なお、
業務繁忙期につきましては、
組合等の
意見を聞きながら、別途定めることとなってございます。
ちなみに、第38
号議案につきましては、同様の
内容でございますので割愛させていただきます。
ご
審議のほどよろしくお願いいたします。
○せぬま剛
委員長 では、第37
号議案、第38
号議案、
一括で
質疑どうぞ。
◆
針谷みきお
委員 この長時間
労働、働き方
改革を推進するということについては、基本的に
賛成なんですけれども、一応、この
参考で出されている
組合との
協議ということで、36協定をつくるということだと思うんですけれども、これは多分、通常より超えるであろうという
子ども施設入園課とか
選挙管理委員会事務局とか
課税課という具体的な例が書かれていますけれども、想定している今、
上限の
繁忙期における
労働時間、これはどの程度まで具体的に、想定しているから出していると思うんですけれども、お伺いしたいと思います。
◎
人事課長 議案の
説明資料にも
記載がありますけれども、こちらの所属につきましては、1カ月が100時間未満、2カ月から6カ月平均が80時間以下、1年につきましては720時間以下、1カ月45時間を超える
超過勤務を命じる月数については、1年で6カ月以内と、これを想定しております。
◆
針谷みきお
委員 すみません、
質問の
趣旨が違った。いわゆるこの三つの
事業で言うと、それぞれどのぐらいの
超過時間が生まれると想定しているんですかという
意味です。
◎
人事課長 想定としましては、今現在の実績で言いますと、750時間ぐらいと今なっていますので、それを720時間以下の範囲内に定めたいと思っております。
◆
針谷みきお
委員 3課ともね。
[「はい」と呼ぶ者あり]
○せぬま剛
委員長 他にありませんか。よろしいですか。
[「
なし」と呼ぶ者あり]
○せぬま剛
委員長 それでは、
質疑を終了して
意見を願います。
◆
吉岡茂 委員 賛成です。
◆たがた
直昭 委員 賛成でお願いします。
◆
針谷みきお
委員 賛成です。
◆
おぐら修平 委員 賛成です。
○せぬま剛
委員長 それでは、採決いたします。
第37
号議案及び第38
号議案は、可決することにご
異議ありませんか。
[「
異議なし」と呼ぶ者あり]
○せぬま剛
委員長 では、可決と決定をさせていただきます。
第39
号議案にまいります。
建物の
貸付に伴う
貸付料、
権利金等の
免除についてです。
◎
資産管理部長 資産管理部の
議案説明資料の1ページをご覧ください。
第39
号議案 建物の
貸付に伴う
貸付料、
権利金等の
免除についてでございます。
本案につきましては、
平成30年3月30日に
大谷田一丁目
団地跡活用の整備・
運営事業者として、
若者向けコミュニティ賃貸住宅の
提案者を
優先交渉権者に決定したところでございます。この度、
事業者と
区条例に定める各
住室面積18㎡以上の確保について
協議が整ったことから、区の
区分所有建物貸付料、
権利金、
保証金の
免除を行うものでございます。
2番の
貸付を行う財産につきましては、
記載のとおりとなってございます。
3番の
貸付期間につきましては、本年の4月22日から2043年4月21日までの24
年間を予定しておりまして、1年後の来年3月の
引っ越しシーズンに合わせて、
入居者の
入居を開始したいという
事業者の
希望がございますので、この度、
追加議案として提出させていただいたものでございます。
4番の
建物貸付料等につきましては、全て
免除となってございます。
契約の相手方、
提案理由につきましても
記載のとおりでございます。
今後の方針でございますが、地元の
自治会から
平成30年12月2日付で本
事業の
早期実現に関する
要望書等をいただいているところもございますので、速やかな
実現を目指してまいりたいと考えているところでございます。ご
審議のほどよろしくお願いいたします。
○せぬま剛
委員長 大谷田の
貸付です。
質疑どうぞ。
◆
吉岡茂 委員 決して反対ということではないんですが、ちょっと
事前の
説明のときから引っ掛かりが何点かありましたので、それを確認の
意味でお尋ねしたいと思うんです。
まず、当初
予算で3,000万円を超える
修理費というか、その
経費を支出しようというふうに考えている様子で、素朴な疑問として、なぜ
無償なのに、区がその
修理費、
