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平成29年12月15日待機児童・子どもの貧困対策調査特別委員会-12月15日-01号

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  1. 足立区議会 2017-12-15
    平成29年12月15日待機児童・子どもの貧困対策調査特別委員会-12月15日-01号


    取得元: 足立区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-16
    平成29年12月15日待機児童子ども貧困対策調査特別委員会-12月15日-01号平成29年12月15日待機児童子ども貧困対策調査特別委員会  午前9時57分開会 ○たがた直昭 委員長  全員お揃いですので、ただいまから待機児童子ども貧困対策調査特別委員会を開会いたします。 ○たがた直昭 委員長  記録署名員2名を私から指名いたします。  岡安委員西の原委員、よろしくお願いしたいと思います。 ○たがた直昭 委員長  次に、陳情の審査に移ります。  (1)27受理番号25 「子ども子育て支援新制度」実施後も、児童福祉法第24条1項を守り、すべての子どもの権利を等しく保障することを求める陳情、及び(2)27受理番号26 大規模開発マンション建設などで、子育て世帯が集中している地域に認可保育園の速やかな増設を求める陳情、以上2件を一括議題といたします。  前回は継続審査でありました。  執行機関は、何か変化がございますか。 ◎子ども家庭部長 特に変更はございません。 ○たがた直昭 委員長  特にないということであります。  それでは、質疑に入ります。何か質疑はございますか。 ◆ぬかが和子 委員  若干、情報連絡にも絡んでいることなんですけれども、補正予算のときにも明らかになったように、実際になかなか保育園の悩み、補正予算では小規模保育所、それから認証保育所ですけれども、手が挙がらないで保育園ができないということでのマイナス補正もあったわけですね。そのときに、認可保育園の新たな増設計画で吸収できるから何とかなるんじゃないかというお話だったんですけれども、その辺の見通しをお伺いしたいんですけれども。
    子ども施設整備課長 次のアクションプランの改定の中で、認証、小規模をどう位置付けていくかということは、考えていきたいというふうに思っております。認可をつくるということも当然進めていくんですけれども、やはり3歳、4歳、5歳のところの定員が、そこが過剰整備にならないようにということもありますので、駅の近いところで認証、小規模の適当な物件が出るような可能性があるのであれば、そちらのほうも合わせて考えていきたいと思っておりますけれども、いずれにしましてもその辺を加味しながら、次のアクションプランの中で位置付けを考えていきたいというふうに思っております。 ◆ぬかが和子 委員  そうすると、その次期アクションプランということで、あれは毎年のように見直ししていると思うんですけれども、いつ頃にその辺を明らかにしていくのかというのが1点と、それから、その手が挙がらないというのは、単に場所だけの問題なのかと。その辺は、どう分析されているのかお伺いします。 ◎待機児ゼロ対策担当課長 今回、平成30年2月に今、改定作業のほうを進めておりまして、その中で、子ども施設整備課長のほうからお話がありましたように認証と小規模について、その中で記載していきたいというふうに考えております。 ◆ぬかが和子 委員  もう1点。 ○たがた直昭 委員長  あと1点。 ◆ぬかが和子 委員  もう1点聞いたことをちゃんと答えていただきたいんですけれども。要は、手が挙がらないということは、単に場所の問題だけじゃないんじゃないかというふうに思っているんですね。その辺をどう分析されているのかということをお伺いしたいんですが。 ◎待機児対策室長 まだ分析の途中なので確定版ではないんですが、場所の問題も一つあるだろうと。経営上の、相手方の法人の経営上、どう見ているかという問題もあるだろうというふうに思っています。だからその辺については、こうだからというところまで、まだ分析を仕切れていないという状況です。 ◆ぬかが和子 委員  私たち認可保育園も含めてなんですけれども、本当に頑張ってやっていただきたいと思っているんだけれども、実際には、3年間で認可保育園で言えば42園、本当に手が挙がるのかという懸念をずっと持っているんですね。それは、既にもう公表されて、認可保育園をつくりますとなっている保育園、もう予定地も決まって、建設も始まっている。そういう保育園でも保育士が集まらないで苦労していて、学校回りとか今でもやっているんですよ。そういう実態の中で今後手が挙がらなくなるとか、そういう可能性というのも非常にあるんじゃないかと。そうすると、そこへの支援策ということや対策というのを考えていかなきゃいけないというように思うんですが、どうでしょうか。 ◎子ども施設整備課長 保育士の確保というのも、大きな課題には確かになっていると思っております。私ども保育士確保策、いろいろメニュー用意しておりますけれども、そういったチラシを今回も作成しまして、保育士支援策だけじゃなくて、足立区というのは、こういうまちなんですよ、衣食住含めてこういうまちなんですよと。そこで、保育士として働いてみませんかという形でリーフレットをつくりまして、今年度は、全国の保育士養成学校に送っております。そういった中で保育事業者も全国回りながら確保策に努めているということを聞いていますけれども、合わせまして、潜在保育士の活用という部分では、ハローワークと連携して、年明けに合同就職相談会などもしていきますので、そういったところで支援していきたいというふうに考えております。 ◆ぬかが和子 委員  それと、先ほどのお答えの中で、認証や小規模についても平成30年2月の改定を目指して、いろいろと、どうやっていくのかを考えていくんだというお答え。平成30年2月ということでお答えをいただいたんですけれども、私、やはり認証保育所は、きちんと増やすなり減らさないとか残すとか、そういうことをやっていく必要があるなと思っているんです。なぜならば唯一ここにいらっしゃる方、皆さんご承知のように新しい制度の中では、保育ママ小規模保育も、それから認可保育園も全部認可の枠組みなわけですよね。  