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平成28年建設常任委員会(10月21日)
平成28年建設常任委員会(10月21日)

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  1. 大分市議会 2016-10-21
    平成28年建設常任委員会(10月21日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    平成28年建設常任委員会(10月21日)                    建設常任委員会記録 1.開催日時    平成28年10月21日(金) 午後0時58分開議~午後2時52分休憩                午後2時57分再開~午後3時40分散会 2.場所    第4委員会室 3.出席委員    委員長 板倉 永紀   副委員長 松下 清高    委 員 野尻 哲雄   委 員  長田 教雄    委 員 福崎 智幸   委 員  スカルリーパー・エイジ    委 員 徳丸 修    委 員  国宗 浩    委 員 今山 裕之 欠席委員    な し
    4.説明員   (水道局)    倉原水道局管理部長利根水道局管理部次長広瀬水道局管理部次長兼維持課長、    糸長総務課長、真田経営管理課長、岩田営業課長、安東計画課長、岐津浄水課長、    高橋浄水課参事古国府浄水場場長   (下水道部)    新井下水道部長衞藤下水道部次長佐藤下水道部次長下水道経営企画課長、    平田下水道営業課長姫野下水道建設課長佐藤下水道施設課長、    手嶋下水道営業課管理担当班グループリーダー、    池邉下水道営業課賦課徴収担当班グループリーダー   (土木建築部)    木村土木建築部長、河野(榮)土木建築部次長、河野(章)土木建築部次長、    佐藤土木建築部次長兼道路維持課長、伊藤土木管理課長朝野道路建設課長、    古城河川課長、上原住宅課長、清水(誉)住宅課参事、清水(篤)住宅課参事、   (都市計画部)    長野都市計画部長河野都市計画部次長波津久都市計画部次長、    清水都市計画部次長兼都市計画課長、吉田都市計画部次長兼駅周辺総合整備課長、    高瀬都市交通対策課長釘宮開発建築指導課長姫野まちなみ整備課長、    田中公園緑地課長吉村公園緑地課緑地推進担当班グループリーダー、    伊達公園緑地課西部維持建設担当班グループリーダー 5.事務局出席者    書記 松尾 和貴 6.審査案件等    ①大分市古国府浄水場運転管理等業務委託公募型プロポーザルについて    ②下水道使用料の収納率の向上について    ③公共下水道への接続促進について    ④公共下水道事業会計決算状況中核市比較について    ⑤高崎山排水路整備事業について    ⑥大分市空家等対策計画策定の進捗状況について    ⑦大分市住宅マスタープランの改定について    ⑧公園施設の被害について    ⑨大分城址公園お堀の水生生物調査について    ⑩市民意見交換会での意見等の取り扱いについて    ⑪その他                    会議の概要                              平成28年10月21日                              午後0時58分開議 ○板倉委員長   ただいまから建設常任委員会を開会いたします。  本日の協議事項は、お手元に配付しております日程案のとおり、水道局、下水道部、土木建築部及び都市計画部より報告を受けたいと思いますので、よろしくお願いします。  なお、水道局、下水道部、土木建築部及び都市計画部につきましては、関係する職員のみの出席を求めておりますので、御了承ください。  最初に水道局より説明を受けたいと思います。  ここで、三重野水道事業管理者が公務のため欠席とのことですので、かわりに倉原水道局管理部長より発言の申し出がありましたので、これを許可します。 ○倉原水道局管理部長   本日は閉会中にもかかわりませず、板倉委員長、松下副委員長を初め、委員の皆様には御多忙のところ、水道事業に関する説明の機会を設けていただきまして、まことにありがとうございます。ただいま委員長からもお話がありましたように、本日、三重野水道事業管理者が出張のため本委員会の出席がかないません。どうか御了承いただきたいと存じます。  今月8日未明に起きました阿蘇山の噴火についてでございます。大分市でもかなりの火山灰が降り積もったわけでございますが、水道施設及び水づくりの影響は特にございませんでした。  それでは、本日の報告事項であります大分市古国府浄水場運転管理等業務委託公募型プロポーザルの結果等につきまして、担当課長より御説明を申し上げますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○板倉委員長   それでは、大分市古国府浄水場運転管理等業務委託公募型プロポーザルについて説明を求めます。 ○岐津浄水課長   大分市古国府浄水場運転管理等業務委託公募型のプロポーザルについて、先般、結果が出ましたので、高橋浄水課参事古国府浄水場場長から詳細に御報告いたします。 ○高橋浄水課参事古国府浄水場場長   それでは、お手元にお配りをしておりますA3の資料、大分市古国府浄水場運転管理等業務委託公募型プロポーザル(報告)について、受託候補者の選定が完了しましたので、経過等の御報告をいたします。  委託事業名は、大分市水道局古国府浄水場運転管理等業務委託でございます。  選定方法については、平成28年第1回定例会において御報告しましたとおり、公募型プロポーザル方式により実施いたしました。選定につきましては、プロポーザルの参加者から受託候補者を選定するにあたり、公平、公正、厳正を期すことから、客観的に評価するため選定評価基準を定め、それに基づき、第1次審査及び第2次審査により選定をいたしました。  第1次審査は、参加者から提出された書類の評価目標である経営及び管理能力についての評価を目的に設定されたものです。1次審査の評価は、あらかじめ作成されました配点表に、項目ごとに書類審査の数値を入力し、自動的に得点が集計されるシステムを使用しています。1次審査の評価結果に基づき、事業者選定審査委員会で、参加者6者から5者を選定いたしました。  第2次審査は、1次審査で選出された参加者が提案者となり、提案書の提出を受け、技術力及び見積価格の経済性についての評価を目的に設定されたものです。提案書に基づき、提案者によるプレゼンテーション及び、それに対するヒアリングにより、選定委員会が選定評価基準に定めた評価項目ごとに個別の評価によって各項目の平均点を集計いたしました。  2次評価の評価得点と、1次審査の評価を2分の1に圧縮した得点を加算いたしまして、最終合計得点を確定し、受託候補者を選定いたしました。  次に、選定委員についてですが、プロポーザル開始前に5名の選定委員を選出し、計3回の選定審査委員会を開催いたしました。選定審査委員会は、外部学識経験者2名と水道局職員3名による構成とし、外部選定委員には大分県の技術系職員及び税理士に依頼をいたしました。選定委員の選定に当っては、技術的及び経済的側面からも適正な評価をしていただくために、外部からも選出をしたところであります。  また、第1回事業者選定審査委員会開催において、外部委員には、それぞれ選定委員長及び副委員長を引き受けていただきました。  それでは、選定の経過について、資料の一覧表に沿って御説明をいたします。  平成28年6月27日に第1回事業者選定審査委員会を開催いたしました。  選定委員の委嘱選任後、スケジュールの確認、募集要綱及び選定評価基準等について、選定審査委員会にて決定いたしました。  6月30日には募集の広告を行い、ホームページに公表しました。あわせて募集要項及び必要書類の交付を行っています。  7月8日には古国府浄水場の現場見学会を開催し、施設の見学及び業務概要等の説明を実施しました。見学参加者は7者でありました。  7月12日~7月15日まで、プロポーザル参加の受付期間を設け、参加者を募った結果、6者の参加表明及び資料の提出がありました。  7月29日に第2回事業者選定審査委員会を開催し、参加者から提出された審査書類を選定評価基準に基づき審査し、上位5者が1次審査を通過いたしました。  8月22日、23日の両日、1次審査通過者の参加による現場確認見学会を開催し、各種資料の閲覧及び施設内の細部の確認等を行っています。  7月24日~9月14日の期間、1次通過者を提案者とし受け付け、4者から提案がございました。  9月30日には第3回事業者選定審査委員会を開催し、提出された提案書のプレゼンテーション及びヒアリングに対する審査により、選定委員会にて提案者4者から第1順位の受託候補者を選定し、本業務委託のプロポーザルを終了いたしました。  次に、選定事業者についてですが、受託候補者として選定された事業者はテスコ株式会社であります。所在地は東京都千代田区でございます。会社概要につきましては資料に記載しておりますが、幅広く事業を展開している大手の会社であります。現在の受託件数は、水処理関係が131件あり、そのうち浄水場は千葉県松戸市の北千葉浄水場を初め、28件の受託実績がございます。  最後に、今後のスケジュールでございますが、平成28年10月現在でありますが、既に契約交渉を行っており、業務内容等について詳細協議中であります。今月末までに受託者として決定をする予定であります。  11月に契約を締結し、12月から平成29年1月31日までを業務の引継期間としております。  2月1日から業務を開始し、3月31日までの2カ月間を水道局職員との共同運転としており、確実な履行に向けた業務習熟期間を設けております。  そして、平成29年4月1日から、受託者のみによる3カ年の本格履行が始まります。  報告は以上でございます。 ○板倉委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、委員の皆さんから質疑等はありませんか。 ○野尻委員   説明を聞いて納得はします。だけど、説明資料としてこれだけでいいのですか。もう少し詳しくしてもいいのではないかと思いますので指摘しておきます。  技術力や見積もり等でテスコ株式会社に決まったという説明はわかりますが、どういう業者が出てきたのか、どういう点について評価をして5事業者に選定したのですか。この後、共同運転期間がありますが、業者に運転管理を任せて、水道局としての業者へのチェック機能や指導などはどのような体制で行うのですか。その辺をきっちりとしていなければならないのではないですか。 ○岐津浄水課長   今の御指摘について、今後、きちっと見落としがないように行っていきます。  今回の、説明資料につきましては大変申しわけないと思っておりますが、募集要項の中で項目をつけまして、その部分について1次審査の結果等を業者に返すときの規定がございまして、御本人のところの順位とお名前しかお答えしないということで、1次審査、2次審査としておりましたものですから、どうしても名前を全部明記して御報告できませんでした。