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平成11年第2回定例会(第8号 7月16日)
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  1. 大分市議会 1999-07-16
    平成11年第2回定例会(第8号 7月16日)


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    平成11年第2回定例会(第8号 7月16日)   第2回大分市議会定例会会議録 (第8号) ───────────────────── 平成11年7月16日    午前10時3分開議 ───────────────────── 出席議員   1番    小手川   恵   2番    廣 次 忠 彦   3番    福 間 健 治   4番    大久保 八 太   5番    衛 藤 良 憲   6番    小 嶋 秀 行   7番    福 崎 智 幸   8番    井手口 良 一   9番    藤 沢 達 夫  10番    浜 尾   茂  11番    飯 村 昭 雄  12番    安 部 泰 史  13番    後 藤 一 裕
     14番    衞 藤 三 男  15番    渡 部 義 美  16番    油 布   忠  17番    藤 本 速 雄  18番    板 倉 永 紀  19番    仲 道 俊 寿  20番    釘 宮 由 美  21番    三 浦 由 紀  22番    河 越 康 秀  23番    長 田 教 雄  24番    足 立 義 弘  25番    秦 野 恭 義  26番    麻 生 栄 作  27番    油 布 勝 秀  28番    林 野 書 佳  29番    日名子 起美郎  30番    阿 部 剛四郎  31番    広 瀬 和 生  32番    田 島 八 日  33番    安 部 武 士  34番    三 浦 一 男  35番    仲 道 幸 一  36番    髙 野 博 幸  37番    安 東 房 吉  38番    篠 田 良 行  39番    日小田 良 二  40番    指 原 健 一  41番    高 橋   鐵  42番    中 野 昭 義  43番    桐 井 寿 郎  44番    田 﨑   潤  45番    藤 原   昭  46番    木 村 義 則  47番    渕 野 文 生  48番    首 藤 隆 憲 ───────────────────── 欠席議員  な し ───────────────────── 出席した事務局職員  局   長  甲 斐   修  次   長  安 部 楯 夫  議事課長   冨 田 康 治  議事課長補佐 田 原 精 一  議事課長補佐 木 村 辰 雄  議事記録係長 加 藤 修一郎  主   査  牧   光 男  主   査  筒 井 昌 一  主   任  明 石 文 雄  嘱   託  赤 﨑 和 範 ───────────────────── 説明のため出席した者の職氏名  市   長      木 下 敬之助  助   役      窪 田 英 雄  助   役      護   雅 行  収 入 役      清 原   勲  教 育 長      清 瀬 和 弘  水道事業管理者    佐々木 利 夫  消防局長       辰 本 八百吉  総務部長       三 宮   廣  企画部長       太 田   薫  財務部長       城 井 武 秀  市民部長       是 永 孝 人  福祉保健部長     磯 崎 賢 治  環境部長       川 野 登志之  商工部長       三 股   彬  農政部長       佐 藤   寿  土木建築部長     首 藤 憲 治  都市計画部長     久 渡   晃  下水道部長      佐 藤 征 一  教育委員会事務局長  橋 本 靖 夫  水道局管理部長    岡   康 弘  教育委員会事務局参事 満 生 和 昭  総務部次長      野 尻 政 文  総務部次長      大 戸 愼一郎  財務部次長      渕 野 善 之  財務部次長      藤 田 茂 利 ─────────────────────   議  事  日  程  (第8号)     平成11年7月16日午前10時開議 第1 委員長の報告、質疑、討論、採決 第2 議第93号上程、審議(提案理由説明委員会付託省略) 第3 大分市選挙管理委員及び補充員の選挙 第4 意見書案第3号及び第4号上程、審議(委員会付託省略) 第5 閉会中各委員会の継続調査について 第6 会議録署名議員の指名 ─────────────────────   本日の会議に付した事件 発言取り消しの件 日程第1 委員長の報告、質疑、討論、採決 日程第2 議第93号上程、審議(提案理由説明委員会付託省略) 日程第3 大分市選挙管理委員及び補充員の選挙 日程第4 意見書案第3号及び第4号上程、審議(委員会付託省略) 日程第5 閉会中各委員会の継続調査について 日程第6 会議録署名議員の指名  ◇─────────────────◇ ○議長(渕野文生) これより会議を開きます。           午前10時3分開議  ◇─────────────────◇   発言取り消しの件
    ○議長(渕野文生) 日程に入る前に、去る12日の発言について、24番、足立議員から、一部取り消しの申し出がありましたので、お諮りいたします。  24番、足立議員の発言中、議長において速記録を精査の上、発言の一部取り消しを認めることに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渕野文生) 御異議なしと認めます。  よって、24番、足立議員の発言取り消しを認めることに決定いたしました。  ◇─────────────────◇ ○議長(渕野文生) 本日の議事は、お手元に配布の議事日程第8号により行います。  ◇─────────────────◇ ◎日程第1 委員長の報告、質疑、討論、採決 ○議長(渕野文生) 日程第1、去る12日の本会議で各常任委員会に付託いたしました議第68号から議第92号まで及び報第1号から報第17号までの議案42件、請願8件、陳情1件並びに3月議会から継続審査となっております請願4件、陳情4件を一括議題とし、各委員長の報告を求めます。  最初に、総務常任委員長。27番、油布議員。 ○27番(総務常任委員長 油布勝秀)(登壇) おはようございます。  総務常任委員長報告を行います。  さきの本会議において当委員会に付託されました予算議案1件、一般議案9件、報告議案9件、今回新たに付託されました請願4件及び継続審査となっておりました請願2件、陳情1件につきまして、審査いたしました経過並びに結果の御報告を申し上げます。  まず最初に、議第68号、平成11年度大分市一般会計補正予算第1号第1条歳入歳出予算の補正のうち、歳入についてでありますが、これは、市税を初め、地方交付税、国庫支出金、繰入金、市債等の補正が主なもので、補正額は、231億9,950万円となっております。 慎重に審査いたしました結果、一部反対意見がありましたが、原案を承認することに決定いたしました。  次に、歳出のうち、第1款議会費、第2款総務費、第3款民生費のうち国民年金費及び第9款消防費についてでありますが、慎重に審査いたしました結果、いずれも異議なく原案を承認することに決定いたしました。  また、第2条債務負担行為の補正第2表中、仮称「豊の都市おおいたフォトコンテスト」の賞品及び副賞、コンパルホール中央監視システムリニューアル事業、大分市土地開発公社が借り入れる事業資金の債務保証及び第3条地方債の補正についてでありますが、慎重に審査いたしました結果、第3条地方債の補正に一部反対意見がありましたが、原案を承認することに決定いたしました。  次に、一般議案についてであります。  