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  1. 足立区議会 2019-03-14
    平成31年 3月14日総務委員会-03月14日-01号


    取得元: 足立区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-16
    平成31年 3月14日総務委員会-03月14日-01号平成31年 3月14日総務委員会       午後1時33分開会 ○せぬま剛 委員長  それでは、総務委員会を開会いたします。 ○せぬま剛 委員長  記録署名員をご指名します。吉岡委員おぐら委員、お願いいたします。 ○せぬま剛 委員長  では、議案の審査に入ります。  第37号議案及び第38号議案一括審議いたします。足立職員勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例足立幼稚園教育職員勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例審議です。  では、執行機関説明を求めます。 ◎総務部長 第37号議案及び第38号議案についてご説明申し上げます。  第37号議案 足立職員勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例でございます。お手元に配付されました資料の1ページをご覧いただけますでしょうか。  概要でございます。いわゆる働き方改革関連法案の成立、また、今年の4月1日から施行されることに伴いまして、国の人事院規則が改正されます。それに伴いまして、足立区の条例についても、この内容同様の趣旨で改正するものでございます。  二つ目、主な改正内容でございますが、資料の2ページに新旧対照表をつけてございますが、「超過勤務に関する上限時間、必要な事項については、人事委員会承認を得て規則で定める」この文言を付け加えさせていただくものでございます。  なお、施行につきましては、平成31年4月1日から施行を予定してございます。  なお、規則に定める内容につきましては、資料1ページの参考記載させていただいております。主な点は、1カ月45時間以内、以下、1年では360時間以下でございます。
     なお、業務繁忙期につきましては、組合等意見を聞きながら、別途定めることとなってございます。  ちなみに、第38号議案につきましては、同様の内容でございますので割愛させていただきます。  ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○せぬま剛 委員長  では、第37号議案、第38号議案一括質疑どうぞ。 ◆針谷みきお 委員  この長時間労働、働き方改革を推進するということについては、基本的に賛成なんですけれども、一応、この参考で出されている組合との協議ということで、36協定をつくるということだと思うんですけれども、これは多分、通常より超えるであろうという子ども施設入園課とか選挙管理委員会事務局とか課税課という具体的な例が書かれていますけれども、想定している今、上限繁忙期における労働時間、これはどの程度まで具体的に、想定しているから出していると思うんですけれども、お伺いしたいと思います。 ◎人事課長 議案説明資料にも記載がありますけれども、こちらの所属につきましては、1カ月が100時間未満、2カ月から6カ月平均が80時間以下、1年につきましては720時間以下、1カ月45時間を超える超過勤務を命じる月数については、1年で6カ月以内と、これを想定しております。 ◆針谷みきお 委員  すみません、質問趣旨が違った。いわゆるこの三つの事業で言うと、それぞれどのぐらいの超過時間が生まれると想定しているんですかという意味です。 ◎人事課長 想定としましては、今現在の実績で言いますと、750時間ぐらいと今なっていますので、それを720時間以下の範囲内に定めたいと思っております。 ◆針谷みきお 委員  3課ともね。       [「はい」と呼ぶ者あり] ○せぬま剛 委員長  他にありませんか。よろしいですか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○せぬま剛 委員長  それでは、質疑を終了して意見を願います。 ◆吉岡茂 委員  賛成です。 ◆たがた直昭 委員  賛成でお願いします。 ◆針谷みきお 委員  賛成です。 ◆おぐら修平 委員  賛成です。 ○せぬま剛 委員長  それでは、採決いたします。  第37号議案及び第38号議案は、可決することにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○せぬま剛 委員長  では、可決と決定をさせていただきます。  第39号議案にまいります。