今後、そこら辺を改善できるように努力していきたいと思っております。  それから、今後の、委託した後の運転管理についてでございますが、現在、えのくまと横尾浄水場の運転業務委託を出しております。現在のところ、各浄水場に浄水場の場長以下、職員を配置しておりまして、まず、朝夕、場合によっては、必要に応じて意見交換、それから指示の交換ということを行います。それから、全浄水場に水質計器等自動測定がございまして、毎日そのデータを正時ごとに全部印字されて出てきます。その分を水質管理室で全て毎日チェックをして、その分で問題がないかということも含めて、また、水質に変動があった場合は、あらかじめ、朝、指導をして、この辺に注意をしていただくよう意見交換をして、安全管理に努めてまいります。また、1年間終わって、総括等意見交換をするようにしておりますので、基幹浄水場として水道を利用していただく皆さんに迷惑がかからないよう、細心の注意を払いながら努力をしていきたいと思っておりますので、何分よろしくお願いいたします。 ○板倉委員長   ほかにありませんか。 ○エイジ委員   今の補足にもなるかと思うのですけれども、業務委託ですから何か事故が起こったときの責任の割合、そういった部分はきちんと話し合われているのですか。 ○岐津浄水課長   契約書を結んだ中で、各項目について、例えば、災害や緊急時等の対応については水道局の水質管理室が行うなど、業務の所在をその都度に合わせてはっきりさせます。  それから、水道という性質上、最終的に利用していただくお客様に対しての責任は全て水道事業者が負うようになります。  運転の中では、浄水課から指定したものをきちっとやっているかチェックをして、委託事業者に改善を求めてまいります。
    ○エイジ委員   業務委託ということなので、市が責任をとらないといけないことになります。特に今回決定した選定基準で、入札の金額等もあろうかと思いますけれども、安すぎると事故につながりやすいのではないかという懸念もあります。金額だけにこだわらずに、少し高いけど、やはりしっかりした会社であるという部分は、今後、選定基準として、取り入れていただきたいと、これは要望いたします。 ○岐津浄水課長   今、委員がおっしゃるとおりだと私も思っております。今回のプロポーザルにおきましては、選定基準の中に金額の高さも反映してはおりますが、実際に金額だけではなく、技術的なところを重視いたしまして、今回、最終選考に残った事業者のうち、金額としては一番高いところが選定されたということになります。  金額がかなり安い会社に対し選定委員から、安全性が守れるのか、それから、運転委託された運転者に対して、非常に厳しい労働条件を強いるのではないかという質問を全ての事業者に行いました。事業者には、どういう意味合いで金額を安くできたかなどチェックをいたしました。それから、今回の選定におきましては、水道の安全性を第一に提案された事業者を選定いたしました。 ○倉原水道局管理部長   補足ですが、先ほどのリスクの関係ですけれども、リスク分担表というものを水道局と、それから受託業者の間で十分協議をして、整理をいたしたものを作成いたします。それに基づきまして、リスクがないように対応していくということになります。 ○板倉委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○板倉委員長   委員の皆さんから水道局に関する件で、その他として何かありませんか。  〔「なし」の声〕 ○板倉委員長   水道局からその他として何かありませんか。 ○安東水道局計画課長   9月議会で報告いたしました大分川ダムの名称について、企画部企画課より報告がありましたので、お知らせいたします。  ダム及びダム湖の名称変更について、平成28年10月3日付で大分市長より大分県知事と国土交通省九州地方整備局大分工事事務所所長宛てに要望書の提出をいたしております。 ○板倉委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○板倉委員長   以上で水道局の案件を終了します。  ここで説明員を交代させます。  〔説明員交代〕 ○板倉委員長   次に、下水道部より説明を受けたいと思いますが、ここで新井下水道部長より発言の申し出がありましたので、これを許可します。 ○新井下水道部長   本日は閉会中にもかかわりませず、委員の皆様には御多用中のところ、建設常任委員会を開催していただきまして、まことにありがとうございます。  さて、本日の報告案件でございますけれども、下水道使用料の収納率の向上、公共下水道への接続促進、公共下水道事業会計決算状況中核市比較につきまして、担当課長より御説明申し上げますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○板倉委員長   それでは、下水道使用料の収納率の向上について説明を受けます。 ○平田下水道営業課長   お手元に配付させていただいています資料のA4の横が2枚ございます。1枚目が下水道使用料の高額滞納者直接徴収分で、2枚目が、同じく下水道使用料高額滞納者水道局委託分でございます。  まず、直接徴収分について御説明申し上げます。  高額滞納者の上位10位までを一覧表にいたしました。業種、調定額、収納額、未納額、備考の欄には補足の説明を記載しております。  まず1番のホテルでございますが、調定額が約2,200万円、収納額につきましては600万円、未納額が現在1,600万円でございます。このホテルにつきましては、経営者個人の不動産への抵当権の設定を行いまして、物件売却の後の完納を約束いただいております。なお、月2万円を分割納付中でありまして、新規の滞納はございません。  2番目のホテルにつきましては、調定額が約800万円、収納額が315万円、未納額につきましては約480万円になっております。このホテルにつきましては分割納付ということで、月々15万円の支払いをいただいております。  3番目のホテルにつきましては、調定額が約440万円、収納額については73万円、未納額につきましては約360万円でございます。このホテルにつきましても分割納付いただいておりまして、月に5,000円ということでございます。  4番目の集合住宅につきましては、調定額は約300万円、収納額が32万5,000円、未納額は約260万円になっております。これにつきましては、平成25年11月より分割納付が滞っておりまして、現在、代理人を通して納付の交渉を行っております。  5番目の飲食店でございますが、調定額につきましては約266万円、収納額が約120万円、未納額は約150万円になっております。こちらにつきましても分割納付中ということで、月に1万円ずつの支払いをいただいております。  6番目の集合住宅につきましては、調定額は約150万円、収納額はございません。未納額につきましては、そのまま約150万円が残っております。この集合住宅につきましては、平成28年8月に時効が成立いたしまして、平成29年3月31日で不納欠損処理を行う予定になっております。  7番目の集合住宅につきましては、調定額が約130万円、収納額が16万5,000円で、未納額が約116万円になっております。こちらにつきましては、やはり分割納付中で、月々5,000円の分割納付をいただいているところでございます。  8番目の集合住宅・テナントにつきましては、調定額が約230万円、収納額が約130万円、未納額につきましては約99万円になっております。この方につきましては、月々2万円の分納をいただいておりますが、平成28年1月に12万円を一括して前倒しで納入をしていただいている状況です。  9番目のコインランドリーにつきましては、調定額が約90万円、収納額はございません。未納額についても90万円ということで、現在、納付交渉を行っているところでございます。  10番目の食品販売業につきましては、調定額が145万円、収納額が約58万円で、未納額が約87万円になっております。こちらにつきましては、2カ月に1回の分納約束ということで、2カ月に1回、2万5,000円をお支払いいただいております。  以上が下水道使用料の直接徴収分の収納状況等であります。  次に、別紙の水道局委託分でございます。  こちらも同じく高額滞納者の上位10位までにつきまして、一覧表のとおりでございます。  今後、水道局委託分の滞納者につきましても、水道局とのより一層の連携を図り、収納状況を的確に把握し、収納率の向上に取り組んでまいりたいと考えております。 ○板倉委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、委員の皆さんから質問等ありませんか。 ○福崎委員   時効成立の条件を教えてください。 ○池邉下水道営業課賦課徴収担当班グループリーダー   時効の成立については、当初の納入通知書を送り、その後、その納付期限から時効が始まるのですが、その後、納付がなければ、翌月の20日以内に督促状を送っております。その時点で時効が一旦中止しまして、それから5年間納付等がなければ時効が成立いたします。 ○野尻委員   それは納付書、督促状を送り続ければ時効は成立しないのではないですか。 ○池邉下水道営業課賦課徴収担当班グループリーダー   督促状は一度限り送るものになります。 ○野尻委員   請求書を送り続ければいいのではないですか。 ○池邉下水道営業課賦課徴収担当班グループリーダー   納入通知書、督促状というのは、それぞれ1回だけ送るものになっております。 ○野尻委員   それはなぜですか。 ○池邉下水道営業課賦課徴収担当班グループリーダー   地方税法に基づいて行っております。 ○野尻委員   今、時効が過ぎてもいろいろ請求するような事例ということがありますが、なぜそのようなことができないのでしょうか。 ○板倉委員長   この時効成立の件ですが、アパートはまだあるのですか。 ○平田下水道営業課長   アパートはまだございます。 ○板倉委員長   人が住んでいるのですか。 ○平田下水道営業課長   はい。 ○池邉下水道営業課賦課徴収担当班グループリーダー   ここの6番の約140万円につきましては、過去5年間さかのぼった、さかのぼり請求分でありまして、現在については、通常、水道局委託分と一緒に請求をして御納付をいただいております。 ○野尻委員   平成28年4月1日から9月30日までの納付額はゼロ円ということは、これは時効成立した過去の分ですか。 ○池邉下水道営業課賦課徴収担当班グループリーダー   はい。 ○野尻委員   今は納付されているというのは、いつから納付されているのですか。 ○伊藤下水道部参事   補足説明させていただきます、時効の話ですけれども、下水道使用料につきましても、地方税法の例にならって請求を行い、督促を行っております。これは他の税目の固定資産税、住民税と同様に、一度請求書を出し、納付期限内に納付がない場合には督促を1回出す。