まず、議第74号、各種委員会の委員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてでありますが、これは、大分地域介護認定審査会の設置に伴い、委員の報酬を定めようとするものであり、慎重に審査いたしました結果、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第75号、大分市恩給条例の一部改正についてでありますが、これは、恩給法等の一部改正に伴い、恩給年額の計算の基礎となる仮定給料年額引き上げ等の改正をしようとするものであり、慎重に審査いたしました結果、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第76号、大分市税条例の一部改正についてでありますが、これは、地方税法の一部改正に伴い、個人市民税における特定扶養親族に係る扶養控除額の引き上げ等、所要の改正をしようとするものであり、慎重に審査いたしました結果、一部反対意見がありましたが、原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第77号、大分市固定資産評価審査委員会条例の一部改正についてでありますが、これは、地方税法の一部改正に伴い、委員会における審理手続の合理化等、所要の改正をしようとするものであり、慎重に審査いたしました結果、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第78号、大分市消防団員等公務災害補償条例の一部改正についてでありますが、これは、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部改正に伴い、消防団員等補償基礎額等を引き上げようとするものであり、また、議第79号、大分市消防団員退職報償金の支給に関する条例の一部改正については、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令の一部改正に伴い、消防団員の退職報償金の額を引き上げようとするものであります。  慎重に審査いたしました結果、いずれも異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第81号、市長、助役、収入役、水道事業管理者及び常勤の監査委員の退職手当の額についてでありますが、これは、大分市常勤特別職の退職手当支給条例第3条の規定に基づき、任期が満了いたしました市長等の退職手当の額を定めようとするものであり、慎重に審査いたしました結果、一部反対意見がありましたが、原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第82号、住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域内の住居表示の方法についてでありますが、これは小中島地区及び徳島地区の住居表示を実施するため、その実施すべき市街地の区域及び住居表示の方法を定めようとするものであり、また、議第83号、字の区域及びその名称の変更については、小中島地区及び徳島地区の住居表示を実施するため、字の区域及びその名称を変更しようとするものであります。  慎重に審査いたしました結果、いずれも異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、専決処分した事件の承認についてであります。  まず、報第1号、平成10年度大分市一般会計補正予算第5号第1条歳入歳出予算の補正のうち、歳入についてでありますが、これは、地方消費税交付金地方交付税等の確定により、16億1,424万4,000円の増額となったものの、国、県支出金、財産収入、繰入金、市債等で47億8,868万4,000円の減額が生じたため、差し引き31億7,444万円の減額となったものであります。  慎重に審査いたしました結果、一部反対意見がありましたが、原案を承認することに決定いたしました。  次に、歳出のうち、第2款総務費、第3款民生費のうち国民健康保険課関係及び国民年金費、第5款労働費のうち労働諸費、第9款河川課関係を除く消防費並びに第12款公債費についてでありますが、これらは、事業の確定に伴う減額調整のほか、大分市消防局及び中央消防署施設整備事業など、施設用地を土地取得特別会計から再取得するとともに、将来の財政負担に備えて公債費の繰り上げ償還金を計上するなどであり、慎重に審査いたしました結果、第2款総務費に一部反対意見がありましたが、原案を承認することに決定いたしました。  また、第2条継続費の補正、第3条繰越明許費の補正及び第5条地方債の補正につきまして慎重に審査いたしました結果、第3条繰越明許費の補正及び第5条地方債の補正にそれぞれ一部反対意見がありましたが、原案を承認することに決定いたしました。  次に、報第2号、平成10年度大分市国民健康保険特別会計補正予算第5号、報第3号、平成10年度大分市老人保健特別会計補正予算第3号、報第6号、平成10年度大分市交通災害共済事業特別会計補正予算第2号、報第8号、平成10年度大分市土地取得特別会計補正予算第3号のうちの当委員会所管分及び報第12号、平成10年度大分市地域振興券交付事業特別会計補正予算第1号の5特別会計補正予算についてでありますが、いずれも事業の確定等に伴う予算の調整であり、慎重に審査いたしました結果、報第8号、平成10年度大分市土地取得特別会計補正予算第3号のうちの当委員会所管分に一部反対意見がありましたが、原案を承認することに決定いたしました。  次に、報第13号、大分市税条例の一部改正についてでありますが、これは、地方税法の一部改正に伴い、個人市民税における恒久的な減税の実施等所要の改正をしようするものであり、慎重に審査いたしました結果、一部反対意見がありましたが、原案を承認することに決定いたしました。  次に、報第14号、平成11年度大分市国民健康保険特別会計補正予算第1号及び報第15号、平成11年度大分市老人保健特別会計補正予算第1号についてでありますが、両特別会計とも平成10年度予算に歳入不足が生じたため、平成11年度予算をもって繰り上げ充用を行う必要があり、専決処分したものであります。  慎重に審査いたしました結果、いずれも異議なく原案を承認することに決定いたしました。  最後に、請願、陳情の審査結果について御報告申し上げます。  まず、今回新たに付託されました平成11年請願第6号、核兵器全面禁止廃絶国際条約締結を求める意見書提出方について、及び平成11年請願第7号、アメリカ・ロシアの未臨界核実験中止を求める決議方についてでありますが、慎重に審査いたしました結果、いずれも結論を出すに至らず、継続審査とすることに決定いたしました。  また、平成11年請願第13号、国旗、国歌の制定の慎重審議などを求める意見書提出方について、及び平成11年請願第14号、ガイドライン法の発動を許さない意見書提出方についてでありますが、慎重に審査いたしました結果、いずれも一部反対意見がありましたが、不採択にすべきものと決定いたしました。  次に、継続審査となっておりました平成10年陳情第10号、入札最低制限価格の導入並びに地場企業の優先使用に関する陳情についてでありますが、慎重に審査いたしました結果、結論を出すに至らず、継続審査とすることに決定いたしました。  最後に、継続審査となっておりました平成11年請願第2号、新ガイドライン関連法案に反対する意見書提出方について、及び平成11年請願第3号、日米防衛協力のための指針関連法案の慎重審議を求める意見書提出方についてでありますが、いずれも提出者から取り下げたい旨の届け出がありましたので、委員会としてこれを了承いたしました。  以上で総務常任委員長報告を終わります。 ○議長(渕野文生) 次に、厚生常任委員長。11番、飯村議員。 ○11番(厚生常任委員長 飯村昭雄)(登壇) 厚生常任委員長報告を行います。  さきの本会議において当委員会に付託されました予算議案1件、一般議案3件、報告議案1件及び継続審査となっておりました陳情3件について審査いたしました経過並びに結果の御報告を申し上げます。  まず最初に、議第68号、平成11年度大分市一般会計補正予算第1号第1条歳入歳出予算の補正歳出中、当委員会所管の第3款国民年金費を除く民生費と第4款衛生費並びに第2条債務負担行為の補正第2表中、当委員会所管分1件についてであります。  第3款民生費については、大分市子育て支援者育成モデル事業費大道保育所改築事業費社会福祉法人施設整備費補助金高齢者世話付住宅生活援助員派遣事業費、認定審査支援システム機器借上費、市町村障害者生活支援事業費障害児通園事業費等が主なものであり、慎重に審査いたしました結果、原案を承認することに決定いたしました。  なお、討論の過程で一部賛否保留の表明があったことを申し添えておきます。  また、第4款衛生費については、自動車排出ガス測定局設置費公害測定機器等購入費合併処理浄化槽設置費補助金東部清掃センター維持補修費、旧福宗清掃工場跡地整備費ごみ収集管理システムOA事業に係る導入委託料、ヘルスボランティア育成事業費墓地管理費等が主なものであり、慎重に審査いたしました結果、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、第2条債務負担行為の補正第2表中、認定審査支援システム機器借上料は、介護保険制度導入に伴うものであり、慎重に審査いたしました結果、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第73号、大分地域介護認定審査会の委員の定数等を定める条例の制定についてであります。  