところでございます。
2ページをごらんください。
これにつきましては、12月議会におきましても御説明をさせていただいておりますが、全体コンセプトとして、3つの機能を掲げております。ページ右側の基本コンセプトとしまして、大友氏遺跡へと続く大分歴史回廊、「大友氏遺跡へのプロムナードとなる長い広場」という形のコンセプトを掲げております。
整備方針としましては、区間Fと区間Gに分けております。
3ページをごらんください。
空間づくりの考え方としまして、ページ左側の下の段、四角で囲ったところに、大分らしさのある空間、東側残存敷固有の場所らしさの活用として、大友氏遺跡歴史公園、鉄道敷、ダイウス堂があり、ページの右側の下の段、四角で囲ったところに、(2)の使いやすさを踏まえた付与すべき施設機能として、大分駅から大友氏遺跡歴史公園へ導く歩行者動線等、7つの機能を考えております。
ダイウス堂とはキリスト教徒の教会ということで、この残存敷の南側でお墓が見つかっているということでありまして、文化財課としては、このダイウス堂、昔の教会が間違いなくあったというふうにお聞きをしております。
4ページをごらんください。
ページの左側には、(3)として、まとまりの良さを持った風景づくりとして、整備に当たって使用する材料を、石や木材、レールやバラストなど、場所らしさから考えられる素材で統一したいと考えております。また、ページの右側には、それらの素材を使用することにより期待できる環境負荷低減についてまとめております。
5ページから7ページまでが計画の平面図となっております。5ページの、ページ左側が大分駅の方向、右側が大分川の方向になります。
特徴的なデザインとしまして、ウッドデッキを使用した園路を整備し、図面の上側、北側になりますけれども、ここのあたりには樹木を配置したいと考えております。また、図面の下側、南側につきましては、高架橋があり、現在、資材置き場や駐車場として利用されていることから、緑化フェンスを設けることとしております。
6ページ、7ページにつきましては、面積が広くとれる部分につきましては、イベントができるような、そういった空間の整備を考えています。
8ページから9ページをにつきましては、CG、いわゆるイメージパースということでございます。
なお、3月29日に行いました地元説明会におきましては、この案につきまして、おおむねの御了解をいただいている、そういう状況でございます。
○
足立委員長
ただいま執行部より報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。
○
永松委員
イルミネーションより、こちらのほうに力を入れてください。
○
足立委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立委員長
次に、大分城址公園仮想天守イルミネーションについての報告を求めます。
○
姫野都市計画部次長兼
まちなみ企画課長
それでは、大分城址公園仮想天守イルミネーションについてを御報告させていただきます。
資料5をごらんください。
1の大分城址公園仮想天守イルミネーションの実施についてでございますが、さきの3月議会で議決をいただきましたので、3月27日から点灯をしておりまして、来年の2月中旬ごろをめどとしております。時間は日没からということで、現在は午後6時半ということで点灯の開始時間としておりまして、午後10時まででございます。
2の広報につきましては、市のホームページ、フェイスブックへの掲載、地元自治会への回覧を行っております。
3の安全対策につきましては、イルミネーションと足場の点検、点検用昇降階段の撤去、立入防止ネットの設置を行っております。
○
足立委員長
ただいま執行部より報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。
○三浦委員
まだ、始まって十日少々なのですが、3月議会のときに、いろんな団体に資金的なものをお願いしようということ、その辺は、今話せる範囲でいいです。経過をひとつ、まず教えていただけますか。
○
姫野都市計画部次長兼
まちなみ企画課長
市長宛てに要望が出された団体の方にお聞きして、近々の4月、5月あたりに、そういった方向性をある程度出したいというようなお話をいただいておりまして、今、そういう状況でございます。
○三浦委員
では、もう1つ。来場者のカウントを今していますか。
○
姫野都市計画部次長兼
まちなみ企画課長
現在、カウントはしております。
○三浦委員
現状で、前回のときと比べてふえた、減ったとか、人数を今答えられる状況にありますでしょうか。あれば教えていただければと思います。なければ、また後日で結構です。