そうするとそれは、悪いことではないんだけれども、調整して審査してというのをやらないと急な事態にも答えられない。そういう中で認証保育所だけは、唯一認可の枠の外にあると。そういう中で本当に急なニーズにも対応できる。ただ、これから保育園増えてきますと、認可とか認証とか小規模とかというのは、保育ママもそうだと思うんだけれども4月の当初は、定員が埋まらないという状態が当然出てくると思うんですよ。それも実は必要なことで、1年間の中で発生する保育ニーズがあって、それに答えられない。4月に全部いっぱいになっていたら、答えられない大変な事態になってしまうわけですから、そうしますと、この4月のときに一定の定員に余裕がある、そういう保育園や認可の外の認証とかというのをどう生かし残していくのかというのが非常に重要になってくるというように思っているんですね。  そういう点でいくと、認可、認証や、それから小規模保育も含めて、定員、定額制ではなくて、減額制ですよね、補助金が入る仕組みが。つまり定数が割れていれば収入が少ないということで、そして、以前は兼業がオーケーだったんですよ。ですから、4月になると子どもがぐっと減ると。認可へ移るからと。そうすると他へ働きに行くというのもありだったんです。でも今は、保育ママも含めて兼業は禁止、原則禁止になっていると。そういう中では、そこの定員、定額制じゃなくていいのかということも含めての支援策、そういうものも考えていかなきゃいけないと。認可外をどう支えていくのか。認証や認可保育園外をどう支えていくのかということで考えていかなきゃいけないんじゃないかというふうに思っているんですがどうでしょうか。 ◎子ども施設入園課長 ただいまぬかが委員おっしゃられたとおり、我々のほうとしましても認証保育所の、例えば期の途中で、月の途中で入所できたりだとか、13時間開所しているだとか、そういった区民にとって、非常に有効なというか、ニーズを吸収してくれている施設だという認識は持っております。今の4月当初の空きについては、全く私どもも同じものを同じことを同様に考えておりまして、その100%入れてしまうとそれ以降、誰も入らないということがある。  だけれども、空けておくと事業者のほうへの給付が少なくなってしまう。その辺のジレンマというのは当然あります。ただ、我々としては、やはり今空いているという状況を少しでも埋める、待機児も出ている現状ですので、そこを埋める努力をしていくのを、まず先にやらせていただきたいと思います。  例えば、小規模ママに関しては、通常の利用調整が終わった後に電話連絡をしながら、個々に対応しながら、追加の入所を促していくだとか、それから認証保育所に対しては、空き状況を本当に日替わりで更新していくだとかそういったことをして、なるべく4月の入所を上げていきたいなというふうには考えております。 ◆ぬかが和子 委員  現状では多分、それである程度機能していくと思っているんですよ。私になんかに来た相談でも指数低い方ですと、このままだと認可難しいから、もう小規模とか保育ママとかそういうほうを申し込んだらいいんじゃないかということを申し上げる場合もあるし。  ただ、冒頭に申し上げたように、42園、認可保育園が増えるという中で、その辺の在り方というのをちゃんと考えていかないといけないんじゃないかと思ったんですがどうでしょうか。 ◎子ども家庭部長 ぬかが委員おっしゃることは、私どもも認識をしております。ですので、アクションプランの改定等の中でそういったことも検討というか、研究しながら進めてまいりたいというふうに思います。 ◆ぬかが和子 委員  それと、もう一つ先ほどのお答えの中での保育士不足対策で様々な対応をしていくと、今もしているという状況だとは思っているんですけれども、やはり率直に言うと、どこもそれやっているわけですよね。みんな必死になって保育士を何とかしようと、潜在保育士も復活してもらおうとやっていると。  そうしますと、やはり北区のような方策、こういうものを考えていかなきゃいけないんじゃないかというふうに私たち思っているんですね。区は、公立保育園つくるというのは、全く考えていないというのはいつも言われているけれども、実際に北区では、この待機児不足対策で、公立保育園をつくるということを複数カ所で多くつくるということで判断をした。そうしますと、まず事業者募集の手間とかがないので、実は、時間的には早くつくれるということと、それから何よりも保育士の募集がもう10倍ぐらい殺到するというような状況があって、実は、それが一番の特効薬であろうというふうに思っていて、足立でも欠員を募集したところ、本当に多数の応募があったわけですよね。そういうことを是非、本気で、そういうことも考えていかなきゃいけないんじゃないかというように思っているんですがどうでしょうか。 ◎子ども政策課長 公立の保育園を増やすというところは、今までの流れも踏まえて、現在のところは考えておりません。保育士を公立が募集すれば非常に集まりやすいという現状はございますが、一方で、私立のほうに回る保育士を採ってしまうようなそういった現象にもなりかねないというふうに考えております。中期的、長期的な視野を持って考えていく必要があるというふうに考えております。 ◎子ども家庭部長 区内では私立の保育園の中で、非常に保育士が定着している園もございます。そういったところは、いろいろな工夫をされていて、定着を促しているという部分がありますので、そういったところも我々は、他の施設のほうにこういったやり方もありますよというようなご紹介もしながら、その保育士が定着できるような、そういった環境づくりについてもやっておりますので、今後とも努めていきたいと思います。 ◆ぬかが和子 委員  実は、いろいろな答弁いただく中で矛盾した答弁があるんですよ。一方で、他の地域からも来ていただくために、足立区に来てくださいということをやっているというわけでしょう。まさに別に足立区内だけのニーズを置くんじゃなくて、本当にそういうふうに採用するとなれば、あちこちから来るわけですよ。だから、そういうことも是非考えていただきたいと。  そして、それとともに前から申し上げていますように、認可保育園を一定数残すというのは、区でも言っているわけですよね。