その後につきましては、催告という形で電話あるいは訪問等で請求を行いますが、時効中断の始まりは、先ほど担当が申しましたように、督促を出した後、5年間、これはもう規定で定められておりますので、下水道だけが別の取り扱いをしていることではなく、他の住民税あるいは固定資産税も同様の取り扱いで、もしその期間に1回でも、1,000円でも2,000円でも分割納付があれば、そこで1回中断して、そこからまた5年という計算をいたしますけれども、こちらの事例につきましては、実は国外に出られておりまして、コンタクトがとれていないという状況が長年続いて、その間、さかのぼり請求はしたのですけれども、一度も納付がなくて、5年間がことし8月で過ぎてしまったという状況です。  こちらのアパートにつきましては現居住者もおりまして、さかのぼり請求以外の分はきちんと納期内に納付が行われておりますので、現時点で現年分等の滞納はございません。 ○今山委員   その現年分を過去の徴収に振りかえるということは法的にできないのですか。 ○伊藤下水道部参事   請求に基づいてお支払いをしていただく納入者が、この納入金額はいつの分の納入ですということで、そこにしか入れられないという形になっていますので、もらったお金を勝手に行政が、過去の分があるからということで振りかえることは法律上できないということで、弁護士にも相談した結果、それは違法になるという見解をいただいております。 ○野尻委員   民間であれば、請求し続ければ、時効というのは延長していくと思うのですが、税金関係は、1回督促をして、払わないと言ったら、物納や差し押さえという形が起こると思うのですが、それはないのですか。 ○伊藤下水道部参事   まず、民間の私債権であれば、通常、時効が2年という状況で、時効の援用を行えば、そこで2年、以降については請求ができないという状況があります。  今回下水道使用料は、先ほど言いましたように、地方税法の例にならって請求をし、時効というのは5年がありますから、その間に、もし万が一このように請求しても納付がない場合には、債権の差し押さえ等について、実は平成24年に滞納処分の処分要領を作成し、昨年の12月にこの分の資産調査等の適用範囲を広げて、今後、債権の差し押さえまで実施していきますという形を御説明いたしましたが、このさかのぼり請求分につきましては、実はそちらのほうではなくて、不当利得の返還請求という形で裁判所に申し立てをして、裁判所に押さえていただくという手続がとれますので、今後、こういうさかのぼり請求分で分割納付に応じないものについては、不当利得の返還請求という形で法的手続も今後進めていくということで検討しております。 ○野尻委員   それであれば、これについては、該当しないのですか。
    伊藤下水道部参事   もう既に時効が成立しておりまして、そこまで及ばないという形になります。 ○長田委員   だから、この前、文書を出せと課長に言いましたよ。それが今ごろになってこのようなリストを出されて時効が成立しました、これを見てくださいと。議会軽視も甚だしいです。ここは貸家で、家賃収入があります。金はもらっているのに市へ払っていない話ですよね。  伊藤参事が言いましたが、どうして世の中で、使ったものを返さなくていいということが言えるのですか。このようなことで、まさか下水道料金を上げたいということはないと思いますが。 ○板倉委員長   時効の件ですが、処分するしかないのですか。 ○今山委員   不当利得の返還請求は、今まで過去にすることができたのではないですか。それがしていなかったという話ですよね。 ○伊藤下水道部参事   はい。 ○今山委員   今まで、なぜ不当利得の返還請求をしなかったのですか。時効になったから返還請求ができないという説明はおかしいです。今になって返還請求ができましたという話ならわかるけど、過去に、既にそういう法的行為はできるわけだったのでしょう。それをせずに、時効が来たから返還請求できませんでしたなんていったら、そんな言いわけどこにありますか。何もしていませんでしたということですよね。  建設常任委員会を1期目に2年、今期4年し、計6年ですが、ずっとこの未納に関しては、話題に上がっていましたよね。今まで言ってきたことを何もしていなかったということになりませんか。その場限りで、とりあえず取り繕って、時間経過すればいいという姿勢しかとっていなかったとしか思えないです。先ほどの海外にいた方は、本人を探し当てるのにどんな努力をしたのですか。ただ請求したけど、応答がなかったから、そのままずっと来ましたという話ではないのですか。 ○長田委員   海外だったら、時効の中断が成立しないのですか。 ○平田下水道営業課長   時効の中断の件は、私どももはっきりわかりませんでしたので、弁護士に確認をいたしましたが、時効の中断は成立をしないということでした。 ○長田委員   以前から副市長を中心にした、未収金対策の中でこの案件はありましたか。 ○平田下水道営業課長   毎年、そういう未納者についての説明はいたしますが、この中の1件として出てはおりました。 ○長田委員   時効の中断があるということはわかっていて、大分市未収金徴収対策会議ではそれを見過ごしたということですか。 ○平田下水道営業課長   そういうわけではなく、努力をするようにということを仰せつかっております。 ○長田委員   努力はどうされましたか。 ○平田下水道営業課長   先ほど御指摘がございましたけど、この海外に行かれた方については、住民票や戸籍等の調査も行って、いつ国外に出たというのは調べております。 ○長田委員   時効の中断は刑事罰だけですか。民事はないのですか。 ○池邉下水道営業課賦課徴収担当班グループリーダー   時効の中断については、刑事訴訟法においては、海外で日本の司法官吏に逮捕権がないため、公訴時効というのは停止をしますが、公債権については、出国しても時効の中断というのはないということです。 ○長田委員   そうすると、海外に行けば、税金を払わなくていいのですか。 ○板倉委員長   これは、アパートを経営しているから、家賃はどこか不動産屋か何かが管理していると思うので、金の動きはわかると思います。  いずれにしても、ことしの8月ぐらいに手を打てば方法はあったわけですよね。 ○野尻委員   不当利得の返還請求ということで、すればよかったと思います。 ○徳丸委員   行政は、やはり市民に対して信用というか、性善説というか、そういうところに多分立つのだろうと思います。時代が変わり、もうそうではなくなってきているケースがいっぱい出てきています。下水道部だけではなく、全庁的な部分で考え方をどう整理していくのかという話にもなってくると思います。 ○野尻委員   住民税や所得税等は、収納率が高いですよね。それだけ努力して、そしてまた、住宅課の分については、裁判や当委員会でいろいろと言ってきた中で、対応してきました。  下水道に関しては、この未納については多くの事を言ってきた流れの中で、不納欠損というのが出てきたというのは、ほかの部と比べて、相当な意識改革をしていかなければならないと思います。今後こういうことを絶対に出さないようにしてください。 ○板倉委員長   この資料によると、ほとんどホテルや集合住宅で、商売しているところです。同業者からすると不公平です。例えば、検討委員会をつくるなどをして、何か検討しないといけないのではないですか。 ○エイジ委員   これはあくまでもトップ10が出ているというだけで、今後はそういうことがないように御尽力いただきたいです。  それと、水道局の委託分と下水道部と関連している施設はあるのですか。上下水道、両方払っていないという方は、ここに載っていますか。 ○伊藤下水道部参事   水道局委託分につきましては、上水道と下水道一緒にあわせて請求をし、納付をいただいておりますが、下水道分の滞納と同様に、水道局分の滞納もございます。 ○エイジ委員   この中にあるということですか。 ○伊藤下水道部参事   ここに表示しているものにつきましては、あくまで下水道の調定収納、それと未納額の表示ですが、水道局は水道局で未収金がございまして、その未収金対策を水道局はとっておると思われます。 ○エイジ委員   水道局の委託分はここでは、わからないということですか。 ○伊藤下水道部参事   はい。所管はあくまで水道局になりますので、水道局のほうから報告をしていただく形だと思います。 ○福崎委員   請求と督促。これは、例えば調定額が決定してから、いつまでに督促を出し、いつまでに請求を出すということが決まっているのですか。 ○池邉下水道営業課賦課徴収担当班グループリーダー   督促状については、地方税法も大分市の督促手数料延滞金徴収条例にもあるのですけれども、納付期限から20日以内に発送すると定められておりますので、そういった決まり事の中で動いております。 ○野尻委員   納付期限から20日以内に1回しか出せないということですか。 ○池邉下水道営業課賦課徴収担当班グループリーダー   はい。 ○伊藤下水道部参事   現年分につきましては、それぞれ2カ月に1回請求をし、支払いがない場合には督促を出して、また次の期の請求はまた別に請求を出して、督促を出すという形で、それぞれの期で分かれていますので、市民税、固定資産税のように年額で請求を出して、そこから督促が出て5年間というのではなく、下水道使用料は2カ月に1回の請求ですから、それぞれごとに独立しております。 ○野尻委員   独立しているのなら、この5年間の時効成立ということがどうも理解できないです。 ○伊藤下水道部参事   こちらの分につきましては、実は調査によってさかのぼり請求で請求ができていないものが過去5年間さかのぼって、その時期に一括で調定を起こして請求を行っておりますので、通常の現年分とは取り扱いが違います。 ○野尻委員   今後そういうことのないようにしてください。 ○伊藤下水道部参事   先ほど今山委員からも御指摘がありましたように、こういう不当利得の返還請求等も可能ですが、その前に行政としてできることとしましては、納税課が行っているように、債権等の調査をして、そういう資産があれば、そこの、営業されているところは預金の部分が大きくありますので、出入りの預金を押さえるという方法も、今、検討をしておりますし、実際のやり方につきましては、納税課等にその確認をしながら、できる方法を速やかに実施していかなければならないと考えております。 ○板倉委員長   時効になった8月までに家賃が入っていたわけですから、押さえることはできたわけですよね。 ○伊藤下水道部参事   そうです。 ○長田委員   そういうことができるのは、もう最初からわかっているし、行政がそういう不当なことに対して払いなさいという請求ができることを何遍ともなく言っているけれども、1回もやっていないということになる。裁判もしていないし、何もやっていない。住宅課はやっているけれども、下水道部はいまだかつて、裁判をして、料金をとったことがない。訪問はしましたか。 ○平田下水道営業課長   下水道の直接徴収分の1番以外はさかのぼり徴収の分でございまして、さかのぼり徴収よりも後の分については全て支払いをしていただいております。さかのぼり徴収分について、折衝を進めているのですが、それがなかなかうまくいかず、御理解賜らずに、お支払いただけないという事例はございますが、新しい分については、全て納付というのはいただいております。ですから、面接についても何度かお会いはしております。 ○長田委員   面接に行っているわけですね。 ○平田下水道営業課長   はい。 ○長田委員   時効が成立する前に会ったのですか。 ○平田下水道営業課長   この分につきましては、時効成立前にお会いできておりません。 ○板倉委員長   ほかに、今まで時効になった案件はあるのですか。 ○池邉下水道営業課賦課徴収担当班グループリーダー   時効になった分はございます。 ○野尻委員 