これは、介護保険制度を本格的に実施する半年前の本年10月から準備要介護認定を開始するに当たり、介護保険法に基づき、大分地域介護認定審査会の委員の定数等を定めるため、条例を制定しようとするものであります。  慎重に審査いたしました結果、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第85号、ごみ収集車の購入についてであります。  これは、中型プレス車7台、小型プレス車3台の計10台を買いかえるものでありますが、小型プレス車3台は、環境に優しい低公害車に準ずるLPG車を購入するものであり、慎重に審査いたしました結果、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第89号、工事請負契約の締結についてであります。  これは、大分市西部清掃事業所敷地の約3分の2及び建物の全部が一級河川大分川水系大分川改修横瀬築堤用地の一部となったため、隣接の土地に大分市西部清掃事業所を建てかえるものであり、新築工事請負契約の締結をしようとするものであります。  慎重に審査いたしました結果、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、専決処分した事件の承認についてであります。  報第1号、平成10年度大分市一般会計補正予算第5号第1条歳入歳出予算の補正歳出中、当委員会所管分であります第3款国民健康保険課関係及び国民年金費を除く民生費、第4款衛生費についてであります。  いずれも事業の確定に伴う事業費の調整であり、慎重に審査いたしました結果、第3款民生費、第4款衛生費とも一部反対意見がありましたが、原案を承認することに決定いたしました。  次に、継続審査となっておりました陳情3件の審査結果について御報告申し上げます。 まず、平成10年陳情第11号、大分市にすべての障害児を対象とした相談・療育・訓練・医療のできる療育センター実現を早期に求める陳情については、執行部からこれまでの経過等についての説明を受けながら慎重に審査いたしましたが、結論を出すに至らず、継続審査と決定いたしました。  次に、平成10年陳情第16号、敬老自治体宣言に関する陳情については、執行部から他都市の宣言状況等の報告を受けるとともに、高齢者福祉事業等の実施状況や宣言の必要性について慎重に審査いたしましたが、結論を出すに至らず、継続審査と決定いたしました。 次に、平成11年陳情第3号、ホスピス・緩和ケア病棟に関する陳情でありますが、陳情者から陳情内容の一部訂正願が出されましたので、これを了承の上、執行部から説明を受けながら慎重に審査いたしましたが、結論を出すに至らず、継続審査と決定いたしました。  以上で厚生常任委員長報告を終わります。 ○議長(渕野文生) 次に、文教常任委員長。42番、中野議員。 ○42番(文教常任委員長 中野昭義)(登壇) 文教常任委員長報告を行います。  さきの本会議で当委員会に付託されました予算議案1件、一般議案1件、報告議案1件、新たに提出されました請願1件について、審査いたしました経過並びに結果を御報告申し上げます。  最初に、議第68号、平成11年度大分市一般会計補正予算第1号第1条歳入歳出予算の補正、歳出第10款教育費及び第2条債務負担行為の補正第2表中、当委員会所管分についてであります。  まず、第10款教育費については、今回の補正予算が4月に市長選挙が執行されたことから、投資及び臨時的経費を中心に編成した肉づけ予算であり、補正後の総額は189億6,530万8,000円となり、一般会計に占める構成比は13.2%となっております。  主な内容といたしましては、小学校費については、新規事業として仮称大在多目的運動施設整備事業を初め、小学校教育用コンピューター増設事業、平成13年度の開校を目指している仮称滝尾第二小学校用地の取得費や造成工事費、戸次小学校の校舎増築、明野西小学校プール改築の建設費等の計上であります。  中学校費では、保健室や余裕教室を利用したカウンセリングルーム整備事業の諸経費、社会教育費では、公民館類似施設建設費補助金の追加を初め、ふるさとづくり運動推進事業として、ガーデニングコンクールの開催経費の計上であります。  文化財保護費としては、大友館跡の範囲確認のためのポイント的な調査等の諸経費、美術館費として、企画展覧会の開催に伴う諸経費、保健体育費では、新規事業として、地域型スポーツ施設建設のための測量委託料の予算計上であります。  また、第2条債務負担行為の補正第2表中、当委員会所管小学校教育用コンピューター機器借り上げ料については、平成12年度から平成16年度までの所要の限度額を定めるものであります。  松岡小学校用地取得事業並びに大友館跡用地取得事業については、平成11年度から平成15年度までの所要の限度額を定めるものであります。  慎重に審査いたしました結果、いずれも異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第80号、大分市立幼稚園条例の一部改正についてでありますが、これは、幼稚園保育料の減免に係る市民税所得割税額の範囲並びに保育料の前納及び還付に関し所要の改正を行おうとするものであり、慎重に審査した結果、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  続いて、報第1号、専決処分した事件の承認について──平成10年度大分市一般会計補正予算第5号第1条歳入歳出予算の補正中、第10款教育費につきましては、事業の確定による調整と尾田川廃川敷用地及び大道幼稚園用地の取得費を計上しており、補正後の総額は、178億2,618万5,000円となり、一般会計に占める構成比は11.9%となっております。  第11款、災害復旧費のうち文教施設災害復旧費については、事業費の確定に伴う調整を行ったものであります。  慎重に審査いたしました結果、いずれも異議なく原案を承認することに決定いたしました。  最後に、新たに提出された請願第9号、30人以下学級、複式学級解消を柱とする次期定数改善計画の策定を求める意見書提出方についてでありますが、今後の推移を見守るべきではないかとの意見が出される中、慎重に審査した結果、継続審査とすることに決定いたしました。  以上で文教常任委員長報告を終わります。 ○議長(渕野文生) 次に、建設常任委員長。25番、秦野議員。 ○25番(建設常任委員長 秦野恭義)(登壇) 建設常任委員長報告を行います。  さきの本会議において当委員会に付託されました予算議案4件、一般議案6件、報告議案4件、陳情1件について審査いたしました経過並びに結果の報告をいたします。  最初に、予算議案についてであります。  まず、議第68号、平成11年度大分市一般会計補正予算第1号第1条歳入歳出予算の補正歳出中、当委員会所管分の第8款土木費でありますが、慎重に審査いたしました結果、一部反対意見がありましたが、原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第69号、平成11年度大分市公共下水道事業特別会計補正予算第1号でありますが、管渠費や処理場費が主なもので、44億5,364万4,000円増額し、補正後の総予算額は、160億7,872万1,000円となっております。  慎重に審査いたしました結果、一部反対意見がありましたが、原案を承認することに決定いたしました。  続いて、議第70号、平成11年度大分市土地取得特別会計補正予算第1号でありますが、これは、駅周辺総合整備事業による代替地として取得いたしました森産業跡地を、文化財保存のため大分市土地開発公社へ売却するものでありまして、慎重に審査いたしました結果、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  さらに、議第72号、平成11年度大分市水道事業会計補正予算第1号でありますが、慎重に審査いたしました結果、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、一般議案についてであります。  まず、議第86号、大分都市計画都市高速鉄道事業及び大分都市計画道路高架側道事業用地の土地買収についてでありますが、これは、下郡電車基地南側に移転する大分運転所用地と、これに関連する市道七歩下郡線のつけかえ用地として大分市土地開発公社に取得依頼していたものを買収するもので、慎重に審査いたしました結果、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、2件の工事委託契約の締結についてであります。  議第87号は、高崎山海岸線総合整備事業海岸埋立工事を建設省九州地方建設局に、また、議第88号は、大分市公共下水道松岡終末処理場水処理施設増設工事を日本下水道事業団に委託するものでありまして、慎重に審査いたしました結果、議第87号について一部反対意見がありましたが、いずれも原案を承認することに決定いたしました。  続きまして、2件の工事請負契約の締結についてでありますが、議第90号は、片島明治線道路改良工事をさとう・興建特定建設工事共同企業体と、また、議第91号は、大分市公共下水道南部処理区松岡1号汚水幹線施設6工区工事を佐伯建設と、それぞれ請負契約の締結をしようとするものであり、慎重に審査いたしました結果、いずれも異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、議第92号、市道路線の認定及び廃止についてであります。  これは、富士見が丘団地西51号線ほか54路線を市道認定し、また、木ノ上高瀬線ほか2路線を廃止しようとするもので、慎重に審査いたしました結果、異議なく原案を承認することに決定いたしました。