だけれども、公立保育園を一定数残すということを言っているんだけれども、何をどう残すかって、どのエリアにどのくらい残すのかということについては、全くこの1年以上計画や方向性出していないんですけれども、そこは検討していないんでしょうか。 ◎子ども政策課長 以前にも申し上げているところではございますけれども、この待機児がいる状況、それから様々な制度が変わっていく中で、まだ確定するべきではないというふうに考えております。ただ、公立保育園は、全体の学校につなぐ役割ですとか、地域で中心になって進めていく部分もございますので、そういったところの役割というのは、強く認識しているところですが、数等については、まだ現段階では判断する段階にないというふうに考えております。 ◆ぬかが和子 委員  しっかりと公立保育園を残していただいて、そして核として、やれるようにしていただきたいと。  それとともに、本当に私、42園というのを心配しているんですよ。今は、まだ区の土地もある。そして、いろいろな土地を区有地も使って、認可保育園つくろうということで今やっている部分は、手も挙がるんですけれども、その最後、3年目の新たに募集するところで手が挙がらなくなるんじゃないかと。やはりそういうことも捉えながら是非ちゃんと取り組んでいただきたいと要望して、質問を終わります。 ◆藤沼壮次 委員  公立保育園保育士を募集しろという話なんだけれども、これについてはいかがなものかというふうに思っているんですよね。以前、足立区も確か募集して、かなり競争率高く応募があったんですけれども、話聞いてみると、既に私立の保育園で勤めているベテランの保育士などがそっちへ受けて受験して、区の職員になっているという部分がありまして、それは、ちょっとおかしいのかなというふうに思います。区の私立保育園に勤めている人は受験させないで、外だったら受験させるというわけにはいかないだろうから、その点は、非常に慎重にしていったほうがいいと一応申し上げておきます。 ◎子ども政策課長 昨年度やはり公立保育園でも全体から見ますと、職員が足りないということで保育士を若干名募集して採用しているというところでございます。今年につきましても同様の状況でございました。公立の保育園保育士を採用するというところも周りとのバランスの中で適切な数、かなり抑えた数にしていく必要があるというふうに考えております。 ◆岡安たかし 委員  すみません、簡潔にいきます。  関連してですけれども、もう一度確認したいんですけれども、足立が目指す待機児ゼロ、待機児解消、これは何年の4月の段階を今、想定しているんですか。 ◎待機児ゼロ対策担当課長 平成32年4月の時点で、待機児ゼロを目指してやっているところでございます。 ◆岡安たかし 委員  これは、多くの区民も承知の話でして、これ延ばしたわけですよね、1年。皆さんが凄いご努力をされ工夫をされて、待機児ゼロあるいは待機児減少を目指して、ずっとやられてきて、アクションプランも事細かく改定されながら、こういう委員会でも質疑のたびに新しい開発動向ですとか新しいマンション、大規模マンションができる、そういったところも加味しているのかということに対して、しっかりそういうところも動向調査してやっていますと言って、来年は、少なくともゼロにはならないけれども、少なくなるはずですよ。それがならない。フルタイムはもう来年は解消するはずです。ならない。こういうところというのは、開発動向や新しいマンションこれできる、その辺をどういうふうに加味したのかというのは、我々委員会には、ペーパーでは出てきていないわけです。  今も凄い、例えば東エリアでいけば、北綾瀬駅近辺には、マンションいっぱい建っていますし、いずれは綾瀬駅東口駅前にも30階以上とも言われているマンションが建つんじゃないかと。更に、花畑や女子医大の関係でも住民がどんどん増えていくことも想定されている中で、そういう新しい開発動向をどういうふうに本当に加味して、32年4月待機児ゼロになるのか。本当に危惧しているところがあります。  私は、綾瀬エリアを担当している議員として、去年の話ですね。必ず来年は、少し減るはずですと言われました。減らなかったですよ、むしろ増えてしまいました。これは、非常にショックで、私ども議員は、地域でそういう説明をするわけです。来年は少し減ると言ってるからゼロには難しいけれども区も頑張っているんですよ、我々議員も頑張ります。ところが、数字で出てきたのは増えている。我々の顔も潰れちゃいますし、皆さんのご努力も、「何、言っていること全然違うじゃない」ということで、結局、努力が評価されない結果になってしまいますので、ここは、しっかりと本当にゼロ、平成32年4月ゼロを目指してやっていっていただきたいと思うんですね。  その中で所管とはやりとりして、ご承知だと思うんですけれども、いわゆる社会福祉法人が自前で土地を取得して、それで保育園を建てたいという場合、お金があれば一括で現金で買うでしょうけれども、普通は、やはり金融機関から融資を受ける。そうすると抵当がつく。抵当がついた場合は、これは、審査の対象にならないということではじかれちゃうんですね。この要綱は、世田谷区に習ってつくったという話でしたけれども、世田谷区は、そういう趣旨じゃないというような確認済みなんですね。他区他市の動向も調査して、ちょっと変えられるのかどうか検討しますという話でしたけれども、この辺は方向性としてはどうなんでしょうか。 ◎子ども施設整備課長 今おっしゃったことは、保育事業者が用意した土地、建物に抵当権がついている場合には、それを取り払う必要があるですとか審査の基準から該当しなくなってしまうというような規定があるということについて、今後どうするのかというお話だと思うんですけれども、やはり選定する段階で余りハードルを下げてしまって、保育の質が担保されないというのは問題なので、様々な基準を設けて、その中で審査をしているという状況ではございます。ただ、今おっしゃられたように、実際何というんですかね、抵当権があることが本当にそれでその保育事業者がリスクが高いということになるのかということについては、様々なところから今、検討は進めているところです。次のできましたら早い段階で公募の要綱の中でどうするかということについては、改めて検討しているということは、この場ではちょっとすみません、結論出せないんですけれども、申しわけないのですが、今、検討中ということでございます。 ◆岡安たかし 委員  そうですね。趣旨はわかります。足立の要綱、そういうのをうたった。ただ、株式会社なのか社会福祉法人なのか、これでも違うでしょうし、借りる先が本当に普通の金融、銀行ですとか信用金庫といった金融機関なのか。財団法人ですとか国の外郭団体なのか。こういったところは、しっかり立て分けて考えなきゃいけないと思うんですけれども、この点どうですか。 ◎子ども施設整備課長 おっしゃるとおりで、株式会社なのか社会福祉法人なのか、また借入れ先が民間の金融機関なのか医療福祉機構なのか、そういったところも加味して、どうしていくのかということは、改めて検討していきたいというふうに思っております。 ◆岡安たかし 委員  先ほどぬかが委員からもあったとおり、早目早目にしっかりとこの地域でもう一園、あるいはもう1カ所とか打ち出していただいて、早目早目に応募して保育士も確保していただくのは、大事だと思うんで、こういった要綱もちょっとスローペースで行くんじゃなくて、素早くしっかりと検討して改善するなら改善して、社会福祉法人なりしっかりと保育園設置が前向きに進むようにやっていただきたいと思うんですね。  それと、先ほど答弁の中であった認証の空き情報に関しても毎日更新できるようにする。これ本当に大事だと思うんですけれども、毎日という形ができるのかどうかなんですが、特に2月発表になった以降、この辺をもう1回決意のほどを。 ◎子ども施設入園課長 事業者の皆様には、実は提供していただきたいというお願いをしているんです。中には、ちょっとその辺りを仕組みをよくわかってらっしゃらない事業者もこれまでいたので、そういったところに丁寧に対応させていただきながら、いただいた情報をその日のうちにホームページで更新して、区民の皆様に提供する。そういったことを考えております。 ○たがた直昭 委員長  他に質疑なしと認めます。  それでは、各会派のご意見をお願いします。 ◆藤沼壮次 委員  引き続いて、継続でお願いします。 ◆岡安たかし 委員  継続でお願いします。 ◆ぬかが和子 委員  以前から申し上げているように採択を是非していただきたいと思います。 ◆長谷川たかこ 委員  継続でお願いします。 ◆市川おさと 委員  継続です。 ◆土屋のりこ 委員  北区の例も出されましたが、葛飾区のほうでもこの保育士不足に対しては、やはり公的に職を保証するという形で応募が殺到しているという状況もありますし、この待機児童対策保育士不足対策というのは、公的に保育士の雇用を保障するということが答えだとはっきり出ていると思いますので、この認可保育所の増設ということだけでは、手ぬるいんじゃないかと私は考えますし、公立保育所の増設ということも合わせて要望させていただいて、採択を求めます。 ○たがた直昭 委員長  それでは、これより採決を行います。  本件は、継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。       [賛成者挙手] ○たがた直昭 委員長  挙手多数であります。よって継続審査と決定をいたしました。  次に、(3)28受理番号8 都に対して子ども貧困率の調査を行うよう要請し、かつ足立区が独自で子ども貧困率の調査をするよう求める陳情を単独議題といたします。  前回は継続でありました。  執行機関、何か変化はありますか。 ◎子ども貧困対策担当部長 特に変化はございません。 ○たがた直昭 委員長  それでは質疑に移りたいと思います。  何か質疑ありますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○たがた直昭 委員長  質疑なしと認めます。  各会派のご意見をお願いしたいと思います。 ◆藤沼壮次 委員  継続でお願いします。 ◆岡安たかし 委員  継続でお願いします。 ◆ぬかが和子 委員  継続で。 ◆長谷川たかこ 委員  継続でお願いします。 ◆市川おさと 委員  継続で。 ◆土屋のりこ 委員  いつまでも継続で、何というか、塩漬けというか棚上げというんですか、というのも申しわけないなという気がするので、態度表明はっきりさせてはどうかなと考えますので、採択ということでどうかと思います。 ○たがた直昭 委員長  では、本件は、継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。       [賛成者挙手] ○たがた直昭 委員長  挙手多数であります。よって、継続審査と決定をいたしました。  続きまして、(4)受理番号24 区立あやせ保育園都立東綾瀬公園への移転に関し、周辺住民への配慮を求める陳情を単独議題といたします。  前回は継続審査であります。  また、報告事項①区立あやせ保育園都立東綾瀬公園防災トイレ南側広場への移転に関する取り組み状況についてが本陳情と関連しておりますので、合わせて執行機関より説明を求めます。  それでは、子ども家庭部長お願いします。 ◎子ども家庭部長 報告書の教育委員会と記載のございます資料をご覧いただきたいと思います。  1ページでございます。工事説明会及び意見交換会につきまして、11月18日に実施をいたしました。参加された方が11名でございます。工事を施工いたします三浦工務店と私どもが説明者として、出席をしております。  説明内容でございますけれども、工事請負業者によります新築工事概要の説明と、9月26日に住民の皆様から出されました質問、要望事項に対する区の考え方をお示しをしてございます。  9月26日に出された質問、要望事項に対する区の考え方等でございますけれども、給食等の車両の専用駐車場の設置ですとか、それから園児送迎時の自転車駐車場の対策、その他、街灯の増設ですとか、路上の監視用の防犯カメラなどの区として対応、判断、取り組めるものにつきましては、回答を差し上げております。  また、信号機の設置ですとか、公園内の遊具の増設、公衆トイレなどの改修など、東京都や警察に関する事項につきましては、協議をしている、又はこれから協議するといった内容の回答を差し上げております。具体的な回答内容につきましては、記載のとおりでございますので、お目通しいただければというふうに思います。  続いて、当日、住民の皆様から出されました主な意見と区の回答についてでございます。  まず1点目が工事車両の搬入時間についてのお問合せでございます。