     部長、全体として綱紀粛正しないと。公営企業会計に移行するとかいう話以前の問題です。移行したらなおのこと、厳しく取り立てていかなければならないのに、今のままの姿勢で、公営企業会計に水道局と一緒になってやりますということにはなりませんよ。 ○新井下水道部長   昨年12月の委員会の中でも御報告いたしましたように、こういう案件は起こさないということで、委員会の中で今後の法的措置も含めてやりますというお話もさせていただきました。今、実際にその方法を検討し、ことし、少ないのですけど、差し押さえ等もやっておりますし、今後はしっかりとそこら辺を進めていきたいと思っておりますので、御理解を賜りたいと思います。 ○板倉委員長   やはりこれはこのままでは納得できません。だから、対策を考えて、厳しくしないと、不公平です。時効についてのことは、対応不足です。だから、そういうものに対する対応の仕方とか、滞納に関する対策委員会でもつくって、方向を打ち出してくれませんか。対策について12月議会までに報告をお願いします。 ○今山委員   確認したいことがあります。1番のホテル。これは抵当権設定して物件売却後の完納を約束するとなっておりますが、文書を交わしているのですか。 ○池邉下水道営業課賦課徴収担当班グループリーダー   今回、抵当権を設定するに当たり、地方税法に規定する換価の猶予というのを適用しておりまして、本人からの書面に基づいて、納付計画と売却後に納付をしますという文書をいただいた上で、抵当権の設定をしております。 ○今山委員   抵当権は、順位があると思うのですが、経営者個人の不動産に対する抵当権は大分市だけが設定しているのですか、それとも、ほかの金融機関なども設定しているのですか。その辺の詳しいところを教えてください。 ○池邉下水道営業課賦課徴収担当班グループリーダー   この滞納しているホテルにつきましては、法人が滞納しておるのですが、法人には不動産の財産がないという状況がありまして、代表者個人の不動産ということでありますので、差し押さえ等できない中で、売却した上で完納するということで、書面はもらっているのですけど、そういう約束だけでは保証が得られないということで、担保の提供をしていただいた上で、抵当権の設定をしております。  抵当権の順位につきましては、1番目に金融機関が入っておりまして、大分市はその次ということになっております。 ○今山委員   そうすると、売却後のお金をとることはできないのではないですか。とりあえず、議会からいろいろと言われるから、とりあえずこういう形をとりましたということにしか聞こえないです。その点はどうですか。 ○池邉下水道営業課賦課徴収担当班グループリーダー   納付いただいていますが、第一抵当権者の金融機関にも支払いはしておりますので、第一抵当権の残債が少なければ本市に回ってくるという可能性もあります。 ○今山委員   可能性ですか。 ○池邉下水道営業課賦課徴収担当班グループリーダー   可能性といいますか、実際に払っていますので、現状としては今のところ誠実な納付を見ながら様子を見たいと考えております。 ○今山委員   その個人の土地の不動産価値と、銀行の残債が幾らかということはわかっているのですか。 ○池邉下水道営業課賦課徴収担当班グループリーダー   代表者への聞き取りでは、残債についてはあと1億円。今、抵当権を設定している土地については711平米ありまして、路線価で5万円となっていますので、資産価値としては3,500万円程度と見込んでおります。 ○今山委員   ということは、もうとれないということですね。 ○板倉委員長   ただ抵当権をつければいいということではなく、管理の仕方を整理しないといけないです。 ○伊藤下水道部参事   1番目の部分につきましては、これまで納付がずっと滞って、そのとれない部分を、先ほど言いましたように、時効で全て落とすことにならないように、少額でございますが、その金額を入れることによって時効を中断し、不納欠損で落とさないということがまず前提にございました。  それと、その資産を売却したら一括で納めるということにつきましては、文書でまずもらい、かつ今回、個人資産でございますが、売買価格にすれば5,000万円ぐらいになると思われますが、最初に金融機関の抵当権が入っております。そうは言っても、行政側としてそのまま看過できないので、こういうのがあるのであれば押さえますよということで、相手方にはプレッシャーをかけながら、分割納付額の増額、それと一括返済に向けた形ということを考えております。  平成27年度の下水道使用料の納付額は約430万円、滞納分は、先ほど言いましたように、不納欠損にならないよう、今後、毎月2万円の額を増額できるように交渉をしてまいりたいと考えます。 ○板倉委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○板倉委員長   それでは、12月議会までにこの対応策も示してください。  次に参ります。  次に、公共下水道への接続促進について説明を求めます。 ○平田下水道営業課長   お手元の資料の3枚目、公共下水道への接続促進についてをごらんください。公共下水道への接続促進の取組みについて御説明申し上げます。  (1)の接続依頼の実績として、平成25年度から平成27年度の年間実績と、平成28年度につきましては9月末まで、半年間の実績をお示ししております。  今年度は、接続依頼の目標を3,600件以上と計画しており、これまでの半年間で2,019件の接続依頼を実施しております。  内訳は、平日の戸別訪問を、水道大口利用者への接続依頼182件を含めまして、1,944件行っております。職員による休日訪問は300件を予定しておりまして、4月と7月に75件実施いたしました。今後は、11月と1月に実施する予定であります。  文書による依頼につきましては、市外に居住する対象者への文書依頼を今月から毎月実施いたします。  なお、本年度の一斉調査につきましては今月から順次実施することとしており、1,071件を現地調査する予定であります。  (2)は、市が設置した公共ますへの接続の状況であります。本年度は9月末現在で、目標の900個に対して465個の接続となっております。なお、上半期の接続したますの個数につきましては、市が設置したます以外にも住宅団地等の開発者が設置したますへの接続が207個あり、合わせて672個の接続になりますので、これを年間の使用料収入として換算いたしますと、約2,200万円の収入増になります。  (3)には、本年度戸別訪問の際に聞き取りを行いました、未接続の主な理由をお示ししております。回答数の多い順に表にしておりますが、未接続の理由以外に、現在計画中、数年以内または条件が整えば接続の予定という回答が453件あります。経済的理由や条件が整えば接続の予定という回答がありますことから、(4)に記載してありますように、早期接続を推進するための制度の見直しを行います。  ①としまして、接続意欲を高め早期接続を推進するため、平成29年度からの助成金の増額改定に向け、現在、作業を進めておりまして、詳細につきましては、次回の建設常任委員会に御報告申し上げたいと考えております。  ②でございますが、未接続者に対してより実効性のある接続指導を行うために、下水道接続指導制度の導入について検討しております。この制度は、一定の基準を定め、未接続期間や排水量が基準以上の未接続者を対象に特別な指導や勧告を行うものであり、幾つかの都市で取り組みが始まっておりますので、参考にしてまいりたいと考えております。  今後につきましても、公共下水道への早期接続を促進し、使用料の収入増を図ってまいります。 ○板倉委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、質疑等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○板倉委員長   次に、公共下水道事業会計決算状況中核市比較について説明を求めます。 ○佐藤下水道部次長下水道経営企画課長   では、お手元のA3縦の資料、公共下水道事業会計決算状況中核市比較についてをごらんください。  これは、先般行われました決算審査特別委員会におきまして、決算説明資料としてお示しをしました汚水処理原価及び使用料単価の中核市における状況でございます。上段が汚水処理原価でございますが、これは汚水1立方メートルを処理するのに必要な経費を計算したもので、決算統計上では本市は高いほうから5番目となっております。  ただし、一般会計からの分流式下水道繰入金を含む基準内繰入金や、そのほかの基準外繰入金を繰り入れている場合は処理経費から引いて計算することとなっているため、こうした繰入金がなかった場合を想定して計算したものが矢印で示しております2段目の表となりまして、本市は高いほうから15番目となります。  また、下の表は使用料単価をあらわしておりますが、これは有収水量1立方メートルあたりの使用料収入をあらわすもので、統計上では高いほうから13番目となっておりますが、同様に一般会計からの繰入金がなかった場合を想定しますと、平均より低くなります。  前回の決算審査特別委員会でも申し上げましたが、本市では使用料単価が汚水処理原価を下回っているため、収益的収支が赤字というふうな形になっておる状況でございます。 ○板倉委員長   ただいまの説明で質問等ありませんか。 ○長田委員   姫路市とか下関市は、どうしてコストが高いのでしょうか。わかれば教えてください。 ○佐藤下水道部次長下水道経営企画課長   実際にどうして高いかというのは姫路市に聞いておりませんが、各市の状況でかなり異なります。そういうこともありますので、申しわけないのですけど、理由についてはわからない状況でございます。 ○板倉委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○板倉委員長   委員の皆さんから下水道部に関する件で、その他として何かありませんか。  〔「なし」の声〕 ○板倉委員長   下水道部から、その他として何かありませんか。 ○佐藤下水道部次長下水道経営企画課長   先般、決算審査特別委員会で御質問がありました市の施設における雨水貯留施設の設置状況につきまして、調査をしましたので御報告をいたします。  ここで資料をお配りしたいので、よろしいでしょうか。 ○板倉委員長   はい。  〔資料配付〕 ○板倉委員長   それでは、説明をしてください。 ○佐藤下水道部次長下水道経営企画課長   ごらんのように、各支所及び学校施設等32施設におきまして雨水貯留施設を設置しております。なお、碩田学園が一番下にありますけど、小規模ながら設置する予定で行っております。 ○野尻委員   碩田学園の件はとても小さいが、なぜですか。 ○手嶋下水道営業課管理担当班グループリーダー   碩田学園につきましては、緑化の散水用ということで、0.2立方メートル、200リットルを設置する予定ということです。 ○野尻委員   屋上緑化の分ですか。 ○手嶋下水道営業課管理担当班グループリーダー   校舎のテラスに散水用に設置するということです。 ○板倉委員長   ほかにありますか。 ○佐藤下水道施設課長   向原中央水路の上部利用について、その後の経過を御報告いたします。