     次に、専決処分した事件の承認についてであります。  まず、報第1号、平成10年度大分市一般会計補正予算第5号第1条歳入歳出予算の補正歳出中、当委員会所管分であります第5款労働諸費を除く労働費、第8款土木費、第9款消防費のうち河川課関係、第11款災害復旧費のうち土木施設災害復旧費についてでありますが、これらは、事業費の確定に伴う調整が主なものであり、慎重に審査いたしました結果、第8款土木費につきまして一部反対意見がありましたが、原案を承認することに決定いたしました。  さらに、第4条債務負担行為の補正の建築確認支援システム機器借上料についてでありますが、慎重に審査いたしました結果、異議なく原案を承認することに決定いたしました。  次に、報第7号、平成10年度大分市公共下水道事業特別会計補正予算第5号、報第8号、平成10年度大分市土地取得特別会計補正予算第3号のうちの当委員会所管分及び報第10号、平成10年度大分市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算第1号についてでありますが、これも事業費の確定に伴う調整が主なものであり、慎重に審査いたしました結果、いずれも異議なく原案を承認することに決定いたしました。  最後に、陳情第5号、大分駅周辺総合整備事業に係る高齢者に対応できる住宅建設についてでありますが、慎重に審査いたしました結果、市としてもより一層前向きに検討していくべきであるとし、全会一致で採択することに決定いたしました。  以上で建設常任委員長報告を終わります。 ○議長(渕野文生) 次に、経済常任委員長。26番、麻生議員。 ○26番(経済常任委員長 麻生栄作)(登壇) 経済常任委員長報告を行います。  さきの本会議において当委員会に付託されました予算議案2件、一般議案1件、報告議案7件及び継続審査となっていた請願2件、今回新たに付託されました請願3件について審査いたしました経過並びに結果の御報告を申し上げます。  初めに、予算議案であります。  議第68号、平成11年度大分市一般会計補正予算第1号中、当委員会所管分歳出第6款農林水産業費、第7款商工費、第11款災害復旧費についてであります。  農林水産業費の主たる補正は、1項農業費の6目園芸振興費の野菜や花卉、果樹の園芸振興対策事業費補助金等、2項林業費の4目県単林道整備事業費の工事請負費等であり、商工費の主たる補正は、2目商工業振興費の商店街高度化施設助成金、5目観光費の観光ポスター等製作委託料などであります。  慎重に審査いたしました結果、今後とも、中小企業の振興、農業の振興について一層努力する旨の要望をし、一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定いたしました。  次に、議第71号、平成11年度大分市農業集落排水事業特別会計補正予算第1号であります。  これは、新たな管路布設工事のための補正であり、慎重に審査いたしました結果、一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定いたしました。  続いて、一般議案であります。  議第84号、土地改良事業の変更については、内稙田地区の団体営水田汎用化土地基盤整備事業の事業量並びに概算事業費の変更をしようとするものであり、慎重に審査いたしました結果、異議なく原案のとおり承認することに決定いたしました。  次に、専決処分した事件の承認についてであります。  最初に、報第1号、平成10年度大分市一般会計補正予算第5号の当委員会所管分について慎重に審査いたしました結果、異議なく原案のとおり承認することに決定いたしました。  続いて、報第4号、平成10年度大分市国立公園高崎山自然動物園事業特別会計補正予算第4号であります。  慎重に審査いたしました結果、異議なく原案のとおり承認することに決定いたしました。  報第5号、平成10年度大分市農業共済事業特別会計補正予算第4号は、慎重に審査いたしました結果、一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定いたしました。  報第9号、平成10年度大分市中央卸売市場事業特別会計補正予算第4号は、慎重に審査いたしました結果、異議なく原案のとおり承認することに決定いたしました。  報第11号、平成10年度大分市農業集落排水事業特別会計補正予算第3号は、慎重に審査いたしました結果、異議なく原案のとおり承認することに決定いたしました。  次に、報第16号、平成11年度大分市国立公園高崎山自然動物園事業特別会計補正予算第1号であります。  本案は、平成10年度の同事業に欠損が生じたために繰り上げ充用するものであります。 慎重に審査いたしました結果、異議なく原案のとおり承認することに決定いたしました。  続いて、報第17号、平成11年度大分市中央卸売市場事業特別会計補正予算第1号であります。  これも報第16号同様、10年度事業への繰り上げ充用のための補正であります。  慎重に審査いたしました結果、異議なく原案のとおり承認することに決定いたしました。  最後に、請願の審査結果について報告いたします。  最初に、継続審査となっていた平成10年請願第6号、食料自給率を引き上げ、日本の食と農を守る意見書提出方について並びに平成11年請願第4号、じん肺罹患者の救済とトンネルじん肺根絶を求める意見書提出方については、いずれも提出者から取り下げたい旨の届け出がありましたので、委員会としてこれを了としました。  また、今回新たに提出されました請願3件のうち、請願第8号、日本の食料と農業を守る意見書提出方について、請願第10号、国民合意の食料・農業・農村基本法及び関連施策の制定を求める意見書提出方についての2件は、ほぼ同趣旨のものであり、一括して審査することとし、慎重に審査いたしました結果、今国会に請願内容と同様の法案が上程され、成立したことで意見書提出の実効性がないことから、これを見合わせるものの、請願者の意を酌み、両請願とも、趣旨採択すべきものと決定いたしました。  また、請願第12号、じん肺り患者の救済とトンネルじん肺根絶を求める意見書提出方については、慎重に審査いたしました結果、採択すべきものと決定いたしました。  以上で経済常任委員長報告を終わります。 ○議長(渕野文生) 以上で委員長報告を終了いたしました。  これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渕野文生) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。  1番、小手川議員。 ○1番(小手川恵)(登壇) おはようございます。日本共産党の小手川恵です。  私は、日本共産党を代表して、各委員長報告に対して反対討論を行います。  まず、議第68号、平成11年度大分市一般会計補正予算第1号についてです。  本補正予算は、市長選挙後の肉づけ予算であります。補正後の総額は、1,435億5,650万円と、対前年度比で4.5%の伸びとなっています。  歳入では、市民税が246億7,975万5,000円であり、対前年度比90.3%と、長期不況の影響と大企業、金持ち減税による税収の落ち込みと思われます。  一方、固定資産税は、346億2,407万8,000円と、対前年度比108%と伸びており、都市計画税では、対前年度比103.0%であり、市民税収の落ち込みを固定資産税や都市計画税など、市民への課税強化によって補うものとなっています。  使用料及び手数料は、対前年度比5.1%の伸びで、新たに1億3,690万8,000円もふえ、28億659万5,000円となり、公共料金値上げによる市民負担を強化するものとなっています。  また、繰入金では、今回23億1,900万6,000円の基金を取り壊しています。総額は36億6,076万円となり、対前年度比101.7%、構成比で2.6%にも上っています。