○
姫野都市計画部次長兼
まちなみ企画課長
3月29日から4月9日までで4,435人という来場者になっております。午後6時半から午後10時まで。特に31日は天気がよかったということもあって、お花見などで1,149人。十日余りぐらいの間に約4,400人の方が見えられているという状況でございます。
○三浦委員
はい、わかりました。
○
足立委員長
ほかの委員の方、ありませんか。
○
宮邉副委員長
確かに何日かしかたってないのですけど、
都市計画部及び大分市に対して、新年度になってからこのことについて何らかの質問なり意見なりが来ていますか。
○
姫野都市計画部次長兼
まちなみ企画課長
私のところには、その声は届いておりません。
○
宮邉副委員長
市にもないですか。
○
姫野都市計画部次長兼
まちなみ企画課長
ありません。
○
宮邉副委員長
わかりました。
○
足立委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立委員長
それでは、次に行きます。
周辺地域循環型交通実証運行事業について、報告を求めます。
○
宮下都市計画部次長兼
都市交通対策課長
周辺地域循環型交通実証運行事業につきまして、御報告をさせていただきます。
資料6の1ページをごらんください。
周辺地域循環型交通実証運行事業につきましては、2月1日の
建設常任委員会で御報告をいたしました点と重複する点もございますが、資料に基づきまして御説明をさせていただきます。
まず、1の実証運行事業の概要(実績)についてでございます。
(1)目的にありますように、本市では、平成29年4月に策定いたしました大分市地域
公共交通網形成計画に基づきまして、まちづくりと連携した交通体系の構築や鉄道駅を中心とした
公共交通の円滑な乗り継ぎ環境の整備に向け、実証運行を行ったところでございます。
資料、中ほどの図に示しておりますように、稙田地区におきましては、わさだタウン等が位置します商業・業務施設が集積した地区拠点と、その周辺の富士見が丘団地、松が丘団地、ふじが丘団地など、住宅団地とを結ぶバス路線が既に複数ございます。右上の表にありますように、これらの団地では、65歳以上の人口が占める割合が高くなっておりまして、高齢者の通院や買い物などの利用ニーズにも対応したバス路線の検討が必要となっております。
今回の実証運行につきましては、中でも人口の多いふじが丘団地ほか3団地を対象にいたしまして、地区拠点への移動需要だけでなく、地区内に点在する医療・商業施設への移動需要や、駅への接続、市中心部への移動など、通勤・通学を初めとする利用者のニーズについて、調査・検証をいたしました。
次に、事業概要でございます。実施期間は、平成30年2月15日から3月16日までの30日間、3つの
運行ルートで実証運行を行ったところでございます。下の表を右側の
運行ルート図とあわせてごらんいただきたいと思います。表の色と
運行ルート図の色を合わせておりますので御参照ください。
1つ目は、循環A・Bコースでございます。これは点在する医療・商業施設への移動需要の検証を目的とした地区内の循環路線です。2つ目は、駅との接続Cコースでございますが、これはJR敷戸駅の交通結節点としての可能性や、新たな幹線としての可能性の検証を目的とした、バスと鉄道を結節するコースでございます。3つ目が要町シャトルでございます。新たな幹線としての可能性についての検証を目的として、中心部への直行便を行いました。対象、事業費、調査につきましては、記載のとおりとなっております。
運行便数につきましては、循環A・Bコースがそれぞれ9便、Cコースが2便、要町シャトルが1便の合計21便となっております。循環Aは時計回り、循環Bは反時計回りで運行しまして、Cコースは朝の午前6時及び7時台に敷戸駅を出発する大分方面への列車に接続をいたしました。要町シャトルは、午前7時台に中心部へ向かう直行便として、一部区間を快速運行にしたところでございます。
それでは、2ページ目の結果報告をごらんください。(1)の全体結果でございます。
最初に、1の利用者数でございますが、1日当たりの利用者数の推移をグラフに示しております。横軸が日付、縦軸が日ごとの利用者数でございます。下の青色が循環A・Bコース、赤色がCコース、緑色が要町シャトルの利用者数を示しておるところでございます。なお、土曜日及び日曜日は、Cコースと要町シャトルは運行しておりません。