     10月3日から行政財産使用許可申請書の受付を行いまして、現在、一般貸付枠数180カ所に対しまして、20日時点で185件となっております。なお、申請書の交付総数は255件でした。また、明日から区画線等の工事に入りまして、11月末には完了する予定となっております。なお、1台放置自動車がありますので、大分市放置自動車の発生の防止及び適正な処理に関する条例に基づきまして、撤去することとしております。  次に、前回の委員会におきまして、許可車以外の車両の不法駐車によるトラブルに対しまして定期パトロールを実施する旨の御説明をさせていただきましたが、改めて補足説明をいたします。  使用許可場所の管理は、基本的には使用者の自己管理としておりますが、行政財産の管理といたしまして、苦情等の対応や、年2回ほど許可車両の使用状況を確認したいと考えております。今回の利用に係ります向原地区説明会におきましても同様の質問がありましたことから、地区の皆様には自己管理にてお願いしたところでもあります。また、トラブル等の対応につきましては、昨年度より大分中央警察署生活安全課、刑事第一課、地域課高城交番と連携を取っているところです。今後は、10月31日に受付を終了した後、申請総数が多い場合は抽選となり、12月1日の使用開始に向けて準備を進めてまいります。 ○板倉委員長   ほかにありますか。 ○新井下水道部長   ございません。 ○板倉委員長   それでは、先ほどの滞納の一件については、現存のものについての今後の対応と時効に対する対策、それから、これから発生しないような方法等の今後に向けての方針を12月議会までには出していただきたい。要望します。 ○新井下水道部長   はい。 ○板倉委員長   以上で下水道部の案件を終了します。  ここで説明員を交代させます。  〔説明員交代〕 ○板倉委員長   次に、土木建築部より説明を受けたいと思いますが、ここで木村土木建築部長より、発言の申し出がありましたので、これを許可します。 ○木村土木建築部長   開会に当たりまして、御挨拶申し上げます。本日は閉会中にもかかわりませず、委員の皆様には御多忙中のところ、建設常任委員会を開催していただきまして、ありがとうございます。  それでは本日、報告事項といたしまして、高崎山排水路整備事業について、大分市空家等対策計画策定の進捗状況について、大分市住宅マスタープランの改定について、また、その他の件につきまして担当課長が報告いたしますので、よろしくお願い申し上げます。 ○板倉委員長   それでは、高崎山排水路整備事業について説明を求めます。 ○古城河川課長   これより、高崎山排水路事業について報告事項がございますので、説明させていただきたいと思います。  お手元に配付しております資料をごらんください。  河川課では、現在、高崎山排水路事業を実施いたしておりますが、この事業は、平成16年10月の台風23号による大雨で高崎山自然動物園入口のJR九州日豊本線を横断しております排水路が氾濫したことにより、国道10号が冠水を受けました。そのとき、国、県、市で協議を行い、それぞれが対策工事を施工することとなりました。国の排水渠は平成17年度に整備が終了し、県の砂防事業につきましても平成26年度で終了いたしております。  本市におきましては、国の施工箇所より上流部を整備することとなっており、昨年の第2回定例会において、議第71号といたしまして、日豊本線の軌道敷下に排水路整備するため、九州旅客鉄道株式会社と原契約の本契約を締結する議決を承認いただいております。現在、鋭意施工中でございます。  その施工場所といたしましては、次の別紙、資料1-1をごらんください。赤色で示しておりますところが施工箇所でございます。  また、工事の概要といたしましては、次の別紙、資料1-2をごらんください。推進工法といたしまして延長23.5メートル、開削工法といたしまして51.1メートルを施工することとなっています。しかしながら、現在、推進工法におきまして立坑の掘削を行っておりますが、約1メートル以上の巨れきが多数確認されましたことから、当初の工法では施工が困難となり、推進工法の変更が生じ、契約金額の変更と工法の変更に伴う契約期間の延伸が必要となりました。  変更の内容につきましては、1ページ目をお戻りください。こちらの2)変更項目の欄をごらんください。変更の増額金額につきましては約4,335万円、契約といたしましては2カ月延伸して、来年の平成29年5月31日までを予定いたしております。これらの変更契約につきましては、本年12月の定例会にて、契約金額の増額と契約期間の延伸を議会に御提案させていただきたいと考えておるところでございます。 ○板倉委員長   ただいま執行部の説明に質疑等ありませんか。  〔「なし」の声〕 ○板倉委員長   次に、大分市空家等対策計画策定の進捗状況について説明を求めます。 ○上原住宅課長   大分市空家等対策計画策定の進捗状況について御報告させていただきます。  大分市空家等対策計画につきましては、これまで当委員会において策定の進捗状況を御報告させていただき、素案に対する御意見等をいただいてまいりましたが、去る10月4日、佐藤市長、板倉委員長にも御出席をいただく中、第6回大分市空家等対策協議会を開催し、パブリックコメントにより意見募集を行う計画案が承認されたところでございます。  本日は、パブリックコメントの概要と計画案について御説明させていただきます。インデックスで資料2とあります、大分市空家等対策計画案のパブリックコメントの概要についてをごらんください。  まず、パブリックコメントの募集期間につきましては、平成28年10月14日から11月14日までの約1カ月間となっており、現在、意見募集を実施しているところでございます。  次に、パブリックコメントの閲覧場所につきましては、住宅課、情報公開室、各支所、明野出張所としており、市ホームページでも閲覧が可能となっております。また、応募資格、応募様式、応募方法につきましては、他のパブリックコメントと同様としており、宛先につきましては住宅課としております。  最後に、その他でございますが、御意見に対する市の考え方を公表することとしております。寄せられた意見につきましては、住宅課で集約をし、市の考え方をまとめた上で、大分市空家等対策協議会で御協議いただき、公表いたしたいと考えております。  また、次のページにございますA3版の大分市空家等対策計画の概要①施策の位置付けと、その次のページにあります大分市空家等対策計画の概要②施策の展開の2枚の資料でございますが、これは計画案をまとめた概要版でございます。市民に計画案をわかりやすく閲覧していただけるよう、閲覧会場に計画案とセットで用意をいたしております。  続きまして、現在、パブリックコメントにより意見募集を行っております計画案について御説明させていただきたいと思います。  前回の当委員会では、8月31日に開催した、第5回大分市空家等対策協議会で使用した素案をもとに説明をさせていただきました。その後、パブリックコメントに至るまで、素案の修正が行われておりますことから、今回は主な修正点について御説明させていただきます。  大分市空家等対策計画(素案)の冊子をごらんいただきたいと思います。  計画全般の変更点としましては、当委員会や協議会で御意見をいただきました、市民にわかりやすい計画書という観点から、表現や図表について修正を行っております。  まず、ページを2枚めくっていただいた用語解説のところでは、市民の空家に対する認識と本計画の空家に対する考え方を一致させるという意味で、各用語の解説文に加えまして図表を掲載し、わかりやすい説明に努めました。左側のページでは、空家等と特定空家等の用語解説を、右側のページでは、住宅・土地統計調査における各項目の説明と空家に関する表記の違いについて、それぞれ解説しております。  続きまして、第2章におきましては、分析結果や図表については内容に変更ありませんが、数値等の拡大やレイアウトなど、細かい部分について修正を行っております。  その他の主な変更点といたしましては、2の22ページと2の23ページの空家等対策を進める上での課題についてがございます。各統計情報をもとに、空家等の発生について、空家等の活用について、空家等の管理について、空家等の所有者等についての4つの観点から現状を分析し、課題をまとめ、それらを踏まえて第3章の空家等対策の基本的な方針に進むという表現に改めております。  特に、空家等の所有者等についてという項目は、発生、活用、管理の3点全般に関係する項目として捉えられるため、これら3つに係るような配置としております。  続きまして、第3章につきましては、3の2ページの4つの基本目標を三角形の図と連動させて説明しておりますが、三角形の中央部分で、以前はネットワークと表記していたところを総合的な推進体制に変更しております。  また、3の3ページでは計画期間について説明しておりますが、平成29年1月からスタートすることをわかりやすく表示しております。  次に、第4章及び第5章につきましては、構成が一部変更となっております。  まず、第4章の4の3ページですが、今まで第5章にありました施策の取り組みの一覧表をこちらに移しております。これは協議会の中で、各施策の説明の前に施策の一覧があるほうがわかりやすいといった御意見をいただいての変更であり、一覧表にある施策の表記は、各施策の項目の表題としております。  また、第5章では、5の3ページの地域、市民の役割という部分に、地域の生活環境の改善または保全のため、市との協働のもとで空家等の対策に積極的に取り組む姿勢が求められますという文言を追加しております。これは、協議会での市民と行政との連携も重要であるという御意見に基づきまして加筆修正したものです。  最後の5の4ページには、PDCAサイクルをもって検証するのであれば、数値目標が必要ではないかという協議会での御意見を受けて、期間内の計画達成状況の目安となる成果指標を項目ごとに掲げ、平成33年度までの目標値を設定しております。