特に、通学路にも当たっているということから、登下校の時間を避けてほしいといったご意見がございました。これにつきましては、朝は登校が終わった以降、それから下校時については、できるだけ避けるようにということで、事業所の皆様からのご回答がございました。  また、工事に関するいろいろなトラブル等は、どこに言ったらいいのかという、苦情等はどこに言ったらいいのかというようなお話がありまして、それは請負業者、それと区としても窓口になるというお話をさせていただいております。  また、その他、これは開園した後の話になりますけれども、保護者が自動車で送迎することがないように、違法路上駐車がないようにということをちゃんとして欲しいということと、自転車が公園内とか路上に放置されないように、保育園の保護者の自転車であるということがわかるようなそういったシールを貼ったらどうかというようなご意見をいただきました。これについては、これまでも自動車の送迎については禁止ということで、保護者の皆様にお話をしておりますけれども、改めて周知をしたいということでお話をさせていただきましたし、それからシールの件については、貼っていく方向で今、検討するというふうにお話しを申し上げております。  それから、公園内の禁煙ということのご要望がありましたので、これは、東京都に伝えさせていただくというふうに回答させていただきました。  また、12月から該当の場所が使えなくなると、避難場所としては使えなくなるということになりますので、周辺の保育園、幼稚園にも知らせて欲しいというご要望をいただきました。これにつきましては、工事が始まる前、11月中に全て近隣の教育・保育施設には周知ご連絡申し上げたところでございます。  その他、現時点で降園時間、降園状況をお知らせして欲しいということで、11月27日に時刻別の公園状況を調べました。4ページに詳細はございますけれども、ピーク時が17時50分から18時の10分間が一番ピーク、自転車の送迎が一番多かったという状況でございました。これは、現園舎での調査内容でございますので、実際、移転した後の園舎ではもう少しピークの時間帯は、後ろのほうに下がるのかというふうに思っております。  今後の方針等でございますけれども、安全対策等につきましては、警察、それから東京都の協議を継続してまいりたいと思っております。  それから、公園等の要望事項がございましたので、これについても東京都にお伝えしていくということでございます。  その他、工事ですとか安全対策等の進捗状況につきましては、適宜、地元の住民の皆様に情報提供してまいりたいというふうに考えております。 ○たがた直昭 委員長  ありがとうございます。それでは、質疑に移りたいと思います。何かありますか。 ◆西の原えみ子 委員  私もこの説明会、意見交換会に参加してきました。そういう中で、本当に区の方たちが誠実に意見を聞いて、対応してくださるということを今回、本当に感じまして、良かったなと思っているんですが、ちょっとこの中でこの内容の質問、要望等の区の答えの1点目のところで、給食等のサービス車両、専用駐車場を確保してもらいたいというところなんですけれども、これを確保しますよというお答えだったんですが、これの見通しというのはいかがになっていますか。 ◎子ども施設運営課長 現在、移転地の近くの駐車場について、工事請負者が民間駐車場を今借りていますので、工事が終わった後に引き続きというか、区が新たにそこを契約する予定ですので、確保はできるというふうに考えています。 ◆西の原えみ子 委員  民間駐車場というのは、コインパーキングではなくて、その広い場所とかということですか。 ◎子ども施設運営課長 コインパーキングではありませんで、月極めの駐車場でございます。 ◆西の原えみ子 委員  やはり皆さん道路のところでとめてしまうというか、要するに毎日の給食のことなので、その辺は確実にお願いしたいということでしたので、お願いしたいと思います。  それと、工事の説明のところという問題点で、今後、工事の安全対策とか進捗状況を適宜、皆様にお知らせするということになっているんですけれども、どのような形で、適宜とはいうんですけれども、どういう形で知らせていくというふうにお考えですか。 ◎営繕管理課長 現場にてお知らせ看板、週間工程表を必ず設置をさせていただいて、その週の工事内容等を周知するようにいたします。 ◆西の原えみ子 委員  その看板というのは、1カ所で、そこだけということでしょうか。
    ◎営繕管理課長 基本的には、出入り口1カ所を今、検討しておりますが、必要に応じて、増やすことも可能と考えております。 ◆西の原えみ子 委員  やはり地域住民の方たちが凄く工事に対しての不安だとか進捗というのは、とても興味のあることだし、そういうことを払拭するためにも是非、要望があったらとは思いますけれども、わかるような形で、特に地域の住民の周辺の方たちには、もう少し丁寧な形で、例えば何かチラシのようなことだとか教えて、これはああですよということだとか、苦情が来た内容だとかということも少しお知らせするということは考えてはありませんでしょうか。 ◎営繕管理課長 特別に音が出るような工事だとか余りそういう工事は想定はされていないんですが、振動の出るような工事等につきましては、事前に周知をしたりするようにいたします。  それから、なるべく通行量の多い部分に掲示をしていくとか、掲示板形式でより多くの情報を出していきたいというふうには考えております。 ◆ぬかが和子 委員  今の関連で、ちょうど周辺というのは、UR住宅だったり、マンションだったりというのがある中で、大体どこも自治会とかあるわけですよね。そうしますと、やはり今できると決まってからは、お互いの信頼関係を強めていきたいという思いが住民の皆さんもあるわけですから、少なくとも例えば自治会とか町会ですね。そこに紙ですね。大体そういうのをやる場合もありますよね。工事予定とか今週の予定とか今月でも何か節目節目で、そういうものもお渡しして、そうすると掲示板なり何なりがあるわけですから、そういうところに掲示できるようにしてきたらいいんじゃないかと思うんですけれども、どうでしょうか。 ◎営繕管理課長 周知広くできるようにそういう部分も検討して、進めていきたいと思います。 ○たがた直昭 委員長  他に質疑ありますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○たがた直昭 委員長  質疑なしと認めます。  それでは、各会派のご意見をお願いいたします。 ◆藤沼壮次 委員  この間の委員会で土屋委員が迷惑施設みたいにやっているのは、いかがなものかという話がありましたけれども、私は、個人的にもまさにそのとおりかなというふうに思います。ただ、ここで、11月18日説明会をやって、その中で区としても検討するというのが何点かありますので、その状況というのを見る意味で継続というふうにしたいと思います。 ◆岡安たかし 委員  これまでも区は、丁寧に進めてきたと思っておりますし、今回の11月18日の説明会もしっかりと住民の皆さんの声を聞いて、それなりの対策も説明しているんじゃないかなと思います。  また、今後も住民の方に寄り添って、その都度その都度、できる範囲で努力をしていく。住民の皆さんのほうもやはり上げた拳の、お互い上がっていたらどこかで落としどころ考えなきゃいけないわけですから、主張するだけではなくて、折れるところは折れていただくという形で、もうつくると決まったわけですから、しっかりとそれに向かって、一致協力してやっていきたいと思っておりますし、住民の方も是非、理解をしていただけるように更なるご努力をお願いしたいと思います。そういう意味で継続でお願いします。 ◆ぬかが和子 委員  この陳情そのものは、保育園ができるということが決まってから出されたもので、ある意味で言うとそれは、だから別に上げた拳が下ろせないんじゃなくて、より良い環境で、本当に地域のためにプラスになるようにしていって欲しいというような思いで、先ほど西の原委員も申し上げたように、私たちも区の誠実な対応というのも認識しておりますし、また、参加した西の原委員から聞いた話で、住民の皆さんも本当により良い関係に信頼を深めていきたいと、そういうふうに思っていると、新しくできる保育園とも良い関係にするためにも、自分たちもこういう意見を出したんだという話も聞いています。そういう点では、方向としては、本当に両方がより良いものをつくろうという方向で進んでいるというふうにも認識していますけれども、引き続き、やはりこれを議論し、見守る必要があるだろうというふうに思っておりますので、継続で主張したいと思います。 ◆長谷川たかこ 委員  ご要望いただいている皆様に、引き続きの丁寧なご説明と、しっかりとその実現を今後もしていただきたいと思います。継続でお願いします。 ◆市川おさと 委員  継続なんですけれども、工事につきましては、これは、お互いさまということもありますので、仲よくやって欲しいなというふうに思います。以上です。 ◆土屋のりこ 委員  私も継続なんですけれども、区長との直接対話を希望ということもありますので、それも是非かなえてあげてはどうかなと申し添えさせていただきます。 ○たがた直昭 委員長  これより採決を行います。  本件は、継続審査とすることにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○たがた直昭 委員長  ご異議なしと認め、継続審査と決定いたしました。 ○たがた直昭 委員長  次に、4(1)報告事項につきましては、先ほど終わりましたので、次に行きます。  5その他、何かありますか。 ◆西の原えみ子 委員  2点お聞きしたいと思います。  まず1点目は、学童保育の問題です。  我が党の今回の議会の一般質問で、住区指定管理、民間含め、全ての学童指導員が現場に即した研修体制を行うべきという質問を行いました。その中の答弁で、研修は既に実施しているということだったんですけれども、私も区がいう研修ということで、このような研修予定表見させていただきましたが、       [資料を提示]  この中で、発達支援児等の理解、その対応についてとか、外国の文化や習慣の理解に求められるなど、とても凄く重要な研修をやられているなというふうには思ったんですけれども、足立区のこのある民間の学童指導員の方が、この研修に何回か参加したそうです。そうした中で、凄くこの研修ためになりましたと言っていましたけれども、加えて、今、自分がやっているこの学童の指導員のところで、凄く悩みだとかいろいろ思うことがあるんだけれども、参考になる内容をもっと学びたかったということなんですね。  だけど外部講師による研修は、物凄く得るもの多いんだけれども、上から外部指導の方がいろいろ言う中で、なかなか自分がやっていることに対して、どうすれば実践でやっていけるのかとか、どうすればもっと良い指導ができるのかというようなことが、なかなかつかめなかったということをおっしゃっているんです。  そういう中で、例えば実践でやってきた苦労などが紹介されたり、悩みだとか交流できるようなそんな研修がよかったんじゃないかなというか、そういう研修はないのかなということをちょっと言っていたんですけれども、このような指導員に対しての研修、行っていくとかそういうことを考えるということは今後どうでしょうか。 ◎住区推進課長 今、西の原委員おっしゃったとおりで、研修は毎年、改善をしながらやっているところでございます。今のご意見をまた参考にさせていただいて、なおかつ研修でもアンケートをとっていますので、そのアンケートの内容とかを参考にしながらより良い研修目指していきたいと思っています。 ◆西の原えみ子 委員  是非、指導員がより良い保育をしたい、学童をやりたいという気持ちを大事にしながら、その悩みにも添った研修というのを考えていっていただきたい。だからこの答弁のように、もう既にやっていますということではない形でお願いしたいというのを思います。  それで、実は、これは、横須賀市学童保育指導員会というところが出している総会の資料なんですけれども、       [資料を提示]  この資料の中では、本当に指導員同士が自らの実践を語りながら交流して、指導員として力量を高めていこうという継続した研修を行っているという記事がいっぱい出されているんですね。足立区でも、やはりこういう指導員たちのやる気だとかそういう思いを酌めるような形でやっていくべきではないかなというふうに思って、一緒になって指導員たちとつくっていくということの研修、これは必要なんだと思うんですが、その辺はいかがでしょう。 ◎住区推進課長 今、西の原委員おっしゃったとおりでございます。