建物貸付に伴う貸付料権利金等免除についてです。 ◎資産管理部長 資産管理部議案説明資料の1ページをご覧ください。  第39号議案 建物貸付に伴う貸付料権利金等免除についてでございます。  本案につきましては、平成30年3月30日に大谷田一丁目団地跡活用の整備・運営事業者として、若者向けコミュニティ賃貸住宅提案者優先交渉権者に決定したところでございます。この度、事業者区条例に定める各住室面積18㎡以上の確保について協議が整ったことから、区の区分所有建物貸付料権利金保証金免除を行うものでございます。  2番の貸付を行う財産につきましては、記載のとおりとなってございます。  3番の貸付期間につきましては、本年の4月22日から2043年4月21日までの24年間を予定しておりまして、1年後の来年3月の引っ越しシーズンに合わせて、入居者入居を開始したいという事業者希望がございますので、この度、追加議案として提出させていただいたものでございます。  4番の建物貸付料等につきましては、全て免除となってございます。  契約の相手方、提案理由につきましても記載のとおりでございます。  今後の方針でございますが、地元の自治会から平成30年12月2日付で本事業早期実現に関する要望書等をいただいているところもございますので、速やかな実現を目指してまいりたいと考えているところでございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○せぬま剛 委員長  大谷田貸付です。質疑どうぞ。 ◆吉岡茂 委員  決して反対ということではないんですが、ちょっと事前説明のときから引っ掛かりが何点かありましたので、それを確認の意味でお尋ねしたいと思うんです。  まず、当初予算で3,000万円を超える修理費というか、その経費を支出しようというふうに考えている様子で、素朴な疑問として、なぜ無償なのに、区がその修理費経費を払わなくてはいけないのかというのを、まずお尋ねしたい。 ◎資産管理課長 このバルコニーサンルーム化につきましては、当初、平成30年3月にプロポーザル業者として選定した際には、この負担というのを考えてございませんでした。それ以後、区の条例に適合させるためにこの負担が出たということで、これについては、区の負担をする義務があるということで計上させていただいたものでございます。 ◆吉岡茂 委員  この話って1回、去年だったかな、議案取下げているんですよね。そのときは、その予算措置というのはなかったように記憶しているんですけれども。 ◎資産管理課長 吉岡委員おっしゃるとおりでございます。 ◆吉岡茂 委員  その経費を支払ったんだから、当然有償にすべきなのかなと素朴な疑問として思うんですけれども、プロポーザル無償をうたったからというのは、何かちょっと腑に落ちないような気がするんですね。  あと若者向けシェアハウスの募集は、住宅政策ではなくて、高齢化の進んだ地域に若い人を呼び込むまちづくりという説明を受けたように記憶しているんですが、いかがですか。 ◎資産管理課長 まず、経費負担でございますが、前回、撤回をさせていただきました議案につきましては、18㎡に届かない部屋数でございましたので、今回バルコニーサンルーム化する部分、この部分について区が負担をするということで、追加負担をするものでございます。 ◎資産管理部長 この物件につきましては、団地の1階の部分にございます。上部の部分14階まで住宅になってございますけれども、当該団地自治会からも、だいぶ高齢化も進んでいるということで、若い方が1階に入っていただければ、おまつり等もございますし、いろいろと一緒になって取り組めるような交流が生まれる機会もありますので、是非早期実現をお願いしたいというようなご希望もいただいているところでございます。そのようなことから、高齢化まちづくりにも十分資するのではないかなと今の段階で考えているところでございます。 ◆吉岡茂 委員  やっぱりちょっとわからないんですけれども、なぜ、これ資産管理課プロポーザルなのか、ちょっとよくわからないんですけれども。 ◎資産管理部長 こちら区の資産物件といたしまして、長年にわたりまして活用できていないというような空きの物件となっているところでございました。それに伴いまして、土地の所有者でありますURのほうからも、共益費等免除もいただいているところがございましたので、早く何らかの活用方法を定めなければいけなかったという状況がございました。そういうようなことから、昨年度にプロポーザル等も行いまして、活用できる案が決まったということで、資産管理部にとっては喫緊の課題であったというところでございます。 ◆吉岡茂 委員  わかりました。これ仮にきょう議決した後、停止条件付き契約というのがあるやに聞いているんですけれども、その辺はどうなっているんでしょう。 ◎資産管理部長 当然ながら、議会承認をいただけたら行っていただくという条件になってございます。 ◆吉岡茂 委員  もしこの議決後に、その契約変更など、仮にあった場合は、極端な言い方すれば、議会を欺くような形になっちゃうんだけれども、その辺は心配ないですか。 ◎資産管理部長 来年度の当初予算に計上させていただいております金額3,200万円余でございますけれども、それが変わることはないと。それ以上の経費になった場合につきましても、事業者のほうで負担をして事業をやっていきたいということを確認してございますので、設計変更等、以後については全くないということで、問題ないと考えてございます。 ◆吉岡茂 委員  それと、ちょっと話前後しちゃうかもしれませんが、何でこのようなイレギュラーな場面での議決を求めたのは、例えば、これは相手の都合なのか、それとも何かきょうやらなければいけない特別な事情が何かあったのか。 ◎資産管理部長 これから議決をいただけましたら、事業者のほうで改修工事ということで入っていただくのですけれども、改修費用に1億8,000万円ほどかかるということで、工期も必要だということで、今度、1年後の3月ぐらいが引っ越しシーズンになってまいるのですけれども、事業を円滑に進めていくためにも、その時期までに改修工事等も整えて、入居準備等も進めていきたいということで、是非この時期に議決をいただかないと厳しい状況だということで、今回、追加議案として、お願いした部分でございます。 ◆吉岡茂 委員  それと、同じ頃のプロポーザルで、大谷田第二保育園無償譲渡だったというふうに記憶しているんですけれども、そもそも何で無償貸付になったのかというのがわからないんですが、いかがですか。 ◎資産管理部長 大谷田第二保育園のことで、事実確認してございませんので、ちょっと確認させていただきたいと思います。 ◆吉岡茂 委員  それでは、あと契約終了後、足立区は解体経費負担しなくてはならないんじゃないのかなと想像するんですけれども、その辺については、どのようにお考えなんでしょう。 ◎資産管理課長 今回、建物内装については、まだ母子寮のまま残ってございますので、その部分を取り払いまして、今回、1億8,000万円をかけて内装改修工事業者が入ります。最終的に24年後でございますが、それで返ってくる場合については、原状回復という義務業者のほうで持ってございますので、全て業者負担で中身を解体するということでございます。 ◆吉岡茂 委員  それとあと事前説明の際に、共益費かな、管理費ということで年間120万円ほどかかるというご説明をいただいていて、約3,000万円近くかかるのを何となくイメージとして、印象として、先に使っちゃっただけのような印象を持ってしまうんですが、その辺の見解はどのようにお感じなんですか。 ◎資産管理課長 共益費でございますが、平成26年までは、平成23年までは文書庫としては使っていたんですが、それ以後、空き家状態であっても、共益費年間122万円お支払いさせていただいておりました。これにつきましては、監査からのご指摘を受けまして、平成26年度から空き家状態ということで、共益費については休止をしていただいておりまして、早期に使用を開始するようにということで、URから条件を付けられたものでございます。  今回、この122万円と、年1回の点検費、これを入れますと約140万円ほどの経費がかかりますが、空き家状態であると、これが24年間で約3,300万円ほどの経費がかかると。今回、バルコニーについては、3,216万円かかるということでございますので、コストメリットが24年間で出るということで考えてございます。 ◆吉岡茂 委員  わかりました。本当にちょっとわかりにくい話かなという印象はありますけれども、是非、その辺しっかりと真摯に、この件については作業を進めていただきますことを要望しまして、質問を終わります。 ◆針谷みきお 委員  私のほうは、この経過からいって、確か議会に提案して撤回したときに、ちょうどこの直前に、足立区の集合住宅建築及び管理に関する条例が定められて、それが最低生活水準として18㎡は確保するという条例が定められていたのにもかかわらず、それ以下の住宅若者向けコミュニティ賃貸住宅にするというのは、みずからつくった条例に反するようなことを、みずからがまずやってしまうというのはまずいだろうという、そういう判断のもとで、これをクリアするための手立てをとったというふうに理解しているんですが、どうでしょうか。 ◎資産管理課長 針谷委員おっしゃるとおりでございます。条例規制の対象にはございませんが、民間の事業者規制をかける区がみずから無償でお貸しした物件基準を守らないということでは、姿勢は示せないということで、今回、基準を満たす形で実現させるものでございます。 ◆針谷みきお 委員  そういう点では、非常に我々は納得できるんですが、先ほど吉岡委員質問の中の共益費の3,000万円の計算については、ちょっと端数が出たのであれなんですが、実際これを24年間貸付けることによって、ほぼそれは取り戻せると、黒字になるんだという理解でよろしいですね。 ◎資産管理課長 差引き24年間で72万円のコストメリットがとれると考えてございます。 ◆おぐら修平 委員  この貸付期間は24年間としていますが、まず、この24年間とした根拠は何でしょうか。 ◎資産管理課長 昨年度、議案を出させていただいたときは25年間でございました。その24年後というのは、URと今回の事業者JS事業者お話を3者でした結果、25年が当初は妥当であろうということでお話がございました。今回は1年遅れましたので、差引き24年後ということにさせていただいたものでございます。 ◆おぐら修平 委員  3者と話した結果ということなんですが、一方でこれ、24年ということは、大規模改修とか建て替えとか入ってくると思うんですけれども、その後も同じようなスキームで、これをこのまま活用するということでよろしいんでしょうか。 ◎資産管理課長 まず、24年の設定ございますが、まず、この事業者のほうで資金計画を立てた際に、最低24年から25年で採算がとれるということでございますので、この中から導き出したものでございます。その後については、今のところまだ検討はしてございません。 ◎資産管理部長 24年ほどたちますと、現在、築41年の建物でございますが、大体65年ぐらいになってまいりますので、上に残っているURと、どのようにその後、まだ生かしていくのかどうかも含めまして、その検討という形になるかと思います。建物残存価値ということで、どうなるかということで、その後のまた検討課題になるかなと考えております。 ◆おぐら修平 委員  まだ具体的に決まっていないということですけれども、やっぱりそれも早目に3者と協議しながら、24年という長期にわたるあれですから、中長期計画も含めて、是非計画をお願いいたします。  というのと、これも以前の総務委員会でも申し上げてきましたけれども、この若者向けコミュニティ賃貸住宅ということで、私、実は期待していまして、以前の委員会で、私の住んでいる新田の高齢者専用賃貸住宅に若手のアーティストが入りまして、そこの高齢者の方と、何かワークショップを開催したりだとか、一緒に絵を描いたりだとかしてやっているという事例を挙げながら、何か新しい良い取り組みを是非取り組んでいただきたいとか、大学との連携とか、そういうのも図って是非やっていただきたいということで要望させていただいたんですけれども、いろいろな先進事例を調査しながら、是非進めていただきたいと思いますので、これは要望で、何かまたこういうことを考えているとか何かありましたら。 ◎資産管理部長 申しわけございません。ただいまのJSのほうでも、どういったような交流事業、活用できるかということで今、鋭意検討しているということを聞いてございますので、おぐら委員からいただいたご意見等も踏まえまして、有効な活用策を今後、検討していけるように、区といたしましても、関わってまいりたいと考えております。 ○せぬま剛 委員長  他にありませんか。よろしいですか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○せぬま剛 委員長  それでは、第39号議案に関して、自民党から意見を願います。 ◆吉岡茂 委員  賛成です。 ◆たがた直昭 委員  賛成です。 ◆針谷みきお 委員  ちょっとこれについては発言したいと思うんですが、ちょうどこの時期には、足立区のいわゆるワンルームマンションであるとか、シェアハウスであるとか、重層長屋、そういう非常に劣悪な危険な住宅が次々に建てられようとして、区民の間でも、これの規制をかけて欲しいというような運動が相当あったという段階で、区がこうした、先ほど言ったような経緯で、集合住宅建築及び管理に関する条例を定めたと。それに反するようなものが出されたという、これは指摘を、実は私させていただいたんですけれども、それについては、やはり自浄能力を発揮していただいて、このようにやってもらったということについては、私は非常にいいことであるし、この辺については、近藤区政を評価したいというふうに思っていますので、これは大いに賛成です。 ◆おぐら修平 委員  賛成です。 ○せぬま剛 委員長  それでは、第39号議案は可決すべきものと決することにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○せぬま剛 委員長  では、可決すべきものと決定いたしました。 ○せぬま剛 委員長  次にその他に入ります。何かありますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○せぬま剛 委員長  それでは、お名残惜しいですが、ここで総務委員会閉会いたします。       午後1時54分閉会...