なお、各成果指標や目標値につきましては、協議会の中で御協議いただき決定したものでございます。  今後の予定といたしましては、パブリックコメント終了後、大分市空家等協議会を開催し、それまでの御意見等を踏まえ、最終案をまとめ上げ、12月の定例会にて御報告申し上げた後、当計画を決定したいと考えております。 ○板倉委員長   ただいまの説明で質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○板倉委員長   次に、大分市住宅マスタープランの改定について説明を求めます。 ○上原住宅課長   続きまして、大分市住宅マスタープランの改定について御報告させていただきます。  インデックスの資料3、A3用紙の大分市住宅マスタープランの改定についてをごらんください。  まず、資料左上から、1、大分市住宅マスタープラン改定の背景についてでございますが、今後10年間の住宅政策の方向性を示す、全国計画である国の住生活基本計画が平成28年3月に改定されました。  これに伴い、県においては、大分県住生活基本計画が平成28年度中の改定に向けて、現在、作業が進められているところでございます。また、本市におきましては、御案内のとおり、大分市住宅マスタープランの上位計画となる大分市総合計画、おおいた創造ビジョン2024が本年6月に改定されたところでございます。このように、大分市住宅マスタープランと整合を図るべき国の計画が改定されたこと、また県の計画についても9月以降に全体像が示されたこと、さらに上位計画である大分市総合計画が改定されたことなどから、国、県の住宅政策や本市の上位計画と連動し、スピード感を持って市民ニーズに対応するため、大分市住宅マスタープランの改定を本年度中に行いたいと考えております。  続きまして、2、大分市住宅マスタープランの位置づけについてでございますが、大分市住宅マスタープランにつきましては、本市の特性と住宅事情を解析し、予測される将来の住宅状況を展望しつつ、さらに住みやすい街として本市の魅力を高めることを目的に策定するものでございます。  また、左側にあります図のとおり、大分市総合計画を上位計画とし、本市の関連計画と整合を図るものであり、住生活基本法に基づき策定された国の住生活基本計画、及び県の大分県住生活基本計画とも整合を図るものとして位置づけられております。  次に、3、現大分市住宅マスタープランの構成等につきましては、お手元に原本もございますが、基本理念と3つの基本目標を掲げ、計画の概要、現状と課題、基本構想、基本計画、地区別計画、計画の推進方策、資料編の7項目で構成されております。  今回の改定に当たりましては、これらの構成をベースとして、国や県の計画等と整合を図る中で改定作業を進めてまいりたいと考えております。  続きまして、4、大分市住宅マスタープラン改定に向けた体制についてですが、住宅政策は関連する分野が多岐にわたりますことから、資料右側にあります13部21課で構成する庁内検討委員会を組織し、庁内の意見を集約する中で計画案を検討してまいりたいと考えております。また、11名の委員で構成する策定検討委員会を組織し、庁内検討委員会から提案された内容を専門的な立場から御協議いただく中、計画案としてまとめ上げ、市長に提言していただく形で住宅マスタープランを策定することとしております。  続きまして、次のページの大分市住宅マスタープラン策定スケジュールをごらんください。  今後の策定スケジュールにつきましては、1回目の庁内検討委員会を10月に開催した後、第1回策定検討委員会を11月1日に開催する予定としております。その後、策定検討委員会につきましては、第4回まで毎月開催し、2月にパブリックコメントの実施、3月上旬の第5回策定検討委員会にて最終案の協議を行うこととしております。また、庁内検討委員会につきましては、策定検討委員会の開催に連動して開催し、策定検討委員会からの意見等を踏まえ、庁内連携のもと、計画案の修正等を行いながら、策定検討委員会に提案を繰り返していくこととしております。  なお、策定の進捗状況につきましては、今後とも必要に応じて報告をさせていただきたいと考えておりますが、最終案につきましては、第5回策定検討委員会での協議後、平成29年第1回定例会にて御報告をさせていただき、その後、計画を完成させたいと考えております。 ○板倉委員長   ただいまの説明について、質疑等はありませんか。 ○エイジ委員   この大分市住宅マスタープランに掲げている基本目標が3つありますが、現時点での達成率などを教えてください。 ○清水住宅課参事   住宅マスタープランの62ページに数値目標を設定しております。この数値目標につきましては、現在、検討委員会等で提出資料として作成しているところでございます。この成果指標を見ながら、この目標達成というところができているかどうかというところを検討委員会等で協議してまいりたいと考えております。 ○上原住宅課長   補足いたします。策定スケジュール内の庁内検討委員会の中に黄色の枠がございまして、この中に、各担当課において施策評価シートの作成とございます。これは、各課に住宅マスタープランに関する施策がどのような施策で、どこまで行ったかといったところを調査する作業でございます。これに基づきまして検証を行います。そして、達成状況等を把握する中で、新たな大分市住宅マスタープランの改定に向け確認するものでございます。 ○エイジ委員   わかりました。 ○板倉委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○板倉委員長   委員の皆さんから、その他として何かありませんか。  〔「なし」の声〕 ○板倉委員長   土木建築部からその他として何かありませんか。 ○佐藤土木建築部次長兼道路維持課長   先般、10月4日、5日に実施いたしました市道中央通り線スズメ対策について御報告いたします。  今回、中央通りの街路樹にスズメが戻ってきたことから、職員による拡声器を使ったスズメの追い払いを行いましたが、一時的に付近の別の街路樹に移動するだけで、しばらくするとまた戻って来る状況でありました。今後も現地確認を行い、情報収集に努め、少しでも鳴き声による騒音やふん害を減少させる対策を講じてまいりたいと考えております。 ○板倉委員長   ムクドリはどうですか。 ○佐藤土木建築部次長兼道路維持課長 
     ムクドリは今のところおりません。 ○長田委員   スズメが何をするのですか。 ○佐藤土木建築部次長兼道路維持課長   騒音、鳴き声、ふんがあるという苦情が何件か入っておりますので、職員による追い払いをしたのですが、まだ街路樹にいます。 ○エイジ委員   きのう、愛知県一宮市に行ってきたのですが、ムクドリが多かったです。ふん害もすごいし、一宮市の担当課に話を聞いたら、実は鷹匠も使ったことがあるということで、そのときの効果を聞くと一時的なもので、戻ってきたということでした。ということは、やはり大分市もそれを踏まえて今後の取り組みを考えないといけないのではないかと思います。 ○徳丸委員   松岡校区には、大変立派な公園があるのですが、ムクドリが来ております。自然の摂理かもしれませんが少し全体を広げて対策を考えていただきたいと思います。 ○板倉委員長   ほかにありませんか。 ○伊藤土木管理課長   市道中央通り線にあります赤レンガ通り商店街のアーケード天井板落下について御報告いたします。  既に新聞等で報道されておりますが、去る10月18日午前9時半ごろ、赤レンガ通り商店街でアーケードの天井板の一部が落下しているとの連絡がございました。落下したのは、幅およそ10センチメートル、長さ1メートル20センチほどのスチール製の板で、さびた部分を隠すため、商店街が両面テープで貼り付ける処理を行っていたものでございます。幸いにも落下による通行人等への被害はございませんでしたが、赤レンガ通り商店街は人通りも多く、長時間の通行どめ等の実施が困難なことから、道路管理上安全性を考慮し、職員による緊急点検及び応急処置を実施いたしました。  なお、当アーケードは道路占用許可物件でございますので、所有者である商店街に早期修繕を指導し、商店街からも早急に点検、修繕作業を実施するとの回答を得ております。 ○板倉委員長   中央通りの車線数を減らし、歩道を広げるときに、アーケードを撤去する予定でしたよね。 ○木村土木建築部長   中央通りの車線数変更にかかわらず、整備をするときにはアーケードは要らないでしょうということで、一応は確認がとれています。 ○板倉委員長   今後、どうするのですか。 ○木村土木建築部長   中央通りの整備に入る時点で、どういう形になるかというのはまだ決まっていませんけど、それにあわせてそういう撤去等も、今、占用物件ですから、補償物件として取り扱いたいと考えています。 ○板倉委員長   撤去はどちらがするのですか。 ○木村土木建築部長   補償物件として市のほうが撤去します。 ○板倉委員長   市が補償としてするのですか。 ○木村土木建築部長   はい。 ○板倉委員長   ほかにありませんか。  〔「ありません」の声〕 ○板倉委員長   以上で土木建築部の案件を終了します。  ここで説明員を交代させます。お疲れさまでした。  5分休憩します。                                    午後2時52分休憩                                    午後2時57分再開 ○板倉委員長   再開いたします。  次に都市計画部の説明を受けたいと思いますが、ここで長野都市計画部長より発言の申し出がありましたので、これを許可します。 ○長野都市計画部長   本日は閉会中にもかかわらず、建設常任委員会を開催いただきまして、ありがとうございます。  初めに、10月7日から16日の間、おおいた食と暮らしの祭典の一環イベントとして大分城址公園内で開催いたしました植木造園展についてでございますが、開催期間中は庭園の展示や草花、樹木の展示販売を初め、苗木や花の種子の無料配布などを行い、10日間で約5万5,000人の来場者に訪れていただき、本市の緑化推進、市民の緑化意識の高揚を図ることができたところでございます。  次に、9月13日の当委員会でも御報告させていただいているところでございますけれども、来週末、10月29日、30日の2日間、OITAサイクルフェス!!!2016を開催いたします。29日は大分いこいの道で、おおいたいこいの道クリテリウムを、30日は大分スポーツ公園で、おおいたサイクルロードレースを行います。さらに、市民参加イベントとして、自転車安全教室、別大サイクルラリー、クリテリウム市民自転車パレードも行います。  建設常任委員の皆様におかれましては、先週末に本大会の御案内をさせていただいているところでございますけれども、初日のおおいたいこいの道クリテリウムの会場では特別観覧席も御用意しておりますので、ぜひとも御観覧いただきたいと考えております。  続きまして、本日は報告事項といたしまして、公園緑地課より2件ございます。