今回の質問を受けて、来年度は、そういう様々な指導員の意見交換とかするような研修も入れていきたいと思いますので、今後も研修の改善には全力で取り組んでいきたいと思っています。 ◆西の原えみ子 委員  それと合わせて、一般質問で住区センターの学童指導員は、やはりせっかく地域の住民が運営に携わりながらつくっているというところの強みを生かして、この地域でどうやって子どもたちを育てていこうかといって、父母と地域が一体となってやれる、そういう手づくりの学童というか、そういうことができる住区のよさというものをもっと生かしていくということが凄く重要なんじゃないかなという質問をしてあるんですね。  それを生かすためにも、区としても今なくなってしまっている父母会、この父母会をつくっていくという支援をまずしていってもらって、それで父母の意見だとか、住区の地域の意見だとか、指導員の意見ということで、お互いが意見を出し合いながら交流していくような、研修とも合わせてですけれども、そういう父母たちとも交流できるようなそういうものを、父母会を援助していくというような形で、立場で立ってつくっていくということもやっていくべきではないかと思うんですがいかがですか。 ◎住区推進課長 父母会は、強制してつくるのは、なかなか難しいと思います。ただ、毎年全ての学童保育室の利用者アンケート、保護者の方のアンケートを受けています。そのアンケートの内容をもとに学童保育の運営の改善を行っておりますし、あと保護者との面談も行っておりますので、そうした面談の意見とかをもとに学童保育の内容改善に努めていきたいと考えております。 ◆西の原えみ子 委員  やはり本当に学童って第二の家庭なんですよね。それで働いている親にとっては、とても大切な場所でそこを充実するということは、区としても力を入れてやっていただきたい。だからこそ今、区が言っている協創という理念にも照らして、この発展ということで、その研修も含めて、充実をということでは、是非、要望をお願いしたいと思います。  もう1点が子ども食堂についてです。12月8日の都議会の一般質問で、子ども食堂の役割や重要性について、我が党が質問したことに対して、小池都知事が「子ども食堂のような取り組みが更に進むようしっかり支援をしていく」という答弁をいたしました。その中で、今後、自治体にいろいろな指示がこれから下りてくるとは思うんですけれども、足立区でも子ども食堂の支援を更に広げていくべきと考えますがいかがでしょうか。 ◎子どもの貧困対策担当課長 東京都知事がそのようなご発言をされたということは存じております。今後どういったものが東京都のほうからメニューとして示されるのかというのは、今後も注視してまいりたいと思います。区は、これまでも側面支援、子ども食堂の側面支援を広げてきておりますが、今現在、どういった課題を持っているのかというところも把握をしながら、より良い支援を進めてまいりたいと思います。 ◆西の原えみ子 委員  そのより良い支援というところで、私も子ども食堂に関わっているんですけれども、そこの子ども食堂はやはり親が働いていて忙しい、子どもたちがいつもコンビニで買って1人で孤食ですよね。そういうことをしている子どもたちが月に1回なんだけれどもみんなで一緒に食べる。話しながら食べる。遊びながら食べるというか、栄養のバランスも考えられたそういう食事を提供しているというところでは、とても意義が大きいと思います。  それと、スタッフがもちろん地域の高齢者もそうなんですけれども、退職した教員や、今、高校生とか大学生も一応、一緒に関わってきてくださっていて、それで一緒に遊んだり勉強の話もしたりというような形で発展もしているんですね。スタッフたちに聞くと、そういう形で、本当に若い小さい子どもからお母さんたち、大学生たち、お年寄り、何か新しいコミュニティというのがそこでできているというところでは、本当に重要な場所であるなというのを本当に感じています。  スタッフたちに今、何が一番悩みですかとちょっと聞くと、やはり息長く続けていくためには、更なる支援があればいいなというのはあるそうです。もちろん、お米はここに余っています、ここに行けばこうです、ああですという情報は、もらえるんですけれども、やはりこういう都の指示を受けて、財政的な支援も含めて、いろいろ話を聞いていただきながらより良い支援というのをやっていただきたいというふうには思うんですがいかがでしょうか。 ◎子どもの貧困対策担当課長 西の原委員がおっしゃるように、子ども食堂、食の提供だけではなくて、交流ですとか、子どもたちの心を育む上での重要な居場所というふうになっております。支援の方法についても今、様々な側面支援をやっておりますが、継続していく上で、何が足りないのか、どんなことが必要なのかというのを私たちもきちんと把握しなくてはいけないというふうに思っております。まずは、その把握を先に進めて、それに対して、どういう支援ができるかというのを考えてまいりたいと思っております。 ◆西の原えみ子 委員  是非進めていただきたいと思います。  それと同時に、私、子ども食堂ってもっともっといっぱいあるかなと思ったら、足立区でそうなっているのが余りなかったかなと思って、ホームページとかを調べてみたんですが、子ども食堂で引いてもなかなか、幾つかは出てきたんですけれども、すぐ行かなかったというか、例えば、その子ども食堂に対して、ここの地域はここにあって、何曜日やっているよ、いつやっているよみたいな情報をホームページとして掲げるということを区としてやっていただけたらどうかなと思うんですよね。例えば、行政が区がこうやって載せることで、それなりの信頼があって、それこそうちのここでもやっているんだなというところで、更に信頼とか上がって活動もしやすくなっていくのかなというのがありますので、その辺ちょっとどうでしょうか。 ◎子どもの貧困対策担当課長 子どもの居場所一覧というものを青少年課のほうで今、中心となって作成をしておりまして、区の事業だけでなくて、地域の子ども食堂の情報も含めて、ホームページで公開をしておりますが、西の原委員がすぐにたどりつけなかったということは、まだまだ情報発信の仕方に課題があるのかなというふうには思っております。  