経費を払わなくてはいけないのかというのを、まずお尋ねしたい。
◎
資産管理課長 この
バルコニーの
サンルーム化につきましては、当初、
平成30年3月に
プロポーザルを
業者として選定した際には、この
負担というのを考えてございませんでした。それ以後、区の
条例に適合させるためにこの
負担が出たということで、これについては、区の
負担をする
義務があるということで計上させていただいたものでございます。
◆
吉岡茂 委員 この話って1回、去年だったかな、
議案取下げているんですよね。そのときは、その
予算措置というのはなかったように記憶しているんですけれども。
◎
資産管理課長 吉岡委員おっしゃるとおりでございます。
◆
吉岡茂 委員 その
経費を支払ったんだから、当然有償にすべきなのかなと素朴な疑問として思うんですけれども、
プロポーザルで
無償をうたったからというのは、何かちょっと腑に落ちないような気がするんですね。
あと、
若者向けシェアハウスの募集は、
住宅政策ではなくて、
高齢化の進んだ地域に若い人を呼び込む
まちづくりという
説明を受けたように記憶しているんですが、いかがですか。
◎
資産管理課長 まず、
経費の
負担でございますが、前回、撤回をさせていただきました
議案につきましては、18㎡に届かない
部屋数でございましたので、今回
バルコニーを
サンルーム化する
部分、この
部分について区が
負担をするということで、
追加の
負担をするものでございます。
◎
資産管理部長 この
物件につきましては、
団地の1階の
部分にございます。上部の
部分14階まで
住宅になってございますけれども、
当該団地の
自治会からも、だいぶ
高齢化も進んでいるということで、若い方が1階に入っていただければ、お
まつり等もございますし、いろいろと
一緒になって取り組めるような
交流が生まれる機会もありますので、
是非、
早期に
実現をお願いしたいというようなご
希望もいただいているところでございます。そのようなことから、
高齢化の
まちづくりにも十分資するのではないかなと今の
段階で考えているところでございます。
◆
吉岡茂 委員 やっぱりちょっとわからないんですけれども、なぜ、これ
資産管理課の
プロポーザルなのか、ちょっとよくわからないんですけれども。
◎
資産管理部長 こちら区の
資産物件といたしまして、長年にわたりまして活用できていないというような空きの
物件となっているところでございました。それに伴いまして、土地の
所有者であります
URのほうからも、
共益費等の
免除もいただいているところがございましたので、早く何らかの
活用方法を定めなければいけなかったという
状況がございました。そういうようなことから、昨年度に
プロポーザル等も行いまして、活用できる案が決まったということで、
資産管理部にとっては喫緊の
課題であったというところでございます。
◆
吉岡茂 委員 わかりました。これ仮にきょう
議決した後、
停止条件付き契約というのがあるやに聞いているんですけれども、その辺はどうなっているんでしょう。
◎
資産管理部長 当然ながら、
議会の
承認をいただけたら行っていただくという
条件になってございます。
◆
吉岡茂 委員 もしこの
議決後に、その
契約変更など、仮にあった場合は、極端な言い方すれば、
議会を欺くような形になっちゃうんだけれども、その辺は心配ないですか。
◎
資産管理部長 来年度の当初
予算に計上させていただいております金額3,200万円余でございますけれども、それが変わることはないと。それ以上の
経費になった場合につきましても、
事業者のほうで
負担をして
事業をやっていきたいということを確認してございますので、
設計変更等、以後については全くないということで、問題ないと考えてございます。
◆
吉岡茂 委員 それと、ちょっと話前後しちゃうかもしれませんが、何でこのようなイレギュラーな場面での
議決を求めたのは、例えば、これは相手の都合なのか、それとも何かきょうやらなければいけない特別な事情が何かあったのか。
◎
資産管理部長 これから
議決をいただけましたら、
事業者のほうで
改修工事ということで入っていただくのですけれども、
改修費用に1億8,000万円ほどかかるということで、工期も必要だということで、今度、1年後の3月ぐらいが
引っ越しシーズンになってまいるのですけれども、