後ほど担当課長より詳細を御報告申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ○板倉委員長   それでは、公園施設の被害について説明を求めます。 ○田中公園緑地課長   資料1の公園施設の被害について御説明いたします。  本年の6月から7月にかけまして発生しました3件の警察への被害届を提出した公園施設被害のその後の経過報告でございます。  ①明野第1児童公園は、6月20日にトイレの壁面や内部照明に赤い塗料が塗布されていることを確認しまして、6月23日に被害届を警察に提出しましたが、犯人はいまだわかっておりません。  次に、②松栄山公園は、6月27日に水飲み場に赤い塗料が塗布されていることを確認しまして、6月29日に被害届を警察へ提出しましたが、こちらも犯人はいまだわかっておりません。  ①と②の被害に対しましては、再発防止の看板設置と、当該自治会及び近隣の小・中・高等学校7校に事件の周知と注意喚起を行いました。  最後に、③駅通ふれあい公園は、7月20日にトイレの窓ガラス1枚が割られていることを確認しまして、7月21日に被害届を警察へ提出しました。その後、警察が周辺の学校に事件の照会を行い、先生が生徒に周知したところ、小学校3年生の2名が男子トイレの窓ガラスに投石し、割ったということが判明しました。大分市と児童、児童の親と協議し、窓ガラスの復旧は原因者が行う、児童は反省文を書くとの約束を交わし、9月6日、約束の実行が行われました。 ○板倉委員長   以上の説明で何か質問はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○板倉委員長   次に、大分城址公園お堀の水生生物調査について説明を求めます。 ○田中公園緑地課長   お手元の資料2をごらんください。  1、業務の目的について御説明いたします。大分城址公園のお堀では外来種が侵入、繁殖しており、在来種や周辺環境への影響が懸念されております。本業務では、お堀の魚類、カメ類等の生息状況の実態を平成22年に引き続き調査し、現時点並びに将来にわたって在来種と外来種が相互の生息にどのような影響を与えるかを予測し、今後必要となる対策を検討するものであります。  2、業務の概要ですが、本業務は九州建設コンサルタント株式会社と契約しており、工期は8月19日より10月31日までとなっております。  3、調査内容ですが、資料にありますように、投網、定置網、タモ網、カメトラップ及び目視による調査を9月15、16日の2日間にわたり実施しております。  ページをめくってください。  4、調査の結果について御説明いたします。右ページには今回の調査で確認されました種の写真を載せております。  左ページに戻りまして、4、調査結果の①確認生物中の外来生物の割合について御説明いたします。表をごらんください。平成22年度の調査においては、カメ類は4種確認され、そのうち外来種は1種でした。括弧内の数字が外来種の種類数をあらわしております。魚類は7種が確認され、そのうち外来種は2種でした。合計すると、確認生物11種のうち3種が外来種であり、その率は27%となっております。今回平成28年度の調査では、カメ類は4種確認され、そのうち外来種は1種でした。魚類は7種が確認され、そのうち外来種は3種でした。合計すると、確認生物11種のうち4種が外来種であり、その率は36%となり、平成22年度と比較すると、その割合は増加しております。表の下には、結果をグラフ化したものを載せております。  次にその下、②確認された生物の個体数及び種構成の変化について御説明いたします。ここで訂正がございます。資料②確認された生物の個体数及び種構成の変化の「種」の構成の「シュ」の字が、主人公の「主」となっておりますが、正しくは「種」という字であります。訂正をお願いいたします。大変申しわけありません。  それでは説明に戻ります。  棒グラフが3図あります。3図とも捕獲調査結果の表でございます。  上段左の図2をごらんください。カメ類についてあらわしております。図は捕獲調査の結果ですが、目視ではニホンスッポンも確認されており、図に記載しておりますクサガメ、ミシシッピアカミミガメ、ニホンイシガメと合わせて4種、全ての種で減少傾向であるという報告を受けております。種構成については大きな変化は見られておりません。なお、図の括弧書きしておりますウンキュウというのは、クサガメとニホンイシガメの交雑種でありますので、確認された4種には含んでおりません。  右の図の3、下の図の4は、魚類についてあらわしています。ニホンウナギ、コイ、ボラについては、その個体数に大きな変化は見られておりません。個体数で顕著な変化を示したものはメダカとカダヤシでありました。メダカは確認できず、カダヤシが確認される状態へと変化しております。  右ページの下、5、課題、今後の取り組みといたしましては、調査結果をもとに、現在生息している種の増加、減少の可能性、及び新たな種の生息、侵入の可能性等を考察いたしまして、継続的なモニタリング調査の実施と、そして、今回確認されました特定外来種であるカダヤシは、関係課と協議をし、その対応について検討を行っていきたいと考えております。 ○板倉委員長   ただいまの説明で、質問、質疑等はありませんか。 ○野尻委員   特定外来種の駆除はしないのですか。 ○田中公園緑地課長   現在、対応といたしましては、特に顕著なカダヤシにつきましては、実際魚がメダカとほとんど同じ程度でありまして、これは卵を産むのではなく自分のお腹の中で育てて、安全なところに行きまして子供を産むということで、その大きさ等が、小さい2ミリぐらいの網等で捕獲しようとしましても、その目をすり抜ける、また全部仕切って水を抜こうとしても、ポンプ等の中もすり抜けるということで、水を干しただけでは難しいという、専門家の意見も聞いております。またカダヤシ自体が1916年、蚊の幼虫であるボウフラの駆除を目的として日本に入れられたものでありますので、取り扱いにつきましては関係機関と今後十分な検討が必要と思っております。 ○野尻委員   それだけではなく、ほかのスポッテッドガーやナイルティラピア、ミシシッピアカミミガメの駆除はしないのですか。 ○田中公園緑地課長   スポッテッドガーにつきましては、今回、約50センチメートル程度のものが1匹捕獲されました。これは水槽で捕獲して飼っておりましたが、死んでしまいまして、冷凍保存をしております。ミシシッピアカミミガメやナイルティラピア等につきましても、今、考査しているところでございます。 ○野尻委員   雑食ですか。 ○伊達公園緑地課西部維持建設担当班グループリーダー   ミシシッピアカミミガメにつきましては、雑食と伺っております。藻も食べるし、小魚を食べると聞いております。 ○野尻委員   ナイルティラピアはどうですか。 ○伊達公園緑地課西部維持建設担当班グループリーダー   ナイルティラピアも雑食性でありまして、ただ、特に藻類や植物性プランクトンを食べると聞いております。 ○板倉委員長   人間にはかみつかないのですか。 ○伊達公園緑地課西部維持建設担当班グループリーダー   その件については報告を聞いておりません。 ○野尻委員 
     日本のいろんな生体系を脅かす、いわゆる卵を食べるとか、その辺のことはないのですか。 ○伊達公園緑地課西部維持建設担当班グループリーダー   外来種のものにつきましては、卵を食べるというような可能性は十分にあるようです。カダヤシ等につきましてもメダカの卵を食べると聞いております。ただ、外来種そのものの駆除ですが、特定外来種については、一応環境省のほうから広げないとか、持ち込まないとかいうような形で規制はありますが、外来種に対しては法規制で、このようにしなさいということまでは、決まっていないようでございます。 ○野尻委員   生態系被害防止外来種リストに載っている3種類について対策はしなくていいのですか。 ○伊達公園緑地課西部維持建設担当班グループリーダー   今のところ、受けている報告の中では、2003年に外来種ハンドブックというのが日本生態系学会から出されまして、外来種が既に生物群集や生態系で一定の機能を果たしている場合においては、安易な駆除が予想しない結果をもたらしかねないということで、その駆除自体も十分検討して行うようにとうたっておりますので、今後につきまして十分、またミシシッピアカミミガメ等につきましても、その駆除について検討する余地があると思っております。 ○エイジ委員   実はミシシッピアカミミガメはムクドリであるかわかりませんが、鳥も食べますから、肉食というか雑食です。この在来種が、もうメダカが発見できてないということは、それだけ被害があっているということですから、当然、今後、外来種に関しては駆除していくべきと思います。  以前、部長の御案内でお堀に行かせていただきましたが、かわいいのですけど、やはりほっといて後で取り返しがつかなくなるよりも、当然、早目に手を打ったほうがいいと思います。このスポッテッドガーというのは肉食ですから、もし繁殖しているとすれば、人に危害を加える可能性のある危険な生き物であるのは間違いないので、この辺の調査もまた今後も引き続きしっかりして、対策を考えてもらいたいと要望しておきます。 ○板倉委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○板倉委員長   それでは、その他として、都市計画部に関するものでありませんか。  〔「なし」の声〕 ○板倉委員長   都市計画部から、その他として何かありませんか。 ○吉村公園緑地課緑化推進担当班グループリーダー   本委員会でも御報告いたしましたけれども、11月19日、大野川の樹林帯におきまして、第1回みんなの森づくり市民育樹祭を開催いたします。現在、まだ募集をかけておりますけれども、委員の皆様におかれましても御案内状を発送させていただきますので、ぜひ御参加のほうをよろしくお願いしたいと思います。 ○板倉委員長   ほかにありませんか。  〔「ありません」の声〕 ○板倉委員長   それでは、以上で都市計画部の案件を終了します。  説明員は退席してください。  〔執行部退室〕 ○板倉委員長   次に、市民意見交換会の意見の取り扱いについてです。  協議に入る前に、本日の配付資料について書記に説明させます。 ○書記   それでは、資料1、委員会における検討の流れをごらんください。こちらは、各委員会における取りまとめ方を一定程度統一させるためのものであります。  まず、1、項目の整理等についてですが、左側の図が既にお配りしている集約表の様式を図示したもの、右側の図は委員会等において新たに作成していただく集約表の例となっております。この図は、委員会に割り振られた項目が10項目あり、委員会において意見・質問の文言や内容の整理及び類似した項目の集約等をした結果、4項目を公表することになったという例です。  本日の委員会において検討いただく項目といたしましては、この右側の図にあります意見・質問についての文言や内容の整理、及びそれに対する当委員会としての対応を示していただきたいと考えております。  