市民の暮らし、福祉の切実な願いを切り捨て、ため込まれた基金は、平成6年度末最高の約307億円でしたが、平成11年度末見込み約208億円と市民のために使うべき貴重な財源を100億円余り取り壊していますが、市民の要求には十分こたえていないことは明らかです。  さらに、市債は、86億6,790万円の増額で、総額142億5,410万円、対前年度比89.6%、構成比9.9%となり、市債残高は99年度末では1,646億2,033万円が見込まれ、市民1人当たり37万8,000円となりますが、その多くは、市民の要求とかけ離れた大型プロジェクトなどに注ぎ込まれています。そして、このことが財政危機を一層深刻にしているのです。 次に、歳出についてです。  まず、土木費についてですが、今回の補正予算では、田の浦公園の整備や駐車場整備工事などに新たに3億3,800万円が計上され、上物の公園整備だけでも、大分市の負担は、合計18億9,000万円にもなる見込みです。さらに、埋め立て部分などの負担も合わせれば、約45億円にも上ります。高崎山海岸線総合整備事業と合わせて、呼び込み型の大開発を推し進めようとするものであり、問題です。  また、土地区画整理事業は、坂ノ市、下郡、横尾、大分駅南など、多数の区画整理事業を進めていますが、その内容は、大企業奉仕の産業基盤整備となっていたり、関係住民の十分な納得と合意が得られていないなどの問題があり、容認できません。  さらに、同和対策についてです。  一昨年3月末で、いわゆる地域対策特別法は期限切れとなったことから、同和対策事業は終結させることが基本だと考えます。依然として、心の問題を理由に、逆差別につながる施策が残されていることは容認できません。  一方、市民生活に直接かかわる予算のうち、教育費は平成3年度15.4%だったものが、11年度には13.2%に、商工費は3.7%が2.7%、農林水産費は、2.3%が1.9%と下がっていることも問題です。  今回の予算は、市民犠牲の国の予算や地方財政計画に沿ったものとなっています。歳入では、景気低迷や大企業、金持ち減税による市民税の落ち込みを、市民へは固定資産税や都市計画税の課税強化、手数料、利用料の値上げ、また、基金取り壊しや新たな借金となる市債の発行で賄うものです。  歳出では、景気回復のための商工予算や福祉、保健分野の切実な要求は抑えられています。その一方で、継続中の区画整理事業や高崎山海岸線総合整備事業、そして今後は、大分川ダム建設など、国、県に追随し、大企業、ゼネコンが喜ぶ予算編成となっており、まさに、開発会社化した市政の実態を示していると指摘せざるを得ません。  よって、議第68号、平成11年度大分市一般会計補正予算第1号に反対をいたします。  あわせて、報第1号、専決処分した事件の承認について──平成10年度大分市一般会計補正予算第5号は、計数整理ではありますが、当初予算を補完する内容ですので、基本的立場から反対をいたします。  また、議第69号、平成11年度大分市公共下水道事業特別会計補正予算第1号及び議第71号、平成11年度大分市農業集落排水事業特別会計補正予算第1号には、県の押しつけによる基金が含まれています。  報第8号、専決処分した事件の承認について──平成10年度大分市土地取得特別会計補正予算第3号にも基金が含まれています。  基金への基本的立場から反対をいたします。  次に、報第5号、専決処分した事件の承認について──平成10年度大分市農業共済事業特別会計補正予算第4号についてです。  農家の負担増や民営化にもつながる農業共済の広域合併には賛成できません。  よって、合併に伴う予算が含まれており、反対をいたします。  次に、議第76号、大分市税条例の一部改正について、報第13号、専決処分した事件の承認について──大分市税条例の一部改正についてであります。  この2議案は、いずれも地方税法の一部改正に伴う条例の改正です。個人住民税の減税は、減税の方法を、最高税率の引き下げと定率減税を組み合わせる方式となっているため、98年度の定額減税に比べて下に薄く、上に厚い減税となります。最高税率の引き下げが適用されるのは、課税所得が700万円、サラリーマン4人家族標準世帯の場合、年収1,100万円程度を超える納税者であり、該当するのは住民税所得割納税義務者の4%程度だけです。  また、定率減税については、減税率が15%で限度額が4万円と低く抑えられていることから、減税額は、わずかしかありません。標準世帯についての自治省の試算でも、98年度と比べると、年収700万円までの層は増税であり、年収800万円から1,100万円の層でわずか1,500円の減税となります。一方、年収2,000万円の層では、17万円の減税となります。こうした結果、98年度と99年度を比較すると、多くの世帯で増税となります。  さらに、長期所有の土地等の譲渡所得については、譲渡益の6,000万円を超える部分にかかっていた市民税の上乗せ分を2年間停止することが含まれており、課税の公平さに問題が残ります。  以上の理由から、議第76号、報第13号に反対をいたします。  次に、議第80号、大分市立幼稚園条例の一部改正についてですが、これは、幼稚園保育料の減免にかかわる市民税所得割課税額の範囲などを改定しようとするものです。ところが、この減免額が保育料の12分の1に相当する額を、減免する区分の世帯を当該年度に納付すべき市民税の所得割課税額を、5,000円を超え1万600円以下となる世帯から8,800円以下となる世帯に狭めようとするものであり、認められるものではありません。  よって、議第80号に反対をいたします。  次に、議第81号、市長、助役、収入役、水道事業管理者及び常勤監査委員の退職手当の額についてであります。  この議案は、大分市常勤特別職の退職手当支給条例に基づき、任期が満了した市長、助役2名、収入役、水道事業管理者、そして常勤監査委員に総額9,406万8,000円もの退職手当を支給しようというものです。  まず、わずか4年間の任期でありながら、長年勤務をされ退職される市職員に比べて異常に高額であることが問題です。また、長引く不況の中、市民生活は本当に深刻です。この時期に4年間の任期を終え、働く意思があれば60歳を超えていようと仕事先が用意され、安定した収入を得ることもできる方々に最高割合の退職手当は、市民生活からすると納得できるものではありません。  また、大分市財政の借金の総額1,600億円を超え、緊迫した状況に陥っています。  行政改革と称し、市民には福祉の切り捨てや負担増の押しつけ、市職員には仕事量はふえるのに人はふやさず、残業代もカットするなど、犠牲を強いておきながら、市長を初めとする中枢幹部の退職手当は、条例に定める最高の割合を支給することは納得できません。  さらに、木下市長後援会の幹部が引き起こした談合事件の問題もあります。これは、多くの市職員を犠牲にし、市民の間に市職員に対する不信感をつのらせました。この責任も、退職に当たっては、市長はもちろんのこと、すべての中枢幹部に問われるところです。また、市長などは、事件の責任をとるという名目で給与の減額をしましたが、退職金では最高の割合となること、このことは認めることができません。  退職手当の額は、市長の場合、100分の63以内の割合としています。今回の支給額もこの最高の割合です。他の特別職も最高割合の支給を予定していますが、市民感情、財政事情、そして談合事件の責任問題からすれば、異常に高額な退職金と言わざるを得ず、44万市民は、納得できないと思います。減額をすべきであります。  よって、議第81号に反対をいたします。  次に、議第87号、工事委託契約の締結について──高崎山海岸線総合整備事業海岸埋立工事についてであります。  全国で呼び込み型の開発が行われましたが、ほとんどのところでこうした開発は既に失敗をしており、第三セクター方式のところでは、多額の借金を抱える自治体も出ています。また、こうした開発では、ゼネコンだけがもうけるだけとなっていることも明らかであります。さらに、一観光業者の利便を図るものであり、平松知事や木下市長が株を所有している企業という点でも疑問が残ります。  よって、議第87号に反対をいたします。  次に、請願、陳情についてです。  まず、平成11年請願第13号、国旗、国歌の制定の慎重審議などを求める意見書提出方についてであります。  委員長報告は、不採択であります。請願者の趣旨は、国民の間には、法制化か否か、日の丸、君が代がどうかなど、いろいろな問題があり、国旗、国歌の法制化について国民的な討論を起こし、国民的な合意を追求することが大事だというものです。慎重審議を求めるものであり、不採択は容認できません。  よって、請願第13号の不採択に反対をいたします。  次に、平成11年請願第14号、ガイドライン法の発動を許さない意見書提出方についてであります。  多くの国民の反対の声がありながら、ガイドライン法が成立させられたことは問題であります。