事業を円滑に進めていくためにも、その時期までに
改修工事等も整えて、
入居の
準備等も進めていきたいということで、
是非この時期に
議決をいただかないと厳しい
状況だということで、今回、
追加議案として、お願いした
部分でございます。
◆
吉岡茂 委員 それと、同じ頃の
プロポーザルで、
大谷田第二
保育園は
無償譲渡だったというふうに記憶しているんですけれども、そもそも何で
無償貸付になったのかというのがわからないんですが、いかがですか。
◎
資産管理部長 大谷田第二
保育園のことで、事実確認してございませんので、ちょっと確認させていただきたいと思います。
◆
吉岡茂 委員 それでは、
あと、
契約終了後、
足立区は
解体経費を
負担しなくてはならないんじゃないのかなと想像するんですけれども、その辺については、どのようにお考えなんでしょう。
◎
資産管理課長 今回、
建物、
内装については、まだ
母子寮のまま残ってございますので、その
部分を取り払いまして、今回、1億8,000万円をかけて
内装の
改修工事に
業者が入ります。最終的に24年後でございますが、それで返ってくる場合については、
原状回復という
義務を
業者のほうで持ってございますので、全て
業者の
負担で中身を解体するということでございます。
◆
吉岡茂 委員 それと
あと、
事前説明の際に、
共益費かな、
管理費ということで
年間120万円ほどかかるというご
説明をいただいていて、約3,000万円近くかかるのを何となくイメージとして、
印象として、先に使っちゃっただけのような
印象を持ってしまうんですが、その辺の見解はどのようにお感じなんですか。
◎
資産管理課長 共益費でございますが、
平成26年までは、
平成23年までは
文書庫としては使っていたんですが、それ以後、
空き家の
状態であっても、
共益費を
年間122万円お支払いさせていただいておりました。これにつきましては、監査からのご
指摘を受けまして、
平成26年度から
空き家の
状態ということで、
共益費については休止をしていただいておりまして、
早期に使用を開始するようにということで、
URから
条件を付けられたものでございます。
今回、この122万円と、年1回の
点検費、これを入れますと約140万円ほどの
経費がかかりますが、
空き家の
状態であると、これが24
年間で約3,300万円ほどの
経費がかかると。今回、
バルコニーについては、3,216万円かかるということでございますので、
コストメリットが24
年間で出るということで考えてございます。
◆
吉岡茂 委員 わかりました。本当にちょっとわかりにくい話かなという
印象はありますけれども、
是非、その辺しっかりと真摯に、この件については作業を進めていただきますことを
要望しまして、
質問を終わります。
◆
針谷みきお
委員 私のほうは、この経過からいって、
確か議会に提案して撤回したときに、ちょうどこの直前に、
足立区の
集合住宅の
建築及び
管理に関する
条例が定められて、それが
最低生活水準として18㎡は確保するという
条例が定められていたのにもかかわらず、それ以下の
住宅を
若者向けコミュニティ賃貸住宅にするというのは、みずからつくった
条例に反するようなことを、みずからがまずやってしまうというのはまずいだろうという、そういう判断のもとで、これをクリアするための手立てをとったというふうに理解しているんですが、どうでしょうか。
◎
資産管理課長 針谷
委員おっしゃるとおりでございます。
条例の
規制の対象にはございませんが、民間の
事業者に
規制をかける区がみずから
無償でお貸しした
物件で
基準を守らないということでは、姿勢は示せないということで、今回、
基準を満たす形で
実現させるものでございます。
◆
針谷みきお
委員 そういう点では、非常に我々は納得できるんですが、先ほど
吉岡委員の
質問の中の
共益費の3,000万円の計算については、ちょっと端数が出たのであれなんですが、実際これを24
年間貸付けることによって、ほぼそれは取り戻せると、黒字になるんだという理解でよろしいですね。
◎
資産管理課長 差引き24
年間で72万円の
コストメリットがとれると考えてございます。
◆
おぐら修平 委員 この
貸付期間は24
年間としていますが、まず、この24
年間とした根拠は何でしょうか。
◎
資産管理課長 昨年度、