次に、2、委員会として考えられる対応については、ごらんのとおり3つに区分しております。①は、今後の委員会における議論の参考とするもの、つまり、委員会としての回答は不要なものであります。②は、執行部へ意見・質問の内容を伝え、回答や対応を求めるもの。③は、現状について執行部から聞き取り等を行い、委員会において協議していくものとしております。  次に、A4横の資料2、市民意見交換会の意見等の取り扱いについてをごらんください。これまでの経過と今後のスケジュールを図示してあります。  今後の流れとしましては、⑤番の本日の委員会協議の結果を受けて文言整理等を行い、執行部へ投げかけが必要なものは投げかけを行います。執行部からの回答につきましては、12月定例会中の委員会において受けることとしており、その後、委員会において協議を行った後、議会活性化推進会議へ報告します。そして、議会活性化推進会議での集約が終了次第、議会運営委員会への報告を経て、ホームページ等で公表するという流れになっております。  ここで、⑦の議会活性化推進会議が行う各委員会等における協議結果の集約と⑧の議会運営委員会への報告については来年1月としておりましたが、できるだけ早く回答を公表するために、⑦と⑧を12月中に行うことを議会活性化推進会議及び議会運営委員会で協議、決定されております。  次に、A3横の平成28年度大分市議会市民意見交換会意見・質問集約表案をごらんください。  これは、建設常任委員会に割り振られた意見・質問及び各会場での回答並びにアンケートの一覧でございます。解答欄にハイフンが入っている項目はアンケート分になります。  続いて、一番右ですが、公表する項目案としております。この部分が本委員会の対応として本日協議していただく部分でございます。意見・質問案の部分は、左側の意見交換会での意見やアンケートを本委員会の意見・質問としてこのようにしてはどうかという正副委員長案でございます。一番右の対応案は、委員会として考えられる対応の案として、先ほど説明いたしました①から③までの数字を記載しております。 ○板倉委員長   わかりましたでしょうか。書記、それでは、進めてください。 ○書記   それでは、先ほど御説明いたしましたA3横の平成28年度大分市議会市民意見・質問集約表案をごらんください。  右側にあります、意見・質問案及びその対応案につきまして、順に読み上げてまいります。  1番は、数年前に比べるとLEDの街灯はふえたが、夜間に学生が安心して通行できるよう、さらに街灯をふやしてほしい。対応は①としております。  2番は、滝尾地区の道路幅が狭く、消防車等が入らない場合が多くある。工事の優先順位を設けて取り組んでほしい。対応は①としております。  3番は、ホルトホール周辺の歩道の色を目に優しい色に変更することはできないのか聞きたい。対応は②としております。  4番、城址公園のお堀沿いの歩道には立派な松の木があるが、視覚障害者に対する配慮がされていないのではないかと思う。歩行者が安全に通行できるような対策を考えてほしい。対応は②としております。  5番は、国道197号の拡幅工事を早急に行うよう、国や県に働きかけてほしい。また、大在駅裏から大在中学校間について、自転車通学ができるように見通しを改善してほしい。対応は①としております。  6番、中島橋のかけかえ工事を早急に対応してほしい。対応は②としております。  7番、坂ノ市(細)から馬場までの産業道路の延長について、進捗状況を知りたい。対応は②としております。  8番、富士見が丘前の国道210号について、片側2車線化をお願いしたい。対応は①としております。  9番、中央通りの車線数を2車線から3車線へ戻す必要があったのか。車線数を戻すのではなく、有効利用することを考えたほうがよかったのではないか。対応は①としております。  10番、昨年度と比べて本年度の認定外道路の整備予算は増加したのか。また、今後の整備予算はふえるのか聞きたい。対応は①としております。  11番、佐賀関の下浦地区から山の地域までの認定外道路を舗装してほしい。対応は②としております。  12番、にじが丘1丁目から高崎にかけてのガードレール設置を早急に対応してほしい。対応は②としております。  13番、みこしや山車が通行する際、市道、県道に対して道路使用許可を申請する理由を伺いたい。対応は①としております。  14番、国道442号の山中から温見間の早期整備を行うよう、大分市議会からも事業主体である県に働きかけてほしい。対応は①としております。  15番、歩道の整備について要望書等を提出する場合、提出先はどこになるか聞きたい。対応は①としております。  16番、県・市道路を含めて、一時停止や横断歩道等の線が薄くなったり、消えている箇所がある。交通事故防止のためにも早急に対応してほしい。対応は②としております。  17番、街中のハトのふん対策について聞きたい。対応は②としております。  18番、老朽化した危険な空き家に対し、市として何か対策をしてほしい。対応は②としております。  19番、市営住宅の管理を民間委託しているが、居住者の個人情報等の取り扱いも含め、適切な管理ができているか現状を知りたい。対応は②としております。  20番、市道などの草刈りを実施した団体に報奨金が支払われる制度があるが、年2回までしか支払われない。自主的に何回も草刈りをしているので、報奨金の支払い回数をふやしてほしい。対応は②としております。  21番、大分川と大野川の堤防道路整備について、内容がわかれば教えてほしい。対応は①としております。  22番、豊肥線から大分川に向かう米良川のしゅんせつについて、管理をしている県へ働きかけてほしい。対応は②としております。  23番、国道等道路の端に砂がたまっている箇所がある。バイクが転倒しやすいなど、危険であるため市で清掃をしてもらえないか。対応は②としております。  24番、大在公共埠頭から城原へ行く際の陸橋下の歩道は雨水によって異物がたまり、自転車の転倒事故があった。県に相談をしたが、市からも県へ働きかけてほしい。対応は①としております。  25番、市役所の自転車置場近くにある樹木から葉や花が落ちて目に入った事がある。道路の植樹は樹木の性質を考えて植えてほしい。対応は①としております。  26番、豊府校区には初瀬井路があるが、清掃や草刈り等の適切な管理をしてほしい。対応は①としております。  27番、津留地区は広大な緑地を有し、多目的な広場を有しているので、スポーツや子供たちの勉強の場など、さらなる活用方法を考えてもらいたい。対応は①としております。  28番、小原団地は市営・県営の団地で、団地内に大きな公園があるが、公園ではなく遊園となっている。公園として認められていないので、水道代や電気代を全て自治会で負担しなければならない。水道をとめるわけにもいかないので、公園として認めてほしい。対応は②としております。  29番、公園施設への被害が発生しているので、防犯カメラの設置等の対応を検討してほしい。対応は②としております。  30番、東九州新幹線整備の実現に向けて、県と市が連携して進めてほしい。対応は①としております。  31番、ふれあい交通運行事業の運行ルートには、立小野、中の原、志田原等の地区が外れている。高齢者が買い物に行くのに不便なため、運行ルートを見直すなどの検討をしてほしい。対応は②としております。  32番、市街化調整区域という制度を見直してほしい。対応は①としております。  33番、中心市街地のごみ箱の設置について、今後の対応を聞きたい。対応は②としております。  34番、汐見地区周辺の緑地帯にはトイレと駐車場がそれぞれ5カ所ほどあり、トイレは古く、駐車場にも放置車両があるので、トイレを撤去し、水道も駐車場も廃止してほしい。対応は②としております。  35番、大在駅前の花壇はすぐに草が伸びている。誰が整備をしているのか聞きたい。対応は②としております。  36番、大分駅のロータリーには、乗車待ちの違法駐車が多いので、市とJRと警察で協議をして対応してほしい。対応は①としております。  37番、住宅地周辺への太陽光発電施設建設を規制することはできないのか聞きたい。対応は②としております。  38番、中央通りがパチンコ店と銀行、証券会社ばかりである。街並みのグランドデザインを考えてほしい。対応は②としております。  以上の、38件につきまして御協議願います。 ○板倉委員長   ただいまの正副委員長案につきまして、委員の皆さんから御意見はありませんか。 ○エイジ委員   36番の大分駅のロータリーについてですけど、もう完成しているものですが、この苦情が結構多いです。逆に、迎えに行ったときにとめ場が少ないのではないかという苦情もあります。なので、対応を1番ではなく、2番や3番になるのではと思いますが、いかがでしょうか。 ○国宗委員   H&Mのほうを回るところ、駐車場の入り口のところが、待合で利用される場所と思うのだけど、そこに行かないで、大分駅北口側の前に来ていると思われます。 ○板倉委員長   待機車スペースの件は当初から話がありました。 ○今山委員   それは以前委員会でも話題になった記憶があります。 ○板倉委員長   この回答を求めても…。  〔「どうしようもない」の声〕 ○板倉委員長   今後、交通体系の流れの中で、形成地域も含めて、対応を考えるしかないと思われますが、今回の対応は1番のままでよいですか。
     〔「よし」の声〕 ○野尻委員   3番、ホルトホール大分周辺の歩道の色を目に優しい色に変更することはできないのかと聞かれていますが、これはなかなか難しいことだと思うので1番でよいのではないですか。 ○板倉委員長   では、1番でよいですか。  〔「よし」の声〕 ○福崎委員   左側の32番、大在の意見の中で、回答として一度現地を見に行くと言っていますが、対応は1番でよいのですか。 ○国宗委員   御本人と一緒に見に行きました。 ○福崎委員   右側の26番ですけど、会場での回答に、行政側とも検討したいと思うと答えているので2番にしなくてよいのですか。 ○板倉委員長   2番でよいですか。  〔「よし」の声〕 ○板倉委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○板倉委員長   それでは、そのようにいたします。  また、その意見・質問対応を執行部に求めることにつきましても、正副委員長一任にさせていただきたいと思いますが、御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声〕 ○板倉委員長   それでは正副委員長において、後日、執行部へ対応を求めたいと思います。  最後に、委員の皆さんからその他として何かありませんか。  〔「なし」の声〕 ○板倉委員長   それでは、これをもちまして建設常任委員会を散会いたします。  委員の皆さん、お疲れさまでした。                                    午後3時40分散会...