グラフを見ますと、1日当たりの利用者数は、平日でおおむね30人前後、休日では15人前後で推移をいたしました。循環A・Bコースにつきましては、日曜日で利用が落ち込む傾向にありました。Cコースにつきましては、全期間を通して利用が少ないという状況がございましたが、要町シャトルでは一定の利用があるというふうに考えております。
次に、2、アンケート回答者数でございますが、19歳以下から80歳以上まで幅広く回答をいただいております。詳細につきましては、コース別の結果とあわせて御説明をさせていただきます。
それでは、右側に移ります。(2)のコース別結果でございます。
1の循環A・Bコースでございますが、資料の右側、中ほどに、2月28日と3月10日に行いました乗り込み調査の結果から、バス停別の乗降者数を示しております。横軸がバス停、縦軸の青色が乗車人数、オレンジ色が降車人数ということでお示しをしております。
循環A・Bコースでは、全期間を通しまして、1便当たり平均で0.8人となりました。循環A・Bともに、降車場所にばらつきはございますが、国道10号線沿いの軒田や宮崎、敷戸駅前での降車が見られるところでございます。また、アンケートの調査結果によりますと、利用者の外出目的の多くが買い物でございまして、利用頻度は、期間中に2から3回、または1回のみとの回答が多くあったところでございます。
次に、3ページ目をごらんください。
Cコースでございます。全期間を通して1便当たり平均で0.9人という結果になっております。2月28日の乗り込み調査においては、利用者は2便で2人ということでございました。この利用者は敷戸駅前で降り、敷戸駅から鉄道を利用しております。今回の結果より、朝の通勤・通学時間帯においては、鉄道への乗りかえという需要は少ないものというふうに考えております。
続いて、右の3の要町シャトルでございます。1便当たり平均で15.5人と、一定程度の需要があったと考えております。2月28日の調査結果におきましては、1日の利用者は13人で、利用者全員が中心部で降車をしております。アンケートの調査結果によりますと、利用者の多くが、通勤において、ほぼ毎日または週に三、四回の頻度で利用していただいたことがわかりました。
また、要町シャトルでは、同じ時間帯で運行する既存のバス路線と運行時間を比較したところでございます。資料の下段のほうに、運行時間実績をグラフにしております。比較した路線は、寒田・ふじが丘線の大道経由及び元町経由の2路線で、薄いオレンジ色が大道経由、青色が元町経由でございます。測定した区間は、宮崎西バス停と大分市役所合同新聞社前バス停の間になりまして、それぞれの路線の経由は異なりますが、通過する共通のバス停でございます。その結果、最小、最大、平均全ての値において、要町シャトルの運行時間が早いということがわかりました。
次に、4ページ目をお開きください。最後に、バス路線再編に向けた方向性でございます。
循環A・Bコースの結果からは、期間中の利用は少ないものの、日中においては、国道10号線沿いの商業・医療施設、駅への移動需要があることが確認できました。少数ではありますが、鉄道への乗り継ぎがあったことが伺えることから、新たな移動需要としての可能性を秘めているのではないかとも考えております。
今回の結果によりますと、新しい循環型路線を運行するのではなく、既存の、地区の団地を経由する路線の一部区間の見直しを検討するということが必要ではないかと考えております。
Cコースの結果からは、利用者は、朝の通勤・通学時間帯で乗り継ぎ利用を選択いただけなかったという部分がございますが、鉄道利用による定時性・速達性の効果を認識できなかったという可能性もございます。このことから、通学・通勤時間帯では、地区からの中心部へ向かうバス直行便を検討することとし、日中においては、定時性と速達性が高い鉄道にバスを接続するという考え方の活用を考慮していきたいと考えております。そのためには、あわせて、列車と接続できるバスダイヤの検討や利用しやすい乗り継ぎ時刻表の作成などを行いまして、
公共交通の利用促進を図る必要があると考えております。
要町シャトルの結果からは、朝の通勤・通学時間帯では快速便の需要が一定程度あることや、下郡バイパスや宗麟大橋経由では中心部への速達性が高いということが確認できました。このことから、将来、稙田と中心部を結ぶ、高頻度で速達性の高い幹線の構築が必要であるというふうには考えられますが、急激な変化による利用者離れを避けるため、当面は既存路線の快速運行による幹線軸の形成を含めた検討が必要であると考えております。
今後につきましては、実証運行で得た結果につきまして、