自衛隊の米軍への補給、輸送、機雷掃海などはまさに戦争行為そのものです。民間空港、港湾の米軍優先使用、土地や施設の提供、輸送、医療、建設などでの自治体、民間の協力を義務づけています。こうした事態は、憲法第9条を正面から踏みにじるものです。  こうした中、法の成立後も、法律の廃止や活動を許さない声はさらに広がっています。こうした中、地方自治体がガイドライン法にくみしないことは重要です。  よって、請願第14号の不採択に反対をいたします。  最後に、要望を2点行います。  第1点は、議第73号、大分地域介護認定審査会の委員の定数等を定める条例の制定についてであります。  委員総数140名、5人の委員で1合議体、28合議体で、毎週1回、おおむね3時間で35件程度処理するとしていますが、たったの5分間では十分な審議はできるはずがないという声や広域5町の住民からは、町選出の委員が少な過ぎるなどの不満の声も寄せられています。  人員をふやし、研修などの徹底を行うことなどにより、高齢者家族の生活実態を反映したものにするよう要望しておきます。  2点目は、特別養護老人ホームの施設整備費補助金についてです。  我が党は、今回提案された歳出第3款民生費、社会福祉法人仮称虹の会への施設整備費補助金については、決定される過程において政治家等の介在の疑惑が残るということで委員会での賛否を保留していました。  今、介護保険制度導入を前に、基盤整備充実を図ることが重要だと考えますので、あえて反対をいたしませんが、委員会審議の過程で選考基準が明確にされていないなどの問題が明らかになりました。対等、平等、公平な審査が保障されるように選考基準を明文化するよう要望しておきます。  以上で私の反対討論を終わります。
    ○議長(渕野文生) 以上で討論を終結し、これより採決いたします。  まず最初に、反対討論のありましたうち、平成11年請願第13号について、起立により採決いたします。  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(渕野文生) 起立多数であります。  よって、本案は、委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、同じく反対討論のありました議第68号、議第69号、議第71号、議第76号、議第80号、議第81号、議第87号、報第1号、報第5号、報第8号、報第13号の議案11件及び平成11年請願第14号の1件について、起立により採決いたします。  以上の議案11件、請願1件は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(渕野文生) 起立多数であります。  よって、以上の案件は、委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議第86号の採決に当たり、11番、飯村昭雄議員、16番、油布忠議員、30番、阿部剛四郎議員、31番、広瀬和生議員、44番、田﨑潤議員の退席を求めます。      〔11番、飯村昭雄議員、16番、油布忠議員、30番、阿部剛四郎議員、31番、広瀬和生議員、44番、田﨑潤議員退場〕 ○議長(渕野文生) お諮りいたします。  議第86号は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渕野文生) 御異議なしと認めます。  よって、議第86号は、委員長報告のとおり決定いたしました。      〔11番、飯村昭雄議員、16番、油布忠議員、30番、阿部剛四郎議員、31番、広瀬和生議員、44番、田﨑潤議員入場〕 ○議長(渕野文生) 次に、ただいま決定を見ました案件を除く、議第70号、議第72号から議第75号まで、議第77号から議第79号まで、議第82号から議第85号まで、議第88号から議第92号まで、報第2号から報第4号まで、報第6号、報第7号、報第9号から報第12号まで、報第14号から報第17号までの議案30件及び請願6件、陳情1件、並びに継続審査となっておりました請願4件、陳情4件は、それぞれ各委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渕野文生) 御異議なしと認めます。  よって、以上の案件は、それぞれ各委員長の報告のとおり決定いたしました。   議 決 結 果  議案 番号 件名 結果 議第68号 平成11年度大分市一般会計補正予算(第1号) 原案可決 議第69号 平成11年度大分市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号) 原案可決 議第70号 平成11年度大分市土地取得特別会計補正予算(第1号) 原案可決 議第71号 平成11年度大分市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)原案可決 議第72号 平成11年度大分市水道事業会計補正予算(第1号) 原案可決 議第73号 大分地域介護認定審査会の委員の定数等を定める条例の制定について 原案可決 議第74号 各種委員会の委員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について 原案可決 議第75号 大分市恩給条例の一部改正について 原案可決 議第76号 大分市税条例の一部改正について原案可決 議第77号 大分市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について 原案可決 議第78号 大分市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について 原案可決 議第79号 大分市消防団員退職報償金の支給に関する条例の一部改正について原案可決議第80号 大分市立幼稚園条例の一部改正について 原案可決 議第81号 市長、助役、収入役、水道事業管理者及び常勤の監査委員の退職手当の額について 原案可決 議第82号 住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域内の住居表示の方法について 原案可決 議第83号 字の区域及びその名称の変更について 原案可決 議第84号 土地改良事業の変更について 原案可決 議第85号 ごみ収集車の購入について 原案可決 議第86号 土地買収について(大分都市計画都市高速鉄道事業及び大分都市計画道路高架側道事業用地) 原案可決 議第87号 工事委託契約の締結について(高崎山海岸線総合整備事業海岸埋立工事) 原案可決 議第88号 工事委託契約の締結について(大分市公共下水道松岡終末処理場水処理施設増設工事) 原案可決 議第89号 工事請負契約の締結について(大分市西部清掃事業所新築工事) 原案可決議第90号 工事請負契約の締結について(片島明治線道路改良工事) 原案可決 議第91号 工事請負契約の締結について(大分市公共下水道南部処理区松岡1号汚水幹線施設(6工区)工事)原案可決 議第92号 市道路線の認定及び廃止について原案可決  報 番号 件名 結果 報第 1号 専決処分した事件の承認について(平成10年度大分市一般会計補正予算(第5号)) 原案承認 報第 2号 専決処分した事件の承認について(平成10年度大分市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)) 原案承認 報第 3号 専決処分した事件の承認について(平成10年度大分市老人保健特別会計補正予算(第3号)) 原案承認 報第 4号 専決処分した事件の承認について(平成10年度大分市国立公園高崎山自然動物園事業特別会計補正予算(第4号)) 原案承認 報第 5号 専決処分した事件の承認について(平成10年度大分市農業共済事業特別会計補正予算(第4号)) 原案承認 報第 6号 専決処分した事件の承認について(平成10年度大分市交通災害共済事業特別会計補正予算(第2号)) 原案承認 報第 7号 専決処分した事件の承認について(平成10年度大分市公共下水道事業特別会計補正予算(第5号)) 原案承認 報第 8号 専決処分した事件の承認について(平成10年度大分市土地取得特別会計補正予算(第3号)) 原案承認 報第 9号 専決処分した事件の承認について(平成10年度大分市中央卸売市場事業特別会計補正予算(第4号)) 原案承認 報第10号 専決処分した事件の承認について(平成10年度大分市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)) 原案承認 報第11号 専決処分した事件の承認について(平成10年度大分市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)) 原案承認 報第12号 