ただ、ホームページだけでなくて、今、情報の一覧を支援者側、民生児童委員ですとか学校ですとかそれからスクールソーシャルワーカーやケースワーカーといった支援者側にも持っていただいておりますので、そこからのアプローチも引き続き行ってまいりたいというふうに、情報が届くように支援をしていきたいと思っております。 ○たがた直昭 委員長  よろしいですか。 ◆市川おさと 委員  今の子ども食堂のやりとりが非常に興味深く私も伺いました。都知事の答弁を受けて、子どもの貧困対策担当課長がより良い支援考えていきたいということをおっしゃいました。  その一方で、この本会議のこの間、公明党のいいくら委員の代表質問に対する答弁の中で、区長が子ども食堂のプラットホーム化、プラットホームという言葉をつかって、最重要課題と言ったかな。確か重要な課題としてやっていきたいということを、かなり今の子どもの貧困対策担当課長の答弁よりもちょっと僕の聞き方だと突っ込んだ形で答えていたのかなと思うんですけれども、この辺りの区長答弁の意味合いというのはどういう形になっているんでしょう。 ◎子どもの貧困対策担当課長 今、子ども食堂を中心に協創を進めていく中で、何かやりたい人、子ども食堂のような活動には至らないけれどもお手伝いをしたい人、そういった方がつながれるような場をつくっていきたいというふうに思っております。具体的にこれから検討して進めていくわけなのですが、目に見える形にして、手伝いたい人、食材を寄附したい人、それから活動を行っている人がつながれるような場を進めていきたいというふうに考えております。 ◆市川おさと 委員  そう、じゃあいい。 ○たがた直昭 委員長  よろしいですか。 ◆市川おさと 委員  とりあえず、これでいい。 ◆ぬかが和子 委員  先ほどの西の原委員の学童保育の質問の関係で答弁で、住区学童の父母の会という形にはそれはつくることはできないけれども、全利用者アンケートとか保護者との面談とかそういうものをやっていって、内容改善に生かしたいとそういうお答えだったわけですけれども、少し発想を変える必要があるんじゃないかと思っているんですよ。  私も学童保育の保護者だったときにやはりいろいろな事情がわかると、子どもたちのためにも学童指導員の先生ではないけれども、指導員に何か応援したいという父母の会がうちのほうはあったので、一生懸命そういう応援をしたんですよ。バックアップできるんですよ、保護者ってね。確かに働いている親だから忙しいけれども、子どものためだから力になれる。ですから、先ほどのアンケートや面談で内容改善というのは、どっちかと言ったら、意見を言う側とそれを受けて改善をする行政という感じがしてしようがないんだけれども、そうじゃなくて、そういう保護者の総意を生かし育てて、そして、学童保育の事業にプラスにさせていく。それが父母会という名前かどうか別としても、そういうまさに協創と言ったのは、そういう意味で、そういう発想で指導、援助していっていただきたいというふうに思っているんですがどうでしょうか。 ◎住区推進課長 少しずれてしまうかもしれないですけれども、今、住区センターでは、やはり児童部というのがありまして、そういう児童部が学童保育の運営とかもバックアップしています。ですからその児童部の中に当然、保護者の方も入っていますので、保護者、そして保護者以外の地域の大人が学童保育のバックアップをしているという現状がありますので、そういうところを生かして、学童保育、各住区センターの学童保育より良い運営に生かしていきたいと思っております。 ◆ぬかが和子 委員  それは、それでいいんですよ。あるのも知っているし、一生懸命やっていらっしゃるのも知っていると。私が言っているのは、子どもを預けている親だって、みんな児童部って全員が入っているわけじゃないわけですよ。親だって何かやってあげたいと思う親いっぱいいるんですよ。確かに最初は、忙しい中集まるの、休みの日に集まるのなんて話にもなるんだけれども、集まってやってみると、これいいね、楽しいね、こういうことやってあげたいねってなっていくんですよ。そういう総意を、そういう思いを生かすようなそういう立場に立って、やっていっていただきたいということですので、答弁は結構ですので、是非よろしくお願いします。 ◆岡安たかし 委員  政策経営部の情報連絡で。  大学遠足なんですけれども、これは、モデルということなんですが、今回、11月25日に行ったと。1回限りなんでしょうか。今後の方針教えてください。 ◎青少年課長 こちら今年度につきましては、クリスマス・ヴィレッジの子どもたちを対象にモデル的に試行ということで実施をさせていただきました。  今年度、更に追加でという予定はしてございませんけれども、来年度につきましては、例えばひとり親家庭のお子さんですとか、そういった普段体験機会がなかなか恵まれないような子どもたちを対象にした事業のほうも進めていきたいというふうに検討を進めているところでございます。 ◆岡安たかし 委員  そうですね。この参加者の感想4番、これだけじゃないと思いますね。この一部でさえこういう声ですから、本当にこの事業というのは、子どもたちに与える良い面での影響大きいんだなと思いますし、クリスマス・ヴィレッジの児童・生徒に対しても継続してもらいたいですし、今まさに答弁おっしゃられた、更なる拡大を図っていっていただきたいと思うんですね。  ひとり親家庭に限らず、まだいろいろこういうところはどうか、こういうところはどうかというというところにスポットライトを当てていただいて、ちょっとモデルでやっていただいて、よければ更に拡充と、こういう方向が良いと思うんですけれどもどうでしょうか。 ◎青少年課長 今回、参加をいたしました子どもたちのこちらに載せさせていただいた声以外にもアンケートをとってございまして、参加した17名のうち16名は大変楽しかったというふうに回答してくれています。あと、そう答えなかった1名につきましても意見のほうで、自然のほうがきれいだったとか、大学の建物が大きくて凄かったとか、そういうような感想を感じてもらっているところですので、こういったような事業につきましては、引き続き岡安委員おっしゃったように、様々なそういった機会が与えられるような形で、取り組み広げていく方向で進めていきたいと思っております。 ○たがた直昭 委員長  その他ありませんね。  以上を持ちまして、待機児童子ども貧困対策調査特別委員会を閉会いたします。       午前10時56分閉会...