学識経験者の専門的な見地による分析をさらに進めていただき、今年度に実施を予定しております鶴崎、大南、明野地区での実証運行に反映してまいりたいと考えております。これらの実証運行を重ねるとともに、バス事業者との協議を深めまして、再編実施計画の策定に取り組んでまいりたいと考えております。
○
足立委員長
報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立委員長
直行型で
中心市街地に行くのもいいです。大型団地がいっぱいあり、それを結びながら、買い物とか市役所とか病院とか医療施設に行く、1つの流れも必要であります。ですから、
学識経験者に聞くこともいいのですが、地域ビジョン会議で今いろんな話をしているので、企画部のほうとも、それからまた、自治委員もだいぶ交代もありますから、市民部とも連携をとってください。
買い物とかとなれば、やはり商業施設の話も避けては通れないので、やっぱりそういった利便性を一番に、関係部局と話を持って、テーブルを同じくする機会をつくってもらって、いい方向にやってもらいたいと思います。
学識経験者も必要だけれども、要は、利用者が一番いい状況をつくってもらいたいと思います。
○
宮下都市計画部次長兼
都市交通対策課長
御指摘のとおり、地域ビジョン会議の御提言も今から出てまいりますし、地元の方の御意見というのは最大限尊重していくものと考えておりますので、あらゆる機会を通じて、そういった声を拾って、再編計画につなげてまいりたいと考えております。
○
足立委員長
はい、お願いします。
それでは次に、木造住宅・
木造店舗等耐震化促進事業の拡充についての報告を求めます。
○
山村開発建築指導課長
報告事項7の木造住宅・
木造店舗等耐震化促進事業の拡充についてを御報告いたします。
資料7をごらんください。
まず、事業の目的と概要でございますが、本事業は、地震時における建物被害から市民の生命・身体・財産を保護するため、建築物の耐震化を促進することを目的とし、昭和56年5月31日以前の旧耐震基準で建築された木造建築物について、耐震診断及び改修工事に係る費用の一部を補助するものでございます。
次に、資料左側の木造住宅に対する主な拡充内容についてですが、住宅の耐震改修につきましては、東日本大震災など大規模地震の直後では一定程度増加するものの、その後はそれが維持されず、進捗していない状況があることから、国におきまして、住宅耐震化に係る総合支援メニューの見直しが行われ、これを受けまして、県及び関係市町村で検討する中、木造住宅耐震化促進事業を拡充することとなりました。
上段の木造住宅の耐震診断に対する補助額の拡充についてでございますが、旧制度では、診断費用の3分の2以内で上限3万円としておりましたが、平成30年度からは、建築物の形状、規模などの要件により、7万5,000円から11万円の4区分の額を上限とし、補助することといたします。
下段の耐震改修費用の補助上限額メニューの拡充につきましては、現行制度の60万円、80万円に加え、床面積等の要件による上限100万円のメニューを新たに追加いたします。
次に、資料右側の木造店舗等に対する主な拡充内容の上段、耐震診断に対する補助額の拡充についてでございますが、旧制度では、診断費用の3分の2以内で3万円を上限としておりましたが、新制度では、補助の上限を建物要件による9万円から11万円の3区分の額、または延べ面積に3,600円を掛けた額のいずれか低いほうの金額を補助することといたします。
下段の耐震改修の補助につきましては、木造住宅と同じく、上限100万円のメニューを新たに追加いたします。
なお、これらの補助申請につきましては、5月7日月曜日より受け付けを開始する予定でございます。
○
足立委員長
ただいま執行部から報告がありました。委員の皆さんから質問等はありませんか。
○
永松委員
一般的に普通の家で耐震診断をするという場合、費用はどのくらいかかるのですか。
○
山村開発建築指導課長
100平米程度で10万円前後というような形になっています。
○
永松委員
はい、わかりました。
○
足立委員長
ほかの委員の皆さんから、ありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立委員長
それでは、執行部からその他として何かありませんか。
○分
藤公園緑地課長
大分市緑の基本計画の見直しについて御説明させていただきます。資料等はございません。
大分市緑の基本計画は、本市の豊かな緑を良好な状態で保全するとともに、緑が少ない市街地や、開発事業などにより減少した緑を創造し、緑化を推進するための、緑に関する総合的な基本計画でございますが、その上位計画であります大分市総合計画や大分市