専決処分した事件の承認について(平成10年度大分市地域振興券交付事業特別会計補正予算(第1号)) 原案承認 報第13号 専決処分した事件の承認について(大分市税条例の一部改正について) 原案承認 報第14号 専決処分した事件の承認について(平成11年度大分市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)) 原案承認 報第15号 専決処分した事件の承認について(平成11年度大分市老人保健特別会計補正予算(第1号)) 原案承認 報第16号 専決処分した事件の承認について(平成11年度大分市国立公園高崎山自然動物園事業特別会計補正予算(第1号)) 原案承認 報第17号 専決処分した事件の承認について(平成11年度大分市中央卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)) 原案承認  請願 番号 件名 結果 第 6号 核兵器全面禁止廃絶国際条約締結を求める意見書提出方について 閉会中審議 第 7号 アメリカ・ロシアの未臨界核実験中止を求める決議方について 閉会中審議 第 8号 日本の食料と農業を守る意見書提出方について 採択 第 9号 30人以下学級、複式学級解消を柱とする次期定数改善計画の策定を求める意見書提出方について 閉会中審議 第10号 国民合意の食料・農業・農村基本法及び関連施策の制定を求める意見書提出方について 採択 第12号 じん肺り患者の救済とトンネルじん肺根絶を求める意見書提出方について 採択 第13号 国旗、国歌の制定の慎重審議などを求める意見書提出方について 不採択 第14号 ガイドライン法の発動を許さない意見書提出方について 不採択  陳情 番号 件名 結果 第 5号 大分駅周辺総合整備事業に係る高齢者に対応できる住宅建設について 採択   閉会中審査案件の結果  請願 番号 件名 結果 第 6号 食料自給率を引き上げ、日本の食と農を守る意見書提出方について 撤回 第 2号 新ガイドライン関連法案に反対する意見書提出方について 撤回 第 3号 日米防衛協力のための指針関連法案の慎重審議を求める意見書提出方について 撤回 第 4号 じん肺罹患者の救済とトンネルじん肺根絶を求める意見書提出方について 撤回  陳情 番号 件名 結果 第10号 入札最低制限価格の導入並びに地場企業の優先使用に関する陳情 閉会中審議 第11号 大分市にすべての障害児を対象とした相談・療育・訓練・医療のできる療育センター実現を早期に求める陳情 閉会中審議 第16号 敬老自治体宣言に関する陳情 閉会中審議
    第 3号 ホスピス・緩和ケア病棟に関する陳情 閉会中審議  ◇─────────────────◇ ◎日程第2 議第93号上程、審議(提案理由説明委員会付託省略) ○議長(渕野文生) 次に参ります。  日程第2、本日提出されました議第93号を上程いたします。  議案 番号 件名 議第93号 人権擁護委員の推薦について ○議長(渕野文生) この際、提案理由の説明を求めます。 三宮総務部長。 ○総務部長(三宮廣)(登壇) ただいま上程されました議第93号、人権擁護委員の推薦について御説明申し上げます。  これは、平成11年11月14日をもって任期が満了いたします内田健氏並びに今川敦子氏の再任について、また、同日をもって退任されます鷲尾平氏の後任として小野洋一氏の選任について推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の御意見をいただこうとするものであります。  何とぞ慎重御審議の上、御決定賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(渕野文生) お諮りいたします。  ただいま上程の議第93号は、会議規則第38条第2項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに審議いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渕野文生) 御異議なしと認めます。  よって、本案は、委員会付託を省略し、直ちに審議することに決定いたしました。  それでは、本案に対する質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渕野文生) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渕野文生) 討論なしと認めます。  これより採決いたします。  議第93号は、原案に同意することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渕野文生) 御異議なしと認めます。  よって、本案は、原案のとおり同意することに決定いたしました。  議案 番号 件名 結果 議第93号 人権擁護委員の推薦について 原案同意  ◇─────────────────◇ ◎日程第3 大分市選挙管理委員及び補充員の選挙 ○議長(渕野文生) 次に参ります。  日程第3、大分市選挙管理委員及び補充員の選挙を行います。  この選挙は、別々に行うことになっておりますので、まず、選挙管理委員の選挙から行います。  お諮りいたします。  本選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定に基づき、指名推選によることとし、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渕野文生) 御異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は、指名推選によることとし、議長において指名することに決しました。  大分市選挙管理委員に    河 野   浩 氏    得 丸 良 子 氏    安 東 喜 又 氏    藤 内 豪太郎 氏  以上4名を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま議長において指名いたしました4名の方々を当選人と定めることに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渕野文生) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名の4名の方々が大分市選挙管理委員に当選されました。  次に、補充員の選挙を行います。  補充員の選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定に基づき、指名推選によることとし、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渕野文生) 御異議なしと認めます。  よって、補充員の選挙の方法は、指名推選によることとし、議長において指名することに決しました。  補充員に    藤 澤 洋 右 氏    葛 西 満里子 氏    高 野   静 氏    姫 野 邦 裕 氏  以上4名を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま議長において指名いたしました4名の方々を当選人と定めることに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渕野文生) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名の4名の方々が補充員に当選されました。  次に、補充員の順位につきましては、ただいま議長において指名の順位といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渕野文生) 御異議なしと認めます。  よって、議長において指名した順位とすることに決定いたしました。  ◇─────────────────◇ ◎日程第4 意見書案第3号及び第4号上程、審議(委員会付託省略) ○議長(渕野文生) 次に参ります。  日程第4、議員提出の意見書案第3号及び第4号を一括上程いたします。 ───────────────────── 意見書案第3号    学校事務職員・栄養職員の人件費半額国庫負担制度の堅持に関する意見書の提出について  上記意見書を内閣総理大臣、大蔵大臣、文部大臣、自治大臣あて提出いたしたく、会議規則第14条の規定により提出します。  平成11年7月16日   提出者 大分市議会議員 安 部 武 士               安 部 泰 史               大久保 八 太               藤 本 速 雄