議案を出させていただいたときは25
年間でございました。その24年後というのは、
URと今回の
事業者の
JSと
事業者と
お話を3者でした結果、25年が当初は妥当であろうということで
お話がございました。今回は1年遅れましたので、差引き24年後ということにさせていただいたものでございます。
◆
おぐら修平 委員 3者と話した結果ということなんですが、一方でこれ、24年ということは、大
規模改修とか建て替えとか入ってくると思うんですけれども、その後も同じようなスキームで、これをこのまま活用するということでよろしいんでしょうか。
◎
資産管理課長 まず、24年の設定ございますが、まず、この
事業者のほうで
資金計画を立てた際に、
最低24年から25年で採算がとれるということでございますので、この中から導き出したものでございます。その後については、今のところまだ
検討はしてございません。
◎
資産管理部長 24年ほどたちますと、現在、築41年の
建物でございますが、大体65年ぐらいになってまいりますので、上に残っている
URと、どのようにその後、まだ生かしていくのかどうかも含めまして、その
検討という形になるかと思います。
建物の
残存価値ということで、どうなるかということで、その後のまた
検討課題になるかなと考えております。
◆
おぐら修平 委員 まだ具体的に決まっていないということですけれども、やっぱりそれも
早目に3者と
協議しながら、24年という長期にわたるあれですから、
中長期計画も含めて、
是非、
計画をお願いいたします。
というのと、これも以前の
総務委員会でも申し上げてきましたけれども、この
若者向けの
コミュニティ賃貸住宅ということで、私、実は期待していまして、以前の
委員会で、私の住んでいる新田の
高齢者専用賃貸住宅に若手のアーティストが入りまして、そこの
高齢者の方と、何かワークショップを開催したりだとか、
一緒に絵を描いたりだとかしてやっているという
事例を挙げながら、何か新しい良い取り組みを
是非取り組んでいただきたいとか、大学との連携とか、そういうのも図って
是非やっていただきたいということで
要望させていただいたんですけれども、いろいろな
先進事例を調査しながら、
是非進めていただきたいと思いますので、これは
要望で、何かまたこういうことを考えているとか何かありましたら。
◎
資産管理部長 申しわけございません。ただいまの
JSのほうでも、どういったような
交流事業、活用できるかということで今、鋭意
検討しているということを聞いてございますので、
おぐら委員からいただいたご
意見等も踏まえまして、有効な
活用策を今後、
検討していけるように、区といたしましても、関わってまいりたいと考えております。
○せぬま剛
委員長 他にありませんか。よろしいですか。
[「
なし」と呼ぶ者あり]
○せぬま剛
委員長 それでは、第39
号議案に関して、自民党から
意見を願います。
◆
吉岡茂 委員 賛成です。
◆たがた
直昭 委員 賛成です。
◆
針谷みきお
委員 ちょっとこれについては発言したいと思うんですが、ちょうどこの時期には、
足立区のいわゆる
ワンルームマンションであるとか、
シェアハウスであるとか、
重層長屋、そういう非常に劣悪な危険な
住宅が次々に建てられようとして、区民の間でも、これの
規制をかけて欲しいというような運動が相当あったという
段階で、区がこうした、先ほど言ったような経緯で、
集合住宅の
建築及び
管理に関する
条例を定めたと。それに反するようなものが出されたという、これは
指摘を、実は私させていただいたんですけれども、それについては、やはり
自浄能力を発揮していただいて、このようにやってもらったということについては、私は非常にいいことであるし、この辺については、近藤区政を評価したいというふうに思っていますので、これは大いに
賛成です。
◆
おぐら修平 委員 賛成です。
○せぬま剛
委員長 それでは、第39
号議案は可決すべきものと決することにご
異議ありませんか。
[「
異議なし」と呼ぶ者あり]
○せぬま剛
委員長 では、可決すべきものと決定いたしました。
○せぬま剛
委員長 次にその他に入ります。何かありますか。
[「
なし」と呼ぶ者あり]
○せぬま剛
委員長 それでは、お名残惜しいですが、ここで
総務委員会を
閉会いたします。
午後1時54分
閉会...