都市計画マスタープランの見直しに伴い、上位計画との整合性を図るため、現在見直しをしているところでございます。
計画策定するに当たって、市民の意見を反映させるため、4月下旬に市民アンケート調査を実施することとしております。また、6月の大分市
地域まちづくりビジョンの提言を参考にさせていただきながら、平成31年3月の完成を目指しております。
今後は、6月の第2回定例会の本委員会で、その経過報告をさせていただき、御助言、御指導いただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○
足立委員長
執行部より報告がありましたが、委員の皆さんから質問等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立委員長
委員の皆さんから、その他として何かありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立委員長
それでは、以上で
都市計画部の案件を終了いたします。
説明員は退席してください。
〔
都市計画部退席〕
○
足立委員長
それでは、次に
市民意見交換会での意見等の対応についてです。
さきの第1回定例会中の当委員会で、
市民意見交換会での意見・質問のうち、当委員会に係る分について執行部から回答を受けました。本日は、執行部からの回答を踏まえ、当委員会としての対応につきまして、委員の皆さんと協議を行いたいと思っております。
そこで、協議を円滑に進めるために、お手元に正副委員長案として作成した当委員会としての対応案をお配りしておりますので、御確認をください。
それでは、当委員会としての対応案についての下線部分を書記に読み上げさせます。
○書記
それでは、表の右側、意見・質問等への対応について、下線部分の委員会としての対応案について、読み上げさせていただきます。
番号1番、宗麟大橋開通後の取り組みについてです。「本委員会としても、今後の宗麟大橋周辺の交通状況について注視するとともに、周辺道路の渋滞解消に向けた対応を求めていきます」。
次に、2番、歩道上の電柱の地中化についてです。「本委員会としては、今後の無電柱化に向けた取り組みについて注視していきます」。
次に、3番、鉱滓が使用された道路への対応についてです。「本委員会としては、今後の舗装の修繕状況について注視していくとともに、通行に支障のある箇所については、可能な限り迅速に対応していくよう求めていきます」。
続きまして、4番、市道竹の上明磧線の拡幅についてです。「本委員会としても、県道の整備の動向について注視していくとともに、現状においても可能な限り早急に安全・安心な歩行空間が確保されるよう求めていきます」。
続いて、5番、大在駅一木線の工事の進捗状況についてです。「本委員会としては、今後の道路整備の進捗状況を注視していきます」。
続きまして、6番、河川内の樹木等への対応についてです。「本委員会としては、今後の国や県等の対応を注視していくとともに、担当部局(土木建築部)に対し国や県へ強く働きかけるよう求めていきます」。
続きまして、7番、
大分パルコ跡地の活用についてです。「本委員会としては、今後の
祝祭広場整備の進捗状況について報告を求めるとともに、
祝祭広場の整備後においても、交流や憩いの場となるなど
中心市街地のにぎわいの創出や活性化に寄与するものとなっているか、その効果の検証を行うよう求めていきます」。
続きまして、8番、仮想天守イルミネーション実施後の府内城の活用についてです。「本委員会としては、仮想天守イルミネーションの事業効果については十分に検証を行うよう求めるとともに、今後の大分城址公園の活用について注視していきます」。
続いて、9番、スマートサポートステーションの導入駅における駅係員の配置についてです。前段として、「本市議会においては、スマートサポートステーションの導入について、本会議や委員会でさまざまな意見が出されるとともに、市民からも強い懸念の声が本市議会に寄せられましたことから、昨年の12月にJR九州に対して、スマートサポートステーションの導入については再度検討し、駅を無人化することなく現在の体制を維持するよう要望しました」、また、「本委員会としては、今後のスマートサポートステーションの導入計画について、引き続きJR九州の動向を注視していくとともに、担当部局(
都市計画部)には、JR九州に対しスマートサポートステーションの導入については再度検討を行い、駅を無人化することなく、現在の体制の維持を強く求めるよう働きかけていきます」。