                  田 島 八 日               三 浦 一 男               仲 道 幸 一               桐 井 寿 郎               藤 原   昭    学校事務職員・栄養職員の人件費半額国庫負担制度の堅持に関する意見書  義務教育費国庫負担制度は、自治体の財政力の差によって教育水準に差が生じないよう、国が県、市町村と責任を分担しながらも、最終的には国の責任で教育の機会均等を確保し、教育水準の維持、向上を図っていくために1918年に発足した。以来、教職員の給与費を中核としながら旅費、教材費等にもその対象を拡大し、義務教育水準の維持発展に役立ってきた。  にもかかわらず、財政事情や制度の問題を理由に、政府はこの制度から旅費、教材費を適用除外にし、恩給、共済費の追加費用の補助率、共済長期給付の切り下げ等を推し進めてきた。  特に、2000年度予算編成において、大蔵省は、84年11月の義務教育費国庫負担制度改革草案の発表以来、長年にわたり強く求めてきている公立小中学校の「学校事務職員・栄養職員の人件費適用除外」をこれまで以上に強力に進めてくることが予想される。  これが実施されると、学校事務職員・栄養職員の賃金は全額都道府県負担となり、自治体の財政を圧迫し、様々な職種の共同・協力によって成り立つ学校教育にも大きな影響を与えることになる。  よって、政府においては、義務教育水準の維持、向上のための義務教育費国庫負担制度を今後とも堅持するよう下記のとおり強く要望する。           記  1、学校事務職員・栄養職員の人件費国庫負担制度を堅持すること。  2、義務教育費国庫負担制度を堅持し、切り下げを目的とした見直しは行わないこと。 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。  平成11年7月16日           大 分 市 議 会 ───────────────────── 意見書案第4号    じん肺り患者の救済とトンネルじん肺根絶を求める意見書  上記意見書を内閣総理大臣、建設大臣、運輸大臣、農林水産大臣、通商産業大臣、自治大臣、労働大臣、大分県知事あて提出いたしたく、会議規則第14条の規定により提出します。  平成11年7月16日   提出者 大分市議会議員 安 部 武 士               安 部 泰 史               大久保 八 太               藤 本 速 雄               田 島 八 日               三 浦 一 男               仲 道 幸 一               桐 井 寿 郎               藤 原   昭    じん肺り患者の救済とトンネルじん肺根絶を求める意見書の提出について  政府統計によると、ここ数年来、毎年「トンネル建設工事業」におけるじん肺の労災認定者が増加し、平成8年度で474人となり、累積の療養者数は相当数に及んでいる。  トンネルじん肺被害が増大する中で、り患者約1,000人が企業、業界、政府に対し救済とじん肺根絶を求めている。トンネル工事におけるじん肺被害は職業病であり、大量の労働者に被害が出ている規模の大きさにおいて、また、公共事業工事によって生み出されていること、じん肺法など法に基づく対策の不徹底によって増大していることからも、早急に解決が迫られている重大な社会問題である。  ついては、政府関係機関において、加害企業に対する適切な指導とじん肺の補償と予防にかかわる法制度の改善によって、トンネルじん肺問題の解決とじん肺根絶対策を確立するよう要望する。  以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。  平成11年7月16日           大 分 市 議 会 ───────────────────── ○議長(渕野文生) お諮りいたします。  本案は、会議規則第38条第2項の規定により、提案説明及び委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渕野文生) 御異議なしと認めます。  よって、本案は、提案説明及び委員会付託を省略することに決定いたしました。  本案に対する質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渕野文生) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渕野文生) 討論なしと認めます。  これより採決いたします。  意見書案第3号及び第4号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渕野文生) 御異議なしと認めます。  よって、以上の案件は、原案のとおり決定いたしました。  ◇─────────────────◇ ◎日程第5 閉会中各委員会の継続調査について ○議長(渕野文生) 次に参ります。  日程第5、閉会中各委員会の継続調査に関する件を議題といたします。  各常任委員会、議会運営委員会並びに各特別委員会の継続調査については、それぞれの委員長から、会議規則第104条の規定により、お手元に配布の一覧表のとおり継続調査したいとの申し出がありました。  お諮りいたします。  各委員長の申し出のとおり、それぞれ閉会中継続調査することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渕野文生) 御異議なしと認めます。  よって、申し出のとおり閉会中継続調査することに決定いたしました。 ─────────────────────    閉会中における委員会の継続調査事件   総務常任委員会     1、市政の総合企画について     2、市税、その他財務について     3、職員の定数及び勤務条件について     4、市政の広聴広報及び統計について     5、出納及び財産管理について     6、自治振興及び消費、物価対策について     7、消防、防災について     8、国民健康保険及び国民年金について     9、文化行政及び国際交流について     10、その他、他の委員会に属さない事項   厚生常任委員会     1、社会福祉について     2、保健、環境衛生及び予防衛生について     3、清掃について     4、同和対策について   文教常任委員会     1、義務教育及び市立幼稚園について     2、社会教育及び体育振興について     3、芸術文化の振興及び文化財保護について     4、教育財産について   建設常任委員会     1、都市計画及び公園の整備管理について     2、道路橋梁について     3、治水及び下水道について     4、住宅及び建築について     5、上水道について     6、失業対策事業について   経済常任委員会     1、農林水産業及び園芸畜産について     2、商工業及び観光について
        3、中央卸売市場について   議会運営委員会     1、議会の運営に関する事項について     2、議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項について     3、議長の諮問に関する事項について   地方分権等調査特別委員会     1、地方分権及び行政改革を推進するための調査について   都市環境対策特別委員会     1、生活環境保全に関する調査及び交通安全対策に関する調査について   大分駅高架・都市整備特別委員会     1、大分駅高架の進捗状況調査及び総合都市整備基本計画に関する調査について ─────────────────────  ◇─────────────────◇ ◎日程第6 会議録署名議員の指名 ○議長(渕野文生) 次に参ります。  日程第6、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、   15番 渡 部 義 美 議員   38番 篠 田 良 行 議員  以上の2名を指名いたします。  ◇─────────────────◇ ○議長(渕野文生) 以上で今期定例会に付議された案件は、すべて議了いたしました。 お諮りいたします。  本定例会は、これをもって閉会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渕野文生) 御異議なしと認めます。  よって、平成11年第2回定例会は、これをもって閉会いたします。           午前11時16分閉会 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する  平成11年7月16日           大分市議会 議  長  渕 野 文 生                 署名議員  渡 部 義 美                 署名議員  篠 田 良 行...