続いて、10番、高松西公園の維持管理についてです。「本委員会としては、今後も適切な公園の維持管理が実施されるよう求めていきます」。
続いて、11番の乙津川周辺の浸水対策についてです。「本委員会としては、今後も台風等の豪雨による浸水対策を十分に行うよう求めていきます」。
○
足立委員長
ただいまの対応案につきまして、委員の皆さんから御意見はありませんか。
○三浦委員
9番の現在の体制の維持を強く求めるよう働きかけていきますというのは、これが公開されるときはいつですか。もうスマートサポートステーションが入っている後でしょう。
○書記
こちらは5月に、議会活性化推進会議に出した後、議会運営委員会に報告後、公開をいたします。
○三浦委員
すると、現在の体制を維持して云々というのは、ちょっとおかしくなりませんか。公表された時点での現在になってしまうでしょう。もうスマートサポートステーションは入っているのですか。
○
宮邉副委員長
牧駅に。
○三浦委員
そうすると、表現がちょっと微妙だと思ったのです。現在の体制維持をというか、要は人を置いた状態での駅の運営云々と言ったほうが。牧駅が引っかかってしまうので。
○
永松委員
現在の体制を取ればいい。駅の無人化をすることのないように強く求めて。
○三浦委員
そうしましょう。そうしないと、もう、牧駅が現状無人になっているので、それを認めるという形になっている。駅を無人化することのないよう、強く求めるよう働きかけていきますと。
○
永松委員
そういう言葉に変えればいいのではないですか。
○
足立委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立委員長
それでは、今の意見を受けまして、9番の現在の体制の維持をというところを消去していくということでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
足立委員長
それでは、ただいまの協議を踏まえ、当委員会の対応として議会活性化推進会議のほうへ提出をいたします。
以上で、
市民意見交換会での意見等への対応についての協議を終了いたします。
○
永松委員
ちょっと委員長、いいですか。
○
足立委員長
はい、どうぞ。
○
永松委員
例の
大分パルコ跡地の件で、私どものほうに入ってくる意見で、
文化財調査を2年半とか3年すると言ったのに、そのままで何もない。市長はうそを言ったのかという声が、ちょこちょこ聞こえるのだけれども、これはどうですか。今の話を聞けば、簡単に言えば、しなくてもいいというような答弁にとれるのだけれども。それはしなくてもいいかもしれないけれど、市長があれだけ本会議で堂々と大見え切って、2年半か3年かかるということを発言しています。
○三浦委員
1回ちょっと確認です。記憶は曖昧なのですけど、
民間事業者が取得して物をつくるときに2年半や3年という言い方ではなかったですか。
○
永松委員
確かにそれはそうだった思う。
○三浦委員
そうすると、市の場合は広場というのが前提にあったので、さっき清水部長が答えたように、箱をつくるのと広場では掘る深さが違ってくるのでという、その辺の少し微妙なニュアンスの違いになるので。市長に対して言うのだったら、それを確認した上で言わないとというのはあるのです。
○
足立委員長
市長がどういう言い回しをしたか、書記に調べさせます。
○三浦委員
もう議事録はできていますから。
○
永松委員
もともとあそこには箱物があったわけです。何を調査するのかというのも、素人目には。
○
宮邉副委員長
建物がないところというのはどれくらいあったのでしょうか。ほぼ建物ではないですか。
○三浦委員
裏の道路につながっているところ。あそこも今、掘っていたところで、面積的には大したことないです。
○
永松委員
それは、確かに調査にしたって、大したものは出てこないと思います。
○
足立委員長
だけど、あれ以上ないでしょう。地下2階分も掘っていますから。
○
永松委員
それを、本会議の場で、発掘調査に2年半も3年もかかるなんて、そんなことを何で言ったのかと思って。それを、要は業者を締め出すために言ったのではないかというような声が少し耳に入ってどうかと。
○
宮邉副委員長
2年半も3年もかかったら、ラグビーワールドカップ2019などは実際終わっています。
○
永松委員
終わっているし、また、業者としてもあれだけのお金を投じて、2年半も調査のために遊ばせておくというのは、よほど財政事情のいい会社でないと買えないです。
○
足立委員長
それでは、事務局で、そごがあるのか、説明に不足があるのかちょっと調べさせます。
これで
建設常任委員会を散会いたします。
午後4時19分散会...